◎宙づりを想定し救助技術磨く 富山県警山岳警備隊が訓練開始
県警山岳警備隊の今年度の救助訓練開始式は13日、立山・千寿ケ原の文科省登山研修所で行われ、
念願の入隊を果たした県外出身の新人4人含め28人が県警幹部の見守る中、背負い救助や垂直登攀
(とうはん)など訓練を繰り返した。
式では中島利男県警生活安全部長、中谷弥志雄上市署長が、水晶岳ヘリ墜落事故への出動をねぎらい、
隊員らを激励した。
訓練は高さ15メートルの人工岩場で行われ、宙づりになった遭難者の救助、背負い搬送、ウインチ使用
によるつり上げ救助など高度な訓練が展開された。県外出身の4人の新人の背中には先輩隊員から
装具の使い方や足の運びに厳しい声が飛んだ。
そのうちの1人、工藤法寛さん(29)=茨城県水戸市出身=は大学のワンダーフォーゲル部出身で山小屋で
働き現場の救助活動を熟知してから、富山県警に入った。「救助技術日本一の警備隊の本を何冊も読んだ。
念願の警備隊入りです」と力強く話し、垂直や傾斜角60度の岩壁に挑戦した。
椙田正隊長は「救助技術を磨くにはまず現場。新人は4月連休から立山・室堂に入る」と期待した。
富山新聞
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20070414204.htm 依頼ありました
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1176453189/29