夕暮れの草原。
陽は沈み、海の彼方が仄かなピンクに染まっている。
頭上を仰げば深い蒼と星々の世界。
肌寒い風が一陣吹き抜けるのを心地良さそうに目を瞑って受けとめる。
空の所々には、エア・ブレーカーと呼ばれる円形の空中発電装置が、
一定の速度で自転しながら、各々の軌道を保っている。
彼女はこの光景がお気に入りであった。
「さてと、そろそろ戻んなきゃ・・・。」
晧晧と照る満月を一瞥すると、彼女は丘の下方を見遣った。
花輪を掲げられた碑石が一つ。そこは彼女にとって特別な場所だ。
月の蒼い輝きが、碑石から驚くほど清らかな反射光となって、辺りを仄かに染めている。
とりあえず保守
あらすじ
あらすじは?
これは、あれからそう間もない話・・・
LAZY BATUSU chapter.2
〜Blue Arctic Star〜
>>1新スレ乙。なぜこっちに?w
前作の大団円&1000レス達成感動しますた。゚゚(´□`。)°゚。
あらすじ書こうかな。
「あらすじ」
遥か過去の世界、その星は惑星の衝突により消滅した。
人類はその生命の証を人工世界シミュレータ『ヴォイド・メモリー』に託す。
オリジナル世界の完全なコピーであるそのプログラム上の世界には、
悠久の時を経て、我々の世界と同じ大自然、そして人間達が生命を謳歌していた。
『イルミナティ』と呼ばれる秘術を操る部族がシステムエラーや秩序の管理にあたることにより、
人類は再びその栄華を架空の世界上に築きなおす。
しかし皮肉にも、最も重大な『エラー』がイルミナティによって引き起こされるのだった。
『イルミナティ』を導く二人の聖霊、リリスとイヴ。
双子である彼女達は数千年に渡る輪廻転生を繰り返し、
強大な魔力を持って世界中の歴史の陰で暗躍していた。
永遠の若さと予知眼を持つ巫女『リュシオン』との出会いが、
二人の感情の均衡に波紋を描く。少年の姿も併せ持つ彼女へ惹かれる二人は、
いつしか『心の共鳴』に濁りを残すこととなった。
そしてリュシオンは、運命を書き換える能力を持つ二人を次第に危険視するようになる。
そして悲劇は起こる。
リュシオンのもう一つのペルソナ『ルシル』の謀略により、イルミナティの掃討が企てられたのだ。
既に大戦で消耗していたイルミナティを組織的な謀略で貶め、フランスの山奥へと追い詰める。
リリスは力を奪われ、仲間を救いに向ったイヴは、ルシルの手違いによって人間に残虐なまでに処刑される。
その悲痛な叫びに共鳴するリリスは、百年に渡る復讐の構図を想いに誓った。
……百年後。
機械文明の発達したその国では、世界の重機工業を牛耳る巨大企業、
『黒田重工梶xが幅を利かせ、その本領たる兵器開発は度々平和を脅かすほどであった。
時に法を逸脱する行為も珍しく無い。
一方、増加、近未来化する犯罪の抑止に向けて、ある特務機関の活躍がめざましい成果を挙げ始めていた。
『レイジィバツース』。若年の少女たちによって組織された超人集団である。
『レイジィバツース』とは、聖プラティパス学園の生徒から選抜された平和の使者。
学園長である岩山が、黒田重工から盗み出したテクノロジーによって設計した平和維持機関である。
学園の生徒のほとんどが身寄りが無いのもあり、総勢三十余名の戦士に選ばれることは、生徒の憧れでもあった。
彼女たちは『レイジィスーツ』のチップ部分に脳波を共鳴させ、
因果律を操作することで肉体の限界を超えた機動力を発動させることが出来る。
その実はヴォイド・メモリープログラムへの干渉であり、
何故か『少女』であることが、システム介入の必須条件であった。
後にヴォイドメモリーの設計が関わっていることが判明するのだが……。
そして、ここから物語は始まった。
『レイジィバツース』の現リーダー、如月麻衣子。
天真爛漫、快傑な気性の持ち主である彼女は、天性とも言えるリーダー気質と天武の才に恵まれていた。
テクノロジー奪還のため日々襲いかかる黒田重工鰍フ手先をあしらう毎日。
親友の魔術使い、杞憂との息の合ったボケツッコミぷりも円熟に達したころ、
フランスの帰国子女だというある転校生が入隊する。
名をリリス。
初日に、麻衣子はリリスによっておまじないの口付けを交わされる。
彼女は一瞬にしてその妖しい魅力に心を奪われてしまう。
後に何故かリリスを敵対視するイヴが復活し、
黒田重工鰍ニ学園はともに危機にさらされることとなる。
そして二人は戦いのなかで次第に友情を超えた愛を育んでいった。
しかし、全ては神の計画。運命の青写真によって弄ばれた運命に過ぎなかった。
二人にとって痛みを伴う真実。愛を代償に謎が明かされる時が来たのだ。
リリスを苦しめる業。
それは復讐の為に禍を齎す死神と手を結んだことであった。
そう、黒田重工鰍ニの結託。イルミナティの呪文を介して因果律を操作するプログラム。
それこそが『レイジィースーツ・テクノロジー』であり、黒田重工鰍フ覇権計画であった。
だが計画は研究による事故で破綻。
イヴのクローンを大量破棄するという事態になり、リリスと岩山は企業と決裂。
世界を跨いだ特殊機関によるプロジェクトから、黒田重工兜カ字通り孤立してしまった。
※「あらすじ」です。
一方で、黒田重工鰍ヘ独自のルートで『C-ウィルス』という切り札を手にしていた。
それこそが世界を脅かす禍の種。イルミナティの怨念である『エラーコード』であった。
企業はクローン媒体である『C-TAPPA』にそれを組み込み戦闘要員として行使する。
成果は目覚しく、レイジィバツースの戦力を削ぎ作戦を成功させた。
そんな過去の罪を許しリリスを受け入れる麻衣子。
一方でまた、イヴとリュシオンも再会を果たし、凍りついてしまっていた
復讐の執念を溶かしていた。だが運命の歯車は止まらなかった。
黒田重工鰍ニ学園に迫る黒い影、劉翻と司馬伶の組織。
彼らは神獣のクローンを秘術で操り、学園を襲う。
次々と倒れていく仲間たち、イヴとリュシオンが駆け付けた頃、
リリスは既にその生命を奪われ、亡骸に伏していた。
そうした極限状態の中で麻衣子に異変が起こる。
レイジィスーツがその処理能力の限界を超えて、
因果律を自在に操作するようになり、無敵の力を得たのだ。
リュシオンと劉翻はまるでそれを予測していたかの如く、『アノーマリー』と呼んだ。
そう、全ては決定された未来の意志によって展開されていたのだった。
ヴォイド・メモリーからの信号によって導かれた運命。
覚醒した麻衣子は神獣やロストナンバーズと呼ばれる悪魔を葬ると、
未来の意志に従って『時の果つる場所』、ヴォイド・メモリーのリアクターへと赴く。
そこで麻衣子はこの仮想世界の成り立ちを知る。
そしてヴォイドメモリーはC-ウィルスの感染拡大による負荷により、
再起動の役目を彼女に託したのだったが、麻衣子はそれを拒否してしまう。
そして思いがけない行動に出た功績により、ワクチンが活性化し世界システムは正常化する。
そして彼女は自分の生きる世界である、『自分の時間軸』へと帰還を果たすが、
そこでは既に最愛の人と最愛の友人の命が奪われていた……。
疲れた…(;´Д`)ハァハァ
文が大変なことにw
あらすじは途中でやめられないから、もう一息…
世界が再び平和と未来を取り戻したなか、
いくつかの不穏な動きも蠢き始めていた。
何時の日か迎える終焉、『惑星の衝突』に向けて対抗策が練られる陰で、
終わりを待つもう一人の『アノーマリー』の存在。
そしてイヴとリュシオンが目覚めさせたイルミナティの遺産、忘却の精霊『ラヴィナス』。
さらに転生を遂げたリリスの信念による敵対。麻衣子は仲間を庇って
自らの手でリリスを殺めてしまう。輪廻を解除されたリリスが転生を遂げることはもう無かった。
麻衣子は深い哀しみと業を背負いつつ、平和を守る為に戦う道を選んだのだった…。
次は登場人物編やりまつ。
>>1さんも気がついたらヨロ。
平和の使者
『レイジィバツース』・・・学園生徒から厳選された美少女戦隊。
各々が特技に長けており、独自の作戦遂行能力を持つ。
如月 麻衣子・・・現リーダー。我流の武術に長け、戦闘センスと冷静な判断力は天下一品だが、普段は天真爛漫な娘である。
杞憂 ・・・麻衣子の親友。強力な魔法使い。ロストナンバーズとの戦いで死亡。
霧崎 伶佳 ・・・財閥の娘で天才スナイパー。狙った標的を外したことがない。前任のリーダーで、麻衣子の姉的存在。
雨崎 加奈 ・・・忍者。寡黙だかおしゃべりなんだかキャラ付けが不明瞭w
アイリス ・・・金髪碧眼の天才スーパーハカー。彼女無しのミッションコンプリートは有り得ない。
神薙 いずな・・・良家の娘で、風紀委員会。生徒会長の伶佳をなにかとライバル視するお嬢さま。武器はエネルギー状のムチ。
水無月 葵 ・・・新入隊員。右も左もわからない天然キャラ。足が速く、機動力を買われた。
他20名以上いるらしい…。
レイコ・・・レイジィバツースの主任ドクター。
岩山巌造・・・現学園長。セクハラ疑惑あり。ハゲ。
太古におりたもう平和の守護者
『イルミナティ』・・・ヴォイド・メモリーのシステム監視プログラム。
人間の容姿と人格を持ち、秘術を操って世界の歴史を操作してきたが、リリスとイヴを残して滅亡。
リリス・・・イヴと双子の姉。淡い金髪にエメラルドの瞳、悪魔の姿をしている。心臓病と麒麟との戦いで死亡。
イヴ ・・・リリスと双子の妹。ルビーのような真紅の瞳を持った天使。
神官 ・・・リリスとイヴの育ての親。正体はヴォイドメモリーの主人格プログラムであった。
ラヴィナス・・・忘却の精霊。他人の感情に共鳴、伝播することが出来る。幼女の姿と性格を与えられている。
『レイジバツース』隊員追加。
真宮寺さくら・・・『封魔の法』を操る破魔の一族。対魔属性で最強の戦闘力を発揮する。
真宮寺もも ・・・さくらの妹。イルミナティの血を引く重要な存在。神官の拠り代にもなった。未曾有の魔力を秘めている。
優子 ・・・自称天才格闘家で、レイコの妹。初期のレイジィバツースメンバーでもあった。奥義『飛龍』は最強。
無明道 弥生 ・・・無明真眼二刀の使い手。初期メンバーであり、暴走したイヴのクローンを抹殺した過去がある。戦闘力も最強クラス
銀之助 ・・・神陰一刀流の使い手。イヴと恋愛関係にあったことで弥生と敵対、後に和解する。現在は百合子と付き合っている。
雨音 雫・・・初期メンバー。暴走したイヴによって殺められるが、幽霊となってさ迷う。アノーマリーによって復活した。関西弁。
『レイジィバツース別働隊』
『アレトリオン』・・・三位一体の複合戦術で、レイジィバツースを凌ぐ機動力を発揮する。
しかし実際は、恐ろしい実験のダミー戦隊であった。
アリー・・・長女。円形の剣『ウロボロス』を操り、プライマリの発動した麻衣子と互角の戦闘を繰り広げる。
メル・・・次女。大ガマを操る。「姉者」という。
リン・・・能天気で残酷な性格。アメジストの槍を操る。語尾に☆がつく。
『アレトリオン;ロストナンバーズ』・・・『先代種族』の遺伝子を組み込まれた実験体。普段はお子さまの漫才トリオ。
黒田重工鰍フ研究事故の原因であり、その記憶を封じられていた。
三体融合時に大量の犠牲者を出すが、『アノーマリー』によって他界。
蛞野 蝓子・・・「くくく・・・」が口癖な幼女。蛞蝓に変形する。
毬野 藻子・・・「ほっしゅほっしゅ!」が口癖な幼女。毬藻に変形する。
螺野 子子・・・「ねじー」が口癖の幼女。螺子に変身する。
>前スレ住人さん
乙ですw
こっちに立てたのは、続編という性質を考慮したもので、
軌道に乗り始めたら某所で報告するつもりでした。
ぼんやりと構想を練りつつ行き当たりばったりでリレーできたらなと・・・。
uwaxa
husho
hshu
ふむ
ほう
機械を纏いし黒き趨勢
『黒田重工梶x
黒田獣騎・・・会社を束ねる若社長。野心家だが、人類の行く末を憂う側面も。
皇・マリア・リヴェラ・・・社長秘書。常に獣騎の身を案じている。
朝河百合子・・・コードネーム『リリー』。幹部でありながら麻衣子の担任教師。二つの立場で揺れている。
三上慶子・・・麻衣子に殺された婚約者の復讐を誓う。現在は和解。
敷島 京介・・・研究室長。学園長の元同僚でもある天才科学者。『獣装』という人体改造を社員に施している。性格は軽い。
課長・・・正体不明。実力未知数。
アッシュ・ド・ピエール・・・会社が雇った世界一の暗殺者。裏があるようだ。
ガーディアン・・・自律型戦闘兵器。恐るべき火力と作戦遂行能力を持ち、タイプが各種存在する。
C-TAPPA・・・戦闘プログラムに従うクローン素体。会社の基本戦力。
キメラ・・・C-TAPPA技術を応用した怪物。脅威的な破壊力を持つ。
・・・以上、漏れがありましたらご指摘願います・・。
>>35追加。
佐川修平・・・強襲課勤務。エメラルド・グリーンボアに獣装する。
獣の力を宿し新人類。
『アルファ・ブリード』・・・獣装技術を応用した戦隊。司馬伶によって指揮権を奪われるも奪還。
エンデュミオン・・・リーダー。会社に謀反を翻す。
ルナ・・・神獣を倒すほどの力を見せるが、アノーマリーの発動した麻衣子に懐柔される。
楠くるみ・・・学園生徒会書記。ネコ耳縞パン。敷島を慕っている。
プライマリ・・・
レイジィスーツ開発期にイヴの戦闘データから算出した最適化汎用プログラム。
これを入力された場合、飛躍的に隊員の戦闘能力が上昇する。
各個人の最適化プログラムも同様に呼ばれる。
アノーマリー・・・
世界を形成する『ヴォイド・メモリー』に干渉可能なシステムの挙動を指す。
リリスの魂に共鳴した麻衣子のレイジィスーツによって実現された。
因果律を操作、『想い』が現実に干渉する。
↓
プロローグ -Sky above-
「よしっ!こんなもんかな?」
スープがコトコトと煮える音。
まるでバニラクリームを泡立てたような甘く柔らかい香りが部屋を満たしていた。
ほんのりと曇った窓の向こうには、日が沈んで間も無い暗くて蒼い空と、
丘の下方に群がる街灯が星明りの如くちらついている。
霧崎伶佳は鍋にフタをすると、エプロン姿のまませわしなく時計を見遣る。
「…もう、御飯の時間には帰って来なさいって言ったのに。」
直後、バタンという開閉音が寮部屋の玄関にこだまする。
「たっだいまー!わぁ良い匂い!クリームシチューだね!!」
水無月葵は靴を脱ぎ捨てるなり、台所に上がりこむ。
「ちょっと!手を洗いなさいよ!!」
「えー、葵もうおなかペコペコだよー!」
「いーから!だったら準備手伝いなさいよ。」
「はーい。」
キュッと蛇口を捻りながら、葵は突然思い出したように伶佳を振りかえった。
「ねぇ!今夜麻衣子さんのトコに泊まりに行っていいよね!」
伶佳はスープを盛り付けながら、怪訝な表情で応える。
「またー?あんまり彼女に気を遣わせないようにね。」
「はぁーい!!」
伶佳はヤレヤレといった溜息をつきながら、葵の後姿をみつめる。
まぁなんであれ、麻衣子にとっても彼女は気を紛らわしてくれる存在であることに違い無いのだろう。
(麻衣子…。わたしに出来ることがあったらいつでも…)
「やだ、夕飯のこと忘れてた…。」
麻衣子は一人、寮への道を辿りながらこぼした。
もう辺りは街灯の優しい灯かりに包まれ、息が白く弾けている。
「しょうがない、引き返してコンビニによるかー。」
くるりと進行方向を変えながら、ふと天空に視線を投げる。
まだ微かな輝度を残すを青色が、三筋に分断された雲をひんやりと浮きあがらせていた。
上空に吹きすさぶ風が、ゆっくりとその形を変化させていく。
いつも見慣れたその光景は、決まって彼女の心象風景に不思議をもたらす。
思わず身震いしながら、コートの襟をグッと引き寄せた。
「わたし、いつか何処に還るんだろう…。」
彼女自身の希望と、最近はこれといった任務もないこともあって、
日常ではレイジィスーツを着用していない日々が続いており、
制服の隙間から入る込む寒気は如何ともし難いものだ。
道端の自販機でコーンポタージュを買って啜る。
頭をよぎる色々な考えたくないこと…。でも大切な想い出。
そのひとつひとつを暗く沈んでいく空に預けながら、
舌先の甘い感覚に溶かして行く。
「ん…。美味し……。」
彼女は何かをグッと堪え俯いたまま、また歩を刻みはじめた。
前スレの人キタ━━━(゚∀゚)━━━!
乙
hoshu
今日中に脱稿します。゚゚(´□`。)°゚。
hohu
46 :
夢見る名無しさん:03/12/22 14:28
うせろ
>>46はマルチポストのage荒らしなのでお気に為さらずにどうぞ↓
雪が振り始めた。
今夜はクリスマス・イヴ。
そんなクリスマス
そろそろ真面目にやれよw
麻衣子はコンビニのドアを開けた。
暖かく湿った空気が体を包む。
hosu
53 :
夢見る名無しさん:03/12/31 21:37
あぼぼぼーん!!!!!!!!!
__,,:::========:::,,__
...‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ ''‐...
..‐´ ゙ `‐..
/ \
.................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´ ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
.......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ .' ヽ ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
;;;;;;゙゙゙゙゙ / ゙: ゙゙゙゙゙;;;;;;
゙゙゙゙゙;;;;;;;;............ ;゙ ゙; .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;............................. ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
ノi|lli; i . .;, 、 .,, ` ; 、 .; ´ ;,il||iγ
/゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li ' ; .` .; il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
`;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `, ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
・・・!!
「夢・・・。」
続きは?
|∀・)
|∀・)<書くよ?
ドゾー
第一章 -STARLESS-
〜シティ・ゲゼルシャフト〜 AM 2:32
暗く湿った路地の狭間を縫うようにして、
星一つ無く澱んだ空が街の紅彩を不気味に反射している。
一つの人影が、通路の脇から濛々と吹き荒ぶ水蒸気を掻き分けながら、
コツコツと響く足音を漆黒の闇の中に引き摺っていた。
「……。」
人影はふと立ち止まると、白い蒸気に包まれた背後を振りかえり息を殺した。
工事用の三色のランプが、赤、紫、黄色と順に点灯し、水蒸気のスクリーンを染めている。
その人影はまた何事も無かったかのように歩を早めた。
「少し出遅れたか…。」
工業都市特有の濁った機械音が、夜の路地裏を突き刺すように吹き抜けていた。
妙に粘り気のある雨がしとしとと降り注ぎはじめると、人影はローブ状の衣装の
フードを襟口から引きだし、頭に被せる。
複雑に入り乱れたワイヤーや工業廃棄物を潜り抜けながら、
段々と狭くなっていく路地に沿って立ち止まることなく突き進む。
奇妙なエコーや得体の知れない残響を振りきるようにして、
その人物は尚歩みを進めつづける。
一刻ほど経った頃だろうか、その眼前に工業用機械の残骸や
建造物でシャットアウトされた空間が開けた。
ここは外部のノイズもほとんど遮られて届かない。
だが、明らかににそれらとは異質の音も、その耳は鋭く捉えていた。
息を潜めてはいるが、鍵爪が金属を引掻くような不協和音が
群れを成してその空間を取り囲み始めたのを感じる。
人影は一層強く降り注ぐ雨の中に俯いて、吐息混じりに呟いた。
「煉獄の沙汰を見よ、招かれざる者。」
ランプによって蒼褪めた空間が、まるで浮き水が飛び交うように光が屈折し、歪んでいく。
温度差によって生じた風と静電気が狭い空間を走査した。
突然のことだった。
四足歩行の醜悪で巨大な怪物が、人影を取り囲んでいた。
禍禍しい鍵爪を振り翳し、その4メートルはあろう巨体に似付かなスピードで
ローブの人影に一斉に襲いかかる。
人影は脅威的な跳躍で路地の壁に飛び移るが、
他の個体がすぐさまその動きを捉え、その行く手を阻んだ。
「ちっ!」
縦の空間で四方を囲まれた影は、ローブを振り解きながら
体を捻って回転させる。
「グォォォォ!!!」
怪物の咆哮が轟いた瞬間、その人影は既にそこになく、一つの個体が真っ二つに割れ
路地の下面に落下した。
残骸は青い電流を放ちながら、空間を歪めて消えていく。
その傍らにローブを脱いだ人影が降り立った。
淡い金髪とカールがかった毛先、そして深いルビーの輝きを添えた瞳。
どう見ても華奢な少女としか捉え様の無い風情だが、彼女は力強い視線で
残りの怪物達を挑発するかの如く見上げ、腰から拳銃のような武器を2丁取り出し構えた。
大きく神秘的な白さを放つニ翼が、彼女の背中に広がる。
「時間は守ることね、『アンインバイテッド』」
キタ━━━(゚∀゚)━━━!
70 :
夢見る名無しさん:04/01/30 17:45
下痢になれ!!
71 :
夢見る名無しさん:04/01/30 18:13
でたなっ!怪人ゲリ・ピッピン!!!
この仮免ライダーの直腸ブラウニー・フィンガーを受けてみろ!!!
n,,,,,,n
ミミミミミミミミ゙|:::ヽ
ミミミミミミミミヾ|;;) <糞スレずさーーーー!w (´´
ミミミミミミミミヾl|:ノG□~ (´⌒(´
〜(,,___,つ ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
73 :
夢見る名無しさん:04/01/31 22:40
|∀・)
強烈な便臭を放つ液体の中に蹲る怪物達を足蹴にする少女。
少女「ふん!必殺ブラウニー・フィンガーのお味はどう?」
???「ほう、お前が仮免ライダーか・・・。」
少女「その声は!!」
ビルの高層階から黒マントを羽織った長身の影が飛び降り、
少女の側に着地する。
男「見事だ。」
男が手を翳すと、怪物達は先ほどと同じく空間を歪めて消え去った。
少女「あなたが親玉ね。」
男「・・・仮免ライダー、ここらで出没しては我が下僕達を可愛がってくれてるそうだな。」
少女「因果律に従わない挙動は排除されるべきなのよ。」
少女は拳銃を男に構える。
男「フ・・・いいだろう、教えてやる仮免ライダー・・・・いやイヴ。」
少女「!!!」
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