◇溶液タンクに転落 呼吸不全で死亡
13日午後9時50分ごろ、金ヶ崎町の関東自動車工業岩手工場の製造ラインで、
作業中の平泉町平泉の及川吉光さん(50)が化学溶液の入ったタンクに転落した。
及川さんは溶液を飲み、急性呼吸不全で死亡した。
水沢署や同工場によると、タンクは幅と深さが3・2メートル、長さが22・5メートルで、
車の型枠を漬け込んで防さび用の化学溶液を塗装するために使用されている。
及川さんは溶液を補充するため、タンクのへりの上から缶入りの液を流し込んでいたが、
足を滑らせタンクに落ちたらしい。
タンクそばで作業していた同僚が転落に気付き、引き上げた後、
及川さんは近くの病院に運ばれたが間もなく死亡した。
タンクがあるラインは小型車を作るために昨年11月に稼働を始めたばかりだった。
ソース(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news005.htm