1 :
名無虫さん:
日本に普通にいる土着のカエルなのになぜ「シュレーゲルアオガエル」なのか?
生物学的な下地があってその名になったことは理解できるけど、
知らない人に「シュレーゲル」って言っても日本の動物とは信じてくれないのでは・・・?
と、最近強く疑問を持ち、不満に感じ始めました。
このように、なぜこんなおかしな標準和名がつけられたのか?
と感じていることがありましたら、どしどしこのスレッドへどうぞ。
2 :
オゼルナ〜ヤ ◆IFJMOl.k :02/07/30 23:34 ID:DQh89OtP
スベスベマンジュウガニ
3 :
名無虫さん:02/07/30 23:35 ID:???
シャープゲンゴロウモドキの立場はどうなる
どうでもいいじゃよ
5 :
名無虫さん:02/07/31 01:31 ID:VgueP4kg
ドーベントンコウモリ
6 :
名無虫さん:02/07/31 01:34 ID:???
分類学者の命名基準にケチつけてたらキリがないよ
7 :
名無虫さん:02/07/31 01:37 ID:???
別に基準の話じゃないだろ。
8 :
:02/07/31 01:40 ID:???
第一発見者の名前かなと思いましたけど
9 :
名無虫さん:02/07/31 01:45 ID:???
シュレーゲル氏は日本に来たことがないという罠。
10 :
オゼルナ〜ヤ ◆IFJMOl.k :02/07/31 01:45 ID:YYe0mEbB
ビロードキンクロ
献名されたのが外国の人名だからでは?
昆虫にだってそんなのはざらにいる。
たとえばルイスナカボソタマムシとか。
12 :
名無虫さん:02/07/31 01:50 ID:qx1R2BgQ
人名がついているのなら別におかしくはない。
日本の動物学は多くが外人によって始められたので
シュレーゲルもそのあたりに発見、命名されたのでは?
ベーツアトキリゴミムシ
サトウガイ <佐藤じゃなくアーネスト・サトウ(Satow:英国の姓)>
シーボルトミミズ
まあ、これはみんな日本に来た人だけど。
リスアカネ (トンボ) の リスも人名だ。
昆虫にはこういうの多いんじゃない?
リングダールヒメイエバエ プチャーチンマルタマキノコムシ
スミスメンハナバチ ニキツキイニセハナノミ
マーラットコナジラミ スペッシイツエフキクイムシ
シャープコガシラハネカクシ フェアメルナガキクイムシ
ケストナーシロアリハネカクシ プランクッチコバネジョウカイ
エドワズヤブカ モートンイトトンボ セーリスシマトビゲラとか。
クモでもエスコフクロサラグモ ノルドマンオニグモとかがいる。
16 :
名無虫さん:02/07/31 02:06 ID:gmEWkaiO
マルタンヤンマとかね。
シュレーゲルはシーボルトの仲間の分類屋。
コレクションの脊椎動物の分類したらしい。
17 :
けるけ^^) ◆FROG50GQ :02/07/31 02:11 ID:kirmlByQ
ニホンアマガエルはシーボルトに捕まらずに
済んだのかなあ?
18 :
名無虫さん:02/07/31 02:13 ID:qx1R2BgQ
最近では外国と共同研究が多いからなあ
昆虫には他にも
ヤンコウスキーキリガ シャウフスキクイムシ リッツヨコバイバチ
ライターナガムクゲキスイ ニーダムコウモリノミ
ホルバートケシカタビロアメンボ リンネセイボウ
パイクヨスジワタムシ クラークマルノミハムシ キーガンキイロアブ
ビーソンニクバエ フィールドニクバエ ドレイクグンバイ
ウォルターヒメジョウカイモドキ ヴァンダイクホソベニボタル
シルベストリクシケアリ レロフチビシギゾウムシ
思いついただけでもきりがないよ。
他の動植物群ではどうなのかな?
江戸時代の本草学から明治開国で近代分類学に移行した際、
日本の動植物には学名のないものも多かった。
開国間もない日本に来た外人たちは、色んな動植物を持ち帰り、
外国の研究者はそれらを競って入手し、競って記載した。
その際、標本をくれた人やら関係者に献名することは多い。
献名しなければ「あいつにはもうやらん」てなこともあり得る。
結果、外人の名前のついてる学名なんか腐るほどあるわけで、
その一部に和名にまで外人の名がついた種もあるってだけ。
スレ立てた意味がイマイチわからん。
昆虫くらい種が多いと、
一般的な形容詞は既に使われてしまっていてる。
そうなると固有名詞をつけるほうが楽だし確実。
結果、人名なんかが使われるんだろう。
付けたもらった人にも喜んでもらえるわけだし。
21 :
名無虫さん:02/07/31 02:29 ID:gmEWkaiO
シュレーゲルがいかんのならロスチャイルドはどう?
アジアの蝶やカナブンや鳥から中南米の蛾、
アフリカのキリンからフランスのワインまで(笑、
巨大金融資本が世界中を侵略しとるが。
22 :
にらぱごす:02/07/31 02:40 ID:yoNThus1
ハロウェル(アマガエル)はでたのかな?まあ、和名に文句あるなら
学名で覚えれば?変わらないし、世界共通だよ。
マツブッシープレコに代表されるように
熱帯魚には日本人由来のの名前や学名の魚多いよな
世界でも稀に見る熱帯魚マニアの多い国だからだろうか?
日本とかドイツとか(w
24 :
名無虫さん:02/07/31 02:45 ID:gmEWkaiO
ごくたまにダルマクワガタ。
さて南アの人は怒るか。
ナウマン象
マークオサムシ
広分布種だが
27 :
1です:02/07/31 07:05 ID:ROu/K97p
ここまで名前が挙がっている他のどの生物よりも、シューレーゲルアオガエルは一般人が接する機会が多いので、
せめてそういう生物には日本語の名前をつけてほしかった、というのがスレを立てた理由の1つです。
たとえば、「モリアオガエル」がいるから「サトアオガエル」といった感じで。
別に外国人の名前をつけることに反対しているわけではありません。
>20さんの説明にはおおいに納得しました。
スレ立てたもう1つの理由は、
みなさんがどんな生物の名前を挙げられるのか、それを読むのが楽しみだったからです。
だから、第1の理由とは関係なくても、不思議な、おかしな和名があればどんどん挙げて話してください。
実際、今朝起きて見ると予想以上に多くのカキコがあってうれしかったです。ありがとうございます。
28 :
1です:02/07/31 07:06 ID:ROu/K97p
>27 失礼、シューレーゲルになってる。まだ頭が起きてないかも・・・
29 :
1です:02/07/31 07:37 ID:ROu/K97p
もう少し補足すると、子ども(一部大人も含む)の環境教育という点でも、
接する機会の多いカエルがシュレーゲルという名ではいたいのではないかと。
なぜかというと
1:名前から姿や生活様態・生息する場所などが想像できない(ダルマガエルやモリアオガエルなら想像できるが・・・)
2:海外移入種と勘違いされ身近に感じられない(移入種ウシガエルの方が親しみ易い名前)
3:移入種ではないにしてもめったに見られない種類と思われ身近に感じられない。
4:そもそも名前が覚えにくい(子どもだけじゃなく大人にも)
1は特に、環境教育という点では大きなマイナスだと考えます。
実際、生物にはそれほど興味が高くもない友達にシュレーゲルアオガエルというと
なんだそれ、というような反応が返ってくることも結構あります。
30 :
名無虫さん:02/07/31 10:11 ID:9s3AdI5e
教育うんぬんが始る前に付いていた和名を
そんな理由で変えるのはいかがなものか
かえって混乱する
>29
そういうふうに考える人がいるのはわかるが
オレは、先達が付けた名前を尊重したいね
32 :
名無虫さん:02/07/31 11:33 ID:9s3AdI5e
>>1 気持ちはわかる。かなりわかる。
小学生の頃秋田の親戚の家で窓の明かりに集まるデカい蛾を食ってたアオガエルをよく捕まえて遊んだ。
愛知県では見たことがなかったので嬉しかった。
イチモンジセセリ)を餌にしてしばらく飼った。
調べるとシュレーゲルアオガエル…ずっと外来種かと思っていた。
今言われてみて「親しみ」という点では確かになんとなく見下したような心からいとおしくは思えないような寂しいカンジが心の底にずっとあった気がする。
33 :
名無虫さん:02/07/31 13:39 ID:sWtjzjdh
チョウにだって、いるわな。
ルーミスシジミ、シルビアシジミ。エルタテハとかシータテハなんて、考えように
よってはもっとひどい
34 :
1です:02/07/31 20:34 ID:+cEiGma8
ペンギンで、昔は「コビトペンギン」と言っていたのを、
今は「コガタペンギン」と言うようになりましたよね。
>30、31さん、ご意見もっともです。
名前を変えられるものなら変えてほしいけど、いろいろ難しいなら仕方ないなとは思います、正直。
ただ、それにしても・・・という感じはずっと残るでしょう。
>32さん私が言いたかったのは正にそこなんです! レスありがとうございます。
>33 エルタテハ、シータテハ
確かに最初にその名前を聞いた時、なんと反応してよいのか分からなくなりました。
エルサムライ・・・すまん逝って来る
36 :
名無虫さん:02/07/31 22:39 ID:mxgXY7B/
スミスネズミというのも日本にいるな
沖縄なんて、アマガエル1種だけなんだけど、名前がハロウェルアマガエルだよ。
小中学校の先生は、そんな名前知らないからな。
沖縄は、もっと不幸かもしれない。
(他にもアマガエルと名の付くカエルがいるが、そいつはジムグリガエル科)
38 :
名無虫さん:02/08/01 00:58 ID:/u2tV7De
アイフィンガーガエルってのが同じアオガエル科にいるね。
同じカエルでなら、沖縄固有種でホルストガエルもいるね。
40 :
KIM:02/08/01 02:44 ID:???
>>1 オイラも以前からシュレーゲルアオガエルの名前について
疑問に思ってた一人ですがこのスレみて長年の蟠りが解けました。
で、唐突にキャプテンウルトラの主題歌を思い出したのですが
スレ違いに付き逝ってきます・・・
♪シュレーゲル シュレーゲル シュレーゲル 3! 2! 1! 0! (ゴオォォォ・・・
#それはシュピーゲルだ、つー。
41 :
名無虫さん:02/08/01 02:46 ID:WvtwFIl0
>29、31さん、「海外研究者への献名なんていっぱいある」と書いた者の一人ですが
あぜ道のカエルを必死で追ってた頃のシュレーゲル観は確かに
「お前どこのもんだ。日本にはアマガエルがいるんだから隅っこに居ろよ」でした。献名者の意思は尊重しつつ学習用図鑑では「固有種」と説明すべきかも。
ちなみにホルストもシュレーゲルもハロウェルも固有種。
ニホンアマガエル、ニホンカジカガエルは違う。よくある事ですが。
>17 シュレーゲルらがまとめた「日本動物誌」にはアマガエル載ってます。
シュレーゲルアオガエルはありません。16の説明、足りなくてすいません。
42 :
41:02/08/01 02:48 ID:WvtwFIl0
上の>31は32の間違い。失礼
>41
それは確かに献名者の意思を尊重しなければ、と思うエピソードですね。
44 :
32:02/08/01 06:01 ID:TWV2TLda
>>41「お前どこのもんだ。日本にはアマガエルがいるんだから隅っこに居ろよ。」
それだ!!日本人特有(カドウカ知ランガ)のウチとソト精神(村意識)とか日本人論でよく言われてるヤツだ。
ガイジンとかヨソモノとかブガイシャとか…
そうかなるほど「なんとなく心からイトオシく思えない」みたいな漠然とした認識だったが少しとっかかりが出来た。
しかしシュレーゲルアオガエルて本草学とか農民の俗称とかではどう呼ばれてたのかな。
45 :
32:02/08/01 06:12 ID:tDsIUig4
>>43 ちょとまった、それ誤読と思われ(W
「アゼで必死に蛙を追っていたシュレーゲル氏」のエピソードではなく、41氏が蛙を追いかけ回していた年頃の「シュレーゲルアオガエル」に対する気持ち(シュレーゲル観)の話でしょう?
46 :
43:02/08/01 08:20 ID:???
>45失礼しました・・・
47 :
名無虫さん:02/08/03 10:12 ID:jTiQtrjy
ウルトラブンブクあげ
ペンギンは「コガタ」の他にも最近和名が変わったのがあったような。
49 :
名無虫さん:02/08/03 19:29 ID:dr6Qhwly
妖精ちゃんの件か?
50 :
名無虫さん:02/08/04 00:01 ID:PHybTg6s
そういえば「サルナシ」って、多くの人が俗称の「コクワ」で呼ぶなぁ。
かわいそうな和名。
51 :
名無虫さん:02/08/05 14:58 ID:9FhTve1Q
そもそも和名って一般人が親しむ為の名前だったはず…の気がするが。
こんなに、学名に迫る勢いで名前付けてる国も他に無いんじゃない?
一般人でも園芸だと洋蘭とか結構普通に学名で呼んだりしてるね。変なところで省略したりしてキモいけど(W
日本だと学者でも専門分野以外の種名は和名依存してたりして、海外の学会での合間の雑談で、良く知ってる種の話なのに学名思い出せず話に乗れなくて恥をかいたなんて話を読んだことがある。
52 :
名無虫さん:02/08/05 21:11 ID:7UZqzAc7
>>51 そうそう、うちの指導教官も言ってた。外国人研究者を野外散策に
連れて行くと非常に困るって。そこらの生物の名前、いちいち学名で覚えて
ないからって。
でも、専門分野以外の学名を覚えないことについては、
責められない面もあるのではないでしょうか?
僕は専門家でもなんでもないから、よくは分からないのですが。
54 :
名無虫さん:02/08/05 21:18 ID:7UZqzAc7
それが、外国人研究者は非常にいろいろな生物の学名を知ってるんだってさ。
日本では和名がとても普及していて、なじみやすいのはいいけど、こういう
ときだけ弊害を感じるんだって。
日本の研究者は、専門以外にはあまり興味がない人が多いんでしょうか?
外国ではもっと広く包括的に見て、考えている研究者が多いとか。
56 :
名無虫さん:02/08/05 22:04 ID:OAUNC8jV
>>55 いやそういう話じゃなくって…。
向こうの連中は種レベルの名前は学名で覚えるしかないから子供でもこの板みたいなネットの雑談でも学名なのよ。
日本人が専門馬鹿ということはなくてむしろ言える種名の数で言ったら負けないと思う。和名だけど(藁
57 :
名無虫さん:02/08/05 22:20 ID:YxmzRsaT
そうそう。東南アジアのほうなんて、現地語で付いている植物の名前なんて
ごくわずかしかないらしいし。学名しかない種がほとんど。
だからそっちの研究者は学名しか知らなかったりする。
この板も原則学名にしますか?
59 :
名無虫さん:02/08/05 23:00 ID:JzLhhLlw
和名との並存を解消して学名だけの体系にするんじゃなくて、
和名に学名のような構造を持たせて表記を体系化しようとしたんだよね。
属、族を示す文字列を(長くても)堅持し、その前に種小名をくっつける。
昆虫、例えばゴミムシなら、ミズギワゴミムシとつく虫で100種以上、
メクラチビゴミムシなら230種位いるから大変。色や形じゃ間に合わず、
種の違いを示すのは接頭語みたいな地名、献名しかなくなる。
もちろん分布の狭い洞窟性なんかじゃ地名は重要。献名は研究史を
知るきっかけにもなる。分類に興味のある人にはむしろわかりやすいし
面白い。ただ、興味を持つかどうか、入り口にいる人はどうなんだろ。
60 :
名無虫さん:02/08/06 16:17 ID:huCNr8ca
欧米だと大学以上はラテン語教養必須だからな。
フランスイタリアあたりにしてみればただの古文みたいなもんだし。
日本人は漢字の専門用語は漢字がわかるのでシロウトでもなんとなく意味がわかる気になれるけど、むこうではラテン語がそれにあたる。ラテン語わかるシロウトの数は、日本人が漢字分かるのと比較できるほど多くないので専門用語アレルギーは日本より強い。
生物好きはラテン語勉強して学名もスイスイ覚えようぜ!
「ラテン語のはなし…通読できるラテン語文法」逸見喜一郎ISBN4-469-21262-8 \2500
お勧め。おもしろいよ。
>>58 原則学名にすると、専門外の人にはまったく分からなく
なると思うのだが。
例えば、
Bufo japonicus formosus
Bufo japonicus japonicus
は、
和名
アズマヒキガエル
ニホンヒキガエル
なのだが、
身近な存在ではなくなってしまい、
より過疎板になってしまうよ。
あと、種名が、ジャポニカとかシネンシス、フォルモサ
などは、植物でも昆虫でも共通してよく見られる
名前なので、より混乱の元になる。
もし、この板の住人全員が学名のほうが親しみあると言うなら
話は、別になりますが。
学名ほとんど知らないですぅ。
63 :
59:02/08/07 02:31 ID:DpfgPjil
いきなり学名はどうかな。
言葉のハンディを補いつつ、しかもうまく学名に対応した和名
64 :
59です。失礼しました:02/08/07 02:56 ID:GjXxs36o
の功績は大きいと思う。あれがんければ、日本でアマチュアの裾野は
広がらかったんでは、と思うぐらい。学名も、それこそ種小名だと
素っ気ないの多いし同名も多い。
このスレで考えるとすれば、
和名の「親しみやすさ」と「学名対応、献名尊重」の兼ね合いでしょう。
学名への連動性は大事。ただ徹底的にやると、
そこらじゅう外産クワガタみたいな和名になっちゃうかも。
でも仮にシュレーゲルの名前変えるなら何だろ。固有種だから
「ニホンアオガエル」? 生態で「アゼアワガエル」?なんだかなあ。
65 :
名無虫さん:02/08/07 03:13 ID:dSeX73BB
体系的な和名のありがたさは享受しつつ学名も親しまれるようにするには、学習図鑑とかに和名に加えて学名を「カタカナで」併記するのはどうだろう。
洋蘭や観葉植物の学名普及の様子を見るとカタカナの威力は無視できん。
66 :
名無虫さん:02/08/07 05:12 ID:AXz1Tp3q
シュレーゲル〜の名前はカコイイと思ったことはあっても、
親しめないとは思ったことなかったな。
確かに外国には和名みたいな現地語の標準名がないから
学者は学名に頼るしかないだろうし、学名=ラテン名ってことで
日本人にとっての漢名と同じくらい親しめるんだろうね。
学術用語自体がギリシャ-ラテン語起源がほとんどで、
日本の学術用語が漢熟語なのと似てる。
カナダ-米国では漁師の使う魚名が地域によって違って不便だけど、
学名を覚えるのも大変なんで標準英語名を決めて定着させようとてた。
でもなかなかうまくいかないらしいとも聞いた。
学名を覚えれば英語の勉強にもなるし、その種に関しての知識も増えるから
「学名を楽しもうスレ」があってもいいかも。
アオバハゴロモ Geisha distinctissima (特徴ありまくりの芸者)とか
ツバキ Camellia japonica (日本のカメリア)
チャ(茶)Camellia sinensis (中国産のカメリア)
サザンカ Camellia sasanqua(山茶花というカメリア)とか。
67 :
名無虫さん:02/08/07 09:24 ID:yELJojGx
シュレーゲルアオガエルの和名が
学名のRhacophorus schlegelii
(1958年,命名者のGuntherがオランダ・ライデンのschlegel氏に献名したもの,基準標本は大英博物館に保管)からとったなじみの薄い名前になってしまったのは,
この種が普通であるにもかかわらず,色彩からアマガエルと混同されていて,特に注目されていなかったことに原因があります
アマガエルと混同されていたのは,モリアオガエルも同じなので,
シュレーゲルアオガエルにも,もっと親しみやすい和名をつけたいですね
アオガエル属の他の種にも,
アマミアオガエル,オキナワアオガエル,ヤエヤマアオガエルと分布に即した適当な名前がつけられていますし
68 :
名無虫さん:02/08/07 12:17 ID:GinjQ73t
小学生の頃セイタカアワダチソウで帰化生物というものを知り、生物を在来種と外来種に分けて見る視点を獲得。
以後、外来種=ヨソモノ意識が定着してしまい、今だに外国産カブトとかチョウとか、イマイチ魅力を感じない。ていうかそれなりには魅力だが半減って感じ。
園芸植物と山野草の魅力の差とか。
外来種は俳句に読みたくならないとかサ(笑
そんな価値観の中でシュレーゲルを発見したとき「なんだおまえヨソモノか?」となってしまった気がする。
69 :
名無虫さん:02/08/07 12:29 ID:D8+HJ8Fe
しかし、学名にもなめとんのか、というのが多いけどね。
学術的な側面は理解できますが、
和名には文化的・民族学的な側面も多く含まれているので、
やはりシュレーゲルアオガエルにも分かり易い名前がついていたらな、
いやできることならつけ直したいな、と思います。
このカエルの場合特に、普通にいてなじみがある種類だから。
71 :
64:02/08/07 18:31 ID:f0Fcg8BI
どうも私の言語野はシナプス形成が遅れてるらしく、普通に考えると
「ニホンアオ」「アゼアオ」とか「アゼアワ」(これは科・属名とずれるが)
になってしまう。とほほ。
どなたか、いかにもそれらしい和名を思いついた方はいらっしゃいませんか。
72 :
名無虫さん:02/08/07 19:02 ID:RnzV7JQ9
ニホンシュレーゲルアオガエル
73 :
名無虫さん:02/08/07 19:07 ID:PxNftyRV
>72
素で笑ってしまった・・・
74 :
名無虫さん:02/08/07 19:42 ID:KO3/tNVw
ルイスツノヒョウタンクワガタ。
アオタガエル
もともと名前がなかったんだから、文化的・民俗学的にはどうでもよかったんだと思うが
候補としては、「アマガエルモドキ」「アマガエルダマシ」がいいんじゃないのかな
アマガエルと混同されてましたってのがわかるし
後は生息環境から、タガメ・タウナギにならって「タアオガエル」とか
77 :
名無虫さん:02/08/07 22:22 ID:7SAW27av
ニセアマガエル
フツウノアオガエル
ミドリアオガエル
といろいろ考えてみると、そういえばシュレーゲルアオガエルは、
これしかない、という形態的及び生態的な特徴がないですね。
昔の人もそれに気付いて、結局シュレーゲルになったのかな・・・
81 :
名無虫さん:02/08/07 23:34 ID:aS8mFEuF
アマガエルヲデッカクシタヤツミタイナナアオガエル
82 :
名無虫さん:02/08/08 09:45 ID:k/PBHdP5
シュレーゲルってアマガエルより小さいと思ってたが
>>82 おたまから変態したばかりなら
ほとんどのカエルが成長したアマガエルより小さいです。
アオとアマは、顔が尖っているかどうかで区別するべし。
尖っていたらアオ。
>83
トガリアマガエルモドキ
>84
アマガエルとアオガエルは骨格から違う。
顔が尖っているのは、アオガエル科(RHACORHORIDAE)
骨格は、ラナに近い。
顔が尖っていないのは、アマガエル科(HYLIDAE)
骨格は、ブホに近い。
だから、そのような名前は付けられない。
86 :
名無虫さん:02/08/08 14:06 ID:FQYlSBww
私にはアマガエルというと親指サイズという印象だが、私の見たシュレーゲルは灯に集まるヤママユガを食っていた。
87 :
名無虫さん:02/08/08 15:18 ID:oRw6YhAM
ニホンシュレーゲルアオガエルってマジで結構無難な改名かもしれないなぁ(笑
シュレーゲルアオガエルって、何か別名、俗名、地方名はないのでしょうか?
どなたかご存知の方いらっしゃいますか?
実は、ニホンアオガエルで問題無かったりする。
アオガエル科で学名でジャポニカがいないし、
和名で、ニホンアオガエルもいない。
クロイワゼミ・・・クロイワは人の名前?緑なのに
そうです
ほかにもクロイワトカゲモドキとかクロイワコマツモムシなんてのがいる。
考えてみたら日本人への献名はよくて外国人はダメってのはひどい考え方だな
だいたい標準和名自体が、科学的啓蒙のための「科学者による」命名なんだから
いやなら標準和名そのものを拒否すればいいのに
たとえば、マッカチンとかヤママヤーとかいろいろ文化的・民俗学的な
名前はあるんだからそう言った方で勝手にやればいいだろうに
琉球の蛇は、方言名がそのまま和名になっているよ。
はぶ、ひば、はい、ひゃん。
それは元からの名前があるからであって、じゃあシュレーゲルアオガエルの元もとの名前は?
>89 ニホンアオガエル
初めからそうなっていればこんなスレも立たなかった・・・
普通にアマガエルって呼んでいた。
ヌマガエルはイボガエルって呼んでいたよ。
たぶん、シュレーゲルは全国的に
アマガエルと混同されてきたはず。
だから、シュレーゲルになったと思うのだが。
こんど、なぜシュレーゲルになったかを京大の先生に聞いてみるわ。
97 :
名無虫さん:02/08/08 17:32 ID:HVrBbnO1
>96
松井先生ですか?
>>92 おいらも92に賛成。>1に反対。
別に今更名前変えることないし、外人の名前だからダメってのも変。
差別用語が含まれてるとかいうならまだしも、
移入種みたいに感じる、なんていうアヤフヤな理由で、
長年使われてきた名前を一々変えてたらキリがない。
オレはカエルに詳しいわけでも何でもないが、
シュレーゲルの名前はもちろん知ってたし、移入種だと感じたこともない。
何が気にいらんか知らないけど、シュレーゲルでいいじゃん。
100 :
87:02/08/08 23:42 ID:oRw6YhAM
>>89 献名の意向も、現行名からの混乱の少なさも、日本固有種を表す意向も、みんな考慮した上で「ニホンシュレーゲルアオガエル無難かも」と言ったのだよ。
親しみやすさは人それぞれの主観なので対応しきれんが、スレ見てると外来種という誤解さえ解ければOKな印象なのでこれで悪くないのでは?
>99 移入種みたいに感じる、なんていうアヤフヤな理由で、
長年使われてきた名前を一々変えてたらキリがない
いちいち変えるのではなく、この場合は、
誰もが普通に接することができる種類だから変えよう、と言っているまで。
それと、アヤフヤと感じる基準も人それぞれだし。
関係ないが、北海道では「ヤマメ」を「ヤマベ」というんだけど、
北海道新聞では、釣り欄はおろか社会面の記事にすら「ヤマベ」と記述されている。
もちろん「オイカワ」を「ヤマベ」とは言わない。
毎週木曜夕刊に釣り欄がありちょっと気になっただけなので提げておく。
103 :
名無虫さん:02/08/10 02:20 ID:KwN6QnOf
魚は俗称根強いね。文化として根付いてるんだろうね。
俗称でもユニークな名前なら問題ないけど異種同名は結構面倒だね。
104 :
名無虫さん:02/08/10 07:50 ID:r03iRlaa
俗称の異種同名、同種異名を排し、消や初心者から西欧科学の入り口に
導こう、てのが標準和名だから。いかにも明治日本の産物ではあるが。
魚の場合、伝統的な食文化の方が強かったんだね。釣り人に標準和名出しても
ウザがられるだけ。人為交配品種の多い園芸関係も和名から離れた表記多い。
逆に虫屋なんかは、消から図鑑読んでるわけで、ある意味「科学」の人。
外産昆虫は学名=商品名でもある程度オッケーな土壌があるわけですね。
その虫の和名でも、変わる時はあっさり変わっちゃうんですよね。
旧メクラカメムシ科なんて150種位いたでしょ。それを科名、属名から
ごっそり…。実際盲目じゃないのに誤解を招く、って理由もあったけどね。
個人的には残る牙城、上野先生には頑張って欲しいと思います。
ただ、シュレーゲルに関しては、変えてもしばらく注などで併記すれば、
混乱はしないと思うけど。学名だけ、和名だけの献名はいくらでもあるし。
長文失礼しました。
105 :
名無虫さん:02/08/10 09:40 ID:c6/i63Sq
外国にしか居ない種や化石種にまで和名付けてるからなぁ。
ここまですると初学者が学名から遠ざけられる弊害のほうが強くなるきがする。なんとなく、キャンプで人の居る明かりとは別により集虫力の強いブラックライトなどを少し離れた所に点灯して虫を人から遠避けるイメージ。
一般人のためとは言いながらも、出来てみたらえらく便利だもんで学者でも普段使うし、名付けるときの方針も自分らで使う気満々だし、献名なんてそこに権威が無きゃ出て来得ない発想だしで、学術用途の発想に蹂躙されチャッテル印象。
カタカナ学名の併記というのは良案の気がする。
106 :
104:02/08/10 11:26 ID:wpmnOhf+
>>105 同意。
ただ、私のように、すでに図鑑少年としての幼少期を通過した素人は、得意分野を除けば和名の方にハァハァする体質になっちゃってるけど(笑
しかし「ブラックライト」は巧い例えですね。
>献名なんてそこに権威が無きゃ出て来得ない発想…
「エサキ」で始まる昆虫の和名だけで50近くありますよね。「ミツクリって何ですか」とか「なんでシバタ○○ゴミムシがいくつもいるの」と聞かれることもある。まあ、それだけの足跡を残した方々だし、研究史を知る契機になる場合もあるとは思うけど。
107 :
名無虫さん:02/08/10 12:08 ID:vBAy3vMG
>>69 アマゾンの虫なのに日本の某DQN宗教団体の親玉の名前をつけられた虫がいる。
イケダイっていうんだけど。
虫さんにたいして失礼です。
虫さんが迷惑してます。
押し付けは地球の裏側にまで及んでます。
108 :
99:02/08/10 14:34 ID:BH0ZT6Lk
>>101 >いちいち変えるのではなく、この場合は、
>誰もが普通に接することができる種類だから変えよう、と言っているまで。
>それと、アヤフヤと感じる基準も人それぞれだし。
そのとおり。アヤフヤと感じる基準すらアヤフヤ。
「誰もが」とか「普通に」もアヤフヤ。
そんなもので長年使用されてきた和名をいちいち変えてたらキリがない、ってこと。
名前は記号だから、変化しやすいとなると機能を果たしにくくなる。
個人的には、よほど何か都合の悪い名前じゃないなら変える必要ない、
というより、みだりに変えるべきではない、とさえ思う。混乱するだけ。
それでも変えたければ両生類学会に意見書でも出してみりゃいい。
>108
なにいっても聞きゃしないと思うよ
なんか、大阪の黒人用が家族みたいなもんでしょ
自分の意見だけは相対化できないっていうか
相手するだけ損だよ
110 :
名無虫さん:02/08/10 16:08 ID:wNe5X/Ck
>109 大阪の黒人用が家族みたいなもんでしょ
すいません傍観者ですが↑ってなんですか?
111 :
102:02/08/10 16:14 ID:???
話の筋とは関係ないヤマベのことを書き込んだ者ですが、
そういえばモツゴも札幌周辺ではみんな「クチボソ」と言ってます。
ウトナイ湖のビジターセンターで、湖にいる生物を小さな水槽に入れて展示してるんだけど、
確かそこにも「クチボソ」って書いた紙が貼ってありました。
クチボソは魚ごと言葉も移入したんですね。
だけど元々いるウグイのことを「ハヤ」とは言わないです。
やっぱり関係ないので提げておきます。
112 :
名無虫さん:02/08/10 16:27 ID:wNe5X/Ck
>108のように反論するなら読んでいられるけど、
>109のようにちゃちゃ入れるだけってのはどうも・・・
結局、92の
>考えてみたら日本人への献名はよくて外国人はダメってのはひどい考え方
に対してどう考えているのかが問題じゃないのか?
もともとの俗称がなかったわけだから、文化的・民俗学的意味なんていわれても
それほど響かないし、「誰もが普通に接することができる種類」ってのも
それこそ、101のいうように「人それぞれ」な訳だから、興味を持つような人間なら
外国っぽい名前だって抵抗ないだろうし
そもそも、献名ってのは規則ではなくて、科学(分類学)における文化だからね
>113 興味を持つような人間なら外国っぽい名前だって抵抗ないだろうし
しかし読んでみると、「1」は興味がない人が抵抗を感じることを問題にしているらしい。
よくは分からんが・・・
115 :
名無虫さん:02/08/10 18:05 ID:/EO/E6B0
>>108 名前が変わる事への不満と今付いてる名前への不満、どっちを重視するかは人それぞれ。君の言う「混乱」の基準も人それぞれ。
学者は「原則的には」学名を使うものだから、和名が混乱たところでどうという事はない。
シロウト向けの名前である和名が混乱して困るのはシロウトのみ(原則的には)。つまり混乱したところで大した被害は発生しない(原則的には)。
ここで「和名なんて多少混乱したってイイジャン」という論旨が湧いてくる(笑
116 :
名無虫さん:02/08/10 18:53 ID:LW5Qc6QB
>「献名ってのは…科学(分類学)における文化…」。色んな意味で、まさにその一言に尽きる、って思う。
>「和名なんて多少混乱したってイイジャン」。これもそうだと思う。こういうのはイイカゲンな奴ですかね。
何処の国の伝統的な料理だって、食べる人の出身地や世代や育ち方によっては「不味い!」ってこともあり得るわけで…。ただそれを素人が云々しちゃいかんかというと、そうでもなかろうと。
漏れ自身は例えば、ジョージ・ルイスの名が付いた甲虫が何十種いようが全く気にならない。それは多分、外人献名に慣れてるせいでもあり、ルイスが日本各地を駆け回って虫を集めた話を少しは知ってるせいでもある。
献名した人の意向も大切だと思う。でも違う印象を持つ人も居るかも知れない。そして和名に関しては、学習用図鑑を手にする人たちが、ああだこうだ議論してもいいと思う。
シュレーゲルに関しては正直どっちでもいい。学名に合わせただけだし「混乱」以外に「守らなきゃいかん」理由も見当たらん。「シュレーゲルひとつでそんなに大変なら、今ごろカメムシ屋はひっくり返ってるぜ」とも思う。
どの道ここは「再考」するスレで、決めるとこじゃない。それぞれの場所から、考えを深められればいいんでないかな。
長文スマソ。漏れのも素人なりの意見。失礼。
117 :
名無虫さん:02/08/10 19:24 ID:/EO/E6B0
>116
禿同。
このスレ見てると>1の意見の是非に拘泥して賛成だの反対だの言う人と、和名や学名の成立ちや現状を踏まえてその在り方について「再考」してる人がいるけど、前者だけだったらただのクソスレだと思う。
ここでの勝敗で実際に改名したりしなかったりが決まる訳でもなし。
自由に「再考」した方が興味深いよ。
118 :
名無虫さん:02/08/10 19:24 ID:94jP6J5L
>116
禿同。
このスレ見てると>1の意見の是非に拘泥して賛成だの反対だの言う人と、和名や学名の成立ちや現状を踏まえてその在り方について「再考」してる人がいるけど、前者だけだったらただのクソスレだと思う。
ここでの勝敗で実際に改名したりしなかったりが決まる訳でもなし。
自由に「再考」した方が興味深いよ。
>>105 ブラックライト=和名
明かり=学名
明かりに集まる人=学者
…か。
っとまて!我々シロウトはブラックライトに集まる蟲かぃ!トホホ
120 :
名無虫さん:02/08/10 20:33 ID:gRs+JUbJ
>119
そんなもんですって(笑。 和名の方が明らかにハァハァ、ってコト、ないですか?
私は思い切りあります。わが母親の幼少期の脳内では「ひねもす」という名の、
のんびりまたーりした顔の海獣がのたうってたそうですが、私が幼少期に
図鑑で覚えた和名の保管場所からも、結構あらぬ方向にシナプスが伸びてます。
そうでもなけりゃ、そもそもこのスレこんなに続いてないのでは?
いいスレになってきたねぇ。
新しい名前つけたところで、E電みたいに誰も言わなくなるような。
でも逆にそうなるとむしろ、シュレーゲルの知名度が上がるかも。
123 :
名無虫さん:02/08/10 22:33 ID:+BkRt9nE
ドウキョウオサムシをコンゴウオサムシに変えようとした
無粋な人たちがいましたが、失敗してますね。
>>120 いいねえ。「ひねもす」。
めちゃめちゃヽ(´ー`)ノ マターリしてそうだw
125 :
名無虫さん:02/08/11 00:45 ID:vFAk/5DY
ごめんなさい、
>>98を読んで激しく藁ってしまいまいした。
分かってしまいました。
>>115 >ここで「和名なんて多少混乱したってイイジャン」という論旨が湧いてくる(笑
>>116 >学名に合わせただけだし「混乱」以外に「守らなきゃいかん」理由も見当たらん。
>「シュレーゲルひとつでそんなに大変なら、今ごろカメムシ屋はひっくり返ってるぜ」とも思う。
現実的にはおいらもシュレーゲルの名が変わっても全く不便は感じない。
新聞に「カエルの名が100年ぶりに変更」なんて出れば逆に知名度もあがるだろう。
メクラガメを全部カスミカメにしたのも仕方ないと思うし、
アリスアブをアリノスアブにしたのも、研究者がそれなりの考えで変えたわけだから、
個人的には残念だが仕方がないと思う。ただ次の一言がひっかかった。
>>1 >このように、なぜこんなおかしな標準和名がつけられたのか?
和名の中には気軽にイイカゲンに付けたものもあるかも知れないが、
大抵は研究に携わった人がそれなりの考えや思いをもって命名したのでは?
それを簡単に「おかしな和名」と言い捨てていいものかどうか、とも思う。
こんなおいらも標準和名をこれまで2ケタは付けた。
その中には今もイイ!と自己満足するものもある一方、
今にして思えばもっと良いのがあった、可能なら変えたい、と思うのもあったりする。
が、一度付けて図鑑にも載ってる和名を命名者だからと言って気軽に変えるのもどうかとも思うし、
いやしくも一種の生物に名前を付けるわけで、命名時は自分なりに色々考えて付けた名だ。
ことほどさように、和名には献名も含めて命名者の趣味・思想や時代、研究史等々
色々な要素が反映されている場合も多いだろう。それを
>>1>知らない人に「○○○」って言っても日本の動物とは信じてくれないのでは・・・?
と言われてモナー、と素直に不満なんだよな。
歴史ある物を「時代に合わない」「見てくれが悪い」と言って安易に壊し、
ずっと後になって、やっぱり壊すんじゃなかった、と言っても遅いんじゃないかと。
もちろん真面目に議論するのはいいとは思うし、
和名を一番利用する人の意見が優先されるべきだとも思うよ。
127 :
名無虫さん:02/08/12 22:48 ID:iFtszeFn
なるほどage
意見出尽くしたのか止まっちゃったけど、せっかくなのでいろんな和名や学名、俗称などの由来について語り合うのはいかがでせうか?カタカナ表記の和名が元々どんな漢字だったかとか。
昨日、少年時代以来久々にハンミョウを捕まえたのだけど色といい挙動といい見てて飽きない虫だなーと思ったんですがハンミョウって何の意味?
あとハンミョウとマメハンミョウってちっとも似てると思えないんだけど。(マメハンミョウって図鑑でしか見たことないけど)
ハンミョウ=斑猫
なんでこんな名前なんだろね。模様と立居振舞いからかな?
斑紋があり、猫のように敏捷に獲物を…って、違うってば!
漢方の斑猫(この猫の字も昔の中国では別の難しい字だったらしい)は、
もともと中国に居るツチハンミョウ科のキオビゲンセイを指す。
体内にカンタリジンをたっぷり持つ奴で、この粉が「斑猫の毒」。
日本だと同じ毒をもつのはマメハンミョウ。なのに鯰と鮎のように、
日本で呼称が混乱し、違う種に使われてしまった、のだそうだ。
130 :
名無虫さん:02/08/13 01:58 ID:wubvAtz3
へーサンクス。
本草学の時点で間違って、そのままかなり普及しちゃってたってことかな?
標準和名にする時点では間違いは自覚してたんだよね?ミチオシエていう俗称でもよかったのにね。
中国で元々どういう意味だったか疑問として依然のこる…。
そういえばアリマキもアブラムシより納得な俗称だな。
131 :
128:02/08/13 02:04 ID:???
>>129 ふーん。マメハンミョウの方が本家なのね。勉強になったよ。
どうもありがとう。
132 :
名無虫さん:02/08/13 02:22 ID:eaZeJl7o
斑猫とか鮎の例もそうだけど、「紫陽花」も本来はアジサイじゃないと聞いた。
中国の書物には「紫陽花は芳香を出す」とあるのにアジサイはほとんど匂いがしないので、
本来の紫陽花は明らかに別の花を指している、と。
昔中国から本草書が渡来した時、その中にある漢名と日本のものとを結びつけようとした。
別の言い方をすれば、日本の物を最先端の専門書で同定しなおそうとした。
「斑猫」や「紫陽花」は今で言えば学名みたいな感覚だろうが、誤同定だったわけだ。
ちょうど、明治以降、洋書を調べて日本の生物に学名をあてて行ったのと同じ。
当初、欧州産種などと同じ学名をあてられたものも、その後別種とわかって新学名をもらったのも多いが、
学名と違って漢名にはもはや科学的意味がなくなってたので、誤同定がそのまんま来た、ということか。
「クロウタドリ」って、初めて図鑑で名前を知ったのが小学生の頃だったけど、
名前の由来をずっと「苦労辿り」だと勘違いしていて、長い旅をする鳥なのかな、
だからってなにもそんな可愛そうな名前をつけることはないのになと勝手に思い込んでいた。
厨房の頃ビートルズのBlackbirdを聴いてやっと
「そうか、黒くて歌う鳥なんだ」と知った・・・
ニセアカシアは「偽」では印象が悪いということで名前を変えることが検討されて、
よく似た在来のイヌエンジュに対して「ハリエンジュ」と決めたが定着せず、
アフリカの本物のアカシアを「アフルカアカシア」、ニセをただの「アカシア」にという試みも失敗し、
結局和名は「ニセアカシア」、俗称アカシアのまま今まで来た、という話を以前聞きました。
ただ今となっては、移入種で厄介ものになりつつあるので、
ニセがついている方がかえって現状をよく表しているような。
「ニセ」「モドキ」「ダマシ」等の背景もいろいろですよね。
ニセクロハツなんてどうみても「偽者ドクキノコメコノヤラウ」と書いてあるみたいにみえてしまう。
(ちなみに農家の人は憎いニジュウヤホシのことをテントウムシダマシと言ったりする)。
一番抵抗感なく入れるのは擬態の場合。ハチモドキハナアブとか既に教材ですね。
偶々形態が似てるってのも(言われた方の気持ちは知らんが)まあわかりやすい(カマキリモドキとか)。
「近縁なんだから似てて当然、何も偽者扱いせんでも」ってのもいる。
ニセコルリクワガタとか、カモドキバチモドキ!とか。愛が足りないようにも思えるのだが…
>>128-132 ハンミョウ(ミチオシエの方)の中国名は「虎甲」。
なんとなく英語のTiger beetleの訳語っぽいが、どうなんだろう?
137 :
名無虫さん:02/08/14 06:29 ID:WA76CKcr
良スレハケーン!
学名だと形容詞1個とかで説明不足感あるけど、和名だと物によっては色とか形とか延々説明過剰ぎみな感じ。
ニセムネアカツマグロヒゲナガケブカミツボシホソバヒメオオマダラドクニガクサユスリカモドキダマシ
138 :
名無虫さん:02/08/14 16:38 ID:IZvd4s1d
今さら変えられないけど,アオガエル科(Rhacophoridae)という科名もあんまりいい名前じゃないね
Rhacophoridaeのカエルがみんなアオい(緑色)なわけじゃないし,他の科のカエルでもアオい(緑色)やつなんかいっぱいいるし
(Ranidaeをアカガエル科っていうのも同様)でも,代わりのいい名前が思い付かないけど
Agamidaeはキノボリトカゲ科じゃなくて,アガマ科って書いてる本が増えてきたような気がする
Agamidaeは樹上棲じゃない種が多いし,木に登るトカゲなんて他の科にもたくさんいるから,『いい名前じゃないなあ』と前から思ってたけど
139 :
名無虫さん:02/08/14 17:09 ID:CLgDQDyz
>138
あんたの「いい名前」がなんだか知らんけど、その分類群に固有で共通の特質なんてのを基準にしようとしたらきり無いよ。というか、そうしてしまったら、もっとなじみの薄い名前になるはず。
いうなれば代表的(和名であれば日本人がよく目にする)な種の特徴でよい。
そうすれば、先人の考えたアオガエル科、アカガエル科、キノボリトカゲ科も悪くない。
140 :
名無虫さん:02/08/16 16:08 ID:vxdPMGh8
>138
言いたいことは分かるが、139に同意かな。
キノボリトカゲ科なら、知らなくてもトカゲの仲間であることは類推できるが、
アガマ科ではなんのことやらサパーリという人もいるのでは?
先日立ち読みした恐竜図鑑では、いちいち学名の意味が解説されてておもしろかった。
学名も意味を知るだけでぐっと身近なものになると思う。
ラテン語詳しい人、講釈よろしく。
良スレage
141 :
名無虫さん:02/08/16 16:43 ID:m+/TRrV3
漏れは植物屋だが、動物の和名に
即物的だったり、品のない名が多い事は不満だ。
「シュレーゲルアオガエル」には確かに違和感がある。
献名は専門家にしか分からないのだから、学名以外では
ひかえるべきだろう。両生類の種数は大したことないし、
和名に命名規約はあるまい。また、ニホン/シュレーゲル/アオ/ガエルは
長すぎて、覚えにくいし目録作成でも不便だ。
>>29を配慮して、適当な和名を作るべきである。
日本文化では、学名は専門家の物であっても、
和名は専門家の専有物ではないのである。
142 :
名無虫さん:02/08/16 17:04 ID:ME0B74Su
>>141 動物の種類数>>>>植物の種類数。
そんな凝った名前つけてられない。即物的おおいに結構。
安易な和名への献名は確かにかっこいいとおもわないが、
シュレーゲルアオガエルはいい名前だと思う。
変える必然性は全く感じないな。
背景が面白いし、平凡な和語の名前よりも実は覚えやすい
のではないかな。
143 :
139:02/08/16 18:11 ID:ucRX89y7
同意
だいたい、これだけ長らく使われてきた和名をいまさら変更することの問題のほう大きい。
日本人は学名よりも和名を大切に使うからこそ、
「和名の安定性」ということも重視しなければならない。
献名というのも実は非常に重要である。
学名や和名に自分の名前がのこれば誰でも嬉しくないはずがない。
「もしかしたら自分の名前がつくかも」といった、
いってみれば”単純な下心”を背景として、
いままでの新種発見や未開拓地の調査が進んだということもあるに違いない。
彼らの功績を残してあげてもいいんではないでしょうか。
私は研究者でも専門家でもなく、たんなる生物好きで詳しくはないのですが、
学名の中に日本語やjapon...という文字列を見つけるとうれしくなります。
例えば
ムギマキ Ficedula mugimaki
アサダ Ostrya japonica Sarg.
のように。もちろん図鑑を見て書きましたが。
145 :
名無虫さん:02/08/16 21:04 ID:ME0B74Su
>>144 じゃあ、こんなのはいかが?
コマドリ Erithacus akahige
アカヒゲ Erithacus komadori
オランダのテミンクが日本名と逆に命名してしまった(笑。
ちなみに、テミンクはこのスレで話題のシュレーゲルとともに、
シーボルトが日本で収集した生物をたくさん記載命名した人だ。
146 :
名無虫さん:02/08/16 21:52 ID:3xG+9Ptq
安易にまとめたら怒られるだろうけど、
@名前の安定、込められた研究者の思いや研究史、背景の尊重
A研究者、利用者の必要に応じた修正(慎重な検討は必要)
両方あって初めて良い体系ができるんだろうな。
一般論だと対立したまんまループしちゃうよね。
例えば漏れなんか、虫のいろんな分野でエサキやシロウズに出会うと、
勝手に往年の九大の自由で活発な空気を想像してしまう。
虫の会で生涯の師となる江崎さんに出会った白水少年が九大を目指す。
なぜか入学と同時に研究室に机をもらい(今じゃ考えられんが)
やがては師と共同で続々蝶の新種を発表していく。
女学校卒後、趣味で同大昆虫学教室に通ってた大熊千代子さんは、
江崎さんの推薦により事務職で九大入り。そうそうたるメンバーの
薫陶を受け、ノンキャリながらクモ研究史に輝く業績を残す。
こんな環境から多くの業績が生まれ、あまたの人材を輩出する。
それがあってこそ、多数の献名が寄せられたんだな、と思う。
でも仮に「エサキ多すぎ」(あまりおらんやろけど)と思う人が
居れば、不便かどうか考えると思う。名前決める権限ないけど(笑
147 :
名無虫さん:02/08/16 21:52 ID:9qr+Znfp
トウキョウトガリネズミは北海道に分布し、東京にはいないのだが、採集者が産地を「エゾ」と間違えて「エド」と書いてしまい、こんな和名になりました。
>>147 昔図鑑で見かけるたんびに「東京のネズミは特別な種なのか」と思ってた私。
>147
今は研究者はチビトガリと呼んでるよ
150 :
名無虫さん:02/08/17 01:06 ID:s2kI4X8L
和名への献名は、
専門外から見れば、
いかにもお手軽で、
「和名の私物化」へ道を開いている。
和名を私物化したがる連中は、
不愉快だから自然史から手を引け。
お前のデッチアゲタ種など、知られなくとも
社会に不都合はない。
俺に向かって電波を発射している奴がこの中にいる。
正直に名乗り出れば今日のところは許す。
150は脳がお留守ですか?
>151
ギフの保護オタといい、夏だね。
あさってあたりから涼しくなるみたいだから、自然と消えうせるよ。
154 :
名無虫さん:02/08/17 01:23 ID:16ZUjAUx
>150
あんたの名前をつけてageよう
>150
コモリグモあたりがよさそうw
大英博物館のと比べ終わった虫を前にした二人。
「…どうする」
「記載か…、お前やりなよ。そのかわり…」
「わかった。次は逆な」
志が低いと思うか、当然の栄誉とみるか、さて。
157 :
名無虫さん:02/08/17 01:44 ID:16ZUjAUx
>155 是非
158 :
名無虫さん:02/08/17 01:51 ID:T8o4jMx3
私物化なんかより権威化のほうがウザい。
一度決めたのを簡単に変えようとしない傾向というか指向性はある程度必要だが、変えないことに固執する事に意味はない。収集(新種捜し&命名)オタのスノビズムにすぎん。
159 :
名無虫さん:02/08/17 01:58 ID:16ZUjAUx
「変えようとしない傾向というか指向性」
↓
「変えないことに固執する事」
はぁ?違いがわかりません。
まあ、だれも別に固執してはいないと思うけど。必要性の客観的判断とコンセンサスですかね。
>159
何か書いてみたかっただけなんだよ
脳がお留守みたいだが
161 :
名無虫さん:02/08/17 02:12 ID:16ZUjAUx
>160
そうだったね。なにか書きたかった人のスノビズムですかね
まあ、それほど長くないスレで何度かループしたような主張を
大上段に構えて書き込むんだから、荒らしという可能性がないわけではないが
少なくとも、生物の分類学に興味がある人間の態度とは思えないネ
やれやれ。
>>146 >(尊重と、必要に応じた修正の)両方あって初めて良い体系ができる…
おおむね同意。
>一般論だと対立したまんまループしちゃう
禿同(苦笑
このスレでは、具体的な例を挙げて、和名の背景もしっかり味わいつつ、
個別の事例ごとにに「再考」するのがよいのではないでせうか。
sageます。しばらく上げたくない気分です。
164 :
名無虫さん:02/08/17 04:50 ID:diQniF+0
どうでもいいが反論されるといちいち必死に自演するやつがいるなあ。
発言の説得力に自信がないのか?
165 :
名無虫さん:02/08/17 16:38 ID:16ZUjAUx
反論というほど”論”じゃないからw
166 :
名無虫さん:02/08/17 19:36 ID:YUAJQ2LG
>>136 多分英語の訳だろうね。
それで思ったけど、中国も和名と同じような中国名を几帳面に付けてるようだね。
大概が学名の漢訳だから、中国名を見て学名の意味がわかったりする。
(和名を漢訳したのもけっこうあるが)
話題の献名も、学名にある人名を音訳して「○○氏〜虫」って中国名にする。
韓国も韓名を付けるようだから、やっぱりギリシャ語・ラテン語というか、
アルファベットになじみのある欧米とそうでない国の違いもあるかも。
本題に関しては
>>139とか
>>146に同意だな。
まあ150の言うのも一部のマニア対象物については少し同意。
167 :
136:02/08/17 23:40 ID:3oglqK4T
>>166 >話題の献名も、学名にある人名を音訳して「○○氏〜虫」って中国名にする。
バセドー氏病とか、ハンセン氏病みたいだね。
ジョウカイボンって浄海坊って書くそうですが、
なぜそのような和名になったのですか?
ご存知の方がおられましたら、ぜひ教えてください、お願いします。
・・・ちょっとスレの主旨とは違うかもしれないですが・・・
169 :
名無虫さん:02/08/18 22:02 ID:gDf4x2Xe
170 :
168:02/08/20 07:31 ID:???
>169 遅くなりましたが、レスありがとうございます!
HP見ましたが、興味深い話でじっくり読みました。
ちなみにうちの近くのジョウカイボンは黄色い体で黒い足、だったような気がします。
171 :
名無虫さん:02/08/20 07:35 ID:KdYAwb7S
むー、カンタリジン周辺は混乱してますなぁ。
ところでさっきカノコガを見た。かわいい蛾だ。
カノコってどのへんが鹿子?
あ、羽の模様か。書きながら自己完結してしまったスマソ。
カンタリジンを体内に多量にもつのは、マメハンミョウじゃなくて
ツチハンミョウではなかったっけ?
マメハンミョウもツチハンミョウ科。
マルクビツチハンミョウとかもカンタリジンを持つが、
含有量が多いとかで、カンタリジンを何かに利用する場合の
代表的な原料(基本的に毒!勿論食ってはイケナイ)として
マメハンミョウ、と書いてあることが多かった、ような気がする。
どうでもいい
175 :
名無虫さん:02/08/20 14:19 ID:W78MH9uc
虫屋って、和名で雑な名を付けるのが多い。
分類だけでてんてこ舞いの虫屋事情は聞くが、
雑駁命名帝国主義でカエルまで攻め込まれてもナァ…
176 :
名無虫さん:02/08/20 21:25 ID:ifjmYyiB
雑駁命名帝国主義 ←勝手に決めるな、まんかす!
シュレーゲルは別の話だろ、ちんかす!
177 :
名無虫さん:02/08/20 21:53 ID:ifjmYyiB
>173
中国などでカンタリジン目的で薬用にされたのはEpicauta(マメハンミョウ)ではなく、主にLyttaやSchroetteriaの仲間。これらはきれいな模様があったりして、そのために日本で言うハンミョウと混同された。マメハンミョウに似ているけど、実はちょっと違うのでした。
178 :
173:02/08/20 22:25 ID:???
>177
中国ではキオビゲンセイとかのはず。前の方で書いたので略した。
マメハンミョウは同じ毒を持つ日本での類似品。
こっち(マメ)が類似品とわかった後世には原料に使われた、という話。
脱線はこれまでにしたい。皆様申し訳ないです。
179 :
名無虫さん:02/08/21 21:00 ID:R4ers81o
思わず感動した名前ある?
>179 思わず感動した名前というよりは、最初に名前を図鑑で見てあ然としたのが
ヒロハノヘビノボラズ (メギ科の潅木)
確かに名前を聞いて想像はつくけど、名前というよりは単なる説明かと・・・
181 :
名無虫さん:02/08/21 22:34 ID:Zq3SmNYP
>179 ママコノシリヌグイ(タデ科の1年草)かな。茎にも葉にも棘があって、ごわごわして痛い。
「お前は実の子じゃないから紙じゃなくてこれでケツでも拭いてろ」みたいな由来ですごく怖かった。これって牧野の命名なのかな。感動と言うよりは怖い名前。
182 :
177:02/08/21 22:47 ID:zox2/Wq3
> 178
>> 中国ではキオビゲンセイとかのはず。
Lytta はキオビゲンセイを含む。
ここにて本当に脱線終わり。
183 :
名無虫さん:02/08/22 05:44 ID:dITWT5DC
ゲンセイてどんな字で何の意味?
184 :
名無虫さん:02/08/22 07:28 ID:CFY9RQKg
ワラタ名前→カタビロトゲトゲ
185 :
名無虫さん:02/08/22 09:53 ID:GDMBVOpR
>184
中学頃までは「固くてビローンとしててトゲトゲ」なんだと思ってた。
得体の知れない質感を思わせる語感のインパクトは強烈で決して忘れることが出来なかった。
ハムシ類はこれとムシクソハムシぐらいしか名前知らない。
「肩広トゲトゲ」なんだと気付いたときの落胆といったら…ソレデモスゴクヘンナナマエダガ
186 :
名無虫さん:02/08/22 19:50 ID:gPMhkgIq
>184、185
有名どころではトゲナシトゲトゲも居ますね。あと海野和名だと、
トゲトゲトゲ何とか、って虫もいたような。ナナフシだったかな。
きれいどころはどうですかね。ギヤマンクラゲとか、
古典だとスミナガシ、オオミズアオとか…動物は余り思いつかん。
他スレネタだけどスベスベマンジュウガニは名作だと思う。
187 :
名無虫さん:02/08/22 20:19 ID:JUn18gsU
オオオオハシ。オオハシという鳥の仲間の大型種ってことで。
188 :
名無虫さん:02/08/22 21:22 ID:m68yloEK
学名でも(特に神話系は)イイのありますよね。おなじみのところでは
Zephyrusとか。これに関しては「ミドリシジミ」等の和名より
はるかにハァハァ。全部を「新ゼフ」「金ゼフ」「誰々ゼフ」や他の属名に
変えないで、そのままの属名を残して欲しかったなあ。
>188
個人的には、モグラの学名が好きです。
神話でも何でも無いけど・・・。
単なる間違い。
モグラの学名だけは、絶対に変えないで欲しい。
>>183 「芫青」みたいですよ。『本草綱目』に載ってます。
他にない個性、音の響き、脳内ですぐ像を結ぶ利点を考えれば
モゲラ ウォグラはむしろ名作かと(笑えるけど。
でもシロサイは嫌。
192 :
名無虫さん:02/08/22 23:40 ID:5ayMkeRM
>>191 >でもシロサイは嫌。
てやんでい! こちとら江戸っ子でい!
193 :
183:02/08/23 01:21 ID:Z7T6dpgY
>>190サンクス
江戸時代や中国の本草学について他にお勧めの本有りますか?
>191
コマドリとアカヒゲの学名と和名が逆になっているのも有名。
逆だからこそ、覚えやすかった。
最近蝶に興味を持ち始めたものですが、
メスグロヒョウモンとツマグロヒョウモンは、
語源的には同じことをいいたいのだけど、
同じ言葉を使うわけにはゆかないからこうなったのでしょうか?
どなかた詳しい方、教えてください、お願いします。
ツマグロヒョウモンのツマって、
ツマベニチョウといっしょで、
はしっこって意味じゃないかな。
>195
現物を見れば一目瞭然。
ツマグロは、妻黒ではなく、褄黒です。
198 :
名無虫さん:02/08/24 03:30 ID:E7iwT88/
メスグロヒョウモンはメスの翅の地色が黒系。
ツマグロヒョウモンはメスの前翅の先端が黒。
両方メスの話なのが一因かも知れない。
メスグロ的な説明で和名をつけるならツマグロは
メスツマグロヒョウモンになるかも。
ツマグロは有毒のカバマダラ類(スジグロ?)への擬態らしい。
メスグロは遠目にはゴマダラチョウかミスジ類(青がなければ)
にも見えるが、誰かのマネしてるのかは定かでない。
しかしヒョウモンの和名の話は何だか懐かしい。
消防の私はウラギンがらみでも結構混乱した。
199 :
名無虫さん:02/08/24 06:15 ID:yYDAZTap
蝶趣味の無いオレ的にはツマグロといえばツマグロオオヨコバイ。
田圃に囲まれて住んでるのに農薬普及の成果か全く見ない。
ずっと足の爪先のツマだと思ってた。服の用語なのね。
200 :
195:02/08/24 06:33 ID:Wwis3gNF
>196-199 朝起きて見るとたくさんのレス、ありがとうございました。
すっきししないものが解消できた気分です。
それと>198 「ウラギン」問題ですが、
私もまだ当然日本にいるすべての蝶の名前を覚えたわけではないのですが、
近くの公園で捕まえた蝶が「ウラギンスジヒョウモン」だったので、
環境調査をしている知り合いに「ウラギンがいました」と報告したら、
それはどっちだと言い返され、「ウラギンヒョウモン」はまだ覚えておらず、
一瞬返答に窮してしまいました。
201 :
名無虫さん:02/08/24 06:51 ID:XE71tHfW
褄も爪も、端を意味する「ツマ」の漢字表記のはずです。
爪の連想で覚えて全然OK(この方がヒドイ日本語)と思います。
僕も爪で覚えました。「爪」にシナプスが伸びる言葉でなかったら、
小学生が形態と結びつけて覚えることなどできなかったでしょう。
199さんの記憶は誤認というより、良い和名の証かと思います。
>>200 ウラギンスジヒョウモンが自宅近くにいるとはうらやましい。どの地方ですか?
203 :
名無虫さん:02/08/24 13:35 ID:/Y8WahuF
【漢字がわからない!シリーズ】
マミチャジナイ
ヒメコウテンシ
204 :
名無虫さん:02/08/24 15:11 ID:M5y4kqyt
「眉茶ジナイ」
シナイはツグミの別称で口語らしい。無理やりあてるなら鶇か。
目の上(下も)は茶色ではなく白。マミジロチャジナイが詰った。
「姫告天子」
姫は「小ぶりな」、告天子は古くからあるヒバリの表記の一つ。
高い空でさえずるからだろうな。旧和名はカラフトコヒバリ。
>>204 さんくす〜!
【アナウンサーなどが間違いやすい和名】
コイカル…「マイカル」と同じアクセントで読んだりする(w
「イカル」が知られていない…。「ヒクイナ」も危ない。
植物だけど「マツバイ」なんかも微妙。
206 :
195=200:02/08/24 21:43 ID:hj2nTFXB
>202 自宅は札幌市内、その公園はうちから歩いて15分です。
蝶を見るようになって、その公園がまた少し違って見えてきました。
それから、チョウの図鑑(小学館「日本のチョウ」絶版らしく古本で探して買いました)を見ていると、
セセリチョウの和名の付けかたが特に苦しいなというのが多いような気がしました。
子供のころ、ヒクイドリは「低い鳥」だと思いながら実物を見たら
自分よりも大きかったので驚いた。
アクセントの問題といえば「サギ」。
人を騙してお金を取る人と同じアクセントが一般的ですが・・・
209 :
208:02/08/26 07:58 ID:???
間違えた。
人を騙してお金を取る「行為」と同じアクセントが一般的ですが、
その行為をする人から「師」をとったアクセントと同じが本来なのでは?
と書きたかったのです。まだ頭が起きてないかも・・・
210 :
名無虫さん:02/08/26 08:15 ID:kfAunBo3
>207ワラタ
211 :
名無虫さん:02/08/26 08:25 ID:x9jQIFkH
>207 「ヒクイナ」というのもいるが、これはほんとに低いか。
今話題のタマちゃんこと「アゴヒゲアザラシ」。
でも、アザラシってみんなアゴヒゲがありますよね・・・?
213 :
名無虫さん:02/08/27 00:05 ID:7sW3NTzZ
アゴヒゲアザラシのアゴヒゲは特に長くて目立ちます。
>211
ヒクイナは、ヤンバルクイナと同じ仲間。
大きさはハトより小さいっす。
「ヒクイナは低い。」と言うのは、
駄洒落でしか聞いたことが無かった。
215 :
211:02/08/27 08:53 ID:???
>214
・・・あ、あの、ネタに対してのマジレス、あ、ありがとうございました・・・
ヒメマルカツオブシムシって言った時に
「ブシムシって何?」とか言われたなぁ。
子どもに「シジミチョウ」を捕って見せていたら
「ほんとだシジミ(貝)に似てるね」と言われたけど、
語源はほんとにそこなのでしょうか・・・?
218 :
名無虫さん:02/08/27 14:39 ID:RVQThLmq
カツオブシを知らない子供も増えているのでせうか。
だしの素とかそのままつゆとか使ってればカツオブシ見ないのか。
219 :
ホウネンエビモドキ:02/08/27 16:28 ID:FHtcs+0C
ホウネンエビモドキも『ホウネン・エビモドキ』って発音されたりする
飼育キットの説明文でも『エビモドキの仲間』って書いてあるのがあったし
220 :
1:02/08/27 21:06 ID:7sW3NTzZ
(´・ω・`)『ビモドキの仲間』なの?
「コサメビタキ」は最初「小雨ビタキ」だと思っていた。
222 :
名無虫さん:02/08/27 21:42 ID:pEddxSHU
シマエナガは「縞エナガ」なのに、逆に縞なんかないじゃん! と思っていました。
正解は「島エナガ」でしたが、北海道って「島」ってイメージか?となんか不満。
223 :
名無虫さん:02/08/27 23:12 ID:pq0j07oU
コナガは粉蛾じゃなくて小菜蛾だったのです。
シマフクロウとシマアオジも島のようですね。
北海道が島なのは、昔の島流しのイメージでしょうか。
225 :
名無虫さん:02/08/27 23:24 ID:pEddxSHU
シマゴマはわかりませんね。どっちだろ。シマゴマ見たいなあ。見ても識別できないかも。
226 :
よよ:02/08/28 00:00 ID:8CfM0YgJ
(´・ω・`)『オンナダケヤモリ』はメスだけなの?
>>220 >(´・ω・`)『ビモドキの仲間』なの?
じゃなくて『ホウネンエビ・モドキ』だろという話
>226 恩納岳守宮。オスもいます。
メスの単為生殖は、国内ではオガサワラヤモリ。
ネタ振りかも知れんけど、一応。
>228 オンナダケヤモリ
ネタ振りというか、これはカナで見ると間違う人がいそうで面白い。
観光バスのガイドのネタになってるかも。
230 :
よよ:02/08/28 18:18 ID:8CfM0YgJ
(´・ω・`)オスもいたんだね。ありがとう。
231 :
名無虫さん:02/08/28 20:37 ID:kEhzwufG
健康食品「メシマコブ」をコンブの仲間だと思ってる人は多そう
232 :
228:02/08/28 21:15 ID:???
>230 いえいえ。こちらこそ失礼しました。
山の名前冠した和名は結構「なんだろこれ?」多いですね。
例えば「ポンポンメクラチビゴミムシ」なんて、
虫屋でも近畿在住でもない人はどんなイメージ持つのかな。
関係ないけど「タンカレー」を「舌カレー」だと思っている人も多そう。既出かな。
ずっと前だけど、「ミヤコショウビン」のミヤコって、
沖縄の宮古島じゃなくて岩手の宮古だと思っていた。
235 :
名無虫さん:02/08/29 02:15 ID:gP4cOZtf
天皇のお使いになるコショウの瓶と勘違いしなければ合格点
236 :
名無虫さん:02/08/29 12:54 ID:1Fxc9a0r
北杜夫で既出
薄馬鹿下郎
237 :
名無虫さん:02/08/29 15:42 ID:mLEPk18z
238 :
名無虫さん:02/08/29 16:56 ID:NJFMo+Gk
239 :
名無虫さん:02/08/29 17:09 ID:C3KuRotl
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>>227 分かりました。「モドキ」の仲間なんですね。
241 :
名無虫さん:02/08/29 18:29 ID:h96escYC
シマアジって
鳥:カモ科シマアジ
魚:アジ科シマアジ
同じ和名の鳥と魚がいるんだけど、他にこういう例はあるのでしょうか?
まあ、この2つが混同することはなく、そもそも学名を使っているのであれば
同じ和名でも問題はないのでしょうけど。
243 :
242:02/08/29 19:11 ID:???
訂正
鳥:ガンカモ科シマアジ
でした。
244 :
銘無虫さん:02/08/29 20:04 ID:Y9Ll+rq+
245 :
242:02/08/29 20:22 ID:???
オオバカマアシムシ
モーニッケイノコギリクワガタ
モーニッケイ=moenickei(種小名の部分をそのまま音訳)
月刊むしのリストに載っていたがイはこの場合不要ではないのか。
そもそも「モーニッケさんの」という意味なのだから
モーニッケノコギリクワガタでいいと思う。
もっとも、種小名そのままつけただけって外国産で目立つが
少なくとも昆虫界においては学名音訳和名?はやめてほしい。
学名変わったら和名もいちいち変えるのか。
インプレッシコリスネブトクワガタなんてせめて和訳したものつけれ。
>247 商品名なんかだとその手の適当なの多いですよね。
学名の献名を標準和名に使うときは属格のiは取る。その上で
通例はその人物の母国語に近い表記にする。
上の例は人名とも羅語の原音とも違ういいかげん訳。
でも外産クワカブはそういうの多いけど。
249 :
Didier:02/08/30 01:44 ID:K019vKRW
ディディエールシカクワガタ ←フランス人のディディエ(Didier)だろ!
ディディエリシカクワガタじゃないだけマシ?
251 :
名無虫さん:02/08/30 10:59 ID:WD0FCOhd
わりと大きくなるまで、ヨツボシケシキスイは「〜景色吸い」で、
夢を食べる獏みたいなネーミングと思ってた。
あとミイデラゴミムシのミイデラがまさか日本語だなんて…
252 :
名無虫さん:02/09/02 00:52 ID:KuB4YbRD
ところで金メダル返せ。
サルハムシって何の意味ですか?
255 :
名無虫さん:02/09/02 21:01 ID:3q5Y5TxT
ある羽虫とか(w
ところでハンドウイルカのハンドウてなに?
慰安ソープ
ハンドウイルカ、漢字だと半道海豚になるんですよね。
昔から九州北部などでそう呼ばれてたようです。
半道とは、上方歌舞伎の、半分道外(どうけ)の悪者のことだとか。
一方「バンドウ」は西脇昌治さんがつくった呼び名らしい。
いずれもどこぞに書いてあったものの読みかじり。
確かなことは知りませんが、とりあえず。
258 :
名無虫さん:02/09/03 14:44 ID:/NTlNvIp
日本に(殆ど)全くいない分類群の生物に、二つ継ぎ足したような和名を
用いるのはどう思いますか?
シジミタテハ、サケスズキ、シギダチョウみたいな…
>>258 とりあえずイメージを伝達するにはそれなりに効果的な命名だと思う。
ところでコクマルガラスのコクマルってなに?
>>259 黒丸。わかったようなわからんような。
淡色型の頭が黒丸なのか?
しかし、当て字じゃないかと疑いたくなるような変な重箱読み。
>>261 昔は「小さいクマルガラス」だと思っていた。で、クマルってなに? と無駄に悩んでいた。
263 :
名無虫さん:02/09/04 00:14 ID:z0zIN/sU
ワニトカゲギスはワニ+トカゲギス? ワニトカゲ+ギス?
あとスミレサイシンはサイシン(カンアオイ)じゃなくてスミレの仲間ってのが
いれぎゅらー。
264 :
名無虫さん:02/09/04 01:44 ID:N3XJAJSD
ワニ+トカゲ+キスの3種合成かも。
チシマウガラスもカラスじゃなくてウの仲間。考えてみるとイレギュラーだ。
265 :
名無虫さん:02/09/04 04:40 ID:ZqIbpQo9
>>261 コクチョウとかハクガンのノリなのかな。
でもクロトキだっているしなー。
ところで、カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間の大きさだからって
カスマグサという名前はあまりにも可哀想な気がする。
>>265 無茶な命名のため「カ」と「ス」が漢字化できない。
漢字では「カス間草」と「カス」が強調され、一段と不幸。
関係ないが幼時、キツネノボタンは「狐の釦」だと思い込み
ポエムな光景を思い浮かべていた。悔しい。
別種と絵本のせいもある。
新美南吉だって絶対、連想で童話書いたはずだ。
ここおもしろい。
268 :
名無虫さん:02/09/07 20:56 ID:wF5J4J+J
ジガバチってあのスタイリング子供のころから結構好きだったのにジガの意味が分からないので、自家とか滋賀とか記憶が揺らいでなかなか覚えられなかった。
今日立ち読みした本にDigger wisps(ダッタカナ?)というのが出てて「うそぉん、英語だったの?」と唖然としてるんですが実際の所ジガって何?
namcoにDIGDUGっつー穴掘りゲームがあったが…
似我蜂
>>268 確か、幼虫のえさを運びながら立てる羽音が
「似我、似我」(我に似よ!)と聞こえるから
271 :
268:02/09/08 10:44 ID:Hbp0t4c7
>>269-270 まじっすか。中国の発音でじゃないよね?平安時代みたいなセンスだな。
じゃ英語は偶然か。
272 :
268:02/09/08 10:52 ID:5CZz4jYG
あっ!それってもしかして青虫とかバッタを土に埋めてもそこからジガバチが出てくるから、青虫がハチに変身したと。埋める前に青虫にマジナイをかけたと。
そういうお話か?オモシレー
273 :
名無虫さん:02/09/09 00:45 ID:VIrdzLJs
ゲンゴロウの仲間はわりと大きいヤシに「コガタノ〜」なんてつけちゃったから
もっと小さいのにはツブとかマメとかケシとかつけて収集がつかなくなって
いるのでは?
さきほど「カエル−水辺の隣人」松井正文著中公新書を読み終わりました。
新書という形態で一般向けであるわりには学界内部の事情についての記述(というかつぶやき)も多く、
新鮮な感じがしました(私は学界の人でも研究者でもなんでもありません)。
新書だから仕方ないけど、ちょっと物足りなかったです。でも読んでよかった本ではありますが。
ところで、本書で日本の代表的なカエルが何種類か説明されているのですが、
シュレーゲルアオガエルはモリアオガエルの項でほんのわずかに触れられ、
アマガエルの項でごく簡単に識別方法が記されているだけでした。
著者はカエルの生態を研究する人が少なくて困っていると書いていましたが、
シュレーゲルアオガエルは研究がほとんどされていないのかな、と思いました。
>>268 大顎で穴を掘る時の音(ファーブルが「ジガバチの鼻歌」と呼んだ音)と
する説もある。いずれにせよ蜂が立てる音を青虫への呪文と捉えたのは確か。
多分本当に平安期でしょう。。仙覚が万葉集名物考を執筆してた頃
(1200年代中期)には既に一般的な呼び名として定着してたようです。
>>273 ツブゲンゴロウ→コツブゲンゴロウ→チビコツブゲンゴロウ
スーパーサイヤ人状態ですね。
>>274 まさか名前のせい……じゃ…ない……ですよねえ………。
276 :
名無虫さん:02/09/12 02:24 ID:KNeFke60
スーパーヤサイ人って誰ですか?
277 :
名無虫さん:02/09/12 09:58 ID:C8cQ8mCx
昔の人も結構しっかり観察してたんだねぇ。
蜂が虫を土に埋めて、同じ場所から蜂が出てくるのを知ってたとは。
枕草子とかでもぬかづき虫(コメツキムシ)萌え〜とか書いてるし、虫人気高かったのかね。
小一時間問い詰めたいヤシら。
ニセリンゴハマキモドキ……どっちやねん?
オオズコガシラハネカクシ……結局アタマでかいんかそやないんかゆうてみいや。
シロスジクロマダラメイガ……どんな模様や?
ニセクロホシテントウゴミムシダマシ…自分なにもん?
トゲアリトゲナシトゲトゲ…もう知らん。
スズランはユリ科だけど
エゾスズランはラン科。
280 :
名無虫さん:02/09/22 16:25 ID:Hj018dfb
すまん。ケイマフリの語源を教えてくれ。まさか「桂馬振り」じゃないよな。
>>280 アイヌ語のケマ(脚)・フレ(赤い)…らしい。
天売島では「アカアシ」とも呼ぶ…らしい。
ちなみにエトピリカは
エトゥ(鼻、岬、先端、嘴)・ピリカ(良い、美しい)で
「きれいなくちばし」…らしい。
読みかじり、聞きかじりにつき正確な訳かどうかはわからんけど。
282 :
サルゲッチュー:02/09/26 00:30 ID:INXPdGVN
ワシカマギリは鷲とカマキリ。
イソギンジャガーはかっこいいが弱い、石森顔出し。
高山植物もわけわからん
山の名前がつくのはいいほうで、
ヤマ、ミヤマ、クモマ、タカネ、いろいろつけすぎ。
284 :
名無虫さん:02/09/26 05:28 ID:SZHnrCFF
関係なかったらごめんね。
シュレーゲルアオガエル初めて見たとき、ゴムかなんかのにせものかと思った。
大きさは親指ぐらいですごくおとなしかった気がする。
285 :
280:02/09/26 17:35 ID:X14+OPhj
286 :
名無虫さん:02/09/27 00:22 ID:Uqb9n5gx
>>283 高山系の和名、漏れは嫌いじゃないです。対象種にもよるけど。虫だと
「タカネヒカゲ」…………文句なし。
「クモマツマキチョウ」…低いとこにも居るけど、イメージ的にOK。
「ミヤマクワガタ」………違う気がする。
かな。まあ乱用気味なのは確かかも知れないですね。
昆虫だけで200種以上「ミヤマなんとか」が居るし。
>>284 わらた。何となくわかります。多分
@目の横に黒いスジがなくて、全体が鮮やかな黄緑色に見える。
Aアマガエルより口吻が尖ってて、おもちゃのカエルに近い顔。
B手足が長い。
などのせいかな、と思うのですが、どうでしょう。
>>286 困るのはヤマ、ミヤマ、タカネ、クモマ、イワが同系列にある場合だな。
花だとミヤマシオガマとタカネシオガマとか。
ただでさえ似てるのに。
288 :
286:02/09/27 06:50 ID:6cjnHTAU
>>287 なるほど。ウスユキソウ(タカネ、ミヤマ、ミネ)とかもそうですね。
あとスミレも凄まじい。
クモマ、タカネ、ミヤマ、ヒメミヤマ、コミヤマ…うわあ。
ナズナは牧野さん時代ののタカネ、ミヤマがクモマに統合されたけど、
まだ他にクモイとかあるんですよね。
289 :
286:02/09/27 07:08 ID:6cjnHTAU
イワスミレを書き落としてますた。
ガラスヒバァ
透き通ってないぞ!と思ったら現地の言葉で
ガラス=カラスだって・・・
291 :
名無虫さん:02/09/28 01:07 ID:YSLgdvNk
ひばぁは?
ヒバァはヘビ
293 :
名無虫さん:02/09/28 13:11 ID:zMyieHLr
ヘビ、マムシ、ハブ、ヒバァ、ヒャン、ハイ、
-ダ(シュウダ) -ジャ(ナンジャ)
こうしてみると日本語のヘビの一次名称はけっこう多い。
あとはナメラ、マダラ、アカマタ、ジムグリ、ヒバカリ、
ヤマカガシ、アオダイショウ…
294 :
名無虫さん:02/10/13 00:26 ID:NG9VnQvA
おちてるな、あげとこう。
295 :
名無虫さん:02/10/16 01:50 ID:wk4FFXgc
シュレーゲルです。
296 :
名無虫さん:02/10/16 17:14 ID:jbYok/1r
>>293 関西では蝮のことを『ハブ』いいます
『マムシ』ゆうたら,鰻重のことでっせ
297 :
名無虫さん:02/10/25 05:10 ID:6cfQ5P3F
AGE
298 :
名無虫さん:02/10/25 05:15 ID:H/iv2Rwy
>296
マムシをハブというのはともかく、
鰻重をマムシっていうのは何故?
鰻蒸し(マン蒸し)→マムシ?
詳しくは知らんが、関西(中京もそうだったかも)の鰻重って、
基本的に中層にも鰻が入り、下からご飯・鰻・ご飯・鰻と重なる
「鰻まぶしご飯」だとか。それで古くは「櫃まむし」(まぶしの意)と
呼んでたが、櫃がとれて「まむし」になった、とか聞いた。
これで合ってる?詳しい人いたらご指摘を。
300 :
名古屋人:02/10/25 07:02 ID:tvPLf90H
おもしろい!知らんかった!
納得!
>>299 ちなみに関西でそうするのは、関東が蒸してから蒲焼きにするのに対して
関西では蒸さずに直接焼くから、って聞いたことがあります。
キャプテンウルトラのはシュピーゲルだよ
303 :
名無虫さん:02/10/26 13:47 ID:6kVvsSMJ
304 :
名無虫さん:02/11/01 11:35 ID:GGtfRQX7
生物学名概論 平嶋義宏著 東京大学出版会 251ページ4600円
305 :
名無虫さん:02/11/01 13:13 ID:Zvo4Vo0v
シーボルトミミズは既出ですか?
>>305 スレの初めの方で名前だけ上がってた。
きれいですよね。
しゅれーげろ
||∀゚)y━・~~~ シュレーゲルアオガエルを取り逃がしたことが、今でも残念でならない。
309 :
山崎渉:03/01/06 15:06 ID:???
(^^)
まむし=はぶ??違うだろう。はぶはみなみのほうのへびじゃ?
311 :
山崎渉:03/03/13 13:40 ID:???
(^^)
312 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/13 16:15 ID:jQHT3UI3
和名スレか。
意外と知られていない県名のついたムシ。
グンマカバナミシャク
グンマキクイムシ
群馬県の巻でした。
じゃあ、ちょっと聞いただけじゃ何だかわからないシリーズ
ヘッピリモクズ
ウロコシリモチ
だからどうしたとは言わないでくださいです。
314 :
名無虫さん:03/03/15 14:46 ID:YJO4HDC6
イロロ、ミリン、ツルツルはがいしゅつですか
ヘッピリモクズ・ウロコシリモチ。なんだろ。
ちょっと外国旅行です。
カラフトモンシロヒラタヒメバチ
アムールギングチ
チョウセンシロチョウ
フッケントラカミキリ
ウンナンマルガタゴミムシ
タイワンヤドリニクバエ
フィリピンザイノキクイムシ
ルソンマルカメムシ
シャムマルカメムシ
続きは???
>314
改装は面白いですね。フダラクもお気に入り。でもミリン知らんかたです。
ツルツルは学名もturuturuだったw
>315
ヘッピリモクズはヨコエビでウロコシリモチは蝿ですた。日本産です。
今度イエバエ図鑑が出るですね。ゼターイ買いと思うです。
ところでバッタ図鑑はどうなってるですかね。
じゃ外国旅行の続き
アメリカシロヒトリ (ってアフォ杉?)
318 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/16 20:27 ID:ZLThxqk6
>>316 イエバエ図鑑と、ウロコシリモチイエバエの詳細キボンヌ。
とくにシリモチイエバエ、もしかして最近衛動学会で発表されたヤシですか?
和名ヲタとしては初耳ですた。サンクス。
シリモチイエバエという和名は「目録」ではついてませんが、
石川県のリストで目にしたのが初めてでした。たしかミクキアシチビイエバエとか
いうのと並んで載っていたと思います。
アメリカヤブグモの次はユーラシアモモブトハナアブ?
イエバエ図鑑ラジャーです。某bbsで見てから確認しますた。
320 :
名無虫さん:03/03/17 16:28 ID:m0IcaRVw
金魚つかいさん、貝の和名で「〜ガイ」をつける傾向はどう思いますか。
奥谷先生はつける派なんですか。
素人としては、ついていたほうがありがたい場合もあるけど、
昔からたまたま知っていたのにつくと、違和感もありまつ
(ウミウサギガイとか)
>320
奥谷先生も前はガイ付きを使ってたかもですが、
近年の日本近海産貝類図鑑だと「ガイ付き和名」はなくなってるですね。
誰もが違和感持ってたということだと思うですよ。
植物だってホトトギス、ヒナチドリ、と何も付けないのが文学的と思うですね。
貝もヤマホトトギス、イソチドリがイイ。ウミウサギもその通り。
まだ立ち読みしかしてないですが、
「虫の名、貝の名、魚の名」という本にその辺のこと書いてあったかも。
昔、貝好きの古生物学者鹿間博士がイモ貝の和名の話の中で、
植物の芋と間違うヤシはおらん。ガイ付き和名チョーウザ!逝ってヨシ!
と言ってますた。もっともだと思い松。
322 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/18 10:29 ID:n5aCHZsU
貝ってなんかはっとさせられる名前多いですね。
その名前の美しさをこわすような行為はだめだめですよね。
昆虫でも、ミミズクは紛らわしいから、ミミズクムシとか
ゲンゴロウは人名と間違えそうだからゲンゴロウムシなんてことになったらナンセンスです。
虫の名・・・、それ読んでみます。ミイロトラカミキリの話が特に知りたいです。
サンマ先生が著者に加わってなかったかな。
サンマ先生って書いといて何のことだか分かりづらいかも。
分かったら脳内で、ああと手拍子してください。
分かってくださいby晃
ビフカケムリグモというのがいますが、北海道の美深か。さむそ。
他にもシャリキクイムシとかキタミモンヤガとかすごいです。
ショキタテナガエビ(学名もM. shokitai)
諸喜田という苗字は沖縄にはけっこうあるらしい。
>>323 若いのになんでそんなの知ってんの? イナバミノウミウシ。
>>321 >ガイ付き和名チョーウザ!逝ってヨシ!
ワラタ。ほんとにそう書いてあったらどうしよう。
>>322 『虫の名・・・』某オンライン書店で探して
0.5秒でショッピングカートに入れました。ありがとう
326 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/19 20:31 ID:0gNF4MXO
諸喜田先生でおもいだしますた。
東海大学から「琉球諸島の陸水生物」というすごい本が出ましたね。
「日本のイエバエ」もほしいけど、この本もほしいです。
とくに水生昆虫に関しては1985年の検索図説以来のまとまった検索図鑑ではないでしょうか。
各先生方も豪華です。甲虫だけは足早に去らないでほしいですが。
あ、川の虫図鑑というのもありましたね。でもそれよりも詳しそうです。
意外だった種小名そのまま読み
ヒグロコモリグモ hygro
ヘロスギングチ heros
327 :
名無虫さん:03/03/19 20:38 ID:zeAm3e7V
学名そのまま読みで一番脱力したのが
フルマカモメ Fulmarus glacialis
だな。
フルマカモメってそれが由来だったのか。初めて知りますた。
ナガレトビケラの仲間もそのまま読みが多かったりしますね。
トランスクィラナガレトビケラ transquila
クイエータナガレトビケラ quieta
329 :
名無虫さん:03/03/20 20:40 ID:EmzucsE/
海藻にウスバハゴロモ、イシノミ発見
イシノミ! そんなのもあるですか。
どうも海藻の名前が一番変かも知れないと思うですね。
332 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/21 15:01 ID:T0CMeFA5
ウスバハゴロモ、イシノミイイ!ただしムシはどれも普通種です。
磯にないのにイソノキとはこれいかに。
333 :
名無虫さん:03/03/21 23:05 ID:1Z/H/ZSn
ナンキョクカワカマドドリ
南極の川の竃鳥。
そうだけど。
オンナダケヤモリ
単為生殖する訳では無く、沖縄、オンナ(漢字解らん、スマソ)岳
と言う山で発見されたから・・・らしい。
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>>334 恩納岳だったかな?
カツウダケエビネとかいう植物もあったけど、嘉津宇岳と書きます。
ヨナハニクバエの与那覇も与那覇岳からきてたりして。
337 :
名無虫さん:03/03/22 21:23 ID:r5+YwbtW
カツモウイノデあげ(なんとなく)
338 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/22 21:45 ID:tu8bd3B7
カンムリベニシダ
ヒュウガシケシダ
シビカナワラビ
シダは種分化激しくて、ムシヲタの私もなぜか身近に感じます。
地名つきがとくに好き。ただしどれも一緒にしか見えませんが。
339 :
名無虫さん:03/03/22 22:02 ID:r5+YwbtW
なんとかカグマとかデンダとかショリマとかってかっこいいよね
私も名前だけですがw
340 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/22 22:28 ID:tu8bd3B7
ほんと、名前だけは出てくる。
サクライカグマ、シノブカグマ、オオカグマ、アマミデンダ、イワデンダ、
ホソバショリマ・・・
サラシナショリマって書きそうになったw
ちなみにデンダってなんだろ。デシダの誤植?
341 :
名無虫さん:03/03/22 23:27 ID:Ila6Fpsq
おおっ、ちゃんとした説があるんですか。
そういや粗朶の朶は木とかいう意味かな?
オモロカンアオイ
おもろざうしから由来しているらしい。
オモロってつけばたいてい石垣方面だなあ。
343 :
名無虫さん:03/03/23 20:34 ID:qbQ+CgW+
パンダカンアオイ
キウイカンアオイ
は標準和名なのか?
全然関係ないけどイチゴナツモモ(貝)←これも外国産かな?
344 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/24 00:09 ID:nc/xPaKt
そのカンアオイ日本産?これもいろいろ種類あるよね。
鹿児島だったか、サンコカンアオイなんてのは三鈷からとったらしいね。
パンダもキウイも中国産で、園芸品として売られています。
カンアオイも「〜サイシン」とついたり「〜アオイ」だけだったり
わけわからん(w
346 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/25 20:40 ID:OZFkAxXG
一瞬、蝶かと期待してそうでなかった虫シリーズ
コツバメメマトイ
コミスジキモグリバエ
オオムラサキカミキリ
オオゴマダラコクヌスト
サカハチトガリバ
コンボウオトヒメってゴカイがいるけど
コンボウオトヒメダニというダニもいるみたいニダ
348 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/27 15:53 ID:m13g2E+p
オトヒメダニか。ハバビロオトヒメなんてのもいなかったっけ?
モジャモジャツチイロゾウムシ
コブコブゾウムシ
イボイボアナアキゾウムシ
キラキラハゼ
マルマルケシキスイ
トゲトゲクロサルゾウムシ
ナヨナヨコゴメグサ
形容詞?シリーズです。
349 :
名無虫さん:03/03/29 16:48 ID:ovkQMciG
子供のころカエルの尻にストローを刺して
「シュノーケルアオガエルだ!」
などとやったものです。
あ、ここ虐待スレじゃなかった。
350 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/03/30 00:08 ID:jnx+95dF
そろそろ卯月ですね。
ウヅキイエバエモドキ
ウヅキコモリグモ
age
352 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/04/14 00:37 ID:dLtrRkvg
アゲか。
アゲハ以外にアゲで始まる虫っていないね。
あ、アゲハタマゴバチがいた。
353 :
名無虫さん:03/04/14 00:51 ID:j0XUxP8x
アゲマキプリカ(なんと、トカゲです)
354 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/04/14 01:48 ID:dLtrRkvg
お、トカゲですか。アガマなんていう種類のトカゲいなかったけ?
アガ
アギ・・・アギトアリ アギトギングチ アギメクラチビゴミムシ
アグ
アゲ・・・アゲハ アゲハタマゴバチ
アゴ・・・アゴヒゲケシデオキノコムシ アゴブトグモ
以外にいないもんだね、ア+ガ行。日本の虫だけですが。
あ、ミジンムシでアゴナガとかいうのいたかもね。
眠いので考えがまとまらなくてスマソ。
356 :
名無虫さん:03/04/14 22:17 ID:tSCuMZQC
全然関係ないけど。
メンコイタカラ
スカシカシパン、とか
笑えるよな
358 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/04/15 20:20 ID:27u/a5wo
チガイオビツヤユスリカ
違うなんて使われてるの、この虫だけっぽい。
359 :
山崎渉:03/04/17 08:59 ID:???
(^^)
360 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/04/19 23:05 ID:+vcAn7mr
山崎鬼だに。
なんもこんなにさげることないら?いいかげんにしろし。
361 :
名無虫さん:03/04/20 08:38 ID:SQeTFmub
静岡弁?
362 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/04/20 13:54 ID:CEuWir8c
>>361 正解。
ヤマサキオニダニのエピソードはけっこう書かれてますね。
ヘラゲオニダニなんてのもいたような。
ウッカリカサゴ
364 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/04/21 00:02 ID:d/FGjz2q
パンダダルマハゼ
ロケットイザリウオ
メリケンキアシシギ
366 :
名無虫さん:03/04/25 17:42 ID:MKfKkk+w
367 :
名無虫さん:03/04/26 17:52 ID:Fp4xN/Av
オオヒメグモ
ヒメオオクワガタ
逆に混同する名前の付け方
369 :
動画直リン:03/05/03 22:22 ID:Z/JGO6Tr
370 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/05/03 22:49 ID:ZMl485C9
ニセヒメコガタクサカゲロウ
これ最強。
チラとはある地方の方言で川虫の一部を言うらしいです。
地元の人がその幼虫をチラと呼ぶカゲロウということで
チラカゲロウと言うだそうです。
374 :
名無虫さん:03/05/07 03:48 ID:6I/1Crrm
オオマツヨイグサ
ツマグロオオヨコバイ
なんか似てる
375 :
bloom:03/05/07 04:22 ID:31WnqAli
376 :
名無虫さん:03/05/14 18:29 ID:Bx/GPpxB
ココカ
377 :
和名クイズ :03/05/14 21:25 ID:+VpVS0gh
○○○は何でしょう
ヒメ○○○
シロ○○○
クビワ○○○
ヒメクビワ○○○
>>377 人
(__)
\(__)/ ウンコー?
( ・∀・ )
クチバ?
380 :
377:03/05/15 19:57 ID:/N0pRcar
意図としては「カモメ」だったんだけど、ほかの解もあるかな?
つぎ誰か問題出してよ
381 :
和名クイズ:03/05/17 13:16 ID:aV+QMKFM
タ○○○
ヌタ○○○
○○○イヌ
う
∈な∋
ぎ
か
も
383 :
ある意味かんたん:03/05/17 13:51 ID:NIaj+oaU
エビガラ○○○
ニュウナイ○○○
シリキルリ○○○
>>383 もしかして
ビロード○○○
コ○○○
キイロ○○○?
385 :
名無虫さん:03/05/17 16:52 ID:pLF6BvaA
飼える?
386 :
名無虫さん:03/05/18 01:41 ID:v/EeIXw5
>>384, 386 ピンポン(上から蛾・鳥・魚)
388 :
名無虫さん:03/05/19 03:58 ID:uva/6chP
すっっっごい、気になってることがあります。
動物の名前でよく“モドキ”って使われますよね?
ところでこの“モドキ”ってどんな由来の言葉なんですかねぇ?
389 :
名無虫さん:03/05/19 15:40 ID:kgEWkDxw
385も正解だな。隣にあった「スズメ飼えますか」というスレの流れで。
>388
普通の日本語だが…国語辞書引いたかい?
もどき(擬)…に(似ている/似せて作る)こと
もどく(擬く)…に似せて作る
「もどく」は古語だが「もどき」は普通に使うべ。
さらにその由来は、という話になるともう言語学の領域では。
○○○アマダイ
キタ○○○
○○○ノマゴ
○○○メバル
でどう?
>>390 キツネ!
キツネメバルは種小名もvulpes(キツネ)だったりして。
392 :
山崎渉:03/05/21 21:58 ID:???
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
393 :
山崎渉:03/05/22 00:12 ID:???
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
394 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/05/22 00:54 ID:El+OM0kx
○○○○オニダニ
○○○○カズラ
396 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/05/22 01:18 ID:El+OM0kx
>>396 ヤマザキカズラのつもりで書いたんだけど
(ニューギニア産サトイモ科の水草、正式な和名じゃないかも)
398 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/05/22 23:47 ID:UDVvSBJp
>>397 フウセンカズラかと思いました。
ヤマザキカズラ、いい名前ですね。かくいうわたしもヤマサキオニダニ
のつもりで書きましたが。A先生がはじめて記載したダニです。
フウセンアカメガシワって珍しいようですね。実物みてみたいなー。
ヤマザキカズラは水草界の大御所・Ш崎美津夫氏が日本に導入したもので
流通上そう呼ばれていますが、なんつーか・・・
あんまりいい名前でもないっす(w
400 :
名無虫さん:03/05/26 01:59 ID:mxwxr5zv
牧野富太郎命名の生態や形態や分布域が想像できない変な和名
マキノスミレ
スエコザサ(スエコは牧野の嫁はん)
マキノは許せてもスエコはないよ。。。
401 :
名無虫さん:03/05/26 02:06 ID:mxwxr5zv
アクセントをほぼ確実に間違われる和名
バイカモ(梅花藻)
ニュースにバイカモ開花のニュースがあると、必ずアイガモと同じアクセントで
読まれてる
403 :
Aelia ◆mYl7EDbJMI :03/06/24 23:50 ID:1LdZMozu
ヤエンオニグモというのがいますが、
今まで八つの円から由来しているのかと思ってましたが
野猿峠からきていることを最近になって知りました。
404 :
名無虫さん:03/06/25 01:11 ID:LGuK6TK5
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。
407 :
A ◆ddc./BhcxA :03/08/10 17:41 ID:D8W6PH9u
良スレハケーン!死なすのはモターイないのでageます。
>>208 スズキもそうですね。昔ながらの江戸前のすし職人はアクセント違う。
>>249 マダガスカルのグランディディエ(Grandidier)氏に献名してるのでDidiereaとかいう
植物があったような・・・?
そう言えば、前にアオスジアゲハに「サルペドンタイマイ」ってゆう名前を新たに付
けようとした動きがあったみたいですが。あまりのアフォさ加減に笑えた・・・。
和名もつけるの大変ですヨ。
408 :
名無虫さん:03/08/10 18:10 ID:Yt6KpToc
>>407 ディディエレア科4属11種はいずれもマダガスカル特産ですね。
そのうちのアルアウディア属Alluaudiaにはカナボウノキ(〜カナボウ)という
和名や「亜流木」という園芸名があったりしますね。
409 :
A ◆ddc./BhcxA :03/08/10 18:30 ID:KfM7S5/G
>>408 Alluaudって樹木にもあったんだ。やっぱマダガスカルのヤモリで
Uroplatus alluaudiiてのがいますよ。
楽しいけどチョト用事。落ちます。また来ますね。
NHKニュースにて。中国の野生動物の取り引きが規制されるお話。以下、実際の報道。
「〜これによって商業目的の流通が原則禁止となるのは、
ハクビシン・タヌキ・中国イタチアナグマの三種類〜」
バカ役人キタ――――――――(゚∀゚)――――――――!!!!!!!
412 :
名無虫さん:03/08/16 02:21 ID:lNXi3vyA
age
413 :
名無虫さん:03/08/16 02:39 ID:MSt0gB4O
sage
414 :
名無虫さん:03/08/16 15:43 ID:aCbn5l8Q
>>411 「中国」のところが漢字になってたって意味?
>>414 チュウゴクイタチアナグマなんて和名ないでしょ?
前もサイテスの付属書でマダガスカルボアの英名がMAD BOAになってたし。
気になって調べたらチュウゴクイタチアナグマって和名あったよ・・・漏れはまたてっきり
役人の所業かと。知らなかったのは悪いが、隣国の動物(しかも哺乳類)で34年間耳に
した事の無い名前(しかも相当出来悪い)出てきたらそう思うって。
英名しか知らんかったが、しかしまんま直訳、和名つけた香具師はどんなセンスしてんのか?
相当古くに付けられた和名らしいが、シュリョウヒョウとかウシカモシカといったのと同列の
悪しき遺物だな。研究者による改名を切に希望する次第。そうそう、チュウゴクイt(ry)、
別名をドジョウネコというらしい。
因みに役人の所業の例。
レルマサラマンダー(Ambystoma lermaense)→レルマアホロトル
パツクアロアホロートル(Ambystoma dumerilli)→アホロトルモドキ
これが日本で高給もらってる役人連中のお仕事です。
自らに激しく誤爆したんで晒しage
418 :
A ◆ddc./BhcxA :03/08/30 13:35 ID:0fGfJPqk
スマン、今度こそage
で?
420 :
名も無き冒険者:03/08/30 15:44 ID:ttOeuiyQ
この最強議論だらけの野生生物板に
こんな名スレがあったなんて・・・
感動すらおぼえる
421 :
名無し虫さん:03/08/30 16:00 ID:6A0w4UgB
クイナが一般に浸透してないから、ヤンバルクイナって言われても
鳥だって事ぐらいしか解らないんだろうか、あとキツツキの「〜ゲラ」も
ガロアムシはどうなるんだ
423 :
名無し虫さん:03/09/04 22:34 ID:iOMEwuLb
age
ハマキにも学名和名読みがあったっけな。
425 :
名無虫さん:03/12/23 12:39 ID:eEw/wHgp
古い時代の和名
ゴリラ→オオショウジョウ
チンパンジー→クロショウジョウ
オランウータン→ショウジョウorアカショウジョウ
コアラ→キノボリフクログマ
ウォンバット→フクログマモドキ
ジャイアントパンダ→シロクログマorイロワケグマ
他にどんなのあるかなあ・・・
ちなみに和名ではないけど、ヌーのことは昔「ウィルドビースト」と呼ばれてたけどあの名前はすっかり廃れてしまったのは何故だろう?
コウセンポシロノメイガってかっこいい響きだよね。