魔女狩りについて

このエントリーをはてなブックマークに追加
31アマノウヅメ
魔女と異端審問に関する本なら、次のようなものがあります。

  クルト・バッシュビッツ
  「魔女と魔女裁判」
    法政大学出版局

  森島 恒雄
  「魔女狩り」
    岩波新書

  池田 博行
  「ロシアにおける魔女狩り」
    研究社叢書

  ジュール・ミシュレ
  「魔女」上下
    現代思潮社

  コリン・ウィルソン
  「オカルト」上下
    新潮社

古い本が多くてすみません。
図書館ならあると思います。

岩波新書はまだ、絶版にはなってないはずです。
32世界@名無史さん:2001/05/20(日) 13:45
>>31の他に次の3冊も挙げておきましょう。
上山安敏,『魔女とキリスト教 ヨーロッパ学再考』,講談社学術文庫1311
ISBN4-06-159311-0

ジャン・ミッシェル・サルマン『魔女狩り』知の再発見双書16、創元社
ISBN4-422-21066-1

度会好一『魔女幻想 呪術から読み解くヨーロッパ』中公新書1494
ISBN4-12-101494-4

個人的には、中公新書の『魔女幻想』が糸口としては手頃かと思います。

>>31で挙げられている岩波新書の『魔女狩り』は「観点がやや旧い」として批判があることを特に記しておきます。
また、ジュール・ミシュレの『魔女』も分野の古典なのですが、「ロマン派である」との批判が多いことも知っておかれた方がよいでしょう。
上に紹介した批判の当否は読者が読んでそれぞれに判断すべきことであるのは、言うまでもありませんが。