食い物の歴史スレッド

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以前韓国の清酒について質問した者です。ひさしぶりにのぞいたら、
いろいろ答えを書いていてくれて、みなさまに感謝です。数年ぶりにつかえが
とれた思いです(ウソ)(思ったのは、灰汁を使って濁りを沈殿させるという話し
がありましたが、あるいはそういったことで韓国の業者が自分の国の昔の記述
とむすびつけたのかもしれません)。

>>81
カンボジアの農民が水田でとった魚を、トンレサップ湖の漁民に金をはらって
さばいてもらう話をテレビで見たことあります。できるだけ殺生しないためです。
小乗仏教の国では、大乗仏教の国と異なり、自ら僧侶となることを理想とする
(タイでは短期間ではあれ、男は僧侶となりますね)ことと関係あるかもしれませ
ん。

>>85
モンゴル人は土地そのものを神聖視していて、羊を解体する時も、血を一滴も
大地に流さないように、仰向けにして腹腔から手を入れ動脈を切りますね。
モンゴルが中東を支配した時、アラブ人が神に生贄を捧げる趣旨で血を大地
に流していたのを禁止したので、アラブ人がストレスを感じていたというのをよ
んだことがあります。

>>32
唐がらし(日本から入ったという話しから倭芥子とも朝鮮半島では言った)は
当初毒があるということで、すぐには朝鮮半島には広まりませんでした。
煙草がすぐに全国に広まったのに対して、100年くらいかかったはずです。
僕はあらゆる料理に唐がらしがつかわれる(つまり今と同じくらい使われる)
ようになったのは、せいぜいこの200年くらいだと思います。

>>55
青椒肉細で思い出しましたが、中国のそれは日本と異なって本当に青椒
ですね。ピーマンというより、まさに青い唐がらしで、日本の青椒肉細は
そういう意味では名に偽りありの偽物です。辛くて食べられない我々日本人
を前に、初めて食べた韓国人が、これはうまい、なんと言う料理ですかと
聞きました。

>>104
つけものだけでも、日本では実に多くの種類があります。大根も、遺伝子
学会かなにかで日本に有るさまざまな大根を展示したら、こんなにさまざまな
大根があるのかとびっくりしたという話しを読んだことがあります。
野菜の種類が少ないとすると、江戸時代の八百屋は営業できなかったように
思うのですが。