喪女の官能小説

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1彼氏いない歴774年
キャー!(><)
2彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 10:56:12 ID:QpU8SuGj
クリスマスの午前2時、ベッドの中で明美はあふんあふんと一人よがっている。
3彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 11:03:51 ID:Ohxcy4tc
クリスマスなのに…とふと我にかえる
4彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 12:11:50 ID:Gu93XLGI
虚しさで胸が一杯になった明美は恥部をさらけ出したまま街に飛び出した
5彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 12:41:54 ID:nRf/nijE
捕まった。
6彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 12:46:53 ID:jPCiRyO4
(カツ丼は出ないのかしら)
7彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 12:48:12 ID:Q5vgvxE3
さーて来週のサザエさんは〜\(^o^)/
8彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 13:23:48 ID:j5j8GPXo
波平乱交パーティーに行く
カツオ性に目覚める
いくらちゃんの赤ちゃんプレイ

の三本だてです
9彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 13:33:00 ID:xzZ5PWBa
気付くとトイレでオナニー
10彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 14:35:00 ID:uYmD8ewn
そのまま刑事さん2人と3P
11彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 14:38:41 ID:bzZ3iw1V
カツ丼も加わって4P
12彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 14:58:35 ID:b6Qx2q/u
グチャ
カツ丼は恍惚の中逝った
13彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 15:18:46 ID:j5j8GPXo
…という夢を見た
14彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 15:21:56 ID:CasTO7Lx
目が覚めると
15彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 15:26:50 ID:9B1lcCQc
両手両足をベッドにしばられ、仰向けの状態で、
16彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 15:39:39 ID:j5j8GPXo
昨日の記憶をたどった
17彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 15:51:56 ID:lqMFeylK
明美(そうだわ…昨日は確かツタヤでプロジェクトAを借りて、ルパンが時計台の時計の針を5分遅らせたのよ)
18彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 16:17:42 ID:dCD+H5vj
思い出した明美はプロジェクトAを鑑賞しようとするが、身体がベッドに固定されていて動かない。
明美「誰がこんな事を…しかも全裸だし!」
19彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 16:56:01 ID:Z7ttEk2B
ドアが開く音に気付き、明美は振り返った。
20彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 17:16:12 ID:j5j8GPXo
にゃんぱらりー
21彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 17:18:29 ID:U9FW0qbe
明美「ひこにゃん…!」
22彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 17:31:26 ID:MX1j1baZ
ひこにゃん『無断使用は許さないお!著作権料払えコラ』
23彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 17:51:10 ID:h4QEHLSE
そしてひこにゃんは彼自身を明美の秘部に押し付けてきた
24彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 17:57:58 ID:FRB/W9qA
……が、よく見たらそれはキュウリだった
25彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 18:06:27 ID:CflOoCrw
明美(奥様)「使った後は食べるのよ!冬のキュウリは高価なのよ!!」
26彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 18:16:30 ID:j5j8GPXo
すきなの…
27彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 18:18:59 ID:h2bX4Yg9
明美「だいたい夏場なら今はキューリよりゴーヤよ!
ゴーヤのほうが栄養豊富で刺激的なお野菜なのよ?
冬なら昔ながらの辛味大根とか蕪とか季節を感じさせるのが日本の食卓ってものでしょ?」
28彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 18:19:53 ID:nw6cKbmB
明美「なにが?キュウリ?キュウリすきなの?」
29彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 18:20:50 ID:8r0Zp13v
うるさい明美の唇を彼がふさぐ
30彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 18:22:26 ID:6mGyWCr/
ガムテープがなかったのでセロテープで
31彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 18:28:43 ID:nNsMq97l
明美「んむ!んむううーー!!」
それでもやはり明美はうるさい
32彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 18:33:05 ID:j5j8GPXo
この喪女めが!
33彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 18:43:01 ID:ynxvhNS7
ひこにゃんは明美にそう罵倒して家を出て行った。
34彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 20:52:44 ID:jPCiRyO4
巻上公一と戯れるひこにゃんを見つめながら明美は極太バイブを…
35彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 20:56:01 ID:j5j8GPXo
投げ捨てた
さすが喪女だ
36彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 20:59:50 ID:CflOoCrw
明美(潔癖性)「不潔なのでファブリーズしときますね。」
37彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 21:03:13 ID:9B1lcCQc
偶然通りかかったイケメンがバイブを手に取り、笑みを浮かべた。
38彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 21:31:38 ID:/5UK3njN
イケメン「これ…落ちてましたよ」
イケメンが微笑みながら極太バイブを差し出す
39彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 21:42:11 ID:tYpqTHos
はだしのゲン「ゲラゲラ」
40彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 22:22:49 ID:K/M+stVR
ストレッチマン「どーだ、効いてきただろう」
41彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 23:25:09 ID:xzZ5PWBa
次の日、明美はどうにか自らクンニができないものかと必死で前屈していた
42彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 23:47:57 ID:uYmD8ewn
そのまま前転してしまった
43彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 23:51:35 ID:diTCmvzg
明美はそのまま街へ繰り出した
44彼氏いない歴774年:2008/03/06(木) 23:56:26 ID:ohgyBBLI
もちろん今日も全裸
45彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 09:29:34 ID:kDDXIB3r
…と、背後に人影を感じる
さきほどから誰かが後をつけているようだ
46彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 09:31:00 ID:Wso7eZHi
「ダレッ!?」
声を裏返しながら明美は振り向いた
47彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 09:36:18 ID:YAAPDqKH
男「ワタシハ ベイブレード ノ 世界チャンピオン デス」
48彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 09:37:38 ID:Xa5ahomq
男はおもむろに脱ぎ始めた。
ぬぎぬぎ
49彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 09:48:41 ID:ANRa4laz
明美はそれを見て発情し、なんとその場で
50彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 10:09:17 ID:4RwBiPN+
股間に付けたカブトボーグをしごきはじめたのだった。
51彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 10:23:45 ID:uKkSFSKP
良美はふとハンバーグが食べたくなった
52彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 10:30:32 ID:6nkOSkPO
↑ 明美から良美に突如改名!
53彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 10:35:33 ID:dxX2MzXF
改名もしたことだし、これでもてるようになるかしら、うふふ…
モテモテの自分を妄想してほくそえむ良美
54彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 10:48:44 ID:3a1UPw3n
しかし、イヤらしいほくそ笑みの裏には暗い影があった。これでもダメなら私はもう一生救われない・・・
不安からか、期待からか、自分の意識に逆らって回想が巡る。

改名したのには理由がある。とある高名な易者に占ってもらったところ
「あなたがモテないのは名前のせいです」と言うのだ。半信半疑ながら
既に、四十万もの占い料を払った良美は引くに引けなかった。何より
美容やファッションが役に立たないと分かった今、他に望みはなかった。
55彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 10:58:22 ID:xHJHTCTZ
しかし、「良美」の読み方が分からなかった
56彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 10:58:32 ID:kDDXIB3r
良美が歩いているとまた背後から人の気配がした
57彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 11:12:25 ID:mEhIA0nY
良美は私の名前なのでやめて!!というのが現れ、和美に変更になった
58彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 11:20:01 ID:WNpRbw4c
和美「モテない人生からは逃れられないの…?」
とぼとぼと歩き出した和美はハンバーガー屋をめざした
59彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 11:24:15 ID:zXtiFgs6
ハンバーガー屋へ向かう途中でであったバッタに、
和美はスピリチュアル的なものを感じ、二人は見つめあった
60彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 11:26:13 ID:Gvy4TDXo
バッタ「なぁ、俺と遊ばないか?」
61彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 11:58:57 ID:aWew2cmh
和夫「だが断る」
62彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 12:04:09 ID:vF8Nmh5v
割って入ってきた無関係の和夫を無視し、和美はバッタに大人の女の笑みを浮かべる。
「ふふ、若いのね坊や…覚悟はできているかしら?」
63彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 12:13:51 ID:aWew2cmh
和夫「若くないっすよ、まう32ですから。覚悟っすか?まだ働きたくはないっすね」
64彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 13:00:55 ID:gY4BOp+w
バッタ「覚悟?ふふ・・・覚悟などもうとうにできてるさ・・・
    お前を殺す覚悟がなァ!?」

と、バッタの体に異変が・・・・!?
65彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 13:02:49 ID:Os010xS3
和夫「ゾッス!」
66彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 14:28:52 ID:7Rf5M9qL
と、叫ぶやいなや和夫はバッタの気門(呼吸するところ)に
67彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 14:39:47 ID:KW5VYQJO
アルデンテに茹でたスパゲッティを差し込もうとした。
68彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 15:09:58 ID:6nkOSkPO
しかし、誤って和美の秘部に・・。
「あはんっ・・」
69彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 15:46:10 ID:kDDXIB3r
そのまま良美は昇天した
良美からとろっとろの液が流れ出る
陰部は赤くなり、ヒクヒクしている。
『ねぇ、もう一度イキたいな』
70彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 16:03:34 ID:EVSF9M9W
人の名前を奪っておいて、またしても突然現れたかと思うと
勝手に昇天し始めた良美を横目に、和美は自らの秘部に刺さった
スパゲティーを抜いた。
和美「茹ですぎなんですけど」
71彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 16:25:08 ID:wOwfJcVK
はだしのゲン「ゲラゲラ」
ストレッチマン「どーだ、効いてきただろう」
72彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 16:32:36 ID:hPotEanr
うんこ漏らした
73彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 22:01:27 ID:L2WL4F3/
と思われる5歳児が駆け寄ってきた
74彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 22:19:41 ID:yKPMVGGV
そして五歳児に異様な興奮を覚え、ズボンを脱がしいやがる五歳児を組み伏せ
75彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 22:23:47 ID:rAEfcr2k
泣いた
76彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 22:23:55 ID:e+/vijuA
突発オフ避難所
http://jbbs.livedoor.jp/computer/40062/

どんな女もモテモテm9(・∀・)ビシッ!!
77彼氏いない歴774年:2008/03/07(金) 23:05:07 ID:FzfG6tRB
和美は劣情で肉体を火照らせながら、オフ会に行ってみることにした。
78彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 01:46:22 ID:Al1OlueC
ところがそのオフ会の場所がとんでもなくて、なんとそこは
79彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 02:32:03 ID:htFlAeQb
宮中晩餐会であった。
80彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 03:00:13 ID:p9GkonKU
はだしのゲンに出てくるオッサンが電車の中で和美にこの画像のように言った

http://imepita.jp/20080308/106520
81彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 03:00:21 ID:osnpj40Z
仕方なく和美は言うのだった
82彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 08:36:51 ID:oRA7cMOR
「帽子が小山田圭吾っぽくて素敵ですね」
83彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 09:29:18 ID:Z+IvNrrx
そのとき小梅ちゃんを見つけた
84彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 09:50:01 ID:WUgtqXyF
思わず股間に手を延ばす和美
85彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 09:54:37 ID:raVbjjjc
そのまま下着を脱ぎ去り、白目を向きながら「びっくりするほどユートピア!!」と叫び尻を叩き続けた。
86彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 10:02:31 ID:p9GkonKU
それを見ていたゲンにリアルにhttp://imepita.jp/20080308/360350
と言われた
87彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 10:57:09 ID:9H6Jxf4M



        おしまい。
88彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 11:09:46 ID:6KewWim0
喪女って笑いのセンスのかけらもないんだな。
89彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 11:16:52 ID:nu45OSjV
と通りすがりのピザヲタクに言われた。
頭にきた和美は
90彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 11:18:44 ID:yvxEAKUk
テイルズ オブ モジョ
91彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 11:43:19 ID:Kz4XkLoq
と言った。マグロ工場で働いている和美は、大量に
貰ったネギトロ用のマグロでマグロオナニーを試みよう
と思い付く。
92彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 11:53:04 ID:fraygTlt
が、あまりに美味しそうだったのでかぶりついてしまった
93彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 12:05:29 ID:B2w0bwyy
きえぇ――――――
94彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 12:22:42 ID:WUgtqXyF
なんと、マグロは水銀まみれだったのだ。和美はパニックで発作をおこし
ゴロゴロとのたうちまわった。するとどうだろう、体がみるみる内に小さくなり
幼女サイズになってしまった。和美の喪女因子が水銀と化合したのだ。
95彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 12:47:02 ID:IhHq8CiU
「そ、そんなバナナ!!」和美は絶叫した。
96彼氏いない歴774年:2008/03/08(土) 13:06:02 ID:D6sllkqz
バナナ(食べごろ)「ハイセンス!ハイセンス!」
97彼氏いない歴774年:2008/03/09(日) 01:34:22 ID:c/PWS8KK
幼女和美はそんなバナナをむんずと掴むと、ニヤリと笑い舌なめずりをした。
98彼氏いない歴774年:2008/03/09(日) 13:46:32 ID:39Pf/+oK
一方イスラエルではモサドの陰謀が密かに進行していた。
その世界を揺るがす陰謀とは
99売国:2008/03/10(月) 03:16:29 ID:/foutohO
パちンコスレで遠隔、ホルコン、サクラ、マネーロンダリングなどについて書き込むと渋谷○ハン社員や○ハンに依頼された
ネット工作会社がスレ荒らしをしてスレが機能停止します。
↓↓工作員の荒らしのやり方↓↓
2008/01/10(木)ID:iA54n BU50
■■■■マルハン総合スレッド 9■■■■http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pac←左右くっつけて→hij/1187021165/783-784
【宮崎県都城市】パチ事情そのAhttp://money6.2ch.net/test/read.cgi/pac←左右くっつけて→hij/1187189246/658-659
【山と川】宮崎県児湯付近PART1【自然イパーイ】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pac←左右くっつけて→hij/1188235164/471-472
【基地外が大暴れ4】エスパス日拓総合スレ【18発目】http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pac←左右くっつけて→hij/1188885488/401-410
パチンコ産業は荒らすことでレスとレスの間を空けて読む気をなくさせたり
マネーロンダリング、さくら、ホルコン、遠隔、などの風評被害を最小限に抑えようとしてる。

新スレ→○○○マルハンパチンコタワー渋谷パート10○○○
★★★★★このスレの解説★★★★★を読んでみるとよく判る。
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pac←左右くっつけて→hij/1201304777/559
ネット工作員については→【電通TBS】ピットクルー(株)【プロ工作員】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mass/118←左右くっつけて→9187503/65
【朝鮮玉入】パチンコ廃止すれば内需増加【20兆円】
http://money6.2ch.net/test/read.cgi/eco/1204597218/1-100
パチンコ屋の売り上げ10億を調べたら1割が偽札だった
http://area09.air-nifty.com/annex/2006/02/213_49b6.html
パチンコ収益、毎年2億ドル余が北朝鮮に送金されている 〜米・ウォールストリートジャーナル
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=81993&servcode=500§code=500
◎ハンの今後の目標は売り上げ5兆円、500店舗、上場すること。

100彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 07:02:40 ID:9Vr1qSL4
という恐ろしい陰謀だった
101彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 11:20:12 ID:mTNb5sbV
それはそうと、元通りの姿に戻った和美は、自分の運勢を占ってみた
102彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 15:52:56 ID:r6Q557SW
大凶

恋愛運
「あなたの顔・性格・スタイル・センス全てがダメです。もう諦めましょう。」
103彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 15:56:14 ID:lAwQG2Eh
和美の伯父の43回忌にあたるこの日、
104彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 15:59:33 ID:kihmTtC7
和美はなんとイスラエルへバカンス中だった
105彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 16:01:44 ID:TK9/uLxA
でもホントは一日中布団の中だった
106彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 16:34:44 ID:XII2WpD/
布団の中でずっとはだしのゲンを読んでいたのだ
107彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 16:46:25 ID:fQ5tICgN
そんな自分の姿に酔ってしまい、わずかにテンションがあがりギギギと叫んでみたものの
108彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 16:58:14 ID:DpwyIT0z
ラララ…ラララ

を繰り返し読み続けているうちにむじんくんのテーマが浮かんで仕舞う。
109彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 17:28:45 ID:r6Q557SW
「何やってんだろ私・・」
空しさを感じ、布団から出ようと顔を上げると、
そこにはむじんくんの宇宙人(寄生済み)が笑顔でたたずんでいた。

恋の予感にときめいた和美は↓
110彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 17:33:53 ID:7mdm2oL1
宇宙人に連れられ、壮大な銀河系旅行へと出かけました。
111彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 18:16:04 ID:/0Y/YG7+
和美(猫好き)「ちょっと待って…このまま話が進んだら地球外生物と本番を向かえる事になるわよ…」

そんなフラグを立ててしまった事に気付いた和美は、↓
112彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 20:17:08 ID:/X/H647p
やっぱり猫を愛することに↓
113彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 20:37:35 ID:miE173lh
しようとしたが、猫に逃げられたので↓
114彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 21:28:13 ID:Bh9weanF
和美「サザエでございまーす!」
115彼氏いない歴774年:2008/03/10(月) 23:18:13 ID:mTNb5sbV
フルコーラスでサザエソングをうたっていたところ、烏も寄ってきて
素敵なコーラス隊ができあがった。すると、
「なんてすてきなお嬢さんだ」
とイケメン王子が
116彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 00:07:04 ID:QFwjOP1U
コーラス隊の小鳥にキスをした。すると小鳥の魔法がとけて美女に早変わり。二人は仲良く森へ帰って行った。

宇宙に一人取り残された和美は
117彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 00:11:28 ID:BiXaI3pT
和美ハムスター即死でしかこんな
こと言えない!ワンダホーすぎる
キチガイ行動はフィリピン人を助
けようと自らも潜ろうとするが、
はっけよーいのこった!はっけよーい、のこった!のこった!のこ
った!のこった!のこった!のこ
った!ワンダホー
118彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 00:54:38 ID:C8LAi9Eh
と叫び、周りに人が集まっていることに気付く。
119彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 00:58:33 ID:pSyk9l1v
そこで和美はお得意の
120彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 01:47:05 ID:Y5zpFaue
ドラえもんと叫び
121彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 01:56:00 ID:Oy5VDbYB
現れた新ドラえもんに、「大山のぶ代さん以外認めない!」とキレた
122彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 12:28:21 ID:zqV9eiOx
そして逆ギレしたドラえもんに、どこでもドアで北極に投げ出されてしまった。
123彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 12:33:09 ID:cFxV2qNW
新ドラえもん四次元ポケットから秘密道具を取り出した
「極太きゅうり〜」
124彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 12:46:25 ID:e2xxFdNb
ドラニコフがいた
125彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 13:51:48 ID:zqV9eiOx
そして和美は・・・・

ドラニコフのケツに極太きゅうりをブッ刺した!!
126彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 14:00:36 ID:qZGK+XoX
ケツにささったきゅうりをペンギンにかじられて
127彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 14:14:39 ID:NHxn+Z7S
なぜか和美が昇天した
128彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 14:16:35 ID:xkuJ5o7g
はぅん…
129彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 15:09:43 ID:QFwjOP1U
…と、ペンギンも昇天した
130彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 15:22:10 ID:V6MYtQ06
ドラニコフ「帰るわ」
131彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 15:31:47 ID:pSyk9l1v
和美「お待ちくだされ」
132彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 15:47:58 ID:YyOBViao
と、ドラニコフの腕を掴むつもりで、男根を掴んでしまったのだった。
133彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 15:54:16 ID:oxi/tH6j
ドラニコフってついてたっけな?
和美は疑問に思ったその時
134彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 16:11:57 ID:yLmKnzz1
ドラニコフが突然携帯をイジリ始めた
135彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 16:16:11 ID:UcV2f33s
ドラニコフ「最近どうよ」
136彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 16:40:11 ID:YyOBViao
ドラニコフ(痛風)「バリバリだよ」
137彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 18:34:12 ID:udwOU5iK
でも仕事がないよ
138彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 19:03:54 ID:ZqmcFKcJ
ニートだよ
139彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 21:22:01 ID:szfgzL88
突然、ドラニコフの携帯が鳴った
「江原だけど…ドラ今何してんの?」
140彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 21:23:35 ID:t89UwvQo
ステンカ・ラージンごっこだよ。
141彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 21:51:41 ID:hBN7vQ6f
ドラニコフはその瞬間真っ白い光に覆われ体に電流が流れるのを感じた。
風呂で充電しながら携帯を使っていたらからショートしたようだ。
142彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 22:00:23 ID:e2xxFdNb
その瞬間王ドラが現れた
143彼氏いない歴774年:2008/03/11(火) 22:12:28 ID:xkuJ5o7g
り、究極超人あ〜るが表れたりして大変だった。
144彼氏いない歴774年:2008/03/16(日) 19:05:58 ID:0BTUlY8E
あれから1世紀―――…
世は乱れに乱れて混沌の様をなしていた。
145彼氏いない歴774年:2008/03/20(木) 21:01:40 ID:cyS7bq5N
ヒンヌーヲチャがかわいい巨乳をいじめてるので助けてあげて
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/net/1202596899/641-
146彼氏いない歴774年:2008/03/20(木) 21:26:22 ID:tN7AjI1W
助けずにニヤニヤしながら眺めることにした
147彼氏いない歴774年:2008/03/20(木) 21:28:49 ID:K8Lu6Nwy
苛められる様に喪子は酷く興奮を覚えた。
148彼氏いない歴774年:2008/03/20(木) 21:32:38 ID:QCB09bpS
あぁ…身体がほてってくるのを感じた喪子は茂美に手がのびる
149彼氏いない歴774年:2008/03/20(木) 21:41:48 ID:tN7AjI1W
茂美「レズじゃないんでwwwサーセンwwwww」
150彼氏いない歴774年:2008/03/20(木) 21:48:31 ID:YjYPeHqj
唖然とする喪子の前に突然まりもっこりが現れた
151彼氏いない歴774年:2008/03/20(木) 22:26:32 ID:rrxveT2s
まりもっこりの股間がもっこりしている
152彼氏いない歴774年:2008/03/21(金) 22:51:12 ID:kCoiCAB+
喪子「ねぇお願い、もっこりのサイズ教えて」
153彼氏いない歴774年:2008/03/22(土) 01:05:10 ID:XfEhJIP6
まりもっこり「NO!!!!!!!11!」
154彼氏いない歴774年:2008/03/22(土) 12:48:38 ID:g7ZY1iyO
喪子は戦慄した
155彼氏いない歴774年:2008/03/22(土) 12:51:09 ID:Ri5LXwGH
喪子が戦慄したショックで人類は滅亡した
156彼氏いない歴774年:2008/03/22(土) 23:47:43 ID:uaF/fQLq
喪子は誰もいない丘の上で携帯ストラップを掲げた
157彼氏いない歴774年:2008/03/23(日) 02:23:52 ID:z0Gs0AEQ
携帯ストラップ「ん…っあぁ…!//」
158佐々木涼 ◆juo.sJIhuY :2008/03/23(日) 02:28:08 ID:HVgowYN5
???「それにしても暇だ」
159彼氏いない歴774年:2008/03/23(日) 05:13:18 ID:RVcuKiDY
突然喘ぎ出したストラップを持つ喪子に話し掛けた
謎の人物「???」の正体は
160彼氏いない歴774年:2008/03/23(日) 07:28:54 ID:B3GUqZ1J
私で〜す☆ミ
161彼氏いない歴774年:2008/03/23(日) 07:32:46 ID:zoMa+H7F
横には生き延びたスイーツがいた
162彼氏いない歴774年:2008/03/23(日) 15:38:23 ID:4swxP+ED
☆★スィーツ★☆
「ここ、ドコ…?…ッヒロは!?ドコ!!!???」
163彼氏いない歴774年:2008/03/24(月) 06:12:19 ID:/lm/9uea
突然喪子がアタシに嫉妬して襲い掛かってきた。

「ガッシ!ボカッ!」アタシは死んだ。
164彼氏いない歴774年:2008/03/24(月) 16:47:27 ID:FLdok5H7
その頃、ストラップは街にいた
165彼氏いない歴774年:2008/03/24(月) 16:54:30 ID:VtlJ2WaR
商店街にも、駅ビルにも、ひとっこひとりいない。
166彼氏いない歴774年:2008/03/24(月) 17:14:16 ID:4zyS1/0+
突然携帯のバイブが鳴り
167佐々木涼 ◆juo.sJIhuY :2008/03/24(月) 17:46:01 ID:kmYhhJUi
???「奥さん、携帯鳴ってるよ」
168彼氏いない歴774年:2008/03/24(月) 19:04:29 ID:uXNqLiuO
だが他人のだった
169佐々木涼 ◆juo.sJIhuY :2008/03/24(月) 19:54:09 ID:kmYhhJUi
???「奥さん、いくら>>168が意味不明でも、電話に出なきゃ始まらないぜ」
170彼氏いない歴774年:2008/03/24(月) 19:56:29 ID:BUDTdxVi
「糞コテは死ねばいいのに」
喪子は携帯の電源を切った
171彼氏いない歴774年:2008/03/24(月) 19:57:03 ID:/l3yXwta
ストラップは徐に携帯を手に取り―――
172佐々木涼 ◆juo.sJIhuY :2008/03/24(月) 20:21:38 ID:kmYhhJUi
???「そのストラップは呪われてる」
173彼氏いない歴774年:2008/03/25(火) 00:12:14 ID:pVFVcJPk
ストラップが呪文を唱えるとたちまち商店街が活気づいた。
174彼氏いない歴774年:2008/03/25(火) 01:59:55 ID:BGTpRzGI
「奥さん!今日はピーマンが安いよ!」

 だが、八百屋が手にしていた物はピーマンではなかった。
175彼氏いない歴774年:2008/03/25(火) 12:23:35 ID:e/2qid6g
桑マンだった。
176彼氏いない歴774年:2008/03/26(水) 20:43:47 ID:9d/6UWp7
桑まんには田代が必要だよね…喪子は淋しげにそう呟いた
177彼氏いない歴774年:2008/04/01(火) 18:46:26 ID:Oymq8mkd
喪子は思う…
178彼氏いない歴774年:2008/04/01(火) 19:04:00 ID:DfgEg7R1
「安宅家の人々」が終わってしまって胸に穴が空いたようだ。
喪子「宗一さん…」
179彼氏いない歴774年:2008/04/01(火) 19:15:03 ID:Oymq8mkd
「ぼく、心の杖、なります!!」
声が聞こえる。もしかしてあなたは―――…
180彼氏いない歴774年:2008/04/01(火) 19:25:19 ID:d2HUMypZ
振り向くとまた桑マンがそこに居た
181彼氏いない歴774年:2008/04/01(火) 20:06:56 ID:0AVnB12B
桑まんには田代が必要だよね…喪子は淋しげにそう呟いた
182彼氏いない歴774年:2008/04/01(火) 20:10:40 ID:oFrtf3yx
そして喪子は思った。
私のまんこにはちんこが必要だよね……。
183彼氏いない歴774年:2008/04/01(火) 20:55:50 ID:coVClS/e
ふと気が付けば、喪子の手にはちんすこうが握られていた
184彼氏いない歴774年:2008/04/01(火) 21:23:13 ID:EERIv/cv
そして通りすがりのオカマの尻にぶっ刺した。
185彼氏いない歴774年:2008/04/01(火) 21:34:09 ID:d2HUMypZ
何すんのよぅ!感じちゃうじゃないの〜
186彼氏いない歴774年:2008/04/01(火) 21:38:41 ID:bHumBBXr
がしかし
187彼氏いない歴774年:2008/04/02(水) 13:29:21 ID:JYa1rHR/
よく見るとそのオカマの正体は喪子の高校時代の先輩、玉木宏行だった。
あこがれていた彼がオカマになっていたという事実に、喪子は――。
188彼氏いない歴774年:2008/04/02(水) 14:01:51 ID:MYLRblBY
こども電話相談室に電話を掛けて先生に質問することにした。
喪子「もしもし」
189彼氏いない歴774年:2008/04/02(水) 22:20:57 ID:tybOWC60
先生「死ね」ガチャン!
190彼氏いない歴774年:2008/04/02(水) 22:28:38 ID:OOY+cGRm
目の前が真っ暗になった喪子。
まだ唇が震えている。
191彼氏いない歴774年:2008/04/02(水) 22:43:26 ID:BsWuh2pk
雨の中夜の街をさ迷い
気付くとある店の前に立ち尽くしていた

その店は・・・
192彼氏いない歴774年:2008/04/02(水) 22:49:47 ID:v7gWEbMz
ケンタッキーだ!
193彼氏いない歴774年:2008/04/02(水) 22:54:09 ID:JYa1rHR/
喪子はケンタッキーに飛び込み、傷付いた心を癒すかのようにひたすらチキンを貪った。
そんな彼女を見つめる人物がいた。
194彼氏いない歴774年:2008/04/02(水) 22:57:23 ID:BsWuh2pk
か、か、カーネル・サンダー!?・・・ん?
195彼氏いない歴774年:2008/04/02(水) 23:04:55 ID:Il/PUNGi
カーネル『泣いてもいいんだよ…』
196彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 00:21:03 ID:yFi6g21/
喪子「カーネル…私、憧れの先輩がオカマになってて、ムチャクセーキョー先生にも冷たくされて…ううっ!」
喪子はカーネルの腕に飛び込もうとしたが、自前の肉がそれを阻んだ。
197彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 00:44:56 ID:6lnhQ7lR
だが、そんな肉で邪魔できる二人の仲では無い!!

と思いたい。
198彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 00:52:18 ID:tXCxtRSw
ドナルド「よぉカーネルサンダースさんよー
遊びにきてやったぜ
これか?これか??ここがええのんか」

カーネル「アッー!」
199彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 00:52:41 ID:f5TkwWiG
がしかし
200彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 00:55:45 ID:irZEQ9DS
喪子「からあげくん食べたい」
201彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 01:11:50 ID:EUEwljNR
喪女の声は彼らに届かない

ドナルドはカーネルのイキリタツそれをゆっくりシゴキながら
アナルに指を入れてゆく・・・
202彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 01:16:11 ID:c0sxNHvh
喪子「カルピス飲みたい…」
203彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 01:18:24 ID:wfr7qogM
喪子はカルピスを求め、歩き出した。
204彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 16:44:52 ID:pTfiPvsI
そんな彼女を追いかけてきたオカマこと高校時代の先輩、玉木が言った。
オカマ玉木「カルピスが欲しいなら、アタシの店にいらっしゃ〜い!」
205彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 16:46:50 ID:/0YMDdlb
喪子は玉木に連れられ、新宿二丁目へと向かった
206彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 16:49:45 ID:CX1CY9Q6
途中で山下達郎に会った。
207彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 17:10:44 ID:L0ZWaTI1
おめぇみたいな容姿でも美人の奥捕まえられんだなっ!
喪子は唾を吐きかけた
208彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 17:21:26 ID:cgCDDb30
達郎「気に入ったぜ。俺と浮気しねえか?」

そう言ってホテルに..
209彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 17:56:00 ID:Coz/mrM5
その後、ホテルの一室でベッドに座っている喪子がいた。

もこ「…ねえ、恥ずかしいんだけど…、実はあたし処女なんだ。」
もこ「…だからあたしのこと大切にしてください…。」

と言った喪子が達郎の背中を不安げにみるともなく見ていた。

ホテルから見える夜景を眺めていた達郎は、喪子のほうを振り向いて優しくこう言った…。↓
210彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 18:12:04 ID:FJnsqS2N
「ちょwwうわwww処女とかマジワロスwww」
211彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 18:44:21 ID:wfr7qogM
達郎の容赦ない発言にダメージを受ける喪子。
だが次の瞬間、喪子のベルトのゲージが一杯になった!
212彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 19:01:31 ID:Coz/mrM5
喪子は>>210みたいに言われるのが恐くて不安だったが
達郎はこう言った↓
「…そっか、処女だったのかー…」
「喪子は今までいろいろ苦労してきたんだよなー…、喪子に最初あったとき、喪子は荒れてたもんな…」
「だけどさ、大丈夫だよ…、かみさまに誓って、傷つけるような事しないし、絶対大切にする」
「信じきれないかもしれないけど、これからは俺が喪子の味方だよ、だから安心して…」
とベッドにちょこんと座ってる喪子に達郎は言った。

喪子は頬をほんのり紅く染めた顔でうつむいていたがひと呼吸置いて達郎を見てこういった。↓
213彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 19:11:21 ID:2DimQX8j
童貞乙
214彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 19:50:47 ID:O71MvauS
達郎が暴れ出した。
215彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 19:53:24 ID:OudTdvAy
以上が、彼がムックのヴォーカルとなるきっかけの出来事である。
216彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 20:17:27 ID:mJfjZ+f/
その後、成功した達郎と裏腹に惨めな生活を続けていた喪子はとうとう・・
217彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 20:24:16 ID:pTfiPvsI
処女のまま、25歳の誕生日を明日に控えていたのだった。
そんな時、懐かしいあの人から電話がきた。
218彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 20:50:36 ID:7ZTMHlmm
「アタシアタシ、大変なのよ〜交通事故なの!」
219彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 21:02:35 ID:2DimQX8j
「どちらさまで……山本さん?」
220彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 21:30:14 ID:Coz/mrM5
もー、おまいら!
せっかく2時間かけて考えてスレタイ通りの官能小説にしようとしたのに。
もうだめぽ…。
221彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 21:39:47 ID:FJnsqS2N
 電話口の山本は悲痛な声を上げている。何かを諦め、絶望しているようだ。

 ただならぬ雰囲気に喪子の手が震えた。

カタ……カタ……カタ……

「ガンダーラ、ガンダーラ……
222彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 21:43:29 ID:mXJEdKfj
「ほとけ、フォーエヴァー!」
223彼氏いない歴774年:2008/04/03(木) 22:10:07 ID:pTfiPvsI
山本「ふざけてる場合じゃないわ、桑まんが…ドナルドに轢かれて入院したのよ〜!」
224彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 05:19:40 ID:XrPEryxy
「えーなに? 交通事故って、そんなオチ?」

 喪子は鼻で笑った。
 桑まんの上をドナルドが歩いたからといって、どうなるものでもなかろう。
 不意に閃いて喪子が呟いた。

「ドナルドと、どうなるって似てる……」

 山本は怒ったのだろう。
 叩き切るような音を残して電話が切れた。

 喪子の脳裏に達郎との記憶がよぎった。
 彼も、喪子の配慮ない言葉に怒り電話を叩き切ったのだ。
 そしてそれが、彼との永遠の決別となった。
225彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 07:38:24 ID:5i3vkwCj
「別れは寂しいよ。そして何より寂しいのは、桑まんの隣にあの人がいない事…!」
喪子は立ち上がり、夜の街へと走りだした。
…そう、いつも桑まんの傍にいた彼を探して、二人を再会させてあげるために……!
226彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 08:20:36 ID:Y2ICMqQj
「これですべてが終わる・・・」

そうつぶやくと喪子は静かにガス栓のコックをひねった。

シュー・・・

うすれゆく意識の片隅で喪子は過去に愛した男の顔を思い出しながら恍惚の表情をうかべた。
227彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 09:19:24 ID:rY/u+qqb
「ちょっとぉ!捜してる人がうちの店にいないからって、ガスの元栓開いてんじゃないわよ!!」
玉木こと源氏名ハルミにどつかれ、喪子は我に返った。
「ご、ごめん。ここは2丁目のハルミさんのお店なのに、私ったら…」
「謝って済むなら警察はいらないのよ!もー、バツとして喪子のツケでドンペリ入れちゃうっ!」
228彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 13:58:54 ID:33fcyHib
喪子はハルミの「喪子のツケでドンペリ入れちゃうっ!」を
「喪子のケツにドンペリ入れちゃうっ!」と聞き間違えて、
恥じらいながら自分の肛門をハルミの前に晒した。
229彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 15:05:39 ID:0pLLtwrl
「喪子の肛門可愛い…触っても良い?」とハルミが聞くと
喪子は恥じらいながら
「優しくしてね…」そう呟いた

ハルミが手を伸ばし優しく肛門に触れると
喪子の蜜壺から愛液が溢れて肛門までヌルヌルになっていた

「あ…ぁ…ン」喪子はハルミの優しい指先に吐息が漏れた

ハルミは指先を喪子の蜜壺まで滑らせた

「凄い濡れてる…感じてるの?」
230彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 16:06:46 ID:rY/u+qqb
今まで自分で慰めるだけだったそこに、初めて他人の指が触れている。
ハルミの指が与えてくる快楽と湧き上がる羞恥心に、喪子は身を震わせた。

「ふふっ、感じてる喪子…意外と可愛いじゃない? アタシも…興奮してきちゃう。…ほら、ここはどう?」
「…あ、はぁん…ハルミさん、そこ…もっとしてぇぇっ!」
いつしか喪子はここがオカマバーのキッチンだということも忘れて、はしたない嬌声を上げていた。

「女の子をこんなに可愛いと思ったのは、この世界に入ってから初めてだわ…。
 ねえ、我慢出来ない…、このまま…喪子の初めてを、アタシにちょうだい?」
そう囁いて、ハルミは喪子の蜜壷と肛門を同時に刺激した。
231彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 17:56:47 ID:Y2ICMqQj
「ハルミさん…あたしもうダメ・・・このまま逝かせて…」

そうつぶやくと喪子は再びガス栓のコックをひねった。

シュー・・・
232彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 18:30:01 ID:nS4pQ8R8
意識が遠のいていく…

この快感はガスのせいだろうか?

はたまたハルミの指がもたらすものなのだろうか?

「はぁ…ん」

ガスが充満していく空間の中、くちゅくちゅといやらしい音だけが響いていた。

…溺れ逝く寸前の私の目の前で

突然ハルミが予想外の行動に出た。
233彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 18:33:48 ID:XrPEryxy
ハルミはドンペリを喪子に渡した。
そして自らの秘穴を喪子に見せつけた。
「カモォーン」

234彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 18:47:50 ID:5i3vkwCj
「やっぱり、先にアタシを満足させてくれなきゃネ!?」
少しだけ冷静になった喪子は、ガスを止めて、ハルミから受け取ったドンペリを彼の菊座にあてがった。
「満足したら、次は私に入れてね。約束よ」
235彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 18:47:56 ID:zjfYNToh
シェイクしたドンペリをハルミの校門にぶっさし、
喪子はガスが充満する部屋からもうダッシュで飛び出した。
ハルミを部屋に閉じ込めたのだ。
236彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 18:55:04 ID:9WH+udyq
麻薬Gメン「そこまでだッ!!!」
237彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 18:57:31 ID:eHko7ERB
なんだか、凄く多忙な、官能小説になっているね。
食べかけの、ケンタッキーは、どうしたのかな???
達郎との、バージン貫通は、どうしちゃったの???
238彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 19:02:59 ID:tVOfDmzR
と、いきなり出てきた>>237は23歳彼氏持ちのリア充であった。

喪子「人生は何が起こるか予想GUYなのよー!!」

と、喪子は>>237と麻薬Gメンに・・・
239彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 19:19:20 ID:4WR13JCC
と、このへんでここ2〜3日のあらすじ――

自分がちんすこうを刺したオカマが高校時代の先輩玉木だと知り、子供電話相談室にも冷たくされた喪子は、
ケンタッキーでチキンを貪ったりカーネルに甘えたりするが、カーネルとドナルドがまぐわい始めたのを見てカルピスが飲みたくなり、
玉木に連れられて店に行く途中で達郎に会う。
達郎にホテルに誘われて初体験となるはずが、言い争いが元で失敗。

しばらくして25歳の誕生日を処女のままむかえようとしていた喪子に、山本から桑マンの事故を告げる電話が。
桑マンに会わせたい人物を捜す喪子は、玉木こと源氏名・ハルミの店でガストリップ。
そこで勘違いからハルミにエロ責めされ、このままハルミと初体験と思いきや、
先に自分のケツを満足させろと言いだした彼を置いてオカマバーを出ようとしたところ、
>>237と一緒に麻薬Gメンに……。

どうなる?喪子?!
240彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 20:00:46 ID:kBzovzk+
ちょwなんたるカオスw
241彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 20:13:26 ID:YCxBfgJx
喪子の毎日は充実しまくりだな!
242彼氏いない歴774年:2008/04/04(金) 23:34:01 ID:c2fm6DEM
喪子はガバッと飛び起きた。
夢を見ていた筈だが、思い出せない。
243彼氏いない歴774年:2008/04/05(土) 01:00:45 ID:3oG6mw5X
夢オチだったようだ。
とりあえず喪子は家を飛び出した。
すると意外な人物と遭遇した。それは
244彼氏いない歴774年:2008/04/05(土) 01:59:59 ID:PAv76Uv+
魔神もっこす
245彼氏いない歴774年:2008/04/05(土) 02:02:40 ID:QJE9CCa0
ハローおまんこ野郎達!僕の足は臭いです!
246彼氏いない歴774年:2008/04/05(土) 02:30:58 ID:9huGEqR8
魔神もっこすは喪子の背後にまわり、首もとにナイフを突き付け
「喋ると殺す」と一言言って
変な呪文を唱えた
247彼氏いない歴774年:2008/04/05(土) 05:22:11 ID:sfsgbqCE
(ッ!!喋れないのならこの方法しか…)
喪子はそう思いながら屁をこいた
248彼氏いない歴774年:2008/04/05(土) 05:23:55 ID:eyXg9N57
「ハッ!」

喪子の目が覚めた。
どうやら夢の中で目覚める、二段重ねの夢を見ていたらしい。

「魔神もっこす……?」

夢に出て来た恐ろしい魔神の姿に身震いする。
朦朧とする頭を振り、周囲を見渡すと、ハルミが肛門にドンペリを刺したまま気絶していた。
喪子はガスによるトリップで気を失い、奇妙な夢を見ていたのだ。

(……ここで助かったのは、奇跡だわ。
神様が生きなさいと言ってるのかも……?)

喪子はガスの栓を止め、窓を開けた。

そこには、魔神もっこすが恐ろしい形相で仁王立ちしていた!!


「キャーーッ!!!!」
249彼氏いない歴774年:2008/04/05(土) 20:57:47 ID:0QrlYwIe
もっこすはハルミ目当てだった
250彼氏いない歴774年:2008/04/05(土) 21:31:42 ID:nSG/4oD9
「なんと美しい……!」
もっこすは喪子を押しのけて、ハルミに駆け寄る。
そして彼の尻から優しくドンペリを引き抜き、うっとりと見つめた。

「そんな…魔神までが、私よりオカマのハルミさんを選ぶというの?」
喪子の女のプライドが、激しく傷付いた。
喪女であるが故に今まで幾度となく味わってきた、敗北感にも似たやるせない感情。
とはいえ、何度味わおうが辛いことに変わりはない。
251彼氏いない歴774年:2008/04/05(土) 22:09:43 ID:7p55XIfo
麻薬Gメン(男)「そこまでよ、魔神もっこす!ハルミは渡さないわ!!」
252彼氏いない歴774年:2008/04/05(土) 23:06:29 ID:WE5IITst
そして、喪女・魔神もっこす・麻薬Gメン(男)通称マジー のハルミをめぐる
三つ巴の戦いが・・・

ハルミ「私のために戦わないで〜(恍惚)」AA略
253彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 01:59:10 ID:2apZnYiT
よく見たら、ベッドの下にグロメンがいた
254彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 02:39:36 ID:jBPhWRc4
「もっこすも女なわけだが・・・」
通行人が呟く。
255彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 11:19:53 ID:Pb9FSyU0
魔神もっこす 麻薬Gメン ハルミ グロメンはぐるぐるぐるぐる
まわって バターになってしまいました。

喪子「ホットケーキが食べたくなった」
256彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 14:27:14 ID:PttKKQNU
喪子はホットケーキを求め、歩きだした。
257彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 14:30:46 ID:wQJfapDu
喪女「そういえは、ローソンのはみちつ・・・」
258彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 14:46:54 ID:0aDvVCXq
はみ・・・ちつ・・・?
259彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 15:45:06 ID:K+jxj2MC
その響きは喪子に恐ろしい記憶を呼び覚まさせてしまった。

そう、それは10年前のある冬の日のこと…
260彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 17:10:09 ID:O2p3tTNS
喪子「キャー!遅刻遅刻ー!!」

トーストを片手にお下げ髪を揺らし、全力で走る彼女は曲がり角で
261彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 17:33:46 ID:q9WO9kTz
コケた
262彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 17:41:38 ID:q4+sYag6
「あいたたた……。いっけない☆あたしったらドジっこミャハ☆」
263彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 18:04:56 ID:BvgtEV79
転んだ拍子にウンコをもらした
264彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 20:50:31 ID:RVAVm121
不幸中の幸いか、誰にも見られてはいなかった。
喪子は素早くウンコの付いたショーツを脱ぐと、それを近くの家のポストに突っ込んだ。

「てへっ、高校受験当日にウンコまみれの下着なんて穿いてられないもんねっ!」
そう言って彼女は再び走り出す……ノーパンで。
265彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 21:06:50 ID:IL6Doq5D
おいっこれお前のか?
走り出す喪子の背後から爽やかな声が聞こえた。
定番の展開にときめき振り返ると
266彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 22:15:14 ID:wQJfapDu
そこには若き日の玉木先輩(後のオカマのハルミである)が
桜舞い散る中、ちょっと臭う物体・・・
なにこのトキメキ!喪女61回目の一目ぼれであった
267彼氏いない歴774年:2008/04/06(日) 23:19:24 ID:xp9gulVZ
玉木(ハルミ)が身につけているのは、奇しくも喪子が受験する高校の制服だった。
「家のポストに汚れたハンカチ入れられても、困るんだが…」
と、彼は汚れたハンカチこと喪子のお漏らしショーツを広げる。
268彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 00:07:28 ID:p1AUk5bQ
喪子は動転してそのショーツを玉木から奪い、
頭にかぶって「これはハンカチじゃなくて帽子です!」
と言った。
269彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 03:01:35 ID:o3kriYPx

270彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 07:34:57 ID:8pyRAJMD
全におかしな状況なのに、玉木は平然と言う。
「変わった帽子だな、でもなかなか似合ってるよ」
271彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 07:47:26 ID:+1wIFmvH
喪子「あの…先輩…?」
玉木「ん?」
喪子「もし良かったらこのパ…この帽子…貰ってください!!」
そう言うと喪子は
272彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 08:05:27 ID:efN385mf
パンツをかぶったまま玉木先輩に頭から突進した。

「猪突猛進んんんぅんートゥッハ!!」

迫りくる喪子、呆然と立ち尽くす玉木。
273彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 10:45:30 ID:kpFXV0tw
山田「ちょっと待ったぁー!」

突如として現われたのは山田。
後のグロメンである。
274彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 12:51:14 ID:bU1TV6lR
「玉木、女なんかと遊んでないで早く部活行こうぜ!」
山田は喪子を片手でポイして、玉木の肩をたたいた。
そして、倒れた喪子に虫けらでも見るかのような視線を向ける。
ちなみに二人が所属している部は――、
275彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 12:54:20 ID:BtjNenLS
ラクロス部
276彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 13:01:56 ID:Cp2m2cge
余談だが喪子の妹、充子はラクロス部マネであった
277彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 14:54:33 ID:e71h63g+
ちなみに玉木はインポであった
278彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 16:09:48 ID:bU1TV6lR
結構もてるのに、どんな女の子にアタックされても下半身が反応したことがない。
そんな自分をどうにかしようと女子の多いラクロス部に入ったが、状況は変わらなかった。

ちなみに、ラクロス部員30人中男子は3人だけである。
玉木と山田とあと一人……、
279彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 17:35:24 ID:t74VVrcU
大司教として釜山に赴任したばかりのヨハン・ペスタロッチ3世が三人目の部員であった。

「ペスタロッチのバカ…」
そうつぶやくと喪子はおもむろにガス栓のコックをひねった。

シュー・・・
280彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 18:23:46 ID:JMJc1xUx
麻薬Gメン「そこまでだッ!!!」
281佐々木涼 ◆juo.sJIhuY :2008/04/07(月) 18:37:45 ID:Y5fCUI78
???「ちっ、ばれたか」
282彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 18:53:27 ID:8kULnWwU
ペスタロッチ「そんなことより喪子。高校受験はどうなったんだ?」
283彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 18:53:37 ID:iaHQF6up
これから大事な受験だというのに、玉木達のコントなど見ている場合じゃない。
喪子は適当にあしらって立ち去ることにした。

「ラクロスとか興味ないんでwサーセンw」
284彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 18:57:52 ID:OWIsqYfq
喪子「でもセクロスは興味ある、かな…?//」
285彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 19:08:47 ID:r243rfrE
そう言った瞬間ペスタロッチの容赦ない鉄拳制裁が入った
286彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 19:30:00 ID:XH4epAiN
喪子「殴ったわね・・・玉木先輩にも打たれたこと無いのに!!
   どうせ打たれるなら玉木先輩の方がマシよ!!」
287彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 21:18:46 ID:VZl41NvO
喪子の抗議の声は、果たして届かなかった。
「コノ・・・腐レ処女膜ガ・・・・・・!」
当のペスタロッチは怒り心頭に発していた。崇高なスポーツだと信じてやまないラクロスが低俗なセクロスと懸詞にされたのである。一度の殴打では腹の虫がおさまりようがなかった。殺す。喪子の殺害を以って、汚されたラクロスを晴らすのだ。
パァン!パァン!ポッペパァン!
怒りのビンタである。
「い、痛いよぅ!助けて玉木先輩!何とかしろよ山田ァ!」
「人を叩くのってこんなキモチイイんだ・・・」
やがてペスタロッチはSに為り、傍観していた玉木が興奮してディルドーを
288彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 22:11:55 ID:bU1TV6lR
喪子に突っ込もうとしたが、興奮していたために間違って自らの尻に突っ込んでしまった。
「うっ…な、何だこれは?痛いのに…気持ちいい?!」
玉木16歳、これが新しい感覚に目覚めた瞬間だった。
289彼氏いない歴774年:2008/04/07(月) 23:35:34 ID:sLFm+Npa
そんで喪子とハルミは友達になったとさ
290彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 00:00:51 ID:5mdkvruP
その結果、一つの惑星が消滅した。
291彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 00:37:28 ID:+7OqdT+b
宇宙世紀0079年1月4日、ジオン公国軍により発動されたブリティッシュ作戦である。
292彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 00:52:26 ID:QKZfW980
と、話の輪から外れていたグロメン山田が呟いた。
どうやらガンオタのようである。

喪子は、ペスタロッチに回し蹴りを喰らわし、受験会場へと向かった。
だが、既に試験は終了していた。

「おのれ許さんぞペスタロッチ……!」

喪子の怒りは頂点に達した。
何としても入学したい喪子は、色仕掛けをすることにした。

これが後に伝説となる、喪子の蜂蜜プレイである。
293彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 01:07:13 ID:HSLGSuT5
翌朝、喪子の志望校の好調である江田島平八は、自宅の庭先に奇妙な物体を見つけた。
294彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 01:08:21 ID:CiRt0sbt
喋るうんこだった
295彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 01:11:28 ID:wPsVYFqu
「誰やー!今わしの事ウコンなんて言うた奴出てこんかい!!」

うんこはテンションが凄まじく、見てるだけで朝から疲れ果ててしまった。
296彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 03:02:31 ID:9fqB3Mw+
ウンコにそっと触れてみると
297彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 03:48:38 ID:2LyO5/3j
「江田島平八であーーるッ!!!」
突然己の名を叫びだした
298彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 12:45:12 ID:XnvzHQg9
あまりの驚きに喪子は急に便意を催し近くのコンビニに駆け込んだ。
その様子をレジから見ていたバイトの一郎はトイレの前に行き
「お客さん!今、トイレが故障しているので水が使えませんよ!」と言ったが万事休すである。

「ブリッ!ビッ!〜プスッ・プスプスッ・・ブリュリュリュ〜」

いかにも「下痢です」という音が聞こえてきた。
一郎は「最悪だぁ…便器が汚れてるだろぅなぁ…」とつぶやいた。

5分ほどするとトイレのドアが開き喪子が出てきた。ドアの風圧によってウンコのにおいがムワ〜ンと漂ってきた。
すれ違いざまに一郎は喪子にむかって「クサッ!クサッ!」と言いはなった。喪子は顔は真っ赤になった。
一郎は便器をのぞき込みながら追い打ちをかけるように「わぁ〜ビチビチだね。女の子もこんなクサイウンコをするんだね」と言った。
喪子はあまりの恥ずかしさにダッシュでコンビニから出て行った。 一郎はトイレに入り鍵を閉めた。
喪子の下痢便が一面に飛び散り、さらには昨日食べたであろうコーンが3粒便器の側面にひっついてた。
一郎はそのコーンを拾いあげそっとポケットに入れた。それから三角コーナーの中を確認するとナプキンが一枚捨ててあった。
先ほど掃除をした時には三角コーナーの中は空であったはずだが…
299彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 12:45:44 ID:XnvzHQg9
状況から推測するとナプキンは明らかに喪子のものである。ナプキンには生理独特の黒い血液とネットリとしたオリモノがついていた。
一郎は恐る恐るナプキンをつまみ上げニオイを嗅いでみた。トイレに漂う下痢便の残り香とナプキンの強烈なニオイで意識が遠のきそうになったがかろうじてナプキンもポケットにしまいこんだ。
一郎は店長に「親父が交通事故で危篤だ」と嘘をつき、コンビニを後にした。
家に着くと一郎は台所で全裸になった。拾ってきたナプキンをペニスに巻いたりお尻に挟んだりして喪子の事を想像した。
さらにコーンを一粒ポケットから取り出し口に入れて舌で転がした。
一郎のペニスはみるみる勃起し、ヘソに届くくらいに反り返った。
「喪子ぉ・・・好きだぁ・・・好きだよぉ…」一郎は頭の中で喪子のマンコにペニスを挿入した。
一郎の右手の動きがだんだん加速しペニスの皮から亀頭が出たり入ったりしている。
一郎の尿道から台所の床にカウパー液がツゥーと一本の糸をひいている。窓から差し込む太陽の光に照らされキラキラと輝くカウパー液はまるで天使の髪のようだ。
うっ・・ピュピュッ・・ピュッ・・一郎は果てた。そして一郎は口に含んでいたコーンを飲み込んだ。
ドクンドクンとペニスが脈打っている。
一郎はその後、コーン一粒ににつき一回オナニーを続けた。
300彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 12:47:13 ID:QKZfW980
平八の夢落ちだった。

「はっ、そうだよな。喋るうんこなんてあるはず……」

だが、正夢ということもある。
そんな考えが巡るほどリアルな夢だったのだ。
喋るうんこと、コンビニでうんこをする少女。
平八は障子戸に手を掛け、一気に開けた。
太陽光に目が眩む。
平八は、数度、瞬きをした。
太陽光に照らされた緑が眩しい中、一際輝く物体があった。
その塊が何なのか凝視する平八……、
正体を把握すると息を飲んだ。
それは、うんこ座りしている黄金色の少女であった。
少女の正体は、勿論、蜂蜜を全身に塗った喪子である。
301彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 13:43:59 ID:i5MG/yU8
平八郎は思った。
この娘は恐らく神の使いに違いない。入学を許可しよう!

しかし好調の一存でそんなことが決められるはずもなく
電波な平八郎は精神科に入院させられた。
喪子は隣のDQN校で壮絶な学生時代を迎えることとなる。
302彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 14:30:38 ID:EjYuvZB4
それから10年・・・
303彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 14:58:51 ID:XnvzHQg9
さらに1000年…
気がつくと蟹座流星群M58惑星にいた。
304彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 15:20:10 ID:oUcRcg/I
喪子は何度も生まれ代わり、頭から触覚の生えている宇宙人になっていたが、
相変わらずその星でも喪女だった。
305彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 15:27:34 ID:5T+ccBB/
しかも喪女女子高校での成績が優秀だったばっかりに、喪女女王を決める
試験を受けることに!
306彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 15:57:24 ID:xHIflIfI
という山田の言葉に、喪子は足を止めて振り返った。
山田のSF妄想に危うく騙されるところだった。

…そう、ここはオカマバー。
ハルミをめぐって、喪子と山田とマジーともっこすは不毛な争いをしていたのだ。

11年前、本当の自分に目覚めた玉木ことハルミとガンオタぶりがエスカレートした山田、
そして目に余るドSぶりから名門校を退学になったマジーことペスタロッチの3人が、
喪子が入学した高校に転校してきて先輩になった。

それから10年経ってもかわらない自分達の関係…、これからもずっとこのまま?
「も、喪子…助けて〜」
見れば、ハルミがもっこすとマジーに前後から抱きつかれて悶えていた。
――ううん、私が変えてみせる…!
「ハルミさん、今助けるわっ!」
喪子は力強く頷き、マジーめがけて突進した。
307彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 16:42:19 ID:8NQEC+Dl
マジー「ふはは!邪魔立てする気か!!そうはさせんぞ!!
    出でよマジー四天王!!」
308彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 18:11:13 ID:t3LMt1Qt
マジー四天王、それは、マジーことペスタロッチに調教されたドM軍団である。
309彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 19:26:55 ID:GMj/k/uL
四天王は口々にわめきたてる。
「殴ってください!あなたのムチで!ああん」
310彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 19:36:13 ID:9fqB3Mw+
>298-299
なげーよ
311彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 21:32:38 ID:2bCEIHjU
と通行人α。
aじゃなくてα。
312彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 22:06:33 ID:QfVPx98Y
どMな為、まったく戦力にはならなかったが
戦う気力を吸い取られてしまった・・・

喪子「解散!!」
313彼氏いない歴774年:2008/04/08(火) 23:56:48 ID:joENwCwE
そう言うと喪子は、自分の人生を充実させるための新たなシナリオを練りはじめた。
314彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 02:51:49 ID:W4FqGt3l
喪子は食事をすることにした
315彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 03:00:56 ID:tBXxVf5F
喪子「ガストでも行くか・・・」
316彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 03:43:37 ID:xpourZvk
そこでガスッ!と後頭部を殴られた。
317彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 05:25:45 ID:aoFFMKqY
私は死んだ。スイーツ(笑)
318彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 10:16:07 ID:Ed1OPgHT
第一部 完
319彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 11:22:46 ID:JuBztdnu
第二部は唐突に始まる。
そこは中世。喪女は小国の姫であった。姉姫たちは美女ばかり。
320彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 12:37:21 ID:c0NRydHG
五人姉妹のうち、上の三人はスイーツ(笑)なビッチでとても意地悪だった。
すぐ上の姉フジョとモコ(喪子)は、三人から毎日苛められていた。
フジョは美人だが、どうしようもない程にオタクだったからである。

その日は月に一度の国王主催の舞踏会だったが、長女のメグが言った。
「フジョとモコは風邪ということにして欠席してくれる〜?オタクとブスが妹なんて恥ずかしいし〜!」
321彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 14:09:28 ID:FZrIXh0W
なにしろ舞踏会は竹取の翁の家で行われるのだ。
その上巷を騒がしているかぐや王子が来るとなれば、メグの吐いた言葉もうなずける。
322彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 18:12:46 ID:SYphVoIa
一方その頃、ペスタロッチは帰りの電車でウトウトしてた。すると急に右肩に違和感を感じた。
明らかに右隣の奴の頭がペスタロッチの肩に乗っかっている。
「なんだよ。俺じゃなくて反対側の手すりに寄りかかれよ・・・」と思った。ペスタロッチは隣の奴を確認しようと薄目で横を見ると偶然にも喪子だった。
ペスタロッチは「きっとアナルセックスのヤリ過ぎで疲れてんだろな。」とつぶやいた。
喪子の髪がペスタロッチの頬に触れた。何日も頭を洗っていない匂いがした。
「あぁ、この臭いのがたまらないよ。」
視線を胸元にやるとブラウスの隙間から黒いレースのブラジャーの端がチラリ。
喪子のオッパイは大きめで谷間がクッキリと溝になっている。
「髪の匂いだけでも興奮するのにこんなものを見たら勃起してしまったじゃないか!」
ペスタロッチが肘を少し横に動かせば喪子のオッパイにタッチできる距離だ。
「フフ…まさか俺が勃起しているとはつゆ知らず、爆睡しているよ・・・」
周りから見ればペスタロッチと喪子が恋人同士に見えないわけでもない。
千載一遇のチャンスにペスタロッチは思い切ってオッパイタッチングにチャレンジした。
あっけなくも「プニッ!」と喪子のオッパイに触れた。独特の柔らかい感触が肘に伝わる。喪子は全く起きる気配もない。
ブラの隙間から手を入れ、白くて張りのある喪子のオッパイを直に触りたかった。
しかし人生を台無しにはしたくない。とは言ってもペスタロッチはすでに勃起したペニスの処理に困った。
ご褒美をねだるかのようにペスタロッチのズボンにはカウパー腺液が染みて小さなシミができている。
喪子のオッパイを揉みしだきたい衝動が押さえきれなくなってきた。
323彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 18:23:38 ID:tGc7Mson
アスカ「キモチワルイ・・・・」
324彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 18:40:23 ID:c0NRydHG
次女のアスカがフジョの読んでいる本を取り上げて毒づいた。
「フジョったら、メグ姉様の言葉を無視して変な本読んでんじゃないわ!
 何なの、この本?ペスタロッチとか、キモ〜イ!」

フジョは言い返すことも出来ずに、うつむいている。
そこでモコはアスカにむかついて、ひと言――、
325彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 19:01:48 ID:JuBztdnu
「三女の姫の名前が出てないんだけど!?決めてっ!
間違えた、教えて、おねえさまっ!」
326彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 19:23:16 ID:32FVulcf
「モコったら何言ってるの?ドナルドでしょ」
327彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 20:09:14 ID:XL20oNur
どこからともなくこえがきこえる…
「三女、そなたの名前はトンヌラじゃ」
328彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 20:19:48 ID:kBRcP0Gy
三女「らん・らん・るー♪
   トンヌラトンヌラー!!」

と、三女である三女(みつめ)は叫んだ。
すると・・
329彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 21:12:02 ID:JuBztdnu
「ちょ…三番目のお姉さまの名前は、ドナルド・トンヌラ・三女(ミツメ)
でいいの?」
モコ姫はその名前の長さに驚いた。
「長女メグ姫、次女アスカ姫、四女フジョ姫、そして五女のわたしがモコ
なのに…。怪しいくらいに一人だけ長いわ…」
ドナルド・トンヌラ・三女(ミツメ)姫は、悲しそうな顔になった。
330彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 21:15:28 ID:Ed1OPgHT
略してドトミなどと呼ばれたくはない。
スイーツの沽券に関わる。
331彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 22:22:57 ID:JuBztdnu
しかしその略に長女メグ姫がスイーツ(笑)な巻き髪をくるくるさせて
飛びついた。
「やだー、ドトミって喪女っぽ…クスクス、うっそー!ゴメンゴメン、
じゅーぶんっ、スイーツっぽいから、ホント!嘘じゃないって!
だからぁ、今度からドトミって呼ぶねぇ?キャハハ」
次女アスカ姫も愛され姫ドレスの肩を震わせて笑っていた。
332彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 23:03:16 ID:c0NRydHG
「キャハッ★ねぇ、メグお姉さまぁ〜。こんな子達ほっといてぇ、早く愛されメイクしないと舞踏会に間に合わないっしょ?」
「そうねー、ほらドトミもそっちの仲間になりたくないなら、こっち来て着替えましょ〜!キャハハハ!」
スイーツ(笑)な高笑いをするメグ達に、モコは勇気を出して言った。
「…お姉様…私も舞踏会に行って、かぐや王子に会いたいっ!」
333彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 23:33:28 ID:Go4AiqIB
積極的なモコに対し、フジョは王子には興味ないようだ。

「眼鏡男子以外興味ないんで」
334彼氏いない歴774年:2008/04/09(水) 23:36:33 ID:Ed1OPgHT
「なんで有り得ない名前つけちゃったのよ!
あたしが生れつき完璧愛されガールだからって、名前くらい欠点にしとこうとかいう陰謀ね!」
ドトミはやはりスイーツだった。
ポジティブ思考全開で二人の姉を追った。
モコの訴えはスルーされた。
335彼氏いない歴774年:2008/04/10(木) 01:43:26 ID:04uQWT09
三人が去って行った後、モコはソファーに突っ伏して泣いた。
いつまでも泣いているモコを見かねて、フジョが声をかける。
「王子なんてどうでもいいじゃない。それよりモコは三銃士だと誰が受けだと思う?」

「もう!フジョ姉様はかぐや王子のお顔を見たことないから、そんなことが言えるのよ!」
と、モコは懐から王子の肖像画を取り出す。
そこには、眼鏡の似合うイケメンが描かれていた。
336彼氏いない歴774年:2008/04/10(木) 13:01:30 ID:Aaso+t1r
だがフジョは三次元の男に興味は無かった。

フジョ「三次男は萌えないゴミ!!」
337彼氏いない歴774年:2008/04/10(木) 13:06:44 ID:DRv7iE/W
しかしかぐや王子を主役に同人誌を描き出した。
「インスピレーションが刺激される素材ではあるわね。
ほら、モコ!ベタ塗って!!」
モコ姫は舞踏会に行きたい一心で姉に提案した。
「ぶ、舞踏会に闖入すれば、資料写真撮り放題ですぞ?」
338彼氏いない歴774年:2008/04/10(木) 14:27:22 ID:YKN+QiaZ
「でもねぇ…、舞踏会行くと三次元どもが声かけてきてうざいし…」
普段おしゃれに興味のないフジョだが、姉妹の中で一番の美人なので、たまに着飾ると男達が群がる。
彼女はそれが鬱陶しいのか、面倒くさそうな顔をした。

そこで、モコはさらに提案した。
「上手くいけば、かぐや王子と側近のイチャイチャが見られるかも!」
339彼氏いない歴774年:2008/04/10(木) 15:20:00 ID:DRv7iE/W
「それは逝かねばなりまセンッ!」
フジョ姫はモコ姫を小脇に抱え、ザク型フジョ姫専用馬車で舞踏会へ向かった。
「作戦大成功〜!」
モコ姫はほくそえんだ。が、はたとあることに気が付いた。
「全然ドレスアップしてないYO〜〜!!」
しかも姉のフジョ姫ときたら趣味のコスプレをしたままだ。
そのコスプレというのが、
340彼氏いない歴774年:2008/04/10(木) 18:07:40 ID:GreUKoHc
〜『喪女の官能小説』編集部からのお知らせ〜


愛読者の皆様より「第2部になってから全く面白くなくなった。早く第3部に移れ!」とのご意見を多数頂戴しております。

編集部で協議した結果で第2部を>>350レス目にて終了させて頂きます。
341彼氏いない歴774年:2008/04/10(木) 21:13:28 ID:gpXadO5M
地味ニー栗ケットだった
342彼氏いない歴774年:2008/04/11(金) 06:08:43 ID:wbmTxXHV
早々に姉がぶつぶつ呟き、「便所」と言って消えて5分も経たないくらいだろうか、
モコ姫は眼をひん剥いて驚いた。

フジョ姫のそのだらしない肢体を余すことなく晒す衣装は霞(格ゲーの)に変わっていたのだ。
このあまりに異な姿を思わず撮ったカメ小の写真は後にネットで出回り伝説となった。
343彼氏いない歴774年:2008/04/11(金) 06:55:08 ID:hfNFjNun
霞コスのフジョと、部屋着(中学時代のジャージ)のモコが
城に入れてもらえるはずもなく、入り口の門番と揉めていた。

一方、その頃、かぐや王子は自室で頭を抱えていた。

(冗談じゃないよ、舞踏会で嫁探しなんて。だって僕が好きな人は……)

かぐや王子は、側近の一人に視線を送る。
目があった相手は優しく微笑んだ。

(そう、僕の好みはマッチョな男子……。せめて、男に見える女の子が現れてくれたら……)

憂鬱な気持ちで外を見たかぐや王子の目に、門番と揉めているモコ達の姿が映った。

「あの者達を中に入れてやれ!」

そう。モコは、一見マッチョ男子ぽく見える女の子なのだ。
344彼氏いない歴774年:2008/04/11(金) 13:04:59 ID:j5yVBEN3
>>340のせいでサクサク物語を進めねばならぬ運命のモコは、
「中世モノ好きなのにさブツブツ」
と不満をたれているフジョを尻目に、
かぐや王子に
「シャルウイダンス?」
と誘われ、一緒にダンスを踊ることに。
「ナニコノ急展開」
と思いながらも夢見心地のモコ。喪女人生始まって以来の異性接近!
しかもそのダンスというのが、モコの大得意な
345彼氏いない歴774年:2008/04/11(金) 18:56:55 ID:kNBHy6Sz
アニソンだった。

草むらに名も知れず 咲いている花ならば
ただ風を受けながら そよいでいればいいけれど
私は薔薇の定めに生まれた
華やかに激しく生きろと生まれた

薔薇は 薔薇は 気高く咲いて……
薔薇は 薔薇は 美しく 散 る ………

モコは今まで自分の容姿を恨んできた。
だが、この姿で生まれてきたのは運命だったのだ!
王妃となるための……!!!

これが、後にギロチン台の露と消える、
フランス王妃の真実が書かれた秘話である。
346彼氏いない歴774年:2008/04/11(金) 19:47:54 ID:qjMguGvw
初めて誰かに必要とされている喜びを感じつつ、モコは踊り狂った。
激しい動きのためにジャージがめくれ、6つに割れた逞しい腹筋が露わになる。
姉達に虐められるたび、悲しさを紛らわすために筋トレに励んできた結果の筋肉だった。

それを見て、王子は些か興奮した面持ちで言った。
「素晴らしい…!僕は君のようなマッチョを求めていたんだ。結婚を前提に、まずは互いの筋肉を誇示しあおうじゃないか!!」
と、彼は上着とシャツを脱ぎ捨ててポーズをとる。
服の下から現れたのはモコとためを張る筋肉……そう、かぐや王子は着痩せするタイプの隠れマッチョだったのである。
「さあ、早く君も僕と同じポーズを!!」
347彼氏いない歴774年:2008/04/11(金) 20:32:16 ID:ynZRfX0A
そして二人はダビデ像のポーズを取った。
気が乗ってきたモコ姫は、さらにジョジョ立ちを実戦。

それを見た姉達は・・・
348彼氏いない歴774年:2008/04/11(金) 20:36:43 ID:2WL1IlW0
1・2・3「キモいんですけど」
フジョ「やっぱりナランチャは難易度高いわ〜」

かなり冷静だった。
349彼氏いない歴774年:2008/04/12(土) 01:24:39 ID:IaJRYBf7
しかし運命の二人、モコ姫とかぐや王子のコーフンは最高潮!!
舞踏会に集った皆々からは「デカい!」「キレてる!」の賞賛の嵐。

「森三中村上は出会って三週間で結婚したけど、もしかして
私はその記録をあっさり抜いちゃうのかも…!」
喪女人生にピリオドを打ち、スレタイ通りのめくるめく官能の世界が
近づいているのをモコは感じ、期待で腹筋を震わせた。
350彼氏いない歴774年:2008/04/12(土) 02:31:24 ID:xikJ15zB
ピクピクピクピク・・・

おや?腹筋の様子が・・・
351彼氏いない歴774年:2008/04/12(土) 02:44:03 ID:5BcgkkT4
モコ姫は知らぬ間に妊娠していたのだ。
ピクピクと震える腹から出てきたのは、小さな赤ん坊。

「――チャーン!」

その泣き声を聞くなり、王子はホイッスルを軽快に吹き鳴らしながら後ろ向きに走り去っていってしまった。


352彼氏いない歴774年:2008/04/12(土) 08:20:38 ID:jbzBJAxw
こうして官能小説になりえないまま生まれた子は
のちに処女受胎で生まれた聖人と呼ばれたかもしれないが
モジョの幸せとはつながらなかったのであった……。生涯独身のまま、その人生は終わり、そのカルマは来世へと繋がるのである……!

>>340の予定をややオーバーしつつ第二部、完
353彼氏いない歴774年:2008/04/12(土) 11:44:37 ID:wiFHtKil
「夢…?ううん、違う!あれは、前世のことだ!」
喪子は、>>316で何者かに殴られて意識を失っている間に前世の夢を見ていたのだった。

モコが腹筋で聖人を産んだ後、走り去ろうとしたかぐや王子は、間もなく謎の死を遂げた。
そして、そのショックでモコもまた後を追うように死んだのだ。

――そう、私が生まれ変わったのは、同じ時代に転生した王子を捜すため…!
   今の私はマッチョじゃなくて今ひとつパッとしないだけの喪女だけど、信じていればきっと会える!
   …それとも、まだ気付いてないだけでもう会っているのかも…?

喪子はゆっくりと起き上がり、ハルミをめぐって争い続けているもっこす達を見回した。
――ハルミさんともっこすと山田とペスタロッチ・マジー…。きっと、この中の誰かが王子の転生した姿…。
そこで、異変に気付く。
喪子が倒れている間にやって来たのか、もう一人増えていた。
その人物は……、
354彼氏いない歴774年:2008/04/12(土) 14:51:16 ID:rHynFKgw
「ぶるあああああああああああああああああああ!!!」
355彼氏いない歴774年:2008/04/12(土) 14:54:23 ID:9ONMHLII
と、エンジン音を立ててやってきた。
ガストへ行こうと思ったが、面倒くさいのでガストの出前を使おうと電話したところでガスっと殴られたのだ。
そう、増えてる人物とは、出前に来たイケメンだった。
356彼氏いない歴774年:2008/04/12(土) 20:52:07 ID:HBqOgfOz
喪子「11人いる!?」
357彼氏いない歴774年:2008/04/12(土) 21:20:05 ID:7zm98onD
誰か第二部あらすじお願い。
358彼氏いない歴774年:2008/04/13(日) 01:44:48 ID:nsu9e80I
>>357 第二部まとめ

時は中世、モコは小国の末姫だった。
5人姉妹で、上からメグ・アスカ・ドナルドトンヌラ三女(ドトミ)・フジョ、そしてモコ。
スイーツな上三人にフジョ(美人だが腐女子)とモコ(マッチョ女)は虐められていた。

舞踏会の日、巷で噂のかぐや王子に会いたいモコだが、スイーツ3人組に出るなと言われる。
どうしても舞踏会に行きたいモコは、乗り気でないフジョを説得して王子の城にのり込む。

一方、かぐや王子は憂鬱だった。
舞踏会で嫁探しというが、彼の好みはマッチョな男子、せめて男に見える女の子。
そんなとき、そこに現れたマッチョなモコを見て、彼は迷わずダンスを申し込む。

ベルバラの曲に合わせて激しく踊っているうちにモコの逞しい腹筋に魅せられた王子は、
シャツを脱ぎ捨てて(実は彼もマッチョ)ポージング。
そのまま二人で幸せなポージングのひとときを過ごすが、突如モコの腹筋が震え出す。
モコは何故か腹筋で処女受胎&出産。
そこを走り去りながら王子は謎の死をとげ、モコも後を追うように死んだらしい。

そして時は流れて現代…、第二部は第一部のラストで気絶していた喪子が見た前世の記憶だった。
……で、続いているよ。
359彼氏いない歴774年:2008/04/13(日) 01:48:05 ID:8Q3nbaPx
>>358
素晴らしくドラマチックな展開ですな
360彼氏いない歴774年:2008/04/13(日) 22:15:56 ID:VdWahYfC
>>356の続き
…と思ったが、やはり一人だった。
「グラタンと唐揚げおまたせしましたー!」

代金を支払うと、イケメンは「あざーっす」と言って去っていった。
喪子は、もっこす達のハルミをめぐる争いをよそに食事を摂ることにした。
「ちょっと、喪子!人が困ってる時に食事ってどういうことよ?!」
「食べ終わったら助けてあげるってば!」
そう言って喪子は唐揚げに齧りつく。
ジューシーな味が口いっぱいに広がったが、すぐにそれを邪魔した者がいた。
361彼氏いない歴774年 :2008/04/13(日) 22:59:51 ID:t+0jtwhf
それはからあげの衣だった。
あまりにもカリッカリのクリスピーだったので喪子の口を切ってしまい、
みるみるうちにジューシー味は血の味となったのだ。
362彼氏いない歴774年:2008/04/13(日) 23:18:54 ID:PoKaWOCX
喪子「ぐあっ・・・っが・・・!」
地面をのたうちまわり、痛みに苦しむ。
もっこす「ちょっと大丈夫!?どうしたのよ!?」

喪子は気を失った。
363彼氏いない歴774年:2008/04/13(日) 23:41:57 ID:itOfOQBM
???「目覚めよ・・・目覚めるのだ喪子・・・」
喪子 「う・・ここは?」
???「今の汝ではリア充を征す事敵わぬ、汝のために我らの力を与えよう。」
喪子 「いや、戦ってる相手リア充じゃないんですけど?」
???「我らはリア充に馬鹿にされた鬼女の一族。
    喪子、リア充を倒し、魂をそのリストバンドに封じよ!!」
喪子 「いや、人の話聞けっての。」
???「喪子、リア充を滅ぼすのだ!!」

ハッ!と目覚めた喪子の右腕には、変なリストバンドがついていた。
何が変かと言えば・・
364彼氏いない歴774年:2008/04/13(日) 23:48:45 ID:Zdq9qeTK
ピンキーキャッシュというプリキュアになるためのアイテムだったのだ
365彼氏いない歴774年:2008/04/14(月) 00:43:14 ID:XFO0Z9IF
喪女「喪女がプリキュア・・・だと・・・?」

疑念を抱く喪女に、どこからともなく声が聞こえる。
その声は喪女に与えられた使命、そして変身の言葉をおしえてくれた
366彼氏いない歴774年:2008/04/14(月) 00:58:03 ID:zDyfcyWY
「汝の使命は……

ブチッ!!

喪子はリストバンドを引きちぎった!!

「うるせー!!鬼女の命令なんか聞くかブォケ!!」

喪子はグラタンに食らいついた。
367彼氏いない歴774年:2008/04/14(月) 01:09:25 ID:I5H0N++L
ぜんぜんエロくならないね。

ずっと待ってんだけど
368彼氏いない歴774年:2008/04/14(月) 01:17:28 ID:ADD26ORY
「うるせぇよ>>367黙ってろ!死ね!!」
喪子は苛立っていた。狂ったようにグラタンをむさぼる。
「ハムッハフハフ!」
369彼氏いない歴774年:2008/04/14(月) 01:52:56 ID:yJ1hAiQd
しかし・・・・
                    _|\ _
                  /!l||l! u `ー、___
                 / u  `ー'ノ( u 。/
               / ゚、(●) u `ー'u i
              ( ゚ 。u r(、_, )(●) |
           ,、,r-'⌒ 、u ノr-、 (. 。 `゚ (←喪子
         ,-'⌒`ー-'´ヾ,.ーr-、`。´u o ,ノ
         ヽ、_,,,、-、/ミ,ヽ  `''ー- イ-、
             ^〜、 ̄r'´ ̄`''jヽ、  〃ヾ
               /  ヽ´{ミ,_   ̄`'''-ヽ
               /  / `'='´l  ̄i'-、_,,ン
             /  /   !。 l  l
   _ _ _ ____ヽ、__l ___ .!。 l__l__,-=-,___
           ,-=-, ∠ヾゞゝヽ ,-≡-,l  l-=二=-,
          └==┘   ̄ ̄ ̄ ヽ==ノヽ=ノ\__/
370彼氏いない歴774年:2008/04/14(月) 07:35:10 ID:VXFvuizH
???「よく食べるね、君?」
グラタンに熱中していた喪女がその声に顔を上げると、カウンターの向こうに店員の若い男性が立っており、
さも面白いといった風に喪女を見つめていた。

口の周りついたホワイトソースを拭うのも忘れて怪訝な表情を浮かべれば、彼の笑みは一層深まって。
ぼんやり「そういえばこの男、好みだ」なんて思った。

「はぁ…。」

???「よかったら、僕のうちにおいでよ。これでも料理人の端くれだから」
371彼氏いない歴774年:2008/04/14(月) 08:19:26 ID:zDyfcyWY
(もしや、彼がかぐや王子……?)
372彼氏いない歴774年:2008/04/14(月) 09:38:28 ID:hddFxdNN
喪子は彼が王子であるかどうかを確かめるために、
いきなり全裸になりホワイトソースを豊満な体に塗り出したのだ。
若い店員は「お、お客様…ぼ、僕のホワイトソースも塗ってくれませんか?」と言いズボンのチャックを下ろした。
既に店員のペニスはカチカチになりヘソまで反り返っていた。
喪子は店員のペニスを握り、亀頭を覆っている包皮を優しく剥いてあげた。
373彼氏いない歴774年:2008/04/14(月) 12:55:41 ID:IbcoRsYT
しかし、いかんせん喪女なのでこれからどうしたらいいのかわからない。
すると天から声がしてきた・・
374彼氏いない歴774年:2008/04/14(月) 13:17:28 ID:FuUQdV12
「騙されてはダメ、その男は王子じゃない!さあ、このバトンを受け取って!」
喪子の脳内に、先ほどプリキュアリングを押しつけてきた鬼女の声が響く。
「また貴女?いい加減に…」
「王子を捜すためには、このバトンの魔法が必要なのです。さあ、早く!」
そう言われ、喪子は思わずバトンを受け取った。
その途端、凄まじい刺激臭に襲われた。
臭いの元は、店員の男こと高島の陰茎である。
包茎特有のすえた恥垢の臭いに、喪子は目眩を感じた。
375彼氏いない歴774年:2008/04/14(月) 14:34:52 ID:H6hJaZH4
仰け反った喪子は、また鬼女の声を聞いた。
「バトンで男根を突付いて呪文を唱えれば、その者の前世が分かるはず。さあ、やってみなさい」
「な、なるほど。これで片っ端からちんこを突付けば、すぐに王子が…。で、呪文は?」

「喪子よ、次回以降魔力をチャージするにはリア充を殴る必要がある。それと呪文は…」
鬼女が囁いた呪文は、とても恥ずかしい言葉だった。
「ふざけんな!誰よ、その呪文考えたヤツはっ?!!」
喪子は鬼女をどついた。

鬼女が去った後、喪子はバトンで高島の男根を突付いてみることにした。
「人の趣味はそれぞれだけどさ、出来ればそんなおもちゃじゃなくて、君の指で触ってほしいな…」
勘違いした彼の言葉に包茎ちんこの臭さも相まって、一気に怒りがこみ上げる。
「うるさい!臭いんだよ、皮あまりがっ!!」
喪子は一喝し、顔を赤らめながら恥ずかしい呪文を唱える。

「…わ、私はオナニー大好きっ子で〜すっ!!!」
次の瞬間、高島の顔が何故か前世で姉だったドトミに見えた。
376彼氏いない歴774年:2008/04/14(月) 18:52:22 ID:xrZIBgUR
何と、前世で余りにビッチ(笑)だったドトミは因果応報で短小包茎のイケメンに
転生してしまっていたのだ!!
377彼氏いない歴774年:2008/04/14(月) 19:27:04 ID:zDyfcyWY
だが、喪女に生まれ変わった自分からみれば、イケメンなだけマシかもしれない。

かぐや王子。
再会を果たしたところで、今の自分を愛してくれるのだろうか。
いっそ、ハルミがかぐや王子なら……
378彼氏いない歴774年:2008/04/14(月) 19:52:48 ID:H6hJaZH4
そこで、喪子は唐突に気付いた。
――そう、私はハルミさんが好き!玉木先輩だった頃はもちろん、オカマになってからも…!

そういえば、ハルミがまだ性転換手術をしていなかったことを思い出す。
――ドトミ(高島)に試したのと同じことを、ハルミさんにもやってみよう!きっと彼がかぐや王子に違いない!!
そう思い、喪子はバトンの魔力チャージの糧となるバカなリア充女を捜して、夜の街に飛び出した。


――待ってて、ハルミさん…いやかぐや王子!
379彼氏いない歴774年:2008/04/15(火) 14:55:36 ID:sBujIH24
しかし、今日に限って何故かなかなかリア充が見付からない。
「うおおお、リア充はいねーがー!!?」
苛立った喪子は、なまはげのように叫んで、恥垢のついたラブリーなバトンを振り回した。
380彼氏いない歴774年:2008/04/15(火) 16:13:19 ID:p/yEtQDh
まず陰茎の部分をしっかり握る。そしてゆっくりと皮を上下にスライドさせる。
そうそう。その調子。段々、スピードを早くして…ダメダメ、いきなり早くしてはダメ!
そ〜う そう。
君はセンスがあるね。
ほら尿道口をよく見てみなさい。手を止めずに!
先から透明の液が出てきるでしょ?これは医学用語でカウパー腺液と言うんだ。
この液を利用するといい。こうやって亀頭部に擦り込むと滑りがよくなるから、やってみて…
それからこの味で体調が分かるらしいよ。ほら、一度舐めてみて。
あ〜ダメダメ。指ですくったら指の脂分で味が分からなくなるから、直接口で舐めるのがポイントだよ。じゃあやってみようか?
歯は立てずに、そうそう。唇で亀頭を覆うように… いい感じ。味はどう? 分からない?
ん〜量が少ないからかな。ではそのまま舌で亀頭の裏の筋をチロチロ舐めてみて…

あっ ・ ・ いい・・・
舌で裏筋を左右に弾きながら、右手は陰茎を上下に動かしてみて。
そうそう上手だね。

そして左手は肛門と玉袋の間付近。そう、よく勉強しているね。その会陰部を人差し指でグイグイ押してみて。

アッ ・・・・ イク・・

ドピュッ … ピュッ… ピュピユッ

口の中に大量のザーメンを出してしまった。

ドクンドクンドクン… まだ前立腺の奥の方が脈打っている。

どうだ?味の方は?
381彼氏いない歴774年:2008/04/15(火) 17:47:20 ID:5aj4fSFy
「高島君、キモイよ…!」
喪子が飛び出していった後のオカマバー。
喪子にバトンで局部を殴られて悶絶しながら彼女にフェラされる夢を見ている高島に、グロメン山田が突っ込みを入れていた。

その傍では、まだマジーともっこすがハルミをめぐってバトル中。
当のハルミは、泣きながら「けんかをやめて〜」と歌っていた。

山田は改めて高島の局部を見た。
長さはへそまであるが、ボールペンのような細さで半端に皮が余って異臭を放っている。
いくらイケメンでもこんな局部ならばグロメンのほうがましか…と思っていると、高島が不意に痙攣した。
「…あああ、上手だよ喪子!らめえ、僕もういっちゃうううっ!!僕の濃ゆいちんぽみるく出ちゃうぅぅぅっ!!!」
何事かと思って覗き込んだ山田の顔に、高島の“ちんぽみるく”が迸った。
「…ゆ、許せない!父さんにも顔射されたことないのに!」
382彼氏いない歴774年:2008/04/15(火) 19:32:20 ID:6WvLpifC
と、そこへ警官隊が突入してきた!!

ペッパー警部「全員そこを動くなっ!!」
383彼氏いない歴774年:2008/04/15(火) 19:37:50 ID:VC16G5Di
邪魔をしないでえええええええええ
384彼氏いない歴774年:2008/04/15(火) 21:07:38 ID:Z7KJpt5W
モコはトイレに駆け込んだ。尿意は無かったがパンツを下ろし一応便座に座る。
「いやん…私ったらパンツまでグッショリ濡れてる」

ヘソの下からゆっくりと指先を下へ滑らす。
濡れたモコのアソコは透明な粘り気のある液で艶やかだった。

毎夜布団の中でしている行為も場所を変えると興奮する事を知る。
「あぁ…はぁん…あぁぁぁン…ぁぁン…」
クチュクチュと音を立てながら吐息が漏れる。
激しく指を動かす。
持て余した左手は…
385彼氏いない歴774年:2008/04/15(火) 21:17:48 ID:VC16G5Di
「添えるだけだ!!」
桜木は叫んだ
386彼氏いない歴774年:2008/04/15(火) 21:19:39 ID:rg9Serwj
そして喪子は持て余した左手を握り締め、桜木の顔面に正拳突きを放った!!
387彼氏いない歴774年:2008/04/15(火) 21:26:45 ID:T6m2cFJn
桜木といえば大昔のドラマ柔道一直線の桜木健一だと喪子の母は言った
388彼氏いない歴774年:2008/04/15(火) 23:22:30 ID:5aj4fSFy
そのとき、突然激しくトイレのドアをノックされた。
「ちょっとぉ〜、いつまでトイレ占領してんですかぁ〜?」

喪子がドアの隙間から覗くと、いかにも男をとっかえひっかえしていそうなビッチがいた。
「つか、コンビニのトイレ一つしかないのにぃ、こもってんなよぉ〜!」
ビッチはなおも激しくノックを続ける。
獲物に相応しいリア充の出現に、喪子はオナニーをやめてニヤリと笑った。
389彼氏いない歴774年:2008/04/15(火) 23:58:25 ID:dwm5soDM
喪子「フヒヒww今開けますよぉ〜〜〜〜ww」

ドアを開けた瞬間、喪子のマジカルバトンが唸りを上げ・・
リア充の横っ面にクリーンヒィィィィィィィィィィット!!
390彼氏いない歴774年:2008/04/16(水) 01:12:47 ID:/Z/lTa4q
喪子 の 攻撃!

バッシィィィィィン!!!

リア充「いったぁ〜い!いきなり何すんのよ!」

こうか は ばつぐん だ!
リア充 は すごく 怒っている!
どうしますか?
391彼氏いない歴774年:2008/04/16(水) 01:15:47 ID:JvXDHSlT
ぷぎゃーーー(((゜д゜;)))
392彼氏いない歴774年:2008/04/16(水) 04:21:35 ID:vWxyKCSi
といきなりリア充が叫びだした
喪子はChance!と思い
393彼氏いない歴774年:2008/04/16(水) 12:03:18 ID:W71v4XRi
バトンに付いていた高島の恥垢を、リア充の鼻の穴に塗り付けた。
「おまえにはチンカスがお似合いだよ、ビッチが!」
394彼氏いない歴774年:2008/04/16(水) 14:46:46 ID:es2uRfFu
するとリア充はムクムクと勃起してきました。

「あ〜、エロいこと考えてるからテントはってるじゃないの」

リア充はジャージをはいていたので勃起しているのが喪子にバレバレです。

「そ、そんなんじゃありませんよ!ちょっとトイレを我慢してて・・・」

「そ〜なんだ。ジャージにシミがついてるけど何でかなぁ?オシッコもらしたのかなぁ?それとも別のガマンなのかなぁ?」

喪子は指でシミになっている部分をツンと突いてきました。
その刺激のせいでリア充は我慢汁がさらに出てきてしまいシミが大きくなってきました。

「やめて下さい!」

喪子はジャージの中に手を入れリア充の堅くなったペニスを鷲掴みしました。

「リア充は仮性包茎なんだね。お風呂でちゃんと剥いてから洗ってるの?」

「は、はい・・・」

「こんな固いオチンチン触るの久しぶり…」

喪子は人差し指と親指で輪をつくりリア充の亀頭にぴったりとはめ込みました。
そしてリア充の余り気味な包皮をゆっくり根元の方へ移動させました。

「うっ…」と思わず声を漏らすと「あ、ごめん!痛かった?」と心配そうな表情で喪子はリア充の顔を見つめました。

「だ、大丈夫です・・・刺激が強いというか何というか・・・」

「びっくりしたよぉ。ところでリア充は自分で処理しているの?それとも風俗みたいなとこに行くの?」

「じ、自分です…」

「見た目通り真面目なんだねぇ。」
395彼氏いない歴774年:2008/04/16(水) 14:47:30 ID:es2uRfFu
リア充はジャージを膝の辺りまで下ろしました。

「わぁ!大きい!」喪子は感嘆の声をあげました。

喪子はリア充の尿道口に指先をつけたり離したりしているので透明の液体が糸を引いて延び縮みしています。

「お手手とお口とどっちがいい?」

「あの・・く、口で・・・」

「以外とエロのね…」

喪子はイタズラっ子のような笑顔を浮かべました。
「私がお口でしてあげたらリア充は何してくれるの?」

「なんでも言うこと聞きます…」

「交渉成立だの!」と言うと喪子はリア充のペニスを口に含みました。

「あっ… 」

温かくて、柔らかい。リア充にとってこんな感触は初めてでした。
喪子が舌で小刻みに尿道口を刺激してきます。同時に右手は陰茎の部分を強めに握り上下にスライドさせています。
さらに左手の親指でアナルとペニスの間の会陰部と呼ばれるツボらしき箇所をグイッ グイッ と押してきます。

「あっ ダメです… で・・出ちゃいそう…」

喪子は上目使いでリア充の目を見つめました。

「いいわよ…いっぱい出してぇ…お口にいっぱい出してぇ…」

そう言うと喪子は口の動きと右手の動きを早めました。

ドピュッ ピュピュッ ピュッ ピュッ

しばらくペニスが脈打っています。

喪子はペニスをしごくようにしてザーメン全てを出しつくそうとしています。

脈打つのが収まってから喪子は口をペニスから離しました。

そして手のひらにザーメンを一度出しました。

「すご〜いいっぱい出たね。びっくりしちゃった。長く間オナニーしていないの?
ほら、色が少し黄色がかってるじゃん。男の子は最低三日に一回はオナニーしなきゃね。」
そう言うとまるで生卵を飲むような音を立て一息でザーメンをすすりました。

「すごく濃いよぉ〜若いっていいよねぇ。今出したばっかりなのにオチンチンはカチカチじゃない?。
次はそのチンチンで私を気持ちよくして欲しいな…」

「えっ・・・それは無理です。こんな所で…ていうか僕、僕童貞だし・・」

「さっき私の言うこと何でも聞くって言ったよね?」

「は、はい…」

「じゃあ、!私の命令をお聞き!」

喪子は豹変しました。
396彼氏いない歴774年:2008/04/16(水) 15:20:30 ID:t8gE7UHe
そこで喪子は我に返った。
目の前にいるのはエロい男リア充ではなく、チンカスをつけて無様に倒れているビッチなリア充女だ。
「いけね、また変な妄想しちゃったよ。…さーて、魔力もチャージ出来たしハルミさんのお店に戻ろう。
そして、今度こそ本当の幸せを手に入れる…待ってて、私のかぐや王子…というかハルミさん!」

そんなわけで喪子がオカマバーに戻ると、事態が一変していた。
何故か店にいた全員が、警官隊に取り押さえられていたのである。
「ハルミさん、何があったの?!」
「も、喪子、入ってきちゃ駄目〜!でないとあなたまで……」
397彼氏いない歴774年:2008/04/16(水) 18:26:26 ID:J+axjnQm
銭型警部「待ぁ〜〜〜てぇ〜〜〜〜!!ルパーーーーン!!」

喪子「あばよ、とっつぁん!!」

喪子は軽やかに逃げ出した。
気分はキャッツ☆アイ
398彼氏いない歴774年:2008/04/16(水) 20:11:51 ID:Ulo3FdhJ
でも大阪のキャッツ☆アイには子供がいたことを思い出して再び落ち込んだww
399彼氏いない歴774年:2008/04/17(木) 00:03:33 ID:t8gE7UHe
ちなみに警官隊がハルミの店に来たのは、高島のチンカスが原因だった。
あまりの臭さに、毒ガスと勘違いした隣の店の店員が通報したのだ。

そんな事情を知らない喪子は、とりあえず格好だけでもキャッツ☆アイぽくしようと思い、
近くの店でレオタードを買うことにした。
だがあいにくと全身タイツしか売っていなかったので、仕方なくそれを着た。
400彼氏いない歴774年:2008/04/17(木) 02:05:26 ID:R7cAuOPY
全身タイツで外にでると、偶然にもハルミと会った。
股間とタイツの生地が擦れて興奮していた喪子はハルミに襲いかかった。

「先輩…私のココ…熱いんです」
喪子は息を荒くしながら、ハルミの手を自分の股間にあてがう。

喪子の勢いに押されて、ハルミも息を荒くしながら手を上にすべらせる。

「あっ…そこは…」
ハルミはタイツの上からやさしく喪子のクリトリスをつまみ、小刻みに指を動かした。
「喪子、きもちいい?」
「あっああっあああああああ…」

喪子の絶叫に我慢できなくなったハルミは、喪子の全身タイツを破りだした。
401彼氏いない歴774年:2008/04/17(木) 09:16:56 ID:BCBtkC9c
どうやぁ ええやろぉ ええんやろぉ〜

ピンク色したオメコがヒクヒクしとるでぇ〜

どうして欲しいんやぁ?
ほらぁ 正直に言うてみぃ〜

ほんま喪子はエロいのぉ
クチュクチユ音立てとるでぇ

欲しい欲しい言うてわての指を吸いついとるでぇ
何が欲しいいんや?

言うてみぃ
402彼氏いない歴774年:2008/04/17(木) 22:00:49 ID:ZawKAcgj
喪子「欲しいのは貴様の髪だっ!!!!」

言うが早いか、喪子はハルミの髪を掴み・・・
引  き  ち  ぎ  っ  た  !  !
403彼氏いない歴774年:2008/04/17(木) 22:16:33 ID:bMirOj0+
喪子はその引きちぎった髪をむしゃむしゃと食べた

すると、喪子の体中からフサフサの髪の毛が一気に生え出した
404彼氏いない歴774年:2008/04/17(木) 23:02:25 ID:U5R0w7bP
喪子は動揺した。
ハルミの髪を引きちぎったのは、喪子流の照れ隠しのつもりだった。
それなのにこんな事になるなんて……。

しかし、変態度ではハルミのほうが上手だった。
「喪子ったら…、それは剃毛プレイのおねだりね?分かったわ、アタシがツルツルにしてあげるっ!」
「ち、違うってば!そんなつもりじゃ……」

「さあ、アタシのマンションで喪子をたっぷりと愛してあ・げ・る!!」
「愛されるのはいいけど、剃毛プレイは嫌〜っ!」
喪子は抵抗したが、ハルミは難なく押さえ込み、担ぎ上げる。
恐るべし、オカマパワー。
そのまま喪子は、身動きも出来ずにハルミの家に連れて行かれたのだった。
405彼氏いない歴774年:2008/04/18(金) 00:03:24 ID:R7cAuOPY
せっかくエロにもっていこうとしたのにー
406彼氏いない歴774年:2008/04/18(金) 01:16:09 ID:oy+yxVT0
正直、エロよりもギャグを見たいと思うフジョ姫(水子霊)であった。
407彼氏いない歴774年:2008/04/18(金) 01:31:15 ID:mmc6EScy
色々ありながらも物語として成り立ってるのが面白すぎるw
408彼氏いない歴774年:2008/04/18(金) 05:02:11 ID:oFqojjZk
(ハッ!……今、フジョ姉様の声が聞こえたような?)

喪子はかぐや王子を思い出した。
そう、現世での私の使命はかぐや王子を捜すこと!
喪子はバトンをハルミの股間にあてがい、呪文を唱えた。

「私はオナニー大好きっこで〜す」

喪子の視界が霞み、軽いめまいを覚えた。
徐々に開かれていく視界。
喪子の目に映ったのは……
409彼氏いない歴774年:2008/04/18(金) 07:35:51 ID:zO4r71sC
懐かしいかぐや王子だった。
(ああ、嬉しい!やっぱりハルミさんが王子だった…でも、前世のこと覚えてなさそう…)
喪子は、嬉しさと同時に少しだけうなだれた。

そんな彼女の心情を知らぬハルミは、嬉々として剃毛の用意をしている。
「ふふ、お尻の毛までツルツルにしてあげるからね〜!」
と彼は喪子の毛を剃りはじめた。
最初に剃ったのは…、
410彼氏いない歴774年:2008/04/18(金) 11:56:53 ID:QnHtUJNN
ナンマイダー…ナンマイダー…ダイジョーブダーナンマイダー…

目が覚めると喪子は比叡山延暦寺の塔中にいた。読経の声が聞こえてくる。

急に背後から声がした。声の主は延暦寺の大法主であった。

「この最後の修行を無事成し遂げたなら、お前は摩訶マラ大菩薩となろう…逝くがよい…」

眼前には1000人の青年が壁を背に裸で整列している。
彼らは大法主が今日のために自ら選んだ童貞かつ包茎の青年達であった。

「こ、これは延暦寺で古来より脈々と受け継がれていた千人抜き修行ではないか!」

千人抜き修行とは口はもとより手コキ、足コキ、素股、あらゆるテクニックを駆使し1000人分のザーメンを全身に浴びるという荒行である。
摩訶マラ大菩薩になった者は【性欲天の魔王】として世界を支配できると言い伝えられおり
かの織田信長は摩訶マラ大菩薩の力を恐れ、寺を焼き討ちにした歴史はあまりにも有名である。

喪子は瞼を閉じ
「はたしてこの私にできるだろうか・・・摩訶マラ大菩薩よ・・・私に力を与え給え・・・」
とつぶやいた。
411彼氏いない歴774年:2008/04/18(金) 12:26:53 ID:mmc6EScy
「んはぁっ。今のは何?」
喪子は涎を垂らしながら寝ていた。
ハルミの剃毛があまりに気持ち良く
恍惚な表情で眠りについていたのだ。

「喪子…まずは肛門付近に生えてる尻毛から剃ってあげるね。」
そうハルミが呟いていたのは覚えている。
泡立てられたクリームが肛門付近を筆でなぞられただけで
喪子のアソコは濡れいた。

「あぁ…私のグロマンコは誰にも見られないまま死んで逝くと思ってたのに…」
喪子は心の中でそぅ呟いた。

「喪子、目が覚めた?見てごらん。ほら」

股間に鏡をあてて喪子が見たものは…
412彼氏いない歴774年:2008/04/18(金) 18:28:27 ID:EkVP6Thc
見事につるつるにされた秘部だった。
ハルミに指でそっと割り開かれると、そこを遮っていた恥毛がなくなったために、充血した陰核や幾重にも重なるピンク色の襞、
そして奥へと続く窄まりまでが露わになる。
それらは全てねっとりとした蜜で濡れそぼり、何とも淫靡な輝きを湛えていた。

「うふふ…喪子のおまんこ、グチョグチョに濡れてとっても綺麗よ。アタシに毛を剃られて感じちゃった?」
「…いやっ、ハルミさん!そんなに見ないでっ!」

羞恥心に身じろぐ喪子の花弁をさらに広げ、ハルミは秘裂に中指を挿入していく。
「喪子ったら、処女なのにエッチなのね。おまんこがアタシの指を受け入れて、嬉しそうにヒクヒクしてるわ」
ハルミはもう一本指を挿し入れ、緩急をつけて抽送を始める。
「あ、あぁん…だめぇっ」
敏感な部分を擦られて、喪子はたまらず声をあげた。

「あ〜ら、喪子のここはダメだって言ってないわよ。こんなに蜜を滴らせて、すごくいやらしいわ…」
ハルミは、喪子の羞恥心を煽るようにわざと音をたてて指をスライドさせた。
クチュクチュッという淫靡な水音と、絶えず襲い来るえもいわれぬ快感…。
目の前に置かれた鏡に映る、頬を上気させたハルミに秘裂を弄られて恍惚の表情を浮かべた自分。
(私のいやらしい顔も、あそこも、全部ハルミさんに見られちゃってる…。
ああんっ、恥ずかしさと気持ち良さで、おかしくなりそう……!)

「あ…、あああぁぁっ!!」
やがて恥ずかしさと快楽が頂点に達し、喪子は大きく身を震わせた。

しばらく荒い息をついていると、不意にハルミが言った。
「…喪子がイクところがあんまり可愛いから、アタシ我慢出来なくなっちゃった。…ねえ、いい?」
と、彼はいきり勃った陰部をさらけ出す。
ハルミのそれは、オカマにしておくのが勿体無いほど大きく逞しいものだった。
喪子は息を呑み、少ししてから恐々と口を開いた。
413彼氏いない歴774年:2008/04/18(金) 19:05:52 ID:iZh4pgFE
がぶりっ
414彼氏いない歴774年:2008/04/18(金) 21:35:06 ID:7lDq46fi
ハルミ「ああ!そんなに・・・したら・あ・感じちゃう・・・」
ハルミの雄にカブリついた喪子の舌先が尿道を刺激する。
ハルミは快楽に陶酔しながら、喪子に懐かしい誰かの面影をいだいていることを感じた。
415彼氏いない歴774年:2008/04/18(金) 22:30:29 ID:pW9pyKj6
それは、元彼の我地無知穂藻夫(がちむち ほもお)であった。
416彼氏いない歴774年:2008/04/18(金) 23:03:15 ID:gi4/lJjU
穂藻夫は、逞しく日焼けしたマッチョな男だった。
自分の肉体美が自慢の彼は、いつも何かと筋肉を誇示するポーズをとっていた。
ハルミはいつも、その筋肉に何故か懐かしいものを感じていた。
自分の前世は多分マッチョで、マッチョ好きの星の元に生まれてきたのかもしれない。
結局、穂藻夫とはすぐに破局したが、それからもハルミが付き合った男は皆マッチョだった。

今ハルミの剛直を愛撫している喪子は、マッチョな男ではない。
顔も身体もせいぜい十人並みがいいところで、冴えない喪女オーラを醸し出している妹分のような女だ。
なのに、何故か喪子が可愛い。
不思議な懐かしさがあり、オカマになった今でも彼女だけには雄が反応するのだった。

「…ねえ、喪子。もしかしたらアタシ達、昔違う姿で会ったことがないかしら?
生まれてくるよりもずっと前…そう、前の人生あたりで……」
417彼氏いない歴774年:2008/04/18(金) 23:28:06 ID:dT6pR6bB
ハルミははっとした。
体脂肪率が軽く30パーセントは超えているような喪子のモッサリした
姿に、マッチョなジャージ姿の姫君(かろうじてついてた冠で推測)の
モッサリした姿が重なったのだ。
418彼氏いない歴774年:2008/04/19(土) 16:36:25 ID:caW18y1P
長文多すぎ
419彼氏いない歴774年:2008/04/19(土) 17:04:16 ID:KsejkI7u
長文のせいでみんな死んでしまった。

おわり。
420彼氏いない歴774年:2008/04/19(土) 18:35:44 ID:wvfPB+1n
――喪子よ、まだ終わりではありません。
   この世には3行以上に耐えられないゆとりがいるのです、しかしそれでは話が進まないのも事実。
   それはともかく、死にオチだけはいけません。目覚めるのです・・・。
421彼氏いない歴774年:2008/04/19(土) 18:37:04 ID:caW18y1P
火の鳥がそう私に告げている…。
422彼氏いない歴774年:2008/04/19(土) 19:40:41 ID:jAt0Nv7E
でも生きるのめんどくさい……
423彼氏いない歴774年:2008/04/19(土) 19:59:47 ID:yTym0wr4
ハルミは弱気な喪子の頬を叩いた。
「バカッ!生きるの!!リレー小説に死にヲチと夢ヲチはご法度!
激しいエロはピンク板で!長文は読むのが辛い!」

喪子はとりあえず生きることにした。が、なんとなくハルミとの
温度差に気まずくなってその場では帰宅した。きわどいながらも
純潔を守ったのだ。
一方、ひとり残されたハルミは喪子との運命を感じ、ひとり燃え上がって
いた。
424彼氏いない歴774年:2008/04/19(土) 21:00:42 ID:+nkqj17T
そして夜が明け、喪子の25歳の誕生日になった。

ハルミは、午前中のうちにケーキとプレゼントを持って喪子の家を訪ねることにした。
「喪子、喜んでくれるかしら?」
喪子の喜ぶ顔を想像しつつ、インターホンを鳴らす。
ちなみに、ハルミが用意したプレゼントとは――、
425彼氏いない歴774年:2008/04/20(日) 00:32:35 ID:T190L5Qz
前世のマッチョなモコ姫が着ていたのと同じデザインのジャージ。
でも今世ではデブっ子なモコには入らない。
「シンデレラのガラスの靴のように、ぴったりと入るはずじゃ?」
ハルミは気色ばんだ。
426彼氏いない歴774年:2008/04/20(日) 00:32:56 ID:/mubEcHr
なんと、3行以上書いてはいけないとゆう制約だったのです、!
427彼氏いない歴774年:2008/04/20(日) 00:44:29 ID:bhSdKbnU
はるみはぶったまげた!
428彼氏いない歴774年:2008/04/20(日) 01:52:05 ID:UmZIJjHj
ドアを開けた喪子の妹・充子にいきなり3行制約うんぬんと言われ、ハルミはキレた。
「は?制約?充子のくせにこのアタシに指図しないでほしいわね!」
元から充子が嫌いなハルミは、ジャージの袋で彼女の横っ面をひっぱたき、さらに…
429彼氏いない歴774年:2008/04/20(日) 01:57:07 ID:5IlhKiGN
そのジャージの袋を一旦たたんだ後
430彼氏いない歴774年:2008/04/20(日) 03:01:10 ID:8axGZUGD
ここにぶようがいるのか。
431彼氏いない歴774年:2008/04/20(日) 04:11:52 ID:Z6F8pcOb
と呟きながら
432彼氏いない歴774年:2008/04/20(日) 08:50:16 ID:PiNMQTAa
芋虫のように地面でのた打つ充子に唾を吐きかけた。

「偉そうに仕切ってムカつくんじゃ!!」

日頃から、喪子を虐める充子に対し、ハルミは容赦しなかった。

「なんでも自分の思い通りなると思ってんじゃねぇ!」

充子は、憎しみを込めた目でハルミを見上げた。

「ふん!! 汚らしいオカマが調子づいてんじゃないわよ!!
私のような愛されガールに従ってりゃいーのよ!!」

「……このスイーツ(笑)脳の馬鹿が……」

ハルミは、充子を哀れんだ。
知能が低いのは仕方がない。
だが、それは喪子を虐めていいという理由にはならない。
433彼氏いない歴774年:2008/04/20(日) 09:47:13 ID:Mab8bvHh
ハルミ「愛されガール(笑)なんぞ、男に媚を売り腰を振るだけの能なしじゃない。
偉くもなんともないわ。そこをおどきなさい。さもなくばお前を踏み潰す」
434彼氏いない歴774年:2008/04/20(日) 15:18:00 ID:FdAorK9J
グシャ!充子は踏み潰された。
グロ(笑)
435彼氏いない歴774年:2008/04/20(日) 15:43:56 ID:smuLf0DV
しかし、充子はそれでも悪態をつくのをやめない。
「…だ、だいたい何がハルミよ?本名は宏行のくせにさ!ね〜、オカマの玉木宏行さん?!」
宏行…普段は忘れたことにしている本名を言われ、ハルミの怒りは頂点に達した。
「とにかく喪子を出せって言ってんだよ、この仕切り屋のビッチがァァァァッ!!」

男言葉ですごむハルミの迫力に負け、充子はたじろいだ。
「…も、喪子姉さんなら、今朝早く出かけたわ。なんでも、前世のようなマッチョになるとか電波なこと言ってさ。
マッスルの穴とかいうとこで修行すっから、一ヶ月帰らないってよ!フン!」
436彼氏いない歴774年:2008/04/20(日) 19:57:04 ID:Z6F8pcOb
マッスルの穴……!その衝撃的な響きにハルミは呆然とジャージを握りしめた。
筋肉のためなら魂さえ売る集団との噂があるマッスルの穴へ喪子が……!
437彼氏いない歴774年:2008/04/20(日) 20:45:38 ID:8axGZUGD
俺と結婚してくれ
438彼氏いない歴774年:2008/04/20(日) 21:38:50 ID:WavZ0xsh
充子は、喪子の字でそう書かれた封筒をハルミに渡した。
封筒の中には、一枚の便箋。

――ハルミさん…いえ、かぐや王子。私の前世はあなたと愛し合ったマッチョなモコ姫だった。
 だけど、今のぽっちゃりな私じゃダメだと思うから、マッスルの穴で修行してくるね。
 私が昔みたいなマッチョになって帰って来たら、結婚してほしい。だから待ってて。 BY・喪子――

確かにマッスルの穴なら、短期間でマッチョになれるだろう。
だがそうなるための過酷な修行を喪子が…と思うと、ハルミは涙が止まらなかった。
439彼氏いない歴774年:2008/04/21(月) 00:15:28 ID:aMjktzDV
私はずっとお前を待っている・・・
440彼氏いない歴774年:2008/04/21(月) 00:27:19 ID:7vzWioe5
ハルミは決意した。

「はぁ〜?胡散臭いダイエット商法に引っ掛かったんでしょぉ?」

と抜かす充子をガン無視して、ジャージ袋を抱き、その場を去った。
私が喪子を待つ場所……それはあの……
441彼氏いない歴774年:2008/04/21(月) 14:08:25 ID:27CaTVg2
そこでポージングした男女は幸せに結ばれると以前喪子が言っていた、伝説のダビデ像の下だった。

一方、マッスルの穴の第三道場で、喪子は同じ日に入門した喪奈美と二人、座禅を組んでいた。
しばらくそうしていると、仮面にマント姿の女性がやってきた。
彼女は喪子達の前でマントを翻して鋼のような筋肉を見せつけ、荒ぶる鷹のポーズをとる。

「ようこそ、マッスルの穴へ!私は三幹部の一人、マッスルクイーン!!」
442彼氏いない歴774年:2008/04/21(月) 23:29:09 ID:f0XaCt/l
マッスルクイーンは、喪子と喪奈美にも同じポーズをとるように指示した。
荒ぶる鷹のポーズ…それがここでの挨拶だった。
しかし、すぐにバランスを崩した喪奈美にマッスルクイーンの冷たい視線が……。
443彼氏いない歴774年:2008/04/22(火) 01:05:57 ID:LzeEZfTP
そして別の方向から熱い視線が!!
444彼氏いない歴774年:2008/04/22(火) 12:46:24 ID:LAvKRdcz
「マッスルクイーン様、俺のことも蔑んでください。ハアハア…」
喪子が声のした入り口のほうを見ると、ドアの隙間からビキニパンツ一丁の男が覗いていた。
その男に、喪子は見覚えがあった。
445彼氏いない歴774年:2008/04/22(火) 20:29:55 ID:20DXep+C
彼は、ハルミの友人のグロメン山田だった。
「何で山田くんがこんなとこに?」
446彼氏いない歴774年:2008/04/22(火) 21:00:33 ID:O0tQyut/
「いや、その・・・心配で・・・来ちゃった☆」

山田は嘘をついた、実はハルミに頼まれて来ていたのだが
喪子があまりにも魅力的だったので、下心が優先されたのだ
447彼氏いない歴774年:2008/04/22(火) 21:21:02 ID:iukcb6kK
「誰が喋っていいと言った!さあポーズをお取り!貴様はブリッジをしろ!」
マッスルクイーンが叫んだ。
恐怖に三人の贅肉がぶるぶると揺れた。
448彼氏いない歴774年:2008/04/22(火) 21:44:44 ID:StEeFH4o
普段運動をしていない反動か、それだけで喪子の体重が75キロから55キロまで減った。
そしてその分の贅肉が何故か代わりに10キロずつ他の二人に付いた。
「ふふふ、喪子は荒ぶる鷹のポーズが上手く出来たからご褒美さ。そして他の二人は罰だ!」
マッスルクイーンはニヤリと笑った。
449彼氏いない歴774年:2008/04/23(水) 13:45:18 ID:MZwczVHe
450彼氏いない歴774年:2008/04/23(水) 14:26:14 ID:p+TClP6v
てか、ほんとに長文のせいでつまんなくなった
451彼氏いない歴774年:2008/04/23(水) 14:40:29 ID:/cuOlPij
と、ハルミに踏まれたケツを擦り、自宅でつぶやく充子。
452彼氏いない歴774年:2008/04/23(水) 15:39:46 ID:zMXOWLYm
喪子のベッドには、全裸のグロメン山田が横たわっている。
453彼氏いない歴774年:2008/04/23(水) 16:14:34 ID:YPuxzg85
「この豊満な体を持て余してるのよ!!」
そう叫んだのは…
454彼氏いない歴774年:2008/04/23(水) 16:18:30 ID:SZzUxGZj
当の山田だった。
山田は10キロの贅肉を付けられた腹いせに、マッスルの穴をこっそり抜け出して喪子のベッドでオナニーしてやるつもりだった。
そこに、マンガを借りにきた充子が…。全裸でブリッジ状態になりちんこを握る山田を見た充子は…、
455誰かまとめてくれ:2008/04/23(水) 16:38:42 ID:VVkIpSv7

456第三部の今まで:2008/04/23(水) 18:08:11 ID:882RIzYs
前世の記憶を取り戻した喪子は、謎の鬼女からラブリーバトンを授かる。
それでちんこを突付いて呪文を唱えれば、相手の前世が分かるのだ。
転生したかぐや王子を捜してハルミの店の料理人・高島(イケメンだが短小包茎で激臭)で試すものの、
彼の前世は姉のドトミだった。

ハルミへの愛を自覚した喪子がバトンの魔力チャージのためにリア充をボコッて戻ると、店に警官隊が。
高島のちんこのあまりの匂いのために通報されたのだ。
逃げ出した喪子は、追いかけてきたハルミとともに彼のマンションへ。

ハルミこそがかぐや王子だったが、記憶がないまま剃毛とか挿入寸前までエロいこととかされる喪子。
そんな中ハルミは前世の記憶が戻り、喪子=モコ姫だと思い出す。

翌日(喪子25歳の誕生日)ハルミが喪子を訪ねると、妹の充子がいた。
長文読むのきついから3行以上やめろとか勝手に仕切ってくるゆとりな充子にキレて、このスイーツ(笑)がとボコるハルミ。

ハルミは充子から喪子の手紙を受け取る。
それは、前世のようなマッチョになるため一ヶ月マッスルの穴で修行する、戻ったら結婚しようという内容。
ハルミは伝説のダビデ像の下で帰りを待つことにした。
457つづき:2008/04/23(水) 18:09:22 ID:882RIzYs
マッスルの穴で、マッスルクイーンの指導のもと、喪奈美や山田(ハルミの頼みと下心で入門)とともに
荒ぶる鷹のポーズをとらされたり恐怖に震えたりした喪子は奇跡の20キロダイエット。
しかし何故か他の二人の体重が増える。

山田はその腹いせにマッスルの穴を抜け出し、喪子の自宅のベッドで全裸オナニー。
しかし、充子に見付かってしまい――。
というのが現在まで。

・・・こんなもんでいいか?
458彼氏いない歴774年:2008/04/23(水) 18:44:18 ID:YPuxzg85
>>457
まとめトンクス!
綺麗にまとまってて感動した!!
まとめが面白くてワロタw
459彼氏いない歴774年:2008/04/24(木) 01:03:01 ID:mUscCI8g
姉の友達?が自分の家に忍び込んでオナニー…普通なら悲鳴をあげるだろう。
だが超ゆとりでスイーツ脳な充子は、違った。
460彼氏いない歴774年:2008/04/24(木) 08:50:53 ID:vhZbHWzN
『喪女の官能小説』編集部さん!
読者の意見は届いてないの?
良いとか悪いとかさぁ
461彼氏いない歴774年:2008/04/24(木) 12:26:35 ID:2LPd/PJJ
目の前にオナるグロメン山田がいる。
ーー何故、いるのか? 何故、喪子の部屋でオナってるのか?
充子の頭では、その原因追究が出来ないのだ。


物事を深く考えられない低脳充子。
グロメン山田の不幸は、そんな超ゆとりを造り上げた世間により起こったのだ。

「ぐっぐぎゃあぁあぁあーー!!」
462彼氏いない歴774年:2008/04/24(木) 14:33:40 ID:3n8vIwkl
充子にいきなり陰茎を強く握られ、山田は叫び声をあげた。
「あんたイケメンじゃないけど、ちんちん大きいじゃん!ちょっち味見させなよ!」
463彼氏いない歴774年:2008/04/24(木) 17:19:00 ID:xGjaOAp9
充子はまさしくビッチだったのだ
464彼氏いない歴774年:2008/04/24(木) 17:49:47 ID:XjVW12d+
いくじなしな山田は叫んだ
「きゃー!おかーさーん ><」

一方喪子はいきなり体重が減ったせいでバランスが取りにくく、ふらふらしていた。
465彼氏いない歴774年:2008/04/24(木) 18:30:38 ID:3n8vIwkl
そんな喪子を見かねたマッスルクイーンは、今の体重に慣れるまで筋トレ以外の仕事をしろと言った。
プロテイン調合係とマッスルの穴総帥マッスルカイザーの褌洗い係の、
どちらが良いかと聞かれて喪子が選択したのは…
466彼氏いない歴774年:2008/04/24(木) 22:25:31 ID:XjVW12d+
拒否した。

「いいえクイーン!私まだ筋トレやります!まだやれます!」
467彼氏いない歴774年:2008/04/24(木) 22:39:35 ID:3n8vIwkl
「そうか、ではブリッジしたまま敷地内一周してこい!」
喪子はフラフラとブリッジで移動しはじめた。その姿はさながらエクソシストだ。
468彼氏いない歴774年:2008/04/25(金) 02:27:04 ID:6A2mqcl6
一方その頃、
「はひい・・・はひい」
グロメン山田は充子に雄をしごかれながら、頭では母の面影がある喪子を思った
「助けて・・・はひい、お母さんっ!お母さんっ!喪子様っ!」
469彼氏いない歴774年:2008/04/25(金) 07:29:47 ID:ZTTeAI5J
しかし、彼の叫びは遥か遠くでブリッジする喪子に届かず、雄が充子の女陰に吸い込まれていく。
「ううっ、おかーさーん!!」
グロメン山田26歳、彼の素人童貞は充子の逆レイプで散った…。
470彼氏いない歴774年:2008/04/25(金) 10:10:24 ID:rxpLVB3L
山田が精力を絞りとられているとき、喪子は喪子でピンチに立たされていた。
タンカを切ってみたものの、やはりブリッジはきつい……。
かいた汗で手元が滑る!喪子の行方やいかに!
471彼氏いない歴774年:2008/04/25(金) 13:41:12 ID:3JUbeB1e
無理をしてブリッジをしたまま階段を下りようとした喪子は、派手によろけた。
そんな喪子を支えたのは、筋骨隆々な謎の老人だった。
「フォッフォッ、疲れた時は無理せずクールダウンが、良い筋肉のためじゃぞ、お若いの」
「おじいさん、誰…?」
472彼氏いない歴774年:2008/04/25(金) 14:08:58 ID:q3byL9V8
「おじいさ〜〜〜〜ん!!」
「廃痔!!42.195kmをちゃんと走ってきたかい?」
「うん!!全然楽勝だったよ!!」

そう、彼こそは人呼んでマッスルカイザー・「亜瑠屡ノ怨次」であった。
その孫娘たる廃痔も凄まじい筋肉で肉体を覆っていた。

おもむろに廃痔が喪子に話しかける・・
473彼氏いない歴774年:2008/04/25(金) 23:46:35 ID:GQIeXELQ
「家においでよ、お姉ちゃん。廃痔の特製プロテイン飲んでスクワット五千回すれば元気になるよ!」
「これ廃痔、入門したての者に五千回は無茶じゃよ。フォッフォッフォッ」
「そうだね、千回くらいにしとこうっと!アハハハハ!」

脳まで筋肉で出来ていそうな二人の会話を聞きながら、喪子は廃痔に手を引かれてマッスルカイザーの館に向かった。
474彼氏いない歴774年:2008/04/26(土) 01:03:44 ID:uPKmYODx
疲れてぼーっとしていた喪子は廃痔の行動に飲んでたプロテイン吹いた「ちょ、おま」

廃痔は同じくマッスルな野郎とまぐわい始めていた。
「適度な運動のあとのセックスサイコー!あ、こいつ平多、幼なじみだよ!」
475彼氏いない歴774年:2008/04/26(土) 05:05:30 ID:EjfDdFuO
「…リ、リ、リア充めっ」
吐き捨てて喪子は新たな修行所を探す旅に出た。
「マッスル…マッスルが足りない」
たどり着いたのは、呪泉郷であった…。
476彼氏いない歴774年:2008/04/26(土) 11:04:54 ID:8SBg5uNi
そこで喪子は思い出した。
かぐや王子の死後、前世の自分が傷心の旅でここに来て、溺れ死んだことを。
477彼氏いない歴774年:2008/04/26(土) 19:31:09 ID:JUxi93cN
そして思い出した。
自分が王水を被ると男になる性質を持っていた事を!!
478彼氏いない歴774年:2008/04/27(日) 02:18:20 ID:o57NfrUP
だがそれをやっては喪女の官能小説ではなくなってしまう。
悩んでいたら眠くなったので喪子は寝た、
明日は筋肉痛だ……。
479彼氏いない歴774年:2008/04/27(日) 10:45:04 ID:s79cA5bu
一方そのころ喪子の自宅では、数時間にわたって充子に蹂躙されまくったグロメン山田が力なくベッドに横たわって泣いていた。
「ふう…。あたしら、結構体の相性良くね?いっそ、付き合っちゃう?」
美味そうにタバコを吸いながら、充子が言った。

「や、やだよ。俺は強引でケバい子は嫌いなんだ…!」
そう答えた山田に、充子がドスをきかせて言った。
「あんたに拒否権あると思ってる?愛されガールのあたしと付き合えるなんて、幸せだと思いなよ!」
480彼氏いない歴774年:2008/04/27(日) 13:24:46 ID:UEhVq7g5
山田は思った。
「普通男が言うもんじゃね?そういうの。」

481彼氏いない歴774年:2008/04/27(日) 17:27:17 ID:BSEjSxe+
「普通男はいわんでしょー!常に選ぶ権利はメスにあんだよぉ?キャハハ」
充子が愛されガールの傲慢さ満開にしていたその頃、呪泉郷のほとりで
修行に励んでいた喪子はふと思った。
「ふー修行って大変だなー…。そうだ!前世で溺れた泉に落ちれば、私は
水をかぶると筋肉ムキムキの女の子になる体質に…!」

喪子は現世での王水を被ると男になる体質を捨て、水を被るとムキムキ
ボディーになる体質になることを選んだ。
「女のままで…ハルミさんに愛されたい!」
そして、前世で溺れた泉を探し始めた。
「喪女溺泉はどこ!?」
482彼氏いない歴774年:2008/04/28(月) 12:27:32 ID:xFTWizQD
しかし喪子は我に返りました。喪子はクリトリスが弱くいつも舐めているだけですぐにイってしまいます。
目隠しを付けたままいつもと違う雰囲気に喪子も感じ始め自分から腰を振り山田の愛撫に答えています。
山田は初めて見る光景に目をギラつかせながら食いいるように見ていました。
山田が興奮して妻のクリトリスに夢中でしゃぶりついていると喪子が『あっあっもうイクっ、イキそうっ』と。
そこで喪子には内緒でこっそりハルミに交代しました。
ハルミは初めて女の体を見たようなのでどうしたら良いか解らないようで
最初は戸惑っていましたが急に山田と同じようにクリトリスを舐め始めたのです。
喪子はまだ山田がしていると思っているらしく喪子は山田がしていた愛撫でイク寸前までになっていたので
ハルミのクンニで呆気なく『あっ、あーっ、イクーーっ』と体を痙攣させていました。
しばらく二人をそのままにして山田は喪子を見ていました。
ハルミは喪子をイカせた事に満足し喪子の体を触ったり舐めたり繰り返していました。
喪子は相変わらず体をピクンピクンさせて反応しています。
喪子もさすがにいつもと違う感触に気付いたらしくビックリして『えっ?』と驚いていた様子。
483彼氏いない歴774年:2008/04/28(月) 15:00:51 ID:c07fzgH5
という妄想に溺れながら
前世で自分が溺れた泉をひとりぼっちで探す喪子であった・・・
484彼氏いない歴774年:2008/04/28(月) 18:24:20 ID:xFTWizQD
しかし前世で自分が溺れた泉をひとりぼっちで探しているのは夢だった。
485彼氏いない歴774年:2008/04/28(月) 19:05:41 ID:po8jhJbp
そんなわけで喪子は目覚めた。筋肉痛で体のあちこちが痛い。
ふと横を見ると、すぐ傍の泉の脇に立て札があった。

――喪女溺泉。ここは300年前に筋肉ムキムキ姫が溺死した悲劇的泉です。
 ただし、スクワットを連続で2000回してから入らないと死にます――

前世の自分が溺死した泉はここだったが、この注意書き…。
仕方なく喪子は、泉のほとりで黙々とスクワットを始めたのだった。
486彼氏いない歴774年:2008/04/28(月) 21:54:02 ID:/kCNsiUU
泉の底から喪子を見つめる熱い視線が・・・
487彼氏いない歴774年:2008/04/28(月) 23:32:26 ID:Q1+W4/iw
それはなんとハルミだった。
「ええっ?ど、どうしてハルミさんが?!」
「喪子がどうしているか気になって、水鏡で様子を見てみることにしたの。修行がんばって!」
そう言うと水底のハルミの姿は消えたが、喪子は力が漲ってくるのを感じた。
「はああああああぁぁぁっ!!!」
気合を入れた喪子は、すさまじいスピードでスクワットをこなしていくのだった。
488彼氏いない歴774年:2008/04/28(月) 23:50:50 ID:KRTepGIA
「もぅ!なんなの!!スクワットやらマッスルだとか。筋肉馬鹿が潜んでるのね!
やめてよ!私は喪女独特の陰湿な官能を求めてるのよ!!」
喪子は叫んだ…すると…
489彼氏いない歴774年:2008/04/29(火) 00:25:25 ID:ZSihLeHz
「ええい、甘えるでない!」
突如現われた泉の管理人の撃った衝撃波によって、体重の軽くなった喪子は吹っ飛ばされた。
そのまま喪子は宙を舞い…、
490彼氏いない歴774年:2008/04/29(火) 01:51:49 ID:2oK6v2h7
「官能官能って言うけど、ピンク板じゃないからローカルルールに
抵触しない程度の節度が必要なのよーーー!!許されるのは、
ニチャーヌ姫程度のエロでかとーーー。あ、『喪女独特の陰湿な官能』
ってのは、あからさまっぽくなくてイイかもーーーーッ」
とわけのわからないことを叫びながらとある泉に落ちていった。

さて、その泉とは「喪女溺泉」か否か…!?
491彼氏いない歴774年:2008/04/29(火) 12:37:09 ID:I3KvCjH+
喪子は叫んだ。
「フリーチベット!フリーチベット!」
すると中国旗を持った集団に取り囲まれた。
「オマエ、コロサレタイノカ?」
喪子はそれでもなお叫んだ。
「フリーチベット!フリーチベット」
492彼氏いない歴774年:2008/04/29(火) 13:14:23 ID:ZSihLeHz
「…ううっ、たまに前後の脈絡なしの変な展開やエロに持ってく奴、いいかげんにしてよ…」
呻きながら喪子が目覚めたのは、泉の管理人の喪婆婆の家だった。
泉で溺れたらしい。
「あの泉に入った者は、事前に体力をつけておかんと溺れる。体脂肪率が減るからな」
言われて喪子が鏡を見ると、そこにはマッチョな女性が映っていた。
493彼氏いない歴774年:2008/04/29(火) 17:16:56 ID:mC92DAfm
「私・・・やったー!ラリホーラリホーラリホー!
コレならイケる!」
494彼氏いない歴774年:2008/04/29(火) 17:42:20 ID:GTCHxCOy
「待っててハルミさん!……いや、かぐや王子!!」

喜びに筋肉を振るわせながら喪子は叫んだ。

「うおおおおーーーー!!!!」

喪子の凄まじい雄叫びに空が割れた。
495彼氏いない歴774年:2008/04/29(火) 18:21:44 ID:mXqR+3HH
そこで喪子は気付いた。
「…どうしよう。さ迷ってここに着いたから、帰り道が分からないよ…」

喪婆婆なら道を知っているかと思い聞こうとしたが、彼女は寝ていた。
どうやら、先程喪子が無意識に叫んだラリホーが効いてしまったようだ。
30歳まで童貞だと魔法使いになれるというが、処女のまま25歳でもラリホー程度ならば可能らしい。
496彼氏いない歴774年:2008/04/30(水) 00:44:11 ID:QlGPS6Vp
「仕方がない・・・
ラリホー!ラリホー!ラリホー!」

喪子は呪文を唱え、夢への潜入を試みた。
意識が遠退き・・・
「ここは・・・」
497彼氏いない歴774年:2008/04/30(水) 01:07:18 ID:Wjnp5SEo
一面の花畑…ここは、喪婆婆の見ている夢の中だ。
喪子は喪婆婆を捜したが、黒髪の若い女しかいなかった。
「まさか、あの人が喪婆婆なの?」
498彼氏いない歴774年:2008/04/30(水) 12:31:03 ID:ILNkMmUP
「いかにも私が喪婆婆じゃぬ〜ん。たい焼き100個くれたらプーチン大統領と会わせてあげるぬ〜ん」
喪婆婆はそう言うと尿取りパットをパンツから取りだし喪子の額に投げつけた。

「バカにしやがって!」喪子は顔を緑色に変色させ耳から触手をのばした。
499彼氏いない歴774年:2008/04/30(水) 13:27:01 ID:hmZxIhV3
何でも出来る夢の中で、二人はしばらく奇妙な戦いをした。
「全く、いくら夢の中での姿は自由だからって若い美人になるなんて、調子に乗りすぎ…」
戦いの後、喪子が喪婆婆に言うと、意外な答えが返ってきた。

「これは私の40年前の姿じゃ。美人が全てリア充ではない、逆もまたしかり…。
若い頃極端に内気だった私は、自信満々で積極的なブスに好きな男をとられ、喪女としての人生を歩んできた」

そう言われて、喪子は妹の充子のことを思い出した。
幼い頃から彼女に虐められて自信をなくしていた自分と、妙に自信家でいばっている充子。
リア充でビッチな充子だが、実は化粧をとった顔は喪子よりもずっとブスで、ガンダムのドズル・ザビそっくりだ。
500彼氏いない歴774年:2008/04/30(水) 22:38:49 ID:Wjnp5SEo
一方そのころ、充子はハリウッドばりの化粧をしていた。
「キャハッ、昨日山田を彼氏に出来たし、やっぱあたしって無敵の愛されガールね!」
501彼氏いない歴774年:2008/04/30(水) 23:56:42 ID:F76a3aIj
「じゃあ喪婆婆、こんな私でもリア充になる可能性があるってこと……?」
「さてね、しかしお前さんは本当にリア充になりたいのかね?」

喪子の脳裏に思い出が過ぎる……リア充に受けた辛い仕打ち、嫉妬、はげしい憎しみ……。
502彼氏いない歴774年:2008/05/01(木) 08:27:37 ID:T96pl2jy
憎しみが頂点に達すると喪子は叫びだした。

「フリーチベット!フリーチベット!」

心からの叫びである。

「フリーチベット!フリーチベット!」

まるでダライ・マラに届けとばかりに・・・

第三部〜完〜

第四部は「ハルミと喪子のHOW TO SEX」と「SEXバカ日誌」の2本立てです。
503彼氏いない歴774年:2008/05/01(木) 11:48:44 ID:DHW93WS7
「ちょ…喪婆婆!人が考え込んでる間に馬鹿なこと言わないで!」
「ホホッ、長いこと考えとるから遊んだだけじゃ。…で、まとまったかな?」
喪子は自分の考えを告げた。
「私、好きな人と幸せになりたい。でも、馬鹿でビッチで意地悪なスイーツ(笑)になるつもりはない!」
504彼氏いない歴774年:2008/05/01(木) 17:49:53 ID:hXMHdVrQ
「要するに…ありのままで愛されたい。と」
喪婆婆はニヤリと笑い目を細めた。
「それなら、喪子よ!おまえは喪女充になるがいい!」
505彼氏いない歴774年:2008/05/01(木) 19:07:01 ID:+HoY/Ifw
「喪女…充?」
聞きなれぬ言葉に喪子が首を傾げるていと、喪婆婆はさらに目を細める。

「大勢の男にちやほやされるのが、幸せというわけではない。
喪女でも、ありのままのおまえを愛してくれるたった一人の人がいれば人生は充実するのじゃ。
だから無理はせず、その人のためだけに己を磨く…それが進化した喪女、喪女充じゃ!」
506彼氏いない歴774年:2008/05/01(木) 20:50:10 ID:X9WoMudB
ハルミ・・・・
私の大切な人・・・・
507彼氏いない歴774年:2008/05/01(木) 22:17:37 ID:KJuOymDe
喪子が感傷にふけっていると・・

「喪子!!殺す!!」
巨大なハンマー(?)を手にした中華娘が襲ってきた!!

「ハルミ、私のいいなずけ!!喪子死ね!!」

間断の無い中華娘の攻撃と口撃に、喪子は・・・
508彼氏いない歴774年:2008/05/01(木) 23:14:51 ID:8wsmGV5a
「黙れ小娘がァッ!」
鋭い喪子の一喝に、中華娘はひるむ
「良いか、私は最早今までのひ弱な喪女ではないぞ。
喪女でもリア充でもない、喪女充の力を思い知るが良い・・・・」

何故か偉そうな口調で喪子は中華娘に言い放ち、
挑発的な表情を浮かべ手招きをした。
509彼氏いない歴774年:2008/05/02(金) 00:52:01 ID:6XuqOsVK
そして喪子は中華娘に囁いた。
>>497以降はどうやら喪婆婆の夢の中の世界みたいだから、
喪婆婆が目覚めたらあんた消えちゃうんじゃない?」
中華娘はハッとし、しばらく押し黙った後消え入るような声で
「イ、イヤアル…」
と呟いた。が、喪子は気にも留めずに
「さて、喪婆婆から『喪女充』という新たな道しるべも示してもらったし
私は呪文で夢の外へ出るかな」
と言うと呪文を唱え始めた。
「ラリホ…」
「マツヨロシ!」
中華娘がそれをさえぎった。
「今ワタシも遡って読ンダアル!アナタ、このままだと>>495で書いて
あるトオリ、帰り道ワカラナイはず!愛スル人にアエないはず!
ワタシなら道ワカル!!ワタシも夢のソト、連れてくヨロシ!」

喪子は中華娘の真剣な表情を見つめた。そして気が付いた。
中華娘が、その可愛らしい声に似つかわしくない喪顔の持ち主で
あることに。
510彼氏いない歴774年:2008/05/02(金) 01:50:39 ID:gmT5CeTX
「ワタシ本当はハルミのいいなずけ違ウ!ただアナタの気を引イテ外ニ連れてってもらおうとオモッタ!
夢世界のオトコ皆ワタシをブス言うヨ…。ダカラ現実世界デ、ドSの良いオトコ見つけたいアル!」
喪子は中華娘を不憫に思った。
夢の世界でもかわいそうな喪女はいるのだ。

「ドSが好みなら、私の知り合いに麻薬捜査官のペスタロッチってのがいるよ」
「是非ワタシに紹介してほしいアル!」
「いいけど、あんたの名前は?」
511彼氏いない歴774年:2008/05/02(金) 12:32:18 ID:Hg/KvS2F
「私はシャンプー言うネ!!女真族の誇り高き戦士ネ!!」
512彼氏いない歴774年:2008/05/02(金) 16:42:23 ID:7mPbhB2D
喪子は考えた

今まで何人の人にけなされ、嘘をつかれ傷付いたことか・・・

コイツ、本当にハルミと関係ないのかな?
上手く夢から抜け出して・・・


喪子はどうしたら良いのかわからず呪文を唱えた
「ザ・ワールド!時よ止まれ!」
513彼氏いない歴774年:2008/05/02(金) 17:20:01 ID:SEjJ4wRA
しかし、何もおこらなかった。
喪子が戸惑っていると、喪婆婆がシャンプーを杖で殴って気絶させる。

「その呪文は喪女歴80年以上の比丘尼のみが使えるものじゃ。おまえにはまだ無理じゃよ」
「じゃあ、喪婆婆は使えるの?」
「いや。私は60になったばかりじゃから、使えるのはせいぜい……」
514彼氏いない歴774年:2008/05/02(金) 18:00:24 ID:YL1PjPrU
喪婆婆の話を遮るように地面が揺れだした。
夢の世界が歪みだしたのだ。

「おっと、そろそろラリホーの効き目が切れそうじゃ。
私の目が覚めたらお前は夢の世界から抜け出せなくなるぞ!」

(シャンプーは置いていこう……。
だってハルミさん狙いかもしれないもの。
そうよ、私は真剣にハルミさんが好き!)

シャンプーの出現により、喪子は改めて自分の気持ちが真剣であると思い知った。
515彼氏いない歴774年:2008/05/02(金) 21:11:57 ID:8N5M6gUg
お超婦人「喪子・・・卑怯な子!!」
516彼氏いない歴774年:2008/05/02(金) 23:56:28 ID:9n8oR+BU
お超婦人はそう叫ぶと、グロメン山田の男根を激しく揺さぶった。グロメン山田は恍惚の表情を浮かべている。
517彼氏いない歴774年:2008/05/03(土) 00:35:25 ID:Nq+lCPjs
喪子がマッスルの穴に行くと言って旅立ってから一週間――。
山田と充子は現在、お超婦人と犯ヒロミプレイ中だった。
と、いいところで山田の携帯が鳴る。
相手はハルミだ。

「ちょっと、山田!どこにいるのよ?マッスルの穴で喪子を見守ってくれてるんじゃないの?!」
「ごめん、急用があってこっちに戻った。それに喪子はマッスルの穴を飛び出してどこかに行ったし…」
「ど、どういうこと?喪子はどこに?!…ちょ、ちょっと切らないでよっ!」

(喪子…、どこに行ってしまったの?無事に帰ってくるわよね?)
ハルミは喪子の無事を祈り、逞しい胸を痛めた。
518彼氏いない歴774年:2008/05/03(土) 03:09:02 ID:S7V/exBC
その喪子は、シャンプーを夢の中に置いてきたため、案の定
すっかり道に迷ってしまっていた。
水を被れば筋肉娘になれる体も手に入れた今、一刻も早く
ハルミに会い喪女の幸福形ともいえる『喪女充』となりたいのに、
異国の山奥をさまよい歩いている今は、それはとてつもなく
遠いもののように思えてならなかった。

あたりが暗くなり、森の奥からは怪しげな獣の声が聞こえる頃、
草木をかきわけた喪子はひとつの小さな集落を見つけた。
集落の入り口には小さな立て札様の看板があった。
「えーと…大熊猫…村…?」
519魔女宣言:2008/05/03(土) 06:19:48 ID:IMSXn/rr
青木の念頭に、藤野左絵のことなど、まったくなかった。左絵が京都にいるとは知らなかったし、まして、
学会の場所で逢おうとは夢想だに出来ないことだった。しかし、どんな場合でも、青木の潜在意識の底にこびりついて
いたのは左絵である。青木は、今日も、彼女からもらった黄色い手織りのネクタイをしめていた。そして、
左絵の顔をみとめたとき、鬱積していた左絵への感情が一挙に沸騰した。
 左絵の方は、青木に逢いたい一心で、もう、燃えきっていたので、自分が判断できなかった。同時に
ヘキレキのように、
(高江さんは、まだ逢っていなかった。あたしの方が先だった)
そのよろこびがひらめくと暴風のような勝利感におしまくられて、青木の方へ突進して行った。やはり、
同じ思いで走りよって来た青木と、シッカリ抱きあうと、瞬時に、二人の唇は合っていた。火花のような、
熱しきった情熱の自然のほとばしりだった。天も、地も、命も、この一瞬に燃え儘きてしまうような、
忘我の長い接吻がつづいた。二人とも、眼を閉じていて恍惚の中に、溶け合っていた。

(中略)

しかし、二人には何の声も音も聞こえなかった。満目衆視の中であることもわからなかった。この一瞬に凝結し、
昇華した激情の一致と陶酔とが、ただ、二人だけの世界を作り出していた。(もう、どうにもなれ)
ハッキリと、そう意識したわけではなかったが、二人とも、この結合点を出発点として、過去の一切や、さまざまの
煩わしい身辺の雑事を捨て去りたいと願っていた。これまでのあらゆることが、ここへ到達されるための準備で
あったと同時にこの崇厳な火花のほとばしりによって、あらゆることが焼き儘くされ、消滅させられる。
そして、あるものは、ここからの二人の出発と、二人の新生活だけだ。その希求と感動とは、共通している
ようだった。そして、かたく抱擁したまま、二人は、いつか、はげしく嗚咽していた。二人の涙は、別々の
頬の断崖をすべり落ちて来て、密着した唇のところで合流し、二つの唇を同時にぬらした。
その塩からさは、さらに、二人を興奮に狩り立てた。
520彼氏いない歴774年:2008/05/03(土) 08:01:22 ID:IhPOM7+0
道どころか方向性も失った喪子はそう呟いて倒れた。
行き倒れ……虫にくわれないと不安が頭をかすめたが空腹で失神した。
521彼氏いない歴774年:2008/05/03(土) 08:09:28 ID:hzVKLc1R
落ちていた小説を手にとり読んでみると

登場人物が自分とハルミのように思え、
めげそうになっていた自分にカツを入れて
小説の作者を確かめると、そ こ に は喪婆婆!!
522彼氏いない歴774年:2008/05/03(土) 08:12:08 ID:YGJfrwy/
喪女子さんは呟いた

今日でこの板を卒業しよう・・・

今日で昨日と自分とさよならするお!
523彼氏いない歴774年:2008/05/03(土) 09:11:18 ID:ucPBKw6s
喪婆婆の著者近影の下には、そのような文章が書かれていた。

(喪女子? 卒業? ……板? なんのことだろう。
そんなことよりお腹空いたわ……もう意識が……)

空腹のあまり倒れたそこに偶然落ちていた本。
だが、本の著者が喪婆婆とは、何らかの運命をも感じた。

「その本を返せ!」

声を掛けられ、喪子は振り向いた。
そこに立っていたのは……
524彼氏いない歴774年:2008/05/03(土) 17:00:16 ID:S7V/exBC
大熊猫村だけに、すてきなジャイアントパンダ。
525彼氏いない歴774年:2008/05/03(土) 18:28:37 ID:gWc5q/K1
…の着ぐるみ姿の喪女だった。
「ご、ごめんなさい。私、道に迷ってしまって…。この村の人ですか?」

喪子が本を返すと、着ぐるみ喪女こと喪々が言った。
「ここはリア充に迫害された喪女の住む村。おまえが喪女ならば歓迎するが、リア充ならば殺す!」
喪々に槍を突きつけられ、喪子は…
526彼氏いない歴774年:2008/05/04(日) 00:18:44 ID:lXGwAPgE
「正真正銘の喪女ですが何か?」
527彼氏いない歴774年:2008/05/04(日) 00:30:14 ID:sHoCjEvy
喪婆婆から聞いた、お前は喪女充になると

是非我らにご指導ご鞭撻を・・・
528彼氏いない歴774年:2008/05/04(日) 01:50:51 ID:Tw7jJmo7
じゃあ、さっそくだけど、スクワット5000回やってみようか。
529彼氏いない歴774年:2008/05/04(日) 18:10:17 ID:Tkv8oLXQ
喪子「もうスクワットはゴメンだわ!」

喪々「それじゃコレを出し入れ500回しな!!」

喪々は手に持っていたバイブを喪子に渡した。

喪々「さっき電池を入れたばっかりだ。やり方は分かってるよね。さぁ今此所でやるんだよ!」

喪子は手にしたバイブにあるスイッチを恐る恐るオンにした。

ブブブブブ…ウィーン…
手にしたバイブは うねりだした。

喪子「こ…こんなに大きな物が私の中に入るだなんて…」

喪子は うねるバイブを手にしたまま…
530彼氏いない歴774年:2008/05/04(日) 18:33:38 ID:+exUbrNn
躊躇っていると、喪々が笑顔で言った。
「よし、合格だ!付いておいで、喪女の館ですぐに食事と風呂の用意をさせよう」

「え?…でも私出し入れ500回してないのに、いいの?」
「それでいいのさ、経験のない喪女が大きなバイブを使えるわけがない。
もしお前がこんなものを受け入れられるビッチだったら、この槍の餌食にしていたけれど…」

喪子は胸をなでおろし、喪々に付いて喪女の館に向かうことになった。
歩きながら、先程から気になっていることを尋ねてみる。
「…ところで、あなた達は喪婆婆と何か関係があるの?」
531彼氏いない歴774年:2008/05/04(日) 18:45:21 ID:cFMjxWBq
喪子の鼻がピクリと動いた。

喪子は威嚇の雄叫びを上げ、目の前の喪女達を殴りまくった!
そして意識を失い倒れた喪々の服を引き裂いた。

「やはりな……ここは喪男の村だ。伝説かと思ってたが本当だったのか」

リア充に汚物のように扱われた喪男達が世捨て人になり永住する村。
歪んだ心がそうさせるのか、何故か喪女のフリをしたがるらしい。

「姿形を喪女にしても男臭い体臭は消せないんだよ!」

しかし、喪婆婆と喪男の繋がりとは……?
532彼氏いない歴774年:2008/05/04(日) 22:43:43 ID:he4uoSpn
喪子は喪男達が気絶しているうちに食事と入浴を済ませると、片っ端から本棚や引き出しを漁り始めた。
無論、喪婆婆と喪男の繋がりを調べるためである。

すると、背後に人の気配が……。
てっきり喪男の誰かが目を覚ましたのかと思ったが、そこにいたのは以外にも喪婆婆だった。

「ま、まさか喪婆婆も喪男だというの?!」
「いや、私は女じゃ。…ところで喪子、こんな所で何をしておる?」
533彼氏いない歴774年:2008/05/04(日) 22:48:49 ID:sHoCjEvy
「夢はネットにリンクしているんじゃよ・・・・」

喪婆婆が突然現れてそう言った
534彼氏いない歴774年:2008/05/05(月) 13:20:05 ID:ThrbRLPo
ネットは広大よ
535彼氏いない歴774年:2008/05/05(月) 18:40:34 ID:+6raE9+M
「喪男達があなたの書いた本を大事にしてたから、何か繋がりがあると思って…」
調べようにもパソコンがなかったので、喪子は直接喪婆婆に聞いた。

「恥ずかしながら、私は奴らにカリスマ喪女として崇められておるのじゃよ」
536彼氏いない歴774年:2008/05/06(火) 01:21:52 ID:YmWTg1y+
「当時はよく自分の身を削って、悩みに応えたもんだ」

遠い目をしながら、喪婆婆が話し出した。
537彼氏いない歴774年:2008/05/06(火) 02:28:10 ID:Tt8w9r49
「喪男達の見る夢はネットにリンクしておる。
あいつら、よく言うだろう、俺の嫁がモニターから出て来んと。
願望を小説として書いてやり、慰めてやったのじゃ」

それは身を削るような作業であったと……呟く喪婆婆に、喪子は言い放った。

「喪男に同情は出来ないわ。
夢を現実に変えようと努力せず、妄想するだけなんて。
後ろ向きな思想で逃げてるだけよ」

喪婆婆は喪子を見ながら頷いた。

「その強さが、喪子が喪女充である証拠じゃ」
538彼氏いない歴774年:2008/05/06(火) 13:36:29 ID:rJuTFxVs
「…そういえば、喪婆婆はどうしてここに?」
「夢の中でおまえは、帰り道が分からないと言っていただろう?
だから、起きてすぐに追いかけてきたのじゃ。これを渡すためにな」
喪婆婆が差し出した包みの中には、地図と東京までの旅費が入っていた。

「ありがとう。…でも、喪婆婆はどうして私にこんなに良くしてくれるの?」
喪子の問いに、喪婆婆は柔らかな笑みを浮かべながら答える。

「喪子よ、おまえのように前向きな若者は、喪女達の希望の星だからじゃ。
私や他の喪女が果たせなかった喪女充の夢、おまえならば果たせると信じておるぞ!」
539彼氏いない歴774年:2008/05/06(火) 16:38:53 ID:ge4OtJ0z
そう言うと喪婆婆は、喪子を見やり、拳銃の狙いを定め、
自分の右のこめかみを撃ち抜いた
540彼氏いない歴774年:2008/05/06(火) 21:28:25 ID:A9TbCDu4
「も、喪婆婆―――っ!!!?」
喪子は蒼ざめ、倒れた喪婆婆に駆け寄った。
抱き起こしてみたが、既に事切れているらしくピクリとも動かない。

「…そんな、どうして?私、まだあなたに何も恩を返せていないのに……」
冷たくなっていく喪婆婆の体を抱いて、喪子は初めて自分以外の女性のために泣いた。
541彼氏いない歴774年:2008/05/06(火) 21:42:40 ID:lLmT7C+f
喪婆婆、暁に散る・・・

この報に世界は激震した。
喪婆婆を(間接的にとはいえ)殺した喪子に、世界中の喪女達が嫉妬の目を向ける。
「何故あんな女に・・」
「私の方が喪女充っぽいのに・・・」
542彼氏いない歴774年:2008/05/07(水) 00:16:09 ID:UYJrA92i
そんなことは露も知らぬ喪子は、喪婆婆の亡骸に別れを告げて、港を目指し歩き出す。
(喪婆婆。私、絶対に喪女充になってハルミさんと幸せになるから!)

喪子が去った後、死んだはずの喪婆婆がむくりと起き上がってこめかみの血糊を拭きとった。
拳銃はモデルガンだったのである。
「私の死んだふりを見抜けぬとは、まだまだじゃな、ホホホ。
…まあ、でもこれであの子の喪女充としての決意も固くなったことじゃろうて」
543彼氏いない歴774年:2008/05/07(水) 04:56:39 ID:F8cyZF+j
その頃港で決意も新たに日本行きの船に乗り込もうとした喪子であったが、
喪婆婆からもらった旅費が船賃には全然足りないことに気がついた。
「喪婆婆の経済観念…何十年も前から止まって…る?」
「オ客サン、こんな金額ジャ、船倉にも乗れないアルよ!」
544彼氏いない歴774年:2008/05/07(水) 16:00:54 ID:peTFSO9p
仕方なく、喪子は足りない旅費を稼ぐためにアルバイトをしようと思った。
掲示板で求人情報を探そうと港近くの広場に行くと、そこには似顔絵描きや大道芸人で賑わっていた。

己の芸で金を稼ぐ彼らを見ているうち、喪子は閃いたのだった。
(決めたわ!得意のあれで旅費を稼ごう!)
喪子は頷き、そそくさと準備を始める。
ちなみに、彼女の“得意のあれ”とは――。
545彼氏いない歴774年:2008/05/07(水) 16:20:19 ID:twnWRpVD
「不幸自慢とバトルエンピツ」
546彼氏いない歴774年:2008/05/07(水) 18:59:05 ID:b2twsgPR
謎の男「ふふふ・・俺はバトエンのプロだ!!
    どうだいお嬢ちゃん、俺と勝負しないか!?」
547彼氏いない歴774年:2008/05/07(水) 23:16:16 ID:VvVoRyBB
望むところよ…!!しかし喪子は戦いの
前にびびってもよおしてしまう…。
ト…トイレ…うおおっ…
548彼氏いない歴774年:2008/05/08(木) 18:27:32 ID:aZ5rElK+
「どうした?武者震いかい?ククク…」
喪子が困っていると、にわか雨が降ってきた。
(ラッキー!幸いにもおしっこだから、万が一漏らしても雨でごまかせる!)

「…さ、さあ!勝負よっ!」
喪子はエンピツを構え、謎の男を見据えた。
549彼氏いない歴774年:2008/05/08(木) 21:19:32 ID:lGe0vSki
ざわ・・・・ざわ・・・・・

謎の男「クククククッ・・・・・」
550彼氏いない歴774年:2008/05/09(金) 04:04:20 ID:Q99xNXeH
喪子「先攻わたしよ!!ていやぁぁぁぁ」


ころころころ…


“相手に30のダメージを負わせた”


謎の男「ククク…お嬢ちゃん…そんなもんかい?まだまだだな…所詮おなごよ…後攻いくぜぇ〜ウヒヒヒヒ…とりゃぁぁぁっ必殺スピンアタックころがしぃぃっ」


ころころころころ…
551彼氏いない歴774年:2008/05/09(金) 04:21:05 ID:wPKYc4Bo
……という、今までの展開は全て夢だった。

喪子は、グロメン山田の逞しい腕に抱かれたまま、すっかり眠ってしまっていたのだ。

「――喪子、おはよう。」

「なんだか、怖い夢を見ていたわ。」

「大丈夫……俺が忘れさせてやるから。」

グロメン山田は悪戯っ子のような笑みを浮かべると、喪子の体をまさぐり……敏感な部分に舌を這わせてゆく。

そして、呪文を唱えた。
552彼氏いない歴774年:2008/05/09(金) 04:53:25 ID:3SZiF2Hw
グロメン山田
『アーメソアーメソ!!
鎮まりたまえ!!!!!!』
喪子
『え?鎮まる…って
なっ何言ってん…の
ってうわあああぁっ』

グロメン山田の舌とは、思えない程の舌使いに
喪子は身体を捩らせる。寧ろグロメン山田と思わないようにする事で、
喪子の秘境は蜜が溢れ出してきていた。

喪子
『ちょっあっんた!!どういうつもりよ!!あんっはっ』
グロメン山田
『ここが気持ち良いんですか?』
そんな会話?を交わしていると突然、ドアが蹴破られた。
ドアの前に立って居たのは…
553彼氏いない歴774年:2008/05/09(金) 07:20:03 ID:2SEkFEsv
「ダーリン、浮気は許さないっちゃよー!」
虎ジマビキニ姿の、充子だった。

「ひいぃっ!!」
山田は、悲鳴とともに目覚めた。
横に寝ているのは裸の充子…どうやら喪子の夢をみていたらしい。

山田は、充子がメイクをしたままな事に気付き、メイク落としシートで拭いてやった。
すると…ドズル・ザビに似た素顔が!
554彼氏いない歴774年:2008/05/09(金) 07:36:49 ID:67VK6W7N
山田「なん・・・・だと・・・・・!?」
555彼氏いない歴774年:2008/05/09(金) 08:12:38 ID:3SZiF2Hw
グロメン山田
『俺よりグロメンじゃまいか!!』
そこで充子が目を覚ましてしまった。
556彼氏いない歴774年:2008/05/09(金) 19:20:02 ID:Ii5Gmuy7
スッピンになったことに気付いていない充子は、怯える山田を見て妖艶(山田から見れば威嚇的)に笑った。
「ん…何?あ、わかった!してほしいんでしょ?任せて〜!」
そう言って山田の逸物を握り、指を動かす。

ドズル・ザビそっくりの充子に手コキされ、山田は上官に睨まれたジオンの兵士のように震えた。
怖いのに逆らえないのは、彼が生粋のガンオタだからか…。
しかし、何故か股間の逸物はいつにも増して硬くなっていく。
(どうして俺は、いつもより興奮しているんだ?!ま、まさか……)
そんな山田に、充子が言った。
557彼氏いない歴774年:2008/05/09(金) 19:39:07 ID:3GNxI2IU
「練れば練るほど・・・ ヒッヒッヒ・・・」
558彼氏いない歴774年:2008/05/10(土) 00:26:21 ID:0iUTJjSY
そのころ、喪子はバトルエンピツで謎の男に敗北していた。
「ククク…、敗者は勝者に従うのがバトエンの掟。お前にはうちの店で働いてもらうぞ!」

仕方なく喪子が付いて行った、謎の男の店とは……、
559彼氏いない歴774年:2008/05/10(土) 00:50:58 ID:74eiTsxn
ラブホ清掃専門の派遣企業だった。
560彼氏いない歴774年:2008/05/10(土) 01:14:53 ID:ALxzqdLi
えーでは喪村さんにはベッドのシーツ交換
561彼氏いない歴774年:2008/05/10(土) 02:16:06 ID:BEiyEb9i
および、室内監視カメラのチェックをおながいします。
562彼氏いない歴774年:2008/05/10(土) 12:50:02 ID:OartEBKf
喪子は先輩バイトの女性とともにシーツを取り替えた後、監視カメラのチェックをすることに。

カメラには、各部屋の様子が映し出されている。
「うわ、他人がまぐわってるとこって、何か気持ち悪い!」
「仕事だと思えばすぐ慣れるし、結構楽しいよ。見てみ、205号室の二人なんか凄いよ!」

先輩に言われた部屋をチェックしてみると、
ドズル・ザビ似の女がグロメンな男に跨って激しく腰を振っていた。
「ええっ?!どうして充子と山田くんがこんなとこで?!」
563彼氏いない歴774年:2008/05/10(土) 16:10:29 ID:OOqRKtq8
喪子「そうだ!充子と山田のセクロス動画を世界に発信しよう!」
564彼氏いない歴774年:2008/05/11(日) 15:02:07 ID:Kp+WWqis
山田「ジョセフ・ジョースター! きさま! 見ているなッ!」
565彼氏いない歴774年:2008/05/11(日) 17:34:09 ID:f9XyIPiM
充子「何ッ!?」

充子の鋭い視線がカメラに・・いや、カメラを見ていた喪子に突き刺さる!!
566彼氏いない歴774年:2008/05/11(日) 18:00:22 ID:zUPQyt+o
「やべっ!やっぱり動画配信は止めとこう、逮捕されたらハルミさんと結婚できないし……」
喪子はひとまずモニターから目を逸らし、思った。

何故にあの二人が香港のラブホでセクロス中なのかは謎だが、
異国で途方にくれかけていた自分にとって、知り合いを見つけたことはプラスになるかもしれない。

喪子は、山田と充子を何とか利用して日本へ帰れないかと、考えることにした。
567彼氏いない歴774年:2008/05/12(月) 01:00:54 ID:HSOsUsm0
山田と充子に金を借りることだけは、喪女充としてのプライドが許さない。
横にいる先輩に事情を話してみると、彼女は意外なアイデアをくれた。
568彼氏いない歴774年:2008/05/12(月) 01:57:53 ID:kxs3cFxj
仔猫のブレイクダンスを楽しむ会 5蹴り目
http://tmp7.2ch.net/test/read.cgi/cat/1202282937/
569彼氏いない歴774年:2008/05/12(月) 18:09:50 ID:hjJqFMFi
「サービス料とかで、適当にボッタくればいいんじゃない?
ここ給料安いから、みんな、たまにムカつく客からやってるよ」
570彼氏いない歴774年:2008/05/13(火) 01:14:03 ID:kczi151L
「サーーービスだコラァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

喪子は山田と充子の部屋にSM女王のいでたちで突入した。
何かカンチガイしたようだ。
571彼氏いない歴774年:2008/05/13(火) 02:26:50 ID:KYqC1nrl
山田と充子は、突然現れた女王様をポカーンとした顔で見ている。
色々あって随分痩せたのと羽根マスクのおかげか、二人に正体はバレていないようだ。

「オーホホホッ、先に鞭を食らいたいヤツはどっちだいっ?!」

調子に乗った喪子は、高笑いをしながら鞭をしならせた。
572彼氏いない歴774年:2008/05/13(火) 08:02:31 ID:5GJwtI6p
喪子「あたしだよ!!」

喪子はテンパりすぎて そう言ってしまった。

充子「そこのあんた!こっちきな!!」
573彼氏いない歴774年:2008/05/13(火) 17:09:13 ID:07NZv4c9
「サービスとかよくわかんないけど、ラブラブなとこを邪魔しに来たヤツはお仕置きしてやんないとね!」
充子は喪子から鞭を取り上げ、勢い良く振り上げる。

(ど、どうしよう…。痛いのは嫌だよ…!)
喪子が襲い掛かる鞭先の餌食になりかけた、そのとき……、
574彼氏いない歴774年:2008/05/13(火) 19:14:46 ID:VrsIWZnG
「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」

(ビシイッ!)

山田が自身の体を使ってムチを受け止めた!!

喪子「な、何で!?」
山田「俺もSMプレイをやりたかったところさっ!!」
575彼氏いない歴774年:2008/05/13(火) 19:45:16 ID:rDF0xToW
一瞬だが山田にときめいた喪子であった
576彼氏いない歴774年:2008/05/13(火) 20:06:48 ID:+C/zz1RY
しかし、次の瞬間山田はMっぽい恍惚の表情になったので、喪子のときめきは消えた。
強引な充子と付き合ううちに、山田の中で眠っていたドM魂が目覚めたらしい。

「いいぞ充子、もっと叩いてくれ!…あ、そこの女王様もハイヒールで踏んでください!」
577彼氏いない歴774年:2008/05/14(水) 06:31:56 ID:vQOwSn7h
よーし、どさくさ紛れに山田から金を頂戴するとするか・・・

喪子は目の前で繰り広げられるSMプレーを見ながら
冷静に、金を巻き上げる方法を考えた
578彼氏いない歴774年:2008/05/14(水) 08:36:44 ID:bE2GiJ92
喪子はろうそくに火をつけ、溶けた蝋をたっぷりと山田に垂らした。
「ああ…いいです…女王様…」
と身を捩って悶える山田に向かって喪子は冷たく言い放った。
「ではろうそく代とろうそくに火をつけたマッチ代、合わせて五千円頂戴致します」
579彼氏いない歴774年:2008/05/14(水) 17:22:38 ID:qptr3i+c
「ええ〜っ、高すぎじゃね?!」
充子は眉をひそめたが、山田は瞳を輝かせる。
「さすが、香港は東京に比べて良心的な金額だなあ!
…女王様、さらに言葉責めと亀甲縛りして、俺のアナルをヒールの踵で責めたらおいくらですか?」

(絶好のカモ、キタ――ッ!いくらにしようかなっ?)
喪子は、縄を手に取りながら金額を考えた。
580彼氏いない歴774年:2008/05/14(水) 17:29:25 ID:SvpqgcE3
麻薬Gメン「そこまでだッ!!!」
581彼氏いない歴774年:2008/05/14(水) 17:42:50 ID:+FON3UjB
麻薬Gメンといえば、賢明な読者はお気付きだろう。
そう、稀代のドSペスタロッチだ。

「ふふっ、香港出張中にSMプレイの臭いを嗅ぎつけた俺参上!」
ペスタロッチは喪子から縄を奪い、山田に嗜虐の笑みをむけた。
582彼氏いない歴774年:2008/05/14(水) 18:37:25 ID:KaFLo2+i
「ペスタロッチ!ペスタロッチ!!」(ビシッ!ビシッ!)
「ヤ、ヤマ〜ダ〜!!ヤマ〜ダ〜!!」
「ペスタロッチ!ペスタロッチ!!」

奇声を発しながらSMプレイを続ける二人。
それを見た姉妹は・・
583彼氏いない歴774年:2008/05/14(水) 20:51:13 ID:W7AfY5ie
「あたしも山田ッチ責めた〜い、キャハッ!」
混ざりに行こうとした充子の肩を、喪子が掴んで引き倒す。
「あんたの相手は私だよ!再教育してやる、このスイーツ脳のブサ女!」
長年虐げられてきた憎しみを込め、喪子はヒールの踵で思い切り充子を踏みつけた。
584彼氏いない歴774年:2008/05/15(木) 08:19:47 ID:6QKNEjYy
「何してんのー!痛いっ痛いっ!やめてー!」
充子は金切り声をあげた

「嫌だ嫌だって言ってる割りには、やらしい顔してるじゃありませんか」
585彼氏いない歴774年:2008/05/15(木) 12:38:36 ID:tYtG2nqF
今までとは比べ物にならない屈辱を受けた喪子の前に、緑色の紙をした
イケメン少年が・・・

「思い出せ・・お前はもう力を持っている。封じられているだけだ。」

喪子は喪婆婆に与えられたギアスの力を思い出した。
喪子「喪子・うぇw・モジョタニアが命じる!!
   お前は・・・死ね!!
   氏ねじゃなくて死ね!!」
586彼氏いない歴774年:2008/05/15(木) 14:08:48 ID:maYpG8EN
だがその時、喪子の羽根マスクがとれてしまった。
充子が、露わになった喪子の顔をじーっと見ている。

旅に出てから色々あって25キロほど痩せ、喪女充としての意気込みで表情も別人のように明るくなった。
だが、さすがに身内をごまかせるとは思えず、喪子は慌ててマスクを付け直した。
(やばっ!…充子のヤツ、私だって気付いたかも?!ど、どうしよう……)

しかし、喪子が考えている以上に充子はゆとりスイーツ(笑)だった。
587彼氏いない歴774年:2008/05/16(金) 17:35:50 ID:q1hnwtxd
「もうヤダー!どーしてあたしが知らない人にこんなことされなきゃなんないのよー!?」
充子は目の前の女王様が姉の喪子だということに、全く気付いていない。
これはチャンスとばかりに、喪子は――、
588彼氏いない歴774年:2008/05/16(金) 19:16:33 ID:4bCzByQD
羽マスクを付け直して部屋を出ようとドアに手を掛けた。
(長居は無用だわ)
その手を、緑髪のイケメン少年に掴まれた。
589彼氏いない歴774年:2008/05/16(金) 19:28:11 ID:a18SUMOe
「僕のこと覚えてないの?早く思い出して・・・・待ってる・・・」

緑髪の青年は喪子の手を優しく包む
手と手が重なり温もりが伝わって・・・
喪子は貴重な出来事とばかりに温もりに酔しれていた


気付くと目の前の青年は消え、喪子は何かを思い出す
590彼氏いない歴774年:2008/05/16(金) 20:49:30 ID:vQoun4CD
喪子「そういや、近所の小学生にイタズラしたことあったわね・・・」

どこぞの性犯罪者のような事を言い出す喪子
591彼氏いない歴774年:2008/05/16(金) 22:07:30 ID:q1hnwtxd
「ようやく思い出したか…。僕は12年前、お前にイタズラされた2丁目の健太さ!」
健太は当時中一だった喪子の悪ふざけのせいで犬の糞の上に転んだことを恨み、
今でも復讐の機会を狙っていたのである。

ウンコマンと呼ばれて不毛な小学生時代をすごした健太は、
グレて髪を緑に染め、昨年高校中退して香港マフィアの一員となったのだという。

「積年の恨みはらさでおくべきか!喪子、死ねえっ!!」
健太のナイフが、喪子めがけて放たれた。
592彼氏いない歴774年:2008/05/16(金) 23:11:29 ID:LeTSgeRn
ナイフが突き刺さるかと思ったが 喪子の鍛え上げられた筋肉は堅く 刺さらずにナイフは床に落ちた
喪子はつぶやいた
593彼氏いない歴774年:2008/05/17(土) 00:35:30 ID:7rWRNvAG
もうぐちょぐちょだよ。 すごいよ。ヒクヒク疼くんだよ。
594彼氏いない歴774年:2008/05/17(土) 01:08:24 ID:My6/nlOx
と健太に告げながら、おもむろにペニバンを履く・・
595彼氏いない歴774年:2008/05/17(土) 01:58:49 ID:PhUFgd19
「疼かせてやるよ、おまえの尻穴をね!」
そう言い、健太のアナルに挿入した。
596彼氏いない歴774年:2008/05/17(土) 08:38:33 ID:hVyjm/Jq
ドブスッ!
597彼氏いない歴774年:2008/05/17(土) 08:45:34 ID:w9gPPtlX
「ギャア!」
その声で喪子は我に返って気付いた。
喪子が挿入した相手は健太ではなく山田だったのだ。
598彼氏いない歴774年:2008/05/17(土) 10:21:03 ID:6zDlfySB
挿入の刺激によろけた山田の男根が充子の尻穴に挿入され、
その衝撃で充子がペスタロッチを押し倒し、喪子に反撃すべく着けていたペニバンがペスタロッチの尻に。
そして、受身を良しとせぬドSの執念から、ペスタロッチが健太を引き寄せてその尻穴に男根を突き入れた。

こうして偶然が重なり、一瞬のうちに5人のアナル直列つなぎが完成した。
ラブホの一室が、地獄絵図と化した。
599彼氏いない歴774年:2008/05/17(土) 10:58:35 ID:S4aRFw6l
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600彼氏いない歴774年:2008/05/18(日) 01:58:13 ID:vu0gsLC+
などと、興奮してわけのわからないことを口走る山田のおかげ?で
我に返った喪子。
「なんかわかんないけどすごい展開でおもしろいけど、でもなんかコレ、
喪女充道からはずれそうな行為じゃね?」
すっかり冷静になった喪子は静かに身を引き、その部屋から去っていった。

「さて、と。五千円で日本まで帰れるかな」
601彼氏いない歴774年:2008/05/18(日) 09:04:56 ID:OCS7NDor
あ!財布見っけ!
602彼氏いない歴774年:2008/05/18(日) 14:40:12 ID:OoivRt4L
「すご…、20万も入ってる!」
喪子が廊下で拾った財布には、中澤健太と書かれていた。
普通ならば本人に渡すところだが、彼は禁断の直列アナルプレイに夢中だし、
何より健太だから別にいいかと思い、喪子は何食わぬ顔で金を抜き取る。
財布には、金の代わりにSMプレイの請求書を入れておいた。

「これで泥棒じゃない…っと。やった、これだけあれば帰れるわね!」
603彼氏いない歴774年:2008/05/19(月) 15:25:21 ID:a35fTtCc
喪子は、意気揚々と港へ向かった。

一方そのころ、新宿二丁目のオカマバー、スプリングビューティー。
行方知れずの喪子を思い、ハルミは溜息をついていた。
友人に相談しようにも、山田は充子と香港旅行、ペスタロッチも出張中。
そんな元気のないハルミに声をかける者がいた。
604彼氏いない歴774年:2008/05/19(月) 17:09:15 ID:Ukkpbc1y
ちわ〜すッ
三河屋で〜す
605彼氏いない歴774年:2008/05/19(月) 18:16:21 ID:797se3zt
ハルミ「うほっ!いい三河屋!!!」
606彼氏いない歴774年:2008/05/19(月) 20:44:51 ID:8+m6f8Mq
ハルミだって人間だ
喪子の事を思うたびに欲求不満
607彼氏いない歴774年:2008/05/19(月) 23:49:32 ID:mSRJrw9+
「そちも悪よのぅ…」
608彼氏いない歴774年:2008/05/20(火) 09:54:33 ID:Vw5dqzIM
お代官さま「ムッなにやつ!?であえであえ〜〜!!」
609彼氏いない歴774年:2008/05/20(火) 13:49:33 ID:Vii4dRWw
喪子に会えない寂しさと欲求不満を、とりあえず三河屋との悪代官ごっこではらすハルミだった。
喪子が修行を終えて戻る約束の日まで、あと10日。

そのころ、ようやく港に着いた喪子は……、
610彼氏いない歴774年:2008/05/20(火) 14:51:34 ID:A8dDLgHV
おっぱい丸出しにした。
611彼氏いない歴774年:2008/05/21(水) 13:46:21 ID:1/fV0Ymr
エナメルのビスチェが蒸れたから、汗を拭くためだ。
さすがに女王様ルックで帰るのはどうかと思って、服を買うことにした。
612彼氏いない歴774年:2008/05/21(水) 21:42:52 ID:8ApW6IE7
辺りを見回すと、一件の店が。
「おしゃれの店、喪婆婆屋…?」
懐かしい名前と同じ店名に首をかしげつつ、喪子はその店へ。

「あら、いらっしゃ〜い!」
店の中には、喪婆婆と同じ服装の数人の喪女がいた。
613彼氏いない歴774年:2008/05/22(木) 00:05:07 ID:LAFPjw39
喪子(とりあえず、蛍光オレンジのマイクロビキニに着替えたいんだけどな〜…)
614彼氏いない歴774年:2008/05/22(木) 12:55:48 ID:zwCLEbSv
しかし店内には、股間に白鳥の首付きのチュチュとセーラームーンの衣裳しかなかった。
仕方なく、喪子は――。
615彼氏いない歴774年:2008/05/22(木) 18:57:45 ID:Q3F97jqE
「いっちょめいっちょめ わ〜〜〜〜ぉ」
616彼氏いない歴774年:2008/05/23(金) 12:38:26 ID:BbEDrybO
白鳥チュチュを買って着替え、ついでに店員に聞いた。
「喪婆婆のお葬式ってどうだった?」
「は?オーナーなら、生きてるアルヨ」
617彼氏いない歴774年:2008/05/23(金) 15:30:57 ID:/G8Ist2S
「で、でも、喪婆婆は確かに私の前で拳銃自殺したはず!」
動揺する喪子に、店員達は明るく笑いながら言った。
「アナタ騙されたね!死んだふりは、オーナーの特技の一つアルヨ〜!」

「…あ、あのババア!私の涙を返しやがれえええっ!」
喪子の怒りの雄たけびが、店内にこだました。
618彼氏いない歴774年:2008/05/23(金) 18:45:32 ID:L5dXCcAR
ウッセwブサイク喪チツケアルヨw
619彼氏いない歴774年:2008/05/23(金) 19:31:16 ID:SZaNGxX1
ババアァァ、はかったなぁぁぁ!!
620彼氏いない歴774年:2008/05/23(金) 21:25:03 ID:XaX+eLUl
志村「東村山〜〜♪」
621彼氏いない歴774年:2008/05/23(金) 21:33:50 ID:hOICNh+k
突如、喪子の脳裏に志村けんの姿が浮かんだ。
(そういえばハルミさんって志村けんファンで、バカ殿様とか好きだったっけ…)
喪子は怒りを抑え、愛しい人を思い浮かべた。
622彼氏いない歴774年:2008/05/23(金) 22:24:56 ID:/sXufuJr
と、妄想の中のハルミに謎の女が迫る!!
その名は・・
623彼氏いない歴774年:2008/05/23(金) 23:20:57 ID:tDKwLons
大明神オマーン! !

好きな漫画はりぼんである。
624彼氏いない歴774年:2008/05/24(土) 00:52:38 ID:7lyagYff
そして、好きな食べ物はバナナ、納豆、落花生
B88 W61 H92 のナイスバディの持ち主だ!!しかし、一つだけ弱点があった。それは…
625彼氏いない歴774年:2008/05/24(土) 01:06:23 ID:hipAgvfh
今年で84歳の大正生まれで、ハルミに祖母のように思われていることだ。
しかし非常に気が若く、ハルミの店で喪子と鉢合わせすると一方的にライバル心を燃やしてくる。
626彼氏いない歴774年:2008/05/24(土) 21:02:36 ID:bds++gCU
「やべっ!早く帰らないとハルミさんにオマーンの毒牙がっ!!」
喪子は、血相を変えて店を飛び出し、波止場へと急いだ。
627彼氏いない歴774年:2008/05/24(土) 21:33:13 ID:SGJ60Z7L
波乱場へつくなり喪子はあたりをみわたして唖然とした
『・・・ハルミさん!!』
そこにはハルミさんが横たわっていた。
喪子は涙をこらえて、ハルミさんに自分のきていた上着をかけた。
『待ってて。すぐ迎えにくるから。』

喪子は走り出す。
628彼氏いない歴774年:2008/05/24(土) 21:42:10 ID:J0CDHqQf
喪婆婆「ククク・・・甘いな、お前は」
629彼氏いない歴774年:2008/05/24(土) 22:56:17 ID:7lyagYff
実はハルミと悪代官ごっこをしていた”いい三河屋”こそ、喪婆婆の後輩・オマーンであったのだ!
ハルミはオマーンにたらふく飲まされ絡まれて疲れ果てて倒れてしまったらしい。
と、倒れていたハルミがようやく目をさまし身を起こす。まだ焦点の定まらない目つきでだが、喪子の上着を不思議そうに見ている。
630彼氏いない歴774年:2008/05/25(日) 00:58:40 ID:5AXFxsyF
「喪婆婆屋…?!」
ハルミは、上着に書かれた文字を見た。
喪子が白鳥チュチュの上に羽織っていたそれは、店を出るときにカウンターの上から拝借したものだった。
631彼氏いない歴774年:2008/05/25(日) 01:16:06 ID:OicGaKwl
マツケンも真っ青な偏光スパンコールをびっしりと敷き詰めたその上着は見ているとなんともいえない気分になってくる。
気分が高揚するようでいて回転しながら異次元に吸い込まれるような恍惚感!!
タグに書かれた喪婆婆屋=も ば ば や の4文字がまるで呪文のようにも思えてくる。
と、そのとき喪婆婆とオマーンがきめポーズつきで「モババヤモババヤモババーヤ!!やかんにさわってあっちっち♪月に変わってお仕置きよ」
と入れ歯のはずれ具合も絶妙なフガフガ感あふれる声で唱えた!
ハルミの意識はまたしても深淵へと吸い込まれる。
「喪、っ、も…子…ぐふっ…」吸い込まれながらハルミはなぜか喪子の名をつぶやいた。

ぐふっ とかいいながら、血反吐を吐いたわけではなく呑み過ぎたビールの泡を吹き出している。
632彼氏いない歴774年:2008/05/25(日) 01:44:46 ID:P9a/C8BM
カニの様相そのものであった。
何故か喪子の股間にジワッとくるものが。
「ああ、私も・・・噴きたい・・・
泡ではなく、アレを噴きたい・・・」
633彼氏いない歴774年:2008/05/25(日) 01:56:25 ID:OicGaKwl
ヨガファイヤー!!
634彼氏いない歴774年:2008/05/25(日) 01:57:49 ID:P9a/C8BM
wwうけた
635彼氏いない歴774年:2008/05/25(日) 05:47:20 ID:m8WYNqgu
まとめを・・・
636では、この辺であらすじ。:2008/05/25(日) 11:51:21 ID:jn/Q7L0/
>>458〜のあらすじ。(それ以前は>>239 >>358 >>456-457で)

マッスルの穴で修行していた喪子は、マッスルカイザーの孫がリア充だったことから、
そこを飛び出し、前世の自分が溺死した場所・呪泉郷に辿り着く。
そして喪女溺泉に入り、水を被るとマッチョ化してお湯を被ると戻るという体質を得る。

そこで出会った泉の管理人・喪婆婆の夢の世界で中華娘とバトルしたり、
若い頃美人だったが内気すぎてブスに男を取られ喪女として過ごした、という喪婆婆の過去を知ったりする。

喪婆婆にリア充でも喪女でもなく、たった一人の好きな人のために己を磨く喪女の進化形、
「喪女充」を目指せと教えられた喪子は、ハルミの元へ帰ることにした。

途中、女装した喪男の住む村で、追ってきた喪婆婆から地図とお金を受け取る喪子。
しかし喪婆婆は喪子に喪女充の希望を託して自殺してしまう。
それは喪子の決意を固くさせるための死んだふりだったが、それを知らぬ喪子は決意新たに旅立つ。

ちなみにそのころ、充子にオナニーを見られたグロメン山田は、
ビッチな充子に逆レイプされ、強引に彼氏にさせられてしまう。
恋人同士になった二人は、喪子のいる香港へ旅行。
そして、山田から喪子がマッスルの穴を出て行方不明と聞いたハルミは、逞しい胸を痛める。

喪子は港まで来たものの船賃が足りず、バトルエンピツで稼ごうとしたが、上手くいかず、
対戦相手の経営する派遣企業で働くことになった。
派遣先のラブホの監視カメラに映る山田と充子を見た喪子は、二人を利用しようと目論む。
637続き:2008/05/25(日) 11:52:49 ID:jn/Q7L0/
サービス料をぼったくろうと、SM女王様ルックで充子たちの部屋に乱入した喪子は、手違いで充子の鞭の餌食になりかける。
そこを救ったのは、充子との付き合いでMに目覚めた山田だった。
SMプレイにいつしか香港出張中のドSなペスタロッチと、
喪子のせいでウンコマンと呼ばれてグレた過去を持つマフィアの健太が加わり、カオスなことに。
冷静になって廊下に出た喪子は、落ちていた健太の財布にSMの請求書を入れ、旅費を手に入れる。

港に着いた喪子は、まだ女王様ルックだったので、とりあえず着替えようと洋服屋へ。
喪婆婆屋という店で股間に白鳥の首付きのチュチュに着替えた彼女は、そこの店員から喪婆婆の生存を聞かされる。
死んだふりに騙された怒りを静めようとハルミのことを考えた喪子は、大明神オマーン(>>623-625参照)のことを思い出した。
ハルミがオマーンの毒牙にかかっていないかと心配した喪子は、カウンターの上の店員の上着を羽織って飛び出す。

波止場に行くと、何故かそのハルミが倒れていた。
彼は自分のオカマバーに来たオマーンに酒を飲まされて、ここまで連れて来られたのだ。
喪子がとりあえず上着を掛けて一旦そこを離れた後、彼女の名を呼びながら再び気絶するハルミ。

なんと、喪婆婆とオマーンは知り合いであった。
彼女らの目的は、いったい……? そして、喪子とハルミは幸せになれるのか……?!

ということで続いているよ、ヨガファイヤー!!
638彼氏いない歴774年:2008/05/25(日) 13:12:19 ID:m8WYNqgu
>>637
サンクス!ナイス繋ぎ
分かりやすくて良かったよ、ありがとう!
639彼氏いない歴774年:2008/05/25(日) 17:09:09 ID:OicGaKwl
続けるよ
ハルミに上着をかけて走り出した喪子はというと、伝説の名医を探しにいっていたのだった。
640彼氏いない歴774年:2008/05/25(日) 17:32:32 ID:m8WYNqgu
その名医の居場所は、海沿いの崖の上に立つ一軒家
641彼氏いない歴774年:2008/05/25(日) 19:05:39 ID:SIMC5Kkb
ブラジャー・孔雀という女医が助手の少年と住む家は、以外にも港のそばだった。
倒れているハルミの顔色が尋常でなかったので、喪子は藁にもすがる思いでここに来た。

「ブラジャー・孔雀先生、いますか?! 私の大事な人を助けて!」
喪子がドアを叩くと、7〜8歳くらいの少年が開けてくれた。
「まあ、私好みのお嬢さん! …フフ、私を満足させてくれたら診察してあげても良くってよ」
少年の背後で、妖艶な黒衣の女性が喪子に熱っぽい視線を向けていた。
642彼氏いない歴774年:2008/05/25(日) 21:36:38 ID:97q9kogR
喪子「いや、私そっちの気無いし。」
冷静な喪子であった。
643彼氏いない歴774年:2008/05/25(日) 22:13:48 ID:0uY/C20A
喪子「でもそこのボーヤとならヤッてもいいよ(はぁと」
そう喪子はショタだったのだ。
644彼氏いない歴774年:2008/05/26(月) 01:18:20 ID:sAByGbuv
少年「だが断る。」
少年も男であった。
645彼氏いない歴774年:2008/05/26(月) 01:39:15 ID:K8y32crp
「仕方ない、このゲームで私に勝ったら診てあげても良くってよ」
と、ブラジャー孔雀は懐かしいゲームを出してきた。
そのゲームとは、
646彼氏いない歴774年:2008/05/26(月) 17:31:56 ID:9R3Dl58t
俺のターン
647彼氏いない歴774年:2008/05/26(月) 19:10:06 ID:M4ACoLwr
俺のターンとは実は今は亡き?セガ●ターンソフトのコンピュータゲームである。しかも一般発売前に封印された知る人ぞ知るオタゲーであった!!
ゲームなら任せろ!!の喪子であったがこのゲームだけは2chゲーオタスレでの噂でしか知らなかった。
「どうしよう…裏技とかわかんないし!!」
648彼氏いない歴774年:2008/05/26(月) 22:05:54 ID:DfhzwXVU
喪子が戸惑っていると、ブラジャー孔雀が言った。
「先に使用キャラ選んで良くってよ、ふふふ」
この格闘ゲームによほど自信があるらしく、弟子と一緒に余裕の笑みを浮かべている。
悩んだ末に喪子がイロモノ揃いのキャラクターの中から選んだのは…
649彼氏いない歴774年:2008/05/27(火) 01:39:46 ID:MQI87SEX
ポンキックラー丸蔵
650彼氏いない歴774年:2008/05/27(火) 01:50:54 ID:MQI87SEX
IDがSEXにナットル(笑)
651彼氏いない歴774年:2008/05/27(火) 15:27:52 ID:ux3u74Z2
格闘スタイルがフラメンコというキャラで、華麗なステップと小道具のカスタネットと薔薇が武器だ。
このゲームの登場人物は何らかの踊りの達人がで、他にも阿波踊りファイターやサンバファイターなどがいる。
俺のターンというタイトルは、ダンスのターンという意味だった。

「ふーん、ポンキックラー丸蔵にしたのね。じゃあ、私は…」
意外にもブラジャーが選んだのは、最弱といわれる腹踊りファイター・田中課長だった。
(私相手にはこれで充分だと思ってるの?それとも、ブラジャー先生には何か作戦が?!)
652彼氏いない歴774年:2008/05/27(火) 16:17:38 ID:VkEZ+Dx6
>>650
脱喪おめ!
653彼氏いない歴774年:2008/05/27(火) 19:14:13 ID:45jPFBpQ
ROUND T!!
FIHGHT!!
654彼氏いない歴774年:2008/05/27(火) 23:03:19 ID:V7NINXTd
キャラの強さの違いか、戦いは喪子が優位で進んでいた。
このままいくと、パーフェクト勝ちだろう。
…とその時、ブラジャー孔雀が助手の少年に意味ありげな目配せをした。
655彼氏いない歴774年:2008/05/28(水) 00:16:35 ID:/CRqSFdH
「ここでボケて!」
656彼氏いない歴774年:2008/05/28(水) 00:46:03 ID:qxPYEIZ2
すると少年は喪子の正面に立ちふさがり、いきなり己のズボンを下ろした!!
657彼氏いない歴774年:2008/05/28(水) 03:33:44 ID:aI5Z0Or7
喪子「キャー!!・・・・ん?」

顔を覆い隠すフリをして指の隙間から見た少年の股間には、
自分と同じようなものが・・
658彼氏いない歴774年:2008/05/28(水) 04:55:57 ID:6znsY/hy
ふっくらとしたオマンマンがあった。
659彼氏いない歴774年:2008/05/28(水) 05:21:01 ID:zpPQnK6Q
喪子は少年とも少女ともつかぬ美しさに・・・
660彼氏いない歴774年:2008/05/28(水) 07:28:54 ID:MDAJXyW6
魅入ってしまい、コントローラーのボタンから指を離した。
その隙に喪子のポンキックラーは、ブラジャー孔雀の田中課長にボコられた。
661彼氏いない歴774年:2008/05/28(水) 08:23:50 ID:Oa12XtMS
???「そこまでだ」
662彼氏いない歴774年:2008/05/28(水) 12:09:23 ID:KwynFJDW
なんと、画面のなかからオマンマンを持った少年が飛び出した
話を聞くと少年は男性器となるべき尿道が裂けて生まれたために
睾丸は持っているものの陰茎が普通の男と違って
へそ側の方に飛び出さず尻側に癒着したままでクリトリスのように見え
その下の尿道口も女の如しで前立腺は開いたままそ膣の如く開いていた
双子で生まれた妹は逆に開く所が開かず子宮も卵巣もありながら
男性器にしか見えぬ外性器を持っているという。
663彼氏いない歴774年:2008/05/28(水) 18:15:16 ID:/fI33IO/
空気を読まない謎の少年の出現により、画面がバグってしまった。
「ちょっと!私の勝ちをうやむやにした罪は重くってよ!!」
ブラジャーが暴れ出し、助手の少女?によって謎の少年は無理矢理画面の中に戻された。

少年が去った後、喪子は手紙が落ちていることに気付いた。
手紙には、こう書かれている。
――ハルミはあずかった。返してほしくば、喪女の城まで来られたし!  BY・大明神オマーン――
664彼氏いない歴774年:2008/05/28(水) 21:44:50 ID:vsHz1XGL
喪女「なんて…面d…げふげふ、卑劣な手を…オーマン、許さないわよ…」
665彼氏いない歴774年:2008/05/29(木) 01:23:36 ID:bH9vnYN6
怒りながら立ち上がった喪子を、ブラジャー孔雀が呼び止めた。
「喪女の城に行くなら、これを持っておいき!きっと役立つから!」
喪子が彼女から渡された物は…、
666彼氏いない歴774年:2008/05/29(木) 01:23:42 ID:WeLOm958
そのころハルミは
「はっ…ここは???!!…うわっ!!……びっくりした自分か」泥酔と喪婆婆マジックで気絶していたハルミ。ようやく意識が戻り気がついたら
ショッキングピンクの薄明かりのともる、鏡張りの部屋に閉じ込められていた。なぜか回転ベッドの上に四肢に錘をつけられて寝かされている。
服装はというとパンツ一丁である。もう自分に何が起こっていて何をされているのかわからない。生きていることすら奇跡に感じる。
「喪子…今どうしているだろう」
ハルミは気絶中、喪子の夢を見ていたのだった…
667彼氏いない歴774年:2008/05/29(木) 14:05:25 ID:Sl2WHAy+
ハルミが目を覚ました頃、喪子は喪女の城へと急いでいた。
ブラジャーから渡された、早売りりぼんと養命酒をかかえて……。
こんな物が武器になるかといえば少し疑問だが、何が役立つか分からないと思い、持ってきたのだ。

喪女の城の目星はついている。
港に来る前に働いていた、ラブホの名前…そこのVIPルームが怪しいと睨んでいた。
「待ってて、ハルミさん…。そして、首を洗って待っていろ!大明神オマーン!!」
喪子は走りながら、喪女の城の方に向かって勢い良く養命酒のビンをかかげた。
668彼氏いない歴774年:2008/05/30(金) 08:53:59 ID:RQoNUU0n
ラブホ喪女の城に着くと、入り口で充子とグロメン山田に会った。
669彼氏いない歴774年:2008/05/30(金) 15:21:33 ID:Lrl4qx5E
グロメン山田「おひさしぶりだいこん(`ゝω・)v⌒☆キャピ」
670彼氏いない歴774年:2008/05/30(金) 19:37:24 ID:NnLkFEB4
山田のふざけた挨拶に、喪子は腹を立てた。
彼の真似をしてブリブリなポーズをとる充子が、苛立ちに拍車をかける。

「何がキャピじゃああっ?!こちとらハルミさんが拉致られて忙しいのに、馬鹿ップルはすっこんでろ!」
「…ま、待ってくれ!ハルミは見てないが、誰かを抱えたオマーンならしばらく前に奥の部屋に入っていったぞ」
「馬鹿もーん!オマーンが抱えてたのがハルミさんじゃああああっ!!」
喪子は、役立たずの山田と充子を養命酒の瓶で叩いた。
671彼氏いない歴774年:2008/05/30(金) 19:53:33 ID:CfC6vcQI
パリーン!!
山田は死んだ。
グロ(笑)
672彼氏いない歴774年:2008/05/30(金) 20:34:56 ID:W9wFecE2
やっべ養命酒のビン割れた……あ、これ武器になるじゃん、
そうだこれ武器だったのか、刺さるしね!
喪子は納得した。
673彼氏いない歴774年:2008/05/31(土) 01:39:58 ID:CZpRxISq
「…さてと、武器はこれでいいとして、早売りりぼんはどうしようかな?」
「り…りぼんは、大明神オマーンの愛読書……だ。…ぐふっ!」
そう言って山田は意識を失い、充子の上に折り重なるように倒れた。
674彼氏いない歴774年:2008/05/31(土) 21:29:22 ID:ma4YVHhh
喪子は、ハルミを抱えたオマーンが入っていったという部屋を目指して進んでいく。
しばらく行くと、廊下に誰か倒れていた。
それは、喪子の知っている人物だった。その人物とは、
675彼氏いない歴774年:2008/06/01(日) 00:12:44 ID:v21Y9trA
たった今しがた、喪子に発売前りぼんと武器の養命酒をくれた女医
ブラジャー孔雀だった…
ブラジャー「喪子…これを、、本当にお前に渡したかったのはこれなんだ……ぐふっ。」
676彼氏いない歴774年:2008/06/01(日) 00:47:31 ID:k8X+vVkY
ブラジャー孔雀は最後の力を振り絞り、震える手で喪子に何かを差し出した。
「これは……!」
青く煌めく小さな石。それは紛れもなく、ラピュタでお馴染みのひこう石であった。
ただ、ラピュタの紋章があるべきところには【鬱】という金文字が浮いていて、こんな複雑な文字を彫れる職人さんの巧みな業に喪子は無限の可能性を感じていた。
677彼氏いない歴774年:2008/06/01(日) 01:34:58 ID:v21Y9trA
喪子「よし、これをこうして、…」ガサゴソ「できたわ!」
678彼氏いない歴774年:2008/06/01(日) 01:54:47 ID:xqYgvc6G
喪子は、身につけている白鳥チュチュの白鳥の首にひこう石を括り付けた。
すると、石が発した光がある方向を指し示す。
「この光の指す方に、ハルミさんがいる…!」
679彼氏いない歴774年:2008/06/01(日) 02:12:39 ID:vGHpNOoY
その頃、部屋の中では・・・

オマーン「次は耳だ」
ハルミ 「アッーーーーーーーーーーー!!」

大変なことになっていた。
680彼氏いない歴774年:2008/06/01(日) 02:32:56 ID:/lUFAGs0
白鳥「コンクリートロードは、やめたほうがいいぜ」
喪子「チュチューッッ!」

白鳥チュチュの鳥頭は、ポロリと取れて、亀の頭になった
681彼氏いない歴774年:2008/06/01(日) 09:38:50 ID:WHzFLih+
喪子の白鳥が亀にクラスチェンジした頃、身動きの取れぬハルミはオマーンに羽箒でくすぐられ続けていた。
「や、やめて…どうしてアタシにこんな事するの?何が目的なのよ、オマーン?!」
「ハルミちゃん。認めたくないけど、あなた喪子を愛してるんでしょ?実はここに喪子を呼んであるの。
そして、喪子を倒して目の前であなたを犯し、私の愛の奴隷にするつ・も・り☆ミャハッ!」

84という年令にそぐわぬスイーツ(笑)ポーズをとった後、オマーンはバスローブを脱ぎ捨てた。
その下に身につけていたのは、紫に金ラメのレースキャミとTバック…勝負下着なり!!
「うふ〜ん、経験豊富なオマーンお姉様が教えてあ・げ・る☆楽しみにしててね、ハルミちゃん!」
682彼氏いない歴774年:2008/06/01(日) 20:08:36 ID:O6GPAhQU
ざ〜ん〜ね〜ん〜なババアのレース
683彼氏いない歴774年:2008/06/01(日) 20:38:08 ID:/lUFAGs0
喪女たちよリア充にな〜れ〜
684彼氏いない歴774年:2008/06/01(日) 21:14:18 ID:v21Y9trA
「待っててハルミさん、何があっても、どんなことをしてでもあなたを助ける!!」
亀頭チュチュを着た喪子は大好きだった何年か前のアニメ主題歌を口ずさみながら
喪女城内の悪趣味な通路を練り歩く。同じ風景を何度も目にする、どうやら迷ってしまったようだ
左右に何箇所も扉のある通路を通っているおりにどこかの門扉がガシャンと音を立てて閉じられた。
「……気味悪いわ…」
同じ喪女の”城”ではあるが、通路中にBL小説の挿絵のような油絵が張られており、人気がまったくない。敵キャラすら出ない。

静寂

そして
「キャー」
急に城中の照明がおち、喪子の目前でスライドショーが始まった!!!それは喪子の過去映像だった。
リア充から受けた嫌がらせ映像や言われた悪口一言一句もらさずつづってある。
精神攻撃のようだ。

「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ…!」
685彼氏いない歴774年:2008/06/01(日) 21:55:44 ID:O6GPAhQU
老いたオマーンが今、喪子のトラウマつついて
686彼氏いない歴774年:2008/06/01(日) 22:03:42 ID:BknuI5RP
(逃げちゃダメ…私は喪女充になるんだ。こんな物に負けてられない!!)
喪子は歌いながら心のATフィールドで精神攻撃に耐え、目の前の映像に踵落としをあびせた。
モニターの画面が壊れ、忌まわしい映像が消える。
「負けない!ハルミさんと幸せになるんだからっ!」

そこで、喪子は唐突にボロボロになって倒れていたブラジャー孔雀のことを思い出す。
あの怪我は誰にやられたのか?もしや、ここには相当の手だれがいる?
そのとき、通路の角から殺気を感じた。
「誰?!!」
687彼氏いない歴774年:2008/06/01(日) 22:32:08 ID:v21Y9trA
「ハイリハイリフルハイリホー♪」
688彼氏いない歴774年:2008/06/02(月) 00:06:47 ID:XpxkNWd2
そこにいたのは近所のおじいさんだった。
689彼氏いない歴774年:2008/06/02(月) 16:17:31 ID:+ubrNB16
老人は警戒する喪子の前で手にしたドリンク剤を飲み干し、
「うおお!キタキタ〜!待っとれよ婆さん〜!!」と叫んで近くの部屋に入っていった。

喪子が殺気は気のせいかと胸をなでおろしていると、不意に上から鞭が飛んできて首に巻きつく。
「ぐえっ!…な、何?!」
「フハハハハ、ペスタロ〜ッチ!」
上を見ると、何かに操られているのか尋常ではない目つきをしたハルミの友人ペスタロッチが、天井に張り付いていた。
690彼氏いない歴774年:2008/06/02(月) 16:40:01 ID:z3eSc1Ne
ザーメン飲めよ!
691彼氏いない歴774年:2008/06/02(月) 19:05:38 ID:iCQYwv7G
喪子「ぐええええええ・・・・」
  (何言ってるのコイツ!?ハッ!?まさか私のカラダを!?)
692彼氏いない歴774年:2008/06/02(月) 23:21:17 ID:3pruLhBW
「ペ スタロッチ…私と、一つに な りたいの…?」声を振り絞ってちょっとセクシーにあえぎ気味に喪子は聞いた。
(このせりふでドン引きしてスキが出来れば、私が勝てる!!キュピーン)←内心こう思いながら勇気を出して聞いてみた
そのとき、鞭をしめる力が一瞬弱まった。
(チャーンス!!)
693彼氏いない歴774年:2008/06/02(月) 23:27:40 ID:iCQYwv7G
ペスタロッチ「ばぁ〜〜〜かめぇ〜〜〜い!!騙されたなあ〜〜〜!?
       喰らえいっ!!ペスタロッチチョップ!!」
694彼氏いない歴774年:2008/06/03(火) 00:11:36 ID:v+txADi1
かいしんのいちげき!もこは389のダメージをうけた!
695彼氏いない歴774年:2008/06/03(火) 09:50:50 ID:nOEbzmJN
「あぁ〜ン…あ…あ…
ンッ…んはぁはぁ…」


「ペスカトーレをペスタロッチと注文したから こんな目に合うの?」
喪子は悶えながら呟いた…
696彼氏いない歴774年:2008/06/03(火) 17:04:41 ID:Eamdldvi
次第に薄れゆく意識の中、喪子は思った。
今のペスタロッチは恐らく催眠術のようなものをかけられているから、言葉が通じないだろう。
かといって、ラクロスで鍛えた彼に正攻法で勝てるかどうか……。

喪子が困っていると、突然チュチュの亀首が輝きはじめた。
697彼氏いない歴774年:2008/06/03(火) 19:23:07 ID:+5Ud+S/S
その輝きは天空に、まるで映画のスクリーンのように広がり、
そこに映し出されたのは、「鬱」の一文字であった。
ペスタロッチの古傷をえぐるシネマが始まる…
698彼氏いない歴774年:2008/06/03(火) 19:26:18 ID:H4TMR3u4
ペスタロッチ「具ぐぎゃああああ!!ブベびょあべべべべべべべっぶぼおおおお!!
       は・・はわわわわわ・・・・あぶぶぶっ・・・あべしっ!!」

奇声を発しながら、ペスタロッチは吹き飛んだ。
699彼氏いない歴774年:2008/06/03(火) 22:28:01 ID:04ouKAg9
ブラジャー孔雀から渡されたひこう石…それは、否幸石と書く。
所持する者がピンチに陥ると光り輝き、敵の心の傷をえぐって不幸で鬱な気分にさせる効果がある。

光が消えた後も、天井にはラクロスの試合でボロ負けした上にうんこを漏らす学生時代のペスタロッチが映っている。
「…お、恐ろしいアイテムだわ!おかげで助かったけれど……」
叫びながらのた打ち回るペスタロッチを見て、喪子は小さく身震いをした。
700彼氏いない歴774年:2008/06/03(火) 22:30:35 ID:aStOpnta
ついでに失禁もした。
701彼氏いない歴774年:2008/06/04(水) 01:01:20 ID:ZVwpPWsR
のたうち回るペスタロッチを横目で見て、喪子は小さく息を整えた。
『ペスタロッチ・・・ごめん!!』
恐ろしいくらいにのた打ち回るペスタロッチに喪子は恐怖を感じ
その場に置き去りにして駆け出していった。

『私・・・これからどうすればいいんだろう。』
702彼氏いない歴774年:2008/06/04(水) 01:17:37 ID:AUa+uH2t
喪子には、オマーンがハルミを監禁しているVIPルームの場所がよくわからなかった。
ペスタロッチから聞きだすという手もあるが、先程の場所に戻るのは怖い。
困っていると、どこからともなく声がした。
「…ホホホ、昔から馬鹿と悪い奴は高い所が好きと決まっておるじゃろう?」
「この声は…、喪婆婆?!!」
703彼氏いない歴774年:2008/06/04(水) 15:05:19 ID:5bJlZEDa
「喪女充を目指すなら、試練をのりこえてオマーンからハルミを助けるのじゃ!」
喪子は、喪婆婆の姿をさがした。
しかし、声はすれども姿は見えず、どうやら館内放送らしい。
(どうして喪婆婆が?あの人は、私の味方なの?それとも敵?)
複雑な思いをかかえつつ、喪子は二階へ続く階段を上っていった。
704彼氏いない歴774年:2008/06/04(水) 20:54:52 ID:Qd6ZHl6Z
階段を上り終えると、一面のピンク色…そこは姫系雑貨屋だった。
フリルやリボン、可愛いキャラクターに彩られたスイーツ(笑)な雑貨が所狭しと並べられている。

喪子が呆然と佇んでいると、携帯をいじりながらおざなりに掃除をしていた店員が振り向いた。
見事な巻き髪。食虫植物を思わせる黒い睫。アヒル口。

「いらっしゃいませーー♪どうぞごらんくださーーーい♪」
705彼氏いない歴774年:2008/06/04(水) 22:15:26 ID:YztniAlI
喪子「うおっ まぶしっ!」
706彼氏いない歴774年:2008/06/05(木) 00:52:32 ID:XeBbibRQ
と、喪子が目をつむった一瞬のスキに店員の巻髪がロケットアームのように伸び先端がドリルのように回転しながら喪子を襲ってくる!!
707彼氏いない歴774年:2008/06/05(木) 01:59:34 ID:CpyRpLrC
『危ない!!!』
そこに現れたのはなぞの美少年。
間一髪で喪子の事を助けた。
なぞの美少年が喪子の顔をみた瞬間
708彼氏いない歴774年:2008/06/05(木) 02:50:35 ID:XeBbibRQ
少年「おっ母ァ…!!」
709彼氏いない歴774年:2008/06/05(木) 03:08:26 ID:QZ5RXlnU
と言った途端、後ろから猛スピードで喪子の母がすっ飛んできた!!
スリッパで頭を叩き・・

母ちゃん「この不良娘!!誰の子だい!?正直にお言い!!」
710彼氏いない歴774年:2008/06/05(木) 03:16:13 ID:9uI4zti8
喪子は自分のガッチガチの純潔が疑われたことを悲観したが
その一瞬ののち、
『お母さんは私が喪女だと1ミリも思ってないんだ…!』
と思うと笑えてきた。
「アハハハ、おめでたき人、母よ、アハハハハ」
711彼氏いない歴774年:2008/06/05(木) 03:23:04 ID:8AVrhadc
喪子の脳内は9割9分が「男根とセックス」で満たされてはいるものの
リアルフューチャーすれば男根とセックスで充たされた事はタダの一度も無いのだ。
美少年を凝視しつつも、誰かに似ている・・・。
「ハッ!お母さん!この子はあなたの子じゃないの?!」
狼狽と書いてうろたえる母。
712彼氏いない歴774年:2008/06/05(木) 07:41:42 ID:qcGYEppY
「父さんが相手じゃないわね?母といえども、ビッチは許さない!」
喪子は母目がけて、割れたビンを突き出した。
すると母と少年の姿は消え、ビンに髪を巻き取られてウィッグの外れた店員が狼狽していた。
「わ、私のスイーツ幻魔拳を破るなんて…!」
713彼氏いない歴774年:2008/06/05(木) 16:57:53 ID:9uI4zti8
やっぱりね、いくらおかんがおめでたき人とはいえども、
突然香港のホテルには現れないよねー

などと思いながらも喪子は
714彼氏いない歴774年:2008/06/05(木) 17:55:24 ID:7/40LlNM
目の前のスイーツ(笑)な店員に向き直っって、ビンの先端を突きつけた。
「あんた、オマーンか喪婆婆の手下?だったら、教えてくれない?あのババア達の居場所と目的を」

「も…喪婆婆の目的は、あなたを真の喪女充にするための試練を与えることで、
オマーンはそれに便乗して初恋の人に似たハルミを手篭めにすること。喪婆婆は謎だけど、オマーンは5階に…」
そう言って、店員は勢い良く失禁&脱糞しながら気絶する。
姫系雑貨屋が瞬く間に悪臭に包まれ、喪子は逃げるように3Fに続く階段を上った。
715彼氏いない歴774年:2008/06/05(木) 21:18:11 ID:VPevKcex
登った先には右の通路と左の通路があり
喪子は迷った

「人間は良く右に行きたがるが、裏をかいて左に行ってみようか・・・
いや、裏の裏をかいて右に進もう」
716彼氏いない歴774年:2008/06/05(木) 21:30:40 ID:JSTAuYiU
「残念なながら黒柳さん、没シュートです」

その言葉とほぼ同時に、足元の感覚がなくなった。
717彼氏いない歴774年:2008/06/05(木) 22:16:05 ID:we49fhJw
徹子「私のスーパーひとしくんがぁーー!!」
てれってれてれってれて〜〜〜びよよ〜〜ん♪
718彼氏いない歴774年:2008/06/05(木) 23:22:36 ID:Y0ecx7tm
草男「なぁに、そんな人形なんてどうでもいい。さあ鉄子、こっちへくるんだ」

エロランジェリー姿の鉄子。とりあえず、恥ずかしさのあまりセリフを噛んでしまった。

鉄子「アタアタアタアテアテクシのより真くんがMだと思います」

719彼氏いない歴774年:2008/06/06(金) 00:07:57 ID:0sKSTM9a
真くんがM!! 目の前のめくるめく情事に、喪子は小学生時代に恋焦がれた男子を思いだし失禁していた。
720彼氏いない歴774年:2008/06/06(金) 00:23:52 ID:rtk1+Gp4
「どうしよう、漏らしちゃったから着替えないと…」
汚れたチュチュを気にしながら左に進んでいくと、シャネルとしまむらのテナントがあった。
着替えを手に入れるために喪子が入ったのは、
721彼氏いない歴774年:2008/06/06(金) 03:18:02 ID:qBIeOsGC
その二店舗に挟まれていた小さなブティック「ダンディハウス・ワダ」
722彼氏いない歴774年:2008/06/06(金) 03:52:10 ID:iuizJz5u
店長『いらっしゃいませ。お嬢様。』
口ひげをはやし、さわやかに見える店長。年齢は・・・40くらいだろうか。
喪子は少しドキマギしながら着替えの服をとり、レジに向かう。
店長『2点で、5万7000円になります。』
喪『え?!ちょっと、高すぎませんか?!』
店長『そうでしょうか。いやね・・・くっくっく・・・』
喪『?!』
そう不気味な笑いをすると、ハンサム店長はみるみる姿をかえてゆく!
そして現れたのは、なんとオマーンだった!!!
723彼氏いない歴774年:2008/06/06(金) 17:29:59 ID:Z8qjSe2E
悪趣味な紫色のレースの下着姿のオマーンは、喪子に挑発的なポーズを見せつける。
「…オマーン!あ、あなた5階にいるはずじゃ…」
「ふふふ、ちょっと喪子の無様な姿を偵察しに来たの。それじゃ、ハルミちゃんとVIPルームで待ってるわん☆」
オマーンが指を鳴らすと、天井からロープが降りてきた。

「…あ、そうそう。喪子がお漏らしするとこ録画したから、ハルミちゃんにも見せるつ・も・り!きっと幻滅するわね、キャハッ☆」
オマーンのセリフと同時に、店内のモニターに先程の喪子の姿が映し出される。
白いチュチュの股間が徐々に薄黄色の液体で湿り、ぷしゃあぁぁ…という恥ずかしい水音を伴って太ももと床を濡らしていく。
高画質の映像は、股間を覆う布が透けていく様まで鮮明に映していた。
「いやぁぁぁぁっ!!」
恥辱に震える喪子を尻目に、オマーンは高笑いしながら去っていった。
724彼氏いない歴774年:2008/06/06(金) 17:41:57 ID:rtk1+Gp4
オマーンが去った後、屈辱に耐えつつワンピースに着替えた喪子は、パンツがない事にきづいた。
ふとカウンターの上を見ると、喪子専用と書かれたパンパースが。
725彼氏いない歴774年:2008/06/06(金) 19:04:57 ID:bzG1db2l
喪子「こ、これは・・・トイレトレーニングパンツ!!!」
そう、そこに置いてあったのは、しまじろうがプリントされたパンパースだった。
しかしあることに喪子は気づいた。
なんとパンパースの袋が開いているのだ。数を数えると1枚減っていた。
すると、どこからともなく声がした。
???「フハハハ。パンパースは一枚頂いた!!!」
726彼氏いない歴774年:2008/06/06(金) 19:34:51 ID:1Ruqx+LM
スーパーひとしくん「オレが没シュートされたと思って油断したなッ!!」
727彼氏いない歴774年:2008/06/06(金) 19:55:44 ID:cAA9LW4x
そこにはパンパース一丁の草野ひ○しがいた。
「これを穿けば漏らしても平気だぞ!さあ、君も穿きなさい。オレと一緒にトイレトレーニングだ!」
「ダメよ、草野さん!このパンパースは女の子用だから、私はいいけどあなたは……!」
喪子がパンパースを穿きながら忠告したが、草野のパンパースの中で放尿音が……。
728彼氏いない歴774年:2008/06/06(金) 23:52:22 ID:0sKSTM9a
「いやアァァァア!!ふけつよぅぅぅ!!」試着室から出てきた徹子絶叫。
729彼氏いない歴774年:2008/06/07(土) 01:32:00 ID:w5kaXKiB
そのふけつ発見な修羅場を逃れ、喪子はさっとパンパースを履き
オマーンの後を追うべく通路に出た。
730彼氏いない歴774年:2008/06/07(土) 21:14:16 ID:51fu4gwL
4階への階段へと続く通路を歩いていると、ひとし騒ぎでうやむやになっていたオマーンへの怒りが湧いてきた。
「オマーンの奴、私の失禁シーンを録画したうえに、馬鹿にしやがって…!あのババア!!」

…と、その時。パンパースの股間部分に異変を感じた。
「…な、何これ?くすぐったい…い、嫌ぁ…ダメ、入ってくるぅっ!」
パンパースから突き出たタンポンほどの太さの何かが秘所と肛門に侵入し、ウネウネと動きだす。

逃れようにも何故かパンパースが脱げずに悶える喪子の耳に、オマーンの声が聞こえる。
「うふっ☆そのパンパース、私の悪口を言うたびにエッチな仕掛けが発動するのよん!
一度動きだすと、心から謝るかイクかしないと止まらないから、ヨ・ロ・シ・ク☆」
「…お、おのれ許さんぞオマ…あ、ああんっ!あぁ…っ!」
731彼氏いない歴774年:2008/06/07(土) 22:27:34 ID:7e50qdFP
喪子「イク?謝る、心からお前に?!…ふざけたことを!! …くっ、ああぁぁ…いや…やめてもう限界…!!」
そのとき、亀頭チュチュが光りだす!!亀頭がぐにゃっとまがって喪子の股間のパンパースを食べ始めた!!
喪子「チュチュ…!!?」
732彼氏いない歴774年:2008/06/08(日) 03:02:27 ID:4+zLVBtx
パンパースを食い尽くすと、チュチュはことりと廊下に落ち、あたりは
しんとなった。
>>724で着替えたときに脱いだはずのチュチュが、わざわざ追いかけてきて
窮地を救ってくれたことに喪子は感動した。
「チュチュ…ありがとう。…もうノーパンでもいい(ワンピース着てるし)!
ハルミさんのもとへ、5階のVIPルームヘ急ぐわ!」
733彼氏いない歴774年:2008/06/08(日) 14:08:05 ID:5/7hEM4V
喪子が4階フロアに足を踏み入れたそのころ、ハルミは相変わらず拘束されたままだった。
ちょっと喪子に嫌がらせしてくると言って出かけたオマーンは、まだ戻っていない。
何とかして錘の付いた鎖を外せないかと思っていると、不意にドアが開いた。
入って来たのは、スパンコールだらけの派手なチャイナ服姿の、凛とした老女だった。

「…だっ、誰なの?!」
「初めましてと言ったほうがいいかな?私は喪婆婆。喪女達のカリスマであり、喪子に喪女充としての道を示す者じゃ……」
734彼氏いない歴774年:2008/06/08(日) 15:01:16 ID:WT1P8jGp
「ど、どういうこと?なんなの!?喪女充って…」
ハルミはパニックになりそうな心を必死に抑えながら問うた。
735彼氏いない歴774年:2008/06/08(日) 22:01:08 ID:+7q6+Fgq
「喪女充とは…思い上がったリア充になるのではなく、喪女の気持ちを忘れぬままで、
ただ一人の愛する者のために己を高める者のこと。
ハルミよ…喪子が喪女充を目指すのは、他ならぬお前さんとの幸せのためじゃ!」
喪婆婆の言葉に、ハルミは雷に打たれたような衝撃と喜びを感じた。
(喪子がアタシをそんなに想ってくれてるなんて…!それなのに、ただ待っているだけのオカマでいいの?!ううん、ダメよ!)
「喪婆婆さん、アタシも喪子の力になりたいわ!だからお願い、どうすればいいか教えてください!」
736彼氏いない歴774年:2008/06/09(月) 01:21:57 ID:LIuD1rx6
喪婆婆「ふむ…ではまずその錘を自分でどうにかすることじゃ。男子たるもの体力第一じゃ。」
737彼氏いない歴774年:2008/06/09(月) 08:29:17 ID:/Yf5Fa81
ハルミ「わ、私は・・・私はオカマよ!?男じゃないわ!!」
738彼氏いない歴774年:2008/06/09(月) 12:20:10 ID:oh67G6t/
体重フェチ(ダイエットは程々に) 
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3354020
739彼氏いない歴774年:2008/06/09(月) 12:33:04 ID:wE1rsMeD
例1:
♂(体重:XXkg)、ぽちゃ♀(体重:YYkg)

♀『ね〜ね〜○○くぅん〜?』

♂『なんだよ?』

♀『私のこと愛してるなら、お姫様抱っこして』

♂『ま、まじか』

♀『だって私、体重重いから、普段お姫様抱っこなんてされないんだもん〜恥(-\-)』

♀『まさか、私のこと重いって言うの!?』

♂『い、いや、いやいやい!そんなことないよ!!全然平気だよ!?』

♀『そう♪良かった☆』

(♀:よっこいしょっと)

♂『う、重い・・・』

♀『ん?何か言った??』

♂『い、いぇ、何でも無いです』

♀『ふ〜ん♪(私のために頑張ってくれてるんだ〜ニヤリ)』

(5分経過)

♂『も、もう無理だ疲れたよ』

♀『だ〜め、あと10分は耐えてね☆私のこと支えられるくらいの男になってね』

♂『そんなぁ〜ヽ(´Д`;)ノもう腕が限界だよぉ』

♀『だめよ!私のこと好きなんでしょ!?』

♂『もう駄目だ!』
740彼氏いない歴774年:2008/06/09(月) 12:33:16 ID:wE1rsMeD
(かろうじて最後の力を振り絞ってしたことは?⇒ゆっくりと地面に降す)

♀『もぅ〜しょうがないわね〜・・・じゃぁおしおきということで脂肪燃焼マッサージして筋トレにもなってちょうどいいわよね☆』

♂『うん、一生件名頑張るよ♪(あ、ラッキー☆オイラの大好きな脂肪だ♪この太もものセルライトはいつ見ても堪らないな〜><)』

なんてシチュエ−ションに萌える(*´д`*)ハァハァ
支える人は必死で頑張っているのに、上の人はのんびりお姫様気分
このギャップに萌える。笑
女性なのに重いというギャップにも萌えてしまう。笑

741彼氏いない歴774年:2008/06/09(月) 12:33:27 ID:wE1rsMeD
例2:
♂(体重:65kg)、ぽちゃ♀(体重:78kg)

♀『あ〜椅子が壊れちゃったぁ〜(;;)せっかく本読んでていいところだったのに〜!!』

♀『ね〜○○クン、代わりに椅子になって♪そうねぇ〜ほんの1時間くらいでいいからさっ』

♂『えぇ〜('A`)そんなの無茶だよ〜』

♀『私のこと愛してるなら出来るでしょっ、早くぅ』

♂『う、重い・・・』

(5分経過)

♂『も、もう無理だ疲れたよ』

♀『だ〜め、あと55分はかかるわよ!?私のこと支えられなかったらおしおきだからね☆』

♂『そんなぁ〜ヽ(´Д`;)ノもう腕が限界だよぉ〜助けてぇ〜』

♀『ほら、どうしたの!?手足がガクガク震えてきてるよ〜??振動が伝わってきて私が本読みにくくなるでしょ!ちゃんと支えて☆』

♂『あっ!もうダメ・・・』

♂『うげっ』

(潰れると同時に体重78kgの彼女の全体重が勢い良く降りかかってきた。疲労で腹筋の力は抜け、しかも下は硬い床だったため胃や内臓をプロボクサーに殴られたかのような凄まじいダメージが)
(ちなみに♂クンが受ける衝撃力は、人間馬の背中の高さがおよそ60cmとした時、物理公式よりF=mvで大雑把に計算しても270kg近い衝撃を受けたことになる)

♀『ぁ〜もぅだわしないわね〜!おしおきに筋トレね♪今度は私のお馬さんになってお部屋を100週お散歩よ!?』

♂『ゴフッゴフッゲホっそんなぁ〜ヽ(´Д`;)ノもう手足がボロボロだよぉ〜』

♀『だ〜め私を支えられる立派な男になりたいんでしょ!?ね☆私のために頑張って』

(果たして、愛の力でどこまで頑張れるか・・・)


742彼氏いない歴774年:2008/06/09(月) 12:33:39 ID:wE1rsMeD
http://www.geocities.jp/westfall1973/johbaplaynoshurui.htm
上記のサイトや2ちゃんの各種スレによると、普通の成人男性だと40kg台の女性を5〜10分支えるので精一杯らしいけど、
このケースは自分より10kg以上も重い人をしかも1時間も((;゚Д゚)ガクブル

さらにこれが人間椅子ではなく人間馬に・・・(;´Д`)

(こんな馬鹿ップルでも凄く羨ましく思ってしまう・・・恥)
743彼氏いない歴774年:2008/06/09(月) 14:13:24 ID:PLhJC7/V
「ならばオカマの根性を見せよ!それだけの筋肉があれば出来るじやろ?」
賢明な読者ならお気付きだろうが、実はハルミはかなり逞しいタイプのオカマだった。
普段はオネエだが、素手でビールの栓を抜いたり太っていた頃の喪子を片腕で担いだりはお手の物である。
歴代のマッチョな元彼の筋トレに付き合ってきた結果だった。
744彼氏いない歴774年:2008/06/09(月) 16:04:46 ID:Ktpqtshl
フルパワアアアアアアアアアアァァァァァァ!!!!!!
745彼氏いない歴774年:2008/06/09(月) 18:29:59 ID:N1tZOTbc
ミシッ、バキバキバキバキ!!!
と音を立て、ハルミを戒めていた鎖が砕け散った。
ハルミ「フウウウゥゥ……」

喪婆婆「たいした…やつだ…」
746彼氏いない歴774年:2008/06/09(月) 19:30:01 ID:o0r0C69y
喪婆婆は感嘆の声をあげ、裸に近い格好ののハルミに青いツナギを渡した。
「喪子の力になりたくば、私についてくるがいい」
ハルミが頷くと、喪婆婆は>>673で気絶したままのグロメン山田と充子を引きずってきて、ハルミの代わりにベッドに寝かせた。

二人がVIPルームを出て間もなく、オマーンがスキップしながら戻ってきた。
「うふっ☆喪子の恥ずかしいお漏らし映像を見せながら、ハルミちゃんにイタズラしちゃお〜っと♪」
オマーンは、誰が寝ているかも確かめずに、勢い良くベッドにルパンダイブした。
747彼氏いない歴774年:2008/06/09(月) 20:04:46 ID:ha+EdAhF
波平「ワシの許可なくルパンルパ〜ンするな!!」
748彼氏いない歴774年:2008/06/10(火) 00:45:46 ID:u8qY4uQ1
いくらちゃん「ヒワイなおばあちゃま市ねでちゅ」
749彼氏いない歴774年:2008/06/10(火) 02:30:12 ID:NGPbf/sE
なんと、山田と充子の守護霊である波平&イクラがオマーンに襲いかかってきた。
「いやーん、何事なの?ハルミちゃんはどこ行ったわけー?!」
状況が掴めず、オマーンはパニクッた。
750彼氏いない歴774年:2008/06/10(火) 16:01:45 ID:/7jbkWtn
ぽっちゃりの彼女がほしい in 東京10代20代
http://human7.2ch.net/test/read.cgi/wmotenai/1213026747/
751彼氏いない歴774年:2008/06/10(火) 16:11:46 ID:+xIGN+zW
その頃、4階の通路を進む喪子は空腹と戦っていた。
思えば朝から何も食べていない。
「うう…、このままじゃオマーンと戦う前に倒れそう……」
そんなとき、通路の向こうから何やら美味しそうな匂いが……。
752彼氏いない歴774年:2008/06/10(火) 18:19:50 ID:c2HcSalz
なんと中国産の餃子が
753彼氏いない歴774年:2008/06/10(火) 23:02:47 ID:OiFsYHxI
解毒モードONにして貪る喪子。

…が、毒よりも強烈な媚薬が入っていた。既に体中が火照りまくっている喪子。
思わず、叫び声をあげた!
754彼氏いない歴774年:2008/06/10(火) 23:41:14 ID:u8qY4uQ1
「yogaframe!!」
755彼氏いない歴774年:2008/06/11(水) 00:24:36 ID:uU8O9AxV
喪子はいつからか感情の昂ぶりや性的興奮を覚えると火を噴く体質となっていた。
喪子「しまった!!興奮しすぎて餃子の残りを消し炭にしてしまったわ!!」
  「やばいまたおなかすいた…」
756彼氏いない歴774年:2008/06/11(水) 00:50:55 ID:xiF4ZV/9
すると目の前にスイーツ(笑)が!!
757彼氏いない歴774年:2008/06/11(水) 19:47:35 ID:7JiVhIg0
「いらっしゃいませぇ〜。愛され和スイーツ食べていきませんかぁ?たまには自分へのご褒美って感じでぇ〜」
餃子屋のとなりの甘味屋の店員が、クリームあんみつ片手に喪子に手招きする。
彼女のスイーツ(笑)言葉と飲食店にそぐわない厚化粧に、喪子は苛立ちを覚えた。
758彼氏いない歴774年:2008/06/11(水) 22:52:26 ID:uU8O9AxV
喪子「あ、ああの…パンケーキください。クリームたっぷりのやつ」
ドリフターズさながらパンケーキ投げしてぇ!!とおもったようだ。
759彼氏いない歴774年:2008/06/11(水) 23:44:12 ID:oegnVnnB
店員「は〜い、かしこまりましたぁ」
そういうと店員はパンケーキを取りに行った。
店員を待っている間、喪子は疲れを取るために少し仮眠を取ることにした。
2,3分たったころ喪子は衝撃を感じて眼を覚ました。喪子の目の前は真っ白だった。
喪子「ぐっ、@:$%%#$I$」
なんと店員が喪子に向かってパンケーキを投げてきたのだ。
喪子は顔のクリームを拭き、店員を見た。
なんと、そこにいたのは店員のコスプレをしたオマーンの手下、グアバ夫人だった。
760彼氏いない歴774年:2008/06/11(水) 23:59:17 ID:Qo4GKGm5
「アッハッハッハ!!ざまあないわね喪子!」
グアバ夫人は股をぐあばっと広げて高笑いした。
そのついでに履いていたスカートから彼女の具が覗いた。
それはまるで真っ二つに割られたグアバのように赤く…。
喪子はめまいを覚えた。
761彼氏いない歴774年:2008/06/12(木) 02:05:01 ID:JXE1s3jS
目眩で崩れる喪子。

が、どうも隠された記憶が蘇るようだった。
喪子「…あの具…見覚えある…。暗闇のなかから、光が見えて…そう!そうよ!」

喪子はバッと立ち上がり、尋ねた。
「お母さん!ねえ、私はどんな体位で出来上がったの?!あなたは私のお母さん何でしょう?」
762彼氏いない歴774年:2008/06/12(木) 12:36:03 ID:bzjbrS5c
実は、>>713である、ということは喪子は十分わかっていた。
相手をかく乱するためにそういうことをのたまってみたのだ。
しかし思いもかけず、グアバ夫人は目をうるませた。
そう、グアバ夫人にも喪子ではないが、生き別れになった娘がいたのだ。
その娘の名前というのは・・・
763彼氏いない歴774年:2008/06/12(木) 21:40:06 ID:FRrOGpHZ
お喪ろー
764彼氏いない歴774年:2008/06/12(木) 21:47:02 ID:GN0BGKuR
その名を聞いて、喪子はブラジャー孔雀を思い出した。
たしか、以前読んだ雑誌に、それが本名だと書かれていた。
よく見れば、目の前にいるグアバ夫人は彼女に似ている。
自分に否幸石を託すためにこの喪女の城に来て、洗脳されたペスタロッチに襲われたであろう彼女。
おそらく、まだ1階で倒れているかもしれない…。
765彼氏いない歴774年:2008/06/12(木) 21:52:04 ID:hp1MUheT
お前ら面白過ぎだろw
何でそんなに凄く書けるのさw
と一人呟く通りすがり
766彼氏いない歴774年:2008/06/12(木) 22:08:55 ID:CC1nj4vW
そんな通りすがりの背後にグロメン山田のなきがらが覆いかぶさる罠
767彼氏いない歴774年:2008/06/12(木) 23:21:28 ID:hp1MUheT
あれ…充子とラブラブしてたんじゃないの?
768彼氏いない歴774年:2008/06/12(木) 23:32:46 ID:yLpDgmvK
波平「ラブラブではない!ルパンルパ〜ンじゃ!!」
769彼氏いない歴774年:2008/06/12(木) 23:40:36 ID:hp1MUheT
意味わかんねぇよ
770彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 00:02:52 ID:CC1nj4vW
一方ハルミは、喪子を助けると意気込んで見たはいいが、方向音痴でつなぎ姿で城内をさまよっていた。
「ちょっとなにこの服ぅ〜…」喪婆婆から渡された青いつなぎ、その腹部は白地で真ん中に半月型のポッケがついていた。
おもむろに手を入れると、な、なんと中から
771彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 00:15:00 ID:G55b4BqN
のび太くんが出てきた。
772彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 00:22:42 ID:7g8YWW1k
でもすぐ帰っていった
773彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 00:42:23 ID:ToKgw5j9
「もー、何なのよ?!」
戸惑うハルミを、喪婆婆が迎えにきた。
「勝手にはぐれて何をしておる、早くこっちに来んか!」
喪婆婆に導かれてハルミが入った部屋の名前は、
774彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 00:52:08 ID:Z6jjRsjA
>>763
> お喪ろー

端的かつ秀逸wwww
775彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 01:00:09 ID:X9tfQgNu
などと落書きしてあるドアの上に、その部屋の名前は金文字で書かれていた。
流麗な金文字で書かれていたのは…
776彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 01:11:00 ID:TrPpXkee
アンブレラ研究室第7支部
777彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 02:00:59 ID:xFVbTbsj
喪子はグロメン山田の亡骸を背負い、ドアをノックした。
778彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 02:02:45 ID:8ZEz0Hab
「か、か ゆ…うま…」部屋に入るなりハルミはなぜか失神していた。口にはどら焼きが詰め込まれている。
779彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 11:08:42 ID:BkhIhV1z
純喫茶・歩絵夢(ポエム)のマスター「これがウワサのどら焼きプレイです」
780彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 14:01:45 ID:StbsJwXY
歩絵夢(ポエム)のマスターに睡眠薬入りのどら焼きを作らせたのは、喪婆婆だった。
「ハルミ、お前さんには少し休息が必要じゃ。…さてと、喪子はどうしておるじゃろう?」
喪婆婆がスイッチを入れると、スクリーンに喪子の姿が映った。

喪子は娘の孔雀を探しに行ったグアバ夫人を見送った後、突如現れたグロメン山田に困惑していた。
「何で充子と一緒に入り口に置いてきたはずの山田くんがここに…?ま、まさか死んでないよね?」
ためしに揺さぶってみると、山田が目を覚ました。
781彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 14:34:52 ID:2AvADegZ
取り敢えず生存は確認された
山田は正直足手まといなので、喪子はそこら辺に放り投げといた
782彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 17:59:57 ID:nMhyYqAP
純喫茶・歩絵夢(ポエム)のバイト「どら焼きとアイスコーヒーセットおまたせしました〜」
783彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 18:52:58 ID:pB0TMKPq
「え?!頼んでないけど…」
「喪婆婆様から、喪子さんへの差し入れでーす。きっとお腹をすかせてるだろうって」
喪子は毒が入っていないか確認してから食べ始めた。
すきっ腹にどら焼きの甘さが染み渡ったが、とたんに急激な眠気が…・。
「てへっ。毒は入ってないけど、睡眠薬は入ってるんでーす!」
歩絵夢(ポエム)のバイトは眠った喪子を担ぎ、喪婆婆とハルミ(爆睡中)の待つアンブレラ研究室第7支部へと急いだ。
784彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 19:39:19 ID:X9tfQgNu
懐かしいような心地いいような香りに誘われるように喪子が目を覚ますと、
そこは純白の柔らかいリネンに包まれたベッドの上だった。
「わたし…!?」
ベッドサイドテーブルにはういういしいうす紅色のバラが飾られ、どこからか
美しい音楽が流れていた。
喪子は体を起こしてあたりを見回した。
「ここはどこ!?」
マントルピースなど優雅な調度品、薄いグリーンの壁紙、腰壁、
シャンデリア……そして、鉄格子。
「え、鉄格子?」
その広い部屋のちょうど真ん中が無骨な鉄格子で仕切られていることに喪子は
気づいた。
「ナニコレ」
鉄格子の向こうにも優雅な空間が広がっている。同じくグリーンの壁紙、腰壁、
そして天蓋つきの、喪子が寝かされていたそれよりも更に豪華で大きなベッド…。
「ん!?あれは…」
そのベッドの上で静かに眠っていたのは、他ならぬ喪子の想い人、
「ハルミさん!?」
であった。
785彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 20:13:00 ID:1sMrs0We
???「ハッヒフッヘホー♪」

耳障りな声が聞こえる・・

喪子「そ、その声は!?」
786彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 21:05:14 ID:TlqfvGMy
のび太くん!
787彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 21:31:39 ID:bLHY7zSq
しかしすぐに帰っていった
788彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 22:32:42 ID:pB0TMKPq
「ハルミさん!起きて、ハルミさん!」
喪子は鉄格子の向こうのハルミに呼びかけたが、まだ睡眠薬が効いているらしく彼は眠り続けていた。

そのころVIPルームでは、オマーンと充子が不毛な争いを繰り広げていた。
ちなみに山田は、ハルミが消えたことに激昂したオマーンによって下の階につきおとされたのだった。

「ハルミちゃんをどこへやったのよ?!言いなさいったら、このバカ女〜!」
「あのオカマなんてどーでもいいし!それより山田ッチどこよ?このエロババアが!」
二人が互いに小学生パンチを繰り出したとき、そこに割り込んできた者がいた。
789彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 22:44:20 ID:8ZEz0Hab
水戸肛門
790彼氏いない歴774年:2008/06/13(金) 23:37:40 ID:qVTriy7+
肛門「私は越後のちりめん問屋の隠居。この物たちは一緒に旅を…」

透け「るっせぇ、隠居じじぃがペラペラ言ってんじゃねぇよ!!」

書く「おいじじぃ、勝手に他人と話すなって言ったよなあ?」


が、ひるまず終始穏やかに笑う肛門様。
その姿を目にした喪子は、恐る恐る尋ねた。
791彼氏いない歴774年:2008/06/14(土) 00:28:41 ID:ttIyJSUo
おっぱい飲ーみたいの?
792彼氏いない歴774年:2008/06/14(土) 00:49:21 ID:m+q6djbJ
喪子じゃなくて充子が訊ねる前にオマーンが出しゃばってそう言った。
それに対して肛門様は、
793彼氏いない歴774年:2008/06/14(土) 01:14:09 ID:BdBl8q2X
肛門 「チュウ チュウ タ コ カ イ ナー」
794彼氏いない歴774年:2008/06/14(土) 01:14:20 ID:aXkfBebO
無視をして、なんとオマーンを杖で攻撃!
喪子にとっては心強い味方になった
「すけさん、かくさん懲らしめてやりなさいw」
795彼氏いない歴774年:2008/06/14(土) 02:57:45 ID:niM6IIAc
「喪子はこの部屋にいないのよ!!ちょっとくらい前のレスを読んでよ!」
と再び喪子と間違えられた充子は怒り狂った。
「なんでこの愛されガールのあたしが、あんな喪女と間違えられまくり
なのよッ!」
VIPルームに充子の叫びが響いた。

その頃、『アンブレラ研究室第7支部』という名の部屋にいる本物の喪子は
鉄格子ごしにハルミを呼び続けていた。が、相変わらずハルミは豪華な
ベッドの上ですやすやと寝息をたてていた。
「ハルミさん!おきて!どうしてこんなことになってるの?」
796彼氏いない歴774年:2008/06/14(土) 12:42:35 ID:aXkfBebO
しかし返ってくる声は無い
797彼氏いない歴774年:2008/06/14(土) 18:38:22 ID:YNwOrL/b
何故自分が睡眠薬を盛られてこの部屋に連れてこられたのか?
VIPルームにいるはずのハルミがここに寝かされているのは何故か?
誰の仕業? そしてその者の目的は何なのだろう……?
最近の流れが良く分かっていない読者や書き手もいるようだし、
とりあえず喪子は最近のあらすじと主な人物を纏めながら考えてみることにした。
798彼氏いない歴774年:2008/06/14(土) 18:39:19 ID:YNwOrL/b
 * 今までの情報を参考に主な人物まとめ *

喪村喪子(25)…喪女充を目指す喪女。ハルミが好き。前世はマッチョなモコ姫。
         現在の装備は、ワンピース(ノーパン)・割れたビン・早売りりぼん・否幸石
ハルミ(26)…喪子の高校時代の先輩で現在オカマ。本名は玉木宏行。新宿二丁目でオカマバー経営。
        喪子が好きで、前世はかぐや王子。実はけっこうなマッチョで力持ち。
喪婆婆(60)…喪子に喪女充の道を示すカリスマ喪女。若い頃は美人だったらしい。
グロメン山田(26)…ハルミの友人。ガノタ。充子に逆レイプされて恋人に。
ヨハン・ペスタロッチ3世(26?)…ハルミの友人。麻薬Gメンだが、稀代のドS。ラクロスを愛している。
喪村充子(?)…喪子の妹。スイーツ脳でビッチなゆとり。山田と付き合っている。
        自称愛されガールだが、厚化粧の下の素顔はドズル・ザビ似。
大明神オマーン(84)…喪子をライバル視し、ハルミの貞操を狙うエロババア。
            気が若くてスイーツ(笑)。年上だが喪婆婆の後輩らしい。
ブラジャー孔雀(?)…伝説の女医でレズ。本名は、お喪ろー。生き別れの母はオマーンの手下のグアバ夫人。
のび太くん(?)…突然現れては、すぐに帰っていく。そんだけ。
799彼氏いない歴774年:2008/06/14(土) 18:41:15 ID:YNwOrL/b
あらすじ(それ以前のあらすじは>>239 >>358 >>456-457 >>636-637

倒れているハルミを助けるため、喪子は伝説の女医ブラジャー孔雀の元へ。
そこでゲームという名の交渉をしていると、オマーンからの手紙が届く。
ハルミを返してほしくば、喪女の城へ来いということだった。
喪女の城とは、喪子が港に来る前に働いていたラブホで、ハルミはそこのVIPルームにいるらしい。
孔雀から養命酒と早売りの「りぼん」を受け取り、喪子は旅立つ。

入り口で会ったグロメン山田と充子にムカついて二人を養命酒で殴り、武器の割れたビンをゲット。
更にオマーンがここの奥に入っていったことと、彼女の愛読書がりぼんであることを聞く。
気絶した二人を置いて進むと、ボロボロのブラジャー孔雀がいた。
誰かにやられたらしい彼女は、喪子に「ひこう石」を託して気絶する。
ひこう石を手に入れると、喪子の白鳥チュチュの鳥頭が亀の頭に変化した。

その頃、VIPルームで拘束されたハルミはオマーンの目的を知る。
オマーンは、初恋の人に似たハルミが喪子を愛しているのが気に入らない。
だから、ここに辿り着いた喪子を倒し、その目の前でハルミを犯して性奴隷にするつもりだ。
更にオマーンは紫に金ラメのレースキャミとTバック姿になって、ハルミを威嚇。

一方、オマーンの用意した最初の罠…過去のトラウマ映像から逃れた喪子は、
孔雀を攻撃したのは誰かと考える。
…と、そこにオマーンに操られたペスタロッチが現れ、攻撃してくる。
喪子はピンチに陥ったが、突如ひこう石が輝き、ペスタロッチをトラウマに苦しめた。
ひこう石…否幸石は、敵の心の傷をえぐって不幸で鬱な気分にさせる効果があるのだ。

ペスタロッチ撃破後、2階のボスから喪婆婆の喪子に真の喪女充になるための試練を与えるという目的と、
前述のオマーンの目的を聞いた喪子は、ハルミのいる5階を目指す。
その後、3階で失禁した喪子の前にオマーンが現れ、録画した失禁シーンをハルミに見せると言って去る。
ワンピースに着替えた喪子はオマーンの用意したパンパースの罠にかかり、ノーパンで進むことに。
800彼氏いない歴774年:2008/06/14(土) 18:42:03 ID:YNwOrL/b
その頃、オマーン不在のVIPルームに喪婆婆がやってくる。
彼女から喪子が喪女充を目指していることを聞いたハルミは、愛する喪子の力になりたいと願い、
オカマフルパワーで拘束を解いて、喪婆婆に付いて行く。
そして、喪婆婆はハルミの代わりに山田と充子をVIPルームに置いていった。

青いツナギに着替え、アンブレラ研究室第7支部に連れて来られたハルミは、
喪婆婆に休息が必要だと言われ、睡眠薬入りのどら焼きで眠らされる。

VIPルームに戻ったオマーンは、ハルミが消えて山田と充子が寝ていることに憤慨。
山田を4階に突き落とし、目覚めた充子と口論になる。
そこに何故か水戸肛門一行が現れたり喪子と名前を間違えられたりして、充子は怒り狂う。

喪子は、4階でオマーンの手下・グアバ夫人の罠を退ける。
グアバ夫人が生き別れの娘ブラジャー孔雀の元へと向かった後、喪子の前に気絶したままの山田が出現。
足手まといの山田を置いて進もうとした喪子の前に、喪婆婆からの差し入れのどら焼きが届く。
だが、それには睡眠薬が仕込まれていた。

喪子が目覚めると、そこは豪奢な広い部屋…アンブレラ研究室第7支部だった。
同じ部屋の中でハルミが寝ているが、部屋の真ん中にある鉄格子のせいで近寄れない。
呼びかけても、まだ薬が効いているハルミは起きてはくれなかった。
(あらすじ完了)

「…ふう。纏めはこんなとこかな?」
その時、ハルミがゆっくりと起き上がった。
喪子は駆け寄ろうとしたが、彼はどこか虚ろな目をしている。
801彼氏いない歴774年:2008/06/14(土) 20:32:40 ID:/SKKo2t+
喪子がハルミの名前を叫ぼうとした その時に部屋の扉が開いた
そこには…
802彼氏いない歴774年:2008/06/14(土) 22:41:58 ID:m+q6djbJ
のび太くんがいたが、すぐに帰っていった。
喪子が困惑していると、虚ろな目のハルミがツナギのジッパーを下ろしつつ言った。
803彼氏いない歴774年:2008/06/14(土) 22:43:14 ID:fycjJjM3
やらないか・・・
804彼氏いない歴774年:2008/06/14(土) 22:59:55 ID:ApypiY/I
喪子「ウホッ これは良いマッスル」
805彼氏いない歴774年:2008/06/15(日) 00:09:49 ID:GTkgYpuT
と、そのとき大地震が!!
そう、喪女の城は岩手南部にあったのだ!!

「じゃ!地震だ地震だ!!そこの娘っコ!!何してるってや!?そこ危ねぞ!!
 はよあべあべ!!」
806彼氏いない歴774年:2008/06/15(日) 00:31:03 ID:/m/gwX61
ハルミがちんこ丸出しのまま、何故か東北なまりで言った。
幸い頑丈な造りの喪女の城はびくともしなかったが、喪子には気にかかることが…。
「香港に岩手って地名あったかな?…というか、そこの娘っコって…ハルミさん私がわからないの?!」

旅に出てから痩せて標準体重になり、以前よりもキレイになったと思う。
でも、自分に対するハルミの、知らない人を見るような表情…。
…そう、体質に合わぬ睡眠薬の副作用で、ハルミは記憶喪失になっていたのだ。
「アタシは誰?あなたも誰?それはともかく、やらないか?」
807彼氏いない歴774年:2008/06/15(日) 01:02:00 ID:MPTk0Mhb
いかんせんふたりを隔てる鉄格子。
その時、部屋の中に喪婆婆の声が響いた。
「喪子、ハルミ、地震は大丈夫だったか?」
「喪婆婆!?」
「喪子よ、これは喪女充になるための最後の試練となるはずじゃ…」
試練?喪子は不安げにスピーカーを見上げた。
「さっきのび太が出入りした扉。これは封印させてもらう…」
ガチャ、と自動ロックの音が響いた。
「喪子よ、この鉄格子で隔てられたこの部屋で、お前とハルミは
十日間生活を共にするのじゃ…!」
「えっ!」
「バストイレは、それぞれのベッドの横の水色の扉を開けるとある。
その隣の緑色の扉はキッチンじゃ。冷蔵庫には食材がつまっておる」
喪子は喪婆婆の言葉を確認するように水色の扉と緑色の扉を開けた。
ハルミ側にも同じような扉があるのが見えたが、ハルミはぼんやりと
ベッドに腰掛けている。
「では、がんばるのじゃぞ、アデュー」
「ちょっと待って!ハルミさんの様子が」
スピーカーからプツリと通信を切る音がした。
808彼氏いない歴774年:2008/06/15(日) 02:53:31 ID:MPTk0Mhb
再びスピーカーから喪婆婆の声がした。
「そうそう、>>798-800乙!わかりやすくて有り難い!」
そして再び通信を切る音がした。
809彼氏いない歴774年:2008/06/15(日) 03:46:17 ID:soP674dn
プッチンプリン


810彼氏いない歴774年:2008/06/15(日) 18:29:20 ID:CBJ17E5r
外界から隔絶された部屋の中で、愛しい人と二人きりで過ごす十日間……。
今まで異性と付き合った事のない喪子にとっては、初めての体験だ。
普通ならば、喜びと期待と少しの気恥ずかしさでいっぱいになるだろうシチュエーション。
…だが、今の喪子にはそれらの感情よりも、不安と戸惑いのほうが大きかった。

記憶を失くし、喪子の事も自分の事も分からないらしいハルミ。
この十日で、まずは彼の記憶を戻すか、元の関係を築くかする必要がある。
そして、それが叶ったところで、鉄格子が二人の接触を阻む。
ご丁寧に鉄棒の間に金網が張られているため、
お互いを想う感情が昂っても、ろくに触れ合うことすら出来ない。

(先ずはハルミさんの記憶を戻したいけど、どうすればいいんだろう……)
その時、喪子に良い考えが浮かんだ。それは……、
811彼氏いない歴774年:2008/06/15(日) 23:24:00 ID:pjmzjqg0
まんぐりがえし
812彼氏いない歴774年:2008/06/16(月) 00:35:08 ID:mJ9ka6qO
「見て!見て!ハルミさん!!わたしよ!!これが私よ!!」
喪子は固い体を軋ませながらそのポーズを取り叫んだ。
すると…
813彼氏いない歴774年:2008/06/16(月) 00:35:48 ID:mJ9ka6qO
「見て!見て!ハルミさん!!わたしよ!!これが私よ!!」
喪子は全裸になり、固い体を軋ませながらそのポーズとり、叫んだ。
すると…
814彼氏いない歴774年:2008/06/16(月) 01:06:37 ID:DlR4gb7j
のび太が現れたが、またまたすぐに帰っていった
815彼氏いない歴774年:2008/06/16(月) 01:36:21 ID:JhMyugiU
>>807で自動ロックされてるのに!?とモニターを見て焦る喪婆婆。
再びロックをかけなおした。
そしてため息をついて喪子に向けてマイクをONにした。
「喪子よ…。ハルミの好きだったものはそれか?本当にそれか?」
そこで喪子はハルミが好きだったのは『いんぐりもんぐり』(とマッチョ)
だったということを思い出し、顔を真っ赤にしてワンピースを着た。
「いんぐりもんぐり…判らない若い喪女はぐぐってみて…」

喪婆婆はホッとしてマイクをOFFにした。
ところで鉄格子ごしに喪子の渾身のポーズを見ていたハルミだが、
816彼氏いない歴774年:2008/06/16(月) 06:03:02 ID:c3bZevoa
鼻血だしてた
817彼氏いない歴774年:2008/06/16(月) 12:42:34 ID:3zYzmPFo
吹き出る鼻血でハルミは意識が朦朧として倒れてしまった。
喪子は自分のしている事に深く落ち込みうなだれた。
そこでさっきの出来事にハッと思い付く。

「喪婆婆がドアをロックしたにも関わらず、のび太っていう人はこの部屋にいとも簡単に入ってきた。
いつもすぐに帰ってゆくけど…あの人はいったい何者??
またこの部屋のドアを開けてくれれば…
すぐに帰らずに私達を助けてくれるようにしむければ、此処から抜け出せるかもしれない…」

抜け出せる術を思い付くも 喪女充にはどうやってなれるかが解らずに 再び頭を抱えて座り込んだ。
「喪女の事は解るけどリア充には怨念や苛立ちしか思い付かない。どうすれば…どうすれ…ば…」
818彼氏いない歴774年:2008/06/16(月) 13:59:05 ID:DlR4gb7j
一方その頃のび太は宙に浮いていた
実はのび太は仮の姿であった
真の姿は…
819彼氏いない歴774年:2008/06/16(月) 15:57:30 ID:mJ9ka6qO
喪子の生き別れの弟、充太=ジュリアーノ(愛称ジュジュ)であった。

十数年前、喪子の父がイタリアに旅行に行った際に、
イタリア美女と一夜のアバンチュールを楽しんだ末に出来た子供である。
何を隠そう、のび太の分厚いメガネと小学生ルックを脱ぎ捨てると、
まばゆいばかりの美少年なのだ。

「姉さん…」
ジュジュはつぶやいた。
820彼氏いない歴774年:2008/06/16(月) 17:13:36 ID:dBiksbz1
そんなジュジュの行動の一部始終を、怒り狂う充子から逃れて廊下に出たオマーンが観察していた。
「…ふうん、ハルミちゃんは喪子とあの部屋にいるのね。しかも記憶がないなんて、これはチャンスかも!
あの少年の力を使ってハルミちゃん側のドアから入って、鉄格子ごしに悔しがる喪子の前でハルミちゃんを…キャハッ☆」

オマーンは気配を殺してジュジュの背後に忍び寄り、足を掴んで引っ張り下ろした。
「…な、何?!おばあちゃん、誰なのっ?!!」
「ふふふっ☆坊や、ちょっとお話しましょっ!」
オマーンは突然の事にうろたえるジュジュを羽交い絞めにし、その鼻に自身の脱ぎたてTバックを押し付けた。
821彼氏いない歴774年:2008/06/16(月) 19:01:38 ID:DlR4gb7j
しかしジュジュは不思議な力を持っていた
生まれながらにして神に護られているのだ
彼の守り神はオマーンにキレて、オマーンを吹き飛ばした
822彼氏いない歴774年:2008/06/16(月) 19:31:36 ID:LpSIFihW
神「おまえうざいから、さっきそこでひろってきたヤツやるよ」


神がオマーンに投げたもの、それは誰の物だかわからないち○こだった…
823彼氏いない歴774年:2008/06/16(月) 20:53:32 ID:dBiksbz1
しかし、オマーンが咄嗟に避けたので、ちんこは階段の吹き抜け部分から4階のトイレに落ちた。
そして、たまたま用を足していたグロメン山田の股間に貼り付いたのだった。
ひょんな事から二本のちんこを持つ男になってしまった山田は、
「うっひょ〜!これで充子に二本差しプレイ出来るぞ!」
と、5階へと移動し、廊下にいるオマーンやジュジュと鉢合わせてしまった。

824彼氏いない歴774年:2008/06/16(月) 23:05:57 ID:GcEweI7y
ぼんぢゅーる
825彼氏いない歴774年:2008/06/17(火) 03:25:02 ID:MXqrRq27
日伊ハーフのジュジュを見て、山田はとりあえずフランス語で挨拶してみた。
「「黙れ、ちんぽ野郎!」」
KYな彼を、ジュジュとオマーンが同時に罵倒する。
826彼氏いない歴774年:2008/06/17(火) 04:27:16 ID:XK5aoxre
「なにを!!いや確かに俺は…。だが、罵倒は許さん!!」
とりあえず山田とジュジュとオマーンが廊下で揉めている間、
『アンブレラ研究室第7支部』の中は静かであった。
喪子は鉄格子の向こうのベッドで意識を失っているハルミをじっと
見ていた。
「ハルミさん…」
堅牢な作りの鉄格子を眺める。格子の間には前述の通りしっかりした
金網も張られている。
「あっ」
足元のあたり、床上10センチほどだけ金網が張られていない部分が
あることに喪子は気が付いた。
「……」
喪子は緑色の扉を開けた。小さいが調理器具が一通り揃ったキッチンに
入り、冷蔵庫を開ける。喪婆婆が告げたように、新鮮な食材で満たされて
いた。
「ハルミさんが目を覚ましたとき、お腹がすいてるかも知れない。
料理を作ってあの金網のすき間からハルミさんに渡そう」
そして喪子が作った料理とは…
827彼氏いない歴774年:2008/06/17(火) 11:27:58 ID:kZEISfJL
まむしドリンク
828彼氏いない歴774年:2008/06/17(火) 19:21:09 ID:1Ph/yLyx
「これでハルミさんに元気になってもらおう。そして、何とかして脱出を…」
喪子がまむしドリンクを差し入れようとしたその時、喪婆婆から通信が入った。

「喪子よ、脱出する方法はハルミの記憶を戻して身も心も結ばれることじゃ。
そうすれば、ロックは解除される。もしそれ以外で脱走した場合、喪女充にはなれぬと思え!」
「心はともかく、鉄格子と金網のせいで結ばれるどころか触れ合うのも難しいってば!」
「鉄格子をどうにかする方法はある、よく過去レスを読んで考えてみれば分かることじゃ」
そこで、通信は切れた。
829彼氏いない歴774年:2008/06/17(火) 20:26:14 ID:DOf4z1A9
喪子「さあ、どうしよう…」

ここに水はあるわね!→@水をかぶってマッチョ化し、力づくで金網をやぶる
ここにエロ本は…ないけどハルミさんが目の前にいる→いつでも妄想さえすれば興奮し、火を噴くこともできるAヨガファイヤーで金網を熱してもろくなったところを破壊する
また全裸であのポーズをすれば来るかしら…?→Bのび太召喚
どうなるかわからないけど…→Cひこう石をつかう
830彼氏いない歴774年:2008/06/17(火) 22:37:37 ID:XK5aoxre
「じゃあ、まずはハルミさんの記憶を取り戻すことが先決だからCで。
他の方法も状況によっては試してみよう」
喪子はトラウマ作戦から実行することを決めた。
「荒療治でごめんね、ハルミさん」
喪子はまむしドリンクを金網のすき間からそっと滑らせて、ハルミが
目を覚ますのを待った。
831彼氏いない歴774年:2008/06/17(火) 22:52:17 ID:mqZtfQH3
その時!!


のび太が現れた。
額から汗が流れ落ち、荒い呼吸だった。何かに追いかけられ、走り疲れたようだった。

そして目の前にあったまむしドリンクに手を伸ばし…


伸びた「キチガイ」

といって投げ捨てた。
こぼれ落ちるまむしドリンク…それを見て嘲笑うのび太。
832彼氏いない歴774年:2008/06/18(水) 01:00:33 ID:XzT8GdmG
「ゆ、許さない!よくもハルミさんのために作ったあかまむしを…!」
喪子は怒りに震えながら、のび太ことジュジュにひこう石を突き付けた。
「ぐぎゃっ!!」
833彼氏いない歴774年:2008/06/18(水) 01:18:15 ID:wuc8muA+
ジュジュ「やれやれだぜ・・・・」

なんと!!
ジュジュのスタンドが現れ、飛行石を凄まじいラッシュで粉砕してしまった!!
834彼氏いない歴774年:2008/06/18(水) 01:39:46 ID:AQaBirqr
喪子「のびたさん…あなたどこからはいってきたの?」
835彼氏いない歴774年:2008/06/18(水) 04:20:13 ID:5sSjloqL
のび太は不適な笑みを浮かべ、髪が逆立ち風でなびいている

喪子はのび太の指先から糸が出ていることに気付く

「あれは・・・!」
836彼氏いない歴774年:2008/06/18(水) 13:58:27 ID:HSZhZeC8
それは納豆だった。
「僕は納豆の糸が伸びた距離だけテレポート出来るのさ。君達には無理だから諦めな」
喪子は少し落胆したが、気を取り直してもう一つの質問をした。

「…ところで、どうしてあなたは女の子なのにのび太の格好なの?」
「僕は男だけど…、あれ?ちょっと…、そんな…!!」
ズボンの中に手を入れてみたのび太は、ちんこがまんこに変化していることを知って蒼白になる。
そう、守護神がオマーンに投げつけて山田にくっついたちんここそ、のび太=ジュジュのものだった。
「くそっ!あれを取り返さないと!!」
そう言ってのび太が消えた後、喪子は早売りりぼんを取られたことに気付く。

「あいつ、りぼんを何に使うつもりなの?…それにしても、ひこう石どうしよう…あれ、何かある?」
喪子は、壊されたひこう石のかけらの中に鈍く光るものを見つけた。それは…、
837彼氏いない歴774年:2008/06/18(水) 16:51:42 ID:p8V022my
喪子の乳歯
838彼氏いない歴774年:2008/06/18(水) 21:57:55 ID:deNK9ZWI
「幼きあの日、屋根に投げたはずなのに」
839彼氏いない歴774年:2008/06/19(木) 00:30:31 ID:RkGeKlCq
「虚空に消えていったはずなのに」
840彼氏いない歴774年:2008/06/19(木) 00:45:24 ID:jBxnQD9o
乳歯「フヒヒ…」
喪子「!?」
841彼氏いない歴774年:2008/06/19(木) 01:06:48 ID:FUBysWM3
乳歯は喪子の口内に飛び込み、奥歯と融合して加速装置になった。
842彼氏いない歴774年:2008/06/19(木) 01:23:39 ID:5hqsabmv
シャカシャカと動きが速くなる喪子。
その勢いで15分で中華満艦会席を作り上げた。
843彼氏いない歴774年:2008/06/19(木) 09:41:42 ID:95bIRz9p
一方喪子の弟のジュジュは、早売りりぼんを間違えて持ってきてしまった
山田が手に入れたやつが彼の物だったというが、あれは演技だった
性器が取れる筈はない

姉の必須アイテムを持って来たことに、彼はどうしようと戸惑った
だか彼の守護神はこう言った
844彼氏いない歴774年:2008/06/19(木) 11:26:51 ID:Hv7yjK5W
「抜いてしまえ。そのりぼんで」
845彼氏いない歴774年:2008/06/19(木) 14:14:19 ID:P2zDjIER
ジュジュは12歳、成長が遅めの彼はまだ第二次性徴を迎えてはいなかった。
(その僕がりぼんで抜く…?どうやって?神様はこれ以上僕に何をさせるつもりなの?)

今まで彼は、自分を守り特殊能力を与えてくれる守護神の言葉に従って生きてきた。
この香港に来たのも、母を亡くして一人になったとき、腹違いの姉が二人いると囁かれたからだ。
だが、喪子と充子を見つけて弟だと名乗り出ようとした彼を制し、意味不明な指示ばかりする神。
このまま従っていたら、破滅するかもしれない。

「守護神リアージュ!あなたは本当に僕を守護しているの?それとも他に目的が?!」
「フハハハハ、やっと気付いたか。我は邪神リアージュ!
お前を破滅させて魂を食らうために、12年間守護神のふりをしていたのだ!!」
ジュジュを、背後からどす黒い触手が縛める。
「…助けて喪子姉さん、充子姉さん!ああ…誰でもいいから助けてっ!!」
846彼氏いない歴774年:2008/06/19(木) 16:13:44 ID:cYaJoKgZ
「グロメンフラーッシュ!!!」
謎の光の攻撃によって、ジュジュを拘束する邪神の触手は消えた。

「あ・・・あなたはさっきのちんぽ野郎・・・!」
「俺は山田タロウ。ジュジュ、君の義兄さんになるかもしれない男さ!」
ジュジュのピンチを救った山田は、グロメンらしからぬ爽やかな笑顔で言った。
847彼氏いない歴774年:2008/06/19(木) 18:44:55 ID:95bIRz9p
しかし山田はどうでもいい
のびたの守護神は邪神ではない
勝手に設定変えないように
by神
848彼氏いない歴774年:2008/06/19(木) 19:32:48 ID:By3iV/gh
と、守護神の声がしたが、一度芽生えた不信感は拭えない。
「勝手に設定変えるなと言われても、リレー小説の設定なんて個人でなく複数の書き手に作られていくものじゃないかな。
それと、山田さんって何者?どっちかの姉さんの恋人!?あああっ、僕は何を信じればいいの?!」
混乱したジュジュは、りぼんを抱き締めたまま山田の腕の中で気絶した。
849彼氏いない歴774年:2008/06/19(木) 20:52:59 ID:vrIRNW7Z
山田「漢(おとこ)はな、そうやって大人になっていくんだぜ・・?」
気絶したジュジュを優しく抱きしめるつい最近まで童貞だった山田。
850彼氏いない歴774年:2008/06/20(金) 00:33:41 ID:93YYx8Ob
「さて、充子はどこかな」
山田はジュジュを肩に抱き上げて廊下を歩き始めた。
守護神リアージュはおのれの設定の変更は呑みこんだが、グロメン山田の
唐突なるニヒルなキャラ付けには大いに違和感を抱いた。
というより不信感を抱いた。
「なんだか…あの男に任せておくとジュジュが危ない気がする」
851彼氏いない歴774年:2008/06/20(金) 02:52:48 ID:IqKBWWB8
そのころ、山田とジュジュを見失ったオマーンがVIPルームに戻ると、充子が一人でアニメを観ていた。
オマーンが戻ったことにも気付かないほど夢中で観ている作品とは、
852彼氏いない歴774年:2008/06/20(金) 04:08:00 ID:RhnXZMyb
「アルプスの少女ハイジ」だった
853彼氏いない歴774年:2008/06/20(金) 04:35:39 ID:6VAsRcO8
ラーリラーリラリホやっ
ラリホやっラリホ〜♪
ラーリラーリラリホやラリホりホ〜♪
854彼氏いない歴774年:2008/06/20(金) 13:23:29 ID:NAI2C0W5
そのままオマーンが気配を殺してソファーの後ろに隠れていると、充子はおんじのアップのシーンで一時停止した。
「おじいさんステキ…、あぁっ、おじいさ〜んっ!」
充子は画面を見つめ、吐息を荒くして服の上から胸と股間を弄り始める。

(何よ、この子?実は二次元爺フェチとか?)
オマーンの読みは当たっていた。
普段はNANAしか読まないふりをしている自称愛されガールの充子だが、
実はマンガやアニメの爺キャラをおかずにしてオナニーが密かな趣味だった。
ちなみに一番好きな爺キャラは…、
855彼氏いない歴774年:2008/06/20(金) 14:38:57 ID:whkcJzje
さくら友蔵
856彼氏いない歴774年:2008/06/20(金) 14:57:40 ID:pd5n31ql
まじつまんなくなった
857彼氏いない歴774年:2008/06/20(金) 17:46:20 ID:93YYx8Ob
オマーンはもっと渋めの爺キャラを想定していたため、ついそう呟いたが
よく考えると友蔵も悪くないと思った。
858彼氏いない歴774年:2008/06/20(金) 19:58:06 ID:u/Ffgnux
そこでオマーンは友蔵から愛読書を思い出した。
(もうすぐりぼんの発売日だったわね…もう早売りしてるかしら?読みたいな……)

オマーンがそう思っているころ、喪子は目覚めたハルミに料理を振舞い、何とか記憶を戻そうとしていた。
「ところでハルミさん、何か少しでも覚えてない?」
「…ハルミ?俺の名は玉木宏行だ。部活に行くのに山田と待ち合わせていたはずなのに、
どうしてこんな所に?それに、お姉さんは誰だよ?」
なんと、ハルミが失くしているのはここ10年間の記憶だった。
彼の記憶は、喪子と出会う直前の16歳の春の日からすっぽりと抜けているのだ。
859彼氏いない歴774年:2008/06/20(金) 20:39:49 ID:93YYx8Ob
「ところでこのホイコーローうまいね。お姉さんが作ったの?」
生粋の喪女である喪子は、生まれて初めて好きな人に料理を誉められ、つうか
食べてもらった上に誉められ、鉄格子ごしに身悶えた。
860彼氏いない歴774年:2008/06/21(土) 00:13:28 ID:Eu6AybqM
喪子の気色悪い身悶えに、ハルミは少なからず引いた。
「と、ところでさ、何でお姉さんは檻に閉じ込められてるの?」
861彼氏いない歴774年:2008/06/21(土) 01:18:02 ID:BP3fFp6g
喪子(ど、どうしよう。こんな状態のハルミさん…になんて言ったらいいの…)

@真実を話す
Aウホッ!!ウホウホウッホ!!(檻の中のゴリラの真似)
Bそれより私のことどう思う…?
862彼氏いない歴774年:2008/06/21(土) 03:08:21 ID:M+AVtrsp
「ところでこの水餃子うまいね。お姉さんが作ったの?」
863彼氏いない歴774年:2008/06/21(土) 11:22:18 ID:5LCAreNS
喪子はハルミに真実を話すべきか悩みつつ、ノーパンなのを忘れて足を組み替えた。
「お、お姉さんの水餃子が見えてる…!」
偶然のチラリズムに疼きを覚え、ハルミは箸を取り落として前かがみになる。

「俺の体が反応するなんて、お姉さんはいったい…?」
>>277-278のとおり、オカマに目覚める前からハルミは女性で興奮したことがなかった。
喪子を好きになってからは彼女にのみ雄が反応するが、記憶のない今の彼にはそれが分からない。
(それに、このお姉さんを見ていると不思議な気持ちになる。
ドキドキして、でもどこか暖かくて…俺を知ってるみたいだけど、この人は俺の何なんだろうい?)
ハルミは股間を押さえながら、喪子への疑問と不思議な感情に思いをめぐらせた。
864彼氏いない歴774年:2008/06/21(土) 18:10:36 ID:M+AVtrsp
「と、ととと、ところでこのエビチリうまいね。おっお姉さんが作ったの?」
865彼氏いない歴774年:2008/06/21(土) 21:52:24 ID:S1yYRJML
ヤバい抜きたい・・・どうしよう
866彼氏いない歴774年:2008/06/21(土) 22:44:34 ID:Ok2p+wEB
とはいえ喪子の前でするわけにもいかないので、とりあえずトイレに駆け込んだ。
トイレの壁には大きな鏡があり、無意識にそれを覗いて…ハルミは驚愕した。
そこに映るのは16歳の少年ではなく、二十代半ばの長身でマッチョな姿。
しかも、何故か派手なメイクにロングヘアーのカツラをつけているのである。
867彼氏いない歴774年:2008/06/21(土) 22:46:31 ID:RAkEmpIA
ぬいてしまえー゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*
868彼氏いない歴774年:2008/06/21(土) 23:06:25 ID:kKy5EeHI
連続5回もトイレの中でヌいてしまったハルミ。
若いって素晴しい。
869彼氏いない歴774年:2008/06/21(土) 23:27:03 ID:Ok2p+wEB
スッキリしてスーパー賢者タイムに入ると、ハルミは自分のことを考えた。
「俺は何故こんな場所でそんな姿に?何だかあのお姉さんより年上みたいだし、
どうしてこんなムキムキで化粧やカツラを…?!ああっ、分からない!」

しばらくして戻ったハルミを見た喪子は、彼がカツラを外してスッピンになっていることに気付いた。
870彼氏いない歴774年:2008/06/22(日) 01:47:30 ID:rmRG6Lcj
「と…ところで…この麻婆茄子うまいね。お姉さ…君が作ったの?」
871彼氏いない歴774年:2008/06/22(日) 02:00:12 ID:PLFRzHaf
ハルミは料理を誉めて場を取り繕おうとしたが、その姿と態度から喪子は悟った。
「ハルミさん、鏡を見たのね?…そうよ、あなたは本当は26歳でここ十年の記憶を失ってるの」
872彼氏いない歴774年:2008/06/22(日) 04:14:19 ID:rmRG6Lcj
「……ところで…このチンジャオロースうま…」
873彼氏いない歴774年:2008/06/22(日) 07:28:32 ID:HhHNeFuk
ハルミはこんらんしている!!
874彼氏いない歴774年:2008/06/22(日) 16:49:27 ID:Df6CiDJ+
記憶を失くした事、鉄格子と金網で仕切られた部屋に閉じ込められている事、
メイクとカツラの事、そして鉄格子の向こうの女性が何者で自分とどういう関係なのかという事……。
ハルミは食事の手を止め、幾つもの謎の中で特に気になっている事から聞いてみることにした。

「教えてほしい。お姉…き、君は誰だ? そして、俺と君の関係は? どうして俺をハルミと呼ぶ?」
まだ(16の時点で)女性に恋した事はないが、漠然と記憶を失くす前の自分が彼女を好きなのでは…と思った。
静かに答えを待っていると、彼女がゆっくりと話し始めた。

「私は喪村喪子。ハルミさん…玉木先輩の高校の1年後輩で……」
「そ、そうか。君も都立腋毛処理高校か!」
「いいえ、あなたが後から転校する私立ちんぴょろすっぽん高校よ」
875彼氏いない歴774年:2008/06/22(日) 19:25:56 ID:CqdmGBoG
私立ちんぴょろすっぽん高・・・・
それは、馬鹿田付属高と日本の馬鹿学生を二分する超三流の高校である。
876彼氏いない歴774年:2008/06/22(日) 22:43:49 ID:nC8r51YR
ハルミは急いでトイレに駆け込んだ

ハルミは頭に手を当てている、まるでムンクの叫びのようだ

胸のざわめきに戸惑いを隠せない、女にこんな感情を抱くなんて・・・
それも後輩だって?私にそんな後輩いたかしら・・・

賢者タイムが・・・しょうがない、喪子さんをオカズに・・・
877彼氏いない歴774年:2008/06/23(月) 00:04:24 ID:GlECVT8Y
オマーン「から揚げを作ってやるよォ!!」
ハルミ 「!?」

その時、外から甲高い声が聞こえ絹を引き裂くような悲鳴が聞こえた!!

ハルミ「どうしたのお姉さ・・!?」

ハルミが見たのは恐るべき光景であった。
なんとオマーンが、大量の片栗粉を喪子にかぶせていたのである!!

オマーン「イーヒッヒッヒ!衣をタップリつけてやるよォ!!」
喪子  「やめて!!衣は充分皮膚の下についてるわ!!」

この異様な光景を前に、ハルミは・・
878彼氏いない歴774年:2008/06/23(月) 00:16:17 ID:wQ/nBZHk
「やめるんだ!ばあや!」
879彼氏いない歴774年:2008/06/23(月) 01:43:32 ID:+AsYg5Eh
そう叫んで鉄格子を掴み、力を込めた。
実はハルミの実家は資産家であり、オマーンの正体はそこの女子使用人総括・尾万小梅だった。
高校卒業後、オカマとして生きるため家を出たハルミは、彼女を知らないふりをしていた。
だが、その辺の記憶のない今、彼にとってオマーンはばあや以外の何者でもない。
ちなみに、オマーンのほうはハルミが宏行ぼっちゃまだと気付かずに店の常連になっていた。
880彼氏いない歴774年:2008/06/23(月) 01:46:44 ID:BZbScFzy
ハルミはダイソンの掃除機に細部用ノズルを取り付けクリトリスを吸引し始めた!

んああああいいいいいいっ!!!機械にクリトリスぢゅぼぢゅぼされりゅううううう!!!!
881彼氏いない歴774年:2008/06/23(月) 03:32:56 ID:OfIothCF
ハルミの思わぬ攻撃に、オマーンは気絶した。
鉄格子ごしにハルミは喪子に声をかけた。
「大丈夫かっ!?」
まるで構えていた銃を下ろすかのように細部用ノズルを下げるハルミの姿は
喪子には映画のヒーローのように見えた。
「あ、ありがとう…ハル…玉木先輩」
882彼氏いない歴774年:2008/06/23(月) 04:00:37 ID:rdcHGIx3
ついでにポチっとな
883彼氏いない歴774年:2008/06/23(月) 08:12:17 ID:KoNPWm8H
と、喪子にかけられた片栗粉を吸い取った後で、倒れているオマーンを見てハルミは首をかしげた。
「どうして小梅ばあやが喪子さんに攻撃を?それに、どうやって入ってきたんだろう?」
「…瞬間移動みたいに突然現れたの。りぼんを読ませろって言ってたけど、
のび太に取られたと言ったら襲いかかってきて…。まあ、いつも目の敵にされてるけどね…」
「そうか。小梅ばあやはりぼん好きだから、読みたくて壁抜けくらいはするかもね」

ハルミの言葉に喪子はまさかと笑ったが、実際そのとおりだった。
>>858でのりぼんを読みたいという思いが昂り、オマーンは奇跡の瞬間移動をこなしたのだ。

「…ところでハルミさん、オマーンがばあやってどういうこと?」
884彼氏いない歴774年:2008/06/23(月) 19:53:25 ID:+AsYg5Eh
「オマーン?この人は家に仕えてるばあやだけど?」
885348なんだよぅ:2008/06/23(月) 22:19:57 ID:wQ/nBZHk
喪子「えっ!?……ご、ごめんなさい…あなたのばあやに私ひどいことをしてきたかもしれないわ…」
とはいえ、大体襲い掛かってくるのはオマーンのほうだが。一応てことで謝ってみた。
886彼氏いない歴774年:2008/06/24(火) 00:48:31 ID:IxfC27dE
「…いや、ばあやは我が家の使用人たちからも『ミス不条理』と呼ばれ
恐れられてて…いたんだ…。大体想像はつくよ。家事能力は素晴らしいん
だけど、時々突拍子もない不条理さをあらわにするんだ」
喪子はハッとして反芻した。
「『ミス不条理』…」
「ああ、口の悪い女子使用人なんかはそれに『オールド』をつけたり…ん、
どうしたの喪子さん」
喪子はハルミに聞こえないほどの小さな声で呟いた。
「もしかして…オマーン…尾万小梅さんも…喪女…」
887彼氏いない歴774年:2008/06/24(火) 00:50:48 ID:IxfC27dE
「スイーツ(笑)ぶってる84歳だけど……喪女…?」
888彼氏いない歴774年:2008/06/24(火) 00:56:45 ID:1FOFIs5c
弱みを握っちまったぜ!
889彼氏いない歴774年:2008/06/24(火) 02:23:49 ID:RN/5BUCR
喪子はそう叫ぶと、にやりと笑ってみせた。





――その頃。

>>875の私立ちんぴょろすっぽん高の保健室では、グロメン山田と充子がイチャついていた。
890彼氏いない歴774年:2008/06/24(火) 07:50:30 ID:aRYMPQzp
というか、VIPルームを保健室にみたてて保健医と保健委員ごっこだ。
オマーンとすれ違いで気絶中のジュジュを抱えた山田が来て、オナッていた充子とそのままプレイに傾れ込んだのである。
ちなみに山田が卒業した年に入学したが、充子の出身校もちんぴょろすっぽん高だった。
891彼氏いない歴774年:2008/06/24(火) 08:32:08 ID:1FOFIs5c
てか誰か高校の略名考えてくれ
892彼氏いない歴774年:2008/06/24(火) 08:36:52 ID:yaYFJIjr
チンポ高校
893彼氏いない歴774年:2008/06/24(火) 13:49:28 ID:cqUpqWvs
金を出せば誰でも入れる三流校であるチンポ(略)高校の生徒は、だいたい三種類に分かれる。

1・前の学校で問題を起こして転校してきた者(ハルミ・山田・ペスタロッチ)と、
2・本命に落ちたり都合で受けられなかったりして、仕方なく入った者(喪子)と、
3・単にバカで他に選択肢がなかった者(充子)である。
1と2はそれなりに努力して進学や就職するが、3の進路はフリーターかニートが殆どだ。
ちなみに充子はフリーターで、今のところ謎な山田と喪子の職業は…
894彼氏いない歴774年:2008/06/24(火) 13:57:26 ID:aRYMPQzp
山田は少女漫画家で、ペンネームは珍歩院萬子。
喪子は専門学校で資格を取ったあと、
895彼氏いない歴774年:2008/06/24(火) 14:22:34 ID:uPoRQ8zS
AVにモザイクをかける仕事についた
896彼氏いない歴774年:2008/06/24(火) 15:24:08 ID:IxfC27dE
思えば楽しくもあり苦しくもある仕事だったな…と過去を振り返る喪子。
何にモザイクをかけていいか判断がつかず、あちこちにかけまくってしまい
結局1週間でクビになったんだっけ。そして、その後は…
「喪子さん?」
ハルミの声に喪子はわれに返った。
「ご、ごめんなさい!」
「いや、それより申し訳ないんだけど、ばあやを君のベッドに寝かせて
やってくれないかな。僕が運べればいいんだけど」
ハルミは困ったように鉄格子を見つめた。
「あ、すぐに運びます!」
喪子は気絶しているオマーンを抱えようとしたが意外と骨太で重い。
「……」
「ちょっと待っててください」
喪子はバスルームに消え、すぐに戻ってきた。
「お待たせしました。よいしょっと」
軽々とオマーンを抱き上げる喪子。水をかぶってマッチョになってきたのだ。
「!!!!!!」
ハルミの中を電流がかけめぐった。
897彼氏いない歴774年:2008/06/24(火) 16:50:26 ID:hxYambZP
「俺の、マッチョ姫……!!」
幼い頃から何度も夢に出てきた、ジャージの似合うマッチョな姫。
夢の影響か、幼いハルミの中では姫といえばシンデレラでも白雪姫でもなく彼女だった。
いつも夢の中の姫は、厚化粧でおしゃれをした意地悪な姉達に虐められていた。
夢の中の自分は彼女を愛している王子で、だけどトラブルとアクシデントにみまわれて幸せに出来なくて……。

――大人になったら、今度こそ俺が君を意地悪な女達から守るよ。きっと、まれる前からの約束なんだ。
 そして、誰に何を言われようと幸せに暮らすんだよ。だから、待ってて――!!

そのマッチョ姫が、今まさにハルミの目の前にいた。
いても経ってもいられなくなり、ハルミはベッドの上の包みを金網の隙間から差し入れた。
香港に拉致された時も必死で持ってきた、喪子への誕生日プレゼントのジャジーだ。
「喪子さん、良かったら今の姿でそれに着替えてくれないか?」
898彼氏いない歴774年:2008/06/24(火) 16:53:56 ID:hxYambZP
ごめん、「まれる→生まれる」「ジャジー→ジャージ」で
899彼氏いない歴774年:2008/06/24(火) 20:14:01 ID:BndxbI9i
だれか挿絵うpして〜…この小説萌える
900彼氏いない歴774年:2008/06/25(水) 00:27:05 ID:S7buKiOf
「え?…」
喪子はそう言われてふと、己の服装を振り返った…ノーパンにワンピ、付け加えてのマッチョ化で体のラインがスケスケである。
真っ赤になりながら「ハ、ハイ!!もちろん!!ありがたく着替えさせていただきマッスル!!」
緊張してしどろもどろである。
『ハルミさん…なんてやさしいの!!!』
そう思い嬉々としてジャージに着替える喪子であった…



ジーーーーーーーー…カシャッ

喪子「?!」
901彼氏いない歴774年:2008/06/25(水) 00:41:59 ID:B9WqMReA
異音に首をかしげながらも着替えのため入っていたバスルームを出る喪子。
「ああ…!」
喪子のジャージ姿を鉄格子の向こうから眩しそうに見つめるハルミ。
「ぴったりだ…。喪子さん…!俺の…シンデレラ…!!」
「エッ!?」
ハルミにとってジャージがガラスの靴であると気づくには喪子は喪女過ぎた。
「シ、シンデレラ?灰かぶり???」
902彼氏いない歴774年:2008/06/25(水) 17:51:06 ID:p2j1QTa7
(そ…それって虐めたいってこと?!そんな、ひどい!…で、でもハルミさんになら……!)
いままで他人に大事にされるよりも虐められるほうが多い喪女人生を送ってきた喪子は、
斜め上の勘違いをしていた。
そして、バスルームから洗濯ロープを持ってくると、ジャージの上から自分に亀甲縛りをかました。

「分かったわ、ハルミさん。どうぞ、好きな言葉で私を罵ってっ!
なんなら、金網の隙間からキッチン用品で突付いてもいいわ。私、我慢するから!」
903彼氏いない歴774年:2008/06/25(水) 18:22:39 ID:RBcJZ8FE
喪子の奇行に、ハルミは思いっきり引いた。
好感度↓↓↓↓
904彼氏いない歴774年:2008/06/25(水) 18:48:09 ID:B9WqMReA
「え…ええと…。こ、この春巻き冷めてもうまいね。喪子さんが作った…んだよね」
905彼氏いない歴774年:2008/06/25(水) 19:19:11 ID:NMvElxTm
気まずい雰囲気を紛らわせようと、ハルミが必死で言葉を紡ぐ。
その声音と表情から自分の勘違いを悟った喪子は、
顔を真っ赤にしてバスルームに駆け込んだ。
「…もしやシンデレラっていうのは運命の人って意味?ハルミさんは記憶を失くしても、
私を想ってくれてるの?それなのに、私ったら勘違いしちゃって恥ずかしい!!」

シャワーを浴びて元の姿になって心を落ち着けてから戻ると、
ハルミは全ての料理を食べ終えていた。
「…喪子さん、さっきは途中でうやむやになってたけれど、記憶を失くす前の俺と君のこと、
良かったら教えてくれるか?ハルミって何?俺のあだ名か何か?」
906彼氏いない歴774年:2008/06/25(水) 21:53:24 ID:uhkSOABy
喪子「ハルミって本名・・・でしょ?」
喪子は確信を持って答えられなかった。
すると突然チンポ高校時代の恩師、アナル内藤先生が現れた。
アナル内藤「ハルミというのは源氏名じゃ。本当は玉木じゃ」(※>>227参照)
喪子「えっ!?な、なんでハルミと名乗っていたの?」
喪子は何がなんだか分からなくなっていた。
アナル内藤「それは昔々、12年前のことじゃ」
907彼氏いない歴774年:2008/06/26(木) 00:00:24 ID:M1UWH7Jo
アナル内藤「ハなくそをルすばん中に味ミしたからなのだよ」
908彼氏いない歴774年:2008/06/26(木) 00:11:29 ID:mWN4NNap
ジュジュ(のび太)とオマーンは例外としても、一応ここは密室である
アンブレラ研究室第7支部。しかも外国である。
本物の恩師アナル内藤先生など現れるはずもないが、喪子は本当のことを
話すのがためらわれてついつい下手なひとり芝居をしてみたのだった。
909彼氏いない歴774年:2008/06/26(木) 00:17:49 ID:jLave7SO
このままとぼけるという手もあったが、やはり後々の事を考えて真実を言う事にした。

「…高校時代は玉木先輩と呼んでたけど、2年前に再会してからはハルミさんと呼んでるの。
ハルミっていうのは、あなたの源氏名…」
「げ、源氏名って…まさか俺は水商売をしているのか?」
「そう。あなたは高1の終わり頃にあっちの道に目覚めて、高校卒業と同時に家を出る。
高校の時はまだオネエって感じだったけど、再会した時には女装してたわ。
3年前から2丁目でオカマバーを経営してるのよ…店の名前はスプリング・ビューティー」
910彼氏いない歴774年:2008/06/26(木) 00:19:20 ID:mWN4NNap
「喪子さん、ごまかさないでくれ。俺は都立腋毛処理高校1年までの
記憶しかないんだ。どういう経緯か知らないが君が下の学年にいる
私立ちんぴょろすっぽん高校に編入したってことはわかった。そして、
君と出会ったんだね?」
『下手なひとり芝居』と指摘されて顔を真っ赤にしながら喪子は
うなずいた。
「はい…。山田さんと一緒に転校してきて…。すぐに玉木先輩は
ラクロス部の花形選手になりました…」
「それから?」
911彼氏いない歴774年:2008/06/26(木) 00:20:58 ID:mWN4NNap
「とにかく前後したけど、>>911ないきさつがあって…」
912彼氏いない歴774年:2008/06/26(木) 00:21:53 ID:mWN4NNap
「お、俺がオカマ…!?」
913彼氏いない歴774年:2008/06/26(木) 00:50:56 ID:jLave7SO
うろたえるハルミに、喪子は話を続けた。
「そうよ。私達が友達になって、あなたがオカマに目覚めたり転校したりしたいきさつは>>259-306で。
あなたは女の子に興味がなかったけど、妹分の私には優しかった。
私がリア充やDQNに意地悪されると助けてくれて…、私はそんな玉木先輩に憧れてました」

「…そ、そんな事があったのか!…それで?」
喪子はハルミに、淡々と真実を話していった。
前世でかぐや王子とモコ姫だった事、それを思い出してお互いに恋心を自覚した事、
太っていた喪子がハルミに相応しい筋肉をつけようと旅立ち、
奇跡のダイエットと水をかぶればマッチョになる体を手に入れるのに成功した事、
そして、ハルミと幸せになるために喪女充を目指している事……。

そこまで話して、喪子はいつしか泣いていたことに気付いた。
914彼氏いない歴774年:2008/06/26(木) 00:59:31 ID:iRH2Ry1X
涙に濡れた頬になにか暖かい感触が…
喪子「…?」
915彼氏いない歴774年:2008/06/26(木) 14:21:21 ID:xWg0UPXK
それは、金網の隙間から伸ばされたハルミの指だった。
彼は喪子の涙を拭い、柔らかく微笑む。
メイクとカツラを取った彼の笑顔には、10年の時を経てマッチョになっていても、初めて会った頃の面影が…。

「やっぱり喪子さんが俺のマッチョ姫だったのか、嬉しいよ。そして俺の為に頑張ってくれてることも…」
「ハルミさん、オカマのことショックじゃないの…?」
「驚いたよ。…でも、それはきっと他の変な女に惑わされずに君と仲良くなる為の運命だったのかも。
喪子さん、好きだよ。俺の心と体が反応する唯一の女性が君なんだ……」
ハルミの告白に、喪子は頬を染めた。
その口唇に暖かい感触が……。
金網ごしに、初めて二人の口唇が触れ合った。

…と、そのとき、ガタンという大きな音が……!
916彼氏いない歴774年:2008/06/26(木) 22:45:39 ID:nA6T/8Rh
カメラマンA「おーっと、いいとこ撮らせてもらいました。これ、今週号載りますからね。へへへ…」


なんと!あの某週刊誌のカメラマンが、何故か密室部屋に隠れていた。

呆然とする2人…



カメラマン「超有名資産家の跡取りが、まさかこんなところで灰被り娘とキスしてるとはなぁ…ハハハ」

917彼氏いない歴774年:2008/06/27(金) 00:58:48 ID:VgbLnfYX
「しかも、灰かぶり娘の着替えシーンも>>900でしっかり撮らせていただき
ましたーっ」
喪子は絶句して顔を真っ赤にした。
モニターを見ていた喪婆婆も動揺した。
「至高の愛の試練の場であるはずの密室アンブレラ研究室第7支部が…。
何でこうも闖入者が多いのじゃ」
カメラマンは鉄格子で区切られた喪子側にいる。ハルミは怒りのあまり
こぶしを握り締めたが手も足も出せないが、きつく睨みつけた。
「きさま…!」
喪婆婆はため息をついて管制室?であるスイッチを押した。
「闖入者はとっとと排除っと。ぽち っとな」
喪子の後ろの壁にダスターシューターほどの穴があき、小さなロボットたちが
ゾロゾロと入ってきた。
918彼氏いない歴774年:2008/06/27(金) 01:52:13 ID:l2NqUYL7
それは喪女マシン。
その頭脳は、喪女版に巣食うキモ男どもを排除するために作られたプログラムが基である。
故にKYな男には容赦が無い。

「「「「喪女♪喪女♪喪女♪喪女♪」」」」
声を合わせ、足並みそろえ、整然と、喪女マシンはカメラマンに向かっていく・・

カメラ萬「ヒ・・ヒイイイイ!!」

カメラ萬は逃げようとしたが、気付けば後ろにも喪女マシンが・・・
カメラ萬「ギ・・ギイイイイイイイイヤアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

カメラ萬の断末魔の悲鳴を聞きながら、ハルミと喪子は自分達の世界へのめりこんでいった。
919彼氏いない歴774年:2008/06/27(金) 05:17:04 ID:fNdRRG/R
鉄格子が邪魔でなかなかもどかしい・・・
そんな状況がハルミの雄に力をあたえた

喪子は目を瞑りハルミの口づけにうっとりしていたが
いきり立つハルミの雄に手が触れてしまい
思わず手を引っ込め離れようとした。しかし、ハルミは喪子の頭と腰に手を回して離さない
むしろ、口づけは激しさを増し。喪子の身体にも熱いものがたぎった・・・

「ハルミさん・・・(私我慢出来・・ない・・)」
920彼氏いない歴774年:2008/06/27(金) 12:27:44 ID:0euyASQb
見られてることを忘れないように
921彼氏いない歴774年:2008/06/27(金) 18:54:43 ID:9VfdL9G4
声のした方に振り向くと、先程の騒ぎで目覚めたオマーンが喪子を睨んでいた。
「喪子ったら、喪女のくせして私の許可なくハルミちゃんとキスなんて、
いい度胸じゃな〜い?」
言うが早いか、オマーンは喪子目掛けてネイルアートされた長い爪を振りかざした。
「やめるんだ、ばあや!喪子さんは…俺の大事な人だ!!」
そう言われて、オマーンは初めて見るメイクを落としたハルミの顔をまじまじとみつめた。
「ま、まさか…宏行ぼっちゃま……?!」
922彼氏いない歴774年:2008/06/27(金) 21:20:36 ID:0euyASQb
てか喪女のくせにって、あんたも喪女だろと喪子は思った
923彼氏いない歴774年:2008/06/27(金) 23:37:16 ID:pmEq63uY
ハルミが頷くとオマーンは取り乱し、物凄い勢いで土下座した。
「そ、そんな…ハルミちゃんが宏行ぼっちゃまだったなんて!
それなのに私ったらあんなことやこんなことを〜!!許して、許してぇ〜!!!」
「…い、いいよ、ばあや。そんなに謝らなくても…」
「本当ですか、ぼっちゃま〜!?」

しばらくして落ち着いたオマーンは、今までとは別人のような口調で言った。
「…あなたがぼっちゃまだと分かった以上、なおさら喪子との恋愛を認めるわけにはいかないざます!
名門玉木家の御子息に、こんな庶民喪女は相応しくないざますっ!!」
その表情はもはやスイーツ(笑)ババアではなく、玉木家の厳格な女子使用人総括・尾万小梅だった。
924彼氏いない歴774年:2008/06/28(土) 16:11:36 ID:t0NjBES0
一瞬圧倒された喪子だったが、次第に怒りがこみ上げてきた。
「な、何よ!さっきから喪女喪女って…あなただって独身の喪女じゃない!」
「…わ、私は独身でも今まで20人以上の男と経験があるから、喪女ではないざますっ!」
喪子は一瞬オマーンが一瞬たじろいだのを見逃さなかった。
(…そういえば、ハルミさんがオマーンの初恋の人に似てるって言ってたっけ。
ひょっとしたらオマーンって、本当に好きな人とは何らかの理由で結婚出来なくて、
その憂さをはらすために好きでもない男と遊びまくるという、喪女充の対極に位置する喪女ビッチでは…?!)
925彼氏いない歴774年:2008/06/28(土) 22:58:06 ID:svHFY/4I
ハルミ「…ばあや!!君がそんな女だったなんて!!くびだ!今日を以って君を解雇する!!不埒にもほどがあるよ!」
926彼氏いない歴774年:2008/06/28(土) 23:23:30 ID:n91fsy6n
「私の雇い主はあなたのお爺様…私に命令出来るのはお爺様だけざます!」
そう、玉木家の全ての権限は祖父にある、ハルミがどうこう出来るわけではない。
そこでハルミは、唐突に昔使用人から聞いた話を思い出した。
オマーンが昔、祖父と恋をしていたが、身分が違うために身を引いたとかなんとか…。
927彼氏いない歴774年:2008/06/29(日) 00:14:16 ID:nBOox6+1
(あぁ、そうだったのか…)

ハルミは思い出していた。
祖父がいつも離さなかった懐中時計。
その裏には誰かのイニシャルが密かに彫ってあった事。

…そして、懐中時計は実は壊れていて、そこには、祖母とは違う、女の人の写真をおさめていること。


その写真を、一人、愛おしい、悲しい目で見つめていた事も。


(お祖父様…あなたはばあやの事が…)




そして、強気で過去の恋愛の切なさを隠そうとするばあやに、そっと声をかけた。
928彼氏いない歴774年:2008/06/29(日) 01:40:39 ID:6RZskO2D
\               U         /
  \             U        /
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    \    ノ//, {0}  /¨`ヽ {0} ,ミヽ    /     \          /
     \ / く l   ヽ._.ノ   ', ゝ \       <   バーカ!  >
     / /⌒ リ   `ー'′   ' ⌒\ \    /          \
     (   ̄ ̄⌒          ⌒ ̄ _)    ̄|/\/\/\/ ̄
      ` ̄ ̄`ヽ           /´ ̄
           |            |←ハルミ
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         /           ∠_
  −−   |    f\      ノ     ̄`丶.
        |    |  ヽ__ノー─-- 、_   )    − _
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   /_ノ /              ,ノ 〈           \
    (  〈              ヽ.__ \        \
     ヽ._>              \__)
929彼氏いない歴774年:2008/06/29(日) 13:44:30 ID:y5PtuymS
「…バ、バカとはどういうことざますか?!身分の違う相手との恋など、幸せになれるわけないざます!」
「ばあやはバカだよ!それじゃ、身分違いの恋を諦めて他の人と結ばれることが、本当に幸せだと思う?」
「そ、それは……」

口篭るオマーンに、ハルミは優しく言った。
「…昔、メイドに恋をしていたけど、周囲の反対に負けて他の女性と政略結婚した男がいたんだ。
彼は彼女が忘れられなくて、妻を亡くして何十年も経った今でも後悔の日々を送ってる。
…俺のお祖父様が、今でも幸せに出来なかったことを悔やんでる女性…それがばあやだよ」
「……!!」

ハルミに言われて、オマーンは70年程前…15歳で玉木家のメイドになった頃のことを思い出した。
930彼氏いない歴774年:2008/06/29(日) 14:57:39 ID:UFGkwGIp
ナニココ・・・
931彼氏いない歴774年:2008/06/29(日) 16:08:13 ID:srWI1qM+
喪美「さぁ私のおまん子にあなたの拳銃をぶっさしなさい!\(^O^)/\(^O^)/」
喪太郎「あ、無理っす。インポテンツっす自分」
喪美「\(^O^)/」
932彼氏いない歴774年:2008/06/29(日) 17:03:39 ID:lAWljUC6
ハルミがオマーンを説得している間に喪子はくだらない妄想をしていたが、不意に呼ばれて顔を上げた。

「わかったざます。喪子がここに私の欲しい物を用意出来れば認めるざます」
「オマ・・ばあやさんの欲しい物って?」
「早売りのりぼんと珍歩院萬子先生のサイン色紙ざますよ!」
933彼氏いない歴774年:2008/06/29(日) 18:02:15 ID:JjjznEvy
「ばあや!閉じ込められてるのに、そんなの無茶だよ!」

と、ハルミが言ったが、喪子には心当たりがあった。
珍歩院萬子…それはグロメン山田の少女漫画家としてのペンネームだ。
そして早売りりぼんは…のび太(ジュジュ)に持っていかれてしまったが、
神出鬼没なあの子ならば、ここにりぼんと山田のサインを持ってこられるかもしれない。

(のび太さん…お願い!私のテレパシーを受け取って!)
喪子は、このホテルのどこかにいるはずののび太に祈った。
934彼氏いない歴774年:2008/06/30(月) 00:27:20 ID:NiU+jLXE
しかしのび太(ジュジュ)はまだのびていた
935彼氏いない歴774年:2008/06/30(月) 00:30:30 ID:NiU+jLXE
もう900レスもとっくに超えていてとっととコトを運ばねばならぬというのに
まったくもって使えぬ弟である
936彼氏いない歴774年:2008/06/30(月) 00:38:22 ID:DQz1wUea
「しかし、次スレも楽しみだ。」
と言う謎の声がしたかと思うと、そこには青狸がいた。

出現したのか、最初からそこにいたのか。
まるでがらくたである。
937彼氏いない歴774年:2008/06/30(月) 02:19:35 ID:CMbACjig
彼の青い塗装ははげかかり汚ならしく錆びた鎧が哀愁を漂わす

使い込んだであろうアンティークなドアから、青狸が此方を覗いている

煙臭い・・・


ハルミが異変に気が付いた。
臭いのする方向は青狸、良く見ると煙があがっている

青狸の目を見ると片方の目がはずれていて、奥に鋭く美しい目が・・・アイツ、何なんだ?
938彼氏いない歴774年:2008/06/30(月) 03:21:10 ID:NiU+jLXE
アンティークなドアがバタンと閉まった かと思うとドアが目の前からかき消えた
ハルミは首をかしげた
青狸はひとりごちた
「あれ〜?のびたくんのとこにいくはずだったんだけどな〜?故障かな〜?」
939彼氏いない歴774年:2008/06/30(月) 03:25:23 ID:NiU+jLXE
青狸はノブを握った
「よし もう一度」
喪子の目の前にアンティークなドアが姿を現した
ギギィ・・・という建て付けの悪そうな音と共にさっきの青狸が顔を出した
呆然とする喪子とオマーンそして鉄格子を挟んでハルミ
「あれえ・・・?おかしいなあ あの〜 のびたくんをしりませんか?」
940彼氏いない歴774年:2008/06/30(月) 13:32:07 ID:V3HqAsFI
「ぼく、イタリアからのびたくんを迎えにきたんです。ぼくロボットだけど故障しちゃって。
のびたくんがいないと、修理してもらえなくて困っちゃう」

「のび太さんはこのホテル内に居るはずよ。匂いを辿ってみて!」
喪子は青狸に近付き、のび太が投げ捨てたまむしドリンクの瓶を手渡した。

「ありがとうお姉さん、見つかったらのびたくんと一緒にお礼しにきます」
そう言って青狸がドアの向こうに姿を消すと、ややあってドアも消えたのだった。

941彼氏いない歴774年:2008/06/30(月) 22:09:40 ID:JenoNkNh
オマーン「ふん!喪子ったら…喪女のくせにすっかり一人前ぶっちゃて…!ムカつくわ。
    心配しなくてもあの狸は私の魅力にまたここへ舞い戻ってくるざます。」
942彼氏いない歴774年:2008/07/01(火) 01:06:22 ID:4i10qnGD
ムカついたので、オマーンは喪子をいびることに決めた。
時計を見ると、丁度夕食の時間だった。
「あー、お腹空いたわぁ★喪子、料理を作るざます!十五分以内に!」
オマーンが喪子に指示したメニューは、
943彼氏いない歴774年:2008/07/01(火) 09:59:37 ID:1iTb2iqD
「アワビと赤貝のリアルマンマンソテー 〜ドリアンソース添え〜」
944彼氏いない歴774年:2008/07/01(火) 19:38:08 ID:efR9ZpQh
(フフッ、1時間はかかるはずざます。この調子でりぼんとサインを用意出来るまでいじめちゃえ、キャハハ!!)
と、オマーンは目論んだが…。
「加速装置!」
喪子は奥歯のスイッチを入れ、数倍の速さで料理を作ってしまった。

「アワビと赤貝のリアルマンマンソテー 〜ドリアンソース添え〜、お待たせ!」
「おいしい…、喪子さんの料理はヤッパリすごいなあ!」
舌鼓を打ちながら、ハルミが感嘆の声を上げる。
喪子の料理は、絶妙な美味さだった。
「うぐぐ…、そんなバカな…!」
とりあえず箸を進めつつ、オマーンは次の喪子いびりを考えた。

945彼氏いない歴774年:2008/07/01(火) 22:03:19 ID:JjY0FDTt
オマーン「そうね…喪子さん、自叙伝を書きなさい!」
946彼氏いない歴774年:2008/07/02(水) 00:22:17 ID:8pMXShbT
「加速装置!」
喪子は奥歯のスイッチを入れ、あっという間に上中下巻の自叙伝を書き上げて
しまった。
しかも
「う…うう…」
読んだオマーンがしゃくりあげてしまうほどの喪女人生の感動巨編!!
「喪女板を煮詰めたような悲しみと痛みと渇望があますことなく綴られている
上にひとすじの光である喪女充へのひたむきな姿勢に全米が涙…」
947彼氏いない歴774年:2008/07/02(水) 00:35:14 ID:3dhgsYIW
そのとき!!再び喪子の部屋にアンティークなドアがあらわれた!

どうする?
たたかう
にげる
アイテム
はなす
ゆうわくする
ぬすむ
948彼氏いない歴774年:2008/07/02(水) 00:52:06 ID:AfNisS2Q
⇒ ゆうわくする
949彼氏いない歴774年:2008/07/02(水) 00:58:04 ID:8pMXShbT
オマーンが涙を拭いてアンティークなドアにウインクバチーン☆
950彼氏いない歴774年:2008/07/02(水) 02:35:55 ID:9h5BznXg
アンティ〜〜〜〜クなドアはこう呟いた。

「キモ・・・・・・」


951彼氏いない歴774年:2008/07/02(水) 02:59:39 ID:MROI95k7
そこには先ほど現れた青狸ではなく
青い瞳に白い肌、綺麗な顔立ちの青年が立っていた。
青く長い髪をなびかせ、オマーンに流し目を食らわし、
何事もなかったかのようにオマーンの目の前を歩いていく

おっと!扉の向こうにはもう一人・・・のび太
952彼氏いない歴774年:2008/07/02(水) 07:53:32 ID:q9x/mtoc
青年は喪子に近付き、恭しく言った。
「ありがとう、お姉さんのおかげで我が主人に再開し、修理してもらえました。
ワタシはのび太くんことジュジュ様の養育ロボット、ドーラ・ウェ・モゥンと申します」
『修理って…あんた変わりすぎだよ!!!』
喪子達三人は、おもわず同時につっこみを入れた。
953彼氏いない歴774年:2008/07/02(水) 12:24:25 ID:DX/0uNL5
「ブルあああああああああああああああああああああああ!!!!」
と、後ろから筋肉ムキムキのムサイマッチョが走りこんできた!!
気色悪い事に、イカツイ顔して猫耳バンドをつけている。

「お兄ちゃん!!そろそろイタリアに帰る時間だよ!!」
彼女の名前は怒羅美。
ドーラ・ウェ・モゥンの妹である。
954彼氏いない歴774年:2008/07/02(水) 12:49:54 ID:VgWY6i4x
喪子「もうこれ以上登場人物が増えたら収集つかなくなる…」
喪子は焦っていた。
話を進めてこのスレで完結するべきか、次スレでも続けるためにもう少し話を膨らますべきか…

喪子「どうしたら良いんだろう…」

すると…
955彼氏いない歴774年:2008/07/02(水) 13:22:29 ID:q9x/mtoc
スピーカーから喪婆婆の声がした。
「喪子よ、どのみちこのペースであと40レス程度でまとめるのは無理じゃ。
時がきたら次スレをたててやるから、がんばれ。
…あ、だからといって喪女充としての努力は怠るでないぞ、ではまたな」
956彼氏いない歴774年:2008/07/02(水) 22:16:54 ID:x+i5zj0I
「ありがとう喪婆婆、私がんばる……!」
スピーカーに向かって呟いた後、喪子はのび太に言った。
「のび太さんお願い、りぼんを返して。それと、山田くんを捜して連れて来てほしいの!」

「山田…?ああ、あのグロメン兄ちゃんなら、VIPルームで充子姉さんとイチャイチャしてるよ、
りぼんもそこに置いてある」
ジュジュの言葉に、喪子は目を丸くした。
「えっ、充子…姉さんってどういうこと?!何で充子があなたの姉さんなの?」
957彼氏いない歴774年:2008/07/03(木) 08:07:54 ID:PbZcUmxz
「話すと長くなるんだけど
充子姉ちゃんは未来から来た人なんだ。で、迎えに来たんだけど
記憶が消えてるみたいでさ・・・本当困ったよ」
958彼氏いない歴774年:2008/07/03(木) 16:36:27 ID:xL+qJ6lY
ジュジュははぐらかそうとしたが、それに騙される喪子ではなかった。
充子とは二歳差だが、記憶力の良い喪子は彼女が生まれた日のことも覚えている。
「嘘つくんじゃないわよ、坊や。本当のことを言いなさい…さもないと、このババアにキスさせるからね!」

喪子に指差されたオマーンの投げキッスを見て、ジュジュは戦慄した。
「…ぼ、僕はあなたと充子姉さんの、腹違いの弟です!」
959彼氏いない歴774年:2008/07/04(金) 03:33:48 ID:fn4Ma5b6
キオクヲカキカエル
960彼氏いない歴774年:2008/07/04(金) 07:34:42 ID:uIlZxcC+
ジュジュの背後で不気味な声がした。
彼の体から黒いモヤモヤした物が出現し、人の形を成していく。
「ジュジュ…カッテニ、ヨケイナハツゲンヲスルナ。
エエイ、ココニイルヤツラノキオクヲ、カキカエテクレルワ!」
961彼氏いない歴774年:2008/07/04(金) 10:42:28 ID:vWWEn9+n
ただの黒い虫だった
962彼氏いない歴774年:2008/07/04(金) 13:24:27 ID:Mi4Mr7d3
黒い虫はメダパニを唱えた!!
記憶が混乱して喪子がジュジュを襲う!!

キャー!><近親相姦!!><
963彼氏いない歴774年:2008/07/04(金) 15:43:41 ID:vWWEn9+n
山田がありもしない事実をでっちあげる
だからただの黒い虫やねん
一同が冷静につっこんだ
964彼氏いない歴774年:2008/07/04(金) 16:10:32 ID:s2ttmJV9
「山田くん、VIPルームにいたはずじゃ…?」
喪子が訊ねると、グロメン山田は平然と答えた。
「いや…そこの少年達がドアのむこうに消えたから、気になって覗いてみたんだけど。それじゃ」
帰ろうとする山田を、喪子は慌てて呼び止める。
りぼんと山田のサインが必要なのだ。
「待って!山…いえ、珍歩院萬子先生!」
965彼氏いない歴774年:2008/07/05(土) 18:48:41 ID:yMSACpQn
「喪子、そいつが珍歩院先生ってどういうことざますか?!」
オマーンが山田を指差し、ワナワナと震えている。
少女漫画家の珍歩院萬子はイメージを大切にするため、男性ということを秘密にしてあった。
自画像も女性にしてあるし、結構人気があるのに一度もサイン会をしたことがない。

憧れの先生の正体がグロメン山田だと知って、オマーンは…
966彼氏いない歴774年:2008/07/05(土) 22:42:38 ID:zAFbQ87D
パルプンテを唱えた!!パルプンテとはレベル48以上の喪女でないと使用できない呪文である。
もうどうにでもなーれ!!という気持ちの顕れだろうか…
967彼氏いない歴774年:2008/07/05(土) 23:26:31 ID:8nhmKGOa
「ジューシーハムサンド」
ハムと野菜のジューシーサンドです。
¥260
968彼氏いない歴774年:2008/07/05(土) 23:46:36 ID:WcKJzkAT
いっただきー!
969彼氏いない歴774年:2008/07/06(日) 00:10:47 ID:y4VzsiQu
喪子はハムサンドを食べようとしたが、それはジュジュの眼鏡だった。
パルプンテの余波で少し混乱していたらしい。
我に返ってみると、山田に異変が…。
なんと彼は、グロメンではなく、山田の面影を僅かに残すイケメンに変化していたのだ。
970彼氏いない歴774年:2008/07/06(日) 02:55:42 ID:ZBD3fiVz
ちなみに、その構成比は

グロ:9
ホスト系:0.8
スイーツ(笑):0.1
ニキビ:0,1
971彼氏いない歴774年:2008/07/06(日) 03:02:01 ID:3CYHAs3v
オマーン「ああ…珍歩院萬子先生、私、わたし、、ずっとファンでした!!」
一時的にイケメンになった山田にオマーンもメロメロ。きらきらと輝く目、両手で山田の手を握り話そうとしない。
山田自身も忘れているような過去の作品の話を延々としだす始末。
喪子は我に返り、早売りりぼんもサインのこともどちらも収集が突いていないことを思い出す…
どうしよう…

でも、いまのうちにハルミさんと二人でここを逃げ出せたなら最高なんだけど…
「ジュジュ…あなたの力でこの鉄格子どうにかならない?もしくはここの出入り経路を教えてほしい」
972彼氏いない歴774年:2008/07/06(日) 03:02:44 ID:3CYHAs3v
×話そうとしない→離そうとしない でしたスミマセン
973彼氏いない歴774年:2008/07/06(日) 14:00:12 ID:wbgYATDJ
「ここに来る前に喪婆婆さんから、試練中の姉さん達を逃がすのはダメだと言われてるから…。
でも、オマーン達をVIPルームに連れて行って、二人きりにしてあげることは出来るよ」

ジュジュに言われて、喪子は試練のことを思い出した。
そう、自分は喪女充を目指していたのだ。途中で逃げるわけにはいかない。

「それと、僕の能力では無理だけど、力持ちのハルミさんなら鉄を捻じ曲げられるよ。
けど、そのためには記憶を取り戻して火事場のオカマパワーを使えないと…」
「ありがとう、ジュジュ。私、頑張ってハルミさんの記憶を戻してみる!」
974彼氏いない歴774年:2008/07/07(月) 16:43:22 ID:+U06pjG+
ドーラ・ウェ・モゥン達がオマーンと山田を抱え、先にドアの向こうに消えた後、
去り際にジュジュが言った。
「…あ、喪子姉さん、僕……」
「何?」
975彼氏いない歴774年:2008/07/07(月) 17:26:31 ID:uRSNppA+
「え〜と…しょの…モジモジ…」

「ちょっとー!早く言えよアンポンタン!」キレる喪子
976彼氏いない歴774年:2008/07/07(月) 17:32:31 ID:rjiWclKc
ちんこinまんこwwww

ワラタ
977彼氏いない歴774年:2008/07/08(火) 00:03:35 ID:QbgkZaQb
うぜぇしw訳分かんねぇw
978彼氏いない歴774年:2008/07/08(火) 00:19:20 ID:41arjQp+
「ハルミさんの記憶、早く戻るといいね、がんばって」
ジュジュとドアが消えた後、喪子は思った。
そういえば、あの子が弟だって理由聞いてないけど…まあいいか、うん。
979彼氏いない歴774年:2008/07/08(火) 15:25:11 ID:5bKxt18l
ふとハルミのほうを見ると既に寝ていたので、喪子も寝る事にした。
「おやすみ、ハルミさん…」

そして、夜が明けた。

喪子が目を覚ますと、それにまだ気付いていないハルミが…、
980彼氏いない歴774年:2008/07/09(水) 12:33:41 ID:EYcymNb+
喪子の寝顔をおかずにオナニーしていた。
981彼氏いない歴774年:2008/07/09(水) 21:19:26 ID:n+WqblXI
「ハアハア、喪子さん…!」
(ハ…ハルミさんったら、いやっ…朝っぱらから何してるのよぅ…!)
そう思いつつも、喪子はハルミの逞しい雄から目が離せない。
982彼氏いない歴774年:2008/07/09(水) 21:35:41 ID:IrNEfs7r
どうして男ってこう下品な文章しか書けないんだよ。
男は出てけ。
983彼氏いない歴774年:2008/07/09(水) 22:07:32 ID:qr3T+3pU
と、朝を告げる鶏がうんざりしながら
朝を告げた・・・
984彼氏いない歴774年:2008/07/09(水) 23:23:54 ID:OzfYIaFD
鳥のこえを訊きながらもオナニーがやまない…
喪子は起きだすタイミングを失ってハルミの行為を見守っていた…
目を瞑ってひたすらオナニー音をきいていた。ふと、昔ハルミのオカマバーで自分ガスを充満させたあの日のことを思い出していた
985彼氏いない歴774年:2008/07/10(木) 00:59:33 ID:AeWlDrMJ
ハルミと想いを交わし合い、惨めだった喪女人生が劇的に変化したあの日…。
女に興味がなかった彼の体が唯一反応した相手が自分であったことが、嬉しい。
そう思うと、今のハルミの行為も許せるような気がした。
986彼氏いない歴774年:2008/07/10(木) 21:29:15 ID:+pQue+Ss
「今私がハルミさんにしてあげられることは一つ…」
男性に慣れがない、だが耳年増・二次オタ故に知り得たこの行為をすべきかどうか喪子は葛藤していた。
徐々にペースの上がるオナニー音とハルミの呼吸をききながら喪女としての微妙なプライドが揺らいでいる…
「ハ、ハルミさん…私を想ってってこんなに……」
987彼氏いない歴774年:2008/07/10(木) 23:18:45 ID:eaaQptXm
「サービス、サービスゥ〜!」
喪子は寝ぼけたふりでそう言いつつ、意図的に寝返りをうってみた。
寝巻き代わりに着たワンピースの裾がめくれ、プリケツが露わになる。
(ハルミさん、どうせなら寝顔よりお尻をオカズにして早くオナニーを終わらせちゃって!)
恥ずかしさとハルミへの想いを感じながら、喪子はそう思った。
予期せぬ大サービスにハルミは、
988彼氏いない歴774年:2008/07/10(木) 23:22:23 ID:5Xp5ogaS
「すんなり入るな。」
「あっ…」
パンッパンッ
「くそっ。締め付けてきやがる」
「あ…っ…」
パンッパンッ
「あ…は…外し…」
「ん?イキそうか?」
「…っ」
「『外してください』ってお願いしろよ」
「は…っ…外して下さ…」
「どこの何を?」
「お…っ…オチンチ…のベルト…」
「気持ちいいのか?」
「きっ…気持ちい…っ」
「どこが?」
「ち…ちんちん気持ちいぃ…っ!!…あっ…」
「よーし。よく出来たな。
外してやるよ」
「あッ…あ…ああっ」
「よーし。いっぱい出た」
「…っ」
「お前、素質あるよ」
989彼氏いない歴774年:2008/07/11(金) 00:33:07 ID:4XwT7x+z
そのころ山田は>>988のようなエロ漫画を描いていた。久々に会った喪子とハルミをモデルにしつつ妄想を膨らませていた。
990彼氏いない歴774年:2008/07/11(金) 01:13:53 ID:r2hRmJbF
山田は仕事ではラブコメを描いているが、趣味の同人誌では別ペンネームでエロをやっている。
「よし、他の皆が起きる前にネームを終わらせるぞ!」

山田が張り切っていたころ、喪子の尻のおかげでようやくオナニーを終えたハルミが手を洗いに行った隙に、喪子は起き上がった。
991彼氏いない歴774年:2008/07/11(金) 13:52:41 ID:M07jO2++
その時、スピーカーから喪婆婆の声がした。
「喪子よ、ここも990を超えたことだし、次スレに移動してはどうじゃ?
ちなみに移動先はここじゃ、待っておるぞ!」

喪女の官能小説 第2巻
http://human7.2ch.net/test/read.cgi/wmotenai/1215751502/
992彼氏いない歴774年:2008/07/11(金) 14:45:50 ID:RNgQD+Eb
>>991、乙」
そう呟くと、山田はおもむろにパンツを脱いだ
993彼氏いない歴774年:2008/07/11(金) 23:09:13 ID:Szu5VZS1
「プwちっさw」
と通りがかりの女子高生が言った。
994彼氏いない歴774年:2008/07/11(金) 23:09:21 ID:r2hRmJbF
「乙!じゃあ、こっちは埋めるか」
山田は一度脱いだパンツをはきなおした。
995彼氏いない歴774年:2008/07/12(土) 00:59:02 ID:qmvr7Ajl
ハアハア…
996彼氏いない歴774年:2008/07/12(土) 09:25:26 ID:nA3S3XM2
息を荒げながら山田はもう一度パンツを下げ、
「乙!乙!梅〜!!」と歌いつつ無意味に尻を振った。
ふと鏡を見ると、そこには股間を丸出しにして踊る自分の姿。
イケメンになっても、奇行はどこか間抜けなのに変わりはない。
我に返った山田は、未だ眠っている充子達に悲しい笑顔を向け、そっと涙を溢した。
997彼氏いない歴774年:2008/07/12(土) 23:14:44 ID:O9vqOm0D
「とっとと埋めろよハゲども」
と通りがかりのハゲが言った。
998彼氏いない歴774年:2008/07/12(土) 23:25:53 ID:qmvr7Ajl
さよなら充子…もれ、イッテクル
999彼氏いない歴774年:2008/07/12(土) 23:39:15 ID:wsxunOuZ
ドピュッドピュッダルビッシュ!!!
1000彼氏いない歴774年:2008/07/12(土) 23:40:17 ID:WctotIlL
(^q^)あうあうあー
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