1 :
1 :
03/06/17 02:01 ID:??? マターリ開催してます。 けれど一応誤解ないように書いておくと、このスレはMS格闘ものの話ではありません。 というかガンダム一機すら(いまのところ)出てません。 にもかかわらず、これはある種の格闘であるのは間違いないといえるかも。あくまでもある意味ですが・・ 過去ログは2-5のどこかにはってます。
2 :
過去ログ :03/06/17 02:02 ID:???
3 :
過去ログ :03/06/17 02:10 ID:???
4 :
見取り図 :03/06/17 02:35 ID:???
┌───────────────────────┐ │ | │ ┌─────┐┌──────────┐.. .│ │ │ ││ ..│. ..│ │ │ ││ 白の広場 .│ ...│ │ │ 白棟 ││ ※4 ..│. ..│ │ │ │└──────────┘.. .│ │ │ ※2 │ │ └───┬┬┘ │ .※1....|..│ │ ┌───┴┴┐ 入り口 │ │ │ │ │ │┌──────────┐. ..│ │ │ 赤棟 ││ ..│.. .│ │ │ ││ 赤の広場 .│. ..│ │ │※3 ││ ..│... │ │ └─────┘└──────────┘. ..│ │ | └───────────────────────┘ 補足説明 ※1・・・白棟と赤棟を結ぶ渡り廊下。二階と二階を繋いでいる。だが、人の行き来があるのかは不明。 ※2・・・物語の舞台となっている三階立ての棟。木造で昭和的な匂いが残っている。だが、新築。外観は白。 トミノの命令により管理人兼編集者と、雑誌を連載している住人9人が寝起きしている場所。 ※3・・・いまのところ何もわかっていない謎の棟。白棟とは鏡に移したように対象になっている。違うのは真っ赤な点だけだ。 同じように、管理人がいる。セイラ・マスもいるようだ。その他住人にだれがいるのかは、不明。 ※4・・・いつも管理人達が日向ぼっこをしたり、軽い運動ができるようにしている場所。水のみ場もある。 地面はおおよそアスファルトで舗装されていて、広場の端にはなぞるようにまだ蕾のままの桜の並木が多く植わっている。
5 :
住人紹介 :03/06/17 03:17 ID:???
三月十七日終了時点で、Aアパート(白棟)にいる作家である住人説明(ただいま順調に減少中) 1、アムロ・・・・いわゆる引きこもり。部屋で雑誌のための小説を書いたり、何かコツコツ作っているようだ。 だが、その繊細な観察と文の上手さゆえ意外にも人気はないことはない。 2、ブライト・・・アストナージの代わりに会長が連れて来たサゾッ気の強い青年。 アムロとは知り合い。 3、ロラン・・・・心優しい少年。ひとあたりはいい。どうも赤棟の管理人とは親しいようだ。 「∀」シリーズを雑誌で連載している。人気はそこそこある。コアなファンがついている模様。 4、イザーク・・・切れやすいいまどきの少年。アンチも多いがファンも多い。 5、レビル・・・・・なかなかの人物だと管理人が評価している初老の男。 だが、民明書房に強いこだわりを持つなどボケの初期症状がみられている。 6、ランバラル・・鍛えぬかれた肉体と髭を持つ男。言いたいことは、はっきり言う性格だ。(三月十四日参照) 7、カクリコン・・アメリア大好き。 8、グエン・・・・・やるときはやる男(何を?) 御曹司らしく普段は知的だが、ことロランのことになると見境がなくなる。 悩みがなさそうだが、彼なりに色々考えているようだ。人気はかなり高い。カイをほうむった。 9、スレンダー・・ まだ残っている。 〇 管理人・・・ 日記の執筆者。トミノ会長の職務命令により渋々このAアパートに住みこみをしている。 さっさとこんなところ出たいと思いつつも、何気に順応しつつある。
;;;;;;;;;;;,,,,,,,,, ,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;,, { ,=====-、 -―=====-、 /ヽ T会長ことトミノ ,'´ / / ヽ /.i ::.. ゝ‐--//´`ヾ.、 突拍子もない行動は理解不能。 [| / / }二. {{ ..-==・==- |.r'―l l ⌒ | } だが、何か考えがあるのは確かだ。 l / / ノ ̄ヽ ::.. |l ! !⌒ // 一応、雑誌の編集長でもある。 . i.! リ:.. ヽ、._ :::.... _,ノ' ゞ) ノ/ `  ̄ ̄~ ~.i::::.. ´ヾ  ̄ ̄ ̄● i/‐'/ 「バカジャネーノ?」は彼の口癖 i:::::. ヽ:::::::::,、_ノ l、__/ !::::: `~´ ヽ:::::: | | ヽ::::: ,‐==-===-、 ヽ:::::: ! |
7 :
1 :03/06/17 03:29 ID:???
一応、いまのところは以上で説明おわりです。それでは・・
悪いけどLIVE A LIVEにワラタ
1さん乙〜。 にしても何でレゲ板のLIVE A LIVE過去スレが…w
春とはこんなに熱かっただろうか、というのが私の今朝の第一感想であった。 今日は1日暑かったのだ。 段々温かくなってきたな、とは思っていたのだが突然の汗ばむ陽気には私は驚かされた。 午前中はそれほどでもなかったのだが、昼間少しだけ外にでると太陽の直射日光が私の頭上に燦燦とふりそそいだのだ。 私は温かくなることは歓迎だが、夏みたいな陽気もまた余り好きではない。なにごとも適度が一番だ。 とにかく今日は暑かった。太陽はきっと暦を勘違いしている。 だが、夜にテレビの天気予報によると、平年よりやや熱かったくらいらしい。腑に落ちなくて、私は首をかしげた。 どうもそうは思えなかったのだけれど、テレビがそういうのなら其れは間違い無いことなのだろう。 おそらくそれは、私達が冬の寒さに慣れすぎていた所為でもあるのだ。不安定な変温動物のように。 さて。 今日の日記は、晩に食べたご馳走についてかいておこう。 もっともご馳走という言葉はもはや死語かもしれないけれど。 私が古い人間からかもしれないが、ご馳走と言えばどうもスキヤキを思い浮かべてしまう。 ただ私が育った環境は特殊だったので、家族で仲良く食べる、なんということはなかったのだが、 子供心にスキヤキとはご馳走なんだ。ということはまるで刷り込みのように脳裏にインプットされている。 テレビやドラマで、スキヤキというとご馳走だ、と一種のお祭りのように騒いでいたからかもしれない。 貧乏な家庭が今晩はすき焼きよ、と母親役の女優がいうと、子供達がおおげさに喜ぶ。そういったシーンをよくみていた。 それは、どこか儀式のようだった。すき焼きは喜びを喚起するもの。 すき焼きとはあの当時はお祝い料理だった。 赤飯,寿司、おせち料理と並ぶようなお祝い事に食べるという儀式的食卓。 多少の誇張はあるがおおむねそうだった。
とはいっても最近ではスキヤキといっても昔ほどの価値はなく、それはハンバーグと同程度まではいわないが それと近いランクにまで降りてきているといわざるをえないだろう。 儀式としての価値はなく、形骸化している。お祝いにいまどきすき焼きを食べる家庭はないだろう。 ひな壇でいえば、お内裏様がしずりしずりと、着物を引きづりながら最上段から3段目までお下りなされた、といえるかもしれない。 感覚的にいうと、それくらいのダウンだ。 昔と変わらず現在も最上段で不動の位置を保っているのは松茸くらいではないかな、と思う。無論、国産に限るのだが。 寿司も回転寿司などの登場ですっかりポピュラーになってしまった。これは喜ばしいこととは私は思えない。 年に数回食べること、それが大切なのであって、頻繁に食べるようになっては感動は薄れてしまう。 ワールドカップが毎年あったらその優勝カップに意味が無くなるのと同じように。 特別な料理・・それが下らない庶民化によって生じる悪弊は憂慮すべき問題だ。 なんでも食せるといった考えは、喜びを奪っていくように思う。 といってもスキヤキがおいしいと言う事実にはなんら変更はない。ただ、みなの認識が変わっただけだ。 つまり崇拝の対象ではなくなってしまい、近所の従兄弟に会うくらいの頻度で食べるようになった。それだけのことだ。 すべてのものは変わっていく。残るのは記憶だけだ。 昨日は結局、帰ってからスキヤキをつくるのは面倒だったので結局作らなかった。思った以上に疲れていたのだ。 それで、ありあわせのものを作って彼らに食べさせた。 無論、みんなの反発は強く、なんのために買物にいったんだ?というような非難めいた目つきで見られた。 しまいには私とグエンだけ何か美味しいものを食べて来たに違いない、といったような魔女裁判的な判決を食らいそうになった。 まったく空腹の時の人間の思考とはどうも理解しがたいものだ。平常時からは考えられない解釈をする。 なんとか弁明し、グエンも必死で信じてくれ、といったのでその誤解はとけたのだけれど。ストレスは残った。 それで翌日、つまり今日スキヤキをするからということで彼らの不満を押さえた。 彼らにとっても肉を食べるのは久しぶりだし、それを聞いて渋々だが納得してもらえた。私は解放されてほっとした。 それにしても私はまったく悪くないのだが・・ただ皆のために買物に言っただけなのに何故こう迫害されないといけないんだ? そんな疑問が脳裏に浮かんだが、編集者とは畢竟そういうものだろうという諦めにもにた考えにおちついた。
ということで今日はスキヤキを作った。 基本的に私はイタリア系料理が得意で、和食はあまり得意ではないが、仕方が無かった。 いまさら期待は裏切れないし、それにもともと材料は買っていたのだ。 もっともスキヤキが和食にはいるのかどうなのかは甚だ疑問だけれど。 そんな疑問を抱きつつも、私は四時を回ったころから一人でキッチンで調理をしていた。 無駄に広く横長のカタチをしたキッチンには、馬鹿でかい冷蔵庫がどかんと壁際に置かれている。そこから野菜類を取り出すと水洗いをする。 私は包丁を取り出す。手入れが行き届いて、よく切れそうだ。手元にはこれを鍛えた刀匠の銘が大きく刻まれていた。 まな板を出し、その上でザクザクと切っていく。 (中略) やっと人数分の材料を切り終え、下ごしらえというかそういった準備も大体終わった。 気がつくともう五時を回っていた。数時間もぶっつつけで私はやっていたことになる。 腰を叩きながら、キッチンをでて、食堂に入る。そして、テーブルを台拭きで綺麗にふきあげる。 これは思ったより大変だ。毎日していたフラウに改めて尊敬の念を抱く。もっと大切にするべきだった。 もう一度キッチンに戻り、用意して床においていた鍋とプロパンガスを持ってくる。すき焼き用のための鉄鍋だ。 あるのかどうか不明だったが、探してみると普通の鍋と一緒に、戸棚の奥に放り込まれていた。なかなかいい作りの鉄鍋だ。 鉄は鍋をするときに持って来いのものだ。熱伝導率が低いが、その分一旦熱せられると中々冷めない。 最近は手軽に重く使いずらい鉄じゃなくて普通の鍋を使うと聞いているが、やはり私はそれでは充分に楽しめないと思う。 もっとも今現在、このAアパートには私を入れて全部で九人いるので、一つじゃ足りない。二セット用意する。 十人でなく、九人なのはランバラルがいないからだ。彼は午前中に、私の部屋を訪れて1日外出の許可を求めてきていた。 理由はよくわからない。ただ、別に断る理由はなかったので了承した。 たまにはストレス解消したいのだろう。野暮なことは聞かないことにした。私は別に保護者ではないのだから。
四人と五人にわかれればいいな・・私は食卓の支度にかかる。 汚れないようにテーブルに新聞紙をひいて(一杯溜まっている)、その上にプロパンセット一式を載せる。 この辺で外出していたらしいロラン君がやってきて、作業を手伝ってくれるといってきた。実に助かる。 作業で服が汚れないように、フラウが使っていたエプロンがあるので其れをロラン君に渡す。 ピンク色アンド フリル付きだったので、私は着るのを遠慮したのだ。私が着たら誰も食欲がなくなってしまうだろうが、ロランになら大丈夫だろう。 最初は嫌がったのだが、そういわずに、と勧めると渋々だが着てくれた。一旦部屋に戻って着替えてくると言う。 わざわざ部屋に戻る必要はないとおもったが、止める理由もないので送り出した。 私は再び準備にかかる。 「・・これでいいですか?」十分後、食堂で一人で準備をしているとそう声がかかった。 私は、振りかえる。そして息を呑んだ。 なんとそこには口紅をつけて髪をポニーテールのように捲し上げて、完璧にローラと化したロランが立っていた。 口にはうっすらと紅すら塗っているようにみえる。つけまつげ・・・はしてないようだが、元々睫毛は長いので必要ないのだろう。 ピンクのエプロンがやけによく似合っていた。フラウより似合っている。 「えーとだ・・その格好は・・趣味なのか?」 私がそうだしぬけに聞くと「あなたがしろっていったんじゃないですか!趣味じゃありません!」と真っ赤にして怒っていた。 確かに言ったのはそうだが、何もそこまで似合うようにする必要はないんじゃないか、と思った。 私は彼に女装しろ、と言ったわけではなくただエプロン着たらどうだ、と勧めただけなのだから。そう言われるのは心外だった。 その言葉をきいてここまでしてくるのだからこれは条件反射に等しいものじゃないのかとまで思う。こういう経験が何回もあるのだろう。 さらに実は密かにこういう状況を楽しんでいるといった潜在的な願望がロラン君にはあるんではないだろうか。私は疑う。 彼自身はその嗜好に気が付いていないみたいだけれど、おそらく間違い無い。だが、私は別に軽蔑などはしない。 女装姿でひったくりをするような中年がいる時代だから、何もおかしいことではない。女装癖のある男は結構いる。 何食わぬ顔で、頭に毛の被り物をしている奴らよりはよっぽど潔いと思うほどだ。それになにより似合っていれば無問題だ。 懐疑的にものごとを疑うことが、私は大事だと思っている。 全ての事象は流動的にうごくものだし、水のように絶え間無く変化する。動かないものはオリンポスの大理石ぐらいだと決めつけている。 特に人の思考や感情,心理などは、実に見えにくく、またわかったと思っても其れが実は仮面だということは多々ある。 だから、こういっけん真面目に見える彼が実は女装癖があるにしてもなんら驚くに値しない。 とはいっても彼にはそのカッコが女装と意識していないのかもしれず断定できないのだけれど。
そんなことを思っていると、ロランがジロッとこちらをみて 「これここに置いていいんですか?」 と、私が切った野菜の入ったカゴを抱えて持ってきたので、忽ち現実に戻って指示をする。 どうやら私が食堂で壁にもたれかかって下らないことを考えている内に、すっかり用意がされていたようだ。 細長いテーブルには5人分の茶碗や取り皿、それに落ちついた深い色の杉箸、麦茶、コップなどなど、そういったものが整然と並べられていた。 真中には勿論プロパンと鍋が置かれている。 そして、隣のテーブルにも同じように四人分の食器と鍋が置かれている。下には新聞紙もひいているし準備は完璧だった。 さすがロラン君だ。てきぱきとして、それでいて間違いが無い。私は関心して辺りをもう一度見渡す。 つけっぱなしにしていたリビングのテレビには、クリーニングから帰ってきたばかりようなスーツをきたアナウンサーが ムズカシそうな顔で株価について述べていた。けど、それは私には相変わらず無関係の出来事だった。 光取りのためだろう、やけに高いところに並んで取りつけられている窓から光は入ってこなかった。日は暮れているのだ。 いつのまにこんな時間になっていたのだろうか、春とはいってもまだまだ日が暮れるのが実に早い。 ロランがまだじっとこっちをみていた。 それで思い出した私はロランに感謝する。そしてついでにさっきの言葉を謝っておく。 「ありがとう。助かったよ。それに、さっきはすまなかった。」 「・・いいえ。気にしてません。」 ロランはそういって目を逸らした。気にしてるじゃないか。うーむ、これはちょっとまずかったか、と私は後悔した。 多感な年頃だ。 アムロや、イザークもそうだが、ロラン君もやはりそうなのかもしれない。扱いが難しいな、と私はため息をつく。
さて、普段ならのんびりゆっくりとやってくるはずの寮の面々だが、今晩は集まりが早かった。 食事時間の七時には皆既に食堂にきていた。どこか目が血走っている。 皆、腹をすかして待っていたらしい。 そういえば昼間誰も食堂に食事しにこなかったような気がする。全員昼抜きか? いまどきすき焼き程度ここまでする彼らにどこか呆れかえる。同時に少し哀しく思う。彼等は終戦時代の人間だろうか。 そこまで腹を減らして待っているとは、彼らの食に対する欲求は味王なみかもしれない、と私は思った。 そしてふと、ろくなものを食べさせてない今までに問題があったのか、と私は考えた。 彼等はテーブルの上に準備されているすき焼きをくいるようにみていた。 ただ一人、グエンだけはすき焼き其れ自体よりロランの方に食欲?をそそられたらしく 私に「グッジョブ!」と親指を立てていっていた。 食事の前に席決めをしなければならない。いつもは個人個人の食事だから関係ないが、鍋物は別だ。 四人用にセットしたテーブルと五人用にセットしたテーブルがある。 だが、人数を四人と五人に分けるところから勝負は始まっていた。 みな四人の席に座りたがったのだ。それは無論、五人の席よりライバルが減っているからにほかならない。 人数がすくなければ必然的に食べられる肉の量は決まってくる。 仮に1キロを四人でわければ250g、五人なら200gとなる。単純な計算だ。数の理論。 そこで席順をきめることになったのだが、これが中々決まらない。 みな自分勝手に主張をするので(本当に世話のやける)、これが決まらないのだ。 例えばスレンダーが四人テーブルの方について「俺、こっちに残ります」といえばアムロがすかさず「エゴだよ!」といって殴る。 そういった状況なので、私が決めようと思ったのだが、余計な口を出せない雰囲気だった。 しかしそうこうしている内に肉が焼けすぎてもいけないので、早く決めなければ行けない。 みな、苛々してきて、早く決めたがる。だが、そうなると余計きまらない。 決まらないと空腹な彼等は余計いらいらする。悪循環だ。
最終的に、レビル将軍が出した苦肉の策は「機動戦士すき焼き 連邦対ジオン」にしようじゃないか、ということに落ちついた。 皆、他に案もなかったし、何より腹がすいていたので其の案に賛成することにした。 「さすが将軍!ニュータイプ!」スレンダーが調子よくそんなことをいっていた。 ということで、寮の面々を連邦よりとジオンよりに住人をわけるとこうなった。 連邦テーブル ジオンテーブル レビル グエン アムロ イザーク ブライト スレンダー 私 ロラン カクリコン 結局のところ、こう言う風な分け方に落ちついた。 始め、ロランは連邦だったのだが、グエンがどうしてもというのでジオン側に移動した。 これならまぁ、納得のいく分け方になっただろう。私は胸をなでおろした。
ようやくすき焼きを食することができる。楽しい食事タイムとなった。 肉がグツグツと煮えて、実に美味そうな色に変色しつつあった。ちなみに割り下を今回は使ってみた。 砂糖と醤油それに酒を直接かけて食べる地方もあるというが私はやはり割り下、いわゆるだしを使ったほうがいいと思う。 あまったるくてべしゃべしゃしたすき焼きは犯罪的なまずさだからだ。 具としての材料は、肉と白滝、ねぎ、焼き豆腐、春菊というシンプルなものにする。 あまり色々いれると味がくどくなって仕方が無い。後、白菜を入れるところもあるらしいが水っぽくなるので私は嫌いだ。 やはり、焼き肉とは肉の味を最大限にいかす調理法をすべきだと思う。 最高級とまではいかないが国産の上等な肉を選んで買っていた。 それを加熱した鉄鍋の底にひいていく。じゅうじゅうと音がして肉汁があふれ出る。 その上に砂糖をふんだんにかけてから割り下を上から注ぐ。鉄板に熱せられて湯気が立ちこめる。 肉が底の方で少しひたるくらいまで割り下を入れると、其の後にようやく野菜を入れていくことになる。 だが、皆の関心は既に肉に注がれていた。香ばしい匂いが彼らの食欲をそそる。 肉の柔らかな口当たりに、そして脂身のところのとろけるような旨味が加わって絶品に違いない。 そろそろ肉を食べてもいい具合になってきた。さっそくアムロが鍋に手をつけようとした。 だが、その時、アムロの隣に座っていたブライトがアムロの左頬をなぐった。第一ラウンド開始だ。 そしてブライトはアムロに「貴様は白滝を食べろ!」と命令した。 アムロがブライトに「それは命令ですか?僕は・・あなたを・・」といい「あぁ、恨んでくれていいよ!」とブライトがいった。 そしてブライトは肉をがっつがっつと食べた。「割り下(味が)薄いよ!なにやってんの!」と私は叱責された。 レビルはレビルでしらたきをほおばりながら、「こりゃ、ごっついのぅ〜」といっていた。どうも若い頃に戻っているようだ。 豆腐が実にうまそうに煮えている。私が其れを取ろうとしたらブライトが横から箸を出して奪った。 私が唖然として彼をみると「このタイミングで他人の食べようとしたのを奪うのは古今例がない」としたり顔でいった。 「生だよ!それは!」アムロがたまんないなこの人、といった感嘆の言葉を漏らした。
隣のテーブル・・アムロの肩越しにみることのできる其処では更に過酷な競争が行われていた。 グエンはロランのために肉をとっては彼に食べさせて悦に浸ってるし、イザークは負けずと肉ばかり食べている。 そして食べながら「これ、遺伝子配合の飼料で育てた牛の肉じゃないよな?」などと自分を棚にあげて気にしていた。 スレンダーも結構遠慮なくがつがつと食べているようだった。・・野菜を。 肉を取ろうとすると、いつもカクリコンとグエンが横からすばやくとっていくのだ。まるでルパンのような早業だ。 椎茸を口に運ぶその顔が、少し半泣きなのは気のせいだろうか。 「食える!食えるぞ!」といいつつカクリコンは肉を食う。最近書いているマンガの影響か少しトランスしている。 鍋の中に肉がなくなるとロランが、ストックの肉を入れる。再び鍋の中で、グツグツと煮えながら肉がおどる。 「三分だけ時間をやろう」カクリコンはロランに満足そうにいう。「はやくしたまえ」 だが、鍋にあまりに顔を近づけすぎているので、沸騰した鍋の肉汁が顔にとんだ。 「目が!目がぁぁ!」カクリコンが床に転がりながら、まるで大気圏で燃え尽きるMSのようにもだえた。 グエンはロランに口移しで肉を食べさせようとしていた。 「さすがグエン!俺達にできないことを平然とやってのける!そこに痺れる!あこがれるぅ!」 イザークが其れをちゃかしてそんなことをいっていた。 スレンダーはその間、顔ナシのように「ア・・ア・・」とうめくだけだった。カクリコンはまだもだえていた。 私は見てて辛くなった。なんなんだろう。こいつらは。頭が僅かに痛くなる。 ため息をついて視線を自分のテーブルに移すと、鍋はほど空にちかかった。 呆れてアムロをみると「水・・くれませんか?」と麦茶を飲み干したコップを出された。私は諦めてコップを掴んで立ちあがる。 材料はまだまだフンダンにあるのだから、そんなに焦って食べることは無い。 だが、私が厨房から戻ってくると、すでにジオンにも連邦にも肉は無かった。 レビルが口一杯に肉を含んで、「ジオンに肉無し!」と演説していたのをみて、私はこれからはずっと手抜きしようと心に誓った。
とまあ、こう言う風に鮮明に彼らの行動を一挙一投足をあげるのはたやすいがヒジョーにメンドクサイので後は省略だ。 なお、事実とは異なっている部分もある。ていうかほぼ違うかもしれない。まぁ、日記だからいいだろう。 べつにどこに提出するわけでもないのだ。 とにかく騒がしい食卓だった。 それとさっき風呂から上がるとこんなもの食堂脇の掲示板に張られていた。 誰が作ったのかはしらないが、中々なので貼っておく。ちなみに私はこんなキャラではないんだがな・・ 今日はとても疲れた。寝ることにする。
『ある日の食卓の風景』 読み人知らず 管理人" おい、おまいら!!夕食ができますた。リビングに集合しる レビル" 詳細キボンヌ 管理人" 今日はすき焼きですが、何か? レビル" すき焼きキターーーーーーーーー カクリコン" キターーーーーーーーーー アムロ" すき焼き程度で騒ぐ厨は逝ってヨシ イザーク" オマエモナー アムロ" --------終了------- レビル" --------再開------- ブライト" 再開すなDQNが!それより肉うぷキボンヌ ロラン" しらたきうp 管理人" ↑誤爆? スレンダー" 野菜age ロラン" どうぞ肉>家族 グエン" ↑や ら な い か ? カクリコン" 神降臨!! 肉まいうー! スレンダー" 野菜age イザーク" ageんな!sageろ! スレンダー" 野菜age イザーク” 貴様ァ!! ロラン” まぁまぁ、お肉どうぞ>イザーク グエン" ↑や ら な い か ? ブライト” 美味そうに焼けたな。撮影を許可するぞ。 アムロ” 撮影してどうするっていうんです!あなたはいつもそうだ! ブライト” なんだ貴様!上官に逆らうのか?! ロラン” 二人ともやめてください!仲良く食べましょう? グエン" ↑や ら な い か ? イザーク" 阿部高和uzeeeeeeeeeeee!! スレンダー” 野菜age レビル" ageっていってればあがると思ってる香具師はジオン トミノ" イタイ住人がいるのはこの寮ではないかと小生は思うのです。 管理人" 禿げ氏ね ブライト" むしろエクソダス スレンダー" 野菜age レビル" ジ オ ン 必 死 だ な (w (第十八日目終了)
さりげないトミノにワラタ 賑やかなこの中からまた脱落者が出ていくのは寂しいけれど
乙彼様です。毎回笑わせてもらってます。
レビル将軍が地味に存在感あるなぁ 時期はずれですがすき焼き食べたくなりました
すき焼きマイウーage
保守ですよ 念の為
26 :
通常の名無しさんの3倍 :03/06/23 13:53 ID:5Yid+IiR
保守アゲ
なんと言うことだ…。体中が痒くてしょうがない。 この間の肉がどうも、なにかヤバイ肉だったようだ。 連邦テーブル組みはまだ症状が軽い。 だが、ジオンテーブル組みはスレンダー以外の連中は逝ってしまった…。 最後は体中が被れ、爛れ、全身を掻き毟しり、皮膚が腐り、腐臭が漂い、奇声を上げ、 皆、最後は壮絶だった。 スレンダーの手によって、昨夜のうちに中庭に埋められている。 奇妙な連中だと思っていたが、ああいう最後を見てしまうと、同情の念もわかないでもない。 アムロもブライトもレビルの爺さんも体中が腫れ上がっているようだ。 ああ、体中が痒い…。
相変わらず体中が痒い。痒くてしょうがない…。 昨日の日記に日付を間違えた。どうも注意力がさんまんになって来ている。 そんなことは、どうでもいい、昨日のよる、ジオンテーブルの連中が とつじょ土の下からよみがえった。所々骨が見えてるのに動き回りやがる。 スレンダーが運悪くイザークだったものに噛み付かれた。 見る間に他の生きる屍どもに押し囲まれ、悲鳴が聞こえた。 私らはその間に部屋に避難し、内側から鍵をしめた。 スレンダー…おまえはそこに残れ…。私らが生き延びるために…。
29 :
三月二十二日 :03/06/23 21:57 ID:8L4/60fx
かゆみが止まらない。レビルからだじゅうをかきむしり奇声をあげうるさい。 あむろとブライトと強力してだまらせる。 へやの外がうるさい。鉄扉をかきむしる音がきこえる。
カラだ痒い。おなかヘル。れびるうまそう。
31 :
3 24 :03/06/23 22:00 ID:8L4/60fx
みな、で れびるたべる。うまい。 カラだかゆい。
32 :
3 25 :03/06/23 22:00 ID:???
カユ ウマ
随分と懐かしいオチだな。
え・・・
終わった! 第三部完っ!
偽物だろ、どう考えても。 面白かったけど。
元ネタなんだっけ?
>>38 さんくす。
どっかでみた憶えがあったが思い出せんかった。
40 :
ほげら〜 :03/06/26 00:53 ID:???
昨日久々にバイオハザード1をやったよ。 ゾンビからダッシュで逃げる。 ナイフで刺す。 倒れたゾンビにナイフ上からとどめ。 やっぱ名作だなぁと思ったよ。 あの劣悪と思えた操作性も慣れればどうということはない。 関係ない話でスマソ。 まぁ一応保守するついでってことで。
保守です
42 :
1 :03/06/28 00:15 ID:???
皆様お久しぶりです。保守ありがとうございます。
バイオハザードの話で盛り上がっているようですが、あれは私ではありません(笑)
非常に面白かったですが・・残念ながらそういった落ちではない予定です。
話はゆっくりと核心に入っていく予定です。まだまだ先は長いですが、マッタリ読んでください。
>>27-32 えー、非常に面白かったです。スレンダーに死体処理とか全てさせるとこがナイスです。
こういう落ちもありかな、と思ってしまった自分がいました。
バイオハザード面白かったですよね。名作です。3以降のは、やってませんけど。
43 :
1 :03/06/28 00:16 ID:???
今日の日記を書くのは気が重い。 打ちきりの発表があったのだ。 そして、其れにはこの寮唯一の良識者と、思われる人物がえらばられた。 私は、これを知ったのはまだ日が昇り始める早朝のことだった。 外は薄暗く、寒さの所為で窓には僅かだが水滴がついていた。外では雨が静かに、まるで砂時計のようにサラサラと降っていた。 すぐに布団をたたみ、服を着替え、ノートパソコンの電源を入れる。いつもと同じように。 メールソフトを起動させる。アンケートの集計は終わり、既に結果は私のパソコンにデータとして送られている。 私は、そのディスプレイをみつめ、ため息をつき、思わず天井を見上げた。天井には古ぼけた電球が、ぼんやりと揺れていた。 長い1日だった。気が滅入り、心が沈み、打ちきりとは実に辛いものだと思い知らされた。 私は、告知するための紙にこう書かねばならない。 「新月到来す」 勘のいい彼ならこれがどういう意味か理解する筈だった。 それを書いた葉書をポケットに入れながら私は、深く息を吐いた。
静かに降っていた雨は、太陽が昇るころになると、曖昧な湿り気を残したままいつのまにか止んでいた。 私は、歯ブラシとタオルを持って外に出る。白の広場。普段と変わらない光景。 柔らかで新鮮な朝の光に包まれている平和な光景。 玄関脇の花壇の花が、雨露を太陽に反射させて光っていた。私は、其れをみて僅かに微笑んだ。 いつみても花というのは、陰鬱な気持ちを慰めてくれるものだ。 顔を上げて、広場の方を見ると、其処にいつものように彼はいた。 水のみ場で、少し腰をかがめて顔を洗っている。私は、ゆっくりと彼の側まで歩く。 足元のアスファルトの感触がやけに固く感じられた。彼は、顔を洗い終えてタオルで水滴を拭っている。 耳の根元の水滴を取っているところらしい。水滴が光に反射する。 私はゆっくりと彼に近づく。足音に気が付いたのか彼がこちらを振り返った。 「あ、おはようございます!今日もいい天気でよかったですね。洗濯物を干すのに最適です。」 彼は、そう嬉しそうに笑いながら言った。無邪気で屈託が無い。 だからこそ、私の心は痛んだ。 君はもう洗濯物を干す必要は無いのだから。
「どうしました?なにか体調でも悪いんですか?」 ロランが私の曖昧な顔色を見て、心配そうにそう尋ねる。 私は黙って、彼の隣にたってすこし錆びている蛇口を勢いよくひねる。水が、勢いよく、出る。 頭をその中に突っ込むと、水は髄まで凍るような冷たく、膜がかっていた私の頭に覚醒を促す。性急に。無慈悲に。 血が循環して、止まっていた思考がゆっくりと歯車のように回転していく。 おい、起きろ。何を悩んでいるんだ。お前はそういう性格じゃないだろう? あっさりといっちまえばいいだろう。お前は、そんなにセンチメンタルな男だったか? 私の脳はそう指示する。いつものように冷静に。無感情に。そして少しの嘲笑をこめて。 それに私は、五月蝿そうに返事をする。 わかっている。ただ、感傷に浸ってみるフリをしただけさ、と。 顔をあげて、濡れた前髪を手のひらで後ろにオールバックにしてなすりつける。 そして、今度は石鹸を両手で泡立てて顔を丁寧に洗う。目元から、額、頬、最後に顎の付け根。 蛇口にひっかけておいたタオルを掴んで、顔をごしごしと拭く。目をあける。 彼はまだそこにいて、私の方を見つめていた。
其れを無視して歯ブラシをとりだし、歯磨き粉をたっぷりとつけて歯を磨く。丁寧に、前歯から、次第に奥のほうを。 電動なので、そんなに苦労は無い。私は面倒なことは嫌いだ。これは日記の最初の方にもかいたことだが。 だが、今日はスイッチをいれるのも億劫だった。私は不機嫌に機械的に歯を磨く。 彼は、そんな私の態度を疑問に思いながらも、歯を磨き出したようだった。時折こちらの様子をちらちらとみている。 水を含んで口を充分に漱いで、大きく深呼吸をする。朝に雨が降ったせいか、空気はどこかしっとりとして、それでいてとても澄んでいた。 私は言った。 電報で伝えるよりそのほうがいいと思った。タオルを首にかけて、彼の目を見て話す。 「・・・荷物をまとめるんだ。明日の朝、君はここにはいてはいけない。」 とても気持ちのいい朝だった。 空気は高原のように澄んでいて、風は爽やかに私の頬を撫でていく。 太陽は、すべてのものをその両手で優しく包み込むように、慈しむように柔らかい光を浴びせる。 近くの木に止まっている鳥が、朝を祝福するかの如く美しい声でさえずっている。 そんな朝だった。 「そうですか・・わかりました。」 ロランのその声は、小さい声だったけれど、私の耳には判然と届いた。 彼は、私に深く一礼すると、俯きかげんに走って寮に戻っていった。 私は空を見上げた。何度も繰り返すが、とても青く、高く美しい空だった。無地のキャンバスに青の絵の具をなすりつけたようだった。 何度も何度も、油絵を塗るときの技法のように擦りつけたように。原色だけが、持つ鮮烈な青だ。 蛇口をひねって私は水を口に含んだ。喉を通るその液体にすら私は強く青さを感じた。 顔をあげて、白棟の隣にある建物を見る。その暴力的な赤は、太陽の光に負けず、その存在を強固に確立していた。
その後のことを婚期を過ぎた30代の女の日記のようにいちいち細かく書く気は無い。 ロラン君は、部屋の荷物をかたずけたり、どこかに行ったりしていたようだが、何をしていたのか私は知らない。 私は、アンケート結果の集計や公式ページの更新をしなければいけなかったからだ。それは思ったより時間がかかった。 それに、私はこの時こうおもったとか、彼はこのときこうしたとか、夕食のとき、寮の皆がどう反応したかなども書く気は無い。 そういったことは最初のカイとギャバンのときに書いたからだ。だから、この話は、夕食後まで話を飛ばして、その後のことをかく。 だが、取り合えず、先にアンケート結果を載せておく。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 週刊少年ガンダム第三号アンケート結果 発表! 総合順位 一位 二位 三位 人気 アンチ票 総得点 (5点) (3点) (1点) (−3点) 1 『死 刑 執 行 中 』 1 5 1 1 0 19 2 『天空の城 ア・バオア・クー』 4 1 0 2 2 17 3 『魁!連邦塾!1限目である!』 2 2 0 1 0 16 4 『ジオンクエスト』 1 3 0 0 1 11 5 『ジパング』 1 1 4 1 1 11 6 『毒男』 2 0 0 5 1 7 7 『仮面の告白』 0 0 2 1 2 −4 終 『∀の意味』 1 0 3 1 5 ー7 ※ なお四位と五位は、参考として使わせてもらい、票数として数えていない。 しかしとても興味深いデータが取れたので、書いてくれた読者の方々には非常に感謝している。次回に生かしたい。
[ 今回の感想]
まず言えるのはグエン強し、といったところだろう。シリアス路線の死刑執行中は、新しい読者層を開拓できた。
ギャグからシリアスまで引き出しの広い作家として、雑誌のなかでの地位を確立した。
二位につけたカクリコンの「天空の城ア・バオア・クー」を一位に上げた人も多かった。
この作品には落ちが弱い、いやよかった、などと二つにわかれたところが興味深かった。次週の作品に期待する人もいた。
『魁!連邦塾!』も熱さが人気出ている。この三つはかなりの接戦だった。
発想という面では『ジパング』を上げた人も多かった。先が気になるという点ではこれが一番かもしれない。
あとの下位のほうは、まぁ、普通どうりだといえる。
ところでスレンダーは、人気がやけに高い。応援されている。もっとも愛されている作家だろう。
さて、今回打ちきりをくらったロラン・セアックの『∀』シリーズは結局読者の琴線にふれることは無かった。
どちらかといえば少女系の雑誌に載せた方がよい作品だったので、まぁ、やむを得ない。今回は以上だ。
【読者の声に答えるコーナー】
>>575 読者からの要望は大歓迎だ。4、5位がわかることによって、結構読者の傾向とか求めるものがよくわかる。
今後もなにかあったら、遠慮なくいってほしい。
>>576 生物学的には男であろうと問題ではない。可愛ければよい、か。
確かに今回の表紙はカワイイとはいえなかったかもしれない。その点は反省しよう。
次回に期待して欲しい。だけど、表紙って考えるのが思ったより大変なんだ、これが。
>>577 読者は神様だ。あの表紙は綿密なマーケティングの元に作られたものだったのだ。
決して舐めてなんていない。売る気はある。友達にも勧めて欲しい。マジで。
>>580 休載が多くなるのは極力さけるつもりだが、作家も人間なのでネタがでないこともある。
そういった時は優しく見守って欲しい。アオリを評価されるのはとても嬉しい。結構、悩むんだこれが。
>>583 これはまた厳しいご意見を頂いたな・・表紙デザイナーと編集は私が兼ねているから、沈むのは私だけだな。
シャウトする会長のドアップのほうがいい?あぁいったのが好きな読者もいるんだな・・ホ○か?参考になったよ。
>>584 酷評は歓迎だ。時に、一番鋭く心に刺さる。
スレンダーの話がワンパターンなのは仕方が無い、とおもって欲しい。彼には正直、他にネタがない。
もともと一発ネタのキャラだからな。膨らませるのはなかなか・・まぁ、スレンダーらしくていいだろう?それともゾンビにでもするか?
>>585 プレゼントか・・そうだな・・それもありだな。何かあればいいが・・これは考慮に値するものだな。
さっそく何か考えておく。会長が経費を出してくれればいいのだが。貴重なご意見ありがとう。
>>586 表紙を気に入ってくれている人がいた。こんなに嬉しいことはない・・
>>587 前回一位だった人か。。けど、それだと表紙に意外性がなくなるだろう?読者に予想されてはつまらない。
この雑誌はイイ意味で、型破りでなければいけない。ジャン○のマネをしては、乗り越えられないからな。
けど、表紙がキライだという君の意見は真摯にうけとめさせてもらおう。
>>589 打ちきり希望がスレンダーで、応援してるのもスレンダーか・・君はSか?
それにしても、スレンダーは今回みんなから色々激励を受けているな・・
>>590 えー、断言しよう。女性作家は投入されない。というかこの雑誌の作家は毎回減少していくから入れないのだよ。
いつか、読みきりで一回くらいいれるかもしれないがな。ハマーンなども候補に上がっていたみたいだしな。
>>593 表紙の件は、実に不評だな。反省しなければいけないな。
私の編集者としての技量が試されている。あと、私も馬鹿馬鹿しい作品は好きだ。不条理系とかも好きだがね。
さて・・今回はこういったところだ。雑誌の発行は明日だから、読者の皆様は期待していて欲しい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
話は夕食後になる。 普通、打ちきりを宣告されたものは、その日の晩、迎えにきた会長と共に寮を去る。 マクベもカイもギャバンもそうだった。 だが、今回は違った。 会長が、車でむかえに来た直後に、玄関でロラン君がこういったのだ。 「すいません・・明日の朝まで時間を頂けませんか?」続けて彼はこういった。約束があるから、と。 会長は、小生としては困るんですよね、みたいなことをいったのだが、最後には渋々認めてくれた。 寮の皆が其れに、賛成して会長に頼んだからだ。 「それじゃ・・明日の早朝七時にまた。」と、会長は言い残して車に乗り込んだ。 その後は、食堂に戻って皆で宴会となった。実にわかりやすい流れだった。 まるで定年退職する同僚に対する職場のように、お別れパーティというやつを催したのだ。 ビール、日本酒、ワイン、ウイスキー、スコッチ・・とストックされていた酒を全て出して、皆で飲んだ。 彼等は酒を浴びるようにのみ、特に率先して飲んでるのはカクリコンとランバラルだったが、他の者もかなりの量を飲んでいた。 急なことだったので、つまみはスルメとピーナツ、それにクラッカーくらいしかなかった。 だが、それで充分だった。既に夕食は食べた後だったし、なにより食べ物をバクバクと食べる気にはならないだろう。ただ酔いたいのだ。 私は、彼らが一人一人ロランに酒を注いで、別れの言葉をいっている様子を眺めながら、スコッチを飲んでいた。 BGMとして、コルトレーンの『マイフェイバリットシングス』のレコードを食堂の隅の蓄音機で流している。 もはや化石のような機械だが、まだ動くらしかった。 彼等はみな、明るくロランの持っているグラスにビールを注いで、乾杯していた。 別れの杯、ということだろう。 ロランは既に何杯飲まされたのかわからないほどに、飲まされていて、顔が赤く酔っているようだった。 今は、相変わらず明るく笑いながら、ブライトと話していた。 私は、皆から少し離れたところで、椅子に座っていた。皆明るく振舞っているようにみえるが、何処か不自然だった。 やはり直接的ではないといえ、彼が落ちたこと、それについて一抹の罪悪感があるのだと思う。 つまりライバルを蹴落としたということだ。そこには、嬉しいという気持ちはなくて、ただ悪いことをした、と思う気持ちが強い。 ロランは特に誰に憎まれるわけでもなかったので、特に今回はその気持ちが残るのだろう。 やりきれない、というやつだ。かといって自分が落ちるわけにもいかない、そういったところで余計に厭なのだろう。 落とさなきゃ落とされる。人気を取らなければ、自分が落ちるのだから。
冷静にそんなことを分析していると、イザークがビール瓶を片手にこちらにやってきた。 普段、雪のように白いその頬は、今は真っ赤になっていて、目も何処か座っていて、かなり酔っていると一目でわかる。 やれやれ、未成年が酒を多量に飲んでもいいことは何もないのにな、と私は思いながら、彼に隣の椅子を勧めた。 イザークは礼も言わずにどっかりと座ると、目の前のクラッカーを、三枚とって口に運んだ。 パリっとくだける音がして、噛み砕いたかと思うと、イザークは、持っていたビール瓶に口をつけてグビグビと飲んだ。 「ロランに・・何もいわないのか?あんた」 口の端からビールを少し垂らしたのを手の甲で拭いながら彼がそう言った。 「何をいう必要がある?」 私はそう答えて、彼の手からビール瓶をとって同じように其れを飲む。麦芽のほどよい苦味が私の喉を通る。 「なにかいうことがあるだろう!」 「なにもないな。考えてみろ。君達とは違い私は編集者だ。打ちきりにした本人とも言える。 同情の言葉をかけても白々しいだけだし、彼も厭だろう。だからここで眺めておくよ。そのほうが彼にもいい」 私は立ちあがって、壁の隅に置いてある蓄音機のレコードを別のに変えた。 ジョージ・ハリスンの『オール・シングス・マスト・パス』、ぴったりの曲だ。全てのものは過ぎ去っていく。 椅子に戻ってイザークに 「それに・・会おうと思えば、会えるだろう?打ちきられたといっても、何も死ぬわけじゃない。」という。 ここに住むということがなくなるだけだ。寧ろ、喜ばしいことじゃないだろうか。 まぁ、仕事を探さなければいけないだろうが、優秀な使用人として彼を雇おうとする人物は多いだろう。 私はごくごく当たり前のことをいったつもりだった。だが、彼の反応は違った。 「あんた・・本当に何もわかっていないんだな!呆れるぜ!」 イザークはそう吐き捨てて、罪人をみるような目でこちらを睨むと、再び向こうの喧騒の中に戻っていった。 ランバラルがそこでは、かつての武勲談などをしているところらしかった。身振り手振りをまじえて愉快そうに何か話している。 私は、グラスの氷を眺めながらスコッチを舐めた。液体は酷く冷たく、まるで鉛のようにどろりと喉を通っていった。
月が綺麗な夜だった。 あたかも、深淵の井戸の闇の中に浮かんでいるように、其の三日月の身体を横たえていた。 風はそれほどないが、肌を切るように寒かった。昨日の暑さがまるで嘘のようで、身体の芯まで冷え切ってしまいそうだ。 私は、酔いを覚ますために、外の広場で、いつものように古ぼけた木のベンチに座っていた。 宴会が始まってから既に四時間は経過している。彼らの底無しのスタミナに付き合うほど私には体力がない。 まるで砂漠に水をまくかのように彼等の酒を飲むスピードは圧倒的だった。私も酒は好きだが、あそこまでは飲めない。 それでここに避難していたというわけだ。 其れにしても空一面に広がる星の数が凄い。闇夜に宝石の如く散りばめられていて、いまにも降ってくるかのようだ。 ここには建物は二つしかないし、広場には中央にランプが切れかかっている電灯が一つしかないので、辺りは真っ暗だ。 電灯の無機質な光は、闇にまったく勝っていなかった。それは敗北しているボクサーのように暗闇にうちのめされていた。 手を伸ばせば闇に飲みこまれそうなほどに、其の色は濃い。黒というよりは、もっと混沌とした色だ。 それでも月の銀色の光が、地上に優しく降り注いでいるので、そこまで闇を意識することは無かった。
月光を浴びながら、私は、考える。 この雑誌の意味を。会長の真意を。いい機会だった。 どうしてこうも打ちきるのか。そこには雑誌の活性化、質の向上とは別の意図があるように思える。 例えば、薔薇などでもそうだが、美しく咲かせるために、周りの余分な蕾は切り取ってしまうことがある。 栄養を無駄にとられないようにするためだ。そうすれば、その薔薇は美しく真っ赤に色をつける。これが間引きだ。 だが、雑誌はそういった単純なメカニズムではない。 本当に雑誌を活性化させるのなら打ちきりをしたあとは、新連載を用意しなければならないし、過度の間引きは悪影響だ。 連載しているものは打ちきりに怯えなければならない。それでは、安心して名作をつくりだせるわけがない。 出版社と作家には、信頼という絆が必要なのだ。それなくして安泰などない。 だが、私が考えるまでもなく会長はそんなことはわかっているはずだ。それなのに敢えてこういったことをしている。その意図はなんだ? わからない。会長の思考回路はさっぱりだ。 私は苦笑する。会長の考えを理解しようとするのはとうに放棄したはずなのだ。無駄なのだから。 別のことを考える。一番始めに、会長からここに住めと言われた時は気が遠くなったものだ。 もうあれからおよそ20日たつのか・・ 初めて彼等に会ったときの挨拶もすごかったな。まさにショックの連続だった。 いや、ちょっと待てよ。あの時、食堂での一番最初の面会の時に、なにか大事なことを聞いた気がする。私は考える。 思い出せない。なんだったかヒドク重要なことを・・・それは当然のことなのだが、とても大事なことのはずだった。 だが、その記憶は、もはや忘却の海の元に深く沈みこんでいて掘り返すことができなかった。 僅か19日ほど前のことなのに、遥か遠い昔のように感じる。 まぁいい。忘れるということはどうせたいしたことじゃない。 そう思った私は、セブンスターを取り出して、口にくわえた。そして火をつけるべくズボンのポケットを探る。
「どうぞ」 そう声がしたかと思うと、ライターをつけた誰かの手が肩越しに出てきた。誰かはすぐにわかったので、私は黙って火をもらう。 肺の奥にまで、煙を入れて、一思いに吐き出す。灰色の煙は、黒に飲みこまれて、飛散してあっという間に消えた。 「皆は、いいのか?」 私はもう一度肺の中までゆっくりと煙を吸い込むと、ようやく声をかけた。自分の声は何故か幾分掠れていた。 「ええ、もうみんなすっかり酔っ払ってリビングで寝ていますよ。」 ロランは、私の隣に座ってクスクス笑いながらそう言った。その顔は、月に照らされていてハッとするほど美しかった。 暫く他愛もない話をした。 キースがどうなっただろうか、すき焼きはちょっと失敗だったなとか、あのゲームは難しかったとかだ。 ロランは楽しそうに相槌を打ち、その間に、私は五本のタバコを吸いながらそう言った会話を続けた。 だが、頭の中では、全く別の考えが私を支配していた。 彼が消えるならば、その前にあらかたのこと、例えば赤棟のことなどを聞いておきたい、と思っていた。 向こうの管理人は何者で、何をしていて、あそこはどういった目的のもとに存在しているのか、其れを聞きたかった。 またと無いチャンスだった。どうも皆のいる前では、こういったことは聞きにくいのだ。 だが、それは余りに冷たいだろう。まるで、用済みといわんばかりの扱いをするのはさすがに心が痛む。 こういったときには、慰めの言葉をかけるのがいいのかもしれなかったが、なんといっていいかわからなかった。 それに・・イザークがさっき私にいった、何もわかっていない、とは一体何をさすのだろうか。
「管理人さん?」 私が黙ってしまったので、不思議に思ったんだろう。そう呼びかける声がした。 私は顔をあげた。ロランの顔は私のすぐ目の前にあった。 「いや、なんでもない。そういえば赤棟の彼とは話をしたのか?」さりげなく、私は話題をかえて聞く。 「え?あぁ・・はい。話しましたよ。今日の昼間に向こうにいって会ってきました。」 ロランは不思議そうにそう言った。 口から漏れる息がかかるくらい近い。息は風邪をひいているかのように熱く、ほのかにアルコールの匂いがした。 かなり飲まされていたから無理もない。 酔いが本格的にまわってきたのだろう、身体が弛緩していて、目も長い睫毛が影を落とすように伏せられていた。 銀色の髪は月の光をつけて相乗的に光沢を増していたし、首筋にかかる髪が色気を増していた。 「キースにもあったのか?」 「はい、その後いってきました。なんとか無事なようでホッとしました。」 「へぇ。無事だったのか。そいつはよかったな。てっきりミンチにでもされてるかと思っていたよ。 それにしてもあそこの店主は不気味だな。味がいいだけに不思議だよ。」 「娘さんがいて、その人が手伝っているかららしいですよ。」ロランがそういってまた笑った。 首もとのペンダントが白くきらきらと輝いて見えた。 それからまた暫く他愛もない話をした。 「そういえばロラン君、好きな女性とかいないのか?」 10本目の煙草を吸いながら私は、ふとそういったことを聞いてみた。そういえばそういったことを聞いたことが無かった。 私自身はセイラマスの姿を思い浮かべた。あの金髪の髪、凛とした姿。瞳。 彼女のことをまだほとんど何もしらないが、それだけに余計惹かれているのかもしれない。謎な女性とはそれだけで魅力がある。 「好きな人・・ですか・・あこがれている人はいます・・よ・・」 酔っているので語尾がどうも断続的に、途切れがちになってきていた。 「そうか、それならココを出れば、会いにいけるな。よかったじゃないか。」 そろそろ戻った方がいい。そう判断して、私は立ちあがる。ロランは、そろそろ寝かせた方がよい。 彼の肩を抱いて、立たせようとしたが、無理だった。もう足に力が入らないらしい。 まるで柳の葉のように、ぐったりとなっていた。 仕方が無いので、彼を背中におぶさっていくことにした。これ以上ここにいたら風邪をひいてしまう。 ロランは恥ずかしがっていたが、まさか置いていくわけにもいかない。強引に背負うと、思った通り彼はそんなに重くなかった。
「いえ、きっともう会えません・・だって・」 ロランが背中でそういうのが耳元に届いた。 「だって・・なんだ?」 私は、慎重に足を進めた。月が出ているとはいっても足元はやはり薄暗いし、ロラン君を抱えているのでこけたら大変だ。 アスファルトの堅い感触をスリッパの下に感じながら、背中にはロラン君の体温を感じた。 「いえ・・なんでもありません」 ロラン君はそういった。風が強く吹いた。 後ろの茂みの方からはカサカサと風に葉が擦れ合う音がしていた。 もう会えない?それはどういう意味なのだろうか。 寮に入る前に、私はロランを背中に背負ったままなんのきなしに月を見た。 途端に、私は激しく心を打たれた。其れは一瞬の私の気の緩みに付けこんで、眠っていた私の官能を揺さぶった。 見るものの魂を奪うかのように美しい弧月がそこに在った。真空の闇の中に鮮明な淡い光を放っているその存在。 それだけではない。さらに其処に、一匹の蝶がひらひらと舞っていた。私の頭上の辺りを。 まばゆい月光を背負って、優雅に舞うその姿は実に幻想的で、光りで其の薄い羽根が透き通っている。 その幻惑的な光景に私は魅入られた。蝶は今この瞬間では、美の象徴ノ如きもので、普段目にする蝶という単語の持つ日常性からは乖離していた。 それはアゲハチョウ、やモンシロチョウといった単語から想起される蝶ではなかった。あたかも別種のモノ。存在。・・・ たとえ様がないが、もしもたとえるなら完全な水晶のような美の純粋性をもっていた。 周りは完全な沈黙に包まれていて、其れは回転している独楽が静止するほんの一瞬にだけ、発生する完全な静止のような。 あの独特の、他に類をみない種類の沈黙。そういったものが確かに蝶と我々の間にあった。 私は微かな眩暈を感じた。 「月光蝶・・」 背中のロランがそう呟いた。蝶はその場で、哀しげにワルツを踊っているかのようにその場で舞っていた。 どこか狂っていて、どこか正気にみえた。私は飽きるともなく、それを見つめた。肩にロランの髪が触れた。 蝶は、やがて月の光から逃れるように、闇の中にその身を沈めて、見えなくなった。 暫くその場で待ってみたが、蝶はそれきり姿をあらわさなかった。 「・・いなくなっちゃいましたね」 ロランが何処かほっとしたようにそういった。
寮に戻ると、そこにはある人物が待っていた。だが、それは私の推測の範囲内だった。 当然といっていい。彼が待っているのは、地球が回転しているのと同じくらい当たり前のことだ。 グエンだ。彼は、満面の笑みで其処で、腕を組んで仁王立ちしていた。私達の様子をみるとその切れ長の目を細めた。 「約束の時が来たようだね。ローラ・・」 私はまるで眼中になく、彼は背中のロラン君だけを見据えてそう言った。顔はこれ以上ないほどに笑っている。 そこには有無をいわせぬ迫力があり、積年の思いを果たせる男の絶えがたい歓喜が含まれていた。 身体が興奮のためか、小刻みに震えている。彼は、そういえば酒を一滴も飲んでなかったような気がする。 苺の話を聞いたのは一昨日だったが、今思うとあれは、これの予兆だったのかもしれない。 四月九日にかわした約束。それを履行してもらうためにグエンは今、私の前にたっていた。 「それじゃ、ローラ・・いこうか?」 彼は私からロランを奪うように、手に抱くと、彼を抱えたまま階段を上り始めた。 私はその後姿に声をかけることも出来ずに、ただ其れを見送った。それは私が口を出せるようなものではなかった。
今日の日記はここで終わりだ。 その後、私は、そのまま部屋に戻って、サイモンアンドガーファンクルを聞きながらこれを書いている。 サウンドオブサイレンス。沈黙が癌のように忍び寄ってくる、という歌だ。私はこの歌が好きだ。 詩がいい。彼の詩には、全体的に忍び寄るものに対する諦めを含んでいる。運命とはそういうものなのだ、と私に教えてくれる。 曲をききながら目を閉じる。闇は私のすぐ側にある。そのまま畳に寝転がる。 ガンではないが、其れに似たものが私達に迫ってきている気がする。なにか取り返しのつかないことだ。 其れは単なる直感に過ぎないが、私は経験上そういった感性を信じることにしている。何かが起きつつあるのだ。 もしくは、既にそれはもう起こっているか、そのどちらかだ。 だが、どちらにしても私がここから離れるという選択肢はない。会長の真意が知りたいのだ。純粋に。 そのためにたとえ取り返しのつかないことが起きるとしても。 ペンを弄びながら、何をするでもなく、ただレコードが回転するのをじっとみながら思う。 レコードの針は、回転盤をなぞりながら終末点まで、掘られている溝に沿って動いていく。終点は決まっている。 針が置かれた瞬間から、既に決まっているのだ。 それでは、この滑稽な連載劇は、何処に向かって回転しているのだろうか。針は降りているのだろうか。 サイモンの甲高い、それでいて何処か脆さを感じさせる美しい歌声を聞きながら、私は、そう思った。 終わりには、何がまっているのだろう。消えていく住人には、何があるのだろう。 それを知ることができるにはまだ時間がかかりそうだ。知りたいような、知りたくないような複雑な気持ちになる。 煙草を新しいのに火を付けながら、そういえば今ごろグエン達はどうなったかな、と考えた。 そして食堂にいる皆を思い出して、明日の原稿は出来ているのか不安になった。 最終的に一人残るのだから、あと七人消えることになる。 消える人数をカウントしていると自分がまるで死神になった気がする。だが、これは下らない感傷だ。 煙草を灰皿に擦りつけて火を消す。自分が苛立っていることに気が付く。それは焦燥感に近いものだ。 立ちあがって電灯の紐を引く。部屋は暗くなる。縁側のガラス戸から僅かに月の残光が入ってくるだけだ。 畳に残る光の線を見ながら、私はふと思った。 一体自分は何を管理しているのだろう。そう思った。 (一九日目終了)
お疲れ様です 音楽には疎いので曲名を聞いてもぴんときませんが、 努めてタイトルを覚えていつか聴いてみようと思います。 あと7人、、先は長いですね 謎もじっくり楽しませてもらいます
62 :
ほげら〜 :03/06/28 06:00 ID:???
>>1 乙
ロラン消えちゃった。
1さんのお気に入りに見えたのに…。
伏線探しに前スレから読み返した人の数→(1)
>>63 読み返そうと思ったけど面倒なので止めた人の数→(1)
もしかして・・・ドナドナの先には黒い展開が待ってるのかな?
まぁ、カイジ程度の黒い展開なんだろうな。
伏線探しに前スレから読み返そうとしたら
>>63 が誤爆しているのに気付いた人の数→(1)
;゚д゚) <前スレの誤爆は63へのレスであって63自身じゃないらしいよ… Σ(゚Д゚;エーッ! わざわざ主張することか!
ロランが消えたのにショックを受けている人の数→(1) けれど、ロランに投票しなかった人の数→(1)
前スレと1さんに乙。
このスレってsage進行?俺てきには、適当に上げといたほうがええとおもうんやけど。 てなわけで、勝手にアゲ。
前スレの打ち切り作品、面白すぎ。
>>71 sage進行中だよ。
荒らしが来て、1さんが書く気無くされたら大変困るので。
皆に宣伝したい気持ちは解るが、ageんでも良スレの噂は自然
と広がっていくから大丈夫。
>>72 打ち切り・・・?
今まで打ちきりになった作品はないと思うけど・・・
74ではないが、もょもとワロタ しかもなにげにハカブサの剣装備だしw
保守
78 :
71 :03/07/09 12:00 ID:bJrbmivN
>>73 そうか?けど、5日間も誰も書き込んでないやん。人いんの?
とやかくいういわけじゃねーけど、ageたほうがええと思う。700近いし。
ただ上げるだけじゃつまらんから、点呼でもとってみよーぜ。
まず俺から1。ちなみに第二回の終わりごろに発見していらい読んでるyo
79 :
71 :03/07/09 16:02 ID:bJrbmivN
ブライトとロランがハァハァしてるころから読んでます。
80 :
71 :03/07/09 16:03 ID:???
あら?それは1番最初no
>>71 もちつけ。
ロランとブライトがハァハァしてたのは、1番最初の大会のやつだが?
あと、基本的に
>>73 のいうとおりsageでいけ。
そーゆー俺は最初の頃からこのスレに潜んでいるが。一応、2ダ。
名無しが点呼取ることに意味は全くない。 しかもこのスレならある程度の人数がアンケートからわかる。 1さんの続きが読めれば何でもいいんだけどな。
ほっしゅ
前スレが落ちても、それでも保守
もしかしてこのスレは見捨てられたのか
それはない。1さん、書くペースはスロー気味だから。 しかし、今の調子で行くとまたダーク路線に突入しそうな気がする。
87 :
山崎 渉 :03/07/15 09:32 ID:???
__∧_∧_ |( ^^ )| <寝るぽ(^^) |\⌒⌒⌒\ \ |⌒⌒⌒~| 山崎渉 ~ ̄ ̄ ̄ ̄
保守の頃合いがわからんので早めに
89 :
1 :03/07/16 23:37 ID:???
みなさま、お久しぶりです。保守どうもです。 書くペースが遅くてすいません。。 実は、数日前パソコンが壊れてしまいまして、データがすべて消えちゃいました。 (今もこれは、ネットカフェで書いてます。) それで前スレのデータがどうしても必要なのですが、落ちてしまったみたいなので どなたかもっていたらアップしていただけると助かります。 パソコンが直り次第、またマターリ書いていきますのでよろしくお願いします。
91 :
1 :03/07/17 03:03 ID:???
>>90 アップ有難うございます。ほんとに助かりました。
早速フロッピーに保存させていただきました。これで続きができます(泣)
ダーク路線に入るかどうかはともかくとして、
この第三回は、話の筋がかなり複雑に入り組んでいます。
前の二回とはだいぶ違う路線を目指してますので・・最後まで読んでもらえれば幸いです。
早ければ一週間もしないで戻ってこれると思ってます。
それでは・・
>>91 1さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
データ戻って良かったですね!(書きかけは消えちゃったかも知れませんが)またーり待っているのでがんがってくださいね!
来週末くらいには続き読めるかもという期待とともに保守
すいませんが下がりすぎなのでageときます
γ⌒/^^/^- ,ゝ`/~ /~ /~ /⌒ _ 〈(_| | |~ |~ /^ ) (/~ /~ /~ /~ ~ /~ /^\ ()/)/~ /~ |~ .|~ |~ |~ /) へ^〈,|,,、,,|,,、,,,,,|~,,,,、〈~,, 〈~ /⌒|)\ |::::::: ゛ ゛ ,,,,;;::'''''ヽ |:::::::: ,,,,;;::::::::::::::: __ ヽ |::: " __ :::: <'●, | ┌―. - '"-ゞ,●> ::::::... | | | ̄.. ::::::: | ヽ.\{_ ( ○ ,:○) | \\/. | \_ヽ. __,-'ニニニヽ . | .. ヽ. ヾニ二ン" / ぼくガノタ \ / | | | / ヽ\ / l `ー-::、_ ,,..'|ヽ. :人 `ー――''''' / ヽ _/ `ー-、 ,.-'" \ー-、 ,.-'" \: \ .,.-''" | /. \ ~>、,.-''" | ,,..-‐'''"" ヾ ,.-''"| /――――、/ 小学生女児監禁淫行事件の監禁少女画像へのログイン方法 1.書き込みの名前の欄に「&rf&rusi&ran&ras&ran&rrlo」 と入れる。 2.メール欄は「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」 3.本文に 「kinkyu.2ch-news #scoop」 と入力して、書込みボタンを押します。 4.タイトルが「ようこそ 2ch緊急速報板へ」に変わればばOKです ガノタは | __ ヽ 二工二、 / ヽ  ̄| ̄ / / \ ヽ 二土二「 | |  ̄| ̄ / / | -┼┬ し \_ノ ヽ丿 ノ ノ └┼ / ̄/ | │ │ ゝ |二二| | ─┼─ ─┼── |二二| | | 人 / \ し ノ _/ \_ だから ┏━━━━━━━━━━━┓ ┗━━┓┏━━┓┏━━━┛ ┏┛┗━┓┃┃ ┃┏━┓┃┃┗━━━┓ ┏┓ ┏┓┏┓ ┏┛┗━┛┃┃┏━━━┛ ┏┛┗━━━┓ ┃┃┃┃ ┃┏━━┓┃┃┃ ┗┓┏━━┓┃ ┃┃┃┃ ┗┛ ┏┛┃┃┃ ┏┛┃┏━┛┃ ┃┃┃┃ ┏┛┏┛┃┃ ┏┓ ┗┓┃┃┏┓┗┓┗┛┗┛ ┏━┛┏┛ ┃┗━━┛┃ ┃┃┃┗┛┏┛┏┓┏┓ ┗━━┛ ┗━━━━┛ ┗┛┗━━┛ ┗┛┗┛ ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!! るんるんらんらん♪
ほしゅ
ほしゅぅ
いいのかい?保守しなくてサ
下がりすぎなのでアゲます。
そして、sageます。
ここは 乂ガノタ処刑場乂 です。 \∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < ガノタ殺すぞ、いくぞゴルァ!! ,,、,、,,, /三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,, /三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,, ,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \オーーーーーーーッ!!/ //三/|三|\ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧ ∪ ∪ ( ) ( ) ( ) ) ,,、,、,,, ,,、,、,,, ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧ ,,、,、,,, ( ) ( ) ( ) / ヽ r ,,,....,,, ヾllllllllllllllllllllllllllllll 彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、 ヾllllllllllllllllllllllll lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、 ヾllllllllllllllllll _____, ,...,,,,__ `ヽ _,,,..、-‐'ヾlllllllll l `ヽ l ヽ ,.r‐'''"゙ WV 'i 「ヽ, ヽ7''~ ̄ `ヽ し :::::: ゙、 l,'゙ヽ ゙、'"´ :::::::::: ゙、 { \ .) し ::::::::::: ←ガノタ♪ `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ ・ ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ :::::::::::: し ::::::: ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::. υ 、 :\ ):::::::::::::::: :::::::::::: .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u :::::::::::::::::::::::::::::: ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν::::::::::::::::::::::::: / ../ ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,::::::::::::::::::::::: , . - '" / / ヾ゙i;;;;;;;;;;::::::::::::::::::,.、,.、-' " ´, .,/ ヽ、;;;;;;;;;;;;,.、-‐''" \ ノ( / `'''''''''´ \ ガノタは | __ ヽ 二工二、 / ヽ  ̄| ̄ / / \ ヽ 二土二「 | |  ̄| ̄ / / | -┼┬ し \_ノ ヽ丿 ノ ノ └┼ / ̄/ | │ │ ゝ |二二| | ─┼─ ─┼── |二二| | | 人 / \ し ノ _/ \_ うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪ らんらん♪
保守
保守しとこう
保守
晴天。昼間からややにわか雨。 ロランは、朝早くに、寮から去っていった。 朝霧が出ているなか、彼は会長に連れられて去っていった。 その前に、私は、タバコを吸いながら、彼とほんの少しだけ話した。 「今日は、冷えるな。」 「そうですね。もう春なのにおかしいですよね。あ、けどほら、あそこみてください。桜のつぼみが・・」 「本当だな。この調子じゃ後、一週間もせずに満開になるだろう。・・そのころにでもこれたらまた見にくるといい。」 「ええ・・そうできたら見にきます。あ、そうだ・・」 そういって、最後にロランは、手元のバックをゴソゴソと探したかと思うと、真っ赤に熟した林檎をひとつ取り出した。 「これ、食べてください。とっても美味しいですよ。」 「林檎・・?それは、ありがたい。あとでいただくよ」 なぜ林檎なのだろうか?まぁ、好きだからいいのだが。 昨晩、グエンにつれられていった後、何が起きたのかはわからない。それに聞くような下司なことはしたくなかった。 車が出て行くまで見送ってから寮に戻りながら、私はどっと疲れる気がした。これでこの寮には私が安心してゆっくり会話できるような人物はいなくなってしまった。 まあその方がビジネスライクに接することができていいのかもしれない。結局は、編集者というのはそういう存在だ。 寮に戻ろうとすると、外出していたランバラルがのこのこと帰ってきた。二日前にでていったきりだったので、心配していたのだ。無論、彼でなく原稿の方だが。 どこかほうけた顔をしていたが、いったいなにをしていたのだろう。どうでもいいが、帰ってきてくれて助かった。 さて、あまり書くこともない。 とりあえず、第四回を発行したので、其れをここに掲載しておく。 しかし、ちょっと疲れてきた。今度からは、全部載せるのはやめようかと思う。編集に時間がかかりすぎる。日記なんだから。 ちなみにロランがいなくなったショックか、昨夜のなごりかグエンは今回休載である。 それでは、いつものように載せておく。
『 週刊 少年ガンダム! 』 おかげさまで、ダウンロード数も大幅アップ!今後ともご愛読ください! 漢が読む雑誌!麺類が食べたくなる雑誌!人の死が本当かどうかわからなくなる雑誌!(定価50円) ,r‐'';""~;~~;~~;~`ヽ ||i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| ,.-‐'" ==.、 ~` ヽ、 , :''" ,.ク ,`ヽゝ ヽ ,ィ" _,,... ---- エエ --- ..,,,,_ :::ヽ i _,. -‐''" !,キ) /  ̄ ̄;i |'" _,,. -―''''"""~~~~  ̄  ̄ ̄~~`'''ー| ,-、/-‐'" | / 、 `ヽ i; ,r'" | ,' ⌒ヽ i; ヾ'、_ ̄ ̄`'ヽ、ヾヽ , ,/,. -‐''" ''''ヽ , |r'"ヽ / 「 y' `ーミーェr‐ェ- ゞ` "----f┬rー,='" :i!れヽ| ,! | i!:/ - ::;r''" :;;; ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ i!、ヽ i| 読者、確認! ヾ、 ヾ`:, ...:::;;;i' ;;;: |;;;::::::: : : ヽ ノ | `ヽ )、 :::::;;;;;ノ i;;::: : : :::i;'",;! __i;,、__ュゝ'!;::ヽ :;;;;;!,:へ.,,i i ,、 i;;:;:;:: : . . .,;.ィ"ィl ヾ;:;:;;:;:;:;:;:;:;:| :;ヽ ,,...-‐-,、_ `ヾミ;:彡'-':::: : : :::,.-'"|;:;:;::;:`ー-, ,.ゝ;:;:;:;:;:;:;:;:;| ,.;;'";:;:;:;:;:,,,.--`=- -=こ ̄~`く、 |:;:;:;:;:;:;:;:ゞ-, フ:;:;:;;:;:;::;;:;;;/ ;: : /;::;:;:;:;r'"-‐''" `" ̄~`ミヽ;:;:;:;ヽ |:;:;:;:;:;:;:;:;:;;> '"7;;ィ;:;:;:;:;;:;/ :; /;:;:;:;:;;/ ‐'''""~~ ̄ ̄~~`''ー `!;:;:;:;| ,!;:ィ;:;:;:;:;トド レ"V 〉'^`ヾ :;/;:;:;:;:;:;! :;、 _,,,...------,、_,,, |;:;:;:;:| ;!'レv^y" ,,.ィ"/ `y';:;:;:;:;:;:/ ~~`""~"~"~"~"" |;:;:;:;| '" | r' i' / `i;;:;:;:;:;;i ::;;:: '' :::: |;:;:;:| : :;;; ト.、 |、 ヽ' /;:;:;:;:/`ヽ、:;;;: ::: :::: ,r''1;:;:;| :;; :|;: ヽ ,': :\`丶、 ;!;:;:;:;/ ヾ ::;;;; : : ;: /;: i;:;:;! ;: ;リ | ,' `ヽ、 `ヽ、リ;:;:/ ヽ ::;;;;;,,. , ,,,,,, .,.. i;:: |;:;| ,ノ ノ| ,/ `'''ーメ:/`ヽ 、_ :i、....,,,,__,,_ノ;;:: i;:;:! ,,-''",.:'" | 7 /;/ `ー- 、_`'ヽ.、 :;: ;:;: : ;:; :; :;_,,.-‐'"ゞir‐'''" |、 、 、 ~`ー 、`ヽ ,r'',-‐'''"~ ` ヽ \ :i :i / ./ ヾ ヽ | :! : / :/
1 『 残 る 大 捜 査 線 』 スレンダー 概要 「君の名前は何だ?」 「スレンダーです!コロニー知事と同じ名前のスレンダーです!」 入隊の時にそう答えたスレンダーは、無事に採用されて、シャア管理官の、指揮する捜査一課、別名、コムサイ班に回された。 そこには、課長コンスコン、親しみのあるデニム係長、同僚のジーンがいて、彼は大いに張り切っていた。やる気満万だった。 連邦との戦いは、過激の一途をたどっていて、彼は毎日ザクで仕事をしていた。戦場では彼はいつも彼は先陣をきっていた。 本店、ドズル・ザビの軍と仕事場が重なると、いつも雑用(壊れたザクの後片付け)をさせられるのが彼は納得いかなかった。 そのことをデニムに漏らすと、彼は「仕方ないだろう。わしらは、所詮下っ端だ。上に行くことだな。」と、言われスレンダーはがっかりした。 だが、同時に思った。上に行かなければいけないならがんばるしかない。彼はますます仕事に情熱をかけた。彼の働き振りは次第にシャアの目にとまっていった。 そんなある日。 V作戦を探知したシャアは、デニム、ジーン、スレンダーたちをコロニーに探索に出す。 できれば封鎖しろ、っとの命令だったが、さすがにそれは無理だった。デニムはスレンダーに待機命令を出して出撃した。 スレンダーはいっしょにいくと主張したが、彼らは連絡係にスレンダーを残していった。 「スレンダーです。サイド7を封鎖できません。」 同時に爆発音。 「どうした・・」シャア管理官の声がした。 「何か・おきたようです・・ちょっとまってください・・大変です!ジーンの機体反応がありません!」 「ジーンの?そうか・・貴様はもう暫くそこにのこれ。そこで、様子をみろ。」 「ですが、敵に教われているものと思われます!私もいって援護したほうがいいのではないのでしょうか!」 「だめだ。スレンダー、貴様は、そこにに残っていろ!これは貴様ら所轄では手におえん問題だ!」 その言葉にスレンダーは、たまっていたものがついに噴出してこらえきれずに言った。 我慢したほうがいいということはわかっていた。デニムの言葉がよみがえる。『俺はー、現場でがんばる。お前は、上にいって・・がんばれ。』 だけど、これを我慢したら自分じゃなくなると、思った。だからスレンダーは言った。 「事件は、ムサイの中で起こっているんじゃない!現場で起きてんだ!」 その叫びは、まさに現場からの嘆きであった。下で押さえつけられていたものたちの嘆き。 「・・・スレンダー、ガンダムを確保だ!」 隣からコンスコンが口を出した。彼も、たたき上げできた男だったので、共感したのだった。思い出したのだ。自分がまだ若かったときを。 「そうだ、スレンダー!責任は俺が取る!」コンスコンは、シャアを無視してそういった。「がんばって来い!」 「はい!ありがとうございます!」スレンダーは、そう言うと、回線の接続を切った。モニターが沈黙する。 「・・・・認めたくないものだな、若さゆえの過ちというものを。」 そんな彼らのやりとりを眺めながら、シャアは、そうつぶやいた。ほんのすこしだけ彼らがうらやましかった。 アオリ 「その後、みんな軍人として名誉の二階級特進!おめでとう!そして、さようなら!」
2 「ジェリドとカクリコンの神隠し」 カクリコン 概要 ジェリドとカクリコンは、仲良くある場所にいた。そこは病院の待合室で、お年よりたちがぺちゃぺちゃと喋っている。 彼らはそこで、ひたすら下を向いて、押し黙っている。ジェリドもいつもの元気はどこへやら、まるで注射をされる子供のように、おとなしかった。 「ジェリドさーん、カクリコンさーん。どうぞおはいりくださーい」50代前半といった感じの看護婦が、受付から顔を乗り出して言った。 ジェリドとカクリコンは無言のまま、立ち上がった。そして、一番、とかかれた診療室にはいった。 「はぁん、なるほどね。これは、ひどいわね。」 中の医者は、彼らを一目見るなり言った。二人は、医者の前にある椅子に座ると不安そうなまなざしで、医者を見た。 カルテを眺めながら、医者が、「貴方たち、このままじゃ、あと数年で禿げるわね。」といった。それはまさに二人にとっては死の宣告のようなものだった。 ジェリドが思わず立ち上がる。そして「カクリコンはかなりキているからわかるが、俺は納得いかねー!」と、叫んだ。 カクリコンは、ブルータスお前もか、といった時のカエサルのような顔をして、ジェリドを睨んだ。 医者・・セイラマスは、二人のカルテを眺めながら、小学生にいいくるめる教師のようにいった。 「貴方たち、軍人には、若禿げが覆いのよ。戦場でかなりの緊張の連続でしょう?それに睡眠も不規則で、ろくにとってない。食事も不充分。 そういったものが、髪にはすぐくるのよ。毛は抜けるのよ。軟弱な髪を恨むのね・・」と言った。 「なんとか・・ならないのか!」ジェリドが懇願するように言った。 「そうね・・この、薬。これを毎日3錠ずつ飲めば、きっと大丈夫ね。これは、中国の泰山でしか取れない特別な草を処方したもので・・」 「御託はいい!それだ。それをくれ!」カクリコンが、脇から割り込んで、そう言った。 「馬鹿!お前はどうせどのみち禿げるんだ!俺はまだ若い!俺が使う権利がある。」「エゴだよ!それは!」 と、彼らは醜い争いを始めた。セイラ・マスは、そんな光景に額に手をあててため息をついた。 「まぁ、落ち着きなさい。そうもめなくてもこれは人数分あるわ。ただ・・」そこで、セイラは一旦言葉を切った。 「ただ・・?」二人は心配そうに声を合わせていった。 「これ・・高いの。一錠100万はするわね。」 「つまらん!お前のはなしはつまらん!」聞いた途端、カクリコンが喉をからしてそういった。絶叫だった。目じりが光っている。 ジェリドは隣りで、「髪ーゆ・・お前は俺の・・」と鏡をみて、自慢のリーゼントを触りながら、呆然としていた。 「はい、つぎのかた・・」 セイラは、そんな二人を無視して、次のお客を呼んだ。 「えーと。パプテマス・シロッコさん?」 シロッコと呼ばれた人物は、青白い顔をして、ノイローゼにかかった患者のように入ってくるなりぶつぶつと呟いた。 「何故だ・・髪・・何故はえん・・」 セイラは、ため息をついた。ながい一日になりそうだった。 アオリ 「髪はながーい友だち!って・・昔CMがあったなぁ・・」
3 『 ディアッカと俺の関係 リローデッド 』 イザーク 概要 部屋に閉じこもっていた俺のドアは再びノックされた。でたくなかったがそういうわけにもいかず、俺がでると、今から祭りに行こうといわれた。 クルーゼ隊全員でいくという。断るとなにいわれるかわからなかったので、渋々承諾した。 ということで、みなで夏祭りに行った。当然、浴衣に下駄を着用した。俺はやはり何をきてもにあう。ディアッカはハッピを着ていった。 今日は、川原で花火大会があるんだ、と歩きながらディアッカが嬉しそうにいった。わかったから、少しおとなしくしろよ、俺はディアッカにそう言った。 川原はそんなに遠くなかった。歩いて10分というところだっただろう。けれど、はきなれない下駄の所為で、少し苛々していた。 夜店が沢山出ていたが、俺は、当然なにも買う気はなかった。だって高い。高すぎる。かき氷が300円なんで、馬鹿にしている。それに人が多い。うざい。 ニコルは、嬉しそうに夜店のくじ(プレイステーションなどがあたるやつ、ちなみに一度もあたった奴をみたことはない)を引いていた。 当然はずれだった。変なゼリーが当たっていた。けれど、俺は、それを食わないように注意した。絶対身体に悪いだろ、あの色。 ディアッカは、たこ焼きを物ほしそうにみていた。どうやら金を持ってないらしい。だけど、勿論、誰も買ってあげない。 俺の浴衣の袖をひっぱたので、「うっさい死ね!ガン黒!」と、優しく言ったらしゅんとなって黙った。しつけは厳しくしとかないといけない。 その脇では、アスラン・ザラが、不機嫌な顔でラムネを飲んでいた。どうしてそんな不満げな顔して飲んでいるのかきいたら、 「だって、これってくわえるのに小さすぎる」といった。俺は耳がおかしくなったのかと思った。2度ほど聞き返したが、答えは同じだった。 さらにききかえそうとしたら、後ろからニコルが肩を掴んでせつなそうに首を振った。これ以上聞くなということだろう。 アスランはその後、満足げにアメリカン・ドッグをくわえていた。どうやらベストサイズらしい。お幸せに。 隊長は、お面を真剣に選んでいた。やはり被りものには異様な執着をみせるらしい。 「これなんて・・私にどうかな・・ちょっと派手かな・・」そう照れくさそうに店主と話している。その顔は真剣そのものだ。 側からみると異様だった。いい年した大人がなにやってんだと思った。店主も店主で「ん、なかなか似合ってはいるが、赤くないよ、それ。」といっていた。馬鹿だ。 花火があがる時間になったので、みんなで海峡の見える場所に移動した。色とりどりの花火が、とても綺麗だった。たまにはこういうのも悪くないな、って思った。 それは、戦場にある花火とちがって、人が誰も傷つかない爆発なのだから。喜ばせるために火薬を使うことはいいことだと思った。 祭りの最後に、ディアッカに、ウルトラマンのお面を買ってあげたら、ひどく喜んでいた。誕生日に玩具を買ってもらった子供みたいだった。 「俺、クルーゼ隊に危険が迫ったら変身してみんなを守ってやるよ!」と帰り道で、ディアッカがニコルにいっているのを聞いて、余計なおせっかいだ、馬鹿。と思った。 けど、ちょっとだけ嬉しかった。 そんだけ。 アオリ 「ウルトラマンのように人類共通の敵がでれば、内輪の戦争ってなくなるのかもしれないと思った。マジで。」
4 「ラルの宅急便」 ランバ・ラル 概要 リストラにあったせいで、あらたに宅急便を始めたランバラルの話。 軍人を退役して、途方にくれてある街にながれついた彼は、そこで、空を飛んで宅配する魔女を見て、 自分もあぁいった仕事をしよう、と思った。 幸いグフを退職金かわりにもらっていたので、それを利用することにした。 商売は、あたって、たくましいグフの機体をみたさに注文を頼む人が殺到した。 魔女は、その所為で、どこかにいったが、独占禁止法からいっても仕方のないことだった。 商売は軌道に乗ったが、相変わらずもうけはなかった。 それは、モビルスーツの整備にメカニックを雇わねばならず、働いても働いても維持費で消えていくからだ。 ラルは、つらい、と思った。それで、別の宅急便をすることにした。銃や、爆弾の宅急便。つまり、運び屋だった。 これは、もうかった。いままでの儲けとは比べ物にならないほど、お金がはいってきた。 そのお金を使ってさらにメカニックを雇ったり、自家用飛行機を買ったりした。名前もランバラルではまずいので、別の名前を使うことにした。 日ごろからアラブ系に間違われていた彼は、アラブ人の名前を使うことした。 お金は溜まっていって、ラルは武器商人のようになっていた。もう最初のように、宅配便を運ぶことはなかった。 そんなとき、変な髭もじゃの男がラルのもとを訪れた。彼は、ボーイングをワールドトレードセンターに持っていてほしいといった。 ランバラル、いや、このときはモ○メド・アタと名乗っていた彼は、それを快く引き受けた。 アオリ 「自爆テロしたりしたけれど、ラル元気です!」
, --- 、 ,. -一'´ `ヽ、_ / `\ r'´ ヽ ノ ,.ヘ、 ,. ‐'^ヽ、 l (. / /'l,ィi ´ ゝ | ノ ,' |l |l \、 ヽ ヽ ( | l' ヽ、 `'ー _( }「ようやく半分読んだ?」 ヽ. |´`==。、 ー=='。、 } ,r‐、 ノ )|. } { {,r‐.| 〈 「読むペース遅いぞ!!!」 . ヽ| ノ } } ;,リ ノ . | !._ ル'_ノ <´ 「なにやってんの!!」 l. `__ |_,r'´ l ヽニニ二) | ヽ ー / | ヽ. _, ‐'´ _|、 「l`T 「 ̄ ̄ ̄ | |.|| ̄| │
5 『 僕らの7日間戦争 』ブライト・ノア 概要 一応前作からの続き。完結編。某隊員の日記から抜粋。 (一日目) 艦長は、ハワイ沖にホワイトベースを置くと、独立を宣言した。 それは、日本に対しても、アメリカに対しても、ドイツに対しても、イギリスに対しても、だ。つまり世界に宣言した。 演説の内容を一部記す。 「・・・したがって我々は、この戦争の愚を誰よりもわかっており、多大な被害を人類史に与えるこの戦争を黙って看過するわけにはいかないのである! 各国諸国は、われわれ、木馬の下につき、直ちに戦争を止めるべきである。そうしなければ、人類は未曾有の惨事を経験することになる。 それを回避したけば、ヒトラーよ、ルーズベルトよ、東条よ、諸君らは、私の傘下にくだるのだ!世界は未来を知ったものにゆだねるべきである。連絡をまつ!」 艦長は満足げだった。だが、私はこの演説を信じるものはいないと思った。 (二日目) どこの国からも返事がない。彼らの周波数にあわせた演説だったはずなので、聞こえてないわけはない。私はやはり、と思った。 もう一日様子をみることにする。艦長は、そわそわしている。 (三日目) どうも頭のおかしい奴らだと思われているらしい。ハワイ諸島の一角にとめておいたのだけど、飛行機が上空を一機飛んでいた。 艦長、いらだつ。 (四日目) もう一度演説する。我々は未来人だと。二時間にわたる熱弁。だが、反応は依然なし。実力行使に出るか、艦長は悩む。 (五日目) アメリカの飛行機が大編隊で攻めてきた。直ちに応戦する。圧勝。アムロの出る幕無し。艦長、ガンダムに乗ろうとして、止められる。 (六日目) アメリカから、内々に打診が入る。アメリカは貴君らを保護する準備がある、という。だが、これではアメリカの門下に入るだけだ。艦長、拒否する。 (七日目) 連絡いまだこず。かわりに、アメリカから、宣戦布告がくる。 艦長失望する。自暴自棄になって、昨夜の夜中ガンダムで出撃する。帰ってこず。 艦長室に、多量の覚せい剤をみつける。隊員、みな、宇宙での戦いから全て艦長の妄想によるものと気がつく。みな、帰りたくなる。 途端に、世界が歪んで、再び宇宙空間に戻る。ワープ前と全く同じ時間と場所。連合艦隊がこちらに近づいてくる。みな、戦意なく、あっさり投降する。 結局、艦長おらず。艦長が首謀者ということになり、命令をうけただけの我々は、禁固五年を食らう。戦争終結。 (数年後) 昔のアメリカの雑誌をライブラリーチップで読んでいると 「WHAT?ROBOT?」という題名で、ハワイ沖の海中に沈んでいた機体の特集号が出されていた。発行日は1950年。艦長の死を痛む。 アオリ 「そういえばブラ○トってモビルスーツは扱えないのか 」
7 『 魁!連邦塾! 昼食である!』 レビル元帥 概要 「あぁ、ものごっつう腹がへったのう・・」 「当たり前じゃ、わしら昨日から蛙とイナゴしかくっとらんのじゃからなぁ・・」 そう前で話しているのは、奇跡的に吹き返したパウロとジオンだ。彼らは、そんなことを話しながらぼろい木造の廊下をとおって食堂に向かっていた。 その後ろを、レビルはついてあるいていた。彼も、他のみんなもまた腹をすかせていた。 「押忍、親父殿!今日の昼食はなんでありましょうか!わしゃ、もう腹が減って腹が減って・・」 食堂につくなり、元気に沿う尋ねるジオン。育ち盛りの彼らは、常人の五倍くらい食事をとらなければ、腹が減って力がでねえ、となるのだ。 今の彼らなら、アンパンマンでさえも欠片も残さず食べてしまうだろう。ばい菌マンだって食べちゃいそうだ。 それぐらい空腹な彼らなので、食事の量は半端ではない。つまり、それは裏を返せば食費も半端ではないことを示している。 この万年財政逼迫しているこの塾では、それはそれは、結構な負担になっていた。なにせ、学費をまともに納めているものはいないのだ。 まるで不良債権を抱えているようなもので、塾としては、頭が痛いところだった・・とまぁ。そういう裏事情があったということは、彼らがしるよしもなかった。 食事が貧しいのには、それなりに理由がある、ということだ。 さて、この昼のメニューだが、どうもいつもと違うようだった。いつもなら握りめしと沢庵一本といった感なので、彼らは当惑した。 一年は組であるレビルたちは、テーブルにずらー、と一列に着席させられた。テーブルクロスのかかっている上等な席だ。 いつもは一号生は、床で食べさせられているくらい差別されているので、彼らはうれしいというより寧ろ恐怖を感じていた。 彼らの不安は、テーブルに銀の覆いがされた皿が並ばれてきたところで、最高潮に達した。まるで、どこぞのフランス料理店にはいったようだった。 「おい・・いったい何がおこるんじゃろうのう・・わしゃ、急に食欲がなくなってきたわ・・」ジオンがそうレビルに囁いた。 「ふふ・・なんだろうな。まぁ、こういうのも面白いじゃないか。」 「お前は、余裕じゃのう・・わしゃ、なんかものごっつう嫌な予感がするんじゃがのう・・」
「静粛に!」 厨房の奥から、そう声がしたので、塾生達はビシっと定規のように背筋を伸ばした。 出てきたのは、先ほどパウロを死のふちまで追いやった髭軍曹だった。ジオンは、やっぱり最悪じゃあ・・とつぶやいた。 「いまから、塾長の慈悲により、貴様らには食わせるのは勿体無いくらいの食事を食べてもらう。感涙するように!」 大音響が食堂の中に響いた。空腹な塾生達のボディにはかなり響いた。 「押忍!教官殿!自分達は塾長のお心に涙が零れ落ちそうであります!」誰かが、そういったので、教官は満足そうに髭を触った。 「それでは、各々蓋をとるように!」 それとともに、ジャーン、と隣りに設置されたドラゴンボールの時に使われるような銅鑼が鳴らされた。 合図とともに、早速ジオンは、蓋を取った。そこには、肉がはいっていた。美味しそうに焼けている。 ただし、その横には最近行方不明になったある男性の新聞記事がさりげなく置かれていた。 まさか・・・な。そこまではせんじゃろう。そう思いながらも、ジオンは流れ出る汗を感じずにはいられなかった。肉を食うのにこんなに悩んだことはなかった。 レビルは、蓋を取った。なかには、腐ったような異臭をはなつハチミツレモンのジュースがあった。いったいいつ製造されたものだろう。 パウロは、蓋を取った。なかには、YAHOO!BBのモデムが入っていた。もはや、食物でもなかった。 「なお、残したものは、連邦塾名物 仁義巣漢鍋に入ってもらう!」 米 仁義巣漢鍋とは、古来中国より伝わった精神を鍛えるものの一種で、脂ぎった鉄鍋の表面で、裸足で直立不動の姿勢でひたすら耐える、というものである。 あまりの熱さと、油の匂いに、堪えられず、どんな屈強な武将でさえも泣いて許しをこいたという。 これを克服したものは、英雄とたたえられ、ジンギスハン、となのることを許された。 また、余談ではあるが、かつて中国を支配したジンギスハンはいうに及ばず、フビライハンもこの試練に耐え、その英雄としての座を得られたという。 (民明書房著 「鉄鍋のなかの小宇宙」より抜粋) 三人は、黙って目の前のものを食した。空腹は、少しだけ満たされたが、心は空洞のようだった。 「たまには、白米が食いたいのう!」そう漏らしたジオンの言葉は、彼らの心の全てを代弁していた。質実剛健は、やはりつらい。 BBモデムが食事だったパウロは、うつろな目をしていた。王大人がつかつかと現れて、パウロのj肩を掴んで「死亡確認!」といった。 いや、さすがに早いだろ、とジオンは思った。だけど、半分当たっている、とも思った。嗚呼、連邦塾。男泣き。空腹の道を魁よ。 アオリ「 連邦塾則第51条!口に入るものはなんでも食べるべし!」
7 『 銀河鉄道の夜 』 アムロ・レヰ 概要 長編。童謡的な作品。長いので、途中一部省略したが、下にほぼ全文抜粋した。 ・・・・ ・・・ ・・・・・・・ かたたん、かたたん。 かたたん、かたたん。 少年は気がついたとき、電車の中で、かたたん、かたたんと彼の身体は小気味いいリズムで揺れておりました。 かたたん、かたたん。電車は、線路の上を音をたてて走っています。 (ここはどこなんだろふ) 不思議でならない様子で、少年は、せわしなくきょろきょろとあたりを見渡しました。 よくある連絡電車の三等車両だということに少年はすぐに気がつきました。窓の外は夜で、美しい星が沢山見えました。 「ようやく気がついたのか。」 いつのまにか目の前に、一人の男が、だいぶまえからそこにいたように座っていて、こちらをみてそう言いました。 「あの、ここ・・」 どこなんですか、と聞こうとした少年でしたが、其の声は其の後に続いた彼の声にかき消されました。 「随分長いこと寝ていたよ。けれど、起きてくれてよかった。」 そういって、彼はそれ以上しゃべることはないといった風に、口を閉じると、窓から景色を眺めました。 少年は当惑しきっていて、何か質問したかったのですが、 彼の態度は話し掛けられるのを暗に拒絶していました。 話し掛ける勇気もなかったので少年は黙っておかしいなぁ、と思いながら外を見つめました。 「時間が迫っていたからね・・・」暫く後に、彼はそう続けました。 その唇は、紫色で、血色が悪かったのが少年は、不思議に思いました。
「あの・・・貴方は、・・・・・?」 少年は、そうつぶやくようにいうと、彼は、こちらを向いて怪訝そうな顔をしました。 その彼の顔は何処かでみたことがあるな、と少年は思いました。どこかでみたことがあるのです。けれど、わかりませんでした。 「まだ寝ぼけているのか?長く寝過ぎたせいかな。しっかりするんだ・・。君はもう・・しっかりしないといけない。 もう寝てはいけないよ。景色でもみるといい。ほら、もうじき、星の川原につくみたいだぞ。」 彼はそういって窓から指を出して、外を指し示しました。 その指の先をたどってみてみると、確かに何やらキラキラしたもの、乳白色をした液体が其処ではさらさらと流れているのでした。 そのなかに、きらきらとしたものがあってそれは、何かというと、星なのでした。水素のように透き通った星なのでした。 牛乳のような其の川の中に、きらきらと豆電球のように輝く小さな星が集まって、そう見えるのでした。 「うわぁ・・綺麗だなぁ」少年は感嘆の声をあげました。青年も、目を細めて、満足そうに川の中にある星の粒子をみていました。 川原の石は、星でできているんだ、と少年は思いました。 少年は、その美しい風景をみて、あぁそうだ、ボクはこの電車にのっていて眠ってしまったんだ、ということを思い出した気がしました。 けれど、ボクはいつからのっていたのだろう?少年はそう思いました。 電車からくる涼しい風が少年の頬を優しく撫でていきました。電車は順調に、進んでいます。 かたたん、かたたん。 相変わらず窓の外では、川がさらさらと流れておりましたが、少年はあたりをまた見渡しました。 少年と少年を呼んだ青年のほかには、誰もおらず空洞のようにがらんとしていて、天井の白熱灯が静かにともっているだけでした。 「他には、誰もいないんですね。」少年が男に尋ねました。 「あぁ、この連絡電車は不人気路線だからね。いまどき、こんなのに乗る奴はいない。」 そんなものなのかな、と少年は思いました。 かたたん、かたたん。
「この川にはね、鳥を捕まえる男がでるらしい。」と、彼が話し掛けてきたので、少年は再び窓の外を見ました。 「何処?」 「其の男は、ここで、ほらあそこに茂みがあるだろう?あそこで姿勢を低くしてじっと待っていてね、 鳥が水を飲みにきたところをすばやく手で捕まえるんだ。それは、あっというまで、鳥はつかまったことさえ気がつかないほどでね。 触られた鳥は勝手に死んでしまって、動かなくなるから、袋にいれてもってかえるんだ。」 「もってかえってどうするんだろう。」 「売るのさ。きまってるじゃないか。元手がかからないから、真似をする人が後をたたないようだ。乱獲は禁止されてるのにね。 まったく困ったものさ。あ、話をしていたら、ほら、あそこをみてみるといい。ちょうど、取っているところみたいだ。」 そういわれて、彼のいったところを少年は見てみました。 なるほど、帽子を被った背の高いすらっとした男が、川の真中にある茂みに立って鳥を捕まえていました。 鳥は、しばらく抵抗していましたが、彼が両手で足首を掴んでしまうと、すぐに固まって死んでしまいました。そして袋に入れられてます よほど遠くなのか、電車は進んでいるのに、目線はあまりずらさくてよかったので、少年は其れを食い入るようにみました。 面白い光景でした。鳥はまるでその男に吸い寄せられているようでした。 「あれは、きっと鷺だろう。この川原ではあれがよく取れるから。近づいたらどうなるか考えないんだよ。あの鳥は。」 男はサングラスをはずしてながら、いいました。其のサングラスは、何処かで見覚えがあったようでしたが、少年はわかりませんでした 「ええ、そうですよ。」 そう返事したのは、今、川原の向こうでで鳥を取っていた男でした。いつのまにか少年の横に座っていたので、少年は吃驚しました。 「これは鷺です。他の鳥も取れることは取れるんですが、労力がかかりましてね。疲れるんですよ。 それを考えたら手を伸ばしたらよってくる鷺ほど楽なものはありません。一時間もあれば袋いっぱいとれます。」 「やっぱりそうですか。」 突然現れた男と、青年はそんな会話を交わし出しました。少年は、それに驚いてたずねました。 「今、向こうで鳥を取ってましたよね。どうしてここにいるんですか。」 その質問に、その商人らしき男は、こちらを不思議そうにみたあと質問の意図がわからない、といった風の顔をしました。 「どうしてって・・そう私が望んだからですよ。」 そう答えたので、少年はますますわからなくなりました。商人の男は、そんな少年の様子を見て、自分の子供に諭すように言いました 「望めば、なんでもできるんですよ。其れに気がついてない人には、それがわからないだけです。 もしくは、そうすることを諦めているんです。初めから無理だと思ってるんです。それは、ひどく悲しいことです。」 そういいました。
「それじゃあ、僕も望めばそんなことができるようになるの?」 そう尋ねると、商人は、困ったような顔をして、 「できるといえば、できなくはないですよ。けど、今は止めといたほうがいい。危険ですからね。」 そんなことをいうので、残念ですが、少年は挑戦するのをやめました。それに望む必要がないことに気がつきました。 どこにも行きたい場所が思いつかなかったからです。どこからきたのか、どこにいくのか思い出せませんでした。 「さて、それじゃあ、私はもうひと稼ぎしてきます。」 商人はそういったかとおもうと、また初めに現れたのと同じように、姿を消しました。 慌てて、外をみると、また先ほどのように川原の中央に、男がいて、こちらに手を振ってました。 少年は、手を振り返そうとしましたが、青年が其れを止めました。 「鷺をあんなにとるのは、いけないことだ。だから、手を振っちゃ行けない。」 少年は、よくわからなかったのですが、そんなものなのかな、と思って、手を振るのを諦めました。 (中略) 電車は緩やかな渓谷を抜けて、新しい場所にいきました。そこには、大きな野原になっていて、りんどうの花が咲き乱れていました。 星も燦燦と輝いていました。 「ほら、あそこが白鳥座だ。綺麗な星の集まりだろう。大きく蒼く燐のように燃えている星たちが、そうだよ。」 青年はそういって、少年に満天の夜空に、一際大きく輝く星を指差しました。 確かによくみれば、星を線でつなげばということですが、白鳥のようにみえないこともありませんでした。 その白鳥の嘴(くちばし)の部分。橙色と三等星の星と、青みがかった五等星がかさなりあっていて、美しい二重星となっていました。 Albireoだよ、と青年は続けて言いました。アルビレオは白鳥座の、北十字の一角をつかさどっていました。 星の川原の中で泳いでいるように見える白鳥座は、とても美しく、躍動的でありました。
少年は思わず息を呑みました。 其れはα星に比べれば幾分ひそやかな光でしたが、アルビレオには、哀光があり、背筋にぞくっとした感覚が走るようでした。 「あそこではね、一匹の白鳥が泣きながら、ずっと身を焦がしているんだよ。 ある二人の男のために、この世から消滅した白鳥は、魂となってね。いまでもあそこにいるんだ。 其れは事故みたいなものだったんだけど、男達は白鳥が死んだ後どちらも責任のなすり付けをしていてね。 ひどいもんさ。どっちも白鳥を殺したのは、相手だって言い張るんだから。彼女の供養もしないでだよ。 その所為で、白鳥は未だに安らかになれないんだ。ただ、悲しげに眉をひそめて、二人を見守っているんだよ。 白鳥は、今でもあの二人の男のために祈ってその身を焦がしているのさ。彼らの幸い(さいわい)を祈って、ずっと。 その白鳥の思いが、あぁいう閃光のような光を放っているんだよ。自分の身を焦がしながらね。 それはとても苦痛なんだけど、白鳥は、そうすることが幸いだと信じてるんだ。彼らの幸いのためになると。」 「その男の人達は、その白鳥のことをどう思ってるんですか。」 少年は、それを聞いて、少女があまりに不憫に感じてかわいそうに感じたので、思わずそう言いました。 「・・その男達も、考え方は違ったとはいえ、・・彼女の幸いのためなら、身を焦がしてもいい、と祈っていたよ。」 「だったら・・」 「だけど、彼らには、それをするに至るには、遠回りをしすぎていて、結局、それはできなかった。 白鳥は、二人に仲良くしてもらいたい、と思っていたのだろうけど、それは彼らにとって無理な相談だった。 ・・・いや、今考えると無理じゃなかったのかもしれない。 だけど・・彼らはわからなかった。仲良くしなかった。 それどころか、彼らは互いに殺しあったんだよ。周りの人間を沢山巻き込みながらも、彼らはそうすることを望んでいた。」 「そんな・・」 「ひどく馬鹿な話だろ?」青年はそういって、また白鳥座に視線を向けました。星は、きらりきらりと瞬きました。 呼吸しているみたいだ、と少年は思いました。 青年は、言いました。 「だけど彼らにとって、いつかしなければいけないことだったんだよ。子供が成長するのと同じように。星が、瞬くのと同じように。」 正当化するわけじゃないけどね、青年は、最後に笑ってそう言いました。けれど、少年は笑えませんでした。 「お話中、失礼ですが、切符を拝見させていただきます」 濃いねずみ色の外套を着た車掌が、帽子の所為で顔ははっきりとみえませんでしたが、いつのまにか通路にたっていました。 「あぁ、どうぞ」男の方が、胸ポケットからオレンジ色の切符をだしたのをみて、少年はそわそわしました。 「はい、どうも。・・・・結構です」 そういって車掌が切符を男に返すのをみて、少年は慌てて自分も持っていないか切符を探しました。 すると、後ろポケットに堅いものがあたったので、ええいと思って出しました。
「はい、どうも。おや、貴方は次の駅で下車するんですね。 お忘れないように願いますね。この電車は行きしかありませんので乗り過ごすと大変ですよ」 そういって、車掌はさらに少年の差し出した切符をまじまじと眺めて言いました。 「それにしても、君は随分長くこの電車に乗っていたんですねえ。こんなに長時間乗ってたらさぞ退屈だったでしょう。」 少年は、その意味がわからないので、曖昧に頷きました。 「だけど、ようやく目的地についてよかったですね。よい旅を」車掌は、にっこりと笑って、切符を返してくれました。 「ありがとう」 ほっとしながら、少年はそう答えました。 車掌が、去った後に、青年はいいました。 「今、車掌さんがいったとうり君は、次でおりなけりゃいけないよ。この電車は、下車する場所を間違えるとみんなが不幸になるんだ。」 「ボク、降りたくないな。このまま、この電車にのって僕も幸いをみつけてみたいんだ。」 少年は、そう願って言いました。すると、青年は困ったように首を振りました。 「幸いっていうのは、電車に乗ってればみつかるもんじゃないよ。君にとっての幸いは、また君が探すべきものなんだ。 白鳥にとっての幸いが、自分の身を燃やすことだったようにね。それは他人からは、理解できないものの場合が多いんだ。 すぐに見つかる人もいたし、ずっと見つからない人もいる。僕も僕自身にとっての幸いに気がついたのは、ほんの少し前なんだ。」 「その、貴方にとって、幸いってなんなんですか?」少年は、切符を大事そうにポケットにしまいながら、質問しました。 「ボクにとっての幸いは・・・」 そこで、青年は急に言葉を止めたので、少年はどうしたのだろう、と思いました。 青年は、窓からまだ遠くで蒼く燐と輝いているその星を見て、感慨深そうに目をとじていいました。 「あの白鳥の火を、とめて、やすませてあげることだよ。」 その優しい声色に、少年は、青年がとても白鳥を愛しているのだとわかりました。それでひどく照れくさくなりました。 『ピピ・・ガー・・まもなく、銀河ステーションでございます。お降りの方は・・』 そう、汽車に備え付けられた古ぼけたスピーカーから、到着駅をしらせる声がしました。 少年は降りないといけません。少年の切符で行けるところは、ここまでなのでした。 少年は、悲しくなりました。この電車での旅ももう終わりかと思うと、涙がほろほろと零れ落ちるようでした。 まだまだ色々とめぐってみたいと思ったのです。もっといろんな景色をみて、目に焼き付けたいと思いました。 そしてなにより、この青年の話をもっと聞きたい、と思いました。 徐々に電車は、スピードを落としていくのが、流れていく風景の移り変わりでわかりました。
「残念がることはない。この電車での旅は終わっても寧ろ君の旅はこれから始まるんだから。」 そういって青年は、ポケットから、もういっこのまっさらな切符を取り出すと、大事そうに少年の手のひらに渡しました。 「これを君にあげる。これは、どこにでも行ける切符だよ。僕は、その切符をもらっても、結局使うことはできなかった。 これはとても便利だよ、どこにでもいけるんだ。けれど、どこにもいきたいところは僕になかった。だから使わなかった。君にあげるよ。 今、この電車に乗れて僕は本当にほっとしているんだよ。この電車にのっていれば、白鳥のところにいけるんだからね。」 青年は本当にうれしそうにそういったので、少年はこの人が白鳥を休ませてあげることができればいい。 そのためには僕はなんだってしてあげたい、と心の底から思いました。幸いを掴むということはそれだけ素晴らしいことなんだ、と思いました。 その感情が伝わったのか、青年は、微笑むと言いました。 「こうして、君と一度話しておきたかったんだ。君は、僕の昔によく似ていて、あの頃から心配だった。 こうして、話すことができて本当によかった。彼が君に期待したように僕も君に期待するよ。あの時は、残念な結果だったけど。 今度は、君は大丈夫だと思う。もう電車は君を置いていってしまうし、二度とはこれに乗ることはできないんだから。」 「彼・・・?」 少年は聞き返しました。 「彼は、ここにはこなかった。きっとけれど、別の方法で白鳥のもとに行っていると思う。 連絡バスなのか、飛行機なのか、蒸気船なのかはわからないけれど。絶対に僕と同じ場所にいっている。 僕と彼が目指すものは究極的には同じなのだから。手段は違えど、ね。 それは、最初は嫌だったけど、とてもいいことだったんじゃないか、と今なら思えるんだ。 そして、このサングラス・・これは彼が依然愛用していたものなんだよ。どうしてここにあるのか、それはわからないけれど。」 青年は、そういってサングラスをかけると、少年にさよなら、といいました。 少年は切符を大事そうに握り締めると、同じように、さようなら、といいました。 さようなら。 電車が停まりました。少年は立ち上がりました。ずっと座っていた所為か、立つとちょっとだけ眩暈がしました。 最後に青年が言いました。 「君に全てを託すのは、卑怯だと思う。 だけど、人というのは結局そうやってしか進んでいけないんだと思う。連続性の繋がりが、僕らをつなげているんだ。 僕は、僕なりに、進めたんだと思うんだ。君も君なりに進めばいい。そして、後の世代に託すんだ。 君は、君たちは、僕と白鳥のようにはならないでほしい。それは幸いというには、あまりに遠回りしすぎているから。 ・・・そんな少年の姿のままの君には、わからないかもしれないけど、戻ればきっとわかる。君なら、僕と彼にできなかったことができるよ」 そして、青年は、もう思い残すことはない、という感じに目を閉じました。
少年は、ホームに降りました。そこには多くの人でごった返していました。 小さな子供がホームを走っていたり、大人が煙草をせわしなく吸っていました。老人は新聞を読んでいたり杖にもたれたりしてました。 すぐに、ドアがしまって、電車が動き出しました。すぐに遠ざかっていきます。少年は、それを黙って見送りました。 青年は、窓から顔をだして、最後にこちらに向かって軽く手を振りました。少年も負けずと手を振りかえしました。 彼の姿はホームからみると淡く光っているようでした。まるで、さっき少年が見たアルビオンのように。 みえなくなるまで、少年は手をふっていました。電車が、芥子粒のようにみえなくなっても、まだ振っていました。 さぁ、僕はどこにいこう、白い切符を握り締めて、少年は漠然と思いました。 僕は、何処にでもいける。けれど、一人というのは寂しいな、と少年は思いました。どこにいったらいいかわかりませんでした。 幸いなんて、本当にみつかるんだろうか。そう思うと、不安でなりませんでした。 ふと、後ろから少年を呼んだ人が、いる気がして、後ろを振り向きました。途端に、白い閃光が少年を一瞬にして包み込みました。 ・・・・ ・・・・ ・・・・・ そこで、少年は目を覚ましました。 いえ、もう彼は少年ではなく、成長した大人の姿でした。 立派な、蒼い綺麗な髪をした大人でした。ホームではなく、柔らかいベットの上にいました。 夕暮れなのか室内は暗く、薬品の匂いが漂っていました。部屋の中は、まるで海の底のような、暗い膜がかかっていました。 ベッドの脇には備え付けのテレビがついていて、興奮したアナウンサーが隕石の落下は食い止められた、といっていました。 彼が、その中継の映像をみてみると、そこには宇宙が映し出されていました。地球の近くの映像でした。 大きく巨大な隕石が、緑色に発光しながら、地球を離れていっていました。ふわりふわりと何処か別の場所に向かっていました。 けれど、あまりに突然過ぎてそれが何を意味するのか彼にはよく飲み込めませんでした。これは、何の映像だろう、と思いました。 彼のベッドの傍には、一脚の椅子が置いてあって、その上に、ナイフと剥きかけの林檎が置かれていました。 そのとき、ドアが開いて、見なれた少女が花瓶を持って顔を出しました。いえ、其の顔は、少女じゃなくて、成熟した女性の其れでした。 少年は、その少女の名を呼びました。少女は、一瞬呆然としていましたが、やがてその顔は泣き笑いに変わっていきました。 そして、少年、いえその青年の名を呼びました。 自分の名が呼ばれるのを聞きながら、少年は、あぁ、僕の名前を呼んでくれる人がいるんだ、と思いました。 それが、幸いなんだ。と、思うと、なんだか涙が出てきました。 テレビでは未だに隕石が映っていて、それは、美しい残光を放っていました。白鳥座のアルビレオのように。 アナウンサーの声が病室に響き渡りました。極度の興奮でその声は震えていました。 「地球は助かったのです!隕石の落下はおきませんでした!信じられない!奇跡です!これは神の奇跡なのかもしれません!」 少年は、それは、違う、とつぶやきました。みると、隕石が一際大きく発光していました。其れは美しい美しいものでした。 少年は、暫くそれを眺めて、そして、そのあとにああ、そうか、そうなんだ、とだけ呟きました。そして一筋の涙を流しました。 白鳥座は、いまでも、輝いています。だけど、その光は、以前より、柔らかくなっているのです。いずれ、ふわっと消えることでしょう。
巻末コメント 1 「どうして現場に血が流れるんだ!」( スレンダー ) 2 「いや〜、髪を隠されるのって本当につらいですよね。それでは、また来週お会いしましょう。」(カクリコン) 3 「お客様は神様です。」ランバラル 4 「夜店は好きだけど、値段が高い!ぼったくるな!死ね!」(イザーク) 5 「戦争とは、外交手段に過ぎない・・だからゲリラには意味がない。外交権がないのだから。わかったかハサウェイ」(ブライト・ノア) 6 「現在の飽食の時代には、少々眩暈を感ずる。清貧というのはもはや粗大ゴミのようなものなのか」 (レビル) 7 「正直言って、銀河鉄道999は嫌い。あれは無神経だと思う。」 (アムロ・レイ) 打ち切り 「皆さん、長い間応援してくださってありがとうございます。いつか、また何処かで 」(ロラン・セアック) 編集者より 「次回から、読みきり作家が登場!ますます熱くなる週刊少年ガンダムをどうぞご期待ください!」 ※おわび 改行が足らず今回の第四号が大変読みづらいものになってしまい、申し訳ありません。 文字サイズを最小にしていただけたら、なんとか読めると思います。今後は、このようなことがないように努力いたします。
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「 」( ) 2 「 」( ) 3 「 」( ) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「 」 ( ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 ( ) メッセージ「 」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「 」 理由 ( ) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「 」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「 」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十四日です! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
age
キタ━━━((゚(゚∀(゚∀゚(゚∀゚)゚∀゚)∀゚)゚))━━━!!!! よーしアンケート回答しちゃうぞ! 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「 銀河鉄道の夜 」( 原作(?)は読んだ事ないけど、アムロ、ララァ、シャア、カミーユの書き方が最高でした ) 2 「 ディアッカと俺の関係 リローデッド 」( アスランって筋金入りの(ピーッ!)野郎ですね ) 3 「 魁!連邦塾! 昼食である! 」( だからパウロじゃなくて「パオロ」だと… ) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「 ラルの宅急便 」 ( ちょっと不謹慎さを感じました ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 ( スレンダー ) メッセージ「 今回は票を入れなかったけど応援してます。もっともっと残って下さい 」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「 カテジナ・ルース 」 理由 ( ウッソやクロノクルの扱い方なんかを書いたら面白そう ) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「 特定の作品だけに力を集中してる様に見えます。ある程度均等にして欲しいです 」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「 いつも長編大作お疲れ様です! 」
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「ディアッカと俺の関係 リローデッド」(もう二度と見られない、クルーゼ隊の微笑ましいエピソードに涙) 2 「僕らの7日間戦争」(普通に笑った) 3 「ジェリドとカクリコンの神隠し」(あんまり面白くなかったけど、他のよりは良かったと思う) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「銀河鉄道の夜」 (正直、長過ぎて読み辛い) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (イザーク) メッセージ「最近、放置気味ですけど頑張って下さい」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「フレイ・アルスター」 理由 (DQNになりきれない、中途半端な彼女の作品が読みたい) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「作品に対して平等性が足りないと思います。」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「何で作家が減っていくんでしょうか?神隠しですか?」
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「銀河鉄道の夜」 (今までの作品より判りやすい) 2 「ディアッカと俺の関係 リローデッド」 (仲良さそうなのに……) 3 「ジェリドとカクリコンの神隠し」 (切実さに笑った) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「僕らの7日間戦争」 (期待外れだった) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (アムロ・レヰ) メッセージ「もう少し簡潔だとありがたい」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「クロノクル・アシャー」 理由 (いろいろとたまってそうだから) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「本当に打ちきって欲しい作品は表紙」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「編集者変えて」
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「銀河鉄道の夜 」 (感動した!長かったけど通常の3倍読み直した! ) 2 「僕らの7日間戦争」 (読みやすかった ) 3 「残る大捜査線」 (最後の2行がよかった ) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「ラルの宅急便」 (最後の2行がよくなかった ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (アムロ・レヰさん) メッセージ「これからも感動する作品を期待してます 」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「シャア・アズナブルさん」 理由 (今どこにいるんだろう ) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「表紙は今までの中ではマシなのかな 」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「作品数が減ると楽しみも減るなあ 」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十四日です! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「銀河鉄道の夜」(読後がとてもさわやかでした) 2 「ディアッカと俺の関係 リローデッド」(面白い、ちょっとほんわかした) 3 「 残 る 大 捜 査 線 」(現場の苦労が身にしみてきます) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「 ラルの宅急便 」 ( 落ちで萎えた ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 ( レビル ) メッセージ「今回は奮いませんでしたがまだまだ楽しみにしてます」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「 ハリー・オード 」 理由 (ネタが豊富そうだから) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「表紙に関しては何をいっても無駄なようなので、せめて巻頭にグラビアいれてください」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「発売の間隔が短くて大変でしょうがこれからも良質の作品期待してます」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十四日です!
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「ラルの宅急便」(敢えてヤバイネタに手を出した貴方に乾杯) 2 「ディアッカと俺の関係 リローデッド」(アスランが良いと思った) 3 「ジェリドとカクリコンの神隠し」(ジェリドとカクリコンのコンビは良いですね) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「銀河鉄道の夜」 (長過ぎる) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (カクリコン) メッセージ「ガムバッテクダサイ」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「ニナ・パープルトン」 理由 (聞かなくても、分かると思う) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「表紙、十代の女の子を使って下さい。あと、全体的に男臭いです。何とかして下さい」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「これからも頑張って下さい」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十四日です!
\ .人 ̄ <!  ̄ /ー'// ̄ヽ _.、‐'" >ーヽ_>.、(ニ7 .イ ̄ヽ/´┴!-、 `!、. ,.-''" (ヽヽソ~ヽ`ニ ‐'//='゙-‐'"~~~ヽヽ \ / (ヽ /"二ー/〉 ]ーj´、、,,___ `}/´ >./ (ヽ./"/'''//::||:ヽ ヾ''''''ー‐、_//~'l/ ,.-''" ,.---、__(ヽ ('´ |::::::/ヽ::::::::::| `!| / u ノ ///-‐'´ /\ ./!:ノ ``''ヽ! | ./ ./ ,.、-" ̄ ̄`ー 、-‐‐-/'''''''ヾ/ |/ _,.、---‐‐‐-,、|/ ./ / `'ー、`'フ''ー'| ,.、‐'"-'''二=‐/ヽ::/ ./ . u `ヽ、ー、.! /ソ´二フ"、,,,,,,:ゝ、/ | \ーフ''"-、,,/~"´::/,、/ .| /´ \ノー''"~ー‐'' ̄ / | /、 \ = / .| / \ ヽ 、、、、 / u | _,、-'´ \ `ヽ ;iiiiii;;./ .| |\ i i i | u ノ .|::::ノ\ i i! .イ;;ヽ /ヾ/::::::ノ\. u /:/~~ヽ:ヽ /;;;;;/ 〈;;;;;;;<:::/´::::_,,,,>-、,,,,_,,,.-/;;;;;;;;;トー-....、,,,,,,,,,、-‐'";;;;;/ \;;;;ヽ;;;;/ヽ;;;;ヽ;;;;;/ヽ;/;;;;;;;;/ ;;;ヽ;;;ヽヽ;;;;;/ ヾ;;;;;;ノ ブリブリブリッ♪ (;;;;;ヾ) /;;;;ヽ ヾ;;;;ノ / ヽ r ,,,....,,, ヾllllllllllllllllllllllllllllll 彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、 ヾllllllllllllllllllllllll lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、 ヾllllllllllllllllll _____, ,...,,,,__ `ヽ _,,,..、-‐'ヾlllllllll l `ヽ l ヽ ,.r‐'''"゙ WV 'i 「ヽ, ヽ7''~ ̄ `ヽ し :::::: ゙、 l,'゙ヽ ゙、'"´ :::::::::: ゙、 { \ .) し ::::::::::: ←ガノタ♪ `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ ・ ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ :::::::::::: し ::::::: ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::. υ 、 :\ ):::::::::::::::: :::::::::::: .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u :::::::::::::::::::::::::::::: ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν::::::::::::::::::::::::: / ../ ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,::::::::::::::::::::::: , . - '" / / ヾ゙i;;;;;;;;;;::::::::::::::::::,.、,.、-' " ´, .,/ ヽ、;;;;;;;;;;;;,.、-‐''" \ ノ( / `'''''''''´ \ ガノタはいかがなものか・・・♪ ガノタは | __ ヽ 二工二、 / ヽ  ̄| ̄ / / \ ヽ 二土二「 | |  ̄| ̄ / / | -┼┬ し \_ノ ヽ丿 ノ ノ └┼ / ̄/ | │ │ ゝ |二二| | ─┼─ ─┼── |二二| | | 人 / \ し ノ _/ \_ うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪ らんらん♪ あげてあげてあげまくるぞ〜♪
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「僕らの7日間戦争」(艦長の生き様に惚れました) 2 「ラルの宅急便」(元ネタが好きだったんで) 3 「ジェリドとカクリコンの神隠し」(上に同じく) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「銀河鉄道の夜」 (どれも面白かったんですが、強いて言うなら長過ぎたこれに投票します) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (ランバラル) メッセージ「必死なのがまる分かりなので悲しさが伝わって来ます。これからも頑張って下さい」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「ラクス・クラインとカツ・コバヤシの合作」 理由 (宗教関係の作品も入れて欲しいと思ったので) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「ラブコメ路線を入れて下さい」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「問4は真に受けないで下さい」
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「銀河鉄道の夜」(胸に迫るものがあった) 2 「ジェリドとカクリコンの神隠し」(かなりワロタ) 3 「ディアッカと俺の関係 リローデッド」(キャラ同士の関係が上手く描けてると思う) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「僕らの7日間戦争」 (風呂敷広げすぎたのでは?正直もっと大作になると思っていたので。) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (カクリコン) メッセージ「自分を捨てすぎです。でもそんなところが好きです。」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「ハマーン・カーン」 理由 (愛について語ってほしい) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「ギャグマンガの充実。絵の改善(表紙含む)」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「表紙があまりに購買意欲をそそりません。友達に紹介しても、表紙だけでしり込みされるのは勿体無いと思う。」
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「ラルの宅急便」(必死さが伝わってきたので) 2 「僕らの7日間戦争」(冷めた感じが良いと思った) 3 「ディアッカと俺の関係 リローデッド」(ほのぼのとした感じがイイ!) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「銀河鉄道の夜」 (面白かったけど、読み辛かったので) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (ランバラル) メッセージ「1位に入れましたけど、今回のネタはヤバイと思います」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「マスターアジア」 理由 (この人の描く格闘漫画は面白そう) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「お色気が足りない。もっとえちぃな感じにして欲しい」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「作品によって優遇視されてるのが気になります。看板作品をプッシュするのは分かりますが、毎回1人脱落していくという形式でしたら、こういうのは駄目だと思います」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十四日です!
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「 ディアッカと俺の関係 リローデッド 」(やっぱイザークおもろいわ。文句無し。) 2 「 魁!連邦塾! 昼食である!」(なんかツボに来ました) 3 「ジェリドとカクリコンの神隠し」(消去法で・・) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「 銀河鉄道の夜 」 (長いし暗いので) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (スレンダー) メッセージ「とにかく残って欲しいので」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「ナタル・バジルール中尉、もとい少佐」 理由 (面白そうなので) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「とにかく女性作家を入れて欲しいです。」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「ラルの宅急便はちょっとマズいかなと思いました」
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「魁!連邦塾! 昼食である!」(勢いに負けた) 2 「ジェリドとカクリコンの神隠し」(ジェリドとカクリコンのコンビが最高です) 3 「ディアッカと俺の関係 リローデッド」(最後のディアッカとニコルのやり取りが泣ける) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「銀河鉄道の夜」 (長いから読む気にならない) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (ランバラル) メッセージ「いくらなんでも酷過ぎです、今回のネタ」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「女性作家なら誰でも可」 理由 (男臭いのが嫌だから) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「読み切りは全部女作家にして下さい」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「生き残ろうと必死な人がいて楽しいです。これからも頑張って下さい」
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「銀河鉄道の夜」 (思わず読み耽ってしまった。) 2 「残 る 大 捜 査 線」 (コロニー知事?) 3 「ディアッカと俺の関係 リローデッド」 (むしろ主人公はアス(ry) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「ラルの宅急便」 (面白かったけど終わり方が…) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (レビル) メッセージ「ミンメイ書房ネタ大好きです。」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「テム・レイ」 理由 (アムロを息子に持つ親父の気持ちをつづって欲しいです。) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「学園モノが読みたいです。」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「次回も楽しみにしてます。」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十四日です!
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「 銀河鉄道の夜 」( 長いけど読ませるパワーがあった ) 2 「 ジェリドとカクリコンの神隠し 」( Zのキャラって大変な人多いな ) 3 「 残 る 大 捜 査 線 」( おめで…たくねえ(つД`) ) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「 僕らの7日間戦争 」 ( あまり面白くなかった ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 ( ランバ・ラル ) メッセージ「 次はヤバくないネタを頼んます 」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「 ギレン・ザビ 」 理由 ( レビル作品と読み比べたい ) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「 ギャグの中一つだけシリアス物、では”1位”か”打ち切り”の票しか入らないと思います 」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「 いつもお疲れ様です 」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十四日です! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「ラルの宅急便」(もう後が無いのが伝わって来て読み応えがあった) 2 「僕らの7日間戦争」(野望が7日間で潰えたのが笑えた) 3 「ディアッカと俺の関係 リローデッド」(ほのぼの感が好き) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「銀河鉄道の夜」 (哲学っぽいのはあんまり好みじゃない) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (スレンダー) メッセージ「今回は投票してませんが、これからも頑張って残って下さい」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「ファ・ユイリィ」 理由 (まともな女性の作品が読みたい) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「女性作家を投入して欲しい」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「だんだん作家が減ってきて寂しい」
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「 ディアッカと俺の関係 リローデッド 」( 爆笑しました。 ) 2 「 魁!連邦塾! 昼食である! 」( でも蛙もイナゴも栄養あるんだよね ) 3 「 残 る 大 捜 査 線 」( ついに殉職か… ) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「 ラルの宅急便 」 ( そういうこと言う人嫌いです ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 ( ブライト・ノア ) メッセージ「 タイトルは「〜一週間戦争」の方がガンダム的に良かったのでは? 」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「 カミーユ・ビダン 」 理由 ( ぷっつんした作品を望む。 ) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「 アムロだけ明らかに力の注ぎ方が違うと感じました。他にも思っている人は多いと思います。 作品は一番面白かったけど今回は敢えて投票を避けました。 」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「 これからも期待してます。焦らずじっくり書いて下さい。 」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十四日です! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「銀河鉄道の夜」( 今回はコメディが弱かった代わりにこれが光っていた ) 2 「魁!連邦塾! 昼食である!」( ワロタ ) 3 「ディアッカと俺の関係 リローデッド」( 何をリロードしたのかよくわからないなりに和む ) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「僕らの7日間戦争」 ( 期待が大きすぎた(´・ω・`) ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 ( イザーク ) メッセージ「 これからも友達を大切に 離れ離れにならないように 」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 読みたい作家名 「ハリー・オード」 理由 ( 阪神優勝間近ですね ところで今ハリポタ読んでるんです 全 然 関 係 な い で す け ど !) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 「 我が家にザクと女の子がやってくるようなラブコメですか? 」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「 いや、今のままでいいですよ。ほんとのところ。 」
問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「銀河鉄道の夜」(途中はだれたけど、最後が良かった) 2 「残る大捜査線」(ついに男気を見せたのにね) 3 「ディアッカと俺の関係 リローデッド」(作者はきつそうなイメージなのに、作品はほのぼの) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「ラルの宅急便」 (不謹慎) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (アムロ) メッセージ「好き嫌いがきっちり分かれそうな作風ですが頑張って欲しい」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 読みたい作家名 「名前は忘れたけど、ホワイトベースのコック長」 理由 (食事にまつわる面白い話がありそうだから) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 「全作品に均等に力を入れて欲しい」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「休載が事前にわかると嬉しい」
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「僕らの7日間戦争」(手軽な感じで戦争してたのが面白かった) 2 「ラルの宅急便」(ヤバ目のネタが面白かった。俺は好きだよ、こんなの) 3 「ディアッカと俺の関係 リローデッド」(雰囲気が好き) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「銀河鉄道の夜」 (ジュネレーションギャップを感じさせられた。あんまり面白くなかった) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (スレンダー) メッセージ「残れるだけ残って下さい」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「アスラン・ザラ」 理由 (今回の話見て、読みたくなった) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「作品によって優遇の仕方がはっきりと出ている。全然平等じゃない。何とかして欲しい」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「編集者を変えた方が良いと思う」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十四日です!
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「銀河鉄道の夜 」(なっがいナーと思ってたらアオリが省略されてて不憫になった ) 2 「残る大捜査線 」(若さゆえ・・・・・ ) 3 「ジェリドとカクリコンの神隠し」(セイラさんイカス ) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「ラルの宅急便 」 ( どうしても打ち切るとなるとこれかな。不謹慎だし。 ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (アムロ) メッセージ「アオリを書いてもらえなくてもがんばってください 」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「ジュド−・アーシタ 」 理由 (能天気なのが読みたい ) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「表紙は・・・ほんとは変える気ないんでしょ。 」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「掲載作品が減っていくのに同じ料金払うの?今回は長編があったからいいけど、短編ばかりのときは納得いかねええ」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十四日です!
週刊少年ガンダム 第四号 アンケート用紙 (三月二十二日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に三つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 作品名 感想 1 「ラルの宅急便」(逆境に立ち向かう貴方に漢を見た) 2 「僕らの7日間戦争」(艦長が面白かった) 3 「ジェリドとカクリコンの神隠し」(この2人いいなぁ・・・) 問2打ち切って欲しい作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「銀河鉄道の夜」 (読み辛い) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (全員) メッセージ「ガムバッテクダサイ」 問4 もし読みきりを掲載するとしたら、どの作者の読みきりが読みたいですか? 好きな人を一人あげてください。また、その理由もありましたら、どうぞ。 読みたい作家名 「フレイ・アルスター」 理由 (中途半端なDQNがいい) 問5 この雑誌に今後のぞむものはなんですか?なんでも思いつくのをかいてください。 (例・表紙のセンスの改善、ラブコメ路線をいれろ、びっくりするほどユートピアの復活、などなど。) 「いっそのこと、表紙なしにしたらどうですか?」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「そろそろ本格的に薄くなってきましたね」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十四日です!
雲ひとつない快晴。気温は暑くなく、寒くなく。
さて、まずは、私が住んでいるところを明確に記しておこう。
図は前に書いたのがあるのだが(
>>4 )、どうもあれだけではわかりにくいかもしれないからだ。
今後のことを考えて、私自身のおさらいのためにも、日記に正確に明記しておくことにしよう。
ここは、二つの棟、および各広場、その他無駄に広い敷地があり、およそ2メートルのコンクリートの塀に周りを囲まれている。
入りぐちは、正面にひとつだけ。裏門はなし。棟は、白と赤の輝かしい二色。地面の色も赤白帽子のようにくっきりと分かれている。
そして、丘の上にぽつんとたっている。昔ここにあったのは、どこかの華族の別荘で、其れを払い下げられたらしい。
いくらかかったかはしらないが、それを一度綺麗に更地にした後に、一からたて直した、と聞いている。
建物のセンスについて、取りたてて意見を述べる気はないが、わざわざこれをたてた意義はどこにあるのかは、いまだわからない。
裏手は、切り立った崖になっていて、まるでブラッ○ジャックの家のあるような断崖絶壁の場所を連想させる。
長い坂を降りたところには、スーパーや玩具屋、パン屋など小さな商店街があり、中心部には市電が走っている(礫死者一人)
小さな町であり、私はここにくるまで、東京の中枢の場所にいたので、この町を知らなかった。聞いたことのない町だった。
まぁ、ごくごく一般的な多少寂れた時代遅れの町である。ちなみに住人も変わったやつがおおいのは、いわずもがなである。
ここに私と住人たちはいわばコーンビーフの缶詰のようにぎゅうぎゅうに閉じ込められているのだ。
ほぼ拉致監禁に近い状態で。そういえば私の以前すんでいたマンションはどうなっているだろう。不安だ。
まぁ、とにかくここに私たちはいる。
では、日記に入ることにする。 よく晴れた日だった。春らしいのどかな一日。何もしてなくても自然に笑みがこぼれるようなそんな日だ。 そんな午前中、私は初めて棟の裏手を歩いてみることにした。 暇だったし、いつも私が暇なときに座っているベンチでは、レビルとランバラルが談笑していたからだ。 彼らと一緒に話すのは、とても疲れる。特にランバラルは最近、ちょっと挙動不審だ。必死だな、と誰かに言われたのだろうか。 どうもやつれたようにすら思える。頬が少しこけている。 玄関で靴を履いているときに、グエンがこちらをみて何か話したそうにしていたが、途中で止めて、廊下の奥に消えていった。 なんだったのかよくわからない。彼も最近少しおかしい。ロランが去ってからだ。 裏手は、途中から、.アスファルトの整備がなくなっている。どうもきちんと舗装されているのは、正面のあたりだけらしい。 時間がなかったのか、それともわざとなのかはわからない。だが、やはり土のある庭というのは、いいものだ。 私は、その赤黒い土を踏みしめるようにして歩く。脇には、ところどころ草が生えている。 ここは、棟のおかげで日陰になっているせいか、ひんやりとして気持ちがいい。風がそよぐようになびいている。 コンクリートの塀の脇には、桜の木が塀を隠すように植わっていて、その花がそろそろ開花しようというところだった。 其れをみながら、しばらくうろうろと歩いていると、思いもよらないものにぶつかった。 場所は、ちょうど真ん中、右手にチョークのように白い白棟、左手に六月の薔薇のように真紅の赤棟があるちょうど真ん中だ。 「・・どうしてこんなのがあるんだ?」と、私は一目見ていった。 そこには、いわゆる、ひとつの家庭菜園があった。 レンガで周りをちょこんと囲って、こんもりとした土壌に中に何かの苗、野菜が実っている。 日曜日によく近所のサラリーマンがやっているようなやつ。其れが、ここにぽつんとつくられていて、何かの実がなっていた。 よく見ると其れは苺だった。 太陽の光を浴びて、それは葉の緑色によく色づいたなかに赤く輝いていて、美しくさえあった。緑のなかにある赤はよく映えるものだ。 小さな猫が一匹、その土の脇で、気持ちよさそうに昼寝をしていた。実に幸せそうな寝顔だった。世の中に嫌なことはひとつもない、という顔だ。 ここだけが、このわれわれのすんでいるある種の特異性から抜け出していて、平和であった。 こんなところで、誰かが栽培していたのか。私は、意外に思ってもっと近寄った。広さは、そんなにない。大体2メートルくらいの小さなものだ。 レンガの脇に、シャベルと、肥料の入った袋が置かれていた。封はきられていて、中にある腐葉土は半分くらい減っている。 私は、レンガ脇にしゃがみこんで、苺をひとつ、取った。 その赤く熟れた実を私は、口に含んだ。噛むと、独特の酸味が入り混じった甘味があった。・・実に美味い。 そこらで売っているものとは違って、それには、生命というものをリアルに感じることが出来た。生きている果実の味だ。甘く、みずみずしい。 実は豊かになっているので、もう一個くらいいいだろうと思って、手を伸ばしたら、大きな声がした。
「貴様ぁ!勝手に何をしている!」 その声に驚いて振り向くと、イザークが、水のたっぷり入ったバケツを両手で持って、ものすごい形相でこちらを睨んでいた。 「人の物を勝手に食べるなぁ!」 私が何も言わないでいると、彼は再度そう叫んだ。それで、私はこれは彼がつくっていたものだとわかった。 これは、まずい。いわゆる野菜泥棒になってしまう。 戦時中ではないのだし、そんな罪に問われるのはまっぴらだった。 「いや・・ちょっと散歩してたら、美味しそうに実ってたものでね・・悪かった。」 それで、そう素直に謝罪した。 イザークは、私の真横まできて、そこで両手の持っていたバケツをおろすと、こちらをみた。 「・・もう2度と勝手にとるなよ!わかったらあっちにいけ!」 そういったら後はこっちにお構いなしで、バケツの水をひしゃくで、すくっては大事そうに苗の根元にまいた。 私は、このまま去ってしまうのは、どうもきまり悪かったので、彼の脇にたったままそのしぐさをみることにした。 イザークは、実に丁寧に、水をきちんとやっていて、それは普段の彼の言動からは創造できないものだった。 普段の生活の態度からして、水をまくなど凄く適当にやりそうな印象があったからだが、それはどうも私の思い違いだったらしい。 盆栽に水をやる老人のように丁寧に真剣な面持ちで彼は、水をまいた。まるで、それは手術をしている外科医のようだ。 一通り、まきおわってバケツの水がなくなると、彼はようやく、表情を緩めた。そして、ようやくまだ私が脇にいることに気がついたらしく、顔をしかめた。 「なんだ・・まだいたのか?そんなにこんなちっちゃなのが珍しいのか」 苺の実をひとつ大事そうにつまんで、彼は、そんなことを言った。 「いや・・ただ、君がこんなことをするようにはどうも見えなかったから驚いているだけさ。カルチャーショックとまではいかないがね」 「はん。貴様なんかには俺の感性がわかるわけないだろ。」 そう彼はせせら笑った。
「ねぇ、前から思っていたのだが、君は、どうしてそんなに苛立っているんだ?折角、寮でいっしょになったんじゃないか。 仲良くしようじゃないか。そんなにとんがっていても、何も楽しいことなんかないだろう。」 「うるさい。余計なこというな。」 「私には、わからないな。仲良くしたほうが楽しいだろ?少なくとも喧嘩するよりね。」 「うるさい。」 「思春期にはありがちだが、そういう反抗期は結局は損することに・・」 「うるさいっていってるだろ!貴様!仲良くする?冗談言うな!仲良く付き合ってもどうせおさらばするだけだろうが! ロランみたいに去るときはあっさりとな!そういった一定期間の人付き合いが、なんの得になるっていうんだ! 干渉してくるな!どうせ、貴様はそういったタイプの人間だろうが!俺たちに冷たく打ち切りを宣告する! 去っていくものにたいして何も出来ないくせに、良識ぶるな!貴様は黙って編集作業でもしてろ!!」 「それは・・」 正論だった。何も言い返せない。私は編集者であり、彼らは作家だ。 こちらは、いわば資本家であり、向こうはいわば労働者だった。決して私自身はブルジョワ階級ではないけれど。 彼らと私には仕事以外のつながりというものはない。 「確かに君にとってみたら私は憎いかもしれない、けれど、私は決して・・」 「黙れ!俺に話し掛けるな!会長や、あの赤棟のくそ冷徹な管理人の仲間の癖しやがって!」 その言葉で私は、一瞬で、彼がとてもその二人を憎んでいるのだとわかった。 井戸の底から、円く切り取られた空をみあげるような、ものすごい憎しみがあるとわかった。夕日をみるようにはっきりと。 何が彼をそこまで駆り立てているのか私にはわからなかった。だが、それは私が見た中でもっとも直接的な憎しみだった。 すくなくともこの年頃の子供が抱くような感情じゃない。私は、小さくため息をついた。 それにしても、また赤棟か。まったく、あそこにいったいなにがあるっていうんだ。わからない。私にはわからないことが多すぎる。 自分のことすらよくわからなくなってくる。私は首を振る。 話題を変えたほうがいい。こういった話題は、だめだ。
「・・ところで、いつからここでこんなことをはじめていたんだい?」 しばしの沈黙の後。 私が、声色をかえて、静かに話すと、彼も一瞬表情を変えたが、おとなしくなった。しゃがんでシャベルで肥料をまきだした。 どうやら自分でも言い過ぎたのだと思ったのだろう。どこかしゅんとしているようだった。私もつられてしゃがみこむ。 「・・俺がはじめたんじゃない。俺は、最初は手伝っていただけだ。」 「手伝い?誰の?」 「そんなこと、貴様に話す必要なんてない」 ま、そりゃそうだ。 「ふむ。けど、こんなことをするやつは白棟にはいないな。となると、赤棟の誰かか・・」 「うるさい。勝手に推測するな。」 私たちの会話がうるさかったのか、隅で寝ていた猫が起きてきて、こちらにすりよってきたので私はそっと撫でた。 人懐こい猫だ。目の色が左右で違う。吸い込まれそうなゴールドとブルーの目だ。 もしかしたらヴァン猫かもしれない。トルコ地方の有名な猫だ。泳ぐ猫。私はこの猫が地中海を泳いでいることを想像した。 「・・まぁ、いいたくないなら無理にはきかない。ただ、こういうのはどちらかというとランバラルやレビル達がやることのように思えるな。 けれど、年配といっても、彼らにはこういったことをする趣味はなさそうだけど。」 「ふん。俺だって、あんまりこんなことするのは好きじゃない。どこかの店で買ったほうがはるかに楽だ」 「けれど、その苺とても美味かったよ。店で買ったんじゃその味は手に入らない」 私がそういうと、イザークは一瞬嬉しそうな顔をしたが、すぐにまた顔をなんともないといった感じに戻した。 「お世辞いわれても、貴様にはたべさせてない」 「そんなつもりでいったんじゃないんだがな」 さっきの苺は本当に美味かったのだ。ぷちっとしたまわりの粒々のさりげない舌触りが、また味をひきたてていた。 実は砂糖でもかけたように甘かった。そして、みずみずしかった。 だけど、決して、実際に砂糖をかけたような下品な甘ったるい味じゃない。もっと果実本来の味が素直に出ている。 あんなに美味いイチゴを食べたのは初めてかもしれなかった。
「どうだか。とにかく、さっさとどこかいけ。邪魔だ。」 「そういう言い方はいただけないな。私は、その味を素直に美味いと思っていってるんだ。 これには、良識も何も関係ないだろう?純粋な感想だよ。君は、よくやっている。苺はとても美味いよ。」 どんな人間だって、自分の作ったものを誉められて悪い気のする奴はいない。丹精こめて育てているとなれば尚更だ。 「・・・それは、当然だ・・この俺がつくっているんだからな」 イザークは、横を向いて、頬をわずかに赤くしていった。全く素直じゃない奴だ。 私が、にやにや笑いながら、猫をそっと抱いて彼を眺めていると、気に障ったのか彼は凄く不愉快そうな顔をした。 ふさふさしている猫の尻尾を触ってその独特の感触をひとしきり楽しんだあと、私は言った。 「・・・さて和解したところで、苺食べていいかな?」 「はあ?!それとこれは話が別だ!ていうより俺は貴様と和解などしてない!」 「・・じゃあ、どうやったら食べさせてくれるんだ?」 「だから、食わせないっていってるだろぉが!貴様ぁ!俺をからかってるのか!」 「いや、そんなことないぞ?なぁ、猫君?」 私は、猫に話し掛ける。猫はわかったようなわからないような顔でこっちをみた。 「信じるかァ!その猫返せ!これ以上貴様に触られたら、腰抜けがうつる!」 「あー、うるさい子供だ。ほら、返す。これでいいだろ。」 彼は私の腕からまるでもぎとるように、猫をとりあげた。まったく私は、悪代官かなにかか? 別に三味線をつくろうとおもったわけじゃなし。それに・・腰抜けというのはうつるものなのか?意味がわからない。 子供の相手は、まったく本当に疲れる。礼儀をしらないやつだと、なおさらだ。 だが、少し面白い。ロランたちとは違った面白みがこいつにはある。それに、何かこいつは秘密を知っている。 そして、それはきっとこの棟の本質に迫ることだ。おそらく。いや、確実に。
「・・そういえば腹がすいたな。そろそろ昼食にするか」 その後、イザ−クが猫を片手に、再度、肥料をまくのをみていた私は、時計をみてもう12時をまわっていることにきがついた。 そろそろ戻らないと、ほかの連中にぶつぶつ文句をいわれる。彼らは、締め切りより食事時間をしっかりとまもるのだ。 「貴様の作る料理は不味い。あのフラウとかいう女はどこにいった?」 「どこにいったのか、私が知りたいよ。おかげでこっちは大忙しだ。文句をいうなら自分でつくるんだな。」 「・・・チャーハンなら作れる。」 「へえ?じゃあ毎日チャーハンでも食うんだなぁ。朝から晩まで。私は君以外の住人に作るだけで、精一杯だ。」 「ありがたく思え。貴様の不味い飯で、今日のところは我慢してやる。俺は寛大だからな。」 「そりゃ嬉しくて涙がでるな。君の優しさは、火星圏にまで突き抜けているよ。いや、もう木星圏までいってるんじゃないか。 そして、二度と帰ってこない。悲しいね。さて、それじゃ戻るとするか。」 「貴様ァ!」 彼はかっとなって立ち上がった。そのとき大事そうに胸に抱いた猫が、にゃあ、とのどかに鳴いた。 「そうそう。あとは、この猫の分も作らないとな。」 猫が嬉しそうにもう一度鳴いたのを聞いてから、私は、ゆっくりと立ち上がった。 (三月二十一日終了) P.S 「それにしてもかわいい猫だな。名前は?」 「福田。」 「もっとましな名前つけてやれ。いますぐ」
福田かよ!?
このスレ読んでちょっとイザークに興味を持ったんで、久しぶりにSEEDを見た。 ……出てないね、どうしちゃったのかな?
イザークだけがザフトに残ってる。えらい。
159 :
通常の名無しさんの3倍 :03/08/05 03:51 ID:IIYpBi0h
実はイザークはいいやつの予感
誰か前スレのログ全部もってない? 最初から全部読みたいんやけど、まだ前スレ見れないみたいだし。
調べてみたが、
>>90 で上げたdatがまだ生きてる。
しかし保管サイトの人はもう読んでないのかな?
>>162 けど、あれ途中までしかないよね?みたけど。
だれか日記とか少年ガンダムごとにしわけした保管サイト作ってくれんかな・・
まったく関係ないけど、広島追悼age
広島追悼に泥を塗った大学生がいるのでsage
___r'⌒ヽ_ / l、__,/}::\ ←途中までしかないログをうpして、 (T´ | ゝ_ィ>};;_.」 指摘されるまでその事実に全く気付かなかった俺 ! `''ァ、. \__} 〈`^`¬ノ . :〔 ナゼダ… ログハ カンペキ ダッタ ハズダ・・・ ,... -- |__イ-、_j|_: . ヽ、--.,,__ ´ rニト, フ ,ゝ__ 〉 ` └-'´ '
HOSYU
曇り。何故か雲が異様に分厚くみえた一日。 何も規則がないようにみえるこの寮にもある程度、規則というものは存在する。当たり前のことだが。 そうでなければ、こんな個性が強い連中を私が押さえられるわけはない。会長が規則を作っている。 規則とは、たとえば断りのない外泊の禁止や、共有物を破壊しないことなどといったいたって常識的なことである。 食堂前の掲示板には、一応これが張られているが、誰も読んでないのは困ったことだけれど。 だが、ほかのことにもれず、この寮にはやはり会長が作ったものと思われる独自の一風変わったものもある。 その中のいくつかを以下に例としか書く。 1 宮崎何がしの作品をみてはいけない。 2 土曜六時のアニメをみてはいけない。 3 ハロの日を認めてはいけない。 4 バンダイに著作権を渡してはいけない。 5 頭髪を気にしてはならない。 6 虫プロは過去のもの。 etcetc・・ といったものだ。何か大半は会長の私怨があるような気がするが、まぁ決められてるものは仕方ない。 私自身も知らなかった規則もある。 今日は、それについて書いておく。それと、珍しくスレンダーの話。
それは、夕食も済んだ夜のこと。 (ちなみに今日の晩の食事は、新鮮なイカの刺身と、湯豆腐とブリの煮付け。それに御飯と味噌汁) 私たちは、腹も膨れたのでいい気分でテレビを見ていた。 フラウがいなくなってから、アムロも食事の時間は降りてくるようになった。いいことだ。みなで食事を食うのはやはりいい。 イザークは、そういったのは偽善だとか、みかけだけだといったが、それでもこういったことは無駄ではない、と思った。 テレビでは、二流の芸人が、時代遅れになりつつ持ちネタを披露していた。だが、それはもはや昔の輝きは少しもなかった。 それは、こうしてみている私達はおろか、やっている本人にもわかっているようにみえた。そしてそれはすごく辛いことだろう。 乾いた笑い、ぱらぱらとした拍手、お情けのコメント。芸人の卑屈な笑顔。 何事も時代遅れになってはいけない。それが、その芸人から得られる教訓だった。 ガンダムはどうなんだろうな。乾いた笑いでみられてはいないだろうか。 私は、ビールを飲みながら思った。 そうこうしてるうちに風呂に入る時間がきたので、私は、食堂からでて、突き当たりの廊下を左に曲がって奥にある浴場に向かった。 ここの湯船は狭いので、交代制だということは前に書いた。人数は減ってきているが、新たにつくるのが面倒なので今でもそのままである。 脱衣場で、服を脱いでいると、スレンダーとイザークもひょっこりとやってきた。 彼らとは毎回同じ時間に入っている。ロランも一緒だったのだが、彼はもういないので今は三人だ。 服を竹で編み込まれた籠に入れる。そして、棚に入れる。こういった所は、なぜか無意味に凝っている。 そこで、私は初めて棚のところにはってある張り紙に気がついた。規則を書いているようだ。知らなかった。 いかに、その規則。とりたてて変わったのはない。 @三十分以内にあがること。 A遊ばないこと。 B必ず身体を洗ってから、浴槽につかること。 C一週間に一度必ずサウナに入ること。 Dグエンは最後に入ること。 E上記をすべてまもること。ご利用は計画的に。
蒸気で幾分曇っているガラス戸をあけて、浴場にはいる。中は、湯気がもうもうとしてぼやけていた。 設置されているシャワーで、まず身体を丁寧に洗った。湯船に入る前に、身体を洗わないやつは死罪にあたいする。 特にこういう寮生活では、そういうことを守らないといけないのだ。 十分汚れを洗い流した私は、早速なみなみと湯をはっている浴槽に浸かった。 足をそっと入れる。とても熱い。ぬるめの方が私は好きなのだ。それに、そのほうが身体にもいい。 年寄りが、浴槽でショック死を起こすのは多いのは、彼らが熱い湯をこのむから、身体に刺激が強いからだ。 熱い湯は身体に悪い。それは、常識だ。半身浴とぬるめの湯、それが長生きの秘訣だ。 だが、まだ若い私は、熱いのを我慢して肩まで、浸かる。 「・・・ん・・」 肩まで浸かってしまえば、すこしすれば慣れる。案の定、少ししたら、熱さはちょうどよくなった。 私は、もっていたタオルで、顔を拭く。 「・・ふぅ・・・・生き返るな・・・」 ここの湯は、ボイラーではなく、温泉なのでやはり質が違う。身体の奥まで、しんしんと熱が染みとおっていくようでとても気持ちいい。 そういえばこの湯に入るようになってから肌がつやつやしてきたような気がする。タバコを以前より多くすっているにもかかわらず。 どうやらこの寮にきて、よかったことをあげろといわれたらこの湯を上げることができそうだ。 男の肌のつやがましてどうする、と言われたらなにもいえないが。 「腰抜けぇ!どけ!」 私が一人でゆったりと浸かっていると、イザークがずかずかと、一直線にこちらに向かってきた。 男らしく、腰にはなにも巻いてない。さすが、イザークだ。だが、見せるほど立派なものではなかった。グゥレイト、というわけにはいかない。 彼は洗面器で、湯船の湯をすくうと、まるでラッコかなにかの行水のように二三度身体にざぶざぶとかけてから、ずんぶと入ってきた。 肩までどころか、頭の先まで一端お湯の中にもぐって、ざばっと顔をだすと、彼はすぐに、「少しぬるいな」といった。 「そうかな」 私はあきれながらいった。これでも十分熱いのだが。彼は、きっとカップラーメンができるくらいの湯がいいのだろう。 だが、よく観察するとおかっぱからすこしでてる耳たぶが真っ赤になっているので、それがやせ我慢だとわかった。 「この湯の温度は、君にとってストライク?」 私は、彼にそういった。 「フリーダム!」 イザークはそう答えた。まったく意味がわからない。
「はいはい、ごめんなさいよぉ」 私たちが、話しているとサウナに入っていたらしいスレンダーが、ひょこひょことやってきて、湯船に浸かった。 彼はさすがに軍人だけあって、その身体には筋肉がしっかりとついていて、胸板もあつい。そして健康的に日焼けしている。 そして、わき腹には銃創らしき跡が微かにだが、残ってあった。 「あぁ、実に結構な湯だな、ババンバンバンバンとくらぁ」 スレンダーは、ぱしゃぱしゃと顔を洗うと、のんきそうにそういった。少し晩酌していたので酔っているようだ。 一応、酒は晩には個人の好きなように飲んでいいことになっている。日本酒、ウイスキー、スコッチ、バーボン、ビール。なんでもある。 彼は今日は確か南部美人と、越乃寒梅を飲んでいた。ちなみに私は恵比寿ビールを少々飲んでいる。 イザークは・・酒を飲んでいたかどうか覚えてない。オレンジジュースか何かだった気がする。 「えらくご機嫌じゃないか。スレンダー。雑誌の連載が好調だからか?」 「へへ。まぁ、俺って結構文章の才能あるかもしれないぜぇ。軍隊より性にあってるかもしれねぇな。 軍隊には正直帰りたくなくなるな。こんなとこにいると、あそこはじっさい地獄だぜ。」 「へえ。それじゃここはさしずめ天国ってことだな。それはよかった。しっかり頑張って残ってくれ。 読者も期待しているみたいだからな。・・ところでそんなに軍隊ってのはきついのか?」 私はなにげなくそう質問した。
「そりゃもう!」 彼はそこで、少し充血した目玉をぎょろっとさせてこっちをみた。 「あんなところ入るもんじゃねえぜ。飯はまずい。女はいねえ。上官は無能で出世のことしか考えてねえから、 部下の命なんて使い捨てだと思ってやがる。いったん戦闘が始まってしまえば何日も飲まずくわずだし、風呂にも入れねえ。 身体はくさくなるし、弾薬はなくなるし、腹は減るし、モビルスーツは古臭いし、戦略は崩壊してるし、いいことなしだぜ。 そうこうしているうちに、戦闘は激化していって仲間はどんどん死ぬしよぉ・・とにかく最悪だ。」 彼は、そこで額から流れる汗を無造作にタオルでぬぐった。つられて私も汗をぬぐう。 イザークは少し離れたところでタオルを膨らませて、水につけて遊んでいる。そういえば彼も軍人だったよな、と私は思った。 スレンダーは、風呂に設置されているライオンの形の水道の蛇口をひねり、その冷たい水をうまそうに飲むと話を続けた。 「新人のころ・・特に初めてザクに乗ったときはびびったな。 宇宙空間では上下の感覚もわかんなくなるから、最初は混乱してよぉ・・だって何もわかんねえんだぜ?上も下も。 自分の股間がちぢこまっているのがわかったぜ。練習のあとは、みないつも洗面所で吐いてたぜ。気持ち悪くってな。 まぁ、とにかく新兵のころはつらかった。もう二度と戻りたくねえな。 そういったパイロットの訓練に加え、基本的な軍人としての体力もつけなくちゃなんねえし、拳銃の組み立てとかも叩き込まれる。 いまじゃどうかはしらねえが昔はパイロットていうのは選ばれたやつしかなれなかったんだぜ?仕官あつかいだ。 苦労したけど俺はパイロットになれてよかったと思ってるよ。かなりの訓練と鍛錬を必要としたけどな。」 「反吐を吐くほど訓練とは、きつかったろうな。」と、私は感心していった。 「それだけじゃねえ。そういうのはいってみれば肉体的な面のきつさだ。きついが、まぁ、慣れれば耐えられる。若いしな。 だけど、夜は・・精神的にもつらいぜ。なんせ若いからな。どうしたって女がほしくなる。 どういうわけか昼間あれだけしごかれても、性欲って言うのはおちねえんだな。むしろ、疲れたほうが興奮してねむれねえくらいだ。 かといって、こういうところは男しかいねえ。もしいたとしても、夜に、忍び込めたりするようなまねができるわきゃなかった。 そこで、まぁ、普通の奴らは、エロ本読んだり恋人のことをおもいだして、自分で慰めたりするんだが、 中には、・・こういうと全員がしてるんじゃねえかと思われそうだが、野郎同士で満たすやつもいる。 それが、また筋骨隆々の奴らが夜な夜な絡みあうから、たまんねえ。 想像してみろよ。たとえば、夜中のどが乾いたとする。水でも飲みにいこうと思って、起き上がると、薄暗い部屋の中でいくつかシートが動いてる。 そして、微かに声がきこえるんだ。男のこえだぜ?雑魚寝してるとそんなことが何度もあった。誘われたこともある。 そのたびに俺は、憂鬱になった。なにが悲しくてそんなことしなければならなねぇんだ?」 スレンダーは、そこでやりきれない、といった風に顔を二三度振った。私は、なんていったらいいのかわからないので黙っていた。 いつのまにかイザークも隣で、首までつかって話をきいていた。
「新兵のときなんてよ、上官のいうことには逆らえねえじゃねえか。絶対服従ってのが良くも悪くも軍隊ってとこだ。 逆らったら、あとで修正、とかいってひどい私刑くらうしな。ひどいときはそのまま病院送りにされちまう。 まぁ、掘られるのと病院送りにどっちかいいかというと悩むところだがな。 おっと、いま病院送りのほうがいいとおもったろ?だが、それは大きな間違いだぜ。軍隊ってのは実に陰湿だからな。 帰ってきてもまた同じことの繰り返しさ。おなじようにまた強制され、断れば病院送りされちまう。ループだ。 こういった話がある。俺と同期のやつでな、そうだな・・ちょっとロランに似てた顔したやつがいたんだ。 まぁ、俺やその他の濃い男の顔じゃなかった。俺はそいつをみて、やべぇんじゃねえかな、と思った。 それで、至極当然な話、すぐに目をつけられてな。そういった気のある上官などから、それとなく誘いをうけたんだ。 だが、そいつは当然そういった気がないやつで、断固として断ったんだ。俺は心配した。 おまえ、そんなことしてたらいつか私刑くらっちまうぞ、って忠告もした。犬にでもかまれたと思って我慢しろといったんだ。 だが、そいつは笑って聞かなくてな。そんなことされるなら、死んだほうがましだっていうんだ。 性格は、やさしいタイプだったが、あるところでは、頑固で柔軟性にかけていた男だった。軍隊でうまくやれるタイプじゃない。 それで、事件はおこっちまった。」 そこまでいうと彼はタオルで顔を拭いた。 「ちょっと、まってくれ。スレンダー、事件がおこったって、君はそいつを助けてあげなかったのか?」 「俺も思った。この腰抜けぇ!」 われわれは、彼を非難した。イザークは、手で水鉄砲を作ってスレンダーにかけた。 「ま、まてよ。話は最後まできくもんだぜ。 俺は、そりゃ多少は手助けしたさ。同期で仲間だったしな。だが、何ができる?相手は多数なんだぜ。それに上官や先輩ときている。 そんななかで俺ができることなんてたかがしれている。ガキじゃあるまいし、一日中みはってろっていうのか?そんなことはごめんだぜ。 どうして男相手に俺が、そこまでしなくちゃならねえんだ?だろ?」 そういわれればたしかにそうだった。 「それでも、俺は、俺なりに結構ケアしてたつもりなんだけどな。まぁ、とにかく事件はおきた。 ある夜のことだ。俺は夜中ふと便所にいきたくなって目がさめた。月の綺麗な夜だった。 そのときは密林に俺達はいた。俺達新兵は、軍事演習をするために森の中で野営をしていたのさ。無論、便所なんてない。 俺が部隊から少し離れた草の茂みで用を足そうとした。俺がチャックをおろそうとしたときだった。 茂みの向こうから微かに音がするんだ。ガサ、ガサってな。俺は、てっきり獣の類かと思った。 この辺はそういった狼などがたくさんいたからな。俺は腰につけていた拳銃をとりだして、茂みのなかにわけいった。 気晴らしに撃とうと思ったんだ。だが、そこで、おれがみたものは・・」 スレンダーは、目をつむってもう一度首を振った。水滴が、彼の髪からしたたりおちた。
「俺が見たものは、茂みに寝かされたまま放置されていたあいつの姿だった。 ひどいもんさ。顔は、無残にも腫れ上がり、着ていた服は、ずたずたに引き裂かれて、肌が、露出していた。 月夜にそいつの身体、・・それはほぼ裸体に近かったが、それが白くうつしだされていた。けれど、酷く赤くなっていた。 手首はロープできつく縛られていて、口にも猿ぐつわがされていた。 俺は、慌てて近寄ったよ。おい!おい!、ってな。猿ぐつわをはずしても、やつは何もいわなかった。目は開いていたが、焦点があってなかった。 俺はそいつの肩を掴み、激しく揺さぶった。やばいと思ったね。やつの顔からは、生気というものがなかったんだ。 救護班をよんだほうがいいか。そう思って立ち上がったときに、やつはようやく何かをしゃべった。 人をよばないでくれ、と細い声で言った。人をよばないでくれ、と。 そいつは、プライド高かったから、そういうめにあったことを、誰にも知られたくなかったんだろう。 俺は黙ってうなずいた。そして、そいつに自分の着ていた上着を貸してから、俺はテントの中にある医薬品を取りに戻った。 そして、すぐに戻って、彼の治療をした。夜だったが、月がでていたのが幸いだった。たっぷり30分かけて俺は、治療を終えた。 そいつは立ち上がって、自分の寝場所に帰っていった。俺も疲れたので、戻って泥のように眠った。 翌日、そいつは軍の病院に搬送されていった。精神的に錯乱しかけていたからな。事態を推察した部隊長が気をきかせてくれたんだ。」 「それで?犯人はどうなったんだ?問題になったんだろう?」 私が、そういうと、スレンダーは、顔を歪めておおげさに手をあげてみせた。ぱちゃっと水滴が飛ぶ。 「問題に?何をいってんだ?軍隊世界において、こんなことは日常茶飯事さ。 確かにかわいそうなことであったが、そんな自分の身を守れないやつは、戦場にでても死ぬだけさ。 当たり前だろう?俺達は、軍人なんだぜ。それに、こういったことは毎年起こるんだ。だから、軍もそういったのは黙認だよ。 司令部にいいにいったら、そこでもやられてきた。って笑い話もあるくらいだ。」 「それじゃ、結局犯人はわからなかったってことか?」 スレンダーは、ちょっとためらったあとに、いやわかった。といった。 「その後、数日してからな。俺達の部隊は基地に戻った。そいつは、そこで軍の病院に入院していた。 俺は非番の時に見舞いにいってな。そのときに、そいつから直接きいたんだ。なかなかいいたがらなかったがな。」
「どんなやつだったんだ?」 「名前をいってもわからないだろうがな。ガイア、オルテガ、マッシュっていっていうやつらさ。 連邦からは黒い三連星って恐れられていたやつらだったよ。もっとも、ジオン内でもそういった噂の所為で恐れられていたんだけどな。 生意気な何々をしめてやる!っていう彼らの常套文句があったからな。もっと噂の内容知りたいか? すごいテクニックがあってな。暗闇で突然襲う、ジェットストリームアタックってやつが・・ ん、知りたくない?そうか。それならいいんだが。」 そこで、スレンダーはひとつため息をついた。 「それで、俺にはどうしようもできなかった。俺はただのしがない軍曹だったし、向こうの奴らは上官で、しかも腕も立つ。 モビルスーツでも肉弾戦でも俺に勝ち目はなかった。だから、それでこの件は終わった。やられ損さ。 そのうちに一年戦争が始まって、黒い三連星はみな死んだ。まぁ、自業自得ってやつだわな。」 「ちょっとまて・・・その入院した彼は、その後どうなったんだ?」と、イザークが聞いた。 「死んだよ。同じく一年戦争の時にな。 けれど、戦場で死んだんじゃない。自殺さ。夜中にピストルをくわえてズドン、といっちゃったってことだ。 理由はわからない。戦時中ってこともあって誰もそんなことにかまってる余裕はなかったからな。葬儀はひどく簡単なものだった。 誰もが、すぐにそいつがいたことさえ忘れた。俺も、忙しくて忘れかけていた。そのころはちょうど、ルウム戦域のころで忙しかったんだ。 毎日は、残像のようにすぎていき、カレンダーだけが時の流れに忠実に変わっていった。 そんなある日、一度、公国の自宅に戻った俺は郵便受けに手紙が入っていることに気がついた。差出人は無論あいつさ。 封筒の消印をみると、投函日は、あいつが自殺する前日になっていた。俺はペーパーナイフで封を切った。手紙が一枚はいっていた。 そこにはこうかかれていた。僕はもうだめだ。まず、それが赤字で大きくかかれていた。 そして、そのあとに、俺に対する感謝の言葉が書いてあった。無論、密林での出来事のことさ。 簡潔にそういったことがかかれた後、最後にこうかかれていた。 『僕は逃げる。現実から。軍隊から。この世から。だが、お前は現実に・・、ここに残れ。お前は残って、たたかってほしい。僕の分まで』 そして、そこでその手紙は終わっていた。俺は、読み終わった後、あいつの葬儀の時の淡々とした寂しい光景を思い出した。」 お前は、残れ、勝手な言い分だと思ったね、とスレンダーは続けた。私達は黙って聞いていた。 「・・それから、しばらくたって、また戦場での日々に戻ったころ、俺は任務でサイド7のコロニーにいった。V作戦を探知したからだ。 その時な、ザクで出撃したあと、デニムっていう上官に同じこといわれた。『お前はここに残れ』ってな。 それをきいたとき、こういっちゃわるいけど、ふと俺はこの上官は死ぬんじゃないかと思ったね。そして、それは間違ってなかった。 そして、俺は思った。あぁ、俺はきっと残る運命なんだ。お前は、残るべきなんだって誰かに言われてる気がしたね。 誰か、っていうのは無論わからないけれどな。運命っていうのを信じるのは優れた軍人じゃねえが、俺はふとそう思った。」 そこで、彼は再び口を閉じた。
私は、その時彼の唇が微かに震えていることに気がついた。 それはきっと、酔いだけの所為じゃない。彼は、そんな私の視線に気がついたのか、こちらの目をじっとみて、こういった。 「・・・けれど、俺はいったい残って何をすればいいんだ?どうして俺は残らされてるんだ? 読者のアンケートもみな、残れ、残ってくれ、ばかりだ。○○をしてほしいから残れ、とかいうんじゃなくて。 ただ、残れ。最後まで残ってほしい。とにかく残れ。お前は残れ。残ってくれればそれでいい・・そんなのばっかだ。 そうだろ?編集者なら、それにきがついているだろ?アンケートをみればわかるよな?毎回集計してるんだから。 そこに目的はない。つまり俺にとっては、残るのは、始まりではなく終わりなんだよ。どんづまりさ。どこにもいけない。残るだけだ。 いやになるぜ。俺の存在意義ってなんだ?誰もが俺に残りやがれって言うんだ。手前は、消えていくくせにだぜ?ふざけるなっていうんだ。 いいか?俺がわざわざこんな話をしたのは、このためだ。よくきいてくれ。 俺は いったい何のために 残っていれば いいんだ ? 俺はそれが、知りたい。それだけだよ。なぁ、俺は怖いんだよ。まるで裸で宇宙空間に放り出されているみたいに。 時々こう思うんだ。俺の精神は本当は宇宙の何処かに粉々に飛散しているんじゃないか。そこにあるべきじゃないか? どうして俺はいま『ここ』にいるんだ?なぜ残ってこんなとこにいるんだ?本当に俺は、ここにいるべきなのか?いていいのか? 俺もあの自殺したあいつみたいに、実は死んでいるんじゃないのか?存在してていいのか? わからない。なにもわからないんだ。だから、俺はそれを知るために、ここに残ってるんだ。ここに残っている、その理由を知るためにな。 俺のレーゾンディートル(存在理由)は、きっとここの何処かにあるんだ。だから・・」 そこまで切迫した調子でいっきにまくしたててしまうと、彼は唐突に黙った。私は、彼の目から視線を逸らせなかった。 「だから・・」もう一度そういった。 だが、彼がいおうとした言葉はもはや彼自身にも掴めないものらしかった。言葉は蒸気となって、空気中に細かく飛散してもう戻らなかった。
私もイザークもなにも喋らなかった。 ライオンから流れ出る水の音だけが浴槽内に反響していた。水は、幾重にも複雑に重なり合って、空気中に紛れていた。 お湯の熱さももはや感じなかった。ただ、なにかなまぬるい液体にはいっているということしか思わなかった。 しばらく時間が流れたが、スレンダーはもうなにも言わなかった。 私は、無言のまま、湯船をでて、タオルで身体をこすり、石鹸をあわ立てて顔を洗い、髪をシャンプーで洗った。 そして、備え付けの鏡をみながら、シェービングリームをたっぷりつかって丁寧に髭を剃った。 イザークも隣で同じようなことをしはじめた。 そして、私とイザークがそうしている間、スレンダーは湯船に浸かったまま、首をわずかにかたむけてじっと天井をみつめていた。 私も彼がみているあたりをちらりと見てみたが、そこには蒸気がたまっていて、ぼやけているだけでなんの変哲もなかった。 けれど、彼がなにかを探しているのはわかった。みつかればいい、と私は思う。 私はそういえば彼らはどのようにして集められたのだろう、とふと思った。どうやって?それを考えたとき、突然、なにか思い出す気がした。 −そういえば・・一番最初にあったときに・・・なにか・・ だが、それ以上思い出すことはできず記憶は、泡のように消えていき、後にはなにも残らなかった。私は、頭を押さえて大きくため息をついた。 だめだ。思い出せない。 思い出そうとすると、決まって頭痛が起きる。まるで、私の記憶の井戸には、湧き上がらないようにつっかいぼうがされているようだ。 いったい私はなにを忘れているって言うんだ?なにを・・ また激しい頭痛がして、私は思わず、声をあげた。 髪を洗っていたイザークが泡をつけたまま不信そうにこちらをみる。私は、かるく手をあげて大丈夫だというジェスチャーをする。 疑わしげに眉をひそめると彼は、また髪を洗い出した。きっと私を馬鹿だとおもったのだろう。 私が頭を振って気をしっかりしようとすると、今までぼうっとして天井を眺めていたスレンダーが、ゆっくりと立ち上がった。 そして湯船からでるとはっきりした声で、われわれに言った。 「どうだい。サウナ室にいかないか?誰が一番残れるか、我慢比べをしようじゃねえか?」 彼はにっこりと笑った。まるでさっき俺がいったことは忘れてくれよ、といった風に。 「いいね。」と、私は言った。確かに一汗かきたい気分だった。 (三月二十二日終了)
おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!! おもしろい・・・
期待感を煽るね
スレンダー、お前は残れ。
昼下がりの保守
晩飯前の保守
曇り。ちょっとだけ雨がふった。 今日は、いろいろとあった。本当に。 目を閉じるとあの光景が蘇ってくる、夢にみるかもしれない。 疲れたので、詳細は省く。とにかくまた一人消えた。それだけだ。それ以上でも以下でもない。 では、いつものようにアンケート結果発表をいかに記す。 (三月二十三日終了)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 週刊少年ガンダムアンケート結果!雑誌もいよいよ中盤戦!生き残るのは誰だ? ヽ|/ / ̄ ̄ ̄`ヽ、 / ヽ / \,, ,,/ | | (●) (●)||| | | / ̄⌒ ̄ヽ U.| ・・・・・・・・ゴクリ。 | | .l~ ̄~ヽ | | |U ヽ  ̄~ ̄ ノ | |  ̄ ̄ ̄ | おばQも見守る今回の結果は、以下のとおり。 総合順位 一位 二位 三位 人気 アンチ票 総得点 (5点) (3点) (1点) (−3点) 1 『ディアッカと俺の関係 リローデッド 』 3 4 8 2 0 34 2 『 銀河鉄道の夜 』 10 0 0 4 9 23 3 『ジェリドとカクリコンの神隠し』 0 3 7 2 0 16 4 『 魁!連邦塾!昼食である! 』 1 3 1 2 0 15 5 『 残る大捜査線』 0 3 4 4 0 13 6 『僕らの七日間戦争』 2 5 1 1 4 13 打ち切り 『 ラルの宅急便 』 4 2 0 4 7 5 さようならランバラル。
【編集者の寸評】
いつもご愛読感謝。今回は、アンケート数も上昇して嬉しい限りだ。今後ともよろしく。
さて、表をみてまずわかるのがイザークの圧倒的な実力だ。前回休載のブランクをまったく感じさせない人気をみせた。
理由としては性格に反して、どこかほのぼのとする独特の作風が、読者に好印象をもたれているのであろう。この調子で頑張ってほしい。
次に、アムロ・レイの『銀河鉄道の夜』、これは、本当に好き嫌いがわかれた。1位かアンチか。
これは、文章の内容もさることながら、話の長さに嫌になった読者も多かった。この辺は後で、付録を今回つけたので読んでほしい。
その他の作品は。。まぁ、適度にちらばったが全体的には少しギャグ系の力が弱かったと思われる。
ブライトの作品は、期待ほど面白くなかったのか、どうも辛口の反応が多かった。失望させたようだ。だが、これも付録を参照してほしい。
打ち切りはランバラル。
不謹慎だ、というこえが多かった。ブラックジョークは、やはり駄目だった。失敗だ。
では、いかにいつものように、返事を記す。
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>>128 特定の作品に集中・・か。めんぼくない。
長編はあまりよくないな。もうちょっと短めの中編にすればよかったな。
>>129 平等性・・確かに。
なぜ作家が減っていくかって?なぜだろうな・・会長にきいてくれ。
>>130 表紙はいつも自信作なんだけどな。どこがいけないのかわからない・・
>>131 銀河鉄道の夜を気に入ってくれて嬉しい。
あれは私としても没にするか迷った。長すぎるからな。
作品が減ると楽しみも減る・・むむむ・・その辺はなんとか気合でカバーしてほしい。読みきりも、次回からあるので。
>>132 巻頭にグラビア・・いったい誰の写真を・・グエン?
発売の間隔が短いから本当に大変だよ。没作品もだいぶたまった。いつかどこかで発表したいと思ってるんだが・・
ジオングクエスト3や、ジオングファンタジーとかあるし、グエンの発禁ものの作品とか余ってるんだ。18禁雑誌になってしまうが。
>>133 全体的に男くさい・・それは前から何度も言っているように君達が最初に(以下略
>>135 元ねたが好き・・つまりそれは、富○より宮崎派ということかな?御大が泣くぞ。
宗教作品か・・。今回は少し中東風味をいれたよ。だが、非難ごうごう。やはり少年誌でブラックユーモアはだめだな・・反省。
>>136 友達に紹介してくれたのか、ありがとう。
そんな君にはこの雑誌特製ストラップを・・ってそんな製品をつくるお金はないか。
表紙でしり込みするような友達は、修正してやれ。
>>137 えちぃな感じにしてもいいんだが、一応これは少年誌だからな。
友情、努力、勝利がテーマだ。もっともあまり遵守されないけれどね。
>>138 女性作家の要望は、本当にあるな。
だが、少年誌に女性の作品がうけいれられるか、というと少し難しい。
最近はどうかわからないが、昔は、少年の雑誌といえば濃いかったり、下品なギャグばかりだったからな。
だけど、明日発行される第五号では、女性の読みきりが登場する予定なので期待してほしい。だが・・どうだろうな・・
>>139 作家たちが生き残るか、生き残れないか、決めるのは君達だ。
必死にみえるかもしれないが、彼らも大変なんだよ。心配しなくても読みきりに女性は入る。
だが、女性というのはネックだけどな。作品がロラン的な少女チックなやつばかりになりそうな予感がする。不安だ。
>>140 テムレイとはまた渋い。だが、なかなかいいところだ。民明書房が好きなところから君は、この雑誌の想定する理想的読者かもしれない。
だが、学園モノか・・載せてもいいのだが、ああいうのは中々短編ではうまくまとまらない。
のんびりと続くものだからな。まぁ、考えておく。あ、けどいちおう、魁!連邦塾は、学園ものだぞ?
>>141 ランバラルに次はなかった。残念なことだけど。
確かにギャグとシリアスのバランスというのは非常に大事だ。私もまだまだ新米なので許してほしい。
>>142 作家が減っていって寂しい、か。彼らが聞いたら喜ぶよ。私としては、もっと打ち切りのペースを増やして欲しいのだが。
>>143 アムロだけ確かに長編なのは悪いかな、と私も思った。まぁ、勘弁してほしい。
あせらずゆっくり書きたいが、締め切りは近いからそうそうゆっくりもしれられないのが実情だ。
>>144 我が家にザクがやってくる?
そうか・・ふむ。それじゃあれに対抗したラブコメで、アクシズにア・バオア・クーがやってくるってのはどうだ?
隕石同士の恋愛。許されぬ関係。文字どうり砕け散る体。あぁ、悲しき引力と重力。っというやつだ。ラブコメとしては最上だな。
・・冗談だよ。
ところで私は最近、犬の肉球がとても気になるんだ。ぜ ん ぜ ん 関係ないけど。
>>145 タムラ料理長か?いいところをつくな。。
なかなかいい作品ができそうだ・・ちょっと考えてみよう。けど、女性作家の要望がつよいからな・・
>>146 アスラン・ザラか。
彼の連載はどうだろうな・・こっちの板では、ちょっと無理かもしれない。いろいろと・・ほら・・大人の事情ってやつだ。
しかも内容は、おそらくグエンばりの濃い作品になりそうだぞ。それでもいいのか?
>>147 アオリを省略したのは、アムロの希望だ。
どうも私のアオリは、情緒を台無しにするらしくてね・・慰めるならこっちをよろしく頼むよ。
料金は・・今回からちゃんと50円になってるぞ。半額だ。大損だよ。
>>148 表紙無し・・本当にそれでいいのか?
私としては、考えなくてすむからいいのだが・・まぁ、もう一回チャンスをくれ。今度こそは・・
それにしても本当に、首になりそうだな。。編集者変えろ、という声がかなりある。ちょっぴりショックだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【おまけ】 公式ホームページを覗いた読者だけの特別付録!〜作家達の言い分〜座談会 編集者「今回から何かサービスをしろ、との会長の命令なので、こんな付録をつけることにした。たまには作家の言い分も聞いてほしい、と思ってね。 おまけなので、まぁ、軽く読者にはよんでほしい。んじゃ、アムロ君からいこう。」 アムロ「僕から?・・・えと、今回の作品なんですけど、読者は長すぎるっていってますけど、あれでも大分削ってるんです。 中略されてたけど、本当はあそこでクェスがきて、少し挿話が入る予定だったんですが、編集者に削られました。」 編集者「だって、長すぎだろ。もういっこ君が提出した作品『タッチ』のほうが、もっとカミーユへのつながりが明確にわかったとおもうがね。 幼馴染の少女と、弟と、兄。それにライバル。死によって、受け継がれる意思。こっちのほうを私は、掲載したかったんだけどな。」 アムロ「あれはちょっと納得できないところがあったし、あまりにテーマを前面にだしてたから・・」 編集者「そうか。まぁ、そうかもしれないな。哲学的は、どうも好まれないしね。・・いいたいことはそれだけ?」 アムロ「ええ。僕はこれで」 アムロ退場。続いて、イザーク。 編集者 「では、イザーク。次は君だ。けど、今回の作品は、人気もあったし、なにもいうことはないだろう。」 イザーク「まぁ。今回はなかなかだった。だが、三位が多かったのが、納得いかねぇ!」 編集者 「君の理想は高いな。まぁ、次回は一位から三位まで独占して三冠王をとってくれ。」 いざーく「いわれなくてもとる!読者にいっておく、次回はキラ・ヤマトの登場だ!!俺とあいつの関係、絶対よめ!」 編集者 「宣伝はいいから・・はい、お疲れさん。」 イザーク退場。続いてブライト 編集者「今回は、結構厳しい批評が多かったね。」 ブライト「なかなか厳しかった。けど、あれは貴方のせいなんだ。」 編集者「わたしのせい?」 ブライト「本当は、私だってアムロ君並に長い作品の筈だったんだ。東条英機との対談や、ヒットラーとの秘密の握手。アムロの脱走。 アウシュビッツでまにあたりにした光景。隊員のショック。そして、チェンバロの鐘をならせ・・あのミッドウェー上陸作戦への参加。 ラストでの東京上空でのガンダムと、敵のB29飛行機との50機の対決のシーンは、まさに最高だったはずだ。 そういったのを全部没にしたじゃないか。それであんな風に・・」 編集者「あれは、仕方なかったんだ。誌面の都合もあったし、それに軍マニアなやつしかわからない話は困るだろう。」 ブライト「ガンダムが好きで軍隊が嫌いなやつはいない!」 編集者「・・まぁそれはそうだが・・。」 ブライト怒って、退場。続いて、スレンダー入場。
編集者 「おまえは残れ。」
スレンダー「はい。」
スレンダー退場。続いてレビル
編集者「民明書房ネタ評判いいみたいですよ」
レビル「そうか。それは有難い。わしには、こういうネタしかないからのぉ。」
編集者「あの連邦塾での話は本当なんですか?」
レビル「もちろん。現実はもっと過酷じゃった。マラソン100キロはしとったな。ローマ時代のマラトン並みじゃ。」
編集者「それはそれは。」
レビル「ほかにも名物、最苦輪具、という遠足があってのう。それは古来中国秦王朝の頃、一人の勇猛な戦士がいて・・」
編集者「それは、また今度。ありがとうございました。」
レビル「これから面白くなるのにのぅ・・」
レビル渋々退場。続いて、カクリコン。
編集者 「今回の作品は切実さが滲みでていてよかったよ。」
カクリコン「
ttp://www.reve21.co.jp/cm/move/ReveCM06proc-1.wmv 」
編集者 「・・・よくわかったよ。」
カクリコンどこか満足げに退場。
編集者「えー、ランバラルは、一身上の都合により、これないので、ここで今回の付録は終わりにさせてもらう。
次回第五号は、明日、三月二十四日なので、期待してまっててほしい。読み切りにはなんとあの人が・・てなわけで、こうご期待だ。」
【付録終わり】
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ラルか・・・まぁ仕方が無いよな。 とりあえず、お疲れ様。
ばいばい。 さようなら。 おやすみなさい。
(⌒V⌒) │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。 ⊂| |つ (_)(_) 山崎パン
保守
晩飯準備と共に保守
だれか人居ない?
居ない!
人が居ないのはどうでもいいが、1はもっとかくペースあげろや!せっかく読んでやってんだからよ!ゴラァ!
読者は待たされるもの。これ、小説の基本。
>>198 ( ゚∀゚)σ)Д`)ホントハタノシミナンダロ
sageますが構いませんねっ!
保守点検
潜行します
あ
ああ?
前にも書いたと思うが、私、管理人室の押入れには、没にした原稿がたくさん眠っている。 没になった理由は、面白くないとか、ネタがぐろいとか、ページの都合で載せられないとか、少年誌にそぐわない内容だとか色々ある。 中には眠らせておくには勿体無いネタも多々ある。 今回は、再びその中の一部を紹介しよう。 以下の作品は、グエンの作品だ。ゆっくり読んでほしい。
『 グエンと豆の木 前編 〜挿絵つき〜 』 グエン・サード・ラインフォード むかしむかし、あるところにグエンという青年がおりました。 いいとこのぼっちゃんでしたが、彼の代になって、急に家が没落して、そのひに食べるものにも困るようになりました。 グエンはそんなことはお構いなしに遊んでいました。 そんなあるひ。グエンは、召使の一人にMSを売ってきて米にかえなければ生活していけない、といわれました。 グエンは、それをみとめ、翌朝自分で市場にいくといいました。お金がそれほどないとはしらず、グエンはショックでした。 翌朝。 まだ太陽が昇りきらぬ早朝にグエンは、大事なMSを売るために市場にむかいました。 召使にみおくられての旅立ちでした。 家をでて、数時間後、グエンは行商人に出会いました。なにやらきれいな緑色の豆をもってます。 なにか気になったので、その豆をじっとみているとその視線に気がついた行商人は、グエンの顔をみて、いいました。 ヽ/l l ニ|ニ ,.、-''"..;:;:;:;:;:;:;:... `'ヽ、 ( ( ̄  ̄) /....:::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;.....ヽ、/ ̄ ̄ ̄ ̄\/  ̄  ̄ i_;;、:_;、;_;、;、;、、ィッ.;:;:;:;:;: / 興 こ 君 ,.、-──-- 、.,_ ,、 | ,,,,,, / ;:;:;:;:;:;: | 味 の : ``''--イ ,),、,! ''''' \ ;;;;;;;;;_| が 豆 : ヾー'゙ |ヒニニュ ャニ,ニニ、> 〉;; / _| あ に ノ l ハ l ヾ トイ `!゙l)_j ' iリ__, ` }ii l f'ト〉 る _,,.ノ _ノ / ノ ノ ノノ!_丿 | l ` " ''' }ii リノ | の |\__ ノ ,、ィ'-=z=F [_ .l! .{ 、 ィ!ii;}' ノ| か | -‐''゙_ノ ,ノ '゙ (ソ ヽ {! ゙ー<⌒' ,ミi;i;}ー'゙ | ね | 、 ィッ>f「 _,,二- ヽ. }i、 -===-' リiii;ツ | ? | `〒T〔!| r ,_ノ _ノ}lli, -r=‐ ,i;llilili| > _____/`ヽ、 ゙、ヽ`! l _ _」 // '}llli, ,;i|i;, ,,ii;ilililll'゙リ /  ̄ l l ,、 ''⌒゙ヽ、 `ト.、! lj (__l、/ | ゙ト!llllllllllliillllllllヅ_、-゙ /,l l / l ゙ト、 t'゙ | | | |、'lトllトllトツ "´ // l l / ,ィ、化ァ ',\ l 〉 | | | ゙、 //∧ / / l l l (爪((、`ー'′ ', `''t‐--'′〉ト、 | | |. Vハ彡 ∧ / |_L、 i | /  ̄ ̄ ̄`¨`''ー--ニL_ `!、 `! l ̄`''┴--┴'-'゙-─…''"´_,, ィ| l |/ h ヽ ` ', | O``''────…'''"´ O',゙:、 l |/ 「どうだいMSとこの豆交換しないか?」 「ウホっ・・!イイ提案・・・」 行商人にそういわれて、グエンはホイホイと大事なMSと米を交換してしまいました。
夕方になりました。 「まだかなぁ・・グエンさま・・・」 召使たちはグエンの帰りを首を長くして待っていました。そのとき、ドアベルがリンリンと鳴りました。 「ただいま」 グエンが帰ってきました。召使達は慌てて、出迎えにいきました。 なんせMSを売ったんです。米は何トンになっただろう、と召使はうきうきと考えました。 だが、玄関にいくと、米はありません。それなのに主人であるグエンはとても楽しそうです。 召使はグエンに米をどうしたのかききました。グエンは、豆と余さず交換したといいました。 な・・・・なんだってー!! <  ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ _,,.-‐-..,,_ _,,..--v--..,_ / `''.v'ν Σ´ `、_,.-'""`´""ヽ i' / ̄""''--i 7 | ,.イi,i,i,、 、,、 Σ ヽ . !ヘ /‐- 、u. |' |ノ-、 ' ` `,_` | /i'i^iヘ、 ,、、 | |'' !゙ i.oニ'ー'〈ュニ! iiヽ~oj.`'<_o.7 !'.__ ' ' ``_,,....、 .| . ,`| u ..ゝ! ‖ .j (} 'o〉 `''o'ヽ |',`i _,,..-<:::::\ (二> / ! _`-っ / | 7  ̄ u |i'/ . |、 \:::::\ '' / \ '' /〃.ヽ `''⊃ , 'v>、 召使たちは呆れて、明日限りでやめさせてもらう、といいました。 !、\ \. , ̄ γ/| ̄ 〃 \二-‐' // グエンは気にせず、豆を庭に慎重に植えると、さっさと寝ました。 翌朝。 グエンが起きると、庭に大きなとてつもなく長い木が生えていました。天空にまで伸びているようで雲をいくつも貫いていました。 グエンは早速召使をよびにいきました。「この豆の木をどう思う?」「・・・すごく、大きいです。」召使達は感動していました。 グエンは喜んで、上っていきました。木はとっかかりが多く、軽々と登ることができました。 グエンは一心不乱にあまさず上っていきました。何時間たったでしょう。気がつくと、グエンは月面にまできていました。 「なかなか遠かったじゃないの。」 グエンは安心したら急にもよおしてきました。トイレを探しました。上ってきた道のすぐそばにありました。 ;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_, や 月 登 そ ,、,、,ミッン、,._ _,、-'゙_,、-'゙. っ 面. り ん 、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙ __, て の 道 な }; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_| 来 ト に わ ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_ ま イ あ け ,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴ ''"_|_| し. レ る で └i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴ ''"_|_ た に |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ __.|_|_ |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ 「fj.||__|__| _| |エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__ |エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_ |エ | ニエ, |┴ _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__| |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_ |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__ -,-=''┷━━|┬ニエ ┬-- .|__|__| _|_|_ ''ーニ_''ー::、_ ゙┷ 工_二'‐-、,_|_|__l__,|⊥ |__ なかなかきれいなトイレでした。 二二二`''ーニ`_''ー-、_¨''━、L|__|__| _|_|_ 二二二二二二二`''ーニ_''ー 、_ |⊥ |__
快適に用をすませた後、グエンはそこで、しばらくイイ男を気取って公園の前にあるベンチに座っていました。 だけど、誰もとおりません。グエンは、退屈してしまいました。 あくびしていたところ、三人のむさくるしい男がとおったので、グエンはこれ幸いと発展場がどこか聞きました。 ∩00 ∩ ⊂ニニ ⊃ ⊂ ニ )-- 、 ,. ---ゝ ) | レ'/⌒ヽヽ ( (´ ̄ ̄ / / ノ.ノ ○ O ヾニニ⊃ ,`'∪ ⊂ニ-‐' ` z. _ / yWV∨∨VVv` > `´ < | i' -== u ==ゝ. は、、発展場? . / M ミ |r 、| , = =、 ! l ,ィ卅ノ uゞト、.ゝ |!.6||v ー-゚ l l゚-‐' | | |「((_・)ニ(・_))! |ヽ」! u' L___」 v | ,' // イノ \ ヽ ゝ |(6|! v L_.」 u リ | /l.メ ,.-─--‐-、 | / /`/ィ'__> u /∠ヽ! .! /| ,イ )⊂ニ⊃( !\ | / l ー-─‐-‐' ! / /⌒y' ==== _ ,'== レ、 ! .-‐''7 |/ `ー-、ニ,.-イ ト.、 /l/ ヽ. = /ト7 l.{ヾ!,' `≠°' ゙゙ 〈≠゚.y/ i / | |. ⊥ -‐'1_|\ ` ー--‐ ' ノ / ヽ,リ u u r __ ヽ. ,'/ ! ∩00 ∩ ,イ´ l__l \ /_,. '-‐''7! ト、 v ___ーY1 | ⊂ニニ ⊃ ⊂ ニ )-- 、 ヽ、,ゝ、 _,,.ゝ-‐'''"´ /.! !. \. └-----' / |\.| ,. ---ゝ ) | レ'/⌒ヽヽ ヽ/ヽ /, ! i | \. ー / |. \ . ( (´ ̄ ̄ / / ノ.ノ ○ ○ / l / 1|! l | \ ,イ ! ヾニニ⊃ `'∪ ⊂ニ-‐' / | / !| ‖ |\ \, ' | ‖| ↑ギンガナム ↑ハリー・オード ↑キース・レジェ 気楽に聞いただけなのに、えらく驚かれました。おもいっきり距離をとられてしまいました。 グエンはムーンレイスたちは発展場をしらないのかとおもい、がっかりしました。実につまらないところです。 ないとなればこんなところには用がありません。さっさと、帰ろうとしました。 豆の木のある場所に戻ると、そこにはかぐや姫のように美しい銀色の髪をした少年が居りました。 _____________________________________________________________________ | │ 〈 ! | |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ そこの君! /⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! ! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l | | | /ヽ! | |ヽ i ! ヽ { | ! |ノ / ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ おもわずグエンは声をかけてしまいました。
. ‐'"´ ,. -‐` 'ー- 、 / ∠-‐''''" ̄ ̄``ヽ. / . /~`´ヽ`、`、 ヽ . l .' : .' / l l l l l . l i i : i | {'" ̄` ヽト、} l | l i rl l トl、レi´「` ィTiレヘノ | l l l、 l └' U l え、あの、今、僕呼びましたか? | : :ヽl l ` 、 ll . | l : i | ト、 ー_‐´.イl | l i l i| l /i |l ノ ノ l l l lヽl―‐┐ l二, l lノ . i ,' l _ノ-<` 、L_L ムL|_ / ̄ `ヾ::::::ヽ 。`i/ `i::::i`ー、 / ヾ:::::ヽ `i。 }:::l i プラチナブロンドの少年は、グエンのことをまったく警戒していないようです。 グエンはどうしようか、とふと考えました。 この場で無理やりにことにおよんでもいいのですが、それはさすがにためらわれました。あくまで合意のうえが彼のもっとーです。 _____________________________________________________________________ | │ 〈 ! | |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ 今から私と やらないか? /⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! ! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l | | | /ヽ! | |ヽ i ! ヽ { | ! |ノ / ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ . ‐'"´ ,. -‐` 'ー- 、 / ∠-‐''''" ̄ ̄``ヽ. / . /~`´ヽ`、`、 ヽ . l .' : .' / l l l l l . l i i : i | {'" ̄` ヽト、} l | l i rl l トl、レi´「` ィTiレヘノ え・・・? | l l l、 l └' U l | : :ヽl l ` // 、 //ll . | l : i | ト、 ー_‐´.イl | l i l i| l /i |l ノ ノ l l l lヽl―‐┐ l二, l lノ . i ,' l _ノ-<` 、L_L ムL|_ / ̄ `ヾ::::::ヽ 。`i/ `i::::i`ー、 / ヾ:::::ヽ `i。 }:::l i アオリ 「 グエンからの突然の誘い!どうなるロラン!どうするグエン?!緊迫の展開は次号少年ガンダム第五号にて! 」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
編集部からのお知らせ 【 突然ですが、この漫画はここで終了です。次号での掲載はありません。】 _,、;;-;;;'':!!!!!!!!'';;-、、_,,, -=ニ;;;;;!!!|||||||ゞ,、_、-、ミ!!iiL -=ニ;;;;;:::!!||||!<` `'-'iノ -=ニ,、;;:,-、ii/ `''-、_ , _! `ヽ;;;;! !゙ u ニ'ニ`<イ ( やっぱり限界ぎりぎりだよな・・・) _i_,ゝ;; u . )i 、'゙(~'、 !. 、──-/ u _,、-;;;゙/;;;;i '、  ̄ ̄/ _、-::''゙::::::::;;;/;;;;;;;i ヽ, `'',,- -' u ,、;;';゙;;;;::゙::、::::::::::::::/::_:::_ i、. /ニ::i.´!\ u /;;;;;;;;;;;;;;;;;::::i::::::::::::::~,、-::'::|ヽ,/i|||||i !:::i丶 i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::i:::::::::: <:::::::::::::i ゙i||i゙ `|、::ゞ:゙:、 !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::!::::::::::::ヽ;::::::::::!. ||||| i:::゙::、::::::ヽ, !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::|:::::::::::::::::'、::::::::! i|||||! i::::゚:/:::::::::i::゙i |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::::::::゙、::::::! i|||||||.!::::/:::::::::::!::::! i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::!:::::::::::::::::::::::゙.、:::i.i||||||/:::/::::::::::::i:::::| i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::!::::::::::::::::::::::::::::゙'、゙!||||'::::/::;;;;;;::::::!::::::! |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::!:::::::::::::::::::::::::::::::::゙'.i|';/::::::::::::`7:::::::! i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ii゙:::::::::::::::::::/:::::::::! i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::!::::::::::::::::::i::::::::::::::::::|O::::::::::::::/::::::::::::! ┌‐────┐:::::::::::::i:::::::::::::::::::!:::::::::::::i::::!::::::::::::::i │ 管理人 |::::::::::::::::!::::::::::::::::::i:::::::::::::i::::!::::::::::::::i ├───‐─┴──────────────────────── │(どうかんがえても次号の少年ガンダムにこれ以降の展開は掲載できないだろ・・・・ボツ) └─────────────────────────────‐ ! | __ ! ! | | /?. -─-、.`ーゝ.゙、_ . | |. // j ト#、`ー-ゝヽ二_ヽ. ! ! ?.-i.{ uv | } `ー-'´?ゝ_ヽ.゙! ! | |/r;‐!} <⌒ヽ. !ノ v/'´u \ヽ} │|!{ ツ' >゚‐ ´ /⌒! ? /ヽ\ |. !y' v 〃 v' Y゚_?ノ //⌒ゝ.`'‐、 ぼ、没だって・・・! ゞv:-=、八 u u' } u !?' 'ヲ ! \ \ そ、そんな・・・・ ?.ィー- 、._ /∧ヽi`ヽ.ニ゙_ー-‐==≦(__j ||[_フ/ ヽ. \ │ `'''ー- 、..」 | {.゙、ヽ┴-L._匚匚匚[_.」コ }|ト-' ヽ ヽ 、ヽ. ∧ヽヽl\ヽ┬┬┬┬┬┬ノノ ! ゙、 ヽ .|ヽ.\ ./ ヽ.`ー`ニゝ.\ニニニ二シ' ./|`ー- 、.._ |. \ヽ、/`ゝ「ノ/フ 1~7r‐ー-\\二「'7__?/ ! 「'7  ̄~~7ヽ. ! >'´/ / ´ ´ ヽニ フ-- 、:::ヽ.ヽニ フ-- 、 | ヽニ フ-- 、/ ヽ く. <\ヽ、 /| r'、⌒ヽ.ヽ'´\| r''⌒ヽヽ | r''⌒ヽヽ 〃 \\`ヾニ.ー/ィ L_ヽ/) } ./ィ ト`ー/ /_/ィ │ / ノ /' \?゙ゝ `'´レ'‐-ニ∠ノ‐-`'´レ'-∠ノ‐-`'´レ'、.._∠ノ ↑ 後編のイラストまで書いてやる気満々だったグエン ※なお、このイラストに出てくる顔はすべてグエンの想像です。 幕間 その2 ⇒ 閉幕 ヽ
213 :
追記 :03/08/26 02:53 ID:???
こんなのを載せている暇があるなら 早く第五号の方を発行しなさい! このカス!カス!カス! ______ - √ :ノ(::::::::::::::::::::::\、⌒ レ'⌒ヽ/ :⌒::≡==" "=| _,,...- ::::::::|-==・ナ=|==・| ∠_::::::::: ::::/`ー ,(__づ、。| ,-、ヽ|::::::::: :/ 三 : : : :Ξノ |・ | |, -、: :| =======イi 。 ゚r ー' u 6 |:: :| ||( ̄`' )//。,,,, i ||| u '- :| ``====イ ' (__ ヽ 、 u ======(∀)=:::/\ヽニニニ :::::::/ ヽ:::i /;;;;;;;;;;;;;;;;; おしまい
成歩堂くん、ギリギリどころかとうに限界突破です。腹が捩れそうです。ペナルティを与えます。
ワラタ。もうageちまうぞチクショー!
そして再び次回を待つ…
AA使うのは2ch小説ならではだし、だから全然OKだろ、とか思いつつ保守
\ .人 ̄ <!  ̄ /ー'// ̄ヽ _.、‐'" >ーヽ_>.、(ニ7 .イ ̄ヽ/´┴!-、 `!、. ,.-''" (ヽヽソ~ヽ`ニ ‐'//='゙-‐'"~~~ヽヽ \ / (ヽ /"二ー/〉 ]ーj´、、,,___ `}/´ >./ (ヽ./"/'''//::||:ヽ ヾ''''''ー‐、_//~'l/ ,.-''" ,.---、__(ヽ ('´ |::::::/ヽ::::::::::| `!| / u ノ ///-‐'´ /\ ./!:ノ ``''ヽ! | ./ ./ ,.、-" ̄ ̄`ー 、-‐‐-/'''''''ヾ/ |/ _,.、---‐‐‐-,、|/ ./ / `'ー、`'フ''ー'| ,.、‐'"-'''二=‐/ヽ::/ ./ . u `ヽ、ー、.! /ソ´二フ"、,,,,,,:ゝ、/ | \ーフ''"-、,,/~"´::/,、/ .| /´ \ノー''"~ー‐'' ̄ / | /、 \ = / .| / \ ヽ 、、、、 / u | _,、-'´ \ `ヽ ;iiiiii;;./ .| |\ i i i | u ノ .|::::ノ\ i i! .イ;;ヽ /ヾ/::::::ノ\. u /:/~~ヽ:ヽ /;;;;;/ 〈;;;;;;;<:::/´::::_,,,,>-、,,,,_,,,.-/;;;;;;;;;トー-....、,,,,,,,,,、-‐'";;;;;/ \;;;;ヽ;;;;/ヽ;;;;ヽ;;;;;/ヽ;/;;;;;;;;/ ;;;ヽ;;;ヽヽ;;;;;/ ヾ;;;;;;ノ ブリブリブリッ♪ (;;;;;ヾ) /;;;;ヽ ヾ;;;;ノ / ヽ r ,,,....,,, ヾllllllllllllllllllllllllllllll 彡ヘ i i ,.-''";;;;;;;;;`ヽ、 ヾllllllllllllllllllllllll lヽゞノ ', ''i"~`゙`‐-、,;;;゙、 ヾllllllllllllllllll _____, ,...,,,,__ `ヽ _,,,..、-‐'ヾlllllllll l `ヽ l ヽ ,.r‐'''"゙ WV 'i 「ヽ, ヽ7''~ ̄ `ヽ し :::::: ゙、 l,'゙ヽ ゙、'"´ :::::::::: ゙、 { \ .) し ::::::::::: ←ガノタ♪ `゙'ト、.,_,,...,_ゝ='ヽ ヽlllulllll`~´::::::::::ヽ ・ ゙、-,,,,,,,,,..,_..,_、 ヽ :::::::::::: し ::::::: ,,-'"゙`;;;;;;;;;::::. υ 、 :\ ):::::::::::::::: :::::::::::: .(ゝ;;;;;;;;;;;;;;;;, 'u :::::::::::::::::::::::::::::: ../""ヽ;;;;;;;;;; .υ::::. '" ν::::::::::::::::::::::::: / ../ ´ ^ ゞ.ノυ:::::::,,,,,,::::::::::::::::::::::: , . - '" / / ヾ゙i;;;;;;;;;;::::::::::::::::::,.、,.、-' " ´, .,/ ヽ、;;;;;;;;;;;;,.、-‐''" \ ノ( / `'''''''''´ \ ガノタはいかがなものか・・・♪ ガノタは | __ ヽ 二工二、 / ヽ  ̄| ̄ / / \ ヽ 二土二「 | |  ̄| ̄ / / | -┼┬ し \_ノ ヽ丿 ノ ノ └┼ / ̄/ | │ │ ゝ |二二| | ─┼─ ─┼── |二二| | | 人 / \ し ノ _/ \_ うんこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪ ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ( ゚∀゚)ア━━━━ヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!! ガノタ( ´;゚;ё;゚;)キモッ♪ るんるん♪ らんらん♪ ざまぁみろ♪\(^o^)/ざまぁみろ♪\(^o^)/ざまぁみろ♪\(^o^)/♪
保守
ほっしゅほしゅ
いわゆるひとつの保守
keep this SURE つまり保守って事なんです。ええ。
225 :
通常の名無しさんの3倍 :03/09/08 13:06 ID:CCYmDqZ/
いったんage
左舷、保守薄いぞなにやってんの
保守。 1さん、お元気?
働けど働けど、雑誌の編集、楽にならざり じっと 手を見る。 という、小粋な冗談もいえないほど、今回は疲れた。 雑誌の連載も中盤にさしかかったということで、特大大増ページにするようにと会長にいわれたからだ。 やってられない。まったく。おかげで昨夜から徹夜だ。ぶつぶつ。 と、愚痴ってもしかたのないので、以下に早速第五号を載せて寝ることにする。 今回は、一作品あたりが非常に長くなった。一人の作家に偏らないようにした所為だろう。 では。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ,___/______ |./ '-,,,,,, \ ,,/,,'_ \ \ .l i∠_-’,,,,,,__,,,,>.,l └t‐┐-.lュ‐‐‐'''''´| < いよいよ中盤戦!週刊少年ガンダムはますます熱い! . l´`j´ /ュ | なんと読みきりにはあのハマーン様が登場!見逃すな! . | l .iュ | イザークによる俺の関係シリーズ、レビルによる魁シリーズが今回でなんと完結!! . l"j,,|___i==----、 | どんな最後かはみてのお楽しみ!ささ、どうぞお楽しみください! ゛l.. | /"""゙\| ,-┘-/-------` 週刊少年 /---/ ___ ___ ___ ___ ___ _______ _____ _____ ____ /゛ `ヽ.| || | | ゙i | | | _ `i | | .| | | .| | l゙l,,__| | || | | ゙i| | | || | | i .| | . || | | |[''''''l | || | | | | || | .| |_| | | |l .|l | | l_| .| | |j | | |゙l | | |j | | __ | .| || || | \_,.ヘ,,,l .\__,ノ |__| ゙l__.| |,,,,,,,,,,ノ |___| |___| |__|.|__| |__| - No.5 - (定価50円) /i /{/'⌒'} }}Y/ / ,r-、ヽ, / ノ、|、ヾ_,,ノ ノ ノ{ ヾ {^')) }フ/ / _/ 立・ \ヽ、 彡'`、、 'ー' ノ //",,゙ """ / ヽ ち・ ヽ-、ミ‐-、、 、,r=‐'¬ー=、、,-‐'_ ヽ、 /ノ / 『味』 読・ こ ミ/ ~  ̄ノ /\ /彡 "" |/ だ み・ の / ,' u ∪ ! ヽ | i、゙ー''"彡 /| ぜ し・ 味 、、∪ / ノ / _,,,...-‐‐ニ=,ノ,,/ ヽ、,,_ \ ,イ / | : よ・ は ニ、=!, l_. レr=-ニ二、,,,.-'" ー、==-ヽ'"/ / ヽ : う・ 、(・,)>ノ⌒ ∠,(・,)_く ゙` ヽ゚ノ`ー=、_ /// ∠ : と・  ̄/""゙ ヽ ̄ ̄ \ヽ  ̄ ̄ // ノ し・ u 〈 、 u (ヽ //  ̄ノ て・ ヽ -' lj >、 // /  ̄ヽ、 る・ /ヽー‐ 、 /'"´ 'i // / ∨ヽ/ ^゙"⌒ヾ、 ,i| ,"__} // / / ー- - ヽ_人`'′ // / / / i'゙' /-─‐‐''/_/_ 、 _/-‐ヽ、___,,,, -‐‐  ̄ 雑誌は買ってよみましょう! ー-、、,,__,-‐'//ノゝノ ノ ヽ\ お願いしますね!(
1 『 夢十夜 』 アムロ・レヰ 第一夜 こんな夢を見た。 僕が、腕組をして枕元に坐っていると、仰向に寝た少女が、静かな声でもう死にますと云う。 褐色の女は長い髪を枕に敷いて、輪廓の柔らかな瓜実顔をその中に横たえている。 頬の底に温かい血の色が程よく差して、唇の色は無論赤い。到底死にそうには見えないので、僕はとまどった。 然し女は静かな声で、もう死にますと判然云った。僕もあぁ、これは死ぬなと思った。 そこで、そう、もう死ぬんだね、と上から覗き込む様にして聞いてみた。死にます、と云いながら、女はぱっちりと眼を開けた。 大きな潤のある眼で、長い睫に包まれた中は、只一面に真黒であった。そこに只っぴろい宇宙が広がっていた。 その真黒な眸の奥に、自分の姿が鮮に浮かんでいる。僕は、少しどぎまぎした。 透き徹る程深く見えるこの黒眼の色沢を眺めて、これでも死ぬのかなと思った。 それで、ねんごろに枕の傍へ口を付けて、死ぬんじゃないよね、大丈夫だよね、と又聞き返した。 すると女は黒い眼を眠そうにしたまま、やっぱり静かな声で、でも、死ぬんですもの、仕方がないわと云った。 そして、少し考えた後に、遅すぎたのよ、とそっと付け加えた。 何が遅すぎたんだろうと一心に聞くと、さぁなんでしょうね、と彼女はにこりと笑って見せた。 僕は黙って、顔を枕から離した。腕組をしながら、どうしても死ぬのかなと思った。 理由がわからなかった。ひょっとして僕が原因なんだろうか。本当に遅れたのだろうか。少し考えたけど、どうも違うような気がした。 時はさらさらと流れた。庭の獅子落としが、からん、と鳴った しばらくして、女が又こう云った。 「死んだら、埋めて下さい。大きなサイコフレィムで穴を掘って。 そうして天から落ちて来るコロニィの破片を墓標に置いて下さい。そうして墓の傍に待っていて下さい。又逢いに来ますから」 僕は、何時逢いに来るのかと聞いた。 「ジオンが出るでしょう。それから連邦が沈むでしょう。それから又出るでしょう、そうして又沈むでしょう。 ――赤い彗星が東から西へ、東から西へと落ちて行くうちに、――あなた、待っていられますか」 僕は黙って首肯た。女は静かな調子を一段張り上げて、 「アクシズがでるまで待っていて下さい」と思い切た声で云った。 「隕石が落ちるまで、私の墓の傍に坐って待っていて下さい。きっと逢いに来ますから」 僕は只待っていると答えた。すると、黒い眸のなかに鮮に見えた自分の姿が、ぼうっと崩れて来た。 静かな水が動いて写る影を乱した様に、流れ出したと思ったら、女の眼がぱちりと閉じた。 長い睫の間から涙が頬へ垂れた。――もう死んでいた。僕は、彼女の脈を調べた。矢張りない。 僕が殺したんだ。沿う思った。とりかえしのつかないことをしたと思った。
僕はそれから庭へ下りて、サイコフレィムで穴を掘った。 其れは大きな滑かな、けれど温かみのある金属だった。さわるとどこか柔らかかった。 土をすくう度に、金属の裏に月の光が差してきらきらした。反射して、僕も照らした。 湿った土の匂もした。穴はしばらくして掘れた。 女をその中に入れた。 そうして柔らかい土を、上からそっと掛けた。掛ける毎にサイコフレィムの裏に月の光が差した。 れからコロニィの破片の落ちたのを拾って来て、かろく土の上へ乗せた。コロニィの破片は丸かった。 長い間大空を落ちている間に、角が取れて滑かになったんだろうと思った。 抱き上げて土の上へ置くうちに、自分の胸と手が少し暖くなった。 自分は苔の上に坐った。 これから隕石が落ちるまでの間こうして待っているんだなと考えながら、腕組をして、丸い墓石を眺めていた。 そのうちに、女の云った通り彗星が東から出た。大きな赤い星であった。それが又女の云った通り、やがて西へ落ちた。 赤いまんまでのっと落ちて行った。一つと自分は勘定した。 しばらくすると又唐紅の彗星がのそりと上って来た。 そうして黙って沈んでしまった。二つと又勘定した。 自分はこう云う風に一つ二つと勘定して行くうちに、赤い彗星をいくつ見たか分らない。 勘定しても、勘定しても、しつくせない程赤い彗星が頭の上を通り越して行った。それでもアクシズがまだ来ない。 僕は、地上で、彗星が何度も行き来するのをただ、みていただけだ。彗星は、忙しそうに宇宙を駆けていた。 自分は地上。彗星は宇宙。そして、女は土の中。 それからまた数え切れない程の赤い彗星が流れていった。時折、蒼い星も流れたが、それはすぐに現れなくなった。 まだ、女はこない。 しまいには、苔の生えた丸い石を眺めて、自分は女に欺されたのではなかろうかと思い出した。 すると、どこからか白鳥が飛んできて、その丸石の上にとまった。僕は、その白鳥をじっとながめた。 白鳥も僕の方を見ているような気がした。先程まで降り注いでいた雨の所為で、其の鳥の身体はしとど濡れていた。 自分は首を前へ出して冷たい露の滴る、白い首筋に接吻した。 自分が白鳥から顔を離す拍子に思わず、遠い空を見たら、暁の星がたった一つ瞬いていた。 「アクシズはもう落下を初めていたんだな」とこの時始めて気が付いた。隕石が、地上に落ちるのは間もなくに思えた。 其の時、白鳥が、空に飛び立っていった。大きく羽をはばたかせて、宙を駆けたかとおもうと、ひときわ大きなこえで鳴いた。 すると、アクシズの軌道は、目に見えてするすると落下から外れていき、仕舞いには見えなくなった。 太陽の方に行ったのだろうか。視線を墓に戻すと、そこには、何処からきたのか、赤ん坊が元気に泣いていた。 僕が抱き上げると、すぐに泣き止んだ。きゃっきゃと笑った。その瞳は青く神秘的な迄に透き通っていた。 其れは自分には地球自身に思えた。 この子は助かったんだな。助かって嬉しいんだな。さう思った。 そこで目がさめた。 アオリ 「 他の九つの夢は割愛させていただきます。」
2 『 木馬をめぐる冒険 』 ブライト・ノア 「私って美しい?」 木馬が僕にそんなことを聞いてきたのは、アムロ・レイが脱走した砂漠でのことだった。 そのとき、僕は煙草を吸いながら一人で星を眺めていた。彼女と話すときは一人じゃないといけないのだ。 「美しいよ」 僕は言った。事実彼女ほど美しい戦艦を今までにみたことはなかった。 滑らかな曲線。洗練されたフォルム。大胆な突起。すべてが僕の心を掴んでいた。 「少し形而上的にすぎるけど、とても美しい」僕は言った。 「嬉しい」 彼女はその大柄な体を少し震わせて喜んだ。僕は彼女にもたれかかった。 背中に彼女の硬い装甲を感じた。 「どのくらい美しい?」彼女が聞いた。 「ザクとグフが100機集まってマス・ゲームをしているより美しい」 「素敵」 木馬は体を震わせて喜んだ。あまりに喜んだのであたりに砂埃が待って仕方がなかった。 僕はパオロ艦長には悪いけど、彼女と話せるようになってよかったと思った。 木馬、つまり自分の戦艦と自由に話せるのはその艦の艦長だけなのだ。それは艦長特権だった。 僕は、それに気がついたとき、パオロ艦長が羨ましかった。尊敬した。いや、この表現は正しくない。 オーケィ、正直にいおう、僕はパオロに嫉妬していたのだ。 「戦争はいつまで続くかしら」 木馬が心配そうに言った。 「さあね。僕にはわからないな。けど、そんなに長くかからないと思う」 僕は、煙草を足元に捨てると、今度はビールを取り出した。 「私きっと壊されちゃうわ」 「大丈夫。君は僕が守るよ」 「ほんとに?」 「本当さ。僕が一度でも嘘を言ったことがあるかい?」 「私信じるわ」 僕は彼女の装甲にキスをした。硬かったけれど、それは決して嫌な感触じゃない。 「私のこと好き?」木馬が聞いた。僕はビールを飲みながら答える。 「好きだよ」 「どのくらい?」 「ガンタンクやガンキャノンやガンダムが君の中にいるのを嫉妬するくらい」 「あなたって最高だわ」木馬がくすくすと笑った。そして、ひとしきり笑った後、「守ってね」といった。 もちろん、と僕はこたえた。 けれど、結果的に僕は彼女に嘘をついたことになった。 ア・バオア・クーでのことだ。
連邦とジオンの最終戦争。ア・バオア・クー。戦いは佳境だった。 戦場はますます激しさをまして、木馬を守るモビルスーツは一機もいなくなった。 カイやハヤトは既に白兵戦に突入していたし、アムロ・レイは撃沈されたのか反応がなかった。 そんななか、僕はマシンガンを持って艦長室にいた。 「ここをでなくていいの?危険よ」木馬・・彼女が僕にきいた。 「でたくないんだ」僕はいった。 「けれど、きっと守りきれないわ。私の体はすでにボロボロだもの」 木馬は淡々といった。 「貴方まで死ぬことはないわ。逃げて、生き延びて。」 「僕はここに残るよ」 「駄目よ」 「どうして?」 「どうしても」 そこで僕らの会話は終わった。彼女は沈黙して、僕はまたビールを飲んだ。 ミライがやってきた。 「どうしたの?ブライト。艦長が退艦命令だして、ボー、としているなんて」 「なにもしたくないんだ」 「なに馬鹿なこといってるのよ。ほら、艦長がでてくれなきゃ、士気があがらないわ」 ミライはそういって僕の手を引っ張った。 「君がやってくれないかな」 「ちょっとしっかりしなさい!貴方がしっかりしないと皆しんじゃうのよ!」 僕は顔を叩かれた。激しいビンタだ。一瞬意識が飛びそうになった。 「・・・わかったよ。すぐに行くから、君はカツ達をしっかりみててくれ」 そう。僕は艦長だった。艦長には責任がある。好むと好まざるとにかかわらず。ミライはうなずいて急いで出ていった。 一息にビールを飲み干すと僕は椅子から立ち上がった。そして、木馬に言った。 「僕は行くよ」 「ええ。」 僕は壁に手をやって、そっとさする。壁がすこしだけ身を振るわせた気がした。 「さようなら。今までありがとう」 躊躇いながら、僕は言った。其れ以外にいったい何がいえる? 「私。貴方に会えて。本当によかった」 彼女が笑ったように思った。 僕はドアを閉めた。非常サイレンが、けたたましく艦内には鳴り響いていた。口の中は血の味がした。 ・・・一年戦争はこうして終わった。どんなものでもそうなように終わってしまえば実に馬鹿げた戦争だった。
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戦争が終わった後、暫くしてから僕は暇を見つけて砂漠に行った。ミライもつれてだ。 木馬を停泊していたと思わしき場所に、僕はバギーを止めた。 僕はそこに寝転んだ。ミライも黙って隣に座った。 ここで木馬と話してから半年も経っていない。けれど、僕にはあれから何年も経ったような気がした。 星は相変わらず、変わらない光を保って柔らかな色を降り注いでいた。 「ねぇ、私のこと好き?」 暫くそのままでいると、ミライが聞いた。 「好きだよ」 「どのくらい?」 「ガンタンクの砲台と同じくらい」 「ねぇ、前からいおうと思ってたんだけど、あなたって変わってるわね。」 ミライがあきれたように言った。 ミライが寝てしまった後、僕は蹲ったまま二時間泣いた。そんなに泣いたのは生まれて初めてだった。 胸にぼっこりと穴があいてしまったようだった。 ミライを手に入れてもそこが満たされることはない。そこは既に損なわれてしまったのだ。 「貴方にあえてよかった」 その言葉は僕がいうべき言葉だった。僕は彼女に何度も命を救われたんだから。 真空の宇宙。灼熱の砂漠。シャアの襲来。彼女は何もいわず、僕らを助けてくれた。けど、彼女はもういない。 僕は強くならなければならない。風が強く吹いて砂が舞った。そろそろ帰る潮時だった。 僕は、立ち上がると、ズボンについた砂を払った。空には、半分だけの月が鈍く光っていた。 僕はミライの肩を軽く叩いて起こした。彼女はすぐに目を覚ました。僕はいった。 「帰ろう」 「気持ちの整理はついたの?」ミライは目をこすりながら、僕に聞いた。 「知ってたんだ?」 「当たり前じゃない。私、そんなに鈍じゃないわよ」ミライはけろりと答えた。 「やれやれ」 僕はため息をついた。空には星が輝き始めていた。 アオリ「 そして七年後・・・アーガマをめぐる冒険。」
3 「 みんな と 俺の関係 」 イザーク 概要 人気シリーズ堂々の最終回。 よっつのパートに別れている。俺シリーズ最終回、よんでほしい。 ちなみにキラ・ヤマトと俺の関係は没になった。いずれ機会があればどこかで発表したい。 その壱 <ニコルと俺の関係> 以前、ニコルがデジカメを買って嬉しそうに色々撮っていた。 けど、そのうちメモリが いっぱいになったらしくてパイロットな癖にメカ音痴なニコルは 「ねえ、これ写らなくなっちゃっ たんだけど…」 と遠慮気味に相談してきた。 居間のソファーで寝ていた俺は面倒くさかったから 「なんだよ、そんなの説明書読めばわかるだろが! 忙しいからくだらないこと で話しかけるなよな!ブロッコリーマン!超人パワーいくつだよ!」 とついつい罵倒してしまった。 そのニコルが先日亡くなった。 遺品を整理してたら件のデジカメを見つけたので、なんとはなしに撮ったものを見てみた。 俺達の写真が写っていた。 涙が出た。
その弐 <ディアッカと俺の関係> その後、ディアッカもデジカメを買って嬉しそうに色々撮ってたけど、そのうちメモリが いっぱいになったらしくてパイロットな癖にメカ音痴なディアッカは「ねえ、これ写らなくなっちゃっ たんだけど…グゥレイト」と遠慮気味(?)に相談してきた。 俺は面倒くさかったし、奴の中途半端な英語にむかついてたから 「なんだよ、そんなの説明書読めばわかるだろが!こしぬけぇぇ! 忙しいからくだらないこと で話しかけるなよな!あっちいけ!お前、犬の匂いがすんだよ!」と罵倒してしまった。 ディアッカは哀しそうに去っていった。 そのディアッカが先日いなくなった。 死んだのか、捕まったのかはわからない。ただ、それから数日経って、隊長から奴の遺品の整理を俺は任された。 ディアッカの雑然とした部屋の遺品を整理してたら件のデジカメを見つけた。撮ったものを見てみた。 マリモが写っていた。 意味がわからなくて涙が出た。 その参 <アスランと俺の関係> その後、アスランもデジカメを買って嬉しそうに色々撮ってたけど、そのうちメモリが いっぱいになったらしくてパイロットな癖にメカ音痴なアスランは「ねえ、これ写らなくなっちゃっ たんだけど・・・ハロならわかるんだけどさ・・」と言い訳気味に相談してきた。 俺は面倒くさかったし、言い訳にむかついたから 「なんだよ、そんなの説明書読めばわかるだろが!こしぬけぇぇ! 忙しいからくだらないこと で話しかけるなよな!犯人はヤスだよ!」とつい罵倒してしまった。 「・・悪かった。どうしても撮らなきゃいけないものがあったから」と、アスランは素直に謝って去っていった。 そのアスランが先日ザフトからいなくなった。 遺品を整理してたら件のデジカメを見つけたので、なんとはなしに撮ったもの を見てみた。 キラ・ヤマトとラクス嬢の楽しそうなツーショットが沢山写っていた。 アスラン自身は、一枚も写ってなかった。 意味がわかりすぎて涙が出だ。
最終話 「 イザーク と 俺の関係 」 アスランの遺品の整理を終えた俺は、やれやれ、と居間に戻った。 無論だれもいない。この家に住んでいた四人のうち、今居るのは俺だけだ。俺だけ。 ソファに寝転んで、テレビをつけたが、つまらない番組ばかりなので、すぐに消した。 退屈だった。そんで居間の掃除をすることにした。 掃除をしていると押入れからニコルのデジカメがでてきた。以前みたことがあったが、俺はもう一度みることにした。 前回は、つらくてあまりみなかったからだ。デジカメにはかなり前のファイルが残っていた。 「お。これは・・」 俺は、思わず声を出した。 祭りの時の皆の写真が入っていた。川原であった花火をみた帰りに撮った写真だ。 ウルトラマンのお面を被ったディアッカに、アメリカンドッグを食べているアスラン。 ゼリーを右手にもって静かに笑うニコル。そして、そっぽを向いている俺。頭上には星がきらびやかに輝いている。 幸福な風景だった。俺はなんでそっぽをむいていたのだろう。照れくさかったのかもしれない。酷く自分が子供に見えた。 イザークとして、精一杯、気を張っていたのだろうと俺は思った。 祭りの写真はそれ一枚しか入っていなかったけど、俺は飽きることなくそれを眺めた。あれからどれくらい経ったのだろう? あの時の情景を俺は思い出した。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 花火をみた帰り道のこと。俺達は川原沿いにゆっくりとあるいていた。風があり、夏にしては涼しかった。 途中、アスランの下駄の鼻緒が切れたので、結ぶまで、石に座って休憩した。 そのときのことだ。 ニコル 「隊長。これお願いします」 隊長 「ん、写真か・・そうだな・・おい、みんな、そこに並んで。ニコルのデジカメで写真を撮るぞ」 ニコル 「お願いします。これ、この前かったばかりなんです」 ディアッカ 「写真?ナイスガイに撮ってくれよな。HAHAHA] アスラン 「写真か・・キラの写真がほしいな・・はぁ・・・」 俺 「写真?おいおい・・・俺たちは、軍人なんだぞ。こんな時期にそんなの撮る必要ない。」 隊長 「まぁまぁ。イザーク、こっち向いて笑って。ディアッカ、歯茎がですぎで、きもいぞ。 アスランと、ニコルはもうちょっと内によって。よし、皆、1足す1足す2引く1は?」 ディアッカ 「サン!」 パシャ! 隊長 「よし。もういいぞ。ところでディアッカ・・・ 算数 や ら な い か?」 其のあと、アスランの下駄がようやく直って俺達は再び帰りはじめた。 ニコルが、隊長にデジカメを返してもらって、先程撮った写真をみてニコニコしていた。 俺は、なにげなく、変な奴だと思った。だから、話し掛けた。 俺 「お前も変わってるな。そんな写真、こんな時期に撮る必要があるのか?」 ニコル 「・・こんな時期だからですよ。イザーク」 俺 「ふぅん」 その時はニコルの言葉の意味が俺にはよくわからなかった。 ディアッカ 「俺、クルーゼ隊に危険が迫ったら変身してみんなを守ってやるよ!」」 その後ディアッカが明るくそういったのを、今でも鮮明に覚えている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
なつかしかった。あんなに一緒だったんだな、と俺は思った。 俺はデジカメを押入れにしまった。いつまでも感傷にひたるわけにはいかない。俺は思った。 外を見ると、夕暮れが迫っていた。それはあの当時見た夕暮れとは違う色になっていた。どこか濁った色だった。 もうすぐ雨が降るのだろう、空気は湿った味がした。 「負けるな、イザーク」と、俺は居間にある等身大の鏡に向かって暗示をかけるように言った。 鏡にうつるイザークは、俺を励ましてくれる気がした。俺を支えてくれる気がした。 俺は、嬉しかった。こいつだけは、変わらない。死ぬまでいっしょだ。 さて、その後。 俺は、一人で食事を作った。今日は、インスタントのエビグラタンと、食パン二枚、食後にプリンを食べた。 食べ終わった食器を洗って、食器乾燥機に入れた後、俺はシャワーを浴びた。 浴びた後、タオルで頭を吹きながら居間に戻って、冷たいオレンジを飲んだ。頭が痛くなるくらいよく冷えたオレンジだった。 飲み終えた後、俺はグラスを洗って、必要な書類に目を通した後、寝ることにした。居間の明かりを消すと俺は部屋をでた。 その直後、俺はふと額の傷が気になって、確認しようと思い、居間に戻った。明かりはオレンジの非常灯だけがついている。 暗いけれど、ちかづけば、よくみえる。コーディネーターは暗視能力に優れているのだ。 だが、鏡をみた瞬間、俺は固まった。 ――鏡の中のイザークが泣いていた。 彼の少しつりめがちの瞳からぽとぽとと涙がこぼれて、頬をつたい、床に落ちていた。 俺は一瞬、意味がわからなかった。どうして、イザークが泣いているんだ? どうして、そんなに哀しそうな顔で泣いているんだ。俺は、訳がわからなくて、頭の中が真っ白になった。 ただ、泣いてほしくない、と思った。 だから俺は「泣くなよ」と鏡に、イザークに呟いた。彼はどうして泣いているんだろう、なにも哀しいことなどないはずなのに。 いや、本当はあるのかもしれない。俺が、気がついてないだけかもしれない。 デジカメの映像を俺は思い出した。みんなの笑顔。みんなと、俺の関係。それは友情、とは少し違うけれど。 俺は、イザークを見る。まるで、海に降る雨のように静かに泣いている。俺は、ようやく彼が泣いている理由がわかった。 俺は唇をかみ締める。 「泣くなよ。腰抜け」 俺は、言った。そして、言葉を発して初めて自分の声が震えていることに気がついた。 目が熱い。自分の頬をなにかが流れている。喉の奥からこみ上げてくるものを必死でかみ殺す。 「・・・泣く・・なよっ・・!腰・・抜けぇ!」 俺は、もう一度掠れた声で叫んだ。 だけど、鏡の中のイザークは、いつまでもいつまでも泣きやまなかった。 そんだけ。 アオリ 「俺の関係シリーズは今回で完結です。イザーク先生の次回作にご期待ください!」
4 「カクリコン・ビバップ」 カクリコン 一風変わったこの連載。本編ではなくその次回予告がメインの作品。 はっきしいって、わからない読者もいるかもしれないが、カクリコンのたっての頼みなので、載せる。 まず予告編。 (BGM: アニメじゃない) ジェリド 始まるんだって? マウアー へー、ほんとに始まるんだ。 ジェリド で、何だっけ? カクリコン 新連載、カクリコンビバップだ。 ジェリド 何か変なタイトルだよなあ カクリコン 太陽系を股に掛け マウアー カクリコンって誰? カクリコン 俺だ ジェリド ビバップって何だよ? カクリコン 賞金稼ぎの大活躍 マウアー ジムでも追っかけてんのかしら? カクリコン ティターンズを助け、エゥーゴをくじく。 ジェリド わけわかんねえなあ。 マウアー 新連載カクリコンビバップ、週刊少年ガンダム今週号よりスタート。
第一話「アステロイ・ブルース」 内容は省略。 簡単に言えば、強化人間の薬を持ち逃げした哀しい話。 フェイの最後の笑顔は何を意味していたのか、ジェリドにはわからなかった。そんな感じの話。 では次回予告。 (BGM: stand up to the victory) ジェリド: まぁそういう訳で、ようやく始まったこの連載 カクリコン: そりゃどういう訳だよぉ ジェリド: 来週は思い切ってアメリカンコミックに大変身だ! カクリコン: そんな話だっけか? ジェリド: 愉快なモビルスーツが大暴れ! カクリコン: 何ぃ? ジェリド : ・・・と言っても、パトレイバーなんかは出てこねぇぞ ガンダムSEED好きの子供から1st原理主義のお年寄りまで! カクリコン: おぉいちょっと待てよジェリド ジェリド: みんなそろって見てくれよぉ! カクリコン: そんな事言ってホント大丈夫かぁ?俺知らねぇぞ ジェリド: でもここで一つお願いがあるんだ 良い子のみんなは富野由悠季原作のガンダムから離れて見てくれ カクリコン: おまえなぁ・・・ ジェリド: スーパーロボット大戦ぐらいな ジェット: 離れすぎだよ ジェリド: サンライズ英雄伝?
第二話 「野良ハロのストラット」 手配中のヤザンと偶然ハロを拾ったジェリドの戦い。 さまざまなモビルスーツがいりみだれて確かにおお暴れだった。スパロボ風な落ちでもあった。 そして、次回予告。 (BGM Z〜刻を越えて〜) ジェリド: しかしなんだなぁ、恐ろしい世の中になったもんだなぁ。 カクリコン: 何の話だ? ジェリド: どいつもこいつもすぐに戦いたがる。なぁ、そんなことでいいのか? カクリコン: だから何の話だよ? ジェリド: 若者だよ、若者。ガキの軍人が増えてるんだ、きっとろくな大人にならないぜ! カクリコン: 良く解らんなぁ・・・ ジェリド: そんなには戦場は甘くないんだよ。 カクリコン: 戦場ねぇ・・・ ジェリド: だからそんなガキは、俺がみんな叩きのめしてる! ジェリド: 次回「ビダンを憐れむ歌」 カクリコン: 負けそうだなぁ・・・ アオリ1 「 なぁ・・次回予告だけの連載は 連載っていわねぇんじゃねえのか?」 アオリ2 「いうねぇ。ネタがねえときゃいうんだよ!」
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幕間 :03/09/12 22:50 ID:???
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5 『 BASTARD!〜金色の破壊神〜 』 ハマーン・カーン 「そんなことはできん」 俗物。 私は口を手で押さえた。けがわらしい。 「そんなこといわずにどうかお願いしますよ〜」 アポリーが、泣きそうな顔で懇願してくる。黙れ。俗物。なんでそんなことしなきゃならない。 「・・・どうしてそんな下らない呪いがかかっているのだ?」 極力怒りを押さえながら、尋ねる。突然のことに頭が痛くなってくる。 目の前には三人の男が座っている。二人は軍服をきている。もう一人は変な仮面をかぶっている。 ここは玉座の間で、真紅のカーテンがしかれた階段の上には、ミネバ様が座っておられる。私達を囲むように遠巻きに老臣たちがいる。 なにもできない無能なやつらだ。自分の椅子を守るだけの老人どもだ。 「それに、シャ・・いや、彼は死んだと聞いたが。信じられんな。」 「はい。あの先の世界大戦の時に、白い悪魔との対決で確かに彼は死んだんです。 そのときに転生の秘術を使って、ある男の肉体を使って生き返ってたというわけで。まさに人知を超えた技ですが・・ 大佐ならありえます。脱出はお手の物ですから。」 もう一人、ロベルトがクールに説明するのを私は苛々しながら聞いた。生きているのは別によいのだ。 だが、なぜあんな行為をしなければならない? 「だから、何故・・そ、そのような破廉恥な行為をしなければ駄目なのだ!」私は聞く。 大理石の柱をバン、と叩く。同時に遠くで地響きがした。ぐらぐらと足場がゆれる。あれは私の所為じゃない。敵が近づいているのだ。 現在、私がいるこのアクシズ城には敵が接近しているのだ。それも1000人を越える圧倒的大多数だ。 「しょーがねえでしょう。文献によると処女の接吻がないと赤い彗星に戻れないっていうんですから」 「き、貴様ぁ!黙れ!俗物!」 無礼極まりない発言に私は思わずかっとなる。顔が赤くなるのを自覚する。 よくもしゃあしゃあとそんな発言をする!恥をしれ! 大体その古来からある処女信仰、処女至上主義は実に下劣な趣味としかいえない。 男の身勝手なエゴイズムの発露といえよう。畢竟、なくさなければならない。 「事実ですから黙りませんぜ。それより早くしねえとここまできますぜ?」 確かにアポリーがいうように爆音と振動はドンドン近づいてきている。ここまでくるのに後、5分もかからないだろう。 私は別にここで討ち死にしてもいいのだが、ミネバ様をお守りしなければいけない・・ 「お前らでは駄目なのか?」 私は、一縷の望みをかけていってみた。 「駄目ですね。乙女じゃなきゃ。それに俺達は処女じゃないですし」 さらりと恐ろしいことをいうアポリーに、私はひるんだ。
「そ・そうか・・なら仕方ないな・・」 仕方がなかった。我が軍はそう崩れで、もはやこれしか方法はないのだ。ここには私以外、女はミネバ様しかおられない。 ミネバ様にこんなことをさせるわけにはいかない。 仕方がない。小声で自分に言い聞かせる。けれど、顔が赤くなる。 「ほんとですか!それじゃ、自分とロベルトは敵を食い止めにいってまいります!」 いうが早いが、一度こちらに敬礼したかと思うと、マシンガンを担いで二人は急いで出ていった。彼らも愛国者なのだ。 意を決して私は、何もわかってないようにその場に佇んでいる男に近寄った。目と鼻の距離まで。 この男の中に、あの人が眠っているのか。信じられぬが、まさかこの状況で嘘はいうまい。 「目を瞑れ。」 私がそういうと、案外素直に彼は目を瞑った。 肩に手をやって少し背伸びをして、開放の呪文を詠唱する。 「生命を受諾せよ。美の女神ヨーシユーキの名において・・封印よ。…退け」 ・・彼の唇は少しカサカサしていた。 途端に、目がくらむような真っ赤な閃光が彼から立ち上った。私は眩しさで一瞬目をつむる。 「う・・・」 「くっくっく・・やっと戻れた・・あーはっはっは!」 ーそこには、私が7年前にみたままの姿のシャアの姿があった。 スーパーウルトラワンダフルゴールデンギャラクティカゴージャスハンサム(自称) のシャア・アズナブルの姿が。そこに。私の目の前に。 「おおおお!赤い彗星よ!早速われわれ、ザビ家を守るんじゃ!」 老臣たちが興奮していった。 シャアはそれらの老人をまるでごみくずのようにちらりとみて、 「やだ。」 と首を振った。 「え?」 「いやだ、っていってるんだ。何故、私がザビ家のために力を貸さなければならない? 貴様らには貸しはあってもかりはねぇー!そこで死ね!」 ゲラゲラ、と彼はあざけ嘲った。・・転生の所為か、少し性格が下品に変わっているように思える。 いや、もしかしたらこれが元々あの男の本質なのかもしれない。 だから、私は嫌な予感がしたのだ。 倣岸で、尊大で、我侭で、自己中心的で本人いわく超絶美形のシャアを誰もおさえつけることはできない。 「き、貴様ぁ!ジオンの兵士じゃろうがぁぁ!なんじゃその言い草は!命令にしたがうんじゃ!」老人がほえる。 「そんな決定権が貴様らにあるのか?」 シャアは平然とそういってのけると、どこからか取り出したのか服を着始めた。 その横顔は以前、私があの大戦の前にみたものとまったく一緒だった。 あれから七年も経っているのに。マントを羽織ったその姿は、以前と変わらず、凛々しい。・・私は何をいっているんだ。 「とにかく、俺は俺のやりたいようにする。ザビ家など糞くらえだ。 さっそく四天王を集めにいかんとな・・くくく、みてろよアムロ・・」 シャアは愉快そうに笑った。 四天王。それは、宇宙の亡霊ララァ、幻の戦士シャリアブル、雷帝クェス・パラヤ、 そしてシャアと同等以上の力を持つといわれる狂人カミーユ・ビダンの四人で構成される最強の配下だ。 その実力は彼らが揃った空域では、数分もしない内に一個大隊全ての兵が消滅してしまうほどである。 「き、きさまぁ・・!先の大戦で、ガルマ様、キシリア様たちをころしておきながらぁ!」 激昂した老人の一人が詰め寄る。だが、シャアはにやにや、と笑っている。 「やめるんだ。こいつは・・・こういうやつだ」 私は、老人をとめる。こんなことをしている暇はないのだ。 そんなことを話していると、ついに敵がこの玉座の間までなだれ込んできた。城兵たちはよく戦ったが持たなかったようだ。 50人くらいの兵士が私達をぐるりと囲む。銃剣をこちらに向け、ぎろぎろした目で階段の上をみた。狙いはミネバ様だ。 やらせるわけにはいかない。私は奥歯を噛みしめる。 敵兵はじりじりと、陣形をくんでむかってくる。
「は!俺がいない間にずいぶんな雑魚が出てきたものだ」 突然の乱入者どもに気を悪くしたのかシャアはあきれたようにそういうと、かるく手をかざした。 口からまるで聖霊が歌うような詠唱が漏れる。手に強力なプレッシャーが集まっていくのがわかる。 「アーララァタンカーイイヨワレメカーイイ!」 同時にシャアの手の平から火球がほとばしった。火球は生き物のようにうねりながら、敵をあっさりと屠る。 むせ返るような熱気が謁見の間にひろがった。相変わらず凄まじい威力だ。だが・・ 「その呪文ってそんな詠唱だったか?」 「仕様だ」 「うわ!でた仕様!これでた!得意技!でちゃったよ〜」 喜ぶアポリーとロベルト。 ていうか、貴様らもキャラ変わり過ぎだ。しかもいつのまに帰ってきたのだ?俗物め。 「さて、雑魚はかたづいた。あとは、貴様か。」 シャアがみつめるその先には、先ほどの火球をくらっても生き残っている男がいた。 「あの球を食らって生きているとはな」 感心したようにシャアがいう。敵の男は神経質そうに髪をさすると、剣を最上段にかまえた。 目つきはまるで剃刀のように鋭い。 「赤い彗星とは驚いたな。生きていたのか・・ だが、所詮は凡人。この私、パプテマス・シロッコの敵ではない!」 シロッコといえば、敵の大幹部だ。シャアはにやり、と笑った。 「では、とっておきの技をみせてやろう。アムロ・レイにかまそうと思っていた技だ。感謝しろ」 手で印を結ぶ。そして、低いまるでバリトンのような詠唱を唱え始めた。 「モエアガーレ モエアガーレ ガンダム シネーシネーヤッチマエー ナニモミエヤシネー オレタチニミエルノハ ヒトツ!デストローイ! ヒャクシキリガズィクスイー エルメスドムドムリックドム カプカヒプカプール アアアアアッガーイ アキマン ラブ!アキマンラブ!アキマンラブ!」 途端にシャアの身体が金色に光る。それは、この私でも直視できないほどの鮮烈な光だ。 そこを中心に世界がいびつに歪んでいくような気さえかんじさせる程の凄まじいプレッシャーが発生している。 地面が揺れる。瓦礫が発生した斥力によって浮き上がっている。 私は息を呑む。凄まじい力に。これはまさに先の大戦のときに、吟遊詩人に詠われたあの伝説の男。まさにー ー金色の破壊神 「う・・うごけん!足が・・何故うごかん!」 そのときのシロッコの顔はまるで漂白剤を使ったように真っ青になっていた。恐怖の所為か動けないようだった。 「ふはははは!びびってんのかぁあ?!さぁ逝 っ て こ い 大霊界!!! 亜区死図尾徒死ぃぃぃぃぃぃ……!!」 「いやややぁぁぁぁlっぁぁっぁっぁああああああぁああああ・・・・・あ・・もっとぉおおえおえgけげdヴぉえ!」 シロッコは、泣き叫びながら蒸発した。
その後。 私の私室。戦いを終えたシャアがベッドに寝転がっている。私はその横に腰を下ろしている。 シャアが私の髪を触る。なでる。頬にくちづける。 「綺麗に成長したものだな。俺が最後に見た時には、まだまだ少女だったのにな」 「お前が・・私をおいていったのだろう!」 私は、この男が憎かったはずだった。私を置いて、捨てていったこの男が。だが・・・ シャアの顔が近づいてきても私は抵抗できなかった。私の唇をそっと指先でなぞると、彼はキスをした。 舌を絡めるキス。いったん口を離すと、シャアが何かをいおうとして口を開いた。「ハマーン・・私とともに・・」 途端に、また光る。シャアが動揺して飛び上がる。 「な、なんだと!?し、しまった!ええぇい!そういえば貴様は処女だった!」 「シャ・・シャア?」 「ぐぉぉおお!完全な計画にはならんとはぁぁ!」 シャアが叫んだ。 ポン! 音とともに、彼の姿は消えて、最初の仮面の男がその場に全裸で横たわっていた。 「そ、そうか。封印もキスだったのか・・・不幸な男だな」 私は、赤くなった顔を隠し、着衣の乱れを慌てて直した。そして、その変な仮面の男を揺さぶって起こす。 なるべく下半身はみないようにして。 「おい、貴様。おきろ。アポリー達のところに戻れ」 何度か肩を揺さぶっていると、ようやく目を覚ました。仮面の男は、こちらをみて、いった。 「お…」 「お?」 私は問い返した。なにがいいたいのだ?シャアの会話の続きか? 二つの意識は、別のものときいていたが。 「おいなりさん」 下半身を指差しながら、仮面の男が満足げに言った。・・・一体どうしてこんなやつに乗り移ったのだ・・・シャア。 やはり貴様は俗物だ・・うんざりするほどな!その小さなおいなりさんを握りつぶしつつ、私はそう思い直した。 外からは、まだ残党狩りの音が聞こえていた。 アオリ 「読みきりなのに、連載っぽい作品を書いてよこすとは!さすがハマーン様!ありがとうございました!」
6 『 魁!連邦塾!放課後アンド涙の最終回である! 』 レビル元帥 「腹がへったのぉ」 ながい授業がようやく終わり、レビル達は、校舎を後にしていた。時刻は5時をすこしまわったところだった。 「お前はまだええじゃろ・・こっちはヤフーBBじゃぞ?どうしろっちゅうんじゃ・・」 パオロは歩きながら、近くにある雑草をかばんにつめていた。どうするのかというと、寮で煮て食べるという。 明らかに食えなさそうな雑草もはいっていたし、今朝そこで立ち小便をしている子供もみていたが、レビルは触れなかった。 そうこうしている内に彼らは商店街に入った。連邦塾は商店街の近くにあるのだ。寮はこの商店街を抜けたところにある。 ただこのあたりでは連邦塾生は嫌われていた。粗にして野だかららしい。それは確かにそうかもしれない。 が、決して卑ではないのも事実だ。 「ふ、まぁ、寮に戻れば何か食べるものがあるだろうさ」 レビルは、彼ら二人を励ました。 「あ〜、マックでも食いたいのぉ。聖肛マン女子大 の女子もかわいいしのぉ・・」 ジオンがぼやく。通りにはでっかいマクドナルドがあり、ドナルドが陽気に笑っていた。 どことなく神経にさわる顔だった。第一、この顔は気持ちわるい。 「鬼畜米英の手先!天誅じゃ!」 ジオンはとおりざまシャイニングウィザードをかました。バキ、と派手な音がしてドナルドの首がはじけとぶ。 そんなことをしながら歩いていると、どこからかイイ匂いが漂ってきた。 「な、なんじゃあ!この芳醇で芳しい匂いは!わしの鼻腔を刺激」 ジオンが驚きの声をあげる。きょろきょろとあたりをみわたすと、新装開店したらしい店がちかくにあった。 匂いはここかららしい。 「むぅ・・この店はまさか・・」 「なに〜〜〜っ!!しっておるのか!パオロ!」 「この店は・・・吉野屋!」 「な、なんじゃとーーーーーー!」 吉野家・・・かつて日本の戦国時代、吉野助三郎という豪の者が上杉家に仕えていた。 上杉家一の豪の者として、武勇を誇っていた彼だが、合戦の前日は宴会にもでらず必ず家で過ごす習慣があった。 それを不思議に思った武将仲間の一人が、合戦の前日に彼の屋敷を尋ねたところ、なにやらケッタイなものを食べていた。 米の上になにか載っているのだ。「それは、なんでござろうか?」「これは牛丼と申すものよ」 話をきくと、これを食べると合戦の時に力がでるという。それで、武将もものはためしとそこで牛丼とか申すものを食べた。 そして翌日の川中島の戦いで彼ら二人はめまぐるしい戦果を上げた。 それ以来、吉野の屋敷には評判をききつけた武将が日々つめかけたという。吉野の家、吉野家になったのは想像に固くない なお、余談ではあるが、キンニクマンのアニメ放送開始は、吉野家の営業に大きな影響を及ぼしたとことはいうまでもない。 ( 民明書房「にくらしいほど肉がすき」より抜粋)
「んで、一杯いくらくらいするんじゃ?」 「・・280円じゃったかな」 「280円!」 ジオンは呆然とした。100円あれば家が立つ時代だった。 「そりゃ、まさに伝説じゃのう」 ジオンががっくりと肩を落とした。彼の財布には10銭しかはいってなかった。なにも食べれない。 「だが、わしゃいく!みさらせー!!これが連邦塾一号生の男意地じゃあーーーーー!」 一瞬の躊躇の後に、ジオンは吉野家に飛び込んでいった。 「ジ、ジオン〜〜〜!」 パウロが慌てて後ろから叫ぶ。レビルがその肩をつかんで 「ふ。ああいう男だ。いかせてやろう。」 といったので、二人は寮への道を帰り出した。 翌朝。 学校に行くと、突然朝礼があった。みな、一同に整列させられた。 鬼ひげがでてきていった。 「貴様らーーーっ!!よく聞くんじゃーーっ! 昨日、この塾のなかで、あろうことか買い食いをし、なおかつ食い逃げをしようとしたものがいた! 敵前逃亡じゃあ!その罪は万死に値するっ!御前会議の結果、今から銃殺刑による公開処刑を行う!」 全員がざわざわとざわめいた。 「な、なんかもうれつに嫌な予感がするのう。」と。パオロが言った。 そして、予想道理、現れたのは両手を荒縄で拘束されたジオンの姿だった。 教官は、旧式の軍銃を最前列に居るレビルのまえにつきだした。 「レビル!貴様にまかせるこの38式歩兵銃を使って、一号生筆頭としての責務を果たすんじゃあ!!」 「オス!教官殿!」 レビルは最敬礼でそれを丁重に受け取ると、後ろ手に縛られているジオンを連れて、校庭の桜の木まで歩いた。 ここに結びつけて、処刑するのが、代々の慣わしである。あたかも桜は満開だった。 お互い一言も発しないまま、木にくくりつける作業が終わった。 距離をとるために、離れる時。ジオンがいった。 ジオン「なぁ、レビル・・今度生まれてくる時も……」 レビル「ああ また桜咲く連邦塾の校庭で待ってるぜ」 その光景をみていたパウロ以下一号生達は、全員血の涙を流したという。 (挿入歌) 「汚れちまった悲しみに 俺の青春もナンボのもんじゃい ああ、お前は今まで 何をしてきたんだと 風にふと問われた 何処だ何処だと叫ぶ 俺の居場所を探す どうせ一人もんよ 欲しいものは欲しいと云え 落とした宝物を ひろいひろいまくれ 汚れちまった悲しみに 時代がこうで悪かったのう 汚れちまった悲しみに いつか本気で笑おうや 」
「さらばだ。ジオン・ダイクンという 素晴らしい男が いたことを 俺は忘れない 」 レビルもまた泣きながら、銃口を彼の胸に合わせた。 「 大往生―――! 」 ジオンが耳をつんざくような大声量で叫んだ。同時にレビルの人差し指が動く。 タン、とひときわ高い銃声が空にすいこまれていった後、全ては終わった。 そして・・・数ヶ月後・・・ 「お、お前はーーーーーーー!!!」 完! アオリ「ご愛読ありがとうございました!次回より暁!連邦塾!お楽しみに!」
7 『 嗚呼、 おもひでの料理』 タムラ料理長 からんころん。 あ、いらっしゃいませ!どうぞお席にどうぞ。 いまお水をお出しいたしますから。ささ、どうぞ。 そこの奥のテーブルは窓からの景色も格別ですよ。さ、ご注文はなにになさいますか? え?お客じゃない? 失礼ですがどちらさまで? へー、雑誌の取材。フリーライターですか。それでなにをしにいらしたんですか? あ、戦争の時の話しをききにいらしたんですね。ははぁなるほど。ホワイトベースの話を聞かせてほしいと・・ ちょ、ちょっと待ってください。 どうしていったいここがわかったんですか?私は退艦するとき誰にもいわなかったんですが・・ あぁ。カイさんからきいたんですか。なるほど。 彼はこのまえ、ここにきましたからなぁ。そうですかそうですか。 まぁ、お茶どうぞ。あと、これもどうぞ食べてください。 いいんです。これは、私があとで食べようとつくってたものですから。どうぞえんりょせず。 おいしいですか?え、少ししょっぱい? あ、そりゃご忠告どうも。ふふふ。 え? あぁ、かまいませんよ。どうせこの時間帯は暇なんです。退屈していたところで。 一年戦争ですか。もうあれから大分たちますが皆元気ですかねぇ。 さて、なにをはなしましょうか。え?戦場の思いでの料理ですか?そうですねぇ・・ シュークリームですね。 はっはっは、意外そうな顔ですね。どうしてなのかしりたいですか? まだ時間もありますしお話しましょう。 そのまえに一服させてください。こればっかりはやめられなくてね。 あ、灰皿いいですか?いや、すいません。 ・・・ふー、さてお待たせしました。それではお話しましょう。
わかっているとおもいますが、戦争中の楽しみなんてほとんどありません。 われわれのように、戦場を常にさ迷っているような艦ならばなおさらです。死の恐怖というのは、常にありました。 それじゃあ、楽しみはなにか?これはやはりたべることなんですね。 食。 これは、人間の根源的な欲求です。美味しいものを食べれば、その時だけでも幸せになれます。 ですから、私達料理人は、いつもなんとか美味しいものをつくろう、と心がけていました。 めったなものはだせません。 私よりうんと若い子供たちが戦場で戦っているんです。そして、死んでいくんです。 美味しいものでも食べさせないと、こちらとしてもやりきれません。 私は乏しい食料を使い、なんとか美味しいものを作ろうと日々努力していました。 それでも、どうしても材料を節約しなければいけないときもあり、贅沢はできませんでした。 そんなある日のことです。そのころ、艦は砂漠を航行中でした。 私がいつものように食事を作り終えて、部屋で一仕事後の一服を楽しんでいた時のことです。 部屋にノックがしましてね。あけるとそこにはブライト艦長がいました。 私は彼がきたことにもおどろきましたが、その内容をきいてさらに驚きました。 砂漠での敵の戦闘などで、艦の搭乗員の士気がいちぢるしくさがっている。このままでは脱走兵がでる、彼はいいました。 そして私に、なにか心が弾むデザートのようなものをつくってくれ、と頼んできました。 この前の補給の時に、マチルダ中尉に頼んで、材料は特別に格納してある、と彼はいったのです。 兵の不満を根本的に解消することは難しく、なにか食事で気を紛らわせるしかない、と彼は難しい顔をして言いました。 対処療法にすぎませんが、あの状況ではそれしかないのも事実でした。 私としても役に立てるのなら、嬉しいので快く引き受けました。ブライト艦長はありがとう、といいました。 なにをつくればいいか、と艦長にたずねると、彼は「そうだな・・」と少し考えた後で、 「怪我をしているリュウ・ホセイの好きなシュークリームにしてほしい」と頼んできたので、私はひきうけました。 陽気なアルゼンチン気質の彼は、数日前の戦闘で名誉の負傷をしていました。 私はブライト艦長の部下を思いやる気持ちに感心しました。この年でここまできめこまかな指示ができるなら将来は有望です。
翌日、私は早速料理にとりかかりました。怪我人の看病をしているフラウが途中で水をとりにきました。 私がリュウ・ホセイにシュークリームがそろそろできるよ、と伝えてほしいと彼女にいいました。彼女はわかりました、と喜んでました。 女のコですから甘いものが好きなのでしょう。私は、ますます張り切ってシュークリームの製作にとりかかりました。 生地は昨晩のうちにつくって寝かせてあるので、中身のカスタードクリームをつくりました。 作り方ですか? バニラエッセンスと牛乳をなべに入れてことことと沸騰直前まで煮ます。そこに卵黄を加え、薄力粉を混ぜてかきまぜます。 そして、砂糖をくわえ再び火にかけクリームにつやが出て、木ベラで持ち上げてタラタラと落ちるようになれば完成です。 その時、戦闘警報が艦内に鳴りました。敵の襲来です。この前、ランバラルがきた時はとてもひどかったので、私はあせりました。 といっても、砂漠ですからどこにも逃げれません。だから私は開き直って、シュークリームを作りつづけました。 時折激しい揺れがおこりましたが、私は辛抱してシュークリームを一個だけつくると、厨房をでました。 え?どうしてシュークリームをもってでたかって? それはですね。部屋にもどって味見しようと思ったからですよ。ちゃんとできているかどうか不安でしたからね。 ところが、医務室の前の通路を歩いていると、正面からリュウ・ホセイが這いつくばるように向かってきてました。 私は驚きました。彼は絶対安静ですからね。フラウ達は何をしているのか、と思いながら彼に近寄りました。 リュウ・ホセイは、脂汗を流しながら、歩いています。私は彼にどこにいくのか、と尋ねました。 彼は、ドッグにいく、といいました。私は驚いて、その身体では無理だと止めましたが、聞き入れません。 俺がいかなければ、この艦は落ちる、と彼は真剣な顔で言いました。その時、また激しく艦内が揺れました。 直撃弾をくらったのかもしれません。リュウ・ホセイは、私の顔をみて、そこをどいてくれ、といいました。 ああ、きっとそのときの彼の顔を私は忘れることができないでしょう。あれは、紛れもなく死を覚悟した男の顔でした。 止めても無駄だということはすぐにわかりました。 私は無言で、皿ごとシュークリームを彼に差し出しました。リュウは、一瞬驚いた顔をしましたが、にや、っと笑いました。 そして、これは好物なんだ、というとぱくりと、それを口に含みました。もぐもぐとそれをほお張る姿を私はじっとみてました。 うまい、と彼は口元を拭いながら言って、にっこりと笑いました。
・・その後、戦闘が終わって、私は彼が敵に特攻したことをしりました。涙は出ませんでした。 戦争とはそういうものだからです。 私はブライト艦長たち、仕官達が神妙な顔をして、食堂で休んでいるところにシュークリームを持っていきました。 ブライトがそれをみて、一瞬、複雑そうな顔をしましたが、黙ってそれをうけとりました。 アムロレイは、いらない、と首を振りました。だが、ブライト艦長が命令だ、食べろ、といったので彼は渋々うけとりました。 そして、かじって一言、しょっぱい、といいました。ハヤトやセイラ伍長もそういいました。 そうです。私は、シュークリームの砂糖と塩を入れ間違えていたのです。味見をするのを忘れていたのです。 だとすると、リュウ・ホセイもしょっぱいシュークリームを食べたということです。私は、愕然としました。 あの笑顔は、だとすると私のための配慮だったのです。 そのとき、私は初めて、彼のために泣きました。 しょっぱいシュークリーム。 これが私の思いでの料理です。 からんころん。 あ、いらっしゃいませ!そこのお席にどうぞ。 ・・・さて、この辺でいいですかね。 お客さんがきましたので、料理をつくらなくちゃいけませんので。 あ、そうそう。そのシュークリーム、しょっぱかったでしょう。ふふふ。 実は、今日は彼の命日なんですよ。 さ、それじゃあ、今度はどうぞお客様としていらしてくださいね!またどうぞ! おしまい アオリ「タムラ料理長!忙しいなかありがとうございました!」
8 「グエンと豆の木 〜後編〜 」 グエン・サード・ラインフォード
概要 どうしてもグエンがのせろ、というからやむなく載せることにした問題作。
少年誌で問題になった部分をグエンが掻きかえると約束したので、信用してのせることにする。
そして、第五号は、この作品で終わりである。
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>>211 の続きから。
月。
グエンは、執拗に少年を誘っていました。
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| │ 〈 !
| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! 生活苦しそうだね。
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l | いくらかなら渡してあげられるよ。
| | /ヽ! | |ヽ i !
ヽ { | ! |ノ /
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大人の汚いところを前面にだした交渉をはじめました。世の中、所詮は金です。
こういうところは惚れ惚れとするほど、美味い男でした。足元をみながらの交渉が始まりました。
. ‐'"´ ,. -‐` 'ー- 、
/ ∠-‐''''" ̄ ̄``ヽ.
/ . /~`´ヽ`、`、 ヽ
. l .' : .' / l l l l l
. l i i : i | {'" ̄` ヽト、} l |
l i rl l トl、レi´「` ィTiレヘノ え・・・?
| l l l、 l └' U l
| : :ヽl l ` // 、 //ll
. | l : i | ト、 ー_‐´.イl
| l i l i| l /i |l
ノ ノ l l l lヽl―‐┐ l二, l lノ
. i ,' l _ノ-<` 、L_L ムL|_
/ ̄ `ヾ::::::ヽ 。`i/ `i::::i`ー、
/ ヾ:::::ヽ `i。 }:::l i
少年は、少し揺らぎました。グエンは、いける、と思いました。
コの手の少年は自己犠牲的な発想で体を売ることが多いからです。今がチャンスでした、
, '´  ̄ ̄ ` 、 i r-ー-┬-‐、i | |,,_ _,{| <ウホっ!いけるぞ! N| "゚'` {"゚`lリ ト.i ,__''_ ! /i/ l\ ー .イ|、つ グエンの中の人も心強く応援してくれました。グエンは、さぁ、五万でいいよね、といってロランの肩を掴もうとしました。 其の時、突然、男がグエンとロランの間に割って入ってきました。 彼は、おどおどとしながら、いいました。 、―'ヽノ`ー''′<,.-‐,_ ―` <__ あの・・・ / く / v'l/l/VヽハlVヽ.< 何と言うか・・・・・・ロランは男だから・・その・・ / N | | lu| l | lu| l | lヽ~ 〉 / === u === | 可愛い女のコを口説いた方がいいのでは・・・ | .〈 === ===、 | | 「~l | (_゚_ | | _゚__,)| ないか・・・と -‐| |こ|| u | u | | | ヽ,,l! ┐ し、__,.J ┌ |`ヽ、_ | / |、、、 /二ニニニ二ヽ.| `ヽ、 |, / l、、、 `ー――――'、l ヽ ~'''‐-...,,_´´´_..-'''~ | キース なんと、彼はそんなことをいいました。 それは、ようするに、ロランは男なんだから別の女にしろこの変態、といわれたのといっしょです。 女では意味がないのです。グエンにとっては、そんな忠告は邪魔以外の何物でもありませんでした。 ,ヾ\ヽ\\ ヾ V // ///// _ \ ゙ ミミNミNWN/ゞレ‐〆彡〆 /ー''''''゙゙゙゙ ̄\ ,,.. -‐''"  ̄| ゙ヽ, ミ/ /////  ̄Z,,/ | ロ 言 ゴ\ | ぶ | l > /// |( //'// | ラ わ チ | ヽ っ | ヽZ // / ヾゝ, /l 彡' | ン ず ャ | | 殺 > |ミ---ー<(/_,,..-''"''ヽ 、,! |彡 | を ゴ | ピクピク・・ | す > <'''' <゙n゙'l≡'゙__./《゙゙゙n>ミ,,,...彡> よ チ | | ぞ /''ヽ / |ヽ\,゙''=``'l'''<  ゙゙̄ヽ='´-''":::/ソヽ こ ャ / ゙ヽ、.,,, / /|V|/ヾl|;,rミゝ';;| __゙ヽ-−'゙゙ :::::::/ソ/.\せ /\ _,,..-''彡l| |l| / );;;/ / ) :::::::/゙ // \ / \<|l l 巛'゙ l | |ll |'゙゙゙''i/ヽヘ/'゙゙゙'|! ::::::/-'゙/ /// 彡彡 l|/ _,,..-'彡\\\i| ヽ<゙ヽ |:::..: 」 L_ 、-,i_ ::/://// //,..-''"彡彡彡\ ,、-''"/// \\\| r'゙ ! |! |l\/ |ニ/ く / :::///// //..-彡,、-''"彡/ / /// //\\ | | / ゙'゙ |//::/::/:::/// ////彡彡 いともあっさりとグエンの堪忍袋は切れてしまいました。 いえ、もともとそんな袋はなかったのかもしれません。 だが、そんなことを話しているうちに正気に戻ったロランはキースといっしょに逃げていきました。
グエンは、慌てて追いかけました。が、どこにいったのかわかりませんでした。逃げられてしまったのです。 あきらめて、地球に戻ろうと最初の所に戻ると、緑色の髪をした一人の少年が居ました。 _,. - ''" ̄`''ー- ,,,,. -―-、 ,. -:'" `'-、 ,:'´ ヽ . / ! _,ノ , 、 '、 ,' / r、、ヽ. ヽ ./ \ ! i i、 ヽヽ |ヽ/ .,:' ヽ . ! ,., r_ヽ !_ヽi ! /l l,! ! , ノ . ,' l '゙"´ `_-.,ゝ`''´/ ノ-,':'-'、!、 i´ . ヽ. i ヽ、ヽ,ri'/´i;;i:、 ´"´ _,.-=、_`-' /ヽ ヽ ) ! ヽヽ'ヽヾ;'_ノ_ i,,,.:;;!ッ:,.-'ィ,'i ノ おじさん、僕とやりません? '、_.i'i、ヽ、.) |  ̄ ヽ -'=゙- /i"'´.'" ヽヽ!-.l ' i lノ )`''ー.', ,,__ / ヽ iー-,,lヽ、 -- ̄ / ` .|-`-`-.、 ./ | ,、!-ニ-;.,,__,.r:i´ _,.! .ヾヽiー'.| | | 'r'.| _,. -‐:''" `‐- ,,ヾ'_. ! ! ! '-'ヽ、 ´ `'--''"´ `'ー 、,,_ おじさん、という言葉が気に入りませんし、ロランタンに比べれば万分の一の可愛さですが、 グエンはオッケーしました。値段の交渉をしつつ、彼らはホテルにむかいました。 ;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_, や 月 登 そ ,、,、,ミッン、,._ _,、-'゙_,、-'゙. っ 面. り ん 、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙ __, て の 道 な }; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_| 来 ト に わ ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_ ま イ あ け ,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴ ''"_|_| し. レ る で └i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴ ''"_|_ た に |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ __.|_|_ |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ 「fj.||__|__| _| |エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__ |エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_ |エ | ニエ, |┴ _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__| |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_ |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__ -,-=''┷━━|┬ニエ ┬-- .|__|__| _|_|_ ''ーニ_''ー::、_ ゙┷ 工_二'‐-、,_|_|__l__,|⊥ |__ 月ではトイレはホテルにもなります。 二二二`''ーニ`_''ー-、_¨''━、L|__|__| _|_|_ 二二二二二二二`''ーニ_''ー 、_ |⊥ |__ _____________________________________________________________________ | │ 〈 ! | |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ /⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ ! さぁ、やろうか。 ! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l | | | /ヽ! | |ヽ i ! ヽ { | ! |ノ / ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ グエンは、静かに言いました。そして、おもむろにチャックに手をやりました。
そして・・五分後。 (彡ノり/リノ" ミ;;;;;;,,,.. ゝ ) あ ( );;; ヾ、;;;;...__,, );;;;;;;; ヾ ) お ( i:::) ` ;;ー--、` 〈;;;;;;;::;;; i ) お ( i i::/ ^:::::::.. i ,ll/ニi ;; l ) / ( 止まらないうごき・・・! i l ヾヽ'' ゚ ))ノ;; / ) っ ( i | | iにニ`i, (_/i;;; | ) !! ( 歪む 歪む・・・! | | ! `ー‐'" / ゞ:l つ (⌒ i l| ! " ̄ ,,,. /,; ミi |l 溶ける 溶ける・・・! | |i ヾ二--;‐' ,;; ,; ミ ||i il i| | ll _|彡" ,' ; /' ̄^ ̄''''\ || 限りなく続く射精のような・・・ l ,..-'" 〈 ; / ヽ / 、, \) ,,.-/ `i この感覚・・・・・・! ` ミー,;;' ,l l / ;; / .| | ヾ/ ,i' ト | 'i ' /゙` イ ! ,;;|o; i| / ヲ / グエンは満喫しました。 ,;;人,,_ ハ / , / リ 彼は少年誌なのを完全に忘れていました。 ‐''"⌒ヾ:;' /'゙ i / /ミ ミ! \ ,/ '';; / ゞ i ヽ , ,ノ _,,;:' ,i / Y \ ' ,;;/ _,.;:' l ,; i, il;l! , ; il さらに、グエンはニコルの腰をつかんで −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− _,,,,,,,,,__ , 、,く〈 ll~i||||||||||、 ,;;彡-::::::::;;;;/;;li'!!|‘ とニ)||||ニ l ,;;l;;;;;;;;;;;;::::`、;;;l;;l |_,,!、_ ノ||||||||):ノ 突然割り込んで もうしわけありませんが、 /;;|;;;;;;;;;;;;;;;;;:::l;ノ;;l /;;;;`;::=<`"!/'_=l しばらくおまちください /;;;;;;;メ;;;;;;;;;;;;;;;;;:ヽ〉y;;;;;;;::::8インT;;;;;;::::l /;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;::_::ノ;;;;;;;::::::ン;;;;;/l;;;;;;;::::| ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、;;;;;;;';;/;;;;;;;;;:::::/;;,イ;;;;|;;;;;;;::::l ┌‐────┐/;;、;;;;;;;;;;;;;;:::::// l;;;;;!;;;;;;:::::| │ 管理人 |_;;_;;`;、;;;;;;_:::ノ´ 、;;;;;;;:::ノ ├───‐─┴──────────────────────── │(あああああっ、本当にぎりぎり!) └─────────────────────────────‐ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、そんな管理人の苦悩は無視して、物語は進みます。 行為が終わった後のことです。 グエンが終わった後の一服をしていると、ニコルがこんなことをいってきました。 ,.、-''":::::::::.. `ヽ、.,___ r'゙:::::::::::::;:::::::::. `゙`ヽ, ,/:::::;:::;::':":::::::::::: l . /:::;'":::;::'":::::::::::::: ``ヽ、 /::::::::'゙::::::::::::::::::::::: , 、 ヽ, ヽ, 〈:::::::::::::::::::;::'゙::::: ,. ', ,'゙ ,' ゙、 ゙、' , ゙、ヽ. ) |:::::::::;:::,'":;:'",.:: , ' ' '゙,. ゙ ' ' ゙ / /:,:'::;'゙:::'゙::'゙::::::!:::. ..:,、 ., ` ヽ、 ,.ノ:::゙:::::':::::::::::::::::l!::::. .:/ l .ト、. ,. 、. , 、 , :} `ヽ、:::、:::::::::ヽ、::|゙、::::::l-、l / l:: / ヽlヽ, l! ', ゙, ゙, ノ゙ 'i::!:::::::::::|'"` ヽ、', '゙ /;:、-'゙ ,.、‐''" ヽ, ノl , ゙ ! <ちょっと僕を地球につれていってくれませんか? l'゙i:::::::::::'r' _,.-‐‐,,、 ''" ,. ,.--、. '".//::. } l!r\::::::| ィ'゙l‐'゙:::rl` ,ィ'゙-'゙::lヽ '゙l::::::: ,. / ゙'、、゙iヽ、l ヽ'----'‐ ‐'---'- .,'/!/ l/ `ヽ、,_, l ,:'_/゙ '゙ |;l、:'、 , ,'‐'゙ '゙ 'ヾ゙:、 .,,___ / <'l`ヽ、 ,___, ,.-'゙ l゙ヽ、._\ ,.ィ'゙j | `ヾ'ヽ、.,__,,.:'゙‐''"| グエンには別に断る理由はありませんでした。ただ、なんでそんなことをいうのだろ、と思っただけです。 ということでグエンはニコルとともに、地球に帰ることにしました。 時計をみると、もう大分時間が経っていたので、グエンは、そろそろ帰るころにしました。 豆の木のある場所に戻ってきました。門番が退屈そうにしていました。 ニコルとグエンは挨拶をしました。 さて、グエンが豆の木をゆっくり降りようとしたときのことです。 登る時は気がつきませんでしたが、偉い高さです。落ちたら即死は間違いないでしょう。 グエンは、背中にニコルをおんぶしました。(ニコルは腰が痛いといったからです) そして、カリントウより高いその豆の木をゆっくりと下り始めました。慎重に足場を確認しながら降りていきます。 其の時、その様子をみていた月の門番が思い出したようにこういいました。 - ─ヽ ` v '⌒ ゝ / \ / ∧. ヽ i , ,イ/ ヽト、! N │r‐、 ノレ'-ニ」 Lニ-'W |.| r、|| ===。= =。==:! そいえば・・ │!.ゝ||. `ー- 1 lー-‐' ! ニコルってたしか死んだんとちゃう? /|. `ー|! r L__亅 ヽ| / | /:l ヾ三三三三ゝ| ‐''7 | ./ `‐、, , , ,ー, , ,/ヽ_ 7 ./K. ` ー-‐ 1 ヽ- / / | \ /|ヽ ヽ
∠ -‐ァ ,、'´ ,.、-'' " \ / ,、'´ ,.、-''´ fi fi ト、 ヾ、 ヽ . / ,、'´.,、''´ /| ,ィ |:| |:l .l_.ン l`ヾ //l ,、'´,、''´ 〈:::レ':|.|::| |::ヽ /\ヽ .ト、 | 〃 | ,、'´,、'´ n, \:リ:::リ:::::i| 〈==、 lヾ | ヽ| . | ,、'´,、'´ | _|f=-、.\ u !|/ヾ.、 〉| |ヽ| . ,!'´,、'´ r( リ \!i 〈 o .ノノ| | ,、-'´,、r′ _ N ヾ、 o 》 ヾ ̄ | | ,、-'´ | ( r‐ヽ、 | |j~ ゝ==シ |j. \.|j~| | うそ!? | ヽヽr‐ゝ | 〃" |ju U u \| '、 | ヽヽ⌒l .| u ___ r' __ u _) ヽ、 ,、-'´ . | ヽゝ-l | |j i´ _` ''ー----‐ァ/ ,.、ゝ''´,、-'´ | ゝ-リ l ̄  ̄ ̄二ニ7.ム-''´ ,.、-'ヾ ,' |\ |j { ,.、-'´ ,.、-r‐i ''' "´ \/ . / / |::::::\ ,,ゝ-'´ ,.、-''´ | l / /〃 |,.、-''´,.、-t''´ ̄``_二ニ! l _.... -‐''´ ,、" 〃/ _,.、-‐'' " ,.、-''´::::::\ゝ- '´ r== l ヽ、 |j ='"´ . / ,.、-‐'' " ,.、-''´ヽ、 ::::::::`'-、.. u |j | ヾ u /''´ ,、-''´ \ ::::::::::::`''..r-'′ \ U おそろしいことを門番はいいました。グエンは危うく足を滑らせるところでした。 それが本当だとしたら、今自分が背中に乗せているのはなんなんでしょうか。グエンは怖くなりました。 そういえば、やっている時もどことなく、変な感覚を覚えたものでした。いや、けど、まさかそんなわけ・・グエンは頭を振りました。 そして、おそるおそる、背中のニコルを振り向きました。 |;/:;;;;;! ゙'''--、;丶.゙ヽ、 /;';';;;;;ツ i ー、 、`;;;j \ /i;;;;;;;;;| iヽ l,.ヽ,. `゙〈,,,,,,,,,,,...__ \ ./ ゙'''i;;;;! ゙';, ノ;,.;;l;ノ;,,ヾ,,,.ブ;;' ,,.r.:,==、-、. ヽ / j;;;! i;,,.;;;;;;;;;;人;;;;;:. l; ;: ,;l.:.:.{ * .} );, ヽ / l;;;;;! ,.;;-'ニニヾ;;、:;ヽ;; ヽ, ゙ヽ,:.:`--'.,..//゙ ゙、 .! ゙i;;;>'",..--、 ゙i;, l;;゙;::i:;) ヽ`'ヽ`゙"゙ヽ;::゙i, l, | / /.:.{ * } ,./,. l;; |;《;. ゙、 :;:;;;;,. ヾ;;;゙i,. ゙i, 大丈夫ですか? | i |::.:::.:`--'シノ,;' ゙ |:;l;;::,. ヽ ゙'';;;;;;,.. ゙i;;;:!. l グエンさん? | l ;;:゙`-==' ,ィ" '゙ /:;゙、;;;:;:,., ゙;,`ヽ ゙';;;;;;, l;;:゙i, ゙! .! `゙゙''''i;;;;:::| / :!;;:'゙;;:;,. ;: ,ゾ゙''';;;;;;,.じ'゙.;: | | ゙i;;;::| / ,;ri;;:,,,;;;;;;;:;:;:;:;;;/;;゙ ,.-、;;;; :;:;:;:;: .! .!:,:,: ;;;;:;,.. i;;;::| / .,/ ヾ:(⌒`-‐'" _,.-'",,._ ヽ,ヽ;:゙:. | l;';';';:;;;;;;:;:.. |;;:l,./,. ,. ,:;/ _,,,..--‐''"´ _,..,へ ヾ-〉;!:,:,:.:.! ゙!;;;;::;;;;;;;;;:;:;::;;:;:l;;;:!;;:;:;:;:;/ / ,,;____,,...-''i" l_,.-‐! ||;:;:;:;,' ゙、;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;:l;;:!;;;:::;/ / ,,;/`i l ゙!,..-'゙'iY゙i, ゙!;;;;;/ ゙、;;;,. ゙'';;;;;;;;,.゙、;;゙!;: l ,' ;ノ、_ノー‐'^`''" ,..ィ' l`'l .!;;/ ヽ:,:,:,:;;;;;;;;;,. l;;;゙i |i_/∠i゙i'"゙i‐┬‐┬'''i"_,ノ"/ .// ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;,,`'";ヽ`ヽ, `ヽlヽ〜-^ー'^,.-'" .// \;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ, ゙''ー-‐''" // ←ニコル ゙ヽ、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、__,...-‐'",./ ゙''-、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,...-'" `゙'''ー------‐‐'''"´
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巻末コメント ※今回は、一風かわって皆に俳句でコメントしていただきました。 1 「 わけいっても わけいっても 暗い闇 」 (アムロ・レイ) 2 「さよなら と最後にあなたが いったから 12月31日は 木馬記念日 」(ブライト・ノア) 3 「 咳 を し て も 一 人 」(イザーク) 4 「 アメリアと ひねもすのたり のたりかな 」(カクリコン) 5 「アクシズや つわものどもが 夢の跡 」 (ハマーン・カーン) 6 「この世をば 連邦のものと 思う望月の かけたることも なしとおもえば」レビル 7 「静けさや ホセイ飛び込む コアファイター」(タムラ料理長) 8 「ロランタン あぁロランたん ロランタン」 (グエン・サード・ラインフォード) 打ち切り 「けっして作品の質でまけたのではない! 」(ランバラル) ,___/______ |./ '-,,,,,, \ ,,/,,'_ \ \ 編集者より .l i∠_-’,,,,,,__,,,,>.,l └t‐┐-.lュ‐‐‐'''''´| <今回は、全作品に満遍なく力をいれたつもりですがどうでしょう?その分、悩みました。 . l´`j´ /ュ | ボリュームもありすぎるかもしれませんが、どうぞご勘弁ください! . | l .iュ | さて、次週の第六号も読みきり作家が続々登場!次にアンケートから選ばれた作家は誰だ!? . l"j,,|___i==----、 | それは次号のお楽しみ。それでは次週、週刊少年ガンダム第六号を是非お待ちください!」 ゛l.. | /"""゙\| ,-┘-/-------`
週刊少年ガンダム 第五号 アンケート用紙 (三月二十六日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「 」( ) 2 「 」( ) 3 「 」( ) 4 「 」( ) 5 「 」( ) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「 」 ( ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 ( ) メッセージ「 」 問4 グエンと豆の木から読み取れる教訓を50文字以内でおもうままに表現してください。 もっともウホっ・・!と思うくそみそな文には、編集部よりなにか特典を差し上げたいと思います。 「 」 問5 おかげさまでこの連載も中盤をむかえました。ありがとうございます。マラソンで言えば折り返し地点です。 いままでの約40の作品の中で、一番印象に残っている作品はなんですか?参考にしますのでお願いします。 一番と思う作品 「 」 理由 ( ) 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「 」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十八日です!
週刊少年ガンダム 第五号 アンケート用紙 (三月二十六日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「みんな と 俺の関係」(キラとラクスの写真で吹いた) 2 「BASTARD!〜金色の破壊神〜」(流石はハマーン様だと思う。面白い) 3 「嗚呼、 おもひでの料理」(リュウとのやり取りが泣けた) 4 「木馬をめぐる冒険」(ちょっと泣けた) 5 「カクリコン・ビバップ」(こういう話も好きだ) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「グエンと豆の木 〜後編〜」 (面白かったんだけど…強いて言うならホモ描写がちょっとね) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (イザーク) メッセージ「本編ももうすぐ最終回ですが、頑張って生き残って下さい」 問4 グエンと豆の木から読み取れる教訓を50文字以内でおもうままに表現してください。 もっともウホっ・・!と思うくそみそな文には、編集部よりなにか特典を差し上げたいと思います。 「猿も木から落ちる」 問5 おかげさまでこの連載も中盤をむかえました。ありがとうございます。マラソンで言えば折り返し地点です。 いままでの約40の作品の中で、一番印象に残っている作品はなんですか?参考にしますのでお願いします。 一番と思う作品 「僕らの7日間戦争」 理由 (戦争が7日で終わったから) 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「今回の表紙はマシな方だと思った。でも、もう少しお色気が欲しい」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十八日です
問5を答えるのに使ってください。(なお、書き忘れてましたが、今回スレンダーは休載です) 第一号 1 『くそみそロランの奇妙な冒険 』 2 『ワンピース』 3 『拳法興亡史』 4 『砂漠と料理と究極の至高』 5 『 ガンダムSEEDとディアッカと俺の関係 』 6 『 まくべとつぼ 』 7 『 ∀の癒し 』 8 『 人 間 失 格 』 同 『こちらサイド7コロニー前派出所』 9 『ボルジャーノンに花束を』 10 『 びっくりするほどユートピア 』 第二号 1 『ニコルとディアッカと隊長と俺の関係 』 2 『くそみそロランの奇妙な冒険』 3 『世界で一つだけの任務』 4 『時を駈ける少女』 5 『 魁!連邦塾! 』 6 『パプテマス・シロッコによろしく 』 7 『 ∀の鼓動 』 8 『 沈黙の艦隊 』 9 『クッキンググフ』 第三号 1 『死 刑 執 行 中 』 2 『天空の城 ア・バオア・クー』 3 『魁!連邦塾!1限目である!』 4 『ジオンクエスト』 5 『ジパング』 6 『毒男』 7 『仮面の告白』 終 『∀の意味』 第四号 1 『ディアッカと俺の関係 リローデッド 』 2 『 銀河鉄道の夜 』 3 『ジェリドとカクリコンの神隠し』 4 『 魁!連邦塾!昼食である! 』 5 『 残る大捜査線』 6 『僕らの七日間戦争』 終 『 ラルの宅急便 』
週刊少年ガンダム 第五号 アンケート用紙 (三月二十六日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「 夢十夜 」 (情景が目に浮かぶようでしみじみした。他の9話も読みたかった) 2 「 木馬をめぐる冒険 」 (艦長の意外な一面をみた。せつない ) 3 「 みんなと俺の関係 」 (最終回だなんてもったいない。でもきれいにまとまった ) 4 「 BASTARD!〜金色の破壊神〜 」 (面白かった。続きが読みたい。非常に読みたい。) 5 「 嗚呼、 おもひでの料理 」 (リュウさんて、いい奴だ… ) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「カクリコン・ビバップ」 (つまらなくはないけど。最下位選ぶのが難しい) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (アムロ) メッセージ「不思議系のせつない話、結構好きかも。これからもがんばってください」 問4 グエンと豆の木から読み取れる教訓を50文字以内でおもうままに表現してください。 もっともウホっ・・!と思うくそみそな文には、編集部よりなにか特典を差し上げたいと思います。 「行きはよいよい、帰りはこわい。自業自得のとおりゃんせとおりゃんせ」 問5 おかげさまでこの連載も中盤をむかえました。ありがとうございます。マラソンで言えば折り返し地点です。 いままでの約40の作品の中で、一番印象に残っている作品はなんですか?参考にしますのでお願いします。 一番と思う作品 「銀河鉄道の夜」 理由 (哲学好きじゃないけど、この大作が発表されてはじめて この雑誌をまじめに購読しようと思ったから。) 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「表紙、OKだね! 50円になってからますます面白い。お疲れ様でした。」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十八日です!
週刊少年ガンダム 第五号 アンケート用紙 (三月二十六日夜まで募集してます!) 問1 作品名 感想 1 「木馬をめぐる冒険」(ノルウェイの森キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!) 2 「夢十夜」(こういうのに弱い) 3 「みんなと俺の関係」(だから弱いんだってば) 4 「嗚呼、 おもひでの料理」(弱くて悪かったな!) 5 「BASTARD!〜金色の破壊神〜」(詠唱ワラタ) 問2 作品名 「魁!連邦塾!放課後アンド涙の最終回である!」 (男塾世代じゃないから 中原中也はワラタけど) 問3 作者名 (グエン) メッセージ「AAはこれからも使って欲しいです」 問4 「_ト ̄|○ たとえ地に臥せようとも、己の道を勃てよ」 問5 一番と思う作品 「くそみそロランの奇妙な冒険」 理由 (初期の対策ということで記憶に残っています) 問6 「俳句コメントは楽しかったです やっぱりボリュームはあったらあるだけいいですね」
週刊少年ガンダム 第五号 アンケート用紙 (三月二十六日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「 BASTARD!〜金色の破壊神〜 」(続きが読みたくなる切り方は上手いと思う) 2 「 みんな と 俺の関係 」(少しテンション低かったけど面白かった) 3 「 魁!連邦塾!放課後アンド涙の最終回である! 」(暁!連邦塾楽しみにしてます。) 4 「 夢十夜 」(この長さなら作品の持ち味がよく出ると思う) 5 「グエンと豆の木 〜後編〜 」(適度なAAの使い方) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「カクリコン・ビバップ」 (なんかよく分からなかった) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (ハマーン様) メッセージ「読み切りだけじゃなく連載が読みたいです。」 問4 グエンと豆の木から読み取れる教訓を50文字以内でおもうままに表現してください。 もっともウホっ・・!と思うくそみそな文には、編集部よりなにか特典を差し上げたいと思います。 「ニコルは死んでるのに金の使い道があるのだろうか?」 問5 おかげさまでこの連載も中盤をむかえました。ありがとうございます。マラソンで言えば折り返し地点です。 いままでの約40の作品の中で、一番印象に残っている作品はなんですか?参考にしますのでお願いします。 一番と思う作品 「ディアッカと俺の関係 リローデッド 」 理由 (素直に笑えたから) 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「今までで最高にマシな表紙だ」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十八日です!
自作自演の形になるが、
>>267 が一番見やすいな
次回から質問と回答用紙でレスを分けた方がいいかもしんない
あと五号に気付かない人用にage
週刊少年ガンダム 第五号 アンケート用紙 (三月二十六日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「嗚呼、 おもひでの料理」(タムラ料理長はいいね) 2 「みんな と 俺の関係」(一人取り残されたイザークが泣ける) 3 「BASTARD!〜金色の破壊神〜」(シャアがいい) 4 「カクリコン・ビバップ」(元ネタが好きだから) 5 「木馬をめぐる冒険」(しんみりときた) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「グエンと豆の木 〜後編〜」 (今回は本当に難しいな。とりあえず、俺はホモ嫌いなので) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (イザーク) メッセージ「本編ももうすぐ最終回ですが、頑張って生き残って下さい」 問4 グエンと豆の木から読み取れる教訓を50文字以内でおもうままに表現してください。 もっともウホっ・・!と思うくそみそな文には、編集部よりなにか特典を差し上げたいと思います。 「あ〜あ、浮気しちゃったよ」 問5 おかげさまでこの連載も中盤をむかえました。ありがとうございます。マラソンで言えば折り返し地点です。 いままでの約40の作品の中で、一番印象に残っている作品はなんですか?参考にしますのでお願いします。 一番と思う作品 「ディアッカと俺の関係 リローデッド」 理由 (ザラ隊の面子が良かった) 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「読みきりが良かった。やっぱ女性作家はいいね」
週刊少年ガンダム 第五号 アンケート用紙 (三月二十六日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「 木馬をめぐる冒険 」(ブライトさんの口説きセンスが素敵。人間にはあまり・・・だけど。ジーンときた。) 2 「 夢十夜 」 (他の夢が気になる。こういうの、好きやなぁ。) 3 「 BASTARD!〜金色の破壊神〜」(連載して欲しい!でもおいなりさん握りつぶしちゃったから続きは無いのか?) 4 「 嗚呼、 おもひでの料理 」(今度、お店に食べに行きます!) 5 「 みんな と 俺の関係 」(シリーズ終わってさみしいな。) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「カクリコン・ビバップ」 (今回は競争率高いよ。マジで) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (アムロ・レヰ) メッセージ「闇ばかりって・・・そんなことなくてよ、あなたの作品はキラキラしいてよ!」 問4 グエンと豆の木から読み取れる教訓を50文字以内でおもうままに表現してください。 もっともウホっ・・!と思うくそみそな文には、編集部よりなにか特典を差し上げたいと思います。 「そんな大人、修正してやる!おまえは生きてちゃいけないんだー!」 問5 おかげさまでこの連載も中盤をむかえました。ありがとうございます。マラソンで言えば折り返し地点です。 いままでの約40の作品の中で、一番印象に残っている作品はなんですか?参考にしますのでお願いします。 一番と思う作品 「銀河鉄道の夜」 理由 (「ディアッカと俺の関係 リローデッド」と迷ったけど、地球が救われたから感謝の意をこめて。) 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「どの作品も打ち切るのもったいない。表紙も良くなったし。読みきりのが面白かったけど。」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十八日です!
週刊少年ガンダム 第五号 アンケート用紙 (三月二十六日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「みんな と 俺の関係」(最終回という事ですが、もっと読みたいです。) 2 「カクリコン・ビバップ」(こういう雰囲気も好きだ) 3 「BASTARD!〜金色の破壊神〜」(他の雑誌に掲載されていた漫画読んだ事あります。これからも頑張って下さい) 4 「木馬をめぐる冒険」(木馬とのやり取りが泣ける) 5 「嗚呼、 おもひでの料理」(塩と砂糖の間違いを指摘しなかったリュウに涙) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「グエンと豆の木 〜後編〜」 (本当は選びたくなかったけど。ロラン以外の少年に手を出したのがNGって事で) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (スレンダー) メッセージ「今回は休載という事ですが、頑張って残って下さい」 問4 グエンと豆の木から読み取れる教訓を50文字以内でおもうままに表現してください。 もっともウホっ・・!と思うくそみそな文には、編集部よりなにか特典を差し上げたいと思います。 「母さん・・・僕のピアノ・・・」 問5 おかげさまでこの連載も中盤をむかえました。ありがとうございます。マラソンで言えば折り返し地点です。 いままでの約40の作品の中で、一番印象に残っている作品はなんですか?参考にしますのでお願いします。 一番と思う作品 「天空の城 ア・バオア・クー」 理由 (落ちていくカクリコンが印象に残った) 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「表紙が良くなったと思います。この調子で頑張って下さいね」
週刊少年ガンダム 第五号 アンケート用紙 (三月二十六日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「夢十夜」(よくアレンジされてるし、ネタ選びも渋い) 2 「木馬をめぐる冒険」(小粋な感じがよかった) 3 「嗚呼、 おもひでの料理」(感触がよくて1位にしようと思ったけれどややありきたりなので2位) 4 「BASTARD!〜金色の破壊神〜」(アキマンラブ!アキマンラブ!アキマンラブ!) 5 「みんな と 俺の関係」(ぴゅーと吹くイザーク) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「カクリコン・ビバップ」 (スパロボくらいな!はよかったけれど・・・) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (タムラ料理長) メッセージ「おすすめ料理は何ですか?」 問4 グエンと豆の木から読み取れる教訓を50文字以内でおもうままに表現してください。 もっともウホっ・・!と思うくそみそな文には、編集部よりなにか特典を差し上げたいと思います。 「豆は種、SEEDであり∀の象徴である月と交わるが発展場がない。よって種>>>>>>>>キングゲイナー」 問5 おかげさまでこの連載も中盤をむかえました。ありがとうございます。マラソンで言えば折り返し地点です。 いままでの約40の作品の中で、一番印象に残っている作品はなんですか?参考にしますのでお願いします。 一番と思う作品 「銀河鉄道の夜」 理由 (結びもよかったし、雰囲気もよくでてた) 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「特集お疲れ様でした。季節の変わり目ですから体には気をつけてくださいね」
週刊少年ガンダム 第五号 アンケート用紙 (三月二十六日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「みんな と 俺の関係」(揺れるイザークの心理状態がいい感じ) 2 「BASTARD!〜金色の破壊神〜」(揺れるハマーン様の女心がいい感じ、あとゆれるシャア(仮)のおいなりさんもいい感じ) 3 「木馬をめぐる冒険」(揺れるブライトの恋心がいい感じ) 4 「グエンと豆の木」(揺れる管理人さんの苦悩がいい感じ) 5 「魁!連邦塾!放課後アンド涙の最終回である!」(揺れるレビルの漢気がいい感じ) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「夢十夜」 (今回はかなり面白かったので好みじゃない作品を選んでみました、つまらなくはなかったです) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (ハマーン様) メッセージ「処女(;´д`)ハァハァ」 問4 グエンと豆の木から読み取れる教訓を50文字以内でおもうままに表現してください。 もっともウホっ・・!と思うくそみそな文には、編集部よりなにか特典を差し上げたいと思います。 「霊を霊と見抜ける人でないと(ry」 問5 おかげさまでこの連載も中盤をむかえました。ありがとうございます。マラソンで言えば折り返し地点です。 いままでの約40の作品の中で、一番印象に残っている作品はなんですか?参考にしますのでお願いします。 一番と思う作品 「死 刑 執 行 中 」 理由 (これが一番完成度が高かった気がする) 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「セイラさん(;´д`)ハァハァ」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十八日です!
週刊少年ガンダム 第五号 アンケート用紙 (三月二十六日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「カクリコン・ビバップ」(どれも面白かったので元ネタが好きなのを一位) 2 「木馬をめぐる冒険」(元ネタ補正で) 3 「みんなと俺の関係」(元コピペからずれてくのがいい) 4 「BASTARD!〜金色の破壊神〜 」(俺はもう限界だと思った) 5 「グエンと豆の木 〜後編〜 」(落ちオチの締め方は嫌いじゃない) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「嗚呼、 おもひでの料理」 (今回の中では若干ありきたりさが目立つ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (カクリコン) メッセージ「早期に芸風を確立させないとつらいですよ」 問4 グエンと豆の木から読み取れる教訓を50文字以内でおもうままに表現してください。 もっともウホっ・・!と思うくそみそな文には、編集部よりなにか特典を差し上げたいと思います。 「死して屍 勃てるモノなし」 問5 おかげさまでこの連載も中盤をむかえました。ありがとうございます。マラソンで言えば折り返し地点です。 いままでの約40の作品の中で、一番印象に残っている作品はなんですか?参考にしますのでお願いします。 一番と思う作品 「死 刑 執 行 中 」 理由 (ガラリと作風を変える新しい切り口にメロメロ) 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「できたら読みきりはこれからも続けて欲しいです」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は三月二十八日です!
週刊少年ガンダム 第五号 アンケート用紙 (三月二十六日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「カクリコン・ビバップ」(次回予告だけじゃなく、本編も読みたいね) 2 「みんな と 俺の関係」(最終回とは言わず、特別編とかもやって欲しいね) 3 「BASTARD!〜金色の破壊神〜」(毎回見てみたいね) 4 「嗚呼、 おもひでの料理」(塩味のシュークリーム食べてみたいね) 5 「木馬をめぐる冒険」(俺も木馬と話がしてみたいね) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「グエンと豆の木 〜後編〜」 (何かAAに頼り過ぎなんだよね) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (ハマーン様) メッセージ「処女っていうのはノンフィクションなのかね?」 問4 グエンと豆の木から読み取れる教訓を50文字以内でおもうままに表現してください。 もっともウホっ・・!と思うくそみそな文には、編集部よりなにか特典を差し上げたいと思います。 「ミラージュコロイドは伊達じゃなかったね」 問5 おかげさまでこの連載も中盤をむかえました。ありがとうございます。マラソンで言えば折り返し地点です。 いままでの約40の作品の中で、一番印象に残っている作品はなんですか?参考にしますのでお願いします。 一番と思う作品 「天空の城 ア・バオア・クー」 理由 (正直笑ったね) 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「エロが足りないね」
週刊少年ガンダム 第五号 アンケート用紙 (三月二十六日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「カクリコン・ビバップ」(ジェリドとカクリコンのコンビが好きだなぁ) 2 「BASTARD!〜金色の破壊神〜」(シロッコの最後にワロタ) 3 「みんな と 俺の関係」(イザーク可哀想) 4 「木馬をめぐる冒険」(塩と砂糖を間違えただけでこんなに深みを持たせられるんだね) 5 「嗚呼、 おもひでの料理」(俺も木馬と話がしてみたいね) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「グエンと豆の木 〜後編〜」 (ホモはいやじゃ〜) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (ブライト) メッセージ「没が多くて大変でしょうが、頑張って下さい。」 問4 グエンと豆の木から読み取れる教訓を50文字以内でおもうままに表現してください。 もっともウホっ・・!と思うくそみそな文には、編集部よりなにか特典を差し上げたいと思います。 「後ろを向かなきゃ良かったのに」 問5 おかげさまでこの連載も中盤をむかえました。ありがとうございます。マラソンで言えば折り返し地点です。 いままでの約40の作品の中で、一番印象に残っている作品はなんですか?参考にしますのでお願いします。 一番と思う作品 「天空の城 ア・バオア・クー」 理由 (カクリコンの断末魔が面白かった) 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「表紙が前より良かったと思います」
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通常の名無しさんの3倍 :03/09/16 19:41 ID:ssIxszWP
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問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「 魁!連邦塾!放課後アンド涙の最終回である! 」( 「お、お前はーーーーーーー!!!」にヤラレタ ) 2 「 木馬をめぐる冒険 」( 作風変わり過ぎ。でも好き ) 3 「 カクリコン・ビバップ 」( 原作の記憶がほとんどないけど面白かった ) 4 「 嗚呼、 おもひでの料理 」( リュウはもちろんだけど、ブライトもいい味だった ) 5 「 BASTARD!〜金色の破壊神〜 」( 握り潰しちゃったの!? ) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「 みんな と 俺の関係 」 ( 正直選ぶのが辛かったけど、強いて挙げるならネタ使い回しのこれ。 ) 問3 応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 ( レビル ) メッセージ「 名擬音『ズダーーーッ』を使って下さい 」 問4 グエンと豆の木から読み取れる教訓を50文字以内でおもうままに表現してください。 もっともウホっ・・!と思うくそみそな文には、編集部よりなにか特典を差し上げたいと思います。 「 安物買いの銭失い 」 問5 おかげさまでこの連載も中盤をむかえました。ありがとうございます。マラソンで言えば折り返し地点です。 いままでの約40の作品の中で、一番印象に残っている作品はなんですか?参考にしますのでお願いします。 一番と思う作品 「 銀河鉄道の夜 」 理由 ( 印象にも残ったし心にも残った ) 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「 次回も楽しみにしてます!これしか言えない 」
週刊少年ガンダム 第五号 アンケート用紙 (三月二十六日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「カクリコン・ビバップ」(最後にジェリドは死ぬんですかね?) 2 「みんな と 俺の関係」(よく考えたら、みんなに置き去りにされたんだよな) 3 「魁!連邦塾!放課後アンド涙の最終回である!」(ジオンにワロタ) 4 「木馬をめぐる冒険」(ミライがドライな感じでいい) 5 「嗚呼、 おもひでの料理」(俺もタムラ料理長の飯食べたい) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「グエンと豆の木 〜後編〜」 (AA多いのが気になった) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (スレンダー) メッセージ「何で休載なんですか?早く残って下さい」 問4 グエンと豆の木から読み取れる教訓を50文字以内でおもうままに表現してください。 もっともウホっ・・!と思うくそみそな文には、編集部よりなにか特典を差し上げたいと思います。 「ニコルママは対象外なんだね」 問5 おかげさまでこの連載も中盤をむかえました。ありがとうございます。マラソンで言えば折り返し地点です。 いままでの約40の作品の中で、一番印象に残っている作品はなんですか?参考にしますのでお願いします。 一番と思う作品 「ディアッカと俺の関係 リローデッド」 理由 (ほのぼのとしてて良かった) 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「次回も読みきりはあるんでしょうか?」
週刊少年ガンダムって漫画雑誌だよな。 AAを多用してるほうが漫画っぽいんじゃないか?
個人個人の主観だろ、そんなの。
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>>284 ) 彡/\ /ヽミ __ ___
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( ミ V ̄V | / .,i.. .|なかったのに!|
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今日は、一日中大雨が降っていた。 だが、そのおかげであの血痕が全て洗い流されたようだ。正直、ほっとした。 暫く屋上への立ち入りは禁止にしておこう。 夕方まで、なにをするでもなくボーっとリビングで時間をつぶした。あくびが何度もでた。 疲労が溜まっていたのだ。何せこの二日間はろくに寝ていなかった。 テレビ番組は相変わらず下らないものばかりだったが、そのぶん、何も考えないですんだ。 チャンネルをせわしなく変えながら、時折、可愛い子が出てくるとチャンネルを止めた。 ブラウン管には最近またメンバーを入れ替えたらしいアイドルグループが笑顔でインタビューに答えていた。 「○○ちゃんがいなくなるのは寂しいけど、残された私達は精一杯頑張ります!」 と、まぁそんなことをいっていた。 (卒業ねぇ。体のイイ厄介払いなんじゃないのか。打ち切りと何処がちがう?) 私はビールを飲みながら、そんなことを考えた。どこの世界も同じようなものだ。 そのアイドルグループは、初期とメンバーが変わりすぎて私には以前と同じグループとは思えなかった。 まるで違う。ただ、素人くささを特徴としてウイウイしくみせているところだけが一緒だ。 どうしてこんなグルーうが人気があるのだろうか。 きっと、名前さえ同じならそれでいいのだろう。内容がどんなに変わっても。 20年前のジャンプと今のジャンプのように。名前が一緒なら、それだけで同一視されるものだ。 内容がいかにかけ離れていても、それはたいした問題じゃない。器が大事なのだ。 雨なのですることがないのか、イザークとスレンダーは二人で将棋をしていた。 この二人は妙に仲がいい。 覗き込むと、イザークの王は敵陣に切り込んでいた。無謀きわまりない。 腰抜けにはできない戦術だ、とイザークは威張っていた。しかし、どう考えても無茶な戦術だった。
暫くして、歌番組に飽きた私は、自室に戻るとノートパソコンを起動した。 アンケートの募集期間はまだまだだが、コンスタントに読んでおかないと、つぎの雑誌作りに生かせない。 なんせ4日後には新しい雑誌を出すのだ。暇があれば情報をいれておく必要がある。 最近はダウンロード数もかなりの量になっている。やはりネットの力は偉大だ。儲けはあまりないが。 表紙と最初の数ページを無料で読めるようにしたのも、正解だったようだ。 私はホームページを開いて、管理人用のパスワードを打ち込んで、アンケート結果を表示した。 そこにはホームページのフォームから第五号の感想が既に沢山届けられていた。 これを読むのは編集者にとって楽しみのひとつだ。 やめろ、などの言葉もあるが、励まされるとやはり作っているほうとしては嬉しいものだ。 一番参考になるのは、感想のところだ。人の感性とは実に多種多様であることがわかる。 片方にはあぁいった作風がうけ、もう片方はあぁいうのは大嫌いだという。 そのなかで最も公約数の広い落としどころをみつけるのが、よい雑誌をつくる編集者のコツだ。 私は、ノートを広げて、アンケートのよい意見をピックアップしていった。 (俺の関係シリーズの続投希望が多いな。イザークに話してみるか・・) そんなことを考えながら私は、次々とアンケートをクリックした。 そして、その次にみたアンケートに書かれてある内容に、私は酷く混乱することになった。 其れは最初は何の変哲もない普通のアンケート回答のように思えた。 他の読者と変わらず1〜6問のアンケート回答が丁寧に書かれていた。多少辛口だが、的を得ていた。 私は、メモをとりながら其れを読み進めた。が、六番目のところで、はたと手をとめることになった。 そこにはこう記されていた。 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「2年前の同雑誌に比べると、多少質が落ちますが期待しています。 あの時の最後の二人による最終号は最高でした。最後シャアが打ち切られるとは思いませんでしたけど。」
一瞬何を書いているの理解できなかった。私は、首をひねる。 2年前?同雑誌?この雑誌の企画は今回が初めてじゃないか。 この読者は何か勘違いしているのだろう? 私は、マウスを持つ手を止めて、暫く考えた。アンケートをもう一度頭から読み返す。 いたずらではない。他の所はしっかり丁寧に書かれているし、わざわざこんなことを書きこむ必要性がない。 と、なるとこれは事実なのだろうか。 >シャアが打ち切られるとは思いませんでしたけど やけに細分的なところがリアルだ。シャアが打ち切られた?2年前に?連載で? 私は、背中に嫌な汗が出るのを感じた。何かがゾワッと身体を通り抜けていく感覚だった。 生ぬるいどろりとしたものが、私の背中にまとわりついてくる。それは実に厭な感覚だった。 これは本当のことかもしれない。 もう一度ゆっくりとメールを読みなおして、私は、ある種の確信を持った。おそらく、これは真実だ。 私は軽く唇を噛んだ。はがゆかった。 何かが起こっているのだ。いや、起こっていた、といったほうが正しいのか。じゃあ何が起きた? わかるわけがない。判断材料が圧倒的に足りない。・・落ち着け。 ポケットからよれよれになったラッキーストライクを取り出して、ライターで火をつける。 肺の奥底まで煙を入れてしまうと、少し気分がおちついた。ゆっくり考えなければいけない。 外では相変わらず雨が激しく降っている。 私は仮定してみる。 2年前に会長は雑誌を発行した。そして、最終号まで発行した。 システムはおそらく今回と同じ打ちきり制度。何号まで発行したかはわからない。だが、確かに雑誌があった。 ここまではいい。だが、そう仮定すると当然いくつかの疑問がでてくる。 仮にそうだとするとそのときの編集者は誰なんだ?そいつは何故今回を担当していないんだ? 何故、会長はもう一度この雑誌を発行する気になったんだ?そして・・ ―――なにより、どうして会長は私にこんな大事なことをおしえてないんだ?
謎が多すぎる。私は思う。 深い井戸のように、奥は何も見えない。一寸先もみえない、自分の体でさえも見えないほどの暗闇だ。 私はそのなかで細い吊り橋の上を明かりも無しに、とことこと歩いている。 吊り橋を一歩踏み外せば足元には巨大な虚空がぽっかりと口を開いている。 それなのに私は何も考えずに、その通路を歩く。踏み外せば死ぬのに、私は其れに気がついていないのだ。 後ろから、誰かがくすくすと私を指差して笑う。神経に障る笑い声だ。無知をあざけ笑う男の声がする。 「おい・・あいつをみろよ。頭おかしいんじゃないのか?」「おいおい笑っちゃ悪いよ。あいつは何も気がついちゃいないのさ。」 そんな会話が聞こえてくる。その誰かの笑い声は次第に大きくなる。鼓膜を破るほどに大きくなったところで、私は耐え切れなくなる。 だが、私が振り向いた時にはそこには誰もいない。ただ全くの暗闇が広がっているだけだ。 私は、また歩く。 そんな感じだ。何もわからない。だが、物事は進んでいく。 今は一体何合目まできているんだ? 私は、いらただしげにパソコンの電源をきる。 差出人に連絡をとって確認したかったが、フォームに投稿する、という形をとっているので、メールアドレスがわからない。 IPはわかるがそれから探し出すのは困難だ。差出人を突き止めることはできない。 ただちに会長に連絡して尋ねようとも思ったが、やめた。 仮にこれが、真実だとしても、決してイエスとはいわないだろう。しらをきるに決まっている。そういう人だ。 それに問い詰めて白状するようなら、はじめから私に言っている筈だ。いわなかったということは知られたくなかったってことだ。 なぜか?しられてはまずい理由があった。 じゃあそれはなにか?わからない。 この雑誌にはガンダムの表現媒体の拡大のほかに、何か本当の目的があるのかもしれない。 そして、其れは赤棟とも何か関係があるのかもしれないな、と私は思った。二つはリンクしている?繋がっているのか? わざわざ同じ敷地内にあるのだから、何か意図することがあると考えるのが妥当だろう。 ・・だが、とりあえず、雑誌の事はもうちょっと確信がもてるまで置いておこう。長い熟慮のすえ私は、そう結論付けた。 赤棟の方から探っていくことにしよう。会長には気づかれないように、こっそりと。 さて、となると誰か赤棟に詳しい奴はいなかったかな。と考えたところで、すぐに私はイザークを思い出した。 そうだ、明日にでも彼に聞いてみるか。それがいいだろう。 其の時、大きな雷が鳴って、私は反射的に外を見た。 大粒の雨が、まるで、何かの予兆のように激しく間断無く地表に降り注いでいた。 その音を聞きながら、私は、微かに唇を舐めて笑った。 単なる雑誌の編集より、このほうが、私にはあっている。そう思うと、無性におかしかった。 (三月二十五日 終了)
リアルタイムキター お疲れ様です、ついに展開に進展が。。 シャアをうちやぶったのはだれだろう、、妥当な線ではアムロだけど。。
意外と早くキタ━━━((゚(゚∀(゚∀゚(゚∀゚)゚∀゚)∀゚)゚))━━━!!!! イザーク (スレンダーの王の目の前に王を進め)「王手」 スレンダー 「…(パチッ)」 とかやってそうだなオイ!
「あの血痕」?「屋上」? 引っ張るなぁ・・・
あげ
突然だが、人間働いていて一番嬉しい時はなんだろう? 仕事が成功した時、終わって打ち上げの時、喜びを分かち合えた時、などなど色々思い浮かぶ。 大抵の人はこういったときが一番嬉しいだろう。 だが、私にとっては成功は当然であり、打ち上げなどは鬱陶しいだけのものであり、喜びを分かち合う仲間もいない。 そういったのは嬉しい時ではない。 さて、となると嬉しいのはどんな時か? 仕事を評価された時、そして、それが自己の利益となったときだろう。畢竟、それにつきる。 となると、それはなにか?ひとつしかない。 長々と書いたが、つまりそれは、「 給料 」 だろう。仕事の報酬だ。 結局、この資本主義経済にとって金は、神なのだ。どんな天才も金がなくてはいきていけない。 ベートーベンでさえ、金には困っていたし、ゲーテやヘミングウェイにしてもそうだろう。味気ないが、金こそ全てだ。 ここまで書けばわかるだろうが、つまり、今日は給料日だった。私と、他のこの寮の住人にとって。 朝早く。といっても九時くらいだが。 アルマーニのスーツに身を包んだ私は、右手に黒のトランクを持って、白棟をあとにした。雲がくっきりとでたイイ天気だった。 風もそよそよとして気持ちがよい。坂をくだる足も何処となく軽快だった。 途中パン屋の鉄仮面が、軒先に水を撒いているので、挨拶を交わした。 エプロン姿が哀しいまでに似合ってない。あの美しい娘にさせるべきだろう。あれではそろそろつぶれるんじゃないか? スーパー「リガミリティア」はまだ閉まっていた。その後、十字路を曲がり、商店街をとおる。 「買えよ、国民」の玩具屋をとおり、大正浪漫の溢れる「喫茶マチルダ」を抜けて、美味いと評判の「レストラン木馬」のところで左に曲がる。 まがったらすぐ側にあるやけに派手なつくりの「坊や文房具」によって茶封筒を買う。 ついでにサインペンを一つと、領収書もかう。ここの店主はどうも気が弱い。ぼうやだからだ。 気障ったらしい髪型をしているやつだ。じっとみてると何を勘違いしたのか「やめろよ・・他の客がみている・・」などとぬかした。 何か誤解されたらしい。私は足早にその店を後にした。店をでて、線路を挟んだ向こう側に行く。 この辺りから商店街ではなく、オフィス系のビルが並んでいる。無論、小さな町だから数はそれほどない。 そこに私が目当ての郵便局があった。 クラシックが低く流れている店内にはいり、必要事項を書いた紙を受け付けの女性に提出して、しばし待つ。 やがて、番号が呼ばれる。私は立ちあがり、受付にいく。 気の強そうなショートカットの女性が、私の前にいくつかのダンボールの箱を置いた。後は、少しの書類だ。 私は、それらを確認してトランクに詰め込んだ。 そして、印鑑を押し、サインをすると、郵便局を後にした。ダンボールがあるので、帰りはタクシーを使った。 棟に帰ると、ちょうど皆の食事が終わったところだった。のんびりテレビを見ている。 私は、彼らを一堂に集めると、ゆっくりとみわたしてからいった。 「えー、蕭君、いままで、長い間ご苦労様でした。今後とも雑誌は続きますので頑張ってください。 さて、本日は給料日でありますので、呼ばれたものから来ていただきたい」
みなそれを聞いて喜んだ。 「うほ・・!いい給料日・・!」 グエンが、手を擦りながら喜んだ。 「こりゃごっついの〜!」 レビルも喜んでいる。最近は年金も不安だから余計嬉しさもひとしおだろう。 「給料・・それはエゴじゃない。」 アムロもボソっといった。 「まぁ、くれるんならもらってやる」 イザークは、オレンジを齧っていた。 「アメリアに仕送りできる!」 カクリコンは、デジャブ丸出しのカップラーメンを食べながら、感動していた。 「俺の分も残ってるよな!?」 スレンダーは不安そうだった。 「ハサウェイの教育費に・・」 ブライトは感慨深げに頷いていた。 私は彼らを手で制すると、「では、一人ずつ呼ばれたものからくるように」と告げた。 「ちなみに給料は全員一緒ではない。作品の人気、雑誌貢献度、会長の私情から、総合的に判断している。 後、昨今の不況ということもあり、ある程度現物支給なので、そのへんもくんでくれるように。社会をうらんでほしい」 なにせこの雑誌は一万部売れたとしても50万にしかならないのだ。 雑誌の収入がすくないうえに、その中から、この寮の維持費、電話代、光熱費、食費もさっぴいている。 だから、ほんとカツカツなのだ。赤字になってないのは、奇跡としかいえない。 ちなみに給料の基準は、今までの連載回数と、その総合順位によって総体的に判断した。 こういうことだ。 以下は、これまでの雑誌掲載順位 一号 二号 三号 四号 平均順位 アムロ 8 4 7 2 5.2位 レビル 3 5 3 4 3.8位 イザーク 5 1 休 1 2.3位 スレンダー 2 3 6 5 4位 カクリコン 8 6 2 3 4.8位 ブライト 無 8 5 6 6.3位 グエン 1 2 1 休 1.3位 給料はこの順位によって恣意的に振り分けられている。
私は名簿を開いて、一番上から読み上げる。 「えー・・・まずはアムロ・レイ君。」 「はい」 私は、彼に「アムロ用」と書かれた茶封筒を渡す。「今後とも幻想的な話しを頼むよ」と付け加える。 アムロは黙って封筒を受け取ったあと、「すごい・・(ネット広告で得られる収入の)五倍以上の厚さがある・・」と感動していた。おめでとう。 「さ、次は・・・・レビル閣下」 「うむ」 私は、将軍用とかかれた茶封筒を渡した。「暁!連邦塾!、ごく一部ですが期待されてますよ」と励ました。 レビルは受け取った後、「・・これで、年金をくずさんですむわい」と嬉しそうだった。 「後、レビル閣下にはヤフー○Bより、モデムが届いていました。作品中に使ってくれた御礼だということです」 私は、ダンボールの中から、其れを渡した。レビルは、ちょっと厭そうな顔をしていた。 「えー・・次はブライト。」 最初の二人をサインペンで消しながら、次の名を私は呼んだ。ブライトは勢いよく立ちあがると、私の前で仁王立ちになると怒鳴った。 「一体いくらはいってんの!」 ・・・なにを興奮しているのかしらないが、ブライトは何故かぶちきれていた。青筋を立てている。 「い、いくらはいっているかは、中の明細をみるんだな。・・まぁ・・そんなに入ってない・・」 ブライトはひったくるように私から封筒を奪うと、うすっぺらなそれをひらひらさせた。 「(給料袋)薄いよ!なにやってんの!」と、叫んだ。そんなことをいわれても、順位が低いんだから仕方がない。 私は、ため息を尽いた。私は、なんでこいつらを相手にしなければいけないんだ? 「・・そうだ。ブライトには、荷物がもうひとつあるぞ。前回の作品をみて、読者の方がおくってくれたそうだ。」 といって私は、ダンボール箱ごと彼に渡した。かなり重い。 中身の欄には、三角木馬、とかかれていた。ブライトは頬を染めた。いいめぐり会いになったのかもしれない。やれやれ。 「さて・・・次は、カクリコン」 茶封筒を渡す。 「まぁ、妥当な額ですな。」彼は中身をちらりとみて、そう述べた。 「アメリアに何かかってあげるんだな。」 「まっこつそうするぜよ!」 ・・なんで土佐弁なんだ。キャラが確立してないって辛そうだな。ガンバれよ。
「次は、イザーク。」 「さっさとよこせえ!!腰抜け!」 「はいはい・・」 なんでこの棟にはまともな奴が居ないんだ?そういうやつが残る世の中なのか? これが弱肉強食なのか?私は無性にロランが恋しくなった。 「ほら・・・君は2位だったから、結構おおいぞ。無駄遣いしないようにな・・」 「するかぁ!この金でママンに何かかってあげるんだよ!オレはなぁ!」 「ママン・・?」 私が眉をひそめたのがわかったのか、自分の失言に気がついたのか、イザークは、真っ赤になって「今の無し!」とあせっていた。 ふむ。彼は、マザコンだったのか。まぁ、そんなかんじだ。 大体、虚勢を張る奴には、その傾向が高い。精神的に不安定というかなんというか。まぁ、どうでもいいが。 「さっきのは嘘だ!俺はそんなことしない!ちょ・・きいてるのか腰抜けぇ!」 私が、無視していると、彼はヒートアップしていった。スレンダーが後ろから取り押さえてくれたので大事には至らなかった。 まったくやかましいやつだ。 「助かったよ。さて、それでは次はスレンダー」 「お、おれ?・・・ふー、よかった。俺のこと覚えてくれててほっとしたぜ。」 「?忘れるわけないだろう。君も頑張っているじゃないか。ほら給料だ」 といって、私は小銭を渡した。スレンダーがずっこける。 「大丈夫か?」 「大丈夫・・・って、なんで俺だけ小銭なんだよ!封筒すらねえじゃねえか!」 「いや・・なんでかは私にもわからない。だが、給料はそれが全てだ。」 「なんなんだよ・・この扱いは・・」 スレンダーは泣いていた。私は同情した。 実は私には、何故彼だけ給料が小銭なのかわかっていた。これは会長の愛情なのだ。 あんな小額では、どこにも遊びにいけない。どこにもいけない。この寮でだらだらするしかない。 つまり、残るしかない、ということだ。うーむ、奥が深い。泣ける話しではないか?美談といってもいい。 まぁ、正直、金がもったいなかっただけかもしれないが。 「さて・・最後は・・グエンだな・・」 名簿に線をひきながら、私は確認した。これで最後だ。 「うほ!まちくたびれた!」 グエンが、ニコニコとしながら、こちらにきた。 「ほら。お疲れさま。」 私は、分厚い札束を、彼に渡した。それは他のみなの給料を足して、10倍にしたくらいの厚さだった。 「嬉しい厚さじゃないの!」グエンはそれをあまさずジャケットの内ポケットに入れた。 ポケットの中がパンパンになる。
「ちょっと!なんで彼だけそんなに多いのよ!」 ブライトがオネイ言葉でつめよってきて、めざとく文句をいった。早速木馬の効果がでたのだろうか? 「贔屓してんのか!」 「このヘンタイども!できてんのか!?」「管理人のうんこ!」「不平等!」「エゴ!」 途端に、彼らから罵詈雑言を浴びた。 私は、滅多なことでは怒らない。そんなことに体力を使いたくないからだ。 だが、今回は違った。ここは、今後のためにもきちんといっておかなければならなかった。 私は机を力任せに叩いた。そして、ブライトの頬を殴る。驚いたのか、途端に皆が静まり返る。 「黙れ!だまってきいてれば好き勝手いうんじゃない! いいか!?勘違いしている蕭君らにいっておく! ここは、学校じゃない!能力の高い者が、高い報酬を貰うのは当然のことだ!いいか、貴様らは平等じゃないんだ! 能力の無いものはどんどんきえていってもらう!其れが、社会の、この雑誌の掟だ! 文句があるならいつでもやめてもらってかまわないぞ!代わりはいくらでもいるんだからな! わかったらつべこべ文句をいわず良い作品を書いてみせろ!」 私は、一息にそこまでいいきってしまうと、彼らをジロリ、と見渡した。 みな、黙っていた。床をじっとみつめていた。 いいすぎたかな、とも思ったが、最近緩みつつあった寮内の雰囲気を引き締めることになればいいだろう。 それに現実の編集者は、もっと酷いことをいうらしい。バカジャネーノ、とか、こんなの嫌いです。とか、 こんなキャラのオ○ンコ舐めたいと思いますか?!などなど。 少し今まで馴れ合いが過ぎた。 管理人など嫌われてなんぼだ。甘い顔ばかりしていては雑誌が衰退してしまう。 「さぁ・・わかったら作品にとりかかってもらおう。明後日には第六号だぞ」 しばしの静寂の後、私のその言葉が合図となって、皆、黙ってぞろぞろと食堂を出ていった。 私はそれを見送っていたが、ふといっておくことがあったことを思い出した。 「あぁ・・君はちょっと後で、私の部屋にきてほしい。少し話がある。」 そう声を掛ける。 イザークは、私の言葉に怪訝そうな顔をしたが、黙って頷いた。 (三月二十六日終了)
畢竟【ひっきょう ・・・キヤウ】 (「畢」も「竟」も終る意)つまるところ。つまり。所詮。結局。 しかし、打ちきたれた人には原稿料すら入っていないのか。 哀れな・・・
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
>>302 ウホッ!勉強になる。
3日後には忘れてるぜ(・∀・)
304 :
通常の名無しさんの3倍 :03/09/25 13:20 ID:FivpN99S
500なので、ageます。
この話は、週刊少年ガンダムがメイン?それとも、会長とかの謎がメインなの?どっち?
読んでくうちに嫌でもわかってくるから安心しなさい
―――スプートニクに乗って、宇宙に飛ばされたライカ犬のことを思えば、僕の不幸なんてちっぽけなモノだ。 イングマル 『My Life As A Dog 』 快晴。やや肌寒い1日。 さて、今日はアンケートを集計した結果、新たな打ち切りが出た。 会長から事前に連絡が来ていたので、誰なのかは昼頃には既にわかっていた。だが、私は悩んだ。 こういうのもなんだが、少し勿体無い気がした。彼の人気は高い。固定ファンもきっと居るだろう。 打ち切りにしてしまえば、雑誌の売上に影響を及ぼすこと必死だ。 相撲で言えば貴乃花の引退、オリックスでいえばイチローのメジャー行きみたいなものだ。厳しい。 だが、ここで特例をつくってしまえば、この雑誌の趣旨から反してしまうのも事実である。 アンケートによる結果は絶対。読者の意志。これは絶対なのだ。そこを変えるわけにはいかなかった。 だから仕方なかった。 そんなわけで私がグエンに打ち切りを告げたのは、太陽が西に沈みかけ、空を赤く染め始めた時刻だった。 美しい夕焼けだった。まるでなにもかも飲み込んでしまっていくような、そんな気さえ感じさせる鮮烈な赤さだ。 グエンは、白の広場のベンチに座っていた。夕日を黙って見つめていた。 手にはピーナッツの袋を持っており、足元にはどこからきたのか鳩が数羽、餌を啄ばんでいた。 私はその隣に座った。グエンはこちらをちらりとみたが、何もいわず、また夕日に目を戻した。 なんと切り出そうか私は迷ったが、いい言葉が思いつかなかった。 そのまま暫く時が流れた。遠くにみえる山の稜線の辺りに鳥が何羽か群れをなして飛んでいた。 雲は、その上にふんわりと幸福そうに浮かんでいた。 「美しい夕日だ・・。自然というものにはいつも圧倒させられる。 これに比べれば人間のつくりだすあらゆる創造物はほんとに矮小に感じられるね」 私は、彼が突然そんなことをいったので、驚いたけれど黙って頷いた。確かに、圧倒的な美しさだった。 それは、なにか人の存在を否定している気さえした。 「私は美が好きだった。だが、絵画などヒトが作り出した美にはあまり興味がなかった。 神が創造したもうたもの、自然の美が好きだった。それは人間でも同じさ。神が作り出した傑作。ゆえに人間は美しい。」 グエンは更に続けた。 「無論、反吐がでるような人間も居る。私は子供の頃に性的虐待をうけたのでね。そういう汚さは存分に承知している。 けれど、それにもかかわらず、総体としての人間は紛れもなく美しい。・・・ところで、私は打ち切りかい?」 突然の質問だった。 私は、そうだ、と返事をするかわりに再び黙って頷いた。グエンは表情を変えなかった。うすうす感づいていたんだろう。 それはあるがままを受け入れている死刑前日の囚人のようだった。
グエンは、言った。 「そうか。仕方がないな。ローラもいなくなったし、これでいいのかもしれない」 その言葉は私には予想外のものだった。彼が、そんなに弱気だとは考えていなかった。 「ローラ・セアック。彼がいなくなったときに、私もこの棟を去るべきだったのかもしれない。 ・・・今だからいうけれど、私がローラに特別な感情を持ったのは、彼にかつての自分を見出していたからなんだよ。 あのコは、似てたんだよ、子供の頃の私に。部分的にというわけでなく、全体として。 雰囲気というか、漂っている空気がね。どこか無垢なころの私のようだった。だから、私は惹かれた。 彼を大事にすることは、あの当時の自分を大事にすること、自分への慰めになるように感じていたからね。馬鹿さ」 そういって自嘲気味に笑った。 鳩が、こちらをみて、クルックと鳴いた。餌をもっとくれといいたげに。グエンはピーナッツを撒いた。 白いアスファルトに、ピーナッツが散り、白よりややくすんだ色の鳩がそれに群がった。 「けれど、私はヒーローになりたかったんだよ。ローラにとってのね。 それは自分が子供のころに願っていたことだから。ヒーローが出てきて、僕を救ってくれればいいのに、ってね。 けれど、そんなものは祈ってもきやしなかった。当然のことだけど、漫画のようにはいかなかった。 私は親に虐待されつづけ、そのおかげで、どこか歪んでしまった。修復不可能な傷の入った器のようなものさ。 水が多量に、入っても、どれだけ丁寧に注がれても、水は割れ目から零れ落ちる。それは、本当に辛いことだよ。 だから、ローラにはそうなってほしくなかったんだ。けれど、それは詭弁さ。」 グエンは、手のひらを夕日にかざして、眩しそうに目を細めると、ゆっくりと握りこんだ。 「私は、救いたかったんだよ。自分を。自分の手で。 自己愛の延長として、ローラを救いたかった。ヒーローになってね。」 エゴイズムの極地だよ、彼はそういった。 私は、彼の独白を聞きながら、ふと、巷に流れていたポップソングを思い出した。 ―――でも、ヒーローになりたい。ただ一人君にとっての。 グエンが思っていたのは、こういうことだったのだろうか。彼の横顔からは、それ以上推察できなかった 彼にとっての君とは、ロランのことなのか。それともグエン自身のことなのだろうか。それはわからない。 ただ、彼は、純粋だと私は思った。結果はともわなくても、過程として。
「ここを出ればまたロランに会えるんじゃないか?」 慰めにならないかもしれないが、そんなことを言った。だが、自分でもこれはあまりに俗な発想だと思った。 グエンは一瞬きょとんした目で私をみたが、すぐに腹を抱えて笑い出した。 「ははは。ロランにあえるだって?君は本当に何もわかってないんだな。いや、無理もないか。 私も知ったのは、ついこの間だからね。そう・・ええとちょうど一週間前か。」 目じりに浮かんだ涙を彼はふき取った。 「何もわかってない?」 「あぁ、そうだね。呆れるほどに。・・ん、そうだな。一つだけ教えてあげよう。」 グエンの表情から笑みが消えた。 「スプートニク号に乗ったライカ犬って知ってるかい?」 「・・・は?スプートニク?・・あのロシアが打ち上げた宇宙船のことか?」 「そう。そのスプートニク号のことだよ。世界で初の有人飛行実験。わかるね?」 私は頷いた。それくらいは常識だ。 1957年11月、冷戦下のロシアが国威発揚と、人類の限りない可能性のために打ち上げた人工衛星。 地球の生命体としてはじめて宇宙に出たライカ犬のことだろう。 「歴史的なプロジェクトだった。人類は宇宙にいきたかった。それで必死に研究した。 そして、搭乗員に一匹のライカ犬が選ばれた。勿論、偶然じゃない。そんなに適当なことはしない。 事前に科学者たちによるあらゆる検査を受けて、実験を重ねて、慎重に選ばれたんだ。 ロシア産の犬であり、器量よしであり、なにより優秀であること。この前提のもとに20匹ほどの実験体から念入りに選ばれた」 私は、白衣に身を包んだロシアの科学者が、犬を冷たい目で眺めているところを想像した。 犬が足元にくる。餌を求めているわけじゃない。じゃれているのだ。科学者はうざったそうに犬を跳ね除けると、書類に何か書きこむ。 20匹の犬の目が、彼にじっと注がれている。怯えたような、媚びるような視線で。部屋の中にはペンを走らせる音だけが響く。 そんな光景が目に浮かんだ。 「それがなにか?」 「こうして選ばれた彼女・・そのライカ犬はメスだったからね。彼女は、その中のもっとも優秀な犬だった。 20匹の中の一番!素晴らしいことだね。彼女は仲間との競争に勝ったんだ。だろ?」 「だが、彼女に待っていたのは、暗闇とわずかな食料と七日後にくる絶対的な死だった。それは絶望と言いかえられるものじゃないかな? 可哀相だとは思わないか?折角、一番だったのにそんなめにあうなんて」 確かに可哀相かもしれない。子供ならば、この科学者たちに怒りを感じるし、犬に憐憫の情を示すだろう。 感傷的になれるのが、子供の長所であり短所である。だが、私は違う。 ライカ犬が可哀相などという連中は自分の生命がそういった生命の犠牲のうえにたっていることを忘れたエゴイストだと私は思う。 牛や豚を食うのと何が違う?生体実験で死ぬマウスと何処が違う?人が生きるとは有史以来そういうことだ。仕方のないことだ。 私は息を吐いた。なにかわからないが、無性に苛立っていた。自分の考えが一般論に過ぎないからだろうか。 「それで?スプートニク。ライカ犬。いったいなにがいいたい?」 と、尋ねた。グエンはそんな私の目をじっとみた。まるで心の奥まで覗き込むように。
「わからない?いや、わかっているけど、私の口から聞きたいんだろう?最後になって君という男がわかってきたよ。 それじゃあいってあげよう。この棟は、まさにスプートニク号なんだよ。それも『二号』のね」 二号、のところに彼はアクセントを置いた。白棟が二号・・となると1号は赤棟ということだろうか。 スプートニク。・・・ グエンは更に続けた。 「会長はロシアの科学者であり、我々はライカ犬である.そして・・いや、やめておこう。 これ以上君にいうことはできない。その理由もいえない。それに私自身、それほど知っているわけじゃないしね。 一つ言えるのは、会長に選ばれた君はここで最後まで見届ける義務があるということだ。 そして、最後に、全てがわかると思う。スプートニクは、月にいかなかったけど、君が乗っているのだけはアポロだから」 月。それは真実ということだろうか。私が乗っているのはアポロ?じゃあ、他の皆はなんだ?。 「きっとその結末は、私達にも責任があるのかもしれない。宇宙を夢みたのは、科学者だけじゃないのとおなじように。 だけど・・・君がこの寮に隠されたパラドックスに気がつけば、もしかしたら、最悪の事態は回避できるかもしれないね」 「パラドックス?」 「根源的な矛盾だよ。ローラは其れに気がついた。いや、教えてもらったのかな?」 「誰に?」 その問いには答えずに、彼は立ちあがると、右手に持っていたピーナッツの袋をベンチ脇の屑入れに捨てた。 鳩はいつのまにかもう既にいなくなっていた。そこにはいくつかの糞が影のようにこびり付いているだけだった。 この寮での生活は楽しかったよ、と彼は言って笑った。 私はその笑顔をみて、真っ白なシーツに垂らした墨汁のように悔恨が広がるのを感じた。 「そろそろ失礼するよ。荷物をかたずけないといけないものでね」 そういって彼は去ってしまった。私が何か言う暇もなく、白棟に戻っていってしまった。 残された私は煙草を取り出すと、一本吸った。禁煙するつもりだったが、どうやら無理なようだ。 ゆっくり考えてみる必要があった。ピースが次第に嵌りつつある。いや、既にそれは全て集まっているのか? 昨日、イザークが何も教えてくれなかったのが、痛い。彼は私のあらゆる問いに黙秘を貫いた。 ロランが気がついていただって?そういえば、彼は寮を去るときに林檎をくれた。あれは何を意味していたのだろう。 わからない。そもそも意味なんてないのかもしれない。みんなで私をからかっているのか? 私は短くなった煙草を捨てて、口に溜まった唾を吐き出した。 ふと顔をあげると、日はすっかり落ちて、川底のように静かに透明な夜が忍び寄っていた。風が冷たい。 太陽があった部分には、星が顔をだして、淡いささやかな光を放っていた。 私は部屋に帰るとネットでライカ犬を調べた。彼女は、宇宙に出て七日後に死んでいた。 (三月二十七日終了)
リアルタイムキター グエン。。 しかし、一方で謎が深まるなぁ クドリャフカ(ライカ犬)がのったの自体が二号機で 史実の二号機をさすわけではないようだけれど
スプートニクは色々な哀しみでできている。
スプトーニクにまつわるエピソードも
スプートニクに乗せられた犬のことも
そしてスプートニク自体すらも。
さらばグエン。
気になるロラン打ちきりの回は
>>50-59 。
管理人が乗ってるのがアポロ1号(火災事故で3人の宇宙飛行士が死亡) でないことを祈るよ
>>313 アポロ1号ってそんなことになってたんだ・・・月にいったのって何号だっけ?
>>315 着陸に成功したのは11号。周回軌道飛行なら8号。
天下一武道会をご覧の皆様、突然の無礼を許してもらいたい。 わたしは作詞家の井荻麟であります。 話しの前にもう一つ知っておいてもらいたい事があります。 わたしはかつて富野由悠季と呼ばれていた男だ。 私はこの場を借りて∀の意志を継ぐ者として語りたい。 もちろん富野由悠季ではなく、アニメ屋の一人としてである。 ∀の意志はバンダイのような欲望に根ざしたものではない。 サンライズが∀を作ったのではない。 現在ガンダムSEEDがアニメ界をわがものにしている事実は、平成ガンダムのやり方よりも悪質であると気付く。
私が∀を創ったのは、アニメがアニオタの重みで沈むのを避けるためだ。 しかしファーストガンダムを見た人類は、そのアニメとしての可能性を拡大したことによってアニオタそのものが力を身につけたと誤解して、 福田・両澤のような勢力をのさばらしてしまった歴史を持つ。 それは不幸だ。 もうその歴史を繰り返してはならない。 アニオタはアニメを離れることによってその能力を広げることが出来ると、なぜ信じられないのか。 われわれはアニオタの手でアニメを汚すなと言っている。 アニオタは萌えや燃えに魂を引かれた人々の集まりで、アニメを食いつぶそうとしているのだ。 アニオタは長い間このアニメという揺りかごの中で戯れてきた。 しかし、時はすでにときはすでにアニオタを部屋から、隔たせるときが来たのだ。 その後に至ってなぜアニオタ同志が戦い、アニメを汚染しなければならないのだ。 アニメを子供の揺りかごの中に戻し、アニオタは社会で自立しなければ、アニメは子供の視聴に耐えるものではなくなるのだ。 このガンダムシリーズさえアニオタに飲み込まれようとしている。 それほどにアニメは疲れ切っている。 いま、誰もがこのアニメという媒体を残したいと考えている。 ならば、自分の欲求(燃え&萌え)だけを果たすためだけに、アニメに寄生虫のようにへばり着いていて良いわけがない。
現に福田・両澤は、このようなときにガンダムSEEDを仕掛けてくる。 見るがいい、この好虐な行為を。 彼らはかつてのコミケから膨れあがり、逆らう者の全てを厨と称しているが、 それこそ厨でありアニメを衰退させていると言い切れる。 テレビをご覧の方々はおわかりになるはずだ、これがバンダイ・サンライズのやり方なのです。 私がサンライズを日本刀で制圧しようとしたのも悪いのです。 しかしバンダイ・サンライズはこのガンダムSEEDの視聴者に自分たちの味方となるガンオタがいるにも関わらず、ガンダムを破壊しようとしている。」
深夜の保守
ぷららのアク禁が解除されるまで続きは無理っぽい
323 :
通常の名無しさんの3倍 :03/10/02 22:50 ID:bb05dv2E
plala解除age
保守である
グエンとの会話を深く考えていて、そういえばアンケート結果を貼ってなかった。 もう打ちきりはわかっているのでごく簡単に下に記す。なお、採点は基本的に1〜3位を重視し、4〜5位は参考点として加味している。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー _ .... _ 週刊少年ガンダムアンケート結果! < ヽ _ ヽ\ 〉<´ ,、ヽ /- 、ヽ / \ヾす}__ <・・・・・・。(ドキドキ) /___ 〉' _ ヽンi ヽ \ ,'___ 〉/` ー-`二>、-、} _/ | ̄ |__ ソ-ミヽ、、○◎(Do「´V'⌒| L..`l ヽ`ヾニ,''¬フ〉 !'⌒l /_ ヽ } /.〉ー/,〈._ |'⌒! ,/ ヽ | /ノ_/´、 } l⌒ト、 ト、,ハ ハ/ヽ,.∨^ーへ、__/ ̄.} |,'/ , ', ト.|ヽ|ヽ|ヘ|_∧ /`ート、| | /| | | |l. |l. |l | j l / | ト|j| | | ヽ!ヽ!ヽ!ヽ|/ | |___|___|!レレ /´ヽニ二二ニ/| | `lー---‐ヽ ./ i i. ! | i i } ` ー ┴------ '┘ └--- '-----┴' ズゴックも固唾をのんで見守る今回の順位は以下のとうり。 1 『 みんなと俺の関係 』 イザーク 2 『 木馬をめぐる冒険 』 ブライト・ノア 3 『BASTARD 〜金色の破壊神』 ハマーン・カーン 4 『 夢十夜 』 アムロ・レイ 5 『 カクリコン・ビバップ 』 カクリコン 6 『 嗚呼、おもひでの料理 』 タムラ料理長 7 『 魁!連邦塾! 』 レビル将軍 ×グエンと豆の木 グエン・サード・ラインフォード 【編集者の寸評】 今回の号の感想として編集者が感じたのは、やはりこれは少年雑誌なのだな、ということである。 予想以上にグエンが真性ホモだということへの拒否反応がでてしまった。読者は、やはり正常だ。世界はおかしくなってない。 ウホ・・くらいならよかったのだが本物はちょっと・・ということだろう。グエンの暴走を止められなかったのは、編集者として悔やまれる。 さて、今号は、第四号にくらべると評判がよかった。特に表紙が格段によくなったというのは私としてもほっとした。 ハマーンへの続投希望もおおかったが、読みきり作者が連載にいくことはないだろうと思う。 そんなことしたら、この雑誌はいつまでたっても終わらないからだ。まぁ、読みきりだからこそ面白いということもあるので、勘弁して欲しい。 イザークの安定した高人気に驚きつつ、今回はこんなところである。第六号も期待にこたえられればいいのだが。
さて、今回のアンケート返事は読者の方の応援している作家に、返事をかいてもらってみた。
いつも私からでは流石にマンネリなので。たまにはいいだろう。
>>264 なにぃ!お色気がほしいだとぉ!ほら、俺が脱いでやるよ!(といって服を脱ぎ、なまめかしいポーズをとる)
なんだ?!イヤそうな顔してるな?俺が脱いでも不服か腰抜けぇ!(イザーク)
>>266 僕の作品が好きだなんて・・お世辞はやめてくださいよ。僕の作品・・哲学はいってるのかな・・(アムロ)
・・銀河鉄道がでるまではこの雑誌は適当に購読していたんだね・・そうか・・いや、全然きにしてないよ?(管理人)
>>267 ウホ!打ちきられたからAAもう使えないぜ!俳句コメントは、結構考えるのは、あまさず楽しかったな。
君も一句 詠 ま な い か ?(グエン)
>>268 えー、ハマーンは寮にいないので、これは代わりに編集者の私が。
カクリコン・ビバップ。元ネタのアニメはとても面白いので、見て欲しい。もしかしたら、次号も続編がのるかもしれないのだ。(管理人)
>>271 俺は生き残ったぞぉ!祝福しろ!それが必要だ!
女性作家がいいだとぉ!貴様はキラだな!女好き種野郎!けど、2位に俺をつけてるから許す!(イザーク)
どの作品も打ち切るの勿体無い、か。いやいや。ありがたいことだ。編集冥利とはこのことだな (管理人)
>>272 キラキラしいてよ・・ちょっと意味がわからないけど、ありがとうございます。
僕の作品って、女々しいって感じが自分ではするんです。管理人にいつも修正されてるし・・今回は九夜も割愛されました・・(アムロ)
>>273 俺はキミのために残る!だから、次回は、どんな作品でも俺を一位にしてくれよ!坊主!(スレンダー)
落ちていく俺が印象に残ったのかYO!嬉しさ半分だZE!(カクリコン)
>>274 これもタムラ料理長がいないので私が。
ぴゅーっと吹くイザークってのがいいねぇ。君はギャバンより才能あるよ。銀河鉄道の結びを誉めていただいて感謝。あれは、悩んだんだ。
身体?この前風邪ひいてくるしかったよ。だが、心配してくれて感謝。
>>275 これも私が代わりに。・・処女・・・ま、まぁ、これはフィクションかもしれないから、そう興奮しないでもいいぞ・・ほんとうに処女かは・・わからんぞ。
セイラも好きなのか。そういえば彼女も処・・いや、なんでもない。(管理人)
僕の作品はこのみじゃないんですね・・面白かったってかいてるのに・・エゴだよ!それは!(と、泣き出すアムロ)
>>276 芸風・・・なぁ、おれってどんな芸風がいいとおもう?お願い!教えて!アメリア!アメリアー!(カクリコン)
読みきりは次号までとりあえず続けるつもりなので安心して買っていただきたい(管理人)
>>277 えーと、仮に処女だとしたらキミはどうするのかな?
あ、いや。やっぱりいい。答えは想像つくから。キミはエロがたりてるね?(管理人)
おーい、わしは処女じゃぞ(レビル)
>>278 結局のところ、僕は一つ没をもらうたびに何かをひどく損なっているのだ。一つのメタファーとして。(ブライト)
表紙が実は一番時間かけて考えてるかもしれないと思う今日この頃(管理人)
>>280-281 感謝。まとめてくれているとやっぱりみやすいね。私にはこういった能力が欠落しているかもしれない。
>>282 う〜む。いい擬音じゃのう・・お主は、読者界のスティービーワンダーじゃあー!(レビル)
>>283 いや、俺も救済したくなかったんだけど!ほら!締め切りってのがあって!それで!その・・次は載るから!(スレンダー)
ていうか、彼は落としたんだよ。ぶっちゃけ。読みきりは、いちおう次号まで載せようと思っているが其れ以降は微妙だ。
アンケート次第だね(管理人)
>>284-287 制裁・・・核心をえた発言をした
>>284 ・・制裁っ!・・
というジョークはおいといてだ。最初の方の日記をみればわかるが、これはコラム、小説、漫画なんでもありの雑誌なのだ。
事実アムロ・レイのは常に小説なのである。だから、AAなくてもこれでいいのだ!(と、天才バカボン風にいってごまかしてみよう)
さて、問4でだしたグエンの教訓なのだけど、一番近かったのは
>>274 君だ。
君は、グエンの発展場への愛しさと切なさと心強さを非常に正確にとらえ、さらにキンゲへの嫉妬まで表現している。まさにブラボーだ。
そんな君には近日中に、寮から、みんなの仕様済み歯ブラシを一本ずつプレゼント!おめでとう!これで友達に自慢できるね!
ウホッ! いい……ズゴッ……ク? ゴックじゃないの!? 編集者から「ガンダム愛」が感じられないよ!
さて、あとは、おまけとして没作品を一つ。今回はイザークだ。 微妙なネタなのでお蔵入りしようと思ったけど、まぁ、SEEDが終わったし、かるいおつまみとして。 「第51話 最終回後のドックでのイザークとディアッカのくだらない会話」 イザーク (戦争終結後。キラとアスランが無駄に仲良く宇宙で抱き合うのをモニターでみながら会話するイザーク達) ディアッカ 「いやぁ、それにしてもこれで、戦争もおわったなぁ」 イザーク 「あぁ、そうだな。ディアッカ。結局地球助からなかったな」 デ(略 「い、いやいや、違うだろ!最後、隊長機が盾になってレーザーとめたんだよ!」 イ(略 「そうか?俺には、それくらいでとまるようなものにはみえなかったんだぞ。つーか、威力しょぼいな」 デ 「いいんだよ!そんなことは。・・そんで、イザーク・・おまえ、これからいったいどうするんだ?軍やめるのか?」 イ 「俺?軍辞めて、ピアノをひくよ。ボクのピアノ」 デ 「ニコルかよ!不謹慎なこというなよ!」 イ 「んじゃ、女でも寝取るよ」 デ 「キラかよ!やめろよ!そういう冗談!」 イ 「やめないよ。本気出したらディアッカが俺にかなうわけないだろう?」 デ 「しかもミリアリア狙いかよ!」 イ 「だって、お前。ラクスとか他の女は、ちょっと、ほら。おかしいじゃん」 デ 「いや・・まぁ、そらなぁ・・」 イ 「婚約者捨てて、親友をとるような女だぜ」 デ 「う〜ん。けど、あれは仕方が無かったんじゃないか?」 イ 「俺が婚約者なら、きっとあいつミンチにしてるぜ」 デ 「バーニーかよ!いいかげんやめろよ!そういうネタ!」 イ 「もしくは、拳銃をつきつけてるね。そんで、それがばれたら『イイ目をしておる』って誉める」 デ 「ランバラルかよ!作品ちがうじゃねーか!」 イ 「んじゃその女と寝てて、そのとき寝言で他の女の名前をいって嫉妬させる」 デ 「他の女の名前?たとえば?」 イ 「えーと。ほら、あの時の幼女とか。あぁ、あいつ名前出る前に死んだっけ」 ディアッカ 「お前の所為だろ!なまなましいからやめろよ!」 という風な会話型連載にしようと思ったけど、ディアッカの突っ込みが微妙なのでめんどくさくなってやめた。(イザーク談)
∧_∧ . (゚∈゚ ) ─__<認めたくないものだな__ ______ ̄
(; ・∀・) 丿\ノ⌒\ ____ ___
(
>>328 ) 彡/\ /ヽミ __ ___
| | | ./∨\ノ\ =_
(__)_) .//.\/ヽミ ≡=-
ミ丿 -__ ̄___________
(⌒\ ノノノノ
\ヽ( ゚∋゚) <自分の若さゆえの過ちというものを
(m ⌒\
ノ / /
( ∧_∧
ミヘ丿 ∩∀・;)
(ヽ_ノゝ _ノ
,;⌒⌒i.
ノノノノ⌒ヽ ( ;;;;;) . ______
(゚∈゚ ) ミ) ,,:;;;),, . |本当に勘違い.|
/⌒\/( ) ヽ| |/ |;,ノ.. ...|していた事 |
( ミ V ̄V | / .,i.. .| は秘密 !|
ノ / | | ,,i; ,, . ,;⌒‖
( \/ヽ ,,,丶, | |,,,;. ;i, ‖ヽ
\ ) ) .. ,, ´ヽ (,,.... ‖丿.,,,
/// ,, ,, .. ´ヽ . ‖,,, ..,
ーーーこんなに辛いのなら!こんなに苦しいのなら!ガンダム愛などいらぬ!
(民名書房刊『聖帝サウザー様!シュ!シュ!シュ!』より抜粋)
面白いです 50話の後どうなったのだろう?
アンケートの回答みてるといい企画だなぁと思ってしまう 、、というのはちょっと浮かれてるからでしょうか? お疲れ様です、次回も楽しみにしてます
残るは7人か・・・ 7人いれば村ひとつくらい救えるな
本編もイザークとディアッカに締めて欲しかった。
これが保守か
保守して何が悪い!
無意味なくらいよい天気だった。 私は、スプートニクのことを考えながら、いつものように編集を終えた。 どうも最近、右脳と左脳でべつのことができるようになってきたようだ。便利といえば便利だが、ちょっと嫌だ。 今回は休載をしたい、という作家がいなかったので楽だった。彼らも大分慣れてきているようだ。 では、いつものように、以下に記すことにして、私は寝ることにする。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
,___/______ |./ '-,,,,,, \ ,,/,,'_ \ \ .l i∠_-’,,,,,,__,,,,>.,l └t‐┐-.lュ‐‐‐'''''´| < お待たせしました!週刊少年ガンダム第六号でございます! . l´`j´ /ュ | 今回の読みきりには、な、な、なんとギレン総帥が登場!これは編集者も驚きだ! . | l .iュ | イザークの新シリーズはなんと!?ブライトが今だから語るCCA前のカミーユとの会話とは?! . l"j,,|___i==----、 | アムロは?レビルは?スレンダーの作品は?ささ、全ては第六号をご覧ください! ゛l.. | /"""゙\| 全七篇の作品があなたをお待ちしております!おっとフォントは最小でお願いしますね! ,-┘-/-------` 週刊少年 /---/ ___ ___ ___ ___ ___ _______ _____ _____ ____ /゛ `ヽ.| || | | ゙i | | | _ `i | | .| | | .| | l゙l,,__| | || | | ゙i| | | || | | i .| | . || | | |[''''''l | || | | | | || | .| |_| | | |l .|l | | l_| .| | |j | | |゙l | | |j | | __ | .| || || | \_,.ヘ,,,l .\__,ノ |__| ゙l__.| |,,,,,,,,,,ノ |___| |___| |__|.|__| |__| - No.6 - (定価50円) この雑誌のわかりやすい解説は以下の図をご覧ください。 アンケート ヽ 丶 \ \ ヽ ヽ ヽ / / ヽ \ ヽ ヽ / | ヽ \ \ ヽ ゝ (打ちきり) ノ 丿 \ 偏 \ ヾ ノ | | 丶 \ \ (打ちきり) / \ \/| (打ちきり) ノ | | \ 見 | ↑ /\ \ | ( ↑ / \ / | ) ( / \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ) /_ \ ) ( オーバースキル  ̄ | な ゲ 廃| ̄ ノ⌒ ̄⌒γ⌒ ̄⌒ゝ / / | い イ 刊| ノ オーバーマン ゝ / / | で ン | 丿 ゞ _/ ∠ | ね の に| 丿/|/|/|/|\|\|\|\|\ゝ .\ / | ! 事 な| │ V ――| と 忘 っ|――――――――――┼――――――――――――――――― / い れ てヽ 巛巛巛巛巛巛巛巛 人巛巛巛巛巛巛巛巛巛巛ハマーンの嘲笑 う .も 気 _ ┌┬┐ | | | 持 ⌒) ノ―┬ 日 日 /| 丶 .├┼┤ | ヽ └┼┘ ち  ̄) ┌┼ | 日 .| i / | └┴┘ ヽ | | |  ̄  ̄ ̄| ̄ V / ノヽ_ヽヽ └┴┘
1 『 残るセールスマン 』 スレンダー これは通常の三倍の売上を誇るシャア営業課長とその部下たちの涙の物語である。 その1 立て!販促戦士! 平和なとある下町にスーツ姿の二人のオトコがカメラと、スーツケースを持って歩いていた。 彼らは、写真を撮り、地図と現在地を照らし合わせ、表札を確認していた。一軒一軒しらみつぶししているらしい。 男たちは途中二手にわかれた道で別れた。 片方の人相の悪そうな男が、とある家の前で止まった。その家の郵便受けには大量の新聞が入っていた。朝日、読売、毎日・・ オトコはそれを確認すると嬉しそうに笑って、もう片方の、別の家を調べている男に電話をかけた。 「主任。大量に新聞をとっている家をみつけました。ということは押しに弱いとおもいますぜ。俺はいきます」 いうが早いが、彼は呼び鈴をならそうとした。電話から慌てた男の声がした。 「やめろ!ジーン、今日は下見だけだ!」 「シャア課長だって、訪問販売で出世したんだ!俺だって!」 「貴様、命令を無視するのか!?」 そこでジーンは電源を切った。そして、呼び鈴をならすとそこの主人が出てくるのを待った。 スレンダーはジーンの後にいたが何も言わなかった。彼は、待機と監視が任務なのだ。二人は主人がでてくるのをまった。 その2 衝撃 「デニム主任に部下が止められんとはな。それでどうなった」 とあるビルの三階にある「有限会社ジオン」の一角にいる金髪の男がいて、目の前のおとこの報告を聞いていた。 「は・・それが・・」 「どうした?やはり電気温水器は売れなかったのか?」 「いえ・・実は代わりに電気温水器を買わされてしまったとのことです」と、言いにくそうにコンスコン課長がいった。 「ほう・・」 シャアはおどろいた。訪問販売に行って逆に買わされるとはそれはあまりにも屈辱だった。 「彼らはその場で辞表を書き、それを待機していたスレンダーに預けて、どこかに去りました」 「どうやらあの町内にはかなりの強敵がいるようだな」 次は私がでるぞ、とシャアがコンスコンに言った。コンスコンは神妙に頷いた。 翌朝。木馬町内にシャアとその他三人のジオン社員は整列していた。シャアは彼らの前にたつといった。 「現在、朝の7時だ。どの家庭も朝御飯の支度で忙しい」 「は、はぁ・・」 「このタイミングで訪問販売をしかけるのは、古今例がない」 (そらそうだよなぁ・・) 誰もがそう思ったが口には出さない。このご時世に再就職先をみつけるのは困難なのだ。 「では、諸君の健闘をいのる!出撃!」
その3 決戦 通された茶の間で、シャアとスレンダーは一人の少年と販売トークをはじめていた。 シャアは少年に自慢のパンフレットをみせて、丁寧に説明していた。 シャア 「ですから、当社の電気温水器は素晴らしい性能です。通常のメーカーの三倍の性能です」 アムロ 「・・・そのかわり光熱費も三倍なんじゃないんですか?」 シャア 「(ギク・・)なかなかいいところをつきますな」 アムロ 「それにくらべて僕ら連邦温水器は、頑丈ですよ。落としても壊れません。いまなら・・おやすくしときます」 シャア 「ほう・・それがデニムたちが買った温水器ですか・・なるほど」 アムロ 「今なら金利手数料はこちらが全額負担します」 スレンダー「部長どの、これです!この言葉でジーンたちは一撃でやられました」 シャア 「落ち着け!聞かなければどうということはない!」 そういいながらもシャアは背中に冷たい汗が流れるのを感じざるを得なかった。 事実、シャアはもうすこしで書類にハンコを押すところだったのだ。金利手数料負担・・やるなアムロ!だが、送料はどうなる! シャア「援護しろ!スレンダー!」 スレンダー「は!」 シャア「電気温水器の性能の差が家庭への普及率の違いではないことを教えてやる!」 二人はステレオ作戦でアムロの説得をはじめた。わが社の温水器はすごい!すごい!すごい!シュ!シュ!シュ! が、聞かない。どれだけ言葉の弾丸をぶつけても彼の財布の装甲を破れなかった。 むしろ、アムロがぽつりぽつりと喋る言葉が次第にスレンダーを捕らえはじめた。的確に人の心を揺さぶるのだ。 十分も経過したころ、彼はついに連邦の温水器の魅力に負けた。 スレンダー「い、一台ください!」 シャア 「ス、スレンダー!ばかな・・奴のトークはジャパネット高田並みの威力があるというのか・・」 アムロ 「ありがとうございます。50万円になります」 シャア 「ええい!連邦の白い温水器(の値段)はばけものか!」 といいながらもシャアは自分も印鑑を取り出していた。 その4 そして伝説へ シャアは会社の戻った後、ただちにドズル専務とのテレ電話を開始した。 ドズル 「おお、貴様か。どうした。ゆうべは貴様のサイド7販促制圧終了を祝うつもりであった。 もたもたしてくれたおかげで全部無駄になったんだぞ?ん?」 シャア 「申し訳ありません。が、晩餐の損失にあう情報を得ました。連邦の温水器の性能をキャッチしました。」 ドズル 「なにぃ!」 ドズル 「いい情報だ。流石は赤い温水器のシャアだ。で、なんのたのみだ」 シャア 「高い代償を払いました。敵の温水器の性能をしるために」 ドズル 「電気温水器を10台も買わされたぁ!?貴様というやつがおってもか!」 シャア 「はい。・・・ご記憶ください。敵の新型温水器はそれほどの性能を持っているのです。 これは今後のわが社の販売戦局を左右しかねません。それで頼みというのは・・」 ドズル 「わかった。経費で落として欲しいのだな。おとす!ただし!」 シャア 「承知しております。次はわが社の温水器をかわせます」 ドズル 「いや、お前は首だ。シャア」 アオリ 「みとめたくないものだな。」
2 『アドリブ総帥』 ギレン・ザビ とある開店間際のパチンコ店内。そこに一人の眉毛のない男がいた。ギレンである。 「角台にすべきか・・それともその隣の台にすべきか・・」 ギレンは呟いた。彼は最近、仕事をさぼってパチンコに入り浸っていた。はまりまくっていた。 キングゲイナーと勘違いして、キングパルサーを打って大勝ちしたのに味をしめていたのだ。 今では、その天才的な台選びとセンスで、アドリブ総帥と店員にいわれるまでの実力になっていた。 そのとき、彼、ギレンの脳裏に一筋の閃光が走る。 「ここでアドリブがきかないやつは!」 角台だ。ギレンはマイルドセブンライトを投げ込むと、どっかりと腰を下ろした。あたりの客はびびって逃げる。 だが、一人の女性がギレンのほうにつかつかと、臆することなくちかよってきた。 「ふふふ。兄上も以外と甘い台選びのようで・・」 「き、貴様は!」 まるで錦糸町辺りにいるクラブのママのごとく厚化粧した女がギレンの隣に座る。じろり、とギレンは睨む。 「キシリア・・軍務はどうした。」 「なぁに。私がいなくても、どうということはありませんわ」 「ふ・・スロット勝負でこの私に勝つつもりか?」 「無論・・」 兄弟の間に、雷鳴がとどろく。ガルマは、こいつは凄いことになったよぉ、と興奮している。 アドリブ総帥と、最強の女スロッターキシリアの一機撃ちだ。 「ちょっとまってもらおう!」と、声が上がった。 「な、なにー!お前らー!」ガルマがお約束の声をあげた。 パチンコ帰りのパプテマスシロッコ、獣王の通常時の15枚役を常にとることができるカミーユ・ビダン。 彼らも参戦して四人での勝負になった。勝負台はこれだ。 スロット『宇宙世紀』 今現在、公国、連邦とわず大人気のスロット台だ。アナハイムエレクトロニクス社の開発した新台である。 台には、でかい液晶がついていて、短時間で万枚にいく可能性があるところが魅力だ。 液晶のアクションの豊富さも人気の秘訣である。全世界で一億台は売れていた。 「あえて、いおう!設定6であると!」ギレンは断言して、キシリア達にプレッシャーを与えていく。 そのとき、店内にベルが鳴る。勝負開始だ! 彼らは高速でコインを投入して、レバーを叩いた。 ギレンとキシリアの台のリールが回転する。が、シロッコのは動かない。いくらコインいれても台をたたこうとも動かなかった。 「うごけ!台!なぜうごかん!」シロッコは泣き崩れた。(パプテマス・シロッコ再起不能。) 開始十分後。残る三人は未だにビッグなし。投資金額は3000円目に突入していた。 キシリアの台の液晶に動きがあった。それをみて彼女は笑った。 「ふふふ、兄上。悪いけれど、こちらが先制のようね」 「なに!?な・・そのキャラは!」 ギレンは動揺した。 キシリアの台の液晶には、アムロ・レイがl黄色のハロを持っている姿が映っていた。 「ふふふ。アムロが、黄色のハロをもって出てきた時は、ほとんどがベルか、ビッグ!いただきね!」 キシリアの指がすべる。ビッグを確信して。が、・・・ベル!「ファック!」キシリアが叫んだ。 「フフフフフ・・今度はこちらだな!さぁ、みるんだ!」 「な!ピグザム!」 そうギレンの液晶には宇宙空間に悠然と浮かぶピグザムとコアファイターが登場していた。 「これはこの後にスレっガーがあの言葉をいえばビック確定!」ギレンが笑う。 「くそ!」と、キシリアが悔しそうにハンカチを噛んだ。ギレンは固唾を飲んで、液晶を見守った。 液晶にはコアファイターが映っていて、スレッガーの姿がみえた。彼が、叫んだ。 スレッガー 「かなしいけど、これってレギュラーなのよね!」 「あえていおう!レギュラーなんてカスであると!」ギレンは、激怒した。
勝負は長引きそうだった。全員惜しい液晶アクションがあるのだが、ことごとく外れるのだ。 三十分経過し、投入金額は一万円を超えていた。突然キシリアが液晶を覗き込んで「ウホッ!」と、喜声をあげた。あわてて覗き込むギレン。 そこには真っ暗な背景に白抜きで文字が映っていた。 あ い ふ る え る 愛 そ れ は 別 れ 歌 「げぇーー!こ、これはまさか・・あの・・激レア演出!? !圧倒的なコイン爆発力を持つジャブチャンに突入するのか!?」たら〜、と汗が流れるギレン。 そう、それがこの台『宇宙世紀』が熱狂して愛されている理由だった。獣王のサバチャン、アラジンのアラチャンのように。 この台にあるのは、『ジャブローチャンス』液晶に出るモビルスーツを表示どうりに押せばコインが増える。 大体一度のジャブローチャンスでコインは1000枚獲得できる。 更にこの哀戦士の文字がでたときのジャブローチャンスは100連確定!ギレンのでこに青筋がはしる! 液晶にはザク、グフ、ドムが現れて「お願いしまーす!」といっている。 それをガンダムが撃ち抜く。また現れる。それを撃ち抜く。その繰り返しだ。ギレンは動揺を隠せない。 キシリアの台以外の宇宙世紀の台は沈黙しつづけていた。カミーユやギレンの台は一度もビックをひいていなかった。 数時間たって、投入金額が5万を越えたころ、ギレンがぽつりといった。 「貴様・・もともと・・自分以外の台に仕掛けをしていたんだな・・」 「ほほほ・・ご明察。兄上の不敗神話もここまでということね!もう私の勝ちはゆるがない!」 後ろの台で一部始終を聞いていたらしい頭のでかい少年がたまらず叫んだ。 「貴様!一杯コインが飲まれたんだぞ!コインは命なんだ!それを!それを!こんなことして楽しいかよ!」 殴りかかろうとした彼は、店員に阻まれて店の外に放り出された。(カミーユ・ビダンー再起不能) 「ほっほっほ!兄上!おしまいね!」キシリアはコインを後ろに山積・・既に5万枚は出ている・・しながら、高笑いした。 「ほざけ!木の葉積みもできない女が!みろ、今度こそ!」 ギレンの台には、演説中のシャアが出ていた。サザビーもでている。これは、信頼度77パーセントの確立でビッグ。が・・・・ダメ! ビッグは揃わない。ハズレだった。シャアズカウンターアタックの液晶イベント・・不発! キシリアが嬉しそうに笑った。その目は、自分の兄を完全にみくだしていた。兄上もお甘いことで・・と暗に目で言っていた。 「ジオン公国総帥をなめんじゃねぇー!!」 見事に禿げた額に青筋を立てたギレンが吼えた。店内中に響き渡るほどの大声で。 「ほほほ・・兄上・・そんな大声出しても私の勝ちは決まっ・・」 そこで、声は止まった。ギレンの台の液晶には、隕石が映っていた。青白く光った隕石。 「な、なにあれ!」と、キシリアは動揺した。 「あ、あれは!まさか!」 ガルマが、雑誌をめくる。そして、あるページで止まった。震える声で読み上げる。 「そ・・それは・・一兆分の一の確立の・・超プレミア・・・今までに誰もひいたことのない・・究極のイベント・・」 「な、なんなのよ・・!それは!」 「超絶イベント・・シャアズカウンターアタックの最中にだけ起こりうる・・追加イベント・・その名も・・ア・・アクシズ落とし!」 「それはどのくらいの獲得枚数があるの?!」 「わ、わかりません!だって誰もひいたひとがいな・・」 「あぁぁ・・・液晶をみて!隕石に沢山のモビルスーツが取りついていくわ!」 液晶には、νガンダムが映っていた。更にリガズィやギラ・ドーガなどがとりついていく。 隕石の落下の間、台は完全にフリーズになっているらしく、ギレンがレバーをたたいてもストップボタンをおしても何も反応が無かった。 「凄い・・こんなイベントをみれるなんて!ボクはなんてついてるんだ!あれ?兄さん?」 興奮していたガルマは、兄の姿をみて困惑した。台から、光が出ている。いや、ギレンから?ガルマは何か胸騒ぎがした。
そのとき、更に不思議な現象が起こった。 コインが・・この店内にあるコイン全てが小刻みに動き出したかと思うと、一斉にギレンに向かって飛んでいったのだ。 HANABIの台のコイン、旋風の用心棒のコイン、アラジンのコイン、シオサイのコイン・・とにかく店内にある全機種のコインだ。 それらのコインは、迷うことなく整然とギレンのドル箱に入っていく。あっという間に1箱、二箱溜まっていく。 キシリアの山の様に積み重ねたドル箱も全てギレンのほうに飛んでいく。あっという間にギレンの後ろにコインの山ができる。 「そ、そんな!コインが意志を持つというの!?」キシリアも堪らず叫んだ。椅子からころげおちる。 「こんなことありえない!」ガルマも恐怖していた。 ギレンからは相変わらず光がでている。ガルマはそれにさわろうとしたが、どういうわけか彼には触れない。 まるで、なにかぶあつい粘膜がそこにあるかのように、彼には届かなかった。「兄さん!」ガルマが叫んだ。 「ガルマ!国民!下がれ!こんなことに付き合う必要はない!」 「だって・・」 「これは私とキシリアだけで!」 「な、なにがおこっているというの!ええい!完全な作戦にならないなんて!」キシリアが口惜しそうに、地団太を踏んだ。 「国民どけ!アドリブ総帥の力は!」 もうギレンを直視できなかった。彼から発する光は人間の目には眩しすぎる。 ガルマは手で目を覆った。涙が溢れて止まらなかった。コインの力がこれほど偉大なんてつゆとも思わなかった。 「兄者の命が・・吸われていきます・・」 いつのまにきたのかドズルが後ろにいて手で口を押さえながら、おぅおぅと、涙に咽んでいた。 コインは、もはや山のごとくギレンを包み込んでいて、そのままどこかへとつれさっていくようにみえた。 その暖かな光を感じながらガルマは、スロットをやめようと、頭の片隅で思わざるをえなかった。 「いったいどうなっているんだ・・」 奥からブライト店長がでてきて、そう呟いたが、誰もそれにこたえるものはいなかった。ただ、目の前の光景に、こころを奪われていた。 「これは贖罪だ。人が、コインに心を縛られた人々の贖罪にちがいない」と、副店長のシャアは言った。 「いや。エゴだよ、これは」と、おなじく副店長のアムロが、否定した。 ただ、どちらも瞳からはとめどなく涙をながしていた。それは、コインに囚われた悔恨の涙だったのかもしれない。 そして、さざなみのような拍手がおきて、ギレン達を包み込んでいった。ガルマは、この光景を一生忘れないだろうと思った。 もう・・ナイチンゲールの囁きは聞こえなかった。 アオリ 「 いや、締め方おかしいだろ」
3 『 櫻の木の下には 』 アムロ・レヰ 身も凍るような気温である。吐き出す息が瞬時に真白な塊に変化していく。 月もその骨のように真っ白な光で、大地を冷やしている。雪が音もなく、少女の吐息のようにそっと降りそそいでいる。 救いというものが存在しない、まるでシベリアか何処かのように、寒く辛い夜だった。誰もが息を殺して朝を待つようなそんな夜のことだ。 雪に埋もれたただっぴろい平原に二人の男がいた。あたりには何もない。見渡す限りの地平線だ。 そこに存在しているのは彼らだけだった。 ほかには、うんざりするほど積もった雪、それと、もう動かなくなった機械人形が、雪に埋もれたままで放置されていた。それだけだ。 動くものは他にない。 いや、そこには男たちのほかにもう一つだけあるものが在った。 櫻だ。 雪に埋もれるようにして、鮮やかに咲き誇った枝垂櫻が、いまが満開といった感に咲いていた。 それは、この凍るような世界の中であきらかに異彩を放っていた。 そして、あたかも呼吸をしているように、時折枝を揺らしていた。紅く、美しい櫻だ。樹齢は百年をゆうに超えているだろう。 男達は櫻のたもとに座って、酒を飲んでいた。名は、SとAという。Sのほうがやや年上だろうか。整った顔立ちをしている。 額には一筋の傷があるが、それは彼の顔を醜くしているというよりは、男の過去にあったであろう出来事を推測させるようなものだった。 Aのほうは、それに比べるとやや幼く、赤茶色の癖のある髪で、ややSより色が濃い。その瞳は、湖の水面のように深い哀しさを感じさせた。 二人は、一言も発することなく、ただ黙って酒を飲んでいる。ワインなどではない。 やや白く濁った、けれど、どこか透き通っている、そんな独特の酒を彼らは黙々と飲んでいた。雪は、彼らのところだけには降っていなかった。 時折、Aのほうが何やら独り言をいっていたが、Sは顔をあげなかった。二人は櫻の下に置かれたオブジェのようにみえた。 どれくらい時間が経ったのだろう。Sがゆっくりと顔をあげた。Aは、もう何本目かわからない酒を飲んでいるところだった。 ―――「櫻の木の下のは屍体が埋まってゐる」と、Sはゆっくりといった Aは、それを聞いて、当然だといわんばかりに頷いた。Sは表情を変えずにぽつりと、「掘ろう」と、言った。
櫻の木の下の土は、まるで溶けかけたゼリィのようにひどく柔かった。SとAは、手を使って、黙々と掘った。 爪の先に土が食い込んでいくが、二人は一向に気にした様子はなく、ただ純粋に木の根に沿って掘り進んでいった。 一メートルも掘ったころ、手が止まった。 ―――そこには、一人の少女が、まるで殉教者のように、胸のところで両手を組んだまま、樹の根に絡まるように埋まっていた。 どれだけ埋まっていたのかはわからないが、身体はまるでつい先ほどまで生きていたかのように美しく完全な姿のままだった。 この辺りの寒さでは、微生物の活動もあまり活発ではないからだろうか。それにしてもあまりに完全だった。唇にはまだ赤みが差していた。 二人は、全身を掘り出してしまうと、少女をそのままにしておいて、穴から這い上がり、酒を飲みながらじっと其れを覗き込んだ。 真っ暗な穴の中に、木の根が絡まるようにして、少女は埋まっている。SとAは、それを地上から飽きることなく眺めた。 Aがいった。 「この櫻の美しさは、彼女の生命を吸っているからであらう」そして、続けた。「櫻と彼女は繋がつている」 「美しい櫻があるわけだ」と、Sがいった。 櫻の根がときおり、ニンゲンの肺のように、ゆっくりと動いているのがわかった。貪欲に少女を吸っているのだ。樹液を蝉が飲むように。 そして、その少女の命が木の根から維管束をとおって、櫻の枝をとおり、末端の花弁に鮮やかな色をつけているのだ。 そうでなければどうしてこんなに鮮やかな、息が詰まるような美しい色を櫻がつけるだろうか。それが彼らがだした結論だった。 AとSは、かい出した土を再び戻した。少女は、再び冷たい地面の下に埋まり、すぐにみえなくなった。 二人はまた櫻をみながら、酒を飲んだ。もう大分時間は経っているはずだが、朝は一向にこなかった。 月は依然として彼らの頭上高くにありぴくりとも移動していない。何もかもを洗い流すように白い波のような光をそそぎこんでいた。 櫻は時折、風に揺れて、葉が擦れたかさかさとした音を立てていた。 それからまた、長い時間が過ぎた。静謐とした空気が辺りを支配していた。 「あの少女は、君が殺して埋めたんだらう?」と、Aがいった。 「いや。君さ」とSは答えた。「けれど、今更どちらでも構わないかもしれない」と続けた。 彼らは、櫻を見上げた。月の光を浴びた其れは、仄かに白く、そして紅く霞んでいるようにみえた。 「…そうだな」と、Aはいった。「美しい櫻だ。きつと、とこしえに咲きつづける」 二人はそれきり一言も喋らなくなった。ただ、櫻だけを愛しそうにみつめていた。 月は相変わらず同じ場所に、微動だにせず、二人の頭上に在った。ここでは刻すら凍り付いていた。櫻だけが、凍った刻の中を生きていた。 雪は、限りなく降りつづけやがて二人を静かに飲み込んでいった。彼らは其れを黙って受け入れていた。 暫くすると、見渡す限りに降り積もった雪原に彼らの姿はなくなっていた。後には変わらず櫻だけが残った。 そして、その櫻の木の下には新たな屍体が二つ埋まっていた。 アオリ 「 さくらはさくらでも、櫻をみるのは夜。桜をみるのは昼」
4 『 カクリコンビバップ〜天国への扉〜 』 カクリコン 前回に引き続き、予告シリーズ。元ネタがわからない人には申し訳ない。 だけど、彼も必死なのだ。わかってほしい。 予告1 (BGM: あんなに一緒だったのに) ジェリド: なぁ、オールドタイプとニュータイプってどう違うのかなぁ? マウアー: ふぅむ・・・ニュータイプはオールドタイプより肝心なものを隠してるって気がするけど。 ジェリド: ふぅん、でもニュータイプらしくないニュータイプってのもいるよなぁ。 マウアー: オールドタイプらしくないオールドタイプもいるわ。 ジェリド: 普段はニュータイプらしくないのに、ふとしたニュータイプっぽさが見えるってのが、 俺は好きだな。 マウアー: あら ジェリド: おまえのことじゃないからな。 マウアー: !!じゃあだれ? プル: プルかなぁ?ぇへへ・・・ ジェリド: 次回「一千万年銀河」 カミーユ: 俺かな? SEE YOU SPACE KAKURICON・・ 予告2 (BGM: めぐりあい) ジェリド: 最近なんかおかしいと思ったんだよなぁ マウアー: そういうことだったんだー カクリコン: んん?何の話してんだ? ジェリド: 人は見掛けによらないつーか マウアー: 不潔だわホント カクリコン: おいおい、なぁんの話しだよ? ジェリド: まさかペドだったとはなぁ マウアー: 軽蔑しちゃうわね カクリコン: 誰の話なんだよ? ジェリド: 次回「カツ・レツ・キッカ」 カクリコン: ぉ俺は何もしてないぞぉ! SEE YOU SPACE KAKURICON・・
予告3 (BGM: シャアが来る) カクリコン: 奴は隕石と共にやって来た・・ ジェリド : 突如リックディアスに乗って現れた男、クワトロ=バジーナ 彼は一体何者か、敵か味方か、 それとも本物の赤い彗星なのか? 次回衝撃のSFロリータ巨編「アズナブル・ビバップ」 カクリコン: ちょっと作風が違うんじゃねぇか? SEE YOU SPACE KAKURICON・・ 予告4 (BGM:メビウスの輪を超えて) シャア: さて、 今回のミーの活躍、しっかり見てくれたかな? カクリコン: おい、ちょっと待てよ シャア: さ〜て、次回のネクストストーリーだが カクリコン: なんでお前が予告やってんだよ ! シャア: またしてもミー、つまりアズナブルが大活躍 カクリコン: お前の出番終わったんだって ! シャア: : スペース総裁となったミーが、アムロたちをバッタバッタと薙ぎ倒す カクリコン: もう出ないんだよ! シャア: 次回カクリコンビバップ「シャアの逆襲」 カクリコン: 微妙にタイトル違うだろ?! シャア: お楽しみに SEE YOU SPACE SOUSUI・・・
予告5 (BGM:INVOKE ) ジェリド : カクリコンを襲ったいまだかつてない恐怖 ・・ カクリコン: アメリアーー! ジェリド: きちがい少年の毒牙にかかり一人また一人犠牲者が ・・ カクリコン: アメリアーー! ジェリド: 突然開いたバリュートは何を意味するのか? カクリコン: アメリアーァ! ジェリド: カクリコンを恐怖のどん底に叩き込む戦慄の大気圏!! 次回「大気圏突入」 バリュートを開いたら、君はもう、の-が-れ-ら-れ-な-い THE END 予告6 (BGM 哀戦士) プル: ・・という訳で、みんなお亡くなりになりました。 みなさま短い間、ご声援ありがとうございました。 最終回でした。ご冥福をお祈りします。アーメン。 次回からは「カウガールプル」をお送りしまぁす! プルが主役だよ。ぇへへ・・・ ジェリド: おぉいちょっと待て! マウアー: あんた、なに勝手なことを! ジェリド: 次回「一千万年銀河」 カクリコン: つ、次もちゃんとあるぞぉ! SEE YOU SPACE KAKURICON・・
最終回予告 (BGM: まぁいいや) ジェリド: 色々あったが、次で最終回だ カクリコン: え! マウアー: え! カクリコン: 長かったなぁ、でもな〜 マウアー: 1stは1st ZはZ ジェリド: やっと って状況だな。カクリコンどうだ? マウアー: ZZはZZ、CCAはCCA、F91はF91 カクリコン: カミーユのおかげで俺はMKUをうばわれる羽目になったんだよなぁ マウアー: VはV、 GはG カクリコン: こわいもんだよなぁ今時の少年ってのはなぁ マウアー: ただそれだけの事よ ジェリド: おい、カクリコン、マウアーは何言ってんだ? カクリコン: でもバリュートが開かなきゃ勝ってたんだよなぁ マウアー: どうでもいいけど ジェリド: ていうか全然俺の話聞いてないじゃねぇか マウアー: プルどこいったの? カクリコン: あぁあ、何だっけ? ジェリド: ま、いいや。というわけで次回「一千万年銀河」 またどっかで会おう ! マウアー: え!終わり? SEE YOU SPACEKAKURICON ,SOMEDAY ,SOMEWHERE! アオリ 「補足しておくと、この後、ジェリドは・・・(自主規制)」
5 「関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選」 レビル 暁!連邦塾は、ちょっと延期して、今日は短編の詰め合わせだ。 民明書房に載せられている過去の超短編を集めたので、それを公開する。超短いぞ。 儂が編纂した民明書房からの抜粋作品じゃ。 −連邦とジオンの関係 by レビル 今日、バイトを終えて家に帰ったら、何故か台所にデギンがいた。 デギンは、チャーハンを炒めながら儂に 「やあ、おかえり尻尾野郎」と微笑みかけた。 儂は、なぜ儂の家の台所にデギン公がいるのかわからずに当惑したが 「た、ただいま」 とぎこちなく微笑みかえした。 その後、デギンが作ったお手製のチャーハンを食べた。 「まずい」と儂は思わずいってしまった。 それから10ヶ月が過ぎ、連邦とジオンの戦争はもう11ヶ月目になろうとしていた。 −ウッソとカテジナの関係 by シャクティ・カレン 今日、ウッソが農作業を終えて家に帰ったら、何故か台所にカテジナさんがいました。 カテジナさんは、チャーハンを炒めながらウッソに 「おかえりなさい、ぼうや」と微笑みかけました。 ウッソは、なぜウッソの家の台所にカテジナさんがいるのかわからずに当惑しましたが 「た、ただいま」 とぎこちなく赤面しながら微笑みかえしました。 その後、ウッソはカテジナさんが作ったチャーハンを食べました。 ・・・変な味がしました。 それから1時間が過ぎ、ウッソの心臓の鼓動は止まりかけていました。 次回「51話 ウッソ・エヴィンの昇天」 みてください!
−我輩と偶発的殺人との関係 by 鉄仮面 今日、バイトを終えて家に帰ったら、何故か台所にシーブックがいた。 シーブックは、食パンをスライスしながら我輩に 「やあ、おかえりなさい」と微笑みかけた。 我輩は、なぜ我輩の家の台所にシーブックがいるのかわからずに当惑したが 「タ、タダイマ」 とぎこちなく微笑みかえした。 そのシーブックの後から、下着姿のセシリー・フェアチャイルドが出てきた。 意味がわかった。 それから2ヵ年がすぎ、被告人席に立つ我輩の前で裁判長が判決をいいわたそうとしていた。 − テム・レイと俺の関係 by ドズル・ザビ 今日、バイトを終えて家に帰ったら、何故か台所にテム・レイがいた。 テム・レイはガンダムを作りながら 「やあ、おかえり」と微笑みかけた。 俺は、なぜ俺の家の台所にテム・レイがいるのかわからずに当惑したが 「た、ただいま」 とぎこちなく微笑みかえした。 その後、テム・レイが作ったガンダムに乗った。 わけがわからなかった。 それから1年が過ぎたが、いまでも意味はわかっていない。誰か教えてくれ。 ー 私と 小沢一郎の関係 by 管 直人 今日、演説を終えて家に帰ったら、何故か台所に小沢一郎がいた。 小沢一郎は、生地をこねながら私に 「やあ、おかえり」と微笑みかけた。 私は、なぜ私の家の台所に小沢一郎がいるのかわからずに当惑したが 「た、ただいま」 とぎこちなく微笑みかえした。 その後、小沢一郎が作ったどく饅頭を食べた。 うまかった。 小泉におくろうと思った。 それから総選挙がはじまり、新民主党の議席数は大幅に減少しようとしていた。 アオリ 「投票には、いきましょうね」
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休憩 :03/10/11 17:06 ID:???
r ‐、 | ○ | r‐‐、 _,;ト - イ、 ∧l☆│∧ (⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l あと2作品。我々の作品だ。 |ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) ここで少し休憩してから、最後までゆっくり読んでくれよ。 │ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| │ 〉 |│ |`ー^ー― r' | │ /───| | |/ | l ト、 | | irー-、 ー ,} | / i | / `X´ ヽ / 入 | ブライト イザーク
6 『地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜』 ブライト・ノア 「完全なニュータイプなんて、存在しない。完全なモビルスーツが存在しないようにね」 アムロ・レイが僕にそういったのは彼が出撃する少し前のことだった。 そのとき、僕と彼はミーティングルームで最後の打ち合わせをしていた。戦闘が始まる前にこまかい調整をする必要があったからだ。 いつハイパーバズーカをだすか、とか万が一の時に内部破壊をするためのタイミングとかそういったことだ。僕らは二人だけで話し合った。 コーヒーを三杯は飲んだ。僕は最近食欲が無くなったかわりに喉が凄くよく乾くのだ。まるで砂漠に水をやるみたいにコーヒーは僕の胃に消えていった。 話が終わり、僕と彼がコーヒーを飲んでいたときに、彼はきっぱりとそういった。 「結局、彼が求めているものは幻想に過ぎないんだ」と、彼はコーヒーのパックを飲みながら続けた。 「そうかもしれない」と、僕は認めた。けれど、実際僕はシャアがどれだけ間違っているのかわからなかった。 連邦内部は僕にはどうしようもないほど腐敗していたし、更に彼らはきわめて楽観的に宇宙のことを考えすぎていた。まるで遊園地かなにかのように。 彼らの頭にあるのはどう出世するかということであり、それ以外は愛人と寝ることしか考えていないように見えた。 そんな彼らから命令を受けるたびに僕はどうしようもない無力感に襲われたものだ。やれやれ、またか、といった具合にため息をよくついた。 だから、シャアが立ちあがったのを聞いたときそれほど驚かなかった。むしろ思ったより遅かったな、と思ったほどだ。 結局のところ彼がエゥーゴから姿をけしたのもそういうことだったし、思想的には純粋な彼が反動的にこういった作戦を思いつくのは必然でもあった。 僕は彼の考えを理解した。同情もした。だが、賛同はできない。僕は地球が好きなのだ。 だから、僕は艦長としてここにいるしアムロはパイロットとして僕と話しているのだ。結局のところ僕らはそうなってしまったのだ。 なにがわるいかなんてことは後からくる結果でしかない。 「いま何考えてる?」と、アムロが言った。 「連邦政府のこと」 「どんな考えがまとまった?」 「連邦は解体して独立国家共同体になったほうがいい。ソビエトみたいにね」 僕は答えた。アムロはひとしきり笑った後、コーヒーを飲み干してゆっくりと立ちあがった。僕も一緒に立ちあがる。 そろそろ戦いが始まる時間だった。 戦いは熾烈を極めた。 僕が打ち出した核ミサイルはことごとく狙撃されてアクシズを砕くことはできなかった。強敵がいるのだ。まさに最悪の展開だった。 モビルスーツ部隊は敵のMAによってかなりの被害をうけていたし、肝心のアムロ・レイともとっくに通信が取れなくなっていた。 ディスプレイのいたるところから火球があがっていた。いたるところにジムやギラ・ドーガの残骸がまるで海辺の貝殻のように散らばっていた。 僕が乗っているラーカイラムはよくやっていた。夏の虫のようにうようよやってくる敵MSを対空砲火で撃退しながらアクシズに接近していた。 遠くから見るとアクシズはまるでいびつな十字架のようにみえた。そして、そこに群がる僕らは哀れな子羊のように、混乱し、戸惑い、絶叫していた。 目の前でジェガンが一機、ギラドーガに上半身を真っ二つに切られていた。が、そのギラドーガも一瞬の後には同じ運命をたどっていた。 そのあとには双方の艦砲ミサイルの雨が降り注いで、機体自体も粉々になってきえた。 僕はクルーにアクシズに接近するように指示を出しつつも、自分の無力さを感じずにはいられなかった。 結局のところ、僕らは運命の歯車に過ぎないのだ。ただ、よく回るか回らないかの違いしかない。 磨り減って磨耗していくだけの存在に過ぎないのだ。そして使えなくなれば交換するだけのことだ。磨耗・・ 僕は、そんなことを思いながら、ふとあることを思い出した。それはまだシャアがこんなことをする前のことだ。
「もうだいぶこのサイクルにも落ち着きました」 僕が病院に見舞いにいったとき、ファ・ユイリィは、そういって愛しそうにベッドに寝ているカミーユを見つめた。 カミーユは、静かに寝息を立てていた。あまりに静かなので、死んでるんじゃないかと不安になったくらいだ。 「彼は、1日のほぼ三分の二はさまざまな検査をされています」と、ファは言った。 僕は、カミーユの額にかかっている青い髪をみながら、ふぅん、と相槌をうった。 彼はアーガマを降りた時より、幾分やせたようにおもえた。くせっけのある髪は相変わらずだった。 唇も少し荒れていたし、肌の色は少し薄くなっていた。だが、総体としては僕が最後にあったときとあまり変わったようにはみえなかった。 ファも、そんなに変わっていない。彼女は相変わらず若く、元気だった。 だが、言葉の節々からは、やはり僕は過ぎ去った年月というものを感じざるを得なかった。 カミーユが正気に戻ったのは、僕達がハマーンを倒してすぐのことだった。 理由はわからない。医者の一人は、ハマーンが出していたプレッシャーが消えた所為だともっともらしい理由を述べたが本当かは疑わしい。 だけど、事実として彼は意識を取り戻し、そのおかげで、あるていど一般人として暮らしていけた。それはとてもいいことだと僕は思った。 彼は医者になるという夢があり、そのために大学に入る勉強をしはじめた。だが、自体はそう簡単に進まなかった。 連邦が、アムロ・レイの再来といわれた彼を手放すのを躊躇したからだ。万が一、反連邦組織にでも入られたら、と危惧していた。 アムロ・レイを、軟禁状態で飼い殺しにした連邦の考えそうなことだった。彼らは性善説を信じない。 それでということではないが、彼は、年に数回、数週間ほどダブリンにある病院で再チェックをうけることを義務付けられていた。 脳波とか、脈拍とかそんなものだ。反射神経や情報伝達スピードなども調べられた。 精神病患者にたいする処置だと連邦はいったが、勿論其れはカミーユを監視するためのの名目に過ぎなかった。 そんなわけで、彼は僕が訪れた当時、九回目の定期入院の最中だった。 「そちらの方はどうなんですか?」彼女が、話題をかえた。 「あぁ、順調だよ。僕らがやっていることは、結局雪かきに過ぎないけれどね」 「雪かき?」 「そうだよ。コロニーに住んでいる住人の中にある不満が屋根の上に雪のように静かに積もる。 その重みで家がつぶれてしまうまえに、僕たち軍人が其れをMSで取り除く。雪が無くなる。けど、また雪は降る。取り除く。その繰り返しさ」 温かいコーヒーを飲みながら、僕は言った。コーヒーはやや僕には甘すぎたが、冷えた身体にはありがたかった。 「いつまで続けるんです?」 「永遠に」 僕がそういうと、ファは哀しそうな顔をした。けれど、真実だから僕にはなんともいいようがなかった。 結局のところ、僕らは同じ場所で足踏みをしているだけにすぎないのだ。 僕は窓の外に眼をやった。 眼下には、森が見えた。この病院は森の中にまるで隠れるようにひっそりとつくられているのだ。 ホワイトハウスにもにた真白な近代的な建物が、こんなところにあるなんてしったら付近の村人は驚くだろう。 しかも軍用病院なのだ。僕は、ここにくるまえにであった老人たちの平和そうな顔を思い浮かべた。彼らは何もしらないのだ。 そう思うと、何故か心が痛んだ。
ファが一旦近くにある家に、カミーユの着替えを取りに戻るというので、僕はその間彼の介護をひきうけることにした。 「すいません。すぐに戻りますから」 「ゆっくりしてきていいよ。ここには別にドムもグフもいないから敵が襲って来る心配はないからね。 あぁ、けど、さっきすれ違った看護婦はどことなくズゴックに似てたな」 「ふふふ、そんなこといっちゃダメですよ。それじゃあ、1時間したら戻りますからそれまでお願いします」 彼女は、そういうと、洗濯物をぎっしりと詰め込んだバックを持って、部屋から出ていった。 コツコツと床を歩く乾いた音がゆっくりと遠ざかっていき、ある一点までいったとき完全に聞こえなくなった。 残された僕は、おおきく欠伸をした。本でも持ってきていればよかったと僕は後悔した。僕はもう何年も本を読んでなかった。 僕は、椅子を彼の枕元の近くに移動させて座ると、バスケットの中に在る林檎を取り出した。大きくて赤い林檎だった。 服で二三度擦ってから、齧った。しゃりしゃりとしていて、甘さが控えめでとても美味しかった。 暫くしてから、カミーユが目を覚ました。 「おはよう」と、僕はいった。 彼は、返事をしなかった。ボクがいることにはまるで興味はないようだった。 一旦僕をちらりとみた後は、彼は病室のある一点をぼんやりとみつめていた。 僕もそこをみてみたが、取りたてて変わったところはないただの壁だった。しみひとつない真っ白な壁だ。 「おはよう。よく寝ていたね」と、もう一度僕は言った。今度は彼の耳に届いたようだった。 「ファは・・?」 「彼女は、ちょっと着替えを取りに家に戻った。大丈夫。すぐに戻ってくる」 カミーユは僕をちらりとみてから、こくん、と親に諭された子供のように頷いた。寝ぼけているのかもしれない。 お腹がすいてそうなので、僕は林檎を一つ綺麗に剥いて切ると、爪楊枝を刺してから彼に渡した。 彼は右手でそれをうけとると、上体を起こして、ゆっくりと齧った。しゃりしゃりと食べるその姿はリスかなにかの小動物のようだった。 食べ終わると、彼はペットボトルの水を唇を湿らす程度にほんの少しだけ飲んだ。そして、唇をぬぐった。 「気分はどうだい?」と、僕は聞いた。 「普通ですね。・・・お久しぶりです。ブライトさん、少しやせたんじゃないですか?」と、ようやく頭のさえてきたらしいカミーユは言った。 「そうかな」と、僕は顔をさすった。そうかもしれない。昔ほど、僕はものをあまり食べなくなっていたのだ。 「けれど、君ほどじゃないよ」 僕がそういうと、彼はそうですね、と相槌をうった。そして、林檎を齧った。 その間に看護婦が入ってきて、僕らのほうをちらりとみたあと、すぐに戻っていった。彼女の後姿はどことなく木馬を僕に思い出させた。 真っ白でどことなく品がある。そして形而上的に美しい。 「そういえばこの前、アムロさんがお見舞いにきてくれましたよ」 「へえ。アムロが?どんなことを話したんだい?」と、僕は答えた。 「別に・・たいしたことじゃないです。ただ様子をみにきてくれたようで。今、ゼータにのってるんですってね」 「あぁ、正確にはリファイン・ガンダム・ゼータだけどね。デザインも少し変わった。僕は昔のほうが好きだったけどね いまのはなんていうか、まるで面白みがない。変形もできないしね」 といった風に、僕とカミーユはその後、差し当たりの内会話をした。ダブリンはいまどうなっているとか、アーガマは廃棄されたとかそんなことだ。 暫く話しているうちに僕とカミーユの間にあった、数年振りにあったことの違和感みたいなものは消えていった。 「ブライトさん、そろそろ本題にはいったらどうです」と、暫く雑談した後にカミーユは唐突にいった。 「本題?」 「あなたが、わざわざ僕を見舞いにきたなんて思えないですからね」 「そんなに不自然かな?」 「誤魔化さないでください。なんの用なんですか。できれば、ファがいない今に聞きたいですね」 僕はため息をついた。ごまかすことはできなそうだった。だいたい僕は隠し事ができない性質なのだ。 違和感がなくなったと思っていたのは僕だけのようだった。カミーユは僕のことを見ぬいているのだ。 「・・・君に連邦に戻るように説得するように命令されたんだよ」と、あきらめて僕はいった。
そう、僕が今日きた目的は彼を再び軍属にさせるためだった。理由はわからない。連邦は僕に何一つ説明してくれないし、またその必要はないのだ。 僕はせっせと食料を運ぶ働きアリのように、ただ女王アリの命令に従うだけだった。 「・・・そうですか」 カミーユはそう返事をすると、押し黙った。僕も何も喋らなかった。ただ、剥いた林檎を齧った。 窓の外の木に、一羽のもずがやってきて、幸せそうに歌をさえずった。廊下からはコツコツという看護婦の忙しそうな音が響いていた。 僕は、さっきの木馬のような看護婦とデートすることを思い浮かべた。それは悪くない考えに思えた。 彼女に声をかけて、一階の食堂で会話をするのだ。内容はなんでもいい。天気のこと、政治のこと、健康のこと。そんなことだ。 そして、暇だったら今度会わないか、と彼女を誘うのだ。二人で森でも散歩して、美味いイタリアンでも食べることにしよう。 ミライにばれないようにするのは骨が折れそうだったが、それもなんとかなりそうだった。 僕らは、どの夫婦も同じように、新婚の時ほど仲の良い夫婦ではない。 それに、ミライはずっと地球で、僕の性欲はカプールのように膨張しているのだ。 「ブライトさん?」と、カミーユが声をかけたが、僕は自分の考えに深く沈みこんでいて気がつかなかった。 そのとき、僕は彼女のブラのホックをはずすのに苦労しているところだった。 「ブライトさん?」 もう一度カミーユが聞いた。 ブライトさん? 艦長・・ ブライト艦長・・! 艦長! 「艦長!大丈夫ですか?しっかりしてください!爆薬のセット全て終わりました」 その言葉で僕は現実に引き戻されることになった。目の前には、プチ・モビルに乗ったクルーの姿がみえた。彼の目はどこか、焦って見えた。 「艦長!はやく退却しましょう!」と、隣にいたプチ.モビルのオトコもいった。「このままじゃ、つぶれてしんじゃいますぜ!」 そうだ。今はシャアとの戦争の途中で、僕はプチ・モビル乗ってアクシズの内部に潜入しているところだったのだ。 坑道の中は狭く、それに振動が凄くて、今にも天井の岩盤が落ちてきそうだった。事実、さきほど、一人のクルーが死んでいた。 「それじゃあ、急いで脱出しよう」と、僕はいった。 艦に戻ると僕は、艦をアクシズから離脱させた。 戦闘はいよいよ佳境にはいっているらしくて、いたるところで光線が入り混じっていた。光が無数に発生し、また消え、またともった。 その一つ一つが命の輝きだと僕は思った。それは、まるで懐中電灯のスイッチをON、OFFと繰り返しているようだった。 それも数千人が一斉にオンとオフを繰り返しているのだ。ON OFF ON OFF・・パチン。といった具合に。 僕は、その中にいるであろうアムロとシャアのことを思った。白と赤の閃光が交錯している光景を思い浮かべた。 そこではアムロが何かを否定し、シャアが肯定していた。また別の面では、アムロが認め、シャアが否定していた。それは限りなく平行線だった。 それにもかかわらずその二つの光は交じり合い、別の色に変わろうとしていた。だが、それが何色かは僕はわからなかった。 「ラーカイラムは後退しつつ、敵の旗艦を叩く!」と、僕はクルーに命令をした。結局のところ戦争というのは頭を叩かないと終わらないのだ。 僕は、クルーがもってきてくれたコーヒーを飲んだ。どうしてこんなに喉が乾くのだろう?わからなかった。 そしてコーヒーを飲み干した後、僕の意識は再びカミーユとの会話に戻っていった
「このまえ、シャアさんからも同じ誘いをうけましたよ」と、長い沈黙のあとに彼はいった。 「そうなんだ」 僕は特におどろかなかった。シャアが彼にコンタクトをとることは、むしろ当然のことに思われた。 カミーユはシャアにとってある種の象徴であるのだ。人類の可能性の象徴なのだ。 他人に可能性を見出すのはシャアの特徴だった。彼は、自分の能力を信用せず、最後のところで他人を頼る癖がある、と僕は思っていた。 頼られたほうへのプレッシャーなどは考えない。それが彼の独善に繋がっているのだ。 だけど、彼はどこかで人を信じたいのだろう。それが可能性にすぎなくとも、そう思うことは悪いことではない。希望があるからだ。 「それで、君はどうするつもりなんだ?」と、僕は尋ねた。ちらりと、窓の外に目をやったがもうそこにはモズはいなかった。 別にシャアのところにいくといっても僕は止めるつもりは無かった。それは彼の決定であって、僕になにかいう権利はないのだ。 無論できることなら戦いたくない。彼は強いし、きっと連邦で彼を止められるのはアムロしかいないだろう。 ケーラの顔も浮かんだが、彼女はまだ駄目だ。おそらくスパゲティーを茹でるより早く落とされることだろう。 カミーユは、しばらくためらっていたようだが、ゆっくりと喋った。 「わかりません。正直、僕はネオジオンも連邦もどちらも間違っていると思います。 けれど、どちらかにつくとしたらジオンの方です。だって、連邦はティターンズを、フォウみたいな少女を作っていたんですから」 「けれど、今はつくっていないぜ」と、僕は反論した。 「そんなの本当かわかりません。それに、僕をこうやって監視している連邦が嫌いなんですよ。こんなの許せないんです」 「なるほど」と、僕はいった。なるほど。 たしかに僕もこんなところに毎年何回も連れてこられたら嫌になるだろう。人は見世物ではないのだ。 「だけど、僕はまだ迷っているんです。第一、ファになんていえばいいんだろう。 彼女はきっと僕が戦場に出るのを好まないだろうし、そうすると僕は彼女と別れないといけないかもしれない。そして、それはもう不可能なんです」 「君は彼女を愛しているんだね」と、僕は聞いた。彼はこっくりと頷いた。 迷いのない頷きだった。彼は痩せたかもしれないが、少なくとも頷き方だけはうまくなっていた。そして、それが大人となることかもしれない。 「戦争にでるのは仕方ないことだと思うんです。シャアさんが昔言ったように僕らには新しい時代を作る義務があるんです。 権利ではなく、それは義務なんです。だから、哀しいことがあったとしても僕は戦わなければいけない」 彼は、きわめて抑えた口調でいった。なにか諦めているような、決意をあらたにしているような、どちらともつかない口調だった。 「けれど迷っているんだね?」と、僕は聞いた。 「すごく」と、彼は答えた。 (後半に続く) アオリ「ブライトが今だから明かすカミーユとの知られざるエピソード!衝撃の後編は(打ちきられなければ)次号!」
7 『 MMR in ザフト ーディアッカ編ー 』 イザーク 「ふぅむ・・ここをこうすればいいか・・」 連邦の新型モビルスーツを奪って数日経った後のこと。俺はデッキでガンダムのメンテナンスをしていた。 こんな性能の機体を連邦のバカどもに作れるとは意外だった。ナチュラルといえども、必死になればこのくらいはできるのか。 俺は、ディスプレイに表示されるOSを書き換えながら、そんなことを考えていた。 コーディネータが発想力でナチュラルに負けているとは信じられなかった。 そのとき、向こうで何かモノが落ちる音がした。重いものが地面に落ちたような、鈍い大きな音だ。 エンパイアステートビルからプラズマテレビを投げ落としたような、とにかく凄い音だ。 「うわー!」「だ、だいじょうぶか!」一機に外が、ざわざわとさわがしくなった。 俺は顔を上げた。そこでは、強奪したガンダムの武器が全て固定ワイヤーから外れてドッグに落ち、大惨事になっていた。。 瓦礫の下にディアッカがいたが、彼はHAHAHAと平気そうに笑っていた。他のものは結構怪我をしているのに。 血を流しているやつもいたが、ディアッカだけはぴんぴんしていた。 俺は突然ある考えを思い当たった。稲妻に当たったように突然思いついたのだ。 (いや・・まさかな・・いや、けどひょっとして・・・) それは考えればかんがえるほど、真実味を帯びてきた。いや、そうにちがいない! 数分後には俺の疑惑は確信に変わっていた。 そこで俺はドックを出て、誰か探した。通路には誰もいなかった。 こんなときにかぎって誰もいない。俺は、人を探して、通路を走り回った。 ニコルをみつけた。書類の束を抱えて、とことこと平和そうに通路を歩いていた。俺はニコルの腕を掴んで食堂に連れていった。 「いたたた・・いきなりなんなんです。イザーク。ボク、ちょっと隊長のところにいかないといけないんですけど〜」 「そんなの後回しにしろ。こっちは緊急を要する大事態だ」と、俺は言い放った。 ニコルは俺のそんな様子をみて真剣だと感じたのか、諦めて椅子に座って書類の束をテーブルに置いた。 そして、大きな目で俺を見た。 「んで、なんなんです?とっても大事なことみたいですね」 「あぁ、これはもしかしたら人類学を根本から覆す大発見かもしれないんだ・・」と、俺は声を落としつついった。 「えぇ!そんなに凄いことを発見したんですか?」と、ニコルは驚いていた。 俺は辺りをきょろきょろと見渡して、周りにひとがいないことを確認した後、ニコルの耳をぐいっと引っ張った。 どこにスパイがいるかわからない世の中だ。警戒するにこしたことはない。 「いたたた・・ちょっと、イザークやめてくださいよ!」 「うるさい!黙って聞け!」 「はいはい・・・」 「よし。あのな。ディアッカって・・・・・で、・・・・だから、・・・・じゃないか?」 ごにょごにょと俺は耳打ちした。 「どうだ?!これは大発見じゃないか?」話し終わった後に、俺は自信満々にニコルにきいた。 そのときの俺は、初めて地球が丸いことに気がついた科学者くらいに得意満面だった。ノーベル賞ものだと思っていた。 だが、ニコルの返事は予想以上に冷たいものだった。それはおそらく南極くらいの冷たさだったとおもう。 「はぁ・・聞いて時間の無駄でした。ボク、ちょっと隊長のとこにいきますからこれで」と、あいつは言い放ったのだ。 それだけじゃない。 あいつはじと、っと冷たい目で俺を見た後、そんなこと考える暇あったら戦闘訓練でもしたほうがいいですよ、とぬかしたのだ。 俺は怒った。その場でそのブロッコリーみたいな髪型にマヨネーズをかけて食べてやろうと思ったほどだ。 だが、やめておいた。所詮、15歳のまだ毛も生え揃わないような餓鬼にはこんな大発見が理解できないのだろう。バカだ。阿保だ。とんまだ。 ベッドの下にエッチな本を隠すくらいバカなやつだ。ふふん。チェリーはこれだから困る。 ニコルが去っていった後、俺は冷たいコーラを一気に飲み干して口を拭いながら、そう結論付けた。
その後、コーラを飲んでもよおした俺はトイレに駆けこんだ。そこで偶然にも個室に入ろうとしているアスランにあった。 奴は、キラとかいう幼馴染のことが心配過ぎて、下痢になってしまっていた。 胃腸が弱いんだろう。所詮は、爬虫類みたいな顔をしているやつはそんな雑魚が多い。 「おい!アスラン!」俺は、奴が個室にはいり鍵をしようとしているところに無理やり手をさしこんだ。 「な、なんだ。イザークか。ど、どうした?俺はちょっと胃腸が・・」 アスランがびくついた。顔色が悪い。右手でお腹を押さえている。 「すごい発見をしたんだ!貴様にも教えてやろう!」 「いや、遠慮しとく。とりあえずこの手をはなしてくれないかな・・」 「なんだとぉ!この腰抜けぇ!」 「大声だすな!腹に響く!わかったわかった!聞くから、おちついてくれ」 「わかりゃいいんだ。わかりゃ」 はじめからおとなしくきけばいいのだ。馬鹿なやつめ。 俺はきょろきょろとあたりを見渡した。トイレにはひっきりなしに兵がはいってきてはでていった。 ここで話してはやばい。 「ここじゃ誰に聞かれているかわからん。そうだ!この個室ではなすぞ!」 「個室っておまえ・・トイレの個室ってことはだな・・!バカ!はいってくるな!」 俺はいやがるアスランを無視して、個室に入った。ザフトのトイレ内は結構広いので二人入っても余裕はあった。 「お前・・そういう趣味があったのか?あいにく俺はキラ以外には興味が・・」 アスランが申し訳なさそうに言うのを聞き流して、俺は世紀の大発見の説明をはじめた。 諦めたのかアスランは便座に腰を下ろしてため息をつくと、短めにどうぞ、とだけいった。 「ディアッカってさ。俺達のなかでただ一人色が黒いよな。あれって変じゃないか?」 「変?」 「あぁ。俺は思ったんだ。あいつ・・実は白人じゃないか?」 「はぁ?」 アスランはおもいっきり呆れた声をだした。きっと俺のことをバカだと思っているんだろう。ニコルと同じだ。 「いや、落ち着いて聞け。俺はさっきな見たんだ。ドックで大きな機体が落ちる事故があったんだ。 下敷きになった人は死ななかったが、まぁ全治一ヶ月くらいの怪我をしていた」 「それは気の毒だったな」 「その中にディアッカがいたんだ!」 「へえ。ディアッカは大丈夫だったのか?」 「あぁ、あいつだけはぴんぴんしていた。まさにグゥレイトってやつだ。だが、俺は思った。 どうしてあいつだけ、怪我をしなかったんだろうってな」 「何故なんだ?」 便器に腰を下ろしつつ、アスランは質問してきた。俺は大きく息を吸いこむと叫んだ。 「俺達は重大な勘違いをしていたんだよ!」 「勘違い・・?」 アスランが怪訝そうに眉をひそめた。 「驚くなよ・・実はあいつにはフェイズシフトがなされているんだよ!」 「な、なんだってー(略」 「これは絶対だ。だって黒人なのに金髪のやつなんて普通いないだろう? おそらくあいつは、元は白人で、フェイズシフトをすると色が変わって黒人になるんだよ!」 「へぇ・・・そりゃすごいなぁ。すごいすごい」と、アスランはいった。くそ、こいつ本当にわかっているのか?! 俺は苛立った。こいつもニコルと一緒で馬鹿なのかもしれない。 「話しは全て聞かせてもらったよ!」 突然、アスランの座っている便器から隊長が飛び出してきた。まるで貞子のようだ。 「た、たいちょう!」アスランが恐怖の声をあげた。「なんでそんなところから!」 「そんなことはどうでもいい!」隊長は悠然と言い放った。
「イザーク、君は実にいいところに気がついた・・」と、ヘンタイ仮面は俺に向き直った。 笑顔がやけにうそ臭かったが、隊長が俺の考えを肯定してくれたのは力強かった。 「私も以前から彼だけ黒人なのが気になっていたのだ。だが、これで全ての謎が解けた。 我々コーディネーターは既に人体自身にフェイズシフトをかけるほどに成長していたのだ!素晴らしい! ナチュラルに我々が一瞬たりとも遅れをとるわけがないのだからな!」 「やっぱり!」俺は、満足した。さすが俺達の隊長だ。隊長は仮面の下に手をやったかと思うと、でかいショットガンを取り出した。 まるで某ロボット漫画のポケットのようだ。構造が気になった。 「さぁ、イザーク君!君はこのショットガンでディアッカのフェイズシフトの装甲を試すんだ!おもいきり撃ってやれ!」 「はっ」 俺はその拳銃を掴むと、隊長とアスランを置いて、トイレを飛び出した。 残った二人の会話。 アスラン「隊長・・あんなこといっていいんですか?」 クルーゼ「ん?今日はエイプリルフールじゃなかったっけ?」 アスラン「全然違います。それに・・いつまで、ここにいるんです。でていってください」 クルーゼ「君のおいなりさんをみたらすぐにでるさ」 (鈍い打撃音が暫く続いたあと、トイレを流す音) アスラン「 ・・(ふー、すっきり)」 俺は、ディアッカを探した。 あいつは、食堂でニコルと談笑しながらカレーをうまそうに食べていた。俺は彼の肩をポンポンと、叩いた。 「水臭いやつだな!ディアッカ!フェイズシフトもっているんならいえよ!PS装甲があるなんて羨ましいぜ!」 「WHY?何をいってるんだYO。イザーク?」 ディアッカは水をぐびぐび飲みながら、怪訝そうに俺をみた。まったく演技派だな!こいつは大物だ、と俺は感心した。 まったくもうわかっているんだから隠さなくてもいいのに。 俺がにこにこしていると、ニコルが隣で何故か青ざめていた。こいつは何をびびっているんだ? 「ディ、ディアッカ、そろそろでませんか?」と、ニコルがディアッカの袖を引っ張った。 「NONO。俺はまだ食ってるぜ。ニコル。何をそんなに焦ってるんDAYO?」と、ディアッカはスプーンを口に含んだ。 「さぁ、フェイズシフトの性能みせてもらおうか!」 俺は、笑顔で銃をかまえると、ディアッカの胸に照準をあわせて躊躇することなくショットガンの引き金を引いた。 途端に、ディアッカの身体が棍棒で殴られたように数メートル後ろに弾け飛んだ。手に持っていたスプーンが鮮やかに宙に舞った。 カレーの器が床に落ちて、半分ほど残っていた中身を散乱させた。ニコルが血相を変えてディアッカに近寄った。 あたりにいたザフト兵たちは唖然としていた。 「ディアッカァ!ディアッカ!しっかりしてください!」と、ニコルが叫びながら彼の肩をゆさぶり、とめどなく涙を流していた。 ディアッカはぴくりとも動かなかった。口からは少しカレーがはみ出していた。 あいつ、もしかしてフェイズシフトダウンしていたのかな、と俺は手錠をかけられながら思った。 アオリ「 次回はアスランの隠された秘密に気がつくイザーク!彼について俺達はとんでもない勘違いをしていた!?」
巻末コメント。今回は普通に。 1 「電気温水器売るよ! 」スレンダー 2 「 朝イチから並んで勝てよ!国民!」ギレン 3 「櫻の木の下をほらないようにお願いします 」 (アムロ・レイ) 4 「今日掲載したのは過去の民明書房の雑誌からの抜粋である」レビル 5 「今後のネタ募集中!なんでもいいよ!おねがい! 」(カクリコン) 6 「100パーセントのリアリズム小説 」(ブライト・ノア) 7 「ディアッカは腰抜け 」(イザーク) / ,,.-‐-- 、..ユ_ 打ちきり /レ´ `ヽ、 , ´_ ,:''´ ̄`ヽ. ゙ヽ. ,:',r´ ゙ヽ::i 「`''‐-、 ヘ lイ j:{ ト 、 `ヽi |{ (__)、_ __,.ノ′ ヽ、 l {,.ゝ-‐' __|_,,..二_ ヽ. l ,;ァ ,..,r‐、| ,r'´_,..-─--ヾ、 ヘ.ム' j | } | l. |リ k‐''''゙゙´フ ヽ ノ/ ス二ニ | j | ヽ! { `'''゙´ ,,,... ゝ=-、_∠c'ン-‐''´‐ | j^l| ヽ-ヽ. ゙゙"´ ,,,;;;' ,ノノク j' 丿/レ´) ヽ、_,.-1;;;;; _.ィ//,.-‐─= {'´ i'ノ / _,.!-‐',ィ,イ,r'´ ↑グエン __________∧________ おやごさんに ・・・・・・ ヨロシク! 。 編集者より さて、週刊少年ガンダム第六号お楽しみいただけたでしょうか? 今回は銀河鉄道なみに長くなりそうだったブライトの話は分割しました。 作家にとって次号も読みたいと思わせることがアンケートを生き抜くコツなのかもしれません。 さてさて、第七号も勿論全力で作ってまいりますので、なにとぞよろしくねがいます!
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「 」( ) 2 「 」( ) 3 「 」( ) 4 「 」( ) 5 「 」( ) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「 」 ( ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 ( ) メッセージ「 」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「 」 読みきりの有無 「 」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「 」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「 」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は四月二日です!
_,. -'' " ̄~゙三=-_、_ ,.-'" ,,.-''" r _、 三三ヽ." / i {ぃ}} _ニニ三゙、 /,.、 `--" 二三三; _,,. -'''" l {ゞ} i _ニ三三| _,..-'''" .l `" i_,,...-''| ニ三三!''" _,.-! ! i -ニ三三/ l´,.- l \/ -ニ三三/ _. ! ri l\ __--三三三='" j'‘´j `´ | ! ` ミ三三三三三=''" i',.. '´} | | l,.. r´ '´ ‘´
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(イザークがアホ過ぎてワラタ) 2 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」(ブライトとカミーユの会話が泣けた) 3 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜 」(予告5に笑った) 4 「特になし」 5 「特になし」 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「残るセールスマン」 (何て言うか・・・ワンパターンなんだよね) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (ギレン) メッセージ「コインはそのまま持ち逃げですか?」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「2〜3レスぐらいが丁度良いと思う」 読みきりの有無 「読み切りはあった方がいい。連載陣ばかりだと、飽きてくるかもしれないし」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「作家が自分が出ていた作品について、1ページほど語って欲しい」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「面白かったけど、前回に比べてパワーダウンした気がする。グエンがいなくなったからかな?」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は四月二日です!
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「残るセールスマン」 (久しぶりに面白かった) 2 「櫻の木の下には」 (創刊時からファンなので) 3 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」 (後編読みたいから) 4 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」 (これも続きが読みたい) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」 (よくわからないから、このまま天国へ逝ってください) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (イザーク) メッセージ「もっと隊長を出して。出来ればあの変なマークを背負ったガンダムも」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「3レスくらい」 読みきりの有無 「有り 違う作風が混じって面白い」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「特に無し」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「毒が抜けたっぽい。いろんな意味で」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は四月二日です!
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」(今回で一番充実してるのはたぶんこれ) 2 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(AAがほしかったかな、MMRなら) 3 「アドリブ総帥」(無駄なノリに笑った) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」 (面白い。が、今回でキリがいいので打ちきられても後腐れがない) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (ブライト) メッセージ「あざといですよ!」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「長い作品は長ければ長いほどにいい。長い作品の方が得意な作家が多いように思える。 もちろん、短い(1-3レス)の作品もあってもいい。」 読みきりの有無 「他作品の幅を奪うようであれば無くても構わない。 もちろん、あるにこしたことはない。」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「前号の五七五後書きのように、共同参加の企画があれば面白いと思う」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「>さくらはさくらでも、櫻をみるのは夜。桜をみるのは昼 ヘェーヘェーヘェー 」
ばーか
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」(こういうノリが好き) 2 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(MMRとは・・・やられた!) 3 「アドリブ総帥」(総帥のノリがイイ!) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」 (Zはあんまり好きじゃないんで) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (スレンダー) メッセージ「毎度の事ながら、残って下さい」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「長いのは読む気にならない。1レスで充分」 読みきりの有無 「どっちでも」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「ガンダムヒロインのピンナップポスターとか」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「全体的にあったりとした感じ」
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」(シャアが良かった) 2 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」(カミーユとの会話が良い味出してる) 3 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(ブラックなオチだったけど、面白かった) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「残るセールスマン」 (もういいよ。スレンダーは) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (ブライト) メッセージ「今回の話はノンフィクションですか?」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「2〜3レスがいいです」 読みきりの有無 「あった方がいいです。今までも面白かったですし」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「値段の半額化」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「在り来たりですが、頑張って下さい」
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「 櫻の木の下には 」( 登場人物が同じでも、いろいろな話が書けるんだね ) 2 「 地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜 」( 後編が気になる。絶対読みたい。ブライトさんの性格、変わってない? ) 3 「 残るセールスマン 」( 普通に笑った。 ) 4 「 アドリブ総帥 」( CCAが好きなので。というか、主人公二人、なに泣いてるのさ。 ) 5 「 関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選 」( なんかパクリっぽい?でもいいや。 ) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「 MMR in ザフト ーディアッカ編ー 」 ( 今回はいつもよりつまらなかったね。 ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 ( アムロ・レイ ) メッセージ「 いろんな作品の中で大活躍ですね。これからもがんばって。 」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「 長いのは平気だね。面白ければ。逆にあんまり短いと損した気分になる。 」 読みきりの有無 「 作家が減ってしまうのであったほうがいい 」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「 どの作品も面白いから、これ以上打ち切らないで欲しい。 」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「 すごく面白い雑誌になってきた。毎回楽しみにしていますよ! 」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は四月二日です!
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(キバヤシ・・・じゃなくてイザークがいい感じだった) 2 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」(後編が凄く気になる) 3 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜 」(元ネタが、好きだから) 4 「関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選」(最後のネタがヤバイと思ったけど、それがいいと思った) 5 「アドリブ総帥」(ギレン最高。あと、さりげなく出てきたドズルもいい) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「残るセールスマン」 (もうスレンダーは残らなくていいです) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (イザーク) メッセージ「本編はかなりつまらなかったけど、こちらは面白いです」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「もう1レスでいいです。長いと読む気なくします」 読みきりの有無 「どうでもいい。雑誌全体に影響がなければ」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「逆に作家を増やしていったらどうですか?」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「表紙の投げやり感が素晴らしいです。ところでゲインって誰ですか?」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は四月二日です!
372 :
通常の名無しさんの3倍 :03/10/13 20:41 ID:fNfatOMi
アンケート回答少ないよ何やってんの!つーわけでage その形式だとアムロとブライトが即打ち切りなのにも関わらず、 それでも短レス型の方が人気なのな。 長文書くのに疲れ切った1さんが自作自演してるんじゃないのか!?
問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選」 (デギンのやつ最高です。口は災いの元) 2 「残るセールスマン」 (1st本編との対比が上手かった) 3 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」 (変態長の責任も大きいと思うよ) 4 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」 (作風変わりすぎだけど良かった。) 5 「櫻の木の下には」 (4位との面白さの差はないと考えて下さい。どうせポイントは関係ないので) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」 (前回は原作知らなくても俺にも楽しめたけど、今回は何が何だか) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (アムロ) メッセージ「わざとか知らんけど、シャアは"Char"ですYO」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「長くても飽きない作品ならいい。でも今までの長編はちょっと読みにくい物もありました」 読みきりの有無 「あると嬉しい」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「これまで以上に面白い作品を」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「前回の方が面白かったかも…」
問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」 (ザフトはばかばっかりですかw) 2 「関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選」 (パクリぽいけど面白いので許す) 3 「残るセールスマン」 (久しぶりにおもろい) 4 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」 (続きは見たい。) 5 「アドリブ総帥」 (ザビ家総出でなにやってんだかw) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」 (もういいや) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (レビル) メッセージ「シャクティ・カレンは写植のミス?」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「3〜5レスがいいかな」 読みきりの有無 「あるほうがいい、ていうか女性作家を(略」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「無理せず自分の持ち味で勝負してください」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「やっぱあれですか、戦って戦って戦い抜いて最後に勝ち残った者がガンダムザガンダム作家ですか?」
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」(シャアがいい感じ) 2 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(イザークの今後が気になる) 3 「アドリブ総帥」(ギレンにワラタ) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「残るセールスマン」 (ワンパターン過ぎ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (アムロ) メッセージ「今回は入れてませんが、哲学っぽいのが好きです」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「長過ぎるのは嫌です」 読みきりの有無 「あった方がいいかも」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「特にないです」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「これからも頑張って下さい」
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」(逆シャアの前の話が凄く気になる) 2 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」(元ネタ知ってるから好き) 3 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(隊長がいい感じだ) 4 「アドリブ総帥」(スロット一つに命をかけるギレンにワラタ) 5 「関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選」(そこそこ面白かった) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「残るセールスマン」 (何て言うか・・・読んでて疲れてるのが伝わってくるようだったから) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (ブライト) メッセージ「ジュドーはどうなったんですか?」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「短過ぎない、長過ぎない、普通ぐらいの長さがいいです」 読みきりの有無 「女性作家ならOKです」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「値段を下げてください」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「面白かったです」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は四月二日です!
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「残るセールスマン 」(スレンダーのはなんか和みます。 ) 2 「アドリブ総帥 」(けっこう適当な扱いのシロッコとカミーユにワロタ。) 3 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(76へぇくらいでした。) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「 カクリコンビバップ〜天国への扉〜 」(アムロとどっちにしようかと迷ったけどこっち。) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (スレンダー) メッセージ「アムロとブライトの一騎打ちはみたくないです!それをとめるのはあなただけです! 」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「2〜4くらいが読みやすいです。」 読みきりの有無 「あったほうがうれしいですね。Gガンのキャラをキボンヌ 」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「読者参加企画はないんですか?この形式自体、参加型という説もあるが……」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「赤棟はどうなったんですか?」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は四月二日です!
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」(カクリコンとジェリドのコンビが好きです) 2 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(次回のアスランの秘密が気になるなぁ・・・) 3 「アドリブ総帥」(ギレンらしいといえばらしいかも) 4 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」(カミーユの結末が気になる) 5 「関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選」(同じネタでも、笑える物は笑えた) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「残るセールスマン」 (残る、残る、ってもう残るのは飽きました) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (イザーク) メッセージ「ママンの保釈金を溜めるのは大変でしょうが、頑張って下さい」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「2〜4レスぐらいかな」 読みきりの有無 「あってもいいと思います。面白かったら」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「読者プレゼントとかどうですか?」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「渋いメンバーが残っていますが、面白いです」
問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「残るセールスマン」 (10台も買うなよ) 2 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」 (テンポがよくていい) 3 「関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選」 (お得感があった) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」 (長さに比べ面白くない) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (スレンダー) メッセージ「健やかに残れ」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「3レスくらいまで」 読みきりの有無 「作家が減ってきたので欲しい」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「合作(レビル+ギレン等)」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「いつも楽しく読んでます」
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!)
問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。
(面倒なら、従来どうり3つで十分です)
作品名 感想
1 「残るセールスマン」(面白かったけど、今回ついに残りきれず(原作のせいだが)撃墜。いいの?w)
2 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」(続きが気になる…憎いぞコンチクショウでも好き)
3 「アドリブ総帥」(馬鹿馬鹿しい設定にワラタ)
4 「関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選」(イザークのとは違った味があった)
5 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(次回はミゲルかラスティでも出るんでしょうか?)
問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。
作品名 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」 (元ネタに頼り過ぎ。悪い意味で無理があった)
問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。
作者名 (イザーク)
メッセージ「今回は5位だけど次回に期待したいです。もっとキレた作品を!」
問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい)
また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい)
作品の長さ 「短い方がいいって言うと、レス数を抑える為に改行を減らされそうで…」
読みきりの有無 「是非」
問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。
「御大のサインプレゼント企画」
問6 最後に本誌への感想をどうぞ。
「
>>338 のわかりやすい解説、全然わかりません」
ご協力ありがとうございました!次回発行日は四月二日です!
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」(こういう軽いノリの方が好きだな) 2 「アドリブ総帥」(キシリアが良い味出してるな) 3 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(アスランが下痢気味なのが良い) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「残るセールスマン」 (普通に面白くなかった) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (カクリコン) メッセージ「アメリアーの叫び声が生々しくて面白いね」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「1レスは短過ぎて嫌だけど、5レス以上なのも読み辛くて嫌だ。」 読みきりの有無 「女性作家の作品が読みたい」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「男性向けのエロコーナーが欲しい。それが駄目なら女性向のエロコーナー」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「編集者の人の頑張りが見えて良い雑誌だと思う」
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」(僕口調のブライトさん萌え ) 2 「櫻の木の下には 」(後味の悪さが絶妙でした ) 3 「残るセールスマン 」(情けないシャアは大好きです ) 4 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー 」(なんだってー ) 5 「アドリブ総帥 」(スロットはよくわかりませんが笑いました ) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」 (そろそろ潮時なのかも) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (スレンダー ) メッセージ「お前は残れ 」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「長くてもあまりきにならない 」 読みきりの有無 「あったほうが楽しみはあるかなぁ」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「キングゲイナー分が欲しいです」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「エクソダスしませんか? 」
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「残るセールスマン」(つい最近セールストークにやられたので、ネタが心にしみる) 2 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(ニコルは隊抜けた方が良いよ) 3 「アドリブ総帥」(アホな兄弟を持ったガルマがかわいそう) 4 「関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選」(シーブックに天誅を与えた(よね?)カロッゾに拍手) 5位は決めきれないので割愛 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」 (シャアがちょっと面白かったくらいで、後は「???」だった) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (レビル) メッセージ「今度の衆議院選挙、誰に入れます?」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「2〜3レスが適当かと」 読みきりの有無 「両立…ゲフンゲフン」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「今回のレビルみたいに、他人の持ちネタを使ってみる(交換だと尚いい)とか」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「このスレは時折覗くけど、更新されてると嬉しい」
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」(ネタ切れなのが丸分かりで、必死なのが笑える) 2 「アドリブ総帥」(流石はギレンって感じ。) 3 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(MMR、好きだから) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「残るセールスマン」 (あんまり面白くなかった) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (アムロ) メッセージ「たまには哲学以外の話も見てみたいです」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「短い方がいいです」 読みきりの有無 「どっちでもいい」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「作家オールスターの合作が読みたい」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「ガムバッテクダサイ」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は四月二日です!
問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「 残るセールスマン 」 ( 文句なしで爆笑 ) 2 「 関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選 」 ( 良作揃いだった。特に鉄仮面の奴は最高 ) 3 「 アドリブ総帥 」 ( ザビ家・・・ホント迷惑な兄弟だな ) 4 「 MMR in ザフト ーディアッカ編ー 」 ( いつも上位なんだけど、今回は他が良かった ) 5 「 櫻の木の下には 」 ( 良かったけどギャグ好きなので ) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「 カクリコンビバップ〜天国への扉〜 」 ( 今回、唯一面白くなかった ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 ( イザーク ) メッセージ「 次回はディアッカ復活してますよね?ね? 」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「 最長で4レス 」 読みきりの有無 「 作家によります。誰と言われても困るけど面白ければ。そういう意味では作品による、かな 」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「 リレーなんてどうでしょう?全員で一つの作品を作る、というより各々が好きな様に書いて次の人に渡す 」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「 正直、旧シャア板で一番気に入ってるスレです 」
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」(こういう次回予告風のネタも面白いかも) 2 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(ディアッカ、死んじゃったんだろうか?) 3 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」(カミーユ、死なないで欲しい) 4 「関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選」(同じネタでも、ちょこっと変えればこんなにも変わるものなんですね) 5 「アドリブ総帥」(ザビ家の人々おもろい) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「残るセールスマン」 (スレンダー、もう残らなくてもいいんだ。) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (レビル) メッセージ「民明書房傑作選って事は、パクリですか?」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「2、3レスがいいです」 読みきりの有無 「あった方が良い。それが女性であれば尚更」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「打ち切られた人のその後とかを語って欲しい」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「最終的には作家が1人になっちゃうんでしょうか?この雑誌」
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」(プルが良い感じだと思った) 2 「関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選」(関係シリーズ好きだから、今回の作品は楽しく読めた) 3 「アドリブ総帥」(パチスロで、あそこまで盛り上がれるギレンが素敵です) 4 「なし」() 5 「なし」() 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「残るセールスマン」 (面白かったけど、強いて言うならこれ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (ブライト) メッセージ「今回は入れていませんけど、後編に期待します」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「10レスぐらいの作品大歓迎」 読みきりの有無 「特にあっても不都合はないかと」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「キャラ人気投票とか」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「表紙の意味が良く分からないです。どういう意味ですか?」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は四月二日です!
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(たいちょうが一番悪いよな?) 2 「残るセールスマン」(やっぱ後にキシリアに拾われて、最後にはザビ家に電気温水器を売りつけるんだろうか) 3 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」(作者さん!アンタちょっとセコイよ!続きが気になるじゃないか) 4 「関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選」(パクリだけど面白い(中の人は一緒d(ry)) 5 「アドリブ総帥」(随所のガンネタが心地よかった) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」 (元ネタわかってると面白いんかなぁ) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (ギレン) メッセージ「兄弟仲良くすれ!」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「理想は1レス。でも(次回に続く)ばっかりだとイヤン」 読みきりの有無 「余裕のある時は。。。ってないか」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「たまには表紙を自作AAで!と言ってみるロールシャッハ試験」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「50円とは思えない面白さ」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は四月二日です!
スレンダー派vsカクリコン派の組織票争い激化!
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜」(最高っす) 2 「関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選」(ジオンのやつが面白かった) 3 「アドリブ総帥」(スレンダーと迷ったけどどっちかと言えば) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「櫻の木の下には」 (意味がわからない) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (カクリコン) メッセージ「優勝したらお祝いに育毛剤送るよ」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「2〜4レスで」 読みきりの有無 「ぜひ書いて下さい」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「合作とか」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「いつも楽しみにしてます」
週刊少年ガンダム 第六号 アンケート用紙 (三月三十日夜まで募集してます!) 問1 まだ終わって欲しくない(面白そうだった)作品を順に五つ書いてください。 またよければ感想もお願いします。 (面倒なら、従来どうり3つで十分です) 作品名 感想 1 「地球(ほし)の子供たちは皆踊る 〜前編〜」(いつも微妙なブライトが今回は面白い!) 2 「MMR in ザフト ーディアッカ編ー」(順当に。) 3 「関係シリーズ短編集〜民明書房傑作選」(管と小沢ってまずくないんかな?でも面白いからいいか。) 4 「カクリコンビバップ〜天国への扉〜 」(ジェリドとマウアーとカクリコンの会話って新鮮で楽しい。) 5 「残るセールスマン」(シャアのヘタレっぷりが良い) 問2 好きじゃない(つまらなかった)作品を一つ書いてください。 また、理由もどうぞ。 作品名 「アドリブ総帥」 (最後が意味不明・・・) 問3応援してる作者がもしもいれば、その作者あてのメッセージ(感想)をどうぞ。 作者名 (イザーク) メッセージ「毎回面白いです」 問4 作品の長さについてお聞きします。一作品辺りの長さはどのくらいがいいですか?(例 長いのは嫌だ。2レスくらい) また連載陣の一作品が長くなるのと、読みきりがあるのではどちらがよいですか?(例 無し。一作品の密度が濃いほうがいい) 作品の長さ 「3〜5レスぐらいが丁度良い」 読みきりの有無 「読み切りがある方がよい」 問5 なにか望むこと、作家にやってほしい企画、要望、改善点があればなんでもかいてください。 「他の人も言ってるけど合作とかリレーとか。」 問6 最後に本誌への感想をどうぞ。 「読み切り作家はアパートには来ないんですか?」 ご協力ありがとうございました!次回発行日は四月二日です!