鳥山明、あだち充、高橋留美子は三大少年漫画家

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883名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!
>>881
あれって一種のお家芸みたいな独自の表現方法とプラスして、
メロドラマ的な手法を突き進めまくってるんだよね。あれはあれ
で妙なリアリティを生み出してるから凄い。

ただ、その分作品同士が互いに食い合ってる部分もある。よくも
悪くもお家芸だしメロドラマだから、話が似通ってるし、陳腐だ。
それに、指摘されまくってるけどキャラのバリエーションが少なす
ぎるってのも弱点か。まぁ、これらは弱点と言うより欠点かな。
(ちなみに、キャラの表情が少ないってのは故意だと思う。)

あと、メタ的な表現方法の有無っていうのが意外に大きいと思う。
作者が作中に顔を出したり、作品中で別作品の宣伝をしたり、さ
らには登場人物がメタ的なリアクションをとったりもする。
(手元に資料無いから具体的に指摘は出来ないんだけど)
こういうのを激しく嫌う人も多いし、そこで損してる部分もあるかも。

ともあれ、あだち充は好き嫌いが激しく別れる漫画家だと思う。
上で挙げた様な理由(生理的に絵が駄目とかも)で拒否する読者
はあだち充作品のおもしろさは理解出来ないだろうし、それが良い
とも悪いとも言えない。けど、一旦彼の作品世界に慣れてしまうと
キャラの顔が同じだろうが、メロドラマだろうがパターンが同じだろ
うが、そんな事を殆ど気にせずに、素直に彼の漫画を楽しめる。

前者と後者のどちらが幸せかは一口には言えないけど、一読の
価値があるあだち漫画は何作かあるとオレは思う。(ラフとか好き