>>298 100th MATCH キングの風格
バトルキング「遠い昔に名は捨てた」「他人はバトルキングと呼ぶ」
タフ 「お前がバトルキングか?」「ここんとこなぜかその名前をよう耳にする」
バトルキング「お前は宮沢静虎の嫡男か?」「確かに静虎の面影が・・」
「鬼龍にも似ているところが・・・」
タフ 「お前・・オトンや鬼龍のことを知っとるんか?」
バトルキング「ああ知ってる」
ヌッと間合いを詰めるバトルキング「だったらどうする」
タフ (一瞬の内に超至近距離に入ってきた)
(お互い逃げることも避けることも出来ない距離)
バトルキング「見たい」「灘神影流当主の力量を」
タフ 「なにっ」
バトルキング「見せて欲しい」
タフ 「な・・・・なめとんかあー!!」
右ストレートを打つタフ、しかし軽く払われる。
その瞬間時間が止まるような感覚に襲われる。
タフ (な・・・なんだぁ)(世界が真空になった)
(見えるもの全てが停止している)
雨の雫やハエが止まったるように見える。左の拳を放つバトルキング。
タフ (バトルキングの左の拳がハッキリ見える)(いやっ・・・)
(動いてる ゆっくりと動いている)
(拳がゆっくりと迫ってくる)(しかし避けられない)
(動けない)