>>434にはへーちょが反論をくれるみたいだからさらに考えたことを書いておこう。
まだちょっと雑なんだが。
ケンシロウとの第2戦では琉拳の優位性が全く無効になっていたわけだが特に魔闘気コーティングが無くなったのは全く納得がいかない。
例えて言えばサウザーとの第2戦で何の種明かしもなしに普通に北斗神拳で倒してしまったようなものだ。
真相は作者自身が攻略法を考えることができず無かったことにしたのだろう。
実際のところ打撃が効かず、効かない理由が闘気を吸収してしまうから、では北斗的にはお手上げだからね。
ただ物語を解釈するのにその手の舞台裏に言及するのは反則だ。
そこで物語内の描写で魔闘気コーティングが無効になったことをそれなりに合理的に解釈する手がかりとして「闘神のオーラ」に注目したい。
カイオウとの初戦で最後に現れたあれだ。
あれが現れている状態では物語の描写から考えて明らかに魔闘気関連の奥義はすべて無効になる。
いわばサウザーが鎧を剥がれた状態だ。
ただしノーマル状態では「闘神のオーラ」はよほどの追い込みをかけられないと現れない。
このリミッターを解除する作業が女人像のイベントだったのだろう。
実際あのイベントで「闘神のオーラ」らしきものがケンシロウの体に入り込んでいる。
これは一種のドーピングともいえるだろう。何しろそれにとりつかれればボロボロの状態のシャチでさえカイオウ相手にかなり戦えるのだから。
結局カイオウとの第2戦時のケンシロウは魔闘気無効+ドーピングという状態で戦い、そして勝った。
これに対してラオウがカイオウに挑む場合はどうなるか?
女人像のイベントはケンシロウ限定だからラオウが対決するのは当然魔闘気有効バージョンのカイオウだ。
これはケンシロウの場合と違って何回目の対戦でも変わらない。
ラオウはどうやってカイオウに有効打を与えられるだろうか?