ガンダムバトルロワイヤル第二回大会第四章

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1開発室室長 ◆XFMHB0LotU

もう、あのころにはもう戻れない・・・

死にたくないから、帰るところがあるから、
守りたい人がいるから、守らねばならない約束があるから、
目標がいたから、目的があるから。
そして、彼らはまた戦いを始める。

 ガ ン ダ ム バ ト ル ロ ワ イ ヤ ル

第二回大会、第三章が今、はじまる。

ルール等の詳細は>>1-20



感想、議論スレ
ガンダムバトルロワイヤル第三管制室
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=shar&key=1058521848

第二回ガンダムバトルロワイヤル人気投票
http://bbs.35hr.com/avote/vote.cgi?id=gamdam


2開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/07/20 15:54 ID:???

 @ 過去スレ @

・第一回大会本スレ
第一章:ガンダムでバトルロワイヤルやってみよ〜
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1038324132/l50 

第二章:【生存21名】ガンダムTHEバトルロワイヤル【死亡1名】
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1039169588/l50

第三章:【知略】ガンダムバトルロワイアル第3章【陰謀】
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1041070641/

第四章:【裏切り】ガンダムバトルロワイヤルpart4【信念】
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1042612295/

終  章: ガンダムバトルロワイヤル最終戦場(諸事情によりアクシズ)
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi/shar/1048332637/


・第二回大会本スレ
第一章: ガンダムバトルロワイヤル第二回大会 
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1049713319/

第二章: ガンダムバトルロワイヤル第二回大会lt;二章gt;
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/x3/1053350734/

第三章: ガンダムバトルロワイヤル第二回大会第三章
http://pc4.2ch.net/test/read.cgi/x3/1055663266/


・議論、感想スレ
ガンダムバトルロワイヤル避難所
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1041000462/l50

ガンダムバトルロワイヤル避難所part2
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/shar/1041856658/l50

ガンダムバトルロワイヤル管制室(アクシズ)
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=shar&key=1043595608

ガンダムバトルロワイヤル第二管制室
http://www.soutokuhu.com/bbs/test/read.cgi?bbs=shar&key=1052406249&st=4&nofirst=true
3開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/07/20 15:54 ID:???

 @ 行動ルール関係 @
このゲームには、行動値というものがあります。
通常は、これを消費して行動を行います。
一人の人間が行動できるのは一日ごとに4P分だけ。
矛盾しないようにしつつ、様々な行動を書き込んでおきましょう。
行動のリセットは午前0時
行動値が消費するのは、移動、探索、整備、戦闘などの大きな行動のみ
ただし、劇中で時たま使われる全体通信のみ行動を2消費します。注意してください。

尚、行動後は、位置、所持武器、行動方針、同盟相手等を明記してください。
なぜかというと、観客や、参加者間での行動の食い違いを防ぐためです。

 @ 戦闘 @
まず大事なこと、
基本的に、戦闘の結果、撃破されたか、腕が吹き飛んだか、かすっただけか、シールドで防いだか等は、
『攻撃の受けて、防御側が判定します』。
先行破壊は、やめましょう。
戦闘時の行動については、基本的にビームライフルで撃つなどの攻撃行動は1行動とします。
撤退については、まず戦闘地帯から撤退で1行動しますが、
これは、マップの移動とは別ですので、移動する場合はまた別で行動を消費します。
そして、節度を守り、矛盾の無い様にしましょう。
4開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/07/20 15:54 ID:???

 @ 特殊ルール『達成値』(通称ID判定) @
達成値は、そのカキコで取った行動の成功・失敗をIDで決めるもの。
両者の合意があった場合、使用します。

AさんがBさんに攻撃したと書き込んだとします。
AさんのIDは『p9aJXZoA』 BさんのIDは『Atw4g6Qg』だった場合、
Aさんの9に対し、Bさんが6なので攻撃は命中。という具合です。

他にも、Cさんが逃げ出し、Bさんがそれを追いかけたなど、そのような場合にも使用できます。
『oHI+CUmX』のような数字の入っていないIDは『0』とします。
『sp02X9NT』のように大文字の『NT』が入っていた場合、数字と無関係に、相手を上回っているものとします。
ただし、両者共にNTを出した場合、NTは無効になります。
小文字の場合は無効です。

 早見表
NT(二文字及び大文字)>N,Tのように一文字+大文字>9>8>7>6>5>4>3>2>1>0>数字なし

基本的に、両者の合意があったときのみ使用しますので、
その気ではなかった場合、無視してもかまいません。
しかし、ここぞという場面や、
あまりにも無視しすぎると叩かれますの節度を守ってください。

 @ IDボーナスについて @
特定の地形で戦闘すると、
IDにボーナスやペナルティがつきます。
ボーナスはID+1
ペナルティーはID−1
となります。
ただし、汎用機と飛行する機体のみボーナスはありません。
5開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/07/20 15:55 ID:???

 @ 参加方法 @(締め切りました。)
キャラクターの氏名、年齢、性別を書いて議論、感想スレに提出
機体及び武器はは、厨房の入り込みを防ぐため、先生に参加を申し込んだ後クジを引いてください。
クジは、1〜50までの好きな数字を選び、さらにAかBを選んでください。
例 21のA  35のB 等。
キャラクターについては、基本的にオリジナルで、年齢制限はありません。
名簿枠は20人〜40人くらい。

尚、特例として、61式戦車やドップ、ミデアといったいわゆるはずれ兵器は職人専用として自由に選ぶことができます。
ただし、この場合MSのクジは引けません。あしからず。

機体、武器を支給されたら会場に降下します。
方法はIDを使用します。
まず、本スレでIDを出し、1番目の英単語を横軸、2番目の英単語を縦軸とします。
縦軸は英単語の順番を流用
例:ID:fj/zBtVWの場合は[fj]を抜き出してポイントF-10に投下

以上の作業を終えたら晴れてガンダムバトルロワイヤルの参加者です。


尚、変形する機体を手にいれることがありますが、
変形には行動を1消費します。
しかし、その代わりに、MA形態では行動1消費で2マス移動可能です。

 @ 所持品 @
初期に支給されるものとして、原作通り
ディパック、首輪、コッペパン2つ、水2g入り2本
後は私物を少々となります。
私物が何かは基本的に自由とします。
ですが、ある程度節度を守ってください。
6開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/07/20 15:55 ID:???

 @ マップ @
『A〜Z × 1〜24』の624マス。
行動ごとに、今何処にいるのか書いておくこと。
禁止領域は、放送時間(現実時間午前零時)に放送され、それから36時間後に爆発とします。
尚、地図は最初から所持していますが、
物語の中では、参加者の場所は表示されません。あしからず。

 @ 昼夜、天候 @
昼夜については、現実時間で一週間経つと変わります。
昼の時間の後、一週間経つと夜に変わり、また一週間経つと昼に変わりこの時点で物語の中では2日目になります。
つまり、現実時間二週間でで物語の中で一日となり、
この二週間の最初の週がが昼、次の週が夜になります。
天候は、現実時間で午前〇時、日付が変わったら先生方から発表されます。

 @ 索敵 @
どれだけ遠くの敵を見るこちができるかです。
策的範囲は、通常機で2、艦船等の大型機、狙撃・射撃型で3、偵察機で4です

 @ 放送 @
原作に近づけるため、参加者の死亡、禁止エリアの発表等の放送は現実の日付が変わると発表とします。
参加者が死亡したからといって、すぐに各機体に届くわけではありません。

 @ 爆弾 @
爆弾は、機体と、参加者の首輪につけられてあります。
首輪については【バトルロワイヤル】原作の首輪と同性能です。

 @ 放棄された参加者 @
一定時間行動がない場合放棄とみなします。
このキャラクターを攻撃した場合、
唯一攻撃側が結果を書くことができます。
つまり、一生懸命がんばっている参加者の肥料とします。
ですが、この場合でも節度を守っください。

 @ ミノフスキー粒子 @
一応これはガンダムの世界です。ミノフスキー粒子はあります。
各地形によってミノフスキー粒子の濃度は違います。
基地>森林>橋>市街地>砂地>穴倉>山>平地>河川>道路
まあ基地と森林ではレーダーや誘導が通用しないってレベルに考えればよさげですが。

 @ その他 @
色々ややこしく書きましたが、
@行動は基本的に自由。
@参加したい場合はまず先生へ言う。
@戦闘の結果は『攻撃を受けている側』が決める。
@『両者の合意があった場合』、達成値を使用する。
@自分の居場所を毎回、明記しておく。
@禁止領域にいた場合は有無を言わさず死亡。
@基本は原作と同様
@分からない点等があれば、感想議論スレにて先生に聞く。
という以上の8点を守って下さったらあとは楽しく殺しあいましょ〜
7開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/07/20 15:55 ID:???

 @ 会場 @
第二回バトルロワイヤル会場
  A B C,D E,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R S,T U V,W,X,,Y Z 
01□□□□□□□□□彡彡彡□□■■■■■■□□□□□□
02□□■□■□□□□□彡彡彡□□■■■■■■■■□□□
03□■■■■■□□□□□彡彡彡□■■■■■■■■■□□
04■■■■■■★★━━━===┓□■■■■■■■■■□
05□■■■■■■★□□□彡彡彡┃□■■■■■□□□□□    □、平地
06□■■■■■■■□□□彡彡彡┃□■■■■□□□□□□    ■、森
07□□■■■■■■■□□彡彡彡┃□□□■■■■■■■■    彡、川
08□■■■■■□□□□彡彡彡彡┃□□□■■□□□□□□    ∴、砂地
09□□■■■■■□□彡彡彡彡彡┃□□□□□□□□□□□    ▼、市街地
10□□□□□□□□□彡彡彡彡彡▼□□□□□□┏━━━━    =、橋
11□□□□□□□□□彡彡彡彡彡▼▼□□□□┏┛□∴∴∴    △、山
12━━━┳━━━━┓彡彡彡彡彡▼▼□□□┏┛□∴∴∴∴    ●、洞窟(小型MSなら入れる)
13□□□┃∴∴∴∴┗▼===▼▼▼━━━┫□∴∴∴∴∴    ★、基地
14∴∴∴┃∴∴∴∴□▼彡彡彡彡▼□□□□┃□∴∴∴∴∴    ━、高速道路
15∴∴∴★∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴∴∴┃∴∴∴∴∴∴
16∴∴★★★∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴∴┣━★★★∴∴
17□∴∴★┓∴∴∴□□□彡彡彡□□∴∴┏┛△△★★∴∴
18□∴∴∴┗┓□□□□彡彡彡□∴∴∴┏┛∴△△△∴∴∴
19□□∴∴□┗┓□□彡彡彡□┏━━━┛∴△△△△△∴∴
20□□□∴∴□┗━▼===▼┛△△△△△△△△△△△∴
21□□□□∴∴∴∴□彡彡彡△△△△●●△△△△△△△△
22△□□□∴∴∴∴□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△△
23△△□□□□□□□□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△
24△△△□□□□□□□□彡彡彡△△△△△△△△△△△△

8開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/07/20 15:59 ID:???

 @ 各地形の特徴(1) @

□平地:特にこれといった物のない平地。
    会場の中で一番の面積を誇る。
    陸戦仕様のみここでボーナスがつきます。

彡水中:陸上から見つかりにくい。
    減衰率、抵抗が非常に大きいため、実弾兵器やビーム兵器は大きく威力をそがれる。
    そのため魚雷が有効だが、魚雷が無く、通常兵器だけなら零距離射撃をぶちかませ。
    水陸両用型でないと機動性・運動性は大きくそがれる。
    水密性の低い機体では進入さえ困難だろう。
    尚、水陸両用機は戦闘時ボーナスがつきます。
    砂漠戦仕様、陸戦仕様はペナルティがつきます。

∴砂地:遮蔽物が少なく、敵を発見しやすい。
    足場が悪く、歩行型の機体は機動力・運動性そがれる。
    砂漠戦装備を施されていない場合、微細な砂の影響で、
    精密機器に故障を生じる恐れあり。
    砂漠戦仕様にボーナスが、
    水陸両用機にペナルティがつきます。

■森林:その枝葉は巨大なMSの姿さえも隠してくれる。
    太い木には行動を妨げられることも。視界が利かず、罠が使えるかも。
    ある程度まで、木が敵弾を防いでくれる望みもあるが、過信はできない。
    木の実や獣など、山の幸が手に入ればキャンプ気分も味わえる?
    火の始末には気をつけよう。タバコ一本、山火事ボウボウ。
    全ての攻撃判定にペナルティがつきます。
    (防御側にはペナルティ無し)

9開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/07/20 15:59 ID:???


 @ 各地系の特徴(2) @
△山地:一見丈夫な岩でも、崩れることがありうる。地上の移動は難しい。
    歩行式ならともかく、ホバー型の機体での進入は不可能か?
    地面の起伏を利用して隠れて狙撃するなど、待ち伏せ向き?
    陸戦仕様にボーナスが、
    水陸両用機にぺナルティがつきます。

●洞窟:隠れるのには最適か?しかし、小型のMSを除けば進入はできないだろう。
    内部は光が入り込まず、たとえ宇宙でも使えるものでも、光学系のセンサーは利かない。
    入り組んだ奥の方は、時に酸素が薄い場合もあるのでご用心。
    敵が地下に立てこもった時は、古今、いぶし出すのに限るでしょう。

=橋 :岸と岸をつなぐ橋、
    陸上機でも川を渡れる。
    ただ、その下では水陸両用機が獲物を狙っているかも

━道路:果てしなく続く道路。
    飛んでいる機体以外は1ポイントで2マス移動できる。
    その上、非常に見通しがいい。

▼市街:MSを超える高さのビルが立ち並ぶ。
    ビルで姿を隠すこともできるうえに、
    さまざまな日用雑貨を得ることができるのがここの長所だろう。

★基地:軍事施設が建ち並ぶ。
    MSを隠すほどの建物は市街に比べれば少ないが、
    強力な武器が多数保管されているので、利用頻度は非常に高いだろう。
10開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/07/20 16:00 ID:???


 @ 最後に参加者様へ @

バトロワ参加者心得

一つ、場の空気をよく読む。
一つ、戦闘時、無理やり人を自分の土俵に引き込まない。
一つ、極力、相手がなにをしたいかを考える。
一つ、自分勝手な行動をしない。
一つ、決して放棄しない。
一つ、観客もいることも頭に入れておく。
一つ、誤字、脱字、変換ミスには気をつける。
一つ、ID待ちはしない。
一つ、避難スレで叩かれたら、怒らず、自分を見直す。
一つ、全てにおいて節度を守る。
一つ、自分は職人だと自覚する。
一つ、『生きる』為の戦いではなく、『魅せる』為の戦いをする。
一つ、死んでも泣かない。
一つ、先生のギャグには大爆笑する。







 @ おまけ @
ゲーム「2ちゃんねる板対抗バトルロワイヤル」
http://www005.upp.so-net.ne.jp/br-2ch/
暇つぶしにどうぞ。
11開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/07/20 16:00 ID:???

 @ 現在の参加者の状況(クラス名簿) @

  一番 コォネ=カウフマン           (16) 女性 Zガンダム
  二番 アルム=ヴォーキサー       (26) 男性 バタラ
  死亡 金田一=京介            (16) 男性 ガブスレイ
  四番 ウィルト=ラインステッド       (25) 男性 ザクV後期型
  死亡 グリーン=キャット            (21) 男性 ドライセン
  六番 エィケズ=コート           (22) 男性 リグ・シャッコー
  死亡 エルア=ポゥ=ドートミア      (20) 女性 ドワッジカスタム
  死亡 コード=アクセルズ            (20) 男性 元 アプサラスV
  死亡 神楽=千鶴                (20) 男性 ガンダムピクシー
一〇番 グレン=フォートレス         (15) 男性 ZZガンダム
  死亡 クライン=J=シルバート      (42) 男性 EWACネロ
一二番 リーア=ミノフスキー           (17) 女性 ゾック
一三番 トルヴァ=レナウン           (26) 男性 ドム
  死亡 ラビシュ=スケアクロウ       (23) 男性 ビギナ・ギナ
  死亡 エーリッヒ=フォン=レーダー   (28) 男性 マゼラ・アタック
一六番 エリアード=ジーン         (18) 男性 アプサラスV(旧 ガンダム)
一七番 デイビット=リマー          (29) 男性 アッザム
  死亡 ジェクト=プリズム             (25) 男性 ジムスナイパー
一九番 カミーユ=ビダン           (17) 女性 ブルーディスティニー一号機
  死亡 ゼアン=アイクス          (16) 男性 アクアジム
  死亡 ロロイ=グラスコ           (32) 男性 ジェガン
二二番 ジン=D=ブラッド            (18) 男性 ガザD
二三番 マリア=S=ヒューイット        (20) 女性 ガルバルディβ
二四番 マルコ=シュナイダー=バボーゾ (28) 男性
12開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/07/20 16:00 ID:???

 @ 現在の参加者の状況(地図) @

  A B C,D E ,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R,S T U V,W,X,,Y Z
01□□□□□◎□□◎彡彡彡□◎■◎■■■■□□□□□□
02□□◎□■□□□◎□彡彡◎□◎■■■◎■■■■□□□
03□■■■■■□◎□◎□彡彡彡□◎■■■■■■◎■□◎
04■■■◎■■★×━━0601==┓◎■■■■◎■■■■□
05◎■■◎■■■◎□□□彡彡彡┃□◎◎■◎■□□◎□□    □、平地
06□■◎■■■◎■□□□◎彡◎┃◎■■◎■□□□□□□    ■、森
07□◎■■◎■■◎◎□□彡彡彡┃□□□◎■■◎■■◎■    彡、川
08□■■■■■◎□□◎彡彡彡彡┃□□□■◎□□□◎□□    ∴、砂地
09□□◎■■◎■□□彡彡彡◎彡◎□◎□×□◎□◎□□□    ▼、市街地
10◎□□◎◎□□□□彡◎彡彡彡19□□□□□□┏━━◎━    =、橋
11□□□◎□□□◎□彡彡彡◎彡▼▼□◎24◎┏┛□∴∴◎    △、山
12━━◎┳━━━━┓彡◎彡彡12▼▼◎□□┏◎□∴◎∴∴    ●、洞窟(小型MSなら入れる)
13□◎□┃◎∴◎∴┗02===▼▼17━━━┫◎∴∴∴∴∴    ★、基地
14∴◎∴┃∴∴∴◎□▼彡彡彡彡◎□□□◎┃□◎∴∴◎∴    ━、高速道路
15◎∴∴★×∴∴□□□彡◎彡□□∴∴◎∴┃∴∴◎◎∴∴
16∴∴★★★∴◎∴◎□□彡彡◎□□∴∴2204━×★◎∴∴
17□∴◎◎┓◎∴◎□□□彡彡彡◎□◎∴┏◎△△◎★∴◎
18□∴∴∴┗┓◎□×□◎彡彡□∴∴∴┏◎∴△△△∴×∴
19□◎∴∴□◎┓□□彡彡彡◎┏━━×┛∴△△△△△∴∴
20□□□◎∴□┗━▼=◎=23┛△△◎△△△△◎△△△∴
21□□□□◎∴∴◎∴◎彡彡△◎△△●●△◎△△△◎△△
22△□◎□∴∴∴∴□□◎彡彡△△◎△◎△△×△△△△◎
23◎△□□□×□□□□□◎彡彡△△△△◎△△◎△△△△
24△△△◎□□□□□□◎彡彡彡×△△△△△△△△△△△

◎は進入禁止区域   ×は次期禁止区域

番号02、13は同地点
番号04、10、16は同地点

13アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/20 16:20 ID:???
(アルムダウン中。ハロはじっとしている。)
トルヴァ「おい、おちびちゃん、聞こえるか?
     内側からコクピット開けれないか?
     お前の主人相当やばそうだから病院に連れて行くぞ。」
ハロ「!!チョットマッテ!」
(トルヴァの声を聞いてハロがマジックハンドを出す。)
ハロ「アルムガヤッテタトオリニ・・・!コレダッケ?」
(ハロがハッチ開放の操作。程無くしてハッチが開く。)
ハロ「ヒライタ!・・・オリレナイ!?」
(コックピット内に少し涼しい風が流れ込む。)

【体調:不良 風邪? 症状 発熱 ダウン】
【ハロ、ハッチ開放 −1 ダウン中 残り行動値全部 残り行動値:0】
【位置:J-13】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
     ビームピストル×1(内蔵されていたカートリッジと持ってきたカートリッジのみ)
    クレイバズーカ×1(残弾数不明 恐らく残り少ない。】
【行動方針】 リーア、キャットに同じ程度の苦しみを味あわせる、又は殺害。
【同盟】トルヴァと同盟
14八重洲支店:03/07/20 17:50 ID:???
15通常の名無しさんの3倍:03/07/20 17:54 ID:???
映画を意識してるならロワイ ア ルだが
16マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/20 21:24 ID:???
激しい頭痛の中、目を覚ましたのは大音量の通信であった。

<皆さん、こんばんわ。
 定時放送の時間になりました。
 今回は久しぶりに転校生が来ています・・・・・・・・>



初めは自分が今、どのような状況にあるのかさっぱりわからなかったが、
少しずつ鮮明になってゆく記憶のおかげで思い出すことが出来た。

(俺があそこで止めてれば・・・。止める力があれば。)

「・・・・・・・・ッ!!」
おもむろに持っていた軍用ナイフを首に当て、死を図る。
・・・が、寸前の所でナイフが止まる。

『だから、マルコだけでも生きて・・・。』

脳裏によぎる彼女の最期の言葉。
彼女はそう言って、微笑みながら死んだ。

「リリィ。見てろよ・・・。
俺は、俺は・・・生き延びてみせる!!」

【行動:転校完了 決意(-0) 残4】
【位置:S-11】
【機体:ガンダム6号機マドロック】
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【行動方針:生き延びる】
【同盟状況:ナシ】
>>13
ハロに通信を送るとほどなくしてバタラのコクピットハッチが開いた。

トルヴァ「うんうん、お前は賢いな。」
微笑みながらドムをバタラの真正面、ギリギリまで寄せ
両手でドムとバタラの間に橋を作った。
ひとまずアルムとハロをドムへと移す。
さすがに狭いが少しの辛抱である。
トルヴァ「熱が高いな、よくここまで耐えたもんだ・・・。」

病院へ着くと、ドムの指で壁を少し破り、そこから進入した。
ちょうどいい病室を見つけ、アルムをベッドへ寝かした。
額に濡れタオルを置いてやる。
何の病気だか解らないので、薬は控えたが注射型栄養剤と点滴を打ってやった。
あとは自然治癒を待つのみである。
それと近くの机にメモを書き記しておいた。
『アルムへ 
 途中で昏睡状態に陥ったようだから、病院へ移しておいた。
 バタラはこの病院へ横付けしておくから、症状が良くなったら知らせてくれ。
 俺は町を見回っているからな。ハロもいるはずだから忘れずに。 トルヴァ』
トルヴァ「よし、主人のことは任せたぞ、おチビちゃん」
病室から離れた。

再びバタラの所へ行く。
トルヴァ「さーて、どう動かしたもんかな・・・。
      引きずる訳にはいかんしな。」
ドムで持ち上げようとするも、無理だった。
トルヴァ「さすがに重過ぎるか・・・、そうだ!」
今度は開きっぱなしのバタラのコクピットへと移った。
トルヴァ「ふーん、基本的な操縦法は同じか・・・、
      変なスイッチもたくさんあるな、
      下手に触らんほうが良いか・・・、よし!」
今度はバタラでドムを持ち上げる。移動は鈍くなるものの、
すぐそこの病院まで輸送することはさして苦ではなかった。
バタラを病院へ横付けし、再びドムへ乗り込んだ。

【アルム輸送−1 アルム看護−1 バタラ輸送−2 残り行動値0】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×2 携帯型地雷×1 
       Hサーベル・ソード各×1 30mmマシンガン付きグフシールド×1】
【行動方針:リーア、キャットを追う アルムを看護する】
【同盟状況:アルムと同盟】
18リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/20 23:53 ID:???
「あまりにも不自然だな……機体の反応はあるのに、首輪だけが反応を失うなど。
 それに……他の参加者ならともかく、『あの』リーア・キャット組の片割れだからな」
過去にも一度、彼女の電波は不自然に途切れている。
あの時は、後に電磁波を遮断する部屋に入っていったことが分かったのだが、そのことは、彼女が首輪の盗聴器の存在に気づいており、また首輪を無効化する方法を知っていることも意味していた。
以来、『最も注意を要する参加者』として、特別に厳しい監視の目を注いできたのだが……。
「05番が脱落してからは、『壊れた』ようなので安心していたのだがな。
 まさか、あの状態でそんな小細工を弄するとは、予想してなかったよ」
「それが……どうやら、小細工をしたのは彼女自身ではないようなのです」
部下らしき男は、そういって手元の端末を操作する。
「『例のもの』からの映像なのですが……どうやら、『何か』をしたのは、彼女の私物のハロのようです。
 ご覧下さい。解像度が低くて分かりづらいのですが……肩に上って、なにかをしております」
「……本当だな。だが……一体、何をした? あのペットロボットに、未知の機能があったとでも言うのか?!」
「分かりません。『プログラム』投入前の検査は完璧だったハズですが……」
「……まったく、この『スパイ』が、もっと高画質の映像を送ってくれれば、もっとよく分かるのだがな」
「まったくです。こちらからの操作もできませんし。
 けれど……『彼』のおかげで、首輪の盗聴器が無くても監視に問題はありません」
「そして問題が起きれば機体の方を爆破……か。そうだな、問題はないな」

……2人の男は、モニターを見つめる。
荒い画像の中では、問題の少女がようやく目覚める兆しを見せていた。

 *  *  *  *  *

「……ふぁぁぁあ。よく寝たぁ!」
リーア・ミノフスキーは、おおきな欠伸とともにゾックのコクピットで目を覚ました。
周囲はすっかり日が落ちて、夕焼けがゆっくり消えていく所だ。

「ハロG、ハロP、おはよ♪」
「リーア、オハヨウ! ホウソウ、アッタ! キャット、シボウ!」
「モウヨルヤデ〜♪ オハヨウ、チガウ!」
口々に騒ぎ立てる、大小二体のハロ。
その双方に少女は虚ろな眼のまま微笑みかけると、膝の上においておいた『もう一つのハロ』を手に取る。
「ハロCもおはよ♪ あなたは相変わらず無口ねぇ☆」
……もちろん、『ハロC』が答えるわけはない。黙って手にとられるままになっている。
と……その時。
19リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/20 23:54 ID:???
「……あ〜〜っ!! ハロC、オイル漏らしちゃってる〜!」
素っ頓狂な声を上げるリーア。
……いや、彼女の言葉は正確ではない。その液体はオイルではない。
だが確かに、彼女の手元の球体からは、黒く、ねばつく、嫌な匂いの液体がこぼれ出していた。
「あ〜もぅ、手がベタベタ〜! 服も汚れちゃってるよぉ……」
リーアは心底嫌そうな声を上げる。
「そういや、しばらくお風呂にも入ってないし……みんな、一緒に水浴びしよっか♪」

ゾックを河川敷の公園に上げ、リーアはハロたちを連れて河原に下りる。
そして、何のためらいもなく素っ裸になると、川の中にはいっていった。
『ハロC』を手に抱えたまま、二体のハロと水を掛け合ってじゃれあう。
天真爛漫な笑顔を浮かべて。まるで、幼い少女のように。

 *  *  *  *  *

「……アレの映像の解像度がもっと高ければ良いのだがな」
「まったくです」

【行動:移動(N12→O12)(−1p)、水浴び(−1p)】
【位置:N12】【残り行動値:1p】
【機体状況:両腕クロー1本ずつ損傷】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×2、
    MS用手榴弾×3、ビームショットガン】
【行動方針:『キャットを探す』、とりあえず水浴び】
【同盟;???】
20リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/20 23:58 ID:???
(コピペ失敗。スレ汚しすいません。>>18の前に次の4行が入ります。)

……その暗い部屋では、何人もの軍服の男達が集まり、通信機器に向かっていた。
「で……結局、リーア・ミノフスキーの首輪の反応はロストしたままなのか?」
部屋に入ってきた男がモニターを見つめる男に問いかける。
「はっ! まだ反応は回復しません!」
21コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/21 00:45 ID:???
ウェイブライダーはようやく、エリアの中央を流れる大河の上空に差し掛かった。
日は落ち、辺りは既に闇の中。
方向感覚に著しい欠落の見られるエィケズが、果たして迷わずについて来れるのだろうか。

「……」

モニター上にエリアマップを呼び出す。
そこには既に、無数の禁止区域が光点となって表示されていた。
凡そ全エリアの半分といったところか。
闇雲に飛び回れば、これらの内の何れかに進入してしまう恐れもある。
ましてやこの暗闇――否。彼はそこまで間抜けではないだろう。
だが、心配なものは仕方がない。
だから彼の身を案じてというよりは、私自身の自己満足の為。

「エィケズ、もう夜だ……私の上に乗るか?」

リグ=シャッコーに向け、そう通信を入れた。
ウェイブライダーはSFSとしての機能も備えている。
無論、機動力は格段に落ちてしまうだろうが、彼と逸れるよりはマシだ。

非論理的な自分の思考に苦笑しつつ、私は彼からの返事を待った。

【行動:通信:-1】【残り行動値:3】【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:リーア=ミノフスキーの身柄確保】【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
22カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/07/21 12:41 ID:???
夕刻、いつもどおりに放送があった。
グリーン=キャットさん死亡。名簿で調べてみると、さっき戦ったパイロットの一人らしかった。
「ふーん。」
なんだか、どうでもいい気がした。

なんとかここまで移動してきて、機体をチェックしてみると、
左腕は完全に壊れているし、マシンガンは無くしてしまったしと、もう散々な状態だった。
さっきはなんとか逃げ切れたけれど、今度はそうは行かないだろうなと思う。
「これさ、全部自分のせいなんだろうけどなあ。はは。馬鹿だなぁ。
 よく考えないで飛び出しちゃったり…ぐす。
 ぅぐ。エグっ。ごめんね、蒼君。ぼろぼろになっちゃって。痛かったよね。ごめんね。うっ、うっ。」
涙がとまらない。

いつか、すすり泣く声は、寝息へと変わる。

【行動】機体の状況チェック(−1)、睡眠(−1)
【残り】2
【位置】O−10
23エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/21 13:42 ID:???
緑色の道はまだ続いていた。
それは川の上にも浮かび上がっている。
しかし……
「うーん、暗くなってきたな。
 これじゃよく下が見えない。
 コォネ君とはぐれたりしたら厄介だし、禁止エリアもあるからなぁ。」
コォネの予想を大幅に裏切るほど、エィケズは間抜けだった。

そんな時に通信が入った。
「エィケズ、もう夜だ……私の上に乗るか?」
――救い。
「乗る乗る!いやー、はぐれたりしたら大変だからね。
 俺も出来ればそんな事はしないつもりなんだけど、念には念をいれておきたいし。」
言い終わる前にリグ・シャッコーをウェイブライダーに近づけ、何とか乗せる。
「ふぃー、これで一安心。」
「ケラケラッ!」

【残り行動値 2】
【位置:K-04→L-04】
【行動:移動(-1) 合体(-1)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:リーア探し】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
24だがね総帥:03/07/21 14:59 ID:???
        ここは 乂ガノタ処刑場乂 です。

      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < ガノタ殺すぞ、いくぞゴルァ!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \オーーーーーーーッ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )   

   / ヽ r  ,,,....,,,         ヾllllllllllllllllllllllllllllll
   彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、        ヾllllllllllllllllllllllll
  lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、         ヾllllllllllllllllll
  _____,  ,...,,,,__        `ヽ  _,,,..、-‐'ヾlllllllll
 l  `ヽ l   ヽ      ,.r‐'''"゙     WV
 'i   「ヽ,    ヽ7''~ ̄  `ヽ し     ::::::
  ゙、  l,'゙ヽ    ゙、'"´          ::::::::::
   ゙、 {   \   .)     し      :::::::::::    ←ガノタ♪
   `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ
     ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ    ・
     ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ ::::::::::::    し   :::::::
    ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::.  υ 、 :\  ):::::::::::::::: ::::::::::::
    .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u ::::::::::::::::::::::::::::::
   ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν:::::::::::::::::::::::::    /
 ../  ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,:::::::::::::::::::::::  , . - '"
/        / ヾ゙i;;;;;;;;;;::::::::::::::::::,.、,.、-' "
´,     .,/    ヽ、;;;;;;;;;;;;,.、-‐''"  \
ノ(    /        `'''''''''´      \  

ガノタは
  |       __     ヽ 二工二、  /  ヽ
  ̄| ̄     / /  \   ヽ 二土二「   |    |
  ̄| ̄    /  /    |      -┼┬     し 
   \_ノ   ヽ丿    ノ    ノ  └┼ 

  / ̄/   |   │      │ ゝ 
   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
   / \  し  ノ    _/ \_
 
( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪
25コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/21 15:51 ID:???
>>23
上からの軽い衝撃に、機体の高度が一瞬だけ下がる。

「エィケズ……次からは、もう少し優しく頼む」

機体が持たないという事はないが、それでも可変MSゆえに、デリケートに扱った方が良いのは明らかだ。
スラスターの出力調整を行い、想定される推進剤の消費量を算出しなおす。
幸いな事にリグ=シャッコーが小型の為、予想よりも少ない値になりそうだ。
もしも他の参加者と戦闘になれば、大量に推進剤を消費する事になる。
ゆえに、平時には可能な限り抑えておきたい。

「ああ、それとエィケズ……読唇術は使えるか?」

後半部分は声に出さず、唇の動きだけで伝えようと試みてみた。
彼も使用可能ならば、盗聴器の存在を無視した意思の遣り取りが、道具を使わずとも可能になる。
確かに読唇術は使用できる状況が限定されるものだ。
しかしプログラムへの反乱を企てる私たちにとって、これは非常に大きなメリットになるだろう。
管制室に怪しまれぬ為、不自然にならないように仮初めの言葉を続けた。

「そ、その……疲れているだろう。
 折角操縦しないで済むんだ。睡眠までは無理だが、少しでも体を休めておけよ」

6割の演技と4割の本心で、声に出して恥じらってみせる。
私たちが情を交わした事実は、どうせ盗聴器で知られてしまっているのだ。
ならば精々、カモフラージュのために使わせてもらおう。

【行動:L-04→M-04→M-06:-3】【残り行動値:0】【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:リーア=ミノフスキーの身柄確保】【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
26マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/21 18:09 ID:???
生き残るために、何をするか。
俺はとりあえずあまり慣れていない(確か、4〜5年振りだったかな?)MSの操縦感覚を養うことにした。

「とりあえず、最寄りの町まで歩いてみよう…。
問題はそれからだ。」





・・・・・・。

ようやく町に着いた。
途中、飛んだり跳ねたりしながら移動してきたためか、かなり精神的に疲れていた。
「ハハ・・・。俺も歳だな。
・・・大丈夫か?こんな調子で。」

名簿を見てみたら、16やら18やら、極端に低年齢層が目立つ。
・・・が、その中に聞き覚えのある名前があった。

名簿番号十三番 トルヴァ=レナウン

―― 一年戦争・オデッサ防衛戦 ――
その時は俺たちが連邦軍の補給トラックを破壊し、帰還する時であった。
「作戦成功ですね、曹長。」
若い兵が言った。
「油断するなよバボーゾ伍長。帰還するまで任務は終わってないと思え。」
曹長と呼ばれた男はそう答えた。
「了解であります。」
そういって若い男は敬礼をする。
そこに後ろを走っていた女が、横に移動してきた。
・・・階級章を見て見ると、どうやら軍曹のようだ。
「アンタ。若いのにいい腕してたね。名前、なんて言うんだい?」
そう話しかけながら彼女は手を差し出した。

オデッサ防衛戦ではちりぢり、行方不明になった部隊員を救出、合流なんてことがザラにあった。
彼女も先ほど合流し、行動をともにしたばかりであった。

「マルコ=シュナイダー=バボーゾ伍長と言います。
あなたの名前は・・・?」
そう言って、俺も右手を差し出す。

【残り行動値 0】
【位置:s-11→P-10】
【行動:移動(-4) 回想(-0)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【行動方針:生き延びる】
【同盟状況:ナシ】
27マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/21 18:09 ID:???
【回想中】
答えるより先に、ガッチリと交わされる握手。
「私?私はねぇ・・・・・・。」

――ゴォォォォンンン・・・・――

突然鳴り響く轟音、突然襲い掛かる衝撃。
その衝撃に俺は後ろに吹き飛ばされる。

うつ伏せに倒れていた俺は、砲撃されたと思われる方向へと顔を上げ、
左手に持っていた自動小銃を向ける。右手にはまだ握手している感覚が残っていた。
「曹長殿!!敵軍、タンク2、マシンガン6!!」
敵戦力を曹長に報告する。・・・バズーカの切らした今、戦車は死神以外の何者でもない。
「ご苦労伍長!!各員!!直ちに左右の森へと散開!!各員各個撃破せよ。」
曹長から指示が飛ぶ。それに合わせ、「了解!!」とあちこちで聞こえた。
・・・どうやら他の隊員も何人かは生き残っているようだ。

「聞こえましたか軍曹殿。私達は左の森に隠れましょう。」
軍曹に問いかける。・・・しかし、返事はない。
「軍曹。飛び込みますよ軍曹!!」
・・・・・・そこに軍曹はいなかった。
あったのは軍曹で『あった』右腕だけが、この世にしがみ付くかのように俺の手を握っていた・・・。
「・・・軍曹。」
感慨に浸っている時間はない。俺はすぐに軍曹の腕であったものを振りほどくと、森へと飛び込んだ。


森の中はキャタピラの音以外は、驚くほど静かだった。
たまに聞こえる悲鳴と銃声以外は・・・。

俺はと言えば、できるだけ足音を消し、木の幹から幹へと、ゆっくり進んでいった。

【回想中】
28マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/21 18:09 ID:???
【回想・連邦兵視点】
(大丈夫だ・・・大丈夫。敵は4〜5人だったけど・・・こっちには戦車がある。大丈夫だ・・・。)
僕は呪文のように頭の中で連呼する。
(僕だって・・・少しは訓練しているんだ・・・大丈夫さ。)
怖かった。少しでも強がっていなきゃ恐怖で気が狂いそうだった。

・・・とその時、チラッと人影が見えた。
見つけた。見つけてしまった。
心臓がバクバク音が鳴り、口から飛び出そうになるのを必死で抑えようとする。
(落ち着け、落ち着け。ジ・・・ジオンは敵だ。ジオンは敵だ。ジオンは敵だ!!・・・よし!!)

敵にバレないよう、ゆっくり、ゆっくりと歩く。

(長い。・・・時間がとても長く感じる。既に二時間も三時間もたったように感じる。この時間が永遠に続くように感じる。
それも・・・、これで終わりだ。)
僕は先ほど見つけたジオン兵に銃を向け、狙いを定める。

・・・とその時、突然後ろから"ガサッ"っと物音が聞こえた。
驚く間もなく口に手を当てられると、喉元に灼熱の痛みが走る。
「コフュ・・・・ゴボゴヒュ・・・・。」
叫びたくでも叫ぶことはできない。
空気の振動が声帯を震わせる前に、喉に空いた『口』から漏れていくからだ。

ふと上目で見ると、血で染まったナイフを持っていた黒人のジオン兵が自分たちのいた方角へと歩いていった。


(長い。・・・時間がとても長く感じる。既に二時間も三時間もたったように感じる。この時間が永遠に続くように感じる。
それも・・・、これで終わりだ。)

【名もなき連邦兵:死亡】
【回想中】
29マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/21 18:10 ID:???
【回想中】
銃声が止んだ頃、俺は道に面した幹で身を隠していた。
すぐそこには連邦軍の戦車が見える。
(バズーカはない。このマシンガンでは火力がない。
近寄ろうにも・・・あの機銃。厄介だな。)
先ほどもあれで曹長がやられたばかりだ。

幹から覗き見ながら、なんとかチャンスを伺っていた。

―ウィーン―
と砲塔が動き出す。それはゆっくりと俺の方向へと向かっていた。
「見つかったッ!!」

――ゴオオォォォンン・・・・・――
俺が反応するより一瞬早く轟音が鳴り響く。
・・・が、俺は生きていた。
爆発したのは戦車の方であった。
そして立て続けに起こる爆発。もう一台の戦車が爆発したのだ。
警戒しつつ道に出ると、道であるのにもかかわらず、影がかかったままだった。

ようやく事態が飲み込めた俺は、敬礼をする。
自分達を救った蒼い巨人に向かって・・・。


【回想 糸冬了】

後にそのグフは、わずかに残った資料、部隊名、行動記録を調べてみると、
トルヴァ=レナウンという人物である事がわかった。

・・・が、その後、ソロモンに向かったという情報を最後に消息が途絶え、
一年戦争が終わっても連絡がなかったため、戦死していたばかり思っていたが・・・。

【残り行動値 0】
【位置:P-10】
【行動:回想(-0)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触】
【同盟状況:ナシ】
30リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/21 19:11 ID:???
周囲がすっかり暗くなる頃、リーアはさすがに寒気を覚えて水から上がった。
水遊びの最中、『ハロC』を取り落として流されそうになる一幕もあったが、
流れが緩い場所だったのでなんとか追いつくことができた。

「もぅ、ハロCってばダメじゃない! 勝手に遊びにいっちゃぁ!」
「アカンデ〜、ハロシ〜♪」
「チガウ! ソレ、ナニモシテナイ! リーア、ハロP、チガウ!」
手元のハロCに文句を言うリーア、同調するハロPと抗議するハロG。
先ほどまで着ていた、喫茶店のウェイトレスの服は『オイル』で汚れてしまった。
リーアは下着だけの姿で街に入ると、ハロCを抱え二体のハロを連れて街に出かけた。

30分後、いくつかのブティックを巡って出て来たリーアの格好は、少しばかり異様なものだった。
……と言っても、着ているものはさほど変ではない。
ピンク色の、可愛らしいワンピース。リボンのワンポイントのついた、ごく普通のもの。
ただし……
「ねぇハロC、これ、ちょっとキツイねぇ」
「リーア、サイズアッテナイ! ソレ、コドモヨウ!」
……そう、『ハロC』に代わってハロGが答えたように、そのワンピースは本来、子供服。
いくら小柄なリーアでも、それはピチピチのパツパツだった。
精神的に幼児退行したところで、肉体がそれに従うはずもない。
けれど……本人としては、多少のキツさはあまり気にならないようだ。
そのまま、無造作に停めたままのゾックの所へ戻る。

「キャット、戻ってこないねぇ……。みんな、これからどうしようか?」
「モドルラナイ! キャット、ソコニイル!」
「戻ってくるよぉ。もう、ハロGったらぁ。
 ハロCも、『じっとしてる』なんて、リーア、つまんない!」
リーアは頬を膨らませる。
ハロGの常識的発言を無視するのは相変わらずだが、
どうやら『ハロC』も『じっとしていよう』と発言したらしい。

と、その時。
「トモダチ! トモダチ、フヤス!」
小さな声が上がる。……ハロPだ。
その言葉に、リーアは顔を輝かせる。
「友達……そっか、そうだね! もっとハロを集めよっか!」
「ハロタクサン、タノシイ! アルムノハロ!」
「キャットもハロを隠し持ってたしぃ……結構、みんなハロ持ってるのかも。
 うん、そうしよう! ありがとね、ハロP!」
新しい遊びを知った子供のように、リーアの目はキラキラと輝いていた。
……その奥の瞳孔は、相変わらず虚ろな色のままなのだが。

……ゆっくりと、ゾックは動き始める。
河の西岸に向かって。河の上を、ホバー走行で渡りながら。

【行動:街で探索(子供服のワンピースを入手)(−1p)
    移動(O12→N12→M12→L12)(−3p)】
【位置:L12】【残り行動値:0p】
【機体状況:両腕クロー1本ずつ損傷】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×2、
    MS用手榴弾×3、ビームショットガン】
【行動方針:『ハロ』を集める】
【同盟;???】

(前回修正:前回の最終現在地はO12でした。重ね重ねケアレスミスすいません。)
31エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/21 20:30 ID:???
ウェイブライダーに乗った後は快適だった。
少なくとも、道に迷う心配が無くなったのだ。
コォネの注意を軽く聞き流し、エィケズは上機嫌で愛読書に目を通し始めた。
………そこまでリラックスするのもどうかと思うが。
ともかく、エィケズは安心しきっていた。

「ああ、それとエィケズ……」
ふと、モニターを見た。
そこから先は声に出してはいないものの、何か口を動かしている。
――読唇術?
咄嗟に考えついた、が、何のためだろうか?
誰かに聞かれているとでも言うのだろうか?
しかし、ともかくそれは読唇術に見えた。
それは、多分こう言っていた。
――ボクシングジムは使えるか?

――何のことだ?
エィケズは考え込んだ。
全く意味がわからなかったのだ。
仕方が無いのでもう一度冷静に考えようとする。
「ボクシングジム」この部分は多分、間違っている。
もう一度コォネの唇の動きを思い出す、唇の動き……

――いやいや、そんなやらしい動きはしてなかったろう。
慌て、頭を叩く。
どうやらいらぬ妄想をしてしまったようだ。
「ボクシングジム」→「ボクシンジム」→「ボシンジム」→「護身術」
――そうかっ!護身術は使えるかという事か!
――いやいや、少し違うと思うぞ、もう少し考えてみよう。
少しは近づいた気がするが、まだ勘違いをしている

「護身術」→「六進術」→「独身術」→「読唇術」
……ようやく答えにたどり着いた。
というか、最初の時点で読唇術をやっていると気づいたのならばすぐわかってもいいものだろうが。
ともかく、答えを見つけた。
ここまでの時間、決して少なくは無い。

その後、エィケズはコォネの通信を思い出した。
さっきの読唇術の後に通信された言葉。
あれは、読唇術を行ったと誰かに知られない為のカムフラージュだというのか?
「………(何故こんなことを?)」
唇だけを動かし、コォネに問いかけた。

【残り行動値 2】
【位置:L-04→M-04→M-06】
【行動:読唇術の理解(-0)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:リーア探し】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
32コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/21 22:35 ID:???
ふむ……扱い慣れているとは言い難いか。
しかし一応、意思を伝達できるレベルにはあるようだ。
一瞬顔を赤くしたのは……不埒な誤解でもしたのではないだろうな?
ともかく。

「(この方法ならば管制室側に感知される恐れはないだろう?)」

そう声に出さずに答える。今度はゆっくりと唇を動かして見せた。
次いで、エィケズの無言を誤魔化す為に他愛のない台詞を続ける。

「ば、馬鹿っ。思い出して顔を赤くする奴があるか!
...こっちまで恥ずかしくなるじゃないか!
...私だってあのような……か、過激な事、お前以外の男にはした事がないんだぞっ!!」

このような演技、我ながら少々小細工が過ぎるかとも思う。
或いは少々露骨か。
だが仕方あるまい。
計画通りに動く事はできても、計画を立案する事自体は殆ど経験した事がないのだから。
全く、誰かが命令さえしてくれれば楽なのだが――

――否。
私はもう人形じゃない。自分で考える事のできる人間なんだ。
だからこそ、精一杯足掻かなければならないんだ。

【行動:返信:-0】【残り行動値:0】【所持品:変化なし】【武装:変化なし】
【行動方針:リーア=ミノフスキーの身柄確保】【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
(かなり禁止区域が増えたな、これではどこへ向かおうが同じか。)
地図を見て考え込む。
無造作に散りばめられた禁止区域は、
確実に補給源である基地や町を削っている。

この殺し合いはそう長くはないだろう、
時が経つに連れ、移動できる範囲も限定されてきた。
このままのペースで行けば、全員禁止区域に閉じ込められ、
死ぬことになる。

(彼らは気づいているのだろうか?もう、『ルール』以外のことを
 しようとする時間は、あまり無いと言うことに・・・・・・・。)
ガザDを南西の方角に向かわせた。

【行動】S−16→R−17→Q−18→P−19→N−19(-4)
【残り行動値】
【位置】N−19
【武装】ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、
    肩部5連装ミサイルポッド×2、ナックルバスター、
    足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2、
    ビームライフル(GP01様)
【所持品】ディパック、コッペパン×2、水2g入り×2、缶詰×7、毛布、
     ハンドガン、ペンダント
【行動方針】生き残る
【同盟】無し
「皆さん、こんばんわ。
 定時放送の時間になりました。
 今回は久しぶりに転校生が来ています。
 少なくなっていましたからとても嬉しいですね。
 では、脱落者の発表をします。
 出席番号五番 グリーン=キャットさん。
 以上一名です。
 次は禁止区域の発表です。
 『E−15』 『F−23』 『H−04』 『I−18』 『O−24』
 『Q−19』 『S−09』 『U−22』 『V−16』 『Y−18』
 以上十箇所です。
 最後に天気予報です。
 低くかかっていた雲も明日の未明には無くなるでしょう。
 明日は久しぶりにすっきりと晴れます。
 ですが、風が強いため注意しましょう。
 それでは、殺し合いを続けてください。」
定時放送が入った。
「禁止区域が多くなったなぁ……時間が欲しいな…」
呟いた時、まだ入っていた通信から声が聞えた。
「そうですね・・・。」
「さてと・・・どこに行くかですけど、町か基地か・・・。
 人を捜すにはそれが一番良いですけど、必ずしも非好戦的な人ばかりだとは限りませんし。
 どうします?」
言われてマップを見ながら通信を返す。
「とりあえず近くの市街地に行きませんか?
好戦的な人だったら……倒すしかないでしょう……」
口ではそう言いながらまったく別の答えを考えてた。
(逃げてくれたら……いいけど…それか説得するか…こっちは結構強いMS3機だからメリットはある筈だ)

【行動:通信中(-0)】【残り行動値:(4)】
【位置:T−16】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:仲間・脱出方法探し】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
35エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/22 15:29 ID:???
「…………………………………………………………」
コォネが口をパクパクと動かせると、その後すぐにカムフラージュかと思われる発言をする。
それに合わせ、エィケズも発言する。
「いやいやいや、俺だってはじめてだったんだ。
 むしろその前のキスだってはじめ……」
そこまで言ってケラ達に叩かれる。
100%本音だった。

続いてコォネの唇の動きを思い出し、解読する。
――長かった。
先ほどのそれよりも幾分か長かったのである。

それから、最初の時に比べて倍近い時間をかけてようやく解読した。
恐らく、それはこういっていた。
「この方法ならば管制室側に感知される恐れはないだろう?」

――管制室?
エィケズはキョロキョロとコックピット内を見た。
しかし、何も見当たらない。
だが、コォネが言うからには間違いないだろう、自分の言動は監視されている。
――ならば。
「(奴らにわかっているのならどうやって脱出を?)」

【残り行動値 4】
【位置:M-06】
【行動:読唇術の理解(-0)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:リーア探し】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
トルヴァ「そろそろ定時放送の時間か。」

デジタル時計が変わると同時に放送が始まった。
キャットが死んだこと
転校生の参加
いつもどうりの禁止地域の追加、
天候を告げ、放送は終了した。
トルヴァ「グリーンが死んだ!?死亡者は一人・・・
      じゃ、あの嬢ちゃんは?」
思わず唖然とする。正直、様子を見に行きたかった。
だが、アルムを一人置いて行くことは出来ない。
ここはじっと待つことにした。
その間、処理に困っていた携帯型地雷をしかける事にした。
トルヴァ「うーむ、どこに埋設したらよいものか・・・。
      グラウンド、怪しすぎるな・・・。橋、は無差別になるしなあ・・・。
      河川敷、もし戦いになったらここに誘い込むか・・・。」
河川敷に地雷埋設+カモフラージュ

トルヴァ「信管・・・ONっと。怖っ!!さっさと戻るか・・・。」
病院の近くで索敵警戒に移った。

【地雷埋設−1 カモフラージュ−1 残り行動値2】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×2
       Hサーベル・ソード各×1 30mmマシンガン付きグフシールド×1】
【行動方針:リーア、キャットを追う アルムを看護する】
【同盟状況:アルムと同盟】
37エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/07/22 20:29 ID:???
『とりあえず近くの市街地に行きませんか?
 好戦的な人だったら……倒すしかないでしょう……』
ZZガンダムも追いついたようだ。早速通信が入ってきた。
「そうです・・・ね。」

マップを確認する。ここから一番近いのはP−13地点周辺の基地のようだ。
「ここから一番近いのはP−13地点周辺の町みたいですね・・・。
 ウィルトさん、どうします?」

【行動:通信継続(−0)】 
【残り行動値:4】
【位置:T−16】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲 
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:良好】
【行動方針:脱出 移動先決定。】
【同盟状況: 四番ウィルト=ラインステッド 10番グレン・フォートレス】
38アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/22 21:47 ID:???
アルム「・・・んん?ここは・・・どこ?」
目が覚めた私は、コックピットにいたはずなのに、どこかわからない所で寝かせられていたみたいで、
目の前・・・白天井をぼんやりと眺めていました。
アルム「・・・とりあえず立ち上がって・・・ふう・・・よっこいしょっと・・・おっと・・・タオルが・・・ってここは・・・病院か?」
私は、ベットから立ち上がって、周りを眺めました。
多少広い部屋の中には、六つのベットと、ベットとベットを仕切るように設置されていた、
今は何も掛かっていないが恐らくカーテンが掛かっていただろう金具、
それに、ベットの隣に一つずつあった小棚とテーブル、それに乗っかっているテレビ。
一つのテーブルの上にはハロと紙がおいてありました。
そして、何かの液体が入っている袋を支えている、キャスターの着いた金属柱。
液体の袋はビニールの管がついていて、そのビニールの管は私の中へ・・・
アルム「あ・・ハロ・・・てこの管は・・・ってうわぁぁ!(がらがら、ばきっ)あたっ!って・・・これは・・・点滴・・・?」
ハロ「ウルサイ!・・・アルムオキタ!ヘイタイサンガハコンデクレタ!カンシャシロ!」
驚いて思わず後ろへ飛び跳ねたら、ビニールの管が引っ張られ、
金属柱ごとビニールの管についていた点滴剤らしきものが引っ張られ、こちらに向かって転がってきて、
私は、その金属柱に顔面をモロにぶつました。
アルム「・・・また迷惑かけてしまったな・・・毎回毎回・・・」
ハロ「ソウダ!ソウダ!」
アルム「合いの手入れるなよ・・・それにしても、おかげで大分よくなった・・・ような気がする。」
ハロ「ヨカッタヨカッタ!ジャ、ナカマノモトヘシュッパツシンコー!」
アルム「まぁ待て・・・この紙は・・・」
私は、体が大分楽になったのを感じながら、おいてある紙を読みだしました。
『アルムへ 
 途中で昏睡状態に陥ったようだから、病院へ移しておいた。
 バタラはこの病院へ横付けしておくから、症状が良くなったら知らせてくれ。
 俺は町を見回っているからな。ハロもいるはずだから忘れずに。 トルヴァ』
アルム「なるほど・・・じゃ、ハロ、とっととリーアを探しに行くか。・・・(ごろごろごろごろごろ・・・)
     点滴は・・・もういらないわな。(ぬっ。)いっ・・・さて、これで良し。」
私は、眠っていた病室から出て、数歩歩いて、腕に点滴の管がついている事を思い出して、
点滴の管を外し、また、病院内を、病院の出口に向かって歩き出しました。

【体調:不良 たんなる風邪 症状 少々の発熱】
【状況確認 −1 室内探索 −1 病院内移動 −1 残り行動値:1】
【位置:J-13】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
     ビームピストル×1(内蔵されていたカートリッジと持ってきたカートリッジのみ)
    クレイバズーカ×1(残弾数不明 恐らく残り少ない。】
【行動方針】 リーア、キャットに同じ程度の苦しみを味あわせる、又は殺害。リーアのハロ達を自分のハロに会わす
【同盟】トルヴァと同盟
39コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/22 22:12 ID:???
一瞬の間。
彼の問いに対する答えに窮したわけではない。
むしろその前の、カモフラージュの為の一言に、私は驚いて二の句が継げずにいた。

「初めて……だったのか?」

……。
成る程、道理でやたらと――否、今はくだらない事を考えているような場合ではない。

「そうか……私が、お前の『初めて』を……」

場合ではないのは分かっているが、顔が赤くなってしまうのだけはどうしようもない。
愛する人が初めて肌を重ねた相手が、実は自分だったと知ってしまったのだから。
そうと知っていれば――だから、そんな場合ではないのだ。
しっかりしろ、コォネ=カウフマンっ!

「(プランは幾つか考えている。だがどれも、現時点では不確定な部分が多過ぎる)」

「……わ、私なんかが相手で良かったのか?」

「(お前だけなら、MSを降りても私一人で守りながら脱出できると思う。
......だが、お前は私たちだけが助かるのを善しとはないだろう?)」

「……ははっ……何を言っているのだろうな、私は。
 お前に抱かれて、私も少し疲れてしまったのかもしれないな……」

「(首輪を無効化する手段は、リーア=ミノフスキーから預かっている。
......知力に秀でた彼女ならば、成功率の高い脱出方法も考え出せるだろう)」

本音で話しながら、その台詞で読唇術を誤魔化す。傍から見れば、何とも奇妙な光景なのだろう――

【行動:M-06→M-08→N-08→N-09:-4】【残り行動値:0】【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:リーア=ミノフスキーの身柄確保】【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
40エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/22 22:45 ID:???
コォネの返答を聞き、無言で解読をする。
今度は三回、しかもかなり長い。
そのあまり賢いとは言えない脳細胞を懸命に動かす。




ようやく解読する、かなり時間がかかった。
どうやらコォネは幾つかのプランを持っているが、それは必ずしも成功するものじゃないらしい。
しかし、リーアを見つければ、その成功率も上がるようだ。
そして、エィケズが自分とコォネだけが助かる事を望んでいるわけじゃない事もわかっているらしい。

「(勿論、俺は自分達だけが生き残ろうとは思わない。
  助けられる人間、みんな助けたい。)」
そこまで言ってふと考えた、これ以上このやりとりをやるのは骨が折れる。
そこで、エィケズは思いついた。
読唇術よりも簡単な、古来より伝わる信号。
コォネが知っているといいのだが。
ともかく、やってみる。

「(それから、これからはモールス信号で話さないか?)」
と、口の動きの長さを調整して示した。

【残り行動値 4】
【位置:M-06】
【行動:読唇術の理解(-0) モールス信号の奨め(-0)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:リーア探し】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
41リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/23 00:05 ID:???
静かにホバーで川を渡るゾック。
フィールドを南北に走るこの川は非常に幅広く、深い。一瞬で渡れるものではない。

「ハロ♪ ハロ♪ アムルのハロ♪」
上機嫌に、でたらめな歌を歌っているのはリーア。ハロPはそれに合わせて踊っている。
一方、ハロGも一緒に踊っているかと思いきや、じっと黙ってモニターを見つめている。

「リーア、ストップ! メノマエ、タチイリキンシ!」
突然、ハロGが声を上げる。反射的にゾックの前進を止めるリーア。
「あれぇ? そうだっけぇ?」
「タチイリキンシ! リーア、トオマワリ!」
不思議そうな顔をする少女、厳しい声を上げるハロG。
確かに目の前のK12エリアは、立ち入り禁止区域に指定されていた。
「そっか、ハロGが言うならそうだねぇ。南の方に回ろっか♪」
素直に頷くと、リーアはゾックを南に向ける。橋を見つけて、その上に飛び上がる。

……リーアもハロGも気づいていない。実は、立ち入り禁止区域など平気で入っていけることを。
首輪の爆弾は、ハロGが取り付けた首輪カバーで無力化されている。
機体に仕掛けられていた自爆装置は、正気だった頃のリーアが既に無力化している。
つまり……彼女達の行く手を遮るものは、本当は何もないのだ。
けれど、リーアはすっかり全てを忘れているし、ハロGのAIではそこまで理解できない。
必要のない遠回りをして、ゾックは西岸の街を目指す。

……やがて、すぐに街に到着する。センサーの中には、MSの反応が二つ。

『アルムさん、いる〜!?』
無防備に道の真中に立ち、二つの機体に通信を送る。
『リーアねぇ、い〜っぱい、ハロ欲しいの♪
 アルムさん、ハロ持ってたよねぇ? ちょうだ〜い☆
 トルヴァさんも持ってるなら、リーア、欲しいなぁ♪』

リーアはそう言うと、モニター越しに微笑みかける。
ほんの少し前に彼ら2人と遭遇した彼女だが……しかし、彼女の様子は大きく変わってしまっていた。
空虚な微笑み。焦点の合わない瞳。ピチピチの子供用のワンピース。

『ハロC』は動かない。リーアにも『語り掛けない』。
ただ、通信画面からは死角になるリーアの膝の上で、ピクリとも動かずにそこに居る。

【行動:移動(L12→L13→K13→J13)(−3p)、アルム・トルヴァ機に通信(−1p)】
【位置:K13】【残り行動値:0p】
【機体状況:両腕クロー1本ずつ損傷、ビームショットガン使用可】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×2、
    MS用手榴弾×3、ビームショットガン】
【行動方針:『ハロ』を集める】
【同盟;???】
42通常の名無しさんの3倍:03/07/23 00:51 ID:???
エリアードから通信が入る。
『ここから一番近いのはP−13地点周辺の町みたいですね・・・。
 ウィルトさん、どうします?』

「そうだな……ともかく他所と接触しないからには、
 どうしようもあるまいな……行くとするか」
そのまま道路沿いに街へと向かう事にした。

【行動】通信中 -0 移動 -4【残0】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
    ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
    ビームピストル×1 スモークグレネード×2
【行動方針】街へ
【位置】T−16→P−13(移動ボーナス)
【同盟】グレン=フォートレス、エリアード=ジーン
申し訳ありません>42は自分の書き込みです。
44コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/23 01:15 ID:???
>>40
む……これは、モールス信号か。

「(分かった。お前にとって扱いやすいのなら、私に拒む理由はない)」

こちらも同じく、唇の動きに周期を持たせて返答する。
セツルメントで訓練を受けた際、私はこうした特殊な意思伝達手段も学んでいた。
肝心なのは機体及び首輪に仕掛けられた盗聴器への対策となる事。
ならばエィケズも十分に扱えるという点で、モールス信号に軍配が上がる事になる。

……助けられる人間、みんな助けたい……か。

困難さも省みず、平然と彼は言ってのけた。
そんな彼が腹立たしくもあり、誇らしくもある。
言葉にするのは容易い。思うだけなら更に容易だ。ソレに対して現実は、どこまでも厳しい。
想いだけでは何もできない。
でも、想いがなければ何もできないのもまた、事実。

――あれから数時間。
たったそれだけの間に、私という人間がこうも変わるとはな。

「(それとだ。
 もしもの時は、私は先に言った手段――お前だけを救い出す手段を選ぶ。その事だけは、予め伝えておく)」

エゴイストと言われようが、人でなしと罵られようが、これだけは譲れない。
私にとっての最優先事項は――エィケズ、お前の生存なのだから。

【行動:特になし】【残り行動値:0】【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:リーア=ミノフスキーの身柄確保】【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
45マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/23 01:28 ID:???
まさか彼がこんな所にいたとは・・・。
しかし、まだ会えるのかどうか決まったわけではない。
そう、この異常な状況では生き延びること『だけ』が最大の戦果であり、目的だ。
俺は先ほどそれを嫌というほど味わったばかりだからわかる。

彼に会うことなく俺が死ぬかもしれないし、彼に殺されるかもしれない。
そして状況によっては彼を殺すことも・・・。

今のうちにそれくらいの覚悟はしておいたほうがいい。
そうしておかないといざと言う時に何もできない。
何もできないよりは何かができたほうがいい。
・・・なにもできなかった時、自分を救えることができるのは自分ではないのだから。

【残り行動値 0】
【位置:P-10】
【行動:決意・そして覚悟(0)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触】
【同盟状況:ナシ】
46エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/07/23 01:33 ID:???
『そうだな……ともかく他所と接触しないからには、
 どうしようもあるまいな……行くとするか』
通信が帰ってきた。どうやら賛成のようだ。

「さて、行きますか。」
そういうと、移動を開始した。

【行動:P−13へ移動(−4)】 
【残り行動値:0】
【位置:P−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲 
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:良好】
【行動方針:脱出 他者との接触】
【同盟状況: 四番ウィルト=ラインステッド 10番グレン・フォートレス】
47マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/23 01:34 ID:???
>>45
【残り行動値 4】でした
48だがねは負け犬:03/07/23 13:29 ID:???
        ここは 乂ガノタ処刑場乂 です。

      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < ガノタ殺すぞ、いくぞゴルァ!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \オーーーーーーーッ!!/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )   

   / ヽ r  ,,,....,,,         ヾllllllllllllllllllllllllllllll
   彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、        ヾllllllllllllllllllllllll
  lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、         ヾllllllllllllllllll
  _____,  ,...,,,,__        `ヽ  _,,,..、-‐'ヾlllllllll
 l  `ヽ l   ヽ      ,.r‐'''"゙     WV
 'i   「ヽ,    ヽ7''~ ̄  `ヽ し     ::::::
  ゙、  l,'゙ヽ    ゙、'"´          ::::::::::
   ゙、 {   \   .)     し      :::::::::::    ←ガノタ♪
   `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ
     ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ    ・
     ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ ::::::::::::    し   :::::::
    ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::.  υ 、 :\  ):::::::::::::::: ::::::::::::
    .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u ::::::::::::::::::::::::::::::
   ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν:::::::::::::::::::::::::    /
 ../  ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,:::::::::::::::::::::::  , . - '"
/        / ヾ゙i;;;;;;;;;;::::::::::::::::::,.、,.、-' "
´,     .,/    ヽ、;;;;;;;;;;;;,.、-‐''"  \
ノ(    /        `'''''''''´      \  

ガノタは
  |       __     ヽ 二工二、  /  ヽ
  ̄| ̄     / /  \   ヽ 二土二「   |    |
  ̄| ̄    /  /    |      -┼┬     し 
   \_ノ   ヽ丿    ノ    ノ  └┼ 

  / ̄/   |   │      │ ゝ 
   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
   / \  し  ノ    _/ \_

うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪ らんらん♪ (・∀・∀・)ヌッヘッホー ♪
49エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/23 15:56 ID:???
「(了解。)」
それだけ言うとエィケズは瞼を閉じた。
じっと考えているように見える。
――情けないな。
自嘲する。
――女、しかも年下の……そんな彼女に助けられるのを望むのか、俺は。
少しだけ、ほんの少しだが、エィケズにもプライドはある。
いや、それはプライドとは少し違ったかもしれない。

――どうでもいいじゃないか、女だろうが、年下だろうが。
そう自分に言い聞かせる。
――彼女が俺よりも優れているのは事実だ。 戦闘も、知識も、何もかも。
  何処がよかったんだろう?
  一体、俺の何処がよかったんだろうか?
唯の一般男性。
そうエィケズは自分を認識していた。
もっとも、何処をどう見てもその姿は一般男性ではなく変人だったが。

「惚れた女も守れないんだな、俺は。」
ポツリと小さな声で呟き、エィケズは再び愛読書に目を通し始めた。
しかし、一向に内容は頭に入ってこなかった。

【残り行動値 4】
【位置:N-09】
【行動:特に無し】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:リーア探し】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
警戒する中、レーダーに反応が表示される。
トルヴァ「ち、近い。いったい何処から!?」
トルヴァは橋付近と西部を注視していた。
それ故、禁止エリアから来るとは思わなかったのである。

あっという間にゾッグは街中になだれ込んできた。
唖然としている間に通信が入ってくる。
リーアはハロを求めているようだった。
画面には屈託の無い笑みを浮かべるリーアの顔、
しかしその目には光の無い・・・いわば死んだ魚の目をした
リーアがいるのであった。
トルヴァ(考えがわからん・・・。ハロが必要?何のために?
      いや、これはさっき会ったリーアとは何かが違う。
      服装もおかしい、似合わないわけじゃないけど・・・カワエーナァ
      ・・・・・はっ!!いかんいかん、返信しなくては!)
      「ま、また会ったな嬢ちゃん。俺は持っていないぞ。
       しかし、えらくご機嫌だな・・・。」
一息つく、そしてこちらからも質問を問い掛けた。
      「その、なんだ・・・。悪いこと聞くが、キャットの事・・・
       ショックじゃないか?なのに、なぜそんなに明るい・・・。」

【通信−1 残り行動値3】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×2
       Hサーベル・ソード各×1 30mmマシンガン付きグフシールド×1】
【行動方針:リーア、キャットを追う】
【同盟状況:アルムと同盟】
51コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/23 19:05 ID:???
>>49
通信を終える瞬間、ふいに彼の表情に翳が差したように見えた。
それが何故なのかは分からない。
もやもやとしたモノを胸中に抱えながら、私はモニターに映る景色に視線を戻した。

「エィケズ……何が不満だというのだ?」

誰に言うとは無しに、呟く。
肌を重ね、愛を囁き合ったからといって、お互いの全てを理解できるようになるわけではない。
その事を私は痛切に感じていた。

レーダー上に微かな反応。
微弱ながらも、熱源が近くに存在している事を示している。
見下ろすと、そこにはボロボロになった青いMSの姿があった。
該当機首を検索――BD1か。
中破した機体状況、及び残存する熱反応から考えて、何れかの参加者と戦闘した後のようだ。

暫し黙考した後、私はBD1のパイロットに通信を入れた。

「カミーユ=ビダン、聞こえるか?
...リーア=ミノフスキーという、ゾックに乗った少女の居場所を知っていたら教えて欲しい」

【行動:N-09→N-10→O-10・カミーユに通信:-3】【残り行動値:1】
【武装:変化無し】【所持品:変化無し】
【行動方針:リーア=ミノフスキーの身柄確保】【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
52エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/23 20:30 ID:???
同じ項を何度となく読んだが、全く内容が入ってこなかった。
いい加減嫌になって書を閉じ、デイパックに入れる。
「……何をイライラしているんだ、俺は。」
しかし、言った所で苛立ちは収まらず、むしろ焦りがエィケズを支配する。
エィケズは髪を大げさに掻き毟ると何度目かの溜息をついた。

それからしばらくして、レーダーに反応が入った。
ゾックかもしれないという微かな期待をし、モニターを確認する。
少しばかり暗くて見づらかったが、それは蒼いMS。
恐らくGM系統のMSだろう、それはえらくこっぴどく損傷を受けているらしかった。

通信をいれようとすると、コォネが先に通信をしているようだった。
仕方なく、エィケズはその様子を見守る事にした。
「なぁケラ、俺は気が小さくて頼りなくて心が狭い大馬鹿野郎か?」
「ケラッ!」
「そうだよな……」
どうやら答えは肯定の意思が入っていたらしい。

「俺もそう思う。」
――でも、だからといって俺に何ができるんだ。

【残り行動値 4】
【位置:O-10】
【行動:特に無し】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:リーア探し】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
53マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/23 20:48 ID:???
>>45
だがこの名簿は明らかにおかしい点があった。
年齢と各参加者のMSである。
トルヴァ=レナウンは生きていれば少なくとも34〜5ほどの年齢のはずだ。
それが26・・・。あの時のままだ。

それにMS・・・。
ジオンの人間ではあったが、少なくとも今連邦軍の中にはZとかいうガンダムタイプはない。
今の連邦軍の高性能MSと言えば、ルナ2にあったガルバルディに、アッシマーとかいう可変MS・・・。
残りはジムやらハイザックやらどこの部隊も似たようなものだ。
あと・・・、ティターンズがガンダムMk-Uなんてもの作ったらしいが、実際のところはどうだか?
それもエゥーゴに奪われたやら何やら・・・。

他は・・・もう何も知らん。
ドムとかジムSPとかはわかるが・・・。
そういや、このマドロックとかいうやつもあまり聞いたことがないしな。
・・・ホバーだから、連邦軍が試験的に作ってみたとかそこらへんだろう?
ドムを見て・・・。


【残り行動値 4】
【位置:P-10】
【行動:矛盾点指摘(-0)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触】
【同盟状況:ナシ】
54アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/23 21:25 ID:???
(こつっこつっこつぅこつっ)
アルム「・・・そういえば・・・・やばっハロ忘れたぁぁぁ!」
私は、廊下を歩いている時に、ハロをそのまま机に置きっぱなしにしていた事を思い出して、
急いで寝ていた病室へ走り出しました。
アルム「ごめんハロッ!・・・はぁはぁふぅ・・・疲れた・・・あおぉぉっとぉぉ!(こけっ)ち、力が抜けてバランス崩した・・・」
ハロ「モー!ワスレルナ!・・・アルム!アホカト!」
全力疾走して病室に辿り着き、思わず力が抜けてバランスを崩してその場に倒れこみ、
立ち上がろうとしたところ、とある音が耳に入り込んできました。
???「皆さん、こんばんわ。
     定時放送の時間になりま・・・。」
いつもと変わらない、定時放送。
いつもと同じように聞き流そうとしていたら、その仲のとある一言が耳につき、私は、床にへたりついたままで、
思いっきり地面を叩きました。
???「では、脱落者の発表をします。
      出席番号五番 グリーン=キャットさん・・・」
アルム「・・・何故っ!何故ぇ!(がんっ!がんっ!)誰がトドメをさした・・・誰が!(ごぉん!ごぉん!)
     私がやらなければいけなかったのに!だれが・・・・(ごぉん!。何か病室の隅で動いているものを見つける)
     ・・・そこのお前かぁ!(ちゃきっ!かちゃっ!パァン! 懐から拳銃を取り出し、安全装置を外し、
     動いているもの目掛けて発砲)」
ハロ「アルム!オチツケ!」
アルム「はぁ・・・はぁ・・・なんだ・・・単なる鼠か何かか・・・一体誰が・・・私が・・・成敗しなければいけなかったのに・・・はぁ・・・」
私は、病室の隅にできた弾痕と、ちょろちょろその場を動き回る小動物を見つめながら、そう呟いていました。
アルム「・・・仕方がない。リーアにキャットの分まで・・・受けてもらおうか・・・」
ハロ「アルム!スゴイカオ!」
私は拳銃を安全装置を入れて、懐に再びしまいこみ、ハロを肩に担いで、また、病室から出て、病院の出口を目指しました。


続く
55マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/23 21:25 ID:???
突然起こる反応。
レーダーには光点が一つ。

「参加者か!?」

近くの物陰に身を伏せ、攻撃がくるか待つ。

・・・・・・どうやら攻撃してこないようだ。
射程不足や騙し討ちなども考えられるが、警戒しておけば盾で何とかできるだろう。
ふと腕に装着しているガトリングシールドに目をやる。


それでも突然の攻撃に備え、遠回りになるが市街地に入り、
「やっぱりホバーは慣れねえ。」とぼやきながらもビルを背にして徐々に近づく。
レーダーはミノフスキー粒子の影響か、かなりジラつきが目立つ。

(どうするか・・・。とにかく死なないためには味方を増やすのが手っ取り早いからな。
相手がどう出るかにもよるが・・・。一応警戒しつつ、だな。)

ガトリングシールドを構えながら市街地を出る。
徐々にミノフスキー粒子濃度が薄くなり、レーダーがはっきりしてくる。

「え゛っ!?」
そこにあったのは3つのレーダー反応であった。

【残り行動値 1】
【位置:P-10→O-10】
【行動:移動(-3・市街地迂回)、鉢合わせ(-0)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】
56リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/23 21:44 ID:???
>50
『ま、また会ったな嬢ちゃん。俺は持っていないぞ。
 しかし、えらくご機嫌だな・・・。』
ドムのトルヴァ・レナウンから返信が入る。
その表情には、少し慌てたような、そして不審そうな雰囲気があった。
そして……当然の疑問を口にする。

『その、なんだ・・・。悪いこと聞くが、キャットの事・・・
 ショックじゃないか?なのに、なぜそんなに明るい・・・。』

「キャットのこと、ですかぁ?」
何のことか分からない、という風に、少女は小首をかしげる。

「確かにキャット、機体捨ててどっか行っちゃいましたからぁ、少し寂しいですねぇ♪
 でも大丈夫! キャット、リーアのために、新しいハロを用意してくれたんですよ☆
 ホラ! この子です♪
 お名前は、『ハロC』って言うんですよぉ☆」

虚ろな微笑みを浮かべたまま、リーアは『ハロC』をモニタに写るように差し出した。
……爆発に晒されて表面が炭化した、『グリーン・キャット』の顔が、モニタ一杯に広がった。

【行動:トルヴァ機に回線開きっぱなしで通信(−1p)】
【位置:K13】【残り行動値:0p】
【機体状況:両腕クロー1本ずつ損傷、ビームショットガン使用可】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×2、
    MS用手榴弾×3、ビームショットガン】
【行動方針:『ハロ』を集める】
【同盟;???】
57リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/23 21:57 ID:???
>56
(修正。現在地は【K13】でなく【J13】です。前回(>41)も間違ってました。
 表記を間違えただけで、移動などは問題ありません。重ね重ね失礼しました。)
58アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/23 22:13 ID:???
程なくして、病院の玄関を見つけました。
私は、病院の玄関のドアを開け、外に出ました。
病院から出て、数歩歩いて周りを見渡すと、病院のすぐ側に、バタラが仰向けになって止まっていました。
私は、バタラにゆっくりと近付いていきました。
アルム「おっと・・・これを忘れてた・・・・また酔うところだったな・・・あと・・・6錠か・・・」
私は、バタラの目の前で、そんなことを呟きながら酔い止めの薬を口にほおりこみ、そのまま飲み込みました。
そして、バタラの中に乗り込みました。
アルム「さてと・・・地図はいい・・・立ち上がって・・・さて・・・リーアは何処に居るのかな・・・【制裁】を加えなければ・・・な・・・」
ハロ「アルム・・・!サッキヨリスゴイカオ!」
私は、顔の感覚からして自分でも酷い顔になっているだろうと、そんなことを考えながら、私はバタラを動かそうとしていました。
と、その時、私には予想外の事が起こりました。それは、只一つ。突然の通信。
リーア『アルムさん、いる〜!?』
アルム「!・・・なっななっ・・!!(くらっ)・・・あ、めまいが・・・」
ハロ「アー!リーア!ナカマ!ナカマ!」
私が探していた、リーア=ミノフスキーが通信をかけてきた事、それにまず私は驚きました。
そして、ディスプレイに映し出されたリーアの姿を見て、怒りが込み上げながら、ある一種のショックを受けました。
まず、一番最初のショックは。この前あったときにはさほど気が付かなかったけれども、ウェイトレスの服を着ていたはずでした。
それが、今は、ぴちぴちに張り詰めたワンピースを着ていました。それも、とても大人用とは思えないサイズのものを。
二つ目のショックは、顔をよく見てみると、目が虚ろで、全くもって焦点があっていないことに気がつきました。
三つ目のショックは、あまりにこの前会った時と口調が違う事。
この前あった時は普通のお嬢さん、といった口調なのに対し、今は、まるで幼児のような口調で話し掛けていました。
私は、この事に、どう対処を取っていいのか分からず、めまいがして、シートに倒れこみました。
リーア『リーアねぇ、い〜っぱい、ハロ欲しいの♪
    アルムさん、ハロ持ってたよねぇ? ちょうだ〜い☆
    トルヴァさんも持ってるなら、リーア、欲しいなぁ♪』
そして、リーアからの通信が切れる。
ハロ「アルム!リーアヨンデル!イソゴウ!」
アルム「ちょっちょちょっと待て、リーアに通信を入れてみるから待て!」
そう言いながら、私は通信をゾックにむけて開きました。
アルム「リ、リーアさん、今何処にいるんです!とりあえず話だけはしてみましょう!」
それだけ言って、私は通信回線を切りました。
アルム「そう・・・話だけはね・・・」

【体調:不良 たんなる風邪 症状 少々の発熱】
【病院内移動−2 バタラ搭乗 −1 通信 −1 残り行動値:0】
【位置:J-13】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
     ビームピストル×1(内蔵されていたカートリッジと持ってきたカートリッジのみ)
    クレイバズーカ×1(残弾数不明 恐らく残り少ない。】
【行動方針】 リーアにキャットの分も合わせて苦しみを味あわせる、又は殺害。リーアのハロ達を自分のハロに会わす
【同盟】トルヴァと同盟
59カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/07/24 00:59 ID:???
『カミーユ=ビダン、聞こえるか?
...リーア=ミノフスキーという、ゾックに乗った少女の居場所を知っていたら教えて欲しい』
突然の声に眼が覚まされた。
状況がつかめないで、あわてて通信機を動かし、とりあえず返事をする。
「は、はい。よく聞こえてます。あの、だれですか?それから、そのリーアさんてひとは?」
それからようやく、相手が若い女らしい声なのに気が付く。
急にほっとした。相手がだれかも分からないけど、久しぶりにきくまともそうな声。
「あの、あの、その、私、戦う気ないです。ねぇ、あの、うっ、うくっくっうわーん、あんあぁ。」
相手と話を続けようと思ったけれど、涙がわいてきて、のどがひくついて、しゃべり続けられなかった。
さっきあれほど泣いたのに、後から後から涙があふれてくる。

【行動】コォネに通信(回線は維持したまま)(−1)
【残り】3
【位置】O−10
60エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/07/24 02:14 ID:???
移動開始から数十分後。P−13地点の町に着いた。
(ウィルトさんは・・・いた、グレンはまだかな?)
辺りを見渡す。ZZの姿はまだ見えない。
(さて・・・どうするか・・・。全員そろわない以上目立った行動は取れないなぁ・・・。
 とりあえず前進しながら索敵でもしとくか。)

「ちょっと町の方索敵してきます。」
そう言うと微速前進しながらレーダーとカメラを使用して索敵する。
しかし、雲のせいで視界はあまり良くない。

「P−13に1人、アッザム。
 O−10に4人?BD1・マドロック・・・リグシャッコーとZ!?」

あのときに出会った奴ら。自分の元乗機を中破にまで追いやった奴ら。
(どっ・・・どうする?あのとき確かに復讐を誓った・・・。
 しかし今そんな場合じゃない・・・。どうする?)

【行動:O−13へ移動しつつ索敵(−2)】 
【残り行動値:2】
【位置:O−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲 
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:良好】
【行動方針:復讐するか否か考える】
【同盟状況: 四番ウィルト=ラインステッド 10番グレン・フォートレス
61エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/07/24 03:30 ID:???
>60
修正版

移動開始から数十分後。P−13地点の町に着いた。
(ウィルトさんは・・・いた、グレンはまだかな?)
辺りを見渡す。ZZの姿はまだ見えない。
(さて・・・どうするか・・・。全員そろわない以上目立った行動は取れないなぁ・・・。
 とりあえず前進しながら索敵でもしとくか。)

「ちょっと奥の方索敵してきます。」
そう言うと微速前進しながらレーダーとカメラを使用して索敵する。
しかし、雲とミノフスキー粒子の濃さが索敵を困難にしている。

「P−13に1人、機種は・・・アッザム。
 O−10に4人、ミノフスキー粒子が濃いなぁ・・。機種不明かぁ。
 K−13にも1人、こっちも機種は分からないな。」


【行動:N−13へ移動しつつ索敵(−2)】 
【残り行動値:2】
【位置:N−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲 
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:良好】
【行動方針:脱出 他参加者との接触】
【同盟状況: 四番ウィルト=ラインステッド 10番グレン・フォートレス】
62エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/24 08:18 ID:???
「なんだありゃ?」
レーダーを確認して、蒼いGMとはまた違う反応を見せたMSを見た瞬間、エィケズはそういっていた。
よく見ればRX-78ガンダムに似てはいるが、しかし、本来の原型をほとんど留めていない。
ガッチリと装甲は厚そうであり、移動している姿はまるでドムのように軽い。
多分、ホバーをつけているのだろう。
何よりも背部に二門大きなキャノン砲をつけている。
――ガンキャノンでもあんなでかいのつけてないぞ。
「あれも、俺が知らないMSか……」

攻撃される前にせめて話を、と思い通信を試みる。
「あーあー、マイクテスト。
 こちら06番リグ=シャッコーのエィケズ=コートと01番Zガンダムのコォネ=カウフマン。
 我々に戦闘の意思は無い事をそちらに伝える。
 すまないがゾックという奇妙な緑色のMSに乗った12番、リーア=ミノフスキーを知らないだろうか?」
そこまで言って、気づく。
そういえばいつもやってる事を忘れていた。
「そうそう、俺だけ自己紹介ってのもなんだから……」
エィケズはその相棒たちを掴み、モニターにかざす。
「こいつらも、右からケラ、ケル、ケロといいます。」

【残り行動値 3】
【位置:O-10】
【行動:24番マルコに通信(-1)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:リーア探し】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
63コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/24 09:27 ID:???
>>59
想定外だ。
通信の相手が突然泣き出すなど、全くの想定外だ。
こんなケースに対応するマニュアルなど……私は知らない!

「と、とりあえず落ち着け、カミーユ=ビダン!
...……エ、エィケズっ彼女を泣き止ませてやってくれっ!!」

思わず彼に助けを求めてしまう。
エィケズは、少なくとも私よりはカミーユ=ビダンの「日常」に近い世界で生活してきた人間だ。
ならばこうした事態において、彼を頼るのは間違いではない筈。
彼の優しさなら――

――何を嫉妬している、私は。

>>55
ふいに、レーダーに新たな反応が現れた。
全天周モニターに映し出された武骨なフォルムのMS――アレは、RX-78-6か。
マドロックと呼ばれた砲戦仕様の重MS。
見た目の鈍重さとは裏腹に、脚部に搭載された熱核ホバーによってかなりの機動力を有する機体。
仕掛けてくる気か?

否。エィケズが通信を行なっているようだ。注意は払わねばならないが、判断を下すのはその後でも構うまい。

【行動:エィケズに通信:-1】【残り行動値:3】【武装:変化無し】【所持品:変化無し】
【行動方針:リーア=ミノフスキーの身柄確保、現時点で直面する事態の打開】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
64エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/24 10:22 ID:???
「と、とりあえず落ち着け、カミーユ=ビダン!
...……エ、エィケズっ彼女を泣き止ませてやってくれっ!!」
「はぁ?」
いきなり入ったコォネからの通信、泣き止ませてくれとの事だが。
「あの蒼いGMのパイロットか……」
何故泣いているかは知らないが、ともかく泣いているのならばそれを止めなければ。

「それじゃ、コォネ君はあの大きなガンダムを頼む。」
それだけ通信をすると、リグ・シャッコーをウェイブライダーから飛び降り
蒼いGMの近くへと着陸する。
戦闘の意思が無いとリグ・シャッコーの両手を上げながら歩んでいき、そのGMに触れる。
接触通信。
「どうも、06番リグ・シャッコー搭乗のエィケズ=コートだ。
 こっちは蛙のケラ、ケル、ケロ。
 さっき君に話し掛けたコォネ君の仲間だ。
 何があったのか、よければ話してくれないか?」
相手に恐怖感を与えない為、なるだけ明るく振舞って言った。

【残り行動値 3】
【位置:O-10】
【行動:19番カミーユに接触通信(-0) 01番コォネに接触通信(-0) 合体解除(-1)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:リーア探し】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
ウィルトさん達が移動したので自分も移動する。
目標は町。
「戦いが嫌いな人がいるといいなぁ……」

【行動:移動(-4)】【残り行動値:(0)】
【位置:T−16→T−14→S−13→Q−13】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:仲間・脱出方法探し】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
66コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/24 14:28 ID:???
リグ=シャッコーがBD1と接触するのを見届け、私はZをMS形態へと変形させた。
スラスターを吹かして衝撃を和らげつつ、マドロックとリグ=シャッコーの中間に降り立つ。
後ろで交わされているであろう会話の内容が気になったが、先ずはエィケズを信じる事にする。
彼ならば、少なくとも私よりは彼女を上手く扱えるはずだ。
それよりも私が今為すべきは――

「マドロックのパイロット、聞こえているのならそこで一旦止まれ。
 こちらはコォネ=カウフマン。現時点では当方に交戦の意思はない」

マドロックの射線からリグ=シャッコーをカバーしつつ、更に言葉を続ける。

「リーア=ミノフスキーという少女を見なかったか?
..搭乗機体はゾック、2匹のハロを連れているはずだ」

相手の一挙手一投足を油断なく監視しながら、私は返答を待った。
マドロックのパイロットに交戦の意思があると確認できたのなら、機先を制して一気に仕留める。
無防備な背後を晒すエィケズを、危険な目に遭わせる訳には行かない。

腕時計の針が動く際のアナログな音が、コックピット内に静かに響いた。

【行動:変形・マルコに通信:-2】【残り行動値:1】
【武装:ビームライフル(Eパック残量62,5%)、頭部バルカン×2、ビームサーベル×2
..    専用シールド、腕部2連装グレネードランチャー×2、Eパック×2、閃光弾×2】
【所持品:変化無し】
【行動方針:リーア=ミノフスキーの身柄確保、現状の打開、エィケズ=コートの護衛】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
67リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/24 17:43 ID:???
『リ、リーアさん、今何処にいるんです!とりあえず話だけはしてみましょう!』

アルムからの通信。
リーアは、アルムに対しても通信を入れなおした。

『あ、アルムさん♪ 会いたかったんですよぉ☆
 リーアねぇ、アルムさんのハロ、欲しいの。ちょーだい?
 あれから、リーアのハロも増えたんだよぉ♪ ホラ!
 『ハロC』って言うの。無口だけど、賢い子なんだよぉ☆』

そして……『ハロC』をモニターの前に突き出す。
満面の笑みと共に。
トルヴァへの通信も開いたままだ。

ハロGは動かない。ただ黙々と、モニターの向こうの2機のMSの様子を伺っている。
ハロPも動かない。騒ぎ声も上げず、リーアとハロGを黙って見つめている。
そして……リーアの手の平の上の『ハロC』も、動かない。


【行動:アルム機に通信(トルヴァ機にも回線開きっぱなし)(−1p)】
【位置:J13】【残り行動値:3p】
【機体状況:両腕クロー1本ずつ損傷、ビームショットガン使用可】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×2、
    MS用手榴弾×3、ビームショットガン】
【行動方針:『ハロ』を集める】
【同盟;???】
68カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/07/24 19:38 ID:???
自分の泣き声の向こうから、困った感じの声が聞こえてくる。
『と、とりあえず落ち着け、カミーユ=ビダン!
...……エ、エィケズっ彼女を泣き止ませてやってくれっ!!』
と、機体に何かが触れたような気がした。
しゃくりあげながら顔を上げると、目の前に黄色いMSの姿が見える。
『どうも、06番リグ・シャッコー搭乗のエィケズ=コートだ。
 こっちは蛙のケラ、ケル、ケロ。
 さっき君に話し掛けたコォネ君の仲間だ。
 何があったのか、よければ話してくれないか?』
新しい通信ウィンドウが開く。今度はやさしそうな若い男の人だった。
そうか、お肌のふれあいってやつか。すっかり忘れていたけれど、そんな機能あったんだっけ。
ますます涙があふれてきそうだったのを、深呼吸して、なんとか返事をしようとする。
「ひぐうっ、あの、私、カミーユ=ビダンて、いいます。ズッ。あのっ、はじめまして。
 その、何があったのかというと…キャッ!」
涙をぬぐって視界がはっきりしたら、そのエィケズさんという人の脇から、カエルが顔をのぞかせているのに気付いた。
それも、三匹も。悲鳴にびっくりしたのか、ひょいと顔をひっこめてくれた。
「ご、ごめんなさい。その、かえるさんが急に出てきたので。
 ひっくっ。何があったのかですよね。
 急に軍人さんに拉致されて…そういう話じゃないですねっく。
 戦闘に巻き込まれて、なんとか逃げてきたんです。
 ひっく、この街の別の場所で、急にビームで撃たれて逃げたら、
 今度はその人が別の人と戦い始めて、ひっく、それで私も撃たれて逃げてきたんですっく。」
急なかえるさんのおかげか、涙が一気に収まっていた。
かわりにしゃっくりが止まらなくなりそうだったけれど。

【続く】
69カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/07/24 20:29 ID:???
嘘をついている余裕なんて無い私は、ぺらぺらと話し続ける。
それに人と話せるのがうれしくて仕方がなかったからかもしれないけれど。
「でも、本当は、っく、その人が撃ってきたのは、きっと私が鉄砲を向けたせいなんです。
 二人の人がぶつかって動かなくなって、それで、私、話をしようと思って、鉄砲を構えて近づいたんです。
 だから、だから、その人撃ってきたんです。鉄砲を向けられたから…。
 でも、そこまでしたんだけれど、やっぱり怖くなって逃げようとしたら、ひっく、
 緑色の方の変なMSが急にこっちを向いて、ビームを撃ってきて、それでここまで逃げてきたんです。
 そう、たしか、その緑のMSは…。」
MSのデータを参照してみる。あった。
「このゾックていう変わったMSでした。
 それから、戦っていた相手はたしかこのドライセンていうドムみたいなMSだったような。」

【行動】接触通信(−0)
【残り】3
【位置】O−10
70エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/24 20:41 ID:???
少女はゆっくりとだが、話し始めた。
少しだけ落ち着いたのは、相棒達のお陰なのかどうなのか。
ともかくエィケズは相槌を打ちつつカミーユの話を聞いていたのである。

話を聞いていると、どうやらカミーユは戦闘をしたばかりだったらしい。
軍人であるエィケズでも精神にきているのだ。
まだ少女の枠でくくれるカミーユにかかる負担はその比じゃないだろう。
しかし、エィケズはこの後衝撃の事実を知る事となる。

なんとカミーユが闘ったというのはエィケズらが探していたリーアとキャットだったのである。
しかし、話の中ではカミーユは鉄砲を「撃っていない」という事になっている。
ということは、キャットが死んだ理由はカミーユが嘘を言っていない限り。
――リーアが殺したってのか?
馬鹿な、なぜそんな事をする必要がある。
エィケズはかぶりを振った。

「えっとだね、カミーユ君、だったね。
 そのゾックとドライセンのパイロットだけど、俺の仲間なんだ。
 その、ゾックが君を撃った、といったけど、そのゾックが何処に行ったか知っているかな?
 いや、知らなければそれでいいんだけど。」
まだ、コォネに話すべき時ではない。
話の内容をごちゃごちゃにしてはならない。
まずは、自分でその事実を受け止めよう。

【残り行動値 3】
【位置:O-10】
【行動:19番カミーユに接触通信(-0)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:カミーユから情報を聞き出す】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
71マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/24 21:26 ID:???
固まっていた。

何がなんだかわからない。
1機が3機になったとおもえば、突然通信でカエルと共に自己紹介する男。
そしてその通信から漏れてくる少女の泣き声。一応、戦うつもりはないらしいが・・・。

「・・・何なんだよこの連中は?」

思わず口に出る。
ここの雰囲気は戦場のソレではない。
あそこまで慎重に、丁寧に近づいてきたのがバカバカしく感じた。

・・・と、猫目のMSがNo.001と表示されたドダイのような物から飛び降りる。
画面にはNo.006。
(あれが、リグ・なんたらとかいうやつ。見たことない形だな。それに一回り小さい・・・か?)


その時、ドダイだと思っていた物が、突然MSになった。
形状こそ違えど、トリコロールカラーのそれは、まさしくガンダムであった。
(Zとかいうやつか?あれも可変できるのか。)

そこで通信が入る。Zからであった。
『マドロックのパイロット、聞こえているのならそこで一旦止まれ。
こちらはコォネ=カウフマン。現時点では当方に交戦の意思はない。
リーア=ミノフスキーという少女を見なかったか?
搭乗機体はゾック、2匹のハロを連れているはずだ』

こちらからも泣き声が聞こえてきていたが、内容自体はまともな通信。
(これは信用できる。)と踏み、すかさず通信を返す。

「こちら、連邦軍ジャブロー基地所属、マルコ・シュナイダー・バボーゾ軍曹。
・・・了解。こちらも戦闘する意思はない。安心してくれ。」
ガトリングシールドの構えを解き、ダラリと両手を垂らしてこちら側も戦う意思がないことを伝える。
続けて通信。
「見たも何も、こちらは先ほどここに連れ去られてきたばかりで、誰にも会っていない。あんた達が最初だ。
・・・それと、初対面で差出がましいとは思うが、これは何なんだ?
一体誰が・・・どんな目的で!?」

【残り行動値 3】
【位置:O-10】
【行動:返信(-1)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】

72コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/24 21:51 ID:???
連邦……また連邦か。
SFではあるまいし、まさか時間移動など――否。
今考えるべきはそれではない。

「その問いには答えられない。
....私にも皆目見当が付かないのでな……大方、戦闘データのサンプリングが目的なのだろうが」

頭を振って答える。
先程投下されたばかりならば、確かに他の参加者と接触する機会は無かったのだろう。
リーア=ミノフスキーに関する情報が得られるかと思ったのだが、外れだったようだ。

「これ以上はお互い、得るものも無かろう。早々に立ち去るがいい」

幾許かの落胆を隠しつつ、私はマドロックのパイロットにそう告げた。

【行動:回線継続:-0】【残り行動値:1】
【武装:ビームライフル(Eパック残量62,5%)、頭部バルカン×2、ビームサーベル×2
..    専用シールド、腕部2連装グレネードランチャー×2、Eパック×2、閃光弾×2】
【所持品:変化無し】
【行動方針:リーア=ミノフスキーの身柄確保、現状の打開、エィケズ=コートの護衛】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
73マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/24 22:31 ID:???
『これ以上はお互い、得るものも無かろう。早々に立ち去るがいい』

しょうがない。
できれば仲間が欲しかったが、形だけの仲間では後々面倒なことが起こるだけだ。
「そうか・・・、では仕方がない。
・・・もう一つ、もう一つだけ質問をしてもいいか?」

【残り行動値 3】
【位置:O-10】
【行動:返信(-0・回線継続)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】

注)この後の行動はコォネさんの行動合わせて話す・・・と言うことにして下さい
質問に答える→「では、名簿番号13番、トルヴァ=レナウンを見なかっただろうか?」
答えない→「そうか、ありがとう。」みたいなことを言う
74マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/24 22:34 ID:???
なんか文章おかしいので修正
注)この後の行動はコォネさんの行動合わせて話す・・・と言うことするので、できればレスに組み込んでください
75アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/24 23:48 ID:???
リーア『あ、アルムさん♪ 会いたかったんですよぉ☆
    リーアねぇ、アルムさんのハロ、欲しいの。ちょーだい?
    あれから、リーアのハロも増えたんだよぉ♪ ホラ!
    『ハロC』って言うの。無口だけど、賢い子なんだよぉ☆』
そう言って、彼女は通信されている映像の視覚から、黒いハロを取り出す。
いや、正しくは黒くて球体・・・性格には楕円ですが・・・でしたが「それ」はハロではありませんでした。
それは・・・誰だか走らないけれども・・・黒く焼け焦げた・・・人間の・・・頭部・・・
もはや炭になってもとの人相がわからなくなった顔。
少しだけ開いているその口から見えたのは、
恐らくリーアに詰め込まれたと思われるポテトチップスと、すっかり腐敗して変色した、口の内部。
そして、不意に一部分の「炭」がぱりぱりと剥がれ落ちる。
剥がれた後に見えたのは、色の濁った眼球・・・
アルム「う゛っ゛!ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛・・・んぎゅぅ(ごくん)・・・はぁ・・・はぁ・・・」
ハロ「コゲタナマクビナマクビ!シキベツフロウ!スクナクトモハロジャナイ!ホカノナカマハ!」
思わずその光景に目を背けました。口に何かがこみ上げました。
私は吐けないと思い、そのまま、口の中の内容物を吐き出したいのをこらえて、そのまま飲み込みました。
口の中に嘔吐物のなんともいえない、説明の仕様が無い味が広がっています。
そして、また、ディスプレイを覗きました。さっきと変わらず、「ハロC」を突き出したまま、微動だにしていませんでした。
すぐにまた目を背けました。そして、目をディスプレイからそらしたまま通信を返しました。
アルム「う・・・り、リィアさん・・・・譲る譲らないはともかく、わ、私のハロの方もリーアさんのハロに会いたいようですので、
     あの・・・(周りのビルを見る)!・・・ここがいいか・・えっとどこだろう・・・ここ・・・とにかくどこかの病院の近くの
     ファミリーレストランの中でハロを持ってMSから降りて話し会いましょう!(ぶつっ」
通信中に、周りを見渡して、ファミリーレストランを見つけて、そこで会う約束を取り付ける趣旨の通信を送りました。
そして、最後まで言い終わると即座にリーアとの通信を切断しました。そして、急いで兵隊さんに向かって通信回線を開きました。
兵隊さんが、リーアと対峙しているのを知らないで。
アルム「へ、へへへ、兵隊さん!リーアが焦げた生首持って病院近くのレストランで待ち合わせ!時間厳守(ぶつっ」
ハロ「アルム!ハヤクナカマノトコロヘツレテイッテ!」
自分でもわけの分からない言葉を発しながら、通信回線を切ってしまいました。
そして、バタラを横に寝かせはじめました。
アルム「何かおかしい・・・あったら危険な気がする・・・しかし行かなければ・・・ハロが・・・」
そう言いながら、コックピットハッチを開き、中から出て、近くにあったファミリーレストランに向かって走り出しました。

体調:不良 たんなる風邪 症状 少々の発熱】
【都市内探索 −1 通信 −2 都市内移動 −1  残り行動値:0】
【位置:J-13】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
     ビームピストル×1(内蔵されていたカートリッジと持ってきたカートリッジのみ)
    クレイバズーカ×1(残弾数不明 恐らく残り少ない。】
【行動方針】 リーアにキャットの分も合わせて苦しみを味あわせる、又は殺害。リーアのハロ達を自分のハロに会わす
【同盟】トルヴァと同盟
76アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/24 23:51 ID:???
ちょっと修正です。


そう言いながら、コックピットハッチを開き、中から出て、近くにあったファミリーレストランに向かって走り出しました。


そう言いながら、コックピットハッチを開き、ハロを掴んで中から出て、
近くにあったファミリーレストランに向かって走り出しました。


リーアはキャットが死んだことを知らなかったようだ。
・・・いや、彼女にとってその事実は余りにも酷だったのだろう。
キャットを失い、あまりの悲しみや疑問、苦しみ、
苦悩が波となって襲い掛かかり、リーアは・・・。

『確かにキャット、機体捨ててどっか行っちゃいましたからぁ、少し寂しいですねぇ♪
 でも大丈夫! キャット、リーアのために、新しいハロを用意してくれたんですよ☆
 ホラ! この子です♪
 お名前は、『ハロC』って言うんですよぉ☆』

映し出される元<Lャットの顔。それは見るも無残な肉塊となっていた。
地獄の地上戦をくぐり抜けたトルヴァにとっては、奇死体は珍しくも
無かったが、これにはさすがに唖然としてしまった。
生首はともかく、リーアの行動が尋常ではない。

『ありがとう!』

いつだか、彼女が自分に対して放った言葉を思い出す。
今一度モニターを見る。無邪気に微笑み、
目に光の宿っていないリーアがそこにいた。
彼女の目を見た途端、一筋の涙が頬をつたう。
自分の手に落ち、思い出したかのようにそれを拭った。
トルヴァ(今のリーアは尋常ではない、昔とは何もかもが違う。
      真実を述べたとしても、彼女の理解には到底及ばないだろう・・・。)
     「・・・嬢ちゃんは、ハロを集めてなにをするんだい?」
返答は大体予想がつく、語りかけている最中にリーアの首に
自分らとは違う首輪をしていることに気が付いた。(違う首輪に見えた)
が、今の彼女に質問しても恐らく答えは期待できないだろう。
何処かで拾ったか、もしくは以前彼女が作った物なのかは解らないが
少し気になる物だった。

【リーアと通信開いたまま−0 残り行動値4】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×2
       Hサーベル・ソード各×1 30mmマシンガン付きグフシールド×1】
【行動方針:リーア、キャットを追う】
【同盟状況:アルムと同盟】
78カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/07/25 00:17 ID:???
>>70
ゾックとドライセンのパイロットは、この人たちの仲間?
「すみません。わからないです。後ろも見ないで逃げてきてしまったから。ひっく。」
どうしてゾックの方の場所しか聞かないのだろうと、一瞬思ったけれど、
前回の放送で、もう一人のドライセンの人(たしかキャットさん)は死んでしまったと言っていたことを思い出した。
あのふたり仲間同士だったのか…そういえば…
「そういえば、っく、そのゾックの人…リーアさんでいいんですよね?
 そのリーアさん、最初スピーカーで説得みたいなことしていました。
 たしか『いい加減にしなさい』とか、そういうことを言っていた気がする…たしか。
 でも、すぐにビームで攻撃を始めて、やられたドライセンの人が落ちてきて、
 それに体当たりしたのか、それとも、お姫様だっこしたのかも知れないですけど。
 …とにかくそれでぶつかったまま動かなくなって。
 後は、さっき話したとおりです。私が、鉄砲を向けたから…。
 ごめんなさい。ひっく。なにがあったのか、あんまり、よく覚えて無くて。ひっく。」

本当にしゃっくりが止まらないよ。

【行動】エィケズと接触通信(−0)
【残り】4
【位置】O−10
【行動方針】聞かれるがまま
79コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/25 00:27 ID:???
>>73
連邦……ジャブロー……どういう事だ?
そういえばエィケズもオデッサがどうのと……。
否。
今考えるべきは他にある。

「構わない。こちらに答えられる範疇ならば答えよう」

結局リーア=ミノフスキーの行方を知る為の手がかりは得られなかったか。
カミーユ=ビダンからエィケズが何らかの情報を引き出せていれば良いが――

『では、名簿番号13番、トルヴァ=レナウンを見なかっただろうか?』

――トルヴァ=レナウン。
過去に交戦したMS-09のパイロット。アルム=ヴォーキサーの同盟相手。

「……数日前に遭遇した」

最低限の情報のみ、伝える。
不審な点のある人間に対し、必要以上に情報を与えるのは愚策だ。

「プログラムに参加したばかりで他の参加者との接触もないお前が、何故そのような事を知りたがる?」

マルコ=S=バボーゾの意図を見抜くべく、逆に私はそう尋ね返した。

【行動:通信継続:-0】【残り行動値:4】
【武装:ビームライフル(Eパック残量62,5%)、頭部バルカン×2、ビームサーベル×2
..    専用シールド、腕部2連装グレネードランチャー×2、Eパック×2、閃光弾×2】
【所持品:変化無し】
【行動方針:リーア=ミノフスキーの身柄確保、現状の打開、エィケズ=コートの護衛】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
80リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/25 00:27 ID:???
『う・・・り、リィアさん・・・・譲る譲らないはともかく、
 わ、私のハロの方もリーアさんのハロに会いたいようですので、
 あの・・・!・・・ここがいいか・・えっとどこだろう・・・ここ・・・
 とにかくどこかの病院の近くのファミリーレストランの中でハロを持ってMSから降りて話し会いましょう!』

目を背けながら、吐気を堪える表情で一気に言うアルム。そのままブツリと通信は切れてしまう。
それを不思議そうに見やるリーア。

「……どうしたのかな? 気分悪いのかなぁ?」
「アルム、タイチョウフリョウ!」
「キニスンナ〜♪」
なおも首をかしげるリーア。
そして、永らく絶句していたトルヴァからも通信が入る。

『・・・嬢ちゃんは、ハロを集めてなにをするんだい?』
『何って……楽しいじゃないですかぁ☆』
何をか言わん、とばかりにリーアは微笑む。
そう……集めて何をする、とかいった、複雑なことは今のリーアの頭にはない。
単に、「沢山ハロが居たら楽しそう」、ただそれだけしか考えていない。

『ちょっとアルムさんと約束あるんで、行ってきますねぇ!』
トルヴァにそう言い放ち、コクピットを出ようとするリーア。
しかし。
「……何、ハロC? だめなの?」
ふと、リーアは手の中の『ハロC』をまじまじと見つめる。
「でも、アルムさん待ってるのにぃ……アルムのハロもいるし」
「リーア、ハヤクイコウ! ハヤクイコウ!」
騒ぐハロP、黒い塊を見つめるリーア。
……しばらくして、リーアは誰にともなく頷く。
「うん、わかった。ハロCがそう言うなら、そうする!」

リーアはそのまま、ゾックごとファミリーレストランまで移動する。
そして駐車場に停めると、コクピットハッチを開け……しかし、下には下りない。
上半身だけ乗り出して、アルムを探した。
左腕には『ハロC』、右手には……何のつもりか、拳銃をぶら下げて。

【行動:アルム・トルヴァ機に回線開きっぱなしで通信(0p)、少しだけ移動(−1p)】
【位置:J13】【残り行動値:3p】
【機体状況:両腕クロー1本ずつ損傷、ビームショットガン使用可】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×2、
    MS用手榴弾×3、ビームショットガン】
【携行品:ハロG、ハロP、『ハロC』、自動拳銃(予備弾倉なし)】
【所持品:水、ジュース、お菓子類、漫画雑誌】
【行動方針:『ハロ』を集める】
【同盟;???】
81マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/25 01:55 ID:???
『……数日前に遭遇した。
・・・プログラムに参加したばかりで他の参加者との接触もないお前が、何故そのような事を知りたがる?』

その言葉には無言のプレッシャーを感じた。
・・・戦闘の意思はない、とは言いながらも無効は警戒態勢を未だに解いていない。
(下手に答えたら・・・ズドン!!・・・か。)

「このトルヴァ=レナウンが俺の知ってるトルヴァ=レナウンだとしたら・・・の話だが。

――昔のツケを返しに行く・・・。ってほどじゃないが、一言言っておきたいことがあってな。
それだけだ。他に特に意味はない。」

こういう時、下手に嘘をつこうとすると逆に悪い状況に陥ることが多い。
少なくとも、自分でも嘘はうまくない人間だと思うので正直に答えた。


【残り行動値 4】
【位置:O-10】
【行動:返信(-0・回線継続)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】
82エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/07/25 04:39 ID:???
「こんなもんでいいだろ・・・。」
索敵を終了し、元いたP−13へ戻る。
補給なども行いたいが、この状況で行うのは危険極まりないだろう。

P−13地点に着く。ZZはまだ到着していないようだ。
ザクVへ通信を入れる。
「ウィルトさん。とりあえずこの町にいるのはO−11地点に四人、
 そして・・・すぐそこにいるアッザムだけみたいです。」

そう言うとアッザムの方を見る。
(どういうつもりだ・・・?
 これだけ近くに他参加者がいるっていうのに動き一つない・・・。
 寝てるのか?それとも機内にいないのか?)

【行動:P−13へ移動(−1)通信(−1)】 
【残り行動値:2】
【位置:P−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲 
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:良好】
【行動方針:脱出 他参加者との接触 アッザムへの警戒】
【同盟状況: 四番ウィルト=ラインステッド 10番グレン・フォートレス】
83コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/25 11:39 ID:???
>>81
「……つまりは、お前達は既知の仲という事か」

成る程、それならば彼を探すのも頷ける。
この男の言葉が真実だとすればの話だが――見たところ、詐術に長けているとも思えない。
嘘をついてはいないと見て間違いないだろう。

「私の連れが何か知っているかもしれない。
...今は少々取り込み中だが、もう暫くすれば彼からも話が聞けるだろう」

ちらりと後方を見やる。
リグ=シャッコーとBD1が文字通り接触していた。
接触回線を通じて、今まさにエィケズが彼女をなだめようと悪戦苦闘している最中だろう。
もう一度、マドロックに視線を戻す。
私は目の前の機体のパイロットを全面的に信用したわけではない。
しかし、そこまで警戒する必要も無さそうだ。

そう判断した私は、少しだけ肩の力を抜いた。

【行動:通信継続:-0】【残り行動値:4】【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コートの護衛、リーア=ミノフスキーの身柄確保、現状の打開】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
「前方に機体を3機確認……
機体……識別――ザクV後期型、アプサラスVとアッザム?」
(他の参加者と接触か戦闘でもしているのかな?早く行かなきゃ)
急いで機体を移動させる。

【行動:移動(-1)】【残り行動値:(3)】
【位置:Q−13→P−13】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:仲間・脱出方法探し】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
85アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/25 21:12 ID:Cpp0UIuG
私が走り出して十数秒後・・・
ファミリーレストランから少し離れた所・・・
アルム「ふひゅーっふひゅーっふひーっ・・・(その場で止まる)つ、疲れた・・・」
ハロ「ガンバレアルム!ソレユケアルム!ハロノナカマガマッテイル!」
アルム「ちょ・・ちょっと休ませて・・・ふぅ・・・ふぅ・・・はぁぁぁ・・・それにしても・・・(レストランに向かって歩き出す)
     本当に何か危険な気がする・・・あの生首といい・・・何か危険だ・・・」
頭の中で、あの「ハロC」のイメージが浮き上がり、思わず目を瞑ってしまいました。
アルム「いざという時は・・・出会い頭に・・・これを・・・」
私は、そう呟きながら、懐の拳銃を軽く握り締め、そのままファミリーレストランに向かっていきました。
アルム「・・・ゾックがあるって言う事は・・・もうリーアは来てるのか?・・・おかっ・・・!?」
ハロ「リーアノゾック!ナカマハ?!ネェナカマハ?!」
目の前にファミリーレストランが見えました。
駐車場には前とぱっと見さほど前と変わっていない、変わったところといえば、指が両手とも一本前より欠けているところと、
片方の手にはどこかで見たことのあるようなライフルを持っているくらいの、
リーア=ミノフスキーのMS、ゾックが止まっていました。
そして、ファミリーレストランの入口近くまで歩いていた時に、少しおかしいことに気が付きました。
ファミリーレストランの中を覗いてみると、中は誰もいません。
ならば何処にと再びゾックの方向を見ていると、さっきとは一部違うところがあり、その事に思わず言葉が止まってしまいました。
それは・・・一部分の装甲が開いて、そこから、何か片手に黒いものを持っている、
こちらの視覚のもう片方にも何か黒い球体を持っている、こちらの反対の方向を向いている人物
・・・体格からして十代の女性がいる事。
そして、その人物がこちらを方向に振り返りました。
その人物は、・・・リーア=ミノフスキー。
表情は無邪気に微笑んでいる。しかし、目の焦点は合っていませんでした。
通信画面で見た、サイズがどう見ても違うワンピースを着ていました。
持っていたものは・・・「ハロC」と・・・形から見て・・・恐らく・・・拳銃・・・
アルム「殺る気かぁぁぁぁんぐゲヴェェェェェぁ!(かちゃっ!PAM!)」
ハロ「アルムナニヲスル!!ヤメロ!ナカマガキケン!」
私は、叫びながら突然の嘔吐感に襲われ、嘔吐物を吐き出しながら懐から拳銃を取り出し、安全装置を取り外し、
ろくに照準も定めずにリーア目掛けてトリガーを引き絞りました。
アルム「・・・おとなしくしてれば・・う゛ぅ゛っ!銃創数発だけで勘弁してやろうかと思ったがそうはいかねぇ!ミンチ肉にしてやらぁぁぁぁ!」
ハロ「アルム!ナカマハ!?ナカマハ!?」
アルム「んなこった知るかぁぁぁ!相手がアレじゃぁ無理なんだよぉォォォ!」
銃声が鳴り響く中、私は、着弾したかどうかを確認せずに、叫びながら来た道へ・・・バタラに向かって全速力で走り出しました。

体調:不良 たんなる風邪 症状 少々の発熱】
【都市内探索 −1 戦闘開始 攻撃:接近戦?;アルムの拳銃 −1 バタラのもとへ移動 −1 残り行動値:1】
【位置:J-13】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
     ビームピストル×1(内蔵されていたカートリッジと持ってきたカートリッジのみ)
    クレイバズーカ×1(残弾数不明 恐らく残り少ない。】
【行動方針】 リーア殺害。
【同盟】トルヴァと同盟
86通常の名無しさんの3倍:03/07/25 21:15 ID:???
バトロワcgiでやれよ
『ウィルトさん。とりあえずこの町にいるのはO−11地点に四人、
 そして・・・すぐそこにいるアッザムだけみたいです。』
エリアードからの通信だ。
(ほう、随分と集まってるようだな……四人にアッザムを加えると五人
 ……そして我々を合わせて八人か)
通信を返す。
「なるほど……ともかく、アッザムとの話をつけなくてはな
 しかし、動きが無いうようだが。……このことを君はどう思うかね?」

【行動】通信 -1【残3】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
    ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
    ビームピストル×1 スモークグレネード×2
【行動方針】アッザムの対処
【位置】P−13
【同盟】グレン=フォートレス、エリアード=ジーン
しばらく南西の方角に進んでいると、
小さな町に着いた。
やはりここも人のいる気配は無い。

誰も居ない。―――――そう思った瞬間
モニターにMSの姿が見えた。
(こんな近くに!ミノフスキー粒子のせいでレーダーが
 役に立たなかったか。)

突然の出来事で少し戸惑うが、気持ちを
落ち着かせMSの姿が見えた方へ進む。
(あれはガルバルディβ・・・・・・・
 見たところ武装はあまり無いようだ。)
ガルバルディβは何かジャンクの中を探し回ってた。
(仕掛けるなら今か!)

【行動】N−19→M−20(-1)MS発見(-1)
【残り行動値】2
【位置】M−20
【武装】ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、
    肩部5連装ミサイルポッド×2、ナックルバスター、
    足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2、
    ビームライフル(GP01様)
【所持品】ディパック、コッペパン×2、水2g入り×2、缶詰×7、毛布、
     ハンドガン、ペンダント
【行動方針】敵機の殲滅
【同盟】無し
89リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/26 00:20 ID:p9kRs+Ap
IDチェックです。
90エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/07/26 00:38 ID:???
『なるほど……ともかく、アッザムとの話をつけなくてはな
 しかし、動きが無いうようだが。……このことを君はどう思うかね?』
ザクVから通信が帰ってくる。

「えーと・・・こちらの様子を見て隙を狙っているか、
 外に出て食料などを調達しているか、
 もしくは・・・寝てるか。
 それぐらいしか思いつきません・・・。
 もし交渉したいならさっさと通信してくるでしょうし。
 攻撃するにしてもこちらは3人いますからよほどの命知らずか、こちらが隙を見せなければ
 仕掛けてくるって事はないと思いますけど・・・。」

はっきり言って自信はない。一応軍人とはいえ軍にいたのはとても短い間だった。
(軍・・・かぁ。
 
 ・・・何考えてるんだ?こんな時に・・・。)

【行動:通信開きっぱなし(−0)】 
【残り行動値:4】
【位置:P−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲 
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:良好】
【行動方針:脱出 他参加者との接触 アッザムへの警戒】
【同盟状況: 四番ウィルト=ラインステッド 10番グレン・フォートレス】
91リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/26 00:43 ID:???
キョロキョロと、アルムの姿を探すリーア。
と、突然。

「殺る気かぁぁぁぁんぐゲヴェェェェェぁ!」
「アルムナニヲスル!!ヤメロ!ナカマガキケン!」
絶叫と共に、リーアの頬を銃弾が掠める。
アルム・ヴォーキサーが、口から吐瀉物をまき散らしながら、拳銃を乱射し始めたのだ。
飛び交う銃弾の中……リーアは慌てることなく、ヒョイ、とコクピットに戻ってしまう。
状況が見えてないのか、コクピットハッチには拳銃弾がカンカンと跳ね続ける。

「ハロCの言う通りだったね♪ アルムさん、リーアにハロくれる気ないんだぁ」
「リーア、ニゲロ! アルム、キケン!」
「タタカエ〜♪ ヤラレタラ、ヤリカエスンヤ〜♪」
逃亡を示唆するハロG、戦闘を煽るハロP。そしてリーアは……
「話があるとか言って、撃ってくるなんてぇ……おしおきだねっ♪」

そしてリーアは……アルムが向かった先を追う。
そこには、待機状態のバタラの姿が。
「キャットの時もそうだったし……きっと、MS壊すとハロが出てくるんだよ☆
 だから……壊しちゃおっと♪」

……アルムがバタラに乗ったかどうかの確認もせずに、少女は無造作に引き金を引いた。
キャットの機体から持ってきたビームショットガンが、拡散モードで発射される。
広範囲に広がるメガ粒子の散弾が、バタラの全身に雨のように降り注ぐ。

【行動:アルムの拳銃弾を回避(−1p)、
    バタラに攻撃(ビームショットガン拡散モード)(−1p)】
【位置:J13】【残り行動値:1p】
【機体状況:両腕クロー1本ずつ損傷、ビームショットガン使用可】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×2、
    MS用手榴弾×3、ビームショットガン】
【行動方針:『ハロ』を集める、アルムに「おしおき」】
【同盟;???】
92トルヴァ=レナウン ◆qp6.sNtkjs :03/07/26 04:06 ID:IlZmzWuF
アルムの言ったとうり、レストランへと向かう。
街中を抜けると、左手にゾッグ、右手にバタラが対面するようになっていた。
アルムの姿を確認した瞬間、彼は拳銃を発砲した。
リーアはコックピットから出ずにライフルを構えた。

『キャットの時もそうだったし……きっと、MS壊すとハロが出てくるんだよ☆
 だから……壊しちゃおっと♪』

開いたままの回線からそんな声が漏れてきた。
(そうか・・・、そうだったのか・・・!!)
躊躇している暇は無い、発射すると同時にヒートソードで切りかかった。
目標はゾッグ右腕部。横から、しかも接近すれば
腕を失ったゾッグはなす術がないと見たからだ。
そして通信を送る。

トルヴァ「おい!キャットは死んだ!!名簿を見ろ!
      キャットの文字が赤くなっているだろう!!
      キャットが死んだ何よりの証拠だ!!
      ヤツは死んだんだ!もうこの世にはいない!!
      MSを壊せばハロが出るぅ!?それは違う、
      ドライセンを破壊してそのハロが出てきたと言うならば、
      おまえの言うハロ≠ヘキャットそのものだ!!
      そして破壊したのがお前ならば!!
      ・・・・・彼を殺ったのは・・・・・お前だ!!」

咽が破れるほどの大声で叫んだ。

【リーアと通信開いたまま−0 リーアに切りかかる−1 残り行動値3】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×2
       Hサーベル・ソード各×1 30mmマシンガン付きグフシールド×1】
【行動方針:リーアと戦闘中】
【同盟状況:アルムと同盟】
93マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/26 07:57 ID:???
「……つまりは、お前達は既知の仲という事か」
私の連れが何か知っているかもしれない。
今は少々取り込み中だが、もう暫くすれば彼からも話が聞けるだろう」

返信。
彼女の声は先ほどより幾分か柔らかく聞こえた。
「コォネ、カウフマン・・・か。」
彼女には聞こえないように小声でぼやく。


No.006、エィケズ=コートからの通信を待っている間、
腰につけてある血塗れのナイフを見ていた。
・・・・・・ただ、見つめていた。

自分の記憶の中で何度も何度も繰り返される・・・、地獄。
襲ってくるとはいえ、かつての同僚をこのナイフで斬った。

―――何人も、何人も。
感情を殺し、ただただ、機械のように斬り続けた。

そして、彼女の死・・・。


「『戦場では感情を押し殺せ!!』・・・か。」
兵になってからずっと叩き込まれ続けた言葉を復唱した。
自分もそれを完璧にこなせるとばかり思っていた。

・・・が、どうも俺は優秀な兵士ではないようだ。
こうやって頬を濡らしているのだから・・・。

【残り行動値 4】
【位置:O-10】
【行動:後悔(-0)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】

94エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/26 08:33 ID:???
エィケズはカミーユの話をただ聞いていた。
ただ、その真相はとても信じられないものだったが。
「ありがとう、カミーユ君。」
それだけを言うと、Zガンダムに向き直る。

「コォネ君、カミーユ君からとても興味深い話が聞けた。
 君も聞いておくといいだろう。」
言って通信を切ろうとすると、相棒達が止める。
眉をひそめると、相棒達はマドロックを全身を使って指す。
不信に思いながらもエィケズはマドロックに通信をした。
「こんにちは、エィケズです。
 相棒が通信しろって言うので通信しましたが……何か?」

【残り行動値 2】
【位置:O-10】
【行動:01番コォネに通信(-1) 24番マルコに通信(-1)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:カミーユから情報を聞き出す】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
95コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/26 11:46 ID:???
>>94
「……」

お前の口から私に伝えれば済むのではないか?
そう疑問に思いつつも、エィケズの勧めに従い、もう一度BD1に回線を開く。
念のため、マドロックとの回線は一旦切断しておいた。

「カミーユ=ビダン、少しは落ち着いたか?」

極力、威圧的な印象を与えぬよう配慮をしながら話しかけた。
親しみを込めて――などというのは、私には到底無理な話だ。
そのようなもの、今まで……否、今日まで誰にも抱いた事は無いのだから。

「その様子から察するに、お前はどうやら民間人のようだな。
 少し酷かもしれないが、エィケズに話した内容を私にも伝えてくれないか?」

つまり、私は今。
非常に難度の高い事をやろうとしている訳だ。

【行動:カミーユへ通信:-1】【残り行動値:3】
【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コートの護衛、リーア=ミノフスキーの身柄確保、現状の打開】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
96だがね大臣:03/07/26 13:28 ID:???
           \  .人 ̄ <!  ̄ /ー'// ̄ヽ         _.、‐'"
             >ーヽ_>.、(ニ7 .イ ̄ヽ/´┴!-、 `!、.    ,.-''"
             (ヽヽソ~ヽ`ニ ‐'//='゙-‐'"~~~ヽヽ \ /
             (ヽ /"二ー/〉 ]ーj´、、,,___  `}/´ >./
            (ヽ./"/'''//::||:ヽ  ヾ''''''ー‐、_//~'l/      ,.-''"
       ,.---、__(ヽ ('´   |::::::/ヽ::::::::::|     `!|  /   u   ノ
       ///-‐'´  /\ ./!:ノ  ``''ヽ!     | ./       ./
  ,.、-" ̄ ̄`ー 、-‐‐-/'''''''ヾ/ |/    _,.、---‐‐‐-,、|/       ./
/         `'ー、`'フ''ー'|    ,.、‐'"-'''二=‐/ヽ::/       ./
.      u      `ヽ、ー、.! /ソ´二フ"、,,,,,,:ゝ、/        |
               \ーフ''"-、,,/~"´::/,、/        .|
      /´         \ノー''"~ー‐'' ̄ /         |
     /、            \   =   /          .|
   /  \            ヽ  、、、、 /     u     |
_,、-'´     \           `ヽ ;iiiiii;;./           .|
         |\            i i i |        u   ノ
         .|::::ノ\           i i!            .イ;;ヽ
       /ヾ/::::::ノ\.   u   /:/~~ヽ:ヽ        /;;;;;/
      〈;;;;;;;<:::/´::::_,,,,>-、,,,,_,,,.-/;;;;;;;;;トー-....、,,,,,,,,,、-‐'";;;;;/
         \;;;;ヽ;;;;/ヽ;;;;ヽ;;;;;/ヽ;/;;;;;;;;/   ;;;ヽ;;;ヽヽ;;;;;/
                     ヾ;;;;;;ノ  
                            ブリブリブリッ♪
                 (;;;;;ヾ)  /;;;;ヽ
                      ヾ;;;;ノ

   / ヽ r  ,,,....,,,         ヾllllllllllllllllllllllllllllll
   彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、        ヾllllllllllllllllllllllll
  lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、         ヾllllllllllllllllll
  _____,  ,...,,,,__        `ヽ  _,,,..、-‐'ヾlllllllll
 l  `ヽ l   ヽ      ,.r‐'''"゙     WV
 'i   「ヽ,    ヽ7''~ ̄  `ヽ し     ::::::
  ゙、  l,'゙ヽ    ゙、'"´          ::::::::::
   ゙、 {   \   .)     し      :::::::::::    ←ガノタ♪
   `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ
     ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ    ・
     ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ ::::::::::::    し   :::::::
    ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::.  υ 、 :\  ):::::::::::::::: ::::::::::::
    .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u ::::::::::::::::::::::::::::::
   ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν:::::::::::::::::::::::::    /
 ../  ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,:::::::::::::::::::::::  , . - '"
/        / ヾ゙i;;;;;;;;;;::::::::::::::::::,.、,.、-' "
´,     .,/    ヽ、;;;;;;;;;;;;,.、-‐''"  \
ノ(    /        `'''''''''´      \  


ガノタはいかがなものか・・・♪
ガノタは
  |       __     ヽ 二工二、  /  ヽ
  ̄| ̄     / /  \   ヽ 二土二「   |    |
  ̄| ̄    /  /    |      -┼┬     し 
   \_ノ   ヽ丿    ノ    ノ  └┼ 

  / ̄/   |   │      │ ゝ 
   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
   / \  し  ノ    _/ \_

うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪ らんらん♪
97カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/07/26 18:59 ID:???
>>95
『カミーユ=ビダン、少しは落ち着いたか?』
エィケズさんに続いて、最初に話しかけてくれた少女が通信してきた。
こんな状況なのに、とても落ち着いた…少女には不似合いな感じもする声だった。
「ありがとうございます。なんとか大丈夫です。急に泣き出したりして、すみません。ひっく。」

再び説明してくれるように言われて、もう一度説明をする。
一度話したことを、頭の中で整理しながら。
数日前からこの街に居たこと。ドライセンに奇襲されたこと。
逃げた先で、ドライセンがゾックと居るのを見たこと。
ゾックが話しかけたけれど、結局戦闘になり、ドライセンがビルから落ち、ゾックが受け止めたようにも見えたこと。
自分もゾックに撃たれたこと。それは、自分が武器を向けて近づいたからだと思うことも話した。

コォネという子の静かな感じに、すこし緊張しながらも語り終えた。
そして、ひとつ思った質問を口に出してみた。
「コォネさん、一つ聞いてもいいですか?
 そのコォネさんたちとリーアさんとそれから…キャットさん、4人で一緒に行動していたんですよね?
 でも、私が会った二機は戦っていました。何があったんですか?
 あ、無理に答えてもらえなくてもいいです。今初めてあったばかりだから。」

いつのまにかもう一機現れていたMSは誰だろうと思った。

【行動】コォネに通信(−1)
【残り】3
【位置】O−10
【行動方針】交戦回避
98アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/26 19:28 ID:P3TgHKXw
IDチェック
99アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/26 20:28 ID:???
アルム「ひぃーっひぃーっ、潰してやる・・・」
ハロ「アルム!ノウハニイジョウアリ!オチツケ!ハナセバリーアモワカッテクレル!」
そんなやり取りをしながらバタラに近付き、コックピットハッチを開き、そのまま乗り込み、無我夢中にハッチを閉めました。
アルム「バズ、バズーカで散らしてやるよぉ!木っ端微塵にし・・・なにぃ!はや・・・」
そして、立ち上がろうとして左手を地面に立てて、右手は近くに置いてあったバズーカに手を伸ばしながら、見たものは・・・
さっきまで駐車場にいたゾックが、目の前に、持っているライフルを構えてこちらを狙っていました。
そして、次の瞬間、ライフルから数多の光がこちらに向かって放たれてきました。
光がバタラのあちこちをかすめていきました。
ある一条の光は、バタラのつま先に掠らせて消していって、
また、ある一条は、バズーカに伸ばしていた右手とバズーカの間のコンクリートに穴をあけて。
そして、その中の一条が、立とうと、左手を立てていた、バタラの左腕の肘を打ち抜いていきました。
バタラの左腕の肘から下が、左腕から離れてあらぬ方向へ倒れていきました。
そして、左腕を起点として起き上がろうとしていたバタラは、衝撃と共に倒れました。
コックピットにも衝撃がきて、思い切り操縦機器に右半身をぶつけてしまいました。
アルム「ぎゅえっ!・・・痛ぇ・・・痛ぇよぉぉぉ!!糞が!私は・・・僕は何も悪い事などやっちゃぁいないのにぃぃぃぃ!
     この悪人がぁぁぁ!裁いてやる・・・僕が裁いてやるよォォォうははははははぁ!」
ハロ「アルム!ノウハガオオキクミダレテル!イジョウ!イジョウ!キケン!」
右手に鈍痛が走りました。私は叫びながら、痛みを我慢してして、操縦桿を握り締めました。
アルム「うふふふふふ・・・」
私は、今度はバタラを右腕を起点に立ち上がらせようとしました。
そして、今度は、無事立ち上がり、そして、地面に置いてある、
奇跡的にもそれ自体には着弾していないバズーカを取り、そしてバズーカを構えました。
そして、リーアに照準を合わせ、通信装置を作動させる。
リーアだけに通信を開いたつもりが、頭に血が上っていたせいか、いつもと少し違う操作をして、通信を入れる。
結果、参加者全員に回線を開いて。それに、私は気付いていませんでした。
アルム「うひゃはははは!リーア=ミノフスキー!裁いてやる・・・くたばれぇぇぇ!
     (バズーカ発射。ドムがゾックに向かって切りかかる)
     
     ナッ・・・!ば、馬鹿が!トルヴァ!突っ込んでどうする!バズーカ弾が向かっているというのに!」

通信回線が全員に開いているとは知らずに、私はリーアに向けて喋りながら、
兵隊さんのMSがゾックに突っ込んでくるという突然のアクシデントに動揺して、
兵隊さんを、普段呼んでいた【兵隊さん】ではなく、兵隊さんの名前を言いながら、
思いっきり叫びました。

【体調:不良 たんなる風邪 症状 少々の発熱】【怪我: 右手打撲】
【機体状況:各部装甲微妙に破損。左腕消失 】
【姿勢制御−1 全体通信 −2 攻撃:中距離:クレイバズーカ −1 残り行動値:0】
【位置:J-13】
【武装】ビームサーベル×1 ビームシールド×1
     ビームピストル×1(内蔵されていたカートリッジと持ってきたカートリッジのみ)
    クレイバズーカ×1(残弾数不明 恐らく残り少ない。】
【行動方針】 リーア殺害。
【同盟】トルヴァと同盟
100リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/26 21:06 ID:3QKkNvt3
携帯使ってIDチェック
101エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/26 21:08 ID:???
マルコからの返事を待っていると、突然大音量の通信が入ってきた。
「うひゃはははは!リーア=ミノフスキー!裁いてやる・・・くたばれぇぇぇ!
 ナッ・・・!ば、馬鹿が!トルヴァ!突っ込んでどうする!
 バズーカ弾が向かっているというのに!」
「リーアッ!?
 だ、誰だ!何処に!?」
辺りを見回すが、機影は見当たらない。

「コ、コォネ君!聞こえたか、今の通信!
 リーアが、リーアが危ない!」

【残り行動値 1】
【位置:O-10】
【行動:01番コォネに通信(-1) 】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:カミーユから情報を聞き出す】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
102リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/26 21:33 ID:???
『おい!キャットは***!!名簿を見ろ!
 キャットの文字が**なっているだろう!!
 キャットが***何よりの証拠だ!!
 ヤツは**だんだ!もう***にはいない!!
 ……***………***…………**………!!』

『何いってるんだか、わかんないよぉ』
絶叫しながら斬りつけてくるトルヴァに、リーアは困惑した顔で答える。
リーアにはトルヴァの言葉は半分も分からない。無意識下の検閲がかけられている。
今のリーアに都合の悪い言葉は、全く意味のない、ただの雑音にしか聞こえない。

地上での格闘戦……ドムとゾックでは、圧倒的にドムが有利のはず。
しかしリーアのゾックは、あっさりとスエーバックしてかわしてしまう。
トルヴァのドムの攻撃は見事にゾックの鼻先で空振りし、虚しくアスファルトを打つ。

その間に……ビームショットガンの攻撃を受け、転倒していたバタラがバズーカを構えていた。

『うひゃはははは!リーア=ミノフスキー!裁いてやる・・・くたばれぇぇぇ!
 ナッ・・・!ば、馬鹿が!トルヴァ!突っ込んでどうする!バズーカ弾が向かっているというのに!』

発射されるバズーカの弾。
リーアのゾックは、咄嗟に手にしたビームショットガンを放り投げ……
空中でバズーカ弾と命中し、派手な爆発を起こす。
それは、さながら閃光弾のように強烈な光を放ち――
――光が消えた時、ゾックは街中を抜け、北に向かって移動を開始していた。


「ハロC、これで良かったの?」
「リーアニゲルナ! タタカワナ、アカン!」
「ハロPには聞いてないよぉ。……そうだね、きっとアルムは追って来るね♪
 でも、水の中なら……リーアたちは負けないよ! 絶対!」

コクピットの中、リーアは『ハロC』を抱えてニンマリする。目には相変わらず光はない。
前方には……広く深い川の水面と、広々とした河川敷が広がっていた。

【行動:トルヴァの攻撃を回避(−1p)、アルムのバズーカ弾をビームショットガンで迎撃(−1p)】
【位置:J13】【残り行動値:0p】
【機体状況:両腕クロー1本ずつ損傷、ビームショットガン破壊】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×2、MS用手榴弾×3】
【行動方針:『ハロ』を集める、戦場をJ12の川に変えて戦闘継続】
【同盟;???】

注)前回の行動、残り行動値を間違えていました。1と書きましたが、実際には2でした。スイマセン。
103マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/26 22:22 ID:???
『こんにちは、エィケズです。
相棒が通信しろって言うので通信しましたが……何か?』

・・・!!
イカン!!

俺はばれない様、急いで頬をぬぐう。
・・・まあ、タイミング的にはバレただろうが、
何事無かったかのように誤魔化そうとした・・・その時!!

―――『うひゃはははは!リーア=ミノフスキー!裁いてやる・・・くたばれぇぇぇ!
ナッ・・・!ば、馬鹿が!トルヴァ!突っ込んでどうする!バズーカ弾が向かっているというのに!』

何者かの通信が突如入ってくる。
特筆すべき事はその中に「トルヴァ」という単語が含まれていた事だ。

『コ、コォネ君!聞こえたか、今の通信! リーアが、リーアが危ない!』
「トルヴァ?トルヴァだと!!?」

思わず口から出た言葉。
それは先ほど通信してきたエィケズ=コートが叫んだそれとハモった

【残り行動値 3】
【位置:O-10】
【行動:エィケズの通信(-1)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】
104開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/07/27 00:00 ID:???
「皆さん。おはようございます。
 定時放送の時間になりました。
 すがすがしい朝ですね。
 今日も張り切って殺し合いをしましょう。
 それでは禁止区域の発表です。
 『G−15』 『H−12』 『I−09』 『J−17』 『L−19』
 『M−22』 『O−21』 『Q−23』 『R−16』 『T−14』
 以上十箇所です。
 最後に天気予報です。
 強風は夕方には弱まりそうです。
 今日はきれいな夕焼けが見れるでしょう。」
105開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/07/27 00:00 ID:???

  一番 コォネ=カウフマン           (16) 女性 Zガンダム
  二番 アルム=ヴォーキサー       (26) 男性 バタラ
  死亡 金田一=京介            (16) 男性 ガブスレイ
  四番 ウィルト=ラインステッド       (25) 男性 ザクV後期型
  死亡 グリーン=キャット            (21) 男性 ドライセン
  六番 エィケズ=コート           (22) 男性 リグ・シャッコー
  死亡 エルア=ポゥ=ドートミア      (20) 女性 ドワッジカスタム
  死亡 コード=アクセルズ            (20) 男性 元 アプサラスV
  死亡 神楽=千鶴                (20) 男性 ガンダムピクシー
一〇番 グレン=フォートレス         (15) 男性 ZZガンダム
  死亡 クライン=J=シルバート      (42) 男性 EWACネロ
一二番 リーア=ミノフスキー           (17) 女性 ゾック
一三番 トルヴァ=レナウン           (26) 男性 ドム
  死亡 ラビシュ=スケアクロウ       (23) 男性 ビギナ・ギナ
  死亡 エーリッヒ=フォン=レーダー   (28) 男性 マゼラ・アタック
一六番 エリアード=ジーン         (18) 男性 アプサラスV(旧 ガンダム)
一七番 デイビット=リマー          (29) 男性 アッザム
  死亡 ジェクト=プリズム             (25) 男性 ジムスナイパー
一九番 カミーユ=ビダン           (17) 女性 ブルーディスティニー一号機
  死亡 ゼアン=アイクス          (16) 男性 アクアジム
  死亡 ロロイ=グラスコ           (32) 男性 ジェガン
二二番 ジン=D=ブラッド            (18) 男性 ガザD
二三番 マリア=S=ヒューイット        (20) 女性 ガルバルディβ
二四番 マルコ=シュナイダー=バボーゾ (28) 男性 ガンダム6号機マドロック
106開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/07/27 00:03 ID:???

  A B C,D E ,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R,S T U V,W,X,,Y Z
01□□□□□◎□□◎彡彡彡□◎■◎■■■■□□□□□□
02□□◎□■□□□◎□彡彡◎□◎■■■◎■■■■□□□
03□■■■■■□◎□◎□彡彡彡□◎■■■■■■◎■□◎
04■■■◎■■★◎━━━===┓◎■■■■◎■■■■□
05◎■■◎■■■◎□□□彡彡彡┃□◎◎■◎■□□◎□□    □、平地
06□■◎■■■◎■□□□◎彡◎┃◎■■◎■□□□□□□    ■、森
07□◎■■◎■■◎◎□□彡彡彡┃□□□◎■■◎■■◎■    彡、川
08□■■■■■◎□□◎彡彡彡彡┃□□□■◎□□□◎□□    ∴、砂地
09□□◎■■◎■□×彡彡彡◎彡◎□◎□◎□◎□◎□□□    ▼、市街地
10◎□□◎◎□□□□彡◎彡彡彡01□□□□□□┏━━◎━    =、橋
11□□□◎□□□◎□彡彡彡◎彡▼▼□◎□◎┏┛□∴∴◎    △、山
12━━◎┳━━━×┓彡◎彡彡彡▼▼◎□□┏◎□∴◎∴∴    ●、洞窟(小型MSなら入れる)
13□◎□┃◎∴◎∴┗02===▼▼04━━━┫◎∴∴∴∴∴    ★、基地
14∴◎∴┃∴∴∴◎□▼彡彡彡彡◎□□□◎×□◎∴∴◎∴    ━、高速道路
15◎∴∴★◎∴×□□□彡◎彡□□∴∴◎∴┃∴∴◎◎∴∴
16∴∴★★★∴◎∴◎□□彡彡◎□□∴×∴┣━◎★◎∴∴
17□∴◎◎┓◎∴◎□×□彡彡彡◎□◎∴┏◎△△◎★∴◎
18□∴∴∴┗┓◎□◎□◎彡彡□∴∴∴┏◎∴△△△∴◎∴
19□◎∴∴□◎┓□□彡彡×◎┏━━◎┛∴△△△△△∴∴
20□□□◎∴□┗━▼=◎=22┛△△◎△△△△◎△△△∴
21□□□□◎∴∴◎∴◎彡彡△◎×△●●△◎△△△◎△△
22△□◎□∴∴∴∴□□◎彡×△△◎△◎△△◎△△△△◎
23◎△□□□◎□□□□□◎彡彡△△×△◎△△◎△△△△
24△△△◎□□□□□□◎彡彡彡◎△△△△△△△△△△△

◎は進入禁止区域   ×は次期禁止区域
      
番号01、06、19、24は同地点
番号02、12、13は同地点
番号04、10、16、17は同地点
番号22、23は同地点

107コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/27 02:03 ID:???
>>97
カミーユからの問いに、私は少なからず驚いた。
無論、態度には表さなかった筈だが――あの2人が戦っていただと?
詳しい話を聞こうとしたその時、共通回線から大音量の通信が――

>>99 >>101
「ああ、私も確認した。位置の特定はできるか?」

生憎、MSZ-006にはそこまでの機能は無い。
EWACネロならば発信源の特定も可能であっただろうが――くっ……。
愚行のツケが、このような形で回って来るとはっ!

そのとき――ふいに、脳裏に声が響いた。
リーアを救ってくれと懇願するその声は、どこかで聞いたことのあるような声で――何だ、これは?
光度計の数値は依然変わらない。
しかし、私の目は確かに、Zの機体が放つ光の照り返しを捉えていた。

誰だ?
私の中に入ってくるお前は一体――まさか――そんな――

聞いたことがある。
MSZ-006に搭載されたバイオセンサーにまつわる、奇妙な話を。
死者の魂を具現せしめたという、ほら話としか思えぬグリプス戦役の逸話を――

【行動:バイオセンサー自動発動:-0】【残り行動値:4】
【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コートの護衛、リーア=ミノフスキーの身柄確保、現状の打開】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
108エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/07/27 11:33 ID:???
ザクVの返答を待っていると、突然スピーカーが鳴り響いた。

『うひゃはははは!リーア=ミノフスキー!裁いてやる・・・くたばれぇぇぇ!
 ナッ・・・!ば、馬鹿が!トルヴァ!突っ込んでどうする!バズーカ弾が向かっているというのに!』

「っな!何だ!?」
急に聞こえてくる聞いたことのない男の声。
あまりに急で、しかも大音量だったためにエリアードは思わず操縦桿をあらぬ方向へ倒してしまい、バランスを崩す。
その瞬間衝撃が機体を襲う。そのせいで機体は完全にバランスを崩し、ビルに突っ込んでしまった。

「ぐぁぁぁっ!痛・・・。なんなんだよ・・・。」

どうやらアッザムに攻撃されたようだ。
幸い装甲の端っこに被弾しただけであり、たいした損傷ではない。少なくとも機体の方は。
体はどうだか分からない。意識が遠くなる。
「・・・・・・しくった・・・のかな・・。」

誰かの声が聞こえた気がした。
<<続く>>
109エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/07/27 11:49 ID:???
ビルに突っ込むアプサラスV。その中のエリアードは気絶していたが、すぐに目を覚ました。
「痛ってぇな・・・。貴様・・・殺すっ!!」

ミノフスキークラフトの出力を最大にして急上昇するアプサラスV。衝撃波が発生し、回りの建物が少し吹っ飛んだ。
「死ぃぃぃねぇぇぇ!!」
アプサラスV唯一の武器。機体中央部の巨大なメガ粒子砲が光り始める。
数秒後、そこから極細の光が発射される。出力は10%程度。
しかしその光はいとも簡単にアッザムの4つある足の内の一本を打ち抜く。

「ちっ!外したか!次はど真ん中!一瞬で蒸発させてやる!」
メガ粒子砲のチャージを始める。出力は50%。恐らく一瞬でアッザムに風穴が空くはずだ。

【行動:人格変化(−0)アッザムへ攻撃(−1)メガ粒子砲チャージ開始(−1)】 
【残り行動値:2】
【位置:P−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲(50%でチャージ中) 
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:一部装甲破損】
【行動方針:敵機殲滅】
【同盟状況: なし?】
110エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/27 11:51 ID:???
「なんじゃありゃー!」
Zが光を放つと同時にエィケズは叫んでいた。
それは至極当然の事、いきなり輝き始めれば誰でも驚く。

「ひ、光ってる場合じゃないだろうコォネ君!」
訳のわからない事を叫んでいると頭の上の相棒が膝上に転げ落ちてきた。
何か、かすかな声を出している。
「す、吸う? 何言ってるんだ、ケラ、ケル、ケロ?」
しかし、エィケズの声に相棒達は反応しない。
「皆さん。おはようございます...」
放送が流れ始める、その音声を録音するようにし、ただ、その光を見つめる。
エィケズはただ、その異様な光景を見るしかなかった。

【残り行動値 4】
【位置:O-10】
【行動:01番コォネに開きっぱなし通信(-0) NT蛙(-0)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:光ってるZをどうにかする。】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
111だがね総理大臣♪:03/07/27 14:11 ID:???
           \  .人 ̄ <!  ̄ /ー'// ̄ヽ         _.、‐'"
             >ーヽ_>.、(ニ7 .イ ̄ヽ/´┴!-、 `!、.    ,.-''"
             (ヽヽソ~ヽ`ニ ‐'//='゙-‐'"~~~ヽヽ \ /
             (ヽ /"二ー/〉 ]ーj´、、,,___  `}/´ >./
            (ヽ./"/'''//::||:ヽ  ヾ''''''ー‐、_//~'l/      ,.-''"
       ,.---、__(ヽ ('´   |::::::/ヽ::::::::::|     `!|  /   u   ノ
       ///-‐'´  /\ ./!:ノ  ``''ヽ!     | ./       ./
  ,.、-" ̄ ̄`ー 、-‐‐-/'''''''ヾ/ |/    _,.、---‐‐‐-,、|/       ./
/         `'ー、`'フ''ー'|    ,.、‐'"-'''二=‐/ヽ::/       ./
.      u      `ヽ、ー、.! /ソ´二フ"、,,,,,,:ゝ、/        |
               \ーフ''"-、,,/~"´::/,、/        .|
      /´         \ノー''"~ー‐'' ̄ /         |
     /、            \   =   /          .|
   /  \            ヽ  、、、、 /     u     |
_,、-'´     \           `ヽ ;iiiiii;;./           .|
         |\            i i i |        u   ノ
         .|::::ノ\           i i!            .イ;;ヽ
       /ヾ/::::::ノ\.   u   /:/~~ヽ:ヽ        /;;;;;/
      〈;;;;;;;<:::/´::::_,,,,>-、,,,,_,,,.-/;;;;;;;;;トー-....、,,,,,,,,,、-‐'";;;;;/
         \;;;;ヽ;;;;/ヽ;;;;ヽ;;;;;/ヽ;/;;;;;;;;/   ;;;ヽ;;;ヽヽ;;;;;/
                     ヾ;;;;;;ノ  
                            ブリブリブリッ♪
                 (;;;;;ヾ)  /;;;;ヽ
                      ヾ;;;;ノ

   / ヽ r  ,,,....,,,         ヾllllllllllllllllllllllllllllll
   彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、        ヾllllllllllllllllllllllll
  lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、         ヾllllllllllllllllll
  _____,  ,...,,,,__        `ヽ  _,,,..、-‐'ヾlllllllll
 l  `ヽ l   ヽ      ,.r‐'''"゙     WV
 'i   「ヽ,    ヽ7''~ ̄  `ヽ し     ::::::
  ゙、  l,'゙ヽ    ゙、'"´          ::::::::::
   ゙、 {   \   .)     し      :::::::::::    ←ガノタ♪
   `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ
     ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ    ・
     ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ ::::::::::::    し   :::::::
    ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::.  υ 、 :\  ):::::::::::::::: ::::::::::::
    .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u ::::::::::::::::::::::::::::::
   ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν:::::::::::::::::::::::::    /
 ../  ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,:::::::::::::::::::::::  , . - '"
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ノ(    /        `'''''''''´      \  

ガノタはいかがなものか・・・♪
ガノタは
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   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
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うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪ らんらん♪
『えーと・・・こちらの様子を見て隙を狙っているか、
 外に出て食料などを調達しているか、
 もしくは・・・寝てるか。
 それぐらいしか思いつきません・・・。
 もし交渉したいならさっさと通信してくるでしょうし。
 攻撃するにしてもこちらは3人いますからよほどの命知らずか、こちらが隙を見せなければ
 仕掛けてくるって事はないと思いますけど・・・。』

(ふむ……ともかく、どうにかせんとな)
しばらく、考えていると例の放送が流れた。
放送を聞き終えエリアードへ通信を返そうとするが
突然アプサラスが攻撃を受けビルに突っ込む
「ほう、仕掛けてきたか……」
アッザムへピストルの銃口を向けようとしたとき
いきなりアプサラスが動き出した。
幸いやや距離を置いていたため上昇する際の衝撃は受けなかったが
凄まじいエネルギーを十分に見せ付けられた。
しかし、本当のアプサラスの力を見せられたのはこの後である。
空へ上がると中央部が光りだすアプサラス
「何っ!……ここで撃つ気か?」
咄嗟に距離を取る。
次の瞬間アプサラスから細い光が発せられるとアッザムの足が一本もぎ取られていた。
再びアプサラスの中央が光り出す
今度は先ほどのよりかなり光が大きい
(………冗談じゃないな、まったく)

アプサラスの遥か後方へと下がるとアプラサスを見上げる。
(やれやれ……随分と恐ろしい機体を用意したものだ
 まったく、人が悪いなティーチャーとやらは……)

【行動】通信中 −1【残4】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
    ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
    ビームピストル×1 スモークグレネード×2
【行動方針】アッザムとの対処
【位置】P−13
【同盟】グレン=フォートレス、エリアード=ジーン
113トルヴァ=レナウン ◆qp6.sNtkjs :03/07/27 17:08 ID:EihKunTs
IDチェック
―――『うひゃはははは!リーア=ミノフスキー!裁いてやる・・・くたばれぇぇぇ!
ナッ・・・!ば、馬鹿が!トルヴァ!突っ込んでどうする!バズーカ弾が向かっているというのに!』

切りかかったものの、あっさりとかわされアルムから通信が入ってきた。
シールドを構える。まともに喰らえば腕一本では済まされないだろう。
だが着弾する一歩手前でバズーカ弾は爆発を起こした。
リーアが何かを投げ、誘爆したようだった。
シールドに鈍い衝撃が連続して走る、おそらく破片か何かだろう。
爆発が止むとゾッグは後方、河の方へ下がっていった。
トルヴァ「くそっ、聞こえてないのかよ!!」」
リーアは呼びかけに対し、全く動じていないようだった。

破損状況を確かめた。シールドは多少傷んだが、
目立った破損が無かったのは幸いであった。

すかさずアルムに通信を送った。
「すまん、こっちは大丈夫だ。
 河川敷に地雷を仕掛けておいた。迫撃をかける!」

堤防に着いたバズーカを構え、撃った。
目標はゾッグの手前、河に入れるのを阻止しようとした。

【防御−1 通信−1 バズーカで誘導−1 残り行動値1】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×2
       Hサーベル・ソード各×1 30mmマシンガン付きグフシールド×1】
【行動方針:リーアと戦闘中】
【同盟状況:アルムと同盟】
115カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/07/27 18:19 ID:???
コォネさんは私の質問にはすぐに答えてはくれず、何か考え込んでいるようだった。
やっぱり、聞いちゃまずかったのかなと思ったとき、通信機からとんでもない絶叫が聞こえた。
『うひゃはははは!リーア=ミノフスキー!裁いてやる・・・くたばれぇぇぇ!
 ナッ・・・!ば、馬鹿が!トルヴァ!突っ込んでどうする!バズーカ弾が向かっているというのに!』
「なに?な、何々?」
思わず、周りを見回すが、特に変わった様子は無い。
どこか遠くにいる人の通信が聞こえたみたいだ。
リーアを裁く、バズーカとか、なんとか、とにかく戦っている。
…リーア?たしか、このコォネさんとエィケズさん達が探している人?
コォネさんに聞いてみようと、コォネさんの乗っているらしいとがった感じのガンダムの方を見る。
「えぇ?」
機体が光りだしている。攻撃…というわけではないみたいだけど、何をする気なの?
「放送」が流れ出す中、呆然とその光をみつめる。

【行動】特になし
【残り】4
【位置】O−10
【行動方針】交戦回避
116コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/27 19:24 ID:???
命を吸うマシン。

グリプス戦役終結後、一度は自我を崩壊させたエゥーゴのエースパイロットの言葉。
数年後に回復した彼が、己のかつての愛機をそう呼んだという。
その愛機こそ、この――

何処までも上っていくような感覚。
何処までも堕ちて行くような感覚。
矛盾する感覚の中を私の意識は漂う――そんな中、聞こえてくる懇願の声。

あの基地で別れた、男の声。

『ひ、光ってる場合じゃないだろうコォネ君!』

私の意識は、滑稽なほどに愛しいその声によって現実へと引き戻された。
バイオセンサーが原因と思しき発光現象は既に終息している。
だが相変わらず、頭の中ではあの囁きが響き続けていた。

「エィケズ。
 リーア=ミノフスキーを助けに行くぞ……付いて来れるな?」

そう言葉を残し、Zを変形させ――グリーン=キャットの導くまま、私は強風吹き荒れる空へと舞い上がった。

【行動:変形:-1】【残り行動値:3】
【武装:ビームライフル(Eパック残量62,5%)、2連装グレネードランチャー×2】【所持品:変化なし】
【行動方針:リーア=ミノフスキーの身柄確保、現状の打開、エィケズ=コートの護衛】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
117リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/27 19:26 ID:Ev9ECfdv
IDチェック
118エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/27 20:04 ID:???
突然発光が終わったかと思うと相棒達が起き上がる。
「ケラケラッ!」
「なにぃ!? キャットが?」
どうやら相棒達はキャットの魂に触れたらしい。
いや、それだけ言われてわかるエィケズだけではない。
ただ、心の中でキャットに対して礼は言った。

「エィケズ。
 リーア=ミノフスキーを助けに行くぞ……付いて来れるな?」
通信が入り、Zガンダムは変形をはじめる。
「もちろんだっ!」
そう言うとビームローターを起動させ、空中に浮く。
「ガンダムの人、カミーユ君。
 俺たちはリーアを助けに行く、また会おう。」
それだけ言うとウェイブライダーと同等の高度まで昇った。

【残り行動値 3】
【位置:O-10】
【行動:マルコ、カミーユに開きっぱなし通信(-0) ビームローター起動(-1)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:リーアを助ける】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
119リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/27 20:08 ID:???

……他の誰にも聞こえないが、リーアには『ハロC』の『声』がはっきりと聞こえている。
いや、それは『ハロ』の声ではない。音波の振動による『音』でさえない。
優しくのんびりとした、どこか懐かしい声。電子的な合成音ではない、声なき声。

[リーア、川に入るんだ。川の中のゾックなら、二対一でも簡単に倒されないよ〜]
[僕がエィケズやコォネさんを呼ぶから。応援がくるまで無茶はしないで]
[僕は、守るから。リーアがどんなことになっても、僕は君を守るから]

……その言葉の全てを、リーアが理解しているわけではない。
例によって、リーアの無意識の検閲が、『声』の一番伝えたいことの理解を妨げてしまう。
『声』は何度も自分のことを話したのだが、リーアは『ハロC』の声だと信じて疑わない。
もはや『声』は、リーアに真実を理解してもらう事を諦めている。
それでも、その『声』は、できる限りのことをリーアのために――

 *  *  *

『皆さん。おはようございます。定時放送の時間になりました。
 すがすがしい朝ですね。 今日も張り切って殺し合いをしましょ……』
地平線から昇る太陽と共に、ティーチャーの定時放送が入る。
朝日に照らされる中、ゾックは戦場と化した街の中を疾走する。

「川に入るんだね、ハロC☆ 川であの二人やっつけちゃうんだね?」
「タタカエ〜♪ タタカワナ、アカン〜♪」
「だからハロPには聞いてないよぉ」

前方に広がる水面。地図の上ではJ13とJ12の境界近くの川べり。
直進して川に下りようとするゾックを、何か飛翔する物体が追い越していく。
追いかけてきたトルヴァのドムが、ジャイアントバズを発射したのだ。
着弾予想点はリーアが今まさに向かう堤防の上。

「その程度……避けられるよぉ☆」
急カーブして方向転換する。川に沿って移動して、河川敷に降りる。
と、その時。
[……………!]
「なに!? こっちは……ダメなの!?」

リーアの脳裏に閃光のように走る、『ハロC』の警告。
それに従ってさらにゾックを旋回させるが……微妙に遅かった。
トルヴァの思惑通り、設置されていた地雷の上をゾックの足が通過。
重量級MSの体重を支える空気のクッションに反応して……爆発した。

爆風に煽られ、河川敷を滑るようにクルクルと回転するゾック。
4本ある足のうち、一本が完全に吹き飛び、バランスを失ってしまっていた。
すぐに姿勢制御プログラムが自動的に損害状況を把握。
回転を止めるように姿勢制御するが……戦場では致命的な、数秒の時間をロスしてしまう。

「目が回るぅ〜〜! で、でも、頑張って川に逃げなきゃ……。
 『ハロC』が、みんなを呼んだって言ってるんだもん……」

ようやくコントロールを取り戻したゾックは、再びヨロヨロと川を目指して動き始めた。

【行動:トルヴァのバズーカ攻撃を回避(−1p)、地雷を踏む(0p)、
    『撤退』(J12への移動を希望)(−1p)】
【位置:J13】【残り行動値:2p】
【機体状況:両腕クロー1本ずつ損傷、ビームショットガン破壊】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×2、MS用手榴弾×3】
【行動方針:『ハロ』を集める、J12の川に逃亡】
【同盟;???】
120リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/27 20:13 ID:???
>119 に追加
【機体状況:4本足のうち、一本損傷】
121アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/27 21:30 ID:ATwdPIh9
ゾックが簡単に兵隊さんの攻撃を後ろに後退して避けました。しかし、こちらの弾道からは外れていませんでした。
しかし、次の瞬間、ゾックは手に持ったライフルをリーアを狙って飛んでいくバズーカ弾に向けてほおり投げていました。
爆発音が鳴り響き、閃光が辺りを包み込みました。
アルム「クソッ!トルヴァはどうした!?うぶッ!吐き気が・・・」
ハロ「アア・・・ナカマガ・・・!」
光が収まったとき、光によって焦点が定まっていない目にぼんやりと飛び込んできたのは、
シールドを構えた兵隊さんのMSと、どんどん遠ざかっていくゾックでした。
アルム「んぷぅ・・・薬を・・・(懐から酔い止め薬を取り出して、急いで口にほおり込む)ふぅ・・・これでOK・・・
     トルヴァは・・・平気みたいだな・・・良かった・・・それにしても・・・なぁ・・・ふははは・・・
     ・・・僕から逃げようたってそうはいかないねぇ・・・うはははははは・・・
     この腕の痛みもプラスして【裁いて】やる・・・」
ハロ「・・・ナカマガ・・・」
私はそう呟きながら、焦点が元通りに合わさってぼやけなくなって、
動き出して、ゾックを追いかけている兵隊さんのMSと、さらに離れたゾックを確認しながら、
その場で軽くスラスターを吹かし、飛び上がって、足を収納して、高機動モードに移行し、
地面スレスレを、多少強い風が吹く中、私もゾックを追いかけていきました。。

目の前に見えるゾックと兵隊さんのMSを追いかけていたら、
兵隊さんからの通信が入りこみました。
トルヴァ「すまん、こっちは大丈夫だ。
      河川敷に地雷を仕掛けておいた。迫撃をかける!」
通信がかかって、ふと、前を見ると、堤防に向かって動いているゾックと、
そのゾックに目掛けて、バズーカを構えている兵隊さんのMSと
その近くにある河川敷が私の目に飛び込んできました。
そして、私が近付いている間に兵隊さんのMSがバズーカを打ち込みました。
しかし、ゾックは、急に曲がって、方向転換をする。
河川敷に向かって。そして、ゾックが河川敷に入り込んだとたん、ゾックの足元が爆発を起こしました。
爆風の勢いで、四本ある脚の一本が壊れ、爆風の勢いでくるくるとコマのようにゾックが回転していました。
ようやく兵隊さんのMSの隣についた私は、足をだして高機動モードを解除し、足を地面につけて、
手に持っているバズーカを構えました。
アルム「今度こそ・・・潰れろ・・・」
そう呟きながら、私は照準を、回転が止まり、また川を目指しているゾックにあわせ、バズーカを打ち込みました。


【体調:不良 たんなる風邪 症状 少々の発熱】【怪我: 右手打撲】
【機体状況:各部装甲微妙に破損。左腕消失 】
【変形×2 −1 都市内移動 −1 攻撃:中距離戦:クレイバズーカ:IDチェック −1 残り行動値:0】
【位置:J-13】
【武装:ビームサーベル×1 ビームシールド×1
     ビームピストル×1(内蔵されていたカートリッジと持ってきたカートリッジのみ)
    クレイバズーカ×1(残弾数不明 恐らく残り少ない。】
【行動方針: リーアを【裁く】。
【同盟:トルヴァと同盟】
定時放送が入った。
(禁止区域がかなり目につくようになってきたな……時間が…)
一瞬考えるが余計な事を考えてると危ないと思いすぐに思考を戻す。
「二人はどうするんだろう…?
もうアッザムの人と通信でもしてるのかな?攻撃してこないって事はそうなのかな?」
通信がきてないので状況の判断が出来ない。
しかたなくそのまま二人を見守っていると突然アプサラスVが攻撃を受けビルに突っ込んだ。
「なっ!!エリアードさんっ!!……大丈夫みたいだな……
なんで攻撃なんか……!こっちは3機いるのが見えてる筈なのに……何で殺し合いをしたがるんだよ!」
驚きながらもいつでも攻撃を回避できるように構える。
するとアプサラスVが上昇し、中央部が光りだした。
「攻撃する気?!……やられたらやり返す……当然の事だけどそんな考えはっ……!」
攻撃するのがどうしてもおかしい気がして手に力が入る。
(どうする?!俺はどうすればいいんだ?!止めるのか?俺は……俺はっ!!)
考えてる間にアプサラスVの攻撃がアッザムの足に当たる。
(俺は……ただ見てる事が正しいのか!?でも……!!)
再び光り出すアプサラスVを見てどうしても行動できずにいた。

【行動:悩む(-0)】【残り行動値:(4)】
【位置:P−13】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:仲間・脱出方法探し】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
123マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/27 23:01 ID:???
Zが光る。
いや、細かく言えば光っているわけではないのだが、
そうとしか言い表せない、とても禍々しく、そして神秘的な物がZから溢れ出てきている。

( ゚ д ゚)ポカーン・・・

通信機からは何か長々と言っていたようだが、
俺はそんなことよりも、眼の前に起こっている不思議な光景に意識を奪われていた。

『ガンダムの人、カミーユ君。
俺たちはリーアを助けに行く、また会おう。』

「・・・ん?あ!?」

ふと我に返ったときには既に二体のMSははるか上空にいた。

【残り行動値 】
【位置:O-10】
【行動:通信継続(-0)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】

124カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/07/28 00:48 ID:???
>>118
なんと戦闘機に変形して飛び立つコォネさんの新型ガンダム(照合結果によるとZガンダムと言うらしいです)。
エィケズさんも「また会おう。」とだけ言い残して、一気にジャンプする。
「ちょっ、え?おいてけぼり?待ってください!待って!」
慌てて、自分もBディスティニーを立ちあがらせようとしたけれど、
左腕の大破した状態では、急激な運動にはついていけず、バランスを崩す。
かろうじて踏みとどまった時には、コォネさんも、エィケズさんもはるか上空に上がっていました。
ミノフスキー粒子の干渉のせいか、はやくも通信機からは雑音が漏れるばかりの状況。
たぶん、私の声もエィケズさんたちには届いていないみたいです。
「あぁ…行っちゃった…。」
もう一機のガンダムタイプと一緒にポカーンと空を見上げています。
ほんと、抜けるように青い空です。

もう一機のガンダム…そう、もう一人だれかいたんだ!
名簿と照合してみる…ガンダム6号機マドロック、乗っている人はマルコ=シュナイダー=バボーゾさん。
強そうなMSだ。戦っても絶対に敵わないだろう。意を決して通信回線を開くことにした。
「こんにちは!私、カミーユ=ビダンといいます。
 あの、マルコ=バボーゾさんですよね?
 私は全然戦う気は無いですから、攻撃しないで下さい!」
念のため、いつでも逃げ出せるように、準備だけはしておく。

【行動】マルコさんに通信(−1)
【残り】3
【位置】O−10
【行動方針】交戦回避、マルコさんと会話
【機体状況】BディスティニーT:左腕大破、ひじから喪失。
【武装】Bサーベル×2、ミサイル×2、頭部バルカン、胸部バルカン
125コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/28 00:48 ID:???
ビームローターを起動させ、ふわりと浮かび上がるリグ=シャッコー。
その姿を横目に私は、スラスターのレバーに手を伸ばした。

ジレンマ。
ウェイブライダーの速度なら、或いはリーア=ミノフスキーの窮地に間に合うかもしれない。
仲間を助ける。それは『人間』として当然の行為。
それが可能ならば、躊躇う理由は何処にも無いはず。
エィケズの優しさなら。
彼の持つ人としての温もりなら、グリーン=キャットが伝えてきた彼女の心の病を癒せるかもしれない。
だが、私が先行してしまっては、エィケズは――方向感覚が致命的に欠如している彼は、辿り着けないかもしれない。
それだけならばまだ良い。

初めて出会った時、彼は基地の中で如何なる振る舞いを私に見せたか。その事を、私は思い出してしまった。
もしも彼が誤って禁止区域に入ってしまったら――
しかしここで速度を落とせば、全てが手遅れになってしまう可能性すらある。

二律背反する、理性と感情。
前者は人であることを選び、後者は女である事を選び――私は、どちらも選べずにいた。

「エィケズ……やはり、お前は残ってくれ。
 リーア=ミノフスキーは私一人で助けに行く――お前の機体の速度では足手まといになるだけだ」

結局私は、最も機械的で、最も合理的で、即ち最も兵士的な結論を支持する事にした。
現時点では、リーア=ミノフスキーの命を救う事が何より重要だから。
酷な物言いだとは自分でも思う。でも、こうでも言わないと――

――多分、彼の優しさは、ゆくゆくは彼自身を殺してしまうから……。

「分かって……エィケズ……」

自分でも信じられないくらいに弱々しい声。多分、彼の耳には届かなかっただろう。

【行動:10秒程度の逡巡:-0】【残り行動値:4】【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コートの護衛、リーア=ミノフスキーの身柄確保、現状の打開】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
126マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/28 01:53 ID:???
行った・・・。
行ってしまった。
今では二機の反応が微かにあるだけで、もう肉眼では確認できない。

・・・と、通信。
『こんにちは!私、カミーユ=ビダンといいます。
あの、マルコ=バボーゾさんですよね?
私は全然戦う気は無いですから、攻撃しないで下さい!』

急ぎたかった。
漏れてきた通信内容から、推測すると彼等はリーア・・・いや、トルヴァ=レナウンのいる所へ向かったと思われる。
・・・しかし、ここは彼女を仲間に引き入れる好機でもある。幸い、こちらと敵対する気はないらしい。

MSも機械とはいえ、人型である。人型である以上、
多少なりとも人間と同じような動き(逆に、意のままに操れることができたらそいつは誰にも敵わないだろうが)が現れる。
彼女のジムが今まさにそんな感じだ。

僅かながら後ろに重心が傾いた構え。
いつでも逃げることのできる動きだ。

「カミーユ・・・と言ったな、嬢ちゃん。
一つ、いい事を教えてやろう。」
左腕部のグレネードランチャーをジムに向けながら言い放つ。
「世の中そんなに甘くないってことだ!!」

―――「ボォーーーン!!」―――


・・・・・・とまあ、フェイントをかけ、
レーダーを見てやる。
・・・僅かにまだ反応があった。

「悪いな嬢ちゃん。俺は急いでてな。」
ジムに背を向け、僅かな反応を頼りに彼らを追いかけ始める。
「・・・連いてくるのは勝手だが。」

少しの期待の芽を残し、その場を後にした。

【残り行動値 3】
【位置:O-10】
【行動:カミーユと通信(-1)、カミーユをからかう(-0)、コォネ・エィケズ組を追う(-0)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】

注1)エリア内での移動と判断し、移動による行動力は消費しないと判断
注2)『―――「ボォーーーン!!」―――』 これ、口で言ってますw
127マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/28 01:57 ID:???
スレ汚しスマソ
修正です

最後に
『「それに、人に信用させたいのなら、まず相手を信用することだ。」』

を付け加えてください(要:脳内補完)
128エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/28 08:50 ID:???
「……ならば君は先に行けばいい。」
コォネの静止の言葉をやや乱暴に断る。

――俺のは俺のやり方がある。
そう思いながら機体を走らせる、が、次の瞬間相棒達が静止をかけた。
どうやらこのまま北に行き過ぎたらしい。

と、その時風が短いエィケズの髪の毛をなびかせた。
外ならばわかるが、コックピット内で風が吹くというのは少し奇妙だ。
しかし、エィケズは少しも気にしなかった。
「ケラケラッ!」
「何? だー、もう、さっきから訳がわからん。
 キャットの魂だの……キャット?」
相棒の言葉を聞きながら、かぶりをふっていると
不意に目の前を誰かが横切った気がした。
それは気がしただけであり、実際には何もない。

「これが、キャット?」
エィケズの問いに相棒達は首を振って答える。
「そうか、ならば……」
一気に速度を上げる、目の前、モニターには微かに光ってるものが見えた。
……気がした。
「キャットよ、俺を導いてくれ。」

【残り行動値 1】
【位置:O-10→L-10】
【行動:NT蛙(-0) 移動(-3)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:リーアを助ける】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
129だがね将軍♪:03/07/28 14:48 ID:???
           \  .人 ̄ <!  ̄ /ー'// ̄ヽ         _.、‐'"
             >ーヽ_>.、(ニ7 .イ ̄ヽ/´┴!-、 `!、.    ,.-''"
             (ヽヽソ~ヽ`ニ ‐'//='゙-‐'"~~~ヽヽ \ /
             (ヽ /"二ー/〉 ]ーj´、、,,___  `}/´ >./
            (ヽ./"/'''//::||:ヽ  ヾ''''''ー‐、_//~'l/      ,.-''"
       ,.---、__(ヽ ('´   |::::::/ヽ::::::::::|     `!|  /   u   ノ
       ///-‐'´  /\ ./!:ノ  ``''ヽ!     | ./       ./
  ,.、-" ̄ ̄`ー 、-‐‐-/'''''''ヾ/ |/    _,.、---‐‐‐-,、|/       ./
/         `'ー、`'フ''ー'|    ,.、‐'"-'''二=‐/ヽ::/       ./
.      u      `ヽ、ー、.! /ソ´二フ"、,,,,,,:ゝ、/        |
               \ーフ''"-、,,/~"´::/,、/        .|
      /´         \ノー''"~ー‐'' ̄ /         |
     /、            \   =   /          .|
   /  \            ヽ  、、、、 /     u     |
_,、-'´     \           `ヽ ;iiiiii;;./           .|
         |\            i i i |        u   ノ
         .|::::ノ\           i i!            .イ;;ヽ
       /ヾ/::::::ノ\.   u   /:/~~ヽ:ヽ        /;;;;;/
      〈;;;;;;;<:::/´::::_,,,,>-、,,,,_,,,.-/;;;;;;;;;トー-....、,,,,,,,,,、-‐'";;;;;/
         \;;;;ヽ;;;;/ヽ;;;;ヽ;;;;;/ヽ;/;;;;;;;;/   ;;;ヽ;;;ヽヽ;;;;;/
                     ヾ;;;;;;ノ  
                            ブリブリブリッ♪
                 (;;;;;ヾ)  /;;;;ヽ
                      ヾ;;;;ノ

   / ヽ r  ,,,....,,,         ヾllllllllllllllllllllllllllllll
   彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、        ヾllllllllllllllllllllllll
  lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、         ヾllllllllllllllllll
  _____,  ,...,,,,__        `ヽ  _,,,..、-‐'ヾlllllllll
 l  `ヽ l   ヽ      ,.r‐'''"゙     WV
 'i   「ヽ,    ヽ7''~ ̄  `ヽ し     ::::::
  ゙、  l,'゙ヽ    ゙、'"´          ::::::::::
   ゙、 {   \   .)     し      :::::::::::    ←ガノタ♪
   `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ
     ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ    ・
     ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ ::::::::::::    し   :::::::
    ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::.  υ 、 :\  ):::::::::::::::: ::::::::::::
    .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u ::::::::::::::::::::::::::::::
   ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν:::::::::::::::::::::::::    /
 ../  ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,:::::::::::::::::::::::  , . - '"
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´,     .,/    ヽ、;;;;;;;;;;;;,.、-‐''"  \
ノ(    /        `'''''''''´      \  

ガノタはいかがなものか・・・♪
ガノタは
  |       __     ヽ 二工二、  /  ヽ
  ̄| ̄     / /  \   ヽ 二土二「   |    |
  ̄| ̄    /  /    |      -┼┬     し 
   \_ノ   ヽ丿    ノ    ノ  └┼ 

  / ̄/   |   │      │ ゝ 
   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
   / \  し  ノ    _/ \_

うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪ らんらん♪
130リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/28 17:57 ID:vWcwGJC7
IDチェック
131コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/28 18:15 ID:???
>>128
『……ならば君は先に行けばいい』

「!」

怒りの滲むその言葉と共に、リグ=シャッコーが飛び去っていく。

「待てっエィケズ……お前では危険だっ!」

どうして分かってくれない!
お前まで危険に晒してしまったら、私は――

――え?

ふいに、あの声がまた響いた。
その声は確かに、『大丈夫だよ』と――そうか、お前が彼を守ってくれるのか。
ありがとう……。

非科学的な現象に見事なまでの適応を見せる自分自身に呆れ。
自分の身の安全も省みずに仲間を救おうとするエィケズの無謀さに呆れ。

そんなエィケズの姿に誇らしさを感じてしまう私自身に、やっぱり呆れて。

「馬鹿……ばかりだな」

溜息の記録を一回更新し、私はリーア=ミノフスキーの元へと急いだ。
リグ=シャッコーを追い越し、川を越えて橋の上空を飛び――あそこかっ!
小破し煙を上げるゾックの姿を捉え、私は一気にペダルを踏み込んだ。

【行動:O-10→L-10→L-13→J-13:-4】【残り行動値:0】【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コートの護衛、リーア=ミノフスキーの身柄確保】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
132リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/28 18:27 ID:???
高機動形態で追いかけてきたバタラが、収納していた足を出してドムの隣に着地する。
そして、ようやく姿勢のコントロールを取り戻したゾックに、クレイバズーカを向ける。
発射されるバズーカ弾。

「そんなの、『見えてる』よぉ!」
余裕の笑みさえ浮かべて、ゾックに回避させようとするリーア。
しかし、その表情がすぐに引きつったものになる。
「何!? 間に合わない!? 思い通りに……動かない!」

迫る砲弾。
リーアは反射的に片腕を伸ばさせる。
そして……爆発。
「いやぁ! なんでぇ!」
リーアの絶叫と共に、突き出した腕の先端にぶつかったバズーカ弾が炸裂。ゾックの片腕を吹き飛ばす。
さらに……その衝撃で、足を一本失ったゾックは、体勢を大きく崩す。
グラリと傾くと、そのまま、河原に横倒しに倒れてしまった。

精神的ショックによる幼児退行……
それは皮肉なことに、リーアに『ある種の才能』の覚醒をもたらしていた。
懐疑的な理性の束縛を失った、あるがままに物事を受け入れられる無邪気な精神。
その素直さが、彼女が生来持っていた『ある種の才能』の自然な発揮を促していた。
『声』との会話も、相手の攻撃が読めるのも、全てその『才能』の発現。
それはまた、河川敷に設置されていた『悪意』も、アルムの攻撃の軌道もリーアに報せていた。
しかし……。

一年戦争の英雄アムロ・レイの自伝の中に、今のリーアに似た症状が見受けられる。
『才能』に覚醒した彼には、かの伝説的なRX-78-2でさえ「思い通りに動かない」機体となった。
結局、彼は愛機にマグネットコーティングを施すことで、その問題を乗り越えたのだが……。

元々、ゾックは動きが鈍い。砲撃戦を主眼にした水陸両用機だし、一年戦争時代の機体だ。
さらに、ダメージの蓄積によって、全体的に能力が低下。
つまり……今のリーアに「追いつける」ような状況ではない。
そのため「気付いているのに」地雷を避けられない。「見えているのに」バズーカを回避できない。
全く持って、噛み合っていない。

リーア自身は、そこまで理解していない。理解できる状態でもない。
ただ、自分の思う通りに動かせないことがもどかしく、苛立たしい。
倒れた機体を立たせようとするが、片腕は失われ、クチバシが河原に刺さってしまっている。
立ち上がることさえできない。
絶体絶命の危機。

「……も〜、リーア、頭きた! やっつけちゃう!」
動けないまま、ゾックは残った片腕で腰にあるグレネードを手にとる。
そして、並んで立つトルヴァとアルムの二機に向けて、放り投げた。
大きな放物線を描き、放たれた手榴弾は正確に飛んでいく。

【行動:アルムのバズーカ攻撃を回避(失敗)(−1p)、転倒(0p)、
    二機に向けてMS用手榴弾で攻撃(−1p)】
【位置:J13】【残り行動値:2p】
【機体状況:足一本喪失、片腕喪失、残る腕のクロー1本喪失。転倒して嘴が地面に刺さる】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×1、MS用手榴弾×2】
【行動方針:『ハロ』を集める、戦って生き延びる】
【同盟;???】
133アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/28 19:48 ID:fMgqVHl6
IDチェック
134アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/28 21:16 ID:???
ゾックに向かってバズーカ砲弾が向かっていきました。
それに気付いたのか、ゾックはバズーカの砲弾から逃れようとしていました。
しかし、回避行動に移るのが若干遅い。多少予想着弾地点がずれただけでした。
仕留められると確信したとき、ゾックは自分の腕を砲弾に伸ばして・・・
爆音が鳴り響きました。
爆煙のたなびく中、見えたのは、片腕の取れたゾックが、河川敷に倒れふしている事でした。
アルム「ふぅ・・・いい反応してるじゃないかぁ・・・良くやるよ・・・うふふふふ・・・」
ハロ「・・・!リーアタオレタ!ミウゴキデキナイ!コジアケレバナカマタスカル!ヤメロ!」
アルム「でもねぇ・・・僕・・・私はこう思うんだけどねぇ・・・
     無駄な事はしないでとっとと【裁かれた】方がいいんじゃないかってね・・・」
独り言をつぶやきながら構えていたバズーカの照準をまだ倒れているゾックに向けて合わせました。
アルム「見たところ身動きも出来ないみたいだしぃ・・・うはははは・・・とっととおっ死ねぇぇ!」
叫びながらバズーカのトリガーを引きました。
しかし、砲弾は発射されませんでした。
アルム「なっ・・・!(かちっ!かちかちっ!かちかちかちっ!かちかちかちかちかちかちっ!)
     た、弾切れだと!歩、他の武器は・・・!皆あっちにおいてきたままじゃねぇかぁぁぁ!くそっ!」
私はバズーカの弾が切れたと分かると、急いで兵隊さんに向けて通信回線を開きました。
アルム「トルヴァ!弾切れだ!武器を取ってくる!もう少しあいつを無力化しておいてくれ!
     とどめは・・・私が刺す!」

続く
135アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/28 21:16 ID:???
そして、高機動モードに移行しようと、スラスターを軽く吹かした、次の瞬間。
ゾックが何かを投げつけてきました。それは・・・とても巨大な・・・手榴弾・・・
アルム「あんなものを隠していたのかぁ!くッこのままじゃ・・・リーアに出来て私が出来ないわけが・・・あるかっ・・・!
     だ、駄目だ近すぎ・・・んぎゅう」
私は、先ほどリーアがやったように、自分の武器を盾にして防ぐことを考え、
バズーカを私に向かって・・・正式には、私と兵隊さんを狙って飛んでくる手榴弾に投げつけました。
しかし、バズーカと手榴弾のぶつかる地点が問題でした。
確かに、二人の間に落とされて、直撃を食らうのは免れました。
しかし、この距離だと手榴弾自体の威力は完全に落とされてはいませんでした。
爆風が吹き荒れました。
地面にどっしりと構えていれば大丈夫だったかもしれませんが、スラスターを軽く吹かせて、
多少なりとも宙に浮いてしまっていたバタラは、真後ろに吹き飛んで後ろから思いっきり倒れこみました。
コックピットに衝撃が走りました。バタラが姿勢を崩すとシートに思い切り押さえつけられ、
バタラが倒れこむと、勢いで横顔を操縦機器にぶつけました。
アルム「むぎゅ・・・頭が・・・痛ぇ・・・(左のこめかみに触れる。 ぬるっとした感触と鋭い痛みが走る。)
    あがっ!・・・(ぬるっとした手を見る。手には赤い液体がついている。)切れてる・・・な・・・ふふふふ・・・
    待ってろよ・・・(起き上がる)とっとと取ってきて【裁いて】やる・・・」
私は、立ち上がり、またスラスターを吹かし、高機動モードに変形させると、
武器の置いて来た所・・・待機していた病院の近くまで低空飛行で飛ばしていきました。
見たことがあるような飛行機が、何処からともなく飛んできていたのを気付かずに。

【体調:不良 たんなる風邪 症状 少々の発熱】【怪我: 右手打撲 左のこめかみ出血】
【機体状況:各部装甲微妙に破損。左腕消失。背面装甲少し破損】
【IDチェック 回避行動 −1 姿勢制御 −1 変形 −1 都市内移動 −1 残り行動値:0】
【位置:J-13】
【武装:ビームサーベル×1 ビームシールド×1
     ビームピストル×1(内蔵されていたカートリッジと持ってきたカートリッジのみ) 】
【行動方針: リーアを【裁く】。 武器を取ってくる
【同盟:トルヴァと同盟】
136トルヴァ=レナウン ◆qp6.sNtkjs :03/07/28 21:27 ID:/EIv7B0V
IDチェック
137トルヴァ=レナウン ◆qp6.sNtkjs :03/07/28 22:04 ID:/EIv7B0V
アルム『トルヴァ!弾切れだ!武器を取ってくる!もう少しあいつを無力化しておいてくれ!
     とどめは・・・私が刺す!』
とその時グレネ−ドが飛来してきた、それに合わせてアルムは空となったバズーカを放り投げる。
シールドを構え、衝撃に備えた。やがて爆風が機体を襲う。
ガイン!!∴鼾ロ強い衝撃が走る。破片が盾のど真ん中に刺さり、
そのまま真っ二つに割れてしまった。

トルヴァ「くそっ!伊達に軍人やってると思うなよ!!」
30mmマシンガンをゾッグの周りに撃ちこみ、
舞い上がった土ぼこりを煙幕代わりにしてゾッグに接近した。

トルヴァ「頭部の武器さえ破壊すればっ!!」
更に煙幕の上からゾッグのフォノンメーザー砲に向けて30mmマシンガン全弾を撃ちこんだ。

【防御−1 盾、30mmマシンガン消失−0 接近して反撃−1 残り行動値2】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×2
       Hサーベル・ソード各×1】
【行動方針:リーアと戦闘中】
【同盟状況:アルムと同盟】
138エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/28 22:23 ID:???
目の前をウェイブライダーが通過していった。
「速いな、コォネ君……」
かすかに呟き口元を歪める。
あの速度ならすぐにリーアのいる場所へとついてしまうだろう。
「ケル、キャットはなんていってる?」
「ケルッ!」
「ふむ、こっちか。」
そういい、少し右へと進路を変える。

しかし、それと同時に相棒達にたたかれた。
「す、すまない、こっちだったな。」
そういい、今度は左へと進路を変える。
今度は叩かれなかった。
「ふぅ。」


多分、キャットの魂も呆れてた。

【残り行動値 0】
【位置:L-10→L-11】
【行動:NT蛙(-0) 移動(-1)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:リーアを助ける】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
139マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/28 23:31 ID:gA/EmNb2
レーダー反応はどんどん薄くなり、それを見失わないよう、必死に追いかけた。

「クッ!!水上か!?」
俺は一時あきらめかけた。

水中に入った瞬間、反応を見失うのがオチだからだ。
・・・かといって、スラスターで行くとなると、途中で燃料切れになるのは目に見えていた。

・・・が、そこで一つ、ある事を思い出した。
―――確か、あのグフは水上を移動できてたよな?

ジャブロー勤務の俺は、
よく哨戒中にホバーのついたグフが水上を移動していたのを見かけていた。

「・・・ええい、『馬も4つ足、鹿も4つ足』だ!!」
少し重量の差はあるものの、ホバーだと言う事だけで川に飛び込んだ。




・・・・・・意外といい感じだった。
むしろ、周りに障害物が無いので、やりやすくさえ感じる。

「ハハハ。待ってろよ、トルヴァ。」

そのあまりの快適さに、俺はマドロックを快調に飛ばした。

【残り行動値 0】
【位置:O-10→L-10】
【行動:移動(-3)、水上移動の確認(-1)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】
140コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/29 00:42 ID:???
>>137

倒れたゾックめがけ、MS-09がマシンガンを撃ち込む。
もうもうと立ち込める土煙が、ゾックの姿を完全に覆い隠してしまった。

「……」

だが、サーマルセンサーにとっては何の障害にもならない。
ゾックに更に接近し、頭部に銃口を向けたドムの姿を確認した私は、すぐさまトリガーを引いた。

狙いはドムでもなく、無論ゾックでもなく――彼らの真横の地面。
収束したメガ粒子が亜光速で着弾、爆発し、巻き起こる新たな煙と……そして爆風。
その熱量に、一瞬だけゾックとドムの熱源反応が飲み込まれてしまう。

爆風の勢いで回避できていれば良いが……

私はモニターに映る煙が徐々に晴れていくのを、祈るような気持ちで注視していた。

【行動:ビームライフル射撃:-1】【残り行動値:3】
【武装:装填済みEパック残量56,25%に減少】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コートの護衛、リーア=ミノフスキーの身柄確保】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
141カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/07/29 00:52 ID:???
マルコさんの反応を待つ。
返事が返ってきた。
『カミーユ・・・と言ったな、嬢ちゃん。 一つ、いい事を教えてやろう。』
マルコさんのごついガンダムの左腕がこっちを向く。
「へっ?」
…まさか…。
『世の中そんなに甘くないってことだ!!』
―――「ボォーーーン!!」―――
「くっ!」
とっさに残った左腕でガードする。
そして、予定通り一気に逃げ…

…?
なんともない。爆炎も閃光も。
『悪いな嬢ちゃん。俺は急いでてな。』
マルコさんの声が聞こえてくる。
『・・・連いてくるのは勝手だが。
 それに、人に信用させたいのなら、まず相手を信用することだ。』
ホバーで高速で川のほうへ走り去っていくマルコさんの後姿。
「はっ、だまされた! というか、おちょくられた!?」
ほっとすると同時に猛烈にむかついてきた。
「なーにが、嬢ちゃんだ!まず相手を信用することだ、ふっ。…なによっ!」
ガスッ
おもわずコンソールを力一杯殴りつける。
「た、いたたっ!」

【続く】
142カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/07/29 01:01 ID:???
あっという間に三人とも行ってしまった。
ひとつ意外だったのは、どうやらこのゲームに全員乗っているというわけではなさそうなことだった。
あのエィケズさんは、どう考えても軍人にも、人を殺せるようにも見えない。
コォネさんも、そんなエィケズさんと一緒にいるのだから大丈夫みたいだった。
マルコさんも…まぁ、悪い人では無いんだろう。
大体、本気で殺し合いをする気なら、あの大きな大砲で、すぐに私ぐらい片付けられたはずだし。

さて、私はどうしよう…もう蒼君はぼろぼろだ。武器も持っていない。
ほかにも戦いたくない人がいるなら、一緒に居た方が安全じゃないだろうか。
何かいい手がみつかるかも知れないし…。
ただ、ひとつ気になるのは、リーアさんの存在だった。
みんな川の対岸をめざして移動している。
さっきの謎の通信だけではわからなかったけど、たぶん向こう岸にリーアさんがいるのだろう。
このままみんなを追いかければ、きっとリーアさんに会うことになる。
…私を攻撃してきたリーアさんに…。
レーダースクリーン上を遠ざかる三機の機影を見ながら考える。

「よし、決めた!」
とりあえずマルコさんを追いかけてみることにした。
「一応、ついてくるのは勝手だって言ってたし。
 リーアさんだって話せば分かってくれるよ!きっと!
 ここに居てまた誰かにあったら、どうせやられちゃうし。」
久しぶりにキャンディーを取り出す。
「よーし、行っくぞ!頼むよ、蒼君!」
キャンディーを口に放り込む。よし、イチゴ味。

すぐに追いかけようとして…
「川じゃん。薄情者!置いてくな!」

しかたなく橋に向かうことにした。

【行動】移動(O10→O13)(−3)
【残り】1
【位置】O−13
【行動方針】マルコ、エィケズ、コォネ達に追いつく。交戦回避。
143カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/07/29 01:02 ID:???
【追加】

もうすぐ橋と言うときに、センサーに反応があった。
機影たくさん…マルコさん達…ではなさそうだ。逆方向だ。
少し爆煙らしい煙も上がっているみたいだ。
「うー、こんなときに。」
見つからないことを祈りつつ、橋へと向かう。
144エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/07/29 10:19 ID:???
――ッピ[チャージ完了]
「さぁて・・・。」
トリガーに手をかける。だがその瞬間、アッザムに砲撃される。
足を一本失っている上にパニックに陥ったのか、命中せずに遙か後方の道路に当たる。

「馬ー鹿が。
 ・・・少し気が変わった。撃ち方変えるか。」
コンソールを少しいじり、ビームの収束率を上げる。
これにより威力は若干下がるものの、発射持続時間が大幅に上がる。要するに短時間だがビームサーベルのごとき使い方が出来る。

「死ね。」
短くそう言うと、極細にしたビームを発射する。
まずアッザムの足下。そこからアッザムの上へ。これによりアッザムは真っ二つにされた。
そしてP−12→O−12→O−13の方向へビームを走らせた。


【一七番 デイビット=リマー死亡】

<<続く>>
145リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/29 10:38 ID:NKeRcyfp
IDチェック
146エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/07/29 10:42 ID:???
切断されるアッザム、ビル等。辺りは一瞬にして火に包まれた。
「クククッ・・・ハハハハハッ!!」
笑いがこみ上げてくる。
「すばらしい!実にすばらしい威力だ!ハハハハハッ!!」

「さて次ぃ!ZZとザクV!」
次の目標はそばにいるZZとザクV。
再度メガ粒子砲のチャージを始める。出力は30%。
モードは先ほどと同じ収束率を上げ、発射時間を伸ばしたモード。

――ッピ[チャージ完了]
「消えろっ!」
トリガーを押そうとする。しかし、押せない。
「なぜだっ・・・!?なぜ・・・指が動かんっ!!」
(――やらせはしない。)
「くっ・・・こんな事が出来るようになったか・・・。エリアード・・・。」

本来のエリアードが『念ずる』。
(ウィルトさん・・・グレン・・・今だっ!撃ってくれ!)

【行動:広域攻撃(−1)30%でチャージ(−1)本来のエリアード出現(−0)】
【残り行動値:2】
【位置:P−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲(30%でチャージ完了済み) 
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:一部装甲破損】
【行動方針:敵機殲滅 (もう1人のエリアードを止める)】
【同盟状況:なし (四番ウィルト=ラインステッド 10番グレン・フォートレス)】
147リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/29 11:27 ID:???
大地に倒れ、「くちばし」を地面に深々と刺してしまったゾック。
腕と足を一本づつ失った現状では、自力で立ち上がることさえできない。
アルムのバタラは一旦去ったが、危機はなおも続く。

盾を失ったトルヴァのドムが、マシンガンをゾックの周囲に撃ち込む。
そのまま、舞い上がる土煙を煙幕にして、ドムは急速接近。
近距離戦でゾックを無力化しようと、高速ホバー走行で迫りくる。

なおも続く圧倒的に不利な状況の中……リーアは、微笑みを浮かべていた。
すでにこの危機を抜けることを確信したかのように。
「うん……間に合ったね。ありがと、ハロC!」
煙幕に包まれる前、天を向いたモノアイは、接近するウェブライダーを捉えていた。

銃口を向けるドム。空中でビームライフルを発射するZ。
そして……
ビームライフルとマシンガン、2つの射撃が地面を穿ち、さらなる土煙が上がり――

148リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/29 11:39 ID:???
――土煙が晴れた時、そこに倒れていたはずのMSは、3本の足でしっかりと立ち上がっていた。
異形の水陸両用MSが、そのモノアイを回してギロリとドムを睨む。

あの刹那――リーアは、コォネの引き起こした爆風にタイミングを合わせ、行動を起こしていた。
ゾックの「くちばし」。それは、ジャンプ用のスラスターを収めた大推進器である。
その「くちばし」の中のスラスターを、爆風に合わせて全力噴射したのだ。
ビームによる爆発のエネルギーと、スラスターの全力噴射の力で、ゾックの体を無理やり立ち上がらせたのだ。
そして……この「立ち上がる」という動作によって、「倒れているゾック」を狙ったマシンガンは虚しく大地を抉る。
トルヴァの狙った頭部フォノンメーザー砲は、無傷のままだ。

『ありがと、コォネ! 助かったよぉ♪』
頭上のZに、リーアは感謝の通信を入れる。膝の上の『ハロC』は、画面の中には入らない。
コォネは……少女の異常に気付いただろうか?
どちらにせよ、リーアはコォネの返信を待たずに次の行動に移る。

「さぁ、今度はコッチの番だよぉ! もう、謝ったって許さないんだからぁ!」

再び大地に立ち上がったゾックは……その胸部から、4条の閃光を放つ。
精神の幼さゆえに容赦なく、覚醒したがゆえに正確無比なビームが、目の前のドムに襲い掛かる。

【行動:姿勢回復&攻撃回避(−1p)、コォネに通信(−1p)、
    トルヴァに攻撃(胸部メガ粒子砲一斉射撃)(−1p)】
【位置:J13】【残り行動値:1p】
【機体状況:足一本喪失、片腕喪失、残る腕のクロー1本喪失】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×1、MS用手榴弾×2】
【行動方針:『ハロ』を集める、戦闘継続】
【同盟:、01番コォネ=カウフマン、06番エィケズ=コート】
149トルヴァ=レナウン ◆qp6.sNtkjs :03/07/29 12:04 ID:whx5xrkX
IDチェック
150エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/29 12:19 ID:???
「な、なんだありゃー!」
「ケラー!」
橋の上空を飛行していたリグ・シャッコーの左を光が照らした。
あまりの眩しさに目を細めてしまう。

恐らく、戦闘が起こっているのだろうということは
エィケズでもわかった。
すぐにでも行きたい衝動に駆られた。
しかし、それが出来ないこともわかった。
今エィケズがやるべき事は。
――リーアを助ける事だ、そうだろう?

一瞬、リグ・シャッコーの速度が緩まった。
溜息をつく。

「ケラ、ケル、ケロ……キャット、許せ。」
そう言い、エィケズはリグ・シャッコーの速度を
再び速めた。
進んだ。
光の方向へと。

【残り行動値 1】
【位置:L-11→M-13】
【行動:移動(-3)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:光のした方向へと行く】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
フォノンメーザー砲を無力化しようと、マシンガンを叩き込んだ。
もうもうと土煙が揚がる中、レーダーに反応が出る。
機種は・・・ウェイブライダー、Zガンダムの変形状態だ。
ビームライフルを撃ってきた。威嚇射撃のようで、わざと外したらしい。

トルヴァ「ブースター・・・付き・・・?」
上空に気を取られていると、アラートが鳴った。
モニターを見ると、正面のゾッグから4つの光点が確認された。
右手に回避行動を取る。と同時にビームが正射された。
バチィィン!!
身が弾かれるような衝撃の後、ドムの機体が膝を突き、四つん這いになった。

トルヴァ「くぅっ!・・・、いつの間に起き上がって!?」
即座に被害状況がコンソールに表示される。
左肩アーマー消失、左足装甲破損と同時に推力22%ダウン

トルヴァ(武装解除は期待できないな、下手したら(しなくても)こっちが殺られる・・・。ならば!)
立ち上がると、回避行動を取りながらMMP-80マシンガンをゾッグの足元に撃ちこみ
再び土煙の煙幕を張った。さらにリーアへ通信回線を開く。
トルヴァ「甘いな、あの程度のヘボ射撃でこの俺を倒せると思ったか?(プ」
・・・完全な挑発である。
だがこれらは戦略である。今や満足に動けないゾッグの周りに煙幕を張り、その上で挑発。
ビーム砲の射撃+煙幕により過度に冷却装置が作動。それを何度か繰り返し、
ゾッグにオーバーヒートor冷房のバッテリー切れによるオーバーヒートを誘発させることが目的であった。

トルヴァ(思ったより動きが鈍くなってる。既に一回撃ってきた・・・、あと何回持つんだ?)
回避行動を取りながら煙幕を張りつづけるトルヴァだった。

【機体小破−0 回避行動-1 土煙煙幕を張る-1 通信−1 残り行動値1】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×2
       Hサーベル・ソード各×1】
【行動方針:リーアと戦闘中】
【同盟状況:アルムと同盟】
152マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/29 13:07 ID:???
レーダーの光点が2つに分かれた。
片やもの凄い速さであっという間に反応がロスト。
片や・・・こっちはまだ追いかけられそうだ。

―――進路が変わっているとは気付かずに・・・。




追いかけていくと、橋が見えた。
・・・が、橋には上がらず、水上のまま追いかけた。
橋よりは水上の方がホバーの特性は生かせる、と考えたからだ。

【残り行動値 1】
【位置:L-10→M-12】
【行動:移動(-3)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】

153だがね追放♪:03/07/29 14:21 ID:???
           \  .人 ̄ <!  ̄ /ー'// ̄ヽ         _.、‐'"
             >ーヽ_>.、(ニ7 .イ ̄ヽ/´┴!-、 `!、.    ,.-''"
             (ヽヽソ~ヽ`ニ ‐'//='゙-‐'"~~~ヽヽ \ /
             (ヽ /"二ー/〉 ]ーj´、、,,___  `}/´ >./
            (ヽ./"/'''//::||:ヽ  ヾ''''''ー‐、_//~'l/      ,.-''"
       ,.---、__(ヽ ('´   |::::::/ヽ::::::::::|     `!|  /   u   ノ
       ///-‐'´  /\ ./!:ノ  ``''ヽ!     | ./       ./
  ,.、-" ̄ ̄`ー 、-‐‐-/'''''''ヾ/ |/    _,.、---‐‐‐-,、|/       ./
/         `'ー、`'フ''ー'|    ,.、‐'"-'''二=‐/ヽ::/       ./
.      u      `ヽ、ー、.! /ソ´二フ"、,,,,,,:ゝ、/        |
               \ーフ''"-、,,/~"´::/,、/        .|
      /´         \ノー''"~ー‐'' ̄ /         |
     /、            \   =   /          .|
   /  \            ヽ  、、、、 /     u     |
_,、-'´     \           `ヽ ;iiiiii;;./           .|
         |\            i i i |        u   ノ
         .|::::ノ\           i i!            .イ;;ヽ
       /ヾ/::::::ノ\.   u   /:/~~ヽ:ヽ        /;;;;;/
      〈;;;;;;;<:::/´::::_,,,,>-、,,,,_,,,.-/;;;;;;;;;トー-....、,,,,,,,,,、-‐'";;;;;/
         \;;;;ヽ;;;;/ヽ;;;;ヽ;;;;;/ヽ;/;;;;;;;;/   ;;;ヽ;;;ヽヽ;;;;;/
                     ヾ;;;;;;ノ  
                            ブリブリブリッ♪
                 (;;;;;ヾ)  /;;;;ヽ
                      ヾ;;;;ノ

   / ヽ r  ,,,....,,,         ヾllllllllllllllllllllllllllllll
   彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、        ヾllllllllllllllllllllllll
  lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、         ヾllllllllllllllllll
  _____,  ,...,,,,__        `ヽ  _,,,..、-‐'ヾlllllllll
 l  `ヽ l   ヽ      ,.r‐'''"゙     WV
 'i   「ヽ,    ヽ7''~ ̄  `ヽ し     ::::::
  ゙、  l,'゙ヽ    ゙、'"´          ::::::::::
   ゙、 {   \   .)     し      :::::::::::    ←ガノタ♪
   `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ
     ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ    ・
     ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ ::::::::::::    し   :::::::
    ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::.  υ 、 :\  ):::::::::::::::: ::::::::::::
    .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u ::::::::::::::::::::::::::::::
   ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν:::::::::::::::::::::::::    /
 ../  ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,:::::::::::::::::::::::  , . - '"
/        / ヾ゙i;;;;;;;;;;::::::::::::::::::,.、,.、-' "
´,     .,/    ヽ、;;;;;;;;;;;;,.、-‐''"  \
ノ(    /        `'''''''''´      \  

ガノタはいかがなものか・・・♪
ガノタは
  |       __     ヽ 二工二、  /  ヽ
  ̄| ̄     / /  \   ヽ 二土二「   |    |
  ̄| ̄    /  /    |      -┼┬     し 
   \_ノ   ヽ丿    ノ    ノ  └┼ 

  / ̄/   |   │      │ ゝ 
   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
   / \  し  ノ    _/ \_

うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪ らんらん♪  あげてあげてあげまくるぞ〜♪     
154グレン=フォートレス ◆b0UXJ88Ngw :03/07/29 14:57 ID:qxd3W/7x
アプサラスVがビームを発射した。
アッザムの足下から真上へと……アッザムを真っ二つにして意味の無い思われる方向へ。
「くそっ……これでよかったのか…?!」
苦い顔でアプサラスVを見ていると中央部が再び光りだした。
「なっ!……こっちを狙っている?!違う人格になったのかっ…!?」
レーダーを見るとやはり自分等以外の機体はここにいない……O-13に1機いるぐらいだ。
すぐにウィルトさんに通信を入れる。
『ウィルトさんっ!絶対に俺が止めますからっ!!』
通信途中でアプサラスVの後ろに周り込む様に飛ぶ。
軽い衝撃がコクピットに伝わる。
『止めてみせますっ!!』
そして着地と同時にアプサラスVに突っ込む…いや、殴りにかかった。

【行動:通信(-1)小移動(-1)殴る(-1)】【残り行動値:(1)】
【位置:P−13】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:仲間・脱出方法探し】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
155コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/29 16:33 ID:???
一陣の風と共に煙が晴れ――そこにはゾックの無事な姿があった。
どうやら一か八かの作戦が功を奏したようだ。
だが、まだ安心はできない。
MS-09のパイロットは未だ臨戦態勢を解いていない。

『ありがと、コォネ! 助かったよぉ♪』

リーア=ミノフスキーからの通信。言いようの無い違和感が、私を襲う。
無邪気な――否、無邪気過ぎる声色。
彼女の瞳の奥に、昏い狂気の炎が揺らぐのを垣間見たのは、果たして私の錯覚であろうか。
「壊れて」しまった――或いは、私が「壊した」数多の男たちと同様の、輝きの無い瞳。
今の彼女の双眸は、それらにあまりにも似過ぎている。

「そうか……これが、彼が救いを求めた理由か……」

彼女の身に何が起きたのか、具体的なことは分からない。
だが、私は彼女を救わねばならない――今はそれだけを考えていれば良い。

「トルヴァ=レナウン……ここは一旦矛を収めてくれないか?」

小破しながらも動き回るMS-09の足元に向け、更に一発のビームを牽制として放つ。
私なら、お前をいつでも殺せる――言外にそう殺気を込め、私はドムに向けて撤退するよう告げた。

【行動:通信・ビームライフル射撃:-2】【残り行動値:1】
【武装:装填済みEパック残量50%に減少】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コートの護衛、リーア=ミノフスキーの身柄確保】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
「ターゲットロックオン・・・・破壊する。」
ナックルバスターから閃光が放たれる前に
ガルバルディβがこちらに気づく。
(気づかれたか。)

ガルバルディβは回避運動し、ナックルバスター
から放たれた閃光は、ガルバルディβの左腕を
かすめて行った。

ガルバルディβはビームサーベルを持って
振りかぶりながらこちらに向かって来た。
スラスターを噴射させ、後方上空へ避けると
ビームサーベルは空振りすると、すかさず
チェーンマインを投げつけてきた。

「良い戦法だが・・・・・つめが甘いな。」
弧を描いて飛んでくるチェーンマインを
背部ビーム砲で打ち抜くと爆発した。
爆煙の中からガルバルディβが突っ込んでくる。

「チェーンマインを囮にしたか。だが、やはりつめが甘い。」
そこには、すでにナックルバスターが構えられていた。

「終わりだ・・・・・・。」

ナックルバスターから閃光が放たれ
ガルバルディβを貫いた。
そのまま、ガルバルディβは爆炎を上げながら、
急降下していった。

【二三番 マリア=S=ヒューイット死亡 】
 
【行動】ナックルバスター二回発射(-2)後方上空へ回避(-1)
    背部ビーム砲発射(-1)
【残り行動値】0
【位置】M−20
【武装】ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、
    肩部5連装ミサイルポッド×2、ナックルバスター、
    足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2、
    ビームライフル(GP01様)
【所持品】ディパック、コッペパン×2、水2g入り×2、缶詰×7、毛布、
     ハンドガン、ペンダント
【行動方針】敵機の殲滅
【同盟】無し


     



157エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/07/30 02:00 ID:gryTzhW7
IDチェック
158エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/07/30 02:18 ID:???
「なぁぜだぁぁぁ!!」
トリガーに掛けた指が動かない。それどころかもう1人のエリアードは殺されることを望んでいる。
どうこうしている内にZZの姿が消えた。
「後ろに回り込まれた?突っ込んで・・・?いや、殴る気か!?甘いっ!」
ミノフスキークラフトの出力を上げ、回避する。それと同時に180°急速回頭。
小回りの効かない機体なので、出力を上げることにより力任せに回頭する。建物がさらになぎ払われた。
するとO−13にも一体のMSの姿を確認する。
「ついでだ!貴様も・・・消えろっ!」

細いビームが発射された。まずZZへ。そして青いMSの方へビームを走らせた。
「残念だったな!」
(――撃たれた!?ちくしょぉぉ!!)

【行動:回避(−1)ZZ・BD1へ攻撃(−1)】
【残り行動値:2】
【位置:P−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲 
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:一部装甲破損】
【行動方針:発見した全ての敵機殲滅 (もう1人のエリアードを止める)】
【同盟状況:なし (四番ウィルト=ラインステッド 10番グレン・フォートレス)】
159グレン=フォートレス ◆b0UXJ88Ngw :03/07/30 07:52 ID:qO4pWPx0
IDチェック
こっちの攻撃が回避された。
「なっ!?回避した…!!」
まさか回避されるとは思っていなかったので動揺して少し判断が鈍る。
そしてアプサラスVの中央部が光り、ビームが発射された。
「ッ!!うわぁぁああぁあああ!!!」
左手のビームローターシールドを回して防御しようとしたが遅かった。
ビームが右手の肘部に当たり、コクピットに衝撃が伝わる。
「くそっ!右手が動かない……っ!」
立ち直り何とか機体を横っ飛びの要領で移動させて、ふと気がつく。
「O−13の機体も攻撃された…?!」
(このままではエリアードさんがO−13の機体に攻撃されてしまう!)
移動しながら慌てて通信を入れる。
『O−13の機体!!ここから離れてくれっ!俺が止めるから…絶対に攻撃しないでくれ!!』
通信が終わると同時に左手のビームローターシールドを盾にして再びアプサラスVに突っ込んだ。

【行動:通信(-1)小移動(-1)突っ込む(-1)】【残り行動値:(1)】
【位置:P−13】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:仲間・脱出方法探し】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
161だがねは負け犬♪:03/07/30 14:41 ID:???
           \  .人 ̄ <!  ̄ /ー'// ̄ヽ         _.、‐'"
             >ーヽ_>.、(ニ7 .イ ̄ヽ/´┴!-、 `!、.    ,.-''"
             (ヽヽソ~ヽ`ニ ‐'//='゙-‐'"~~~ヽヽ \ /
             (ヽ /"二ー/〉 ]ーj´、、,,___  `}/´ >./
            (ヽ./"/'''//::||:ヽ  ヾ''''''ー‐、_//~'l/      ,.-''"
       ,.---、__(ヽ ('´   |::::::/ヽ::::::::::|     `!|  /   u   ノ
       ///-‐'´  /\ ./!:ノ  ``''ヽ!     | ./       ./
  ,.、-" ̄ ̄`ー 、-‐‐-/'''''''ヾ/ |/    _,.、---‐‐‐-,、|/       ./
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.      u      `ヽ、ー、.! /ソ´二フ"、,,,,,,:ゝ、/        |
               \ーフ''"-、,,/~"´::/,、/        .|
      /´         \ノー''"~ー‐'' ̄ /         |
     /、            \   =   /          .|
   /  \            ヽ  、、、、 /     u     |
_,、-'´     \           `ヽ ;iiiiii;;./           .|
         |\            i i i |        u   ノ
         .|::::ノ\           i i!            .イ;;ヽ
       /ヾ/::::::ノ\.   u   /:/~~ヽ:ヽ        /;;;;;/
      〈;;;;;;;<:::/´::::_,,,,>-、,,,,_,,,.-/;;;;;;;;;トー-....、,,,,,,,,,、-‐'";;;;;/
         \;;;;ヽ;;;;/ヽ;;;;ヽ;;;;;/ヽ;/;;;;;;;;/   ;;;ヽ;;;ヽヽ;;;;;/
                     ヾ;;;;;;ノ  
                            ブリブリブリッ♪
                 (;;;;;ヾ)  /;;;;ヽ
                      ヾ;;;;ノ

   / ヽ r  ,,,....,,,         ヾllllllllllllllllllllllllllllll
   彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、        ヾllllllllllllllllllllllll
  lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、         ヾllllllllllllllllll
  _____,  ,...,,,,__        `ヽ  _,,,..、-‐'ヾlllllllll
 l  `ヽ l   ヽ      ,.r‐'''"゙     WV
 'i   「ヽ,    ヽ7''~ ̄  `ヽ し     ::::::
  ゙、  l,'゙ヽ    ゙、'"´          ::::::::::
   ゙、 {   \   .)     し      :::::::::::    ←ガノタ♪
   `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ
     ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ    ・
     ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ ::::::::::::    し   :::::::
    ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::.  υ 、 :\  ):::::::::::::::: ::::::::::::
    .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u ::::::::::::::::::::::::::::::
   ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν:::::::::::::::::::::::::    /
 ../  ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,:::::::::::::::::::::::  , . - '"
/        / ヾ゙i;;;;;;;;;;::::::::::::::::::,.、,.、-' "
´,     .,/    ヽ、;;;;;;;;;;;;,.、-‐''"  \
ノ(    /        `'''''''''´      \  

ガノタはいかがなものか・・・♪
ガノタは
  |       __     ヽ 二工二、  /  ヽ
  ̄| ̄     / /  \   ヽ 二土二「   |    |
  ̄| ̄    /  /    |      -┼┬     し 
   \_ノ   ヽ丿    ノ    ノ  └┼ 

  / ̄/   |   │      │ ゝ 
   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
   / \  し  ノ    _/ \_

うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪ らんらん♪  あげてあげてあげまくるぞ〜♪ 
162エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/30 14:43 ID:???
「……なんだあれは。」
それが、エィケズの第一声だった。
光の見えた方向に進んでいると、ある、大きなMAが見えた。
それは確かにエィケズの見覚えのあるMAだったが、それが存在するはずは無いと思っていた。
――アプサラス。
エィケズが最初に出会った人。
コード=アクセルズが乗っていたそのMAがそこにあった。

しかも、付近には紫の玉葱頭の残骸。
倒壊したビルとその破片。
そして、そのアプサラスに攻撃をするZZと、それを見守るザクVがあった。
ZZ。

「グレン君、か……」
一進一退の攻防をしているZZとアプサラスをじっくりと見る。
あまりにも無謀。
大きさがまるで違う。
「だがしかし、見過ごすわけにはいかないな。」
サーベルを抜こうとした瞬間、相棒達が叫びだす。
「どうしたっ!?」
真下を見ると青いGM、ついさきほど見たばかりの機体。
更に分の悪い事に細い粒子がアプサラスに収束されていく。
『O−13の機体!!ここから離れてくれっ!俺が止めるから…絶対に攻撃しないでくれ!!』
グレンの放送を聞いてエィケズはかぶりを振った。
「逃げてたまるか、全員で生き残るんだ。」
リグ・シャッコーを下ろし、ブルーディスティニーの前に立つ。
「なら、こうするしかないよなっ!」
そういうと、ビームローターを最大出力で起動させ、前にかざす。
ビーム砲がシャッコーを襲ったが、なんとか耐える。
耐えさせる。

【残り行動値 0】
【位置:M-13→O-13】
【行動:移動(-3) アプサラスの攻撃を受ける(-1)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 右腕:ビームローター 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:光のした方向へと行く】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
163カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/07/30 16:01 ID:???
「見つかりませんように…って、だあー!」
細く鋭い光が近くの教会の尖塔を吹き飛ばす。
「う、撃ってきたー!」
まさかあんな距離からなんて…いんちき!
通信が入る。
『O−13の機体!!ここから離れてくれっ!俺が止めるから…絶対に攻撃しないでくれ!!』
「誰かわからないけど、言われないでもそうするよ!」
通信機に叫び返す。
逃げ出すまもなく、またビームの閃光がきらめく。
避けきれない。
「きゃーっ!」
目の前が光で包まれる。

痛くは無い…結構死ぬのって楽なんだな…なら無理しなきゃよかった…。
ん? 違った。私の前にはいつのまにか誰かが立ちふさがっていた。
光のシールドが見える。…かばってくれた。

その向こうエリアP−13の方には、巨大な空中の影が見える。
そして巨体に必死に飛びかかるMSが小さく見えた。

【行動】グレンさんに通信(−1)
【残り】3
【位置】O−10
【行動方針】交戦回避、マルコさんに追いつく
【機体状況】BディスティニーT:左腕大破、ひじから喪失。
【武装】Bサーベル×2、ミサイル×2、頭部バルカン、胸部バルカン
164マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/30 17:28 ID:Y5Zi+VGr
街に着いた俺が見たものは、
廃墟と業火。そして、宙に浮かんだ緑色の物体。
――その形状は、なんとなくザクを連想させる。

カメラを拡大して見てみると、
MSが4機いた。内一機はエィケズ。内一機は蒼いジム。嬢ちゃんか。
(どれがトルヴァなのか・・・。あるいは!?)
ふと、疑問が沸いた。
(あの物体にトルヴァが乗っているかもれない。)

・・・と、その物体から高エネルギー反応が!!
機体の向きからゴツイ奴を狙っているようだ。――そしてその先には・・・蒼いジム!!

「ちぃ!! 喰らえ、デカブツ!!!」

次の瞬間、先ほど抱いた疑問なぞ忘れ、
緑色の物体に向け、300mmキャノンを発射した。

【残り行動値 0】
【位置:M-12→O-13】
【行動:移動(-3)、300mmキャノンでアプサラスを攻撃(-1)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】
165マルコ ◆ayCiq7plsA :03/07/30 17:33 ID:???
これを>>164の最後に追加です。

『・・・が、一歩間に合わず、緑の物体からは線上のビームが放たれる。
その光景はまさに、神話『バベルの塔』に登場する神の雷のようだった。』
166アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/30 20:39 ID:???
ファミリーレストラン前近くにについた頃・・・
アルム「もうそろそろだ・・・うはははは・・・とっとと取って、【裁き】に戻らないとな・・・」
ハロ「アルム!イソゲ!アノママナラナカマモタスケラレルカモ!」
私は独り言を呟きながら、ファミリーレストラン前を過ぎていきました。
病院の横の待機していた場所に辿り着きました。
私は、バタラをそのまま滞空させたまま、停止させました。
アルム「んー・・・さっきは夢中で気がつかなかったけれども・・・
     他の武器も全部無事みたいだな・・・ふふふ・・・
     腕もがれたしなぁ・・・拳銃かビームサーベル一つだけならOKだなぁ・・・
     う〜・・・・・・・・そうだな。これで行こうか・・・うはははは・・・待ってろよ・・・!」
私は、暫く待機していた場所にあった、幸いな事に損傷は何も無かったビームサーベルとMS用拳銃を交互に眺め、
少し考えた後、MS用拳銃を取り、河川岸までの道まで戻りました。
そして、河川敷目指して、そのまま飛び立っていきました。
私にとって予想外な悪い出来事が起こっているとは知らずに。

【体調:不良 たんなる風邪 症状 少々の発熱】【怪我: 右手打撲 左のこめかみ出血】
【機体状況:各部装甲微妙に破損。左腕消失。背面装甲少し破損】
【都市内探索 −1 都市内移動 −1 残り行動値:2】
【位置:J-13】
【武装:ビームサーベル×1 ビームシールド×1
     ビームピストル×1(内蔵されていたカートリッジと持ってきたカートリッジのみ) 】
【行動方針: リーアを【裁く】。 】
【同盟:トルヴァと同盟】
167リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/30 22:49 ID:???
ゾックの攻撃に被弾し、一度は転倒したドムだったが、すぐに起き上がった。
そして、マシンガンで再び大地を削り、土煙の煙幕を張り始める。

『甘いな、あの程度のヘボ射撃でこの俺を倒せると思ったか?』
人を馬鹿にするかのようなトルヴァの通信。当てそうで当てない、微妙な射撃。
それに対し、幼いリーアは激怒する、と思いきや……

「リーア、ヨケロ! ハンゲキ〜♪」
「キケン! ゾック、ウゴカセ!」
「二人とも、大丈夫だよぉ♪ だって、全部「ウソ」だもん♪」
回避して反撃するよう意見するハロたちだが、リーアは動じない。
むしろ、ゾックをほとんど動かさずに、相手の様子を冷静に見ている。

「トルヴァさん、当てる気ないしぃ、結構、ビクビクしてるよぉ。
 でも困ったな〜。あんなに『避ける気マンマン』じゃ、撃っても当たらないよぉ」
そう――リーアは、その鋭敏な『感覚』で、トルヴァの『意図』を見抜いていた。
いや、意図を理解できるほどの思考力はない。オーバーヒート狙いまでは気づいていない。
だが、当面のマシンガンの射撃が『当てる気が全然ない』もので、
かつ『攻撃されたら絶対に避ける』つもりで回避運動していることは理解している。
そして……こんな状態で攻撃しても、たぶん当たらないだろう、という事も。

「リーア、トルヴァさんには用ないんだよねぇ。
 アルムさんだったら、あの人のハロが欲しいんだけどね☆」
結局……マシンガンの流れ弾や跳弾で致命傷を受けないよう、回避運動だけをすることになる。

意図してのことではないが、トルヴァの狙いとは逆に、リーアがマシンガンの弾切れを待つ形になった。
……そんな膠着状態を、空からのコォネのビームが切り裂く。
『トルヴァ=レナウン……ここは一旦矛を収めてくれないか?』
ドムの足元に向けた牽制射撃。どうやらコォネには積極的な攻撃の意思はないらしい。
さらに睨み合いになる3者。

そんな中、リーアは……
「あ、アルムさん、戻ってきたぁ☆ ハロ頂戴、ハロ〜!」
一人、街から戻ってくるバタラを見て、無邪気な歓声を上げていた。

【行動:トルヴァの攻撃を回避(−1p)、膠着状態(0p)】
【位置:J13】【残り行動値:3p】
【機体状況:足一本喪失、片腕喪失、残る腕のクロー1本喪失】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×1、MS用手榴弾×2】
【行動方針:『ハロ』を集める、戦闘継続】
【同盟:、01番コォネ=カウフマン、06番エィケズ=コート】
168エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/07/31 01:27 ID:EMoEYLwb
IDチェック
169エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/07/31 01:46 ID:???
「やったか!?」
前方の2体にビームは命中したように見える。
が、閃光が収まるとそこに見えたのはこちらに突っ込んでくるZZ、黄色い機体に守られた青いジム、そしていつの間に現れたのか砲撃を今まさにしようとする機体だった。

(よかった・・・誰も死んでないな。)
「ちっ!どいつもこいつも俺の邪魔を・・・。だがそうそう簡単に・・・ん!?」
腕が動かない。先ほどは指だけだったのに。
「死ぬ気か!?貴様ぁぁ!!」
(――他の人を殺すよりは良い・・・。)

衝撃が機体を襲う。砲撃が直撃したようだ。
さらに二度目の衝撃。ZZによるものだろうか?
この2度の衝撃によりアプサラスはバランスを失うと後方の高速道路へ墜落していった。

【行動:Q−13へ移動(墜落)(−1)】
【残り行動値:3】
【位置:Q−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲 
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:一部装甲破損 他不明】
【行動方針:発見した全ての敵機殲滅 (もう1人のエリアードを止める)】
【同盟状況:なし (四番ウィルト=ラインステッド 10番グレン・フォートレス)】
170だがね死んだ♪:03/07/31 13:46 ID:???
           \  .人 ̄ <!  ̄ /ー'// ̄ヽ         _.、‐'"
             >ーヽ_>.、(ニ7 .イ ̄ヽ/´┴!-、 `!、.    ,.-''"
             (ヽヽソ~ヽ`ニ ‐'//='゙-‐'"~~~ヽヽ \ /
             (ヽ /"二ー/〉 ]ーj´、、,,___  `}/´ >./
            (ヽ./"/'''//::||:ヽ  ヾ''''''ー‐、_//~'l/      ,.-''"
       ,.---、__(ヽ ('´   |::::::/ヽ::::::::::|     `!|  /   u   ノ
       ///-‐'´  /\ ./!:ノ  ``''ヽ!     | ./       ./
  ,.、-" ̄ ̄`ー 、-‐‐-/'''''''ヾ/ |/    _,.、---‐‐‐-,、|/       ./
/         `'ー、`'フ''ー'|    ,.、‐'"-'''二=‐/ヽ::/       ./
.      u      `ヽ、ー、.! /ソ´二フ"、,,,,,,:ゝ、/        |
               \ーフ''"-、,,/~"´::/,、/        .|
      /´         \ノー''"~ー‐'' ̄ /         |
     /、            \   =   /          .|
   /  \            ヽ  、、、、 /     u     |
_,、-'´     \           `ヽ ;iiiiii;;./           .|
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ガノタはいかがなものか・・・♪
ガノタは
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うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
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ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪ らんらん♪  あげてあげてあげまくるぞ〜♪
マシンガンを連射、ゾッグは微妙な回避行動を繰り返す。
土煙があがり、作戦は順調に進んだかに思えた。
が、反撃してこない。冷却が働かないかぎりオーバーヒートは見込めない。
どうやって撃たせるかを考えている所に上空からの射撃。
またしても威嚇のようだ。その後、通信が入る。

『トルヴァ=レナウン……ここは一旦矛を収めてくれないか?』

喋りから殺気が読み取れた。
コォネからだった。つまりは撤退しろという事だ。
あくまで予想だが、これは事実上、最後通告であるに違いない。
これを拒否すれば、向こうは攻撃を仕掛けてくるだろう。
大人しく撤退するか、それとも戦闘か・・・。
トルヴァは今気付いた。いままでブースター付きと判断していた機体、
コォネ=カフスマンの乗機、それがZガンダムである事を。
それにいくらゾッグが傷ついているとはいえ、2対1のハンディキャップはに不利だろう。
死ねる要素が満載である(泣
自分の命の事を考えれば前者がもっともな判断だ。
だが、こちらには仲間が・・・、アルムがいた。
思い起こす独立戦争時代。どんなに不利であろうと、
家族や仲間の事を思い戦いに身を投じ、散っていった仲間達がいた。
仲間を放り投げて撤退することは裏切りであり、自分のプライドが許さない。
コォネに通信を送る。

トルヴァ「俺にも仲間ってのがいるんでな、そう易々と引く事は出来ん。
      ・・・今古い人間とかバカな奴とか思っただろ!?」

自然と優しい口調になるのも、冗談を言えるのも、死を覚悟しての事だった。
マシンガンで再度、ゾッグの周りを狙った。

【回避行動-1 土煙煙幕を張る-1 通信−1 残り行動値1】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×2
       Hサーベル・ソード各×1】
【行動方針:リーアと戦闘中】
【同盟状況:アルムと同盟】
172エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/07/31 15:18 ID:4X/VDv10
ビーム砲がやみ、リグ・シャッコーの両腕を下ろした。
ビームローターはもはや使い物にならなくなっていた。
ふと、相棒達が叫ぶ。
モニターを見ると、アプサラスが墜落していっていた。

「あれは、とても危険だ。
 あのままにしておいては、まず、死者がたくさん出る、たくさん。」
静かに言ったあと、ビームローターをはずし、放り投げた。
「殺したくは無い、無いが・・・
 やらねばならない。」

リグ・シャッコーはサーベルを掴み、一気に飛翔した。
エリアを丸々ひとつ飛び越え、アプサラスを目指して突撃する。
大きさがまるで違った。
しかし、それでもエィケズはスピードを緩めなかった。

【残り行動値 0】
【位置:O-13→Q-13】
【行動:移動(-2) アプサラスに攻撃(-1)】
【機体】リグ・シャッコー
【武装】両腰:ビームサーベル 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:リーア、コォネと共に脱出】
【対処行動方針:光のした方向へと行く】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
173コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/07/31 16:05 ID:TMhQD4Xq
『俺にも仲間ってのがいるんでな、そう易々と引く事は出来ん。
 ・・・今古い人間とかバカな奴とか思っただろ!?』

返ってきたのは拒絶の言葉。最後通告は、呆気なく跳ね除けられてしまった。
ならば私も、相応の礼を以って応えよう。

「……お前を、障害と認識する」

殺したくは無い。
だが、私が彼を殺さねば、彼がリーア=ミノフスキーを殺すだろう。
エィケズと共に脱出する為には、彼女の存在は重要なものになる。故に、今ここで殺させるわけには行かない。

――何だ。
仲間の為という大義を隠れ蓑にしているが、要は私自身のエゴの為じゃないか。
グリーン=キャットもさぞ呆れているだろう。

誰かが、頭の中で苦笑していた。

ああ、昔の同僚が言っていたな。女という生き物は、須らく質の悪いエゴイストだと――全く以ってその通りだ。
人形だった頃とは違い、今の私はエィケズの手で本当の女にされた身。
だからこうして。

「Feuern」

MS-09の足を狙って、躊躇いも無く引き金を引ける。

【行動:ビームライフル射撃×2:-2】【残り行動値:2】
【武装:装填済みEパック残量50%→37,5%に減少】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コートの護衛、リーア=ミノフスキーの身柄確保】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
174アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/31 18:11 ID:???
アルム「なっ・・・!何故・・・ゾックが起き上がっているだと!」
河川敷についた私は、その目の前に広がる光景を見て、思わず声を漏らしてしまいました。
武器を取りに行く前まで転倒していたゾックが起き上がり、
兵隊さんのMSが動き回りながらマシンガンをゾックに向けて、撃っていました。
しかし、今ひとつ照準があっていないというか、当てる気が無いような・・・
それを、やすやすと回避するゾックの姿。
そして、その上空には昔見たことのある戦闘機が・・・
アルム「ちぃ!あの時のか・・・鬱陶しい・・・こんなときにこなくてもいいのにぃ!」
そのままバタラを地面スレスレで待機させて、私が思わずコックピット内で叫んでいると、通信が入りました。
リーア「あ、アルムさん、戻ってきたぁ☆ ハロ頂戴、ハロ〜!」
アルム「(・・・こんな時に・・・まだそんな事を・・・!)
     言えるのかぁぁぁぁ!?わかってるのかぁぁぁ?!」
ハロ「アルム!オチツケ!オチツイテカンガエロ!」
アルム「はぁ・・・はぁ・・・
    (こちらとしては確実に【裁き】たい&できれば相手側のハロを奪い取りたいわけだ。
     転倒していた状態なら両方を達成できたはずなのに・・・)」
私は、多少頭を落ち着かせるため、ディスプレイから見える周りの景色を眺めました。
別にさっきと殆ど変わらない光景。その中で動き回るゾックと戦闘機に少しだけ注意しながら、
また頭の中に思考をめぐらせました。
アルム「(・・・どうやって転倒から復帰したのかわからないが、もう一度転倒させれば二度目はないはず!
      ゾックはどうやら自分の足で歩いているわけじゃないみたいだな。
      むしろあの大きさだと恐らく【歩けない】が正しいんだろう。という事は・・・
      恐らく脚の中に仕込んだ推進機関でもあるんだろう。
      という事は・・・多分脚の後2本でも破壊すれば自重で移動不可能になるはず!
      停止さえさせられれば後は何とかなるはず!・・・しかし、何故か知らないけれども・・・
      さっきより危険な気がする・・・ここは確実に・・・)はぁぁぁぁ・・・・。」
考えが纏まり、私は息を大きく吸い込みました。そして、開いたままの通信回線に・・・リーアに向かって話し掛けました。

続く
175イーグル=シャドー:03/07/31 18:11 ID:Y5XaPfao
アルム「・・・と、言ってはみましたが少しだけ考えてみましょう。まずはこちらの質問に答えてください。
    それから考えましょう。(話し掛けて隙を作る!)」
そう言いながら、私はバタラが手に持っているMS用拳銃を構えました。
アルム「(確かトルヴァはビームピストルとか言っていたな。てことはあまりズレを考慮せずに・・・)
    まず、一つ。【ハロC】は何処で手に入れ・・・!(ぶつっ)」
ゾックの残り三つの脚のうちの一つに標準をあわせながら、話し掛けていると、とある出来事に思わず通信を切ってしまいました。
それは・・・注意していた、上空で待機していた戦闘機が、兵隊さんに向けて一条の光を放った事でした。
私はそれに気づいて、急いで戦闘機に向けて拳銃を構えなおし、照準もろくに合わせずにそのままトリガーを引き抜きました。
一条の光が拳銃から放たれました。ディスプレイに現れた、残りEN90%という文字が現れたことを多少気にしながら、
着弾したかしていないかを確認せずに、戦闘機・・・この前別の都市にいた時に襲撃してきた戦闘機に向かって通信回線を開きました。
アルム「うはははは・・・久しぶりですねぇ戦闘機さん・・・ちょっと今取り込み中でね・・・
   できればこちら側は今攻撃してもらいたくはないんですがねぇぇ・・・
    こちらはあのリーア=ミノフスキーを【裁か】なければいけないんでね・・・」
そう言って、私は通信回線を切り、今度は兵隊さんに向かって通信回線を開きました。
アルム「トルヴァ!大丈夫か!ゾックを潰すのに支障はないか!」

【体調:不良 たんなる風邪 症状 少々の発熱】【怪我: 右手打撲 左のこめかみ出血】
【機体状況:各部装甲微妙に破損。左腕消失。背面装甲少し破損】
【通信×3 −3 攻撃:中距離戦:ビームピストル IDチェック −1 残り行動値:0】
【位置:J-13】
【武装:ビームサーベル×1 ビームシールド×1
     ビームピストル×1(内蔵されていたカートリッジ【残弾9発】と持ってきたカートリッジ【残弾10発】のみ) 】
【行動方針: リーアを【裁く】。トルヴァの被害状況確認】
【同盟:トルヴァと同盟】
176アルム ◆zFt4KYQnAU :03/07/31 18:12 ID:???
すみません。名前間違えました〜
177リーア ◆UktGzzmQ/o :03/07/31 19:44 ID:ES29tcKI
コォネとトルヴァの交渉は決裂したらしい。
トルヴァは「煙幕作戦」を続け、コォネは今度は「当てるつもり」で狙いをつける。
そんな中……リーアの注意はもはやこの二人にはなく、街から出てきたバタラに向けられていた。

『言えるのかぁぁぁぁ!?わかってるのかぁぁぁ?!』
錯乱した声が、通信越しに聞こえる。

『・・・と、言ってはみましたが少しだけ考えてみましょう。
 まずはこちらの質問に答えてください。それから考えましょう。
 まず、一つ。【ハロC】は何処で手に入れ・・・!(ぶつっ)』
アルムの通信を遮るコォネの射撃。同時にリーアへの通信が途中で切れる。
狙い済まされた一撃はドムを襲い……しかし当たったかどうかは、土煙に隠されて良く見えない。

「また嘘ついてるぅ。アルム、リーアにハロくれる気、全然ないくせにぃ」
バタラは上空のZを狙ってビームピストルを撃ち始めたが、リーアは気にしない。
トルヴァの攻撃をのらりくらりとかわしながら、バタラをロックオンしようとする。

「ん〜〜……トルヴァさん、邪魔〜☆ ロックオンできないよぉ」
トルヴァの巻き上げる土煙は、光学センサーを阻害し、音響センサーも阻害していた。
全く見えないほどではないが、コンピュータの自動ロックオンの妨げとしては十分だった。
しかし。
「……もういいや。勝手に撃っちゃうんだ♪ きっと当たるよね、ハロC?」
少女は抱えている『ハロC』の頭を一撫ですると、操縦桿を握る。
二本の足が無事に揃ってる側をアルムに向けると……ゾックは、大きく「おじぎ」をした。
そして即座に放たれる、ゾック最強の内蔵兵器。頭部フォノンメーザー砲。
リーアは自動照準が合うのを待たず、勘を頼りにマニュアルで発射したのだ。
照準用のガイドビームと共に不可視の破壊エネルギーが放たれ、土煙の壁を吹き飛ばす。
そのまま、強烈な破壊力を備えた音波の奔流は、アルムのバタラに襲い掛かかる。

【行動:トルヴァの攻撃を回避(−1p)、アルムにフォノンメーザー砲発射(−1p)】
【位置:J13】【残り行動値:2p】
【機体状況:足一本喪失、片腕喪失、残る腕のクロー1本喪失】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×1、MS用手榴弾×2】
【行動方針:『ハロ』を集める、戦闘継続】
【同盟:01番コォネ=カウフマン、06番エィケズ=コート】
178カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/08/01 01:04 ID:???
突然の命中弾を受けて、アプサラスの巨体がグラリと傾く。
そのまま、後方へすべるように高度を下げていく。
私をかばっていてくれた黄色いMSが、動き出す。
見覚えのある目つきの悪い黄色いMS…
「エィケズさん!?」
黄色いMSは大きく跳躍した。
落ちてゆくアプサラスに向かって、サーベルを構えて。

いつのまにか近くにはまた新しいMSが現れていた。
タイプ識別…ガンダム6号機。マルコさんだった。
巨大な大砲が前方の空を狙っていた。
さっきの砲撃はマルコさんだったらしい。

エィケズさんは突撃していく。マルコさんは大砲で攻撃している。
自分はどうすればいいのだろう。
ふと思い返す。さっきの必死な通信はどういう意味なんだろう。
『俺が止めるから…絶対に攻撃しないでくれ!!』

【行動】思案(−0)
【位置】O−13
【行動方針】交戦回避?
179エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/01 01:47 ID:5LZrP+zm
IDチェック
180エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/01 02:04 ID:???
だんだん高度が下がっていくアプサラス。地面ぎりぎりの所でなんとか体勢を立て直した。
「・・・・痛ぅ・・・。」
(――まだ入れ替われないか・・・。ショック療法じゃダメか?)
「貴様ぁ・・・。・・・敵?まだ来るか・・・。」

前方を見ると黄色い機体が突っ込んでくる。機体識別、リグ・シャッコー。
(――あのときの機体?)
「まだまだぁ!」
ミノフスキークラフトの出力を上げ、急上昇。リグシャッコーが真下に来たところでさらに出力を上げる。
これによりリグシャッコーはまともに衝撃波を受けることとなるはずだ。

「さぁて・・・一撃で決める!メガ粒子砲出力最大!チャージ完了とともに発射!」
コンソールを素早く操作する。
(――まずい!?)
「残念だったな!これで俺の指の動きを止めようとも発射は止められん!」

照準をこのエリアにいる機体たちの丁度中間地点当たりに合わせる。
(――打つ手なしか・・・?いや・・・。)

【行動:回避(−1)リグ・シャッコーに衝撃波で攻撃(−1)
    メガ粒子砲100%でチャージ開始(−1)】
【残り行動値:1】
【位置:Q−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲(100%でチャージ中) 
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:一部装甲破損 他不明】
【行動方針:発見した全ての敵機殲滅 (もう1人のエリアードを止める)】
【同盟状況:なし (四番ウィルト=ラインステッド 10番グレン・フォートレス)】
181エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/08/01 04:03 ID:4jv1B/8L
IDチェック
182エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/08/01 04:13 ID:4jv1B/8L
リグ・シャッコーの突進は軽々と避けられた。
上昇するアプサラスと、その真下に位置するリグ・シャッコー。
リグ・シャッコーはモロに衝撃波を受けた。
「のわわわ〜!」
激しい勢いで地面に激突する寸前、
なんとか体勢を立て直し左手で支えながら着地する。

メキッと音がした。
よく見るとどうやら無理な姿勢で着地した為、
本来の方向とは逆にしか向かないようになっている。
勿論、間接は動かない。
「あちゃ〜。」
もう駄目と判断したエィケズは、ためらわずにサーベルを使って左手を切り払った。
動かないのなら、無いほうがマシだと判断したのだ。
それに、まだ秘策があった。

「でも、まだ勝負は決まってない。
 こっちには超強力なビームライフルが……」
右手で肩のあたりを探る。
無い。
「無い、無い、なんで!?」

申し訳なさそうに風が一度吹いた。

仕方ないといった風に再びサーベルを構える。
どうやらアプサラスはエネルギーのチャージに入っているらしい。
「あんなのマトモに食らったら、洒落にならん。」
「ケラッ!」
そういうと、またも無謀な事にアプサラスへと突撃をした。

【残り行動値 0】
【位置:Q-13】
【行動:回避運動(-1) アプサラスに攻撃(-1)】
【機体】リグ・シャッコー 左腕喪失
【武装】両腰:ビームサーベル 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:みんなで脱出】
【対処行動方針:アプサラスを倒す】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
183グレン=フォートレス ◆b0UXJ88Ngw :03/08/01 08:39 ID:dK4Kznhs
「誰かわからないけど、言われないでもそうするよ!」
誰かわからないがその通信が入った後にアプサラスVがビームを撃った。
かまわずにアプサラスVに体当たりをする。
機体にかなり強い衝撃がきた。
「ぐぁああ!!」
舌を噛まなくてどこも傷めなかったのが奇跡だ。
怯んでるところにサーベルを掴んで突進するリグ・シャッコーの姿を見た。
「エィケズさんっ?!」
突然の事で混乱する頭。
幸いにもリグ・シャッコーの突進にアプサラスVは回避したらしい。
(攻撃しようとしてるっ?!殺す気!?!)
一瞬の判断で範囲通信を入れてハイパービームサーベルをZZガンダムに持たせる。
『エィケズさんっ!?攻撃しないでくださいっ!!エリアードさんはいい人なんですっ!!』
しかし既にリグ・シャッコーは突撃していた、それを見ながら通信を続ける。
『エィケズさんっ!くそぉぉおおおおおお!どうして……くそっ!センサーを潰せばあぁぁ!!』
アプサラスVのザク頭に向けてハイパービームサーベルを振るった。

【行動:通信(-1)攻撃(-1)】【残り行動値:(2)】
【位置:P−13】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:仲間・脱出方法探し】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
184マルコ ◆ayCiq7plsA :03/08/01 12:56 ID:???
マドロックが放った弾は見事に命中し、
緑色の巨体はゆっくりと高度をさげる。

「・・・当たった・・・のか?」



―――ハッ!!

ぼ〜っとしていた。
(俺らしくもない。いくら慣れないMSとはいえ・・・)

いや、やめよう。
今しなければならない事は『追撃』。
余計な『思考』は次の『判断』を遅らせることになる。
『判断』が遅れると『行動』が・・・

再び浮上した緑の巨体。
キャノンを構え、再度発射しようとしたその時、通信が入る。
『エィケズさんっ!?攻撃しないでくださいっ!!エリアードさんはいい人なんですっ!!
エィケズさんっ!くそぉぉおおおおおお!どうして……くそっ!センサーを潰せばあぁぁ!!』

年若い男の声。まだ声変わりしたかどうか・・・ってところか?
通信元はあのゴツイMS。

(ちぃ、バカが。)

続く
185少女の恥じらい♪:03/08/01 13:53 ID:???
           \  .人 ̄ <!  ̄ /ー'// ̄ヽ         _.、‐'"
             >ーヽ_>.、(ニ7 .イ ̄ヽ/´┴!-、 `!、.    ,.-''"
             (ヽヽソ~ヽ`ニ ‐'//='゙-‐'"~~~ヽヽ \ /
             (ヽ /"二ー/〉 ]ーj´、、,,___  `}/´ >./
            (ヽ./"/'''//::||:ヽ  ヾ''''''ー‐、_//~'l/      ,.-''"
       ,.---、__(ヽ ('´   |::::::/ヽ::::::::::|     `!|  /   u   ノ
       ///-‐'´  /\ ./!:ノ  ``''ヽ!     | ./       ./
  ,.、-" ̄ ̄`ー 、-‐‐-/'''''''ヾ/ |/    _,.、---‐‐‐-,、|/       ./
/         `'ー、`'フ''ー'|    ,.、‐'"-'''二=‐/ヽ::/       ./
.      u      `ヽ、ー、.! /ソ´二フ"、,,,,,,:ゝ、/        |
               \ーフ''"-、,,/~"´::/,、/        .|
      /´         \ノー''"~ー‐'' ̄ /         |
     /、            \   =   /          .|
   /  \            ヽ  、、、、 /     u     |
_,、-'´     \           `ヽ ;iiiiii;;./           .|
         |\            i i i |        u   ノ
         .|::::ノ\           i i!            .イ;;ヽ
       /ヾ/::::::ノ\.   u   /:/~~ヽ:ヽ        /;;;;;/
      〈;;;;;;;<:::/´::::_,,,,>-、,,,,_,,,.-/;;;;;;;;;トー-....、,,,,,,,,,、-‐'";;;;;/
         \;;;;ヽ;;;;/ヽ;;;;ヽ;;;;;/ヽ;/;;;;;;;;/   ;;;ヽ;;;ヽヽ;;;;;/
                     ヾ;;;;;;ノ  
                            ブリブリブリッ♪
                 (;;;;;ヾ)  /;;;;ヽ
                      ヾ;;;;ノ

   / ヽ r  ,,,....,,,         ヾllllllllllllllllllllllllllllll
   彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、        ヾllllllllllllllllllllllll
  lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、         ヾllllllllllllllllll
  _____,  ,...,,,,__        `ヽ  _,,,..、-‐'ヾlllllllll
 l  `ヽ l   ヽ      ,.r‐'''"゙     WV
 'i   「ヽ,    ヽ7''~ ̄  `ヽ し     ::::::
  ゙、  l,'゙ヽ    ゙、'"´          ::::::::::
   ゙、 {   \   .)     し      :::::::::::    ←ガノタ♪
   `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ
     ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ    ・
     ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ ::::::::::::    し   :::::::
    ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::.  υ 、 :\  ):::::::::::::::: ::::::::::::
    .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u ::::::::::::::::::::::::::::::
   ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν:::::::::::::::::::::::::    /
 ../  ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,:::::::::::::::::::::::  , . - '"
/        / ヾ゙i;;;;;;;;;;::::::::::::::::::,.、,.、-' "
´,     .,/    ヽ、;;;;;;;;;;;;,.、-‐''"  \
ノ(    /        `'''''''''´      \  

ガノタはいかがなものか・・・♪
ガノタは
  |       __     ヽ 二工二、  /  ヽ
  ̄| ̄     / /  \   ヽ 二土二「   |    |
  ̄| ̄    /  /    |      -┼┬     し 
   \_ノ   ヽ丿    ノ    ノ  └┼ 

  / ̄/   |   │      │ ゝ 
   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
   / \  し  ノ    _/ \_

うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪ らんらん♪  あげてあげてあげまくるぞ〜♪
186トルヴァ=レナウン ◆qp6.sNtkjs :03/08/01 18:55 ID:5zQrqC2T
IDチェック
187トルヴァ=レナウン ◆qp6.sNtkjs :03/08/02 19:52 ID:q90jBZ03
ガチッ
MMP-80マシンガンが鈍い音を立てた。(90mmマシンガソ-1)
次弾が装転されず撃鉄が引かれたまま、つまり弾切れである。
空の銃を投げ捨て、次のマシンガンを構えて、撃った。
ゾッグがフォノンメーザー砲を発射、目標はアルムだった。
トルヴァ「まだ駄目か?あと何発でオーバー・・・うおっと!!」
忽然と鳴り響くアラート、上空のコォネである。
地面に突き刺さるビーム、今度は本気で当てにきたようだ。
攻撃してくる事は読めていたので、なんとか交わせた。
どうやらさっきの返答の結果がこの攻撃らしい。
トルヴァ(両方を相手にするのは危険か・・・。
      作戦を中断するのは口惜しいが、やるしかないか・・・。)
アルムに通信を送った。
トルヴァ「アルム!コォネは俺が相手する!!お前はゾッグを叩け!」

続いてコォネに通信を送った。
トルヴァ「おい!この勝負、格闘戦で勝負だ!!変形してサーベルを抜け!」
マシンガンとジャイアントバズを足元に置き、ヒートサーベルとヒートソードを両手に持った。
勝ち目はほぼ0に近いだろう。だが、もはや死ぬ事に不安はない。
最後に思い切り戦い、そして果てたいと、そう思うトルヴァであった。

【回避-1 土煙煙幕を張る-1 通信−2 残り行動値0】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×1 Hサーベル・ソード各×1】
【行動方針:リーアと戦闘中】
【同盟状況:アルムと同盟】
188コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/02 20:25 ID:drRK2Qdl
>>187
敵機、尚も健在。
先刻の攻撃は回避された模様。標的の戦闘能力評価を上方修正。

『おい!この勝負、格闘戦で勝負だ!!変形してサーベルを抜け!』

敵機より通信を確認。
挑発により近接戦闘に持ち込む意図の模様。
現時点に於ける彼我の戦力比、及び本機の最優先事項より、戦術プランの再検討を開始。
最優先事項――標的の完全なる殲滅……違うっ!

「くっ……」

最優先事項を再確認。戦術プランを修正――完了。
プランCを選択。
これより実行に移す。

武装選択:ビームライフル。
標的:MS-09.。

「Feuern」

私は、戦士ではなく兵士として戦場に立つ。標的の陶酔に付き合う理由は無い。

【行動:ビームライフル射撃×2:-2】【残り行動値:2】
【武装:装填済みEパック残量37,5%→25%に減少】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コートの護衛、リーア=ミノフスキーの身柄確保】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
189アルム ◆zFt4KYQnAU :03/08/02 20:55 ID:wxcar6ci
IDチェック
190アルム ◆zFt4KYQnAU :03/08/02 22:21 ID:???
兵隊さんのMSの居た所にどんどん近付いていきました。
回りは戦闘機の仕掛けてきた攻撃で土煙がもうもうと上がっていました。
兵隊さんのMSが土煙の中にぼんやりと映っていました。
私は、兵隊さんのMSの被害状況を確認しようと、バタラを変形させて、バタラの足が地面に着地しようとした次の瞬間。
謎の衝撃が走り、バタラの大腿部から下の脚部が跡形も無く蒸発しました。
アルム「!・・・落ちる・・・!」
ハロ「チャクチフカノウ!キケン!キケン!」
私は急いでスラスターを全開で起動させて、そのまま落下を避けようとしました。
落下が少しずつ緩やかになりながらも、着実に地面がどんどん近付いていきました。
こつんと小さな接触音と、僅かな振動がコックピットの中に響きました。
そして、今度は上にどんどん浮かび上がっていきました。
そして、元の高度までに戻ると、私はスラスターを弱め、その場に少し待機しようとしました。
しかし、今までの変形していたバタラならばそのまま停止していただろう程度に弱めたのに、
それにもかかわらず、変形もしていないのに少しずつバタラは上に上昇していきました。
アルム「何ぃ!何かが違う・・・どんどん上がっていく・・・くっ!こうすれば?!・・・まだ止まらない!」
ハロ「バタラキャクブハンブンショウシツ!ジュウリョウヘンカ!」
私は、バタラの脚部の半分が謎の衝撃により消失し、その分自重が軽くなり、
いきなり今までと操作性が変わったバタラの操作にてこずりながら、
ようやくその場で滞空させる事にようやく成功しました。
アルム「足がなくなって変形してもしなくても同じ・・・むしろなくなって軽くなった分多少上ってか・・・」
私は、そんな事を呟きながら、ふと思い出して
停止した場所で・・・それなりに高い高度から下を見渡しました。
見えたのは土煙が薄くなった場所に、何か物を地面に置き始めている兵隊さんのMSと、
兵隊さんへ・・・いや、さっきまで私がいた所に、頭を向けているゾック。
アルム「・・・頭に何か仕込んでいたって事かい・・・」
そう呟いていると、通信が入り込みました。
トルヴァ「アルム!コォネは俺が相手する!!お前はゾッグを叩け!」
私はとある事を考えて、兵隊さんに通信を返しました。
アルム「・・・わかった・・・なんとしてでも・・・やってみるさ・・・それじゃあな・・・」
私はそう言って通信を切りました。

続く
191アルム ◆zFt4KYQnAU :03/08/02 22:21 ID:???
アルム「・・・これ以外に考えられないからな・・・」
<<【裁ける】方法>>
それを考えて、ただ一つ、【裁ける】かもしれない方法を考え、私は、そう呟きました。
アルム「ふぅ・・・行くか・・・」
大きく息を吐いて、呟きながら操縦桿を握りました。
そして、その操縦桿を動かし始めました。
ゆっくりと、どんどん高度を下げながらゾックを中心として回り始めました。
多少いびつな円を描くかのように回りながら、徐々に、徐々にゾックから少しずつ離れていきました。
アルム「結構慣れてきたかもな・・・でも・・・まだ・・・まだ・・・やるべき時じゃない・・・」
そう言いながら、バタラはさっきよりも多少は奇麗になった円を描きながらどんどんとゾックから離れていきました。

【体調:不良 たんなる風邪 症状 少々の発熱】【怪我: 右手打撲 左のこめかみ出血】
【機体状況:各部装甲微妙に破損。左腕消失。背面装甲少し破損 脚部大腿部より下消失、
       それによる自重の変動により操作性変化】
【変形 −1 姿勢制御 −1 通信 −1 攻撃の機会をうかがう −1 残り行動値:0】
【位置:J-13】
【武装:ビームサーベル×1 ビームシールド×1
     ビームピストル×1(内蔵されていたカートリッジ【残弾9発】と持ってきたカートリッジ【残弾10発】のみ) 】
【行動方針: リーアを【裁く】。】
【同盟:トルヴァと同盟】

192開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/08/03 00:06 ID:tlW88Td+
「皆さんこんばんわ。
 元気ですか?
 もうそろそろ夜になります。
 今日は新月の日です。
 お月様は見ることはできません。
 そのため夜は暗くなりますので注意しましょう。
 それでは脱落者の発表をします。
 出席番号一七番 デイビット=リマーさん。
 出席番号二三番 マリア=S=ヒューイットさん。
 以上二名です。
 折り返し地点を過ぎました。
 残り11名です。
 がんばっていきましょう。
 あと、生き残れるのは一名です。
 くどいと思いますが、
 一名です。例外は認めませんのであしからず。
 分かっているでしょうが一応釘をさしておきます。
 それでは禁止区域の発表です。
 『H−10』 『I−13』 『J−15』 『M−07』 『O−05』 
 『Q−21』 『R−18』 『U−17』 『W−19』 『Y−11』
 以上です。
 間違っても禁止区域に入らないようにしましょう。
 それではまた明日。」
193開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/08/03 00:06 ID:???

  一番 コォネ=カウフマン           (16) 女性 Zガンダム
  二番 アルム=ヴォーキサー       (26) 男性 バタラ
  死亡 金田一=京介            (16) 男性 ガブスレイ
  四番 ウィルト=ラインステッド       (25) 男性 ザクV後期型
  死亡 グリーン=キャット            (21) 男性 ドライセン
  六番 エィケズ=コート           (22) 男性 リグ・シャッコー
  死亡 エルア=ポゥ=ドートミア      (20) 女性 ドワッジカスタム
  死亡 コード=アクセルズ            (20) 男性 元 アプサラスV
  死亡 神楽=千鶴                (20) 男性 ガンダムピクシー
一〇番 グレン=フォートレス         (15) 男性 ZZガンダム
  死亡 クライン=J=シルバート      (42) 男性 EWACネロ
一二番 リーア=ミノフスキー           (17) 女性 ゾック
一三番 トルヴァ=レナウン           (26) 男性 ドム
  死亡 ラビシュ=スケアクロウ       (23) 男性 ビギナ・ギナ
  死亡 エーリッヒ=フォン=レーダー   (28) 男性 マゼラ・アタック
一六番 エリアード=ジーン         (18) 男性 アプサラスV(旧 ガンダム)
  死亡 デイビット=リマー          (29) 男性 アッザム
  死亡 ジェクト=プリズム             (25) 男性 ジムスナイパー
一九番 カミーユ=ビダン           (17) 女性 ブルーディスティニー一号機
  死亡 ゼアン=アイクス          (16) 男性 アクアジム
  死亡 ロロイ=グラスコ           (32) 男性 ジェガン
二二番 ジン=D=ブラッド            (18) 男性 ガザD
  死亡 マリア=S=ヒューイット        (20) 女性 ガルバルディβ
二四番 マルコ=シュナイダー=バボーゾ (28) 男性 ガンダム6号機マドロック
194名無しさん@お腹いっぱい:03/08/03 00:06 ID:n6qzB/cO
*******************************************************
源氏物語(愛の秘め事挿入編)再び登場らしいです
作者は一話から構想新たに執筆中らすぃ〜ですが、
今回は117話マークUの君パート4を更新だそうです。
君たちは親にセクースの仕方を教わった事があるかな?
書き直しの005話も近日中に更新予定だそうです。
http://www.geocities.jp/bhhcw261/index.html
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195開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/08/03 00:07 ID:???

  A B C,D E ,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R,S T U V,W,X,,Y Z
01□□□□□◎□□◎彡彡彡□◎■◎■■■■□□□□□□
02□□◎□■□□□◎□彡彡◎□◎■■■◎■■■■□□□
03□■■■■■□◎□◎□彡彡彡□◎■■■■■■◎■□◎
04■■■◎■■★◎━━━===┓◎■■■■◎■■■■□
05◎■■◎■■■◎□□□彡彡彡×□◎◎■◎■□□◎□□    □、平地
06□■◎■■■◎■□□□◎彡◎┃◎■■◎■□□□□□□    ■、森
07□◎■■◎■■◎◎□□彡×彡┃□□□◎■■◎■■◎■    彡、川
08□■■■■■◎□□◎彡彡彡彡┃□□□■◎□□□◎□□    ∴、砂地
09□□◎■■◎■□◎彡彡彡◎彡◎□◎□◎□◎□◎□□□    ▼、市街地
10◎□□◎◎□□×□彡◎彡彡彡▼□□□□□□┏━━◎━    =、橋
11□□□◎□□□◎□彡彡彡◎彡▼▼□◎□◎┏┛□∴×◎    △、山
12━━◎┳━━━◎┓彡◎彡彡彡▼▼◎□□┏◎□∴◎∴∴    ●、洞窟(小型MSなら入れる)
13□◎□┃◎∴◎∴×01===▼190406━━┫◎∴∴∴∴∴    ★、基地
14∴◎∴┃∴∴∴◎□▼彡彡彡彡◎□□□◎◎□◎∴∴◎∴    ━、高速道路
15◎∴∴★◎∴◎□□×彡◎彡□□∴∴◎∴┃∴∴◎◎∴∴
16∴∴★★★∴◎∴◎□□彡彡◎□□∴◎∴┣━◎★◎∴∴
17□∴◎◎┓◎∴◎□◎□彡彡彡◎□◎∴┏◎×△◎★∴◎
18□∴∴∴┗┓◎□◎□◎彡彡□∴∴∴×◎∴△△△∴◎∴
19□◎∴∴□◎┓□□彡彡◎◎┏━━◎┛∴△△△×△∴∴
20□□□◎∴□┗━▼=◎=22┛△△◎△△△△◎△△△∴
21□□□□◎∴∴◎∴◎彡彡△◎◎△×●△◎△△△◎△△
22△□◎□∴∴∴∴□□◎彡◎△△◎△◎△△◎△△△△◎
23◎△□□□◎□□□□□◎彡彡△△◎△◎△△◎△△△△
24△△△◎□□□□□□◎彡彡彡◎△△△△△△△△△△△

◎は進入禁止区域   ×は次期禁止区域
      
番号01、02、12、13は同地点
番号04、10は同地点
番号06、16は同地点
番号19、24は同地点


196マルコ ◆ayCiq7plsA :03/08/03 12:12 ID:???
「オイ!そこのゴツイの、何してやがる!!
どけ!!!追撃できないだろうが!」
(何をイラついているんだ、俺は!?)

【残り行動値 3】
【位置:O-13】
【行動:グレンへ通信(-1)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】


197だがね天皇♪:03/08/03 12:13 ID:???
           \  .人 ̄ <!  ̄ /ー'// ̄ヽ         _.、‐'"
             >ーヽ_>.、(ニ7 .イ ̄ヽ/´┴!-、 `!、.    ,.-''"
             (ヽヽソ~ヽ`ニ ‐'//='゙-‐'"~~~ヽヽ \ /
             (ヽ /"二ー/〉 ]ーj´、、,,___  `}/´ >./
            (ヽ./"/'''//::||:ヽ  ヾ''''''ー‐、_//~'l/      ,.-''"
       ,.---、__(ヽ ('´   |::::::/ヽ::::::::::|     `!|  /   u   ノ
       ///-‐'´  /\ ./!:ノ  ``''ヽ!     | ./       ./
  ,.、-" ̄ ̄`ー 、-‐‐-/'''''''ヾ/ |/    _,.、---‐‐‐-,、|/       ./
/         `'ー、`'フ''ー'|    ,.、‐'"-'''二=‐/ヽ::/       ./
.      u      `ヽ、ー、.! /ソ´二フ"、,,,,,,:ゝ、/        |
               \ーフ''"-、,,/~"´::/,、/        .|
      /´         \ノー''"~ー‐'' ̄ /         |
     /、            \   =   /          .|
   /  \            ヽ  、、、、 /     u     |
_,、-'´     \           `ヽ ;iiiiii;;./           .|
         |\            i i i |        u   ノ
         .|::::ノ\           i i!            .イ;;ヽ
       /ヾ/::::::ノ\.   u   /:/~~ヽ:ヽ        /;;;;;/
      〈;;;;;;;<:::/´::::_,,,,>-、,,,,_,,,.-/;;;;;;;;;トー-....、,,,,,,,,,、-‐'";;;;;/
         \;;;;ヽ;;;;/ヽ;;;;ヽ;;;;;/ヽ;/;;;;;;;;/   ;;;ヽ;;;ヽヽ;;;;;/
                     ヾ;;;;;;ノ  
                            ブリブリブリッ♪
                 (;;;;;ヾ)  /;;;;ヽ
                      ヾ;;;;ノ

   / ヽ r  ,,,....,,,         ヾllllllllllllllllllllllllllllll
   彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、        ヾllllllllllllllllllllllll
  lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、         ヾllllllllllllllllll
  _____,  ,...,,,,__        `ヽ  _,,,..、-‐'ヾlllllllll
 l  `ヽ l   ヽ      ,.r‐'''"゙     WV
 'i   「ヽ,    ヽ7''~ ̄  `ヽ し     ::::::
  ゙、  l,'゙ヽ    ゙、'"´          ::::::::::
   ゙、 {   \   .)     し      :::::::::::    ←ガノタ♪
   `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ
     ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ    ・
     ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ ::::::::::::    し   :::::::
    ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::.  υ 、 :\  ):::::::::::::::: ::::::::::::
    .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u ::::::::::::::::::::::::::::::
   ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν:::::::::::::::::::::::::    /
 ../  ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,:::::::::::::::::::::::  , . - '"
/        / ヾ゙i;;;;;;;;;;::::::::::::::::::,.、,.、-' "
´,     .,/    ヽ、;;;;;;;;;;;;,.、-‐''"  \
ノ(    /        `'''''''''´      \  

ガノタはいかがなものか・・・♪
ガノタは
  |       __     ヽ 二工二、  /  ヽ
  ̄| ̄     / /  \   ヽ 二土二「   |    |
  ̄| ̄    /  /    |      -┼┬     し 
   \_ノ   ヽ丿    ノ    ノ  └┼ 

  / ̄/   |   │      │ ゝ 
   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
   / \  し  ノ    _/ \_

うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪ らんらん♪  ざまぁみろ♪\(^o^)/ざまぁみろ♪\(^o^)/ざまぁみろ♪\(^o^)/♪
198カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/08/03 12:22 ID:???
意を決して、フットペダルを踏み込む。
走りながらマルコさんに通信回線を開く。
「マルコさん!撃たないで!撃っちゃ駄目ーっ!」
あの必死な通信は、何かわけありに思えた。
どういう事情か知らないけれど、本当に必死な声は、ある種の呪縛。
だいたい、このままマルコさんが砲撃をしたら、エィケズさんも巻き込まれる。
マドロックの兵装の射程も知らずに、そう思い込んだ。
Bディスティニーの手を広げ、
夕闇の中、動き出そうとしたマドロックをさえぎるように駆け寄らせる。
「マルコさん!待って!」
自分を殺そうとしたアプサラスを庇う…馬鹿なことしてるのかな(苦笑)

【行動】ガンダムマドロックに通信(−1)、マドロックに接近(−1)
【残り】2
【位置】O−13
199トルヴァ=レナウン ◆qp6.sNtkjs :03/08/03 15:18 ID:Qo0v/SJy
コォネは変形する事無く、更に攻撃を仕掛けてきた。
ビームはドムの頭上をかすめて行き、大地を削った。

トルヴァ「くっ、聞く耳もたんか・・・。ならば!!」

ドムのスラスター弁を開放、出力最大にした。
足を破損した状況ではかなり機体に負担をかけるが、
上空の敵を攻撃するには手持ちの火器では力不足だった。
熱核ジェットエンジン、化学ロケットエンジンが炎の柱を吹き出す。
つまり、空中戦をやろうというのである。
苦肉の策ではあるが、これが一番の方法だと考えた。
ウエイブライダーを補足。赤く発光した二刀を振りかざし、切りかかった。

【回避−1 攻撃−1 残り行動値2】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×1 Hサーベル・ソード各×1】
【行動方針:リーアと戦闘中】
【同盟状況:アルムと同盟】
200コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/03 15:45 ID:2kwWjjsl
IDチェック
201私が勝つのだ!:03/08/03 15:45 ID:mKIiCMgW

               i    ,. へ-、 __  i
               !i _,..::'"li.∧.l!  ゙_」ト、
              , j<.ー-i!  l!-―'"/\
             /゙.,へ、  ┐  i、 /   ヽ.
             .i i   >/\/)゙"‐ 、.   i
             l lレ''"  \jl!レ゙   _,...、ヽ. l
             l! rヲ――--_」Lii--――ヾ. l
             l! // <二》 _ 《二>゙ ヾ、!、
            .j.,.ィ゙     ./ ! \_    l!\\
           /'' l!   ,.. '´ ヽ    ゙̄ーr-ノ  ゙ー-、_
         _/'´  トt-イ  ,_----っ   ,!/      >
        <.      ゙t'ヽ  ヾ_ _/   /,」      /
          \     `-iヽ  ー =  ,.r 「    _/
      .     ゙"ー―┬;L ヽ __ / ,.!┬―''"
                  !レー゙==┬==‐゙┐l
                l   テ、 ]l.l ,r= ゙.l
    ,.,..-、--ー―===ー".ヽ、  ゙r  ! ̄F" /ー--、ー-----、
  r;''/  ) ̄ ̄____ ゙ヾ=.コ l! .「"./  __ ゙̄ー--ヲ \__
  フ/,ィi」i」    ヾ====== \_ \ i! / __/,.=======ヲ  i ,. _ r、\
  / ゙"        ヾ=====   ̄    ̄   ======"   Lハ l l l トi.」
/     ,.へ     二二// ̄V ̄\\二二二゙     ,、    \
                        )、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
202コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/03 18:10 ID:???
第3射、及び第4射の回避を確認。
戦闘を継続する。

敵機接近。
選択武装:ヒートサーベル×1、ヒートソード×1
回避成功。
高度。現状維持。
敵機、高度低下を確認。

「勝機など欠片たりともお前には無い。永らえられる命、粗末にするな」

リーア=ミノフスキーが造った首輪カバーの数には、まだ余裕がある。
彼が大人しく引き下がり、尚且つアルム=ヴォーキサーをも制止できるのであれば、共に脱出を図っても良いだろう。
多少の加減をしているとはいえ、私と渡り合えるだけの腕前は十分戦力として評価できる。
だが――バタラの通信から垣間見えたパイロットの狂気は、到底無視できるものではなかった。
そして、これまでの通信内容からトルヴァ=レナウンが彼を止められるような人間でない事も推測できた。
それならば彼には、『真っ当な参加者』として運営サイドの注意を引いてもらおう。

何れにしろ、彼がこの申し出を受け入れたならば、の話であるが。

【行動:回避・通信:-2】【残り行動値:2】【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コートの護衛、リーア=ミノフスキーの身柄確保】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
アプサラスの攻撃により一部破壊された街
まだ残っているビルの屋上に立ち遠くでの戦闘の光を眺める。
「さて、随分と複雑な事になったな………ん?」
例の放送の時間である、果たしてこれを聞くのは何度目だろうか。
(まあ、そんなことはどうでもいいがな。)
目の前で散ったアッザムのほかにもう一人脱落したようだ
残り11名……そして、この付近で戦っている人数は5名、
自分を含めれば半数はここにいることになる。
何にせよエリアードが元に戻ってもらわないと困る
(ともかく……今はグレンがエリアードを止めるのを信じるしかあるまい)

【行動】様子見 −0【残4】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
    ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
    ビームピストル×1 スモークグレネード×2
【行動方針】???
【位置】P−13
【同盟】グレン=フォートレス、エリアード=ジーン
204メグミルク立てこもり犯:03/08/03 20:47 ID:YDjlU+VK
   ◎
 /  ̄ \  
( ̄ ̄ ̄ ̄)
(  ´∀`  )
\___/ 
タケチャン出現!!!
【エサを与えないでクダサイ】
183修正

「誰かわからないけど、言われないでもそうするよ!」
誰かわからないがその通信が入った後にアプサラスVがビームを撃った。
かまわずにアプサラスVに体当たりをする。
機体にかなり強い衝撃がきた。
「ぐぁああ!!」
舌を噛まなくてどこも傷めなかったのが奇跡だ。
怯んでるところにサーベルを掴んで突進するリグ・シャッコーの姿を見た。
「エィケズさんっ?!」
突然の事で混乱する頭。
幸いにもリグ・シャッコーの突進にアプサラスVは回避したらしい。
(攻撃しようとしてるっ?!殺す気!?!)
一瞬の判断で範囲通信を入れてハイパービームサーベルをZZガンダムに持たせる。
『エィケズさんっ!?攻撃しないでくださいっ!!エリアードさんはいい人なんですっ!!』
しかし既にリグ・シャッコーは突撃していた、それを見てこっちも移動しながら通信を続ける。
『エィケズさんっ!くそぉぉおおおおおお!どうして……くそっ!センサーを潰せばあぁぁ!!』
アプサラスVのザク頭に向けてハイパービームサーベルを振るった。

【行動:移動(-1)通信(-1)攻撃(-1)】【残り行動値:(1)】
【位置:Q−13】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:仲間・脱出方法探し】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
206リーダー ◆A6HApHJkko :03/08/03 21:04 ID:YDjlU+VK
  自殺 コォネ=カウフマン           (16) 女性 Zガンダム
  自殺 アルム=ヴォーキサー       (26) 男性 バタラ
  死亡 金田一=京介            (16) 男性 ガブスレイ
  蒸発 ウィルト=ラインステッド       (25) 男性 ザクV後期型
  死亡 グリーン=キャット            (21) 男性 ドライセン
  自殺 エィケズ=コート           (22) 男性 リグ・シャッコー
  死亡 エルア=ポゥ=ドートミア      (20) 女性 ドワッジカスタム
  死亡 コード=アクセルズ            (20) 男性 元 アプサラスV
  死亡 神楽=千鶴                (20) 男性 ガンダムピクシー
  奴隷 グレン=フォートレス         (15) 男性 ZZガンダム
  死亡 クライン=J=シルバート      (42) 男性 EWACネロ
自殺 リーア=ミノフスキー           (17) オカマ ゾック
  脂肪 トルヴァ=レナウン           (26) 男性 ドム
  死亡 ラビシュ=スケアクロウ       (23) 男性 ビギナ・ギナ
  死亡 エーリッヒ=フォン=レーダー   (28) 男性 マゼラ・アタック
  陰毛 エリアード=ジーン         (18) 男性 アプサラスV(旧 ガンダム)
  死亡 デイビット=リマー          (29) 男性 アッザム
  死亡 ジェクト=プリズム             (25) 男性 ジムスナイパー
  死亡 カミーユ=ビダン           (17) 女性 ブルーディスティニー一号機
  死亡 ゼアン=アイクス          (16) 男性 アクアジム
  死亡 ロロイ=グラスコ           (32) 男性 ジェガン
  自殺 ジン=D=ブラッド            (18) 男性 ガザD
  死亡 マリア=S=ヒューイット        (20) 女性 ガルバルディβ
  自殺 マルコ=シュナイダー=バボーゾ (28) 男性 ガンダム6号機マドロック

これにて終了。みなさん今までありがd
207リーダー ◆A6HApHJkko :03/08/03 21:06 ID:???

  自殺 コォネ=カウフマン           (16) 女性 Zガンダム
  自殺 アルム=ヴォーキサー       (26) 男性 バタラ
  死亡 金田一=京介            (16) 男性 ガブスレイ
  蒸発 ウィルト=ラインステッド       (25) 男性 ザクV後期型
  死亡 グリーン=キャット            (21) 男性 ドライセン
  自殺 エィケズ=コート           (22) 男性 リグ・シャッコー
  死亡 エルア=ポゥ=ドートミア      (20) 女性 ドワッジカスタム
  死亡 コード=アクセルズ            (20) 男性 元 アプサラスV
  死亡 神楽=千鶴                (20) 男性 ガンダムピクシー
  奴隷 グレン=フォートレス         (15) 男性 ZZガンダム
  死亡 クライン=J=シルバート      (42) 男性 EWACネロ
自殺 リーア=ミノフスキー           (17) オカマ ゾック
  脂肪 トルヴァ=レナウン           (26) 男性 ドム
  死亡 ラビシュ=スケアクロウ       (23) 男性 ビギナ・ギナ
  死亡 エーリッヒ=フォン=レーダー   (28) 男性 マゼラ・アタック
  陰毛 エリアード=ジーン         (18) 男性 アプサラスV(旧 ガンダム)
  死亡 デイビット=リマー          (29) 男性 アッザム
  死亡 ジェクト=プリズム             (25) 男性 ジムスナイパー
  死亡 カミーユ=ビダン           (17) 女性 ブルーディスティニー一号機
  死亡 ゼアン=アイクス          (16) 男性 アクアジム
  死亡 ロロイ=グラスコ           (32) 男性 ジェガン
  自殺 ジン=D=ブラッド            (18) 男性 ガザD
  死亡 マリア=S=ヒューイット        (20) 女性 ガルバルディβ
  自殺 マルコ=シュナイダー=バボーゾ (28) 男性 ガンダム6号機マドロック

これにて終了。みなさん今までありがd
208_:03/08/03 21:11 ID:???
209リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/03 22:33 ID:U4nwNqPi
>191
ゾックの周囲をグルグルと回るバタラ。
それをゾックは、ほどんど動かず、モノアイだけを360°回しておいかける。

「ん〜、どうしよっかな〜。
 やっぱりハロ欲しいし、MS壊すしかなさそうだねぇ」
「リーア、ヤッチャエ! タタキツブセ〜!」
ハロPの声援に、リーアは操縦桿を握り締める。

そして……胸部メガ粒子砲が、発射準備をはじめる。
「いっくよぉ……落ちろぉ!」
徐々に綺麗な円を描き始めたバタラの進路を予想して、4本の閃光が放たれる。
そしてその直後、ゾックのコクピットに響く警告音。

「あれぇ? どうしたのかなぁ?」
「ゾック、オーバーヒートキケン! モウウツナ!」
……それは、冷却システムからの警告だった。
現時点では、まだオーバーヒートには至っていない。
だが……限界は近く、そろそろ危険な領域に入りかねない状況。
赤信号の前の黄色信号のようなアラームだった。


【行動:アルムの行動を観察(0p)、アルムに胸部メガ粒子砲一斉射撃(−1p)、
     オーバーヒートが近づいているとの警告が発生(0p)】
【位置:J13】【残り行動値:3p】
【機体状況:足一本喪失、片腕喪失、残る腕のクロー1本喪失】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×1、MS用手榴弾×2】
【行動方針:『ハロ』を集める、戦闘継続】
【同盟:01番コォネ=カウフマン、06番エィケズ=コート】
210だがね総裁♪:03/08/04 14:14 ID:???
           \  .人 ̄ <!  ̄ /ー'// ̄ヽ         _.、‐'"
             >ーヽ_>.、(ニ7 .イ ̄ヽ/´┴!-、 `!、.    ,.-''"
             (ヽヽソ~ヽ`ニ ‐'//='゙-‐'"~~~ヽヽ \ /
             (ヽ /"二ー/〉 ]ーj´、、,,___  `}/´ >./
            (ヽ./"/'''//::||:ヽ  ヾ''''''ー‐、_//~'l/      ,.-''"
       ,.---、__(ヽ ('´   |::::::/ヽ::::::::::|     `!|  /   u   ノ
       ///-‐'´  /\ ./!:ノ  ``''ヽ!     | ./       ./
  ,.、-" ̄ ̄`ー 、-‐‐-/'''''''ヾ/ |/    _,.、---‐‐‐-,、|/       ./
/         `'ー、`'フ''ー'|    ,.、‐'"-'''二=‐/ヽ::/       ./
.      u      `ヽ、ー、.! /ソ´二フ"、,,,,,,:ゝ、/        |
               \ーフ''"-、,,/~"´::/,、/        .|
      /´         \ノー''"~ー‐'' ̄ /         |
     /、            \   =   /          .|
   /  \            ヽ  、、、、 /     u     |
_,、-'´     \           `ヽ ;iiiiii;;./           .|
         |\            i i i |        u   ノ
         .|::::ノ\           i i!            .イ;;ヽ
       /ヾ/::::::ノ\.   u   /:/~~ヽ:ヽ        /;;;;;/
      〈;;;;;;;<:::/´::::_,,,,>-、,,,,_,,,.-/;;;;;;;;;トー-....、,,,,,,,,,、-‐'";;;;;/
         \;;;;ヽ;;;;/ヽ;;;;ヽ;;;;;/ヽ;/;;;;;;;;/   ;;;ヽ;;;ヽヽ;;;;;/
                     ヾ;;;;;;ノ  
                            ブリブリブリッ♪
                 (;;;;;ヾ)  /;;;;ヽ
                      ヾ;;;;ノ

   / ヽ r  ,,,....,,,         ヾllllllllllllllllllllllllllllll
   彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、        ヾllllllllllllllllllllllll
  lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、         ヾllllllllllllllllll
  _____,  ,...,,,,__        `ヽ  _,,,..、-‐'ヾlllllllll
 l  `ヽ l   ヽ      ,.r‐'''"゙     WV
 'i   「ヽ,    ヽ7''~ ̄  `ヽ し     ::::::
  ゙、  l,'゙ヽ    ゙、'"´          ::::::::::
   ゙、 {   \   .)     し      :::::::::::    ←ガノタ♪
   `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ
     ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ    ・
     ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ ::::::::::::    し   :::::::
    ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::.  υ 、 :\  ):::::::::::::::: ::::::::::::
    .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u ::::::::::::::::::::::::::::::
   ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν:::::::::::::::::::::::::    /
 ../  ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,:::::::::::::::::::::::  , . - '"
/        / ヾ゙i;;;;;;;;;;::::::::::::::::::,.、,.、-' "
´,     .,/    ヽ、;;;;;;;;;;;;,.、-‐''"  \
ノ(    /        `'''''''''´      \  

ガノタはいかがなものか・・・♪
ガノタは
  |       __     ヽ 二工二、  /  ヽ
  ̄| ̄     / /  \   ヽ 二土二「   |    |
  ̄| ̄    /  /    |      -┼┬     し 
   \_ノ   ヽ丿    ノ    ノ  └┼ 

  / ̄/   |   │      │ ゝ 
   |二二|  |  ─┼─   ─┼──
   |二二|  |    |      人  
   / \  し  ノ    _/ \_

うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!
ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪ らんらん♪  ざまぁみろ♪\(^o^)/ざまぁみろ♪\(^o^)/ざまぁみろ♪\(^o^)/♪
ウエイブライダーに格闘戦を仕掛けた、が、
いとも簡単にかわされてしまった。
二本のサーベルは虚しく空を切り、そのまま自由落下である。
そこへリーアから通信が入った。

『勝機など欠片たりともお前には無い。永らえられる命、粗末にするな』

慈悲の心だろうか?それとも哀れみ?
どちらにせよ、意外だった。
なにかがおかしい。相変わらず強い殺気は変わっていないが、
最初の町で交戦した時とは違う何かを感じた。
少なくとも交戦中にこんな事を言ってくる相手では無かったハズである。
地面に着地すると、通信を送り返した。

トルヴァ「・・・そんな言葉を聞けるとは意外だな。
      最初交戦した時とはまるで違うようだ。
      あんたも変わったみたいだな・・・。だが、
      味方がいるのに引く事は・・・出来ない!!」

再度スラスターの出力を最大にした。
トルヴァ「今度こそ・・・。」
そして今まさに飛び立とうという時に、アラートが鳴り響き、
コクピットが非常灯に変わる。そして次々とシステムダウンしていった。
トルヴァ「なっ!・・・策士策に溺れると言うことか・・・。くそっ!!」
機体画面には機体平均温度400c、局部温度1800c、強制冷却の文字。
全エネルギーの98%を冷却に使用、と出ていた。こちら側がオーバーヒートしてしまったのだ。
ドムのスラスター、バーニア類はもちろん、歩行も出来なくなってしまった。
まさに墓穴を掘ったのである。

【通信−1 オーバーヒート−0 残り行動値3】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×1 Hサーベル・ソード各×1】
【行動方針:リーアと戦闘中】
【同盟状況:アルムと同盟】
212コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/04 16:56 ID:???
『・・・そんな言葉を聞けるとは意外だな。最初交戦した時とはまるで違うようだ。
 あんたも変わったみたいだな・・・。だが、 味方がいるのに引く事は・・・出来ない!!』

強い意思の込められた言葉。
だがそれも、実質上機能停止したMSに乗っていては、只の虚勢に過ぎない。

「どのみち、その機体ではどうにもなるまい……」

オーバーヒートし、各所から煙を上げる機体。
ロックオンマーカーがそのコックピットを捉えた。
あとは、トリガーに掛けた指に少し力を込めるだけで、容易く彼を殺せるだろう――

「アルム=ヴォーキサー。お前の仲間を助けたいのなら、武器を捨て、早々に撤退しろ」

トルヴァ=レナウンの命を盾に、私は戦闘の終結を促した。
図らずも、ゾックのメガ粒子砲の斉射と同じタイミングであった――私の言葉は彼に届いたのだろうか。

【行動:通信:-1】【残り行動値:3】【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コートの護衛、リーア=ミノフスキーの身柄確保】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
213アルム ◆zFt4KYQnAU :03/08/04 20:15 ID:BMMKIxKD
IDチェック
214アルム ◆zFt4KYQnAU :03/08/04 21:37 ID:???
アルム「さぁ・・・攻撃してこいよ・・・やった時が・・・最後だ・・・渾身の一撃をぶつけてやる・・・・」
私はそう呟きながら、ゾックの周りで円を描きつづけていました。
そして、数秒後、四条の光がゾックから放たれました。バタラの予想軌道上に向かって。
アルム「(よし!反転してスラスターを全開にして避けて今度はこっちの攻撃・・・)」
と、同時に、何処からとも無く通信が入り込みました。
戦闘機のパイロット「アルム=ヴォーキサー。お前の仲間を助けたいのなら、武器を捨て、早々に撤退しろ」
その言葉に気を取られて一瞬動作が止まってしまいました。
ハロ「アルム!コウネツゲンタイセッキン!キケン!キケン!」
アルム「(・・・!しまった!反転したらこのままだと・・・直撃する・・・・!・・・ならばぁ!)」
反転する機会を逃した私は、反転せずにスラスターの出力を全開にする事で、
光が到達する前にそこを通り抜けようと考えました。
そして、スラスターを全開にして、その場所を通り抜けようとしました。
しかし、多少遅かったのか、バタラに衝撃が走りました。
ハロ「スラスターニイジョウハッセイ!サイダイシュツリョク50パーセントニテイカ!」
バタラの速度ががくっと下がりました。私はバタラの移動を一旦止めました。
スラスターの出力を最大にしているのに、今は、蟻の歩みと同じような速度で僅かに上昇していくだけ。
アルム「っ・・・致命的だな・・・やる前に潰された・・・」
さっき私が考えた中で、ただひとつ【裁ける】と思っていたもの。
それは、高速度で相手と衝突、相手がひるんでいる隙に近距離からコックピットに向かって
手持ちのMS用拳銃で零距離射撃を叩き込む。
これをやればおそらく自分の命は無いだろうと考えながらも【裁く】ためならそれでもいいと私は思っていました。
アルム「・・・やらせてもくれないのか・・・他に・・・他に【裁く】方法は!・・・」
ハロ「アルム!セントウキ!テッタイカンコクガキテタ!コノママジャナカマモタスケラレナイ!ニゲロ!ニゲテタイセンヲタテナオセ!」
私が他に【裁く】方法を考えていると、ハロが先ほどの撤退勧告の話を持ちかけてきました。
アルム「・・・確かに・・・くそっ!・・・仕方が無い・・・」
そして、私は戦闘機に向かって通信回線を開く。
アルム「・・・不本意ながらその撤退勧告を受け入れさせてもらう・・・
     受け入れたからには攻撃してこないでくれよ・・・リーアも攻撃してこないように言ってくれ・・・」
それだけ述べて、私は通信回線を切りました。
そして、右手に持っているMS用拳銃をほおり投げました。
アルム「くそっ・・・惨めだ・・・この恨み・・・あとで倍にして返してやる・・・」
兵隊さんに通信回線を開きました。
アルム「・・・兵隊さん・・・撤退するぞ・・・?動けないのか・・・?・・・引っ張っていくか・・・・・・動かせない・・・」
通信しても動く気配が全く無い兵隊さんのMSを見て、兵隊さんのMSの手を握り締めて、
引きずりながら撤退しようとする。しかし、最大出力が半減したバタラで動かせるわけが無く、全く動きませんでした。

【体調:不良? たんなる風邪 症状 少々の発熱】【怪我: 右手打撲 左のこめかみ出血】
【機体状況:各部装甲微妙に破損。左腕消失。背面装甲少し破損 脚部大腿部より下消失、
       それによる自重の変動により操作性変化 スラスターの異常による最大出力半減】
【回避運動 −1 通信×2 −2 撤退勧告の受け入れ。撤退開始−1  残り行動値:0】
【位置:J-13】
【武装:※ビームサーベル×1 ビームシールド×1
    ※ ビームピストルのカートリッジ×1 】
【行動方針:撤退。体制を立て直す。】
【同盟:トルヴァと同盟】

※市街地に置きっぱなし
215コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/04 22:39 ID:???
ビーム兵器は、発射を確認してから回避行動を採っても間に合わないものだ。
案の定、バタラは脚部に直撃を受け、着陸する羽目になっている。
恐らくはスラスター関係に深刻なダメージを負ったのだろう。

『・・・不本意ながらその撤退勧告を受け入れさせてもらう・・・
 受け入れたからには攻撃してこないでくれよ・・・リーアも攻撃してこないように言ってくれ・・・』

回線の向こうで歯噛みしているパイロットの様子が、手に取るように伝わってくる。
<裁く>などという独善的な行動原理に従った狂人だ。勧告を受け入れながらも、心の中は荒れ狂っている筈。
屈辱を晴らすべく、今後も私たちに対して敵対行動を採るだろう事は容易く予想できた。
―――ここで、彼らを纏めて殺してしまうべきか。

「賢明な判断だが――敵意の無い事の証明に、携行武器をここで放棄してもらおう」

現時点では武装解除で事足りる。殺すには及ばない。
また狂人とはいえ、泳がしておけばカモフラージュの役に立ってくれるだろう。

「それまでは、お前達の安全は保障できない」

そう冷ややかに告げ、続いて、リーア=ミノフスキーのゾックに向け、一旦攻撃を停止し、河まで後退するよう促す。
卑怯で狡猾な手段だとは私も思う。だが、それがコォネという女なのだから、致し方あるまい?

【行動:リーアへ通信:-1】【残り行動値:2】【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コートの護衛、リーア=ミノフスキーの身柄確保】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
216リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/04 22:53 ID:???
もはやこれ以上撃てない、撃てば自滅するという最後の攻撃――
リーアの放った射撃は、バタラの体を掠めていった。
見るからに機動力が落ちるバタラ。

「よ〜し、あとちょっとだぁ♪ ハロもらっちゃうよ〜☆」
「リーア、ヤレ! ヤラナアカンデ〜♪」
「ヤメロ、リーア! キタイオンド、キケン!」
煽るハロP、抑えようとするハロG、そして肝心のリーアは、やる気満々の表情で――

……急に、動きを止めた。

「……なに、ハロC? だめなの?」
「……………」
「だってほら、あとちょっとだよ! アルムのハロ、もらえるんだよ?
 ハロCの時みたいに! なのに、なんで………」
「……………」
「……わかったよぉ。リーア、ちょっと我慢する」

膨れっ面で膝の上の『ハロC』を眺めるリーア。
そんな、傍から見れば一人芝居のようなやり取りの間に、コォネは交渉しているらしい。
バタラは銃を放り捨て、ドムは煙を上げて動きを停めている。
そんな他の人々を無視して、ゾックは川の方に向かう。
もはや、敵対していたほかの二人の機体に、それを止める力はない。
……オーバーヒート寸前のゾックの方にも、これ以上戦闘は不可能なのだが。

『アルムさ〜ん、また今度、アルムさんのハロ、貰いに行きますね〜。
 コォネ、なんかね〜、ハロCがちょっと休憩した方がいいって言うの〜。
 だから、先に行ってるね〜♪』

一方的に通信を入れ、リーアはゾックを川の中に突っ込ませる。
……各部を損傷してはいるものの、そこはさすがに水陸両用機。
『深く潜ると危険』との警告は出たが、水面近くを行く分には支障はないらしい。
そのまま、橋桁に沿って、川の中をいってしまった。

【行動:アルム・コォネに通信(−1p)、移動(J13→K13→L13(−2p)】
【位置:L13】【残り行動値:1p】
【機体状況:足一本喪失、片腕喪失、残る腕のクロー1本喪失、深度の水中航行に支障】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×1、MS用手榴弾×2】
【行動方針:『ハロ』を集める、ちょっと休憩☆】
【同盟:01番コォネ=カウフマン、06番エィケズ=コート】
217マルコ ◆ayCiq7plsA :03/08/05 00:02 ID:???
『マルコさん!待って!』
突如、蒼いジムが立ちふさがる。

「嬢ちゃん・・・。
俺の言った事が少しはわかってきたようだ・・・が、俺の直感が教えてるんだよ。
『アイツはヤバイ』ってな。
・・・いま止めを刺さないと、後で偉い事になる・・・。
あいつとの約束を破ってしまうかもしれないんだ。」

無言のままジムに近付き、一言。
「・・・すまんな。」

ジムの横を通り過ぎ、再びアプサラスの元へと向かった。

【残り行動値 1】
【位置:O-13→Q-13】
【行動:カミーユへ通信(-1)、移動(-2)】
【機体】ガンダム6号機マドロック
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×2
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす、アプサラスの破壊】
【同盟状況:ナシ】
218通常の名無しさんの3倍:03/08/07 01:05 ID:???
とりあえず保守
219通常の名無しさんの3倍:03/08/08 19:23 ID:???
凍結期間中につき保守
220通常の名無しさんの3倍:03/08/10 05:55 ID:???
hosyu
221通常の名無しさんの3倍:03/08/11 12:19 ID:???
保守
222通常の名無しさんの3倍:03/08/12 13:06 ID:???
保守
223通常の名無しさんの3倍:03/08/13 14:33 ID:???
保守っとな
224エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/14 02:01 ID:35J7EC63
IDチェックついでに保守
225通常の名無しさんの3倍:03/08/15 09:24 ID:???
定期保守
226山崎 渉:03/08/15 10:07 ID:???
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
227通常の名無しさんの3倍:03/08/16 00:44 ID:???
保守
228通常の名無しさんの3倍:03/08/16 16:59 ID:???
   | \
   |Д`) ダレモイナイ・・オドルナラ イマノウチ
   |⊂
   |


     ♪  Å
   ♪   / \   ランタ タン
      ヽ(´Д`;)ノ   ランタ タン
         (  へ)    ランタ ランタ
          く       タン



   ♪    Å
     ♪ / \   ランタ ランタ
      ヽ(;´Д`)ノ  ランタ タン
         (へ  )    ランタ タンタ
             >    タン
229通常の名無しさんの3倍:03/08/17 23:17 ID:???
保守
230通常の名無しさんの3倍:03/08/18 15:02 ID:???
保守
231通常の名無しさんの3倍:03/08/18 16:03 ID:???
終わってるんだからさげろアホ!




















このスレ・・・死亡
232通常の名無しさんの3倍:03/08/18 17:48 ID:???
夏厨にイチイチ反応するのもアレだけど。
20日までは凍結期間。それ以降再稼動。管制室ぐらい見ておけ。
233名も無き通信兵:03/08/19 21:47 ID:???
『プログラム』経過報告書 ファイル01

これまでの流れを、大まかにまとめてみました。
参加者同士の接触だけを抜き出しているだめ、多少読みづらい点があるかと思いますが、お許し下さい。
参加者同士の接触もなく、探索や休息・移動に費やしている時間については大幅に省略しました。


初日・昼間(1スレ目>43〜212)(4.20〜4.26)

天候:晴れ
新規参加者:
 06番エィケズ=コート、01番コォネ=カウフマン、12番リーア=ミノフスキー、
 10番グレン=フォートレス、05番グリーン=キャット、03番金田一=京介、08番コード=アクセルズ、
 02番アルム=ヴォーキサー、13番トルヴァ=レナウン、04番ウィルト=ラインステット、
 11番クライン=J=シルバート 以上11名
脱落者:なし
生存者数:計11名

 初期投下組、続々投入。活発に動き始め、他の参加者と遭遇を始める。
 トルヴァとアルム遭遇、同盟成立。
 コードとエィケズ遭遇、同盟成立。
 リーア・クライン・キャット遭遇。リーアとキャット同盟成立、クラインは無言で去る。
 リーア・キャット組、ウィルトと遭遇。同盟交渉決裂、戦闘開始。キャットが武器を失うだけで戦闘終了。
 コォネ、トルヴァ・アルム組を発見、戦闘を仕掛ける。互いにダメージないまま、コォネが離脱。


初日・夜間(1スレ目>213〜315) (4.27〜5.05)

天候:晴れ(強風)
新規参加者:なし
脱落者:なし
生存者数:11名

 グレンとコード・エィケズ組、クラインの4名3組が遭遇。グレンがコード・エィケズ組と同盟・合流、
クラインは戦闘せずに立ち去る。
 コォネ、クラインを発見。戦闘を仕掛ける。
234名も無き通信兵:03/08/19 21:49 ID:???
『プログラム』経過報告書 ファイル02

二日目・昼間(1スレ目>316〜408) (5.06〜5.11)

天候:晴れ(強風)
新規参加者:
 15番エーリッヒ=フォン=レーダー、16番エリアード=ジーン
脱落者:なし
生存者数:13名

 エィケズ、コード・グレンとの同盟を破棄、単独行動に移る。
 前夜遭遇したコォネとクラインの戦闘。クラインのEWACネロ、左腕を失う。
 移動中のエィケズがコォネ・クラインの戦闘に遭遇。エィケズはコォネと共闘。
エィケズのハプニングにより、クラインに止めを刺さず、コォネ・エィケズ組は移動。
 リーア・キャット組が、前日遭遇したウィルトと再遭遇。戦闘にならず、ウィルトが引いて別れる。
 コード・グレン組の同盟、自然消滅。それぞれ個人行動に。
 リーア・キャット組の「首輪」の電波が途絶える。管制室に緊張が走る。


二日目・夜間(1スレ目>408〜475) (5.12〜5.17)

天候:曇り→雨
新規参加者:
 17番デイビット=リマー
脱落者:なし
生存者数:14名

 リーア・キャット組の電波を再確認。管制室では監視強化を決定。
 ウィルトとグレン、遭遇。
 キャット、眠っているリーアを置いて単独行動中にウィルト・グレン組と遭遇。戦闘を仕掛ける。
このどさくさで、同盟交渉中だったウィルト・グレン組の同盟成立、キャットに対して共闘。
キャットのドライセンは左腕を失う。ウィルト・グレン組は撤退。


 
三日目・昼間(1スレ目>476〜2スレ目>76) (5.18〜5.24)

天候:雨
新規参加者:
 07番エルア=ポゥ=ドートミア(強制投下)、09番 神楽=千鶴(強制投下)
脱落者:
 07番エルア=ポゥ=ドートミア
生存者数:15名

 コォネ、エィケズとの同盟を破棄して個人行動に移る。
 コォネ、エルアを発見、戦闘を仕掛ける。07番エルア=ポウ=ドートミア死亡。
 レーダー、トルヴァ・アルム組と遭遇。起きていたアルムに対し、交渉を装った攻撃(?)
 リーア・キャット組が、北東部の街の喫茶店で火事を起こしてしまう。
この火事の黒煙は多くの参加者が目撃。
235名も無き通信兵:03/08/19 21:50 ID:???
『プログラム』経過報告書 ファイル03

三日目・夜間(2スレ目>77〜174) (5.25〜5.31)

天候:雨→晴れ
新規参加者:なし
脱落者:
 15番エーリッヒ=フォン=レーダー
生存者数:14名

 リーア・キャット組、エィケズと遭遇。同盟関係を結ぶも、勘違いでリーアだけ単独行動に。
エィケズ・キャット組はコォネを追う。
 レーダーとアルムの戦闘に、トルヴァも加勢。さすがにマゼラアタックではMSとは勝負にならず、
15番エーリッヒ=フォン=レーダー死亡。
 コォネとエリアードが遭遇、戦闘に。エリアードのガンダムは激しい損傷を受ける。


四日目・昼間(2レス目>175〜311) (6.01〜6.07)

天候:晴れ
新規参加者:
 14番ラビシュ=スケアクロウ(強制投下)、19番カミーユ=ビダン、18番ジェクト=プリズム、
 21番ロロイ=グラスコ、20番ゼアン=アイクス
脱落者:なし
生存者数:19名

 コォネとエリアードの戦闘に、エィケズ・キャット組が遭遇。エィケズが加勢。エリアードは逃亡。
エリアードのガンダムは左腕・頭部を大破、他にも損傷多し。  
 エリアードと金田一が遭遇、同盟成立。
 リーア・クライン・ジェクトの3名が鉢合わせ。様子を伺い合う所にキャット・エィケズ組も到着。
ジェクトがキャット・エィケズ組を攻撃、3対1の戦闘に。
 カミーユ、コードと遭遇、すぐに逃げるw
 ゼアンがエリアード・金田一組を発見、金田一のガブスレイを攻撃。


四日目・夜間(2レス目>312〜449)(6.08〜6.14)

天候:晴れ
新規参加者:
 22番ジン=D=ブラッド
脱落者:
 03番金田一=京介、14番ラビシュ=スケアクロウ、18番ジェクト=プリズム、08番コード=アクセルズ
生存者数:16名

 日没と同時のゼアンの攻撃で、03番金田一=京介死亡。エリアードと戦闘に。
激しい戦いになるが、結局、エリアードのガンダムがコアファイターとなって戦場を離脱。
 ウィルト・グレン組、スケアクロウと遭遇、戦闘に。14番ラビシュ=スケアクロウ、死亡。
 ジェクト対エィケズ・キャット・リーア組の死闘にクラインも巻き込まれそうになる。
激しい戦闘で双方にダメージが出るが、結局数の差が決定的に。18番ジェクト=プリズム死亡。
 ロロイ、ウィルト・グレン組に遭遇、戦闘を仕掛ける。だが不利を察知して撤退。
 エリアード、コアファイターと対MSライフルを活かし、コードのアプサラスVの乗っ取りに挑む。
そして見事乗っ取りに成功。08番コード=アクセルズ死亡。エリアードの二重人格が発覚。
236名も無き通信兵:03/08/19 21:51 ID:???
『プログラム』経過報告書 ファイル04

五日目・昼間(2レス目>450〜3レス目>76)(6.15〜6.21)

天候:曇り→晴れ
新規参加者:なし
脱落者:
 09番神楽=千鶴、21番ロロイ=グラスコ
生存者数:14名

 エリアード、カミーユ・ディビットと相次いで遭遇。両者とも即座に逃亡w
 ウィルト・グレン組、神楽と遭遇。戦闘になり、09番神楽=千鶴・死亡。 
 コォネ、ロロイを発見、戦闘を仕掛ける。激戦の末、21番ロロイ=グラスコ死亡。
 ウィルト・グレン組、ジン、ゼアン、エリアード、4つ巴の遭遇。
 エィケズ・キャット・リーア組、修理に没頭。


五日目・夜間(3レス目>77〜135) (6.22〜6.28)

天候:晴れ
新規参加者:
 23番マリア=S=ヒューイット
脱落者:
 20番ゼアン=アイクス
生存者数:14名

 修理に専念するエィケズ・キャット・リーア組に、修理を欲するコォネが合流。
多少揉めながらも4人の同盟成立。
 互いに様子を伺い緊張した交渉の続く4つ巴で、ジンがゼアンに攻撃。20番ゼアン=アイクス死亡。
 

六日目・昼間(3レス目>136〜222) (6.29〜7.09)

天候:晴れ→曇り→雨
新規参加者:なし
脱落者:なし
生存者数:14名

 ティーチャーが「プレゼント」を3つ投下。
 コォネ・エィケズ・リーア組から別れて、キャットが単独行動。リーアも彼の後を追って単独行動。
 キャット、「プレゼント」の一つ、ビームショットガンを確保。
 トルヴァ・アルム組とキャット・リーアが相次いで遭遇。
 ジン、「プレゼント」の一つ、「完全武装のザクUJ」を確保。
237名も無き通信兵:03/08/19 21:52 ID:???
『プログラム』経過報告書 ファイル05

六日目・夜間(3レス目>223〜263) (7.09〜7.12)

天候:雨→霧
新規参加者:なし
脱落者:
 11番クライン=J=シルバート
生存者数:13名

 アルムにキャットが攻撃、その現場にリーア・トルヴァも割り込む。
キャットは戦闘を離脱、リーアも追いかけていく。
 コォネ・エィケズ組は、長らく動きを見せなかったクラインと接触。
クラインの冗談じみた行動にコォネが過剰反応し、コォネが攻撃。
クライン=J=シルバート死亡。コォネ・エィケズ共に精神的に大きなダメージ。
 キャットがカミーユと遭遇、戦闘を仕掛ける。リーア再び追いつく。


七日目・昼間(3レス目>264〜351) (7.13〜7.19)

天候:霧→曇り
新規参加者:
 24番マルコ=シュナイダー=バボーゾ
 (彼を最後に、新規参加者は打ち止めが決定)
脱落者:
 05番グリーン=キャット
生存者数:13名

 リーア、好戦的なキャットを止めようとするが、成り行きで攻撃。
無力化だけのつもりが、機体に致命傷。05番グリーン=キャット死亡。
リーア、精神崩壊。『ハロC』と称してキャットの遺体の首を持ち去る。
 リーアとキャットに攻撃しようとしたカミーユは、逆に反撃を受けて逃亡。
カミーユのBD1号機は左腕の機能停止。
 ウィルト・グレン組とエリアードの話し合いがつき、同盟成立。
 コォネ・エィケズは互いの気持ちを確かめ合い、そして×××
(以下不適切な内容につき検閲削除)。管制室では祭りになるw


七日目・夜間(3レス目>352〜4レス目>103) (7.20〜7.26)

天候:曇り→晴れ
脱落者:なし
生存者数:13名

 コォネ・エィケズ組、キャット死亡の放送を聞いてリーアを探しに出発。
カミーユ、マルコと接触し、情報交換。
 壊れたリーア、アルムの持つハロを求めてトルヴァ・アルム組に接触。戦闘に突入。
アルムの行った全体通信がリーア・トルヴァの関係者の注意を引く。
 ウィルト・グレン・エリアード組はデイビットを発見、様子を伺う。
238名も無き通信兵:03/08/19 21:53 ID:???
『プログラム』経過報告書 ファイル06

八日目・昼間(4レス目>104〜191) (7.27〜8.02)

天候:晴れ
脱落者:
 17番デイビット=リマー、23番マリア=S=ヒューイット
生存者数:11名

 コォネ・エィケズ組、グリーン=キャットの魂の導きで、リーアの位置を知って移動開始。
しかしエィケズは移動の途中でエリアードのアプサラスVの方に向かう。
 残されたカミーユ・マルコは、マルコが立ち去り、カミーユが追いかける。
 エリアード・ウィルト・グレン組がデイビットと戦闘開始。
エリアードの攻撃で17番デイビット=リマー死亡。
 二重人格のエリアードの裏の人格が暴走、周辺に無差別攻撃。
本来の人格は裏の人格もろとも仲間に殺されることを望む。
カミーユ・エィケズ・マルコも巻き込まれ、エリアードvs他の人々、という乱戦に。
 トルヴァ・アルム組とリーアの戦闘は続く。
リーアのゾックは中破、アルムのバタラは小破。
ようやく追いついたコォネがリーアに加勢、2対2に。
 ジン、マリアに遭遇、戦闘を仕掛ける。23番マリア=S=ヒューイット死亡。


八日目・夜間(4レス目>192〜) (8.03〜現在凍結中)

天候:晴れ(ただし新月につき暗いので注意)
脱落者:現時点ではなし
生存者数:11名

 コォネ・リーア組対トルヴァ・アルム組の戦闘は、コォネ・リーア組有利で終わる。
互いにダメージが大きい中、ただ一機コォネのZガンダムだけが無傷。
 
 以降、現在進行中。
239開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/08/20 01:04 ID:???

  一番 コォネ=カウフマン           (16) 女性 Zガンダム
  二番 アルム=ヴォーキサー       (26) 男性 バタラ
  死亡 金田一=京介            (16) 男性 ガブスレイ
  四番 ウィルト=ラインステッド       (25) 男性 ザクV後期型
  死亡 グリーン=キャット            (21) 男性 ドライセン
  六番 エィケズ=コート           (22) 男性 リグ・シャッコー
  死亡 エルア=ポゥ=ドートミア      (20) 女性 ドワッジカスタム
  死亡 コード=アクセルズ            (20) 男性 元 アプサラスV
  死亡 神楽=千鶴                (20) 男性 ガンダムピクシー
一〇番 グレン=フォートレス         (15) 男性 ZZガンダム
  死亡 クライン=J=シルバート      (42) 男性 EWACネロ
一二番 リーア=ミノフスキー           (17) 女性 ゾック
一三番 トルヴァ=レナウン           (26) 男性 ドム
  死亡 ラビシュ=スケアクロウ       (23) 男性 ビギナ・ギナ
  死亡 エーリッヒ=フォン=レーダー   (28) 男性 マゼラ・アタック
一六番 エリアード=ジーン         (18) 男性 アプサラスV(旧 ガンダム)
  死亡 デイビット=リマー          (29) 男性 アッザム
  死亡 ジェクト=プリズム             (25) 男性 ジムスナイパー
一九番 カミーユ=ビダン           (17) 女性 ブルーディスティニー一号機
  死亡 ゼアン=アイクス          (16) 男性 アクアジム
  死亡 ロロイ=グラスコ           (32) 男性 ジェガン
二二番 ジン=D=ブラッド            (18) 男性 ガザD
  死亡 マリア=S=ヒューイット        (20) 女性 ガルバルディβ
二四番 マルコ=シュナイダー=バボーゾ (28) 男性 ガンダム6号機マドロック
240開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/08/20 01:06 ID:???

  A B C,D E ,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R,S T U V,W,X,,Y Z
01□□□□□◎□□◎彡彡彡□◎■◎■■■■□□□□□□
02□□◎□■□□□◎□彡彡◎□◎■■■◎■■■■□□□
03□■■■■■□◎□◎□彡彡彡□◎■■■■■■◎■□◎
04■■■◎■■★◎━━━===┓◎■■■■◎■■■■□
05◎■■◎■■■◎□□□彡彡彡×□◎◎■◎■□□◎□□    □、平地
06□■◎■■■◎■□□□◎彡◎┃◎■■◎■□□□□□□    ■、森
07□◎■■◎■■◎◎□□彡×彡┃□□□◎■■◎■■◎■    彡、川
08□■■■■■◎□□◎彡彡彡彡┃□□□■◎□□□◎□□    ∴、砂地
09□□◎■■◎■□◎彡彡彡◎彡◎□◎□◎□◎□◎□□□    ▼、市街地
10◎□□◎◎□□×□彡◎彡彡彡▼□□□□□□┏━━◎━    =、橋
11□□□◎□□□◎□彡彡彡◎彡▼▼□◎□◎┏┛□∴×◎    △、山
12━━◎┳━━━◎┓彡◎12彡彡▼▼◎□□┏◎□∴◎∴∴    ●、洞窟(小型MSなら入れる)
13□◎□┃◎∴◎∴×01===▼190406━━┫◎∴∴∴∴∴    ★、基地
14∴◎∴┃∴∴∴◎□▼彡彡彡彡◎□□□◎◎□◎∴∴◎∴    ━、高速道路
15◎∴∴★◎∴◎□□×彡◎彡□□∴∴◎∴┃∴∴◎◎∴∴
16∴∴★★★∴◎∴◎□□彡彡◎□□∴◎∴┣━◎★◎∴∴
17□∴◎◎┓◎∴◎□◎□彡彡彡◎□◎∴┏◎×△◎★∴◎
18□∴∴∴┗┓◎□◎□◎彡彡□∴∴∴×◎∴△△△∴◎∴
19□◎∴∴□◎┓□□彡彡◎◎┏━━◎┛∴△△△×△∴∴
20□□□◎∴□┗━▼=◎=22┛△△◎△△△△◎△△△∴
21□□□□◎∴∴◎∴◎彡彡△◎◎△×●△◎△△△◎△△
22△□◎□∴∴∴∴□□◎彡◎△△◎△◎△△◎△△△△◎
23◎△□□□◎□□□□□◎彡彡△△◎△◎△△◎△△△△
24△△△◎□□□□□□◎彡彡彡◎△△△△△△△△△△△

◎は進入禁止区域   ×は次期禁止区域
      
番号01、02、12は同地点
番号06、10、16、24は同地点
241エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/20 06:39 ID:???
――ッピ[チャージ完了]

「よし・・・。喰ら・・・」
今まさにメガ粒子砲が発射されようとしたその時、機体を衝撃が襲った。
「何だ!?後ろっ?リグシャッコー!!まだ生きてたか!?・・・なにっ!!?」

急にアプサラスの高度が下がる。度重なる損傷でミノフスキークラフトの出力が下がってきていた。
今気が付いたがコンソールはあちこちが真っ赤に染まっている。
外から見るとアプサラスの姿はさらにひどい状態に見えるだろう。あちこちから火花が散り、酷い所は小爆発が起きている。
高度が下がる直前、ビームサーベルを振るうZZの姿が見えた。

墜落していくアプサラスVからメガ粒子砲が発射される。
低い高度から100%の威力で発射されたそれは西の方向へ建物をなぎ払っていった。
その直後アプサラスが地面に激突した。コックピット内を今までとは比較にならない衝撃が襲う。
エリアードの体はシートベルトを締めているにもかからわず上下左右に揺さぶられ、そこで気を失った。

【行動:メガ粒子砲発射(−1)墜落(−0)気絶(−0)】
【残り行動値:3】
【位置:Q−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲(冷却中・使用不能)
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し?】
【主な機体状況:あちこちの装甲破損 ミノフスキークラフト出力低下 各部で誘爆発生 他不明】
【行動方針:気絶中 (???)】
【同盟状況:なし (四番ウィルト=ラインステッド 10番グレン・フォートレス)】
(もう・・・・・ここを離れなくてはならないな。)
地図を確認するとこの南の区域は、もうすぐ進入禁止区域に
完全に囲まれてしまう。その前にここから抜け出さ無ければならない。
それに、この区域から抜け出せる場所が限られている。
まるでその場所へ誘導するかのように―――――――――――。

選択の余地は無い。
そこへ行くしか道は無いのだから。
覚悟を決め、ガザDを北へ走らせた。

【行動】移動M−20→N−19→M−18→M−16→M−14(-4)
【残り行動値】0
【位置】M−14
【武装】ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、
    肩部5連装ミサイルポッド×2、ナックルバスター、
    足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2、
    ビームライフル(GP01様)
【所持品】ディパック、コッペパン×2、水2g入り×2、缶詰×7、毛布、
     ハンドガン、ペンダント
【行動方針】北へ向かう
【同盟】無し
オーバーヒートを引き起こし、システムダウンしたドム、
外界から隔絶された暗闇のコクピットの中、
トルヴァにはモニターを見守る事しか出来なかった・・・。
エネルギーの98%が冷却に使われ、
0.01%程の電力で映し出される三行程の情報。

 ―――システムダウン、オーバーヒート
      強制冷却中・・・残り43秒
      システム再起動率・・・71%―――

何も出来ないもどかしさが胸の真中を突く。
少し、機体が揺れた。だが何も変わらない・・・。
トルヴァは待つことしか出来なかった・・・。

【オーバーヒート中−0 残り行動値4】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×1 Hサーベル・ソード各×1】
【行動方針:リーアと戦闘中】
【同盟状況:アルムと同盟】
244アルム ◆zFt4KYQnAU :03/08/21 10:40 ID:???
戦闘機のパイロット「賢明な判断だが――敵意の無い事の証明に、携行武器をここで放棄してもらおう」
私が未だに兵隊さんの腕を引っ張っている時に、その通信が入ってきました。
・・・少し考えた後、私は通信を返しました。
アルム「・・・わかった・・・私が持っていた携行武装は先ほどほおり投げたビームピストルやらと
     ここの近くの病院に置いてあるビームサーベルのみとビームピストルのエネルギーパックだ・・・
     あ、そうそう腕のこれは・・・」
そう言いながら私は兵隊さんのMSから手を離してバタラの右腕を前に構えさせて
バタラのビームシールドを展開させました。そして即座に消しました
アルム「シールドだ。・・・これはわからないが多分この場でははずせないと思う。
     ・・・どうしてもというなら・・・・・そちらが修理を受け持ってくれるならば
     その際に取り外して使ってもらっても構わない。」
修理云々には皮肉をこめて通信を切りました。
アルム「・・・逃げれるのか・・・?いや!逃げる!まだ【裁】いてもいないのにやられてたまるか!」
私は兵隊さんに向けて通信回線を開こうとしました。
しかし、開きませんでした。開かない代わりに、画面には

通信エラー 相手のシステムがダウンしているか電源が切れています。

アルム「まだ動かないのか・・・!」
そして再び兵隊さんのMSの腕を持ち、移動しようとしました。
しかし、さっきと同じように動きませんでした。
アルム「・・・考えてみたら無理な話か・・・」
そう言いながらもまだ私は兵隊さんのMSの腕をつかませていました。

【体調:不良? たんなる風邪 症状 少々の発熱】【怪我: 右手打撲 左のこめかみ出血】
【機体状況:各部装甲微妙に破損。左腕消失。背面装甲少し破損 脚部大腿部より下消失、
       それによる自重の変動により操作性変化 スラスターの異常による最大出力半減】
【通信×2 −2  残り行動値:2】
【位置:J-13】
【武装:ビームシールド×1 】
【行動方針:撤退。体制を立て直す。】
【同盟:トルヴァと同盟】
245マルコ ◆ayCiq7plsA :03/08/21 13:01 ID:???
どんどん堕ちてゆく緑の巨体。
あちこち小さい爆発が起こっている。

――が、他と比べて、著しく表面温度が上昇している部分があった。
そこは・・・砲口だ!!
「しまった!?」
射線からずらそうと、左側に移動角度を変えたその時だった。

――カッ――
閃光が放たれる。
次々と街が光に飲み込まれていく。
俺はと言えば、間一髪射線から外れ、それが通り過ぎるのを待っていた。
・・・が、僅かに漏れたメガ粒子が表面を焼いていく。
「200・・・300・・・まだ上がるか!?
なんて熱量だ!!」

今度はこちらの表面温度が著しく上昇する。
――ボンッ!!――
軽くコクピットに振動が走る。
どうやら右腕に内蔵されているグレネードが誘爆したらしい。
「ちぃっ!!このままじゃ!!?」

―――それはカウンターが900℃を超えるか超えないかのところで、ゆっくりと下がっていった。
機体は軽いオーバーヒート状態になり、動きが鈍い。

「糞ッ!!今狙われると・・・ヤバイ!!!」

【残り行動値 3】
【位置:Q-13】
【行動:回避行動(-1)】
【機体】ガンダム6号機マドロック(右腕損傷)
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×1
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす、アプサラスの破壊】
【同盟状況:ナシ】

東の方での戦いはまだ続いているようだ、
「流石にこれ以上は………黙って見てる訳にはいかんか。」
クラフトで空高く上昇し正面の様子を見つめながらも東へと向かおうとした。
だが、その前に進展があったようだ
「ん?………一機被弾したか。」
流石に暗くて機体までは確認できないものの
大きく光った光がそのまま落ちてゆく様子からすれば
被弾したのは間違いないようだ。

だが、異変はその後に起こった。
「あの膨大な光の量………もしやっ!」
膨大な熱量を感知するとすぐさま上昇する、
元々こちらは比較的上空高くを飛んでいた
さらにアプサラスは低い高度で放ったため距離は十分にとれ
ビーム砲はもちろん、高熱による影響もなかった。
とはいえこちらのエリアでさえ
眼下の街は一部壊滅状態になっていた。
ほとんど真っ暗だった街が赤々と燃え盛っていた。
「…………両刃の刃、か。」
ふと前に言ったそんな言葉を呟いた後、
そのまま東へ向けて飛行を続けた。

【行動】回避 −1 移動-1【残2】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
    ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
    ビームピストル×1 スモークグレネード×2
【行動方針】詳しい状況を確認しに行く。
【位置】P−13→ Q−13
【同盟】グレン=フォートレス、エリアード=ジーン
247コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/21 17:53 ID:???
『シールドだ。・・・これはわからないが多分この場でははずせないと思う。
 ・・・どうしてもというなら・・・・・そちらが修理を受け持ってくれるならば
 その際に取り外して使ってもらっても構わない』

その言葉を最後に、彼は通信を切った。
MS-09を引き摺りながら、ノロノロと遠ざかっていくバタラ。その姿を上空から見ていた私は、ふいにある衝動に駆られた。

「……」

一旦は閉ざされた回線を、再び開く。無論、そんな事をやってもナンセンスなだけである。
リーア=ミノフスキーの保護という当初の目的を達成した以上、ここは速やかに撤退するのが道理だろう。
だけど―――多分、こうするのが一番人間らしい筈だ。

「一つ、忠告しておく。
...お前の抱える妄執と憎しみは、きっとお前自身を滅ぼす……お前の仲間を巻き込んで、な。
...それでもなお、リーア=ミノフスキーを殺そうと言うのなら―――」

もう、誰も死なせない。エィケズの大切な仲間を、死なせてはならない。
できるなら、彼らも死なせたくはない。エィケズを悲しませたくない。

「―――私がお前を、殺す」

何故こんな事をと問われれば、答えは単純。
涙は彼には似合わない。
彼の笑顔が、私は一番好きだから。つまりはそんな、自己中心的な理由。

回線を閉じ、暫し瞑目し、私はその場を後にした。

【行動:アルムに通信・J-13→L-13:-2】【残り行動値:2】【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コートの護衛、リーア=ミノフスキーの身柄確保】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
248リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/21 22:16 ID:???
川の中州、大河を横断する巨大な橋の橋桁のたもと。
満身創痍のゾックが、橋桁にもたれかかるようにして小休止していた。
中州の狭い幅を占領するかのように立つ巨大MSは、何かを待つかのように佇んでいる。

「コォネ、遅いねぇ。まだケンカしてるのかなぁ」
「タタカウ! リーアモ、タタカウンヤ! アルムハロ、ゲットシル!」
「ハロピー、ムリダ! ゾック、ボロボロ!」
好戦的ハロPとそれを諌めるハロGのやり取りを無視して、リーアは溜息をつく。
そして、膝の上の『ハロC』を手にとる。

『ハロC』……リーアがそう呼ぶだけで、他の誰にとってもそれはハロではない。
かつて彼女が愛した青年の一部。MSの爆発で胴体からもげ落ちた肉体の一部。
黒焦げになった表面は所々剥がれ落ち、あちこちからジュルジュルと嫌な臭いの液体を漏らしている。
ゾックのコクピットの中には、常人なら即座に吐き気を催すであろう腐臭に満ち満ちている。

……そんな中、リーアは虚ろな微笑みを浮かべたまま、『ハロC』を撫でつづける。
抜け落ちた髪の毛がその手に絡まり、膝の上に粘度の高い液体が滴ってもお構いなしだ。
「ハロC、はやくキャットに会えるといいねぇ。
 今、どこで何してるんだろう。
 コォネと、エィケズと一緒に、はやくみんなで遊びたいねぇ」

それは……もはや、決してかなう事なき願いだった。

……中州で休憩している間に、オーバーヒート寸前だったゾックの機体は冷却されていく。
レッドゾーン寸前の状態から、イエローゾーンを抜けて通常状態に回復していく。
手と足を一本ずつ失ってはいるものの、まだまだ問題はない。
やがて……西のほうから、コォネのウェブライダーが引き返してくる。
どうやら、目立った外傷はないようだ。

『あ、コォネ、お疲れ様〜。さっきはありがとねぇ。
 あたしのハロたちも、ありがと〜って言ってるよぉ。
 あ、そういえば、コォネにはまだ紹介してなかったねぇ。
 あたらしいハロ、増えたんだよぉ。『ハロC』って言うの。
 こっちに降りてきたら、見せたげる!』

ニコニコと、取って置きの宝物を紹介する子供のような笑顔で、リーアは通信を送る。
相手の驚いた顔が見たいのか、肝心の『ハロC』を隠したままで。
リーアは狭すぎる中州から、ゾックを橋の上にジャンプさせて飛び乗らせると、
コクピットハッチを開いてコォネのZガンダムが降りてくるのを待ち受けた。

【行動:コォネに通信(−1p)、同一エリア内で移動(橋の下の中洲→橋の上)(0p)】
【位置:L13】【残り行動値:3p】
【機体状況:足一本喪失、片腕喪失、残る腕のクロー1本喪失、深度の水中航行に支障】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×1、MS用手榴弾×2】
【行動方針:『ハロ』を集める、コォネに『ハロC』を紹介】
【同盟:01番コォネ=カウフマン、06番エィケズ=コート】
249コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/21 23:08 ID:???
ハロC?
いつの間に彼女は新たなペットロボットを手に入れたのだろうか。
少々首を傾げながら、私は通信を返した。

「ああ、では今からそちらに行こう」

彼女が何処かおかしいという事は、私も知っている。
それが恐らくは、グリーン=キャットの死に起因する異常である事も。
強化人間――出来損ないのNTもどきでも、バイオセンサーを通じて死者の声を聞くことができた故に。

あの時―――グリーン=キャットが、何かを悲痛な声で訴えていた事を、私は思い出していた。
最早伝説となった英雄、アムロ=レイのようなNTならば、彼の言葉を全て理解できただろう。
だが、私は所詮ただの強化人間。バイオセンサーに適応できたのも、偶然の為せる業だ。
だから、彼が訴えたかった事をこの目で確かめる必要がある。

橋をめがけて機体の高度を下げ、次いでMS形態へ変形を完了する。
着地。
バーニアでも軽減しきれない重量が、橋全体を微かに揺らした。
ゾックからは凡そ20メートルの距離と言ったところか。

何故か私には、これ以上距離を詰めることが躊躇われていた。

【行動:変形:-1】【残り行動値:1】【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コート、及びリーア=ミノフスキーの護衛】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
250エィケズ ◆AXIZPI/amk :03/08/22 08:24 ID:???
加速していくリグ・シャッコーに通信が入った。
『エィケズさんっ!?攻撃しないでくださいっ!!エリアードさんはいい人なんですっ!!』
「いぃっ!?」
よかれと思って加勢したエィケズにとって
その言葉は少しばかり予想とは異なっていた。

しかし、急に止まる事も出来ず、減速しながらも
その右手に持ったサーベルはアプサラスに突き刺さった。
アプサラスはそのまま降下していき、リグ・シャッコーも地面に降り立とうとする。

その時、後方が光った。
振り返るとあまりの光に一瞬目をつむり、轟音に耳を塞ぎ、光景に唖然とした。
まるでそこだけ何かあったかのような圧倒的なまでの破壊力。
ビーム砲を撃ってから、アプサラスは何も仕掛けてくる気配は無かったが
危険なのは火を見るより明らかである。

「グレン、質問していいか?
 このアプサラスのパイロットの事、君が知っている事を。」

【残り行動値 3】
【位置:Q-13】
【行動:グレンに通信(-1) 】
【機体】リグ・シャッコー 左腕喪失
【武装】両腰:ビームサーベル 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:みんなで脱出】
【対処行動方針:アプサラスをどうにかする】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン
251リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/22 14:34 ID:???
コォネのZガンダムが、ゾックと距離をおいて橋の上に降りる。
そのまま、悪い予感に距離を詰められないコォネ。

リーアは、無言でゾックを降りる。
ピチピチで丈の短い、子供用のピンクのワンピース。
無邪気な、そして虚ろな微笑み。
彼女の後を追いかける、緑の大きなハロと、桃色の小さなハロ。
そして……手に抱えた、黒い歪な球体。

「リーア、ノウハレベル、イジョウ! ノウハ、イジョウ!」
「ア〜レ〜♪ ア〜レ〜♪」

騒ぐハロたちを従えて、リーアはZの足元まで歩み寄る。
そのまま、巨大なMSを見上げて、その顔に微笑みかける。

「キャットねぇ、ドライセン捨てて、どっかいっちゃったの。
 でも、リーアが淋しくないようにって、ハロを用意してくれたんだよぉ♪
 ホラッ! この子が『ハロC』!
 無口だけど、とっても賢い子なんだよ♪」

リーアは、Zに向かってその『ハロC』なる物体を差し出した。
虚ろな瞳のまま。
満面の笑みを浮かべて。
己の行動に、何の疑問も感じることなく。

まるで……ヨカナーンの首を頭上に掲げた、呪われし王女・サロメの如く。

【行動:機体を降りる(1p)コォネに肉声で呼びかけ(0p)】
【位置:L13】【残り行動値:3p】
【機体状況:足一本喪失、片腕喪失、残る腕のクロー1本喪失、深度の水中航行に支障】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×1、MS用手榴弾×2】
【行動方針:『ハロ』を集める、コォネに『ハロC』を紹介】
【同盟:01番コォネ=カウフマン、06番エィケズ=コート】
252コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/22 15:54 ID:???
ゾックのハッチが開く。
現れた少女の姿に、私は己の目を疑ってしまった。
明らかにサイズの小さすぎる子供服に、成熟し始めた女の肢体を無理やり詰め込んだのだろう。
到底、直視しうるモノではない。
加えて、正気を失ったと一目で分かる眼差し。
更には本来の知性の欠片も感じられぬ、舌足らずな口調。
子供の持つあどけなさと、そしてその奥に潜む狂気。幼児退行を起こしているとしか思えない。

だが、そんな異常も次の瞬間、私にとっては只の些事へと変わってしまった。
そう。其れを目にした瞬間―――

『キャットねぇ、ドライセン捨てて、どっかいっちゃったの。
 でも、リーアが淋しくないようにって、ハロを用意してくれたんだよぉ♪
 ホラッ! この子が『ハロC』!
 無口だけど、とっても賢い子なんだよ♪』

―――差し出されたソレは、黒くおぞましき、歪な球体。
窪んだ眼窩の奥、鈍く淀んだ輝きを放つ濁った眼球が、こちらを向いている。
削げ落ちたであろう鼻の跡に、焼け爛れた肉と、そして骨とが覗いていた。
腐りかけた唇の端には、得体の知れない汚物がこびり付いている。
焼け落ちた耳の辺りから零れているのは、脳漿だろうか。

彼女は言った。コレはグリーン=キャットが用意したものだと。
つまり―――恋人の死からの逃避の際、彼女は最悪の選択をしてしまったのだ。

エィケズ……私は一体、どうしたら良いんだ?

【行動:特になし】【残り行動値:4】【武装:変化なし】【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コート、及びリーア=ミノフスキーの護衛、現状の理解と可能ならば打開】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
ガコンッ
機体に鈍い衝撃が走った。なんだろう?と考えている間にも
軽い振動がコクピット内を震わした。
・・・引きずられている?そう感じたとき、意外な気がした。

ピッ・・・。軽い電子音がなった後、忽然とコクピットが明るくなった。
空調も回復し、涼しい風が額を打つ。
見ると足元から十数メートルほど、二筋の線が伸びていた。
どうやら本当に引きずられていたらしい。
目の前にはZガンダムとゾッグの姿。既に戦闘の気配は昇華していた。

トルヴァ「・・・戦いは終わった・・・?」

後方のサブカメラ、バタラが必死にドムを引いていた。
脚部を損傷していて酷く不安定である。
ホバーを機動させ、バタラの腕を優しく解き、
逆に不安定なバタラを支えるようにした。

「・・・すまない。俺が不甲斐無いばかりに・・・。」
アルムに語りかけた。

【再起動-0 会話-1 残り行動値3】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×1 Hサーベル・ソード各×1】
【行動方針:リーアと戦闘中】
【同盟状況:アルムと同盟】
急いで接近してアプサラスVにハイパービームサーベルを振るう……が遅かった。
リグシャッコーのビームサーベルがアプサラスに突き刺さる。
火花が各所で散って小爆発が起きる。
そしてアプサラスVの高度が急激に下がった。
「なっ!!」
センサーを狙ったハイパービームサーベルを外してしまった。
次の瞬間にモニターは光に包まれた。
「っ!!メガ粒子砲がっ!」
次に見たのは轟音とともに発射されたメガ粒子砲が建物を全てなぎ払う姿だった。
破壊された建物からすぐに目を放してアプサラスVを見る。
かなりの損傷を受けたアプサラスが地面に激突していた。
しばしの沈黙……アプサラスVに動く気配はない。
「ミノフスキークラフトが故障したのか……?それとも…」
頭に不吉な考えが過ぎる――
慌ててアプサラスVに通信を入れた。
『エリアードさん!!エリアードさん!?返事をしてくださいエリアードさんっ!!』
必死で通信機にむかって叫んでると通信が入った。
「グレン、質問していいか?
 このアプサラスのパイロットの事、君が知っている事を。」
(エィケズさん…今はそんな事を言ってる場合じゃ……でも言っておかないと…)
通信相手をすぐに代えて言う。
『エリアードさんは二重人格でっ……いい人と悪い人で…!!』

【行動:通信(-2)】【残り行動値:(2)】
【位置:Q−13】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:仲間・脱出方法探し】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
255ジン=D=ブラッド ◆gdG5LqiF7w :03/08/22 21:09 ID:KFbi8PMq
レーダーに反応が表れる。
(九時の方向に熱源反応・・・・・橋の辺りか。)
ガザDをその方向へ移動させる。

肉眼で確認できる位置まで近づくと、
橋の上にMSが二体――――――
片方はゾック、もう片方は・・・・・。
新型のMSか厄介だな。
(どれほどの性能を秘めているのかがわかららい。)
だが、いずれは戦わなければならない相手、
避けることはできないな。

システム正常―――――戦闘への支障無し。
「目標確認・・・ターゲット新型のMS・・・破壊する。」
”ロック・オン=\――トリガーを引く。
ナックルバスターから放たれた閃光がZガンダムへ向かっていく。

【行動】移動M−14→L−13(-1)MS発見(-1)
    ナックルバスター発射(-1)
【残り行動値】1
【位置】L−13
【武装】ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、
    肩部5連装ミサイルポッド×2、ナックルバスター、
    足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2、
    ビームライフル(GP01様)
【所持品】ディパック、コッペパン×2、水2g入り×2、缶詰×7、毛布、
     ハンドガン、ペンダント
【行動方針】敵機の殲滅
【同盟】無し
256エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/08/22 21:33 ID:???
『エリアードさんは二重人格でっ……いい人と悪い人で…!!』
グレンの返信を聞いた後、エィケズはしばらく考えた。
(二重人格なんて、変わった人だ。)
自分も変わっている人だという事には気づいていないらしい。
しかし、少しの間だけとはいえ、共に過ごしたコードの機体を
恐らく、コードを殺して手に入れたであろうその機体に乗っている人。
しかも、一度交戦をしている相手を前に、エィケズは複雑な思いでいた。
少しばかり考えていると、相棒達が執拗に頭を叩いてくる。
聞くと、どうやら何か、キャットが言っているらしい。
早くリーアの所に行ってやってほしい、との事だ。

しばし迷った挙句、エィケズはリーアの元に向かう事にした。
「グレン君、さっきの先走った行為はすまなかった。
 その、もし、よければ、俺たちの所に来てくれ。
 脱出が出来るかもしれないんだ。」
それだけ言うと、キャットの導くままに、リグ・シャッコーを走らせようとした。
しかし、ふと、ゴツいガンダムの姿が目に止まった。
「……あなたも、脱出したいなら来て下さい。」
そのガンダムのパイロットにも一言だけ言い、今度こそリグ・シャッコーを走らせた。

【残り行動値 0】
【位置:Q-13→O-12】
【行動:グレンに通信回線開きっぱなしで通信(-0) マルコに通信(-1) 移動(-2)】
【機体】リグ・シャッコー 左腕喪失
【武装】両腰:ビームサーベル 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:みんなで脱出】
【対処行動方針:リーアとコォネの所に行く。】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン (グリーン=キャット)
257リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/22 21:41 ID:???
Zガンダムに向かって、おぞましき『ハロC』を差し出したリーア。
その姿勢で、しばらく動かずにいたリーアは、ふとその表情を曇らせた。

「……コォネ、どうしたの?
 ……何でなんにも言わないのぉ?
 ねぇ、リーアのこと、ちゃんと見てる? 聞こえてる?
 ………ねぇ、ねぇってばぁ。ねぇ」

虚ろな瞳はそのままに、不安そうな顔でZガンダムからの反応を待つ少女。
……何の反応もない。
トリコロールカラーのMSは、黙って立ち尽くしたまま、何も言わない。

コォネはリーアの壊れ方と、『ハロC』のあまりの姿に、呆然としている。
リーアのことを無視しているわけでも、意図的に放置しているわけでもない。
それでも……コォネの無反応に、リーアの不安はどんどん大きくなる。

「ねぇコォネ、何か言ってよぉ。コッチに降りてきてよぉ。
 リーアのこと、嫌いになったの? リーア、何か悪い事した?
 だったら謝るからぁ。反省するからぁ!
 だから……ねぇコォネ、降りてきてよぉ!」

不安そうな顔でZガンダムの足元に近づくと、MSの足をドンドンと拳で叩く。
親に置いてきぼりにされた子供のような表情で、ボロボロと涙をこぼしながら。

リーア自身、なぜこんなに不安なのか理解していない。
けれど、反応のないMSがあまりに不安を掻き立てて。
返事をしないMSの姿に、思い出してはいけないことを思い出してしまいそうで。
また、何かとてつもなく不幸な事態が起きてしまうような気がして。

無意識下に追いやられた記憶。壊れたリーアの中で「なかったこと」にされている記憶。
声をかけても答えないドライセンの背中。
呼びかけても無言で立ち去る巨大な影。
その無意識下の記憶は今の状況と重ね合わされ、「原因不明の」不安となって少女の心を締め付ける。

リーアは泣きながらZの足を叩きつづける。
コォネが降りてきてくれると信じて。何か声をかけてくれると信じて。
その手の皮が破け、血が滲み出しても、硬いMSの装甲板を叩きつづける。

【行動:MSを叩きながら呼びかけ(−1p)】
【位置:L13】【残り行動値:2p】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×1、MS用手榴弾×2】
【行動方針:『ハロ』を集める、コォネに何か反応して欲しい】
【同盟:01番コォネ=カウフマン、06番エィケズ=コート】
258リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/22 21:49 ID:???
>257
(文章を一行追加)

……そのコォネの機体に向け、一条のビームが放たれたことにも、リーアは気付いてなかった。
259エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/22 21:51 ID:???
「・・・・?」
目を覚ますとそこに広がっていたのは見慣れた全天周囲型モニター。
アーム・レイカータイプの操縦桿。
連邦軍の開発した量産機の重装型、スターク・ジェガンのコックピットだった。

モニターには急速接近してくるMS、それを撃墜しようとするものの全く当たらない火線が見えた。
「そうだ・・・当たれぇぇっ!!」
しかし火線はMSをとらえることはできず、むなしく後方の宇宙へとけ込んでいく。
「うわぁぁぁっ!!」
一気に懐に潜り込んだMSからビームサーベルが振り下ろされる。
だがそこで夢は終わらなかった。

「くっ・・・。」
[左腕部破損 回線切断]
「まだだっ!!」
そう言うと無我夢中でビームサーベルを抜き、振る。
それは敵機の脇腹をえぐり取ることに成功した。まぐれの出来事に自ら歓声を上げる。
「やった!!」
そう言ったのもつかの間、敵機が接触回線を開いてくる。気が付くと両腕でしがみつかれていた。
『わたしはNTだぞ!?只では死なん!!貴様の体を・・・』
そこまでで通信が途切れる。敵機が爆発し、辺りが閃光に包まれる。

「・・・は!・・・」
そこでエリアードは目が覚めた。
「今のは・・・?」

<<続く>>
260エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/22 22:15 ID:???
「・・・今のが・・・?あいつ?
 ・・・NT?
 そんな・・・そんなことが・・・。」

しばらく呆然としてくると通信機から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
『エリアードさん!!エリアードさん!?返事をしてくださいエリアードさんっ!!』
「・・・グレン・・・?」

そこでコックピット内がかなり暑いことに気が付く。空調系が故障したのだろうか・・・?
たまらずコックピットハッチを開放する。すると、そこに広がっていたのはえぐり取られた大地と崩壊した町だった。
「これを・・・俺が・・・?
 そんな・・・馬鹿な・・・。」

茫然自失とする彼は通信を切り忘れていることと、
さらにコックピット内の破片で片目に大きな傷を負っていることすらも忘れていた。

【行動:起きる(−0)通信(−1)】
【残り行動値:3】
【位置:Q−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲(冷却中・使用不能)
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し?】
【主な機体状況:あちこちの装甲破損 ミノフスキークラフト出力低下 各部で誘爆発生 他不明】
【行動方針:???】
【同盟状況:四番ウィルト=ラインステッド 10番グレン・フォートレス】
「グレン君、さっきの先走った行為はすまなかった。
 その、もし、よければ、俺たちの所に来てくれ。
 脱出が出来るかもしれないんだ。」
そう言ってリグ・シャッコーは走っていった。
(わかってくれた…エリアードさんはどうなった?!)
もう一度呼びかけようと通信つけた時に
「・・・グレン・・・?」
声が聞こえた。
一瞬体が硬直し、そして一気に脱力した。
『エリアードさん……よかった…よかった…よかった……本当によかった…』
何度も何度も呟く……
「これを・・・俺が・・・?
 そんな・・・馬鹿な・・・。」
続けて聞こえた声に気がついて通信を返す。
『……大丈夫です、誰も死んでません。あああああ!!』
そして気がついた。
脱出が出来るかもしれないってエィケズさんは言わなかったか?!
……言った!
言ったぞ!
確かに言った!
『エリアードさん!脱出の可能性を見つけました!』

【行動:通信(-1)】【残り行動値:(1)】
【位置:Q−13】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:仲間・脱出方法探し】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
262アルム ◆zFt4KYQnAU :03/08/22 23:13 ID:???
バタラのディスプレイにとあるものが移りました。

『スラスター異常 状況確認』 

そして、その文字が映った数秒後に別の文字が現れました。

『状況 スラスター破損 推進機関管理システムのエラー 復旧しています』

そして、その文字が映ったまた数秒後にまた別の文字が現れました。

『推進機関管理システム正常に作動。出力18%回復』

と、文字が現れると同時に、バタラが・・・いや、バタラと兵隊さんのMSが動き始めました。

物が引きずられる音がしました。
私はその場から離れようと、一心にバタラを動かしていました。
戦闘機のパイロット「一つ、忠告しておく。
            お前の抱える妄執と憎しみは、きっとお前自身を滅ぼす……お前の仲間を巻き込んで、な。
            それでもなお、リーア=ミノフスキーを殺そうと言うのなら―――」
            ―――私がお前を、殺す」
私はそれを聞きながらも、その場から逃れようと動かしつづけました。
頭にとある疑問符を浮かべながら。
ある程度時間が経った頃、バタラの右腕が兵隊さんのMSの腕から剥されました。
いや、剥がされたというのは正しい表現ではないかもしれません。
ふと、振り返ると、兵隊さんのMSがバタラの右腕を剥すというよりほどくように兵隊さんのMSの腕から離し、
そして、次の瞬間。
バタラが、兵隊さんのMSに抱きかかえられました。
軽い衝撃が走った直後、兵隊さんから通信が入りました。
トルヴァ「・・・すまない。俺が不甲斐無いばかりに・・・。」
アルム「・・・いや、別に気にしないでくれ。・・・」
ハロ「トルヴァ。キニスルナー♪・・・ドウシタアルム?」
通信回線を開きながら私は少し考えていました。
頭の中に浮かんでいた疑問符を。
【私 は 狂 っ て い る の か ? 】
そう考えたとたん、頭の中で声が聞こえました。

続く
263アルム ◆zFt4KYQnAU :03/08/22 23:13 ID:???
???「安心しろよ。お前は狂ってはいない。むしろ狂ってるのはあの女どものほうだ。
     あいつらを【裁】くのは当然の成り行きだ。さあ今すぐあいつらを追いかけて血祭りにあげてやれ。」
その声は、紛れも無い自分の声でした。 
頭の中でまた声が聞こえました。
???「・・・冷静に考えれば狂っているのかもしれないな。
     【裁】くなんて言ってもやる事は簡単に言えば殺人だ。許されることでは無いし、
     【裁】くとか言ってやることを正当化してるのはおかしい事だ。」
その声もまた、自分の声。
アルム?「へっ、何言ってるんだ。リーアに私の思い出したくない過去を強制的に思い出させられたし
     ハロを頂戴とか言ってたのに、話だけでも聞いてやろうと思ったのにライフル構えて待ってやがったんだぞ? 【裁かれる】べきだ!
     そのリーアを助けようとしたあの前あった戦闘機のパイロットも同罪だ!」
アルム??「あの思い出は仕方の無い事だし、ライフル云々もこちらは拳銃を持っていったんだぞ!いざという時はそれを撃つつもりだったんだろう?
      むしろ因果応報だ!逆恨みで戦闘機のパイロットも・・・なんていえないだろう!殺人を正当化しようとするな!」
頭の中で全く違う二つの考えが討論をしている。
アルム?「しかし、あの戦闘機は前にもあって、戦闘を仕掛けてきた。そうだろう?【裁かれ】ても仕方の無い事をしたんだ。
     それに、殺人の正当化は駄目だとか言ってるけど、お前・・・【私たち】だって一人殺っちまってるんだぜ?その事はどうなんだい?」
アルム??「ぐっ・・・し、しかし、それは・・・」
私が違う考えの私を攻め立てている。
アルム「さっ、決まりだな。今すぐ追いかけるぞ。さぁ、腕を動かしてバタラを動かせ!【私】!」
アルム「だ、駄目だ!あの時は仕方が無いだろう!もうあんな事は繰り返しては駄目だ。【私】!」
私が私に私が動くように言っている。もう片方の私は私に私が動かないように言っている。
アルム?「あれぇ?殺人は正当化できないんじゃなかったっけぇ?消えろ!」
アルム??「・・・だからこそ!もうそんな事はしては駄目なんだ!」
アルム?「偽善者が!消えろ!」
アルム??「何を!欲望だけで動く愚か者め!お前こそ・・」
未だに結論は出ない・・・いいかげん・・・・
ハロ「アルム?」
アルム「五月蝿いぃぃ!・・・はっ!?」
ハロ「!!ド、ドウシタアルム!?」
考えるあまり、周りのことが見えなくなっていたようでした。

続く
264アルム ◆zFt4KYQnAU :03/08/22 23:14 ID:???
私は再び、考えました。しかし、今度は、少し考えた後、少し悩んだ表情をして、少しした後、私は結論を出しました。
アルム「・・・ちょっと聞いて・・・ください・・・兵隊さん・・・・」
自分でわからない事は他人に聞け。そういう結論に私は達していました。
しかし、その事は全てがわかっている人物にしか聞けないと考えました。
そして、私は、全てを・・・話す事にしました。
アルム「これから・・・あることを・・・相談したいんですが、・・・その前にちょっと・・・話を聞いてください。」
そういって、私は全ての事を話し出しました。
昔、MSに襲われて死にかけたこと。リーア=ミノフスキーの攻撃でそのことを思い出し、そのまま追いかけて殺そうとしたこと。
惨敗して撤退する時に戦闘機のパイロットが言っていた事が頭に残っていた事。その事からあることを考えて、結局結論が出なかったこと。
そして、順序が変わっているけれども、できるだけ言いたくは無かった事。
戦車が襲ってきたときに私は兵隊さんを見捨てるような発言をした事。
アルム「―――と・・・言う事・・・なんです・・・」
私は、何故か知らないけれども震えていました。
アルム「・・・それで、相談したい事は・・・おかしいかもしれないですけれども・・私は・・・狂って・・・いるのか・・・ということなんです・・・」
ハロ「アルム・・?ダイジョウブ?・・・フルエドメドコ?」
ハロの問いにも答えず、私は震えながらディスプレイを覗いていました。

【体調:不良? たんなる風邪 症状 少々の発熱】【怪我: 右手打撲 左のこめかみ出血】
【機体状況:各部装甲微妙に破損。左腕消失。背面装甲少し破損 脚部大腿部より下消失、
       それによる自重の変動により操作性変化 スラスターの異常による最大出力減少】
【都市内移動? −1 通信 −1 自分について考える −1 残り行動値:1】
【位置:J-13】
【武装:ビームシールド×1 】
【行動方針:【果たして私は狂っているのか】の答えを求める】
【同盟:トルヴァと同盟】

265コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/23 01:01 ID:VTC/6ghm
ID晒します
266コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/23 10:52 ID:???
新たな熱源反応の出現に、私の意識は一気に現実へと引き戻された。
索敵開始――機体識別完了。

「ガザDか……」

足元には、泣きながら両の拳で装甲を叩き続けるリーア=ミノフスキーの姿。
何かに怯えるように、何かに耐えるように。
後から後から、次々と零れ出る涙。

「リーア……恋をするって、苦しい事だな」

唐突に、彼女に向けて。
気が付けば、私はそんな事を喋りだしていた。

「でも、その苦しさで女は強くなれる」

そう。それは、エィケズが私に教えてくれた事。
心を殺して罪の意識から逃げ回っていた私に、立ち向かう勇気をくれた愛しい人。

「だからお前も、きっと強くなれる」

【続く】
267コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/23 11:01 ID:???
ふいに、何かに包まれるような感覚。
同時にバイオセンサーの輝きが、ガザDから放たれたビームを掻き消す。多分、一番彼女を守りたかったであろう、あの男の魂の為せる業だ。
ほら。何を泣く必要がある。
お前はまだ、こんなにも愛されているじゃないか。

「お前が何から逃げているのかは分からない。でも本当は、それは逃げてはいけないモノなんだ」

彼女の背負う十字架の重さは、私には量り知ることができない。恐らく一人では背負い切れないくらい、ソレは重いモノなのだろう。
傍らで支えてくれる人が、私にはいた。彼女には、もういない。
逃げたくなるのも無理は無い。
ならば―――
彼女の体を、Zの右手がそっと掴む。
そのままゾックの元に送り届けると、私はガザDへと向き直った。
照準を合わせ、ブースターに狙いを定め、ビームライフルのトリガーを引く。

「私がお前を守る。お前の友となり、力となる。だから、お前も……リーアも、立ち向かうんだ!」

【行動:防御・リーアへの説教(笑)・リーアをゾックの元へ・ビームライフル射撃:-4】【残り行動値:0】
【武装:ビームライフル装填済みEパック残量25%→18,75%へ変更】
【所持品:変化なし】
【行動方針:エィケズ=コート、及びリーア=ミノフスキーの護衛、ガザDの撃退】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
268ジン=D=ブラッド ◆gdG5LqiF7w :03/08/23 14:42 ID:3xL84tuU
ID晒し
Zガンダムが突然輝きだす。
その輝きは、まるで意志を持つかのように
Zガンダムを守り、ビームを掻き消した。

「そんな馬鹿な!これが新型のMSの力なのか!」
予想外の出来事に戸惑う。

「お前が何から逃げているのかは分からない。でも本当は、それは逃げてはいけないモノなんだ」
Zガンダムから聞こえてくる声
誰かを励ますような言葉、近くに居る少女へ語り掛けていた。
Zガンダムが右手でそっと少女を掴みゾックの元に送り届けると、
こちらを向きビームライフルを打ってきた。

不思議な力にビームを掻き消されあっけにとられていたため
回避運動が遅れ、ビームがブースターの一部を抉り取る。
(クッ!油断した。だが何故コアを狙わなかった?直撃をしなくても
 ブースターよりダメージは多いはず・・・・・余計なことは考えるな
 今は戦闘に集中しなければ一瞬の判断が命取りになる。)

機体状況を確認する。
「ブースター出力10%低下・・・・・まだ行ける。」
体制を立て直し、足裏部2連装メガ粒子砲を構える。

「ターゲットの現在位置と予測位置分けて発射する。―――――今だ!」
トリガーを引き、メガ粒子砲を二方向に分けて放つ。

【行動】回避運動(-1)機体状況を確認(-1)
    足裏部2連装メガ粒子砲を二方向に分けて放つ(-2)
【機体状況】ブースター一部破損(出力10%低下)
【残り行動値】0
【位置】L−13
【武装】ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、
    肩部5連装ミサイルポッド×2、ナックルバスター、
    足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2、
    ビームライフル(GP01様)
【所持品】ディパック、コッペパン×2、水2g入り×2、缶詰×7、毛布、
     ハンドガン、ペンダント
【行動方針】敵機の殲滅
【同盟】無し
270リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/23 16:23 ID:???
泣きながらZを叩き続けるリーアの頭上から、突然、優しい声が響いた。
いままで通りの理性的で、クールな響きの声。
しかしその奥には、かつてのコォネの声にはなかった、温かさがあった。
『リーア……恋をするって、苦しい事だな。
 でも、その苦しさで女は強くなれる。
 ……だからお前も、きっと強くなれる』

「……え? ど、どういうこと、コォネ?」

唐突な言葉に、目をしばたかせる少女とハロたち。
彼女たちに、コォネの言葉の意図は理解できない。
けれど……それが心からの温かい言葉だということは感じ取れた。

そして……リーアの手の中で、『ハロC』の黒い塊が温かい光に包まれる。

「……は、ハロC!?
 ううん、これは……キャット?!」

その温かい光は、Zガンダム全体に広がって……ガザDからの攻撃をかき消してしまう。
その足元にいるリーアの無防備な身体を守るかのように。

『お前が何から逃げているのかは分からない。
 でも本当は、それは逃げてはいけないモノなんだ』

温かい光をまとったまま、Zの手がリーアとハロたちを掬い上げる。
そのまま、近くに停めたゾックのコクピットまで連れて行く。

『私がお前を守る。お前の友となり、力となる。
 だから、お前も……リーアも、立ち向かうんだ!』

呆然としたまま、リーアはされるがままに運ばれる。
コォネが促す通り、ゾックのコクピットにハロ達と共に戻る。
……リーアの手の中の塊は、先ほどの輝きを失い、元の黒い歪な形に戻っている。

(続く)
271リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/23 16:24 ID:???
コクピットの外では、ZとガザDの死闘が始まっている。互いに激しい撃ちあいを演じている。
それに構わず……リーアは暗いコクピットの中、黒い塊を手にブツブツと呟いている。

「リーア、逃げてるの? 何から? コォネ?
 ううん違う、でもだめなの、だって、リーア……。
 コォネが守る? ううん、ダメ、だってそしたらコォネも……!
 ……コォネも? 爆発しちゃう?
 あれ? ……あれって、いつのことなんだろう。誰の爆発なんだろう」

脈絡のない記憶の断片に頭を抱えるリーア。
コォネの言葉は、彼女の心を確実に大きく揺さぶり、封印された記憶を呼び覚ましていた。

「……ねぇ、ハロC、あれっていつだったっけ?
 …………ハロC? ねぇ、何か言ってよ?
 ……………。
 ……………。
 ……う、うぷっ、く、臭〜いっ!!
 な、何の臭いなの、これ!
 う、ウグッ、グ、グゲェッ!!」

『ハロC』を手にして問いかけて……リーアはあまりの腐臭に吐き気を催す。
咄嗟に口元を押さえた両手の指の間から、吐瀉物が漏れてリーアの膝にこぼれる。
……最も、この程度の腐臭、とうの昔からゾックのコクピットには充満している。
無意識にシャットアウトされていた嗅覚の封印までもが綻びつつある証拠だった。

吐き気を必死で堪え、湧き上がる記憶の断片のフラッシュバックに眩暈して。
リーアはただ、暗いコクピットで震え続けた。
手に、何かヌルヌルした感触の、絶対に機械ではありえない『何か』を抱きしめたまま。

【行動:コクピットで混乱しながら震え続ける(0p)】
【位置:L13】【残り行動値:4p】
【機体状況:足一本喪失、片腕喪失、残る腕のクロー1本喪失、深度の水中航行に支障】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×1、MS用手榴弾×2】
【行動方針:なし(記憶のフラッシュバックに混乱中)】
【同盟:01番コォネ=カウフマン、06番エィケズ=コート】
アルム『・・・いや、別に気にしないでくれ。・・・』
ハロ『トルヴァ。キニスルナー♪・・・ドウシタアルム?』

アルムからの返信。戦闘前のような殺気だった雰囲気ではなく
少し疲れたような、くたびれた声だった。
後ろの二人からは攻撃の気配は感じられなく、深呼吸を一息。
その瞬間、いままで耐えに耐えかねたかのような疲労が全身を襲う。
一瞬だがめまいを起こす。額に手を当て、改めてシートに深くうずくまると
バタラから何かを否定するかのようなアルムの叫び声が響いてきた。
少し時間を置き、アルムが語りかけてきた。

アルム『・・・ちょっと聞いて・・・ください・・・兵隊さん・・・・。
     これから・・・あることを・・・相談したいんですが、・・・その前にちょっと・・・話を聞いてください。』

深い疑念の篭った声。思わず開きかけたペットボトルの蓋を締め直した。
そしてアルムの話に耳を傾けた。
過去の苦い思い、その記憶のトラウマ、自分がオーバーヒートしている間のコォネとのやり取り。
対レーダー戦のこと・・・。アルムはまるで懺悔のように声を吐き出していた。
微かな声の震えが一層強くなり、こう切り出してきた。
『自分は狂っているのではないか』と・・・。
迷わず答えた。

トルヴァ「ああ、お前は狂っている・・・。」
4〜5秒置き、言葉を続けた。
トルヴァ「リーアも、レーダーも、そうだろう?俺も変わっちまったよ・・・。ここに入れられてな。
      昔の♂エがこの有り様を見たらどうなるだろうな。拳銃を向けて
      『連邦でもない奴に銃を向ける気か!?ジオンの誇りは・・・』なんて言ってるだろうな・・・。」
思わず微笑を浮かせた。さらに続けようとした、が・・・。
トルヴァ「アルム・・・。お前は生きて何を・・・」
そこで言葉を詰まらせる。生き残って何をするのか?
その問はむしろ自分に向けられるべきなのだ。ジオンはもう存在しない。そう解かっている筈。
なのに、理解しようとすればするほど、認めたくない否定の気持ちが反比例していく・・・。
偉そうに、そして迂闊にアルムに質問を投げかけた自分が急に惨めで、
ちっぽけな存在に思えてきた。さっきの戦闘でも生かされた¢カ在の癖に・・・。
涙が頬を伝う。

トルヴァ「アルム・・・すまない・・・俺は・・俺は・・・。」

思わずコンソールに突っ伏し、大粒の涙で床を濡らした・・・。

【会話-0 人生相談(違-1 泣く-0 残り行動値3】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×1 Hサーベル・ソード各×1】
【行動方針:リーアと戦闘中】
【同盟状況:アルムと同盟】
273アルム ◆zFt4KYQnAU :03/08/23 20:11 ID:???
トルヴァ「ああ、お前は狂っている・・・。」
兵隊さんの声がバタラのコクピットの中に響き渡りました。私は震えながらその声を聞いていました。
トルヴァ「リーアも、レーダーも、そうだろう?俺も変わっちまったよ・・・。ここに入れられてな。
      昔の♂エがこの有り様を見たらどうなるだろうな。拳銃を向けて
      『連邦でもない奴に銃を向ける気か!?ジオンの誇りは・・・』なんて言ってるだろうな・・・。
      アルム・・・。お前は生きて何を・・・」
兵隊さんの声が途切れました。
震えながら、私は考え始めました。
私は、今、何をするべきか。
答えは容易に出ました。その答えを伝えようと、大きく深呼吸をし、話しかけようとしました。
アルム「・・私は・・・」
続けて喋ろうとした次の瞬間。通信画面に移された兵隊さんが目の前の何かに突っ伏していました。
すすり泣きのような音が通信機を通してこっちに通じてきました。
トルヴァ「アルム・・・すまない・・・俺は・・俺は・・・。」
その声を聞いて、私はまた少し考えて、兵隊さんに話し掛けました。
アルム「いや・・・謝る事じゃない・・・
     ・・・ありがとう・・・私が聞いた事に答えてくれて・・・
     さっきはもう自分でも何がなんだかわからなくなってきててな・・・こちらこそすまなかった。」
私はまた深呼吸をしました。震えは止まっていました。
アルム「・・・私は・・・生きて何をするかというと・・・な・・・簡単に言えば【けじめ】を付けたいと思う。
     とち狂って、周りに迷惑をかけた分の【けじめ】をな・・・」
参加者の中で、もしかしたら、脱出の方法を見つけ、脱出しようと考えている参加者もいるかもしれません。
もしそんな参加者がいたら、その参加者を支援し、例え自分がどうなろうともこのゲームからなんとしてでも脱出させる。
簡単にいえば生存者を増やす。それが自分なりの【けじめ】のつけかただと思いました。
アルム「兵隊さんは・・・どう思う?」

【体調:?】【怪我: 右手打撲 左のこめかみ出血】
【機体状況:各部装甲微妙に破損。左腕消失。背面装甲少し破損 脚部大腿部より下消失、
       それによる自重の変動により操作性変化 スラスターの異常による最大出力減少】
【通信 -1 考える【生きて何をするのか】 -1 残り行動値:2】
【位置:J-13】
【武装:ビームシールド×1 】
【行動方針:参加者の脱出支援】
【同盟:トルヴァと同盟】
274エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/08/23 20:40 ID:???
「え?キャットが消えた?」
エィケズの言葉に相棒達は頷いた。
エィケズ自身は感じ取れないが、相棒達にはそれが感じられる。
首を傾げながら、エィケズはリグ・シャッコーの足を速めた。

途中、蒼いGMのパイロット。
カミーユ=ビダンにも脱出の件を話しておいた。
どこまでもお人好し。
安易に脱出の事を口に出せば管制室側から目をつけられ、
危険だと判断されればそれまで。
首輪を破壊されてしまうというのに。

しかし、エィケズはそんな事は少しも心配せず。
ただ、リーアとコォネのもとへ急いだ。


何かが光った。

【残り行動値 0】
【位置:O-13→L-13】
【行動:カミーユに通信(-1) 移動(-3)】
【機体】リグ・シャッコー 左腕喪失
【武装】両腰:ビームサーベル 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:みんなで脱出】
【対処行動方針:リーアとコォネの所に行く。】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン (グリーン=キャット)

※前回の書き込みでO-13と書くところがO-12となっていました。
 深くお詫びします。
275エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/23 21:42 ID:???
『……大丈…です、誰も死ん…せん。あああああ!!』
通信機から途切れ途切れに声が聞こえる。
実際には通信機は正常に作動しているのだが、エリアードの状態が状態なので途切れ途切れにしか聞こえなかった。
だが次の言葉で我を取り戻す。
『エリアードさん!脱出の可能性を見つけました!』

「・・・!?
 脱出の可能性・・・?
 しかし・・・俺は・・・。」

(俺にそんな権利があるのか?こんなに皆を苦しめて・・・理由もなく人を殺して・・・。
 俺は・・・?どうすれば・・・?)

「グレン・・・身勝手なことかもしれないが少し一人にしてくれ・・・。
 ・・・少し・・・考えたいことがある。」
それだけ言うとアプサラスを離床させ、移動した。

──まるでそこから逃げるように。

「弱い男だよな・・・我ながら・・・。」

【行動:通信中(−0)Q−16へ逃亡(−3)※各部損傷のため 独語(−0)】
【残り行動値:1】
【位置:Q−16】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲(冷却中・使用不能)
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し?】
【主な機体状況:あちこちの装甲破損 ミノフスキークラフト出力低下 各部で誘爆発生 他不明】
【行動方針:逃げる】
【同盟状況:ウィルト=ラインステッド? グレン・フォートレス?】
Q-13につくと辺りは凄まじいことになっていたが
機体の反応からして誰も死者は出ていない様だ……
アプサラスの巨体を見つけそこへと向かおうとした時
アプサラスは急発進し南方向へと飛び去ってしまい
あっという間にロストしてしまった。
すぐさまグレンに通信をする。
「すまんな……少し遅くなってしまった。
 しかし、エリアードは元に戻ったのか?
 なぜ彼はここから去っていったんだ?」
攻撃を止め飛び去ったと言うことは元に戻ったということなのか
それとももう一つの人格の戦術的なのか
ともかくどうなのかを確認しなければどうしようもないことである。

【行動】通信 −1【残3】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
    ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
    ビームピストル×1 スモークグレネード×2
【行動方針】詳しい状況を確認する。
【位置】Q−13
【同盟】グレン=フォートレス、エリアード=ジーン
277エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/23 23:20 ID:???
「ぐっ・・・。」
アプサラスVが着地する。着地と言うよりはどちらかというと墜落だ。
「痛っ・・・。」
今更目に傷を負っていることに気が付く。右目がおかしい。
「これが罰ってか・・・?」
とりあえず応急処置は施しておく。右目が使えないがしょうがないだろう。
「・・・傷だらけだな。機体も、体も・・・。」

【行動:応急処置(−1)】
【残り行動値:0】
【位置:Q−16】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:医療品少々消費】
【主な機体状況:あちこちの装甲破損 ミノフスキークラフト出力低下 他不明】
【行動方針:?】
【同盟状況:ウィルト=ラインステッド? グレン・フォートレス?】
(ここから脱出ができるかもしれない……
 よし!これで…もう殺し合いなんかしなくてすむんだ……)
そんな事を考えてるとエリアードさんの声が聞こえた。
「・・・!?
 脱出の可能性・・・?
 しかし・・・俺は・・・。」
(俺は……?なんだろう?)
「グレン・・・身勝手なことかもしれないが少し一人にしてくれ・・・。
 ・・・少し・・・考えたいことがある。」
そう言うとさっさと行ってしまった。
『ちょっと…!?エリアードさん!?』
追いかけよう……として止めた。
(一人になりたい時もあるよな、安易な考えでそうゆうのは邪魔しちゃいけない)
そしてすぐにウィルトさんから通信が入った。
「すまんな……少し遅くなってしまった。
 しかし、エリアードは元に戻ったのか?
 なぜ彼はここから去っていったんだ?」
(えっと……まず何から話せば……)
そんな事を考えながら通信を入れる。
『え〜……まず、エリアードさんは元に戻りました。
 だけど考えたい事があるから少し一人にしてほしいそうです。
 あと朗報です!エィケズさん……え〜っと俺がウィルトさんに会う前に会った人で…
 リグ・シャッコーに乗ってます。さっきその人と一緒にエリアードさんを止めたんですけど
 去る前に…俺たちの所に来てくれ。脱出が出来るかもしれないんだって言ってました!』

【行動:通信(-1)】【残り行動値:(3)】
【位置:Q−13】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:行動方針を決める(ぇ】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
279開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/08/24 00:00 ID:???

  一番 コォネ=カウフマン           (16) 女性 Zガンダム
  二番 アルム=ヴォーキサー       (26) 男性 バタラ
  死亡 金田一=京介            (16) 男性 ガブスレイ
  四番 ウィルト=ラインステッド       (25) 男性 ザクV後期型
  死亡 グリーン=キャット            (21) 男性 ドライセン
  六番 エィケズ=コート           (22) 男性 リグ・シャッコー
  死亡 エルア=ポゥ=ドートミア      (20) 女性 ドワッジカスタム
  死亡 コード=アクセルズ            (20) 男性 元 アプサラスV
  死亡 神楽=千鶴                (20) 男性 ガンダムピクシー
一〇番 グレン=フォートレス         (15) 男性 ZZガンダム
  死亡 クライン=J=シルバート      (42) 男性 EWACネロ
一二番 リーア=ミノフスキー           (17) 女性 ゾック
一三番 トルヴァ=レナウン           (26) 男性 ドム
  死亡 ラビシュ=スケアクロウ       (23) 男性 ビギナ・ギナ
  死亡 エーリッヒ=フォン=レーダー   (28) 男性 マゼラ・アタック
一六番 エリアード=ジーン         (18) 男性 アプサラスV(旧 ガンダム)
  死亡 デイビット=リマー          (29) 男性 アッザム
  死亡 ジェクト=プリズム             (25) 男性 ジムスナイパー
一九番 カミーユ=ビダン           (17) 女性 ブルーディスティニー一号機
  死亡 ゼアン=アイクス          (16) 男性 アクアジム
  死亡 ロロイ=グラスコ           (32) 男性 ジェガン
二二番 ジン=D=ブラッド            (18) 男性 ガザD
  死亡 マリア=S=ヒューイット        (20) 女性 ガルバルディβ
二四番 マルコ=シュナイダー=バボーゾ (28) 男性 ガンダム6号機マドロック
280開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/08/24 00:02 ID:???

  A B C,D E ,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R,S T U V,W,X,,Y Z
01□□□□□◎□□◎彡彡彡□◎■◎■■■■□□□□□□
02□□◎□■□□□◎□彡彡◎□◎■■■◎■■■■□□□
03□■■■■×□◎□◎□彡彡彡□◎■■■■■■◎■□◎
04■■■◎■■★◎━━━===┓◎■■■■◎■×■■□
05◎■■◎■■■◎□□□彡彡彡◎□◎◎■◎■□□◎□□    □、平地
06□■◎■■■◎■□□□◎彡◎┃◎■■◎■□□□□□□    ■、森
07□◎■■◎■■◎◎□×彡◎彡┃□□□◎■■◎■■◎■    彡、川
08□■■■■■◎□□◎彡彡彡彡┃□□×■◎□□□◎□□    ∴、砂地
09□□◎■■◎■□◎彡彡彡◎彡◎□◎□◎□◎□◎□□□    ▼、市街地
10◎□□◎◎□□◎□彡◎彡彡彡×□□□□□□┏━━◎━    =、橋
11□□□◎□□□◎□彡彡彡◎彡▼▼□◎□◎┏┛□∴◎◎    △、山
12━━◎┳━━━◎┓彡◎彡彡彡▼▼◎□□┏◎□∴◎∴∴    ●、洞窟(小型MSなら入れる)
13□◎□┃◎∴◎∴◎02=01=▼19▼04━━┫◎∴∴∴×∴    ★、基地
14∴◎∴┃∴∴∴◎□▼彡彡彡彡◎□□□◎◎□◎∴∴◎∴    ━、高速道路
15◎∴∴★◎∴◎□×◎彡◎彡□□∴∴◎∴┃∴∴◎◎∴∴
16∴∴★★★∴◎∴◎□□彡彡◎□□16◎∴┣━◎★◎∴∴
17□∴◎◎┓◎∴◎□◎□彡彡彡◎×◎∴┏◎◎△◎★∴◎
18□∴∴∴┗┓◎□◎□◎彡彡×∴∴∴◎◎∴△△△∴◎∴
19□◎∴∴□◎┓□□彡彡◎◎┏━━◎┛∴△△△◎△∴∴
20□□□◎∴□┗━▼=◎=▼┛△△◎△△△△◎△△△∴
21□□□□◎∴∴◎∴◎彡彡△◎◎△◎●△◎△△△◎△△
22△□◎□∴∴∴∴□□◎彡◎△△◎△◎△△◎△△△△◎
23◎△□□□◎□□□□□◎彡彡△△◎△◎△△◎△△△△
24△×△◎□□□□□□◎彡彡彡◎△△△△△△△△△△△

◎は進入禁止区域   ×は次期禁止区域
      
番号01、06、12、22は同地点
番号02、12は同地点
番号04、10、24は同地点

281開発室室長 ◆XFMHB0LotU :03/08/24 00:02 ID:???
「皆さんおはようございます。
 それでは今回の禁止区域の発表をします。
 『B−24』 『F−03』 『I−15』 『K−07』 『N−18』
 『O−10』 『P−17』 『R−08』 『W−04』 『Y−13』
 以上十箇所です。
 次は天気予報です。
 今日は晴れです。
 暑い一日になるでしょう。
 それでは今日も元気に殺しあいましょう。」
グレンから返事が返る。
『え〜……まず、エリアードさんは元に戻りました。
 だけど考えたい事があるから少し一人にしてほしいそうです。
 あと朗報です!エィケズさん……え〜っと俺がウィルトさんに会う前に会った人で…
 リグ・シャッコーに乗ってます。さっきその人と一緒にエリアードさんを止めたんですけど
 去る前に…俺たちの所に来てくれ。脱出が出来るかもしれないんだって言ってました!』

(なるほど、それならば下手に追う必要もないな
 ………それにしてもリグ・シャッコーか
 たしかグリーン=キャットと行動していた人物の機体だったな
 すると彼らは、脱出方法を探していたと言うことだろうか?
 しかし………)

「………ふむ、エリアードは一人にさせておくのがいいかも知れんな
 だが脱出の件のことに関しては微妙だな。その人物はたして信用できるだろうか?
 君を誘導し罠にかけようしている可能性も考えられる。
 例え見かけの印象は良くとも、迂闊に善人と判断するのは危険というものだ。」

むろんリグ・シャッコーのパイロットとは
直接的な接触は無く人物像は流石にわからないが
美味しい話には裏があるというのはよくある事だ。

【行動】通信中 −0【残4】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
    ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
    ビームピストル×1 スモークグレネード×2
【行動方針】今後の行動について話し合う
【位置】Q−13
【同盟】グレン=フォートレス、エリアード=ジーン
「………ふむ、エリアードは一人にさせておくのがいいかも知れんな
 だが脱出の件のことに関しては微妙だな。その人物はたして信用できるだろうか?
 君を誘導し罠にかけようしている可能性も考えられる。
 例え見かけの印象は良くとも、迂闊に善人と判断するのは危険というものだ。」
(!?……罠か…まったく考えてなかったな…
 浮かれてちゃ駄目だ…まだ脱出できるって決まった訳じゃないから…)
少し考えて通信を返す。
『罠……ですか?
 でも考えたらエィケズさんさんなら俺を殺す機会ならいくらでもありましたよ?
 はじめて会った時やさっきエリアードさんを止める時も。
 それに手がかりは他にないですし、本当の事を言ってる可能性があるんなら行ってみる価値はあると思いませんか?』

【行動:通信中(-0)】【残り行動値:(4)】
【位置:Q−13】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:行動方針を決める(ぇ】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
284コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/24 01:41 ID:bLKAXa63
ID晒してみます
285通常の名無しさんの3倍:03/08/24 01:52 ID:mKl8vYWe
【芸能】雨上がり決死隊がホークスに抗議!「表現の自由の侵害」
http://news3.2ch.net/test/read.cgi/news7/1060149935/l100

 フジテレビのバラエティー番組「ワンナイ」でダイエーホークスの王貞治監
を侮辱したコントを放送し、王監督およびダイエー球団から抗議と謝罪を求め
られていた件について23日夜、雨上がり決死隊の宮迫博之さんが初めて公式
に会見した。
 宮迫さんは会見で、「王監督が怒ってしまわれるのは当然です。しかし、我
々芸人は常にリスクを背負いながら笑いをとっていかなければならない。それ
を承知の上でやっているんです。これくらいのコントで過敏に反応されると、
これから非常にやりにくくなる。だからこれからも笑いの方針を変えるつもり
はない。」と、間接的に抗議した。
 先日の「ワンナイ」でフジテレビの須田アナウンサーが謝罪して間もないこ
の発言は再び物議をかもしそうだ。
286コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/24 12:47 ID:???
>>269

飛来する光の矢を、横にステップを踏んでかわす――と、そこにも新たに一本の矢が……

「……っ!」

回避は不可能と判断し、シールドでの防御に切り替える。
シールド表面に施された対ビームコートの限界は、おそらくあと4発と言ったところか。
左腕部マニピュレーターの反応速度が、若干低下している。
着弾の際の衝撃で一部の回線に不具合が生じたか?

「……叶うならば、私はお前を殺したくない。ここは引いてくれ、ジン=D=ブラッド」

未来位置の予測ができるほどには、相手は習熟した腕を持っているらしい。
だが、それでも私と対等に渡り合うには及ばない―――ぐっ!?

腹部に走る鈍痛。何時の間に砕けたのだろうか。計器類の小さな破片が、服の上からわき腹に突き刺さっていた。
滲み出す血。量は、それほど多くない―――良かった、傷は浅い。
FRPの欠片を引き抜き、包帯で傷口を圧迫して止血する。
そうしてから私は、再びガザDと対峙した。

私は死ねない。あの人と一緒に、生きて脱出するんだ―――!!

【行動:回避・防御・通信・応急手当:-4】【残り行動値:0】
【武装:変化;シールド耐久値減少】【所持品:変化;包帯1,6m消費】
【行動方針:エィケズ=コート、及びリーア=ミノフスキーの護衛、ガザDの撃退】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
287エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/24 19:09 ID:???
『皆さんおはようございます。
 それでは今回の禁止区域の発表をします。
 ・・・
 それでは今日も元気に殺しあいましょう。』

「ホントに・・・誰も死んでないのか・・・よかった・・・。
 しかし皆を傷つけた・・・。・・・どうすればいいんだ?」

何者かに問うような声。しかし誰もいない。自ら1人になったのだから。
もう1人の奴の声も聞こえない。

「・・・。」
ポケットの中の拳銃に目をやり、それに手を掛ける。
そして安全装置を外し、頭に突き立ててトリガーを・・・引けない。

(このまま死んで良いのか?恥知らずのまま・・・。
 でも俺に出来る事なんか・・・
 ・・・)

拳銃に安全装置を掛け、そこら辺に放り投げた。
「・・・そうか・・・。どこまで出来るかは分からないが・・・。
 やれるだけは・・・やってみせる!」

そう言うとアプサラスVを再び離床させる。周囲は朝日に照らされ始めていた。

「偽善だな・・・。
 しかしせっかく守ってくれたこの命だ。」

左目は先ほどまでと違い決意に満ち溢れていた。

【行動:決意 Q−13へ移動(−3)】
【残り行動値:1】
【位置:Q−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化なし?】
【主な機体状況:あちこちの装甲破損 ミノフスキークラフト出力低下 他不明】
【行動方針:脱出を企てる者達を守る 機体状況の確認】
【同盟状況:ウィルト=ラインステッド グレン・フォートレス】
288カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/08/24 19:45 ID:???
『すまんな』
マルコさんは一言だけ言うと、私の機体をかわしてアプサラスへと向かっていってしまった。
「…聞いてください…よ…。」
止められなかった。マルコさんの静かな一言に呑まれてしまった。唇をかみ締めて見送る。
戦闘が続くのを見守ることしかできなかった。

暗闇を切り裂いて、また閃光が走る。
次々に光に飲み込まれて吹き飛ぶ町並み。
しかしもう、だいぶ見慣れた光景になってしまった気がする。
ラッキーにも少し射線からずれていたので、あっさりとかわすことができた。
火炎が辺りを赤く照らし出す。
その向こうの空に、あるはずのアプサラスの姿は見えなかった。
マルコさんや、エィケズさん、ほかの人の機体も、爆発の影響なのか確認できない。
…それともさっきの一撃で吹き飛んでしまったのかも…。

「このままでもしょうがない…行ってみる。」
とにかく戦闘は止まったみたいだった。
誰が生きているのか、それともみんな死んでしまったのか。
怪我をした人もいるかもしれない。
戦闘は止められなかったけれど、今行けば、一人でも助けられるかもしれない。
それがゲームの趣旨とはかけ離れた行為であることは、まったく頭になかった。

【続く】
289カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/08/24 19:46 ID:???
東へ向かう途中、接近してくる機体を発見した。
リグ・シャッコー、エィケズさんだった。無事だったんだ。
エィケズさんは急いでいるようで、一言だけ言い残すと、行ってしまった。
ただ、その一言はびっくりするような内容だった。
「脱出できる方法を見つけた」「ついて来て」

少し考えてから、私はそのまま東へ向かうことにした。
エィケズさんの言葉を信じなかったわけではない。
信じていいと思った。何の根拠も無いけれど。
ただ、マルコさんや、ほかの人たちを放っておくことはできないと思ったから、
まずは東に行ってみることにしたのだ。
それに、もし本当に脱出できるなら、そのことをほかの人にも伝えなくては。
今自分がしなくてはならないのは、これだと思えた。
届くかわからないけれど、一応エィケズさんに通信を送っておく。
「その脱出計画乗ります! マルコさんを探してから行きますから。」

「ま、自分だけ逃げ出すのは、やっぱりズルイしね。」
すこしでも希望が見えたことに、思わずニヤニヤしてしまった。

戦闘が行われていた地域に着いた。
やはり戦闘は終わっているみたいだった。
煙の向こうにかすかに2機の機影が見えた。
思い切ってスピーカーを使って呼びかけてみることにする。
「あー、あー、あの、私は19番のカミーユ=ビダンと言います。
 そこの二人の人、大丈夫ですか? それからアプサラスはどうなったんですか?」
2機ということは、マルコさんではなさそうだけれど。

【行動】エィケズに通信(−1)、移動(O13→Q13)(−2)、グレン&ウィルトにスピーカー呼びかけ(−1)
【残り】0
【機体状況】BディスティニーT:左腕大破、ひじから喪失。
【武装】Bサーベル×2、ミサイル×2、頭部バルカン、胸部バルカン
【行動方針】交戦回避、エィケズの脱出計画に乗る、他の人に脱出計画を伝える
290エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/08/24 21:36 ID:???
遠目だが、微かに見えた光。
それは飛行している機体から発射された光をかき消した。
「ケラケラッ!」
「そうか、あれがキャットか・・・」
相棒達には見えたのであろう。
キャットが彼女達を守った姿が。

ともかく、今は戦闘を止めるのが先だとエィケズは判断した。
通信方法をスピーカーに変え、声を発する。
「あーあー、こちら06番エィケズ=コート。
 そこの飛んでる機体の人ー、コォネ君たちに戦闘意思は無いんで攻撃やめてください。
 コォネ君達もやめ「皆さんおはようございます。それでは・・・・」」



かぶった。

【残り行動値 2】
【位置:L-13】
【行動:L-13地区全体に通信(-2)】
【機体】リグ・シャッコー 左腕喪失
【武装】両腰:ビームサーベル 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:みんなで脱出】
【対処行動方針:戦闘を止める】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン (グリーン=キャット)
291ジン=D=ブラッド ◆gdG5LqiF7w :03/08/24 23:13 ID:kagtniRA
(シールドで凌いだか。冷静な判断だ、パイロットとして完成されている。)
並のパイロットならば今ので決まっていただろう。
肉眼で判断したのは避けた一発だけ、二発目は肉眼だけで反応しきれるものではない。
恐らく、勘―――――しかも、それだけの修羅場を潜り抜けてきた者にしか
身に着かないもの。―――――強い!

Zガンダムから通信が入る。
「……叶うならば、私はお前を殺したくない。ここは引いてくれ、ジン=D=ブラッド」

通信を返す。
「なぜだ?なぜ殺そうとしない(こいつも・・・)ここのルールは分かっているはずだ
 (信じているのか?)最後の一人になるまで殺し合わねば生き残れないことぐらい。
 (殺し合わずここを出でられると。)」

見かけないMSがこちらに向かって話し掛けてくる。
「あーあー、こちら06番エィケズ=コート。
 そこの飛んでる機体の人ー、コォネ君たちに戦闘意思は無いんで攻撃やめてください。
 コォネ君達もやめ「皆さんおはようございます。それでは・・・・」」

ティ―チャ―からの放送が流れて話が途中で途切れる。

気にも止めず、Zガンダムへ向けナックルバスターを放つ。

【行動】通信(-1)ナックルバスターを打つ(-1)
【機体状況】ブースター一部破損(出力10%低下)
【残り行動値】2
【位置】L−13
【武装】ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、
    肩部5連装ミサイルポッド×2(10発)、ナックルバスター、
    足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2、
    ビームライフル(GP01様・Eパック100%)
【所持品】ディパック、コッペパン×2、水2g入り×2、缶詰×7、毛布、
     ハンドガン、ペンダント
【行動方針】敵機の殲滅
【同盟】無し
『罠……ですか?
 でも考えたらエィケズさんさんなら俺を殺す機会ならいくらでもありましたよ?
 はじめて会った時やさっきエリアードさんを止める時も。
 それに手がかりは他にないですし、本当の事を言ってる可能性があるんなら行ってみる価値はあると思いませんか?』

(まあ、君ならそう言うと思ったが………)
「たしかに………そういうことにもなるかもしれ……ん?」
突然やってきた青いジム形の機体から通信が入る。
『あー、あー、あの、私は19番のカミーユ=ビダンと言います。
 そこの二人の人、大丈夫ですか? それからアプサラスはどうなったんですか?』
(あれは……ブルーディスティニーとか呼ばれた機体か
 こんなものまでそろえるとはな……いったい何処から入手するのやら)
ブルーのパイロットに通信を返す。
「こちらはウィルト=ラインステッドだ。
 大丈夫……とは一体どういうことだ?」
いきなり見ず知らずの他者に言わないような台詞が
飛び出して来たためつい質問し返してしまった。
(おっと、余計なことを聞いてしまったな……)
すぐさま言葉をつなぐ。
「まあ、そんな事はどうでもいいとして
 ………君は一体どういうつもりでここに来たのかを聞きたいのだが。」

【行動】通信中 −0 カミーユへ通信 -1【残3】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
    ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
    ビームピストル×1 スモークグレネード×2
【行動方針】今後の行動について話し合う
【位置】Q−13
【同盟】グレン=フォートレス、エリアード=ジーン
293コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/25 00:06 ID:c/vF882o
ID晒します
294コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/25 00:45 ID:???
>>290>>291

「エィケズ……」

―――良かった。無事でいてくれた。

ナックルバスターから放たれたビームを、射線の内側に踏み込んで回避する。
そのまま無防備な背後からの射線を確保し、私はすぐさま上空を舞うガザDの武骨なシルエットに銃口を向けた。

「すまない、エィケズ」

彼は戦いを望まない。
でも、彼を守るために私は戦わねばならない。
たとえ、その事で彼に恨まれようと―――

コックピットブロックと、そして動力炉のブロックに照準を合わせ。
今度は制するためでなく、殺すため。私は、躊躇わずに引き金を引いた。

【行動:回避・エィケズへ通信・ビームライフル射撃×2:-4】【残り行動値:0】
【武装:変更;装填済みEパック残量18,75%→6,25%】【所持品:変化無し】
【行動方針:エィケズ=コート、及びリーア=ミノフスキーの護衛、ガザDの撃破】
【同盟:エィケズ=コート、リーア=ミノフスキー】
295マルコ ◆ayCiq7plsA :03/08/25 01:21 ID:???
―――廃墟と化した街の中。無骨なMSは、煙をあげ、倒れこむように動かなかった。

「・・・ハァ、ハァ・・・。ング。」
嗚咽と共に唾を飲み込む。
おかしくもない。先ほどまで死と隣りあわせの極度の緊張。

オーバーヒートによるシステムダウン。
そしてその時の熱によってもたらされた灼熱地獄。
・・・幸い緊急用の生命維持装置が働き、なんとか生きながらえたが。

今は冷却装置がフル稼働。
それに全てのエネルギーを注ぎ込んでいる、と言う状況だ。
通信もろくに行えない。

「・・・・ハァ、ハァ。くそッ!!」
コクピットの中は、真っ暗で、そして真昼の砂漠のように暑かった。
その暗闇の灼熱のなか、手探りで探しているものがあった。
手動ハッチだ。

こうカメラも動かず、クーラーも効いていない状況だ。
外の状況を少しでも知るためにも、中の熱気を少しでも和らげるためにも、
ハッチは開けておいたほうがいいと判断したからである。

(ハハハ、向こうもやったな。クソッタレ。
あれだけのビーム。2発も3発も打ったら・・・そりゃもたねーわな、バーロォ。)
やけに遅い追撃を勝手に頭の中で想像し、一人愚痴を吐いていた。

《続く》
296マルコ ◆ayCiq7plsA :03/08/25 01:21 ID:???
「・・・!!あった!!」
ようやく見つけたハッチのツマミを捻った。

・・・が、何も起こらない。
手動とは言え、実際は多少なりとも電力が必要なことにいま気がつく。
「・・・ハハハ。 このままじゃ・・・ミイラだぜ。
どうすりゃいいんだよ? ・・・クソッ、クソッ!!」
ヤケクソ混じりにツマミを捻った。何度も、何度も。

―――――どれ位の間、ツマミを捻っていたのか。
彼の体力はもう限界に差し掛かっていた。
(ハハ、もう・・・、疲れたよ。)
そう呟いた彼はハッチを背に、座りこむようにして寄りかかっていた。
いや、呟いたつもりであった。
長時間高温のコクピット内にいたので、体が脱水症状を起こし、口内が乾ききっていた。
そのため、唇は動いても、声は出なかった。

『あきらめちゃダメよ。』
幻聴。しかし彼の耳にははっきり聞こえた。
(・・・お前は、死んでも口うるさい奴だな・・・。)
とは思いつつもツマミに手をやった。

・・・・・・・・・・。
(ほら見ろ、何も・・・。)
――ウィーーン――
(あん?)
ゆっくりとハッチが開いてゆく。と同時に、
「システム回復シマシタ」

(・・・遅すぎるよ。バカヤロ。)

元に戻った明かりで支給されたペットボトルを1本飲み干すと、
再び明かりを消して、ゴロン、とハッチで横になる。
"空城の計"である。

「ZZZzzzz・・・・。」
雲一つない星空の柔らかい光が彼をやさしく包んでいった。

【残り行動値 2】
【位置:Q-13】
【行動:色々と行動(-2) 睡眠(-0)】
【機体】ガンダム6号機マドロック(右腕損傷)
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×1
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水(残り1g)、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす、寝るw】
【同盟状況:ナシ】
「たしかに………そういうことにもなるかもしれ……ん?」
『あー、あー、あの、私は19番のカミーユ=ビダンと言います。
 そこの二人の人、大丈夫ですか? それからアプサラスはどうなったんですか?』
通信が次々と来るなと思いながら通信を返す。
『えっと、俺は10番のグレン=フォートレスです。
 機体は動きますし大丈夫です。アプサラスの人はもともと俺達の仲間で…
 二重人格で…いい人と悪い人で…ややこしいけど…
 望んでやってた事ではないのでとにかくもう戦う事はないです。』

【行動:通信(-1)】【残り行動値:(3)】
【位置:Q−13】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:行動方針を決める(ぇ】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
298ジン=D=ブラッド ◆gdG5LqiF7w :03/08/25 02:35 ID:rknuJQ5h
ID晒し
ナックルバスターから放たれたビームは容易に避けられ、
機体の死角に潜りこまれた。
(このままでは・・・・・!)

機体の姿勢を横に90度回転させるとビームがコックピットブロック霞めていくが
その直後、大きな振動が襲ってきた。
どうやら直撃は避けれたものの動力炉のブロックはダメージを負った。

警告装置が異常を伝える。
動力炉および動力炉周辺の装甲にダメージ。
出力70%に低下。

(どうやら本気になったようだな・・・・・もう一筋縄には行かないな。)
体制を立て直し、狙いを定めトリガーを引く。
背部ビーム砲から二筋の閃光が放たれる。

【行動】回避運動(-1)背部ビーム砲×2(-2)
【機体状況】ブースター一部破損(出力10%低下)
      動力炉および動力炉周辺の装甲にダメージ(出力20%低下)      
【残り行動値】1
【位置】L−13
【武装】ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、
    肩部5連装ミサイルポッド×2(10発)、ナックルバスター、
    足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2、
    ビームライフル(GP01様・Eパック100%)
【所持品】ディパック、コッペパン×2、水2g入り×2、缶詰×7、毛布、
     ハンドガン、ペンダント
【行動方針】敵機の殲滅
【同盟】無し
アルム『いや・・・謝る事じゃない・・・
     ・・・ありがとう・・・私が聞いた事に答えてくれて・・・
     さっきはもう自分でも何がなんだかわからなくなってきててな・・・こちらこそすまなかった。
     ・・・私は・・・生きて何をするかというと・・・な・・・簡単に言えば【けじめ】を付けたいと思う。
     とち狂って、周りに迷惑をかけた分の【けじめ】をな・・・』

アルムの声が背中に降りそそぐ。声の震えは止まり、凛とした声だった。
顔を上げる。雑に目を擦り、モニターに目を移した。
左のこめかみから血が出ているのに気が付いた。

アルム『兵隊さんは・・・どう思う?』

迷惑を掛けた分のけじめ・・・なんとなくアルムの言いたいことが解かった。
アルムの問いに答えた。

トルヴァ「そうだな・・・。俺もアルムと同じ考えだ。」
      
やはりジオンを忘れることは出来ない。忘れる必要も無い。
だったら俺は軍人として皆を守りたい。素直な気持ちで行こう。
そんな事を考えていると後方で爆発が起こる。
レーダーには新たにガザDの機名が加わる。

トルヴァ「あの二機が戦闘しているのか・・・アルム、どうする?」

【会話-0 残り行動値4】
【現在位置:J−13】
【所持武器:ジャイアント・バズ(3カートン) 90mmマシンガン×1 Hサーベル・ソード各×1】
【行動方針:ジオン軍人として行動する】
【同盟状況:アルムと同盟】
301カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/08/25 14:12 ID:???
『こちらはウィルト=ラインステッドだ。
 大丈夫……とは一体どういうことだ?
 まあ、そんな事はどうでもいいとして
 ………君は一体どういうつもりでここに来たのかを聞きたいのだが。 』
『えっと、俺は10番のグレン=フォートレスです。
 機体は動きますし大丈夫です。アプサラスの人はもともと俺達の仲間で…
 二重人格で…いい人と悪い人で…ややこしいけど…
 望んでやってた事ではないのでとにかくもう戦う事はないです。』
すぐに返事があった。戦う気はないみたいだ。良かった。
ただ、二重人格とかまた凄い話がでてきた…う。

ひとまずその辺の話はおいておいて、
ふたり両方に回線を開いて、返事をする。
「いきなり、大丈夫?なんて変ですよね。はは。
 さっき凄い戦闘をしているみたいだったから、大丈夫かなって。
 私がここに来たのは…その前にひとつ聞いてもいいですか?
 ウィルトさん、とグレンさんはこのゲームを続けたいですか?
 つまり、えっと、殺し合いを続けますか?
 もしも、もう続けたくないというなら、ひとつ聞いて欲しい話があります。」

それからひとつ付け加えた。
「あと、グレンさんって、もしかしてさっき一度話しませんでしたか?
 あの、アプサラスには手を出さないでっていうふうな…。」

【行動】グレン&ウィルトに通信(−2)
【残り】2
【位置】Q−13
【行動方針】交戦回避、エィケズの脱出計画に乗る、他の人に脱出計画を伝える
302エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/25 21:31 ID:???
「ぐっ・・・」
Q−16地点に到着した。どうやらグレンとウィルトさんは蒼いジムと通信をしているようだ。
こちらも通信をしたいところだが・・・そうはいかない。
「くそっ・・・鎮痛剤・・・どこっ・・・だ?」
焦っているため、右目を失ったため、さらに傷口の痛みが酷いためになかなか思うように手が動かない。
「見つけた・・・。」
悪戦苦闘すること数分やっと鎮痛剤を手にする。時間が何倍にも感じられた。
注射器に鎮痛剤を入れ、袖をまくって注入した。
「ふぅ・・・。」
やっと痛みが引いたことにより全身の力が抜け、シートにもたれかかる

「にしても・・・この体でこのゲームを続けなければならないのか・・・。
 まずいな・・・このままじゃ俺の体が持たない。急がなければならないのか?」

一息つくと次に機体状況の確認。
[ミノフスキークラフト一部回路破損出力 56%]
[メガ粒子砲出力安全域60%まで]
[アンカー3機とも使用不能]
[生命維持装置一部機能不全]

「こんなので守れるのか・・・?これじゃ足手まといじゃないか・・・。」

【行動:鎮痛剤投与(−1)機体状況確認(−1)】
【残り行動値:2】
【位置:Q−16】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:鎮痛剤−1 残り9個】
【主な機体状況:ミノフスキークラフト一部回路破損 出力56%
        メガ粒子砲出力安全域60%まで
        アンカー3機使用不能
        生命維持装置一部機能不全          】
【行動方針:脱出を企てる者達を守る】
【同盟状況:ウィルト=ラインステッド グレン・フォートレス】
303リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/25 21:39 ID:WzNKaL83
『皆さんおはようございます。
 それでは今回の禁止区域の発表をします。
 『B−24』 『F−03』 『I−15』………』

相も変らぬ能天気な放送が響く。
朝日に照らされる橋の上、ZガンダムとガザDが死闘を繰り広げている。
悠々と流れる広い大河の水面に、二機のシルエットが踊りを続ける。

そんな、奇妙な絵の中……山のような巨体は、ピクリとも動かない。
MSM−10ゾック。四本の足に支えられ、大火力の固定火器を備えた水陸両用機。
その足と腕は一本ずつ失われているものの、その存在感はかなりのものだ。
……しかし、その巨体は動かない。
背景の一つであるかのように、死闘を続ける二機もほとんど相手にしていない。
流れ弾のビームがすぐ傍を掠めて空気を焼くが、異形のMSは微動だにしない。

「う……ううぅ……こ、コォネ……きゃ、キャット……。
 ……嫌ぁ……もぉ……嫌ァ………。
 あう……キャットぉ……あうぅぅぅ……」

……暗いゾックのコクピットの中、少女は震えつづける。
己の中から沸きあがろうとする忌まわしき記憶と、
それを封じようとする無意識の防御機構の間に挟まれて。
覚えていたら、理解していたら耐えられないからこそ、彼女は「壊れた」のだ。
コォネの言葉に揺らぎつつも、そう易々とは「歪み」から抜け出せない。
ただ、訳の分からぬ不安に苛まれ、震えつづけるだけだ。

そんな不安定極まりない少女の姿を……二体のハロが見つめていた。
ハロGは、心配そうに彼女の周囲を飛び回っている。
短い手足を伸ばし、ペットボトルの水で女主人の吐瀉物で汚れた顔や手を清めている。
ハロPは……黙って様子を見ている。
まるで、観察するかのように。品定めをするかのように。

「ああぅ……何を……リーアは、あたしは何をするべきなの……?
 どうしたら……頭痛いのが治るの……? 何かしなきゃ……いけない……」

「……タタカエ。リーア、タタカウンヤ」

頭を抱えたリーアの呟きに、ハロPが冷たく答える。
ハッとして顔を上げるリーア。ハロPに向ける虚ろな瞳の奥が、揺らいでいる。

「戦う……戦えばいいの? 戦えば……」
「コォネ、キケン。リーア、タタカウンヤ」
「そしたら……頭痛いの、治るの?」
「タタカエ。タタカウンヤ。コロセ。コロスンヤ」
「誰と……戦うの? コォネを……助けるの? それとも……」
「プログラム。コロシアイ。イキノコルノ、ヒトリ。
 タタカエ。ミナゴロシ。ミカタ、イナイ。ミンナ、テキ」

(続く)
304リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/25 21:40 ID:WzNKaL83

無表情……なのはハロの常だが、声までも無表情な冷たさで、ハロPは語る。
電子ペットの瞳の明滅に、魅入られたように視線が釘付けになるリーア。

「そう……だよ。戦わなきゃ。生き残らなきゃ。
 じゃないと……守れない……
 二人で一緒に……ここを生きて出るんだから……」

揺らいでいた少女の心は、戦いを煽るハロPの言葉に、安易にすがりついてしまう。
耐えられないから忘れたのだ。考えたくないから逃避したのだ。
新たに示された「当面やるべきこと」に没頭することで、さらなる逃避をしようとする。

リーアの脳内で『ハロC』の『声』が何か抗議の声を上げるが……少女には届かない。
少女はゾックの操縦桿を握ると、戦いを続ける2機の方に向き直る。

「頭が痛い……心が苦しい……頭が……痛いんだよぉぉ!!
 みんな……消えちゃえぇぇ!! うわぁぁあん!!」

絶叫と共に、リーアはトリガーを引く。
ゾックの前後、合計8門のメガ粒子砲が、何の前触れもなく火を噴き……
射程圏内にいるMSたち全てに容赦なく降り注ぐ。
ガザDだけでなく……味方のはずのコォネにも、近づいてきたエィケズにも。
この残酷な世界の全てを否定する強烈な思念と共に、容赦ない攻撃を叩き込んでいく。

錯乱する少女の膝の上で、彼女の愛した青年の両目から、液体があふれて、零れ落ちた。

【行動:全メガ粒子砲一斉射撃(コォネ、エィケズ、ジン3名に攻撃)(−3p)】
【位置:L13】【残り行動値:1p】
【機体状況:足一本喪失、片腕喪失、残る腕のクロー1本喪失、深度の水中航行に支障】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×1、MS用手榴弾×2】
【行動方針:錯乱中(全参加者への攻撃?)】
【同盟:????】
305エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/08/25 22:21 ID:1ilKfbP7
ID投下
306エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/08/25 22:50 ID:???
エィケズが説得するも、コォネとジンは攻撃をやめない。
「あー、もう!なんでやめないかな!」
普通はやめない。

突然、真正面のゾックから光が発射された。
一瞬眩しくて目を瞑ってしまう。
反射的に機体を回避させようとするが、
反応が遅れたせいか、右足に被弾してしまう。
「がああっ!」
「ケルァァアァーッ!」
衝撃で倒れこみ、頭を思い切りうつ。
額がひどくはれ上がった。

「りーあ、俺だよ俺、両生類呼べるエィケズ=コート!
 ほら、今から呼んであげるから、落ち着け!」
額を擦りながらリーアに通信する。
蛙を呼ぶ。
その行為が一体どうなるのか。
(友達が増えれば、喜んで怒りを静めてくれるだろう)
エィケズはリーアが、自分が遅れた事を怒っているものだと思った。
そして、蛙を呼べば喜んで±0になるものだと思っていた。

通信範囲を全空域に変換し、口笛を思い切り吹く。

少なくとも、リーアは喜ばない。



―――ガサガサッ!ざわざわっ!

前回の比ではない、無数の蛙、井守、山椒魚、その他が出現した。

【残り行動値 1】
【位置:L-13】
【行動:全空域に口笛通信(-2) 回避失敗(-1)】
【機体】リグ・シャッコー 左腕・右足喪失
【武装】両腰:ビームサーベル 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:みんなで脱出】
【対処行動方針:戦闘を止める】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー 01番コォネ=カウフマン (グリーン=キャット)
307ジン=D=ブラッド ◆gdG5LqiF7w :03/08/26 00:11 ID:BpR8kVpx
ID晒し
308コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/26 00:17 ID:QScgyYi7
ID晒しです
309コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/26 00:47 ID:???
信じていた者からの攻撃。有り得ざる角度からのクロスファイア。
為す術も無く、私の機体は爆炎に包まれた。

とっさに付けた首輪カバーは、兵士としての本能の為せる業か。

宙に投げ出された体。
唐突に全身を包み込む、冷たい感触……ああ、川に落ちたのか……。

このまま死ぬのかな……

散々人を殺してきた私が、恋をして、愛し合えて、大好きな人とセックスができて……
その思い出を胸に死ねるなんて、上々の結末じゃないか……

リーア……頼りない友人ですまない……お前の心、救ってやりたかった……
エィケズ……守るって言っておきながらこの体たらく……許してくれ……
そして願わくば、何とかして生き残ってくれ……

ああ……エィケズの子供……産んでみたかったな……

もう、何も感じられない……これが、死ぬって……事……か……

【下流に流されていくコォネの体は、やがて、水の渦の中に消えていった―――】
310コォネ ◆DOLL/2qhfw :03/08/26 00:49 ID:???
* * * * * * * * * * *

「No.1、コォネ=カウフマン機の大破を確認。パイロットの生命反応もありません」

「ほう、ここで死んだか……案外呆気ないものだったな、最高の強化人間とやらも」

「愛を知ってしまった時点で、兵士としては失格と言う事ですかな……いやいや、それにしても彼女には楽しませてもらいましたよ、色々とね」

「君もかね。私なんぞ、あの晩は久々に愛人と―――」

管制室に響く、下卑た声の応酬。
それらに眉をしかめながらも、オペレーターの女性士官は釈然としないモノを感じていた。
生命反応をロストしたと上官には伝えた。だが……いや、余計な事は考えなくていい。
どうせ、首輪の反応が消えたのも、爆発に巻き込まれて其れ自体が壊れてしまったからに決まっている。
そう、自分を納得させてから。
彼女は再び、自らの任務を全うすべくモニターへと意識を集中した。

【コォネ=カウフマン:死亡】【死因:搭乗機体の大破による爆死】
【備考:死体は未回収。爆発に巻き込まれ、焼失したと思われる】
八本の光の矢が見境なくその場に居るMS・MAに襲い掛かる。
突然の奇襲に回避運動が遅れ避けそこない脚部装甲の一部と
左肩のブースターを抉られる。

(くっ!援護か。・・・・・・いや、見境なく攻撃している。どうなっているんだ?)
状況の把握に戸惑う。

ここで戦闘を仕掛ける前のZガンダムがゾックのパイロットを、
慰めている会話を聞く限りではZガンダムの仲間だったはず。
それが何故?
そして、いきなり 無数の蛙、井守、山椒魚、その他が
リグ・シャッコーの周りに出現した。

また状況が複雑になり頭を抱える。
・・・・・・・・・いずれは戦うことになる。
仕掛けてくるなら、容赦はしない。
「返す・・・・・。」

ゾックへ向け足裏部2連装メガ粒子砲を放ち、
Zガンダムへ向けてもナックルバスターで牽制する。

【行動】回避運動失敗(-1)足裏部2連装メガ粒子砲×2(-2)
    ナックルバスター放つ(-1)
【機体状況】ブースター一部破損(出力10%低下)
      動力炉および動力炉周辺の装甲にダメージ(出力20%低下)
      脚部装甲の一部と左肩のブースター破損    
【残り行動値】0
【位置】L−13
【武装】ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、
    肩部5連装ミサイルポッド×2(10発)、ナックルバスター、
    足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2、
    ビームライフル(GP01様・Eパック100%)
【所持品】ディパック、コッペパン×2、水2g入り×2、缶詰×7、毛布、
     ハンドガン、ペンダント
【行動方針】敵機の殲滅
【同盟】無し
>>311訂正
Zガンダムへ向けてもナックルバスターで牽制する。を削除



313エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/08/26 01:33 ID:SOBA5xqU
爆炎に包まれていくZガンダム。
宙に投げ出され、川へと落ちる人影。
エィケズには一瞬何が起こったのかわからなかった。
周囲に集まった同志達も唖然とした表情で見守る。
リーアの攻撃が当たって爆発。
炎上。

死。

――カチッカチッ
Zガンダムへと通信回線を開こうとするが、モニターには何も写らない。

あの夜聞いた甘い声も、愛しい顔も、やわらかい肌も感じられない。

知らぬ内に涙が溢れ。

エィケズは声にならぬ声を上げ。

何も考えず。

ただ。

ゾックに突進した。

同志達もまた。

突進をした。

【残り行動値 2】
【位置:L-13】
【行動:リーア機に突進(-1) 両生類一斉攻撃(-1)】
【機体】リグ・シャッコー 左腕・右足喪失
【武装】両腰:ビームサーベル 両腕:ビームストリングス
【根本行動方針:???】
【対処行動方針:???】
【同盟】12番リーア=ミノフスキー (グリーン=キャット)
「いきなり、大丈夫?なんて変ですよね。はは。
 さっき凄い戦闘をしているみたいだったから、大丈夫かなって。
 私がここに来たのは…その前にひとつ聞いてもいいですか?
 ウィルトさん、とグレンさんはこのゲームを続けたいですか?
 つまり、えっと、殺し合いを続けますか?
 もしも、もう続けたくないというなら、ひとつ聞いて欲しい話があります。」
通信を受けながら考える。
(もしかしてこの人も殺し合いなんてしたくない人なのかな?いや、攻撃しないって事はそうか
 聞いて欲しい話?脱出方法か何か知ってるのかな?……何か聞いた事あるような声だな…)
「あと、グレンさんって、もしかしてさっき一度話しませんでしたか?
 あの、アプサラスには手を出さないでっていうふうな…。」
ついさっきの出来事を思い出す。
『あ〜!誰かわからないけど、言われないでもそうするよ!って言った人?
 その様子じゃ君の機体も大丈夫みたいだね。
 メガ粒子砲がそっちにもいったから心配だったよ。』
(この人もたぶんいい人だな)
そんな事を思いながらはっきりと言う。
『ま、それはともかく俺はこんな異常な殺し合いはしたくない。』
そう――殺し合いなんて――おかしいんだ――

【行動:通信中(-0)】【残り行動値:(4)】
【位置:Q−13】【機体状況:右腕肘部損傷】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:行動方針を決める(ぇ】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
315リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/26 12:16 ID:rNVF5H0J
IDチェックです。
316リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/26 12:44 ID:???
リーアの無差別攻撃は、その場の全ての者を傷つけ――
リグ・シャッコーは片脚を失い倒れ伏す。
ガザDはブースターを抉られ姿勢を崩す。
そして――

Zガンダムは、完全に不意を突かれ、爆炎に包まれた。

「…………あ……こ……ォ……ネ…………!!」

記憶のフラッシュバック。
 ドライセンに向かうビームの光。
 無防備なZに向かうビームの光。
 跳躍と共に爆発するドライセン。
 無防備に貫かれて爆発するZガンダム。
 キャットの笑顔。
 コォネの理性的な眼差し。
 キャットの困ったような顔。
 コォネの苦笑。
 キャットの……
 コォネの……
 キャットの……

「……う……うあぁあァぁアああぁァぁッ!!
 みんな……みんな消えちゃえぇぇッ!!!」

錯乱し。絶叫する。
またも取り返しのつかないことをした自分……
その現実を受け止めきれるわけもなく、リーアの心は砕け散る。
錯乱しながらも、ガザDからの正確な射撃を紙一重の見切りでかわす。
リグ・シャッコーの突進を、闘牛士のようにヒラリと避けて空振りさせる。

そして……再度の一斉射撃。
8条の閃光が、意志をもつ矢のように二機に襲いかかる。
機体に溜まる熱など気にしてはいない。

全てを否定する。世界を否定する。この忌まわしい現実の全てを否定する。
ただ、それだけのために。
……そんなことは、あの優しい青年は望んでなどいないのに。

【行動:回避×2(−2p)、全メガ粒子砲一斉射撃(ジン、エィケズに攻撃)(−2p)】
【位置:L13】【残り行動値:0p】
【機体状況:足一本喪失、片腕喪失、残る腕のクロー1本喪失、深度の水中航行に支障】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8、クロー×1、MS用手榴弾×2】
【行動方針:錯乱中(全参加者への攻撃?)】
【同盟:????】
317エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/26 16:24 ID:???
>302修正
Q−16地点に到着した→Q−13地点

位置Q−13
318エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/26 16:46 ID:???
「光・・・?」
西で何かが光った気がした。気のせいだろうか?

キィン!

「・・・!?何だ?」
・・・本来エリアードにはNTとしての素質や、強化手術を受けたということはない。
しかし彼の中にあるもう一人の人格は強化人間であった。
かなりの強化を受けていた所為か精神に若干障害を持っており、自分をNTと勘違いすることもあったらしい
しかしそれにより彼の人格を中に持っているエリアードはNTのような能力を一部行使できるようにもなっていた。

「何だ・・・?」
(――何者かが脱落したようだな・・・。)
「お前・・・なんでこんな事を教えてくれる?」
(――お前も、俺も殺そうとしていた者だった。)
「まさかZ!?」
(――そう言うことだ・・・。)

何か嫌な予感がする。すかさずグレンに通信を入れた
「グレン。いきなりですまないがさっき脱出の可能性が見つかったって言ってたよな・・・?
 詳細を教えてくれないか?
 あと、西で戦闘が起きているようだ。」

【行動:グレンへ通信(−1)】
【残り行動値:3】
【位置:Q−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:ミノフスキークラフト一部回路破損 出力56%
         メガ粒子砲出力安全域60%まで
         アンカー3機使用不能
         生命維持装置一部機能不全】
【行動方針:脱出を企てる者達を守る 西の状況確認 脱出の可能性について再確認】
【同盟状況:ウィルト=ラインステッド グレン・フォートレス】
319エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/08/26 20:20 ID:w+W5Irtn
ID出します
320エィケズ ◆SotbC/FvG6 :03/08/26 21:22 ID:???
エィケズの捨て身の攻撃は簡単にかわされる。
もとより何も考えていない攻撃。
リグ・シャッコーは勢いよく倒れこむ。

「くっそ・・・」
再び立ち上がろうとするが、片足が無い。
なんとかあお向けになり、息をつく。
ふと、相棒を見ると、皆不安気な顔をしている。
――コォネ君はこんな事を望んでいない。

コックピットハッチを開け、相棒達を掴む。
「・・・俺がいなくなっても、ちゃんと餌とって食ってみんなと仲良くしろ。
 みんなによろしく言っててくれ。」
エィケズから流れ込む不思議と暖かな魂を相棒達は感じた。
最後に少しばかり不器用なウインクをすると、エィケズは相棒達を洗面器の中に入れ。
思い切り投げた。
そのまま川を下っていく洗面器。


それを笑顔で眺めていると全身に受けるゾックのビーム砲。
内部の様々な機器が破損、破裂していく。
エィケズはそれでも笑顔のままで、コォネの愛した笑顔で爆発に巻き込まれていった。
――最後に、人を愛せてよかった。

――キャット、すぐに行くぞ。

――カミーユ君、ガンダムの人、グレン君、脱出の案、自分たちでなんとかしてくれ。

――リーア、君を元通りに出来なくてすまなかった。

――ケラ、ケル、ケロ、ちゃんと餌食えよ。


――コォネ君、君を守れなくて・・・情けなくて、ゴメン。
  俺は君を・・・愛して・・・

リグ・シャッコーが炎上してゆく。

辺りには、悲しそうな蛙の歌が響いていった。

【NO.6 エィケズ=コート:死亡】【死因:搭乗機体の大破による爆死】
しとしとと降る雨の中、私はその長い話を終えた。
私の子供はその話を聞いている間は黙っていたが、
話が終わると急に泣き出し、私と夫の胸に飛び込んできた。
「その人達・・・可哀想・・・」
「そうだよ!なんでそんなことになったんだよ!」
私達は顔を見合わせ、子供の頭をやさしくなでた。
「それでも、あの人達は幸せだったの・・・。
 多分、ね・・・。」
空を見上げる。
雨はもうあがり、空には星が輝いていた。
とても綺麗だった。

その隣を人影が通っていく。
栗色の髪をした、一瞬私が知っている人かとも思ったが頭を振る。
あの人は死んだはずだ。
子供たちが不思議そうな顔をする。
私はあの人と同じような笑顔をし、料理を台所から持ってくる。
「さぁ、食べましょう。
 エィケズ、コォネ、ケラ。」
322ジン=D=ブラッド ◆gdG5LqiF7w :03/08/27 00:10 ID:hkTtxMtm
ID晒し
足裏部2連装メガ粒子砲は避けられ新たにゾックから
八本の光の矢が放たれる。

(さっきは不意を突かれたが、今度はそうは行かない。)

ゾックの攻撃を集中力を研ぎ澄まし、回避行動をしつつ
反撃のタイミングを見定める。
光の矢の中を掻い潜り、ゾックに照準を合わせる。

(・・・・・今だっ!)
背部ビーム砲、肩部5連装ミサイルポッド、
足裏部2連装メガ粒子砲、ナックルバスター。
ガザDの全ての砲撃武装をゾックへ向け一斉に火を噴く。

十個のミサイルは弧を描きながら。
五本のビームの閃光は真っ直ぐ。
ゾックを囲むように襲い掛かる。

【行動】回避運動(-1)砲撃武装一斉発射(-1)
【機体状況】ブースター一部破損(出力10%低下)
      動力炉および動力炉周辺の装甲にダメージ(出力20%低下)
      脚部装甲の一部と左肩のブースター破損    
【残り行動値】2
【位置】L−13
【武装】ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、
    肩部5連装ミサイルポッド×2(0発)、ナックルバスター、
    足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2、
    ビームライフル(GP01様・Eパック100%)
【所持品】ディパック、コッペパン×2、水2g入り×2、缶詰×7、毛布、
     ハンドガン、ペンダント
【行動方針】敵機の殲滅
【同盟】無し
324マルコ ◆ayCiq7plsA :03/08/27 01:51 ID:???
気がつくと、個室にいた。
・・・見覚えがある部屋だった。

――そう、ここはジャブロー基地の個室。
しかも、女性兵士用の部屋である。
(なぜ俺はこんなところに?)
・・・なぜかは少し冷静になってみたら理解した。

 激 し く 理 解 し た 。

トランクス一丁でベッドに腰を掛け、シャワー室からは水の弾く音が聞こえてくる。
これでもう説明は要らないだろう。

俺は彼女を待っている。何度も肌を重ねた仲だ。
・・・そして、その経験から言って、彼女はもうすぐ出てくる。

―ガチャ―
(ほらな。)
いつもと変わらない恋人たちの蜜月の夜。彼女はタオルを体に巻いて、甘えるような声を出して歩いてくる。
『ごめん、待った?』
そういいながら、彼女は隣に腰掛ける。
『いいや。』
俺もそれに答えるように、彼女を軽く抱き寄せ、唇を重ね・・・・・・・・・。

( ゚д゚)ポカーン・・・

(違う!!彼女じゃない。リリィじゃ・・・。誰だ!!!
でも、どこかで見たことがあるような気が・・・。しかも、つい最近。)
頭ではそう思っていても、体が言うことを聞かない。
二人の唇は徐々に近づき・・・、そして・・・。

(そうだ!!・・・お前は確か、じょ・・・。)
二人の唇が重なった。

《続きます》
325マルコ ◆ayCiq7plsA :03/08/27 01:52 ID:???
―ガバッ―
ものすごい勢いで起き上がった。

・・・辺りを見回す。
そこは何の変哲もないコクピットの中だった。
変な点といえば、やけにカエルの鳴き声がうるさいだけだ。

(・・・夢か?)
夜明けの涼しい時間帯だと言うのに、寝汗をかいていた。
ボーっとしていた脳内が、時間が経つたびに覚醒してゆく。
・・・そして、寝起きのためなのか、夢のせいなのか。
股間の男性自身が隆々と弧立していた。
(・・・ハハハ。溜まってんな、俺。)
この状況下に置いても、こんな反応をしてしまう自分に半分呆れ、
(しっかし、リアルな夢だったな。唇に感触が残っているような・・・。)
そう思い、そっと指で唇を触れた。

・・・僅かに湿っていた。
(???)
確かに夢だった。現に今ここにいる。それに・・・。
(あの女、誰だったっけな?う〜ん・・・。)

名前が喉まで出掛かって、引っ込んでゆく。
(・・・まあ、いいや。今は生き残ることを考え・・・・・・。)

そこでどこから中に入ってきたのか、
一匹のカエルがハッチ・・・先ほどまで寝ていた所にいることに気がついた。


彼の顔色は見る見る青ざめていった・・・。


【残り行動値 3】
【位置:Q-13】
【行動:卑猥な夢(-1) 起床(-0) 精神的ショックw(-0)】
【機体】ガンダム6号機マドロック(右腕損傷)
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×1
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水(残り1g)、パン】
【行動方針:生き延びる、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】

「グレン。いきなりですまないがさっき脱出の可能性が見つかったって言ってたよな・・・?
 詳細を教えてくれないか?
 あと、西で戦闘が起きているようだ。」
エリアードさんから思いがけない通信が入って通信機に思わず叫ぶ。
『西?!エィケズさんの行った方!!
 脱出の詳細はエィケズさんにしかわかりませんよ!リグ・シャッコーの人です!
 戦闘だったら加勢しに行かないと!』
そう三人に叫んで急いで機体を動かした。

【行動:通信(-1)移動(-3)】【残り行動値:(0)】
【位置:Q-13→P-13→O-13→N-13】【機体状況:右腕肘部損傷】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:エィケズさんに加勢】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
327リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/27 10:56 ID:JD4wslDP
IDチェック
328リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/27 11:27 ID:???
リグ・シャッコーに叩き込まれる何本ものビーム。
開かれたコクピットハッチから放り出されたのは、一つの洗面器。
そして――橋の上で起こる、再びの爆発。
「……えぃ……け……ず……?」

リーアに流れ込む、更なる感情の奔流。記憶の再生。
 微笑むエィケズ。
 キャットを好きだと言ったエィケズ。
 それでもリーアを応援すると言ったエィケズ。
 蛙たちと楽しそうに戯れていたエィケズ。
 コォネのことをいつも心配していたエィケズ……。
「あ……は……!
 あ、あは、あは、あはは、あはははははは……!」

血の涙を流しながら、壊れた笑いを続けるリーア。
黙って見つめるハロP。
膝の上で無力に虚空を見つめる『ハロC』。
そして……モニターを注視していたハロGが、警告の声をあげる。
「リーア、キケン! モウイッキ、ノコッテル!」
「あははははははは!」

その声に反応して、笑い続けながらゾックを動かすリーア。
橋の上をホバーで滑るように動く巨体。
正面からの連続したビームが後を追いかけ、ゾックの残る片腕を吹き飛ばす。
取り囲むように蛇行して飛んできたミサイルが、その回避運動の先に待っている。

「……あはははははは!」
ちょうどゾックの方から突っ込む形になったミサイルが、腰のグレネードラックを直撃。
残されていたグレネードが誘爆し、足をニ本、根元から吹き飛ばす。
4本足のうち、3本も失ったゾックは、バランスを保てずに橋の上に横倒しになる。
エィケズに呼ばれ、橋の上に溢れかえっていた両生類が、何匹も逃げ遅れて潰される。

「……あはははは! はははははは!」
倒れた巨体に迫るミサイル。倒れてもなお噴かされ続けるバーニア。
巨体はガリガリと道路を削りながら橋の上を爆走し……
狭い橋の上から、ガードレールを突き破って落下する。

「……あははははは!」
自由落下していくゾックの上を通り過ぎていく残りのミサイル。
3階立てのビル位の高さから水面に落下していくゾック。

「……あははははは!」
激しい衝撃と共に水面に叩きつけられ……水柱が橋の上まで伸び上がる。
ゾックのコクピットに、各部の異常を告げる警告音が鳴り響く。

「……あははは! あは! あはははは!」
手足を失い、落下の衝撃とオーバーヒートで、ほぼ全ての機能が麻痺。
もう、何もできない。
虚ろな笑いを続ける少女を乗せ、傷だらけの水陸両用機はゆっくりと沈んでいく。
すぐ真上を、蛙たちを乗せた洗面器が流れていき、下流へと消えていった。

【行動:回避(−1p)】
【位置:L13】【残り行動値:3p】
【機体状況:足3本喪失、両腕喪失、深度の水中航行に支障、ほぼ全機能麻痺】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8(いずれも機能麻痺)】
【行動方針:錯乱中(全参加者への攻撃?)】【同盟:????】
329エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/27 12:08 ID:???
『西?!エィケズさんの行った方!!
 脱出の詳細はエィケズさんにしかわかりませんよ!リグ・シャッコーの人です!
 戦闘だったら加勢しに行かないと!』

「・・・!!?」

通信を聞いた瞬間操縦桿を動かしていた。目指すは西。
青いジムやゴツイガンダムに背を向けることになるが意に介さない。

「くっ・・・もっと・・・もっと早く動け!」
思い道理に動かないアプサラスに苛立ちを覚えていた

【行動:M−13へ移動(−4)】
【残り行動値:0】
【位置:M−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:ミノフスキークラフト一部回路破損 出力56%
         メガ粒子砲出力安全域60%まで
         アンカー3機使用不能
         生命維持装置一部機能不全】
【行動方針:脱出を企てる者達を守る 西の状況確認 リグ・シャッコーの状況確認】
【同盟状況:ウィルト=ラインステッド グレン・フォートレス】
ガザDの一斉射撃をまともに食らったゾックは、
回避のために噴かし続けたバーニアで橋から落ち沈んでいく。

(逃したか・・・・・だが、あの破損状態では長くは持たないだろう。)

一息つき、乾いた喉を潤すため水を飲み、辺りを見回す。
ゾックが撃墜した二体のMSにはもう原型は残されていない。

代償は大きかったが、結果的には俺は生き残った。
三体相手にするには、無理があったが仲間割れが起き、
二体が落とされた事により一体を相手にするだけですんだ。
戦闘では何が起きるかわからない。それをあらためて実感した。

少し休もうと目を閉じようとしたとき、モニターに巨大なMAが映る。
見覚えのあるシルエット、南東の基地であった――――――アプサラス!
レーダーを確認すると、もう一機居る。ZZガンダムか?ザクVか?
いずれにしても戦わなければならない。
戦闘態勢を取り待ち構える。

(出来ればもう少し休ませてほしかった・・・・・。)    

【行動】敵機発見(-1)戦闘態勢を取る(-1)
【機体状況】ブースター一部破損(出力10%低下)
      動力炉および動力炉周辺の装甲にダメージ(出力20%低下)
      脚部装甲の一部と左肩のブースター破損    
【残り行動値】0
【位置】L−13
【武装】ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、
    肩部5連装ミサイルポッド×2(0発)、ナックルバスター、
    足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2、
    ビームライフル(GP01様・Eパック100%)
【所持品】ディパック、コッペパン×2、水2g入り×1、水1g入り×1、
     缶詰×7、毛布、ハンドガン、ペンダント
【行動方針】敵機の殲滅
【同盟】無し
331カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/08/27 22:35 ID:???
『あ〜!誰かわからないけど、言われないでもそうするよ!って言った人?
 その様子じゃ君の機体も大丈夫みたいだね。
 メガ粒子砲がそっちにもいったから心配だったよ。
 ま、それはともかく俺はこんな異常な殺し合いはしたくない。』
グレンさんが返事をくれた。やっぱり、さっきの人はグレンさんだったようだ。
よし、脱出ができそうだということを話そう…そう思ったとたんだった。
「Pi!」対空レーダーに巨大な反応が出現した。
アプサラス!
巨体はすぐに視界に入ってくる。
グレンさんは安全だと言っていたけれど、それでも流石に怖い。
グレンさんと交信しているようだ。
『西?!エィケズさんの行った方!!
 脱出の詳細はエィケズさんにしかわかりませんよ!リグ・シャッコーの人です!
 戦闘だったら加勢しに行かないと!』
唐突にグレンさんの叫び声が通信機から響く。
「え! エィケズさんの計画を知っているの!?」
すぐに、グレンさんのZZが動き出す。
アプサラスもそれに続いて、頭上を飛び越して行く。
考えている暇は無さそうだった。私もついていくしかない。
「そうだった!エィケズさんからは何も詳しい話を聞いてないよ! そいえばマルコさんどこ行ったの!」

動き出しながら、グレンさん、ウィルトさんに通信を送る。
「私も同じエィケズさんの計画を聞いています! 私も西へ行きます!」

傷ついたBディスティニーは精一杯走り出した。
ごく近くの残骸に隠された休止状態のマドロックには気付かずに…。

【行動】移動(Q13→O13)(−2)、グレン、ウィルトに通信(−2)
【残り】0
【位置】O−13
【行動方針】エィケズの脱出計画に乗る、エィケズに合流
『西?!エィケズさんの行った方!!
 脱出の詳細はエィケズさんにしかわかりませんよ!リグ・シャッコーの人です!
 戦闘だったら加勢しに行かないと!』

グレンの一声をはじめとして戻ってきたエリアードと
ブルーのパイロットが西へと向かう
「……やれやれ、やむ終えんな。………ん?」
こちらも後を追おうとしたが、どうやら他にまだ一機いたようだ
「機体照合………マドロックか。未だに動きは無いようだが……」
少し怪しみつつ通信を入れる。
「こちらウィルト=ラインステッドというものだ
 ……そこのパイロット聞こえるか?」

【行動】通信中 −0 通信 -1【残3】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
    ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
    ビームピストル×1 スモークグレネード×2
【行動方針】マドロックのパイロットとの接触
【位置】Q−13
【同盟】グレン=フォートレス、エリアード=ジーン
333エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/28 00:44 ID:???
「やっと着いたか・・・うっ・・・!?」

やっとの思いで戦闘地域と思われるところへ到達した。
しかし、その場所にあったのはZ・リグシャッコーの残骸と、川に沈んでいるゾック、戦闘態勢に入っているガザDだった。
レーダーで再確認する。やはりZとリグ・シャッコーの反応はなし。ゾック・ガザDの反応しかない。

「間に合わなかった・・・?一体誰だ・・・。」

通信を入れる。
「誰だぁっ!!リグ・シャッコーのパイロット・・・エィケズを殺したのは!!!」
逆上していたからか通信範囲が全体になっていた。

【行動:L−13へ移動(−1)全体通信(−1)】
【残り行動値:2】
【位置:L−13】
【所持武器:中央部大口径メガ粒子砲
      コックピット内:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:ミノフスキークラフト一部回路破損 出力56%
         メガ粒子砲出力安全域60%まで
         アンカー3機使用不能
         生命維持装置一部機能不全】
【行動方針:脱出を企てる者達を守る 犯人捜査(ぇ】
【同盟状況:ウィルト=ラインステッド グレン・フォートレス】
334エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/28 03:23 ID:???
訂正!
通信−2
残り1
335リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/28 13:42 ID:???
ゆっくりと川底に沈んでいくゾック。
何も出来ず、壊れた笑いを続けるリーア。

「あはははは……! あは、あはははは……!」

静かに川底に到達する。鈍い衝撃がコクピットにも走る。
なおもリーアは笑っている。
ハロGは心配そうに耳をパタパタさせて様子を見ている。
ハロPは冷酷な目で観察をしている。

ふと、リーアは笑いを止める。
不意に訪れた沈黙の中、チョロチョロと小さな水音がする。
足元に、僅かだが水が流れ込んできている。
その微量の水と、途絶えることなきこの水音の意味するところは――

「ひ……ひぃっ! ひや、ひゃぁっ!!」

引き攣った表情で悲鳴を上げるリーア。
コクピットへの浸水。先ほどのガザDの攻撃で亀裂でも入ったのだろうか?
ほんの少しずつではあるが、水が流れ込んできていたのだ。

「ふひ、ひやぁぁぁ!」

言葉にならない声を上げ、リーアはハッチを開けようとする。
こんな水中でハッチを開けたりしたら、それこそ溺れてしまうだろうが、
今のリーアにはそこまでのことは考えも及ばない。
ただ本能的に、「ここではないどこか」に逃げようと、ハッチに手をかける。
しかし――

「ひ? あひ? ……ひやぁぁ!」

ハッチはどうやってみても開かない。
攻撃を受けて歪み、水の水圧で押さえつけられ、ピクリとも動かない。

「………ひやぁぁぁぁぁぁぁあぁッ!!」

開かないハッチ。動かないゾック。チロチロと流れ込む水。
自分が残酷な水牢に閉じ込められたことを知り、リーアは絶叫する。
この水の勢いでは、コクピットが完全に水没するまで、何時間もかかるだろう。
その間――少女は迫り来る死の恐怖を、じっくりと味わわなければならないのだ。

「ひッ、ひッ、ひッ……ひやぁぁぁぁぁ!!」
336リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/28 13:43 ID:???

 *  *  *  *  *

「それで……リーア・ミノフスキーの様子はどうだ?」
「完全に川底に沈んでからは、全く動きがありません。
 最も、水の中なので電波も届かず、コクピットの状況は把握できないのですが……」

管制室にて、通信兵が上官の質問に答える。

「機体の状況とか、あの娘の状況とか知る方法はないのか!?」
「温度センサーの様子では、融合炉はまだ動いているようですがね。
 動きがないのは、動かす気がないのか、それとも駆動系がダウンしてるのか……。
 水の中にさえいなければ、その辺は簡単に分かるのですけれど。
 確認のために、無人偵察機でも行かせますか?」
「いや……ダメだ。あの辺りに他の参加者が集結しつつある。
 偵察機を目撃されたら、奴らの行動に影響を与えかねない。
 ……全く、最後の最後まで我々を困らせてくれる、リーア・ミノフスキー!」

上官は苦虫を噛み潰したような表情でモニターを睨んだ。
川底でピクリとも動かない、ボロボロのゾック。
生存とも死亡とも判断をつけられず、彼らはひとまず判断を保留とする。
いままさに緩慢な死に向かっている所だとは、さすがの彼らにも想像できない。

「……まだ生存しているという前提で、観察を続けろ。
 それから、他の参加者がその場を離れたら、確認のための偵察機を送れ」
「わかりました。では、そのように」

【行動:コクピットハッチを開けようと試みる(−1p)】
【位置:L13】【残り行動値:3p】
【機体状況:足3本喪失、両腕喪失、ほぼ全機能麻痺、コクピットに浸水中】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8(いずれも機能麻痺)】
【行動方針:錯乱中(水中からの脱出?)】
337ジン=D=ブラッド ◆gdG5LqiF7w :03/08/28 15:14 ID:rv3RfXGN
ID晒し
「誰だぁっ!!リグ・シャッコーのパイロット・・・エィケズを殺したのは!!!」
アプサラスから怒鳴り声が聞こえてくる。

「誰が殺しかなど関係ないだろう。誰もが生き残るために殺し合う。
 この馬鹿げたゲームが終わるまで、誰にでも死は訪れる。
 ・・・・・・そして、俺もお前もどちらかが死ぬしかない。
 例え、それが望まないことでも・・・・・・。」

アプサラスへ返信すると同時に攻撃を仕掛ける。

(攻撃目標アプサラス―――――破壊する。)
中央部の大口径メガ粒子砲を警戒しながら、照準をを合せトリガーを引く。

コクピット部へ背部ビーム砲。
中央部大口径メガ粒子砲へナックルバスターと
足裏部2連装メガ粒子砲を放つ。

【行動】返信(-1)コクピット部へ背部ビーム砲(-1)
    中央部大口径メガ粒子砲へナックルバスターと
    足裏部2連装メガ粒子砲を放つ。(-1)
【機体状況】ブースター一部破損(出力10%低下)
      動力炉および動力炉周辺の装甲にダメージ(出力20%低下)
      脚部装甲の一部と左肩のブースター破損    
【残り行動値】1
【位置】L−13
【武装】ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、
    肩部5連装ミサイルポッド×2(0発)、ナックルバスター、
    足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2、
    ビームライフル(GP01様・Eパック100%)
【所持品】ディパック、コッペパン×2、水2g入り×1、水1g入り×1、
     缶詰×7、毛布、ハンドガン、ペンダント
【行動方針】敵機の殲滅
【同盟】無し
339エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/28 16:01 ID:YO2iyDuV
IDチェック
340エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/28 16:23 ID:???
『誰が殺しかなど関係ないだろう。誰もが生き残るために殺し合う。
 この馬鹿げたゲームが終わるまで、誰にでも死は訪れる。
 ・・・・・・そして、俺もお前もどちらかが死ぬしかない。
 例え、それが望まないことでも・・・・・・。』

通信が帰ってきた。ガザDからだ。
「違う・・・違う違う違う!
 殺し合う他にもすることはある!現にエィケズさんは脱出方法を知ってた!
 それを・・・貴様が殺したのか!?」
言い終わるか言い終わらないかと言うときにガザDの銃口がこちらに向けられる。

「なぜだぁぁ!!」
機体を衝撃が襲う。背部ビーム砲は頭部に。
ナックルバスターが中央部メガ粒子砲に一発、その下にあるスラスターに脚部ビームが一発が当たる。
各部から火を噴くアプサラス。高度も下がり始めた。

「・・・ぐ・・・。」

【行動:勘違い(−0)ガザDへ通信(−1)】
【残り行動値:0】
【位置:L−13】
【所持武器:対MSライフル(残段数3+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:ミノフスキークラフト一部回路破損 出力さらに低下
         メガ粒子砲大破
         アンカー3機使用不能
         生命維持装置一部機能不全
         頭部センサー大破】
【行動方針:脱出を企てる者達を守る ガザDの殲滅】
【同盟状況:ウィルト=ラインステッド グレン・フォートレス】
急いで急いでここに来た。
『エィケズさん…?』
だけどそこにあったのは残酷な現実――。
リグ・シャッコーの残骸――。
エリアードさんが叫んでる――何を叫んでいるのかは耳に入らない――。
『エィケズさん、エィケズさんっ…!!』
理解した。

【死】

全てが遠くなる感覚――。
『―――っ!!!』
今自分が何を叫んでいるのかも既にわからない――。
涙が目から溢れる――。
それをどこかで客観的に見てる自分がいる――。

【死】

頭で理解しても否定したい現実――。
声にならない声で叫ぶ――。

【行動:通信(-1)移動(-2)】【残り行動値:(1)】
【位置:N-13→M-13→L-13】【機体状況:右腕肘部損傷】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:エィケズさんに加勢】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
342グレン=フォートレス ◆b0UXJ88Ngw :03/08/28 23:58 ID:5mMPNIga
ID晒し
343グレン=フォートレス ◆b0UXJ88Ngw :03/08/29 00:14 ID:VqI2qc6i
歪む視界の隅に火を噴くアプサラスを見た。
アプサラスVの姿がリグ・シャッコーの残骸と重なる。

【死】

『うあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁっ!!!!』
心のそこから叫んだ。
怒り――
悲しみ――
恐怖――

全ての感情を解き放つように――。
時が止まった様に感じる――。


『死ね』


一瞬後、目を見開いて動いた。
ただ体の動くままに感情を放った――。
左手に持つビームマシンガンをその場に落とす。
一気に距離をつめてハイパービームサーベルでガザDを下から上に斬る。

【行動:通信中(-0)攻撃(-1)】【残り行動値:(0)】
【位置:L-13】【機体状況:右腕肘部損傷】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:ガザDを破壊する】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
344マルコ ◆ayCiq7plsA :03/08/29 02:01 ID:???
「うへっ・・・。汚ねぇ。」
残りの水の半分を使って唇を洗い流し、そして飲む。
・・・先ほどまでカエルが付いていた(と思われる)ので、不衛生なことこの上ない。

しかし、一番のショックはそんなことではなく、もっと精神的に『来る』ものだ。
「・・・はぁ〜〜。夢のままならまだよかったんだが・・・。」
そう呟き、中にいるカエルを見やる。
「よりによってこいつかよ・・・。」

それを横目に、どうやらシステムダウン中に
通信記録が1つあったのらしいのでファイルを開いてみる。

『皆さんおは・・・ ――ピッ――

ファイルを閉じた。


(――俺、何でこんなところにいるんだ?
・・・生き残るため?
・・・いや、奴らがいなかったら今頃俺たちは・・・。)

これも時間のなせる業なのか。
恋人の死に対し『慣れる』ことにより、諸悪の根源を知ることができた。

それを実感させたのは先ほどの夢。
彼女ではなく、別の女性がでてきた。
・・・・・・未練はない。

(・・・リリィ、皆。見てろよ。
俺は・・・俺は必ず・・・)

――ピィー、ピィー、ピ・・・――
通信が入った。

【残り行動値 2】
【位置:Q-13】
【行動:静かな決意(-0)、行動方針変更(-1)、通信回線(-1)】
【機体】ガンダム6号機マドロック(右腕損傷)
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×1
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水(残り1g)、パン】
【行動方針:仲間の敵討ち、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】
345マルコ ◆ayCiq7plsA :03/08/29 02:01 ID:???
『こちらウィルト=ラインステッドというものだ
 ……そこのパイロット聞こえるか?』

「ああ、ちゃんと聞こえる。こちらは連邦ぐ・・・」

いや、もうそんな肩書きは必要ない・・・。

「失礼。・・・こちらはマルコ=S=バボーゾという。
・・・唐突で悪いが、先の戦闘、どうなったか知っているか?
見たところ、あの巨大な奴はいないようだが・・・・。」

【残り行動値 2】
【位置:Q-13】
【行動:回線開きっぱで返信(-0)】
【機体】ガンダム6号機マドロック(右腕損傷)
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×1
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水(残り1g)、パン】
【行動方針:仲間の敵討ち、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】
346エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/29 12:51 ID:CIIClyJm
IDチェック
347ジン=D=ブラッド ◆gdG5LqiF7w :03/08/29 14:52 ID:NWKkN1x/
ID晒し
348エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/29 14:56 ID:???
地面に着地するアプサラス。
コックピット内は煙の匂いと、火花と赤く染まったコンソールの光に支配されていた。

「まだ生きてる・・・?でもこのままじゃどっちにしても死ぬな・・・。
 しかし武器はまだある。せめて奴を殺すまではまだ死ねない!」

対MSライフルを持ち、ハッチを開ける。
身を乗り出すと、ガザDに突っ込むZZの姿が見えた。
スコープを覗き照準を合わせる。
「モノアイを潰せば・・・。」
照準を合わせるとためらうことなくトリガーを引いた。

【行動:ガザDへ狙撃(−1)】
【残り行動値:3】
【位置:L−13】
【所持武器:対MSライフル(残段数2+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:ミノフスキークラフト一部回路破損 出力さらに低下
         メガ粒子砲大破
         アンカー3機使用不能
         生命維持装置一部機能不全
         頭部センサー大破】
【行動方針:脱出を企てる者達を守る ガザDの殲滅】
【同盟状況:ウィルト=ラインステッド グレン・フォートレス】
放たれた砲撃はアプサラスを沈める。
各部から火を噴くアプサラスが地面に着地すると同時に、
物凄い突進力で距離をつめて来るZZガンダム姿が映る。

「次は・・・・・お前か。」

ZZガンダムのハイパービームサーベルが下から上に襲い掛かるが、
攻撃は単発なおかつ直線的、避けることは容易だった。
ZZガンダムのハイパービームサーベルが振り終わるまでに
反撃を試みる。
「その長い獲物を振り終わるまでには隙ができる。残念だったな。」
ZZガンダムへ向けナックルバスターと足裏部2連装メガ粒子砲を放つ。

―――――!
何かが頭部をかすめて行った。

アプサラスのコクピットに対MSライフルを構えている男が見える。
(まだ抵抗する力があったか・・・・・。)

「今楽にしてやる。」
アプサラスのコクピットへ背部ビーム砲放つ。

【行動】回避(-1)
    ZZガンダムへナックルバスター・足裏部2連装メガ粒子砲を放つ。(-1)
    アプサラスのコクピット部へ背部ビーム砲(-1)
【機体状況】ブースター一部破損(出力10%低下)
      動力炉および動力炉周辺の装甲にダメージ(出力20%低下)
      脚部装甲の一部と左肩のブースター破損    
【残り行動値】1
【位置】L−13
【武装】ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、
    肩部5連装ミサイルポッド×2(0発)、ナックルバスター、
    足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2、
    ビームライフル(GP01様・Eパック100%)
【所持品】ディパック、コッペパン×2、水2g入り×1、水1g入り×1、
     缶詰×7、毛布、ハンドガン、ペンダント
【行動方針】敵機の殲滅
【同盟】無し
350リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/29 21:56 ID:???
水位が、膝の所まで登ってきた。

 *  *  *

「ひあ! ひやぁぁ! ふひゃぁぁあっ!!」

瞳孔の開ききった虚ろな目で、リーアは動かぬコクピットハッチを叩きつづける。
手の皮は破け、叩くたびに血が飛び散る。よく見ると白いものまで覗いて見える。
だが、彼女はもはや痛覚を感じていないようだ。
ただひたすら、じわじわと真綿で締め上げるような死の恐怖に駆り立てられる。

そんな彼女を、ハロGは短い手足を伸ばして止めようとしている。
「リーア、タイチョウフリョウ! ケガ! ヤメロ、リーア!」
ハロGは、このままの状態が続けば確実に溺死する、という所まで理解が及ばない。
ただ、リーアの手の怪我を悪化させまいと、懸命に彼女を止めようとしている。

ハロPは、そんな二人を……虚ろに眺めている。
プカプカと水の上に浮きながら、その拙いCPUで必死に考える。
彼は――創造主から『ピンクハロ』と呼ばれていた彼には、一つの任務が与えられていた。
それは、彼を支給品として受け取った『パートナー』の行動をある方向に誘導すること。

戦闘の奨励。
迷っていたら戦いを勧める。
同盟交渉は横から口出しして妨害する。
行動方針を失っている場合には『ハロの収集』を勧める。
怪しまれないよう、『パートナー』の命令にはできるだけ従う。

ハロPは、現在の状況を彼なりの認識力で分析する。
 コクピットに浸水。
 リーアは精神的に錯乱。
 機体のダメージは甚大。
 けれど……生命維持装置は、排水機能以外は正常に作動しているようだ。
 ならば、他の機能も、部分的に生き残ってる可能性が高い。
 ではなぜリーアはゾックを動かさないのか?
 ……『ピンクハロ』が誘導するべきだ。
 戦いを示唆して、近くの他の参加者への攻撃を促すべきだ。
 それが、『ピンクハロ』の使命。

「リーア、タタカエ」

ハロP……いや、『ピンクハロ』は、錯乱するリーアの背中に呼びかける。

「リーア、タタカウンヤ。ゾック、ウゴカセ。
 ホカノサンカシャ、コロサナアカン!!」

開かぬ扉を叩き続けていたリーアは、『ハロP』の声に動きを止める。
ユラ〜リと、ゆっくりと振り返る。
両目が限界まで見開かれたその顔には、一切の感情がない。
ただ、開ききった瞳孔で、電子合成音で騒ぐペットロボットを見つめる。

「リーア、タタカウンヤ。ゾック、ウゴカセ。
 ホカノサンカシャ、ミナゴロシ。
 コロシタヤナイカ。3ニンモ。
 オナジコト。
 コロセ。
 コロセ。
 コロs………」
351リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/29 21:56 ID:???
《ダキュッ!》

唐突に起きた鈍い、しかし大きな音が、『ハロP』の言葉を遮断する。
……小さな穴一つ開け、水の上を漂う『ハロP』。
リーアの手には……いつの間にか、銃口から煙を上げる自動拳銃が握られていた。
彼女の目は相変わらず限界まで見開かれ、感情らしい感情は読み取れない。

「コ、コロ、コロs、コココ、コロ………」
「ヒッ、ひっ、ひゃぁ……あひゃヒャはハひゃはひゃ!!」
《ダキュンッ! ダキュッ!! ドキュッ! バシュッ!!》

壊れた蓄音機のように声を上げ続けるハロに、少女も壊れた笑いと共に銃弾を叩き込む。
一発ごとに水面に飛沫が上がり、桃色の球体に醜い穴が開く。

「リリリ……リーーー……アーー……」

少女の拳銃の弾は尽き、なおも引かれ続ける引き金がカチカチと音を立てる。
桃色の球体は最後に目を点滅させると、少女の名前を最後に、水中に沈んだ。
……そのまま、永遠に機能を停止する。

「はぁ、ハァ、は……………。
 ………あは、あはは………あはははハロP! あはははは!」

ようやく、小さな『友達』の裏切りを理解したのか。
それとも、ただ壊れているだけなのか。
ともかくリーアは、弾の無くなった拳銃を手にしたまま、虚ろな哄笑を続けた。

なおもじわじわと水位の上がる水面。
手の傷から流れた血が一滴、拳銃を伝って『ハロP』の残骸の上に滴った。
まるで、少女の壊れた心が流した血の涙のように。

【ピンクハロ(ハロP):機能停止】【死因:拳銃弾によるCPU破損】


【行動:コクピットハッチを開けようと試みる(−1p)
    ハロPへの攻撃・破壊(−1p)】
【位置:L13】【残り行動値:2p】
【所持品変更:『ハロP』を喪失、自動拳銃の残弾ゼロに(予備弾倉なし)】
【機体状況:足3本喪失、両腕喪失、ほぼ全機能麻痺、コクピットに浸水中】
【武装:フォノンメーザー砲、偏向型メガ粒子砲×8(いずれも機能麻痺)】
【行動方針:錯乱中】

【水位:現在、座った姿勢で膝くらいの高さ(約1/3)】
352通常の(ry:03/08/29 22:04 ID:???
age
353カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/08/29 23:55 ID:Dtr5syTl
『誰だぁっ!!リグ・シャッコーのパイロット・・・エィケズを殺したのは!!!』
通信機から絶叫が響く。エィケズさんが死んだ!?
信じられないまま、さらに加速し西へ向かって移動する。街が切れて、川が見えてくる。橋だ。
そろそろ赤く染まってきた空を背景に戦闘が起きている。
墜落するアプサラス、ガザDというらしい冴えないMS、切りかかるグレンさんのガンダム。
そして、煙を上げて橋の上に転がる2機のMSの残骸…かろうじてわかる…Zガンダム、リグシャッコー。
つまりコォネさんとエィケズさん…。
エィケズさんが死んだ!

「う、うそ…うそだよね。うそ。」
答えを求めるように空を見上げる。
ZZの攻撃をあっさり回避すると、ビームを発射するMSが目に留まる。
自分が撃たれる、そう思い込んだ。
「あぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」
ガザDにほとんど最後の武器である、ミサイルを撃ち込んでいた。

【行動】移動(O13→L13)(−3)、ガザDにミサイル攻撃(−1)
【残り】0
【位置】L−13
354グレン=フォートレス ◆b0UXJ88Ngw :03/08/30 12:57 ID:ujrYapi0
ID晒し
ハイパービームサーベルが振り終える前に敵から攻撃が放たれる。
「―――っ!」
とっさに反応してZZガンダムをそらして回避させようとするがが間にあわない。
ナックルバスターがZZガンダムの胸部に当たり跳弾する。
ZZガンダムをそらした為に斜めに当たり、耐ビームコーティングがそうさせたのだろう。
しかし足裏部2連装メガ粒子砲はそうはいかなかった。
「あ゙あ゙あ゙あ゙っ!!っ?!」
そのまま又切りかかろうとするが思うように動かない。
足裏部2連装メガ粒子砲がZZガンダムの脚部に当たったのだ。
「殺す!殺してやるっ!殺してやるんだあああ!!!」
ビームローターシールドを機体の前に構える。
そしてハイメガキャノンを稼動させる。
ZZガンダムの額にジェネレータの出力が集まり始める――

【行動:回避行動(-1)攻撃準備(-1)】【残り行動値:(2)】
【位置:L-13】【機体状況:右腕肘部損傷、脚部損傷】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:ガザDを破壊する】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
356ジン=D=ブラッド ◆gdG5LqiF7w :03/08/30 15:16 ID:ckHaChkT
ID晒し
ナックルバスターは効かなかったが、
足裏部2連装メガ粒子砲がZZガンダムの脚部を破壊した。
ZZガンダムはビームローターシールドを構える。

(守りに入った?いや・・・・・何かを狙っている。
 とてつもなく強力な・・・・・何かを。・・・・・ん!)

どこからかミサイルが迫ってくる。
一気に高度を下げミサイル避け、そのままMSへ変形し
橋の上に着地する。

目の前には青い陸戦型ジムが見える。
(BD1かまた増えたな、あのごついガンダムには、今
 うかつに攻撃できない・・・・なら、先にお前を殺す。)

ZZガンダムを警戒しながら、ビームライフルを
持ち、BD1へ向け二連射打ち込む。

【行動】回避(-1)MS変形(-1)
    BD1へビームライフルを二連射(-2)
【機体状況】ブースター一部破損(出力10%低下)
      動力炉および動力炉周辺の装甲にダメージ(出力20%低下)
      脚部装甲の一部と左肩のブースター破損    
【残り行動値】0
【位置】L−13
【武装】ビームサーベル×2、背部ビーム砲×2、
    肩部5連装ミサイルポッド×2(0発)、ナックルバスター、
    足裏部2連装メガ粒子砲×2、脚部格闘用クロー×2、
    ビームライフル(GP01様・Eパック残量87.5%)
【所持品】ディパック、コッペパン×2、水2g入り×1、水1g入り×1、
     缶詰×7、毛布、ハンドガン、ペンダント
【行動方針】敵機の殲滅
【同盟】無し
358カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/08/30 16:46 ID:KsmV+T3N
IDチェックです。
359アルム ◆zFt4KYQnAU :03/08/30 16:50 ID:???
トルヴァ「そうだな・・・。俺もアルムと同じ考えだ。」
兵隊さんの声が響いてきました。私は、兵隊さんに通信を返そうとしました。
アルム「とりあえ」
しかし、それはとある事によって妨害されました。
???「皆さんおはようございます。
  それでは今回の禁止区域の発表をします。
  『B−24』 『F−03』 『I−15』 『K−07』 『N−18』
  『O−10』 『P−17』 『R−08』 『W−04』 『Y−13』
  以上・・・」
いつも通りの定時放送。しかし、同時に表示される地図を見て、私は唖然としました。
アルム「・・・?地図自体が縮小されてる..?」
縮小された地図の中には、基地はありませんでした。
つまりは、バタラの修理は出来ない、武装の調達も出来ない状態になってしまっていました。
アルム「・・・まぁ・・・どうでもいいか・・・どうせ壊れるんだ...それよりも・・・」
地図を消しながらそんな事を呟いていると・・・
トルヴァ「あの二機が戦闘しているのか・・・アルム、どうする?」
兵隊さんの声が再びコクピットの中に響きました。
アルム「うわぁ!...あ、いや・・・・今はね...とりあえず、一旦下に降りよう。」
今から先頭のあったほうへ行って、脱出方法を見つけた人物を探した方がいいかもしれない。
しかし、どうやって聞くかの方法が問題でした。
声に出せば何かから盗聴される危険性もありますし、
生憎だが私は声を出さずに何も使わずに意思疎通ができるわけではありませんでしたから。
ならば、道具を使って...筆談なら、盗聴される恐れも無いだろうし、
監視カメラがどこかに無い限りは見つかる可能性もおそらく無いはずです。
紙とペンは手元には持っていません。しかし、この都市のどこかには必ずあるはずです。
それに・・・    ぐぐぐぅぅぅ
ちょっと、ここのところ、何も摂ってなかったせいでちょっと・・・空腹な状態でした。
ペットボトルの水に手を伸ばしました。あっというまに空になりました。
食料や水分も殆どありません。あるといってもどうなってるかわからないコッペパンのみ・・・
筆記用具と食料。両方とも手に入れないと何も出来ないうちに終わってしまうかもしれません。
アルム「・・・とりあえず・・・バタラを下に下ろしてください。」
そう言って、通信を切りました。
そして、空のボトルと救急セットを用意し、兵隊さんがバタラを下ろすのを待っていました。

【体調:?】【怪我: 右手打撲 左のこめかみ出血】
【機体状況:各部装甲微妙に破損。左腕消失。背面装甲少し破損 脚部大腿部より下消失、
       それによる自重の変動により操作性変化 スラスターの異常による最大出力減少】
【通信 -1  残り行動値:3】
【位置:J-13】
【武装:ビームシールド×1 】
【行動方針:参加者の脱出支援 筆記用具、食料の調達】
【同盟:トルヴァと同盟】

しばらくすると通信が返ってきた、どうやら無事のようだ
『失礼。・・・こちらはマルコ=S=バボーゾという。
・・・唐突で悪いが、先の戦闘、どうなったか知っているか?
見たところ、あの巨大な奴はいないようだが・・・・。』

(ほう、状況を知らないとは………少なくとも私より先に来ている以上
 戦闘に巻き込まれて気を失っていた。といった所か。)
通信をかえす。
「私は少し遅く来たから詳しくは知らんが、ほぼ全員無事らしいな。
 あの巨大MAならさっき西へと向かったが……」

【行動】通信中 −0【残4】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
    ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
    ビームピストル×1 スモークグレネード×2
【行動方針】マドロックのパイロットとの接触
【位置】Q−13
【同盟】グレン=フォートレス、エリアード=ジーン
361エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/30 19:00 ID:hDJ4zbSM
IDチェック・・・
362エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/30 19:16 ID:???
「外した・・・こっち狙ってる!?くそっ!」
対MSライフルをコックピット内に放り込み、自分も転がり込む。
それと同時にフットペダルを踏み込む。
「動け動け動け!早くっ!」
背部ビーム砲が直撃する。
何処に直撃したかも確認せずにシートに座り直すと操縦桿を動かした。
「もうこれ以上の直撃は機体が持たない・・・。
 あんな華奢な機体だ!これだけの質量ならぁぁ!!」

アプサラスの巨体がガザDの方向へ突撃する。

【行動:ガザDへ突撃(−1)】
【残り行動値:3】
【位置:L−13】
【所持武器:対MSライフル(残段数2+6発入りマガジン×2)ハンドガン(残段数7)】
【所持品:変化無し】
【主な機体状況:各部で誘爆発生中 これ以上の直撃は不能】
【行動方針:ガザDの殲滅】
【同盟状況:ウィルト=ラインステッド グレン・フォートレス】
363カミーユ ◆qQ6wK6czCM :03/08/30 19:47 ID:KsmV+T3N
ミサイルがまっすぐガザDに伸びていく。
まっすぐに…当たると思ったとき、すっとガザは急降下した。
そのまま変形して橋に降り立つ。
ミサイルがかわされた。

「いやだよ!いや!」
手をすっとカバーのかかったボタンに伸ばした。カバーをはずし押し込む。
静かに冷却装置の音が高まる。
マニュアルには危険と書いてあったシステムだった。
けれど、もうこれしかないから…。

夕暮れの橋に降り立ったガザが、こちらへビームライフルを向けた。
私はサーベルを抜いて、ガザへと一直線に突っ込んだ。
「これでも学校じゃ、エースだったんだからー!」
連射されるビームを、自分でも信じられない反応のよさで、ギリギリでかわす。
一気にガザに詰め寄るとビームサーベルでボディに突きを加える。

【行動】EXAM起動(−1)、回避(−2)、ガザにサーベル攻撃(−1)
【残り】0
【位置】L-13
【機体状況】ブルーディスティニーT:左腕大破、ひじから喪失。EXAM稼動中。
【武装】ビームサーベル×2、頭部バルカン、胸部バルカン
364リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/30 22:03 ID:???
水位は、腰のあたりまで上がってきた。

『ハロP』を破壊し、壊れた笑いを上げているリーア。
やがて、笑い疲れたのか、虚ろな表情で空を見上げたまま、黙り込んでしまった。
ヒタヒタと上昇を続ける水位。全く動かないリーア。
呆けたように口を開け、何を見るともなしに虚空を眺めている。

そんなリーアを、ハロGは心配そうに見つめている。
プカプカと水面を浮かびながら、短い手足を出して少女の傍に泳いで近づく。

「リーア、シッカリシロ! リーア、シッカリ!」

少女の肩に手をかけ、その頬を軽く叩く。
しかし、リーアは呆けたまま、何の反応も見せない。
しばらく思案するかのように目のランプを交互に点滅させるハロG。
やがて……しばらくの間を置いて、ハロGは再び話始めた。
……電子音ではなく、少しノイズの入った人間の声で。

『はーい。そこのゾックたんに乗ってる人元気ですかー?僕は元気です。
 そんなところでなにしてるんですかー』

……ハロGから流れ出した、ある青年の声に、リーアの肩がビクッと震える。
ハロGにリーアが与えた特殊な機能。周囲の音を記憶し再生する録音機能。
何を記憶し、何を語るのかはハロG自身に一任されている機能。
……壊れた少女の心を開くため、ハロGが再生し始めたこの声は――

(続く)
365リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/30 22:04 ID:???
『誰だって『人殺し』はしたくないでしょ……』
『ところで自己紹介が遅れたね。僕の名前はグリーン=キャット。
 正真正銘の学生。まぁ機械好きがこうじて工学系の大学に在学中……』

「あ……あ゛……ああ゛あ゛……ああ゛あーーっ……!!」
少女の虚ろな顔に、なんとも形容し難い表情が浮かぶ。
半開きの口から、声にならぬ声が漏れだす。

『そして必ず勝とう。必ずねっ。ハロP。ハロG。リーアを守ってやれよ』
『コーヒー入れてるなら僕にも頂戴。砂糖たっぷりでミルク入りで』

「きゃ……きゃっと……キャキャキャキャットぉぉおぉ……!!」
瞳孔の開ききった目から、熱い涙が溢れ出す。
言葉らしい言葉を失っていた少女の口から、その声の持ち主の名が呼ばれる。

『いままでありがとう。僕は人を殺した。
 だからここから生きて出て行くわけにはいかないんだ。
 だから、君だけでも。生き残って欲しい。』
『・・・・僕は・・・・僕は・・・戦うんだ・・・・・
 大切な・・・人たちを・・・もう無くさない為に・・・
 もう・・・リーアを・・・泣かせない為に・・・!』

「……キャット! ゴメン、きゃっとぉ!!」

ハロGがランダムに再生するキャットの言葉。
彼の最期の言葉。その熱い想い。
再びその想いに触れ、リーアは涙を流しながら絶叫する。
……いつの間にか、その瞳には理性、顔には知性が戻って――

(続く)
366リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/30 22:08 ID:???

 *  *  *

水位は胸のあたりまで上がってきている。
キャットの頭を抱えたまま、リーアはほとんど水に沈んだスイッチ類を次々と動かす。
「……ほとんどが機能してないわね。でも、何か動くものがあるはず……」
水中の中で、リーアは忙しく手を動かしていく。
「武器類……これは生きてるの?」
どうやら、武器管制システムの一部は生きているようだ。
試しに、片っ端からトリガーを引いてみる。
「……駄目ね。ビーム砲は回線が切れてる。フォノンメーザーの方は……」
つぶやきながら、リーアはトリガーを引いた。

 *  *  *

エリアL13、橋の上は、突然の揺れに襲われた。
地震!?
……いや、そうではない。
揺れているのは橋の上のみ。橋の向こうに見える街は全く揺れていない。
そして……少しの時間差を置いて、橋の上の道路に亀裂が入る。
L13エリアを中心に、橋全体がたわみ、少しずつ傾いていく。

……水中では、橋を支える橋脚の一つが、無残に打ち砕かれていた。
そのすぐ傍では、橋脚の残骸に向けて頭部を向けたまま、大破したゾックが頓挫している。
水中で放たれた超音波兵器、フォノンメーザー砲が、巨大な橋脚を破壊したのだ。

橋全体が崩壊することは、おそらくないだろう。
しかし、重量バランスの変化によって、大河を渡る巨大な橋はゆっくりと傾きつつあった。

【行動:正気に戻る(−1p)、フォノンメーザー砲発射(橋脚の破壊)(−1p)】
【位置:L13】【残り行動値:2p】
【機体状況:足3本喪失、両腕喪失、ほぼ全機能麻痺、コクピットに浸水中】
【武装:フォノンメーザー砲】
【行動方針:水中からの脱出】

【水位:現在、座った姿勢で胸くらいの高さ(約2/3)】
367マルコ ◆ayCiq7plsA :03/08/30 22:50 ID:???
『私は少し遅く来たから詳しくは知らんが、ほぼ全員無事らしいな。
 あの巨大MAならさっき西へと向かったが……』

「・・・西へ?西へ行っただと?」

・・・コレが本当ならこの行動は明らかにおかしい。
西側ということはエリアで言うQ−12。
つまりあの時は、俺も含むほとんどの戦力が集中していた方向だ。
その西側の上空をMAが通り抜ける、それも全員無事で・・・だ。

そう読んだ俺は、
左手のガトリングシールドを相手の方向に向け・・・おもむろに発射した。

――ガルルルッ――

しかし、これは相手のMSの遥か上空を狙った威嚇。
ゆっくりと照準を下ろして、今度はキチンとMSに合わせたうえで通信。

「・・・ウィルトさん、と言ったかな?
あなたの話には穴がありすぎる。あれだけの戦力だ。
その上空を通り抜けるなんて、冗談にしか聞こえませんよ?それも、全員無事でなんて・・・。」

【残り行動値 3】
【位置:Q-13】
【行動:通信中(-0)、威嚇(-1)】
【機体】ガンダム6号機マドロック(右腕損傷)
【武装:(固定)頭部バルカン砲×2 背部300mmキャノン砲×2 腕部4連装グレネードランチャー×1
     (手持)ビームサーベル×2 ガトリングシールド×1】
【所持品:軍用ナイフ、水(残り500_g)、パン】
【行動方針:仲間の敵討ち、トルヴァと接触、味方を増やす】
【同盟状況:ナシ】

ジェネレータの出力のほぼ全てがメガ粒子に変わっていく。
そして膨大なエネルギーがZZガンダムの額に集まってゆく――
「まだだ――フルパワーをアイツにぶつけてやるっ!!」
充分に発射できる様になってもまだエネルギーを貯めつづける。
相手を見ていると視界にアプサラスVがガザDに突撃するのが見えた。
ビームサーベルを持ってBD1がガザDを攻撃をしている。
舌打ちをして二人に通信を入れる。
『エリアードさんとカミーユさん、脱出しろ!
 このままじゃ邪魔だ!当たる!!そいつは俺が殺すっ!!』
叫んでいる間もZZガンダムはエネルギーを貯め続ける――
戦艦の大出力ビーム砲を凌ぐパワーをもう止める事はできない――

【行動:通信(-2)】【残り行動値:(2】
【位置:L-13】【機体状況:右腕肘部損傷、脚部損傷】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:ガザDを破壊する】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
369ジン=D=ブラッド ◆gdG5LqiF7w :03/08/31 16:33 ID:3/xZlGnp
ID晒し
BD1を破壊出来ず突破口を失う。
(・・・・・引くことはない。)
ビームライフルを投げ捨てる。
(終わりにしよう・・・・・。)

・・・・・?
幻覚かモニターにボロボロの服を着た少年が、
こちらを寂しそうな顔で見ている。
見覚えのある顔―――――そうあの子は・・・・・

「心配するな・・・・・もうすぐみんなのところへ行ける。」
そう言うと少年は笑顔になり消えていった。
最後にペンダントを握り締め、
動力炉を暴走させる。

(父さんや母さんにも会えるかな・・・・・
ガザDから閃光と共に爆発が起きる。

【二二番:ジン=D=ブラッド  死亡】 【死因:搭乗機体動力炉の暴走の自爆】
371リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/31 19:26 ID:???
リーアは、とっくに気づいていた。
キャットが死んだことを。自分が殺してしまったことを。
『ハロC』など、始めから存在しないことを。

知っていたから、否定した。
必死で『他の可能性』を探し出し、稚拙な妄想にしがみついた。
真実を理解できないよう、理性のレベルを低下させ、幼児退行した。
……どこからが意識的で、どこからが無意識の働きだったのかは分からない。
けれど、ともかく……彼女は、知っていた。

「いっそ狂ってしまえば楽になれるのに」などという台詞は、
 狂ったことのない“正気の人”にしか吐けない妄言だ。
実際には、狂ってもなお、苦しみからは逃げられない。
苦悩を表現する機能が麻痺するだけで、心の底では地獄が続くのだ。

リーアは、コォネを撃った。
それがどの程度意識的だったのかはともかく、リーアは彼女を撃った。
コォネが「目覚めること」を要求したから。
リーアが必死でしがみ付いていた妄想を、壊そうとしたから。
……「友として支える」と言ってくれたのに、リーアはコォネを撃ってしまった。

リーアは、エィケズを撃った。
それがどの程度意識的だったのかはともかく、リーアは彼を撃った。
エィケズが、コォネの死を見て錯乱したから。
その姿にリーアは自分の姿を重ね合わせた。鏡を見ているような錯覚を得た。
……不快な像を写す鏡を叩き割るように、リーアはエィケズを撃ってしまった。

リーアは、ハロPを撃った。
それがどの程度意識的だったのかはともかく、リーアは彼を撃った。
ハロPが、あけすけに真実を述べたから。
しがみつく妄想も失い、ただ心を閉ざすリーアに、むき出しの現実を見せたから。
……心の深い傷を荒っぽく触られ、リーアはハロPを撃ってしまった。

リーアは、ハロGを、……撃たなかった。
弾がなかったこともあるが、弾があったとしても、彼を撃たなかった。
ハロG自身は何も要求せず、何も見せなかったから。
ただ単に、過去の記憶を並べただけだ。
リーア自身に、何を守ろうとして心を閉ざしたのかを、思い出させただけだ。
……忘れていた「原点」を思い出し、リーアは狂気から目覚めてしまった。

リーアは、確かに狂っていた。
しかし……意識の底では、全てを知っていたのだ。
認めることができなかっただけで。表に出せなかっただけで。
372リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/31 19:27 ID:???
 *  *  *

水位は、首のあたりまで上ってきた。。

MSのコクピットは、例外なく狭い。
上昇する水位の中、リーアは座席から腰を浮かし、頭だけを水面に出していた。
その顔には、悟りきったような諦めの微笑が浮かんでいる。

「やっぱり、もうだめみたいね。
 キャットの望んだように、もうちょっと生きてみようかと思ったけど……」

事実を認めたくはなかった。正気に戻りたくはなかった。
けれど……否定を続けても、楽なわけではないから。
何より、ここで何もせずに死んで行くことは……死んだあの3人も、望んでいないから。
狂ったまま、何もできずに死ぬことは望んではいないから。

しかし――正気に戻ったところで、いささか手遅れだったようだ。
あらゆる手を試したが、フォノンメーザー砲以外はほとんど動かない。
ハッチさえ開けば脱出できるだろうが、そのハッチさえも歪んで開かない。

……突然、ゾックの中にも大きな振動が伝わってくる。
橋の上でなにか大きな爆発が起こったらしい。
また誰かが死んだのだろうか?
けれど……そんな爆発も、この現状を打開するきっかけにはなりそうにない。

「コォネ……ごめんね。
 わたし、あの時、あなたのことを信じきれなかった。
 せっかく、力になってくれるって言ったのに……。
 友達に、なりたかったな……。

 エィケズ……ごめんね。
 二人は、愛し合ってたんだよね。わたし、分かっちゃってた。
 だから、きっと嫉妬しちゃったんだ。キャットはもう、いないから。
 最低だよね、わたし……。
 
 ハロP……ごめんね。
 わたし、自分の弱さの責任を、全部あなたに押し付けちゃった。
 あなたは、ただ自分に刷り込まれた命令を忠実に実行しただけなのに。
 あなたは、最後までわたしの友達だったのに……。

 キャット……ごめんね。
 わたし、あなたにわたしの考えを押し付けてばかりいた。
 あなたの話、聞こうとはしなかった。」
373リーア ◆UktGzzmQ/o :03/08/31 19:27 ID:???

少女は、両腕を水面に上げる。
水中から顔を出したのは……グリーン=キャットの頭部。
見るも無惨な姿に成り果てたその生首に、彼女は微笑む。

「わたしが死んだら、みんなとは違う所に堕ちるのかもしれないけど……
 わたしも、そろそろ逝くね。
 行き違いとか勘違いもあったけど……みんなのこと、大好きだった……
 キャットのこと、本当に好きだったんだよ……」

リーアは水面の上、愛する青年の腐りかけた唇に、口付けをした。
愛と、感謝と、懺悔の念を込めた、ファーストキス。

水はなおも着々と上昇する。水面に浮かぶリーアの頭が、コツンと天井に触れた。

【行動:懺悔(0p)】
【位置:L13】【残り行動値:4p】
【機体状況:足3本喪失、両腕喪失、ほぼ全機能麻痺、コクピットに浸水中】
【武装:フォノンメーザー砲】
【行動方針:死の受容。世界の全てに懺悔する】

【水位:現在、座った姿勢だと頭が隠れそうな高さ(約90%)】
374エリアード ◆ZJuuNFwfIc :03/08/31 20:12 ID:???
『エリアードさんとカミーユさん、脱出しろ!
 このままじゃ邪魔だ!当たる!!そいつは俺が殺すっ!!』

「何っ!?グレン!?今更止まれるかよ!
 カミーユ!戻れ!お前だけでも離脱しろ!お前機体ならまだ出来るはず・・・っ!?」
ガザDがビームライフルを捨てたと思ったその瞬間、ガザDが爆発した。

───

爆風がおさまったとき、BD1の姿はそこから消えていた。
「カミーユは離脱したか・・・?ふぅ・・・。おわっ!?」
急に衝撃が来る。上に何か乗っかったようだ。コックピットから身を乗り出して上を見る。
するとビームサーベルを持ったBD1が見えた。
「離脱しろって言っただろ・・・!? なっ何を!?」
BD1がビームサーベルを構える。今気が付いたがBD1のカメラアイが赤く染まっており、そこからただならぬ意志を感じる
「血迷ったか!?カミーユ!!?」
BD1がビームサーベルを振り下ろした。
「カミ・・・」
自分の体が痛みを感じる間もなく消滅する。それと同時にアプサラスが爆発する。
度重なる損傷で融合炉の方にもガタが来ていたようだ。
通常のMSの3倍分の爆風はBD1をも巻き込み、辺りに広がった。

【16番:エリアード=ジーン 死亡】 【死因:ビームサーベルの直撃を受け蒸発】

【19番:カミーユ=ビダン  死亡】 【死因:アプサラスの融合炉爆発に巻き込まれて】
爆発した――
ガザDが
アプサラスVが
BD1が
俺の中の何かが

全てが――

残骸が目の前にある――
それが助かる確立が皆無な事を教えてくれる――
『エィケズさん…エリアードさん…カミーユさん…
 …何で…何でだよ!何で死んじゃうんだよっ!
 俺の気持ちはっ…俺は……俺は……俺は…ああああ゙あ゙あ゙!!!』
完全にはフルパワーになっていないが
ハイメガキャノン――そいつを真上に吹き飛ばした――
そして空が大きな光に包まれる――

『あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁっ!!』

それは
俺の悲しみ――
俺の怒り――
俺の想い――

俺からのみんなへの鎮魂歌――

【行動:叫ぶ(-0)ハイメガキャノンを空に発射(-0)】【残り行動値:(2】
【位置:L-13】【機体状況:右腕肘部損傷、脚部損傷】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:ガザDを破壊する】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、エリアード=ジーン】
撃ったハイメガキャノンの光が収まり始める。
それを見てられなかった。

「うっ…ぁ…ぁ゙あ…うぅぅ…」

涙が止まらない。
止まらない。
止まらない。
止まらない――

「うぅ…みんな……ぁ゙…みんな……あぅ…」

俺は何かしてやることは出来ないのか――
俺は何も出来ない――
俺は無力だ――

せめて――せめて墓を作ろう――
涙を流しながら機体を動かす。
損傷がある脚部でよろめきながらなんとか歩かせる。

Zガンダムの残骸の前に立って手を合わせる。
その残骸の中で大きな物を持つ。
「ぅ…誰だか知らないけど、いい人か悪い人か知らないけど…ひっ…
…俺とはまったく関係なかったけど……一人は…うぅ…一人は嫌だよね…」
ガザDとアプサラスVとBD1の残骸の所に運ぶ。

リグシャッコーの残骸の前に立って手を合わせる。
その残骸の中で大きな物を持つ。
「エィケズさん……うぁ…よければ俺たちの所に来てくれって仲間に誘ったんですよね?
遅くなっちゃったけど来ました…ぅ…よ…ううぁ……俺来ましたよ?」
ガザDとアプサラスVとBD1とZガンダムの残骸の所に運ぶ。

川に沈んでいるゾックの前に立って手を合わせる。
ゾックに近寄って何とか起こす――
「…ぅう……重いよ……ぁぁ…死んだ人に文句言っても…ひっく…
仕方がない…ぅうぁ…けれど……一人は…一人は嫌だよね…?」
ガザDとアプサラスVとBD1とZガンダムとリグシャッコーの残骸の所に引き摺っていく。

【行動:残骸を運ぶ(-3)】【残り行動値:(1)】
【位置:L-13】【機体状況:右腕肘部損傷、脚部損傷】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:みんなの墓を作る】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、(エリアード=ジーン)】
377リーア ◆UktGzzmQ/o :03/09/01 12:27 ID:???

たゆたう水の中――

少女は、胎児のように身体を丸め――

胸には、愛した青年の首を抱え込み――

己が、水に還る時を待った――

酸欠の苦しみは、やがて麻痺し――

ただ、安らかな、感覚だけが――

………。――

 *  *  *

……不意に、鋼の子宮が大きく揺れた。
ゴトゴトと、どこかへ動いていく。
やがて、ゆっくりと引き上げられる感覚。
それと共に、濁った羊水が流れ出していく。

少女は、身を丸めたまま、動かない。
その身体は水の排出と共に、自然と椅子に受け止められる。
椅子に座った姿勢で、なおも動かない少女。
……その膝の上に、緑色の球体がよじ登る。

「……ウェルカム、リーア」

緑色の球体が、電子合成音を上げる。
……しばらくすると、少女は急に咳き込み始めた。

「ゴ、ゴホッ、げ、げほッ、げほッ……」

苦痛の呻きと共に、飲んでしまった水を吐き出す。
目に涙を溜めながら、ゆっくりと目を開く。
……いつしか、コクピットの中の水は全て失われていた。
378リーア ◆UktGzzmQ/o :03/09/01 12:29 ID:???

外から差し込む、微かな光。
少女は、コクピットハッチを押してみる。
最初は恐る恐る。やがて力強く。しまいには、足で蹴って。
5回目くらいのキックで、ハッチは音を立てて開いた。
……水圧という重しを失ったハッチは、意外なほど軽かった。

涙を拭うと、さわやかな表情を浮かべ、少女は外に出て行く。
濡れた小さなワンピースが、彼女の身体に張り付いている。
けれど、もはや彼女は気にしない。
そんなことは、もうどうだっていいことだから。

悟りきったかのように穏やかな表情で。
生まれ変わったかのように生気溢れる空気をまとって。

リーア・ミノフスキーと呼ばれた少女は、再び大地に立った。
ゾックの残骸から降り立ち、目の前のZZガンダムを黙って見上げる。

落ち着きと、知性と、深く広い慈愛に満ちた、そんな眼差しで。

【行動:ゾックからの脱出(−1p)、覚醒と悟り(0p)】
【位置:L13】【残り行動値:3p】
【機体状況:ほぼ全機能麻痺】
【所持品:なし】
【行動方針:残る参加者たちに“救い”を……】
379名も無き通信兵:03/09/01 19:44 ID:???
  A B C,D E ,F G,H. I ,J K L M,N O.P.Q.R,S T U V,W,X,,Y Z
01□□□□□◎□□◎彡彡彡□◎■◎■■■■□□□□□□
02□□◎□■□□□◎□彡彡◎□◎■■■◎■■■■□□□
03□■■■■◎□◎□◎□彡彡彡□◎■■■■■■◎■□◎
04■■■◎■■★◎━━━===┓◎■■■■◎■◎■■□
05◎■■◎■■■◎□□□彡彡彡◎□◎◎■◎■□□◎□□    □、平地
06□■◎■■■◎■□□□◎彡◎┃◎■■◎■□□□□□□    ■、森
07□◎■■◎■■◎◎□◎彡◎彡┃□□□◎■■◎■■◎■    彡、川
08□■■■■■◎□□◎彡彡彡彡┃□□◎■◎□□□◎□□    ∴、砂地
09□□◎■■◎■□◎彡彡彡◎彡◎□◎□◎□◎□◎□□□    ▼、市街地
10◎□□◎◎□□◎□彡◎彡彡彡◎□□□□□□┏━━◎━    =、橋
11□□□◎□□□◎□彡彡彡◎彡▼▼□◎□◎┏┛□∴◎◎    △、山
12━━◎┳━━━◎┓彡◎彡彡彡▼▼◎□□┏◎□∴◎∴∴    ●、洞窟(小型MSなら入れる)
13□◎□┃◎∴◎∴◎02=10=▼▼▼04━━┫◎∴∴∴◎∴    ★、基地
14∴◎∴┃∴∴∴◎□▼彡彡彡彡◎□□□◎◎□◎∴∴◎∴    ━、高速道路
15◎∴∴★◎∴◎□◎◎彡◎彡□□∴∴◎∴┃∴∴◎◎∴∴
16∴∴★★★∴◎∴◎□□彡彡◎□□∴◎∴┣━◎★◎∴∴
17□∴◎◎┓◎∴◎□◎□彡彡彡◎◎◎∴┏◎◎△◎★∴◎
18□∴∴∴┗┓◎□◎□◎彡彡◎∴∴∴◎◎∴△△△∴◎∴
19□◎∴∴□◎┓□□彡彡◎◎┏━━◎┛∴△△△◎△∴∴
20□□□◎∴□┗━▼=◎=▼┛△△◎△△△△◎△△△∴
21□□□□◎∴∴◎∴◎彡彡△◎◎△◎●△◎△△△◎△△
22△□◎□∴∴∴∴□□◎彡◎△△◎△◎△△◎△△△△◎
23◎△□□□◎□□□□□◎彡彡△△◎△◎△△◎△△△△
24△◎△◎□□□□□□◎彡彡彡◎△△△△△△△△△△△

◎は進入禁止区域   ×は次期禁止区域
      
番号02、13は同地点
番号10、12は同地点
番号04、24は同地点
380名も無き通信兵:03/09/01 19:45 ID:???
  死亡 コォネ=カウフマン           (16) 女性 Zガンダム
 二番 アルム=ヴォーキサー       (26) 男性 バタラ
  死亡 金田一=京介            (16) 男性 ガブスレイ
 四番 ウィルト=ラインステッド       (25) 男性 ザクV後期型
  死亡 グリーン=キャット            (21) 男性 ドライセン
  死亡 エィケズ=コート           (22) 男性 リグ・シャッコー
  死亡 エルア=ポゥ=ドートミア      (20) 女性 ドワッジカスタム
  死亡 コード=アクセルズ            (20) 男性 元 アプサラスV
  死亡 神楽=千鶴                (20) 男性 ガンダムピクシー
一〇番 グレン=フォートレス         (15) 男性 ZZガンダム
  死亡 クライン=J=シルバート      (42) 男性 EWACネロ
一二番 リーア=ミノフスキー           (17) 女性 ゾック
一三番 トルヴァ=レナウン           (26) 男性 ドム
  死亡 ラビシュ=スケアクロウ       (23) 男性 ビギナ・ギナ
  死亡 エーリッヒ=フォン=レーダー   (28) 男性 マゼラ・アタック
  死亡 エリアード=ジーン         (18) 男性 アプサラスV(旧 ガンダム)
  死亡 デイビット=リマー          (29) 男性 アッザム
  死亡 ジェクト=プリズム             (25) 男性 ジムスナイパー
  死亡 カミーユ=ビダン           (17) 女性 ブルーディスティニー一号機
  死亡 ゼアン=アイクス          (16) 男性 アクアジム
  死亡 ロロイ=グラスコ           (32) 男性 ジェガン
  死亡 ジン=D=ブラッド            (18) 男性 ガザD
  死亡 マリア=S=ヒューイット        (20) 女性 ガルバルディβ
二四番 マルコ=シュナイダー=バボーゾ (28) 男性 ガンダム6号機マドロック
381名も無き通信兵:03/09/01 19:51 ID:???
日が沈む。
管理側にトラブルでもあったのか? いつもの放送はない。
・・・・少し、放送が遅れているだけなのかもしれないが。

脱落者のデータが、静かに更新される。
 01番コォネ=カウフマン
 06番エィケズ=コート
 16番エリアード=ジーン
 19番カミーユ=ビダン
 22番ジン=D=ブラッド
以上5名。
残る参加者は、6名。
遠目に戦闘を観戦する・・・。堤防の影でゾッグは見えないが
ZガンダムとガザDは望遠でも確認できた。さらにレーダーに光点が出現。
識別はリグ・シャッコーと判断した。とにかく混戦のようである。
どれが敵味方関係かはわからないが、一進一退の攻防を繰り広げていた。
と、下方から突然幾筋ものビーム砲が空にきらめく。
その攻撃の犠牲になったのは・・・Zガンダム。
一瞬硬直した後、爆炎とともに四散した。

トルヴァ「なっ!?」

思わず声が出てしまった。
発射の熱源元はゾッグに間違いない。
誤射?それとも・・・裏切り?
さらにゾッグからビームが放たれた。今度はリグ・シャッコーが犠牲になる。
おそらくシャッコーの搭乗者だったであろう、エィケズ=コートが彼女と
どんな関係だったかは解からないが彼は一度も発砲していなかった。
攻撃の意思は無かったのだろうか?
と、場違いな音楽とともに、いつもの通信が流れてくきた。
しかし、唖然とするばかりで耳には入っていない。

アルム『・・・とりあえず・・・バタラを下に下ろしてください。』

アルムの声に気が付く。

トルヴァ「あ、ああ・・・、俺は向こうの様子を見てくる。」

バタラを降ろすと再び河川敷まで戻った。
また一つ、いや二つ爆炎が上がった。
こうしては居られない。戦いの仲裁、無理なら武装解除だけでもしたかった。

トルヴァ「犠牲になってもいい、戦いを止めさせられれば―――!!」

アルムの事は気になったが、敵影は無いようなので機体を進めた。
L−13・・・。巨大な橋の中腹である。辺りには無数の残骸が散らばっていた。
その中でうごめく機体が一体。ZZガンダムである。
何をしているのかは解からない。
もし、犠牲者達が彼の手によるのもならば、攻撃されるかもしれない。
だが、唯一の武器であるサーベルは収めたままだ。
無用心に近づき、無数の残骸の中に立ったZZに近づき、通信を送った。

トルヴァ「・・・私はジオン軍所属、トルヴァ=レナウンだ。
      こちらに攻撃の意思は無い。
      君はグレン=フォートレス君か?ここで何をしているんだい?」

【バタラを降ろす−1 移動−1 通信−1 残り行動値1】
【現在位置:L−13】 【機体状況:推力低下 左肩被弾 損傷度中破】
【所持武器:Hサーベル・ソード各×1】
【行動方針:ジオン軍人として行動する】
【同盟状況:アルムと同盟】
涙を流しながらゾックを引き摺っていく。
ガザDとアプサラスVとBD1とZガンダムとリグシャッコーのもとに――
ふと、ゾックのコクピットハッチが動いように見えた。
「ぅぅ…っ……?」
中に荷物か何かがあってそれがぶつかったのだろうか?
そう思ってゾックを引き摺るのを止める。
次の瞬間コクピットハッチを蹴って人が出てきた。
「っ?!…ぁ……人が…生きてた……?」
驚いてモニターを凝視する。

数秒後――
ハッと気がついて勢いよく顔を背ける。
「…お・お・お・女の人…っ……何て何て…何て服装なんだよ……!!」
自分でも顔が赤くなるのがわかる。
拳を握って気を落ち着かせる。
「……落ち着け、落ち着け、落ち着け、落ち着け…!!!
今は落ち着く時なんだっ……そうだ……人が……人が生きてたんだ……」
自分に何度も言い聞かせて事実を確認する。
「・・・私はジオン軍所属、トルヴァ=レナウンだ。
 こちらに攻撃の意思は無い。
 君はグレン=フォートレス君か?ここで何をしているんだい?」
その時通信が入ってきた。
「接近に気がつかなかったのか……攻撃の意思のない人でよかった…」
女の人がこっちを見ているのを確認して外にも聞こえるように通信を返す。
『俺はグレン=フォートレスです。
 俺に攻撃の意思はありません……。
 エィケズさん…リグシャッコーの人に脱出できるかもしれないと言われてここに来て…
 だけど俺がついた時にはすでにZガンダムとエィケズさんは…ぅぅ…
 それでガザDが…ぁぁ…襲ってきて……エリアードさんとカミーユさんが…っ!!
 うぅ…ぅぅ…ぁあああ…あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁっ…!!!』
通信の途中で泣き崩れる。
目に焼きついた、ついさっきのあの場面を思い出してしまう――

【行動:通信(-1)、泣き崩れる(-0)】【残り行動値:(0)】
【位置:L-13】【機体状況:右腕肘部損傷、脚部損傷】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:みんなの墓を作る】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、(エリアード=ジーン)】
384リーア ◆UktGzzmQ/o :03/09/02 00:11 ID:???
作業の手を止めたZZを、リーアは下から見上げる。
太陽が沈んだ今、その姿は巨大な影にしか見えない。
MSの爆発とフォノンメーザー砲でボロボロになった橋の上、ZZを見上げる。

橋の西側から、もう一つの巨大な影が近づいてくる。
ホバー噴射でやってきたのは、MS09ドム。
ついこの間、リーアと殺し合いを演じた相手の一人。
暗いせいか、少女の姿には気づいていないらしい。

二機は、何やら通信をしているようだ。
ドムからは、警戒するような思念が。
ZZからは……しばらくして、激しい悲しみの感情が。
それぞれ、放たれ、少女の下に届く。

少女はその両手を、ZZに伸ばす。
抱きしめるように。慈しむように。

 [大丈夫……そんなに怯えないで……。

  間に合わなかったのは、あなたの罪ではないの……。

  そんなに、自分を責めないで……。

  それでも、哀しみが溢れて止まらないなら……。

  わたしが、胸を貸してあげる……。

  存分に、お泣きなさい……]

グレン=フォートレスを、その胸に抱きしめるイメージ。
母が子を慈しむように、その頭を撫でてやる。
暖かい手が、15歳の少年の身体を抱きしめる――

そのイメージが、どれくらい相手に伝わったのかは分からない。
少年の心を癒すべく、少女は暖かな感情で包み込んであげる。
聖母の微笑みを浮かべ、その両手をZZに伸ばして――
一言も、発することなく。

【行動:NT能力による精神感応(グレン氏を落ち着かせる)(−1p)】
【位置:L13】【残り行動値:3p】
【機体状況:ほぼ全機能麻痺】
【所持品:なし】
【行動方針:残る参加者たちに“救い”を……】
385通常の名無しさんの3倍:03/09/02 00:18 ID:mnbTb6TJ
386アルム ◆zFt4KYQnAU :03/09/02 22:25 ID:???
トルヴァ「あ、ああ・・・、俺は向こうの様子を見てくる。」
通信が入りながら、バタラは地面に降ろされました。
そして、兵隊さんのMSが河川敷の方に戻っていきました。
私は、ハッチを開く操作をしました。バタラのコックピットハッチがゆっくりと開いていきます。
アルム「さてっと・・・必要な物を・・・」
開いたコックピットから降りようとしたその時。
あたりに轟音が響き渡りました。
幾度が聞いた事のある音。爆発音が。
ハロ「オオキイオト!ハシノホウカラ!」
アルム「なっ・・・!何が起こった!?・・・もしかしたら・・・」
先ほど、兵隊さんは河川敷の方へ向かいましたが、
もしかしたら、橋を渡ろうとして、その途中でトラブルに巻き込まれたかもしれない。
私は急いでハッチを閉め始めました。
アルム「(ぐぐぐぅ)んぐ・・・我慢だ・・・急ぐぞ!・・・うぷっ・・・酔いが・・・」
ハロ「ヨイドメ!ヨイドメ!」
ハッチが閉まり、バタラのスラスターを動かし、ゆっくりと地面から上昇していると、吐き気が襲ってきました。
何故今ごろ?私は、手で口を抑えながら少し考えていました。
前に飲んだ酔い止め薬はもうとっくのとうに酔い止めの効果が切れていました。
恐らく戦闘直後で緊張した状態で、多少感覚が麻痺していたのか、嘔吐感などは全く出ていませんでした。
しかし、ちょっと前、気を緩めた事で、今まで溜まっていた分が襲ってきました。
アルム「んぐぅ・・・・(懐から酔い止めを取り出す)・・・んぷ!(口の中に多少の嘔吐物が流れ込む)
     ・・・んんぐぅ・・・ごきゅ(酔い止めを取り出して口の中のものが出ないように少しだけ口を開けて酔い止めを口の中に入れ、
     そしてそのまま嘔吐物と共に飲み込む)はぁっはぁっ・・・だ、大丈夫だ、急がなければ・・・」
ハロ「アルム!スコシハヤスメ!キケン!」
アルム「・・・大丈夫だ。危険でも問題ない。どうせ・・・な・・・それより・・・いや・・・今は急ぐ方が・・・」
ハロとやりとりを交わしながら、私をバタラを橋へと動かしました。


【体調:?】【怪我: 右手打撲 左のこめかみ出血】
【機体状況:各部装甲微妙に破損。左腕消失。背面装甲少し破損 脚部大腿部より下消失、
       それによる自重の変動により操作性変化 スラスターの異常による最大出力減少】
【姿勢制御 −1 移動(J-13 から L-13 へ) -2 残り行動値:2】
【位置:J-13】
【武装:ビームシールド×1 】
【行動方針:参加者の脱出支援 兵隊さんの安否確認 轟音の発信源の確認】
【同盟:トルヴァと同盟】
387ウィルト=ラインステッド ◆CpBYR0XE62 :03/09/03 01:21 ID:7tj+xz4s
『・・・ウィルトさん、と言ったかな?
あなたの話には穴がありすぎる。あれだけの戦力だ。
その上空を通り抜けるなんて、冗談にしか聞こえませんよ?それも、全員無事でなんて・・・。』

(やれやれ、武器を向けられるのは二度目か……
 まあ、状況を知らないものが聞いてはあまり信じられることでもないがな。)

「私がここで冗談をいっても何の利益にもならんだろう……
 確かに君が信じられないのも無理はないが
 そんな多少無理のある下手な嘘を私がつくと思うかな。」

言い終わるや否や、一気にクラフトで急上昇する。
「………もっとも、君が武器を向けた時点で
 私を敵に回したことになるがなっ!」
言葉を放ちつつビームピストルをマドロックに向けて容赦なく撃つ。


【行動】通信中-0 攻撃-1【残3】
【武装】ビームサーベル×1 スカート部ビーム砲×2
    ミノフスキークラフト ジムカスタム専用シールド(一部消失)
    ビームピストル×1 スモークグレネード×2
【行動方針】敵機撃墜
【位置】Q−13
【同盟】グレン=フォートレス、エリアード=ジーン
ZZガンダムからの返信。
どうやら彼も戦う気は無いらしい。
それどころか彼もまた、この殺し合いで大切なものを失ったようだ。
泣きじゃくる彼を横目に、先ほど聞き逃した放送を確認する。

 01番コォネ=カウフマン
 06番エィケズ=コート
 16番エリアード=ジーン
 19番カミーユ=ビダン
 22番ジン=D=ブラッド

正直、こんなに死んだとは思っていなかった。

トルヴァ「残り、六人か・・・。アルム、リーア、グレン――。
      後の二人は解からんが・・・。――リーア!?彼女は何処に?」

レーダーを確認。感度を最高まで上げる。
ZZガンダムの温度ゲージが真っ赤に染まる。
その付近に緑色、つまり非常に微弱な熱を放つ物質を見つけた。

トルヴァ「ゾッグ?派手にやられて・・・。あれは・・・リーア?」

彼女を見つけた。いつも手に持っていたはずの生首は無かった。
リーアはZZに向かい、手を差し伸べる。
トルヴァは彼女が正気に戻った事など知る由も無く、
思わず50mほど引いてしまった。
何を仕出かすか解からない≠アれが正直な感想である。
サーベルを抜き、警戒態勢に入った。

トルヴァ(話の解かるコォネがいない今、彼女をどうする・・・?)

【バタラを降ろす−1 移動−1 通信−1 残り行動値1】
【現在位置:L−13】 【機体状況:推力低下 左肩被弾 損傷度中破】
【所持武器:Hサーベル・ソード各×1】
【行動方針:ジオン軍人として行動する】
【同盟状況:残った参加者の手助け】
「あ…あ゙ぁぁっ……」
泣き始めたら感情が一気に出てきてしまう。
手を思いっきり握り締めて何とか堪えようとする。
「ぅ…ぁ……」
体が何かに包まれるような気がした。
それは嫌なものではなく、とても暖かく――
「うぅ……ぁ………」
とても心地よい――
気がつくと涙が止まっていた。
「…?…コレは……」
今より幼い頃に感じた温もりを思い出した。
不思議な事にさっきまでの悲しみが消えた気がする。
「……母さん…?」
数年前に病気で死んでしまった母ととても似ていた。
声は既に忘れてしまったが……雰囲気などは今も覚えている。
目を閉じてしばらくそうしてまどろんでいた。
ふと気がついてモニターを見ると女の人がこっちに手を伸ばしている様に見えた。
危険な感じはしないのでZZガンダムをゾックの前に屈ませてコクピットハッチを開ける。
コクピットハッチに立つ。
「…はじめまして、グレン=フォートレスです」

【行動:泣きやむ(-0)コクピットを開ける(-0)】【残り行動値:(4)】
【位置:L-13】【機体状況:右腕肘部損傷、脚部損傷】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:ここから脱出する】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、(エリアード=ジーン)】
390リーア ◆UktGzzmQ/o :03/09/03 19:21 ID:???
少女が手を差し伸べて、どれくらい経ったのだろう。
……ZZのハッチが開き、一人の少年が顔を出した。

「…はじめまして、グレン=フォートレスです」

少女は、その真摯そうな少年に微笑みかける。
実際には3つも離れてなさそうな2人。
けれども、少年を見る少女の眼差しは、まるで――

無言の少女の足元に、緑の球体が転がってくる。

「グレン! ヨロシク!
 ハロジー ト リーア! ヨロシク!」

何も喋ろうとしない少女に代わり、球体が叫ぶ。
少女は、なおも黙ったまま、微笑んでいる。


……少女の視線が、ふと少年から外される。
西のほうには、いつの間にかサーベルを抜いて身構えるドム。
さらにその向こうには、這うようにして近づいてくるバタラの姿も。

少女は、寂しげな微笑を浮かべ、彼らの方に手を伸ばす。

 [ そんなに怯えなくても、大丈夫です……。

   わたしは、あなたたちの害にはならない……。

   取り返しのつかない過ちを、いくつもしてしまったけど……。

   もう、あなたたちを傷つけはしない……。

   それでもなお、不安なら……。

   わたしの命、さしあげてもいい……。

   それで、あなたたちが心の平穏を得られるのなら……。 ]

穏かで暖かな思念。生の執着なき心。静かに広がる夜の大洋のようなイメージ。
かつて銃を向け、殺し合いを演じた2人組の心を救うべく、少女は思念を送る。

このイメージを、彼らがどの程度が受け取れるのかは判らない。
全く何も感じ取れないのかもしれない。
それでも、少女は穏かなオーラを纏い、警戒する2体の巨人に微笑みかける。

【行動:NT能力による精神感応(アルム・トルヴァ両名を落ち着かせる)(−2p)】
【位置:L13】【残り行動値:2p】
【機体状況:ほぼ全機能麻痺】
【所持品:なし】
【行動方針:残る参加者たちに“救い”を……】
391アルム ◆zFt4KYQnAU :03/09/03 22:00 ID:???
夜の橋を、地面スレスレで飛びながら急ぐバタラの目に無数の残骸と、
何かは確定できないけれども二機のMSが飛び込んできました。
アルム「・・・!もしかして・・・いや、そんな事は・・・確かめないと・・・!」
ハロ「ゴミガイッパイ!!」
私は、もしかしたら、誰かが兵隊さんと戦って、そして・・・
私は、あの二機のMSと残骸の正体を確認する為に、どんどんと進んでいきました。
アルム「あのうちの一機のあれは・・・恐らく兵隊さんのMS・・・ふぅ・・・何事もなくてよかった・・・ん?」
識別できる位置に近付きました。MSの正体は・・・兵隊さんのMSと見た事のない重装型のようなMSでした。
私は、重装型のMSを少し警戒しながら、兵隊さんのMSに近付いていると、ある所に気がつきました。
アルム「・・・?人・・・?」
重装型のMSのコックピットと思われるところが開いていて、そこから人が飛び出ているのを見ました。
それと、重装型MSの近くにも一人、人がいるのを見つけました。
暗くてあまり分からないけれども、見える体型等からして重装型MSに乗っているほうは10代の少年。
もう一人は・・・?!
アルム「この服装は・・・多分・・・」
ハロ「リーア!」
近くにいたのは10代の少女。色はわからないけれども、どうも体のサイズに合わないワンピースを着ていました。
暫く沈黙した後、私は兵隊さんに向けて通信回線を開きました。
アルム「兵隊さん。ちょっとあのMSのパイロットと恐らく・・・!・・・気のせいか?・・・」
一瞬、かすかに何かの声が聞こえてきたような気がしました。
アルム「・・・多分気のせいだろう・・・あ・・・ちょっと・・・あの・・・リーア?・・・と話してきます・・・」
そう言って、私は通信回線を切り、バタラをゆっくり着陸させ、コックピットハッチを開きました。
そして、ハロを脇に抱えてバタラから降り、ゆっくりと重装型MSの方へ
・・・リーア=ミノフスキーの元へ向かっていきました。
脱出方法を重装型MSの少年は、リーアは知っているのか?確実に脱出できるのか?
ただそれを聞きに私は歩いていきました。

【体調:?】【怪我: 右手打撲 左のこめかみ出血】
【機体状況:各部装甲微妙に破損。左腕消失。背面装甲少し破損 脚部大腿部より下消失、
       それによる自重の変動により操作性変化 スラスターの異常による最大出力減少】
【警戒 −1 通信 −1 着陸 −1 残り行動値:1】
【位置:J-13】
【武装:ビームシールド×1 】
【行動方針:参加者の脱出支援 重装型MS&リーアは脱出できるのか知る。】
【同盟:トルヴァと同盟】
392通常の名無しさんの3倍:03/09/05 12:12 ID:???
保守。

生存者のみんな、早く帰ってこーい!
リーアとの間合いを取る。グレンはコクピットを開け、リーアに話し掛けていた。
そこで後ろからバタラが接近してきた。アルムから通信が入ったその時
何処からか声が聞こえてきた。いや、聞こえる≠ナはなく
流れ込んでくる≠ニ言った方が正しい。

トルヴァ(これは、彼女の声・・・。正気に戻ったのか?
      なんだか、暖かく懐かしいような・・・。)

アルムはリーアと話すために彼女に近づいていった。
サーベルを収めると、アルムに習いドムを降りる。
ジオン型のヘルメットを取り、金色で短髪の頭を軽く手直すと、彼女に歩み近づいた。

【サーベルを収める−1 リーアに近づく−1 残り行動値1】
【現在位置:L−13】 【機体状況:推力低下 左肩被弾 損傷度中破】
【所持武器:Hサーベル・ソード各×1】
【行動方針:ジオン軍人として行動する】
【同盟状況:残った参加者の手助け】
女の人がこっちを見てやさしく微笑んでいるように見えた。
数秒の間――
何も言葉を交わしていないけど……この女の人はやさしい人だと感じた。
「グレン! ヨロシク!
 ハロジー ト リーア! ヨロシク!」
緑の球体が彼女の足元に転がっていた。
(ハロジーはこの機械の名前で…彼女はリーアさん…かな)
「よろしく、ハロジー……君かな?」
ふと彼女がドムとバタラの方に向いて微笑んだまま手を伸ばす。
しばらくすると二つのMSからそれぞれ人が出てきた。
「俺の時と同じだ…」
思わず小声で呟く。
そして近づいて来た人々を見て何となく微笑んだ。

【行動:傍観(-0)】【残り行動値:(4)】
【位置:L-13】【機体状況:右腕肘部損傷、脚部損傷】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:ここから脱出する】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、(エリアード=ジーン)】
395リーア ◆UktGzzmQ/o :03/09/05 22:05 ID:???
MSを降りて近づいてくるアルムとトルヴァ。
少し傾いた橋の上、少女が彼らに微笑みかける。
夜風に乾き始めた小さなピンクのワンピースが、微かに揺れる。

グレン、アルム、トルヴァ……。
年も容姿もバラバラの三人を見回すと、少女は空を見上げる。
そして……ゾックの残骸から出てきて初めて、口を開く。

「……ねこ……とり……ひと……かえる……。
 ………はな……さかな……き……むし………。
 生きとし生ける、ありとあらゆるものたち……」

謡うように、詩を読むように、一言一言、噛み締めるように。
少女は夜空を仰ぎながら、はっきりした口調で声に出す。
一見すると、まだ狂気に捕われているかのように見えるかもしれない。
けれど――彼女のまとう空気はあくまで穏やかで、目には知性の光が宿っている。

「……動物も植物も、ありとあらゆる全ての生き物は、
 望まずしてこの世に生を受け、望まずしてこの世を去っていく――」

少女は視線を男たちに戻す。
慈愛に満ちた瞳で、彼らの顔を順番に確かめる。

「……今、わたしたちは、望まずしてこの場に連れてこられた――
 望まずして殺し合いをさせられ、望まずしてその手を汚した――

 この、人の作りし人為的な地獄の果てに、あなたたちは何を望みますか?
 “優勝”なり、“脱出”の先に、どんな生活を望みますか?

 その先に――魂の平穏が待っていないのなら、ここで今死ぬのも同じこと――
 あなたたちは、どのような“魂の平穏”を望むのですか?」

……謡うように。詩を読むように。一言一言、噛み締めるように。
少女は、男たちに問い掛ける。
少し傾いた橋の上、新月を一日だけ通り過ぎた月が、細い光を投げかけている。

【行動:根源的な問いかけ(0p)】
【位置:L13】【残り行動値:4p】
【機体状況:ほぼ全機能麻痺】
【所持品:なし】
【行動方針:残る参加者たちに“救い”を……】
396アルム ◆zFt4KYQnAU :03/09/06 21:50 ID:???
私はどんどんリーア?と少年の下に近付いていきました。
そして、リーア?の目の前まで近寄ったところで、歩みを止めました。
私は、リーア?の顔を覗き込みました。
アルム「(この顔・・・間違いなく・・・)」
ハロ「リーア!ナカマハ?リーアナカマハ?」
リーア「……ねこ……とり……ひと……かえる……。」
と、いきなりリーアが口を開き始めました。
私はビックリして、その場から一歩飛び退きました
リーア「………はな……さかな……き……むし………。
     生きとし生ける、ありとあらゆるものたち……」
落ち着いた口調で、目の前のリーアは話しつづけていました。
リーア「……動物も植物も、ありとあらゆる全ての生き物は、
     望まずしてこの世に生を受け、望まずしてこの世を去っていく――」
私はリーアの話を聞きながら、リーアの顔を再度覗き込んでいました。
顔は同じ、だけれども何かが違う。
焦げた生首を持った【狂人】リーアとは違う。虚ろだった目は焦点を取り戻している。
子供用のワンピースを着ているのはそのままでしたが。
かといっても、最初に遭遇した時の【少女】リーアとも違う。
なんといっていいものか・・・雰囲気?のようなものが違う。
普通の思春期の少女が辺りに作り出す雰囲気とは全く違う、
恐らく【聖人】や【聖女】が作り出すような・・・
リーア「……今、わたしたちは、望まずしてこの場に連れてこられた――
     望まずして殺し合いをさせられ、望まずしてその手を汚した―― 」
とたん、頭の中にとあるイメージが浮かんできました。
エーリッヒ=フォン=レーダーが肉塊に・・・それをこの手で・・・
同時に、何かの声も聞こえ始めてきました。
???「下郎が!とっとと死ねよなぁぁ!?ほら、君はレーダーの銃を持ってるじゃないか?
     それを頭に打ち付けて引き金を引け!引け引け!死ね!死ね死ね氏ね死ね!
     死ね死ね死ね氏ね士ね市ね視ね誌ねシネシネシネシネシネシネ
     しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね」
アルム「・・・・ぅっっるっさぁい!(右手で地面を殴りつける)ったったったっててぇぇ!
     (痛さに手に息を吹きかけながらその場で地面に転がりまわる」
ようやく我慢できる程度になって、服を叩きながら立ち上がると、
リーアの話は殆ど終わっていて、最後の一部しか聞き取れませんでした。
リーア「・・・あなたたちは、どのような“魂の平穏”を望むのですか?」
わたしはある2つのことを考え、そのうちの一つの事を口にし始めました。
アルム「・・・もう少し前だったらな・・・リーアを極限まで痛め尽くして殺してやろう・・・とか即答してたんだろうけどな・・・
     今となってはもうな・・・だっ・・あ、あー・・あれだ。あれ。
     あれをすることだ。あれをすれば・・・私には平穏が訪れるはずだ。」
途中で脱出者の支援と言おうとしましたが、何かに盗聴されて、
何もできなくやられるのは避けたいと思い、具体的に言うのを止めました。

余談ですが・・・二つの考えの内、言わなかった方の考えは・・・
今さっきここで転げまわるなんて、私は何をやっているんだろう ということでした。

【体調:?】【怪我: 右手打撲少々悪化 左のこめかみ出血】
【機体状況:各部装甲微妙に破損。左腕消失。背面装甲少し破損 脚部大腿部より下消失、
       それによる自重の変動により操作性変化 スラスターの異常による最大出力減少】
【幻覚 −1 幻聴 −1 転げまわる −1 会話 −1 残り行動値:0】
【位置:J-13】
【武装:ビームシールド×1 】
【行動方針:参加者の脱出支援 重装型MS&リーアは脱出できるのか知る。】
【同盟:トルヴァと同盟】
397通常の名無しさんの3倍:03/09/07 14:17 ID:???
保守。
398リーア ◆UktGzzmQ/o :03/09/07 19:26 ID:???
……少女の言葉の途中で、突如地面を殴りつけたアルム。
拳の痛みに地面を転がり、フラフラと立ち上がる。
そして……3人に向けた少女の問いかけに、一番に答える。

「・・・もう少し前だったらな・・・リーアを極限まで痛め尽くして殺してやろう・・・
 ・・・とか即答してたんだろうけどな・・・
 今となってはもうな・・・だっ・・あ、あー・・あれだ。あれ。
 あれをすることだ。あれをすれば・・・私には平穏が訪れるはずだ。」

痛め尽くした上で殺してやろうと思っていた。
そんな物騒なことを言われても、少女の浮かべる微笑は揺るがない。
ただ、彼の望みの全てを理解し、静かにうなづく。

「あなたの殺した“彼”の亡霊に、怯えないで。
 “彼”も、単に全てに対して怯えていただけ……。
 それでも、その罪を忘れられないなら……。
 わたしも、あなたがする“あれ”を手伝いましょう。
 それで、あなたの心が少しでも軽くなれるのなら……」

謡うように。詩を詠むように。少女はアルムに微笑みかける。
そして――周囲を見回し、残る二人の回答を待った。

【行動:アルム氏の幻覚・幻聴とシンクロ(−1p)会話(0p)】
【位置:L13】【残り行動値:4p】
【機体状況:ほぼ全機能麻痺】
【所持品:なし】
【行動方針:残る参加者たちに“救い”を……】
何が起こるかわからないが。
ただ成り行きを見ていることしかできないような気がした。
その時、彼女が口を開けた。
「……ねこ……とり……ひと……かえる……。
 ………はな……さかな……き……むし………。
 生きとし生ける、ありとあらゆるものたち……」
彼女の声だけが響く。
「……動物も植物も、ありとあらゆる全ての生き物は、
 望まずしてこの世に生を受け、望まずしてこの世を去っていく――」
「……今、わたしたちは、望まずしてこの場に連れてこられた――
 望まずして殺し合いをさせられ、望まずしてその手を汚した――
 この、人の作りし人為的な地獄の果てに、あなたたちは何を望みますか?
 “優勝”なり、“脱出”の先に、どんな生活を望みますか?
 その先に――魂の平穏が待っていないのなら、ここで今死ぬのも同じこと――
 あなたたちは、どのような“魂の平穏”を望むのですか?」
男の人が地面を殴りつけて彼女と話しはじめたが気にしない。
とにかく彼女が言いたいことがよくわからなかった。
「“魂の平穏”って何?俺が望むこと…?」
(魂の平穏…?自分が幸せになること…?俺の願い…?
 俺の願いは脱出することだけど……その先のことを聞いてるのかな…
 俺は脱出して……どうする?前の生活に戻るのか…?どうするんだ…?俺は…)
必死に考えるがな答えが思い浮かばない。
だけどこの質問に答えないといけないような気がしたので答えが出る前に口を開ける。
「俺は……俺は………」
口を開けても答えは出てこない。
思い浮かんだ言葉を無理矢理言葉を繋げる。
「俺は…生き抜く……生きたい……魂の平穏とかはわからないけど…俺は生きたい」

【行動:呟く(-0)】【残り行動値:(4)】
【位置:L-13】【機体状況:右腕肘部損傷、脚部損傷】
【武装:ハイメガキャノン、ダブルキャノン、ダブルバルカン、ハイパービームサーベル、21連装ミサイルランチャー×2、ビームローターシールド、ビーム・ダガー、ビームマシンガン】
【持ち物:教科書、宿題、筆記用具、工具、サバイバルナイフ、シングルバーナー、缶詰たくさん、食材三食分、食器、料理道具】
【行動方針:ここから脱出する】
【同盟:ウィルト=ラインステッド、(エリアード=ジーン)】
400開発室室長 ◆XFMHB0LotU
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ガンダムバトルロワイヤル第二回大会終章
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