あなたの選択で展開が変化!ADVゲ−ム漫画小説Vol.2

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1前スレの1
途中の選択肢を選ぶ事で、展開が変化していくADVゲ−ム型
漫画小説です。ゲ−ムオ−バ−もあります。
普通と違うのは、台本が無い事。俺が即興で書いてます。
(選択肢を出した時点で、それぞれのおおまかな展開を決めてます。
少なくとも、俺は。)
このスレ、執筆者は4人いますが、これ以上は増えないで下さい。
枠は3人と決まってますんで。(1人は例外。)
俺は「スト−リ−テラ−」のコテハンで書いてます。
前スレ↓
http://salad.2ch.net/test/read.cgi?bbs=ymag&key=998410583

前スレではありませんでしたが、今回からコンティニュ−制を
導入しようかと思います。ゲ−ムオ−バ−になったら、その時点から
違う選択肢で続ける事が出来ます。(ただし回数は3回まで。)
よって、フラグ分岐でゲ−ムオ−バ−が確定するような展開は
ありません。少なくとも、俺は。

じゃぁ、前スレから続き書きます。
2スト−リ−テラ−:01/09/06 02:23 ID:/pjymjh6
俺はとっさに突き飛ばした。
「キャッ!」
女の短い悲鳴が聞こえる。
振り向いた俺の目に映ったのは・・・
「皆瀬!?」
そこにいたのは同じクラスの、
ポニ−テ−ルがトレ−ドマ−クである女子の皆瀬だった。
「イタタ・・・。」
皆瀬は俺に突き飛ばされて後ろに転んだらしく、尻餅をついている。
「何だ?今の声は。」
俺の家のほうから、刑事の声がする。
やばい・・・!
「あ、やっぱり麻宮くんだ。一体・・・」
「シッ!」
俺は黙れの合図をして、あわてて皆瀬の口を塞いだ。
「話は場所を変えてからしよう。」
俺の小声の誘いに、皆瀬は無言でうなづいた。

・・・しかし俺は気付いていなかった。
そんな俺たちを見ていた者がいたことに・・・・・。
3スト−リ−テラ−:01/09/06 02:33 ID:Fr3kmUgc
嫌な天気になってきた。
もともと、晴れた気分じゃなかったのに、
空はどんより曇り始めている。
俺と皆瀬は近くの公園に移動した。
広い公園で木々も多い。が、逆に木々のために
公園の中の様子は外から見えづらい。
とりあえず俺と皆瀬は

1.ベンチに座る事にした。
2.ブランコに座る事にした。
3.ジャングルジムに座ることにした。
4名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/06 08:10 ID:84XP5xiQ
>>3 1. ハトの糞だらけなので結局座らずに突っ立つ事にする
5ベルゼー編:01/09/06 16:16 ID:AMZ41FAg

      .-‐ヾ丶ヽ``ゞ.     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    /.//.\))\ソ.ヘ//   .| 物語でもあり、ゲームでもあるスレ。
   /// ミ. ""`'"┐ヽミ彡  │多くの冒険を味わわせてくれるかも。
   /  ≡ ‐- -、│-‐ .l|  │
   )///.|.ヽヾuゝ l uノ|ゝ  .│君は、キャプテン・エクセルこと麻宮 慧。
   )´ (ヾ|     》l |   │なりゆきで超人血清を打たれ、Captain America
   //|. └ ゝ  _ _ /   ∠ なみのパワーを手に入れた普通の高校生だ。
   |/ゝ _l ヽ └ − '/   .  │
   |/ |  \__/      │襲いかかるヴィラン(悪党)たちは真に迫っていて、
  /|/l.┏━━━┓├┓    │君を何時間も虜にしてくれるだろう!(誇張)
  /レ|_┛■■■.┃┐ ┣-┐ │
/ ̄ ̄┐■■■■|┗┓=コ │ さあ、ぺーじをめくりたまえ>>5
ノノノ//||| |■■■■■┃┛||||  |
                   \______________ 
6ベルゼー編ということで:01/09/06 16:16 ID:AMZ41FAg
ここまでのあらすじ
これは一世紀以上に渡るヒーローとヴィランの因縁の物語である…。
現代の日本―――。麻宮 英一(H)の息子、麻宮 慧(K)はキャプテン・
エクセルと呼ばれるスーパーヒーローにされた。そのゴタゴタでさらわれた
クラスメイト皆瀬 由佳を救うため、その元凶、モナニートーを倒すため、
エクセルと仲間たちはモナニートーのいる偽装コロッケ屋の地下へと向かった…。
仲間を次々と失いつつもエクセルはモナニートーを倒した…。
  *                 *
2001年の日本。地方都市、K市市立高校の屋上では、女の子みたいな転校生
霧崎 和馬にある重要なことを告げていた! 「君が好きだ」と!
君の心にはカミングアウトすべきかどうかの疑問が渦巻いていた…。
7ベルゼー編ということで:01/09/06 16:27 ID:AMZ41FAg
「霧崎くん…会ったばかりでなんだけど、実は僕も君のことが…」
君の返事を最後まで聞かず、霧崎はさらに言葉を続ける。

「麻宮君 ボクはスーパーヒーローが好きだ
 キャプテン・エクセルが好きだ ファナティック・フォーが好きだ
 ヤングブラッズが好きだ ワイルドドッグが好きだ
 クモ男が好きだ コウモリ男が好きだ
 肉弾戦が好きだ 超能力戦が好きだ 電子戦が好きだ
 NYで 第ニ次大戦戦地で  宇宙空間で 地下王国で
 銀河帝国で 実験室で  ガンマ炉で 南極ネオナチ基地で
 この地上で戦うありとあらゆるスーパーヒーローが大好きだ

 人質を取っていい気になっている悪党が、轟音と共に正義の鉄拳で吹き飛ばされるのが好きだ
 空中高く逃げようとした悪のミュータントが、眼からの光線でばらばらになった時など心がおどる
 悲鳴を上げて燃えさかるロボットから飛び出してきた悪の科学者を、ただのキックで肉片した時など
 胸がすくような気持ちだった
 出版社の壁を超え、足並みそろえたヒーローの横隊が敵の秘密兵器をゴミのように蹂躙するのが好きだ
 1話目で恐慌状態の新米ヒーローが、既に息絶えた敵を何度も何度も攻撃している様など感動すら覚える
 人権主義の軟弱大統領をヒーローたちが口をそろえて批判し、吊るし上げていく様などはもうたまらない
 復活した再生怪人の集団に滅茶苦茶にされるのが好きだ

必死に守るはずだった妻子が家ごと爆破され、相棒の少年が殺されていく様はとてもとても悲しいものだ
 政府に誤解され、味方のはずの警察に追いまわされ、無関係の友人が逮捕されるのが好きだ
 地球に侵攻して来る宇宙人から、害虫の様に地べたを逃げ回るのは屈辱の極みだ
 麻宮君 ボクはヒーローを、神のごときスーパーヒーロ―を望んでいる
 麻宮君 ボクのような一般市民、たいした力も持たないボク達は一体何を望んでいる?
 更なるヒーローを望むか? 情け容赦のない糞の様なヒーローを望むか?
 鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様なヒーローを望むか?」

君はすこしガッカリしつつも
1・「戦う身にもなれよ」と答える   2・とりあえず殴る
3・『ヒーロー! ヒーロー! ヒーロー!』
8銀河旋風:01/09/06 17:15 ID:WE788uro
1
9ベルゼー編ということで:01/09/06 18:38 ID:rBxqByVA
「戦う身にもなれよ。首の骨折られておっちにかけたんだぞ僕は」
「よろしい、ならば大ヒーローだ」
「いや、答えになってないじゃん…? 何?その拳」
SCHLIKK! 妙な音を立てて霧崎の拳の骨の隙間から、金属の爪が飛び出す。
「君のようなヒーローは、渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする正義の拳だ。
 だが、この21世紀、暗い闇の底で生まれる悪に対ち向かうにはただのヒーローでは
 もはや足りない!!
 大ヒーローを!!」
鉄の刃をひらめかせ、霧崎は君に襲いかかってくる…どういう仕組みか、骨と筋肉の隙間に
武器を仕込んだ超人だ! たぶんその爪はアダマンチウム製!
「君を…キャプテンエクセルを! すべてのヒーローを! ボクがこの爪で切り刻み、捏ね回し、
 混ぜ、ケミカルXを加え、そしてすべての暗黒に立ち向かうことにできる大ヒーローを生み出す!
 100の平凡ヒーローから、世界を救う唯一無ニの大ヒーローを造り上げるのだ!」
霧崎の考えを合理的と考えるか、狂っていると考えるかは君の自由だ。

それはともかく、このままでは切り裂かれる…
1・何も考えずエクセルパンチだ!    2・愛と体で説得
3・誰かが助けに来てくれそうなので、何もしない
10名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/06 18:39 ID:iuGC/lrA
なんて可哀想なスレッドだ上げてあげよう
11戦国編:01/09/06 22:46
【登場人物】
麻宮慧…主人公。源義経の息子。相手を吹き飛ばす衝撃波の能力を持つ。
綾部棗…主人公の姉。長い黒髪の美人。シールド等の空間操作能力を持つ。
弁慶…源義経の従者。50を越す年配だがその実力は今だ健在。慧と棗を現代へと運ぶ。
霧崎和真…謎の転校生。その正体は冥鳳島十六士幹部の一人。屋上で慧と棗に敗北。
炎蛇…同じく冥鳳島十六士幹部の一人で炎術使い。修行中の慧と棗を襲う。
シドー…冥鳳島十六士幹部のトップ蒙古三凶撰の一人。慧をトーナメントへと誘う。
リーク…無敵米王団のリーダー。チームメイトにライトとゲルがいる。
御堂アキラ…まだ幼さの残る美少年。果たしてその正体は?

【あらすじ】
1189年、衣川で死んだとされる源義経は実は生きていた。ところがモンゴルへと渡った
義経は、ある事情により征服者チンギスハンに命を狙われる事になる。チンギス直属の暗
殺部隊・冥鳳島十六士により追いつめられた義経はまだ幼い息子と娘を弁慶に託し、舞台
は現代へ…。16年後、成長した義経の息子・慧はその抗争に巻き込まれていくことになる
のであった。後は前スレを読んでね。
12戦国編:01/09/06 22:47
慧「どうして蒙古三凶撰に3人目はいなかったんだ?」
抽選会場へと続く廊下で、俺はこの案内役に質問を続けた。
御堂「いなかった訳ではないですね。出る必要がなかった、というのが正しいですね。」
棗「つまり、シドーともう一人がそれだけ強いってことね?」
御堂「はい、今回もおそらく優勝すると思いますよ。」
慧「くそ、ぜってえ優勝してやる!」
御堂「フフフ、その意気です。僕も応援してますよ。」
慧「コノヤロー、シドーの使い走りのくせに、心にもない事を!」
御堂「やだなあ、本当ですよ、ねぇ棗さん。」
棗「キャ!きゅ、急に触ってくるな、馬鹿者!」
御堂「はい、次からはちゃんと言ってから触りますね。」
棗「そういうことじゃない!もういい、とっとと案内しろ!」
御堂「フフ、怒った顔もかわいいなぁ。」
慧「(姉貴、こいつの前だと、キャラが違わねえか?)」
そして俺達は抽選会場の部屋へと着いた。
御堂「さあ麻宮君。クジを引いて対戦相手決めて来なよ。」

1、「自慢のくじ運で、弱いチームを当ててやるぜ。」
2、「俺くじ運悪いんだよなぁ。いきなり蒙古三凶撰とかと当たりそう…」
3、「まあ適当に、そこそこの相手と闘いてえな。」
13スト−リ−テラ−:01/09/07 03:48
ベンチに座る事にした。
適当な距離を置いて2人並んで座る。
というか、皆瀬は遠慮がちに間をとっている気がする。
「・・・あ、あのさ、昨日から麻宮君いなかったじゃない?
し、心配してたんだよ。クラスも騒いじゃって・・・。」
「あ、ああ・・・それは・・・・・。」
言葉に詰まる。
棗にはそのまま話すといったものの、
いざその時になると、どう言えばいいのかわからない。
・・・棗の言う通りだろう。
こんなバカげた話、誰も信じやしない。
何て説明すれば、俺は元の生活に戻れるんだろう・・・!?
言葉が浮かばない。

  「・・・どのみち、キミは帰る事なんて出来ないのよ・・・!?」

ふいに棗の言葉を思い出してしまった。
・・・何だよ。俺自身、そう思ってるのか・・・!?
いや、俺は認めない。俺は帰るんだ!!
「皆瀬。実は・・・・・」
14スト−リ−テラ−:01/09/07 04:02
 ゴロゴロゴロ・・・・・・
曇り空が音をたてる。
俺は真剣な目を皆瀬に向けていた。
「・・・・・え?」
皆瀬もつられて俺の方を見る。
「・・・な、何・・・?」
「実はな、俺・・・・・」
そう言いかけた時だった。
 ポツッ
雫が顔に落ちた。
「あ・・・」
おもわず上を見上げる。
 ポツッ ポツッ ポツポツッ
「雨・・・降ってきちゃったね・・・。」
皆瀬は持っていた傘を開いた。
「天気予報通りだったなぁ。傘持って出てよかった。」
「あ、あのな皆瀬・・・」
「あ・・・ゴメン、あ、麻宮くんもは、入る・・・?」
「いや皆瀬聞いてくれ!話したいことがあるんだ!」
「・・・・・え!?」
15スト−リ−テラ−:01/09/07 04:20
その時だった。
瞬間、稲光が音を立てて光った。
「―――!」
おもわず俺と皆瀬は身をすくめる。
雷・・・・? 近かったな、今のは・・・。
「――!!」
顔を上げて俺は一瞬息を飲んだ。
皆瀬の背後にたたずむ、背の高い男。
ウニのように髪を尖らせたその男の姿が
俺の目に映ったからだ。
「皆瀬・・・・・!!」
「え・・・?」
俺の視線につられて皆瀬も後ろを振り向こうとする。
「誤りだな。」
男の声が聞こえたと思った瞬間、
皆瀬は振り向きざまに腹部に男の拳を入れられていた。
「あ・・・・・」
「皆瀬!!」
16スト−リ−テラ−:01/09/07 04:42 ID:5gLhbAqA
「誤りだな、お前の行動は。今の場合、
この女に振り向かせるべきではなかった。」
倒れそうになった皆瀬を左手で支えて、男は言った。
皆瀬は気を失ったらしい。
「誤りだな。いかにも怪しい俺の姿を見つけた瞬間に、
すぐに女を俺から離すべきだった。ク・・・クククッ・・・・・!」
男は目を細めて薄笑いを浮かべる。
「な、何だよ、お前! 皆瀬に何すんだ!」
「何だ・・・か。俺に名前なんかねぇよ。あえて名乗るなら・・・
インフェルノ。それが俺の通り名だ。」
「インフェルノ・・・!?」
「ク・・・クッ、ヘッヘッ、俺はこんな女に用なんかねぇよ。
・・・クック、オメ−だよ! 麻宮慧!!」
・・・・・・・まさか
コイツ、リプゼを殺そうとしてる奴・・・・・!?
「お、お前・・・!」
まずい。
一気に身震いが戻ってきた。
17スト−リ−テラ−:01/09/07 04:55 ID:3tYw5f.g
ダメだ。
ダメだダメだダメだ!
・・・・・クソ、震えるんじゃねぇ!!
そう頭の中で思っていても、どうしても
身震いが止まらない。
「事情は聞いたろ? これも仕事なんだよ。
殺(け)すぜ・・・・・!?」
何かしねぇと・・・!
何かしねぇと・・・・・・!!
このままじゃ殺されちまう!!!
・・・・・そうだ、

1.今は全速力で逃げるしかねぇ!
2.シ−ルドってヤツが出来れば・・・!
3.奴より先に俺が能力でブッ飛ばせば・・・!
18:01/09/07 04:56 ID:3tYw5f.g
今日はここまで。
明日も多分書けるかな。
んじゃ、また今度・・・。
19名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/08 11:59 ID:wLC1uguw
野球はどうした?
20名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/08 22:51 ID:FKV6gREE
>9 3.他力本願
>12 3.妥当に
>17 2.彼女を守れ
21スト−リ−テラ−:01/09/09 04:32 ID:gVrmomSw
シ−ルドってヤツが出来れば・・・!
奴の攻撃を防げるかもしれない!!
集中だ・・・・・!
集中しろ・・・・・・!!
まだ、よく分かんねーけど、屋上での感覚を
思い出してやるしかねぇ!
あとは・・・・・タイミングだ!!
「焼けな。」
インフェルノと名乗る男は、そう言って、俺の方を睨んだ。
(・・・・・来る!!)
だが、その瞬間・・・・・!

  ボオッ

―――!!
・・・・・・・・・何!?
俺のガクランが突然、炎に包まれた・・・!
22スト−リ−テラ−:01/09/09 04:46 ID:Wo8npR86
「なっ・・・・・!!」
突然。
本当に何の前触れもなしに、突然、
俺のガクランが発火した。
すぐに俺の体を火が包み始める。
「グウゥアアァァ―――ッッ!!」
耐え切れずに地面を転げまわる。
「ハハハハ―――アッハァァ――ッ!!
Yeahhhhhhhhhhhhhhh!!」
嬉しそうに叫ぶ男。
俺は悶え苦しみながら、湿った土に体を
こする事で何とか火を消し止めた。
「ハァッ、ハァッ・・・!」
顔を上げようとした俺の目に、さっきの
男の睨んだ顔が飛び込む。
寒気を覚え、反射的に飛びのいた。
 ボウッ!
瞬間、俺のいた部分の土が燃え上がる。
これは・・・・・!?
23:01/09/09 04:47 ID:Wo8npR86
他スレで長い文章書いてたために、
今日は短くなりました。スンマセン。
んじゃ、また今度・・・。
24戦国編:01/09/09 12:14 ID:/EpcT3Gk
俺の引いたカードはD−2、一回戦の対戦相手は三槍鬼に決まった。
御堂「三槍鬼ですか、まぁ中堅レベルといった所ですね。」
慧「で、次は何だ?いきなり試合か?」
御堂「リーグDの試合は明日の昼からです。今日は外のホテルでお休み下さい。」
棗「良かった、明日の昼ね。」
慧「そうとわかりゃ、早くホテル行こうぜ。俺もう疲れたよ。」
御堂「では、僕の案内はここまでなので・・またいずれ。」
そう言うと御堂は、最後まで笑顔で駆けていった。
慧「急に現われて、急に去っていく奴だなぁ。」
棗「まあいいわ、行きましょう慧」
ホテルへと移動する俺達を見下ろす陰が二つ。
御堂「確かにおもしろそうな人達ではあるね。勝ち上がってくるかは微妙だけど」
シドー「エドーはどうした?」
御堂「あの人なら、今回もお休みじゃない。」
シドー「今回も我々二人で十分と判断したか、やれやれ。」
御堂「なんなら、僕一人でもいいですよ。」
シドー「フッ、今回はそう簡単にいかぬかも知れんぞ、ミドー。」
ミドー「かもね、兄さん。」
25戦国編:01/09/09 12:15 ID:/EpcT3Gk
大会初日の朝、俺は姉貴に朝早く起こされ、裏の雑木林にいた。
慧「なんだよ、こんな朝っぱらから、もっと寝させてくれよ。」
棗「やり残した修行よ、最低限の基礎くらいは身に付けてもらうわ。」
慧「ああ修行ね、わかったやるよ。」
自在な気の使い方、シールドの出し方、攻撃への応用
慧「そろそろ昼だぜ、姉貴、終わりにしよう。」
棗「そうね、もう少し時間があればよかったんだけど・・」
慧「大丈夫、なんとかなるって!」
?「無理だな。」
木の上に一人の男が立っていた。
慧「霧崎!お前、死んだはずじゃ・・」
霧崎「お前達二人では到底無理だ。実際に闘った俺だからわかる。」
棗「あなた、何が言いたい訳?」
霧崎「俺がお前達のチームに入る。」

1、敵の力なんか借りるか、追い返す。
2、正直、歓迎する。
3、とりあえず理由を聞く。
26:01/09/10 03:02 ID:X/hfKnVQ
>25
そう来たか。(藁
27スト−リ−テラ−:01/09/10 03:22 ID:TkGJ5BLA
「ククック―クッ・・・。何だ、見たことねーんだなぁ!
てめぇ以外の能力はあまり知らねーかぁ!?」
男は薄笑いを浮かべながら言った。
「ハァ、ハァ・・・・・!」
俺は息を切らしながら、男を凝視する。
何だ・・・!?
あの男の能力は・・・!?
火がいきなり点いた・・・!?
集中しなきゃ・・・!
コイツのほんの少しの動作にも気は緩められない・・・!
素早く反応しねぇと、やられる!
だが、それだけじゃ奴をどうにかできるわけもない。
皆瀬を取り戻す事も出来ねぇ・・・!
こっちからも攻めねぇと・・・・・!!

1.よし、素早く動き回って、間合いを詰める!
2.俺の能力ならこの遠間でも攻められる!
3.よし、今度こそシ−ルドでさばいて、後発の攻撃に賭ける!
28名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/10 04:14 ID:zMQ0YYZA
>>25 キン肉マンの友情パワーみたいなんですぐにでも仲間に引き入れたいが
立場上3.
>>27 接近戦に持ち込んでも相手に何か奥の手がありそうなので2.
今は月曜日の早朝。こんな時間に書き込んでも自分みたいなヤクザ者しか読んでくれないぞ。
29戦国編:01/09/10 10:56 ID:yj54E/dI
慧「どうゆう事だ。理由を言えよ。」
霧崎「俺の敵とお前達の敵が一致した、それだけだ。」
棗「あなたも冥鳳島十六士幹部じゃなかったっけ?」
霧崎「・・・」
棗「どう思う?慧。」
慧「ちょっと信用できねえが、まぁ戦力的には助かる、かな。」
霧崎「信用しろとは言わん、俺は俺で勝手に戦い、勝ち上がる。」
棗「わかった、いいわ。すぐに試合あるし、そこで真偽を見ましょう。」
一回戦 第七試合 三槍鬼vs麻宮T
実況「東ゲートより前大会ベスト16、三槍鬼の入場だー!」
長く鋭い槍を従えた屈強そうな男が3人現われた。
実況「対するは、西のゲートより蒙古三凶撰からの推薦、麻宮チームだぁ!」
慧「よーし、行くぞ!!」
霧崎「・・・」
棗「ていうか、なんであんたがリーダーやってんのよ。」
実況「それでは、各チーム先鋒前へ!」

1.よし霧崎、3人抜きして来い!
2.まずは姉貴のかっこいい所が見たーい!
3.あの程度の奴等、俺が一人で片付けてやる!
30ベルゼー編ということで:01/09/10 12:32 ID:9CC6bplU
>9
「麻宮くん、いまこの街は、日本は、地球は危機にさらされてるんだ。話を聞いてくれ!」
言いながら、霧崎は、腕から飛び出しナイフを、ヒザから凶悪なハサミを、肋骨の隙間から
無数の鎌を繰り出し、君をバラバラにしようと襲いかかってくる。
見ていて面白いギミックだが、悲しいかな、霧崎は肝心の運動能力はただの高校生だ。
超人の君は軽々と攻撃をかわす。隙を誘うつもりなのか、霧崎は喋るのを止めない。

「先日の戦いで、君は助かったが、キャプテンジャパニーズは過労で入院し、処刑コップは姿を消した。
そして、目覚めかけてた皆瀬のテレパシー能力も機械に吸い取られ消えた…あればヒーローの
強力な助けになっただろうに。君が手に入れたこの三人、いやモナニートーも含めて四人の力も
一晩寝ると消えてしまった…」
何でも知ってるな。
「このままじゃあダメなんだ! これではさらなる悪に立ち向かうことができない!
だからボクが君を改造して大ヒーローを…うああ!?」
突然霧崎の姿が炎に包まれる。悲鳴をあげ、彼は足を踏み外し屋上から落下していった。
「霧崎ーッ!」とりあえず手を伸ばして叫んでおく。

「お前の相手はそいつじゃない、キャプテンエクセル」
振り向くと、いつのまにそこにいたのか、給水タンクの上に人影。
「貴様を殺す順番は、俺の方が先だ。順番守らない奴はああやって、燃えて焼かれて潰れて
死ぬのさ。俺のこの復讐の炎で…な!」
「お前は…!」
黒い衣服に身を包み、顔には髑髏をかたどった不気味なマスクをつけたそいつは…
31ベルゼー編ということで:01/09/10 12:33 ID:9CC6bplU

   / ̄ ̄ ̄ ̄ヽ            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  /        | ゝ   FIRE!   | 俺の名前は「トーチ・オブ・リベンジ」!
  |  |\ W /| |   >\      ∠ 貴様に爆死させられたOKAMI NINZYAの
  ヾ.   ̄ l l  ̄.ノ  ヽ  ヽ      | ただ一人の生き残りだ!
   |;;ヽ┐   ┌/  ノ ミ (    . |

  /;;;;;;;;| | | | | |ヽ    ゞ ∩ ソ     | 俺の体内爆弾は不発だった…そのおかげで
 /;;;;;;;└──┘\   .^| |_     | 俺だけが助かることができた。そして、
/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;\;;;;;| ;;;;;;;;ヽ  /|^ ^ ^)    | 見ろ! 目覚めたこのパワー、発火能力を!
               ヾ  丿    \______________

霧崎を屋上から落下させたこの男は、かつて君の精神攻撃によって全員自爆した
はずのテロ集団の生き残りらしい。
体内の不発弾の影響か、最後のニンジャは、意のままに炎を発生させる超能力を
身につけている!
「さあ、キャプテン・エクセルに変身しろ。
 仲間の仇を、俺の怒りを、この復讐の炎で骨まで焼き焦がしてやるッ!」

変身しろと言われても、コスチューム着るだけなんだが…
1・期待に答えるべく、着替えを取りに教室へ戻る。
2・「家に帰るまでがキャプテンエクセルだッ」不意打ちエクセルパンチ。
3・雑魚その1じゃないか。めんどくさいんで他力本願。さらに助けを待ってみる。
32ベルゼー編ということで:01/09/10 12:44 ID:9CC6bplU
う〜む、何度やっても鼻のしたに空欄の1行が入ってしまう…
なにかおかしいかな?
33名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/10 16:37 ID:DWXYh2QQ
話によって霧崎の性格のギャップが笑える
34名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/10 21:27 ID:Hyby5bME
とりあえず手を伸ばして叫んでおく、って…あいかわらず薄情な主人公だな。
35名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/10 23:26 ID:Xvj.TyTs
>31
36ベルゼー編ということで:01/09/11 00:20 ID:R4IPss1Y
「変身はしない。日常がキャプテンエクセルだッ」

君のパンチが唸りを上げて、骸骨の男に繰り出される。
エクセルパンチが、みごとあばらを数本まとめて叩き折る。
エクセルソバットは肉を引き裂き、エクセルキックで壁に叩きつけ、
エクセルサブミッションで音を立てて背骨を砕く。そして
エクセルフライングで宙を舞い、エクセルボディプレスが脚を粉微塵に潰す。
エクセルフラッシュが思考能力を焼き、エクセルカッターで視神経を引き千切り
エクセルバスターで首、背骨、股を破壊し、さらにエクセルドッキング。
エクセルチョップはパンチ力。
エクセルジャンプをいつもより2倍の高さで、エクセルスピンで3倍の速さに、
エクセルダブルパンチでいつもの2倍の破壊力に…

「そこまでだ。キャプテンエクセル。あとは私たちにまかせてもらいます」
やっと誰かが止めてくれたので、君は手を休める。
37ベルゼー編ということで:01/09/11 00:37 ID:R4IPss1Y
君に復讐の憎悪を燃やしていたニンジャは、ちょっと、言葉では言い表せない状態だ。
さすがにやりすぎたか、と思うも、まあ、霧崎の仇だし。

それよりも、また新しいのが君の前に立っている。妙なコスチュームを着た、
四人組だ。
「私たちはFF(ファナティック・フォー) 倒れたキャプテンジャパニーズに代わり
西日本も警備することになりました」 四人の中で一番背の高い女が君に話しかける。
テレビによく出てくるので君は彼女らをよく知っている。元は宇宙飛行士だったが、大気圏突破に
失敗し、多量の宇宙線を浴びたことで全員が超能力を身につけたスーパーヒーローたちだ。
政府の「公認」のキャプテンジャパニーズと違い、政府「直属」で働くヒーローが彼らだ。
全員女+ショタ少年なのは科学庁長官の趣味らしい。

「私たちは狂気の2ちゃんねらー…モナニートーを逮捕する為ここに来ました。
あなたに危害を加える気はありません。その男はモナニートーの部下ですね。
こちらに渡してもらえますか?」
ミスFFこと、リーダーの綾部が(能力はゴム人間)が君に聞く…が、他の3人の様子が妙だ。
あきらかに戦闘態勢だ。

さて…
1・しこたま殴って気もすんだので、トーチオブリベンジを彼女らに引き渡す
2・政府の飼い犬どもめ! とち狂って殴りかかる
3・何か忘れてるな…そうだ、霧崎だ
38名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/11 00:56 ID:s5YWCjO6
>29 1.
>37 3.
両方ともこいつに期待
39ベルゼー編ということで:01/09/11 01:50 ID:R4IPss1Y
霧崎 和馬は奇妙な義務感に囚われている。

謎の乱入者に全身を焼き焦がされ、さらに12メートルの高さからコンクリートに叩きつけられ、
その衝撃で体内の武器が自分の内臓に食い込んだ。
彼は死ぬか? いや、死なない。
炎に焼けながらも次々と皮膚を再生し、出血した以上の血液を即座に生み出す。
そう、彼はヒーリングファクターを持ったミュータントなのだ!
焼け落ちた髪の毛もあっというまに生え揃う。服は無理だが。

「世界を救うまで、ボクは死ねない。死んでたまるか、死ぬのはヒーローと悪党だけだ!」
悲鳴を上げて逃げていく女子バレー部員を後目に、彼は指の先から単分子ワイヤーを
撃ち出し、蜘蛛のように校舎を登っていく。
「麻宮くんの1部分、小指だけでも良い。それさえあれば新しいヒーローが…生まれる
 これを使いたくはなかったけど、しかたない」
霧崎は舌の先を奥歯のスイッチへ乗せた…。
40ベルゼー編ということで:01/09/11 01:58 ID:R4IPss1Y
霧崎は彼女らFFに見つからぬよう慎重に屋上へと上がる。そして、
「麻宮くん、君はボクのものだ!」
とんでもない速さで霧崎は飛び出した!先ほどとは比べものにならない、ドラゴンボ―ル
みたいなスピードだ。
「ボクの体内には武器だけでなく、加速装置も埋めこんである。奥歯のスイッチを
押せば…このとおり!」何を言ってるかさっぱり判らないほど素早い。
防御の暇も何もなく、パンチだかキックだか、したたかに一撃をくらい、麻宮は倒れた。

「そいつを止めて! ファナティックフォー!」 FFのリーダーが声を上げる。
ゴムのように伸び、岩のように身体が変化し、全身が燃えあがり、透明化し、それぞれの
パワーを使ってFFは霧崎に跳びかかる。
「2流ヒーローに用はないよ。ボクは君だけで充分だ…麻宮くん。もらっていくぞ!」
霧崎は体を抱え上げると、爆発音を上げて姿を消した。音速の壁をぶち破ったらしい。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「逃げられた」綾部が落胆のつぶやきを漏らす。
「追わなきゃ」と、インビジブルマンことFF唯一の男、御堂。
後に残るは無駄に変身したFFメンバーと、まだ頭がフラフラする君、だけだ。

霧崎は間違えてトーチオブリベンジを持っていってしまった。

1・ハイウェイスターばりの嗅覚を使ってあとを追う
2・気分も悪いし、あとはFFの皆さんにまかせて帰る
3・とりあえずコスチュームを取りに教室へ戻る
41名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/11 02:18 ID:pP7Mdrdk
>40
42戦国編:01/09/11 02:32 ID:fOhzBBlA
霧崎「ここは俺がいこう。」
慧「まぁいいか、見せてもらうぜ、お前の実力。」
三槍鬼からは最も長い槍を携えた坊主頭が前に出る。
坊主頭「我が名は吏呈、音速槍術の使い手である。」
霧崎「お前の名と流派などどうでもいい、さっさと始めるぞ。」
実況「吏呈vs霧崎和真、始め!!」
吏呈「ほざけ小童!一分間に百発の連続突きをくらえ!!」
ババババババババババババババババババババババババ…
慧「な〜に〜、一分間に百発だとー!」
棗「すごそうで、よく聞くとすごくなさそうで、でも実はすごいのかしら・・」
吏呈「ハハハ、もう穴だらけだな、小童。」
が、霧崎の体にはかすり傷一つなかった。
霧崎「よく自分の獲物を見てみろ。」
吏呈「なに!!」
坊主頭の槍は最初の半分程の長さしかなかった。
慧「い、いつのまに?」
棗「最初の一撃時に凄い速さで槍を切断したわ。やるわね…」
吏呈「バ、バカな・・」
霧崎「ごくろうだったな、届きもしない物を一生懸命振り回して。で、まだやる気か?」
吏呈「いや・・ま、まいった。」
43戦国編:01/09/11 02:32 ID:fOhzBBlA
実況「勝者、霧崎和真!」
会場に歓声とブーイングが飛び交う。それほど、こいつは圧倒的だった。
慧「てめえ、屋上の時は、本気じゃなかったってのか!」
霧崎「さあな。」
棗「(今のもまだ全然本気じゃないわね。これほどの男がどうして・・?)」
慧「てめえばっかにいい所やらねえよ、代われ、次は俺が出る!」
一方、三槍鬼サイドでは・・
魏石「三槍鬼の名を汚す愚か者めが!」
吏呈「も、申し訳有りません。ですが、あの男ただ者では・・」
魏石「言い訳は良い!この三つ又の魏石が奴等を一網打尽にしてくれるわ!」
実況「第2試合、魏石vs麻宮慧、始め!」
魏石「最初にこのトライデントの餌食になりたいのは貴様か!」
慧「ヘヘ、修行の成果、見せてやるぜ!」

1、新必殺技、両手からエネルギー波を放った!
2、新必殺技、人差し指で人体を突いた。
3、新必殺技、頭突きをお見舞いした。
44名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/11 03:28 ID:sxGYzt7E
>>43 バロン・ゴング・バトルが好きなので1.の生体レーザー(それとも粒子ビーム?)
45ベルゼー編ということで:01/09/11 03:49 ID:RYk0C68E
あれやこれやと相談しているFFを置いて、君はコスチュームを取りに教室へ向かう。

放課後の教室にはなぜか皆瀬がいた。
「おおおおおおおお、おはよう」
皆瀬は不必要に「お」を連続させて、夕方なのに挨拶をした。
挙動不審に体のあちこちをソワソワさせ、君から視線を外して彼女は話す。
「あ、あたしはこれで帰るから…それじゃね」
ショートカットの髪をなびかせ、皆瀬は足早に教室から出ていく。

助けてやったというのに、恩知らずな態度だ。他のクラスメイトが君に冷たく接しようとも
まだ許せるが、命をかけて、首の骨を折られて一度死にかけて、救った彼女にああいう
態度を取られると非常に腹が立つ。。
せっかく目覚めたテレパシー能力を、結果的に君が吸いとって失わせてしまったから、
彼女は君を恨んでいるのかもしれない。

ま、それはともかく、君はロッカーから、日本の国旗を象徴する赤と白のコスチュームを
取り出す…。キャプテン・ジャパニーズが君に託した正義のタイツだ。

まとえば、すなわち…
46ベルゼー編ということで:01/09/11 04:02 ID:iFsINH4k
麻宮 慧はいなくなり、個人正義の象徴「キャプテン・エクセル」が誕生する!

   _ ‐ヘ|\ヾ ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
   \ゝ\ヽ.\) |. .ヽ    |  霧崎の行動は、まごころから
   <ゝ--──'-|. /┐    |  出たものかもしれない…
    ゝ  .-- 、2.|/;;| οΟ〇 だが、間違っている
     | .  ヽ=/|ヽ;l     |  彼を止めねば!
     .|(ヾ|. /  》. )l     \_____________
     | ゝ | ─- /  
    /    ヽ "ノ     すこしデザインが変わった君は、正義のため
   /   \. ̄ |      再びヒーローとして動き出す!
  /    ─-- ゞ ノ\
               1・超人嗅覚を用いて霧崎の居所を探す
               2・恩と言う字を知らない皆瀬に注意
               3・とりあえず先輩ヒーロー、FFたちに挨拶
47戦国編:01/09/11 12:23 ID:Ut7jG.Ls
俺は、両手からエネルギー波を放った!
まるでカメハメ波の様に敵に向かって飛び、見事クリーンヒットした!
魏石「うがぁ!」
三つ又の男は、腹をえぐられ、そのまま前に倒れた。
実況「勝者、麻宮慧!」
慧「みたか、これが俺の新必殺技(ネーミング募集)だ!」
霧崎「馬鹿が!」
慧「何だよ、どこに文句があるってんだ!」
霧崎「一回戦から奥の手を見せてどうする。もう通じないと思え。」
慧「えっ!?」
棗「いいわ、仕方ないわよ。うん、最後は私の出番ね。」
三槍鬼側も大将が現われる。
部瑠是「我が名は部瑠是、伝説の槍グングニルの継承者である。」
霧崎「どうやら、このおっさんは今までの二人とは違う様だな。」
慧「大丈夫かよ、姉貴!やっぱり俺が行くって!」
棗「心配いらないわ、危ないから下がってなさい、慧。」
部瑠是「先に言っておくが、私は女相手でも手加減はしないぞ。」
棗「あら、よくってよ。」
実況「第3試合、部瑠是vs綾部棗、始め!」
48戦国編:01/09/11 12:24 ID:Ut7jG.Ls
      .-‐ヾ丶ヽ``ゞ.     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    /.//.\))\ソ.ヘ//   .| この女、スキがない。
   /// ミ. ""`'"┐ヽミ彡  │だが私とて、このグングニルと共に
   /  ≡ ‐- -、│-‐ .l|  │数多くの死線を乗り越えてきた身。
   )///.|.ヽヾuゝ l uノ|ゝ  .│そう簡単には、やられはせんぞ。
   )´ (ヾ|     》l |   │
   //|. └ ゝ  _ _ /   ∠ くらえ、必殺の槍龍烈波陣!
   |/ゝ _l ヽ └ − '/   .  │この技を受け、立ち上がってきた者は皆無。
   |/ |  \__/      │どうやら勝負あった様だな。
  /|/l.┏━━━┓├┓    │勢い余って心臓を貫いてしまった。
  /レ|_┛■■■.┃┐ ┣-┐ │ 女には悪い事した。
/ ̄ ̄┐■■■■|┗┓=コ │ だが、これが真剣勝負というもの・・
ノノノ//||| |■■■■■┃┛||||  |
                   \______________
49戦国編:01/09/11 12:25 ID:Ut7jG.Ls
棗「残像よ。」
技を受けた棗の幻影は消え、部瑠是の背後に本物はいた。
部瑠是「!」
棗「終わりね、ダンディーなおじ様。」
部瑠是の首筋に、小さなナイフが置かれていた。
部瑠是「まいった、完敗だ。」
実況「勝負ありー!勝者、綾部棗!よって3−0で麻宮Tの勝利です!」
慧「よっしゃー!」
霧崎「フン、当然だ。」
部瑠是「では、またいずれ・・」
棗「試合中の独り言を直してから、出直してきなさい。」
部瑠是「ごもっとも。ほら、吏呈、魏石、帰るぞ!」
麻宮T、2回戦進出。
実況「続きまして、一回戦 第八試合・・」
棗「お、この勝者が次の相手ね。どうする、見ていく?」

1、もちろん、しっかりと見て研究する。
2、面倒くさいから、後で結果だけ教えて。
3、結果すらどうでもいい、飯食って寝よう。
50名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/11 16:04 ID:Yv7gwWkA
AAそのまんま使うのはどうかと思うぞ。少しは改変してくれよ。

あと、なんでベルゼー?
あんさぁ。寒いわ、ここ。
自己満足だったら自分のHPでやってくれ。
どーしてもやりたいなら、せめてsage進行で。
頼むわマジで。寒いし。
52:01/09/12 02:14 ID:llHNhxJE
>51
だ〜〜〜〜〜〜〜れも見てないうえで、その意見は受け止めます。
でも、数人でも、読んでる人がいるんで・・・。
っていうか、ホムペ持ってないっス。作る気もないっス。
つまらなきゃシカトしてもらって結構です。っていうか、してください。
まぁ、sage進行でってトコだけ受けときます。
5351:01/09/12 03:33 ID:nl/jOTR6
了解。そこだけでも受け取ってもらえて感謝。
54名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/12 04:39 ID:AL6jhKr.
>46 1
>49 3
55戦国編:01/09/12 18:58 ID:OH1umdrU
慧「別にいいべ、飯食って寝よう。」
棗「あんたね〜まったく」
御堂「まあまあ、彼の言う通りご飯にしましょうよ。」
慧「お、さすが、話がわかるねぇ・・ってお前!」
霧崎「ミドー!」
御堂「やあ、霧崎和真君。君が彼らについたんだね。」
霧崎「文句あるのか。」
御堂「いいんじゃない、これで少しはおもしろくなってきたからさ。」
霧崎「・・・」
慧「なんだ、お前等知り合いか。」
霧崎「貴様、こいつを知らないのか!この男はな・・」
御堂「まあまあ、話はご飯でも食べながらゆっくりと、ね。」
慧「うん、それもそうだな。」
棗「我が弟ながら、単純な奴・・」
こうして、妙な組み合わせでホテルのレストランへ行く事になった。
慧「さーて、何食おうかな?」

1、勝負に勝つ!トンカツ定食。
2、30分で完食したらタダ!超特盛り丼。
3、原点回帰!お子様ランチ。
56名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/12 21:59 ID:z19djXJ6
野球編の作者
飽きたのか
57名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/13 22:23 ID:JkWyjha2
>55 戦国なのにレストランってのもどうかと思うが。田舎雑炊でもあれば好感度アップなんだがな。
1.だ。
58:01/09/15 00:11 ID:ibZYs8kA
スンマセン、今日も書けないっス。
それだけッス・・・。
野球編はどうしたんでしょうね・・・・?
59名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/15 01:20 ID:H5Dchf.c
沈むぜ。 
60戦国編:01/09/15 10:24 ID:jpNMjZB.
1回戦を終えた慧と棗と霧崎は御堂と共にレストランに来ていた。
慧「勝負に勝つ!トンカツ定食だ。」
棗「私はAランチをお願い。」
御堂「あ、僕も同じので・・」
霧崎「俺はいらん。」
御堂「駄目ですよ、霧崎君。ちゃんと食べないと・・」
慧「そうだな、お前も勝て、トンカツ定食もう一つ!」
霧崎「ぬ・・」
棗「ねえ、御堂君。いくつか聞きたい事があるんだけど。」
御堂「はいはい、何ですか棗さん。」
棗「優勝するには、あと何回勝ち上がればいいわけ?」
慧「おお、俺もそれを知りたかった。今ベスト何くらいだ。」
霧崎「お前等、そんな事も知らずに出ていたのか・・」
御堂「出場チームは全部で32チーム。つまり2回戦の時点で…」
棗「ベスト16、あと4回勝てばいい訳ね。」
御堂「そうです。ベスト8で決勝リーグとなり、もう一度抽選があります。」
慧「ふーん、なるほどね。」
霧崎「どっちにしろ、決勝のカードは決まっている。なあ御堂。」
御堂「ハハハ…どうでしょうかねえ。じゃ僕はこれで。」
御堂はまたあっという間に去っていった。
61戦国編:01/09/15 10:25 ID:jpNMjZB.
慧「おい霧崎、決まってるって、どことどこだよ?」
霧崎「そんなこともわからんのか、おめでたい奴だ。」
棗「うちと蒙古三凶撰に決まってるでしょ。」
慧「あ、そっか。」
俺はシドーの顔を思い出した。
慧「よーし、そうと決まれば決勝まで一直線だ!」
霧崎「甘いな」
慧「甘いって、何が?」
霧崎「お前達は一つ重大な事を見逃している。」
棗「!」
慧「ま、まさか・・」
霧崎「そう、御堂の野郎、金を払わずに出て行きやがった。」
62戦国編:01/09/15 10:26 ID:jpNMjZB.
その日の夜
慧「ちょっと待てよ、何で俺がこいつと同じ部屋なんだよ!」
霧崎「それは俺のセリフだ。」
棗「しょうがないでしょ、二部屋しかないんだから・・」
慧「やだよこいつと二人きりなんて、お前、姉貴の部屋で寝ろよ。」
霧崎「貴様、たまにはいい事言うな。」
俺と霧崎の頭に鉄拳が落ちる。
棗「男のくせにごちゃごちゃ言ってないで、とっとと寝なさい!」
慧「…へい」
霧崎「…(何で俺まで)」
狭い部屋に俺と霧崎の二人きり、もちろん会話ははずまない。
この空気には耐えられなくなった俺は・・

1、「おい、トランプでもしねえか。」打ち解ける努力をした。
2、「ちょっと夜風にでもあたってくる。」外へ散歩に出た。
3、「もう、寝る。」ベットにもぐりこんだ。
63:01/09/16 04:17 ID:Scv/0FaQ
今日も書けないっス。しばらく休載しそうです。
スンマセン。(もちろん、いつも読んでくれてる人だけに言ってます。)
あと、いい加減野球編の作者は飽きたと思うので、
作者を1人募集します。さすがにもう、いないかもしれないですけど・・・。
できれば毎日書ける人がいいですね。沈まないし。
少年漫画風の話を求めます。
・・・って、ここは何かのサ−クルか?(藁
んじゃ、また今度・・・。
>33
個人的には全てのキャラクタ−が、全ての話で違うと思います。(藁
64名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:01/09/16 23:14 ID:KyQWx9a2
>>62 2.
sageてろってんだ。こんな長文を上に持ってくるな。トップが重くなるだろうが。ヴォケが。
66戦国編:01/09/17 01:03 ID:qjxhWk6E
慧「ちょっと夜風にでもあたってくる。」
この空気には耐えられなくなった俺は外へ散歩に出ることにした。
外には満天の星空が一面に広がっている。
今まで見た事もないくらい最高の星空だった。
ここはいったい何処なのだろうか?
ただホテルとその傍の木々で完全に見渡せない事を不満に思った。
少し歩いた所に小高い丘を見つけた俺はそこに上る事に決めた。
あそこなら、周り全部見渡せそうだ。
丘に上がるには小さな山道の様な所を通らなければならなかった。
思ったより険しく、少し息が切れそうになる。
ふと前を見ると、道の脇でしゃがみ込んでいる人を見つけた。
慧「大丈夫っすか?」
その人はビックリした様に、あわてて顔を上げる。
?「いえ、靴のヒモが切れてしまって…あの」
透き通る様な綺麗な声が返ってきた。
暗くてよく見えなかったが、どうやら女性の様だ。同い年くらいか?
慧「あんた一人?危ないっすよ、こんな遅くにさぁ。」
?「はい、でも一番眺めのいい所で星を見たくて・・」
慧「ハハ、俺と同じだ。一緒に行きます?俺のサンダル貸すよ。」
?「え、だめです。貴方の履く物がなくなるわ。」
67戦国編:01/09/17 01:04 ID:qjxhWk6E
慧「俺はいいって、ほら。」
?「う、うん、ありがとう。」
彼女はブカブカのサンダルを履き、立ち上がった。
俺は彼女と一緒に丘のてっぺんを目指した。
慧「なあ名前なんての?俺は・・」
?「あ、私あなた知ってます。今日見てました。麻宮慧君だよね。」
慧「うん、そう!マジすか!すっげー!」
?「私は卑与(ひよ)と言います。よろしく。」
慧「ヒヨか、よろしく。」
卑与「あ、頂上見えたよ。」
慧「お、ホントだ!よーし一番乗り!」
卑与「あーずるい、待って!」
それはまるで宇宙に放り出された様な感じだった。
さえぎる物は何もない。圧倒的な星の海。
慧「すっげー!」
卑与「今にも星が降って来そうだね。」
俺は丘の上で大の字に寝転んだ。
卑与もその隣で座り込む。
そうして、ずっとそのままでいた。
68戦国編:01/09/17 01:07 ID:qjxhWk6E
卑与「…ックシュン!」
どれくらい経っただろうか。卑与のくしゃみで気が付いた。
慧「そろそろ、行く?」
卑与「うん。」
少しの間でも、戦いの事を忘れられたのが嬉しかった。
二人で山道を降りる。また来たいと思った。
卑与「明日もまた、行きたいね。」
慧「あ、ああ、そっすね」
同じ事を考えていてくれた事が、少し嬉しかった。
その時だ、激しい衝撃が俺の背中を襲う。俺は訳も分からず倒される。
カジノヒコ「女王様を連れさらうとは、この悪党め!」
卑与「カジノヒコ!違うわ、その人は・・」
カジノヒコ「ご無事でなによりです。女王様、さあ戻りましょう。」
卑与「離して、離しなさい、カジノヒコ!」
駄目だ、完全にやられて体も動きそうにない。
俺は薄れていく記憶の中で・・

1、卑与のことを思った。
2、明日の試合のことを思った。
3、御堂のツケを自分が払ったことを思い出した。
69ベルゼー編ということで

   _ ‐ヘ|\ヾ ヘ       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 
   \ゝ\ヽ.\) |. .ヽ     |  疲れて、時間もないんで
   <ゝ--──'-|. /┐   ...|  もうやめます。
    ゝ  .-- 、2.|/;;|    <
     | .  ヽ=/|ヽ;l     |  機会あれば↓で会いましょう
     .|(ヾ|. /  》. )l     \_____________
     | ゝ | ─- /  
    /    ヽ "ノ       「漫画を描きたいと思うのですが。」スレ
   /   \. ̄ |   http://saki.2ch.net/test/read.cgi?bbs=entrance&key=998548686
  /    ─-- ゞ ノ\