【2次】漫画SS総合スレへようこそpart36【創作】

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432オーガの鳴く頃に:2006/04/11(火) 01:45:25 ID:44+G18X60

トンッ!!!

『今の圭一』の耳に何かが地面に落ちた音が入ってくる。
入ってきた音は重くて・・・。そして低くて・・・。
一見、その音を聞いただけじゃ、何が何だか解らない音だ。
しかし、音だけではわからないその正体もすぐに知る事になる。
そう、子供の頃のレナのこの一言で。
「あははは〜!!見て見て〜〜!!これなら良いよね☆」
彼女は笑いながら『今の圭一』に話しかけてくる。
いや、実際は『言葉だけ』が笑っているのかもしれない。

なぜなら・・・・。

「私も圭一君だよ〜☆だから怒らないよね〜☆あはははははーー!!」
子供の頃のレナは切り落とした『子供の頃の自分(圭一)の頭部』を被ったからである。
しかも後頭部から頭を入れた為、上下逆さまの状態で・・・。
433作者の都合により名無しです:2006/04/11(火) 01:45:57 ID:7ihG8X1O0
投稿規制かな?
30レスは新記録じゃないか?w
434オーガの鳴く頃に:2006/04/11(火) 01:46:50 ID:HVaSYove0
現在時刻:午後??:?? 場所:通学路?

「な、なにやってるんだよ・・・・。」
「ほえ?何って・・・・。これなら圭一君は私を怒れないよね?」
レナだから圭一に怒られているので、自分も圭一になれば怒られずに済むと思い込んだ少女の凶行。
それを含めた善悪の区別のつかない彼女の行動の数々は、遂に『今の圭一』の最後の砦を崩し始める。

そう・・、正気という名の砦を・・。

「・・・・。返せ・・。」
「へっ?何が☆」
「頭だよ!!俺の・・・!!『俺の頭』を返せ!!!レナーーー!!!!」
とうとう正気を保てなくなった『今の圭一』は、人が変わったように叫び散らしながら、
『奪われた子供の頃の圭一の頭部』を取り返そうといきり立って彼女がかぶっているモノを鷲掴みする!!
「うわ〜〜!!やめて!!頭が!!頭が取れちゃうよ☆止めてよ〜〜!!圭一君☆」
一方の子供の頃のレナも、怒られないために必要だと思い込んでいる『子供の頃の圭一の頭部』
を盗られまいと、小さな血に塗れた両手で必死に抵抗する。
一見、遠目から見れば仲の良い兄弟のお遊びにも見えるが、近くに寄れば一転。
その光景たるやこの世のものとは思えない。
燃えさかる家を眼前にして、互いに人の頭を取り合う青年と少女。
これを地獄と言って、ほかに何を地獄と言えるのだろうか。
【頭を返せ!!頭を返せ!!頭を返せ!!頭を返せ!!頭を返せ!!】
これが一分間に百は言い放たれるであろう――この光景を。
「うるせえ!!これは『俺の頭』だ!!!『俺の頭』なんだよ!!!」
「うう・・。痛い!!痛いよ!!取れちゃう!!レナの頭も取れちゃ・・・・・・。」

ゴキ!!

この甲高い音と共に、しばらく取っ組み合っていた両者の均衡が突然崩れ始める。
なぜなら突如としてこの音が辺りに響いた直後、『今の圭一』抵抗していた子供の頃のレナの言葉が途切れたからだ。
すると同時に『今の圭一』の猛攻を抑えていた両手が力無く下に・・・。
435オーガの鳴く頃に:2006/04/11(火) 01:48:18 ID:HVaSYove0
突然の状況の変化に『今の圭一』の動きがピタッと止まる。
そして『今の圭一』が次の言葉を投げかけようとした瞬間、『上下逆さまな子供の頃の自分(圭一)の頭部』は
突然ゆっくりと左方向に回転し始めた。

まるで『今の圭一』が言った言葉―――「俺の頭を返せ!!!」に呼応したように・・。

「うわ!!」
動き始めた『子供の頃の自分(圭一)の頭部』を見て、『今の圭一』は思わずその手を離してしまう。
するとゆっくりだったはずの回転速度が徐々に・・・。

グジャッ!!ゴキゴキゴキ!!!

左方向に回転しようとする度に、それを被っている子供の頃のレナの首の骨がゆっくりと折れていく。

ゴキ・・・、ゴキュゴキュゴキュゴキュ!!

しばらくして180度回転し終わった『逆さまだった子供の頃の圭一の頭部』は”普通の人間と同じ頭の位置”に戻る。
――――子供の頃のレナの頭部と引き換えに。
「れ・・な・・・?」
そう呟きながら、『今の圭一』は『子供の頃の圭一の口』から茶色い髪が生えている事に気付く。
「う・・、わわわ・・・。」
読者の方々もお分かりだろう。
『子供の頃の圭一の頭部』を被った子供の頃のレナがどうなったのか。

そう―――――――――――

”今度は子供の頃のレナが『逆さま』になったのだ。”
436オーガの鳴く頃に:2006/04/11(火) 01:49:32 ID:HVaSYove0
<一日目・その9-(7) 『前原圭一』の帰宅途中の出来事7>
現在時刻:午後??:?? 場所:通学路?

燃えさかる赤(炎)を背景にして起こった『4つの惨劇』。
元は一般人である青年の中に『閉じ込められていた記憶の再生』のはずだった。
いや、本当は『唯の帰宅途中』に起こった出来事。
閉じ込められた記憶の再生が起こるはずが無い。
当然、目の前の出来事を真実か、それとも夢かと判断するべく手段は彼には無い。
つまり、この出来事が進む中では青年は無能である。
抗う事も出来ない。
それでも物語は進んでいく。
青年の理解と正気を一気に奪い去る形で。
昔の自分の存在が目の前で消える形で。
昔から知っているはずの少女が『逆さま』になる形で。
―――物語は進んでいく。

語っている私も、これが登場人物にとっての現実なのか、夢なのかが解らないまま。
―――物語は進んでいく。

物語が進むから、二つの仮面を被った何者かはゆっくりと『今の圭一』に近づいてくる。
『子供の頃の自分(圭一)』の頭部と、『逆さま』になった昔から知っているはずの少女(レナ)の仮面を被って。
今までの惨劇を考えると、『今の圭一』がこの場にいるのは危険である。
しかし抗う事すら許されていない彼は、その場から離れるための許可書を持たない。
別に体が逃げることを拒絶している訳ではない。
恐怖に彩られたわけでもない。
ただ、所詮は物語の一部でしかない彼は、この場から離れる事の出来ない設定だからだ。
そう・・・、二つの仮面を被った何者かが描いた物語通り。

でも、二つの仮面を被った何者かは、長く話し込むつもりは無いらしい。
なぜなら『今の圭一』の目の前まで来た何者かの瞳がそう言っているからだ。
きっと、先に起こった『4つの惨劇』で伝えたい事は伝えたのだろう。
437オーガの鳴く頃に:2006/04/11(火) 01:50:20 ID:HVaSYove0
―――『大きくなった前原圭一』に・・。
438作者の都合により名無しです:2006/04/11(火) 01:53:51 ID:7ihG8X1O0
また連投規制にはまってるのかな?
439オーガの鳴く頃に:2006/04/11(火) 01:54:27 ID:HVaSYove0
もう一度言おう。
伝えたい事は伝えた。二つの仮面を被った何者かは。
だから、ただ一言。
伝えたい事は行動で示したから、一言だけ言った。
―――二つの仮面を被った何者かは『仮面の声』でこう言った。
二つの仮面を被った何者かは、圭一の耳元でそっと言った・・・。
昔から知っているはずの少女の声で。

――・・・・う・そ・つ・き・・・。

この言葉は聞くと同時に、圭一の顔が万力で締め付けられるような表情に変身する。
そんな彼の表情を見て、『子供の頃の自分(圭一)』の顔―――二つの仮面を被った何者かは満足げな表情を浮かべる。
自分自身の満足げな顔のはずなのに、酷い嫌悪感と悲しみに襲われる圭一。

そして・・・、燃えさかる赤(炎)をバックに、子供の頃の自分の顔が違う誰かの顔に変わっていく。
決して悪寒のするような音は出さず。
燃えさかる赤(炎)の音も一切出さず。
――これは、二つの仮面を被った何物かが演じた物語が終焉を迎えるためだ。
やはりエンディングは静かな方が良い。余韻も残る。

だから静かだ。
今までのように存在感がある音もたてず。
子供の頃の自分の顔が違う誰かに変化しても。

きっとこれが最後の変化だ。
『前原圭一』の帰宅途中の出来事において最後の変化
440439の最初に、現在時刻:午後??:?? 場所:通学路? を忘れた:2006/04/11(火) 01:55:38 ID:HVaSYove0

「あれ・・・?アンタは・・・。」
『今の圭一』は子供の頃の自分の顔が違う誰かに変わること以上に、その変わった顔に異常な興味を示す。
それもそのはず、子供の頃の自分の顔が変化した誰かは、彼が知っている顔だからだ。
「アンタはさっきの・・・・。」
そう、この燃えさかる家に来るまでに遭った、たった一人の人間。
『気味が悪い』というレッテルを、圭一の心うちで内緒に貼った『一風変わった少年』だ。
「アンタがこれを・・・・!!」
圭一は目の前の人物の正体を認識した途端、食って掛かるような言動で言葉を紡ぎ始める。
先程まで、自分が物語に翻弄されていた登場人物だとは露知らず。
いや、まだ二つの仮面を被った何者か―――――『一風変わった少年』の物語は閉幕していない。
だから前原圭一はまだ踊っている。
彼が『気味が悪い』というレッテルを貼ったのも、『一風変わった少年』にとっては思惑通りかもしれない。
そして『一風変わった少年』は、主演の人形である圭一に、それを証明するかのような笑みを浮かべると、
圭一達の目の前で燃えている家の壁に自身の顔を宛がい始める。
「うっ・・・・。」
異常性のある『一風変わった少年』の行動を目の当たりにして、圭一は軽い嗚咽を洩らす。
しかし彼の嗚咽以外、辺りから音は一切聞こえてこない。
肉が焼ける音や、家が燃えている音もだ。
そう、あくまで無駄な音は邪魔なのだ。
この惨劇の作者である『一風変わった少年』にとって。
だから、この物語の主演を演じている前原圭一の音以外は聞こえてこない。
自身の顔を炎に宛がうのをやめて、『一風変わった少年』の顔がだんだん『水ぶくれに埋め尽くされていく』過程の音も。
「うわああああああ〜〜!!!」
”本当”に気味が悪くなった『水ぶくれに埋め尽くされた少年』の顔見て、思わず圭一は悲鳴を上げる。
441オーガの鳴く頃に:2006/04/11(火) 01:56:25 ID:HVaSYove0

必要とされる音が辺りに響く。

圭一の悲鳴が辺りに響く。

そんな全く隙だらけな圭一に対して、『水ぶくれに埋め尽くされた少年』が次にとった行動
―――物語の終章は、地面に落ちている鉄製のシャベルで、圭一の息の根を止める事だった。
「や、やめろーーー!!!!」
まるで勇次郎に襲われているかのようなスピードで、彼の頭は先程の『子供の頃の自分』のように割られていく。
しかし、圭一の断末魔が辺りに響く事はない。

―――エンディングは静かなものに限るからだ。
442作者の都合により名無しです:2006/04/11(火) 02:00:20 ID:7ihG8X1O0
む?また連投規制かな?じゃあ支援
でも、しぇきさんどうしたの?
443オーガの鳴く頃に:2006/04/11(火) 02:00:23 ID:HVaSYove0
長いです。意味が解らないです。
でも、最終的には意味がわかる話しになります。しぇきです。

内定が取れたので、前よりかは速いペースで投稿できるかと。

>152さん、153さん、154さん、ふら〜りさん
レンタル家族の元ネタはエヴァンゲリオンです。
レンタル家族とエヴァで察してください。
説明すると、本分より長くなるのでw

>438さん
すいません。ラジオ聞いてました。

444作者の都合により名無しです:2006/04/11(火) 02:05:10 ID:7ihG8X1O0
お疲れ様です、しぇきさん。あと内定おめでとうございます!
今回はすっごい大作になりましたね。
正直、3回5回に分けてもよいかと思いましたがw

最初の勇次郎の37人の生徒への先生振りから、
圭一精神世界の葛藤のシリアスな展開になりましたね。
エンディングは静かに限る、というのが最終的なゴールへの布石かな?

でも、もーちょっと次は少なめにしてね。
バレさんも天プレ作る人も困ると思うw
俺はリアルタイムで読んだからいいけど、流石にこの分量一気読みは…
445オーガの鳴く頃に:2006/04/11(火) 02:08:47 ID:HVaSYove0
久しぶりの感想。(一行になるのは申し訳ないです)

>サマサさん
仕事とSSの両立には頭が下がります。
スパロボで言うと48話でしょうか?
それにしてもグレイト達がwジャイアンたちのロボット描写も見れたので、後は量産型グランゾンのビジュアルが知りたいw

>ミドリさん
原作も終了してしまいましたが、こっちのホムンクルスはこれからが本領発揮っぽいですね。
最終的なアテナの立ち回りが非常に気になりますが、ある意味水戸黄門的な存在が
事態を一気に終息してくれそうですね。

>ハイデッカさん
雰囲気的にもうすぐ終わりそう?
本当にラストが気になる話です。火あぶり時には慶次はどういう風になるのでしょうか?
あの女忍者の時みたいな反応になるのか?
フランス軍を含めて、一人で戦って散るのか?どうなる?
446オーガの鳴く頃に:2006/04/11(火) 02:18:00 ID:HVaSYove0
>444さん
読んでいただいて有難うございます。
まあ・・・。長いですね。スイマセン。
個人的には一度に投下したかった内容なので。

後、ここまで投稿で来たからいえます。
このSSはサイコホラーです。(になるような力量があるといいなあ〜)

感想続き。
>ユルさん
仗助の心理描写が物凄いですね。
そういえば、JOJOの母親はリサリサ以外はろくな目に遭ってないですねw
続きを楽しみにしています。

>487さん
ヘルシングものですか!!
血の描写が非常に多い原作ですが、やはりこのSSもそんな猟奇的な感じに?
個人的にはセラス大活躍を希望w

>ふら〜りさん
完結お疲れ様です。
パタリロがちゃっかりカーズを撃破して・・・・。
最後は・・・。
力を求めるアーネが悪いのか、原作の作者が悪いのかw
元のかの世に戻って欲しいです。(ちなみに原作は最初しか読んでないです終わっていたらスイマセン)
447オーガの鳴く頃に:2006/04/11(火) 02:27:13 ID:Zyy9HQ3L0
>一真さん
正に原作どおり!!題名で既にやられました!
ええ、大人になってもジャンプは大切ですよ。
なぜなら私のルーチンワークの1つだからw

>銀杏丸さん
なるほど、黄金時代はセイヤ達のことだったんですね。
てっきりメイオウ編のゴールドセイント達かとw
いや、むしろここまでゴールドセイントたちの話を作っておいて、
最後にセイヤ達を持ってくる構成の素晴らしさが物凄いです。
新作をお待ちしています。お疲れ様でした。

>フルメタルウルフズさん
ポン太君大活躍w
いや〜、このギャップの差が溜まりません。
宗介も、椿と戦った時のように格闘の素晴らしさに目覚めたみたいですし。
「十二王方牌大車輪・・か」
餓狼伝キャラでもGガンが?
448オーガの鳴く頃に:2006/04/11(火) 02:33:54 ID:Zyy9HQ3L0
>全力全開さん
魔法少女とドラえもんのコラボとは!!
一見、魔法とドラえもんって合いそうですが、
キャラ的に合うのが少ないですよね。
だから優しい+丸っぽいキャラ?雰囲気みたいのがある奴が必須に感じて
いましたが、まさかなのはから来るとは!!続きを楽しみにしています。

>鬼のワルツさん
原作では行くところまで行っていますが、やはり1つの戦闘が心に残るのが
バキの本来の持ち味。ライダーまで出てきたのは以外ですが、
よく考えたら、バキが勇次郎とまともに戦うにはライダークラスにならないと無理な気が・・。
はっ!!もしや最終的にはバキも・・・。

>サナダムシさん
加藤が超カッコイイ!!
これなら裏の世界で行けなくてもいい気がしてきます。
でも、やっぱり加藤は勇次郎―――いや、バキ超えが目標なのかな?
今は女性を守る加藤ですが、最終的にはきっと独歩戦までは行きそうな雰囲気を感じます。
449オーガの鳴く頃に:2006/04/11(火) 02:46:35 ID:Zyy9HQ3L0
>邪神?さん(そういえば、いつも?を忘れてましたスイマセン)
テイルズの戦闘SSには、テイルズ好きとしては非常に嬉しいです。
魔法の描写が難しそうですが、それ以上にキャラ全てを目立たせながら
戦闘を展開していくのは凄く、面白いです。
今はスペック戦が熱いですが、サールイン戦は物凄い戦闘になりそうですね。
キャラが多くて大変でしょうが、頑張ってください。

>NBさん
黒い思惑が原罪の扉といった話ですね。
これからどう転ぶか全く解りませんが、どっちにしてもバットエンドは明らかで・・。
結末がわかっていても気になってしまいます。
後、シンディが無駄に可愛いのは使用でしょうか?

これで全部かな・・・?
次はフリーザ野球軍を投稿します。
では失礼・・・。
450作者の都合により名無しです:2006/04/11(火) 18:15:31 ID:MuHOlthI0
お疲れ様です。長いですけど、話の流れ的に確かに
一度に投下したくなるのもわかる気がします。

最初は学園コメディだったんですけど、主人公とヒロインを中心に
闇が広がっていってますね。いまや最初のアットホームな雰囲気はどこへやら。
圭一が恐怖に壊れていく様が恐ろしいです。勇次郎はこれからどう絡むのかな?
451テンプレ1:2006/04/11(火) 18:56:52 ID:MuHOlthI0
【2次】漫画SS総合スレへようこそpart37【創作】


元ネタはバキ・男塾・JOJOなどの熱い漢系漫画から
ドラえもんやドラゴンボールなど国民的有名漫画まで
「なんでもあり」です。

元々は「バキ死刑囚編」ネタから始まったこのスレですが、
現在は漫画ネタ全般を扱うSS総合スレになっています。
色々なキャラクターの新しい話を、みんなで創り上げていきませんか?

◇◇◇新しいネタ・SS職人は随時募集中!!◇◇◇
SS職人さんは常時、大歓迎です。
普段想像しているものを、思う存分表現してください。

過去スレはまとめサイト、現在の連載作品は>>2以降テンプレで。

前スレ  
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1142597112/
まとめサイト
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/index.htm
452テンプレ2:2006/04/11(火) 18:57:50 ID:MuHOlthI0
ほぼ連載開始順 ( )内は作者名 リンク先は第一話がほとんど

ディオの世界 (殺助氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-long/dio/01.htm
虹のかなた (ミドリ氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-long/niji/01.htm
オムニバスSSの広場 (バレ氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-short/bare/16.htm
忍者の証 (青ぴー氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-long/ninjya/01.htm
北の果てより (パオ氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-short/kita/01.htm
AnotherAttraction BC (NB氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-long/aabc/1-1.htm
上・ドラえもん のび太の超機神大戦 下・ネオ・ヴェネツィアの日々(サマサ氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-long/tyo-kisin/00/01.htm
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-short/samasa/05.htm
上・それゆけフリーザ野球軍 下・オーガが鳴く頃に (しぇき氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-long/ballgame/01/01.htm
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-long/nakukoro/01.htm
ドラえもん のび太の天聖道士 (うみにん氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-long/tennsei/01.htm
453テンプレ3:2006/04/11(火) 19:00:22 ID:MuHOlthI0
フルメタルウルブス! (名無しさん)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-short/fullmetal/01.htm
聖少女風流記 (ハイデッカ氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-long/seisyoujyo/01.htm
影抜忍者出歯亀ネゴロ (スターダスト氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-long/negoro/01.htm
やさぐれ獅子 (サナダムシ氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-long/yasagure/1/01.htm
殺人黙示録カマイタチ (見てた人氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-long/kama/0-01.htm
鬼と人とのワルツ (名無しさん)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-short/zz-extra/22.htm
Der Freischuts〜狩人達の宴〜 (487氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-short/487/03-01.htm
Standing on the Edge of Summer (ユル氏)
 http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-short/yuru/08-1.htm
シルバーソウルって英訳するとちょっと格好いい (一真氏)
http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-short/kazuma/01.htm
ドラえもんのび太とリリカルマジカル全力全開!〜魔法少女リリカルなのはTS〜 (全力全開氏)
http://ss-master.sakura.ne.jp/baki/ss-short/fullpower/00.htm

454テンプラ屋:2006/04/11(火) 19:02:06 ID:MuHOlthI0
チロルさんが1月18日より、ゲロさんが2月2日より連絡取れていない為、
テンプレから外れました。ご連絡お待ちしております。
パオ氏2月19日より連絡ありません。今回はセーフですが、このままだと
次スレで外れてしまいます。至急更新かご連絡を。

個人的にゲロさんがテンプレから外れるのがショック。大ファンなので
是非ご一報お待ちしております。

あと、すいませんここ最近タイトル長い作品多すぎますw
特に全力全開氏、半角にしないと一行にまとまんねっすw

455殺人黙示録カマイタチ:2006/04/11(火) 19:35:33 ID:6uHzHkuJ0
scene39 伊藤開司【十三】

「意外だな……」
 カイジは、小さな声で呟いた。
「何がですか?」
 それを受け、只野は疑問の表情を浮かべる。
「犯人役が、凶器をそんなに堂々と持ち歩いていた事、だよ。いくらなんでも迂闊に過ぎる。
 もし、ボディーチェックでも行われていたら、どうするつもりだったんだ……?」
「ああ、そんな事ですか。これはね、信頼の証ですよ」
「信頼の、証?」
「そうです。いつでも犯行に利用できるよう、このペンションには、各所に凶器が隠してありました。
 カイジくん……あなたが三号室に行った時に、探偵たちの隙を見て、幾つか懐に忍ばせておいたんです。
 あなたなら、きっと、私の残した手がかりをすべて拾い、犯人を指摘してくれると思っていましたからね」
「なるほど……俺の『告発』は予想通り、って訳か」
「そういうことになります。さて……どう料理してあげましょうか」
 只野は悪魔の微笑を浮かべながら、アイスピックをタクトのように振るってみせる。
「そうそう。参考までに、一つ教えておいてあげましょう……
 このアイスピックには、先端部分に抽出されたニコチンがたっぷりと塗られています。
 一刺し……いえ、掠っただけで、命はないものと思ってくださいね……?」
 只野は余裕を見せつけるように、ゆっくりとカイジに向かって歩を進める。
 確かに、生命の奪い合いという観点から見れば……只野とカイジでは比較になろう筈もない。
 身体能力の差。戦闘経験の差。どちらも圧倒的にして致命的。正面から戦えば、勝ち目は限りなくゼロに近いだろう。
 だが、それでも。じっと只野を見据えるカイジの瞳からは、負の感情は一切感じられなかった。
 利根川の時と同じだ……そう、カイジは思う。本性を露にした只野からは、勝利を確信した者の驕りが見て取れた。
(まだこちらにも、勝機は充分残されている……
 頑強なダムが、ほんの小さな亀裂からいとも容易く決壊するように……
 奴の心の内にある『油断』と言う名の亀裂から、突破口を開いてみせる……!)
「いい目ですね……覇気に満ち溢れています。ですが、気迫だけでは人は殺せない」
 只野はカイジの目前にまで迫っていた。カイジは瞬きする間も惜しんで、その一挙手一投足を警戒する。
(今、この瞬間だけでいい……! 恐怖心を、克服するんだ……!)
 カイジはこれから行動を起こさんとする興奮を、気配を気取られぬように、息を押し殺す。
456殺人黙示録カマイタチ:2006/04/11(火) 19:37:15 ID:6uHzHkuJ0
「さあ……どうしま」
(今だ……!)
 慎重に只野との間合いを計っていたカイジが、千載一遇のチャンスとばかりに動いたのは
 只野が前方にアイスピックをかざしたまま『どうしました』の『し』の言葉を発音しようとした――正にその瞬間だった。
 風を切る音と同時に、カイジの腕が、鞭のように撓る。
 それは時間にして、コンマ数秒の攻防。
 下から掬い上げるように振られたカイジの腕が、只野の手に握られていたアイスピックを奪い取った。
(封じた……! 敵の切り札……一撃必殺の凶器を……!)
 しかし、敵もさるもの。小さく舌打ちをして、すぐさま後方に飛び退き、距離を取る。
「やはりあなた、只者じゃあないですね……悉く、私の作戦を台無しにしてくれます」
「油断したな……形勢逆転、だ……!」
 カイジはにやりと笑い、アイスピックを構えた。
 そのまま、摺り足でじりじりと間合いを詰めてゆく。
「さて……それはどうでしょう?」
 カイジにつられるようにして、只野もにやりと笑う。
 そして。懐から、おもむろにトカレフを取り出し……銃口を、カイジへと向けた。
「と、飛び道具かよっ……!?」
 カイジは動揺しながらも、持ち前の状況判断能力を遺憾なく発揮していた。
 只野がトカレフを取り出し、引鉄に指をかけるまでの、ほんの僅かな時間に。
 姿勢を低くして咄嗟に横へと飛びのき、キャスターテーブルの下へ転がり込む。
 更には、即座にそれを蹴り上げ、足の部分を両手で持ち……即席の盾に仕立て上げた。
「ほう、やりますね。ですが、所詮は付け焼刃……!」
 ドン、ドン! ダンッ! ホールに断続的な発砲音が響いた。
 放たれた計三発の弾丸が、呆気なくキャスターテーブルを撃ち抜く。内一発は、カイジの耳元を掠めた。
「くそっ……!」
「トカレフの貫通力を甘く見ないことです。そんな板切れでは盾にもなりませんよ」
 デモを制圧する機動隊のようにキャスターテーブルを構えたまま、カイジは急ぎ調理場へと後退する。
 拳銃を相手にするには、ホールは遮蔽物が少な過ぎた。ここで刃を交えても、万に一つの勝ち目もない。
457殺人黙示録カマイタチ:2006/04/11(火) 19:38:48 ID:6uHzHkuJ0
scene40 『犯人』

 私はすぐさま、調理場へと逃げ込んだ奴の後を追った。
 ドアの影に奴が潜んでいる可能性を考慮し、拳銃を構えたままドアを一気に開け放つ。
 首は極力動かさず眼球だけを左右に動かし、睨めつけるように調理場を一通り見回す。
 未だ開け放たれたままの大型冷蔵庫。
 食事用の丸テーブルと、その周囲に幾つも並べられた長椅子。
 およそ吹雪の山荘には似つかわしくない、南国を思わせる大きな観葉植物に、藤製のパーテーション。
 先程盾代わりにしていたキャスターテーブルは、流し台に斜めに立てかけられていた。
 なるほど確かにここは、ホールよりもゲリラ戦に向いた環境らしい。
 逃げ足だけは早いようで、調理場入り口から目視で確認出来る範囲内には既に奴の姿は見当らなかった。
(調理場の何処かに息を潜め、私の隙を狙っている、か……
 構わない。この調理場は遮蔽物こそ多いが、ホールへと続くこのドア以外に逃げ道はなく、そう広くもない。
 奴は既に袋の鼠も同然だ……ゆっくりと、炙り出せばいい)
 私は奴の不意打ちを警戒しながら、気配を探す。
 と、先程盾代わりにしていたキャスターテーブルの下から、奴のトレーナーの裾が覗いているのを発見した。
(上着を脱いだのか。こんなものをデコイ代わりに使うとは……私も舐められたものだ)
 仕掛けと呼ぶのも憚られるような、稚拙な仕掛けだった。
 キャスターテーブルの影に奴が隠れている……私がそう勘違いするとでも思ったのだろうか?
 このわかり易いデコイ。おそらくは奴の陽動か、罠のどちらかなのだろう。
 どちらにしても、今出入り口から離れるのは好ましくない。
 シュプール敷地内をフルに活用しての鬼ゴッコは、私としても遠慮願いたかった。
 私は確認の意味も込めて、キャスターテーブルに向け二発発砲した。
 着弾の衝撃で、立て掛けられていたキャスターテーブルが、ずり落ちるようにして倒れた。
 流し台とテーブルの間に挟んであったトレーナーもふわりと舞って床に落ちる。
(やはり、服だけか……下らない真似を)
 そう思った瞬間だった。
「バカめっ……こっちだ……!」
 ガタン、と云う派手な音を立てて、パーテーションの裏側から奴が飛び出す。
(バカはどちらだ。わざわざ的になるべく姿を現すとは。自殺行為も甚だしい……)
 即座に私は、奴に向けて発砲した。奴はそれを、丸テーブルの下に滑り込み――間一髪で回避した。
 奴は豊富な遮蔽物を巧みに利用し、銃弾を掻い潜る。
458殺人黙示録カマイタチ:2006/04/11(火) 19:42:07 ID:6uHzHkuJ0
 しかし解せない……悪戯に動き回り、甘んじて攻撃を受けているようにしか見えなかった。
 私が入り口付近から動かない事もあって、直撃こそ喰らわないものの
 いつ何時急所に命中し、致命傷を負ってもおかしくはない状況である。
 実際、左肩口を一度銃弾が抉っている。生命に関わるような傷ではないものの、放置しておくには危険な出血量だ。
(おとなしく隠れていればいいものを……何がしたい?)
 奴は搦め手で銃弾を回避しながらも、じわじわとこちらとの距離を詰めて来ていた。
 そこで私も、奴の思惑に気付く。
 アイスピックとトカレフでは、正面からやりあっては勝ち目は無い……
 奴は賭けに出たのだ。
 トカレフの装弾数は八発……
 奴が狙うは、銃弾を使い果たしたその一瞬……!
 マガジンを入れ替える……リロードの隙を突くつもりか……!
 丁度、残弾は一発。それに気付けば、私とておいそれと最後の一発は撃てない。
 それでも――こちらの有利は揺るがない。奴は浅からぬ傷を負っている上に
 威嚇、牽制目的では発砲できないものの、トカレフは十二分に抑止力として機能する。
 とはいえ、次の一発で確実に息の根を止めるか、動きを封じるかしなければならない。
 考えを巡らせながら、死角に逃げ込んだ奴の姿を探した――すると。
 大型冷蔵庫の陰に隠れてはいるが、無防備な右足がこちらの射程範囲内に晒されていた。
(土壇場で、詰めが甘い……奴の悪運もここまでか)
 それを視認した瞬間、私の行動は決まった。
(最後の一発で行動を封じ、リロードを行いながら奥へ――冷蔵庫の陰へと走る。
 足を撃ち抜かれた奴は、私への反撃も、調理場からの脱出もかなわない……!)
 発砲。放たれた銃弾は、確実に奴の右足を捉えた。「ぐっ」という呻き声と共に、足が引っ込む。
459殺人黙示録カマイタチ:2006/04/11(火) 19:44:05 ID:6uHzHkuJ0
(終わりだ)
 懐に手を入れマガジンを探しながら、奥に走り出そうと一歩を踏み出す。
 しかし、私の目に飛び込んできたのは予想外の光景だった。
 それは、こちらに向かい猪の如く突進して来る奴の姿……!
(何故……!? 奴の足はもう使い物にならない筈……!)
 奴の足元に視線を移し……ズボンの裾から『何か』がはみ出ている事に気付く。
 その正体に気付き、私は愕然とした。三号室の――掛け金だった。
(ズボンの内側に掛け金を仕込んでおいて、銃弾を防いだ……! 計算尽くで、隙を見せたのか……! 
 最後の弾丸を安全確実に消費させた上で……私の油断まで誘った……!)

“あいつは――追い詰められれば追い詰められるほど、その力を発揮する。
 言うならば『窮鼠、猫を噛む』を体現したような男なのだ”
 
 その場に踏み止まり、床を踏みしめ蹴り上げる。私はバックステップで調理場出口へと後退した。
(この私が、こんな……追い詰められた小鼠にしてやられるとは……!)
 所持している武器の格差も大きかっただけに、この読み違いは屈辱的だった。

“確かに鼠。ちっぽけな鼠には違いない。しかし、ただの鼠ではない。
 決して諦めず、猫を罠へと誘い込み、致命傷を与える鼠……!”

「おおおおおおぉぉっ!」
 雄叫びをあげながら突撃してきた奴が、渾身の力を込めてアイスピックを振り下ろす。
(間に合うか……!?)
 私は即座に、トカレフにマガジンを装填。奴に向けて構えた。
460見てた人 ◆O2kFKFG1MY :2006/04/11(火) 19:45:50 ID:6uHzHkuJ0
毎度ありがとうございます。そして天麩羅屋さんお疲れ様です。前回投稿は>>338です。
確変カイジならきっと……銃弾だって避けられる……!

・ロジカル
そう言ってもらえると嬉しいです。
見切り発車と言う事もあり完璧には程遠いですが
矛盾は出来る限り少なくしたいものです。
・原作ゲーム
原作での犯人の武器は、確か拳銃でしたね。
だから、と言う訳でもないですが、拳銃を出してみました。



読み返すとちょっとわかりにくい気がしましたので
前回の推理パートで、説明不足な分の補足です。

1.見た目だけではどの部屋の鍵か判別できない、と言うのは明示されていないのでは?
scene10にて「掌サイズの小さな金色の鍵」との描写はありますが
タグが付いていない事、一目で見分けがつかない事等は描写されていません。
しかし、カイジが「実際に使用して」その部屋の鍵かどうか確かめるシーンが二度ありますので
そのあたりから、見た目だけでは鍵の判別は不可能であるとの結論に至れるかと思います。

2.只野の洋服には胸ポケットがあった(鍵を隠せた)と明示されていた?
scene17で、胸ポケットに挿してあったボールペンを黒川に渡しています。

3.犯人の胸ポケットに入っていた自室の鍵は何の証拠にもなりえないのでは?あれで自白するのはあっけなさすぎる。
構成ミスです。どちらかと言えばメインとなる物証は三号室扉、ラッチボルトとデッドボルトの損傷状態でした。
また、犯人が予め用意しておいた数種類のトリックの解決が、ゲームの勝利条件として設定されていました。
461作者の都合により名無しです:2006/04/11(火) 20:13:35 ID:KOEf29zW0
>しぇきさん
お疲れ様です。長かったけど、これまでのしぇきさんと違う毛色の作風で楽しかったです。
圭一が過去の自分と向き合って少しずつ狂っていくのは最初からすると考えられませんね。
サイコホラーという事ですけど、なんかそうなると勇次郎の出番はもう無い感じ。
なんでも力技だからなあ、この人w


>見てた人さん
只野はやはりカイジを高く買っていたんですね。告発も想定内。只野というより帝愛の会長か。
ねずみをいたぶる猫みたいに執拗な只野を、覚醒したカイジが凌ぐのはかっこいい。
カイジというより、銀と金の殺人鬼との戦いを思い出しますね。アクションなのに心理戦だし。
それに今回は後書きにも感心しました。ここまで微細に設定を考えているとは。プロ並。

>こんなものをデコイ代わりに   デコイって何ですか?


>テンプラ屋さん
いつもお疲れ様です。パオさんとゲロさんに関しては俺は心配してませんけどね。
あれだけの書き手が、まだ連載中の作品おっぽって消える訳は無いです。気長に待ちましょう。

462作者の都合により名無しです:2006/04/11(火) 20:40:59 ID:pKKuXEwp0
デコイってのは囮ってこと
463全力全開 ◆AWbEsTwxCc :2006/04/11(火) 21:16:33 ID:U3kBTS9DO
サマサさん
赤色・青色・橙なる種(=SEED)・人間失格・欠陥製品あたり出てくるでしょうか?
余談ですが、Fateのアーチャーとディアッカって似すぎです
アーチャー負けたけど
という訳で、(声優ネタ)亜沙とプリムラのタイガー道場マダー(マテ

しぇきさん
ガンガン買っていたので、耐性はあるつもりでしたが、怖いもの見たさとはまさにこの事でしょう、続きが気になります。

天ぷら屋さん
題名「ドラえもん のび太と魔法少女リリカルなのは」にします。相変わらず長いですが

見てた人さん
ミステリ小説好きなので、こういう展開大好物です。
464全力全開 ◆AWbEsTwxCc :2006/04/11(火) 21:36:59 ID:U3kBTS9DO
本題ですが、成長させることにしました。どちらにしろ最終回で六年後になってしまうので。
ただ、のび太達は原作の方の四年生(テレビ版は五年生)にします。なのは達も四年生なので、まさに同年代です。

実は、最初はKanonで書こうとも思っていたのですが、(「ぽんぽこたぬきさん」by川澄舞、で理由は大体分かるでしょう)戦闘に持ち込みにくいのでやめました。

いくつもの作品からキャラを出すという手もありますが、私はとらハメンバー+1作品くらいに絞ろうと思います。
パソコンが来週末に帰って来るので作品はそれ以降になると思います。
465作者の都合により名無しです:2006/04/11(火) 23:12:31 ID:7ihG8X1O0
お疲れ様です見てた人さん。今回も堪能させていただきました。
設定の作り込み凄いですね、マジで。
俺は頭がそんなに良くないのでトリックとかは全然分かりませんでしたけど
解決編を過ぎても更にクライマックスが待っているのに驚きました。
カイジ絶体絶命だけど、その時こそカイジは(その時だけ?)真価を発揮するんで
ここからの逆転を期待してます。


全力全開氏もやる気満々ですね。
ちょうどスレの変わり目で1話からのスタートというのもキリがいいと思います。
頑張って下さい。
466ゲロ(トリップ忘れた):2006/04/12(水) 00:45:29 ID:k9UoB4JS0
どうもご無沙汰してます。

正直な話、このスレにおけるモチベーションは落ちてしまっています。
心苦しいのですが、嘘をついても、この場凌ぎにしかならないので。
このスレを覗いたのも大体一月振りくらいという有様で。2ちゃん
自体ほとんど見なくなりましたね。専用ブラウザも、もう二ヶ月ほ
ど起動してないです。

ただ、今日「魔女」向きの短編ネタが久々に浮かんで、凄く書きたい
気持ちになっていますので、近いうちどうにかしようと思ってます。
タイトルはもう決めてます。「魔女旅に出る」。これはスピッツ最
初期の代表曲の一つで、これを聴いてて(最近出たベストで)浮か
びました。これは絶対書きます。一話完結なので。

「奇跡の血量」は、俺にしては珍しいことにオチまで頭にありますが、
なかなか書けないんですね。いつか続きを書きたいなあ。

「茄子」は、元々が一話完結読み切り型ですので、ここで終わっても
それほど問題はないと思っています(ただ、「終わりにしよう」と決
めたときに、俺がそう言えばいいだけのことで)。今の状況だと、
気軽に「続き書きます」とも言えないですね……「茄子」に関しては。

では。今月中には上記の作品を。

最後になりましたが、楽しみに待って頂いていた方々(恐らく五名ほど
の方)、申し訳ありませんでした。
第三話「面接にはタメ語を使えるくらいの度胸を持って挑め」

ここは、天下の講談屋マガジン編集部。
そこには実力と学歴を備えた者が集う、プロの領域。
素人が足を踏み出せば、厳しい先輩編集者から愛の鞭という名の罵倒が押し寄せる。
「なにやってんだてめェェ! ここ1ページ抜けてんじゃねーかァァァ!!」
「ひぃぃ、すすすすすみませんんん!!?」
特に、締め切り前ともなれば修羅場は必至。
もしミスが生まれれば、天下の講談屋の名前に傷をつけることになる。
故に、新人教育は厳しい。

「あんたたちが新しく来たっていうバイトの人?」
だが、天人襲来より今日まで、江戸はどこも等しく不況だった。
だから、天下の出版社でもバイトを雇ったりしている。
「えーと、坂田銀時さんに志村新八さん、神楽さんに服部全蔵さんに、ええと山崎……ん? これなんて読むんだ」
「退(さがる)です。山崎退」

――そう、俺の名は山崎退。泣く子も黙る武装警察真選組の監察(密偵)だ。
  そんな俺がなぜこんな出版社に面接に来てるかって?
  俺が動く時……それは、事件の匂いを嗅ぎつけた時だけなのさ――

「困るんだよねぇ、こういう難しい読み方だとさっ、社員同士のコミュニケーションとかも大変でしょう? てか神楽さんね、君まだ子供じゃない? うちは未成年は働かせられないんだけどなぁ」
「たかが面接官が偉そうなこと言ってんじゃねーよ、オヤジ」
「オヤジ? この娘今親父って言った? 言ったよね?」

――今、ここには潜入操作のために来ている。
  それというのも副長が、「おい山崎、ドラマ見終わるまでにちょっくらテロリスト共の頭数おさえてこい」
  などという無茶苦茶な命令をしてくれたせいだ。
  あのドラマ長いんだよなぁ……再放送のくせして五時間くらい放送するらしいし。
  これ絶対来んの夜になるよなぁ……それまで俺に編集のバイトしてろってか?
  そろそろ転職考えるかなぁ……――
――まぁ今問題なのそんなことじゃあない。
  問題なのは、俺と一緒に面接を受けているこの四人だ。一人を除いて全員顔馴染み。
  ……つーか、なんでいるんだよこの人たち。万事屋の仕事はどうしたんだよ――

「うちは学歴とか能力とか重要視すんだけどね、あんた達にやってほしいのは雑用だから。とりあえずやる気があればいいから。意気込みだけ聞かせてもらおうか」
山崎が心の中で溜息を十回ほど吐き捨てた後、面接は適当な流れで進行していった。
「じゃ、まずは坂田さん」
「はい。まず私が御社を選んだ理由はですね……」

――おおお御社ァァ!? なんだ、この旦那こんなに真面目な人だったか!?
  なんか背筋ピシッとしてるしィィ!!――

「いいねぇ坂田さん、不況に打ち勝つには一にも二にもやる気だよ。じゃあ次、志村さん」
「ええとですね僕は……」
「ハイ次、神楽さん」

――えええ!? なんか流されたァァ!?
  ひどくない? 扱いひどくないィィ!?――

「神楽デス。好きな漫画は『コナン』と『ワンピース』デス」
「よりにもよって他誌の看板作品じゃねーか。喧嘩売ってる? ねぇ売りに来たの?」

――この娘はこの娘で採用してもらう気ゼロだァァ!
  いったい何のために来たんだこの人たちィィ!?――

「じゃあ次、服部さん」
「はい、好きな漫画雑誌はジャンプです。嫌いな漫画雑誌はマガジンです。未熟な僕ですがどうか面倒見てやって」
「やれるかボケがァァァ!!! こちとら忙しいんだよ! おまえら冷やかしなら帰れェェ!!」

――オイぃぃぃ!!! なんだこの人、万事屋の新しいメンバーか!?
  完全にケンカ売ってるよ、面接官の人キレちゃったよオイ!――
ぷしゅっ
山崎が心の中でツッコんでいると、大荒れしていた面接官が突如力なく倒れこんでしまった。
「なっ!? ちょ、ちょっと面接官さん!?」
山崎が起こそうとしても、面接官は反応を示さない。
よく見ると、気持ちよさそうに寝息を立てているのが分かった。さらに首筋には一本の針が。
「おいおい面接官の人寝ちまったよ〜仕方ないから全員合格ってことでいいな。忙しいって言ってたし」
そう発言する全蔵の手には、どこから出したのか、この場には不自然な一本の筒が握られていた。
筒と針。眠ってしまった面接官。すぐに結びつくのは、アレしかない。

――ええェェェ!? 吹き矢か? 吹き矢で眠らせちゃったのかこの人!?
  しかもなんか無理やり合格にしようとしてるしィィィ――

「おいおい痔忍者よぉ、そいつぁいくらなんでもやりすぎじゃねぇか」
全蔵の強引な所業には銀時も気づいていたようで、珍しくまともなことを言いながら全蔵に詰め寄る。
「てめーがジャンプ好きなのはかまわねぇ。面接官眠らせて不正働くのもかまわねぇ。でもマガジンのことを悪く言うのだけは勘弁ならねぇな」

――って、おい! そっちかよ!!?――

「へっ……考え方まですっかりマガジン色に染まっちまったみてぇだな。なんならここで決着つけてもいいんだぜ」
「なんだぁ? 今の俺なら限りなく非道になれるぞ。やるんならお前の痔ばっか攻めるぞ」
「銀ちゃんそれならバックは私に任せるネ。見事に痔忍者ヤローのケツ穴を狙い撃ちしてやるヨ」
「ちょっ、あんたら何しに来たかわかってるんですか!?」

万事屋一同はジャンプオタクの痔忍者を加えて、あいも変わらず賑やかだった。
だからこそ、山崎は思うのだ。
ああ、この任務絶対うまくいかねーな…………と。
470一真 ◆LoZjWvtxP2 :2006/04/12(水) 01:27:13 ID:LXE8krr+0
はい、第三話です。第二話は>>189より。
4月に突入して忙しくなった分、久しぶりのSSでいっぱいいっぱい……。
今回はキャラのアクに頼りすぎて駄目駄目です。ええ分かってますとも。
山崎がいなかったら成り立たなかった上に分かりにくいしね。ちょっと短いしね。もう駄目だ。疲れてる。ホント疲れてる。次頑張ります。この次は倍くらい頑張ります。

あと銀魂アニメ化されましたがご存知でしょうか?
もし知名度が上がったのであれば万々歳。
服部全蔵なんていつアニメに出てくるかわからんマイナーキャラっぽいけどさ……。

最後に。新参の私が言うのもなんですが、他の方々も連載頑張ってください。
定期的に質を落とさず連載している作家様、本当に尊敬してます。
ではでは。
471作者の都合により名無しです:2006/04/12(水) 16:28:39 ID:DhTXLon30
お疲れ様です一真さん。
銀玉は良く知らないのですけど、ノリとテンポのいい作風が好きです。
こんな連中が面接に来ておかしな振る舞いし始めたら大変だなw
キャラのアクにたより過ぎて、とおっしゃいましたけど
なんか「キャラクターss」みたいなノリでいい感じですよ。


ゲロさん、ちょっと残念です…。
2ちゃん自体を見てないなら仕方ないですね。
でも、ご連絡あって良かったです。
そう肩に力入れて書かなくても構わないので、
「思い出したように」書いてくれれば幸いです。
472作者の都合により名無しです:2006/04/12(水) 18:39:03 ID:5Pgpi55v0
・見てた人さん
ロジックの点で決定的な矛盾は見つかりませんよ。小さな部分ではあるんでしょうけど、
何より「面白い」という点で素晴らしいです。只野の強襲に覚醒カイジがどう立ち向かうか。
勢いとか力尽くではなく、カイジには最後まで頭脳で撃破してほしいですね。

・全力全開さん
Kanonってゲームのですか?うわ、そっちの方も見たかったような。うぐぅとかw
なのはは知りませんが、ドラ長編という事で思わず期待してしまいます。

・ゲロさん
かなりショックです。でも、まだ書きたいものがあるというのはゲロさんの職人魂が
尽きていない証拠。肩肘張らず今回みたいに、思いついたからちょっと書きたくなった時に
また書いて下されば結構です。3ヶ月、4ヶ月に一回でもいいからゲロさんの短編読みたいなあ。

・一真さん
祝!アニメ化でタイムリーですね。俺も銀魂は大好きで、あのボケとツッコミが再現されてますねw
新撰組といえば俺の中では沖田が一番すきなのですが、今回はあの連中の中でまともな方の山崎が
ちゃんと役割を果たしてますねw 銀魂といえば人情話も華ですけど、もうすぐ入るかな?


473作者の都合により名無しです:2006/04/12(水) 19:06:57 ID:5Pgpi55v0
474作者の都合により名無しです:2006/06/03(土) 16:18:09 ID:Qm4+KTFD0
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475作者の都合により名無しです:2006/06/03(土) 16:18:52 ID:Qm4+KTFD0
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476作者の都合により名無しです:2006/06/03(土) 16:22:43 ID:Qm4+KTFD0
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477作者の都合により名無しです:2006/06/03(土) 16:27:55 ID:Qm4+KTFD0
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478作者の都合により名無しです:2006/06/03(土) 16:29:08 ID:Qm4+KTFD0
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479作者の都合により名無しです:2006/06/03(土) 16:30:50 ID:9TZTImHy0
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480作者の都合により名無しです:2006/06/03(土) 16:31:14 ID:Qm4+KTFD0
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481作者の都合により名無しです
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