1 :
彼氏いない歴774年:
乙一
恩田陸
ユージニア Q&A ドミノ
三月は深き紅の淵に
小野不由美
図南の翼
オススメ
>>5 ユージニアは内容も良いけどハードカバー版の装丁が素晴らしすぎる
でもって、恩田陸なら夜のピクニックとチョコレートコスモスもお勧め
>>1乙
恩田陸好きだわ
最初に自分の小遣いで買った小説が六番目の小夜子だった気がする
NHKのドラマでハマって原作買って〜で読書が好きになっていった
>>5 ドミノと図南の翼、私も大好きだよ!
ブラザーサン シスタームーン読了したけど、
序盤でぐいぐい引き込まれる感じが全く無かった。
恩田陸の最近の作品、正直面白くない。
恩田陸って、大体途中まで超面白くてラスト糞
>>9 わかるw
Q&Aなんて途中まではすごく面白かったのに…w
>>9 そうなんだよ、好きな作家なのにそれが難点<ラスト
「夜の底は柔らかな緑」なんてあんまりなラストで呆然としたしw
>>9>>10 (・∀・)人(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
しばらく経つとラスト忘れて、印象に残った途中の盛り上がりで、次の本に手を伸ばして
ラストに「またやられたー」ってなるww
>>9 逆に途中までは絶対おもしろいって経験があったから読んでたけど、最近のはなぁ
雰囲気いいのに尻つぼみになっちゃうのは残念だよね
また黒と茶の幻想や木曜組曲みたいなの書かないかな…
屍鬼のがっかり感だけはおぼえてる
内容忘れたのに…
夜のピクニックを超える作品かいてほしいわ
屍鬼は小野不由美じゃないか
屍鬼はラストまで含めて面白かった。
アニメ見てからだったからかもしれないけど。
屍鬼面白かったけど、元ネタインスパイア先の
キング作品読んだら雲泥の差でなんかかすんじゃった
自分はむしろキング読んで小野不由美すげー!ってなった
キング<小野不由美ってことじゃなくて、あれをリスペクトしてじっとり日本風に練りあげる腕がすごいというか
確かに元ネタありきなんだけど、日本の風土と精神からしか生まれない欧米との差異を生かしてキャラの葛藤に繋げてるというか
『塩の街』読了
ラノベくせえと思ったらラノベだったでござる…普通のエンタメ装って文庫化するなよ…
後れ馳せながら、いちおつです
綿矢りさの夢を与える読んだ
やっぱり美人は美人の苦悩を描くのが上手なんだなーと思った
芸能界の裏側なら、もっと下種い話しを書いて欲しい
屍鬼かあ…
生まれて初めて本の中の人物に心底からムカつくという経験をしたw
小野不由美作品なら東亰異聞が一番ときめいた
妖しさがたまらなーい
東亰異聞面白いよね
モダンで夜の暗闇とか色っぽい男とか
小野不由美が書くじわっとする恐怖感好きだなぁ
恩田陸は読んだことないけど恩田陸おすすめの一冊という
「魔女の鉄槌」を読んだ。「ダ・ヴィンチ・コード」系の話だけど
あれよりずっとおどろおどろしくてドキドキしながら読んだ。
結構怖かったな
>>26 誰?
そこそこムカついたキャラはいたけど、数年前だからいまいち思い出せない。
よく言われるのが静信と沙子かな
自分も思い出せないな。
どっちかというと、痛いというか痛々しい感じのシーンが多かった気がする。
小野不由美だと悪霊シリーズが好きだな。ホラーとしても怖くてミステリー的にも面白かった。
キャラも立ってたし
悪霊シリーズ、リライト版?
リライト前のは、ティーンズ文庫から出てるから、けっこうはっちゃけてるんだよねw
とても、十二国記とかを書いたのと同じ人が書いたとは思えないあとがきw
小野さんは後書き書くの嫌い派だけど
少女レーベルだと後書き必須だから
渋々書いたって聞いたことある。
十二国記もホワイトハート文庫には後書きあったね
新装版には無いのかな
リライト前のやつの方が好きだったからあのまま復刊してほしいな
当方、絵本作家志望。
市販・公刊されている絵本や児童書の中にネトウヨ感情を扇動するものなんて一つも無いのに、
ネトウヨみたいな人間の出来損い達は一体どんな本を読んで幼少期を過ごしたのか疑問です
>>29 清水恵
あの自己中さと、自分に酔ってる具合がとにかく勘にさわって仕方なかった
何でだろうなあ…
>>32 悪霊の頃の小野さんとと
今の「ラノベ作家じゃないし」な小野さん見てると、
下積み時代を隠したがるアイドルを思い出す。
そういや恩田陸と小野不由美は日本ファンタジーノベル大賞候補作→出版という共通点があるか
二人が残った時の大賞が佐藤哲也で優秀賞が南條竹則なんだよなー
佐藤さんも南條さんも割と好きなのだけれど、小説書かないよな
売れないからなんだろうけど、南條さんはそれでも翻訳物をいろいろだしているが
佐藤さんは…『熱帯』のコピペ文章とかプラトンファイトとかの小ネタが好きなのに!
恩田さんは『六番目の小夜子』のときも佐藤亜紀が大賞だしこの夫婦に縁があるねw
あとこの時は沢村凛も『リフレイン』で最終候補に入っていて全体の選評がものすごく気になる
何気ない日常生活の描写が多い本が好きなんだけど、ここの皆はそういうので何を思い浮かべる?
例えば江國香織とか好んで読むんだ。
明日本屋に行くからよかったら参考にさせてください。
>>40 ぱっと思い浮かんだのは川上弘美
「センセイの鞄」良かったよ。設定からして好き嫌い別れそうだけど
>>40 小川洋子、おすすめ!
少し変わった日常生活をすごく丁寧に書ける人だと思う
長編小説だと「シュガータイム」短編小説だと「寡黙な死骸 みだらな弔い」が
個人的には一番良かったな
特に前者の食事シーンの書き方が本当に素敵でなんかものを食べる事が神聖にすら思えたよw
ただどっちも古いので本屋に置いてあるかどうかは不明
>>42 小川洋子好きだわ。あの優しいけど妙な世界に中毒性がある。
何気ない日常というと長野まゆみ「チマチマ記」
「となりの姉妹」なんかも雰囲気があって好きだったな
>>42-43 同じく小川洋子好き
あの人の文章は綺麗というか丁寧というか優しい雰囲気
「偶然の祝福」がお気に入り
小川洋子ってアンジェリーナの人かな?
なんか丁寧な文だよね。好きだわ
小野寺の弟・小野寺の姉
っていうの読んだ
所々共感しながらほっこりできた
私も日常生活のディテールを描写してる本てすごい好きだわー
小川洋子好き
ただ、けっこう暗い話もあるので注意
川上弘美の『神様』
日常+人外の不思議な感じが好きならおすすめ
江國香織は登場人物がことごとく恋愛脳で不倫は当たり前って人物ばっかり
出てきていい加減ウンザリなのに、この人の書く文章が好きでついつい
買ってしまうw
そして最近、宮部あや子の小説に出てくる女性達のはっちゃけ具合が
面白くて結構好き
でもって、小野不由美の悪霊は旧版の方が恐いと思う
>>48 >でもって、小野不由美の悪霊は旧版の方が恐いと思う
同意
川上弘美のどこから行っても遠い町と奥田英朗のガール読んだ。
ガールは最後まで読めたけど何も残らなくて、どこから〜は最初のゲンさんの話でギブアップ。
文体は普通なんだけどなんだか目が滑って面白くない。
今度は少年アリスと鴨川ホルモーと六番目の小夜子読む予定。
自分に合った本探すの大変だー。
旧版は、序盤のナルが割とノリノリだって聞いた
旧版のナルはリライト版よりも少し子供っぽい気がする
最終話は旧版で初めて読んだけど、皆が消えていくところが本当に怖かった
あれ?ページ捲り間違えた?って思った
あれは消えるだけじゃなくて、消えててもそのことに気がつかないのが怖かったわ
旧版は、漫画から入って読んだから絵にギャップがありすぎて驚いたな。
あのナルが前髪くるくるにしてるところが、昔の絵であることを割り引いてもキャラ的に違和感があったな
林真理子の「野心のすすめ」おもしろかったわ
内容的には若い奴に奨めたいけど
林真理子がブイブイ(死語)いわせてた頃を知らないと
面白さ半減かもしれないなあ
旧版はちょっといまいちなイラスト、でも内容が凄く怖いっていう
ギャップも凄かったw<悪霊
殺人鬼フジコの衝動 読了
ちょっと前に舞台化したらしく、その旨ラジオでCMしていたので気になっていた
「大丈夫、私はうまくやっていく――。」これがCMのキャッチフレーズなんだけど
いやお前ぜんぜんうまくやってないじゃん!という感想が残った
リセット
最近流行(?)のご都合的異世界転生でチート能力主人公もの
ある意味ライトノベル以下の内容な小説じゃないかと思うんだけど
あー、小学生ぐらいの頃こんな感じのチート系ファンタジー世界物語
作って遊んでたよなー的な感じで読んでるせいか結構面白いww
津村記久子好きな人いない?
この人の書く主人公と友達になりたい
小川洋子の話題乗り遅れたけどおとぎ話の忘れ物って本が凄く好き
ああいう童話を元ネタにした薄暗い小説って良い
私、小川洋子は小説以外もけっこう好きー。
「犬のしっぽを撫でながら」とか、「物語の役割」とか。
ああ、こういうこだわりを持っている人なんだなーと思える。
エッセイって苦手なほうなんだけど、好きな作家さんのエッセイはやっぱり楽しく読めるものだよね。
ようこ繋がりで。
群ようこ好きだけどこちらはエッセイしか読んだことない
猫との暮らしを綴る「ビーの話」と「しいちゃん日記」が
大好きだ
地元の図書館が休みすぎる
もともと月曜日が休み
そして先週、今週と月曜日がちょうど祝日
翌日の火曜日は開館してるかと思いきや休み
別に祝日の月曜日に開館してるといわけではないので振替閉館ではない
さらに今週はなぜか金曜日も休み
小川洋子の話題出てて嬉しいな
「やさしい訴え」や「薬指の標本」が好きだ
小川洋子は、昔の毒のある方も好きだなあ。
「妊娠カレンダー」とか「ホテルアイリス」とか。
>>66 私は「沈黙博物館」が好き。ああいうのたまらん
小川作品は登場人物の名前がない作品が多いけど
名前がなくても物語は進められるんだなと
気付かされたな
小川洋子以外で。
中野京子「怖い絵」シリーズ
絵画の時代背景とか描かれている物の意味とかがわかるのは
もちろん、著者のちょっと暴走しそうな解釈も面白い
>>63 群ようこはエッセイの方が好きだな
登場人物の範囲を広げないというか、対象が狭いものほどいい
(作家友達とか出版社の人が出てくるのはいまいちに感じる)
あと本についてのエッセイも結構好き
小説は当たり外れが激しい作家だと思う
>>48 同じだー。江國香織、なんであんな不倫マンセーになっちゃったんだろうね?
最近読んだ「はだかんぼうたち」は、年下男が何をいってるのかさっぱり
わからなかったわ…
登場人物全員が、すごくつくりごとって感じ(これは昔からか)
永遠の0を読んだ。ページが進むたびにボロボロ涙が止まらなくなったw
感想とは違うんだけど読んだ後、今までやることなすこと全部中途半端で、
つまらないこと気にしてばかりの喪女人生だったけど、ちょっと頑張ってみたいなぁって元気がわいてきた。
>>68 群ようこの旅行エッセイを以前読んだことあったんだけど、
それはいまいち合わなかった。
たまたま図書館で挙がってたネコの本読んでみたけどいいね。
確かに対象が日常的なもののほうが面白い
>>70 私も読み終わった時、平和な今をしっかり生きていこう、何事もちゃんと真面目にやってみようって
すごく清々しく力強い気持ちになった
まあその後、今は言わずもがなな感じだけどね・・・!
でも、本を読んであそこまで「生きなきゃ」って思えたのは初めてだった
73 :
彼氏いない歴774年:2013/09/23(月) 15:26:27.26 ID:4Zigk2JN
英霊の聲を読むとめっちゃムラムラしん?
綾辻行人の「奇面館の殺人」が部屋からでてきてびっくりした
まずこれが刊行されてたことに驚き、次に自分が買ったことに驚き
最後に存在すらすっかり忘れてたことに驚いた
ぱらぱら読みしてもどんなトリックだったのかさっぱり思い出せない
この作家さんの館シリーズのおかげでミステリにはまったぐらいのに…
そういや水車館のトリックも思い出せないや…
でもミステリって忘れたら忘れたでもう1回楽しめるよねw
アシモフの「鋼鉄都市」読了
結局イライジャのロボットに対するスタンスはどう変わったのか、
真犯人の処遇はそれで良いのか?とか、サミィカワイソスとか気になる部分は
あったけど、世界観が好みすぎるのと、ダニールが可愛すぎるので
自分の中では神作でした。映画化はよ
>>60 好き!
作者自身も登場人物もどことなく喪感があって親近感が…
でも現実的な程度の憧れも持てるんだよね…永遠にそいつらより若いの主人公とか
>>75 さぁ、続編を読む作業に戻るんだ。
それはもう宇宙希望でめくるめく愛情と友情は紙一重ワールドが
繰り広げていくよ。元祖一万年と二千年前から愛してる♪だよ!
>>76 おお、仲間がいた!嬉しい
君は永遠にそいつらより若いの主人公いいよね。喪女だし不器用なんだけど、人に対して誠実で。
見上げるような憧れじゃないんだけど、見習いたいなと思う。
あと対談本の「ダメをみがく」は喪女の生き方指南書だと思うw
>>60 津村さん、大好きです。アレグリアとは仕事は出来ない 八番筋カウンシル ポトスライムの舟 彼女の小説に出て来る登場人物って、とっても真面目ですよね。お友達になりたいっての、よくわかる!
書き忘れてたけど60=78です。
>>79 またもお仲間がいて嬉しい!津村さんのお仕事小説って本当いいよね。
ポトスライムの舟、何回も読んでる。主人公が脱力系なのにめちゃめちゃ働いてて好き。
当方、絵本作家志望。
市販・公刊されている絵本や児童書の中にネトウヨ感情を扇動するものなんて一つも無いのに、
ネトウヨみたいな人間の出来損い達は一体どんな本を読んで幼少期を過ごしたのか疑問ですわ。
穂村弘の「蚊がいる」
やはり穂村弘のエッセイにハズレ無し。喪男のトホホ話なのに知的さと紳士ぶりが垣間見えるところが狙っていてズルイ。
毎回このパターンなのにやめられないんだよなぁ。
あと横尾忠則の装丁が素敵すぎて読むのに気を遣うw
穂村弘は現実入門をだいぶ前に読んだ
人生経験少ない喪男のエッセイか〜と読んでたら、途中からあれ?これラブストーリー?ってなって騙された気分になったw
面白かったけどね
ここの人たちは論説文は読まないのかな?
論説文って学生以来まともに読んだことないからオススメとか教えてくれると嬉しい
テーマは政治でもなんでもいいんだけど・・
>>85 レスありがとう!そんな感じのやつであってるよ
たしかにジャンル指定なしは多すぎたね
オススメの本というより、文章が読みやすい感じのオススメの作家が知りたかった
ページ参考にしてみます
>>87 >>88 度々ありがとうございます!
作家とは言わないのですね、無知なものですみません
いろいろ詳しく教えてくださりありがとうございました
>>88 このサイトすっごい便利!横からありがとう
同時代ゲーム読み終わった!
兄がひたすら気持ち悪かった印象しか残ってない
>>48 文章は好きなんだよな…
最近は不倫ものばっかりで辟易するけど
村山由佳もそうだけど、不倫ものに進むのは常道?
柚木麻子「早稲女、女、男」
この人の作品は好きだけど、今作は学歴コンプレックスを煽られた+
ヒロインたちがいい男を捕まえて早期で結婚、出産、ついでに金持ちだったりして
創作の世界とは言え何故か落ち込んだ
朝井リョウもそうだけど実在のアーティストや芸能人、作家の名前を小説の中で
出すのってなんか抵抗感がある
記憶の食卓: 牧野 修読んだ
グロとホラーだが、B級感がすごい
忍成君の怖来っていう映画思い出した
血讐/初瀬礼
電車で読書する本忘れたので急いで手に取ったやつ。1ページ目で買ったこと後悔した
題材はおもしろい気がするんだけど全体的な山田悠介感がすごい
目が肥えてるわけじゃない私でも粗が気になるレベル
選んだ自分が悪いわー大人しくジウの続編でも買っとけばよかった
山田悠介感w
困ってるひと/大野更紗
へー、ほー、と思いながら読み進めて来たのに恋愛描写が出てきて止まってしまった
一瞬で(゚д゚)、ペッとなった私がそうです喪でございます
他ジャンルのエッセイで恋愛話ってのが私には地雷だったみたいだわ…
長野まゆみのレモンタルトを読んだ
長野まゆみは初めて読んだんだけど
どの作品も同性愛的な内容?
このレモンタルトだけがそうなのかな?
>>97 そういう作品もあるし、そうじゃない作品もあるよ
長野まゆみの文章は好きだけどBLは苦手、って人は
同性愛要素がない作品だけ選んで読むみたい
長野まゆみでBLっぽくないのならカルトローレとか。幻想的な砂の街の雰囲気が良かった
もろBLなら猫道楽かな。これなにも知らない人がタイトルにつられて読んでしまったら驚くよなぁ…と読みながら思った
読んだのだと千年王子、雪花草子、行ってみたいな童話の国、超少年、新世界あたりはホモ臭かったような気がする
長野まゆみは初期作品は好きだけどBLになってから嫌いになったって人が多いね
初期から少年愛的な耽美な雰囲気ではあるんだけど、ガチBLの作品は描写がエグいから駄目な人は本当に無理そう
私はカルトローレが一番好き
三日月少年漂流記、天体議会らへんが一番すき
104 :
97:2013/09/28(土) 22:55:17.64 ID:XCmCX3u4
>>98-103 ソフトからガチっぽいのまで様々あるのか・・・
図書館で吟味してみようかなぁ
文体は割と好きな感じなんだけど、この文体で濃い同性愛要素があると
読むのが嫌になりそう・・・と思って聞いてみました
ここで挙がった作品も読んでみよう
みんなありがとう
ホモでネクロフィリアの話とかもあるよね<長野まゆみ
長野まゆみだと、ペンシルロケットオペラの双子が可愛くて好きだったな
内容もファンタジーで楽しい
あとユモレスクの主人公(女性)も芯が通ってて好き
ただしこちらもBLつーか同性愛要素があるけど
薔薇の血潮/タニス・リー 読了
文庫上下巻の絢爛豪華な大作本格ダークファンタジー
久しぶりのタニス・リー♪とわくわくしながら読んでたけど
・・・だけど正直長いだけの主題散漫失敗作だと思ってしまった
文庫なのに一冊1260円も痛かった
本も何気に値上げしてるよなぁ
長野まゆみは夜啼く鳥〜が好きだな
とことん耽美で酔いしれた
この人の作品はBL色が濃いものより、JUNEみたいな雰囲気のBLの方が好きだ
SFアンソロジー『時の娘』読了
同名の推理小説あるけど読んだのはタイムスリップものに絞ったSF作品集
「ロマンティック時間SF傑作選」と銘打ってるだけあって時を超えるラブストーリーネタが大半だが
アンソロで書き手は作品ごとに違うので飽きは全くこない
それでいて泣ける良い話が大集合してた
『チャリティのことづけ』と『時があたらしかったころ』は特にすごいキュンと来た
ロバート・ヤングは安定の良い話系SF作家だなあ
表題作『時の娘』はぶっちゃけかなり早い段階で展開が読めたけどそれでも面白かった、ただ娘はかわいそうでならん
長野まゆみは耳猫風信社はほのぼのしていて良いと思う
「1984年」を読了
なるほど分からん
とりあえず体制側のやり口見事だったなー美味しい餌で釣ってガッチリ逮捕だもん
最後の論文やら他の人の解説やレビューで後年ビッグブラザー体制が壊されるのは分かったけど
一体どうやって倒されたのか想像がつかないな
1984年は三つの大国のどれも閉鎖的な社会だから段々と文明が衰えていって
上にいる人間でも情勢が見えている人達がこれではいけないとちょっとずつ体制を変えたのと
衰退故に監視網にほころびも生まれていって反乱分子が膨らんだのとの両方が合わさっての崩壊を想像した
日本も含めて現実の色んな国の情勢から目を背けたら駄目だと思わせてくれた
貴志祐介 悪の教典
あらすじをチラッと見たときの印象は「学校の平和のために屑を殺すサイコパス先生」の話
で、殺されるのがそういう人なら後味もそんなに悪くないかもと思ってたのに
思いっきり罪のない人たち殺してたわー
あとハスミンの教師になろうと思った理由も引いた・・・柴原や憂実の件といい女には不快な描写が多かった
藤野可織『いやしい鳥』読了
こないだ芥川賞をとった作者のデビュー作を含む短編集
無理に分類するならマジックリアリスムか?なんかちょっと毛色が違うかな、って感じの作品
バレあり
表題作はなるほど題の通りいやしい鳥だわ
嫌悪を催させる対象と可愛がっている対象とを嫌悪成分多めに合成・融合するってのはちょっと面白いと思った
「愛しているけど殺さなきゃー」みたいな葛藤は全カットなのが逆に「えっもうちょっと葛藤なくていいの」と思わせるのが面白い
ただ自分のペットで同じこと起きたらと思うと戦慄、発端だけでも洒落にならない
あと『藪の中』的に「仮にこれが信用ならないこの語り手の妄想だとしたら、本当は何が起きたのか」をちょっと考えさせる感じなのも面白い
他の収録作では胡蝶蘭がキュートだったな、ちょっと飼いたいかもと思ってしまった
そしてAmazonで肝心の芥川賞受賞作のレビューを見たらこてんぱんでワロタ
何というか、需要ガン無視賞なのはそういう賞ってことで別にいいんじゃないかと思うが(直木賞あるし)
それを差っ引いてもあそこまで具体的に瑕疵を指摘されまくりだと流石にちょっと読みたい気持ちが萎える
クリムゾンの迷宮ってコミック化されてるのね
>>114 というかもう芥川賞受賞作は叩く為に叩きたい人が世の中に沢山いるんだと思う
作品の出来云々以前にそれはもう仕方ない
乗り遅れたけど長野まゆみは「箪笥のなか」
も風情があってよかった
>>100 私は「よろず春夏冬中」の表紙に騙されたよ…
↑これは図書館にあったけど、ないものは買って読むしか
ないから「夏至南風」とか「行ってみたいな〜」とか
エグいのが手元に集まるw
小川洋子「ホテルアイリス」とかも
夏にブックオフで買ってきていまだに袋から出してない「白い巨塔」を思い出した。
作者亡くなられたね
ドラマは観たけど原作は読んでないなあ。読んでみようかな
皆川博子 「海賊女王」
登場人物の誰にも感情移入できなくて困った
でもつまらないかといえばそうではなく
結構分厚い上下巻あっという間に読んでしまった
数十年ぶりに再登場したキャラが数ページ後にあっさり犬死
そんな容赦のなさに痺れる
皆川博子はあっさり死ぬよね
最近「薔薇密室」読んだけど某キャラが死んだのが悲し過ぎた
でも後味はそんなに悪くないのが凄い
海賊女王はけっこう淡々と進むよね。激動の人生なのに描写があっさり
でも最後の数ページはぐっと来たし、グローニャが素敵だった
「薔薇密室」の後に「死の泉」を読んだけど
薔薇〜の方が好きだったな
。他に「倒立する塔の殺人」も好き
>>121 作家さんの訃報があったばかりだから一瞬どきっとしてしまった
皆川先生にはいつまでも精力的に執筆を続けてもらいたいものとお祈りしています
>>124 うわ、自分のレス読み返してみたけど配慮の足らない書き方してしまってたね…
吃驚させてしまってごめんなさい
もう80代らしいのに作品を出し続けてるなんて凄いよね
「死の泉」は大好きなんだけど
最初の扉ページを読み飛ばしていて愕然とした
ものすごい損をした…
これから読む人は、本当に表紙めくって一枚目から
余さず読んで欲しい
自分の好きになる本を探すのがとても楽しい
東野圭吾がちょっと苦手なんだけど、仮面山荘殺人事件だけは何故かすごく気に入った
ちょっとした切っ掛けがあって読んだんだけど、どこに切っ掛けがあるかわかんないね
ミステリーが好きなんだけど好き嫌いを作者ごとに考えてて、嫌いな小説の作者の本はその後読まないっていうのをやめた
ただ二作好きな作品がある作者の本には外れがないとも思う
今一番好きなのが首藤瓜於なんだけど、いかんせんペースが遅い…
>>123 『倒立する塔の殺人』ちょうど昨日読み終わったわ
もともと女学校もの好きなせいもあってすごく良かった
>>127 東野って面白いけど嫌いってのがりょうりつする
まあ好みの問題なんだけど、全然先の展開が気にならない
一日で読みきらないともう二度とその本手に取らなくなってしまうw
でもあんな色々シリーズ書いてそれぞれヒットさせてすげーと思う
ごめんなさい、東野さんの話です
東野さんは大衆受けいいよね。普段本読まない人も読んでるし
東野圭吾は普通に面白いな
村上春樹の文体がキザな感じで私は苦手かも
リアルシンデレラ読了
最初の方は面白かったけど、実は主人公が巨乳で美人とわかってから
どうでもよくなった。最後の方はやっつけ仕事っぽかった。
そんなわけねーだろ、て始終思わせるお話だった。
岩井志麻子の本読んだことある人いる?
興味あって魔羅節っていうののあらすじ見てみたんだけど
想像以上に強烈だったw
陵辱や痛ましい性描写が心底嫌いなんで読むのちょっと怖い
やっぱりそういう話が多いのかな
ものすごい遅レスで申し訳ないけど、長野まゆみって初期作品からうっすらとBLだよね。
少年アリスが処女作でしょ?
基本的に登場人物は少年同士だったりするし、そういうのが苦手な人はやっぱり駄目なのかも。
直接的な描写があるものはあんまりないけど・・・。
個人的に、友達だった人に貸した天体議会(ハードカバー)が、また貸しされて返ってこなかったのが痛い・・・。
あれ、もう絶版なんだよね。
文庫とは装丁が違って、すごく綺麗な青い本だったのに・・・。
>>136 チャイ・コイというのを読んだ
性描写は結構あるけど痛いシーンはあまりないよ
>>137 うわああ
大事な本無くされるとか、話聞いただけで胸がギュっとなるな…
いつか美品と出会えるか、復刊されると良いね
>>136 何冊も読んでるけど、不思議と記憶に残ってない
だけど「嘘つき王国の豚姫」だけはすごく鬱になったの覚えてるから
おすすめしないわw
乗り遅れすぎた
>>137 天体議会とあと何か1冊サイン本を人に貸して、
一時的になくされた私ですよ(後に見付かって戻ってきた)
天体議会は「三日月少年漂流記」に続いているってのも嬉しいね
長野まゆみの旧作は「少年達、ファンタジー、理科」ってイメージだったなぁ
「天然理科少年」なんて直球なタイトルもあるし
「カルトローレ」は一番よく読み返してる作品だけど、
女の子と思いこんでの求愛シーンはあるよ
全くないのは「学校ともだち」とか「賢治先生」とかかな?
少し前に出てた「アレグリアとは仕事はできない」を偶然読んでたんだけど、
弊録の地下鉄の話があんまり好みじゃなくてそこから止まってしまっている
>>136 岩井志麻子大好きだよー
でも大体どの本もエログロ描写は多いね…
「タルドンネ」とかはその極みだから苦手なら避けた方がいいと思う
個人的におすすめしたいのは
「ぼっけえ、きょうてえ」と「べっぴんぢごく」、「現代百物語」シリーズ
前者二つはエログロ描写もちょこちょこあるけど、ストーリーが面白くて文章も綺麗だから余り気にならなかった
ただこれもどっちも鬱だった覚えがあるから苦手なら気を付けて
「現代百物語」シリーズはグロ描写はあんまりない、どっちかっていうとエロゲスな感じ
淡々と著者の岩井志麻子が身近にあった霊体験その他を暴露するややエッセイ風味な本
かなり軽い感覚で読めて面白かった
京極夏彦『死ねばいいのに』読了
何だか死神みたいな兄ちゃんがいろんな人に「死ねばいいのに」って言って回る話
もとい
殺人事件の被害者鹿島亜佐美についてある男が関係者に聞いて回る話
話を聞かれる側の登場人物複数人が揃いも揃って全員バカでツッコミどころ満載のくせに感情面では共感はともかく理解できなくもない、
みたいなのが揃っているので突っ込みつつ読むと若干飽きてくる、あと内容的にグズグズでうんざりしてくる
ただ展開が途中からオイオイオイみたいな感じになってくるのでそこそこのめり込めると何だかんだでサクサク読める系の本なので途中で放り出したりはしなかった
ページ数449ページ一日で読了、電車の待ち時間とかの空白時間消費には大変良うございました
>>144 あなたのコメントが面白いw
私も読んでみようかな
>>145 正直言って、オススメはできない…
登場人物のバカっぷりが本当に笑えないタイプのバカさで死神兄ちゃんじゃなくても「死ねばいいのに」って呟きたくなるんだ
どちらかというと憂鬱というよりイライラさせられる
結末も悪くはないけどスッキリはしないし、何というか小作りな作品だし
図書館とかでいいと思いますよ…
こちらあみ子を読んだけど
衝撃的な作品だった。
あまりない異質な小説だよ
おすすめ
そこまで突き抜けて胸糞悪なるわけじゃないけど嫌な気分になる小説だと思った>死ねばいいのに
厭な小説よりこっちのほうが厭な感じはしたな
死ねばいいのに
初京極さんだったけどつまんなかったな〜
死ねばいいのにと言われる側も痛々しいが、言ってる側にも爽快感も覚えなかった
>>141 タイトルはめっちゃ惹かれる面白そうw
他の作品で慣れたら読んでみたい、ありがとう!
>>143 現代百物語とっつき易そうだね、他のオススメ全部読んでみる
詳しくありがとう!
>>149 初京極さんなら、最近のはあまりお勧めしないw
彼の作品は、時代小説のほうが楽しめると思う。
巷説百物語シリーズは読みやすくて、読後感も良いよ。
個人的には京極堂の百鬼夜行シリーズが好きだなぁ。
京極夏彦なら(後味はともかく)嗤う伊右衛門が好きだな
他と比べて短いし
梨木香歩『渡りの足跡』読んだ
なんか梨木香歩の文って潔癖というか生々しくないような印象がある
この本は渡り鳥を追いかけたエッセイで、鳥も鳥以外も死んだり食われたりしてるけど
その様子が詳細に描写されていても不思議とグロテスクと感じなかった
>>151 >>152 じゃあ時代物呼んでみようかな
京極堂も借りてみよう、ありがとう
梨木さんはなんか宗教チックじゃないけど宗教的な感じ
独特の雰囲気があるよね
「ピスタチオ」はよく分からなかったけど、「西の魔女が死んだ」は好きだったな
ここでよくすすめられてる十二国記の「月の影 影の海」読んだけどすごく面白かった
長編シリーズだけどこの上下巻でも十分面白くて、でもこれが壮大な物語の始まりでもあるみたいな
同じく前すすめられた「獣の奏者」シリーズも良かった
どちらもオススメ
獣の奏者気に入ったなら、同じ作者の守り人シリーズもおすすめ
シリーズではないけどこれまた同じ作者の狐笛のかなたも面白いよ
>>155 弧笛のかなた読んでみようかな、ありがとう
守り人は気になってたんだけど長くてなかなか手が出ないんだよね
今日は穂村弘のサイン会に行ってきます
158 :
彼氏いない歴774年:2013/10/06(日) 16:13:23.15 ID:4BcRMN0+
行ってきました
書いてあることはともかく、文章だけ読んでいると
しっかりした人のようなイメージを抱いていたけど、
なんだか柔らかいというかゆるいというか、
確かに乙女チックな人でした
『魂の文章術』読んでたんだけど
筆者が禅を習ってたという日本人禅師の師匠からの教えがちょこちょこ引用される
でその師匠が片桐師匠っていうらしいんだけど
最近自分の中でラーメンズがリバイバルブームでレンタル屋でDVD借りまくってるせいで
ビジュアルと脳内音声が全部オジイキャラを演じているときの片桐仁になってしまって
何というかフレーズ自体はいい教えなんだけどイマイチうさん臭さを脱臭できない…
おまけに途中からDVD見たくなってしまったりしてもう全然読み進まない
明日返却期限日だもうダメだー
休みの間中、図書館で借りた物語シリーズ/西尾維新読んでた
化物語
傷物語
猫物語(黒)、(白)
を読み終えて、いま傾物語2/3。読み終えたかったけどもう眠いー。
時々TVでアニメを見ててどんなストーリーなんだ??と気になってた
ところがすっきり。読みやすくてするする読めた。
けどさすがにおなか一杯。しばらく暦つっこみや村上春樹は読みたくない気分に。
>>156 守り人シリーズは確かに長いね
とりあえず最初の精霊の守り人と闇の守り人の二冊で、シリーズ全体の雰囲気とかが合うか合わないかわかると思う
獣の奏者も圧巻だったし、いつかまた上橋さんの新作が出るのが楽しみ
>>161 上橋さんは今度自叙伝みたいなのが出るよ
新作も書きたいっておっしゃってたけど、今はプライベートが忙しいらしい
舞城王太郎の「熊の場所」
この作家は初めて読んだ
装丁が全部毒々しいイメージだったから何となく避けてたんだけど、読んでみたら面白かった!
文章が流れるように入ってくる文体で読みやすい
勢いがあるけど最後だけ突然失速してプツンと終わる感じがした
そこがちょっと物足りなかった
誰かこの舞城王太郎のおすすめの本を教えて下さい
>>163 ベタだけど『土か煙か食い物』
個人的には初期作品の方が好き。
『キミトキス』も結構良かったよ
あと自分も『煙か土か食い物』オススメ、他には『好き好き大好き超愛してる。』とか
連投ごめん
『キミトピア』だった…『イキルキス』とごっちゃになった
>>157 うぐいすパンの人か!いいなぁ
自分は逆に、文章からのんびりしたオジサンイメージ持ってたけどググった画像がキリッとしてて驚いた
>>163 「世界は密室でできている。」は短いし手軽に読めて面白いからおすすめ
個人的には「ディスコ探偵水曜日」をとても勧めたいけど、長いうえにちょっと癖が強いかな
最近のは「キミトピア」とか「短篇五芒星」とかあっさり目が増えたね
>>163 [ビッチマグネット]が読みやすいながらも舞城らしさもあって、良いと思う
スポーツものの小説でおススメある?
DIVE!!・風が強く吹いている・タンブリング・一瞬の風になれ・ボックス・ランは読んだ
サクリファイス
172 :
163:2013/10/07(月) 17:35:46.05 ID:TtM0Iykc
163です
皆さんおすすめ教えてくれてありがとう
どれも面白そうだから全部読んでみます!
知り合いから借りて土は〜は読んだけど舞城はまったく合わなかったなー
同じように借りた村上龍のコインロッカーズベイビーもだめだった
そしていま借りてる古川日出男の「music」これが驚くほどつまらないw
読書好きという共通点があっても中身まで同じように楽しめるって言われたらまた別の話だよねw
でも自分が貸した本はおもしろかったって言われるのになぜだw
>>170 バッテリー
野球より人間関係の方がメインだけど
>>173 感覚の違いってあるよねぇ。
大好きな作者でもどうしてもだめな作品あったりするし。
でもお友達の「おもしろかった」はいくばくかが思いやりと
優しさでできてると思ってた方が平穏に過ごせるよw
>>163 やっぱり「煙か土か食い物」! あと「阿修羅ガール」もいいよ。
何冊か読んでみてハマったら、
>>168もおすすめの「ディスコ探偵水曜日」を読んでみて〜。
舞城作品は舞台や登場人物がリンクしてたりして、冊数読めば読むほど面白くなってくと思う。
「鹿乃江さんの左手」
女子校とそこに通う女子高生が中心の話なのに、何故か全体から喪女っぽさを
感じてしまうのは何故だろう……w
女の子(女性)独特のエゴイズムさが感じられて面白かった
古川日出男の『music』めっちゃ良いじゃないですかー
前作『love』と甲乙つけがたい、『サウンドトラック』もかなりよかった
『南無ロックンロール』と『ドッグマザー』が読みたああああい図書館になあああああいorz
『音楽の聴き方』読了
音楽を聴いていて「わからない」と思うのは何故か?
というか「音楽がわかる」とは何か?音楽の良さを語るための言葉とは?というあたりを掘り下げている新書
「クラシック?何それ美味しいの?っていうか食べ方がよくわからん」状態の自分としては非常に有り難い本
あとこれ考え方自体は絵画とかそれこそ文学作品とかいろんな分野に応用できるわ
タイタニア4巻読み終わった
再開後のアルスラーンが個人的に微妙だから20年経ってるこっちはさらに心配だったけど、
全く杞憂だった。緊張感がすごい巻になっていた。
・・・
美亜へ贈る真珠
童貞の人が書いた三流ラノベみたいな登場人物の男女を除けば
SF短編集みたいな感じで普通に面白かった。
愛よりも早く
携帯小説みたいな話でひどい。
カバー絵が安野モヨコでもったいないと思った。
ひとよんでミツコ
ミツコのサイキックパワーが喪女的にスッキリしたw
友達に気になる人をNTRされた話がリアルすぎる。
女の子どうしってややこしい! レイチェルシモンズ
アメリカの、女の子同士のいじめについての本。
ちなみに、日本と全く同じ状況。
自慢する人の心理について、腑におちることがあって、
読んでよかった。
知っている人で自慢人がいて苦手だったんだけど、気楽になった。
>>179 タイタニアが出てたのも衝撃だけど、内容も良かったんだねー
よし買ってくるわ
>>170 2.43 (高校バレー部) キアズマ (大学自転車部)
あと少し、もう少し (中学駅伝)
頼むから、ほっといてくれ (トランポリンオリンピック代表選考)
このあたりが、なかなか面白かったです。
ゲッツ板谷の読んだことある喪いる?
宮部みゆき「孤宿の人」
予想以上に名作で一気読みしちゃった!
数年前に目が悪くなって字を読むのがつらく、2年ぶりの読書だった。
期待以上に良かったのでこの本の次に何を読めばいいかわからないorz
>>185 宮部みゆきは時代小説もたくさん書いてるからそれ読めばいいよ
長編も短編も、どれも面白いよ
>>186 宮部みゆきの作品、特に時代小説いいよね!
目の病気になる前によく読んでいたから復活1作目に選んだよ
ここのスレをまた楽しい気持ちで読めるようになって本当に嬉しい。
ありがとう
>>187 単に視力低下したんじゃなくて病気!?
一気読みしすぎて酷使しないように、どうぞ気を付けてね
中島みゆきはブレイブストーリーが好きだな。何度も読み返してる心理描写が丁寧で引き込まれる
>>184 未読だけど三浦しをんが著書で紹介してたから気になってる
>>188 眉間あたりを強く打って、その影響で病気になっちゃった!
本当はその通りで、長く読むには節度を持ったなきゃ。ご忠告ありがとう!
時代物で長めで主役の成長や人生をおっかけたり、過去の因縁や、時世がかかわるような奥行きある話なにかないでしょうか?
中島みゆきの書くブレイブストーリーか…
気になるな
>>192 うわぁ恥ずかしいorz寝ぼけてた
しかもわざわざ「なかじま」と打って予測変換して出したんだこれ
何考えてんだろもう寝る('A`)
>>184 小説は知らんけどエッセイは超好き。
教習所で教官から「徐行って何?」の質問で「…女の工員ですか?野麦峠のような…」
は入院中爆笑してしまった。かなり作り入ってるかもだけど面白い話が多い
>>170 朝井リョウ「 チア男子」
人間の弱さや、ネガティブな感情を文字にすくい上げるのが上手な作家だと思う。
>>191 希望に添えるかわからないけど、清水義範の尾張春風伝(上・下)
以前読んでいて面白かったし、すごく印象に強く残ってる。
奥行きはどうかわかんないけどw岡本綺堂の半七捕物帖と佐藤賢一の女信長もおすすめ。
畠中恵のけさくしゃも面白かったよ。
>>191 藤沢周平の『蝉しぐれ』、冲方丁の『天地明察』をおすすめする
どっちも有名だからもう読んでるかも知れないけど
円城塔の『道化師の蝶』読んだ
なるほど分からん
伊藤計劃の遺稿だから『屍者の帝国』が気になってるけど合わないかもなぁ
あんまりにも好みで良い本を読むと次に何読んだらいいかわかんなくなるよね
空色勾玉シリーズを読んだときにそういう心境に陥った
次に読んだ守り人シリーズが浅く感じてしまって(好きな人ごめん)
あれ以来ファンタジー読まなくなってしまった
勾玉も守り人も好きだな
荻原さんは勾玉三部作が面白すぎてRDGの尻切れトンボEDはがっかりした
>>199 一作に大満足したら、似たような内容の本は続けて読まないようにしてるw
全然違うジャンルを読んで、しばらく経ってからなら割と行けると思うよ
勾玉も守り人も十二国記も大好きよ
最近10年ぶりに勾玉を読み返したら、主人公の狭也が結構勝手且つ突飛、強気だったし
物語自体も描写がさらっとしてて、記憶してたものとのギャップがあった
今も大好きな一冊だけど、初読が思春期の頃だったから、それこそ行間にまで入り込んで夢中になれたんだな、と
RDGもなかなか馴染めなかったけど、十代の頃に読んだらまた違ってたんだろなー
ほんわか(?)
ほのぼのした話が読みたいのですが何かおすすめありますか?
私が今まで読んだほのぼの作品で好きなのは…
西の魔女が死んだ 梨木果歩
うさぎパン 瀧羽麻子
博士の愛した数式 小川洋子
江國香織の著書
瀬尾まいこの著書
>>203 「和菓子のアン」おすすめ
ちょっとしたミステリーもあるけど終始ほのぼの
>>203 大沼紀子さんの「てのひらの父」あたりがおすすめ
>>203 夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫): 森見 登美彦
ペンギン・ハイウェイ: 森見 登美彦
猫を抱いて象と泳ぐ (文春文庫): 小川 洋子
お試しあれ
>>203 うさぎパンと同じ瀧羽さんの
株式会社ネバーラ北関東支社
森見登美彦だったら「恋文の技術」もいいね
手紙のやりとりが和む
うさぎパンほっこりしたけどよく考えたら父親がクズだった
>>201 確かに、それがよさそうだね。
似たようなものを探しても、同じ満足感は得られないんだよね
>>204 前から気になっていたタイトルなので読んでみたいと思います
>>205 チェックしてみます
>>206 3冊とも積ん読に入ってるので優先して読んでみようと思います
>>207 そちらもほのぼの系なんですね
読んでみます!
>>208 森見登美彦は何冊か積みっ放しになっていました
ほのぼの系なんですね
>>210 ぶたぶたシリーズって沢山あるんですね
読んでみようと思います
皆様、ご親切にありがとうございました
参考にさせて頂きます
東京バンドワゴンドラマ化かぁ
キャスト見たけど何か惜しい…コレジャナイ感
とりあえずシリーズ全巻読み直してくる!
ドラマは一話だけ期待せずに見るぜ
ノーベル文学賞はアリス・マンローに決定、短篇の名手だそうで
読んでみようかな
村上春樹は今年も落選だそうだが
煽りとかでなく、仮に村上春樹がノーベル賞に選ばれるとしたら、何が評価されて選出されるということになるのか
誰か知っている人はおりますまいか
「好みじゃない、賞に推してる人の気が知れない」っていう意見はいくらでも見るんだけど
「これこれこういう作品のテーマがこんな文脈で評価されている」「○○に発するこのモチーフをここでこう持ってきて完成させたのは功績として大きい」みたいな
ある程度客観的な分析がほしい
現代日本文学史とか勉強するとわかるのか?
ちゃんとした文芸雑誌でも見ればいくらでも書いてあるよ
ネットでも探そうと思えば見つけられるでしょ
>>214 川端康成「雪国」
思索的な主人公、だらだらだらだらと続く倦怠感と厭世観と自己嫌悪
ゴージャスな女の肉体耽溺と現実逃避
大江健三郎「燃えあがる緑の木」
思索的な主人公、だらだらだらだらと続く倦怠感と厭世観と自自己嫌悪
ゴージャス旅日記と反原発
村上春樹「IQ84」
思索的な主人公、だらだらだらだらと続く倦怠感と厭世観と自己嫌悪
ゴージャスでアナーキーな男漁りと現実逃避
ノーベル文学賞の選考委員達が
「ダルでアンニュイでアナーキーでセックス依存症で頭でっかちの主人公の自己正当化」
というジャンルが好きなんだと私は勝手に思っている
初回に有力候補だったトルストイが結局落ちた理由が「アナーキーで虚無主義だから」だったことを思うと隔世の感
>>215 「村上春樹 ノーベル賞 雑誌」で検索しても「ちゃんとした文芸雑誌」は全然引っかかってこないよ
というか雑誌名知ってるなら書いてほしいww何て文芸誌の何月号?
欲を言えば大学で研究してる人が書いたくらいのクオリティのものを読みたいんだけど国文学ってどこが一番振るってるんだろう
ネットは結局「ノーベル賞残念でしたー」っていう最近のニュース記事と、「ノーベル賞今度は取れるか?」っていうちょっと前のニュース記事と、
「ノーベル賞ってこんな仕組みになってるから春樹はこうすれば取れる/今年はどうやっても取れないよー」っていうまとめ記事と、
「ノーベル賞村上春樹受賞はオッズ17倍!」っていうエゲレスの賭け記事とw何というかワイドショー的なネタ扱いで消費するみたいな記事しか出てこない
ちょっとは真面目に論じてるかなと思えたのは【ノーベル賞残念対談】と銘打った内田樹のインタビューだけ
>>216 ノーベル文学賞のお好みは強い政治性とはよく言われてるらしいが、日本勢はよく受賞できたな
一瞬こうやって並べてみるとむしろドラゴンの方の村上の方が近いんじゃないのとか思ったけどよく考えると逆に受賞できない感がする
スウェーデン・アカデミーが選評を出版でもしてくれりゃ話は早いんだけどなあ…超ウケるガイドブックになるのに
>>217 Ciniiで検索したら論文一杯でてきたよ
オープンアクセスも多いし、近くの大学図書館にいけばあると思うよ
>>218 Amazonの「文芸雑誌」登録商品数2000件越えでっせ…流石に読めないよ、「いくらでも書いてある」ってなら候補絞ってくれてもいいじゃん
そして逆にこの2000件超を「村上春樹」で絞ると3件しか残らないというね
とりあえず『国文学 解釈と鑑賞』2010年9月号が一番内容が濃そうだから挑戦しようかとは思ってる
>>219 ありがとう、CiNiiでも検索したけど「村上春樹 ノーベル」で14件しかヒットしないんだよ…しかも週刊誌の記事が多い
週刊誌じゃないヤツだと『諸君!』の記事が良さそうだけどいかんせん古いのが気になる
「村上春樹 近代文学」でも39件、「村上春樹 現代文学」だと更に減って17件
『現代文学史研究』の記事は良さそう、あと『早稲田文学』の「海外のムラカミハルキ」とかも気になるのでこれは読んでみる
なんで評価が高いのか理解でき
なかったから落選して良かった。
村上春樹の強みは自分で英語翻訳できてさっさかアピール
できるるとこだと思っテル
まだ世界は英語圏だから翻訳者はだいじ。川端さんも翻訳よかった。
自分で絞れてるじゃん
村上春樹の翻訳といえば、柴田元幸さんたちがサポートしてるらしいね
指摘にはサクサク応じるとあって以外だった
柴田さんの翻訳でミルハウザーやオースターのよさに気づいた
いまはリヴァイアサン読んでる
>>223 自分で絞って見つけた以外に少なくとも>215には別のアテがあるはずでしょう
普通密林で3件のヒット数、しかも使い物になりそうなのはさらにうち1件って結果を「いくらでも書いてある」とは称さないもの
39件とか17件のヒットだって蓋を開けたら個別の作品分析が大半で
「海外ではどう読まれてるか」「文学史上の位置づけは」みたいな論じ方なのは挙げた奴ぐらいだったし
まあぶっちゃけ>215は自分では具体的な記事はひとつも読んでないのに
印象と知ったかぶりで適当に「いくらでも〜」って書いちゃったんだろなーって思ってるけどw
ちゃんと「知っている人はおりますまいか」って書いたんだから、知らないなら口挟まなくても良かったのにね
うわあ…
恥ずかしながら、村上春樹読んだことない
何故か、ヤリチンと美女たちの小洒落たセックスライフというイメージがあって…
喪女でも楽しめる村上春樹の小説ありますか?
>>227 ないと思う。
話題になるから読んだけどまんま
そんな感じでがっかりした。
>>227 風の歌を聞けとピンボールしか読んでないけど、両方まさにそんな感じだったよ
何年も前に読んだから細かいところまでは覚えてないけど
主人公は別にイケメン設定じゃないし特にこれといった特徴や魅力があるわけでもないのにモテモテ
自分に酔ったスカした男がオサレな生活してます、って感じの話だった気がする
双子美女がどちらも自分を求めてて二人と同居、ベットの両脇には美女がいます、みたいな感じでハア?と思ったwww
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドはそこそこ面白かったよ
これが一番面白いらしいけど、これが頂点ならもうほかはいいやと思って村上春樹はこれしか読んでない
ファンタジーとSFの世界が交互に繰り返されてって最後にその世界の謎が解けるみたいな話
主人公とヤるのは太った女
春樹の話題になるといつもこんな流れになる気がする
マスコミに変に持ち上げられるから
変に叩かれるよね
好きな人もいるっていうのはよくわかる。
回りくどいけど、凝った表現するからね。
万人受けするとは思えないのに、
持ち上げられ方がすごいのが謎。
ビートルズ崇拝してるってその時点でカップラーメンみたいな
作家じゃん。こいつが評価されるなんてないでしょ。
やつはノーベル目指して英語で翻訳されたときの見栄えを計算してるとか。
死ねっつうの、こっち向いたヒヒみたいな写真を晒してるんじゃねえ!!
オノヨーコと組んで平和賞目指せや。ソッチのほうが現実的だわ。
>>227 個人的には短編は面白いと思う。カンガルー日和とか
春樹はすごく好きというわけではないけど、
乾いた文章が読みたいときに手に取ることがある
>>231 生きづらさを感じてる者の代表
ってのにイラっとした
>>236 同意。短編は面白い。
納屋を焼くとか、パン屋再襲撃とかすごく好きだ
長編になると変なモテモテシーンが入るんだよなあ
239 :
彼氏いない歴774年:2013/10/11(金) 14:46:02.10 ID:1CH9ebWo
俺もモテモテが入ってると感情移入というか素直に入り込めなくて途端に冷めてしまうわ
辺境・近境とか遠い太鼓は読んでないが割りとそういう要素がなさそうだけどどうだろう
俺って
隠そうとくらいしろよ
村上春樹って熱狂的なファンも多いのに
自分はちっとも好きになれないのはどういうわけかと悩んだことある
長編も短編も結構読んだが全然面白くない。
やっぱり合わんもんは合わんのだなぁ。
高校の時にノル森が教材になって、一回全部読んだけどち○このシーンしか頭に残らなかったw
でもネジ巻と羊、ダンス3、神の子は好きになったな
何故かアフターダーク辺りから受け付けなくなったけど
>>241 誰かが言ってたけど後期の宮崎駿と村上春樹は似てる。
両方とも作品的にはわけわからんが大ヒットする。
文章自体は変わった比喩を用いたりしてて面白いと思う
でも肝心なストーリーが何とも合わないんだよねぇ。すぐにセックスしすぎで「は?」ってなるw
セックスシーンがなかったら割と好きなんだけどなぁ
村上春樹が受けて世界でも受けてるところは
ちょっと豊かになった国・社会の中での大学生あたりの虚無感と孤独感のモラトリアム世界観で
それは豊かになりつつある中国の大学生にとっても同じく体験する空気のものでそういうのが受けてるんだろうと思うけど
村上春樹ブームより後のバブル破壊後不況只中で育ったアラサー以下の喪女の私としては
そのちょっと豊かなモラトリアムがもう全然共感できなくて作品に浸れないんだよね。
これはもう埋めがたい溝だから仕方ないと思っている。
太宰治とかサリンジャーとかの部類なんじゃないの?
自己陶酔で現実逃避する登場人物に共感できるかどうか
太宰治は嫌いだけどまだ文学としてそれなりにちゃんと評価するけど
太宰治好きって行ってる奴にはほんとにろくなのが居ない上に
太宰治のうっすい表面で喜んでるのが多くてへどが出る感じと確かに似てる。
無性にSF読みたくなったけどどこから手を付ければいいか判らなかったので
とりあえず夏への扉買ってきた
>>247 太宰治のうっすい表面ってなに?
嫌いな作者なのにあなたはどうしてそこまで知り尽くしてるの?
250 :
彼氏いない歴774年:2013/10/11(金) 21:58:15.86 ID:1CH9ebWo
SFといえば、空の中には興味があるな
太宰の表面的な部分しか知らないくせに〜ってことじゃないの
SFだったらディックのアンドロイドは電気羊の夢を見るかがおすすめ
夏への扉も面白いよネコ好きだったら面白さ倍増
村上春樹は作者の顔知ってると
「あの顔で…」とモテモテセックスライフストーリーにさらに萎えることに
>>253読んで、ノル森の主人公の顔が作者になったバージョンが頭のなかで再生されてフイタ
255 :
彼氏いない歴774年:2013/10/11(金) 22:53:19.26 ID:1CH9ebWo
セックスの描写があるとどうしても下劣だなと思ってしまうわ
小説の中の人間は純であってほしいと思う
セックスをする=不純だとは現実世界では思わないけど、小説の中ではどうもそういう考えになる
>>253 「あの顔で・・」なのか「あの顔だから」なのか判断に迷うところ
村上春樹の本を読んでいるときの心境は
一般人の自作ラブソングを聞いたり、自作ポエムを読んでしまったりしたときのムズ痒さに似てる
私も村上春樹は文章の好き嫌い云々の前に性描写でリタイアしてしまった
ノルウェイの森しか読んだことないけど苦手だ
性描写自体を拒絶してるわけじゃないんだけど、あの人のはなんだか気持ち悪く感じてしまう
259 :
彼氏いない歴774年:2013/10/11(金) 23:34:54.20 ID:KmF2oa7/
小説の世界に浸っている時に性描写があると現実に
引き戻される感じがあるというか・・・割とぼやけた書き方してくれると
あんまり気にならないけどね
性描写があってもいいんだけど
村上春樹とか男性の性描写はは露骨すぎてちょっと嫌だ
宮木あや子とか岩井志麻子みたいな女性向けのは好き
261 :
彼氏いない歴:2013/10/11(金) 23:50:55.22 ID:PO3cL/Sd
物語上必要ならまだわかるんだけど
性描写の必要性がないのに必ずあるのが逆に笑える
262 :
彼氏いない歴774年:2013/10/11(金) 23:53:29.38 ID:1CH9ebWo
セックスについての考え方が根本的に違うんだろうね
夏目漱石と谷崎潤一郎と三島由紀夫はやっぱり良い。
作家というか芸術家タイプ
文学とか詳しくないんだけど、昔の人シリーズ(?)でいうと
谷崎潤一郎と川端康成が好き
夏目漱石は面白く読むんだけど根本的な感覚が理解できなかった
代表的な作品でいうと「こころ」とか、共感できないことが多すぎて・・
嫌いではないんだけど、感覚的な意味でビビビとこない感じ
我輩は猫である、坊ちゃんも感性が自分とは違うところにあるんだなーと言う感じ
だからこそ何度も読んじゃうんだけど
若かりし頃は全然受け付けなかったのに、
年くってから川端好きになった
>>262 >セックスについての考え方が根本的に違うんだろうね
わかる
そうなんだろうね
私もあまりセックス描写好きじゃなくて、純愛展開のラストでセックスなるとがっかりしてしまうわ
>>245 なんか分かるかも
タイトル忘れたけど、教科書にのってた世界から青が無くなる話とかそんな感じ
豊かになっていく中で取り残される虚無感みたいなのが、察することはできても共感できない
作者の時代的背景ってやっぱりあるよね
小説面白い人はエッセイがいまいちで
エッセイが面白い人は小説がいまいちだよね。
どっちも面白い作家って誰だろう。
三浦しをんとか?
好みが分かれそうだけど私は面白いと思った
英語で読めないと評価されないノーベル文学賞なんて意味ないって。
日本の昔の俳句や江戸後期〜明治初期の作家だって英語に直すと全滅しちゃうから。
しかし少なくとも川端と大江が評価されて受賞している
英語に直しても何かしらのものは損なわれないということなのでは
個人的に、大江は日本のドストエフスキーだとおもうなー
彼の本を原文で読めて日本人でよかったと心から感謝できる
>>268 辻村深月
作品とエッセイのギャップがあまりなくて好感だった
三浦しをんは作品とのギャップが酷くて驚いたけど面白くて好き
宮部みゆきの平成お徒歩日記は面白かったけど
エッセイというか紀行文かなあ…
赤穂浪士が討ち入り後に辿った道筋とか
市中引き回しのルートを辿ったりしてて
時代小説好きには興味深いよ
ちょっと口調が古さい(というと失礼だけど)のは否めないので
昔の一人称の少女小説がムズムズしちゃう人には無理かもしれんが
クリエイターとその作品は別物、とわかっていてもなんかやらかしたり言動がアレな人だと知ると
どんなにその作品が好きでも冷めてしまう質だからエッセイは読まないようにしてた
けど、最近読んだ恩田陸の「小説以外」はよかった。小説についてが多かったからかな
他のエッセイにも手を出してみようかと思えた
276 :
彼氏いない歴774年:2013/10/12(土) 12:42:37.64 ID:nGVW0mOj
これだけ読めばOK!? 男子に「読書好きな女子」と思わせられる一冊
読書の秋ですが、まだこの秋になって一冊も読書をしていないというアナタ。年中読書好きなカレを前に、コンプレックスを
感じてはいませんか?
そんなアナタに今日は朗報! なんと、たった一冊を読むだけで、カレに“こいつは読書家だな……”と思わせられる本があ
るそうなんです。
「読書家は、自分が読んだことのない本を読んだ相手には、なにも言えなくなる性質があるんです」と語るのは、現役東大生
ライターの川上ぽこひろ氏。
月に100冊もの本を読むというぽこひろ氏に、そんな“魔法の一冊”を伺いました。読書は苦手だけど、カレには賢く見られ
たいという欲張り女子は要チェックですよ!
■1:小難しそうな哲学書
「ベンサムやウィトゲンシュタインなどの哲学書はオススメです。いかにも本が好きそうな感じがしますし、たいていの読書
家は名前を出すだけで“コ、コイツにはかなわないな……”と思わせる効果がありますよ」
■2:新約聖書
「ハリーポッターや村上春樹を差し置いて、文句なしに世界一売れているのがキリスト教の“新約聖書”です。
しかし日本では読んでいる人がいないこの一冊。“え、そんなに本を読んでいるのに聖書読んでいないの?”と言えば、どん
な読書家男子も“ぐぬッ”てしまうはず」
■3:アンソロジー小説
「異なる作者による短編作品を一冊にまとめたのがアンソロジー小説。たとえば、“恋愛”をテーマに10人弱の作家が寄稿し
たものなどが今ですと多いですね。
一冊読むだけで、多くの人気作家の文章に触れられるため、読書家男子への対抗手段としてはもってこいです」
■4:ブックランキング本
「ミステリー小説などのテーマに沿って、書籍のランキングを掲載している本があります。これを読めば、今人気の本のタイ
トルやあらすじにかなり詳しくなれますから、読書家男子と闘うには最高のツール。
読んでみたいと思った本は、もちろん読んでみたらいいですしネ」
以上、男子に読書好きな女子と思わせる本についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
時はまさに読書の秋。この中から一冊でもざっと読んでおけば、カレに「おめーってホントに本読まねーなっ!」なんて無礼
なことを言われずに済むかもですよ!?
http://news.ameba.jp/20131011-73/
うーんくだらん
278 :
彼氏いない歴774年:2013/10/12(土) 12:53:51.56 ID:GY2edt+v
惹かれるんじゃなくて引かれそうだな
アガサ・クリスティの「晩餐会の13人」読んだ
ミス・マープルのキャラが好みかも
私もジェーンおばあちゃんみたいになりたい
>>276 新約聖書w
宮部みゆきとか東野圭吾とかのほうが話が合いやすいんじゃないかな
よくわからんが
好きな映画を聞かれても古すぎない知名度がある作品を言うよ
くだらないなぁw
でもアンソロジー小説はいいよね
前に「嘘つき。」って本買って読んだけど、好みな話もあったし、あらすじ知ってたら読まなかったようなえぐい話もあってなかなか新鮮だった
世界一売れてる小説は星の王子様だった気がする
聖書はこのジャンルに入れて良いのやらw
本1冊読んだくらいで賢いも何もないだろう…
自分の好きな本で語り合える方がずっと良い
大体人にウケようとか思いながら本読んでる人なんて嫌だ
285 :
彼氏いない歴774年:2013/10/12(土) 14:14:38.58 ID:GY2edt+v
>>280 話を合わせるんじゃなくてあくまでも男に"勝つ"ことが目的だからね
>>285 なるほどw
異性に限らず、こんな張り合うような主張してたら孤立を深めそうだ
まさに本だけがお友達状態
まず英語でいい文章をかかなきゃ。インドの土人でノーベル貰ったやつは
英語で小説書いたからだよ。日本の大江とか川端なんて英訳しやすかったのもあるんだよ
ネタ記事にこんなにマジレスが…w 優秀なライターだな
>>281 「文芸あねもね」っていうアンソロジーがとてもよかったよ!
R18文学賞関連の女性作家の短篇集。いろんな女性の生き方が描かれてて、ちょいと前向きになれる。
中島らものエッセイを読んで気にいったら
是非みうらじゅんや大槻ケンヂも読んでみてほしい
291 :
彼氏いない歴774年:2013/10/12(土) 15:34:13.57 ID:GY2edt+v
みんなってアウトプットとかしてる?
読んだ感想を人に話したりブログに書いたり
これ彼が例えば聖書ガチで読んでいる人だったらどうするんだ
とはいえこれを真に受けて
ウィトゲンシュタイン読んだよ!新約聖書旧約聖書にミステリー100冊読んだよ!
という人がいたらそれはそれで素直な努力家だから何かしらの縁に恵まれる気もする
図書館に本返しに行ったら、誉田哲也の月光があって嬉しい
読後ただひたすら胸くそ悪くなるような本ってある?
闇の子供たちと隣の家の少女は読んだ
ジョン・グリシャムの「処刑室」「自白」とか
コーディ・マクファディンの「暗闇」「遺棄」とか(ただしこれは後味すっきりなシリーズ初期2作が良作
順番に読んでいくと同じシリーズなのか?ってぐらい胸糞悪さが楽しめる)
>>291 ブログには書いてる、けど本当に好きな作品だと書けないなあ
語彙の少なさと文章力の未熟さで結局すごいすごいとしか書けなくて……
そこまでハマらなかったor苦手、嫌いだった本の方が客観的に見られるせいか書きやすいような気がする
好きな作品をちゃんとレビューできるようになりたいなと思う
>>293 「吐きたいほど愛してる。」
タイトル通り胸糞悪くなるからグロいのも平気ならおすすめ
ぽこひろ氏、他のコラムも香ばしくて面白いなw
>>295 わかる
メモ程度で読んだ本を記録しているのだが
好きな本に対してはすごい、面白い、すてき、圧倒された位しか書けない
微妙な本はどこが嫌だったかはっきりするのせいかすらすら書ける
おかげで辛口コメントばかりになってしまう……
アンソロジーは『時間はだれも待ってくれない』がおもしろかったな
東欧の不思議な話(SF・幻想系)を集めた短編集なんだがハンガリーの中華趣味の話や
いかにも東欧らしい社会主義・体制の変化を思い起こさせる話などがあり興味深かった
どこかしら陰鬱な空気を纏っている小説が多かったと思う
何よりも素晴らしいのはすべてにおいて重訳がないという事!
そしてこの本があったからこそ『もうひとつの街』が完訳で出版されたというのは嬉しい
でも正直この短編集は人を選ぶのかもしれない……
好きな本の感想書けないってすごい分かる。
ここはちょっとな…って部分ひっくるめて好きだから、その一言に尽きてしまう。
息抜きに三毛猫ホームズシリーズ読んでる。
兄の女運のなさすぎて笑える。
ホームズ頭いい可愛い。
本格ミステリよりは肩の力抜いて読めるから楽しい。
好きな本ほど書けないってわかるなぁ
私は5段階★評価にしてる
好きな本は面白かったとか小学生並みの感想しか思い浮かばない
ところで最近ゴーンガールっていうミステリー読んだ
面白かったよ
感想は書く暇もないから、好きな箇所を書き写してる。字の練習も兼ねて。
後から読み返すのも楽しいから割とオススメ
感想書く暇はないけど書き写す時間はあるのか
それお気に入り作品の記憶が深まりそうだしやってみるよ
私はとりあえず、好きな本は、「あ、この文章いいな」って言うのを抜き出してメモしてる。(ブログに)
でも、全部を書き出したら大変だから、とりあえず付箋を貼っていって、後で一番いい文章を選ぶかな。
100均の付箋、おすすめ。
粘着力が弱くて・・・w
私は趣味で小説を書いてるから、小説を見る目が多少シビアになってしまった
本当は純粋にストーリーを楽しみたいんだけどねw
あと、好きな作者の文体とかにちょっと影響されてしまう…
私は逆にシビアな目をもちたい
描出の巧みさばかりに目がいってしまって、物語構成の巧拙が記憶に残らないというか
文章が気持ちいいってだけで簡単に好きになっちゃう
叙述トリック物なんかだと構成が売りなだけにそこに注目して感動できるんだけど
読書に対してもっと数学的なシビアさを身につけないと駄目だ
読書って娯楽だし気楽に読むのが一番だと思うよ
312 :
彼氏いない歴774年:2013/10/13(日) 21:31:07.69 ID:J4PjFJk/
娯楽としても読むけど読むからにはそういう方面での力をつけたいっていうのもあるんじゃない
>>301 私も三毛猫ホームズシリーズ読んでる。
今やっと24冊目まで来た。
片山義太郎みたいな男に出会いたいw
314 :
彼氏いない歴774年:2013/10/13(日) 22:10:26.74 ID:D7nRbATR
>>264 夏目漱石は男のあるある感覚が満載だから
女には理解できないかもしれない。
読書を全くせず、漫画しか読まないような人と話が合いますか?
私も読書家ではないから偉そうなことは言えないけど、漫画やゲームしかしない知人は自分の価値観が全てで、他人の意見やアドバイスは絶対に聞き入れない頑ななところがある
みんながみんなそうとは限らないし、本をたくさん読めば良識のある大人になれるってわけでもないから難しいね
>>315 小説どころか漫画も読まないけどコミュ力高い人なんていくらでもいるから何ともいえない
そして315の知人とやらが読書歴関係なくたまたま315と合わないだけでは
人としての相性だからもうそんなもんだと諦めた方がいい気がする
317 :
彼氏いない歴774年:2013/10/14(月) 11:19:19.21 ID:6UU18Zq2
漫画読む人は人間観察がめちゃめちゃ浅い
表面しか見えていない奴が多い。
私の周りは本より漫画タイプの友達ばかりだよ
自分の価値観が全てで〜というのは性格の問題じゃない?
その友達の価値観が漫画だけで形成されたわけじゃなかろうし
自分と相手が合わない理由を探した結果として本と漫画に無理矢理結びつけたようだ
319 :
彼氏いない歴774年:2013/10/14(月) 12:01:50.26 ID:2uW8EEcl
漫画しか読まない人と人間観察が浅いのにはどういう関係性が?
320 :
彼氏いない歴774年:2013/10/14(月) 13:31:06.28 ID:6UU18Zq2
古臭い大人の言い分かよ
くんだらねえ
322 :
彼氏いない歴774年:2013/10/14(月) 14:02:05.95 ID:2uW8EEcl
余計わからんわ!w
読書してる人はどういう反応をするの?
思考力が低いってことをいいたいのかな
よかったら読書をしてそうな人の動画も見せてほしい
>>301>>313 三毛猫ホームズテラ懐カシスってよくよく考えたら
シリーズ追っかけてたの20年ぐらい前までだった。
思えば年を取ったものだ…orz
人の趣味にケチつけるのはどうかと思う
漫画が娯楽なら本だって娯楽だし
活字読むのがそんなに偉いわけでもないでしょ?
漫画を読む人を下に見ることで、アイデンティティーを保ってる人なんだろう
その考えこそ凝り固まって浅はかだと思うわ
文芸部の部長やってたが、漫画も小説も好きだったから部室で両方読んでたなー
小説読みの方が優れていて漫画読みが程度が低いかのように言う人の作品の出来は毎回正直イマイチだったのを思い出したw
国語の評価もイマイチ、読んでる本も別に高尚なもんでも無かったし、活字だということにしか優越感持てないような人だった
まあ、これも極端な例だけどね
語彙にかんしてや知識に関しては、活字を好む人の方が…ってのはわからんでもないが
人間観察力だの対人能力に関しては、あまりピンとこないなあ
327 :
彼氏いない歴774年:2013/10/14(月) 14:39:28.96 ID:6UU18Zq2
328 :
彼氏いない歴774年:2013/10/14(月) 14:42:57.26 ID:6UU18Zq2
日本文学>>>>>>>>ライトノベル=漫画
小説を読む読まないにかかわらず、人それぞれなのに○○な人は□□って当てはめること自体がナンセンスだよ
だからモテない
331 :
彼氏いない歴774年:2013/10/14(月) 14:56:51.33 ID:2uW8EEcl
>>327 話のテーマが違うから公平ではないけど、言いたいことはわかったよ
「最低ですね!」「許せないですね!」だけじゃなくて、これがこうでこうだから許せないですねみたいにいったら
もっとましに聞こえたのかな
いとこに「小説なんて幼稚なもの読まない」って言われたのを思い出した
理系じゃなくて、歴史畑の人だったんだけどね
前にここでお勧めされてた、『神童のための童話集』を買ってきた
まださわりしか読んでないけど、まさに自分の好みの本だ
やっぱりここ見て買った『夜毎に石の橋の下で』も良かったし、いいスレだわほんと
IDがなんかすごい
ごめん誤爆
ちょっと前の感想をネット上に書くかという話だけど
もしかしたら誰かの読書の参考になるかもしれないと思って載せてる
本によっては感想自体が見つからない場合もあるし
小説も漫画も読むけど
ラノベ=漫画は全力で否定したい
ラノベは感覚的にアニメのノベライズだから何もかも中途半端
漫画には漫画にしかできない表現や、漫画だから得られる感動ってあると思うよ
表現の一つの形、ジャンルだと思う
そりゃあピンキリではあるけどねw
最終目的が「感動」な時点で小説だろうと漫画だろうとアニメだろうと同じことでしょ
完全に五十歩百歩で目くそ鼻くそ
でもその感動までのプロセスも大切だよね。
バカにするわけじゃないけど、
私はラノベでは全く話に入れなかった。
ちょっと前話題に登ってた十二国記もラノベだし、映画化されたanotherもラノベだし
そもそも純文学って今時銘打って売ってないし、普通の小説がラノベっぽいことだってあるんだから
ラノベだからとかそういう区別をして読まないのは勿体無いとおもうなぁ
ラノベというとスレイヤーズ好きだったなあ
番外編?のすぺしゃるの方も買ってたけどいつの間にか買わなくなってた
また一から読みなおしてみようかな
角田光代の「紙の月」読みました
女性なら必ず感じる虚無感・向上心・焦り・劣等感が
お金の力によって炎のようにメラメラ煽られて
一瞬幸福と全能感に輝きまた霧のように消えていく…
残ったのはごまかしのきかない現実
でも女性の幸福感ってお金でどうにでもなるよな
キャラクターがお金を使って味わう幸福感は自分にも覚えがあって
ぞっとしました
ラノベ漫画が一段引く見られるのも好きな人には辛いだろうけど
純文好き文豪好きだとあまり本を読まない人から高尚デスネーな
扱いで周りに言いづらくてキツい。
344 :
彼氏いない歴774年:2013/10/14(月) 22:05:39.44 ID:2uW8EEcl
>>342 女性の女性のっていうけど女性だけじゃなくて誰にたいしてもそういうのはあてはまるのでは?
ID変わってるけど
>>336です
乙一、有川浩らへんはラノベと小説の中間だよね
ただやっぱりラノベ寄りの小説はあまり好きになれない、と言うか目が滑ってしまうものが多い
アニメ化すれば面白いであろう世界観をなぜ敢えて文章で?と思ってしまう
戦闘シーンなんか特にラノベ調の文章はもどかしくなる
そんなに冊数を読んでいないので良い作品に出会えてないだけなのかもしれないけど、ラノベは手を付けては挫折することが多い
オススメがあれば教えて貰えると嬉しいです
氷室冴子とか久美沙織とか昔々楽しんで読んでた記憶があるので
ラノベには偏見がないつもりだったけど
有川浩はラブコメのノリがきもくて読み通せなかった
>>340 ラノベがどうっていうのは置いておいて
とりあえずanotherはラノベじゃないよ
猫の地球儀
っていうの、良かった
もちろん表紙は思いっきりアニメ絵なんだけど
>>344 うん
作中の「お金で幸福感が買えると思ってしまう人」が
全員女性のキャラクターだっただけで
感情そのものは男女関係ないと思う!
女児・女子学生・主婦・老女それぞれの「お金との関わり方」が
描いてあってリアルだったの
ラノベではハムレット・シンドロームが好きかなぁ
久生十蘭の「刺客」「ハムレット」を下敷きにした話
絶版なのがネックだけど、機会があれば一度読んでもらいたい
あとは氷室冴子作品も好き
前の方の人も言ってるけど、十二国記もここでよく話題に上るよね
>>350 ハムレットシンドローム読んだことある
ラノベレーベルから出てるのが珍しいような内容だった
絶版になってるのは同じ作者の「ジャン=ジャックの自意識の場合」の方じゃない?
こっちも探してるけど図書館にないし売ってもなくてまだ読んでないや。中古を探すかな…
村上春樹と言えば片山恭一の「君の知らないところで世界はうごく」が、ノルウェイ劣化版で
その後何冊か読んでみたけど、村上春樹ライトな小説って感じだった。
だから世界の中心〜がヒットした時は「ほお、もどきが映画化になるほどの作品を」とちょっと嬉しかったけど、
読んだら前よりダメになった感じがした。
>>346 氷室冴子、なんか聞いたことあるなーと思ったら海が聴こえるの人か!
ライトノベルだったことにびっくり
ジブリが好きで、その繋がりで読んだことがあるんだけど随分前のことだから記憶が薄れてる…もう一度読んでみよう
>>351 あれ、そうだっけ、と思ってアマゾン見たら在庫あったよ。なんという勘違い
おっしゃる通り取り違えてたみたいだ。訂正ありがとう
氷室冴子とかのコバルト文庫とか十二国記とかは
ラノベではなく少女小説と呼びたい…
いやコバルトはラノベでしょ
「ちょーシリーズ」とかのレーベルじゃん
「三匹のおっさん」と「植物図鑑」読んで、2作品が繋がってることに気付いて嬉しかった
コバルト文庫はラノベとは違くない?
小中学生の頃、放課後シリーズとか読んでたなー
ラノベの先駆けは少女小説だから間違ってない
畠中恵はソフトカバーとか普通の文庫本で出てるけど、
内容的にはライトノベルに近いと個人的に思っている
ライトノベルとの違いって萌えイラストがあるか無いかの違いだけだよねー
下品な話で申し訳ないんだけど。エロいのが読みたい時は
なるべく絵が入ってない方が楽しめるね。想像力が書きたてられる
BLやハーレクインも漫画より地の文ある小説のが好き
有川浩のキャピキャピ感が苦手だ
あと国税を描いたコメディの人も
読書なんて結局個人的な体験なんだから好きに楽しめばいいじゃん
個人的にはその範囲を自ら狭めてしまうのは勿体ない気がするけどね
・真夜中のパン屋さん/大沼紀子
表紙の絵と、パンが好きなので手に取った
表紙中央の女の子から始まるオムニバス
途中1回だけ休憩を挟んで、色々考えつつ、ボロボロ泣きながら一気に読んだ
書き下ろしとのことだけど1冊で終わるつもりだったのかな、
登場人物全てに焦点が当てられていた上、綺麗に収まっていて好ましかった
余韻を楽しむために少し間を置くけど、次巻も読みたい
あとパンが食べたくなったけど、
近所にこんなシャレオツなパン屋がないのでグギギってなった
・ひとりの午後に/上野千鶴子
エッセイ、借りた雑誌で一本読んだら気になったので借りてみた
著者の本を手にするのはこれが初めて
途中詩歌が好きだと恥じらうように書いている部分があるんだけど、
それが納得できるような綺麗な文章だと思う
まだ読んでいる途中なんだけど、数年後にまた読み返したいなと感じた
映画化関連で話題になってたからキング作品のキャリーを読んでみた
喪女、毒親、DQN、いじめ、スクールカースト諸々不のオンパレードだった
でも読後ちょっとすっきりしたのは私が喪だからかもしれない
勿体ないよね
ラノベ風小説でも、十二国記は勿論真夜中のパン屋さんとかビブリア古書堂とか和菓子のアンとか読んでみると面白いのに
ラノベに近い小説だと何でも鑑定士Qが一番好き
正真正銘ラノベだと世界の中心、針山さんとかバッカーノが良い
コバルトはラノベだと思うがなぁ
高校生の頃伯爵と妖精にハマったわー
新堂冬樹『吐きたいほど愛してる』
毒島の荒廃した生活、精神を病んだ妻の狂いっぷり、ふつうの青年が美女に心奪われ狂っていく様子の描写が妙に生々しくて凄かった
特に「お鈴が来る」が怖くて身震いしてしまった
この人の本は『忘れ雪』しかよんだことなくて、全く違う作風で衝撃
小学生の時、初めて古本屋に行って手に取ったのが、氷室冴子のシンデレラ迷宮だった
五十円だったけど毎日毎日読んでたよ、ここで名前が出てきて嬉しい
あの頃のはラノベじゃなくジュブナイルって呼ぶんだと力説する人がいるんだけど
どうなんだろう
床屋と美容院くらいの違いなのかな
和菓子のアン
ここで面白いと聞いて図書館で予約して借りてみた
最初の数ページで読むのやめた
主人公が服のサイズで、Lサイズがデブサイズとかどうだとか言ってたから
表現違ってたらごめん
今は太ったけど、標準体型のときですらLサイズ愛用してた私には
喧嘩売ってるように見えたんだわ
くだらない理由だよね
あやせまる『あのひとは蜘蛛を潰せない』
あんたにはなにも出来ないと言い続けて束縛する毒気味の母から、20代後半にしてはじめての、年下のすべすべした恋人ができたことをきっかけに逃げ出した主人公が少しずつ変わる話。
恋人ができる下り以外は共感しかできなくて、自分の生活を考えさせられる小説だった。
「僕は勉強ができない」
十数ページ読んでこの主人公と合いそうにないと思って読むのをやめてしまった
学生の頃はこういうの好きだったけど今は当時の自分を思い出すのもあって痛々しく感じてしまう・・・
私はいわゆる古典も歴史小説も純文学も大衆文学もラノベも読む。辞書も事典も読むし、雑誌も漫画も読む。
たいていの本は面白く読めるから、得してるなーって思った。
ただ、最近の少年向けラノベレーベルから大量に出てる、いわゆる「萌え系」は無理だった・・・。
なんか、冴えない主人公が何故か可愛い女の子(複数)にちやほやされるどたばた劇みたいな話・・・。
>>371 夏の文庫紹介とかでよく出てるけど私もそれ苦手だ
たぶんもう少し若かったら楽しめたんだろうなと思える
主人公の痛々しさもだけど、母親が痛々しいわりに作中では
凄い!いい女!的な扱いを受けてて微妙な気持ちになったよ
374 :
彼氏いない歴774年:2013/10/15(火) 19:26:16.85 ID:ihXCMyHV
いいなーおすすめ紹介してもらいたい
私はラノベは読まないが、それで損してると思ったことはない。
基本的にああいうのはティーンエイジャーくらいの不安定なお年頃の読み手のためのもので、私にはもう必要ない。私が読みたいと思うものはそこにはない。
どっちかというと批評とか哲学書とか科学系の本とかが読めないことで大損してると思ってる。
>>373 そうそう、おもしろいってよく聞くから期待してたんだけどねぇ
大人になって昔好きだった青春小説を読むと大抵むずがゆくなってしまうw
あさのあつこの「ガールズ・ブルー」なんかも学生の頃は好きだったけど今はなぁ・・・
>>376 「ガールズブルー」もよくわかるな〜
私それもダメだったよ
あの、思春期特有の私たちって特別!怖いものなし!感が年食ってからだと辛い
それとも、歳よりも喪だからか(朝井リョウ的なリア充キラキラ小説も今は辛い)
青春は青春でも、瀬尾まいこ的なじみぃ〜な青春ものは普通に受け入れられるんだけど
「僕は勉強が出来ない」は
自然を愛する(というと語弊があるかもだが)美少女が好き
主人公に対する言葉がスカっとするwww
津村記久子「やりたいことは二度寝だけ」
勤め人喪女におすすめ!
のんびりしながらクスッと笑える。
著者は聡明で観察眼が鋭いゆえにゆるいトホホエッセイの世界観に
全くブレがない!最高!
もう一個おすすめです
深澤真紀&津村記久子「ダメをみがく〜女子の呪いを解く方法」
楽に生きるためのアイデア集です。
力が抜けて、仕事がまあイヤじゃなくなる。
エッセイと小説にギャップのある作家っていますか?
382 :
彼氏いない歴774年:2013/10/15(火) 22:11:05.19 ID:ihXCMyHV
女の青春って、男女関係が必ず絡んできそうだからモテない人にはきつそうだね
キッズリターンみたいな青春って、女の子にはないでしょう?
ラノベわりと読む
現実の生活に全然関係ない冒険が面白い
現実逃避したいのかな
対象年齢だった中高生の頃はあんまり興味無かったのに
ファンタジー系は昔の方が充実してたみたいで古本屋で100円くらいで売ってるのが好き
今は一人で広井王子フェア実施中w
よく言われる冴えないのにモテモテ主人公ものって読んだことないや
みんな頑張ってそれなりに冴えてる
ファンタジー色の弱い日常ラブコメみたいなのに出てくるのかな?
384 :
彼氏いない歴774年:2013/10/15(火) 22:52:47.74 ID:VR8VfNFo
最近赤毛のアンシリーズを読んでいて、
結構喪女っぽい登場人物が多いのに気が付いた。
うろ覚えだけどミス・ラベンダー(この人は喪女じゃないけど)の
「上等のオールドミスになるよう努力する」
「馬鹿げた真似一つもできないなら独身でいる意味がない」
っていう言葉が気に入った。
>>383 広井王子なつかしー
小中学生の頃よく読んだなー
桜庭一樹の「荒野」シリーズ3冊(文庫)読み終わり。
この人もラノベ出身だよね。
12歳、の巻が一番好きだった。
主人公の荒野がだんだん大人になっていくから、
周囲のいろんな事情(男女の、とか)もなんとなく察するようになっていく感じが、
「あーそういうのあるよね・・・」と思った。
私もラノベなら昔のが面白いと思う。
ロードス島戦記とかものすごいお気に入り。
最近のは主人公が最初から最強すぎて微妙な気持ちになる(ソードアートオンラインとかw)
小説や漫画ってほとんどが磁力線の話出てくるよね
宮部みゆきの「堪忍箱」も螺鈿細工の箱=記憶を司る記憶媒体の磁界が電気を通してる様子
なんかの小説でピアノ線殺人=磁力レーザーで切断
どれもベースが磁力モチーフなのに、ちょっとずつ変えて全然違う話にしてんのがすごい
ジョジョのスタンドやどらえもんとかも。ベースは同じなのにね
引き出しあるんだなーって作者を尊敬してしまう
ただ最近は全部同じように見えてくるんだけど
最近嶽本野ばらのエミリーを再読した
高校生のころすごくハマってたけど20歳過ぎて読み返した今、
設定とか微妙だしセックスシーンいらないだろwとかいろいろつっこみどころが多すぎてあまり楽しめなかったw
389だけど、エミリーじゃなくてミシンだった
できればムカつかずに生きたい/田口ランディ(新潮文庫)
電子版出てます
学生の時に純粋に面白かった本が、大人になってから読み返すとそうでもないことたまにあるね
私は長野まゆみがそうだった
くどくどと厨二な名前のうんちくと匂わすというより回りくどい性描写がなんか気になるようになってしまった
この人独特な文体や少年愛とか耽美な雰囲気は今でもすごく好きなんだけど
長野まゆみなら「夏至祭」と「野ばら」は今でも好き
「新世界」なんかは昔はドキドキしながら読んでたけど今は読めないだろうなぁ・・・
>>389 野ばらのセックス描写は正直嫌いだ
鱗姫みたいのならまだ耽美的なものとして見られるけど
エミリーとかシシリエンヌは下品だしセックス描写で何を表したいのかが何のか良くわからん
くるくるしいたけとかは笑ったから許す
ある年代にこそ、な小説ってあるよね
辻村深月のスロウハイツの神様にそんな描写あったな
今読んでもピンとこない小説でも、もっと年取ったらまた違うように感じられたりするのかな
貫井徳郎「愚行録」
慶応の内部生、外部生の話と、語り手はその事に何の執着もないと言っていたけど
周りの人の話で実は執着心ありありだったことが分かるところは桐野夏生の「グロテスク」を思い出した
野ばら学生時代好きだったな
あのくどくど文章、自意識過剰な雰囲気がたまらんかった
長野まゆみ作品だと、新学期が好きな私はどうしたら
あと、テレヴィジョン・シティ
辻村深月は凍りのくじらが好きだったな
できれば思春期〜大学生位までの自意識過剰で謎の万能感を感じてる年代に読みたかった
>>386 荒野いいよね。
桜庭一樹だと「少女七竈と七人の可愛そうな大人」「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」らへん好き。
テレヴィジョンシティ・新学期は美少年の肉体が腐り落ちてボロボロになるって感じの描写が挟まるよね…。
夏至南風でそれが極まった感がある。何があったんだろうと思ってしまう。
>>399 わかるわかる
何であの頃ってあんなに自意識過剰で万能感があったのかw
>>401 そんな描写どこにあったんだっけ
新学期って妙に爽やかな話だったよね
長野まゆみは「夜啼く鳥は〜」でなんて綺麗な文章書く人なんだろうと吃驚した
その後「あめふらし」等を読んで二度吃驚
>>401>>403 「新学期」じゃなくて「新世界」じゃないだろうか
(新学期は年の離れた兄と暮らす転校生を主人公にした話)
「テレヴィジョン・シティ」は読むのにひたすら時間が掛かって
理解できなかったし、そのせいでほとんど覚えてないや
麻薬漬けを思わせるのはあったけど、腐るようなのはなくなかった?
新世界は中学生の頃に読んで、ハミの解釈に
「え?ほんとにこれで合ってる?」と悩みつつも人に聞くことはできなかった
「千年王子」も私の頭の中ではなんとなく同じ系統と位置付けられてる
長野まゆみ「白昼堂々」「碧空」「彼等」「若葉のころ」の凛一シリーズが好き
悪い大人ばっかりでどきどきしたw
このシリーズに出てた登場人物で他の作品に出てるとかってあったっけ?
>>405 見返したら、新学期じゃなくて新世界の間違いでした。
テレヴィは終盤イーイーの体がぶっ壊れてくとか、
新世界はラストで誰かゴミみたいに捨てられて、夏至南風はラストで誰か腐ってたな。
どれも序盤で元気な子が終盤、ボロボロになるんだなと…。腐ったのは夏至南風だけか。
ハミは精○だよね?
ドナー・レシピエントの関係はテレヴィと似通ってるから、精油も精○と解釈。
やっぱり初期作品のファンが多いよね
私は最近の長野まゆみも結構好きだな…
浮世離れした男の描写が好き
テレヴィジョンは臓器移植用クローンみたいなものじゃないの?
海外旅行ものでいいやつありませんかね?
412 :
彼氏いない歴774年:2013/10/18(金) 00:02:47.95 ID:oJT8YGE+
「我が輩は猫である」のように、物語と動物が一体となっている小説、本を
思いつく限りおしえてください。
できれば、海外、ヨーロッパのものであればなお良いです。
まだ読んでないけど猫語の教科書とか?
>>409 テレヴィジョンシティは正直、何の話なのか未だにさっぱりわからない。
文庫版を読み直してみたら、後書に作者解説があってテレビ→夏至南風→新世界は同じテーマで
体を崩壊させる事には作者の意図があったということだけは漠然とわかった…。
別の人の視点や思考を作者が勝手に体感して書きましたって感じの小説ないかな
例えば大食いな人がいるとして
作者はまいうーな人なんだろうなってイメージで書くんだけど
実際はギャル曽根みたいな人でびっくりしましたって話と
プレイボーイばりの美女が出てくる雑誌読んでる人がいて
作者はこいつは男だろーなってイメージで書くんだけど
ただ雑誌読んでるだけの女でしたーみたいな話
行動と外見は一致しなかった、とか
騙したつもりが騙されてました、みたいな
どんでん返しがあるのが読みたい
ごめんよくわからなかった
>作者はまいうーな人なんだろうなってイメージで書くんだけど
この文章の「作者」は「まいうーな人」に掛かってるの?「書く」に掛かってるの?
>実際はギャル曽根みたいな人でびっくりしましたって話と
びっくりしました←誰が?あなたが?
>騙したつもりが騙されてました、みたいな
この騙される立場の人が作者なのかあなたなのかよくわからなかった
>>417 歴史上の人物の伝記を作者がこんなイメージだろって書くんだけど
資料集めて調べてみたら実際には違ってて作者の人が驚いてた
みたいな話のことです。わかり辛くてごめんね
「作者」って立ち位置のキャラが作中に出てくる作品ってこと?
なんか演劇のシナリオみたいだな
とっさに思い浮かんだのが麻耶雄嵩の「翼ある闇」だったけど
違うかもしれない
416の言いたいこと、ちょっと分かってなくてごめん
太宰治の「善蔵を思う」がとっさに浮かんだけどどうかな
416が求めているのとは違うかもしれないけど「ハサミ男」とかどうでしょう
叙述小説のことかと思ったけど違うみたいね
意外と古典文学にも喪女っぽい人は
よく出てくるよね。
赤毛のアンのミスラベンダーといい。
ジェインオースティンのエマでは
オールドミスを思い切り馬鹿にした描写が
出てくるからキツかったな。
425 :
彼氏いない歴774年:2013/10/18(金) 14:34:18.82 ID:tU200Lhx
でも考えようによっては喪女=夫や恋人やパトロンといった存在なしで生活できるだけの経済的・社会的基盤がある
未婚女性ってことだから、ある意味では恵まれた存在とも言えるよね。もしこれが日本の寒村だったらどんなに容姿
や性格に難があっても年頃になれば強制的に婿をあてがわれて子どもを産まされてると思う。
アンシリーズには確かにオールドミスが出てくるけど、親の残した財産があったり教師みたいに手に職があったりと
自分一人で生活することが可能な人たちだった気がする。なんかの本でプリンスエドワード島は恵まれた島でマリラや
マシューはけっこう裕福なんだということを検証していた。
この流れで『永遠の処女』という本を積読しているのを思い出した
古本屋でこれはまさに喪女の本!って思って買ったが果たしてどうなんだろう
アフガニスタンの現代文学で面白いものを知っている人がいたら教えてください
あまり翻訳されていなさそうですけど……
スレチだったらごめん。
蔵書が約500冊(漫画・雑誌含む)あるんだけど、ほとんどの本は滅多に開かない。
年に1度、読むかどうかのものがスペースとってるのもったいない気がして、思い切って半分くらい減らそうか考えてるんだけど
みんなは何を基準にして、手元にのこす本を選んでる?
428 :
彼氏いない歴774年:2013/10/18(金) 21:32:09.92 ID:rO6asrec
読んだ本ってあれだよ思い出。写真と同じ
この本はいついつに読んでこういうこと思ったなあ。ああ、あの時こういう経験をしたなあって思い出と密接につながってる
読書は考えることが多いから結構思い出も深くなる。沢木耕太郎さんの本を読んでどう思って旅に出る決意をしたのかもその本を見れば思い出せる
だから俺はどんな本でもすべて手元に残してるよ、昔使ってたボールペンや写真を捨てられないのと同じで
>>427 15巻以上あるような漫画は数年後も古本屋にあるだろうし、読みたくなっても
手に入れやすいだろうと思って割り切って売ったりしてる。人気作家の小説も
あとは電子書籍にあるならそっちを買ったりするとか?
今度出るペーパーホワイトの新型買うから、小説はなるべく電子書籍で買うようにするつもり
図書館でまず読む
そして「うおおおおこれはすごい!これはいい!!是非手元に残したい!!!」ってヤツか
或いは「うおおおおこれはすごい!これはヤバい!!こりゃ手元に残しとかなきゃダメだ!!!」ってやつだけ買う
読書家というよりブックコレクター気質
愛読書の傾向とか自分がツボな部分とかは俯瞰しやすい反面やっぱ視野は狭くなってんのかなーと思う
電子書籍、もう結構買ってるけど、読み返すのは圧倒的に紙の本なんだよなあ
全くスペースとらないのは最大の魅力だけど、家にいるときなんとなく本を手にとってなんとなく読むなんて時は紙だな。
だから相変わらず本が増え続けてる
けど漫画はもう完全に電子書籍の方がいいなってなってる。書籍とは段違いにスペースとるし。PSvitaで読むことが多いから結構読みやすい
427だけどレスたくさんありがとう。
電子書籍惹かれるんだけど、一日中PC使う仕事だから、読書も液晶画面なのはキツイかなーと思ってる。
漫画は場所とるから、電書にしたらすごくいいよね。
人気作家の作品はいつでも入手できるから売って、マイナーな本と特に思い入れのある本は手元に残そうかな。
引越しの時に200冊くらい処分したけど、再読したくなったら買い直してでも読むか、ってのを基準にした
図書館で借りればいいとか、一晩寝れば忘れられるような本は処分
>>433 いいね。ちょっとその基準で分別してみる。
絶版とか再版未定の本と、将来的に再版されそうにないもの以外処分した
手元に無いと案外どうでもよくなるもんだ
たまには買い直すこともあるけどね
読書記録のノート作って、気に入った文とか覚えておきたい文を書き写すようにしてから本の整理がしやすくなった
「どうせ読みたくなったらまた買うから、今は手元になくていい」と思って引越しの時に捨てて、そのたびに買い直してる本もあるけどw
あと専門書は普段読まなくても処分しない
今邑さんのルームメイト読んだ
うーんモノローグ4はいらなかったんじゃないかな意味わかんないしそれまでの発動条件無視してるし
というかトントン話進むから初めて実家行った時にピンと来てしまったのが残念
手元に置いておきたい本ってあるよねなんか
私の本棚あんまり開かない仕掛け絵本とかでいっぱい
装丁が凝ってると購入したくなる
面白いけど別に買うのはいいやってなる本も多い
応援したい本は買って、あとは図書館だなぁ
440 :
彼氏いない歴774年:2013/10/19(土) 18:49:52.44 ID:MymNngZI
一回全て処分したけど、
本がない部屋は、
想像以上に味気無かった。
所蔵が600冊越えたあたりから、読んだはずなのに内容思い出せない本が増えた
そんなのはもう売る
「マーリー」久しぶりに読んだけど、やっぱり泣けるわ
動物系だと沼田まほかるの猫鳴りもやばかった
有頂天家族はいいモフモフだった
『有頂天家族』面白いよね〜続編楽しみ。
パーフェクトプラン面白かった
虐待されてる子供を誘拐の名目で保護して大金せしめるやつ
親も虐待はばれたくないだろうしこういうやり方も時にはありなんだろうね
結構現実にありそうな警察のインターネット捜査もよかった
ドS刑事
いや、それSじゃなくてただの猟奇趣味なんじゃ……
Sの意味解ってないだろとツッコミたくなった
アンドロイドは電気羊の夢を見るか
バーナード嬢曰くという漫画に影響されてSF読み出したはいいが
いかんせん頭が悪いので面白いと思いつつ分からないところはさっぱり分からない
人間と人間に限りなく近いけど物事の考え方がちょっと違うアンドロイドの対比や会話、世界観は面白かった
翻訳がちょっと古いのもあるのかなと思ったけど、ただ読むだけで脳味噌を使わない自分が悪いんだろうな
あと映画とはストーリー違った事が今回判明した
もうちょっと前に読んでおけば映画見せてくれた教授に色々解説してもらったのに惜しい事をした
次は禅銃かハローサマー、グッドバイを読む予定
沼田まほかるは九月が永遠に続けばを読んでゲンナリしてしまった…
特に回想シーンに出て来る病院でのある狂気の沙汰には吐き気を催した
流し読みも無理で飛ばしちゃったよ
文体は好きだったからそこ除いて後は何とか最後まで読めたけど
これが強烈過ぎて他の作品に手が出せないわ
九月が永遠に続けば
どういう話か忘れたけど私は序盤で挫折したよ
ユリゴコロも面白いと聞いていたけどダメだった
若い頃は苦手だなって本も読み飛ばさず挫折せずに読みきっていたけど
最近はなんか難しくなってきた
沼田まほかるはアミダサマ読んだけど好みじゃなかったな…
同じ薄暗くネトっとした感じでも桐野夏生はけっこう好きなんだけど、この人のは合わなかった
同じく。アミダサマ苦手だったわ
「人間って不気味でしょ」系の小説が苦手だから、そもそも手を出すべきでなかった…
宮部みゆきの時代小説とか好きだけど、同じ理由でおそろしが苦手
桐野もうへえってさせられるけど
わりあい好きかも
匙加減がよくわからないけど
新堂冬樹の読後感・後味の悪さは異常
無間地獄とか救いが無さ過ぎる
でもその胸糞な感じが癖になるんだよな
でもやっぱり胸糞
>>445 バーナード嬢曰く読むとSF読みたくなるよねw
いつかバーナード嬢曰くの影響でカラマーゾフの兄弟読破したって言ってみたいけど…
>>451 たまにピュア()な恋愛物書いてるのも胸糞w
>>445 私もバーナード嬢に影響されて同じの読んだよ!
あれは分からないところ多かったな
ところどころ結構退屈だけど、一九八四年は面白かった
夏への扉も読んでみる予定
後カラマーゾフも退屈なとこあるけどミステリーチックで面白い
>>445 自分も昔名作だからと読んだけどよくわからんという印象だった
電気羊、以前このスレに読んでる最中で感想投下した覚えがあるんだけど、
既にオチとかをよく覚えてないや…終盤読むスピードが失速した印象だけがある
でも動物がアンドロイド(でいいのかな)という発想はなくて目から鱗だった
三十年前、NHKブックスの
音楽を生きる
という本を読み始めたが
どうも芳しくない。
我慢して読んでいたが
とうとう途中で読むのを
断念した。
当時は自分の読解力の
なさを疑ったんだけどね。
今度、図書館でこの本を
借りてきて読んでみたら
実につまらない内容で
当時、ほっぽりだした自分の慧眼に
敬意を表したよ。
詩人さんかな?
携帯からだと改行しちゃうよね
にしてもこれはちょっと…
みつを とでも最後にあれば違和感が薄れるかも知れない
キリスト教のブラックな面を書いた本読んだ
自分達も似たような事してるくせに他の宗教はダメ!とか
娼婦設定のある人物を神格化する為になんやかんやのこじつけ後付け
口先で善人ぶってるくせに大量虐殺してんのはどこの宗教も変わらないね
いい意味と悪い意味で人間らしい思考
中井久夫の「分裂病と人類」には感動したなぁ。結論を先に言うと統合失調症者は狩猟民族の末裔だということ。
狩猟民は目がよく見え、耳がよく聴こえなければならない。
動物の足跡だけで動物のメスかオスか、判断を下さなければならない。
こういう能力は狩猟時代には有利に働くが現代社会には無用な長物。
目が異常によく見えるということは幻視につながり、耳がよく聴こえるということは幻聴につながる。
わずかな痕跡で判断を下すということは妄想になる。
現代社会の狩猟民・・・統合失調症者。
>>462 へー、面白そうだね
機会があれば読んでみるわ
伊藤計劃の未発表原稿が発見される!ていう夢を見た。
SFには疎いけど伊藤計劃は好き。しかし熱狂的ファンが怖いので普段は人に言わない。
佐藤賢一の小説フランス革命全12巻、残り三冊までたどり着いたけど、
粛清の嵐、徳の政治、革命の終焉と続くどう考えても暗い三冊だけに中々読み始められん・・・
坂木司「和菓子のアン」
表紙の饅頭につられてなんとなく買って読んでみたけど面白かった。
あと和菓子の味の描写が美味しそうであんこ食べたくなる。
>>467 そう。前半は文庫版で買ったけど面白かったから後半から単行本で買いだした
筒井康隆の「家族八景」
初めて本で筒井康隆の文を読んだけど、
読み易くて面白くて、話の世界にぐいっと引き込まれた
ドラマをチラっと見たことがあるからそのおかげもあるかも
面白いんだけど人の負の感情を次々と見せられるからちょっと落ち込んだww
筒井康隆これから色々読んでみよう
万城目学のホルモー2冊。
凄く面白いのに、続刊がないのが信じられない!!
続き読みたい!!めちゃくちゃ読みたい。
それにしても、ジャンルを説明するのが難しい本だって
どちらの解説にも書いてあって笑った。
七瀬シリーズは何か救われて欲しいと思いながら最後まで読んでより落ち込んだ
ネタバレだけど
エディプス後の七瀬って子供産んで育てる苦痛だけ引き受けさせられて
子供の手がかからなくなったら用済みとしてあっさり消されそう
で子供は夫の母親と瓜二つで
七瀬シリーズは映像化も多くされてるふたたびが一番だね。
エディプスまでいくとなんか気持ち悪い。
黒後家蜘蛛の会の最後の一冊が日本で出版されてないと知ってがっかりした
好きなのにー!
474 :
彼氏いない歴774年:2013/10/23(水) 19:52:37.88 ID:28hXO6Dn
聖書、難しすぎワロタwwww
旧約とかノアの方舟とか意味わからん。
聖書は家にあった子供向けの絵本でおおざっぱに内容知った
各章の文章が「これは何という事が起こってしまったのでしょう!」みたいな
これは絵本ではなく実際の出来事を実況生中継しているのですよ!
みたいな文で始まってたのが今考えると色々おかしいw
最近、皆川博子の小説の文庫化が多くて嬉しい
図書館で借りることが多かったけどこれを機に買うぞー
>>473 私も好きだ!あの爺さん達の会話が楽しくてしょうがない
訳者さんはまだ生きてるっぽいし出版して欲しいんだけどね……
>>475 それ語りを垂木勉でテレビ放送しないかな
ある日、初老の寡婦の情夫になっていた男が
相談にやってきた。
いわく「彼女がいうには自分が死んだらあの世でも
我と一緒になりたいから殉死せよ」と。
この寡婦は大富豪の妻であり、その愛人と墓を一緒にさせることが
できるのだ。
この話を聞いた私は以下の解決策を提示した・・・・・
「戦国策」
おもしろい。
最近ホラー小説にはまってる
小池真理子の「墓地を見おろす家」がすごく怖くて面白かった!
こういういかにもな古典ホラー好きだわ
>>468 文庫版出るの遅いし、わたしも単行本買おう…
「全寮制の学校の長期休み」が舞台のお話無いかなぁ
恩田陸のネバーランドみたいな雰囲気が好きなんだけど…
人が少ない学舎で何かしらの理由があって家に帰らない子供(少人数)が共に生活するっていう狭い世界がツボだった
>>483 同じく恩田陸の「麦の海に沈む果実」はどうでしょう
休暇ではないけど閉鎖的な全寮制の学校が舞台だよ
狭い世界で子供が一時共同生活する〜ってのなら「蛇行する川のほとり」も似てるかな
>>483 宮木あや子「雨の塔」がそんな雰囲気だった。
作中は長期休みじゃないけど、学園自体が世間から隔絶されたひとつの街になっていて、生徒同士の交流も少ない、生徒はお嬢様だけっていう女子大の話。
登場人物は主要な4人だけ。閉じた耽美な雰囲気や、百合っぽいのが苦手じゃなければおすすめ!
>>484 実は蛇行する〜で恩田さんにハマって理瀬シリーズも読んだんだw両方とも好きだから何か嬉しいよ
でも蛇行する〜も狭い世界って今484を見て気付いた!家だし外出もしてるけど、確かにあれも狭かったね
だから好きなのかなー…
>>485 ググった!好きそう!狭い世界好きにはたまらない設定にワクワクが止まらないよw
今これ打ってて気付いたんだけど私は文化祭とか生徒会の仕事の居残りとかが猛烈に好きだった
夜なのに学校にいる違和感とか、友達がこっそり抜け出して買ってきた差し入れとか、うまく言えないんだけど本当にワクワクした
あの雰囲気を味わいたいから似たような狭い世界を本の中に求めてるのかもしれない
それなら漫画だけど天野こずえさんの前夜祭をお勧めする
もしかしたら絶版なってるかも
タイトルどおり文化祭の前夜がテーマのちょっと切ない話
宮木あや子の雨の塔大好きだから話題に出て嬉しい
箱庭みたいな閉鎖空間の世界ってドキドキしていいよね
>>487 ジャストフィットなおすすめ嬉しい…
漫画は最近読んでなかったからよけい楽しみ ありがとう!
>>488 いいよねー 膨大な物語!よりも小さい不思議な世界観の物語の方が好きだ
想像しやすいからかな?感情移入しやすいというか…
宮木あや子の『雨の塔』、皆川博子の『倒立する塔の殺人』
三浦しをんの『秘密の花園』、桜庭一樹の『青年のための読書クラブ』
改めて思い返すと女学校ものばっかり好きになってるな…
わかった君はレズだな!
???
私もクローズドサークル物が好きだ。
全寮制学園とか、吊り橋が壊れて出られない村とか、嵐で船が近づけない無人島とか、雪の山荘とか。
ベタなんだけど、否応なしにワクワク感が増すよね。
本谷有希子「自分を好きになる方法」
こんなに主人公にイライラして主人公が嫌いになった小説はじめて…
星新一
幻聴が聞こえたり誰かに監視されてるような気がする人が
精神病院に入院して完治するんだけど
実際には本当に興信所に監視されていて
病院の先生達も実はみんなしてグルでしたって話
免罪と同じで普通にこういうことありそうだなwこええ
免罪…
冤罪か。一瞬何かわからんかった
綾辻のアナザー読んだ
主人公が人の話聞かなくて、聞き始めたとおもったら携帯が鳴って
なかなか話が進まずイライラもやもやした
そして最後は、根本的に何も解決せずエンドだし、なんだか消化不良
でもアナザーなら死んでたの元ネタが理解できたからよかった
>>499 アナザー、読後感悪くて(なんとなく気持ちが悪くて)
その気持ち悪さ?を数日引きずったなぁ。個人的には二度と読みたくない部類に入る。
アナザーのその後のやつが出てるけど、あれはどうだろうか。
これだけじゃなんなので。
沖方丁の光圀伝やっと読み終わった。
久しぶりに読み応えがあって面白かった!天地明察の主人公が後半ちょろっと出てる。
TVの水戸黄門様しか知らなかったから、背景がなんとなく知れて見る目が変わった気がするw
親友が亡くなった時のくだりはグッときた。
それにしても、これらを30代半ばで書ける作者の知識(博識)が凄いわ・・・
>>500 あれは続編じゃなくて現象のあった年にメイが過ごした夏休みの1週間の話らしいよ
そういやこの間CSで映画やってたけどチープすぎて作者に土下座で謝るべき作品だったwあれは酷い
陽だまりの彼女
なんじゃこりゃ?おとぎ話だったのか
映画見にいかなくてよかった
きゃー超恥ずかしい間違い。沖方じゃなくて冲方でした。
私はanother好きだったけどなあ
ホラーだと思いながら読み始めたらミステリーでもあり、学園ラノベでもありで
まあ根本的には解決になってないのは気になった
ひだまりの彼女は死ぬほどつまんなかったね
恋愛小説としてあんまりおもしろいものじゃなかったのと、ラストが序盤で読めちゃった
なんで女子が男子に読んで欲しい一位なのか……
ものすごい偏見だとわかってるんだけど、映像化される小説って大抵面白くない
博士の愛した数式は面白かった
雨の塔好きな人が何人かいて嬉しいな。
「文芸あねもね」でスピンオフの短編が読めるよ。こちらも素敵なので未読の方はぜひ!
anotherはホラー寄りの軽いミステリーだと思ったら最後がモヤっとするのもまあいいかなって思えた。
綾辻行人なら他には殺人鬼を読んだけど、こっちのほうが最後うーんって感じだった。私は嫌いじゃないけど。
ここで出てる雨の塔がすごく気になるから読んでみたい。あと北方謙三の水滸伝を全巻セットで買おうと思ってる。学生の時に最初だけ読んで面白かったし続き読みたい。
「雨の塔」はスピンオフの短編が多いよね
「官能と少女」にも少しだけ絡んだ短編が載ってるよ
宮木あや子は「雨の塔」みたいな雰囲気も好きだけど、
「セレモニー黒真珠」や「憧憬カトマンズ」も好きだわ
>>508 未読だけど「太陽の庭」もちょっと絡んでるらしいね。テイストが全く違う「婚外恋愛に似たもの」も面白かったな。
宮木さんの本は、装丁も素敵で好き。
乙女の本棚で宝物になるような装丁にしたいとおっしゃっていた気がする(どこかで読んだ)。素晴らしい。
綾辻行人ならホラーよりミステリーよんで貰いたいー!
ぜひ館シリーズをどうぞ
>>510 私も館シリーズ大好き!
最新刊だけは…読まなかったことにしたいw
>>504 お気に入りの作品が映画化決定!となると何故か落ち込む…そっとしといてくれよと
最近では福澤徹三の「東京難民」
十角館の殺人、女は二人だけだから良いけど男の名前が全然覚えられなくて困った。
すっごく面白かったけどね!
おすすめしてもらった岩井志麻子の本全部読んでみたよ
どれも面白かった!
特に『ぼっけえ、きょうてえ』が本当に良かった
岡山の人に朗読してもらいたいよこれ
この人のエログロや陰惨さは逆に清らかさすら感じる
やっぱり岩井志麻子好きだわ、ただのエロいおばはんやないで
おすすめされなかった『嘘つき王国の豚姫』も読むことにした
レスくれた人どうもありがとう〜
平将門が主人公でオススメの小説があったら教えて下さい
吉川英治以外で
517 :
彼氏いない歴774年:2013/10/26(土) 16:54:51.19 ID:7I8NmJuh
内田百閧ィもちろい
恋愛小説読めないのはなんでかね。
夏目漱石のこころとか三島由紀夫の夜会服は読めるのに村上春樹のノルウェイの森は読めなかった、
平将門が主人公の小説なんてあるのか。いいこと聞いた。
519 :
彼氏いない歴774年:2013/10/26(土) 18:00:13.10 ID:J+/xipwc
>>516 確か大河ドラマの「風と雲と虹と」が平将門が主人公だったはず・・・と思って調べたら
原作は海音寺潮五郎の「平将門」らしい。
あと怨霊がらみで井沢元彦あたりが書いてそうな気もする。
岸本佐知子さんのエッセイがめちゃくちゃ面白いんだけど知ってる人いるかな。
「ねにもつタイプ」「なんらかの事情」とか。ちょっと喪っぽくて不器用なのに妙なカッコよさがある…
岸本さん本業の翻訳も好きだ。
海外文学って独特の日本語の使い方が気になってスムーズに読めないんだけど、岸本さん訳の作品はスムーズに読めるし言葉のチョイスが好き。
「短くて恐ろしいフィルの時代」
↑奇書、おすすめ!
東海林さだおのエッセイ「〜の丸かじり」シリーズが大好きだ
食い意地張ってるから読みながらお腹空いてたまらなくなってくる
なのでダイエット中は鬼門w
食べることが好きな人に是非読んでもらいたい
百田尚樹の「モンスター」読んだ
「永遠の0」も読んだんだけど個人的にはこっちの方が面白かった
ただ両方に通じるのがラストが気に入らなかった点
主人公が相手の男を何年も愛する理由が今一つ理解できなかった
というより、思い出を美化しすぎなんじゃないかと
なんかこのあたりが男っぽいロマンチシズム感じた
現実だったら他の男選んでハッピーエンドになる気がする
>>519 海音寺潮五郎全集が図書館にあるみたいなんで探してくるわ
ありがと!
歴史物は史実を淡々と語られるより物語になってる方が頭にすんなり入ってくるんだよね
墓地を見おろす家、すごく怖くて面白かった
この人の他のホラーも読んでみたい
>>526 レス書いたものだけど読んでくれて妙に嬉しいw
ペットの小鳥が死んじゃう不吉な導入部から何とも言えない不気味さが漂ってていいよね
そしてあの一家はやっぱり全滅エンドなんだろうなあ
ラストで健気に威嚇吼えしてたわんこが…orz
当時すごくはまったんで他のホラー小説もないか調べてみたんだけど
元々ホラー作家じゃなくてミステリーや恋愛ものを多く書いてる人なんで
この「墓地を見おろす家」系のホラーは見つからなかったなあ
切ない系の短編ホラー集はあったけどこれはあまり好みじゃなかった
この人の作品なら、ホラー物じゃないけど「ナルキッソスの鏡」「夜毎の闇の奥底で」
とか面白かったよ
永遠の0結構良かった。涙もろくはないので泣いたりはしなかったけど
映画も公開されるようだし興味ある
>>523 東海林さだおいいよねー!
読んでるとおなか空く空くw
難点はタイトル覚えきれず既読本がわかんなくなることだ・・・
いっぱいでてんだもんなー
百田さんは発言が痛くて残念だ
新堂冬樹飽きてきた
暗黒小説でオススメある?
532 :
彼氏いない歴774年:2013/10/28(月) 00:22:20.79 ID:Pa1KLjvE
>>747 あくまでも個人的な予想だけど
まず部屋にベンチとかパワーラックを置いてる時点で見た目に関心がない
インテリアにこだわらない人は物にこだわらない
必要なものしか物を置かない
↓
貧乏そうな部屋
こうじゃないかな
533 :
彼氏いない歴774年:2013/10/28(月) 00:23:09.52 ID:Pa1KLjvE
間違えた
読書用にリラックスチェア的なのが欲しくなってきたよ
でも結局寝転がりたくなるような気がして迷う
>>532 誤爆に絡むのもなんだけど、小説読んでていつも引っかかるのが
無趣味のワーカホリックキャラが「ビクトリア朝のチッペンデールと○○(画家名)の額絵が」とか
そこらへんの男子高校生が「彼女はアメジスト色の瞳と雪白の髪をしていた」とか
身なりをかまわない喪女を自負してる女刑事が「○○のスーツに本物の真珠のピアスを」とか
妙にインテリアやファッションやポエムに造詣深い描写
それと「車を運転していた」怪しい人物の目撃者が「身長はどれぐらいで…どんな身なりで…」という描写
(これはリアル報道でもいつも思う)
これ、なんか一気に醒めるというか我に返るというか、鼻で笑っちゃうんだよなー
私はマホガニーのデスクがでてくると笑ってしまうw
またかよ、みたいな
ファッションの詳細な描写はやめといた方がいいなーといつも思う。
みんなの憧れ設定の女性が、ソバージュでぴったりしたジーンズにトレーナーとかいう描写だったりすると、
分かってはいるんだけどやっぱり少しさめる…
あと、清張先生のドラマ化の時、人物の名前が古すぎるから、下の名前だけ変えればいいのに…と思う。
驚異の語彙力に驚く
主婦でも高校生でも
といって高校生たちの物語だからって
リアル高校生の持ってそうな語彙だけで書かれても…
まあさじ加減だよね
リアル高校生の語彙っていうか平易な言葉を使ってくれればいいんだけどな
あとキャラが持ちうる知識で喋って欲しい
人物設定も気になる…
梨木香歩「雪と珊瑚と」
主人公・珊瑚(21)は機能不全家庭で育ったシングルマザー
母親が男を取っ替え引っ替え
高校は授業料未納で中退
パン屋で働くも妊娠して結婚
父親の役割を自覚できない幼い夫とはすぐ離婚
この生活背景で、ヒロイン珊瑚は
落ち着いて真面目な努力家
言葉遣いや礼儀がきちんとしていて
ヤンキーDQN要素なしの清楚系
(表紙絵は黒髪の穏やか美少女)
ここでもうないと思った
少し天然で世間知らずなくらい
またその行動や言動が周囲をいい具合に動かし
カフェ起業→繁盛につながるという…
低学年向けの少女漫画って感じだね
なかよしとかりぼんに載ってそうな話
桐野夏生の「リアルワールド」なんかは描写は置いておいて
会話は高校生っぽかった気がする
>>541 雪と珊瑚とはファンタジーだわ、個人的に
苦難にも陥るけど周りの人は大体物分りが良くて優しくて親切で
主人公を何かとサポートしてくれる(主人公の人間性もあるけど)
シングルマザーの初心者にも関わらずお店は繁盛、評判上々
主人公に辛く当たってたパートの女性の気持ちがよく分かるw
同じカフェ開店でも、平安寿子の「コーヒーもう一杯」なんかはわりとリアルに感じた
545 :
彼氏いない歴774年:2013/10/28(月) 13:47:42.96 ID:63L4UsOW
>>544 桐野夏生は実際娘(当時高校生くらい)がいるからね。そこらへんはリアルなんだろう。
ミステリ作家の石持浅海の「私たちが少女と呼ばれていたころ」を読んだんだけど、時代設定が
1995年ということを差し置いても、ちょっと・・・な描写が多かった。女子高が舞台でお互いが
あだ名で呼び合ってるんだけど、ヒロインの子が(苗字が上杉)「謙信」ってのはまだしも、堀口
って子のあだ名が「大学」っていうのはどうなの? たまたま自分の地元が堀口大学縁の地なんで
知ってたけど、今の子で知ってる子がどれくらいいるんだろう?堀口大学の詩はロマンチックで喪女心
をくすぐるようなのが多いから個人的には好きだけど、世間の知名度は低いと思う。
>>541 昔読んだけど、本当にあれはクソだったよね
ブランチとかで紹介されそうな感じ
>>527 ホラー好きなら他に長坂秀佳とか面白いよ
あとやっぱリングが好き
雪と珊瑚と、酷評だなw
私も読んだけど同じこと思ったわ
ちょっと甘すぎるよね
報われる事に納得できるだけの努力を見せてくれないと
ケッこのリア充がとしか思えないからな…
雪と珊瑚と、の主人公は厳しい境遇なりに頑張ってはいるんだけど
恵まれすぎてて鬱陶しいって言うか本だけど嫉妬しちゃうって言うか
これは読み手の私の狭量さ故だろうけど
孤軍奮闘した末に、袋小路に追いやられて敗れてしまうコーヒーをもう一杯の主人公と
比べて読んじゃうと歯がゆい気持ちになる
酷評だけど梨木さんの作品は結構好き
家守とかにおつひめとか
西の魔女、家守綺鄲、村田エフェンディとかよかった
梨木香歩は落ち着いた教養ある環境で育ったはずで
「雪と珊瑚と」の珊瑚の人物造形にも作家本人の知的さ落ち着きが
出てしまっている…
そこは取材で生育環境からくるリアルさ(DQN味)を出しつつ
最後は梨木ワールド(穏やか幸福感ファンタジー)に
持っていってほしかった
>>541 うわー、その人の家守綺譚好きだったのに!
何だそのあれなどうしようもない内容は
西の魔女も好きだよ、実はりかさんも好きだ
沼地のある森を抜けてしか読んだこと無いから、幻想的+ややホラーな作風なんだと思ってた
沼地の〜は好みの小説だったなあ
梨木さんって特定の宗教を信仰してるわけではないけど
どこか宗教的と言うか幻想的と言うか、スピリチュアルな雰囲気あるよね
沼地は読んでないけどピスタチオあたりはそんな雰囲気だった
梨木さんの副委員長っぽい生真面目不思議世界は好きだったけど、
ピスタチオとか雪と珊瑚ととかの出木杉ヒロインは共感できない
エッセイもたまにあまりに正しすぎて断念しそうになるよ
登場人物の心理描写が少ない、省いた小説でおすすめの本はありますか?
アゴタ・クリストフの悪童日記が面白かったのでこれを機に色々読んでみたいと思ってます。
>>521-522 岸本さん好きがいて嬉しい!
プリティ・ウーマンがズンドコ節になるやつ私も好きw
>>545 堀口大学はわりと有名だと思うけどな……
高校生でも、詩や幻想文学が好きな子は名前くらいは知ってるんじゃないかな。
梨木作品はからくりからくさとか裏庭とか丹生都姫とか割と好きだったけど
エッセイ読むとう〜んって感じだった
理想を追い求めすぎというかなんというか純粋すぎるというか
梨木さん本人の思想だとか生き方が理想化されすぎてて畏れ多さとか息苦しさとかを感じちゃうんだよな
エッセイには親しみやすさを求めてしまうから、創作は好きだけどこっちはあんまりかな
梨木香歩氏、
読売文学賞を受賞したときに顔出ししなくて
授賞式か受賞インタビューに欠席したことを思い出した
顔出ししたら容姿バッシングやら日常生活で不快なことが増えそうだから
顔出ししたくないのはわかるけど、
授賞側の読売新聞とか自著の編集者や出版社のつきあいを考えると
自分なら欠席する勇気はない
(そして2chでブスバッシングされる)
すごいな、作風からしたら根性据わってんな、と思った
山之口洋『オルガニスト』
久々に読んだ。
初めて読んだときはヨーゼフの選択にびっくりしたな。
その昔青春アドベンチャーで放送してたのも懐かしい。
この本読んでからバッハのCD買って、クラシックに親しむきっかけになった。
旅行者の朝食という本を読んでみたい。
564 :
彼氏いない歴774年:2013/10/29(火) 04:50:14.77 ID:4ZmHvSoC
青空文庫ってただで本読めて感動した。
しかし、携帯で本を読む習慣が無かったから頭に入ってこなくて結局、古本屋で買って読んだけど、
これからは訓練して携帯で本読めるようになりたいわ
565 :
彼氏いない歴774年:2013/10/29(火) 05:03:41.43 ID:82rdKZ6e
10年後20年後に、電子本を嫌って紙の本で読んでたら頭の堅い人扱いされるのかなあ
おれは一生紙の本で読んでそうだ
分かる
紙じゃないと読み進められない
流行りの電子書籍は私には合わないと思う
567 :
彼氏いない歴774年:2013/10/29(火) 05:16:37.57 ID:4ZmHvSoC
電子だと本の管理が簡単そうで惹かれる。
引っ越しの度に持っていけない本を売り、ふと思い出して読もうと思ってもそう言えば売ったんだって愕然としたんだ、
なんでおれとか言ってる人に普通にレスしてんの?
ローカルルール無視男なんかスルーしなよ
>>562 Kindleのセールで安く買えたからちょうど買って読んだよ
筆者のグルメ&大食いっぷりが伝わってくるおもしろいエッセイだった
あと同時通訳で苦労したネタもちょっとあってそれも笑えた
570 :
彼氏いない歴774年:2013/10/29(火) 09:44:54.33 ID:82rdKZ6e
電子書籍にもそういうこだわりはあるのかもしれないけど、
装幀を楽しみたいというのもあるから紙で読みたい
表紙や行間、フォントなんかはともかく、紐しおりなんて電子書籍には必要ないからね
ミステリーやサスペンスみたいな1ページ先ではもう展開がガラッと変わりそうな本読んでる時に
ハラハラしながらページをめくると右側の一行目を読みつつもついつい左側(先の展開)が気になってチラッとみてしまう…
そんでセルフネタバレしてしまう事もしばしば…
チラッと見なくても明らか「!」や太字が左側にあると焦りながら読んじゃう
デジタルだとどういう風に表示されるの?
一ページずつ表示されるのか、スライド式みたく読めるのか…
サスペンスやミステリーならスライド式のが私は落ち着いて読めそう
>>572 この前発売されたペーパーホワイトの新型で電子書籍デビューしたけど、
1ページずつ表示だよ。だから漫画とかで見開き丸々使ってるとちょっと見づらいな
ページ切り替わるときに暗転?するから、PCでブラウザをスクロールするみたいにスムーズなスライドは出来ない
E Inkだとどうしてもそうなるらしいから、スマホとかの他の媒体で読むならできるのかも
この流れで思い出したけど、最近スマホデビューしたので書籍無料のを読んでみた
そうしたら、私は途中で読み返す癖があるのだけれど、チェックしたい場面が中々見つからない
見つかったと安心して気になる箇所をチェックし直して、読んでいたページに戻ろうとしたら
どこを読んでいたか分からなくなっていた
紙のほうがよかったと、そのまま読むのやめてしまった
紙の時は、指で挟んだりそこら辺のものを挟んだりするから
分からなくなるということがなかったんだよ
スマホとかで読んでいる人は、こういったことはない?
すごく些細なことで申し訳ないです
しおり機能使わないの?
>>575 調べたら普通にしおりがあった
ありがとう、お騒がせしました
スマホ初心者なもので・・・
これで半身浴中でも読書が捗る!
>>572 あーそれ私もやっちゃう!>セルフネタバレ
なぜか順を追って読むことができなくて、いつも2行くらい先を読んで読み返す感じ。
最後のページなんて手で無理やり隠しながら読んでるw
この癖治したいんだけど…
みんなも読み癖あるのかなー
私もするw
しかも数ページ先読んでしまう
ハラハラせず落ち着いて読めるし、ネタバレも気にならないタイプなので
これはこれでいいかなと思ってるけど
ハラハラしながら読むのもすごく楽しいんだろうなー
むしろ最初の数ページ読んで我慢できないと思ったら最後のオチだけ先に読むとかよくある
ネタバレ全然気にならないし
ミステリ系はネタバレしないで読んでも純粋に楽しめるし
ネタバレしたらしたでああこれがフラグかなるほどとかって読み進めていくのもそれはそれで楽しい
「ベトナム怪人紀行」クソ受けたw
ホモの魂の雄叫びとかおもしろすぎww
最初の数ページで読むのをやめたくなる本ってどんな本?
最初のほうはつまらないけど、後からだんだんおもしろくなってくる本って結構多いと思うけど
先の展開が期待できるかできないかは勘かなぁ。でも最初の数ページがつまらないと思ったら大体最後までその感覚が続く
自分に合う合わないもあると思うけど
文体がどうにも合わなくて最初の数ページでやめたことある
四畳半神話と夜は短し。
面白そうだから読みたいんだけどどうにも目が滑る滑る。
有頂天家族とかきつねのはなしとかは大好きなんだけど
同じ作者さんでも駄目なものは駄目なんだなぁと。
海外の作者で訳の人が違うと数ページで挫折とかある
何度挑戦してもその人の訳だと読めない
私は心霊探偵八雲がダメだったな
わかりやすいテンプレをわかりやすく並べてあるように見えて
話の続きを読みたいと思えなかったし文章にも登場人物にも全く魅力を感じなかった
>>583 私かと思ったw
森見登美彦の夜は短しは半分位でリタイアして、太陽の塔は三分の一ほど、四畳半は数ページで投げ、懲りずに買った有頂天家族は読んですらいないw
評判が良いからつい買っちゃうんだけど、文体が合わなくて無理だった
>>583 わかる
四畳半神話大系をアニメで見て面白そうだったから本も買ったけど
最後まで文体が合わなかった
ただ人から薦められた森見の恋文の技術は凄く面白くて一気に読み進めてしまった
恋文の技術が書簡体小説っていうのもあるかもしれないけど
大塚英志は創作論の本はおもしろい
ただ読んだ後は著者の小説や原作漫画が心底クソに見える
>>584 私もそういうのある
氷と炎の歌って長編ファンタジーの訳者が途中から最初の担当の人の引退で変わっちゃったんだけど、
交代した人が登場人物の名前を変えるわ組織名や役職名を変えるわで読む気が萎えた…
完結したら一からゆっくり読もうかな
>>585 私も心霊探偵八雲ダメだったわ
でも花とゆめ?でやってた漫画版は良かったよ
文体や日本語訳が合わない、続きが気にならない、粗が目立つ小説は途中でやめてる
単純に生理的に合うか合わないかだな
>>483です「雨の塔」読み終わった!
最初のページでグイッと世界観にハマったからどんどん読んじゃって、でもそれが勿体無く感じるくらいだったよ
おすすめしてくれた人ありがとう!箱庭感が凄く良かった〜
4人の雲行きがかなり怪しくなってきた辺りからリアルでも「変化」が苦手な自分には辛かったなぁ
ずっとぬるま湯みたいな、淀んだ中で適当に楽しく生きていたい―けど現実は無理なんだっていうのは本の中でも一緒か…と沁々思ったり
でも小津と矢咲には頑張ってもらいたかった。この二人好きだったから
いや、良いんだろうけど、でも…やっぱな〜…と思ってしまう
私も夜は短しの最初の方は文体が合わなくて読むのが苦痛だったけど
我慢してちょっとずつ読み進めたら3章の途中あたりからページをめくる手が止まらなくなったなあ
夜は短しは見事に放置してあるw
有頂天家族はスルスル読めたんだけどなー
森見さんは私も文体が苦手で読み通せたためしがない
スカイクロラの人も苦手
>>595 私は森見さんの文章苦手だけど森博嗣は大好き
こういう違いって面白いね
今初森見さんで四畳半神話体系読んでるんだけど
面白いことは面白いのだけど文体が独特すぎて一々引っ掛かるのがつらい
普段ラノベとか軽いのばかり読んでるせいか語学力がないからかとおもったけど
同じような人がいて自分だけじゃないんだとちょっと安心した
自分は京極夏彦は普通に読めるのにどうして森見登美彦は駄目なんだろう不思議
文体というかちょっと違うかもしれないけど
最初にハムレットを読んだ時に
いちいち言い回しが京極夏彦の作品に出てくるあの探偵っぽくて
笑いながら読んだの思い出した
夜は短しは、野性時代に載っている時に面白いって思って何度も読んだから
苦手な人もいるのかとちょっと驚いたけど
言われてみれば色々と独特だし、苦手な人がいるのも当たり前か
同志が沢山いる…!
私もアニメの四畳半神話大系に感動して原作読んだら途中で挫折した
どれか自分の感覚に合う話に出会えたらあの文体にも慣れていつか読破出来るかも
と取り敢えず置いてある
RDG荻原さんの文章はくどくなくて好きだな
勾玉はよかったけどRDGの言葉遣いの古さにはw
好きなんだけど、若干気になった
海外ファンタジー物の「エラゴン」ってもう完結したのかな?
サフィラと主人公の絆がすごく素敵でストーリーもいいんだ
映画化もしてたけどそっちはいまいちでちょっと残念だったなあ
RDGは夏休み後半から急に駆け足になったように思う
泉水子の日記は本当は一巻かけて書く予定だった話をああいう形で無理やり縮めたんではと思えたし
RDGの終わりは残念だったな〜
あともうちょっと続けて欲しかった
四畳半は3分の1くらいでもう無理ってなったから夜は短し気になったけど読んでない
伊坂幸太郎は作品によりけり
あと個人的には有川浩がダメだった・・・レインツリーにいたっては目次から無理だったけど一応全部読んだ・・・ヒロインに魅力感じない
1つダメだと感じると先入観でその作者さんの他作品避けてしまうのやめたい
>>589 私がいる
一巻目から割と苦痛だったけど、翻訳者替わってからは惰性で読むことすらやめた
私はダレンシャンの訳がダメだったな
ハリポタとかとは違ってむしろ絶賛されてたぽいけどものすごく読みにくかった
海外ものは訳が苦手なのか作品自体が合わなかったのか悩むけどw
>>605 私も有川浩苦手だ
わりと人気のある、話題の作家さんだからちゃんと読みたいが
こうして見ると苦手な作家って結構多い
> 1つダメだと感じると先入観でその作者さんの他作品避けてしまうのやめたい
これもあるあるだ
原田マハの「まぐだら屋のマリア」あたりがあざとくて
評判の高い「楽園のカンヴァス」あたりを避けてしまっている
>>592 おすすめした
>>485だけど、気に入ってくれたようでよかった! あの箱庭感がたまらんよね。
4人が系統の違う美女だから、実写化(しないでほしいけど)するとしたら誰がいいか妄想するのも楽しいw
夜は短しと四畳半は独特の言い回しが苦手だったんだけど、最後の結末の
物語の締め方で一気に好きになった
文庫本で読んだ事を後悔してハードカバーで買い直そうと思ったけど
読んだ時の感動が自分の中では文庫本で刻まれてしまったwので、
ハードカバーに買い直す事が出来ない
森見ダメな人結構いて安心したww
なんか本屋大賞かなんか取ってるし四畳半アニメ面白かったから、夜は短し読んでみたけど
読み進めていくほどイライラしちゃって最後までなんとか読んだけど完全に惰性で読んだって感じ
あのヒロインが自分の嫌いなタイプだったのが1番の原因だろうから四畳半はいけそうな気がするんだけどなんとなく尻込みしてしまう
有川浩は前にストーリーセラーで短編読んだときは好きかもと思ったけど植物図鑑はダメだったな
それ以来避けてるけどストーリーセラーの短編みたいな作品があれば読みたいとも思ってるから複雑
有川浩はSFみたいな話のがおもしろかったな。白鯨がでるやつ
植物図鑑は読みきったけど喪女には眩しすぎるというか、甘すぎて胸焼けがつらいというか…
植物図鑑はもろスイーツ(笑)の願望って感じ
実写化したら向かい理とかそこらへんの草食系イケメン俳優がやるんだろうなって思った
んでスイーツ(笑)層に「私もあんな同居人欲しい!」とか「主人公が羨ましい!」とかしょうもないこと
言わせるんだろうなとかうすら寒いことを考えた
結構有川浩苦手な人多いよね、ここ。私は結構好きだからちょっとさみしいけど。
でも作品によりけりってとこも多いよね
自衛隊三部作と図書館戦争がすごく好きなんだけど、ほかのやつ続けて読むと雰囲気にてて胸焼けするから
甘いやつ読みたくなったら有川浩、とおもってる
舞城王太郎読んだんだけど、短編の胎児を気にして水子弔おうとする男が胸糞悪くて震えた。他のが印象に残ってない...
短篇五芒星のだね
舞城大好きだけどこの人もかなり癖あるから好き嫌いすごい別れるよね
私は森見登美彦も舞城王太郎も好きだなー
普通の文体の小説読んだ後だと馴染むまでちょっとかかるけど
有川作品で恋愛モノっぽくないもの教えてもらったからそっちには挑戦してみたいと思ってる!
舞城は中学の時にハマってた・・・なんていうか作品によってはそういう時期に好みそうだよねって雰囲気はある。阿修羅ガールが面白くて好きだったけど、あの文体?形式?が無理って人もいるもんね。
>>583 わかるわかる
内容さえ面白ければ多少文章がクセあっても気にしないほうだけど、この人は内容も文章も完全にあわなかった
夜は短し、頑張って最後まで読んだんだけどね
まあ文章の好みって人それぞれだよね
私の場合、中高生の時に好きだった作家の文章が癖のある人達ばっかだったので割と何でも読めるなあー
最近kindleを買ったので、英語の勉強がてら好きな本の英訳本を読んでる
英語の方を読みながら自分で頑張って日本語訳して、もとの本で答えあわせ、みたいな感じでやるとすごく楽しい!
ただ割と迷訳?みたいなのもある
小川洋子著「博士の愛した数式」が「The Housekeeper and the professor」には笑ったわw
>>583 四畳半神話は無理だったけどペンギン・ハイウェイは楽しく読めた
同じ作者なのになぁって私も思った
>>607 訳が苦手か、なるほど
おなじJ.K.ローリングでも、ハリポタは普通に読めたけど、カジュアルベイカンシーはだめだった
失礼ながら高校生の直訳の英文和訳みたいな訳がダメで積読してる
ここの女の子たちって、いっぱい本を読んでて
考えが深そうだし話してて楽しそうなのに、なんでこのスレにいるんだろうね
もったいない
ラテンアメリカ文学が好きな人ってここにもいるよね?
「絆と権力」読了、すごい面白かった。
ノーベル賞作家ガブリエル・ガルシアマルケスとキューバの指導者
フィデル・カストロの(不適切な?)関係を描いたノンフィクションで、
ラテンアメリカナショナリズムと人権の旗手を自認して政治的に活発な
運動を行いつつ、キューバの人権侵害には沈黙するガルシアマルケスの
二枚舌を批判するノンフィクション。
ノンフィクション、ルポルタージュとしても面白かったけど、機知、地口、
諧謔に満ちた著者の語り口も良い。ラテンアメリカ文学の病的なまでの
饒舌さに魅せられた人にはオススメ。「収容所群島」のソルジェニーツィンの
語り口にも通じるものがあると思う。
興味深い
ガルシアマルケス好きだから読んでみようかね
>>622 本を読む人っていま限られてるからね
活字読んでますとかドヤ顔しても
ラノベとかBLぐらいしか読んでない気持ち悪い人も多いし
ここで雨の塔ってちらちら見かけてて気になってたから読んでみた
凄く良かったーちょっぴり退廃的な中で生活する女の子いい!
こういう世界観のもっと読みたくなった…現実に疲れてるせいもあるんかな…
雨の塔好きな私歓喜
あの雰囲気凄く良いよね、時間が止まった様な空間が堪らない
私もこういう世界観の本探してるけど中々見つからない
>>627 私がちょっと似てるなーって思ったのは「麦の海に沈む果実」かなぁ
親元から離れてて全寮制で、変に設備が整ってて…
でもパーティーあったり大人数の学校(共学)だから雨の塔みたいな狭さは無いかも
その割りには退廃的な感じがするからちょっと不思議なんだよね やっぱ寮(親がいない)が要かな?
麦の海はいいよー!
あとでかい家の特殊な事情を背負った美しく才能のある少年少女、ってところが似てる
どちらも潤沢な資金のある贅沢な環境だけど世間から隔絶された忌まわしいものを閉じ込める場所でもあるというか
少女同士の危うい関係を描いたものなら同じ恩田陸の蛇行する川のほとりもおすすめ
630 :
彼氏いない歴774年:2013/11/01(金) 11:41:14.05 ID:1f6W14mz
ミス・マープルの短編物をいま読みまくってる
こんなおばあちゃんになりたいよう
>>624 カストロのことを脚注無しに「もはや手紙を受け取るようになった大佐」とか
「秋の族長」とか呼んでるのを読むと、ガルシアマルケスのファンならちょっと
ニヤッとするかもねw
ガルシアマルケスの登場人物たちもそうなんだけど、ガルシアマルケスや
カストロが倫理的に弁護できないような人間であるにもかかわらず、
彼らが放射する人間的魅力に抗しがたい、ということを著者が
認めている所に、この本の魅力の一端があるように思う。
「メグレ警視シリーズ」が好きな人はいるかな…
>>629 >世間から隔絶された忌まわしいものを閉じ込める場所
おお!何か凄くしっくりくる表現に感動した
そうなんだよねー金持ちが親元離れてピーヒャラやってたら別にフーンなんだけど
恵まれた環境でありながらどこか鬱々としてるのがいいんだよね
羨ましいけど羨ましくない…けど羨ましい、ような感じw
久々に覗いたら好きな作品上がってて嬉しい。麦海良いよね。
雨の塔もチェックしとこう。
>>632 なつかしい!
派手さはないし奇抜なトリックがあるわけでもないけど
人間味あふれるのが好きだった
あと食事もおいしそうだったなぁ
クリスマス前に読みなおそうかな
クリスティは読ませるツボを押さえててやっぱすごいなーと思う
ノンミステリも面白いし
>>625 BLって活字でも出てるんだ
まあ活字にしてもどうせ内容はエロばっかりの低俗なゴミだろうけど
クリスティはミス・マープルが好きだなあ
ドラマも好きだった
BL小説なら木原音瀬の美しいことは面白い。
元々BLレーベルだったけど人気が高くて講談社からも出たやつ
女装が趣味の男が女の時にある男と両思いになって男の状態でも好きになってもらおうとする話
自分の彼女が実は男だったと知った瞬間の相手の男のかなり激しく拒絶するところが好き
まあ狭い意味でのラノベ(マンガのイラストと挿絵付いてるレーベル)しか読んでない奴で
活字読んでますに失笑するのはわかるけどね
ファストフードしか食べてない奴が食通自称するようなもの
それ以上いけない
>>636 ミステリ以外だと「春にして君を離れ」とか面白かったなあ
ハヤカワの新装版が出た時にいっぱい買っちゃった
だけどあんまり「読書と言ってよいもの」を限定しすぎても窮屈だよ
好きな本についてなんでも話せた方が楽しいじゃないか
以前学術書読む人居ないの?ってレスにいい話題!と食いついて大好き本&自分的永遠の定番本を書き込んだら
他に書き込んでくれる人どころか↑の人の二度目のレスすらなくてさびしい思いしたんだぜ……
みんな文芸雑誌って買ってる?
文庫待たず雑誌まで追って買うくらい好きな作家もっと見つけたい
>>628,629
麦の海〜、良さそうだね、読んでみるよ
教えてくれてありがとう!
蛇行する川のほとりも気になるからチェックしてみる
恵まれてるのにどこか鬱々としてるのがいいって凄くわかる
満たされてるのに何かが欠けてて…っていうのが共感し易い部分でもあるし憧れる部分でもあるんだよね
文芸雑誌じゃないけど、文藝春秋の村上龍の連載は毎回楽しみにしてる
十二国記の短編読みたくてヨムヨム買ったときに、
知らない作家とか、知ってるけどあんまり読んだことない作家の作品読めて結構得なんじゃないかと今さら気づいて時々買ってる
> 時間が止まった様な空間
> 世間から隔絶された忌まわしいものを閉じ込める場所
> 恵まれた環境でありながらどこか鬱々としてる
雨の塔は読んだことないんだけど、この辺のキーワードから連想したのは
石野晶の「月のさなぎ」だなぁ
恵まれた、は当てはまらなかったかもしれない
寄宿学校みたいな所で暮らす生徒達を中心に渦巻く欲望、みたいなのを描いた話
(個人的には好みでなかったのでオススメとは言い難いんだけども)
そういえば月のさなぎもまさに閉ざされた学園での話だったね
男女どちらでもないとことか、学園モノで閉鎖的なとことかがツボだった
>>618 私も、その訳は笑ったw
逆バージョンで考えると、
レイ・ブラッドベリの「R is for Ricket」を「ウは宇宙船のウ」って訳したのは、
ある意味では直訳なんだけど、良い訳の例だよねぇ。
私も冒険するときはまずちょっとした雑誌をめくるところから始めたほうがいいのかな
気になったタイトルを1冊買って、でも読んだら好みじゃなくて残念…というパターンがそこそこ多い
村山早紀を初めて読んだけど、今回もこれだったわ
昔のミステリーやSFって直訳なんだけど言い回しが格好良いタイトルが多いんだよな
私も文芸雑誌ではないけど、週刊ダイヤモンドの池井戸潤の新作を楽しみにしてる
>>643 ウェストマコット名義では「春にして君を離れ」ばかり話題になるから
他のはそんなに面白くないのかなと思ってたんだけど
全部面白くて驚いた
特に「暗い抱擁」が好き
>>652 波とか星星峡とかのPR誌は無料だしおすすめ
そして私は『名もなき人たちのテーブル』が気になって、気になって
装丁が凄く美しいんだ
内容が好きになれなくても飾って眺めるだけの価値はありそうだけれど、単行本は高いよ
>>644 学術書を読むの、確かに楽しいよね。
ただ、学術書を正確に理解するには長年の積み重ねとトレーニングがいるし
研究者の間でさえ見解がわかれるのも普通だから、気軽に話すのは難しい印象がある
もし医学とかで、誤っている内容の本をすすめてしまったら、みたいな危険を考えると
専門板で話す方がベターじゃないかな…
>>656 装丁がいいとそれだけでほしくなるよね
同じく単行本は高いし場所を取るから中々買えないんだけど、素敵なものだとつい買ってしまう
皆川博子や宮木あや子の単行本の装丁がお気に入り
「春にして君を離れ」ってタイトルが素敵だね
読んでみようかな
読書好きな女の子の話をずっときいていたい
>>622
チェーホフ好きな人いる?
今図書館で全集読破している最中だけど、何気ない文章や心理描写が上手い。
やはり男視点を感じさせるところあるけど、なんとなく人間への優しさを感じる。
何も劇的なことは起こらないのに「桜の園」は滋味があるというか読み飽きない。
>>659 結構毒がキツイから覚悟した方がいいよ。
ある意味紛れも無いラブストーリーだけど、いい意味で「愛」に対する
作者のシニカルな視点が見えて面白い。
あとがきが全部台無しにしているから、あとがきは読まない方がいいよ。
>>662 私は「ねむい」がとても好き
眠くて眠くて仕方ない働き者の少女が泣き叫ぶ赤ん坊を殺してしまう
心理描写が巧いと思う
>>662 チェーホフ大好き!
男目線っていうか、登場人物の内面を読者に悟らせるのが上手いって
事じゃないかな。 だから、当然のように男性中心主義的世界観の
持ち主だった当時の男性をリアルに描けば、男目線になる。
チェーホフの人物描写の水準が高かったという証拠じゃないかな。
「かわいい女」のオーレンカや「ワーニャおじさん」のソーニャみたいな女って
確かにいると思うし、「いいなずけ」のナージャみたいに自分の力で
人生を切り開こうとする女性も出てくるよ。
「男目線」つながりでもう一つお題を、
「ガラスの動物園」のローラって男目線で描かれた女かな?
それとも現実のコミュ障の女を描いていると思う?
私は彼女の事、他人とは思えないんだけど…
>>666 ローラは作者テネシー・ウィリアムズの姉がモデル。
テネシー・ウィリアムズの姉は精神病者だったけど、ロボトミーを受けて廃人にされてしまった。
男目線と関わりなしに姉への思慕がこもっている。
あともろに男目線の欲望という名の電車だけど、ラストで発狂したブランチに語りかける
精神科医の優しさを描く一方、発狂にまで追い込んだ義弟が妹ステラにしがみつく
男のエゴと弱さを同時に描いている。ブランチを最初に結婚した相手がホモセックル
やっているのを目撃した挙句にその夫が自殺したトラウマから逃れられずに男漁りを
続けている弱い女であることを暴き立て最終的に発狂するまで追い込むけど、同時に
精神科医に初めて心底いたわられて救われる可能性をラストに残している。やはり
ブランチにも姉の面影があるんだよ。
優れた作家って純粋に男目線だとかでくくれないんだよな。
まあ、人間全体への視点でしか括れないと思う。
>>664 >>665 あ、チェーホフ好きいたんだね。
「ねむい」と「ワーニカ」は欝だけど、チェーホフの優しい視点も感じる。
チェーホフの人物描写って凄いと思うわ。
的確に捉えているけど、それら人間を抱合した優しさも感じる。
「谷間」がいいな。
対照的な二人の女性が出てきて、兄嫁は耐え忍ぶ女性なのに対して、
弟嫁は狡猾な悪女。だけど、貧しい百姓の生きる姿がありありと描き
出されて読後感は悪くない。
初期のユーモア短編も好き。習作だけど、的確に人物を捉えているのが
よくわかるわ。
>>668 まあガチホモのウィリアムズさんに男目線の話題を振るのは無理があったか…
というわけでみんな、「テネシー・ウィリアムズ回想録」も読もうぜ!
まあ、文学は裁判でも倫理でもないから、たとえ「男目線」であっても
その人物がなぜ男目線でしか生きられないのかをちゃんと描けていれば
いいんだよな。
>>669 全集で読むんだったら、書簡集とかも面白いよ。
「僕の登場人物の会話は、僕がロシアの何処かで実際に聞いた話の
反映であって、僕の意見じゃない。僕がビアジョッキをだしたら、その中には
ビールが入っているんだ。コーヒーを探さないでほしい」
あるいは、兄のアレクサンドル宛だったかな?
「兄さんの小説の登場人物が思想や哲学について延々と議論したり、
独白したりする部分は退屈で余計です。全部削りなさい。
そういうことは何気ない会話やしぐさで分からせるものです」
>>671 全集で書簡集も手帳も読んでいるよ。
シニカルで面白い。
チェーホフって簡潔で面白いと思うわ。
外国の作家さんって訳が自分にあわないのかイマイチ入り込めない
ちゃんと読める人が羨ましい
私を離さないでだっけ?あれも結局入り込めないまま読み終わってしまった
私も
生活様式が違うせいなのかなんなのか
登場人物の動きがあんまりうまく頭の中で想像できないんだよね
そこは物量ですよ
たくさん読めば頭の中で自動的に再現できるようになる
戦国小説も量を読めば幼名官職が自動的に名前に変換されるようになって捗った
外国の小説は地名とか建物の様式とか食べ物とか
知らないものが出て来たら画像検索してる
外国の小説は知らないものが出てきても訳注だけで、あとはゴリ押しで読み進んでいる。
ドストエフスキーの罪と罰、悪霊、カラマーゾフの兄弟もゴリ押しで読破した。
ドストエフスキーって会話が冗長で読むのがしんどいけど、そこだけ繰り返し読んであとは
ゴリ押し。
後で研究本読んであれはああいうことだったのかと知って読みなおすけどね。
ミハイル・バブチンなどを後で読んで、どういう構造かわかると面白い。
亀山郁夫は胡散臭いけど、とりあえずのガイドとしては十分。
亀山郁夫の悪霊のスタヴローギンの告白の解釈は納得行かない。
現代の小説がかえって読めない。
観念的すぎてリアリティがないか、無駄に良い話かそれとも無駄にエグいかのどちらかで、
残らないんだよね。
村上春樹なんか観念的すぎるんだよな。大江健三郎も同時代ゲームや万延元年のフットボールは
面白かったのに、最近のは読むと眼が滑る。安部公房は観念性と物語性がうまく合致して
面白くてたまらないんだけど。
それって年をとったって事じゃない?
指輪物語もちゃんと読んでみたいけど初めからイライラしてきて
読み通せたことない
>>677 そうだろうなあというのが文章から分かるw
村上春樹はパラっと読んだだけで文体が受け付けなくて読んでないけど
ちゃんと一冊丸ごと読んでいないのに否定するのもどうなんだろうと思ってる
から一度ちゃんと読んでみたいんだけど中々難しい
>>674 登場人物の動きが想像できないってのはあるかも
なじみが薄い言葉が出てくるたび調べるのも手間だけど、そのほうがいいんだろうな
>>679 ブクオフでホビットから全巻揃えて、
さぁ読むぞー!って気合いいれたけど、
全然進まないし、説明がくどいし挫折したわw
児童書もファンタジーも大好物なのにw
魔法ものとか好きで創元文庫読むけど、
最近は文庫が高すぎて引くわ。
私の中の魔法シリーズは面白かった。
>>684 最初の説明もなんかくどいんだよね……
本編に入ったら、○○は何々と言いました(敬体だったっけ)の分が続いてこれも辛い
私もファンタジー大好きだし、好きな児童小説家が指輪物語を勧めてるからちゃんと読んでみたい気持ちはある
気力が続かないのがちと辛い
ナルニアとかもくどいんだろうか
私も翻訳物はそれほど読まないけど、
作者の合う合わないもあるけど、やっぱ訳者の影響もかなりあると思うよ。
買ってみたものの翻訳の文体がいまいちしっくり来なくて、って私もある。
あとホント、創元とかハヤカワとか高くなったよね。
上下巻一緒にレジに出したら2000円おーばー、とか、二度見するわ。
指輪物語は1部の2巻くらいまでがまんすればあとはノンストップで読めた
中学生の訳文のように原文そのままに訳されすぎて日本語としてちょっと微妙な訳から
意訳いしすぎだろっていう訳まで訳者には当たり外れでかいよね
ハリポタも随分誤訳超訳多いって話題になってた
つらぬき丸!
海外の小説を原書でスラスラ読めるようになりたいなあ、
と米原万里のガセネッタ&シモネッタ読みながら思ってたからなんかタイムリーだ
単語の意味はわかってても、その国の習慣や地理のイメージがないとピンとこないってのもあるよね
創元の文庫高いよね…
魔法製作所が好きで新刊見かけたから即レジ持ってったら千円してびっくりした
>>690 魔法製作所シリーズ面白いよね!!
日本だけで続編出してくれたのは本当に良かったよ
創元推理社文庫は高いと思うけど、最近は投資のつもりで買ってるよ
そして翻訳物の訳者だけど、自分は原島文世の訳が苦手
だけど、面白そうなファンタジー物は大抵この人の翻訳で
読んでも結局挫折する……
アルネ・ダールの靄の旋律の続編、翻訳出ないかなあ
スウェーデン語の原書読みなんて無理なんだから頼むよ集英社
晩年のトルストイの作品も分かりやすくて好き
人にはどれほどの土地がいるか
イワンのばか
久しぶりに読んだ
光あるうち光の中を歩めもわかりやすくて好きだわ
みんな海外文学結構読んでるんだね、頭良さそうで羨ましい
シェイクスピアとかカフカとか有名なかんじのは読んでみたんだけど、チョイスが微妙だったのかあんまり楽しめなかった・・・
ティーン向け?っぽい海外ファンタジー好きだったのでカタカナに苦手意識あるわけではないはず
トルストイ気になってるから上の人が言ってるやつ読んでみようかな
訳者は重要だよね
原文の意図をできるだけ忠実に拾いつつ、日本語として自然に読めるものが一番
小説っていうかひたすら「物語り」だけどキアラン・カーソンおすすめ
『琥珀捕り』や『シャムロック・ティー』みたいなの、また出ないかなー
翻訳といやオルハン・パムクの「わたしの名は紅」は評判アレな初訳のを持ってるけど、
それでもかなり熱中して読んだなあ
ちょっと前に『わが名はレッド』っていうミステリ読んだのを思い出した
『わたしの名は紅』って読んだことないな 探してみよう
文学ジャンルではないけど海外小説は天使と悪魔が一番好き。
あれはただ純粋にストーリーを楽しんだ。文章がスラスラ入ってきて邪魔にならないしね
訳者だったら赤毛のアンとかあしながおじさんの人が好きだな
口調の翻訳っぽさはあるんだけど独特の雰囲気を残してる感じ
>>695 私もあまり海外文学はあまり読まないけど、カズオ・イシグロとガルシア・マルケスはすんなり入りこめて面白かった。
ガルシア・マルケスはぶっ飛びすぎてて、海外の話だから入りにくいとかそういう次元じゃないだけかもしれないが…
>>699 赤毛のアンの翻訳は私も好きだな
自然かと言われればそうでもないんだけど物語の雰囲気に合ってる
この翻訳家さんの半生記を来年の朝ドラで吉高由里子が演じるらしいね
ティーン向けファンタジーで銀色の恋人を思い出した。
久し振りに読み返すか。
翻訳で思い出したけど、ネヴィル・シュートの世界終末SF「渚にて」が
大好きで何十回も読み返したけど、再映画化の煽りか、近頃新訳が
でたらしいね。
私が持ってる版は随分昔の奴で、かなり古めかしい文体だったけど、
新訳はどうなったのかな…
「絶対確実にそうです」なんて、absolutelyの直訳なんだろうなあ…
と思いつつ読んでたけど。
ちな同著者の「パイド・パイパー」って本もけっこうよかった。
パイド・パイパー…あれはいいものだ……
デイヴィッド・グダーソン「死よ光よ」もおすすめ
かっこいいおじいちゃん大好き
じいちゃんじゃないけどロン・マクラーティ「ぼくとペダルと始まりの旅」もテイストが似てるかも
自転車でアメリカ横断したらそんなに痩せるのかしら
>>704 「荒野へ」なんか好きかも 私も繰り返し読んだよ。
ちなみにネヴィル・シュートは軍事技術者だった時にパンジャンドラムの
開発に携わっていたというのも衝撃の事実。
ガートルード・スタインの「みんなの自伝」の翻訳の文体が独特で
最初驚いたけど恐らくスタインの文体自体が独特なんだろうと気付いた
生きてる内に「アメリカ人の形成」が和訳化される事はあるのかなあ
スタインの作品も入っている「女たちの時間」は
レズビアン短編小説集となってるけど同性愛をおおっぴらに書けない時代の作品が多いから
一見そうと見せない苦労が感じられたり恋愛が関係ない女性の生き方に重点を置いた話が載ってたりして
近代小説アンソロジーとしてもおすすめ
津村記久子のウエストウインド読んだー!
3人がいつ出会うかってそわそわしながらよんでた。
途中の雨の件良かったなー。なんかワクワクするような。
パンジャンドラムってあのイギリスの面白兵器か
すごいなネヴィル・シュート
>700
カズオ・イシグロは「日の名残り」しか読んだことないけど、読みやすかったよ
ああいう古き良き時代へのノスタルジーが感じられる作品って好きだ
よくパロディネタにされるような、有名なSFを読んでみたくなって
アシモフを何作か読んでみたけど
ミステリの黒後家蜘蛛の会のがツボだった
単におじ様たちのキャラが魅力的なせいかもしれない…w
711 :
彼氏いない歴774年:2013/11/03(日) 16:52:45.62 ID:MW+2ZzH7
>>699 赤毛のアンの翻訳家って村岡花子かな? けっこういろんな人が翻訳してるよね。変わったところでは
谷川俊太郎のも見たことある。村岡さんの訳は私も好きだな。文中に「きうりの漬物」とか「焼き鳥」
とか出てくるけど、これはたぶん「ピクルス」と「ローストチキン」のことだなとか考えて読むのも楽しいw。
>>711 谷川俊太郎が赤毛のアンの翻訳してたの?
知らなかった
初めて町の図書館行ってきた
何万冊もの本が無料で読み放題なんてとっても楽しいね
もっと早く行けば良かったな
図書館いいよね
最近話題の本でなければ予約しなくても大体置いてあるし、部屋の在庫が増えなくて助かる
電子書籍も考えたんだけど
ハリポタとかいつかどこかの出版社が訳者を代えて出版してくれないかなと
密かに願っている
図書館が充実してる地域は良いな
ウチの方は田舎なので小さい図書館しかないから取り寄せも面倒で行ってないよ
図書館の本の落書きって本当に何考えてやってんだか…とは思うんだけど
この前借りた小説に「この小説面白いですよね」みたいな感想文が小さく書いてあった
電話番号も書いてあって、番号から察するに80年代か90年代初期に書かれたものっぽい
落書きを許容するつもりではないけれど、ちょっと気になった…
小説ならここから物語が始まるんだろうね
古本も名前書いてあったりメモ用紙挟んだままだったりいろいろあるよね
この前借りた図書館の本は小さい羽虫がいたるところに挟まってて気持ち悪かった
4,5ページごとに挟まってて、どんな状況で読んだらこうなるんだよ…って思った
>>710 謎解き兼雑談みたいなわちゃわちゃな会話が楽しいよねw
そしてヘンリー素敵過ぎ
虫は恐いね
私もこの前古本屋で野上弥生子の全集手に取った時、
函から出した途端、2cm弱の紙魚がボトってジーパンに落ちてきた事あったよ
一瞬ムカデかと思って頭が真っ白になった
図書館で気まぐれに借りた守り人シリーズにハマった
十二国記も好きだし、
世界観が作りこまれてる異世界ファンタジーに興味があるんだけど、
皆さんのオススメがあれば聞きたい
乾石智子さんとか
>>721 海外作品だけどアバラット
アメリカの普通の女の子が、一つの島には一つの時間しかな世界に来てしまい、25の島を冒険する話
悪役が、死んだ(と思われてた)好きな人に似ているからという理由でその女の子を追い回すのが個人的には見どころ
あと挿絵も作者が描いているのでキャラクターがイメージしやすくて好きだな
>>721 同じ作者の獣の奏者や狐笛のかなた
後者は和風ファンタジーだから異世界じゃないけどおもしろいよ
>>722 横だけど、最近オーリエラントの魔道師シリーズ読み始めた!
外国のファンタジーのような壮大さと繊細さがあって、いい意味で日本ファンタジーらしくなくて新鮮
言葉の装飾が幻想的なんだけど文章としてはすごくあっさりしてるところ、登場人物の倫理観が日本人らしくないところ、
何巻目かのあとがきにもあったけど「なんだかよくわかんないけどすごい」って感じさせるところも、なんだか翻訳ものっぽい
きちんとした魔術体系があって、でも読者にはその一端しか明かされず
読めば読むほど世界が広がって、同時に綿密にもなっていくから面白い
>>721 狐笛のかなたは私もおすすめしたい。個人的には守り人シリーズより好きだったよ!文庫で1冊で出てるから買いやすいと思うし。
あと守り人シリーズは初めて読んだのが小学生の時だったんだけど、そのとき同時にマインドスパイラルシリーズも好きだった。気の強いお姫さまとヘタレな王子様が旅する話だったような・・・児童文学なのであれかもしれないけど、好きな異世界ファンタジーだった。
ようやく予約待ちしてた小川洋子の『ことり』がまわってきた!ついでに既読だけど『人質の朗読会』と『最果てアーケード』借りた。
しばらくは小川洋子の静かな文体を楽しむとしよう。
中学生の頃図書館で半年くらいハリー・ポッターの予約待ってたの思い出した
海外ファンタジーなら
「チャリオンの影」(創元推理社文庫)
ヴァルデマール シリーズ(創元・中央公論新社)
ナイトランナー シリーズ(中央公論新社)
日本なら
バンダルアードケナード シリーズ(中央公論新社)
が個人的にお勧め
ただし、ヴァルデマールとナイトランナーはちょっとBL要素もあるので
要注意だけどw
ナイトランナーは表紙がライトノベルっぽいイラストだけど面白いよ
恋愛小説も若人の成長ものもあまり好きじゃないのに、山田詠美さんの放課後の音符はすっごく面白かった。
この人の作品をもっと読みたいんだけど、どれがいいかな
733 :
彼氏いない歴774年:2013/11/04(月) 11:23:41.12 ID:ud52CK9o
>>712 ごめん。「赤毛のアン」じゃなくて「あしながおじさん」のほうだった。
個人的な感想だけど、谷川俊太郎が訳したバージョンのジュディは現代っ子ぽくて
サバサバした感じだった。
>>732 僕は勉強ができない
この人のエッセイは読まない方がいい
山田詠美と村上龍のバブル感覚引きずりっぷりはガチだよねw
>>735 気をつけるわ…
好きな作家のエッセイがつまらなかった時悲しいよね
前に古本屋で恩田木工の小説買ったら
「役員諸氏へ この本には我が社を立て直すためのヒントがあるように思う」って内容の社長が書いた手紙が挟まってて、
なんだかしんみりした気持ちになったわ。
今まで切腹のイメージでなんとなく避けてたけど
三島作品普通に読みやすくて驚いた
三島は読み易いよね
私もお堅いイメージだったから読んで吃驚した
文の端々にちょっとした拘りみたいなものやナルシシズムを感じる事があるけど
それはそれで面白い
西澤保彦の七回死んだ男がすごく面白かったので解体諸因読んでる
ミステリー好きとしては興味深いけど面白くはない
西澤保彦はあと腕貫探偵も読んだけどあれもさらっと読めるってだけで面白いとは思えない
一つ気に入ったからといって作風が毎度一緒とは限らないとはわかってるけどこれだというのには中々出会わないものだね
743 :
彼氏いない歴774年:2013/11/04(月) 16:42:44.19 ID:ud52CK9o
>>742 「念力密室」とか「実況中止」とか神麻嗣子シリーズは読んだ?
松岡圭祐の万能鑑定士、特等添乗員の事件簿シリーズが好き。
本当に知識豊富で読んでて「へ〜」てなる。話の中で「※」マークが出てきて、主人公が「何これ、ただしイケメンに限るってんじゃないよね」てあってふふってなった。
今度映画化もされるらしくて楽しみ!
>>721 ジョゼフディレイニーの魔使いシリーズが面白いよ
ヒロインのアリスがミステリアスで素敵
あと最近読んだドラゴンランスもキャラクターが個性的で面白かった
有川浩作品全部
ラブコメ最高
山田風太郎全作品
忍者最高
ビブリア古書堂の事件手帳とか苺タルトとかタレーランとか氷菓とかコージー最高
>>742 「人格転移の殺人」は「七回死んだ男」に近いかもしれない
西澤保彦はこの二作が好きだ
太宰治の斜陽を読み返してた
ところどころ出てくる女心をくすぐる文章がにくいw夏の花のくだりなんかもおしゃれでいいなと思う
でも何度読んでもラストシーンがよく分からないんだよねぇ・・・
みなさんは作品で分からないところがあったら、評論本みたいなのも読んでみたりします?
三島由起夫の『音楽』は衝撃。大好きな作品
>>749 同志
あれは三島作品短編部門の個人的ベスト
>>748 書評本を読むのがけっこう好きなので、そこで「わからないけど好き!」という本の感想があると飛びつく
ラテンアメリカやドイツ文学とか
あと特定作家の評論・研究本も好き
……いや、本当のこと言うと見田宗介「宮沢賢治 存在の祭りの中へ」&天沢退二郎「宮沢賢治の彼方へ」を
もはやひとつの文芸作品として愛してるだけ
シャーリィ・ジャクスンの「ずっとお城で暮らしてる」を読んだ。
なんだろう、幽霊が出るわけでもないし、ぐじゃっと血が出たりするわけじゃないんだけど、
ホラーとしてじわじわと怖かった。
とても面白かったです。
>>749,750
「音楽」今読んでる所だ、読み進めるのが楽しみ
>>751 わかる、人間的な怖さがじわじわ広がっていくお話だった気がする
こういう超常現象じゃないホラーっていいよね
へ〜「音楽」ってどれに収蔵されてますか?
>>743>>747 ありがとうございます!
本屋さんで偶然人格転移者の〜を見かけて買った。まだ解体諸因も読み終わってないけど設定からして面白い!ありがとう
念力密室、実況中止も見つけ次第買う。すごく楽しみ、ありがとう
755 :
彼氏いない歴774年:2013/11/05(火) 14:01:50.43 ID:Seo0+wiO
>>754 ごめん。今気づいたけど「実況中死」だ。「実況中止」じゃなくて。
756 :
彼氏いない歴774年:2013/11/05(火) 14:02:20.13 ID:Seo0+wiO
>>754 ごめん。今気づいたけど「実況中死」だ。「実況中止」じゃなくて。
>>696 キアラン・カーソン私も好きだ。装丁もいいよね
ここでチラチラ紹介されてる「雨の塔」が
気になって読みたくなった。恥ずかしながら
宮木あや子という名も初めて知ったよ
塔つながりで、児童書だけど小森香折「ニコルの塔」も
お勧め
修道院学校でひたすら刺繍する少女たちの話で
こみねゆらの挿画もいいし、この作品で
レメディオス・バロという画家を知ったのも良かった
皆川博子「倒立する〜」もそうだけど
なんか「塔」という言葉に惹かれる
758 :
彼氏いない歴774年:2013/11/05(火) 15:43:02.57 ID:H2/e9cZm
藤枝静男の空気頭が好き
閉塞感がたまらない
久しぶりに「鬼平犯科帳」を読み返してるけど、鬼平のもてっぷりに
だんだんライトノベルを読んでるような気分になってきたw
綿矢りさ好きな人いないかな?
上手く言えないんだけど、この人小説書くのめちゃくちゃうまいと思う。
「勝手にふるえてろ」を読んだ時は主人公の喪女っぷりが自分と重なって、思わず叫びだしそうになったよ…
「かわいそうだね?」は、結局かわいそうなのは誰なのか、主人公の行動は正しかったのか、読み終わってもぐるぐる考えてしまう。
>>760 一瞬、「綿矢りさは、好きな男の一人もいないのかね?」的な余計なお世話
かと思ってしまった。
メッコール飲んで寝る。
>>759 私の普段の読書の大半がラノベなんだけど
同作者の別シリーズ読んだ時、同じこと思ったww
帚木蓬生の国銅読んだ
起伏の激しい物語ではないけど、文字というものを知り、使えることの喜びを改めて感じてなんかじんわりきた
本が読めるって幸せだよね
綿矢りさや川上未映子の本は主人公を作家に置き換えて読んじゃうんだよな
雑誌のグラビアやインタビューが多いせいか
>>760 勝手にふるえてろ大好き
多分泣くような話じゃないんだろうなと思いながらも泣いたよ…
>>760 勝手にふるえてろは好みじゃなかったけど、亜美ちゃんは美人だっけ、
かわいそうだね?の弊録の話がなんか好きだ
最近古本屋で昔のラノベ(ラノベって冠される以前の)漁ってるんだけど
図子慧とか火浦功とか、あの時代のスニーカーはカオスなレーベルだったなあ
どの方向を目指してたのかさっぱり分からんw
あと「続あしながおじさん」角川版を読んだ
いい訳だとは思うんだけど、ちょっと甘くて回りくどく感じた
やっぱ新潮版のほうが文にキレと勢いがあって好きだ
>>768 あの時代からラノベを読んでた身としては、今の全レーベル右に倣え状態は辛い。
もっとバリエーション欲しいよ。
普通の男がいきなり美少女どもからモテモテになるなんて超どーでもいーんだよ!!
恋愛じゃなくて冒険しろよ!!って事で、児童文学に比重を移してる。
恋愛少な目でカオスなのが良い感じ。
同じく、同じく。
昔のラノベ(ラノベという呼称が定着する前)は、バーリトゥード(何でもあり)だったんだよね。
朝日ソノラマ文庫の背表紙に「推理」とか「SF」「青春」とかのジャンルが表記してあったりなんかして。
ハーレム一辺倒になってからは少年向けラノベはトンと読まなくなった。
いにしえのラノベ好きには、児童文庫か時代小説あたりがお勧めですわな。
一般レーベルのライト推理ものとかも昔のラノベに近いテイストではあるが。
分かるよー
昔のスニーカーは純ファンタジー、ギャグ、偽史奇譚、SF、エロにミステリetc入り乱れてたし
電撃もファンタジアも初期は大久保町三部作とか小林めぐみデビューとか
新鮮でカオスでほんと面白かった
一般文学と違うフィールドで緩く自由にがやがやしてる感じが良かったのに
あの頃の濃い人たちはみんな他社に流れてしまったよ…
飛火野耀とかどこいっちゃったんだ
>>753 Amazonで確認、新潮文庫から出ていて、タイトルはそのまま「音楽」
あらすじ読むとなんか夢野久作ぽくて面白そうだな、私も読んでみようかな
773 :
彼氏いない歴774年:2013/11/06(水) 15:22:46.93 ID:oAxT5UDm
山崎俊夫知ってる人いる?
大正時代のBLだよ
勝手にふるえてろってタイトルだと分からず一瞬、西野カナに言ってるのかと思った
>>759 鬼平すっごく好きなのに
おっさん向けドリーム小説とバッサリ斬られて
反論できなかった事を思い出したw
昔からのラノベ(少女小説・ジュブナイル)作家は一般とか児童に流れている気がする
捕り物系なら半七が祖にして至高
『霧の王』読了
巨大な城で働く小間使いサリーはある宴会を発端に城の秘密に近づいて行くというお話
とても面白く読めたが「エンデあたりの系譜に連なる正当派ファンタジー!」と銘打ってたのが正直ちょっと吹かしすぎかな…とは思った
世界観にファンタージエンほどの広さはないというか、どうしても城の内部に終始してしまってるからなー
その分濃密ではあったからいいんだけど
終盤の展開もちょっとグダってたというか、既に読者から見るとバレバレな秘密をいつまでも引っ張るのは苦しいと思った…
『悪の哲学』読了
ちくま哲学の森シリーズの一冊、いろんな角度から「悪」を検討する材料にしてネ的な作品集
小説あり論文あり殺人犯の調書ありで大変興味深く読めました
何べん読んでもモームの『困ったときの友』のもやもや感はすごいが柳田国男が自著の序文代わりに寄せたって文も負けてなかった
あと大昔にまだ学生だった頃現代文の問題文で『悪人礼賛』読んだなあとかとても懐かしい
『宝石の筏で妖精国を旅した少女』読了
作者キャサリン・M・ヴァレンテの別の短篇がとても良かったので思い切って買ってしまった本
主人公セプテンバーはある日<緑の風>に呼ばれて妖精国へ旅立つというお話
妖精物語が好きなら知ってる名前がごっそり出てくる、何気に九十九神とかも出てくるので(ちょっと理解が間違ってる気がするが)とても楽しく読めた
ただ訳のセンス(だと思うが)を疑う、<緑の風>のあだ名がなんで「ミドリン」やねん…いつの時代の訳だよ出てくるたびに脱力したわ
あと挿絵も表紙から間違ってるし(ワイバーンに前足あるとか回収して刷りなおすレベル)誤字もあるしでいろいろと不満
図書館を強くオススメしたい
『小さな男*静かな声』読了
バレあり
ツッコみたいのはただ一つ、「小さな男」と「静かな声」がくっつく話じゃないんかい!
せめて出会え!ここで敢えて出会わないのが面白みだとは重々承知だがその上で言わせて頂く せ め て 出 会 え !!
>>766 私も勝手にふるえてろ好き。感情移入しすぎて、落ち着いて読めなかった…
>>767 亜美ちゃんは美人いいよね! 主人公好きだ。
>>777 せめて出会って欲しいなら津村記久子の「ワーカーズダイジェスト」おすすめ。
せめて出会うだけだけど。
このスレ見て夢野久作読み始めたけどはまった。ありがとう
今まで読んだ中だと、瓶詰地獄と押絵の奇蹟とキチガイ地獄が好き。
青空文庫で読めるのが有難い
>>767 私も亜美ちゃんは美人好き。読み始めはもっとエグい話になるかと思ったから
なんだかんだハッピーエンド?でよかった
青空文庫いいよね
今、青蛙堂鬼談読んでる。読みやすいしおもしろい
剣客商売なんておっさんむけハーレム系ラノベと割り切れるけど、話が面白いわ。
小兵衛とおはるの夫婦なんてありえないと思いながら、二人の良き夫婦ぶりに
ほのぼのする。
おはるってドラマでもさいとう・たかをの漫画でも田舎娘だったのに、
大島やすいちの漫画版だと可愛くてたまらない。小説読む時もこのビジュアルで
読んでいる。
小兵衛も頭が切れて正義感が強くて格好良くてこれじゃ年が離れてもおはるは夢中だなと言う感じ。
今のラノベも話の面白さ見習ってほしいわ。
このコピペ思い出した
319 名前:イラストに騙された名無しさん[sage] 投稿日:2009/01/16(金) 17:28:30 ID:tAPCHhqB
剣客商売は老年向けのドリーム小説だからな
・引退して美味いもん喰って悠々自適の生活
・でも剣の腕は衰えず、昔の仲間や周囲の人間に頼られまくりんぐ
・息子は自分と同じ稼業の跡継ぎ
・用事をいいつければ忠実に即座に動いて実行
・最近成長してきたし、そこいらの奴には敵はいないようだ。でもまだまだ自分には及ばないし、人が良くて頼りない
・そんなこんなで自分への尊敬を忘れず、何かというと頼ってくる可愛い奴
・権力には媚びぬ
・でも何故か気骨がかわれて権力者には気に入られちゃって頼られてしまう
・自分はたいしてそんな気もなかっただけど若くて優しくて家庭的だけどちょっとオツムの足りないおにゃのこに惚れられちゃって絆されて同棲状態。もう若くもないのに困るぜもう
・しかも息子に良いと思っていた地位の高い武士娘まで自分に惚れてきたぜ。
ワロタwwwww
全部反転させると現実に限りなく近づくのだろうかと思うとむしろワロえない…
『海辺のカフカ』今頃読了
言わずと知れた有名作、少年カフカが家出する話
村上春樹にしては良かった
相も変わらず性欲旺盛だが十五歳のガキだと思うとまあこんなもんかしらんと思えなくもない
ナカタさんパートの方が圧倒的に面白くて途中からサルガキパートイラネってなりかけてたけど
ホシノちゃんがいいキャラしてる
『向日葵の咲かない夏』読了
これ文庫本が完全表紙詐欺だろ…いかにもさわやかちょっぴり切ない夏の少年の冒険小説みたいなツラしてるが
蓋を開けたらドロドロのサイコホラーじゃないですかーやだー
ホラー大賞獲ったとか獲らないとかは裏表紙の要約んとこに書いといてくれよー
完全に『海辺のカフカ』の読後感が吹っ飛んだよー
>>785 1行目の言われたとおりに全部読み直してみたら泣けてきた……orz
「陰日向に咲く」読んだ
話題になった通り、上手いなーと思って読んでたけどギャンブラーの話で
不覚にも泣いてしまった・・・
ローカル番組で兎のぬいぐるみ被ってすっごいキモイキャラとかやってたし、
魚沼が米の産地だってしらない奴なのに悔しい
読書の効用ねぇ・・・
効用がどうかわからないが
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ、
てところかな。
精霊の守り人&闇の守り人
ふと気が向いたので再読
あいかわらず読みだすとついとまらない徹夜本だった…眠い
個人的にこの二冊は上下巻でもいいんじゃないかという気がする
精霊で養父の心を理解し始め、闇で真正面から向き合って
ようやくバルサの心が解放される展開はまとめて読むと更に胸熱
みんなそれぞれ切実で誠実なキャラでいいなあ
あと作中に出てくる食事がおいしそうで夜食にまで手が伸びる恐ろしい本
出てくる食べ物美味しそうだよね
ハイファンタジーで食事が美味しそうだとそれだけで素晴らしく思える
バルサの食卓もその内読んでみたい
読書好きだけどKINDLEのCMに違和感を覚える
便利なんだろうなってわかるんだけど
あんなにドヤって語ってるのを見ると恥ずかしくなる
あの手のタイプの読書家って読書が好きというより、読書もできる私が好きって感じ
上橋さんは本当に物語作るの上手い人だよね
狐笛のかなたも良かった
世界観に説得力があるというか
食べ物描写が細かくて、作るのも食べるのも
好きなんだろうなーと思ってしまう
獣の奏者番外編(タイトル忘れた)は図書館で児童書コーナーに
あるけど仕方ないんだろうな。あれだけ別にするのも不自然だし
守り人シリーズ、文庫で虚空まで読んで、どうしても次の文庫が出るまでまてなくて軽装版買って
さらに軽装版の天と地がなかったからハードカバー買ったんで
シリーズで全然揃ってなくて愉快なことになってるな
本当に良い物語だった
>>791読書好きとしては気になるけど、やっぱり手を出す気にはならないんだよなー。
でも本棚がそろそろ限界。場所を取らないってのはいいのぅ。
もう本棚入りきらないから洋服ダンスに本入れてる始末だわ
女子力とは…
PW使ってるけど小説読む分には便利だよ
特に青空文庫読むのに重宝してる。単語すぐ引けるのも便利
あと、場所取らないからシリーズ物を集めたいけど置き場所がなあ、ってのにはぴったりだと思う
図が付いてる小説(ミステリとか)や挿絵が重要ってのは紙のほうがいいかな
>あの手のタイプの読書家って読書が好きというより、読書もできる私が好きって感じ
私は逆に、紙にこだわる人にそういう印象を受ける。
読書が好きなんじゃなくて、紙の本読んでるワタクシはインテリとか思ってそう。
読むってことに意味を感じてる、つまり中身にしか興味ない人間は読めれば媒体はなんでもいい。
むしろ電子化はスペースとらないし、劣化しないし、探しやすいしでメリットばかり感じる。
問題は、電子化する手間or買い直しする資金だな…
食べ物の描写と言えば春樹には一度料理満載の小説書いて見て欲しい。ねじまきどりの主人公が作る「ピーマンと牛肉の炒め物(ビールかけ)」の描写が忘れられない。しかもそれは食べられずに全部捨てられるんだけど。
ちょっと興味出てきたので、食べ物描写がうまい作家さんいたら教えてほしい。
>>797 電子書籍は、例えばAmazonが潰れたらAmazonで落とした書籍は読めなくなる、みたいなこと聞いたことあるけどその辺はどうなんだろうね。
>>798 池波正太郎
どれ呼んでも本気で美味しそう!!
有川浩「植物図鑑」
そこらへんに生えてる草を食べたくなったw
青空文庫だったら20冊も読めば元がとれる…と思ってsonyのreader買ったよ
読み心地は慣れればそんなもんって感じ
でも漫画は線や文字が潰れて読みにくく感じるかも
readerはコンテンツをダウンロードするからサービスが終わってもすでに取り込んだ本は読めるらしい
品揃えが悪いのが一番の問題だと思う
図書館に行けば無料で本を借りられるけど、電子書籍は無料なの青空文庫くらいだよね?
数年後、紙媒体で読書してるのは貧乏人、なんて思われるようになったら嫌だなw
>>798 上橋菜穂子(架空の国の創作料理なのに味が想像できる)
ルーシー・モード・モンゴメリ(地産地消で自分で作って自分で食べてるのに質素でなく食い道楽)
開高健(形容がクドいけどかっこいい。超々高級料理からサバイバルなゲテモノまで)
ローラ・インガルス・ワイルダー(粗食なのにおいしそうに見えすぎる)
杉浦日向子(豆腐だの大根だの麦飯だのがものすごく美味そうに…)
なんかまだまだありそうだけどパッと思いついたのこのあたり
長野まゆみも食べ物描写あるね。お菓子系が多いかな?
>>797 電子書籍も興味ある。
ただ、気取ってるつもりはないけど紙の本特有の
質感だとか装丁だとかが単純に好きだったりもするんだよ
電子書籍はシリーズもの等に向いてると思うのは同意
漫画とかも
>>798 吉田篤弘のそれからはスープのことばかり考えて暮らした
スープとサンドイッチが食べたくなるし、優しい雰囲気でよかった
>>804 わかる。紙の質感が好きなんだww
確かに中身が一番大事だけど装丁とか凝ってると嬉しい。おかげで同じ本が2冊とかある
古い方は愛着あるし新しい方は本棚にあるとムフフwってなる
電子書籍は細かいところで便利なのが良いよね。挟んだしおりが落ちてくることはないし場所取らないし
お気に入りの本は電子書籍と紙と両方そろえたりしてw
気になる絶版本がせめて電子書籍で復刊することを期待してる
紙の本は「あの人が××するシーンってどんなんだったっけ?」とか気になったところを
パラパラめくって探せるけど電子書籍ってそういうこと出来るのかな?
使ったことないからよく分からない
電子書籍は単語検索できるのが便利だわ
>>798 ウーヴェ・ティムの「カレーソーセージをめぐるレーナの物語」
(「味覚が人生を変える」とは帯の文句ですが、人生そのものの物語)
ジョアン・ハリスの「ショコラ」をはじめとする食の三部作。
電子書籍、いいですよ。E-ink は読みやすいし、紙の本にはこだわらなくなりました。
ただ、売り手側の囲い込みが強すぎて、利用者にとってはかえって不便と感じます。
>>808 ペーパーホワイトだと読んでるページそのままに、
一回り小さい画面出してスライドバーでぱーっとめくることできるよ
あとマーカー引くみたいに印つけてそこにぱっと移動することもできる
アメリカだとKindleで書籍を貸し借りできたり図書館の本借りれたり、色々出来ていいなあと思う
伊藤計劃のハーモニーの世界みたいだ。紙の本がなくなるのはそれはそれで寂しいけど
Amazonて時点でキンドルは選択しない
>>811 そのスライドバーっていうのができるのは新型のペーパーホワイト?
2012ペーパーホワイト持ってるんだけどできるかな
じゃあkoboでも使ってなさいな
>>813 持ってるのはこの前出たやつ
画面下のとこを上に向けてスライドさせるとでてくる
電子書籍、便利だし欲しいけど推理小説だけは紙の本で読みたい
興奮とともに、左手の残量が減っていく感覚が好き
5センチもあった本が、あと5ミリで読み終わってしまう!という寂しさ…
>>817 わかる
面白い本読んでウッヒョーとなってるときに残りページ見て
まだこんなに続きがある!という瞬間の幸福感と来たら最高だ
私はハリポタを読んでる時がまさにそんな感じだった!>まだこんなに続きがある!という瞬間の幸福感
ああいうのは紙でしか味わえない良さだよね
820 :
彼氏いない歴774年:2013/11/09(土) 20:20:58.37 ID:/y406FdY
出版業界の体質が古すぎて、
電子書籍 日本ではダメな気がする。
やる気を感じないね。
せっかくのチャンスなのに
>>805 「それからはスープのことばかり考えて暮らした」いいよね!
吉田さの小説はいつも食べ物がおいしそう。「圏外へ」の屋台の雲呑麺とか。
電子書籍が日本で普及しないのは、日本が安価で本を入手しやすい環境だからってのもあるらしい。
最寄りの本屋まで車で2時間、みたいな国だと普及するけど。
日本の文庫本なんて印刷も紙質も綺麗だけど400円くらいですぐに買えちゃうし。
日本語の小説は縦書きだからか画面越しに見ると違和感があるんだよなぁ
小説以外の一般文書は横書きだから脳がそっちに慣れちゃってる感じで
>>822 それはちょっと分かる>画面越しの縦書き
慣れれば別に感じないんだけどね
日本は頑として小説は縦書きだからなあ…
積極的に横書き本出してるのなんて森博嗣くらいか?
それでもエッセイとかだけど
村上春樹の小説を立ち読みしたんだけど、ちょっと合わないなぁと断念
でも、何となく春樹の本ってオシャレな感じがするw
本屋をぶらついても、結局自分の好みの作家やジャンルにしか目がいかない
ハルキさんの小説は全く評価しないけど、エッセイはかなり好き
村上朝日堂とか面白かったなあ 「村上さんに聞いてみよう」シリーズとか
電子書籍は昔の絶版本とか出してくれればいいのに・・・!!
昭和の時代の文庫とかすでに変色しきってるけど処分できないのが
いっぱいあるんだよー。
紙媒体でペイできないくらいの規模のものって電子書籍でも駄目なのかな
イメージ的に実物ない分、コスト安そうな感じなんだけど。
最近の読書は青空文庫でiPadが多いな
戦前の文学が好き(というかそれしか読まない)だから助かってる。
種田山頭火の日記、葉山嘉樹とか黒島伝治のプロレタリア文学とか
青空文庫に載っているんでなければ、まず読まなかっただろう面白い掘り出し物もいっぱい。
今まで本読まなかったかんだけど、
とりあえず名前知ってる江戸川乱歩読んでみたら面白かった。
次は誰の作品を読んだらいいかな?
言葉使いが面白かったから江戸川乱歩みたいに今の人じゃなくて昔の作家がいい。
乱歩ときたら横溝正史
いや何となくw
>>828 乱歩にどっぷりハマってみるのはどう?
何読んだのかわからないけど、推理小説とホラーだと結構印象が違うし
チェーホフ『結末のない話』読了
長くても一作5ページ無いんじゃないか?という小さな短篇を50篇詰めこんだ作品集
短いヤツは見開きで終わっちゃう程度
お話として上手いのもあるし目の付け所がシャープだねみたいなのもある
皮肉が利きすぎだなーとかうわあこのキャラしねばいいのに…っていうのもある
表題作はとても印象的、真理といえば真理だがこの手の真理は切ない
>>828 ちくま文庫から出ているアンソロジー『幻妖の水脈』『幻視の系譜』はどうかな
乱歩・鏡花・漱石・百閨・賢治・犀星・久作・倉橋・澁澤などの作家の作品を収録してるよ
幻想文学が中心なのでそういったのでよければのはなしだが
湊かなえ『サファイア』読了
宝石にちなんだ表題作を集めたミステリ短編集、うち2作だけ連作
人死にが出てるとはいえこの作者にしてはドロドロ控えめで割と希望の見えるエンドが多い
何に引っかかることもなくサクサク読めました、が何となく今後はこの人の作品は読まんようにしようかなと思った
作中に出てくるフレーズだが、自分にとっては「自分の目に映る世界にまだ向こう側があることを教えてくれる」作家ではない
この人の作品で「向こう側」が見えた試しがないし白けてもうた
>>828です。
みんなありがとう。
本っていっぱいあるから
何を読めばいいのか途方に暮れてたけど、
読むものが決まるとわくわくしてきた!
ヨースタイン・ゴルデルの「カードミステリー」また読み始めた。
小学生の時に読んで出会って以来、多分読むのは5、6回目くらいだと思うけど何度読んでも本当に面白い
ハンス=トマスがパン屋のショーウィンドウに美しい金魚を見つけるあたりはすごくわくわくする
もちろん結末も話のからくりも知っているのに何度も読んでしまう。
カードミステリー面白いよね
同じ作者のアドヴェント・カレンダーも好き
12月になったら読もうかなぁ
>>834 私も湊かなえ苦手
告白しか読んでないけど、登場人物の誰にも感情移入できなかったなぁ
>>836 ソフィーの世界の作者だよね懐かしい
そういえば他の著作読んだことなかったなぁ
何か読んでみよう
「アリスの不思議なお店」
魔法みたいな本 としか言えない
こういうの大好きでおすすめしたいんだけどボキャ貧でうまく伝えられないのが口惜しい…
題名に何か感じて、表紙見てあらかわいいって思ったら即おすすめする!
んでこれ好きな人はクラフト・エヴィング商會シリーズもおすすめ
宮沢賢治『イーハトーボ農学校の春』読了
童話と日記?っぽいのが収録されてる短編集
農学校の先生の宮沢賢治がかいま見れて面白い、実地授業で生徒相手にあれだけスラスラ地質学の知識が出てくるのがすごい
あとところどころに有名作品の面影が見えるのも面白い
生徒連れて泳ぎに行ったら救助の人と会って立ち話したってところで
『実は私はその日までもし溺れる生徒ができたら、こっちはとても助けることもできないし、
ただ飛び込んでいって一緒に溺れてやろう、死ぬことの向こう側まで一緒についていって
やろうと思っていただけでした。全く私たちにはそのイギリス海岸の夏の一刻がそんなに
まで楽しかったのです。そして私は、それが悪いことだとは決して思いませんでした。』
ってくだりとか銀河鉄道を彷彿とさせる
他にもいろいろあってこの人の作品がどういう具合に日常生活と結びついていたのかがよくわかる
あと未完の短篇『みじかい木ぺん』はちょっとワロタ、のび太かこの子www「木ぺん」っていう方言がかわいい
前読んだ小説なんだけど、何の本だったかが思い出せない
覚えてるのは、
池袋で働いてるカップルが登場
男は雑貨屋に努めていた
女が性嫌悪で、彼氏と行為しようとしてラブホテルで発狂して彼氏から距離を置かれてしまう
幼いころのトラウマで性嫌悪になったと思っていたけど、実は自分が悪いことをしていた
悲劇のヒロインぶってて恥ずかしい死にたい、みたいな本なんだけど、誰か心当たりある人いないかな?
また読みたくなってしまった
>>840 私もその本持ってる結構好き
クラフト・エヴィング商會ってのは初耳だから読んでみる
勧めてくれて有難う
貴族探偵対女探偵
面白くて一気に読めたけど作者のらしさが今回はあんまり感じられなかった
でもこれはこれで好き
エミリーの記憶喪失ワンダーランド
主人公はわりと有名なマスコットキャラらしいけどその事は読み終わってから知った
日記形式でさくさく読めて良い
ちょっと前に、アルファベット・パズラーズっていう文庫本を読んでから
買うかどうか悩んでる
図書館で偶然見つけて借りたんだけど、エピローグでうわー!ってなった
どこか読み飛ばした?え?っていう意味でのうわー!なんだけど
私だけかもしれない、どうしてか妙にすがすがしい気分になってしまった
あと、紅茶を飲みながら読みたかった
だいぶ違うけど、シックス・センス以来のうわー!だった
ああいう、最後にうわー!ってなるのが好きなんだけど
そんな本ってめったにないよね
>>840 霧のむこうのふしぎな町、思い出した
気になるからその本探してみるよ!
>>825 同じく村上さんのエッセイは好き。
村上朝日堂シリーズ読むとなぜかウインナ・シュニッツェルが食べたくなるw
気ちがい通りのリナ→霧のむこうのふしぎな町
改題するだけで大分雰囲気変わるよね
気ちがい通り、最近のやつだとはちゃめちゃ通りになってて残念だった
言葉狩りすればいいってもんでないよね
>>847 めちゃくちゃ通りだった気もするけど
色々変遷してるんだね…
タイトルが最初と違うというのはいつだったか知ったけど、中身も最近は違うのか
うかつに買い変えられないね
私が持っているの確かめたら、気ちがい通りって書いてあってほっとした
小学生の時に小さい本屋で見つけてそのまま持ってるけど
だいぶシミとか汚れがひどいからそのままの内容で再販して欲しい
タイトルもあるけど翻訳が変わってるのもショックだったりする
チョコレート工場の秘密が映画に合わせて新訳で出版されたけど個人的に酷かった
いやむしろ田村隆一さんが詩人だけあって言葉遊びや子供でも大人でも大丈夫な文章書くのが上手すぎたんだろうな
柳瀬尚紀って人も他の著作だったら良い訳してるかもしれないけど、これに関しては田村版の思い出補正もあって最悪だった
>>848 ああ、そうだめちゃくちゃ通りだったスマソ
表現の幅が狭まるのは悲しい
ディズニーのアリスも「イカれ帽子屋」が「マッドハッター」になってたの思い出した
マッドハッターて…日本人にゃ全くイカれ具合が伝わらん
>>842 確かに読んだ気がするのに思い出せなくてはがゆい
回答じゃなくて申し訳ない
自分も気になってきたので誰かよろしくです
有名作家、安部公房の「第四間氷期」
いや、ダイヨンカン「ピョウ」キと今変換のために気づいたのはいいとして・・
「ふつうの人間を探しても、ふつうの人間などどこにもいない」
という話にビシっときた。流石、日本人最後の天才。
第四間氷期いいよね
私は、未来は断絶の向こう突然現れるものってのにビシっときたよw
挿絵の不気味な感じもあっててよかった
亜愛一郎ドラマ化!?
とワクテカしたが…美男子設定はどこいった
美男子であの言動だから面白いのに
でも見るけど
亜愛一郎シリーズ大好きだわ
もっと読みたかったけど完結しちゃったし作者亡くなったしなぁ
完結しないで作者が亡くなるよりは……
>>841 銀河鉄道の夜といえば、倉阪鬼一郎の「怖い俳句」で紹介されてた
「死んで俺が水の中にすんでいる夢だつた」の作者河本緑石を思い出した
宮沢賢治の同窓生で賢治と「アザリア」を発刊した人なんだけど
おぼれた同僚を助けて死んだことからカンパネルラのモデルという説もあるみたい
死に際を暗示するような句といえば不謹慎かもしれないけど不思議な句だよね
>>855 一般的な人間の未来を予測するために「ふつうの人」を捜すのだけど、まったく
そんなのがいない。どのひとも普通に見えて普通じゃないという事実に気づく。
その後「未来を受け入れられない主人公を抹殺するために未来からやってきた
刺客」がき、主人公が追い詰められていく・・
さすが天才だと思った。
倉坂鬼一郎 ダークネス感想
微ネタバレ
まさか…まさかな私はこんな見え透いたミスリードには引っ掛からないぞ
最後にはきっと物凄いどんでん返しが待ってるはず
って思ってたけどミスリードじゃなく本当にそれが真相だった
昔読んだ炭酸飲料みたいな苗字の作家のミステリと
脱力感もあらすじ(日本中の人間が無差別に不可解な死を遂げる)も似てる
この本を読むのに使った時間を睡眠に使えば良かった
清涼飲料水か
>>860 本読んでてあ、これで終わりなのか、
この作家さんの本期待してたけどこんなもんだったのか…とがっかりしたのを思い出した
倉橋由美子の聖少女
昔々に読んだから今読めば面白く感じるかな
同じ作家さんの童話モチーフの本は面白かった
みんな、本の収納どうしてるのかな
部屋が狭いので厳選したものだけ残して泣く泣く売ったり実家に送ったりなんだが
でかい本棚をずらりと並べた部屋にしたいが無理
864 :
彼氏いない歴774年:2013/11/14(木) 12:36:49.05 ID:fDKckvrY
>>858 死に際を暗示するような句と言えば西行の「願わくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ」もそうかな。
その句のとおり、旧暦の2月(新暦だと3月)の満月の日に死んだんだよね。
「平清盛」で藤木直人が演じてたのを見てなんかイメージが違うwと思ったけど。
>>862 倉橋由美子の「聖少女」は最初に読んだときはつまらないというか胸糞悪いという印象
しかなかったけど、映像化したら案外おもしろいような気がする。ヒロインは沢尻エリカあたりで。
三好京三?って作家に同名の「聖少女」って小説があるんだけど、ヒロインのキャラとかストーリーが
似ていて不思議な気分になったのを覚えてる。
>>864 そのレスで「願わくは花の下にて春死なむ」って本思い出した
北森鴻さんの安楽椅子探偵もの。
作者がガンだったかで逝去される直前にシリーズ完結したんだけど、
全員集合大団円って感じの終わり方だったから作者は自分の寿命悟ってたんだなぁと切なくなった
永遠に未完でもそれはそれで切ないんだけどさ
あー、グインサーガ作者変えて続くんだったなぁと思い出した
末期は目も当てられなかったけど、どうなっちゃうんだろう・・・・・
電子書籍使うようになったからこれで本棚の状態もマシになるかと思ったのに
ますます読書好きになって紙の本も順調に増える羽目に
長編シリーズものとか漫画については助かってるけど。
グインも電子書籍で買ってたらまだ手元にあったかもね
「発作的座談会」何度読んでも面白い
似たような本はないかと対談系を読み漁ったこともあったけど何か違う
(しいて言えば京極堂に集うおじさん達の会話が近い気が…こっちはもっとどーでもいいテーマだけど)
この四人でこのグダグダ感だから良いんだろうな
最新刊での、老いてしまった・真剣にバカ話をしていた頃は戻らないんだという各人のコラムは
読んでてちょっと切なくなったわ…
久しぶりに作家買いしたくなる人を見つけられた!
はまりたての作家さんの出してる面白い(であろう)既刊を
行く先々の本屋で検索して買うの大好きだから嬉しい
三月に引っ越すから、この機会に思い切って大きな本棚買いたい
>>869 私も発作的座談会好きだ!
おっさん達が心開ききって楽しそうに子供みたいなこと言い合っているのって、
そこに混ざれないからこそ何とも言えない心地良さがある
872 :
彼氏いない歴774年:2013/11/15(金) 00:41:34.95 ID:maeCWbV1
>>864 うろ覚えだけど、桜庭一樹の「私の男」はこの本をヒントに
書いたらしい
ストロベリーナイトの姫川玲子シリーズが面白い。
>>797 もんのすごい昔から本は紙でできてたけど
今更、その紙の本を読むことがインテリぶってる?
そんな人は少ないでしょ。なんせ生まれた時から本は紙でできてんだから
紙の本を読むことは息をするのと同じように自然なこと
電子書籍にも興味あるけどなんか売り方が悪いよね
読書そのものの話じゃないんだけど
新潮文庫のYonda?CLUB終了だってよ
1/24消印まで受け付けで、それ以降は完全に無効になるらしい
今あんまり欲しいもんなくてラインナップ変わるの待ってたのにどうしようかな
え、無くなっちゃうんだ
一度パンダのキーホルダーみたいなしおりもらったな
特に欲しいものないから集めてはなかったけどなんか寂しいねえ
ジャックリッチーの新刊出てるの気付かなかった
注文しなきゃ
この人短編集二冊ぐらい出てるんだけどさらっと読めて
オチに捻りがきいてあって面白いよ
星新一とか好きな人は楽しめると思う
実家の片付けしてたら、キット・ウイリアムスの「仮面舞踏会」と「?(書名を探す絵本)」が出てきた
自分が読んだときはすでに宝も発見されてたらしいけど
子供心にはちょっと不気味で奇妙な怖さがあったなあ…
そして未だに書名はわからん
ググれば出てくるんだろうけども、なんとなくそのままにしときたい
Yonda? CLUBなくなっちゃうの…!
初期のトートバッグはまだまだ現役で使ってる。
初期のグッズは凄い好きで、あとぬいぐるみを交換できたら
コンプリートだったんだけど、その矢先に100%orangeに変わっちゃってから
がっかりデザインが多くなったような…
100枚以上あるから文豪ウォッチに換えるか。
もうビデオデッキないから見れないけど、
パンダのビデオとっておいてる。
声が宮沢りえなんだよね。
電子書籍は目が疲れて読みにくいし
いちいち拡大して指で画面スライドさせながら読まなきゃいけなくてめんどくさい
紙なら目で追うだけで読める
>>879 文庫が入るポケットついた黒の帆布地のバッグかな?
持ってるよ〜
初期のパンダマークのグッズはかわいかった
Kindleも使ってるけど海外旅行中はもうだんぜん紙の書籍じゃなきゃダメと思ってる
そこそこの明かりさえあれば読める
電源も盗難も破損も気にしなくていいし濡れても汚れても落としても読めるし
折っても丸めても破ってもいいし余白をメモや日記にも使える
緊急事態にはちり紙としても使える
宿に共有本棚があったら寄付してもいいし
折れても破れても汚れてもそれはそれで味があるので捨てがたい本なら持って帰る
基本的に大事に読む派だけど、そういう満身創痍の旅友本が何冊か本棚にあって
食事シーンにぐりぐり丸つけてあったり
13:20 36ホーム赤黄の車体 とかメモってあったり
ほんのりチョコの匂いが移ってたりしていい思い出
>>883 すてきな喪女さんだー!かっこいいなぁ憧れるわ
直木賞とったホテルなんとか読んでるんだけどなんか心爛れてくる
旅先の共有文庫が好きだから助かりますw海外で日本語のがあったら嬉しくなるよなあ。
長野で松本清張があったから借りて電車の中で読んでたら、乗ってる線がまんま舞台だったのでびっくりした事があるw
エンタメ系は置いていっても悔いはないし末代まであちこち旅行するでしょう。
海外の日本人が多い安宿にはたいがい「深夜特急」が置いてある法則
サリンジャー『ナイン・ストーリーズ』野崎訳で読了
再読だけど明らかに初めて読んだときより面白い、ピントが合って来たってことだろうか
昔は『フラニーとゾーイー』の方が好きだったけどこっちもなかなか良いの揃ってると思った
そもそも『バナナフィッシュにうってつけの日』と『笑い男』以外は筋も覚えてないレベルだったから初読同然なのかもしれんが
登場人物の振る舞いやネタがカーヴァーより繊細で淡いなあとかが知覚できるようになった
エズミかわいいよエズミ
川端康成の『雪国』を読んだけど、どこからどこへ移動したとか、ここら回想シーン入ります!とか分かり難いなと思った
女の子の腕と仲良くする短編は結構好き
889 :
彼氏いない歴774年:2013/11/15(金) 22:39:10.05 ID:cno5g1WO
本の置き場が無くなってきた。
このままだと、布団がひけなくなるわ
>>888 「片腕」だっけ?あの話すごく色っぽくてどきどきした
外した肩の、まるっとした感じが…
>>888 雪国はストーリーは全然面白くないけど時々描写がすごくいいと思う
一番初めの汽車に葉子の顔がうつってるのを眺めるシーンは美しかった
近代文学の描写は江戸川乱歩も好きだったな
3D眼鏡とか映画とか今はあたりまえなものをこんな風な表現でかくんだ、と感心した
>>888 伸ばした爪の内側の指先が触られてくすぐったい事を知っている女は初心ではない、とかなんとかのくだりはちょっと、うへーと思った。
いっつもばっちばちに短くしてネイルサロンすら行った事ない私未だ初心ですがなにか!
>>892 私はセルフでジェルしてるから爪の裏(ハイポニキウム)が長いけど、くすぐったくないよw
そのエピソードが気になって友達に触ってもらったけど普通だった
男女だと違うのかな?
10代の頃に雪国にはまりまくって越後湯沢の杉の木を見に行ったなあ…
あの現実と非現実が混沌とした感じ、はまる人ははまると思うわ。
>>893 実際に指先がくすぐったいんじゃなくて、異性に触られ慣れなくて面映いのを若い子が「(なんだか気持ちが)くすぐったい」と表現したのを
川端康成の男の手先の感覚で、あんなに女の指先は柔らかいのだから集中してそこを触られたらくすぐったいのに違いない、と
解釈したのかもしれないね。
ロリコン爆発すれば良いのに。既に髪の毛爆発してるか。
>>892 それはえろ時に指べろべろなめられたことがあるかないかとか
そんなのかと思ってた
>>842 >>853 まだ見てるかな
誉田哲也の『主よ、永遠の休息を』じゃないかと思う
内容思い出したら分かると思うけど
あの女の子が過去に悪いことしたわけじゃなくて被害者だったんだけどね
読後感はまったくもって良くない話だった
ここでいつだったかタイトルが出てた「蛇行する川のほとり」を図書館で予約して読んだ
最初は主人公がぽわんとしていて夢見がちだったり
ありがちな黒歴史日記についても書いてあったり、憧れの先輩(女)がいたりと
痛い!って気持ちで一杯だったんだけど
第一部が終わるころには肌がすごく粟立ってた
ぞわぞわしまくってて、これから何が起こるのか、どうなるのか
と読み続けていたら、終盤には泣いていた
まさに、大人になる少女を綴った物語の一部のような、それに絡むミステリーのような
摩訶不思議な読後感でした
これ、すごくいいね
実はこの人の本初めて読むけど他の本も読みたくなった
次に図書館行ったら借りてくるよ!
デビュー作から読むのが私のルールなので置いてあるといいけど
あの時タイトル出してくれた人、本当にありがとう!
恩田陸のデビュー作ならちょっと違うけど同じ学園モノだし、好みに合うかもしれない
私も蛇行する川のほとり好きだから、なんか感想読んでうれしくなったw
>>897 842でも853でもないけど気になってたから読んでみる
ありがとう
そして恩田陸伝家の宝刀投げっぱなしを目にして絶望するんですね
でも三月シリーズはいいと思う〜
清須会議読んだ
読みやすくてスラスラ読めた。この年代の話がすきなこともあって面白かったよ
ほかの三谷さんのってどうなのかな
>>897 本当にありがとう!
その本確かに買ったことあるけど、売ってしまったからそうだと思う
私も蛇行する〜の雰囲気好き。あと理瀬シリーズはハマる時はハマるんだけど気力が無い時に読んだり設定思い出すとはいはいカリスマカリスマ(笑)ってなる
なのにしっかり読むと理瀬さんもっとやっちまって下さいよォ!!ってノリノリになる
伝わるだろうか
「蛇行する川のほとり」私も大好き
小学生の頃あの表紙に惹かれて図書館で一気に読んで、手元に置いときたくて買ったんだったなぁ
読後感がすごくいいよね。胸がきゅっと切なくなる感じ。少女小説といえばこれを一番に挙げるなぁ
恩田陸はやっぱりドミノが一番好きかなあ
どれもタイトルとつかみは凄く好きなんだけどね
私もドミノ大好き
三月や小夜子のような仄暗い学園生活ものいいけど
ああいうコメディ調も面白いよね
キャラクター一人ひとりがはっちゃけてて楽しかった
恩田陸をすすめするときは「蛇行する川のほとり」「夜のピクニック」「チョコレートコスモス」のどれかにしてる
あと鉄板の「常野物語」とか
個人的には「私の家では何もおこらない」「ネクロポリス」あたりの悪趣味系も好き
短編は設定が面白いの多くて、これで一本書けば良いのにって思うけど
書いたらやっぱりたたみきれないんだろうな…「オセロゲーム」も微妙だったし
>>903 スゲーわかるw
恩田陸は短編しか読まないことを決めた15の夜
私も恩田陸だとドミノか夜のピクニック
ネバーランドの青春描写なんかも好きだなァ
恩田陸は序盤中盤で引き寄せて、終盤で投げる&呆然とさせる(悪い意味で)
ってイメージがある作家だ
尻切れトンボもぶん投げエンドももはや様式美
>>910 ドミノは割とちゃんと終わってると思う。
ユージニア一番好きだけど、恩田さんお得意の終わり方だからあんまり人にはすすめられなくて残念
装丁含め雰囲気は最高なのに
>>912 がっかりな終わり方してたけどユージニア好きだよ
題名のセンスとか雰囲気とか中盤までの勢いは最高なんだよな…
今回こそは!と思って毎度毎度期待してしまう、そんな作家
私は常野物語が一番好きかな
恩田さんだったか別の人か忘れちゃったんだけど、誰の何ていう小説か
知ってる人いたら教えて下さい。確か短編集。
子供二人と母親で暮らしてて、男が訪ねてきて、母親をレイプ?セックルしてる
ところを子供二人が発見。
男が振り返ると2人の子供は顔から上半身は別だけど下半身はくっついてて
2人で一人みたいな状態。
男が驚いた隙に母親が男を凶器で殴打。子供にこの場を離れるように言って
子供は外に。夜になって子供が家に入ると美味しそうなスープが用意されている。
普段は入ってない肉がたくさん入っている。
あれ?そういえばあの男の人は・・・?
みたいな話。
かなりうろ覚えですがよろしくお願いします。
タイトルに「スープ」が入ってたような気がします。
その手のスレで聞けばいいのに
文学板人居ないしね
>>915 荻原浩『押入れのちよ』(新潮文庫)に収録の、「お母さまのロシアのスープ」?
いま本が手元にないんで確認できないんだけど、
うっすらとした記憶によるとそんな話だった気がする
>>918 ありがとうありがとうそれだ!
恩田陸か辻村深月だと思い込んでて見つからなかったんだ。
『バーネット探偵社』読了
世界に名立たる大泥棒(誇張でなく)が探偵社を開いたよ☆という話
依頼を「無料奉仕」で受け付けて真相を暴いたついでにがっぽり頂いていくという悪徳探偵社(褒め言葉)
訳がめっちゃ古いなあと思っていたら堀口大學訳だった、この人ランボーとかの専門ってわけではなかったのか…copy(複製)をコッピーって書いてて何かと思ってしまった
探偵小説ではあっても推理小説ではない、読者の眼前に全ての手掛かりが開示されさあトリックを解いてみよ!っていうのでは全然ない
どっちかというとキャラものというか文体が超古くて萌えのないラノベ的な感じで天真爛漫屈託がなくて度胸でメシ食ってるバーネット氏のキャラが痛快
依頼人と話した数分間のうちに隠し金庫の位置を見抜くあたりとか流石本職wwwプロ過ぎるwww
相棒役の警部かわいそうwwwこっちもオシャレで切れ者キャラだけど完全にバーネットに振り回されてコケにされている
おまけにあのガニマールの門下とかwww師匠格に知られたらとっちめられるぞwww
乃南アサの「女刑事・音道貴子」シリーズに最近はまってる
喪女には眩しいくらいかっこよくて憧れるキャラだわ…
ところで女性作家と男性作家だと好みな作品が多いのは圧倒的に女性作家の方なんだよね
これは偏見かもしれないけど、文体が硬いというか無骨というか…
そんな風に感じてどうも肌に合わない・馴染めない事が多いんだよね>男性作家
女性作家特有の柔らかい文体や繊細さがやっぱり好きだなあ
ボルヘス『幻獣辞典』読了
オビに「ケンタウロスからチェシャ猫まで」とあるように、古今東西の空想動物について蒐集して収めた辞典
その数ざっと120匹(?)
妖精とか竜とかキメラとか出てくるんだろうなーと思っていたらバロメッツだのフンババだのもいたりしてこの節操のなさが良い
中国とかアジア圏からも集められてるけど何といいますかそれは幻獣というか妖怪だよね、フェアリーじゃなくてモンスターよね、夜道で行き会ったら泣くよねみたいなのが多い
項目の中に「神」ってのがあって、オイオイいくら化け物じみてても神いわゆるゴッドを幻獣辞典に収録はまずいんじゃね?キリスト教から睨まれるんじゃね?
と思いながら読み進めたら日本の大ナマズのことだったでござる…地震を起こす神で昔退治されたときに頭に剣を刺されたと書かれていた
亜種に京都から青森までの長さがあって地下に埋まってるウナギもいてこれが跳ねて地震が云々とも書かれていて蒲焼きが食べたくなった
あと挿絵がこええよ表紙のチェシャ猫なんだこれ、オドラデクの項を読んでてふとページをめくったら突然こっちをガン見しているキュクロプスとご対面ですよ
「ヒィィィゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」ってなった
923 :
彼氏いない歴774年:2013/11/17(日) 20:25:39.01 ID:/ouQZgTK
>>920 自分の読んだ昔の翻訳の中ではお菓子のクッキーが「クッキーズ」ってなってたのがあった。
おそらく原文では複数形になってて、それをそのまま訳しちゃったんだなあと思った。当時の日本では
クッキーなんてなかっただろうし、翻訳者(男性)もたぶん見たことも食べたこともなかっただろうね。
>>920 あまりにも楽しそうだったので図書館で予約してしまったw
これ、ルパンの話でいいんだよね?
どっちかというとホームズ派(そういう派閥があるとしたら)だったので
ルパンはほとんど読んだ記憶がないし楽しみだ
O嬢の物語
のちょっと夢見がちな感じと服装の描写が好きなんだけど、近い感じでオススメはありますか?
種村、谷崎あたりは読みました
ここで話題になってた宮木あや子の雨の塔よんだ!
恩田陸の理瀬シリーズのイメージだったんだけど、それよりは軽いというかほの明るくてよかった
四人しかいないのにこのこじれっぷりと喪失感は何...
今度はガラシャか文芸あねもね読みたいな!
理瀬シリーズはそれはそれで好き
>>926 うわああ!「雨の塔」今図書館から借りてる!!
ちょっとくすんだ青色のハードカバーだよね?
「蛇行する川のほとり」と一緒に借りた!
今日読もうか明日読もうかってそわそわしてて、結局今日は「斜陽」読んでて放ってる
喪失感!?何が起こるんだろう
すごいわくわくしてきた…
そして、恩田陸のデビュー作はなかったのでネット予約しました
タイトル聞いたことある本だった
いつも同じ本を繰り返し読んでいるから、中々新ジャンルにいけなくて
ここ見ると新しい人にめぐり合えて助かる!
「雨の塔」好きだから読んでる人多くて嬉しい、ってこの前も書いた気がする
宮木あや子は「セレモニー黒真珠」もとっつき易くて面白いからおすすめ
雨の塔の世界観が好きなら「官能と少女」もいいかも、表紙も可愛らしい
>>925 自分もO嬢の服飾ディティールと一歩引いたような淡々描写は好き
ちょっと畑違いだけど淡々とした雰囲気が似てると思ったのは
「香水 ある人殺しの物語」パトリック ジュースキント
服飾描写、食べ物描写、溺愛描写が秀逸なのが
「甘い蜜の部屋」 森茉莉
ナボコフのロリータも服飾描写は結構ある。
今しがたドストエフスキーの「白痴」の上巻を読了して、ふと下巻のあらすじを読んだんだけど
ひっどいネタバレを読んだよ
だから文豪の長編は嫌なんだよ………
漱石の「こころ」の時も同じ目にあったわ
>>929 どうもありがとう!
ロリータと香水は私も大好きです
「甘い蜜の部屋」買ってみます
O嬢のあのふわふわしたクールさって澁澤の短編とも違うし、良いよね
原田マハの「生きる僕ら」読んだ
もう本当、イイハナシダナー(棒)だった
確かに昔出版された名作とか傑作は「内容わかってるでしょ?」って感じでネタバレ多いなw
注釈とかに登場人物の結末が書いてあったり
最近は一回目は注釈無視して二回目で注釈読みながらの方が楽しめるかなーって悩んでる
>>921 乃南アサ私もすきだー。音道シリーズも好きだけど、怖い話も多いよね。
後味悪かったりなんかドロドロしてたり。
痛快なやつと重たいやつがどっちも上手。
でも一番長い夜には残念だった。
地震とか抜きにして読みたかったな。
「雨の塔」読んでたら、ひたすらマフィンが食べたくなった
時間帯のせいかも知れないけどマフィン食べたい、特にバナナマフィン
レシピ知りたい
オムレツも食べたい、トマトオムレツ
それと、途中で「ショコラ」ってDVDのこと(多分)が出てきてビックリした
あれに出てくるチョコは本当に美味しそうなんだよねえ
ごめん、食欲に支配されすぎ
宮木あや子は「雨の塔」を読んだ後に「野良女」を読むと
あまりのギャップに目が点になるよww
そして、「あまいゆびさき」の砂糖菓子に蜂蜜てんこ盛りみたいな
雰囲気も結構好き
たくさん読みかけの本があるけど短編が読みたい気分だったから
色々集まったやつを読んでたら、最後が自分が死んで解剖されていくのを眺めている話だったんで目がさえた
河童が空を飛ぶ話で終わらせとけばよかった・・・
>>940 河童は火野葦平「伝説」、解剖のは吉村昭「少女架刑」
百年文庫っていう、色んな作家の短編をあつめたシリーズがあって、その中の「架」って本
もうひとつ、ルゴール「火の雨」ってのも収録されてた
香華
エラい分厚い本だったけど内容を要約すると
男運ない母娘の不幸な半世で
体を売って生きた女は幸せになれないよ
みたいな感じだった
あれこれ尽くして好きな男とやっと幸せになれると思ったら
出世のさまたげになるって捨てられ男ハイスベ女と結婚w
主人公好きで遊女になったんじゃないのにかわいそすぎる
もとはヤリマンビッチモテモテの美女母のせいなのに
クソ母のが男に尽くされ大事にされてるし
とにかく胸くそ悪い話だった
江崎に琴を聴かせていちゃいちゃしてたとこまでがピーク
吉村昭は前知識無しで何げなく図書館で借りて読んだら
グロっていうか少女の猟奇的な話が出て来て以来避けてるわ
すぐに読むのやめたから内容は全く記憶してないけど
グロ画像はわりと平気なんだけど、文章で描写されるとキツイ
恩田陸の夜のピクニック読んだ
なんか、全編を通してこんな高校生いるか?という感じで感情移入どころか
どこも共感もできずに終わった
こんなに自分の気持ちとか考えを的確に言葉や行動にできる高校生っているのかな
宮部みゆき作品に出てくる、口の達者な少年みたいな感じで違和感
まあ、自分がぼっちでこういう行事大嫌いでサボってたからかもしれないが
945 :
彼氏いない歴774年:2013/11/20(水) 11:27:58.78 ID:P5n+zAnz
>>944 それは作中の高校が県下一の進学高という設定だからというのもあるんじゃない? 各中学のトップクラス
(学年で常に5番以内)にいて、常に生徒会長とか部長・委員長クラスのリーダー的役割を任されていたような
人たちばかりが必然的に集まるような環境では、そういう高校生がいても別に不思議ではないような気がする。
自分がいたのは学年で中の中〜上程度の成績の子達が来る高校だったから、想像もつかないけど。
以前筑波大学出身で、教育実習で筑波大付属駒場高校に行ったという人が全校集会での校長の訓話と
生徒同士の会話がハイレベルすぎて仰天したみたいなことを書いてた。
>>944 自分も夜のピクニックがなぜ評価されてるんか分からない。
恩田陸、パクリ作家のイメージだわ
吉祥天女とかキングとか
恩田陸の話わりあい顔面偏差値が高い登場人物ばかりで
最近辛くなってきた
>>948 あれは少女漫画の設定みたいなもんだと思ってる
本多孝好さんの作品が好きなんだけど、近い作風でオススメがあればしてほしい
さらっと読み流せるから読むのにエネルギー使わなくていいんだけどいかんせん寡作で物足りない。
ちなみに氏が影響を受けているであろう村上春樹はどうも合わなかった
>>949 大御所だけど吉田修一は?筋立ての上手さが話題になる人だけど、言葉の選び方も都会的で面白いと思う。
加納朋子作品読み返してる。
「てるてるあした」
10年前に読んだ時は殺人起こらないし物足りないと思って途中で
やめたけど今になって読んだら引きこまれた。
久々に本呼んで泣いた。
加納朋子はモノレールねこもいいよ
加納さん病気治ったのかな
ささらシリーズ新刊出たね
筒井康隆『文学部唯野教授のサブ・テキスト』読了
題名通り、文学理論について小説仕立てで書いた『文学部唯野教授』という本のサブテキスト…という位置づけらしいんだが
とりあえずどこから突っ込んだらいいのか、かけそばからでいいのかあれは?
創作された人物とはいえ文学部の教授らしい回答が並ぶ100の質問にはビビる、笑いどころが8割くらい見えてない気がするんだけど
それは自分に学がないからなのでしょうか
残り2割の笑いどころはセンスが合わんという理由で更に4分の3くらい笑えないし
面白かったけど人には全く勧められない、わかりづらすぎる
ああ居住地の図書館爆発すればいいのに
出たばっかりの新刊本のリクエスト出したら「予約」枠に入れられた
選書会議の結果が出るまでヨソに取り寄せ申請出すでもなくもちろん購入するでもなくこのまま予約枠を占め続けるのだそうだ
ただでさえ予約冊数上限10点で貸し出し待ちの人数がずるずる二ケタ三ケタたまる状態になっているというのに
無為に枠減らされてるようにしか思えないギギギ
引っ越す前のところは予約上限20点だった上に「リクエスト」と「予約」は別物扱いで
リクエスト後に購入されてから改めて予約処理がなされるようになっていたというのにギギギギ
クソ小さい図書館で地域全体合わせても所蔵数が大したことないから予約して取り寄せかけてもらわないとどうにもならないというのにギギギギギ
そんなギーギー言うなら買えばいいじゃん
>>950 名前だけは知ってたけど読んだことなかったから、この機会に手を伸ばしてみようと思います
現代文学についての書き込みが多いけど、誰か近代文学や近現代文学好きな人いませんかー?
おすすめとか教えてほしいな
凍りのくじら面白かった
辻村さんの本は初めて読んだけど文章も話もきれいで読みやすかった
>>959ありがとう!
今、ちょうど幸田文○○帖シリーズ読んでます
岡本かの子は読んだことなかったから、これを期に読もう
露伴みたいなパパ今いないだろうなあ
出先で立ち寄った本屋でラノベのタイトル風に紹介するっていうpopがあった
こころが私の先生がこんなにクズのはずがないとか乱歩の短編が俺の椅子としての生活がハーレムだと!?とか
ちょっと笑ってしまったけど店員は頭いかれてると思う
>>961 「文豪ストレイドッグス」っていう、
太宰治、芥川龍之介、中島敦などの文豪がイケメン化され、
「人間失格」など文学作品の名前が付いた特殊能力を使って戦う、
すごい痛々しい漫画思い出した
読んだことないけど
>>962 それネットでちらっと見たけど、無理無理無理!
ラノベについて書き込みに来たら、ちょうどラノベの話題だw
初めてラノベというものに手を出してみたんだが色々ぬるすぎた
ラノベって軒並みこんななのか
昔のラノベは色々あって面白かったんだけどね
○○大賞とかやり始めてからどうも均一な感じになってしまった感じ
昔のラノベは面白いの多かったよね
といってもあんまり読んだ事はないんだけど…
筒井康隆がラノベに挑戦したらしいビアンカ・オーバーステディをちょっと読んでみたい
どのへん読んだのか分からないので何ともレスのしようがないけど
ラノベって言葉が生まれた前後くらいに読んだ中には
濃いのも一杯あったよー
ラノベならキノの旅が好きで読んでたなあ
あと、最近セールだったからなんとなく買ったビスケット・フランケンシュタインがなかなか面白かった
可愛い女の子が主人公だけど内容はけっこうSFしてた
ラノベは最初から文章力に期待しないほうがいいw
気楽に読めるから私は好きだけどすごく面白いと思えるものは少ない
ラノベ作家は癖のある文体の人のが好きだな
秋田禎信とか上遠野浩平とか今も続けて買ってるよw
あと小林めぐみの必殺お捜し人シリーズが大好きで
発売日数日前にになると、早売りゲットの為に本屋に張り込んでたw
たまに読み返すけど、今でも面白くて嬉しくなる
壁井ユカコ好きだった
あと最近だとサクラダリセットは最後まで読んでた
けど文章しっかり書ける人は大体一般で書くようになるね
知らない間に出ててびっくりした
ラノベは軽いものを読みたいときにいいね
頭何も使わないで読める
でも最近のラノベ主人公によくいる冴えない平々凡々の普通の男が
複数の可愛い女の子に好意をもたれまくってるテンプレはどうにかしてほしいなとちょっと思う
ラノベというか少女小説だけど藤原眞莉の『姫神さまに願いを』シリーズが好きだったな
ラノベ詳しくないけど、タイムリープは好きだな
コバルトは須賀しのぶ作品にはまって、他の作家さんも少し読んでた時期があったけど、
中学生の頃に友達にすすめられた折原みと&その他似た系統の作品は合わなかったなぁ
BLもあったし幅広いね。少女漫画家がBL小説も書いてるの知ったときは衝撃受けた
昔「ちょー美女と野獣」とかそういうシリーズがあったよね
友達に勧められて借りて読んだんだけど、笑えなくはないし良い話だし一気に読んだけど
求めてる面白さとは毛色が違いすぎてコメントに困ったのを思い出した…
適当に褒めたら続巻も貸し出されて更に困ったんだった
ラノベか…ちょっと古いけど、戦う司書シリーズは良かったな
人が死ぬと記憶が石の結晶として残るっていう世界観なんだけど、
誰かの想いが死んでからも話を動かす展開に何度も泣かされた
それから、癖があると言えば甲田学人かな
痛々しい描写が痛々しすぎて最近のシリーズは買ってないけど、
Missingは実家出るときにも持ってきた
「男の首 黄色い犬」(メグレ警視)を読んでいたんだけど、何かぴんとこない
序盤なのに尾行対象が脱走して街をうろついてそしてまた捕まったところで読むのやめてしまった
シリーズ物であれが面白い!と知ると一作目から追いたくなる
悪い癖なのか、そうでないのか
意地でも読まないとか、根性なくなったなあ
>>971 びっくりした
ここで壁井ユカコの名を見るとは
あの人の「烏龍荘〜」って作品すごく好きだ
どうしてだろうね、あの建物に住むのに憧れているのかもしれない
猫と一緒にあそこに暮らせたらいいのに
しがらみから逃れて忘れ去られたような感じがしていいなあって
>>974 ちょーシリーズめっちゃ懐かしいww
同じく友達から借りたけど大好きだったw
キーリも好きだったなあ。ラノベは卒業する!とか思って売ってしまったことを今でも後悔してる
ラノベだと電撃から出てる七姫物語が好きだな
ラノベというか児童文学みたいな内容だけど
昔ダウンタウンエンジェルって少女小説が好きだったわ
今ググって表紙を眺めてたら懐かさが込み上げて来た
読んでたの小中学生の頃だったけど、その当時から
設定の数々が今でいう厨二病満載で若干恥ずかしいと思ってた
改めて読んだらどんな気持ちになるだろうかw
みんなラノベの食いつき具合ヤバいw
唯一読んだのはビブリア古書堂
話の題材が面白いから読めたけど、別の作家がこの題材で書いたらもちっと良いものになったんじゃないかと思ってしまう
壁井ユカコ!キーリ!すっかり忘れてたけど、好きだったなー懐かしい
ラノベ枠か分からないけど銀英伝大好き
ラノベなら聞こえるシリーズとか小林深雪の年齢シリーズとかわかる婆は居ませんかー
「16才☆こどもじゃないの☆」から始まった年齢シリーズ、孫世代の「史上最強の恋愛」、さらに
「サーティーン恋愛白書〜ロマンティック編〜」あたりで、もはや薄汚れた大人になってしまった私は脱落してしまったけど
今でも中高生は小林深雪を読んでるのかしらん。
コバルト文庫好きだったわ
S黄尾シリーズとか汝シリーズとか姫神様とか読んでた
小林深雪はあゆみゆいの原作の人ってイメージだw
かしらんとかやめて鬼女みたい
980がいないようなのでスレ立て行ってきます
ちょうどコバルトの嘘つきは姫君のはじまりを読み終えたところだ。
平安もので謎解きもありで面白かったな。
摂関家のご落胤の姫君と女房がワケあって立場を入れ替えて後宮に上がる話。
完結してるけど続きがあればまだ読みたい。
途中のあとがきで氷室先生の訃報に触れていたところでもしんみりした。
最近冲方丁も平安もの出したんで早く読みたいな。
コバルトだと、氷室冴子のイメージしかない
銀の海金の大地の続編、楽しみにしてたんだけどな
転生編だっけ?
中学生当時の友人と「出たら連絡し合おう」って卒業式の日に言って別れたのに
その後続編だか外伝がコバルト本誌に載ったけど
他作品も読んだらBLがあって意味が分からず三度読んで理解し吐いた思い出・・・
>>989 乙です、ありがとう
踏み逃げもそうだけど、スレ立つまでは書き込み自重してほしい(´・ω・`)ンモー
鬼女板がいやなら方言把握して人の書き込みいちいち引っかかるほど読み込みに行くなよ…w
遠藤周作のエッセイ集「春は馬車に乗って」読んだ。相当昔の本。
全編これ「知識人のぼくが政治に口を出します」だった
そんでまた毎度毎度どこそこの市長さんだの社長だの新聞社編集主幹だのが
「先生の言うことなら!」と方針転換したりしてるのね
のんきな時代だったんだなあ
こういう選挙で選ばれた代議士でも何でもない反体制人がシロウト目線で専門家に物申して
それが正式な会議や投票も経ずに実現しちゃうのを目の当たりにして成長してきた人が
今プロ市民をしてんだなーと思った
口出しの内容は典型的なお花畑でした
>>982 小林深雪は泣いちゃいそうだよシリーズが小学生に大人気だね
>>991 遠藤周作の他の随筆読んだことないの?
ある程度読めばそんな感想出てこないと思うよ
品の良いおふざけだよ今そんな作家いないから驚くけど
スレ立て乙
かしらんって書き言葉だけどよく見るよ
鬼女板特有のものではないんじゃ…
ラノベ懐かしいなー折原みととか小学生の時読んでたわ
〜かしらんって田中芳樹が1度まだ10代だけど男に言わせてたな
従姉妹から貰った森奈津子のあぶない学園シリーズが好きだった
完結してないのが残念
>>989 おつ!素早い対応ありがとう
かしらんって私はのび太くんを思い出してにやける
書き言葉だとは知らなかった
ここの人は物知りですごい
ラノベ…
断章のグリムとか面白いんだけどお勧めしづらい
いろんな意味で痛いから
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