炎尾「ん?
大哲・・・・・今、ガンダム観てたの?」
大哲「はい! ビデオ借りてきて・・・SEEDの最新のやつです。
ま、ストーリーはファーストのリメイクに近いものですが・・・」
炎尾「大哲・・・お前、ガンダム好きだよな!」
大哲「はい! 好きですが?」
炎尾「これって昔からシリーズでずっと続いているアニメだから・・・
ほら、何ていうか・・・
厳密に言うとガンダムの形状が多少変わっていたり・・・
あるいは作っているスタッフが変わったりする時もあるよな・・・」
大哲「あ・・・まあ、そういう時もありますね!」
炎尾「それでも、
そ れ で も O K な の か !?
たとえ中身が違っても同じシリーズとして・・・
受け入れられるものなのか!?」
大哲「・・・・・それは
頭 の 中 で 修 正 す る ん で す よ!!」
炎尾「修正!!?」
大哲「自分の一番好きなシリーズ、好きな回の「形」を「定番」として
頭の中にインプットするんです・・・
そして、
イメージと違うMSやキャラの違いは、
頭の中で瞬時にすべて修正!!」
炎尾「そ・・・そんなことができるのか!?
そんなことをやりながらSEEDを観ているのか!?」
大哲「 そ の く ら い で き な け れ ば、
ガ ン ダ ム を 愛 し て る と は 言 え な い で し ょ う!?」
炎尾「 愛 !?」
大哲「・・・・・」
炎尾「・・・・・」
大哲「あとはその微妙な「違い」を楽しむんですよ!」
炎尾「違い?」
大哲「すべてのシリーズの違いを知っていて楽しんでいる自分が、
またある意味誇らしいじゃありませんか!!
ゴジラやウルトラマンもいろいろなバージョンがありますが・・・
同じシリーズのはずなのに・・・
でもそれがまたいいんですよ!!」
炎尾「そっ、そうか
それがまたいいのか!!
・・・・・ありがとう、スッキリしたよ大哲!!」
…漏れ達はまだ愛が足りないんだなぁ…
作品レベルの問題だ!!
>>656-657 そうだ……
中身が少し違う感じがしても――
SEEDはガンダムなのだ!!
そうだよ! それでいいんだ!!
おれが愛しているのは――
あのガンダムという作品なんだから!!
何か違うなと感じて違和感を覚えるほうが変なんだ!
…………
本 当 に そ う か !?
そしていろいろあって・・・・
炎尾「僕はガンダムSEEDを愛してはいませんから!!」