【携帯】スマートフォン市場、グーグルとアップルの2強時代へ[06/20]

スマートフォン市場、グーグルとアップルの2強時代へ

ウォール・ストリート・ジャーナル 6月20日(水)10時7分配信

　アップルとグーグル両社は、フィンランドのノキアやカナダのリサーチ・イン・モーション（RIM）を打ち負かし、世界のスマ
ートフォン（多機能携帯電話）市場の80％以上を支配した。今やアップルとグーグルは、残りのシェア獲得を目指している。

　アップルは新たな市場に参入しようとしている。その最新の例が米国のプリペイド携帯電話市場で、iPhone（アイフォーン）
、多機能端末iPad（アイパッド）、それに携帯端末向け基本ソフト（OS）iOSの成長を維持するための参入だ。

　また同社は地図ソフトなどのソフトウエアの開発も行っている。同社はかつて、端末の差別化と一部機能のコントロール強化
のためにグーグルから地図ソフトを入手していた。

　一方のグーグルは社運を自ら支配しようと、携帯端末向けOSのアンドロイド戦略で方針転換しようとしている。同社はこれま
でアンドロイド端末の製造をハードウエアメーカーに依存し、消費者への販売を通信事業者やその他の小売業者に依拠してきた
。

　しかし、同社はアップルの一貫モデルを一部採用しようとしている。つまり、端末の一部を自社製造する一方、いくつかの端
末を大がかりな販促キャンペーンを行って直販する予定だ。

　アップルとグーグル両社のこうした動きの裏には何が潜んでいるのか。今後の収益拡大を期待しているのだ。調査会社のウェ
ッジ・パートナーズによると、今年販売される約14億台の携帯電話のうち、スマートフォンの占める割合はわずか約35％にとど
まる見込みだが、5年後には75％にまで上昇するとみられている。この潜在的な市場拡大期待が、より多くの端末や付随するサー
ビスの販売競争を激化させている。

　両社の野心的な動きは、かつては市場をけん引していたRIMとノキアを圧迫している。ノキアは先週、携帯電話事業が急速に衰
退していると述べ、2013年末までに新たに1万人を追加削減する計画を明らかにした。一方、ブラックベリーメーカーのRIMは損
失拡大と株価下落を背景に、新最高経営責任者(CEO)の下で戦略の見直しを行っている。

　調査会社ガートナーのアナリスト、マイケル・ガーテンバーグ氏は、ノキアやRIMなどの企業が「アップルやグーグルの潜在能
力を過小評価していた」と述べている。同氏は、アップルとグーグルが書籍、音楽、それに無数の携帯端末向けアプリケーショ
ンを提供できたことで「膨大なリード」を得たとした上で、携帯電話市場が加速度的に拡大しているため「何もかもが急変し得
る」と指摘した。

　調査会社のIDCによると、今年第1四半期の世界のスマホ市場のシェア（出荷台数ベース）はグーグルのアンドロイドが前年の3
6.1％から59％に、アップルが18.3％から23％に上がった。ノキアのシンビアンは6.8％と前年の26％から大きく後退した。ノキ
アはこのＯＳを米マイクロソフト（MS)製に切り替える決定をしている。RIMのシェアは13.6％から6.4％に落ち込んだ。

　しかし、アップルとグーグルは、急速な消費者の嗜好（しこう）の変化や技術の進化を背景に、つまずく恐れのある難題にも
直面している。

（>>2へつづく）
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120620-00000001-wsj-bus_all

>>1のつづき

　アナリストによると、アンドロイドを端末メーカーに無償で提供しているグーグルは、端末からそれほど多く儲けていない。
端末にグーグルの検索エンジンやその他のサービスがプレインストールされているにもかかわらず、である。

　またアンドロイドは多種多様のスクリーンを持つ、さまざまなバージョンの端末に搭載されている。アンドロイドの古いバー
ジョンが搭載された端末も多く、全ての端末でうまく機能するアプリを開発するのが困難になっている。

　グーグルはこういった問題の対処に動いている。例えば同社はモトローラ・モビリティ・ホールディングスを125億ドルで買収
し、ハードウエアの分野に直接乗り込んだ。また、将来アンドロイド端末を販売するためのオンライン店舗を開設しており、大
々的に端末の宣伝を行うとみられている。

　関係筋がこれまでに明らかにしたところによると、同社は数週間後には台湾の華碩電脳（アスーステック＝アスース）と開発
した低価格のタブレット型端末を発表するとみられている。アップルのiPadからシェアを奪うのが狙いだ。

　投資銀行ラトバーグ・アンド・カンパニーのマネジングディレクター、ラジーブ・チャンド氏は、グーグルの以前のアプロー
チが原因で、「使うアンドロイド端末によって使い心地に大きな差が出る」という大きな問題があると述べた。同氏は、「グー
グルは今や、アンドロイド支配を取り戻そうとしている」と指摘した。

　グーグル関係者からのコメントは得られていない。

　一方、アップルは成長の維持を求める投資家からの圧力にさらされている。IDCの推定では、第1四半期のiPhoneの出荷台数は
前年同期比89％増えた。ちなみにスマホ市場全体の出荷台数は50％増えた。

　アップルの広報担当者は、ティム・クックCEOがこれまでに同社のアップストアの規模と勢いが「驚異的だ」と発言していると
指摘し、米国でプリペイドサービスを提供することでiPhoneがより入手しやすくなるだろうと述べた。

　アップルはiPhoneをより手頃な価格にするための方策を講じている。アップルと通信事業者は、古いバージョンのiPhoneを価
格を下げて販売し続けているほか、携帯通信契約を無料にするといったことも行っている。


　またアップルは最近、一部の通信事業者に対し、プリペイドサービスプラン付きでのiPhone販売を容認することを明らかにし
た。こういったプランは通信事業者が提供する長期契約プランよりも安価だ。


　ウェッジ・パートナーズのアナリスト、ブライアン・ブレア氏は、アップルは「ハイエンド市場で革新を続け、中間市場でも
足掛かりを築く必要がある」と述べた。

　グーグルとアップルの市場シェアが拡大するにつれ、2社の争いは激化している。アップルは先週、iPhoneとiPad向けのOSの次
世代版を公表した。この次世代版にはグーグルとの差別化を図るための一連の機能が入っている。地図サービスや音声アシスタ
ント機能「Siri」の最新版などだ。

　一方、関係筋によると、グーグルはアンドロイド端末で使えるSiriに対抗するサービスの開始に向け、取り組みを加速してい
る。

　また両社はソフトウエアをタブレット型端末やテレビにも対応させ、より多くの場所で使えるようにしようとしている。消費
者が携帯電話をその他の一連のワイヤレス機器やサービスと連携させたいと考えるだろうと想定しての動きだ。アナリストたち
は、こういった戦略を取れないハイテク企業は今後、消費者とのつながりを維持するのに苦戦することになろうと指摘している
。

>>1

むなしい

もはや日本企業の影すらない
携帯端末は今一番熱いジャンルなのに
ソフトもハードも
日本はまったく相手にされてねぇ

終わってる・・・

ぐぬぬ、、

　　　かつてのソニーやパナソニックのように、宝箱の中にいっぱい手持ちがあって

　　　その中の技術の一つが、スマホというGoogleやApple。舞台の役者は交代。

「和式著作権」でガンジガラメの、日本のメーカーに出る幕は無い。

日本は所詮世界の脇役
オタの作品中で主人公に扱われることもないこともないぐらいの
はっきりいってどうでもよい存在

アメリカ、というかそのバックにいる連中の
やり口はいつもワンパターン

必ず２強にしてライバル関係にさせる
マックとMS
マックとバーガーキング
コカコーラとペプシ
ディズニーとワーナー（カートゥーン）
フォードとクライスラー
コルトとS&W
その他もろもろ

つかさ、グーグルの規約がやりたい放題だっての何できちんと報道しないんだよ。アンドロイドみたいな全データぶっこ抜きの泥棒端末いつまでもステマしてるんじゃねえよ。

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超管理ですな

Android / Googleは本当に気持ち悪いし、何よりやって良い事と悪い事の区別が全くついてないから有り得ないわ。
相手国の法律とか判決とかガン無視だし。
あれだけ犯罪とか反社会的行為ばかりしてる会社だとそのうちクレジットカードの悪用とか始めかねないよ。マジで。盗癖も物凄いし。

Googleがルナルナ買収して全世界の女向けにサービス開始したらどえらい
ことになりそう。

辞去う？

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