ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第五章

このエントリーをはてなブックマークに追加
262シュウジ=アサギ ◆T2X.xlTDSU :04/02/13 23:22 ID:???
「むぅ……。出来上がってみると……。以外にデカイ……。」
〔回線は……。問題ありません。〕

シュウジが先ほどから作っていた武器が出来上がった。
それは左手に握る…と言うよりは抱え込まれていると言うところだろうか。
外見上は、白色の円柱状の物体。そこから弾帯のような物が延び、腰の後ろの三角柱状の物体に繋がっている。

「んじゃ、試射してみるか。目標はこの武器のために犠牲になってもらった機体。
 火器管制安全装置解除。狙え!」
〔了解。〕
「……ファイア!」

……合図とともに、けたたましい音とともに、弾丸が発射される。
一瞬にして蜂の巣になっていくGキャノン。
「打ち方やめ!」
〔……左手コネクタ。照準補正プログラム、装弾機能。問題ありません。〕
「よし、即席ガトリングガン完成…っと。」

……製作していたのは格納庫に放置されていたGキャノンの肩パーツを利用した即席ガトリング・ガン。
そこから弾帯を伸ばし、腰の裏に設置したゼク・アインの肩部マガジンに繋いでいるのだ。
もちろん弾丸は格納庫の中でもトップクラスの物を使用、これならそれなりに強力な面制圧兵器として利用できそうだ。
……ただ、問題は左腕関節の損耗が激しそうなこと、そして弾丸の企画が完全に使用されるはずの物とは違う物のため、長くは持たないかもしれないと言うことだろうか…?

(……後は……機体の爆破装置の発見か……。)

【行動:即席ガトリングガン製作(−1)機体調整(−1)試射(−1)】
【残り行動値:1p】
【位置:H-14】
【機体状況 :問題なし】
【参加者状況:右足重傷(処置済み)貧血気味】
【武装:ザンネックベース(破損している可能性大 移動には問題なし) 4連装マシンキャノン(5斉射分)
    ビームライフル(残弾3)ビームサーベル×2、ビームシールド、フック付きワイヤー&ウィンチ】
【所持品:ディパック(水2g入り4本 食料三日分 ノートPC 計画書 紙とペン)
     拳銃 工具セット ゼファー 首輪カバー×6】
【行動方針:爆破装置発見 睡眠 食事】
【同盟:07番ベルク?? 15番リナルド 19番ラーズ?
 中立:06番ジェイス? 14番 レイモンド】

※書き込み不能期間の都合上、ヨーコさんとアレンさんの書き込み前の行動とお考えください。
>>251
何かに憑かれたように話すリファニアの泣き声が、急に今までとは違う悲しみに満ちていく。
どうやらこれが彼女の本心ということだろうか。

アレンからも通信が返ってくる。
>>252
『ふざけんなっ!勝ち逃げなんざ俺はゆるさねぇぞ!
 俺ぁ真面目に真剣にこの闘いにすべてを賭けてんだっ!
 てめぇが逃げても、俺は……』

「……あんなに、大切に想ってくれる人がいるのに……!」

『……一瞬でいいから、精一杯……輝く為だ。
 ……閃光のように』

(こいつも、死んだ方がマシな口、か……。
 だいたいあれだ。
 教会の時もそうだが、俺は勝ったなんて思っちゃいないぞ。
 ……それより)

ハンブラビの損傷率は既にレッド・ゾーンに入っている。
脱出ポッドに支障が無いよう胴体部を外して攻撃したから、
もう脱出機構が作動してもいいはずだった。
だが作動しないということは、アレンが脱出機構を眠らせたのだろうか。

(今は、殺さずに決着をつける方法を探してみるか。
 あくまで脱出する気が無いのなら、こちらから引きずり出す)

行動を決めると、リナルドは通信のためか動かないハンブラビの前に出るべく機体を動かした。
その時、変化は起こった。

『俺の名はアレン=D=バディアン。知ってる野郎も知らない野郎も文句言わずに聞きやがれ。
 ……俺はこの殺し合いに参加出来て、よかった。
 仲間と、愛する女と、出会えた。
 俺は幸せだ。でも、俺は強欲でな……。まだ納得のいく結果を出せていない。
 納得のいく闘いを出来ていない。……俺はこの殺し合いに参加出来て、よかった。
 じゃあな、トリィ、ダグラス、イブ、スタンリー。俺は一足先に……逝ってるわ。
 死んだらまた会おうぜ』

(何だ? 全体通信? ……遺言のつもりか!)

『またせたな、リナルド。
 ……これで終わりだ』

「そうは行くか。
 今、引きずり出してやる!」

≪続く≫
>>263続き

コクピットハッチを剥ぎ取るべくアビゴルが接近すると、突然ロックオン・アラームが鳴り響く。
反応して機体をずらそうとするリナルドだったが、間に合わない。
直後、振動。 爆発は無い。
チェックしてみると、どうやら左腕のビーム・カッター発振器がきれいに撃ち抜かれたようだ。

「ち……やってくれるよ……」

だが、右腕を伸ばそうとアビゴルを操作するリナルドの頭の中に、彼女の声が響いた。

(駄目、逃げて!)

「え?」

見る見るうちにハンブラビの熱量が上がっていく。

(早くッ!)

「!
 まだ、まだだ!」

マヤの声を無視し、コクピットハッチに手をかけようとする。
……が。
次の瞬間、モニターに“CAUTION”の表示。
リナルドは反射的に機体をハンブラビから引き離す。

間髪入れずにハンブラビは大爆発を引き起こした。

……

カメラを守るために咄嗟に腕を上げたまま、爆発の衝撃による慣性で爆心点から離れていくアビゴル。
その中で、リナルドは震えていた。
怒りと悲しみを抱いて。

「どうして……生きることをやめられるんだよ……。
 例え一瞬でもどんなに綺麗に輝いたって、皆、いつかはそれを忘れるんだぞ……。
 どんなに輝いたって、その後死んだら何の意味も無いじゃないか……!」

どんな“想い出”でも、だんだんと埃を被り、そして必ず消えていくのだ。 忘却の彼方に。

「……勝ち逃げ?
 俺がいつ逃げたってんだ。
 逃げたのはお前の方じゃないか。
 生きることから……逃げたのは……」

最後の方はもはや声になっていない。
搾り出すような独白の中、彼は忘れていた。

開いた通信回線を閉じていなかったことを。
【行動:通信継続(0)、アレン救助(未遂)(-1)、離脱(-1)】
【位置:T-17】
【残り行動値:2pts.】
【機体状況:MS形態・損傷なし・通信回線継続(リファニア)】
【武装:(MS)ビームカタールx2、ビームカッターx2、頭頂部ビームキャノン、ヒートサーベル
   (MA)ビームカッター、グフシールド(半壊)】
【生徒状態:通常・左首筋に軽度裂傷】
【所持品:デイパック、コッペパンx2、水2gx5、食料5日分、雑誌、着替え一組、ノーマルスーツ
   (以下私物)MS状態チェック用ポータブルコンパネ、愛用眼鏡、配線修理用工具一式】
【行動方針:あるべき場所へ戻る】
【同盟:01番シュウジ 07番ベルク? 08番ヨーコ? 19番ラーズ??】
「はー。
 ごくらくや。ごくらーく。」

タイヤがめっさ速度がでるんでコロニーには
結構あっさりとつきよった。
んで、コロニーの入ろうとおもうてコロニー港に
近付いたら、妙に壊れとる。
あー。ここも人がおらへんな。
と、直感でわかーてもうた。
もう、このさい気にせんことにして
ジャジャ馬に乗ったままコロニーの中に入って
行く事にしたんや。
中に入って何しよかとおもっとったら
急にお風呂に入りたくなったんや。
そんで、健康センターを探して発見したんや。
中に入ったら、やっぱり人は全然おらん。
やけど、お風呂は沸いとった。
ちょっと、タオルやらなんやらもあったんのを
借りて、リフレッシュや。
あー、ごくらーく。ごくらーく。

【行動 : 移動 J-10→J-9→J8 (2) お風呂やー (1) 】
【位置 : J-8 】
【機体状況 : 体育座りでタイヤにのっかっとる ただいまお外で待機や 】
【パイロット状況 : ごくらーく。ごくらーく。 】
【武装 :ビームサーベル、両肩部3連装ミサイル×2、両肩部ムーバブルシールド×2
      120mmザクマシンガン+弾倉2つ
      アインラッド 武装:ビームキャノン×2、9連装ミサイルポッド】
【所持品: ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本
      中身のたくさん入ってる財布
      (硬貨が20枚ぐらいお札が40枚ぐらい。あとサービス券とかカードが入ってる
       それと暴漢対策に鉄板が仕込んであって
      ナイフも通さない、銃弾も効かない・・・・・・試した事はあらへんけど。)
      つっこみ用スリッパ(片方だけ) 】
【方針 : リフレッシュ 】
【同盟 : まだ、友達おらへん 】
『リファニア、よく聞いてくれ。
 俺は本当はお前をここに連れてきたくなかった。止めようとするのは大体わかっていたからな……。
 でも……俺はお前を連れてきた。それは、お前に俺の全て……俺の最期を見てほしかったからだ。
 ……俺はお前を……リファニア=ニールセンを愛している。
 声も顔も心も体も魂も全てひっくるめてだ。……それじゃあな。』
ただ涙を流し、アレンの言葉を聞く。
リファニアを想うアレンの想い。失われてゆくアレンの温もり。
その全てを、その言葉と共に感じ取る。
……そして、その言葉こそ、リファニアに向けられた、生きたアレンの最後の言葉。
リファニアは、何も出来なかった。本当に、何も。
ただ、アレンの言葉を耳に焼付け、その姿を、両の瞳に焼付ける事しか、出来なかった。
……涙は、一瞬で枯れた。声も出ない。
悲しみが強すぎると、人は泣く事すらも出来ないというのは、本当の事だった。

『俺の名はアレン=D=バディアン。知ってる野郎も知らない野郎も文句言わずに聞きやがれ。
 ……俺はこの殺し合いに参加出来て、よかった。
 仲間と、愛する女と、出会えた。
 俺は幸せだ。でも、俺は強欲でな……。まだ納得のいく結果を出せていない。
 納得のいく闘いを出来ていない。……俺はこの殺し合いに参加出来て、よかった。
 じゃあな、トリィ、ダグラス、イブ、スタンリー。俺は一足先に……逝ってるわ。
 死んだらまた会おうぜ。』
全体通信で、このフィールドに居る全ての者に、最後の言葉を遺すアレン。
それは、戦士として死ぬ事を選んだ男が遺す、メッセージ……。

言葉の終わりと共に、リナルドに閃光が放たれた。
――それこそが、戦士の輝き――。
輝きは、リナルドに届き……。
アビゴルの"剣"を、一本だけ、もぎ取った。

動きを止めたハンブラビに、手を差し伸べるアビゴル。
……闘いは、終わった。
一矢報いたとも言えない位の、微々たる戦果……。
だが、アレンは確かに、僅かながらも、自らの誇りを取り戻した。
アレンは、そういった意味で、確かに勝利したのだ……。
コックピットハッチに手をかけようとするアビゴル。
だが、途端に危険を感じ、アビゴルはハンブラビから離れてゆく。

その瞬間、ハンブラビは、アレンの生命の温もり全てを飲み込んで、爆光に包まれた。
爆光とともに広がる眩しい光は散ってゆくアレンの生命の輝き。
その輝きがリファニアの瞳を焼こうとも、リファニアは決して瞳を逸らさず、じっと見つめていた。
涙すら枯れ果てた、その瞳で。

(続きます)
暗がりの艦長室で、士官服をクローゼットへ戻した。
もうこの服を身にまとうことは無いだろう。

艦長服に着替える前に、最後にもう一度だけ唇の余韻を味わう。
姉さんによって打ち込まれた体の火照りは、まだ冷めていない。
唇をそっとなぞってみる。軽い刺激を感じると共に、「はぁ・・・」とため息を漏らす。

夢、あくまで夢≠語っただけなのだが、僕はその先を見たくなってしまった。
姉さんと二人で生き残り、仲良く、平穏に暮らす日々を・・・・・・。
平和だけど、決して平凡では無く、日々刺激に溢れていて・・・・・
・・・今は止めよう、考えるのは・・・・・・。
只でさえ苦しい心が、余計に辛くなってしまうから・・・・・・。
肌着の上から姉さんのロザリオを握り締めた。

艦長服に着替え、先ほどの自分を引きずらない為に心に麻酔をかける。
冷水で顔を洗うと、頬の赤みと体の火照りは、徐々に消えていった。
鏡で身なりを整え、軍帽を頭に乗せた。
・・・・・・よし、準備完了。

艦橋へ入ると、レーダーにスタンリー機の反応。
機影は消えたり現れたりしていた。デブリの影響だろうか?
暫くすると、XBガンダムが帰艦を果たす。
スタンリーは艦橋に上がる事も無く、自機の修理に勤しみ始めた。

それを観ながら、腹ごしらえにカレーを口にする。
・・・・甘口に辛口を少しだけ混ぜて、少しづつ辛いのに慣れていこう・・・・・・。
スタンリーが作業を終え、艦橋に上がって来ると同時に、カレーを食し終えた。
甘口の筈なのに、結構キツイ。やはり水無しでは食べれなかった。
ヒリヒリする口を押さえながら、スタンリーに敬礼を送る。

「お疲れ様です、スタンリーさん。・・・・・・あの二人とは別行動をしたのですか?」

質問と投げかけたと同時に、トリィが暴れだした。
アレンの名を必死に叫び、抑えようとしても手につけられないほど暴れ回る。
そして急にへたり込むトリィ、それを抱えた瞬間、
言いようも無い不安が僕の心に圧し掛かった。

【行動:着替え(−0) 食事(−1) スタンリーと会話(−0)】
【位置:U-12 ムサイ艦橋】【残り行動値:3p】
【機体状況:肩部損傷 格納中】 【身体状況:通常】
【武装:頭部バルカン×2(残弾90%) ビームサーベル カメラ・ガン  ザクバズーカ(残弾3)
     ビームピストル×2 ビームシールド(破損) クラブ×1 ムサイ級軽巡(損傷軽微)】
【所持品:イブのロザリオ 拳銃 家族写真 コッペパン×2 水2リットル入り×2 弁当×1 お菓子少々】
【行動方針:イブを守る 三人の帰りを待つ】
【同盟:03番イブ 16番アレン 20番リファニア 23番スタンリー】
『どうして……生きることをやめられるんだよ……。
 例え一瞬でもどんなに綺麗に輝いたって、皆、いつかはそれを忘れるんだぞ……。
 どんなに輝いたって、その後死んだら何の意味も無いじゃないか……!
 ……勝ち逃げ?
 俺がいつ逃げたってんだ。
 逃げたのはお前の方じゃないか。
 生きることから……逃げたのは……』

爆光に照らされるアビゴルのコックピットで、リナルドが呻くように、語る。
その言葉は、開きっぱなしの回線から、リファニアの耳に確かに届いた。
……その言葉は、アレンの死を無意味なものと断定しようとしていた。

「……忘れるものか……。そして、忘れさせる、ものか……。」
爆光が消え失せると共に、輝きを失ってゆく、リファニアの瞳。
リファニアの中に残った、僅かな殺意――。
リナルド=グレイスに対する、ほんの僅かに残っていた殺意が、呼び起こされる。
それは、悪魔のマシーンによって増幅され、リファニアの心を凍てつかせていった。
まるで、冷たき氷の刃と言える程に。
「…………ス……。」
人の物とは思えない、冷たい光を宿した瞳をリナルドへ向ける、リファニア。
その瞳に、感情の色を窺う事は出来ない。
ただひとつ……殺意を除いては。
純粋で、本当に純粋すぎて、それが殺意であるのかさえ判別出来ない、冷たい殺意。
……もう一歩で、心の全てが殺意に塗りつぶされようとしていた時……。

『……駄目だぜ、ハニー?』

優しい声が、聞こえた様な気がした。
「アレ……ン……?」
殺意が霧散し、リファニアの瞳に暖かい光が戻る。
コックピットの中に、いつの間にか形作られていた、愛しき男の姿。
アレン=D=バディアンの姿が、あった。
「アレン、アレン……!」
アレンに抱きつこうとするリファニア。
無情にもリファニアの手は、アレンの身体をすり抜けてゆく。
だが、リファニアはそれでも構わず、アレンと口づけを交わそうとした……。
……リファニアの唇に、柔らかく、暖かい感触が、触れた。
瞬間、アレンの姿が光の粒子となって、形を失ってゆく。
その光の粒子は、リファニアを優しく包み込むと、リファニアの体に吸い込まれて行った。
アレンの意識と共に……。

(続きます)
……ああ、アレンの遺したかったメッセージ……。
まだ、全部伝えきれて、いないんだね……。
伝えたくても、伝える事が叶わなかったメッセージ……。

……まだ、残っているんだね……。

「……うん。わかったよ、アレン……。」
ヘルメットを脱いで、付着した涙を拭うリファニア。
悲しみを隠しきれない、憂いを秘めた笑みを浮かべながら、リナルドへ語りかける。
「リナルドさん……。
 たとえ命が失われようとも、決して消えない輝きも、あるよ。
 ……私が、証明してみせる。
 アレンの生きた証を、絶対に残してみせるから……。」
それが、自ら決意した闘いの道に赴く前に、絶対にやっておかねばならない事。

……誰よりもアレンを愛し、その心と触れ合った私にしか、出来ない事……。

「またね、リナルドさん。今度会った時は、敵同士じゃないよね?」
そう言って、リナルドににっこり笑いかけると、リファニアは、宇宙に意識を広げた。
感じ取ろうとしたのは、アレンの遺した、大切な友達……。
その方向へ、機体を向けると、リファニアはこの戦闘空域から離脱した。

――ハンブラビの残骸漂う戦闘空域――。
アレンの意識は、そこにはもう、残っていない。

【行動 : リナルドとの通信継続(0)、離脱(-1)、移動U-14へ(-3)、残0 】
【位置 : U-14 】
【機体状況 : 表面に細かい損傷(幾つかビーム砲損傷)、スラスター損傷軽微、MA形態 】
【パイロット状況 : 頬に切り傷(治療済み) 】
【武装 : 胸部3連装拡散メガビーム砲(一門破損)、リフレクタービット×10、
      腕部サイコミュ式 ビームソード×2、全身メガビーム砲×多数 】
【コンテナ入り武装 : 指揮官機用ブレードアンテナ(全体通信が行P1で可能)
            備考:コンテナはMS格納庫にあります。         】
【所持品: ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本(1本は空)、
      ジオン女性士官の制服、父の形見のジオン十字勲章、ジオン軍制式拳銃 】
【方針 : ミョーコウへ戻る、??? 】
【同盟 : トリィMK-II、03 イブ・シュウリン、05 ダグラス=ロックウード、23 スタンリー・M・イプキス 】
「ごくろう。」
敬礼をしてきたダグラスにたいして、一言敬礼を返す。
彼は艦長かもしれないが、階級はこちらの方が上なのだ。

「別行動か?一応な、逆から周りこんだらこの様だ。機体が損傷して帰ってきたというわけだ。」

そして、トリィが暴れ出す。
「うるさいぞ七面鳥。」
だが、その理由はすぐに明らかになる。スピーカーからアレンの声。
恐らく全体通信だろう。通常の通信ならば一応視認圏に入る。

『俺の名はアレン=D=バディアン。知ってる野郎も知らない野郎も文句言わずに聞きやがれ。
 ……俺はこの殺し合いに参加出来て、よかった。
 仲間と、愛する女と、出会えた。
 俺は幸せだ。でも、俺は強欲でな……。まだ納得のいく結果を出せていない。
 納得のいく闘いを出来ていない。……俺はこの殺し合いに参加出来て、よかった。
 じゃあな、トリィ、ダグラス、イブ、スタンリー。俺は一足先に……逝ってるわ。
 死んだらまた会おうぜ。』

その声に、なぜか怒りが込み上げてくる。ただの殺し合うだけの相手の声に。

「馬鹿野郎ォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ。」
思いっきりブリッチのドア脇の壁をたたく。
仲間の死、それは今までに経験したことが有る。やはり、悲しいものだ。
しかし、悲しいという感情は表れるものの今までに「怒り」という感情を
抱いたことは無かった。そう、死者に対しては。

「ダグラス君、お嬢ちゃんを回収しに行かんとな。」
半分狂ったような作り笑いを浮かべる。
この状況で、彼女まで失えば俺は多分止められなくなるほどに狂ってしまうだろう。

こんな、悲惨な状況で出会った仲間だからこそ・…………………。

【行動:会話(0)】
【位置U12】【残り4P】
【機体:足バランス多少悪】【身体状況:通常】
【武装:60mm頭部バルカン×2両肩部マシンキャノン×2(92%)、ビームサーベル×1、
両足部ヒートダガー×1、両腰部シザーアンカー×2、ブランドマーカー(ビームシールド
兼用)×2】
【持ち物:コッペパン1個 水2g入り2本 サバイバルキット 煙草1カートン 信号弾各4個ー1
自動拳銃(8発)マスク(緑色、木製)】
【方針:敵討】
【同盟:03、05、20】
272アーネスト・マンソン:04/02/14 10:09 ID:???
 呆然としているとサーティアが来た。
「アーネスト、彼方にまず言っておく事があるわ!
  今日はバレンタインデー、つまり女性が男性にチョコを渡す事は不可抗力よ。
  オーケイ、解った?」

「はい、これあげるわ。
  ……良い? 私が彼方にあげるのは正当な行為。
  けれど彼方から私に返す事はそうじゃないからね?」
おしつけるつもりだったのに・・・・・・


(・Д・;)
(つ□⊂)

 ・・・・・・増えた・・・・・・?
 どこからともなく現れて俺を襲った偏頭痛に、俺は
身を委ねることにした。

【位置:F5】
【機体状況:正常、MS形態】
【パイロット状況:煤i´Д`;三;´д`)】
【武装:ガザD(現在搭乗中)
 ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、肩部5連装ミサイルポッド×2、
 ナックルバスター、足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2
 ワイヤーホーク×1(左手に装備中)、バズハンマー×1(背部に装備中)】
【行動:移動(4P)
    中身の確認(0p)】
【コンテナ武装;ザクT;武装ザクマシンガン×1、予備の30連ドラムマガジン×1、ブービートラップ(クラッカー)×1】
【所持品: ディパック、首輪、軍用レーション2日分、水入りボトル2本(残り3g)、ナイフ、
 絞殺具、防弾ジャケット(拳銃弾対応)、ノーマルスーツ用酸素ボンベ3本(合計9時間分)、
 拳銃(弾丸15発)+予備カートリッジ2本、アサルトライフル(弾丸16発)+予備カートリッジ2本、天然フリーズドライのお肉800グラム
 ビームライフル×10、てづくりちょこ、てぃーちゃーちょこ】
【方針:俺は、見たい。見たいんだ。結末を】
【同盟:サーティア・クワン】
【特記事項;なし】




273アーネスト・マンソン:04/02/14 10:11 ID:???
失礼しました。
行動は
【行動:チョコキタ−−−−−−−−煤i。∀°)−−−−−−−−−
    (消費;0ポイント)】
 でお願いします。
274ラーズ ◆C5GRxBlS5o :04/02/14 11:38 ID:???
…戦闘が…終わった。この場に残るのも2人のみ。
結局…結果は彼女の予想通りだったのだが…
一部、予想外だった。コクピットは狙っていなかった事。
………倒れこむようにして通信回線を開き…告げようとする。
…が…言葉が上手く出ない。…倒れこんで痛みも増す。

…結果、通信回線を開いて何も告げず、苦しんでると言う特殊な状態に…。
【行動:発作(3p)通信回線オープン(1p)】
【残り行動値:0p】
【位置:T17】  
【機体状況:異常無し】
【武装:ファンネル×6、両肩部3連装ミサイル×2、ビームサーベル・メガバズーカランチャー】
【SFS:スキウレ】
【所持品:ヤクト内(ディパック(中身は『飲料水2g入り4本』『地図』「食糧3日分」) レポート用紙1冊 )
手持ち(細長い(そしてかなり大きい)アタッシュケース(中身はライフル(残弾10)) 大型要塞の内部地図データ)】
【行動方針:報復。そして「決闘」観戦】
【同盟:なし(一時的利用目論み=シュウジ ベルク リナルド)】
275イブ・シュウリン ◆EVE/axNqpo :04/02/14 11:54 ID:???
アレンがその命の最後の輝きを見せていた頃。
愁林は、火照った体を鎮める為に独り、シャワーを浴びていた。
目を閉じれば、口付けの余韻と共にすぐに思い起こす事が出来る。

唇に残るダグラスの感触、抱き寄せ、重なり合ったお互いの胸から響いた彼の鼓動。
見かけ通り華奢で、でもしっかりと“男”の体つきをしていた少年の体躯。
涙の残滓か、仄かに広がった塩の味。
薄く開いた瞼の隙間から垣間見えた、恍惚とした少年の表情。
チリチリと脳髄を灼く微熱と、体奥から蕩けだしてしまいそうな灼熱。
あの余りにも濃厚で、甘美なひと時の全てが、瞼を閉じればすぐそこにあった。

「可愛かったぁ……」

そしてそれらは、思い返すだけで愁林の鼓動を一段と高鳴らせた。
少年の告白は、嬉しくもあり、寂しくもあった。そして、頼もしくもあった。
決して、愁林を“女”として見ていない訳ではない。ただ、彼は自分にその資格がないと思い込んでいるだけだったのだ。

「本当に律儀な子ね」

呆れたように、でも何処か弾んだ声で、呟く。
今でも十分に魅力的な少年が、彼女の為に更なる成長を誓ったのだ。嬉しくない筈がない。

―――ならば待とう。彼がこの手をとって、この身を名前で呼んでくれるその日を、首を長くして待ち続けよう―――

それまでは姉として弟を見守り、姉として愛し慈しもう。
さし当たって先ずは、この狂気のプログラムから、共に脱出する為に死力を尽くそう。
冷水を頭から浴びせながら自らにそう言い聞かせ、愁林はようやくバルブを閉じた。

悪寒が、一瞬だけ背筋を駆け抜けていった。
宇宙が、また一人分だけ空虚になったような、そんな寂寞感が不意に胸を突き―――気付けば彼女は、艦橋へと駆け出していた。
276イブ・シュウリン ◆EVE/axNqpo :04/02/14 11:55 ID:???
【行動:艦内往復(-2)、シャワー(-1)】【残り行動値:1p】【現在位置:U-12(ムサイ級艦橋)】
【特記事項:軽症(手当て済み、但し抗生物質の服用は必要)】
【機体状況:左腕Bシールド及び同前腕回路切断、同マニピュレーター損傷率71%、左肩装甲破損】
【武装:頭部バルカン×2、Bサーベル×2、Bシールド×2(左腕内蔵側使用不可)、
...    Bライフル(E残量54%)、4連装ヘビーマシンガン付きショットランサー(ヘビーマシンガン残弾48%)】
【所持品:(銀のロザリオ)、銀の腕時計、低反動拳銃(弾丸12発装填済み)】
【行動方針:ダグラスと共に生きる、彼の支えになりたい、仲間たちの帰りを待つ】
【同盟:No.05・ダグラス、No.16・アレン、No.20・リファニア、No.23・スタンリー】
>>272
 よし、勝った!
 邪魔者(?)が一人(?)処分出来たわ!

「あ、あとはね、これもセットよ」

 ドクロに、ハロ、そして『Eat Me』と書かれたカードを突き出す。
 やっと肩の荷が降りた気分。

 ……さっき、肩が軽くなった気がしたのは、そのせい?
 でもタイミングおかしいわよね。


【行動 : アーネストへチョコ譲渡中(−0・持続) 】
【残り : 3P 】
【位置 : F5 】
【機体 : ジャベリン : 右腕消失 】
【身体 : 異常なし 】
【武装 : 頭部バルカン砲×2、ビームサーベル×2、ショットランサー×2
       ビームシールド MS用大型ガトリング・ガン(ドラムマガジン付き)】
【所持品: 工具箱一式、懐中電灯、頑丈な腕時計、携帯ゲーム機、小説、LD、薬品一式、血塗れのリボン】
       アッパー系の麻薬(3日分)、寝袋、マリファナ、ディパック、レーション
       レトルト沢山、毛布、着替え一式、その他】
【方針 : 優勝する チョコ処分 】
【同盟 : No.21/アーネスト 】
278アーネスト・マンソン:04/02/14 12:49 ID:???
 立て続けに、渡される。
 ・・・・・・

 俺、甘いの苦手なんだよなぁ。
 頭の中で爆ぜる痛みをまあとにかく受け入れつつ。
「とにかく・・・・・・
 ここもいつか、進入禁止区画になる。
 今のうちに、あらゆる準備を済ませておいたほうが
よくないか?仕込み7分に料理が3分。
 昔からそう、言うしね」
 力なく言うと、
 とにかく要塞内部の探索を始める。


 なんだろう。肩が重い。
 幽霊?
 んなわきゃ、ないね。迷信迷信。
 あー。なんか、疲れる・・・・・・
【位置:F5】
【機体状況:正常、MS形態】
【パイロット状況:ナンダカアタマオモインデスケドトリツカレテマスカオレ】
【武装:ガザD(現在搭乗中)
 ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、肩部5連装ミサイルポッド×2、
 ナックルバスター、足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2
 ワイヤーホーク×1(左手に装備中)、バズハンマー×1(背部に装備中)】
【行動:探索(2P)残り2ポイント】
【コンテナ武装;ザクT;武装ザクマシンガン×1、予備の30連ドラムマガジン×1、ブービートラップ(クラッカー)×1】
【所持品: ディパック、首輪、軍用レーション2日分、水入りボトル2本(残り3g)、ナイフ、
 絞殺具、防弾ジャケット(拳銃弾対応)、ノーマルスーツ用酸素ボンベ3本(合計9時間分)、
 拳銃(弾丸15発)+予備カートリッジ2本、アサルトライフル(弾丸16発)+予備カートリッジ2本、天然フリーズドライのお肉800グラム
 ビームライフル×10、てづくりちょこ、てぃーちゃーちょこ】
【方針:俺は、見たい。見たいんだ。結末を】
【同盟:サーティア・クワン】
【特記事項;なし】
279代理@スタンリー:04/02/14 18:01 ID:???
取合えず、指示は待つ。一応艦長はやつだ。

「さぁて、どうなるものか。」
おもむろに煙草に火をつける。煙草の煙が艦橋全体を覆う。
するとしばらくして、換気装置が作動した。空気を別室に運んで浄化するものだ。

3回ぐらい吹かすと、イブが艦橋に上がって来る。
「よぉ、お先だが帰ってるぜ。」

吹かしながら、振り帰ってみる。

「お嬢!ノーマルスーツのファスナーぐらい全部上げなさい。」
彼女は、ノーマルスーツは着ていた。
しかし、急いできたのか上まではファスナーを上げてなく。その胸の谷間があらわになっていた。

それから、宙に浮かんだ煙草を取り直してまた吸い始める。


【行動:会話(0)煙草に点火(0)】
【位置U12】【残り4P】
【機体:足バランス多少悪】【身体状況:通常】
【武装:60mm頭部バルカン×2両肩部マシンキャノン×2(92%)、ビームサーベル×1、
両足部ヒートダガー×1、両腰部シザーアンカー×2、ブランドマーカー(ビームシールド
兼用)×2】
【持ち物:コッペパン1個 水2g入り2本 サバイバルキット 煙草199本 信号弾各4個ー1
自動拳銃(8発)マスク(緑色、木製)】
【方針:敵討】
【同盟:03、05、20】
「そうでしたか、ともかく無事で何より・・・・・・」

スタンリーとの会話中に、突然の通信。
回線はALL、全体通信だった。
聞き覚えのある声、いや、僕の知っている声。
声の主はアレン、彼から名乗りだすまでも無く解かった。
聞き始めのときは、彼が何を伝えたかったのか、全く理解できなかった。
そして、徐々に解き明かされる彼の通信の意図。
彼が言葉を締めくくった時、余りにも唐突過ぎる事で呆然としてしまった。

逝ってくる・・・?まさか、アレンさんは死ぬ気!?
まさか、ね・・・リファニアさんだってついてるし、
いざとなったら逃げて・・・・・・いや、来ないかも・・・?

アレンの瞳を思い出す。
復讐に燃えた、闘士の目。彼は只ひたすらに目標へ突っ走るだろう。
ああなった彼は、彼は相手がどんなに強大であろうと、尻込みなどしない無い男だ。
いや、ならばリファニアさんは何をしているのか?
共闘?それとも傍観?・・・解からない、何が起きているのか解からない・・・・・・。

その時、スタンリーの恫喝に、ハッと我に帰った。
そうだ、今は考えている場合ではない。
指示を仰ぐスタンリー、息を切らして艦橋に上がってきた姉さん。
二人に指示とこれからの移行を飛ばす。

「まだアレンさんがどうなったかは解かりません。
 とにかく二人が心配です、迎えに行きましょう。
 レーダー各種機動、エンジン始動開始、各部異常無し、
 ミョーコウ、微速前進。目標地点はU−18付近です。
 お二人は万一に備え、出撃準備ルームで待機していて下さい。
 ・・・・・・今は彼等の無事を祈りましょう。」

ムサイは戦場跡から抜け出し、見通しの良い宇宙空間へ出た。

【行動:通信を受信(−0) 二人へ指示(−0) 移動(−1)】
【位置:U-12→U-14 ムサイ艦橋】【残り行動値:2p】
【機体状況:肩部損傷 格納中】 【身体状況:通常】
【武装:頭部バルカン×2(残弾90%) ビームサーベル カメラ・ガン  ザクバズーカ(残弾3)
     ビームピストル×2 ビームシールド(破損) クラブ×1 ムサイ級軽巡(損傷軽微)】
【所持品:イブのロザリオ 拳銃 家族写真 コッペパン×2 水2リットル入り×2 弁当×1 お菓子少々】
【行動方針:イブを守る 二人を迎えに行く】
【同盟:03番イブ 16番アレン 20番リファニア 23番スタンリー】
281シュウジ=アサギ ◆T2X.xlTDSU :04/02/14 21:06 ID:???
「んじゃ……始めるか。」
〔了解。〕

応答と同時に、開かれる胴体部のメンテナンス・ハッチ。
完全に開ききったと同時に、解放が完了した報告と、安堵のため息が重なる
〔ハッチ解放完了。〕
「ふぅ…。」
(……セーフ。とりあえず開けた瞬間に爆発はなかったな…。次は第二段階か……。)

工具セットを片手に、胴体部の核融合炉に近づく。

(未来の核融合炉も基本的なことは変わらないんだな……小さいが。おっと、そんな場合じゃない……。
 さて……見たところ問題は…なさそうだが…。
 ……おっとこれか……予想が当たったな。うれしくもないが。
 手間取りそうだな……もぎ取るわけにも行かなそうだしな。
 機体制御を経由していない以上ソフト的解除は不可能……。
 とりあえずまずは詳しく調べてみるか……。)
しばらく調べていると、核融合炉付近のちょっとしたスペースに、見たこともない機械がくっついている。
明らかに後付けされた感じだったために、すぐ発見できた。
まず、それのカバーを外し、よく調べてみることにした。

【行動:爆破装置捜索(−1)】
【残り行動値:3p】
【位置:H-14】
【機体状況 :問題なし 胸部ハッチ開放中】
【参加者状況:右足重傷(処置済み)貧血気味 ((((゚Д゚;)))ガクガクブルブル】
【武装:ザンネックベース(破損している可能性大 移動には問題なし) 4連装マシンキャノン(5斉射分)
    ビームライフル(残弾3)ビームサーベル×2、ビームシールド、フック付きワイヤー&ウィンチ】
【所持品:ディパック(水2g入り4本 食料三日分 ノートPC 計画書 紙とペン)
     拳銃 工具セット ゼファー 首輪カバー×6】
【行動方針:爆破装置発見 睡眠 食事】
【同盟:07番ベルク?? 15番リナルド 19番ラーズ?
 中立:06番ジェイス? 14番 レイモンド】

※書き込み不能期間の都合上、ヨーコさんとアレンさんの書き込み前の行動とお考えください。
>>269-270
一瞬の殺意の後、その殺意が急に穏やかなものに変わっていった。

『リナルドさん……。
 たとえ命が失われようとも、決して消えない輝きも、あるよ。
 ……私が、証明してみせる。
 アレンの生きた証を、絶対に残してみせるから……』

「……」

誰かが生きた証を、他の誰かが完全な形で後世に遺す。
常に誰かが挑戦し、そして夢破れてきたこと。
だが、彼女がそれを決意した以上、それは誰にも止めることはできないのだろう。

『またね、リナルドさん。今度会った時は、敵同士じゃないよね?』

そう言い残し、サイコが離れていく。

「……ああ、そうだといいな」

生半可な応援など、彼女は必要とはしないだろう。
ならば、この一言だけで事足りる。

>>274
しばらく経ってリナルドが精神の平静を取り戻した頃、ラーズから通信が入った。
だが、何の音沙汰も無い。
どうやら苦しみ悶えているようだが……。

しかし、観察者君が何を考えてこの戦いを見ていたのか、今のリナルドにはわからない。
彼は機体を変形させると、とりあえず声をかけることにした。

「おい、大丈夫じゃないように見えるぞ。
 俺はこれからすぐそこの小惑星基地に向かおうと思っているが、君はどうする?」

【行動:通信継続(0)、変形(-1)、ラーズに通信(-1)】
【位置:T-17】
【残り行動値:0pts.】
【機体状況:MA形態・損傷なし・通信回線継続(ラーズ)】
【武装:(MS)ビームカタールx2、ビームカッター、頭頂部ビームキャノン、ヒートサーベル
   (MA)ビームカッター、グフシールド(半壊)】
【生徒状態:通常・左首筋に軽度裂傷】
【所持品:デイパック、コッペパンx2、水2gx5、食料5日分、雑誌、着替え一組、ノーマルスーツ
   (以下私物)MS状態チェック用ポータブルコンパネ、愛用眼鏡、配線修理用工具一式】
【行動方針:あるべき場所へ戻る】
【同盟:01番シュウジ 07番ベルク? 08番ヨーコ? 19番ラーズ??】
「ぷはー。やっぱり風呂あがりには
 フルーツ牛乳が一番やー。」
お風呂でまた〜りした後に、浴衣をちと
借りて、自販機でフルーツ牛乳をこうて
腰に手を当てて、グイっと一気飲み。
あー。こないな些細な事でも
幸せって実感できるんやな。
もう一杯いこか。

「おー。ふっふっふっふっふ。
 こないなものがここにもあるんやな。」
フルーツ牛乳を飲み終えて、服を着こんで
ドライヤーで髪の毛を乾かして、完全に乾くまで
タオルを頭に巻いて、健康センターん中をちょろちょろしとったら
ゲームセンターを発見したんや。
その中になんと、一年戦争の頃を再現したゲーム
連邦VSジオン DXを発見したんや。
ふっふっふっふっふっ。地元ではこのゲーム結構やりこんだんやったなぁ。
ザクで相手をぼっこぼこにして地元では
緑のルイなんてなんかカップ麺に出てきそうな異名でよばれとったな。
よっしゃー。
髪が乾くまでこれでもやって遊んでるとしよか。

【行動 : ゲーマーなら黙って連コインや (1) 】
【位置 : J-8 】
【機体状況 : 体育座りでタイヤにのっかっとる ただいまお外で待機や 】
【パイロット状況 : 興奮気味や 】
【武装 :ビームサーベル、両肩部3連装ミサイル×2、両肩部ムーバブルシールド×2
      120mmザクマシンガン+弾倉2つ
      アインラッド 武装:ビームキャノン×2、9連装ミサイルポッド】
【所持品: ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本
      中身のたくさん入ってる財布
      (硬貨が20枚ぐらいお札が40枚ぐらい。あとサービス券とかカードが入ってる
       それと暴漢対策に鉄板が仕込んであって
      ナイフも通さない、銃弾も効かない・・・・・・試した事はあらへんけど。)
      つっこみ用スリッパ(片方だけ) 】
【方針 : ハイスコア達成したるわ 】
【同盟 : まだ、友達おらへん 】
284シュウジ=アサギ ◆T2X.xlTDSU :04/02/14 23:49 ID:???
−爆破装置の調査開始から数十分後−

「……ダメだ…。」
〔は?〕
「血が足りない頭ではつらいな……。」
〔休みますか?そう言えば輸血用の血液は医務室にはなかったのですか?〕
「……どうだったかな…?一応探したけどしっかりとは探してなかったからな……。
 ……ちょっと調べてくる。」
〔了解。〕
「あ……そうだ。」
〔はい?〕
「ここから医務室までの間以外の隔壁をすべて閉鎖してくれ。」
〔了解。やっておきます。〕

ヘルメットを装着しながら床を左足で蹴り、ハッチの方へ向かう。
「そこまで保つかな…。」

【行動:シュウジ:H-15へ移動(−1) ゼファー:隔壁閉鎖(−1)】
【残り行動値:1p】
【位置:H-14】
【機体状況 :問題なし 】
【参加者状況:右足重傷(処置済み)貧血気味、ヤヴァイ】
【武装:ザンネックベース(破損している可能性大 移動には問題なし) 4連装マシンキャノン(5斉射分)
    ビームライフル(残弾3)ビームサーベル×2、ビームシールド、フック付きワイヤー&ウィンチ】
【所持品:ディパック(水2g入り4本 食料三日分 ノートPC 計画書 紙とペン)
     拳銃 工具セット ゼファー 首輪カバー×6】
【行動方針:爆破装置発見 睡眠 食事】
【同盟:07番ベルク?? 15番リナルド 19番ラーズ?
 中立:06番ジェイス? 14番 レイモンド】

※書き込み不能期間の都合上、ヨーコさんとアレンさんの書き込み前の行動とお考えください。
285リーア先生 ◆UktGzzmQ/o :04/02/15 00:04 ID:???
『みなさん、こんにちは。定期放送のお時間です。

 前の放送でお伝えした『プレゼント』、みんな受け取ってくれたようですね。
 そのプレゼントを使って、どんどん殺し合いをして下さい♪
 あ、ちなみに、一緒に入ってた『副賞』は、わたしからの愛の気持ちです♥
 ひょっとしたら、最後の食事になるかもしれません。
 よ〜く味わって下さいね♪

 ……前の放送の後から今までの間に、2名のお友達が『脱落』しています。
  16番 アレン=D=バディアンさんと、
  24番 ジョシュア=カミンスキーさんです。
 みなさん、この調子でどんどん他のヒトを蹴落としていきましょう☆
 この後、最後の参加者・シェラザードさんが参加します。
 彼女を最後に、もう新しい参加者が入ることはありません。
 あとは今残っている他の人をやっつければ、このゲームは終わりですよ♪

 それでは、立ち入り禁止区域の発表です。
 『A-01』『D-11』『G-09』『J-23』
 『K-20』『S-21』『T-07』『Z-18』
 どんどん狭くなってきましたね。
 最終的には、みんな埋め尽くされて、全員爆死します。
 そういう終わり方は、先生もちょっと悲しいです。
 ですからみなさん、せいぜい頑張って下さいね♪』

【行動:定期放送(全体通信)(−2p)】
【残り行動値:∞】【位置:W-22】
【行動方針:みなさんに殺し合いをしてもらう、???】
286リーア先生 ◆UktGzzmQ/o :04/02/15 00:05 ID:???
第五章 >283 現在

  A B C,D E,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R S,T U V,W,X,,Y Z
01×■◎■□□□□□■◎◎■□■■□□□■■■■■□◎
02◎◎■□□□□□□□■■■■◎□□□□□□■■■■※
03■□□□□□◎□◎□□■■□□□□□◎□□□■■■■
04□□□▼◎□□□□□■◎■□□□□□□□◎□■※■■
05□□□□▼11□06□□■◎■■□□□◎〓□□□◎□□■
06■□◎□□□□□◎◎□□□□□□□□□□□■□□◎□   □:開かれた空間
07※■■◎◎□□□□□□□□□■□◎□□×□◎□□□□   ■:暗礁空域
08■◎※◎□□□□□25〓□□◎□□■□□□※※07□□□   ※:戦場跡
09■■※■■□×□□□□◎□□□□□□□※□※□□■■   〓:コロニー
10◎■■■■□□□◎□□□□□□□□□※◎◎◎※□□■   ▼:小惑星基地
11■□■×■■◎◎■□□■□■■□□□□※◎※□□■◎   ≠:崩壊したコロニー
12◎■■■■◎□□□□□◎■■■◎■□□□□□□■◎■
13※■■■□□□◎※□■■■□■□■■□□□□□◎◎■   ◎:侵入禁止区域
14■■□◎◎□□01□□□■※■■■◎□□□03■■■■■   ×:侵入禁止予告区域
15■◎■■■□□▼□□□□■□□□◎□□□□■■※■■
16■□■■□□□□□□◎□□□□□□□□◎※□□◎■■
17□□■□□□□◎□□□■■□□□□□≠15□□□□□■
18◎□□□□□08□□□■■◎◎□□□□□□□□□□□×
19□◎□□□□■□□◎□■■■■□◎□□□□◎▼□□□
20□□□□□◎□□□□×□■□◎□□◎□□□▼▼□□□
21◎□□〓〓◎□□◎□※□※※□□◎□×□▼▼▼◎□□
22■□◎□□□□□◎※※※※□□□□□□▼▼▼◎▼□□
23■■□□□◎□□□×◎※※◎■◎□□◎□▼▼▼□◎□
24※■■□□□□□■◎□※◎■■■□□□□□□□□□■

03・05・20・23は同一地点。06・10・14は同一地点。11・21は同一地点。15・19は同一地点。
03・05・23はムサイ級戦艦に搭乗。03・05・23の機体はムサイに収容。
乗り手不在のゴトラタンもムサイに収容。H-14の基地内に『作業用プチモビ』。
02・04・09・12・13・16・17・18・22・24死亡。
287リーア先生 ◆UktGzzmQ/o :04/02/15 00:06 ID:???
26番は未射出。

 01番 シュウジ・アサギ        (32) 男性  ビギナ・ギナ(元・ホビー・ハイザック)
 死亡 シュヴァイザー・シュタイナー (44) 男性  ボリノーク・サマーン
 03番 イブ・シュウリン         (24) 女性  Vガンダム
 死亡 ユリ・ランブ            (16) 女性  (ゴトラタン)
 05番 ダグラス・ロックウード     (17) 男性  ジム・ライトアーマー(元・ケンプファー)
 06番 ジェイス・カーライル       (28) 男性  ジェガン
 07番 ベルク・クロフォード       (25) 男性  ペズ・バタラ
 08番 ヨーコ・クロサキ         (17) 女性  ガズR
 死亡 リオン・フライハイ        (15) 男性  ジオング
 10番 アシッド・ミニングリー      (29) 男性  ギラ・ドーガ
 11番 サーティア・クワン        (19) 女性  ジャベリン(元・ジム・ライトアーマー)
 死亡 サブナック・B・アンドラス    (17?)男性  ビグロ
 死亡 ショーン・コネリー        (52) 男性  ガンダム4号機(元・ジャベリン)
 14番 レイモンド・デリック       (31) 男性  ガンイージ
 15番 リナルド・グレイス        (22) 男性  アビゴル
 死亡 アレン・D・バディアム      (20) 男性  ハンブラビ(元・ガンダム4号機→ジャベリン→ゴトラタン)
 死亡 フィニー・ディクセン       (18) 女性  ハンブラビ
 死亡 レニウム・アートナー      (33) 男性  ジ・O
 19番 ラーズ・フィリー         (16) 女性  ヤクト・ドーガ(クェス機)
 20番 リファニア・ニールセン     (15) 女性  サイコガンダムMk-U
 21番 アーネスト・マンソン  (20代後半?)男性  ガザD(+旧ザク)
 死亡 リー・ションロン          (22) 男性  (ビギナ・ギナ)
 23番 スタンリー・M・イプキス     (33) 男性  クロスボーンガンダムX2
 死亡 ジョシュア・カミンスキー     (31) 男性  ガンダムMk-U(ティターンズカラー)
 25番 ルイ・フィルセント         (22) 女性  R・ジャジャ
 26番 シェラザード・ビンス・マクファーソン  (28) 女性  キュベレイMk-U
288リーア先生 ◆UktGzzmQ/o :04/02/15 00:08 ID:???
放送終了後、ティーチャーは自室に引きこもった。
部屋の中は、若い女性の部屋とは思えないほどの乱雑ぶり。
ベッド以外の床一面に、機械の一部やら工具やらが転がっている。

乱れた部屋の真ん中で、彼女は分解されたハロに向き合う。
彼女の「ハロの自作趣味」はいつものことだし、昔からのものだ。
他の部下も気にしない。いつものことだと思っている。

「……だから、やりやすいのよね………」

ハロの一つを弄りながら、一人呟く彼女。
その周囲で、残る4色のハロが彼女の作業を無言で見守る。

5体のハロには、それぞれ「秘密の機能」が組み込まれている。
ハロBの必殺武器、回転鋸もその一つ。
どれも、彼女にとっては必要になるはずの能力だ。
かつての相棒・ハロGとハロPの流れを汲む、小さな相棒たち。

着々と、そして静かに準備が進む。
これは「ティーチャーとしての」準備ではない。
……彼女が「リーア・ミノフスキー」であるための、革命の準備。

「……でも……私がいくら頑張っても、それだけじゃ足りない。
 みんなにはもっと頑張ってもらわないと。
 与えられた枠組みを丸ごと壊すくらいの、意思と行動力を持ってもらわないと……」

まだ誰も知らない。
彼女を見張っている監視者さえも、まだ彼女の真意を知らない。
そして、その真意は……ひょっとしたら、永遠に明かされることがないかもしれないのだ。

『プログラム』の参加者の動向次第によっては。

【行動:ハロ改造(−1p)】
【残り行動値:∞】【位置:W-22】
【行動方針:みなさんに殺し合いをしてもらう、???】
289シェラザード=ビンス=マクファーソン ◆raRByYg.V. :04/02/15 00:19 ID:866zw7zH
「私たちは殺し合いをする」
「私たちは殺し合いをする」
「私たちは殺し合いをする」

書いたわよ。これでいいの?
今さら逃げやしないわよ。お金はもらったんだから。
ああもう、そんなに強くつかまないで。立てばいいんでしょう、立てば。

あー、そうそう、リーア先生、だったかしら?
もう少し牛乳飲むとか、運動するとか、した方がいいわよ。
そんなんじゃ彼氏だってつまらないじゃない。
・・・あ、でも、そういうのが好きな男だっているわけか。
世の中どんな趣味の男がいるか分かったものじゃないしね。
あたしが言っても説得力無いけど。あたしの趣味も胸を張って言えるわけじゃないし。
ごめんなさい、余計なお世話だったわね。今のは忘れて。気を悪くしたら謝るから。
それじゃ、運がよければまた会いましょう。

そうだ、寂しくなったら呼んでくれてもかまわないわよ。
一晩だけなら愛してあげるし慰めてもあげるわ。
どうせ死ぬ女なんだから、せいぜい利用して頂戴。
じゃね♪
290ヨーコ ◆7kXFb9ayC. :04/02/15 00:31 ID:???
『俺の名はアレン=D=バディアン。知ってる野郎も知らない野郎も文句言わずに聞きやがれ。
 ……俺はこの殺し合いに参加出来て、よかった。
 仲間と、愛する女と、出会えた。
 俺は幸せだ。でも、俺は強欲でな……。まだ納得のいく結果を出せていない。
 納得のいく闘いを出来ていない。……俺はこの殺し合いに参加出来て、よかった。
 じゃあな、トリィ、ダグラス、イブ、スタンリー。俺は一足先に……逝ってるわ。
 死んだらまた会おうぜ。』

「……アレ・・・ン・・・さん?」

突然の通信。
それはアレン=D=バディアンの死亡宣言…。

フクザツな気持ちだった。
彼が死んで、純粋に悲しい気持ち。
参加者の一人が脱落した安堵の気持ち。
そして、なぜか浮かんだ感謝の気持ち。

……でも、よかった。
彼の言霊からは負の念を感じない。
そういう人は成仏できる。

私はそんな彼を少し羨ましくも感じていたのかもしれない。
291ヨーコ ◆7kXFb9ayC. :04/02/15 00:32 ID:???
ついでに、地図を覗いた。
「ようやく、半分・・・か。」

(……皆集まっているかなあ。
 もし、集まっていたら…花火を挙げてやろうよ。
 綺麗な、綺麗な花火をさ。)

男の思考が入り込んできた。

「……だめ。
 もし…、もし勝手にそんなことやったら、ただじゃおかないわよ。

 いくらあなただって、ようやく見つけた宿主の体を失うのはイヤでしょ…?」

彼は私の先代の宿主。
そして、数々の戦場をくぐり抜けてきた歴戦の戦士。
…でもそれによっては彼の精神は蝕み、
いつしかそれが生きがいとなっていた男。


それを堕としたのは先々代の女性。
夜の街を、その体一つで生計を立てていた人。
先代の男には、その豊富な知識、経験を生かして、
淫夢を見せては彼の心に入り込み、彼を虜にした…らしい。
……彼が精神を病んだのはこの人にも原因がある。


でも、ようやくわかってきた。
彼らだって元々はただの人。
私と同じただの人だったんだ。
下手に逆らわず、逆に共存を望めば、
私が意識を強く持てば
ある程度は今の宿主である私が"優先"される。

(……でも、その反動がやって来た時…、その時は……。)

【行動:移動G-18→K-17(4)】
【位置:K-17:宇宙空間】【残り行動値:残り0p】
【機体状況:特に問題なし】
【精神状況:紙一枚】
【武装:背部ビームキャノン兼ビームサーベル×2(内臓武器)
     大型ヒートホーク(右手)】
【所持品:デイバック(コッペパン、水2g2本、修道衣、ジャム)】
【行動方針:みんなどこ?会いたぃょぅ】
292シュウジ=アサギ ◆T2X.xlTDSU :04/02/15 01:38 ID:???
「痛い…。痛い痛い痛い…。また傷口が開いたか…?」
通路を慣性に従い進んでいくシュウジ。その額には汗が浮かんでいる。

「意識が…。まずいな…。
 頭が…クラクラする…。
 ……っ。」
目の前の壁に気づかず、体を打ち付ける。

「痛っ……。
 撃たれた傷が…あとになってここまで効いてくるとは…。
 リ=ションロンだったか…やってくれる…。
 ……死ぬのか…?
 まだ…
 やるべき事が…
 残って…。」 
急激に意識が遠のいていく。
「ヨー…」
そこで、意識は途切れた。

【行動:気絶(−0)】
【残り行動値:4p】
【位置:H-15】
【機体状況 :問題なし 】
【参加者状況:右足重傷(処置済み)貧血気味、ヤヴァイ 気絶中】
【武装:ザンネックベース(破損している可能性大 移動には問題なし) 4連装マシンキャノン(5斉射分)
    ビームライフル(残弾3)ビームサーベル×2、ビームシールド、フック付きワイヤー&ウィンチ】
【所持品:ディパック(水2g入り4本 食料三日分 ノートPC 計画書 紙とペン)
     拳銃 工具セット ゼファー 首輪カバー×6】
【行動方針:???】
【同盟:07番ベルク?? 15番リナルド 19番ラーズ?
 中立:06番ジェイス? 14番 レイモンド】

※書き込み不能期間の都合上、ヨーコさんとアレンさんとティーチャーの書き込み前の行動とお考えください。
293278 :アーネスト・マンソン :04/02/15 10:08 ID:???
 ひとまず、基地内部の把握は終わった。
 兵器庫、数々のスクラップ、水、空気,食料・・・・・・
 これらの「道具」を活かして、何か出来ないだろうか・・・・・・

 ふと、気になって新しく渡された彫像形のチョコを、見る。
「EAT ME」というカードが添えられていた。

 食われたいのか?
 それとも、別の望みがあるのか?
 こいつはどくろを持っている。
 ・・・・・・もしかして。
 こいつは・・・・・・?

 何かが頭にひらめいた。だが、それは形を為さずに、消えた・・・・・・
 だが、何事かを為さねばならない、という思いが、代わりに生まれる。
食うか。それとも・・・・・・違う結論を出すのか。
 とにかく・・・・・・
 ゲームをただ進めるのでは芸がない。
 揺るがしてやろう・・・・・・
 時間はまだあるのだ。まだ。
【位置:F5】
【機体状況:正常、MS形態】
【パイロット状況:ナンダカアタマオモインデスケドトリツカレテマスカオレ】
【武装:ガザD(現在搭乗中)
 ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、肩部5連装ミサイルポッド×2、
 ナックルバスター、足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2
 ワイヤーホーク×1(左手に装備中)、バズハンマー×1(背部に装備中)】
【行動:探索終了(0P)残り4ポイント】
【コンテナ武装;ザクT;武装ザクマシンガン×1、予備の30連ドラムマガジン×1、ブービートラップ(クラッカー)×1】
【所持品: ディパック、首輪、軍用レーション2日分、水入りボトル2本(残り3g)、ナイフ、
 絞殺具、防弾ジャケット(拳銃弾対応)、ノーマルスーツ用酸素ボンベ3本(合計9時間分)、
 拳銃(弾丸15発)+予備カートリッジ2本、アサルトライフル(弾丸16発)+予備カートリッジ2本、天然フリーズドライのお肉800グラム
 ビームライフル×10、てづくりちょこ、てぃーちゃーちょこ】
【方針:俺は、見たい。見たいんだ。結末を】
【同盟:サーティア・クワン】
294ラーズ ◆C5GRxBlS5o :04/02/15 12:14 ID:???
>282
…リナルドから通信がはいる。…どうやら…小惑星基地に行くつもりのようだが…。
…何とかこれだけ返す。…苦痛を押さえ込むような声で。
「ちょっと…収まる…まで…待って…くれる…?先…行く…なら…V…21…。……に…。……」
【行動:発作継続(3p)通信回線オープン(0p)】
【残り行動値:1p】
【位置:T17】  
【機体状況:異常無し】
【武装:ファンネル×6、両肩部3連装ミサイル×2、ビームサーベル・メガバズーカランチャー】
【SFS:スキウレ】
【所持品:ヤクト内(ディパック(中身は『飲料水2g入り4本』『地図』「食糧3日分」) レポート用紙1冊 )
手持ち(細長い(そしてかなり大きい)アタッシュケース(中身はライフル(残弾10)) 大型要塞の内部地図データ)】
【行動方針:報復。そして「決闘」観戦】
【同盟:なし(一時的利用目論み=シュウジ ベルク リナルド)】
『とにかく・・・・・・
 ここもいつか、進入禁止区画になる。
 今のうちに、あらゆる準備を済ませておいたほうが
よくないか?仕込み7分に料理が3分。
 昔からそう、言うしね』

 えぇ、そうよ。
 それは確かだわ。
 だけれど……。

「ごめん、解ってるけどもう限界だわ」

 足元がふらつく。
 ムサイ捜索、MS戦、白兵戦、色々な事を連続でやってきた。
 しかも……休んでないのよ。

「悪いけれど少し寝かせて……」

 歩いてはいくが、とてもコントロールルームまで歩けそうに無い。
 大きなため息と共に、MSデッキの隣にあるデッキ制御室に入って、
その椅子に座り込んで目を閉じた。


【行動 : 移動(−1) 睡眠(−3) 】
【残り : 0P 】
【位置 : F5 】
【機体 : ジャベリン : 右腕消失 】
【身体 : 異常なし 】
【武装 : 頭部バルカン砲×2、ビームサーベル×2、ショットランサー×2
       ビームシールド MS用大型ガトリング・ガン(ドラムマガジン付き)】
【所持品: 工具箱一式、懐中電灯、頑丈な腕時計、携帯ゲーム機、小説、LD、薬品一式、血塗れのリボン】
       アッパー系の麻薬(3日分)、寝袋、マリファナ、ディパック、レーション
       レトルト沢山、毛布、着替え一式、その他】
【方針 : 優勝する 】
【同盟 : No.21/アーネスト 】
296スタンリー(代理):04/02/15 15:23 ID:gP5DqsMl
ダグラスがムサイを移動させる。
その先の宙域には、巨大な悪魔の姿が在った。サイコガンダムという悪魔が。

「いつ見てもでかいねぇ。お嬢ちゃん着艦しねぇと置いてくぞ〜。」

そう一言ふざけた様に呟いて。格納庫に行く。
「ダグラス君、ここに有る武器は使っても良いのかな?もしも使っても良いのなら、マシンガンを1丁もらいたい。」
艦内のインカムでそう話す。
先ほどの戦場後で回収した武装だろう。
あらかたの実態弾兵装ならどんなMSでも使用可能だ。
そこにあったマシンガンを見上げって一言。

「久しぶりだねぇ。マシンガンを使うのは。」

【行動:艦内通信(0)格納庫へ(1)】
【位置U12】【残り3P】
【機体:足バランス多少悪】【身体状況:通常】
【武装:60mm頭部バルカン×2両肩部マシンキャノン×2(92%)、ビームサーベル×1、
両足部ヒートダガー×1、両腰部シザーアンカー×2、ブランドマーカー(ビームシールド
兼用)×2】
【持ち物:コッペパン1個 水2g入り2本 サバイバルキット 煙草199本 信号弾各4個ー1
自動拳銃(8発)マスク(緑色、木製)】
【方針:敵討】
【同盟:03、05、20】
(うぃーん、うぃーん、うぃーん)
すぴー、すやすや。

【行動 :  すぴー、すやすや (1) 残り 3】
【位置 : J-8 】
【機体状況 : 体育座りでタイヤにのっかっとる ただいまお外で待機や 】
【パイロット状況 : 見事、ハイスコアを達成し
             マッサージチェアーでゆったりしとったら
             何時の間にか寝とる 】
【武装 :ビームサーベル、両肩部3連装ミサイル×2、両肩部ムーバブルシールド×2
      120mmザクマシンガン+弾倉2つ
      アインラッド 武装:ビームキャノン×2、9連装ミサイルポッド】
【所持品: ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本
      中身のたくさん入ってる財布
      (硬貨が20枚ぐらいお札が40枚ぐらい。あとサービス券とかカードが入ってる
       それと暴漢対策に鉄板が仕込んであって
      ナイフも通さない、銃弾も効かない・・・・・・試した事はあらへんけど。)
      つっこみ用スリッパ(片方だけ) 】
【方針 : すぴー、すやすや 】
【同盟 : まだ、友達おらへん 】
(ここはエリアW-22内の管制室。
 その中の一つの施設、情報集中処理室。
 ここに、エリア状態。生徒たちのモニター状況など
 あやゆる情報が集まって処理されていく。
 また、この場所は電磁遮断がされており
 ティーチャーでも中の状況を伺う事は出来る場所ではない)
「室長。今回最後の参加者の準備が整いました。」
「ああ。ならば、準備が整い次第指定のエリアへ。」
「了解しました。」
彼は部屋の中央の個人の机の向き合い、
パソコンのキーボードを叩き続ける。
「これで、最後の参加者のデータの更新も完了だ。」
抑揚の無い声で無表情に誰かに伝えてるわけでないが
言葉を吐き出す。
そして、今度は室内にいる職員全員に対して言葉を吐き出す。
「諸君。ごくろう。
 今、今回のプログラムはやっとターニングポイント。
 そう、おそらくは予測される期間の半分が過ぎた。
 残り半分の期間もがんばってくれ。」
「「「了解しました。」」」
室内にいる職員が一斉に答える。
そして、業務に戻る。
部屋一面にあるモニター。
そのモニターからは生徒達の映像が流れ
首輪の盗聴器から拾われる音声が流れる。
そんな中、一人の職員が声をかけてくる。
「あの、ティーチャーはどう致しますか?」
生徒達の映像に紛れて、先生。リーアの姿もある。
「そうだな。今は何をしている。」
「はっ。どうやら日課になっているハロ作りをしているようですが。」
「ならば、念の為。注意して観察しておけ。」
「ですが、別段変わった行動は・・・」
「彼女は前回の大会でハロに通信機を内臓させている。
 ハロBも彼女のアイデアだ。
 もしかしたら何かを企んでいるもかもしれんな。
 彼女はこちらに忠誠を誓っている。とは、言い切れんからな。」
だからこそ、彼女には首輪が未だに嵌められこうして監視もしている。
「はっ。了解しました。」
そして、職員は自分の持ち場に帰っていった。
彼が自分の持ち場に戻ったのを見届けてから
椅子に深く座り込み、独り言を紡ぐ
「さぁ。全員。我々を楽しませてくれ。
 我々の予想を裏切るほどの動きをみせてくれ。
 そして、私を楽しませてくれ。」
いつもは無表情の男に愉悦の笑みが浮かんだ。

【行動:基本業務(−1p)】
【残り行動値:?】【位置:W-22】
【行動方針:???】
あたしは死ぬ
勝っても死ぬ
負けても死ぬ
必ず死ぬ

あたしだけが死ぬのは嫌
あたしだけが死ぬのは不公平
だから みんな あたしと一緒に死んで
その代わり いっぱい気持ちイイことしてあげるから


「……………………」

気がついたら、宇宙空間に放り出されていた。
コクピットに座ったのは憶えているのだが、その後の記憶がない。
スタートの号砲もなしにレースは始まってしまったのか。
まあ、どうやら中途参加の立場のようだし、文句の言いようもないが。

ここがどこかも分からない。今がいつかも分からない。
分かっているのは、与えられた空間と、その大まかな内容と、自分の位置と、そして他の生徒の存在。
でも、それだけで十分。
死ぬことが確実に決定している人間が1,2,3……自分を入れて16人のうちの15人いる。
取りあえずは、それだけ分かれば満足。

「……まあ、このあたしにこの機体とは、なかなか分かっているじゃない」

かつて第1次ネオ・ジオン戦争で、アクシズの総帥の専用機と知られたキュベレイ。
この機体はその同型機。血のように赤く染められた、この上なく優雅なフォルムを誇る機体。
この輝き、この曲線、このシルエット。量産機では絶対にあり得ない、芸術品のようなこの姿。
シェラザード=ビンス=マクファーソンの機体、その最期を迎える場所として、これ以上のものはない。

「問題は………これよねえ」

いわゆるオールドタイプには使えないと言われる武器であるファンネル。
今まで自分がニュータイプとかオールドタイプとか、そういうことにあまり興味はなかったのだが。
だが、この機体の最大の特徴と言われるこの装備が使えないというのは、間が抜けている。
何より美しくない。

「………何とか、なるかな」
木星で妙な放射能でも浴びたらしいイカれた連中が地球圏に攻め込んだ時。
コロニー防衛隊の一員としてMSヘビーガンに乗り込み、
美的感覚を疑うようなデザインの木星MS部隊と激戦を繰り広げながら。

「後ろにも目をつけろ」という教官の言葉を理解できた瞬間が来た。

最初はわけが分からなかった。突然世界が広がった、とでも言うのだろうか。
自分の感覚が膨張し、拡大するあの感覚………今でもよく分からないのだが。
とにかく、その感覚を最大限に利用することで、あの馬鹿馬鹿しい激戦を生き残ることが出来た。

その後で病院に行ったら、医者から最後通告を受けたのだけど。

「取りあえずやってみるしかないわね………イキなさい、ファンネルたち!」

そして。

「………あたし、結構凄いかも♪」

しばらく悪戦苦闘した後に、目にもとまらぬ速さで自由自在に乱舞するとまではいかないが、
それでもそれなりに見られる速度を保って飛び交うファンネル達の姿がそこにはあった。
ファンネルの一つ一つが目となり手となるような感覚が脳内に直接広がってゆき、
それを制御する意識が周囲の空間を飲み込むようにして認識するのが分かった。

「でも思った以上に疲れるわね、これ。それに酔いそう……」

適当なところでファンネルを格納すると、シェラザードは移動を開始した。

【行動:ファンネル慣熟(−1) Z23→Z22→Z21→Z20に移動(−3)】
【位置:Z20】【行動値残り:0】
【機体状況:AMX-004-2(3) キュベレイMk-U】
【パイロット状況:健康】
【武装:ビームサーベル(ビームガン兼用)×2、ファンネル×12、
     105mmザクマシンガン(弾倉×3)】
【所持品:ディパック、首輪、水2リットル入り2本、コッペパン×2
     軍用大型ナイフ 青酸カリカプセル1個入りロケット
      デンジャーな衣服・下着・道具類で一杯のスーツケース 抗ガン剤2週間分】
【方針:やりたいことをやってサヨナラ】
【同盟:なし;取りあえず気持ちイイことできそうな相手を探す】
これにて、新規申込は完了した。
第四回も現状開催予定なので
参加を検討する人がいるのならば
第四回を楽しみに待っていてほしい。
以上だ。
>>294
『ちょっと…収まる…まで…待って…くれる…?先…行く…なら…V…21…。……に…。……』

V-21。
そこから彼女は来たのだろうか。
リナルドは機体を移動させようとして――ふと、思いとどまった。

このまま自分が先行して、もしその後第三者がここに来たら?
ラーズには悪いが、今の彼女は絶好の的となることうけあいだろう。
自分が先行したおかげで彼女に死なれても、後味が悪いことこの上ない。
だいたい、一応とはいえ彼女は同盟者なのだ。
同盟者を見捨てることは、シュウジを敵にまわすことになる。
考え得る限り、リナルドにとってそれはあらゆる意味でいただけないことだった。

リナルドはそう結論付けると、バイザーを開けてラーズに言った。

「俺も少し休みたい。
 待っててやるから、具合が良くなったら声をかけてくれ」

ここまで緊張の連続だった。
その糸が切れた今、彼の身体は疲労をストレートに感じている。
通信の後すぐに、彼は浅い眠りに堕ちていった……。

【行動:通信継続(0)、休憩(-1)】
【位置:T-17】
【残り行動値:3pts.】
【機体状況:MA形態・損傷なし・通信回線継続(ラーズ)】
【武装:(MS)ビームカタールx2、ビームカッター、頭頂部ビームキャノン、ヒートサーベル
   (MA)ビームカッター、グフシールド(半壊)】
【生徒状態:休息・左首筋に軽度裂傷】
【所持品:デイパック、コッペパンx2、水2gx5、食料5日分、雑誌、着替え一組、ノーマルスーツ
   (以下私物)MS状態チェック用ポータブルコンパネ、愛用眼鏡、配線修理用工具一式】
【行動方針:あるべき場所へ戻る】
【同盟:01番シュウジ 07番ベルク? 08番ヨーコ? 19番ラーズ??】
303業務連絡 ◆UktGzzmQ/o :04/02/15 23:32 ID:???
第六章を用意しておきました。
こちらが容量オーバーしたら移動して下さい。

ガンダムバトルロワイヤル 第三回大会 第六章
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1076854569/l50
慣性にまかせ、静寂の宇宙を漂いながらミョーコウへ向かうサイコガンダムMK-II。
そのコックピットのサイコミュは、まるで眠っているかの如く静かであった。
そして、そこに居るリファニアも、また。
目を瞑り、微動だにしない彼女は、本当に眠っているかのようであったが、
それはこのバトル・フィールドにある数多の意識の中のひとつ、
愛する者の遺したかけがえのない相棒の不安に満ちた意識を感じ取ろうと集中力を高めているが故だった。
トリィの居る所、そこは即ちミョーコウのはず。そう、信じて。

定期放送が入る。全参加者に知れ渡る、アレンの死。
殺し合いを助長する、戯れた女の声で、それは語られる。
……リファニアは、特に心乱す訳でもなく、それを聞いていた。

じきに、レーダーが何かを捉え、音を発する。
警告音ではなく、友軍の接近音。
コンソールに映った文字は、ムサイ級軽巡洋艦「ミョーコウ」。

帰ってきたんだ、私は、確かに……。

自分の傍らに居るべき人が居ない事が、たまらなく悲しい。
たとえ、その人の意識がいまだ自分と共にあるといえども……。

「こちら、リファニア=ニールセン、サイコガンダムMK-II。
 これよりムサイ級軽巡洋艦ミョーコウ、旗艦に着艦致します。」
努めて機械的な声を出し、ミョーコウに通信を入れるリファニア。
……今のリファニアは、ギリギリだ。するべき事を終えるまでは、出来るだけ感情を押し殺す。
そうでもしないと、今にも"崩れて"しまいそうだった。

ミョーコウに機体を近づけたリファニアは、そのまま機体を着艦させた。
サイコガンダムがその機能を停止すると共に、リファニアの意識も飛びそうになるが、何とか保つ。
機体から降りたリファニアは、そのままブリッジへ向かった。
倒れ込みそうになる程疲労しきった身体に鞭打ちながら。
ブリッジの、扉をくぐった。

【行動 : ミョーコウ(ダグラス)へ通信(-1)、着艦(-1)、ブリッジへ(-1)、残1 】
【位置 : U-14(ミョーコウ、ブリッジ) 】
【機体状況 : 表面に細かい損傷(幾つかビーム砲損傷)、スラスター損傷軽微、MA形態 】
【パイロット状況 : 頬に切り傷(治療済み)、心身共に重度の疲労 】
【武装 : 胸部3連装拡散メガビーム砲(一門破損)、リフレクタービット×10、
      腕部サイコミュ式 ビームソード×2、全身メガビーム砲×多数 】
【コンテナ入り武装 : 指揮官機用ブレードアンテナ(全体通信が行P1で可能)
            備考:コンテナはMS格納庫にあります。         】
【所持品: ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本(1本は空)、
      ジオン女性士官の制服、父の形見のジオン十字勲章、ジオン軍制式拳銃 】
【方針 : ??? 】
【相棒 : "喋る七面鳥"トリィMK-II 】
【同盟 : 03 イブ・シュウリン、05 ダグラス=ロックウード、23 スタンリー・M・イプキス 】
アレンとリファニア、二人の所在を確かめるべくコロニーヘ向かう。
U-13、宇宙空間を進むミョーコウ。
その時、レーダーが機影を捉える。
超大型のMSと随伴するもう一機のMS。間違いない、二人だ。
もう少しで二人に会える、そう思った矢先・・・・・・。

『みなさん、こんにちは。定期放送のお時間です・・・・・・
 ……前の放送の後から今までの間に、2名のお友達が『脱落』しています。
  16番 アレン=D=バディアン・・・・・・』
放送が何を言っているのか解からなかった。

「何を言って・・・レーダーにもアレンさんの反応は・・・・・・な、い?嘘、何で!?」
さっきのは見間違いだったのだろうか?
だが、レーダーには先ほどまで間違いなく『中型MSの可能性大』と出ていた。
しかし、そんな反応はサイコガンダムの隣にも、他のエリアにも表示されていない。

U-14へ進入した所で、丁度ミョーコウとサイコガンダムが鉢合わせした形となる。
目視で確認するも、やはりアレン機の姿は無かった。
『こちら、リファニア=ニールセン、サイコガンダムMK-II。
 これよりムサイ級軽巡洋艦ミョーコウ、旗艦に着艦致します。』
久々に聞くリファニアの声。だが、それは僕の聞いた事の無い声だった。
酷く機械的で無表情、だけど、確かに伝わるその奥に渦巻く淋しさ・・・・・・。

「アレン・・・アレン・・・」同じく覇気を失い、既にこの世を去った主人の名を呟くトリィ。
それをそっとすくい上げる。今のトリィの居場所はリファニアの胸の中だろう。

暫くして扉が開かれると、リファニアが艦橋に帰ってきた。
隣にあるべき筈の人は・・・いない・・・・・・。
トリィを抱いた手をそっと離すと、トリィはリファニアの元へ飛んで行った。
「おかえりなさい、リファニアさん・・・・・・。」
彼女の体から滲み出てくる哀しさと疲労。
その姿が、僕にはとても痛々しく映った・・・・・・。

【行動:定時通信受信(−0) リファニアと会話(−0)】
【位置:U-14 ムサイ艦橋】【残り行動値:0p】
【機体状況:肩部損傷 格納中】 【身体状況:通常】
【武装:頭部バルカン×2(残弾90%) ビームサーベル カメラ・ガン  ザクバズーカ(残弾3)
     ビームピストル×2 ビームシールド(破損) クラブ×1 ムサイ級軽巡(損傷軽微)】
【所持品:イブのロザリオ 拳銃 家族写真 コッペパン×2 水2リットル入り×2 弁当×1 お菓子少々】
【行動方針:イブを守る】
【同盟:03番イブ 20番リファニア 23番スタンリー】
あたしは椿
薔薇のように萎れはしない
桜のように散ることもない
最期には 萎れることなく 散ることもなく
ただ そのままに 首を落とす


「………なーんて、柄じゃないわね」

それよりも、今は相手を見つけないと。
心中前のアレって、ものすごく燃えて気持ちがイイって聞くけど、どうなんだろう。
だから、早く誰かに会いたい。会って色々してみたい。
でも、会った時点でいきなり殺されそうになっても当然なのよね。
話を聞いてくれる余裕があればいいのだけれど………無理かしら。

妄想と現実の都合をどう合わせようかと考えながら、
シェラザードはそのまま先に進み続けた。

【行動:Z20→Y20→Y19→X19に移動(−3)】
【位置:X19】【行動値残り:1】
【機体状況:AMX-004-2(3) キュベレイMk-U】
【パイロット状況:健康】
【武装:ビームサーベル(ビームガン兼用)×2、ファンネル×12、
     105mmザクマシンガン(弾倉×3)】
【所持品:ディパック、首輪、水2リットル入り2本、コッペパン×2
     軍用大型ナイフ 青酸カリカプセル1個入りロケット
      デンジャーな衣服・下着・道具類で一杯のスーツケース 抗ガン剤2週間分】
【方針:やりたいことをやってサヨナラ】
【同盟:なし;取りあえず気持ちイイことができそうな相手を探す】
307ラーズ ◆C5GRxBlS5o :04/02/16 12:47 ID:???
>302
向こうは待つ事にしたらしい…。…故に…
「感…謝…する…わ…。」
言い残し、目を閉じる…。眠ってはいないが…。
【行動:発作継続(4p)通信回線オープン(0p)】
【残り行動値:0p】
【位置:T17】  
【機体状況:異常無し】
【武装:ファンネル×6、両肩部3連装ミサイル×2、ビームサーベル・メガバズーカランチャー】
【SFS:スキウレ】
【所持品:ヤクト内(ディパック(中身は『飲料水2g入り4本』『地図』「食糧3日分」) レポート用紙1冊 )
手持ち(細長い(そしてかなり大きい)アタッシュケース(中身はライフル(残弾10)) 大型要塞の内部地図データ)】
【行動方針:報復。そして「決闘」観戦】
【同盟:なし(一時的利用目論み=シュウジ ベルク リナルド)】
308イブ・シュウリン ◆EVE/axNqpo :04/02/16 13:48 ID:???
アレンが死んだ。
その事実を前にしても、愁林は決して動揺する事は無かった。
シャワー室で感じた奇妙な予感の為でもある。
だが、それ以上に―――

「……」

よろめくように艦橋の扉をくぐった少女。
その、今にも崩れ落ちそうな小さな体を、そっと抱きとめる。

「お帰りなさい」

―――恋人の最期をその目で見届けた少女。
その彼女が、自らの感情を必死になって押し殺しているのだ。
それを差し置いてアレンの死を嘆く事は、愁林にはとても傲慢な行為に思えた。

だから、安易な同情の言葉を掛けることは敢えてせず。

「良く、頑張ったわね」

今は泣いても良いのよ―――そう、彼女に囁きかける代わりに。
愁林は、少女の髪を指先で梳くようにそっと撫でた。

【行動:仲間の帰還を迎える(-0)】【残り行動値:4p】【現在位置:U-14(ムサイ級艦橋)】
【特記事項:軽症(手当て済み、但し抗生物質の服用は必要)】
【機体状況:左腕Bシールド及び同前腕回路切断、同マニピュレーター損傷率71%、左肩装甲破損】
【武装:頭部バルカン×2、Bサーベル×2、Bシールド×2(左腕内蔵側使用不可)、
...    Bライフル(E残量54%)、4連装ヘビーマシンガン付きショットランサー(ヘビーマシンガン残弾48%)】
【所持品:(銀のロザリオ)、銀の腕時計、低反動拳銃(弾丸12発装填済み)】
【行動方針:ダグラスの“夢”を共に見続ける、彼の支えになりたい】
【同盟:No.05・ダグラス、No.16・アレン、No.20・リファニア、No.23・スタンリー】
『おかえりなさい、リファニアさん・・・・・・。』
ダグラスに、優しい言葉をかけられる。
その声に確かに混じった哀しみの色に、ダグラスも深い哀しみに包まれているのが解る。
『お帰りなさい。
 良く、頑張ったわね』
イブに、優しく抱きとめられる。
多くは語らず、優しくリファニアの髪を梳くように撫でるイブ。
ただ、それだけで、イブの哀しみと、労わりの気持ちは十二分に伝わってきた。

「……あ…………。」
ふたりに、"ありがとう"と、言おうとおもった。
だが、そう口にしかけた所で、リファニアはその言葉を飲み込んだ。
……その言葉を口にしたら、泣き崩れてしまう事が解ったからだ。
かわりに、リファニアはイブに抱きついた。力いっぱい、抱きついた。
両目をしっかりと瞑り、必死で涙と嗚咽を堪えながら。

……リファニアは震えていた。
愛しい温もりが失われた事による、魂の奥底から来る悪寒。
その悪寒が引き起こす震えだけは、さすがに隠す事が出来なかった。
自分の中に確かに有る、アレンの意識。
それがかえって、アレンの死を確かなものとして、認識させた。

「リファニア!!リファニア!!アレン、ドコ!!アレン、ドコ!!!」
トリィが、割り込むように飛んできた。
とっさにイブから離れ、トリィを抱きとめるリファニア。
リファニアの手の中で震える、小さな命。
その命は、リファニアよりも遥かに脆く、弱々しく、感じられた。
リファニアは、トリィを優しく抱きしめた。
抱きしめながら、優しく、声をかけた。
「大丈夫、トリィ。アレンは、"ここにいる"よ……。」
そのまま、トリィの羽毛を撫でるリファニア。
……トリィの震えがとまった。
いつの間にか、リファニアの震えもとまっていた。

リファニアの顔が、少しだけ、明るさを取り戻した。
明るさともに、強い使命感を顔に浮かべて。
リファニアは、イブとダグラスに向け、敬礼を捧げた。
左手にトリィを抱えたままではあるが、
しっかりと背筋を伸ばした、凛々しさすら感じさせる、敬礼であった。
「リファニア=ニールセン、ただ今帰艦致しました!
 ……ただいま、イブさん、ダグラス君。そして、トリィ。
 ここには居ないけど、スタンリーさんも。
 おっきな迷惑、かけちゃったね……。
 アレンは、最後まで戦士として、正々堂々と闘って、死んだ……。
 きっと彼は、満足に逝けたと思うよ。
 ……完全にでは、ないけど。
 そして、それを完全にしてあげるのは、私の役目だよ……。」
そう語るリファニアは、先程までの弱々しさを殆ど感じさせない。
強い使命感が、ギリギリのリファニアを、しっかりと支えていた。
【行動 : 帰艦報告(0)、トリィを鎮める(0)、残1 】
【位置 : U-14(ミョーコウ、ブリッジ) 】
【機体状況 : 表面に細かい損傷(幾つかビーム砲損傷)、スラスター損傷軽微、MA形態 】
【パイロット状況 : 頬に切り傷(治療済み)、心身共に重度の疲労 】
【武装 : 胸部3連装拡散メガビーム砲(一門破損)、リフレクタービット×10、
      腕部サイコミュ式 ビームソード×2、全身メガビーム砲×多数 】
【コンテナ入り武装 : 指揮官機用ブレードアンテナ(全体通信が行P1で可能)
            備考:コンテナはMS格納庫にあります。         】
【所持品: ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本(1本は空)、
      ジオン女性士官の制服、父の形見のジオン十字勲章、ジオン軍制式拳銃 】
【方針 : ??? 】
【相棒 : "喋る七面鳥"トリィMK-II 】
【同盟 : 03 イブ・シュウリン、05 ダグラス=ロックウード、23 スタンリー・M・イプキス 】
311アーネスト・マンソン
 眠りに赴く彼女を見て、ふと思う。
 今なら、簡単に殺せる。
 そして、食える。
 だが・・・・・・
 それに、価値は、ない。
 ただ殺し、ただ食らうだけならば、今までと同じ・・・・・・・
 見つけねばならない何かを悟った今、ただ繰り返すだけの日々を
続けるわけにはいかないんだから。
 見つけ出したものを点検する。
 ガスバーナー・・・・・・溶接に使う工具。
 だが、これは拷問器具にもなる・・・・・・肉を焼き、骨を焼き切られて
平静を保てる人間はいないだろう。これで焼かれた人間は、まず例外なく
悲鳴をあげ、動物のようにもがき苦悶する。
 人体をバラスのにも好都合な道具だ。これの中のガスは、爆発物としても
利用できる。
 ほかにも、いろいろ・・・・・・
 だが、何も思いつかない。
 俺も疲れているみたいだ。
 少し、眠るか・・・・・・?
 だが、その前に済ませておくべきを済ませておくとしよう。
 MSを調べ、消耗しやすい部品を交換しておく。彼女のジャベリン、
そして俺のガザDが今のところ使うことが出来る最大の戦力なの
だから。
 整備を済ませた後、医務室跡で見つけた薬物を服用する。
 GHB。睡眠圧縮剤。これを服用しての睡眠2時間は、通常の睡眠
8時間に匹敵するのだ・・・・・・
 もっとも、共に酒を飲むと、永遠の眠りについてしまう危険性が
きわめて高くもあるが。
 MSのシートに体を横たえ、眠りにつく・・・・・・
【位置:F5】
【機体状況:正常、MS形態】
【パイロット状況:ナンダカアタマオモインデスケドトリツカレテマスカオレ】
【武装:ガザD(現在搭乗中)
 ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、肩部5連装ミサイルポッド×2、
 ナックルバスター、足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2
 ワイヤーホーク×1(左手に装備中)、バズハンマー×1(背部に装備中)】
【行動:MS整備;ジャベリン・ガザD(2P)道具のチェック(1p)薬物を併用しての睡眠(1p)残り0ポイント】
【コンテナ武装;ザクT;武装ザクマシンガン×1、予備の30連ドラムマガジン×1、ブービートラップ(クラッカー)×1】
【所持品: ディパック、首輪、軍用レーション2日分、水入りボトル2本(残り3g)、ナイフ、
 絞殺具、防弾ジャケット(拳銃弾対応)、ノーマルスーツ用酸素ボンベ3本(合計9時間分)、
 拳銃(弾丸15発)+予備カートリッジ2本、アサルトライフル(弾丸16発)+予備カートリッジ2本、天然フリーズドライのお肉800グラム
 ビームライフル×10、てづくりちょこ、てぃーちゃーちょこ、GHB10回分、ガスバーナー】
【方針:俺は、見たい。見たいんだ。結末を】
【同盟:サーティア・クワン】