あ、スレタイのめがひらがなになってるスマソ
津原泰水読んでる人います?
>>5 こないだアクアポリス読んだ
打ち切りっぽいのが残念な和風SF
たまさか人形堂も好きだけどなんか装丁からして
ラノベっぽくなってて先行きが不安・・・
面白いのにあんまり売れてないイメージの作者さんだわ。
アメリカでは911の報復を題材にした塗り絵が売られたし、
韓国では子供に反日絵描かせて駅に掲示したし、
日本ではネトウヨのプロパガンダ動画やプラカードに漫画のキャラ使われるし、
児童文化が政治の道具(特にヘイト方面)に使われるのは凄く悲しい事なの。
絵本や童話は「国・民族関係なく子供たち皆が幸せになるための物」であって欲しいから、
憎悪と悪意の権化であるネトウヨ達はこの世界に一切関って欲しくない…というのが私のささやかな願い。
>>6 アクアポリスは短編を膨らませたものらしいからね・・・
重めの作品なら幻想小説+SFって感じのバレエ・メカニックがオススメかも。
もしかしたら既読かな?
かなり前に図書館で借りて読んだ十二国記を読み返したくなって集めてる。
やっぱ面白いね
>>1 おつおつ
『帰ってきたヒトラー Er ist wieder da』上巻読了
ヒトラーが現代ドイツに蘇ったという設定の風刺?コメディー
字が大きくて少ない大衆紙が老眼の人のプロパガンダにぴったりだとか、
いまドイツにトルコ人移民が多いのは部下がトルコとの同盟を成功させたからだとか、
現代社会を見てヒトラーが戦時中の知識と彼の感性で下す解釈がいちいち面白いw
下巻もぽちった
ストレス溜まりまくってて泣いてスッキリしたいんだが、オススメの号泣できる本ってあるかな?
ジャンルは問わないです
幸せな気分になれる恋愛小説って何かあるかな?
出来れば海外が舞台のもので…
今心がばきばきに折れて現実を忘れたい
>>12 読書感想文の題材にもよく使われてる「ハッピーバースデー」かな〜
小学生向けかもしれないけどさらっと読めて泣いた。
大人向けで泣けるものがぱっと思い浮かばなくてごめん
>>12 恩田陸さんの『朝日のようにさわやかに』に収録されてる「おはなしのつづき」はどうかな?
短編なんだけど号泣したよ
さくっと読める
作品集自体は暗い話を載せてる印象だから、休憩を挟みつつ読む方が良いかもしれない
>>13 ファンタジー大丈夫なら魔法製作所シリーズ楽しいよ
>>13 恋愛小説っていうより恋愛要素のあるコメディ小説でも良いなら
メグ・キャボットのプリンセスダイアリー
ソフィ・キンセラのレベッカのお買い物日記
ヘレン・フィールディングのブリジットジョーンズの日記
おすすめ
ホラー小説ではないんだけど
ゾクゾクッてしたり、ひんやり冷たい気分になる作品があったら
教えてください。
>>17 蝿の王
ゾクゾクするけどヒンヤリじゃないかも
>>17 隣の家の少女
ケッチャムはどれよんでもひんやりぞくぞく人間ってけだものね的な
>>13,
>>15 魔法製作所シリーズは3月に新刊が出るよ!!
日本向けに続編書いてくれているので楽しみ!
>>13-14どうもありがとう
2冊とも借りて読んでみる!
>>17貴志祐介の黒い家はゾクゾクしたけど、あれはホラーになるかもしれない
>>17 もひとつ
トーベ・ヤンソンの
「誠実な詐欺師」
ムーミンシリーズの中で時折見え隠れしてた
虚無感が結晶化したような他に例えるものがない
ものすごい世界観。ヤンソンさん怖し。
東野圭吾で絶対クリアしとけっ!てものがあればおすすめお願いします。
唯一エックスの献身は読みました。
>>13 その条件だとベタだけど「あしながおじさん」が真っ先に思い付いた
恋愛小説としては続巻の方がよりらしいかも
パウロ・コエーリョの「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」
私は恋愛小説として読んだ
>>26 今ちょうど再々読のために借りてきてる
初読の時はあまり理解できなくて重苦しく辛い印象だったけど、
再読ではちょっと違う印象を受けた
今回はどんな感想になるのか怖くもあり楽しみでもある
機関車の製図だかを書く話もひたすら苦痛だったからいつか再読したい
書き忘れてた気がするからもういっこ
重複になってたら申し訳ないけどスルーしてほしい
前スレでオススメしてもらった「シェーラひめのぼうけん 魔神の指輪」
サクサク読めて楽しめました
まさに冒険の始まり!ファンタジー!って感じで好みにも合っていました
息抜きしたいときなどに続きを借りたいと思います
薦めてくださった方、どうもありがとう
「破戒」を読んだ。
破滅的な予感に読み進めるのが少ししんどかった。
でも、途中からラストが気になって一気に読んだ。
工藤訳の罪と罰読んでるけど読みにくい
他の翻訳家の人の買い直そうかな
過去スレで「弱虫泣き虫しょかつ孔明」、皆川博子「開かせていただき光栄です」を知り、
図書館で借りた
面白かったです このスレ住人様に感謝
「開かせていただき光栄です」は少し前に続編の「アルモニカ・ディアボリカ」ってのが出たよ
あと、参考文献に載ってた「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯」ってのもおすすめ
>>36 私もまさに今、泣き虫弱虫読んでます。
歴史小説はかなり読んできたほうなんですがなんとも斬新で砕けた書き方で思わずプッとなっちゃいますw
まだ第一部なんでこの先どうなるかとても楽しみ!今週中には読了するぞっ
続編出ていますね>開かせて〜
当時のロンドンの描写に惹かれました 解剖医〜を検索したら、伝記なんですね
機会あれば読んでみます
横山版のマンガ三国志は数ページ脱落のバカですが、酒見版は読めましたw
訂正 どうにか読めましたw ○
連投すみません 解剖医〜を検索したら、すごい人ですねw
マンガの英雄のようだ
歌野晶午「新装版 白い家の殺人」読了。
かまいたち1のような、雪の降る山荘で警察に頼らずに犯人を考察する話。
奇をてらわずに、お約束をなぞった感じで読みやすかった。1989年2月初版だけど違和感なし。
「発想を逆転させるんだ」とか、逆転裁判3を思い起こすキーワードが複数個あってニヤけた。
ただし、後日談の心理的状況がよく理解できなかった。
>>28 「幻夜」を読む前に「白夜行」を読むこと
シリーズ物は発行順に読むべし
定番じゃないけど、個人的に好みなのは以下の作品
「レイクサイド」「むかし僕が死んだ家」のゾワゾワ感
「快笑小説」ブラックジョーク短編集
>>37 ジョン・ハンターの本読んだよ
当時のヨーロッパの文化?も興味深かった
墓泥棒が流行ってたとか、
公開処刑の後、遺体を引き取ろうとする遺族と遺体が欲しい解剖医(の関係者)とで乱闘になってたとかw
世にも奇妙な人体実験の歴史という本もお勧め
私はこの本でジョン・ハンターのこと知った
「麦の海に沈む果実 」ならヨハン
「蛇行する川のほとり」なら志摩暁臣
この二人と主人公の関係みたく、主人公と秘密を共有するっていう状況が好き
ただの恋仲よりもずっと好きなんだよなぁ…
佐藤亜紀「天使」「雲雀」面白かった
第一次世界大戦あたりのウィーンを中心に超能力者たちが暗躍する
一見ラノベっぽい設定なのに文章は硬め
この人の小説を読むとヨーロッパの歴史を勉強したくなる…
第一次世界大戦中の東欧の動きとか細かく知らないからなー
>>44 三浦しをん「月魚」「白いへび眠る島」は如何でしょう?
既読だったらごめん
バレあり
菅浩江『誰に見しょとて』読了
短篇連作化粧SF
コスメに凝りまくってたはいいけどメチャクチャに肌荒れ起こしたしにたい…と思っていたら
<コスメディック・ビッキー>の素肌改善プログラムを受けてまるで赤ちゃんみたいな餅肌に!!という話
から始まる美容と人類進歩の物語
ブサイク差別やらジェンダーやらエンハンスメントやら未だに結論を見ない問題をてんこもりにしたエンタメだけれども
そこまで行ったんなら美学論や自己決定論にもっとしっかり触れろや!!1!地球外文明なんぞ捨て置け!!!
どうせ燃料その他の関係でたとえ侵略目的でだって宇宙人はこねーよという研究結果があっただろうが!!
受け身っぱなしendとか宇宙の広さなめんな!!!と言いたくなる感じで詰めが甘い
あと文体とキャラ像がラノベで登場人物の行動動機とかがいまいちリアリティに欠ける
何というか、「人類にとってハッピー」を描いているはずなんだけども何だろうこの胡散臭さは…という失望が拭えない
「ブスな自分へのコンプレックスを科学技術で克服した結果、結局『コンプレックスの裏返し』が痕としてくっきり残っちゃいました」
というお話だったのサ(AAry ってなっとる
いっそ野尻抱介の『ふわふわの泉』とか『ピアピア動画』くらいストレートに胸が熱くなる感じでやりゃ良かったのに
アニー・ディラード『本を書く』読了
ある作家が、自分が本を書いているときにどんな精神の動きがあるか、テーマをとらえるためにどんな風にしているか、
書いたものをより良くするために、より良く書くためにどうしているかについて書き記した作品
このストイックで静謐で緻密な文体の端正さは心地いい
よく「こんなもん書くなんてどうなってんだろ頭の中は」と思う本があったりするが、なるほどこんな感じなのかとある程度納得は得られる
うつくしい本なので買ったった、Amazonの中古価格が暴騰していて絶望したが本屋に普通に在庫があった
>>46 三浦しをんさん名前をよく聞くから読んでみたいと思いつつきっかけが無かったので嬉しい!
読んでみるよーありがとう
三浦しをんの「月魚」はBLとかニアホモに耐性がないと辛いかもしれない
『エデンの東』を読んだ。とても面白かった。
>>49 忠告ありがとう
そもそも主人公は女の子だと思い込んでた…wそうかニアホモなのか…
多分耐性あるから大丈夫
ここで何回か出てきた童話物語読んだ
すっごく面白かった!!ここに書き込んでくれた方達ありがとう!!!
図書館で借りたんだけどこれは手元にほしい
童話物語のサイトに載ってた番外編も良かった
旧・童話物語も気になるなぁ読んだ方いますか?
>>51 「月魚」を挙げた者です
秘密を共有ってところばかりに重点を置いてしまった…
求めている内容と違ってごめん
すいません、たまにでてくるBLの意味はなんですか?
ググレカス
池波正太郎「秘密」読了。
元侍が、偽名で町医者として働く話
時代小説って初めてだが、ちょっとエロスもあるね
瀬尾まいこ「幸福な食卓」読了。
5年以上前借りて読んだけど、改めて文庫本を購入。
サラダ油6本セットを、彼氏への手土産に選ぶヨシコに脱帽。
タイトル通りの話が読みたい方には、橋本紡の短編集「今日のごちそう」がおすすめ。
橋本紡「流れ星が消えないうちに」読了。
落ち込んでるシーンが多すぎて、読んでいて少し疲れた。
ヒロインが地味顔なのにモテモテなのが、感情移入の邪魔をしていると思われる。
彼氏が二人とも、穏やかで可愛い性格だから余計にw
『夜長姫と耳男』青空文庫で読了
何べん読んでもヒメが一点の曇りも無く愛くるしすぎる、かわいすぎて怖い
かの有名な「好きなものは咒うか殺すか争うかしなければならない」のくだり
読むたびにヒメの好きなものは何だったんだろうと思う
『幸福の遺伝子』を少しずつ読み進めている。
奇しくも『誰に見しょとて』でも取り上げられていたエンハンスメントに話が絡んできそうな気配。
それにしても、何だろうこのヒロインのきらめきは。エネルギッシュで肯定感に満ちている。
決してかわいい顔立ちではないと断言されているにも関わらず「あ、いるかもこういう『かわいいひと』って」と思わせる。
不自然に映らないのは主人公にして読者の視点の一部を担うラッセル・ストーンの、疑念を感じながらも惹かれずにいられない様子を描いているからか。
夜長姫とちょうど対照的だ。唯一共通しているのはどこか超越的だという一点だが、超越している一線自体が異なる。
秘密を共有なら「眠りの庭」もそんな感じかな
共犯者的な関係いいよね
>>57 夜長姫好きだー。
好きすぎて気合入れないと読み直せないw
ヒメはなにも好きじゃなかったんじゃないかなぁと思ったよ。
十角館の殺人
どういうわけか他の叙述トリック小説と混合したのか「あの一行」を
「最後の一行」だと勘違いして読んでしまって、
確かに「あの一行」にはびっくりしたけど最後の最後でまたどんでん返しが
あるに違いない!とドキドキしながら読んだから拍子抜けしてしまった・・・
いや私が悪いんだけどね・・・何も知らない状態で読めばよかった
歌野晶午「密室殺人ゲーム王手飛車取り」読了
最後のページ「To Be Continued」
一冊で完結しないなら、三部作なら上巻と書いておいてくれ
ネットで出会った5人で、推理対決
Aが殺人→推理クイズをBCDEが対決
Bが殺人→推理クイズをACDEが協力して解き明かす
哲学個人授業/鷲田清一,永江朗
色んな思想をつまみ食いできる本が好き。永井さんの猫のインサイトと〜が長いこと積んどくなので、次はそれ。
不連続殺人事件
主人公の醜いものに対する評価がなんかひどい。
出てくるキャラも到底喪には理解しがたいキャラばかりで、この家が燃えて皆死ねばいいと思った
警察もいちいち特徴あるやつが出てくる割に無能すぎた。
まあ優秀だと探偵役の出番がないってのはわかるが
トリックの構造自体は鮮やかで納得いった。
>>57 レス書いてたら長文になった
自分は
>>59さんと逆にヒメはこの世のありとあらゆる全部の物が好きだったんだと思う
そして「好きなものは殺す」のだから
あらゆるものを傷つけ殺したかったしそんな自分を耳男が殺す事も受け入れた
そしてヒメこそが「好きなもの」の擬人化だったんだと思う
耳男は像を彫る争いに勝ち
エナコの遺品を身に着けその憎しみを自分の力として取り込み
遂にヒメを殺すことで「好きなものに並びうる他者」=本物の芸術家にようやくなれた
最後の気絶は本物の芸術家に生まれ変わる暗示に思えた
本当なら長者があの後ヒメを殺した耳男を捕らえて処刑する流れが自然なんだろうけど
最後の場面読んでたら耳男が目覚めたらあの地域の耳男以外の人間が全滅してる嫌な予感が
全滅オチという発想はなかったな。ヒメの「好きなものへの咒い」の成就か。絵になるね。
しかし耳男は蛇で天井を埋める前にヒメを殺したからきっと咒いは叶わなかったろう。
残った片耳をエナコに削がれる耳男を眺めながら「好きの反対は無関心」を地で行くようなヒメさまだから、
世界の何もかもが無条件に好きっちゅうことはなかろうというか、むしろ話が逆で死んだり傷ついたりしない・していないものは
好きになれなかっただろうと思う。「好きなものは殺さなければ」というより、殺して死なない・傷つかないものは好きになれないように見える。
死の何がそんなにイイんだろう。
生は死の対立概念ではなく死をも包括しているってのは確か村上春樹だったと思うが、『意味の変容』的に考えれば内は外で外は内だ。
そういう要領で死の中に包括されている生を見ていたんだろうか。
耳男は耳が落ちてもエナコを憎みも咒いもしなかったしもちろん殺さなかったから興が削がれた。あのバケモノを彫れなかったらどうなっていたのやら。
何だかんだで芥川の『好色』の侍従に似て、ある種の超越性の象徴というか逆デウス・エクス・マキナというか、
物語の(重大ながらも)一要素にすぎない存在だから、結局耳男や平中の視点からの読み解き以外に意味はないのかもしれないが。
目が覚めて本物の芸術家になっていたとして、やっぱり耳男にヒメミロクは彫れなかろうという気もする。
筒井康隆の『驚愕の曠野』を借りてきたんだがこいつはヤバい、ヤバい感じがする
読者が「この作品のおかげで精神病を発症して入院しました」と書いてよこしたという『パプリカ』がそれほどでもなかったというか
アニメ映画版に比べれば文章である分ビジュアル毒が薄い感じがして全然平気だったから油断してたが
めくって3ページで332巻って何だよ超ビビったそんな読者参加型ってアリか
彼らはいったい何を読んでるんだ怖い
図書館行ってきたけどここで紹介されて読みたいと思ってた本が絶対貸出中になってる
ご近所に喪女がいるのか
虚航船団(筒井康隆)
最近むしゃくしゃしてたので、訳のわからん本を再読。やっぱり訳がわからない。訳がわからないのに無駄に壮大。そして読み終えた達成感。
>>65 耳男はヒメしか見てないから
他の存在であるエナコに何されても何も感じないのは当然だと思う
むしろ耳削がれた時にエナコというかヒメ以外の人間を憎んだ方が興ざめだ
それに耳男はたぶん以前の自分のちゃちい着想であるヒメミロクなんかもう彫らない
というか本人視点だから何となく軽視しそうになるけどあの話の本当の怪物って耳男では
(ヒメは怪物とかそういう次元で語る存在じゃないだろうから置いといて)
興が削がれたってのはヒメの興が、ね。「これで全部か」という退屈な顔。
耳男がエナコを殺していたらあの童女のような笑顔を見せただろう。ヒメ的には最初からそう運ぶつもりだったんじゃないのか。
エナコと耳男が初めて相見えたときに憎しみを込めた目でにらみ合っていたのを、ヒメも長者の隣の宴席から見ていたはずだ。
耳男が本当にヒメしか見えなくなり始めるのはエナコが今にも残った耳をも落とさんとしたあのときからで、それより前、耳男はむしろヒメを正視するに耐えなかった。
もしもエナコが買われてこなければ、ヒメの笑顔に見とれることもなく、結局ヒメミロクはもちろんあのバケモノも彫れなかったかもしれない。
本当の怪物も何も、耳男が三年かけて彫ったあのバケモノは馬めいた外見といい蛇の血に塗れたところといい
ヒメの笑顔を押し返さんとして咒いを煮染めてできあがってるようなもんなのに人を芯から凍らせる気魄はないというくだりまで耳男本人そっくりだ。
耳男自身はヒメミロクにこそ自分のタマシイがそッくり乗りうつッっているだろうなんて考えていたくらいだが、バケモノの方がよっぽど耳男だ。
耳がちゃんとある分耳男自身より耳男に近いと言えなくもない。
あんな自画像ならぬ自刻像?を作っちゃったら、もう他の何を彫ったってバケモノミロクシリーズの延長にしかならない。
ヒメミロクぐらいしか他に彫るものがないだろう。
しかしきっと耳男には彫れない。ヒメの笑顔に抗う一心でバケモノを彫ったのと同じようにはヒメの笑顔は彫れない。
ヒメを見ている耳男はひと色の水のように透き通って素直に笑顔に押されているんだから。
「毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗の間」
上野千鶴子×信田さよ子×北原みのり
三人鼎談でなんとなく気を遣いつつ本当に言いたいことは各自
長い長いあとがき(笑)で主張してる本でした。
途中、北原さんが男はロリで私たち女は韓流に走ってる、といって上野さんに
わたしたちって言わないで、と言われたり、日本にいると脅しの文化の中で
生きてるって感じるkど韓国では脅されてる感覚がすごく薄いとか言ってて
ちょっと・・・・・・と思ってたら、単行本のCMページに
「さよなら、韓流 北原みのり」とあって思わず読みたくなった。商売上手w
そして援交世代以降の表現者が出てくるのを待ってる上野先生に、
そういう人たちはもう本書いたり評論かいたりせずに歌い手になってみたり
コスプレってみたりBL書いたり2chしたりするんじゃないかと言ってみたい。
>私たち女は韓流に走ってる
すげーヤなフレーズw
「私たち女」っておまえみたいなBBAといっしょにすんなよ、と
言うのは勝手だと言うことか
久しぶりに小川洋子の小説をちょこちょこ読んでるんだけど
この人の独特の空気の表現は本当に凄い
読んでて緊張すると同時に癒される不思議な空気
(同胞の)わたしたち女は韓流に〜、って意味でしょ
別板でみたが韓国人歌手やドラマって、在日韓国人向けなんだって
ブラジルや海外にいる日本人対象に、日本歌手がリサイタルしたり
海外在住日本人に日本ドラマが視聴されるのと同じ、なんだと
日本人でも外国人向けスーパーだと食材とともに、お国のドラマ映画ビデオ
並んでるもんだし
夢野久作は独特の文体が苦手かも
設定は好きなんだけど…
「ドグラ・マグラ」は序盤で断念した
でも「押絵の奇蹟」「瓶詰の地獄」「少女地獄」は面白かったので他の作品も読んでみよう
挙げてみると苦手な割には地味に読んでるなw
>>74 「同胞」?
北原みのりが在日だという根拠でもあって言ってるのか? どうせないんだろ
お前の低能な妄想はチラシのうらにでも書いとけ
>>73 わかるなぁ
この人の文章力すごいよね
柔らかな空気というか清涼感というか・・・
うまく言えないけど
猫を抱いて象と泳ぐ読みなおそうかな
>>73 >>77 お二人の会話のお陰で小川氏興味でちゃいましたw
ぜひ、おすすめをお願いします。
>>77 わかってくれる人がいて嬉しいよ!
柔らかくてひんやりとした空気が凄く好きだ
同じく上手く言葉にできないけど
猫を抱いて象と泳ぐは読み終えた後に浮上するような感覚が味わえて不思議だったな
>>78 一般向けなのは「博士が愛した数式」なんだけど、個人的にはまず「薬指の標本」と短編集の「まぶた」をおすすめしたい
小川洋子らしさがこれでもかと詰まってる二冊だと思う
ここで見かけて夜長姫読んでみた!
一度じゃうまく消化できなかったのでもう一度読む予定。
初めてあおぞら文庫よんだんだけど、他におすすめあったら教えて欲しいです。
>>75 カタカナの擬音とか?
でも夢野に限らず、あの時代の作家ってみんなああなんだよね
流行ってたのかな
冲方丁「はなとゆめ」
平安時代は歌の下手な人はずーっと喪で生きていくしかないと思い込んでいたので
歌の下手な人もちゃんと結婚してて自分には関係ないのに何故か安心したw
83 :
彼氏いない歴774年:2014/02/21(金) 16:36:17.80 ID:DkrOcr4t
>>82 確か清少納言の夫の橘則光は和歌が苦手で「俺に歌なんて送ってくるやつは敵だと思うからな。
和歌なんて『もう別れよう』って時だけ詠めばいいんだよ」って清少納言に公言してて、
清少納言はその通りに最後に和歌を送って別れたけど返事もこなかったという・・・。
その時代には相当変わった人だったらしいけど、それなりに出世もしたやり手だったみたいだし
清少納言の他にもきっと関係した女はたくさんいただろうからあまり関係ないのじゃないかな。
和歌がコミュニケーションの手段だった時代に「和歌絶対詠まない」っていうのは、今なら
ケータイもパソコンも持ってないし、メールもツイッターもラインもやらないみたいなものか。
>>83 そうそうその則光もそうだし三番目の夫の行成も「歌下手だな」って思われたのに
結婚したからよかったねって思ったの
まあ現代でも「こういう人がモテる」ってところから外れた人も
結婚してたりするから当たり前なのか
>>80 スマホなら青空文庫関係のアプリ入れるとものすごく便利だよ
というのは置いといて
久生十蘭「西林図」「黄泉から」「野萩」
岡本かの子「金魚撩乱」
あとは芥川龍之介とか太宰治とかの今でも読まれてる有名な人の作品を読んだり
学校の国語の授業で題名だけ覚えたけど読んでない作品を片っ端から読んでみると結構面白かったりする
漢字が難しくて読めない時はどうしたらいい?
>>86 ノリで読むぜ
ってのは冗談で
前後の文脈からなんとなく読み方を推察したりする
ググるのが一番早いんだけど読み方がわからないとどうしようもないもんねぇ
読めない漢字はなるべく調べるようにしてるけど、また出てくるとあれ?なんだっけ?って読み方忘れる
赤毛のアンを読み始めたけど面白いね!
自然の描写がきれいで脳内が幸せ
次の朝ドラが翻訳者の話と聞いてシリーズ全部読みたくなった
>>67 私も初めて読み終えたときは達成感すごかった。
その後、何度も再読試みるも、絶対挫折。
しおり挟んだところから読み返すも、流れを思い出すまでに時間かかる。
一回読破したのにこれだもの。
「筒井康隆好きです」って言っちゃいけないと悟った一冊だわ。
好きなのいっぱいあるんだけど。
>>86 はなとゆめは読み方忘れた字はノリで適当に読むことにして読み進んだ
人前で音読するわけじゃないし平安時代の役職名とかこの先読めなくても困らないだろうから
現代でも使う言葉なら覚える努力もするけどさ
「パリの舌人形」長島槇子
エロティックホラーというコンセプトの電子本の書籍化らしい
書店で見かけて購入したんだけど、結構好きな雰囲気で面白かった
>読めない漢字
winなら ワードパッド → 「手書き」選択 → 書く →候補欄から選択
検索サイトにコピペして ○○ 読み やれば出ると思う
ごめん win で IME の場合で、ワードパッド× IMEパッド○
僧正殺人事件
探偵の薀蓄が全然わからなくて読むのに苦労した。
というか、薀蓄部分を読んでいるときはまるで頭に入ってこなかった。
これが出た当時、すごい人気だったらしいが読んだ人は分かったんだろうか。
誰が殺したコックロビンでパタリロの音頭がずっと頭の中を流れ続けた。
>>81 たぶんそうだと思う
カタカナ擬音が多様されてると私の場合流れが止まってしまう
合う時は合うんだけどね
ここで挙がってた夜長姫気になって本屋さん行ってきた
読むの凄く楽しみ
>>86 私の場合、読めなかった&意味が曖昧でリストを作っまとめてる(笑)
今じゃワードもたまりにたまって200近いかな。
過去に読めなかった漢字が、他の本を手にとって出現、読めたーってなった時の爽快感最高です!
ちょっと前のレス見て興味持った虚航船団で尼見たら、続編(?)が何か別の本の表紙と入れ替わってるww
虚航船団の逆襲 (中公文庫) 筒井 康隆
の事ねww
天ぷらなんてしねーよ
油勿体ない
すいません、誤爆しました。
『and Tango makes three』こと『タンタンタンゴはパパふたり』読了
ニューヨーク・セントラルパーク内動物園に実在するペンギンのカップルに娘が誕生するまでのお話
貸し出し取り寄せをかけたらまさかの原語版だったが絵本だったのでさっくり読めた
卵の代替品として石をあたため続けるくだりでは不覚にも泣けてきた
あと本編とは何ら関係ないところだがあとがきっぽい部分で動物園のペンギン紹介がちらっと載ってた
「wasabi」って名前の個体がいるらしくちょっとワロタ
ギャリコ『雪のひとひら』読了
生まれたばかりの「雪のひとひら」の生涯をたどるお話
女性の一生を雪にたとえて語った作品として有名だが、これ要するに唯一神賛歌やんけとしか思えん
こどもが生まれるあたりとかツッコまずにはいられない…
あと物語の展開上仕方がないとはいえ、海をdisりすぎだろうと
描写は美しいのにいまいち楽しめなかったな
有川浩「シアター」
赤字だけ集客力ある劇団の話
登校拒否の弟(主宰)が演劇ワークショップに通い、生き生きとし、
転校させる件 既に登校拒否のコというヒエラルキーは崩せない、だけど
演劇を知って前向きになったから、が転校理由
はー都会だとあるのかなぁ 田舎だから、家ごと引越ししないと小学校転校なんて出来ないし
子供の為に転校させよう、と思える親、って羨ましいわと
田舎貧困毒親育ちの自分は思った
田舎貧困毒親育ちのかたが楽しめる小説ってどんなの?
山岸涼子「テレプシコーラ」 美内すずえ「ガラスの仮面」
業田良家「自虐の詩」 ジョージ秋山「銭ゲバ」 ウシジマくん ナニワ金融道と
その関連作品
ドラマ家なき子
ここで知った本、オールクリアを手に取りました。
どうも登場人物がカタカナ英語名だと頭に入りにくいなぁ。かつこの本は人物多すぎでしかもタイムトラベルの話だから馬鹿な私の頭ではもうちんぷんかんぷんで…閉じました。
またいつか、読力がついた時にでもリベンジ!
>>104 オールクリアの前にドゥームズデイ・ブックを読んだ方が入りやすいんじゃないかな
東野圭吾「天使の耳(旧題:交通警察の夜)」読了。
なぜこの交通事故が起きて、その後人生がどう狂ったか、という短編集。
免許を取ったので10年以上ぶりに再読。状況が目に浮かぶようになり、より味わえた。
誰の身にも起こりうる話なだけに、ホラーよりゾクゾクさせてくれる。6作中「通りゃんせ」が至高
乃南アサ「窓」読了。
聴覚障害を持つ女が活躍するミステリの続編。
こちらも10年ぶりに再読。前編の「鍵」のネタバレがない親切なつくり。
去年連続ドラマ化した、刑務所帰りシリーズの1作目
「いつか陽のあたる場所で」には、珍しく泣かされたし、他の作品も読んでみようかな
岸本葉子「欲ばらないのがちょうどいい(旧題:自問自答)」読了。
おばさんの日記帳、という感じのエッセイ。パソコンの画面が付箋でひまわり状の話など。
自分はコミュ障気味だから、こういう人が友達だったら楽しそう。
おばさんの第一条件は、用がなくても赤の他人と会話を楽しむ、に納得。
でも、美容師のシャンプー術を褒めちぎり、マッサージをさせる都民はレアだよw
>>86 手書きで検索できる電子辞書はどう?
任天堂ソフトの「漢字そのまま DS楽引辞典」みたいな道具。
類語辞典が入ってると、特に便利だよ
CASIO製のを使ってるんだけど、ちょっと問題点があって。
画面とキーボードを繋ぐ蝶番が粗悪らしくて、これまで3回は折れてる。
1回目はメーカーが商品交換してくれたけど、その2代目もすぐに故障。買い直した3代目も。
日々の開閉だけでダメージ受けてるらしく、トカゲみたいに、本体真っ二つw
もう諦めて、常時開きっぱなしにしてるよ
紙の辞書も使ってる。
「テストの花道 日本語探検隊」で紹介された、ワードハンティングをやってみたり。
辞書読んで遊ぶなら紙媒体、引きやすさだとデジタルに軍配があがるね
漢和辞典さえあれば他に何も要らない
僕僕先生
なんかどっかで話題になってた気がしたので読んでみた
実際に逸話のある中国の歴史上の人物や伝説上の神仙との絡みエピソードは
けっこうおもしろいと思ったけど僕僕先生のぼくのかんがえたさいきょうの美少女仙人感が
なんともラノベ臭い、主人公もニートだったし
最後が恋愛ハッピーエンドなところが一気に僕僕先生を薄っぺらくした気がするのは
私が喪女だからか…いやでも仙人なんだからナシな気がするんだけど
群ようこの「欲と収納」と池澤春菜の「乙女の読書道」読んだ
群ようこのエッセイ初めて読んだけどこの人の母親と弟ってとんでもないクズなんじゃないのかこれ。一念発起して掃除始めたってエッセイだけどあんまりスッキリした感じがしない
乙女の読書道は何故かはわからないけど合わなかった
>>109 読もうと思ってたんだけど読む気が失せた。ありがとう。
白夜行読み始めた
文庫本だけどすごい厚さ
通勤読書が多いんだけどこの本は持ち歩けないから中々読み進められないわ
>>110 群ようこの母親と弟がとんでもないクズなのは有名だね。
エッセイによく出てくる。猫もよく出てくるね。
>>110 群ようこは身内と内輪が絡まない(もしくは存在が薄い)エッセイなら面白いという印象
家族ものは自分の親が毒なこともあって読むのしんどい
漫画だけど東村アキコの後書きの父親とかその発展形の「ひまわりっ」とかもキツくて読めない
わからない単語あったら、すぐ調べずに文脈から推測するのも手だよ
そっちの方が忘れにくい気がする。
(キリッ)
当然そんなの皆やってるに決まってるのに…
>>110 自分は母より弟にむかついてしょうがない
稼ぎのある姉におんぶにだっこでなんの義務も果たしてないよね
>>104 私は逆に日本人の名前が覚えられなくて苦手だ
とくに佐藤とか伊藤とか渡辺とか良子とか純一とかのリアルでよくいる名前がダメだ
リアルや漫画だと顔や声とセットで覚えるから平気なんだけど
小説だと字が全てだからほんと苦手
>>114 私の父親も東村の父親同様訳分からんからあの姉弟の苛立ちは物凄く共感できた。
白ゆき姫殺人事件読んだ。この人告白以降微妙だなあ
巻末資料としてついてるツイッター風サイトのログや週刊誌記事が読みにくいのと読んでも特に驚きの展開がある訳じゃいのが逆にびっくりしたわ
東村アキコって、シンママで、今連載3本?どれも面白いよね
アシが優秀なんかワカンネけど、すごいなぁ
東村アキコは再婚したみたいよ
ママはテンパリストと主に泣いてますしか読んでないけどどっちも面白いし凄いよね
これ以上は漫画スレに行くべきだろうか、スレ違いだったらごめん
では最後に 東村なら海月物語 腐よりの喪女らの生態でいい
リチャード・パワーズ『幸福の遺伝子』読了
いつも底抜けに幸せそうな楽天家のアルジェリア娘タッサディト、誰とでもすぐに打ち解けて仲良くなるし一緒にいるとみんなが楽しい
そんな彼女の多幸感が遺伝的体質的なものであるという主張がなされてすったもんだする話
バレあり
よくある「マスゴミに追っかけられて人生ズタズタ」展開だがリアリティが半端ないのでチープな感じはしない
何より主題はそういう悲劇的展開の「悲劇」性を担保しているものの方なので、どんどん事態が悪くなるのを「あーあーあー」と思いながら眺められる
どっちかといえばその「悲劇性を担保するもの」を改変できるだけの科学技術を手に入れた人類の今後を鬱々と考えたくなる作品だった
未遂だったとはいえレイプ被害に遭いかけても、完璧に明るく振る舞えて恐怖に毒されない体質を遺伝子操作によって得られる(かもしれない)未来
遺伝性の難病を卵子や胚の段階で検査して取り除くことが可能だとして、
同様にブサイクや短足やハゲや鬱気質やギャンブル狂いの傾向をなぜ我が子から除いてはいけないのか問題まではよく挙げられる話だが
それら乗り越えがたい障害を初めから完全に除去することで対処すれば、人類はもはや人生の克服や回復のために物語を必要とすることがなくなるかもという予測が興味深い
語りが明らかにメタフィクショナルなのをエッセンスぐらいにしか捉えられてなかったけど今は再読しながら拾った書評の解題を呑みこむのが楽しい
つーか円城塔がオビ書いて書評も書いてたのを拾えただけで収穫
朝井リョウ『何者』読了
きっと何者にもなれないお前たちに告げる物語もとい就活狂躁曲
んッとにこいつはいちいちカンにさわる意識高い系やリア充を書くなァおい! と言いたくなる一品
終盤の怒濤の胸糞展開とかもはやミステリィ
すったもんだの挙げ句主人公がなんか悟り開いたみたいなオチになってるけど心を込めて戸愚呂弟のあの名台詞を贈りたい
3.4年前に「黒人は他人種と比較して、多幸感DNA餅」って研究あったね
2chでスレ立ってた 多幸感→警戒心無し→危機感無いから発展なし、トラブル巻き込まれ
とも 確かにDNA改変技術出来たら、戦争の鉄砲玉兵量産に、真っ先使われるね
喪女が主人公の小説もしくはエッセイ知ってる人いますか?
少女漫画みたいな喪女が急にモテモテ!みたいな展開じゃないもので
さっきリアル・シンデレラ読み終わったけど、聖女のような感じだったのでもっと俗っぽいのが読みたいのですが…
和菓子のアン
前向きな喪女で仲の良い異性はできるけど恋愛要素とかは特にない
嘆きの美女
卑屈でネットストーカーぽい喪女。急にモテモテではないけど、頑張って最終的にはいろいろ変わる話かな
>>128 127です。おすすめありがとうございます
和菓子のアンは読んだことあるけど嘆きの美女は初めて知りました
面白そうなので本屋で探してみます!
>>54 無事ググれた?(笑)
ボーイズラブのことですよ。まぁホモ小説かな。
131 :
彼氏いない歴774年:2014/02/26(水) 11:07:45.92 ID:kYTGXSF0
>>127 姫野カオルコのエッセイ・本はほぼそうだと思う。
あとは初期の群ようこ、北大路公子、青木るえか、三浦しをん、辛酸なめ子あたり。
青木るえかは既婚者だけど、自分でも結婚できたのが奇跡、キレイだとか可愛いとか
ほめられたことが一度もない、結婚式もウエディングドレスや白無垢を着た自分を見るのに
耐えられないから平服で神社で親族だけで済ませたとか言ってて、わかるなあ・・・と思った。
>>131 こんなにたくさんの作家さんを挙げて頂きありがとうございます!
調べてみたら読んでみたい本がたくさん増えて読むのが楽しみ
>>127 カレー沢薫の「負ける技術」
漫画家のエッセイ
ブス・非モテ・非リア充であった自らへの自虐を笑いに昇華してる
笑えるけど同類としては読んでからちょっと凹む
この人の「ブスだけどマカロン作るよ」ってマンガもお勧め
姫野カオル子の自虐ぶりってちょっと鼻につくな
写真見れば普通にきれいなほうなのに
自分のこと太いとか着飾れないとか容姿も卑下してみせて
会見あるかもとわかってるのに直木賞受賞時にジャージ着て待ってるとか
言動が痛々しい
小山田浩子の「穴」を読んだ。
情景描写はすごいと思ったけど、話がなんとも半端な感じがした。
川原の匂いが伝わってくるような文章が素晴らしかった。
BLではなく、男同士の友情っていいな〜と思える本ある?
黒い兄弟(ロミオの青い空)を読んで、こういうのいいなって思って…
出来ればハッピーエンドだと嬉しいw
>>136 スポーツものでもいいんなら
一瞬の風になれ
さよならオレンジをリア充の最後っ屁て言うたら、次の仕事がこない。
津原泰水のホラー物好きだよ
猿渡シリーズはキャラクターが良くてすいすい読めるけど
ちょくちょくグロくてつらいw
汀こるもの「ただし少女はレベル99」
美少女萌えイラスト付けてラノベで出した方が売れたんじゃね?という内容
元現神?らしい美少女とそれを取り巻く守護の神使や学友とのあれやこれや
を書きたかったらしいが、主人公の存在感がなんか薄いし
結末のつかないエンドレスエイトで終わられてもなー
気になる作家だっただけど、今後は手を出さない事にした
>>134 「(卑下に対して)そんなことないよ」「(ネガティブな言動に対して)意外〜」
てリアクション待ちの人だよね。
>>141 私もつい最近読んだよ
最終章まではラノベ的なノリだなーとサクサク読んでたけど
最終章でどうでもよくなった
嫌いではないが、いろいろ惜しいと思った
「春待ちの姫君たち」友桐夏
過去にコバルト文庫で出版⇒創元推理社文庫で復刊らしい
ミステリーかと思って読み進めていったら、やっぱり
コバルト的な終わり方だったw
「ピエタ」 大島真寿美
読んでいて、とても幸せな気持ちになった。
これが音楽の力か。
ヴィヴァルディ、クラウディア、ヴェロニカの思いや祈りは、
これからも何百年も続いてほしいと思った。
−むすめたち、よりよく生きよ。
「もののけ物語」加門七海
面白かった!ちょっと不思議でほんのり怖くてでもユーラスな
日常怪奇現象エッセイ?集。
「物を買うのは人の行為だが、持ち主を選ぶのは器物の権利」
そんな感じでモノとの不思議なかかわりが語られるもののけ物語と
「某月某日 生まれて初めて、レゲエの鵜憂いを見た。
・・・・・・いるんだ。」
こんな感じで日記風某月某日で始まる怪談徒然日記
結構怖い話もあるけど根底にユーモアがるので夜中にひとりで読んでても怖くなかったよ!
『総統の子ら』皆川博子
最近は軽いのばかり読んでたので久しぶりにがっつりしたのを求めて手を出してみた
これ傑作じゃんてかこの作者すごい力量じゃない?
普段は古典を主につまんでるけどあーもうこれだから読書はやめられんw
皆川博子はどれも読み応えあるよ!
総統の子らが面白かったなら聖餐城、死の泉もオススメだよ!!
皆川博子いいよね
「総統の子ら」はまだ読んでないけど、「開かせていただき光栄です」と「双頭のバビロン」が特に好き
最近読んだ「妖恋」も良かった。まだまだ書くつもりみたいだから元気に長生きしてほしいなあ
>>145 ピエタが好きなら大島さんの「やがて目覚めない朝が来る」もお薦めしたい!
淡々としてるのに色がぶわーっと迫ってくるみたいに鮮やかな文章を書く人だと思う
「気分はフルハウス」ジャネット・イヴァノヴィッチ
同じ作者のステファニー・プラムシリーズが好きで、ステフが出ないなら
これは読まなくていいと思ったけどパラ見したら車が爆発するシーンがあったから読んでみた
ステファニーシリーズほど無茶苦茶な人は出てこなかったけど
最後の主人公を助けにバスに乗った親戚一堂とプロレスラー六人が押しかけるシーンは
脳内で映像化したら面白かったのでよしとする
皆川博子は「死の泉」ではまったわー
ハードカバーも文庫も買った
最近ではここで出てるのを知った「開かせていただき光栄です」の続編も面白かった
まだ「双頭のバビロン」読んでないから楽しみ
皆川博子は「蝶」で嵌まった
「あの紫は…」が好きで古本屋さん駆けずり回って購入したわw
絶版作品が多くて本当に残念だ
既に挙げて下さってるけど「総統の子ら」が好きなら「死の泉」「薔薇密室」もオススメ
何気に全部繋がっていて感動した
>>150 145だが、おすすめありがとう!
今度読んでみる
皆川博子の「ゆめこ縮緬」読んで西條八十の詩集を探したなー
文庫だけど、引用されてる詩が載ってて嬉しかったよ
ここって絵本も大丈夫?
アーノルドローベル
「ぼくのおじさん」
「どろんここぶた」
「ふたりはともだち」
挿絵にいちいちキュンときすぎて動悸息切れがやばい
絵本なんて数十年ぶりに読んだけど物足りなさはあまり感じなかった
一ページ一ページ丁寧にめくるおかげだな、たぶん
特に「ぼくのおじさん」の象!可愛い!本当に可愛い!
>>156 いいんじゃない?
それでふと思い出した。
何年か前にノウハウ本を読んだら、面白かったよ。
木村裕一「きむら式童話のつくり方」講談社現代新書
読みきりだった「あらしのよるに」を連作に仕立てあげるなんて、自分には到底できないわ。
短い文章でキャラの性格を伝えるために、
プロット書いてから登場人物を動物に当てはめる。という過程は目からウロコだった。
越谷オサム「階段途中のビッグノイズ」読了。
部活モノの青春小説。努力・友情・成長。ガンガンで漫画化されてたのは、今知った。
脳内ヒロインの方がサバサバしてて良かったから、こっちは読む気しない。
越谷オサム「金曜のバカ」読了。
淡い恋心を抱く高校生を主人公とした短編集。
*この5作の中だと、「星とミルクティー」だけ甘々。
見知らぬ異性と二人きりで天体観測を楽しんだ、なあんだそれだけの話ね……と思いきや。
*「僕の愉しみ彼女のたしなみ」は、コミカルだけじゃなく、意外性もありバランスがよい作品。
気になる同級生と恐竜博を見に行くことに。お互いの秘密とは?
>>109 私が喪女だからか面白そうな本でもそういうのウヘァしてしまって読めない
損してるな
小学生の頃、夢中で読んでたコバルト文庫が読みたくて探してるけど、
なかなか無いもんだね。
放課後シリーズとか、とんでもポリスとか懐かしい。
前スレでグインサーガ読破に挑戦中と書き込んだ者だが
プロローグ読み終わって次行こうと思ったら、話がいきなり飛んでて( ゜Д゜)ポカーン あれ、読み飛ばしてないよね?
と思ったら外伝があるのね
昔山田詠美の放課後のキイノートを友達に薦められて読んだけど
今読むとダメージが来そうで読めないなぁ…
辻村深月 鍵のない夢を見る
冷たい校舎以来に読むけど、まだ若いのに
いやーな感じの人間の機微を上手く描くなぁ。
出会い系で知り合った男に相田みつをの誌を贈られて感動して付き合いだして
その彼氏が「あゆも(みつを)好きなんだよね」と語って、それに共感する主人公とか
何か寒々しくて逆に笑えた。
異色作家短篇集の、シャーリージャクスン「くじ」読了。
普通の人たちがいちばん怖いっていうお話。
じわじわ狂気が高まっていって、
最後の「くじ」で破滅に至る構成は見事。
シャーリージャクスンもっと読みたい。
シャーリー・ジャクスンならもう既に読んでいるかもしれないけど
「ずっとお城で暮らしてる」だったかな、おすすめ
ホラーテイストだけどどちらかというとミステリで人間の狂気を味わえる
今、亜愛一郎の狼狽を読んでいるが、ところどころ文章がおかしい気がする。
会話文が誰が話しているのかわかりにくいし
泡坂は文章に癖があるし何が起こっているのかが軸になってる話が多くて状況が掴みにくかったり読みやすいとは言えないね
自分は大好きだけど
>>108 亀だが仲間だ
いつも鞄に岩波国語辞典いれてる。
無人島で一年間暮らせといわれたら広辞苑を持って行く。
古典はいいですか?
現代語訳付きだけど徒然草を読んでる。世の中無常ですな。兼好法師の時代も今も。
>>168 勿論!
私は奥の細道読んでる
こういう歌日記は作品の完成度の為なら
ちょっとした事実を曲げてる事もあると解説で分かって衝撃だった
私は先週方丈記読んだよ
高校出てから随分経つけど、注と訳があれば結構原文も読めて驚いた
更級日記はたまに読み返す
何度読んでも源氏物語読みたさに仏像作っちゃった〜叔母さんが全巻くれた辺りで
今みたいに絶版本もネットで買えなかった子供時代を思い出して目頭熱くなるw
「オペラ座の怪人」を読み始めた
怪人とあの仮面とデーンデデデデデーンていうBGMしか知らないから楽しみ
地獄の業火に焼かれながら〜ていう台詞が出てきたらテンション上がるな
>>171 確かにあのくだりはいいよね!
共感できるしかわいいなと思う
古典と言えばISOLA読んだ後にやっぱ雨月物語読みたくなって買ってきた旺文社の文庫本が
画面構成が見やすくて気に入ったな。右頁原文、左頁訳文、下段註のやつ。
そして怖かった
>>172 ルルーは他のホラーも面白かったおぼえがある
漸く規制解除された!
古事記好きなんだけど古典に入るんだろうか…
最近泉鏡花作品の復刻が多くて嬉しい
ちょっとしたブームになってるのかな?
絵本化された作品もあってびっくりした
「オペラ座の怪人」読み終わった
終盤はともかくそれまでのクリスティーヌにはイライラした
「地獄の業火に焼かれながらそれでも天国に憧れる」
っていう台詞はミュージカルの方なのかな?
あとシャンデリアで死ぬのはカルロッタじゃないのか
ミュージカル、映画も観たくなってきた
「ファントム」っていう小説も予約しちゃったよ
エリックさん…喪女じゃダメですか…
「平家物語」や「折たく柴の記」は楽勝で理解できたので次は「とはずがたり」と舐めてかかったら、
けっこう難しかった。何度も何度も繰り返し読んでやっと、だいたい理解できるようになった。
この二条って人、天皇、上皇、天台座主、関白を同時に手玉に取ったビッチみたいな言われ方
されることあるけど、読んでみたらレイプ同然の強引な手口で無理やり愛人にされて、しかも自分の
せいでもないのに女院の怨みをかって大納言家のお姫様が両親の形見を売り払うまでに
零落してしまう、読んでて気の毒な人に思った。終始前向きな人だから、文面はそんなに暗くは
無いけど。
そんな心配のない喪でよかったー\(^o^)/
>>177 うた恋の人の別の本で二条と有明の月の話読んだな
そこの解説でも書かれてた通り、すごく情の深い女性という感じだった
>>176 地獄の業火〜はミュージカル版の英語歌詞にあるよ
怪人がクリスティーヌに素顔を見られてしまうところ
原作エリック、歪みっぷりが哀しくてすごく素敵だよね
個人的には、エリックは原作が、ラウルは舞台がそれぞれ好きだな
「ファントム」後半はミュージカル準拠なので、
下巻を読む前に舞台か映画(2005年版のほう)のDVDを観ておくとより楽しめるかも
古書好きなんだけど、気に入った本を読みながらノートに手書きで写してる。
手垢つけたくない、本に開きクセをつけたくない、パラフィン紙破きたくない等のが理由。
コピーすればいいんだろうけど、なんとなくいつも手書き。
長編はキツいので、掌(もしくは短)編が中心。
漢字の勉強にもなるし精読も同時にできるしで、いまマイブーム。
図書館の魔女が面白かった
元々異世界ものや少年少女ものが好きなタイプではあるけれど
続きが気になる!って夢中になって読書したのは久し振り
続編でないかな〜
その前に読んだ夜の写本師も、いい意味で日本の物語らしくなく骨太のファンタジーで満足感があった
守り人、十二国記、勾玉が大好きなんだけど、今もこんなに魅力的な本が出てるんだね
夜の写本師いいよね。続きあるから読まないとって思ってるのにまだ読めてないや
test
ナミヤ雑貨店の奇蹟 東野圭吾
1970-2011、全ての話がリンクしている
伏線回収される話が好みの人には、オススメかもしれん
自分は、明確に書きたい主題、キャラ立ちしている話が
好みなので、一度読めば(ナミヤ〜)十分だった
アリス・マンロー『ディア・ライフ』読了
こないだノーベル賞取った人の最新短編集
短篇が上手いという理由での受賞であり、チェーホフの後継とも称されただけあって生きた人の機微を描き出すのがすごく上手い
特に色恋描くのが上手いと思う、心変わりの理不尽さとか衝撃っぷりの描き方がいい
「このフレーズが刺さる…!」っていうんじゃなく、ひたすら現象に忠実に淡々と書いていくタイプだから言葉は平易なのに打たれる
女と深い仲になりそうになると逃げ出してきたダメ男とか、こうして無理矢理要約すると「ダメ男」「死ねばいいのに」で切って捨てておしまいなのに
作中では「ああああもおおおおうでもそういうのあるよねえいや自分はないけどある人もいるよねえええわからなくはないよでも女はどうなのああでもおおお」
くらいには打ちのめされるし揺さぶられる
ただチェーホフよりも微妙に静謐な感じがしないでもない、買って手元に置いておくべきかすごく迷う
夫婦善哉
やっと読めた
これは名作
でも喪にはここまでの仕打ち受けて何で別れなかったのか分からん
もう意地張ってる内にどこで切ればいいのか分からなくなってたのかな
ちょっとぜんざい食べてくる
今更ながら「荊の城」読んでみた。
普段ミステリは読まないけど、すんごい面白かった。
このスレで好評な本はハズレがないね。
このまま終わらなければいいのに、と思った本ってありますか?
恩田陸
途中まではいいんだよ途中までは…
恩田陸は途中までは本当に面白くてわくわくしてページめくる手が止まらない
六番目の小夜子の文化祭シーンなんてどきどきした
でも最後がなぁ……
恩田は途中までは本当に面白いんだよねえ…
最近はあのラストのがっかり感までが恩田作品だと思って
エエエエエーっていうのを楽しむことにしたw
ドミノくらいだな最後まで楽しかったのは
恩田は本当に後一歩、どうにかならんかなあ。
編集頑張れよ。
黒と茶の幻想とか余韻を楽しめるようなふわーっとしたオチもできるのにね…
夢違いはちょっとがっかりした。雪月花黙示録は直前までいつもの感じだやべえと思ったけど、
ああこういう終わり方ならまあいいかなと思った
『蝶々喃々』小川糸
ここまで読後感悪い本を読んだのは久しぶりだ
やってることはただの不倫なのに良い話っぽく締めくくっていて、結局作者は
何が言いたかったのか疑問
ただ作中で描かれていた谷中は素敵なところみたいなので一度行ってみたい
>>196 小川糸の描く主人公って自己愛の固まりみたいな女性ばっかりで読んでて疲れる
「蝶々喃々」は不倫相手の妻子に対して罪悪感とか後ろめたさみたいな描写が一切無くて
終盤でようやく「(不倫相手)さんの奥さんや娘さんが羨ましい」ってさめざめ泣くだけ
「つるかめ女産院」の主人公は夫以外の人間に触られると気分が悪くなる、立っていられない…みたいな
いや、沖縄行くより病院行った方がいいんじゃ…レベルの案件なのに
「離島の人たちは心があったかいから」という理由で何となく病状回復
ついでに「つるかめ〜」は主人公の夫が突如失踪した所から始まって、
夫の失踪後に妊娠に気付いた主人公がたどり着いた沖縄の離島での
女産院の先生や島の人たちとの触れ合いの話なんだけど、
ラストで産気づく主人公の元に、失踪時と同じく唐突に現れる夫
(なぜ主人公が沖縄にいるのが分かったのかという説明は一切無し)
無事に生まれてきた赤ん坊と夫と一緒に、晴れ晴れと東京に帰る主人公
(なぜ夫が突然失踪したのかという説明は一切無し)
いきなり妻に何も言わずに会社も辞めて蒸発する(でも出奔前日に種付けだけはしていく)旦那と
何事も無かったかのようにやり直していいのか…?
そして、退職して無職のはずなのに奥さんと乳飲み子を旦那はどうやって養うんだろう…
という感想しかなかった
霧笛荘夜話、読み終えた
そういえば小説にオナベってあんまり出てこない気がする
男っぽい少女や百合が出てくる小説はそれなりにあるけど
微妙な話もあったし全体的に暗かったけど、普通に面白かった
199 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/03/15(土) 20:30:53.18 ID:0rVeiPxu
ジョージアの青春日記
全四巻読んだけど良い意味で何にも残らなかった
話の行方とかよりユーモアを楽しむ小説
主人公の好きな人がたまに王子様とか呼ばれてるんだけど
調べてみたら原書ではSexGodって書かれてるらしくて笑った
翻訳はされてないけど続き出てるみたいだからそれも読もうかな
「辺境の老騎士」
ネット小説でチート感はあるけど、主人公が老人なせいか意外に違和感ない
死に場所を求めて旅をする老騎士のグルメっぷりがなかなか楽しいw
シャイロックの子供たち
結局西木は何者なの?
西木が真犯人?もうよくわからん
50年位前の海外ミステリー小説読んでる
つまらん訳じゃないけど最近ミステリーを読んでなかったのと字体がちみっこ過ぎて読むのが辛い…
こういうのは毎回まとまったページ数を読むんじゃなくて、数ページずつ読んでいくのがいいのかな
ここでおすすめされてた小川洋子の「まぶた」「薬指の標本」読んだ!
かなり世界観がツボで、上で言われてた独自の空気感にどっぷりハマってしまったw
小川洋子でもそれ以外でも、直接的な性表現のないエロスっていうかフェティッシュな作品でおすすめあれば教えて欲しいです
川端康成なら「眠れる美女」も
高楼方子の「十一月の扉」
小学生の時に大好きで何度も読んでいたのを読み返したら、やっぱり好きだ
主人公が自分と性格や好きなものが似ていて一緒にわくわくしたりドキドキしたし、装丁の綺麗な高いノートにお話を書くのに憧れるし、可愛いぬいぐるみを集めたくなるし、十一月荘の住人になりたくなるし、男の子かっこいいしで上手く気持ちが表せない
同作者の「時計坂の家」も好き
こっちは十一月の扉みたいな甘さはないけど、雰囲気が怖くて可愛い
この作者は、微妙な年頃の大人しめの女の子を書くのが上手いと思う
ここでおすすめされてた宮木あや子雨の塔、読んだ。少女が主人公だったり、繊細なものを読まないから新鮮で面白かった。
続編の太陽の庭、コンクパール(官能と少女)読もうかと思ってるんだけど、性描写増える?
太陽の庭は雨の庭と余り変わらないけど、官能と少女のコンクパールは割と性描写多め
そこまで過激ではないけどやや人を選ぶかもしれない
>>209 ありがとう、太陽の庭は読むことにする。
>>201 読んでみたけど携帯小説?これはないとおもう
携帯小説じゃないだろ
>>207 私も大好きだわー。
その2作品に加えて、ココの詩が
個人的ベスト。
児童書作家だと、安房直子さんも好きだ。
短編集とか、子供向けでファンタジーのはずなのに、ちょっと怖くて切ないオチがあったり。
岸本葉子「欲ばらないのがちょうどいい」
毒にも薬にもならないエッセイ。だがそれがいい
・上野動物園のススメ
・理想的な目覚まし時計って、売っていない。←あるあるw喋るのを見つけるまでハシゴしたよ
東川篤哉「ここに死体を捨てないでください!」読了。
イカガワ市の鵜飼杜夫探偵シリーズの第5弾。
長編だが脱力系ギャグも多く挟まれていたので、隙間時間でさくさくっと読み終えた。
想像したオチとは違ったので、読み終えてから冒頭を読み直しニヤニヤ。
東川篤哉「私の嫌いな探偵」読了。
イカガワ市の鵜飼杜夫探偵シリーズの第6弾。
登場人物が全員自己中心的で、読んでてくたびれた。
短編集だからこそ、お約束の寒いギャグが頻繁に表れて食傷気味。
シメサバ入りのホットサンドを差し入れる など、食べ物を粗末にする描写あり。
うさぎママ「産めないから、もらっちゃった!」読了。
ブログを基にしたエッセイ本。
・PNと一人称が「うさぎ」なのに、著者が1951年生まれと知り動揺。
88年生まれの娘もメールに「こぉゆぅ話」と打ってるから、似たもの親子。
・37歳は里親候補としては若手
・ラストで判明する生い立ち話に驚愕。
越谷オサム「空色メモリ」読了。
巨デブ男子高校生、日記の入ったUSBメモリを紛失。大ピンチ!という話。
架空の駅名、元ネタ予想。
元坂越←本川越/東高松←東松山/志水(シミズ)←志木/鳩ヶ島←鶴ヶ島
朝霧(アサギリ)←朝霞台/城東鉄道(ジョウトウ)←東武東上線
桶井陸(オケイ・リク)←リクオケイ、主人公の名前は理工系のもじり?
「手袋を買いに」新美南吉
を読んだ。胸がきゅんきゅんした。なんてかわいいの。
帚木蓬生のインターセックス読んだ
ヒトの性別ってなんだろうって考えたわ。遺伝子上の性別とか器官的なものとか
こんなに性別に種類があるものとは知らなかった
しかし男女どちらかに固定するために小さな時から手術と診察を繰り返し続けるってのはかいつまんだ描写でもきついもんがあったな
話の展開は結構びっくりした
宮木あや子「校閲ガール」
この人の本は「雨の塔」みたいな雰囲気も好きだけど
こういうノリの本も面白くて結構好き
西條奈加の善人長屋シリーズを読んだ。
こういう勧善懲悪ものはスカッと気持ち良く読める。
主人公、お縫とツンデレ美少年、文吉(職業・女装で美人局)の
じれったい恋にも萌えるw
柚希麻子、あまからカルテット。おもしろかった。すごく好きってわけではないけど、似た感じの奥田なんとか、ガールよりは良かった。
もし実写化するんであれば満里子は沢尻エリカにやってほしい。で、由香子は平岩紙(か吉高由里子)、薫子は柴咲コウみたいな猫眼美人、咲子は中山忍みたいな幸薄美人。
三次元の俳優さんに疎いせいか本を読んでいるときの脳内イメージは大抵漫画絵だ
三毛猫ホームズシリーズは小花美穂絵で再生される
222 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/03/23(日) 17:35:20.45 ID:ZVJh3z8f
アンのゆりかご
次の朝ドラでやるし読んでみたけど半分くらいきた所で不倫だったと知って読むのやめた…
ラブラブな手紙のやりとりも不倫だしなーと思っちゃってダメだった
気持ちは分かる
赤と黒でさえモヤモヤしながら読んでた少女の頃(遠い目)
『アリス殺し』小林泰三
久々にジャケ買いしたが大当たり!
『不思議の国のアリス』に『ソフィーの世界』を混ぜて推理小説にした感じ
最初の数ページの気怠い会話のやり取りには、実は重要なヒントが隠れてた
事件のシーンでは残酷な描写も多少あるけど、世界観にどっぷり浸れて気持ち良かった
リリーフランキーの東京タワー。オダジョーの映画が良かったから読んでみた。自伝的小説らしいけど、あのおっちゃんと一致しない。多少創作もあるんだろうな。
高田都「みをつくし料理帖」を4冊目まで読んだ。
1冊目はむちゃくちゃ面白かったけど、
3冊目あたりから展開が一緒なのと
主人公がすぐ泣くのが鬱陶しくなってきた。
個人的に主人公が最初から天才ってタイプが嫌いなので
主人公の澪が好きになれない。
生き別れた幼馴染とも一瞬だけど簡単に会えちゃうし
Wikiのあらすじで十分だから続きを読む気がしない。
みをつくしは小松原さま派だったので心が折れた
澪は誰とくっついてもあるいは野江と二人で生きる友情エンドでも幸せになれるだろうけれど
小松原さまは澪がいないと根本的に幸せになれん気がしてたのにあんまりだ
まあ源斉先生もこれで澪振り向かなかったら無残なくらい彼女に尽くしてるけど
みをつくしの作者が雑誌ででインタビューされてたから裏話や創作秘話的な話が聞けるかもと
わくわくしながら読んだらほとんど「質問には答えられない」って感じでがっかりした思い出
>>227 同じく
別れるならもっと早い段階で別れて欲しかった
小松原様も源斉先生もかわいそうに、と
茅田砂胡の桐原家の人々1〜3
10年読んでないし処分するつもりで読んだ。
近親ホモなのかと悩んだり兄弟にいじられる眞巳がやっぱり面白かったので本棚に戻した。
本も定期的に読んだり、手入れしないと埃で鼻やられる。
図書館の本でもアレルギーは出ないのに。
>>222 朝ドラ「カーネーション」でも不倫描写がさらっと出たけど、
実際に不倫をしていた期間は21年間だと知って、目を白黒させた覚えがある。
「八日目の蝉」は、映画・ドラマ・小説 全て切り口が違う。
角田光代の小説も読まなきゃ、とは思ってるんだけど、小説だと不倫描写が濃そうで尻込みしてしまう
映画版:主演・井上真央 ※キャッチコピー「優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした。」
ドラマ版:主演・壇れい ※誘拐犯視点。258分中43分が誘拐するまでの葛藤。
読んだのだいぶ前だからちょっと曖昧だけど、小説も不倫描写そんなになかったはず
「アサシンの王女」
主人公は何人も殺したことがあるという名高いアサシンの少女らしいが、
「いったいこんな彼女のどこがアサシンなんだ!?」
という突っ込みどころ満載のキャラクター
いろいろ面白そうな要素のあるファンタジーなだけになんかもったいない
「ソロモンの偽証」
中学校である生徒が屋上から転落して死亡
大分端折るけど、自殺なのか殺人なのか、生徒たちが学校裁判を開いて検証していく話
時系列は一方向で被ったり戻ったりすることはないけど、物語の視点は何人かの登場人物で回されていく
人情溢れる大人達と全方位優等生の描写がいかにも宮部みゆき的というか
良い子すぎて鼻につくこともあれど、やっぱ水戸黄門並みの抜群の安定感があって面白い
以下、ちょっとネタバレ
死亡した生徒と、それを目撃したって生徒が出てくるんだけど、それがまー嫌な奴で!
卑屈で矮小で、自分自身が学校カーストの底辺にいるのに、同じく地位の低い友達のことを見下してて
我が儘によっていかに周りを困らせるかが行動指針になってるような、そして周りがどう対応してくれるで愛情を図って
どこかで自分は特別だと思ってて、周りの人は破滅しちゃえばいいと思ってるような
根暗でねちっこくてプライドばっかり高い自意識過剰の面倒くさい奴なんだけど
同族嫌悪というか、胸糞悪い思考に自分と似た部分があって、読んでて痛かった
私が小説の登場人物で、誰かからの視点で描かれたり、性格描写されたらこんなんかもなーと恥ずかしくなった
ちょっと素直に生きてみようと反省した
死ぬまでに読んでおくべき!て本を教えて下さい
ぼくは王さまってアニメになるんだね!
ひさびさに図書館で借りて読んでみようかなぁ
>>235 ガチ過ぎて既読だろうけど、『星の王子さま』
>>127 すごい亀レスだけど最近読んだ小説で真喪女性が出てたから挙げておく
上原隆『友がいな我よりえらく見える日は』に収録されてる『容貌』
46歳で彼氏いない歴=年齢の女性が出てくる
我がみな、の間違いだったorz
スティーブンキングのスタンドバイミーや
ドリームキャッチャー、ITなど、
少年たちの友情を書いた作品かつややホラーが好きなんだけど
何かお勧めある?
黒い兄弟
霊応ゲーム
雫井脩介「火の粉」
親切な隣人、でも実は…なサスペンス
「犯人に告ぐ」がツボにはまって勢いで買ったのにしばらく読んでなかった
が!一度読み始めたらとまらんかった
武内のうすら寒さが増してからの展開にドキドキしっぱなしだった
いるわーこういうプライベートまで侵食して親しくしようとする奴
築いてきた信頼が少し悪意を加えられただけで崩れ去る、って流れがとてもリアルだった
ていうか雪見はいいのかその男で
古典というか聖典だから『蠅の王』は読んでるよね
>>201 亀だけど面白かった!
チート無双系はあまり好きじゃないけど、おじいちゃんだと印象変わるね
後半出てくる料理人もいい味出してた
ふんんんんん!
>>243 以前読んだとき、火の粉面白いわーとのめり込みながら読んでて
この作者誰?他のも読もうと表紙見たら男性名で驚いた。
嫁姑の関係とか人物の描き方が女性作家特有の粘っこい細かい(褒めてる)感じで
女性作家と思い込んでた。
バームクーヘン!
ひ>東直子「長崎くんの指」読了。
おんぼろ遊園地を舞台とした短編集。
正常な暮らしから足を踏み外した主人公多し。
ほんのりエロ描写もあり、オカルト色が濃いめ。オカルト板のログを長時間読んだ後のような不快感が後を引く。
も>本谷有希子「嵐のピクニック」2週め読了できず。
イカれた女が主人公の短編集。
>「しもやけを利用して足をくっつけてみようと思うの」
2年前読了していたと最初の一行で気づいた。不快すぎて記憶から抹消されていたようだ。
永井するみ「隣人」のような不気味だけど筋が通っている話、でもないしなあ。作者は何を伝えたかったのだろうか
重松清「ブランケット・キャッツ」読了。◎
猫、貸しますーー短編集7編。猫レンタル利用者の家庭内不和を描いた物語。2003年朝日新聞web連載。
3月中旬テレビの朝番組で、単身者用猫付きマンションが紹介されていたので、現実味を帯びた話。
現実マンションの入居希望者に対して、捨て猫保護団体の女性が面談する様子も放映されたのだけど、
ペット飼育未経験者を歓迎していて腑に落ちなかった。なので、利用希望者によってはレンタルを拒否する店長に拍手を送りたい。
伊岡瞬「教室に雨は降らない」
新米小学校教師の奮闘日記。
モンスターペアレント描写に興味が湧いて購入。苦いけど、読後感は爽やか。
7作のうち、第二話「やわらかい甲羅」がもっとも印象に残った。
樋口有介「捨て猫という名前の猫」ほど、真相が明らかになって読者が苦しくなる展開ではなくて一安心。
た>日明 恩「埋み火」 作者名:たちもり,めぐみ(女) 題名「うずみび」
若手消防士活躍シリーズ第2弾。第1弾「鎮火報」の人物を想起する描写が多め。
火災や消火活動についてのトリビアが豊富。クライマックスの第9章が緩急がついていて良かった
自炊描写が好み。
p135^焼きそば描写 / p166^洋風朝食 / p209^昨夜のカレーをカレーうどんにリメイク /p508^夏野菜の天ぷら
中沢けい「うさぎとトランペット」
内気な小5女児視点なので、絵本のような甘めの作風。
花鳥風月の描写が多い。自分も春の長雨を好むたちなので、共感できた。
終盤、冬場の浴槽から上がる直前のような、名残惜しさを感じた。
吹奏楽シリーズ第2弾。前作の中学生部活編は未読だが充分楽しめた。前作より続編が発行されて欲しい心もち。
梨木香歩「からくりからくさ」を思い起こしたので、そっちを再読決定
星新一「きまぐれ星のメモ」
短編エッセイ集。ショートショートは小学生の時に40冊以上読破したけど、エッセイには期待していなかった。
それなのに、大正15年生まれとは思えないほど、違和感がない。
もし平成9年に永眠していなかったなら、どんな話を書いたのだろう?
・p204 twitterの予言?
・p166 小学校で、はがきの宛名書き「御中」について教えれば一生役に立つのに。←確かに
・p89 [未読の人のためにあらすじを記すと、]←数行で起承転結を記せるとは、さすが天才。
・p287 鬱病周知の予言?
>>232 そうなんだ、読んでみようかな
さとうさくら「スイッチ」
喪女のリアルな話かと思ったら、リア充のJJだったでござる。
253 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/04/05(土) 21:07:43.65 ID:IIfeZSX8
P・G・ウッドハウスのジーヴスの事件簿をちびちび読んでる
お馬鹿なバーティとクールで有能なジーヴスのコンビが良いなあ
漫画もあるらしいから、レンタルしてみようかな
>>11 その本、すごく気になってるんだけど面白い?
今、節約しないと行けないから、文庫が出るまで待つか図書館で借りようかな
>>201 辺境の老騎士私も読んだ雰囲気がよくて面白かった
強くて食事好きのおじいちゃん主役とはとても池波正太郎の影響の匂いがする
恋愛方面は池波作品よりずっとプラトニックだけどね
アイドラ様今後も回想で登場しないかな
>>254 作者乙
あちこちで宣伝ご苦労様
語尾に「じゃ」つけるだけでおじいちゃんとかアホでしょ
肝心の歳を重ねていった人特有の雰囲気がまるで無かったよ
こんな作品と池波正太郎が似てるとかあまりに失礼すぎる
『サロメの乳母の話』読了
塩野七生が歴史の裏側を想像?妄想?wした短編集
アッシジのフランチェスコの母親の話が特に良かった
>>253 面白かったよ〜
もしドイツとかWWIIとか興味あるなら特におすすめ
小ネタ的に関係者の名前が出てきて楽しいw(分からなくてもあまり支障はないけど)
257 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/04/06(日) 18:33:55.32 ID:7v2u5r6h
>>256 教えてくれて、ありがとう
何冊かナチス関係の本読んだり、映画やドキュメンタリーもいくつかみてるから、
なんとかついていけるかも
ドイツ人の子と文通してるけど、ナチスの時代はタブー扱いされてるらしいから
なんとなくこの本の話題は出しづらい…
それってドイツでベストセラーになったやつじゃないっけ
話題にしても大丈夫そうじゃないかな
259 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/04/06(日) 18:53:31.14 ID:7v2u5r6h
>>258 それもそうだね
新聞で賛否両論とあったから、話題にして大丈夫か?と心配だったんだ
今度の手紙でちょっと聞いてみる
>>231 不倫描写ってそんなに濃くなかった気がする…娘の方の恋愛描写はなんか嫌なものがあった
娘の描写に移ってからは蛇足っぽいけど捕まるまでは小説が好きだし面白かったよ
宗教のところとか印象深い
八日目の蝉の檀れいverは不倫女を美化してるようで胸糞だった。
原作もそんな感じなんでしょうか?
残穢
読んでる最中どこからともなく赤ん坊の泣き声が聞こえたり、夜中の工事現場から音が聞こえたりして怖かった。
残穢こわいよね。じっとりした怖さがたまらない
鬼談百景もおすすめ
残穢、読んでみたいんだけど先に鬼談百景を読んでおいた方がいいのかな
>>263 鬼談百景を読まずに残穢だけ読んでも怖さは変わらないけど
鬼談百景を読んだ後に読むと奥行きの深い怖さが味わえるって感じかな。
残穢は読み進むにつれてじわじわ怖くなってきて、
読み終わった後にも怖さが暫く続く。
鬼談百景こわいよね
一人で読んでて途中で怖くなってテレビつけたw
人を選ぶかもしれないけど「ブラックライダー」面白かった
食糧難から共食いを経て、人間と牛のハイブリッドを食料とする荒廃した世界が舞台なんだけど
さらに原因不明の寄生虫も発生してその混沌の世界からカリスマが誕生する話
慣れるまで翻訳本読んでるみたいな違和感があったけど
寄生虫の話が出だす辺りからすごく引き込まれた
もうちょいエピローグくどくてもいいぐらい
鬼談百景をなかなか図書館に返してくれないバカがいるんだ…
図書館のPCで検索して貸出可になってるのに、全く見つからない本がある
館内で読まれてるのかなと曜日や時間帯ずらして探しても出会えない
結局自分で買ったけど、もしかして盗まれたのかな
ちゃんと元の棚に戻さない人とかいるから借りたいのに見つからないことがよくある
あと職員が著者の苗字を読み間違えてて違う人のところにあったりする時もある
新着コーナー特集コーナーにあるとか
あとは整理番号の最後の一桁が見えにくくなってて違う棚に置かれてたということがこの前あった
大きくはない図書館だけど見当違いの所に置かれちゃってたら困るなぁ…
また行ったら探してみるよ。ありがとう
もう探す必要は無いんだけどねw気になってしまって
宮部みゆきを全く読んだことがなくて、チャレンジしてみようと思ってる
おすすめがあったら教えてください。
>>272 私1冊しか読んだ事ないけど火車は面白かった。
通りゃんせ/宇江佐真理
現代から江戸時代へタイムスリップした話。
面白かったけど、主人公の男がなんか上から目線でムカついた。
地方にしろ東京にしろ十畳DKに四畳半と六畳の部屋は狭くないだろ。
彼女が外食でごはん少なめで頼むことに対して
本当の飢えを知らないからだとか、
お前だってタイムスリップする前は知らんだろうが。
むしろ食べ残すより遥かにマシだろうが。
転勤になった時一緒についてくるの頼むのも
東京に来る方が彼女の夢も叶うだろう的な一方的な思い込み。
角質が厚くてフットケアしてないんだろうなとかキモイ。
一応ハッピーエンドになるかもしれないが、こんな男じゃ幸せになれないよと思ってしまった。
火車はやっぱり薦めやすいね
個人的には名もなき毒が好きだけど一応シリーズものだからなあ
クロスファイア面白かったよ
宮部みゆきの時代ものはどう?
千里眼や特殊な能力の人が出てくるシリーズは好みが別れるだろうけど、
初ものがたりがすごい好きだ。
>>275 名もなき毒はあの奥さんに耐えられるかどうかで道が分かれる気がする
自分は「どうせいずれ××するだろ」とニヤニヤして読めたけど
普通にストレス溜まる人も多そう
ブレイブストーリーも良かった
映画はあの毒が抜けきってて最悪だった
ブレイブストーリーは映画見てから原作読んだら、まず設定の重さに驚いたわ
>>272 ステップ・ファザー・ステップと
278さんと同じく時代物の初ものがたりお勧めです
あと幻色江戸ごよみ、喪女的に「器量のぞみ」は心慰められた…
(ホラー苦手なら避けた方がいいです)
>>272 ドラマは微妙だったけどパーフェクトブルーがとても良かった
テーマは重いけどキャラクターはイキイキしてるし一巻完結で読みやすい
続編で短編集が出てるので、それを含めると読後感もほっこりする
連投申し訳ない
虚貌/雫井脩介
火の粉に続いて読了、正直大満足!って感じではなかった
けど容貌の美醜はパーツじゃなくて表情!笑顔=魅力!っていうカウンセラーの話は心に留めておきたい
「目の位置が上すぎて頬下が長すぎる」ってリアルに自分のブスポイントでてきて驚いた
安易に目が小さい、とかにしないあたり作者の観察眼は凄いと思う
軽めのミステリでおすすめがあったら教えてほしいです
恩田陸の黒と茶の幻想とか本多孝好の初期作みたいなちょっとした日常の謎を解く話が好きなんだけど、
ミステリジャンルで探すと死人がたくさんでたり刑事が犯人を追いかけてたりでなかなかに重い
前にちょっと話題になってた和菓子のアンもさらっと読めて楽しめた
>>283 「器量のぞみ」は本当にいい話だよね
自分はあと「サボテンの花」も好き
>>286 「タルト・タタンの夢」とか同じ恩田陸なら「象と耳鳴り」とか
コージーミステリでぐぐると日常の謎とか死人が出ないミステリいろいろ出てくるよ
有川浩さんとか読んでる人いる?
いつも読んだ後にほのぼの出来るから好き。
割と若い人向けかもしれないけど。
>>286 ゆるくてちょいヲタっぽいけど、倉知淳おもしろいと思う。
長編はおすすめしがたいけど、短編はかなり良いよ〜
>>286 古典ではコージーミステリと言われるミスマープルのシリーズや
ラノベだけど氷菓のシリーズ
286です。たくさん教えていただいてありがとうございます
コージーミステリってジャンル知らなかったので、ぐぐってみたらこれだ!と思いました
これからじっくり楽しんでいきます
残穢
図書館で借りて読んだ。
もしかしてノンフィクションなのと思うくらい淡々としてる。
思ってたよりかは怖くなかったので安心した。
この本はカバーはずすと仕掛け(?)があるみたいですがどんな仕掛けですか?
仕掛け見たさに購入しようかなと思いました。
でも怖かったらどうしようの堂々巡りです。
ノスタルジー感じる本をずっと読みたいと思ってるんだけど
なかなか巡り会えない…大分麦焼酎二階堂のCMのような小説ないかな
ノスタルジーには少し時代が古いかもしれないけど、水上瀧太郎の「山の手の子」なんてよかったな。
二階堂ノスタルジーなら宮沢賢治でわりといけそうな気がする
昭和の初めの方なら幸田文のエッセイとかどうかしら
個人的には森茉莉とか吉屋信子が好きだけど
>>289 気になるけど読んだことないんだ
たとえば何がおすすめかな?
>>297 あと図書館戦争シリーズかな。
ここから派生したレインツリーの国もお勧め。
その他は、
ストーリーセラー
フリーター、家を買う。(ドラマ化)
シアター!
キケン
は面白かった。
お風呂で読む本が欲しくてブックオフの100円くらいの安い文庫本を買いに行こうと思う
汚いものが挟まってたり書き込みがあったりする本って結構多いのかな?みんなならオススメしない?
>>301 どーせ1回しか読まないからいいか〜と思うけど、
ついつい普通の書店に行ってしまうw
白ゆき姫殺人事件
※ネタバレ
話が誇張されることで事実が歪曲されていく様子がとても怖かった
「うちの娘はCAなのよ!」→実は新幹線の販売員でしたにはワロタ
映画はまだ見てないけど美姫が井上真央っていうのは知ってて読んだから、美姫の中肉中背で容姿普通なオカルト好きの女性っていう設定に違和感を感じた
謎解き感覚で読んでいたら、ラストで突然ひっくり返されて驚いた
>>301 本は最近けっこう値段が高いからたまにブックオフとか行くけど
100円だとすごく古くてページが茶色くなってるのは割とあるけど、いまのところ
何か挟まってたり書き込みがあったりする本には当たってない
気になるときはパラパラめくってみるよ(ミステリーとかネタバレ避けたいものはなるべく文章を目で追わないようにする)
>>301 よくブックオフの通販で安い本買うけど、そんなに汚いのは今のとこ無い
出版が古ければそれなりだけど、図書館の古い本と同じだよ
逆に最近出たものなら新品みたいにきれいだったりする
あと主な読者層が女性と思われる本は大抵きれい
ブックオフで買った本、ちょこちょこ中に書き込みされてたり線引かれてたりするのある。カバーの折り返しに大根とか買い物リスト書かれたものもあって、本に書き込みとか何事?って思うよ。
ブックオフで働いたこと有るけど、本来そうゆう本は買い取らないことになってるのに。
>>306 確か買い取り(お金は貰えない)けど、引き取りはするんだよね。タダで。
それをお店が売ってるんじゃないの?
持っていったの持ち帰るの面倒だし。
古本はamazonのマーケットプレイスでよく買ってる
いくつかの店で何度か買ったけど、良いってされてるのでもけっこう綺麗な状態で中古本としては悪くない
けどネットオフは失敗したわ。非常に良いとされてたのが汚かった
シミが付いててページ取れそうになってるのに非常に良いはない…
昔は近所に古本屋あったけどもう潰れちゃったもんなあ。本屋も好きだけど古本屋も好きだな
ここ見て思ったけど小説以外を読んでる人って少ないのかな
自分の場合はネットオフは状態かなり良かったからおすすめだけどなあ。
学術書だったらここで感想語り合う質のものじゃない気がする
オススメ知るにも専門板行った方が話が早いし
詩とか?
ミーハーで申し訳ないけど萩原朔太郎や中原中也は好きでたまに読み返してるよ
料理本や手芸本を買っては眺めるだけで終わる
コラム的なコーナーが好きw
>>301です
参考になりました!皆さんありがとう。
文学作品全般以外の読み物ってことかな?私は好きだよ
「遺伝子はダメなあなたを愛してる」福岡伸一
生物学の先生が書いた週刊誌のコラムをまとめたもの
絶対こどもを産まなきゃいけないんですか?そんなことありません
みたいな帯がついててそれにひかれて読んだけど、
生き物や遺伝子に関するちょっとした話やドリトル先生の話が多くて
文系の私でも読みやすくて面白かった
「本の声を聴けブックディレクター幅允孝の仕事」
幅允孝さんは病院とか美容院とかレストランとかの本棚のコーナーをつくる人
情熱大陸にも出てた
本屋好き図書館好きの人ならこういうのも興味が持てると思う
詩なら
「早く家に帰りたい」高階杞一
こどもを亡くしたお父さんの詩集で最近再販になったみたい
表題の詩がクウネルで紹介されてて、立ち読みしてたら困るくらい涙が出てきてしまった
冷血(上) 高村薫
加害者2人は、ウシジマくんに出てくるdqnより、生育環境、知能ともに上って
感じ じゃなきゃ文学になれないか
被害者ん家みたいな家に、生まれたかった・・・
>小説以外
自分は、杉浦日向子 読んでる 江戸時代の町人風俗のこととか
事件ノンフィクションだと 「殺人犯はそこにいる 北関東連続幼女誘拐事件」かな
DNA検査杜撰、その後の新証拠取り扱い、とは理不尽すぎて身震いする
恥ずかしながら銀色夏生が好き。あと、小林聡美のエッセイとかも読む。でも、そっち系はここで話を振っても続かないよね。
>>321 そうそうレスがつきにくいよね。
銀色のは子供の話ばっかりになって読んでも目が滑るw
サク君への溺愛ぶりがキモイ
エッセイと言えば、向田邦子は最初読んだときはJJが鼻についたんだけど
時間おいてみると昭和の都会の華やかな世界とその裏側とが
なんとも懐かしく芳しくある…
あの雰囲気、共有出来ないよねぇ…何とも言えない…
>>322 同意しておいてからその人の好きって言ってるのをキモいとか普通に書く根性
すげえなさすがだわ
でもキモイし
『想像ラジオ』読了
以下バレ
第三章の半ばくらいまで個人的にものすごく良かった、というか本人が気づくのが早すぎる
ありとあらゆる理解と想像を拒む壁の向こう側に行っちゃった人々を書いてるにしてはあまりにもこっち側の延長で描かれていて
いやそういう想像が(ある意味切実に)必要なことはわかるんだけど、読み手である自分にもうちょっと別な想像への余計な期待があったせいで
無駄にコレジャナイ感がしてガッカリ
いい作品だと思うし文庫本が出たら買いたいけど出だしのほんのりとしたマジキチファンタジックな感じをもっと味わっていたかったんだああ
あと「想ー像ーラジオー。」っていうジングルが出てくるたびにドラえもん(旧)で再生される私の想像力にもガッカリ
新潮文庫のヨンダクラブって終了したのかーーーーめちゃショック
本棚整理して応募券とろうと思ってたのに!ファスナー付きブックカバーがずっと欲しかったのに!!
行動遅い自分が悪いんだけどさ…
100%オレンジのパンダすきだったのに残念だーなんで終わっちゃったんだろう
>>327 ブックカバー二冊持ってるけどものすごく臭いよ、ゴム臭いというか石油臭いというか(´・ω・`)
ヨンダクラブ終了残念だよね、私もあれ楽しみだった
>>328 いいなあーそのにおい嗅ぎたかった!
文豪ウォッチとかもいつか手に入れたかった…角川のグッズはいまいちなんだよなあ
シリアスな小説ばかり読んでるけど
最近主人公が美人っていう設定の小説にハマってる。
ブスだからかな。
遠藤徹「姉飼」
世界観が訳がわからないけど、なぜか引き込まれる
ジャングルジムの話なんてカオス過ぎた
切ない気分になった
『ここは退屈迎えにきて』読了
決してド田舎ではないが決して都会でもない郊外の閉塞感がこれでもかと表現された短編集
うまい。「あるあるwww」がてんこ盛りでヤバい。何かこう、いやな感じがきりきりと喉元に迫ってくる。
借りた本だけど文庫化されてたから買ってしまった。
直接では(それほど)ないのにお下劣感はバッチリ表現されてるというエロ描写の加減も上手い。
この女子同士のエロ話描写のリアリティは何なんだ。そのへんに居そうなレベルだぞ。錯覚か。私が喪だからか。
喪にすら登場人物の性や人生の選択(結婚するかしないか、とか)をめぐる失望やガッカリに対して、いちいち「わかる、わかるよ〜」と思わせてくる。上手い。
以下バレあり
郊外オムニバスというか椎名という男オムニバスって感じなのはちょっと面白いと思った
肝心の椎名が結局一人称で語ることがないために
妙に理想化されたちょいバカなイケメンリア充像(大人になったら田舎に馴染んでくたびれている)としていろんなとこに立ち現れてるのが面白い
『僕はかぐや姫』から僕女の自意識からくるものを抜き取って代わりに郊外の行き場のなさ感詰め込んだ的な感じがする
『アメリカ人とリセエンヌ』がいい具合にブラックなのに泣けてくるオチで一番好き
ああ、書き損ねた。バレあり
最終話がちょっとすごかった。可笑しさもひとしおなら怖さもキツイ。切なさも。読後の幸福感も。
夢を与える/綿矢りさ
メリーゴーラウンドでブン回されてる感じ
寝る間は惜しまなかったけど夢中で読んだ
300ページあるし字もそこまで大きくないけどサクサク
ラストは見えてた所と変わらずでそれはいいけど〆の一文がこれかよとがっかりだったな
全作読んでる訳じゃないけど、作者の一生懸命磨き上げたガラス玉を
最後に思い切り地面に投げ付けて粉々にする感じは好き
今回はそのタイミングがちょっと手前に来てる感じかな
帯から想像した話とはちょっと違った
>>326 私は今ひとつピンと来なかったな
序盤は特に読み進めるの退屈だったから帯に書かれてた普段本を読まない人に〜みたいなのを
うーんと思ったり
あとジングル、言われてみれば私もドラえもんのような発声で脳内再生してたw
そぉーぞぉーラジオーって感じで
解体屋外伝が好きでワールドエンドガーデンもそれなりに好きだったけど
同作者で他に似た雰囲気の作品ってあるのかな
あとブコウフスキー読んだことある方いらしたら感想聞きたい
マルケスが亡くなった
>>336 マルケスって、印税だけで大富豪になって、政治家学者思想家とも上から目線で渡りあうという
ゾラやユゴーみたいな19世紀的文豪の最後の人じゃなかったろうか?
もうあんな作家は現れないだろうなあ
>>336 ところで、ガブリエル・ガルシア=マルケスというデュアルネームなので、マルケスと略すのはNGだと思う。
佐村河内さんを「河内」と略すみたいなもの(かなあ? ちょっと違う?)
>335
こっちも声はバッチリ大山のぶ代なんだけど、発声だけじゃなくてあの青い手首の先についてる白い丸い手が
なんかよくわからんピンク色した箱状の、ツマミとか色々ついてアンテナもあるちょっと古ぼけた物体を高々と掲げているのが見えてしまう。どうしても。
「あらゆる理解と想像を拒む壁」と言ったけど、正確には、想像を全面的に拒める壁は存在しない。
存在するならそもそも『想像ラジオ』という小説はのっけから成立し得ない。
想像とは存在の意味を書き換えるような行為である事は作中でも言及されていたけど、
それとは別の生理現象として、脳が不随意的に行う補完としても想像は存在していて、
全くの無をさえ「空白」「欠落」という比喩にすり替えて把握してしまう。
『想像ラジオ』のコンセプトは、そんな強力な抗いようのないような想像力を持っていながら、
あれに直接遭ったわけではないために分断されている人間の想像を、
ある方向に向けよう持っていこうとすることであるのは明らかだ。
ぶっちゃけその「方向」がちょっと趣味じゃなかったけど、そういう動きを起こそうとしているというのは評価されて然るべきのような気がする。
想像を拒む壁を強いて探すとすると、理解がそれに当たるのは少し面白い。
『想像ラジオ』の第三章の半ばくらいまでが面白かったのはそこまでは私は延々想像していたからだ。
理不尽劇の舞台セットみたいなことになってる例の場面例の光景を想像によって感覚していた。
理解がそれをぶち壊しにしたので、私はがっかりした。
面白いのは、理解は想像をぶち壊しにしておくくせに、その破壊的な理解を前提としなければなし得ない想像があるということ。
この文章ももちろん想像を強いるように、というか理解を妨げるように書いている。
代名詞をひとつきちんと書き換えるだけでも理解が想像のすべてを台無しにし、
ついでに『想像ラジオ』の未だ至っていない初読体験をも台無しにする。いわゆるネタバレになる。
うぜー…
NGすれば?w
久しぶりに長野まゆみ読みたいな
長野まゆみ好き、好きだった人このスレ結構いそうだなーと思うんだけれどどうでしょう
特に過去作品が好きだわ
耳猫風信社好きだった
新世界は当時BLとかお耽美とかさっぱりだったんで訳が分からなかった
最近のは読んでないけど友人が言うには昔は漢字表記だった単語がそのままカタカナになってるらしい(例「天鵞絨」→「ビロード」)
あの頃の雰囲気が消えてしまってガッカリと言ってた
ペンシルロケットオペラだっけ
お父さんが探偵の双子が出てくる奴
あの話が一番好きだな
怪談徒然草/加門七海
実体験ベースの怪談集。
怖いもの好きだけど怖がりなので日中に読んでたけど
なんかやっぱり怖かったのでじっとよんでられず
エアロバイク漕ぎながら読んだ。
おかげでいい運動になりました。こわいもの+運動って
相性いいかも。
怪談徒然草/加門七海
実体験ベースの怪談集。
怖いもの好きだけど怖がりなので日中に読んでたけど
なんかやっぱり怖かったのでじっとよんでられず
エアロバイク漕ぎながら読んだ。
おかげでいい運動になりました。こわいもの+運動って
相性いいかも。
わぁ、二重投稿すいません
「夜啼く鳥は夢を見た」「カンパネルラ」「三日月少年漂流記」がお気に入りだったな
私も昔の作風が好き
ファンタジーと妖しさが入り交じった独特の世界観に惹き込まれた
また初期みたいな雰囲気の作品読みたいな
「夜啼く鳥は夢を見た」私も大好きだ
長野まゆみはBLより耽美よりの雰囲気の方が好き
ここで名前見て気になってた夜の写本師読んでみた
世界観も設定もすごい好みで、話もダークなファンタジーとか150キロど真ん中ストライクだった
短編集もよかったからシリーズまだまだ読んでみたい
>>352 いいよね!
そろそろ新刊が出る頃だと思うよ
ここを見てると読みたい本がたくさんあって困る
みんな本は買って読んでるのかな?
今度は大きい図書館の近くに引っ越そう
『向日葵の咲かない夏』
ラストのどんでんがえしが見どころと聞いて読んだけど、色々とがっかり。なんだそれwって感じ
サイコパス系にしては色々と詰めが甘いというかなんというか……終始気味悪いだけだった
後味の悪いもやもやする話を読みたい人におすすめ
夜の写本師、タニス・リーっぽいと聞いてちょっと興味わいてる
「薔薇の血潮」
色彩豊かな文体もだけど、改めて構成すげーって思いながら読んだ
感情移入するタイプの話じゃないとはいえ色々身につまされる描写あったな
>>354 私の家の近所の図書館はそんなに大きくないけどよく他の図書館から取り寄せしてるよ
一回登録すればネットから検索・予約できるし、利用してなかったらおすすめする〜
>>335 どっちかっていうとワールズエンドガーデン寄りだけどノーライフキングぐらいかな
ファミコン全盛期の子供たちの話なんで、当時の空気を知らない人が読んでピンとくるかどうかはわからない
解体屋はエンタメ小説としてめちゃくちゃおもしろいのにあまり知られてないのがもったいないよね
>>251 文庫だからか、該当頁読んでも全然違うこと書いてあった。
そして御中と粗筋以外はどこのことかわからなかった。
でも面白かった。
宇宙の端と端に夫妻がそれぞれ住んでいて妻が出産したら夫は父になる。
それは光より早く父になるのでは。
みたいなのとかはっとして、なるほどと思ってしまった。
>>354 お金がある時は新刊で買ってるけど、今は貧乏なので図書館と中古屋で買って読んでる。
図書館は歩ける距離だし、田舎の割には品揃えよくてありがたい。
>>354 好きな作家とか追っているシリーズものは新品を買ってる。文庫でだけど
あとは図書館とか中古とかかな…最近は電子書籍もセールのときについ買っちゃう
金銭面とスペース面であまりほいほい買えないなあ
爽やかにエロい小説ってありますか?
レディージョーカー面白いけど少し読みづらくって疲れる
>>360 どの程度のエロまで大丈夫なんだろう
ド直球の性文学で良ければ、ファニー・ヒルかな
女主人公の視点で話が進むけど、主人公がからっとしてて、セックス楽しんでる感じが良い
最後はイケメンとハッピーエンド。読後感もよかった
あと、後宮小説もおすすめ
こっちはこのスレでもちょくちょく出てたから、既読だったらすまん
はいスルー検定不合格
は?
井上夢人「あわせ鏡に飛び込んで」読了。
ホラー短編集。'90-95年に出版された文学雑誌の再録本。10編。
読了後にamazonの感想をチラ見したら、「世にも奇妙な物語」「(星新一+乙一)÷2の作風」「消化不良」とあり納得。
さらにググったら、各話3行で起承転結を要約した個人ブログあり、危険。
さて感想。冒頭の『あなたをはなさない』はいったん飛ばして、ラストか8番目に読んだ方が楽しめる。
表題作より印象に残る作品なので、冒頭への配置はもったいない。
現実に起こりうる展開『さよならの転送』。留守電を題材とした恋愛作品だけど、恋愛を抜きにしても報連相談の重要さを痛感させる。
総合評価すると、主人公の自業自得が原因のトラブル、という展開が多いので、一気読みには向かない構成かなと。
篠田節子「家鳴り」読了。◎ホラー短編集7編。
この中の自己ベスト3は「幻の穀物危機」「操作手」「青らむ空のうつろのなかに」。表題作は自炊描写だけはよかった。
-「幻の穀物危機」
アリとキリギリス東京大震災編。311を題材にした作品と思いきや、96年に執筆。ノストラダムスもびっくり。
2014大雪の被災者様ぶりを思い返すに、荒唐無稽と一笑に付すことはできない。とりあえず乾麺を常備しておこう。
-「操作手」
SF介護もの。性行為は皆無なのに艶めかしさを感じさせる。
また、昔のPCゲーム「さよならを教えて」を連想とさせる、未プレイだけど。
-「青らむ空のうつろのなかに」
DV被害者の児童が「銀の匙」のような寮に放り込まれたら、という物語。農家や酪農家の方には頭が上がらない。
柴田よしき「朝顔はまだ咲かない」読了。
19歳ひきこもり、未熟な少女が謎を解く。
恨み言を言うわけでもなく、メンヘラらしさが薄くて読みやすかった。
昼夜逆転もしておらず、自然の移ろいを愛せる精神的余裕もある。
友人たちとの会話は壊れ物に触れるような感じではなく、ほどよく優しくリハビリにつきあう関係で好ましかった。
森沢明夫「ミーコの宝箱」読了。
ママだから、風俗嬢。揺るがない母性の物語。
日記は反則、涙腺が緩みそうになった。前作「虹の岬の喫茶店」が話題にのぼり、ほくそ笑んだ。
悪人の少ない世界観で無理があるけど、ファンタジーだもの、これでいい。
自炊描写は p63^汁粉/p138^ふろふき大根と小鉢/p230^冬鍋だけ。もう少し増やしてほしかった。
坂木司「和菓子のアン」読了。
職業もの。主人公のデブ子が和菓子屋の販売員として働きだした話。
主人公を含めた販売員が無敵の超人ばかりで、現実味に欠ける。
けれども、ぷちミステリーな娯楽小説なので、陰鬱な描写が続くよりは正しい姿なのだろう。
容姿端麗な上生菓子の姿形や、それにまつわるトリビアが終始描写されていて、気負わずに読める作品。
和菓子屋で3年間働いていたので、作者の取材力に舌を巻いた。
自分で組み立てるモナカには杏ジャムもサンドすべし、が心に残った。
この作者は、明るい職業物シリーズが強みで、それぞれの話がリンクしているらしい。何作か読んでみないと評価しにくい。
北川歩実「僕を殺した女」読了。記憶喪失もの。
記憶喪失の主人公は、自身の女体化&タイムスリップの謎を解き明かしたいと望んでいる。
疑心暗鬼に陥っており、誰にも腹を割って相談できず、皆に嘘八百を並べて潜入捜査を続けていく。そんなある日…。
解読難解。登場人物が多く、相関図などを書き起こしながら読んだが、それでも状況が理解できずじまいだった。
これはデビュー作。北川歩実のヒット作は「金のゆりかご」という幼児教育研究所を舞台にした作品だが、しばらくは挑む勇気は出そうにない。
余談だが、料理上手な男の友達が献身的に尽くしてくれる、というのは羨ましいかぎりだ。
>>358 ありがとう。
読了後に違う人の感想をググッて読むのも好きだから、嬉しい
>>354 図書館、書店、とんで中古の順に多いかな。
文庫本はふらっと本屋に立ち寄って、タイトルで衝動買いすることが多い。
ターゲットが決まってる時は、ネットで図書館の貸し出し状況を調べて、借りに行く。
中古を買う頻度は少なくて、溜まっている読んだ本を、売りに行った時くらい。
作者のためにも定価購入が好ましい、と頭ではわかっているのに
図書館の方が捜しやすいし、部屋も片付くのでつい便利な方に逃げてしまう。
いずれは電子書籍に手を伸ばすべきなのかな
ここは退屈迎えに来て
友達同士でもエロ談義したことない生粋の喪だからか、思ったより感情移入できなかった
アメリカ人と友達になる話の子とホモの子は喪だなぁって感じがしたけど(妄想がまんまこの板の妄想スレだった)
後はキョロ充か、ちょいリア充の子の話だった印象
面白くなかったわけではないんだけど、期待してたぶん肩透かしだったかな
朝ドラの大正ロマン・女學校・お嬢様
みたいな雰囲気につられて吉屋信子の「わすれな草」を久しぶりに読んだ
吉屋信子っていうと花物語のが有名だけど、私はこっちのが好きだなぁ
何かこういう雰囲気でおすすめあったら教えて欲しい
乙女の港はまだ読んでないけど読む予定です
ようこそ、わが家へ 池井戸潤
買ってみようと思うんだけど、この作家読んだことないんだけど、おもろいかね
あからさまな職業作家あんまり好きじゃないんだけどあまりにも話題なんで
ようこそ〜も悪くないけど、初の池井戸なら鉄の骨あたりから薦めるかな
鉄の骨か。
ありがとう読んでみるわ
373 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/04/24(木) 10:34:55.78 ID:HlmCtytU
>>369 川端康成の少女小説。題名よく覚えてないけど、「朝霧」だったかな? 女学生が新任の美しい女教師に
片思いする話が良かった。
池井戸は今半沢の続編読んでるんだけど話が難しい
殺しあう家族
ただただ胸糞悪くなる作品を求めてた
洗脳の恐ろしさとかどこまでも狡猾な犯人が描かれていた
ちょっとリアリティに欠ける部分はあったけど、読んでよかった
乾くるみの「イニシエーション・ラブ」読んだんだけど
あのオチって大絶賛されるようなものか…?
「必ず二度読みたくなる驚愕のミステリー」っていうのに煽らた自分も悪いんだけど
すごいベタな叙述トリックだなあ、という感想しか出てこなかった
それと向日葵の咲かない夏をオススメする人は信用しないことにしてる
イニシエーション・ラブはオチ自体に驚きを求めるより、
二度読みで伏線探しをして楽しむ小説、という認識だなあ
案外細かく張ってあるから二周目はわりと面白く読んだよ
正直一周目の途中までは、登場人物全てに腹が立って仕方なかったがw
そういえば、乾くるみの他作品ってどう?
セカンド・ラブは二番煎じ気味なのかな、読むなら連作短編がいいだろうか
Jの神話は腹抱えて笑った
イニシエーションラブは良かった、不幸な女の子はいなかったんだ
と喜ぶ女尊男卑小説だと思ってる
乾くるみのリピート読んだことあるけど長くて小難しくて最後まで読むの大変だったな〜
話もありがちだった
イニシエーションラブもそうだけどなんか男の登場人物に腹が立ってしょうがなかった
セカンドラブこそ落ちで笑った覚えがある、リピートも帯にはイニシエーションラブを超える衝撃とか書いてた割にはどこが衝撃なのかさっぱりだった
383 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/04/26(土) 13:05:33.89 ID:tF8u2D3U
>>378 「林真紅郎と5つの謎」とか「6つの手がかり」の林真紅郎シリーズが割と読みやすかった覚えがある。
元は大学病院勤務の医者、今はプータローの主人公が身の周りに起こったゆるーい事件を解決していく
というよくある設定。実家は裕福で自分も医者だったときの貯蓄が充分あって働かなくても生活して
いけるって境遇が羨ましかったので印象に残ってる。
有川浩「塩の街」読了
自衛隊シリーズっていうから結構ミリタリー描写あるのかなと思ったら意外とあっさりしてた
というかメインの話の前半ほとんど自衛隊出てこなかった
世界観のSFっぷりを置いとくと入江とその周辺の事情だけ現実味が薄すぎて
半ば便利キャラというか舞台装置と化してた気がする…
そのへん「世界は秋庭と真奈の互いを救おうとする愛のついでに救われました」って
作中でぶっちゃけてるのがなんかずるいなとも思った
他にも細かいツッコミどころはあったけど面白かった
野坂夫妻の話がよかったな
あとがきで作者がライトノベルと言ってたけど確かにそうだと思った
イニシエーション・ラブ、あのオチのためだけに
糞つまんない恋愛模様を一冊まるまる読まなければいけなかったのがきつかった
途中から矛盾多くて想像ついてたし
男の性格が糞すぎてイライラしたし…と思って読んだあとにネットで感想漁ったら
男の気持ちわかるとか書いてた糞男がいっぱいいて余計に嫌な思い出になった
イニシエーション・ラブ昔一度読んだきりだけど私もあんまり好きじゃない
ネットの評判では女怖い女怖い言われてるけど
主人公もヒロインと同じ事してるしその上(確か)暴力振るうし主人公の方が最低だと思った
まああの人は可哀想だけど
僕はお城の王様だ読了
ひたすら鬱でなんか子供の頃の事思い出した
(こういう子供時代を過ごしたという訳ではない)
子供時代が不幸じゃなくても主人公のこういう気持ちを経験した人って多いと思う
あといじめっ子より主人公の母親が嫌いだ
私もイニシエーションラブはイライラしながらオチの為に読んでてオチがあれで腹立った
もう一度読むと面白いって後書きにあって仕方なくもう一度読んだらますますイライラしただけで読み終わった後本をぶん投げたくなったの初めて
読んだのかなり前だけど私もイニシエーション・ラブ微妙だと思った
なんで今頃って思ったけど、テレビで有田が話題にしたんだね
『ゴーディーサンディー』読了
内臓に擬態して金属検査を免れる爆弾が自爆テロに使われまくりの未来、自爆テロ犯を解体するのがお仕事の警官の話
淡々とグロい、解剖の教科書的なイメージのグロさ
ちょっとハードボイルドっぽい詩情があるようなないような
恋の落ち方があまりにも唐突すぎてもはや狂気の域だが実際そんなもんなのかもなと思ってしまうのは読み手が居ない暦=年齢だからなのか
伊藤計劃以前だか以後だかと言われていたので読んだが、個人的には伊藤計劃のがセンシティブで断然好み
あちこちにカメラ集めてデータ取ってる未来だけどそのデータの分析は人力メイン的なところが時代やね
海猫沢めろん『ニコニコ時給800円』読了
(おそらく都内で)時給800円で働くひとびとの世界、のカリカチュア的な連作短篇小説
……うわあ……(ドン引き)(褒め言葉)
最近のマックジョブな底辺層の若者を描いているので、ちょっと前の時代の『苦役列車』とか『ぼくんち』的なヘビーさ悲惨さはないというか
それよりはもっとノリが軽いんだけど「こんなに軽いノリで十二分に閉塞してるよどーすんのこれ」感というか
「もう笑うしかないだろこれは」的などん詰まり感が面白い、けど本当ワロエナイ作品だった
第一話からしてかっ飛ばしてきたと思ったけど続く第二話も三話もキッツイ、四話はキツさに加えて黒い黒すぎる
全話カラリとしてあんまりウェットじゃないんだけどウェットでもいいから救いのある話が自分は好きなんだなあと思いましたまる
このお話通りのことが現実に起こってるわけはないとはわかるんだけど
似たようなことは絶対そこらへんにあるよなあとも思わざるを得ない謎の説得力があって鬱
いとうせいこう『難解な絵本』読了
前書きの
"人々がアリエスを引用して「子供なんて社会がつくりあげた幻想だ」と書くとき、彼らは見落しているのだ。それなら大人もいない、ということを。"
がすべてを物語っている難解な絵本
どこから突っ込んでいいのかわからんwwwパロ範囲広すぎwww柳田のくだりの直球人名やめいwww
いちいち元ネタなぞり倒してきやがってwwwあとがきに反してこの本自体が社会のパロディと化してるじゃねえかwww
『評論家の功罪』『滅びゆく子供たち』とか皮肉がうまい
『子供の演説』『子供のフィールド・ワーク』『非転校声明』『子供の一生』で不覚にもちょっと泣いた
「自殺なさって大人になる方は不幸ですもの。」が強烈すぎる
ごめんタイムリーに読み終わった
>>389への当てつけとかじゃないからね
伊藤計劃「虐殺器官」
うっわ微妙
文体とかキャラとか引用の仕方とかは好みだったんだけどストーリー…
最後の主人公の行動が意味分からん、僕は祖国以外の国を守るため祖国を紛争地帯にしますって…
何がしたかったの?紛争を引き起こしている男からその手法を引継いでおいて何だよそれ
>>390 おお、私とは真逆の評価だw
文体がどうにもラノベ的で好みではなかったが、容赦も救いもないストーリーは良かった
続編の「ハーモニー」の方が文体、キャラも込みで私好みだった
お祓いびより その作法と実践/加門七海
塩とかお香とか鏡とか、いろんなものに関しての
パワー説明とお祓い実践についてのミニ話。
加門さん、オカルト小話が面白かったからここ最近続けて
読んでるけどこれはーw
紹介されてる中の一つについての専門職なので、ちょっと
あまりのとんでも知識に、そしてそれを当然のように紹介するところに
戸惑いを覚えてしまいました。人に何かを紹介する、教えるって怖いことだなぁ。
何事もほどほどがいいよね・・・。
うおお徒歩圏内に図書館ができた
学習スペースもあるし新しいからきれいだった
庭がある図書館夢だったんだよ
これは通いまくるわ
閉館時間が早すぎるのが難点だな
追放者の機略 上・下 マーセデス・ラッキー
前作に続き、使者アルベリッヒの物語なのだが、前作以上にアルベリッヒの
意外な一面が見られてかなり面白かった
更にさりげなく名前だけタルマの存在が出てきたりして、シリーズを読んでる
読者が楽しめるのがいい
イニシエーション・ラブは叙述トリックが
後半の1ページ目で早やわかるってのがあんまりすぎたw
あんなバレバレなトリックでなんで売れたんだろ
有吉佐和子の処女連?
プライド高い喪女の小説に読めて胸が痛くなった…
文字化けしちゃった
処女連祷(れんとう)
「箱の中」木原音瀬
当方腐女子だがBLとは知らず、表紙見てなんとなく妄想できそうだと思って購入したらがっつりBLだった
喜多川の堂野に対する愛が一途すぎてひらすら切なかった
『檻の外』では思わず泣いてしまった、BL界の芥川賞って紹介されたらしいけど納得
湊かなえだと何が一番面白いですか?
伊坂しか読んでないから新規開拓したい
私は少女が好きだな
評判悪いけど
往復書簡結構好き
乾くるみ、イニシエーションラブしか読んだことなくて
オチもつまんなかったし内心スイーツ()って馬鹿にしてたんだけど
リピートとJの神話読んだら面白かった
ごめんなさい
ていうかイニシエーションラブとリピートは男がクズすぎなのと
あとマリオネット症候群の女言葉がおかしすぎて
女性ペンネームの男作家?って感じたんだけどJの神話は女キャラ普通だった
どっちなのこの人?
>>399 私は告白が好きだな
ストーリーに引き込まれるのでサクサク読めるし、ラストの復讐の仕方にもぞくっとした
読後感は爽やかではないけどおすすめ
406 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/04/28(月) 21:04:12.64 ID:NnoDQNW5
>>402 本名は市川尚吾。検索すると顔写真も出てくるけど髭面のいかにもおじさんって人だよ。
>>399 できれば、ノベルス版の「檻の外」に収録されている「なつやすみ」まで是非読んでほしい!
文庫と半分くらい内容が重複するけど、自分は手に取って良かったって思ったよ
>>399 私は「白ゆき姫殺人事件」が一番好き
悪意の書き方も怖いんだけど、善意が書き換えられてくところがもっと怖かった。
ので、映画の「ネット炎上をテーマに」みたいな紹介のされ方はちょっと?となってる
10年以上前から好きな作家の新刊よんで、やっぱり好きだなあと思えて幸せだ
精神年齢成長してないだけかw
牧野修の呪禁官シリーズの新作出てる!
打ち切られたと思っていたシリーズの新作が出ると物凄く嬉しい
出来れば朝松健の一休シリーズも新作お願いします…
リンダ・ハワードの「ミス・パーフェクト」っていうロマンス小説よかった
ヒロインはいつもいいとこで男に逃げられてばかりいる会社員で、気が強くて口が悪い
気をつけていてもチクショウ、このやろうとか連発する
生活ぶりがイキイキ書かれてて、やっと家を買ったわ!と思ったら
両親から猫と車を預かるハメになるわ、隣に柄の悪い男が住んでるわ…
颯爽と家を出たところで今日はゴミの日なのを思い出した!急げーとか
会社で簡単な昼食を摂っていたら、同席した同僚女性の丁寧な弁当を見てorzってなったり
何気なく書かれてるけど独身アラサー女性の暮らしが目に浮かぶのがイイ
まあ当然濃い目のエロがあるし、ミステリ的にエグい描写もあるからおすすめって言っていいかは
分からないけど、ヒロインの気の強さと独身生活の描き方が魅力的だと思った
タイトル間違えた
ミスじゃなくて「ミスター・パーフェクト」だった
善人長屋
キャラクターが良くてすごく面白いんだけど磯部磯兵衛の絵柄で脳内再生される…
415 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/05/04(日) 15:06:44.80 ID:i/8iucUQ
>>52 童話物語のサイトにある番外編のこと今まで知らなかった…!ありがとう!!!
斎藤一人さんって知ってますか?
NGID:EVdBUnAg
エデンの東ってどうですか?
同和物語って性格悪い女の子が塔によじ登る説教臭い子供の本だっけ?
>>419 同情するなら金をくれ的な女の子がようせいさんと
喪女を巻き添えにしながら自分ひとりは物を大切に
丁寧な暮らしに目覚めて幸せになる物語かな。
メルヘンなタイトルとは裏腹に変にシビアで驚いたもんだ。
メルヘンかと思ったらメンヘ…
いやなんでもない
明日は図書館で久しぶりにSFとか変わったジャンルのを読もうと思います
天気が良ければ隣にある公園の芝生の上で読書できたのに残念
明日の天気ってもう決まってるの?
決まってるよ
童話物語って主人公の捻くれっぷりは孤児院でずっと虐められたせいだから納得いった
むしろ主人公を追い掛け回すあの変なババアが怖かったけど最後どうなったのか思い出せない
あと主人公を虐めてた癖に実は好きだったらしい同じ孤児院の男の子もどうなったんだっけなあ
>>420喪女って誰だと思ったらあの守衛?のBBAかwww
童話物語はおばあちゃんが飼ってたロバが一番好きだった
旧童話物語も読みたいと思ったけど、販売のお知らせ2年前の記事なんだね、まだ在庫残ってるだろうか…問い合わせてみよ
高野和明/幽霊人命救助隊
自殺した4人の幽霊が天国に行くために、自殺しようとする人達を救助する話
コメディテイストで話が進むが、ちょこちょこ涙腺緩む場面があった
読後爽やか
鬱な気分な時に読むのがいい
自殺イクナイ
>>427 真逆の感想を抱いてしまった
まあ、本ってそういうものか
スレチだったらすまんがレミゼラブルってどの訳が一番良いんだ
>>429 あれは、良く言えば物語の骨格で読ませる本だから、訳の巧拙はあんまり問わないと思う。
青空文庫でも充分。
青空文庫のをKindleで買ったけど、まだ読んでないのを思い出した…
>>407 >>398だけどレス見て「檻の外」買って読んだよ。教えてくれてありがとう
喜多川は最期まで幸せだったんだなあ、と思ってまた泣けたよ
木原音瀬さんの作品、他にも読んでみようと思う
森博嗣「スカイ・クロラ」
面白かった、面白かったんだけど
読後感がラノベ
女結局殺してるし…心中が美しいなんて厨房の妄想かよ
でも戦闘描写はわくわくしたし読んでて楽しかったからいいんだけど!
森博嗣「スカイ・クロラ」
面白かった、面白かったんだけど
読後感がラノベ
女結局殺してるし…心中が美しいなんて厨房の妄想かよ
でも戦闘描写はわくわくしたし読んでて楽しかったからいいんだけど!
うわ、ごめん!
モモ/ミヒャエル・エンデ
実は読んだことがなかった名作文学。
子供時代に読んでおけばよかったなぁと思いつつ、大人になった今でも
面白かった。
簡単な言葉、優しい言い回しでも十分に世界と思想はつたわるんだなぁ。
子供にはふんわり冒険世界を、大人にはアレゴリー的な少しの毒をな。
賢いカメのカシオペイアが素敵。
次は果てしないものがたり。たのしみたのしみ。
長文です
カラマーゾフの兄弟読んだ
難しいかな〜とビビりつつ読んだけど全然そんなことなく面白かった
長いけど後半はページをめくる手が止まらなかった
でも、確かに面白いけど、物語はこれから!ってところで終わってた
いろんな伏線ちりばめてんのにほっぽりだしエンドかよ!と思ってggったらドストエフスキーがちょうど病気になってそのまま死んで未完だとか
未完の作品でしかも導入部しか書かれていない物がここまで面白いのはドストエフスキーがいかに凄い作家かを物語っているけど、でも世界一とか言われると…?って感じ
個人的に、やっぱり物語は最後まで面白いものが評価されるべきだと思うから、この作品が世界一だというのはなんか違うなと思った
未完でここまで評価されんなら恩田陸も全部未完にしちゃえばいいのに
天才現る!
440 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/05/07(水) 18:53:48.30 ID:iIiVjYY9
春季限定いちごパフェ事件
アマゾンで1円になったの探して読んでる。
宮部みゆきの江戸怪談短編集が面白い。
永遠の仔読んでるんだけど、評価がすごいよくて自分の感想と正反対の感想ばかり載っているのが辛い。
村上春樹のナルシスティックさはあんまり好きじゃないんだけど
小川洋子のナルシシズムは凄く好き
この差はなんだろうか、性別の違い?
喪をこじらせてるかそうでないか、かな?
RDG最終巻
やっと読めた
にしても最終巻は駆け足だったなー
いつものペースなら三冊分にはなってたと思う
最後の最後だから泉水子も深行もちゃんとしてくれと起こる場面とは別の意味ではらはらして読んだ
もっとゆっくり泉水子達の学校生活を追いたかったな完結お疲れ様でした
余談だけど泉水子が遂にどうして雪政と結婚しなかったのと紫子母さんに聞いているが
雪政には結婚の才能が絶望的にないからだろうに娘にそう言わなかった辺り紫子さん優しいなw
性別を超えた相棒なんだろうね
ここでお薦めされる本は当たりばっかりで嬉しい
本当にありがとう
>>427 あれテンポよくて好きだった!
舞台化されてるのかな?幽霊モノだけど映像化しやすそう
>>437 果てしない物語は小さい頃ハマったわ
バスチアンみたいに毛布にくるまってお菓子傍に置いて読むとイイヨ
久世光彦「死のある風景」
超短編エッセイ集
そのなかにある「遺書」は小説家だけでなく一般人でも共感するんでは
発表する気のなかった作品を勝手に見世物にするのイクナイ
マスコミはこの頁だけでもいいから読めと思った
>>442 批判の意見も立派な意見だし周りに合わせる必要なし。
自分読書メーターやってるけど、批判感想書きまくってるよ。
私も批判的な感想よく書いてるな
めちゃくちゃ面白かったりするとそれだけで満足しちゃって逆に書くことなかったりするw
たまに全否定的な感想に絶賛感想書いてる人から星つくのになんかイラっとする
逆の意見も受け入れられる自分カッコいーみたいな感じで、自分もイラつく。コメントとかレビューに得点入れるの余計な機能だと思う。
家族狩りドラマ化か…社会派作品かと思いきやミステリー作品でなんか調子狂った記憶ある。
思った様に感想書けるの羨ましいな
私も読書メーターやってるけど、見た人がどう思うか考えるとあんまり批判的というかマイナスな事書けない
ヘタレすぎる
読書メーターの感想非公開にできたらいいのに
読書メーター登録したけど2年くらい放置してる
本の感想は日記帳に書いてる
自分しか読まないしこれで十分だ
私はブクログやってる
感想は非公開メモのとこに書いたり
欲しい本がある時はAmazonのレビュー読んで参考にして買うんだけど、当てにならないことの方が多い。でも読んじゃう。
少年検閲官/北山猛邦 面白かった!
世界観がすごい、って安っぽい表現かもしれないけど、舞台設定が魅力的過ぎた
この独特の世界観と、それに準ずる謎、事件、犯行動機、とにかく物語の世界に没入できる
何度も読み返したい小説に出会った
プラトニックな百合もので、もし可能なら恋愛が主題じゃない小説があったら教えてください
参考にならないかもですが、桜庭さんの推定少女や砂糖菓子〜が好きです
>>456 武士道シックスティーンが百合っぽいけど百合じゃない
女同士の友情もの
>>456 嶽本野ばら「下妻物語」
あとマリみても一応そうかな…
どっちも桜庭一樹とは作風が全然違うけど
あと恩田陸の「蛇行する川のほとり」もそれっぽかった
>>456 シャーリィ・ジャクスンの『ずっとお城で暮らしてる』
皆川博子の『倒立する塔の殺人』、伊藤計劃の『ハーモニー』
このあたりは百合か微妙だけどおすすめ
系統も作風もぜんぜん違うけど
うえお久光の『紫色のクオリア』は百合で恋愛メインじゃない話
「倒立する塔の殺人」好きだ
お耽美で薄っすら不気味な雰囲気がいい
設楽さんカワイソス
ガルシアマルケス死亡記念で、密林で一番安かった「迷宮の将軍」読了。
…ん〜、普通の歴史小説? ところどころマルケス節はあるんだけど。
でもボリーバルという人への興味は湧いた。南米人のボリーバル崇拝への興味はもっと湧いた。
メキシコ皇帝イトゥルビデ一世に興味あったので、その息子が出てくるのが興味深かった。
肴は炙ったイカで良かった。酒は温めの燗で良かった。
シモン・ボリバルって名前だけなら世界史の授業で記憶があるな
国語の授業で読んだ小説を今になって読んでみると
学生の頃とは違った見方や感じ方ができて新鮮だった
今でも一番印象強いのは夏の葬列と魯迅の故郷だ
高校時代のよりも中学時代の方がよく覚えてるのはなぜだろう…
>>464 魯迅の故郷って、昔は街一番の美人なお姉さんだった人が
いやなBBAになっててガッカリするやつだよね
子供の頃の友達と距離感が変わってしまった事よりも
そっちの方が気の毒過ぎて妙に印象に残っている
>>464 一つの作品にかける時間が中学校は長いからかな。何度も音読したからか私も中学の作品は忘れられないや
夏の葬列はほんとに凄い。ヒロコさんとの部分もそうだけどそこからの展開が教科書に載るだけあるわ
”どんでん返し”を売りにする作品ならせめてこのくらいしてほしい
同じ胸糞作品でも向日葵とは比べ物にならない
わざわざ比べなくていいよ
>>465 そうそう!コンパスみたいなおばさんだったっけな
纏足っていう言葉もこの小説で初めて知った
>>466 同級生と話しても覚えてる人いないからなんか嬉しいw
主人公が突き飛ばしたときの緊張感とか息を飲む感じが衝撃的だった
@森沢明夫「虹の岬の喫茶店」読了。
※挿し絵は一つないけど絵本のような物語。魔法はないけどファンタジー。
七転び八起き、老若男女が互いを労りながら過ごせる空間。
ほんの少し苦い、カフェオレのような世界観。
@森沢明夫「青森ドロップキッカーズ」読了。
いじめに遭っている中学生がカーリングに出会う話。中盤から進研ゼミ勧誘マンガ状態で違和感。
青森県の方言は使わず、標準語で執筆したのは正しい。
@ピュアフル文庫ジャイブ社「ピュアフル・アンソロジー 片想い。」読了。
甘さのある話が少なかった。
-草野たき「さつきさん」
※後味の悪さが残った。恋愛とは相手をいいように解釈する精神病、という説を象徴する話。
-大崎梢「北風のマント」
中3の冬、同じ塾に通う他校のあの人に声をかけた。
※見ているだけで幸せ、なんて後ろ向きな恋だけじゃなくて、もっと積極的になれるよと応援したくなった。
@豊島ミホ「日傘のお兄さん 文庫版」読了。
感傷的な恋愛短編集、全4編。
主人公は全員女性だけど年齢層も幅広いし、テーマも異なる。元美術部員の25歳、
両親の庇護に恵まれなかった15歳、男女の機微に疎い12歳女児、援交の経験ありの大学生。
表題作以外の3編は、先に出た単行本とは全く違う設定で書き直した話だそうだ。
個人的ベストは表題作で、次点で「すこやかだから」だが、単行本だと違う優先順位になるのかもしれない。
@宮部みゆき「チヨ子」読了。
超常現象を題材にした作品5編。短編4、中編1。
メルヘンな表題作より、長い「聖痕」の方が深く考えさせられたが、
本筋が同著者の大作「英雄の書」と被っていて、後半の記述が全て台無しにしている。
-「いしまくら」あらすじ
都市伝説――夜、近所の水上公園で、女子高生の霊が淫らに誘惑してくる。
この噂の情報源を突き止め、夏休みの自由研究として発表する、と愛娘は張り切っているのだが……。
@「Anniversary 50 -カッパ・ノベルス創刊50周年記念作品」読了。
-道尾秀介「夏の光」
もうすぐ花火大会。そんなある日、小学生が角材を手に取り、力一杯振り落とした。両親の代わりに育ててくれた祖母のために。
@あ>我孫子武丸「8の殺人」読了。
館での、準密室殺人推理もの。爽快感ゼロ。
主人公の毛無し刑事が捜査するが、無能のため事件が迷宮入りしかけ、部外者の弟・妹に捜査状況を赤裸々にグチる。
グチられた弟が、持ち前の無神経さとミステリ狂いを武器に推理を披露する。ただし消去法で。
主人公が尊大に構えて、部下で実験→怪我をさせるというギャグが頻発するのも、寒々しかった。
@し>新海岳人「うそ日記 57人のブロガーによる初のアンソロジー」読了。
荒唐無稽な短編集、全81編。気楽に読めて良かったが、抽象的すぎて理解できない話もあった。
@山崎寿人「年収100万円の豊かな節約生活術」読了。
51歳独身、ニート歴20年の自伝本。
著者はニートだがまめな男性で、自炊好きの凝り性。
白米へのこだわりは一入。買うのは玄米を10kg。まとめ炊きの日に、4合分だけマイ精米機で籾を落として
ガスコンロに炊飯用土鍋を乗せて炊いて、即冷凍……という気合いの入れよう。
また、歯周病の予防にアレを使っているし、メリハリを持ってお金を使っていると感じた。
欠点は、ほぼエッセイなのにノウハウ本のようなタイトル。
>469 感想 続き
@「大崎梢リクエスト!本屋さんのアンソロジー」読了。
新刊書店を舞台とした短編、全10編。書店で働く人を主人公に据えた物語が多い。
-大崎梢「ショップtoショップ」
客目線で進むぷちミステリ。全てはこの一言から始まった。
>「後ろの連中さ、こう言ってた。鞄に入れる練習と、鞄に入れない練習。それぞれ手分けしてきたんだって」
※煮え切らない対処法に少し落胆したが、それが却ってこの小説に現実味を伴わせているのかもしれない。
-あ>飛鳥井 千砂「空の上、空の下」
→空港内の書店。お客様の上司や部下に問題はないが、物足りなさを感じていてーー。
※主人公は、良くも悪くもかなり率直で、人を苛立たせる。
だが、好みをはっきり伝える気質は個人的には好ましく感じられた。
@「近藤史恵リクエスト!ペットのアンソロジー」読了。
動物もの全10編。内訳:犬4猫3、その他3内鳥1
「希望」以外は、動物愛好家の自分好みだった。
後述する、同作者の他作品も是非読んでみたい。でもその前に
作中の個人的ベスト3
-み>汀こるもの「パッチワーク・ジャングル」
爬虫類飼育に心酔する夫。
その献身的な姿を見て、妻は胸中で毒舌をふるう。
-あ>我孫子武丸「里親面接」
譲渡主を騙そうと四苦八苦。緊迫した心理描写。
-近藤史恵「シャルロットの憂鬱」
夫婦は、引退した警察犬を家族として迎え入れた。
シェパードで聡明なのだが、意外な一面があった。
この本に執筆している著者が2013年以前に出した、動物ものの小説
-大倉崇裕「小鳥を愛した容疑者」講談社。ペットミステリ
-あ>我孫子武丸「狩人は都を駆ける」文藝春秋。ペット探偵もの
-み>汀こるもの「(タナトスシリーズ)」魚に関する蘊蓄満載の長編
>>464 記憶から拭えない感覚、わかる。
ドイツ人 ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」
エーミール でググろうとすると、
"そうかそうかつまり君はそういう奴だったんだな "って予測変換が出てくるw
個人的には、児童書の方が印象に残っている。
小4までの宿題は、親に音読を聞かせて、所要時間とサインを書かせる宿題が週4回あったから。
「おおきなかぶ」「くじらぐも」「たぬきの糸車」「のはらうた(かまきりりゅうじ)」
「お手紙 ふたりはともだち(がまがえるくん)」「ガオーッ(ライオンとクロヒョウの友情)」
「力太郎(垢擬人化)」「三年とうげ(発想の逆転)」「ふきのとう」「たんぽぽのちえ(説明文)」「ありの行列(説明文)
「スイミー」「スーホの白い馬」「モチモチの木」「ちいちゃんのかげおくり」「一つの花」「ごんぎつね」「やまなし(クラムボンは死んだ)」
「「白いぼうし(蝶の変わりに夏みかん)」「大造じいさんとガン」「わらぐつの中の神様」「赤い実はじけた」
「一本の鉛筆の向こうに(ポディマハッタヤさん)」
「ねずみのアナトール(チーズ評論家)」「塩狩峠」「六月の蝿取り紙」「大人になれなかった弟たちに」
「オーヘンリー 最後の一葉」「山月記」「セメント樽の中の手紙」
あたたかいわ!本当にあたたかい!
>>471 あれ衝撃的だったなぁ
それまでずっと、登場人物は皆心根は優しい人、
仲違いしても最後には理解し合える、
それかジャイアンみたいに怒ってボコボコにされる、くらいしか展開見えてなかったから
あの微妙な展開にどう感想持っていいのかわからなかった
そういう、やり場のない思いを教えるためにも
中学一年生の教材としては優秀だったんだろうな
>>469-470 いくらなんでも長すぎ…
今トリをつけてレスしてる人が叩かれてたのを見てなかったのかな?
あまりにも長すぎるのは読メとかブクログ、ブログでやってほしい…
>>474 え、どの感想も面白かったし参考になったよ
何十レスもつけてるわけじゃないし、
数レスでよそ行ってほしいってどういうところが邪魔なんだろう?
長文&連投は2ちゃんじゃ嫌われるでしょ?
わざわざいくつも感想まとめて長文レスするのはなんだか違う気がするなぁ
数日分の読書記録?ブクログとかじゃだめなのかな
>>476 あなたが嫌いなだけでしょ
感想参考になるし読むの楽しいよ
ここはお前の日記帳じゃねえよってことかな
日記じゃなくて本読んだ感想なんだからいいと思うけど
ここ見て次何読むか参考にしてるから詳しい感想助かるよ
あんま関係ないけど「あ」とか「み」がどういう区分けなのか気になる
作家の頭文字だろうけど、ついてないのもあるね
なんだろうね
詳しい感想は全然悪くないと思うんだけど
匿名掲示板なんだし、個人的なメモみたいな羅列はやめてほしいな
読んだ中で印象に残った本だけじゃダメなの?
教科書と言えば、一部が載ってて前後の話が気になるものない?
私は「ベンチ」のヘルガとフラードリヒがどうなったか気になってだいぶ後に図書館で借りたんだけど
スレちだったらスルーお願いします
小学校の頃に読んだ本で、どうしてももう1回読みたい本があるけど名前がわからない
ハードカバー児童書、短編がいくつか収録、カモメ、葉っぱに運命が書いてある、ソーダ、船、くねくね線で女の人がいて青っぽい表紙
これだけしか覚えていないけど不思議な感じの本だった
もしわかる人いたら教えてほしい
487 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/05/13(火) 11:07:08.21 ID:UI2W9x/d
>>484 「あの頃はフリードリヒがいた」だね。自分も気になって図書館で借りて読んでみたけど
ラストのあまりの胸糞悪さに読んだのを内心後悔した覚えがある。教科書に載ってた部分は
物語の中でもまだマシな(中学生が読んでもそれほどショックを受けずにすむような)部分を
選んであったんだなと。
しかし教科書に載ってる小説って「夏の葬列」とか「山月記」「故郷」みたいな短編は例外として
だいたい毒にも薬にならないような部分、あまり物語的には面白くないようなところが乗ってる
ことが多いよね。魯迅なら「故郷」より「藤野先生」のほうが好きだな。いわゆるドラマに出てくる
熱血教師とは正反対なんだけど、こういうのが本当の先生だと思う。魯迅が日本向けの全集には
必ずこの作品を入れてくれるようにと希望したというのがよくわかる。ラストの1行は日本文学史上に
残る名文句だと思う。
>>487 源氏物語だと須磨で光源氏がぐだぐだしている下りが入るとかねw
そこで大半が挫折したというのに
高校の時、古典の補講でやった模試過去問の伊勢物語……
交換採点した隣の男子がやたら「俺中将の恋応援する!」と騒いでいたので
あらすじネットで調べてみたことがあったのを思い出した
あと「赤い実はじけた」がトラウマで以降国語の授業が嫌いになったw
教科書といえばひよこの眼?だっけ…
あれは何で載せた?ってくらいOh…ってなったなぁ
うわあああ('ω')やoh...ってなるのが成年前に必要だよね
夏目漱石のこころも印象的だった
教科書に載ってたのは私とKのエピソードだけだったけど、続きが気になるのか本読んでる人結構いたな
まあ一番衝撃的だったのは、クラスの腐女子が書いた私とKのやおい妄想だったが
教科書で一番ずーんときたのはやっぱ山月記だけど、小学校でやった野ばらも印象的だったなあ
最近なめこ文学になってて笑ったw
私はやっぱり夏の葬列だな
あの後味悪さ最高です
『ブラウン神父の童心』十数年ぶりに再読
トリックがというよりブラウン神父というキャラクタがものすごく面白くてビビっている
筋はデジャヴだが別の本かと思う面白さ、前に読んだときは間違いなくここまでではなかった
いったい何を読んでいたのか
『木曜の男』のときに戦慄したけど改めてチェスタトンやばいと思った
シリーズ総なめしたい、あと評論集とか読みたい
正直神秘主義は肌に合わないかなと思ってはいるが
オパールの平原や真珠でできた断崖のもとに「汝、盗むことなかれ」の立て札を立てさせたものを見てみたい
ロベルト・ボラーニョ『売女の人殺し』読了
表題作が秀逸、しょっぱなの『目玉』もかなりいい
全体的にやるせない切なさが刺さる
『この世で最後の夕暮れ』のカーチャンコピペの変化球みたいな胸の締めつけ方が個人的にクる
死んで幽霊的立場になって自分の死体の行方を見守る『帰還』にはワロタ 気の毒…wwwって感じの笑い
しかしやはり何をおいても『売女の人殺し』がすごい
何がどうなってるのかはものすごくよくわかるのにどうしてこうなったのかは深淵の底、ってのが余すところなくあらわれていて怖い
そして『リアリティのダンス』を読み進めているこの幸福なひととき
あの伝説のカルト映画『エル・トポ』の監督アレハンドロ・ホドロフスキーの自伝
まさかそんなもんが存在するとは思わなかった、しかも御大自らの手で映画化されててもうすぐ日本でも公開されるとかマジかよ神様ありがとう
前述の『売女の人殺し』の解説あとがきで「面白すぎる自伝」として紹介されていたが確かに面白すぎる
幼少期が悲惨すぎwww絵に描いたような被虐待児ワロタwww……ワロタ…
こんなに悲惨なのに淡々としてしかしそれほど明るくはなく、ただ淡々と淡々とこっちの度肝を抜いてくる
時代ってものもあったんだろうけど現代日本のワープアの眼から見ると荒んでるってレベルじゃねーぞ
そして想像力が人を救うことのこんなにも克明で生々しい記録、それだけで救われる思いがする
上の教科書の流れでヤドカリ探検隊を思い出し読みたくなったけど書籍化してないようで残念
あまちゃんの影響で三島の「潮騒」読んだよ。
千代子っていう喪女が出てくるんだけど、
最後には主人公たちの恋の応援をするので、
私だったら絶対応援なんかしないと思った。
島の自然の描写にはうっとりしてしまった。
実際田舎に住んだらきびしいんだろうけど。
たくましい主人公がタコとったりするのも良かった。
国語の教科書好きだった
トラウマだと
国際協力の看護師さんが
助かる見込みのない子の酸素止めるの
選択の数を増やすのが富だと実感した
>>492 こころの二次BLはでも実際
先生とKがくっついて永久に二人でぐだぐだしてくれていた方が
少なくともお嬢さんは二人から解放されて幸せになるからありの気がするw
教科書なら「雨やどりはすべり台の下で」だったかな?掲載時は違うタイトルだったかもしれないけど
当時本を買ったくらい好きだったなあ
自分の周りにもたぶんいろんなタイプの人がいて、一人一人にその人なりのペースがあるんだって
この本で漠然と覚えた気がする
502 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/05/14(水) 20:21:39.53 ID:FnIfWCRJ
読んで欝になったのは、高一の国語の一番最初に載ってた湯川秀樹のエッセイかな。
中学時代の林間学校の思い出なんだけど、クラス全員で宿に着いたとき担任教師から
二人組を作るように言われて誰にも声をかけられず一人ぼっちになっちゃったって話。
(その林間学校では布団の数が足りないため二人で一つの布団に寝る決まりだったから)
教師が一人ぼっちになった自分のために小さな布団を用意してくれて、林間学校の間ずっと
一人で寝る羽目になった。で最後に「その出来事はずっと自分の心の中に残り、自分の
性格を形成する上で大きな影響を及ぼしたと思う。あれから数十年たった今でも、皆が
どんどん相手を見つけていく中一人取り残されていく気持ちは忘れられない」みたいな
ことを書いてあったのがなんともせつなかった。
>>502 読んだことないけど、うわあやめてくれってなった
504 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/05/14(水) 21:19:33.04 ID:60NbJljQ
高卒の家には本が一冊もなかったりするらしい
確かの私の実家にも本なんかほとんどなかったわ…
親が読んでるのも見た事がない
学歴とかで差別イクナイ
でも、本読まない人が多いから他の人の価値観にケチつけたり
周りに厳しすぎたりするのかなと少し思う
506 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/05/14(水) 22:12:35.42 ID:60NbJljQ
差別って言うか、ミニバンに乗ってるような頭の悪そうな高卒と
女医で話が会うわけがない。自分はもちろん医者じゃないよ
人間的レベルの違いがある
でもわかる気がする
小林よしのりの戦争論?がおいてあるだけでインテリ扱いされた事があってびびったわ
新潮文庫 檸檬 梶井なんとか著
有名だから読んでみた
あまり物語感ないから太宰とかみたいな面白味はないけど、文章がとにかく美しい
読めない漢字や意味わからない言葉も多いけどw
こんな時代にうまれたかったな…今は便利すぎデジタルすぎついていけないよ
>>506 本棚がないと高卒になる理由になってないよ
本大好きだけど高卒ですね
>>506 話が合うかどうかに必要なのはその二人が相手の話を聞く耳を持ってるかだよ
教養の違いは二の次
檸檬は詩みたいなかんじだよね。私も好きだ
丸善に檸檬おいてくるのは現代でもできそうだよ
爆弾置いてくるのは現代では無差別テロって言うんだよ
>>506 「人間のレベルが違う」が仮に事実だとして、その高卒の人が上であなたが下、という
可能性はないの? あるいは単に違うだけで上下ではないのでは?
教養がそういう自己懐疑や自己反省をもたらさないのなら、あまり意味ないと思う。
高卒ちゃんにはスルースキルないの?
アメリカのロチェスター大学で行われたIQテストと視覚テストの研究結果によると、IQの高い人ほど物事への集中力が高く、大事な情報だけ選択して認識できることが判明しました。
たとえば車や自転車に乗っているとき、頭の良い人は周りの景色よりも目の前を動く物体に目がいくといいます。一方IQの低い人は、運転中に周りをキョロキョロしたり、景色に気をとられてしまうことが多いとか……。
この結果から、IQの高い人の方が必要な情報をうまく処理する能力に長けている=スルースキルが高いといえるのです。
国語の教科書というとスリランカ人のポディ=マハッタヤさんを思い出す
永訣の朝かな
小学生だったから衝撃ハンパなくてそれから小説だけでなく詩をよく読むようになった
うちの学校はあまり教科書を使わずに先生が用意した教材で議論や実験をするスタイルだったけど永訣の朝は飛ばされなくて本当に良かった
飛ばされても自分で読むけど授業で一字一句までしっかり読み込んだのは浸透度が違うよね
詩のページの余白も好きだ
>>519 永訣の朝、良いよね
子供心に静かに感動したのを覚えてる
教科書といえば作中に銀河鉄道の夜を散りばめた演劇の台本「オリオンは高く歌う」が記憶に残っている
ごにゃごにゃと難しく物を考えて勉強も何もしたい事がないと言いきり
取り敢えずランニングを始める主人公とか
それをいいじゃないと肯定してくれる先生とか色々新鮮だった
「檸檬」もいいけど、芥川の「蜜柑」もいいよ
三浦しをんのエッセイ読んだ
三浦しをんの本を読んだの初めてだけど、かなり面白かった
結構喪女気質な内容だったから共感しまくれたww
小説買ってみたけど面白かったらいいなぁ
>>524 三浦さんの本面白そうだけど腐女子だと聞いてからホモ出てきそうで怖くて読めない
このスレ見て読書メーターとブクログに登録したら迷惑メールが大量に来たwwwww
>>525 「月魚」はだいぶホモ
「秘密の花園」はnotホモというか女子高もの
「まほろ駅前多田便利軒」は主役の男二人に女の影がないので多少の腐女子くささはあった
「仏果を得ず」は主役(男)が相方(男)の仕事にうっとりするところにやっぱり多少のry
でも二人とも彼女や妻やらがいる
自分は上の四冊しか読んでないけど、「月魚」以外はそうでもなかった
多分女性主人公の恋愛ものとかだったらホモの登場する余地はないと思う
きみはポラリスは恋愛短編集だけど冒頭の短編が直球のホモ片思いものだった
>>523 いいよね
蜜柑は高校のテストに出たのを夢中で読み過ぎて泣いた記憶があるw
テストは散々だったがいい拾い物をした気分だった
>>523 有島健郎「ひと房の葡萄」、チェーホフ「スグリ」もええで
他になんかあったかな? フルーツシリーズ
若山牧水「桃の實」
室生犀星「杏っ子」
とか
フルーツシリーズいいなw
教科書にのってたタクシー運転手さんが夏みかんを
逃がしてしまった蝶々の代わりに置いていく話が好きだった
好きだった割にはタイトルも作者もでてこなんだけど・・・
>>530 ワイルダー「プラム・クリークの土手で」
尾崎翠「アップルパイの午後」
もフルーツシリーズかな?戯曲だよね
>>532 「空色のタクシー」の中の一話だね
「これはレモンのにおいですか?」
「いいえ、夏みかんですよ」
の冒頭がすごく印象的で未だに覚えてる
主よ、永遠の休息を
あっという間に読んでしまった
後半のほうの展開がちょっと出来すぎじゃないか?と思った
桐江のトラウマが出るシーンがリアルで読み応えあった
537 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/05/16(金) 09:40:26.60 ID:XBmd3iPh
三浦しをんより高村薫の方がずっとホモホモしいという
ホモホモホモホモうっせえな
ホモが嫌いな女子はいません
大嫌いです
大嫌いです
高村薫は男臭い、北村薫はおっさん臭い
嫌いなのはいいけど好きな人もいると思うからホモホモ煽るのはやめよう
長野まゆみの鳩の巣で突然のホモトラップに引っ掛かってからというものの、少年二人が主人公的な物語は恐る恐る読んでるわ
まさか現代文の問題に出てきた小説にホモ要素があるとは思わなかった
まあBL的?なノリじゃなければ同性愛でも気にならないかな
いや、ご遠慮願います
>>535 あのシリーズは狐の嫁入りの話も覚えてるな
子どもの頃読んだ話を覚えてるってなんか嬉しくなる
お約束の台詞なのに…
村上春樹訳のロンググッバイ読んだ
この人ただの翻訳家なら文句ないんだけどなw
>>544 わかる…長野まゆみトラップ引っかかるよねw
男はホモ以外はホモ小説書かないね
トーマス・マンとかガチホモ(ていうか子供いるからバイ、ガチバイか)だったのかな?
あれはなんか精神的うんちゃらかんちゃらみたいな気もするが…
「トニオ・クレーゲル」はホモまでいかないいいかんじの話だよ
教科書の話題乗り遅れた
藤井貞和の『あけがたには』という詩が好きだ
多分誰も聞いてない深夜の電車の車内放送
運転手はちょっとずつ言い方を変えて到着時間を伝えてる
リズムがいいし、あけがたには〜につきますって終わりが爽やか
この人も言葉に苦労してるんだながんばれ
みたいな作者の感想がへーって感じだった
詩人とか作家ってすらすら書けるものだと思ってたからその発想はなかった
みんな教科書で読んで感動したりするんだね
私は「学校の勉強」以上には感じられなかった…
読書スレにいるのがちょっと恥ずかしい気分
それくらいの時期だと毎日数冊読んでたから常に次読むものに飢えてたので丁度良い作家紹介だったわ
マドンナB(
>>472のセリフ)が出てくる話
古本屋で見つけてようやく読めた。
あとは井上ひさしの『握手』
ルロイ修道士の言葉「困難は分割せよ」
『教科書に載った小説』ていう本も読んだけど、その中の
松下竜一さんの「絵本」
短い話なのにかなり泣いた。本当の話っぽいところが余計に…。
今古王国記のサブリエルを読んでるけどめちゃくちゃ好みのファンタジーで嬉しい
多分ここでおすすめされてたと思うけど本当にこのスレの存在がありがたい
>>554 国語と道徳の教科書は貰った日に一通り読んでたよ
良いなと思った作品は授業でやらない事多くて
よくグヌヌとなった事を思い出した
ああ、お堅い授業ばかりの中でちょっと中二っぽい用語の出てくる話とか
心躍ったのに授業でスルーされて凹んだこと思い出したw
むしろ授業から本読むようになったかも
こころやったときに文庫本買わされてハマり、夏目一気読みした
両親が自分なんて比じゃないくらい本の虫で、実家が蔵書であふれてるけどいまいち趣味が合わなくてもったいない
>>559 あるあるw
古本屋で「こころの処方箋」20円で買って新学期の季節に読もうと思ってたのに
片付けてどっかやっちゃった……
ジュンパ・ラヒリが好きなんだけど、異文化受容みたいなテーマでお勧めあれば教えてください
小説の一部を読めるから現国の授業は好きだったなあ。ハイライト見れる感じで楽しかった
あと夏休み前に読書感想文の参考用にか配られる、本屋においてる小冊子(ナツイチとかこの100冊みたいなの)も楽しみだった
読書感想文は大っ嫌いだったけどw
自分の好きな話が教科書に載っていると嬉しくなったな
小学生の時「しずくの首飾り」って童話集が好きだったんだけど、その中の
「三人の旅人達」の話がもらった教科書に載っていてすごく嬉しかった
そして私も読書感想文は大っ嫌いだったw
>>554 私も国語の授業好きじゃないとき結構あったよ
先生と気が合わない年はしんどかった
読書のきっかけは人それぞれだよ、きっと
学校を離れた今になって、そういえば教科書であんな話読んだな〜ってふと思い出したりはする
そういうのはちょっと感慨深い
道徳の本好きだった
ああ無情
銀無垢セット盗られた神父さんが
逆に己の傲慢を恥じるって流れが目からうろこだった
国語だけは試験の文章でも結構楽しんで読んでたな
『お面屋たまよし』
ゲストキャラにカッコイイ喪女が出てきて楽しかったw
かっこいい喪女というと妹だか姉だかが美人のあの娘かな
美醜と関係ないところで自分の価値観ちゃんとあってかっこいいよね
>570
そうです、その彼女です
彼女が一番印象に残った私は間違いなく喪女だなと…ふっ
>>474 ごめんなさい、亀レスです。
ネット接続が月7回程度なので、溜めた分をPCで推敲してから投下していて…。
携帯は、電車の乗り換えをググるだけでフリーズするので、ブログ更新やtwitterは難しい環境です。
次読む本を開拓しに、ここ見に来た時に投下してます。今後は端的に書くよう気をつけます。申し訳ない
>>481-482 はい、著者の苗字の頭文字です。
読み方を覚えられない著者だけメモしてます。
図書館の背表紙には、日本の近代小説なら 913.6[ア]などと表示されているので、探す時に便利です。
@田中啓文「こなもん屋うま子」
ギャグ短編集7編。トドのように肥えた女店主が、千里眼を駆使して客の悩みを解決する、荒唐無稽な物語。
訪れる客には2つの共通点。仕事で悩みを抱えている。特定の食べ物に拘りがある。
お好み焼きはこうあるべきだ、と改行なしで丸3ページ語る描写が存外面白かった。
@朝倉かすみ「田村はまだか」 吉川英治文学新人賞受賞作。
同窓会の三次会で待ちながら思い出す、40までの人生を。
読んでいて、蟻の巣に水を注ぐ気分になった。
@石持浅海「君がいなくても平気」
刑事でも犯人でもない、目撃者視点での推理小説。
犯行の手段、動機は何か。目撃者同士が、理詰めで解き明かしていく。その討論が小気味良い。
作品構成も、読者に惜しみなくヒントを与える作風で、置き去りにされずに楽しめて満足。
性交渉は多いけど、他作品集の書評で推薦されていた通り、良い作品。
帯のキャッチコピーは「捕まらないでくれ。僕と別れるまでは。」
何というか…
自分が正常だと思ってることだけは分かった
読書メーターやったほうがいいよほんと
気持ち悪いからコテつけてほしい
>>571 その溜めたのを2ちゃんねるに書きこむんじゃなくて
ブログやツイッターに書きこめば良い話かと
いやまぁ三冊ぐらいなら良いのかもしれないけど、特徴的な書きこみ方は目立つよ
>>572 ブクログとか読書メーターなら管理もしやすいしあとから見直しやすい
同じ本読んだ人の感想も見れる
似たような好みを持つ人が他にどんな本を読んでるかもわかる
きっとこっちのほうがあなたのニーズに合ってるよ
「魔の山」読んでる
登場人物が難しい話をし始めて目が滑る
次はお気楽な本を読もう
果てしない物語 /ミヒャエル・エンデ
やっと読み終わった。
もっとふんわり楽しいネバーエンディングな冒険ファンタジーかと思ってたら
・・・深い。なんか深すぎてぬかるみにはまりそうに。
途中、別のものがたり生まれすぎーwと呑気に思ってたらラストで泣。
アトレーユの献身は報われるの!?報いすら求めない献身が正しいの!?
この思想はキリスト教なの!?ちょっとまだ消化しきれない。
ついでにおさなごころの君、作者イメージが日本人幼女だって2chスレで読んだけど
そんなイメージなかったなぁ。どっちかっていうとモモの方が。
やあ相も変わらずこのスレは排他的だなあ。
芥川龍之介『地獄変』青空文庫で読了
ものを作ることの狂気にとらわれた人間を見るのは妙に愉しい
この大殿様のフラれた感w『モーツァルト!』の大司教殿を彷彿とさせる
『夜長姫と耳男』と読み比べてあれが違うこれが違うとあげつらうのも愉しい
池澤夏樹の日本文学全集…
資金もさることながらもう置くところが無いのに物欲が私に買えと囁いている…世界文学全集の方も未だ読み終わってないのに…
円城塔の雨月物語とか古川日出男の平家物語とか森見登美彦の竹取物語とか町田康の宇治拾遺物語とかこれ何てご褒美?
当然各々が各々節でブッ飛ばすんですよね?「わざわざこの人に訳させた意味ないじゃないですかー!やだー!」みたいなオチとかありえませんよね?
ホント頼みますよ河出書房さん
大金貢がせるんだからそれだけのブツだと期待しちゃいますよ…
石田衣良「娼年」「逝年」
あかん石田衣良に惚れそうwww
優しい人ばっかり出てきて涙が出そうになった
小酒井不木の二重人格者読んだんだけど
レンズとスリガラス、高速度映画撮影機の意味がわからない…
皆川博子さんの「聖餐城」読了
誰もが自分の理想=正義を追い求めているだけだと言われた気がした
この方の歴史小説は何作か読んでるけど毎回構成力と視野の広さに圧倒される
「死の泉」「総統の子ら」が凄く好きだから手に取って良かったなぁ
こんな物語をもっと読みたい!
石井衣良のほかにオススメあったら
教えてください。
石田だった
皆川博子さんいいよね
最近作品集でたりや絶版した本が復刊したり手に入れやすくなって嬉しい
>>585 続き物だけど「4teen」と「6teen」
>>585 恋愛ものが嫌じゃなければ
「スローグッドバイ」も優しい感じで素敵だよ
>574-578
ごめんなさい、移動します。
薦められた読書メーターとブクログを検索してみたら、
読んだ後にamazonのレビューを読んでる自分には、合いそうなので登録してみます。
ありがとうございました。
>>591 良かった
ここが特殊なだけで真面目に感想書かれてるから凄く参考にして貰えると思う
あちらでもお元気で
追い出し大成功!
三島由紀夫の「黒蜥蜴」読んだ
美輪さまワールドって感じでした
実際の劇も観てみたいな
573くらいならあまり気にならない
でも2chだと長文は好かれないから難しいとこなのかな
最近読んで面白かったのは創元の「怪奇小説傑作集1」
「猿の手」とかはありがちなお話なんだろうなーって思ってたけど、けっこう怖かった
ホラーが好きだ
>>595 怪奇小説傑作集って「パンの大神」とか載ってるホラー短編集だよね
英米の古いホラー小説って雰囲気あって良いよね
ラヴクラフトも好きだ
>>596 そう、「パンの大神」も怖いっていうか、いい意味で気持ち悪かった
当時は酷評されたらしいけど、こんなんなかなか書けないんじゃないかなと思ったよ
ラヴクラフトも1冊読んだよ。おどろおどろしい雰囲気がすごくよかったけど
作者は東洋人に偏見あるのかと思ったの覚えてる
怪奇小説傑作集は集めたいけどお値段高いっス
恒川光太郎さんの「夜市」って小説が幻想的ですごく好き
怪奇小説、ホラーというよりダークファンタジーなのかな?風情があって文体も綺麗
こういう作風の作家さんでおすすめな方がいたら是非教えてください
>594
黒蜥蜴のお姉さんかっこいいよなー
黒光しまくり
>>599 ぱっと浮かんだのが乙一だけど、ちょっもラノベっぽいかな
>>598 昔の装丁たしかにかっこいいね
質問なんだけど、古い創元の文庫って今より字が小さくてぎっしりしてたりします?
十代の頃はそういうのでも読めたのに、視力が弱くなったのか苦手になってきちゃった…もったいないけど
>>599 ノリが軽いかもしれないけど、瀬川ことびの角川ホラーの短編はノスタルジックなのがあった気がする
>>599 朱川湊人の全部
最初は「都市伝説セピア」から入るのがおすすめ
>>599 恒川光太郎さんいいよね
幻想的だけど人間の生々しさもあって妙なリアルさのあるとこが好き
時代小説で艶っぽい感じが強いけど皆川博子さんの「妖恋」とか
最近綾辻行人の館シリーズにはまって、とりあえず刊行順にマイペースに読んでる。
やっと時計館まできたけど、読了した四冊はすべて見事にミスリードされた。
なのでもう騙されるもんだと思って何も考えずに読むことにしたわ。
>>605 館シリーズ面白いよね
特に時計館はよかった
迷路館も楽しかった
小説じゃないけど、日本の神話と神様手帖という本を読んだら面白かった
神様の名前ややこしすぎてあんまり頭に入ってこなかったけどw古事記の話の流れは分かった
そこで、古事記とか日本の神話神様を題材にした小説でおすすめを教えてください
高野和明「13階段」
死刑執行は社会的に立派な誇るべき仕事だろ・・・
南郷がウジウジナヨナヨ悩んでるのにはうんざりした
必要な仕事なんだよ、誇れよ
>>609 ググってみたら面白そうだった
さっそく読んでみるよ、ありがとう!
久しぶりに勾玉三部作読んだ
何度読んでもときめく
ホラーは小説に限るよね
道尾秀介のホラーが好き
あと恩田陸の禁じられた楽園がオチは評判良くないけど
とにかく3D感があって心霊的でない独特の怖さがあっておもしろかった
615 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/05/25(日) 17:52:51.96 ID:eLlZEEs7
>>607 氷室冴子の「金の海、銀の大地」。ただし未完だけど。
氷室冴子なら ヤマトタケルもよかった。
カラー豪華挿絵と日本語が美しかった。
もう絶版かなぁ
亡くなられたことが残念で仕方ないね
>>613 勾玉三部作、浪漫があっていいよねえ
私もGWに読み返したんだけど
初めて読んだときの倍年取ってから読んだら
好きなヒロインが変わってて時の流れを感じたよw
「暗い鏡の中に」がおもしろかったんだけど
こういう、ちょっとほの暗くてホラーっぽい雰囲気のミステリーないかな
620 :
彼氏いない歴774年@転載禁止:2014/05/26(月) 16:29:55.21 ID:ke85PYLJ
アガサ・クリスティの「杉の棺」「五匹の子豚」「葬儀を終えて」「終わりなき夜に生まれつく」
学問のすすめ
これは凄いなぁ…
まぁ疲れるけど、やっぱり為になる
>>618 好きなヒロインってどんな風に変わったの?
どのヒロインも好き
読み返すのが多いのは白鳥、あの二人がたまらなくときめく
・犯罪書館アレクサンドリア
ストーリーやキャラはラノベだなって感じだったけど舞台の図書館は良かった
外に出れなくていいからここで働きたい
・女には向かない職業
↑に出てきて気になったので読んだ
アレハンドロ・ホドロフスキー『リアリティのダンス』読了
本人曰く「想像された自伝」、想像力から出発して人生を切り開いてきた、かつて虐待を受けていたある子どもの物語
とは言えよくあるタイプの虐待脱出話とはいろんな意味で毛色が違う
初めて『エル・トポ』を観た時はこの人は何つうものを撮るんだ恐ろしいと思ったものだが、この自伝を読んだ後だと(よくも悪くも)だいぶシンプルに整理される
「リアリティのダンス」とは本文中にもたびたび「現実のダンス」「現実がダンスを踊った」という具合に出てくるが
全く見事なタイミングで思いもかけなかった方向から状況を上手いこと運ぶ何かが発生する現象、を指す(たぶん)
何となくウィリアム・ギブソンの『あいどる』のレイニーが見た結節点を思わせる
後半はサイコマジックの解説と実際の治療例集みたいな感じになっている、家庭板もまっつぁおの家族トラブル事例がきれいに解決されたりされなかったり
卯月妙子『人間仮免中』読了
上記のホドロフスキーがフッ飛ぶインパクト…!「底辺の世界」的な一言で片付けるにはもったいない壮絶さ…!
無理矢理分類するなら統合失調症患者のエッセイコミックなんだろうが筆者は風俗業界で働いたこともあるとのことで前半はエロてんこ盛り
あらすじ:結婚して一児を儲けたものの夫の会社が倒産して夫は投身後植物人間を経て死亡
その後いろいろあって60歳超のアグレッシブなジイさんにマジ惚れして同棲開始←今ここ
どこからツッコんでいいのかわからん、「あんたはこんなジジイなんかと一緒に居ちゃいけない」と事あるごとに繰り返すジイさんことボビーが切ない
しかし後半はもはやそれどころじゃなくまったくシャレにならなくなっている
こええよ描写がいちいち物語的な脈絡に欠けてて!マジモン感が溢れ出ている!あとレントゲンも怖い夢に出たら泣く!
純愛っちゃ純愛だがもう全くワロえないしぶっちゃけ感動してる場合じゃない
「統合失調症って大変なんだなあ」とこれほど思わされたのは初めてかもしれん
本当に漫画家の業だよ、よく描いたもんだ
空いた口が塞がらねえ
欲しいけど手元に持っとくのこわい
>>622 私もみんな好きだよ!
ただ、子供の頃はエネルギーの塊な遠子がイチオシだったけど
何というか「わきまえてしまっている」苑上が一番応援したい子になったよ
>>620 ありがとう!「五匹の子豚」家にあったけど未読だった。読んでみます
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・)
`ヽ_っ⌒/⌒c
⌒ ⌒
ブタといえばトンコが好きだ
ホラー小説の賞を取った作品だけど、ホラーというよりはどこか切なくなる小説でたまに読み返したくなる
モブタをプロデュース
野ブタ。は(笑)に面食らいつつ読んだけどリア充ざまぁって感じで結構楽しかった
野ブタは若いが故に「ぼくのかんがえた理想のリア充」の枠から
一ミリも出ることが出来なくなった人間の悲劇だったから笑えなかった
序盤で語られる主人公の内面は確かに愚かだけどそれでも野ブタの依頼を受ける位の人の良さはあるんだよね
成功したらどんなに隠れていてもいつかは自分も目立ってしまうのに
ドラマ化は原作通りの野ブタのキャラで二時間ドラマでびしっと完結させるべきだった
放送局はNHKで
『爪と目』読了
継母と継子の話
ドロドロてんこ盛りで然るべきあらすじなんだが、文体が何というか、体温も心地よい手触りも無いなめらかさで感情起伏はほとんど感じないのでドロドロ感は薄い
薄いんじゃなくて膜一枚下は泥沼なのかもしれないが、本文中に「あなた」の表面を恐怖がつるつると滑っていくと書かれていた、
ちょうどそういう感じでドロドロもつるつる滑っていくような錯覚に陥る
語り口は面白いけど狙ってる効果がよくわからない、けど面白いしまあいんじゃねみたいな感じ
「これこれこういうところが面白い!」と断言しづらい作品ではあるけどAmazonレビューのけちょんけちょんぶりは流石にちょっと納得いかない
デビュー作時点で形式主義派の作家ってことは言われてたんだし読みづらいと文句つけるのは唐辛子がカライと言ってるようなもんだろう
そんなに読みづらいなら読まなきゃいいのに…
あと他のレビュー見てたら扱いがホラー小説で驚き、全然ピンとこない
地味にグロ怖い描写はあるけど「そこじゃなくね?」感が強い
『箱の中』読了
ムショで冤罪の囚人が他の囚人に懐かれてケツ掘られて出所しても探されて近所に住まわれて最終的には本格的にくっつく話
主人公の投獄された経緯とか両親とか出所して結婚した妻とか娘とかがみーんな
「そして男二人で幸せに暮らしました」に至るためだけに用立てられた小道具以上のものには見えぬ
BL特有の甘さぬるさや「うっとりできればそれでいい」コンセプト、あとなんか不自然にこんこんと湧いて出てる母性は
ちょっと性に合わないということがよくわかりましたまる
『蜘蛛女のキス』万歳
>>615 銀金懐かしい!
古墳時代から奈良時代、平安時代に転生して
三角関係が続くのかな、と妄想してた
日本書紀をモチーフにした話といえば、
『眉輪』っていう雄略天皇の話を読もうと思って
難しくて断念してたわ
三島由紀夫『絹と明察』読了
あーー面白かった!二日で一気に読んだ
三島特有のドロドロした所は薄くて、するする読める
登場人物も濃くて最後まで展開が面白かった、岡野さんと菊乃のその後が読みたかったな
『隅の老人の事件簿』読了
19世紀にホームズがヒットした後雨後の筍のように生まれた探偵の一人
オチは予想できたけど現代に通用する数少ない良作だと思う
不気味なのに引き込まれてしまう後ろめたさと事件のおぞましさがたまらない(グロではない)
事件の裏にある感情に心がゾーッと冷たくなる感じ
とある実在する姓が滅茶苦茶disられてて、それがトリックのキモになっててワロタ
吉川英治の三国志読み終えた。長かった
前半も面白いけど関羽がうたれてからの展開が熱かった
孔明かっこいい
箱の中良かったけど娘が可哀想だったな…
こんな形にしなくてもって感じだった
ケッチャム読もうか迷ってる
綾辻の「殺人鬼」に耐えられたからイケるかな
>>638 どんなグロ描写があるかwktkしたけど
実際に起きた怖い事件を読むのが好きな私には
『オフシーズン』は大したことなかったよ
B級ホラー映画のような非現実的な話だった
ケッチャムの他の作品は読んだことないけど
『隣の家の少女』とかは怖そう
>>639 「オフシーズン」はソニー・ビーンが題材だっけ
私も興味あったから、それからいってみようかな、ありがとう
隣りの家の少女読んだけど、ちーっとも面白くもグロくも怖くも胸糞悪くもなかったよ
期待するとがっかりすると思う
641に一票
638ですが色々ありがとう
図書館が遠くて、試しにちょっと読んでみるっていうのがなかなかできなくて…
とりあえず「オフシーズン」いってみる
もとになった事件を先に知ってたせいか、隣の家の少女は641と大体一緒だったな
これまで読んでて一番後味悪かったのは皆川博子の「獣舎のスキャット」
内容もさることながら、主人公の境遇がどうにも自分と重なってしまって('A`)
ちょうど悦楽園積んでるから次はこれ読もう
後味悪いのか、楽しみだ
角田光代の紙の月読み終わり明日からセラピスト読む。
角田光代は昔から好き。
>>645 >>646 悦楽園の中では「獣舎の〜」が一番印象に残ってる。次点で「蜜の犬」
同じく皆川博子「少年十字軍」読了
大人たちは胡散臭いわ子供らの中にも一癖あるやつがいるわで最初から不安要素満載だったけど
子供らの話だからか思ってたほど鬱要素はなかった
主要人物の中の紅一点の少女が道中ひどい目に遭わずにすんでほっとした
歴史物を読むと参考資料も気になってくる
告白 読んだ
めちゃくちゃ読みやすくてスラスラ読めた
旦那が復讐を防いだってのは想像したら は?ひますぎwばれるだろwwwって感じだったが
映画は公開当時みて面白かったけど、忘れてるからまた見たい
しかし森口鬼やな…
次は夜行観覧車いってみる お気に入りになったらいいなあ
角田光代とか平安寿子とか、男関係が緩い女の話が好きだ
話は自分とは全く関係ないけど自分と似てなくもないところもあってなんか安心できる
森下典子『日々是好日』読了
たまたま見かけて読んでみたんだけど、思ってたよりずっと良かった
人生に躓くことが多い筆者が、お茶を通していろんなことに気付いたり考えたり…その内容がとても穏やかで暖かい
日本の季節が巡る美しさや茶道に関する話もとても面白かった、またいつか再読したい
「韓国に嫌われた私」
在韓日本人の著者が日本の新聞に韓国に関する何気ない記事を書いたら
韓国で悪意に満ち溢れた内容に誤訳され韓国で叩かれまくったという体験談
著者は謝罪して誤解を正そうとしたが誹謗は収まらず結局日本に逃げ帰ることに
三行で終わる程度のペラさだったけどエピソードが韓国人が2ちゃんのテンプレ韓国そのもので衝撃てだった
・日本は韓国の弟だと思ってる
・寿司や剣道、おでんなど日本発祥のものの話になると起源を主張された
・2ちゃんを上回るほどネットいじめが酷く監視しあってる
他にもあったけど忘れた
著者から韓国への嫌悪は感じられなかったし事実なんだろうな
2ちゃんの韓国話はネタや誇張だと思ってたは
ごめん訂正
>エピソードが韓国人が2ちゃんのテンプレ韓国そのもので衝撃てだった ×
>エピソードが2ちゃんのテンプレ韓国人そのもので衝撃的だった ◯
ざ・ちぇんじ/氷室冴子
上の方で話題になってたので懐かしくて読みたくなって図書館で借りてきた
・・・・・・面白いなぁ・・・。
簡単な言葉でちゃんと分かりやすくでも時代考証しっかり。
読んでると古典の基礎がちょこっと身についてくれるような。
氷室さん、賢い人だったんだなぁとあらためてしみじみした。
ついでに勢いでアマゾンマケプレでヤマトタケルも頼んできた。
早く届かないかな。
明野照葉「赤道」「契約」「冷ややかな肌」
この人の本って、後出しじゃんけんばっか
話の筋もワンパターン
>>656 あー、確かにそうかも<ワンパターン
初めて明野照葉の本を読んだ時、すごく面白かったけど、
2冊目、3冊目を読んだらもうそれ以上買う気なくしたし
アガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』読んだ
殺人は起こらないけど想像以上に心にグサグサ来るなこれ…
面白かったけど読んでてしんどかった
グサグサ来るよね
最初は典型的な押し付けがましい嫌な女だなーって読んでたのに、
だんだんと身につまされる感じがしてきて最後はああ、そうなっちゃうのか…ってなんとも言えない気持ちになった
タイトルがまた好きなんだよなあ
雪舟えま「たんぽるぽる」
この人の短歌好きだけど、喪女には分からない世界もあって所々きーってなったw
安部公房『砂の女』
教科書かなんかで一部分を読んだだけだったから、改めて読んでみた
変な話だと思ってたけどやっぱり変だった
このタイプの本は気力体力のある時じゃないと駄目だな、読んでると何かを吸い取られる
大槻ケンヂ「ステーシー」
これは好み別れるな
グロいし狂ってるし
好きな人に命がけでぐちゃぐちゃにされるようなことにロマンを感じる人にはウケるかも?
ゴスロリ雑誌に一部載ってたらしいのに納得
個人的には別に面白くなかった
三島由紀夫「鏡子の家」
男はこういうのに憧れそうだなぁと思った
高度成長期の時代の話なのに現代に通じるってほんと凄いなと思う
バブル崩壊じゃなく敗戦からすでに日本社会の歪みって始まってたのかな。
しかし三島作品はところどころで社会的問題発言が多くて笑ってしまうわ
この世代の賢い人のユーモアや痛烈な皮肉ってなんか好きだわ
ラノベもここでいいのかな?
スズキヒサシ「正しい怪異の祓い方」
ホラーっぽいから読んでみたけど主人公が、というか登場人物に好感が持てなくて読むのがつらかった
行方不明になった兄嫁の倫子を探しに行く男子小学生が主人公なんだけど義理の姉に対して
「最愛の」とか連呼して「倫子を守ろうと思ってるのに、倫子を世界で一番愛しているのは僕なはずなのに」とかキモイ
心霊現象に悩んだ倫子が友人に相談→友人にも同様の心霊現象→「呪いが伝染するから神社でお祓いしてもらって解決するまで神社から出ない」
って流れで、追いかけてきた主人公を追い返そうとしてるのに「呪いが伝染するなんてありえないwお前は馬鹿か。こんな女助けたくない」
なんて言い出す仲間にも嫌悪感しか出ない
伝染する呪いなんてホラーではよくあると思うけどな
極めつけは帰宅した主人公の顔面にグーパン(両手1杯分の鼻血が出るほどのちから)かまして
倫子に派手な音を立てた平手打ちをし、彼女が詫びても無言で部屋に戻る主人公兄に唖然とした
そりゃ、嫁と小学生の弟が帰ってこなくて心配したのはわかるけど終始無言で帰ったとたんに殴るって…
殴られた2人も顔を見合わせて苦笑するだけなのもなんだか腹立つ
追加
主人公が兄嫁の写真に対して「プリチー」だの「ビュリホー」だの言うのもキモかった
兄さんの奥さんが綺麗で優しい人だから好きだし仲がいい、くらいならまだマシだったのに
小学生っぽくないというかオヤジみたい
667 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/04(水) 13:55:25.30 ID:2ZmuIWgX
高橋秀実「痩せれば美人」
自分が太った理由・痩せた理由についていろいろな人が語っているのが興味深かった。
著者の奥さん、太ってても顔はアイドル時代の小泉今日子似で難関国立大卒で
専業主婦していられる程度の経済力のある夫がいるって羨ましい。
チェスタトン『四人の申し分なき重罪人』読了
所属者各々がとんでもない犯罪者であると「誤解された男のクラブ」の成員が語るお話
物語としては全体的にエエ話やなという感じだが批判とか風刺がこめられているのを意識してると面白い
樹の話の幻想風味と泥棒の話の資本主義批判に倫理を持ってきてるところ、あと最終話のオチの「上手いことやりおったwww」感が好き
『少年検閲官』読了
人の首を切って回る『探偵』が出没する小さな町に迷い込んだ少年の話
前提としてる世界観が現代日本と違いすぎて正直謎解きの段階でもあんまり腑に落ちた感じがしない
「えええ?そうなるかあこれ?」という疑問を「まあ、こんな変な世界だし…」に吸収させようとしているあたりがいろいろとアレ
誰かと思ったらアリス・ミラー城の作者じゃないか
あれと比較すると圧倒的に小品、シリーズ化するっぽいこと書いてあるけど正直どうもできないだろうこんなキャラノベル
劣化キノっぽくなりそうな気配が濃厚すぎ
『少女はクリスマスに還る』読了
邦訳タイトル秀逸だなこれ
クリスマスを間近に控えた町でさらわれた少女を捜す警官の話
何となく外国の宮部みゆきとか東野圭吾的立ち位置っぽいエンタメミステリ
話は面白いんだけど描写が無駄に詩的ぶっていてちょい冗長、無意味に飾ってあって読みづらい
『盆栽/木々の私生活』の前半『盆栽』のみ読了
彼と彼女が出会って恋して、別れてのち彼女は死んでしまうという話
静謐な、息づかいも遠いくらいに静謐な文体がものすごい好み
淡々と距離を置いた描写が静かに美しい
展開のメタフィクションっぷりもすごく良い、美しい
最近チリとかあのへんの文学が熱いわ、老アレハンドロのお導きと思っておく
エンリケ・リンの詩が読みたい
うわ最悪だコテが外れてた
すんません今回だけIDNGでよろしく
『クリスマスに少女は還る』じゃなかったっけ?
これは女の子たちがみな強くて前向きで好きだったなぁ。
キノコ生で食べて大丈夫なんかなーとか変なとこがいまだ気になってるけど。
>>670 うわあその通り、道理で妙にゴロが悪いとは思ってた
あと自分はよくわからん薬をカパカパ口に放り込んでるのも怖いと思った
>>665 スズキヒサシは「タザリア王国物語」シリーズをいい加減に完結させて欲しい……
三日月少年の秘密/長野まゆみ
世界観が同じの天体議会と三日月少年漂流記が好きで
勝手にどこか架空の世界の架空のヨーロッパっぽい街が舞台なんだと思い込んでたから
思い切り和風で実在の日本の名所とかが出てくるこの本を読んで正直がっかりした
まあ切り離して考える事にする
それを抜きにすればこの雰囲気は中々良い三日月少年の説明も面白い
ところどころ挟まれるカタカナの喋りは目がすべるけど
今更だけど御手洗潔シリーズにはまった
とりあえず異邦の騎士までの3作と短編集の挨拶とダンスを読んだけど
次からも発行順の方がいいのかな
ブックオフで探してるから今手元にある未読本はアポトスしかないんだよね
発行順の方がいいと思う
ちょっとずつ年とっていってるし
>>672 いい加減に完結させてほしい作品といえばフォーチュンクエスト
いつまでたっても低レベル冒険者なのに王族や有力者の知り合いは増えていくのに
ルーミィの家族や謎の行商人絡みの話はなかなか進まないまま
なつかし〜!まだやってたんだね
スレイヤーズとかも読んでた
天国旅行 三浦しをん
十二国……
テンペスト読み始めたけどこれはラノベレーベルでもおかしく無い
1巻は男装天才もてかわ主人公の快進撃☆でもっと硬派というか
琉球王朝没落の話だと思って手出したから斜め上展開だったw
取りあえず続きも読んでみる
歴史小説だとリリウオカラニとかクワウテモクとか人生つんでる系マイナー王様主題の小説読んでみたい
それだと背教者ユリアヌス(辻邦生)お薦め
久々に嶽本野ばらの本を何冊か読んでる
エッセイも小説もこの人のは読み易い
受け付けない描写や一部の価値観は受け付けられないんだけど、良くも悪くも一本筋通ってる人ではあるんだろうなと思う
あんま好きじゃないけど
ディケンズの追いつめられてを読んだんだけど、短編の名作みたいに言われてる理由がさっぱりわかんない…
嶽本のばら、小説は読んだことないけどよく買ってた雑誌でコラム連載してたことあったな
色々面白かった記憶がある
684 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/09(月) 17:00:12.83 ID:1bnQCR84
数カ月前にここで池波正太郎の藤枝梅安勧めてくれた人ありがとう
3冊ほど古本屋さんで入手したけど、面白い
剣客商売は、あと残すところ4冊だ なんか寂しくなる
花村萬月のアイドルワイルド!と百万遍青の時代上下読んだよ
主人公がDQNすぎて共感が全く出来なかった…
>>674 アトポス…
最近倉阪鬼一郎にはまって十三の黒い椅子読んだ。
やっぱりミステリより幻想小説寄りの方が得意な人なんだなーと思った。
三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人は短い作品だしとてもおすすめしたい。
妖怪アパートの幽雅な日常
1巻は良かったのに2巻からがらりと中二病くさくなって
3巻まで読むのが限界だった・・・
主人公と親友が偶然出会った暴走族のバイクを蹴ってドミノ倒しにして
怒った暴走族を魔道の力で叩きのめして喜んでるのも理解できなかったし、
その後のBL展開もキモすぎた・・・
しかも親友が「ただ年をとった大人を大人と認めない!」とか偉そうに言ってるけど
その親友の夢が父親の会社を乗っ取って自分の王国を作ることってバカっぽい。
真面目に読むとイライラするから
鼻ほじりながら読むのに適した小説だと思う
>>685 倉阪さんいいよね
十人の戒められた奇妙な人々はもう読んだ?
あれの「ナメクジは嘆く」がすごく気に入って倉阪さんのファンになった
戒律を守って救われるために大事なぬいぐるみを捨てようと葛藤してついに捨てるけど
後悔してごみ収集車を追いかけるところとか、なめくじのマスクの下で泣いているのに誰からも気にかけられず
不気味がられるだけというシーンで泣いた
ブラックユーモアらしいから、いい年した男がぬいぐるみ好きでおもちゃ屋のメンバーズカード持ってるとか
怪しげな宗教にはまって大事なぬいぐるみを捨てる愚かさとかを笑う話なんだろうけど
他人に共感されにくいものを好きになる寂しさや、幸せになろうとして何かにすがろうとする弱さ
幸せになるために大事なものを捨てることに矛盾を感じられなかった愚かさなど
1つ1つに共感するから笑うどころか号泣してなかなか読み進められなかった
事件シリーズもだけど、社会不適応者が破滅する話は当人の自意識の強さによるずれや愚かさ、弱さに痛いほど共感する
こういった小説を多く書いていた倉阪さんが最近ではほのぼのとした人情物を書いているのが感慨深い
>>687 日付跨いじゃったけど
>>685です。
バカミスシリーズと幻想的なのをいくつかしか読んでないのでそれは未読でした!
多分687さんとは感動してたポイントが違うと思ったww
自分的にはバカミスシリーズの、どこかアウトサイダーアートを思わせる
偏執的書き込み具合にマジヤベースゲーと圧倒されるのが倉阪先生の魅力と思っていたので
自分の読み込みの浅さがちょっと恥ずかしくなったww
「十人の〜」も読んでみるわ〜
>>686 同じくだんだん読むのがキツくなってきた
大人も子供もかっこいい生き方のと
そうでない2種類にわけちゃうのがなぁ
児童書として割り切ってきたけど、
文庫の新刊買う気がしねぇ
>>688 >>687だけど、好きな作家さんだからつい長文で書いちゃった
よく考えすぎとか真面目って茶化されるけど上のレスもちょっと理屈っぽすぎてキモイww
バカミスシリーズの書き込みっぷりは圧倒されるよね
「なんだこれはww」ってなるようなトリックや投げやりに見えるオチもいい
幻想的なのっていうと大鬼神も読んだかな?亀との闘いの決着でAAで表現できるオチには爆笑した
『盆栽/木々の私生活』読了
彼と彼女と彼女の娘、で暮らしている彼はまだ小さい彼女の娘と一緒に彼女の帰りを待っている
彼女が帰ってくるか、あるいは彼女はもう二度と帰ってこないと彼が確信するまで小説は続く。という話
『盆栽』も良かったけど『木々の私生活』はすごいな
メタフィクション的?と称するのかどうかしらないが、想像されるものが想像するものを想像し返しているこの構造がすごくいい感じ
何気に『盆栽』と関連があるのも良い、直接な続編じゃないけどこのつながり方はとても良い
静かに詩情に満ちた良い本だ
図書館に返すには惜しいのでAmazonポチったった
『階段のある空』読了
短編集
収録作の、よそ者の男に少年が「それはハクイだよ」と真顔で告げる、という下りが大昔に模試の文章題に出て気になっていたから
検索したら見つかって喜んで借りたのに
「ぼくのかんがえた異界または死、あるいはその両方!」みたいな感じで本当にすごくつまりませんでしたまる
あと文脈的な必然性を感じない植物嫌いをあちこちで主張しすぎててウザい
>>689 わかる
あの小説、やたら妖怪アパートの住人マンセーして
学校の先生とか世間の大人けなすよね
社会にも出てないガキが偉そうに語ってるのが自分は無理だった
あと主人公の口が悪すぎる
台詞以外の普通の文まで口悪いからイライラしたわ
とにかくホモホモしいのがうけつけない。ご飯はおいしそうだけど。
榎田ユウリ『妖奇庵夜話 その探偵、人にあらず』
表紙と妖怪ネタということで購入
話は面白かったんだけれど登場人物がBL臭くて・・・もにょる
BL好きな人にはおススメ
妖怪アパートは作者自体がアレなんだよねえ……
>696
BL苦手だからさ、BL作家ってこと自体知らなかったんだ
妖奇庵夜話は一般書籍あつかいだし
買う前にぐぐらなきゃダメだね・・・
BLというと、カルトローレ読み始めたんだけど、ここで自己暗示かけてた人の影響か
主人公が女の子に見えてきてる
カルトローレ、出てくる食べものや食事の支度風景が
わくわくして本筋よりも好きだった
っていうか数回読んだけど本筋はいまだ見失ったままだ・・・
辻村深月の新刊「盲目的な恋と友情」
ネタバレあり
友情編の方、主人公が自意識過剰すぎていたたまれなかった。
話は「凍りのくじら」の胸くそ悪いバージョンてみたいなイメージ。
でも一番嫌いなのは、愛人の若い男に綺麗で若い女の子勧めておいて
愛人の心がその子に移りそうになったからって愛人との関係を女の子に
ばらすっていう行動をした菜々子。
菜々子に鉄槌を下してほしかった。
後、指揮者とか出てくるからまた他の作品とリンクしてるのかと思ったけど
違ったようだ。
701 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/11(水) 14:49:35.65 ID:3iXGdgtG
アガサ・クリスティのミス・マープルものの「動く指」を読んだ
ミス・マープルがほんの少ししか登場しないけど、主人公兄妹とミーガンや
お医者さんと登場人物が好きになる
「ポケットにライ麦を」で凹んだ気分を洗い流してくれた
あと、パディントン〜とスリーピングマーダーを読まないとだ…
702 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/11(水) 15:06:41.08 ID:HBJ9qf+q
>>694 私も表紙に惹かれてシリーズ買ってるけど最新作が特にBL色強かったな…
BL嫌いじゃないけどそういうの目当てじゃないときに出てこられるとなんとも言えない気持ちになる
同じ作者のカブキブ!の方がそんな感じ無いし歌舞伎ネタが新鮮でおもしろかった
カズオ・イシグロ『日の名残り』読了
英国名家に仕えた執事が新しい主人についてから、旅行がてら昔の女中頭を尋ねていこうとする話
文体は名調子だし前半は結構良かったんだけど、何というか読み終えてみるといろいろとモヤモヤする
第二次大戦の折りに女中がユダヤ人だから解雇するって決定に対して「主人の判断は絶対、批判を差し挟む必要はない」とか言っておきながら
あとから「自分もそんな理不尽な決定には心を痛めていた」と白状してみたり、
「国家の大事を議論し善きはからいに携るような紳士淑女に対して、自分が職務として行える全力をもってお仕えする、その事によって自分は人類に貢献する」と言う一方で
「主人の為したことが壮大な愚行としてみなされたとしても、それを私の落ち度とは誰にも言えない」と言ってみたりとか
アンタそれは無いんちゃうみたいなところが目について感動できん
善きはからいを行う人々に全力で仕えるのが人類への貢献になるんなら、悪しきことやらかす人間に全力で仕えたら人類への悪行になって然るべきとちゃうんかいな…
いや「自分は自分のやるべきことを完璧に、完ッ璧に一点のしみ曇りなくやりとげたッ!」っていう点からはそれで間違ってないとも言えるんだけど
それはどうしたって自己満足(と雇った側の満足)にしかならんのであって、それを「人類への貢献(笑)」とか言っちゃうその使命感スケールのデカさ無邪気さが白けるわ
何つうか、時代だなあ古き良き執事だなあ今日日はとてもやってけんだろなとしか思えん
あと品格プロフェッショナリズムについて「みずからの職業的あり方を貫き、それに堪える能力」
「公衆の面前ではいかなることがあろうともそれを脱ぎ捨てず、自ら脱ぐ時は本当に自分ひとりになるときだけ」と定義してるけども
最後の最後のところでミス・ケントンが結局ハナから品格のひの字もないタイプでした、ちゃんちゃん、みたいなことが発覚していてそれもなんか興ざめ
要らないよ、そこで今更色恋要素はもう要らないだろうよ…
あとこの人何を根拠に女中頭がまた戻ってきてくれるかもとか思ったんだろう…マジで「行き場がない(だろう)から」しか具体的な理由がないじゃん
しかも「行き場がないんでしょ?来たきゃ来なよウチも人足りなくて困ってるし」って考えようによってはすごい失礼なんじゃね?
出だしんとこでは「手紙にはっきり書いてあるわけじゃないけど戻りたいって気配をひしひしと感じる」的な感じだったから
「いいじゃんいいじゃん再スカウト行っちゃえよ」と思いながら読んでたが
具体的に過去回想に入ったら「え…これ戻ってこないフラグ立ちすぎじゃね…?『お願いします』ってちゃんと頼んでも来てくれないんじゃね…?」となって引いた
別に正義や人間の尊さを謳った作品じゃないからなあ…
時代を見送ったあとに時代遅れの自分自身を持て余す感じとか
完璧な一対になるはずだった存在とすれ違ってしまった哀しさとか
そういうのを味わう話だと思った
この人別の所に行った方がいいよって言われてそうするって言ってなかったっけか…
別の人でしょ
ふつーに読んでるよ
日の名残は映画が好きだった
哀愁漂うアンソニー・ホプキンスの演技が良かったよ
>>704 えっ
どう見ても為されなかった正義やもう失われてしまった人間の尊さについても謳った作品だと思いますけども
単なるノスタルジーだけで読むものだったのこれ
どうしても執事が話を都合良くこねくり回しているような気がして諸々の感情の全部をまるまるうまうまとはとても呑み込めない
ジョークに対する戸惑いと愛想笑いの下りのあの居心地悪さが作中最大の同情ポイントだった
完璧な一対って卿との話か女中頭との話かわからんけど、時計の針がずれるというのは切ないものだとも思うけども
少なくとも女中頭とは事あるごとにずれまくってるのを一生懸命ピタリと合わさっていたのだと思い込んでる感があって無理
少なくとも合わさっていた時があったはずなのだ思い出せないけどみたいなのが強すぎ
…というようなことを思って「日の名残り 信頼できない語り手」で検索したら予想外に面白エグいものが見つかった、ありがとう
次は『小説の技巧』を拾い読みで決まりだ
『パンク侍、斬られて候』再読完了
おっそろしくサクサク進む
前に読んだ時よりも「わ た し で す(AAry」感が段違いに強くなっている…
幕暮孫兵衛を他人事としては笑えない、「流石に気絶はしない」という程度の違いしかなくて全く他人事じゃない
むしろ気絶したい気持ちがちょっとわかるくらいでまずい
こりゃ病気だ
感想書くにしてももうちょっと簡潔に書いてくれればいいのに
なんでいつもだらだら長く書くんだろう
多少本読んでりゃ誰でも文章力つくはずなのに
ばかっぽいwww
酉つけてんだからグチグチ言ってる人たちは黙ってNGしなよ
誉田哲也『ブルーマーダー』
姫川玲子シリーズで一番面白かった
ガンテツの扱いに慣れてきてる玲子が面白い
しかし、菊田おまえ・・・
こちらあみ子が気になる・・・
だれかネタバレを回避したうすい感想きかせて!
ソフィー・キンセラの本日も、記憶喪失。
面白かった!ソフィーキンセラの本の主人公は皆親しみやすくて大好き
モンブランのくだりには爆笑させられた
主人公が不倫してた所はちょっと引っ掛かったけど楽しくて何も考えず楽しめる作品だった
シルヴァーナガンドルフィのむだに過ごしたときの島
元の世界の忘れ物が辿り付くとか時間の流れがゆっくりだから歳を取るのが遅いとか
擦り込むと勇気や希望が湧く粉とか島の設定が面白い
主人公が友達を自分のイマジナリーフレンドじゃないかと疑うくだりが好き
日本の扱いにワロタ
真面目に不思議なんだがわざわざ文句つけてる連中はマジで何でNGしないの?
要らないんなら外しますよトリップ、元々「善意」でつけてるだけだし
私が何をどう書くかについて一言物申して頂きたいなどとは誰もお願いしてないんですけど
嫌なら読まなきゃいいというのに敢えて絡んでくるとかどんだけ叩きの対象に飢えてんだか
本当にビョーキの域ですよ気持ち悪い
『沈むフランシス』読了
東京で良いとこに勤めて結構いい給料もらってた女が夫と別れてやってきた北海道で非正規の郵便配達員やってて男と知り合う話
最後の最後でタイトル回収してきたのは見事と思ったがそれまでが冗長すぎる
こういうテレビドラマみたいな話自体が好きじゃないのもあってつまらなかった
同じ作者のデビュー作も借りてきてるけど一緒に返そう…
『美しい子ども』読了
短篇アンソロジー、海外の作品のつめあわせ
新潮のクレスト・ブックスは本当良い仕事するなオイ
『エリーゼに会う』とか『自然現象』とか『水泳チーム/階段の男』とか『ヒョウ』とかすごくいい
『若い寡婦たちには果物をただで』もいい
原典に総当たりしたくなる
>>718 いたたまれない。「もうやめて読者のHPはゼロよ」状態になる。
私はあなたの感想も読んでるからNGしてないけど
>私が何をどう書くかについて一言物申して頂きたいなどとは誰もお願いしてないんですけど
じゃあなぜ人目に触れる掲示板に感想書いてるのって話
自分の日記帳じゃだめなの?
敢えて絡んでるわけでなく真面目に不思議だから聞いてみた
ブログじゃないのも不思議
こんなにみっちり書くのに敢えて2ちゃんを選ぶんだなって感じ
煽りじゃないけど
八つ墓村と獄門島と本陣殺人事件読んだ
金田一耕助ってあの「犬神家!」のギャグをぼんやり知ってる程度だったけど
めっちゃくちゃ面白いわ。ミステリーも推理小説も好きじゃないのに面白い
そこはかとなく漂う妖しさ。美しさ。戦前戦後、田舎の閉鎖的雰囲気。悲しい真実。わりと酷い主人公の扱い
難しすぎて謎を解く気が最初からない自分でも楽しく読めたよ!
>>720 ありがとう!買う!
ずうーっと気になっててやっと文庫化されたから買うつもりではあったんだけどさ
最近積読の山が購入を躊躇わせてて……
そもそもゆっくり本読む時間がが……
>>721 >>722 何かちょっと話がズレてませんか
人目に触れる掲示板に書いてる以上、例えば>704のように「そういう話じゃねーからこれ」と内容について言われることは納得してるけど
「ここに書くんじゃねえよ」と言われなければならない筋合いはないでしょ
しかも理由は「長文読みたくないから」で、それが通ると思ってる理由は「2ちゃんじゃみんな長文嫌いだから」だ
板の設定で長文が弾かれるようになってるわけでもないのにだ
「ここに書くんじゃねえよ」と言いたい人間がそう言う権利はある
あるけど「嫌なら読むな」が通るようにしてるのにそれって、もう明らかな愚行権だし単なる罵倒で嫌がらせでしかない
「お前の長文で嫌な気分になりました謝罪と賠償の代わりに失せろ」と言いたいがために
読まなくても良いもの読んで勝手に嫌な気分になってゲロを吐くようにヘイトを吐いて
あわよくば叩きの対象をスレから叩き出してスッキリしたいというだけでしょう
陰険ってレベルじゃなくて寒気がするわー、絡みスレあたりで悶々としてりゃいいのに
あとそもそも私の書き込みは全然長文でもみっちりでもないしブログ向きでもない
言いたかないけどどうしてそういう媒体チョイスに口を出しても良いみたいな発想になるんですかね
「ブログ向きじゃない」と答えれば「そんなことないよ!(だから出てけ)」、
「ブログとか紙の読書録は別につけてる」と言えば「じゃあそっちでいいじゃない(だから出てけ)」
にしかならない問答なんだけどそれ分かってて仕掛けてるんだよね?
「絡みじゃない」「煽りじゃない」って前置きが善意を装ってるだけにしか見えない
>>724 文庫化されたのか!
買って損の無い本だとは思うけど読むとダメージを受けるタイプの本でもあるので
手元に置く本は吟味したい派だったら是非借りたりして一読をオススメします
あっ、お触り禁止な人だった
2ちゃんを私物化されましても
シンデレラ迷宮/氷室冴子
懐かしくなって図書館で借りてきた青春の一冊。
愛されたくて愛されなかった女の子のインナースペース名作劇場。
少女時代には大層感銘を受けたけど大人になって読み直すと
まだ性的虐待が入ってないだけましだよねと思ってしまった。
オデットとオーディール姉妹は今も一番好き。
>>727 ○○がないからましという認識が一番誤解を招きやすい
なくても十分被害者だよ
730 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/14(土) 13:03:05.93 ID:ZyW9R51m
>>710 私は704じゃないけど、710を読んで思うことがあったので書かせてもらう
ここで意見を交わすのは自由だけど、人の感想を否定するような
(と言うよりは見下すような)書き方はやめてほしい
私は、読書というのは本来とても個人的な経験なんだと思ってる
読み方も意識的な部分(作者や時代背景など作品の裏側を意識するか、
物語として楽しむか)と無意識的な部分(その人の来歴や考え方)が
作用していて、それで感想が異なるんだと思うし
だからどんな感想を持とうと、作者の意図や作品の主題を何であると確信しようと
それはあなたの自由だし否定しない
私は時代背景なんかは考慮せず(と言うよりは学が浅いのでできず)に読むから
あなたのような深い考察はできないけど、そういう読み方もできるのかと感心するし
どのような読み方があってもいいと思う
ここは書き捨てみたいな感想が多いけど、いろんな意見が見れた方が楽しいよ
なんか一人で熱くなってるだけだとは思う、うまくまとまらない
申し訳ないけど他の人はスルーしてくれ
しかも書き直したりしてたせいでsage忘れたとかほんと申し訳ない…
>>730 同感。
読書は愉しみでしかない、だから作者の意図なんてわかんなくていいと思うし
大いに誤読すればいいのよ
>>730 同意だわ
> ここで意見を交わすのは自由だけど、人の感想を否定するような
> (と言うよりは見下すような)書き方はやめてほしい
本当にこれ
感想なんて人それぞれだと思うよ
京極堂シリーズ読んでる
高校生の頃は読解力がなくて???って感じだったけど
今読むと凄く面白い
判らなかった本も歳を経て読むと違うものだなと思った
私物化(笑)
>>730 最初に"本来とても個人的な経験"であるところの他人の読み方というものを「そういう作品ではない/こういう話である」と否定してかかったのは704なので
お説教がしたいならまずはそちらへドウゾ
私はそれに抵抗しただけです悪しからず
それと710のどこを見て「見下す」書き方と思ったのかは後学のためにも教えてほしいな、「単なるノスタルジー」かな?
見下してるつもりは全くなくて「シンジラレナーイ!ホントにそういう話なの?だったら私が読んだあれやこれやは何!?」的な驚きがあっただけなんだけど
あとはついでに言わせてもらうが、あなたそもそも『日の名残り』を読んだことがない(あるいはずっと前に読んだきりで再読してない)し
私が提示した検索ワードで何が見つかるかも探してませんよね? 探してたら「あなたのような深い考察はできない」なんてことは書けないからね
そういう状態で口を挟もうというのは学がどうこうという問題じゃなくて、単に怠惰でアンフェアなだけですね
「あなたの自由だし否定しない」と一見なにか感性のようなものを尊重するかような書き方はやめましょうよ欺瞞的すぎてヘドが出そう
わざわざ重んじていただくまでもなく、自分の読みを他人によって否定される謂れなんぞ最初からありまへん
しかし他人には私の読みを読んでそれに否定的な語句を表現する権利はある、そしてそれに伴って私が反論する権利もある
それを各々が行使しただけだというのに、なんで私の反論にだけ「人の感想を否定するな」などと言えると思ったのかが理解できませんな
うわーきもい
ちょっと気になったんだけど「嫌ならNGしろ」って言うけど専ブラで2ch見れない人もいるよね??
>>733 京極夏彦いいよね
百鬼夜行シリーズもいいけど
どすこいとか江戸怪談シリーズとかルーガルーも好きだ
百鬼夜行は瑕まで読んだんだけど未だに邪魅の雫の評判が妙に悪くて読むのに躊躇してしまうw
この人ってここまで気持ち悪い人だったのか
自己主張したいだけで他人はどうでもよいのね
>>736 流石にそこまで面倒見切れんわ…ggrksとしか言い様が無い
こっちはそもそも「嫌だからNGできるようにコテつけろ」って言われてコテつけてるというのに
>>737 そりゃあなた
このスレには自分がウザイキモイと思ったら他人を叩き出しても良いと思ってる人間が何人も居ますからね
実際に私以外に少なくともひとり追い出してるわけだし
きちんと自分の考えや理不尽だと思ったポイントを書いておかないと恐ろしいじゃないですか
ダメだこいつ早くなんとかしないと
>>736 実はその挙げてる作品は読んでないw
京極堂シリーズ読み終えたら読んでみようかな
「死ねばいいのに」を読んだ時はなんか気持ち悪い作品だなとかあわないかもとか思ってたけど
結構面白いことに気付けてよかった
感想を書く人多いほうがいいよね
それで作品の理解が深まるし、他人の感想読みたいって
自分の思った共感だけが欲しいわけじゃないから
読み返すきっかけにもなるしね
藤沢周平「蝉しぐれ」再読
何度読んでもすごく頭に入ってきやすい文で好きだなーと思う
何度も読んでるせいでそう感じるのかも知れないけどw
熱くなるとホラーが読みたくなる
「モンタギューおじさんの怖い話」
母の勧めで読んでみた。子供向けだと思って舐めてたけど、十分楽しめたよ
どの話もすごく怖いわけじゃないんだけど、後を引くうすら寒さが残る
話の輪郭がどこかぼやかされてて、日本の怪談に通じる不気味さがあった
二作目と三作目も評判良いみたいだし、読んでみようかな
間違えた。暑い、だ('A`)
訂正ついでに、「しりっぽおばけ」とか好きな人は気に入ると思うから、読んでみるといいよ
745 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/14(土) 20:08:23.26 ID:SMN+kvsG
>>727 「シンデレラ迷宮」を読んだ時は主人公に共感したけど、次作の「シンデレラミステリー」
では主人公は希望の高校に進学して、友達もできて、さらにその男友達の一人から告白まで
されてて・・・ってなったのを思い出した。
ケモノの城(誉田哲也)
北九州監禁殺人事件をベースにした小説。
元の事件については色々読むことも多いけど、小説という形でまとめて読むと正直エグすぎた。そしてグロい。
個人的には尼崎事件の方を突っ込んだものを読んでみたい
>747
誉田哲也ってグロ多いよね
大地/パールバック
歴史の縦糸人物劇の横糸な重厚群像劇。
普通に面白く読み終わったけれど、中国って
このころから何も本質は変わっていないんじゃないかしらと
ちょっとうすら寒くなった。
ついでに昔の上司に○○さんを見てるとパールバックの大地を思い出すなぁw
と言われたのが読む切っ掛けだったんだけど・・・・・・阿藍か?阿藍を連想してたのか貴様!?といらぬ衝撃を受ける羽目に。
750 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/14(土) 22:00:23.46 ID:50pbLchx
>>749 大地、良いよね
モノクロ映画もあるそうだけどまだ観てないや
登場人物の寝食の描写とか好きだ
阿藍は一生懸命で家の仕事が完璧で好きなキャラだわ
ただ、ちょっと報われないよね 宝物の真珠とか奪われたり…
なんでもいいけど短く文章まとめる努力してくれ
文章読むの向いてないんじゃない?w
荒らしじゃなくてガチなら病気か障害持ち
ほんと気持ち悪いわ
向日葵の咲かない夏
首吊りから始まるから黒い家のようなものを期待してワクワクしながら読んだのに
な ん だ こ れ
魔女の鉄槌
長いと思ったけど映画を見てるようであっという間に読み終わった
洋画を見てもいつも思ってたんだけど、主人公以外あっさり殺されすぎて悲しくなる
主人公さえ生きていて目的を達成できれば、周りのわき役は死んでもいいんかい…ってもやもやする
海外の小説って児童文学以外殆ど読んでこなかったけど面白いね
>748
誉田哲也の長編で若い女の子が出てくると
この子は最後まで無事でいられるだろうかと心配になるくらいには
エログロ多いいよね
武士道シックスティーンは
中高生にもおすすめできるくらい爽やか健全世界だったけど
云年越しで積んでたアヒルと鴨のコインロッカーやっと読み終わった
自分の中で伊坂作品は当たり外れの振れ幅激しいんだけどこれは面白かったかな
映画を先に観た上で読んだから期待値が低かったのもあるかもしれないけど
トリップの人は感想は参考になるし作品の情報を得るのにもなるから読んでるけど
読書に関する情報が欲しいのであってあなた自身の事には興味ないのでいちいち批判に対し論で戦わないで欲しいというのが私の希望だな…なんか貫くことを言葉で示さずにおれん人なんだね…
エミリー・ロッダのローワンシリーズいつ完結するのかなっていうか続き書いてくれるかな…
ちょっとスレチなんだけど、漫画スレに出てた詩人歌人を作品・本人からキャラクター化してる『月に吠えらんねえ』って漫画すごくイイ。作者も漫画をきっかけに詩歌俳句作品に興味持ってもらえたらって言ってて、本当読みたくなるしこういうのすごく好きだ
文豪キャラクター化ってこういうの求めてた…文豪ストレイドッグスで大いに外された期待にばっちり応えてくれた…
議論したいからブログじゃなく2chで書いてるんでしょう
>>757 ぎゃー!!もうやめて!!
お願いだからあの人にそういう絡みかたするのはもうやめて!
じゃないとまた
>>721-739あたりに起きたことが繰り返されるから!スレが荒れるばっかりだから!
本の内容について議論が白熱するのならかまわないけど、あれは全然そういうのじゃなかったでしょ?
だからもう同じことを繰り返さないで…お願いよ…
わざとだよ
他人を不愉快にさせると優位に立てたと思って悦に浸る人なんだよ
こんな性格だからリアルで人に相手にされなくて、ここで構ってもらえて嬉しいのもあるんだよ
叩き来ると喜々としてレスしてるじゃん
わかったらこんな変な生物は相手しないでさっさとNG入れるんだ
議論好きでは無いと思うよ。同じ本読んで正反対の感想書いたときスルーだったし
相手してくれそうな人にはレス返してるだけじゃない?
久し振りに市の図書館に行ったら本だながカオス過ぎて笑った
統計学とオカルトと日本の地域史とエッセイと海外古代史が(大型本という訳でも作者別でも利用者の返し間違いでも無く)
何故か近代史扱い。本が少ないのも問題だけど絶対何かを調べさせる気ないだろと思った
763 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/17(火) 17:18:44.30 ID:LRPsrg+O
長野まゆみの「お菓子手帖」と「団地で暮らそう」
この著者の作品はこれしか読んでないんだけど、文章から漂うなんとも言えない感じの悪さはなんなんだろう?
田舎出身(もしくは貧乏育ちの)あなたには知らないでしょうし理解もできないかもしれないけど、この高尚で
洗練された趣味を持つインテリなアタクシが教えてさしあげましてよ的な慇懃無礼な匂いが漂ってくる。
はいはい、東京で育って羨ましいです、いいお家でお育ちになってよかったですね、お洒落でセンス抜群で
すごーいと目の前で言ってあげたい。
>>763 作者のそういうのが透けて見えると嫌だよね
穿った見方なのかもしれないけど
長野さんは小説はそこそこ好きだけどエッセイは読まないでおこう
私の場合は柚木麻子かな
お嬢様学校が舞台なのが多くてハイソな生活送ってる描写もあって
恐らく自分の経験からちょっと組んでる部分もあるんだろうなとか
この人恵まれてたんだな、とか
作者のアレ加減が嫌といえばさくらももこ
コンプレックス全開で苦手といえば辻村深月かも
賞意識しだしたあたりはそうでもないんだけど
結婚して子供もできて落ち着いたかと思えばそうでもなかった
苦手でもあーまたかと思いつつほとんど全部読んでたw
奥田英明『インザプール』『空中ピエロ』『町長選挙』
登場人物の痛々しさが自分と重なったり
滅茶苦茶なんだけど、最後には解決しちゃってる感が面白かった
>>767 そのシリーズ面白いよね
同作者の「ガール」に精神科医の話が出てきて
まさか伊良部?と思ったけど妻帯者だから多分違うなw
>>766 辻村深月はデビュー作で自分と同じ名前の
モテモテヒロインを出しちゃってるからねw
でも内容は凄く面白かった
『空中ブランコ』の間違いでした
重力ピエロと混ざったw
>768
すっごく面白くて久々の当たりだったよ
「ガール」も読んでみる
>>769 あれって一体どういうつもりで自分の名前にしたんだろねw
一種の夢小説なのかな
最終的には好きな一冊になったからいいんだけど!
ミステリ作家によくあるやつじゃないの?
有栖川有栖も同じ名前出てこなかったっけ
見えない誰かと 瀬尾まいこ
読み始めてエッセイだと気がついた
素っ気ない部分とおせっかいな部分を併せ持った教師特有の雰囲気を思い出して嫌だった
ネットで感想見たら優しい雰囲気とか穏やかだとか書かれてて、自分性格悪いのか…とちょっと落ち込んだ
あと学生時代教師に良い思い出がないから勝手に嫌な方に解釈しちゃったのかな
>>772 森見登美彦とか伊坂幸太郎とかでも、
そういう登場人物を見たことはあったんだけど、
辻村深月のあれは他にないむずがゆさを若干感じたもんで、なにかあるのかなーと思ってな
でもそうだね、よくあるやつかも
>>766 子どもたちは夜と遊ぶだったか、ヒロインに自己投影しているみたいでちょっとひいた
加納 朋子の
掌の中の小鳥
こういうちょっとしたミステリー好きだ
「感想は欲しいけどお前のことは聞いてない」って人、言ってることが意味不明なんだけど自分でわかってんのかな?w
私の感想は私自身のものの感じ方考え方である以上「私のこと」でしかないし誰だってそうだろう、気に入らないと言われても分離することはできませんよん
議論がどうこうというよりは『夜長姫と耳男』のように読みを広げたいし深めたい、それを制限されても受け入れかねるというだけなんだが
図書情報を求めて読むのは自由だけど、ご希望に沿うようなレスができるとも思えないしする義理もないので、NGをおすすめしたいなー
ドーマル『類推の山』読了
至高の到達点としての山の頂上が、人類に到達可能なかたちで、しかもまだ未踏の山として、世界のどこかに存在しなければならない…
という『類推』から出発したら実際に人類未踏の高い山が見つかっちゃったよ、という話
なんというか、妙に素朴で愛らしい感じすらする、「元気の出るような作品」という評が何となく腑に落ちる
類推というのがある意味で期待とかそういうものにも転化し得る上に、原則として類推が裏切られる場面の無い(あるいは小さく裏切られたのち回復される)物語だからだろうか
ホドロフスキーの『ホーリー・マウンテン』の原作だって言うから
映画の終盤の「ここは地獄だがここではないどこかに幸福の楽園はある」的に受け取れなくもない展開が原作ではどうなってんのかと思って借りたのに
そこまで行き着かないところで作者急死による未完だった…
つまり映画じゃ類推の向こう側に人間の幸福を逃がしたようなあのオチを意図して持ってきたってことだからやっぱり監督パネェと思った反面、
手の届かない架空性の中に幸福をかくまわれたような気がして胸をかきむしられているような心地
桐野夏生『OUT』上下巻読了
深夜の弁当工場勤務のパート主婦たちが犯罪を犯していく話、エロもグロもそこそこあり
こうして端折って書くと「どうしてこうなった」感が強いけど、読んでると「ああ無理もないかも」と思わされる作品だった
とはいえ何だかんだ途中の展開は「そんな上手くいくかよ」と思う部分もあるし結末がかっ飛んだ方向へ行ったので
「すごくエグくて現実にありえる危うさから出発して書いてる宮部みゆき」という感じのエンタメクライムノベルっぽくて
あんまり『グロテスク』みたいな社会派小説の路線ではないように思う
『グロテスク』は特定の事件をもとに書いてるけどこっちは「深夜パートの主婦の世界」の取材に基づいて一から組み上げた話だからかな
あと登場人物がみんな「それにつけてもカネの欲しさよ」でワロタww……ワロタ…
同じ「カネの欲しさよ」で高村薫の『レディ・ジョーカー』は億単位でやらかしたったのに比べて金銭的な規模が超小さいのが泣ける
感想が多いほうが良いと書いたのは私だw
このスレまわしてるの2人だけだと思ってるの?
それは勘違いだよwww
夜長姫と耳男と聞くと寝た子が起きる
つ「そもそもあの坂口安吾がヒメだけ完全な絶対者にする筈がない
だから『一見』つまらない耳男にヒメは殺される結末になった
勿論耳男がどうなったか素晴らしい作品を作れたか作れなかったかは結局の所分からない
(私は耳男は素晴らしい作品を作れた派だが例えその作品がバケモノより優れてはなかったとしても)
でもその後の生涯も作品制作に捧げたと思いたい」
ではまた寝る
>>778 えっすいませんけど意味がよくわからない
冒頭は>757(と同意見の不特定多数)宛なんだけど
>778が>757だってこと?
あとあれって「感想」は「読書に関する情報」にはそもそも含まないってことなんだろうか
それなら最初から私のレスなんか読まないで図書館行って司書さんに書誌情報を聞いてほしい…
向こうはそれでカネもらってるプロなんだからいくらでもご希望に沿うようにしてくれるよ…
『夜長姫と耳男』、いろんな意味で魔力があるなー
おやすみなさい
もう専スレ立ててそこでやってほしいわ
コテつけさせただけじゃ飽き足りず追い出すのかw
>>783 >>784 そんなことより今日はどんな本を読んだ?
まだ読んでいないならこれからどんな本を読む予定?
きめえ
>>786 そんなことより今日はどんな本を読んだ?
まだ読んでいないならこれからどんな本を読む予定?
NGでいいじゃん
荒らしを相手する方も荒らしだよ
他人に訊くばかりで自分が読んだ本のこと書いてなかった
円城塔の後藤さんのことを読み始めたんだけど、
後藤さんてなんなの?!意味がわからない!いやちょっとわかるかも…やっぱりわからない!いやでもちょっとわかるかも…
を読みながら延々と繰り返してる
わかるようなわからないようなところをふらふらするの、楽しい
>>763 「お菓子手帖」は好きだけど読んでて確かに住む世界の差のようなものを感じて
モヤモヤする部分はあったな
素直に羨ましいとも思うし昔の細かいこと覚えててすげーなとも思うんだけどね
団地はこれから読む予定
ハルノ宵子「それでも猫は出かけていく」
エッセイ漫画だけど7割くらいが文章で漫画と言ってもコマなしのカット画のみ
正統派な絵柄で可愛い。大島弓子同様の猫おばさんライフ
人によってはちょっとひくかもしれないようなエピもあるけど読み応えあって面白かった
気心知れた獣医さんとのやりとりがおかしい
>>785 読んだけどここにはもう書きたくない
さよなら
黙って消えな
NGすればいいだけなのにそこで拗ねて出てっちゃうんかいww
>>789 『後藤さん〜』は色で拾って読めるという話を聞いて読んでみてホントに読めてヒョエーってなった
意味はわからない、意味があるのかどうかもわからない
文字通り無意味っていうか不意味に切ない
>>790 わー、ハルノ宵子懐かしい。
エッセイ漫画出してるって知らなかった。
探してみます。ありがとう。
文庫読みながら食べてたらチャーハン落として汚しちまった…凹むわ
>>793 うんうん
最初の話(二色刷のやつ)は特にヒョエー!だったよ
この短編で作者が色を使って何をしようとしているのかはなんとなく掴めるんだけど、
意味はやっぱりわからんw
わかんなくてもいいのかもね
>>773 自分の感想とネットの感想の差が激しいとちょっと落ち込むねw
私は坂木司が苦手で苦手で読んでて吐き気してくる位ダメだった。
NGできない環境の人もいる事を忘れないようにね
>>764 前に鬱になるスレに書いたことあるけど、プロフィールに東京都世田谷区出身と書いてあるせいで柚木麻子を読む気になれない
そういう人は2chを心から楽しめないし
イヤなら開かないのが一番だね
ミルハウザーの「ナイフ投げ師」、難しいけど面白かった
アメリカの社会背景やなんかを知らないと楽しめないかなと腰が引けた時もあったけど
書かれてる内容は凄いのにどこか静かで緊張感のある雰囲気で、夜の描写がとても良かった
もっと深い読み方があるんだろうけど、それでも癖になるような短編集だった
特に「夜の姉妹団」が好き
ふだん漫画は殆ど読まないんだけど「深夜食堂」面白かった。
深夜〜朝にしか営業しないメシ屋に来るワケあり客たちの人間模様。
夜に読んでるとお腹減ってくるのが困る。
>>803 漫画スレあるからそちらにいらっしゃいな
美雪晴れ―みをつくし料理帖 読んだ
このシリーズで初めて全部心穏やかに読めた
波瀾万丈だったこのシリーズも次が最終巻
待ち遠しい反面物悲しい
806 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/19(木) 22:35:20.25 ID:i+53ZgGb
既婚女性板と同じ書き込み
つまらないわ
鬼女板見てるんだねw
アルスラーン戦記って2部入ってから随分とペース落ちてるよなあ…
漫画も始まったし、田中さんマジがんばれ
ホラー小説が読みたくて図書館で借りてきた
本読む時間を取りたくて急いで家事済ませてお風呂入ってお茶用意していざ読んでみたら肝心の本の内容が期待外れでガッカリ
810 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/20(金) 01:21:21.74 ID:Tyo57gwi
1、2冊読んで気に入ったら同じ作家の本ばかり読むので、
気がつくと本棚は全集で埋まってる。
就職して毎月万単位で自由になる金を持つようになり、
アマゾンとオクの使い方覚えてからというもの・・・・・
カフカ、宮沢賢治、ドストエフスキー、福田恒存翻訳全集、夢野久作、
小学館の古典文学全集、あとソフィーの世界の最初の方を読んでプラトン全集とアリストテレス全集を
衝動的にポチった。プラトンは面白いが、アリストテレスはまだ読んでない。
これじゃ結婚できんわい。
>>743 それ気になってた本だ
今度読んでみよう、ありがとう
812 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/20(金) 13:48:25.56 ID:v4KEGRj8
無職時代は毎日図書館行って本を借りてきて家で読んでたなあ。
今は働いてるから休みの日にしか読めない。自分がお金持ちならずーっとひきこもって
好きなだけ本を読む生活したい。同じ本を時間をかけて何度も読み返したり、気に入ったところ
を書き写したり、そういう贅沢な読み方がしたい。今は読みたい本はたくさんあるのに時間は
ないから積んで置いた本を端からさくさく読んでいって読み終わったら次!みたいな感じだから。
三浦しをんと中村うさぎの「女子漂流」を読んだ。三浦しをんは「週一で宅配ピザたべてます。あとは
コンビニ弁当もけっこう食べてます。」とか「服は買いません。見るだけ。買うのはマンガぐらいですね」
とか喪女なところを全く隠そうともしない姿勢がすがすがしくてかっこいいと思った。横浜双葉から早稲田
出て、売れっ子作家で、でもテレビとかラジオみたいな媒体には出ず、自分の好きな道を地道に歩むって
理想的な生活だわ。
813 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/20(金) 14:33:24.54 ID:eps8/ZIj
オー!ファーザー!/伊坂幸太郎
後半にかけて一気に面白くなってくる。
伊坂さんらしく、登場人物一人一人がユニークかつ個性的で、会話がリズミカル。
震える牛
仕事一筋で家に帰らないこともあるベテラン刑事が近所の精肉店でまず「この牛肉はどこ産?」と産地を気にしたり、
日雇い派遣で食いつなぐネットカフェ暮らしの男が記者の女と居酒屋で食事する際、
この肉類は汚染されていて、とても食べられるものではないから、比較的汚染の少ない焼きおにぎりだけいただくなどという描写に違和感があった
「隻眼の少女」第一部まで読んだ
恋愛要素についてちょっとネタバレ↓
主人公の男が気持ち悪い…
自分は成人してるくせに、17歳の女の子がボロボロに傷ついてるところにつけ込んで肉体関係にもち込みやがった
女の子の反応もなんというか、ありえないだろと思った
星降り山荘読んでても思ったけど、こういう「俺の妄想!」って感じの恋愛要素はミステリーに要るのかねぇ
>>815 黙って最後まで読めとしか言いようがない。
でももしかしたら最後まで読んだら別の意味で文句言いたくなるかもしれないことは否めない。
星降りも、あの子は「ヒロイン役」だから他の役は担っていないと
読者にミスリードさせる意味はあったかもしれない。
本当にいらない恋愛要素は森博嗣のあいつらのことかな。
サムライに恋した英国娘
そういや何で男爵いもって「男爵」いもっていうんだろ?
と思って検索したら男爵いもの研究をした川田男爵の愛称からきたものだった
その川田さんが若い時にグラスゴーに留学して、その時に恋人だったジニーからの手紙を記した本なんだけど
川田さんは若くて多感だからすぐにくよくよする→ジニー手紙で必死に励ます(ジニーのが年下だけど)
の繰り返しで、川田さんも手紙の中で言ってたみたいだけどジニーさん天使だわw
まだ途中までしか読んでないし川田さんの父親の反対のせいで実らなかった恋だけど
天使ジニーと典型的日本人川田さんの恋の行方を見守りたい
>>816 なにがつらいって、明らかに主人公に男性的魅力がないのに、無条件で女の子にモテるとこ
すげーイケメンって設定なら許せるんだけど
>>818 ちょっと勘違いしてるかも。
ネタバレしないで言うのは難しいけど、「隻眼〜」は最後まで読めば
あなたみたいな意見の人なら溜飲が下がるかもしれない。
>こういう「俺の妄想!」って感じの恋愛要素はミステリーに要るのかねぇ
に関しては、事件の発生や解決に絡んできたりするなら必要。
それ以外の、サブストーリー的にただただ恋愛要素入れたいだけで入れたやつはクソだと思ってる。
隻眼と星降りは前者、森博嗣のアレは後者。
ただ、確かに恋愛を主眼に書きたかった訳じゃなくても
>「俺の妄想!」
的ナルシズムが出ちゃってる作品も多いかもね。
820 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/21(土) 02:42:15.48 ID:JAv/TP9a
【全国民必読書】 日本人は戦争犯罪の加害者でなく、被害者である!!!!!
在米韓国人のロビー活動も虚しく、全世界に真実の歴史が知れ渡る結果に!!!!!
2ch「大切なのは、この本の存在を多くの日本人や外国人に伝えることです。
ご近所の書店で購入したらお友達に伝えましょう。
ネットで購入したらクチコミや評価でこの本を多くの方に知らせましょう」
韓国人が日本人を虐殺していた事実を記した本
「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」がamazon上位に
http://pirori2ch.com/archives/1758356.html?1370607334
もちろん働いてるけど大量に読むので今でも図書館利用してるよ
昼休みと休憩30分あるからかなりの量読める
奥田英朗は軽く読めてはずれがないな
「ガール」も「純平、考え直せ」もおもしろかった
『詩人と狂人たち』やっと読了
涙が出そうになる本だった
ブラウン神父といい、どうしてチェスタトンはこういうタイプの人間を探偵役に据えるに至ったんだろうか
この本は絶対に手元に置きたい、出版社なぜ絶版にしやがったチクショウ
>>820 『竹林はるか遠く』読んだけど
朝鮮人が下衆の極みだからといって日本人は戦争被害者と言うのはちょっと違う気がする
赤江瀑の「野ざらし百鬼行」読んでるんだけど
作風や文体が合うのか凄く好みだ
淡々と運ばれて行く物語に惹かれる
他の作品も読んでみたいのに絶版ばかりで悲しい…
おおう
いいよね赤江瀑
弄月記に入ってる
「恋川恋草恋衣」がすごい好き
赤江瀑は最初に読むならどれからがいい?
図書館でなにげなく内田康夫の神苦楽島を借りてきたら、幼稚園の頃まで住んでた所が舞台の話で思わず昔を思い出して泣きたくなった
そしてやっと携帯を持った光彦に感動
浅見光彦読んだら必ずドラマのエロ男爵版で脳内再生される
>>826 何からでもいいと思うけど
能の山姥を知ってから読むと楽しい
829 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/22(日) 14:02:57.27 ID:kqc2AGgt
>>826 自分は「この文庫がすごい!」で島村洋子が「蝶の骨」をとり上げてて、実際に読んでみたら
主人公のキャラや物語の展開があまりにすごくて衝撃を受けた。なんか、少女マンガの「花より男子」
を池上遼一が成人劇画漫画風にアレンジしたらこうなったみたいな・・・
その後で「オイディプスの刃」を読んだら普通に良かった。
石田衣良が気持ち悪いすごく
むかし読んだある作品をふと思い出したんだけど
感動のさせ方がめっちゃ気持ち悪い
なんか、たしか主人公の男がある膨大な文言を記憶しないと世界がやばいみたいな状況で、
ヒロインが全裸になって体中にその文言を書くの。「これなら覚えやすいでしょ」みたいな
主人公はその献身に涙して「これが究極の愛」みたいなノリだった
萌える英単語帳かよ……
>>812 スレチだけど、三浦しをんって服は買わない、というより
流行りの服をホイホイ買わないだけで、目当ての服が店頭に無ければ他の店舗に問い合わせを頼む程度に
服への情熱はあるタイプじゃないかな
初期のエッセイに伊勢丹に行く話が割とあったような気がする。コムデギャルソンとか見て回ってたかな
きみはポラリスが出たときのトークショーに参加した時もモード系に近いオシャレな感じだった
あ、でも冷静に思い返してみると面白い本ではあったのか…
>>812 三浦しをんは新聞に読書エッセイ書いてるけど
少女漫画は現実の自分の恋愛体験の方が断然面白いから読んでてつまんなくなったとか書いてあった
ので喪女じゃないよ
幻想的というかファンタジー色の強い作品でオススメを教えてほしい。
クラフト・エヴィング商會のありそうで実在しないアイテムとか
ものすごく好きなんだけど
>>828>>829 参考にします!ありがとう
>>834 ファンタジーに入れていいのかわからないけど、最近読んだ長野まゆみの「天体議会」が
料理や小物の表現が独特ですごく良かった
>>830 これなんだっけ。ブルータワー?だっけ。
SFかと思ったらよく分からないものだった。
「ロリータ」やっと読み終えた。文体が
私には合わなかったかな。
でも、切なくてすごくいい話だった…痛ましいというか。
喪だからロリータには感情移入できず、ハンバートに感情移入しまくりで泣きそうだったよ。
ロリータは2回目に若島さんの解説を読みながら読むとめちゃくちゃ面白い
>>834 天体、シガレット、炭酸といったキーワードがお好きなら稲垣足穂の一千一秒物語おすすめ
ヴィアンの日々の泡(うたかたの日々)なんかもいいかも
ファンタジーが強いと言ったら
新世界よりかなぁ
>>834 ロード・ダンセイニおすすめ
ぺガーナの神々はマイバイブル。
紳士の世界観と文章力美しすぎる。
「レベッカ」
読み終わった
上巻の途中から時間の感覚忘れて下巻まで一気に読み終えた
途中、ダンヴァーズ夫人に腹が立って、素っ気ないマキシムにも腹が立ってどうしてくれようかと思ったけど、フランクとビアトリスがいたから全部読めた ありがとうフランクとビアトリス
あと主人公の精神が強くて、一途なところが応援したくなった
その分妄想癖も酷いけどwww
マキシムが先に主人公に話してれば主人公はあんな思いしなくて済んだのに
作者の文章力というか引き込ませ方には感動する 久しぶりに読書が楽しいと思った
他のも読んでみたいけどレベッカが一番有名らしいから悩む
新訳版で読んだけど旧訳版も買ってしまったwwwいつかペーパーバックで読みたいな
夫人に詰め寄られた時は鬼気迫るものを感じたよ…夫人怖すぎる
たしかにちょいちょいん?って思う描写はあったけどレベッカェ…
訳者の後書きもよかったし、恩田さんの解説もついてた
すごく満足 出会えてよかった作品
>>834 トマス・ウォートン「サラマンダー 無限の書」
究極の本を作るため旅をする父娘の話。不思議なインクとか活字とか出てくる
アレン・カーズワイル「驚異の発明家の形見函」
色んなからくり機械を作れる男(少年)の物語
ファンタジー色が強いのは前者かな。後者はちょっとエロ要素あり
ただし両者とも絶版なんだよね。図書館か古本で
クラフト・エヴィングと小川洋子がコラボした「注文の多い注文書」って
短編集も出てるね
>>837 ロリータいたるところにオマージュがあって面白いよね
矢川澄子集成所収「臨終の少女」読んだ
美人の友人とブスな自分の格差に絶望するあまり
今にも死にそうになってる少女の話。
母親に「ブスな自分可哀そう!」って訴えるんだけど、
「母さん、あなたはブスに生まれて今までよく平気で生きてこれたよね。
鈍感だからブスと美人の格差を感じなかったの?」ってな事を
本気で言ってて、気持ちはわかるがオチも含めて馬鹿すぎて笑った
普通だったらこんな事言ったら母親に一発ぶたれてもおかしくないのに
これを本気で入れ込んで書いてるんだよなぁ、作者は…
矢川澄子の作品は大好きだけど小説は自己投影しすぎてて
語りすぎたりオチが不自然で収まりが悪くなってるのが多い気がする
847 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/23(月) 19:12:50.32 ID:287AqvmA
ねぇ、女の人ってリアルな生活にちょっとだけ意外な物語があるのが好きなのかしら?
読書て現実離脱の愉しみなのに〜
遠藤周作
私が棄てた女
格差がリアルだったよ
果てしなき渇き
映画化されるってんで読んでみたけど
マジグロくて嫌になった
朝から通勤で読むもんじゃないわ
朝からグロはきついなw
でもぐぐったら面白そうだから読んでみよう
本の内容に引っ張られやすいから欝系は休み前の夜に読むことにしている
ごじむの岩井志麻子さんが気になるんだけど、小説もエキセントリック系なのかな
岩井さん作品で初心者が読みやすいおすすめはある?
エロは平気だけどグロとホラーは苦手で
>>851 岩井志麻子からグロとホラー取ると結構絞られてきてしまうけども…
「自由恋愛」とか読み易いし入り易いかな
でも岩井志麻子の真髄は「ぼっけえ、きょうてえ」とか「べっぴんぢごく」みたいなホラーだと思うから是非読んでほしいんだけど
苦手な要素詰まってる気がするからきついかな
「百物語」はホラー要素強いけど、岩井志麻子のエグさとかエキセントリックさが色濃く出てると思うからおすすめ
試し読みしていけそうなら是非読んでみてほしい
ごめん書き忘れていた
「百物語」はシリーズ物だから、読む時は一応順番から読むのをお勧めします
854 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/24(火) 17:03:25.79 ID:7mQkoPvU
>>851 「ぼっけえきょうてえ」でブレイクする前に、竹内志麻子名義で出した少女小説がけっこうあるよw。
私がこの人を知ったきっかけが少女マンガの「花より男子」の小説版。すごく読みやすくて面白かった。
その後まんまとはまってマンガのほうも買ったけど、小説版とほとんど違和感がなくて知名度はともかく
筆力はそれなりにある人なんだなと思った記憶がある。
今更ながら、舟を編む読んでる。
まだ中盤だけど…やっぱ映画は映画でけっこうアレンジされてたのかな。
まあ完全に忠実な映像化って難しいからね
アレンジはどの作品でもあるでしょう
>>852 ご本人がエロとホラー取ったら何も残らないっておっしゃってたからなw
まずは自由恋愛と言うのを読んでみようと思います!
>>854 ググってみたらリアタイで読んでた藤井みほなのパッションガールズの小説版も書いててびっくり
あの頃、ティーンズハートとかの少女向けラノベが流行っていて、
集英社コミックスもいくつかノベライズ化されていたけどまさか志麻子さんも参加されていたなんてw
少女小説とご本人のイメージが噛み合わなすぎてもう
デイヴィッド・ロッジ『小説の技巧』「信用できない語り手」の章のみ読了
小説作品で用いられる技巧の数々について、英語圏の有名な作品を引いてきて解説している本
元は新聞記事だったとかでそこまで細かくも長くもなく読み易い
「信用できない語り手」の項で『日の名残り』の読み解きが(ネタバレ全開で)解説してあるが、
主人公をdisった私ですら「ちょ…あの…それはそうなんだけど、そこまで言わなくても…」と及び腰になるようなバッサリぶり
「感動作」「ええ話」で終わっておきたい人にはまったくオススメできない
他の項も面白そうなのばかりだが具体的な作品を引用しての解説なので
ネタバレが恐ろしくて読み進められないジレンマ
『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』を読み途中
タイムマシンの修理業者が電話ボックスくらいの大きさのマシンに引きこもって現在時制空間の中でだらだら暮らしている話
円城塔訳に釣られて読み始めたが、案の定何を言っているのか分からないレベルの濃ゆいSF用語が連発だけど何となく文脈で読めてしまう
挟み込まれる補遺『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』が怖いよ!人がゴミのようだ、というよりはドットとかバグデータとかそんな類のもののようだよ!
何に関しての補遺なんだよこれは!
モンゴメリの「青い城」読み始めた
主人公29歳真性喪女過ぎて泣ける、が
モンゴメリ特有の言い回しと、訳者の相性が良いせいか、何処か笑える
ヴァレンシーって名前なのに一族から、母親からもドスと呼ばれているとか、通勤中ヤバイ
一応シンデレラストーリーのようなので期待
>>855間違って投稿してしまった…ごめん
で、船を編む 原作が気に入って映画も見たけどすごくよかったよ。
映画化にあたって多少の端折りは仕方ないとしても、変なアレンジとか殆ど無くて良かった。
登場人物もイメージぴったりでw
見終わったあと、素直に「いい映画だったな」って思えた。
リアル・シンデレラ
まだ最初の方しか読んでないけどとりあえず泉ちゃんが可哀想で胸が痛い
筒井康隆「ダンシング・ヴァニティ」
同じ場面が何度も何度も出てくるので慣れるまでキツかった
筒井さんの作品読むの初めてだったんだけど、他の作品もこんな感じなのかな?
オススメあったら教えてほしいです
>>863 筒井康隆なら短編集の方が内容が簡潔でどれも面白いよ
いくつかハズレがあっても数打ちゃ当たるで好みの話も見つかるはず
長編だと「大いなる助走」は読みやすいのでおすすめ
今年の夏に流行らせようと思ってる純文系二十冊。最近の人には「掏摸」おすすめ。
読書感想文におすすめの面白くて短い本の長さ。
「SPEEDBOY!」218ページ。「掏摸(スリ)」192ページ。
「無門関」216ページ。「怪人二十面相」275ページ。
「老人と海」170ページ。「星の王子さま」160ページ。
「オズの魔法使い」247ページ。「人間そっくり」183ページ。
「三姉妹探偵団」292ページ。「新釈 走れメロス」272ページ。
「風の歌を聴け」168ページ。「インストール」119ページ。
「もてない男」199ページ。「かもめのジョナサン」140ページ。
「待望の短編は忘却の彼方に」160ページ。「私という病」183ページ。
「三島由紀夫レター教室」227ページ。「放課後の音符」193ページ。
「0の殺人」235ページ。「老師と少年」120ページ。
>>863 家族八景、七瀬ふたたび、エディプスの恋人
この三部作は外せない!
三姉妹探偵団がいつ純文になったんだ
863です
オススメありがとうございます!
図書館で探してみます
若竹七海の「御子柴くんの甘味と捜査」
新作で期待してたけど、個人的にイマイチだったかも
若竹七海の小説は後味悪いものが多いけどなぜか好きだ
特に「古書店アゼリアの死体」と「悪いうさぎ」がタイトルの意味に最後の方で気づかされて面白かった
10年越しで鬼平犯科帳再読してる
初読当時は「うわーなんだこれおもしれーうわーうわー」
って感じで勢いに任せて読んでたけど
じっくり読み直すと登場人物の描写とかで再発見があってやっぱり面白い
当時の古地図も欲しくなってくる
あと夜に読むのは危険(飯テロ注意)
池波正太郎の飯テロわかる!
剣客商売通読してるときにやられたなぁ
池波といえば梅安が小鍋で煮るあさり入り雑炊の卵とじみたいなのが超うまそうだった
浅田次郎の飯テロにはやられたことあるなぁ
「黒書院の六兵衛」で、すっごい美味そうな鰻丼が…
ウナギ高くなる一方だよなぁ、ちくしょう食べたい
池波正太郎読むと日本酒飲みたくなる
銀二貫読んだあとは羊羹買いに行ったし、帚木蓬生も時々地味だけどおいしそうな料理登場するから作ってみたりしたな
>>874 わかる
特に働きぬいた後に冷酒をガブ飲みしてるような描写にキュンとくる
帚木蓬生 インターセックス 読了
サスペンスとして読みたい方は、
冒頭から420ページくらいまでは飛ばして読んでください。
『SF的な宇宙で安全に暮らすっていうこと』読了
タイムマシンの修理業者が電話ボックスくらいの大きさのマシンに引きこもって
ばらばらに暮らしている父母のことを考えたりなどしながら現在時制空間の中でだらだら暮らしていたが
いろいろあって「未来の自分」と鉢合わせちゃったとき向こうのどてっ腹に風穴開けちゃったwww/(^o^)\ナンテコッタイ、という話
本の真ん中近くまで来てやっとこの裏表紙で紹介されてたナンテコッタイ的展開が生じてきたが、その後がすごかった
「何てこったい」なんてもんじゃない、とんでもない話になって来やがった
舞城王太郎は『煙か〜』でミステリで家族小説を書いてみせたけどそれに似ている、SFで家族小説を書いて寄越している
円城塔訳がいい味出してる
ウィリアム・バロウズ『おかま』読了
メキシコで暮らすQueerの話、ドラッグおよび同性愛要素あり
『裸のランチ』のビル・バロウズおじさん健在(年代としては『おかま』が書かれたのが先らしいけど)
若いノンケ男を引っ掛けて夢中になって冷たくされて幻のヤク求めて出かけてと、
求めても得られない状況で「暖かな触れ合い」を得ようともがく姿が可笑しいような物悲しいような
序文で作者をして"あんな痛々しい、不快な、心を引き裂く思い出を、どうしてあそこまで注意深くまとめなければならなかったのだろう"といわしめた話
もちろん契機はあって、奥さんを誤射殺したことから書いたんだと本人も言ってるが、その事件については作中ひとっことも言及されていない
どうでもいいがこの序文はあとがきに位置づけてもらった方が筋が通ってわかりやすい
それにしてもメキシコって当時本当にこんな修羅の国だったのかよ
案内頼まれて引き受けたはいいけど自分もどう行ったらいいのかわからないことに気がついた
↓
何でこんなことで悩まされなきゃなんないんだ
↓
頼んできた男の頭を岩で殴打、殺害
マジかよ勘弁してくれよとしか言い様が無いわ、信頼できない語り手め
>>877 まあそういう系統じゃないしねwあれなら前作エンブリオの方がサスペンス感はある
「インターセックス」自体は結構ためになった
「烏に単は似合わない」
八咫烏の一族が住むファンタージ世界を舞台にしたミステリー
中盤まではものすごく面白かったのだけど、後半犯人がわかった時点で
かなりの犯則感に興ざめ
後はネタバレ注意
一番人畜無害で被害者な描写ばかりの主人公が実は無意識のうちに
罪を犯してました的なのって思いっきりミステリーとして犯則だと思う
せめてそこに至る間にそれを臭わせる描写がもう少しあれば良かったのに
他の姫が魅力的な感じだったのでかなり残念でもったいない
銀河ヒッチハイクガイド見て映画見た今マーヴィン欲しくてたまらん
おまえらのせいで鬼平犯科帳を大人買いしちゃったわ
楽しくて仕方ないわw
ナンシー関の「何がなんでも」「秘宝耳」を読んだ。
10年以上前の芸能ネタを扱ったコラムなのに、今見ても面白いのがすごい!
リアルタイムで彼女を知らなかったのが悔しい。本当に惜しい人を亡くしたと思う。
>>882 小説はぴんと来なかったけど
映画のイルカの歌で声出して笑ったw
886 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/06/30(月) 19:13:01.19 ID:9xi26sMm
>>884 ナンシー関面白いよね。「信仰の現場」は個人的にノンフィクションの最高傑作だと思ってる。
最近評論家とか作家とかが褒めてる作品がイマイチなんで、逆に酷評されてる作品を読むことにしてる。
ナンシー関、私も好きだ。
「記憶スケッチアカデミー」は笑いたい時に時々開く。腹が捩れるほど笑える。
記憶スケッチアカデミー最高だよね!
早逝されたのが本当に悔やまれる
信仰の現場も記憶スケッチアカデミーも面白かった
洞察力がすごい
ヤワラちゃんが本当に議員になってて笑った
村上龍がすき
ナンシー関の生まれ変わりはゲッツ板谷だと思う
悪童日記、読了
面白かったー
淡々とした描写のおかげで想像力が乏しい私でも容易に想像しながら読み進めることができた
サラッとした暗さが個人的に好きだな
三部作らしいから残りの二作品が楽しみ
もう夏だねー
文庫フェアが始まったから、早速冊子もらってきた!
欲しい本あるけど、まだ家に積んである本読まなきゃ…w
角川のブックカバー可愛くて図書館派なのについ買っちゃったよ!
ソフトクリーム柄もらった
小野不由美「屍鬼」
おもしろかった…
家のない少年たち
まさか涙が出るとは思わなかった
彼らのその後を追ってほしい
>>893 そういやもうそんな季節だね・・・と思って新潮文庫のHPみたらyondaくん終了してて凹んだw
天地明察
正直あまり自分には合わなかった。信仰と最新科学の対立みたいな部分は面白かったけど
江戸の詳しい時代背景を調べたい気分にはなった
わたしも角川のブックカバーもらったよ
3冊該当の本があったので
スイカのとソフトクリームのとかまわぬ柄のやつもらった
可愛いうれしい
かわいい
でも艦これだけはきたら破り捨てたくなりそう
萌え系買うキモオタ用なのかな
カバードもらったらピッタリ2枚重なってた
ラッキー
>>899 この手のコラボものって、AKBとかも前にあったけど
コレクターオタの購買力を当てにやってるんじゃないの
普段は買わない層に買ってもらおうみたいな
「ナラタージュ」を読んでいるところなんだけど、私が喪を拗らせてるせいで挫折しそう……
読まれた方、もしよかったらこの作品の魅力というか良かった点を教えていただけないでしょうか
>>898 野球ボールのやつとスイカの種のが好みだ
>>898 ソフトクリームの柄欲しいけど選べないのか…
店頭なら在庫があれば選べると思うけど
私はかまわぬが欲しいな
*恐れ入りますが、ブックカバーのデザインはおまかせいただくことをご了承ください。
って書いてあるから選べないんじゃないの?
アニメのが来たらショックすぎる
>>907 それはKADOKAWA HPで角川文庫のカドフェス対象商品をお買い上げのお客様へじゃないの?
上にはお好きなカバーをその場で貰えるって書いてあるよ
ブックカバー選べたよ
どれがいいか聞かれて選んだ
在庫が少なくなったらわからないけどね
書店でバイトしてるんだけどかまわぬが一番人気だ
柄はちゃんと欲しいものを選べるよ
辻村深月「凍りのくじら」
作者さんの好きなドラえもんの秘密道具ネタが章題やストーリーに散りばめられていて、読んでて楽しい
ラストでテキオー灯って章題に込められた
意味や全ての謎が解けたときはスッキリしたのと同時に泣けた
ナラタージュ、高校生の頃読んだ時はよかったな…とか思ってたけど
今読んだらダメージ食らいそうだw
あの頃は喪なんて言葉知らなかったしな
張り切って加賀お姉様のもらってきたけど…
読みかけたのの5巻から先がずーっと借りられっぱなしで2週間たってもまだ返ってこない
続き読みたさにしょっちゅう図書館寄るようになったよ
そして違うの借りて帰る日々
ジェントルマン山田詠美
サスペンス小説だと思って借りた
主人公(男)が男に恋するのもその男がクズなのも別に良いけど
主人公のいかにもオカマって感じの口調と変な選民意識が受け付けなかった
最後ハサミで男根を切り落とすシーンは笑うべきところなのか
猫間地獄のわらべ歌
どんでん返しがあるって聞いて楽しみにしてたけど期待外れだった
序盤から仕掛けがわかって逆に騙されてるんじゃないか!?って疑ってたけどそんな事なかった
この仕掛けは使われ過ぎててもう驚けない…特に推理そのものに関わらないやつはやめて欲しい
他の部分は普通
山田詠美の作品のキャラってわりと選民意識抱えてるキャラが多い気がする
周りはくだらない、私たちが最高的な
山田詠美といえば、ひざまづいて靴をお舐めは自叙伝なのかな?
なんというか登場人物からものすごい濃厚な山田詠美を感じた。
女性では割と共感する人が多いみたいだけど、男性はあれを読んでどう思うんだろう
山田詠美作品の主人公ってある意味中2だよね
あんまり好感持つことはないけど客観的に見て面白くはある
「ナラタージュ」読んでいるんだけど、拗らせてるからか挫折しそう
読まれた方、よかったらこの作品の魅力というか良かったところを教えて頂けないでしょうか……
とても良い作品なのに、自分がひねくれてるせいで読めないのはもったいないなくて……
昔からなんだけど読書してもちっとも頭に入ってこない
読んでいる最中はそれなりに楽しめているわけだけど、読んで早ければ数日か
数週間もすれば完全に内容を忘れている
だからどんな内容か説明なんてできない
頭がおかしいのだろうか
>>921 自分も読んで暫くしたら忘れてしまうタイプで悩んでたけど、読書ノート付けるようにしてから忘れにくくなった
読んだ本の要約でも感想でも何でも良いから手書きでメモしてみたらどうだろう
読み流してるわけじゃなくて、最中はちゃんと読んで楽しんでるのに忘れるの?
不思議だね
ちょっとわかるわ
エルロイのLA四部作全部楽しかったんだけど
主人公たちの名前ぐらいしか思い出せないし
どんな事件が起きて誰が犯人だったかさっぱり思い出せない
ぼくのミステリー新聞
図書館でふと見かけて借りてきたけど、小学生の時に読みたかった
ノストラダムスとかロンゴロンゴとか懐かしすぎる
30年前の作品だけど、主人公がテストで100点とったらパソコン買ってもらえるかもと妄想してて
当時のパソコンってそうとう高くね…
まんまと乗せられて角川ブックカバーゲットしてしまった…
カフェオレ風呂みたいな柄。でもこれ角川文庫以外はちょっと合わなかったりするのね
でも可愛いから使う!
927 :
彼氏いない歴774年@転載は禁止:2014/07/04(金) 19:04:00.92 ID:VoFXy4A8
乾くるみの「セブン」
第1話の「ラッキーセブン」はひょんなことから放課後に女子高生7人が死を賭けた
トランプゲームのデスマッチに挑むことになるというナンセンスもの。しかもそのきっかけ
になった女子高生一人のある行動というのがあまりにとんでもなさ過ぎて・・・唖然。
個人的にAKB嫌いだけど、これはぜひAKB主演で深夜枠かなんかでドラマ化してほしい・・・
と思ったら著者はAKBファンで登場人物の名前は全てAKBメンバーのアナグラムらしい。
でも真面目なミステリファンは怒ると思う。
レスありがとう
>>922 読書ノートか、いいですね。読書メーターに最初は感想書いてたけど、そういえば最近放置してるわ。
簡単にでもまた書いてみようかな。
>>923 読書は暇つぶしなところがあるので、それほど楽しんでいないのかもしれません。
>>924 同じ人がいてちょっと安心しました。
このスレ見てたおかげで新潮文庫のプレゼント終了の〆切にギリギリ間に合った
黒のファスナー付きブックカバーもらったよ
>>923 どんなに面白くて夢中になって読んでも、しばらく経つと内容ほとんど忘れちゃう
映画やドラマでも同じで、2回目なのに初めてのときのように感動したり…
病気なのかな
>>930 めちゃくちゃうらやましい
面白い本を読み終わった後、記憶を消してまた読みたい!と切に思う
二週目もそれなりに面白いんだけど最初に読んだ時ほどの感動はない
新堂冬樹の殺しあう家族
豊田正義の消された一家
漫画だけど、ウシジマ君の洗脳君編を立て続けに読んだ
消耗して、なんか精神病みそう
だが、新堂冬樹はどの作品もそうだけど上辺だけすくって、テキトーにエログロいれてちゃちゃっと作品にしてる感が強い
島崎藤村の破戒
最後救われちゃうのか…絶望のどん底にたたき落とされて這い上がれ無いぐらいにぼろぼろになるのだと思ってた
最後までどんよりと冬の空みたいな感じであってほしかった
みんなの朝食日記
すごく好みの本だった
色んなブロガーの朝食&ミニ日記みたいなのが
淡々と掲載されてるだけなんだけど隅々まで読んで楽しんでる。
しっかり食べてる人、オサレ朝食な人、ジュース1杯だけの人色々いるのも面白い