富山市の職員3人が書類送検
去年3月、国の補助金の対象事業となっていた富山市内の高齢者向け賃貸マンションがま
だ建設中にも関わらず、完成したとうその書類を作成し補助金を支出させようとした疑い
で、富山市の職員3人が、10日書類送検されました。
書類送検されたのは、富山市役所の、去年3月当時の都市計画課長および住宅政策推進班
の班長と主事の3人です。
富山中央警察署の調べなどによりますと、3人は去年3月、補助金の対象事業となってい
た民間の高齢者向け賃貸マンションが、まだ建設中にもかかわらず、完成したと、うその
書類を作成した疑いです。
このマンションはおととし、国と市の総額2516万円の補助金の対象となりましたが、
去年3月までに完成しなければ交付されないため、3人はうその書類を作ったということ
です。
この補助金は交付されてはいません。
富山中央警察署は、虚偽有印公文書作成と行使の疑いで、3人を、10日書類送検しました。
富山市は、この問題を去年5月に公表し、都市計画課長と班長など6人を減給処分として
いました。
(KNB NEWS)
http://www2.knb.ne.jp/news/20061010_8816.htm