史上最高の外交家は?

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1名無しさん@1周年
誰でしょうか?意見求む!
メッテルニヒに一票
2世界@名無史さん:2001/04/03(火) 19:38
シュトレーゼマン。

ドイツ万歳。
3世界@名無史さん:2001/04/03(火) 19:39
1で決りでしょう。
それも芸が無いからキッシンジャーに一票
4世界@名無史さん:2001/04/03(火) 20:00
ビスマルク、チトーなんかも捨てがたい。
5【^▽^】ジョーカー:2001/04/03(火) 20:03
タレーラン、周恩来などもいる。
6世界@名無史さん:2001/04/03(火) 20:09
キッシンジャーの外交って本面白かったから3に一票
7名無しさん@1周年:2001/04/03(火) 20:48
1920年代のロカルノ条約の立役者ブリアン
8世界@名無史さん:2001/04/03(火) 20:48
明石・小村コンビは?あのロシア帝国を滅ぼすのに貢献しました。
9世界@名無史さん:2001/04/03(火) 21:52
>>8
明石はそんなに活躍してない。
稲葉千晴の「明石工作」に詳しく出てるが、
レーニンに金を渡してないから。
10世界@名無史さん:2001/04/03(火) 22:18
明石がやってたことが帝政ロシアの秘密警察にバレバレだったって
ホント?あんまり信じたくないけど。ずっと前に立花隆が書評した
本に載ってたそうなんだけど。
11名無しさん@1周年:2001/04/03(火) 22:21
ロカルノ体制は10年ぐらいもって、ウィーン体制は30年もった、
という単純な考えでブリアンよりはメッテルニヒというのはダメですかねえ。
でも、ビスマルクの外交も捨てがたい。
12:2001/04/03(火) 23:18
>>10
本当。
フランスでは明石の手紙は全て読まれていた。
ホテルの隣の部屋にはフランス警察のスパイがいて
留守中に部屋の中をあさったりもしていたそうだ。
で、フランス警察経由で露西亜に伝わっていた。
13世界@名無史さん:2001/04/04(水) 00:26
メッテルニヒは最後にイギリスに亡命しているからな。
ビスマルクに1票
14カウニッツ:2001/04/04(水) 00:30
私をお忘れなく。外交革命、歴史の時間に習いませんでした?
15世界@名無史さん:2001/04/04(水) 00:41
>>14
外交革命は、3枚のペティコートだからカウニッツだけの功績ではないでしょ。
タレーランみたいに一人で会議を切り回さないと。
16カウニッツ:2001/04/04(水) 00:54
だったら私はビスマルク君に一票!
17世界@名無史さん:2001/04/04(水) 01:22
ビスマルクはいい時期にやめたから過大評価されている気がするのだが。
ヴィルヘルムの性格がちょっと違ってもう少し首相やってたら、財界の圧力で
どんなことになっていたのやら。
18世界@名無史さん:2001/04/04(水) 12:09
>>17

まあねえ。
だけど私もビスマルクに一票。あの外交手腕は凄い。
惜しむらくは普仏戦争において彼の意見が採用されなかったこと。
わざわざパリ占領するから恨まれる・・・

ってか「財界の圧力」って何?
詳細な情報きぼんぬ。
19世界@名無史さん:2001/04/04(水) 12:27
ビスマルクがやめた時期の前後、財界はさらなる経済成長のために
市場と植民地を求め、東欧の市場化と海外進出を望んだのです。
この政策は明らかにロシア、イギリスとの衝突をまねき、ビスマルクの創った
同盟関係の根幹を破壊する物でした。
で、ヴィルヘルム2世がこれを採用して建艦競争、第一次大戦となります。
20世界@名無史さん:2001/04/04(水) 12:50
ある意味でペリーでは?200年にわたる鎖国を止めさせた…
21世界@名無史さん:2001/04/04(水) 13:06
>>20
それはペリーじゃなくて黒船が凄いだけでは。
22世界@名無史さん:2001/04/04(水) 17:49
>>20
ペリーよりも、幕府外交官のほうが能力は高いと思うが。
プチャーチンと川路のやり取りなんかはすばらしいです。
23世界@名無史さん:2001/04/04(水) 18:45
 満寵 
24世界@名無史さん:2001/04/05(木) 23:11
カブール@イタリア首相ってどうよ?
25世界@名無史さん:2001/04/06(金) 00:45
>>24
カブールか、未回収のイタリアの件以外はそつなくこなしてるもんな。
けっこういいかも。
26河野洋平:2001/04/06(金) 01:36
私に一票
27日本@名無史さん:2001/04/06(金) 02:10
無効票です
28世界@名無史さん:2001/04/06(金) 02:19
イギリスのカースルレーってどんな人?
29世界@名無史さん:2001/04/06(金) 03:35
確か日本に先駆けてスルメを作ったヒトだったかと...
30世界@名無史さん:2001/04/06(金) 07:02
小栗上野介に一票。
あの時代の国力の差でアメリカにのりこんでゆきアメリカ政府と堂々と渡りあって、結局こちらの主張を認めさせたのは素晴らしい。
今の政治家外交官も見習って欲しい。
31世界@名無史さん:2001/04/06(金) 07:20
大英帝国を外交を担ったウィリアム・テンプル、サー・ジェームズ・ハリス、
サー・ロバート・モーリアーが偉大です。

>>28
ナポレオン戦争のウィーン講和会議で、イギリスは圧倒的に有利な立場
にあり、ほかの国々にどんな要求を呑ませることも可能であったが、当
時の外相カースルレーはそれをあえて放棄し、中立な立場をとった。イ
ギリス伝統の「勢力均衡」の思想に基づいた態度だった。結局、これは
「損して得をとる」という結果となり、19世紀におけるイギリスの覇権
は決定的なものとなった。
32づえちゅ:2001/04/06(金) 07:28
>>28
ゲイであることがばれそうになってペンナイフでのどを突いて自殺した人。
33非公開@個人情報保護のため:2001/04/06(金) 10:51
范雎はどうでしょう?
遠交近攻の始祖ですし。
34世界@名無史さん:2001/04/06(金) 20:35
やっぱビスマルクはゆずれない。
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/akira16/index13-3.html
まるでデリバティブ理論のようにややこしい。よくやるね。

あと、蘇秦と張儀もすごい。
35世界@名無史さん:2001/04/06(金) 22:34
>>32 >>33
どうもありがとう。
タレイランとかメッテルニヒが語られるといそうな
雰囲気だったもので。早くに自殺しているからあまり
出てこないけど、肖像画が印象的だったので。
でも自殺の理由まで知らなかった。


 ところでタレイランも面白い話ありますよね。
ドラクロアがどうとか?
36世界@名無史さん:2001/04/06(金) 22:37
>>35
ドラクロワはタレーランの隠し子、と言う話ね。
タレーランは坊主上がりのくせに(それとも、坊主上がりだからか)
その方面ではお盛んだから。
37日本@名無史さん:2001/04/06(金) 22:48
ケ芝は?
38世界@名無史さん:2001/04/07(土) 00:58
日本には一つ一つの交渉で活躍した人はいる。
でもいくつかの交渉を重ねて
芸術品のような国際体制を創るビスマルクみたいな人がいない。
外交家としてのスケールが違うし、前者は単なる交渉上手どまりでは。
39世界@名無史さん:2001/04/07(土) 01:45
外交力こそが国力。
40世界@名無史さん:2001/04/07(土) 02:13
オランダの、ヤン・デ・ウィットはどうでしょう?
オラニェ家排除条項という、オランダにとっては到底、
受諾できそうにもない条件をイギリスから突きつけられ
ながら、オランダ国内のオラニェ派を巧みに欺きつつ、
英蘭の講和を実現した、史上稀に見る老獪な策士です。
その後、彼は不幸にしてオラニェ派の凶刃に斃れて
しまいますが、オラニェ家のウィレム三世は、イギリスの
名誉革命に際し、英蘭関係を修復することにひとまず成功
した訳ですから、ヤン・デ・ウィットも草葉の陰で安堵した
ことでしょう。
41世界@名無史さん:2001/04/07(土) 03:24
蘇秦・張儀は出たか?
この板は西洋史派が圧倒的に多いね
42世界@名無史さん :2001/04/07(土) 04:10
オランダといえば、オルデンヴァルネフェルトは?
43世界@名無史さん:2001/04/07(土) 19:55
ムツムネミツ
44世界@名無史さん:2001/04/07(土) 23:01
陸奥宗光は条約改正が上手く行かなかった時点で脱落では。
あと、オルデンヴァルネフェルトとはどんな人?
説明キボンヌ。
45世界@名無史さん :2001/04/08(日) 01:37
キッシンジャーのインタビュー見てると
まさに歴史上の人物という感じ
あのひどいなまりもかっこいい(雑音にしか聞こえない)
46世界@名無史さん:2001/04/08(日) 01:57
外交官はやっぱし、マキャバリでしょ?
47世界@名無史さん:2001/04/08(日) 02:37
 ノルウェーのホルスト外相は?中東和平の立役者。
ちょっと新しすぎるけど一応なくなっているので。

 全く関係ないけど、吉田茂って政治家としてより外交官としての方が面白そうだね。
48世界@名無史さん:2001/04/08(日) 13:46
>>35 たしかに彼の肖像画ってすごく印象にのこりますよね
キッシンジャーの著書でも彼がとりあげてあったけど。(結構好意的?に)
なんだか絵の雰囲気だと貴公子然としてて

ほんとにゲイかなー?
その説はじめてきいた。人名辞典でも「背が高くてハンサム」って出てるし
そういう噂も出そうな気配。子供はいなかったんだっけ・・。
弟も外交官(本名はスチュワート)だけどこっちは最低のアル中。


49名無しさん@1周年:2001/04/08(日) 17:23
Mr.ニェットことグロムイコは無理としても、
シェワルナゼはどうでしょう?
50世界@名無史さん:2001/04/08(日) 22:59
カースルレーって何度か決闘騒ぎを起こしてたよね。
国同士の交渉はできるのに日常生活では話し合いが苦手だったんだろうか?
51世界@名無史さん:2001/04/09(月) 02:18
カースルレーって何か調べれば載っていますか?かなりでかい図書館に行っても
見当たらなかったし、ネットで検索かけてもほとんどヒットなしなんで。
ちなみに歴史に関して全く素人です。
52世界@名無史さん:2001/04/09(月) 02:36
E・H・カーを忘れるな
53李密:2001/04/10(火) 03:07
ビスマルクと言いたいが、支持者多数なので新風を。
コンスタンチノープルを奪回したビザンツ皇帝ミカエル8世。
ローマ教皇に空手形を切って危機を切り抜けたり、
スペインをそそのかしてシチリア勢力を押さえつけたりとなかなかの手腕。

番外編ではヴェネツィア共和国なぞいかがでしょう。
(人じゃないので番外編)
54世界@名無史さん :2001/04/10(火) 03:55
ルネッサンス時代のイタリアの勢力均衡を財力で成し遂げたコジモ・デ・メディチも
ある意味では外交手腕は結構良いと思われるが・・・ダメだろうなぁ。
55世界@名無史さん :2001/04/10(火) 04:04
>>44
オラニエ公ウィレム1世の腹心で、公の死後
いつバラバラになってもおかしくなかったネーデルランド北部を
説得し続けた人だったと思う。
もっともその後、ウィレムの息子マウリッツに殺されているらしいけど
グロティウスの師匠にあたるのかな?
56世界@名無史さん:2001/04/10(火) 20:43
>53
確かに、ミカエル八世がいなかったら、せっかく奪回した
コンスタンティノープルも維持できなかったでしょうね。
ローマ教会との合同なんて、たとえ一時の方便としても、
内政的には自殺行為に近いし。ていうか、彼の内政は
ムチャクチャえげつない(藁
さらに、帝国を見事に再建して大往生してるところが
すごい。ビザンティン宮廷では、皇帝が天寿を全うする
だけでも容易なことではないのに…。
57李密:2001/04/10(火) 21:26
>56

個人的にミカエル8世は大好き。
幼帝の目を潰したり、ミサの真っ最中で政敵を斬殺したりしても
それは「ギリシャ人」としては誇らしいでしょう(藁)

でも、彼は外交家というより、権謀家とか謀略家っていったほうが
似合いそうなのがなぁ……。
シチリアの晩鐘事件は外交とは言い難いし。

ビスマルクの正統的な外交術とは路線が違うような気がする。
58世界@名無史さん48:2001/04/10(火) 21:38
こんばんは
>>51
キッシンジャーのTHE WORLD RESTORED(日本語訳もでてますが、
邦題わすれました・・)のなかにちょっとだけ登場します。
彼の葬儀のときにウェストミンスター宮殿までの道のりで拍手が起こったほど
民衆には不人気だったとか・・
(といっても数行・・笑)
英語ででてるオックスフォードの人名辞典(うろ覚え)ではロンドンデリー候(カースルレー子爵)
ロバート・スチュアートで引くと出ます.つづりはROBERT STEWERT(だったかな?)
なおカースルレーでヒットしない場合はCastleleaghで。
日本語ではカッスルリーか、キャスルリー、キャスルレーになってるのもありますよー。
というわたしはメッテルニヒのほうが好きだけど。
ちくま文庫版の「世界の歴史」のウィーン会議の載ってる巻に、彼のちっちゃな肖像画がついてます。
ほんとに印象にのこる絵だと思う.(これはナショナルポートレートギャラリーにあります。
ウィーン会議の出席者の肖像画家として知られるロレンスの筆。)
人名辞典によると、シャイで人見知り、一見つめたそうな態度で民衆受け悪し、
ゆっくりだが正確なフランス語をはなす、などとかいてあります。
彼の母はハートフォード家の人で、さかのぼるとエドワード・シーモア(エドワード6世の伯父)に行きつくようですが、
(長文ごめんなさい)
59世界@名無史さん:2001/04/10(火) 21:59
ちょっと綴りが違ってました。訂正
Robert Stewart,Viscount Castlereagh 1769-1822
6051:2001/04/11(水) 01:20
>>58
どうも、教えていただいてありがとうございました。
やはり日本語やCastlereaghだけではまともにヒットせず、フルネームをいれて
やっと出てきました。肖像画は
http://www.woodberry.org/acad/hist/irwww/Metallurgy/Biography/Robert_Stewart.htm
これですか?

ヒットしたのは人名辞典がほとんどでしたがいろいろなページを見たら、
うつ病だとか同性愛がばれそうになって自殺したとの記述もありました。
61世界@名無史さん:2001/04/11(水) 11:50
ロシアのヴィッテは、どうですか?

62世界@名無史さん:2001/04/11(水) 12:35
ミカエル8世について検索をかけたところ、面白そうなページが見つかりました。
興味のある方はどうぞ。

「劇場国家」ビザンツ帝国
http://koho.osaka-cu.ac.jp/vuniv1996/inoue/01.html
http://koho.osaka-cu.ac.jp/vuniv1996/inoue/12.html
(01.html 〜 12.html まで)
63世界@名無史さん:2001/04/11(水) 19:56
メッテルニヒとカウニッツは親戚なので
競わなくてもいいのではないかな?
カウニッツの孫娘はメッテルニヒの最初の妻ですし(死別しますけど)
フランス革命戦争のために財産を失い無一文同然でウィーンやってきた
青年メッテルニヒにチャンスをやったカウニッツがえらいかなー
64世界@名無史さん:2001/04/11(水) 20:51
外交家といっていいかどうか分からないけど、
ヨルダンの故フセイン国王なんかの外交手腕も興味あります。
詳しい人詳細おねがいします。
65世界@名無史さん:2001/04/15(日) 10:13
なんだかむちゃくちゃ沈んでたからage
カスルレーをgoogleで引いたらすごい数ヒットするので有名なんですねえ。・・
肖像画はほかにももっと若い頃の肖像画(全身像)も見たこと有るんだけど?
ホモセクシャルの噂で自殺ってのが説としてホントにあるんだな・・
わたしの読んだ本のなかには、被害妄想、精神疲労で発作的に自殺した説と、(キッシンジャーの
本だとウェリントン公爵アーサー・ウェルズリーが訪ねて着た時、既にだいぶやばかったので
家中の刃物を隠させたとある)その他、ナポレオンの妹ポーリーヌ・ボルゲーゼ夫人と
可愛がってた甥がスキャンダルを起こしたのを気に病んだとの説もあるそうです。
66世界@名無史さん:2001/04/15(日) 10:19
アイルランドの妖精に「光る子供」っていうのがあるんだけど
座敷ワラシみたいなの。それを見たものはすべて悲劇に見まわれる
って伝説だそうです。若い頃スチュワート(のちのカスルレー子爵)が
それを見たって話しも別の本に出てました(いろんなとこにリンクしてるみたい)
外交の話しとそれました.
67世界@名無史さん:2001/05/26(土) 16:19
20世紀なら、ヴャチェスラフ・ミハイロヴィチ・モロトフでしょう。
68世界@名無史さん:2001/05/27(日) 01:04
東アジア系が少ないなあ・・・蘇秦・張儀は外交術のプロとしては、
世界最古の部類に入るのかな?
わが国からは小野妹子か。(笑)
あとは、全然人気無いけど、秦檜もひょっとしてノミネートかな?
69カニシカ王:2001/05/27(日) 21:25

マキァヴェリと晏子は通ずるものがある
70世界@名無史さん:2001/05/27(日) 21:43
なんてったって田中真紀子外相を除くことはできませぬ。
71海老茶式部:2001/05/27(日) 23:30
>>70
激しく同意

72世界@名無史さん:2001/05/28(月) 00:10
マキコ信者が世界史板にまで進出したか。
73モロトフ:2001/06/01(金) 10:24
畜生、リッベントロップの野郎は男前でいいよな。全く
俺と歳3つしか離れてないのに俺なんて唯のおっさんだもんな。
頭悪いけどね。
74ぷしこ:2001/06/01(金) 13:08
個人的にわたしマキャベリは好きなんですが外交手腕に関しては
あまり・・・、ボルジアとの絡みで面白みがあるような。
ヨルダンの故フセイン国王も小国の舵取りという点ではすばら
しいと浅学ながら認識しています。末期のビザンチンの外交もあ
んな感じだったのかあ。

とりあえずば周恩来に一票入れさせて下さいまし。
75世界@名無史さん:2001/06/01(金) 21:00
まきこさんより、大勲位の方が格上だろ。
76世界@名無史さん:2001/07/11(水) 05:01
age
77オイシイ米ビツを護れ!:2001/07/28(土) 11:50
何をやってるんだ。内地にいる諸君は。
ここまでブンヤ共に叩かれるなんて、とんでもない失態ぶりじゃないか。
機密費その他国民から掠め取った税金は僕たちエリート特権階級にのみ許された
大切な米びつだよ。大事に大事に育てて、繰り返し、繰り返し、国民の税金から
抜いて抜いて抜きまくって、未来永劫、領収書なしの原ナマを捻り出して
我々エリートにオイシイ思いをさせてくれる打出の小槌のはずなのに
あろうことか、コックやらゴミ新聞共に抜かれるとは何事だ?
ブンヤへの飲ませ方、現地での接待、女の抱かせ方、裏金の渡し方
が甘かったのじゃないのか?全く危機管理がなっていないとしか言いようがない。
在外公館の諸君は、現在の状況をハラハラしながら見守っていることを
決して忘れないで欲しい。

議員、マスコミ、検査院みんな抱き込んで、骨の髄までオイシイ思いを
させて骨抜きにして、みんなで大切に、大切に、オイシイ米ビツを護ってい
くという心構えを実践できているかどうか、もう一度初心に戻って再確認して欲しい。

本省の危機管理の失態を憂うExtraordinary and Plenipotentiaryより内地の諸君へ
78It's@名無しさん:2001/08/02(木) 08:54
プロイセン・ドイツの鉄血宰相ビスマルクをおいて他にない。
79世界@名無史さん:2001/08/02(木) 09:16
なんか古いスレあがりまくりだね
夏だからか?
80世界@名無史さん:2001/08/23(木) 01:02
古いけど楽しそうなスレなので上げとくか。

最初の方でキッシンジャーが挙げられてたけど、
彼は著書「外交」の最初のほうで、リシュリューを賞賛してた。
81世界@名無史さん:2001/08/23(木) 01:12
マザランもすごいよ。
対スペイン戦争を終わらして、
北(フランドル)南(ピレネー)東南(イタリア)国境を安定させた。
またドイツに親仏諸侯のネットワークをつくって皇帝を牽制したのも大きい。
・・・で、こういう努力をぶち壊してまわったのがルイ14世。
82世界@名無史さん:2001/08/23(木) 01:19
日本人で世界レベルの外交家を考えれば

陸奥宗光:優れてるのは確かだが、スケール小さい。
幣原喜重郎:協調外交は手堅いがそれだけ。
松岡洋右:気宇壮大だが、結局破綻。
吉田茂:最近否定的な研究も多いなぁ・・・

結論。日本人には世界レベルに誇れる外交家はいない。
83世界@名無史さん:2001/08/23(木) 02:37
ちょっとスケールが小さいと言えば小さいがジョージ・ケナン。
封じ込め戦略の実質的な立役者。
地位はそんなに高いわけじゃないが、
外交政策の立案者としては、20世紀でも最高の人物かも。
84世界@名無史さん:2001/08/23(木) 16:56
田中真紀子
85世界@名無史さん:2001/08/23(木) 22:27
チェコのマサリクに一票。

外交家と言うよりは政治家的色彩の方が強いかもしれんが
ヴェルサイユ体制下でうまいこと
チェコスロバキア共和国を建国に持ち込んだ。
結局分裂しちゃったけど。。。。
彼の存命中はヒトラーもチェコには手を出せなかった。
86世界@名無史さん:2001/08/23(木) 23:17
>>85
息子のヤン・マサリクも外相だったね。
48年の共産党のクーデタの後、ビルから不審な墜落死。
(どっかの女性市議と同じ・・・・)
87世界@名無史さん:2001/08/24(金) 01:35
>>86
そっかー、ヤン・マサリクを殺したのは創○○会だったのか・・・
88世界@名無史さん:01/08/28 11:14 ID:6umPPPf.
戦争にぼろ負けした後、外交で大勝した人いない?
89世界@名無史さん:01/08/28 11:31 ID:KRiDYqqI
吉田茂
90世界@名無史さん:01/08/28 11:37 ID:YHZntOV6
>>88
タレーラン

>>89
吉田は、アメリカ独立戦争後のイギリスの指導者(ピットとか)に学んで、
「戦争に負けて外交に勝った歴史はある!」と叫んだらしいです。
91世界@名無史さん:01/08/28 15:22 ID:42GnqzSU
>>83
20世紀アメリカなら、他にジョン・フォスター・ダレス。
反共外交の闘士。占領日本に講和をもたらした人物でもある。
92世界@名無史さん:01/09/01 23:16 ID:MBSrNXDs
イラクのアジスなんかはどう?
93世界@名無史さん:01/09/02 05:15 ID:Rt8aK1gk
大平はどうよ。何気に日韓・日中に絡んでるし
94世界@名無史さん:01/09/03 01:12 ID:NcOOUM.U
ド・ゴールは?
95世界@名無史さん:01/09/03 01:14 ID:Acsg1Y22
シゲミツアオイ
96世界@名無史さん:01/09/03 02:34 ID:0TxbMQZU
>>95
重光葵=シゲミツマモル
冗談のつもりだったらごめん。
97名無し:01/09/03 02:43 ID:NuWV.m1g
くそスレたねんな
おまえら、ないよう、バカバカしくおもわんのか?
アホかおまえら
98世界@名無史さん:01/09/03 04:57 ID:dtVGhF22
>>94
重光のどこらへん? 戦前の大東亜会議とかかな?
まさか戦後の失敗した日ソ交渉ではなかろう。
99世界@名無史さん:01/09/03 16:47 ID:oj1NuGVc
ビスマルクに一票
100世界@名無史さん:01/09/03 17:04 ID:BXrZY1IM
阿部晋太郎
101 :01/09/03 20:57 ID:Ufk/kMIw
>>82

小村寿太郎は?
日露戦争の講和会議で活躍した。
10282:01/09/04 01:27 ID:8INXzM8w
>>101
その後の満州経営で、ハリマンの投資を拒否したからね、ちょっと減点かも。
ただ、拒否したのはそんなに悪い選択肢じゃなかったという説もあるが。
103デビッド・ジョーンズ:01/09/04 01:28 ID:02j4lCOg
フリードリヒ大王に1票。
104世界@名無史さん:01/09/04 01:35 ID:UWcoIwb.
>103
彼のやってたことは外交とは思えないが(w
105世界@名無史さん:01/09/04 01:41 ID:PzzSTEJw
小野妹子。
106:01/09/04 18:43 ID:zQrkaAvA
ナブ
107世界@名無史さん:01/09/05 07:31 ID:FQQtcCbA
外務大臣になった97
108世界@名無史さん:01/09/05 11:29 ID:NuKMrfIc
ベンジャミン・フランクリン
109 :01/09/09 17:16
小渕、高村、河野、田中
110世界@名無しさん:01/09/09 17:20
中国では周恩来でしょう。
111世界@名無史さん:01/09/17 01:36
リチャード・ニクソン。
米中関係の劇的な打開は、20世紀における最大の外交の1つではなかろうか。
これはキッシンジャーが考えたわけじゃない。あくまでもニクソンのリードである。
ウォーターゲート事件があろうと何だろうと、外交家としてのニクソンの地位は不動と言える。
112世界@名無史さん:01/09/17 01:40
個人ではないけどベネチア
113_:01/09/17 01:49
ゲンシャー(ドイツ)、グロムイコ(旧ソ連)、キッシンジャー(アメリカ)
ってところかな。
114世界@名無史さん:01/09/17 01:53
>>113
ゲンシャーって、何やった人でしたっけ?
115世界@名無史さん:01/09/17 01:56
松岡洋右
116世界@名無史さん:01/09/17 02:01
>>115
スケールだけはやたら大きかったけどねぇ・・・
結果責任という点からみれば落第じゃない?
学者じゃないんだし、現実に成果をあげたかどうかは大事だよ・・・
117世界@名無史さん:01/09/18 02:21
118世界@名無史さん:01/09/26 17:27
ブラントの東方外交。
謝罪外交と優れた外交戦略が一致した稀有の例。
119世界@名無史さん:01/09/27 02:53
20世紀後半だったらゴルバチョフ「新思考外交」は?
(シェワルナゼが既出だが。)

あと、30年もすれば「ゴルバチョフ」でメシを食う研究者がヤマほど出るんじゃない?
もう既にいるかもしれないけど。
120世界@名無史さん:01/10/01 17:47
>>119
世界を救って自国を崩壊させた外交
121世界@名無史さん:01/10/01 18:00
そりゃもちろんビスマルク宰相でしょう!
122世界@名無史さん:01/10/01 18:01
>>114
ドイツ統一
123世界@名無史さん:01/10/01 18:01
>>104
戦争は外交の延長です。
124世界@名無史さん:01/10/01 18:16
牛場大使
125世界@名無史さん:01/10/01 20:58
>>120
どうせほっといても潰れる国をソフトに解体したってことで。
126世界@名無史さん:01/10/03 02:34
質問です!
外交官に求められる資質って何ですか?
127世界@名無史さん:01/10/03 02:38
>>126
語学。容姿。礼儀作法。
嘘をつく能力・本音を言わない能力。ダンスのテク。ワインのうんちく。

マジレスすると、カリエール「外交談判法」(岩波文庫)を読むといいよ。
大衆化(=非貴族化)された現代の外交官には、100%当てはまらないかもしれないけど。
128世界@名無史さん:01/10/03 02:40
>>126
ニコルソン「外交」もね。
129世界@名無史さん:01/10/03 04:32
吉田茂
130世界@名無史さん:01/10/03 05:35
>127 128
どうもありがとう、読んでみます!
131世界@名無史さん:01/10/05 01:29
鄭の子産
132世界@名無史さん:01/10/06 16:21
杉原千畝とかワレンバーグもいいと思う。
133世界@名無史さん :01/10/06 18:42
陸奥宗光に一票。
134世界@名無史さん:01/10/06 18:53
日本では、佐藤尚武外相/駐ソ大使を推したいと思います。
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/gunzo/gunzo054.html
135世界@名無史さん:01/10/06 19:10
>>134
「史上最高」とは思わないが、戦前日本の優れた外交官でしょうね。
なお、予想されるツッコミに予防線をはっとくと、
劇画「大宰相」3巻ではこの人、無能な人間として書かれてるが、あれはあくまでフィクション。
上記サイトにも書かれてるように、駐ソ大使時代には繰り返し日本政府に警告してるし、
戦後の日ソ交渉の際の全権問題も、やや歪めて書かれてる。
136世界@名無史さん:01/10/06 22:04
大宰相で思い出したが重光葵。
彼が大東亜会議を開催したおかげで、「日本がアジア独立のために戦った」という主張が
ある程度もっともらしく聞こえるようになった。(賛否両論ありそうだが)
日ソ交渉には失敗したけどね。
137世界@名無史さん:01/10/10 23:52
陸奥宗光
今日やってたNHK「その時歴史が動いた」に煽られました(w
「世界の驚異(スチュポール=ムンディ)」
神聖ローマ皇帝
フリードリヒ=フォン=ホーエンシュタウフェン二世(で良いのか?)
が無いのは何ゆえ?
139世界@名無史さん:01/10/11 14:47
>>138
単純に有名じゃないということだと思う。そういえば、この板に
彼のスレもあるね。興味深い人物みたいだけど、日本語で読める
資料が少ないのが残念。
140世界@名無史さん:01/10/11 15:27
そりゃあ絶対 槙田邦彦!
売国外交官として史上最高。
141世界@名無史さん:01/11/10 17:33
周恩来はやっぱり凄いと思うよ。
あれだけ大義も信望もない国がまともに国家としてなりたったのは
あの人と毛沢東のカリスマのおかげだけだもの。
142世界@名無史さん:01/11/10 17:55
一応ガイシュツなんやけども、
タラーレンと小村寿太郎を推す人が少ないような気が・・・
世界史と日本史ではこの二人が最高かな思うのですが・・・・・・
143世界@名無史さん:01/11/10 18:57
史上最高とまでは言えないでしょうが、
中華民国時代の外交家、陳友仁。
漢口と九江のイギリス租界を回収した手腕は見事。
144143:01/11/10 19:17
ちなみに、中華民国では、
関税自主権を回復した当時(1928〜30年)の外交部長(外相)は王正廷。
領事裁判権を撤廃した当時(1943年)の外交部長は宋子文です。
この2人は日本で言えば、陸奥宗光、小村寿太郎並みの業績があるのですが、
少なくとも大陸ではそれほど評価されていません。

143で陳友仁をあげたのは、個人的にこの人が好感が持てるからなのですが・・・。

連続書き込み、失礼しました
145世界@名無史さん:01/11/22 01:55
魯粛
三国志正史すれいけってか?
146世界@名無史さん:01/12/01 14:57
そもそも、外交官に必要な資質ってなに??
147世界@名無史さん:01/12/02 03:56
中華民国なら顧維均はどうよ?
148世界@名無史さん:01/12/23 13:33
ライプニッツとか
149世界@名無史さん:01/12/23 22:01
ヒトラーは?
だれも彼の真似はできないっしょ・・・
150世界@名無史さん:01/12/23 22:06
今の北朝鮮の外交政策は中々上手い。
内政は最低だけどね。
151世界@名無史さん:01/12/23 22:33
>>150
したたかだがまともな国がやる外交じゃないね。
152世界@名無史さん:01/12/23 22:55
外交と言うか、保身のための政策にかけては
金正日は確かに天才的だ。
153世界@名無史さん:01/12/25 00:07
>>151
国益はある程度守れるけど、国への心証は悪くなるばかりだもんねぇ。
154世界@名無史さん:02/01/03 07:03
マンネルヘイムはどう?
フィンランドの大統領だけど。
155世界@名無史さん:02/01/03 17:12
北朝鮮の外交は凄いと思う。
テロ支援国なのに外国の援助をたくさんもらっている。
原子力発電所もアメリカ、日本、韓国の金と技術で作ってもらっている。
156世界@名無史さん:02/01/03 17:18
>>155
付け加えて。。
いつもドキュンな事ばっかりやっているので、時々友好的になると世界中から拍手をうける。。
157世界@名無史さん:02/01/03 17:57
あの国は凄い。殆ど893の手法と同じ。
ごねて、脅し、たかり。力も無いのに・・・よくやるよ逆感心。
158世界@名無史さん:02/01/03 18:11
>154
彼は政治家でも外交官でもないよ。
あくまで騎士団長。(藁

ほとんどの局面で政治家に押し切られてるし、大統領になってからは
周辺の情勢に振り回されただけだと思う。

人間としては魅力的な人物に感じられるし、軍人としても申し分無い。
国の将来への見識も優れている。
159世界@名無史さん:02/02/05 02:09
幣原喜重郎
160世界@名無史さん:02/02/05 02:12
日本最高の外交官として一般的に上げられているのは陸奥宗光だろう
外務省に銅像が建っているくらいだし
161世界@名無史さん:02/02/05 02:16
タリムリーに田中まき子は??
162世界@名無史さん:02/02/05 02:17
戦前だと・・
1.陸奥宗光 政治的手腕、識見、実績ともに文句無し
2.幣原喜重郎 能力は優れていたが、ウィルソン流の道義外交はちょっと時代が早すぎた
3.重光葵&東郷茂徳 識見は優れていたし、出来る範囲ではよくやったと思うけど、結局軍部には勝てなかった。
163世界@名無史さん:02/02/05 02:29
>>162
日英同盟を固持しなかった幣原喜重郎は、俺的には評価が下がってしまう。
164世界@名無史さん:02/02/06 12:17
イタリアのカヴールは?

英仏墺といった大国間の緊張関係を利用しつつ、イタリア内のマッツィーニやガリバルディといった左派勢力の暴走をも巧みにさばき、まがりなりにも統一イタリア王国の成立へと軟着陸させたアクロバティックな外交手腕は、なみなみならぬものがあるのではないかと。
165世界@名無史さん:02/02/06 12:21

スマン。
改行し忘れた。
166林彪:02/02/06 14:28
爆弾作れる外交官、モロトフでしょう。
近衛公も馬鹿なことしたもんだ。
167世界@名無史さん:02/02/07 03:11
>>161

田中まきこは優秀な「外交官」ではないだろう。
今の官僚制度が発展した日本社会にいて事務方の官僚と協力なしで素人の政治家外交官ではほとんどまともな外交は不可能に近い。
それをまきこは替えって事務方と喧嘩したわけだから..
良い「大臣」ではあるんだろうけれど良い「外交官」とはねえ
168せいけい1ねん:02/02/07 03:26
ビスマルクでしょ。彼の外交手腕により、普仏戦争以後
しばらくはヨーロッパで大きな戦争は起こらなかった。
プロイセンは「勝ち逃げ」の格好になり、その後もフランスを
ヨーロッパ各国の共通敵とすることでドイツの優位を保った。
169世界@名無史さん:02/02/20 20:35
タイムリーな話題だな。
170世界@名無史さん:02/02/20 21:07
>>108が挙げた、ベンジャミン・フランクリンでしょう。
アメリカ独立のために、イギリスを孤立させ、フランスを味方に引き入れたから。
外交の得意なイギリスを出し抜いた手腕は大きい。
そのアメリカが今日世界一の超大国となっていることも考えれば、歴史に残した足跡
は比類ないと思います。

ちなみに世界のどの国でも、外相のことは普通、
  外務大臣 ”The Minister of Foreign Affair”(スペル間違ってないかな?)

と呼ぶのに対し、アメリカでは
  国務長官 ”The Securetary of States”

と呼ぶのは、フランクリンがアメリカを代表して外交交渉を行っていたから。
当初は
  外務長官 ”The Securetary of Foreign Affair”

というポストがあったのですが、それが国務長官になったのは、ヨーロッパ諸国の外
相みたいに、度々本国と相談できる状態じゃなかったからですね。
171170:02/02/20 21:09
↑やっぱりスペル間違い(w
  国務長官 ”The Securetary of States”
  外務長官 ”The Securetary of Foreign Affair”

でした。m(__)m
172170:02/02/20 21:10
↑ムッ、なおってない。
  国務長官 ”The Secretary of States”
  外務長官 ”The Secretary of Foreign Affair”
173世界@名無史さん:02/02/24 13:35
>>167
君の発言には概ね同意。でも今の外務省事務方も勘違いしている奴が多い。
外交儀礼的なことは熱心にやるが、在外邦人の安全には無関心。
174世界@名無史さん:02/03/09 23:39
>>162
大久保利通の方が上では
175世界@名無史さん:02/03/10 00:15
>>172
ついでだが「外交」は "foreign affairs" だ。
176世界@名無史さん:02/03/10 00:37
>168
うん、ビスマルクいいですね。

ただ彼の同盟政策は結果的に
ヨーロッパの勢力図を2つの陣営に固定化させてしまい
第一次大戦の遠因を作ってしまった…という皮肉な側面をもつと。
177世界@名無史さん:02/03/12 00:19
ビスマルクが死んでからはひどいなぁ。
カイゼルヒゲ親父が露助との同盟延長を
断ったりするから仏とくっついちゃったじゃねぇか。
自ら逆包囲網作ってどうするよ。

ところでビスマルクの話しを聞いてると、
そういやドイツも勝ってる時期あったんだよなぁ、とか思う。
178世界@名無史さん:02/03/12 00:29
今日の大問題は、演説や多数決によっては解決できないであろう。
それは血と鉄によってのみ解決できるのである。 by ビスマルク

日本もヤレ。ヤッて欲しい。
だがこれをやると一言目に民主的で無いと言われ、
二言目に独裁者と言われる。
179世界@名無史さん:02/03/12 02:11
ビスマルクってそんなに評価されるべき人なんですかね?
私はあまり知らないんで詳しい人に聞きたいんですが、ひとつの国家や国民の
分を超えて強引に利益を追求した結果であって本質的に慎重な人なら避ける
ギャンブル的要素が含まれていたように思えるんですが.
あの後も続けていたら、有能という評価は得ていたかどうか.

いや、最近あちこちの企業が破綻していて、それがどうもその企業で高く
評価されていて「〜の父」とか「中興の祖」とか呼ばれているかつての経営者の
無理な路線がもとにあるように見えるのがいくつかあったのをみて思っただけで
深い根拠はないんですが.
180世界@名無史さん:02/03/12 02:17
>>179
>ギャンブル的要素が含まれていたように思えるんですが

あなたと同じ評価になるかどうかはわからないが、
後継者にはとうてい維持不可能な外交関係を作り上げてしまった、
という評価は、ビスマルクについては確かにあるよ。
181世界@名無史さん:02/03/12 02:24
その時々で最善(とまではいかなくても)を尽くした結果じゃないかな?
前任者と同じ路線を踏襲してしまった後継者達にも問題はあると思われ。
前任者と違う色を出そうとしてこけてる奴も多いけど。
182世界@名無史さん:02/03/12 02:26
黒柳徹子さんに1票!
183179:02/03/12 02:46
>>180
なるほどそういう評価もあるんですね.
>>181
>後継者達にも問題はあると思われ。
もちろん後継者たちに相当問題はあると思います.
ただビスマルクのころはうまく行ってたのにその後はダメみたいな
言われ方が多いようなので.もちろん社会の動きがあるわけであの宰相一人に
責任を押し付けるのはまずいでしょうが、皇帝やプロイセンの国民に
ある種の思い上がりを起こさせ、その後の破綻の基礎を作ったようにも
見受けられます.
184世界@名無史さん:02/03/12 02:56
タレイランの時代とネヴィル・チェンバレンの時代じゃ
1外交官の職務の掌握範囲はちがうしねえ。

まして最近じゃ全権大使なんて、そうはきかないし、「史上最高の○○○」
いうスレタイトルみるたび大人気無いがそう思ってしまう
185世界@名無史さん:02/03/12 03:09
シャルル・ド・ゴール
元々軍人だけど敗戦国を戦勝国にしたごり押し外交。
戦後は評価が低いけど、こいつがいなかったら間違いなく今のフランスはない。
186世界@名無史さん:02/03/12 03:17
ところで外交官と外交家は違うの?
187世界@名無史さん:02/03/12 03:20
外交に特化した人間というより、
外交の上手かった政治家のスレみたいだな。
188世界@名無史さん:02/03/12 03:24
やっぱ宗雄だろ?
189世界@名無史さん:02/03/12 03:46
外交に特化したタイプなら、やっぱタレーランだろ。
絹の靴下の中の糞とナポレオンに評された、偉大なる二枚舌男。
190世界@名無史さん:02/03/12 11:01
タレーランが来るとフーシェを思い出す。
191世界@名無史さん:02/03/12 12:04
陸奥宗光は世界的にも優秀だと思う
192世界@名無史さん:02/03/12 14:04
佐布利が世界最強の外交官だろう。
この人が死ななければ、日中の戦争状態は早々に治まっていただろうし、
日本が連合国との戦争もしなくてすんだ。
死に疑惑がつきまとっているし。
193世界@名無史さん:02/03/12 17:27
>192
単に中国担当として優秀だったというだけで、「世界最強の外交官」とまで言うか?
194世界@名無史さん:02/03/12 17:30
なかなか面白かったので紹介してみる。
ttp://www.sanynet.ne.jp/~imperial/Napoleon/n-p01.html

「人間に言葉が与えられたのは、考えをごまかすためである」
シャルル=モーリス・ ド・タレーラン=ペリゴール
195世界@名無史さん:02/03/12 17:42
「もし秦王が私を捕らえようとなさるならば、私の頭はこの『和氏の壁』と共にこの柱の下で砕け散りましょうぞ!」
      ★藺相如★
196世界@名無史さん:02/03/13 14:27
あのー>>192に出てくる佐布利という外交官のこと知らないのですが、
詳しく教えてくれませんか?
また世界最強の外交官といえる根拠も同時に。
197世界@名無史さん:02/03/14 18:46
外交家か
198世界@名無史さん:02/03/16 15:44
ina
199世界@名無史さん:02/03/17 19:25
れきいき
200世界@名無史さん:02/03/18 11:40
急にだれもレスしなくなったね。
だれか活発にしてやれ。
(但しこのスレの主題にそってね。)
201アマノウヅメ:02/03/18 12:16
>>195
失礼ですが、「和氏の璧」の間違いでは?

私もしょっちゅう変換ミスやってるので人の事はいえないか。
202世界@名無史さん:02/03/18 22:26
古代中国の戦国時代は優秀な外交家が多数いない?
203世界@名無史さん:02/03/19 15:39
というか、>>196の質問誰か答えてやれよ。
204世界@名無史さん:02/03/20 20:07
upahi
205世界@名無史さん:02/03/20 20:08
おれも知りたい。
そいつ誰?>>192
206世界@名無史さん:02/03/21 01:20
>>196
佐分利貞男は戦前日本の外交官。
世代的には1920年代の幣原協調外交を中堅として支えた人物で、
北京関税会議では中国の関税自主権を率先して認めるなど、かなり親中派だった。
で、北伐やら田中外交やら張作霖暗殺やらで日中関係が悪化した状勢を受けて、
関係打開の切り札として駐華公使に任命されたんだが、
一旦帰国した際に箱根のホテルで謎の死を遂げた。
表向きはピストル自殺とされたが、右手にピストルを持ってたのに
弾が左のこめかみから右に抜けているなど非常に不審点が多い。
そのため、対中宥和を好まない勢力によって暗殺されたのだという説が強い。
(幣原は回想録で自殺説に疑問を呈している)
但し、当時の幣原がロンドン海軍軍縮条約で忙しくて
佐分利を十分にサポートしなかったため、悲観して自殺したという意見もある。
(確か重光葵あたりがそう書いてたような)
現在でも真相は不明のままだが、幣原の対中政策にとって痛手だったのは間違いないし、
彼が生きていたら満州事変以降の日中関係はもう少し違った様相を見せたかもしれない。

もっとも、「世界最強の外交官」というのはやや誉め過ぎだと思うけどね。
>>192には是非とも意見を聞きたい。
207世界@名無史さん:02/03/21 01:21
ちなみに206=193ね。
208192:02/03/21 12:17
あの状況の中で、堂々と親中派として活動できる点が評価できるだろう。
実際手腕も充分あったわけだし。

あと、佐分利の死の疑惑については彼は何をするにも左利きだったのに
右手に銃を持っていること。
また彼が通常持っていた護身用のピストル(当時は所持していても珍しくなかった)は
小さく素人でも扱いやすいものだったのに関わらず死亡当時大型のリボルバーを
握っていた。
またこの時風呂敷包み一つで彼は亡くなった奥さんの墓参りの目的で
来ているので自殺を考えていたとは考えられにくい。
また死亡の前日に次の朝に理容師を呼んでいたし、
政府高官との会合の予定もありそれに充分用意もしていたので
状況から自殺を考えていたとは考えられにくい。
209世界@名無史さん:02/03/21 23:09
>佐分利の死の疑惑については彼は何をするにも左利きだったのに

スレとは関係ないけど、
左利きの人でも。軍隊とかでは強制的に右で撃つように訓練されるらしい。
誰かに習ったのなら、右で拳銃をウッテモおかしくない。
210192:02/03/22 19:50
>>209
だから何もするにも左を使うという近い人たちからの情報だから
そのようなことがあったならそういうはず。
だから右を使う可能性は低い。
211206:02/03/22 23:52
>>208
>あの状況の中で、堂々と親中派として活動できる点が評価できるだろう。
>実際手腕も充分あったわけだし。

佐分利が優秀な外交官だったことであろうことに異論はないが、
それでも「史上最高の外交家」というには躊躇する。
日本限定でも候補にすら挙げにくいと思う。
当時の外務省には親中派なんてそう珍しくはないし。
早死にしてしまったため、実績に乏しい。
それに、彼が生きてたらその後の歴史が変わったかどうか、というと
これもそう断言はできない。
1920年代に幣原外交を中堅で支えた連中が、1930年代にはアジア主義的に
なってたりするから。例えば重光葵。

もっとも俺は佐分利の伝記的情報には詳しくないので、
ひょっとしたら、と思わせるほど優秀だったのかもしれないけどね。
何かエピソードとかあれば教えて。
212世界@名無史さん:02/03/23 04:45
英布を舌先寸々にまるめこめ、己を歩卒5万・騎兵5千に匹敵すると
自負した随何に1票。
213192:02/03/23 14:42
>早死にしてしまったため、実績に乏しい。
そういうところが、ノミネートされてもよいところではないのかな?
つまり潜在的な可能性をかわれるとおもう。
後、第一次大戦後の日本が提案した人種主義撤廃案に関して
大きな手腕を振るっていたとおもう。だから暗殺されたのではないのかな。
(結局、米などに潰されたが当時として過半数の支持を得られるまで仕上げたのが凄い)

まあ私の場合死の疑惑に関して興味が一番ありますがね。
また余談ですが彼の死亡解剖の結果やはり左からではなく銃の持っているほうの右から
貫通していたことが確認されたようです。
214世界@名無史さん:02/03/23 22:19
周恩来に一票かな。
西安事件から対米・対日外交といった手腕はいまさらだけど
あれだけたくさんの人に会ってあれほどみんなから褒められてる人
見たこと無い。
少なくとも西側の要人からは常に褒め言葉をもらっているような気がする。
そういえばキッシンジャーも彼のことはお気に入りだったようだね。
215センポ・スギハラ
>132に禿同
腐れ外務省は、センポ・スギハラこと杉原千畝を見習え!