なさそうなので作ってみました。
貝類に関することなら、雑談、下らない質問、
悪徳業者、その他何でもOKということで。
2 :
名無虫さん:03/02/22 16:06 ID:jPcJFQep
姫あわび
3 :
名無虫さん:03/02/22 16:19 ID:M8AW1Xtw
ニタリ貝
4 :
金魚つかい ◆shellshxyo :03/02/22 16:23 ID:+L3yvIQp
ま、予想通りの2と3ってことで(;´Д`)
5 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/02/22 16:27 ID:UjYCiwvx
タシナミオトメマイマイ
6 :
名無虫さん:03/02/22 18:52 ID:???
芋外のハンティングが衝撃的だった。
貝のくせに、芋ヤロウのくせに。
7 :
名無虫さん:03/02/23 03:35 ID:XB9qnRhx
クリオネ!
8 :
金魚つかい ◆shellshxyo :03/02/24 11:31 ID:PrAfQuA6
タシナミオトメマイマイか、意表を突かれますた。
オトメマイマイと言えばケショウマイマイが最高峰かと思うです。
芋害のうち、殻口の大きいのは魚食性、
すなわち脊椎動物によく効く毒があるから人間も注意が必要ですね。
ベッコウイモはそんなでもないみたいだけど。
クリオネか。ギリシャ神話の女神ミューズの一人のClioに由来するらしいけど、
種小名のリマキナはナメクジちっくって意味だね。
しかも和名は裸亀貝か。
誰もがつい天麩羅にして食べてみたくなるような名前です。
9 :
名無虫さん:03/02/24 16:38 ID:???
軟体動物って貝とか蛸とか烏賊とか、美味いのが多いね!
11 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/02/24 21:56 ID:2tYdedbE
貝いいよね。図鑑もってないけど。
貝の渦巻きが口のあたりでほどけてしまったような貝、なんだっけ?
陸産のなんかだったような。漠然としててスマソ。
12 :
名無し虫さん:03/02/24 21:58 ID:CYxzfLa8
ヒトデに
寄生する貝がいる
という話を聞いたが本当に
いるの?
この時期は貝拾いにはいい季節でつ。
ハツユキダカラ、オミナエシダカラ、キムスメダカラ・・
タカラガイにはよい名前が多くて好き。でも拾いに行くと
90%以上ダメダカラばっか。
>>12 子供の頃見たなあ。腕から角が生えたみたいで不気味だったので
ほじったら貝が出てきた。
モノアラガイもでかくなると風情がある(ような気もする
16 :
金魚つかい ◆shellshxyo :03/02/25 21:21 ID:Po/yTqIV
ミジンウキマイマイの属名もLimacina…
何でだろう。クリオネに食べられることと関係あるのかな?
口でほどける巻貝はけっこう色々あるみたい。
陸上だとエントツアツブタガイとかハズレミジンヤマタニシとか。
海のでもマキトケキリガイダマシとか。どれも面白い形だね。
しかし図鑑ないのにタシナミ〜が出てくるとは、昆虫だけじゃないんだね。
じゃぁ負けずに「ツヤアリヅカウンカ、ホスィ」とか言ってみるテスト。
ヒトデに寄生する貝には、ヒトデの体内で殻が完全に退化して、
長〜い寄生虫状というか、ヒトデの一器官のようになってるのもいるらしい。
タカラガイイイ!でも海のそばに住んでないと綺麗なの拾えるチャンスないんだよね。
ハツユキダカラは好きな貝の一つでつ。
でかいモノアラガイは最近見ない気もする。サカマキばっか増えて…
>>16 ご教示ありがとうございます。なんでも首突っ込みたがりなので
ちょっとずつかじっております。今後も教えてください。
ツヤアリヅカウンカですか。私知らないです。
文献教えて欲しいな、といってみる。
ちなみにアリヅカウンカ・シコクアリヅカウンカは図鑑に出てます。
はっ、貝の話。波部先生亡くなったの知りませんでした。
かなり記載されてましたよね?原色図鑑の筆者でもありました。
陸産貝類図鑑、新しくなってた(といっても1990年あたり?)から
保育社さらにやばくならないうちに買っておこうかな。
恋矢とか、器官の名前見てるだけで面白いです。
ツヤ〜は津軽のCerastrinaにI氏が仮称で報告してたかな。
全体に黒くて艶があるらしい。
波部先生亡くなられましたね。一時代が終わった感も。
保育社か、和議申請のあとどうなったんだろう。
本自体は古本屋でも買えるからいいとは思うけど。
栃木と言えば、鹿沼で採ったヒタチマイマイは綺麗ですた。
>>18 さんくす。文献の名前はよく聞きますが実物みたことないです。
金魚つかいさんこそ、いろいろ知ってますね。
アリヅカウンカは冬の常緑樹のビーティングで採れました。
古本やさん、栃木のはしょぼいから神田でもいってこようかな。
栃木はミスジマイマイみたいのがいない気がします。
東京で見られるあのでかいの。ウスカワは庭にごろごろしてますが。
アシヒダナメクジが岡山で見つかったニュースありましたが
まさか土着じゃないよね?
20 :
金魚つかい ◆shellshxyo :03/02/27 00:33 ID:iwSxt655
アリヅカウンカって成虫越冬なのか。
で、結局アリの巣にいるの見た人いるのかな。
たいていスウィーピングとかビーティングで採ってるみたいな。
アシヒダナメクジは滋賀県他でも園芸植物なんかに付いて来たらしいのが見っかって松。
っても、あんまり寒い所には来ないと思うですが。
栃木・茨城にはミスジは基本的にいません。
だいたいの目安としては、利根川より北はヒタチマイマイ域かも。
ヒタチとミスジは置換種みたいな感じで、移行地帯では
中間的でどちらとも言えないのがいて、遺伝子浸透あるみたいな。
でもヒタチの方が綺麗な貝だと思うですね。
21 :
名無虫さん:03/02/27 01:15 ID:r6vrzG9C
タニシぐらいしか縁が無いな・・・
あとはカタツムリか?
でも食品ならアサリ、シジミ、イカ、タコ、アワビ…
けっこう縁があるですよね。
タニシの味噌汁、美味しいよね。
サザエイシマキというのを熱帯魚屋で買ったことある
すぐ芯でしまった ゴメンナサイゴメンナサイ…
ホタルの名所に行ったら、田んぼの脇の用水路にマシジミがいっぱい。
今度ふるい持ってって集めようかと。地元の人は採らないみたい。
サザエイシマキは正式には、イガカノコかハリカノコっていうヤシかな。
イガは日本にもいるけど、売ってるのは外国産みたい。
野外に逸出して繁殖すると問題あるから水槽内で天寿マットウはいいでつ。
天寿じゃなかったみたいだけど、水温か餌のせいかな。
シジミも近年外来のが急速に増えてるみたいだから、
神奈川あたりにもいる筈。蛍の名所(どこ?)ならマシジミかもだけど、
殻頂がピンクっぽっいのがあったら外来かも。
でも食べるには関係ないよね。
>>20 ミスジ、やっぱりいないんだね。
移動性に乏しいからやっぱり利根川が大きな壁なのか。
アシヒダナメクジはよくついてくるみたいですね。沖縄では普通なのでしょうが。
アリヅカウンカってウンカ離れしてますよね。もっとも別科ですが。
あの渋い色合いが素敵です。
ヒルギシジミってのを前にテレビで見ましたが、あれはでかいですね。
食用になるのでしょうか。
>>25 外来のシジミ、増えてるんですね。今検索したら、ものによっては国産より
味も落ちるみたい。ちなみにあっしが見たのは下部です。田んぼの脇の狭い用水路。
あんなに上流にいるとは思わなかった。
調べてて、その昔手取川上流で採った中生代の手取シジミ(化石ね)と同じ属だったのに驚き。
28 :
金魚つかい ◆shellshxyo :03/02/28 14:50 ID:sTiKOAj6
>>26 ヒルギシジミは食べれるですよ。前に味噌汁にして食べますた。
でも大き杉(10cm近い)w 御椀にやっと一個入るけど、ほとんどハミ出してた。
味はけっこうイケルですよ。
西表島なんかじゃ沢山いるからジモティーは食べてるみたい。
>>27 下部って山梨ですか?
あの辺なら在来のマシジミも普通にいるですね、きっと。
スーパーで売ってる輸入シジミ(日本産に混ぜたりしてるけど)は味が明瞭に落ちるですね。
ところで手取シジミを調べてみたらNeomiodontidae科で、
現生のシジミ科とは科も属も違う気もするですが、
手取と同じ属のがどっかにいるですか?興味アリヘイカノコ。
テトリシジミ 一番下の写真のFig.1
ttp://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/Bulletin/no10/no10014.html
29 :
名無虫さん:03/02/28 15:10 ID:lmDlXemR
21です。タニシの味噌汁・・・飲んだ事無いです・・・
泥臭く無いですか??
シジミかぁ・・・
あのさぁ?貝の味噌汁やお吸い物ってさ
良くオカンが目に良いから飲みなさいって言うけど・・・
本当なの??
手取川って石川県かな?
ヒルギシジミ、食べられるんだ。ボリュームあるから腹いっぱいになりそう。
タニシはジストマとかいそうでこわイトウムシオイガイ。←いたっけ?
32 :
名無虫さん:03/02/28 23:37 ID:kjnLWZfp
こないだテレビでタコそうめんというのをやってた。
タコの精巣を湯がくとソウメンのような形状になるという・・・
まだまだ知らない食い物がいっぱい
頭足類でスマソ
33 :
名無し虫さん:03/02/28 23:44 ID:g53LxUYW
ラプラタリンゴガイ
が増える事で、生態系にどんな被害
が出るのか、さっぱり分からん。
34 :
金魚つかい ◆shellshxyo :03/03/01 11:25 ID:YxJk3jM8
>>29 タニシは意外に泥臭くないですよ。
場所によってはスーパーとかで剥き身パックが売ってたりするですが、
最近はタニシ自体が減ったから、なかなか縁がないかも。
タニシとかシジミが目に良いっていうのは、
黒くて瞳に似てることからの俗信だって何かで読んだですよ。
昆布を食べると髪が黒くなる、っていうのと同じ素朴な連想だと。
タニシはツブとも言うけど、ツブラと同じく「丸い」の意味だしね。
>>30 やや、ほんとですね。
今のシジミとジュラ紀のとが同属なら確かに驚き。まだちょっと謎がありそうかな。
でもこんなの採ったことあるのが、非常にうらやマシジミ。
>>31 イトウムシオイ、これまたよくご存知で。
続日本貝類図鑑にちっちゃく出てるです。実際の貝もちっちゃいですが。
>>32 頭足類も軟体動物だからもちろんイイダコ。
でもタコそうめん今初めて聞いたです。どんな味か想像もつかんけど。
>>33 リンゴガイ類は、生態系っていうより、まず稲作地帯でのペスト扱いみたいかも。
稲の柔らかい部分を食害しちゃうんで、主としてアジアで問題になってるです。
もちろん生態系への影響も色々あるんだと思うです。
日本産の淡水巻貝では、オオタニシがこれまで最大種だったのに、
スクミリンゴガイはその何倍も大きくなるし、生の植物も死骸も食べて繁殖力旺盛。
具体的なことは知らないけんど、やっぱり軟〜化やな感じはするです。
FAO(国連食糧農業機関)でも問題視してるみたいかも。
ちょと古いままですが、少し便利なFAOの水生動物移入種データベース(属名の最初は大文字で)
http://www.fao.org/waicent/faoinfo/fishery/statist/fisoft/dias/search.htm
36 :
名無虫さん:03/03/02 18:33 ID:yif5mWkQ
奥谷先生の大図鑑みました。
リュウキュウヒルギシジミとヤエヤマヒルギシジミの二種あるようですね。
シジミですが、セタシジミとか載ってないのかと思ったら、
日本近海産とあり、納得しました。セタは大津の瀬田でいいのかな?
いやあ、海の貝も種類多いですね。似たものも多くて
拡大図なしで解説だけでなんたるかを知るのは苦労しますね。
基礎知識つけないと、難しすぎます。
フクラスズメって貝にもいるんだね。ちょっと驚きました。
オオバンヒザラガイとやらを食うところがあるってホント?
多板類でスマソ
>>36 キバウミニニナはでかくて群生するで、彼らが一斉に枯葉を喰みだすと、
ジャワジャワジャワという音がマンガル全体に響くらしいです。
でも蟹との攻防は初めて知ったです。親貝は口縁が厚くなるですが、
成長途中のも殻の内側の所々に頑丈な歯を付けてる理由が判った気がしたです。
ちなみに東南アジアではこれも食用にするですよ。あとセンニンガイも。
>>37 フクラスズメは貝・虫・鳥、ヒオウギは貝・紅藻・アヤメ
ホトトギスは貝・植物・鳥、ヒメベッコウは貝・虫、ミヤマクワガタは虫・植物、
学名と違ってホモニムOKだから、まだまだあるかもですね。
奥谷先生図鑑は巻貝は出色と言えるですが、
二枚貝は色々人間関係もあってか日光の手前。
ところで奥谷兄先生に広腰亜目図鑑作ってホスィと思うですね。
41 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/03 16:37 ID:6eIAdEQU
>>39 ていじ先生って、兄貴だったですか。そんなこととはオモイガケナマイマイ。
ハバチはT先生を筆頭にいろいろ研究者がいますね。
二枚貝は「いまいち」ですか。足尾とつっこんでみます。
和名が共通しているのはあとミミズクとかありますね。
ちりぼたんとVenusって、甲虫ニュースとElytraみたいな関係でしょうか?
42 :
名無虫さん:03/03/03 21:19 ID:hneWp0jC
このスレ大好きです。以前からAeliaさんのファンでしたが、
金魚つかいさんも凄い! ずっとお二人の貝話を聞いていたい。
>>39 何を隠そう、タクソノミックブラザースでやんすな。
でもオモイガケナマイマイ、こりゃまたワラタです。
関東では珍種の部類かも。しかし何でこんなの知ってるですか?
その博覧強記ぶり、南方某に並ばん思うですね。
栃木は貝の人が少ないような気がするんで、
落ち葉ふるいついでに陸産貝でもやってみては?
ちょと昔には蝶のM野、虫のケコーンのK沢の両御大がいらさったようですが。
チリボタン〜そんな感じと思うです。でもニュースの方がレベル高いみたいな。
>>42 うれしく思うですが、二人だけじゃアレなんで、
適当に酸化して遊んでやってクダマキマツムシ。
>>43 ゴマガイ類・ミジンヤマタニシは本州以南なら大概いるですよ。
湿気の多い杉林とか里山の落ち葉を注意深く見るといるです。
白いんで朽ち葉の中では割と目立つかも。見つけると世界が広がるですよ。
大上宇一話リンク謝々。とても興味深く読んだです。
播磨香島が基準産地になってる貝も多いですね。
京都の平瀬貝類博物館がオオウエをオオカミと読み違って、
オオカミゴマガイとかになったのはリンク先の通りですが、
本人もずっと知りながら訂正もせず、自分の名誉にはトンと興味がなかったらしい。
大上=オオウエとわかったのは死んだ後だったと聞きましたです。
昔の動物学雑誌を見ると氏の投稿があったりするですが、昔の人はスゴカイイソメ。
『まんが 大上宇市』←これ是非手に入れたいと思うです。
46 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/04 09:33 ID:gMnWWs72
>>42 お褒めにあずかり大変恐縮です。ただ、ほんとに貝は知らないので
小ネタを提供し、ご教示あずかりたいと思います。
>>44 ちょっと奇抜な名前はインプットしてしまいます。
カタツムリの属徴さえも知りません。キセルも、かなり難解です。
栃木県のお二方は残念ながら亡くなってしまいました。
Hさんは少し昔なので、ご存知の方も多いでしょう。
テングチョウ図鑑でも、有名な方でした。
Kさんは一昨年あたりでした。インセクトにご業績など載ってました。
ご冥福をお祈りいたします。
ただ、カメムシでも有名なO市のKさんが陸産をまとめていました。
Pirshbyはたくさん記載してますね。日光からも記載したものがあったかも知れません。
ニュースのほうがレベル高いんですか。あれ何ページくらいでしたっけ?
門外漢の私ですが、ますます貝にはまりましタカヒデマイマイ。
タカヒデ・・・マニアクw
それはそうとKさん、そうですか。標本は県博にでも入ったですか?
昔、お宅へ伺った帰り道、美麗なヒタチマイマイを採ったのを思い出しました。
ご冥福をお祈りいたします。
今、貝はイニさん一人? なら、鶉氏も落ち場で貝採るのもいいですよ。
落ち葉篩いすると、運がよければキバサナギなんかの珍なのも採れそうで、
そのまま乾燥してとっておくだけでも将来の良い資料になると思うですよ。
古峰ヶ原あたりとか面白いのもいる気がするです。
Pilsbryですね。でも日光のは記載してないです。
日光のはMoellendorffという人が複数してるですが、
Loc.がChinshinji、Yumagaaishi、Kamatokogiroとかで謎解きみたい。
中善寺、馬返、でKama〜は長らく謎でしたが、上徳次郎だという説が有力です。
地元人の訛りの影響もあったかも。
ニッコウコオオベソマイマイ、チュウゼンジギセル、カワナビロウドマイマイ他が
日光の標本で記載されてるですね。
チリボタンは30pくらいだったカナマルナガニシ。
先日あるところから来た文書には、
「ホロガイ 300万円→150万円」
とか書いてあった。いくら半額でもなぁ・・・
つか、そんな高いのカヨ!
49 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/05 09:33 ID:KI+V9d/b
おそらくイニさんだけでしょう。カメムシの投稿ここ最近なくてさびしいですが。
落ち葉篩いは面倒なので、適度な量の落ち葉を受け皿にあけて
そのままソーティングしています。ツルグレンで貝は落ちるのかな?
そういやいまだツルグレンもやってないです。
Hさんのあみだした、電熱ストーブ採集法ってのもいいかもしれないですね。
P氏の名前間違ってましたか。しかし、ドルフってつく学者さん結構いますね。
ヒルゲンドルフマイマイってのいませんでしたっけ?
それともこのHilgendorfさんはただの採集した人なのかな?
カマトコギロ、栃木県人なら少しははっとするかも知れないです。
宇都宮に徳次郎という町とインターがあります。
「トクジラ」と読むのですが、表示は「Tokujiro」とあります。どっちだろ。
上徳次郎なら宇都宮郊外でしょうか。今市に近いです。
ちりぼたんってなんでちりぼたんなんでしょ。それとホロガイってどんなのですか?
50 :
名無虫さん:03/03/05 22:17 ID:lCdE4lwE
初歩的な質問!
貝の標本って殻だけなの?
軟体も液浸で長く保存できるの?
どなたか教えてくだされ。
貝は基本的に殻だけかな?
肉は腐ってしまいます。DNA取るのに残したりするのかな?
>>49 貝もある程度は落ちるみたいですが、手で拾った方が速いかも。
ツルグレンはカマアシ、クマムシとか見れてそれはそれで面白いですが。
ヒルゲンドルフマイマイは伊吹山とかにいるですよ。
オオヒルゲンとかアメイロヒルゲンなんてのもいますです。
ドルフつながりではメルレンドルフマイマイ、静岡にいる超珍しい貝です。
ヒルゲン自身も博物学者で明治時代の雇い外国人の一人です。
切手になってるオキナエビスは彼が記載したですよ。
魚類関係の論文が多いみたいですが、アイヌの自然人類学的調査もしてたり。
日本にいた3年間に何でも採集したんで「hilgendorfi」は色々あり。
日光にも行ったみたいですよ。
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/1997Archaeology/03/30500.html 地元人は徳次郎は「トクジラ」と言うみたいですね。
ホロガイTonna melanostomaはヤツシロガイの口を黒くしたような貝で、
バスケのボールくらいの大きさになります。珍しいのは事実とは思うです。
>>50 殻だけの標本も液浸も両方あるですね。
液浸は、殻ごと浸けるのと、肉をはずして肉だけ浸けるのとがあるです(殻は乾燥)。
アルコール浸が多いかもです。解剖、DNAのためにはこれを使うのかも。
殻ごと液浸だと、殻を割らないと肉が出ない場合もあるかもです。
一般的なコレクションや種の同定だけなら殻だけで十分な場合も多いですが、
専門的な分類研究には肉がないとダメなことも少なくないです。
皇居のお堀を水抜きしての外来魚駆除作業で貝が気になってたですが、
3/4の作業で20cm以上の大きいカラスガイの半ペラが見つかったみたいです。
生きたのはいないらしいとのこと。カラスガイも今は貴重品です。
54 :
50:03/03/06 13:09 ID:???
なるほど、ありがとうございます。するってえと、
生体は未確認で、殻だけで新種記載されることも多いんですか?
まあ化石なんかは全部そうでしょうけど・・・。
昔ウチの田舎のほうでは川べりのカラスガイの殻を
バリバリ踏んで歩いたもんですがねえ。今はどうなってることやら。
55 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/06 14:59 ID:3RAUW7kM
カラスガイとドブガイってどう違うのかな?
家の近くの沼にもいっぱい殻が落ちてました。
>>52 ドルフつながりは多いですね。オキナエビス知ってます。
あの殻口から入ってる裂け目みたいのはなんでしょうか。
ちょうど平行に入ってたきがします。
うーん、各地で分化してるマイマイは面白いですね。
こんなに貝について考えたのはハジメテビロウドマイマイ。
56 :
山どぜう:03/03/06 16:10 ID:7KKWOwSe
イモ貝がすごく恐いんだすけど、
>56
やたらに生貝拾って歩かなけりゃ刺されないでしょ。
そんなに怖がることないですよ、美麗種も多いし。
陸生貝類の初心者に優しい図鑑ってなんかないですか?
レッドリストにあんなに載ってるのに、どんなのかわかんないんですよね・・・。
58 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/06 18:20 ID:3RAUW7kM
学研の図鑑はどうでしょうか。あ、標本図だけじゃだめか。
ウミウシならガイドブックいろいろ出てますが。
とにかく貝の科とか知りたいですね。
>>53 相模湾貝類レッドデータなんか見ると、
「現在打ち上げによって得られるのは、完新世の地層より洗い出されたものが多い」
なんて記述がよくあるけど、貝殻だけ見てると、いつの間にか絶滅しててもわからないよね。
サクラガイなんかは壞れやすいから分かりかな。
手元に、十数年前に鎌倉で拾ったサクラガイをガラス瓶いっぱいに入れたのがあるけど、
それを去年拾ったのと比べても、確実に種類が減ってる。今はほとんどカバザクラしかない。
>>55 オキナエビスのスリットは、アワビの孔と同じ役割と言うから、出水管の意味があるんでしょう。
確かサザエの角も、最初のうちは穴が貫通してて、成長すると閉じたと思う。
エスカルゴ、美味い!
新鮮なものは貝の味だね。
ちょっと古いと生臭くなるけど。
63 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/07 09:28 ID:+w3Bw4ig
>>61 出水管ですか。なるほど。オキナエビスって高価らしいけど実際どうなんでしょ。
ベニオキナエビスとかいろいろ種類があったと思いますが。
>54
貝類全体では殻だけの新種記載の方が多いです。
最近は肉に関する記載もされることが多くなったですが、
殻が主という傾向はあるですね。
カラスガイがそんなにいるとはイイ田舎と思うです。
>55
ハジメテ〜輪をかけてマニアクw 何でも知ってるですね!
カラスガイは殻の内側の合わせ目に横長の歯状構造があるですが、
ドブガイにはなくて属名もAnodonta(歯無し)と言うですね。
殻の形も多少違うですが、これは難しいことも。
オサムシI先生もカブリ繋がりでマイマイ種分化に興味持ったみたいですね。
>57
学研の図鑑はいいと思うです。
保育社の陸生貝類図鑑は種類が多いと思うですが、
初心者を迷わす部分もあるかもですね。
肝心のレッドリストの全部がわかる図鑑はないと思うですが、
今年はレッドデータブックの方が出るかもなので、
それを参考にするのが良いんじゃないかと…
>61
たしかに貝は古さがわかりづらいですね。
前に江ノ島でハイガイを拾ったですが、それも化石と言われたです。
あのレッドデータ本はI氏の長年の情報蓄積があっての逸品で、
素晴らしいと思うですが、貝の激減ぶりが悲しいですね。
ヒルゲン氏が今を見たら言葉を失うと思うです。
でもカバザクラホスィ。由比ガ浜とか行ったら拾えるですか?
>62
食べたことあるですか!美味いんでしょうね。
食べたことないです。タコそうめんもエスカルゴも。
高そう…
>>64 両種の違いサンクス。属も違うのですね。
I先生、また膜翅やってますね。ベッコウつながりということかな?
私は直接文献見てませんが、埼玉昆虫談話会の12月号の
昆虫誌プラスという記事に、Sさんとの共著論文が載ってました。
南日本のベッコウバチのなんかでした。
ヒゲベッコウを記載したようですね。
ところで日光のカワナビロウドマイマイですが、カワナって
神奈川だか静岡にもなかったっけ?日光にカワナという場所あったかなあ。
もしかしたら日光と別の場所の標本で記載されたのかな。
オサムシDNA時代なんで昔に戻って杵柄再び?
でもこれからガシガシやってもらいたいと思うですね。
でも西南有剣でずいぶんベッコウバチ解りやすくなったかも。
カワナは人名で、埼玉のその人が80年代に日光馬返しで採ったです。
カワナビロウドは北関東〜南東北あたりに分布するかな。
でもビロウドマイマイは稀産なので他にもいるかも。
栃木だと他にホラアナゴマオカチグサが葛生の石灰洞から、
ニッコウヒラベッコウ、ニッコウマメシジミが日光から、があったですね。
>>65 カバザクラなら、材木座海岸に行けばまだたくさんあります。
なぜか由比ヶ浜や厨子海岸ではあんまり見ない。
去年は樹脂に封入しようと思って」、数回行ってどんぶり一杯集まりますた。
ピンク色と樺色が9:1くらい。
モモノハナガイがごくごくたまに混ざってるかな。
69 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/07 15:43 ID:+w3Bw4ig
馬返しですか。大谷川はあそこからさかのぼれそうですね。
あたりもいい森になってます。
川名さんは人名でしたか。しかし、分化したマイマイってどうやって同定するんでしょう。
まず肉眼でおおかた判別できるのですか?
栃木南西部の洞窟は比較的生物研究の歴史がありますね。
クズウムラサキトビムシなんてのも1957年あたりに記載されましたし、
栃木市の洞窟からも1952年にオオシマメクラチビゴミムシというのが記載されてます。
洞窟の貝も面白そうですね。アッカミジンツボとかいうのがレッドリストにありました。
岩手県の安家洞のことと思います。アッカホラヒメグモなんてのもいるくらいですから、
結構知られているのでしょう。洞窟も分化激しそう。
あぼーん
71 :
銘無虫さん:03/03/07 21:50 ID:acSu0Ukg
Aeliaどの、金魚どの、レスどうもです。
学研ならどっかにあったなぁ、今度よく見てみます。
RDB、解説丁寧だといいなぁ。あといい写真。
近くにキセルガイがたくさんいる山があるけど、
その山だけで周辺では全然見かけない。あれって不思議だ。
キセルもマイマイみたいに移動性が少ないからそこ限定なのかもね。
筑波山で大きいキセルいたなあ、なんだったんだろ。
73 :
金魚つかい ◆shellshxyo :03/03/08 02:42 ID:ADcGYAJm
>>68 材木座でどんぶり一杯も拾えるですか!
名前どおりに樺色のが拾えればラッキーですね。
厨子海岸だと紅色麗しいアシヤガマとか、
幻のウスムラサキキジビキガイとか思い浮かぶですが、
ピカピカのチャイロキヌタでもいいな。春本番前に行ってみたくなったです。
>>69 馬返しの大谷川の向こう岸も良さげな感じかも。
水が少いと渡れると思うですね。
葛生と言えば何しろ原人がいるですから凄いですw
マイマイ同定はモノにもよるですが、熟練すれば大方肉眼で半別可能。
ビロウドマイマイは解剖しないと結論出せないこともあり。
でもカワナは殻表の毛が非常に微細なので判りやすい方かも。
栃木には他のビロウドもいるですね。
74 :
金魚つかい ◆shellshxyo :03/03/08 02:43 ID:ADcGYAJm
>>71 キセルは移動性が低いので一旦絶滅したりすると回復が困難なことも。
その山の周辺では開墾その他で絶滅したのかもですね。
その山大切にしてホスィ。生物相全体が良い状態の可能性アリ。
>>72 筑波山の大型キセルは大順にナミ、ツムガタモドキ、ハブタエギセル・・・。
ハブタエはほぼ筑波山固有の特徴的な貝で、八溝山の記録もあったかも。
ツムガタモドキも筑波山が基準産地。問題はナミギセルですが、
筑波山のは特に大型で、今はsyn.扱いですが学名があるです。
ちなみに隣の加波山のナミギセルは普通の大きさと思うすが、
加波山には男数人でかつぐほどの巨大キセルがあるですよ。
下の「きせる祭」を見るです。
ttp://www.nibh.jp/~takahashi/tradevents/Kabasan/
75 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/08 10:08 ID:Ric5n1wa
>>73 大谷川ですが、去年の六月に向こう岸に渡ってみました。
馬返しの休憩所に車置いて川に下り、なんとか岩を伝って。
落ち葉を物色しましたが、土壌は砂質っぽかったです。カメムシはナガカメが採れただけ。
土壌が砂質でもマイマイはいるものなのですか?
といっても限られた狭い範囲での採集だったので限定はできませんが。
葛生原人は幻に終わりました。結局原人の骨ではなかったでした。
マイマイ、図鑑でにらめっこして採集してみようかな。
肉眼同定してみたいものです。
筑波山のキセルさんくす。羽二重ギセル名前がかわいいですね。
きせる祭りイイ。参加して男になりたいですね。
小さい頃、庭の隅にキセルの類いっぱいいて、子ども図鑑で
調べてたんですが、絶対キセルじゃなくて葉巻きだと思った。
今日はハマグリ(と称して売られている貝)を食った。
ハマグリとチョウセンハマグリその他の見分け方ってありますか?
おれらの食うのはどうせ中国産だと思うけど、どっちなの。
イガカノガイのイガが取れてカノコガイになってしまった(?
PHのせいでこうなるらしいが、寿命かなあ……。
図鑑ちらっと読んできました。
コウロマイマイのコウロって淡路の音読みかと思ってたら
実は香櫨(ハゼノキ)のようなクリーム色のことと知って驚きました。
実際ほんとにクリームいろしてました。
あと、カワナビロウドマイマイが比較的最近記載されているのも知りました。
他のマイマイのように1900年代初頭に記載されているものとばかり思ってました。
ビロウドマイマイって産毛がかわいいですね。
80 :
名無虫さん:03/03/10 00:03 ID:GkCLPmHW
陸貝を専門家に産地不祥でもって行くと困り果てるとか?
>77
蛤は難しい部分もあるですが、慣れれば刺身売り場から見てもわかるですし、
熟練すれば野菜売り場の角から遠目に見ても、「あっ、今日は型の良いチョウセンがあるですね!」
とわかるようになるですよ。これからシーズン、お吸い物も美味しいです。
シナハマグリ
売ってるのはほとんどこれ。最近は中国産の表示があることも多い。
殻はやや汚くてツルツル感は少なく、全体に灰色がかった印象。
上の方に、焦げ茶色のポチポチ模様がある個体が多いのが特徴。
チョウセンハマグリ
「地ハマグリ」と言って売ってたりする(大きくて2個パック売りが多い)
殻がつやつやで綺麗な感じ。細かい模様がなく、大きく染め分けになってたり、
全体茶色だったり。九十九里浜あたりがメッカ。
タイワンハマグリ
見た目はシナとハマグリとの中間みたいな貝。大きいのはあんまり売ってない。
割に黄色っぽくて、大抵一辺がはっきりと黒くなってる個体が混じってる。
ハマグリ
形は片方の角が伸びる感じで、模様は色々。
でも、絶滅状態に近いので九州方面以外ではほとんど売ってない。
ここに画像あるですが、タイワンの説明で「ハマグリと同種」は誤りかと思うです。
ttp://www.syoku-my.com/bouz/zukan/nimaigai/heterodonta/hamaguri.html
>78
酸で溶けてイガが取れたですか?
それとも大きくなるにつれイガが形成されなくなったですか?
でも自然状態でもイガがないのとあるのとがいっしょにいることもあるですね。
特に大きくなるとイガが弱くなってくる傾向もあるかもと思うですよ。
>79
あの毛は触ると案外硬いですが、整然と並んでるのは見事と思うです。
>80
殻だけだと分からないこともあると思うですね。
特に周囲に一本線のあるマイマイは、どの種にも出る型なので不可能に近いことも。
逆に産地さえわかれば、だいたいの大きさや色と形で、
物を見ないで同定することも不可能ではないと思うですね。
85 :
クイチガイ猿坊:03/03/10 13:41 ID:eyjh9Aqi
ヤマケイのポケット図鑑『海辺の生きもの』を見てたら
なにニシだかなにボラだか、結構ゴツげな巻貝が
カラッパのハサミで粉砕されてる写真がありました。
ショックです。
マイマイカブリのように苦心して首をつっこむとかならまだしも、
我々がカルシウムをやり繰りして営々と築いてきた殻を
あんなふうに力任せに壊すのはどうみても反則です。
いっそのこと来世は殻を捨ててウミウシ型の生き方をしようかとさえ思います。
カラッパだけは許せない、と憤りつつペンをとりました。
金魚つかい様、じこぼー@横浜様
どしろうとのオバカな書き込みにレス下さってありがとうございます。
普段は貝とも昆虫とも無縁な生活をおくっているのですが、
ほんとにこのスレを読むとほっとします。地球上の生物の豊かな多様性と
それを緻密に観察してる研究者の方々の姿勢には、素直に頭が下がります。
びっくりして、おもしろがって、いとおしんで、
最後に謙虚な気持ちになれると良いな、と思ってます。
日経サイエンスかなんかに乗ってた、小笠原かどっかから見つかった
オハグロガキとかいうのは記載されましたか?
>84
確かにそんな形の煙管をその博物館で見たことあるです。
何を隠そう加波山のきせる祭りもその博物館のビデオコーナーで知ったですよw
ところで横浜だとヨシズガイの化石というのもあるですね。
>85
カラッパは貝の右巻きに合わせて右手をペンチにした律儀者かと。
しかも時々失敗するので、傷の跡から成長してる貝もけっこうあるですから、
そんなに責めないでやって下さい。
ネコザメなんか丸ごと噛み砕く乱暴者ですし、
タマガイみたいにコソーリ穴開けて中身を食う卑怯者もいるですよ。
タマちゃんはどうやって食べるか知らないなですが…
>86
マターリ書き込みありがとう存じマスオガイ。
>87
日系にそんなのが出てたですか。
オハグロガキは黒潮域の磯なんかに昔から普通にいるですから、
小笠原のは日本新記録として報告された
オハグロガキモドキSaccostrea cucullataのことかもですね。
カキは環境によって殻の変化が激しいので、
世界的にも分類が混乱してたりする部分があるです。
オハグロガキモドキみたいなのは本土にもいる気もするですが、
移入種もあったりで専門にやってる人以外には相当難しいもんです。
>>88 おんもしれー!お話ありがとうごザルガイ(←まだ下手)
そうかタマガイってのはツメタガイの仲間なんですね。
ツメタガイは名前からして冷血漢っぽいし
生きてるときはビジュアル的にキモそう。
でも貝殻はシンプルで可愛いですね。
調べてるうちにタマツメタというのを見つけて健康に良さそうだと思いますた。
カイゴロモという緑藻は生きたスガイの殻にしかつかないって書いてあるけど
なんなんすかねーこれは。(すんません、スガイって見たことないです)
http://www.jjbot.com/Japanese/Vol.74/74-3.html
タマガイの仲間eusupiraは、瑞浪あたりの第三紀層掘ってるとよく出てくるです。
ビカリアのように、内型がきれいに抜けると、なかなかきれいで感動。
瑞浪ではキララガイacila insignisに穴が開いたのも出たりするので、
そいつの仕業なのかな。
両方とも、数千年前のものと同じ属がまだ生きてるわけですな。
アシラなんて、現生のオオキララガイと見た目ほとんどオナジマイマイ。
>91
×数千年前
○数千万年前ですた。
>>89 オハグロガキモドキかも知れません。
新種だとばかり思っていまシタラガイ。
去年一年間でどれくらいの新種が記載されたんですか?
顕著な新種とか、新属があったら教えてほしいです。
日本新記録はいっぱいありそうですね。
94 :
山崎渉:03/03/13 12:59 ID:???
(^^)
アンボイナです。これから虎頃します。
96 :
クイチガイ猿坊:03/03/13 21:18 ID:yFnEktfs
イモガイが矢舌で魚を刺すのはけっこう有名だけど、
ほかに変わった採餌行動・食性の貝ってある?
ロウソクツノガイにびびったけど、さらにワロウソクツノガイがいてワロタ。
材木座海岸に行きますた。
あっち方面(と言っても相当違うが)の用事に託けて行ったですが、
海風強くて風邪引いたですが、とても面白かったです。
カバザクラ特盛り砂だく!とは行かんかったですが、
カバはもちろん、モモノハナ、オオモモノハナ、
クイチガイサルボウの身の入ったのもあったですよ。
>>90 ほう、あれ貝衣と言うですか。スガイにだけ着くのも不思議ですね。
スガイは波静かな磯なんかにいる、サザエの小さい版の貝ですが、
クイチガイさんは砂地の住民だから見たことなくて当然かもです。
でも材木座では一緒に打ち上がってたですね。貝衣は剥げてたですが。
>>91 化石に詳しいみたいで羨ましいです。ビカリヤは簡単に見つかるですか?
新生代だと現生で馴染みの属も沢山ですが、
瑞浪関係サイト見ると第三紀でも現生と同種のもあるみたいで、
ちょっと驚くですね。アシラとかトラペジウムとか。
>>93 考えたこともないし、貝類学界を見渡せるよな者でもないから、
非常に難儀な質問と思うですが、超雑把に日本で数十、世界では数百種くらい??
化石の新種も多いでしょうが、まあ昆虫より一桁下がる感じじゃないかと。
去年一年というのもあんまり記憶にないので、近年ので「顕著」と言えば、
1999年の所属不明のアマダレガイPluviostilla palauensisかも。
数ある奇妙な形の貝の中でも常識を超えた奇妙さかと。
熱気球みたいで中が空洞。パラオの海底洞窟からハケーン。
でも殻だけで肉体がわからず、あまりの奇妙さに所属不明。
アマオブネ上目に入るだろうとは書いてあった。
ってこの調子で書いてくと桐がないで、近年のを例にして、
敢えて下のように言ってみるテスト(新種:1-2・新記録:3-6)
1.生息環境の発見で新種zakzak:
a.熱水噴出孔生物群の発見→アルビンガイ、シロウリガイ類等々
b.海底洞窟生物群の発見→ソビエツブ科各種、オオベッコウガキ他多数
c.汽水域、アンキアライン等の特殊環境発見→カクメイガイ科、ツバサカノコ他
注)アンキア〜 wwwsoc.nii.ac.jp/msj5/annual_meeting/2003resume/2003-04.html
2.分類の進展:数ミリの微小種の研究が進んで新種多数→トウガタガイ科その他
3.採取手段の進化:深海産種の各種
4.単なる普通の新種発見:ヒョットコイトウムシオイ、ナニワクチミゾガイ他多数
5.移入種:タイワンシジミ、トライミズツボ、カラムシロ・・・
6.分布域拡大で日本に新参:アシベマスオ(温暖化の影響で北上か)
わあ、新種情報さんくす。
微小貝っておもしろそうですね。
貝のミラクルっていう本をこないだちらっと読みました。浜辺の探索で見つかるとか
ありましたが、色ついてるのってありますか?
なんかどれも白っぽいイメージなので探すの大変そうですね。
>>98 おーモモノハナもありましたか。私も小さい個体は見落としてるかもしれないので
持ってるのをよく見てみようかな。
10年前まではベニガイも拾えましたが、今は南伊豆の吉佐美大浜あたりまで
行かないと無理かな。
カバザクラは海の荒れた日には身の入ったのがたくさんあるから、
まだまだ大丈夫なんではないかと思います。
あっしは貝の種類あんま知らないので、もっと覚えればもっと楽しくなりそうです。
しおさい博物館のイベントでも入り浸ろうかしら。
瑞浪に通ってたのは大昔なんで・・・
今はビカリアのとこは採集禁止だったと思います。
そういや微小貝のホームページというのがありますが
ttp://www.bigai.ne.jp/ 販売コーナーがあるから商売なのかと思うけど、それほど商売くさくないので
割合好き。
オキナエビスって意外と安い?
うーむ、面白すぎて死にます。
クシケのマスオさんは、ヒッキーの部屋に居候してるようなもんか
(全然正確な比喩じゃないけど、心情的に)
アマダレくんも見てみたい! 全身に褐虫藻も共生させてみたい!
・・・漏れもとりあえず『貝のミラクル』『貝のパラダイス』読も。
>>101 新種情報、質問から的外れぽですが、近年の話題の流れはあんな感じかと。
他には最近南極で初めて淡水貝がみつかったらしい、なんてのも(詳細不明)
微小貝の生きたのは岩礁の海藻とかにいるですから、
海藻を洗ったり、石灰藻表面をブラッシングした”ゴミ”を
顕微鏡で覗くと沢山出てくるらしいです。
岩礁地の砂を検鏡すれば死んだ殻が沢山入ってたりもするです。
色は白いのが多いですが彫刻はいろいろあるです。
あと茶色も多いですが濃いの薄いの模様のあるの、色々あるですよ。
>>102 ベニガイ、全く気配すらなかったですね。
肉つきのカバが沢山とわ!でもそうそう行けないのが残念。
潮騒博物館は何かイベントやってるですか?
「微小貝」の主は商売っ毛もなく、貝とも関係ない良心的パソヲタ主婦みたいです。
父親が鳴き砂と微小貝の研究者だったでサイトを作ってみた。
後に標本商とのコラボで店を出した。売る前に画像撮ってDBに利用(゚д゚)ウマー
でも主の旦那がリストラの憂き目に遭ったりして、
今じゃ貝販売の収入が何かと助けになってる、と本人が言ってたラスィ。
日本産のオキナエビス類ではテラマチが一番安いのかな。
ただのオキナエビスもピンからキリまであるみたいですが、
1〜10マンの間くらいなのかな。
>>103 ぜひ精進してオヤカタ猿坊になってくださいです。
105 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/15 15:20 ID:OjQWJE+7
やっぱ顕微鏡必要か、微小貝。
海辺で採集したことってほんと少ないから、どんなものが実感が湧かないです。
大洗の浜辺ならたまに行きますが。
やっぱり岩礁がないとだめなのでしょうか。
打ち寄せるコンブなんかも大洗には少ないです。
106 :
名無虫さん:03/03/15 15:33 ID:nc6QMn7K
>105
外洋に面した海水浴場のようなとこだと微小貝は難しいかも。
やっぱり岩礁が近くにあるような所がいいと思うですね、。
茨城だと磯原とかかな。でも房総より北だと種類は少ないと思うですが。
>107
そのサイト初めて見たです。
解りやすくて
>>96さんにはそこ見てもらった方がヨカタですね。
キクスズメは魚屋のトコブシなんかにもよく付いてるです。
トコブシの糞なら海藻のすり潰しみたいなもんだから、
中の人もそれほど大変じゃないかもです。
109 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/16 20:48 ID:ZLThxqk6
関東南部、ということで天皇陛下ゆかりの地、相模湾ならどうでしょうか。
わたしは一度も神奈川には採集来たことないので、まったく環境が分かりません。
小網代の森とかすごく興味あります。
貝って井戸水にも生息するんですか?何食べてるんだろ。
>108
なるほど・・・カタツムリの糞も濃縮された青汁みたいで
かえって栄養ありそうですもんね。
しかしまあ、何だな、人として、
数メートルの巨大巻貝に歯舌でジョリジョリやられて死ぬよりは
巨大サシガメに吸われるほうがまだいいな・・・
すんません低レベルなレスで・・『貝ミラ』買ってきました。
あと久ーしぶりにイシマキガイも。
>>110 人間には殼がないから、外套膜に包み込まれたらいきなり消化液をかけられて
溶かされてしまうと思いまする。
巨大アンボイナに刺されて即死というのが一番ましかも。
>109
神奈川はあんまり縁がないですね(この前鎌倉逝ったですが)
小網代湾の貝は地元の同好会が調べてたかも。
でも小規模な干潟だから凄いもんはなかったような…。
そう言えば横浜の川にホタテが投げ込まれたラスィです。
ホタテを保護して北の海に帰してくれる人とか出てきそうな予感。
井戸水というか地下水にも当然いるですね。微小な巻貝が多いみたいです。
世界中の地下水にいるらしいですが、日本産のはまだ研究不足かも。
〜ミジンツボ、〜ミジンニナの仲間がそうだと思うです。
>110
カタツムリの糞って食べたものが単に圧縮されてるだけみたなw
栄養摂れてるのか心配になるですね。でも食べる気にはならんですが。
まあ松浦アヤヤの(以下略
安保否であぼーんいな(寒)される海水浴者は後を絶ちませんな。
高価で有名なプレウロトマリア(オキナエビス)を
なんとかして養殖できないものか。
114 :
クイチガイ:03/03/18 23:20 ID:BF5Elvwr
>>
>外套膜に包み込まれたら
あっ、でも死ぬ前に一瞬気持ちいいかも。すいません、何も知らないんですが
貝も体外消化ってするですか?
>>112 >まあ松浦アヤヤの
禿同!・・・ってこんなトコに反応してどーする!
微小貝のみなさんはどんなに小さくても殻は律義にもってるんですかね?
>>113 ゆうとれふぉさんってもしかして下の名前はけらすサンですか?
貝の専門家の人は武田久美子の例の水着の貝の種類もパッとわかるんですか?
っていきなり馬鹿なこと聞いてすみません。
115 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/19 00:06 ID:uzYLPK0r
アヤヤのか。ふりかk(ry
地下水の貝はムカシゲンゴロウのえさだったりしてね。
各地でよくレッドリストに載ってるけどほんと稀なのかな。
体長1mmありますか?
あっしも仕事にかこつけて、さっきまでちょっとだけ材木座いってきました。
なまじ大潮だと、浜が広すぎて、しかも貝は踏まれててあんまりよくない。
1枚だけベニガイっぽいのがあったんで調べてみなくちゃ。
う、それ以前に、ちゃんとした貝の図鑑買わないとなあ。
神保町いってこよ。
118 :
名無虫さん:03/03/20 22:56 ID:nUTUMxdi
俺の友人は、沖縄の海で遊んでいて、「先輩、これ何?」といってアンボイナを手のひらに載せて持って来た。
やあ、無事でよかった。
>115
成貝だと1mm以上はあると思うです。1.5mmくらいかな(あんまり覚えてない・・・)
実際の分布範囲もよう分からんし、採取されることも稀ではあるですね。
昔は手動ポンプの井戸にネット付けて何時間もジャボジャボやって採ったラスィ。
地下水にはヨコエビとかミズムシ(等脚ね)とかもいるですから、
案外いい感じなのかも試練ですね。
>116
昔のオウムガイはdekayi! とか言ってみたりするですw
>117
お!行ったですか!
紅貝なら本当に貴重品と思うですね。裏山しぃ。
でも確かに浜は案外広いと思ったです。
この前逝った時はドラマの撮影してて、若いのが走って来ながら
「そこ写っちゃうんで、もっと陸の方歩いてくれませんか!」
って、陸の方じゃ貝が無いっつーの。でも気が弱いので陸側に移動したですが・・・
収穫物を整理したらフロガイダマシとかシロウスハマグリとかもありますた。
あと半片ばかりですがメオニアサリが沢山あったのが気に入りますた。
>>119 知識を最高に下らなく使ってておもしろいっす。
ところで、材木座の貝ですけど、かなり細長い巻貝が何種類かありますが
金魚つかいさんの収穫の中ではなにがありました?
自分で図鑑で調べる時に参考にしたいので。
122 :
クイチ:03/03/21 23:00 ID:???
>>119 ありがとう。友達に吹聴して自慢します(爆
やっぱこの辺は男のロマンっすね!!!
『貝のパラダイス』、半分ぐらい読みました。いやー、自分の無知さに
愕然としますたね。
●オハグロガキモドキSaccostreaってけっこうヘンなものである
●微小貝の研究者はこれからの新種新属発見にスゲー楽観的(ってことは
あんまり研究が進んでいない)!
●ミノウミウシは刺胞動物の刺胞を取り込む(こんなことも知らなかったんすー)
etc. 小学生の感想文みたいでスマソですが。全部読んでからまた質問します。
あと、食用貝の貝毒の話はけっこう(((;゚д゚)))ガクガクブルブルですね。
>>121 御ふぉめの言葉ありがたく頂戴いたしますです。
んで、収穫の中の細長い貝は、、、、
うんと細い→エドイトカケギリ、スジイリクリムシクチキレ(両方5mm程度)
普通に細い→イボヒメトクサ、ヒメトクサ、シラタケ、シチクガイ、コゲチャタケ
(以上タケノコガイ科で1〜3cm)、オダヤカツクシ、マキモノシャジク、
ヌノメツブ、イトカケコシボソクチキレツブ(以上1〜2cm)、
その他オダマキ(イトカケガイ科で特徴的)、クチキレガイ(薄茶で縞模様)
こんなところでしょうか。うんと細い2種は種類が多いトウガタガイ科で、
他にも似たのが色々拾えると思うですね。ツヤモツボもあったですが、これは3mmくらい。
あと、貝を拾った袋の下にたまった砂を顕微鏡で見てたら、
直径0.5mmのカドバリミジンワダチガイに似た微小貝も出てきたですよ。
もし図鑑でわからなかったら画像あれば判るかも試練です。
>>122 貝は節足動物に次いで種類が多いのに関連本は少ないですよね。
(本当は線虫がこの世で一番種類が多いという話もあるですが)
貝パラは色々な分野の人が書いててとても面白く出来てると思うです。
微小貝は図鑑に出てない種類がその辺にいくらでもいるです。
でも、もちろん解剖や電子顕微鏡写真の撮影も手間がかかるですが、
海外や昔の文献で名前が付いてるかどうかのチェックが大変で、
気軽に新種だ、と言えない辛さがあるのかも。
貝毒は怖いです。アサリ食って死にたくないです。
でも今は各地で貝毒調査がされてるですから、潮干狩りは安心して楽しむです。
ボウシュウボラは内臓は食わんようにするです。
神保町に行って来たので、貝の図鑑を探したんですが、やっぱそれなりの値段は
するもので。
日本近海貝類図鑑(東海大学出版会)は安いとこで2万8000円。うう。
結局鳥海書房で「貝のミラクル」と、古い保育社の標準原色図鑑全集の貝編を
かってきましたが、図鑑の方はモモノハナガイもカバザクラもでてねー。
せめて2巻セットの方買った方がいいかなあ。でも7800円かー。
>>123 ありがとうです。これから調べてみまする。
近海図鑑は良いですが高いですね。
間違いが多いので改定版出すという話もあるで、
まだ待っててもいいかもと思うです。
標準図鑑は普通種(最近はそれも減ったですが)が出てるし、
写真の色も一番本物の色に近いですから、良い図鑑です。
でもカバもモモノハナも無いのは困るですね。
2巻セットのも店によってはバラで1000円くらいのもあったりするですが…
アケボノ
〜オキナエビス とりあえず日本産で一番珍しいかも
〜イグチ Comitas kirai 吉良は保育社図鑑の著者
〜マイマイ 変わってるですがこれもヒメマイマイの一型?
〜キヌタ これも絶滅危惧ぽな貝かも
以上アケボノで思いついた貝。
130 :
クイチ:03/03/26 00:32 ID:???
すんません
>>212の『貝のパラダイス』は『貝のミラクル』でしたね。
漏れはじこぼーさんたちと違ってフィールド経験が皆無に近いですが、
この本は面白く読みますた・・・
【ひつもん】
小笠原の兄島の陸貝はその後どうなってるんですか?
下手すると空港が出来てたわけですよね・・・
てか小笠原に空港が出来ること自体(旅行者の増加で)カナーリやばいのでは?
あ、同じくミラクルをパラダイスと間違ってたです(スマソ
兄島は固有種がカナーリ残ってたんで、各方面からサンザン文句言われて、
今は父島の時雨山辺を削って造ることに計画変更にはなったみたいですね。
でも、空港ができたら人が来てやはりヤヴァイと思うです。何しろ小さい島だし。
と言っても空港は長年の悲願でもあり、地元でも賛成反対両方あるし、
なかなか簡単には言えないとは思うですが、やはり…
ttp://member.nifty.ne.jp/ONF/airport.htm 陸貝に関しては兄島だけでも残ってて良かったとも言えるですが、
絶滅種も相当あって、絶滅がこんなに悲しいものかと実感するですよ。
オガサワラキビ、キバオカチグサ、コシタカカタマイマイ…
>>130 「貝のパラダイス」という本もあるんですな。
あっしが間違えて買ったのかと思ってますた。
あっしなんぞはド素人もいいとこなんで、
金魚つかい氏とはレヴェルがメダカラガイとオキナエビスほど
違いますゆえ、フィールド経験といってもただ貝拾ってみただけで。
昨日図鑑広げて、収穫を同定してみたですけど、分からないのばかり。
細い巻き貝はクチキレガイだったようで。
ほかの貝殻片がくっついてたバイもあったけど、これは半化石なんでしょうなあ。
小笠原、空港ができるまでに行きたいけど、貝拾うのも原則的には違法になるという罠。
133 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/26 19:45 ID:Ar+9Of3D
アニジマビロウドマイマイっていたっけ?小笠原はほんといろんな固有種がいますね。
あぼーん
>>131 そうですか・・・。陸貝とか、カエルにたかるキンバエとかは
絶滅に瀕してもなかなか世間の理解が得られなさそうですよね。
前に石原慎太郎もガラパゴスに行ったとき、ウミトカゲなんかを小笠原に
持って来れないのかみたいなことを言ってたような・・・ヽ(`Д´)ノ ウワァァン!
>>132 いやフィールド経験のレヴェルはむしろじこぼーさんの方が上かもと思うです。
何しろカバザクラもモモノハナもその他も実は今回初めて拾ったですよ。
樺桜大漁の話と最近読んだ盛口満「ぼくは貝の夢をみる」で急に行きたくなったですw
モモノハナは標準図鑑に別名エドザクラの名で出てたですね。
学名がjedoensisだからですが、図の個体は色が薄いタイプみたいです。
材木座のは目にも鮮やかなドピンクですた。
バイは確かに古びたのしかなかったですね。
船舶塗料なんかからのブチルスズ化合物でダメぽになりかけたですが、
再び復活の兆しも
ttp://www3.ocn.ne.jp/~izubun/gazou/topix.htm#bai 小笠原は国立公園だから原則的には違法なのかもですが、
普通に貝拾う分には誰も文句言わんです。陸貝は天然記念物でダメですが。
>>133 ビロウドはいないですが(いたら超話題になるですが)、
アニジマカタマイマイとかはいるですね。
カタマイマイ属Mandarinaは島ごと地域ごとにニッチごとに種分化してるです。
>>135 やっぱり背骨がないと世間的には人気ないと思うですね。
トキは有名でも鴇にしか付かないトキウモウダニは相手にされない・・・
石原氏の発言は小笠原視察に来た時に、
「こう、ガラパゴスからウミトカゲかなんか持って来て、
ここらに放し飼いにしたら増えんかね・・・」とか言ってたです。
これに関しては正直、困った人と思うですね。
138 :
クイチ:03/03/27 20:37 ID:???
なるほど。それからトキウモウダニ、覚えておきます。
ところでウミイグアナをウミトカゲと言う世代であることが
ばれてしまってちょっち恥ずかしいのねん!
ウチの地獄の放置水槽に放り込んだ商品名イシマキガイ君(3匹)の近況を。
いやー、なかなかよく働いてくれますな。
ガラス面にびっしりついた緑&褐色のいわゆるコケを
左右に首をふってうねうねとスイープする軌跡がくっきりと。
(ってどんな水槽なんだよ!)
見た感じ動いてないけど、ちょっと目を離すと予想外のところに。
テレポーテーションか物質電送の能力を持っているのか、
観測行為が不確定性を内包しているのか…(←何もわかってない)
底砂(大磯)に潜ってることもあったけど、これは環境不適ですかね?
>>136 盛口満の本はあっしも好きで、「冬虫夏草を探しに行こう」というのを読んで
明治神宮にクモタケ探しに行きました。ちょっと生徒との会話が
じゃまくさかったりするんだけど。
自由の森学園にいた時、一度だけ仕事で話を聞きに行ったことがありまして、
実にイメージ通りの人でした。ああいう先生が学校にいたらいいと思った。
>>138 あっしは昔、熱帯魚の水槽にむりやりタニシを入れて飼ってました。
水温高くても結構平気で生きてるんですが、気がつくといつのまにか殼だけになってました。
コリドラスに食われたのかもしれないけど。
>>138 カナーリ掃除のしがいある水槽で石撒き君も大喜びだと思うです。
でも砂に潜るのは珍しいかもですね。何か意味はあるんだと思うですが。
世の中見てると動かないのに、目をそらした途端に動くものは
不思議とよくいるですよね。何かの音も、発生源を確かめようと、
音の辺りに近づくと静まって、諦めて去ろうした途端、背後で再び音が…
みたいな。これは何か変なモンがいるんだろうか。
>>139 ゲッチョ先生に会ったことがあるですか!
なんか凄いですね。貝の夢もじゃまくさい所もあるですが、
小さい頃、初めて貝を拾った時の感動が蘇って来て、拾いにいきたくなったですよ。
そういえば、モモノハナの良い画像がありました。
サクラガイの所の右下「右殻(裏)」がモモノハナです。
貼り間違いですが、ちょうど比較になって良いと思うですねw
こんな形でサクラとかより濃いピンクと思うです。
ttp://www.akita-c.ed.jp/shell/32.html クモタケは見つかったですか?
142 :
クイチ:03/03/30 00:36 ID:N99lPaJJ
きょうは殻付きホタテ@88円×4個食いました。ウマー
ホタテの黒緑色のとこが中腸腺なんですか?
漏れはあそこがけっこう好きなんだが、「ホタテ 中腸腺」でぐぐると
貝毒の話とか「カドミウム自動除去システム」とかばっか出てきて鬱。
145 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/30 17:45 ID:AyjhUryM
今日初めてビロウドマイマイ見ました。7mmくらいの殻でしたが
殻口がとても大きく、表面もざらついた感じでした。
ほんとにもろく、シャリッとなってしまいました。
栃木の岩舟で、標高は100mくらいでした。
落ち葉をかき集めたらいました。
146 :
クイチ:03/03/30 20:02 ID:lYkioXZb
>>144 おお、さんくすです。
そっかー、胃と肝臓を兼ねてるですか。
うーん、いくら貝毒の可能性がなくなるからって
あそこを捨てるなんて、漏れにはできないなー(w
雌雄同体とか右左殻モザイクの個体とか面白いですね>そのサイト
>>143 そーです。大きくて厚ぼったいやつです<オオモモ
サクラやカバとは別のシラトリガイ属(通称マコマ)ですが、
マコマは白いのが多くてあんなに色が出る種類は珍しいと思うです。愛玩すべきかと。
東京の大きな公園だとクモタケとオサムシタケがけっこういたりするですよね。
ホタテサイト、内容が徹底していて面白いです。
食べたくなってきたです。ほぐし身をマヨで和えてパンに挟んで・・・
>>145 ビロウド初体験おめでとう存じます。殻のざらつきをよく見ると、
規則的に並んだ微剛毛が天然の妙を顕しておるですよ。
殻は極薄で、そよ風にさえフワっと翔びそうなものですね。これも愛玩すべきかと。
148 :
クイチ:03/04/03 01:35 ID:c2wV1mDK
ソトモノアラガイの巻き方の遅滞遺伝って奴がよくわかんないですね。
母親の形質ではなく遺伝子型に左右されるってことですよね。
やっぱ卵の細胞質に何か制御物質でもあるってことでしょうか?
うーむ、工房以来の知識で考えるのはやめよう。
(たぶん説明されてもわかんないし・・・w)
ところで貝のゲノム解析なんてのはどのくらい進んでるんですか?
質問なのでage
>>148 専門家でないヘタレ横好きにとっては、難儀な質問でつ(;´Д`)
でもできる犯意で。
>母親の形質ではなく遺伝子型に左右される
正確には、母親の(見た目の)形質ではなく遺伝子に左右される、かもですね。
この遺伝子は自分が左右どっち巻きの子供を産むかを決めるですから、
逆に言うと、どっち巻き子を産むかは母親の形質である、とも言えるです。
カリメロという鳥の一種は孵化後もずっと卵殻を頭にかぶってるですが、
卵殻は母親が輸卵管内で分泌して産卵直前に子供に覆い被せたもんで、
あくまでも母親の属性に支配される・・・厳密には違うですが、少し似てるです。
人の子供の服装も本人より母親の趣味という形質で…ってこれは違うかもw
螺旋卵割の方向で殻(というか体)の巻き方も決まるラスィですが、
制御物質や詳細な機構は不思議が多くて研究途上にあると思うです。
ttp://wwwsoc.nii.ac.jp/msj5/annual_meeting/2003resume/2003-P-21.html ttp://www.dac.neu.edu/biology/c.ellis/emb10/frame.html 二番目のとこのSpiral Cleavage (1)〜で螺旋卵割の側面と上面の図が見れるです。
ゲノムも、あんまりわからんです。
ミトコンドリアDNAは系統解析のためにだいぶやられてるかもですが(貝は多様化激しい)、
貝に所謂モデル生物がないこともあって、核の方は極く部分的ではないかと。
モデル生物にLophotrochozoa(冠輪動物)がないのはあんまりイクナイと思うです。
150 :
as ◆LeVa2/muk. :03/04/04 05:09 ID:M9rPJwPE
ds
151 :
クイチ:03/04/04 22:17 ID:???
ああそうか・・・。発生の非常に早い段階から左右の極性はあるんですね。
昔読んでキレイサパーリ忘れていた『生命世界の非対称性』て新書本にも
螺旋卵割ってのがちょびっっと書いてありますね。
それで卵殻とかに何かあるとすると、それは母親の形質そのものであると。
ふむふむ、って漏れは結局何もわかってないと思うけど、
とにかく関係者は頑張ってほしいと、強く叫ぶ者であります。
そーか、モデル生物ないですか。ミスジマイマイとかじゃ駄目ですかね。
152 :
金魚:03/04/05 00:06 ID:???
鳥の卵殻は完全に親の形質ですが、
貝の殻自体は子のもんで、方向だけを親が決めるってことですね。
でもソトモノアラのパターンだと一腹の子は全部同じ巻きの筈ですが、
他種(タニシ)とかだと同じ一腹に多数の右と少数の左がいたりするですから、
全てが遅滞遺伝なのか、あるいは基本は遅滞遺伝でも更に別の要因もあるのか、
等々まだまだわからんことばかりと思うです。
遺伝子Dは優性で右巻きの子を産む遺伝子、劣勢ホモ個体は左巻きの子を産む、
と思いながら貝ミラの遺伝図を見るとスンナリ理解できるですね。
153 :
金魚:03/04/05 00:45 ID:???
モデル生物ですが、もしあるならナメクジかモノアラあたりですかね。
ただ軟体特有の幼生期間がないのがちょっとイクないかも。
ミスジは1世代が2年くらいかかりそうで、それがネックとも思うです。
単にゲノムの研究ならモデル生物使った方が早いし収穫もあるから、
特別な目的がないと貝はつかわないかもですね。
貝の場合は、むしろ他種のポストゲノムの成果を逆利用して、
水産上有利な遺伝子を持つ系統を見つけるとかになりそうですかね。
チャコウラナメクジの全ゲノム読んでもなぁ、みたいな。
…カリメロ? プリシラ大好き。
155 :
クイチ:03/04/06 01:10 ID:0AnfbMOt
そーすか。むかし遊びでカタツムリのチビを半年ぐらい飼ったけど
全然大きくならなかったもんなー
何か飼って楽しい貝ってないすかねー。
156 :
金魚:03/04/07 02:41 ID:???
>154
シマタ。カリメロに詳しい方がいたですね。
新プリシラは性格が良いラスィですね。
正直いうとカリメロはただのニワトリ、寝ると時は卵殻をはずすですねw
>155
カタツムリの飼育は案外しんどいです。
なかなか大きくならなかったり、殻がいじけて成長したり。
キセルガイは楽で殖えたりもするですが、地味だったり。
サカマキガイとかヒメモノアラとかの淡水貝は楽ですが、やっぱ地味。
むしろウミウシとかが楽しいかもですね。
磯の種類はけっこう丈夫と言うですし、色も綺麗。
殻に閉じもらないからいつでも鑑賞可能。
ムカデミノウミウシなんかは姿も綺麗で、体内に取り込んだ褐虫藻が光合成するから
光だけで飼育可能と言うですし。シャコガイもそうですが動きがないから。
157 :
クイチ:03/04/07 21:29 ID:QJ7sDL7A
ageていいですか? ってageてるわけだが。
ウミウシか、いいっすねえ。でも海水モノって飼ったことないからなぁ、
ブラインシュリンプ以外。(←それは飼ったとは言いません!)
アフリカマイマイ飼うのって邪道ですか? てか非合法?
目指せ20センチオーバー! みたいな・・・
158 :
金魚:03/04/07 23:55 ID:uFZlEvhZ
おとなしくないナメクジというのがいれば飼ってみたい気もしますが。
アフリカマイマイは、最近飼ってて捕まっちゃった人いましたよね。
>水槽の壁が粘液だらけになって見えにくい
>おとなしくないナメクジ
ひぇぇぇぇぇぇ・・・(笑
でもちょっと家のワーディアンケースに容れてみたい気も。(家族が…)
ヤマナメクジスレのバナナスラッグとかもいいですね。
それにしてもロシア人はやっぱデカイものが好きなのかな。
捕まった人も北海道の人だっけ?
いつも質問ばかりも何なので、役に立たない知識を・・・
【ヤム・ホイ・クレーン】(赤貝のタイ風サラダ)
《材料》
A.赤貝(に近い貝) 殻付き 500g
B.ホムデーン(赤小玉葱。赤玉葱で代用可)みじん切り 大匙1
レモングラス 小口切り 大匙1
生姜 みじん切り 大匙1
パクチー(香菜) みじん切り 大匙1
バイマクルート(コブミカンの葉) みじん切り 大匙1
プリッキーヌー(タイ激辛青唐辛子) 10個
ライムの絞り汁 大匙2
ナムプラー(魚醤) 大匙1
C.ミントの葉 みじん切り 少々
《作り方》
Aを軽く茹で、殻を外し、水を切っておく。
あら熱がとれたら、ボウルなどに入れ、Bをすべて入れて混ぜる。
少し味をなじませたら皿に盛り、Cを飾りに散らす。
162 :
金魚:03/04/09 00:50 ID:3ugK+VLx
163 :
金魚:03/04/09 00:51 ID:3ugK+VLx
>>161 うむ、香りが良さそうでつ。貝もアサリとかじゃなくて赤貝類なのが、
歯ざわり爽やかな感じがしてサラダ向きと思うですね。
でも近所のスパーじゃ絶対売ってないような知らない食材がイパーイ(汗
そういえば最近ココイチカレーで期間限定あさぐりカレー食べたですよ。
浅利+蛤=あさぐりなんですが、区別はようつかんでした。味も一緒っぽいし。
むしろシジミと蛤で「しじぐり」コンビの方が味の広がりがあるんじゃないかと。
あぼーん
165 :
クイチ:03/04/09 18:49 ID:???
>知らない食材
そうっすね、タイ食材店が近所にあれば楽なんですがね(自家栽培って手もあるけど)。
あと、本格的な(あまり小奇麗でない)タイ料理店に行けば食えるかも。
>あさぐりカレー
おお〜、2〜3年前はレギュラーで「あさりカレー」もありますたな>ココ壱
あれ、けっこう好きですた。でも、漏れの場合大盛りにしたり5辛にしたり
イカサラダつけたりするから何だかんだで1500円ぐらいになっちゃうんだよね、
って何の話してるんだか。
ニュー速+から
【青森】「ほっきまつり」に人の波
http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1048369114/-100 予想通り「ぼっき」ネタに終始してるわけだが・・・。
166 :
クイチ:03/04/09 21:44 ID:???
>>162 そういえば160でロシア人と北海道人を一緒にしてすいません、ってのも何だが(笑
やっぱ南方に対する憧れがあるのだろうか、という思考経路ですた。
その線虫は怖いらすぃですね。でもまあ世間には日本住血吸虫のミヤイリガイだって
何だっているわけだし、生き物に触ったら最低限手を洗うしかないですね。
どっかの島ではアフリカマイマイ駆除にコウガイビルを放ったとかいう
記事もあったが、アフリカにはアフマイを専門に食べる超巨大な
マイマイカブリがいるはずだから(きっぱり予言)、それを発見しる!
モロッコのクチボソオサムシに期待?
もしくはイボハダオサムシを放すとか。
168 :
名無虫さん:03/04/09 23:47 ID:uE+t5QTS
おフランス人を放流してみてはいかがでしょうか?
生態系への影響は少ないかもしれないざんす。
169 :
金魚:03/04/10 20:14 ID:TXqX5X/J
>>166 ニュー速のそれまだ生き残ってたですか(w
アフリカマイマイの本来の天敵が何かよくわからんですが、
外来種の駆除に別の外来種を持って来るとシパーイすることも多い気が・・・
小笠原に導入されたヤマヒタチオビも固有種食べちゃうですし、
コウガイビル(ニューギニアヤリガタリクウズムシ)も同じだし、
だからオサムシなんかダメ。たとえセダカでもダメーヨ
>>167 っても今や小笠原じゃアフリカ激減ですが。
>>168 それだ!
ただ口の肥えた彼らが食べるかどうかの心配も。
日本で売ってる缶詰の"エスカルゴ"は養殖モノのアフリカがほとんど。
とするとマガイエスカルゴ好きの日本人の方が…
170 :
クイチ:03/04/10 20:34 ID:???
なるほど、調べたらヤマヒタチオビって米国原産なんですね。和名が
何となく茨城の山にでもいるような感じなので(それでも大問題だが)
世間的な風当たりが弱まっているような気が・・・。
もっと凶悪そうな、例えば「レッド・ラムズフェルド」とかに改名しる!
これからちょっとニューギニアヤリガタリクウズムシを調べてみます…。
171 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/04/10 20:40 ID:Fz/g2M9i
>>169 セダカもだめですか。って小笠原じゃ生きていけなそうですね。
アフリカマイマイにつくレウコクロリディウムがいればいいのに。
>>170 ヒタチオビっていう貝もいますよね。
常陸帯から取ったと、貝の名前という本にありました。
172 :
クイチ:03/04/11 15:18 ID:???
173 :
金魚:03/04/14 03:25 ID:???
174 :
クイチ:03/04/14 21:25 ID:???
ヤマヒタチオビ、これはこれで、見てみたい気も…。
そのマラコスドットコムのサイト、
内容は後で読むとして(笑、漏れは地球上では3分間しか英語を読めないのでつ・・・)
ウェブデザインカコイイすよね(メインホール)。何か賞もらってませんでしたっけ?
昔読んだ(筈の)『エピキュリアン貝』という本が見つかったのでこれから読みまふ。
ナガラミしばらく食ってないな・・・。
アナゴウとアワビの違いは?
塩っけがすごくて食べれんはアナゴウ
176 :
金魚:03/04/15 04:08 ID:???
>>174 マラコスは賞もらったですか?
その手ことに関してはトント疎くて何も知らんのですが、
確かにカコイイと思う出すね。宝貝コレクツョンというサイトは
これにインスパイアされて同じようなデザインで見せてくれてますし。
エピキュリアンは買わなかったですが、買っとけばヨカタと思うです。
ナガラミは九十九里あたりの名産かな。
177 :
金魚:03/04/15 04:08 ID:???
>>175 アナゴウは塩っけ強いですか?
マアナゴウを採ってすぐ食べたけどウマーと思ったです。でも硬い感じはしたかも。
海辺の人はトコブシもイボアナゴも一緒くたに採って食べるですが、
イボアナゴは岩穴に入ってて採りにくいから市場に出ないのかも。
名前は殻に穴があるので穴子だと思うですが。
178 :
名無虫さん:03/04/15 04:58 ID:zAYe2H3/
あぼーん
180 :
名無虫さん:03/04/15 13:17 ID:y7p9jipg
テレビでヒオウギ貝を見ました。なんでいろいろな色がつくのですか?
181 :
金魚:03/04/16 02:00 ID:s1L1UQDQ
同種でいろんな色柄があるのを色彩多型現象と言うですが、
その理由(=多型現象の維持機構)は必ずしもよく解ってないかも。
アサリの色彩多型では砂地での集団迷彩的な効果があるように見えるですが、
ヒオウギは岩に着くし殻の上にも他の生物が付着するから、
殻色自体が多型である必然性がそれほど無い気もするですが。
でも同じイタヤガイ科にはキンチャクガイとかアズマニシキとか
色彩多型を持つ種がけっこういるから理由はあるのでそうね。
ちなみに売ってるヒオウギは養殖だから、それには人の関与もあるのかも。
答えになってなくてスマソ(汗
殻ごと焼いてレモン汁チョトかけて食べると(゚д゚)ウマー!
うちらのほうではアナゴウは穴に普段隠れてるからアナゴウというけど。
トコブシよりはるかに大きくなるけど味が…トコブシはうまい!
ただアナゴウの逃げ足の速さはすばらしい,貝がこんなに早く目の前で動くとは感動もん
石の下にいるとこぶしとは生態が違いすぎるし
でも,岩の表面に小さいくぼみが無数にあってそのくぼみに貝類の子供がびっしり
はいってるの見るとうまく入ってるのーと思う。親はあそこで産卵してるのか
流れてそこに住むのか?ま,よく出来てる
183 :
クイチ:03/04/16 20:22 ID:ukm1nmcD
『エピキュリアン』はちょっと中途半端ですたね。
ビジュアルを狙ったにしては、あんまりビジュアルじゃないし(藁
奥谷先生がエセー風に書くんなら、新書ぐらいのほうがヨカタかも。
アワビ関係では、生殖巣を生で食べると、季節によってはピオフェルフィオバイド
中毒を起こし、光にあたると痒くなるので、ネコでは毛の少ない耳が痒くなり、
耳が落ちるまで掻く(リアルどらえもん!)ってのが(((;゚д゚)))ガクガクブルブルですた。
アナゴウってのは自分で岩に穴をあけるんですか?
184 :
クイチ:03/04/16 20:27 ID:???
わっ、「ピロフェオフォルバイド」だった。全然違うじゃん、鬱だ
185 :
山崎渉:03/04/17 08:53 ID:???
(^^)
186 :
金魚:03/04/17 09:05 ID:???
>>182 殻の穴かと思ってたですが、棲家の穴でしたか!
いや、いつも穴にいるんでそうじゃないかという気もしてたですが、
本を見たら孔子(あなご)とあったんで殻かと・・(弁解チック)
できればどちらの地方か知りたいです。勉強になるです。
小さい窪みにいる貝は何貝のことですか?
種類によって流れてくるのとそこで卵から孵るのとがあると思うです。
187 :
金魚:03/04/17 09:08 ID:???
>>183 エピキュリ持ってないですが、確かにちょろっと見た感じでは
あまり食指が動く内容ではなかった気が。でも今度見たら買おうかと思うです。
それにしてもリアルドラエモンは見たくないでつ(´Д`;)
アナゴウは自分で穴開けずに既成のを利用すると思うです。
イイ穴ボコは皆が欲しいから貝以外も含めた取り合いがあるかも。
188 :
じこぼー@横浜 ◆Uw907mb4FE :03/04/17 22:06 ID:4H3Wawr2
深海までさがりすぎなのでage。
また材木座海岸まで行って貝拾ってきました。
黒い砂の上にサクラガイと桜の花びらが打ち上げられてて
なかなかうつくしいものでございまする。
相変わらず名前はほとんどわからんですけど、
図鑑である程度種類の目星つけてからしおさい博物館いこっと。
189 :
クイチ:03/04/18 01:25 ID:???
190 :
金魚:03/04/18 10:11 ID:???
>>188 また行ったですか。
桜貝かと近づいてみれば本物の桜の花弁、これも風流と思うです。
何かいいもん拾えたですか?
そういえばタバ塩博物館で動物特集やってるですね。
ttp://www.jti.co.jp/Culture/museum/eventMar02/Welcome.html >>189 『海の味』知らんかったです。確かに貝にゲテ物は少ないかも。
黄泥螺は食べたことあるですが、貝の味はほとんどしなくて、
タレの味と歯ざわりだけ。シジミの醤油漬けとかイカの塩辛にチョト似てるかも。
和名はヒナギヌガイでキセワタとかミスガイみたいな後鰓類の貝ですね。
日本にはなぜか生息しないですが、大陸側じゃ屋台でも売ってて、
口内で肉と殻を分けて殻だけペッと吐き出すのが通ラスィ(本当かどうかは知らんですw)
ドブガイはどんな味だったですか?
191 :
クイチ:03/04/18 21:16 ID:64KkjCko
あ、ドブガイ食ったのは俺じゃなくて↓この人です(藁 わかりにくくてスマソ
山下欣二『海の味――異色の食習慣探訪』八坂書房,1998,定価1900円+税
ドブガイは臭みを抜くために5日間蓄養し、味噌や酢で調理したうえで
「身が少ない」「かすかに貝の味がする」「うまいとは言えないが、決して
まずいとも言えない」だそうですヽ(`Д´)ノ ナンナンダヨ
黄泥螺食べたことあるとは流石。和名まで教えてもらってサンクスです。
昔新大久保の中華食材店に瓶詰めがあったけど、やっぱ現地で
食ってみたいですね(実はアサリの醤油漬けもイカの塩辛もカナーリ好きなのです)
食い物の話ばっかつうのも何なんで、だれかネタふりきぼんぬ。
二枚貝って貝殻に少なくとも変異あると思うけど、
絶対種ごとに固定した形質ってどこらへんですか?
同じ属の中で、外部形態で別種としうる形質があったら教えてほしいです。
193 :
金魚:03/04/19 02:16 ID:???
>>191 早とちりスマソ。その本チェキします。
確かにウマーかマズーかわからんしw どっちやねん!
魚介料理の本にも「ドブガイの美味い料理法は聞いたことがない」
って書いてあったですね。ぬた合えが例として出てはいたですが。
>>192 外部形態というか殻の形態だと、噛み合わせの歯がポイントですね。
例えばアカガイは細かい歯が多数並んでて櫛歯状(←原始的とされる)
アサリとかシジミは2-3個の歯があるだけとか。歯の形態は属徴にもなるけど、
同属内だと歯の微妙な違いの他に殻表の彫刻とか全体の形とかで分けるです。
色模様は変異し易い種もあればそれが特徴になる種もあるですね。
交尾しないから交尾器は分類に使えないでつ。
>>43さんが教えてくれた大上宇市の本を新宮町に頼んだですが、
「郷土の偉大な博物学者」は在庫切れだた(泣
でも「まんが」の方はゲト。色々わかって面白かったです。
194 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/04/19 18:44 ID:+vcAn7mr
>>193 かみ合わせですか。やはり顕微鏡必要そうですね。見た目にかよった種では。
歯の形で属が決まる、というのも驚きです。
それと交尾器で分類できない、というのも虫やってる身にとっては面白く思いました。
奥谷図鑑読んでて、たまたま最近記載の種が多いシロウリガイのページ
みてましたが、標本だけではまったく区別つきませんでした。
なんか拡大図でもいいからほしかったなあ。
195 :
182:03/04/19 19:46 ID:piHomCsb
四国地方だけど、岩にあいてる穴はイバラカンザシとかがあけた穴じゃなかろうか?
大昔にね,それが地震や何やらであちこちにあって貝が利用してるのかも
マツバカイとか,ヒザラとかウニが入ってるよ
NHKの地球時間という番組で貝の戦いとか戦略とか進化とかやってたけど面白かったなー
1日を数十秒に編集できるカメラがいいわーあの潮の満ち干きの映像が
196 :
名無虫さん:03/04/20 20:49 ID:K307mSMs
カワニナについて語りませんか?
197 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/04/20 23:03 ID:8QWYQIoh
チリメンカワニナってなんか絹目っぽくていいよね
198 :
クイチ:03/04/20 23:32 ID:???
昔はホタルがあんなにいたのだからカワニナもたぶん多かったのだろう。
今はホタルはいない。カワニナは・・・?
カワニナは割合水質が悪くても大丈夫らしいな
200 :
金魚:03/04/21 10:20 ID:???
>>194 シロウリは全体の外形がけっこう違うです。
中にはmDNA見て別種になったのもあるみたいですが、
原記載も最近のが多いから苦労はないです。
でも貝関係の人でさえほとんど縁のない貝ではあるですね。
>>195 四国ですか。いいとこに住んでるですね。
カモメガイとかイシマテとかも岩に穴開けるですが、
死んでも殻が残ってて、その中に別の貝が住んで、また死んで〜
で3重くらいに穴<殻<殻<生貝というのを見たことあるです。
イバラカンザシの穴も空き家になると色んな住人が入るもんですね。
NHK知らんかった。
201 :
金魚:03/04/21 10:21 ID:???
連続スマソ
カワニナはけっこういるですが、場所によっては人が撒いたのもあるかもです。
蛍のいる川を取り戻そう!とかで餌用に撒いたりするのはイクナイ!
蛍ももちろんだけど、カワニナにも地域個体群があるですから。
北関東だとヒタチチリメンカワニナがいるですね。
単なるカワニナの変異でもなさそうな変わった貝と思うです。
今はキタノカワニナとして扱われてるかもですが。
202 :
山どぜう:03/04/21 11:08 ID:JzAZP/Qg
カワニナは落ち葉しか食わないというが、コケやエサののこりも食ってるぞ。
203 :
金魚:03/04/22 12:33 ID:???
>>202 やはりそうでしたか。カワニナは殆ど枯葉のない場所にもいるですから、
デトライタスや珪藻なども食べてる感じはしてたですが。
コケ取りに売ってる人もいるですね。でも遺伝子汚染考えると歓心しませんですが。
「貝殻」とか「標本」と言ってるのも・・・確信?
じこぼーさんまだ見てるですかね。材木座の貝スキャンしてみました。
うぷ板の方が良かかったかもですが、すぐ消えそうなのでお邪魔とは思いつつ…
http://up.2chan.net/w/src/1050981913535.jpg 上列:左の大→オオモモノハナ 右の4個→モモノハナ
中列:サクラガイ
下列:カバザクラ
全て殻の内側でつ。
おおありがとうございます。ちゃんと見てます。
最近やっとこの4種類だけは私も見分けられるつもりだったけど、
確認できて安心しました。
一番下真ん中のレモン色っぽいカバザクラはおもしろいですね。
こないだ行った時は、あんまり合弁はなくて、なぜかオオモモノハナガイが
目立ちました。
あと種類分かるのでは、ベニガイの一部破損してるのが1個。完形見つけたいっす。
タカラガイはメダカラガイのほかは、すり減ったハツユキダカラのようなの1個と
チャイロキヌタ数個。砂浜だからあんまり数はないですね。
明日南伊豆の田牛あたりに出撃するので、また報告します。
それと、殻の内側の写真だけなのはなぜでしょ?
カワニナは、各地の「ホタルの里」作りのおかげで、むちゃくちゃに
移入されてます。ホタル自体も、最近メジャーなのは幼虫を買ってきて放し、
擬似的に自然発生させるというものなので、そのエサのカワニナを
増やすなんて面倒なことはまずやってないです。
ホタルの名所で余計なことしてないのは、関東周辺じゃ山梨県下部の一色くらいでしょう。
206 :
山どぜう:03/04/22 17:37 ID:wpO04P6+
うちの近所でもほたるの里づくりなんてやってるよ
208 :
金魚:03/04/23 10:58 ID:???
>>204 シマタ、見分けられましたか。
自分は最近やっとカバとサクラの区別ができるようになったです。
図鑑だけ見てるとどうもよく分からんかったですが、やっぱり実物見ると違うですね。
裏だけなのは特に理由がなくて表のスキャンがシパーイしてしもたですが、
桃の花は裏の方が色が濃いのでこれでもいいかと横着したですw
オオモモありましたか。大桃も最近減ったと聞いてるです。
ホタル里づくり、悪気はないだけ厄介なことですね。
メダカとかもそんな話を聞くですし。藤沢メダカみたいなネーミングが有効なのかも。
203で貝殻とか標本とか言ったのは↓これでつ。
http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/rinda12123?
>>208 本来、生体はオークション不可だから、「標本」とか「貝殻」でごまかしてるってこと?
ところで南伊豆行ってきました。吉佐美大浜で1時間だけうろうろ。
磯もあるんでタカラガイがないかなと思ったんですが、1個もなく。
満潮時でもあったので、貝自体があまりうちあげられてませんで。
でもベニガイ1枚あったのでいいや。透明感があってきれいです。
あとはこれから図鑑見よう。
210 :
金魚:03/04/24 04:11 ID:???
あ、そういうことだったですか。
テキーリ遺伝子汚染憂慮者の目を眩ますつもりかと思ってたですが、
確かにそこまで考えてるわけないでしね・・・
吉佐美大浜行ったですか。タカラガイとか三浦より多そうですね。
でも干潮じゃないとやっぱり辛いかもだけど、ベニガイについてますね。
あの近くの八幡神社にはシモダマイマイもいたかも。
近海大図鑑の正誤表というのを見たら、あるわあるわで、
掲載写真が別種だったのがイパーイ。
ミスがあり過ぎるせいか、「ただし単純な誤植は除いてある」とも。
しかも、正誤表でまた同定違いもあるみたいで。。。買うなら改定版まで松べし。
近海大図鑑、買おうと思ってたけど待つことにしまする。
三浦半島の化石探しもしたいので、とりあえず現世種を把握したいと
おもってるんですが。
でも改訂版だと定価で買わんならんと言う罠。
タカラガイは、たぶん南伊豆でも石廊崎周辺の磯の間の浜にいかんと
だめなんではないかと。陸生貝までは思い及びませんですた。
212 :
クイチ:03/04/28 00:46 ID:???
ごぶさたしてます(そうでもないかw)
やっと『虫の名・貝の名〜』入手しました。これから読みます。
トチ狂って『軟体動物学概説(上巻)』なんてのも買っちゃったYO!(身の程知らず)
ではでは〜。
213 :
金魚:03/04/28 04:28 ID:???
>>211 近海大図鑑、改訂版もいつになるか分からんですけどね。
三浦半島だとシロウリガイの仲間の化石があったかもですね。
逗子の池子とか。あとは個人的に戸塚あたりのヨシズガイが憧れ。
ハイガイなんかと一緒に出るらしいですが、現生は居ないですからね。
>>212 名前の本は虫のとこは読み易いですが、貝編はコンガラがったです。
(上巻)買ったですか!高いですよね。日本の貝類相全体を見るにはいいです。
ただ分類体系は多少最新のものと違ってるかもです。
近年貝類の高次分類がかなり書き換えられたですが、出版が大幅に遅れたせいで、
さっさと原稿を出していた波部先生の内容が古くなってしまったです。
もっともあの手の本で”最新の学説”を載せるのは結構大変とも思うですが。
あぼーん
215 :
名無虫さん:03/04/28 18:19 ID:15jnp+DP
、-〜ーーー〜、
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ゝ、 ,ゝ ゝl<
http://www.dvd01.hamstar.jp ヒ.i,| \ 「 ‐一| \________
, -/\ \___|
\ \ |\
216 :
クイチ:03/04/29 23:47 ID:0Iz8/ipv
>>211 じこぼーさん、貝は被写体としてどんなもんですか? カタツムリとか。
>>213 >分類体系は多少最新のものと違ってるかもです。
あーその辺は覚悟の上です、というか、どうせ覚えてもすぐ忘れるし(グスン
ムシ勘もないけど貝勘もないんで、ちょっと体制とか、原理的なことを
勉強してみようと。それにしては歯応えのありすぎそうな本ダナー。
なんか貝は「中腹足目」とか「マルスダレガイ目」とか、「目」のレベルが
世間的にも知られてないですよね。
なんとか「亜綱」とか「上科」「超科」とかのほうがよく聞くぐらいで・・・
『虫の名貝の名…』の感想:
キンギョって貝の名前だったんだー!
217 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/04/30 01:32 ID:sm3sLAYd
>>200 おそれすスマソ。
シロウリガイってけっこう形違うものなんですね。
ハオリムシがいるようなとこにはいないのかな?
218 :
金魚:03/04/30 13:01 ID:xWcTfiPY
219 :
1:03/04/30 20:22 ID:???
>>218 地獄のような風景ですねw。こんなインバーチブリットタンク(無脊椎水槽)が
取引先の応接室にあったら、白紙委任状にサインしてしまいそう(((;゚д゚)))ガクガクブルブル
それにしてもシロウリガイの身を食った人がいるとは…(『貝のミラクル』)
>>216 貝は、生態写真撮るには潜らなきゃいけないからなあ。
陸貝も見かけると撮るんですが、あんまりうまく撮れないです。
海岸での貝拾いなんかは、あっしの中ではどちらかというと
水晶や化石採りにいくときの気分に近いような気がします。
最近は「エビの栄養・イカの味・貝の生態」という
よくわかんないタイトルの本読んでますが、あっしはこういう
初心者向けのエッセイっぽい啓蒙書が読みやすくて好きです。
>>218 おお、ユノハナガニもいますね。
熱くないのかな、みんな。
そういや那須七湯の説明の中で、
>高雄温泉
>別名高雄股温泉ともいい、古くは神聖視され、信仰登山者に
>「お行の湯」として親しまれました。
>湯貝と呼ばれる巻貝が生息するめずらしい湯。
>温度40度、無色透明で慢性皮膚病、神経痛に効果あり
というのが平然と書かれてるんですが本当でしょうか。
以前行ったんだけどそんなの見あたらなかったです。
223 :
金魚:03/05/01 19:10 ID:???
>>222 湯貝、それ初めて知ったです!
ぐぐったら確かに出てきてビックリ。那須は何度も行ったですが
ロイヤルセンターばっかり。そん時知ってればなぁ。
温泉にいる貝は大分のオンセンゴマツボ(古くから有名)と
群馬県四万(しま)温泉のシマカワニナ(ただのカワニナ??)があるですが、
那須の貝、貝関係の人もほとんど知らないと思うです。
ぜひ何とか正体知りたい。今もいることを願うです。
>>223 高雄温泉自体は知ってるんですけどね。一軒宿だったのが火事かなんかで
なくなって、源泉だけ残ってるところに、現在の持ち主が
重機持ち込んで適当に露天風呂だけ作ってて、
そこにみんな勝手に入りに行ってます。
最近入れなくなったという噂も聞きましたが、温泉好きには割合知られてます。
ただ、少なくとも2年前に行った時は、それらしい貝が生息してる気配はなかったんですよ。
そういや志賀高原の石ノ湯は、温泉が湧いてるところにゲンジボタルが
発生してることで有名(確かゲンジボタルの日本最高所の生息地)ですが、
ということは自動的にここもカワニナが生息してるってことですね。
225 :
金魚:03/05/02 10:30 ID:???
>>221 熱水孔付近の生物は適当な湯加減の場所を選んで住んでるでわ?
もっとも熱水に限らず、冷水の噴出孔にも同種がいたりするですから、
温度より噴出水に意味があるとも言えるのかも。
>>224 何と!
う〜むむ。
もしかしたら重機で風呂掘った時に湯貝の棲家も
掘っくり返してしまった可能性があるかもです。
今の持ち主は湯貝のこと知ってるですかねぇ…。
石ノ湯のゲンジはお湯の中にいるですか?
とすればカワニナか何かの貝もいる筈ですね。
群馬の温泉にはシマカワニナの他にサカマキガイとかカワコザラとかもいるらしいし、
どこでも探せば案外いるもんなだろうか…
226 :
クイチ:03/05/02 14:58 ID:???
那須で温泉オフ貝でもしますか?w
227 :
クイチ:03/05/02 21:10 ID:???
>>220 聞きっぱなしみたいになってスマソ。そうですか、
動きがのろいからシャッターチャンスの感覚が
昆虫とも植物とも違うんでしょうね。
交尾とか産卵とか撮れるとおもしろいかもですね。
TBS鰤タニカもマイマイガイドブックとかやらないのかな。
>『エビの栄養・イカの味・貝の生態』
これもをくたにセンセなんですね。
日大なんとか双書ってのが渋いッすね。
『熱帯植物巡礼』って昔読んだことあります。
なお、
>>219=クイチですた(あははは・・・
ツメタガイage
230 :
金魚:03/05/05 17:55 ID:???
>>226 その時はホタテの水着持参ということでw
National Geographicの今号は水着特集で表紙が貝殻水着の美女ですたw
>>229 なるほど、温泉のおかげで標高の高いところでも棲めるといった感じですかね。
川原に穴掘って蛍の乱舞見ながら温泉は入れれば最高と思うですが、
それやると天然記念物がダメになっちゃうんかなと思うです。
写真ありがd存じます。一番上がミスジマイマイ。関東の代表種ですね。
二番目はホンブレイキマイマイKaraftohelix blakeanaの若貝。
昔はレブンマイマイと呼ばれてたです(標準図鑑 pl.44,fig.11にレブンマイマイで出てるです)。
一番下はオカモノアラガイ(標準図鑑 pl.43,fig.12)。
レウコクロリディウムが目に入ってるのも北海道から知られてるです。
http://meme.biology.tohoku.ac.jp/EVOL/EVOL/kadobari/hokkaido3.html オカモノの写真は特に綺麗に撮れてて羨ましいです。
虫とか貝の写真撮っても下手過ぎて自分で嫌になるですよ、ほんと。
>>230 ありがとうございまする。標準図鑑で確認しますた。
図鑑使いこなすのも、実物をたくさん見ないことには難しいですねえ。
ホンブレイキマイマイ、という名前はどういう意味ですか?
もともと何でも見境なしに撮るんですが、今年は陸貝も真剣に撮ってみます。
考えてみれば雨の日のいい撮影対象かもしれない。
とりあえずは近所でナミギセルでも。
232 :
クイチ:03/05/07 02:21 ID:???
礼文島ってのがそもそもうらやましいっすー。
いろいろ見てるとカドバリマイマイって奴もかっこいいですね。
233 :
金魚:03/05/09 01:09 ID:???
>>231 ホンブレイキマイマイは「本物のブレイキ(Blake=人名)マイマイ」という意味です。
今、ヒメマイマイと呼ばれている貝が昔はブレイキマイマイと呼ばれてたです。
学名がblakeana(明治時代日本旅行に来た米国人Blakeに因む)だったからですが、
1980年代になってからよく調べたらblakeanaという学名の貝はブレイキマイマイではなく、
それまでレブンマイマイと呼ばれていた貝のことだと判ったです。そこで、
レブンマイマイ→本当のblakeanaなので「ホンブレイキマイマイ」に改称
ブレイキマイマイ→本当はblakeanaじゃないので「ヒメマイマイ」に改称
となったです。解りにくいかもですが。
234 :
金魚:03/05/09 01:10 ID:???
>>232 あんなのが北海道にいると貝関係者一般に知れ渡ったのは1990年代くらいかも。
みんなちょっと驚いたです。あんなカコイイのがいるなんて。
といっても新種というわけでもなく変異の極端な個体群らしいですが、
近隣の個体群同士でもかなり形が違ったりするらしいのは驚きです。
属名がAinohelix(アイヌ蝸牛)というのも心惹かれるものがあるですね。
235 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/05/09 09:56 ID:Kk+Yz0Ff
アポイマイマイはどうですか?
採集はされているのでしょうか。
236 :
名無虫さん:03/05/11 03:05 ID:ZdSHMWrr
横レススマソ
貝っていうのはどれでも食べられるのでしょうか?
食べられない貝をおしえてください
237 :
金魚:03/05/11 08:26 ID:???
>>235 アポイマイマイなんか知ってるとわw
しかしこの貝がタカヒデマイマイとどれ程違うかよくわからんです。
タカヒデの凄いのだと殻の毛がタワシみたいに生えてて、
これに比べればアポイは違って見えるとは思うですが。
北海道の山はクマが怖いかも。
238 :
金魚:03/05/11 08:27 ID:???
>>236 基本的にはほとんどの貝は食べられる筈と思うですが、
プランクトン濾過食の二枚貝はプランクトン由来の毒をもつことがあって、
アサリもカキもホタテもダメなこともあるかと。
ただ各地の水産試験場がこまめに貝毒調査してるですから、
普通に売ってるのはもちろん大丈夫でつ。
あとはボウシュウボラとかの動物食性巻貝がフグ毒を持つのも有名かも。
ボウシュウボラは美味しいから漁師も食べるし海近くでは市場でも売ってるですが、
中腸腺に毒があったりするですから、筋肉部だけ食べるのがいいかと。
フグ毒の元は細菌らしいですが、食物連鎖の結果、貝を食べるフグに行くわけで、
連鎖の途中にいる貝も当然毒があるということみたいです。
留意すべきは、あまり変なものは食べない、地元の人が食べてるものを食べる、
なじみのない動物食巻貝を食べる時は筋肉部だけにする、ということでしょうか。
淡水貝と陸貝の毒は聞かないですが、こっちは寄生虫がいるですから生で食べないよう。
貝毒全般をよく解説してくれているです。
http://www.bigai.ne.jp/life/j_poison.html その他「フグ毒」「貝毒」で検索すると概要がわかると思うです。
239 :
名無虫さん:03/05/11 10:49 ID:ZdSHMWrr
金魚さんありがとうございますヽ(´ー`)ノ
240 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/05/11 13:33 ID:qSRUDTGq
>>237 あんまりかわりないようですね。
そういや、三角形のかたちしたマイマイってなんていう種類ですか?
横から見て、Δの形してました。いがいと大きく、色は薄色でした。
241 :
金魚:03/05/11 22:42 ID:???
>>240 栃木だったらニッポンマイマイでしょう。
本州では広く分布する種類のひとつと言えるです。
BE-PALの表紙がでんでん虫だったYO!
243 :
金魚:03/05/13 02:25 ID:???
>>242 あやっ、情報ありがdです。
それは見に行かねばですね。
>>241 ニッポンマイマイですか。ありがとうございます。
殻に特徴のあるマイマイはけっこう記憶に残りますね。
殻の扁平っぽいムラヤママイマイも一度見てみたいですね。
245 :
クイチ:03/05/13 18:25 ID:ueHHVv+a
しかも特集が「金魚なんとか」だったYO!(w
アポイマイマイってのはやっぱアポイ岳にしかいないんですか?
あそこは橄欖岩質でヒダカソウなど特有の植物があると聞いていますが
陸貝の分布にも地質って関係あるんでしょうかね?
今日、ちょっと買物に行く機会がありまして
スーパーでパック詰のしじみを買ってきました
あさりは、剥き身で無い物は大概生きた個体を売ってますよね?
しじみもやはり生きた個体を売ってる物なんでしょうか
加熱処理がされているとは思われないので、生きているとは思うんですが・・・
そしてそれが生きているなら、水槽等で飼う事は可能でしょうか?
ちなみに私が買ってきた物の表示は三重県産で、既に食べてしまいましたw
もし飼育可能なら、再度買ってきてメダカの桶に入れたいなと思っています
状況が曖昧で判断しづらいとは思いますが、一般的なしじみパックのしじみが飼育可能かどうか
知っている方いましたら教えて頂けると嬉しいです
上に、逗子で桜貝を拾っているとの発言がありましたが
私はそれより南の海岸をうろうろしてタカラガイをたまに拾っています
三浦半島南部の相模湾側は岬に遮られた小さな砂浜が点在していて
海岸によっては豊富に取れる浜、全く取れない浜と分かれていて面白いです
ただ、すりへって色あせたものばかりですが・・・
247 :
金魚:03/05/14 13:26 ID:???
>>244 ムラヤママイマイなんかどこで知ったですか?w
新潟の石灰岩地の固有種ですね。しかも断崖にしか棲まないから発見が遅かった。
個体によっては平たいどころか中央が凹んでたりするですよ。
あの近辺のヒダリマキマイマイも結構平たい感じもするですから、
それが極端に分化したのかもですね。
地元のある人が殻をタイタックに仕立てて土産屋で売ってたらしいですが、
その人亡くなって今はもう売ってないのかもですね。
>>245 アポイ岳が橄欖岩質とは今初めて知ったです(恥
ヒダカソウもあんまり知らんかった・・橄欖岩を好むとすると理由が知りたいですね。
陸貝相も地質や土質や植生によって変化するですよね。
貝の場合は石灰岩があると固有種や特有の種がいたりするです。
広い分布の種でも石灰岩地だと大きかったり形が変わったりすることもあるです。
あと磯の貝も海岸の岩質で多少違うこともなくもないかもですね。
Bパル表紙はオキナワウスカワマイマイだったです。
この時期なので表紙がデンデン虫ですかね。
248 :
金魚:03/05/14 13:28 ID:???
>>246 輸入物のシジミはたま〜に冷凍のもあるですが、
殻付きシジミは普通は生きて売ってるです。水に入れて置けば
白い足を出すので生きてるかどうかわかるです。
でも三重産だと恐らく汽水性のヤマトシジミと思うですから、
淡水に入れるとそのうち死んでしまうですよ、たぶん。
メダカの水槽に入れるには淡水産のマシジミかセタシジミじゃなきゃですが、
マシジミは殆ど売ってなくて、セタは滋賀県産の表示でたまに売ってるです。
三浦でも本来はマシジミがいる筈ですが、今は探すのは大変かもですね。
むしろ移入のシジミ(淡水産)が全国的に増えつつあるです。
ペットショップではイシガイとかマツカサガイとか売ってることもあるですが、
地元産でない貝は、シジミも含めて野外に逃がさないように注意しないといかんですね。
厨子海岸とか小田和湾とかもけっこう楽しそうですね。
潮騒博物館からビーチコーミングの冊子が出たみたいですが、
ゴミからカメまで色々出てて面白いでつ。
>248
どうも、詳しいレスありがとうございました
やはり売っているしじみは美味しく頂くだけに留めておきたいと思います
しじみのいそうなポイントはいくつか抑えてあるので
暇を見つけて覗いてみようと思います
私が子供の頃は沢や用水路がたくさんあったのですが、今は本当少ないですね
私は東京湾側に住んでいるので、特にそれを感じます
ただ、沢のほとんど無い観音崎の、2m程でどぶに落ちてしまう小さな水系に
今ではほとんど見なくなったサワガニがいるのを目撃したことがあるので
諦めずに探してみたいと思います
逗子はちょっと遠いので残念ながらあまり行けないのですが
小和田はたまにでかけます。あそこも面白いですね
東京湾はどこに行ってもカキ・サザエばかりが打ち上げられているので
相模湾はいついっても新鮮で楽しいです
城ヶ島も、南端の岬を分岐点としてタカラガイの数が覿面にかわるので
普段感じる事のない潮の流れを実感できて楽しいですね
普段釣りしていて思うんですが、
東京湾側よりも相模湾側の方が潮が濃いんでしょうか?
相模湾のほうが直に黒潮が当るから?
甘い潮を好むスズキやカレイが東京湾側(金田湾以北)に偏っているような気がして...
貝類の分布(あるいは死殻分布)で差が出る事はあるんでしょうか?
現生貝類は疎いんですが、三浦でもタカラガイやイモガイが拾えるんですか...
一回探したくらいで採れるもんでしょうか?
251 :
246:03/05/14 21:38 ID:???
>250
私は素人なので感覚的にしか答えられませんが…
三浦半島の相模湾よりではタカラガイは割りと良く拾えます
ただ、潮の流れの影響か、良く拾える浜とまったく拾えない浜があるような気がします
大きさが小さいのでなかなか見つかりませんが、目が慣れると1時間程浜をうろついて
5〜60程度は採集できます
季節や潮、前日の天気によってもかなり左右されそうです
私は釣りはしないので魚の事はわかりませんが
東京湾のほうが波が穏やかなのも関係しているかもしれませんね
252 :
ジェダイマスター:03/05/14 23:31 ID:8n9Qq7/h
埼玉の某所にトンガリササノハガイが生息している
最初見つけたときは笹の葉っぱかと思った
253 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/05/14 23:32 ID:qw+DkcLR
埼玉で見つかった水生の貝ってカワネジガイだっけ?
あれは埼玉だけに生息してるのかな?
254 :
_:03/05/14 23:35 ID:???
255 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/05/14 23:36 ID:qw+DkcLR
>>247 ムラヤママイマイは最初、レッドデータブックで知りました。
当時は分布限られたレアな虫に興味もってて、
ムラヤママイマイのページ見たときに、糸魚川の産地が書かれててほほうと思いました。
発見が新しく、レアなカタツムリとしてインプットされてました。
最近になって図鑑見てから、お気に入りです。
色もなかなか美しいですよね。ヒメツゲを食べる、とありましたが
やはりカタツムリの食べ物は虫みたいに決まっているのでしょうか。
平たくなるのって地域収斂みたいなものですかね。
それともすきまに入りやすくなるとか。おもしろいですね。
256 :
クイチ:03/05/15 00:01 ID:???
カンラン岩と同じ超塩基性岩である蛇紋岩地帯にも
トサミズキとか、蛇紋岩植物ってのがありまつね。
ヒダカソウは重金属との関連が調べられているらすいです。
カドバリくんもヘビメタ好き?
カタツムリも土をけっこう食ってたりするんでしょうか。
食草の話(?)と併せて聞きたいです。
257 :
クイチ:03/05/15 00:22 ID:???
あ、カドバリ君じゃなくてアポたんだった。
>>250 あっしもド素人ですが、メダカラガイだったら三浦半島西岸で
ごく普通に拾えるんでないかと思います。
全然タカラガイなんかありそうにない砂浜でも、よく見ると
メダカラガイとチャイロキヌタはあります。
東京湾でも、房総側の金谷以南だったら、三浦半島西岸よりも
タカラガイは多いように思います。
逗子周辺ですり減ったのがたまにしかなかったハツユキダカラも
勝山あたりではつるつるなのがいくつも転がってました。
259 :
金魚:03/05/15 04:36 ID:???
260 :
金魚:03/05/15 04:36 ID:???
>>255 マイマイの食物は虫みたいには決まってないです。
ムラヤマのヒメツゲは、あの断崖絶壁にはそれくらしかないからでは?
他にはシンパクの皮とか、岩の表面の藻類やら、飛んできた植物遺骸も食べるかも。
ペッタンコなのは、隙間に潜り易いのが一番かもですね。鋭い指摘と思うです。
あと丸いと崖から転り易くて淘汰されて平たくなった、とも思えば思えるですかねぇ。
マイマイは石灰岩地では角張りになるという収斂があるみたいですが、
ムラヤマは角はないですね。
>>256 カンラン岩やらアポイ岳やらで検索して特異な環境だと知ったです。
要するに超塩基性岩質地帯は他の植物が進出しにくいせいで、
遺存的な種のシェルターみたいになってるということみたいですが、
重金属との関連となると、あそこで枯葉食べてるアポイマイマイにも
何かあるですかね。まるでわからんです。
>>260 何でも食べるようですね。
ところで伊吹山にいる白いマイマイってなんでしたっけ。
ヤコビマイマイであってますか?あれもなかなかきれいですね。
263 :
ジェダイマスター:03/05/15 23:38 ID:ZU5Wafs7
>>259 トンガリの茨城(霞ヶ浦水系)は魚類の移入により繁殖したものだと思われます。
自分が確認したところによると埼玉のトンガリが生息する場所は
マツカサガイ、ドブガイ、マシジミが生息していました。
ヒントとか言われると非常に厳しいですが
某河川の支流で少し前まである魚釣り場で有名だったところです。
ただし、ここ最近は確認していません。
1cmくらいのから10cm近いトンガリもいたので繁殖しているものと思われます。
前に採取した貝の殻があるので今度、デジカメにとってアップします。
264 :
金魚:03/05/17 08:21 ID:???
>>261 なんだかマイナーというかマニアクな種類ばかり知ってるですねw
伊吹山の白いのはヤコビで正解ですね。
山頂付近の潅木の間とかに白い殻が沢山落ちてたりするです。
石灰岩の山で山頂付近は大きな木もなくて見晴らし最高、
動植物もちょっと変わってて面白い山かもですね。
カワネジガイの話にでしたが、埼玉では過去に1個体発見されただけと思うです。
最近では兵庫と和歌山で見つかってるですが、個体群の消長が激しいのでいつ消えるか。
どうも印度中国韓国日本のは全部同じ種類ぽくて、世界に一種類かも。
265 :
金魚:03/05/17 08:21 ID:???
>>263 見当もつかんです。釣りのこと知らんですから…
沼とか池とかではないですよね?それか用水路みたいなとこなんかなぁ…
深く追求したい気持ちもあるですが、とりあえず写真あぷ期待してるです。
作為的な放流でも(タナゴ増殖用とか?)偶因的でもとにかく重要な記録と思うです。
あと可能でしたらマツカサの写真もあると嬉しいでつ。
たぶん埼玉だとよく似たヨコハマシジラもいるかもですが、
りっぱなマツカサがいるとしたら、ヨコハマより貴重かも??
?
>>264 ありがとうございます。
このごろ図書館で少しずつ原色図鑑読んでますが、
マイマイたちの魅力にすいよせられつつあります。
虫捕りのあいまに見られる貝といったらマイマイなので
結構親しみもありますね。
タダマイマイでしたか、軟体が黒いマイマイもなかなか魅力的です。
川の貝もいろいろですね。
レッドリスト見てたら結構載ってました。
実はカワネジガイもそこから覚えました。
>>265 ヨコハマシジラガイって最近山形で再発見されたやつでしたか?
あれは埼玉にいるんですか?
マツカサガイは埼玉で6箇所(1箇所絶滅)ほど確認してますが
もしかしたらシジラガイなのでしょうか?
トンガリがあったところのマツカサガイは標本がありませんが
イシガイとマツカサの中間みたいな貝とかの標本がありましたので後でアップします。
そういえば、今日釣りに行ったところは水が引いていて砂地が見えていたのですが
その辺りを調べたらイシガイが100個以上ありました。
今、ヨコハマシジラガイが気になって調べていたのですが
イシガイとマツカサの中間みたいなやつがその貝のようです。
他は恐らくマツカサガイだと・・・
269 :
金魚:03/05/20 12:41 ID:???
>>266 ぜひカメムシついでに栃木のマイマイも調べて下さい。
と言っても栃木だと種類はあまりないかもですが。
タダマイマイは尖閣か。たぶん一生縁がない貝と思うです。
尖閣にはタカラコギセルという形のうんと変わったキセルもいるですね。
渡良瀬辺りか今市の池なんかにカワネジいないですかね。
>>267-268 画像あぷ期待してるです。あと立て読みヨロシコ。
それにしてもイシガイ100個!それも興味あるですね。
マツカサはもちろん、ヨコハマシジラでも今では貴重と思うです。
確かにマツカサに似てて彫刻が弱くてイシガイっぽいかもですね。
ん〜埼玉のどこにいるですかねぇ。
北川辺町あたりにはカラスガイも健在らしいし、
埼玉はまだまだいい場所があるですね。
270 :
名無虫さん:03/05/21 23:02 ID:aKtMqWrw
山崎対策age.
271 :
じこぼー:03/05/22 00:23 ID:4HisDsKs
今日仕事で天神島行って来たんですよ。三浦半島の。
「三浦半島の貝」という小冊子があったんで買ったんですけど、
いくら100円とは言え、1979年発行のものを改訂もせずに
まだ売ってるというのはいかがなものかと。
272 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/05/22 00:47 ID:El+OM0kx
>>269 尖閣でしたか。尖閣諸島にはちょぼちょぼ変わったムシもいますね。
キセルは殻口のヒダとかで同定するようですが、
あれって名前だれがつけたのでしょうか。
273 :
金魚:03/05/23 12:10 ID:???
>>271 オレンジ色でサザエの蓋が表紙になってるヤツシロガイ?(久々にやってみたです)
あれは、改訂せんというか、そもそも一回限りの発行だったのが、
いまだ残部ありってことかもw Part.2もあったような…
そう言えば今度、長者ケ崎で貝の観察会があるとか。
(来月?しおさい博物館長に訊けばわかるかもです)
>>272 名前ってヒダの名前ですか? それはたぶん黒田徳米博士に帰セルと思うです。
もっとも英語名を訳しただけみたいなもんかもですが。キセルガイ科の分布中心は
欧州、東アジア、南米あたり、それ以外は空白地帯で、特に欧州には種類も多くて、
研究の歴史も古いです。地域亜種も膨大みたい(例:Clausilia dubia の亜種群)
http://ipp.boku.ac.at/private/wf/Clausilia_dubia_Komplex.html
>>273 おお、それです。パート2も買いました。古くたって、読む分にはおもしろいからいいんですが。
海岸動物の方は94年第3版になってました。単に観察会で使うから増刷しただけかな。
長者ヶ崎の観察会は、しおさい博物館では関知してないみたいでした。
どこの団体でやってるんでしょ。小網代関係でもなさそう。
275 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/05/23 21:06 ID:rWgqZln8
>>273 ありがとうございます。
殻に筋の入ったやつって格調高いですね。
こないだ沢沿いのスギの落ち葉あばいてたらゴマガイがいましたが
あれも小さいながらなかなかナイスですよね。
ちなみにそのサイトのは全てdubiaの亜種なんですね?
なんか全て別種っぽく見えましたが、種と亜種ってどういうところで区別するんでしょうか。
種を分けるに値する形質というのが知りたいです。
種ごとに違いますから難しいと思いますが、どう違ってたら亜種になって
どう違ってたら独立種として認められるのか、そのへんが知りたく思います。
これは貝じゃなくても動植物界全てにあてはまりますが。
ユング派の始祖C.G.ユングは子供の頃、スイスの陸産貝類の研究してました。
有名?
277 :
金魚:03/05/25 22:26 ID:???
>>274 禿げしくスマソでした!
どうやら地元の貝類研究同好会による観察・採集・調査みたいです。
しおさい館長のIさんはじめ館に出入りの方々が、
同時にその同好会の中心面子とのことで、ウカーリ間違ってしまったです。
館の事務の人が電話に出るとたぶん、話が通じないですね。本当にスマソです…
来週の日曜日にやるみたいです。
278 :
金魚:03/05/25 22:27 ID:???
>>275 ゴマガイも彫刻とか凝ってるので好きな人は好きみたいです。
南方系なので西南日本には色々いるですが、栃木だと3種類程度ですかね。
上のリンクのページのは全部dubiaの亜種(とされている)みたいです。
日本のも地理変異が大きくて、亜種を分けたり纏めたりで複雑…
亜種か別種かは、極端な話それを研究してる人がそう思ったらそうだ、
が実は現実かもw。キセルなら殻の形質、生殖器の形質、
それに地理分布も加味して、まあこんなんやろ、みたいな。
当然人によっても違うし同じ人でも時期によって違ったり。
マニアや業者が細分化したがるのも他と一緒と思うですw
要するに適当。分岐分類も分子系統もまだまだ。
昆虫も一部を除いては同じく今様博物学だと思うですが如何でせうか?
279 :
金魚:03/05/25 22:29 ID:???
三連続ご容赦
>>276 有名どころか、全然知らんかったです。単に自分が知らなんだかもですが、
たぶん日本人には知ってる人滅多にいないと思うです。
C.ウィルソン「地下の大王」も読んだですし、河合ハヤオもちょっとは読んだりで、
アニマアニムス共時性、曼荼羅UFO集団的無意識…と何気に好きですが、
陸産貝の研究してたとは全く知らんかったです。ちょっとハズイかも。
何に書いてあるですか?ぐーるど? 教えて保水です。
280 :
名無虫さん:03/05/25 23:21 ID:qkOWKuLS
281 :
名無虫さん:03/05/25 23:33 ID:knlnXTsI
>>276 私も知らん。まさかこんなところでユングの名を目にするとは思わなかった。
私もソース知りたい。自伝にも一切そんなことは書いてなかったが。釣られたか。
282 :
281ですが:03/05/25 23:54 ID:knlnXTsI
せっかくなので貝の話も。すべて自宅近くでの話。ロケーション自慢。
アナジャコに寄生(偏利共生?)するマゴコロガイがやたらいる(確率約5割)島で
採集した時はオモシロカター。
近くの干潟にシオマネキ見物に行ったときに、アシの茎に登っているフトヘナタリたくさん。
なぜ彼らは登るのか?
さらに少し先の海岸にはフジノハナガイがいるそうな。今度、波力移動見物の予定。
・・・早く教えてよ。
283 :
金魚:03/05/26 00:11 ID:???
>>282 それはめちゃくちゃ自慢すべきロケーションと思うですが、ん〜・・・
真心寄生率5割というとF県とかですかね。T県も有名だたですが。
フトはけっこう地面にいたりするから、アシに登ってたのはシマヘナタリかも。
シマの方がうんと珍しい、つか生息地少ないと思うです。貴重な干潟に違いない。
でもユングの話も松です。
284 :
281ですが:03/05/26 00:31 ID:x/VEXPj8
>>283 Tですね。九州ではありません。
当方、貝はシロート(てか、何に対してもシロートなんすが)なのでフトとシマの同定は自信ありません。どれもトンガリの部分が欠けてるように見えたのが印象的ですが、
格子模様等、もうちょっとリキ入れて同定します。
どうでもいいですが、ユングは肝心なところで「考えるな、感じるんだ」的なところがあるので、哲板では評判悪いですね。
285 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/05/26 01:10 ID:bc+rS89v
>>278 ありがとうございます。
昆虫同様、研究者によっていろいろなんですね。
とくに同定の難しい?群は種か亜種か微妙ですものね。
メクラチビゴミムシにあてはめて考えてみると何か通じるものがあるかもですね。
今日は日光の馬返しで落ち葉めくりしました。
ニッポンマイマイの幼殻や微小で扁平のマイマイが出たりしました。
ちなみにカメムシは大穴でした。
286 :
名無虫さん:03/05/26 15:16 ID:MqrN65ky
ユングの件書いた者です。学生の頃何かで読んだはずだがウロ覚えなので、誰か知らないかなと思ってお尋ねしたんですが、じゃあ私の記憶違いかも、すみません…自信なくなってしまいました。でも今後も一応調べてみます。
287 :
金魚:03/05/27 13:10 ID:???
>>274 じこぼーさん
ガセ情報スマソでした。びに詳細情報得たのでお知らせするです。
6/1 朝10時に長者が崎バス停集合で、磯に生息している生物
(貝に限定しない)を調査観察予定で、参加は自由みたいでつ。
ただし当日朝6時の天気予報で神奈川の雨確立50%以上の時は14日に延期とのこと。
因みに長者が崎の駐車場は道路と同じ高さで奥に売店があるとこは300えんで、
変な公団の小遣い稼ぎになってるとの噂。少し海岸に下ったとこはタダかも。
288 :
金魚:03/05/27 13:11 ID:???
>>284 Tでしたか。K河口でシオマネキング沢山見たです。
橘では真心ステッカーとか売ってたですが、
F川河口に行った時はイマイチだったかも。沖の巣にも真心イパーイいるですか?
ヘナタリは図鑑でもフト・シマ・クロを間違ってたりするですから、けっこう難しいでつ。
シマは殻のたてウネが強くフトは横筋が勝ってるですが、
どっちにしてもこんなのが群生してる場所見ると興奮するですよw
あとユングはやっぱりオカかな、と思うですw
>>286 もしかするとピアジェかも。ユングの下で勉強した同じスイス人心理学者だし。
10才でツバメのアルビノの、15歳で貝の論文を学術誌に書いて評判を得たと。
軟体動物の中でも特に淡水のソトモノアラガイに興味があったらしいでつ。
ただ検索しても30歳過ぎの時の論文しか見つからんかったです。
下の48番(ただし「Limnaea」は正しくは「Lymnaea」:一応貝スレなので)
http://www.unige.ch/piaget/publications/piaget.html
289 :
名無虫さん:03/05/28 20:18 ID:RHYY127v
本土最南端の鹿児島県・佐多岬(佐多町)の海底で、
巨大アメフラシが大繁殖し、特産のトサカノリを食い荒
らしている。ノリの激減に音を上げた地元漁協は初めて
900匹以上を駆除したが、生け捕りにした体長70セン
チのアメフラシは世界最大級と判明。生物学者が注目
する事態になっている。(毎日新聞)
290 :
bloom:03/05/28 20:22 ID:zels+qG7
ピアジェってシラミだかハジラミの学名にも出てくるけど、別の人?
つづりはPiagetだったと思います。
きょう、笑ってこらえてみてたら、アカニシガイを使った
伝統的な染物をやってました。イボニシからはパープル線って取れないのですか?
見つけた人もすごいけど、フェニキア時代から続くというのもすごいです。
それを絶滅寸前のメキシコから見つけてきたという
日本人もすばらしいですね。なんでも、染料一グラム二万だとか。
292 :
名無虫さん:03/05/28 22:28 ID:dHbWdl2M
>>288 沖のSにもマゴコロいますが、肝心のアナジャコが、釣り餌業者にポンプで根こそぎ採られてあぼーん寸前だと新聞に載っていました。
>>289 かの「地獄のシオマネキ〜カニ味噌のしたたり」を超えるC級海洋生物パニック映画「地獄のアメフラシ〜紫のしたたり」のヨカン。
テレビでやってたのはイボニシでした。アカニシっていなかったっけ?
>>293 ありがとうございます。アクキガイ科っていうんですね。
295 :
金魚:03/05/29 13:10 ID:???
296 :
金魚:03/05/29 13:11 ID:???
>>292 何ですかそれは! うむ、釣り餌業者一手止し。
そもそも釣り餌にアナジャコ自体が勿体無い。あれはテンプラで(ry
地獄のシオマネキw てかあれはシオマネキなのかと(ry
>>294 アカニシいるですよ。食ってもウマー。同属にシロニシとかもいるです。
悪鬼貝科は皆パープル腺(鰓下腺)があるですからどの種類も紫採れるです。
しかも殻口近くにあるですから、潰さずに腺液だけ採取して戻せば貝は何ともないとも。
古代メキシコ人はそうやってたと何かで読んだです。
最近アワビとかサザエのコピーに使われるロコ貝(チリアワビ)も悪鬼貝科ですから、
回転寿司のアワビの端がちょっと紫になってることもあるですw
ある意味高級品?
>>295>>296 ありがとうございます。シラミにPiaget?と思いびっくりしましたが
別人だったのですね。
パープル腺って鰓に関係するのですか。そういや魚の鰓も赤いですものね。
アクキガイってそういう字なのですか?
貝も漢字に当てはめると、由来がわかって面白いものですね。
音を聞いただけでは意味のよく分からないもの多いですからね。
ロコ貝、うちでも扱ってました。(バイト先)
どうりでアワビがないと思ってたら・・・アワビは硬くてあまり好きではないです。
298 :
286:03/05/29 22:00 ID:???
>>288 リンク拝見しました。。私はやはり、ピアジェとユングを、淡水産と陸産を混同していたのだろうと思いました。
すみませんでした&ありがとうございました。
299 :
金魚:03/05/30 00:16 ID:???
>>297 パープル腺は外套腔内で鰓の下にあるからの名前で、腔内に粘液分するです。
腔内には呼吸のために水が循環するですが、一緒に入ってきたゴミを粘液で絡めて排出したり、
毒性分とか、敵に対する忌避物質としても機能してるかも。
鰓下線は悪鬼貝科以外の巻貝も持ってるのが基本と思うです。
http://www.ibss.iuf.net/people/lelek/taxex1/T35.htm メキシコあたりの貝を殺さない染料採取方は、貝のフタをギューっと押して
染み出した微量の液を集めたみたいですが、これも腺が殻口付近にあるからできるですね。
悪鬼貝は本当にそう書くです。トゲトゲだからですかね。
同科のハッキガイは白鬼貝です。
>>298 いやいや、おかげ様でピアジェがモノアラガイの研究してたこと初めて知ったです。
これも貝好きには知ってる人はそんなにいないと思ったです。
西洋だと陸生も水生も巻貝は全部snailと言うですから、
訳によってはカタツムリと訳されてることもあるかもですね。
他にも変わった話があったらお願いしたいです。
ウロダマヤドリガイ保守
オキギセルあげ
302 :
名無虫さん:03/06/08 11:03 ID:zSfTA4Xq
日本淡水産貝類図鑑(ピーシーズ )ってありますが,あれはどんなものでしょう?
使い勝手よさげですか?
303 :
金魚:03/06/09 12:49 ID:???
>>302 使用目的にもよるですが、そこそこ便利かも。
ただ間違いもそこそこあるので真面目に同定するには要注意ですかね。
'90に出た「琵琶湖淀川の淡オ<貝類」のカラー版みたいで、
写真も内容も大体同じ、間違いも同じ、という感じと思うです。
検索表の大変さもそのままなので、同定には辛いかもですが、
淡オ<貝の本がないので、大枠の理解には役立つと思うです。
そう言えば埼玉のトンガリ・・・
>>295 遅レスですが、1mのアメフラシの話は、畑正憲の初期のエッセイですね。
ものいわぬスターたち、あたりだったかと。
喜んで教授に見せたら、「普通のアメフラシだな」といわれたものの、
水族館には入れてもらえたそうで。
その昔油壺のマリンパーク下にあった施設での話ですね。
子供の頃遊びに行ったことあります。
305 :
302:03/06/12 07:39 ID:???
>303さん
情報ありがとうございました。
とりあえず,購入してみます。
306 :
金魚:03/06/13 01:45 ID:???
>>304 誰も信じてくれなかったとか言うのは大嘘だったですね(虚覚えにもホドがあるです。
いつもながらの大チョンボで、大スマソでした(恥
でも本当に1mとすると普通のアメフラシだったかどうかわからんかもですね。
実物見られたですか?あと標本は残ってるですかね。
たぶん残ってないとは思うですが。昔だし。
>>305 類書がないですから、買って損はないと思うですよね。
突っ込める所は色々あるですが、大きな間違いは、
p22とp33のイボカワニナの図はハベで、イボの図はこの本に出てないです。
p29のナンゴウカワニナとクロは図が逆、
p30のオオウラとタケシマも図が逆になってるです。
この辺は琵琶湖の貝に関わらなければ問題ないでありますが。
イシガイ科に関しては下のイシガイ類図鑑の方が正確内容と思うです。
ttp://okumedia.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/~kondo/tansui.htm
307 :
302:03/06/14 08:36 ID:J34kM+of
>>306 東大の臨海実験所は、昭和46年に公開中止されてるみたいなんで、当時の標本は
あんまり残ってないかもしれないです。
今はどうなんでしょ。
標本が残ってたとしても、なんだか分からない紅茶キノコ(古い)状に
なってるんではないかと。
309 :
金魚:03/06/16 03:00 ID:???
310 :
名無虫さん:03/06/16 17:06 ID:t6FHtYLe
砂地には二枚貝が多くて
磯には巻貝が多い気がする。常識ですか?
311 :
金魚:03/06/17 02:58 ID:???
>>310 ほ、確かにそう思うですが、言われて初めて意識したです。
磯は巻貝に限らず微地形が複雑で動植物とも多様と思うです。
安定した付着基盤と隠れ場所が多様性の基礎なのかも。
逆に流動性の砂地は付着生物も少ないし、隠れ場も少ないから
磯ほど多様性がないのかもですかねぇ・・・。
砂に潜ったまま水管で濾過食できる二枚貝なんかは、
動物全体から見たら特殊な存在かも。
巻貝ではキサゴが濾過食で砂地進出できた少数例の一つですかね。
砂地の巻貝のほとんどは二枚貝だのゴカイだのを食う肉食者で、
食う側が少ないのが道理なので二枚貝が目立つのかも。
タマガイ科とかタケノコガイ科とかは砂地に適応した肉食巻貝ですかね。
と、思いがけない質問に色々愚考してみたですが、イマイチ。
海の生態系を研究してる人がいたら本当の所教えて欲しいと思うです。
栃木の南部、大平というところの路肩から落ち葉を持ち帰ったのですが
ゴマガイが一つはいってました。確か南方系でしたよね。
意外なところで再会できて(日光以来)うれしかったです。
あと、マイマイのような形で、2層くらいしかない超小型の陸貝も見つけました。
殻に縦にスジがいっぱい入ってて白っぽいやつですが、なんでしょうか。
ほかにもヘソのあたりを中心に平たくへこんだ
超小型のマイマイなどいろいろ見られました。
>2層くらいしかない超小型の陸貝
稚貝ではないでせうか。
>>313 稚貝って層少ないんですか?
初めて知りました。殻の微細構造も消えてしまうのでしょうか。
315 :
金魚:03/06/20 17:25 ID:???
>>314 313さんが言うように稚貝と思うです。
稚貝は層が少なくて成長とともに増えるですよ。
白くて縦筋が沢山あったとすると、ゴマガイの稚貝と思うです。
ゴマガイは繊細な縦筋が沢山ある貝ですが、
老成すると摩滅することもあるです。
ゴマガイがいたとすると大平のその場所はなかなか良い環境かもですね。
稚貝でしたか。れっきとした違いがあるんですね。
大平の場所は、路肩でほんと車道の近くの落ち葉でした。
ただ、車道といっても細いので環境が保たれているのでしょう。
>>309 相模湾生物ネットワーク、おもわずメール出してしまいますた。
教えてくれてありがとうございます。
あっしは月曜日から宮古島でっす。アオミオカタニシに会えるかな?
イモガイがちょびっと怖いですが、海岸もうろうろしようと思うです。
318 :
金魚:03/06/21 06:59 ID:???
>>316 ゴマガイとかタワラガイの稚貝はヘソ穴が開いたマイマイ型なので、
最初は別種に思うこともあるですよね。
>>317 ネットワークの情報お役に立って嬉しいです。
じこぼーさんなら独自情報&画像も沢山あるみたいに思うですし、
ネットワーク側にとっても有益な人だと思うです。
宮古島裏山でつ。。
アオミオカタニシもいるですよね。海岸林の落ち葉の下には
平べったくてピカピカのアカマイマイとかもいるですよ。
イトカケマイマイとかの固有種もいるですが、これは小さくてマニア向きかもw
イモガイはアンボイナとかを鷲掴みにしなければ大丈夫と思うです。
東平安名崎の眺めとか、自分もいい島と思ったです。
320 :
金魚:03/06/24 23:58 ID:???
>>319 画像ありがとう存じます。
が!スマソ。。休んでいて見損なったです。
せっかくうpして戴けたトンガリ他が消えてしまってるです…。
カラスorドブ?も見えないで何とも言えんですが、
外観では難しいのもあるかもですが、
内側のちょうつがいを見ればどっちか判るです。
埼玉の山の方だとするとドブかと思うですが、
カラスだとすると非常に貴重と思うです。
両種の違いの説明画像(ヘタ杉スマソ)を作ってうpしてみたです。
ttp://tcnweb.ne.jp/~takayu/cgi-bin/up/img/2303.jpg 上段赤枠がカラス、下段青枠がドブです。
カラスは明瞭な刃状の歯があり、ドブには全く歯がないです(属名もAnodonta=歯無し)。
開いた殻の下方から覗くと、カラスは手前に歯があるせいで、
弾帯(黒い所)の一部が歯の後ろに隠れて見えるですが、
ドブガイは弾帯全体が完全に見えるです(画像右側)。
お持ち標本を見てみてもらうと判ると思うです。
貝はオナニーに使える。
323 :
金魚:03/06/27 02:00 ID:???
>>321 すみません!
せっかくの画像なのにまた消えてるです。
そんなにすぐに消さなくても、とも思うですが、
まあトンガリは特徴的が明瞭で、
ヨコハマシジラがわかるジェダイさんなら、
同定に間違いはないと思うです。
移入に違いないと思うですが、
それはそれで貴重な記録と思うですから、複数標本あるでしたら、
1個を埼玉の自然史博物館とかに寄贈してもらえると、
後世の役に立つと思うです。
ttp://www.kumagaya.or.jp/~sizensi/index.html 埼玉のマツカサ、ヨコハマシジラはどっちも
県のレッドデータに入ってると思うですが、
タナゴ増殖とかのために釣り人がどっかから持ち込むのもあるですかね?
遺伝子汚染を考えるとあんまり良くはないと思うですが。。。
>>322 確かに貝いじくるのはオナニかもですね。
昆虫集めたりクワ養殖するのもある意味オナニかも。
>>323 違う、貝を使ってオナニーするの。
ぬるぬるして超気持ちいい。
宮古島から帰ってまいりますた。
あっちは梅雨明けしてるので、仕事としてはよかったですが
林は乾ききって、動いてる陸貝はついぞ見ることができませんで。
ただ、とにかく地面に落ちてる殼の多さはハンパじゃないっす。
でも種類が分からん・・
巨大なオオジョロウグモがいっぱい網張ってる野原岳で
イトカケマイマイ探したんですが、見つかりませんですた。
すみませんが教えて頂きたい事があります。
家で飼ってるミスジマイマイの殻を
私の不注意でヒビを入れてしまいました。
殻のサイズは500円玉より少し大きいくらいです。
今はミスジマイマイが自らヒビの部分を舐めて(?)
います。このヒビは治るでしょうか?
ケースの蓋を開ける時にもっと気を付けて
あげれば良かった。。反省してます。
有隣堂で、ピーシーズの日本産淡水貝類図鑑と目があってしまいました。
今月はもう図鑑は買わないつもりでしたが、、、。駄目人間なのでした。
330 :
金魚:03/06/28 03:37 ID:???
>>325 無事帰還おめでとう存じます。
隆起珊瑚があちこちにあって陸産貝も多いですかね。
砂糖黍畑だとタママイマイ(ウスカワそっくりの)が無数にいたりですよね。
野原でもイトカケは特定の意外な所にいたりで、
生きたの見つける人は少ない貝かもですから、珍貝の部類に入るかもです。
オオジョロウ、あれ迫力あるですね。カラスヤンマとかもいいと思ったでし、
海も陸も面白すぎて行ったら寝る暇も惜しい気がするですね。
市場でもシャコガイとかタカラガイを食用に売ってるのも良かった。
重ね重ね裏山です。
331 :
金魚:03/06/28 03:38 ID:???
>>326 ヒビの程度にもよるですが、結論から言えば大丈夫と思うです。
殻は外套膜の分泌で割と早くに内側から補修されるです。
舐めているのはよく理由がわからんですが、ササクレを齧ってるのかなぁ?
肉が傷ついてると場合によってはヤバイですが、ヒビ程度なら大丈夫と思うです。
大きさもかなり大きいみたいですから、あとは乾燥しないように注意して、
卵の殻とかカキ殻とかでカルシウム分を補給すれば、尚良いと思うですね。
早く元気になるように祈ってるです。
332 :
金魚:03/06/28 03:39 ID:???
>>327 図鑑は楽しいですよね。
綺麗に使えば要らなくなった時にもそれなりの値段で売れるですしねw
webでも色々見れる時代ですが、パラパラ見れるのが何しろ良いと思うです。
>>329 やっと見えましたです!
上は膨らみとか殻型からしてドブガイに違いないと思うです。
最近は"ドブガイ"にも遺伝的に複数種あると言われるですが、
そこまではわからんですが。
下も間違いないですね。見事にトンガってるですw
ぜひいずれ博物館に寄贈して記録残して欲しいです。
二枚貝探しに比企給料とか柳〜とかに行ってみたくなって来た…です。
334 :
クイチ:03/07/05 23:06 ID:???
>金魚サン
池内紀『二列目の人生 隠れた異才たち』晶文社
ISBN4-7949- 6566-4 C0095 定価2310円(本体2200円)
って本で大上宇市に一章を割いているようですね。知ってたらスマソ
335 :
金魚:03/07/19 17:19 ID:ckSQueeJ
スレ立て人なのにずっと来れなくてスマソです。
これからもあんまり来れそうにないので、
最後に、でもないけどアゲてみますた。
>>333 お土産ありがとう存じます!
ミヤコヤマタニシにアカマイマイ、タママイマイの幼貝らしいのもあるですね。
さすが隆起珊瑚礁のある島だけあって、
陸貝の生産性も高いみたいに見えるです。
八重ビシに行ったことあるですが、
正直ヒシよりも島本土(というのか?)の方が色々な環境があって
面白いと思ったですね。森も昆虫も陸貝もいるですしね。
>>334 知らんかったです。情報ありがとう存じます。ぜひ買いたいです。
新宮町の教育委員会から出た「郷土の偉大な博物学者」は
売り切れと言われたですが、倉庫整理で残部が見つかったとのことで、
つい先日買うことができたです。
しかし「二列目」かぁ。
なるほど、一列目にはない魅力があるですね。
2chもやっぱり2列目の魅力だったのだろうか、と。
今日は愛車のMTBでスレの上の方で話題になっていた材木座海岸に行きました。
自宅から丁度30kmで、2時間ちょっとでつきます。
1時間30分ほど打ち上げ貝拾いをしましたが、狙いのサクラガイは状態の良い
ものは1枚しか拾えませんでした。あとタカラガイ2つ、ツノガイや小さな巻貝
をぼつぼつ拾って時間切れ。今帰ってきました。
貝は全然勉強していないのでこれから図鑑にあたってみようと思います。
残念だったのは、打ち上げられたホンダワラに何か微小貝がついていないか
結構念入りに調べてみたのですが、何も得られなかった事です。
まあ藻屑自体があまりなかったのですけど。浜の清掃の所為か?
>>335 残念でございます。まあ暇を見つけておいでませ。
宮古は仕事のあと無理やりもう1泊したですが、1日じゃ足りませんでした。
ミヤコマドボタルは見たけど撮れなかったし、ツマグロゼミにも
出会えなかったし。うーまた行きたい。
>>336 今の季節じゃ仕方ないですねえ。人多いから打ち上げられてても踏まれたり
すでに拾われたりしてるでしょう。ここんとこ海も静かですし。
秋に海が荒れたあとなら、カバザクラは両殼そろったのがたくさんあります。
今日拾ったのは大きさ3cmと大きいのですが、これがカバザクラですかね?
>>338 前に金魚さんがどっかにアップしてくれたんだけど、消えちゃったみたいですね。
でかいのはオオモモノハナガイだと思います。ほかのカバザクラとかサクラガイ(せいぜい2センチ強)より
ちょっと殼が厚いです。サクラガイは成長線が比較的はっきりしてて、色が濃くて
全体が楕円形っぽいです。
カバザクラは桜色と樺色の2種類あって、どちらも放射状に2本の白線があって、ツヤがあります。
>>339 ありがとうございます。オオモモノハナガイでした。
これから今日の戦利品をじっくり見ていこうと思います。
貝もいいですね。
皆様に、質問があるのですが既出だったら申し訳ないです。
昨日、水族館でホタテを見たのですが、貝の表面の鳥のフン
みたいな模様は何なんでしょうか?
寄生虫なんですかね?
くだらない質問で申し訳ないです。
すごく、気になったものですから。
342 :
クイチ:03/07/21 20:26 ID:Xh4H+kJt
>>342 ありがとうございます!
リンクに行ってみたらカンザシゴカイでした。
すごくすっきりしました。
それにしても、みんな詳しいですね。
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
↑このひと何かあったのか?
346 :
名無虫さん:03/07/26 09:59 ID:anB0CYbl
琵琶湖の固有種なのに。。。
349 :
名無虫さん:03/07/27 13:07 ID:DJ8N7qhH
350 :
金魚:03/08/02 23:10 ID:???
>>348 永らく放置スマソです。ROMは可でしたが書けなかったです。
少なくとも自分は初めて知りましたです。驚きの事実!
貝関係者でも認識してる人は少ないようにも思うです。
タニシの口は削り取り型なのでプランクトンを食べるとすると、
どうやってるのか謎ですよね。
少なくともプランクトンを集めるのは鰓でやるしかないと思うですから、
呼吸しながら鰓で濾した物を粘液で固めて排出した擬糞か、
濾した物を口から摂食した真の糞かを確かめないといけませんが、
二枚貝同様に懸濁物を除去するのことは事実みたいなので、
水環境改善の点で重要な発見(自分が知らんだけかも)と思うです。
351 :
金魚:03/08/02 23:22 ID:???
>>246-347 そのニュースを最初見た時、何故にイケチョー?と思ったですが、
どうやら網に入れたまま川に入れるらしく、まあそれならとも思ったです。
そうじゃないと回収もできないですしね。
リンク先にもあるように現在琵琶湖にはイケチョウは殆どいないです。
周囲の真珠養殖業者の池などには沢山いて、琵琶湖でタマに採れても、
養殖池からの逸出じゃないか?と考えるのが普通みたいな。
他にも霞ヶ浦他なんかに移植されてる方が馴染みだったりとか、
水槽・餌・生き貝の真珠養殖セットの通販モノまであったりです。
不自然な方法ではあるですが、そもそも養殖物のイケチョウだし、
川浄化のPRと真珠のオマケで資金を集めるというのもひとつのアイディアかも。
それで川が綺麗になるとは思えんですが。
自分はタニシでやってもらった方が好感は持てるですけどねぇ。
352 :
クイチ:03/08/02 23:30 ID:???
>>349-350 その実験ってそこに書いてあることだけじゃ何とも言えないんじゃないすか?
その緑水プランクトンの素性(スジョウ)とかもわからないし・・・。
タニシ入れる→水質(酸素消費量とか)変化→プラ死ぬ、とか。
それにしても「擬糞」なんて現象があるんですね。
354 :
名無虫さん:03/08/06 20:31 ID:7Fd80v3f
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貝類に性的魅力を感じるんですがここの人たちは違うんですか?
違う
保守
359 :
名無虫さん:03/09/01 21:56 ID:iIfjX5WU
それほど面白そうでもないが
カタツムリの卵は、産んだ場所から移動させても大丈夫?
∧∧ ┌──────────
( ´ー`) < シラネーヨ
\ < └───/|──────
\.\______//
\ /
∪∪ ̄∪∪
今日釣りに行ったとき霞ヶ浦でイケチョウガイ発見した・・・・
364 :
名無虫さん:03/09/21 17:59 ID:KGrv/Frb
カタツムリって菌とか寄生虫もってますかね?
∧∧ ┌──────────
( ´ー`) < モッテルヨ。ホント。
\ < └───/|──────
\.\______//
\ /
∪∪ ̄∪∪
366 :
名無虫さん:03/09/22 02:51 ID:gdKk4m1v
彼女をカタツムリプレイで責めたいんですが
やっぱ性器にのせるのはマズイですかね?
∧∧ ┌──────────
( ´ー`) < シネヨ
\ < └───/|──────
\.\______//
\ /
∪∪ ̄∪∪
∧∧ ┌──────────
( ´ー`) < シネヨ
\ < └───/|──────
\.\______//
\ /
∪∪ ̄∪∪
大き目の貝殻を集めるのが趣味です。店で購入します。
メキシコアワビ(研磨)
オウムガイ(研磨)
オウムガイ
ヤヨイハルカゼ
ヤヨイハルカゼは30cm強で1.1kgあります。でかいです。
371 :
名無虫さん:03/09/24 16:27 ID:JOkUL4EJ
子供の頃、母親と海で貝殻拾いするのが好きだったなあ。
タカラガイやマクラガイを見つけたら大喜びしてたよ。
図鑑に載ってる綺麗なイモガイや派手な形した巻貝が欲しかったけど
一度も見つけることがないまま大人になってしまった。
…淡い想い出、イイナア
373 :
名無虫さん:03/09/28 04:27 ID:WXZPVHZy
貝は食うのが一番だ。
なんか貝にかぎって、イジメたくなるのよね。
そんで、食う。
374 :
名無虫さん:03/09/28 09:30 ID:mixaCdSW
アワビが泳ぐという話を聞いたんですが・・・
ホタテ、ウミウシ、小型の巻貝なら泳いだり浮いたりしますが、アワビの話ご存じの方います?
375 :
名無虫さん:03/10/17 17:30 ID:/iEkyPUc
>>374 >アワビが泳ぐという話を聞いたんですが・・・
女が泳ぐという事
376 :
なんじゃこりゃ〜〜〜っ!:03/11/07 13:32 ID:/mT61/kQ
377 :
名無虫さん:03/11/08 00:21 ID:MDi3PbqZ
こんなときこそ金魚さんのコメントが欲しいのに!
379 :
名無虫さん:03/11/08 23:38 ID:rtoKkALu
すごい発見だと思うけど一般人は誰も興味持ってないみたいね。
弟(農学部)は絶句してたな。なんせ鉄だからな。
380 :
愛子:03/11/09 00:27 ID:LOzPdQSJ
381 :
名無虫さん:03/11/09 01:35 ID:sBcmgT7X
軟体動物だから珪素系生物って訳じゃないんだよね?
たりめえだろ
ハトの脳に小さな磁鉄鉱が入っていて、磁力感知するとかあったような。
しかし体表に比重大き目の金属化合物を使っているのはやはり珍しいか
(カルシウムならいくらでもいるが)
比較的最近に進化した、というようなことが書かれてるが
どのくらいのスパンなんだろう。
アホ
やっぱ腹足類らしい。
化学合成生物群集で有殻頭足類ならビクーリですよ。
背景が合成なのだが、実はネタということはないよね。
たんなるイメージ図のようなもんでしょ。
雰囲気出すために背景にあの写真を入れただけで。
あの写真が茶色いのは元々の色なのか、それとも深海カメラでは茶色く写るものなのか?
で、あのイカにも鱗に見える部分が鱗ってことでいいんだよね?だとすると
岩に張り付いたりできないんじゃないか?
で、結局腹足類、有殻頭足類どっちなんですか?
(いや、どっちにしろすごい衝撃なんですが)
やぱりあのウロコをわさわささせて泳いだりするのでしょうか?
そんな重りつけて泳がんでしょ
394 :
名無虫さん:03/11/10 02:56 ID:g0PXZFoD
>>391 いや、地上まで引き上げたんだろ?成分分析までしてるし。
それに深海カメラじゃああんなハッキリ写んないだろ。
たぶんあれが素の色じゃないか?
岩に張り付いたりってのはわかんないな。ひっくり返してみたら、
鱗に覆われてない部分があるのかも。
しかし地味な祭だよな・・・
これが、このスレの限界か・・・・
ま、祭りだったのか...?
397 :
名無虫さん:03/11/10 18:57 ID:jGDG39Cx
醤油をかけながらつぼ焼きにして、ウロコをはがして食うわけだ。
もったいねえ!
飼いてえよ!
硫黄臭い水槽になりそうだ
磁石で釣れるのかな?
画像を見ても
頭足類だとしても
(目は退化していて視認できなくても問題ないかとは思うが)
漏斗は見当たらないし、どうやって推進力を得るのか??
やっぱベントスなんでしょ、これ。
合成写真のせいでそう見えるけど、泳ぎ回るわけじゃないよね。
うーん、詳しい生態が知りたいな。
404 :
名無虫さん:03/12/24 19:48 ID:eBSGnUNN
保守age
405 :
名無虫さん:03/12/27 00:12 ID:Ln+z6xgk
今日熱帯魚水槽の中でイシマキガイがたくさん卵を産んでいた。
イシマキガイって淡水では増えないんじゃあなかったっけ?
果たして無事に孵化するものだろうか?
406 :
名無虫さん:04/01/01 20:33 ID:+F7bgX/9
ハマグリの貝の表面についている薄い茶色の膜の取り方
どなたかご存知ないでしょうか?
以前雑誌では1ヶ月程水につけておけばよい、とあったのでやったら
全然取れませんでした(鬱
そのまま剥がそうとしても下の方の幅1cmくらいの幅しか取れず、
ハイターを水で薄めた液に4〜5日つけても、膜の色が抜けただけで
膜自体はこびりついたままでした。スチールウールでこすると傷がつきそうだし。
貝の模様を見比べながら、トランプの神経衰弱みたいに
同じペアを探す遊びをしたいので、なるべく表面は傷つけたくないのですが・・・
たぶん、以下のページのシナハマグリというのだと思います。
市場貝類図鑑 二枚貝 マルスダレガイ科
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/heterodonta/marusudaregai/hamaguri.html
407 :
名無虫さん:04/01/29 12:39 ID:uf1Uhn8r
>>405 イシマキガイの幼生は海水中で育つよ。淡水だと死滅するんじゃないかな。
純淡水で暮らす親でも、幼生は川を流れ下って海の環境で成長する。
即死はしないだろうから、卵のうから出たのを見計らって、海水の濃度を徐々に上げてみては?
ところで、東京湾周辺でイシマキガイが生息する川、誰か知らない?
409 :
405:04/02/05 19:57 ID:rAlKD1pd
>>407 レスサンクスです。
グッピーの水槽なので塩分を入れるわけにはいかないけど、参考になりました。
それと、九州なので東京湾の事は知らなくてスマソです。
カワホトトギス貝って、北アメリカに侵入したそうですけど
どんな貝か知っている方います?
先ずぐぐろう。
412 :
名無虫さん:04/03/13 16:48 ID:D8MYcorf
先日、南の海の浜辺を散歩してました。潮が引いた渚、丁度波打ち際のあたりに
管が点々と出ています。ストローよりやや太い管です。色は茶色、ただコレは
地の色でなく、ゴミや泥がついて出来た色。切ってみると、筋肉の筋みたいな
白い色です。
掘ってみました。肘の上に至る深さまで掘っても本体にたどり着きません。
どんどん回りから砂が落ちてきます。それでもたどり着きません。
やがて、ぶちんと簡単に切れてしまいました。
意外にもろく「イザという時には切ってしまう」そんな感じのする管でした。
吸水と排水を兼ねる1本の管であることは間違いないと思います。
一体、あの先には何が居たのでしょうか?
二枚貝?それともイソメの類?
御存知の方、是非お教えください。
あぼーん
414 :
名無虫さん:04/03/13 22:46 ID:g9n1mfW2
>>410 隅田川の下流を歩いてみ?護岸にびっしり付いている。
(コウロエンカワヒバリガイ:汽水生)
>>412 何かは断定できないけど、寿司でシロミルと呼ぶ、ナミガイかもしれませんね。
415 :
名無虫さん:04/03/13 23:51 ID:wMcwhhVb
>412さん ありがとうございます。ただ、シロミルじゃありません。
シロミルは魚市場で見たことあります。象の足みたいな水管してます。
波打ち際で見つけたのは、ほんと太めのストロー程の延々と下に続く
管なんです。
416 :
名無虫さん:04/03/28 17:57 ID:GV+yQDra
ちょっと質問です。
あさりって10mくらいまでの浅い海底にもぐっているらしいですね。
あさりの砂抜きの常套手段ではひたひたの塩水につけるとよくて,
多すぎるとだめだとか言われてますが,(webで窒息するとか書いてる人もいる)
これって根拠のあるはなしなのでしょうか?
半世紀ぶりに「新種」認定 69歳の発見者、病床で喜び
http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20040329010000361.asp 香川県牟礼町の五剣山で1953年に発見されたカタツムリ「イソムラマイマイ」が
このほど、日本貝類学会誌「ビーナス」に記載され、半世紀を経て正式に新種と認知さ
れた。
高校3年生の時に採取した高松市郷東町の無職礒村貞成さん(69)は自宅で病気療
養中。「長年の夢がかなった」と喜んでいる。
イソムラマイマイは殻の直径約7ミリで、表面にある針のような毛状突起が特徴。広
く分布する表面に突起のないマメマイマイと区別される。
礒村さんが発見した際、日本貝類学会の黒田徳米会長(故人)が「新種」と認定。名
前をとって命名したが、学会誌には載せず、世界的に通用する新種として認められてい
なかった。
これを知った同学会員で善通寺一高(同県善通寺市)教頭の矢野重文さん(52)ら
が、数年前から研究者に調査を依頼するなど奔走し、再調査されて記載にこぎ着けた。
※写真=半世紀ぶりに「新種」と認定されたカタツムリ「イソムラマイマイ」
(共同通信社)
学会誌の名前はせめて「VENUS」ってかいてくれよなあ。
亜種から独立種に格上げになったわけではないのね?
去年だったか、イソムラマイマイの新産地が見つかった記事がヤフーの
生き物なんでも情報に出ていたね。
419 :
名無虫さん:04/04/13 18:29 ID:uxQt3Yf0
県内有数の潮干狩りの漁場として知られる鳴瀬町東名浜で、
アサリをエサにする巻き貝「サキグロタマツメタ」が大繁殖してアサリが全滅状態となり、
浜を管理する鳴瀬町漁協(宇佐美輝男組合長)は12日までに今シーズンの潮干狩りを打ち切った。
潮干狩り客のピークを迎えるゴールデンウイーク目前での「災難」に関係者もショックを受けている。
同漁協によると、潮干狩り解禁となった今月6日、客から「不漁」を訴える苦情が相次いだ。
このため同漁協では9日にアサリを3トン放流して対応したが、
その後、サキグロタマツメタが原因の不漁であることが判明したことから、
今シーズンの潮干狩りを中止することを決めた。
東名浜にはシーズン中1万5千人が訪れ、今年は6月上旬までの漁期を予定していた。
サキグロタマツメタは中国大陸沿岸などに生息する殻高5センチほどの巻き貝で
アサリを主食としている。国内では千葉方面などで大量発生して問題となっている。
東名浜では昨年からサキグロタマツメタが確認され、6月に同漁協は駆除した。
その後10月にアサリの稚貝10トンを放流し、今シーズンを迎えたが、
駆除を逃れたサキグロタマツメタが大量に繁殖してアサリを捕食したとみられるという。
こうした事態を受け、同漁協、県、町は12日に緊急の対策会議を開き、
ボランティアを募集し6月上旬に大規模な駆除を行うことを決めた。
同漁協の仙石和男専務は「これほど大量に発生するとは思わなかった。
駆除しか手立てはない」と話す。
記事の引用元:
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/miyagi/html/kiji02.html
潮干狩りの代わりに
サキグロタマツメタにしたら?
>サキグロタマツメタは中国大陸沿岸などに生息する
やっぱり、ハマグリとかの種苗といっしょに入ってきたのか?
サキグロタマツメタってなんだか嫌な名前ですね。どこがと聞かれても困るけど。
食ってやれ。
425 :
名無虫さん:04/06/01 23:05 ID:Xu/PoinS
age
426 :
名無虫さん:04/06/02 11:29 ID:B3Rb76Ah
先日小学生の子供がプール掃除をしたそうです。
ヤゴやタニシが沢山いて大騒ぎだったという話しの後に
「お父さん、あのタニシってどこから来たんだろう?」
と質問されてしまいました。
「・・・うん、不思議だね・・・<絶句>」
ネットで調べてみたけど、これといった答えは得られません
でした。
子供が学校の先生に聞いてみたら
「誰かが入れたんじゃない?」
と、まあそうかも知れないけどそうじゃないような答えが
返ってきたそうです。
ということで、この迷える親子をどうか救ってください。
>>426 確か水鳥の足に付着した泥と一緒に稚貝が付いてきたかと。
428 :
名無虫さん:04/06/02 23:48 ID:PIyydP66
>>426 サカマキガイもモノアラガイもカワニナも、水の中にいる貝はすべてタニシと呼ばれている可能性がある。
サカマキガイやモノアラガイなら水鳥の足にひっかかった水草に卵が付いていて移動するということはよくあるようで。
429 :
426:04/06/03 12:46 ID:A36NvEUt
>>427,428
ああ、鳥の足かぁ・・・なるほど!
それなら考えられますね。(実はタニシではない可能性含め)
ありがとうございました!
430 :
名無虫さん:04/06/18 01:27 ID:xSjIb9sJ
★<エスカルゴ>世界で唯一養殖に成功 三重・松阪
フランス料理の高級食材「エスカルゴ」。本場では乱獲などで絶滅の危機に陥っているが、
三重県松阪市曲町の三重エスカルゴ開発研究所では、世界で唯一の養殖エスカルゴが
育っている。
世界初の養殖に成功したのが研究所の高瀬俊英代表取締役(59)。本業は鉄工業、
大型建造物の骨組みなどを造っているが、86年にエスカルゴの特集記事を読み、
「養殖に成功すれば、世界の食糧事情の改善に貢献できる」とひらめいた。
しかし、当時は動植物の生態系を破壊する有害動物に指定され、国内持ち込みは禁止。
養殖許可の取り付けに奔走、93年10月に農水省の許可を得て、フランスで保護育成種に
指定されたブルゴーニュ種を育て始めた。
毎年、春と秋に1匹で50〜60個を産卵し、120日で直径4センチに成長する。
この季節は春先のものが大きく育ち、その数約20万匹。たんぱく質やカルシウムが豊富だ。
全国の高級レストランやホテルなどに出荷されるほか、研究所でもオリジナルの料理が
堪能できる。高瀬取締役は「将来は世界中の人に松阪のエスカルゴを食べてもらいたい」と
意気盛んだ。
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040617-00001088-mai-soci
日本でくうエスカルゴはほとんどまずい
432 :
名無虫さん:04/06/24 02:14 ID:TGmkJ9XI
真珠業界は悪徳業者のかたまり
シャコ貝使いまくり
>>432 シャコガイにアコヤやクロチョウガイの外套膜を移植するとか??
異物で排除されそう
434 :
名無虫さん:04/06/24 17:18 ID:+peCHI2j
核にシャコ貝使ってまつ
ワシントン条約違反なのに
436 :
名無虫さん:04/08/14 11:52 ID:aUP1Ylom
age
エスカルゴのエサ欲しいなぁ。
かたつむり飼育しているもんで。
アワビに付着してるムカデみたいな寄生虫知ってるかい?
そろそろここらへんで、
ヒザラガイ、カメの手、フジツボの話しませんか?
440 :
名無虫さん:04/10/05 20:28:42 ID:BzfBhwvR
カメノテとフジツボは軟体動物ではないぞ、節足動物だ。
味噌汁にいれるとそれなりにウマー。
上げてしまった、吊ってくる・・
まあまあ、落ち着いて
じゃあ、ヒザラガイで、
ヒザラガイを食べたことありますか?
アワビと同じくいウマイのですよ〜
つづく
ヒザラガイは固そう。ダシは出るだろうけど。殼は簡単に外れるの?
磯で採るなら、マツバガイが食べでがあっておいしいよね。
場所によっては7,8センチくらいのがいる。
444 :
名無虫さん:04/11/23 19:19:41 ID:lJ4dt749
鹿児島県で採集禁止の種が増えたと聞いたんですが本当でしょうか?
なんかRDBで上のランクのものが軒並み採集禁止とか.
445 :
名無虫さん:04/12/11 23:35:22 ID:n4CABfxP
エゾアワビ
食べられないがウミウシ♥
447 :
名無虫さん:05/02/19 00:51:06 ID:Vu2/XLwa
海菊貝(ウミキクガイ)?拾ったんですけど、これって珍しいものですか?
448 :
名無虫さん:2005/03/23(水) 16:35:48 ID:AR6LFCw2
【社会】アワビ788個を密漁 山へ逃走した4容疑者を逮捕/宮城発
北上町十三浜の海岸 /宮城
県警生活環境課と河北署は22日、石巻市内の無職の4人を
県漁業調整規則違反(禁止期間内の採補、殻長制限違反)の疑いで
逮捕したと発表した。逮捕は21日。4人は▽同市水明南2、
安住康(37)▽同、長屋隆博(23)▽同市渡波、阿部龍治(33)
▽同市大瓜、阿部文昭(23)の各容疑者。
調べでは、4人は20日午後10時〜21日午前1時ごろ、
北上町十三浜の海岸でアワビ788個を密漁した疑い。
うち702個が漁が禁じられている殻の長さが9センチ以下のものだった。
2人が否認しているという。4人はウエットスーツと酸素ボンベを付けて密漁。
地元漁協の監視船が発見して同署に通報、警察官が駆けつけると、
4人は近くの山に逃走した。警察官と地元住民ら約70人で行方を追い、
21日早朝、取り押さえた。
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1111550136/
449 :
名無虫さん:2005/03/23(水) 16:50:20 ID:???
マテ貝も期限付きで禁漁措置
450 :
名無虫さん:2005/03/23(水) 20:32:59 ID:yjM2cKxp
海の石にへばりついてるタニシみたいな貝の名前ってなにかわからないでしょうか?
今知りたくてこまっています.
451 :
名無虫さん:2005/03/25(金) 08:28:43 ID:???
>>450 そういうのはいっぱいあるから難しいかと。
とりあえず丸っこいのではスガイ、クボガイ、クマノコ、イシダダミガイ、
アマオブネあたりを検索してみてください。
違ってたらどう違うのか教えて。
452 :
名無虫さん:2005/04/23(土) 18:32:03 ID:gL5WA02c
福岡でマテ貝が採れるトコってありますか?
453 :
名無虫さん:2005/05/06(金) 21:36:52 ID:???
砂浜あればわりとどこでも
454 :
名無虫さん:2005/06/17(金) 11:44:43 ID:7QTJqoaX
ナイトスクープでやってた20〜30cmの巨大シジミことドブ貝が気になる
455 :
名無虫さん:2005/06/17(金) 23:18:20 ID:9KeelylD
456 :
名無虫さん:2005/07/01(金) 13:41:44 ID:???
ドブガイは標準和名でぃーす
カラスガイと同じ仲間
どれね
458 :
名無虫さん:2005/11/10(木) 17:05:31 ID:???
ハナゴウナ科に外部寄生性の奴が多いと知って感心してたら、
entoconchaは内部寄生生活に入ると貝殻もなくしてほとんど生殖巣だけの姿になってしまうと知って二度びっくり。
節足動物のカニヤドリムシなんかもそうだけど、複雑な体制を持った動物が極端に姿形を変えて内部寄生に移行するとは。
寄生生物の世界は何とも不思議。
459 :
名無虫さん:2005/11/24(木) 15:50:33 ID:0Zzh+F2w
ナミマガシワはうつくすい。
460 :
名無虫さん:2005/11/25(金) 09:43:57 ID:myqvPALm
おおっ、いつのまにかサルベージされてる。
キンイロセトモノガイもうつくしいですよ。小さいけど。
>>458 ヤドリニナなんかが、ヒトデに目立つコブを作ってるのを見ると
それはそれなりに殼を残しておく理由もあるのだろうなあ。
穴開けて卵(幼生?)を放出するためとか。
461 :
名無虫さん:2005/11/25(金) 20:47:30 ID:???
>>460 意味ありげな物ほど「無くてもいいけど有っても困らない」みたいな物だったりするんで油断ならないです。
ところで、バージェス動物群のウィワクシアを環形動物に含めるのが趨勢みたいだけど、
俺にはどうしても無板類にしか見えないんだよなあ…
462 :
名無虫さん:2006/01/18(水) 22:29:24 ID:???
長野県上田市の田んぼには、タニシがいます。…それだけです。
463 :
名無虫さん:2006/02/09(木) 23:19:44 ID:EDGWYJp2
マガキガイ最高イカシテル!
464 :
名無虫さん:2006/02/25(土) 22:36:48 ID:llt13X/Z
謎の巻き貝じわり拡大 野菜荒らす外来種オオクビキレガイ
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news002.html 地中海沿岸部の原産で、日本では一九八八年に北九州市で初めて確認された巻き
貝の一種「オオクビキレガイ」の生息域が広がっている。福岡市や山口県でも見つ
かり、二十年近くで半径約五十キロ圏内に拡大した。畑や庭の花や野菜を食い荒ら
し、土中に卵を産んで繁殖する“厄介者”。大きな被害にはいたっていないが、生
態には謎が多く、九州大総合研究博物館の松隈明彦教授(58)=貝類学=が本格
的な実態調査に乗り出す。
▼北九州→福岡に 九大が実態本格調査
オオクビキレガイは、地中海のほか、カリブ諸島沿岸など温暖な地域に生息する
陸生の貝。大きさ二二ミリ―三五ミリ。寿命は一年半と短いが、年に二度、直径三
ミリほどの卵を数十個単位で産む。
松隈教授や北九州市立自然史・歴史博物館によると、八八年五月、北九州市戸畑
区東大谷の空き地で見つかったのが国内初とされる。その後、九〇年九月に門司区、
九二年三月に山口県宇部市、九六年七月に福岡県宗像市鐘崎、二〇〇四年十月には
福岡市東区で見つかった。北九州市内ではほぼ全域で確認されている。発見場所は
いずれも空き地や畑、民家の庭先で、野菜や花を食べている。(以下略
465 :
ついでにはっとく。:2006/02/25(土) 22:38:36 ID:llt13X/Z
カワヒバリガイ(特定外来生物)異常発生 富岡・大塩湖直近の用水路
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20060214/lcl_____gnm_____000.shtml 県西部県民局は十三日、外来生物法の特定外来生物に指定されている二枚貝「カ
ワヒバリガイ」が、富岡市南後箇の大塩湖直近の用水路で異常発生していると発表
した。下流の藤岡市内でも少量が確認された。大量発生は琵琶湖・淀川水系などに
次いで全国三番目、東日本では初めてという。毒性はないが、生態系に影響し、水
質悪化なども懸念されることから、県と用水路を管理する土地改良区、流域五市町
で緊急駆除対策に乗り出す。(中略)
【カワヒバリガイ】
淡水にすむイガイ科の二枚貝で殻長2−3センチ。原産地は中国。東アジアから
東南アジアにかけて広く分布する。1980年代後半に中国から輸入されたシジミ
に混入し、野外では90年に長良川で初めて確認された。吸虫類の中間宿主で、在
来魚類への魚病被害も確認されている。
466 :
名無虫さん:2006/03/05(日) 12:38:30 ID:nO/vquxw
巻貝の仲間って皆殻が巻いたのしかないわけ?
角貝は微妙に違うんだよね。腹足類じゃないし。
オウムガイだって昔は殻がまっすぐだったんだからねぇ。
467 :
名無虫さん:2006/03/05(日) 13:04:22 ID:3VboBW28
468 :
名無虫さん:2006/03/05(日) 13:32:48 ID:???
>>466 逆に言うと殻が巻いた物が巻貝な訳で。進化の過程で巻く事をやめた巻貝や元々巻いていない巻貝もあるけどね。
ミミズガイ科の様な不定形殻。これはあくまで巻いた祖先から分化したもの。良く見ればちゃんと巻いていた痕跡が残ってる。
他に狭義のカサガイ類の様な単一殻。最近ではむしろこの単一殻型腹足類がいわゆる巻貝の祖形動物と見なされている。
カサガイは体制上巻いていない巻貝と分類されるものの、実際の所は巻いた巻き貝がこれの派生種という事になってしまう。
ややこしいのは巻いた祖先から二次的に巻くのを放棄した広義の笠型貝類もいる事。
469 :
名無虫さん:2006/03/05(日) 14:44:57 ID:???
>>466 ウミウシは巻貝の仲間だが殻がないよ(あるのもいるけど)
で、殻が2枚貝にしか見えないウミウシもいたりする罠…
470 :
名無虫さん:2006/03/05(日) 22:20:54 ID:???
ワシにはヒザラガイがワケワカメですわ
471 :
名無虫さん:2006/03/06(月) 16:28:15 ID:???
>>470 面白いすね、あれ。一見すると「ええ?体節構造がある?」と見えるのが。
ケムシヒザラガイなんてバージェス動物群に混じってても違和感が無さそう。
ハルキエリアからネオピリナに繋がってトントン拍子でヒザラガイまで行くのかと思ったらそうでもないようで。
ウィワクシアに寄り道してみたり、実は多板類と単板類はあんまり似てなかったり。
一応多板類は他の全ての軟体動物の姉妹群、更にその姉妹群に無板類って事になってるらしいんで、
単板類の方が全ての貝類と頭足類に縁が近い理屈になりますが、それにしちゃ、あの器官の反復構造は妙。
無板類にも多板類にも反復構造なんて無いのにねえ。
472 :
名無虫さん:2006/03/06(月) 19:20:50 ID:???
無板類とかまでいくとケハダウミヒモとか、体長が大きかったらかなり変だ
473 :
名無虫さん:2006/03/06(月) 21:00:09 ID:ckDuDXWl
いや、フューチャーイズワイルドを見て未来生物に興味を持ったんだけど、
その中にアザラシ大に進化したウミウシがいたの。
同じように腹足類が進化する場合、殻に篭れなくなった代わりに前半身がアザラシのようになり、
後半分が節に分かれた殻で包まれて、それをくねらせて泳ぐって考えたんだけど、
もし殻が巻いたままだったらこういう進化はありえんなって思って。
それとも、巻貝の殻がまっすぐになる可能性ってあるのかね。
474 :
名無虫さん:2006/03/07(火) 00:50:50 ID:???
475 :
名無虫さん:2006/03/10(金) 20:16:40 ID:???
マガキガイ
動きが巻貝じゃない。鼻の動きが素早すぎる。移動も這うというよりジャンプしてる感じだ
目つきも怪しい。何者だこいつ
476 :
名無虫さん:2006/03/10(金) 22:29:47 ID:???
おまけにヘタに触ると怪我するしな。
477 :
名無虫さん:2006/03/24(金) 02:52:04 ID:???
俺ジャンボタニシ嫌い
というかあの卵が大ッ嫌い!!!!!!11
正しい和名はスクミリンゴガイだっけ?
478 :
名無虫さん:2006/03/24(金) 22:16:42 ID:???
寄生虫持ってるが
よく火を通して食うとサザエ並みにうまいそうだ
もともと食用だしな。
479 :
名無虫さん:2006/03/25(土) 00:41:33 ID:???
だが、きれいな水にいたものでないと
ドブ臭くて食えないらしい
平野の水田にいるやつなんか食えないだろうな
480 :
名無虫さん:2006/03/25(土) 15:13:22 ID:???
水田てわりときれいくない?
ホウネンエビがいるようなのに限るけど
481 :
名無虫さん:2006/03/25(土) 19:19:31 ID:???
>>480 食用にするなら餌の段階から管理しないと。水だけ綺麗にしても駄目。
エスカルゴだってその辺の草を食べさせてる訳じゃないから美味しい。
482 :
名無虫さん:2006/03/31(金) 00:17:40 ID:ZL5z13PZ
483 :
名無虫さん:2006/03/31(金) 00:30:58 ID:???
484 :
名無虫さん:2006/04/03(月) 16:04:08 ID:???
巨大イカスレから甜菜
>683 名前:679 メェル:sage 投稿日:2006/04/03(月) 00:45:34 ID:???
> 丁度、江ノ島にロケハン仕事があったので、ついでに行ってきました。
> 館内はflashを焚かなければ撮影可でしたので、補正した写真をうp↓
>
ttp://kjm.kir.jp/pc/?p=21806.jpg >
> ・・・・・昨日の夕方の時点で、予想通り死にかけ orz
> ピクリとも動かず。多分、今日はもう御臨終してると思う。
>
> で、もっとデッカイもんだと思っていたら、全長15cm位。死にかけで縮んでいたのもあるけど、以外に小さい。
> 丸まっていたのと、真っ暗なのとでフィラメントは確認できず。
> 幼体だとは思うけれど、親子で変わるというヒレの位置も、触腕にあるツメもよく見えず。
> ましては青いと言われている目なんかどこにあるかも不明。
> 発光器も光っていなかったのであるいはすでに、死亡してたかも。
> でも、この目で見られたのが、なによりうれしかったです。
>
> で、ついでにウワサの鉄の鎧を持つ巻貝↓
>
ttp://kjm.kir.jp/pc/?p=21805.jpg > こっちは、標本だけど生きているときの写真と違ってなんか光沢が無い。
> 赤っぽいところを見ると、本当にサビているんじゃないかと推測。スゲー。
485 :
名無虫さん:2006/04/04(火) 02:25:11 ID:7n2tJaKP
セタシジミ復活へ 漁獲制限 滋賀県が計画
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006040200011&genre=H1&area=S00 かつては身近な貝だったが、今はほとんど採れなくなった琵琶湖の固有種「セタ
シジミ」を復活させるため、滋賀県は本年度から、漁獲対象を現在の殻の直径15
ミリ以上から段階的に22ミリ以上に引き上げ、稚貝の放流量を増やす計画を進め
ている。 「15年後に、1970年代並みの年間約1000トンの漁獲を目指す」
としている。
セタシジミは、直径15ミリに成長してから産卵を始め、産卵量は殻の大きさに
比例する。このため、県漁業協同組合連合会とも協議して、漁獲対象を2012年
度をめどに直径22ミリ以上に引き上げ、産卵量を増やすことにしている。 また、
年間30−23億個で推移していた稚貝の放流量を、本年度から6年間は年間35
億個に増やす。
セタシジミは昔から、彦根市沖や草津市沖などで多く採れ、家庭では、みそ汁や
炊き込みご飯にして食べていた。漁獲量は57年に6072トンあったが、60年
代以降は田畑から湖に除草剤が流れ込んだり、護岸工事で湖への砂利の流入が減る
などして、生息環境が悪化し、2004年にはわずか165トンに落ち込んだ。県
水産課は「スーパーで手軽に買えるように漁獲量を増やし、県民の食卓に行き渡る
ようにしたい」としている。
486 :
名無虫さん:2006/04/05(水) 14:25:08 ID:???
サザエのふたは
あたらしくはえてきますか?
487 :
名無虫さん:2006/04/09(日) 18:30:52 ID:???
くるんじゃね?
でもムチャクチャ時間かかりそう
再生し終わる前に死んだりして
488 :
名無虫さん:2006/04/29(土) 12:47:01 ID:tkLIVwyy
ホームセンターの熱帯魚コーナーにいるマガキガイと目が合った。
確かに怪しい目つき。気に入った。
489 :
名無虫さん:2006/04/29(土) 12:47:45 ID:???
あげちゃった…
スマソ。吊ってくる
490 :
名無虫さん:2006/05/04(木) 13:46:52 ID:???
もうカタツムリが出てきてるとこってある?
まださすがに早すぎるかな?
491 :
名無虫さん:2006/05/05(金) 17:28:40 ID:???
千葉ですが普通にいますよ。>ミスジマイマイ
492 :
名無虫さん:2006/05/06(土) 17:26:22 ID:???
スレ読んでたらアサリとかハマグリ食いたくなった
493 :
名無虫さん:2006/05/07(日) 15:21:07 ID:???
マテ貝が面白い
494 :
名無虫さん:2006/05/08(月) 09:49:29 ID:???
人や動物等に害をなす貝ってなんかあります?
495 :
名無虫さん:2006/05/08(月) 16:22:04 ID:???
イモ貝 死人出る。
496 :
名無虫さん:2006/05/09(火) 14:40:44 ID:???
秘貝 金がかかる。
497 :
名無しの貝:2006/05/09(火) 23:48:20 ID:X3BVPUZN
糸掛貝。潰すと臭い。部屋中臭う。
498 :
肉食トリケラトプス:2006/05/11(木) 21:40:14 ID:C4XweoY0
イモ貝を銛で刺したことあるヤツ挙手 ノ
499 :
名無虫さん:2006/05/23(火) 02:14:58 ID:Axgy616v
この前、谷津田の隅の岩盤で植物探してたら真下の小川にマツカサガイがいたので
引き上げてみたらきちんと生きてた。
500 :
名無虫さん:2006/05/29(月) 03:11:06 ID:/+AOI8BP
岐阜県大垣市、杭瀬川と支流の奥川で琵琶湖産のカワニナを購入し放流
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060528-00000016-maip-soci ホタルの餌 「カワニナ」を放流 岐阜
岐阜県大垣市南市橋町の杭瀬川と支流の奥川で27日、地元の子どもたちが
ホタルの餌「カワニナ」を放流した。市がホタルの飛び交う美しい自然環境を
守ろうと、琵琶湖産のカワニナを購入し、地元の団体などに依頼して放流して
いる恒例行事。
この日は、「南市橋杭瀬川のホタルを守る会」(山田五男会長)の会員や子
どもたち約40人が参加。山田会長が「ホタルは水環境のシンボル。たくさん
のホタルが育つようにカワニナを放流してください」とあいさつした後、大人
と子ども3〜4人ずつに分かれて上流から約1キロ下流までの間で80キロを
放流。子どもたちは、2〜3センチのカワニナを小さなバケツに入れ、元気に
川に投げたり、手に取ってそっと放流するなど楽しそうだった。
南市橋地区では52、53年ごろまでは源氏ホタルが乱舞したが、生活廃水
などで姿を消した。このため、地区ぐるみで74年に同会を結成。農薬散布の
自粛を呼びかけたり河川の清掃、草刈り、乱獲防止のパチロールなどホタル保
護に努めている。今ではホタルが乱舞し、多くの市民が見に訪れている。
山田会長は「今年は寒暖の差が大きく、例年より1週間ほど遅れているが、
26日の夜には約50匹が確認された。今年は1カ月くらい楽しめるのでは。
来月初めの土・日曜日が一番の見ごろ」と話した。【子林光和】
(毎日新聞) - 5月28日17時13分更新
501 :
名無虫さん:2006/06/27(火) 14:38:56 ID:gHxtZcCX
空の貝に海草が付着しているのはなぜですか?
502 :
名無虫さん:2006/06/30(金) 21:31:01 ID:???
硬いものに付着したらたまたま空の貝だった、ってだけだとオモウ
503 :
名無虫さん:2006/08/29(火) 21:50:44 ID:XbkKo4Bu
教えて下さい!
佐賀のクリーク(軟泥底)にマングローブシジミに迫る様なシジミがいるんだけど…種類は何よ?
殻長約8cmを確認!
大型は黒っぽい感じに微かな黄色のライン、比較的小型の物はオリーブ色が多いです!
よろしく!
504 :
名無虫さん:2006/08/29(火) 22:27:50 ID:???
505 :
名無虫さん:2006/08/31(木) 02:10:11 ID:PQqiD0l0
age
506 :
名無虫さん:2006/09/01(金) 16:21:54 ID:???
サルボガイについて調べているのですが
門、綱、目、科などの情報がわかる人はいませんか?
資料が少なくて、困っているんです……
507 :
名無虫さん:2006/09/06(水) 11:22:22 ID:CcYDFa4C
508 :
名無虫さん:2006/09/07(木) 03:16:10 ID:???
>>506 標準和名「サルボウ」でぐぐると出てくるが
あんたがサルボガイと呼んでいるものがそれであるかはわからない。
509 :
名無虫さん:2006/09/09(土) 08:21:42 ID:???
サルボガイ【salvo-guy】 脊索動物門 哺乳綱 霊長目 ヒト科
[生態]恐慌状態を来すと、照準・目標確認・効果確認をせずに手持ちの弾薬が無くなるまで乱射を行う。
1965〜1975年ベトナムに棲息。北米原産移入種。
510 :
名無虫さん:2006/09/19(火) 01:47:29 ID:???
該当スレが見つからなかったので、こちらで質問させてください。
半月ほど前に、2cm位のかたつむりを見つけて、子どもが飼っています。
キャベツ、人参などを与えているのですが
しばらくケースの掃除をしないことがあり、2回ほど餌の一部を腐らせてしまいました。
今日、からを見てみると、出口付近が濃い半透明の茶色で
この部分が育ったのかと思いましたが
殻から出てこず、動きもなんだか緩慢で元気がありません。
以前は殻をひっくり返して霧を吹くと、ぐに〜と伸びてきたのに
今日は全く反応せず。
慌てて飼育サイトを検索してみたのですが
餌を腐らせてはいけないという事と、殻を作る為の卵の殻を入れるという事を知りました。
今からでも、かたつむりを元気にすることが出来ますか?
とりあえず、容器を洗って餌を新鮮な物に換え、卵の殻(水で洗ってねばねばはとってある)を入れてあります。
511 :
名無虫さん:2006/09/19(火) 18:35:36 ID:???
半月ならあんまり心配いらないんじゃないかな。
不適切な環境だと休眠することはあるらしいけど。
清潔を保つ事と湿度を上げすぎない、この2点を守れば
あんまり神経質にならなくてもいいと思うよ〜。
よく飼育サイト読んで大事にしてあげてくださいね。
今どのくらいの大きさか分からないけれど、2年くらい生きるそうです。
512 :
名無虫さん:2006/09/20(水) 02:42:30 ID:???
ありがとうございます;
乾いているのが悪いのかと、たくさん水をやりすぎるのもいけないのですね。
今日見たら、両目を長く伸ばしながら、気持ちよさげに動いていました。
まだちびちびなので、もう1年位は生きるでしょうか;
自分が子供の頃、腐葉土の中から、やけに白く15cm位の大きなかたつむりを発見したことがあるので
(生きていて気持ち悪かったのでそのまま捨ててきた)
環境がよければ、皆それくらいまで(5~10年)生きるのかと思っていました。
大切に育てますね。有難うございました
513 :
名無虫さん:2006/10/13(金) 05:35:02 ID:PH5BmB9r
メノウアフリカマイマイか?
514 :
名無虫さん:2006/12/23(土) 00:51:59 ID:???
オキニシ科の貝を生体で大量に手に入れるにはどうしたら良いですか。
築地市場行ってミヤコボラとか探してるけど滅多に見ない。('・ω・`)
515 :
名無虫さん:2006/12/25(月) 12:19:46 ID:???
漁港行ってイセエビ漁やってる漁師さんに頼んでおけば
オオナルトボラなんかはすぐ手に入ると思うけど。大量となるとどうかな。
516 :
名無虫さん:2006/12/26(火) 12:53:37 ID:???
517 :
名無虫さん:2007/02/08(木) 01:09:34 ID:qd/MzqoC
外来巻き貝「コモチカワツボ」、神奈川の河川で大繁殖
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070206i508.htm 繁殖力が極めて強い外来種の巻き貝「コモチカワツボ」が、神奈川県内の河川で
繁殖していることが、同県環境科学センターの調査で確認された。
ホタルの幼虫がエサとする在来種「カワニナ」にそっくりで、ホタル繁殖用とし
て業者が販売したり、カワニナに紛れ込んでいた可能性も指摘される。センターは
「全国で生態系が乱される恐れがある」としており、調査結果は3月に松山市で開
かれる日本生態学会で報告される。(以下略)
518 :
名無虫さん:2007/02/16(金) 01:01:07 ID:RD6+f2z0
イモガイの毒矢って体内で作られて何発でも撃てるんですか?
519 :
名無虫さん:2007/02/16(金) 04:33:24 ID:???
イモガイの毒矢って体内で作られて何発でも撃てるんですよ
520 :
名無虫さん:2007/02/16(金) 13:49:42 ID:b9aV0fCj
イモガイの生体を手に入れたいんですけど、売ってるトコ知りませんか?
飼育して毒矢を生産したい。
521 :
名無虫さん:2007/03/13(火) 21:47:42 ID:???
普通に毒矢を作るのではなく、イモガイの毒矢がいいのですか?
522 :
名無虫さん:2007/05/31(木) 00:48:24 ID:nFv6Z1An
オナジまいまいの左巻きがいると聞いたのですが見たことあるかたいらっしゃいますか?
逆巻きコレクターです.
523 :
名無虫さん:2007/05/31(木) 21:24:03 ID:nFv6Z1An
逆まきの貝殻はよくあるけど,
生きてるのはなかなかないなぁ
524 :
名無虫さん:2007/06/12(火) 17:10:09 ID:2obQADDZ
イケチョウ貝:お城の堀浄化、真珠養殖 来月に“一石二鳥”作戦−−大和郡
山 /奈良
◇昨年試験的投入、生息環境を確認
大和郡山市の職員15人でつくる「市お城ボランティア」は6月16日、郡山城の堀の水質を浄化するた
め、真珠養殖に用いるイケチョウ貝を掘に入れる。イケチョウ貝の投入は、昨年に続き2回目。今年は貝
の中に真珠の核を入れ、真珠養殖もスタートする。市職員らは「郡山の財産である郡山城のアピールにつ
ながれば」と話している。
イケチョウ貝は、植物性プランクトンのケイ藻やその死骸を食べる。その性質を利用して濁った堀を浄化
しようとする試み。大阪市の道頓堀川などでも実施され、注目されている。
昨年、試験的に300個投入したところ、9割以上が順調に成長。十分生息できる環境が確認された。今
年は、約350個を投入予定。そのうち150〜200個には、真珠の核を入れる。
同団体は、最終的に堀のイケチョウ貝を2000個まで増やす予定。真珠が出来上がるには2〜3年か
かる。将来は貝の管理などにオーナー制度を利用する方針。【高橋恵子】
毎日新聞 2007年5月25日
ttp://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/archive/news/2007/05/25/20070525ddlk29040624000c.html
525 :
名無虫さん:2007/06/12(火) 22:36:01 ID:i9vs/is3
526 :
名無虫さん:2007/06/19(火) 23:41:19 ID:fFTRdB2/
527 :
名無虫さん:2007/06/24(日) 15:17:55 ID:???
528 :
名無虫さん:2007/07/10(火) 15:41:48 ID:???
カイヤドリウミグモってのが木更津のアサリをダメにしてるそうだが
そいつら何者だ?
529 :
名無虫さん:2007/07/14(土) 18:15:47 ID:???
530 :
潮干が利っ子:2007/07/16(月) 21:51:10 ID:nqdcr59b
今日、潮干狩ってみたら、あさりを変形させた様なミョーな貝を発見したんです。
何者なのか全くわかんなくて、図鑑で調べたら『オオベッコウキララガイ』にそっくり。
これって食べられるんですか?だとしたらどんな調理法がお薦めですか?
詳しい方、教えてくださ〜い。
531 :
名無虫さん:2007/07/24(火) 20:49:27 ID:EK431ZHB
フジノハナガイを捕獲しました。
食用として可能でしょうか?
532 :
名無虫さん:2007/07/31(火) 20:44:32 ID:snybVJZA
533 :
名無虫さん:2007/07/31(火) 22:34:39 ID:???
534 :
510:2007/08/04(土) 21:48:39 ID:???
http://mbup.net/d/28860.jpg http://mbup.net/d/28859.jpg ちょっと前にカタツムリの件でご相談した510です。
2cm位だったちびちびカタツムリが、無事成長して
カラのはしがくるりとまくりあがる(成貝?)にまでなりました。
たまたま近所に大きなカタツムリがいたので
結婚させようと初夏につれてきたのですが
暫くお互いに冠を出すものの、タイミングが合わないようで
卵を産むまではいきませんでした。
先ほど、子供が「おかあさん!カタツムリが変!」と言うので
見に行きましたら、頭の側部が白く固まりが出来ていて
そこからにゅ〜っと伸びて、お互いに繋がっていました。
これは交接?なんでしょうか。
この後、卵を産むまで注意する点がありましたら
(乾燥させない等の他に)後矜持頂けますでしょうか。
宜しくお願い致します。
535 :
名無虫さん:2007/08/09(木) 19:58:21 ID:zeXF3jMq
536 :
名無虫さん:2007/09/09(日) 22:39:01 ID:uu0AjX9H
私は貝になりたい
537 :
名無虫さん:2007/09/14(金) 12:45:24 ID:???
538 :
名無虫さん:2007/09/14(金) 12:47:23 ID:???
近海の貝類を調べるのに良さそうな図鑑って何かありますか?
●寿司ネタ図鑑。
540 :
名無虫さん:2007/09/25(火) 07:39:28 ID:???
>>538 学研のフィールドベスト図鑑日本の貝1、2
541 :
名無虫さん:2007/09/29(土) 02:32:14 ID:cBB+yTK1
age
542 :
名無虫さん:2007/09/29(土) 02:36:15 ID:???
>>538 日本近海産貝類図鑑
奥谷 喬司 (著)
ハードカバー: 1221ページ
出版社: 東海大学出版会
ISBN-10: 4486014065
ISBN-13: 978-4486014065
発売日: 2001/01
543 :
名無虫さん:2007/10/12(金) 06:36:33 ID:vkHSSwYB
昨日、黄金伝説でキバウミニナと馬鹿でかいシジミ(名前失念)が紹介されてたよ
キバウミニナ、雨の日のアフリカマイマイの如く群れ過ぎでちょっと怖かった…
そういや、アフリカマイマイって仲間の死骸も食うよね?
道路に出て車に潰されたのを食べるために他のマイマイが群がって、そこを更に車が通って…という惨事が、雨が降るたんびに繰り返されてて、慣れるまでかなりキツかった…
544 :
名無虫さん:2007/11/01(木) 22:42:03 ID:xVQldfff
545 :
名無虫さん:2007/11/02(金) 02:18:20 ID:???
肉をはがした奴すごい勇気あるなあ
たとえ仕事でもつらい作業だと思う
546 :
名無虫さん:2007/11/02(金) 12:31:29 ID:RGE7eMCL
江戸前鮨の職人も、辛い作業をしているんだろうね。
同サイズのハマグリでも、10年や20年は生きているはずだから。
547 :
名無虫さん:2007/11/02(金) 13:31:02 ID:???
548 :
名無虫さん:2007/11/13(火) 08:26:54 ID:fqQjHQnJ
549 :
名無虫さん:2007/11/13(火) 23:05:21 ID:fqQjHQnJ
550 :
名無虫さん:2007/11/14(水) 15:56:22 ID:ITezz3hS
551 :
名無虫さん:2007/11/14(水) 18:59:49 ID:I5TOs7r7
552 :
名無虫さん:2007/11/15(木) 02:14:22 ID:???
553 :
名無虫さん:2007/12/29(土) 22:54:51 ID:5/szu9EW
554 :
名無虫さん:2008/03/05(水) 01:55:32 ID:E2EpxQQb
555 :
名無虫さん:2008/03/06(木) 23:03:24 ID:pybFropk
桜貝の貝殻拾えるところ何方か知りませんか?
出来れば茨城千葉あたりで。
556 :
名無虫さん:2008/03/21(金) 18:11:17 ID:yA63dB3d
557 :
名無虫さん:2008/05/26(月) 03:31:17 ID:???
シャミセン貝って喰えるの?
558 :
名無虫さん:2008/06/10(火) 18:39:37 ID:???
>557
有明海沿岸で食用にされる「めかじゃ」はミドリシャミセンガイだす。
559 :
名無虫さん:2008/06/17(火) 10:07:27 ID:???
シャミセンガイは言うほど美味くない、カメノテの方がまし。
カタツムリの産卵は枯れて軽い木の枝を入れておくと下に卵は生む。
桜貝はもう少し南下して太平洋岸の浜なら案外有る。
割と普通な板で好感が持てて書き込んでみた。
560 :
みい:2008/06/17(火) 15:11:56 ID:NENvPZDx
イボニシ貝のなどのアクキ貝を調べているのですが
鰓下線(さいかせん)ってどんな貝の体の中でどんな機能をするのでしょうか
生殖線ではないのですよね。
教えてください。
561 :
名無虫さん:2008/06/17(火) 17:21:36 ID:???
>>560 腹足類ならあるんじゃないかと思うけど。ないのもいるんかね?陸棲のは退化してる?
機能的には粘液を分泌して外套腔内に入った異物を排出し易くするもんだろうけど、
種によっては分泌液に毒性があったり硫化物を含んだりしてるそうだから、
そういうのは副次的に外敵の忌避にも利用してるんじゃなかろうか。
562 :
名無虫さん:2008/06/20(金) 19:02:15 ID:???
563 :
名無虫さん:2008/07/09(水) 22:33:11 ID:9/BISrHW
やべえ気づいたら右も左もチャコウラナメしかおらん
在来ナメクジはマジで追いやられてんの・・・・?
鬱蒼とした古い場所だとたまに見るけど、タンポポ戦争をリアルで見てる気分で怖い
しかし昔はキモくてたまんなかったのに今見ると
ゆったりした動きといい、丸顔といい、かわええな〜在来ナメ(*´∀`)
チャコウラのせかせかした細顔ばっか見ていたもんで
564 :
名無虫さん:2008/08/04(月) 14:45:58 ID:/I+PnuyW
二枚貝に歯舌ってあるんですか?
565 :
名無虫さん:2008/08/04(月) 22:50:09 ID:205ymk+q
[sage]あ
566 :
名無虫さん:2008/11/03(月) 23:35:00 ID:os8rcFfA
567 :
名無虫さん:2008/11/15(土) 17:33:38 ID:SL0XcR66
サイエンスZERO「生態系の“つながり”に迫る」
2008/11/15 24:00〜24:45 NHK教育
2008/11/19 27:10〜27:55 NHK BS2
2008/11/21 19:00〜19:45 NHK教育
▽生物の体に含まれる炭素と窒素を調べることで、生態系の“つながり”の
構図が明らかになってきた。「食う、食われる」という食物連鎖の実態を把
握する研究最前線に迫る。
生態系のつながり・食物連鎖の実態は、これまで謎に包まれていた。しか
し、生体に含まれる炭素や窒素の同位体の割合を調べる方法で、その実像が
具体的になってきた。干潟のシジミが陸地の植物由来の有機物を多く食べ、
陸と海とをつなぐフィルターの役目を果たしていることや、琵琶湖で独特な
生態系がはぐくまれていることなどが示唆された。森とサケの不思議な関係
も見えてきた。食物連鎖の実像を解明する研究の最前線に迫る。
http://www.nhk.or.jp/zero/ http://tv.yahoo.co.jp/program/264/?date=20081115&stime=2400&ch=8208
568 :
名無虫さん:2008/11/16(日) 00:35:30 ID:???
>>564 ないよ。化石種でもそういうのはみつかってない。
貝殻動物亜門の中でも二枚貝綱その他の系統とおそらくかなり初期段階で分かれてる、
というのが現在有力な説。おまけに分子系統学では二枚貝自体が単系統じゃない可能性も強い。
同じく他の系統から離れてる単板綱には歯舌がある所を見ると二枚貝の歯舌は二次的に退化したんだろうが、
それがいつの時点で起きたかは全くわかっていない。細菌化石が見つかってる事を考えれば、
二枚貝化石の中から歯舌がみつかるのはそんなに難しい事じゃないはずなんだけどね。
569 :
名無虫さん:2008/11/23(日) 22:44:20 ID:???
アフリカマイマイ
570 :
名無虫さん:2009/02/01(日) 00:24:31 ID:2bcq4jYl
海外にいる貝を輸入することはできますか?
571 :
名無虫さん:2009/02/06(金) 02:13:23 ID:YqoGqWJs
アカニシって冬はどこにいるの?
572 :
名無虫さん:2009/02/13(金) 15:39:51 ID:XwSU2Yvy
かたつむりはちんぽをはめてあいてがなかまかはんだんするって
びっくり
写真見ただけではわからんソープ上のようだ
はめてみてkりゃちがうよ
573 :
名無虫さん:2009/02/15(日) 21:53:27 ID:Ri1KQtSJ
ドブガイ、水質浄化に一役 人工繁殖成功へ一歩 県環境科学国際センター
http://www.saitama-np.co.jp/news02/08/07x.html ◇メダカにも寄生
メスは体内で卵をふ化させ、カスタネットのような形をした「グロキジウ
ム幼生」と呼ばれる体長〇・一ミリの個体を放出する。実験では幼生がメダ
カのひれなどに寄生、体液を吸い栄養を取り込むことを確認した。田中仁志
専門研究員(41)は「繁殖力の高いメダカが宿主なら、いつでも供給でき
る」と説明する。
574 :
名無虫さん:2009/02/18(水) 07:28:13 ID:LmPZEy7w
>>568 ツノガイには歯舌があるね。
でも吻殻綱はどうだったんだろうか。
二枚貝と吻殻の祖先段階で歯がなくなったんじゃないか?
575 :
名無虫さん:2009/03/08(日) 21:28:50 ID:Nq1SWsyP
>繁殖力の高いメダカが宿主なら
メダカは激減してるはずなんだが。
材木座いてきたけど、最近オオシイノミが増えたね。
576 :
名無虫さん:2009/04/04(土) 00:55:27 ID:JDo59nSw
577 :
名無虫さん:2009/04/04(土) 01:07:48 ID:JDo59nSw
578 :
名無虫さん:2009/04/04(土) 14:39:12 ID:41RFpLp9
579 :
名無虫さん:2009/04/11(土) 19:52:11 ID:???
意外に新しい貝なんだな・・・・
580 :
名無虫さん:2009/04/24(金) 18:37:07 ID:???
581 :
名無虫さん:2009/05/22(金) 22:42:57 ID:???
東播磨・ため池 水質浄化・真珠づくり事業終了 養殖貝生存率1.2%
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hyogo/news/20090508-OYT8T01212.htm 東播磨のため池で、加古川や稲美など5市町の住民らが二枚貝を使い、水質浄化と真珠づくりを目指して2006年秋にスタートした「いなみ野パールプロジェクト」が今月、終了した。
養殖したドブガイ500個のうち、生きのびたのはわずか1・2%の6個。参加者は「池の現状を、身をもって知らせてくれた」と感謝し、「残してくれた真珠を、環境を守る活動のシンボルに」と話している。
稲美町加古の「加古大池」(49ヘクタール)など計8か所で養殖した貝のうち、生き残ったのは加古川市志方町永室の「皿池」(0・7ヘクタール)の6個。
プロジェクトを発案した市在住の作家玉岡かおるさん(52)らが貝を開け、薄いピンクや白の真珠14個(直径0・5〜1センチ)を取り出した。真珠は今後、活動を振り返る写真パネルと合わせて地元で展示する。
ドブガイは大阪・ミナミの道頓堀のイケチョウガイ同様、一日に、ドラム缶約1本分(200リットル)の水を浄化しながら真珠をつくるとされ、住民らは06年11月、500個を放流。昨年3月末には、事務局の東播磨県民局が257個の成育を確認していた。
しかし、水草が茂り、日差しを遮って植物プランクトンの光合成が低調だったため、酸欠で死ぬ貝が増加。昨年10〜11月に予定していた水揚げを延期していた。
山からの水が流れ込む皿池はヘドロが少なく、生育環境に恵まれていたという。
県民局の担当者は「生活排水が多い池では、予想以上の富栄養化で貝が生きられない環境だったのかも」と話し、今後、周辺の住民にホームページや広報紙で生活排水の現状や対策を呼びかけていくとしている。
玉岡さんは「改めて、池の水質を改善するという目標ができた。養殖を通じて高まった関心を、これからの活動につなげていきたい」と意気込んでいる。
(2009年5月9日 読売新聞)
582 :
名無虫さん:2009/06/22(月) 20:47:07 ID:4isyP1LC
ググってもよく分かりませんでしたので、初歩的なことと思いますがお尋ねします。
カラスガイのことを調べていて出てきた言葉ですが、「擬主歯」「後側歯」はそれぞれ何と読むのでしょうか。
「ぎしゅし」「こうそくし」でいいのでしょうか。
宜しくお願い致します。
583 :
名無虫さん:2009/06/23(火) 00:34:56 ID:X7pz3g9f
海苔養殖に使う『色落ち防止剤』は、二枚貝に大打撃を与えるの?
今まで、ツメタガイによるアサリの食害はあったけど、養殖海苔の色落ちが深刻になり
いろんな薬剤を使用してから、瀬戸貝・アサリ・ウチムラサキは全滅したよ。
イワガキやタイラギの大きいのも居なくなった。
エロい人、教えて
@世界の中心
584 :
名無虫さん:2009/07/02(木) 09:57:16 ID:???
影響はないとは言い切れないんじゃないかなー。
察するに瀬戸内方面でつか?
585 :
名無虫さん:2009/07/04(土) 12:45:54 ID:???
586 :
名無虫さん:2009/07/04(土) 18:00:59 ID:???
>>583 干拓事業で大問題の某湾の事なら中々思った事が言えない状況の様だね。
海苔漁師は全てを干拓事業のせいにしたい様だし、市民環境団体の皆さんは反権力闘争が第一。
貝漁師は経験で干拓事業開始前から不漁が始まったと感じてるが、地元の手前あまりおおっぴらに言えない。
養殖網を酢酸・クエン酸に浸漬するのは海苔養殖では常識の様だが、
使い残しを中和せずに海に捨てるという事が日常的に行われている様だ。
稚貝に酢酸をぶっかければどうなるかは実験するまでもないだろう。
某湾の海苔色落ち現象が特定珪藻類の繁殖による栄養不足を原因として起こる事は推定されてるが、
なぜ珪藻が異常繁殖するかは過度な水質悪化の問題もあるが、珪藻捕食者の貝が死滅したせいでもあるだろう。
だから海苔漁師は栄養不足を補う為に窒素肥料を海に撒く。更に珪藻は繁殖し底生生物は死ぬ。
元々海苔は澄んだ水では色付かない。海域によっては廃水浄化が進んだのが色落ちの原因とする見方もあるぐらいだ。
適度に汚れてなおかつ珪藻捕食者が豊富に生息する、これが海苔の理想環境だろう。
イメージダウンを嫌って海苔業者はあまり認めたがらないが。
海流の変化、排水、生態系崩壊、全てがこの現象を生んだんだろう。
干拓事業もそれを加速させた原因の一つだろうが、海苔漁の薬漬け効率化も原因だろう。
利害の綱引きと政治的闘争が真相究明を妨げている。
587 :
名無虫さん:2009/07/04(土) 21:43:22 ID:???
>585
ヤツシロガイかな。
サンゴ礁だったら他にも似たようなやつがいるけど一応。
588 :
名無虫さん:2009/07/05(日) 04:31:54 ID:???
589 :
585:2009/07/05(日) 10:02:48 ID:???
590 :
名無虫さん:2009/07/17(金) 23:00:44 ID:???
二枚貝が多系統って本当ですか?
591 :
名無虫さん:2009/07/17(金) 23:32:14 ID:???
さあ? 本当かどうかは知りません。科学って常に暫定ですから。
ごく近年でも門レベルで移動した生物がいるのが生物学ですから。
592 :
名無虫さん:2009/10/27(火) 20:08:49 ID:d9EjzxoB
593 :
名無虫さん:2009/10/30(金) 18:39:17 ID:???
九州本土在住だが、ある方に陸貝のデジカメ画像見せられて
これはキセルガイの仲間、これはケマイマイの仲間…とか言ってた。
先方「じゃあこれは?」
!!
俺「こ…これどこで撮ったんすか!?」
先方「ああ、沖縄旅行に行ったときに…」
俺「ああそうですか、よかったー」
アフリカマイマイだった。見せられた瞬間はまじで肝が飛んだw
594 :
名無虫さん:2009/10/30(金) 18:43:15 ID:???
…あまり良くはないな。連投と併せてスマソ
595 :
名無虫さん:2009/11/01(日) 05:08:41 ID:???
アクアノートの機械の魚とかヤバスだわ
596 :
名無虫さん:2009/12/03(木) 10:15:55 ID:k4JSsnpY
597 :
名無虫さん:2010/04/09(金) 22:31:39 ID:WymsIMqp
598 :
名無虫さん:2010/04/19(月) 15:45:28 ID:???
モルスク
599 :
名無虫さん:2010/04/20(火) 11:48:24 ID:???
来年の貝類学会は福岡か。近くに来るから是非行ってみたい。
600 :
名無虫さん:
>>597 現生種がどんどん発見されてるから1952年の衝撃はもうないが、
想像より広く各地に生息してるって事だな。
バイオメアイベント後の生態系再構築に外洋大深度海域が
「種の倉庫」の役割を果たしてるという説の裏付けかも知れない。