1 :
彼氏いない歴774年:
喪女が主役のリレー小説スレです。
前スレ 喪女の官能小説
http://human7.2ch.net/test/read.cgi/wmotenai/1204768297/ *主な登場人物*
喪村喪子(25)…喪女充を目指す喪女。ハルミが好き。前世はマッチョなモコ姫。
現在の装備は、ワンピース・ハルミにプレゼントされたジャージ(ノーパン)・加速装置・割れたビン。
ハルミ(26)… 喪子の高校時代の先輩で現在オカマ。本名は玉木宏行。新宿二丁目でオカマバー経営。
喪子が好きで、前世はかぐや王子。実はけっこうなマッチョで力持ち。
資産家のおぼっちゃまだったが、高校卒業後にオカマになるため家出。今は、ここ10年の記憶が抜けている。
喪婆婆(60)… 喪子に喪女充の道を示すカリスマ喪女。若い頃は美人だったらしい。
グロメン山田(26)…本名は山田タロウ。ハルミの友人。ガノタ。少女漫画家で、PNは珍歩院萬子。
趣味の同人誌はエロで別PN。素人童貞だったが、充子に逆レイプされて恋人に。
現在、オマーンのパルプンテでイケメン山田になっている。
ヨハン・ペスタロッチ3世(26?)…ハルミの友人。麻薬Gメンだが、稀代のドS。ラクロスを愛している。
喪村充子(23)…喪子の妹。スイーツ脳でビッチなゆとり。山田と付き合っている。
自称愛されガールだが、厚化粧の下の素顔はドズル・ザビ似。二次元爺フェチ。
大明神オマーン(84)…喪子をライバル視し、ハルミの貞操を狙っていたエロババア。本名は尾万小梅。
気が若くてスイーツ(笑)で経験豊富。
玉木家の女子使用人総括で、昔ハルミの祖父と恋をしていたが、身分違いで身を引いて喪女ビッチ化。
ブラジャー孔雀(?)…伝説の女医でレズ。本名は、お喪ろー。生き別れの母はオマーンの手下のグアバ夫人。
のび太くん(12)…本名は充太=ジュリアーノ(ジュジュ)で、喪子と充子の生き別れの弟。日伊ハーフ。
瞬間移動などの能力持ち。
ドーラ・ウェ・モゥン…ジュジュの養育ロボで、どこ○もドア所持。怒羅美という妹ロボがいる。
2 :
あらすじ:2008/07/11(金) 13:46:24 ID:M07jO2++
喪子は通りすがりのオカマの尻にちんすこうを刺してみるが、それが高校時代の先輩・玉木だと知る。
子供電話相談室に相談したが冷たくされ、ケンタッキーでチキンを貪ったりカーネルに甘えたりするが、カルピスが飲みたくなり、玉木に連れられて店に行く途中で達郎に会う。
達郎にホテルに誘われて初体験となるはずが、言い争いが元で失敗。
しばらくして25歳の誕生日を処女のまま明日に控えていた喪子は、玉木こと源氏名・ハルミの店でガストリップ。
そこで勘違いからハルミにエロ責めされ、このままハルミと初体験と思いきや、
先に自分のケツを満足させろと言われたり、そこに麻薬Gメンことマジーが現れたりして失敗。
そこにハルミの友人グロメン山田が加わり、不毛な争いの中、喪子は10年前のことを思い出す。
名門の都立腋毛処理高校受験日の朝、喪子はまだノーマルだった玉木(ハルミ)に一目ぼれ。
しかし、玉木は女性に興味のないインポだった。
玉木はラクロス部で、山田とペスタロッチ(マジー)と待ち合わせて部活に行くところだった。
そこでラクロスにセクロスをかけた冗談を言った喪子を折檻し、Sに目覚めるペスタロッチ。
その様を見て初めて興奮した玉木はディルドーを持ち出すが、
あまりの興奮で間違って自分のアナルにつっこみ、オカマに目覚めてしまう。
結局受験に遅刻した喪子は、三流の私立ちんぴょろすっぽん高校に入学したが、
一学年上に素行不良で(オカマ・ガノタ・ドS)名門校を退学した3人組が転校してくる。
こうして喪子はハルミの妹分になり、卒業で疎遠になったものの2年前に再会して友達になった。
争いに巻き込まれて気絶した喪子は、前世の夢を見る。
…時は中世、モコは小国の末姫だった。
5人姉妹で、上からメグ・アスカ・ドナルドトンヌラ三女(ドトミ)・フジョ、そしてモコ。
スイーツな上三人にフジョ(美人だが腐女子)とモコ(マッチョ女)は虐められていた。
舞踏会の日、巷で噂のかぐや王子に会いたいモコだが、スイーツ3人組に出るなと言われる。
どうしても舞踏会に行きたいモコは、乗り気でないフジョを説得して王子の城にのり込む。
一方、かぐや王子は憂鬱だった。
舞踏会で嫁探しというが、彼の好みはマッチョな男子、せめて男に見える女の子。
そんなとき、そこに現れたマッチョなモコを見て、彼は迷わずダンスを申し込む。
3 :
あらすじ:2008/07/11(金) 13:47:04 ID:M07jO2++
ベルバラの曲に合わせて激しく踊っているうちにモコの逞しい腹筋に魅せられた王子は、
シャツを脱ぎ捨てて(実は彼もマッチョ)ポージング。
そのまま二人で幸せなポージングのひとときを過ごすが、突如モコの腹筋が震え出す。
モコは何故か腹筋で処女受胎&出産。
そこを走り去りながら王子は謎の死をとげ、モコも後を追うように死んだらしい。
前世の記憶を取り戻した喪子は、謎の鬼女からラブリーバトンを授かる。
それでちんこを突付いて呪文を唱えれば、相手の前世が分かるのだ。
転生したかぐや王子を捜してハルミの店の料理人・高島(イケメンだが短小包茎で激臭)で試すものの、
彼の前世は姉のドトミだった。
ハルミへの愛を自覚した喪子がバトンの魔力チャージのためにリア充をボコッて戻ると、店に警官隊が。
高島のちんこのあまりの匂いのために通報されたのだ。
逃げ出した喪子は、追いかけてきたハルミとともに彼のマンションへ。
ハルミこそがかぐや王子だったが、記憶がないまま剃毛とか挿入寸前までエロいこととかされる喪子。
そんな中ハルミは前世の記憶が戻り、喪子=モコ姫だと思い出す。
翌日(喪子25歳の誕生日)ハルミが喪子を訪ねると、妹の充子がいた。
長文読むのきついから3行以上やめろとか勝手に仕切ってくるゆとりな充子にキレて、このスイーツ(笑)がとボコるハルミ。
ハルミは充子から喪子の手紙を受け取る。
それは、前世のようなマッチョになるため一ヶ月マッスルの穴で修行する、戻ったら結婚しようという内容。
ハルミは伝説のダビデ像の下で帰りを待つことにした。
マッスルの穴で、マッスルクイーンの指導のもと、山田(ハルミの頼みと下心で入門)とともに
荒ぶる鷹のポーズをとらされたり恐怖に震えたりした喪子は奇跡の20キロダイエット。
しかし何故か山田の体重が増える。
山田はその腹いせにマッスルの穴を抜け出し、喪子の自宅のベッドで全裸オナニー。
しかし、充子に見付かってしまい――。
4 :
あらすじ:2008/07/11(金) 13:47:49 ID:M07jO2++
マッスルの穴で修行していた喪子は、マッスルカイザーの孫がリア充だったことに呆れてそこを飛び出し、
前世の自分が溺死した場所・呪泉郷に辿り着く。
そして喪女溺泉に入り、水を被るとマッチョ化してお湯を被ると戻るという体質を得る。
そこで出会った泉の管理人・喪婆婆の夢の世界で中華娘とバトルしたり、
若い頃美人だったが内気すぎてブスに男を取られ喪女として過ごした、という喪婆婆の過去を知ったりする。
喪婆婆にリア充でも喪女でもなく、たった一人の好きな人のために己を磨く喪女の進化形、
「喪女充」を目指せと教えられた喪子は、ハルミの元へ帰ることにした。
途中、女装した喪男の住む村で、追ってきた喪婆婆から地図とお金を受け取る喪子。
しかし喪婆婆は喪子に喪女充の希望を託して自殺してしまう。
それは喪子の決意を固くさせるための死んだふりだったが、それを知らぬ喪子は決意新たに旅立つ。
ちなみにそのころ、充子にオナニーを見られたグロメン山田は逆レイプされ、強引に彼氏にされてしまう。
恋人同士になった二人は、喪子のいる香港へ旅行。
そして、山田から喪子がマッスルの穴を出て行方不明と聞いたハルミは、逞しい胸を痛める。
喪子は港まで来たものの船賃が足りず、バトルエンピツで稼ごうとしたが、上手くいかず、
対戦相手の経営する派遣企業で働くことになった。
派遣先のラブホの監視カメラに映る山田と充子を見た喪子は、二人を利用しようと目論む。
サービス料をぼったくろうと、SM女王様ルックで充子たちの部屋に乱入した喪子は、手違いで充子の鞭の餌食になりかけるが、充子との付き合いでMに目覚めた山田に救われる。
SMプレイにいつしか香港出張中のドSなペスタロッチと、
喪子のせいでウンコマンと呼ばれてグレた過去を持つマフィアの健太が加わり、カオスなことに。
冷静になって廊下に出た喪子は、落ちていた健太の財布にSMの請求書を入れ、旅費を手に入れる。
港に着いた喪子は、まだ女王様ルックだったので、とりあえず着替えようと洋服屋へ。
喪婆婆屋という店で股間に白鳥の首付きのチュチュに着替えた彼女は、そこの店員から喪婆婆の生存を聞かされる。
死んだふりに騙された怒りを静めようとハルミのことを考えた喪子は、ハルミを狙う大明神オマーンのことを思い出した。
ハルミがオマーンの毒牙にかかっていないかと心配した喪子は、店員の上着を羽織って飛び出す。
5 :
あらすじ:2008/07/11(金) 13:48:36 ID:M07jO2++
波止場に行くと、何故かそのハルミが倒れていた。
彼は自分のオカマバーに来たオマーンに酒を飲まされて、ここまで連れて来られたのだ。
喪子がとりあえず上着を掛けて一旦そこを離れた後、彼女の名を呼びながら再び気絶するハルミ。
倒れているハルミを助けるため、喪子は伝説の女医ブラジャー孔雀の元へ。
そこで交渉の為にゲームをしていると、オマーンからのハルミを返してほしくば喪女の城へ来いという手紙が届く。
喪女の城とは、喪子が港に来る前に働いていたラブホで、ハルミはそこのVIPルームにいるらしい。
孔雀から養命酒と早売りの「りぼん」を受け取り、喪子は旅立つ。
入り口で会ったグロメン山田と充子にムカついて二人を養命酒で殴り、武器の割れたビンをゲット。
更にオマーンがここの奥に入っていったことと、彼女の愛読書がりぼんであることを聞く。
気絶した二人を置いて進むと、ボロボロのブラジャー孔雀がいた。
誰かにやられたらしい彼女は、喪子に「ひこう石」を託して気絶する。
その頃、VIPルームで拘束されたハルミはオマーンの目的を知る。
オマーンは、初恋の人に似たハルミが喪子を愛しているのが気に入らない。
だから、ここに辿り着いた喪子を倒し、その目の前でハルミを犯して性奴隷にするつもりだ。
更にオマーンは紫に金ラメのレースキャミとTバック姿になって、ハルミを威嚇。
一方、オマーンの用意した最初の罠…過去のトラウマ映像から逃れた喪子は、
孔雀を攻撃したのは誰かと考える。
…と、そこにオマーンに操られたペスタロッチが現れ、攻撃してくる。
喪子はピンチに陥ったが、突如ひこう石が輝き、ペスタロッチをトラウマに苦しめた。
ひこう石…否幸石は、敵の心の傷をえぐって不幸で鬱な気分にさせる効果があるのだ。
ペスタロッチ撃破後、2階のボスから喪婆婆の喪子に真の喪女充になるための試練を与えるという目的と、
前述のオマーンの目的を聞いた喪子は、ハルミのいる5階を目指す。
その後、3階で失禁した喪子の前にオマーンが現れ、録画した失禁シーンをハルミに見せると言って去る。
ワンピースに着替えた喪子はオマーンの用意したパンパースの罠にかかり、ノーパンで進むことに。
6 :
あらすじ:2008/07/11(金) 13:49:11 ID:M07jO2++
その頃、オマーン不在のVIPルームに喪婆婆がやってくる。
彼女から喪子が喪女充を目指していることを聞いたハルミは、愛する喪子の力になりたいと願い、
オカマフルパワーで拘束を解いて、喪婆婆に付いて行く。
そして、喪婆婆はハルミの代わりに山田と充子をVIPルームに置いていった。
青いツナギに着替え、アンブレラ研究室第7支部に連れて来られたハルミは、
喪婆婆に休息が必要だと言われ、睡眠薬入りのどら焼きで眠らされる。
VIPルームに戻ったオマーンは、ハルミが消えて山田と充子が寝ていることに憤慨。
山田を4階に突き落とし、目覚めた充子と口論になる。
喪子は、4階でオマーンの手下・グアバ夫人の罠を退ける。
グアバ夫人が生き別れの娘ブラジャー孔雀の元へと向かった後、喪子の前に気絶したままの山田が出現。
足手まといの山田を置いて進もうとした喪子の前に、喪婆婆からの差し入れのどら焼きが届く。
だが、それには睡眠薬が仕込まれていた。
喪子が目覚めると、そこは豪奢な広い部屋…アンブレラ研究室第7支部だった。
同じ部屋の中でハルミが寝ているが、部屋の真ん中にある鉄格子と金網のせいで近寄れない。
程無くして目覚めたハルミは、記憶を失っていた。
そのとき喪婆婆からの通信が入り、喪女充の試練として10日間ここでハルミと過ごせと言われる。
二人が身も心も結ばれなければ、脱出は許されない。
喪子はとりあえずハルミの記憶を戻そうと手を尽くすが、上手くいかなかった。
喪子が悩んでいると、ロックされているはずの部屋にのび太が現れる。
のび太の正体は、喪子の生き別れの弟ジュジュ(父が出張先でイタリア女性ともうけた子)だが、喪子はまだそれを知らない。
ジュジュは喪子の否幸石を壊し、早売りりぼんを持ち去っていく。
石の欠片を調べたところ、その中にあった乳歯が奥歯と融合し、喪子は加速装置を得る。
7 :
あらすじ:2008/07/11(金) 13:49:50 ID:M07jO2++
ジュジュは廊下でオマーンと鉢合わせ、その瞬間移動能力を狙われる。
母亡き後生き別れの姉達を捜してここに来た彼は、的外れな指示ばかりする自分の守護神に不審を懐き、混乱して気絶。
そこにやってきた、戦いのとばっちりで二本のちんこを持つ男になってしまった山田に助けられる。
ジュジュを見失いVIPルームに戻ったオマーンは、爺キャラでオナる充子と遭遇。
充子の好きなキャラがさくら友蔵と知り、猛烈に愛読書のりぼんが読みたくなる。
その頃、喪子は加速装置を活用してハルミのために中華満艦会席を作り、金網の隙間から差し入れた。
喪子と出会う直前からの10年の記憶を失くしているハルミは、意識的には16歳。
目の前の見知らぬ女性(喪子)に対する不思議な感情(恋)と性衝動に戸惑う。
耐え切れずトイレに飛び込んだ彼は、鏡に映った26歳のオカマ姿に驚く。
メイクを落として戻ったハルミに問われ、喪子は真実を伝えはじめるが、混乱したハルミは再びトイレへ。
その間に、りぼん読みたさで奇跡の瞬間移動をしてきたオマーンが現れ、喪子を襲う。
戻ってきたハルミは、その光景を見て叫ぶ……「ばあや!」
ハルミのとっさの攻撃で、オマーンは気絶する。
実はハルミの実家は資産家であり、オマーンの正体はそこの女子使用人総括・尾万小梅だった。
高校卒業後、オカマとして生きるため家を出たハルミは、店では彼女を知らないふりをしていたのだ。
ちなみに、オマーンのほうはハルミが宏行ぼっちゃまだと気付かずに店の常連になっていた。
ハルミの話から、喪子はオマーンが独身だと知る。
オマーンをベッドに運ぶためにマッチョ化してジャージに着替えた喪子を見たハルミは、衝撃を受ける。
その姿は、彼が何度も夢で見ては不思議な運命を感じていたマッチョ姫そのものだったのだ。
喪子は元の姿に戻った後、ハルミに話の続き(この10年のこと)をする。
全てを聞いた後、ハルミはショックを受けながらも、喪子に愛の告白。
金網越しのファーストキスをして幸せをかみしめていたが、そこを目覚めたオマーンが邪魔する。
オマーンは喪子に襲いかかろうとしたが、初めて見たスッピンのハルミが宏行ぼっちゃまだと気付く。
取り乱して落ち着いた彼女は厳格なばあやの顔になり、玉木家の跡取りの恋人に庶民喪女は相応しくないと言う。
8 :
あらすじ:2008/07/11(金) 13:51:31 ID:M07jO2++
喪子はオマーンの過去を知る。
彼女は以前ハルミの祖父と恋仲だったが、身分違いということで身を引いた。
そして、祖父が政略結婚させられた後、喪女ビッチとして男遊びにふけるスイーツ(笑)になったのだ。
ハルミの説得で、オマーンは早売りりぼんと珍歩院萬子のサイン色紙を用意すれば二人の仲を認めると言う。
珍歩院萬子…それは、山田のペンネームであった。
…と、そこに謎のドアが出現し、ジュジュの養育ロボ・ドーラ・ウェ・モゥンが来る。
ジュジュを捜す彼に喪子がアドバイスをすると、見付かったらお礼をすると言って去る。
りぼんとサインが用意されるまで、オマーンは様々な手で喪子をいびるが、喪子は加速装置を使い次々と課題をこなしていく。
そこに、ジュジュを見つけたドーラ・ウェ・モゥンが戻ってきた。
喪子はジュジュと話し、サインとりぼんのことを頼むうち、彼が腹違いの弟だと知る。
だが、驚く間もなく現れた山田のせいで半ばうやむやに。
珍歩院萬子が山田だと知って錯乱したオマーンは、パルプンテを唱える。
その効果で山田がイケメンになり、オマーンが感激しているうちに、喪子はジュジュに鉄格子を壊せないかと聞く。
ジュジュの答えは、ハルミの記憶を戻して火事場のオカマパワーを使わせれば可能ということだった。
ジュジュ達が去り、喪子とハルミは眠りにつく。
夜が明けて目を覚ますとハルミが自慰をしていて、喪子は起きるタイミングに困る。
やっと終わってハルミが手洗いに行った間に起きると、喪婆婆から次スレのアナウンス。
ちなみにそのころVIPルームでは、他の皆が寝ている内に山田が喪子とハルミをネタにエロ漫画を描いていた――。
ここまでが、前スレのあらすじ。
では、続きどうぞ!
9 :
彼氏いない歴774年:2008/07/13(日) 00:26:59 ID:wJURJ3zp
前スレの最後で山田が奇行を繰り広げていたころ、喪子とハルミは朝食をとりながら話していた。
「前スレも埋まったことだし、ハルミさんの記憶を戻す方法を考えたいと思うの」
「でも、どうすれば…」
10 :
彼氏いない歴774年:2008/07/13(日) 09:29:25 ID:db02yO6q
「漫画なんかだと、何か衝撃を受けるとか記憶を失くした時の事を再現ってのがあるけど…」
ハルミが記憶を失くしたのは、体質に合わない睡眠薬のせいだ。
それの成分を調べる…?いや、素人がやるのは危険だ。
だとすれば、何か衝撃を…?
びっくりさせる?ダメージを与える?それとも昔オカマに目覚めた時みたいな…?
喪子は色々と考え、まずはこの方法から実行してみることにした。
それは…・・・。
サンシャイン60の非常階段から一気に転がり落ちる
ことにより、ハルミは一種のトランス状態に陥った。過去の記憶が頭の中に殺到してくることにより、快感で笑いが止まらなくなった。ぐるぐるぐるぐる回り続け、落ちるところまで落ちた。ハルミは今、オルガズムの中にいる。
その光景に感動した周囲の人々は、ハルミに続けとばかりに次から次へと階段を転げ落ちた。それは一種の人間流しソウメン状態だった。
13 :
彼氏いない歴774年:2008/07/13(日) 11:49:38 ID:UMhDDAdY
オマーンもそれに続いた。
その頃、山田(現・イケメン山田)は、サンシャイン60の非常階段の下でオナニーをしていた。エロ同人誌のネタが思い浮かばず、締切も迫り、発狂してしまったのだ。
15 :
彼氏いない歴774年:2008/07/13(日) 18:46:06 ID:T/y2I8q/
ドピュ
「ふう・・」
一発抜いて賢者タイムに入った山田は、周りを見渡してみた。
16 :
彼氏いない歴774年:2008/07/13(日) 19:24:40 ID:fxMG1kkx
「…あれ?なんか周りのものが消えてく…お、俺の姿も?!」
そう、香港のラブホである喪女の城の中にサンシャインがあるはずがない。
アンブレラ研究室第7支部で瞑想中のハルミの、脳内の出来事だった。
「一蓮托生…。前世でそう願ったからこそ、俺と喪子さんは同じ世に生まれて再会出来たんだ…」
瞑想を終えたハルミは悟った表情でそう言ったが、記憶は戻っていなかった。
(うーん、瞑想じゃ駄目か…。よし、次はあの方法を試してみよう!)
「ハルミさん、ちょっと四つん這いで後ろを向いてみてくれる?」
サーセンピザの配達バイト「フヒヒw サーセンピザ特製ハーフ&ハーフLサイズお持ちしました。
サーセンwww」
18 :
彼氏いない歴774年:2008/07/14(月) 08:13:40 ID:Sv+0Bkvd
喪子はサーセンピザを受け取ると、ハルミの背中に熱い、熱いピザを乗せた。
ハルミ「あ、熱い!!」
喪子 「我慢してハルミさん!!記憶を取り戻すためよ!!」
そして、おもむろにケチャップをケツ穴に・・
19 :
彼氏いない歴774年:2008/07/14(月) 15:40:11 ID:FKnQpftM
(ふふっ、肛門に刺激を受ければオカマの記憶が戻るはず!よーし、早速ピザ屋に電話を・・・)
イメトレを終えて、喪子は実行に移ろうとしたが、電話がなかった。
自分達は喪女充の試練のためにここに閉じ込められているのだ、外と連絡がとれるはずがない。
仕方なく違う方法でハルミの肛門を・・・と考え、喪子は金網と鉄格子ごしでも使える道具を探して、
ベッド脇のテェストの引き出しを漁った。
そして、丁度良い物を発見した。
20 :
彼氏いない歴774年:2008/07/15(火) 00:43:40 ID:G9f24ntC
テッテケッテテテーテテー♪
ピカピカピカーーン!!
つイチヂク浣腸!!
21 :
彼氏いない歴774年:2008/07/15(火) 01:47:29 ID:CIpyRGa/
金網の間から浣腸を渡すと、ハルミは眉根を寄せた。
「子供の頃にした事はあるけど、ちょっと恐いな…」
「大丈夫よ、私も一緒に浣腸するから!」
喪子はハルミの前に尻を晒し、イチジク浣腸をあてがった。
「いっせーのせっ!で注入しましょ。さあ、ハルミさんも早く準備を!」
そう言って喪子とハルミが肛門にイチジク浣腸を当てがった瞬間、チャイムが鳴った。
「フヒヒ、サーセンwwwww」
奇妙な笑い声と共に現れたのは、先程のサーセンピザのバイトである。
その男の名前は、
23 :
彼氏いない歴774年:2008/07/15(火) 04:42:06 ID:bs+NIFvJ
ラリホー
24 :
彼氏いない歴774年:2008/07/15(火) 07:42:35 ID:CIpyRGa/
「喪子さん眠いの?」
ハルミに呼ばれ、喪子はハッとした。
閉じられたこの部屋に来れるのは瞬間移動の能力かアイテム持ちだけだし、チャイムなどない。
初めての浣腸の不安を紛らす妄想に出てきた名前で、危うく寝るとこだった。
「大丈夫。いっせーのせっ!」
気をとりなおし、二人は浣腸を注入しはじめた。
浣腸の薬液が肛門を刺激し、腸内に流れ込む感覚に、ハルミは打ち震えた。
(・・・あ、変だけどちょっと気持ちいい。何か思い出せそうな気がする!)
「も、喪子さん!頼む、浣腸のおかわりをくれ!」
恍惚の表情でそう言いつつ、ハルミは同じようにプルプル震える喪子を見た。
26 :
彼氏いない歴774年:2008/07/16(水) 01:06:04 ID:5r3KPOjW
喪子「ハ…ハルミさんごめんなさい…2つしかなかったの…だから、これで我慢して!!」
そういうと喪子は己の指をハルミの肛門にぶっ刺した
27 :
彼氏いない歴774年:2008/07/16(水) 14:30:32 ID:6WS/8Jcn
「ああっ、いいよ喪子さん!もっと刺激してくれっ!!」
「ハルミさん、可愛い…。どう?何か思い出せそう?」
快感に震えるハルミを前に、喪子は征服感ともどかしさを感じていた。
自分もハルミに肛門を責めてほしい。
だが、金網が邪魔でお互いに慰め合えない。
疼きに耐えられなくなった喪子は、ハルミに言った。
28 :
彼氏いない歴774年:2008/07/16(水) 19:48:41 ID:oPnjjgpz
そこでおならがプッと出たあっ実も出ちゃった
29 :
彼氏いない歴774年:2008/07/17(木) 00:54:43 ID:ylQ0YKsH
冗談で言ったが、その直後本当に便意が襲ってきた。
「「も、漏れるーッ!!」」
腹をゴロゴロいわせながら、喪子とハルミはそれぞれ同時にトイレに駆け込んだ。
30 :
彼氏いない歴774年:2008/07/17(木) 01:04:14 ID:jm+tnJZn
間一髪で喪子は間に合ったが、ハルミが間に合わず辺りいちめんに便をまき散らしてしまった。
あたりにただならぬ異臭が漂う。
トイレからでた喪子はいった。
31 :
彼氏いない歴774年:2008/07/17(木) 05:04:49 ID:Bc8pOxhn
臭!この部屋におうよ〜!
32 :
彼氏いない歴774年:2008/07/17(木) 05:57:47 ID:Y3/5jXid
喪女は女としてみれない
さよならブタさん
33 :
彼氏いない歴774年:2008/07/17(木) 06:10:01 ID:kMF8EttH
撒き散らかっているハルミの汚物がそう呟いているように聞こえた。
喪子「ん…んはっ!臭いでトリップしてた…」
ハルミは喪子の前でこんな事をしてしまって恥ずかしくて
この場から消えたいと思う気持ちと
こんな自分を叱って弄って欲しいドMの気持ちが入り混じって錯乱していた。
喪子「ハルミたん、だひしょーぶ?」
鼻を摘みながら喪子は声をかけた。
34 :
彼氏いない歴774年:2008/07/17(木) 20:36:54 ID:/VhqfWlP
しかし、その声はびちぐその散乱した室内にむなしく響いた。
暫く待っても何の返答もない…
>>33でのハルミの心情を察することなく
「トイレの中で何が??まさかハルミさん!!気を失ってるんじゃ!?」と心配する喪子をよそに
ハルミは
35 :
彼氏いない歴774年:2008/07/18(金) 00:55:57 ID:/ffjt5gv
トイレの中で襲ってきたうんこの第二波と戦っていた。
昨日調子に乗って満艦全席をたいらげた影響か、出しても出しても終わらない。
「アタシったら喪子の前で…、恥ずかしい…ん?【アタシ】?!お、俺は何言ってるんだよ?!」
腹の中がすっきりするにつれて、ハルミに異変がおきていた。
記憶のぼやけた部分が、少しずつ鮮明になっていく。
それは記憶喪失の元になった睡眠薬入りのどら焼きが排泄された効果なのだが、
それに気付かぬハルミは激しい戸惑いを覚えていた。
36 :
彼氏いない歴774年:2008/07/18(金) 01:48:25 ID:B3eODH8Y
うんこが出るとともに、記憶が鮮やかになっていく。
まるで雪の下から植物が芽吹くように・・
37 :
彼氏いない歴774年:2008/07/18(金) 02:08:13 ID:v9P48nKq
ないから?それともお風呂っ!ゴーストがさ焼いてもらってビックリしたんだけど舞うこと言ったよねセピアをどう考えてる最中は全然恥ずかしいです!ラーメンの食べ方
38 :
彼氏いない歴774年:2008/07/18(金) 22:42:29 ID:S2ZXReWQ
次第に鮮やかになる記憶に翻弄されてハルミが訳の分からない事を口走っているころ…。
金網の隙間から差し入れたダ○ソンの掃除機のノズルでうんこを掃除し終えた喪子は、
ファブ○ーズを撒きながらハルミと初めて会った時の事を思い出していた。(このへん
>>2のあらすじ参照)
「…あの日、うんこを漏らしてノーパンだった私を、ハルミさんはバカにしなかったわ。
だから、ハルミさんがトイレから戻ったら、何事もなかったように振舞おう…!」
39 :
彼氏いない歴774年:2008/07/19(土) 23:30:46 ID:mP4VLo2+
やがて、おずおずとトイレから戻ってきたハルミは、キレイになった部屋を見て言った。
「喪子が掃除してくれたの…?」
40 :
彼氏いない歴774年:2008/07/20(日) 20:43:19 ID:9a50Cgz5
喪子「ええ…ま、まだにおうかしら…?ていうか、ごめんなさい調子に乗ってその、あの、肛門に手とかつっこんでしまって!!」
41 :
彼氏いない歴774年:2008/07/20(日) 21:30:09 ID:gojb3VD8
もーこ 「まあイボ痔だったのね」
42 :
彼氏いない歴774年:2008/07/21(月) 19:08:02 ID:BXtTeLBa
「別に謝らなくていいけど、アタ…いや、俺はイボ痔じゃないから」
ハルミは、とっさに記憶が戻っていないふりをして答えた。
記憶が戻ったことを言いたかったのだが、喪子を前にすると恥ずかしくて…。
「あ、あの…喪子さん」
「何、ハルミさん?」
「…い、いや、何でもないっ!」
(どうしよう、恥ずかしいしタイミングもつかめないし…。ああっ、もう!アタシの意気地なしっ!)
ハルミは心の中で自分を叱咤し、身を捩った。
43 :
彼氏いない歴774年:2008/07/22(火) 04:53:25 ID:9g3wy1rt
ハルミはわかっていた
こんな鉄格子、喪子への愛の力をもってすれば、自前の怪力で曲げられることを
「ああああ、バカ、バカっ!どうしてこうなる訳!でも恥ずかしい。」
心の中で叫ぶハルミ
ハルミの微妙な変化に喪子は気がつ・・・・
44 :
彼氏いない歴774年:2008/07/22(火) 07:01:38 ID:Vpk+SSwl
とっさに紙コップに放尿しそれを飲み干す
エコ循環完了
45 :
彼氏いない歴774年:2008/07/22(火) 22:02:52 ID:Fvj4vMrN
ハルミが喪子の前で戸惑っている頃、VIPルームでは――。
上のセリフを吐きつつ、エロ同人誌のネームを終えたグロメン(今はイケメン)山田が、
日課の飲尿療法をしていた。
「おはよう。あー、よく寝たー!」
声に振り向くと、目覚めたジュジュが勝手にネームを読んでいた。
46 :
彼氏いない歴774年:2008/07/23(水) 02:10:15 ID:K++3O1fK
「うっわー、エッチなマンガだー♪」
ジュジュはニヤニヤしている。
47 :
彼氏いない歴774年:2008/07/23(水) 03:33:53 ID:mg598DZV
「あ!だめだ!そのノートに触ったら!!!」
山田の顔色がみるみる悪くなってゆく
(あのノートに触られたら、俺とアイツの秘密がヤツに見えてしまう・・・
コレはヤバいぞ)
が然し、既に遅かったとみえ
ジュジュの姿を謎の鋭い眼光が捕らえていた
49 :
彼氏いない歴774年:2008/07/23(水) 20:52:55 ID:QYbBOwG9
それはジュジュの養育ロボ・ドーラ・ウェ・モゥンの妹、怒羅美だった。
「ジュジュ、それはワタシと山田さんの愛の秘密ノートよ。返しなさい!」
鋭い視線にたじろいだジュジュは、とっさに山田のノートを取り落とす。
それによって、ノートの後ろの方のページが開かれた。
そこに書かれていたのは・・・
ハルミ キトク スグ カエレ
モコ
51 :
彼氏いない歴774年:2008/07/24(木) 18:21:49 ID:BjEZQUwy
それは怒羅美がふざけて書いたものだったが、本気にしたジュジュは慌ててドーラ・ウェ・モゥンを起こした。
「ハルミって…喪子姉さんの恋人だよね?!そんなの可哀想すぎるよ、助けに行かないとっ!
うわ〜ん、ドーラ・ウェ・モゥ〜ン!何か役に立つ道具を出してよ〜!!」
52 :
彼氏いない歴774年:2008/07/24(木) 18:36:13 ID:xDKagjle
「これでいいかね?」
ドラが出したものは・・・
53 :
彼氏いない歴774年:2008/07/24(木) 20:09:38 ID:2ToGWecT
のぼり棒
54 :
彼氏いない歴774年:2008/07/24(木) 21:34:53 ID:YF7Catub
もとい、幻のうまい棒納豆味
その両端には、ちんこと包茎ちんこが象られていた。
56 :
彼氏いない歴774年:2008/07/25(金) 01:52:06 ID:HuhHWDuJ
ざけんな
57 :
彼氏いない歴774年:2008/07/25(金) 13:24:27 ID:Z5Fw9vNg
とジュジュはそれをドラに投げつけ・・
おもむろにラリアットを食らわした。
58 :
彼氏いない歴774年:2008/07/25(金) 17:53:09 ID:/O7LBCFg
倒れたドラの口にうまい棒が入り、2本のちんこが左右の頬にくっついた。
それは前スレで山田にくっついたちんこと同じ構造…そう、ドラの持つ秘密アイテムだ。
オナベの人向けにジュジュ達が所属するイタリアのエスパー組織が開発したもので、アイテム名は、
59 :
彼氏いない歴774年:2008/07/26(土) 20:48:38 ID:51e9p9Oz
「チンコプター…!」
と呟き、ドラは気絶した。
「うわ〜ん、ドーラ・ウェ・モゥ〜ン!道具名も今の君の顔も猥褻すぎるよ〜!」
60 :
彼氏いない歴774年:2008/07/27(日) 17:20:32 ID:tWkOYSkx
怒羅美「もう、あの落書きはワタシのイタズラなのに、お兄ちゃんもジュジュも暑苦しいわよ!
・・・それにしても、お兄ちゃんの顔ったら・・・ギャハハハハッ!」
怒羅美はけたたましく笑った。(ちなみに怒羅美の声は花沢さんそっくり)
61 :
彼氏いない歴774年:2008/07/27(日) 22:18:29 ID:8m8gjjY0
「「うっさいつーの、この不細工ロボ女!!」」
目を覚ましたオマーンと充子が、左右から怒羅美にドロップキックをかました。
62 :
彼氏いない歴774年:2008/07/28(月) 18:28:13 ID:pZnDtnaq
「つか、このロボ、山田ッチがイケメンになった途端に隣で寝たりとか、スゲー目障りなんだけどー!」
充子は倒れた怒羅美を踏みつけた。
と、VIPルームがカオスなころ、アンブレラ研究室第7支部では。
記憶が戻ったととを喪子になかなか伝えられず、ハルミが困っていた。
(ここから出るには鉄格子を壊して喪子と身も心も結ばれること。心は既に通じてる…。
あとは体…。この部屋って監視されてるのに、セックスなんてはずかしいわ。
でも、そうしないとここから出られないし…)
ハルミは鉄格子の向こうの喪子を見た。
63 :
彼氏いない歴774年:2008/07/29(火) 16:16:14 ID:sxeoxAuv
じっとみつめていると、喪子は突然立ち上がった。
(なんかハルミさん元気ない・・。私の歌と踊りで励まそう・・!)
喪子がそう思って始めた歌と踊りは・・・
64 :
彼氏いない歴774年:2008/07/29(火) 17:50:59 ID:+Smk45ON
マツケンサンバ
65 :
彼氏いない歴774年:2008/07/30(水) 00:32:35 ID:qCZm2M8G
「オ〜レ〜オ〜レ〜マツケンサンバッ!」
喪子は激しく踊りつつ思った。
(ハルミさん、私を見てっ!!そして元気になって!)
しかし元気になったのはとある部位だけであった
67 :
彼氏いない歴774年:2008/07/30(水) 02:11:19 ID:dKqX4v2C
その部位とは、おケツであった。
ダンスのリズムに乗せられて、ハルミもついついケツを振り出す。
68 :
彼氏いない歴774年:2008/07/30(水) 02:16:27 ID:UEE/6QW1
二人の密所がじんわりと熱帯夜を迎える。
時は来た!!
バリィイイイイイーーーン!!!!!
70 :
彼氏いない歴774年:2008/07/30(水) 04:05:26 ID:UEE/6QW1
ジャングル熱帯地方に発生したタイフーンのように、
喪子とハルミの股間から壮絶空前絶後の荒潮大津波が、
マンフーン風速70超努級のファイヤーと共にアンブレラ研究室第7支部を木っ端微塵に
糞破壊した!!
喪子とハルミの蜜所がうねる。。。
71 :
彼氏いない歴774年:2008/07/30(水) 04:33:04 ID:C9x4Uqqt
ハルミは調子に乗って鉄格子を
食べた
73 :
彼氏いない歴774年:2008/07/30(水) 12:07:22 ID:42RV5HoG
硬すぎて噛めなかったが、オレンジ味だった。
「この鉄格子、甘くておいしいわ!喪子もアタシと一緒に舐めてみて!」
ハルミは、ついついオカマ口調で興奮気味に言った。
74 :
彼氏いない歴774年:2008/07/31(木) 00:19:13 ID:9My7vey3
激しいダンスで壊れた壁を喪婆婆から送り込まれた喪女ロボがあっという間に元通りにしていった後、
喪子はハルミの言うように格子を舐めた。
「…本当だ、甘い!」
よく見ると鉄格子の一本だけが硬い飴で出来ていた。
(格子が一本なくなれば、私なら通り抜けられるわ。これを全部舐めてしまえば…!)
ペロペロペペロペロ…
喪子とハルミは無我夢中で飴細工の鉄格子を舐めた。
ペロペロペペロペロ…
ペロペロペ〜ロペロ…ァ…
ペロペペペロ…ハァ…ハァッ…
ぺ……ハァハァ…ァ…ハァ…ン……
2人の様子がおかしい。
なんとアメには「びやく」がもられていたようだ!
76 :
彼氏いない歴774年:2008/08/01(金) 00:45:29 ID:XAtF3CRE
二人で一本の鉄格子を舐めているうち、偶然に互いの舌先が触れ合った。
「あ…ハルミさん…」
「喪子、愛してるわ…」
薬のせいもあって、激しく疼く心と体……。
そのまま二人は、鉄格子と金網ごしに二度目のキスを交わした。
二人の密所がじんわりと熱帯夜を迎える。
時は来た!!
78 :
彼氏いない歴774年:2008/08/01(金) 02:21:05 ID:IDZbRbA8
と、その時、部屋のハルミ側にアンティークなドアが出現し、怒羅美が現れた。
「助けて〜、充子とオマーンが可愛いワタシを虐めるのぉ〜!」
怒羅美は、あっけにとられたハルミに背後から抱きつく…というかタックルをかます。
79 :
彼氏いない歴774年:2008/08/01(金) 11:24:42 ID:zcxlMcT3
タックルの衝撃により毒リンゴを吐き出すことができたハルミ。
そんなハルミを横目に喪子は怒羅美の異変に気付いていた。
80 :
彼氏いない歴774年:2008/08/01(金) 22:44:29 ID:3eK36xPv
金属製の怒羅美の後頭部の表面が傷付き、10センチほどの亀裂が…。
しかも亀裂の中から何か黒いものが覗いて見えている。
「か・・・過疎!」
あまりの衝撃にわけのわからない言葉を口走る喪子。
「な、なに?どうしたって言うのよ!」
ハルミはまだ気付かない・・・・・
怒羅美の亀裂からは黒く巨大な
82 :
彼氏いない歴774年:2008/08/03(日) 11:35:45 ID:/RIPodrw
松崎しげるが這い出してきたのである。
しげるは、いきなりハルミに掴みかかった。
「さっさと喪子に記憶が戻ったことをバラせ、このオカマ!男女!
宏行のくせにハルミとか名乗りやがって、お前なんか男女のヒロコで充分だ!ヒロコ!!」
83 :
彼氏いない歴774年:2008/08/03(日) 13:02:27 ID:ZQOXEfey
スリー、
ツー、
ワン、
ハッスル!ハッスル!!
84 :
彼氏いない歴774年:2008/08/03(日) 13:53:00 ID:g/5Y5CwV
85 :
彼氏いない歴774年:2008/08/03(日) 21:11:06 ID:gwP66a4Z
何処からともなく音楽がかかり、照明が落とされ辺りは暗くなる
愛の甘いメロディー♪アナタは微睡む〜
松崎しげるが光の中から現れ歌い始めた
彼の顔は黒々と光り、バックの後光との対比はえもいわれぬ美しさ
しげるの尽力によりいいムードになった喪子と宏行、いや今はハルミか、はたまたヒロコか。
「イッパイアッテナ。」
ありがとうしげる!
ありがとうラッツアンドスター!
気か付くと喪子は挿入されていた。
87 :
彼氏いない歴774年:2008/08/04(月) 14:23:15 ID:P1yQ0rNi
鼻の穴に二本指を…。
「痛っ!何するのよハルミさん?!」
「喪子、いつまでぼーっとしてるの?しげるはもう帰ったわよ」
そう言われて見てみると、すでにしげるとアンティークドアはなく、怒羅美の残骸だけが転がっていた。
「…ねえ、喪子。今まで恥ずかしくて黙ってたけど、しげるの罵倒と歌に勇気を貰ったから言える。
アタシ…記憶が戻ったの。そっちに行って、喪子を抱き締めていい?」
喪子がうなずくと、ハルミは微笑んで鉄格子を握った。
しげるに罵倒された言葉を思い出しつつ、力を込めていく。
「…ヒロコですって?!アタシの源氏名のハルミ、はオカマの師匠に貰った大切なものなのよおおおっ!!!」
88 :
彼氏いない歴774年:2008/08/05(火) 01:15:37 ID:qmWvs0VZ
格子の間に張られた金網が少しずつ千切れていく中、ハルミは師匠の事を思い出していた。
師匠との出会いは、高二の夏に初めて訪れたオカマバー。
そこのママである師匠に気に入られ、卒業してから自分の店を持つまで働いていた。
ちなみにママと店の名前は、
89 :
彼氏いない歴774年:2008/08/05(火) 21:50:01 ID:Ki6MBzB0
マドマーゼル・イツコの経営する店、ゲイバーみかんの皮
90 :
彼氏いない歴774年:2008/08/05(火) 23:33:07 ID:FCFJRJC3
心優しく美しく、そして誰より猛々しかったイツコママ・・・。
店名である「みかんの皮」に何故か性的なものを感じて毎日興奮してたっけ・・・。
その時の興奮がよみがえり手に力の篭ったハルミ。鉄格子は砕け散り、ハルミと喪子を隔てるものはもはや何も無くなった!
91 :
彼氏いない歴774年:2008/08/06(水) 18:57:20 ID:LNsNvhNt
「…やった!すごいわ、ハルミさん!」
「待ったあああああっ!!」
喪子はハルミに駆け寄り抱きつこうとしたが、それを阻止する声が…。
それは、また現れたアンブレラ研究室第7支部とVIPルームを繋ぐアンティークドアの向こうからだった。
「だ、誰?!」
喪子とハルミは、同時にアンティークドアのほうを見た。
92 :
彼氏いない歴774年:2008/08/07(木) 21:08:25 ID:CMo5TDKh
そこにいたのは山田だった。
「・・・山田くん、何か用?」
喪子は冷たく言い放ち、相変わらず空気の読めない山田を睨んだ。
93 :
彼氏いない歴774年:2008/08/07(木) 22:49:01 ID:78gqcptr
イケメン山田はハルミを見て嫉妬した
都はるみのような黒子を持っていることに
95 :
彼氏いない歴774年:2008/08/08(金) 14:07:39 ID:/ZnguSco
つい先程のことだ。
山田は怒羅美の代わりに戻った松崎しげるに、
「あんたイケメンだけど、インパクトなくてつまんねー顔だな。黒子でもつければ?」
と罵倒され、悔しくてハルミの黒子を貰いに来たのだ。
「玉木、俺にお前の黒子をよこせええええっ!!」
山田は、ハルミめがけて突進した。
「ほくろ!?くろこ!?後者の場合都はるみには影武者がいるってことになるわ・・・!」
突然の突進にハルミは混乱した。
混乱したままハルミは叫んだ。
「ニフラムッ」
98 :
彼氏いない歴774年:2008/08/09(土) 19:59:43 ID:ie+kzhMI
すると、何故かそこにいた三人の衣服だけが全て光の彼方に消えた。
「キャーッ!!?」
突然の事に喪子とハルミが座り込んだため、勢い余った山田は、部屋の隅のゴミ箱の上に尻餅をついた。
そして、全裸の尻がすっぽりとゴミ箱にはまってしまった。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/n_actress2__20080809_9/story/09sankei120080809003/ 吉野公佳 AVデビュー!“普段のH”披露 (サンケイスポーツ)
グラビアでも活躍する女優の吉野公佳(32)が、芸能人専門AVレーベル「MUTEKI」でAV女優としてデビューすることが8日、分かった。
同レーベルがこの日、公式ホームページ(HP)で発表した。「演出なし」「本人の普段のHを撮る」が同レーベルの“ウリ”。吉野ファンの男性は、10月1日の発売が待ちきれない!?
「MUTEKI」は、“人気芸能人のセックスを見たい!”という世の男性の願望をかなえる−として、数億円を投じて設立。
今月1日には、タレントの三枝実央(30)が、9月1日発売の第1弾でAVデビューすると発表したばかりだった。
だが、北京五輪開幕のこの日、同レーベルの公式HPで明かされた第2弾「インパクト」(10月1日発売)での吉野起用の衝撃は、まさに金メダル級。同レーベルの“ウリ”は、
「演出なし」「口出しをせず、本物の芸能人の普段のセックスをみせる」−だから、吉野ファンには、たまらない内容のAVとなりそうだ。
ニフラム……ハルミが放ったこの呪文は半径5米以内にいる人物を生まれた侭の姿にすることが出来るスーパー呪文である。
しかし、この呪文を唱えると、あるリスクが降り懸かるのだ………
そのリスクとは
言語がもれなく方言になる
102 :
彼氏いない歴774年:2008/08/10(日) 00:10:32 ID:lp7LFR/u
「いや〜ん、まいっちんぐじゃけんのう〜!!」
ハルミの熱い視線を感じて、喪子は恥じらいのポーズをとった。
ハルミも目をそらしながら
「どげんかせんといかん」
「ん?どげんなせんといかん」
「あれ?どげんかせんないかん?」
まあともかく、と頬を染めた。
104 :
彼氏いない歴774年:2008/08/10(日) 13:41:58 ID:Xt+xTVzs
「…も、喪子。とりあえずこれで体を隠すぞなもし」
ハルミは引き出しからバスタオルを出し、喪子に渡した。
「ありがとう、ハルミさ。おら、嬉しいべ…」
バスタオルで隠した後、二人は思春期のカップルのように初々しく頬を染め、見つめ合う。
そんな中、イケメン山田は全裸でゴミ箱に嵌ったまま、悲しげに呟いた。
「ううっ。玉木も喪子も、ウチを無視しないで助けてほしいっちゃ…」
「あのじゃまものをどげんかせんといかん」
「あのグロメンをだべか?」
山田は大きく憤慨した。
「グロメンとは失礼な!俺はなあ、もう超絶イケメンになっ…」
山田はハッとした。豪奢な壁に取り付けられた鏡に映る男の姿、
だらしない体を晒しつつ全裸で尻からゴミ箱にはまり、新たに
黒子がくっついてはいるが懐かしいそのグロっぽフェイスは
「間違いなく…前の俺!」
106 :
彼氏いない歴774年:2008/08/11(月) 13:27:35 ID:T9EH9mw+
山田は取り乱し、自分の顔の感触をしきりに確かめた。
高い鼻も睫毛の長い切れ長の目もそのままだ、しかし鏡に映っているのはどう見てもグロメンで…。
(一体、俺に何が?!)
実のところ、壁の鏡こそが真実を映し出すラーの鏡であり、パルプンテでイケメン化した山田は
鏡に整形や濃いメイクと同じにみなされて元の姿が映っているのだった。
喪子とハルミの位置からは山田のいる場所が死角になっているため、二人は鏡を見て話していた。
しかし、それを知らない山田はますます取り乱した。
「それがアンタの真実の姿だよお」
トトロのばあちゃんそっくりの口調でハルミが追い討ちをかける。
「馬鹿な・・・!あれが、あれが俺の真実の姿だと・・・・・・?」
山田の顔に亀裂が走る。
「うっ・・嘘だ!嘘だ!う・・うわああああああああああああああ・・・・・」
山田は砕け散り、光の中に消えた。
光が止み、山田が立っていた場所に居たのは錦野あきらだった。
109 :
彼氏いない歴774年:2008/08/11(月) 20:51:53 ID:SB8UvFXN
というか、錦野あきらを二十代半ばにしたような顔に変化した全裸の山田だった。
「どうしよう、無性にあの歌が歌いたい!」
110 :
彼氏いない歴774年:2008/08/11(月) 22:54:12 ID:OjisNoFb
山田は歌いだした
ブリトラのサナダ虫を……
「あのアキラ似の山田をどげんかせんといかん」
「あの音痴をだべか?」
112 :
彼氏いない歴774年:2008/08/11(月) 23:38:21 ID:T9EH9mw+
そう、山田はかなりの音痴だった。
「くっ…。どうすりゃ、山田さの歌う気力をなくせるんだべ?」
喪子に言われ、ハルミは思い出した。
山田の自慢は、少女漫画の才能とちんこが平均より大きい事だが…。
ヘタな歌に合わせて揺れる山田の股間を見て、ハルミは呟く。
「あんなちんこ、全然たいした事なか。アタシのちんこのほうがずっと立派たい…!」
ハルミはおもむろに山田の前に移動し、バスタオルの前をくつろげた。
113 :
彼氏いない歴774年:2008/08/12(火) 04:48:11 ID:NmJZbxOo
山田のちんこがソプラノリコーダーだとすれば、ハルミのはアルトリコーダーだった。
山田は歌を止め、ハルミのちんこを指差して涙目で言った。
「金メダル!」
115 :
彼氏いない歴774年:2008/08/12(火) 08:44:04 ID:E7X/+gtz
マンションのポストに広告のティッシュが入ってた。ちょっと興味をもった山田は冷やかし半分で登録をしてみた。
サービスポイントはたしか60ポイントだったと思う。掲示板を見るのが1ポイント、相手にメールを送るのが5ポイント、来たメールを読むのはたしか無料だったな。
冷やかすのには十分なポイントだ一応、そのサイトへのリンクを貼っておくぞ
http://550909.com/?f3003259 山田の体験談を話そう。
大人の出会い掲示板に書き込んだ俺は、返事なんて来ないだろうと思っていたが2時間に2通返事がきた、サクラがいるサイトなら10通はくるだろうまずは上出来だ。1人は援の28才、時間が合わなかったのもあったが2万も出すんだったらもっと若い娘と出来るだろう(笑)
もう1人はハルミという25才の若妻だった、しかもかなり美人なお嬢様タイプだ。
旦那とは上手くいってないみたいでサイトに来たということ、山田はとことん口説き落としホテルまで行く事に成功した。
旦那以外の男は知らないという生粋のお嬢様、最初は恥じらいを見せていたハルミもやはり女だ、最初に会ったときには想像もできない豹変ぶりだった。その後のことはみなさんの想像にお任せしよう。
今でも週に1回しか逢えないが毎回楽しませてもらってある。
http://550909.com/?f3003259 あ、そうだ掲示板への書き込みは1日1回なら無料だ!ポイントが無くなっても書き込めるし、返事が来てからネットバンクで振り込んでも十分間に合うし1000円からでも振り込めるのがうれしい、今山田はその方法で 2人目のセフレを見つけているところだ!
http://550909.com/?f3003259
山田が2人目のセフレを血眼になって探している間に
ハルミの元に101人目のセフレからメールが届いた
山田が運転免許を取った時に、ハルミはF1レーサーになっていた。
山田がドラクエ5をクリアした頃、ハルミはレベルカンストしていた。
山田が…………。
実際の所、ちんこの大きさで負けた事以外は全て山田の妄想だったが、
今まで充子にちんこを褒められていい気になっていただけに、
ショックで後ろ向きな妄想が次々と彼を襲うのだった。
「ふ、ふわぁぁあぁぁぁぁぁあああああああん…!!!!!!!!!」
山田は泣いた。
全裸でゴミ箱に尻つっこんだまま泣いていた。
120 :
彼氏いない歴774年:2008/08/13(水) 17:12:00 ID:RUfA3jeR
泣いているうちに、山田の脳内にとある考えが浮かんだ。
相思相愛になったハルミと喪子。
喪子が喪女充としての幸せを掴みここを脱出する条件は、二人が結ばれること。
でも、処女であろう喪子にハルミのビッグマグナムを挿入するのは大変だろう。
それに比べたら、充子に褒められてなおかつ思う存分合体出来る自分のほうがきっと幸せだ。
「…ふ、ふははははっ!やっぱり俺の勝ちだな、玉木イイイィィィッ!!!」
やまだはケツにゴミ箱をくっつけたまま立ち上がり、高笑いをした。
「泣いてたかと思えば笑いだして、なじょしたんだべか山田さ?」
「やっぱり、どげんかせんといかんたい…」
山田の考えを知らぬ喪子とハルミは、怪訝な顔をした。
「山田、わりいけんども、邪魔せんでくりょーし」
「んだんだ」
「小梅もアンティークドアの向こうに消えた今、邪魔者はお前だけぞなもし」
「んだんだ」
「この部屋からお引取り願いたいんじゃあ」
「んだんだ」
餅のつき手と合いの手のごとく息ピッタリのハルミと喪子に山田はいらだった。
123 :
彼氏いない歴774年:2008/08/14(木) 17:52:48 ID:Aqb5FEuK
「へっ!VIPルームに帰ってほしいなら、とっとと俺をゴミ箱から出すっちゃ!!」
苛立たしげな山田のセリフに、喪子とハルミは顔を見合わせた。
「ああ言ってっけど、どうするべハルミさ?」
「帰ってほしいのは山々だけんど、頼んでるくせに上から目線な態度がムカつくけんのう…」
124 :
彼氏いない歴774年:2008/08/15(金) 12:42:35 ID:7cw3+YYK
僕sugeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeッッッ!!!
僕yabeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeッッッ!!!
僕tueeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeッッッ!!!
僕kakkeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeッッッ!!!
僕こそが新世界の紙にふさわしィィィィィィーーーーーーーーアアアッッッ!!!
彼女いる奴はsineeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeッッッ!!!
125 :
彼氏いない歴774年:2008/08/15(金) 18:05:26 ID:OkVcv2aa
と叫び、山田は尻にゴミ箱をくっつけたまま立ち上がった。
「彼女いる奴は死ねって・・・あんた充子と付き合ってるべさ」
喪子はすかさず突っ込みを入れた。
ちょっとしか読んでないけど、なんで訛ってんの?(゚Д゚)
このスレ童貞臭がするぞ
128 :
彼氏いない歴774年:2008/08/15(金) 22:30:01 ID:y+V7U6kO
そろそろまとめの神が舞い降りるかと…(他人任せ)
129 :
彼氏いない歴774年:2008/08/16(土) 16:25:02 ID:fe9x/upO
と、そのときスピーカーを通して喪婆婆の声がした。
「喪子よ、最近の(このスレになってから)出来事を纏めてみたのじゃが聞いてくれるか?」
喪子が頷くと、喪婆婆はあらすじを語り始めた。
130 :
あらすじ:2008/08/16(土) 16:25:33 ID:fe9x/upO
喪子はハルミの記憶を戻そうと、色々試してみる。
浣腸をしたら喜んだので調子に乗って指責めしたところ、彼は漏らしてしまう。
ハルミがトイレに篭っている間、喪子は部屋を掃除しながら以前自分が漏らした時に、
ハルミがバカにしなかった事を思い出し、何事もなかったかのように振舞おうと誓う。
記憶を失くす原因となったドラ焼きを排泄しきったハルミは、記憶を取り戻す。
しかし、タイミングのつかめなさと恥ずかしさとで、それを喪子に言えずにいた。
元気のないハルミを励まそうと、喪子はマツケンサンバを踊る。
その頃VIPルームでは、ドーラ・ウェ・モゥンが下品な道具を出してジュジュにラリアットされたり、
山田がイケメンになった途端に媚を売りはじめた怒羅美が、充子とオマーンに蹴られたりしていた。
怒羅美はアンティークドアを使って、喪子達のいるアンブレラ研究室第7支部に逃げる。
喪子は、移動してきた怒羅美の後頭部に亀裂がはしり、中から黒い物体が覗いているのに気付く。
なんと、それは松崎しげるだった。
怒羅美の中から這い出したしげるは、
「さっさと喪子に記憶が戻ったことをバラせ、このオカマ!男女!」とハルミを罵倒。
その後、愛のメモリーを熱唱してVIPルームに戻って行く。
しげるの罵倒と歌に勇気を貰ったハルミは喪子に記憶が戻った事を告げ、鉄格子と金網を壊しにかかる。
ハルミという源氏名をくれたのは、店を持つ前に働いていたゲイバー・みかんの皮のイツコママ。
ハルミはそれを思い出しながら力を込め、鉄格子と金網の破壊に成功した。
遮るものがなくなった部屋の中で、ハルミに駆け寄り抱きつこうとする喪子。
だが、そこに水を差すようにアンティークドアから山田がやってくる。
しげるにイケメンになった顔をインパクトがないと罵倒され、ハルミのホクロを奪いに来たという。
突撃してきた山田に混乱し、ハルミはニフラムの呪文で応戦して部屋の隅に吹っ飛ばす。
すると、全員の衣服が光の彼方に消え、さらに副作用で方言しか喋れなくなってしまった。
131 :
あらすじ2:2008/08/16(土) 16:26:23 ID:fe9x/upO
喪子とハルミはすぐにバスタオルで体を隠したが、山田はゴミ箱にはまって全裸のままもがいていた。
壁に飾られた真実の姿を映すラーの鏡には、グロメンだった頃の彼が。
外見だけイケメンになっても本質はグロメンのままな事にショックを受けた山田の顔は、
若い頃のにしきのあきらそっくりに変化する。
無性に歌いたくなり、ブリトラのサナダ虫を熱唱する山田。
音痴な歌声に辟易した喪子とハルミは、気力をそいで止めさせようと考える。
山田の自慢は、少女漫画の才能とちんこが平均より大きい事である。
そこで、ハルミは彼の前で自分のビッグマグナムを晒してみた。
ちんこのサイズで負けた山田は、ショックで様々な負の妄想にとらわれる。
泣いているうちに、山田は思う。
喪子が喪女充の試練を果たして二人が脱出するには、結ばれる必要がある。
でも、ハルミの巨根を処女の喪子に挿入するのは大変だろう。
ならば、ちんこのサイズでは負けても充子とやりまくりな自分のほうが良いかもしれない。
再び居丈高な態度をとりはじめた山田に、喪子とハルミは、邪魔だからVIPルームに帰れと言う。
しかし、帰ってほしくばゴミ箱にはまったままの自分を助けろと上から目線で言う山田に、
喪子達は苛立つのだった。
「…ということじゃ。では喪子よ、引き続き喪女充を目指して頑張るのじゃぞ!
…ああ、それから、山田の尻とゴミ箱には、取れなくなった指輪と同じで石鹸水が効くのではないか?」
そこで喪婆婆の通信は途切れた。
ハルミは山田を浴室に誘導して
「フランス製の高級石鹸があるから、勝手にゴミバコはずしてけろ」
と置き去りにした。
134 :
彼氏いない歴774年:2008/08/17(日) 22:45:18 ID:Dy5bUeVD
ハルミが部屋に戻ると、風呂での会話を聞いていたらしく喪子が言った。
「山田さにおフランス製の高級石鹸は勿体無いべ。あの男にはこいつで十分だっぺよ!」
と、喪子は手に握った物をハルミに突きつける。
「う、鰻だっぺか…」
ただの鰻を下ネタと受け取ったハルミはこれから始まるであろう恥辱と快楽の宴を想像し頬を赤らめた
「いんや、それホントただの鰻。ヌルヌルを利用すてシリのゴミ箱
とれっつーだけの」
となぜか思考を読まれた上に全否定されたハルミはうろたえた。
「あ、ああっ、あの、でも喪子さ、こっこのウナギ、国産の超高級ウナギに
見えるっぺよ?これ、山田にはもったいねえべよ?」
お坊ちゃま育ちのハルミは、高級食材にも精通していた。
「あんれ…。そんだば、山田さにゃもったいなかとね。じゃあ、かわりに
これを…」
喪子が新たに差し出したものは
137 :
彼氏いない歴774年:2008/08/18(月) 21:49:55 ID:mU0uBRX/
冷蔵庫から取ってきた激辛からしマヨネーズだった。
舐めただけで舌がヒリヒリするこれを尻に塗ったら、山田は……。
「ま、いいか。山田なら丈夫だから平気だっぺ!」
ハルミは少しだけ躊躇したものの、それを受け取って再び浴室に向かった。
浴室のドアを開けると、山田が鼻歌まじりで…
ひとりツイスターゲームに興じていた。
バスマットがカラフルで大きなドット柄だったためである。
もちろん、尻にはゴミ箱をつけたままであった。
ハルミに気がついた山田は上機嫌で言った。
「玉木もやるべか?」
普通なら、浴室の外で喪子が待っているのに山田と遊ぶなんて遠慮したいところだが…。
ツイスター…それは幼い頃に忙しい両親が唯一遊んでくれたゲームだった。
懐かしさが、ハルミの胸を打つ。
「…す、少しだけならやってもいいべさ」
「ハルミさん遅いだっぺね・・・」
バスタオル一枚の姿のまま部屋に残された喪子は手持ち無沙汰になった。
「加速装置を利用してフランス料理のフルコースでも作ろうかのう・・・」
141 :
彼氏いない歴774年:2008/08/20(水) 10:44:37 ID:KHMGQ+UX
喪子はキッチンに入るやいなや、手際よく料理をしていく。
加速装置もさることながら、いつか好きな人に料理を振舞いたいと喪女なりに頑張ってきた成果だ。
…と、そこで唐突に高校の文化祭のことを思い出す。
クラスでカレー屋をすることになり、喪子達数人の喪女が徹夜で作ったカレーは大好評だった。
しかし、喪女グループが席を外している間に、それはリア充グループが作ったことにされ、
喪子達はサボっていたことになって、真実を知らない男子達に罵倒されたのだ。
忘れもしないリア充グループのリーダーの名は、
142 :
彼氏いない歴774年:2008/08/20(水) 11:28:03 ID:zEquV9Yp
スパイダーマッ
143 :
彼氏いない歴774年:2008/08/21(木) 00:56:17 ID:zwSD1yaU
漢字だと巣杯田亜麻と書く。
ちなみに高校時代、彼女はハルミに告ってふられていた。
「亜麻のことフるなんて信じられな〜い!でも玉木って、よくみたら変じゃね?
ジャージの裾折ってるし〜キャハハ」
と精一杯強がる巣杯田亜麻の姿が喪子の脳裏にありありと甦った。
「あのあと亜麻さんは雑誌の読者モデルになったんだっぺね・・・。確かあの
雑誌の名前は・・・」
コンバットマガジン
ハゲワロスwww
喪子は亜麻が載ったコンバットマガジンを読んだときのことを思い出し、噴出した。
頭の悪い亜麻は、似た名前のファッション誌と間違えて応募し、
撮影後も気付かずに、これからはミリタリーファッションが流行るのだと自慢していた。
…まあ、雑誌が送られてきて真実を知った彼女は、ショックでしばらく学校に来なかったわけだが。
ライフルを担いで匍匐前進する亜麻の写真は、今でも喪女仲間の間で語り草になっている。
喪子の回想は続く(手はシャカシャカとフランス料理を作っている)。
「喪女仲間かあ…」
高校卒業後は年賀状を交わすだけになっている彼女たちのことを考えた。
「そういえば元気かなあ、喪喪美・・・」
文字上は訛ってはいないけどイントネーション的には訛りながら
喪子はつぶやいた。
楽しい時もリア充に苦しめられた時もいつも一緒だった、喪喪美と喪香とジョディー・喪奈。
中でも特に仲が良かった喪喪美は、卒業後運命の王子様を探して外国へと旅立ち、
唯一連絡が取れないでいる。
今頃、どこでどうしているのだろう?
「そういえば去年、喪香が旅行先のベトナムで似た人を見たと年賀状に書いてたべなぁ…」
「その喪香は、バックパッカーになって世界をあちこち旅してるうちに
その国の人にだけ異様にモテる、喪香にとっての激モテ国を見つけたって
今年の年賀状に書いてたズラ・・・」
喪子は料理の手を休めずにその国の名前を思い出そうとした。
「えーと確か、ナントカ公国だったっかのう…えーと、あ、そうそう
あの公国の名前は」
152 :
彼氏いない歴774年:2008/08/24(日) 08:47:19 ID:zkhUjHIH
ドナルドランランルー公国
153 :
彼氏いない歴774年:2008/08/24(日) 21:09:23 ID:xZ1acyJz
age
その国の人々は何故かみんな白塗りで、ハンバーガーとポテトを主食にしているらしい。
確かに喪香の好物もハンバーガーだが、それだけで喪女がモテモテになるものだろうか?
実は、それ以外にも秘訣がある。
その国で喪香がモテた理由、それは…
腹芸
156 :
彼氏いない歴774年:2008/08/25(月) 21:59:52 ID:6UVOhlSZ
ドナルドランランルー公国で、それは求婚を意味する。
相手の腹芸が気に入ったら腹芸で返して承諾、気に入らなかったらバニラシェイクを投げつけて断るのがならわし。
腹踊り大会で何度も優勝している喪香の巧みな腹芸に、男も女も夢中なのだ。
年賀状を貰ったころは、喪香を羨ましく思った喪子だが…。
「…でも、今は違うべ。私にはハルミさがいるっちゃ……」
157 :
彼氏いない歴774年:2008/08/26(火) 00:13:02 ID:PiNzpcgp
そう、喪子は喪充への道へと進み始めたのだ
「それにすても、ハルミさおそいっぺし………
どんれハルミさどこいってみっぺか」
すでにフランス料理豪華フルコースはできあがっている。
「ハルミさ〜」
喪子は浴室のドアをノックした。そこで律儀に思い出す。
「いげね、喪友のジョディー・喪奈の回想だけし忘れたっぺ」
喪奈は現在、五反田にあるホテルの受付の仕事をしている。
ホテルは1泊9800円というリーズナブルな値段で連日大盛況。
喪奈は仕事に忙しい毎日を送っていた。
ちなみに喪奈はブサ専で、高校時代から密かに山田に憧れていた。
年賀状にも、職場に漫画の仕事で缶詰めになった山田が泊まりに来て嬉しいと書いていたが・・・。
「喪奈、山田さが充子と付き合ってる上に、にしきのあきら似になったって知ったら、
いったいどだな顔するんだべかなぁ・・・」
その山田とハルミのツイスターゲームが佳境に入っていたのを
ドア一枚隔てた喪子には知る由もなかった。
162 :
彼氏いない歴774年:2008/08/27(水) 19:50:28 ID:oUv2VuUI
浴室でツイスターに夢中になりすぎた山田とハルミは、のっぴきならない状態にあった。
折り重なるように四つん這いで手足を絡ませたまま、身動きがとれなくなっていたのである。
何も知らない人が見たら、半裸のハルミが全裸の山田を襲おうとしていると思うだろう。
山田の尻のゴミ箱は遊んでいるうちに外れたが、それが危険な状態に拍車をかけていた。
かろうじてハルミの腰のバスタオルのみが、二人の密着をふせいでいる。
「困ったべ、喪子を呼んで外してもらうしかねえっぺか?」
そう思ってはいるが、この状況を見られるのも恥ずかしい。
二人が困惑する中、無情にもドアが開いた。
バイト先に、彼氏いない歴25年らしい大人しい子がいた。
局の子にお昼おごらされたり、派遣社員の子から
高額なマルチ商法の商品買わされたりしてた。
皆が「アイツはお人好しだから何言っても絶対断らない」と
学生のイジメのようにバカにして、嫌な事押し付けたりしていた。
もともとその子を優しくて良い女だと好感を抱いていた上に、
この子なら断らないかもと思った俺は、彼女を休日に食事に誘ってみた。
生まれて初めて女性からOKをもらい、嬉しくて店を色々調べて下準備し、
当日は思いきりお洒落して、ピカピカに洗った車で迎えに行き、
頑張って話を盛り上げてご飯を御馳走し、家まで送り届けた。
とても楽しくて何度も誘った。彼女も楽しんでくれていると思った。
段々好きになって、今度告白しようと決心して食事に誘った時
「本当はずっと嫌だった。もう誘わないで欲しい」と言われた。
彼女の顔は気の毒になる位必死だった。
きっと決死の思いで言ったのだろう。
「ほら〜!麻衣、ちゃんと断れるじゃないですか!
今度から嫌な事頼まれたら、今みたいにビシッと言えよ!
俺、ずっと麻衣が何言っても断れないの、心配したよ!」
と、俺は泣き出しそうなのをこらえて、
出来るだけ明るく元気に取り繕った。
彼女はとてもホッとしたような顔をして、何度も俺にお礼を言った。
俺から好かれている訳じゃない事がわかって、
そんなに嬉しかったのかな。
昨日の話です。
164 :
彼氏いない歴774年:2008/08/27(水) 21:47:30 ID:kEsSqyTx
開いたドアの先には、何故か米軍流しのM16A2なんてアサルトライフルを持った亜麻がいた。
しかし、亜麻はとんでもない失態を犯したことに気づいていなかった。それは・・・
回想キャラである亜麻がここにいることはありえないということである
しかし、一見亜麻に似ている『それ』は、
なんとアンブレラ研究所が研究中の戦闘用ロボだったのだ。
壁をすり抜けて突如侵入してきた亜麻ロボは、浴室の前にいた喪子を押しのけてドアを開けたのだ。
「ほてる喪女ノ城デハ、あっー!ナ行為ハ禁止デス!ほもハ抹殺シマス!!」
亜麻ロボはそう言い、身動きの取れないハルミと山田にライフルを向けた。
169 :
彼氏いない歴774年:2008/08/28(木) 15:34:40 ID:hd52dZwu
☆♂いいぜMEN♂☆
ひきがねをひいたライフルからそんな音声がしてポップコーンがはじけた。
キャラメル味のポップコーンであった。
喪子は混乱した。
ハルミと山田は驚愕と安堵のためどっとマットの上にくずおれた。
そして亜麻ロボはライフルの銃口を下げてひとこと
「フン、戦闘能力ノ低イゴミ共メ!サラニ罰ヲ与エテヤル!!」
亜麻ロボは床に落ちていた激辛からしマヨネーズを手に取り、山田に近付く。
そして、未だ動けぬ彼の肛門にそれを突っ込み、勢いよく注入した。
ブチュルルルーッ!!!
「ひぎいっ!らめえええええええ――ッ!!!!!」
「フフフ、絶叫スルホド気持チイイデスカ、変態ほも野郎?!」
亜麻ロボはさらに、ライフルの先で山田の肛門を蹂躙しはじめる。
(た、大変だっぺ!ハルミさだけでも助けねえと!)
喪子は亜麻ロボの隙をついてハルミに駆け寄り、庇うように強く抱き締めた。
タオル一枚で抱き合う二人を見て亜麻ロボは納得したように頷いた。
「喪女トイケメン・・・!理想ノカタチデス!!ヨロシイ!」
そして亜麻ロボは、素っ裸の山田を肩に抱き上げると、誰かに
報告するかのように
「邪魔めん、カクホ!!」
と姿勢を正して言った。
「ご苦労」
スピーカーから喪婆婆の短い言葉が響き、アンティークなドアが現れた。
「邪魔めん、レンコウ!!」
じたばたする山田をがっちりと抱えて、亜麻ロボはドアの向こうへ消えて
いった…。
173 :
彼氏いない歴774年:2008/08/30(土) 20:54:41 ID:ol+rkRQu
かくして、喪子とハルミはやっと二人きりになった。
山田と亜麻ロボがいなくなって安心したのか、ハルミの腹がグウッと鳴る。
「ハ、ハルミさ、フランス料理を作ったんだけど食べるだか?」
「んだ、ちょっと遅いが昼飯にすっぺよ」
二人が部屋に戻ると、なんとテーブルに並べておいた料理が半分ほど食い散らかされていた。
「…ひ、酷いべ!誰のしわざだべさッ!?」
174 :
彼氏いない歴774年:2008/09/01(月) 12:00:44 ID:7fuplLic
その時、部屋の隅で物音がした。
「おめえが犯人だなや?!」
ハルミがとっさにフォークを投げ付けると、悲鳴が上がった。
175 :
彼氏いない歴774年:2008/09/01(月) 12:32:33 ID:h9E8EVW6
ともよ、という子持ちだが美人な女が現れた
ともよは喪子の小学校の同級生で、おもちゃ会社の社長令嬢で黒髪の天然系美人であり何かと喪子に声をかけてくる存在であった
177 :
彼氏いない歴774年:2008/09/01(月) 13:31:09 ID:7fuplLic
しかし、今のともよはやつれていて、薄汚れた作業服姿だった。
薄汚い三歳くらいの女の子と二人で骨付き肉をしゃぶっている姿は、学生時代とは別人のようだ。
「す、すいません。私、このホテルの清掃係なんですけど、朝から何も食べてなくて…。
この部屋から美味しそうな匂いがしたから、つい出来心で…すいません!」
ともよ親子は、肉をしゃぶりながら土下座をした。
(これがあのともよさん?小学校卒業後の13年間の内に一体何があったんだべか?!)
「あ〜超お腹減ったし♪」
180 :
彼氏いない歴774年:2008/09/02(火) 07:25:09 ID:bp3JHro3
まだ腹がへっているのか、ともよの娘のマリエが意地汚く海老に噛りつく。
それを見てハルミが言った。
181 :
彼氏いない歴774年:2008/09/02(火) 08:59:17 ID:jHd2rqNC
どんどんお食べ
ハルミの言葉を受けてともよ親子が料理をあらかた食べつくした後、喪子はともよに言った。
「ともよさん、覚えてるだか?小学校のときに一緒のクラスだった喪村喪子だべさ」
「嘘、私の知ってる喪村さんは太っていたし、訛ってもいなかったはずです!」
「色々あって痩せたんだべ。訛ってんのも一時的だから気にしないでけろ。
・・・それよりこっちが聞きてえだ、社長令嬢だったはずのともよさんが何だって子連れでここの清掃係してんだ?」
「話せば長いんだけど・・・」
という言葉通り、ともよの話は長かった。
まず、喪子と同じ小学校を出た後、私立どぎまぎ学園中等部に入学し、
初めての彼氏(3年の生徒会長)ができた話。二人で過ごした四季の
イベント。
次に2年生のとき、バスケ部のキャプテンとつきあった話。二人で
過ごした四季のイベント。
3年で、家庭教師である有名大学の学生とつきあった話…。
「ゲ、ゲフー、お腹はすいてるのにおなかいっぱいですだ」
「も、もうちょっとはしょってやんさい」
「では、短大卒業後のことから…」
20歳以降のともよの人生は、これでもかというくらい不幸スパイラルだった。
父の会社の取引先の社長子息と政略結婚したが、2年前に双方の会社が倒産。
原因は、巨額をかけた大人の玩具プロジェクトが失敗したため。
国外逃亡したが元部下の策略で夫が逮捕され、借金を返すために働きづめだとか。
「…ああ、あの時パパ達があのプロジェクトを止めてれば、こんな事には」
ちなみに、不幸の原因になったともいえる大人の玩具とは、
「ああ、思い出せない・・・あの玩具の名前・・・」
186 :
彼氏いない歴774年:2008/09/05(金) 18:29:08 ID:iXh+0yOv
「思い出したわ!最高級舐め舐めアンドロイド・ナメ子&ナメ作!!」
ナメ子&ナメ作とは、所有者の秘所は勿論、アナルや乳首から足の指まで絶妙なテクニックで舐め、
めくるめくオルガズムへと導く…そのためだけに製作されたアンドロイドだ。
ちなみに、本当にそれだけの能力しかインプットされていないので、簡単なお茶入れもマッサージも出来ない。
アナル舐め好きなともよと夫の父達が社運をかけて作らせたものの、
それ以外は役立たずなのと1000万円という値段のせいで、8体しか売れなかった。
「…そんなの、よっぽどの変態金持ちしか買わねえだよな、ハルミさもそう思うべ?」
喪子は、呆れ顔で隣のハルミにそう言った。
「ううううん!!!そうだっぺな!!」
突然どもりまくるハルミ。
その8体とは全てハルミが購入したものだったのだ。
「ハルミさんどげんしよった?」
ハルミが家を飛び出した時に持ってきた通帳には大金が積み立てられていた。
その一部を使い、2年前にオカマ仲間のクリスマスパーティーで友人達にプレゼントしたのだが、
そのうちの一体はハルミのマンションに置いてある。
(まずいべ…、日本に帰ったら速攻で処分しねえと喪子に何を言われるか分かったもんじゃねえ…)
「…な、なんでもねえべさ!と、ところで喪子、オラ達でともよさにしてやれること何かねえべかなっ?」
ハルミは、必死に話題をすり替えた。
「ハルミさ、やさしいだすね…」
喪子の目があたたかくハルミを見た。ハルミはほっとする反面後ろめたい気分を
引きずったままだった。
「とりあえず、軟禁状態のオラたちがともよさ親子にしてあげられるのは
お腹いっぺえ食べてもらうことくらいだべし」
喪子とハルミはかなり空腹になっていたが、フランス料理をすべてともよ
親子に提供した。
ともよと娘マリエが大喜びでがっつく傍らで、
「なぁに、後でオラがおいしいご飯また作りますたい」
お腹をぐうぐう鳴らしつつも小さな声でハルミにそう囁くいじらしい喪子を、
ハルミは抱きしめたくなった。
190 :
彼氏いない歴774年:2008/09/06(土) 13:07:28 ID:JUrHnsmp
料理を皿まで舐め尽した後、ともよは一度廊下に出てワゴンを持ってきた。
「これくらいしかお礼出来ないけど、補充用のリネンや備品で良かったら好きなだけ使って」
ともよ親子が去ってから、喪子達はワゴンの中の物を調べた。
「良かった、着るもんがあるたい!」
と、喪子がバスローブを手に取ると、そのはずみで何かがことりと床に落ちる。
それが何なのか確認した喪子は、俄かに頬を染めた。
191 :
彼氏いない歴774年:2008/09/07(日) 21:23:54 ID:HjvRBr++
それは高級ランジェリーと書かれた小箱だ。
ずっとノーパンだった喪子は早速穿いてみようとしたが、
それは透け透けで股の部分がパックリとあいているいやらしいデザインだった。
(こ、こんただパンツエッチすぎだっぺ!こんなの穿いたら誘ってるようなもんだべさ、どうすっぺ?!)
とりあえずうろたえながら被ってみた
193 :
彼氏いない歴774年:2008/09/08(月) 21:11:09 ID:Skynwd8k
パンツを被ったのは初めてだったが、不思議なフィット感に喪子の気分が高揚していく。
喪子は堪らず奇声をあげた。
「フォオオオォォォォッ!!!」
その時、明るい光が喪子とハルミを包み込み、小さな奇跡が起きた。
「う…」
「ハルミさん、今の眩しい光…なんだったんでしょう」
「ほんとだね…」
パンツを被ったままの喪子は、ハッとした。
「な、訛りが…」
ハルミはそんな喪子を見つめて続けた。
「なくなってる…!!」
「もしやこれは、天空のエロ下着…?」
ハルミが喪子の頭のパンツを見つめて、そう呟く。
「昔、イツコママが言ってたわ。十万枚に一枚の割合で、頭に装備すると呪いを解く効果を持つ
天空のエロ下着が作られる。そして、それを装備できる喪女は、喪女達に希望の光をもたらすとか…」
なんということでしょう。
喪子の「フォオオオォォォォッ!!!」の光 は、世界中の喪女にも降り注ぎ、
小さな奇跡を起こしていた。
アメリカのピッツバーグに住む喪女モザンナの主な悩みは『ピザ、髪にコシが
ない、内気、弟がDQN、父親が無職』だったのだが、突然納戸から出てきた
前世紀製造の古いシャンプーを使ってみたら髪にコシが出た!
フランスのパリ郊外に住む喪女モザリーの主な悩みは『笑い方がカバみたい、
指がふしくれだっている、二次元にしか恋できない、MANGAヲタであることを
周囲に理解されない』だったのだが、突如カバ漫画がモザリーの住む町で
大人気になり、笑い方もMANGAヲタも好評価されるように!
インドのデリーに住む喪女モージョの主な悩みは『首を横に動かす踊りが
できない、カレーが苦手、サリーの着こなしセンスが悪い、おしゃべりで
失言が多い』だったのだが、歯が痛くなってしばらく発言を控えてたら
「おとなしいいい娘さん」と近所で評判に!
他にも各国で、洋の東西を問わず、喪女たちはほんの少しその瞬間幸せに
なっていたのだ。
小さな奇跡への小さな感謝の気持ちが、キラキラとした光になって世界中から喪子へと降り注ぐ。
喪子の全身が一瞬光に包まれ、それが消えたとき彼女の身に小さな変化が起きていた。
♪てれれれってってってーっ!
喪子のレベルがあがった。
2キロへって 9号サイズがきられるようになった。
おでこのニキビあとが 20ポイントへった。
きのうからおくばにはさまっていた もやしがとれた。
なにもないところで ころぶかくりつが 5ポイントへった。
あたらしいとくぎを 1つおぼえた。
その新しい特技とは、
ぺヤング早食い
200 :
彼氏いない歴774年:2008/09/11(木) 16:38:13 ID:bNv7UfXV
ちなみに、早食い出来るのはペヤングのみである。
この部屋にはUFOしかなかったので、特技を発揮出来る日はまだ先だ。
それはともかく腹がへっていたので、喪子とハルミはバスローブを着てUFOにお湯を注ぎ、
出来上がるのを待つ事にした。
まさか3分後に悲劇がおとずれようとは、このときの二人には知る由もなかった。
三分が過ぎた。
あまりの空腹のせいで、喪子達は重大なミスを犯してしまっていた。
喪子は間違えてソースをかけてからお湯を入れていた。
そしてハルミは、
202 :
彼氏いない歴774年:2008/09/13(土) 19:52:02 ID:Lw3uCukz
「も、喪子!大丈夫?!」
うなだれる喪子に気を遣いながら湯きりを始めたが……。
麻生太郎の演説を聞きに
204 :
彼氏いない歴774年:2008/09/14(日) 00:50:00 ID:Ci3koVlz
行きたいと思って一瞬よそ見をしたため、湯と一緒に麺まで捨ててしまった。
二人は絶望に打ち拉がれ、抱き合って泣いた。
205 :
彼氏いない歴774年:2008/09/15(月) 19:57:57 ID:oVsYnafY
「ハルミさん、私悲しい・・・。こんなに悲しいきもちになったのは久しぶり・・・」
泣きながら、喪子は今までの人生でいちばん悲しかったことを思い出していた。
そう、あれは中二の秋のことだ・・・。
いつものように好きな男子の机の上に切った髪の毛をばらまいていたら
207 :
ちんぽ大好き:2008/09/15(月) 23:04:18 ID:iRlOksd7
まんこ見せろや!ハァハァハァハァハァ(;´д`)ハァハァ
ちんぽ舐めろや!ハァハァハァハァまんこ見せろや!ハァハァハァハァハァ(;´д`)ハァハァ
ちんぽ舐めろや!ハァハァハァハァまんこ見せろや!ハァハァハァハァハァ(;´д`)ハァハァ
ちんぽ舐めろや!ハァハァハァハァ
208 :
彼氏いない歴774年:2008/09/15(月) 23:54:55 ID:W+yA5kjd
と大好きな彼の机上に殴り書きされていた。
書かれた通りまんこをおっぴろげていると
山田の弟でクラス1のお調子者、タカオがやってきた。
「うっわー喪村、桂の席で何やってんだよー?!きんもーっ★」
いつも子供っぽいお菓子持ち歩いてるのがかっこいいと思ってた
大学の講義のときに近くに女子が座ると
「やべー修正液がねー午後一で出すレポートなのにー」とか「消しゴムがねー」とかアピールして
女の子が親切に貸してくれたら、それを返すとき
お礼にこれw とか言いながらジャンパーのポケットからビスコとかタバゴボーロとか出してあげてた
陰で「誘拐犯」って呼ばれてたのを最近知った
「…っていうのは俺のイトコの友達の話だけどさ、喪村も同じくらいキモくね?
つかお前、桂のこと好きなの?うわ、キモッ!本人にバラしたらどんな顔すっかなー?」
タカオは囃し立てつつ、ニヤニヤとした視線を喪子に向けた。
「…や、やめて。桂くんには言わないで!」
と言った後、タカオのアナルをアイスピックで一突きすると
213 :
彼氏いない歴774年:2008/09/17(水) 02:05:10 ID:J00Gzxlw
そこから衣服が裂けて、おいなりとちんこが丸出しになった。
タカオのちんこはいたって普通のサイズだが、中二にもなってまだパイパンだった。
「へっ、毛も生えてねえガキは帰ってママのおっぱいでも吸ってな!」
喪子が吐き捨てるようにそう言いつつタカオの股間を蹴り上げるのとほぼ同時に、教室のドアが開く。
そこには、喪子の好きだった男子・桂が立っていた。
桂は言った。
「喪子、俺のチンポをしゃぶれ」
(ええっ、そんな…いきなりフェラなんて…でも桂くんが望むなら、私…)
喪子がもじもじしていると、タカオがニヤニヤしながら立ち上がった。
…そう、さっきのセリフはタカオの声色で、当の桂は少し前の光景に驚いて硬直していたのだ。
「お前、喪女のくせに何期待してんの?きんも〜っ!!」
「喪女」……。
そう、その瞬間こそ、喪子が初めて自分を喪女なのだと自覚した瞬間だったのだ。
喪女という事実。それが自分の背負うべき運命。
逃れられぬ運命なのだ…。
恋に敗れ、タカオの言葉によって初めて現実と向き合った幼きあの日。
あの時から、現実を受け入れ必死に生きてきたのに……。
幼きあの日、タカオの短小包茎のチンポをアナルにいるようとしていたのを母に見られたのだ。
219 :
彼氏いない歴774年:2008/09/19(金) 23:25:19 ID:89Flvaff
前後関係がおかしくなってはいないか喪子は考えて、静かに回想を終えた。
220 :
彼氏いない歴774年:2008/09/19(金) 23:31:51 ID:YnK6jsxW
とりあえず、もう一度タカオのちんこを蹴り上げた。
その後、桂くんの手を取り、ホテルへと向かった。
桂はまだボーッとしていたが、喪子はこれ幸いとばかりにホテルを目指す。
まだ中二だった彼女には、物事をよく考える余裕などなかった。
ただ、他人に喪女扱いされようが好きな相手と既成事実を作ってしまえば何とかなるだろう、
という思い込みだけで突っ走る。
だが、学校の近くのホテルまであと少しのところで、二人の前に立ちはだかる者がいた。
「……そこまでよ、喪村さん!」
それは、桂親衛隊リーダー、如月満代(キサラギミツヨ)だった。
タカオのチンポはたいそう魅力的なモノであったそうな。
と、満代が言う。
タカオの、喪子が自分にイタズラをしたうえ、治まらぬ性欲の第二の獲物として桂を攫ったという嘘。
それを鵜呑みにしてのセリフだ。
「桂様は、汚れてはならないあたし達のアイドルよ!あんたはタカオのチンポでも弄ってな!」
満代は、喪子めがけて気絶しているタカオ(何故か全裸)を投げつけてきた。
>>205以降、おとなしく喪子の回想を聞いていたハルミが気まずそうに
言った。
「悪いんだけど、お腹もすいたし、そろそろ一番悲しかったことが
何か教えてもらえるかなあ…」
226 :
彼氏いない歴774年:2008/09/21(日) 07:52:44 ID:r+mUYFJF
「あのね、そこでタカオを避けて尻餅をついたとこに偶然落ちてた物がお尻に…。
それでアナル処女をなくしたの……」
「お、落ちてた物って何なのよ…?」
ハルミは固唾を飲んで、喪子の言葉を待った。
227 :
彼氏いない歴774年:2008/09/21(日) 12:46:07 ID:lrAWs8kN
スモールライト
228 :
彼氏いない歴774年:2008/09/21(日) 13:04:02 ID:XzNg2kWY
そんなわけで帰り道にある公園のトイレにやって来たのだ
229 :
彼氏いない歴774年:2008/09/21(日) 15:05:42 ID:cG6+EtNw
そこにいたのは
ベンチに座るツナギ姿の青年だったが、ガチホモっぽいので無視してトイレに入った。
個室でアナルに入ったスモールライトを抜きながら、喪子は思った。
――お尻が痛い・・・。アナル処女は、いつか彼氏とアナルプレイして失くす物だと思ってたのに。
どうしてこんな目に?私が喪女だからだというの?!やっぱり喪女は幸せになれないのかな・・・。
ようやく引き抜いた血のにじむスモールライトを見つめ、喪子はひとり嗚咽を漏らした。
エ〜ガエ〜ガエガ酒屋の子〜
悲しい思い出に涙ぐむ喪子を元気付けようと、ハルミは替え歌を歌った。
しかし、喪子の涙は止まらない。
233 :
彼氏いない歴774年:2008/09/22(月) 21:21:59 ID:WV885sOc
スモールライトを片手に自分に光をあて
私なんかこの世から消えてしまえと
半信半疑で使ってみたら、みるみると身体がちぢまり
喪子は1/35MMのドイツ戦車兵になってしまったのだ。
そして喪子はジャンクトイショップに売られてしまった。
しかしそこで待っていたのは、他の戦車兵たちからの言いようもない不埒な期待に満ちたまなざしだった。
いまだかつてこれほどの熱視線に自らの身体を晒したことがなかった喪子は、
心の奥底まで食い入るように覗き込む彼らの猛る想いを、震えながらその皮膚に感じていた。
戦車兵の一人が喪子に近づく。
「やめて・・・」
喪子は可動可能な関節をフルに活かし、拒絶を試みた。
そこへ颯爽と現れたのが
236 :
彼氏いない歴774年:2008/09/23(火) 00:59:57 ID:sOHEZVQV
実はミリタリーマニアの桂だった。
「ハァハァ、この小さい戦車兵萌えー!」
桂は小さな喪子をつまみあげると、息を荒げて頬摺りする。
彼は玩具に欲情する特殊性癖の持ち主だったのだ。
こうして喪子は、彼に購入された。
南くんの恋人好きだったなぁ。
>>225以降、再びおとなしく喪子の回想を聞いていたハルミが気まずそうに
言った。
「悪いんだけど、すっごくお腹もすいたし、そろそろ一番悲しかったことが
何かまとめてもらえるかなあ…」
「ご、ごめんね!…その後スモールライトの効果が切れて元に戻れたけど、
桂くんはその時ミリタリーグッズでオナニー中で、私にそれを見られたショックでホモに…。
私、好きな人が変態だったのと自分のせいでホモ化しちゃったのが悲しかった」
つまり、喪子の悲しかった事とは、
1・自分が喪女だと思い知らされる
2・スモールライトでアナル処女喪失
3・好きな男子に幻滅&彼のホモ化の原因が自分
これらの事をたった一日で体験したという事だった。
「…そう。辛い体験をしたのね、喪子。でも、これからは辛い時にはアタシが慰めてもいいかな?」
ハルミの言葉に、喪子は涙を拭って頷く。
「ありがとうハルミさん…。そうね、今の私にはハルミさんがいるんだわ。
…さーて、いつまでも悲しんでられないし、何か料理しよっと!何が食べたい?」
240 :
彼氏いない歴774年:2008/09/24(水) 01:23:36 ID:25Jmzwjd
カエルの足
ゴクリ。
「グ、グルメですね・・・」
「回想をサクッとまとめてくれた上にリクエストした料理も作ってくれる
なんて、喪子、ありがと・・・」
ハルミは喪子の頬にそっと
242 :
彼氏いない歴774年:2008/09/24(水) 17:15:22 ID:xyiYEk6T
気功をついた
それによって血行がよくなった喪子は、はりきって調理をはじめた。
ちなみに、カエルの足は立派な中華料理の食材である。
喪子はそれで唐揚げを作った。
「さあ、食べてみてよ!」
こんがりと揚がったカエルの足に、ハルミが感嘆の声を漏らす。
そして唐揚げを口に運んだ彼は、
喪子に
245 :
彼氏いない歴774年:2008/09/25(木) 07:23:16 ID:lArw+Reh
も口移しで食べさせた。
246 :
彼氏いない歴774年:2008/09/25(木) 07:46:18 ID:qAQeE4QC
ななな!なんですと!
何だバカヤロー。
248 :
彼氏いない歴774年:2008/09/26(金) 00:11:22 ID:iAiCkth7
突然のことに、喪子は激しく動揺した。
「のほーほほほほほほほほ!! 何をしとるんじゃい!! ジャリ餓鬼どもが!」
その動揺を打ち消すかのようにけたたましく現れたのは大明神オマーン。
喪子は内心舌打ちした。だが同時に、ここでハルミとの仲を見せつけてやれば
オマーンも往生するかもしれないと思い、さっそく行動に移した。
「ねえ、ハルミ……、私、なんだかカラダがア・ツ・イ……」
大げさな素振りでハルミにしなだれかかり、ちらりとオマーンを見る。
しかし喪子の予想に反して、オマーンは余裕の表情だった。
(…そんな、いつもの彼女ならば大騒ぎのはず!いったいどうしたというの?!)
動揺を隠せない喪子達に、オマーンが言った。
「…実は、さっきまで日本の旦那様(ハルミ祖父)と電話していたざます。
ホホホ…あの方から改めてプロポーズされたざますよ!
さ・ら・に、帰国したらデ○ズニーでフェアリーテールウェディングが決まったのよ〜ん、キャハハッ☆」
「「…な、なんだってええええええっ!!!?」」
84歳で鼠婚――。
オマーンの信じられない腐れスイーツ(笑)発言に、喪子とハルミは戦慄した。
252 :
彼氏いない歴774年:2008/09/27(土) 12:40:26 ID:+v2zxBlZ
ハルミは、顔を真っ青にして震えていた。
オマーンが祖母になる…複雑な気持ちだろう。
喪子がそっと手を握ると、ハルミは思いの丈をぶちまけた。
「ばあや、おめでとう!…でも、ディズニー婚は恥ずかしいから止めて!せめてピューロランドにしてっ!!」
喪子はこけた。
するとグロメン山田が飛んで来た。
『この際荒川遊園にしたら?』
「ピューロと聞いて、ガノタと同じくらいキティラーの俺参上!」
256 :
彼氏いない歴774年:2008/09/28(日) 22:37:11 ID:aAypShOq
「もー!山田はおとなしくVIPルームに帰ってちょうだい!!」
喪子とハルミのキックが山田の尻に炸裂した。
山田は痔だった
「穴がっ、穴があああああああああっ!」
こぶ平「好きです」
亜麻ロボに蹂躙されたダメージがまだ癒えぬ痔持ちの尻にキックされ、痛みのあまり倒れる山田。
薄れゆく意識の中、彼はこぶ平に告白される夢を見た。
「…と、とにかく小梅ばあや。年を考えてもう少し落ち着いた結婚式に出来ないかしら?
アタシ、ばあやにはドレスより着物がいいと思うんだけどなー」
「イヤッ!鼠婚はあたしの夢ざます、絶対にシンデレラのドレスを着るざます!」
ハルミに諭され、オマーンは肩を震わせて涙ぐんだ。
そんなオマーンに喪子は、
261 :
彼氏いない歴774年:2008/09/30(火) 22:03:42 ID:rBHXI6Xo
リア充どもに虐められていた不遇の学生時代を思い出した。
喪女と呼ばれても、いつかシンデレラのように幸せを掴みたいと夢見た日々。
おそらくはオマーンもずっと好きだったハルミの祖父と結ばれる日を、同じように夢見ていたはず。
「ハルミさん、オマーンとお爺さんの鼠婚を認めてあげて。
年甲斐もなくって思うのも分かるけど、女性はいくつになってもお姫様になりたいものなのよ」
グロメン山田が好きすぎる
喪子がハルミの答えを待っていると、山田が倒れている辺りからそんな声が聞こえた。
それは山田の携帯の着信音だった。
代わりに喪子が出てみると、相手は山田こと珍歩院萬子の担当編集だった。
「この休刊休刊のご時勢に新しい少女漫画雑誌が出るんです!!
先生にぜひ巻頭カラーで連載を始めていただきたくお電話しますた!!
その雑誌の名前は」
少女ピクトリアル
山田の担当はさらに、忙しくなるだろうが今りぼんで連載中の作品と並行して
ぜひとも頑張ってほしいと言う。
ちなみに、りぼんに連載中の漫画のタイトルは、
「岩石フレーズ」
268 :
彼氏いない歴774年:2008/10/04(土) 21:09:11 ID:9h9RPhsR
岩石ホクロというあだ名でいじめられていた地味な少女が運命の王子と会って、
作詞の才能を開花させつつ綺麗になっていくというラブコメで、単行本は1〜5巻までで200万部の人気作だ。
それはさておき、勝手に仕事を引き受けるのもなんなので、仕方なく山田を起こすことにした。
「さっさと起きんかい!このヤングにしきのあきらがっ!!」
喪子はうつ伏せに倒れている山田の尻を割り箸で突いた。
269 :
彼氏いない歴774年:2008/10/04(土) 21:13:20 ID:rFZ50GQe
叫べ!グランドリオン!
新雑誌の連載のタイトルが山田の口からついて出た。まるで啓示のように。
山田が担当と仕事の話を始めたので、喪子はハルミの方を向いた。
すると、彼はオマーンと手を取り合って静かに泣いているではないか。
「・・・ど、どうしたのハルミさん、オマーン!?」
「たいした事じゃないのよ。ただ、お爺様からのプロポーズの言葉を聞いて感動しただけ」
ちなみに、祖父がオマーンに言ったというプロポーズの言葉とは・・・
俺の越中ふんどしを一生洗ってくれ!
274 :
彼氏いない歴774年:2008/10/07(火) 12:23:32 ID:xFt3lX2q
それを聞いて喪子も感動した。
しかし、感動のしどころを盛大にはき違えていた。
(へー、ハルミさんのお爺様って、ふんどし派なんだ!
今の世の中パンツのほうが楽なのに、ふんどし派を貫くなんて凛としてて格好いいわ!)
「私も、越中ふんどしマイスターになりたい!」
喪子はそう強く決意し、ふんどしマイスターになるべく放浪の旅にでるのであった
しかし、今はこの部屋から出るわけにいかないので、それは想像にとどめることにした。
かわりに喪子は引き出しから手ぬぐいを取り出し、加速装置を使って一気にふんどしを縫った。
そして、はにかみながらそれをハルミに手渡す。
「ハルミさん、これを身につけて。そして、汚れたら私に手洗いさせて!」
278 :
彼氏いない歴774年:2008/10/09(木) 02:31:30 ID:nnxwFLin
喪子の台詞を聞いたハルミは赤面した。
「そ、それって、もしやアタシへのプロポーズ?!」
「はぁ…」
喪子とハルミのやりとりを聞いていたオマーンが、わざとらしく溜息を吐いた。
「あ〜、ガキの青臭い恋愛なんて見てられないざますね。
あたしは部屋に戻って旦那様と電話の続きをするから、勝手にやってるといいわ〜ミャハッ☆」
肩をすくめ、オマーンはアンティークドアの向こうに去っていった。
「もー、そりゃ84のオマーンから見れば私達なんてガキかもしれないけどさ……」
「口は悪いけど、ばあやはアタシ達に気を利かせてくれたのね。
…それより、喪子。さっきの事だけど、それが喪子からのプロポーズならアタシはOKよ」
ハルミは越中ふんどしを身に付け、バスローブを脱いだ。
その逞しいふんどし姿を見て、喪子は
「あれ…何か違う…」と呟きハルミに背を向けてしまった。
喪子がとびきりの笑顔で自分を受け入れてくれると信じて疑わなかったハルミは
予想外な喪子の態度に驚きを隠せなかった。
「どうして…どうして?」そう訊ねているうちに、ハルミの目からは大粒の涙がこぼれていた。
282 :
彼氏いない歴774年:2008/10/10(金) 07:33:36 ID:b/kP+saF
そこで喪子は何が違うのか気付いた。
たしかに自分はふんどし萌えだが、ハルミに似合うのは越中ふんどしではないからだ。
「ハルミさん、すぐに六尺ふんどしを作るから泣かないで!」
283 :
彼氏いない歴774年:2008/10/10(金) 09:45:20 ID:OF3X44Fc
ソコへまたアンティークな扉が現れた
「大変です。未来が・・・」
284 :
彼氏いない歴774年:2008/10/10(金) 14:10:00 ID:b/kP+saF
青ざめたジュジュとドラだった。
「さっき超能力で予知したら大変なんだよ。助けて喪子姉さん!」
ジュジュの予知した未来とは、こうである。
…50年後、影から日本を牛耳れるほど大きくなった玉木グループを継ぐのはハルミの息子のはずだった。
しかし、ハルミの父の弟が後継者の権利を主張してきて、日本経済を揺るがすほどの争いになるという。
「ジュジュったら何を言ってるの?アタシの父は一人っ子だわ!」
半信半疑のハルミにジュジュが言う。
「それが1年半後に生まれるんだよ、あなたの祖父・金太郎さんとオマーンの間にね…」
「「な、何だってえええええええええっ?!!!!!!」」
喪子とハルミは絶叫した。
286 :
彼氏いない歴774年:2008/10/11(土) 00:37:25 ID:t2ulc9q5
そんなに信じられないなら、実際にご覧になられてはいかがですか・・・
ジュジュに従えている青執事が静かにそう言って
喪子に口づけをした
突然のことに喪子が驚く間もなく、ドラはハルミにもキスをした。
「ああ、私はロボだからキスの数には入りませんのでご安心を。
ともかく、これでジュジュ様の予知ビジョンを見られるようになります」
しかしハルミの嫉妬は凄まじいものがあった
「も、喪子にチューするなんて」
喪子の嫉妬も凄まじかった。
「ドラの奴ハルミさんにキスするなんて何のつもり?あいつロボットのくせにホモなの?
…ハッ!そう考えるとジュジュの傍にいるのも怪しいわ!」
ドラは静かに言った。
「ハルミさんの唇、なかなかでしたよ」
292 :
彼氏いない歴774年:2008/10/12(日) 12:41:44 ID:HTnwzRkU
お前は俺を怒らせた
293 :
彼氏いない歴774年:2008/10/12(日) 18:00:34 ID:IufRXS0d
喪子とハルミの戦闘力が上がっていく。
「「くらえ、エターナルフォースブリザード!!!」」
クロスさせた二人の拳が、凄まじい冷気を伴ってドーラ・ウェ・モゥンに迫る。
ドラは鋼の心臓が初めて悲鳴をあげるのを感じ、思わず身構えた。
ドラがエターナルフォースブリザードの餌食になりかけた瞬間、ジュジュのサイキックバリアが彼を守った。
「喪子姉さんハルミさん、許してあげて!ドーラ・ウェ・モゥンはどうしようもない変態だけど、
僕の大事な相棒なんだ!」
ジュジュはドラの前に立ちはだかり、涙ながらに訴える。
「仕方ないわね。今回だけはジュジュの顔に免じて許すわ……」
喪子達が拳を下ろすと、ドラがゆっくりと立ち上がった。
「やれやれ、喪子さんとハルミさんは短気ですね。そんな二人にこの言葉を贈ります、おちんちんびろーん!」
「…それは喪子と私にしゃぶってくれと言っているのよね?」
ハルミは頬を赤らめながらもまんざらではなさそうだった。
そしてゆっくりとドラの下半身に手を伸ばした。
しかしロボであるドラの股間にあったのは人間のような器官ではなく、練乳入りの瓶だった。
「ジュジュ様が苺なと食べるとき、こうやって濃いミルクをかけてさしあげるのですよ。ふふふ…」
ドラが腰を振ると、ハルミの手に白くベトベトした練乳がかかる。
喪子は呆れた顔でドラを見た。
(ダメだわ、この変態ロボといるとジュジュが変態になるかも…)
ハルミは手にかかった練乳を恍惚の表情で舐め回した。
喪子はそんなハルミの姿を見て、自分の局部が熱く疼くのを感じた。
「ドラ…お願い、私のここにミルクを頂戴…」服を脱ぎ下着を脱ぎ、ドラに詰め寄った。
喪子は自分の口からこぼれる卑猥な言葉に一瞬の間驚いたが
高ぶる感情と疼く身体を抑えられずに、更なる快楽を求めていた。
298 :
彼氏いない歴774年:2008/10/13(月) 01:55:29 ID:UBT2ABX2
そのとき、突然ジュジュがドラをどつき、その音で喪子とハルミは我に返った。
「ドラ、またふざけて練乳に興奮剤を仕込んだね?!後でお仕置きだよ!」
「ふふふ、お仕置きとは楽しみですね。…それはともかくジュジュ様、二人に予知ビジョンを見せなくてもいいのですか?」
ジュジュが右手をかざすと、壁に結婚式の映像が写った。
「これから見せるのが、二ヵ月後の金太郎とオマーンの結婚式だよ」
「・・・別人じゃないの?二人は84歳のはずだわ」
壁にはシンデレラと王子の服を着た30歳くらいの新郎新婦と、それを祝福する人々が映っている。
「数日後に50歳若返ってしまうんですよ。私から盗ったこの道具を使ってね・・・」
と、ドラはポケットからそれを取り出した。その道具とは・・・
精力倍増印の貴美男子
貴美男子を手にしたまま
憂いに満ちた青く美しい瞳を閉じ、何か想いにふける
「騙されないわよ。そんなもので若返ったりするわけないじゃない。」
ハルミは全く信じていない。
喪子は両腕を組み、じっと何かを考えているようだった。
「…そうだわ、それを使ってみれば良いんじゃない。嘘だったら承知しないわよ。」
ドラはニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
「いいでしょう…ではハルミさんこちらへ・・・。」
ドラがハルミを呼び寄せて貴美男子を食べさせようとしたとき、喪子は思った。
(もし本当に五十歳も若返るんだったら、二十六歳のハルミさんは消えちゃうかも!)
「だめっ!ハルミさん、それを食べちゃ…!」
喪子がすんでのところでドラにタックルしたため、貴美男子が宙に舞い……、
「喪子よ、久しぶりに直接様子を見にきたぞ」
ドアを開けて入ってきた喪婆婆(六十歳)の口に入ってしまった。
喪婆婆の体が一瞬白い靄に包まれ、それが消えたとき、
そこには派手なだぶだぶのチャイナ服姿の十歳くらいの女の子がいた。
303 :
彼氏いない歴774年:2008/10/14(火) 19:11:45 ID:OpiajQxP
「何じゃ?みんなどうしてワシを見るのじゃ?」
自分が50歳若返ったのに気付いていないのか、喪婆婆は可愛らしく首をかしげた。
喪子達が唖然とする中、ジュジュだけが喪婆婆にドキドキしている。
「…あ、あの僕ジュジュっていうんだ。君、可愛いね。友達になってください!」
ジュジュ12歳にして、初恋だった。
「可愛い…??何を馬鹿なことを、なぜワシがおまえのような子供に…」
「君が好きになってしまったんだ、僕と……」
ジュジュは生まれて初めて芽生えた感情に困惑した。
目の前の少女を見つめると、気持ちが昂ぶる。
それと同時に、自身の下半身にも昂ぶりを感じた。それもまた初めての感覚だった
「ああ…僕は、僕は一体!!?」
305 :
彼氏いない歴774年:2008/10/15(水) 22:09:24 ID:sy4Q2tVP
「フフ・・・立派になりになりましたな
安心しました。これでジュジュ様が彼女と結ばれれば・・・」
とドラがニヤリと、ジュジュの股関から喪婆婆に目線を移す。
喪婆婆は焼き芋をほおばって
「んがっくっく」と言った。
そんな喪婆婆に鏡を見せながらドラが言う。
「喪婆婆さん、あなたは私の道具で若返ったのですよ。ふふふ…」
「……っ!な、何のつもりじゃ、早う元に戻さんかっ!!」
「不可能です、諦めて10歳から人生をやり直していただくしかありません」
(そして、ジュジュ様の愛を受け入れて二人が将来結婚すれば私の肩の荷も下りるというもの…)
ドラは狼狽する喪婆婆ともじもじするジュジュを交互に見て、いやらしい笑みを浮かべた。
その様子を見ていたハルミはうっとりとした表情で呟いた。
「恋って素敵ね…。」
それを聞いた喪子は、
静かに頷いたが、横目で見たドラのいやらしい微笑みが気になり、ハルミにそっと耳打ちした。
「ハルミさん。ちょっと前から思ってるんだけど、ドラって何か怪しくない?」
「…たしかに、あんな変態ロボと一緒じゃジュジュの将来が少し心配ね」
「それもあるけど、他にも何かありそうじゃない?例えば…」
310 :
彼氏いない歴774年:2008/10/16(木) 21:03:06 ID:aIUUCOr8
恋
「ドラはジュジュが幼い頃から一緒なんでしょ?愛情が屈折して邪な恋心に…ってこともあるかも」
「…ま、まさか恋ってジュジュに?あいつロボのくせに、ショタホモ趣味だというの?!」
喪子を好きになるまで自分もホモだったことは棚に上げて、ハルミは青ざめた。
一方喪婆婆は、しばらく落ち込んでいたが、ようやく立ち直りはじめていた。
「・・・うむ、若返ったところで喪女達を助ける仕事は続けられるし、もう落ち込むのはやめじゃ。
人生を50年得したようなもんだし、この頃のワシは実に愛らしいしのう、カッカッカ!」
と、姿見に向かって笑う喪婆婆を見ていると、ジュジュの昂りが更に増していく。
「ドーラ・ウェ・モゥン、助けて!あの子を見ているとドキドキして体が熱いんだ・・・もう我慢できないよ〜!」
「ふふ・・・、ジュジュ様にもこれを使う時が来たようですね」
ドラはポケットからローションとオナホを取り出し、ジュジュに渡した。
そして、喪子とハルミと喪婆婆、部屋の隅で電話中のグロメン山田を呼ぶ。
「ジュジュ様の初オナニーを、皆にも見ていただきましょう。それが大人になるための儀式なのですよ、ふふふ・・・」
313 :
彼氏いない歴774年:2008/10/18(土) 10:38:05 ID:cb78MQVn
ジュジュを個室へ案内するドラ
もちろん、この個室はドラがポケットから出したアイテムだ
「では、ごゆっくり」
ジュジュを部屋においてドラが戻ってきた。
「あの部屋は360度どこからでも見られるようにカメラが仕掛けてあるんです。
さあ皆でジュジュ様が大人になれるよう見守りましょう。」
そういってポケットから巨大なモニターを取り出した。
「はぁっはぁっ…」グロメン山田の息づかいが荒くなっていた。
「どうしたの山田くん、具合悪いの?」
「…い、いやぁ、何かこの部屋ちょっと暑いよねー」
喪子に問われて適当にごまかしたが、実を言うと山田には少しショタ属性があった。
そこに、ジュジュのような美少年の初オナをかぶりつきで見られるという嬉しいハプニングである。
やがて、小部屋の中のジュジュがおずおずと下着を脱ぎ、
屹立しかけている幼い性器にゆっくりとローションを垂らし始める。
山田は、ボルテージが徐々に上がっていくのを感じていた。
316 :
彼氏いない歴774年:2008/10/19(日) 00:19:37 ID:rV2ezrtk
「んっあぁ・・・はぁはぁ・・・」
ローションにはあの興奮剤が入っており、ジュジュはどんどん高揚し、頭の中が名前も定かではない少女の事で一杯に
そして、山田は先ほど床にこぼれた練乳を手ですくい
若さ溢れる喪婆婆にかけた途端、喪婆婆は老婆に戻った。
「何ぃーーーーっ!」
「ひいいっ!可愛いおにゃのこが幻海師範みたいにいいぃぃいぃっ!!」
「山田さん、その人を押さえつけてください!早く!」
ドラに言われ、山田は混乱したままわけも分からず喪婆婆を羽交い絞めにした。
「こ、こら、離さんかっ!」
「…フフフ。ジュジュ様のため、あなたには10歳の姿でいていただかないと困るのですよ……」
ドラは不敵に笑いながらポケットから貴美男子を取り出し、喪婆婆に近付いていく。
「てやっ」
ドラは勢いよく喪婆婆の口めがけて貴美男子を投げた。
「あたっ」
勢いが良すぎたのか、喪婆婆の口から貴美男子は跳ね返り
なんと隣で大あくびをしていた喪子の口に入ってしまった。
「ゴクン」するとみるみるうちに、
320 :
彼氏いない歴774年:2008/10/19(日) 14:13:44 ID:DVlZw4gm
一歳にも満たない赤子になってしまった。
どうやら若者の場合は、赤子になるらしい。
突然の災難に喪子は抗議の声をあげたが、出た言葉は「バブー!」のみだった。
「大変…!喪子が赤ん坊に…。」ハルミは予想外の出来事におろおろしている。
「練乳をまたかければいいんじゃないか?」グロメン山田は落ち着いて言った。
「そうね!そうだわね!」ハルミは練乳が残っていないか床を探したがもう一滴も残ってはいなかった。
皆の視線がドラに集まる。
「練乳はさっきので最後なんです。でも一つだけ喪子さんを元に戻す方法があります…。
それは本物の人間の男性の精子です。精子を喪子さんに飲ませると元に戻るはずです。
しかしだた飲ませればいいというわけではないのです…。」
そこまで言うとドラは黙りこくってしまった。
322 :
彼氏いない歴774年:2008/10/20(月) 09:40:14 ID:STedo88i
グロメン山田のボルテージは上がりに上がった
幼い子に自分の熱くたぎるものをくわえさせる
「じゃあ、自分がします。元はと言えば自分が悪いんで・・・フヒっフヒっ」
とファスナーに手をかける
グロメン山田きめえぇぇぇぇ!!!!
グロメン山田はおもむろにももひきに着替えた。
やっぱり冬はこれだな。
山田の一連の奇行が終わった後、ドラはポケットから哺乳瓶を出し、ゆっくりと口を開いた。
「…この哺乳瓶に溜めた30回分の精液を、呪泉郷の近くに生息するというピンクの牛の乳と混ぜるのです。
ただし、喪子さんを真剣に愛している男性が喪子さんを想ってシコッたものでなければいけません」
「ふむ、呪泉郷にはワシが行ってこよう」
喪婆婆は頷き、ドラから哺乳瓶を受け取ってハルミに渡した。
「ハルミよ。喪子を元に戻せるのはお前の愛だけじゃ。やってくれるな?」
326 :
彼氏いない歴774年:2008/10/21(火) 05:00:37 ID:mAaJgpm+
やりますか!!!!
威勢良くハルミが答えた瞬間、事を終えたジュジュが部屋から出てきた。
皆でジュジュの儀式を鑑賞するはずが、いつの間にか終わっていたのだ。
「チ、チクショー…」聞こえるか聞こえないかの声でグロメン山田は呟いた。
「じゃ、じゃあ・・・」ハルミは少し恥ずかしそうにしながら部屋に入っていく。
出てきたジュジュの顔はつやつやと輝いていて、その顔を見たグロメン山田は
この美しく幼い少年を自分の物にしたいという欲望に駆られた。
この出来事が、のちの連続少年レイプ魔グロメン山田誕生のきっかけである。
という白昼夢を山田はみていた
ジュジュをレイプしたいというのはあくまで山田の妄想であり、実行することは生涯なかった。
もし彼にそんな実行力があったなら、既に彼は塀の中の住人である。
充子に逆レイプされて付き合う前に一度だけソープに行ったことがあるものの、
それ以外の相手との経験は一生涯ありえなかった。
それはともかく、ジュジュは初恋の少女が消えていることに気付き、いたく消沈した。
幸いにも喪婆婆は、彼とすれ違いで呪泉郷に出かけてしまっている。
そんなジュジュに、赤子の喪子を背負ったドラが声をかける。
330 :
彼氏いない歴774年:2008/10/23(木) 20:38:32 ID:VOyH4mvL
「ジュジュ様、初めてにしては良い自慰でしたね。記念に録画しておきましたよ、ふふふ…」
その言葉にグロメン山田が瞳を輝かせる。
「そ、それ俺に売ってくれ!10万までなら出すからッ!!」
331 :
彼氏いない歴774年:2008/10/23(木) 20:47:47 ID:WFx/OyzT
このゲスが!近寄るな
お前にはコレで十分だ
ドラのセクシー写真だった
「ハァハァ…」山田のモノがいきり勃つ
ドラの写真は、半裸で胸のハッチを開けて心臓に当たる回路を露出させ、妖しく微笑む物だった。
ガノタ歴が長いだけあって、山田はメカにも欲情出来る性癖の持ち主だ。
ちなみに彼の欲情の対象は多く、今までオカズにした種類は7つ。
普通に若い女性、ロリ、ショタ、メカ、自分が描く漫画のキャラ、若い頃の実の母の写真、
そしてもう一つは……。
他の誰でもないグロメン山田自身であった。
山田は全裸で鏡の前に立ち、自分自身すなわちもう一人の自分に犯されている瞬間を想像しては
日夜情事に耽っているのであった。
そしてまもなく山田の想像していた自分自身に犯されるという夢がドラによって叶えられようとしていた。
「フフフ、山田さん。写真のおまけにこれも差し上げましょう。鏡に映った自分を実体化する道具です。
これを使えば、一時間だけもう一人の自分に仕事や勉強を手伝ってもらえますよ」
ドラはいやらしい笑みを浮かべ、山田に手袋を渡した。
手袋をはめた掌を鏡に押し当てると、鏡の中の自分を引っ張り出せるのだという。
長年の夢が叶うという喜びに、山田の股間がさらに疼いた。
337 :
彼氏いない歴774年:2008/10/25(土) 18:29:59 ID:t3C//l4J
鏡にいる自分をゆっくり引き出す
鏡の中から出てきたミラー山田は、おもむろに下半身を露出させた。
「さあ、早く俺を愛してくれ!めちゃくちゃに…!」
山田はそう言ってミラーに熱い視線を向けたが、ミラーはそれを無視して部屋を見渡す。
山田と違ってやや左曲がりの剛直を震わせつつ、彼は飢えた表情で唸った。
「うおぉ…女を抱きたい、若い女をよこせえええ!」
しかし部屋には山田と少年とロボと赤子(と、小部屋でオナ中のハルミ)しかいない。
だがその時、アンティークドアから充子が顔を覗かせた。
「山田ッチ、戻ってきなよ〜。なんか松崎しげるの歌にも飽きたし、オマーンは昼寝中だしマジで暇なんですけど〜」
充子を見て、ミラー山田の瞳が妖しく光った。
339 :
彼氏いない歴774年:2008/10/25(土) 20:20:44 ID:t3C//l4J
ミラー山田はちょっとイケメンだった
読者の方々の中にも
よく写真ではガッカリなのに、鏡の自分は美しいという体験をされている方もいらっしゃるのではないか?
つまりそういう事だ
340 :
彼氏いない歴774年:2008/10/26(日) 01:23:27 ID:DscuIcbj
「やーん、どうしたの?今の山田ッチ、なんかイケてね?」
充子は頬を染めてミラーに駆け寄った。
ミラーは待っていたとばかりに彼女を抱き寄せ、胸と尻をまさぐりはじめる。
山田はミラーと充子に激しく嫉妬した。
「やめろ、充子は俺の彼女だ!」
二人を引き離そうとする山田にミラー山田はしれっとした顔で言った。
「俺はお前でお前は俺だ。だから、お前の女は俺の女でもある。抱く権利は俺にもあるはずだ」
「ダメだ、充子に手を出すな!代わりに俺に凌辱の限りをしつくしていいから…というか、してくれぇっ!!」
342 :
彼氏いない歴774年:2008/10/26(日) 19:45:30 ID:q64NHOse
ミラーの目線は山田の手に注がれた
吉良吉影…
344 :
彼氏いない歴774年:2008/10/27(月) 16:19:19 ID:AZ9Xr7U/
345 :
彼氏いない歴774年:2008/10/27(月) 22:03:04 ID:2KsI+rqX
山田はそう呟き、ミラーの視線から自分の右手を庇った。
吉良吉影が手の美しい女性を狙ったように、ミラーが自分の手を見て良からぬことを考えたと思ったのだ。
少女漫画家として、商売道具を傷付けられるわけにはいかない。
「お前が望むなら、マニアックなプレイをしてくれてもいい。でも、右手を傷付けるのだけは勘弁してくれ!」
しかし、ミラーの口から出たのは意外な言葉だった。
おまえの手はもう傷付いている
いつの間にできたのか、山田の手には無数の切り傷が。
「消毒してやろう」
ミラーはツーステップであっという間に山田の元へ近づき
レロレロレロレロレロレロレロレロ
イジリー岡田の至高の芸を彷彿とさせる舌さばきで
山田の右手を舐め回した。
「アッアッアッ…」
手を舐められただけなのに、ミラーの超絶テクニックで今にも山田は昇天しそうだ。
349 :
彼氏いない歴774年:2008/10/28(火) 01:18:11 ID:398wVuJL
山田くん、座布団全部持っていって!
そういったところで昇天お開き
恍惚の中でそんな声が聞こえた気がして、山田は我に返った。
「ふ、ふざけるな、ミラー!充子を返せ」
「嫌だ、女は俺のものだ!」
「…まあまあ、お二人とも。ここはひとつ、勝負をして勝った方が充子さんとイチャイチャするのはどうですか?」
睨み合う二人の山田の間に割って入ったのは、ドラだった。
「勝負って何を…?!」
乳首相撲
「乳首相撲・・・だ・・・と?!」
「乳首に洗濯バサミをつけて引っ張り合う、互いの乳首を擦り合わせて相手をイカせる、
乳首に蜂蜜を塗ってどちらに赤子が吸い付くかを競う・・・以上の三回勝負で二勝したほうが勝ちです
私の故郷イタリアでは男の真剣勝負の定番ですよ、フフフ・・・」
ドラはニヤリと笑いながら、山田とミラーの両乳首に洗濯バサミをつけた。
「それでは乳首ファイト、レディ・ゴー!」
掛け声と同時に山田は勢い良く一歩後ろに下がった。
バチン!
山田の乳首から洗濯バサミが外れた。「アッアッアァ〜〜ン!」
山田が悶える。
「そんなに勢い良く動いたら外れるに決まってるじゃない。馬鹿ね!」
充子は蔑んだ目で山田を見ている。
「ちっ…迂闊だったぜ…」悔しがる山田だが、勝負を捨てて快楽を求めたのは言うまでもない。
354 :
彼氏いない歴774年:2008/10/28(火) 22:05:22 ID:d2Z5ZX4I
きめぇ山田wwww
「ふふ。ああ、ああ!滑稽だねえ」
ミラーは唇を引きつらせて誇らしげに笑った。
「次も、もちろん勝たせてもらう」
356 :
彼氏いない歴774年:2008/10/28(火) 22:21:55 ID:T5Ux37H1
さぁ!続いては乳首擦りつけ対決です!
山田とミラーの乳首が今ひとつに重なった。
この時点で山田の乳首は堅く縮こまっている。
山田(うっ、さっきの洗濯バサミの余韻が…)
山田は早くも喘ぎそうになったが、下唇を噛んで必死に堪える。
「ほら、どうだ?さっさとイッて負けを認めろ!」
余裕の表情で果敢に胸を擦り付けてくるミラー。
しかし山田は、ミラーの吐息が自分よりも悩ましげに乱れていることに気付いた。
(俺とミラーは性感帯も同じはず。・・・ならば、あの方法が効く!)
もう一戦も落とせない山田は、快楽を捨てて秘策を試してみることにした。
358 :
彼氏いない歴774年:2008/10/29(水) 22:20:15 ID:apHgi78W
山田はまず、自分のオカズ対象ではない屈強な褌野郎たちを思い浮かべた。
そして三三七拍子のリズムに合わせ、洗濯バサミのダメージが比較的少なかったほうの乳首でミラーを責めはじめる。
「ソイヤ、ソイヤ!漢の喧嘩乳首だワッショイ!」
山田の脳内に、いつしか北島三郎のまつりと兄貴たちのかけ声が響いていた。
「…っぁ、うあ…あっ、ら…めぇ!」
激しく責められ、ミラーの喘ぎとともに股間から先走り汁がにじみだす。
それを確認し、山田はさらにスパートをかけた。
はぁ〜〜ぁあああん〜まつり〜だまつりだ〜
北島三郎の伸びやかな声が山田の頭の中に響く……
はぁ〜ぁあん……はぁ〜ぁあん…
……違う、これは……
「はぁぁぁぁぁあん!!はぁぁぁぁぁあん!!」
これはミラーの絶頂間近の声だ!
「男ラオラオラオラオラ!!」
山田が汗を流し動く姿はコアリズムの二人も真っ青だろう。
「………!?うぎゃああん!!!!!」
赤子のような声を出しミラーは、逝った。
勝った…!
と山田は確信した。だがしかし、彼は己でも気づかぬ間に
人知れぬ新たな快感への扉を開いていたのだった。
「いはっんぁううぅぅぅんっ!」
そして山田もまた尽き果てたのだった。
そうつまり、この勝負は引き分け。
362 :
彼氏いない歴774年:2008/10/30(木) 12:56:07 ID:NXx0HFWS
勝利を確信していた山田はショックだったが、そんな彼に救いの声が。
「んー、先にイッタのはミラーだし、山田ッチが勝ちで良くね?」
「そうですね、では勝者は山田さんです!」
「ありがとう充子!俺の勝利の女神よ!」
こうして山田は、しばらく…というか一生充子に頭が上がらなくなるのだった。
そして三回戦が始まる。
「ふふふ…。」ドラがまずミラーの乳首に蜂蜜を塗った。
なんといういやらしい手つきだろうか。たっぷりと指に蜂蜜をつけてミラーの乳首をこねくり回す。
「はぁぁんっうはぁっんんんっ…」
さっき果てたばかりのミラーの肉棒が瞬く間に回復し、ビクビクと波打っている。
そんなミラーの姿を見ている山田は波打つ肉棒と、甘い香りを放つ乳首を交互に見ながら
今にも爆発しそうな自分自身の股間にあるものを手に掛け必死でしごいている。
(あぁ…乳首でも股間でもどちらでもいい…しゃぶりつきたい…)
364 :
彼氏いない歴774年:2008/10/30(木) 21:38:56 ID:zjfeF0Du
ワロタwwww
もっと書き込み増えろwwwwww
ドラがミラーに続いて今度は山田の乳首に蜜を塗っていく。
「はふ…んぁぁっ!」
ネットリとした感触に恍惚の息を漏らしながら、山田はミラーを見た。
ミラーもまた、熱っぽい視線を山田におくっている。
悩ましげに視線を絡ませあう二人を見て、喪子とジュジュは軽く吐き気をもよおした。
「ううっ…二人とも気持ち悪いよう……」
「バ、バブー……(山田くんキモすぎ、サイテーだわ……)」
そんな喪子を不意にドラが抱き上げる。
「三回戦は、先に喪子さん(赤ん坊)に乳首を吸わせたほうが勝ちです。
どんな手を使っても乳首に蜂蜜以外を塗ってもいいですが、自分から喪子さんに触れるのは禁止です」
「バブッッ?!!(な、何よそれっ?!嫌すぎるううぅっ!!)」
366 :
彼氏いない歴774年:2008/10/31(金) 20:00:35 ID:Sxm7dGij
喪子は泣きそうになったが、非情にもドラは三回戦のスタートの合図をした。
「ほ〜ら喪子おいで、俺の乳首は美味しいぞ〜!チュッチュしておくれ」
「いや、俺の乳首のほうが蜂蜜+ザーメンで極上の味だ。舐めてごらんよベ・イ・ビ・ー」
山田は指をしゃぶりながらセクシーポーズをとり、ミラーは乳首に己の精液を塗ってウインクした。
367 :
彼氏いない歴774年:2008/11/01(土) 08:05:21 ID:tmAWsqID
ドラえも〜ん!
喪子は心の中でドラに助けを求めたが、ドラは鼻歌交じりで楽しそうに山田たちを見ている。
「バブ…!」(この変態ロボめ、元の姿に戻ったら絶対ボコッてやる!)
喪子がいっこうに動かないので、山田とミラーのセクシー(?)挑発はさらにエスカレートした。
何を勘違いしているのか、山田は全裸になって自分の乳首を撫でながら喘ぎ、ミラーは…
自分で自分の乳首が舐めれないものかと、必死で顔を乳首に近づけ舌を伸ばしていた。
なんともマヌケな姿であった。
(どうしよう…絶対どっちも舐めたくない!)
喪子はなんとかしてこの状況から逃れようと頭をフル回転させ、ひとつを名案を思いついた。
370 :
彼氏いない歴774年:2008/11/02(日) 02:18:14 ID:qk8s+ihH
充子に目をやる
371 :
彼氏いない歴774年:2008/11/02(日) 03:23:23 ID:F69kZWQi
充子はスイーツ(笑)だが、小さい子と動物にはわりと優しい。
そしてゆとり脳なので、目の前の赤子が姉だと気付いていなかった。
それを利用して乳首舐めを止めさせてもらうつもりだ。
喪子は充子の傍まで這っていき、可愛い仕草で泣きはじめた。
「ふぬぅぅぅぅ!!!」
ブリブリブリ
大地を引き裂くような音がした。やがて漂う異臭。
可愛い仕草で泣き始めた筈の喪子は
自分でも何をしたのかよく分からなかった。
ただこの生暖かくとろみのある湿った感触。
「ちょっとー、この子うんこ漏らしちゃってるんですけどー!」
充子が顔を顰めながら喪子を抱き上げ、ジュジュにに押し付ける。
そう、喪子は赤ん坊の尻の緩さを忘れていたのだ。
恥ずかしさと情けなさで、喪子は本格的に泣いた。
「ドーラ・ウェ・モゥン、助けて〜!僕オムツ換えなんて出来ないよ〜!」
「おやおや、仕方ないですね。それではオムツを換える間勝負は中断ですよ、ふふふ」
「「ちょっと待った、ぜひ俺にやらせてくれ!お漏らしオムツ、ハアハア…!」」
ドラがポケットから紙オムツなどを取り出すと、山田とミラーが興奮しながら言った。
376 :
彼氏いない歴774年:2008/11/04(火) 21:55:48 ID:8sNRpBof
ほいっとな
ドラは新しい紙オムツを放り投げた。
オムツは天井付近にふわふわと浮いている。
「それを取って私のところに持ってきた方にオムツがえの権利を差し上げましょう」
醜い奪い合いを始めた山田とミラーを見て、ジュジュがドラに訊ねた。
「ねえドーラ・ウェ・モゥン。あの二人はどうしてオムツがえがしたいの?どうして興奮してるの?」
ウンコを漏らしたあまりのショックに喪子は死んだ。
379 :
彼氏いない歴774年:2008/11/05(水) 11:53:15 ID:qB9XT9qe
…ような気持ちになったが、人前で漏らすのは初めてじゃないし…今は赤子だし、
別にたいした事じゃないわ、と思って泣き止んだ。
(…ともかく、山田くんにオムツがえされるのは嫌だわ!変態だから何するか分からないし…)
と、そのとき、小部屋から疲れた顔のハルミがフラリと出てきた。
380 :
彼氏いない歴774年:2008/11/05(水) 18:36:16 ID:gAC0xfvL
「…ふう、とりあえず10回連続でしたけど疲れたから休憩よ。…ところで何かあったの?」
賢者タイム中のハルミは、山田たちをとりあえず無視して喪子を抱いたドラに近寄る。
「…あら、喪子ったらお漏らししちゃったのね。今は赤ちゃんだから仕方ないわ。ドラ、アタシに任せて」
ハルミはドラから喪子とオムツがえセットを奪い、何のためらいもなくソファーの上に寝かせた。
好きな相手にお漏らしの始末をされるなんて…と喪子は恥じらったが、
山田たちにされるよりはマシだと思い、少しだけ安堵した。
「さあ、喪子。お尻をきれいにしてあ・げ・る♪」
「ちょっと待て、玉木イイイイイイイッ!!!」
ハルミが喪子のオムツを外そうとしたとき、山田とミラーが眼を血走らせてそこに割り込んできた。
完
次号は喪女による喪女の為の
本格的な官能小説が始まります。
お楽しみに!
と、山田が言ったので、ハルミは憤慨した。
「ふざけんじゃないわよ!リレー小説で死にネタと突然の完結は禁止!
不満があるならどうしてほしいか言いなさい!」
山田が望むのは、自分が主役でここの全員にモテモテ設定の、
やりまくり18禁ハーレム官能話だという。
「手始めに赤ちゃん喪子にエッチないたずらをさせろー!」
「これは喪子がアタシと幸せになって喪女充を目指す話よ、あんたはただの変態脇役なの!」
ハルミは、飛び掛ってきた山田の顔に取り替えたばかりのウンコおむつを投げつけた。
「びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛!!!1」
山田はおもちゃを放り投げられた猫のようにおむつに飛びついて鼻先を擦り付けた。
以外!山田の趣味、それはスカトロであった。
だが喪子にとっても読者にとっても、山田の変態性癖は
どうしてお腹がすくのかな?けんかをすると減るのかな?よりもどうでもいいものだった。
彼女はただ、新品なおむつの感触を確かめるように尻をぷりぷりさせていた。
まるでこれは生命の息吹。尻から得る安心感。
ハルミが穏やかに喪子を抱き上げる。
「ふふっ、喪子かわいい。待ってて、アタシがあと20回抜いて喪婆婆がピンク牛乳を持ってきたら、
すぐ元に戻れるからね。そしたら、今度こそ喪子を喪女充にしてあげたい…」
そう言って微笑んだ時、不意にハルミの腹が鳴る。
連続10回もオナれば無理もないが、料理を作れる喪子は生憎と赤ん坊だった。
「あの…誰か喪子の他にご飯作れる人、いない?」
ハルミが皆に訊ねると、ドラが静かに手を上げた。
「…ふふふ、カレーで良ければ私が作ってさしあげますよ」
387 :
彼氏いない歴774年:2008/11/07(金) 01:58:05 ID:OF39uoNM
ドラがキッチンに行って十分ほどたつと、美味しそうなカレーの匂いがしてきた。
「あれ、いくら何でも早すぎない?」
ハルミが喪子をあやしながらジュジュに聞くと、彼は何故か青ざめていた。
「ドラのカレーは美味しいけど、作り方に問題があるんだ…」
その作り方とは……
材料を口から入れる
→体内の調理マッシーンで作成
→出来上がったら、尻or口から出して配膳
→ドラはロボだから汚くないよ、さあ召し上がれ♪
ハルミとジュジュがこっそりキッチンを覗くと、ドラがホカホカご飯の上に跨って力んでいた。
香ばしいカレーが下品な音とともに放出されていく。
ちなみにご飯だけは喪子が炊いておいたものなので、セーフだ。
「ウェェーィィィィッッ!!!」
ハルミが英語でドラの力みを遮ろうとする。
「おや、ハルミさん。もう少し待ってくださいね。あと5センチ程で出るので…」
ドラは再び力み始める。しかし、そのとき奇跡が起きた。
ドラのポケットからアンティークドア(スペア)が転がり落ち、炊きたてライスの上にバタンと音を立て、そして…
ガチャッ
「っつーか、いい匂いすんな、おい」
ドラのケツの下に松崎しげるが出てきた…
しげるの口にドラの尻から出てきたカレーが命中する。
「おいおい何だよ、うめーな。もっと食わせろよ!」
しげるはそう言って、何のためらいもなくカレーを食べ始めた。
「ふふ…喜んでいただけて何よりです。さあ、しげるさんに負けずハルミさん達もどうぞ」
ドラは妙に爽やかな笑顔で、ハルミとジュジュにカレー皿を差し出した。
392 :
彼氏いない歴774年:2008/11/08(土) 16:04:32 ID:JnwIVX1y
美味しそう
と言って、カレーの匂いを嗅ぎつけて来た山田が皿を二つとも受け取った。
「あっちで充子と食べよう、うんこもいいけどカレーもねっ!」
と、ウインクした山田の鼻の頭にはうんこが付いていたが、ジュジュは見なかったことにした。
「あれ?充子姉さんと二人って、ミラーはどうしたの?」
「さっき1時間のタイムリミットがきて、鏡の中に戻ったよ。だから充子とカレー食べてイチャつくのは俺、
結局、赤ちゃん喪子のおむつを満喫したのも俺!俺Win!俺の凄さは世界一イイイイイッ!」
394 :
彼氏いない歴774年:2008/11/09(日) 01:45:47 ID:cVQMrhU4
一人で盛り上がる山田にドラが気をとられている隙に、ハルミとジュジュはご飯とふりかけを掴んだ。
そして、こっそりとキッチンから逃げ出そうとする。
395 :
彼氏いない歴774年:2008/11/09(日) 01:50:43 ID:RTI9rMSD
あの山田ってミラーじゃ・・・
まさか、そんなわけないわよね
喪子はハルミの腕の中で温もりに抱かれながら
思った
ハルミ達が部屋に戻ると、山田の言うとおりミラーの姿はなかった。
そこに充子が話しかけてくる。
「あれ、カレーじゃなくてふりかけごはん?つか、山田ッチまだ?腹へってんですけど〜」
「…ああ、山田はまだキッチンよ。ところで、ミラーが鏡の中に戻ったって本当なの?」
充子の答えは、意外なものだった。
「戻ってないよ。てか、なんつーか…さっき山田ッチとミラー君が合体して、
一人の山田ッチになったみたいな…。ま、ちんこの大きさ同じだからそれでいいけど〜」
397 :
彼氏いない歴774年:2008/11/10(月) 18:20:02 ID:V7crNNdC
「ばぶーっ!」「なんですって?!」「ええーっ!」
充子はさらりと言ったが、喪子達は驚きを隠せなかった。
「ふ、二人が合体したってことは、今の山田は変態度も以前の二倍ってことじゃないっ!!」
「バブバブッ!?」(まさか、ウザさも二倍なの?!)
そこに、カレー皿を持った山田とドラと松崎しげるがもどってきた。
398 :
彼氏いない歴774年:2008/11/11(火) 01:17:03 ID:M19kuycw
「さあ皆さん、私のカレーをどうぞ。あ、喪子さんにはミルクを作りましたよ、ハルミさん、飲ませてあげてください」
と、ドラはハルミに哺乳ビンを渡す。
「バブ……」
喪子が不安げにハルミとドラを見た。
カレーの作り方に問題があっただけに、安全な物かどうか気になる。
ドラはフフッと笑い、喪子の気持ちを見透かしたように言った。
400 :
彼氏いない歴774年:2008/11/12(水) 13:42:05 ID:xxCWgMeA
「おや喪子さん、粉ミルクでは不服ですか?本当はハルミさんのちんこミルクを直飲みしたいと?」
401 :
彼氏いない歴774年:2008/11/12(水) 19:26:31 ID:Ro+bUO4s
「ば、ばぶっ!」(ち、違うわよ!私はドラがケツから出したミルクだったら嫌なだけ!)
そのとき、ドラに華麗な飛び蹴りをくらわした者がいた。
「ドラ!いくらなんでもちょっと変態すぎるよ!」
ジュジュである。
ジュジュはさらに昏倒したドラに…、
馬乗りになり往復ビンタではなく拳でドラの両頬が腫れるほど殴った。
403 :
彼氏いない歴774年:2008/11/12(水) 22:48:08 ID:nREfp2Gc
「きかないなあ〜♪」
ジュジュがふりおろした拳を掴み、抱き締め、転がり、上に覆い被さる
そしてジュジュの股ぐらに手を当てて、ニヤリ
「後で相手して差し上げますから、それまで良い子でいるんですよ、フフフ・・・」
熱い口づけを交わし、ジュジュの顔をいとおしげに見つめる
ジュジュは涙ぐんでいる
クソがッ…
吐き気がする…!
それに、頭痛もだ…!!
そのとき一頭の子チワワが…!
なんで大亜門のキャラがこんな出てんの?
神視点(読者)からの声が聞こえた気がする。
しかしそれは海の漣であった。
ハルミはドラに弄ばれて嗚咽を漏らすジュジュに駆け寄った。
「ジュジュ可哀想に…、どうしてあんな変態ロボがあなたの養育係なの?」
「僕達エスパーは、暴走しないように、イタリア政府が作った養育ロボに監視されて育てられる。
だから、大人になるまで僕の家族はドラだけなんだ。それに、ドラが変態になったのは僕のせいだし…」
ジュジュの言葉に、ハルミと喪子は目を丸くした。
「それ、どういうこと?ドラは元から変態じゃなかったの?!」
「…うん、三年前…僕が九歳のあの日までは真面目だった。だけど……」
そう、あれは暑い夏の日…
「避暑地…ですか?」
今とは全く違う真面目な顔つきのドラが聞き返す。
「そう!避暑地!今年はすごく暑いからね、涼しいとこいこーよ二人で!」
まだまだいたいけな表情をしたジュジュは提案した。
「ジュジュさん………。わかりました、いいでしょう。いつも真面目に頑張っていますし、たまには息抜きしないとダメですからね。」
ドラは穏やかな表情で返す。
「でも、避暑地といっても何処も混んでるのでは…」
ドラの心配は幼いジュジュの声で途切れる。
「あそこがいいよ!あそこなら空いているはずだよ!」
あそことは……?
410 :
彼氏いない歴774年:2008/11/14(金) 01:16:28 ID:Mv88Bs9B
フランスの片田舎にある、アターミ・ヒホーカン村
411 :
彼氏いない歴774年:2008/11/14(金) 01:34:18 ID:DwHVIMwh
エントランスには金塊で作られた馬の像。
猛り狂う股間も当然金ピカに光っている…
ドラはそれを見て豹変した。
「…さぁ…これを私のものだと思ってお舐めなさい」
ジュジュは怯えた。
「え!?どうしたのいったい…」
「つべこべいわず舐めるんだよ!」
ドラは声を荒げた。ジュジュは仕方なく、どうしてこんなことを、という疑問を頭の中から拭い去れないまま黙って馬の像の秘部に舌を進めた。
(ひゃっ…つめた…)
最初におそるおそる一舐めしたあと、徐々にその速度を速くしていく。
「…いいぞ…その調子だ…」
ドラはそうつぶやいて自分のイチモツを自らしごきはじめた。
「ちょ…ドラ、何やってるの?」
「喋るな!!!続けろ!」
ジュジュが舌を離して声をかけた瞬間ドラがそう罵声を浴びせた。
「お前はな、黙って俺のいうとおりしてりゃあそれでいいんだよ…」
ジュジュは仕方なく馬の像の秘部を再び舐めはじめた…
413 :
彼氏いない歴774年:2008/11/14(金) 14:21:13 ID:6+DBb6MW
そこへフランス貴族が通りかかった。
彼の名は・・
そしてリアクションは・・・
フランス貴族―ピエール・ルネ・ド・ジャンヴァルジャン三世は、ドラとジュジュを見て驚愕した。
「オ〜ゥ!どうしたのデスか、ムッシュー達?!」
「…こ、この黄金の馬像を見てから、ドラが変なんだ!…あ、彼、実はロボットなんだけど」
それを聞いて、ピエールはウザいくらい大げさに天を仰ぐ。
「ノン!ノーン!ロボットをこの馬像に近づけてはいけないデス!これを見たロボは、稀に狂ってしまうデス!」
「ええっ?!そ、そんな、僕がそれをよく調べずにここに来たせいでドラが…!」
落胆して涙ぐむジュジュの肩に、ピエールが優しく手を載せる。
「少年よ…、元に戻す方法が一つだけありマース!」
「ええっ!本当なの、お兄さん?!」
「ただし、危険な方法デス。失敗すれば、もっと壊れるかもシレナイ。あなたの命も危ないデス!
…それでも良ければ、ミーについていらっしゃい」
ピエールが言う、ドラを直す危険な唯一の方法、それは……。
415 :
彼氏いない歴774年:2008/11/14(金) 21:47:45 ID:1IWRZaUd
ドラの肉棒からミルクをいただくことであった
しかし、ロボであるドラの股間にあるのは、肉棒ではなく男性器を模したアタッチメント。
どうやって射精するのかと困惑するジュジュに、ピエールが言った。
「要は似たような満足感を得られれば良いのデース。あなたのロボの股間にあれを付けて飲み干してになさい」
と、ピエールは売店のとある売り物を指差す。
それは、アターミ・ヒホーカン名物チンコシェイク。
世界一の大きさを誇るフランス人の平均サイズのちんこ形容器に入った、バニラシェイクであった。
「これを飲むだけで満足感が得られるの?」ジュジュが半信半疑で聞き返すと
「ノンノンもちろんそれだけじゃありまセ〜ン」ピエールが返す。
「ロボには特別な快感システムがありマ〜ス。ロボが人間のように快感を求めて
性欲の塊にならないように、普通の人間より快感を感じにくいようになってるのデ〜ス。
チンコだけじゃダ〜メデ〜ス。」
「そんな…子供の僕にはどうしたら良いのか…。」
「同時に肛門を貫き突きまくるのデ〜ス。あの馬像の黄金チンコで!」
ピエールに言われ、ジュジュは馬像の股間についている金属バットのような逸物を見た。
「…そんな!あんなに大きいのをお尻に入れたら、ドラが壊れちゃうよ!」
「…少年よ、辛いデショウ。でも、そうするしかないのデ〜ス…」
ジュジュはしばらく考え、そして…結論を出した。
「…わかったよ。先ずはドラのお尻に馬のチンコを挿入するから、手伝ってください」
419 :
彼氏いない歴774年:2008/11/15(土) 23:09:01 ID:ABCjFt31
「ぬふぅ!?」
「ぬふぅ!?」
そこへ通りかかったガチホモ武士兄弟。
驚きの声までハモっていた。
喪女道はシグルイなり。
ガチホモ武士兄弟がハアハアしながら見守る中、ジュジュとピエールはドラの尻を馬像のモノにあてがった。
「さあ、このまま挿入するデース!そぉ〜れっ!」
「ごめんねドラ、痛いかもしれないけどちょっと我慢して!」
「ヒギイイイイイイイイッ!!」
ジュジュ達がドラを押さえつける腕に力を込める度、
正に馬並みなモノがずぶずぶとドラの菊穴を犯していく。
ドラ……ドラ……!
誰だろう?私の名前を呼ぶのは?
失われつつある理性の記憶の中でドラは思う。
ああ、あれは私のジュジュ…真面目で頑張り屋のジュジュの声だ…
「ごめんね……」
ジュジュ…なんで謝るのですか?
遠くから聞こえるジュジュの声にドラは首をかしげる。
「私がこうなったのはロボットなのに無知であったからです。決してジュジュは悪くありません。
逆に私がジュジュに謝りたいくらいです。醜い私の姿を見せて怖がらせてすみません…」
蟻の涙程となってしまった理性の中でドラは呟き、泣いた。
「すみません…もう限界みたいです。私は壊れてしマウ……」
真面目なドラの最期の言葉だった。
ドラの目がカッと見開いた。
「…!?…ドラ…」
ジュジュがドラに声をかけようとしたそのとき
「これよっ!!!!!これなのよぉぉぉぉ!!!!!!」
ドラはもっと壊れてしまった。
422 :
彼氏いない歴774年:2008/11/16(日) 00:27:45 ID:0fzpNDzy
???「「「「ドララー♪」」」」
なにやらかわいらしい声が複数・・・
それはドラの妹たちであった
「あぁ…ドラミ、ドラコ、ドラにゃんじゃないか」
「お兄様、なにやら楽しいことをしているようですね」
「お手伝いして差し上げますわ。」
「にゃんにゃんっ」
3人の妹たちはドラより先に性に目覚めていたようである
ドラにすりよると、それぞれに奉仕し始めた
「うはぁぁん、気持ち良いよ!ドラミ!ドラコ!ドラにゃん!もっと私を気持ちよくしておくれ!」
「「「お断りします、この変態お兄様がっ!!!」」」
パーン
パーン _,,_ パーン
_,,_ (・д・) _,,_
( ・д・)U☆ミ(・д・ )
⊂彡☆))Д´☆ミ⊃
,,∩彡☆☆ミ∩,,
( ) パーン ( )
パーン パーン
妹達は一斉にドラを引っ叩き、勝手に売店でショッピングを始めた。
「…ド、ドラ?大丈夫?!」
心配げなジュジュに、ドラは壊れる前と同じ真面目な表情で言った。
「フフフ、平気ですよジュジュ。おちんちんびろーん!」
「な、なに変態みたいなこと言ってるの?ちっとも平気じゃないよ、変だよ!」
「嫌だなぁ、変態ではないですよ。仮にそうだとしても変態という名の紳士ですよ、フフフ…」
「…ハルミさん、こうしてドラは変態紳士ロボになってしまったんだよ。僕のせいなんだ…」
ジュジュはハルミにドラが変態になった経緯を話し終え、自嘲的な笑みを漏らした。
425 :
彼氏いない歴774年:2008/11/16(日) 18:16:41 ID:qo3krMSW
おかげで、最近はこんな関係もありかなって・・・
あ!ドラには内緒にしておいてくださいね。
ある男が、自分を愛している3人の女の中で
誰を結婚相手にするか長いこと考えていた。
そこで彼は3人に5000ドルずつ渡し
彼女らがその金をどう使うか見ることにした。
一人目の女は、高価な服と高級な化粧品を買い、最高の美容院に行き、
自分を完璧に見せるためにその金を全て使って こう言った。
「私はあなたをとても愛しているの。だから、
あなたが町で一番の美人を妻に持っているとみんなに思ってほしいのよ」
二人目の女は、夫になるかも知れないその男のために新しいスーツやシャツ、
車の整備用品を買って、 残らず使いきる と、こう言った。
「私にとってはあなたが一番大切な人なの。だからお金は
全部あなたのために使ったわ」
最後の女は、5000ドルを利殖に回し、倍にして男に返した。
「私はあなたをとても愛しているわ。 お金は、私が浪費をしない、
賢い女であることをあなたに分かってもらえるように使ったのよ」
男は考え、3人の中で一番おっぱいの大きい女を妻にした。
ハルミと喪子が複雑な気持ちでドラを見ると、彼は山田達相手に↑のような小話を披露していた。
「ジュジュがありだって思うなら良いけど…、何かあったら相談してね。
喪子の弟であるあんたは、アタシの弟も同然なんだから」
「ありがとう、ハルミさん。…さーて、僕達もみんなと一緒に食事にしようよ!」
その数分後、皆で食事中にドラがポケットから新しい道具を出した。
「お食事中すみませんが、いいですか?ちょっとミラーと合体した山田さんの変態度が気になって…」
それは、変態度を数値にして表すことが出来るスカウターで、名前は…
オラクルベル
「オラクルベルをさっそく使ってみましょう」いそいそと山田に機械を向ける。
なぜかその機械は男性器の形をしていた。
それをみるなり山田は、オラクルベルが肛門に挿入されるという想像をして自身のイチモツを勃起させていた。
430 :
彼氏いない歴774年:2008/11/17(月) 20:41:25 ID:FXTbZdzN
その横から、ガチホモ武士兄弟の弟がイチモツを
「ちぇすと〜〜〜〜〜〜〜!!!」
と切り落とした!!
何故そんなことをしたのか?
それは勃起したちんこがあったから!!
モノゴトに理由は必要無い!!
何ということでしょう。
あの太くて邪魔だったイチモツが日の当たる収納スペースに…!
山田はショックを受けた。
しかし、よく考えたらガチホモ武士兄弟はジュジュの回想に出てきた人物。
山田は我に返り、股間を探った…イチモツを切られたのは白昼夢で、そこには変わらぬモノが!
安堵する彼の額にドラがオラクルベルを当てる。
「普通の人の平均変態度は100程度…、それなのにあなたは200…300…バカな!まだ上がっていく…!」
434 :
彼氏いない歴774年:2008/11/18(火) 02:50:25 ID:YcJSpCAG
???「フフフ・・私の変態力は1億2000万です。
ですが本気で犯すつもりはないので御心配なく。」
435 :
彼氏いない歴774年:2008/11/18(火) 07:38:39 ID:7j1kKyFd
背後のアンティークドアから突然の声…、それはオマーンだった。
「珍歩院先生の変態力が二倍になったとしても、私の足元にも及ばないはずざます、キャハハッ」
勝ち誇ったように高笑いをするオマーン。
しかし、オラクルベルの示す山田の変態力はまだ上がり続けていた。
>>1 俺はバリウケ、仮性包茎の短小(4〜11cm)パイパンのM野郎。
以前はアナルや乳首を舐められながらのオナニーが大好きだった。
今はガタイがよくて六尺ふんどしの似合う兄貴に責められてぇよ。
兄貴のオシッコやザーメンをたっぷりと飲みたい!!!
激しくイヤらしくネチッこく責めて欲しい。
ゴム無し、連続アナル中出し、唾液飲み、精飲、飲尿、OK。
最高4人の兄貴に連続中出しされた経験あり。
全身ローション塗り、寸止め地獄、拘束、フィストファック、
一週間以上洗っていないアソコの即尺、食糞、ゲロ食べ、
乳首&アソコへのピアス、強制露出など、SMにも興味あり。
兄貴に色々と徐々に開発してもらって、最終的に淫乱変態奴隷化希望。
できれば巨根(18cm〜)な方でお願いしたい。
ゴムフェラ、軽いキス、ローション無しアナル攻め、ゴム有り挿入はNGです!(我侭ですいません)
都内在住のタチの兄貴よろしく!!!
オマーンの自己紹介であった。
それを聞いた山田は、
>>1 俺はバリウケ、仮性包茎の短小(4〜11cm)パイパンのM野郎。
以前はアナルや乳首を舐められながらのオナニーが大好きだった。
今はガタイがよくて六尺ふんどしの似合う兄貴に責められてぇよ。
兄貴のオシッコやザーメンをたっぷりと飲みたい!!!
激しくイヤらしくネチッこく責めて欲しい。
ゴム無し、連続アナル中出し、唾液飲み、精飲、飲尿、OK。
最高4人の兄貴に連続中出しされた経験あり。
全身ローション塗り、寸止め地獄、拘束、フィストファック、
一週間以上洗っていないアソコの即尺、食糞、ゲロ食べ、
乳首&アソコへのピアス、強制露出など、SMにも興味あり。
兄貴に色々と徐々に開発してもらって、最終的に淫乱変態奴隷化希望。
できれば巨根(18cm〜)な方でお願いしたい。
ゴムフェラ、軽いキス、ローション無しアナル攻め、ゴム有り挿入はNGです!(我侭ですいません)
都内在住のタチの兄貴よろしく!!!
439 :
彼氏いない歴774年:2008/11/19(水) 01:47:15 ID:HK9Vs76x
と返した。
440 :
彼氏いない歴774年:2008/11/19(水) 01:56:22 ID:4C5fOkNj
言い返しながら興奮した分がプラスされ、彼の変態力はオマーンと同じ数値で止まった。
「ふ…、さすがは珍歩院先生!やるざますね!」
「オマーンこそ、素晴らしい変態力だ。…この世に俺たち以上の変態力の持ち主はいないだろうよ!」
がっちりと握手をする二人だったが、ドラの言葉がそれに水を差した。
「残念ながら、お二人より強者がこの中に二人いますよ、ふふふ…」
>>1 俺はバリウケ、仮性包茎の短小(4〜11cm)パイパンのM野郎。
以前はアナルや乳首を舐められながらのオナニーが大好きだった。
今はガタイがよくて六尺ふんどしの似合う兄貴に責められてぇよ。
兄貴のオシッコやザーメンをたっぷりと飲みたい!!!
激しくイヤらしくネチッこく責めて欲しい。
ゴム無し、連続アナル中出し、唾液飲み、精飲、飲尿、OK。
最高4人の兄貴に連続中出しされた経験あり。
全身ローション塗り、寸止め地獄、拘束、フィストファック、
一週間以上洗っていないアソコの即尺、食糞、ゲロ食べ、
乳首&アソコへのピアス、強制露出など、SMにも興味あり。
兄貴に色々と徐々に開発してもらって、最終的に淫乱変態奴隷化希望。
できれば巨根(18cm〜)な方でお願いしたい。
ゴムフェラ、軽いキス、ローション無しアナル攻め、ゴム有り挿入はNGです!(我侭ですいません)
都内在住のタチの兄貴よろしく!!!
山田が何かくだらないことを喚いているが、ドラは無視して続ける。
「私の変態力は、ざっと3億です。そして、もう一人は・・・」
ドラは嘗め回すように山田とオマーン以外の全員を見た。
喪子、ハルミ、充子、ジュジュ、そして松崎しげる・・・。
ある人物のところで、ドラの視線が止まった。
それは・・・・・・。
>>442 俺はバリウケ、仮性包茎の短小(4〜11cm)パイパンのM野郎。
以前はアナルや乳首を舐められながらのオナニーが大好きだった。
今はガタイがよくて六尺ふんどしの似合う兄貴に責められてぇよ。
兄貴のオシッコやザーメンをたっぷりと飲みたい!!!
激しくイヤらしくネチッこく責めて欲しい。
ゴム無し、連続アナル中出し、唾液飲み、精飲、飲尿、OK。
最高4人の兄貴に連続中出しされた経験あり。
全身ローション塗り、寸止め地獄、拘束、フィストファック、
一週間以上洗っていないアソコの即尺、食糞、ゲロ食べ、
乳首&アソコへのピアス、強制露出など、SMにも興味あり。
兄貴に色々と徐々に開発してもらって、最終的に淫乱変態奴隷化希望。
できれば巨根(18cm〜)な方でお願いしたい。
ゴムフェラ、軽いキス、ローション無しアナル攻め、ゴム有り挿入はNGです!(我侭ですいません)
都内在住のタチの兄貴よろしく!!!
なんとジュジュだった。
「な、なにぃっ!まだ12歳のこいつが、俺やオマーンよりも上だというのかっ?!」
山田は驚きを隠せず、ドラにくってかかった。
「ジュジュは確かにまだ子供です。しかし、潜在能力はかなりのもの。
それに、彼を養育しているのは変態力3億のこの私…。成長と共に変態の才能が開花するのは確実…」
ドラの言葉を聞いた喪子は、ジュジュを見て心を痛めた。
(やっぱりこのままだとジュジュが変態になっちゃう。私たちで何とか出来ないかな…)
そう思い、喪子は切なげな視線をハルミにおくった。
446 :
彼氏いない歴774年:2008/11/20(木) 22:06:55 ID:1mF/NHt1
ハルミは別の方を向いている。
その視線の先は、養育ロボが自分のせいでド変態になり、さらに人生お先真っ暗な
ジュジュであった。
ジュジュは端正で中性的な顔立ちで、目に涙を浮かべている。
その涙を見た瞬間、ハルミのスカウターが音をたてて崩れ去った
>>444-447 俺はバリウケ、仮性包茎の短小(4〜11cm)パイパンのM野郎。
以前はアナルや乳首を舐められながらのオナニーが大好きだった。
今はガタイがよくて六尺ふんどしの似合う兄貴に責められてぇよ。
兄貴のオシッコやザーメンをたっぷりと飲みたい!!!
激しくイヤらしくネチッこく責めて欲しい。
ゴム無し、連続アナル中出し、唾液飲み、精飲、飲尿、OK。
最高4人の兄貴に連続中出しされた経験あり。
全身ローション塗り、寸止め地獄、拘束、フィストファック、
一週間以上洗っていないアソコの即尺、食糞、ゲロ食べ、
乳首&アソコへのピアス、強制露出など、SMにも興味あり。
兄貴に色々と徐々に開発してもらって、最終的に淫乱変態奴隷化希望。
できれば巨根(18cm〜)な方でお願いしたい。
ゴムフェラ、軽いキス、ローション無しアナル攻め、ゴム有り挿入はNGです!(我侭ですいません)
都内在住のタチの兄貴よろしく!!!
449 :
彼氏いない歴774年:2008/11/21(金) 12:35:32 ID:abT+WUFz
ハルミは思った。
成人するまでドラに養育されていたらジュジュが変態になる、その前に彼を助けてあげたい。
「ドラ、ジュジュが大人になる前にあなたから解放される方法はないの?」
450 :
彼氏いない歴774年:2008/11/21(金) 14:13:53 ID:JBRtP+xk
ドラ「それはですね・・」
ガスッ!!
ドラ「うっ・・」(ドサッ!)
ハルミ「きゃ・・きゃあああああああああああ!!」
ドラが答えようとした瞬間、怒羅美が彼の後頭部を鈍器で殴打した。
怒羅美「ハア・・ハア・・・お兄様が悪いのですよ・・・
セワシさんを取ろうとするから・・」
意識を失ったドラを見下ろし、松崎しげるの外見のままで怒羅美が言った。
どうやらカレーの刺激で精神だけが怒羅美に戻ったらしい。
「ちょっと、せっかくドラから何か聞けそうだったのに何するのy?!それに、セワシって誰?!」
「…ふん、あなたには関係ないことだわハルミさん」
セワシとは、3年前まで怒羅美が養育していたエスパーの少年だった。
怒羅美は兄が養育するジュジュに、超能力の暴走で死んだセワシを重ねていた。
「兄に代わって教えてあげる。私達が養育の任を解かれるのは、相手が死んだ時と、大人になった…
つまり、成人(イタリアは18歳)するか…純潔を失った時よ……」
それを聞いたハルミは、若返った喪婆婆にジュジュが惚れたときのドラの態度を思い出した。
やたらと二人をくっつけたがっていたドラ……。
確かにジュジュに恋人が出来れば、18を待たずして“大人”になれる確率が高くなる。
ドラはひょっとして、ジュジュに早く大人になってほしいと思っている?
大人になる…、それはドラの養育から解放されることで…。
「…ドラ、本当はもしかして、ジュジュが変態のあなたから早く解放されることを望んでいるんじゃない?」
「ふふふ、そう思いますかハルミさん?…さあ、どうでしょうねぇ?」
気絶から回復したドラは、怒羅美に袈裟固めをかけながら意味ありげに言った。
「…いいかげんに曖昧な態度止めなさいよ…あぅぅ、お、お兄様ギブ…ギブゥッ!」
ドラに締められながら、怒羅美が苦しげに呻いた。
妹相手だと一切手加減をしないため、怒羅美の松崎しげるフェイスが青黒くなっていく。
そのとき、涙ぐんでいたジュジュが唐突に口を開いた。
455 :
彼氏いない歴774年:2008/11/23(日) 20:29:30 ID:+fbBh0zy
僕は・・・僕は・・・ドラが好きだ
456 :
彼氏いない歴774年:2008/11/23(日) 20:50:46 ID:mXNbMYKi
ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |!
cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・
ミミ:::;,! u `゙"~´ ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ ゞヾ ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/  ゙̄`ー-.、 u ;,,; j ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\ ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/ J ゙`ー、 " ;, ;;; ,;; ゙ u ヾi ,,./ , ,、ヾヾ | '-- 、..,,ヽ j ! | Nヾ|
'" _,,.. -─ゝ.、 ;, " ;; _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ | 、 .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
j / ,.- 、 ヾヽ、 ;; ;; _,-< //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─-- エィ' (. 7 /
: ' ・丿  ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、 i u ヾ``ー' イ
\_ _,,......:: ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... ' u ゙l´.i・j.冫,イ゙l / ``-、..- ノ :u l
u  ̄ ̄ 彡" 、ヾ ̄``ミ::.l u j i、`ー' .i / /、._ `'y /
u `ヽ ゙:l ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_  ̄ ー/ u /
_,,..,,_ ,.ィ、 / | /__ ``- 、_ l l ``ーt、_ / /
゙ u ,./´ " ``- 、_J r'´ u 丿 .l,... `ー一''/ ノ ト 、,,_____ ゙/ /
./__ ー7 /、 l '゙ ヽ/ ,. '" \`ー--- ",.::く、
/;;;''"  ̄ ̄ ───/ ゙ ,::' \ヾニ==='"/ `- 、 ゙ー┬ '´ / \..,,__
、 .i:⌒`─-、_,.... l / `ー┬一' ヽ :l / , ' `ソヽ
ヾヽ l ` `ヽ、 l ./ ヽ l ) ,; / ,' '^i
その場にいた全員が耳を疑った。
「…あ、変な意味じゃなくて家族としてだけど!出来れば大人になっても、ずっとドラと離れたくない。
だけど、変態になるのも嫌だ…!どうすればいいんだろう…」
苦悩するジュジュの肩を、微笑を浮かべた山田が優しくたたいた。
458 :
彼氏いない歴774年:2008/11/24(月) 07:01:13 ID:0/6aI+Jx
こっちにおいで、お兄さんがいろんな事教えてあげるよ
空気を読まない山田の変態発言に、ジュジュの超能力が炸裂した。
\ ヽ ヽ / / /
お断りだああああああああああぁぁぁ!!
\ | / /
,イ
 ̄ -- = _ / | --'''''''
,,, ,r‐、λノ ゙i、_,、ノゝ -  ̄
゙l ゙、_
.j´ . .ハ_, ,_ハ (.
─ _ ─ { (゚ω゚ ) /─ _ ─
). c/ ,つ ,l~
´y { ,、 { <
ゝ lノ ヽ,) ,
ジュジュの体から衝撃波が放たれ、器用に山田の衣服だけを粉々にする。
それまで瞬間移動しか出来なかったジュジュが、サイコキネシスにも目覚めた瞬間だった。
>>459 俺はバリウケ、仮性包茎の短小(4〜11cm)パイパンのM野郎。
以前はアナルや乳首を舐められながらのオナニーが大好きだった。
今はガタイがよくて六尺ふんどしの似合う兄貴に責められてぇよ。
兄貴のオシッコやザーメンをたっぷりと飲みたい!!!
激しくイヤらしくネチッこく責めて欲しい。
ゴム無し、連続アナル中出し、唾液飲み、精飲、飲尿、OK。
最高4人の兄貴に連続中出しされた経験あり。
全身ローション塗り、寸止め地獄、拘束、フィストファック、
一週間以上洗っていないアソコの即尺、食糞、ゲロ食べ、
乳首&アソコへのピアス、強制露出など、SMにも興味あり。
兄貴に色々と徐々に開発してもらって、最終的に淫乱変態奴隷化希望。
できれば巨根(18cm〜)な方でお願いしたい。
ゴムフェラ、軽いキス、ローション無しアナル攻め、ゴム有り挿入はNGです!(我侭ですいません)
都内在住のタチの兄貴よろしく!!!
「いや〜ん、まいっちんぐ!」
服がはじけ飛んで全裸になった山田は、恥じらいのポーズをとった。
「ジュジュったら、俺を裸にして何をするつもり?…ていうか、してくれっ!そして見て!俺の裸体を!」
しかし、ジュジュが見ているのは山田ではなく…。
>>461 俺はバリウケ、仮性包茎の短小(4〜11cm)パイパンのM野郎。
以前はアナルや乳首を舐められながらのオナニーが大好きだった。
今はガタイがよくて六尺ふんどしの似合う兄貴に責められてぇよ。
兄貴のオシッコやザーメンをたっぷりと飲みたい!!!
激しくイヤらしくネチッこく責めて欲しい。
ゴム無し、連続アナル中出し、唾液飲み、精飲、飲尿、OK。
最高4人の兄貴に連続中出しされた経験あり。
全身ローション塗り、寸止め地獄、拘束、フィストファック、
一週間以上洗っていないアソコの即尺、食糞、ゲロ食べ、
乳首&アソコへのピアス、強制露出など、SMにも興味あり。
兄貴に色々と徐々に開発してもらって、最終的に淫乱変態奴隷化希望。
できれば巨根(18cm〜)な方でお願いしたい。
ゴムフェラ、軽いキス、ローション無しアナル攻め、
ゴム有り挿入はNGです!(我侭ですいません)
都内在住のタチの兄貴よろしく!!!
463 :
彼氏いない歴774年:2008/11/26(水) 00:32:50 ID:pwaz9lke
山田以外の全員だった。
「皆教えて!僕とドラは、どうすればいいんだろう」
464 :
彼氏いない歴774年:2008/11/26(水) 10:39:10 ID:/eUNGpC/
ホテルに着いて部屋に入るなり服脱がされてまだシャワーも浴びてないアソコを舐める
Sな彼は「しゃぶって」と言いハァハァしながらアタシの口にギンギンに反り返ったモノをねじ込む
「アン苦しい…」と言うと今度は下の口に大きい彼のモノが入ってくる
「こんなにヌルヌルにして、ずっと欲しかったの?」と意地悪な目で見つめながら激しくピストンされる
キスをしながら「愛してる…可愛い」と囁く彼
イキそうになると「抜けちゃうょほら、どうして欲しいか言ってごらん?」とまたイタズラな目でアタシを見つめる
数え切れない程、絶頂を迎えるアタシ
これ昨日の実話
と、いきなり充子がエロトークを始めたので、ジュジュたちはドン引きした。
「・・・あ〜あ、ムラムラしてきちゃった。山田ッチ、あっちでしよっ!」
充子は、全裸の山田を引っ張ってアンティークドアのむこうのVIPルームに消えた。
「・・・ジュジュはつまり、ドラとずっと一緒にいたいけど変態になりたくないってことね?」
ハルミの言葉にジュジュは静かに頷いた。
「キャハハハッ、何をウジウジしてるかと思えばそんなことざますか!」
「オマーンさん、そんなことって・・・僕は真剣に悩んでるんだよ?!」
466 :
彼氏いない歴774年:2008/11/26(水) 23:36:50 ID:N+kAbCKR
このボタンをポチっとな
オマーンはおもむろにドラの乳首を押した。
右、左、左、右、左、右、右、そして止めとばかりに左右同時押し!
「アッハ〜ン!そこはらめですうううっ!」
なんと、ドラが悶えながら倒れた。
「ジュジュ、これであなたはドラの傍に居ても変態がうつらないざます」
「ハァハァ…な、何故オマーンさんが変態力伝染封じのコマンドを知って…」
吐息を乱れさせながら尋ねるドラに、オマーンは高笑いしながら答える。
「ほ〜っほほほほほっ、以前ある人に教わったざます!」
「…ある人……?」
468 :
彼氏いない歴774年:2008/11/27(木) 11:45:12 ID:O4gXoSYo
そうです。私が西川峰子です。
「男が欲しいんだよ!乳首噛んで!!」とアクメ!
オマーンは吉原炎上を観て感動し、西川峰子の指導の下で乳首の研究をしたことがあったという。
「乳首のスペシャリストとは、私のことざます。ロボの乳首の構造など、見ただけでオールオッケー!
・・・さらに、こうすると・・・ポチッとな!」
と、オマーンは怒羅美の両乳首を押した。
「はあああああああんっ!!」
怒羅美の松崎しげる顔がみるみるうちに変化していき・・・
なんとも可憐で美しい少女になった。
それを見たジュジュは胸がドキドキした。
イチモツを勃起させているジュジュを見て、ハルミは気づいた。
ジュジュが超恋愛体質だということを。
(惚れっぽくて性欲が強いのね…。ドラの伝染は止められたけど、この子きっともとからそういう素質があるんだわ…)
>>1 俺はバリウケ、仮性包茎の短小(4〜11cm)パイパンのM野郎。
以前はアナルや乳首を舐められながらのオナニーが大好きだった。
今はガタイがよくて六尺ふんどしの似合う兄貴に責められてぇよ。
兄貴のオシッコやザーメンをたっぷりと飲みたい!!!
激しくイヤらしくネチッこく責めて欲しい。
ゴム無し、連続アナル中出し、唾液飲み、精飲、飲尿、OK。
最高4人の兄貴に連続中出しされた経験あり。
全身ローション塗り、寸止め地獄、拘束、フィストファック、
一週間以上洗っていないアソコの即尺、食糞、ゲロ食べ、
乳首&アソコへのピアス、強制露出など、SMにも興味あり。
兄貴に色々と徐々に開発してもらって、最終的に淫乱変態奴隷化希望。
できれば巨根(18cm〜)な方でお願いしたい。
ゴムフェラ、軽いキス、ローション無しアナル攻め、
ゴム有り挿入はNGです!(我侭ですいません)
都内在住のタチの兄貴よろしく!!!
(喪子を好きになる前はアタシもそうだった。マッチョな男を追いかけては振られる繰り返しで…。
でも、今のアタシに喪子がいるように、ジュジュにもいつか運命の人が現れるといいわね…)
そこまで考えて、ハルミは自分の膝の上でウトウトちている喪子を見た。
「…さーて、喪子を元に戻すためにあと20回抜いてこないとね!…でも、誰に喪子を預けていこう?」
ハルミは部屋に居るジュジュ・オマーン・ドラ・怒羅美を見た。
そして、その中のひとりに喪子の世話を頼んだ。
それは、
もちろん怒羅美である。
(変態のドラやオマーンに預けたらどうなることやら…。子供のジュジュに赤子の世話は難しいわ…。)
ハルミは目線で合図をし、怒羅美に喪子を抱かせるとひとり静かに小部屋に入っていった。
(喪子をお願いね…)そんな思いが込められていた。
しかし何を勘違いしたのか怒羅美は。
474 :
彼氏いない歴774年:2008/11/29(土) 05:36:39 ID:k8mNN8nE
ポケットに収納
抜いた
そして勃起
していた…怒羅美の一連の行動を見たジュジュが。
「どうしよう、まさか怒羅美がこんなに可愛くなるなんて!ロボだけど可愛いよ〜!
…ああ、でも僕にはあの子(若返った時の喪婆婆)が…どうすればいいの僕!?選べないよ〜」
そんなジュジュを無視して、怒羅美はポケットから出した喪子を抱っこしていた。
喪子は赤子のままだが、ポケットに入れられる前よりもちょっと可愛くなっていた。
「ふふっ、ハルミさんが戻ったらビックリするわね。私のポケットはエステ機能付きなのよ」
それを聞いたオマーンの耳がピクリと動く。
オマーンは怒羅美に近付き、ポケットを引っ張った。
「私にもぜひポケットエステを!婚礼前にもっとキレイになりたいざますーっ!」
その表情には鬼気迫るものがあり、それを見た喪子はびっくりして泣き出した。
「喪子ちゃぁ〜ん、泣いちゃだめでちゅよ〜高い高いでちゅ〜よちよちでちゅぅ〜」
赤ちゃん言葉全開で喪子をあやす美しい怒羅美にジュジュのドキドキは止まらない。
ジュジュの鼻の穴からは止め処もなく血が流れた。
彼は自分の手をチョキの形にしてその双穴に突っ込み止めようとした。
痛い。だが、彼の目は怒羅美からそらされることはなかった。
疼いて疼いて抑えられないよ…
出したい!可愛い怒羅美ちゃんの中に!
ジュジュは今にも怒羅美に襲い掛かりそうになっていた。
「…ジュジュ、いけません。人とロボのまぐわいは禁じられています」
興奮するジュジュを、ドラが後ろから羽交い絞めにした。
「…で、でも今の怒羅美が可愛すぎるから、僕は自分を押さえられそうにないよ!」
「ふーん、欲望のままにしたいと?では、この先ロボファッカーという変態の汚名を背負って生きる覚悟があるのですか?」
「それは嫌だ!…だけど、怒羅美への想いを忘れるなんて出来ないよ…」
ジュジュが涙ぐんでいると、オマーンが怒羅美の背後に回りこんで乳首をタッチした。
「えーい、ポチッとな!ほーほほほ!これでも怒羅美が好きでいられるざますかねぇ?」
「はあああああんっ!」
先程と同じように怒羅美の顔が変化していき…
熟女になった。
新しい怒羅美の顔を見た喪子は、びっくりして泣き止んだ。
それもそのはず、今の怒羅美はある人物と瓜二つの顔立ちだったから…。
「バ、バブッ?!(な、何故怒羅美がお母さんそっくりに?!)」
それは、東京都在住の喪村喪代子さん(51)…喪子と充子の母である。
熟女化した怒羅美を前に、ジュジュは泡を吹いた。
衛生兵ー!衛生兵ー!
どこからともなくそんな声が聞こえた気がした。
488 :
彼氏いない歴774年:2008/12/06(土) 22:56:04 ID:iDONOwq0
怒羅美「それはですね…喪子さん、あなたの友達の弟の友人の彼女の元カレの
浮気して捨てられた元カレのお母さんの従兄弟のひ孫が、私の開発者だからですよ。」
喪子はそれってほぼ他人じゃないのよ!とつっこみたくなったが、
赤ん坊の習性か、急に眠くなってしまった。
そして3時間後に喪子が目覚めると、ジュジュはベッドの上で気絶したままで、
オマーンはそれに寄り添って高いびきをかき、ドラと怒羅美は・・・
何故かお互いの鼻の穴に指を突っ込みあいながら激しく罵り合っていた。
「ばぶーっ?!」(ドラたちはどうしたの?二人のの喧嘩の原因は何!?)
「ばぶばぶ!」喪子はドラと怒羅美をいさめようとしたが二人の耳に喪子の声は届かなかった。
喧嘩は次第にエスカレートしていき、怒羅美の頭突きによってドラの頭はもぎれてしまった。
戦闘不能になったドラに怒羅美は容赦することなく攻撃を続け、
ついにドラの身体は粉々のバラバラに砕け散ってしまった…。
491 :
彼氏いない歴774年:2008/12/07(日) 07:39:03 ID:i0bbRBO1
ジュジュが目を覚まし、ドラの残骸を見て驚愕している
どういうこと・・・ねぇ・・・ドラ
ドラ、ドラああああ!!!
粉々になった破片を拾い集め、何度も何度もドラの名を呼んだ
ジュジュの頬を涙がつたり、雫が床にシミを作って行く
492 :
彼氏いない歴774年:2008/12/07(日) 07:42:30 ID:tuuU2IoA
493 :
彼氏いない歴774年:2008/12/07(日) 09:23:33 ID:z80uIp7X
カオスwwwwww
494 :
彼氏いない歴774年:2008/12/07(日) 16:54:21 ID:wqo+JZ9L
怒羅美「お兄様は・・・あなたを守るために・・・」
ジュジュ「う・・うわああああああああああああああああ!!
うああああああああああああああああああ!!
ドォォォォォォォラァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
ジュジュは慟哭した。
少年は、愛する人を失うという悲しみを身をもって知ったのだ。
涙はいつしか血に変わり、嘆きの声は人外の叫びとなり果てる。
母であり、姉であり…そして彼の「女性」であったドラの死は、少年の心に深い傷を刻みつけ、
戻らない過去の大切さをジュジュに教えた。
あたりが静まり返った時、ドラの亡骸に寄り添うのは少年では無い。
そこにいたのは一人の男だった。
大きな慈愛は深い悲しみから生れいづる。
少年は天使になった。
495 :
彼氏いない歴774年:2008/12/07(日) 16:55:27 ID:wqo+JZ9L
と中二病全開の山田であった。
山田がVIPルームで中二妄想をしながら充子とセクロスをしている頃、アンブレラ研究室第7支部では・・・。
粉々になったドラが、ジュジュの涙の力であっさりと元の青髪執事青年ロボに戻っていた。
「…いやぁ、心配かけてすみません。ふふふ、つまらないことで怒羅美と口論になってしまって…」
「まあ、ドラのでたらめさはいつもの事だけど、とにかく元に戻って良かったよ。…ところで、喧嘩の原因は?」
安堵するジュジュとドラの間に熟女のままの怒羅美が割り込んで、涙ながらに言った。
「聞いて、ジュジュ!お兄様ったら酷いの!私が喪子に読み聞かせようと本を出したら、キックしてきたんだから!」
と、怒羅美はポケットからその本を出して、精一杯の可愛らしい仕草でジュジュに渡してきたが、
面食いのジュジュは、もはや美少女ではない怒羅美に冷たく言い放つ。
「怒羅美…、それはドラが正しいよ。こんな本を赤ん坊に読み聞かせるなんて犯罪だよ!」
その本のタイトルは…、
497 :
彼氏いない歴774年:2008/12/07(日) 18:42:01 ID:wqo+JZ9L
チャンピオンRED いちご
それは伝説の格闘家、いちごの生涯を綴った自伝であった。
可愛らしい名前とうらはらに、残酷なプレースタイルで有名だったいちごは
対戦相手の血で自身のユニフォームを真赤に染めることからREDと呼ばれることもあった。
一見恐ろしそうな本だが、実はいちごが現役引退後にさまざまな慈善活動に身を投じ
恵まれない子供や病気の子供を救うといった素晴らしい内容の本であった。
「ひどい…。」ぽろぽろと涙をこぼす怒羅美。
その瞬間、熟女の姿から美しい少女に変わっていった。
説明しよう。
オマーンによって変えられたと思われていた怒羅美の姿だが
実は己の本心に気付かない彼女自身がかけている魔法だったのだ!
その本心とは、心の奥にしまい込んだ許されない恋心。
それが作り出した仮面の魔法が、元からの少女の姿を多様に変化させていたのだ。
怒羅美が恋する許されない相手…、それは兄のドーラ・ウェ・モゥンであった。
501 :
彼氏いない歴774年:2008/12/08(月) 21:58:08 ID:xzV49Zt6
ハウル読んでる奴いるなw
「…ご、ごめん。言い過ぎたよ怒羅美、機嫌直してよ!」
再び美少女の姿になった怒羅美に、ジュジュは掌を返したように優しくハンカチを差し出す。
「バブブ…」
惚れっぽくて面食いで相手の外見によって態度を変える、そんな情けない弟の姿を見て、喪子は溜息をついた。
ジュジュの惚れっぽさは相当なもので、10〜14歳(の外見)の美少女の殆どがストライクゾーンといってもいい。
今までさしたる問題にならなかったのは、超能力者ゆえに普通の学校に通っておらず、女の子との出会いがないからだった。
怒羅美はハンカチで涙を拭きながら、ジュジュに言った。
「ジュジュ、優しいのね。…でも、ごめんね。私あなたの気持ちには答えられないから」
503 :
彼氏いない歴774年:2008/12/09(火) 21:18:00 ID:uAtVESzx
私、オジサンが好きなの
オジサン独特の匂いってあるでしょ?
あの匂いが堪らないのよね
と言ったのは先ほどまで山田と一戦交えていた充子であった。
後ろ髪を触りながら適当な衣類を身に纏っていた。そして何事もなかったかのように、そのままシャワー室へと向かった。
どこかからオーンオーンと、山田が大声を上げ泣いているのが分かった。
呆気にとられたジュジュは再び怒羅美へと向き直し言葉を待った。
「だって私は……」
怒羅美は兄の方を見やったがその先の気持ちを言うことはできなかった。
彼女は知っていたのだ、ドラは自分の思いに気が付いていることを。その上で彼はああいう態度を取っているのだということを。
「ううん、何でもないわ!」
ドラの冷ややかな視線を受け、ズキリと心が痛む。それをジュジュに悟られまいと、気丈に振る舞う怒羅美だった。
そんな怒羅美を、ドラは一見冷ややかな、その実複雑な気持ちで見つめていた。
ドラ達のようなエスパー養育ロボットには人間のような感情がインプットされているが、
普通ならば特定の誰かに恋愛感情を懐くことは殆どない。
そして、そういった感情は禁じられている…特に同じ基盤から開発された兄弟ロボ同士では。
そもそも、怒羅美がドラに恋するようになったのは、3年前の担当のエスパー少年・セワシの死が原因だった。
兄の担当するジュジュにセワシを重ねることで傷を癒そうとする彼女が、ドラに叱咤されたときに芽生えた感情。
だが、道ならぬ愛に走ったロボは、イタリア政府に始末される。
それを知るからこそ、ドラはわざと妹に冷たくするのだ。
そうすることで怒羅美が自分への許されぬ恋を諦め、真っ当な養育ロボに戻ってくれるようにと……。
一方、あっさりと怒羅美に振られたジュジュは、ショックで泣き出していた。
「うわーん、酷いよ怒羅美!僕のガラスのハートはブレイク状態だよー!!」
507 :
彼氏いない歴774年:2008/12/10(水) 21:03:17 ID:EMv0QSA1
ガラスの少年時代の♪
破片が胸へと突き刺さる♪
ジュジュが号泣してるさなか「硝子の少年」を歌いながら
颯爽と登場した人物は・・・
509 :
彼氏いない歴774年:2008/12/11(木) 01:47:33 ID:PToizpIF
呪泉郷からピンクの牛のミルクを持って帰ってきた喪婆婆だった。
「ふふふ、おかえりなさい喪婆婆さん。待っていましたよ…」
ミルクを受け取りつつ、ドラがいやらしい微笑みを浮かべた。
そして一気に飲み干した。
「プッパー!コレ飲みたかったんですよねぇ!」
喪婆婆は唖然とした。
「なんてことするんじゃ!最後の牛だと言うのに!乳を搾った後、牛はみーんな死んでしまったんじゃよ!」
「ミルクがなければココアを飲めばいいじゃない」
と、怒羅美が割り込んできた。
「馬鹿を言うな!喪子が元に戻れなくなったらどうするのじゃ!」
「赤ちゃんの喪子さん可愛いし、怒羅美的にはそれでもいいんだけど〜。ねー、お兄様っ」
腕を絡めようとする妹をかわし、ドラは口から牛乳を吐き出して喪婆婆に渡した。
「ふふふ、そう目くじらを立てないでください。今のは軽いロボ的ジョークですよ、はっはっは」
「そうは言っても、吐き出したミルクなど汚くて使えるか!」
「大丈夫、私はロボだから汚くないですよ。…それより喪婆婆さん、お腹すきませんか?
良かったら何か作りますから、そこに座って待っていてください」
ドラは意味ありげに微笑むと、キッチンに移動した。
513 :
彼氏いない歴774年:2008/12/11(木) 22:16:40 ID:kUGtDsIf
美味しい薫りが漂う
514 :
彼氏いない歴774年:2008/12/11(木) 22:23:48 ID:Mfb7FodB
一体何を作っているのだろう
気になった喪婆婆はこっそり覗いてみた。
そこには驚愕の光景が…!
調理台の上に美味しそうなしょうが焼きとご飯…香りの正体はそれだった。
そして、ドラは……。
なんと、冷蔵庫の前にしゃがんで、様々な食材を片っ端から口に放り込んでいた。
「お、おぬし一体何をしとるんじゃ?!」
「…ああ、もう少し待ってくださいね。あと、美味しい団子汁を作ったら持っていきますから」
「……そ、そうか。よろしくな」
ドラの料理法をまだ知らない喪婆婆は、ドラが何故か料理中に腹ごしらえをしているものと思い、
首を捻りながら戻っていった。
やがて、キッチンからブリブリという音がしてきたので、喪婆婆は未だ泣き続けているジュジュに訊ねた。
「はて、あれは何の音じゃ?」
>>1 俺はバリウケ、色黒、仮性包茎の短小(4〜11cm)、パイパンのM野郎。
以前はアナルや乳首を舐められながらのオナニーが好きだった。
今はガタイがよくて六尺ふんどしの似合う兄貴に責められてぇよ。
兄貴のオシッコやザーメンをたっぷりと飲みたい!!!
激しくイヤらしくネチッこく責めて欲しい。
ゴム無し、連続アナル中出し、唾液飲み、精飲、飲尿、OK。
最高4人の兄貴に連続中出しされた経験あり。
全身ローション塗り、寸止め地獄、拘束、フィストファック、
一週間以上洗っていないアソコの即尺、食糞、ゲロ食べ、
乳首&アソコへのピアス、強制露出など、SMにも興味あり。
兄貴に色々と徐々に開発してもらって、最終的に淫乱変態奴隷化希望。
できれば巨根(18cm〜)な方でお願いしたい。
ゴムフェラ、軽いキス、ローション無しアナル攻め、
ゴム有り挿入はNGです!(我侭ですいません)
都内在住のタチの兄貴 よろしく!!!
「グスン、あれは・・・ドラの口癖だよ。料理をするときはよくブリブリ言ってるんだ・・・」
ジュジュは微妙に喪婆婆から目を逸らして答えた。
調理法さえ知らなければ、ドラの料理は美味しいからだ。
そんな二人の会話を聞きながら、喪子は尻からカレーを出すドラを思い出して青ざめていた。
「あら、どうしたの喪子さん?顔色が悪いわよ」
怒羅美が喪子を抱き上げ、あやすふりをしながら耳元で囁く。
「…お兄様のイメージを悪くしたら、許さないからね。まあ、今は赤ちゃんだからしゃべれないでしょうけど」
最愛の兄以外には容赦ない怒羅美の態度に、背筋が寒くなる。
しかし、ジュジュと喪婆婆は気付かずに会話を続けていた。
そうこうしているうちに、美味しそうな匂いがいっそう強くなり、
ドラがご飯としょうが焼きと団子汁を運んできた。
「ふふふ、お待たせしました喪婆婆さん。たっぷりお召し上がりになってくださいね」
団子汁「っあ……ぁぁっ///」
喪婆婆は団子が恥らうほどに団子汁を見つめた後、恐る恐る口に含んでみた。
「こ、これは…美味い!美味いぞおおおおおおっ!!!」
美味さのあまりしばし宇宙にトリップした後、喪婆婆は怒涛の勢いで団子汁を食べていく。
「ふふふ、引っ掛かりましたね!ふふ…まさかこんなに上手くいくとは、あーっはははは!!」
「なんじゃい?ドラよ、気でもふれたか?」
「いえいえ、鏡をご覧になってください。ふふふ、貴美男子入りの汁は美味だったでしょう?」
壁の姿見には、再び10歳の美少女になった喪婆婆の姿。
そして、その後ろには早くも頬を紅潮させたハート目のジュジュが映っていた。
「フヒッ、フヒヒ」
525 :
彼氏いない歴774年:2008/12/18(木) 19:40:25 ID:UziNtJu2
ジュジュは嬉しそうに笑い、戸惑う喪婆婆に抱きついた。
「君、戻ってきてくれたんだね!?嬉しいようぅぅ!」
「残念、僕は通りすがりのvipperです。フヒヒwサーセンwww」
とっさに喪婆婆が避けたので、ジュジュは間違って怒羅美を抱きしめていた。
怒羅美は上のセリフを言った後で、ジュジュを跳ね除けた。
「…うう、ひどいよ、間違えただけなのに。何がサーセンwwwだよ〜」
「フン、黙りなさいジュジュ。私を抱きしめていいのはお兄様だけなのよ!」
528 :
彼氏いない歴774年:2008/12/18(木) 21:27:10 ID:9qiCqwuv
ラリホ〜
うざいジュジュと怒羅美を黙らせようと、喪婆婆は呪文を唱えた。
しかし、喪女歴60年の頃と違い10歳に若返った今は何も起こらなかった。
「そ、そんな馬鹿な…」
「…ふふふ、全て計画通り!」
うなだれる彼女をみつめ、ドラがいやらしく微笑んでいた。
「うおおおおおおおおっ!! 俺の目には美少女しか映らんんんっ!」
と声を上げて乱入したのは、山田だ。
彼は充子に捨てられたようであるが、華麗に蘇ったのだ。
そして喪婆婆に熱い抱擁を迫った。
「再びvipperの僕が通りますよ。フヒヒwサーセンwww」
と、わざとらしくジュジュが二人の間に割り込んできた。
「しっしっ!山田さんには充子姉さんがいるでしょ?その子は僕の運命の人だから手を出さないで!」
その時、バスルームから充子が出てきた。
「ふん、変態山田ッチめ!あんたが土下座して謝るまで許さねーから!」
充子は鼻息荒く言った後、山田の顔に唾を吐きつけ、アンティークドアの向こうに消えた。
その途端、山田は小さな子供のように泣き崩れた。
「うわーん、充子のいけずー!!」
わんわん泣く山田を横目に、喪子はこっそり手を伸ばしてテーブルの上のピンク牛のミルクを掴み、飲んだ。
「こら、これを飲むのはハルミさんの精液と混ぜてからですよ!」
ドラに取り上げられて一口しか飲めなかったミルクは、いちご味だった。
(何故いちご?ピンクの牛って何…?!)
喪子が疑問に思っていると、小部屋のドアから少しやつれたハルミが出てきた。
「…ふー。疲れたけど、30回分抜いてきたわ〜。さこれで喪子を戻してあげられるのね」
ハルミはイカ臭い哺乳瓶にピンクの牛ミルクを混ぜ、喪子に飲ませる。
すると、みるみるうちに喪子は25才の姿に戻った。
しかし、赤ちゃん用の服が破れてしまい、そこにいた全員の視線が全裸の喪子に注がれた。
いやーんっまいっちんぐ〜(はぁと
喪子は恥じらいのポーズをとったが、みんなの視線は逸らせなかった。
じっと彼女の股間を見つつ、喪婆婆10歳が言う。
「・・・喪子よ、股間の毛はどうしたのじゃ?まんこが子供のようにツルツルじゃ!」
言われて自分の股を見てみると…、陰毛が一本もなかった。
「ふふふ、それはあなたがつまみ飲みしたせいです。ピンク牛ミルクをそのまま飲むと、
副作用でパイパンになってしまうのですよ」
「そんな馬鹿な…」ありえない事実に驚いたが次第に喜びがこみ上げてきた。
(男の人はパイパンが好きよね。肛門まで生えてるような多毛剛毛なんて気持ち悪いもの)
にやける顔を気づかれまいと必死にこらえた。
「それだけじゃないんですよね。なんといってもピンク牛の乳ですよ…。」
「え、それってどんな…?」
そのとき、どこからか不意にいちごの匂いがしてきた。
それは喪子の秘所からだった。
パイパンの秘所をハルミに喜ばれるという妄想によって分泌された、わずかな愛液が原因だ。
「…ふふ、喪子さんってばエッチなことを考えて濡れてますね。そう、もう一つの副作用とは愛液が苺の匂いになることです」
ドラはさらりと指摘し、ニヤリと笑った。
「さらに濡れたまま長く放置すると、あそこから苺が出てくるんです。大変ですね、はっはっは!」
「そ、そんな!内側から苺に初めてを奪われるなんて嫌だわ、どうしよう?!」
「しょ、処女のパイパン苺汁、ハアハア!俺に舐めさせてくれ〜っ!!」
山田が股間をフルボッキさせて、にじりよってくる。
539 :
彼氏いない歴774年:2008/12/20(土) 22:40:38 ID:2KBiIF9x
これはキモイ。
山田のキモさは昔からだが、そこにいる皆がそれを再認識した。
充子との喧嘩も、彼の剃毛した女性器に苺ジャムを塗って舐めたいという要望のせいなのに、全く懲りていない。
「さあ喪子、早く足を広げて俺に苺汁を舐めさせるんだ!」
「嫌よ!私のアソコを舐めていいのはハルミさんだけなんだから!」
30回も放出して疲れ果てていたのにハルミのイチモツが一気に巨大化した。
「喪子…。うれしいわっ!」
ハルミは全裸の喪子をお姫様抱っこで抱きかかえると、猛ダッシュで小部屋に入っていった。
ついに喪子が処女を失うときが来たのか…。
モジョーフラッシュ!!
543 :
彼氏いない歴774年:2008/12/21(日) 19:30:36 ID:+/Mwkb87
と割って入ったのはフリーのカメラマン・モジョ竹。
「やあ、私はモジョ竹。フリーのカメラマンよ。」
544 :
彼氏いない歴774年:2008/12/21(日) 21:00:40 ID:YIQidVE8
ボッシュウト!
ハルミが叫ぶと、モジョ竹の足元に落とし穴が!
すんでのところで落ちずに済んだモジョ竹は、片腕で穴の縁にしがみつきながら言った。
「ま、待って!私はイタリアのエスパー美少年ジュリアーノ・充太を取材しに来ただけなのよ!」
「ジュジュなら小部屋の外よ。助けてあげるから早く行って!」
「教えてくれてアリガト!これ、裸の彼女に着せてあげて」
ハルミの助けで穴から出た後、モジョ竹は鞄から服を一式取り出して渡し、出て行った。
その服は、
服や布というより、寧ろ紐や糸
「こっこれは…!アダルトビデオで見たことがあるわ!でもどうやって縛るのかしら…」
縛り方の分からなかった喪子は、縄をウェストにグルグル巻きにしてみた。
「ハルミさん、どうかなこれ?」
「何か違うっていうか…、そんな縄じゃなくてこれを着なさいよ」
ハルミはオナニーの妄想用に置かれていたセーラー服を渡そうとしたが、躓いて縄を思い切り引っ張ってしまった。
「あ〜〜〜れえぇ〜〜〜〜っ!!」
「喪子ッ!!」
コマのように回りながら小部屋の外に全裸で投げ出される喪子。
ハルミはセーラー服を手にしたまま、彼女を追って皆の居る部屋へと飛び出した。
「はい、いいよーその顔!よーし、次はもう少し色っぽい顔してみようか!」
喪子とハルミが小部屋の外に出ると、そこではモジョ竹によるジュジュと喪婆婆10才の撮影会が行われていた。
二人はモジョ竹に乗せられ、セミヌードで淫靡なポーズをとらされていた。
「…いいねー二人とも!ローティーンのセクシーポーズ最高よー!!」
550 :
彼氏いない歴774年:2008/12/23(火) 04:57:25 ID:ZOmdl/TS
ドラが満足そうな顔で二人を見ている
ハルミに引き寄せられて思わず顔が赤くなる
お姫様抱っこされて部屋へ連れていかれる
「喪子、いいわよね?」ハルミが喪子の目をじっと見つめて言う。
真剣なハルミの表情に喪子の胸はきゅんきゅんした。そしてあそこもきゅんきゅんした。
「うん、いいわ」
ハルミは2畳程の小部屋の畳の上に喪子を寝かせて、ゆっくりと秘所に指を這わせた。
続いて、指に付いた蜜をゆっくりと味わう。
「へえ…、匂いだけじゃなくて味も苺みたいなのね…」
「ご、ごめんね。やっぱり変だよね?」
「ううん。だけど、なんだか凄くエッチな味よ。…ねぇ喪子、今度は直に舐めてもいいかしら?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「緊急事態発生!ダムが決壊した!避難せよ避難せよ!!」
頭の中でそんな声が聞こえたような気がした。
喪子の秘裂からダムが決壊したように蜜が溢れ出し、苺の匂いがいちだんと強くなる。
(あああっ、今ハルミさんから物凄いエロオーラが……!)
喪子はただならぬオーラを感じ、それに屈服するかのように答えた。
「…いいよ、直に舐めて!私のアソコ、ハルミさんの舌でもっとグチョグチョにしてっ」
そう言った喪子の切なげな表情に、ハルミもまたただならぬ疼きを感じていた。
ハルミの舌が喪子の秘所をとらえ、うねるように動き出す。
「ぁあ、ハルミさん…そこ…いいっ…!」
的確に弱いところを攻められ、喪子は艶っぽい嬌声を上げた。
一方小部屋の外では、激しいエロオーラを感じとった山田が鬼太郎のように髪と股間を逆立てていた。
「そうはいかんざき!」
そこに現れた人物、それは
さっきまでジュジュ達を激写していたモジョ竹だった。
「そこのちんこ勃ててるグロメン、そこのベッドに仰向けになりなさい!」
山田が何かを期待してオマーンが寝ていないほうのベッドに寝そべると、
なんと両脇に半裸のジュジュと喪婆婆が寄り添ってきた。
そればかりか、二人は艶めいた表情で山田の胸にもたれかかってくる。
思わぬ嬉しいアクシデントに、山田のイチモツはさらに膨張した。
デカルチャーッ!
と、モジョ竹はゼントラーディ語で叫び、立て続けにフラッシュをたいた。
「いいよー!美しい子供達とグロメンが奏でるコンチェルト最高!怖いくらいに芸術的よー!」
「意義あり!モジョ竹さん、ちょっと待ってください」
恍惚の表情で写真をとりまくるモジョ竹を、ドラが突如呼び止める。
彼は、いつになく険しい顔をしていた。
561 :
彼氏いない歴774年:2008/12/25(木) 22:59:02 ID:5lStye/b
美しくない
562 :
彼氏いない歴774年:2008/12/25(木) 23:57:51 ID:b9NdqTsF
こんなのは芸術じゃないんだよッ!!!
よほど癪に障ったのか、ドラはいつもと違う激しい口調でモジョ竹にくってかかった。
「だったら、私より芸術的な写真を撮ってみるといいわ!」
「ふふふ、簡単ですよそんなこと…」
モジョ竹のカメラを構え、ドラがジュジュと喪婆婆に指示したポーズとシチュエーションは…、
「全裸でベッドに横になってV字開脚!さあ、美しく幼い体を全てレンズの前に晒すのです!」
モジョ竹の催眠的な撮影テクにかかったままの二人は、躊躇うことなく服と下着を脱ぎ始めた。
二人に負けじと山田がいち早く全裸になり横になると、ドラが冷ややかに言った。
「…山田さんはあっちに行ってくれませんか?ふふふ、美しくない者を撮るとカメラが汚れますので」
ボギャアンッ!
言うが遅し。
山田を捉えたカメラはその被写体の醜さに耐えきれなかった。激しい音を立て、レンズどころか、本体ごと玉砕した。
「くっ」
ドラが衝撃で受けた手の痛みでうめく。彼の表情は阿修羅のようだ。
「YM5(ヤマダ・マジ・5ロス)」
長く息を吐き精神統一をはかり、その構えをとった。
566 :
彼氏いない歴774年:2008/12/26(金) 21:01:41 ID:pEjoopsQ
ハリーハリーハリイイイィィィ!!!
さあ、夜はこれからだハリイイイハリイイイィィィ!!!
567 :
彼氏いない歴774年:2008/12/27(土) 01:56:45 ID:151IOa5g
ドラは山田を挑発し、彼が立ち上がると同時に跳躍した。
「あなたは芸術を冒涜し、美しい写真を台無しにした!全力でお仕置きが必要です!」
「芸術の申し子、それは俺!俺を認めずして何が芸術かっ?!くらえ、旋風中央脚!」
ドラの飛び蹴りをかわした山田のイチモツが、回転しだす。
「二人とも、止めてぇっ!」
そこに、我に返ったジュジュが割って入った。
回転した山田のイチモツが叫んだジュジュの口にスッポリ収まった。
「うわぁっ…!」
自分のイチモツが美少年ジュジュの口の中に入ったことに気づく前に
生暖かさと肉質感に包まれたことに反応して射精してしまった。
「はぁはぁはぁ…はぁぁ!!」
射精の快感と美しい少年の口の中で自分の子種が暴れまわっていることに
山田はさらに興奮していく。
ドクドクドク…
山田の射精は止まらない。
569 :
彼氏いない歴774年:2008/12/27(土) 12:53:29 ID:oiwQ/Wy/
キメエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!
と誰かが叫んだ。
やがて…全てを放出し終えた山田は、いそいそと服を着て別人のように爽やかに微笑んだ。
今の彼は、スーパー賢者モードのきれいな山田タロウだ。
「…さーて。スッキリしたし、新作のネームでも描くとするかなっ♪」
スーパー賢者モードの時に描いたキュートな漫画は、必ず傑作になる。
これこそが、人気少女漫画家・珍歩院萬子の秘密だ。
山田は鼻歌交じりにアンティークドアの向こうに去っていった。
山田が去った後には、口元を大量の白濁で汚したまま呆然と立ち尽くすジュジュと、
硬直したモジョ竹・ドラ・怒羅美・喪婆婆…、そしてこんなカオスな状況の中でも爆睡中のオマーン。
そして、隅っこの小部屋からは、微かに喪子のあえぎ声が洩れていた。
「…ぁあん、ハルミさん、そんなにペロペロされたら…また、イっちゃうぅ〜!」
小部屋の喪子が絶頂を迎えたらしいセリフとともに、ジュジュはポテッと倒れた。
571 :
彼氏いない歴774年:2008/12/27(土) 18:32:29 ID:kQ9SjE0I
コロス
そう言ったのは充子だ。
「あたしより幸せになるなんて気に入らない」
賢者モードで戻ってきた山田から喪子とハルミが結ばれようとしていると聞き、
充子は山田の変態行為への怒りも忘れて、アンブレラ研究室第7支部にやってきた。
ずっとバカにして虐めてきた喪女の姉が、幸せを掴もうとしている。
しかも、相手のハルミはオカママッチョだが、資産家の跡取りでイケメン。
「許せない!さっさと出てきなよ喪子姉さん!喪女は一生さえないまま、あたしに笑われてればいいんだよっ!」
「……充子よ、それは違うぞ。喪女にも…いや、喪女だからこそ喪子にも幸せになる権利はあるのじゃ」
小部屋のドアを叩く充子に声をかけたのは、喪婆婆だった。
「…は?何言ってんのこのガキ」
子供の姿の(しかもパンツ一丁)喪婆婆に諭され、充子は顔をしかめた。
「ホホホ、そんな顔をすると化粧が落ちるぞ、ゴリ子よ」
喪婆婆はそう言って、ニヤリと笑う。
それは、中学時代にメイクを覚える前の充子のあだ名だった。
575 :
彼氏いない歴774年:2008/12/28(日) 12:27:55 ID:hQjT0k4i
充子「なっ・・!?なぜその名を!?
貴様一体!?」
喪婆婆「フフフ…お主の悪行は全てお見通しじゃ。
地獄の閻魔様から直接聞いてきたからのう…」
喪婆婆は喪子とハルミに聞こえるよ、充子の悪行を大声で暴いていった↓
まずは充子が中学時代に喪子の悪口を言いふらしていた事であった。
クラス1のイケメンに恋をし付回していたこと、喪子の数少ない友人に喪子が悪口を言っていたと告げ口をしたこと
少しでも自分が優位に立ちたいと、すべて充子がでっちあげた嘘であった。
そのため喪子のまわりからは少しずつ人が遠ざかって行き、喪子は寂しい学生時代を過ごしていた。
小部屋でそれを聞いていた喪子は、今自分に起こっている幸せに満たされ怒りの気持ちなど湧かなかった。
「そんなのどうでもいい…!だって私今こんなに幸せなんだもの!
ああぁぁん〜気持ち良いよぉ〜イクっイクっまた逝っちゃうぅぅん〜〜〜!」
ハルミの愛情たっぷりの舌使いに喪子は逝きっぱなしである。
それを聞いていた充子は顔を真っ赤にして体を震わせた。
充子が喪子に酷い事をしてきたのには、理由がある。
ドズル・ザビ似の素顔を持つ充子は、子供の頃はゴリ子と呼ばれて虐められていた。
それに比べて喪子は、美人とまではいかないがブスでもなく、充子より勉強もスポーツも出来た。
姉に何一つ勝てないという劣等感は、いつしか恨みに変わっていった。
だから、メイクを覚え自分がかなりメイクばえする顔だと知ってから、姉への個人的な復讐を始めたのだ。
前述のように嫌がらせをしたせいで、喪子はストレスで太り表情も暗くなっていった。
ますますモテなくなり寂しい思いをしている喪子をバカにするのは楽しく、充子はどんどん高飛車になっていった。
プライドのために好きでもないナンパ男に処女を捧げ、体目当ての男たちと付き合ってはすぐ別れた。
愛なんてバカらしいもの、現在付き合っている山田だって自分の体が好きなだけだと思っている。
1ヶ月前に喪子がハルミとの愛のために修行に旅立ったときも、挫折すると高をくくっていた。
でも、久しぶりに再会した喪子は、痩せてきれいになり、自信を取り戻していた。
そして、相思相愛のハルミと結ばれようとしている。
負けたくない、だから喪子の幸せが許せない。
「どうでもいいくらいに幸せ?…ふざけんな、喪女のくせにっ!!」
充子は小部屋のドアに唾を吐きつけた。
「ふざけるな は お前の方や」
唾を吐きかけられたドアが怒り狂い始めた。
「おいおい姉ちゃん、わいの一張羅に何してくれとんねん。落とし前つけてもらおかワレェ
俺がただのドアやと思ったら恥かくで!ほんまにもうかなわんわぁ!たまらんわぁ!」
ドアが饒舌に喋りだした。
「ふふふ、この小部屋のドアは危害を加える人には容赦ないんです。
そして充子さんのような招かれざる者を絶対に中に入れてはくれません、私が出した優秀な道具ですからね」
いつのまにか、ドラが充子のとなりに立って言った。
「そうやでぇ!生意気なリア充気取りの喪女は、ムカつくから絶対に入れたらん!」
「キャハハハ、この腐れドアってば何言ってんの?このあたしがリア充気取りの喪女?
んなわけないじゃん!あたしは最強の愛されガールなんですけどー!?」
「はぁ?愛されガールぅ??
俺なんかM-1予選2回戦進出したことあんですけどー!?」
馬鹿にしたようなドアの言葉。
しかし、充子はそこで唐突に気付いた。
さっきから喋っていたのはドアではなく、声色を使ったドラだということに。
「…そうだよ、ドアが喋るわけないし。くっそー、どういうつもりであたしを馬鹿にするわけ?この変態ロボ!」
582 :
彼氏いない歴774年:2008/12/30(火) 00:47:46 ID:gCBc+La9
自分の顔を見てみなさい・・・フフフ
そう言われ鏡見ると、化粧は崩れ醜いスッピンの自分がいた。
怒りに狂っている今の充子はもともとの顔より醜くまるで鬼の形相であった。
そんな自分の姿を見て充子は我に返った。
思ったよりマシじゃんじゃん
つーかやっぱイケてんぢゃん☆
ちょー美人で困るううう
586 :
彼氏いない歴774年:2008/12/31(水) 01:20:26 ID:7AftZLO4
ソコへ山田が現れて一言
今夜がヤマだ
「はぁーん、今夜中にネーム送らないと駄目なのにラストが思い付かねー!俺ピンチ!充子、いいアイデアねえ?」
ノーメイクの充子に平然と話しかける山田を見て、ドラが尋ねた。
「おや?充子さんのドズル・ザビ顔を見ても平気みたいですね、山田さん」
「別に。充子の素顔見たの、初めてじゃないし」
「な、何ィーッ?!!いつの間にっ?!」
充子が素っ頓狂な声を上げた。
589 :
彼氏いない歴774年:2008/12/31(水) 20:03:45 ID:pUB11Tot
「山田ッチはあたしのスッピン知っても可愛いって言ってくれた…こんな男初めてじゃん!
…これが愛ってヤツ?山田ッチ、あたしの体目当てで付き合ってんじゃないの?本気で愛してんの?」
「そうさ、これからも俺の女王様でいてくれ充子!日本に戻ったら正式にプロポーズするよ。君の瞳にアイラブユー!」
「山田ッチ、あたし嬉しい…きっと今のあたし、喪子姉さんよりも幸せじゃね?」
山田と充子は抱き合い、傍から見て気分を害するほど濃厚なキスを交わした。
抱き合う二人のラブラブバカップルパワーに圧倒されたドラと喪婆婆は、同時につぶやいた。
「なんともおめでたい二人だ…、まあともかくおめでとう、ついでにあけましておめでとう…」
「「あけましておめでとー!」」
二人仲良く手を絡ませながら現れたのは、喪子とハルミだった。
喪子は裸ワイシャツ姿だった。若干その頬が淡く色づいている。
はて……?
喪婆婆は不思議に思った。彼女らは個室でよろしくやっていたとはいえ
まだ事を済ませるには時間が短すぎるからだ。本番はこれからのはず。
一体何が起こったのだ――
ハルミは超早漏だったのだ。そして喪子も超感じやすい女であった。
ハルミが挿入と同時に射精すると、喪子もまた挿入の快感だけで絶頂を迎えた。
あまりにも早い二人の帰りにそこにいたすべての者が、二人は行為に及んでいないと思ったがハルミと喪子は結ばれていた。
こうして喪子とハルミは心も体も結ばれ、喪子の体の中には新しい命が芽生えようとしていた。
593 :
彼氏いない歴774年:2009/01/01(木) 16:01:29 ID:J8islW7r
???「ちょっと待ったーーーーーーーーーー!!」
と、そこに○○○が現れた。
???「妊娠しちゃったらそれで終わりじゃないのよ!!
何都合の良い展開作ってるわけ!?バッカじゃない!?」
○○○の名前は・・・
594 :
彼氏いない歴774年:2009/01/01(木) 18:28:34 ID:UMrAcHk/
昼寝から目覚めたオマーンこと尾万小梅である。
「騒ぐでないオマーン、喪子が勘違いしとるんじゃ。若返っていてもカリスマ喪女のわしには分かる、喪子はまだ処女じゃよ」
喪婆婆の言葉を聞いて、ハルミが声を上げた。
「…あぁーっ!ご、ごめんね喪子!アタシ、今までの癖で違うところに入れちゃってた!」
そう、元ホモのハルミは間違って喪子のアナルに挿入したのだった。
「そういえば、処女喪失のはずなのに痛くなかったわ!もう、ハルミさんったらうっかりしすぎ!」
喪子がハルミの立派なモノをアナルに挿入されても平気なのには理由がある。
中学時代にスモールライトでアナル処女喪失してから、たまにアナルバイヴでオナニーしてきた為だった。
「んー、さすがにアナルでした後にそのまま…も嫌だし。一度お風呂に入らない、喪子?」
ハルミの誘いに喪子が恥ずかしそうにうなずき、二人は仲良くバスルームに消えた。
もぬけの殻になった淫靡な香りのする小部屋。
それを見た充子の瞳に、淫獣のような妖しい輝きが灯った。
「ああ〜ん、何かこの部屋イイ感じ!ね、山田ッチ。喪子姉さん達がお風呂に入ってるスキに、ここでエッチしちゃわね?」
「だが、断る!ネームを完成させるまで我慢してくれ、ハニー」
と、山田はその場に座ってネームの続きを描きはじめる。
いつもならば即ルパンダイブのシチュエーションだが、山田の賢者モードはまだ続いていた。
ムラムラした気持ちを抑えきれず太ももを擦り合わせる充子に、ドラが満面の笑みでバイヴを渡す。
「ドラ!あんたバカにしてんの!?このあたしにこんな物で自分を慰めろっつーのかよ?!」
597 :
彼氏いない歴774年:2009/01/02(金) 22:55:10 ID:k8AIWeRW
「これは失礼。充子さんにはこれじゃ物足りないですよね、ふふふ…」
ドラは充子に渡したバイヴを、極太のものと取り替えた。
598 :
彼氏いない歴774年:2009/01/02(金) 23:41:20 ID:iMwKe8ZX
何と直径100cm!!
いくらリア充でもこれは入らない。
キレた充子は・・・
折って回し蹴りして足蹴にした
それを見ていた山田は、一気にネームを描き終えると充子に言った。
「ありがとう充子!ラストで主人公が痴漢を倒す技が思いつかなくて困ってたけど、
お前のおかげで来月号のネームが完成したよ。よーし、これを編集部にファックスしたら充子とファックだッ!」
そのころバスルームでは、四つん這いになった喪子がハルミに再びアナルを犯されていた。
小部屋ではハルミが限界まで我慢してからの挿入だったのですぐに終わったが、今度はそうではない。
10分以上続いている責めにより、喪子はすでに失神寸前である。
「あはぁっ!もう駄目…ハルミさん、お尻良すぎて…わ、私、おかしくなっちゃうよぉぉっ!」
激しく身を捩りながら喘ぐ喪子の姿が、ハルミの中のドS心を刺激する。
「駄目よ、ずっとアナルオナニーしてたいやらしい喪子にはお仕置きが必要なの!
処女なのにお尻を責められてこんなに喜んじゃって、エッチな子…。言いなさい、今までどんなオナニーをしてたの?!」
なんということでしょう…
喪子とハルミは調子づいてとてもハードなセクロスを楽しんでいたのです。
さて、彼女は一体どんなオナニーをしてきたのでしょう?
「…そ、それは…ぁぁん、えーと……」
喪子は喘ぎつつも、中二のときにスモールライトでアナル貫通してから今までお尻でしてきたオナニーを独白した。
喪子のアナルオナニー中学三年編
日直などで遅くなる度に、イケメン男子のリコーダーを尻穴に突っ込んではオナッていた。
そして、音楽のときにその相手がリコーダーを吹くのを見ては、それでオナッた事を思い出して秘所を濡らしていた。
中学卒業までに、同じクラスのイケメン達のリコーダーは全て喪子の尻穴でズコズコされたのだという。
その話を聞きながら、ハルミは自分が男と交わったときのことを思い出していた。
男根が自分の肛門の中で暴れる快感、喪子を愛することでその快感をもう味わえないことを少し寂しく思った。
そしてネコもタチもこなしていた彼は、同時に今まで味わった中でも一二を争う喪子の肛門の極上の感触に酔いしれ、
この先知ることになる彼女の女陰もさぞ気持ち良いのだろうと想像した。
「やあぁっ、また…いくぅッ!すごっ…ハルミさんの熱いミルクいっぱい出て…りゅうぅぅっ!!」
やがて、ハルミが直腸にたっぷりと精を注ぎ込むと、それまで幾度も達してきた喪子がひときわ高い嬌声をあげてくずおれる。
男根を抜かれながら、喪子は恍惚の表情で失禁しつつ気を失った。
・・・そのころバスルームの外では、ジュジュが意識を取り戻していた。
「・・・うえっ、口の中が苦いよ!げほげほっ・・・ぅぅぅ・・・」
掛けられていた毛布をはねのけて体を起こし、激しく咳き込む。
「嫌ぁ汚い!・・・ジュジュ、よくもやってくれたわね?!」
その声に気付いて顔を上げると、すぐ隣に怒りの形相の怒羅美がいた。
怒羅美の顔には、今しがたジュジュが吐き出した山田の白濁液がべっとりと付いている。
まるでそれは虹オタクが絵に描いたような白濁汁美少女だった。
「くっさ!くっさ!もう最悪だわ!他の男のカルキなんか見たくも匂いたくもないのよ!
どう責任とってくれるの!?場合によっては出るとこ出てもらうわよ!?
最低よ最低よお前なんかしんじまえ!うわーん」
ついには泣き出した怒羅美を見て、ジュジュは初めてしおらしいと感じた。
「うわ、なんかショッペ」
「しょっぺーよ、お前の涙は」
ジュジュはそっと怒羅美に寄り添いその瞳に自らの唇を押し当てた。
クソワロタ
しかしジュジュの唇は、唾液と山田の精液に塗れたままだった。
「…臭い、汚い!ジュジュ最低よ、あっちに行って!てゆーか、お兄様以外の男は私に触らないで!」
怒羅美はジュジュを突き飛ばし、より激しく泣き続ける。
そこに、さっきまでオマーン達と談笑していたドラが、騒ぎに気付いてやってきた。
「あ〜ん、お兄様!ジュジュが酷いの、懲らしめてよぉ〜!」
怒羅美はドラに甘えようとしたが、彼はそんな妹に平手打ちをする。
「…怒羅美、お前は先にイタリアのエスパー育成機関に帰りなさい」
ドラが怒羅美に冷たくするのにはわけがある。
内心では怒羅美に欲情しているものの、近親相姦という最後の一線を越えてしまわないようにと
変態ロボでありながらも純粋に妹の幸せを願っているからだった。
(すまない、怒羅美…これがお前のためなんだ。兄さんだって…兄さんだって…できることならお前とセックスしたいさ!!!)
612 :
彼氏いない歴774年:2009/01/06(火) 23:32:25 ID:bdMogAf3
セワシ「近親相姦?wwwねーよwww」
613 :
彼氏いない歴774年:2009/01/07(水) 00:45:42 ID:JfxvT+Ki
それは、まだセワシが生きていた頃、怒羅美がドラと一緒に居るとドキドキすると打ち明けたときに言われた言葉だった。
ドラの冷たい態度に傷ついた彼女は、泣きながら言った。
「近親相姦はダメって知ってるけど、せめてお兄様のそばにいたいの。…だから、イタリアに帰れなんて言わないで!」
「馬鹿!イタリアじゃなくてグリーンランドに帰れって言ったんだ!!」
「お前がこんなに出来の悪い妹だとは思いませんでした!悔しいです!」
ドラ達はイタリア政府のロボットだが、彼等が製造された工場はグリーンランドにある。
「酷いわお兄様…、出来の悪い私は一度スクラップになって出直せっていうの!?」
怒羅美に問われ、ドラは複雑な表情をした。
「…ドラよ、正直に本心を伝えるのじゃ。いつまでもそのような曖昧な態度では、妹が傷付くばかりじゃぞ」
喪婆婆がやってきて、優しくドラの背中を叩く。
「喪婆婆さん、しかし私は……」
617 :
彼氏いない歴774年:2009/01/09(金) 02:23:13 ID:42BBUSSM
「どうしても妹をグリーンランドに帰さなければいけない理由があるんです。
その理由とは・・・」
618 :
彼氏いない歴774年:2009/01/09(金) 02:36:50 ID:gxJ3eVoU
改造
619 :
彼氏いない歴774年:2009/01/09(金) 11:38:22 ID:ZIinTz7M
そう改造しなくてはならないのです・・・・。あちらには私の仲間がたくさんいますし
何とかしてくれるでしょう。私が以前故障してどうしようもないとき、修理をしてくれたのも
彼らでした。ああ、彼はいまどうしていることだろうか・・・・
彼に会ってからというもの・・・私の瞼に彼の姿が焼き付いて離れない・・・・
私が代わりに故障してグリーンランドに行きたいくらいだ。
そうだ・・私は故障しているんだ・・・からだが彼を欲している
彼のネジを私にねじ込まなくては・・・ネジが彼の全てが欲しい
過去に何があったのかは謎だが、恍惚の表情で語るドラに、喪婆婆は恐る恐る尋ねた。
「ほ、ほほう。そこでワシを元の姿(60歳)に戻す事も可能か…なーんてな。いや、聞いてみただけじゃが」
「ああ、それは無理です。グリーンランドの工場はロボット専用ですし。
というか、もう諦めて10歳からやり直してください。ジュジュという年の近い友人もいることですしね、フフフ…」
ドラは冷酷に言い放ち、倒れているジュジュと泣いている怒羅美を見た。
「さあ、怒羅美。早くグリーンランドで改造されてきなさい」
怒羅美はそれに答えず、俯いたまま泣き続ける。
ドラは小さく舌打ちし、苛立ちを募らせた。
「いい加減にせんか、ドラよ。いったい怒羅美のどこを改造させるつもりなんじゃ?」
喪婆婆は怒羅美を庇うように立ちはだかり、もう一度ドラに聞いた。
「僕は、カレーは辛口じゃなければいけないんですよ、なのに怒羅美は甘口。解せない」
「だって…それは…!私が恋する乙女だからよ!しょうがないじゃない、兄さんのばかぁ…。
めそめそと泣く怒羅美はなんて可愛らしいんだろう。
ドラのS心に火がつく。
そのとき預言者(丑年)の声が響き渡る・・・
「愛されガールになりたければグリーンランドへ逝け・・・!」
624 :
彼氏いない歴774年:2009/01/10(土) 00:18:46 ID:0XfrN4kr
と、ソコへアンティークな扉が現れ
開かれた扉からは眩しいあまりの光が溢れていた
「やあ、久しぶりドラちゃん 元気にしてましたか?」
光の中から懐かしい声がする・・・
625 :
彼氏いない歴774年:2009/01/10(土) 07:57:02 ID:yA1wSD5J
「ティム博士、どうしてここに…?」
それはドラ達を作ったロボット工学博士、ティム・ポマルミエだった。
怒羅美がすかさず博士のそばに駆け寄る。
「ティム博士お願い、私と愛し合えるようにお兄様を改造してっ!」
「ムリムリムリムリカタツムリ!!」
ドラが二人の間に割り込んで首を振る。
「私じゃなくて、怒羅美を改造してください。兄に恋などしない真面目なロボに!
…そして、今度はなるべく遠くに住んでいるエスパー担当にしてください。簡単に私とジュジュに会いに来ないように!」
我が子とも言える二人のロボに懇願され、博士は困った顔をした。
その時、背後でゆらりとジュジュが起き上がる。
「…話は聞かせてもらったよ。ねえ怒羅美、もし僕が喪子姉さんや充子姉さんとエッチしたら、君はどう思うかな?」
628 :
彼氏いない歴774年:2009/01/10(土) 23:24:25 ID:dSM9i2ib
ドラ「あなたの童貞を、あんな二人にあげて本当にいいのですか?」
ドラは真顔で言った。
629 :
彼氏いない歴774年:2009/01/10(土) 23:31:06 ID:U77QzyHB
ケチラカス「いいのよドラさあ行きましょう!」
「そうじゃなくて!例えば・・・の話で僕は怒羅美に聞いてるんだよ」
怒羅美は少しの間の後、腐ったドラ焼きを食べたような顔をした。
「・・・キモッ!そんなの変態よ、許されないことだわ!変態ジュジュはあっちに行って!キモッ!!」
「その言葉そっくり返すよ。君がドラを好きってのは他の人から見ればそういうことさ、つまり変態なのは怒羅美なんだよ!」
ジュジュは怒羅美をビシッと指差して言った。
ドーン!!!
その言葉に打ち抜かれたように怒羅美が仰け反った。
「な、なんだってーっ!?」
怒羅美はジュジュによって客観的視点から自分の立場に気づかされた。
「そんな、あんまりよ……私はただ、お兄様のことを一人の異性として好きなだけなのに」
傷心の彼女にジュジュは優しく問いかけた。
「いいかい、怒羅美。僕たちはロボであろうと人間であろうと、皆生まれてから死ぬまで一人さ。
だけどね、だからこそ誰かに認められ愛され愛したいと思うんだ。そして君のドラへの気持ち
それは悪いことじゃない。大切にとっておいて。君が新しい恋をした時にきっと君自身を光輝かせてくれるから」
「ジュジュ……」
怒羅美は頷いた。
「分かったわ。そうね、私一人で生きるのが怖くて、一人で重責を背負うのも怖くて、身近な異性
だったお兄様の強さに、憧れを抱いていただけね」
彼女は今までの自分を嘲るかのようにふと笑みをもらした。
「強く、生きるわ」
一筋の涙が彼女の頬を伝って落ちた。怒羅美の中で一つの節目を迎えた瞬間だった。
パチパチパチ……
怒羅美達が拍手の音に振り返ると、ティム・ポマルミエ博士が瞳を潤ませていた。
「ジュジュ君、素晴らしい。それに怒羅美も成長しましたね。二人にこれを授けましょう」
と、博士が差し出したのは、信頼し合うロボとエスパーだけに与えられる金のエンゼルバッジ。
これを博士から送られるのは、エスパー業界の者にとってかなりの名誉である。
ジュジュと怒羅美ははにかみながら胸にそれをつけてもらった。
少し離れた所で、喪婆婆・オマーン・モジョ竹も見守るように微笑んでいる。
二人は喜びを感じ、本当に少しだけ大人になったような気がした。
「……待ってください!私の立場は!?今まで12年間ジュジュとの信頼を築いてきた私の立場は!?
博士、怒羅美だけでなく私の胸にもバッジをつけてください!早く!さあ早く!」
そのとき、ひとり納得がいかないドラが、鬼気迫る表情で博士の前に胸を突き出した。
「君にはこれをあげよう」
金なら一枚銀なら五枚。
お前は銀のエンゼルを。
銀のエンゼルを五枚集めれば、お菓子の缶詰を差し上げよう。
「えーほんとにー?やったー!……てふざあけるなあwせdrftぎゅ!」
ドラは思わずノリツッコミをした。
「ちんぽまるみえ博士、私はジュジュと長い事歩んできました。それが、たった数行の
茶番劇でこうもあっさりと怒羅美に立場を取られるとは、思いもしませんでした」
ドラは酷く落胆した。当然であろう。彼はこれまで、ジュジュに一入ならぬ愛情を彼なりに注いできたのだ。
一体誰がこの結果を予想していたであろうか?
「ちんぽまるみえ博士、あなたは覚えていますか?あなたがまだ、下半身露出狂と言われていた時のことを」
それは……
…それは1900年代初頭。
極寒の地グリーンランドで、若き日のティム・ポマルミエは寒さに震えていた。
ティム「う〜寒い寒い。やっぱり下半身丸出しで外出するのはこたえるな〜」
しかし、1年前に亡くなった母の遺言を守っているので、パンツやズボンを穿くわけにもいかない。
――ティムや、外出の時はマフラーをしなさい
その言葉を悲しみのあまり、『マラを出しなさい』と勘違いしたのだ。
以来それを守ってきた彼は変態と言われ、美少年で成績も良いのに皆から嫌われていた。
だが、そんなティムをいつも庇ってくれる人物がいた。
それは…幼馴染のドラミ。
ティムの初恋の相手であり、怒羅美のモデルとなった美少女である。
「博士は怒羅美に初恋の相手を重ねて贔屓しているんですね。でなければ、私を差し置いて金バッジなど…!」
青い長髪を揺らして博士に詰め寄るドラの瞳は、燃えさかる嫉妬の炎の色で満ちていた。
「ふふふ、たしかにドラミは美しかった…。」上を向き当時を思い出しているようだ。
自分の世界に入り込んでしまった博士によりいっそう強く言う。
「私的な感情を挟まないでください!私は誰よりもジュジュを愛し見守ってきた!ときには厳しく時には優しく
ジュジュが将来素晴らしい大人へとなれるよう導いてきました!私は自分の仕事に誇りを持っています!」
「ドラ…」ジュジュはちょっと感動した。
「違うのだよドラ君。私はね、確かに美しいドラミをモデルにしたさ。
でも私が愛していたのは、そう…ちょうどそこにいる彼女に似ている。
彼女に言われたあの言葉だけは忘れない…。あなたのマラはまるで小指ね。
そう、小指…。小指…。君が言ったんだよ!うわぁ〜〜〜ん!!」
そう言うと博士はある人物を指差した。
639 :
彼氏いない歴774年:2009/01/13(火) 00:28:58 ID:gImoo7LD
それはオマーンだった。
彼女は、五年前に他界した博士の妻に似ていた。
それは…
マム・ヨクミエール助手。
だが、マム・ヨクミエールは、ティム博士が恋しさあまりに、母をクローンとして甦らせた人物だった…
『そうよ!私よ!私が愛しの坊やに言って差し上げたんざぁます!』
恋しいクローンマムのはずだったのに…
マム・ヨクミエールの心まではクローンとはいかなかった。
だが、彼女は実の母のように博士の事をよくわかっている…
博士はそんなクローンマムを手放せるわけもなく、自分の助手としてそばにおくことにした。
『マ〜ム!ドラが銀じゃ嫌なんて言うんだよぉ!』
甘えた声で叫ぶ博士。
『ドラ!お聞きなさい!お菓子の缶詰はただのお菓子の缶詰じゃないざまぁす!それは、気がおかしくなるほど…』
『まって!そこから先はお兄様に言わないでぇ!』
怒羅美はマムを遮った…
『それは、集めればわかる事よ。お兄様。』
怒羅美は涙を浮かべて訴えた…
「ふっふふふふははははっはははははは!私はロボの世界において一番でなければいけなない」
ドラは彼女の訴えに冷たい視線を投げると言った。
「容姿端麗頭脳明晰奇妙奇天烈ホンワカパッパ。そう、私は全てを超越したネ申なんだ」
「なのになんだこの様はっ!?ふざけるなっ!銀のエンゼルなんかいらないんだー!
寄越せっ怒羅美、私にそれを寄越すんだ!」
「嫌よ、今度こそ幸せになりたいの!その代わり、エンゼルバッジの秘密を教えてあげるから!」
怒羅美の言葉にドラの動きが止まる。
「……秘密…だと…?」
「…金のエンゼルはロボの名誉の証。銀を5つ集めたら、お菓子の缶詰めじゃなく必ず金と交換して。
セワシと一緒にいた頃、私は集めた銀バッジをお菓子の缶詰めと交換したわ。
だけど…私の外出中に間違ってそれを食べたセワシは、気がふれる程に高まった超能力を暴走させて、死んだわ!
ロボが食べれば性能を高められるけど、人間のエスパーには猛毒だったのよ……」
セワシの死の真相を知り、ドラは背筋がぞくりとするのを感じた。
もしもジュジュが同じ事になったら…と考えただけで、変態なりに辛い気持ちになる。
「…ふ、ふふふ、しかし金なら話は別。さあ、大人しく寄越すのです!」
ドラは怒羅美の服を思い切り引っ張った。
すると、彼女のポケットから銀のエンゼルバッジが4つこぼれる。
644 :
彼氏いない歴774年:2009/01/14(水) 20:56:56 ID:edGvl6wZ
ドラはすかさずそれを拾い、自前の1つとともに掌にのせる。
「おお!これで銀のエンゼルが5つ揃った。博士、これを金のエンゼルバッジと交換してください!」
「だが断る」
『残念ね。お兄様。金のエンゼルバッチは一年に一度一個だけしかもらえないのよ。知らなかったの?』
怒羅美は少し馬鹿にしたかのようにドラに言った。
『だが…特例があるのじゃ…それは…』
オマーンはハルミと喪子を見て言った。
『二人は、初体験はまだかね…?もしそうならまだ間に合うかもしれんが…』
647 :
彼氏いない歴774年:2009/01/15(木) 14:03:49 ID:TVMz5gZy
そしておもむろに懐からコンドームインサガミを取り出したのだ。
「…そういえば聞いたことがある。真に愛し合う者達の初体験で使われたコンドームをどちらかの親族が飲むと、
三つの願いを叶えてくれる魔神を召還出来ると。ジュジュか充子がそれを実行し、ドラの金バッジを望めば……」
オマーンの言葉を聞き、喪婆婆がテリーマンのように解説する。
その時。
タイミングよくハルミと喪子がバスルームから戻ってきた。
二人は快楽の余韻に浸るように頬を上気させていたが、喪女のカリスマである喪婆婆にはすぐ分かった。
「…ふむ。風呂でアナルセックス2回の後、入浴しながらキスを3回。
これから茶でも飲んで休憩後に、小部屋で初体験するつもり…といったところか。まだ間に合うな」
「…なっ、何でわかるの?まさか覗かれてたとか?!」
真っ赤になって動揺する喪子に、喪婆婆は静かに言った。
「ほほほ、若返ってもカリスマパワーは健在じゃ。それはさておき、二人に頼みがある」
喪婆婆とオマーンは喪子とハルミに前述の説明をし、コンドームを渡した。
その横でドラが、珍しく神妙な面持ちで頭を下げる。
「お願いします。私のために尽力していただけるなら、最高に美味しい紅茶を用意しますので!」
と、ドラはポケットから高そうな茶葉とミネラルウォーターを出し、自分の口の中に入れた。
「嫌よ、そんなもの飲みたくないわ。それに私たちのセックスはコンドームは使わないって決めているの。生だけよ」
喪子が言い放つ。
650 :
彼氏いない歴774年:2009/01/15(木) 19:00:24 ID:MlQMHU53
ドラ「喪子さん…それでは妊娠や病気のリスクを全く考えない能天気な
ヤリマンリア充と変わりませんよ?」
ドラが常識的なことを言い放つ。
651 :
彼氏いない歴774年:2009/01/16(金) 01:25:31 ID:q2mvQChS
「フン、リスクがなんだっていうのよ、愛されガールはコンドームなんて
使わないってScawaii!に書いてあったわよ」
ハルミに愛され、自信がついた喪子は変わってしまった。
そんな喪子を目にして、ハルミは自分の喪子への気持ちが変わっていくのを感じた。
自分が愛していた女性はこんな人だったのか…。
失望とともに仮面を被っていたのだと、喪子に対する嫌悪感すら生まれた。
そんなハルミの気持ちを見抜いたドラはある行動にでた。
「ハルミさん…。いつか言わなければと思っていました。あなたには運命の人がいるのです。
遠い昔、そして遥か未来からあなたと結ばれる人は決まっていました。人間には誰しも運命の人が存在するのです。
今からあなたにその方を紹介しましょう…。」
そう言うとなにやら呪文を唱えた。
ハルミの目の前に光が生まれ、その中から一人の美しい女性が現れた。
「ここはどこなの…」
それはドラが自分の頼みを聞かない二人を引っ掻き回してやろうと作ったCGである。
しかし、それを知らないジュジュは慌てた。
「大変!ハルミさんが喪子姉さんを選ばないと未来が変わっちゃうよー!」
そんなジュジュをオマーンが軽く諫める。
「大丈夫ざます。何故ならば…喪子に愛されたことで、宏行ぼっちゃまも思い上がっている状態だからざます」
「宏行さま……」
一人の美しい女性が、ハルミにそっと近づいた。
まさにヴィーナス誕生のようなその眩さに、彼は目を細め魅せられていた。
もう喪子なんてどうでもイイ!
ハルミの心に一寸の悪魔の囁きが聞こえる。
「宏行さま、お会いしたかった」
優美に彼女はハルミの胸に手を当てて顔を埋めた。
思わず抱きしめたい衝動にかられる、ふわりと彼女の香りが鼻を掠めた。
喪子の甘ったるいストロベリー臭にはない、秘めた匂いだ。
ハルミが酔ってしまいそうになっていると
その先には喪子が瞳いっぱいに涙を浮かべて立っていた。
「ネバダ……」
喪子が呟いた――
655 :
彼氏いない歴774年:2009/01/16(金) 14:40:31 ID:4Cziq0sC
???「オバーーーーーーーーーマ!!」
656 :
まさる:2009/01/16(金) 14:44:46 ID:C3R9JiK3
おまえら、こんなんばっか妄想してるからモテねーんじゃねえの?
いい加減、現実見ろよ
657 :
彼氏いない歴774年:2009/01/16(金) 16:38:48 ID:4Cziq0sC
と、出てきたのはまさるというキモデブニートであった。
小学六年生から登校拒否になり、そのまま引きこもってしまったのだ。
現実を見るどころか外に出たことさえもない彼がここにいる理由は、エ
ロ本の見過ぎで妄想が膨らみ、女性を性奴隷にしようと画策してのこと
だった。
だが、現実は甘くなく声をかければキモがられ、警察に追われ、ボロボ
ロの状態でここを通りかかったのであった。
そんなまさるをドラは無言でボコボコにし、外に放り出した。
ドラ「さて、二人はどうなったのでしょう?」
CGで作られた女性と抱き合うハルミを見ているうちに、喪子は己の思い上がりに気付いた。
(私ったら幸せだからっていい気になってた。これじゃ、今まで見てきた性格悪いリア充といっしょじゃない!
私が目指してるのは喪女の心を忘れないまま唯一人の人と愛し愛される喪女充なのに、何を勘違いしてたんだろう…)
涙とともに薄汚い心が洗い流されていく。
零れ落ちた喪子の涙が降りかかり、CG女性に異変がおきた。
美しかった姿が作画崩壊さながらにゆがみ、煙のようにドラのポケットに吸い込まれていく。
「…そんな、まさか聖なる涙を喪子さんが…ぐ、ぐぎゃぎゃぎゃぁぁぁっ!」
CG女性が消えるのと同時に、ドラは腹のポケットを押さえて苦しみ出した。
659 :
彼氏いない歴774年:2009/01/16(金) 17:17:47 ID:4Cziq0sC
何でドラが苦しまなきゃダメなんだ!!
チクショウ!ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
と通りすがりのアナゴさん。
女性が消えて我に返ったハルミは、泣いている喪子の姿を目にし、自分の思い上がりに気付いた。
ドラのまやかしにかかったとはいえ、一瞬でも他の女性に気を取られたふがいなさに涙が毀れる。
「…喪子、ごめんなさい。もう二度とあなたを離さないわ!」
「私こそ、いい気になっててごめんね…ハルミさんっ!」
二人はしっかりと抱き合い、さらに愛が深まるのを感じていた。
一方、ドラはまだ苦しみ続けていた。
「うう…。聖なる涙に触れて苦しむのは、邪である証…そんな…この私の心が汚れていると……?」
そんなドラに突如、異変がおきる。
プスプスと全身から煙が出ている。
「な、なんだこれは…うう…ああ…」ドラはとても苦しそうだ。
ところどころにバチバチと火花が散り、ボンっという大きな音とともにドラの体は大きな炎に包まれた。
「うわぁあ!熱いっ熱い!熱い…あつい…」次第に声は小さくなっていき、
炎が治まるとそこには真っ黒に焼け焦げた鉄の塊だけが残った。
皆は突然の出来事に慌てふためいたが、大きなため息の後にティム博士がゆっくりと口を開いた。
「なんてことだ…。心が汚れたロボは己の醜さを身を持って知るため最大の苦しみを味わうのだ。まさかこれほどとは…。
ドラを修理するためグリーンランドに連れて帰ります。この修理はしばらく時間が掛かるからジュジュにはそれまで代わりのロボを用意しよう。」
そう言うと鉄の塊になったドラを抱えグリーンランドに帰っていった。
「うわーん、嫌だよドーラ・ウェ・モゥーン!帰って来てよー!」
博士達が去った後のアンティークドアの前で、ジュジュが泣き崩れる。
「可哀想なお兄様。誰よりジュジュを大事にしていて、それを自負するあまり手段を選ばなくなってた。
そうするうちに心が醜くなっていった…、だから博士も金バッジをくれなかったんだわ…」
と、その隣で怒羅美が悲しげに呟いた。
それと同時にアンティークドア・小部屋・モジョ竹が消える。
ドラが修理中の間は、彼の出した道具も回収されるのだ。
ちなみにモジョ竹は、ドラがジュジュと喪婆婆のセクシー写真を撮るために出したカメラマンメカだった。
そして小部屋が消えた後には、アクロバティックな体位でセクロス中の山田と充子が。
ブリッジをした山田に充子が跨り、彼の乳毛を手綱代わりに掴んでロデオのように激しく揺れている。
小部屋の消滅に気付かないのか平気でまぐわい続ける二人に、喪子達全員の視線が集中した。
その体位は山田が考えたオリジナルで、彼が付けた名前は…
シャイニングウィザード
次の一手の読めない、突発的なそのスタイル。
まるで魔術師が掌で二人を翻弄しているかのようだ。
そして二人はそのまま消えた。
喪子は途端に羞恥心が駆け上り、その辺にあった布でその身を覆った。
しゅ〜ちしんしゅ〜ちしん
風呂上りのためバスタオル一枚だった喪子が咄嗟に羽織ったそれは、山田のシャツだった。
「…うっ、何これ?クサッ!」
慌てて投げ捨てたシャツが、新たに出現したアンティークドアから出てきた者に被さる。
「こんばんは、ドラ先輩の代理で来…って、クサッ!何この服、臭すぎるナリよっ!!」
ドラの代理で来たという和服姿の少年ロボは、未だに泣いているジュジュの前に跪いた。
「拙者、ドラ先輩の後輩で殺スケと申すナリ。先輩が直るまでの数日の間、ジュジュのお世話するナリ」
「…こ、殺スケ!?まさかアンタが来るなんて……!」
怒羅美が震える声で言った。
殺スケはあからさまに嫌悪感を剥き出しにしている彼女に柔らかく微笑んだあと、
「…チッ、拙者だってお前がいると知ってたら引き受けなかったさ、このクソアマが!」
苦々しい表情になり口調まで変え、そう吐き捨てた。
二人に挟まれたジュジュは驚いて泣き止み、オロオロした。
「ど、どうしたの二人とも?まさか知り合いなの?」
「ジュジュ、こんなクソ女は放っておいていいナリ。それよりこれをやるナリ。」
そういうと殺スケはジュジュに不思議な眼鏡と本を渡した。
668 :
彼氏いない歴774年:2009/01/20(火) 16:41:14 ID:vvyW/RVN
本の表紙には「オゲレツ大百科」と書かれていた。
「ジュジュもそろそろ、こんなエッチ本が読みたい年頃ナリよねー?」
どんな事が書かれているのかと想像するだけで、ジュジュの胸は高鳴った。
ドキドキしながら受け取ろうとすると、横から怒羅美に奪われる。
「イヤッ!ジュジュはこんなエッチなの読んで汚れちゃダメ!ずっと清らかでいてほしいの!」
「何を言うナリこのブラコン女が! ジュジュだって男ナリ!返すナリ」
「返さないわっ、それに兄様のことは終わったのよ!」
「えっ?」
二人の間に挟まれてオロオロしているジュジュを余所目に殺スケは続けた。
「ほ、本当ナリか?あんなに追いかけていたのに……?」
過去のドラへの溺愛ぶりを知っている殺スケは太陽が西から昇った様子で
怒羅美の顔をみた。
「な、何よ、悪い?」
「いや、悪くない……ナリ」
そっぽを向き「そうナリか」と殺スケはつぶやく。
何を隠そう、超絶ツンデレ体質な殺スケは幼い時から怒羅美のことが好きだったのだ。
「…フン、何よ。相変わらず変なヤツね。…あ、そうそうこのエッチな本だけど、処分していい?」
殺スケの気持ちに気付いていない怒羅美は、軽く鼻を鳴らしつつ壁際の暖炉を見た。
そこでは、アナルプレイでお腹を空かせた喪子とハルミが鳥の丸焼きとシチューを作る用意をしていた。
「うーん、なかなか火が大きくならないわね。喪子、普通にガスで作らない?」
「でも、暖炉で作ったほうが美味しいんだってば」
怒羅美はオゲレツ大百科を手にし、二人に話しかけた。
「この本を焚き付けに使うといいわ。ちょうど処分したいと思ってるし」
それを聞いて殺スケは蒼白になる。
「だ、駄目ナリ!それは拙者がドラ先輩に貰ったこの世で一冊しかない貴重なエッチ本ナリー!」
「そんなに言うなら…ちょっと見てみようかしら」
怒羅美も女である。この世で一冊、しかもドラが持っていたものなら想像できないくらいのエロレベルであろう。
頬を紅潮させながらページをめくった。
「ダメ!ダメナリ!」
殺スケは怒羅美が本を開き寸のところで、それを制止した。
「あ!何するのよ殺スケっ、ちょっと見るくらいいいじゃないの!」
「ダメなり。これは女人禁制なり。女である怒羅美も例外じゃないナリ。
これを見たものは溶鉱炉地獄に落ちるナリ。開く前にもう一度考えるナリよ
……これは”あのドラ先輩”がくれたものナリよ」
そう、あのドラがただのエロ本など渡すはずがない。
彼の鬼畜っぷりを知るものなら十二分に説得力のある一言だった。
「むぅ。ならいいいわよ。ふん!」
怒羅美は渋々諦めた。そんな様子を見て殺スケは心臓をバクバクさせながら、本を抱きしめ安堵した。
なぜなら、これは禍々しいエロ本でも女人禁制の本でもなく、ただの怒羅美写真集だからだ。
彼女の兄であるドラから高額で買い取ったプライベート写真が、この本の正体だ。
殺スケは彼女以外で性的興奮を覚えたことなどないのだ。
とりあえず殺スケが安心した束の間、本から一枚の写真が落ちた。
それを喪子が拾うと、彼は必死の形相で奪い取り、慌てて本の中に戻した。
「…ふう。ロボだろうが人間だろうが女性にこんな卑猥なものは見せられないナリ……」
「…ねえ、どんな写真だったの?あの子は卑猥って言ってたけど、そんなに凄かった?」
殺スケがジュジュの傍に移動した後で、ハルミがこっそりと喪子に訊ねる。
喪子はその問いに怪訝な顔で答えた。
「なんかチラッと見たけど…、メカ丸出しのロボットの写真だったわ。何であれが卑猥なのか分かんない」
喪子が見たのは、組み立て中の怒羅美の写真だった。
彼女達には理解できなかったが、ロボにっとってそれは全裸のセクシーロリータを意味していた。
「・・・もー、折角この本でジュジュと打ち解けようと思ったのに、これではどうやって仲良くなればいいかわからんナリ」
殺スケはジュジュとの距離を感じて溜息をつく。
そんな彼に喪婆婆が優しく語りかけた。
「悩んでいるようじゃな、殺スケとやら。ワシで良ければ話を聞くぞ」
元々かなりの美少女である喪婆婆の微笑みは実に可愛らしいが、殺スケは怒羅美以外の少女には冷たかった。
「うるさいナリ!メスガキが拙者に気安く話しかけるなナリ!!」
と、苦々しい表情で喪婆婆を突き飛ばす。
喪婆婆のM心が目覚めた。
「痛いっ何をするんじゃ!」(あぁでも気持ちが良い…)
喪婆婆の股間が濡れた。
JUUUNN !!
「ひどいじゃないか殺スケ、こんな小さくて可愛い子に何をするのさ!?」
ジュジュに叱られ、殺スケはうろたえた。
どうしてうまくいかないのだろう…彼と仲良くなりたいのに、行動がいちいち裏目に出てばかりだ。
「す、すまないナリ。拙者、ジュジュの気が静まるまで反省してるナリ…」
殺スケは部屋の隅っこで体育座りになり、項垂れた。
「も、喪婆婆ちゃん大丈夫?!」
ジュジュは喪婆婆を抱え起こし、転んだときに打ったらしい太ももを擦った。
その指が内股に触れたとき、何やらぬるりとした感触が…。
「え?…ぬ、濡れてる…?」
驚いて見てみると、ぶかぶかのチャイナ服(ノーパン)の裾から覗く幼い割れ目が潤んでいた。
「…み、見るな!こ、これは…何でもないんじゃ!」
喪婆婆はジュジュから逃げようとし、転んで再び同じ所を打った。
その痛みに背筋がぞくぞくするほどの快感を覚える。
「ぁ…はうぅぅんっ!痛いぃっ…(何故じゃ?さっきから痛いのに気持ちが良い…)」
「大丈夫!?怪我をしたんだね。舐めて直してあげる」
そういうと喪婆婆のまたぐらに顔を突っ込んだ。
「何するだーっ!」
喪婆婆はジュジュを一蹴した。
「ああんっ痛いよぅ、でも気持ちいいよぅ」
「この変態がっ変態が!」
ドMは真性Mには冷たかった。
ジュジュを足蹴にするうち、喪婆婆は股間がさらに疼くのを感じていた。
彼女はSとMを兼ね備えていたのだ。
「はあぁっ…お、おまえのような変態は…これでも飲むがいい!」
喪婆婆の股間から、ジュジュの顔目掛けてシャンパン色の聖水が迸る。
「ああっ、最高だよ喪婆婆ちゃん…ゴクゴク…っ」
それを口腔で受け止めながら、ジュジュの股間は服の上からでもはっきり分かる程に屹立していく。
ドラが傍にいようがいまいが、彼の変態力は確実に開花していた。
そこへ山田がやってきた。超変態の彼がこんなチャンスを逃すわけがない。
喪婆婆の濡れ濡れの股間とジュジュの屹立した股間を見比べた後、すごい勢いでジュジュに飛び掛った。
そして目にも見えない素早さでジュジュのズボンを脱がすと、ガチガチになったペニスにむしゃぶりついた。
「アッアッアッ…!」
山田などにはしゃぶられたくなかったが、喪婆婆の聖水を味わったばかりで逃げる力が湧かなかった。
チュパチュパチュパ!!!山田のフェラテクは凄かった。
「アッアッッいっいく…!」
声を漏らしたのは山田だった。
彼の下半身に跨がっている充子が激しく動いたせいだ。
ちなみに、二人はまだシャイニングウィザードの体位のままである。
それはともかく、山田が喘いだおかげで彼のフェラから逃れたジュジュは、ふらふらと身を起こした。
ぱからっぱからっぱからっ
そこへやってきたのは白馬に跨った世直し将軍YSMN
「成敗っ!」
袈裟切りされた合体中の二人にモザイクがかかった。
「ふむ。これが妖刀、MZIKの力……」
YSMNはそのままジュジュにもモザイクをかけようとした。
だが!
ジュジュがふらついたため、山田の両乳首にモザイクが!
「…まあよいか、少年の逸物よりもこっちのほうが猥褻だったしな!」
世直し将軍YSMNは満足気に頷き、アンティークドアから帰っていった。
「…はあ、はあ。危ない所だったよ…」
と、顔を上げたジュジュの前には、愛液と尿で妖しく光る喪婆婆の幼い内股。
誘うような香りと、彼女の侮蔑と挑発をないまぜにしたかのような視線が堪らない。
ジュジュは我慢できなくなり、喪婆婆の前で山田に脱がされて剥き出しになっていた逸物を扱きはじめた。
「こ、この変態が!まさか人前で自慰を始めるつもりか?!」
「ハアハア、いいよ…もっと僕を罵って!」
ジュジュは息を荒くしながら逸物を扱く右手の動きを早めていく。
「変態っ変態!わしの前でそのような愚息を晒すんじゃない!」
喪婆婆は恥ずかしさのあまり逃げ出した!
そしてこけた。
「喪婆婆ちゃん…はぁはぁ…」ジュジュが喪婆婆に圧し掛かる。
「やめいっ何をするんじゃっ!!」
喪婆婆は必死で逃れようとするが、完全に理性を失ったジュジュは喪婆婆の足に手を掛け思い切り開いた。
幼い陰部が露になる。
「入れたいよ。もう手じゃ我慢できないんだ。喪婆婆ちゃん…!」
そう言って自分のイチモツに手を掛け艶かしく光る喪婆婆の幼い穴にあてがった。
687 :
彼氏いない歴774年:2009/01/26(月) 18:48:12 ID:0+bmCtEd
???「ロリコンオコトワーーーーーーーーリ!!」
と、横からジュジュに抱きつき連れ去ろうとする者が現れた!!
何とそいつは・・・
充子との激しいまぐわいを終え、再び賢者モードになった山田タロウその人であった。
「レイプはいけないよ、ジュジュ。そこから愛が生まれるのは性コミの世界だけだ」
と、自分が充子に逆レイプされたのが付き合うきっかけだったことを棚にあげて説教する山田。
「離してよ山田さん、もう僕の欲望は喪婆婆ちゃんとエッチしないと治まらないんだよ!」
「代わりにこれを見て発散すればいいさ!…先生、お願いします!」
山田が指を鳴らすと艶めかしい音楽が流れ、彼らの前で下着姿の女性が踊り始める。
きわどいレースのTバックを纏った尻をプリプリと揺らすその女性は、
689 :
彼氏いない歴774年:2009/01/27(火) 17:55:05 ID:RFj9BMIq
黒柳徹子
「ハイッ、ご開帳よーっ!」
徹子はジュジュの目の前で開脚した。
Tバックの股間からはみ出した老女の生々しいビラを見て、ジュジュのモノが一気に萎える。
彼が気絶したのを見届けると、徹子は山田に
「それじゃ珍歩院先生、後でカラー色紙よろしく」
と言ってアンティークドアの向こうに去っていった。
どうやら彼女は密かに珍歩院こと山田のマンガのファンだったらしい。
…一方、喪婆婆はジュジュにレイプされかけたショックで、開かれた陰部を隠す事も出来ぬままに泣いていた。
そこに山田が近付き、ティッシュで内股の愛液と尿をふき取ってやりながら囁いた。
「お嬢ちゃん、君は泣いているよりも笑った顔のほうが可愛いよ……」
コクリと頷く喪婆婆。
そんな山田にときめくこともなく、気丈に立ち上がり衣服の乱れを整えた。
実にいじましく愛らしいと思わせる振る舞いだった。
「さぁ!喪子とハルミよ、こっちに来るのじゃ!」
主人公のくせにすっかり蚊帳の外に放り出されていた二人を呼んだ。
しかし
「今ちょっといいとこなんで邪魔しないでくださ〜い」
と喪子の返事。二人は暇なあまりWiiで遊ぶのに夢中になっていた。
二人がプレイしていたゲームとは……
692 :
彼氏いない歴774年:2009/01/27(火) 18:55:56 ID:WkXZG506
ワッセローイ
喪子がそう言いながらコントローラーを振ると、画面上に描かれたトイレの水が勢いよく流れた。
二人がプレイしているのは、「Wiiうんこ〜トイレ祭り〜」というゲーム。
より良い排便のための食事管理からトイレの詰まり直しまで網羅した、知る人ぞ知るソフトである。
「…やれやれ。あの調子ではあやつらの初体験は明日になりそうじゃな。もう今夜は遅いしわしらも寝るか…」
と、その時、喪婆婆の携帯が鳴った。
相手は、喪婆婆が理事を務める世界喪女連合のフランス支部長・喪レーヌだった。
『大変です!ゼクシィの新しいCMを観た世界中の喪女達が苦しみ始めています。三日以内に喪婆婆様の選んだ喪女が喪女充となり、
喪女でもいつか幸せになれるのだという希望の光を与えてくれなければ、皆の命が危ないかもしれません!』
「…なん…じゃと?!…喪子とハルミよ!ゲームを止めてわしの話を聞くのじゃっ!」
「…というわけで、世界中の喪女を救うためにやってくれるな?」
喪婆婆から話を聞き、喪子とハルミはうなずいた。
「わかったわ。私とハルミさんが結ばれればいいのね?」
「いや、ただ結ばれるだけではいかん。今から言う喪女充になるための3つの課題を
全てクリアしたうえで愛し合わなければ希望の光を皆に伝えられぬ。まず一つ目は…」
695 :
彼氏いない歴774年:2009/01/28(水) 17:55:32 ID:dcM2g5Ra
ショックを受けて瀕死の状態から、愛する人の口付けで不死鳥のごとく蘇ること
「分かった!ハルミさん棍棒で私を殴って!」
「えっで、でも…」
いきなり難題を突きつけられて戸惑うハルミ。しかし、
「いいのよ!わたしたちにならできるわ。」
喪子の勇気に感動したハルミは決心した。棍棒を力一杯握りしめ、喪子に降り下ろす。
「えぇいッ!」
グチャ!!
喪子の顔面が崩壊した。
しかしハルミが血まみれの頭部にキスすると、瞬く間に元通りになった。
愛のなせる奇跡…、しかし喪婆婆は首を振る。
「駄目じゃ。ショックを受けて瀕死の状態からというのは、喪女にとっての精神的ダメージのこと。…そう、たとえばこのような」
喪婆婆はリモコンを操作し、テレビをつけた。
「・・・い、嫌ああああああっ!!」
軽快な音楽とともに画面に映された映像を見た喪子は、とたんに真っ青になった。
それは、喪子が学生時代に組んでいたバンドのライヴ映像だった。
高校時代に喪女グループで組んでいたバンド・モジョーズで、喪子はボーカルだった。
画面の中の奇抜な衣裳の喪子が、痛々しいMCをしている。
『みんな聞いてよ!この前手作りチョコのレシピ本買ったら、リア充店員に鼻で笑われたんだよ。
畜生、喪女にはバレンタインなんか必要ねえって言いたいのかよ?悪かったな!どうせ自分で全部食ったよ!
…そんな思いを込めて作った新曲、聞いてください。タイトルは……』
アソパソマソ〜愛と勇気だけが友達〜喪女はそれらすら持ち合わせていないVer.
若気の至りに苛まれて、喪子は気絶寸前だった。
「やめてー!喪子のHPはもうとっくにゼロよー!!」
ハルミが喪子を抱きかかえて心配そうに言うが、喪婆婆は厳しい顔でリモコンを操作する。
「まだじゃ。瀕死のダメージまであと少し…さあ喪子よ、次はこれを見るのじゃ!」
画面がライブ映像から違うものに変化する。
それは、高校一年のころの喪子がハルミや山田の所属するラクロス部の部室にいるというものだった。
ハルミの誘いでマネージャーになった彼女は、誰もいない部室で選手達のユニフォームをたたんでいた。
…と、不意に画面の中の喪子の動きが止まる。
「うふふっ、これ玉木先輩(ハルミ)のユニフォームだわ…」
しこしこ
705 :
彼氏いない歴774年:2009/01/31(土) 02:42:05 ID:sgtwH38I
喪子はシャツに頬擦りした後、匂いを嗅ぎ始めた。
「ハアハア、玉木先輩ィ〜…」
興奮してきた喪子はそのまま玉木のロッカーを開け、彼の薬用リップクリームを取り出した。そして…
ショーツをずらし、それを秘裂にたっぷりと塗りつけた。
「…あんっ、スースーして感じちゃう!玉木先輩の唇と私のあそこが間接キスしてるぅぅっ…!」
さらに喪子は玉木の予備のスティックに跨り、シャフト部分に陰部を擦りつける。
「ああっ、玉木先輩のシャフト固くて太い…やぁん、あそこが擦れてビチョビチョだよ…ぅ!」
喪子が夢中になっていると、突然ドアが開いた。
それは、日直で遅れてきたグロメン山田(高校二年)だった。
「…うひゃっ!喪村、おまえ玉木のスティックに跨って何してるんだよ!?」
「こ、これは……」
喪婆婆はその斜め上に行く喪子の行動に
嫌な汗を垂らし唾を飲み込んだ。そのまま横目でハルミを見やった。
ハルミはと言うと、
「喪子ったらこの頃からアタシを好きだったのね、もー嬉しいじゃないの!」
と、気絶寸前の喪子を抱き抱えたまま照れていた。
一方、映像の中の喪子は山田に必死の弁解をしていた。
「や、山田先輩!これはその…、ま、魔法使いごっこしてただけなの!だから玉木先輩には言わないで!」
「黙っててやってもいいよ。でもその代わり…わかるよな?」
そういうと山田はズボンと下着を下ろし、固く反り立った男性器を露にした。
「あああっ…」映像を見ていた喪子が泣きながら崩れ落ちた。
「喪子…アンタまさか…」喪子を抱くハルミの顔が青ざめる。
「実は昨日新しいオナニーを開発したんだ。今からするから、そこで見ていてくれ!」
「…え、見るだけでいいの?」
「ふふん、俺くらいのオナニーマスターになると、人に見られながらシコるのが一番興奮するのさ」
山田は玉木のロッカーを開け、先ほど喪子が使ったリップクリームを屹立したモノに塗った。
「玉木は金持ちだから高いリップクリーム使ってるんだよな。これ塗ってシコると気持ちいいから、
皆が帰った後時々拝借してオナニーしてるのさ!」
喪子は眩暈を感じた。
さっき玉木と間接キスと盛り上がっていたが、実は山田のモノとも間接キスしていたのだ。
「うぅ…おうぇっ」
思わず喪子は嘔吐した。
映像を見たハルミは怒りに肩を震わせた。
そして、喪婆婆に喪子を預け、少し離れた所で黒柳徹子にプレゼントするカラー色紙を描いていた山田の背後に音もなく立つ。
「ちょっと山田!アンタ高校の時チンコにアタシのリップ塗ってオナッってたのね!?許せないわ、謝りなさいよ!」
「ええっ、何故それを?!…さては喪子がチクッたのかああぁぁっ!?」
映像を見ていない山田は喪子に怒りの視線を向けようとしたが、
「うっさいわこのグロメンがっ、地獄に落ちろおおおぉぉぉぉッ!!」
全体重をかけたハルミの超絶オカマ飛び蹴りが、彼に容赦なく炸裂した。
713 :
彼氏いない歴774年:2009/02/02(月) 02:02:58 ID:MW2vtiES
何の!!負けじと山田も「爆熱変態フィンガー」をハルミの肛門に繰り出す!!
「ばぁくねつ!!変態フィンガアアアアアア!!」
「あぁあぁぁん〜〜〜っ」ハルミは思わず喘いでしまった。
「どうだ俺様のフィンガーテクは!」山田の指先はハルミの弱いところを巧みに攻め続ける。
「はぁぁんはぁんあはぁぁん〜〜」ハルミは快感に身をくねらせる。
「フフッ女の喪村にはわかるまい!こんな攻めはできるまい!見ろ!玉木の喘ぎっぷりを!!」
喪子の瞳から大粒の涙がいくつも零れ落ちる。
そんな喪子の姿も目に入らないのか、ハルミは快感に身を任せ喘ぎ続ける。
「あんっ気持ち良いよぉ〜やまだぁ〜〜もっとぉん〜〜」
山田が喪子に対する優越感にフフンと鼻を鳴らした時、その顔面にハルミの拳がヒットした。
たまらず山田はハルミの肛門から指を離し、滴る鼻血を拭った。
「ぐ…はっ、玉木…俺の爆熱フィンガーテクの虜だったはずでは…?!」
「フン、悪いわね。喪子を瀕死の状態にする必要があるから演技させてもらったわ。それに…」
ハルミは山田の乳毛を掴み、荒々しく毟りつつ言った。
「アタシはもう、一生喪子しか愛さないと決めたの。アンタみたいなグロメンの愛撫、蚊が止まった程にも感じないわよ!」
ブチブチと音をたてて乳毛が毟られていく快感にも似た衝撃に、山田の乳首がいきり立つ。
「ら、らめぇぇぇっ!あっふぅ〜ん!」
喪子の元へと戻っていくハルミを目にしながら、自慢の乳毛を全て強制脱毛された山田は恍惚の表情でゆっくりと倒れた。
716 :
彼氏いない歴774年:2009/02/03(火) 01:12:14 ID:+8KRqg7j
と、地面に伏した彼の目にSM用のハイヒールが入った。
恐る恐る顔を上げると、そこには鬼のごとき形相の充子が!!!!!!!
717 :
彼氏いない歴774年:2009/02/03(火) 01:59:03 ID:/keTRAcb
「山田ッチ、男同士でも浮気は許さないっちゃよー!ハイヒールでお仕置きだっちゃ!」
「み、充子!違うんだ今のは!俺と玉木はただの友達で…あっふ〜ん!」
ハイヒールの踵で乳首を刺激された山田の喘ぎ声が、アンブレラ第七研究室にこだました。
一方、ハルミが喪子の所へ戻ると彼女は土気色の顔でうわごとのようにハルミの名を呼んでいた。
「…今じゃ、ハルミよ。喪子を思いながら口付けをするのじゃ」
「喪子…愛してるから元気になって……」
ハルミが祈りながらその唇を塞ぐと、瀕死の状態だった喪子の頬が薔薇色に染まっていく。
こうして喪子達は三つの試練の一つ目をクリアした。
「よくやった二人とも!さて、第二の試練はもっと大変だが、出来るかな?」
「もちろんよ!今のハルミさんと私なら、何でも出来そうな気がする」
目を輝かせて頷く喪子に喪婆婆は言った。
「では、第二の試練は忍耐力のテストじゃ。ハルミよ、今からこれを喪子に使うのじゃ」
喪婆婆は微笑みながら、ハルミに特大のグリセリン浣腸セットと縄を渡した。
「そんな……、弱っている今浣腸をしたら、喪子が危険だわ!」
ハルミが抗議すると、喪婆婆が少し考えてから言った。
「うーむ。亀甲縛りされたまま浣腸をして排泄を一時間我慢というのが試練じゃが、
代わりにここにいる人間から三人選んで浣腸し、二十分耐えてもらっている間に喪子がアナルバイヴ責めに耐える
というのでも良しとしよう。喪子よ、どっちを選ぶ?」
喪子は少し考え、答えをだした。喪子が選んだのは…
「そうね…じゃあアナルバイブにするわ…。耐えられる自信がないけど浣腸なんて嫌だもの。
選ぶ3人は…、ジュジュ、それから充子、それから…ハルミさんお願い。」
「も、喪子?浣腸は山田でいいじゃない。私は喪子についていたいわ」
ハルミが訴えるが、喪子は落ち着いた様子で言った。
「バイブを入れるのは山田にお願いしたいの。だって…感じちゃいけないのよ。山田に入れられるなら我慢できるはずだわ。」
喪子の言う事は尤もだが、ハルミは不安だった。
ここに来た夜に記憶を取り戻す手段として浣腸し、間に合わずに漏らしたことを思い出す。
喪婆婆が言うには、20分の間に一人でも失敗すれば、全員が耐え切るまで何度でもやり直すのだそうだ。
「大丈夫よハルミさん。他の二人がちょっそ心配だけど、私達は愛の力で耐えられるはずだわ!」
喪子がそう言って微笑む。
その顔は相変わらずブサイクではないものの垢抜けないダサ喪女だったが、勇気を貰ったような気がした。
「…そうね、アタシやってみるわ。よし、皆で頑張って第二の試練を突破しましょう!」
やがて、喪婆婆の合図と共に怒羅美・殺スケ・オマーンがハルミ・ジュジュ・充子の肛門に浣腸液を注入し始めた。
それと同時に、山田の手によって喪子のアナルにアナルバイブが挿入されていく。
しかし、高校時代のハルミのリップクリームを使ったオナニーを喪子がハルミに告げ口したと誤解する彼は、
こっそりバイブを隠し持っていた極太のものにすり替え、いきなりスイッチを最強にした。
(ふふん、喪子め!すぐにイッって恥をさらせ、この告げ口喪女がっ!!)
そこへあの人物がズバッと登場
それは、山田に頼んだサイン色紙を取りにきた黒柳さんだった。
「珍歩院先生ありがとう、素晴らしいイラストだわー!」
机の上の色紙を嬉しそうに手に取る黒柳。
だが悲劇は突然訪れた。
「あぁーっ!もうダメ、出ちゃうようっ!」
ジュジュの肛門から勢いよく放たれた便が、黒柳を襲う。
「なんのこれしき」
黒柳はあるかないかの胸の谷間からサッと黄色いハンカチーフを
取り出すと、華麗に広げてジュジュのそれから身を守る。
そしてそのまま、彼の
肛門を拭いた。
さすが黒柳さんは大人の女だわと、そこにいたみんなが感心した。
「ジュジュが我慢できなかったのか。仕方ない。もう一度チャンスをやろう。
今度はちゃんと我慢するのじゃぞ。これも喪子のためじゃ。」
喪婆婆はそういうとジュジュに浣腸液を注いだ。
ブウウウウン…
(どうしよう!あぁ…もうイキそうなのに…!!)
小刻みに震えながら刺激に耐える喪子を見て、山田はほくそえんだ。
だが、そんな喪子にハルミが励ましの言葉をかける。
「…喪子、頑張って!みんな辛いけど、あと二十分の我慢よ!」
「そ、そうね!ありがとうハルミさん、私頑張る。すいへーりーべ…」
喪子は快感から逃れようと、元素記号を詠唱しはじめた。
(くっ、玉木のヤツ余計なことを…!何か喪子に恥をかかせる方法は……)
山田は次なる喪子への嫌がらせを考えた。
「しっかししろ!耐えるんだ!玉木を愛してるんだろ!?バイブなんかでイって良いのか!?」
山田は喪子を励ますフリをして喪子の耳に息を吹きかけた。
「はぁ…あぁん…。」
喪子は絶頂に達する寸前であったが、なんとか耐え凌いだ。
「何喘いでるんだ!恥ずかしくないのか!?」
次は乳首に吹きかけた。
こんなときにいつも喪子を庇うハルミも、今は浣腸の効果に耐えるのに必死だ。
誰にも妨害されないという安堵も手伝い、山田の喪子イジメは更にエスカレートする。
「おおっと!悪い悪い、ちょっと立ちくらみが…」
「ひゃあぁんっ…!」
よろけたふりをしてアナルバイヴをもう少し深く差し込んでやると、喪子は目を白黒させた。
アナルへの刺激を受けて彼女の秘所からは止めどなく女蜜が滴っている。
それにより、ジュジュが漏らした排泄物のそれを凌駕するほどの甘いイチゴ臭が部屋に充満していた。
(ほ〜ら、このままイッちゃえよ。この告げ口喪女め、フヒヒヒヒ!)
意地の悪い笑みを浮かべ、山田はこっそりとアナルバイヴを揺さぶる。
しかし、そんな彼の一連の卑劣な行為を見ている者が、この部屋に一人だけいた。
729 :
彼氏いない歴774年:2009/02/08(日) 01:53:55 ID:90I2FjLQ
それは殺スケだった。
「山田、さっきから何してるナリ?卑怯なことする男は最低ナリよ」
「さあ、何も?いいからお前はあっちでジュジュ見てろ」
「武士の目はごまかせないナリ。それに、ペロリ…これは嘘をついている味ナリね!」
殺スケは山田の乳首を舐めた。
彼にはそうやって人の嘘を見破る機能が備わっていた。
「はあぁぁんっ!」
弱点である左乳首を舐められて、山田は大きく身じろいだ。
その拍子に彼の懐からこぼれ落ちた物を殺スケが拾ってみると、
それは本来使われる予定の小さくてシンプルなアナルバイブだった。
喪子を苦しめる極太のイボ付きアナルバイブを本来の物と取替えながら、殺スケは悶える山田に言った。
「卑怯者にはお仕置きが必要…。喪子の苦しみをその身で味わうがいいナリ!天誅っ!!」
と、彼は山田のパンツをずり下げて肛門を開き、喪子から抜いた極太バイブを一気に突き刺した。
直腸が裂け切れ痔を併発した。
「ふん、卑怯者は苦しめばいい…おっと、これを忘れていたナリね」
殺スケが極太バイブのスイッチを入れると、激しい振動が山田の直腸を襲った。
「痛っ!痔が疼くうぅ!…でも、あ…ぁぁん、くやしい!痛いのに感じちゃうぅっ!」
ビクビクッと身を震わせながら、山田の苦悶の表情はしだいに快感の悶えに変化していく。
そんな山田を見て、怒羅美が排泄物でも見るかのような顔で呟いた。
「死ねばいいのに」
怒羅美がそう発すると山田の循環器に異変が起こった。
激しい息苦しさを感じ、数秒後にそれが治まった時、なんと山田の声は喪婆婆そっくりの可愛い少女声に変化していた。
「あふぅぅん、らめぇ!お尻…気持ちいいよぅ!」
その声に、山田に背を向けて浣腸の排泄欲に耐えているジュジュが反応した。
可愛らしい喘ぎ声が山田のものと知らぬ彼は、喪婆婆がアナルオナニーしていると勘違いし、興奮しはじめる。
「あはぁん、バイブの振動が凄いぃ!もう、いきそうぅ…」
(も、喪婆婆ちゃんのオナニー見たい!でもダメだ、今は浣腸に耐えないと!で、でも何てエッチな声だろう…)
見たくても見られないもどかしさも手伝い、ジュジュの股間は腹痛を凌駕するほどに張り詰めた。
(お尻がもう限界…どうしようでちゃうよ!)
股間の興奮が増すとともに排泄欲も増していた。
なんとかしなければ…考えを巡らすジュジュにあるひとつの名案が思い浮かんだ。
「ねぇ怒羅美ちゃん!ちょっとこっちに来て!」
何事かと怒羅美がジュジュのもとに駆けつけると、赤い顔をしたジュジュが言った。
「あのね、怒羅美ちゃん。喪子ねえさんを助けるために力を貸して欲しいんだ。
僕のここ見て?大きくなってるでしょ?コレが小さくならないと漏らしてしまいそうなんだ。
怒羅美ちゃんの可愛いお口で気持ち良くしてくれないかな?」
「だ、駄目ナリ!怒羅美はそんな事しちゃいけないナリ!」
殺スケが二人の間に割って入った。
「何よ、あんたが決めることじゃないでしょ。…それとも私が心配とか?」
「…ふ、ふん。誰がお前の心配など!ただ、ドラ先輩が悲しむからと思っただけナリよ!」
「むぅ」
「ドラ先輩は怒羅美にそんなこと望んでないナリ!」
怒羅美は一寸の間考える。喪子のためにと思いつつ、兄の悲しむ顔も見たくない。
すると、
「おら!お前は怒羅美になんてこと頼むナリよ!これでも付けとけこのヤロー」
といって殺スケは搾乳器をそこに取り付けて吸引させた。
「らめえええええええっ!!」
「フン、ある程度精液を出せば外れるナリ」
殺スケに冷たく言われ、ジュジュはアナルオナ中の喪婆婆がいるはずの後ろを見た。
しかし彼女はただ静かにストップウォッチを見ている。
では彼女に似た喘ぎ声は誰なのかと見回すと、それは極太バイブを尻に突っ込んだ山田だった。
喘ぎ声の主が山田であったことはショックだったが、
股間の快感のほうが勝りジュジュは山田を見ながら果ててしまった。
ジュジュが一息つく間もなく、搾乳機はまた動き出す。
「ある程度というのはもちろん満タンのことナリ。変態のジュジュには余裕ナリね。」
(怒羅美に卑猥なことを言った罰ナリ。ヒヒヒ!いい気味ナリ。)
1.5?のペットボトルより一回りも大きな搾乳機には、まだほんのひとしずくの精液しか入っていなかった。
「そんな…!取ってよ、怒羅美には謝るから、ぁうう…ごめん怒羅美…うぁぁっ!」
喘ぐジュジュを見かねて、怒羅美が言った。
「殺スケ、ジュジュも反省してるみたいだし許してあげたら?」
「ど、怒羅美がそう言うなら搾乳機を外す他の方法を教えるナリ。好きな子の前で脱糞すればいいナリよ」
と、殺スケは喪婆婆を見ながらニヤリとした。
少し前にジュジュは少しだけ脱糞したが、黒柳達が速やかに処理してくれたおかげで、その瞬間を喪婆婆には見られなかった。
残り時間はあと数分、もう少し耐えてからなら喪子達に迷惑はかからないが…。
「で、出来ないよぅ…そんなことしたら喪婆婆ちゃんに嫌われるし、恥ずかしいよぅうっ…」
「嫌われる?ジュジュはあの子にレイプ未遂して泣かせたうえ、他にも変態行為を見られてるナリ。
それを今更、嫌われるのが恐いとか恥ずかしいとか、ちゃんちゃらおかしいナリよ!」
「じゃ、じゃあ…わかったよ。するよ。でももうちょっと後で良いよね。喪子ねえさんが頑張ってるから…」
想像しただけで顔から火が出そうなくらい恥ずかしかったが、精を吸い取られ続けてはとても体力がもたない。
「それはダメなり。」
「さあ、あと5分しかないナリよ。どうするナリか?」
「ううう……」
ジュジュが喪婆婆のほうを見て涙を溢したときだった。
「そのくらいにしとくざます、殺スケ。排泄するのは別にいつでもいいと説明書に書いてあるざます!」
それまでハルミの横で様子を見ていたオマーンが、殺スケが落とした搾乳機の説明書を読みながら言った。
「な、なんのことナリか?…そ、そんな説明書なんか知らないナリ!」
殺スケの目が激しく泳ぐ。
「殺スケ…」怒羅美が軽蔑した様子で殺スケを見つめる。
「そんな目で見ないでほしいナリ…我輩は何も悪くないナリ!」
愛する怒羅美の冷たい視線が胸に突き刺さる。殺スケはいてもたってもいられず、
くるりを背を向けると部屋の隅に向かって走り出した。
ドンッ!
駆け出した殺スケが、アナルバイブの快感を必死で堪えていた喪子にぶつかる。
衝撃で喪子に挿入されていたバイブは根元まで秘穴に飲み込まれた。
「あっひゃひゃぁぁ〜ん!!!」
喘ぎ声とともに大量に失禁すると喪子は気を失いその場に崩れ落ちた。
ついに絶頂に達してしまったのだ。
(…喪子め、いい気味だ。皆に非難されろ!)
と、山田はアナルバイヴの刺激に喘ぎつつもほくそ笑んだが…、
「喪子ー!…ア、アタシももうダメ!」
「やっべ!マジ漏れるしっ!」
「出ちゃうよう!み、見ないで喪婆婆ちゃんー!」
ほぼ同時に放たれたハルミ達三人の便が彼を襲う。
「はうううーんッ!!」
噴出し終えた三人は、ぐったりと横たわっていた。
が、ハルミは力を振り絞り喪子のもとへはいずり寄った。
喪子は失禁し、白目を剥いて気絶している。
『喪子…喪子!私よ!ハルミよ!あなたに渡したい物があるのよ!私たちの愛の結晶よ!今日この日のために、あなたの為だけに作ったのよ!』
それは、ハルミ特製のバレンタインチョコだった。
『さぁ!このイチゴミルクチョコを食べて!私たちの愛の結晶よ!』
材料はもちろん、ハルミのミルクに喪子のイチゴの愛液をまぜ、極秘チョコにあわせたもの。
そのチョコとは…
ゴディバ
高級チョコと互いの愛液が織り成す奇跡のコラボレーション。
ハルミがそれを口に入れてやると、喪子の瞳に生気が戻った。
「ハルミさん逆チョコありがとう!よーし、今度こそ頑張って試練クリアよ!」
「それでこそ喪子だわ!ねえ、アタシにも口移しで元気を頂戴…」
二人は希望に目を輝かせて唇を重ねたが、その背後で酷い状態になっている3人の男が…。
調子にのりすぎて怒羅美に怒られ、部屋の隅で体育座りでドナドナを口ずさむ殺スケ。
搾乳機は外れたものの、喪婆婆の前で脱糞したシ恥ずかしさとショックにのた打ち回るジュジュ。
そして、うんこ塗れになりながら極太アナルバイブで絶頂し、ピクピク震える山田。
「んまぁ、汚いわ珍歩院センセッ!せめてお顔だけでもキレイキレイに…えええっ?!!」
黒柳さんがハンカチで山田の顔を覆ううんこを取り除き、驚愕した。
何故なら、そこにはグロメンではなく、爽やかなイケメン顔があったのだ。
「まぁ…なんだかよくわかりませんけど、よかったですわね珍歩院先生。
とっても素敵なお顔になってらっしゃるわ。」
黒柳さんに促され、手鏡を見る山田。
「うおおぉ!?なんだこれは!誰だこのイケメンは!フハハ!これならモテモテだぜっ!」
今まで山田は自分の顔が嫌いだったわけではないが、少なくともイケメンじゃないことは知っていた。
そしてイケメンになって沢山の美しい美女と交わり、夢のハーレム生活を送ることを夢見ていた。
「ごめんよ、充子。俺はひとりの女で満足できる男じゃないんだ。お前が俺と別れたくないって言うなら
彼女の一人にしてやっててもいいけどな!じゃあ俺は俺のハーレムを作りに行くぜ!」
イケメン山田(顔以外はウンコまみれ)はスキップでアンティークドアに向かう。
「ま、待ってよ山田ッチ!酷すぎっしょ?!そんなのやだ、やだよぉぉぉぉぉっ!」
山田の態度にショックを受け、充子は泣き崩れた。
「待ちなさいよっ!!」
山田がドアノブを掴もうとした瞬間、怒羅美のドロップキックが炸裂した。
「恋する女心を踏みにじるなんて最低よ!どうしても行きたいなら、私を倒してからにしなさい!」
751 :
彼氏いない歴774年:2009/02/16(月) 19:22:05 ID:EBPJluN5
その時、アンティークドアの向こうから殺気立ったオトメ達が現れた。
怒羅美「あ、あなた達は?」
???「私達は全国ヤリチン退治団体の者です。」
???「ここに乙女の心を踏みにじるヤリチンがいると聞いて。」
やおら山田の周りを取り囲み、殴る蹴るの暴行を始めた。
もうやめて!!山田のHPはもう0よ!!!!
10名ほどの乙女達による暴行に抵抗するスキも与えられず、なすがままの山田。
彼女達のあまりの迫力に、怒羅美や喪子達もどうしようも出来なかった。
…というか、別に止めるつもりもなかったが。
やがて、全国ヤリチン退治団体のリーダーが、ボロ雑巾のようになった山田を充子の前に投げ捨て、
尻を踏みにじりつつ言った。
「ほら、調子にのってすまなかったって彼女に謝りなさいよ!このろくでなしがっ!!」
753 :
彼氏いない歴774年:2009/02/16(月) 22:04:31 ID:EBPJluN5
山田「ひ、ひげぇぇ!!ごめんなさーい!!」
充子「山田ッチ、謝らなくてもいいよ。
もう新しいカレできたし☆」
うんこと血と涙と汗で汚れた顔を上げ、充子の隣を見ると…
そこにはもこみちがいた。
充子はどうしようもない山田に愛想を尽かし、新しくもこみちに切り替えたのだった。
イケメンで優しくて努力家で真面目で誠実、男気も頼りがいもあるもこみちに山田が勝てる要素0。
自業自得である。
しかし山田は動じなかった。
イケメンとなった今ではスッピンブサイクの充子に未練はなかった。
「そうか…なら俺は充子を諦めるよ…」
充子を怒らせるとめんどくさかったので落ち込んだフリをした。
そしてスキップでアンティークドアから出て行った。
そのとき充子の心がなぜか痛んだ。
755 :
彼氏いない歴774年:2009/02/16(月) 22:52:06 ID:EBPJluN5
充子「山田ッチに貸した千円返してもらってから別れるんだった…」
充子は悔やんだ。
しかし、愛する彼がいるので大した問題は無かった。
一方山田は充子が追いかけてこないのでだんだん不安になってきた。
山田「(もしかして俺、本当に捨てられたかも・・・)」
後悔しても遅い。
充子を失った山田は、いずこともなく消え去っていった。
山田がドアの向こうに移動するのを見届け、任務を終えた全国ヤリチン退治団体のみなさんも、軽い会釈をして帰っていった。
すると、もこみちが充子を突き飛ばして彼女達の後追う。
「も、もこみちどうしたの?!」
「だって、俺も全国ヤリチン退治団体のメンバーだから。本当は女だけど、君をからかってみたのさ」
と、服を捲り上げたもこみちの胸は…充子よりの大きかった。
ショックを受ける充子を捨て、もこみち(女)は去っていった。
泣き崩れる充子の肩を抱き、喪子が言った。
757 :
彼氏いない歴774年:2009/02/16(月) 23:11:33 ID:EBPJluN5
建前「すぐにいい人が現れるわよ。元気だして。」
本音(ビッチ涙目wwwww)
「…やっぱりあたしにはアイツしかいない。あたし、山田ッチ連れ戻してくるっ!」
喪子の腕を振り解き、充子はアンティークドアに飛び込んだ。
「ま、待って!充子がいないと試練のやり直しが…!」
慌てて追いかけようとした喪子だったが、ドアに弾かれた。
…そう、喪女充になるまで、喪子とハルミはこの部屋から出られないのだ。
そんな喪子に喪婆婆が言った。
「さあ、第二の試練も終わったし、最後の試練の前に一休みしておくがいい」
「え、でも……」
「喪子がイッたのは、タイムリミットと同時だったのじゃ。それに、次の試練は山田と充子がいなくても出来るからの」
それを聞いてほっとした喪子の耳に、ジュジュのすすり泣く声が聞こえてきた。
759 :
彼氏いない歴774年:2009/02/18(水) 22:17:16 ID:PFxUStIH
大好きな少女の前で排泄したことが、幼いジュジュの心に深い傷をつけた。
喪子はジュジュを慰めようと声をかけたかったが、もとはと言えば自分のせい、
なんと声をかけたらいいのかわからず戸惑っていた。
そこへハルミがやってきてジュジュに声を掛ける。
「私と喪子を見てごらんなさい。愛するということはね、相手のすべてを受け止めることなの。
たとえジュジュのどんな姿を見ても変わらず愛してくれる人にいつか出会えるわ。」
喪子姉さんとハルミさんのせいなのに…
仲睦まじい二人の姿を目の前にして、ジュジュの心に二人を憎む気持ちが芽生えた。
「だったら証拠を見せてよ。」
「証拠?アタシ達の愛の前には脱糞なんてたいした事ないわ。それ以外にどうすれば分かってくれる?」
「そうだね…。それじゃ二人の力で僕を幸せにしてよ、僕の想いが喪婆婆ちゃんに伝わって、
ハルミさん達みたいに脱糞なんて何でもないと思える関係になれるようにしてよ!」
ジュジュの無茶な願いを聞き、ハルミは困惑顔で喪婆婆を見た。
自分の幸せを諦めて、カリスマ喪女として長年もてない者達のために尽くしてきた喪婆婆。
だが彼女も10歳からやり直すことになったからには、これから誰かと恋愛をして幸せになることも出来るだろう。
しかし、恋愛は一人でするものではない。
ジュジュが一方的に想っても、喪婆婆が彼を嫌っているならば通じないのだ。
「ジュジュ、協力してあげてもいいけど、その前に聞かせて。
脱糞を抜きにしても、あなた今まで喪婆婆に好かれる努力を何かした?そして、するつもりある?
変態の素質がどんどん目覚めてるのは仕方ないとしても、まさかただの変態が愛されると思ってないわよね?」
761 :
彼氏いない歴774年:2009/02/19(木) 21:29:31 ID:7ES2CP/5
「ちょっと待って。僕はただの変態なんかじゃない!変態という名の美少年だよ!」
開き直るジュジュに溜息をつき、ハルミは喪婆婆を呼び寄せた。
「ねえ、喪婆婆。アナタ、ジュジュのことどう思ってる?」
問われて、喪婆婆はキョトンとした顔でジュジュを見た。
そのあどけない顔に、ジュジュの胸が高鳴る。
(はう〜ん、可愛いよ〜!喪婆婆ちゃんにチュッチュしたいよ〜!
ちっちゃなマンコにチンチン突っ込んでシュッシュしたいよ〜!こんな僕を罵っておしっこ飲ませてよ〜っ!)
ドキドキしながらも、ジュジュは変態的なことを考えてハアハアしていた。
そんなジュジュに、喪婆婆は目を細めて言った。
「わしは……」
「ずっとジュジュのような美少年と恋愛したいと思っておった。でもイケメンは信用できないんじゃ。」
そして彼女は回想に耽る。今でも鮮明に思い出せるあの台詞。あの声。あの顔。
「ふ〜いぇい、僕がいつも君のこと見てるって知ってた?僕は君の事ぜ〜んぶ知りたいんだ、君を裸にしたいんだ
君が一人でどんなこと考えてるのか、どんなことしてるか、僕だけに見せてよ僕だけに教えてよ
君の表情がいくつあるのか全部知りいよ、君の感情がいくつあるのか全部、全部知りたいよ
こっそり後をつけて君のクローゼット開けて、君のお風呂に潜り込んで、君のアルバムも全部、君の日記を暗記したい
君の全部を録画して、君の全部を録音したい、僕の、僕のファインダー越しに裸の君を全部見せてよ!」
となまこが言った。なまことは
765 :
彼氏いない歴774年:2009/02/20(金) 19:36:05 ID:I8r1mW26
「いや、今は言えない」
「お願い、私とハルミさんだけにそっと教えて。喪婆婆は私に良くしてくれた、だから私もあなたの力になりたいの!」
喪子がそう言うと、喪婆婆は喪子とハルミを手招きし、部屋の隅で話しだした。
喪婆婆がまだ趙 印蘭という名の内気な15歳の少女だった頃、彼女は近所のイケメン兄さんが好きだった。
しかし同じ人を想う傲慢な村長の娘・栖 飯都が財力にものをいわせて彼と婚約。
さらに飯都が雇った男たちに乱暴されそうになったり、崖から突き落とされたりした。
怪我をした彼女を通りすがりのイケメン商人「なまこ」が助けてくれたが・・・。
なまこは言葉巧みに騙し、印蘭の金を騙し取ったあげく娼館に売ろうとした
そこを助けてくれた喪女尼僧によって印蘭は喪婆婆という名を与えられ、現在の彼女になっていったのだ。
喪婆婆の話を聞き、喪子とハルミは涙ぐんだ。
そして、少し離れた場所でハアハアしているジュジュを見つつ、囁き合う。
「ねえハルミさん、私、喪婆婆に幸せになってほしい。・・・でも、あのジュジュで大丈夫かしら?」
「どうかしらね…。ジュジュはイケメンで超能力だってあるわ。変態だけど魅力もあるのよ。
だたあの性格だから喪婆婆ひとりを愛するのは難しいんじゃないかしら。
大人になれば素敵な女性との出会いもあるでしょうし…。」
喪子とハルミはコソコソ話し合った。
そのときビビビと喪子の頭の中に何かが入り込んできた。
『変態だけど、そこもまたそそられるんじゃ…』喪子はその言葉が喪婆婆のものであると確信した。
なぜなら喪子にも他人の思考を読み取るという不思議な能力があったから…。
喪子は思い出した、ジュジュを罵り黄金水を飲ませながら興奮していた喪婆婆の姿を。
(喪婆婆にはドSの素質がある、そしてジュジュはドM…。前に、SMこそが究極の愛という話を聞いた事があるわ。
女王様と奴隷という関係から始まる愛なら、二人は上手くいくかもしれない!)
チラリとジュジュを見ると、彼は妄想に浸りつつ股間を膨らませていた。
「ねえ喪婆婆、ちょっとジュジュを変態と罵りながらこれで好きなようにいたぶってみて」
「こ、これでワシがジュジュを……?!」
鞭を受け取りながらうろたえる喪婆婆。
しかし、その瞳に艶っぽい光が宿るのを喪子は確認した。
ばしーんばしーん
喪婆婆は無言でジュジュの体に鞭を浴びせた。
彼女が無言なのはまだSとして覚醒していないからであったが、表情はどこかニヤついていた。
一方すでに目覚めているジュジュは身をよじらせながら喘いでいた。
「はう〜んっあふんっ痛いよ喪婆婆ちゃん〜あはぁぁん」
ジュジュの体が真っ赤なミミズ腫れをいくつも作っていくのを見ていると、喪婆婆はなぜか興奮した。
「ここをこんなにしおって…、叩かれて感じているのか?この変態が!」
喪婆婆は吐息を乱れさせつつ、固くなったジュジュの股間を鞭先でつついた。
「ああっ、い、いいよ…もっと僕を罵って…!」
「そうしてほしかったら…、犬のようにワシの足を舐めて満足させよ!変態なら出来るだろう?」
ジュジュは恍惚の表情で頷き、喪婆婆のつま先にむしゃぶりついた。
「そうじゃ、もっと舌先を使って小刻みに…ふふふ、その調子で奉仕するがよい、この変態め」
ジュジュを変態と罵りながらも、喪婆婆の顔には次第に可愛い飼い犬に向けるような慈愛の笑みが浮かんでいく。
772 :
彼氏いない歴774年:2009/02/24(火) 04:02:19 ID:YwE1mANd
(これならきっとうまくいくわ!)喪子がそう思ったとき、喪婆婆の表情が一変した。
「気持ち悪いんじゃこのボケがああああああ!」
むしゃぶりつかれている足を振り払うと、ジュジュの顔面を思い切り蹴飛ばした。
「調子に乗りおって!この変態が!!」
773 :
彼氏いない歴774年:2009/02/24(火) 04:09:44 ID:A20N69cr
マイヤヒーマイヤフー
マイヤハッハ〜
774 :
彼氏いない歴774年:2009/02/24(火) 09:27:25 ID:qJ9rvBP2
と叫びながらジュジュはふっ飛ばされ、部屋の隅でいじけている殺スケにぶつかった。
どうやら喪婆婆は、まだ完全にはドSに目覚めておらず、恥ずかしさと変態への嫌悪感があるようだ。
しかし、興奮したジュジュにとって女王様からの暴力と罵りはご褒美だった。
「はうううーん、今のキック最高!いいよ、もっとしてぇ!」
ハアハアしながらにじり寄ってくるジュジュに怯える喪婆婆を見て、喪子とハルミは溜息をついた。
「あ、あれでいいのかしら?なんか喪婆婆が可哀想になってきた…」
「…うーん、まさかジュジュがあそこまで変態だとは。あれじゃ最後の試練も今夜は無理かも」
そのときだった。
アンティークドアが開き、現れたのは、修理を終えて戻ってきたドーラ・ウェ・モゥンである。
「…ふふふ、お待たせしましたねジュジュ。超絶美形ロボの私・復活!カクカクカク〜!」
と、怪しげなポーズで仰け反りながら腰をグラインドさせるドラ。
どうやら変態なところは全く直っていないようだ。
776 :
彼氏いない歴774年:2009/02/25(水) 05:08:03 ID:Of5qsrw5
「会いたかったよ、ドーラ・ウェ・モゥン〜!」
ドラに気付いたジュジュはまるで母を慕う子のようにドラに抱きついた。
先ほどまでハァハァしていたジュジュが嘘のようだ。
「やっぱりまだ子供ね。言葉にしなくても寂しさはあったのね。」
喪子やハルミはその光景を微笑ましく思ったが、喪婆婆だけは違った。
こんなに書けるとかすげぇ
と、オマーンと黒柳さんが山田のサイン色紙を見せ合ってキャッキャウフフしていた。
同じ珍歩院ファンということで、いつの間にか仲良くなっている二人だった。
それはさておき、喪婆婆の瞳には嫉妬の炎が宿っていた。
かなりの変態ぶりに怯えてはいたものの、調教中のジュジュをドラに奪われたような気がして、
目覚め始めた女王様としてのプライドが幼い四肢を小刻みに震わせる。
その視線に気付き、ドラはジュジュの頭を撫でながら意味ありげな笑みを浮かべた。
「ふふふ、私がいない間にジュジュの変態度も随分と上がったようですね。
これは恋…いや、それだけではないみたいですが。ねえ、喪子さんとハルミさんはどう思いますか?」
そうね…ドラゴンボールで言う、スーパーサイヤ人なみかしら…
ね…?どう?
喪子はそう言って首をかしげたが、ハルミは神妙な面持ちでドラに問う。
「ドラ、ジュジュの変態度が上がったのはきっとM属性に目覚めたからだわ。
でも、何だかあなたはジュジュの変態度が上がるのを望んでるみたい。何故なの?」
「いかにも。でもそれは、ある目的のためなのですよ、ふふふ…」
ドラは意味ありげに微笑んだ。
781 :
彼氏いない歴774年:2009/02/28(土) 01:28:50 ID:2FbaKOjh
「実は、成人前に変態度を上げておけばおくほど、優れたエスパーになれるのですよ。ふふふ…」
「そんな!優秀なエスパーにはなってほしいけどこれ以上変態になったら生きるのに苦労するわ!」
ハルミは幼いジュジュに同情した。そして自分がジュジュを支えていこうと心に決めた。
変態を認めながらも、その変態力が暴走しないように性的に満たされた状態にしてあげること、
それが自分にできる精一杯の優しさだと信じた。
「ジュジュ…ちょっとこっちに来て。」ハルミはジュジュの手をとって小部屋に入っていった。
そんな二人の後ろ姿をみて、喪子は嫉妬の炎をメラメラと燃やした。
『ハルミさんてば、ジュジュとあんな仲睦まじく手を繋いで…私のことは、どうするつもりなの?!まさか…私のこと、忘れてしまったわけじゃ…?』
あれこれと余計な妄想をする喪子の背後から孟宗竹の林が出現した。
『ふふふ…ついに出ましたね。』不適な笑みをこぼすドラ。
真っ青になり怒羅美が言った。『ま…まさか!こ…これは!?』
それは、愛を知ったばかりの喪処女がまれに召還するという幻想世界の植物――妄想竹。
恋愛に疎い喪女が好きな相手への嫉妬心などを上手く処理出来ずに、色々と妄想すると出てくる。
喪婆婆が気付いたときには、喪子は鬱蒼と茂る竹林の中に迷い込んでしまっていた。
「いかん!今までに何人もの喪女が、やっと出来た恋人と結ばれる前にあの竹林で命を落としておるのじゃ!」
蒼白になった喪婆婆は、ジュジュにローションオナニーを教えていたハルミを小部屋から引っ張り出した。
「ハルミよ!これが最後の試練じゃ。亜空間と繋がる妄想竹の林に迷い込んだ喪子を救い出し、結ばれるのじゃ。
あの竹林は、愛する人に処女を奪われないと消えぬ…。喪子を救い喪女充に出来るのは、お前しかいない!」
「ええっ?!」
驚くハルミに、喪婆婆は髪を結んでいたリボンを手渡した。
「妄想竹は危険でな、こちらの世界と繋がる物を持っていかぬと、助けに行った者まで妄想に囚われて命を落としかねない。
だから、この部屋にいる皆から何か一つずつ貰って身に着けよ。…さあ、ジュジュもハルミに何か渡すのじゃ」
「じゃあこれをあげるよ、ハルミさん受け取って〜!」
シコシコシコシコシコシコ ドピュッ
ジュジュの性器から勢い良く放出された精液はハルミの頭上に着地した。
「ふざけるでない、この牡犬がっ!体液はだめじゃ、それをよこせっ!」
喪婆婆はジュジュを鞭で打ち、彼の腕時計を剥ぎ取ってハルミに渡した。
「…あ、ありがとう。次は黒柳さんに貰いに行くわ」
やや引きつりながらそれを受け取るハルミの後ろではジュジュが悶えていたが、
とりあえず無視して黒柳さんのところへ向かった。
787 :
彼氏いない歴774年:2009/03/03(火) 20:32:46 ID:CDp8LuLC
そのころ喪子は・・・
「…私ったらつまらない事で嫉妬して恥ずかしい。早くハルミさんのところに戻ろう…っと、あれ?」
冷静になり帰ろうとしたが、知らず知らずのうちに妄想竹林の奥まで来ていた。
戻ろうにも帰り道が分からない。
不安になった喪子の耳に、突如女の高笑いが聞こえてきた。
「キャハハハハ、喪村さんて一生結婚出来なさそうだよねー!」
それは、中学時代に喪子を虐めていた同じクラスのリア充・エリカの声だった。
勿論彼女が実際にここにいるわけではないのだが、気弱になっている喪子は妄想と現実の区別が曖昧になっていた。
789 :
彼氏いない歴774年:2009/03/03(火) 23:48:49 ID:IR9K2ysv
エリカの高笑いを聞いていると、辛い過去の記憶が蘇ってきた。
「喪村さんってなんでそんなに暗いのー?キモイんだけどwww
私が喪村さんだったら死にたくなっちゃうよぉwwwよく生きてられるねぇwww」
エリカにバカにされ、イジメには強気で対抗するしかないと思った喪子は、エリカの頬を引っ叩いた。
パチン!!
しかし…、そのことがきっかけで喪子はクラス中の男子にボコられることになってしまった。
「お前、喪村のくせに生意気だぞ!エリカ様に何してんだよ!!おい!やっちまおうぜ!」
こうして喪子は幾日も殴られ続けた。
「もうやめてぇぇごめんなさいぃ!」
喪子は過去を思い出し、頭を抱えしゃがみ込んだ。喪子は完全に妄想の世界に入り込んでしまった。
「うっうっ…」泣きながら顔を上げるとそこには…、
790 :
彼氏いない歴774年:2009/03/04(水) 00:00:18 ID:CDp8LuLC
女軍人がいた。
喪子 「あなたは?」
???「私は大処女王国軍元帥ブット・E・バーリカッタである!!
貴様!!何を泣いておるか!!辛いがあるなら私に相談してみろ!!」
喪子はバーリカッタ元帥に悩みを相談することにした。
喪子「バーリ、カッタルイけどぉ。相談してやんよー。」
元帥「ふむ・・・申してみよ。」
「実は私…」
そこまで言いかけたとき、喪子の肩が震えた。
(この人、きっとレズだ。相談にのるとか言って、私の体が目当てなんだわ!)
妄想竹の魔力のせいで疑心暗鬼に囚われた喪子は、元帥の手を振り切って逃げ出した。
…が、すぐに躓いて転んだ。
「どうした?ほら、私の手をとって立ち上がるのだ」
(ああ、もうダメ!…でもレズはイヤ、何とか助かる方法は…そうだ!)
「お、お願い!これで許して!…でも見るだけにして、私の体はハルミさんしか触っちゃダメ…」
喪子は泣きながら元帥の前でパンツを脱ぎ、彼女によく見えるようにひとりエッチをはじめた。
793 :
彼氏いない歴774年:2009/03/04(水) 22:20:02 ID:L3aMU2b1
「な、なんというケダモノ…。そんなに好きならくれてやろう」
元帥がそういうと、喪子の目の前に裸の男達が現れた。
男達は皆なにかに取り付かれたような顔をして、一目で性のことしか考えていないとわかった。
男たちに身ぐるみはがされ、ある者をは喪子の足を開きまたある者は喪子の腕を押さえつけ、またある者は自身の性器を喪子の口に押し当てた。
「死ぬまで犯され続けるが良い」
794 :
彼氏いない歴774年:2009/03/04(水) 23:42:27 ID:Fqzlptvz
という恐ろしいことを妄想してしまったので、喪子はパンツを脱ぐのをやめた。
その時、パンツの染みから目が痛くなるほどの光が放たれた。
796 :
彼氏いない歴774年:2009/03/05(木) 00:16:58 ID:M0O42Qbw
お前ら…
その光に射たれ、元帥は消えた。
彼女も妄想竹によって生み出された幻だったのだ。
一人ぼっちになった喪子は、泣きながら呟いた。
「寂しいよ、ハルミさんに会いたい…」
そのころハルミは、黒柳さんからハンカチ、オマーンからティッシュをもらっていた。
あとはドラ達から何かもらえば喪子を助けに行けるが、
ハルミの頼みをドラは鼻で笑った。
「お願いよドラ、喪子を助けに行くためにはあなた達ロボからも何か貰わなきゃいけないの!」
「ふっ、私の信念はギブ&テイクです。まさかタダで何か貰おうなんて思ってませんよねえ?」
意地の悪い笑みを浮かべるドラの後ろで、怒羅美と殺スケが無言で頷く。
どうやら3体のロボット達は、同じ考えのようだ。
「…わかったわ、ギブ&テイクね。それで、何が望みなの?」
「そうですね、貰うと言っても私はロボット。大抵の物という物は必要ないんです。
しかし…今後のハルミさんの人生を貰えるのなら私も何か差し上げてもいいでしょう。
私の召使として一生を捧げなさい。」
「そんな!一生だなんてどうかしてるわ!」ドラのむちゃな要求にハルミは抵抗した。
「フフ、いいんですか?喪子さんの命が掛かってるんですよ。それくらいの価値はあるでしょう。」
「ドラよ!忘れたのか?ロボは人に仕える事は出来ても、ロボは人を奴隷にはできんのじゃ!もしその掟を破った時は、再生不能のスクラップにされるのを忘れたのか!?」
喪婆婆は驚いたように言った。
「お…お兄さま…。なぜ?やっと戻ってきたのに、そんな無茶苦茶な事を言うの?そんなに私が嫌いなの?」怒羅美は泣きじゃくりだした。
「怒羅美ちゃんを泣かせるなんて、許さないナリ!」殺スケはドラではなく、ハルミに怒りの体当たりをかました。
801 :
彼氏いない歴774年:2009/03/07(土) 01:12:44 ID:f2zEV6E4
殺スケ「NARYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!」
しかしマッチョオカマのハルミは、そんなことではびくともしなかった。
逆に殺スケのほうが跳ね返され、怒羅美を押し倒すような形で倒れる。
「…ちょ、ちょっとどきなさいよバカ殺スケ!こんな体勢をお兄さまに見られたら誤解されるわ!」
「そ、そっちこそ!さっきまで泣いていたくせに悪態を吐くとは、本当に可愛げのない女ナリね!」
二人は文句を言い合いつつも、思わぬアクシデントにドギマギしていた。
そんな高橋留美子のマンガばりの甘酸っぱい口論をする二人を見て、ハルミは喪子を思った。
切なくて、目尻に涙が浮かぶ。
「ドラ、アタシは真剣に頼んでいるの。早く助けに行かないと本当に喪子が……!」
「…フッ、どうやら喪子さんを助けたいという思いは本気のようですね。ならばこれを差し上げましょう、持って行きなさい」
と、ドラはポケットから一つの道具を取り出した。
803 :
彼氏いない歴774年:2009/03/08(日) 22:12:11 ID:NcVrWQhI
それはどう見ても丸めたティッシュだった。
「ゴミはダメじゃ!ふざけるでない、ドラ!」
喪婆婆が声を荒げるが、ドラは真面目な顔で言う。
「いえ、これは高価な物ですよ。一見、丸めたティッシュですが、そうではなく……」
ドラが話し終えるより先に、喪婆婆がドラからティッシュを奪って中を開いた。
するとそこには噛み終えたガムのような物が入っていた。
「なんじゃこれは!ゴミではないか!この出来損ないロボめ〜!」
ジュジュを奪われた嫉妬心から喪婆婆はドラに敵意を持つようになっていた。
怒りを抑えきれない喪婆婆はドラに飛び掛った。
それと同時に喪婆婆の手からこぼれたティッシュの中身が、床に落ちる。
「な、なんじゃ……?!」
それは見る見るうちに広がり、テントのような物に変化した。
「ふふふ、この簡易コテージがゴミだとでも?これからハルミさんは妄想竹林に踏みこむのです。
疲れて休憩するにも、喪子さんを見つけてからエッチするにも、これがあると便利でしょう?」
喪婆婆の攻撃をかわし、ドラは得意気に言った。
「あとは怒羅美と殺スケね」
ハルミの元に殺スケがやってきた。背中からおもちゃのようにも見える刀を取りしハルミに手渡す。
「武士の命を貸してやるナリ。悪いやつに襲われたらこれで退治するナリ。」
「そんな大事なものを…。」怒羅美は少しキュンとした。
一方、喪婆婆は「紛らわしいんじゃクソロボめ…」とブツブツ呟いていた。
苛つく喪婆婆を、ジュジュがうっとりと見つめていた。
「ああ…君の怒りが静まるのなら、僕は喜んでこの身を差し出すよ。さあ、これでいたぶって!」
我慢できなくなり、喪婆婆の前に膝をつき鞭を渡すジュジュ。
「ふふ…。そう言うなら、望みどおりいたぶってやるぞ。こんなに股間を大きくしおって、この変態めっ!」
喪婆婆は乗馬鞭を受け取り、ジュジュをいたぶり始めた。
鞭先で彼の股間をつつきながらドラのほうを見る。
(ふふふふ、くやしいかドラよ?おまえが愛するジュジュは今、ワシの虜じゃ。ふはははは…!)
優越感とドS的満足感から、喪婆婆の幼い股間が湿り気を帯びていく。
その光景を見たドラは、
809 :
彼氏いない歴774年:2009/03/13(金) 21:58:19 ID:zrG+qr06
男ばっかこのスレマジキモい。
女はこんなこと考えねーよバーカw
と、小馬鹿にしたように言った。
その態度に苛立ち、喪婆婆はドラを鞭打とうとしたが、先をこされた。
それは、怒りの表情をたたえたハルミだった。
811 :
彼氏いない歴774年:2009/03/15(日) 19:12:54 ID:zm1PLFNr
「男?女?それが何?アタシ達オカマはねえ、そんなの超えて逞しく生きてんのよっ!!
そして、喪子を助けに行くのは逞しく生きつつ彼女を愛するアタシにしか出来ないことよ!」
その迫力に押され、ドラは押し黙った。
「あのお兄さまを黙らせるなんて・・・。ハルミさん・・・いえ、ハルミ姐さん男前すぎる!」
ハルミの啖呵に感動したのか、怒羅美が瞳をウルウルさせてその手をにぎった。
「ハルミ姐さん、私からのプレゼントはこれよ。さあ、喪子さんを助けに行って!」
怒羅美がポケットから出した物を受け取り、ハルミは驚愕した。
「ま、まさか、これはあの伝説の・・・!?」
どこでもバイブ
「これはどこでも使えるのよ。いつでもどこでも…持っている人を絶頂に導いてくれるわ。期限は一日だけれどね」
ハルミの手の中にあったバイブは、まるで生き物のような動きをしてハルミの肛門に入っていった。
ブウウウウン…
しかし、バイブはそれっきりハルミの体内で動かなかった。
「どこでもバイブはレーダーの役割もあるの。見つけたいもの―喪子さんに近付くと動くようになってる」
「…ありがとう、みんな。それじゃアタシ、喪子を探しに行って来る!」
力強く頷き、ハルミは妄想竹林へと入っていった。
鬱蒼と茂る竹林を少し進むと、低い唸り声が聞こえてきた。
「…こ、ここって喪子の妄想が作り出した場所よね?どうして獣の鳴き声が?!」
ハルミが殺スケに貰った刀の柄に手をかけたそのとき、ガササッと音をたてて茂みからボロボロの男が!
それは、どうやら道に迷った喪子が妄想してそのまま捨てていったらしいイケメン漫画キャラだった。
「うう…う、ガルルルルッ!」
野生化しているらしく四つん這いでにじり寄ってくるそのキャラに、ハルミは見覚えがあった。
(こ、この人、たしか以前喪子に借りた漫画で見たことあるわ!でもどうして野生化してるの?!)
815 :
彼氏いない歴774年:2009/03/17(火) 01:18:15 ID:ioyi4H2i
「男は狼なの〜よ〜♪気を付けなさ〜い〜♪」
816 :
彼氏いない歴774年:2009/03/17(火) 09:33:55 ID:HS0JIJ9e
と、歌って宥めようとしたが、男はますます吠えている。
よく見ると、彼は紫の薔薇の人だった。
「ならば、これが弱点のはずよ!くらえ!」
817 :
彼氏いない歴774年:2009/03/17(火) 12:29:21 ID:vN2LgjBo
「ぐふっ!!」
ロリの気がある彼にとって、可憐な少女人形を汚すようなおっさん達のコスプレは猛毒に等しかった。
白目をむいて気絶した紫の薔薇の人をその場に置いて、ハルミは先を急ぐことにした。
しばらく進むと、雄々しい歌声が聞こえてきた。
妄想竹の陰からそっと覗くと、そこにはハルミの好みなマッチョ青年がいて、
目が合うと、誘うように筋肉を誇示するポーズでニッコリと暑苦しい笑みを向けてきた。
喪子は退屈のあまり、マッチョ青年とハルミの交わりを妄想していた。
嫌がるハルミを力でねじ伏せマッチョ青年が無理矢理犯す、というものである。
青年は微笑みながら、反り立った自身のイチモツを見せ付けてきた。
「ああ、なんて立派なの。素敵…。」ハルミは思わずうっとりしてしまった。
しかしすぐに喪子のことを思い出し我に返った。
そこへ青年が近づいてくる。
「お前の妄想をかなえてやるよ、オレのイチモツでヒイヒイ言わせてやろう」
と、青年は無理矢理ハルミのパンツをおろし、菊座をまざぐった。
その指が肛門の中にすっぽりと収まったどこでもバイブに当たると、青年はニヤリとした。
「こんなモノを入れてる淫乱野郎は、しごきまくってやるしかねえな…!」
「…あんっ、ダメ!アタシは喪子を助けに来たの!アンタと遊んでられないのよ…はぅぅん…」
嫌がりながらも、青年にしごかれてハルミのイチモツがどんどん肥大していく。
やがて、完全に勃起したハルミのモノのあまりの立派さに驚愕した青年の態度が豹変した。
「…す、すいませんでしたっ!あなたの逞しい男竿でオレのケツをヒイヒイ言わせてくださいっ!!」
尻をくねらせる青年に苛立ったハルミは、怪力で傍らの妄想竹を抜き、太い根元の方から突っ込んだ。
「生憎とアタシは先を急ぐの!逞しい竿が好きなら、一生これでオナニーでもしてなさいよっ!!」
ハルミが喪子を探して彼女の妄想の残骸を倒しながら竹林を進んでいるころ――。
彷徨い続けて腹を空かせた喪子は、タケノコを煮ていた。
「おいしそう・・・。もうすぐ煮えるかな」
味見をしようと出し汁をおたまに掬った時、背後から声がした。
「あぶない!妄想竹のタケノコを食べちゃだめですうううぅぅっ!!」
それは妄想竹林に住むという妖精…
ティンコーベルだった。
昔は迷い込んだ人間をだまし、更に死に追いやっていた。
しかし、ある日…
迷い込んできた喪男の妄想世界で、ティンコーベルは喪男に犯され処女を失った…
自分のやってきた悪事を悔いた瞬間だった。
『そのタケノコを食べたら、あなたの妄想で生まれたマッチョなオカマ男たちに襲われて、処女を失うわよ!それでもいいの?』
「それはイヤよ!私に手を出していいのはハルミさんだけなの!」
「ハルミって人かどうかは知らないけど、ちょっとカマッぽい雰囲気のマッチョイケメンなら
少し前に見かけたわね…。たしか、『喪子、どこなの?』って言いながら東の方に行ったわ」
「……それ、ハルミさんに違いないわ!!」
愛するハルミが、自分のために危険な竹林まで捜しにきてくれている……。
喪子は嬉しくなってとっさに東の方に走り出そうとしたが、あまりの空腹のために膝をついた。
そんな喪子に、ティンコーベルが慈愛の表情で自分の鞄から出した食べ物を渡す。
「お腹がへっているのね。口に合うかどうか分からないけれど、良かったらこれをどうぞ」
824 :
彼氏いない歴774年:2009/03/23(月) 18:38:25 ID:lnSg4DtE
「こ、これは・・・!?」
喪子は手を伸ばしかけ、躊躇した。
「妖精界で人気のお菓子よ、とってもフルーティーで甘いの」
しかし、それの見た目はどう見ても犬のフンそっくりだった。
喪子はドキドキしながら鼻を近づけた。
確かにそれは甘酸っぱいフルーツの香りがした。
しかし空腹とはいえ、犬のフンの形容をしたソレに食欲は沸かなかった。
「こんなもの食えるか!もっとマシな物をよこしなさいよっ!」
と、喪子が投げ捨てたお菓子を、突如走ってきた何者かが地面に落ちる寸前でキャッチした。
それは、全裸の充子を背に乗せた全裸のイケメン山田であった。
痴話喧嘩が元でアンティークドアから出て行った彼らは、亜空間を彷徨っているうちに妄想竹林に辿り着いたのだ。
「うまーい!マジうまいって!これはもしや幻の妖精スイーツ?」
「犬の糞そっくりだから捨てるなんてもったいなさすぎだろ、常識で考えて!」
菓子を美味そうにむさぼる二人を見て、ティンコーベルは微笑みながら言った。
「力が漲るでしょう?超エネルギーを閉じ込めたお菓子なんですのよ」
「うおぉぉお!なんだこのパワーは!充子、セックスしようぜ!」
目の前で充子と山田は激しすぎるセックスを始めた。
「あはぁぁんっ気持ち良いよぅ〜〜あぁん幸せ〜〜!」
喘ぐ充子を見ていると、喪子はハルミが恋しくなった。
「こんなことしている場合じゃないわ。早く脱出しなきゃ。
妖精さん、さっきはごめんなさい。私にもう一度食べるものをください。」
妖精は優しく微笑むと、美味しそうなケーキを手渡した。
「ありがとう、それじゃ早速ハルミさん探しよ!」
喪子はそれを食べ、東へ走り出した。
「あっ、待って!走っちゃダメ…」
ティンコーベルは喪子を引きとめようとしたが、喪子の姿はあっという間に見えなくなっていた。
「大変!あのケーキを食べた直後に激しい運動すると媚薬効果が出るのに!」
しばらく走ったところで、喪子は自分の体の異変に気付いた。
「ハアハア…。なんか体が熱い…」
じわりとした感触に思わず下着を触ると、そこは湿り気を帯びていた。
周囲にいちごの匂いが広がり、その匂いに誘われたのか、いつしか喪子の周りには野犬が集まり始めていた。
829 :
彼氏いない歴774年:2009/03/27(金) 23:09:32 ID:goV0IMz2
ビリイイイイッ!
野犬が喪子の服のすそを噛み千切った。
「や、やめてええっ!」
武器になるものを持たない喪子の服は犬たちに千切られていき、あっというまに殆ど下着だけになってしまった。
(ああ・・・、誰か助けて!ハルミさん・・・っ!)
そこへお尻に竹を刺した男がやってきた。
「どうしましたお嬢さん?」
「あの…イケメンで素敵な男性を探しているのですけど見ませんでした?」
喪子はハルミがきっと自分を探しにきてくれているだろうと信じていた。
「フフ、それは僕のことかな?…冗談はさておきそれならさっき見たなぁ。
そう…あっちの方角だよ。」
男が指差した方角は、実はハルミと出会った方向とは正反対だった。
ハルミに振られた腹いせだった。
「ありがとう!竹のお兄さん!」喪子は胸をときめかせて走り出した。
大勢の野犬を引き連れながら…。
気付けば媚薬の効果は切れ、下着姿で歩く喪子
「うぅ、寒いわ〜かろうじて脂肪があるから耐えられるけどね!」
喪子の3サイズは90・90・90だった
「デブで良かったなワンw」
「日頃の怠惰な生活がこんなところで役立つとはなワンw」
野犬達は気付けば友達になっていた
「うるさいわね、丸焼きにして食うわよ!
それにしてもハルミさん全然いないわ、もう私疲れちゃったしお腹すいた」
体力も無く諦めも早い喪子はその場に座り込んでしまった、その時…
目の前に鏡が出現し、疲れ顔の太った己の姿に喪子は愕然とした。
「嘘っ!?この竹林に入る前は9号サイズだったのにいつの間にか太ってる!
それにお肌もカサカサ…、こんなんじゃハルミさんに会えないわ!何とかしなくちゃ!」
「妖精ケーキを人間が食べると急激に太るのだワン。それを知らずに食ったお前が愚かだワンww」
「うるさい!と、とにかくハルミさんを見つける前に何とかしなきゃ……!」
笑う野犬達をキックした後、喪子はがぜんやる気になってダイエットを始めた。
喪子が選んだそのダイエット方法とは…、
裸踊りだった
「下着姿やしちょうどええわ」
鼻にそこら辺にあった小枝を挿し、途端にエアどじょう掬いを始めた
野犬達はとても見るに耐えないその光景を目の前に、ただただ唖然とするのみ
しかしそんなの目に入らず踊り狂う喪子はだんだんテンションが上がってきた
「次は野球拳じゃー!!」
叫んだその瞬間、ちょうどそこを通り掛かった人がいた
それは、山田と充子だった。
少し前まで妖精の前で全裸でまぐわっていた二人は、笹と筍の皮で作った腰蓑一丁だ。
(それに比べて私はブラとショーツと靴下の三枚…。フハハハ、負ける気がしねえ!)
喪子は勝利を確信し、不敵な笑みを浮かべた。
「そこの二人!どちらか私と野球拳デュエルをしなさい、先に全裸になった方が負けよっ!!」
「喪子姉さん卑怯じゃね?うちらより枚数多いじゃん。
ブラとショーツ脱いだら勝負しても良いよね山田っち〜。」
充子と山田はバカにした様子で顔を見合わせた。
「くっ、分かったわよ…裸ソックスはイヤだけど、これで卑怯じゃないでしょ?」
喪子はそばに落ちていた筍の皮で二人分のブラとショーツそれから山田用に筍のちんこケースをこしらえ、
山田と充子に無理矢理着せた。
「ふーん、相変わらずムダに器用じゃん。いいよ、その代わり野球拳で負けたヤツはこの筍でケツオナニーね!」
「……望むところよ!」
かくして野球拳を始めた3人だったが、最初の舞の途中で山田と充子の乳首と股間に異変がおきた。
「か、かゆい!なんかマジかゆいんですけど〜!」
「うおおおおお!かゆくて我慢できないいいいっ!」
837 :
彼氏いない歴774年:2009/03/30(月) 23:24:44 ID:6WXfHgCr
野犬H「性病って怖いワン」
単に二人は筍にかぶれただけなのだが、怯えた野犬たちは四方八方に逃げ出した。
野犬たちの怯えようにびびった喪子もまた、山田たちを置いて逃げることにした。
走っているうちに喪子の体重は減り、体型は元のサイズに戻っていた。
単純な自分の体質に半ばあきれつつも、痩せてホッとした喪子が辺りを見回すと、
少し離れたところでスクワットをする長身のマッチョがいる。
(あれはまさか…ハルミさん?そうに違いないわ!行ってみよう!)
喪子は期待に胸躍らせてそろりそろりとその人に近寄り、後ろから目隠しをした。
「…うふふ、だ〜れだっ!??」
「ちょうど腹が減ってたんだよ…」
と、彼は喪子の手をペロリと舐めた。
振り返った男は、後ろ姿がちょっとハルミに似ているだけの別人だった。
「あっ、あなたはまさか・・・!」
喪子はその男に見覚えがあった。
841 :
彼氏いない歴774年:2009/04/03(金) 08:11:28 ID:QXwfuCO7
彼はハルミに後ろ姿は似ているが顔は似ていない、喪子が大好きなマンガの主人公である。
喪子は驚いて、彼の名を呟いた。
842 :
彼氏いない歴774年:2009/04/04(土) 11:21:10 ID:1v3hls8/
ハマジローーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!
ハマジローとは、喪子が大好きな漫画「漢、ハマジロー!一番絞り」の主人公である。
ルイ31世の孫で日仏ハーフの最強マッチョ貴族高校生シャルル・ハマジロー・田中が、
男女問わず時に拳で時にベッドテクで時にテーブルマナーで戦い、全国制覇を目指すというセレブヤンキー物だ。
そして、ハマジローは顔は違うが少しハルミと雰囲気が似ていた。
喪子は漫画を読みながら彼とハルミを重ねて、妄想オナをしたことも何度かある。
それを思い出して頬を染める喪子に、ハマジローが話しかけてきた。
「喪子、オレと勝負しろ!オレに勝ったらハルミの所まで案内してやるよ。
喧嘩とベッドテクとテーブルマナーの中から、あんたの好きな方法を選んでいいぜ!」
844 :
彼氏いない歴774年:2009/04/04(土) 19:20:45 ID:upGvxxXY
「好きにすれば」喪子は投げ遣りに答えた。 「そうするよ」ハマジローは、喪子の首筋に唇をはわし、耳を甘噛みする。「むちゃくちゃにしてやるよ」喪子の乳房を優しく揉みながら舌を差し込む。舌を痺れるほど吸ったハマジローは耳元で囁いた。「かわいいな…おまえ」
845 :
彼氏いない歴774年:2009/04/04(土) 20:34:13 ID:+vSYUu9f
パンッ!
喪子はハマジローに張り手を食らわした。
「安い女だと思ったら大間違いだよ!!」
喪子は高慢な女が無理矢理レイプされるというシチュエーションに憧れていた。
ハマジローの頬を叩きながら下半身はグジュグジュだった。
喪子の妄想の世界であるこの竹林の中では、喪子の妄想こそがすべてだった。
ハマジローは喪子の腕をつかむと耳元で囁いた。
「お前みてーな生意気な女、大好きだぜ。今から入れてやるからな、連れてってやるぜ天国に」
ハマジローのくさいセリフに喪子の股間はますます濡れた。
「やめてよ!あんたみたいな男大嫌いなのよ!(あっはぁ〜ん、早く入れてぇ〜ん)」
ハマジローがニヤリと笑いながらベルトを外し始める。
その音で、喪子は我に返った。
(…やっぱりダメ!妄想が作り出した漫画のキャラとはいえ、ハルミさん以外となんて…!)
「やめて…やめろっつってんじゃ、このダボハゼがあああっ!!!」
喪子の本気の蹴りがハマジローの股間に炸裂し、彼は悶絶した。
「ふん、喪村流金的蹴り道場師範の腕ををナメるんじゃないわよ。死ねえっ!」
と、更に電気あんまをかけようとする喪子に、ハマジローが苦しみつつも心酔した瞳を向ける。
「…すげえよ、こんな気合の入った蹴りをくらったのは初めてだぜ…。あんたの勝ちだ、約束どおりハルミの所へ案内するさ」
848 :
彼氏いない歴774年:2009/04/06(月) 09:50:24 ID:FREE08IV
喪子「それは無理よ。」
ハマジロー「な、何!?」
喪子「だって…お 前 は す で に 死 ん で い る も の。」
ハマジロー「は・・・はががががががほんぎぇえええ!!!…あべばっ!!」<ブシュー!
ハマジローは全身がボコボコ言って吹き飛んだ。
恐るべし、喪子は喪苦斗辛拳(もくとしんけん)を身につけていたのだ。
ハマジローが吹き飛んだ後には、ストップウォッチに似た道具が落ちていた。
スイッチを入れてみると、方眼状の画面に喪子と書かれた点とハルミと書かれた点が表示される。
「やったわ、ハルミさんレーダーゲットだぜ!」
喪子は喜び、レーダーをたよりに歩き出した。
しばらく進むと、見覚えのあるバスローブが落ちていた。
「くんくん・・・これは確かにハルミさんの匂いだわ。レーダーのハルミさんは遠くにいるのに、
どうして着ていた服がこんなところに・・・?」
喪子はとりあえずハルミのバスローブを羽織り、心配のあまりハルミがどうなっているのか想像し始めた。
「これがここにあるということは、今のハルミさんはパンツ一丁…」
喪子の脳内に、パンいちで竹林を彷徨うハルミの姿が浮かぶ。
「も、萌えー」
喪子は鼻血で羽織ったバスローブを汚してしまった。
「あ、いっけなーいテヘッ☆」
舌をペロッと出すと、不意にペコちゃん人形を思い出し、
それと同時にハルミのおしりも思い出した。
852 :
彼氏いない歴774年:2009/04/08(水) 19:56:16 ID:4SzlIo2L
何たる事!!
喪子の脳内にハルミの肉体を持ったペコチャン人形が出現した!!
ペコ(体はハルミ)は喪子の前でパンツを脱ぎ、笹で股間を隠しながら悩ましげに踊り始めた。
あどけないペコの顔とマッチョな肉体が織り成すハーモニー。
そのアンバランスさに噴出すのを必死に堪えていると、ペコは不意に股間をさらけ出した。
「極太ミルキーちんこ味、美味しいよっ!舐めて舐めて!いっぱい舐めてくれたら、美味しいミルクご馳走しちゃう!」
小部屋で見たハルミのモノと同じ極太イチモツに、喪子の喉が鳴る。
(ハ、ハルミさんのちんこ…だ、駄目!これは妄想が作り出した幻で本物じゃないのよ!
…で、でも幻でもビクビクしててすごいわ、舐めたい…!だ、だけど…)
心では迷いながらも、喪子の目はペコハルミのイチモツに釘付けになっていた。
喪子は気が狂ったかのように頭を掻きむしり絶叫した。
『もーう!何が何だかわからないよ!どうしたらいいの?!ハルミさん!
アタシ、あれをくわえてもいいの?!
だいたい、なんでアタシこんな事になってんのよ!
本当の目的って何?最初はこんなハズじゃなかったじゃないの!
誰か私に解りやすく教えてよ!』
そうすると、女優の仲間ワレメが現れた。
『喪子が生まれて、最後はお墓に入りましたとさ。』と超まとめトークで終わらせた。
『まとめすぎだよっ!!』
誰もがツッコミを入れた。
『もぉー!だーれーかー!教えてぇー!』
喪子の叫びが聞こえたらしく、どこからともなく竹林の外にいる喪婆婆の声がした。
「…喪子よ、混乱するでない。お前の目的は1000までにハルミと結ばれて喪女充となり、ワシらの所へ戻ってくること。
自分の作り出した妄想に左右されずに早くハルミを探さんか、あと145レスしかないのだぞ!!」
「あ、ありがとう喪婆婆。私、頑張ってハルミさんを探すわ!」
喪子は虚空に向かってそう呟き、目を閉じて深呼吸した。
目を開けると、妄想の産物であるペコは消えていた。
喪子は決意を新たに、レーダーをたよりにハルミのいる所目指して前進しはじめた。
そうしてしばらく進み、レーダーの示すポイントまで到達すると、パンツ一丁のハルミが倒れていた。
「ハ、ハルミさん?!どうしたの?大丈夫?!」
駆け寄って抱き起こすとハルミは喪子の頬に触れ、その感触を確かめるように指先を動かした。
「・・・喪子?喪子なの!?幻じゃないのね、うれしいわ。それにアタシのバスローブ拾ってくれたんだ・・・」
「ハルミさん、何があったの?どうしてこんな格好で?」
ハルミが言うには、喪子を探しているうちに様々な妄想の産物に襲われ、バスローブを変わり身にして何とか逃げたが、
疲れてしまったのでドラがくれた簡易コテージを出したものの休憩する前に眩暈で倒れたということだった。
なるほど、ハルミの背後には小さなドーム型の小屋がある。
喪子がハルミ(マッチョなのでけっこう重い)を引きずってコテージに入ろうとした時、横から声がした。
「・・・待てえっ!悪いが、そのコテージは俺たちに渡してもらうぞ!」
だがしかし!
コテージかと思っていたその建物は
魚料理が自慢の宿、民宿・魚三崎(うおみさき)だった!!
生きの良いマグロをかついだ板前が喪子たちの前に立ちはだかる。
「何故竹林に民宿が?…惑わされちゃだめよ喪子、これもきっと誰かの妄想が作ったものよ!」
ハルミに言われ、喪子は心を落ち着けてもう一度見てみた。
やはりそれはコテージで、マグロと板前に見えていたのは充子を背負った山田であった。
「俺たちもコテージで休んで食事がしたいのさ!だから、お前達はどけえええっ!」
「ふっ、ふざけないで!これはハルミさんがドラに貰ったコテージなのよ!」
山田の勝手な言葉に、喪子は腹を立てた。
859 :
彼氏いない歴774年:2009/04/14(火) 12:02:18 ID:e+elDCLV
ハルミが慌てて、睨み合う喪子と山田を諫めた。
「ケンカはダメ!みんなで一緒に休んで食事しましょうよ」
その言葉を聞いて山田は、
すでにぎんぎんと猛ったペニスを取り出した。
「どかないなら、これがお前の体を貫くことになる」
山田はそう言うと、
861 :
彼氏いない歴774年:2009/04/14(火) 18:28:10 ID:+8smdUlJ
充子に己のモノを突き入れた!!
???「あっは〜〜〜〜〜〜ん♪」
予期せぬ快感に充子が喘ぐ。
ハルミを威嚇するつもりが、いつもの習慣で充子に挿入してしまった山田であった。
(チャンス!今のうちに…)
山田のドジのおかげで、喪子とハルミはコテージに入ることが出来た。
コテージの中は、8畳程のリビングと6畳程の寝室にバス・トイレ・キッチン付きの豪華な造りだった。
『…コラァ!ドアを開けろよ玉木イイイ、喪子オオオオッ!』
外から山田の抗議の叫びとドアを叩く音が聞こえるが、喪子は無視してハルミに言った。
「…ふう。お腹すいちゃったでしょハルミさん、何が食べたい?」
863 :
彼氏いない歴774年:2009/04/14(火) 23:29:56 ID:Ai+Fzrnd
「ふふっ・・分かってる癖に…
私が食べたいのは、喪子、あ・な・た♪」
と幻聴が聞こえた。
ホール係「オーダー、あ・な・た♪入りました〜!」
板長「あいよ!あ・な・た♪一丁!!」
喪子は器用に一人二役の演技をし、更に下拵えをすると言ってシャワーを浴びに行った。
一方、疲れきったハルミは浮かれる喪子に突っ込みもせず床に突っ伏していた。
だが、外がうるさくて眠れずに身を起こすと、山田と充子が窓を竹槍でつついているではないか。
「もー、アンタ達うるさいわ、いい加減にして!」
ハルミは窓を開け、そばにあった物を山田に投げつけた。
ハルミが投げつけたのは、
浪花のモーツアルトことキダ・タロー
のフィギュアだった。
特に狙ったわけではないが、キダ・タローフィギュアは山田の性感帯の一つである右乳首にヒットした後バウンドし、
少し前まで山田に責められてヌレヌレだった充子の秘所に侵入した。
「はうぅぅ〜ん!とれとれっぴ…ちぴちっカニ…料理ぃぃぃ〜っ!!」
「あ…ほぉ、あほぉぉ、…あほのっ…さかたあああぁぁ〜んっ!!」
山田と充子が漏らす、浪花的なあえぎ声のリズムに乗って
登場した人物とは・・・
季節外れのサンタクロースコスのドーラ・ウェ・モゥンだった。
彼は山田達を無視して窓辺に近寄り、ハルミにプレゼントの箱をわたした。
「ふふふ、ハルミさん。良かったらこれを喪子さんとの初エッチで使ってください。あなた達が戻るのを待ってますよ」
風のように颯爽とドラが去った後、ハルミは箱を開けてみることにした。
「・・・もう、ドラったらエッチの時に使えって、いったい何を?」
箱の中に入っていたのは野菜セットだった。
にんじん、きゅうり、ナス、ゴボウ、ゴーヤ…
それを横から見ていた喪子はうっとりとした様子で言った。
「このゴーヤ素敵ね。ハルミさんのものに負けないわ。」
「もう喪子ったら、こんなイボイボで攻めたら私のものより気に入ってしまわないかしら」
「嫌だわハルミさん、そんなわけ無いじゃない。私はハルミさんのものが一番よ」
いちゃいちゃとジャレあう二人は、山田と充子の存在すっかりを忘れていた。
山田と充子は窓から侵入して、喪子とハルミの背後に立っていた。
そして山田はハルミに、充子は喪子に勢いよく拳を振り下ろした。
倒れた喪子とハルミを見下ろしつつ、山田と充子はほくそえんだ。
二人をロープで柱に縛り付け、舌なめずりをしながら野菜を手に取る。
「ハハハ、食材は俺たちがいただいた!…充子、こいつらが起きる前にゴーヤチャンプル食おうぜ」
「いいけど〜あたしスイーツな愛されガールだから料理できねーよ、山田ッチできんの?」
山田と充子は間抜けな表情で顔を見合わせた。
空腹のあまり後先考えずに行動したものの、この中でまともに料理ができるのは気絶している喪子だけだった。
充子「あっここにレシピ本あるじゃん!」
偶然にもコテージのキッチンには『愛されガールのモテカワ☆レシピ集』が!
山田「ラッキー、これ見てなんかうまいもの作ろうぜ」
山田が開いたレシピ集の12ページ目に載っていた料理とは・・・
873 :
彼氏いない歴774年:2009/04/22(水) 01:43:12 ID:uBFWGWO4
「憎いあの子を不幸にする☆地獄の呪念インド風シベリア風味エロカワカレー♪」
☆作り方☆
1・まず地面に魔法円を描きます。
↓
875 :
彼氏いない歴774年:2009/04/22(水) 13:55:10 ID:ZPKMA6mg
「ね〜山田ッチ〜。この本なんかおかしくね?」
「バカだな充子、料理本に間違ったこと書いてあるわけねーじゃん。」
「そっか〜まず円だって〜」
充子は魔法円を書いた。
「次は、円の中に憎い相手の名前を書きます…喪子って書きたいとこだけど
喪子なんていつでも虐めえられるからな〜キャハ。ハルミでい〜や」
ハルミの名を書いた。
876 :
彼氏いない歴774年:2009/04/22(水) 13:57:46 ID:h0JOCKer
最近の話のまとめってありますか?
次の手順に移ろうと山田が本に目を通すと、というタイトルのコラムがあった。
そこには、喪子が
>>784で竹林に迷い込んでからの超簡単な流れが書かれていた。
――喪婆婆の出す喪女充になるための最終試練をこなしていた喪子は、
ハルミにローションオナニーを教わるジュジュに嫉妬し、負の妄想から作られた妄想竹林に迷い込んでしまった。
愛する者が助けに行かないと竹林の中で命を落とすかもしれない。
そして、喪子が竹林から抜け出して喪婆婆達の元へもどるには、愛するハルミと初体験して喪女充になる必要がある。
そこでハルミはドラ達から簡易コテージや刀をもらって喪子を追うのだが、
竹林の妄想の産物達は手強く、疲れと空腹で倒れてしまう。
一方、妖精からハルミが自分を助けるために来ていると聞いた喪子は、襲い来る妄想の産物達を退けハルミと再会する。
簡易コテージで休もうとした二人を、同じく竹林に迷い込んでいた山田と充子が妨害。
腹をすかせた山田達は喪子達を気絶させて柱に縛り付け、ドラがくれた野菜を奪う。
料理の出来ない二人は、怪しいレシピ本をたよりに珍妙なエロカワカレーを作ろうと奮闘するのだった。――
コラムを流し読みし、山田は次の手順を読み上げた。
「…えーと次は、憎い相手の名前の上にカレールーと野菜を入れた鍋を置き、
肛門にゴーヤを挿入して魔法円のまわりでハレハレユカイを踊りましょう。か」
878 :
彼氏いない歴774年:2009/04/22(水) 21:28:43 ID:Wd+7lFQD
山田「ある〜晴れ〜た日の事〜♪魔法以上のユカイが♪」
山田がそう踊っていると、どこからともなく衆目美麗かつ屈強な男たちが4人ほど集まってきた。
充子「アンタ達誰?」
古泉「超能力者…とでも言っておきましょうか。」
言うが早いか、古泉は山田の後ろに移動し、そして…
古泉「アナルですよ〜♪」<ずぼっ
879 :
彼氏いない歴774年:2009/04/22(水) 21:44:12 ID:VaDjydav
短パンうざ
山田と充子の肛門にゴーヤを突っ込んだ。
「ゴーヤ忘れてますよ、それと充子さんも踊ってくださ〜い!」
そう言って、小泉と屈強な男たちは颯爽と去っていった。
山田と充子がゴーヤの刺激に耐えながら一曲踊り終えると、カレーが出来上がっていた。
「…次は、相手にどんな不幸がくると良いか唱えながらカレーをかき混ぜて完成か。
キャハハッ、マッチョオカマのハルミは鼻毛と耳毛の長さが1メートルになっちゃえっ!!」
悪魔のような笑顔でエロカワカレーを完成させた後、腹を空かせていた山田と充子はカレーにがっついた。
すると、ハルミではなく当の山田&充子の鼻毛と耳毛が凄い勢いで伸び始めた。
「フガッ!…ちょ、どうして俺達の鼻毛がっ?!な、何がいけなかったんだ?!!」
「人を呪わば穴二つっ、てね。アタシを呪うためのカレーを自分達で食べるなんて、おばかさぁん♪」
いつの間にか目覚めていたハルミが山田達を笑った。
彼はオカマパワーで縄を引きちぎり、指をぽきぽきと鳴らしながら近付いてくる。
「く、来るな玉木!お、俺達は・・・その・・・悪気があったわけじゃないんだ!」
「うるさいわね、問答無用よ!」
そう言ってハルミは、山田と充子の1メートルに伸びた鼻毛をむんずと掴んだ。
883 :
彼氏いない歴774年:2009/04/26(日) 21:03:54 ID:fa0I8Z+R
ハルミは山田と充子の鼻毛を掴んだまま、コテージの外に連れ出す。
そこにはここに辿り着く前に喪子が従えていた野犬たちがいた。
「アタシを呪おうとした罰よ!」
と、ハルミは山田と充子の長い鼻毛に骨付き肉をくくりつけた。
「わふーん!!肉をよこせワーン!!!」
「はひいいいいいいいいんっ!!」
野犬の群れが山田と充子に群がった。
二人の絶叫を背にし、ハルミはそそくさとコテージに戻った。
未だ目を覚まさない喪子を奥の寝室のベッドに横たえ、ハルミは愛しげに呟く。
「喪子、早く目を覚まして。邪魔者がいないうちに愛し合いましょう…」
そっと瞼にキスを落とすと、喪子の睫毛が微かにふるえた。
885 :
彼氏いない歴774年:2009/04/29(水) 23:14:01 ID:vhJRgDcM
「ハルミさん、好き……」
まだ寝ぼけているのか、喪子は目を閉じたままハルミを抱きしめる。
ハルミは股間の疼きを覚え、思わず喪子を、
886 :
彼氏いない歴774年:2009/05/01(金) 17:43:21 ID:sGx6wp57
全裸に剥いた。
無毛の秘所をそっと広げると、ピンク色の未開発な女陰とアナルオナによって開発された菊座が露わになる。
ハルミは喪子を起こすため、彼女の肛門をベッドサイドにあったある物で刺激した。
ちなみにある物とは・・・
何故かベッドサイドに飾られていたリコーダーだった。
888 :
彼氏いない歴774年:2009/05/04(月) 00:48:58 ID:lKhKTK8Q
リコーダーの吹き口で喪子のアナルを優しく愛撫する。
「ふふ、気持ち良いでしょう喪子?」
喪子の頬がほんのり火照る。
「もっとしてほしいのね。」ハルミはリコーダーの先を喪子の中に挿入した。
ピー…
リコーダーの刺激で喪子はオナラをしてしまった。とてもとても臭いオナラを…。
「幻滅だわ!百年の恋も冷めるってこういうことを言うのね。さようなら喪子」
ハルミは喪子を置いてテントから出て行った。
889 :
彼氏いない歴774年:2009/05/04(月) 09:45:30 ID:Hddwb8m8
しかし、外は喪子の屁とは比べ物にならない程の悪臭に包まれていた。
山田と充子のせいである。
二人は野犬を追い払うために塗りたくったらしく、全身うんこまみれで倒れていた。
「クサッ!こ、これに比べたらオナラなんてたいしたことないわ!」
ハルミは吐きそうになりながら慌てて中に戻った。
だが、吐き気は治まらず、喪子の傍に戻ると同時にベッドサイドの壺の中に吐いてしまった。
「だ、大丈夫ハルミさん?ごめんなさい、私がオナラしたせいだね…」
喪子は尻にリコーダーを入れたまま泣きだした。
喪子がしゃくりあげるリズムに合わせて肛門のリコーダーがメロディを奏でる。
一瞬でも愛想をつかせて喪子を泣かせた罪悪感から複雑な表情をしていたハルミだったが、ふと気付いた。
「え?ちょっと待って、喪子。このメロディってまさか・・・!」
喪子が無意識に肛門で奏でるリコーダーのメロディに、ハルミは聞き覚えがあった。
それは水戸黄門。
実はハルミが喪子への想いを自覚したのは、出勤前にテレビを見ながら喪子のことを考えている時だった。
ゲイバーのママである彼がその時に見ていたのは、水戸黄門の再放送。
条件反射なのか、水戸黄門のテーマを聞いたハルミは強く興奮していった。
「ハアハア…、喪子愛してるわ。さあ、今夜は寝かせないわよ!」
ハルミは喪子を押し倒し、肛門に刺さったリコーダーを掴んでゆっくりと抜き差しをはじめた。
そのリズムに合わせて、今度は暴れん坊将軍のテーマが…。
「…あ、あんっ、だめぇ…お尻いいっ!それに、その曲を聴くとエッチな気分になるぅっ…!」
喪子の秘所から愛液が溢れ、イチゴの匂いが漂いはじめる。
実は喪子にも、暴れん坊将軍のテーマで興奮してしまう理由があった。それは…、
893 :
彼氏いない歴774年:2009/05/08(金) 12:41:11 ID:qX0LK09i
時代劇ファンだった喪子は、あるとき充子が買ったジョーバにこっそり乗ってみた。
「これってシンさんの気分になれるんじゃ?パッカパッカ馬を走らせてみたいものだわ〜」
軽い気持ちで乗ったジョーバだったが、予想以上に複雑な動きで喪子の腰をくねらせるため
喪子はいやらしい気持ちになった。
「あふんっもしかしたらシンさんもムラムラしてたのかしらウフフ、アハンっ」
それ以来、充子がいないときを狙っては盗み乗りをしていたが、ジョーバに乗れないときは
暴れん坊将軍のテーマに乗せて馬を走らせる全裸の徳田新之助を想像をしていたものだった。
…と、そんなことを思い出していると後ろから聞きなれた声が聞こえる。
「なんとふしだらな娘だ…成敗!」
それは、松平健の声色を真似たハルミだった。
ハルミは喪子の肛門に一度深くリコーダーを入れた後、それを一気に抜く。
「あっは―――んっ!!上様あああっ!」
喪子は大量の愛液を迸らせながらイッた。
イッたばかりで痙攣する喪子の秘所にハルミはすかさず中指を入れ、ゆっくりと撹拌する。
「ふふ。喪子の中、いやらしい蜜でいっぱいだわ。こんなに音をさせちゃって、よっぽどイイのね?」
敏感になっている喪子はすぐに二度目の絶頂を迎えたが、ハルミの愛撫は続く。
「喪子の処女膜をアタシの刀で成敗してあげるわ」
ハルミがゴムをつけた男根で秘所を直接擦り始めたとき、喪子の下腹部がぞくりとした。
「あっ…いや、ダメ…出ちゃううううっ!」
「ククク・・。キツイねえ。ゾクゾクするねえ。」
ハルミの剛直が、ミリミリと喪子の秘穴に吸い込まれていく。
「あッ!いやッ!」
「おいおい、イヤだって言いながらこの濡れ具合はなんだ?」
そういうとハルミは、秘部の粘液を指ですくってみせた。
「ち、違う!それは・・」
「まあ、いい。しっかりと試させてもらうよ。」
「アッーー!」
その時、一文銭がハルミの前頭部に命中した。
「チッ!誰だい!」
「おいおい、江戸の街中でオボコをいたぶるんじゃねえ。八丁堀の旦那から
十手を預かってる平次ってもんだ」
「お、岡引がなんの用だい!」
「そりゃあ、お前さんの体に聞いてみなけりゃあわからねえがね」
粋な髷を結った銭型の親分がハルミの後ろに回った。
896 :
彼氏いない歴774年:2009/05/09(土) 20:20:38 ID:rsja6fzI
「あなた誰?どこから来たの?!」
「俺は喪子の守護霊で平次っていうケチな元岡っ引きさ」
ハルミが振り返って見てみると、なんと平次は喪子の尻から出ていた。
喪子は連続でイクと、稀に尻から守護霊を出してしまうのだ。
「喪子の初めては俺が認めた男にしかやれねえ、ハルミとやら、喪子をテゴメにしたいなら俺の試練を受けな!」
その試練とは…
898 :
彼氏いない歴774年:2009/05/13(水) 00:47:24 ID:sfLQLUEG
渾身のギャグで平次を笑わせることだった。
「言っておくがハルミよ、俺は笑いには厳しいぜ!」
「・・・ダメ!こんなのオチのつけようがないわ!」
喪子はくしゃくしゃと原稿を丸め机に突っ伏した。
実は青年誌でちょっとエッチなギャグマンガを連載している喪子、
最近恋愛にうつつを抜かしてばかりだった喪子はでコテージに入ってから久し振りに
筆をとったのだった。
苦悶する喪子を横目に仲間たちは
くだらないギャグ合戦をしていた。
というかハルミと平次が試練とやらをしている隙に暇な喪子は筆をとったのだった。
「…うーん、あと100レスくらいで綺麗に完結させるには…とにかくハルミさんと結ばれて
喪女充として元の世界に戻ることだわ…となれば、こうしちゃいられない!」
喪子は気合で平次を肛門の中に戻し、ハルミの胸に飛び込んだ。
「ハルミさーん、セックスしよっ!」
一方そのころ、コテージの外でウンコ塗れで倒れていた山田と充子は、
野犬が去ったのを確認してゆっくりと起き上がった。
「…やっべ!死ぬかと思ったっしょ、…てか、あたし達マジ臭くね?」
「コテージの中のシャワー使おうぜ!」
山田と充子はコテージにはいると、抱き合っているハルミと喪子を見つけた。
充子はハルミと喪子を見つめた後、山田の手を取ってシャワー室に入っていった。
喪子の幸せを邪魔するため、シャワーを浴びながら悪知恵を働かせるつもりだった。
喪子が一番傷つく方法を選んだ。
「山田、あんた喪子を犯してよ。私はハルミとやるから。」
そういうとブラの中から痺れ薬を取り出した。
「…ま、まあそれで充子が満足ならいいけど。でも、お前玉木(ハルミ)が嫌いじゃなかったか?」
「もちろん大嫌いよ。あのオカマ野郎、愛されガールのこのあたしをスイーツ(笑)呼ばわりしてバカにするしさ。
でも、それ以上に今のあたしはあの二人を傷付けたくてウズウズしちゃってるわけ〜!」
そう言って、充子は凄惨なまでの笑みを浮かべた。
充子の計画はこうだ。
バスルームから出たら友好的なふりをして喪子とハルミをお茶に誘い、痺れ薬入りの飲み物を飲ませる。
そして二人の身動きが取れなくなった頃を見計らって押さえつけ、充子はハルミを山田は喪子を犯す。
お互いの目の前で貞操を奪われた二人は深く傷付き、幸せになるどころの騒ぎではなくなる。
……ということだった。
シャワーの湯で充子のメイクが落ちていることもあり、その迫力に負けた山田は冷や汗をかいて頷くのが精一杯だった。
一方、寝室で抱き合っていた喪子とハルミは、換気口から聞こえる声に我に返った。
山田と充子の話し声だ。
「・・・そう、喪子たちが動けなくなったら・・・山田ッチは・・・きゃはは・・・」
「ど、どうしようハルミさん!二人がとんでもない悪巧みを!」
慌てる喪子に、ハルミが冷静に言う。
「ふーん、懲りない奴らね。喪子、ここはひとつ、あいつらの悪巧みを逆手にとって鼻を明かしてやりましょうか?」
浅はかな事に、山田達は会話が駄々漏れなのに気付いていないらしい。
しばらくして、風呂を終えた山田と充子がカルピスを持ってきた。
「ふ〜っ、さっぱりしたぜ。た、玉木たちも一緒に飲まないか?このカルピス凄く美味しいヨ〜!」
「いいけど…あっ!窓の外に激しく愛し合うドナルドとカーネルサンダースが!!」
「ええ!どこどこ?!」
ハルミは山田たちが余所見をしたスキに彼らと自分たちのカルピスをすりかえた。
すり替えに成功し、ほっと胸を撫で下ろしたハルミだったが意外な言葉を聞くことになる。
「ギャッハー!ホントだぁ〜カーネルおじさん激しい〜〜wwww」
驚いて窓の外を見ると、そこには確かに交じわうドナルドとカーネルサンダースがいた。
「ハアハア、ドナルド君。私の股間のツイスターの味はどうだ?」
「らんらん…るぅぅぅっ!カーネルのツイスターがアツすぎて俺のマッ○シェイク止まんないよぉぉっ!」
コテージの中とはいえここは妄想竹林、ハルミに言われて一瞬だけ山田達が思い浮かべた彼等が実体化したのだった。
「やべっ、何あの体位?カーネルおじさんの腰の動きすごくね?!ハアハア…」
「すげえ、こっちまで興奮してくるぜ!ああ、喉が渇いた…ゴクゴク」
激しくまぐわうカーネル達を見て興奮した山田と充子は、擦りかえられたことに気付かずカルピスを飲み干した。
「イメージが鮮明だったみたいね。ニコニコ動画の見過ぎよ」
ハルミが口元だけで冷たく哂う。
「・・・!ハルミさん、二人の様子がおかしいよ」
山田と充子は縦揺れしだしていた。だんだんと激しさを増していきながら。
「痙攣・・・?あの二人だけが地震に遭ってるかのよう・・・」
「ハルミさん!これ!」
喪子は充子の持っていた薬の包みを発見し、それをハルミに見せた。
「これは・・・痺れ薬じゃなくて、疲れ薬とあるじゃないの!」
「充子はひどいゆとりだから、きっと読み間違えたのね・・・」
妹のゆとりっぷりに思わず溜め息をつく喪子。
疲れ薬には、疲れて筋肉痛で動けなくなるまで体が勝手に運動する効果がある。
やがて倒れた二人は、全身筋肉痛で動けなくなっていた。
「…くそっ、俺達の負けだ!こうなったらおまえ達が結ばれるのを見守ってやるさ。
ただし、俺と充子が思わず釘付けになるようなまぐわいをしろ!例えば斬新な体位とか…」
「うるさいわよ、山田君!何でこの期に及んで上から目線なのよ?!」
山田の発言にムカついた喪子は彼にキックをかましたが、ハルミは思案顔で呟いた。
「…なるほど、斬新な体位か。どんなのがいいのかしら…?」
踊るマハラジャ
「踊るマハラジャ・・・インド・・・ヨガ・・・そうよ!」
何かを受信した喪子は閃き、声をあげた。
「どうしたの?喪子」
「ヨガの奥義、空中浮遊を行い、宙を泳ぎながら交わるの!ハルミさんと私だけの
特別な体位になるわ!」
言うが否や、喪子はどこからともなくターバンを取り出し、頭に巻きつけ、適当な
ポーズをとった。
すると竹林の力と喪子の情熱によって、何と彼女の身体は浮遊したのだ。
喪子のあらゆる意味で浮世離れした姿に心奪われるハルミ。
「あぁ・・・喪子、何て神秘的なのかしら・・・貴女はそう、まるで・・・ええっと・・・何?
貴女何なの?」
「ハルミさん・・・良いのよ、何も考えなくて良いの。感じるままに私と・・・」
喪子に手をとられると、ハルミの身体も浮き上がった。
「一緒になろう・・・ハルミさん」
ゆらゆらと宙に浮かぶ二人を、山田と充子は見つめていた。
「幻想的で美しい・・・これは認めざるを得ないな」
思わず呟く山田。
「何言ってんの。喪女とオカマの空中遊泳なんて地獄絵図そのものじゃん!」
充子は悔しげに顔を歪める。
――認めない、認められない。あの女が・・・喪子が幸せになるなんて・・・!!
お願い、あたしより不幸でいて。あたしより幸せにならないで・・・
「充子・・・もう良いじゃないか。俺がお前のそばにいるから・・・」
激しい筋肉痛に蝕まれている筈の腕が動いて、山田の手は充子の頬に触れた。
「やめてよっ。今スッピンだし・・・!」
「俺がずっとそばにいるよ」
山田の手に一滴の涙が下りて来た。
そんな充子を愛らしいと山田は思った。しかしそれは喜びの涙ではなかった。
「悔しい…、何よいつも喪子ばっかり…」
小さい頃から何一つ充子は喪子に勝てるものを持っていなかった。
勉強も、友達も、両親の愛さえも…。
人より優れていたとまではいかないが、何をやっても喪子はたいていのことはこなせていた。
そんな手の掛からないよくできた娘を両親はとても可愛がった。
充子は努力をしても報われず、いつも両親の愛をたっぷりを受けている喪子を羨ましくも妬ましくも思っていた。
そしていつしか充子は努力をやめてしまった。
喪子を貶めること、喪子が手に入れてない女としての幸せを手に入れること、
それだけをいつも追いかけていた。
唯一喪子の手に入れていなかった、女としての幸せを喪子に見せ付けることで
心を保っていたのだった。
オカマとはいえ金持ちでイケメンのハルミ、ブサイクで変態な山田。誰が見ても充子の圧倒的完敗だった。
――お馬鹿さんね充子、幸せに優劣なんてないの。。山田は変態だけど、あなたを誰よりも愛してるわ。
他の誰になんと言われようとたった一人真剣に愛してくれる人がいれば、それでいいじゃない?
それに…ハルミさんだってかなりの変態よ。まあ、そういうところも私は好きだけどね――
空中でハルミと抱き合う喪子の慈愛に満ちた瞳が、そう語りかけていた。
「うっさい!喪子のくせにあたしに説教すんな!あたしより幸せになるなんて許さないいいいっ!!」
必死の形相で叫ぶ充子を筋肉痛に耐えながら平手打ちし、山田は言った。
「いてっ、ちょ…何すんのさ山田ッチ?!」
「…充子、もうやめるんだ。お前の嫉妬も苦しみも…俺が受け止めるからっ!」
充子の頬に涙がこぼれ落ちる…、それはいつの間にか号泣していた山田のものだった。
「うるさい!!あ、あんたに、な、何がわかっわかるんだよ!」
充子はもう一度叫んだ。咽喉が震えていた。
今までの女としての幸せすら、決して本当のものではなかった。
素顔が醜いことはわかっていた。どんなに化粧で塗り固めても、男に良いように
利用されるだけ。心から愛されることなど、なかった。
優越感に浸れるのも一瞬だけ・・・
冴えない癖に、一番大切なものがいつも心のすぐ近くにあった姉。
一層自分が惨めだった。姉への憎悪は充子の奥底で沈殿して行き、やがて凍りついた。
「・・・さない、許さない、許さない・・・」
憎悪の氷の棘が、充子の咽喉を衝く。
「俺のこと嫌いでも何でも良い。でも俺は、ずっと充子が一番好きだよ・・・」
山田は泣きながら、充子に優しく語りかけた。
「あ・・・あ・・・」
――いきができない。いきができない・・・!どうすれば良いのか、もうわからない。
苦しさに喘いだ瞬間、充子は堰を切ったように泣き出した。
充子の中で憎しみが氷解した瞬間であった。
雪融けの水が瞳から止め処なく流れていく。
顔を手で覆おうとするも筋肉痛があまりに酷くて、腕が動かせなかった。
(こんなに痛いのに、山田ッチは・・・)
胸がつまって、肺が震えているように感じた。
山田は激しく泣き出した充子を心配そうに見つめている。
(ごめんね・・・あたしバカでブスで、どうしようもなく見栄っ張りで・・・ごめんね山田ッチ)
「どうやら下の二人も一段落ついたみたいよ、喪子」
ハルミは喪子の耳に唇をそっと押し当てた。
「うん・・・良かった」
「あら、良かったって言うのは、まだ早いんじゃない?」
ハルミは悪戯っぽく囁く。喪子は幸せそうな笑顔をハルミに向ける。
「ええ・・・」
二人は熱く優しい口づけを交わした。
愛する人との口づけにより、喪子とハルミの心と体が暖かく満たされていく。
柔らかな唇の感触と熱い吐息に触発されるかのように体の奥から湧き上がる熱。
それは二人の下腹部の体温を僅かに上昇させ、次第に昂揚させていった。
ハルミの指が喪子の秘所に触れたとき、そこははしたない程に潤っていた。
「喪子、いいかしら……?」
ハルミの問いに、喪子は静かに頷いた。
ハルミが空中正常位で喪子の中に挿入しようとしたとき、喪子は唐突に言った。
「…待って。どうせなら今まで誰もしたことのない体位で結ばれたいわ!」
「空中浮遊だけじゃだめ?…それじゃこんなのはどうかしら?空中ブランコで交差する瞬間に挿入して、
空中アクロバティックセックスをするの」
ハルミが妄想すると、コテージの天井が高くなり空中ブランコが出現した。
「いくわよ喪子!」
ブランコに足をかけてぶら下がったハルミは、もう一つのブランコの上でM字開脚をした喪子に向かって漕ぎだした。
「あああっ…」
ブランコが近付き、喪子の秘裂を押し広げてハルミのイチモツがほんの少し侵入する。
だが、処女膜に到達する深さには至らないまま離れてしまう。
「…ハルミさん、もっとブランコを漕いで!私も頑張るから!」
二人は頷き合い、同時にブランコを漕いだ。
がっちゅ〜ん!!!
・・・かと思いきや、25年間守られてきた喪子の処女膜は容易に剛直を通そうとはしない。
ハルミが何度がっちゅんを試みても、入り口から先に進めないのである。
それもそのはず。
ハルミはフランス人並みの巨根の持ち主で、喪子は稀に見る強固な膜の持ち主だったのだ。
そのころ、アンブレラ第7研究室でドラ達と喪子らの帰りを待つ喪婆婆の元に、
世界喪女協会のイタリア支部長喪リーンから通信が入った。
彼女が部下達に念波撮影させていた妄想竹林での喪子たちの中継がテレビに映る。
「・・・むう、これはいかん。喪リーンよ、全国の喪女たちに命じよ!喪子の膜が柔らかくなるよう、祈りの念を送るのじゃ!」
喪リーンは超能力で全国の喪女たちに伝えた。
しかし喪女たちは祈らなかった。
喪子だけが幸せになることが許せなかったのだ。
そして喪子の膜が鉄壁のように固く閉ざせば良いのにとすら願った。
「喪婆婆様、いけません!皆、喪子の幸せを妬んでおります、このままでは…」
「ぬうう、他人の幸せを許せぬ者は自分も幸せになれぬというのに、何故わからぬ!?」
喪リーンからの報告に苛立つ喪婆婆の肩を、ドラがたたいた。
「ふふふ、ならば皆が喪子さんのために祈るようにすればいいのですよ。
喪子さんが喪女充になった暁には、彼女達にも良い事が起こるようにすればいい。この道具を使って…」
と、ドラはポケットから怪しげなアイテムを取り出した。
「お年玉袋 座論梅〜」
「何だね、そのやたらキンピカのぽち袋は?」
喪婆婆はドーラ・ウェ・モゥンの持つ道具を訝しげに眺めた。
「本来はこれを持って人からありがとうと言われると十円が出てくる物なんですが・・・」
「う〜む。十円で喪女達の頑なな心が開くとは思えん」
「まぁ、お聞きなさい。
これは特製で、ありがとうといわれると何と!百万円出てくるのです!」
ドーラ・ウェ・モゥンの解説に喪婆婆は目を瞠った。
「直接お金を叩きつける訳じゃないので、印象が悪くなることはないでしょう。
事が成就したら、喪子さんのお礼をお得意の超能力でも使って伝えれば良い」
「金の力は偉大とまで言われとるしな・・・よし、やってみよう!」
「では、早速この道具を増殖鏡を使って増やしましょう。
送付と説明はそちらでお願いします」
作業に取り掛かろうとしたドーラ・ウェ・モゥンに喪婆婆はそっと耳打ちした。
「のぅ・・・ワシにも一つ、分けてくれんかのぅ」
しかしドラは喪婆婆の言葉を無視して、ぽち袋を全部残らず喪女たちに送付してしまった。
「フッ。あなたはジュジュに好かれているのだから、ジュジュと仲良くすればいいのです。
エスパーは国から多額の補助金が出てますから、10歳の小娘の欲しがる物くらい何でも買ってくれますよ」
「…うっ!しかしのぅ…あやつは変態だし…」
喪婆婆は部屋の隅のベッドで眠りこけるジュジュを見た。
「…えへへ、スベスベの太もも気持ちいいよぅ…」
眠るジュジュはエロい夢をみているのか、美少年台無しのにやけ顔で涎をたらし、股間を大きく膨らませていた。
正直なところ、喪婆婆もあれだけジュジュに好かれて悪い気はしない。
しかし、12歳にして既にかなりの変態ということが唯一にして最大のネックだった。
「せめて変態じゃなければのう・・・」
と眉根を寄せる彼女の肩をたたき、ドラはにこやかに言った。
「あなたも変態になればいいのですよ。
私とジュジュで開発して差し上げます。さあこれを飲んで…。」
そういって可愛い包み紙に包まれたキャンディーを取り出した。
「…い、いやじゃ!よさんか、んっがっぐぐっ!」
喪婆婆は抵抗したが、ドラに無理矢理キャンディーを食わされ、すぐに意識が朦朧としてきた。
「ふふふ、早速ジュジュ好みに開発といきましょうか。喪婆婆さん、寝ているジュジュの股間を踏んでごらんなさい」
虚ろな目をした喪婆婆はコクリと頷き、ドラの言葉に従う。
「…こんなにかたくしおって、このへんたいが。わしのあしこきでいかせてやるから、かくごするのじゃ!」
ジュジュの股間を足でグニグニしながら、喪婆婆の幼い秘所は次第に潤んでいく。
…そのころ、ぽち袋を受け取った全国の喪女達は、ひとり、またひとりと
喪子の処女膜が柔らかくなるように祈り始めていた。
ある者は金欲しさに、またある者は純粋に喪子を応援して……。
そんな中、アメリカのニューオリンズに住む喪サリンだけは、そのどちらでもない理由で祈っていた。
926 :
彼氏いない歴774年:2009/06/07(日) 00:58:40 ID:5hyxvRto
喪サリンは、喪子の次に喪女充になれると世界喪女協会に認定されていた。
「喪子サンが幸せになれば、次はミーが喪女充になる番デース!ミーの幸せのタメにもさっさと喪女充になっちまえよデース!」
「ダイナマイトじゃないわね。ため息が出るわ」
祈る喪サリンの後ろでそう言ったのは、友人のエレンだった。
「いいかげん喪女充になる夢なんか捨てなよ。どーせモテないんだから諦めてうちらとレズろうってば!」
エレンもかつては喪女充を夢見る喪女だったが、今はレズッ気のある喪女同士で絡んでばかりいる。
「嫌デース、ミーは諦めずにクールな男と幸せになりたいヨー!邪魔しないでクダサイ!」
「おい喪サリン!さんざん男に酷い目に合わされた事、忘れちまったのかい!?
あんなことや、こんなこと、忘れられるのかい!?」
エレンの言葉で喪サリンの暗い過去が蘇る。
子供の頃、近所の男の子達にそばかすをからかわれ、毎日のように虐められていた。
ハイスクールの時に勇気を出して同じクラスのジョンをプロムに誘ったが、みんなの前で笑われた。
大学で初めて告白されたが、彼は罰ゲームで告白してきたのだと知って傷付いた。
「…でも…でも、いつかミーだけを愛してくれる人がきっと現れるんデース!だからいつか喪女充になれると信じたいヨ。
エレンみたいにどーせモテないからって諦めてたら、一生喪女のまま何も変わらないデース!」
「ぐふっ!!…た、確かにそうかもね。あんたの言葉で目が覚めたよ。私も一緒に祈っていいかい?」
エレンは喪サリンの隣に膝をつき、喪子のために…そしていつか自分達も喪女充になれるように祈り始めた。
「…まあ、もっとも私はもうあんまり恋愛に興味ないけどさ、そんな私の祈りでもいいのかな?」
「エレンには趣味のニンジャ修行で成功する夢があるじゃないですか。恋愛でも趣味でも仕事でもいい。
頑張る喪女はみんな喪女充候補ヨ。さあ、祈るデース!」
こうして、全国の喪女たちの祈りのパワーが、一つまた一つと喪子のもとへと集まっていく。
そのころ喪子とハルミは、50回目の合体に挑んでいた。
「…ああっ、さっきよりも1ミリ進んだわ!もう少し、もう少しで私達一つになれる…」
あと少しの祈りが届けば、二人は結ばれそうだった。
そのころ、北海道で祈っていた喪女・喪茂江の身には災難が降りかかっていた。
強盗に襲われていた。
「おい!金を出せ!」
ナイフを突きつけられ、金があるならいくらでも出したい気分だったが金はなかった。
「ご、ごめんなさい…お金はないんです…ひぃ〜」
「ならやらせろ!」
933 :
彼氏いない歴774年:2009/06/14(日) 00:02:38 ID:AZUq1aQh
強盗が喪茂江を押し倒すと、懐からぽち袋がこぼれた。
そこには喪子に届いた祈りのお礼であるお金(100万)が。
「なんだ、金あるじゃねえかよ!」
強盗はぽち袋から50万だけ抜いて残りを喪茂江に返し、去り際に言った。
「ふん、武士の情けだ!残りの金でその脇の匂いを治しな、まったくこんな臭い女を犯さずに済んでよかったぜ!」
たしかに喪茂江の悩みはわきがだが、命拾いしたとはいえ余計なお世話だった。
「何なのよもー!・・・でも命が助かったし、祈ってよかった」
喪茂江はぽち袋に残った金を握り締め、再び喪子に祈りをささげた。
こうして喪子の元へたくさんの祈りが届いているころ。
アンブレラ第7研究室では・・・。
ドラのキャンディーで催眠術にかかった喪婆婆がジュジュに顔面騎乗し、悶えていた。
「・・・ああん、ジュジュもっとじゃ!もっと舌を動かしてわしを満足させるのじゃ!」
「ふふふ、あんなに積極的になって。いいですよ喪婆婆さん、もっとジュジュを責めてあげてください」
満足気にうなづくドラ。
そんな彼に妹の怒羅美が言った。
935 :
彼氏いない歴774年:2009/06/18(木) 17:10:09 ID:jx9+7/Kt
「お兄様止めて、このままだとジュジュだけでなく喪婆婆さんまで変態になってしまうわ」
「ふふふ、ジュジュが幸せならばそれでいいのですよ。怒羅美も一緒に、
将来が楽しみな12歳と10歳の変態カップルの誕生を見守りましょう」
しかし、そんなドラの手を怒羅美は振り払う。
「お兄様は大事なことを忘れているわ。このままでは…ジュジュは…死んでしまうのよ!」
937 :
彼氏いない歴774年:2009/06/19(金) 20:51:06 ID:FQ8W6LTn
ドラはそれを聞いてこう言った
セワシを救えなかった過去の記憶が怒羅美を苦しめる。
「怒羅美、ジュジュは変態です。もうどーしよーもなく、です。
もし変態力が外部に向かってしまい世間に知れれば
侮蔑され、嫌悪され、罵倒され、エスパーといえど収監も免れません。
…しかし、変態行為といえど愛し合う二人の間で
合意で営まれるのであれば?
問題ナシ!
夫婦ともなればパーフェクト!
喪婆婆さんは60年の人生経験と強靭な精神力、
さらに法力をも兼ね備えています。
こうしてジュジュを御していることからも明らか、
ぜひとも彼女に伴侶としてジュジュを選んでもらわねば!」
怒羅美は一瞬同意しかけたが、理性回路がそれを押し止めた。
「やっぱりダメよ。
喪婆婆さんの自由意志を奪うのは養育ロボの倫理に反するわ」
そのとき喪婆婆の身体に変化が表れた。
弾けるような肌は萎びれ、絹のような髪はパラパラと抜け落ちた。
「喪婆婆ちゃん、どうしたの…?」
ジュジュの怯えたような醜いものを見るかのような視線が痛い。
「わあぁぁぁ〜〜〜っ」喪婆婆は両手で顔を隠し部屋の隅へかけて行く。
「お兄様、喪婆婆さんの若さは永遠じゃないのよ。性を感じることで衰えていく。
ジュジュとこんなことにならなければもっと長く若い身体でいられたのに…。
ジュジュと愛し合い若さを失うか、ずっと若く美しい体でいるのか…選ぶ権利は喪婆婆さんにあったのよ!」
突然の事実にドラは肩を落とす。
「そうだったのか…そうか…老化が早まったのはさっきの薬のせいか、私はなんてことを…」
「喪婆婆ちゃん…なんて醜いんだ…」
ジュジュがそっと呟いた。
自分が夢中になっていた美少女が急激に老いさらばえたことに、ジュジュは深く傷付いた。
「…返して!僕の可愛い喪婆婆ちゃんを返してよ!」
「…ジュジュ」
そんなジュジュの肩を怒羅美がそっと抱いて囁く。
「一つだけあるわ、彼女を10歳に戻して貴方と幸せに結ばれる方法が。
だけど、そのためには変態度を人並みにしなきゃだめ。変態でなくなるための修行に耐えられる?」
ジュジュは悲痛な表情で頷いたが、傍らでドラが驚愕していた。
「変態でなくなる?!怒羅美、そんなことがジュジュに耐えられるとでも思っているのですか?!」
「で、できる…よ。…やるよ、怒羅美。
変態力をコントロールできるようになって、僕が喪婆婆ちゃんを助けるんだ」
「初めてジュジュから漢気を感じたナリ。立派になったナリ」
「私たちもサポートするわ、必ず試練に打ち勝ちましょう!」
「ありがとう殺スケ、怒羅美!」
「…あの〜、皆さん?なぜ私だけ除いて団結ムードに…」
「喪子姉さんだって大変な(大そう+ヘンな)試練を乗り越えてきたんだもの、
僕だって…!」
テレビ画面の念写映像には黄金色の光に包まれる喪子とハルミ。
困難な姿勢での76回目のトライに疲労を覚えそうなものだが、
皆の祈りが二人に力を注ぎ続けていた。
次は77回目、いい事があるのでは?上手くイクのでは?
希望が喪子の胸を暖かくした。
喪子とハルミは頷き合い、勢い良くブランコを漕いだ。
がっちゅ〜ん!
「あううぅっ…」
ハルミの剛直が肉襞を押し広げる痛みに喪子が呻くが、それは嬉しい痛みだった。
しかし、あとほんの少しのところでそれ以上進めず、またダメなのかと思った矢先……。
フランスののどかな田舎町に住む歌の上手い喪女、喪フィーが、仕事を終えてぽち袋に気付き、
祈り始めた。
「歌に乗って喪子さんに届け、この祈り……!」
喪フィーが祈りながら歌い始めたその歌とは、
喪ーツァル戸の喪テットである。
喪女たちはみな陽気で快活な気持ちになった。
「すばらしいわ喪フィー!なんていう歌?」
喜んで喪フィーは答えた、
「名曲よ、"エクスル/ター手/指/ラー手!"」
しかし多くの喪女達が
「エクスタシー!?手?指で?」
と聞き間違えてエロい妄想をしてしまった。
その瞬間、爆発的に加速した大量の喪エロ力が竹林のバリアを破った。
竹林のバリアが破れるとそこは、リア充の聖地・渋谷109の前だった。
喪女の幸せを願い作られた竹林は、リア充のプラスエネルギーを吸収すべくこの地に作られたのだった。
こうして喪子とハルミは大勢の人々の前に晒されることとなった。
「なにあれ!?裸でブランコ!?何してんの!?」
「あの男チョーイケメン!でも女はブッサイクだよ!!」
945 :
彼氏いない歴774年:2009/06/22(月) 19:12:11 ID:3DHaLWPJ
ラーメンツケメン僕イケメン!ふぅ〜
そう言って戸惑う喪子とハルミを励ましたのは、下で倒れていた山田と充子だった。、
「…こんな奴らに怯むな!俺達がリア充達の注意を引き付けるから、その隙に玉木と喪子は早く結ばれるんだ!」
「いくよ、山田ッチ!この前考えたパフォーマンスで渋谷ジャックしてやろーじゃん!」
まだ筋肉痛の残る体で立ち上がり互いに目配せした二人は、おもむろに全裸になり渋谷のリア充達に向かって叫ぶ。
「うおおおおお!お前ら、俺と充子の生き様を見ろおおおおおっ!!!」
山田の怒号に、それまでブランコ上の喪子達を見ていた通行人達の視線が彼らへと移動した。
「よし、やってやろうぜ充子おおおっ!!」
『山田くん、充子…!ありがとう!わたし必ずやるわ!』
「え?……も、喪子おぉぉ、あ、あ、あアタシの、アタシのぉぉぉお!!!」
傍目には変わらぬ逸物であったが、
ハルミの自己計測によるとわずか3mmだが細くなっていた。
バリアが崩壊しかけた瞬間、喪女たちの祈りは充子にも直接降り注いだ。
「なんで喪子だけのせいなの?
ハルミのがもうちょっとだけ細けりゃい〜んじゃん!」
充子は全身全霊をこめてリアルな妄想をした。
喪女たちの渾身の祈りの力。
だが奇跡を起こすためには足りなかった、ひとかけらの何かがそのとき満たされた。
リアル。
充子の経験がいま生かされた!
竹林とともに妄想は消えたが奇跡は残ったのだ。
「そうだったのね…ハルミさん、それならきっと大丈夫よ」
「も、喪子、ちょっとだけ待って…」
「どうしたの、ハルミさん?」
「下を見て!山田達が大変なことになってるわ!」
ハルミに言われて下を見てみると、全裸でセクシー暗黒舞踏をする山田と充子がいた。
リア充達は彼らに釘付けになっていたが、その背後にライフルを構えるスーツ姿の男が。
その銃口は山田に向けられている。
「…そういえばあいつ、コーマン社漫画賞をとってからライバル漫画家に狙われてるって言ってた。
だから、連載を休んで充子と香港に逃げて来てたのよ。どうしよう、喪子?!」
確かに山田達がリア充を惹きつけている今ならば、喪子と結ばれる絶好のチャンスだ。
しかしハルミには、十年来の友人である山田を見捨てることなど出来ない。
そんな彼に、喪子が言う。
「私達が結ばれて喪女充になれば、竹林から脱出…つまり香港のアンブレラ第七研究室に戻れる。
その時に山田君と充子も連れて行けば、助けることが出来るわ!」
喪子とハルミは頷き合い、同時にブランコを漕いだ。
カポ。
「入ったわハルミさん!」
スイッチが入ったかのように一つのビジョンが喪子の脳裏をよぎった。
『渋谷109の上空で無届の全裸パフォーマンスを行い、
公然わいせつ容疑および道路不正使用容疑に問われた
容疑者玉木宏行(26)他3名が逮捕されました』
「ううむ、我が社も地デジを推進しておる手前、派手婚は自粛じゃ。
済まぬが小梅よ、ネズミー婚はあきらめておくれ」
「だ、旦那さまぁああぁ〜〜〜…」
喪子は最近の芸能ニュースを知らなかったが、オマーンの悲痛な嘆きが胸を打った。
「ごめん喪子、いまのアタシの鼻」
「やだ、私こそごめんなさい!」
上空の強い風でブランコの軌道が狂ったのだ。
現実に戻った喪子は、残留エネルギーをかき集めて
4人のテレポートを試みた。
テレポートは見事成功した!
しかし、4人がたどり着いたのは意外な場所だった。
そこは…
オチンポン帝国
そこはすべての人が全裸で生活していた。
突然の異星人の訪問にも喪子たちが皆全裸であったため、オチンポン人たちは友好的だった。
「我々の星にようこそ。この星の挨拶を教えま〜す。」
そういうと一人のイケメンオチンポン人が充子に挿入した。
鼻の穴にチンコを。
しかもイケメンオチンポン人のチンコはチンカス塗れの包茎で、充子はあまりの臭さに悶絶した。
オチンポン人は地球人とそっくりな外見だったが、性器が大きく違っていた。
男性は鉛筆ほどの太さのチンコが二本、女性は股間がツルツルで鼻の穴が性器を兼ねている。
「さあ、貴方達も挨拶を兼ねたセックスを!私たちの鼻にチンコ挿入してくださ〜い」
と、二人のオチンポン女性がハルミと山田に挨拶を求めてきたが、鼻の穴に彼等のモノが入るはずがない。
「無理よ、アタシ達の星の挨拶とセックスのやり方は違うの!
それにセックスは挨拶じゃないから、普通は好きな相手としかしないものなのよ!」
「…ええっ?どういうことですか?!是非、我々に貴方達の星の挨拶とセックス見せてくださ〜い!」
オチンポン人達は好奇心に満ちた表情で、喪子達四人を囲むように車座になった。
挨拶はともかくセックスといえば山田と充子の出番だが、肝心の充子がチンコの臭いにやられて気絶中。
どうしようかと困惑する喪子とハルミに、山田が囁いた。
「おまえ達がやるんだ。愛し合う二人が初めて結ばれる瞬間を、この星の奴等に見せ付けてやろうぜ!」
「・・・え、でも・・・どうしようハルミさん」
戸惑って助け舟を求めてきた喪子に、ハルミは言った。
「やりましょう、喪子。宇宙人の前で結ばれた最初の地球人になれるなんてステキじゃない?」
「そうね!私頑張るわ!ハルミさん、さあ来て!」
喪子は地面に寝そべり大股を開いた。
ハルミが喪子に挿入しようとしたそのとき、大勢のオチンポン人が喪子を取り囲んだ。
自分たちとは違う人間の女性の性器に驚き興味津々のようだ。
ハルミが喪子の秘裂を逸物で擦るとイチゴの匂いの愛液が溢れてきた。
それを見たオチンポン人達が感嘆の声をあげる。
「おお、すごい!股の鼻の穴から鼻水ジュルジュルだわ、それにいい匂いですね〜!」
「他の星の男のチンコ…すごく…大きいです。でも、どうして一本だけ?」
「あんなに大きいチンコ鼻の穴に入りません!股の鼻の穴には入るのですか?!」
「ええい、静かに見てろお前ら!」
山田に一喝されてオチンポン連中が静かになると同時に挿入が始まった。
逸物が秘裂を押し広げ、いっそう狭くなっている場所まで到達した。
喪子は挿入の痛みに眉根を寄せていたが、それでも覚悟を決めて愛しい人に囁く。
「…ハルミさん、いいよ…このまま私を喪女充にして…」
ハルミが頷いて腰を沈めると、喪女達の祈りの力で若干柔らかくなったそこは、
充子の祈りでほんの少しだけ細くなったハルミのモノを受け入れていく。
「…っ、あああああっ…!」
「喪子…、分かる?ほら、アタシ達やっと一つになれたのよ…」
喜びに瞳を潤ませながら、ハルミと喪子は口付けをかわした。
しばらく二人はそのまま抱き合っていたが、やがて腰を動かそうとしたハルミは周囲の異変に気付いた。
なんと周りのオチンポン人達がみんな、男は二本ある極細なモノを勃起させ、女は鼻水を垂らしている。
「地球人のセックス刺激的です!もっと見せてください、ハアハア・・・」
「ああん、鼻の穴が疼く!もう我慢できないわ、ハアハア・・・」
喪子とハルミに刺激を受けたのか、喪子達のまわりのオチンポン人達も性行為を始めた。
ある者は隣の異性とまぐわい、またある者は自家発電にいそしむ。
そんな乱交パーティー状態の中、興奮を抑え切れなくなった山田は、
気絶中の充子に騎乗位で挿入し、そのままブリッジで踊り始めた。
「そ〜れ、セックス祭りだワッショイ!ワッショイ!」
気絶した充子がまるでロデオのように宙に舞う。
「お〜う!地球人のセックスは美しくて素晴らしいですね〜!」
「あなたたちももっと凄いものを見せてくださ〜い!」
そう言って一人のオチンポン人がハルミの肩を叩いた。
「うーん、アタシはいいけど喪子が……」
「私なら平気よハルミさん。少し痛いけど、喪女充になるためなら頑張れるわ」
ハルミと喪子は少し相談した後、おもむろに体位を変えた。
喪子が獣が威嚇するときのようなポーズで高く尻を上げ、そこに逆立ちしたハルミが斜めに挿入。
「どう?名付けて金のシャチホコよ!アタシと喪子の華麗なる愛のまぐわいを見るがいいわ!」
そう言い放ち、二人は腰を振りはじめた。
960 :
彼氏いない歴774年:2009/07/05(日) 21:41:17 ID:KQs/w/qQ
「すごいです!それにこの体位なら私たちにも真似出来まーす!」
と、1人のオチンポン男性が逆立ちで女性の鼻性器に挿入し、
金のシャチホコの真似事をした。
それを見た他のオチンポン人たちが次々に彼を真似ていく。
その光景を見ているうちにハルミと喪子も更に興奮してきた。
「ハルミさぁん!もっと激しくしてぇ!!」
しかしその不自然な体勢では激しい動きはできない。
「あぁんっもどかしいわね」
そのとき二人のオチンポン人がハルミの足をつかんだ。
彼らに揺さぶられて、ハルミの腰が勝手に激しく動く。
「新しい体位を教えてくれたお礼に、貴方達のセックスお手伝いしまーす」
「…そ、そう、ありがとう。それじゃ、円を描くように揺さぶってみてくれる?」
彼らがハルミの言うとおりにすると、喪子が喘ぎはじめた。
「あ、あん…痛いけど、いいっ!ハルミさん、もっと奥まで突いてぇ…あぁんっ!」
オチンポン人たちは熱心に丁寧にハルミの腰を回す。
「いいわぁ〜もっと深く激しく回してちょうだい!喪子いくわよ!」
ハルミの掛け声に促されてオチンポン人たちがさらに深く勢い良くハルミの腰を回す。
「ボキッ!!!」
そのときなんとハルミのイチモツが折れてしまった。
「「ああああぁっ、イッ、イクゥウウゥウウゥゥゥ〜ッ!!!」」
その瞬間、喪子とハルミは同時に絶頂を迎えた。
続いて喪子の体が眩い光を放ち、オチンポン人達はあまりの眩しさに目を瞑った。
…やがて彼らが目を開けると、喪子達の姿は消えていた。
ハルミが目を覚ますと、そこはアンブレラ第7研究室だった。
喪子の放った不思議な光のせいか、折れたイチモツは元通りになり、体にも気力が漲っている。
見渡すと、喪婆婆(10歳に戻っていた)とジュジュがモニターに向かって忙しなく作業をしており、
ロボ達もそのサポートで忙しそうだ。
身を起こすと、先に目覚めたらしい山田と充子が近寄ってきた。
「やっと起きたか玉木。喪子が喪女充になったおかげで色々と奇跡が起きてるぞ!」
「なんかさ、ジュジュが変態力の制御に成功して老け込んでた喪婆婆が若返ったとか、
世界中の喪女達にプチ幸せなことが起きたりとかで、大騒ぎだし、マジ凄いんですけど〜!」
「…そうなの、やっと喪女充になれたのね。そ、それで喪子はどうしてるの?!」
喪子は反対側のベッドに寝かされていた。
体が断続的に淡い光を放ち、その度にモニターに喪女達からの奇跡報告が届く。
「喪子!起きて!……喪子…!」
息をしてはいるものの、ハルミが何度か揺さぶってみても、青白い顔で眠る喪子が目を覚ます気配はなかった。
ドラがゆっくりと口を開く。
「今、未来から通達が来ました。喪子さんの本来の運命は誰とも結ばれず、孤独な一生を送るというものでした。
しかし喪子さんやまわりの皆の努力によって、喪子さんはハルミさんと結ばれました。
…そのせいで喪子さんの持つすべての生命エネルギーが使われ、世界中の喪女たちに分け与えられ
喪子さん自身が生きるためのエネルギーが失われてしまった…」
「そんな!じゃあ喪子はどうなるの?」ハルミが今にも泣き出しそうな顔でドラに詰め寄る。
「未来のロボたちの話では、このまま50年間眠り続けたのち静かに息を引き取るそうです…
これ以上運命を変えることは出来ない…地球が…宇宙が消滅してしまう…!」
「イヤよ、そんなの!…アタシ達は前世で結ばれなかった分も含めてやっとの思いで結ばれたのよ?!
これから二人で幸せを積み重ねていこうと思ってたのに…もう喪子の笑顔が見られないなんてイヤッ!!」
「ハルミさん、お気持ちは察しますが…運命を捻じ曲げて幸福を得ればどこかに報いが生じるのが世界の理なのです。
喪子さんを生命維持ポッドに寝かせますので、それを理解して下がってください」
「イヤよっ!喪子、目を覚まして!喪子ぉぉぉっ…!!」
ハルミの感情が堰を切ってあふれ出す。
遠い前世のマッチョなモコ姫の記憶、時を越えて再会した冴えなくて不器用で…だけど一所懸命な喪子。
妹分のように思っていたのが、いつしか最愛の人になっていた。
ずっと隣で笑っていてほしかったのに、あっさりと諦められるはずがない。
悲しみにくれるハルミを見かねて、それまで黙っていた殺スケが口を開いた。
「…フッ、同じ恋する漢として拙者ハルミを捨て置けないナリ。
ドラ先輩、さっき未来から届いた喪子を助ける方法を言ってあげればいいナリ!」
「…し、しかし殺スケ、あれは危険すぎる。確かに成功率は高いですが…、
喪子さんが助かる代わりに、等価交換として何者かの……」
967 :
彼氏いない歴774年:2009/07/13(月) 21:55:50 ID:5YU52uyz
「…な、何者かのって…まさか喪子の代わりにこの中の誰かが死ぬとか?」
ハルミは深刻そうな面持ちでゴクリと唾を飲み、ドラの言葉の続きを待った。
やがてドラは、ゆっくりと答える。
「死にはしませんが、災いが起こるのです。そう、ここにいる誰か一人の乳首に…、
宇宙の消滅にも等しいほどの、とんでもなく恥ずかしい変化が…!!」
968 :
イザナギ:2009/07/13(月) 22:07:02 ID:E+cdmVWM
イザナミ
宮台真司が真実に到達する事は永久に無い。
死という真実以外は。
(笑)
と、山田が謎の言葉を口走った。
今まで感じやすい乳首で洗濯バサミ相撲をしたり乳毛をちぎられたりしてきた彼は、
ここにいる誰かの乳首に災難がと聞き、それが自分なのではないかと思い動揺しているのだ。
しかし、そんな彼を無視してハルミとドラの会話は進められていた。
「・・・では、喪子さんにこの薬を口移しで飲ませてください。誰かの乳首に恥ずかしい変化がおきてから
三十分ほどで目覚めますよ」
「やめろおおおっ!乳首が、俺の乳首ィイイイイイィィッ!!」
山田は血相を変えて阻止しようとしたが、タッチの差でハルミが喪子に薬を飲ませるほうが早かった。
うなだれる山田だったが、乳首に恥ずかしい変化が始まったのは彼ではなくなんとジュジュだった。
「あぁ・・・何という事だ・・・」
ドラは絶望に打ちひしがれた。
ジュジュの乳首が細く、長く伸びだした為に。
「この変化で乳首は一気に5メートルまで伸び、もう元には戻りません・・・
しかも5メートル伸びた後も、彼が生きている間は徐々に伸び続けるのです。
例え切り落としても、すぐに伸びた長さまで戻ってしまいます・・・」
震える声でドラは説明した。
「き、切るなんて嫌だよぉ!そんなの痛すぎるじゃないかぁ!」
顔を涙でぐしゃぐしゃにして、伸びていく乳首を必死で押さえようとしている。
「ジュジュ…」
ドラは誰よりも愛し大切に思っていたジュジュの辛そうな姿を見て胸が張り裂けそうだった。
「どうすることもできない…。喪子さんさえ目覚めなければジュジュはこんな目にはあわないのに…」
そのときドラの脳裏に悪魔のような考えがよぎった。
――喪子さんの薬が効くまであと三十分…そしてこのスレもあと28レス…、
それまでにジュジュを救わなくては!!そのためなら私は鬼にも悪魔にもなります!
ドラはポケットからこっそりと薬を取り出した。
それは、飲んだ薬の効果を打ち消す秘薬だった。
――ふふふ、これをこっそり喪子さんに服用させればジュジュの乳首は助かる。しかし問題はどうやって服用させるか…。
ドラが持っている薬は、肛門に注入しなければ効果のない座薬だった。
それを見ていた喪婆婆がドラに言った。
「これドラ。悪いことは考えてはいかん。
それに、喪子を生き返らせてジュジュも救う方法が1つだけあるぞ。しかし残りレスも少ない。さあ急ぐのだ。」
そう言って喪婆婆が取り出したのは…
魔法使いサ●ーのスピカタクト(本物)だった
ドラは目を瞠った。
「これは・・・!アストレア国の女王陛下が若い頃に使っていたという、あの・・・!
何故貴女が!?」
「ワシの友人が昔女王陛下の先生をやっておってな・・・その伝手で借りた物じゃ。
こういう、万が一の時に備えてな」
喪婆婆の返答に、しかしドラは眉をひそめたまま、
「ですが、これはアストレア王家の者にしか使えない筈・・・」
心細げに呟くドラとは対照的に喪婆婆はカッカと笑い声を立てた。
「心配御無用。シェリーちゃん・・・ワシの友人が陛下に頼んで、特別な魔法を
かけて頂いておる。・・・愛する者の幸せの為ならば、魔法使いでなくてもどんな
魔法でも使える、という」
「じゃあ!」
ハルミが喪婆婆に詰め寄った。
「最初からこれを使えば良かったじゃない!」
「・・・そうもいかんかった。死にかけた魂を持つ者に、魔法は効かんからの」
一安心したドラが手に持っていた座薬を抛ると、何と運悪く山田のお尻に入ってしまった。
「の゛あ゛」
「山田ッチ!大丈夫!?トイレ行く?トイレ行く?」
心配そうに山田をトイレに連れて行く充子。顔はすっぴんで、お世辞にも美しいとは言えなかったが
以前の彼女には無かった愛嬌が、その顔に表れていた。
(何もかもが良い塩梅じゃ。これこそ喪子が喪女充に相応しかったという証拠)
喪婆婆は一人静かに頷いた。
「あの座薬って・・・何?」
「あれは・・・健康体であればただの強力な下剤に過ぎません」
ハルミの問いにドラは後ろめたそうに答える。怪訝に思いながらもハルミは喪婆婆に向き直った。
「それで、魔法を使うにはどうすれば良いの?」
「それはな・・・例の呪文を唱えるのじゃ」
「れ・・・例の呪文?」
その呪文とは―――
『それはじゃな…昔の人間ならば知っておるハズじゃ。めるもちゃんのキャンディーの歌じゃ。実はあの歌の歌詞が呪文なのじゃ。』
『喪婆婆ちゃん、めるもちゃんて?可愛いの?』
ジュジュは自分の乳首の事などすっかり忘れて、目を輝かせてきいた。
『誰か正確に歌える者は、おるかのぅ…』
室内に沈黙が訪れた。
「ぬぅ・・・おらんのか・・・ワシも放送時には既にイイ歳じゃったからのぅ」
喪婆婆が溜め息をついた。
「そうだ、ネットで調べたら・・・」
「駄目じゃ。付け焼刃では魔法は発動せんらしい」
ジュジュの提案に渋面で首を横に振る喪婆婆。
「ねぇ、本当に知ってる人いないの!?」
ハルミの悲痛な声が響く。その時トイレのドアが開いて、ズボンをはきかけ、
息が絶え絶えになっている山田が現れた。
「こ・・・ここに・・・いるぜ!」
「ちょっ、大丈夫?山田ッチ」
充子がすぐに山田に寄り添い、彼を支える。
「大好きだったアニメだ・・・ちょっとHで・・・」
「おお!さすが腐っても少女漫画家じゃ!」
喪婆婆が目を輝かせた。
「ちちいんぷいぷい、ぷ〜いぷいっ!」
『メルモちゃん、メルモちゃん、メルモちゃんが持ってる〜♪あ〜かいキャンディー、あ〜おいキャンディーし〜ってる・かい?♪
ラーララ♪ラーララ♪…』
どこからともなく誰かが歌い始めた。
『だ…誰?誰が歌っているの!?』
テノール歌手のような美しい歌声は、山田のものだった。
「…ほほう、グロメンだが良い声をしておる。歌声だけならオペラ歌手のようじゃ」
「つか、あたしは知ってたけどね。山田ッチはカラオケで100点とれるし〜」
喪婆婆と充子はうっとりと目を閉じて山田の歌に耳を傾けた。
やがて一曲歌い終えた頃、ジュジュに変化が起きた。
「ああっ、僕の乳首が縮んでいくよ!ゆっくりと元に戻っていく…」
続いてハルミが喪子の変化に気付く。
それまで土気色だった彼女の頬に少しずつ赤みが差してきたのだ。
「その調子よ山田!もっと歌って!」