>489 まあまた再来するだろうな。FF初期のおきまりのネタになってたから。
ってか怪しげな日本人が出てきて字幕もなしにしゃべくってたな
>>502 FF次回作は海パン先生らしいよ
でもさぶはソロの映画化も予定されてるらしいし
どうなるかちょっと分からないな
最近は年に何本もの割合でアメコミ映画が公開されてるな。
個人的にはソーとマーシャン・マンハンターを希望しているんだが。
>>504 >個人的にはソーとマーシャン・マンハンターを希望しているんだが。
ソーは普通にトールの映画にしかならないがまあアリだとは思う
そういえばジョンジョンは今度のジャスティスリーグからもハブられるらしいぞ(泣
『♪こ〜〜わくない〜〜でも☆こ・わ・い〜〜♪』
((・・・ガガガ・・・非戦闘域での・・・救援活動は
憲法に違反してはおりま・・・ガガガッ!))
『♪は〜〜ずかしい〜〜でも☆う・れ・し・い〜〜♪』
((国際平和の為にも貢献をする事・・・ガガガッ!!
名誉ある・・・ガガッ・・・地位を・・・ガガ・・・))
『((・・・ブチッ!!))』
今の音は俺の理性が切れた音である。
俺はこんな時でも、何一つ文句も言わず、淡々と作業をこなしている
副船長の『イリュー』に迸る感情をぶちまけた。
『だぁあああ!!もう!!やってらんねーーーっ!!』
堪え切れず、叫んだ俺の奇声にも『イリュー』は大して驚きもせず
相変わらず、作業をこなしてゆく。
『バンダナ・・・お前の方がうるさいよ・・・』
船長の『イフー』が割り込む。
『だってよぉおお・・・四六時中、あいつ・・・歌ってんだぜ?
いくら眠気覚ましだからってよおお・・・勘弁してくれ』
俺は、このくだらない作業の為に、5時間以上もつき合わされている事を
抗議した。明らかに、これは労務契約違反である。
『しょうがないじゃない。人手不足なんだから
ナベタがいない分、彼女にがんばってもらわないと』
『ナベタ!!あいつ・・・こんな糞忙しいときに
有給なんかとりやがってッ!!』
ナベタ・・・とは2年前に入社した新人((女))である。
年末年始の一番、人手の足りないときに
この俺を含め、上司や先輩をさしおいて有給休暇を取る
根性とは・・・流石はゆとり教育世代である。
『バン・・・ナベタがいない方が仕事がサクサク進んで
楽だって・・・言ってたんじゃないのか?』
それまで、淡々と作業をこなしていた『イリュー』が
会話?に参加した。
『それにナベタだと絶対、言うと思うよ?』
『そうそう』
『軍隊に給油するなんて・・・おかしいです!』
『そんな理屈、正しくないです!屁理屈です!』
『絶対、転用してますって!』
ヤニが切れかけの『船長』と、最愛の妻を事故で亡くした事を引きずって
再婚話になかなか踏み切れない『副船長』はここで見事な
モノマネ攻撃を俺に加えてきた。
『だぁあああっ!!止めてくれ!!俺が悪かった!!
判ったよ、我慢すればいいんだろ!?』
俺は潔く諦める事にした。
通信機能をこの場所で切る事は即ち、『 死 』を意味する
ここはそういう所だ。陸とは違う。
『判ればよろしい』
ヤニが切れかけていた筈の『船長』はやけに落ち着いていた。
俺達が現在、給油している船から『タバコ』をカートンごと貰ったのは
やっぱり本当だったのだ。畜生・・・後で盗んでやる。
『しかし・・・バンの言う通り、酷い電波障害だな
センサーが殆ど死んでいる・・・判っているとは思うが
警戒を宜しく頼むよ・・・ポロンさん・・・俺達の命は』
『はーい☆』
『副船長』の指令が終わる前に『ポロン』事、派遣の
『ナビゲーター兼、監視員』が『酸素』以外にも
色々と欠乏しているのが明らかな声で返事をする。
『おいおい・・・本当に判ってんのか?
ちゃんとゴミの探索をしてくれないと
俺達、この寒くて暗い場所で死んじまうんだぜ?』
俺はこの『色々、欠乏症』の派遣社員に『 命 』を預けている事が
堪らなく不安になった。って言うか最初から不安だったんだが・・・
『セイノ・バンさん・・・でしたよね?』
突然、彼女の口調が変わる。
『な・・・何だよ?』
内心、派遣だからと思って小ばかにしていたのがばれたのか?
ちょっぴり焦った。
『トリプルA級ライセンス・・・もう習得できました?』
『ポロン』の通信に混じって、『イフー船長』の忍び笑いが聞こえてくる
ああ、畜生、痛いところついてきやがる。ペーパーとは言え
派遣である彼女の方が、先輩である俺よりライセンスは上なのだ。
普通の会社ならば彼女は既に立派な『大船長様』である。
格差社会・・・貧乏人の家に生まれた子供の運命である。
個々の微々たる努力などでは、その差は既に覆りそうにもなかった。
『と、兎に角、しっかり見張ってくれよなっ!!』
『はーい☆』
再び、長すぎる勤務時間には見合わぬ、危険で、且つ単調な作業に戻る。
いくらエネルギーやエンジンが発達しても、所詮は『 船 』
『 油 』がなければ動かない。
それは、もう5時簡以上前からこの場所に漂っている
新大陸を目指し、大海原へと乗り出した『冒険者』の名を冠した
『補給艦』とて同じである。
((・・・ガガガ・・・非戦闘域での・・・救援活動は
憲法に違反してはおりま・・・ガガガッ!))
補給艦が受信しているプロパガンダがまたもや俺の鼓膜を刺激する。
全く、『ナベタ』じゃないがこんな茶番で国民を騙せるとは
彼らも本気で思ってはいないだろうが・・・
『おーい!・・・3本目のホース確認OKだな?バン?』
『嗚呼・・・問題なしだ。』
衛星軌道上の夜明けがやって来る。
後、数時間で・・・運命の一月三日が始まろうとしていた。
(時間切れ
終わり)
>>499 訂正
×普段、新聞を読んだり、ニュースを聞いたしない
○普段、新聞を読んだり、ニュースを聞いたりしない
>>510 訂正
×普通の会社ならば彼女は既に立派な『大船長様』である。
格差社会・・・貧乏人の家に生まれた子供の運命である。
○普通の会社なら、彼女は既に立派な『大船長様』である。
格差社会・・・貧乏人の家に生まれた子供はどこまでも哀れだ。
((これが・・・若さか・・・!))
青い怒りのままに繰り出された『 若 者 』の拳に
頬を殴られた出来事を、私は生涯・・・忘れないだろう。
あの時、思わず毀れた呟きは、自己を偽り続けて
生き長らえているという事が、只、虚しいだけだと
素直に受け入れる事が未だに出来ずにいる
心の葛藤から来たものだと、漸く判った。
何年ぶりであろうか・・・こんなにも心身共に穏やかなのは。
我々、組織の代表を護衛する任務と、会議が不首尾になった時の
サプライズ演説の為とはいえ、『陸行き』を渋っていた
意固地さに我ながら苦笑した。
『ふい〜〜〜っ』
流石は『名湯100選』に選ばれる事だけはある。
思わず毀れたため息と共に、私の・・・よからぬものが
血生臭い過去の過ちも含めて全て、洗い流してくれそうだ。
・・・十分にその効能を見せてもらった。
今の私なら全てを受け入れる事が出来るような気がする。
あの時、どさくさに紛れて『 若 者 』が
『サミング』を狙っていた事もこの際、忘れよう。
(サングラスはやっぱ必要だよなぁ・・・うん)
周りが止めに入らなかったら『 若 者 』はあの時
投げの体勢から、そのまま寝技に持ち込みそうな
勢いだった事もこの際、忘れてしまおう。
(空手をやってる人間が素人を殴り飛ばすなんて!ひどいや!(泣))
・・・・なんだか急に泣けてきた。
今夜も『 彼 女 』に慰めてもらう事にしよう。
『陸の上』だけど、きっと会いに来てくれそうな気がする。
それに、私に宛がわれたあの部屋は何か出そうな気がする。
間違いない。
『 彼 女 』の事を思い出したら
なんだか元気が出てきた・・・てへっ☆
そうだ!みんなのお土産には
『アカフク』にしよう。
また・・・『赤い奴wwwテラキモスwww』とか言われそうだけど。
(おわり)
518 :
通常の名無しさんの3倍:2007/10/17(水) 13:00:08 ID:kwar1qwL
JLAの映画って、悪役はやっぱり宇宙ヒトデなのかな?
規制に引っかかった。。。
ハッスルスレの
>>320の続き
全く持って唾棄すべく行為であったが
ここだけの話、これがけっこうな『カネ』を生んだ。
私が一時期、嵌った『デイトレ』や『先物取引』並に
(無論、それだけで食べていけるような額ではなかったけれど・・・)
しかしながら、浅学非才を絵に描いたようなこんな私にも
とある筋から『書籍化』の話が2,3やって来た。
折りしも、自費出版について局で特集を組んでいただけに
かの錬金術に危うくはまり込むのを回避できたのだが・・・
正直、心が揺れてしまったのもここに告白しなければなるまい。
>>485 訂正
×4度目禁煙を決意しながらも、ついに火を点けてしまった
○これで4度目にもなる禁煙を決意しながらも
ついに火を点けてしまった
>>515 訂正追加
×何年ぶりであろうか・・・こんなにも心身共に穏やかなのは。
○何年ぶりであろうか・・・こんなにも心身共に穏やかなのは。
ここだけの話、我らの船『アー@マ』の給湯器は
あの『パ@ーマ』社製のガス窯だったので、内心ひやひやしながら
湯浴みをしていた。
(このスリルを味わうプレッシャー?は、素人にはお勧めできない)
また規制。。。調子悪い
>>331の続き
このなんちゃって?『すけべかんすけ』が次に言い出しそうな事を
予測するのは実に容易い事であったので、私は先に言ってしまう事にした。
『そういう事には使ったことないけど・・・本当だってば!
それに、仮に@@@が使ったとしても
悪いけど、僕の脳波に同調する様に調合されているから
多分、気持ちよくないよ?副作用だって怖いし・・・』
『そ、そうなのか?』
『うん。残念だけど』
すけべかんすけの落胆がありありと観てとれた。
全く、何考えてんだか。。。
しかし、こんな奴でも利用する価値はある。
一票は一票だ。
公衆の面前で脱糞をした@@@も無論である。
私がこのレースで勝利した暁には、その名誉を引っさげて
立候補するつもりである。・・・チャレンジ議員として。
その為にはまずはこのチャレンジ団体を票固めとして、
足掛かりとして置かなければならないだろう。
『政界』に乗り出すというのは生半可な覚悟で
出来るものではないのだ。
(つづく・・・)
訂正
>>517 ×そうだ!みんなのお土産には
『アカフク』にしよう。
○そうだ・・・みんなへの『おみやげ』は
『アカフク』にしよう。
『・・・おいおい時間だ・・・起きなよ・・・』
肩を揺らされて目が覚める。俺・・・嫌、私はいつの間にか
眠ってしまったらしい。休憩時間だったとは言え、恥ずかしい。
『す、すみません主任・・・自分、いつの間にか・・・じゅるっ』
慌てて涎を拭い、言い訳を探した。居眠りをしていたなんて・・・
『シロー』一生の不覚。
もし、ここが戦場なら『かわいがり』という名の制裁を受けたり
下手をすれば『銃殺』されても文句は言えない。
(って言うか死んじゃったら本当に何にも言えないけど)
新たな職場で自分は、また下手こいてしまった
しかも、初日にである・・・・orz
取り繕う姿が我ながら見苦しい自分に工場長の息子でもある
『主任』は初日という事もあってか、本当に優しかった。
『シローさんだったね?前の職場では酷い目にあったそうだけど
ここでは決してそんな事はないから頑張って下さいね?』
『は、はい・・・すみません以後、気をつけます。』
『確かに、私たちの仕事はちょっぴり眠たくなるような
作業が多いけど、これも社会の為になってるんだ。判るよね?』
『はい・・・頑張ります。』
『おいおい、敬語は止めて欲しいなぁ・・・僕の方が年下だから
なんだか照れてしまうよ・・・タメ口でいいからさ。』
良かった・・・なんだかとっても良い人みたいだ。
下手こいた芸人が軽やかな音楽と共に復活?するように
私は自尊心を取り戻した。
前の職場では色々と酷い目にあった。それらの出来事については
また、機会があれば順におって紹介したいと思う。
(キーワード☆【障がい者】シローの天下り【自立支援】注:未完結)
取り敢えず、妻が子供を連れて出て行ってしまったという
惨めな境遇の私に、住む場所も提供し、障がい者であっても
文化的な生活を保障してくれるという今時、夢のような職場が
この今日から働く事となった工場である。
確かにその仕事は私を起こしてくれた主任が言ったように
眠たくなる単純作業の連続ではあったけれども・・・
『さあ、休憩時間は終わりだ。後もう少しで退社時間だから
一緒にがんばりましょうよ?シローさん?』
『はい・・・頑張ります!』
寝ぼけた頭に渇を入れ、作業に戻る。
その作業とは・・・お餅についたあんこをひっぺがすというものだ。
ひとつひとつ剥がさなければならないので結構、面倒である。
だが、これも地球環境の為である。きちんと分別しなければならない。
廃棄する食品を扱っていると言う事で
頻繁に消毒する為の休憩を取らされた
またまた休憩である。
主任はどこかに行ったままだけど・・・
作業場とは別の部屋で頻繁に取らされる休憩・・・
むう・・・これは我々、障がい者を気遣った措置なのかもしれない。
それはそれで有難かったけれども、どうも
私はその消毒が好きになれそうになかった
あの消毒用の煙を吸うと・・・何故だか
意識が朦朧として・・・なんだか眠くなってしまうのだ。
前にもこんな事あった気がする
妙な煙草の煙を嗅がされて
何もかも喋ったような・・・・
なんだか・・・また瞼が重くなってきた。
そう言えば新しい起動戦士ってば
メビウスの輪をタイトルにつけていたような。。。
(
>>525に戻っておわり)
またもや規制。。。
キャスターの
青い瞳は
カンペのせい?
(カラーコンタクトには見えないし。。。)
デジタル化
絶対、入ると思う
妨害電波
(チャンネルを換えさせない電波とか)
今年も
念が状を
送りつける
(怨念はいってます)
巻き添えで
死んだ人を
笑わない
(フライングボディアタッカー)
未だに
『とりっくおあとりーと』とほざく
兄がいて
(・・・)
鑑定団の
ありえない人と宝に
やらせを感じ
(バラエティーだけどさぁ。。。なんだかなぁ。。。)
会社情報に
騙されて今日も
ジャロをする
(まるで、エホバの天国の絵みたいだったぜ。。。)
もっと僕
くりえぃてぃぶな仕事が
したいんでつ
(マリリンマンソン似の上司?に言い放った言葉)
取立て屋を
雇う役所の
心意気
(・・・おまいら。。。)
この渇え
監視カメラをも
奪いそう
(しかも太陽電池式ですか!こりゃあお宝だぁああ!!)
紅葉も
『アカ』になったら
首?切られ
(社員、労働者も然り)
政治家が
貧乏ならば
庶民は喜ぶのに
(庶民が貧乏だと、なんでこうも馬鹿にされるのか。。。)
いっその事
モザイク模様の
手錠、造りなよ
(光学式迷彩ジャンバーとかも)
未だに
『人間失格』
読破せず
(。。。だってさry)
値上げの
張り紙外して
知らん顔
(・・・また騙された)
保証金
言われるままに
支払って
(・・・なーんか、騙されてる気がする。。。)
塀の高さは
タンジェントを出すまでもなく
貯蓄率に
比例します
(落書きしちゃうぞ?)
事故現場
お供え物を盗んで
お見舞いに
(氏ねばよかったのに。。。)
ノーマネー
ノーライフ
ノージョブ
(ノーホープ)
貸し倒れ
リスク等級
『暗黒』で
(。。。てへっ☆)
交通整理の
おばさんの視線が
気になって
(・・・どこみてんのよっ!)
>>542氏
良く、言われますし、自分でも多分、そうなんじゃないかとry(´・ω・`)
と、とりあえず保守して頂いた?氏に捧げます。。。
釣り道具
お魚に言わせれば
武器、凶器
(わざわざ、タレント使って殺生せんでも・・・)
刑事事件
善悪の判断なんか
判りませぬ
(あんたは・・・神様か?本当に何が正しくてry)
何とかビーイング
きっと元ネタは
『墨攻』だ
(・・・用心棒かもしれんけど)
『((もう・・・遅刻だよッ!三ちゃん!))』
『((ザザザ・・・ガガガ・・・))』
『((すまねえユリっぺ・・・深夜アニメの続きが気になってつい・・・))』
『((・・・ガガガ・・・ザザザ))』
異常気象のせいで、脅威的に発達したサイクロンの爪痕が
未だに生々しく残るジャングルに、全く持って似つかわしく無い
会話?を俺は捉えた。
(奴等も芸が無い・・・)
俺は苦笑しつつ暗号表を手に取り、見比べた。
(・・・暗号パターン『釣り基地』か・・・)
幾分、汗ばんだヘッドホンを付け直して、集中する。
これは・・・何気ない会話を装って、機密情報をやりとりするという
本当に使い古された手ではあるが、未だもって有効な手段なのだ。
因みに暗号表を元に先程の会話?を翻訳し、更に和訳?すると
以下のような文になる。参考になるだろうか?
本文:『もう・・・遅刻だよッ!三ちゃん!』
和訳:『定刻どおりミッションを進める』
本文:『すまねえユリっぺ、深夜アニメの続きが気になってつい』
和訳:『了解、フライトタイプ@号機、タッチ&GOを始める。』
此処の所、奴等は・・・
このエリアのどこかの基地か、どこかの飛行場で
何かの飛行実験を繰り返しているらしい。
つい先日も、その実験に失敗したのかどうかは知らないが
ヤーナゴ山脈の向こうから黒煙が立ち昇ったのを確認した。
人の失敗を喜ぶ奴は、ろくな死に方をしないと
田舎のバアさんが説教しそうだが、戦時中に於いては
そんな甘ちょろい事など言ってられない。
奴等は俺達にとっては国力が30分の1とは言えども
圧倒的な戦力と、十年先を行く技術を誇る恐ろしい敵なのだ。
自ずとヘッドホンを握る手に力が入る
だが、これはきっと奴等の策略か陰謀なのだろう。
俺の聴覚は、張り詰めた緊張を著しく萎えさせる
会話?を捉えて続けていた。
『((ああッ!三ちゃんのH!すけべ!ヘンタイ!))』
『((ザザザ・・・ガガガ・・・))』
『((ユ、ユリっぺ・・・オ、オラ・・・もう!!))』
『((・・・ガガガ・・・ザザザ))』
『((アーーーーッ!!))』
俺は咄嗟にヘッドホンを放り投げた。
次の瞬間、センサーがヤーナゴ山脈の向こうから
黒煙が立ち昇ったのを捉えた。
危なかった・・・
後、ほんの少し行動が遅れていたら、鼓膜を破いてしまう所であった。
今回もフライトタイプとやらの飛行実験は失敗のようである。
やれやれと胸を撫で下ろし
煙草に火を付けた。
紫煙が・・・狭い車内に立ち込める。
すぐさま、体調を崩している隊長が俺を睨み付けた。
建前:『あ・・・すみません、隊長・・・ついつい』
本音:(ケッ・・・そんなの知った事か、どうせあと半日で
手前ェは本部勤めになるんだろーが!)
俺はこの配線違いの隊長が、舞戻ってこない様にと願うと同時に
新たに配属されるという噂の隊長の為に一曲、爪弾いてみたくなった。
(おわり)