中世貴族の猟奇的残虐な風習

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エリザベート・バートリー伯爵夫人は美貌が衰えるのを恐れ
処女から血を絞り、血液風呂に入ってたらしい。
有罪確定後、自らの居城であるチェイテ城に幽閉。
窓は全て塞がれ発狂して死亡したとか。

他にも中世貴族の猟奇的残虐な風習に
詳しい人いろいろ教えて下さい
2世界@名無史さん:2001/07/05(木) 06:47
公開処刑や首実検はザラ
3世界@名無史さん   :2001/07/05(木) 06:50
中世貴族は異常。ヒットラーが可愛く見える。
4世界@名無史さん:2001/07/05(木) 20:27
5愚礼:2001/07/05(木) 20:46
串刺しは、ヴラドの専売特許ではなく、一般的にやっていたとか。
ほかに、百年戦争時の、シャルル七世の寵臣のボザックなる人物は
自分の妻を馬で引きずり回して殺したらしい。

なんか、この手の話題は中世後期から集中してるなあ。
6世界@名無史さん:2001/07/05(木) 22:34
奇行も貴族のステータスのひとつと勘違いしてたんじゃないの。
7アマノウヅメ:2001/07/05(木) 23:23
フランス革命のとき「グラン・プール」ってのが、ありましたね。
貴族がドイツ傭兵を連れて、農民を殺しに来るってデマが飛んで
みんなパニック状態になって、貴族の館を焼き討ちしたっての。

日本の大名なんか誰も怖がらなかったから、やはり近世までの貴族は
それなりの悪行を積んでたんだと思います。
8おサル:2001/07/05(木) 23:33
イタリアのスフォルツァ家のエピソードなんかけっこう恐ろしい。
名前は忘れたけど、カテリーナ・スフォルツァの父親なんかは
気に入らない家臣を釘付けにしたり、家臣の妻をレイプして
その夫に見せたりしたらしい。
9世界@名無史さん:2001/07/05(木) 23:40
ちなみに1のエリザベート・バートリー伯爵夫人は数百人の
処女を殺したらしい。生きたまま血を絞り取る機械もつくらせたとか。
10世界@名無史さん:2001/07/05(木) 23:49
そういえばエリザベート・バートリーってハンガリー人なのに
バートリ・エルジェーベトとハンガリー語読みしてもらえることは
ほとんどないのは何故だろう。
11アマノウヅメ:2001/07/06(金) 00:35
>>10
メジャーになったからじゃないですか。

私が高校生のとき進学雑誌の読み物にあった「血管の残ったミイラ」ってのは
マジ怖かった。
フランスで城の修復作業をしていた時に、塗り込められてた地下室から
骨格と血管のみ完全に残った死体が数十人分発掘されて、掘り出した人たちは
はじめ化け物かと思って腰を抜かしたとか。
医学者や文献学者などの総合的な調査でわかったことは、その城の城主に
科学マニアが居て、人間を不死の体にする研究をしていたそうです。
で、結論は水銀を血の代わりにすれば、不老不死のからだになると。

そこで、領民を城に連れてきては輸血ならぬ輸水銀したところ、ことごとく
死んでしまったので(当たり前)死体は隠していたんですが、親類にバレて
表ざたにならないうちに、城主は監禁し、被害者は封印したらしいとの話でした。
12世界@名無史さん:2001/07/06(金) 00:56
>>11
あれは恐い。テレビで見ました。未だにトラウマ。
13世界@名無史さん:2001/07/06(金) 01:11
>なんか、この手の話題は中世後期から集中してるなあ

シロウト考えだが、ここがポイントでは?
人文主義的な教養を持った都市ブルジョワの目に、中世貴族がどう映ったのか、ということですね。

同じことだが、盛期中世の年代記作者=坊主にとって中世貴族は罰当たりな存在に見えなかったか。
時代は下るが、古城の怪異話は19世紀中産階級のゴシック趣味を刺激しはしなかったか。
14世界@名無史さん:2001/07/06(金) 02:54
中世の騎士は農奴に襲い掛かって容赦なく斬り刻む事を娯楽としていた。
歩兵の武器であるハルベルトはこれに対抗すべく農奴が開発した物。
三人でそれぞれ槍を持ち迫り来る騎士に突き出せば、いかに戦闘のプロたる騎士でも倒す事が出来る。
15世界@名無史さん:2001/07/06(金) 05:57
ハルバートの起源ってそうなの?手元にある本ではスイス起源とか
スクラマサクスの発展形とか書いてあるのでそうかもしれないけど、
ハルバートって取り扱いが難しい武器というから農奴ごときじゃ
あつかえないと思うけど。実際持ってるけど長柄かつ先っぽが
重い分3つの機能を使いこなすには確かにつらかったよ。
16アマノウヅメ:2001/07/06(金) 14:16
>>12
テレビであったんですか。知らなかった。
でも、知らなくてよかったかも。
怖いもの見たさが私を呼ぶの、なんていって見てたらダブルショック。
写真だけでも十分トラウマになってます。
17世界@名無史さん:2001/07/06(金) 17:22
>>16
その写真の見れるサイトありますか?
18アマノウヅメ:2001/07/06(金) 22:39
>>17
すみません。高校生のとき見た雑誌の写真で、怖かったので即捨てました。
でも、12さんは、テレビで見られたそうだから、今でも何かあるんじゃ
ないですか。

詳しい方お願いします。
19神聖ローマの間者愚礼:2001/07/06(金) 23:25
ノーマン=デイヴィスの「ヨーロッパ史」では
ルネサンスは「中世+理性」でなく「中世−宗教」と。
用は、宗教の道徳のたがが外れた時代というわけだが
上のレスを見て納得。
血まみれでヨーロッパを制覇したゲルマン人やヴァイキングも
戦争に明け暮れた、中世盛期の騎士も
ルネサンス期の貴族の凶行には引くと思う。

でも、中世貴族は死に血をすすっていたが
近代貴族(=資本家)は労働者の生き血をすすっていた
…といったらミもふたもないか。
20世界@名無史さん:2001/07/08(日) 10:19
age
21世界@名無史さん:2001/07/08(日) 13:24
>>11>>12
世界ふしぎ発見で観ました。マジ怖い。
工房のとき図書館で読んだ「人体アトラス」なんか一気にランクダウン。
22アマノウヅメ:2001/07/10(火) 16:32
ブルクハルトの『イタリア・ルネッサンスの文化』に、随分残酷な貴族の話があったはず
ですが。
中公文庫は絶版ですか?
23世界@名無史さん :2001/07/10(火) 16:53
中世の領主は領民の処女を奪う権利を持っていた
24ななし:2001/07/10(火) 17:07
>>23

全てではないよ。
法律で初夜権なるものが認められたり、廃止されたり様々。
25アマノウヅメ:2001/07/11(水) 20:14
>>23 >>24
ミシュレの『魔女』だと、そんな生易しい話じゃなさそうなんですが。
26世界@名無史さん:2001/07/11(水) 21:45
こういう話を聞く度にやっぱり現代に生まれてきて良かったにゃ〜と思うにゃ。
27世界@名無史さん:2001/07/11(水) 21:59
500年後の人が今の話聞いても
同じこと考えたりして
28世界@名無史さん:2001/07/11(水) 22:50
考えてるでしょうね。私も現代以外はまっぴら。
でも権力と財力があるなら、他の時代でもいいかな・・・
29世界@名無史さん:2001/07/18(水) 21:33
age
30名無しさん@HOME:2001/07/20(金) 16:49
31世界@名無史さん:2001/07/20(金) 18:15
名前は忘れたけど、バイエルンだかの王様が銃で領民を撃つのを日課に楽しみにして
いるので、それじゃまずいっつうんで家臣が弾抜きの銃を王に渡して、農民が空砲に
撃たれたフリして倒れるという演技をその都度繰り返してたそうな。
32エリクセン:2001/07/20(金) 22:48
10>>水銀を体内に取り込むことによって肉体が腐敗しないで残って行くことに不死の可能性を観たんでしょうね。中国では丹金でしたっけ漢方薬のひとつで不老長寿を求めて水銀を飲み結果的に短命に終わる中国皇帝。日本にも若狭湾の丹生系(だみだ〜詳しいことは忘却の彼方だ〜)の神社(仏閣)が金剛の体を得るため体を壊すことを知りながら水銀を飲む修行をしているとか。不老不死は永遠の人間の憧れ。
33名無しさん@HOME:2001/07/23(月) 08:22
age
34名無しさん:2001/07/26(木) 21:19
age
35世界@名無史さん:2001/07/31(火) 04:05
age
36世界@名無史さん:2001/08/01(水) 12:46
あれって、水銀を血液に流し込んだから、
血管だけが腐敗せずに残ったということか。
恐ろしい。
37アマノウヅメ:2001/08/01(水) 13:31
そうです。
ところで画像見られるとこご存知じゃありませんか?
私はもうゴメンなんですけど見たことない人多くて。
38名無しさん:2001/08/02(木) 23:42
age
39世界@名無史さん:2001/08/04(土) 04:59
このスレ読んで血管ミイラのことグーグルで探してみたら見つかったよ!

なんと情報元は我らが2ちゃんねるの過去ログから!
少し重いですけども見たい方はどーぞ。

イタリアにある血管ミイラの画像。
http://members.xoom.it/_XOOM/bentesicime/sansevero/AnatoP.jpg

http://members.xoom.it/_XOOM/bentesicime/sansevero/MacAnat.jpg
40アマノウヅメ:2001/08/04(土) 23:57
>>39
どうもありがとうございました。
この話持ち出したの私なんでちょっと責任感じてましたから。
で、死ぬ気で見たんですが、年くったせいか、保存状態のせいか
昔ほど恐くはなかったです。どうぞ、皆さんご覧ください。
41世界@名無史さん:2001/08/05(日) 00:17
これは確かに気色悪い。
42世界@名無史さん:2001/08/07(火) 09:38
>>39
見れない......
43世界@名無史さん:2001/08/07(火) 11:11
>>42
たいしたことないよ。思いきって見てみ。
44世界@名無史さん:2001/08/07(火) 12:11
>>42
いえいえ、恐くて見れないのではなくて、
リンク先がNot Foundになってしまうのですよ。
一つ前ならいけるのですが。
45名無しさん:2001/08/07(火) 21:29
>>44
アドレスをカット&ペーストしたら見れたYO!
46世界@名無史さん:2001/08/07(火) 22:17
目玉は作りもんだよね・・・?
47世界@名無史さん:2001/08/08(水) 14:19
こんな感じの人体解剖標本の写真集もってるよ。
昔展示会で買った。
48 :2001/08/09(木) 07:10
49世界@名無史さん:2001/08/11(土) 19:07
いろいろ聞きたいage。
50大スキピオ:2001/08/11(土) 22:28
“車引き”ってメチャ痛そうですね〜。
エリザベート・バートリーはわざわざドイツの時計技師に特注のアイアンメイデン(鉄の処女)を作らせて、血液をしっかり搾り取り、スロートを伝わって流れてくる血液の風呂につかり、うっとりしていたんだってね。
(しかも効果があったらしく、若さが持続したらしい… 自己暗示の一種かな?)
51世界@名無史さん:2001/08/11(土) 23:41
アーサー王伝説等の騎士物語が一般に流布し
騎士道がもてはやされた中世って、逆に言えば、そこまで
徳性(=騎士道)を称揚しなければならない程モラルが低下していた
とも言えないか。蛮行がまかり通る時代だからこそ
道徳が叫ばれるってのは春秋戦国時代の孔子とかにも言えること。
52世界@名無史さん:2001/08/12(日) 00:32
講談社+α文庫から出とる
『拷問の世界史
人間はどこまで残虐になれるか』
に色々ある。
スレ名の”中世貴族の風習”とは趣が若干ずれますが。
53名無しさん:2001/08/12(日) 01:07
>>52
貴重なレス、サンクス!
スレ名との若干のずれなんて気にしない気にしない(W
54世界@名無史さん:2001/08/12(日) 11:04
>>51
アーサー王伝説といえば、要はランスロットと王妃との
三角関係。モラル向上というより、有閑マダムの愉しみ
であったらしいよ。
55おサル:2001/08/12(日) 12:25
>>39
この人、なんでこんなミイラになってるの?
由来とかわかる?(イタリアだから、例のフランスの地下から発見された
ものとはちがうよね?)
56世界@名無史さん:2001/08/12(日) 14:19
15世紀、フランス、ブルターニュ地方の大貴族ジル・ド・レは
悪魔崇拝やらなんやらで少年を連れ去って生きたまま解剖してたらしい。
しかも少年が苦しむ様子を見ながらオナニーしてたとか。
中世、民衆は支配者から人間扱いされなかったようです。

ttp://pine.zero.ad.jp/~zac81405/de_rais.htm
57アマノウヅメ:2001/08/12(日) 14:49
>>55
私が昔見たフランスの古城の改築中に出て来たミイラも、大体こんな感じでした。
もっと怖かったけど。
イタリアでも水銀で不死の人間を作ろうとした基地外がいたんでしょうかね?
58おサル:2001/08/12(日) 16:13
>>57
イタリアのミイラは、死後、標本として保存したかったんじゃない?
ポーズまでとって、整然とした感じだった。
フランスのはいわば「犯罪被害者」みたいなものだから、もっと
壮絶でしょう。イタリアのもののように、見せ物として手を加えて
いないし・・・・・
怖いけど、見てみたくなりました。>フランスのミイラ
59世界@名無史さん:2001/08/12(日) 17:46
>>58
最近、テレビでやってたな。>イタリアのミイラ
80年前の赤ん坊のミイラと、100年以上前のアメリカの外交官のミイラだった。
60金田一京介:2001/08/17(金) 01:24
ほほう
61世界@名無史さん:2001/08/18(土) 10:37
がいしゅつかもですがむか〜し゛ム−゛に載っててインパクト大だった血管木乃伊

ぁゃιぃ解説
>イタリアのナポリにあるサンセペロと言う宮殿にあるサンセヴェーロ礼拝堂(Cappella Sansevero)。
>ここには今から約200年前の事、この宮殿に住んでいたドン・レイモンドと言う
>王子が悪魔の力を借りて作ったとされる解剖ミイラが存在する。
>その製法は不明だが、死体が暖かいうちに処理をしたとも、生きているうちに
>大量の水銀を血管に注入すると出来るとも言われるがレイモンド王子は
>それらを悪魔から教わったと言われている。
謎の血管木乃伊首あっぷ↓
ttp://members.xoom.it/_XOOM/bentesicime/sansevero/AnatoP.jpg
謎の血管木乃伊全身↓(少し黒っぽくてわかりにくい)
ttp://members.xoom.it/_XOOM/bentesicime/sansevero/MacAnat.jpg
XOOMなのでコピペで・・いけない場合はこちらから↓(トップ)
http://members.xoom.it/bentesicime/sansevero/
LA CAPPELLAをクリックしてひたすら右三角を奥に進めば見つかります。。
62世界@名無史さん:2001/08/18(土) 13:39
63世界@名無史さん:2001/08/18(土) 13:42
64世界@名無史さん:2001/08/18(土) 13:43
http://www.eternal.rest.org.uk/58cy/art/charnel/fri-9kj1/capchap2.jpg

冒険映画ってあながりウソじゃないね
65世界@名無史さん:2001/08/18(土) 13:44
http://www.eternal.rest.org.uk/58cy/art/charnel/cap-h8gg/i1-h28s.htm

最近TBSでやってたのはシチリアのこの寺院だね
66世界@名無史さん:2001/08/18(土) 18:01
67世界@名無史さん:2001/08/20(月) 00:31
age
68アマノウヅメ:01/09/04 10:42 ID:8CJboIQ6
沈没させるのは惜しいのでアゲます。
69高野聖:01/09/08 09:01
風習ではないがイングランドvsスコットランドの争いは陰惨だったようですね

エリザベス女王の暗殺に関与したということで罰せられたメアリー女王の腹心は
生きたまま全身を切り刻まれ陰部を切り落とされた挙句に
放置されたとか.
あと生きたまま心臓をくりぬかれた戦士もいたようだし(映画ブレイブハート).

こわいこわい
70金田一巨乳好き:01/09/11 19:40
ウォルシンガム上げ。
ぼかあ、桐生操じゃないんで、残酷ネタはないが、このスレ好きなので上げ。

劇作家のマーロウって、ケンブリッジでウィルシンガム卿の情報提供者だったそうだ。
へえ・・・
71大スキピオ:01/09/11 20:40
ブレイブ・ハートのウィリアム・ウォレスは最期に腸を引き出されて死んだ。ブルッちまいますね。
72はんたぁ:01/09/14 12:34
>>71
「腸を引出す」って英国人が大好きな鴨猟みたいに
尻の穴からずるずると・・?

吐き気がしてきた
73ななし