【宇宙】無人小惑星探査船「はやぶさ」地球に帰還まで1週間…豪スチュアート・ハイウェイでは60キロの区間が通行止めに

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7名前をあたえないでください
小惑星探査機「はやぶさ」地球へ帰還(PDF6.3MB)リーフレット
http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/topics/2010/image/0514/presskit_hayabusa_j.pdf 
https://ssl.tksc.jaxa.jp/sss/sss10/pdf/S1-5.pdf

宇宙船は、無重力なので、全身についてるスラスタから
化学燃料(ガソリンみたいなもの)を燃やしてジェット噴射して、体の向きを変えたり、日常的な移動をしたりします。

小惑星イトカワへの着陸時に事故って、行方不明の音信不通 数ヶ月後に連絡が取れたので状況を確認すると
燃料タンク破損 燃料漏洩 化学燃料スラスタ使用不能 そんな普通の国ならそこで絶対諦める事態になりました

はやぶさは星と星の間を移動するメイン動力としてイオンエンジンを搭載してます
(というか これが世界初です)
このイオンエンジン用のキセノンガスを、そのままスプレーのように噴射することで姿勢制御する方法を思いつきました
(もちろん ちゃんとした機能より無茶苦茶効率や使い勝手が悪いです)

あと、太陽の風をソーラーパネルに当てて、姿勢維持に利用することも思いつきました
これでキセノンガスの消費を少し減らせます
これはソーラーセイル(宇宙帆)といって これを実現したのも日本が初めてです。
8名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:40:45 ID:HNyeZtga

要するに星人のオレが来ましたよ〜
9名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:41:26 ID:SOgV9z5p
>>7
もうすぐ地球というところまで、これまで散々酷使してきたイオンエンジンが
ついに壊れてしまいました。このままでは地球に帰れません

日本の技術者が、こんな事態がいつか起こるんじゃなかいかと、打ち上げ前にある秘策を入れておきました
壊れたエンジンの壊れて無い部品と、別の壊れたエンジンの壊れて無い部品を回路でつないで稼動させ
1台のまともなエンジンと同じ出力を出すことに成功しました
こんな奇策を実際に本番で実現したのは またもや世界で初めてです

http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/topics/2009/1119.shtml
10名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:42:43 ID:tLICdFtx

はやぶさ、頑張れよ。

11名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:43:07 ID:SOgV9z5p
>次々と起こるトラブルに対処したのはスゴいとか言うけど、そもそも故障続出するのは日本の技術レベルが低いからじゃないw

技術力が低いのでは無く、予算があまりにも安すぎるからです。
だから、高くていい部品なんて使えません。だから安い部品を使用して故障する確率が増えるのです。
バカな仕分けなどやめて、JAXAの予算をまともにすれば減らせます。
あと、はやぶさの場合は、こんな理由もあります。

人工衛星には2種類ある
1、未知の新分野に飛び込んでいく実験衛星
2、商業的な本業が絶対に出来ることが前提で打ち上げる実用衛星

有人宇宙船は2、事故って死人が出ることは許されないから。

逆に、はやぶさは1
こんな場所に行ったら死ぬだろ? という大宇宙の大海原に放り込まれた。
いつ死んでもおかしくない大冒険を生き抜き 奇跡的に今こうして生きている
12名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:44:24 ID:C6AbmoN0
凄い!知らなかった。
13名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:44:52 ID:I5kGV+5m
>>2
ようするに2の人生は失敗だと云うこと バカ野郎め
14名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:45:39 ID:N0g5bcsf
カプセルの隕石にエイリアンが居て、地球を破壊し尽くしたら如何責任取るんだ
15名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:46:31 ID:mk/vyAug
オーストコリアンに撃墜されなきゃいいけど



今週のこち亀にはやぶさを元にしたぼい衛星帰還の話がのってたが
全然はやぶさのはの字も書いてなかったわ
ちゃんとはやぶさのことも宣伝しろよくそ作者がと思いました
16名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:46:33 ID:aRJ4OwZL
最後の最後まで無事に辿り着きますように
17名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:48:41 ID:SOgV9z5p
>>15
敬意を持ったリスペクトではなく
ただのパクリだから
18名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:50:59 ID:Ris2zWZu
横取りしようとしてる盗賊がいるかんね。
どうなることやら。
19名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:52:35 ID:SOgV9z5p
(前編)
小惑星探査機「はやぶさ」 50億キロの旅から帰還へ【オカエリナサト】
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1275265150/
(中編)
http://sankei.jp.msn.com/science/science/100601/scn1006010802000-n1.htm

交信途絶

 「あれっ、切れた…」

 平成17年12月8日、小惑星探査機「はやぶさ」の管制業務を行っていた大島武は思わず声を上げた。

 電波の受信レベルが急に低下し、10秒ほどで途絶えてしまったのだ。

 大手電機メーカー「NEC」のエキスパートエンジニアで、機体の開発にも携わった大島には、すぐに原因が推測できた。
「姿勢が変わってアンテナがずれたな」。11月26日に小惑星「イトカワ」へ2回目の着陸をした後、姿勢制御用の化学エンジンから燃料が漏れ、姿勢が乱れていた。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)のはやぶさチームは、プロジェクトマネージャの川口淳一郎を中心に対策を検討。
宇宙空間で迷子になったはやぶさに向け、信号を送り続けることにした。信号が届いたとしても、姿勢を失ったはやぶさと交信できる時間は限られる。断片的な信号でも、はやぶさが理解できるように、複雑なプログラムを組みあげた。

 運用管制チームをまとめるJAXA准教授、西山和孝は「ここまでひどい状況になってもミッションを継続した例は世界でもあまりない。本当にこの続きはあるのかと思った」と当時の心境を明かす。
20名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:52:49 ID:EE1D4KkZ
ハヤブサはサンプルカプセルを地球へ届ける為、これに関わる凄腕の技術者と一体になり、
7年の歳月をかけ漸く地球にたどり着こうとしている、
そしてカプセルを残し、自らは燃え尽きるという、
最近これほどの感動を多くに人達に与える出来事が有ったであろうか?
ご協力頂くオーストラリアにも日本人の一人として感謝申し上げたい。
21名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:56:00 ID:O3taugcC
やっぱり宇宙云々と言うならこのレベルじゃないとな。

航空機のチョイ上飛んで宇宙だ宇宙飛行士だの騒いでる
シャトルには、はやぶさのチンコの垢でも煎じて飲ませてやりたいわい。
22名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:59:28 ID:a2+5lQQB
地球滅亡まで後1週間か
23名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 18:59:35 ID:SOgV9z5p
非常手段

 事態が動いたのは、年を越した18年1月23日。管制室で西山が見つめる画面に、電波の受信を示す波形が現れた。

 「はやぶさに違いない」 管制室は明るさを取り戻した。次にするべきことは、7週間にわたる通信途絶の原因となった姿勢の乱れを立て直すことだ。

 そのために、イオンエンジンで航行するはやぶさの燃料に相当するキセノンガスを噴射した。
自動車に例えると、ガソリンを捨てて車体の傾きを修正するようなものだ。非常手段は功を奏したが、19年夏に予定していた帰還は、大幅に延期しなければならなかった。

満身創痍

 予備を含めて4台あったイオンエンジンのうち、1台は打ち上げ直後に故障。姿勢制御用のリアクション・ホイール(はずみ車)も3台中2台が往路で壊れ、交信復旧後の19年4月にも、新たなトラブルでイオンエンジン1台がダウンした。

 21年11月、残されたイオンエンジン2台のうち1台が異常停止した。残り1台では推進力が足りず、地球への帰還は絶望的だ。
24名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 19:06:57 ID:SOgV9z5p
 「ついに来たか。何とかして復活させないと」

 イオンエンジンの開発を担当したJAXA教授、国中均が思いついたのは、故障したエンジン2台の生き残った部分を組み合わせ、1台のエンジンとして活用する方法だった。

 この方法は、設計段階で想定済みだった。イオンエンジンを製造したNECのマネージャー、堀内康男は「限られた重量でトラブルをしのぐために可能性を模索した」と話す。

 つなぎ合わせたエンジンの起動は、ぶっつけ本番。東大で堀内の先輩だった国中は「想定通りに動いたときは、これで正月が送れると思った」と笑う。

 絶望的な状況をその都度乗り越えて、はやぶさは不死鳥のように飛び続けた。「運用継続をあきらめたことは一度もない」と、チームを率いる川口は力を込めた。
=敬称略(小野晋史)



【用語解説】イオンエンジン

 電気推進エンジンの一種。燃料のアルゴン、キセノンなどをイオン化して加速、後方に噴出して進む。化学燃料のエンジンに比べて燃費が良く、長時間の運転が可能。
推進力は小さいが、宇宙空間では徐々に蓄積されて大きな速度が出せるため、惑星探査での利用が期待される。はやぶさは推進剤(燃料)としてキセノンを使用、運転継続時間の世界記録を更新した。
25名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 19:08:03 ID:SOgV9z5p
50億キロの旅路 「はやぶさ」帰還へ(下):
「もはや、機械と思えない」 数々の挑戦、ほとんど達成
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1006/07/news017.html

重力の50倍

 小惑星探査機「はやぶさ」は、今年3月にイオンエンジンの連続運転を終え、現在は慣性飛行で地球に向かっている。体操競技の鉄棒に例えると、バーから手を離し、空中で姿勢を微調整して着地に備えている段階だ。

 地球まで約4万キロに近づく6月13日夜、カプセルを分離し大気圏に再突入。はやぶさの本体は大気圏で燃え尽きるが、オーストラリアの砂漠にカプセルを落下させ、無事に回収できれば“着地成功”だ。

 カプセルは直径約40センチで、外見は「ふた付きの中華鍋」。米スペースシャトルの1・5倍に相当する秒速12キロで大気圏に飛び込む。

 このとき、3千度の高温にさらされ、急激な減速によって受ける力は重力の50倍に達する。製造した宇宙機器メーカー「IHIエアロスペース」の担当部長、松田聖路は「要求される性能が高く、何度も試験を繰り返した」と語る。

 高度1万メートル付近でパラシュートを開き、軟着陸させる計画だが、米国ではこの段階で失敗したケースもある。

 開発にかかわった宇宙航空研究開発機構(JAXA)の准教授、山田哲哉は「搭載機器の収納性やパラシュートの開き方なども考慮した。満身創痍(そうい)のはやぶさが狙った場所にカプセルを落とせるか、これからが本番」と話す。

26名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 19:10:37 ID:SOgV9z5p
>>20
オーストラリア空軍も、これを利用すれば、本格的な赤外線レーダーを使った潜伏ゲリラ捜索の訓練が出来る。
と、偵察ヘリ部隊を用意して準備万端です。

NASAも、専用飛行機を用意してまで、当日を心待ちです。
http://airborne.seti.org/hayabusa/
27名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 19:11:48 ID:EE1D4KkZ
マトモな日本人の為のマスコミが日本に存在すれば毎日速報で伝えるだろうなwww
28名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 19:12:42 ID:SOgV9z5p
試料回収

 帰還を目前にしたはやぶさは、すでに数々の成果を挙げている。新技術のイオンエンジンで、地球の重力を利用した加速(スイングバイ)に世界で初めて成功。自律航行の技術を実証し、運転継続時間も大幅に記録を更新した。

 小惑星「イトカワ」への着陸前には、2カ月以上も上空から地形や鉱物組成、元素分布などを観測。その成果をまとめた7本の論文は米科学誌「サイエンス」の特集号に掲載された。

 惑星科学の研究者は、カプセルの中身に大きな期待を寄せる。カプセル回収後に初期分析を担当するJAXA教授の藤村彰夫は「小惑星から試料が直接手に入れば、どんな微量でも、研究レベルは大きく向上する」と話す。

 カプセルは厳重に管理され、相模原市のJAXA宇宙科学研究所へ運ばれる。大きさが0・2ミリを超える物質が入っていれば、直後のX線検査で見つかるという。

 収集容器の開封は内部が真空に保たれた専用設備で実施。藤村は「50年後の科学者に『当時としては頑張った』といわれるようにしたい」と、“イトカワの石”との対面を心待ちにしている。
29名前をあたえないでください:2010/06/07(月) 19:13:37 ID:SOgV9z5p
次代へ継承

 JAXAは、後継機「はやぶさ2(仮称)」の開発を計画している。別の小惑星から有機物を含む岩石試料を持ち帰り、生命の起源に迫るという。まとめ役のJAXA准教授、吉川真は「はやぶさで、さまざまなトラブルを乗り越えた経験が生きる」と話す。

 岩石試料回収の成否はまだわからないが、はやぶさは遠く離れた天体への往復と試料回収に必要なすべての技術に挑み、そのほとんどを達成した。長年、チームを率いてきたJAXAプロジェクトマネージャ、川口淳一郎は感慨を込めて帰還を待つ。

 「私たちとともに難関を越えてきた。もはや、はやぶさを機械だとは思えない。本当によく頑張った」=敬称略

【用語解説】イトカワ

 平成10年に米国チームが発見した小惑星で、名称は日本の宇宙開発の父、故糸川英夫博士に由来。全長約540メートルでかりんとうに似た形状。
表面は主に細かい砂粒で覆われた部分と岩石が露出した部分に分かれる。天体同士の衝突でできた破片が集まり、数千万年前までに生まれたとされる。重力は地球の10万分の1以下。軌道は地球や火星の近くを通過し、公転周期は約1年半。