【2次】漫画SS総合スレへようこそpart37【創作】
♪僕がいるこの場所は少し窮屈だけど 愛に満ちた表情でぬくもり溢れて 少し君の声がする
奈良県 ○○市。郊外にある薬局屋“マダケ”から一人の老紳士と二人の女の子が出てきた。
女の子は姉妹らしく髪の色が同じで手を繋いでいる。出かけるのは姉だけの方らしいが
何故か妹も真似をして歩いていこうとしていた。
老紳士がそれを引き止め、小さい子の方に火打ち石を渡した。嬉しそうに火打石を叩こうとする妹だがそもそもそれ自体が間違いだった。
ゲジッという音がして石と石の間に自分の指を挟んでしまったのだ。
大声で泣き出した妹を見て姉は困っていたが何かを考え付いたらしく懐から竹の筒を取り出した。
それに口を付け息を吹いた。結果、竹筒の先から赤い風船が出てきた。それにはコミカルに目と口と舌が書いてあった。
結果彼女の妹はそれにぼんやりと見とれて泣き止むのをやめた。
♪足元に投げ捨てたあがいた跡も もがいてる自分も全部僕だから抱えてる思いをひたすらに叫ぶんだ
その声の先に君がいるんだ
東京都 陣代高校 生徒会室にて
美樹原蓮は生徒会長の隣に座って食事をしていた。早弁である。
彼女は箸でおかずをつまむと横に持っていった。生徒会長が口を開けるのと同時に
蓮はオカズを放り込んだ。生徒会長は顔に笑みを浮かべ蓮の右手に自分の手を添えた。
♪今僕が紡いでいく希望のカケラ 一つずつ折り重なって詩(うた)になる
キレイじゃなくったって 少しずつだっていいんだ 光が差し込む
東京都 FAWジムーー
日焼けした抜け目の無さそうな男がパートナーとスパーリングをしていた。打ち合い、組み合い、投げ合う。
パートナーの男の顔はワイルドだった。二人交互に技を出し、そして防ぐ。
十数分後男達は休憩を入れた。コップにいれた水をゴクリと飲み干す。
日焼け顔の男がパートナーにストレッチを頼んだ。
パートナーの男がグイと相手の背中を押した。
日焼け顔の男の胸が地面に付いた。
♪この声が枯れるまで歌い続けて 君に降る悲しみなんか晴らせればいい
ありのままの僕を君に届けたいんだ 探していた物は目の前にあった
丹波は道を走っていた。いつものジョギングである。
普通のスピードで数キロを走る。ぼんやりと何かを考えながら走る。
以前走った時は堤と出会った。会話しながら「今すぐこいつに拳を打ち込みたい」と思った事を覚えている。
格闘家達にのみわかる不思議な闘争心の様なモノであった。
今、丹波の目の前の風景は光に包まれていたーーーー
パチパチパチパチ。部屋の中にびんの拍手が響き渡った。祭りの音頭ならびんも聞いた事がある。
だがこういうピアノやら何やらを用いた演奏はびんには初めての事だった。
「楽しかったです。」
「喜んで貰えて嬉しいよ。」
鞍馬が照れたように笑った。彼にもガールフレンドはいるのだが最近会っていない。何より携帯を船村弓彦に折られた為連絡の仕様が無い。
「おばあちゃんが言ってました。人間にとって一番大切なのは愛だって。」
びんが笑顔のまま述べた。彼女を育てた人間、つまりおばあちゃんは既に亡くなっているのだがびんにとっては忘れられない思い出なのだ。
「そう・・・人に優しく自分に厳しくっていうのが大事なんだ。」
鞍馬は思った。後暫くはここにいられる。穏やかな日々の中自分を鍛える事が出来る。
よしやってやるぞ。船村弓彦を倒し自分は強さを手に入れる。今までは調子がいい事ばかり主張してきた。
でも今は違う。普通の生活を送る為に強くなる。贅沢は言わない。手に入れるモノは一つでいい。
鞍馬はそっとマイクを元の場所に戻した。
「皆さん、お昼ですわ。」
クヌギたんがにこやかに言った。
「「待ってました!」」
ある穏やかな春の日であった。
皆さん いかがでしたでしょうか。アニメの最終回のEDをイメージしていただければ
結構です。歌詞にあわせて登場人物の日常生活が描かれるという手法を
昔見た事があるのでトライしてみました。
第15話終了です。
421 :
作者の都合により名無しです:2006/04/30(日) 12:35:00 ID:F2SIqifk0
>鬼と人のワルツさん
パソ壊れましたか。災難ですねえ。のんびり復帰を待ってます。
最近、パソ壊れる人多いような
>フルメタルさん
鞍馬がどんどん好青年になっていく。
餓狼伝スレでの嫌われぶりを考えると嘘のようだw
歌詞に合わせて皆の情景が移るというのは良いアイデアですね。
本当にびんの騎士役になってるな、鞍馬w
ボクノートって映画のドラのテーマだったっけ?
この歌詞はどんなアニメや漫画にもあいそうだ。
すっかり鞍馬が主役、びんがヒロインぽくなってる。
どこへいっても丹波は主役になれんのかw
423 :
作者の都合により名無しです:2006/04/30(日) 20:26:31 ID:TXUgcM2A0
>鬼と人作者氏
がんがれ。そういえば俺も年末PCぶっ壊れて凄く困ったなw
>フルメタルウルブス作者氏
鞍馬がスキマスイッチを歌うとは。
原作では絶対に似合わないけどこのSSならぴったりかな?
今回はえらくほんわかしてますね。びんちゃんのおかげか。
あと、そろそろ名前(コテ)を付けたらどうですか?
この世界じゃあ日本はもちろんのこと、地球に侵略しに来る奴らの気が知れないぜ。
侵略しに来た宇宙人とか異世界の化物とかは、どいつもこいつも自殺願望でもあるのか?
すいません、誤爆しました。
フルメタさんのコテはいっそ「びんちょうタン」でいいのではないだろうか
427 :
作者の都合により名無しです:2006/05/01(月) 18:04:31 ID:vkB2jMOq0
あと1、2本で次スレ立てようとしたら微妙にとまったw
428 :
作者の都合により名無しです:2006/05/01(月) 22:37:50 ID:6eaAa7tz0
429 :
それゆけフリーザ野球軍:2006/05/02(火) 02:55:56 ID:Drbb83bK0
<前回のあらすじ>
平和な街に強盗団がやってきた!!
その強盗団の名は、違いのわかるパンツ愛好会―――通称:チノパン愛好会。
全員が色付きパンツを被っているという、とってもファンキーな集団だ。
しかし見かけがダメなほど仕事が良く出来るというのも、よくある話。
一流の強盗団の如く、スムーズに事を進めた彼らの残された仕事は、この店から逃げ出すだけという
彼らにしてみれば実にたやすい事を残すのみとなっていた。
しかし、世の中そうそうう上手くは行かない。
なぜなら、どこからともなく可愛らしい少女が、この地へ降臨したのだから。
そう、ポケットアルターマスター『由詑かなみ』が!!
でも・・・。
「はは。僕は無関係の方向で・・・。」
彼女が最初に投入した戦力は、ヤムチャもビックリなほどへタレなのだった。
430 :
それゆけフリーザ野球軍:2006/05/02(火) 02:56:53 ID:Drbb83bK0
<ギニュー編・前編:第三話 『薬で作ろう破壊神!!(良い子は真似しちゃダメだよ♪ヴァージョン)』の巻き―(1)>
〜惑星クロノス・とある街のスーパー内〜
「だあ〜!もう!カズくん!!!何やってんのよ!やる気あるの!やる気!」
「無いです。」
怒り心頭のかなみの言葉に、即答で否定の言葉を返すカズマ。
全く見ているこっちが情けなくなるほどのヘタレである。
当然、先ほどの口論と比べてのあんまりの温度差に・・・、
「ああ・・。まだやるの?こっちも色々あるんだけど。」
完全に毒気を抜かれているチノパンパープル達。
しかし、ここからがポケットアルターマスターの真骨頂。
こんな空気も一蹴した上に、ついでに緊迫した空気をお釣りとしてくれるほどの出来事を引き起こす!!
「当たり前でしょ!売った喧嘩は最後までやりきるのが信条!そっちが嫌イヤでも、最後までつきあって貰うわ!
それに、こっちにはこれがあるんだから!」
かなみは物凄くはた迷惑な台詞を言うと、懐から一本の注射器を取り出す。
そして自信満々に天高く『それ』を掲げると、本日最大級の危険発言を笑顔で某青ダヌキ口調叫んだ!
「気が大きくなって、強くなる薬〜〜!」
「あからさまにキケン〜〜〜!」
かなみの発言に思わずツッコんでしまう、その場にいる全員。
恐怖におびえていたはずの買い物客達も、思わず総出でツッコんでしまうほどの発言であった。
431 :
それゆけフリーザ野球軍:2006/05/02(火) 02:58:17 ID:Drbb83bK0
「え〜、わさわざツッコんでいただき有り難うございます。でも〜、大丈夫で〜あります。な〜ぜ〜な〜ら〜。」
しかし、そんなスーパーにいる人間全員からツッコミを受けながらも、かなみは全く意に解することなく勝手に話を進め・・・・、
「そこにいるヘタレ君に打つだけなので、他の皆様には全く無害なのですから。ねぇ〜♪カズくん〜♪」
生け贄先に向かって天高く跳躍する!!!
「うわあああ〜!そんなモノを体内に注入されるために生まれてきたんじゃな〜〜〜い!」
かなみが自分自身の元へ飛んでくるのを目認するや否や、ヘタレにしては至極まともな意見を言いながら脱兎の如くその場から逃げ出す!
しかも、その逃げ足といったらバータよりも10倍は速い。
どうやら、ダメ眼鏡が人間怪音波から逃げられる原理と同じ原理であるようだ。
これでは普通の人間に捕まえる事は・・・・。
「ちぃ!足だけは速い奴め!しかし!こう見えても私は、ポケットアルターマスター!
ペットが敵前逃亡したり、言うことを聞かなかったりしたときの対処法もばっちりよ!」
だが、カズマが神速で逃げたのにもかかわらず、普通の少女であるはずのかなみは全く動揺した様子はない。
―――なぜなら・・・。
「よっと!」
一瞬で、カズマの背後に回っちゃったり出来るからだ。
「ゲゲゲ!は、はやい!?」
その光景を見て驚愕の声をあげたのは、以外にもチノパン愛好会の面々。
それもそのはず、只の子供と思っていた相手がバータ以上のスピードで逃げ回る相手の背後をあっさり捕ってしまったのだから。
「こいつは・・。」
もしかしたら、自分達以上の実力者かもしれない。
チノパン愛好会は少女の取った、たった一つの行動だけで久しぶりの恐怖と興奮を存分に味わっていた・・・。
432 :
それゆけフリーザ野球軍:2006/05/02(火) 02:59:00 ID:Drbb83bK0
「ああっ!やっぱり逃げられなかった!お手柔らかにお願いします。」
一方、逃げても逃げても背後を捕られ続けられた事に逃げきれないと判断したカズマは、何の抵抗も見せずに
あっさりと降伏のポーズをとっていた。
そう、自分のお腹を無防備に相手に見せて、服従の意を示すというあれである。
「まあ・・・。いいわ。これを刺しちゃえば、全部丸く収まるんだから。」
流石のかなみも一瞬呆れかえるが、捕まえる手間が省けたことに全てを水に流し・・・・、
「あのう・・・。本当に・・・。」
「はあい。問答無用♪」
―――プスッ!チュルチュルチュル!
カズマの懇願する声を無視して、容赦無く彼の首筋に『気が大きくなって、強くなる薬』を注射した!!
そして注射をしたときにありがちな『ブスッ』という音が辺りに響くと共に、カズマの体はいきなりの変調をきたす。
そう、世に言う薬でマッスル化である。
そんな野球選手も羨む薬の効果で、ゆっくりと巨大化していくカズマの体。
彼の右手についている機械仕掛けの物体も、何故か彼の体のサイズに応じて変化していく。
どうやら『それ』は、ただの機械ではないようだ。
「お・・・・、オ・・・。」
「カズくん!オクレ兄さんは無しだよ!」
ゆっくりと体が大きくなっていくカズマが苦悶の声をあげようとすると、かなみは何の躊躇も無く、
いきなり彼の台詞に制限を付随する。――どこまでもSな少女である。
しかし、当のカズマも薬のおかげでヘタレの部分を見せずに、無理矢理大きくなっていく体に苦しみながらも
見事なアドリブでかなみの無理難題に答えた!
433 :
それゆけフリーザ野球軍:2006/05/02(火) 02:59:45 ID:Drbb83bK0
「お・・・、え・・・・、エイドリア〜〜〜ン!!」
「は〜はははは!!へタレを克服して、お前は遂に人間を超越したぞ!!”カズマよ〜〜!!」
そして今、薬で作られた最強の破壊神が誕生した!
まあ――――
「さあ!今度こそ行きなさい。シェルブリッドのカズマよ!パンツを被った、変態強盗犯をやっつけるのよ!」
完全に出来上がった最強の破壊神カズマを見て、かなみは上機嫌にチノパン愛好会への攻撃命令を出す。
――――が、
「グヲヲヲヲッオオオオオ!!!」
彼女の指示とは全く関係のないところを吹き飛ばすカズマ。
「うぎゃあ〜〜〜!」
全く関係ないスーパーマーケットの買い物客達も一緒に・・・。
「ん〜。調子に乗って、薬の濃度を間違えたのかな・・?テヘッ♪」
「「「「テヘッ♪じゃねえ!」」」」
―――――暴走してるけど!!
434 :
それゆけフリーザ野球軍:2006/05/02(火) 03:00:24 ID:jFvm1xYc0
<ギニュー編・前編:第三話 『薬で作ろう破壊神!!(良い子は真似しちゃダメだよ♪ヴァージョン)』の巻き―(2)>
〜惑星クロノス・とある街にある空き地〜
危険な薬で誕生した、右手が機械じかけの身長10mはあるであろう破壊神―――シェルブリッドのカズマ。
彼はすでにスーパーをあっという間に破壊し尽くし、街に躍り出ていた。
そう、この数分でカズマは惑星クロノスを脅かすに十分な存在となっていたのだ。
恐るべし!!『気が多きなって、強くなる薬』!!
「こらー!カズくん!それ以上壊したら、私達が悪人みたいじゃない!」
普段の数倍の濃度の薬を注射した為に、知性が奪われてしまったカズマの暴走を止めるべく、
ポケットアルターマスター ――かなみは、街の空き地からカズマに向かって大声で制止の言葉を叫ぶ。
一見、この光景は無関係の人が見ると、大魔人とそれを止めようとする少女との美談に見えてしまうが、
この大魔人を作ったのが当の彼女なのだから質が悪い。
まあ、正に身から出た錆なのだが、その錆が他の人々に多大なる迷惑を与えているのが一番の問題なのであった。
「おら〜!カズくん!やるならあのパンツ共を叩き潰しなさいよ!」
この状況を作り出した張本人であるかなみは、薬のせいで暴走した彼を止めようと何度も何度も叫び続ける。
だが、彼女の声は中々届く気配を見せない。
おそらく彼の鼓膜は、薬で体を無理矢理大きくした時の筋収縮に対応し切れず、肉の中に埋もれてしまったのだろう。
それでも・・・。それでも彼女は、巨大化した暴走カズマに向かって叫び続けた。
――――なぜなら・・・。
「こら〜〜!!これ以上壊したら、私が実行犯として器物破損罪でムショ行きになっちゃうよー!!!
アンタ!!私のような可憐な少女があんな所で臭い飯を食わせたいわけ!!こら〜〜!!」
事件終息後の自分の為だからである。
435 :
それゆけフリーザ野球軍:2006/05/02(火) 03:00:59 ID:jFvm1xYc0
―――数分後。
さらに暫くかなみが叫び続けると、やっと埋もれた肉を通して自身の鼓膜に彼女の声が届いたのか、
暴走したカズマは彼女の方へ体を向ける。
「グゴゴゴゴ・・・。」
「おっ!やっと気付いたのね!そうよ!あっちにいるパンチを被った変質者達を叩き潰すのよ!」
しかし彼女の声が彼の鼓膜を揺らしたという事実は、あくまで正弦波としての音波の振動のみ。
その証として、薬のせいで理性の欠片も残っていないカズマは、かなみの言葉に対して全力のパンチを持って返答してきた!!
「グゴゴゴゴ!グゴゴゴゴ!(信念の!シェルブリッド!)」
「ありゃ?こりゃあ、やばいわ。あははは・・。」
直径2mほどの大きさの右拳が、叫ぶ事に熱中していて全くの無防備だったかなみの元に打ち出される。
しかも、街を無造作に壊している時とは全く違い、彼の右腕についている機械は突然生き物のように動き始めると、
太陽よりも美しい輝きを放ちながら右拳の威力をさらに増大させているようであった。
「あっ、あぶな〜い!」
かなみに向かって打ち下ろされる右拳を見て、なにも知らない街の人が悲痛な悲鳴をあげる。
もう誰もが間に合わないと思った――――その時。
「さっと、登場のニューヒーローだ!!」
なんと、かなみをその場から救い出す青い影が!
そして青い影がかなみを助けると同時に、カズマの拳が先程まで彼女が居た空き地に着弾する。
その威力はすさまじく、半径数百メートルの生きとし生ける者を一瞬で無に返す。
幸い、かなみの居た場所が只の空き地ということだけあって、人命が犠牲になることは無かったが・・・。
436 :
それゆけフリーザ野球軍:2006/05/02(火) 03:01:48 ID:jFvm1xYc0
「ふい〜。あ〜ぶなかった〜!!」
青き影に助けられたかなみは、一瞬で空き地をクレーターにしてしまったカズマの拳の威力を見て冷や汗を垂らす。
「むう。このかなみさんとあろう者が、反応すらさせて貰えなかったとは・・・。
これでヘタレじゃなかったら、薬なんて使うこともなかったのに。」
「そうか〜、って!お前が俺らに喧嘩を売らなければ済むことじゃないか!」
そして、かなみがカズマの攻撃力に感心していると、彼女を助けた青い影が彼女の言葉に対して二流の乗りツッコミを入れる。
しかも圧倒的なNOT存在感を醸し出しながら。
当然、先程からかなみもその存在感の無さと無個性さに気付いてはいたが、何しろ状況が状況。
本来はそんな奴に構ってもいられなかったが、一応助けて貰った恩もあるので、かなみは仕方無く青い影に話しかけた。
「ん?ああ。助けてくれてありがと。ところで・・・・。
パンツを被ってるから強盗どもの仲間なんだろうけど・・・・、あんた誰だっけ?」
「がーん!!俺は、平成の青いイナズマこと・・・!!!チノパンブルホウッ!!イテテ・・。噛んだ・・。」
そう、ピンチのかなみを助けたのは、チノパン愛好会の無個性ことチノパンブルーだった!!!!
437 :
それゆけフリーザ野球軍:2006/05/02(火) 03:04:28 ID:jFvm1xYc0
どうも、しぇきです。
次の回で、ポケットアルターマスターやら、チノパン愛好会の正体が明らかになります。
ついでにあの人も・・。
後、次の投稿時にまとめて感想は書きます。
では失礼・・・。
438 :
作者の都合により名無しです:2006/05/02(火) 07:23:55 ID:vCmrnNWV0
しぇきさんお疲れ様です。
どんどんしぇきさんの趣味に突入していくなあw
カズマとか、最後には運命に反逆する姿は見られるんだろうか…
「オーガが鳴く頃に」と違って、こちらは愛らしいキャラ全快ですね。
こっちが本来のしぇきさんの持ち味かな?
オーガは途中からホラーっぽくなりましたが、フリーザ野球軍は最後まで
良い意味でアホっぽい作品に仕上げてほしい。
カズマは2ch情報でのみ知っている。確か反逆するキャラですよね?
どんどんドラゴンボールの世界と思えなくなっていくなあw
バキスレの住民と書き手の皆様へ
ロワスレの住民ですが、出来れば次スレから他板へ移動して頂けないでしょうか?
このままではお互いに良い結果にはならないと思います。
ロワスレの方が新しく立ったので、バキスレさんが移動してもらうのが筋だと思います。
バキスレさんが他板、例えば漫画キャラ板やラウンジ板とかに移動してもらうのが
お互いにとって最良と思います。
自分だけの事を考えず、板全体の事を考えて決断していただければと思います。
ちょうどもうすぐ次スレ以降。なんでしたら、私が他板へ立てても構いませんが。
ご英断をお待ちしております。
ロワスレ一同より
一足遅かったか。
この池沼の言うことはスルーで頼む
443 :
作者の都合により名無しです:2006/05/03(水) 16:40:07 ID:gmP04EZQ0
しぇき氏乙です。
野球SSなのかと思ったら、ありきたり(というか独りよがりな)SSで笑えました。
誤字多いし。
ラノベ臭い文体だが、いかんせん読みづらい。
修飾語がやたら多くて、比喩もイマイチ。完全に自分に酔ってる。
句読点のつけ方から出直してきた方がいい。
444 :
青竜刀伝説:2006/05/03(水) 19:27:03 ID:QBRCWXWZ0
第二十話 プリフィアの花
オルレアンの街が熱と活気、そして興奮に包まれている。
大通りから、路地裏から、家の窓から。
老若男女問わず、街の人間全てが凱旋したフランス軍へと歓声を上げている。
その歓声の殆どは、数千の騎士や傭兵の先頭に立つ、美しい騎士へと向けられていた。
ジャンヌは白銀の鎧を凛々しく纏い、ラ・ピュセルの御旗を雄々しく揚げながら
歓声に向かって手を振り返している。
その戦果にそぐわないほど、可愛らしい仕草である。街人は更に熱狂していく。
いつしか歓声は聖女を称える歌となり、故国・フランスを慈しむ詩となっていた。
街の人々の中には、涙を流している人さえいる。傭兵たちからも嗚咽が聞こえる。
圧倒的なイギリスの武力の前に、故国の誇りを踏み躙られていた日々。
信じていたフランス王家に見捨てられ、イギリス支配下にあった日々。
戦線となるのを耐えがたくも甘受し、戦火の中で逃げ惑っていた日々。
そんな屈辱と絶望の日々が、たった一人の聖女の出現により覆されたのである。
それもほんの一週間も経たない、僅かな期間で。
「残った砦はたった一つだ。頼んだぞ、聖女様!」
民家の窓から、男の声がジャンヌに向かって飛んだ。感極まった涙声である。
その声に反応し、街全体がどっと盛り上がった。聖女への声援に大地が揺れる。
だが、ジャンヌはただその声に向かって手を振っているだけである。
大地を揺るがすような絶唱も、心からの声援も、彼女には届かない。
まるで蝋人形のような微笑を浮かべ、ひらひらと手を泳がしているだけである。
それでも、オルレアンの民は彼女に対して絶大な信頼と声援を贈り続ける。
畢竟、民にとっては彼女が聖女であろうが悪魔であろうが興味は無い。
ただ、この苦境を救い出してくれればそれで良いのであるから。
445 :
魁! 聖少女風流記:2006/05/03(水) 19:28:36 ID:QBRCWXWZ0
「ジャンヌ殿は、作戦会議には出られないのか」
ラ・イールがジヤンに聞いた。位が上のラ・イールに対し、ジヤンは素っ気無く応えた。
「部屋に篭りきりです。私がいても戦術はわからない、と」
将軍のラ・イールに対して、規律違反とも取られかねない不躾なジヤンの反応である。
が、ラ・イールはもう気にしない。戦場では能力が全てである。
ジヤンに、慶次に、そして戦死したベルトランに、ラ・イールは敬意を払い始めている。
貴族育ちの自分とは違う、在野で育った逞しさを感じている。
ラ・イールは首を縮め、ぽつりと呟いた。
「ジャンヌ殿は、私たちとは違う発想をするのだがな。しかし、今は仕方あるまい」
当時の戦場は騎士道に沿った戦いを理想とし、そして実践されていた。
が、農民出身のジャンヌはその慣例に縛られる事無く、自由奔放な作戦を決起した。
サン・ルウ砦での奇襲陽動作戦など、作中その最たる例である。
更に歴史上では、真夜中の奇襲攻撃などもジャンヌは頻繁に画策したとされている。
当時、戦争は日中に始まり、日没前に終わるのが暗黙の通例であった。
就寝時の攻撃など常識外であり、また戦場倫理に反する事でもあったのである。
当時の騎士道からすれば、ジャンヌのその戦略は外法であったと言える。
作品内では割愛してあるが、フランス軍内部でも彼女の戦略に対する反発は当然あった。
まして敵方であるイギリス軍からは、痴れ犬とこき下ろされ、魔女と罵られている。
そしてこの時のオルレアンの戦い方が、後のジャンヌの悲劇を生む。
「あの奇襲作戦は、ほぼ慶次が考えたものですよ」
瞳孔の焦点が合わぬまま、ぼんやりとジヤンは応えた。ラ・イールは反問する。
「そうか。では、慶次殿は?」
ジヤンはさあ、と言ったきり沈黙してしまう。ラ・イールはその様子に気が沈んだ。
(こんな様で、トゥーレル砦を陥せるのか)
ベルトランの死が重く肩に圧し掛かる。そして、聖女が人を殺めた、という事実も。
446 :
魁! 聖少女風流記:2006/05/03(水) 19:29:29 ID:QBRCWXWZ0
累々たる死骸が横たわる草原に、大男がどっかりと胡坐を掻いていた。
男の傍らには黒毛の、見事な体躯の巨馬が彼を守るように付き従っている。
前田 慶次と松風は黄昏ていた。
彼らの目の前に土が盛り上がっている。その土嚢に対し、慶次は詫びるように言った。
「すまないね、ベルトラン。お前程の男を、こんな弔い方しか出来なくて」
そこには、騎士の中の騎士が眠っていた。慶次のこの時代の最大の友であった男である。
ぐい、と瓢箪を煽った。中身は地場の蒸留酒である。
この世界に到着した時にあった酒は、淘に尽きている。息を吐きながら慶次は言った。
「美味いな。こっちの世界の酒も、なかなかのものだ。
…お前と酌み交わせていたら、もっと美味かっただろうに」
慶次は自分の掌を椀にして、酒を注いだ。松風が慶次の掌を美味そうに舐める。
「時代が変わるよ、ベルトラン。解るんだ。俺のいた時代もそうだったからね。
武人が駆けた時代は終わり、政治(まつりごと)で解決する時代になる」
ぐい、とまた酒を呑んだ。そして寂しげに呟いた。
「お前は最後までいくさ人だったな。 ……戦場で死ねたお前が、少し羨ましい」
残った酒を、ベルトランが眠る土へ全部振りかけ、立ち上がった。
「すまないがもう少しそこで我慢してくれ。きっとまた、俺はここに来る」
その時、慶次は気付いた。ベルトランの墓の近くに、真白く小さな花が咲いている。
先程までは無かった。いや、まったく気付かなかった。
が、今はそこにまるで慶次を励ますように、健気に咲き誇っている。
(お前か、ベルトラン)
慶次はそっとその花を摘んだ。愛しそうに懐にしまうと、ベルトランへにっこり微笑んだ。
「心配するな、ベルトラン。ジャンヌ殿はきっと守り抜いてみせる」
この花はきっとジャンヌに似合うだろう。そして守ってくれる気がする。
慶次はベルトランの眠る場所に深々と一礼すると、松風に跨り街へと駆け出した。
447 :
魁! 聖少女風流記:2006/05/03(水) 19:30:06 ID:QBRCWXWZ0
気配が無い。人としての気配が、今のジャンヌには失せている。
戦場の、カリスマ性に包まれた彼女を知る人間が見れば、別人と思うだろう。
まるで幽鬼のようにベッドに座り込み、呆然と呆けている。
涙を流していた。先程から繰り返し繰り返し自問していたが、一向に答えは出ない。
ベルトランが死んだ。慶次を除けば、最も自分が信頼していた男である。
呂布をこの手で殺した。戦場とはいえ、ただの娘である自分が人を殺した。
死と殺。戦場における必然である。覚悟は出来ているつもりでいた。
でも、だけど……。
キリキリと頭が痛む。吐き気が絶え間なく襲ってくる。視界はぐるぐると変転する。
神に祈りを捧げてみた。いつもの、ありふれた日課のように。
お許し下さい。主よ、この罪深き子羊を。そして導いて下さい、主のおわす場所へ……。
必死に祈りを捧げてみた。が、しばらく経ち、自分の姿に気付き愕然とした。
違う。いつもの祈りとは違う。いつもはただ祈っていた。
フランスの未来を、家族の安泰を、子供たちの将来を、人々の素晴らしい明日を。
だが今は違う。今は自分の為だけに祈っている、自身の魂の救済の為だけに。
フランスも、家族も、子供たちも、そして死んだベルトランの事ですら。
頭から消えていた。ただ、自分が救われる為だけに祈っていた。神に縋っていた。
私のどこが聖女だというのだろう! 結局、自分の事しか考えていない。
ベルトランさんは私を守る為に死んだのに、私は自分の罪の事ばかり嘆いている。
なんて冷酷で、許しがたい女なのだろう! イギリス兵の云う通り、魔女ではないか!
心の中で自分を罵った。だが、それ以上に恐怖は彼女を包み込む。
私の場所はもう、天国にはきっと無い。死ぬまで戦って、そして死ねば地獄へ堕ちる。
怖い、恐い。
だが、もっと恐ろしい事がある。そう。ざわりと、肌が粟立つようなあの快感……。
448 :
魁! 聖少女風流記:2006/05/03(水) 19:30:49 ID:QBRCWXWZ0
呂布の心臓に白銀の剣を刺した後、私は確かに彼に微笑んだ。
それは、敵ながら一生懸命生き抜いた彼に、私への想いを貫いた彼に、
敬意を表したというのはある。彼への明確な感情は何であるかは分からないが。
でも、あの彼の肉に剣を突き刺す瞬間。
私は薄暗い快楽に溺れていた。
背中を這い回る甘美な快感に、脳天を突き刺すような性的な衝命に、私は歓んでいた。
私は確かに濡れていた。
乳房が張り、下腹部が熱くなり、言い知れぬ背徳の悦びに心は酔っていた。
彼を刺した瞬間に震えていたのは、快感に痺れたからだ。人を殺めた恐怖だけではない。
私が微笑んだのは、彼の死に対する弔いだけではない。
むしろ大部分は、新しい快楽を知った歓びからだ。
こんな女がどうして聖女なのだろう?
自分が恐ろしい。その内、自分は戦場を自ら求めるようになる。血を求めて。
怖い。恐ろしい……。
「そんな顔は、ジャンヌ殿には似合わないな」
不意を突かれジャンヌはびくん、と顔を上げた、優しく涼やかな微笑が彼女を迎えた。
慶次が穏やかな顔で立っている。大柄だが、威圧感は無い。むしろ優しく包み込むようだ。
「け、慶次さん、し、失礼ですよ、急に女性の部屋に入るなんて」
ジャンヌはあたふたと涙を拭い、身繕いをし、少しだけ拗ねて見せた。慶次は笑う。
「いや、何度も外で声を掛けたのですが。この世界に来てしばらく経ちますが、
しかしまあ、俺にはのっく≠ニいうのがどうしても出来ないな」
そうして、部屋に響き渡るような声で大きく笑った。
その慶次の陽気さに釣られ、ジャンヌの心から少しだけ暗雲が晴れていく。
449 :
魁! 聖少女風流記:2006/05/03(水) 19:55:17 ID:QBRCWXWZ0
本当にこの人は、自分が一番辛い時にやってきて励ましてくれる。本当に…。
少しだけ安心すると、堰を切ったようにジャンヌの激情が迸った。
「見えないんです、大天使様が。いくら祈っても、どれほど願っても。
以前は祈りを捧げれば必ずお応えしてくれました。でも、今は何も聞こえない。
私が汚れてしまったから? 天国にはもう相応しくない魔女だから?
もう嫌、自分自身が嫌、フランスなんてどうでもいい、もう村へ帰して……」
ジャンヌは慶次の胸板にしがみ付いてすすり泣いていた。そこに聖女の面影は無い。
捨てられた子犬のように、親に叱られた子供のように、ただ泣きじゃくる姿があった。
慶次は何も言わずに、ただジャンヌをそのまま泣かせ続けている。
泣き声は次第にやみ、しゃくりあげるような嗚咽に変わった。それもやがて終わる。
ジャンヌは慶次から離れると、俯きながら寂しげに言った。
「申し訳ありませんでした、見苦しい姿をお見せして。明日は最後の砦です。
慶次さんも今日は早くお休みになって、英気を養って下さい」
その言葉に慶次は胸が締め付けられた。この少女の人生は、もう少女自身のものではない。
国に、時代に、その身も命も捧げているのだ。
それを、誰よりもこの少女は分かっているのだ。 ……自分は、時代への貢物だと。
そして彼女は苦しむのだろう。
誰よりも優しいその心と、人の生死を分かつ戦場での使命の板ばさみに。
そして彼女は死ぬのだろう。
いつか必ず来るその日に、きっと笑えぬまま、罪の深さに苦しみながら。
慶次はすっと胸元から花を取り出した。ベルトランが呉れたあの白い花である。
「これは…?」
ジャンヌが思わず反応した。今の場にそぐわぬ美しい花だからである。
「ベルトラン殿が呉れた花です。きっと、あなたに良く似合う」
450 :
魁! 聖少女風流記:2006/05/03(水) 19:57:43 ID:QBRCWXWZ0
慶次から手渡された花を、ジャンヌはじっと見詰める。掠れるような声で言った。
「本当に、綺麗で可愛らしい、純白の花。 ……私には、もう似合いませんね」
ジャンヌの悲しみと絶望は深い。花束のようなあの笑顔が、完全に失せている。
が、慶次という男。悲しみすらも空のように包み込んでしまう大きさを持っている。
「私がいた国には、蓮という花があります」
「……蓮、ですか」
ジャンヌは慶次の言葉の意図が分からない。慶次はにこやかに語った。
「蓮は泥の中から生まれ、見事に白く美しい花を咲かせる。ちょうどその花のように」
泥。泥の中。泥の中から生まれる。泥の中から生まれる、白く美しい花。
泥という意味。そしてその花の意味。そして慶次さんの、笑顔……。
「ジャンヌ殿。あなたが地獄へ堕ちたら、俺は地獄でも供をするよ」
ジャンヌの目から大粒の涙が零れた。先程までの涙ではない。微笑も浮かんでいる。
「……月を守る雲のように、護って頂けるのですか。たとえ、私が地獄へ堕ちても」
「ああ。いいよ。地獄までお供いたす」
ジャンヌが十八の娘の顔に戻っている。輝くような、手元の花にも負けない笑顔である。
「この綺麗な花は、なんと言う名前ですか」
何の気なしにジャンヌが聞いた。慶次がばつが悪そうに応える。
「ううむ。ラ・イール殿やジヤンや、他の兵に聞いても分からんのだ」
「じゃあ、私が名前をつけてもいいですね? ……プリフィア、はどうでしょうか?」
「プリフィアか。いい名だ」
今度は、2人一度に大きく笑った。ジャンヌの心から暗雲は完全に消え去っていた。
明けて5月7日。フランス軍は最後の砦へ進軍する。
ジャンヌは兵の先頭に立ち、まっすぐに背筋を伸ばしてトゥーレル砦を目指す。
白銀の鎧のうちに、そっとプリフィアの花を忍ばせながら。
451 :
ザク:2006/05/03(水) 20:11:10 ID:QBRCWXWZ0
まあ、あれだ。大変だなあっちのスレもいろいろと。
たまにしか見ないから状況は良くわからんが。
俺やバレさんのような冷静で物のわかる大人というのは
漫画板では本当に貴重なんだなあと思う今日この頃。
とりあえず、次かその次の話でジャンヌ編は終わりです。
次からは慶次編になるんだけど、完全に歴史から離れるから。
魔界転生みたいな感じになります。
今まで多少人気あったみたいだけど、完全にお客さん離れそうだなw
452 :
ハイデッカ:2006/05/03(水) 20:24:02 ID:QBRCWXWZ0
453 :
作者の都合により名無しです:2006/05/03(水) 20:34:20 ID:qAKavvjEO
そんな言うほど人気なんか無いよ
お世辞って知ってる?
仮にお世辞だとしてもお前がそれを言う理由はないだろ
構って君を相手にしてはいけないよ。
「多少」の意味もわからん文盲みたいだし
感想は新スレに書きます。
456 :
作者の都合により名無しです:2006/05/04(木) 22:41:58 ID:to6FnGOY0
バラダッド・ナイブスの8億人斬りみたいな感じになるかな。
勇次郎も60億と戦っても云々と言ってたし。
ありかもよ、こういうの。
401 :作者の都合により名無しです :2006/04/29(土) 18:11:41 ID:SJ1IZU5H0
テンプレの
>>1でも話題の本編ですが、ゴルゴVSビスケ&男塾雑魚塾生以外の全人類の番外編をどなたか
お作りください。
402 :作者の都合により名無しです :2006/04/29(土) 18:43:15 ID:eLFuwATh0
>サナダムシさん
赤青黄に対する対応はじゃんけんですか。
加藤、頭脳プレイ?も冴えてきましたね。
試練を乗り越えて、出来ればラスボスは
独歩か克己がいいなあ。
>テンプレ屋さん
乙です。しかし、パオさんは心配ですね。
>>401 意味わからん。
403 :作者の都合により名無しです :2006/04/29(土) 20:58:22 ID:qrs88eHT0
バキ魔界編の番外編を読めばわかります。まとめサイトにありますよ。
うむ、よくわからんw
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