栄光の23get
正直まだ小林さんの教えが必要な俺
4 :
雪と氷の名無しさん:2006/11/27(月) 14:41:36 ID:tfn52H3v
カーリングヲタ逝ってよし
糞スレタテルナ
5 :
雪と氷の名無しさん:2006/11/27(月) 15:00:05 ID:pnNV4ehx
なぜ女子は中韓にまけたかエンド別分析を先にやるべきだな
パシフィック選手権の話だけど、中国すごかったね。
なにがすごいかっていうと、気がついてみたら不利になってること。
何手前から読んでたのか、いつ作戦を変更したのかまるでわからず・・・
>>7 本当そう。
中国はヒットドローの技術がすばらしかったのは言うまでもないが、
強さの一番の要因は戦略だとオモタ。
あの戦略はカナダ、ヨーロッパのチームがやってこないような…今までのカーリングの概念をぶち破るものだと。。。
1エンドの中で攻め、守りを切り替え、いつのまにか巧妙に罠を張りミスを誘発させるという戦略。。。
正直おそろしか〜。
日本は、カーリングに限らずどの分野も戦略が軽視されがちで、
すぐ「気合いでいけばいい」みたいな方向に流れるから、
そういう面の研究もきちんとやっていかないと厳しいよね。
中国の戦略の起源が三国志にあるなら、
日本は五輪書でも読んで見るとか…
(戦国時代で対抗…まあ宮本武蔵だからちと外れているが…)
>>10 俺が実況スレで「五輪書」読むかって書いたら「甲陽軍鑑」の
方がいいって言われたよ、敵の戦法知るために「孫子」「六韜」
とかもいいかな
>>11 なるほど、「甲陽軍鑑」か…
信玄の風林火山の方がよっぽどカーリング向きかもしれんな。
それに五輪書よりも戦国時代真っ最中のものだからより戦略が実用的なものだろうし。
戦略を支える的確な技術
これが日本には足りない
>>13 もっというと、その技術を向上させるだけのいいアイスが足りないわけでorz
中国チームは専用リンクは持っていないぞ。
それでもあそこまでのチームが作れる。
特に中国女子チームが強くなったのは、フォースやってた柳蔭さんの急成長。
彼女は美人だし、もっとメディアが取り上げてもいいと思う素材。
日本女子は「ちゃんとウェイト見てスイープしろ」という意味の
本橋さんの言葉「見てよ」「見てよ」がグサグサ来た。
すぐにも真似できそうな4人スイープを採用したら?
4人スイープって今回の中国女子で初めて見たんだけど
あれは氷読みの判断がよほど正確で早くないとできないんじゃないかな。
いちど全員でスイープに入ったら指示する人が誰もいないんだから
けっこうバクチなのではないかと思う
バクチって言うか
強烈なスイープで距離をよりコントロールする秘技だろ
>>17 すべての指示はサードスキップの王さんが出してた。
さいさいさや はーい、はーい、はーい、しぇり、はーい というコールは全部彼女。
何せ中国風に書くと「総指揮」だから。
やっぱり中国はオリンピックがあるからやる気出してるんじゃないかな。
ついでに冬季もとか。今勢いあるし。
韓国は日本女子がトリノで人気が出てきたのを見てよーしとか言って
かなり力入れてきたんじゃないかと思う。
>>19 中国のコールはよく通るし、リズムも良かったなー。
4人スイープが一番生きるのってやっぱりカマーランドのときだと思う。
少し弱めのウェイトでガードストーンを抜けたところで一気に曲げて隠す。
ある意味カマー時の究極奥義だな。
ただ、
>>17のように指示する人間がいないんだからバクチが伴うのも事実
よって、かなりの練習が必要だと思われる。しかし利点が多いから攻めのカーリングを目指すなら取り入れるべきだと思ふ。
>>19 確かにそう聞こえたなw
でもは〜いはハリーのことだろうな〜とw
中国語にはRの発音がないとかだったり
しかし戦略・作戦総合スレなのに実質中国の戦略・作戦分析スレになっているのは、
それだけ中国の戦略が皆の印象に残っているということだな。
かくゆう、自分もその一人だが。。。
今回新チーム青森は攻撃的な姿勢が失敗した
難しいショットには正確な技術と強靱な精神力が必要なのに
萌絵の指示は小林神の言うBプラン狙いしかしていない
プレッシャーと経験不足から来る視野の狭さだろうが
叩き合うだけで支え合う気持ちが少なかったせいもある
日本の無能アイスメーカーでは世界で勝てない。
青森のアイスメーカーは早くクビにしたほうがいい。
>>26 クビにするくらいならむしろ青森をはじめ各所のカーリング場のアイスメーカーをカナダに留学させて
徹底的に仕込んでもらうほうがよい。
4人スイープは明らかにウェイトが足りないときに仕方なくやってるものであって
中国だって狙ってやってるわけではない。
ただ、スイープに自信があるとショットが楽になるね。
>>15 「見てよ」はスキップ(本橋さんの場合バイスだが)の指示を見ろという意味。
ストーンだけではなく、本橋さんが示したブラシの位置を確認しながら
そこまで持ってきてということ。
>>28 あれだけ頻繁にやっているんだから仕方なくということは考えにくい気がするな〜。
そりゃ、ウェイトが足りなくて仕方なくというケースもあるだろうが…
どちらにしろ、4人スイープは氷の状態とウェイトの読みがかなり早くないとできんわな。
ハウス内から指示する人間がいなくなるんだから。(このデメリットは既出だな)
>>29 いや、もう伸ばす以外無いときにしか出て行かないだろう。
最後は4人スイープで伸ばす自信がある→かなり弱めに投げる
というように作戦に織り込まれているから回数が多くなるのだと思う。
武器といえば武器だけど、そんなところ真似するより先にやるべきことがいっぱいあるはず。
>>30 > 武器といえば武器だけど、そんなところ真似するより先にやるべきことがいっぱいあるはず。
ひたすら同意。
よいものを取り入れるのは結構だが、4人スイープよりも重要なことはたくさんあるな。
そのうちの一つが戦略や作戦だったりするわけだし。
T青森の試合を見る限りでは相手がやらかさない限り3点以上のビックエンドがとれないように感じた。
それに対し中国は、やらかさなければというのは同じだが、相手がやらかしてしまうような布石を引くのが非常にうまいと感じた。
もちろん技術に裏付けされたものだと思うが、この辺の差が大きすぎると思ふ。
にわかの印象で、かつ長くてすまぬ
スウィープなしのドロー合戦(23日夜)で、中国女子は4人中2人がハウスの少し手前で、ステイしてしまったが、
ハウス中央へのドローは、そのウエイトで徹底されているという印象を受けた。
つまりスウィープ前提のドローということで、通常、ドローは日本より弱めでリリースされている
(しかも回転数が少なく、ハウスまで1回転半位のもみかけた。これで日本よりもかなり曲げてくる)。
これは中国男子も同じ(今大会一番ヒートアップした世界選手権出場を賭けた中国vsオーストラリア戦(24日19:00戦)で、
男子もリード、セカンドが連続してシュートでフォグラインを超えられなかったシーンがあった)。
中国男女とも各国に比べてショートすぎるシーンが顕著であったが、ハウスをスルーしてしまう危険性よりも、
ショートである方を意識的に選択している印象を受けた。
そして、ハウス手前の石はその後にレイズで積極的に生かされる。中国後攻で、センター寄りに中国が石をステイした場合に、
オレは最初は「コースをふさいじゃったね」とみていたが、それをレイズでNo1ストーンとして生かそうと狙ってくる。
後攻でもセンターを空けずに、ハウス前方の石をレイズショットに生かそうという配置に意識的にもっていく
(ハウス手前の石の場所取りがうまいと感じた)。正直言って、中国の攻撃で、ミスなのか、ナイスショットなのか微妙に解らなくなった。
カマーランドの失敗の例でも、日本はハウス後方まで行ってしまって隠れるという感じで(それは壁として利用されているな〜という感じを受けてた)、
中国はむしろ手前に残すという感じ(ハウス内手前に石をステイさせることを徹底する)。
曲がるアイスだったので、先攻では、もろセンター寄りにガードストーンを置くのではなく、すこしずらした位置の方が、
対中国相手では有効なのかもしれない。
小林さんが女子の決勝の解説で、「韓国は一手読み、中国は二手読んでいる」みたいなことを言っていたけど、
中国はハウス内前方、ハウス前方の石の配置・生かし方はうまいと思った。
中国チームのそういう戦略、戦術は誰の方針でやってるんだろ、TANコーチ(36)なのか
日本のミキさんに当たるようなカナダ人でも居るのかな。
韓国のコーチは42歳、中韓のコーチ自身のカーリングの実績分からないけど安部ちゃんの
26歳って指導者能力としてどうなんだろ?フィギアスケートとかコーチを変えて成功した選手
も居るようだが・・・
曲がらないアイスだとカマーができないからセンターで戦うことになる。
中国には専用リンクが無いらしいからそっちの方が得意なのかもしれないな。
>>33 阿部ちゃんは26歳と若いが、競技歴19年のベテラン。
日本ではこれ以上の経験者はなかなかいないと思うし
そんな貴重な人材がコーチに専念してくれてパシリまで請け負ってくれてるんだぞ。
35 :
雪と氷の名無しさん:2006/11/28(火) 21:52:08 ID:HTwMRNje
>>34 みたみた。コンビニ弁当買ってネ。
オリンピックのコーチなのにネ。
阿部ちゃんはストーン教聖地からの由緒ある使者
特命を担いすべてを捧げる誇り高き殉教者
常呂のなごみ姫を守るために生まれてきた宿命
>>33 というか、真の布教者「小林先生」に監督お願いしてみたら?
NHKの解説は加藤章子とか加藤ローサにして
別に阿部ちゃんが駄目と言っているわけではないが…
指導力は経験年数だけで決まるもんじゃねぇんじゃね?
それを言ったら何の競技の監督だって長くやっている人が名将ってことになってしまう。
逆に言うと阿部ちゃん26歳で19年の経験ならほとんどカーリング界しか知らないといっていいくらいの感じなので、
幅広くいろいろな面を見る、感じるという能力には疑問をもってしまうな〜。
(こればっかりはいろいろな経験がある人の方が有利だろう)
じゃBプランで
女子 日本-韓国戦 第三エンド 先行韓国
韓国1 イ ドロー 4半中 韓
日本1 寺田 テイクアウト狙い→ヒットロールでティー前5左7フット(以下フットは略す)残る 日
韓国2 イ ヒットステイ 5左7 韓
日本2 寺田 コーナーガード 3右6 韓
韓国3 パク カマー 8半右6 韓韓
日本3 山浦 カマーフリーズ 8右6 日韓韓
韓国4 パク カマータップバック 8右6 韓韓日韓
日本3を少し押し、韓国4は左へロールしてNo.1
日本4 山浦 カマー 5半右6 No.2止まり 韓日韓日韓
韓国5 キム カマーフリーズ 7半右3 No.1韓を少し押し左へNo.1 韓韓日韓日韓
日本5 本橋 ダブルテイクアウト 少し内に入り、No.1韓と4韓をダブルテイクしてロールアウト 韓日日韓
韓国6 キム カマーフリーズ 5半右5 No.2日を少し外へはじきNo.1 韓韓日日韓
日本6 本橋 ダブルテイク狙いでノーズヒット 6右3 No.1韓は2韓と4日を押し出し8半中
No.1は微妙 (韓日)日韓
韓国7 ジェオン ヒットステイ 5半右3 (韓韓)日韓
日本7 目黒 ダブルテイク狙いでラブ 韓国7が6左4へずれてNo.2 韓韓日韓
韓国8 ジェオン 絶妙ドローでNo.2 5半右2 韓韓韓日韓
日本8 目黒 ヒットロール 6半左7 No.3韓(6左4)の内側ヒットロール狙いが逆に出て
No.3韓を押し出し左へロール 韓韓日日韓
韓国2点スチール
ポイント
・日本2寺田 相手はティーライン前なのにコーナーガード
・日本3,4山浦 カマー成功だが、いずれも相手のバッキングに利用されたこと
・日本8目黒 日本7でヒット狙いが右へ出たのに、再びヒットを選んで左へ出たこと
韓国はヒットのチーム、格下と見て、自分たちのやりたいガードとカマーを選び、
寺田と山浦はそれに見事に応えたが、
韓国はタップバック気味のカマーで日本のストーンをことごとく利用。
慌てた日本はドローではなくヒット系でしのごうとしたが、
韓国側の絶妙な位置取りにたいしてリカバリーできなかった。
特に目黒ラストショットはなぜカマーでなくヒットロールなのか?
山浦のカマー連発あたりで「私たちうまいでしょ」という自己満足だけで
相手の実力を格下に見て足元をすくわれたような気がしてならない。
もしチーム小野寺なら、日本2は寺田コーナーガードではなく、ヒットロールのように思う。
42 :
雪と氷の名無しさん:2006/11/29(水) 02:01:28 ID:CQQspbil
>>40 を図にして、みんなが見ることができたらどんなにいいだろう。
データベース化は必要だよね。
ソフトを開発して協会か小林さんの所に持っていけば、
「じゃあ選手の意見も聞いてみよう」という転換になって・・・
44 :
雪と氷の名無しさん:2006/11/29(水) 13:54:42 ID:md5/ArYz
韓国戦3E画像用意した
今夜UP予定
45 :
雪と氷の名無しさん:2006/11/29(水) 19:28:46 ID:CQQspbil
>>47 GJ!!
なるほどパッと見て思ったのが確かに萌絵ラストショット(16)はおかしな話だな。
この場面No1、2をとるのは非常に厳しい場面なので、とりあえず1点取りに行く場面。
HRを選択するよりも韓国の奥のストーンにカマーフリーズ(ようするに当てて手前の中心に近いところにとめて1点)
もしくは中心にカマーランドでドローのどちらかの選択しかないような気がする。(成功率も考えて)
あとはまだセカンドの段階なのでNo1はとれなくともカマーランドにいくのは間違いではない気がするな〜。(精度はともかく)
幅広くなら逆サイドを攻めるという手はあったかと思うけど。
少し守りにいくならレイズTOで奥の石を出すという手段もある気がする。
個人的にはマヨ2投目(8)は逆サイドにコーナーガードか、レイズTO狙いかな。(間違いではないけどカマーは正直…というところ)
>>48だが最後のコーナーガードの意味は、当然だが韓国の石が隠れない位置にということね。
50 :
雪と氷の名無しさん:2006/11/29(水) 21:54:13 ID:CQQspbil
韓国戦 第3エンド 日本後攻
TEAM12345678910TOTAL
JPN 0003010100 5
KOR 0120102021 9
>この場面No1、2をとるのは非常に厳しい場面なので、とりあえず1点取りに行く場面。
>HRを選択するよりも韓国の奥のストーンにカマーフリーズ
>もしくは中心にカマーランドでドローのどちらかの選択しかないような気がする。
Tラインの向こうの石にカマーフリーズってのは、挙動が不安定(ウェイト難しい)
なのでTライン手前の石に当てるなり、手前にチップしてドローなり、っていう
狙いはあってるんじゃないかな?
>>40の指摘するポイント、面白いですね
「カーリングの混合ダブルス」ってどんな試合形態なんだ?
52 :
雪と氷の名無しさん:2006/11/29(水) 22:29:15 ID:CQQspbil
相手を誉めるなら、フォースの2投目(15)がかなりいいドローショットで、
日本がラストストーンを決めてくる余地は少なかった。
>>47 まずはGood Job!みんなで見られるって最高ね!
その1(寺田のコーナーガード)については、まあ攻めたかったのだろうから
いいんじゃね、程度でいいかなとは思うが。
その2(山浦のカムアラウンド)については作戦ミス、のような気が漏れもする。
まず誰もが思うであろう左サイドでヒットロール(低リスク)でいいんじゃまいか?
「この時点でのナンバー1を取りたい」「後手に回りたくない」気持ちが
取らせた戦術、だと言うことは、まあ分かるが、それ以前に
「右下の2個の黄色と、左上の黄色」が絡んで3失点になるケースを
把握できてるなら、ウェイトの足りない石でのカマー(ドロー)を選択するのは
強気の空回りで、無謀とも取れる(言葉厳しくてごめんなさいね)、かな?
こんなスレを待っていた!
54 :
雪と氷の名無しさん:2006/11/29(水) 23:18:23 ID:CQQspbil
結論
やっぱり、チーム青森は若いね。いい意味でも、悪い意味でも。
でも、それで負けてるうちは、大丈夫な気がするよ・・・っていうと
チーム青森を応援するスレになってしまうから置いておいて・・・
韓国4投目で出来た状況をケアするべきだった(守りに入るべきだった)のに、
自分の作戦を優先してしまった結果の2失点スチール、ということかな。
「策に溺れる」とまではいかないが、自分達の「前へ前へ」という気持ちに
誰もブレーキをかけられなかった、ってことかねえ。
このあと3点とって追いついた、からまあよかったと言えばよかったのかもしれないが
このエンドを取り上げた理由を、ちょっと聞いてみたい
>>40
ややこしい事例かも、これ。
韓国は初の先攻、2エンドのスキップの1投目以外、すべてヒットで来た。
韓国のドローミスの可能性を追求してみたい。ここはOKでしゅ。
事実、韓国はT前の指示のショットを3投もT奥にドローしている(ハウス後方に石が固まる)。
日本はといえば、麻葉のT前カマーがT後方へ、固まった石へのフリーズが届かずにT前に止まるなど、ちくはぐとなっている。
それに、ハウス前では曲がるのに、ハウス内はストレートに走っているようだ。
最後のヒットロールは、ハウス中央へのコントロールが難しいとの判断だろう。
本橋のダブルなど、まだヒットウエイトのライン読みの方が確実と読んだのだろう。
「韓国8 ジェオン 絶妙ドロー」韓国は先攻なのに、初めてセンターT前にドローを成功させた。絶妙の位置とタイミング。
この事例では作戦ミスというよりも、韓国の7,8投の成功と日本7,8投の失敗の差ではないかな。
56 :
55:2006/11/30(木) 00:20:58 ID:hblaREiY
ごめん言い忘れ。
ただ、指示どおりに行かなかった場合のリスク管理がなんとなく日本は弱いかな?
簡単に言うと、ショットが成功か?失敗か?が、すごく解りやすい。
成功ショットではないけど、面白い位置に置けてる、という感じのシーンが少ないような気がする。
まっ、オレは外にやさしく、身内には厳しい感覚があるから、ちょっと言い過ぎかもしれん。
57 :
雪と氷の名無しさん:2006/11/30(木) 00:32:14 ID:75CYEBgp
>>55>>56 そうですね。言いたいことはほとんど同じです。
このエンド、本橋のショットはいいのが決まってる。
逆に、目黒さんは調子が悪かったのだろう。
スキップが調子悪い、
そういう時はなるべくハウスがクリーンな状態を作ったほうがいいはず。
>>48だがいつのまにか盛り上がっている盛り上がっているw
みんな作戦とか考えるのが好きだな〜。かくゆう自分もだがw
作戦は色々言えるけど、現実問題として
>>57が言うように
萌絵…調子が悪い
という問題があったから萌絵はもっと簡単なショットを狙っていけばよかったのではないかと思う。
まだ3エンドなこともあり、ここは失敗した時のデメリットが大きいショットをやって2点狙いよりも簡単なショットでとりあえず1点を取る場面。
それになんとなく1投目失敗して2投目それを取り返そうと思ってわざわざ難しいことやっちゃった的なものも感じるし。
この辺はバイスキップが敏感に察知してそういう指示を出してあげるべきなんだろうが…
…今のコンビの成熟度では難しいわな。
> このあと3点とって追いついた、からまあよかったと言えばよかったのかもしれないが
> このエンドを取り上げた理由を、ちょっと聞いてみたい
>>40 生で試合を見ていたが「あちゃー」と気まずい空気になった。以後韓国に対して後手後手。
会場では、本橋と目黒のテイクミスの印象が強かったが、後からビデオを見ると、なんか違う。
勝ちにこだわるより、自分たちの腕自慢披露を優先した作戦ミスに思えてきた。
一見、成功に見える寺田と山浦のショットがここで適切だったか、疑問に思ったため。
小野寺、林、あるいは土屋がスキップなら、寺田2投目はテイクアウト指示だろう。
これだと守備的過ぎると思われるかもしれないが、「風林火山」でいえば風と火だけでは勝てぬ。
まだまだ彼女たちは青いな、だからチー青といわれるのかと感じて取り上げた。
>>59 > 「風林火山」でいえば風と火だけでは勝てぬ。
そうだな。それが戦略というもの。
静かなること林の如し。
動かざること山の如し。
も戦略の中では間違いなく必要。
その点、中国チームの戦略はまさに風林火山を全て使い切っていたという印象。(しかも1エンド内でころころと)
韓国のサードは、単なるカムアラウンドではなく、タップバックで少しウエイトがあったが
実は、二投とも少し狙いがずれてコーナーガードの陰に隠れてはいない。
結果的にこれが「撒き餌」になって日本のテイクミスを誘った。
しかし、もし仮にエンド後半で、本橋と目黒がこれらをきれいに掃除できたとしても、
相手枚数が多く、後手後手であり、好位置にステイするショットはかなり難しい。
結局は、狙わねばはじき出せない位置の3(Lee2)が残って韓国1点スチールになるから
やっぱりここでの寺田の二投目は後手に回るきっかけ、
もっとやさしいテイクアウトで確実にいくべきだったんではないの?
以上が、このエンドをまず取り上げた私の結論。
>>61 考えが深いですな。
確かに戦略の面を考えたら結構色々なケースを考えられる場面なので、
この韓国戦3エンドというのはすごくいいチョイスのように思える。
改めてGJ!!
>>55 > この事例では作戦ミスというよりも、韓国の7,8投の成功と日本7,8投の失敗の差ではないかな。
今大会全般を通じて、前半の立ち遅れを後半四投で回復するのはかなり難しいと感じた。
本橋と目黒の四投は、ゲーム序盤にしてはかなり危険な賭けと思う。
それよりも安全策で、危険の芽は早いうちに摘めば? と感じたから今回の投稿にいたった。
優位な場面でのテイク,レイズ,ドローは決まるんだが(例外:柏木)、
ピンチでのテイクやレイズはどのチームもあまり決まらなかった大会だった。
トリノのカナダ戦のような小野寺ダブルテイク連発は、例外行為だなと。
ダブルテイクの対象が4フット以上離れているのは、見かけほどやさしくない。
ドSなること林のごとし
この3Eとこの後の4Eは面白かったね。
いろいろ考え直してみたので、感想をもう少し。
戦術の流れとしては、後攻リード2投目でハウス左側のT前の先攻の石をケアしなかったということは、
ブランクエンドの選択は捨て、2点ゲットの勝負を仕掛けて行った(悪くても最終ドローで1点が前提)。
T前センターの石がなくオープンなので(リスクもない)、このアプローチはOKと思う。
ここはヒット合戦ではなく、ドローを加味したエンドに持っていく戦術をとった、狙いはよしよし。
先攻セカンド1投目はT前センターを狙ったが、右T奥にドローしてしまう。
後攻セカンド1投目は、相手のT奥石は怖くないので、T前にカマーを指示したが(将来のNo2になればいいな狙い)、
奥に行ってしまいフリーズとなる。
先攻セカンド2投目も、再度T前センターを狙ったが、右T奥にドローしてしまう。
ここで右T奥に石が3つ固まったので、後攻セカンド2投目でそこにフリーズをかけてNo1を狙ったが、
リリース直後に、本橋の「さっきより弱いよ」と声がかかり、懸命なスウィープが入ったがショートとなる。
(安全策で行くのなら、ここでヒット(ダブル含み)ステイでNo1狙いする手があったかも)
結果的に、先攻後攻ともにセカンドは全投ミスショットとなっている。
先攻はセンターを塞げないのがもどかしく、後攻は先攻のミスに付け入ることができない。スキップのつらいところ・・・。
先攻サード1投目もT前ドロー目標もT奥へ流れ、T奥に4石。ドローが難しい様子なので、後攻サード1投目は
フリーズ狙いを避けて、ダブル、これは成功。先攻スキップ2投目もセンターは塞げなかったが、No1.2をキープする位置にステイ。
ダブル成功なら2点という可能性を保持したまま、後攻スキップ1投目となったがミスで終わった。
ダブルテイクアウトを狙いながら、センターは開けたまま攻め、形勢が逆転できなければ、最終ドローの1点で良し、
という攻めを追求したが、相手のミスが小さく、形勢も保持されたままだった。
後攻の仕掛けのリスクは、最終ドローで1点を獲得できる石の配置をキープすることが担保だが、それはできていたと思う。
ただ、No1が4fの円にちょっと掛かり、センターをふさぐ石が一つしかないに、後攻ラストで、ドロー1点ゲット
というショットを選択できない状態(アイスやプレイヤーの調子)なら、ちょっと無理(序盤での「危険な賭け」)があったかな〜。
オレの評価としては、ミスショットでスチールされたが、「次につながるアプローチなのでよし!」って感じかな。
それにしても、このエンドがいまのチーム青森の特徴をよく現しているかもな〜〜。
いろいろ考えさせられたわ。3E、グッドチョイス!
67 :
雪と氷の名無しさん:2006/11/30(木) 23:36:55 ID:75CYEBgp
>>66 わかりやすくておもしろかったです。
最終投までの攻め方で、大きく間違っている、ということはなさそう。
でも、みんなならどうするの?
・寺田2投目
・山浦1投目
・山浦2投目
やっぱりこのへんがポイントになるのかな?
>>67 ・寺田2 これでよい(先攻がT前でコーナーガードを置くのはトリノでも見られる)
・山浦1 このラインでT前にカマー
・山浦2 黄のDTOを狙う。T奥の赤は出てもよい。
できればロールして左の黄に隠れるのがベストだけどそこまで要求しない)
69 :
66:2006/12/01(金) 00:10:06 ID:kSkuFqT5
>先攻スキップ2投目もセンターは塞げなかったが、No1.2をキープする位置にステイ。
読み直したら、誤記でした。これは、「先攻サード2投目」でした。
>>67 結果論かもだけど、
・寺田2投目 コーナーガードでOK(結果はコーナーガード)
・山浦1投目 カマーでOK (結果はフリーズ)
フリーズという結果後の場面として、
・山浦2投目 ヒット・ステイでNo1にする。ダブルの可能性もみるが、ウエイトはノーマルでよい。弱ければ、タップバック、フリーズとする。
(とにかく、相手のNo1に当てて、自分のストーンをN01にし、アドバンテージが欲しい)
70 :
雪と氷の名無しさん:2006/12/01(金) 00:17:23 ID:/njP/S+G
>>68>>69 結果的にショットの精度が低かっただけで、
作戦的には、間違ってなかった、ということになりそうだな。
山浦の2投目がショートしたのが、あってはならないタイプのミス、
ということでいいのだろうな。
「テイクになってもいい強さのドロー」がショットできればよかった、と。
まあ、このへんの作戦は、目黒さん主導なのか?どうなんだろう?
作戦自体は良かったんじゃないかな。
目黒の2投目は?だけど、相手に1ポイント取らせてまでも後攻が
欲しかったのだろうか?
初心者向けの簡単な詰めカーリングってないのかな?
ルールを覚えながら作戦も一緒に、みたいなの。
リード各1投目の布石パターン(スキップの指示)
大雑把に、ハウスドローやヒットを守勢、ガードストーン選択を攻勢とし、守勢を白○、攻勢を黒●とすると、
先攻守勢、後攻守勢 ○○ 先攻リード1投目がハウスドロー、後攻リード1投目がヒット系で処理。
先攻守勢、後攻攻勢 (先攻慎重、後攻勝負!)○●先攻ハウスドロー、後攻コーナーガード
先攻攻勢、後攻守勢 (後攻もハウス中央で勝負)●○先攻センターガード、後攻ハウス中央カマーとか、
先攻攻勢、後攻攻勢 (両者が仕掛ける)●●先攻後攻ともにガード選択
リード全4投の類型的なパターンを考えてみると、
先攻がハウス内へドロー後の展開
○○○○ (両者守勢、様子見)ヒット合戦
○○○● (状況判断で、後攻はガードに転換!)後攻の仕掛け
○●○○ (状況判断で、後攻はガード後に、ハウス内の陣取り合戦へ)
○●○● (状況判断で、後攻ガード続行!)
○●●○ (先攻はドロー後にセンターガード。後攻はガード後にハウス中央の陣取り合戦もしくはハウス内コーナーへドロー)
○●●● (後攻はガード攻勢を選択、先攻もハウス内の自石を守るガード)
先攻がセンターガード後の展開
●○○○ (後攻は、センターガード裏のハウス内の陣取り合戦へ)
●●○○ (両者ガード後、ハウス内の陣取り合戦へ)
●●●○ (両者ガード後、ハウス内の陣取り合戦へ)
●●●● (ガチンコ!)
韓国戦では、下記のようになるかな。ここでは、白が非ガード、黒がガード。日本は○か●、韓国は□か■とする。
01E 韓国後攻 エンド結果 ブランクエンド 日本0−0韓国
狙い○□○□ 両者、慎重にスタート
結果○□○□
4投後の結果(インプレイ中の石の配置結果)は、韓国ハウス内センターのT奥にNo1。
02E 韓国後攻 エンド結果 韓国1点 日本0−1韓国
狙い●□●□ 日本2投目でセンターガード成功
結果○□●□
4投後結果は、日本センターガード1石。韓国ハウス内右のTライン上にNo1
03E 日本後攻 エンド結果 韓国スチール2点 日本0−3韓国
狙い□○□● 日本は1投目はヒット&ステイ、2投目はあえてコーナーガード
結果□○□●
4投後結果は、日本右コーナーガード1石。韓国ハウス内左のT前にNo1。
04E 韓国後攻 エンド結果 日本スチール3点 日本3−3韓国
狙い●□○□ 日本の1投目はガード失敗、ハウスにイン、2投目は、タップバック。
結果○□○□
4投後結果は、日本ハウス内のセンターT前にNo2。韓国ハウス内センターT奥にNo1.3。
05E 韓国後攻 エンド結果 韓国1点 日本3−4韓国
狙い●□○□ 日本のセンターガード後は、両者ハウス内の攻防
結果●□○□
4投後結果は、日本センターガード、ハウス内のセンターT前にNo1。韓国ハウス内センターT奥にNo2.3。
06E 日本後攻 日本1点 日本4−4韓国
狙い□○□● 3Eと同型パターン。日本は1投目はヒットステイ、2投目はあえてコーナーガード
結果□○□●
4投後結果は、日本右コーナーガード1石。韓国ハウス内左のT前にNo1。
07E 韓国後攻 韓国2点 日本4−6韓国
狙い●□○□ 5Eと同型パターン。日本のセンターガード後は、両者ハウス内の攻防
結果●□○□
4投後結果は、日本センターガードのみ。ハウスにストーンなし。
08E 日本後攻 日本1点 日本5−6韓国
狙い□●□○ 後攻日本がハウス内センターの石をケアせず、1投目からコーナーガードを選択。
結果□●□○ 韓国2投目は、ハウスをスルーする。
4投後結果は、日本ハウス内のセンターT前にNo2。韓国ハウス内センターT前にNo1。
09E 韓国後攻 韓国2点 日本5−8韓国
狙い●□○□ 5E7Eと同型。日本のセンターガード後は、両者ハウス内の攻防へ
結果●□○□ 韓国1投目はセンターガードに接触して残る。
4投後結果は、日本センターガード。韓国はセンターガード、ハウス内センターT前にNo1。
10E 日本後攻 日本ギブアップで、5対8で韓国の勝利。
狙い□●□● 先攻韓国が2投ともハウスをスルー、後攻日本は左右のコーナーガード。
結果□●□●
4投後結果は、日本左右のコーナーガード。
韓国はこの試合、先攻後攻を問わず、リードのガード(■)の選択はゼロ。すべてハウス内の攻防戦を選択した。
ガードを置かない事で、リード段階では、No1ストーンを確保し、アドバンテージを得て戦う。
ショットのコース、ウエイトの種類も少ない。技術的な選択の幅は狭いが、その中で精度の高いシュットを追求した。
ハウス内の攻防を精度の高いヒット技術で守備的に、シンプルに展開しようとする。
日本後攻では、ハウス内の相手の石が中心から離れている場合、その反対にコーナーガードを置く(3Eと6E)。
日本後攻での8Eで初めて、ハウスセンターの相手石をケアせずに、コーナーガードを選択した。(完全戦闘モード)
日本先攻では、基本的にセンターガードを置き、その後にハウス内の攻防に入る。
(韓国は後攻でもガードを置かないので、ハウス内攻防がリードの段階からスタートする。)
日本は全体として、ドロー系のショットも駆使しつつ、柔軟な展開をする。
その分、アイス変化への対応やウエイトコントロールの精度を高める必要があるなど課題も多くなる。
韓国戦3Eに限っていえば、
寺田二投目ハウス前右コーナーガードはセオリーとは違うが、許容範囲。
問題は山浦二投目
目黒の指示は韓国のNo.1の前にフリーズということで、ドローでフリーズにすべくカムアラウンド。
本橋から「さっきより弱いよ」と声がかかり、速度が落ちて右方向へそれてショート。
ただし見た目はガードに完全に隠れていて、ナイスショットと勘違いさせられた。
韓国のNo.1にはバックガードが二枚(日韓)あり、両方出してもいいから、
Aプランが正面右のダブルテイクアウト右ロール、
Bプランが正面のヒットステイ
Cプランが正面左のヒットロール左
というテイクアウトショットを選択すべきだったと考える。
ヒット作戦でも標的が日韓で三枚あれば結果はフリーズと変わらない。
まあ結果論だが。
山浦二投目で気になったのは本橋・寺田のスイーピングの方法
実践練習不足といったほうがいいかも。
本橋は幅が無駄に広くて左斜め、寺田は狭くて窮屈そうに右斜め
これでは効率も悪いし後半は疲れてショートしやすい。
本橋と寺田の組み合わせだと、右側に縦に並んだほうがいいかもしれない。
中国の4人スイープを見てから、考えてみれば左右一人ずつでやる必要はないと感じた。
>>77の言うように右側二人でスイーピングをやるというのも十分ありだとオモタ。
左でのスイーピングが苦手なのにわざわざ左でやる必要もないもんな。
79 :
リード布石考2:2006/12/03(日) 23:26:54 ID:cs9dDmYp
布石戦術の変化
PCC女子決勝 中国vs韓国戦。この試合は、WCCの出場をかけた重要な試合であった。
___12345_678910
韓国_00101_0010×_3
中国*20010_1003×_7
白が非ガード、黒がガード。中国○●、韓国□■。
01E 中国後攻 (エンド結果 中国2点 中国2−0韓国)
狙い□●□○ 韓国1投目のドローが、ハウスをスルー。
結果□●□○ 中国は1エンドから、コーナーガードで仕掛ける!
02E 韓国後攻 (エンド結果 ブランクエンド 中国2−0韓国)
狙い○□○□
結果○□○□
03E 韓国後攻 (エンド結果 韓国1点 中国2−1韓国)
狙い○□○□
結果○□○□
04E 中国後攻 (エンド結果 中国1点 中国3−1韓国)
狙い□○□○
結果□○□○
05E 韓国後攻 (エンド結果 韓国1点 中国3−2韓国)
狙い○□○□
結果○□○□
※中国は1Eからいきなり仕掛けたが、得点でリード後は一転して、慎重に展開する。
表現を変えれば、韓国の得意な戦術の土俵で勝負しつつ押さえ込んだ(逃げ切り型)。
韓国は、後攻の2E3E5Eで攻め切れない。休憩後は、韓国は戦術を変え、攻めの姿勢(■)を明確にする。
06E 中国後攻 (エンド結果 中国1点 中国4−2韓国)
狙い■○□○
結果■○□○
07E 韓国後攻 (エンド結果 ブランクエンド 中国4−2韓国)
狙い○■●□ 中国の2投目は、ハウス内の自石を守る、センターガード。
結果○■●□
08E 韓国後攻 (エンド結果 韓国1点 中国4−3韓国)
狙い○■○□ 韓国1投目はハウスインしてしまう。
結果○□○□
09E 中国後攻 (エンド結果 中国3点 中国7−3韓国)
狙い■○■○ 韓国1投目はハウスインしてしまう。
結果□○■○ 中国のハウス内優勢をあえて容認し、韓国はコーナーガードを選択、勝負に出るが・・・
10E 韓国後攻 韓国ギブアップで、7対3で中国の勝利。
狙い○■○■ 中国1投目は、ハウススルー。2投目のガードずらしは失敗。
結果○■○■ 韓国は2投ともガード成功。
※韓国は、後半エンドに攻めに転じたが、中国の手堅さを崩せなかった。
9Eではリスク覚悟で攻めた韓国だが、中国にビックエンドを与えてしまった。
その他 この試合、両チームのコーナーガードはかなりセンターガードよりとなっていた。
80 :
リード布石考3:2006/12/06(水) 01:38:51 ID:KKXJJ7U6
PCC予選リーグ最終戦 日本対中国戦での戦術選択
23日午前の韓国との試合で、日本は自分たちの基本的な戦術スタイルを保持しつつ戦ったが、
韓国が終始得点で優位な状況が続き、韓国の守勢的なゲーム展開を攻略しきれずに、敗戦した。
韓国戦と同日夜の中国戦は、予選リーグの最終試合で、ここまで全勝の中国との対戦であった。
日本の成績は2勝1敗。負ければ、予選リーグ3位となってしまう可能性が高い。
___12345_678910
日本*20200_1024×_11
中国_01003_0100×_5
白が非ガード、黒がガード。日本○●、中国□■。
01E 日本後攻 (エンド結果 日本2点 日本2−0中国)
狙い□○□○ □● 中国のセカンド1投目がセンターエンドライン近くにロールした。
結果□○□○ □● ハウス内は中国のNo1の一石のみ、日本セカンド1投目はコーナーガードを選択。
02E 中国後攻 (エンド結果 中国1点 日本2−1中国)
狙い○□○□
結果○□○□
03E 日本後攻 (エンド結果 日本2点 日本4−1中国)
狙い■○■○ ※最終盤、密集するハウスを日本がドローで征する。
結果■○■○
04E 中国後攻 (エンド結果 ブランクエンド 日本4−1中国)
狙い○□○□ 日本1投目はショート、やや左ハウス前にステイ。
結果●■○□ 中国カマー失敗センターガードとなる(将来、レイズに使える位置)
05E 中国後攻 (エンド結果 中国3点 日本4−4中国)
狙い○■○□ 日本リード1投目がT前やや左にずれたので、中国は右にコーナーガード。
結果○■○□
※日本は1Eからいきなり仕掛け2得点、得点がリード後は一転して、慎重に守勢で展開する。
決勝戦の中国と同じパターン。
日本は3Eで中国の攻勢をかわしてさらに2点。中国は攻勢的な展開を5Eでモノにし同点とする。
06E 日本後攻 (エンド結果 日本1点 日本5−4中国)
狙い■○■○ 密集するハウス中央の攻防で1点のみ。
結果□○■○
07E 中国後攻 (エンド結果 中国1点 日本5−5中国)
狙い○□○■ 日本リード2投目がT前の左側にステイ、中国は右にコーナーガード。
結果○□○■ これは5Eのビックエンドと同じパターンで攻め、逆転を狙う。
08E 日本後攻 (エンド結果 日本2点 日本7−5中国)
狙い■○□○ 両チーム、カマーを失敗し、ハウス前センターに4石が密集。
結果■●■● 3Eと同じくドロー合戦を日本が征して2点。
09E 中国後攻 (エンド結果 日本スチール4点 日本11−5中国)
狙い○■○□ 日本リード1投目がT前やや左にずれたので、中国は右にコーナーガード。5E7Eと同じ。
結果○■○□ 中国の4thが、2投ともハウスに届かず、ビックエンドを許してしまう。
この試合、日本は1Eの攻勢後は、守勢でじっくりと戦いを進行した。韓国の守勢と違うのは、ヒット系が少なく、
ドロー系でハウス内の陣地戦を征した。中国のドロー系のショットは、曲がりやすいアイスによるものなのか、
ミスが多かった。アイスの読み、ウエイトコントロールは、日本が上回っていた。
いつも楽しく拝見させてもらっています。
>>80 これ観戦していた試合なので、かなり感動しながら読みました。
>78
左右でやる利点:
ピールやダブルテイク、ダブルロールインの時に
左右に散った石に即反応できる・・・んじゃないすか?
某ブログでこのスレ既出場面を蒸し返している人発見。
たぶん同じ人だな。
そりゃlunat!cしかいない。
86 :
4thの場面:2006/12/07(木) 22:59:02 ID:eseNpxC7
決勝リーグ 日本vs中国(第1戦)
___12345_678910
日本_11001_00100_4
中国*00300_01011_6
先攻4thの第1投の時のストーン個数(「内部」はハウス内部、「T前」はハウス内のT前、「ガード」ストーン)
___(内部)_(T前)_(ガード)
____日_中_日_中__日_中
01E_0_0__0_0__0_1(中国後攻)日本1点スチール(中国4thピール失敗)
*静かなスタート。
02E_3_3__1_2__0_1(中国後攻)日本1点スチール(中国4thレイズテイクアウト失敗)
*中国がコーナーガード。日本がドロー戦を征する。
03E_4_3__2_2__0_1(中国後攻)中国3点(中国4thレイズテイクアウト成功)
*中国がコーナーガード。中国がドロー戦を征する。
04E_0_0__0_0__0_1(日本後攻)ブランクエンド(日本ラストはスルー)
*中国はヒット戦術。
05E_1_0__0_0__0_0(日本後攻)日本1点(ピール失敗)
*中国はヒット戦術。
06E_1_1__0_1__0_0(中国後攻)ブランクエンド(ピール成功)
*日本はヒット戦術。
07E_2_1__1_1__0_0(中国後攻)中国1点(中国ラストドロー失敗で2得点を逃す)
08E_3_3__1_2__1_1(日本後攻)日本1点(日本ラストはスルー/ハウス中央はジャム状態)
*両チーム、ドロー戦へ。
09E_2_1__1_0__1_2(中国後攻)中国1点(ラスト、ハウスは日本3石のみ、ヒットロールで中国1点)
10E_3_1__2_0__2_2(日本後攻)中国1点(中国4th2投目が驚異的なヒットロールでNo1をゲット)
□後付の感想だが、日本は3Eをシンプルに展開すれば良かったかなと思う。
1点取らせるというよりも、ブランクエンドでも良いという感じで。中国を圧倒するというよりも、したたかに、かわすという感じで。
2Eの流れからみると3Eの展開はその勢いを生かしたものだが、見直してみると、ここはヒットだなと思う場面がある。
序盤で2点リードしているチームはもっとリスクが小さい戦い方を選択しても良かったと思う。
自分たちに勢いがあるのを緩めることは難しいことだが、10Eというスパンをどう使うかを考え、
相手にとって嫌な展開を作っていくことも重要だと思う。
確かに中国4thは失敗ショットと成功ショットの差が大きかったが、難しいショットを淡々と選択する程の練習量の自信があったように思えた。
中国はリード後、一息をつくようにシンプルに戦うなど、戦術のチェンジ/緩急をうまく使うようだ。
8E9E10Eは、日本はガードを置き、かなり優位な布石展開を続けることができたが、
中国を崩しきれなかったという感じで、とてももどかしかった。
日本残り0秒
あれではラストショットかなり距離あるガードのレイズドロー失敗)は仕方ない。
今大会一番のナイスゲームと思った試合だ。
この試合の得点差が今現在の実力差なんだろうね。
88 :
ラストストーン:2006/12/09(土) 02:07:30 ID:uuuhSxOa
決勝リーグ 日本vs中国(第2戦)
___12345_678910
日本*00010_0301×_5
中国_02002_3020×_9
□この試合、日本は、結果的にラストストーンのミスショットによる大量失点(計5点スチール)が決定的で、中国に負けた。
□第2戦のラストストーンのショット直前のストーン布石の優位性を見てみると、下記になる。
日本後攻で日本の布石優位 7E9E 2,3得点配置(ブランクエンドは1E3E)
日本後攻で中国の布石優位 2E4E6E(中国はドロー戦で、日本に1点を取らせる展開を完成している)
中国後攻で中国の布石優位 5E8E 2得点配置
中国後攻で日本の布石優位 なし
*両チームとも後攻による最終的に優位な布石ができたのが各2回。
*中国は6エンドまでの日本後攻5回をすべて安定的に処理し、日本は第1試合同様に、最終盤7E8E9Eでショット精度が高く優位にゲームを展開した。
第2戦のエンド内容(日本後攻7回)
1E日本後攻 4thの第1投直前でハウス内に1石。
ヒット戦。ブランクエンド(ピール成功)
2E日本後攻 4thの第1投直前でハウス内に6石。
中国がドロー戦をうまく展開し、1点を日本に取らせる布石完成。
日本ラストストーンのドローに失敗し、 2点スチールされる
3E日本後攻 4thの第1投直前でハウス内に0石。
ヒット戦。ブランクエンド(ピール成功)
4E日本後攻 4thの第1投直前でハウス内に3石。
1点を取らされる(ハウス内は中国3石のみ、ラストにドローでNo1)
5E中国後攻 4thの第1投直前でハウス内に2石。
日本は、2点取られる(日本にアンラッキーショットあり。ラストストーンはヒット&ステイ)
6E日本後攻 4thの第1投直前でハウス内に6石。
中国の4th2投目に日本No1.2をヒットし、中国No1.2.3にする神ショット。
ラストショットの中央へのドローは失敗し、3点スチールされる。
7E日本後攻 4thの第1投直前でハウス内に2石。
日本3点(ドロー成功)
8E中国後攻 4thの第1投直前でハウス内に3石。
中国2点(ドロー成功)
9E日本後攻 4thの第1投直前でハウス内に2石。
日本1点(ややミスドローで1点。2点の可能性あり)
□第1戦は中国のヒットが印象に残ったに対し、2戦目は中国がドロー戦を支配したことがが印象に残った。
WCC日本女子代表選考会 常呂カーリングホール 2006.12.16-17
第1戦 16日13:00
___12345_678910_計
長野_00202_10301_9
青森*11020_04000_8
第2戦 16日18:00
___12345_678910_計
青森_10100_10212_8
長野*02021_01000_6
第3戦 17日8:00
___12345_678910_計
長野_01010_1001×_4(10Eにギブアップ)
青森*20102_0110×_7
第4戦 17日11:30
□ここまでの戦績、チーム青森2−1チーム長野。
この試合、青森が勝てば3勝目となり、代表に選出される。長野はここで踏みとどまり、最終第5戦で逆転を果たしたいところ。
青森1st寺田2nd山浦3rd本橋4th目黒(スキップ) リザーブ/余湖
長野1st佐藤みつき2nd園部智子3rd園部淳子4th土屋(スキップ) リザーブ/佐藤美幸
___12345_678910_計
青森_02000_01010_4
長野*10011_00202_7
1E長野後攻
先攻の青森は、ハウス内に終始No1ストーンをキープし、長野はそれを全投ヒットショットで応戦した。
長野はラストストンでピールに失敗し1得点。
■自己流ショット精度測定[青森96.9% 長野81.3%]
■長野は結果的にピールが4投(うちT前のストーンのケースが3投あり)、ややショットの精度を欠いていた。
2E青森後攻
先攻長野も慎重にハウス内の攻防戦を意図したが、長野2ndの1がテイクアウトショットをスルーしてしまい、青森が2得点の布石となる。
さらに長野3rdの1投目のフリーズがずれ、直後の青森3rdのダブルテイクアウトを許した(青森3得点配置)。
青森4thの1投目のロールストーンが自石をもアウトにし、青森2得点配置となった。
ラストストーンは、長野のNo1をヒット&ステイし、青森2得点。
■ショット精度[青森78.1% 長野68.8%]
■青森はダブルテイクアウトさせない布石キープを崩さず、長野はそれを打破できなかった(ダブルテイクアウトできず)。
■1E2Eは、すべて長野のミスがそのまま得点に影響する結果となってしまった。
3E長野後攻
先攻の青森はハウス内攻防戦を意図し、長野は1stフリーズ、2ndコーナーガードの攻勢的戦術を失敗し、攻撃の足がかりを築けない。
青森もヒットショット3投がピールとなるなど細かなミスが多く、ハウス内の布石優位性を自ら作れずに終わる。
長野ラストストーンは、ハウスがブランクなのでスルーし、ブランクエンドとした。
■ショット精度[青森81.3% 長野75.0%]
4E長野後攻
スルー各1投、カマーがガードストーンに接触しハウス手前にステイすること各1投と、両チームともグダグダの展開。
コーナーガードが3石もあるのに、ストレートアイスのため、カムアラウンドがうまくいかない。
各3rd・青森4thのロールのコントロールも精度がなく、アウトになったり反対側にロールするなど、うまくいかない。
センターのコースが開いたままのハウス内攻防の展開となる。
長野ラストストーンは、青森のNo1.2がT奥にある状況で、ドローショットでNo1ゲットして1得点とする。
■ショット精度[青森71.9% 長野62.5%]
■両チームともアイスが読みきれない。特に長野はドローショットが多い分、ショット&コールの把握に苦戦している。
■目黒は本橋のショットでコーナーガードをレイズドローする手も検討するがカムアラウンドを選択している。
■本橋1投目の下記の布石で、小野寺は「遅めの、ハックライン位のウエイトでヒットロールすれば、隠れる」と指摘。
目黒はピールをAプラン、Bプランはレイズテイクアウトで9.5のノーマルショットを選択し、ピール成功。
●は青森ストーン、■は長野ストーン。
ハウス内の長野■は、センターライン寄りで半分みえている状態
―――――――――――――――――――――――――――――┃
―――――□□□□□―――――――――――――――――――┃
――――□―――――□――――――――――――――――――┃
―――□――□■□――□●――――――――――――――――┃
―――□――□_□――□―――――――――――――――――
―――□――□□□――□―●―――――――――――――――┃
――――□―――――□―■――――――――――――――――┃
―――――□□□□□―――――――――――――――――――┃
―――――――――――――――――――――――――――――┃
小野寺の意図は、長野へのプレッシャーとなる布石の構築であり、目黒はハウス内はシンプルで良しとしている。
ハウス内の長野■をテイクアウトできなかった時のリスクを最小限にするショットを目黒が選択。
ただしハウスがブランクになったので、ここで長野に先手を譲ることになる(この後の長野3rdカムアラウンドはスルーショットとなったが)
5E青森後攻
先攻の長野はセンターガード後、ハウス内にドローした青森の石をタップバックするなど、仕掛けてくる。
各2ndがガードにチップするなどし、ハウス内やハウス前にストーンがちらばる。
センターライン上に4石並び、その左右からドローやヒットロールでそれぞれNo1ストーンの確保を探る。
青森は右からのコースを本橋の2投目で塞いだが、左はオープンのまま。
そこから長野4thは2投連続、No4の自石をレイズしてNo1とする完璧ショットあり。
ラストストーンはガード2石、ハウス内7石(No1.5.7長野、No.2.3.4.6青森)という状況でのショットとなった。
ヒットロールでNo1の長野の石を動かしたかったができず、長野がスチールで1得点を獲得した。
■ショット精度[青森78.1% 長野68.8%]
■各3rd2投目の場面で、小野寺/小林のアイデアと各スキップの指示に差異が生じるなどあった。
下記は、本橋2投目の場面。目黒が長考し、小野寺/小林のアイデア説明があった。
―――――――――――――――――――――――――――――┃
―――――□□□■□―――――――――――――――――――┃
――――□―――――□――――――――――――――――――┃
―――□――□□■――□―――――――――――――――――┃
―――□―●□_●――□――――●――――――――――――
―――□――□●□――□―――●←←―――――――――――┃
――――□―――――□――――――――――――――――――┃
―――――□□□□□―――――――――――――――――――┃
―――――――――――――――――――――――――――――┃
目黒の選択は●←←の位置のガード。
小野寺は、ガードのアイデアは良いがこれでは相手投入のラインを塞ぐだけなので、将来的には必要となるかもしれない
レイズによるハウス中央へのアプローチの選択肢を確保するために、ハウスに入れておくことを提案していた。
6E青森後攻
先攻の長野のT奥ドロー結果に対し、青森がコーナーガード右側を選択した。
長野はNo1ストーンをキープしつつ、コーナーガードを除去する。
青森のガード再構築、長野の除去という展開の後、ラストストーンはピールでブランクエンドとなった。
■ショット精度[青森96.9% 長野90.6%]
7E青森後攻
長野のハウス中央ドローがセンターガードとなる。青森のカマー後、ハウス内の攻防となる。
長野2nd1投目がT奥の青森石にフリーズ、青森がそれにフリーズ、さらに長野フリーズとする。
青森がセンターガード除去、長野3rd再構築、青森除去、長野3rd再構築、青森除去。
長野4thのセンターガード再構築ショットがゴミを噛んで、コーナーガードとなり、センターがオープンとなる。
青森ラストストーンは、長野No1.3.5、青森No2.4の状況であったが、No1であった長野の石のヒットするもバッキンの石にあたりNo2でステイする。
青森1得点に止まる。
■ショット精度[青森81.3% 長野81.3%]
8E長野後攻
先攻の青森のセンターガード後、ハウス内の攻防となる。
長野のNo1が残ったままであったが、青森4th1投目でレイズテイクアウトを決める(結果ハウス内は青森No1.2.3.4)
長野4th1投目が完璧なドローでNo1を確保した後、青森4th2投目のコース妨害のショットがずれ、長野にNo1.2を許してしまう。
■ショット精度[青森75.0% 長野62.5%]
■5Eと同様にハウス内部は青森の布石が多くビックエンドの可能性があったが、一方のコースが開いており、
そこに長野4thが絶妙のショットを決めている。
■この8E開始時点で3対3であるから、このエンドは1点を与えて後攻を取ること目標とすべきであったが、
ゲーム展開が青森優位に進んだため、微妙に危険な布石を許しつつもエンド最終盤を迎えてしまっていた。
9E青森後攻
先攻の長野はハウス内攻防をシンプルに行う。
長野4thがNo1をテイクアウトできず、青森2得点配置になったが、ラストストーンのレイズショットが失敗し、青森は1得点で止まる。
■ショット精度[青森62.5% 長野68.8%]
10E長野後攻
先攻の青森はセンターガードを6投する。後攻の長野は最初の1投のNo1をキープしたまま、すべてのセンターガードを除去した。
青森は1点スチールの可能性ををラストストーンまでつなげたが、長野4thが的確に決めて2得点とした。
-■ショット精度[青森84.4% 長野96.9%]
戦術関連メモ
序盤、後攻が攻勢的に展開するパターン 先攻の石がハウスの後方にステイした場合
先攻ストーンが■の位置にステイした場合、後攻のシュット●の選択
―――――――――――――――――――――――――――――┃
―――――□□□□□―――――――――――――――――――┃
――――□―――――□――――――――――――――――――┃
―――□―■□□□――□―――――――――――――――――┃
―――□――□_□――□――――――――――――――――― ←●
―――□――□□□――□―――――――――――――――――┃
――――□―――――□――――――――――――――――――┃
―――――□□□□□―――――――――――――――――――┃
―――――――――――――――――――――――――――――┃
フリーズ選択(No1ストーンを得つつ、相手の石をバッキングとして利用)
―――――――――――――――――――――――――――――┃
―――――□□□□□―――――――――――――――――――┃
――――□―――――□――――――――――――――――――┃
―――□―■●←←――□―――――――――――――――――┃
―――□――□_□――□―――――――――――――――――
―――□――□□□――□―――――――――――――――――┃
――――□―――――□――――――――――――――――――┃
―――――□□□□□―――――――――――――――――――┃
―――――――――――――――――――――――――――――┃
□フリーズは、繊細なウエイトとコースが要求されるショット。
終盤のフリーズの選択例 トリノ・カナダ戦3E 日本後攻・林2投目の選択 このエンド日本2得点。
―――――――――――――――――――――――――――――┃
―――■―□□□□□―――――――――――――――――――┃
――――□―――――□――――――――――――――――――┃
―――□――□□□――□――●―――――――――●――――┃
―――□―■□_□――□―――■―――――――――――――
―――□――●←←――□―――――――――――――――――┃実際の●はもっと内側に入っている。
――――□―――――□――●―――――――――――――――┃
―――――□□□□□―――――――――――――――――――┃
―――――――――――――――――――――――――――――┃
□音声 小野寺「うーん、どうする?」と林と相談。フリーズ、インターンに決定。
投石後、林「幅あるよ、幅あるよ」。本橋「9」「9」小野寺「ラインいいよ」、■をチップし奥に押し、投石はその場にステイ。
小林「少し離れましたが、サッカーショットと言いまして、1/3日本の石がカナダから見えてますね。バックキングと言いまして、
後ろに壁がありますから、その角度がぴたっと合ってますので、カナダは日本の石だけ出して自分達の石を残すのは難しいですね。
日本のベストショットかもしれないですね」
この後、ハウス内の●をカナダがテイクアウトしようとしたが、やはりバッキングの■に当たり、ハウス内に●が残る。
コーナーガード選択(先攻ストーン、■、★or☆のケースもあり)
―――――――――――――――――――――――――――――┃
―――――□□□□□―――――――――――――――――――┃
――――□――――★□――――――――――――――――――┃
―――□―■□□□――□―――――――――――――――――┃
―――□――□_□☆―□―――――――――――――――――
―――□――□□□――□―――――――――――――――――┃
――――□―――――□―●←←――――――――――――――┃
―――――□□□□□―――――――――――――――――――┃
―――――――――――――――――――――――――――――┃
★の位置に先攻石がステイした場合も、●へのコーナーガード選択もよくある。
PCC予選リーグ中国戦 日本4−1中国で迎えた5E、日本5−4中国で迎えた7E、日本5−5中国で迎えた9E。
T前左右にステイした★に対し、後攻の中国が選択した。得点結果、5E3得点、7E1得点、9E日本がスチール4点。
☆超攻撃型(別名 一か八か作戦)
トリノ・カナダ戦では、第1エンド、カナダリード1投目のT前センターのドロー☆に対し、小野寺は左コーナーガードを指示。
ショットはハウスインしてしまい、最終的には1エンドはブランクエンドだった。
□この時の音声
投石後の本橋のコール「3」「3」「3」。小野寺「ラインいいよ、ウエイトOK」。(フォグライン越えて)、本橋「4!」スウィープなし。
小野寺「入っちゃう?」本橋「あ〜ん、入る」。ストーンがハウス内に入るのを確信し、小野寺がスウィープ、ハウス内部へ更に誘導する。
小林「ガードストーンですね。中に入ってしまいましたが、積極的に仕掛けて行く戦法を採り始めましたね」
PCC予選リーグ韓国戦 日本5−6韓国で迎えた8E、日本後攻で同じような☆に対してコーナーガード選択。
ガードショットは成功したが、エンド結果は日本1得点。(普通は、どうしても2得点以上!の場面での選択。)
うはーこれ、すごいですねー。
WCC日本代表決定戦 第5戦 17日15:30
□ここまでの戦績、チーム青森2−2チーム長野。 この試合に勝てばWCCの日本代表に選出される、最終第5戦。
青森1st寺田2nd山浦3rd本橋4th目黒(スキップ) リザ/余湖
長野1st佐藤みつき2nd園部智子3rd園部淳子4th土屋(スキップ) リザ/佐藤美幸
___12345_678910_計
青森*00000_1130×_5
長野_01100_0001×_2
1E青森後攻 ブランクエンド
先攻長野の1st2投目がスルー、直後のドロー成功(スプリット位置)で青森は2得点配置を確保する。
長野3rd1投目でダブルテイクアウトを成功させ、青森優位な布石は一掃。その後はシンプルなヒット戦となる。
青森はラストストーンは、長野のNo1をピールし、ブランクエンドとした。
■自己流ショット精度測定[青森90.6% 長野84.4%]
2E青森後攻 長野スチール1得点
後攻青森の1st2投目の左コーナーガード狙いがハウスインする。その後は両チームともハウス内のヒット戦となる。
青森は1エンド同様、ラストストーンで長野のNo1をピールしようとしたが、スルーし、長野に1点を与える。
■ショット精度[青森81.3% 長野93.8%]
3E青森後攻 (3連続)長野スチール1得点
先攻長野の1st1投目がスルーし、青森1st1投目は右コーナーガードで攻める。
青森2nd1投目のカムアラウンドさせた石を、長野の2nd2投目でヒットされる。
これ以降は、最後までNo1No2を長野がキープし(ダブルテイクアウトさせない)、青森に1点を取らせる布石配置を守る。
青森ラストストーンは、ヒット&ステイで1得点を狙うが、ピールとなってしまい、長野に1点を与える。
■ショット精度[青森78.1% 長野87.5%]
4E青森後攻 (4連続) ブランクエンド
長野1st1投目のドローがT奥となった直後、青森が右コーナーガードで攻める。
長野2nd1投目でコーナーガードを外した。
青森2ndは2投連続でフリーズを狙うが、ステイ場所の精度が低く、長野にテイクアウトされてしまう。
先攻長野は常にハウス内の布石を優位に進め、青森ラストストーンは、長野のNo1をピールし、ブランクエンドとした。
■ショット精度[青森90.6% 長野90.6%]
5E青森後攻 (5連続) ブランクエンド
後攻の青森が1st2ndでコーナーガードを狙うなど、攻勢的な展開とする。
長野2nd2投目(ハウス内No1青森、No2長野という配置)で、青森No1をテイクアウトできずに、投石がアウトとなる。
その直後の青森2nd2投目で長野No2をテイクアウト、投石をステイさせ2得点の配置とした。
だが青森4th1投目で投石をステイできず、ここで2得点獲得の布石が崩れる。
青森ラストストーンは長野No1をピールし、ブランクエンドとする。
■ショット精度[青森78.1% 長野84.4%]
■前半戦、長野はガードのないオープンな守備的なヒット戦とし、青森はそれを崩しきれない。
ショット精度も長野がやや優位な展開。
青森は5連続の後攻であったが、ガードやフリーズも精度が低く、優位な布石構築ができない。
2E3Eの長野スチールは、ラストストーンの比較的難度の低いショットのミスによるもの。
6E青森後攻 (6連続) 青森1得点
長野2nd1投目のヒットステイが12fの外円センターに止まった直後、青森2nd1投目は左コーナーガードを選択。
長野2nd2投目のコーナーガードのクリアショットが、ノウズヒットでその場にステイしてしまい、コーナーガードとして残る。
青森は3rd1投目・4th1投目でカムアラウンドを選択するも、長野はそれをすべてテイクアウトし、各投石を残す展開。
長野は、No1→No1.2→No1.2.3とハウス内布石を増やし、青森ラストストーン時のハウスは、長野No1.2.3の配置。青森4thはヒット&ステイで1得点でしのぐ。
■ショット精度[青森78.1% 長野87.5%]
7E長野後攻 青森スチール1得点
先攻青森はセンターガードでスタート、1st・2nd計3投、長野ウィック、ガードクリアで対応。
長野2nd2投目が終わった時点で、センターガード/ロング・ショート各1石、ハウス内は長野No1.2の布石となる。
青森3rd1投目が絶妙のヒット&ロールで、ガード裏に隠れる。その後、長野ガードクリア3投、青森ガード3投。
長野ラストストーン時に、センターガード2石、ハウス内は青森No1.4/長野No2.3の配置。
青森No4をヒットし、ロールのストーンをNo1とするショットを長野が選択するが成功せず、青森に1得点を許す。
■ショット精度[青森93.8% 長野75.0%]
8E長野後攻 青森スチール3得点
先攻青森はセンターガードでスタート、この後ハウス内にドローショット各2投でハウス内は、青森No1.2、長野No3.4。
長野はここからガード外し2投、青森はガード構築2投、ハウス内は変わらず、青森No1.2、長野No3.4。
長野はガード外しからレイズやフリーズでNo1もしくはNo2を狙うが、微妙に精度が低い。
青森4thのレイズショット2投で、ハウス内の布石を優位に構築する。
長野のラストストーン時は、青森No1.2.3.5、長野No4.6.7の配置。
長野は、開いている左のラインからのハウス中央へのドローショットで1得点を狙うが、届かず、青森に3点を許す。
■ショット精度[青森96.9% 長野56.3%]
9E青森後攻 長野1得点
先攻青森はハウスドロー、長野は左右にコーナーガードを構築する。
青森は3rd2投目時点で、ハウス内をNo1.2.3としたが、この後の長野は3rd2投目でレイズダブルテイクアウトを成功させる。
青森4th1投目で、長野のNo1をテイクアウトできず、長野4th1投後でハウス内を長野No1.3、青森No2の配置とする。
青森4th2投目はセンターのコースをガード、長野はハウス中央へのドローで2得点を狙うが届かず、1得点止まり。
■ショット精度[青森84.4% 長野84.4%]
10E青森後攻 長野ギブアップで青森1得点
先攻長野がセンターガード構築、青森は1st1投目はスルー、2投目はハウスドロー。
青森はガードを外し、ハウス内はピールとするシンプルな展開とする。
長野4th1投後に、コーナーガード1石、長野がNo1.2の配置となる。
青森4th1投目で、ダブルテイクアウトのショットが成功し、長野ギブアップ。ハウス内に青森のNo1あり。
■ショット精度[青森75.0% 長野60.7%]
うーむ、何度見てもよくわからんのが、PCC2006女子予選のNZL戦 第6エンド。4-1で三点リード中。
・寺田二投目はタイトなガードを要求したようにみえたが、スイーパーのウエイトコールは4
それなのにスイープさせて一投目(位置:6)に近づけたので、NZLに格好のヒットロール材料を与えた。
※NZLリード二投目がヒットロールをステイさせてしまうミスで事なきを得た
・NZLはロール失敗してステイしたので、今度は日本がロールして隠れるチャンスと思ったら
なぜか山浦一投目でNZLのロングガードをピールしてしまった。
すごい消極的に見えた。
ところがこのあとの展開、本橋二投目でヒットロールをやってきた。うーむちぐはぐ感。
・目黒一投目でハウスのティー前のNZLをテイクアウトした。
相手に、日本の内側へフリーズしやすいよう、わざわざコースを空けてやったような感じ。
むしろここはカマーでこのNZLの裏への回りこみをはかれば、
もし失敗しても相手のドローコースを消すBプランになると思うのだが。
※NZLスキップ一投目が、オープンドローなのに日本内側へのフリーズをミスして事なきを得た
初心者向けのサイトとか本とかないかなぁ
100 :
雪と氷の名無しさん:2007/02/20(火) 10:32:44 ID:Lb7szkTI
あげる
保守
将棋の棋譜とか、野球のスコアブックみたいに
記録を残してるのかな?
うん
104 :
雪と氷の名無しさん:2007/09/19(水) 18:51:42 ID:X9stVjM+
あげ
小林さんの解説で、世界の戦術が変わってきていてスキップがセカンドをやって
セカンドで微妙などローを決めてくる戦術があるとおっしゃってたけど、
後攻めでもセンターライン近くのガードを最初から置くというのも関係あるのかな
バーノンは「安定して大きく曲がる(萌絵)」アイスだったから、
ドローがしやすい→コーナーガードが多かったということなのか。
ストレートアイスなら、レイズへの期待値が上がり
センターライン(ガード)を先攻に独占させる危険を防いで
後攻でもセンターライン周りの半コーナーガード戦略になるのか?
107 :
雪と氷の名無しさん:2010/02/18(木) 23:55:05 ID:GSK5iYar
カーリングも戦略は重要だな。
>>23 ある。
それどころが、子音と母音の発音が英語の倍以上ある
109 :
雪と氷の名無しさん:2010/02/22(月) 09:07:46 ID:crou9nqr
チーム青森が自分の意思をはじき出す度に「これは作戦なんだ」と自分に言い聞かせている
ストーンを通過する石を見る度に「ここは相手に利用されないためにわざとやったんだ」とか
何か間違っている?
110 :
雪と氷の名無しさん:2010/02/22(月) 19:12:31 ID:DHZOEE6v
ロシア戦の第9エンド、日本6ー8ロシアで日本が後攻めのラストショット
日本の石が3つ中心にあってそのままでも確実に3点取れる場面
ここで目黒は円の外にある石に当てて中心に持ってくる4点狙いに行くが
強すぎれば当然自分たちの石を弾いてしまう危険性もある
普通に考えれば、そうならないように弱めに当てて上手く4点取れたらラッキー
もし失敗しても3点は確実に取れるような作戦がベストだと思うんだが
実際にはかなり強いショットを投じる
案の定投げた石がかなりの勢いで中心付近に来て、自分たちの石に当たるも
ギリギリの角度で中心の3つの石はなんとか残った
もし角度が悪ければ2つしか残らなかった可能性もある
なぜ必要性もないあんなリスキーなことするんだろう?
それとも専門的に見ればあの場面では強いショットが必要だったの?
>>110 弱いとガードに当たりそうだったからじゃね?
112 :
雪と氷の名無しさん:2010/02/23(火) 00:08:06 ID:KgQyFRNa
>>111 いや、円の外側の石は10時くらいの位置にあって
ガードとか全く関係なかったんだよね〜
>>110 俺も思った。
・止まってるストーンと氷は引っ付いてるだろうから、物理の完全弾性衝突みたに少しの力で少し動き、
大きければそれだけ動くというわけにはいかなくて、ロールするにはある程度のウェイトが必要なのかも
・あのときのアイスの状態であれくらいのウェイトを載せなきゃ、ヒットするストーンがねらえなかったのかも
・単に読み間違えた
ただの素人推測だったらいろいろ考えられるけどね。
まあ、ハウスをアップにしたテレビの画面からだけじゃわからないいろんな要素はあるんだろうね。
鈍角にロールさせるなら弱いウエイトで薄めに当てればいいけど
直角に近い角度(真横)にロールさせようと思ったら、強いウエイトが必要
115 :
雪と氷の名無しさん:2010/02/23(火) 09:58:12 ID:KgQyFRNa
基本的に日本はいつも後手後手になってるように見えるけど
日本と上位チームとでは戦略の何が違うの?
それとも戦略はいいけど単純にミスがあるからそうなるの?
誰か詳しい人教えて
ビルドアップでミスが出て後手になってしまい先手を取れない。
相手にミスが出てもその後ミスるから先手を取れない。
ふと思ったのだが,先攻のときに確実に点が取れたら負けないのでは?
先攻で点を取りにいくというのはやはり難しいのだろうか
今のカーリングは先攻が攻めてくる
後攻もそうはさせじとセンターにカマー入れてくる
そういう戦い
119 :
雪と氷の名無しさん:2010/02/26(金) 02:11:10 ID:4AESFRXa
ぶっちゃけ4人スウィープって意味あんのかな
ぶっちゃけないんじゃね。
スイープは氷を融かしてるわけじゃなさそうだし。
>>119 前投のスイープさえ影響するんだから、そりゃ有るでしょ。
>>122 そうでもないみたいよ。カナダの最新の研究では。
ただし詳細はオリンピックが終わるまで公表されない。
スウェーデン金
カナダ銀
中国銅
決勝戦を生でみたけど、10eのとき、カナダが決めていたら金だった。
正確なショットの連発で見ごたえあったわ
4人スイープは意味あるよ絶対。
利に敏い中国人が無益なことやるわけないじゃんw
ストーンの下で起きている状況の仮説が
1,氷上の微粒子の除去→2,摩擦による液状化→3,摩擦係数減
として、1,をブラシによって行うことにより、効率を良くして
いるのではないだろうか。
ID:4f0SAdnoさん
この推測に対する反論をどうぞ。(女子決勝9E)
915 名前:雪と氷の名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/28(日) 00:11:18 ID:/zCHd9kS
>>905 あの場合
Aプラン ダブルテイクアウト&ロールアウトでブランクエンド
Bプラン ヒット&ステイで1点
Cプラン 1点献上
結果的にCプランになっただけ。
ちなみに、公式記録においてこのショットは評価1,つまり成功率25%
結果的に1点献上になったことは事実だと思う
録画見直したらノルベリさん失敗したって表情していた
10Eで2点差はほとんど致命傷なのでプランとは言わないのでは? 結果は勝ったけど・・
>>129 わざわざ誘導ありがとう。じゃあここでお互いまったりと議論しましょう。
お手柔らかにお願いします。
昨日私にイチャモンを付けて来た奴は1点スチールさせて勝ったデータ出せとか言ってきたから、
決勝戦後書きこんでやろうとしたらアク禁に。
珍しく半日で解除されたし、元スレが残っていたんで書きこんだわけです。
で、本題に戻ります。
まずはプランと結果を良くわかるように記載しますのでよろしくお願いします。
>Aプラン ダブルテイクアウト&ロールアウトでブランクエンド
>Bプラン ヒット&ステイで1点
>Cプラン 1点献上
あの場合1点負けている状況だったからスウェーデンはこう考えたと思う。
・10Eで後攻ならば3点なら取るプランは立てられるから逆転勝ちするには後攻を取りたい。
(もしかしたら日本はここで1点とりに行って負けたからこの方法は避けたいと考えたかも?)
・少なくとも1個はテイクアウトできる状態だ。
・仮にダブルテイクアウトできても自身がステイしないようにロールしてヒットさせたい。
・一応相手の石がダブルテイクアウトを狙える位置にある。
・意図的にNo.2を取りに行くのは非常に微妙な位置にドローしなければいけないし、
失敗すると2点献上か1点獲得になってしまうので選択しにくい。
次に現実問題を考えます。
Aプランの場合は高度なテクニックが必要。
・大成功:ブランクで1点差のまま10E後攻
・中成功:1個テイクアウトでロールアウト1点献上、2点差で10E後攻
・小失敗:ロールアウト失敗等でNo.1を取って1点獲得、同点で10E先攻
・大失敗:スルー等でハウス内は変わらず2点献上、3点差で10E後攻
Bプランの場合は基本的にはEASYに成功可能。
・成功:中心付近にドローを決めて1点獲得し、10E先攻
・失敗は考えにくいが、最悪の場合は2点献上。
あの石の位置で1点献上は、1点獲得を狙っていくプランでは考えにくい。
Cプランの場合はNo.2を意図的に狙うということで、あの石の位置ではAプラン並みに高度なテクが必要。
・成功:1点献上で、2点差で10E後攻
・小失敗:ドロー失敗でNo.1を取って1点獲得、同点で10E先攻
・大失敗:スルー等でハウス内は変わらず2点献上、3点差で10E後攻
もし、2個の石が左右にスピリット状態だったらCプランを狙った可能性が高いと思う。
ということで貴殿のおっしゃるAプランを狙った。
理由は成功すれば1点差で10E後攻を取れるし且つ完璧でなくても2点差でも10E後攻が取れる。
ロールアウト失敗でも同点で10E先攻の結果が出せる。
勿論ギャンブル的な要素は大きいが、そうでもしないと流れが変えられないという
気持ちもあったのではと推測する。
TVでも最後に言っていたけれど、悔いの残る負けはやりたくなかったと考えたのでしょう。
つまりはギャンブル性はあっても可能性を追求したということ。
もし1点とって10E先攻ならばカナダとしてはプラン通り、
カナダは10Eで1点とって優勝したでしょう。それが私の意見です。
>>132 君はA〜Cプランという呼称の意図を、完全にはきちがえています。
A〜Cはランク付けです。序列はAが優先、Cは下位です。
ショットはAを目的に行うが、実際に放たれたストーンの状況に
よって、BあるいはCに切り替えます。これは常識だと思っていたのですが。
公式記録員も、ショットの意図をそう理解しているから、成功率を1,つまり
25%と評価したのです。
強敵のスイス相手に3点取れることを想定してプランを立てることなど
愚の骨頂です。むしろ1点で終わる可能性の方が高く、リスクが高く
なってしまいます。
実際に、2点奪取に成功はしましたが、EEでは先攻で1点スチール
しなければならなくなりました。
もし、10Eが1点しか取れない場合はそこで敗北が決定です。
9Eで1点取っておけば、10Eにスチールするだけで済んだのです。
あなたは勝利する確率を増やしてるつもりなのかもしれませんが、
それよりはるかに負ける可能性を増大させています。
10E、カナダスキップ、バーナードの第7投目でハウスの中に
スウェーデンのストーンは無し。絶望的な状況だ。
その後、スウェーデンが2点取れたのは奇跡的といっていい。
奇跡は言い過ぎでも、マグレの範疇。そこまでやって、
9Eで1点を取るパターンと同じ状況まで回復することが出来た。
そんな事なら、9Eで1点取っておけば良かっただろ。
結果論はいいんだよ結果論は
実現できないプランは空論にしかならないんだよ。
4f0SAdnoは後攻なら簡単に2点3点取れるスポーツだと勘違いしている。
9Eノルベリの最終ショット
パワーショットではなく少し遅めのショット=ブランク狙いは無し。わざとスチールも当然無し。
カールしないよう最後の最後までウェップの指示=厚めに当てて自分はステイ。結果曲がりすぎて失敗
Tライン後、スウェーデンの石をスイープしてるのはカナダ。
ドローではなくヒットして自分はステイ。これで1点を取りに行ったのは明らか
10E後攻で3点取るより1点スチールする方が確立高いですから。
後攻でなら3点も狙えるスポーツだけど、それは相手も攻め合ってくるからで
勝ってる10エンドで守られたら後攻で3点差は絶望的だね。
2点差でも8割方負けだと思う。
>>139 1点取るつもりなら軽く当ててロールするだけでいい。
フリーズでもいいくらいだ。
あれだけウェイトかけたら、スイープしても調整幅が取れない。
あのウェイトは、ブランク狙いも想定したものだと思う。
ショットが薄目だったからカールしないようにスイープしたけど
あのウェイトではそもそもそれほど調整出来ない。
ブランクがAプランだったから、明らかにテイクアウトのウェイト
をかけたんだよ。
>>141 たしかにブランクも想定してのショットですね。無しというのは間違いでした。
あのウェイトは、失敗して薄く入った場合に自分はステイできる様にしてたという事ですね。
>>132 確かにスウェーデンも勝てるとは思っていなかっただろうね。
もしBプランでやったらカナダの思うつぼ。
1点スウェーデンに取らせて同点で10エンド後攻。
完全に計画通りのシナリオ。だからAプランを狙いに行く。
そこまではどうやら同じ意見ですね?
あとは結果として1点献上で10エンドを迎えたこと。
もし、日本対カナダ戦のようにスピリット状態でラストストーンを迎えたらどうしただろう?
教科書通りでは1点とって10エンド先攻。
でも作戦としてはNo.2を取るかな?
1個テイクアウト&ロールアウトして今回と同じ戦術をした可能性はあると思う。
これだけは再度こういう場面が出ないとわからないし、
今回は1点差を2点差にするということで厳しい選択になっていたのは事実。
同点か自国が勝っている場合だったらどうします?(例えば日本対カナダ戦)
勿論相手にスチールさせてもいいのは9エンドだけの特権。
他のエンドでスチールさせることは邪道なことと付け加えさせてもらいますよ。
当然こんなことは教科書には書いていないでしょう。
>>144ですがアンカーミス
>>133 確かにスウェーデンも勝てるとは思っていなかっただろうね。
もしBプランでやったらカナダの思うつぼ。
1点スウェーデンに取らせて同点で10エンド後攻。
完全に計画通りのシナリオ。だからAプランを狙いに行く。
そこまではどうやら同じ意見ですね?
あとは結果として1点献上で10エンドを迎えたこと。
もし、日本対カナダ戦のようにスピリット状態でラストストーンを迎えたらどうしただろう?
教科書通りでは1点とって10エンド先攻。
でも作戦としてはNo.2を取るかな?
1個テイクアウト&ロールアウトして今回と同じ戦術をした可能性はあると思う。
これだけは再度こういう場面が出ないとわからないし、
今回は1点差を2点差にするということで厳しい選択になっていたのは事実。
同点か自国が勝っている場合だったらどうします?(例えば日本対カナダ戦)
勿論相手にスチールさせてもいいのは9エンドだけの特権。
他のエンドでスチールさせることは邪道なことと付け加えさせてもらいますよ。
当然こんなことは教科書には書いていないでしょう。
>>135 あの試合、良く見ると10エンドのカナダのバーナードの1投で自爆したと考える。
最高の位置にあったNo.1を破壊してしまったこと。
カナダはNo.1-2さえ取られなければ良いわけで、無理に相手の石を全部テイクアウト
させる必要はなかった。No.2を取られないように投げるのが正解だったはず。
スウェーデンから見るとあの石をヒットしないと希望はない。
それをわざわざカナダがどかしてくれた。それで希望が繋がった。
>>139 だったらヒットする必要はない。
単にNo.1をドローさせる。
だからあくまでもダブルテイクアウト&ロールアウト狙い。
カナダは1点スチールするほうがいいと判断したから??
でも「しまった」と思ったんじゃない?
それがバーナードの心理に影響し、10エンドで綺麗に勝とうとして失投した。
そう読むが。
>>147 >カナダは1点スチールするほうがいいと判断したから??
→ロールしたスウェーデンの石をスイープしてアウトにしたこと
>>145 全然同じ意見じゃない。
1点取らせるのがカナダの思うつぼってのはわかるが、
1点貰えるのはカナダにとってそれ以上の僥倖だよw
Cプランは、スルーして2点与えるよりマシ、という程度。
このショットの成功率25%との評価は正当な物だと
俺は思うが、君は100%だと思って居るんだろ?
素人の分析って恥ずかしいな
>>149 では、日本戦のように同点もしくはリードしていたらどうします?
当然2点以上取ることはできないわけですから。
また、相手の2石が左右スピリットだったらどうします?
その時の得点状況によって貴殿の考え方を教えて下さい。
1点リード、同点、1点ビハインド
まあ意見が食い違うのは仕方ないと思っているので、よろしく。
いつからどのくらい知識をかじってきたか知らんが、お互いを認め合おうともせずに
ただ自分の都合のいい所だけを主張して相手を叩き潰すような応酬ですね。
>>151 そもそも僕は後攻が2点取る確率は50%くらいだと思ってる。
あとの50%は1点以下。最終エンドで負けてる方がブランク
にしてもしょうがないから、純粋に半分。
3点以上取ることは、偶然要素が多すぎて計算出来ない。
相手の失敗を望みすぎる事にもなる。
そういった前提が違っているので、話しても無駄だと思う。
日本−カナダ 9Eの場合
10E 1点リードで先行:
・相手に2点取らせたら負け。
・相手に1点取らせれば、EEで後攻。
・スチールすれば勝利。
10E 1点ビハインドで後攻:
・2点取れば勝利。
・1点取ってEEで先行。
・スチールされれば負け。
このように、1点勝負になった場合、EEで先行に
なる分、不利になる
10Eにラストロックを持つために、ブランクを希望する事は
有るけど、スチールされる事を希望する事はメリットより
デメリットの方が大きい。
今朝の男子決勝戦がまさに3点差で10E
試合展開は地味な攻防だったけど、カナダの取った1・2投スルー、後は敵ガードをことごとくピールするのが定石
なのに、なぜカナダ女子が点を取りに行ったかのが判らない。
>>153 ありがとう。概ね貴殿の意見は判った。
言いあっていても結論は出ないからそろそろまとめよう。
まず、今のところの「一般論」は貴殿の言うほうが主流と思う。
事実カナダ戦を見ていた時は私もそのほうが安全と思っていた。
しかし今の考えは、その「一般論」の壁を打ち破る手段を考えるプランはないか?である。
海外の上位チーム同士の試合を見ているわけではないので実際はどうなのか
わからないが、上位の国は解説の小林さんよりもっと凄いことを考えてくる。
(小林さんは安全策で相手のミスやスキを狙って勝つ戦法。
小林さん本人も認めていたが、ノルベリなら私以上のことを考えているでしょうとも
言っていた。)
で、私はその後の試合を見ていくうちに、
「10エンド後攻の重要性」が如何に大切かと感じざるを得なくなった。
また、10エンドがブランクになることは極めて考えにくいわけなので、
1点差ビハインドで10エンド後攻 > 1点リードで10エンド先攻
と考えるようになったわけである。
勿論決勝戦のように2点差になると流石に考えるところあるけれど、
1点とって同点、10エンド先攻を選択しなかったスウェーデンは流石だと思った。
こういうものに必ずこれが正しいという選択はないと思う。
ただ、「9エンドの例外」とでも言うか、10エンド後攻を優先にしてくるチームも
今後出てくると思う。これは今後の試合がその答えを出すだろう。
>>154 >>146で書いたように、あれはカナダの自爆でしょう。
最後にハウス内を赤4つで囲んでしまおうとでもいう
「かっこいい勝ち方」が頭に浮かんでしまったんだろう。
2点差ならばNo.1は取られてもNo.2さえ取れればいいんだから、
という基本的な考えを忘れた一瞬のスキ。
その一瞬の欲が落とし穴になったと思っている。
それは日本ーロシアもそうだった。
ロシアは一気に決めに行って…そして自滅した。
だね。
10エンド2点負けて後攻の場合、後攻でも2点取るのってかなり厳しい。
序中盤のエンドで後攻で2点取るのとはわけが違う。
>>156 テイクアウトがバックガードに当たってあんな形になっただけで、
狙ってやったわけないだろw
9E,10E,11Eとカナダのスキップはラストショットを決めれば
勝っていたのにことごとく外し続けたんだから、負けるのはしょうがない。
>>158 バーナードの精度が落ちてきていたのはそう思う。
でもあの位置ならばスウェーデンはNo.3か4ですから
無理してテイクアウトの必要性はないでしょう。
あのスウェーデンの黄色の内側にカマーでフリーズさせるか、
No.1の左で、ダブルテイクアウトできない黄色に隠れる位置にドローさせたらほぼ勝負あり。
スウェーデンはNo.1は取れてもNo.2はまず取れない。
何しろ絶妙の位置にあったNo.1を破壊することはタブーと思いますよ。
追記
>スウェーデンの黄色の内側
スウェーデンの黄色の後ろ側で完全に見えない位置ね。
>>153 10エンドで、
A)1点勝って先攻
B)1点負けて後攻
どちらが有利かだね。この2つの確率はちょうど事象の裏表だから足すと100%になる。
1点負けて後攻で2点取れる確率が50%前後ならEEで先攻スチール勝ちの確率を
含めるとB)の方が有利となるね。
カナダ vs スウェーデン
予選決勝あわせて20エンド戦って、後攻のカナダが2点獲得できたのはたった1回(機会9)
後攻のスウェーデンが2点獲得したのは、予選ゼロ、決勝での3回(機会11)
参考にしかならないけど、必死で2点狙ってた予選のSWEでさえこんなもんですね。
10エンド開始時点での点差・先攻後攻別の勝率
※バンクーバー五輪 女子全49試合を対象
先後 点差 ケース/逆 勝率
後攻 +7 0 0
後攻 +6 0 0
後攻 +5 1 0 100%
後攻 +4 1 0 100%
後攻 +3 1 0 100%
後攻 +2 3 0 100%
後攻 +1 7 1 . 88%
後攻 . 0 4 2 . 67%
後攻 -1 1 5 . 17%
後攻 -2 1 7 . 13%
先攻 -2 0 3 . . 0%
先攻 -1 1 7 . 13%
先攻 . 0 2 4 . 33%
先攻 +1 5 1 . 83%
先攻 +2 7 1 . 88%
先攻 +3 3 0 100%
先攻 +4 3 0 100%
先攻 +5 0 0
先攻 +6 1 0 100%
先攻 +7 1 0 100%
Concede 7
対象試合数が少ないのでデータとしてどの程度の確度があるかわからないけど、
10エンドで同点でも先攻が勝った試合が6試合中2試合もあったのは意外。
このデータでは10エンド1点負けから後攻が勝ったのは6試合中1回のみ、
それがカナダ−日本戦。
常識的には同点で10エンド後攻>1点勝って10エンド先攻だけど、このデータでは
逆になってる。
>>159 勝負に出たんでしょう
相手待ちではなく自分の一投で金メダルを取る!!
あそこで勝負を掛けるのがアスリート、相手の一投次第って選択はないと思う
テイクアウトを狙わなければきっと後悔してしいまう
2008年の世界選手権、準決勝カナダ戦10endで
ドローでの勝負を掛けられなかった目黒さんの一投が未だにトラウマ野郎です
>>165 それを言うなら日本対ロシア戦の6Eロシアも、
「ここで1点スチールしたらまず2試合連続コンシード勝ち!!」
ということで勝負をつけにいった。しかしこういう場合は決まればいいが、
ハイリスクハイリターンになりがちで失敗すると流れも変わるし、焦りも出る。
結果は既にご存知の通り。そういうもんじゃないかな?
後攻9エンドでは1点取るよりブランクにして後攻のまま10エンドを迎えた方が有利。
後攻8エンドの場合、ブランクでも1点取っても9エンド10エンドで先攻後攻1回ずつ
だから、ブランクにするより1点取った方が有利ですよね?
>>167 >後攻8エンドの場合、ブランクでも1点取っても9エンド10エンドで先攻後攻1回ずつだから…
違いますよ。9エンドに相手が点を取らないと10エンド後攻にはならないよ。
結論としてはその時の得点差とハウス内の石の状態でしょう。
その時の状態で何とも言えないが、ラストストーンでブランクと1点獲得のみの選択権があるならば
8エンドで同点か1点差負けならばブランクでいいんじゃないの?
1点差勝ち状態では微妙だね。8エンドならば1点取りに行くと思うけれど。
勿論8エンドならば2点以上負けていたら1点でも取りに行かないと厳しいし、
点差に関係なく2点以上取れるんならば取りに行くんじゃないの。
でも普通相手の石がハウス内にあることが多いからブランクの選択が難しいことが多い。
失敗するとスチールされるからね。まあ
>>129あたりからをよく読んで判断したら??
まだ不毛な議論続けてるの。
そんなの、スウェーデンかカナダの雑誌やテレビでノルベリさん本人のインタビューに基づいた番組か記事があるはずだから、それを探した方がはやいんじゃないの?
もう語らないのか
171 :
雪と氷の名無しさん:2013/02/11(月) 07:10:45.50 ID:R4Gal1Wh
語れww
LS北見が第30回日本選手権に向けて、戦法を隠してたかどうかに、まずは注目。
あとは青森のフィフスが映るかどうかが初日の見所、つか開幕戦、青森はテレビ映えする試合するか、してもらわないと困るが。。
ロコが秘密主義なら大会中盤戦ぐらいまでは披露・露呈しないと思うよ
174 :
雪と氷の名無しさん:2013/02/11(月) 12:20:25.35 ID:R4Gal1Wh
ううむww
175 :
雪と氷の名無しさん:2013/02/13(水) 04:38:52.73 ID:xvFkdZf7
昨日午前のロコ道銀でガード置かなっかた置けなかった為に
マリリンダブルテイクの格好の餌食になり
大量得点チャンスがブランクに為ったエンド。ガードの重要性を再認識したよ。
午後の中電戦ではその辺修正してたね
危険な種はガードやテイクで早めに対処みたいな