世界史なんでも質問コーナー

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801796
>>798>>800
感謝ハムニダ!
やっぱし「げいか」でしたか。
実は、なんとなく「げいか」だったような記憶があったのですが、
どういうわけか私のパソコンでは漢字変換できないので、自信がなかったんです。
802世界@名無史さん:02/01/03 14:52
今日、フィレンツェについての番組を12チャンでやってたのですが、メディチ家の紋章の丸い玉、私はあれはコショウだとばかり思っていたのですけど、検索してみると、どうも丸薬だそうです。コショウを紋章に使ってた家ってなかったでしたっけ?
803世界@名無史さん:02/01/03 15:28
>>802
ぺっぱー警部の家
804世界@名無史さん:02/01/03 16:00
メディチって英語のメディシン(薬)と同系統の言葉だよね。
805世界@名無史さん:02/01/03 22:39
香辛料も一種の薬だった、とどこかで読んだような気が。
806世界@名無史さん:02/01/03 22:51
>>805
それは本当。
つーか、植物は使い方次第で色々薬になる。
807世界@名無史さん:02/01/04 01:03
バナナも昔は薬でした。
だから、病気になると食べられた。
今はマスクメロンが薬。

ネタage
808751:02/01/04 02:18
>>760

王子は殺害されている。死体は見つかってない。犯人はリチャード3世。
・・・などと断定的に言っちゃったんだけど、スマソ。

>>780で紹介されているサイトに行ったんだけど、
http://www.r3.org/bookcase/whodunit.html

こりゃあ、うかつに手出しできる領域じゃないわ。
日本での「本能寺の変の犯人or黒幕は誰か?」と同じく
死ぬほど多くの説が、異常な情熱と共に論じられているようです。
必ずしも、学界レベルで、ということではないけど。ま、そこらへんは信長と同じ。

主要容疑者だけでも、
リチャード3世・ヘンリー7世・マーガレット・ボーフォート(ヘンリー7世の母)
バッキンガム公(リチャードの盟友)・ノーフォーク公(リチャ−ドの盟友)
イーリーの司教モートン(ヘンリーの知恵袋)
サー・ブラッケンベリ(リチャードのパシリ。ロンドン塔の長官)・サー・ケイツビー(リチャードのパシリ)
等々の単独及び複合犯説が百家争鳴状態で、
果ては、二人の王子は殺害されず、トマス・モアに匿われテューダー朝下を生き延びた、という
おそらくは、トンデモな説もあるようです。
(あと、塔からは怪しい人骨が発見されたのも事実のようです。王子たちのものかどうかは不明ですが。)

・・・ま、でも私はやっぱりリチャードが殺ったと思うけど。
809世界@名無史さん:02/01/04 02:23
Major-domo(domo少佐)って、どなたかご存知ない?
ナポレオンの個人的密偵らしいんだけど・・・
810世界@名無史さん:02/01/04 02:34
Majordomoってのはフランク王国の宮宰のことだが、そのシャレ?
近頃はUNIX用のメーリングリスト管理ソフトという方が通りがよい。
811世界@名無史さん:02/01/04 03:05
うわはは。ばれたか
ちなみにミュンヘン会談で活躍する有名な英国の執事Chamberlainさんって
本名なんていうんだろう。

いくら教科書ひっくりかえしても、Richardのファーストネームしかわからず
往生してます
812世界@名無史さん:02/01/07 19:19
ヨーロッパの貴族の、伯爵とか男爵の次男以下の息子は
どうなるの?爵位なしのままですか?
日本の旗本とかの次男は部屋住みとかいわれますよね。
813世界@名無史さん:02/01/07 22:53
すまん、ポツダム宣言って広島へ原爆を落とす予告だったっけ?
それとも長崎に落とす予告だったっけ?
814世界@名無史さん:02/01/07 23:09
>>813
どっちでもありません。
原爆落とす予告なんてしてません。
815世界@名無史さん:02/01/08 16:43
>>814
そうだったのか…Thanx.
816世界@名無史さん:02/01/08 18:51
こばやしよしのりが隋唐は漢民族じゃなかったって書いてましたが
用語集などをみてもその辺があいまいなんですが本当ですか?
817世界@名無史さん:02/01/08 19:19
>>816
「こばやしよしのり」という人が、どのような論拠で主張しているのか知りませんが、
隋は北方民族と北方民族化した漢族が建てた王朝で、唐は非民族主義的な世界
帝国の性格が強い古代国家ですから、「中華」という意識はあったでしょうが、今日
的な意味で「漢民族」という意識は希薄であるか、存在していなかったと思います。

民族というのは、文化や言語に基づく帰属意識をベースに構成される集団ですから
隋も唐も漢民族の国家と呼ぶのはおかしいと言えないことはないでしょう。

今日の漢族=漢民族は、遺伝子的な意味合いでの人種構成でいえば、南方(新)モ
ンゴロイドと中央ないしは北方(新)モンゴロイドという形質の異なる人々で構成されて
います。
混血もありますが、北方と南方では人種的な相違が存在しているということですね。

気をつけていただきたいのは、民族というのは極めて政治的に使われる用語であっ
て、その定義や範囲はかなり恣意的なものです。
世界史と人種や民族は深い関わりがありますが、通常一般的に使われる「民族」は
歴史を無視し、むしろ政治的に使われるていることが多いのです。

つまり、隋唐が漢民族の国家でなかったという主張は、世界史を学ぶ上では意味が
ありますが、今日の中国政府や中国人の歴史的正統性を揶揄するために使われる
のであれば、単なるプロパガンダにすぎないナンセンスであるということを理解してく
ださい。
818世界@名無史さん:02/01/09 14:13
日本の歴史学に軍事史学という分野がないのは何故?
819世界@名無史さん:02/01/12 21:04
>>818
1 日本では対外戦争の歴史そのものが少なかったこと。
2 近世の江戸300年の軍事忌避と平和維持により、軍事史の蓄積がない。
3 近代以降の旧軍がなぜか文系の大学・研究者との連携を避けたこと。
4 第二次大戦終了以降は敗戦の影響で、軍事分野が日陰者になった。

というような事情だろう。

ただ、一番大きな疑問は、なぜ旧軍は戦史や軍事史のアカデミックな研究
というのを嫌ったのだろう。
軍事機密の保持というような発想なのだろうか。
なぜか、大学側も理系・工学系はともかく、文系の軍との連携には積極的で
はなかったようだし。

質問スレの保守をかねてあげ
820世界@名無史さん:02/01/12 21:33
>>819
理系工学系は軍との連携に積極的か... 比較的にしろはずれてはいないだろうと
思うと、なんだかなぁ。
ま、機械工学の学生たるもの、ピストルの分解組立をやって見ろと言われていやがる
ヤツは、少なくとも男子学生の中にはそうはいないだろうな。否定できないね。

ある同級生は、○菱で今○2支援戦闘機の主翼の改良チームに入っていると得意そう
に年賀状に書いてきたっけ。へっ。
ちなみにそいつはクラウゼビッツだかの研究書を出版している筋金入りの軍事史オタ
だしな。
821世界@名無史さん:02/01/12 21:50
>>820
いや、軍学連携が絶対悪という前提条件をはずして戦前の状況を考えると
なぜ旧制大学の文系が旧軍との学術研究の連携に積極的でなかったのか
というのは不思議なことだよ。
学徒動員でも、文系は一律猶予なし、理系・工学系は最後まで温存されて
いたようだし。
実際、戦前の話を聞くと学生レベルでも旧軍への反感は強かったようだ。
これは、戦後のような反戦平和を絶対視する教育を受けてのことではない
から理由がすぐには思いうかばない。
現在のアメリカなどでは、政治・軍事を関連づけた研究は別に珍しいもので
はないと思うが。
というか、この手の話題ですぐに「善悪」を判断基準に持ってくるようだと、近
現代史を語るのは無理だね。
822世界@名無史さん:02/01/12 22:01
>>821
ふうん。そんなものか。
阿川弘之サンあたり、文系のくせに(と言っては失礼!)海軍オタクだけど、少数派
なのかねぇ。
うちの祖父は終戦時20才。でも孫と同じ機械工学の学生だったから徴兵は免れた
とか。そのひそみにならったのか、代々うちは工学系だな。戦争が起こっても生き
残れるはずだと冗談のようなことをうちの親も考えたのだろうか? (w

閑話休題。
ともかく、戦争・軍人即「悪」と決めつける判断基準は、多分戦後にはじめて現れ
たのではないと思っていたが、おなじことを考える人がほかにもいたんだねェ。
日本特有のものなのかはともかくね。
823世界@名無史さん:02/01/12 22:06
阿川さんは海軍のスマートさに引かれたみたいだからね。
軍隊大好きってのとはちょっと違うかも。
824世界@名無史さん:02/01/12 22:42
そう。つまり軍隊オタではなくて海軍オタだということ。
あの方のエッセイも、ちょっとつつけば海軍ネタが出てくる。
つらい時代の中で、ちょうど海軍のいいところだけをのぞき見できたせいだろうけどね。

それはそうと、日本人ってのはやっぱり近代の軍事が理解できない国民なのかな。
その善し悪しはともかくとしてね。
825世界@名無史さん:02/01/13 00:03
新聞に「アメリカがアルカイーダの捕虜をキューバの米軍基地に送る」という
記事が載っていましたが、何でキューバに米軍基地があるのか歴史的な背景を
教えてください。
826世界@名無史さん:02/01/13 11:33
質問です。
日本史板でペリーの白旗論争が白熱していますが、
降伏の意を示すために白旗を掲げるという規則は、
いつから決まったたのでしょうか?
中国のドラマ三国志において、降伏のシーンに
白旗を投げ込んでいたことに?と思ったことがあります。
827世界@名無史さん:02/01/13 11:50
824さんはご存知かと思いますが、まったく阿川弘之を
呼んでいない人のために補足。
阿川弘之は実際、海軍ヲタですが、それなりに海軍を客観的に
語れる人です。念のため。
828世界@名無史さん:02/01/13 11:58
1898年の米西戦争終了後のパリ講和会議で
キューバの保護権がスペインからアメリカに移りました。
以降キューバ革命を経ても現在までガンダナモ米軍基地が残ってます。
829世界@名無史さん:02/01/13 13:04
確か条約で海軍基地を置くことになったが、その条約に「いつまで置
く」(香港の99年みたいに)か「見直しは〇年」がすっぽ抜けていた
という話を聞きましたが。
830世界@名無史さん:02/01/13 15:51
イギリスとイングランドの違いがわからないのですが教えてください。
831世界@名無史さん:02/01/13 15:57
>>828
革命ンときに接収されなかったん?
832世界@名無史さん:02/01/13 16:49
>>831
いわゆる帝国主義国は、租借地などの利権を簡単には手放しません。
革命側も当該国の干渉を恐れて、返還交渉はするでしょうが、武力解放まで
強行しないのが通例でしょう。
中国共産党が香港やマカオについて、英国やポルトガルの極東における軍事
力を見ると、十分に武力解放が可能であったにもかかわらず、条約の租借期
限が終わるまで待ったことを考えてみてください。
キューバのような小国がすぐ近くの大国、アメリカの基地を実力で接収するな
んてのは、軍事介入の口実を与えるだけの無謀な行為ですね。
833世界@名無史さん:02/01/13 16:52
>>832
な〜るほどね。ためになったわ。
834世界@名無史さん:02/01/13 17:00
あそこの議長がなぜアメリカをああも毛嫌いしているかを含め、
いろいろと勉強になりました
835825です:02/01/13 17:55
828さん 829さん どうもありがとうございました。
勉強になりました。
836( ´∀`):02/01/13 19:35
インドの民族運動におけるヒンドゥー教徒とイスラム教徒の
協力と対立について教えてください。
837真実角 太郎:02/01/13 20:04
スレ建てるほどでもないのでここで質問します。
軍事面もしくは経済面などで西欧は昔からよく同盟を結んだりしてますが
一方西欧以外でもそういう同盟は昔から良くあるのでしょうか。
(2国間でなく数カ国の連合連盟といった意味です)
世界大戦の時の枢軸、連合もしくは冷戦の時のワルシャワ、NATOなど
または経済面でも今のユーロや昔の銀の兌換率の統一など、そういうことって
余り西欧以外では聞かないような気がするのですが。
教えてください。
838世界@名無史さん:02/01/13 21:10
イスラム圏や中国では、実力が一国に集中しすぎていたんだろうね・・・
839世界@名無史さん:02/01/13 21:15
中国における、蘇秦の合従策なんてのはどうだろう?
840世界@名無史さん:02/01/13 21:22
「同盟・連合」の存在は、近代国際システムと表裏の関係なんだろうね、やっぱり。

近代ヨーロッパ国際システムに類似のソレが歴史上他に2例存在した、
と時々国際関係論で言われたりすることがある(←結局は、非歴史的な発想だと思うけど)。
古代ギリシアと春秋戦国時代の中国。
841真実角 太郎:02/01/13 22:10
>838さん 839さん 840さん
有難うございます。
是からまた勉強して、わからないことがあったら教えてください。
842厨房:02/01/14 01:55
モスクワ大公国やキエフ公国の祖先って北欧バイキングだというのは本当なんですか?
すると、スウェーデンやノルウェーとかスカンジナヴィア3国と民族的に血筋はおなじなのですか?

ずーっとトルコ・アジア系がスラブ人いうものだと信じていた
843阿呆学生:02/01/14 02:10
大東亜戦争戦争によりフィリピンなどアジア諸国が白人支配から解放されたなどと言いますが
この当時の日本にとって「大義名分」ともいえる話は開戦時からの日本にとって戦争する目的であったのですか?
それとも敗戦後に後付けで言い出したことなのですが?

もし日本が自国の利益のため以外にもこれを当初からの目的とし戦ったのであればこれは「大東亜」にとって大変素晴らしいことであるのに
なぜ教科書一切にこれを明記せず僕たちはがっこうで習うことが無かったのですか?
これが戦後GHQの陰謀(WGIP?)に見事にはまってるって事?

あと韓国とかからの「戦後賠償責任」などの声は毎日のように聞こえるのに、どうしてそれら日本によって開放への道を歩んだアジア諸国からの日本への賞賛、感謝の声はゼロなのですか?
844世界@名無史さん:02/01/14 02:12
日本史か政治思想板にいってきけば?
たぶん、世界史板よりいろいろ詳しく教えてくれると思いますよ
845阿呆学生:02/01/14 02:18
ありがとう。そうします。
846名無しさん:02/01/14 07:25
1623年のアンボイナ事件でイギリス人以外にも日本人の使用人が殺されたと書いてあったんですが、この日本人達は日本人町を形成していた一味でしょうか?それとも奴隷として連れてこられたのでしょうか?教えて下さい。
847世界@名無史さん:02/01/14 10:36
中世ヨーロッパ史を語るときに
ピレンヌについて賞賛・批判ともによく出てきますが
ボーリンという人のピレンヌ批判について詳しく知っている人いませんか?
848世界@名無史さん:02/01/14 14:31
>843 財閥と結託した軍部は、アジアの解放を表向きの理由にして、
欧米に代って日本がアジアの盟主として事実上の支配者を目指したわけです。
だから、現地人でも日本に比較的愛想の良い人達にはさほど手荒なことは
しなかったけど、日本の侵略に抵抗した中国人と同族の華僑(中国から
東南アジアに出稼ぎした人達)に対しては、従順でないので妊婦の腹を裂いて
殺したとか、赤ん坊を鍋で煮て殺したとか、放り投げて銃剣で突き刺した、
という記事がシンガポールなどの教科書に載っているわけですよ。
現地の人達も、日本の戦法を参考に独立戦争に成功した点では日本の役割はゼロ
だとは思っていないだろうけれど、所詮、白人に代ろうとしたバナナ(皮は黄色人の
黄色だけれど中身は白い)としか思っていない。戦後の無償・有償の経済援助も、
しょせん賠償金の代りと思えば大して有り難いものではないでしょ。
戦時中、一般の日本人兵士は、アジアの開放・聖戦と信じこまされて戦っているわけだから、
当然のことながら戦没者の遺族は(靖国神社を参拝する人々)は、自分の身内が
「侵略戦争の加害者で、犬死した」などとは絶対に認められないわけです。
この辺の複雑な国民感情に付けこんで、「新しい日本の歴史を作る会」とそれを
支持するタカ派の右翼議員どもが(自分らは絶対に前線に送られる心配がない階級
だから安心している。)都合よく過去の歴史を塗り替えようとしているわけです。
849世界@名無史さん:02/01/14 14:36
>846 山田長政の日本町のような、商人達が経済活動をするために
居住区を作ったのとは、多少違うけれど、関が原の負け組み(浪人たち)
が日本国内の追求を避けて国外逃亡をして、東南アジアで浮浪してたんですね。
アンボイナ事件では、これらの浪人が傭兵として使用されています。
850世界@名無史さん:02/01/14 15:14
>842 スラブ人というのは、ゲルマン人の東に住んでいた民族で、ゲルマン
人の遠い親戚ですね。ゲルマン・ノルマンの金髪に比べ、ニンジン色の髪ですね。
スウェーデンから移動したノルマン人は、ルス族(ルーシーすなわちロシアの
語源)といい、族長リューリック(ルーリック)に率いられてノブゴロド公国
を作った。だけど、90パーセント以上のスラブ人に同化してしまったから、
民族としての特質は消えてしまって、ロシアはスラブ人の国になります。
だけど、ロマノフ朝の大貴族はすべてルス族の男と現地のスラブの娘との
子孫なわけです。
851世界@名無史さん:02/01/14 16:07
>>842
850とかぶります(スマソ)が、レスさせてもらいます。
モスクワ大公国成立までのロシア史を大まかに言うと、

6世紀頃まで 遊牧民族の時代。
6世紀    スラブ人の定住始まる。
9世紀後半  第二次ゲルマン民族大移動によりノルマン人のルス族(これがヴァイキング)が
       進入、モスクワ周辺にノブゴロド国、キエフ周辺にキエフ公国を立てる。
       その後、ノルマン人は次第に土着のスラブ人と同化する。
1243年  モンゴル軍の進入。キプチャク・ハン国を立てる。
1502年  (スラブ民族の)モスクワ大公国、キプチャク・ハン国を滅ぼす。

ということなので、
キエフ公国  :明らかに北欧ヴァイキングの一派、
モスクワ大公国:スラブ民族であり、祖先がヴァイキングとは言いがたい、
という所でしょうか。
(もちろんノルマン人の土着化を考えれば祖先が北欧ヴァイキングと言えなくもないですが。)

ちなみにスラブ人は印欧語族であり、黒海北西岸を故地とするようですので、
アジア系ではありません。
852842:02/01/15 02:41
>850&851氏
丁寧にありがとうございます。なるほど、ルス族いうのがスラブ民族に呑みこまれたわけですね。
いや、たまたまトルコ-露西亜の対立史読んでいたら、そのような記述があったので厨房たるわが身としては
世界史板の方々に尋ねてみなければと思ったわけです。
ご教示ありがとうございます
853世界@名無史さん:02/01/18 06:15
すでにスレがあるのかもしれませんが…。
各国の原書の文献を入手する際、みなさんおすすめの書店
(実店舗・ネット)をおしえてください。
マイナーな国・分野だとAmazonでも足りないと思うので。
854世界@名無史さん:02/01/18 09:13
>当然のことながら戦没者の遺族は(靖国神社を参拝する人々)は、自分の身内が
>「侵略戦争の加害者で、犬死した」などとは絶対に認められないわけです。

そんなもんどこの国でも認められないっつうの。
855名無しさん@お腹いっぱい。:02/01/18 09:47
>>843
>大東亜戦争戦争によりフィリピンなどアジア諸国が白人支配から解放されたなどと言いますが
>この当時の日本にとって「大義名分」ともいえる話は開戦時からの日本にとって戦争する目的であったのです
>か?
>それとも敗戦後に後付けで言い出したことなのですが?

開戦時から、これは戦争目的として掲げられていました。図書館などで当時の
新聞報道などを調べてみればわかると思います。もちろん、単に「大義名分」に
過ぎなかった、という批判はあります。

>あと韓国とかからの「戦後賠償責任」などの声は毎日のように聞こえるのに、どうしてそれら日本によって開放へ
>の道を歩んだアジア諸国からの日本への賞賛、感謝の声はゼロなのですか?

ゼロということはないようです。日本人自身はあまりそういうことを
強調して国内向けには報道しないですが、マレーシア・インドネシア・ビルマ
などの独立運動に関係した人達は(リップサービス的な側面もあるでしょうが)
日本の寄与をかなり評価する発言をしています。これらの国々では非中国人が指導者
層であって、戦時中に日本軍により弾圧された華僑が政治的な指導層にいないという
点が共通していますが、このあたりに、日本の評価を巡る背後に、複雑な政治的な力
関係の問題が潜んでいることが見て取れるでしょう。
国ごとに異なる事情を反映して、評価もまたそれぞれ千差万別であるといったところ
でしょう。
856世界@名無史さん:02/01/18 10:04
>あと韓国とかからの「戦後賠償責任」などの声は毎日のように聞こえる

韓国政府は「賠償問題は解決済み」の立場です。
とはいえ韓国には4千万人の人間がいますから中にはトンデモな人間もいます。
ただそれだけのことに過ぎません。
857世界@名無史さん:02/01/18 21:55
諸葛亮の北伐の理由がどうしてもわかりません
858世界@名無史さん:02/01/19 07:48
>857
犯なら犯らねば
859世界@名無史さん:02/01/21 02:27
>>853
借りるんじゃ駄目なの?
860世界@名無史さん:02/01/22 00:45
中国の貴族制度の誕生と発展について書かなければならないのですが、何が要点なのかが良く解かりません。
ご存知の方が居られましたらお願いします。
861世界@名無史さん:02/01/22 21:17
>>857
ええと、おおざっぱに言うと、蜀を攻略した時の取引条件によるという説がある。
劉備が蜀を攻略できたのは、決して人徳などと言う物ではなかった。
豪族の集合体の上に単に乗っているだけ、という蜀政権の中で、芯に座るにはあまりに
無能な国王に飽きた豪族たちが、外の新しい血による活性化(と自分の利益)を求めて
この出自もわからぬ新参者を受け入れたのだ。
となると、新参の国王のすべきことは、その豪族たちに対し新しい利益を与えるか、ある
いは、新しい利益の可能性を示すしかなかった。

軍人としては無能すれすれだったが、政治家としては超一流だった諸葛亮は、自分の
拠って立つ政権の元点をわきまえていたから、北伐をして見せるしか政権を維持する
方法がなかった。

ま、これはかなり極端な説だけど、参考にはなるかな。
862かきつばた:02/01/22 21:39
新スレ立てました。テキトーなところで移住してください。 

「世界史なんでも質問コーナー2」
  http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/whis/1011702958/l50
863世界@名無史さん:02/01/22 22:09
いや、早いだろ。950をすぎたあたりで立てれば十分。
864世界@名無史さん:02/01/23 08:10
>>863
まあ、鯖の容量がどーたらと言われると、知識がない漏れとしてはスナオに聞いておくしか
ないのかなとおもうんだけど?
865世界@名無史さん:02/01/23 23:36
>>860

中国史は全然素人ですが、
例えば、中公文庫の宮崎市定の著作、
「科挙」「九品官人法の研究」「隋の煬帝」等の総説的部分を読めば良いのでは?

*漢代の豪族による土地の兼併
*九品官人法
*六朝貴族社会の成立
*隋唐の関ロウ集団の成立
*科挙による貴族社会の変質と衰退

というような流れになると思うんだけど・・・
866:02/01/25 00:13
大航海時代についておうかがいします。
赤道を越えて南半球に到達するとそれまで見えていた北極星とかが
見えなくなると思うんですが、そうなると緯度、経度とかが六分儀で測れなく
なるんではないでしょうか?
「ばかな!北極星が消えるなんて!」とかいって
すげーパニックになったりしなかったんでしょうか?
気になって夜もねむれません。
867世界@名無史さん:02/01/25 00:32
>>861
季漢・蜀が四川豪族のいいなり政権だったというのはどうでしょう?
政権の中枢の半分近くは荊州系の人物だし、
法整備もしっかりと整えられていた訳なので、
豪族のご機嫌取りだけの北伐とは考えにくいのでは?
後に晋を経て蜀に流入したテイ族李氏の政権は
それこそ完全に豪族連合の上に乗っかかった政権でしたが
この王朝はほとんど外征をしていません。
基本的に蜀の豪族ってヒッキー体質だったと思いますよ。
って>>857の答えには全然なってないな・・・
868861:02/01/25 01:21
一つの説ですよ。あるいは考え方。安納さんの本だったかな?
ぼくがこの説を面白いと思うのは、こう考えると諸葛亮がなぜもともと戦争オタ
ではなかった蜀の軍を率いて南征や北伐を繰り返さざるを得なかったかについて、
わりと納得できる説明になると思ったから。
前にも書いたけれど、諸葛亮は武将あるいは軍師としてはものの役にたたないし、
あれだけ頭のいい人だから、自分の能力もわきまえていたはず。
にもかかわらず、なぜ、という問いに答えるためには、納得できる説が必要。

>>866
ふっふ。
経度はどっちみち精密時計がなければ測れないのだよ、明智くん。残念だったね。

それと緯度に関してですが、船乗りはまず南中した太陽で天測します。
よほどのことにならないと、北極星などの星は使いません。
理由は、水平線と天体との角度を測定するのが天測の目的ですから、夜ですと水平線
が非常に見にくいから。いくら星明かりがあっても、全く照明もない夜の海で水平線
を見極めるのは、難しいんですよ。

ほんでもって、おまけ。大航海時代は「四分儀」を使うのが普通。「六分儀」は、か
なり後の発明品です。
869世界@名無史さん:02/01/25 01:29
あ、アノウときたか・・・
870世界@名無史さん:02/01/25 01:38
>>868
能力を弁えて自分を軍略を
楽毅になぞらえてたのか?
871世界@名無史さん:02/01/25 02:43
中世(近世?)フランスのマリー・アントワネットの発言に
「パンが無いならケーキを食べなさい」
と、いう有名なものがありますが、これは本当に彼女が発言したんでしょうか?

872868へ:02/01/25 18:23
わーい。今夜からは安眠だ!
873世界@名無史さん:02/01/25 21:07
朝鮮史を学べる大学といえば天理ですか?
874世界@名無史さん:02/01/27 18:08
第一次大戦後ドイツでインフレが起きた理由を教えて下さい。
875世界@名無史さん:02/01/27 18:28
英国の謎
素朴な疑問なんですけど麻薬を売りつけて逆切れしたり(アヘン戦争)
植民地を得るためにわざと敵対心をあおったり(インド、パキスタン)
かなりあくどいことをあいてるのに紳士の国というイメージをもってしまってる
のはなぜでしょう。悪の帝国とかいわれてもおかしくないのに。謎です。
なんででしょうね。
876世界@名無史さん:02/01/27 19:02
やっぱり世界で一番えらい人は日本の天皇陛下なんでしょうか。
ホンマのラストエッヘンラーと聞きますが?
877世界@名無史さん:02/01/27 19:21
>>874
ドイツが米国に金融依存をしていて、かつ周辺各国に貿易依存していたから、米国資本が本国恐慌でドイツから資本を
引き上げたときにドイツ通貨暴落が起こって貿易立国のドイツにインフレが起こっている。
878世界@名無史さん:02/01/27 19:22
857です。
858さんや861さん867さんどうもありがとうございます。
北伐の理由は小説を読んでも解説を読んでも
あまり書いてなかったので気になっていたんです。
蜀漢の政治体制もわかって一石二鳥でした(・∀・)
879世界@名無史さん:02/01/27 22:41
>>876
前半はあっていますが、後半は間違っています。
880874:02/01/28 00:34
>>877
ありがとうございます。
881スレをよく見よう!:02/01/28 13:19
>862 :かきつばた :02/01/22 21:39
新スレ立てました。テキトーなところで移住してください。 

「世界史なんでも質問コーナー2」
  http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/whis/1011702958/l50
882世界@名無史さん:02/01/28 19:40
ジョージ・ワシントンについていろいろと解説をしたりしているHPなんかないですか?
>>882

>862 :かきつばた :02/01/22 21:39
>新スレ立てました。テキトーなところで移住してください。 

>「世界史なんでも質問コーナー2」
  http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/whis/1011702958/l50

かきつばた さん、スマンね。
884世界@名無史さん:02/01/28 21:07
なんだそりゃ?
頃合をみて勝手に移るだろ?
900も超えてないのにやかましい。
885世界@名無史さん:02/01/28 21:47
世界史板にもこんな奴がいるんだねえ >>884
886 :02/01/29 06:25
 
887世界@名無史さん:02/01/29 13:21
 >900も超えてないのにやかましい。
2ちゃんねるのシステムをよくご存じないのね。

一つのスレが1000スレまたは512kバイトを超えると、表示できなくなります。
別板だけど、長文レスの応酬があったスレッドで、450レスほどしかないのに、
容量オーバーの警告がでているスレをみたことがあります。

800レスこえたら、そろそろ引っ越し時、ということです。
888世界@名無史さん:02/01/29 17:15
容量オーバーの警告でてないじゃん?
超えられるなら900超えてから新スレ立てたほうが
板の負担が少ないとおもうのだが、違うのか?
889理系:02/01/30 01:59
はじめまして理系です。
仲良くなりまりましょう。

↓来てね。
「ものすごい勢いで理系と文系が仲良くするスレ 」@理系全般板
http://ebi.2ch.net/test/read.cgi/rikei/1012193761/
890世界@名無史さん:02/01/30 02:07
普通、950ぐらいまで引っ張るぞ。いや別にいいんだけどさ。
891世界@名無史さん:02/01/30 19:02
>>889
「理系は日本語が使えない。」って叩かれるだけだぞ。
なんだよ、「なりまり」って。

旧スレなんだからsageで。
892世界@名無史さん:02/02/04 00:48
893世界@名無史さん:02/02/09 18:52
せっかく容量表示がでたんでage
950超えるまで消費しない?
894@名無しさん:02/02/09 20:58
フランス革命の前日、7月13日のパリはどんな
様子だったのでしょう?
895世界一の名無しさん:02/02/09 21:23
>>894
 かっこいい! 女連隊長がいました。
 戦争中にプローポーズするのです。
 関係ないけど、アニメ中の彼女は、銀英のラインハルトに栗ソツです。





 すれみたけど、ヨーロッパの30年戦争の話題はないのかな?
896shiban:02/02/09 23:59
 はじめまして。shibanと申します。
 最近、世界史に関するものかどうか微妙な疑問が生じ、このスレで質問させて頂きたいと思い、メールさせて頂きました。
 その疑問というのは、「中世における常備軍の数的限界は、国の総人口の3%である」という説があると聞きましたが、それは誰が唱えた説なのか、又、その信憑性は如何なるものか、というものです。
 一応自力でも図書館で本を漁ったりして調べましたが、残念ながら答えは出ませんでした。
 何方かこの件に関して詳しい方が居られれば、お手数とは存じますが、是非ご教授ください。
897世界@名無史さん:02/02/10 00:25
>>896
中世における常備軍とは、何を指すのでしょうか。
ヨーロッバの中世においては、常備軍は存在しないと考えるのが一般的なの
ですが。
戦時には、封建領主である騎士を王や諸侯が招集し、騎士と数人の従者を単
位として軍を編成し、これに傭兵を加え、場合によっては近隣の農民が集めら
れるという形が一般的だったはずです。

また、日本の中世に相当する平安時代などでは、国家の常備軍は存在せず、
私兵としての武士がいただけです。
鎌倉時代の武士の場合は、やはり小規模な封建領主が騎馬武者となり、従者
とともに従軍するという形態ですね。

それと、常備軍というか遠征可能な兵力は人口の1%と考えられていると思い
ますが、3%では多すぎませんか?
ちなみに、近世において1%という説であれば、司馬遼太郎氏が著作の中で、
万石につき100人という兵力を示していたと思います。
米の想定収穫量である石高と、それが養える人口はほぼ拮抗しますので、万
石につき、兵100人というのは、人口の1%に相当します。

ただ、地元での戦闘であったり、戦時の最大動員ということであれば、その3倍
程度は可能と思いますが。
898世界@名無史さん:02/02/10 01:25
>>896
「3%」の出典の方は知りませんが、
897氏と同様の印象で、ちょっと大きすぎる気がしますね。

軍事史家のD.Chandlerによると
16〜18世紀の初期近代において、社会に重要な影響を及ぼさずにすむ
平均的な常備軍の規模は人口の1%以内だ
ということなんですね。
(当時の軍事大国フランスで、1%前後。ナポレオン戦争期でも1.7%。
 かなり無理をしたと見なされているプロイセンで、7年戦争期に2.7%、ナポレオン戦争期に4%。)

もっともこれは生産力による制約ですが、もう一つ、政府の財政能力による制約があり、
請負制度の発達し、(半常備軍と言い得るようなシステムが成立した)後期中世と言えども
租税制度・公債制度の未成熟な状況では、上記初期近代の数字を下回ることはかなり確実ではないでしょうか。
899shiban:02/02/10 01:30
>>897

「中世」という言葉のあいまいさをそのままにした質問に真面目に答えて頂き有難う御座いました。
何かの雑誌で散見しただけの知識だったため、出典は定かではありませんが、そこで例として取り上げられていたのはフリードリヒ大王のプロイセンでした.
総人口500万人で常備軍15万人、それでいて黒字財政だったと書いてありました.
その著者はその辺りの時代を「中世」呼んでいたのかもしれません。
900世界@名無史さん:02/02/10 01:35
61=62=63=64
(笑)