「とてもこの世の人間とは思えない。ヒディンク監督は宇宙人じゃないの?」、
ネット上を飛び交うネティズンたちの書き込みだ。
ヒディンク監督の指導力が再び世界のサッカー界の注目を浴びている。
彼が率いるオーストラリア代表チームが日本を相手に奇跡の逆転勝利を収めると、
世界の多くのメディアは一斉に「ヒディンク監督の知恵と用兵術が勝利の源」と報じた。
▲AFP「戦術の天才…ヒディンクだからこそできた」
AFP通信は「ヒディンクはオーストラリアチームの内部でも戦術の天才として尊敬されている」とし、
「先制ゴールを奪われ、残りわずかとなった後半戦に、DFとMFをFWに変えた決断は、
ヒディンクだからこそできたこと」と評価した。
2002 年韓日サッカー・ワールドカップ(W杯)のベスト16でイタリアに01で負けていた韓国が後半18分、
DFの金太映(キム・テヨン)を抜き、FW黄善洪(ファン・ソンホン)、李天秀(イ・チョンス)、
チャ・ドゥリを相次いで投入、延長の末逆転勝ちを収めた状況と似ているのだ。
ヒディンクは今年のW杯に先立ち、リードされている際の選手起用とフォーメーションの切り替えを
何度も練習させてきた、とAFPは報じた。
英国の日刊紙のテレグラフは「ヒディンクが初めて赴任したとき、
オーストラリアの選手たちはDF中心の陣形からなかなか抜け出せなかった」とし、
「ヒディンクは英国やヨーロッパ、南米の影響を受けたオーストラリアチームの長所だけを最大限に生かし、
攻撃的なチームへと一新させた」と分析した。
▲「フォーメーションにジーコ驚嘆」「ヒディンク頭脳戦を制す」
ニュージーランドやドイツの新聞はヒディンクが日本のジーコ監督との頭脳戦に打ち勝ったと報じた。
ニュージーランドのヘラルド紙は「ヒディンクが先発としてティム・ケーヒルに代え、
やや遅いルーク・ウィルクシャーを投入したときは、専門家さえも疑問を感じた」とし、
「しかし、それは試合のリズムが崩れることが予想される後半にケーヒルを投入し、
決勝点を挙げようとする計算からだった」と説明した。
また、ヒディンク監督の采配ぶりはフォーメーションからも感じ取れた。
彼は練習や親善試合ではワントップ(3-6-1)を多用したが、日本との試合ではツートップ(3-5-2)を採用し、
ジーコ監督を慌てさせたのだ。
▲ロシア国民「お待ちしています。ヒディンク監督!!」
ロシア国民はW杯の直後からロシア代表チームを率いることになるヒディンク監督を、
一日も早くお迎えしたい雰囲気だ。
ロシアでは「2002年のW杯当時、
日本を相手に苦杯を飲んだお返しをヒディンクが代わりにやってのけた」とし、
ヒディンク監督がロシア代表チームを再建し、
2008年のヨーロッパ・サッカー選手権大会で再び奇跡を起こしてくれるよう願っている。
ソース:朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/06/16/20060616000003.html 関連スレ:
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