〜かしらやかしらんは江戸川乱歩も男に使わせてたな 仮にも本読む人間なら噛みつく程物珍しい言葉になるわけないと思うんだけどね
〜かしらん問題にこんなに反応するのが理解できん どうでもよくね?www
>>1乙! 次スレ立つまでは自重しようぜ。1乙くらいしようぜ。 雨の塔読み終わった。マフィンめっちゃ食べたくなる!!レシピを教えてください...
>>1乙
>>7 マフィン分かる!
あの本はレシピも含めるべきだった、と本気で思ってしまうほどに
美味しそうなんだよね
「雨の塔 マフィンのレシピ」で検索したらマフィンスレ出てきた
やっぱり作ってみた人いるのか
>>7 さあ、次は太陽の庭だ…
といっても雨の塔と大分雰囲気変わってくるんだけど
マフィン作ってみようかなー
>>1 乙
獣の奏者読み始めたけど、一巻終わった時点では微妙だ
主人公が最初から特別だから、あんまり感情移入できない感じ
期待が大きかったぶん、ちょっと残念…
でも一応全巻読んでみる
>>1 小津
「獣の奏者」は主人公より3冊目から出てくる(略)がたまらんうざさで悶絶しながら読んだw
ほっぺた張り飛ばしてやれよ…
腹パンで黙らせていいよ…
って思いながらひたむきでいっしょうけんめいでかわいいやんちゃぶりをひたすら読み飛ばし続けた記憶
真木悠介「自我の起源」再読
この人の著作読むたび学問はつきつめるとポエムだなと思う
早ミスが発表されてたな。 今年のこのミス国内1位は「教場」 海外1位はフロストかな
自分的には獣の奏者は面白かったけど、守人シリーズには今一歩及ばなかったな。4巻あたりはだるくなってた。 中学生の頃、友達に勧められて元将棋士で不倫して騒がれた人(名前を失念)の小説読んだことあったんだけど、読むに絶えなかった…。それがきっかけでその友達とも疎遠になった。あーゆーのが好きなタイプとは合わないって気づいた、というか。好きな人いたらゴメンね。
林葉直子の「とんでもポリスは恋泥棒」か インパクトが強すぎてタイトルだけ知ってる 確か二時間ドラマにもなってたはず
林葉直子か 君を永久に逮捕するってのだけ読んだことあるわ 表紙絵がものすごく可愛かったんで買ってみたけど 私も合わなかったな全然覚えてないけど 内容もさることながら後書きもノリが痛かった気がする
いちおつ! また乗り遅れたー ラノベと言うか少女小説読み始めが図書館にずらっと並んでいた小林深雪だった そこから折原みととか氷室冴子とかに行って、瀬川貴次の暗夜鬼譚へ 男性作家が書いてるラノベはその後タイム・リープが最初かな? この人のはクリスクロスも夢中で読んだ 最近のラノベも好きだし読むけどキャラ萌え傾向が強い気がする 話は変わるが「これは王国の鍵」とか「千夜一夜物語」みたいな アラビアンな世界の物語ご存知だったら教えてほしい
小林深雪懐かしい 史上最強の恋愛?だっけ?読んでたなぁ BOOKOFFで揃えてた
アラビアンで真っ先に思い出すのはアラビアの夜の種族
>>16 児童書で良ければ「シェーラひめのぼうけん」シリーズを推す
小学生向けだから文量は無いし字も大きいけど、ストーリーは保証する
あとハウル二作目の「アブダラと空飛ぶ絨毯」とか
アラビアの夜の種族おもしろかったなぁ 途中からウィザードリィみたいになって驚いたけどそういうところも面白かった
アラビアの夜の種族1巻で止まってるけど続きはウィザードリィっぽく?
なんか急に気になってきたので続き探そう
>>16 に、アラビアじゃなくてインドだけどエスニック世界観、短編集、
最後にオチがでおすすめ
屍鬼二十五話-インド伝奇集
ガチで原型はウィザードリィノベライズだったはず
アラビアの夜の種族好き! 古川さんの文章はハマると没入できていい
大聖堂読んでるけど面白い。 12世紀のイングランドが舞台で大聖堂を建立する一大叙事詩だよ。 もやされたり崩れたりいろんな災難に立ち向かうんだ。
角川からルースルンド&ヘルストレムの新刊出てた! 出版社が消えてもう続きないかと思ってたからうれしい 訳も同じ人だし良かったー また重い気分になるだろうけどそれがよい
アラビアンというかイスラム的な世界を堪能できたのは 須賀しのぶの流血女神伝、砂の覇王編 後宮のドロドロ感がほどよく味わえて好きw
『BEATLESS』読了 人口減少で労働力や生活のあれこれを人型ロボット「hIE」に任せた社会で少年が少女型ロボットを拾って揉め事に巻き込まれていくという話 ガチSFかと思ったら萌え美少女チートロボラノベだったでござる…!完全に厚みにだまされた…半分ぐらいで投げたくなれたのに結局読み切った自分のバカさをどうしよう 無駄に分厚い!「オレってカワイイ外見に惑わされてる?単なるモノなのに鼻の下伸ばしてる?でもカワイイし信じたい!」っていう葛藤がしつこすぎる!!迷いすぎだろ同じネタで!!! 人とロボとの関わる物語というか、ガキと「男には理解不能でコントロールも不能、でもカワイイ存在」との物語すぎてロボの意味がねえ!!!!死ね!!!1!! もちろん無力で単なるオトコノコな主人公は大立ち回りとかできないヘタレ、 ロボで無敵な美少女ちゃんがいっぱい出て来て不似合いな大型武器ブン回してキャットファイトもとい代理戦争してくれるよ☆ 当然最後はハッピィエンド、「王子様とお姫様は幸せに暮らしましたとさ(はぁと)」って感じで 何というかもう、「村上春樹って実は普通に偉大なんだね…」って気持ちになってくる なんか最近SF界隈こんなのばっかりじゃね?もうちょっと何かこう、マトモかつ真面目で緻密なのないの?
キモオタと美少女ロボの、しかしまともなSFといったら エイミー・トムスンの「ヴァーチャル・ガール」なんかいかがでしょう 最近(でもない?)SFでおおーいい作家だーもっと読みたいーと思ったのは上田早夕里 評判ほどかしら…と思ったのは伊藤計劃 はいはい腐女子腐女子wだったのがカリン・ロワチーのブ厚い「艦長の子」三部作
SFは詳しくないからSFとしてどうなのかは分からないけど、飛浩隆が好きだなあ まだ3作しか無いのが残念だ。はやく廃園の天使シリーズの続きが読みたい
>>27 乙でした。
ロボット物のSFと言ったらアシモフがあまりに燦然と輝きすぎて
わりと以下同文的な
喪女っぽい女の子とスーパーアンドロイドのラブストーリーなら
タニス・リーの銀色の恋人かなぁ
小川一水のSFが好きなんだけど登場人物の女がみんな股がゆるくて読むのやめてる
>>27 同じ作者の「あなたのための物語」は割とハードだった気がする
AI研究者のヒロイン(社会的にも経済的にも成功してるが友達も恋人もいない)が重い病気を発症して死ぬまでの話
開発中の物語を作るためのAI(その名もwanna be)との交流を通じて自分を問い直すって内容
結局ヒロインの研究は中断され、自身も一人惨めに死んでいく救いのない話だが、結構面白かった
余談だが、この本読んだ時何で主人公は女なんだろうと思った(性別はどっちでも良い話だと思ったので)
その後、孤独死の話題でニュー速辺りの住人でも強烈な同情心と自分もそうなるのではないかという恐怖心を抱いてるのを見て、
SFファンは圧倒的に男が多いから、主人公が男だと過剰に感情移入して読むのが辛すぎるのかなーと何となく思った
アシモフ御大はロボットものはもちろん銀河帝国興亡史までと、伊藤計劃と飛浩隆とタニス・リーと『あなたのための物語』は既読です 勧めてくれてありがとう そう、『あなたのための物語』がな…あれが何というか、ラノベくさくも一応SFしていてまあまあ面白かったのでその同作者の大作ってことで手を伸ばしたらこんなことになったのだった…! 小川一水は短編集『老ヴォールの惑星』の表題作とかとても良かったけど別の短編集に入ってる『ゴールデンブレッド』は「なにこれ…」と引いたくらいラノベで個人的にダメだった 何だかんだで国内SFはもうダメかもわからんねと思いつつある、自分もNOVAとか定期的に読むけど結局円城塔ぐらいしかおっかけてない エイミー・トムスンの「ヴァーチャル・ガール」、上田早夕里を調べてみます
>>24 修道院長とアリエナが好きだ
中世のえぐいとことゴシック教会の作り方が面白かった
ケン・フォレットなら「針の目」も面白いよ。スパイものだけど
それもさがしてみるよ¥ 続編はどうでした?
>>35 続編は未読です。でも読みたい
忘れちゃってるから先に大聖堂読み返さないと
大聖堂、ちょうど私も中巻読んでるところだ! アリエナいいよね、綺麗で教養もあってしかもメンタルも強いって… 他に中世ヨーロッパ舞台の小説だと薔薇の名前とか面白かったな
ここ結構読んでるものが被るみたいだね、有名どころなのかな? なんだか不思議 16です 携帯からなので安価省略させてもらいますが、 アラビアン(ヒンディ含む)なお勧め教えてくださった方ありがとう! ジャンルは問わないので順に手にしたいと思います このスレ来ると読みたい本がどんどん増えるわー
雨の塔 表紙に惹かれて買ってみたら当たり!正直ちょっとうーん…て凹むとこあったけど 設定と世界観が凄く好みだった ああいう灰色っぽい世界に出てくる食べ物たちって違和感を感じる。食べ物だけがイキイキしてるというか… だから同時に安心もするし腹も鳴る 雨の日にハムとトマト入りのオムレツ作りたい
40 :
彼氏いない歴774年 :2013/11/25(月) 18:14:10.47 ID:fGzID70U
「喜嶋先生の静かな世界」再読了 最後の展開がなんとも言葉にしがたい切なさが残る 学問をつきつめるために研究に向かっていた日々が、 年をとった時にようやく幸せだったと気付く。 ああー自分の語彙力のなさにあきれる なんかしんどくなったというより、重力が増えた感じ
>>37 自分はジャックの母ちゃんが好きw
ウイリアムの鬼畜ぶりにはまいる。
堀内公太郎「だるまさんが転んだら」読んだ 『ネットのSS投稿サイトにあるのは糞みたいな作品ばかり! 万が一アイデアがよくても文章は小学生並み!』みたいな描写が心に痛いすごく痛い そういうサイトを読むだけの人なら楽しめるかもしれないが そういうサイトに投稿したり小説家目指してたりしてて かつメンタル弱い人は読まないほうが幸せかもしれない 「この描写ミスリードだったのか!」って気付かされる終盤の展開は面白かった気がした
浅田次郎さんの天切り松シリーズが好き 読むと芯の通ったしゃっきりした人物であろうと思える
川端康成の良さがわからない…。 だったら読まなければいいんだけど、なんか本人には惹かれるものがあって もう少しわかればいいなと思いつつ、しょーもねーなと思いながら読んでる 人の心の描写はもっと深く書ける作家もいるし、文章が綺麗な作家もいるし、 独創的なストーリー展開の作家もいるのに、なんでこの人、ノーベル賞取ったんだろうね
元々好き嫌いの分かれる作家だしノーベル賞取ったのはその時々の事情(政治的なもの)もあるから
>>44 みたいに思う人がいても不思議じゃない
川端康成は「名人」と短編集「掌の小説」を心から愛してる その他はんーまあね…程度 結局は他人の評価<自分の好悪なわけで 光瀬龍「たそがれに還る」読んだ なんかもう なんかもうね
とある長編を読み終わった 最終章の冒頭が序章と同じだと、なんというか背筋が伸びるね 本当にこれで終わっちゃうのかーってひしひしと感じた
泉鏡花よんでる はっきり言って表現が難しくて分からんけど美しい美しい妖しい
川端は『みずうみ』が狂っていて大好き。 『雪国』の冒頭部分とかもほんとうにうつくしい。 ノーベル賞はオリエンタルな雰囲気が受けたんだろうなあとは思うが、 ロリコンっぷりが現代の欧米の人間には引かれそうで心配になるw 三島のほうが小説家としては上だと思う。 とはいってもノーベル文学賞はイェリネクとか意外なひともとってるし、 いまいち選考基準の謎な賞ではある。
>>49 泉鏡花って幻想的なの多くて良いよね、昔の文語体で読みにくいけど…
龍潭譚とか天守物語とか良かった記憶がある
パヤオの映画のおかげで、風立ちぬが注目されたのはいいけど、映画のおかげで堀辰雄の方の影が薄くなった気がする。
いわゆる文豪と呼ばれるような人たちは 小説の出来始めに書いた人たちなので現代から見たら拙いとか 捻りがない素直な題材でも良かったんじゃないかなとなんとなく思っている にしては漱石の文章現代と比べても読みやすいんだよねぇ
吉田修一の「平成猿蟹合戦」読んだけど、面白かった 途中、展開が都合良すぎかとちょっと思いかけたけど、登場人物を応援したい気持ちの方が勝ってた スカッとする結末で良かった 登場人物が熱すぎたりすると引いちゃうけど、これはちょうどいい感じで楽しめた
フランクルの『夜と霧』読んだ。こんどアウシュビッツに行くから予習のつもりで読んだ。 最初の10ページくらいは先を読むのが苦しくなるのに、読むのがやめられない。人間の愚かさと崇高さの両方を感じることがどきる作品。 もし興味があればこのスレの住人にもオススメしたい。
誤字( ;´Д`) どきる→できる です。恥ずかしいわ
「夜と霧」は未読だけど、シャラーモフの「コルイマ物語」も重苦しい本だったなあ…
川端康成は私もあまり好きではない 女を見下した感があんまり…
『夜と霧』は高校のとき読んでから その後苦しいときに何度も読み返した ナチスドイツ系だと、『アンネの日記』も有名だよね ポーランド裏山
スレチ気味かもしれなくてごめんなんだけど 異世界召喚もので、別に旅に出たり世界救ったりせずのほほんとそのまんま日常を送るような少女小説が読みたい… 何か近いものがあったら教えてください
>>60 とっさに思い浮かんだのが「日帰りクエスト」だったけど
あれは少女小説じゃなかった、ラノベだ
日帰りクエスト面白かったよねー 懐かしい コミックスも好きだった
>>60 漫画だけどセントールの日常は面白かったな
日常じゃなくて悩みだった。 スマン
『書を捨てよ、町へ出よう』読了 うらなり所謂草食男子に宛てたアジテーション集…なんだろうけど 何この…何? 何といえば良いのでしょうか 喩えるならば筋骨たくましいスポーツマン男性の美声で力強くハキハキとにこやかに 「ち○こ!!」と連呼しているのを聞かされているようなキモチ 「現代(当時)の若者諸君!安定志向に偏らずもっと欲望に忠実に冒険していこうぜ!オッサンどもはほっておけ!!(キリッ」っていう内容なんだが 面白いは面白いんだけど何というかブッ飛んでるので弁舌さわやかに何言ってんだこの人…ってなる かと思えば二章目からは「冒険」してる人々のしみったれたワンシーンとか世知辛さとかに潜む真理を突いてる的なしょぼくれ文学の趣になっていて ノセられる人の気持ちもわからなくはないけどそれでも真に受ける奴は阿呆だろうとしか思えん 何か妙に牧歌的というかダメ人間に対して寛容で、その許容範囲の広さが今の時代にはフィクションだよねーとしか受け取れん あと対象読者を男に限っていすぎて喪女的にはところどころ「ハイハイチンコチンコ」ってなる 『頭の中がカユいんだ』読了 小説ともエッセイともつかぬ作品集、中島らもの代表作とまで言われている有名作 広告マンの「僕」が家出して職場の広告代理店で寝起きしながらラリりつつ綴った日常風景的な作品 とりあえずパンチ・ドランカーの説明っつうか描写が怖かった 鍋に水張って豆腐を入れて外から金槌でトントントントン…とやると中の豆腐は指一本触れてないのにグズグズになる そういう要領でボクサーはアタマがイっちゃう人がいるんだよ☆という あといろんなものをダーっと羅列していく書き方がすごく良い ”三島由紀夫とA・P・マンディアルグが、稲垣足穂と高橋新吉が、(略)バタイユとソラヌが、至高と地獄おちが、 吉田一穂と北原白秋が、ヘラクレイトスとエウリピデスと上田馬之助とハンス・シュミットが、意味と無意味が、 浅田彰と「TARGET」が、ジム・モリスンとディラン・トマスが、ご近所と約束の地が、「あ」と「×」が、(略)」" ってな具合なのがツボる ただやってることは結構洒落にならない(暴行罪のなすり付けとかユーモラスながらもアカンやろってなる)ので好みは割れそう 長野まゆみ『綺羅星波止場』読了 何となく宮沢賢治あたりの児童文学短編集を連想させる作品集 小さい架空のお話の詰め合わせって感じで大変雰囲気が良い、猫とか少年が出てくるってのにグッと来る人や幻想的な作品とか探してる人はオススメ 本が欲しくなったけどとっくに絶版だった 長野まゆみ『学校ともだち』読了 ある学級の学級日誌形式の作品、生徒たちが代わる代わる「その日あったこと」や「学習」の欄を埋め、それを読んだ担任がコメントつけていく これも宮沢賢治作品から「生き延びることへの必死さ」的な生臭い泥臭い部分を取り除いた生徒同士の小競り合いとかがメインのきゃっきゃうふふ的学校物語なんだろうなーと思ったら 何だかコメントの端々にやれ外出制限だの砂糖がじきに配給制だの麦畑なんてフィルムでしか見たことないだの政府がシェルターの街を作ってるだのと あれこれヤバくね?きな臭さ通り越してね?みたいな話がちらほらと… その一方で、生徒同士のトラブルとか人間関係の絡まりはきちんと描写されていて、それぞれ悩んだり憤ったりの生徒たちに 「あーそれは難しい問題だ」とか「ちょ、それはいくらなんでもキミが悪いよ」とか「それはちょっと相手がウザいね…」などとつい寄り添った読み方をしてしまう それに対しての先生のコメントにも頷けたり「流石先生だ」と思ったり、果てはこの子らが生きていく世界の大変さについて先生(大人)の視点からも思いを馳せたりと 大変面白く読めました これも欲しくなったけど同じく絶版、中古本でもいいから買っちゃおうかしら 『インシテミル』今頃読了 時給11万2千円という破格に条件のいいバイトにつられた男女が12人隔離された環境に集められてレッツバトルロワイヤル&探偵ごっこ、なお話 話題になった当時は完全スルーしてましたが、いやこれは良質なエンタメミステリーですね、そりゃ映画化もされますね ミステリマニアほど楽しめ、また頷けるミステリーだと思ったw さくさく読める系で読み止めてると猛烈に続きが気になる、のめり込める作品だった 登場人物みんなキャラはそこそこ立ってるけど所謂キャラもの作品じゃないのも個人的に良い
ブクログとかに書いた方がいいんじゃないかな
長野まゆみ、子供の頃好きだったな 気に入ったのは買い直してるよ でも、凛一シリーズみたいなのはなんか苦手
長野まゆみは、少年アリスとか、タイトル失念しちゃったんだけど水蜜桃が出てくる本を読んで凄く良い!って思った後「よろづ春夏冬」読んで吃驚した思い出
69 :
60 :2013/11/30(土) 00:52:15.26 ID:y2yA7Ltz
>>61 >>63 ありがとうチェックしてみるー
でも微妙に求めてる感じと違うぽいかな…?
ネット小説とかで探してもいるんだけど異世界召喚ものはほっとんど旅に出たり世界救ったりする長編ものなんだよね……
貴志祐介の黒い家が怖すぎたので、親に頼まれて借りてきたロザン菅ちゃんの「京大芸人」読んだ 木の苗の伊東くんと、卒業旅行のジャンパーの話が面白かった あと現役で京大受かってる人は勉強方法が全然違うんだねー
長野まゆみは初期の少年が主人公の可愛い話だけ好きで今集めてる 天体議会の水連とか耳猫風信社のソラみたいな ちょっとぼんやりした主人公の我の強い親友が好き 天球儀文庫シリーズ読んだ事ある人いる? 挿絵も素敵だけど結末の寂しいけど爽やかな感じが良い
>>65 インシテミルがすごくいいというのは同意
しかし、映画の出来は見に行ったことを後悔してしまったレベル
別物すぎ、何がしたいの、ふざけんな、金返せの罵声浴びせてもいいくらい
スレチだから映画の感想はこれ以上言わないけど
ともかく、「原作のインシテミル」はすごくいい
>>71 天球儀文庫ってもしかして四冊出ていた?
一回だけ図書館で借りて読んだ記憶がある
欲しかったけどあれ本屋で見かけない
73 :
57 :2013/11/30(土) 10:48:57.47 ID:a1m+tcN/
「わが子が期待外れの大人になってしまった時」読了。 なんというかその、父ちゃん母ちゃんごめん… ごめんよ;; 父ちゃん母ちゃんの期待に答えられる子供になりたかったよ…
アンチ川端多いのかな 私はアラサーになって読み返して好きになった どっちかというと長編より短編の方が好み 『片腕』とか『水月』とか 川上弘美の『猫を拾いに』読了 普通の日常のひとこまと思わせて、ちょっと不思議な話 さくっと読めておもしろかった
アンチっていうより苦手なんじゃないかな>川端
もう何年も前に一度読んだきりだけど忘れられないのがキングの「死のロングウォーク」 なんかこう読後にじわじわくる後味の悪さが… そして唐突に主人公に愛を打ち明けるガチホモが未だに謎だ 主人公と同じく読んでてポカーンってなった
川端康成「掌の小説」 鉄板やね
氷と炎の歌の新刊読んだー 新刊出てるの知らなかったわ。デナーリスを応援したくなる巻だった。 しかし引きを作るのが上手いというか、どの章も続きが気になって仕方ない!
氷と炎の歌いいよね! これまでの内容うろ覚えだから年末に一気に全部通して読む予定だ
>>74 アンチというか、多分評価の高さに期待し過ぎてて
実際読んでみたらそんな凄くもなくね?てなった派
谷崎も潔癖だった高校生の頃に短編集みたいな本を読んで
エロ小説ばっかじゃんと不快になったなあ
>>80 ノシ
いわゆる文豪って、作品よりも本人のキャラ重視って感じじゃないかな
時代背景も大いにあるけど、今の作家は、大抵はフツーの人
>>72 『インシテミル』映画ダメか…原作が良いんで気になってた
観たって知り合いの話じゃ主人公藤原竜也だって言うから配役に「ん?」ってなったけど
今Wikipedia見たら声の出演にインディアン人形www何wwwそれwwwしかもバナナマン日村www何を喋らす気だwww
『レディ・ジョーカー』上巻読了、中巻の中盤読み進め中
高村薫はもうミステリじゃないねこれは社会派小説という奴ですね
『マークスの山』の時もそうだったが「モノづくりの国の労働者」の描写が上手い、淡々と悲惨さを描くのがすごい上手いこわい
あと政治的な闇の深さを書くのも上手い、普通のエンタメミステリのご都合主義ぶりとか対比すると浮き彫り過ぎてちょっと目が覚めるというか夢が冷める
何をどう読んで調べたらこんな視点につけるのだろうか
そして先が読みたくてたまらないというのに下巻が二十日ぐらいどっかの誰かに借りられっぱなしでいい加減ウズウズがイライラに変わりつつある
下巻だけ買うのもナンだけどかといって手元に置きたいほど惚れた作品になるかどうかはまだわからないから全巻買うわけにも…
『李歐』と『リヴィエラを撃て』は置いてるけども、あそこらへんとはまた作風が微妙に違う気がするんだこれは
>>76 作者が実際そういう目にあったんじゃない?
皆に共感してもらいたかったのかも ポカーンてなるのおかしくねーよな?みたいな
>>82 レディジョーカー、文庫もハードカバーも持ってるマニアとしては
You、買っちまいなよ!とおすすめしてしまいたい。
あんまりいうとネタバレだけど方向性はリオウよりリヴィエラよりかも。
前スレで西澤保彦のおすすめ書いてくれた人ありがとうございました 人格転移の殺人読んでやっぱりすごく面白いと思った。実況中止なんかは本屋さんで見掛けないんだよなあ… 瞬間移動死体というのもツボだった ミステリー大好きで今は横溝正史読んでるけどこういうするする読めるのと二冊同時進行で読まないと何故か進まない…
>>82 YOU買っちまいなよMEは買ったよ
体力あるとき読み返してる
スレチだけど黄金を抱いて翔べの映画版は心配してたほど悪くなかった
>>76 ウェス・クレイヴン’s カースドっていうホラー映画思い出した
正確にはB級ホラーコメディだけど
皆の感想読んで図書館で次はこれ借りてみようかな?これもおもしろそうだな??、とか考えてる時間がすごく楽しいw 村上春樹のねじまき鳥のクロニクル読んでるけど、私にはまだ早いみたいだ 初村上春樹だ!とか意気込んで長編借りるんじゃなかった…
>>88 村上春樹はどれ読んでもそんな感じ。
次こそは!と思いつつ13冊読んでも良さがわからなかった私が言ってみる。
今、手元に三島由紀夫の「音楽」と「仮面の告白」があるんだけど どちらから先に読んだ方がいいんだろう ちな三島由紀夫は初めて 皆は、有名作家の代表作から読んでいく方? それとも短そうなやつから、とか、処女作から順に、とか?
>>90 読んでみたいと思ったタイトルからかな
(何かの元ネタになってるタイトルとか)
シリーズ物でも、その巻が独立した話ならそこから読んじゃう
んで、面白かったら最初から揃えるw
>>90 仮面の告白は、ガチムチ萌え素地がなければ
ちとつらいような気がする。
多感な女子高生時代に読んでうへーとなった過去がw
>>90 とりあえず「音楽」(表題作)からおすすめしてみる
「仮面の告白」は…濃いから……
代表作扱いだけどどっちかといえば後回しにした方がいいのは他に
「禁色」「豊饒の海(四部作)」「潮騒」
あと「美徳のよろめき」はタイトルでちょっと引くけど自分は非常によかった
ヒロインかっこいい
長編なら「金閣寺」短編なら「美しい星」(実はSF)もとっつきいいかな
短めで読みやすくて、三島の魅力が伝わりやすいのは『午後の曳航』。 『美しい星』は面白いし好きだけど、初三島だととまどうかもw
たまにぶっとんだ表紙をしてる本ってあるよね… 小川洋子の「寡黙な死骸 みだらな弔い」って本が好きなんだけど 表紙絵のせいで人に薦めづらい なんでおっぱい丸出しなの…
三島由紀夫で最初に読んだのは鍵のかかる部屋だったかな
短編集が出てればそれから読むけど、基本は
>>91 さんと同じでタイトル決め
ただそれで安部公房の箱男を選んで大失敗したことがある
あれは最初に読むもんじゃないねw
>>89 そんなに読んだのか!すごいなー
初めから、私の陰毛は柔らかいだの温めたバタークリームみたいだとか書かれててうへーとなってしまった
しかも30Pも読んでないのに主人公がやれやれって言いまくってたのも、何がやれやれだよバカヤローと思ってそっと本を閉じた原因の一つだw
やれやれに鼻水が勢いよく飛んだwww イメージが固定されそうだwww
村上春樹は学生の時読んでみたけどイメージと違いすぎてびっくりしたな 主人公が全裸で日光浴してたりエッグい拷問シーンあったり
>>95 おっぱい見たさに調べたら文庫本の表紙はおっぱいないみたい
でもおっぱいの絵の方が雰囲気出てるし好きだな
表紙絵と言えばドグラマグラが真っ先に思い出される
あの絵もたまらなく好きだ
村上春樹は一冊くらい読んでおきたいと思ってるのに 漏れ伝わってくる評判等を聞く度に気持ちが遠退くw ライ麦畑もわざわざ野崎訳の方で読んだわ
中学生のとき「ノルウェイの森」を読んで こういうしけた大人になりたくない て思った 三島由紀夫は「愛の乾き」も読みやすいよ
三島由紀夫について聞いた者です エログロ大好きなので、仮面の告白は後のお楽しみに取っておきます ありがとう ノルウェイの森を読んだ後に作者の顔を見てウヘァてなったなwww だっておかずにしてしまった後だったんですもの
豊饒の海の中の一作だけど「春の雪」がすごく好き>三島 少女漫画のような筋立てと登場人物にうっとりしつつ読んだ記憶がw 映画はキャスティングにガッカリして見ていない
最近ちょうど春樹の短編集読んだけど、エロシーンなかった その中の「沈黙」だったかな?重いけど大事なことが書いてあって良かった 私にとって村上春樹と小川洋子の作品は、読んですぐには意味が解らないけど しばらく経ってふと、あれは何だったんだろうと思い出す感じ それが好きでたまに読んでる
自分も豊饒の海だと春の海が一番好き!表現がすごく美しくてときめく。 豊饒の海は、自分は純文学苦手だけど頑張ってシリーズ読んで、でもオチが個人的に納得いかなくて落ち込んだ思い出
春の雪は映画から入った。他には金閣寺と潮騒読んだけど、意外と普通の小説書くんだよね。死に様が壮絶だったからもっと偏ってるのかと思ってた。 安部公房は砂の女に引き続き、第四間氷期挫折した。どうも肌に合わないらしい。
阿部公房は「R62号の発明」(不条理短編集)に小学生の時に出会って完全にやられたなあ 悲しがってない女工哀史な話とか 山羊の胃腸を移植されたがために藁(虫の卵付き)だけを食べざるを得なくなる男とか とにかく金が欲しくて耳を売りとばしたいのに耳が切り離せなくて奮闘する男とか 不純なことばかり考えてしまうのはなぜでしょう→脳みそが腐ってますから すっごくきれいなガラスの粒々と替えてあげますよ!うわあありがとうございます!とか 小学生当時にうちにあった親の蔵書は今思うとなんかずいぶん偏ってた
貴志祐介、クリムゾンの迷宮読了 ラストもスッキリしないし個人的にはイマイチだった 主人公だけの視点じゃなく、他のチームの視点からも読みたかったな
>>111 食べ物がやたらとおいしそうだよね
幼虫とか蛙の生肉とか普通なら気持ち悪いのに
小川洋子はホテルアイリスが強烈だったな… あの繊細な筆致で生々しく描かれるおっさんと美少女のSMプレイ… 官能小説じゃねーか!R18じゃねーか!と思いながら読んでたけど、読後にはプレイ内容よりも 海岸沿いの街の、賑やかななはずなのに少し色あせたように思える風景のほうが強く印象に残った まあプレイ内容のほうも忘れられないけどww
高野和明「幽霊人命救助隊」 死後の世界に行けない自殺者が自殺志願者の自殺を阻止する話 孤独感、病苦、なんとなく、人の気を引きたいなど自殺の原因がいろいろあって興味深かった 最後は泣いた
幽霊〜懐かしいな。何度も涙が出た覚えがある 高野和明はこれとか13階段、グレイブディッガーなんか好きだったけど、 なぜにジェノサイドがあんなことになってしまったのか・・・
人は灰色の多面体なの。 by 幽霊人命救助隊
ジェノサイドは映画見てるみたいでおもしろかったけどな。 幽霊は自殺志願者だらけだから 読んでると鬱っぽくなってくる
>>111 ドナルドもどきのキャラクターが好きだったな ちょいツンデレっぽくて
中盤でミッキーもどきに撃たれちゃったけどw
同じくラストの煮え切らなさは当時モヤモヤしたなー
貴志祐介は「天使の囀り」「黒い家」「イソラ」が面白かった
ホラーじゃない「青の炎」は個人的にイマイチだったかも
他にこの作者で面白い本あるかな?
>>114 あらすじ読んだだけで俄然興味出てきた!面白そうだ
なんとなくコメディっぽいノリかと思ったら泣ける系なのかな
貴志というとあとは 弁護士と泥棒コンビのミステリー(硝子のハンマー、狐火の家、鍵のかかる部屋) 新世界より、ダークゾーン、悪の教典、雀蜂 か 最初の頃のホラー!って感じのはないかも。作者が異形的なものが好きなのはよくわかるけどw これらの中だと個人的には新世界よりが好きかな。
>>118 シリアス系、ほんの一部お笑い
と思ったな。自分は。
貴志作品では、新世界より、天使の囀り、黒い家がマイベストスリーだな
新潮社ファンタジーノベル大賞が今回で終わりなのか 近年の選評を読んでいると編集部側と審査員とでかなりもめてったっぽいし あまり読みたいような作品もなくなっていたけど…… 歴代受賞者、最終選考に残った作家には好きな人が多かったので残念だ 後宮小説、バルタザールの遍歴、ラス・マンチャス通信、ムジカマキーナ再読しようか 昔、火星のあった場所や信長は持っていないんだよな
チャイナミエヴィルのアンランダン上読み終わった 作品の舞台の裏ロンドンのごちゃごちゃした雰囲気が良い 下も内容忘れないうちに読まなきゃ
近々図書館に行こうと思ってるんだけど、よければ皆さんのおすすめ教えて下さい ・動物(できれば犬、希望は柴犬)が主人公でモフモフしててほんわかパッパな話 ・ストーカーなんだけどめっちゃ良い人 なんだか自分でもよく分からないんだけど(特に二つ目w)、こんな感じの作品ってありますか?
×ほんわかパッパ ○ほんわか ほんわかパッパってなんなんだ…失礼しました
ほんわかパッパ、ほんわかパッパ、ほんわかパッパッパー…ってなんの歌だっけ。酔っ払ってて思い出せん。 合間にフギャ!みたいなのが入った気がするんだけど…
ほんわかパッパ、ほんわかパッパ、ドラえもん なら知ってる
>>124 その二番目の条件に少々当てはまるラノベなら知ってるけど
いい人というより馬鹿でアホなだけか
ストーカーシーンに笑ったことがある
ただ、エログロ要素があるんでどうだろうか、それにシリーズ長いし
「薔薇のマリア」っていうんだけど
>>126 新喜劇のテーマソング?
お面屋たまよし読んだ
いい和風ファンタジーだった。天狗可愛いなあ
YAレーベルみたいだけど意外とドロドロしてた
「紙の月」角田光代 おもしろかったー なんか引きずられて散財してしまいそうで怖い それぞれのその後とか、背景とかもっと読みたかった
森見登美彦「美女と竹林」 森見は「夜は短し歩けよ乙女」とか「有頂天家族」とかが好きで読んでたけど、いい加減作風に飽きてきた。 でもクセで読んでしまう… 「美女と竹林」に至っては森見ほんとにネタ切れなんだな…って感じ。 自分のこと謙遜しすぎてもはやウザイ。 はやく「ペンギン・ハイウェイ」みたいな森見臭がしない良作出ないかな
>>124 大沼紀子「真夜中のパン屋さん」シリーズに出てくる斑目がそんな感じかな
サブキャラだけど1巻はスポットを当てた話があるよ
そんで2巻を今読んでいるんだけど、
ちょうど昨日買ったシュトーレン(作中ではシュトレン)出てきた!
この時期しか出回らないけどここ数年はだいたい食べてる
そして空腹に任せて1本まるまる食べてしまって今現在絶賛後悔中だ…
トーマス・マンの「ブッデンブローク家の人々」には、「ドライフルーツと ナッツを入れてかたく焼きしめた甘いパン菓子」というものが「酸っぱいネギ入り ソースをかけた厚切りハム料理」とならんで、ブッデンブローク家の富や 豪奢な生活ぶりを象徴する食べ物として何度も出てくるけど、やっぱあれは 原文ではシュトーレンなのかな…
ブッデンブローク家はトーニが好きになれなくて投げたなあ なんだか食べ物美味しそうだしまた挑戦してみようかな
135 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/03(火) 23:41:30.98 ID:WbbirBfI
「林 修の「今読みたい」日本文学講座」読んだ。 名作短編+書評でお得と思って買ったよ。 短編はさすがに面白かったけど書評は受験対策用のお手本っていう感じで面白くなかった。 この人は根っからの講師なんだなと感じた。
エンダーのゲームが映画化にともない新装版で出ていたんだけど、なんで最近は猫も杓子もラノベ装丁なの?むしろ手に取れないよ!
137 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/04(水) 00:00:17.14 ID:biIun04a
>>124 2番目ので『太陽の塔』森見登美彦
しばらくラノベ修行をしてて頭が柔らかくなり過ぎたので趣向を変えて宮城谷昌光の中国歴史物を読んでる
138 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/04(水) 00:01:52.66 ID:mjac6Zob
池波正太郎の剣客商売をやっと読み始めた 1作目を読み終えて、続きを読もうと本屋さんに行くと 置いてないと言われた… 図書館や古本屋さんも遠いし、Amazonで買おうかな
池波正太郎読んでるよ! 剣客と鬼平途中かけで止まってる 図書館で読んでるけど全集ちゃんと揃ってるのか不安w
何の予定も入ってないけど読書で気分を味わいたいのでクリスマスにおすすめの本を教えて欲しい ちなみに私のおすすめは 定番だけどディケンズのクリスマスキャロル ラブコメならコニーウィリスのひいらぎ飾ろう@クリスマス 切ないのはキャロルオコンネルのクリスマスに少女は還る
剣客商売好きだー スレチだけど、あれはドラマもすごく良いので、原作にはまったら見てほしい
>>140 カポーティ「クリスマスの思い出」
中野京子「名画と読むイエス・キリストの物語」
144 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/04(水) 00:39:00.54 ID:mjac6Zob
>>139 >>141 138です
お仲間発見できて、すごく嬉しい!
食べ物の描写とか小兵衛とおはるとかの人物描写が素敵すぎる
鬼平も好きだけど、こちらもいいね
ドラマは、亡くなった藤田まことさんが小兵衛役してるのが好き!
>>140 太陽の塔/森見登美彦
キャッチャー・イン・ザ・ライ/サリンジャー
村上春樹の小説は紙資源の無駄じゃないかと思いますが翻訳は嵌まるとなかなか感銘を受けるので是非ハルキ版で
わたしは大停電の夜に/源孝志を読んでみようと思ってます
>>141 ドラマがすごく好きだったので小説も読んでみたらこっちも面白かったよ
>>124 ストーカーなのにいい人、だったら森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」はどうかな
主人公は決して意識的にストーキングしてるわけではないけどw
>>144 ドラマ版は若き日のピッチピチ渡部篤郎が眩しいよ!アナログでしか残ってないのが実に残念。
主役たちの中で最も長生きするのが…まさかの小兵衛なんだぜ…どうかしてるぜ!
池波正太郎は読破した後本棚見て後悔するなw多分再読はしないと思うのよね…
適当に本棚から取って、独特の間合いに既視感と目眩を感じる楽しみはあるけど。
坂木司さんのウィンターホリデーをようやく読了 坂木さん作品はとにかく登場人物が皆優しくて全く毒がない この作風やっぱり好きだなぁ 唯一読んでない、大きな音が聞こえるかも買ってみたくなった
>>124 「守護天使」をお薦めしてみる
主人公がストーカー紛い、ヒロインを守ろうとストーキング
後味悪くなくてわりと面白いよ
150 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/04(水) 11:40:26.63 ID:34/mKZ3r
>>140 題名は覚えてないんだけど、小学生のとき読んだ小説にクリスマスが舞台の話があった。
主人公は偏屈な老人でなくて病弱な少女だけど、ストーリーはディケンズの「クリスマスキャロル」に似てる。
お金持ちで3人の兄と優しい両親がいる少女が主人公で、クリスマスイブの日に隣の大家族の家の子どもたちを
招待してご馳走を振舞ってあげるという話。で結局少女はそのクリスマスの夜に・・・というストーリーなんだけど
子供向けのリライト版で読んだので原作の題名と作者を忘れしてしまって覚えてない。ただ、お屋敷でふるまわれる
ご馳走とプレゼントの描写がとにかくゴージャスで招かれた子どもたちが羨ましかったな。
当方、絵本作家志望。 市販・公刊されている絵本や児童書の中にネトウヨ感情を扇動するものなんて一つも無いのに、 ネトウヨみたいな人間の出来損い達は一体どんな本を読んで幼少期を過ごしたのか疑問ですわ。
>>140 おなじディケンズで「二都物語」も良いかもな。
シドニー・カートンの最期の言葉「私だって、一生に一度くらいは良いことをしてから
死んでみたかっただけさ」は、クリスマスイブには身にしみるセリフかも。
喪女だったら、一生に一度くらいは○×してみたかった(検閲により以下略
>>151 同感だが、ここでそれを言うと荒れるかも…
同感してるw
こんな辺境スレにも超汚染ゴキブリが沸くんだね
ディケンズは新潮文庫の大いなる遺産が読みにくかったから、それ以降は手を出してないけど、クリスマスキャロルは評価高いんだよね。クリスマス前の連休に読んでみようかな…。
スレチになってしまうががクリスマスキャロルは映画もオススメ ディズニーのジム・キャリーのやつ。映像がすごいきれいだった
>>124 ストーカーというので大石圭「アンダー・ユア・ベッド」おすすめするよ
>>138 古本が大丈夫なら、ブックオフオンラインおすすめ。
リンボウ先生の節約の王道 言ってることは悪くないんだけど 全体に浮世離れしすぎてて
163 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/04(水) 19:12:27.98 ID:mjac6Zob
>>147 144です
そうなんだね!
ピチピチの渡部篤郎見てみたいわ〜
たしかに、池波作品はデジャブ感あるかも…
>>161 138です
アドバイスありがとう
ちょっと調べてみるね!
たくさん買って年末年始、どこにも行かないで
鬼平&剣客祭りしたいなぁ・・・
>>161 138じゃないけと
ブックオフオンラインの存在を初めて知って15冊一度に頼んでみた
古本とか全く気にならないのですごい嬉しい!教えてくれてありがとう!
>>157 書店になかったらごめんね
何しろシリーズが長いので、新刊が出たときしか置かない所もあるみたいだから
私も最近書店でまったく見かけないもので
角川の電子書籍だと一巻が今だけ安いみたいだけど
>>160 わー!ありがとうございます
あらすじ読んでみたらかなり面白そうなので次回借りてみます
過去スレに何回かあがってたぶたぶたと秘密のアップルパイ読了
ぶたぶたさん素敵だーアップルパイも食べたい
他人が持ってる自分のイメージとかけ離れていればいるほど、本当の自分がバレるのが恥ずかしいって気持ちすごく分かる
なぜか右京オーナーが佐藤浩市で脳内再生されてたw
>>165 わざわざご丁寧にありがとうございます
近所に大きい書店があるのでそこで調べてみます
連投失礼しました
オススメしていただいた夜は短し歩けよ乙女読んできます
>>140 大草原の小さな家シリーズ
>>143 カポーティのって、おばあちゃんと材料集めてケーキ焼く話?
小学生の頃に短編集買って、他は楽しめなかったけど
あの話だけはすごく好きだったw
酒場の店主に抱いた思い、あれは今思えば萌えだったw
169 :
161 :2013/12/04(水) 20:32:22.28 ID:BCINqvB8
>>163 >>164 こんなに喜んでもらえてよかったよー。
早速15冊頼んだんですね。
私の経験では美本がとても多い印象があるので
>>164 さんの本もきっときれいなのが届くかと思います。
>>168 >>143 だけどそうだよー
おばあちゃんというか、老いたおばちゃんなんだよね
フルーツケーキがおいしそう!着々と材料集められてって楽しい!って小学生の頃は思った
それが大人になって読むとおばちゃんの恥じらいや、こつこつ貯めたお金や
大好きな人…会ったことはなくても…それが例えば大統領だっていうそのイノセントぶりに
泣けて泣けて仕方ない
この感覚の変遷はそのまんま「ぼく」のものと同じだってのがすごいなと思う
酒場の店主は確かに萌え、それは間違いないw
>>163 鬼平&剣客祭りに仕掛人も混ぜてあげてください
172 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/04(水) 23:05:35.52 ID:mjac6Zob
>>171 藤枝梅安も鬼平&剣客祭りに入れたいと思います。
実は、藤枝梅安は読んだことがないから、楽しみ
140だけど色々おすすめありがとう! どれも未読だったので楽しみに読んでみます 特にカポーティの話の酒場の店主が気になるw
梅安は良い所で作者絶筆未完なのがなあ・・・
>>140 〆たあとでなんですが、クリスマス話なら
「アンのクリスマス」
おすすめ。モンゴメリ作のクリスマス短編集。
タイトルのわりにはアンの話は一話だけ。
雪の中に閉じ込められた列車乗客たちのもちより
クリスマス話が一番好き。しんみりほのぼのする本です。
古い本だから図書館くらいにしかないかも。
>>175 実家に、おそらく母ちゃんが買ったと思しき赤毛のアンシリーズが沢山あって、
ときどき読んでたんだけど、こないだ帰郷したら全部捨てられてた…
赤毛のアンと三銃士って、どちらも後日譚のほうがはるかに長いんだよな。
後日譚と言う言い方も語弊あるけど。
というわけで、鈴木力衛先生訳の「ダルタニャン物語」シリーズもお勧め
中年になったダルタニャンが妙に所帯じみて、金に細かくなってるのも
笑える。
このスレの人たちにお勧め 昨日の夜Eテレでやってた100分de名著 今月は罪と罰特集 再放送もあるよ
酒見賢一「墨攻」 するする読めたけど盛り上がりがなかった 革離が強いせいか手に汗握る展開もなかったし 挿し絵の革離かわいかった
天冥7巻19日発売になってたのかー。 そろそろ出てるのかなと思ってAmazon見たらまだ予約出来ない。早く読みたいな。 ジェフリーディーヴァのポーカーレッスン読んでる。 どうせひっくり返されると思って読んでても違う角度でひっくり返されて気持ちいい。 でも動機だけ、あれはちょっと。ペラペラ喋りすぎじゃね?ってアメリカの刑務所?留置所事情良く分からなくても心配になったら案の定だよ!
>>177 100分de名著見てる
あれ読みたい本がどんどん増えて困るw
酒見賢一、泣き虫弱虫諸葛孔明。 これはひどい(笑) ※誉め言葉
>>181 なにそれ!?と気になったのでちょっと調べてきた
面白そうだね!
次はこれ借りる!
183 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/05(木) 16:25:39.44 ID:aQStVU8p
小沼丹の白孔雀のいるホテルと村のエトランジェ 村のエトランジェは芥川賞とれなかった名作だよ
辻村深月の「ツナグ」読んだ 最初の話がグサグサきて、こう、何だその、痛い 何年か前にどこかに載っているので読んでグサッときたのは気のせいじゃなかった タイトルも作者名も覚えてなかったのに探してよかった 好きだわこれ
>>181 「ファック!ツァオ・ツァオ!サノバビッチ!」でリアルに鼻水出そうなほど笑った
絶対に公共の場で読んではいけない
長野まゆみの三日月少年漂流記の単行本中古だけど買った 箱付きで素敵な本で嬉しい クリスマスの話題になってて思い出したけど 長野まゆみで兎飼ってる少女が主人公の話あったよね? オチが一見ほのぼのなようで実は怖かった気がする
187 :
181 :2013/12/05(木) 18:49:24.77 ID:wcMQ0y6n
>>182 またれい!早まるな!
貴女は三国志、演義を読んだことはあるか!?
読んだことがなければ、手を出し読むことこれ孔明の罠であるぞ!
純粋な気持ちで中国ロマンに浸ることは出来なくなる可能性がある!おのれ孔明め!
読んだことがあるならば、この本に手を出すも孔明の罠であると知れ!
以後、諸葛孔明の文字あとに「(笑)」が浮かび上がる奇病に犯されるぞ。許さぬぞ孔明め!
さらに、外出先で読んではいかん!
哀れな
>>185 を見よ、世紀を越えて奇策に陥れ女性に鼻水を垂らさせるとは。
まさに孔明、鬼畜の所業である。
もちろん自室でも油断は大敵と心得よ!
笑い転げて足の小指を家具で強打し悶絶、含み笑いが室内に響き家族からの冷たい視線。
このような間接的攻撃も当然孔明の罠!
しかるに、この本に手出しするさいはゆめゆめ注意されたし。
訳:酒見賢一おもしろすぎワロタ
悔しいww
>>187 の罠にかかって図書館のネットで予約してしまったwww
189 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/05(木) 19:02:22.96 ID:kowuQe0Y
>>176 母親が5人姉妹の長女なんだけど、母方の祖母の家にたまに行くと大昔の少女マンガとか
(母や叔母たちが)学生時代に買ったらしき本がいっぱいあって、それを読むのが楽しみ
だったなあ。アンシリーズも森茉莉もジッドもわたなべまさこもここでその存在を知った。
>>177 小学生の頃に罪と罰をトイレで読みながら寝ちゃって、家族に喪子が行方不明になったと大捜索された
結局その後続きは読んでいない
いい加減読むかな
>>188 面白いけど2巻までしかないから続きが気になる
あと1巻読んだ感想が「徐庶かわいそうw」だった
徐庶って三国志では出番少ないだろうによくあそこまで膨らませられたな
タイトルから泣き虫で気弱な孔明が主人公かと思ったけど、ののしり言葉なんだろうね
十二国記面白かったからブクオフで集めてるけど、 読む順番気にしなくてもいいのかな? 月の影を最初に読んだから、陽子編の続き読んじゃってもいいものか悩む。
国の制度とか役職、歴史とか、陽子編じゃない他巻も含めて徐々にわかってくるから 発行順に読むのがいいんじゃないかなー 月の影の次巻「風の海」は泰麒編だけど、景麒とか「月の影」の登場人物が出てきて面白いよ 陽子編次巻の「風の万里」にも泰麒を思わせる描写が出てくるから 先に「風の海」読んでおいた方が良いと思う
オペラ座の怪人を読みたいんだけど、どこの出版社がいいとかってあるかな?
フェルマーの最終定理 いまさらだが面白かった! 本の素晴らしさには全く関係ないけど、度々出てくる 正しい論理とは美しくなければならない!という数学者さん方の主張にほんのりダメージ食らう 数学の世界においても醜いものは無用の長物、または美を確信するたの引き立て役、 喪数喪定式喪証明などありえないのだなみたいな…んなとこで嫉妬?してどうするって感じだがw 「醜い女はもてない」が定理だとして証明するには 人間の心の醜い(と世間的にはされている)部分を晒さなければならないと思うんだが その証明ははたして美しいと言えるのかどうかとか考えてしまった 残酷さ故の美とか言い出すんだろうか
>>194 創元社の古めかしく格調高い訳が作品とマッチしてておすすめ
角川は文章を読み慣れてない人でも読みやすいって聞いたよ
西村賢太の『苦役列車』読んだ 本屋でなんとなく手に取っただけなので、内容が現代でびっくり 私小説と知ってさらにびっくりした 表題作ではない方は、生き方が自由すぎて笑うしかなかった
>>197 ありがとう
どっちも気になるから両方読んでみるよ!
>>191 この本での徐庶といえばこれがw
「いえ、権柄ずくで美食狂いの父親が、めしがまずいというだけで母を責め殺した(誤解)ため、
許せず家出したわたしは母方の姓を名乗っているのです」
となんとか嘘の答弁をしても、この時代では誰も元ネタを知らず、通用しないだろう。
昔のドラマ「世紀末の詩」を読破。 あんなキレイな恋愛は現実にはあり得ないと思っても ついつい読んでしまう。亘みたいな人に会ってみたいなぁ〜
図書館のオススメ本コーナーに加納朋子さんの作品が紹介されてた 一番好きな作家さんなのになかなか知ってる人いなかったから嬉しい
>>201 野島伸司いいよね
本になると表現がイマイチだけど
ドラマ思い出しながら読むの楽しい
204 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/06(金) 13:18:49.30 ID:QqRCECS1
西村賢太は女性には薦められない ぼくのようなダメ男が読む本だよ
音楽聴きながら読書できる人がうらやましい。俺は絶対無理だ ためしに西村朗の「オーボエ協奏曲 迦楼羅」を流しながらサルトルの「嘔吐」読んでみたけど 頭がひねくりかえって両方とも入ってこなくなる 無理だ
>>202 モノレールねこって加納朋子かな?
表紙買いしたはずなんだけど、ずっと積んでる…
この機会に読むわ
私も無理だな。音楽も読書も両方好きだけど片方ずつしかできない
俺とか言ってるにレスしなくていいよ
あ
>>206 モノレールねこの表紙かわいいよね
内容はよかったよ
211 :
205 :2013/12/07(土) 00:10:24.52 ID:Y8Na2avv
ここもてない「女」板だったのかorz... すません
212 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/07(土) 09:08:42.67 ID:zfHzEJ8o
森鴎外の娘の森茉莉が好きだ 作品や随筆に登場する食べ物の描写がすごく好きで 読んでるとお腹が空くんだよなぁ〜 なかなか身近な人に読者がいなくて、寂しい…
誰だっけか、森茉莉に初めて会った時に大きな灰色の猫のようだと書いてたけど。 写真とか見るとまさにそんな感じで好感を持ったw 確かに貧乏サヴァランとか、ついつい同じもん食いたくなる。
皆川博子の海賊女王読み始めたけど進まない 人物の名前が覚えられない…
ポール・ギャリコの「雪のひとひら」読了 すごく素敵な作品! 終始ウルウルしながら読んでしまったw ギャリコの作品はハリスおばさんシリーズとこれしか読んだことないけど愛に溢れるなぁ 雨や雪が降ってきたら、雪のひとひらや雨のしずくの事を考えちゃいそうだ
>>214 昔子供だった頃、藤崎竜が漫画化した封神演技にはまって
続きが気になり、安能務の原作(?)を読み始めたものの
黄家の皆さんが1文字違いでたくさん居過ぎて
訳わかんなくなって放置した経験があるw
その後漫画の連載が続いて
多くのキャラクターがイラスト化されてから完読しました
森茉莉さん寡聞にして知らなかったけど大作家のお嬢さんということで幸田文思い出した そっちは好きなんだけどな〜
ギャリコと言えば『猫語の教科書』とか『七つの人形の恋物語』とかも良いよ 後者は特に可愛く真摯な恋愛譚で面白かった 『レディ・ジョーカー』下巻いよいよ読了、したんだが (; ・∀・)< エ、エロいな… 事件の影響がもつれ合い絡まり合いいよいよのクライマックス巻だがなにこれエロい 放送禁止用語は全く使ってないのに、女の裸も別に出ていないのにエロい、エロすぎる 執着ってこんなに官能的に描けるものだったのか恐ろしい っていうか余談なんだけど、特に性的でもない高揚や興奮が下半身的な衝動に結びつくのってひょっとしてある意味デフォな面があるのか世間一般的に? この作者だけじゃなくそういう描写がある作品を複数見ていて(映画とかで)、 どうしてここでベッドシーン入るのか意味分からん上に登場人物に感情移入どころか心境が想像もできないみたいなことが何度かあったんだけど こういうことだったのかー!? というのが小説における内面描写でとてもよく把握できました、勉強になりました もはや騙し取った二十億円それ自体はどうでもいい、人間の執念の昇華を見たい一心でページを繰らせるヤバい巻だった 買えと囁いた諸姉には御礼申し上げる、確かにこれは買って持ってるだけの価値あるわ 今『晴子情歌』上巻途中だけどこれはまたテイストが全然違って面白い、『新リア王』終わるまで『大陽を曳く馬』に手をつけられなくてジリジリ チェーホフ『退屈な話・六号病室』岩波1963年版のやつ読了 富に名声、大恋愛と人が憧れるものは全て手に入れたにもかかわらず人生に摩滅して死にそうになっている老教授のお話と 精神疾患療養用の、環境としてはありえんくらい劣悪な病室を持っている劣悪な病院に勤める真面目で凡庸な医師が、その「六号病室」にいる若者と議論する話 両方すごく上手い作品だと思うんだが特に『六号病室』はヤバい、凹む 外に出たいと訴える若者に「外にいるのも中にいるのも同じだ、苦痛を軽蔑しなさい」と医師は諭すんだが 「苦痛を軽蔑するとは大多数の人間に取って生活を軽蔑するのと同じだ」「あなたは苦痛について何もわかっていない」という若者の反論が刺さること刺さること その先の展開も読めてはいたけどウワアアアア(AAryってなる 流石に世界で指折りの短篇の名手と言われるだけあるわ、他の作品も読みたい どっさり入って99円のKindle版の『チェーホフ短編集』が欲しすぎる Kindle持ってないけど
219 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/07(土) 21:01:58.73 ID:zfHzEJ8o
>>217 幸田文さんとは正反対の文豪の父親にベタベタに甘やかされて育った
天衣無縫な人なので、ちょっとクセがあるかも
でも、面白いキャラの作家さんなんでお勧めです
>>219 おすすめありがとう
あした図書館行くので折角だから探してみますね
あと、なんか男が居着いた気がするけどキモいから出てけ
221 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/07(土) 23:01:48.26 ID:zfHzEJ8o
>>213 あの食べ物の描写良いよね
貧乏サヴァランのヒラメのお刺身を買いに行くエピソードとか
スーパーにダッシュでヒラメのお刺身を買いに行きたくなる
>>220 可愛い装丁の全集があるので、見てみてください
最初は、エッセイから読んだ方がいいかも
どんどん橋、落ちた よんだ。あの国民的家族が〜って短編を読みたくて買ったんだけど、どれも謎解き面白かった アンフェアぎりぎりといわれてるけどね あとこの作者はよくわからんポエミィな一文を挟みたがるね その点では奥さんの小野不由美の方がとても読み易い
>>214 紙に相関図書くのおすすめ
頭に入りやすくなるよ
源氏物語はそうやって読んだ
>>214 登場人物多いし組織名?もカタカナでごっちゃになるよねw
私も最初部族の名前やらなんやらで混乱した
自覚のない悪女とか魔性の女が出てくる小説が読んでみたい 読んでてイラッとするんだけど、話が面白くて止められない・・・みたいな小説ありますか? 白夜行以外でお願いします
虞美人草
漱石なら三四郎の美彌子もなかなかw 久世光彦の「雛の家」のヒロインは幼女だけど立派な魔性の女
山田風太郎の妖異金瓶梅はたのしいよ
229 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/08(日) 10:44:49.86 ID:Dos0rHRf
有吉佐和子の悪女についてはどうかな? 登場人物達による主人公の「悪女」についての人物批評がまったく一致しない サクサクと読めるよ
230 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/08(日) 11:12:06.81 ID:f3fHgNT6
>>214 自分は名前自体は覚えられるけど、その名前(ロシア系に多い)をうまく発音できなくてもやもやする。
例えば「フョードル」って名前みんなは言える? これがフュードルとかヒョードルならわかるんだけど、
しかたないから読むときはフュードルで言ってる。
>>225 自覚のない悪女って言えば異論があるだろうけど、三浦綾子の「氷点」の主人公の陽子。芸能人なみの美人
という設定で勉強もスポーツも完璧のうえ、真面目で頑張りやで優しい性格なので周囲の人みんなから好かれたり
惚れられたりしてるんだけど、なんか計算高いって感じがするんだよね。例えば女友達とか単なる知り合いには
普通に「私」って言うくせに、血のつながらない父親(病院長で金持ち、陽子に優しい)と兄(陽子に恋愛感情を
抱いており、陽子に冷たい母からいつもかばってやっている)、継母の友人(陽子を可愛がって養女にする希望を
持っている)に対しては「陽子は〜」といつも1人称でしゃべっていたりとか。
直接的ではないけど遠回しな性描写で色気がある小説ないですかね 因みに江國香織や小川洋子が好きです
>>230 簡単だよ Фёдрって発音すればいいんだよ
リピートアフタミーФёдр
色気ある小説……皆川博子とか? 遠回しではないかw
>>231 川端康成の「雪国」
(・Ф・)(・ё・)(・д・)(・р・)
重松清「見張り塔からずっと」 ここんとこ鬱エンド小説ばっかだったから重松作品で感動して気分転換☆と思って読んだらとんでもなかった 後ろの内容紹介も辛い現実に向き合ってがんばっていく大人達的な感じだったのに…騙された… ここまで読んだことを後悔した小説ははじめてだ…文章が巧みなせいかずっしりと…きつかったよ… 重松すげぇよ…胸が苦しいよ…
宮木あや子は作品によっては大分直接的な性描写があるから注意した方がいいかも 嶽本野ばらの性描写が大丈夫なら大丈夫だと思う
>>236 ちょうどその手の探してたんだけど
よかったら紹介してもらってもいい?
>>225 もう読んだかもしれないけど
痴人の愛、椿姫、マノンレスコー、ロリータ
三島由紀夫の音楽もそういうニュアンスかな
>>231 です
レス下さった方ありがとうございます!
因みに野ばら先生は大丈夫でしたが、「突っ込みました」とか「濡れていました」とか「薄い陰毛」とか
直接的に表現するので、醸し出す色気と言うか、匂い立つようなお色気表現じゃないので物足りなかったです
「濡れる」にしても、山田詠美みたいに「泉が湧き出る」とかって例えるのが好きです
でも、官能小説じゃないエロチックな小説も好きなので、お薦めして頂いたの読んでみようと思います
Фёдр!
能町みね子「雑誌の人格」
いろんな雑誌を紹介しつつその読者を勝手に想像してみるという連載をまとめた本
読んでる雑誌があったけどその読者像が自分よりはるかに素敵で自分なんかが読者でごめんなさいな気分に
この本で自分に似ている読者像を探してその雑誌を読んでみるのも楽しそう
>>225 青柳いづみこ「無邪気と悪魔は紙一重」という本が
色々な作品の悪女を紹介していて参考になるかと
>>241 純文的エロスなら、上にもちょとでてた
森茉莉の「甘い蜜の部屋」第二部がおすすめ。
溺愛され系ヒロインで日本最強じゃないかってくらい
安定したヒロインの大人になったからだ感覚が遠回しに
美しく一回はうっかり読み過ごして二回目気づいたとたん
うひゃぁってなるほどエロい寝台場面がございます。
>>239 バブル崩壊で地価が下がったニュータウンが舞台の話、一人息子を亡くした夫婦の話、若くして結婚したものの夫にも義母にも見下される女性の話、の3つの話が入った短編集なんだけど
全部陰鬱な始まりかたで、徐々に希望が見えてくる重松的展開かと思いきやどんどん救いようのない方向へ。
3話とも普通にいそうな人達が普通にありそうな空間で壊れていく感じで、リアルな危うさがあって読んでいて怖くなった。
私は感動系を期待して読んだから、読後もしばらくボーゼンとしてしまったけど、最初から鬱小説を読むぞ!って気合いを入れて読めばそんなにダメージは受けないと思う。
しかし、一つの鬱小説として普通に完成度が高いのでぜひ読んでほしい。
『晴子情歌』上巻読了 遠洋漁業船でマグロとかスケトウダラを獲って暮らしている彰之のところに母・晴子から手紙が届く 100通に達する手紙の内容は晴子の半生記だった、という話 晴子の母富子が東京で生まれ育つあたりから始まっている手紙の内容が主なんだが、東北や北海道の農村の生活やニシン漁の様子を旧字体で描く筆力には圧倒されるばかり ちょうど一次大戦以降くらい?の時期の市井の生活や労働の日常を通して政治的な問題に対して日本がどういう路線を取ってったのかにまで触れつつ "大地に生きると云ふのは、父康夫が云ふような素朴な叙情に満ちた天与の営みであるよりも、もつと積極的な才覚と果敢な欲望の話ではないのか。 才覚や欲望をもたずぢつと耐へるだけの善良な人びとは、ここではほとんど牛馬のやうに生きてゐるだけではないか。" みたいに生きていくことの本質へ思いを及ばす晴子の独白が印象的 細かい風景描写とかが本当にリアルで、自分の田舎も雪国なんだけど雪の中での生活とか「あるあるwww」ってなりつつ 「すげーな暮らしてる当人だって毎日見てるけどここまで細かく観てねーよ」と思わされる あと晴子さんの初恋のくだりが!相手の精悍さとかの描写から目が合ったの合わないのから笑ったときに口元からのぞく歯が真っ白だとかいう話にもってきて "あァやつぱり私はこの人が好きです。" もうね、甘酸っぱああああああああホァアアアアアアって転げ回れること請け合い 敢えて欠点を挙げるなら「こんなに文章力のある一般庶民がいるかw」ってところくらい 今下巻を三分の一くらい読み進めたところだが、どうやらこの晴子・彰之母子の家は家族構成がすごい複雑らしいと上巻でもにおわせてきたけれど それがいよいよ明かされる、のか?みたいな展開 家庭のあれこれも気になるけどそれより彰之さんの乗ってる船は大丈夫なんかいな 地味に沈没フラグ立ってね?
福澤三部作は、あんまり人気ないみたいだけど読み応えあって面白いよね
>>235 あれってしまむらと駒子の初Hにあたるシーンてどこになるの?
乃南アサの「あなた」 読み進めるごとにぐいぐい引き込まれてすごく面白かった! ラストはかなり後味悪いというか救いのない話なんだけど逆にそこも良かった この作家さん好きになったから他の本も読んでみたいと思うんだけど めちゃくちゃ多いのね…たくさんありすぎて嬉しい悲鳴だわw
>>225 ですが、おすすめして下さった皆さんありがとうございます!
>>221 私の中のアリスの世界/森茉莉
読んできました
この人の本は初めて読んだけどこの人のことは良く知ってる
だって祖母そっくりw
とても面白かったので次は小説も読んでみようと思います
>>249 乃南アサいいよね!
「家族趣味」おすすめ
乃南アサはしゃぼん玉も良かったよ
あのころのデパート/長野まゆみ 少女が主人公のデパートが出てくる話、と装丁から勝手な連想を抱いていたせいで、読むのに大変時間を要した 実際は、ご自身の記憶を主体にデパートについて歴史を踏まえつつまとめた本 長野さん自身も百貨店の勤務経験があるそうで、「ユーモレスク」なんかの表現の細かさはやっぱりそうなのね、 と一人納得 私の勘違いしてた設定の、ちょっとファンタジー入ったようなのもいつか書いてはくれまいか… 関係ないけど今は「超少年」が読みたい
anan12月11日発売号 本とマンガとDVDと あの人がオススメする、必読本全79冊 「アンアン書店」本日OPEN! 村上ラヂオ 特別編 朝井リョウさん× 担当編集者に聞いた、「制作ストーリー。」制作秘話 柚木麻子さん特別寄稿 辻村深月さんがCLAMPのアトリエを訪問 「ハケンアニメ!」クリスマススペシャル
『晴子情歌』下巻読了 バレあり 上巻に続いて母晴子からの手紙と、それを読む息子彰之の話 晴子が奉公に入った福澤家は裕福で権力ある家でその辺り一帯に会社持ってたり当主と長男が選挙に出て議員になってたりと絵に描いたような田舎の名家 才覚と欲望の両方を合わせ持つ「福澤」の家は、外では権謀数術あり内には初孫が外腹だの選挙や事業の地盤を固めるために娘の縁談を強引にまとめたのと揉め事てんこ盛り 何でだか福澤の男は余所に女を作るので子どもが増える増える、子守りで雇われた晴子は世話に追われて忙しく働く 時代は第二次大戦前後くらいでそのうち徴兵でどんどん男が取られていく中、福澤の三男にも赤紙が来たんだが この画家崩れの三男が何考えてるんだか身内でもわからん的な放蕩息子で出征の前日に、ろくに口をきいたこともなく無論好き合ってなどいない晴子と結婚すると言い出す…と波瀾万丈 彰之は彰之で船が地味にトラブってたり乗員に元兵隊がいて戦争の話を聞いたり母の手紙から自分の半生も連想したりして思い悩む 晴子さんが時代だの家柄だのにいろいろメチャクチャにされてる割には誰を恨むでも自ら腐るでもなく淡々としていて何というか不思議、生半な想像では理解したつもりには到底なれない 福澤家のちゃらんぽらん三男がよそで作った子どもの面倒を見ながら既に妻帯している長男と関係を持って「自分の子どもがほしい」という意識からその子を産んで育ててと 家柄も家柄だから誰から何をどれだけ言われたもんか想像するのもうんざりきそうだというのに「私は私、誰が何を言おうと構うものか」を力むでもなく徹底している その吹っ切りっぷりが多少非現実的な感はなくもないけれども「まあ、そういう人なんだろうな」と思わせる筆致がさすが 一方で彰之の方の、社会運動が何を掲げてどう破れて、それが世代間でどう断絶して…というのを垣間見せる船の乗員との会話も面白い トシオのキャラ秀逸すぎだろう、この自称自覚的躁の「軽やかさ」の書き方が上手い ”ぼくらの世代は何も考えることがなくても、世界の方がどんどん前へ進んでいくんだ” ”楽しくて狂っていて、最後は血を見るってやつ” わッかるー! わかりすぎる! そしてまさに今「血を見」つつあるんじゃあないですかねェーッ! ってなる 犯罪小説とは違って「ひとつの事件があって、それが犯人逮捕/真犯人は取り逃がす、というかたちで決着する」という感じの所謂物語の起承転結には乏しいが 読後は荒涼とさわやかな良い本でした
自分のブログに書けば?
ご自分のブログなりツイなりに書いたほうが良いと私も思った
ちょーシリーズの新刊出るらしいと知ってわくわくしてる
このスレって何を語り合うのが基本なの? 私は質問するので世話になるが
261 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/09(月) 09:07:39.75 ID:GPHkBDSi
>>251 お勧めしたかいがあって良かった!
おばあさまは、森茉莉に似てるって羨ましいです。
小説は、自伝系とBLが要素入ってる系が読みやすいですよ。
BL系のは新潮文庫から「恋人たちの森」でまとめたものが出ています。
長文レビューの人はいつもの人だと分かりやすいな
>>260 話題にあげられた本やその感想を肴に雑談が基本じゃね?
人に読まれることを意識した一方的なレビューはやはりブログの方が向いてる形態かと
>>262 私は好きだけどな、長文レビューの人。文章力あるし、読んでるだけで
けっこう楽しい。
あと、マイナーな分野で「こんなの読んでる人いるかな」って探すのも楽しい。
棘のある言い方になってたならすまんね 私も長文レビューの人嫌いじゃないよ 井戸端会議とプレゼンの違いと言えば分かりやすいだろうか>掲示板向きとブログ向きの違い
265 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/09(月) 13:47:08.20 ID:GPHkBDSi
詩人の西脇順三郎が好きなんだけど、なかなか文庫とか 手軽なサイズの詩集がなくて、残念… 全集とか、ものすごい重いし分厚いし… 金田弘による西脇順三郎との思い出をまとめた「旅人つひにかへらず」を 読んだけど、浪漫があって良い!
長文だと、2ちゃんにあるかブログにあるかで読むか読まないか決まる気がする わたしならブログではちゃんと読んでも2ちゃんでは読み飛ばすな 2ちゃんで長文だとその時点で読む気がしなくなっちゃう もったいないよ〜 ブログでやったほうがいいよ 個人的な感覚だしブログめんどくさいのかもしれないけど
自分は読まないでとばすからどうでもいい にちゃんなんてイヤなら読まなきゃいいだけ 長文とウザいし文章でひと目でわかるからスルーしやすいし。 ただ、このてのレスはうざがられるね。
ここで読むレビューは参考になるので嫌いじゃないけど 長文だと読み飛ばしちゃう。 2ちゃんで長文って何故か読む気にならない。
お前が長文読むか読まないかとか知らんがな 長文レビューの方がよっぽどスレに有益だわ
連投じゃなければわりとどうでもいい派
柚木麻子面白いけど ブランドの描写とかお嬢様学校の描写があると コンプレックスを感じてぎいぃってしてしまう たかが本なのに
>>269 スレに有益かどうかはあなたの主観じゃない?
私は過度なネタバレ有りは避けて欲しい派
文字色反転する事も出来ないんだし
特定の長文のせいで変な流れになるから消えて欲しい
柚木麻子、「あまからカルテット」は食べ物にまつわる話なのに美味しそうな描写ができてなくて残念だった。 「嘆きの美女」は主人公が喪女で美人に対しての嫉妬とかがすごいけど、クセになる感じ。 うまく行き過ぎだろーっていうのもあるけど勧善懲悪っぽいし物語の世界として楽しめた。 しかし現実にある食べ物の商品名とかバンバン出てくるのが鼻についた。 2ちゃんとかも名前出てた気が。記憶違いかもしれないけど。
>>272 ネタバレが嫌なら書き込んだ人にねちねち文句つけずに自分で対策するように
長文が嫌ならスルーすりゃいいだけ
みんな基本的に読み終わった本の感想書いてるスレなのに 突然私はネタバレ嫌とか絡み出すの訳わからんw だから何だよw
単発擁護が沸くね〜w
>>273 >現実にある食べ物の商品名とかバンバン出てくるのが鼻についた。
同意
朝井リョウあたりもそれがあって苦手
舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる」読了 うん…独創的な世界すぎてよく分からん そして絵が怖い でも最初2ページの文はすごく印象に残る
>>278 よく覚えてないけどこれ自分も、うわーなんか着いていけないなーと思いつつなんとなく読んでて、終盤あたりの性的描写?に、やけに気持ち悪くなって途中で読むの諦めた
>>278 センテンスはすごいキレキレの時がある
天才なのか何なのかよく分からない作家
『煙りか土か食い物』は好き
281 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/09(月) 21:23:02.94 ID:GPHkBDSi
嵐山光三郎の「文人暴食」「文人悪食」読んだ。 作家たちの「食」について紹介した本だけど、読んでるとお腹が空いてたまらない ここ1年で、すごく面白い本だった ついつい、作品にでてくる食べ物描写に敏感になるわ…
>>280 私はそれも無理だなぁ
タイトルは好きなんだけれども
私は舞城大好きなんだけど、ジョジョを読んだこと無いからコラボ小説?だけ読めずにいる 好きな作家が知らないゲームや漫画とかのノベライズしてても気にせず読む? 伊藤計劃のメタルギアのノベライズも気になるけど、ゲームの方知らないから読んでないんだよなあ
須賀しのぶ「砂の覇王」 スレ前半に出てて懐かしくて読み返した 後宮のドロドロ感とファンタジー要素が上手く混ざってて、ほんのり恋愛色って塩梅が好き バルアンとのやり取りが好きだったから喪の女王までは読み返せ無かった
>>283 流石にあれは原作知ってから読んだ方が良いと思う。
登場キャラ多過ぎて把握出来ないんじゃないかな。
話もわりとメチャクチャだしね。
ディスコ探偵のジョジョキャラ版みたいな感じかな
荻原浩「あの日にドライブ」、垣谷美雨「リセット」のような あそこで違う道を選んだら今よりいい人生だったかも…と悩むけど 結局は今の人生で良かった的な終わり方をする作品ってありますか? 良かったらオススメ教えてください
荊の城を読んで海外のミステリーも読んでみようかなと思ったんだけど海外に限らずこういう感じのミステリーありますか? 山場がいくつもいくつもあるような感じって言えばいいのかな ものすごい面白くて、今まで読んだミステリーの中で三本の指には入るくらい気に入ってしまった。
288 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/10(火) 15:26:52.12 ID:cij7WPZh
ドグラマグラ 黒死館殺人事件 虚無への供物 匣の中の失楽 次はなに読めばいいの?
291 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/10(火) 17:12:20.55 ID:i9VG5T9S
岡本かの子の短編集を読んだよ なかでも、「鮨」という作品が拒食症ぎみの男の子に母親が 不格好な握り鮨を握るんだけど、情景が浮かんでくる内容で良かった。 おもわず、回転寿司に行って、作品で食べてたネタを食べてきた
292 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/10(火) 17:18:56.32 ID:V/Atilrx
>>291 志賀直哉の「小僧の神様」はもう読んだ? お金持ちの紳士が貧しい秤屋の小僧を
高級寿司屋に連れて行って極上のトロを腹一杯食べさせてあげる話。自分はあれを
読んで苦手だった刺身と寿司を食べられるようになった。とにかく文中に出てくる
トロの寿司が美味しそうで美味しそうで・・・。
293 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/10(火) 17:23:36.04 ID:i9VG5T9S
>>292 レス、ありがと!
昔、読んだんだけど細かい部分を忘れてしまってるから
読みなおそうかな…
292さんは、「小僧の神様」でお寿司やお刺身食べられるようになって
良かった!
今日食べたばかりなのに、またお寿司食べたくなってきたよ…
「小僧寿司」っていう名前のチェーン店の由来は もしかしたらそこなのか?
>>291 中学生の頃塾行ってて
塾の国語の授業で長文問題で出たのを思い出した
また読みたくなってきたよ
297 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/10(火) 18:20:41.93 ID:i9VG5T9S
>>296 291です
ぜひ、読みなおしてみて!
母親が不格好な握り寿司握る様子がグッとくるの
そのあと、回転寿司食べに行くのをお勧めします
298 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/10(火) 19:01:59.54 ID:V/Atilrx
>>296 自分は国語の教科書とか模擬試験とかに出てくる小説でその作家を初めて知って興味を持つことが多かった。
試験は嫌いだけど、問題文が面白いとあとでその作品を探して全文読んだりしてた。
幸田文の「おとうと」とか柴木好子の「湯葉」とか。湯葉って食べ物が存在してることを始めて知って
食べてみたいなあと思ったっけ。
>>283 もとの作品がとっつきやすいか(あんまり長過ぎない漫画とか)
もとの作品をだいたいそのまま小説にしたの(もとの漫画の番外編とかじゃなくて)
とかなら読む
西尾維新のxxxHOLiCは漫画知らなかったけど20巻くらいだから読んだ
ジョジョは長いからちょっととっつきにくいね……
成田良吾のブリーチの小説買ったけどまず漫画読んでからと思ってたら
結局読むのに一年以上かかってしまった
しかもアニメオリジナルのネタまで拾ってるらしいけどそんなんついて行けるか!ってなった
それでも小説面白かったし漫画の方もジャンプ買うようになるくらいハマった
成田良悟ってバッカーノの人だよね あの人あれこれ漫画とか読み漁ってるっぽいけど寝てる時間あるのかって一時期気になってた ブリーチの小説まで書いてたとは しかし色々な漫画の小説版出てるんだね、知らなかった
やっと『色彩を持たない田崎つくると、巡礼の年』読んだ。 文章自体はするする読めるけど内容が薄っぺたい。再読はしないな。昔の村上春樹が大好きな分残念。
成田のブリーチ小説は原作の穴を埋めまくる優秀なノベライズって聞いてる
これ実はコメディなんですよ
オリジナルでもちゃんと売れてる人にやらせるとちゃんと面白いもんなんだね ほとんどはオリジナルじゃ売れない人の救済措置だから文章力皆無で目が滑る滑る
乙一のジョジョは面白かった 5部小説読んだことないけど読みたくなってきた 西尾維新のデスノートは文体が合わなかったのか途中で読むのやめた あぁここで笑わせたいんだろうなぁ、っていうのが見え見えで笑えなかった
十二国記面白いけと、名前や役職などの読み方が難しい。 もっと簡単にしてくれればいいのにw
307 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/11(水) 11:46:31.25 ID:WvJpgdna
アガサ・クリスティーの予告殺人を読んだ なかなかミス・マープルが出てこないけど、登場する村の住人が 愛おしくなるキャラばかりでとても良かった
ティッシュの空き箱切って好きなマスキングテープペタペタ貼って簡単喪しおり作った それだけで本を読むのがちょっと楽しいw
!! しおり手作りという発想はなかった! 私も作ってみよ! 途中まで読んで放置したりしてるからしおり不足だったんだ
310 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/11(水) 19:25:45.04 ID:cvGpA70F
>>310 実物みてみたい!
作りたいけど、センスがないからマステをバランスよく貼れないかも
311 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/11(水) 19:26:19.83 ID:cvGpA70F
間違えた 310は308さん宛てです
手作り栞いいね 私は栞がついてない本は適当にティッシュとかちぎった新聞とか挟んでたw
子供の頃は作ったよね あと紅葉とか落ち葉本に挟んだまま忘れてバリバリになって叱られたりとか 選挙の投票所でもらうしおりが足らなくなるとそこら辺の千代紙とかメモ用紙挟んでるわ
>>310 人様に見せられるほど綺麗なものじゃないんだw
ほんとテキトーにぐるぐるーっと貼っていくだけだよ
自分だけしか見ないけど、可愛い柄のしおりだとちょっと気分も違うからぜひ作ってみて!
315 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/11(水) 20:39:45.15 ID:cvGpA70F
>>314 310です
レス、ありがと
ティッシュの空き箱が出来たら、集めてるマステで作ってみようかな
最近、体調の加減であまり読書できてないから、読書からしないと!
栞良いね!そのうち作ってみよう。 私は服屋さんの紙袋でブックカバーつくったりするよ。 紙袋って結構丈夫だし使い捨て前提だから汚しても気にならないし本にぴったりなサイズでつくれるよー
手作りではないけど、気に入ったブックカバー使ってるとなんかますます読書が楽しみになる
栞もブックカバー手作りはあったかくて良い物ですよね 私はマフラーやセーター作るなど、いわゆる手芸というものが ホント苦手なんだけど、読書に役立つグッズなら作りたいなあ
そのへんにある紙片を挟んでいるので、覚えのないレシートが気分で取った本に挟まってたり、地元のじゃないレシートを発見したりすると 一瞬でその時の旅行の空気に戻れるので、簡易タイムマシーンとして仕込むのも乙だぜ。
私もレシート挟むの好き そういえば古本屋で買った本に定食屋さんの割引券が挟まってて、使えよ!!と思ったことがある
「バージンパンケーキ国分寺」雪舟えま くもりの日だけ開店するバージンパンケーキ国分寺 何種類ものパンケーキをつくる店主のまぶさん 親友が幼馴染と付き合うようになって複雑な気持ちのままここに通うようになった高校生のみほ 常連で占い師の陽炎子さん 登場人物がみんな魅力的で、読みやすくて面白かった。 ファンタジー要素をちらほら感じて、それらをもっと詳しく解決してほしかった。 まぶさんや陽炎子さんの過去編も面白かったし、もう少し長い話でも良かった、もっと読みたかったな〜 ソーダ・ゼリー・ホイップパンケーキと、プライベート・プラネットパンケーキがおいしそうだった!
このスレで出てた「甘い蜜の部屋」を読み始めました 〇〇なぞ、っていうのがなんか良い
323 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/12(木) 18:36:50.03 ID:xueTZwj1
山崎豊子の「ぼんち」読んだよ 足袋問屋のボンボンの女遍歴と商売への情熱を描いた物語で、 毒親な婆ちゃん&母親や花柳界の女性たちと登場する女性たちのタイプが 様々で面白かった。 映画版やドラマ版があるらしいけど、近所のレンタル店には置いてなかった…
小池真理子の恋を読みはじめた ドラマになるというニュースを見て設定に興味があったから まだ始めだけどこれは面白そうだな ドラマを見ないほうが良さそうな気がしてきた
「開かせていただき光栄です」の続編が19日に出る! 今年来るとは思ってなかったから嬉しい。今回も表紙ステキだ この前海賊女王出したばっかなのにまた新作出しててほんと元気な方だなあ
ニヤニヤしてる俳優のエッセイを読んだ ほっこりして楽しい 頭が良い人だ
327 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/13(金) 15:44:55.71 ID:inxhOlTW
瀬戸内寂聴の「かの子繚乱」読んだ 作家で歌人の岡本かの子の評伝なんだけど、 蛙とあだ名されたりした美女と言えない容貌なのに、 恋愛結婚→複数の恋人作って、中にはかの子と夫と子供とも一緒に暮らす人まで… モテ話がダイナミックすぎて、ボンヤリした
328 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/13(金) 15:49:38.60 ID:kHGsmtov
全部事実か? いち個人ストーカーして ストーリーのネタにしてんのか! 集英社はやる事が違うね? 社長は逮捕されないのか…
329 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/13(金) 15:52:26.56 ID:kHGsmtov
お前は? お前は逮捕されないの? 牢屋だろ? お前の住むとこは。
以上、病院からの中継でした
ブックカバーのダウンロードという文化(?)があるのを最近知った 早速ダウンロードしたらなかなかオシャレな感じでちょっとウキウキしてるw 本屋さんのは味気ないし布で作ろうか迷ってたけどこれはいいものを見つけた
『すべてがFになる』読んだ 九九を言うので精一杯の人間にはヒロインも天才超人の域に思えたわww 京極夏彦や高田崇史みたいな文系よりの薀蓄小説が好きなんだけど、 こういう理系小説も新鮮ですごく面白かった
333 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/14(土) 02:33:43.17 ID:4QmRmS1N
林真理子「野ばら」、嶽本のばら「下妻物語」、中島京子「小さいおうち」みたいに、現代のS文学っぽいのでオススメありますか?
「妖怪アパート」シリーズ 初めの方は面白く読んでたけど、文庫の最新刊を読んで 「あー、なんか結局やっぱり児童書だなー」というのを強く感じでしまった 自分が大人として歪んでなければ、もっと面白く読み続けられたのかな? でも、るり子さんの作る料理だけは魅力的だけどw
>>333 ここで以前見た、雨の塔は?
直接的な表現があるというかあからさまなのはダメならごめん
>>334 児童書の方を読んでたけど、基本あの作者って
「お話面白いでしょ?このキャラかっこいいでしょ?こんなの考える私って凄いでしょ!!」
ってのが前面に出ててキツイ。
児童書系では尖がってるのが売りなのか、
感じ悪いキャラや間違った考えのキャラが最後までそういう感じのままジリ貧な状態に行くのがリアルでしょ!
って所も地味に感じ悪い。
338 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/14(土) 13:47:04.57 ID:m8+h17G7
漫画家の安野モヨコのエッセイ「くいいじ」読んだ 「食べ物」がテーマのエッセイなのだけど、お昼御飯を済ませたばかりなのに、 作中に出てくる焼き牡蠣とかうどん、鍋物が食べてくてたまらなくなる ついつい、本の食べ物に注目してばかりだ… 著者のポツンポツンとした語りと、挿し絵が良かった。
>>337 あの人って確か挿絵が好みじゃない!って変えさせてたよね。感じ悪くて嫌い
340 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/14(土) 16:03:26.93 ID:4QmRmS1N
>>335 >>336 ありがとうございます!
百合は読んだことないのですが、これをきっかけに読んでみます。
素敵な表紙が多いですね。
>>331 ブックカバーけっこう色々あって楽しいよね
私は布や革のブックカバーは嵩張るし読んでて邪魔くさくて苦手なのでわりと利用する
好きなプリントの服をカラーコピーしたのとかもかわいいよ
>>331 もっと簡単なのは好きなカーテン生地でブックカバー作るのも面白いよ
>>331 あれは便利だよね。
読んでる本によって手軽にカバー変えられるって凄い。
どうしてもサイズが合わない文庫用にと思ったけど最近はそれ以外でも普通に使ってるわ。
>>337 地獄堂書いてた人だよね
あれ好きだったから読んだのにな…確か地獄堂にも性格悪い奴や悪役は出るけど
しっぺ返しはありつつ悪役の持つ業や悲哀を書いてそこに哀れみの視線を向けてた気がしたけど
妖怪アパートでは悪役は救いようが無く、主人公たちはひたすら正しい立場って印象なのが悲しい
なんで主人公たちがあんな偉そうな主張をしまくる話になったんだろう
地獄堂の女流絵師の話は読んでてやるせなくて今でも好き
345 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/16(月) 01:16:40.16 ID:gAc1hF+E
十二国記が大好きで、十二国記みたいな本が他にもないかって探すんだけど、ないね。。。
今年こそ十二国記の新刊がでる、そう思っていた時期が私にもありました
一応出たよね今年。短編だったけど 長編早く来い
新刊、というより戴の行く末だよね これだけ放置されていれば戴とっくに滅んでるよ 人民の死に絶えた国に麒麟だけがいるってシュールだ
十二国記でシリーズナンバリング7だけ見つからなくて、 結局ネットでポチって到着待ち。 チラッと出てきたちびっ子王女の話なんだよね? すごい楽しみ! 待ってる間に魔性の子読んでる。 魔性の子にはナンバリングついてないんだね。
魔性の子は外伝的というか、十二国記関係なくホラーとしても読める感じだしね
>>345 守り人シリーズ、黄金の王白銀の王あたりは?
どっちもローファンタジーではないけど
十二国記の戴話は中年女性が自然体で活躍してるのが新鮮だった 推定30後半の李斎は凛々しくて格好いいし 推定40半ばで涙脆くて可愛げのある花影の友情が良かったなあ… 実際は仙人だから実年齢は100才とかで年齢超越した存在なのかもしれないけど 守り人シリーズは男女の役割をただ入れ替えただけの話に見えてどうにも嵌れなかった…
>>350 守り人は読みました!好きです。
後者は知らなかった。読んでみる!ありがとう♪
守人好きなら天山の巫女ソニンシリーズおすすめ というか最近自分が読んでめちゃくちゃ面白かったけど 素直でひたむきなソニンが可愛いし、ソニンをとりまく三国の王子王女が魅力的 素晴らしい児童文学だけど汚れた大人の自分は恋愛(未満)要素が気になって仕方がなかった 最初はソニンを利用しようとしたのに段々感化されて変わっていく三国一の花美男クワン王子がいい! 派手で自信満々で人を惹きつけるけど壮絶な過去持ちで妹を何より大事にしていて 何となく二十代前半かと思ってたらまさかの三十で(ソニンは十四)びっくりしたけどw 主従なのにわりと淡白だったイウォル王子が最終巻で猛スパートかけてくれて 個人的にものすごく盛り上がったのにこれで終わりなんて… 外伝は前日譚だったし、できれば本編の続きを読みたい 自分の心が汚れてるのは重々承知だけど作者もあれは絶対フラグ立ててるように読めるんだけどなあ…
ソニン、私も好き! って、外伝出てるの!? ちょっとアマゾン見てくる!
おぉ!ソニン!言われて思い出した!気にはなってていつか読もうと思ってたんだ。思い出させてくれてSUNX(ゝω・´★)
なんか臭い
いいじゃん別に 損するわけでもなし
どうしてもEEジャンプが頭の中を駆け巡る
EじゃんGじゃん最高じゃん
あー民乙
森奈津子の「からくりアンモラル」読了! 凄く耽美な古い少女漫画を読んだような気分だ
362 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/17(火) 16:24:50.12 ID:Epliau3x
大正時代の耽美ホモ小説の山崎俊夫が読みたい 売ってないんだよな
364 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/17(火) 17:21:11.64 ID:LvwunIrx
京極夏彦の「姑獲鳥の夏」を読み返してる この人の作品は頭の中のスクリーンで情景が浮かぶ描写なのが良いな 作中と同じ真夏に読むのもいいけど、寒い冬に読むのも良いものだ… 体調良くして、古本屋さんに出掛けて京極堂シリーズとか買いたいな
魔女の宅急便がどんどん文庫化されてるの見かけて思わず買ってしまった 児童向けのはずなのに偶に妙に女くさい心の機微があってむずむずする 最近寒いせいかかたい文章が頭にはいってこなくて、ムーミンとか ナルニアとか床下の小人シリーズばっかよんでる ですます調で語りかけてくる文体に心安らぐ
>>365 そこで大きな森の小さな家だ! 福武書店版な!
ローラたちと冬支度したくなること請け合い
出来もしないのに、チーズとか燻製肉とか作りたくなるw
あのシリーズで冬と言ったら長い冬かもだけど
何の不安も無い子供時代にひたれる、大きな森が一番好きだな
先月本買いまくったから今月は自重するぞと思ってたのに、 ちょっと本屋寄ったら欲しい本が色々見つかってしまって困る そしてまた積ん読本が増えた
>>367 チーズは牛乳に酢を入れてカッテージチーズ
燻製は中華鍋やダンボールを交錯して作ったら簡単に出来るから
その辺りで妥協してみたらどうだろう。
燻製は結構簡単ではまるよ
>>368 すごくよくわかるw
じゃあ本屋に寄るなよ、という話だが近くにあるとつい寄ってしまう
いまは第三の警官が気になる
自転車人間の世界ってなんだよ!
今週のNHKドキュメント72時間が紀伊国屋なんだね
ちょっと楽しみ
371 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/18(水) 02:17:13.16 ID:btn0SpB0
吉村昭の「破獄」読んだ 味噌汁の塩分で鉄を腐食させる下りには驚いた
チェーホフ『かわいい女・犬を連れた奥さん』新潮のを読了 晩年の最も成熟した作品を集めたという短編集 ハズレなしの名盤みたいな作品集で初っ端の『中二階のある家』から佳作、最後の一行が泣かす 日常を暮らす人の機微とか内面とかの描写は本当に巧みで何気ない生活の風景にあれだけの深みをもたせてるのが本当にすごいと思う もう本を置く場所がないのにこのまま全集でも買いそうな勢いでヤバい 湊かなえ『望郷』読了 瀬戸内の島で育った人々のお話、例によって愛憎ドロドロ節 島を出ていくの行かないのムラ社会での孤立がどうの封建的な家族の絆っつうか縛りがどうの 田舎文学ものの粗悪なパロディ、荒むだけで読後得るものもない 山口かこ『母親やめてもいいですか』読了 産まれた娘が広汎性発達障害だったというあるライターのコミックエッセイ、バレあり 元々母子家庭で「普通の家族」に憧れていたので自分が産んだ子どもが問題行動を示してしまうようになり著者がぶっ壊れていく過程は 誰しもちょっとした引き金で簡単に落ちるであろう深淵の、その「条件が揃えば簡単に落ちる」っぷりを端的に示していて興味深かった Amazonレビューを先に読んでたせいでバイアスがかかってるかもしらんが、でもやっぱ筆頭のレビューの指摘はごもっともだと思った 第一章2ページ目においてアトピーの出た子どもを「ゾンビ状態」と形容しておきながら 最後のページにはその子に向けた「手紙」をつけているのは何というか、読まされる子どもは本当に気の毒だなというか 「子どもを受容できない母親だったアタシ、をしかし子どもには受容してほしい」と無茶振りされていて「うわぁ…」ってなった それにしても「友達がいなきゃ生きていけない」はねーだろwwwそれで子どもひっぱたいてるあたり本当に余裕がなかったんだなあ 「友達がいない→いじめられる→発達障害の記憶特性もあっていじめが一回発生したらトラウマで一生悩んで病む、 だから人から嫌われないように、友達できるようにしなきゃ!」という理屈だったが 親から殴られたら友達のいじめと同等かそれ以上にトラウマ残っちゃうだろうに デイヴィッド・マークソン『これは小説ではない』読了 何というか、何この…何? 芸術家の伝記の欠片と、彼らのコメントと、作品からの引用と、そして<作者>の独白…独白? から成るもの バレあり、としたいところだが、何を書いてもネタバレになるしネタバレにはならないんじゃね?と思うくらいネタもクソもない 「お話」と呼称したいがお話がないので「もの」と呼ぶしかない作品 とても面白かった <作者>が言うには、 "まったく物語のない小説。<作者>はそれを作りたい。 登場人物もいない小説。一人も。 (中略) にもかかわらず、読者にページをめくる気にさせる。 (中略) 動きなしというのが<作者>の望みだ。 つまり、話の展開がないということ。 つまり、明確な時間の経過がないということ。 にもかかわらず、何らかの結末にたどり着くようにする。" そうで、その試みは成功している 「誰々は何々で死んだ」「某について、誰々いわく。」といった文章の連なりで出来た作品で、一見無秩序な引用群だが実は微妙にリンクし合っている 「ヴァージニア」のくだりで気づくように出来てる?のかな 何となくインスタレーションのような文学だなあと思った 引用されている数が半端無い、上下二段組みで35ページ分の人名索引やばい この元ネタ群どもを片っ端から読破したい衝動に駆られる、活字中毒者はワクワクできる本だと思う あと地味に芸術家たちのトリビア引用が面白い、ニーチェが基本的に他人disってて笑う 他の本も読みたいなと思って調べたらマークソンの代表作にして同様の形式で書かれて評価の高い『ウィトゲンシュタインの愛人』翻訳されてない模様 代表作がまだってどういうことだチクショウ
ブログに書けば?
長えw でも自分もチェーホフ好きだ 喪人生を自覚し始めた10代終わり頃に読み漁った ドストとかトルストイと比べると迫力ないのかもしれないが チェーホフの「生温かい目で見守る」とという視線もいいんだよね
本読むのはいいけど、 そろそろ空気読んで欲しい
どっかからコピペしてきたんじゃないの?(中略)とか入ってるし そうじゃないなら何冊もまとめ書きせずに 一日一冊の書き込みに自分を律せれば…って そこまで考えてあげることないかw
>>372 「かわいい女」はトルストイに激賞されたそうだけど、チェーホフはオーレンカを
否定的人間として書いたつもりが「常に男をたてて、自分を持たないほどに
伴侶に尽くすオーレンカは素晴らしい!ロシア女性の理想だ!」みたいに
言われて、「お、おう…」状態だったらしいね。
福澤徹三のすじぼり読んだ ラストがよくわからなかったけど、おもしろかった 拷問シーンが怖い うしじまくんとかスマグラーが好きな人は楽しめると思う
西加奈子 ミッキーかしまし 元気なかったけど久しぶりに笑えたエッセイ 北大路公子のエッセイ苦手図鑑も読むの楽しみだ この人のエッセイは本当に面白いね
うん、おもろい。二人とも大酒飲みだからネタには事欠かない罠
382 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/18(水) 15:09:31.03 ID:HLYq5TNu
>>377 そうなのかwww
そういえばチェーホフの『退屈な話』でだったかそれとも他のロシア文学だったか、
とにかく男は女を、女は男を「女って奴は/男って奴はワガママで勝手で理解不能で…」ってな感じで主語をデカく取ってdisりあってた印象だわ
主体がなくてこの真逆を行くオーレンカがそこまで理想化されるとちょっと引く
長野まゆみ『銀木犀』読了
少年と彼が隠れ家にしている銀木犀の話
この人の作品はファンタジックな童話系統ばっかり読んできたから直球ホラーでちょっとびっくりした
少年と鳥を同一視するってのは作者が好んでよくモチーフに使ってきてたけど何というか薄気味悪い形でそれが出てる
しかし親を完全カットして書かれてる子どもの物語というのは座りが悪いもんだなあ
普通に書いたら「あり得ねえだろ」感満載でそもそもお話が始まらないレベルなのが
幻想と耽美のハイブリッドみたいな文体がうまく作用してるのはすごい
川端康成は、最初わかりにくいと思ったけど、 寝ぼけ眼でぼけーっとした状態で読んだらすっと入ってきた。 三島由紀夫はその真逆。 でも二人とも典型的な日本人という感じ。
385 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/18(水) 20:54:50.45 ID:8J7bsqzl
12月に入ってから三島由紀夫3冊読んだ 仮面の告白、音楽、潮騒 どれも良かった 純文学読んでると感受性豊かになってく気がする
スティーヴン キング「11/22/63」上下読了 JFK暗殺を止めるため主人公が過去へ向かう話 過去に戻ると、必ず同じ年代、同じ場所に出て、過去で何かしでかしても 一度現代に戻ってもう一度過去に行くときにはリセットされているって ループループループな感覚が特有。 しかし過去戻り話って、喪っぽいのが主人公でもチート知識生かして すぐリア充になったり恋愛問題起こしていらんしがらみ増やすよなー。 最初から最後まで喪のままだと話にならないからしょうがないのか。
387 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/18(水) 21:36:37.97 ID:XJK3CuRc
>>384 川端康成って、たしか太宰治を嫌っていたって聞いたな
芥川賞に太宰の作品が候補になった時に、川端が猛烈に受賞を拒否したらしい。
>>387 を刺す、そうも思った。大悪党だと思った。
小鳥を飼い、舞踏を見るのがそんなに立派な生活なのか。
通報しないでねw
389 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/18(水) 23:33:12.40 ID:7zVS0ZO0
三島由紀夫の「鏡子の家」読んだ 発表当時は不評というのが不思議だなと思ったよ。 三島由紀夫の作品を何冊か読んでるけど、読みやすい内容だったり、 キャラクターたちが個性的だけどどこかの町にいるかもしれない雰囲気が 出てて好きな作品。
有川浩『植物図鑑』読了 可もなく不可もなくといった体でライトな読み心地 携帯小説で連載してたそうなので納得がいった 有川浩は好きだけど偶に単語(熟語)が鼻に付くことがある 今回は“料る”の連用がくどかった 気取っていない普通の若い男女が日常的にその用語使わないだろ…… 他の作品でもあまり見ない用語の連用が目に付いて、作風と合わなくてげんなりした覚えがある
初めて読んだ三島由紀夫の本はおそらく「夏子の冒険」だったかと思うんだけど、 絶対難しいだろうな、終わりまで読める自信ないわと思ってたらすらすら読めて、しかもとても面白くて吃驚した 日本語って美しいんだなぁって思った 最近は「音楽」を読んだけどここの前のレスで見た通り素晴らしい作品だった、なんというか意欲作だったんだろうなって感じがする 澁澤龍彦のエッセイや、サドなんかの翻訳著作が面白かったから、本人の小説を買ったら物凄い難解で吃驚した… 読むのを断念してしまった
>>391 結構びっくり!
私は澁澤はエッセイ類より小説のほうが読み易い
掛け軸の女の子に恋するイケメンの話とか狐の子を産む話とか好き
>>392 まじか!私が読んだのは「ねむり姫」なんだけど、読んでて眠くなってしまう感じだったんだ
エッセイは凄く楽しく読めたのに
自分が馬鹿頭なのもあるけど、たまたまそれが合わなかっただけかもしれないしもうちょっと探してみようかな
>>387 太宰はAをした結果Bになりましたという単純明快な話を書くから…
走れメロスとか、人間失格とか川端康成は嫌いそうだ
安部公房を推して、太宰を嫌う川端康成の嗜好はなんとなくわかる
395 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/19(木) 16:27:05.88 ID:isKpWPIF
川端は男尊女卑の変態 太宰のほうがめんどくさそうだけど好き
志賀直哉の短編結構好き。有名すぎるけど「小僧の神様」はやっぱりいい。 おごってあげた人が「変に寂しい気がした」のその気持ちすごくよくわかるし 奥さんの書き方が温かくて大切にしてるのがわかる。 川端は私もだめだ。子どもの作り方知らないころに「眠れる美女」なんて読む んじゃなかった。「古都」も完全に男の妄想だな。女子同士で遊んでて友達同士 で「ああきれい@@ちゃんほんとにきれい」なんて言うかよバ@じゃねーのと思った
397 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/19(木) 17:03:55.39 ID:Qmja1tBo
>>396 「眠れる美女」は初めて読んだ時、ヒエーッ!と声をあげちゃったよ。
キモいけど、ついつい読んで後悔しちゃうんだよなぁ・・・
「古都」はまだ読んでないけど、読んだ方がいいのかな…
柚木麻子のランチのアッコちゃん読んだ 読みやすいけど、この人の作品ってよくも悪くも少女漫画(ファンタジー)だな トントン拍子でうまく行く
ディスったけど、古都はキモくはないし京都の情景と日常はちょっとすてきで (鯛寿司を伊万里の鉢に山盛りとか平安神宮参りとか) 暇なときはいいかも
400 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/19(木) 20:26:06.57 ID:Cq1IAJkg
>>399 川端が書いてるのは現実の女じゃなくて、(こうであったらいいなと著者が夢想する)
理想の女なんだと思えばいいと思う。対照的に太宰が書いてるのは現実の女(というか
それに近い)。太宰の小説に出てくる女でこんなやついね〜よみたいなのはそんなにいない。
401 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/19(木) 20:27:09.63 ID:Qmja1tBo
>>399 そうなんだね
年末年始に本屋さんに行けたら、探してみようかな…
食い意地が張ってるから、鯛寿司が伊万里の鉢に山盛りとか気になる
女の子の腕を外して一晩借りるおっさんの話って川端康成だっけ? だいぶ前に読んだ時に気に入ったんだけどタイトル忘れたし作者もうろ覚えだ 忘れっぽくてこういうことがちょくちょくあるから読書ノートとかつけた方がいいんだろうな
川端康成の描く商売女は割とリアル でも育ちのいい女性は大抵、「そんなやつおらんで〜」 ということは・・・ゴクリ
太宰、川端の著者近影見れば納得するよね 川端っていかにも老害爺だけど太宰はぐっとくるものがあるよ…!
405 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/19(木) 21:15:34.96 ID:8K98xfcq
太宰は猛勉強してきたのに「全然勉強してないよ」って言いながらわざと99点取るイメージ 三島は勉強してきたことを隠さず100点取るイメージ 三島の方が好き
小説より評論が多いけど、私は堀田善衛が一番好きだな 初めて読んだのが「バルセローナにて」ではまった。ヨーロッパ史をからめた スペイン生活短編。(モデルは自分だけど創作が入ってるっぽい) ラストの爺さんの正体はまさか・・・でうわあああってなった。歴史好きにはお勧め
川端の作品にある「そんな女いねえよ…!」感は 村上春樹の作品にも通ずるものがあるかもしれんな
あと、男尊女卑なら夏目漱石もそうだな
太宰はメンタル女だし
龜鳴屋という出版社があることを知り
そこで倉田啓明という作家のことを知り
ググって山崎俊夫に行きつき何かこの名前を知っていると考えた
ということで、
>>362 遅レスだけれど奢覇都館から出ているのがあるらしい
お値段お高いしこの出版社の本は取扱店が非常に限られているけど
そして今在庫があるかどうかわからないが
それにしても
『過ぎたるデカダン、過ぎたる耽美、過ぎたる倒錯の故に、日本近代文学史から放廃・抹殺された』
という謳い文句はたしかに非常にそそられるものがある
奢覇都館のHPに書かれている生田耕作や菊池寛の文章がまたニクい
412 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/20(金) 11:16:26.00 ID:JGBgoRMR
トマス・ハリスの羊達の沈黙シリーズが好きだ 「レッドドラゴン」はう〜んって感じなんだけど、他のシリーズは 繰り返し読んでしまう 「ハンニバル」のラストは賛否両論だけど、あれもあれでありなのかも知れない レクター博士がアメリカに移住してから捕まるまでの話が出ないかな…
ここできくのはスレチかもしれないので適切なスレあれば教えてください 乙女ゲーがすきで薄桜鬼とか学園モノ以外のシチュエーションが好きなんだけど そういうノリにちかい恋愛小説みたいなレーベルをしりませんか? 所謂一般向けの恋愛小説ではなく、読む側が萌えたりできるようなのを探しています エロ要素はこだわりませんが昔読んでたティーンズハートとかよりは 大人向けな内容だとありがたいです
>>413 挿し絵が綺麗っぽいソーニャ文庫とかティアラ文庫は?
公式でちょっと試し読み出来るよ
>>404 >>408 やっぱさ…顔って作風にものすごい影響を与えてると思うんだw
妄想乙!なのって、やっぱりモテ度もお察し…つーかw
梶井さんみたいに、ジャガイモ系でも嫌みのない悟り系ロマンチストの方もいらっしゃるけど
ファンの方ごめん!異論は認めるw
>>413 求めてるものに合ってるかわかんないけどイーストプレスあたり探すといいんじゃないかな?(ネット小説の書籍化とかしてるとこ)not携帯小説
女性で、そんな男いねえよwって言われる作家って誰だろう?
人気女性作家はたいていそうじゃないか? 「自分の分身」みたいに書いていたりする
例えば山田詠美の「ぼくは勉強ができない」とか 主人公の男子高校生=詠美という感じ 江國香織の「きらきらひかる」の睦月とかも 「いねえよ」と思ってしまう
江國香織の小説は男も女も「いねえよ」で成り立ってると思う 好きだけどw
「ぼくは勉強ができない」の「眠れる分度器」に出てくる 主人公の母親が気持ち悪かったな 働いてるのに息子にろくな文房具は買ってやらない いい女できる女気取りで、担任教師に説教 山田の作品の良い女はもれなく、自分の分身なんだろうな
逆に、これは実在するモデルがいるんじゃ?てくらいリアルなのは? 「君たちに明日はない」に出てくる人達がリアルだったな シリーズ化するごとに少し微妙になってはきたけれど
423 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/21(土) 15:32:47.20 ID:YwcpT87T
私小説やエッセイが好き 創作ものはなぜかハマれない 尾崎一雄と川崎長太郎と澁澤龍彦がお気に入り
中島らもの「ガダラの豚」。 寝る間も惜しんでのめり込んでしまった。呪術やオカルト、宗教文化に興味がある人オススメ。そうでなくとも、軽快な文体でスイスイ読めるからオススメ。
ガダラの豚面白いよね。 関係ないけど、この本で「リップサービス」って言葉を覚えたww
ガダラの豚、最後の超展開に笑ってしまった
>>414 >>416 二人ともありがとう!
早速どんなのがあるか見に行ってみます
クリスマスの現実逃避をするんだー!
この時期の文芸誌は作家陣が豪華で高まるわ
>>287 前スレだったかでオススメされてて読んだよー
サラ・ウォーターズの他作品を読んでみようかと思うものの
「荊の城」より面白い気がしなくて二の足踏んでるw
ここでよく出てくる江戸川乱歩の孤島の鬼やっと読み終わったー! 何だか色々とそれは無理だろwって思う事が多々あったけどすっごく面白かった! 竹中英太郎さんの挿絵怖すぎる このスレで見なければ絶対読んでなかったなー しかし諸戸さんが最期まで切なかった… どうでもいいんだけど、紙が変に薄くて超乾燥肌BBAの私はページめくるのが大変だったwww
>>430 孤島の鬼推しまくってたから私の影響じゃないだろうけどめちゃくちゃ嬉しい!!!!私の人生で一番といっても過言じゃないくらい好きです
江戸川乱歩、横溝正史の流れがとても好きなので新本格を読んでてもやっぱり全制覇したくてこの二人に戻ってしまう
ここには一生辿り着かないだろうなと思いつついつかこんなミステリー書いてみたいという憧れは捨てられない
432 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/22(日) 13:34:11.94 ID:Oi+BZSUu
>>430 「孤島の鬼」を漫画化した高階良子の「ドクターGの島」も面白いよ。高階良子は横溝正史や
江戸川乱歩の作品をたくさん漫画化してて、自分は最初そっちから入ったので原作と違う部分
があったりして興味深かった。漫画では主人公の「箕浦」が女性(しかも美人)という設定に
なってる。まあ小学生に諸戸が箕浦に抱く感情は理解できないだろうからねw。
林真理子好きな人いる? ネットだと叩かれまくってるよね…
434 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/22(日) 14:00:04.67 ID:WvISiiIH
>>433 本を読む女は面白かったかなぁ…
実は数冊しか読んだことないや
皆家で読んでる?家だと色んな事に気が散って集中できないからカフェとか行っちゃう。
家でも読むけど、私は電車が一番集中出来るから通勤中に読んでる
>>431 過去スレ見てても一番読んでみたい!って思ったのが孤島の鬼だったから、少なからず
>>431 さんの影響もあるよ!本の中に出てくる白髪鬼も面白そうだから今度読んでみようと思うよ
>>432 調べてみたらかなり面白そう!
双生児も性別が反対になってるんだね
簑浦さんが女性でも何ら抵抗なく読めそうだw
まだまだ余韻が残ってて、ぼーっと孤島の鬼の事を考えてる自分がいるwww
コミュ障っぽいのに素敵な人にばっかり好かれる簑浦さんが羨ましいー
どんだけ魅力的な人なんだ
風呂と寝る前が一番集中して読む
風呂で読むから図書館で借りれない 買って読み終わったら捨ててる
440 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/22(日) 18:57:12.18 ID:WvISiiIH
家以外だとなかなか集中して読めない 寝る前に布団の上でゴロゴロしながら読むのが至福のひと時
441 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/22(日) 20:43:55.14 ID:uUrp6jX4
武者乃小路実篤の「友情」 喪男が美少女に妄信的に恋する話 喪女にも通ずるところがあって吐き気がした クリスマスに呼んだら死にたくなること間違いなし
向日葵の咲かない夏のような、良い意味で裏切られる小説を読みたい。 内容はミステリーに限らずなんでもいいんだけど、なかなか思う本に出会えない。
>>442 ハサミ男、猫魔地獄の童歌、アクロイド殺し、荊の城
ミステリばっかだけど、パッと思いついたそんな感じの本
家で読む。没頭できるしニヤニヤできるし待ってた展開がくるときたー!って叫んでベッドにダイブできるしw カフェで読むのもオシャレな感じがして良いね!なんか恥ずかしくてできなかったけど今度やってみようかな
外だとなんかモゾモゾしちゃうからお家で読むのが一番!
でもおうち本って読みたいって気持ちに落ち着くまでが長い 読書専用シングルソファ買おうかなぁぁ
自分は通勤で読むのが多い 家でも読むけど部屋だと止まらなくなって 睡眠不足になるw
>>448 没頭できて羨ましい
私は読みたいのに眠くなる
カフェで読書なんて無理だょ… ぉいしいものがぃっぱぃだょ… って感じで食べてしまうわ
カフェは食べ物が来るまでの間と食べ終わってから店出るまでが手持ち無沙汰だから本読んでる
山尾悠子さんのラピスラズリ読んでみたいと思ったんだけど、 単行本と文庫では内容ちょっと違うっていうのは本当かな だとしたら、普段は文庫派なんだけど単行本先に読んだほうがいいかねえ
最近カフェで一人席が増えている。
言われてみればそうだ、すばらしい傾向だな
去年の冬、深夜にホラー小説読んでいたら、ふと、音がすることに気がついたんです。 ズズッ…ズズッ……ドサッ…って、何度も何度も。 一人だし、怖くてしばらく固まっていたんですけど、よく考えたら屋根から雪が落ちる音でした。 たぶん。 平山夢明さんの本、面白かった!
みんなが今年読んで一番良かった本て何? 年末年始引きこもって本読みたいと思うのでぜひ教えてほしい
>>456 穂村弘『現実入門』
朝井まかて『ぬけまいる』
上野千鶴子『小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?』
の三冊が個人的には面白かったな。
長野まゆみ「45°」かな 仄暗い短編集が好きな私にとってはツボにクリティカルヒットしまくりの文章とテーマだった ってか自分が今年読んだ本がほぼ思い出せない…図書館で借りてくるから手元に残らないっていうのもあるんだけど 読書記録とかつけとくべきかなあ…
今年始め頃は何読んでたっけ…と読メ見直してたら、「鬼談百景」と「残穢」を年末から年始にかけて読んでた 残穢が特に怖くておもしろかった 今年読んだ中では「開かせていただき光栄です」、「とうもろこしの乙女」かなあ 皆川博子さんのコレクションシリーズや文庫がたくさん出て今年はいい年だった コレクションは第二弾も決まったらしいし来年も楽しみだ
阿佐田哲也の「雀鬼くずれ」が良かった 特に最後に収録されてる「海道筋のタッグチーム」が好き 以下ネタバレ 敵として出てきた双子の息がぴったりで苦戦するけど2人のコンビネーションを崩して勝つ というのはよくあるパターンだけど、その後双子の片割れが一人で自力で勝つと言う展開ははじめてみた 双子は2人で一人、別れてしまったらダメになるという展開はありがちだけど こういう風に一人ずつになっても自分の道を生き生きと歩んでいく双子の話って他に知ってる人いる?
連投ごめん エッセイなら朝井リョウの「学生時代にやらなくてもいい20のこと」が面白かった 製作日数1日のダイエットドキュメンタリー製作だの、カットモデルで馬面や後頭部のハゲを指摘される話だの つい笑ってしまう話がいっぱいだった この人の小説は「何者」を流し読みしただけだったけどちゃんと読んでみようかな
伊藤計画の『虐殺器官』と『ハーモニー』面白かったよ SFで久しぶり当たりを引いた感じ
今年出版されたのでは斎藤美奈子の「名作うしろ読み」が面白かった 小説だけじゃなくて紀行やエッセイ、自然科学の名作にも触れてる ネタバレ気にならないひとならおすすめ 斎藤さんは2ちゃんでは嫌われるタイプだろうけど、下品になりすぎない毒があって私は好き この人の書評で、それまでは遠ざけてきた純文学を少しずつ読むようになった あとは長野まゆみの「天体議会」が別世界に連れて行かれる感じで良かった
464 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/24(火) 09:59:45.78 ID:IWOCMPjg
アメコミでおススメない? 内容濃いのがいいな
>>464 マイク・ミニョーラの「ヘルボーイ」シリーズはどうでしょう。
一般的なアメコミとは異質のごつごつした絵柄で、
ストーリーは民族的。
絶望先生のエンディングとか、ときたまアニメにもフューチャーされてるよ。
映画もB級とへたれと猫とオヤジとナチスと純愛の微妙な混合で好き。
アメコミは流石にスレチでね
『図書館の魔女』今年一番のお気に入り。 『超高速参勤交代』『月下上海』『芙蓉千里シリーズ』『強欲な羊』面白かった。
>>464 既読そうだけど『WATCHMEN』を全力でオススメ
>>464 スレタイに従うなら
ジョー・R・ランスデールの、ハップとレナードシリーズ
絶番かも知れないけど
クリスマスイブに 「ゾマーさんのこと」 パトリック ジュースキント 読了。 香水の作者の2作目。絵本のような小版の短編。 僕視点で語られる片田舎の町の、止まることのできない ゾマーさんのおはなし。どこか悪童日記を思わせる淡々とした 世界観はさすがでした。 ああこの作者さんの新しい長編読みたい。
矢部嵩先生の新刊楽しみだ もう出さないかと思ってたから嬉しい
472 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/25(水) 21:27:20.66 ID:7eWGLMvb
天童荒太の「歓喜の仔」って「永遠の仔」とはまったく関係ない話? それとも多少リンクしてたりするのかな
「しゃばけ」シリーズ 今更知って全巻そろえた まだ「ころころろ」の途中だけど若旦那とあやかし達のゆるいやりとりが楽しい 「英国一家、日本を食べる」 レビューで絶賛されてたけど、そこまでの内容じゃなくね…? 買ってまで読むものじゃないなあ 「茅田砂胡 全仕事1993-2013」 相変わらずの主人公マンセー でもくやしい読んじゃうビクンビクン
474 :
彼氏いない歴774年 :2013/12/26(木) 12:21:26.47 ID:N5y7UAEg
>>433 私も好きだよー。この作家のおかげで女同士のドロドロを楽しめるようになったw
女同士のドロドロ読みたい! 林真理子以外でもドロドロモノでお勧めあったら教えてください。
ドロドロと言えば桐野夏生のイメージ あとサラ・ウォーターズの荊の城も。レズ入ってるけど苦手でなければおすすめ
>>475 最近読んだ「凍花」は面白かったよー
でも女同士のドロドロっていうよりは姉妹喧嘩っぽいかも?
十二国記、図南の翼が面白かったぁ 珠晶いいわ!好きだわ!
わかる、私も図南の翼が一番好き
図南の翼、冒険譚!て感じがするよね
珠晶は初登場時はあまりいい印象はなかったけれど図南の翼でとても好きになったな 頑丘が珠晶との約束を守ったかが分かるまでは十二国記の追っかけはやめん
十二国記、月の影影の海の段階で陽子が酷い目にあいすぎて 心が折れたけど面白いのかな 一見するとラノベ風なのに内容が徹底的に厳しいよね
「お菓子の家」読了。 女刑事の事件は未消化。続くのか… 刑事たちのキャラが立ってて面白い。 最近、北欧ミステリーにはまってる。似たような名前ばっかりで覚えるのが辛いけどw スウェーデンとかフィンランドとかほっこり*してそうなのに 意外に陰湿なんだなあ。 あと「モールス」の人と「湿地」の人の新作読みたい。
>>482 もしかして上巻でやめた?もったいない!
>>484 上巻で陽子と共に苦しんだからこそ得られるものが下巻にあるよ!
>>484 >>485 上巻で辞めたw
親切にしてくれたおばあちゃん?が実は裏切ってたとか
邪険に扱われたり、心が折れすぎw
>>486 いやマジで下巻読んだ方が良いってマジで
上巻で折れた心を接いでくれるのは下巻だけだから
>>486 そこを耐え抜いて読みきってくれ
絶対後悔させないから
>>483 北欧の薄暗い系ミステリならミレニアムシリーズもいいよ
>>487 >>488 ありがとう、じゃあ今度読んでみようかな……
内容忘れてるので(ぼんやりとは覚えている、酷い目にあったのも)
上巻から頑張ってみる
>>490 がんばれ
月の影影の海と太田忠司の銀扇座事件は
私脳内では二大上巻で読むのを辞めたら駄目な上下巻作品
月の影影の海がダメだった人は、風の海迷宮の岸から読んだ方がいい気がする 私も陽子主役の話は苦手…リアルに血生臭い状況が多くて何度も挫折しかけた でも永遠に完結しないようなスローペース刊行な上、 続きが気になる所で中断されっぱなしだから完結してから読むのが一番頭いいかも…
獣の奏者読んでる ファンタジーだからファンタジーな動物な話メインだけど そういえば動物の生態ってどんな動物でも面白いよなって 動物好きだった昔の気持ちを思い出した 最近忙しくて動物番組とか見てなかったんだよって 動物好きな人にオススメ
図書館で宮部みゆき沢山借りてきた これで年末正月はお部屋でぬくぬく過ごす
奥田英朗みたいな読みやすい感じのコメディのおすすめあったらお願いします。
月の影影の海がダメだった人は、アニメから 入るのもお勧め。あれだけ複雑な話を齟齬もなく良く纏めてる。DVDで出てるから借りて見るといいかも。
十二国記はアニメの出来もよかったよね 原作ともども何度も見た性でラストの朝議シーンの台詞を今でも丸暗記してる
私は年末年始用にアラビアの夜の種族買った。入り込めるかちょっと不安…
>>495 読んでるかもしれないけど東野圭吾の歪笑小説は
本が好きな人なら楽しめると思う
>>495 荻原浩が結構、奥田英朗と似てるかも。
あと敢えて飴村行を勧めてみるw顔しかめつつも笑える。
ここで森茉莉の『甘い蜜の部屋』を教えていただいて読んでる! 森茉莉さんの作品て同性愛的なものが多いのでしょうか? 男同士ってのが足を竦ませる…
>>501 耽美系の嚆矢なお方ですよ
でも男同士でも本質は絶対的な溺愛者×当たり前に溺愛される若者な
主題は変わらないかなぁ。いまどきBLとは関係性が違う感じ。
愛される男の子もいれば愛される女の子もいて偶には愛される母親もw
エッセイも毒があって面白いのでお勧めです。食べ物系描写も秀逸。
貴志祐介「天使の囀り」と喪女御用達の桐野夏生「グロテスク」読了 どちらも自分の本棚に置きたくない本、上位ランクインだ 特にグロテスクは何回も休憩を入れないと読めないぐらいキツかった 和恵に対して喪女は喪女らしく日陰で生きろよ、勉強したり綺麗になる努力したって無駄なんだよpgrって思ってる主人公 その気持ちが分かる自分が最高に嫌だった 和恵の誰かに認められたい可愛いって言って欲しい!って気持ちもすごく分かる とりあえずもう読みたくないwww
>>504 天使の囀りキツイよね…私も本棚に置きたくないって思ったw
読んで暫く生っぽい食べ物や麺類食べるのに抵抗があったよ
赤玉ポートワインの赤と白をみつけて買ってしまいそう 電気ブランは強くてのめなかったけど、きれいにお酒飲める人になりたいと思った 年末は夜は短し歩けよ乙女を読み返す
偽電気ブランは一度飲んでみたい 図書館で読んだので買うつもりは無かったのに何故かペンギンハイウェイが手元に… かるーい読み物なのになんか健気で涙腺緩むわ
もりみーの影響で酒苦手なくせに赤玉買ったよ やっぱり飲めなかったけど
ちょっと聞きたいんだけど、電子書籍で読んでる人っている? 文芸中心に読みたいんだけどサービスによって読みたい本を持ってなかったりするから 複数のサービスを使うのが普通だったりするのかな? スレチだったらごめんなさい
著作権が切れた作品をうpしてる青空文庫からスマホに落として電車とかの暇つぶしに読んだりしてるけどちょっと違うかな?
Kindleだけ使ってるよ
ぶたぶたさん新作出るのか! 今度はお医者さんかー楽しみだなー
聖なる怠け者の冒険 森見まあまあ好きだけど微妙だった 面白くなくはないんだけど何かが一味足りないというか いつもよりくすっと笑える部分も無かった あと主人公怠け者言われてるけど普通に仕事も勉強も人付き合いして 休日ゆっくりしてるだけだよね それって怠け者じゃなく普通の人だよね
>>509 kindleとkoboの両方使ってます。
koboはクーポンでの割引が魅力かも。
kindleは、koboで無かった本を探す時かな
でも、やっぱり新しい本は紙の本でないと。
電子書籍はある程度有名(実績がある
というか)でないとなかったりしますね。
know 野崎まど 伊藤計劃系統を読みたいと手に取ったがSF要素以前に冒頭で主人公が嫌いになったため 最後までケッこのヤリチンが…って気分を引きずった 世の中のこと全部分かっちゃって馬鹿女は簡単に釣れちゃうああボクは汚れちゃったなあでも寂しいんだよ そこに美少女中学生登場、ボクはどうこうしようとなんか思ッテナカッタのに向こうから誘ってきたので抱いてあげました って男主人公は喪ゆえかもしれんがどうも好きになれない 世界観と名前のセンスは好きだった
嫁の心得 最初は主人公が大女だと周りから馬鹿にされ夫にも女として見て貰えない という辺りに喪としては共感せずにいられなかったけれど 短いお話の中でどんどん時間が流れてキャラも結構色々変わるので どんどん人が入れ替わり舞台となる地が変化するのは面白いのに 反比例して主人公には共感しづらくなっていくという妙な読後感の話だった よく考えたら産後の女性がすぐに苛酷な長旅に出るって可能なんだろうかかなり無茶
最近、池波正太郎の食に関するエッセイとこそあどの森シリーズを読んでハマっているので、 何か他にも食に関するオススメの本があったら教えてほしいです。
小野不由美の「屍鬼」読了 めちゃめちゃ面白くてどんどん引き込まれて一気に読んだんだけど… 正直ラストが納得いかねええええ ってか読後感すっきりしないよー! 結局元凶の沙子は逃亡エンドかよおおおおおお でも一番むかつくのは静信 おまえ坊主の癖に思いっきり屍鬼側じゃないか 昭や夏野を殺されて色々追い詰められて訪ねてきたかおりに どの面下げてあんなこと言えたんだ… 敏夫や村人が一斉に反撃しだすところは色んな意味でゾクゾクした 元人妻屍鬼が狭い穴?からギャアギャア喚きながら引きずり出されるシーン忘れられない… あと夏野や弟が死ぬシーン(弟は直接の描写無いけど)は欝 夏野のカーチャンが人狼に操られながらもポロポロ泣くシーンも欝過ぎ きつかった それをニヤニヤしながら見てる辰巳胸糞 面白かったんだけど、もう一度読み返したいくらいだけど…どうしてもラストが消化不良 沙子も静信もあそこで一緒に心中してたらこんなにモヤモヤする事は無かったのに
タニス・リーが好きで色々読んでるんだけど、世界観のある美しいダークファンタジーで お勧めがあったら教えてください
>>518 一般小説なら、
宇江佐真理「卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし」
宮部みゆき「初ものがたり」
北森鴻「香菜里屋シリーズ」
近藤史恵「タルト・タタンの夢」
童話なら、
安房直子「うさぎ屋のひみつ」
グロくても大丈夫なら、
マドセン「カニバリストの告白」
変化球だけど、レシピ本に関するエッセイっていうか愚痴
バーンズ「文士厨房に入る」
>>518 時代物OKならみおつくし料理帖シリーズ
>>518 エッセイなら
石井好子の「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」がオススメ
あと森村桂もいいかも
小説だと上に名前が挙がってる北森鴻の「メイン・ディッシュ」
>>518 日本ではいまいち知名度の低いメグレ警視シリーズもいいよー。
>>518 『古代ローマの饗宴』古代ローマの味を再現できるレシピ付き
『昭和天皇のお食事』
『食悦奇譚』ただし絶版
本ではないが作家で翻訳家の南條竹則氏のブログは食の備忘録となっている
内容は「◯◯が実に美味しい」とか書いているだけ
数行で終わるのでサクサク読む
>>520 和物だけど宇月原晴明に似たテイストを感じる
すごく丁寧で耽美な伝奇
軽快な感じの食べ物関係のエッセイ読むの好きだな 東海林さだお「えらいぞ!立ち食いそば」 阿川佐和子「残るは食欲」「ああ言えばこう食う」(共著) なぎら健壱さん「酒にまじわれば」(お酒だけど) らへんは何回も読み返す
>>518 ピーター・メイル「南仏プロヴァンスの12か月」
>>520 恒川光太郎さんはダークファンタジーに入らないかな
恒川さんはまさしくダークファンタジーでしょ 美しくもせつなくもある でもタニス・リーに近いかは?
食べ物関係だと『パンの文化史』が面白かった
重松清さんの十字架と桜木紫乃さんのラブレス読んだ! ここのスレ見てて、桐野夏生さん読みたいなぁって思ったんだけど初めて読むのには何がおすすめですか? イヤミス系好きだからオススメ教えてくれると嬉しいです。真梨幸子さんとか湊かなえさん(イヤミスじゃないかな?)が好きです。
どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人間であるかを言いあててみせよう。 美味礼賛/ブリア=サバラン が無いのは読んだことあるに決まってるから?
>>520 空の都の神々は /N・K・ジェミシン
タニス・リーは好きだけど本人作すら当たり外れは激しいw
作家さんだとおもう
これはタニス・リーの平たい地球シリーズとか好きななんだろうなぁ
という雰囲気がガンガンしてる人外政治ありファンタジー。
ヒロイン一人称なぶん、ちょっと薄味なのが残念だけどそのぶん
長編のわりには読みやすいかも。
>>519 夏野周辺はトーチャンもすごい可哀想
あと徹ちゃんに感情移入し過ぎて
墓参りのところでボッタボタ泣いた
結構優しい最期を迎えられて良かったよ…
538 :
彼氏いない歴774年 :2014/01/01(水) 03:43:41.04 ID:VeJIAXXq
ダークファンタジーと言えば『夜宵』が面白かったなー。ちょっとグロいけど。 恒川さんの『市』より私は面白かった。
桐野夏生はグロテスクもいいけど、OUTとか東京島もいいよ
若いときよく読んでたシドニぃーシェルダン。久々に読んでみようかと読んだら アメリカのドラマみたいになにも考えず引き込まれるのよね。 やっぱおもしろいわぁ。だから運が悪くなったときに読みたい。よく読み貯めって 雑誌で追わず単行本化するまで待ったり最終回迎えるまで待ったりやるんだけど、 人生の過渡期で引きこもらずを得ない時、もちこむ食料みたいのにしたいからもう 図書館で借りるのセーブ。
ホント意味分からん分章けど酒飲んでるからだおね・・・
シドニィ・シェルダン私も好きだよ!一番好きだ! 何も考えなくても展開だけでひたすら魅せてくれるのがすごい 今の時代でもあの人の作品アメリカのドラマでリメイクしてくれたら絶対面白いだろうに
>>519 以前読んでまったく同じ感想を持ったなぁ…。
すごく面白かっただけに、沙子と静信へのモヤモヤ感が半端なかった。
544 :
彼氏いない歴774年 :2014/01/01(水) 19:32:22.51 ID:B4UU3u1p
ミレニアム ドラゴンタトゥーの女をようやく買ってきた! 北欧版とハリウッド版の映画は観たけど、原作は初めて 頭の中のスクリーンに情景が浮かぶ文章で面白い
タニス・リーの当たりを教えて欲しい
長野まゆみのカルトローレ、世界も性別も曖昧な一人称の語りの話が不思議で好き 男に惚れられている性別曖昧な子は女の子だと思うことにしている。でないとホモだしホモ無理だし 男女の見分けが下手な主人公だし、衣装色で男女を決める部族だし 「女性じゃない」とでしか否定しないし、女の子だ頼む女の子であって欲しい。でないとホモだしホモ無理だし
>>545 まず何はなくとも「平らな地球」
短編集は「妖魔の戯れ」「タマスターラー」「ゴルゴン」「血のごとく赤く」
全部ハヤカワFT
ハヤカワ以外から出たのはあまり好きじゃないのが多い
今年最初に読む本を迷ってる 好きな作品を読み返すか、新たなジャンルに手を出すか… とりあえず本屋に行って悩んでくるわ
京極夏彦『絡新婦の理』読んだ 作中のフェミニズムとかその辺のことは正直さっぱり分からなかったけど面白かった 読み終わった後に冒頭を読み直す仕掛けが蜘蛛の巣を一巡りしたみたいな感覚
>>546 ホモ無理すぎワロタ
あの人のやつホモ多すぎていやになる
ホモ嫌いには長野まゆみは鬼門ってぐらい ホモが多すぎ
耳猫風信社はよっぽど変に考えない限りホモなんて微塵も感じないんだけど絶版なのよね…… 高校生の時新世界読んだ時は衝撃的だったなあ 主人公のライバルっぽいキャラが落ちぶれておっさんにひどい事されてたような記憶がある
雪花草子で美少年がうん○食わされたり 行ってみたいな童話の国で性器を○されたり エグイ
>>553 雪花草子のそれには吃驚した
長野まゆみは少年アリスとか夜啼く鳥は夢を見た位のニアホモが綺麗で好きだな
正月の暇な時間に舞城王太郎のJORGE JOESTAR再読 何回読んでも面白い キミトピアみたいなのもいいけど、こういうぶっとんだのもまた書いて欲しいわ
少年アリスはホモくなくて理科室とか小道具とかのアイテムが好みで好きだな 夏至南風に至っては腐乱…とまで あの異国っぽい不潔な雰囲気は好きだが
>>552 絶版なの?
久しぶりに実家帰ったら捨てられてた…
可愛い本なのに残念だよね
長野まゆみのガチホモ臭くなった所と、なんかの短編集で妹夫婦に子供が産まれるけど名前を教えないみたいなエピソードでついて行けなくなってもう読むの止めた
長野まゆみは「少年愛」って勝手にジャンルづけしてるけど、まあ一般的に見たらただのホモなんだろうな…
560 :
彼氏いない歴774年 :2014/01/02(木) 23:05:43.01 ID:mpmaLrpb
長野まゆみは少年アリスから入ってったから同性愛率高くて確かにびっくりした。 読みやすくて綺麗に書いてあるんだけど、だからこそ同性愛である必要あんのか?普通に男女じゃダメなのか?って思う。
猫道楽を買ってその辺に置いておいたら 表紙を見た母親に「なにこれ可愛い」と言われ、ページぱらぱらめくられて焦った思い出
小学生の時、長野まゆみの「野ばら」を読んで凄く混乱してたな
長野まゆみを懐古主義とおもっていたけど デパートの本で時代に即した価値観を語っていてすこし見直した 高度成長期のデパートの内輪話はそのまま不条理SFのようだった
ミステリーの読み過ぎで毎晩人を殺して逃亡する夢を見るようになったので 綺麗で感動する話で心を洗おうと食堂かたつむりを読んだ 映画化もされたし有名なので期待して読んだら 大抵の矛盾には気付かない自分でもツッコミ所満載過ぎて笑ったwww 主人公お花畑過ぎてイライラし過ぎて笑うしかないwww 今ミステリー頭で荒んでるから余計にイラっと来るwww 今夜はスイーツ(笑)な主人公を殺害する夢を見そうなので 誰か綺麗で心洗われるオススメ小説を教えて下さい
かたつむり、映画はよかったのに小説はダメダメなのかw
>>564 有名どころばかりだけど、和菓子好きなら「和菓子のアン」
猫好きなら「夏への扉」
絵本なら「百万回生きた猫」
児童小説ならクレヨン王国シリーズのなかでも「クレヨン王国の十二か月」をおすすめ
去年発売したブルータス文芸誌の内容良かったけど今年は無いのかよ。雑誌の方は本特集だけど
タニス・リーは確か女の子向けの冒険ファンタジーも出してたよね あれ読みやすくて好きだ 男同士の恋愛は嫌いじゃないけど最近の長野まゆみは私も受け入れられないな 妻のいる男と主人公がとか無理男女でも無理 昔の少年達が主役の話は今でも大好き ソラとかミシェルとか主人公の我の強い相方が特に好き 長野まゆみは普段場面を想像したりしないで適当に読んでる私にも 情景や匂いがわかるというか自然に想像してしまうのが凄いと思う
>>564 「スロウハイツの神様」
「センセイの鞄」
長野まゆみ、久しぶりに手に取ったのが猫道楽で、たまにはこういうのも良いかな…と思った思い出 最近は少年が友達とちょっとした冒険に出る!みたいなの書かないのかな
今年は古典を読みたい とりあえず去年買っていたものの読んでなかった 「徒然草」と「おくのほそみち」から手をつける あと古典ではないが「失われた時を求めて」、 これは1巻を買ってから3年位経つのに未だ読んでないんで今年こそは
>>754 ほっこりしたいなら児童書なんていかがだろうか。村山早紀とか。コンビニたそがれ堂好きだけど、苛々するかなー。
ナミヤ雑貨店の奇蹟とかどうだい?
573 :
彼氏いない歴774年 :2014/01/03(金) 17:49:22.32 ID:j+EIZB8D
タニスリー、水底の仮面とかなら比較的読みやすいかな リー好きならマキリップもおすすめ。前者よりだいぶファンタジーでキラキラしてる。必ず恋愛絡むけどw 戦前ヨーロッパと耽美とドロドロ好きなら皆川博子いちおし
「空の境界」ようやく読了。 なんか、思ったより理屈っぽくて しんどかったな〜。 最後の章は要らなくね? と思ったんだけど、どうでしょうかねー
太陽の庭 宮木あや子 よんだ!雨の塔からは排除してた生臭い部分盛りだくさん! でも耽美な雰囲気と現実離れした雰囲気に引き込まれてしまった ありえそうな話かなーって思いながら読んでたらとんでもなかったっす 和琴ふびんだよ... この人の話好きだなあ タニス・リーはウルフタワーが好きだな
576 :
彼氏いない歴774年 :2014/01/03(金) 18:44:55.07 ID:Q8+Ag5uV
古本屋さんで、池波正太郎の剣客商売の2巻と 三浦しをんのまほろ駅前多田便利軒を買ってきたよ〜 夜ふかして読むのが楽しみ その前に2冊先に買ってあるのを読まないと…
不苦オフ初売りで萩原朔太郎の詩集買ってきた 積んでる本の山を差し置いて明日はこれを読むよ
有川浩の海の底読んだ ヒネた中学生にもそのままで終わらず、救いの手をもたらす所が良かった。
百田尚樹の「幸福な生活」一気読みした。眠い。 世にも奇妙な物語みたいで楽しかった。寝る。
久々に子供の頃大好きだったエンデの「モモ」読んで感動したから 「果てしない物語」を引っ張りだしてきて読んでる。 翻訳物の児童文学ってホント面白い。 小さい頃にもっと読んどけば良かった
絶版になってる本で探してるのがあるんだけど、古本をネットで買えるのってブックオフオンライン以外何がありますか? 前ここで聞いて進められた神麻嗣子シリーズ、近所の古本屋で最初の二冊は買えたんだけど続きがなかなか見つからない
amazon
ヤフオクで地道に探すとか
翻訳ものの児童文学と言えば、小学生の頃に読んだ時をさまようタックは今でも好きだなあ 今思い出してもなんとも切ない物語
ちょっと奮発して読書用の一人がけソファを買った! 寝てしまいそうなくらい心地良い… 陰日向に咲く 借りてきたから読む
「リラの門」何気なく読んだら予想外のエロエロでびっくりした
翻訳本、普通に読めるのが多い中、たまに何でか音と区切りを読み間違えてしまう 「処方せんと〜」みたいに「処方−せんと〜」って区切って読んでそれで言葉になってるもんだから気づかず読み進めちゃったり 漢字にしてくれりゃいいのに、「けさはいいものだった」→ は?袈裟?→ ああ、今朝か となったり あと何言ってるか本当に分からないことがある ちなみに今までで一番読めなかった翻訳本は、町で無料配布されてた聖書 誤字だらけで、ぐっちゃらな日本語。自分が読み間違える前にこいつが間違えてた
わかる。なんで変なとこ平仮名にするんだろうね 前に「かの女」ってのを最後まで「かのおんな」で読み続けたことがあったわw いや、これはただの馬鹿です…
「好奇心」を「好き心」と書くようなもんか。
>>590 それをわざと使ってる小説もあったな
目が疲れてイラッとした覚えがある
東野圭吾「快笑小説 あるジーサンに線香を」
翔田寛「誘拐児」
白河三兎「プールの底に眠る」文庫版 読了。 重要人物の名前が間違ってて、萎えた。 厳密に言うと、読者が誤読しやすい表記をしている。 ハードカバー版から文庫化にするにあたって大きく改稿した作品。 ついでに、あの表記も直すべきだったのでは? 個人的には、禁煙できないヒロインAの将来を応援する気にはなれなかった。 自分は、性交渉するなら籍を入れてから、未成年などもっての外、って考えなんだが、 それでも、ヤリマンのヒロインBの方がまだマシに見えてしまった。 p275-アラサーの男性主人公が、高校時代を思い出したシーン 「ユキアサミ。どこかで出会ったら一発ぶん殴っておいて」 六章 p177 彼女はそう言ったあとに、変わったフルネームを僕に教えた。 由利円(由利の下の名前は「円」と書いて「まどか」と読む)のように、 苗字と名前が逆でも通じそうな名前だ。それは苛めっ子の名前だった。
くんくん オッサンの臭いがする
沖方丁のはなとゆめ読みはじめた まだ最初の方しか読んでないけど平安時代の人の授乳についての考え方が面白い 一気に読んだらもったいないから毎日ちょっとずつ一ヶ月くらいかけて読む予定
>>585 どこのソファか気になる
私も欲しいので教えて欲しい
「詭弁とレトリック」を読んだ
問いを発することで優位に立てるという辺りが凄くためになった
去年買った本ではベストだ
乱歩賞が好きで昔の受賞作をたまに読むんだけど、一昨年の「完盗オンサイト」と「よろずのことに気をつけよ」はあれで良いの?文庫化してたから買ったんだけど乱歩賞のイメージぶち壊しだわ 去年のカラマーゾフの妹がすごく高評価だったので読みたいけど文庫じゃないと買う気になれない
私も買うなら文庫だな。 持ち運びと体積的に。 だったらタブレットすればて言われるけど身体的なコスパが紙の本のが良い。 デジタルで読むとスゲー疲れるわー。
文庫のサイズと表紙の柔らかさが読みやすくて好き シリーズ物とかで早く読みたいときはハードカバーも買うけど 文庫落ちしたら即買い替える
翻訳物を読むようになってからハードカバーを買うことが増えて困っている 場所とるし持ち歩きにくいし…… 大阪の丸善ジュンク堂で山尾悠子のサイン本を発見 国書刊行会フェアらしい 何かが空を飛んでいるもあってこの本は非常に気になってはいるのだが お値段のせいでなかなか手が伸びない 国書さんの本はそういったものが多い…… ちなみに買った人にはもれなく地底から福の神が召喚されるらしいので今から楽しみ
『機械より人間らしくなれるか?』読了、原題は"The Most Human Human"すなわち「最も人間らしい人間」 チューリングテストの「人間役」をやった筆者が現在のAIに出来ることを紹介しつつ、人間の人間らしさとか独創性とかひいては存在意義とはどういうものかということを追求してまとめた本 チューリングテストってのはかいつまんで言うと、審判役の人間(複数人)がそれぞれPC端末のチャットプログラムで二人の人物と話をする 『人物』のうち片方は本物の人間がモニタに向かってキーボードを叩いているが、もう片方はいかにも人間が対応してるっぽく会話に応答するようプログラムされた人工知能であるってやつ チューリングテストの国際選手権みたいなのがあって、審判によって「こいつは人間だ」と判定された数=得点が最も多いコンピュータが 『最も人間らしいコンピュータで賞』ことローブナー賞の栄冠に輝く そして同じように『最も人間らしい人間で賞』も生きた人間のサクラ役から選出されたひとりに与えられる 実際にサクラをつとめた筆者の「自分が本当に人間であると証明しなければならない」というプレッシャーが ヒトの行動のどういうもののどこまでがいかに「機械的」で実際に機械に代替可能かを追求させるんだが、 キリスト教的な価値観ではやっぱ「機械にやれる/やってもらえる」ってのはあまり恩恵として映らない模様 自分はぶっちゃけ将来的にAIが労働のすべてを担ってくれて失業率99.9%とかでもやってける社会ってかなりウェルカムなんだけど 筆者はそんなの悪夢だ派で「コンピュータに取って代わられないために人間がすべきことは何か」の追求という観点からあれこれのトピックを取り上げている 哲学とかの引用てんこ盛り、かつ「へー今のAIって本気出すとそんなことできんの?」ていうエポックメイキングな事例も満載なので、興味がある人にはたまらんであろう本
NG登録したいからコテつけてよ
同意
ここまで来るとさすがにウザいわ
へー面白そうだなーって欲しいものリスト登録した人間もいるぞw
いい加減コテぐらい付けたらいいのに… 長文さんが嫌でない人はNGなんか入れずに読んでくれるだろうしさ
各自NGワードに正規表現が使える専ブラ使って10行以上のレスを非表示にしたらいいんでは?
607 :
彼氏いない歴774年 :2014/01/05(日) 23:52:22.29 ID:EsrZaG67
池波正太郎の剣客商売の3巻買ってきた 面白くてスイスイ読めてしまうから、まとめ買いしたら良かった…
無駄に長文の奴は本や読書が好きなんじゃなくて 読んで通ぶってる自分の事が好きなんだよな 原稿用紙にでも書いてればいいのにな
>>607 池波先生は読みやすいよね
真田太平記を読んだときもあっという間に読み終わったわ
長文書くのが好きなら、こんなところで無記名で書き捨てるより 読書SNS(読書メーター)とかで書いたら、同じ本を読んだ人と感想を共有できるのに勿体ないなあ。
やれ投稿間隔が短いだのまとめ書きがコピペだのと散々disっておいて、 二週間以上あけて一冊で書いてみれば最後はこれかw もっと初めのうちにコテつけろと言わないあたりが陰湿だよね ずっと排除したかったくせに、叩きどころがあるうちはまず叩いておかなきゃ気がすまないって感じだ 「読まれないのはもったいないよ、読んでもらうために○○したらいいよ」ってお為ごかしも大概だった ブログに書けだの言ってた喪女は「読んでもらうため」どころか、 「自分が読まないで済ますため」のフィルタリングの協力をご親切にも書き手に勧めてたって自覚はあったのかな? 要は叩き出される前に自発的に出て行けというわけだ、読書のスレに本の内容や感想を書いて得られるものとしては最悪の部類だよ 実に不愉快だった 読まれない文章が無駄だというなら、読まないことで文章を無駄にしてるのは読み手だ カネを取っているんじゃあないんだから、読みたきゃ読めば済むものをあれこれ条件つけずに居られない人間に「読んでもらう」必要はない お望み通りコテトリつけてせいぜい連投に励もうか ◆YDuzvtaQqEをNGに入れて、10行でも20行でも好きなだけキャッキャするといい
612 :
彼氏いない歴774年 :2014/01/06(月) 00:12:16.43 ID:atRI8Lge
>>609 持病で集中力落ちて、読書が思うように出来ないのだけど
池波先生のは本当に読みやすいから助かってるよ〜
真田太平記も面白そう!
四の五の言わずにとっととコテつけろw 読んでほしい人はそのままだし読みたくない人間はNGするから この板に生産性求めてる方がおかしいわ阿呆が
なんか自分に酔ってると言うか… 2chにそぐわない考え方するんだねえ 長文投下、特徴的な文章で半コテ状態なんて2chで好まれないのは当然じゃないの? ブログや読メ、ブクログとかがあるんだから使い分けりゃいいだけの話だと思うけどなあ 上に出てる井戸端会議とプレゼンがいい例えだと思うけど、プレゼンは2chに向いてないんだよ あと、>せいぜい連投に励もうか こういうのってもはや荒らしと同然だと思うんだけど…
>613 >読んでほしい人はそのままだし読みたくない人間はNGするから 「読みたい人は」の間違いだよね、というのはさておき 四の五の読ますために文末にコテトリを書いてみたのよwww言わせんな恥ずかしいwww NGしたいくらいに読みたくない人ほどNGするために読まなきゃならないってちょっと面白いじゃん 常日頃から普通にスルーできてれば普通にスルーしておしまいだったのにね☆ かえってストレス溜めちゃって可哀想>< みたいなね このネタバレ文は逆にNGしなくていいかなと思うような心の広い人にしか読めないという 余計性格悪い構造になっているのがアレではある >615 それ上で出たときもすごくツッコミたかったんだけど、プレゼンてwwwどこがプレゼンだよありゃまごうかたなき便所の落書きだよwww そして読書ブログの類で>65の『書を捨てよ、町へ出よう』感想みたいなことが書けてたまるかwww漆喰と煉瓦のオシャレな壁にうんこの絵みたいなことになるわwww 2ちゃんにそぐわないだの好まれなくて当然だの、すごく太宰の例の台詞を贈りたくなるしwww 荒らしだと思うならさっさと運営に通報するか土遁でもかけてくださいな あなたが荒らしと同然と思ったと表明しただけじゃ「でっていう」って感じですよ
かっこいい悪党が登場する小説を探しています。 かっこいいの意味は、見た目や生き方、美学でもよくて、 仕方ない事情があって悪をなした訳でもなし。 イメージは伊坂幸太郎さんの黒澤や「カラスの親指」の主人公 パトリックデウィットの「シスターズブラザーズ」です。 犯罪の規模の大小は問いません。レッサーパンダを盗むぐらいでもいいです。 伊坂幸太郎さんの作品に多く見受けられましたがほとんど読んでしまいました。 皆様なにとぞご協力お願い致します。失礼しました。
>>611 私は面白く読んでるから、そんなに興奮するなよ…(´・ω・`) 胡麻煎餅喰うか?
ところで、資本主義社会では労働節約型機械が発明されても、働かないで食べれる
社会にはならないと思うよ。単に働くことすらできずに飢え死にするだけ。
次はマルクス経済学の入門書とか読んでみてもいいかも。だいぶ雑食性のようだし。
>>618 人口は資源だから、生活保護として最低限の必要物資の支給はあるんじゃないの。
>>619 どうだろうね、資本主義ってのは利潤を喰わなきゃすぐにも飢え死にする
リバイアサンみたいなものだから、もし貧乏人が飢え死にしたら明日は自分たちも
破滅だと分かっていても、今日の儲けを選ばざるを得ないのじゃないかなあ。
「貧乏人は子作りすらできずに消えていくだけだから、貧困の再生産なんか
起きない」と言った人もいたというし。経済成長の持続のためには人口の急減が
如何に破滅的であるかは分かってはいるんだろうけど、明日の破滅より
今日の儲けなんでしょ。
うん、スレ違いだわw それどころか板違いか
>>615 所詮コテなんてかまってちゃんだからNGした方がいいよ、空気読めないアスペもどきや自分大好きな基地外には何言っても通じない
ネットでも現実でも基地外はまともに相手しない方が身のためだ
>>621 なんでそんな性格悪いん?
「コテつけろ」と言っておいて、つけたら「コテなんてかまってちゃんだから」
「キチガイ」ってなにそれ、さすがに引くわ
長文の人は、気に入らない人はNGに入れればいいだけでなんの害もないけど、
貴方は敵意と下卑た悪口とを撒き散らしてるよね?
傍から見ると貴方の方が遥かに有害に見えるんだけど。
>>621 長文さんはお望みどおりコテつけてくれたんだからほっといたら?
気に食わないと感じるのは自由だけど、あーだこーだ文句言うとあなたの品位も疑われるよ
読書に必要な集中力が続かなくなってきた('A`) 読むペースに買う頻度が追い付いてきて、積読が地味に増えてる 読みたくて図書館で借りた本も、結局読まずに返却するなんてこともあるし… ここの人は結構積んでる?それともさっさと読んでる?
>>625 本は味わって読むようにしてるから積読があっても気にしない。
図書館で借りる冊数はペースに合わせて調整してる。
体調悪かったり目が疲れている時は無理に読まないようにしてる。
好きな本は気分良く読みたいから。
627 :
彼氏いない歴774年 :2014/01/06(月) 16:22:46.27 ID:7vXghEKc
島本理生の作品を何冊か読み終えた この作家って、恋人のDVやら父親の性的虐待が頻繁にでてくるなあ もしかして本人がそんな経験をしたんじゃないかと心配になった・・・
井上荒野さんあたりは不倫小説の多さに 不倫に思うことがあるのかなと思ってしまう
田中雅美「赤い靴探偵団」 本棚整理してたら出てきたんでつい読み返してしまった。中学生以来だ コバルトは新井素子以外興味なかったのに、これだけはなぜか好きだったんだよなあ この時代のゆったりした薄味の(悪い意味でなく)明るい話はいいな まあリア充カッポーがキャッキャするお話なんですけどね畜生! しかしなんでこの人官能作家に路線変更したんだろか
篠田節子の短編集を読み途中だが リアルが充実していない中年女の描写が己の行く先を見るようで辛い 小説の中でぐらいは現実を忘れたい
>617 伊坂風味かはともかく、「かっこいい悪党」の元祖であろうところのルパンものをオススメしたい 三世じゃなく(三世もかっこいいが)初代のアルセーヌの方
古典ならシェークスピアの「リチャード三世」とかも有名だよね 兄を裏切り、幼い二人の甥を殺害して王位への野望を満たすグロスター公リチャード ガルシアマルケス「族長の秋」の大統領もなかなか 「架空の小国に君臨している大統領は、街道筋の娼婦を母に生まれた孤児であった。若くして 軍隊に入ると、上官を裏切り、あくどい手段で昇進をかさねて今日の座についた。年齢は150歳とも 250歳ともいわれ不詳。絶対的権力を持つ大統領の奇行、かずかずの悪業、彼に仕える 部下たちの不安、恐怖、猜疑に満ちた日常を描く」
一時期何を読んでも現実逃避できなくて読書から離れてたけど、ブコフで表紙の猫の後ろ頭がすごく可愛いすぎて買ってしまった夏の扉以来、SFがすごく現実を忘れさせてくれる。 あれ以来ハヤカワSFの虜。 運命の出会いだったと思う。
図書館で300人待ちだったのがようやく届いたので、今更ながら「舟を編む」を読んだ 三浦しをんの書く男同士の友情はやっぱりどこか801臭がするけど、でも友達っていいなって気分にさせる あと、女性キャラがいい意味で血が通ってない感じで、小気味好いし喪にも優しい 一緒に「光」も借りたから、こっちも楽しみ
文庫化ということで下町ロケットを読んだ。感動した! 子供は理系に進めようと思いました(恋人いない暦年齢、アラサーさんのご感想
小学生の頃読んでたはやみねかおるの本の続きが読みたくなって買ってきた この歳で青い鳥文庫を買うのがこんなに恥ずかしいと思わなかったわ… けどあの頃読みながらわくわくしたのを久々に思い出せたので良かった 次が出たら買おう
はやみねかおるいいよね NHKのドラマ観て夢水清志郎シリーズにハマったなあ 作者サイトの隠し小説読んだりしてたな懐かしい
はやみねかおるのモナミ面白かったよ 帯はちょっと気持ち悪かったけど 続編出ないかな
アガサ・クリスティー「アクロイド殺し」 筒井康隆「ロートレック荘殺人事件」 連城三紀彦「戻り川心中」 一番下は上2つと趣向が異なるけどどれも面白かった 関係ないけど、ミステリーを寝る前にじっくり読むと快眠出来ていい
ロートレック荘はすごいよね 読んでてうわっって声に出した小説ははじめてだった笑
戻り川もいいよー ミステリーとしても読ませるし、普通の小説としても読ませる。 ちなみに、連城さんは昨年亡くなられました。 去年は今邑彩さんや殊能将之さんなどのミステリー作家さんが亡くなられた年だったよ。 すごく残念だ。ご冥福をお祈りします。
以前のスレで挙がってた147ヘルツの警鐘読み終わった 赤堀が竹内結子がやりそうな役のテンプレみたいでチラついてしょうがなかったw 江戸川乱歩賞のも読んだんだけど、どっちもちょっと物足りない 続編はどうなんだろう?
図書館戦争を読んでるんだけど地の文も台詞も読みにくい 古臭い文章で読んでいてぞわぞわする 図書館戦争がそうなのか有川さんんの文章がそうなのか知っている方は教えてください
私は全然違和感感じなかったけど、有川さんはどれも同じような文体だから 1作合わないと思ったら、全作合わない可能性が高い。
>>642 続編もおもしろかったよ
相変わらず虫盛りだくさんで描写にオエッとなるけど面白いから気にならなかった
タレーラン珈琲店既刊2冊読了。 表紙絵は明らかにラノベなのに一般向けっぽい扱いが気に食わん。 ラノベにしたら面白いけど、一般として読んだらキャラがラノベ的に個性が強すぎて気持ち悪い。 肝心の謎解きはこじつけ強すぎなんじゃないのと微妙。 でも人を殺して、さあ何で殺したんでしょう!>その過程で被害者の糞な言動が明らかになるってのが無いので、読後感は悪くない。
「残穢」読み始めた 登場人物が多い、あっちに行ったりこっちに行ったりで 中々頭に入りづらいけど面白い
「炎と茨の王女」読了 冒頭からいきなり試着のウェディングドレスを破るぽっちゃり(デブ?)王女 自分にコンプレックスを持ちながらも食べる事が大好きな王女に妙に好感w しかし、そのあまりにも波乱に満ちた内容に一気読みでした 今年中に続きが出るらしいので楽しみ
>>648 久しぶりに、シャワー浴びるのが怖くなった本w
後ろが気になるw
登場人物多すぎで一気に読めなかったわ
今からアマゾンで「大きな森の小さな家」シリーズ探す!
ごめんなさいミスった
>>643 私も図書館戦争はダメだったけど他のは楽しく読めたよ
植物図鑑とかはすごく読みやすいと思う
残穢こわいよね 鬼談百景読んでからすぐ残穢も読んだから、一つの怪談を別の角度で見てる感じがして怖さもひとしおだった 作者の体験談とフィクションの割合はどのくらいなんだろう
残穢のカバー外すと見える仕掛けって何? 図書館で借りたから見れねえ。。。
和菓子のアン 面白かった! 続編が読みたい 主人公の卑屈な感じが絶妙で、これ以上になるとうざくなりそう
円城塔『つぎの著者につづく』読了 平たくいうと、「この人が書いてるのってリチャード・ジェイムス氏のオマージュだよね。キャラの名前とか露骨だし」と批評されたが 「リチャード・ジェイムスって人が存在するってこと自体知らなかったんですけど…でも証明する方法がねえ」という状況におかれた作家の「私」の話 円城節ですから内容はこんな俗っぽいというか「うわあイライラしそう」というこの状況そのものがテーマになってるわけじゃなくて このあとの「私」の出方とそれにつれて判明することとか展開が小難し面白い 「小難し」の占めるところが大変に大きいので回りくどい文章とか本題とのつながりが一見分からない小話とかがてんこ盛りの文章が合わない人にはオススメはできないが イメージはふんだんだし再読すると「わかる」部分で絶句戦慄できるし煙に巻かれるの大好きなので自分にはドストライク、表題作よりキタかもしれん 『これは小説ではない』を読む前だったら「これ引用でできてるんとちゃうか」と言っちゃえたくらい引用に満ち満ちていて細かく注がついている 「リチャード・ジェイムス」自体「あ、『Self-Reference ENGINE』?」とか思うしね、ムスムス 『オブ・ザ・ベースボール』に入っていながらあまりの引用言及ネタの多さに身構えて未読のままずっとほったらかしていた作品だったがもっと早く読めば良かった…! ときに「プラハの古書店」ってーのは「何か」あるのか、『もうひとつの街』で見てしまったから焼きついただけかしらん 『薔薇の名前』が未読なのでネタバレ検索したいけどできないキィィ
新参者の為に分かり易いコテにして><
薔薇の名前面白かったよ 最初はキリスト教関連の薀蓄が多すぎてくらくらしたけどそのうち慣れた
薔薇の名前読みたいんだよなあ、文庫で出ていないので躊躇ってる 単行本の翻訳物って、なんとなく敷居が高い と言いつつ、先日ロバート・F・ヤングのたんぽぽ娘を買ってしまった ヤングの短編に出てくる女の子かわいすぎる
いつの間にか積み本が50冊程になっていた はよ読まないと
皆さん、いま積みっぱなしになってる本の中で、一番の大物と言うか厄介者、 ひょっとして一生読まないんじゃないかという恐怖を感じてるものはなーに?
>>662 罪と罰。日をあけたら誰が誰なのか忘れた…
>>663 罪と罰はオーディオブックを聞きました。朗読は江守徹だった。うまかったよ。
>>662 ラピスラズリ
なぜか読んでると眠たくなる。文章のテンポかな…
内容は面白そうだし分厚いわけでもないし好みの感じなんだけど読み進められない
>>665 ラピスラズリ同じく
つまらない訳じゃないんだけど読んでて本当に眠くなってくるというか…
淡々としてるからだと思うんだけど
>>665 その感覚はすごくわかる
私にとってはなぜか森見登美彦がまさにそうで、
積み本タワーの主になってしまってる
罪と罰は、ラズミーヒンをラズヒーミンと思いこんだまま
読み終えてしまった思い出……
>>662 フーコーの振り子 上下巻
実はもう●十年くらい積んでるハードカバー
もう一生読めないんじゃないかと・・・
誰か先に薔薇の名前みたいに映画化して・・・・・
えーウンベルト・エーコ面白いからずんずん読めちゃうのに そしてなんか読み飛ばした気がするからもう一回となって日が暮れていく…
>>662 影武者徳川家康
戦国マイブームのときに戦国小説を端から買いあさって読みまくってたんだけど
隆慶一郎はあまり好みじゃないと気がついて大物を後回しにしてそのまんま
歴史小説・伝奇小説は好きなんだけど架空歴史ものはあまり燃えない…
>>662 三島由紀夫の「奔馬」かな…
ちょっと読んでは挫折を繰り返してる
>>662 高野和明「ジェノサイド」
他の作品は出だしからポンポン行けたのに、これは早々に閉じた
借り物だから、期日きたらそのまま返しそうあと、ホビットの冒険
指輪はパイプ草のくだりすっ飛ばしたらいけたけど、これは10年くらいビルボとガンダルフが言い合ってる場面から進めないw
>>662 ミステリー三大奇書の黒死館殺人事件とドグラマグラ
特に前者は探偵役がなんかアホっぽくて読んでて嫌になった
>>662 村上春樹のねじまき鳥クロニクル
帯のキャッチコピーにつられて買った
でも文章が合わないのか読みにくくて、物語の流れが全然見えてこない
途中から面白くなるのかもしれないけど、第一部半ばで積んだ為第三部まで読める気がしないんだ…
>>617 垣根涼介の「ヒートアイランド」「ワイルドソウル」
ねじまき鳥読んで地方工場派遣いったw でも戦争場面だけでも読めばおkと思うんだ
>>627 島本理生の母親は舞踏家で母子家庭らしいから、似たようなことはあったかもね
旦那さんも作家で、一度離婚してまたくっついてるんだよね
自分恋愛体質でー、みたいに何かで言ってた気がして、えwwwてなった覚えが
でも明るいリア充が出てくる変にキラキラした話より、喪よりの「大きな熊が来る前に、おやすみ。」くらいが好き
>>662 昭和時代に翻訳された海外小説
親からもらったやつなんだけど凄く疲れる、一ページに文字がぎっしり詰まってる…
頑張って読みたい
島本理生の顔て、岡本真夜ばりの衝撃だなw
バタイユ 眼球譚 予想以上にぶっ飛んでた でもこういう毒だけでできてるような小説を読むのもたまには良いね 哲学者だっていうから人が大切にしてる倫理とか道徳を何の罪悪感もなく思い切り踏みにじるような印象を受けた内容から何か考えるのも楽しそう
インシテミル 映画から入った 知人に是非原作を読んでほしいと言われて読んだ あっという間に読んでしまった 安東最低w 結城のキャラが前半と後半で大きく変わりすぎてて違う人みたいだった 須和名の不思議な魅力がよく描かれていてよかった
宮木あや子の太陽の庭読んだ エロ描写でちょっと驚いたけど雰囲気がすごく好みだった そして雨の塔と同じく装丁がすごく可愛い、少女趣味が悪化しそう
>>684 宮木あや子の本の装丁は大体どれも可愛いよ
官能と少女もどうぞー
ギュンター・グラスが引退表明… 『ブリキの太鼓』読みたい
宮木あやこは「群青」しか読んでないんだけど、 全然面白くなくて壁に投げつけたくなるような内容だったから、 宮木あや子のここでの評価が高いことに少しびっくり。 一冊でその作家の作品全部だめと決めつけないようにとは思いつつ、 同じ失敗したくないから、ツマンネってなると他の作品にも手が伸びなくなっちゃう。 なので宮木あや子おススメの人に聞きたいんだけど、群青って面白いと思う?
かわいそうだね? 綿矢りさ 最後主人公がぶちまけるシーン、清々しい豹変ぶりに笑った 彼氏と元カノに感想聞いてみたいw 一応夢があって賢くて男気ある主人公が恋愛絡むと頭弱くなるのが勿体ないなーと思ってたので 別れてくれて良かった
>>687 宮木あや子は、好き嫌い別れる気がする。
私は好きなほうだけど、群青はあんまり・・・、かな。
私が好きなのはデビュー作の花宵道中。
短編集なんだけど、江戸時代の吉原もの。それも、大店じゃなくってもっとちっさい店の話。
人間関係がごちゃごちゃしてるけど、小説としては面白いと思う。
罪罰は読んだけどカラマーゾフが何度か読み進めつつ続かなくて読み終わらないんだよな…
昭和文学全集26/小学館 吉村昭の少女架刑が読みたくて図書館で借りたんだけど、有名作家の話が色々入ってて面白かった。 芥川賞や直木賞取った作品もあるけど最近のと違って骨太で読み応えあった。 あと、火病ってマジなのねと思った。 嫌み言われただけで、即無言で小刀相手の腹に刺すって凄いわと思いながら読んだ。 面白いけど大きくて、重いのでゴロ寝で読むのには向かない。 読むのに返却挟んでかれこれ1年経ってる。
「カラマーゾフの兄弟」は、1巻、2巻を越えると その先はすいすい進んだ記憶が。光文社の亀山訳。 最後のアリョーシャの言葉に泣いたな。
ゾシマ長老死ぬまでが長い
>>687 宮木あや子の作品は殆ど好きだけど、群青は同じ作者とは思えないくらい詰らなかった
よりによってこれしか読んでいないのは勿体無いと思うから、他のも読んでみて欲しいな
おバカ系なら野良女、耽美系なら春狂いがおすすめ
中公文庫の「岡本綺堂読物集」 山本タカトの表紙絵が素敵なので集めたい
>>687 宮木あや子好きだけど群青は確かに微妙な方だったかな
後半の雰囲気は割と好き
花宵道中とか雨の塔とかセレモニー黒真珠とかが大好き
>>688 途中まで主人公同様に元カノはそういう人じゃないんだと思いこみつつ読んでたから
携帯のメール見た場面で、自分も主人公もつくづくおめでたい頭だな!と脱力した
あのあと元カノは「やだ〜何あれこわい〜(キャピ」って甘えるのかな
そうだとしたら胸糞悪いが、主人公はいい女だから強くイキロと思った
World war Z読了 ゾンビになる疫病が蔓延する世界で、各国の人々がどう戦ったかというエンタメ小説 オーラルヒストリー形式(複数人が自身の体験をインタビューで話しているという体裁)の小説というのは目新しくて面白かった でも、楽しみにしてた日本編が酷かった…… 他の国は副大統領とか軍人とか医師なのに、どうして日本は引きこもりオタクと盲目の老人(強い)なのか
「輝くわが最晩年」「荒野に叫ぶ声」雫石とみ 格差社会って今に限ったことじゃなくいつの世もあったのかとしみじみ思った。 不正生保も東京オリンピックの時代からあったのねとか。 格差にも老いにも淡々と立ち向かう姿に勇気出た。 他の作品も読みたいけどアマゾンだとこの2冊しかない。 手に入れるならオクなんだろうけど取引とか億劫で手が出せない。 こういった景気がいいのに貧乏みたいな本のおすすめありますか? 群ようこでバブルの頃の話でこういうのがあった気がするけど、題名思い出せない。
>盲目の老人(強い)なのか 座頭市のイメージがあるのでは
>>701 なるほど、それか!
オタクが日本っぽいというのは何か分かるが、老人の方はいまいちよく分からなかった(三島由紀夫?とか思ってた)が納得した
引き続き高慢と偏見とゾンビを読んでる
こっちはコメディで結構笑える
吹いてしまって電車の中で読めなかった
ゾンビものなんて今まで全然読まなかったし興味もなかったけど、手を出してみるものだ
>>702 タイトルだけの出オチかと思ったら読んでても笑い止まらなかったわ
原作好きだから本当に面白かった
704 :
彼氏いない歴774年 :2014/01/19(日) 00:24:01.77 ID:xoynBD2j
スレチだが「図書館の主」というマンガ、超オススメ。 知らない人はぐぐってみて。 図書館や児童書が好きな人なら、必ず読みたくなるだろう。
旅行紀にはまってる バックパッカーとか貧乏旅行なら尚良い 知らない世界を知るのは楽しい 自分で行こうと思えないのが喪女たる所以だろうかw
>>705 旅行記興味ある
良かったらおすすめ教えてください
>>706 高飛車で好みが分かれるとおもうけど
佐藤亜紀「外人術」
深夜特急をおすすめ
シェルパ斉藤のスーパーカブで旅に出るのが好き。 我が家の原付でも行けちゃうかなって夢想しちゃう。
最近エッセイとか食べ物を扱った小説にハマってる エッセイは澁澤龍彦やらオーケンやら嶽本野ばらやら筒井康隆やら男性ばっかりしか読んでないから女性のも読んでみたい… エッセイってどういう風に選んでいいのか迷うね
群ようこ、さくらももこは面白いよ
「そうだ! エッセイだ! エッセイだ!エッセイエッセイエッセイだ!!」と祭囃子のように連呼し・・・ という「吉里吉里人」のセリフを思い出した。何を書かせても小学生レベルの自称作家に編集者が 「じゃあエッセイなら書けるんでは?」という場面。 あれ読んで以来、エッセイという言葉を聞くと頭の中で「エッセイエッセイエッセイだ!」という 祭囃子が鳴り響いて困る。
エッセイなら土屋賢二が好きだな
さくらももこ、面白いけど作者の底意地の悪さが透けて見える
喪女板では群ようこと北大路公子が評判いい気がするなー 方向性は違うけど森茉莉も好きだ
佐野洋子のエッセイ好き。 なんというか、絵柄そのままの、なんて強い言葉を使うひとなんだ っていう脱帽感が癖になる。
>>714 土屋は忘れたころに1冊ずつ読むならとても楽しめるけど
凄いこの人面白い!天才!ってすぐ次のに手を出すと
「えっまたこの話?」とデジャヴが酷いwww
Kindleでよくセールしてる米原万里のエッセイがおもしろかった オーケンのエッセイも好きだな
うおお皆色々ありがとう
挙げられてるの全部チェックしてみる
森茉莉の本読んでみたかったから楽しみだ
さくらももこのエッセイかなり昔2,3冊読んだ気がするけど、ちびまる子ちゃんとの落差が結構あって衝撃を受けた覚えがある…
でも確かに面白かったな
>>713 ツボったwww
>>719 米原万里さん、昔新聞の日曜版に載ってたエッセイ大好きだった!
読みやすい文章で、海外との文化や意識の違いをサラっと見せてくれて面白かった
オーケンのエッセイも好きでよく読んでたよ
V系の怖い話ーとかカレー屋さんの話がすごく好きだったw
初めて読んだエッセイは室井滋だったなぁ
「すっぴん魂」すごく面白かった覚えがある シリーズで何冊か出てて嬉しかったなあ
>>706 ガンジス河でバタフライ/たかのてるこ
独女世界放浪記/南まい
705だけど読んだことないのが挙がっててうれしいw
725 :
706 :2014/01/19(日) 22:38:31.25 ID:jMtL6ju7
旅行記教えてくれた方ありがとう。読んでみます。 さくらももこのエッセイは最初の数冊はものすごく面白かった 最近のはひどい
旅行記というと清水義範の本が好きだな エッセイ全般面白い カズオイシグロ「わたしを離さないで」 主人公である介護人キャシーの回想録 貴志祐介の新世界よりみたいな話かなと思いながら 読み進めると、第2部に入るあたりから徐々に物語の真相が明かされていく 最終幕である第3部はもうせつなくて仕方なかった 感情をこめない淡々とした語り口がまた悲しい
私を離さないでは前にここで評判が良かったから読んで見たけど、期待しすぎて肩透かしだったなぁ。もう一回読んでみるわ。 でも同じ作者の「私たちが孤児だった頃」も面白くなかったから、カズオと自分は合わないのかも。当時の租界の雰囲気は伝わってきて、そこはすごく良かった。
>>695 岡本綺堂いいよね!
半七捕物帖を読破したあとで他を適当に読み進めてる
文章や人物描写が引き締まってて無駄のない感じがいいね
捕物帖ものも、他にも読んでみたいんだけど、なかなか合うのが見つからない…
半七のあとだとどうも、文体やキャラの濃さがうっとうしく感じられてしまう。銭形平次とか
最近気付いたけどオムニバスの小説ってあんまり好きじゃないなぁ
桜木紫乃の「ラブレス」が文庫化されて読んでみたらハマった。 この作家のなんだか物悲しい感じの作風好きだ。
日の名残りはたまたまテレビで映画版を見て、すごく静かで雰囲気のいい映画だったんで原作読んだ。 やはり良い雰囲気と間がすごく感じられる作品だったよ。余韻もいい。 イシグロだと、夜想曲集の中にあった「老歌手」で歌手が歌い始めるところの文とかお気に入り
私を離さないで、一部の段階で起伏がなくて面白くなくて中々進まないんだけど 二部から面白くなるのかな?
どちらも理想の一対になるはずのふたりがすれ違う、ほろ苦さが肝だとおもった
イシグロの「老歌手」は、 ちょうど読んだ時が加藤茶の再婚のニュースの時と重なっていて ああ、もしかしたら加藤茶も…と 想像してしまった
あれはSF青春劇みたいな感じで楽しめた カセットテープ探しだしたところとかロマンチックだったなあ そんなわけないと思いつつ最後ラスボス?と対面した時「バルス」とか言い出さないかちょっとドキドキしたww この本は大好きだけどイシグロは作品によって結構書き方変わるから作家買いし難い
チーム 箱根駅伝の学連選抜をテーマにした小説 弱小校の無名の門倉選手が5区を走るところはちょっと泣きそうになった 選手の心理状況と実際のレースのギャップ(ルーキーの選手は調子がいいと思い込んでいたが、実際は飛ばしすぎで、周りの選手は余裕があるところとか)がよかった スポーツ小説ってリアリティに欠けているものが多いイメージだったけどこれはよかった
自分もさくらももこは随分前にギブアップしたよ 子供に宝石与えたり絵本出版したり、金持ちアピが鼻についちゃって その頃まだ自分も子供だったけど、明らかにおかしいと思った 淡々としたエッセイなら須賀敦子さんはどうだろう あの時代での意志の強さや賢さに、及ばないとはわかっていても少し勇気を貰える
再婚したあたりから作風変になったよね、さくらももこ
向田邦子もいいよ
東海林さだおの丸かじりシリーズ大好きなんだが読んでる人いるかな あれ読んでるとお腹すく
>706 旅行記、さくら剛のとか面白い(合う合わない激しいけど) ひきこもりの著者が何でかアフリカから中国目指したり、インド行ったり 基本的に2ちゃんノリ…と言うかツッコミ芸の文体 三国志知ってたら「三国志男」とかオススメ あとは、梨木香歩さんの「エストニア紀行」と「渡りの足跡」とかも 後者は旅行記と言うよりもネイチャーライティングだけど色んな所に行ってる 渡り鳥を追ったエッセイ兼旅行記、みたいな感じ エッセイは三浦しをんさんが好きだなー決して淡々とはしてないけど あとは菅野彰さんとかも 笑えるエッセイが好きだ
エッセイというと遠藤周作が好きだったな
日の名残りは執事が気の利いたこと言おうとして失敗するシーンでうぼぁってなる
平山夢明のダイナーを読んだ人いたら、感想聞かせて あらすじやレビューを見て強く惹かれて、Amazonでポチってしまったw 本当は図書館で借りるつもりだったけど
こないだ久々に図書館で本借りたけど、規約がすごく厳しくなってた 返すときに目を皿のようにしてページに傷みがないか確認されて、 借りてるときもページが傷まないように気を遣いまくってたので、 気軽に持ち歩けないなら、もう買っちゃったほうがいいやと思ったよ
>>745 死んで当然の悪党と生きるに値する食事をめぐるダークファンタジー
嘘っぽい話の奥に著者の知識量が透けて見えて読み応えがある
グロ描写多いけど、話としては甘い
読んだ後やたらハンバーガーが食べたくなる
>>746 むしろうちの近所の図書館でも採用して欲しい
平気でお風呂に持ち込んだり、読んだことをマーキングする人が
結構いるので本当に迷惑
栞代わりにページの隅を折るのも勘弁してほしい
>>745 映画のレインとか殺し屋+女って構図が大好きだからすごいときめいたよー
変換ミスした レオンです
>>741 同じく大好き!
お腹すくよねw
初期の「ショージ君の〜」シリーズも面白い、オススメだよ!
>>747 >>750 ありがとう!
早く読みたいわー
「ハンバーガー美味しそう」「ラストがレオンっぽい」って感想が多いよねw
>>741 あのシリーズは何度も読み返してしまうww
あの作者ほんと美味しそうに食べるよね 大好き
しかしダイエット中には決して読んではいけない
「アンパンの丸かじり」まで読んだけどもう新しい巻でてるのかな?
図書館チェックしなきゃー
お師匠様は魔物 二年ぐらい積んでたのをやっと読んだ 気楽に読めて楽しい!もっと早く読んどけば良かったな
角川が70%オフしてたから、上で出てたオーケンのエッセイ買ってみた 同じ人だからあたりまえだけど、歌詞に出てくる単語と文中の単語が似てたりして懐かしい
>>648 さんのレス読んで読み始めたけどめっちゃ怖い
家で鳴る小さな音がめっちゃ怖い
前住んでた家が良くノック音みたいのが聞こえたりしててさらにその家の住人の自殺と自殺未遂あったからよけいに怖い
一人暮らしで読むもんじゃないね
猫がいて良かったわ
>>757 うちは猫があらぬ方向を凝視して余計怖かったw
>>758 それも怖いw
読みオワタ!
もう寝る時間だから急いで読んだよ
後半になるにつれ話が大きくなってきて怖くなくなったから一気に最後まで読んで良かった
朱川湊人の銀河に口笛 読みやすかった ウルトラマリン隊と出会う前と別れた後のリンダがどんな人生だったのか気になる
面白い本と何度も読みたくなる本って違うよね
イシグロの日の名残りを買ってきた よみふけっていたらこんな時間になってしまった・・・
せっかく久々の休日なのに読みかけだった五十嵐貴久のRIKAを読んでしまった こえええ
乗り遅れたけど犬丸りんのエッセイが好き 文庫本を10年以上数え切れないほど読んでるから、もうボロボロ 新しい本が欲しいけど、古本でしか売ってない 作者亡くなってるから新装版とかも出ないかな…
大昔に読んだ綾辻さんの館シリーズ再読したくて図書館で借りたんだけど 起承転結の「転」の最後らへんに「犯人は○○」って落書きした奴死ね!
初体験物語 姫野カオルコの小説はツイラクを読んだことあったけど、エッセイは初めてだった ツイラク読んだ時にも思ったけど、ペンネームから想像するイメージと作風が違うね おもろい人だわ
だよね。 ハルカエイティ読んだ時は記憶の中のイメージと違ったので作者名間違って覚えてるのかと思った。 短編集Hを読み返して、やっぱり同じ人で作風の違いにびっくりした。 でも両方面白かった。
この前図書館で会社の同僚と会ってしまって 気まずかった。気まずいというか、なんか照れたというか 桜木紫乃「ホテルローヤル」を読了 時間を巻き戻ししていく連作短編 ラブホテルを舞台とした悲喜交々の人間模様を描く作品で どこか物悲しいんだけど、感情を傾けすぎないバランス感覚ある筆致が素晴らしいと思った
769 :
彼氏いない歴774年 :2014/01/23(木) 06:21:04.36 ID:Xm3m+qKX
>>765 自分がされたら腹立つけど何か笑っちゃったw
スティーグラーソンのミレニアムシリーズ 淡々とした第三者目線で物語が進むので読みやすかった。主人公の女の性格がコミュ症だが正義を貫く的な姿勢で気持ちよかった。 2〜3の登場人物は多すぎてぶっ続けで読まないと誰がどのキャラかわからなくなる… ぶっ続けで読んでもわかんないキャラいたし。 読書得意な方ではないので3000ページ強を読み終えた時は達成感半端なかったなあ
ヒロインは小学生のころ親に売られたから、転落人生を辿ったのだ・・・ というありがちなオチが、ホラーや惨殺ものより苦手。 相手いないのになぜ怖いのか、いないからこそ怖いのか?とにかく恐怖 島本理生とか、東野圭吾のガス心中話とか
ハーレムラノベを何冊か読んだがあまりのご都合展開に吹いたw
新書読んでみようと思ってたが、タイトル眺めるだけで満足してしまった 何か新書でお勧めなのってある?ジャンル問わないのでお勧めあれば聞きたい
>>773 最近読んで面白かったのは、ブルボン小林「ぐっとくる題名」
本とか歌とかのタイトルをゆるく考察してて楽しかった
専門書じゃないし、このスレでもたまに出てたから知ってたらゴメン
>>772 きちんとした文章なら
「べつにあんたに弁当作ったりなんて絶対しないんだから!」
みたいなの読んでみたいな…
アニメのノベライズをたまに買うけど、視点の切り替えのおかしさ、語彙の乏しさでがっかりする
ラノベでも割りとまともな文章だと思って読んでた作家さんは大概一般で書き始めてるし、ラノベなんてそんなもん
ラノベしか読んできてない人が書いてるからね
腐女子でもあるしツンデレなどのテンプレ属性も 2chやらオタク内輪ネタもそれなりに楽しめるんだけど どうにも表現力がない語彙がない学生が描いたみたいな稚拙で読みにくい文体の ラノベ多すぎて読んでると頭悪くなりそうだから苦手 兄がラノベ専門でバカスカ買ってくるけど読めるものはめったにないな 最近だとはたらく魔王さまはなかなか良かったけど
ラノベなら、ロードス島戦記、Dクラッカーズ、薔薇のマリア、ブギーポップシリーズ、多崎礼の本、くらいしか読んでない。 十二国記も、もともとは講談社ホワイトハートから出てたし、ラノベ枠にいれて・・・・・・・・・・・いいのか? このへんは、それなりに読めるほうのラノベだと思う。
キノの旅好きだったな。今でも普通に読めると思う スレイヤーズも好きだったんだけど、久しぶりに読むとちゅどーんとかのノリに ちょっとついていけなくて年取ったなあってなんか寂しくなった
文の善し悪しがよく分からないからラノベもそれなりに読むなぁ 最近読んだのだと、紅玉いづきのガーデン・ロストが面白かった 甲田学人、野村美月、うえお久光も好きだ
榊一郎の昔の小説好きだったなぁ。あの説教臭さが好き 別の作家だけどダブルブリッドとかも好きだった
ローナ・バレット著「本の町の殺人」 あっさり読めてよかった。猫かわいい。主人公の姉ちゃんが好きだ 続編も買ってみようと思う
柴田よしき「ワーキングガールウォーズ」 私からみたら憧れの職に就いてる女性が主人公達なんだけど、 それぞれに不満があってお互いに羨ましく思ってたりするのが面白かった。 ちょっと仕事頑張ろうって気になった。
未だに読む本の大半がラノベと児童文学だ……orz
自分も児童文学多いよ 図書館で児童コーナー行くのちょっと勇気いるけどw 部屋の本棚に岩波少年少女文庫コーナー作ったった
アントニオタブッキ「インド夜想曲」 なんだこれは…! 途中、旅行鞄だかスーツケースだかのくだりがイミフおkって感じだが こういう起承転結で綺麗に終わるんじゃなくて 虚無に落ちて読者に委ねる系を考えついたり書ける人ってマジですげえと思う。
ラノベは「はたらく魔王さま」と「煉獄姫」が結構面白かった 煉獄姫はアルトが可愛らしすぎる ラノベは作者だけが理解している読者に対する意味深な伏線らしき記述連発 されるのが読んでてかなり萎えるんだよなー リン・フルエリンの「禁断の書」上下 相変わらず作者の主役二人に対する痛めつけ方が容赦ないw しかし、続編の刊行が確定したらしいのが楽しみだー!
Kindleで角川文庫もコミックも大量にセール中だよ 70%オフにつられてかなりポチった。 コミックはオタク漫画ばかりなのが残念。 文庫はかなりいいラインナップだよ。
百合系でお勧めあったら教えてほしい。 この際ラノベでもいい!
とりあえず安達としまむら 雨の日のアイリス
>>790 荊の城
下ネタ系平気なら森奈津子の小説
>>790 百合元祖 吉屋信子をどうぞ。
美しすぎて逆に歪んだレトロ世界が好きだわー。
綺麗世界書いてるくせに本人が結構エグイところもまたそそる。
>>790 中山可穂
本人がレズビアンだから初期の小説はほとんどそっち系
百合といえるのかどうかわからんが
>>790 もうでてるけど荊の城は本当面白かった
今まで読んだミステリの中で一番衝撃を受けたわ
>>794 中山可穂は一時期むさぼるように読んだわ
白い薔薇の淵まではほんとうに美しくてせつない
わーたくさんありがとう さっそくチェックする 荊の城は大好物ですw
>>790 百合系なら宮木あや子の「あまいゆびさき」もどうぞ
結構話題に上がっている「雨の塔」よりもガチな百合系だよ
>>790 松浦理英子
ナチュラル・ウーマンが特におすすめ
グロ注意。 この流れに乗っかって。 百合物のsexシーンてなんで必ず月1の最中にするのって思う。 しかも口でとか。本当に気持ち悪い。 私が読むのに限ってそうなのか全般的にそうなのか。 女同士でも安全日にやればいいじゃん。
そんなの読んだことないけど多いのかw
いくつか百合物読んだことあるけど見たことないな 作者女じゃなさそうだ
>>800 グロレス
男向け同人とかででなんかいつからか流行りはじめてるような
生××ーとかいうのやめてくれってなるわー・・・
誰が始めたんだろう
女なら最中にはあんまりその気にはなれないと思うんだけどなぁ
痛いし汚れるし
流行ってるとかマジかw気持ち悪い 男女間でもたまに見かけるけど、大抵は男側の求めによるもので、女の方は嫌々ってのが多い気がする ところで伊藤計画のハーモニーは百合になりますかね? 最近読んだ一般小説の中ではダントツに百合臭かった
エロ百合モノといったらくりいむレモンの小説化した「エスカレーション」ですな。 30年ぐらい前の作品だと思えないそそるシチュエーション。 もっと前だと清純百合モノ「乙女の港」 (川端康成著となってるがゴーストの女性作家がかいたそうで) 上流階級のお嬢様のエスがテーマであくまでも清く美しく。 貧しい同年代の女の子は遊郭に売られてたと考えると...ですけど。
>>790 吉屋信子の花物語と返らぬ日と他多数作品は鉄板として
どろぼうの名人
ほかに誰がいる
オーランドー
女たちの時間
エロ描写があってよければ先輩と私
マリみてはかなり膨大だし百合とも友情とも取れる関係が大半だから
全部読めなんてとても言えないけど
はっきりと女性同士の恋愛を扱っているのはいばらの森の巻
題名覚えてるのは「星が吸う水」「ナチュラルウーマン」だけなんだけど、どちらも女性作者だった。 私の中ではあんなグロいのをまるで当たり前のように書くのは、女性作者だけだと思ってた。 読書運が悪かっただけみたいで安心しました。
綿矢りさの憤死読んだ 表紙がピンクと白、開いてすぐのページがリボンの総柄で、見た目は可愛い雰囲気なのに 内容は結構変わっていて、気持ち悪い登場人物が多かった! 少し不思議な話なんだけど、綿矢さんの文体は直球で分かりやすいから、読みやすかった
小野不由美の東亰異聞読んだ 雰囲気いいしつまらなくもないんだけど好きになれなかった 無関係な人も巻き込みまくったけど犯人は可哀想なんですよって流れにモヤモヤしっぱなし 評判良かったから期待しすぎたのかも
東亰異聞、確かにストーリーは私も面白くなかった。でも異国の文化が入ってきて、日本のそれまでの文化と混在してる情景がすごく良かった記憶。
この闇と光 前から読んでみたかったのがちょうど角川セールで安かったから買った 好みにピッタリですごい良かった。耽美なの好きな人におすすめ
たんぽぽのお酒 レイ・ブラッドリ ものすごく今更だけど図書館で見かけて。 なんて美しく切なくそして高齢者と喪に厳しい短編集。 読みながら古い本だなー、と思って奥付みたらなんと 自分と同じ年だったw よくぞまぁ●十年も処分されることもなく書庫行きになることもなく 図書館棚の第一線で頑張って来た!感動した!これからもがんばれー!! とエールをこめてこれから返却してきます。
整形前夜 穂村弘 このおっさんただの女好きなのにとぼけた不思議ちゃんな感じで女好きの気持ち悪さを薄めてるなとこれ読んで強く感じた 嫌いではないからこれからも読むけど
>>811 この闇と光いいよね
昔一度読んだきりだからまた再読しようかな
>>811 この闇と光が気に入ったなら
同じ作者のシメールを一緒にお進めします
個人的にこの両作品は表裏一体
シメール近所の図書館にあるみたいだから今度借りるよ! ほとんど絶版のようなのが残念だ…
伊坂幸太郎のマリアビートル Kindleでセールだったから買ってみた! 檸檬と蜜柑は女性人気高そうと思いました 無論わたしも好きですツボです グラスホッパーより雰囲気暗くなくて面白かった
>>817 グラスホッパーよりすっきり終わるし面白いよね
でもグラスホッパー読まないとわからないところが多いという
>>815 横だけどシメール読んでみよう、情報ありがとう
服部まゆみさん亡くなってたの知ってショックだったな
この闇と光をアマゾンで調べてみたけど 内容紹介でネタバレしてんじゃないのコレ
特にネタバレにはなってない…と思うよ レビューの方にはちらほらネタバレあるけど
ネタバレってやっぱり嫌なものなの? 個人的にはネタばれを忌み嫌う心理がさっぱり理解できない。 ネタがばれたら面白く無くなるのなら、その本を二回目三回目に読むときはどうするんだろう、 って思ってしまう。
その考え方は読書家とは思えないくらい想像力が足りなさ過ぎだよw
本のタイプにもよるな オチが命のミステリとかならネタバレ踏まずに読みたい でもオチを知っててこの流れで何がどうなったらそのオチにたどり着くの!?ってドキドキしながら読むのも好き
>>822 アホか
一回目に読むときに問題なのに決まってるじゃん
で、その書き込みからすると、
実際の所それをわかってて書いてるわけでしょ
どれだけアホなの
内容をなにも知らずに読むことができるのは(基本的に)最初の一回だけだし、 その貴重な一回をネタバレで台無しにするなんて絶対嫌だからネタバレは踏みたくないな
ネタバレ知ってる方が楽しめるとかなんとか
>>825 一回しか楽しめない読書って、ただの消費財って気がするね。ポテチやチョコと同じで
残るのは脂肪だけ。読書にそれ以上の価値を求めるなら、五回読んでも十回読んでも
面白い本を読んだ方がいいのじゃないかなと個人的には思う。
もちろんそれを他人に押し付けたりはしないし、その考えを共有しない人に
「どれだけアホなの」と言おうとは思わないけどねw
一回しか楽しめないとは言ってないと思うぞ もっと読書して読解力をつけるんだ!!
誰も一回しか読めないなんて言ってないんじゃ… ネタバレ系なら帯の叙述トリックで有名!とか衝撃のラスト!とかもあまり好きではないな ああ、最後にどんでん返しがあるのねって読みながらなんとなく想像できてしまうというか
これは只のレス乞食だと思うけどマジ基地レベルに想像力が無い人っているから怖いよね
フィクションと現実を混同するバカとかな
ある小説が実写映画化されたとき 作品の終盤に明らかになる、衝撃の事実!みたいなネタバレシーンを 見所ですとばかりにとテレビCMで流されたときは目を疑った 逆に、あのシーンが重要だと思ってた私がおかしかったのか? あれってただの設定の説明に過ぎなかったのか?と悩んでしまったよ どの作品のどういうシーンか説明したいけど 言うとネタバレになるから言えなくてもどかしいw
834 :
彼氏いない歴774年 :2014/01/27(月) 20:35:52.58 ID:hgxRxI1e
まあ小説でしか不可能なトリックとか設定は映像化するとほとんど消えちゃうからね。 そこを逆手にとって全く別な芸術作品として昇華できればいいけど、だいたい駄作になっちゃう。 殊能将之の「ハサミ男」が映画化されたとき、終盤で明かされるはずの驚愕トリックが最初から あっさりネタバレされてたのも?だったけど、それよりも一番気になったのが作中で「ものすごい美人」 とされているはずの女子高校生役の子が全く美人じゃなかったこと。これはなんかの伏線なのか?と 本気で悩んだ。演じている子は国民的美少女コンテストでグランプリとった子らしいんだけど。
835 :
彼氏いない歴774年 :2014/01/27(月) 20:40:39.05 ID:h0SM0g/i
>>827 だから〜その「ネタバレ知ってる楽しみ」は2回目3回目で味わえばいいわけ
なんで何も知らない1回目をわざわざ捨てにゃならんのよ
屁理屈も大概にしろ
自分はネタバレを気にしてない異端だぜアピールのために変な理屈を持ってくるな
最後の方のページを先に読んでしまわないとじれったくて読んでてイライラする性格だから ちゃんと最初から順番に読める人って我慢強くて偉いなと思う ミステリとか犯人知ってからでないと楽しめない
ページ捲るのにもいちいちドキドキしたことがあって(結局読めなくなった)、それ以来ものによってはネタバレ探してから読むようになったw 本当に心臓バクバクいってて、ページ変わる前に呻きながら心落ち着けようとしてた記憶はあるんだけど、何を読んでたのかは一向に思い出せない
小説の短編読んだ タクシー運転手が幽霊乗せた話 (運賃忘れた客の家訪ねたら故人だと家族に聞かされた)をする →実は客達は全員死んでおらず単にお芝居してただけ。何故か客の昇進が急に決まる 現実に客がこれやったら迷惑だし本当に客が故人だとしたら 遺族ははいそうですと金を払うとかないよなあと思ったわw 人間ってそう簡単には死んだりしないし 訳あって死んだことにしてるんだろう (勿論名前とかも変えて生きてる)と解釈しといた 出世は何と関係あるんだろ
私は映画で結末知ってから初原作する場合、ちょっと落ち着いて読めるから、映画のネタバレはまあアリかなと思ってる。 でも基本ミステリは二回読まないから、本だけの状態のネタバレはヤダ。
>>834 貴志祐介は鍵のかかった部屋をドラマ化するときに
他は任せるけどトリックだけは変えないでって条件出したんだって
原作者のこだわりは大事にしてほしいよね
ネタバレというか、読んだ人同士でしかわからない系の感想に 代えがたい楽しみがあるのは否定できない 読んだことなくてもそういうレビューには惹かれる
笙野頼子の名が出てこないとは意外
アメリカでは911の報復を題材にした塗り絵が売られたし、 韓国では子供に反日絵描かせて駅に掲示したし、 日本ではネトウヨのプロパガンダ動画やプラカードに漫画のキャラ使われるし、 児童文化が政治の道具(特にヘイト方面)に使われるのは凄く悲しい事なの。 絵本や童話は「国・民族関係なく子供たち皆が幸せになるための物」であって欲しいから、 憎悪と悪意の権化であるネトウヨ達はこの世界に一切関って欲しくない…というのが私のささやかな願い。
まあネタバレは、嫌な人もいれば、平気な人もいるよね。 私は、ミステリであってもネタバレ平気なタイプ。 犯人がわかっていても、完結までの過程(ストーリー?)が楽しめればそれでOKかなぁ。 面白い本って、たとえ犯人がわかってても、トリックがわかってても、何回読んでも面白いものね。
>>834 小説の映画化の話になるたび思うのは、歌野章吾の「葉桜の季節に〜」を
あのラストの驚愕そのままに映画化するのは、どんな監督でも不可能なんだろうなってこと。
基本ネタバレ嫌だけど、あまりに救いのない話は苦手だからそれだけは最初に知りたいな、と思う
849 :
彼氏いない歴774年 :2014/01/28(火) 13:49:12.35 ID:UjR7Qv4B
>>844 笙野頼子は好きだけど、金井美恵子と同じく一般受けするタイプじゃないし、映像化
できるような作品がないからね。まあ、もし映像化するんならヒロインはハリセンボン
の春菜にやってもらいたいけど、肝心の演技力が未知数だから難しいかな。
>>847 それはそうだね〜
うん、あれは面白い小説でした。
>>847 私はネタバレ苦手派なんだけど某密林のレビューで思いっきり「葉桜の季節に〜」のネタバレ踏んだわ
完璧自分の不注意なんだけどなにも知らずに読んで驚きたかった
貴志祐介の「黒い家」読了した
久しぶりにこんなにドキドキしながらページをめくる本に出会えてすごく楽しめた
ちょっと特殊思考なんですが、 後味の悪くない、初心者でも安心して萌えられる SMエロ系のおすすめ本ってないでしょうか・・・。 O嬢とサドと村上龍とアン・ライスのスリーピングビューティは 読みました。 できれば現代もので萌えのあるSM、でも人格崩壊とか欠損とかは 苦手なのでそういうのは無いもの、ジャンルを問わず ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。
長くなってしまったごめん 真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫/大沼紀子 3巻(本当は1巻)からの伏線が回収され始めた けどやっぱり1巻が一番まとまりよくて好きだった気がする 斑目がご都合主義的な使われ方な気がしてモヤッとしたりも 5時までは出るのかなと踏んでいるけどひょっとして次巻完結かな? ポトスライムの舟/津村記久子 表題作ともう1本の短編集 ・表題作 私自身がニートに毛の生えた程度のフリーターなので 読んでる最中にそんなに働かなきゃなのかとハッとした 実家住まいだとか田舎?だとか何よりフィクションだってのがあるだろうけど、 お金ってそんなに簡単に貯まるものだろうか…(貯金つくりたい) あとそよ乃のようなタイプが身近にいないので、本当にいるのかなぁなどと たぶんうまく付き合えないので会いたくはないけど ・十二月の窓辺 そんな経験をしたことがあるわけでもないのに、 V係長に一方的に言われまくるシーンが辛かった よくわからない人物の正体を明かすシーンが2つあるんだけど、 どっちも一読ではうまく読み取れなくて己の読解力の低さを再認識した 全体的に爽快感を得たとか何とかいうことはないんだけど、 また他の作品に手を伸ばそうかと思う 取り敢えず、末尾に広告されていた「カソウスキの行方」からかな
>>852 小川洋子の『ホテル・アイリス』
後味に関してはちょっと微妙だけど人格崩壊も欠損もなかったはず
>>853 真夜中のパン屋さん、最近読み始めてようやく四巻まで行ったところだからタイムリー
なんで真夜中にパン屋を開けるのかが四巻の最後に書かれていて、しんみりしてしまった
ラノベ的なあまり上手くない文体だし、出てくる母親がみんな母性がなくて読んでて微妙な気分になるけど、
美和子さんと希美の関係がわかるまでは読み続けたい
>>852 宝島社文庫の「調教MYダーリン」は女王様OLとドMな先輩の
SMコメディで面白かったよ
貴志祐介の雀蜂読了 なんつーオチだwww 貴志祐介の作品でズコーってなったの初めてだ でも蜂の描写がすごくってうわああってなった
バレ連発 エンデ『自由の牢獄』読了 何というか、『鏡のなかの鏡』のときもそうだったが、あの『果てしない物語』や『モモ』を書いた人間がこれも書いたんだと思うと果てしなく鬱 特に収録作『遠い旅路の目的地』と『道しるべの伝説』、後者はまだ勝手に希望を読み取れなくもないが前者! オチ!! 何なんだこの容赦のないファンタジーは…夢と魔法とかほざいてる連中に叩きつけたいシビアさ そして表題作のいちゃもん感というか「これ上手くすれば悪魔の裏かけるんじゃね?」感、どうも唯一神信仰とは相性が悪い その示すところには震え上がるくらい同意できるんだけれども 悪の空間的顕現こと『郊外の家』は逆に怖さがじわじわ来る、どっちかっていうとこれの方が目の前に出現されたら発狂しそうな気がする 『ちょっと小さいのは確かですが』が笑えたのは救い あれはタヌキに化かされた的な何ともかわいらしい話だった エンデは自分の書いた物語は体験の延長上にあるもので解釈してほしくないと言っていたそうだけどとてもいろいろ無駄な深読みをしたくなる本だった ジョイス『若い芸術家の肖像』丸谷訳で読了 冒頭部分は何となく中勘助の『銀の匙』の郷愁を彷彿とさせる、「うしもうもう」というフレーズが異様にツボ 途中描写がくどくてちょっとダレてくるがw 性欲を持て余してるというだけのことをよくぞあれだけ繊細な描写の重ねで表現したもんだ、信仰心とは恐ろしい 幼少期の素直さから紆余曲折を経ていざ海外に出んとする青年期に至るまでの屈折は感情移入せずにいられない アイルランドの文学は信仰と貧困とが衝突しまくり矛盾しまくりの生活の中にふと神聖ささえ備えているかに思えるような調和を見るのが面白怖い、怖面白い 暗いボロい何もない部屋に光が差すような感じがする 『笙野頼子三冠小説集』読了、再読 『二百回忌』のぶっちぎりのかっとび方が何度読んでも面白い、生者と死者の入り交じるほのぼのホラー感もいい 『なにもしてない』はニートの身の置き場がない感のお話かと思っていたが天皇の話でもあったんかいな 『タイムスリップ・コンビナート』はなんかあんまりピンと来ない そして『意味の変容』、これは、これは一体なんやねん 短いからすぐ読了しちゃいそうだが目眩がする、良い意味で
クウネルに坊っちゃん文学賞大賞作品の小冊子がついてた
どうせモテな・・・酒スレかとオモタ 今、乙一にmハマってます!
そろそろロシア文学の大御所に挑戦したくなってきた 罪と罰にするか、カラマーゾフにするか、アンナ・カレーニナか…
角川のセールで買った桜庭一樹の「砂糖菓子の弾丸では撃ち抜けない」読んでるんだけど、読みづらい。 ググったらラノベ寄り作家なんだね、この人。 どうしよう、3冊も買っちゃった…。
私は砂糖菓子好きだったなー私の男とか
なんで知らない作家なのに三冊も買うの ぐぐったらのくだりもワザとらしいしラノベ下げ死体だけ?
釣りかは知らんが 桜庭一樹の文章はまったくラノベ調ではないと思う。 だから一般に行ったんだし。
>>840 星新一だよね?
あれは途中まで幽霊話に見せかけて、現実的なオチを楽しむ話だと思ったな
運転手が複数の客たちに騙されているのか、それとも、
面白がって芝居に乗った客にチップ分をはずんでもらうための運転手の持ちネタなのかは
想像にお任せ…というような終わり方じゃなかったっけ
昇進は、いいことのあった日だからネタだとしても乗ってやるか、という理由だった記憶
『たくさんのタブー』、手元になくて若干うろ覚えだから、違ってたらごめんね
誰か他にも読んでる人いないかな
確かにラノベはほとんど読まないが、下げたいわけじゃない。 度々このスレで桜庭の名前を目にしてたから、面白いんだろうなと3冊買った。 わざとらしいも何もググったらゴシックというライトノベルが人気だと。 釣りでも下げでもワザとでもないが、30過ぎた藻女に「砂糖菓子」は読みにくい。
30過ぎた喪だけど砂糖菓子楽しく読んだぞ 結局人の好みだから全員がそうみたいな書き方はやめてね あと桜庭一樹は赤朽葉家〜が好きだったなー
ゴシックは別にラノベじゃないでしょうに ただアニメ化されただけで アニメ化されたらラノベだというなら綾辻行人も米澤穂信もラノベ作家になってしまうのでは
>>869 元々富士見ミステリー文庫からイラスト表紙で出てたんだからラノベでしょ
砂糖菓子ももともと挿絵つきのラノベだったよね 米澤の氷菓も最初の何冊かはラノベレーベルから出てたはず 綾辻のアナザーは単行本で出てたと思うけど
そうだっんだ、無知のくせにレスしてごめんなさい 米澤穂信の儚い羊たち〜が普通に面白かったからなんだか複雑だなあ
面白かったのになにが複雑なの? 幽霊 北杜夫 漫画で出てきた、この本から引用されていた文が好きだったので読んでみた 初の北杜夫だったけど文体も作品の雰囲気もすごく好みで嬉しい
桜庭一樹は少女七竈〜以降が確か一般向けに移って書いたものだよね? 一般向けに書いたものはほぼ読んだけど GOSIKは一冊読んだらう〜ん…だったのでラノベレーベルから出たものは GOSIK含めその他も読もうと思わないかな 文体というよりものすごい博識のツンデレの超美少女とか キャラ立てがいかにもラノベで萎えてしまった
>ものすごい博識のツンデレの超美少女 森博嗣とかに山ほどいるじゃんw でも森博嗣、一応一般だよ
メディアワークス文庫「アヤンナの美しい鳥」マサト真希 南米アンデスに伝わる美しい伝説のような物語 アンデスとかインカ文明とか好きな人にはお勧めしたい 通勤途中の電車の中だってのにラストで泣いた 落ち着いて読もうと思って改めて読み返したらやっぱり泣けた
桜庭一樹は「少女には向かない職業」読んだけど微妙だった ゴスロリ少女がテンプレすぎて萎えたわ 北方謙三の三国志を読み始めた 吉川版しか読んだことなかったんだけどこっちも面白い
878 :
852 :2014/01/29(水) 20:57:13.13 ID:/0Dj4ZNY
>>854 >>856 ありがとうございました!
うれしいうれしい。
SM系って下手に選ぶと怖いことになりすぎて躊躇してたんですが
これでSMの勉強がはかどります。
今からグインサーガ読むのって無謀な挑戦? 作者死亡で未完に終わるんだっけ
あ、ちなみに13巻まで読了済です
砂糖菓子の弾丸ってボクっ娘がでてくるのだよね?何をラノベっていうかわからないけど、私も文体が軽いなーと思いながら読んだよ。湊かなえの少女も同じような感想だった。
でもその作者の全部が全部そうじゃないから
>>862 はせっかく三冊買ったんだし、あんまり決めつけない方がいいんじゃない?
小野不由美好きなんだけど、ゴーストハントは最近になって初めて読んだから文体の違いに驚いたなあ そこまで顕著でもないけど、桜庭一樹もレーベルというかターゲットごとに雰囲気変えてる感じはする
自分もセールで砂糖菓子買ったクチなのでなんか楽しみだw 桜庭は初だし
今読んでる警察物のシリーズなんだけれど、 「こんなとき××(別シリーズの主人公。本編とは関係ない)ならば〜」とか 他シリーズのサブキャラが登場したりとか、あざとい演出が微妙に鬱陶しい 作者が自主的にやってるのか担当がさせてるのか知らないけれど・・・
つーか姫川シリーズって帯に書いてあるのに、 ほとんど姫川班でてこないじゃねーか! 内容も何処かで見たようなネタだし。 誉田最近面白くないなぁ
>>879 まあいいんじゃないの。
最近別作者で続編出すらしいし。
ちなみに私は70巻ぐらいまでしか読んでないけど。
>>875 森はFを最初に読んでうっとうしいと感じてそれから読んでないけど、
よその読書系のスレで「天才ばっか出てくる」とか見て、やっぱ読まなくてよかったと思ったな
登場人物の美形描写好き けどちやほやされてんのには嫉妬するw
>>860です
>>861 さん、ロシア文学おもしろいですよ!
私が小中学校のときはまったのは、隊長ブーリバって本!
昔はあんなすごかったのに、いまロシア文学小説家ってどうなってるんだろ。
歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』読了 ※ネタバレあり 叙述トリックは好きなんだけど、これはダメだった…。 かなり強引な所が多くて違和感がすごい。 スッキリ騙される作品は好きなんだけどな。 大どんでん返しがあります!って書いてある作品って叙述トリック使ってる場合が多い気がする。 叙述トリック以外で大どんでん返しがある作品を知っていたら教えてください。
>>890 東野圭吾の『仮面山荘殺人事件』とか私はびっくりしたわ
このスレでちょくちょく出てくる荊の城も叙述トリックじゃないよね
こういう風に考えてると叙述トリックってなんだ?って悩んでしまうなあ
ちょうど「荊の城」挙げようと思ってたw 叙述トリックは小説だからこそできる文章での引掛けみたいなものじゃないの ミステリ詳しくないから間違ってるかもしれないけど、アクロイド殺しとかそういうの
ひょうどうゆきがNew Yorkで英語を少しづつ覚えていったという本を 読んでいます。 なかなか面白いです。
せ、占星術殺人事件......叙述じゃないよね?
叙述は主に文章の書き方とか作品の構造で読者だけを騙すものじゃないの 茨の城とかは作中人物が騙されてる(それに読者も驚くけど)でしょ
>>852 現代よりちょい昔だけど谷崎は?
『少年』とか結構好き
ゲーテのファウスト読んだ 面白かったけど戯曲ってなんか自分には合わないわ
999 :名無しさん@13周年:2014/01/31(金) 14:57:37.50 ID:NO3tQtSp0
小保方晴子が勧めてた本
http://ameblo.jp/ruhuraro/entry-11761548041.html どんな小難しい本かと思ったら
絵も綺麗で読みやすそうだな
中学生の頃にこれを読んでいたのとそうでないのとでは小保方さんの未来も違っていたのだろうか
1000 :名無しさん@13周年:2014/01/31(金) 15:00:25.97 ID:Iz3ueiDE0
>>999 ちいさな王様はどこの図書館にも入ってるな
ちょうど10年ぐらい前のプッシュ本だから小説好きならまぁ知ってる
叙述トリックというと折原一とかかな 倉阪鬼一郎の館シリーズや新世界崩壊も叙述トリックだと思う いや、倉阪さんのはバカミス?でも叙述トリックともいえるような…難しいね
バカミスで猫魔地獄の童歌思い出した 館物見立て殺人読者への挑戦状とミステリの定番詰め込んでてメタネタもあって、 笑えるけどちゃんとミステリしてておもしろかった
バカミスと言ったら六枚のとんかつだなあ 六とんシリーズ揃えたいんだけどなかなか売ってない メフィスト賞出身の作家は癖が強すぎる しかし乾くるみの嫉妬事件も好きな馬鹿さだったわ
じょじゅちゅトリック
「くたばれ健康法!」がまさにバカミスって感じで面白かったな
本を読むときって、一日で読み終える人と数日に分けて読む人どちらが多いんだろう
なかなかまとまった時間取れないから、数日かけて読んでる。
>>904 ありがとう、やっぱりまとまった時間が取れないと一日で読むのは厳しいよね
私も数日かけて読むタイプなんだけど、積んでる本が多いから早めに読める様になりたいんだよね
積んでる本が増えてきたら土日に一気読みしてる。
>>898 例の科学者じゃないけど私も同じ時期に読んでたこれ
この本読んでると無性に甘いものが食べたくなるんだよね
>>898 うちにもある。装丁が綺麗だから思わず買ってしまったんだけど、まだ読んでない。中身はいいの?
明治天皇の玄孫の人の古事記の講義を纏めた古事記完全講義がおもしろい 実際にやった古事記の講義を書籍にしたんだけど軽快な口調ですいすい読める 関係ないけどこの人の声やトーンがアンガールズのぎょろ目に似てる
あの人エリートなのにすごい喪男っぽいよね 気になるからいつか読みたいなー 父が政治系の本好きだから持ってるかも
あの人ネトウヨだから嫌い
>>912 どう考えても極右の頂点である天皇の親戚が右側じゃなきゃおかしいだろう
>>912 ネトウヨではないと思うけど・・・w
シャーリィ・ジャクスンの、ずっとお城で暮らしてる、をやっと読んだ。
悪意vs悪意、って感じでもやもやするけど、すごい面白かった。
同じ人が書いた、丘の屋敷、も注文した。
早く届かないかなー。
まあ竹田恒泰さんは憲法学では何の研究業績も無く、修士号すらないのに血筋だけで 慶応の非常勤に拾って貰った人だし、歴史学文献学にしたって、悪名高い「竹内文書」に まんまと騙されたり、「古事記を批判的に検証するのは冒涜」とか言いきっちゃうひとだから ねえ… ネトウヨか否かに関わらず、トンデモさんだとおもう。古事記や歴史について知りたいなら、 この人の本はとうていオススメできないなあ
>>909 面白いよ
話の世界感と絵もすごくマッチしてる
一気に読むより毎日のティータイムに少しずつ読み進めたい一冊ってかんじ
レディジョーカーを読了。 途中面倒で端折りながらどうにか読んだ。 照柿から思ってたが、眉目秀麗で何不自由ない主人公がなんでこんなに粘着質で鬱々としてるのかが理解できん。 最後もちょっと消化不良で誰かと語りたい。 でも読書したぞー!という充足感があるので、しばらく高村薫ブームは続きそうだ。
920 :
彼氏いない歴774年 :2014/02/01(土) 23:59:19.56 ID:+eH2BX1F
湊かなえ原作の「しらゆきひめ殺人事件」が映画になるから見たいけど、 公開まで待てなくて、本を買いに行ったけど、なかった。
『意味の変容』再読完了 トポロジーという解説が出てきて少し話が変わってきた 集合論的な比喩かと思ってたけど(図がベン図にしか見えてなかった)、位相幾何学なんて正直完全に守備範囲外で理解不能 連続性にしてもモーフィング的なのか地続きのグラデーションなのかそもそも最初から内外に差のないところに線を引いたが故の矛盾なのか どう理解していいのか分からん 借りた本だけど思い切って買っちゃうかなあ… 頭がこんがらかってきたので息抜きに宮沢賢治『よだかの星』読了 この前ふと思いついてヨタカで画像検索したらものすごいギョロ目剥いてる写真が出て 「正直この風貌だと嫌がられるのはしょうがないのでは…夜道で行き会ったら腰抜かすわ」と思ったものだが 作品を読むとごくナチュラルに 「嫌がられるのはしょうがないかもしれないけど!それにしたってみんなあんまり冷たいじゃないですか! 悪口ばっかり言いやがって、悪い奴じゃないのに極悪人か毛虫みたいな扱いじゃないか!!」って憤れたのでやはりすごい作品だと思った
よだかの星は宮沢賢治の作品の中で一番好き。空にグングン登って行くよだかの最後が切なくて綺麗なんだよねー。
>>919 本人が生まれ持った性質としかいいようがないね
よだかの星子供のころから大好きだった。 最近potooっていう鳥の画像見てこれぞよだかって思ったな。 何気なく読んだみんなワッフルにのせてっていう小説が面白かった。 児童向け?みたいだけど、いろいろ事件が起きて展開早いしよかった。 松岡修三並にプラス思考で意志の強い女の子のお話です。 あと各パートの最後に料理のレシピが出てきて、やたらおなかがすきます。
星籠の海読了 御手洗潔大好きだったけど、小粒感すごい事件だったなあ もう島田御大の長編傑作は読めないのだろうか あの、多少の理不尽は剛腕でねじ伏せるような展開が好きだったんだけど
北村薫の円紫さんと私シリーズ、今六の宮の姫君読んでるんだけど、面白くない。ここまで面白かったのに、どうしたのってくらい読みづらい…。お気に入りの正ちゃんが出てくるからいい読めるようなものだわ。
薬指の標本 怪しくてドキドキした。次は妊娠カレンダーを読む
>>927 小川洋子は長編よりも連作短編の方がお薦めだよ
「寡黙な死骸 みだらな弔い」
「原稿零枚日記」
あたりもぜひ
>>927 薬指の標本の雰囲気が好きなら、「まぶた」も気に入るかも
「妊娠カレンダー」は食べ物の描写がいい感じに気持ち悪くて好きだったなww
小川洋子は長編なら「やさしい訴え」とか、長編に入るかわからないけど「ダイヴィング・プール」が凄く好きだ
人質の朗読会もおすすめ
>>921 ,922
宮沢賢治といえば永訣の朝を読んでいて涙が止まらなくなった
病気のトシのために何回も貴重なアイスクリームを作ってやっていたのに
最期にトシが望んだのは兄の手作りのアイスではなく霙雪だというのが切ない
アイスさえ受け付けないくらい弱っているのに霙雪を頼んだのはきっと
「死に際に何もしてやれなかった」と後悔させない為なんだろうし
そんなトシの思いが伝わったからこそ悲しみややるせなさが高じて
「わたくしはまがったてっぽうだまのやうにこのくらいみぞれのなかに飛びだした」
急いで雪を持ってこようとしてるというより、いろんな思いで滅茶苦茶になってるのかと思うとこっちも苦しくなる
学生時代は「宮沢賢治が書いた有名な詩」くらいにしか思わなかったけど時間がたてば感想って変わるんだね
932 :
彼氏いない歴774年 :2014/02/03(月) 07:04:44.34 ID:zvYJpti8
>>931 あんたの書き込みは政治的だ。スレ違いなんだよ
唐突に何www 誤爆?
同級生が無名の歌手になってるのをFBで知ったわけだが、 曲聞いてみたいんだよなぁ。にもかかわらずネットには音源がないっぽい 普通だったらネットに上げて知名度上げなきゃいけないのに 自分も音楽はド素人ってわけじゃないから、評価してやりたいぜ
小川洋子ならバタフライ和文タイプ事務所って短編が艶めかしくて好きだな
>>925 御手洗シリーズ大好きだけど、星籠はなんだかがっかりするのが嫌で読めてないな…
初期の石岡とのコンビものも好きだけど
やたら感情移入してしまう龍臥亭は特別愛おしい
夜に彷徨う者 なかなか面白かった 結構重い話なんだけど語り口がユーモラスだからさくさく読める 海外ドラマのスーパーナチュナル好きな人なら絶対気に入ると思う
939 :
彼氏いない歴774年 :2014/02/03(月) 16:55:40.32 ID:BPxhiqYu
御手洗シリーズ最近暴走してない? 御手洗の天才度&超人ぶりがどんどんアップするのに 反比例して石岡のコミュ障&無能ぶりがこれでもかとばかりに描写されてる感が辛い。 第1作では石岡はややコミュ障気味ではあるものの、大学卒でそれなりにインテリで変人の 御手洗をセーブする常識人風味に書かれてた気がするんだけど。 京極堂シリーズの関口にも同じものを感じる。第1作目では京極堂や榎木津とも対等な友人 関係ぽく書かれてたのに、2作目以降からは馬鹿だのサルだの言われ放題。戦前の東京帝大 出て理系で粘菌の研究までしてたのに同じ帝大出の友人からは白痴みたいな扱い。
940 :
彼氏いない歴774年 :2014/02/03(月) 16:57:18.03 ID:BPxhiqYu
御手洗シリーズ最近暴走してない? 御手洗の天才度&超人ぶりがどんどんアップするのに 反比例して石岡のコミュ障&無能ぶりがこれでもかとばかりに描写されてる感が辛い。 第1作では石岡はややコミュ障気味ではあるものの、大学卒でそれなりにインテリで変人の 御手洗をセーブする常識人風味に書かれてた気がするんだけど。 京極堂シリーズの関口にも同じものを感じる。第1作目では京極堂や榎木津とも対等な友人 関係ぽく書かれてたのに、2作目以降からは馬鹿だのサルだの言われ放題。戦前の東京帝大 出て理系で粘菌の研究までしてたのに同じ帝大出の友人からは白痴みたいな扱い。
沖方丁「はなとゆめ」読み終わった この人の小説はラノベとかSFとかもそうだけど女が主人公の方が好きだな 平安時代の人の生活ってなんか不思議だ 他にも平安時代が舞台の話を読んでみたいんだけど何かあるかな?
氷室冴子さんて平安系でなかったっけ ラノベはいかんかな
>>941 まず田辺聖子の平安もの(たくさんある)は外せない
氷室冴子「ざ・ちぇんじ!」「なんて素敵にジャパネスク」
夢枕獏「陰陽師」
この辺りが鉄板かな
渡瀬草一郎「源氏 物の怪語り」も好き
そういえば上で書いた芥川龍之介「六の宮の姫君」も短編だけど平安の話
>>942-943 ありがとう、いっぱいあるね
そういえば陰陽師は何冊か読んだことあったわ
清明と博雅が酒ばっかり飲んでたって印象があるw
挙げてくれた本片っ端から読んでみるよ
陰陽師シリーズ、いいネバーエンディングストーリーだよね 時々無性に読みたくなる ちなみに博雅をかすがいに人の世に留まってる感じのある晴明の、唯一の生活感が酒だと思ってるw
あれ読むと川床で鮎食べたくなる 兄に連れてってもらった2回しか経験ないけど風情があって良かった
陰陽師映画超面白かったよね
映画化したんだ〜と思ってググったら蜜虫以外のキャスト良いじゃん 蜜虫は名前忘れたけど読書好きたか言ってた女優さんのイメージだったな ちょっと歳いってるけど 図書館で森茉莉探してたのになぜか隣にあった『黒猫の遊歩あるいは美学講義』森 晶麿を読んでしまった 第一回アガサクリスティー賞受賞作らしいけど同じ第一回でもKAGEROUよりはだいぶマシだった
陰陽師はNHKのドラマのやつも好きだった。 晴明が稲垣吾郎で博雅は忘れた。 本上まなみの蜜虫が良かったな。
>>936 >>939 御手洗新作ちょっとスケール縮んだなと思った
そもそも御手洗自体がおとなしい印象になってしまったよ
石岡君なんて完全にただの傍観者
久しぶりに2人で活躍、馬車道時代!と思ってワクワクして買ったけど…期待が大きすぎたのかな
奇想天外な事件をなぎ倒す御手洗がもう一度見たい
御手洗シリーズって異邦の騎士しか読んだことなくて 他のも読んでみたいけどオススメありますか? シリーズ物だから最初から読まないと分からないかな
>>941 森谷明子の「千年の黙 異本源氏物語」も面白かったよ
紫式部が探偵役のミステリーで、源氏物語が苦手じゃなければおすすめ
>>949 NHK版博雅は今「隠蔽捜査」で主演してる杉本哲太だった
あ、映画の面白かったはトンデモ的な面白かったです
>>951 「暗闇坂の人喰いの木」で主要?キャラが初登場するけど、基本的に何から読んでも大丈夫だと思う
一応メイン二人の環境が大きく変化する前の、90年代前半までがいわゆる御手洗シリーズ、って感じが強いかも
癖がなくて完成度が高いのが「占星術殺人事件」や短編集、
やたら壮大でケレン味たっぷりでトリック的にはどうなの?っと思うのも多いけどハマれば癖になるのが他長編、
という印象かな
隠蔽捜査の原作読んだけど、すごく良かった ドラマもやってて警察版半沢って言われてるけど、半沢が這い上がるためなら手段を選ばないタイプなのに対して隠蔽捜査の主人公は、窮地に立たされるけど原理原則に則って正しい行動をして本当の成功を手に入れるタイプだなと感じた 人生の大切な事を学んだ気がする。大げさだけど
>>951 まずは占星術をおすすめしときます
デビュー作だけど御手洗シリーズの代表作だと思う
異邦の騎士は、どれか1作でも御手洗ものを読んでから読んでほしかったな
朝刊で姫野カオルコのエッセイ記事を見つけた 学生の頃も社会人の頃もいじめられる訳ではないけど好かれるタイプ人気のあるタイプではなかった (嫌われることも少なくなかった)という独白に少し自分を重ねてしまった 才能はあるからただの喪女と重ねんなwと言われそうだけど地味な見た目も親近感がわく
>>954 、
>>956 >>951 です、ありがとうございます。
占星術って金田一のトリックの元ネタになってる?小説ですよね。
面白そうなので今度買って読んでみます。
島田荘司といえば、
漱石と倫敦ミイラ殺人事件を漱石の倫敦塔と同時進行で読んでたけど
サクサク読めて読後感も良くて鬱っぽい内容の倫敦塔の息抜きとして凄く良かった
>>926 確かにあれは引用が多くて読みにくいところがあるね。
ずっと考えてたんだけどあのシリーズ、もしドラマ化するなら円紫さん役は堺雅人がいいなあ。
半沢とかリーガルじゃなくて、篤姫の時みたいな柔らかい堺雅人で。
「私」に名前が無い時点で無理っぽいけど。
Kindleセールで買った戦都の陰陽師シリーズが面白かった 松永久秀の書かれ方が散々だったのは笑った、たまには戦国ものもいいね
加門七海の『もののけ物語』を買った まだ読んでないけど、最近こういう物の怪とか幽霊とかを取り扱った小説ばかり読んでしまう けど憧れるよね、お狐様とか
百田尚樹さんと不倫するしかない・・・ なんとも思ってなかったけどツイッターの発言がイケメンすぎて抱かれたすぎる・・・・ 絶対Sだし関西弁でいたぶってほしい ちなみに著書は昔2冊くらい読んだだけで中身も忘れてるレベル
>>962 スズメバチが主人公の話おもしろかったよ。
>>959 わたしはずっと円紫師匠は市川染五郎のイメージで読んでる
江國香織の号泣する準備はできていた読んだ 読んでるだけでなんか肩が凝る なんでもない日常を切り取っただけの話で特に物語が進むわけでもない、波がないというか 私の読解力が足りないせいなのか
千早茜の「眠りの庭」読んだ この人の魚神読んだ時も思ったけど、文から背徳感や妖しさがにじみ出てる感じがする 眠りの庭は内容も背徳感のあるものだったから更に倍増って感じでドキドキした
長野まゆみ/ささみみささめ 著者には珍しい短編集。以下特に印象に残ったりしたもののみ抜粋 ・あしたは晴れる 似たような設定の話が別であったと思うんだが思い出せない ・行ってらっしゃい 最後にニヤッとする。田辺聖子の歌子さんシリーズに通じる物があるような ・ママには、ないしょにしておくね!/春をいただきます! 長野作品に求めているのはこの辺なのでよかった 前者は「西洋骨董洋菓子店」などを意識の端に上らせつつ読んだ 露骨ってほど露骨じゃないし暗喩すぎてわけわからんでもなくてよかった ・ドシラソファミレド 切ない。著者には珍しい作風だったように感じた 次は「45°」を読む予定。これと併せて転換点みたいな作品なのかな また別で「超少年」とか「学校ともだち」を読み返したくもある 成田良悟/オツベルと笑う水曜日 他は「デュラララ!」しか読んだ事ないんだけど、 それと比べるとかなり読みやすい文章だった (それでも引っ掛かった所が数ヶ所、誤字が一ヶ所あったけど) 乙野辺と喜佐が今後どうなっていくのか楽しみ ハッピーエンドらしいことが後書きに書かれていたので安心して続きを待つ 重要なファクターである「オツベルと象」については未読。後日青空で読もうと思う
>>962 ワロタwwww
私の中では川端康成がそんな存在になってるw
生家もこの前見に行ったしwww
著書?つまらん
皆川博子さんの幻想小説や長野まゆみさんの初期作品が好き 基本的に作家読みしてるんだけど、そろそろ新規開拓したい なかなか出会えなくて悶々
>>969 服部まゆみさんなんていかがでしょう
私も皆川博子さん大好きだ。いいよね幻想的で耽美で
皆川博子さんはあのお年で本を書き続けているのが凄いよね 服部まゆみさんはこの前話題に出ていたこの闇と光しか読んだことがないけど幻想とリアルさが上手く調和してて面白かった
>>970 >>971 教えてくれてありがとう
服部まゆみさん気になってた!
この闇と光読みたいけど近所の本屋にも図書館にも置いてない…
探し方が悪いのかなぁ
幻想と現実の融合に魅了される
皆川博子さんの『あの紫は…』をオススメしたい
>>962 >>968 自分は逆に太宰治には絶対に抱かれたくねえわとか思ってるのに
高校の読書感想文は二年連続太宰で女生徒は本二冊ほど持ってて
今でも定期的に作品を読んでるというツンデレをかましてる
三次元の身近な生きてる男に発動したいよツンデレ…
今は「ヴィヨンの妻」読んでる
太宰治をモデルにした久世光彦の「謎の母」は素直に好き
久世光彦はもっと生きて作品書いて欲しかった
まあ太宰も
電子書籍でよければ「この闇と光」もあるし他のもほぼ揃ってるよ! 私もずっと読んでみたかったけど紙の本はなかなか見つけられなくて、電子化を切っ掛けに読んだ 絶版の時とかはありがたいね
電子書籍か!盲点だったw 質感が好きで冊子媒体に拘ってたけど、これを切っ掛けに電子化の波に乗ってみようかな 何故か惹かれる作品は絶版が多いから読めないことがあったんだ〜 聞いてみて良かった!ありがとう!
>>973 あらやだこんなところにツンデレ仲間がw
まさか久世光彦までかぶってるとは。
どっちも惜しい人をだよねぇ、まだまだ頑張ってほしかった。
>>968 川端面白いのに〜、みづうみとか山の音とか最高だよ
>>973 私逆だわ。初めてこの男が欲しいと思ったのが太宰だwww
少女小説じゃちょっと物足りなさを感じてハーレクインを読んでみたんだけど 性描写がくどすぎてうんざりしてしまった 自分の求めてるものはエロじゃなかったんだ… いい年なのにエロのない大人の恋愛ものが読みたいとかほんと喪すぎて 恥ずかしいんだけど、おすすめとかあれば教えて下さい 今のところ魔法製作所が一番求めてるものに近い感じです
ありがとう、丁度図書館戦争が手元にあるので読んでみます 次スレたててくる
私がたてよう
申し訳無い私もだめだった
やってみる
>>988 乙!
みんな色んな小説読んでるなぁ
自分が偏ってるから参考に出来て嬉しい
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埋めまーす
埋め >978 967は私じゃないよ ちょっと長い書き込みにいちいち絡むのホントやめなよ、性格悪いよ
もっかい埋め 十年ぶりに乙一読んでみたら厨二っぽくて良いわ こういうの読みたかったんだ
乙一たまに読むといいよね 暗黒童話が好きだ そして埋め埋め
use
うめうめ
間違えた ume
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彼氏いない歴774年 :2014/02/09(日) 12:56:35.56 ID:wmgou4Ff
1000
1001 :
1001 :
Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。