北陸新幹線開業に向けたまちづくりについて考えてもらおうと、
上越市は九日、リージョンプラザ上越で市民フォーラムを開き、約四百人が来場した。
村山秀幸市長が「きょうをスタートに議論の輪を広げたい」とあいさつした後、
市まちなみ検討会議の水野一郎座長(金沢工業大教授)が基調講演。
沿線他市の取り組みを紹介した上で、都市間競争を勝ち抜くためには
市民の潜在力を引き出す仕掛けづくりや開業によるマイナス効果への対策などが必要になると語った。
続いてパネルセッションが行われ、行政や商工・観光団体の関係者、地権者らがそれぞれ現状の取り組みを報告。
上越駅(仮称)の駅舎デザイン三案や周辺の土地利用方針などについて報告があった。
地権者の代表は「企業誘致の体制づくりを進めている。開業を期待している企業もある」と語った。
セッション後、会場からは「駅舎デザインは東口と西口で変えたらどうか」といった意見が出されていた。
ソース 上越タイムス 2010年11月10日 10時44分 更新
http://www.j-times.jp/news.php?seq=4082