>>825 以下、mixi内「吉田豪」コミュニティ「タダシ☆タナカ問題について(長文)。」
トピックより転載。
この投稿者の吉田光雄というのは、洒落でつけた豪のmixi上のハンドル。
かなり長いので、細切れ御容赦。少しでも長いとエラーが出てしまう。
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2005年10月19日
11:32 タダシ☆タナカ問題について(長文)。
吉田光雄
プロレスにまったく興味のない方には意味不明ですいません。
時間ができたら反論というか、反論の意味もないから
事実関係の説明だけでもここでしようかと思ってたんですけど、
まったく時間ができないままズルズルきちゃいました。
なので、ざっとボクの原稿や日記を転載してみます。
2005年10月19日
11:33
1: 吉田光雄
まずは『SPA!』で書いたコラムから。
破壊王・橋本真也が亡くなったと最初に掴んだのは、
TBSラジオだったそうである。
この日、ボクはちょうどTBSラジオで仕事をしていたから
早い段階で情報が入ってきたんだが、
いかんせん確証が出るまでは番組でも触れられない。
そのまま出番が終わったので、
格闘技関係に強いある芸人さんに報告だけでもしておこうと
念のため電話を入れたところ、
こんな言葉が返ってきたのである。
「ああ、そういえばT(実話系格闘ライター)から
話は聞いたよ。自殺だって?」
……なんだ、そりゃ。自殺?
一体どういうことかと思って調べてみたら、
Tは死亡説が流れるなり「橋本真也、借金苦で自殺」という
タイトルのメールを過去に仕事をした出版社と知人に
BCCで一斉送信したのだそうである。
言うまでもなく破壊王は自殺ではなく病死なので正直、
ボクはカチンときた。
そしてTと直接話してみたところ、
「編集者の興味をひくために、あえて刺激的なタイトルを
付けただけ。中身は全く無関係」と彼は主張していたんだが、
そんなメールを送ること自体、明らかにライター&人間失格な
行為だろう。いままでTのことは別に嫌いではなかったが、
今回の件でさすがに見限らせていただいた次第である。
これがシュート活字だっていうなら、
そんなもんはいらねえですよ。
2005年10月19日
11:33
2: 吉田光雄
で、これがTことタダシ☆タナカの反論が載った『紙の爆弾』 発売日の日記(軽くアレンジしてます)。
●『紙の爆弾』
「橋本真也の死を利用したのは誰か? 人気ライター・吉田豪の根拠なき同業者への誹謗中傷」
さっそく買ってきましたよ! 最初は編集部に電話して、
次号で反論のページを貰おうかとか思ってたんですけど、
ちょっと読んでみたら別にその必要もないかなあ、と。
ボクが書いた『SPA!』のコラムも無断転載されてるので、
それと読み比べたらボクに問題がないことはわかってもらえると思うし。
それに合併号だから、次号が出るのは2か月先だし。
でも、せっかくなのでここで軽く事情説明をしておきます。
あのコラムでは彼が「橋本真也、借金苦で自殺」なるタイトルの
メールを無作為に各地に送り付け、「編集者の興味をひくために、
あえて刺激的なタイトルを付けただけ。中身はまったくの無関係」
と彼が説明していたことも書いた上で、でも、その行為自体に
問題があるんじゃないかってことを糾弾したわけですよね。
(上の続き)
そのことについて彼はこう釈明しています。
「橋本さんが亡くなられた7月11日、ある原稿の締切がこの
月曜日だったため、私はコアマガジン社にEメールを送っている。
ただ、“破壊王”の悲報でこの日は超多忙になることが予想され、
一刻の猶予もない。この段階ではネットにすら出ていないから、
すでに四半世紀の付き合いになる浅草キッドの水道橋博士にも
連絡したい。そこで本文の内容とは無関係のメール件名部分に、
橋本さんの死に関するその時点での情報を書いて、
複数の友人にEメールのBCC機能を使って同時送信した。
ここから冒頭の曲解が一人歩きを始めている。
いや、私に落ち度があったことは大いに反省している」
だったら、ボクの原稿は一切間違ってないじゃん!
しかも、「某一般週刊誌のデスクなど、連絡と同時に『これは自殺に
違いないから調べてくれないか」と依頼されたことも書いてるから、
メールの件名もそういうことだったわけでしょ。
「紛らわしいのは認めるが、本文を読めば件名以上の情報は無く、
中途半端なメールなので、未確認情報だとわかるだろう」
って、こっちは未確認情報を軽々しく流すことに憤っているのに。
でも、彼はこう結論づけちゃうわけです。
「吉田さんが情報を知って博士に知らせようとしたら、
すでに私からのメールで知っていたことが、
吉田さんを不愉快にさせ、私に対しての敵意になったのでは
ないかと推測される」って、それは明らかに勘違い!
「ああ、自殺だってね」って一言がなければ怒ってないよ!
(上の続き)
それを「僭越な言い方かもしれないが、私が実話誌格闘技記事の
パイオニアなのだとしたら、他のライター、あるいはライター
予備軍が逆恨みしていることはわかっている」だの
「猛暑のせいなのか、吉田さんも含めて一線を越えたヒステリー
になっていた」だの「吉田さんは私が橋本さんの死を利用したと
決めつけて、勝手に『カチンときた』(『SPA!』原文より)
わけだ。現場のトップ屋たちに太刀打ちできなかったとか、
差を付けられたとか、そういう被害妄想的な要素もあったり
するのだろうか」だの「橋本さんと“お友達”であることが
自慢だったのに、媒体からコメントを求められなかった私怨
からなのか」だのと書かれたら、それこそ名誉毀損だって!
ボクは破壊王と友人だったことも、それを自慢したこともないし、
媒体からコメントを求められなかった云々っていうのも、
彼が『夕刊フジ』の仕事で動いて、その『夕刊フジ』で
コメントしてただけのことに、嫉妬なんかするわけがないです。
そもそも仕事の質、量ともに嫉妬には値しないですよ。
橋本自殺説の裏を取るために「暑い中を飛び回り、
辛い作業をしてきた各誌の記者全員を敵に回している」
とあったけど、敵に回してるのは一人だけだし。
「シュート活字の趣旨が伝わらないために、
私はバッシングを受けるのだろうか」とか書いてるけど、
そんな問題じゃないのがわからないのかなあ。
(上の続き)
しかし、よくボクのネタで8ページも割いたなあ、と。
それが今回の件の最大の衝撃でしたね。
「死滅したジャーナリズムの彼方から、〈ペンのテロリスト〉
として、愚直にすべての巨悪とタブーに挑む!」というのが
『紙の爆弾』のキャッチフレーズみたいなんですけど、
ボクは巨悪の方? それともタブーの方? どっち?
2005年10月19日
11:34
3: 吉田光雄
で、この情報をブログで書いた人を彼が
「名誉毀損で訴えますよ!」と脅したから、
「じゃあ、ボクの電話番号を教えていいよ」
と伝えて(この人とはこの時点で面識なし。
ただのマイミク)、この日記に至るわけです。
2005年07月14日
22:46 衝撃の事実発覚!
さっきタダシ☆タナカ先生から電話がありました!
それによると、ボクが前の日記で書いた
「水道橋博士に電話したら、『橋本、自殺だってね。
タダシ☆タナカからメールが来たよ』って言われた」
というのは、完全な誤解なんだそうです。
(上の続き)
つまり、水道橋博士が嘘をついているだけだ、と。
「ボクが送ったメールはそうじゃないんですよ!
ボクがそんなことするわけないじゃないですか!
確かにタイトルだけはそんな感じだったんですけど、
中身はそうじゃないし、たぶん博士が面白がってデマを流した
んだと思います。許せない! ボクは厳重に抗議しますよ!」
……どうも博士の側に嘘をつく必然性もまったく感じられない
気もするんですが、彼がそう言ってるんだからそうなんでしょう。
博士は破壊王をネタにして喜ぶ礼儀知らずな嘘つき野郎だ、と。
それが本当だとしたらとんでもない男ですよ、水道橋博士は!
なので、「タダシ☆タナカが自殺説を流していたと水道橋博士
ルートで知った」のではなく、「水道橋博士が自殺説を流して
いたとタダシ☆タナカが証言した」に謹んで訂正させて頂きます。
2005年10月19日
11:34
4: 吉田光雄
で、その後、彼から「凄い剣幕で電話があり、
事情を聴くと、僕のせいで大変なことになったとのこと。
まったく支離滅裂、何の話やら……で」困り果てた
博士が直接事実関係を教えてくれたところによると、
事実はこういう感じだった、と。
「大方、ここにあるとおりですよ。豪ちゃんの電話の前に、
タナカさんのメール(CC)のタイトルが、『橋本真也が借金を苦に自殺』、
だったのですが、中身は、マンガの原作なのか、アイデアなのか、
橋本真也の話ではなく、意味不明のプロレス話の草稿でしたが、
たぶん編集者に当てたものなのでしょう。(タナカさんのメールはこういう形のものが多い)、
だから僕も橋本真也の死を事実としては受け止めてなかったんですよ。
そこへ豪ちゃんからの訃報があり、驚きつつも、
『そう言えば、タダシ☆タナカのメールでも……』って話ですね。もちろん他意のない会話です。
しかし、タナカさんにしてみれば、『なんで私信を他人に語っているんだ!』ってことらしいけど、
あくまでこれは自然な会話の流れでしょう。
でも、豪ちゃんには、当然、カチンとくるでしょう。それもよくわかる。
しかし、こんなことになっているとは。
タナカさんのタイトルの意図はわからないですよ。たまたまなのか。
ショッキングなものを悪趣味に書いて売り込みしているのか」
2005年10月19日
11:35
5: 吉田光雄
それで冒頭の『SPA!』原稿へと至るわけです。
彼は「問題なのは『自殺説で記事を売ろうとした不謹慎な
奴がいる』という告発だ。しかしそんな事実はどこにも
存在しない。どうも吉田さんは、ネットに書くのと同じ調子で
商業誌にも原稿を書いているようだ」って書いてたけど、
見ての通りそんなことボクは『SPA!』には一切書いて
ないんですよね。
ボクがmixiで「さっき水道橋博士に連絡を入れたら
『タダシ☆タナカからメールが 来たよ。橋本、自殺だってね』と
言われて心底ガックリきました」って書いたことに対して、
「なんでボクに一言確認してくれないんですか!」って
彼は怒ってたんですけど、
公開制限をかけている日記で自分が直接聞いたことを書くのに、
なんで確認の必要があるんだって話で。
「じゃあタナカさん、あなたは草間社長のインタビューをやったって言ってますけど、
そこで猪木さんの悪口が出てきたら、猪木さんに確認しますか? しないでしょ?
原稿でも確認しないのに、なんでボクが日記で確認しなきゃいけないんですか」
と説明したら納得してましたけど(その場では)、こうして博士の説明も聞き、
彼と電話で話した上で、真実と思われる部分だけを原稿にしたわけです。
(上の続き)
その後、彼は『SPA!』や冒頭で軽くこの件に触れた『BURRN!』編集部にも
「なんでああいう原稿を確認もせずに載せるんですか!」って
彼が抗議の電話をしてきたそうなんですけど(コラムで内容確認
の必要はないよ。ましてやTってイニシャル表記にしてたのに)、
「また電話があったら、ボクに連絡するよう言っておいて
下さい」と伝えておきました。『紙の爆弾』の記事も
わざわざ編集部にファックスしてきたそうです。マメだなあ。
でも、彼は8ページも実名でボクの記事を作ったのに、
ボクに確認の連絡もなかったですね。なぜか。
これでボクの原稿が「根拠なき誹謗中傷」なのかどうか
わかってもらえるんじゃないか、と。
2005年10月19日
11:38
6: 吉田光雄
昔から彼はネットやメールでトラブルばかり起こしてるんですよ。
『紙のプロレス』執筆当時も、目の前では異常に腰が低いのに、
目が届かない場所だと面識もない読者に
「『紙のプロレス』はひどい雑誌だ! ギャラは安いし、
みんな無知だし、ネットレベルですよ!」とか、
そんな感じの悪口をメールしまくったりして。
要は、その場にいない人の悪口を言って絆を作ろうとする
タイプなんですよね(だから、ボクも彼に会ったとき
博士やネットの人たちの悪口をさんざん聞かされたけど、
博士もボクの悪口をさんざん聞かされたらしい)。
一回、その悪口があんまりひどいって言うんで
メールが転送されてきたことがあって、
それを堀江ガンツが電話で問い質したら、
彼はこう言ったわけです。
「ちょっと待って下さい! ボクがそんなことするわけ
ないじゃないですか! ボクが信じられないんですか?
酷いなあ! で、そのメールを送ってきたのは誰なんですか?」、と。
(上の続き)
すでにこのパターンが何度かあったので
信じられるわけがないと突っぱねたら、
「そうですか。わかりました! 覚えてて下さい!
ボクには仲間が多いから、『紙のプロレス』をネットで
叩いてやりますよ!」とか言い出して、
翌日になったら「すいません! 昨日の捨て台詞は
関西人特有のジョークでした!」と謝罪。
こんな流れで『紙のプロレス』と絶縁状態になったこともあるわけで。
「そういう人」だから、今回の件も「いつものこと」なんだろうけど、
ちょっと黙ってられないなとボクは思ったから
一回だけ原稿にしたってわけです。
あとは、そんなことよりも破壊王の魅力を伝えていく活動を
したいなって感じで。
最後に、各誌でボクが破壊王関係の原稿を書いた分のギャラは
香典として告別式で置いてきたり、 遺族に渡したりしてきたし、
『紙プロ』や『紙の破壊王』のギャラは直接ボクの分も
遺族に振り込むよう伝えてあります。
なので、この件で金を稼ぐ気もないからmixiで発表した次第です。
2005年10月19日
12:09
7: 吉田光雄
あ、2ちゃんでも何でも転載していいですよ。
勝手に書き換えたりしない限り、好きにしちゃって下さい。
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以上、原文のまま。
ああ疲れた。