冷戦でソ連が勝っていたら☆

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1世界@名無史さん
世の中まるで違ってたんじゃない?
2世界@名無史さん:2000/11/22(水) 15:49
マルクスは神様です。
プロレタリアートマンセー!!
3世界@名無史さん:2000/11/22(水) 16:33
冷戦でソ連が勝つシナリオというと核での先制攻撃しかありえませんが…
4ううんとね:2000/11/22(水) 16:44
こういうシナリオはどうかな?
地球温暖化が史実よりもずっと早く進んで、
海面上昇で世界中の海岸都市は水没。
農地の現象と水没難民が、世界的な問題となる。
一方、従来の寒冷地は新たに耕作可能地となり、入植者を募集する。
難民を抱えた中低緯度諸国は入植枠・食料をとりあい、
高緯度諸国の言うがままになる。
これによってカナダや北欧も国際的地位を上げるが、
どこよりもソ連が大きな恩恵を受けることになる。
日本も数千万人のシベリア入植者を人質にとられ、
ソ連には逆らえない……。
5世界@名無史さん:2000/11/22(水) 16:47
>>3
それは冷戦ではない(藁。
経済でソ連が全面的にアメリカを凌駕したら
どんな歴史になったかだよ。
6世界@名無史さん:2000/11/22(水) 16:52
経済自由化せず
7世界@名無史さん:2000/11/22(水) 17:02
ナチスドイツの志を引き継いだのがソ連って感じだったから
宇宙開発が今より進んでいたのは間違いないと思う。
8世界@名無史さん:2000/11/22(水) 17:03
膨張政策を再開してただろうし、恐ろしいね。
9世界@名無史さん:2000/11/22(水) 18:32
冷戦にソ連が勝つ状況を考えてみた
アメリカが財政難で軍拡についていけずに一方的に全面的軍縮を実行。
世界中からアメリカ軍撤退、軍事援助も撤廃。
経済と財政が不安定でドルが世界の基軸通貨から転落。
でも結局アメリカの国債を膨大に引き受けている日本やイギリスはアメ
リカに逆らえず。

結果、ソ連は軍事力で地球を脅かし、アメリカは借金で地球を脅す。
10世界@名無史さん:2000/11/22(水) 19:36
>>9

ソ連の金の方がもたんて
11Under World:2000/11/22(水) 20:06
砂まで銀河から輸入しなければならないほどに・・・
世界中、みんななかよく コルホーズ(いちお5・7・5)。
12日本@名無史さん:2000/11/22(水) 20:14
>7
当初のソ連の宇宙開発が進んでいたのは、ドイツのV2号を多数束ねたものを
飛ばしたという、既存技術の延長上での成功。
しかし、アメリカはエンジンを巨大化するという根本的な技術革新を行い、
巨大ロケットを完成させると、運搬能力の面で一気に逆転した。
また、エレクトロニクスでも、アメリカが格段に優れていた。
ソ連は、火星ロケットのような長い飛行では、途中で通信が途絶してばかりだったが、
アメリカの搭載システムは信頼性が高く、長期飛行での成功率がずっと高かった。

当初のアメリカは宇宙開発には余り積極的ではなく、ドイツ出身のフォン・ブラウンを干して、
アメリカ人の研究者にやらせたのが失敗だったが、フォン・ブラウンのチームに任せてからは
急速に進歩した。
アポロ計画は、結束して邁進したときの、アメリカの底力を見せるような大業績で、
長い目で見たら、アメリカが勝つのは明らかだったと見るべきでしょう。
13考えてみると:2000/11/22(水) 22:20
冷戦というのは、案外効率的な力較べだったな。
熱い核戦争になりそうでならずにすんだ。
生物の場合、傷つけ合わずに力較べするための肉体誇示競争が
安定戦略として進化する場合があるけど、
宇宙進出やら生活水準やらで競争したのも、
ゲーム戦略として抽象化したら同じことなのかもね。
14世界@名無史さん:2000/11/22(水) 22:37
さっきから必死にソ連が冷戦で勝つ方法を考えているのだが
全く思いつかん。どうしても辻褄が合わなくなる。
ある日アメリカ全土で同時に核が誤動作した・・・
とかしかもう思いつかん。
15世界@名無史さん:2000/11/22(水) 23:11
社会主義の経済体制である以上は何が起きてもソ連の経済が西側を凌駕するのは
ほとんど不可能だっただろう。

たとえ地球が温暖化して高緯度地帯の気候が良くなっても、社会主義農業は生産性
をあげられなかったと思う。

14の言う様に、西側がまったく馬鹿げたヘマをして自滅するか、全面戦争以外、
ソ連の勝利は考えられない。
16世界@名無史さん:2000/11/22(水) 23:14
ん〜 ソ連が勝つシナリオはどうしても思い付かないが
例えば、アメリカにモンロー主義が復活反戦運動などで
ついに鎖国!!
ソビエトは西ヨーロッパも版図に加え経済が復活。
あー これじゃ冷戦じゃないや。
17世界@名無史さん:2000/11/22(水) 23:59
世界史板はアカアカデミズムに占拠され、講座派や労農派が毎晩教学論争を続けていた。
ちょっとでもリベラルな発言をすると「走資派氏ね」「ウヨ逝ってヨシ」「資本主義者は時代遅れのドキュン」と寄ってたかって煽られた。
あげくのはてはIPを抜かれて秘密警察にちくられた。

って、エレクトロニクスはまだトランジスタレベルかも。


人類は火星くらいは行ってたんじゃなかろうか。
18世界@名無史さん:2000/11/23(木) 00:43
東アジアでは、
モンゴル人民共和国が経済がめざましく発展。

日本は日本国憲法廃止、天皇制廃止。
日本人民共和国となる。現在の元首は不破総書記。
米軍の撤退、自衛隊廃止、そしてソビエト=日本人民防衛軍が駐在。
沖縄の代わりに北海道が基地の島と呼ばれ、北海道は経済も在日ソ連軍の基地に
依存。
東アジアの貧しい農業国でソ連の衛生国として位置付けられる。
ロシアや中南米、東ヨーロッパに移民が増大して国際的問題となっている。
また、公用語がロシア語、日本語となり、人種が混在する多民族国家である。

朝鮮半島は和解の兆しが。
朝鮮民主主義人民共和国の金正日主席が大韓民国(南朝鮮)の金大中大統領と
ソウルで会談。金大中大統領は「在朝ソ連軍は北(朝鮮民主主義人民共和国)から
いますぐ撤退すべきではない」という発言も。
一気に和解ムード。朝鮮民主主義人民共和国は南朝鮮への支援を約束し、
将来は軍備、外交を軸とした連合国家の構想も持ちあがった。
19:2000/11/23(木) 01:00
まったーく何の根拠もなく世界史板にふさわしからぬいいかげんさで発言してしまうのだが

日本が共産主義国家になったら、もんのすごく成功したような気がする。

と思うこともあります。イデオロギー的に、とかではないよ。
20世界@名無史さん:2000/11/23(木) 01:37
ifスレだね。じゃあ愉快な仲間達風のスレになりそうな予感…
21:2000/11/23(木) 01:59
もうちょっと高尚ちっくな議論として、
「歴史はどこまで必然なのか?」
という問いが許されるかもしれない。

「ほんの小さな偶然が歴史を左右した例がどのくらいあるのだろう?」
クレオパトラの鼻はおいといてね。

22ウェノム:2000/11/23(木) 05:36
ズームイン赤の始まりです。
朝まっぱらからインターナショナルがかかり、体制派のフジ、KHN(共産主義放送局)は
毎日のようにマルクス礼賛をし、朝日は常に大東亜共栄圏は聖戦だったといい続ける。
天皇も儒教化される前の神道の大神官に。右翼の殆どが神道信徒。
信号は青でGOではなく、赤でGO
23ウェノム:2000/11/23(木) 05:37
いけね。KHNじゃなくてKHKの間違いです。
24>22:2000/11/23(木) 05:43
体制右翼の殆どが共産主義礼賛者になって、反体制左翼の方が天皇崇拝になる。
まったく逆になると思う。
25世界@名無史さん:2000/11/23(木) 06:33
サラエボ事件でオーストリア皇太子が殺されたのは、皇太子が非常なおしゃ
れで、服を脱がすのに大変手間取ったためだ。というのをアシモフのエッセイ
で読みました。
そのために第一次世界大戦が起こり、そのために第二次世界大戦が起こった
のかも!?
26世界@名無史さん:2000/11/23(木) 06:39
25です。
読み直して、なんか変だと感じてしまいました。
上記の考え方が正しいなんて思ってないので、為念。
27世界@名無史さん:2000/11/23(木) 07:40
というかソ連を始めとする共産主義国家の秘密警察ってのは
世界革命のための戦時体制でしょ。
脅威が無くなったら、支配層のポジションだけ確保した上で
最大限の努力を経済、文化に注ぐんじゃなかろうか?
動かしているのは人間だし、使命感も持っていただろうしね。
28世界@名無史さん:2000/11/23(木) 07:43
ということで共産主義はイスラムに似る。
聖戦に勝ってレーベンスラウムを確保したなら
アッバース朝のような融合文明ができあがった
と思います。
29分岐点:2000/11/23(木) 07:59
分岐点をかなり早い時期に設定しないと、
スラヴがアングロサクソンに勝つなんていう
大きな変化は起こせないな。
日露戦争でロシアが勝ってしまうという分岐点はどうかな?
日本は植民地になって、満州朝鮮華北もロシア領となる。
しかもそのうえでロシア革命が起きたとしたら、
何とかアングロサクソンに対抗できるんじゃないかな。
30ジーモン@ケー二ヒスベルク:2000/11/23(木) 11:19
ボリシェヴィキ逝って良し!
31名無しさん@1周年:2000/11/23(木) 17:07
休日にはハリウッドでなく
ソ連文化アカデミー配給の映画を見に行くことになります。

しかし、上映時間4、5時間はあたりまえなので、
二本立て等を見に行くのはかなり気合がいるのではないかと・・・
32>27:2000/11/23(木) 21:12
ハンナアーレントの本、読んだ方がいいね。
33世界@名無史さん:2000/11/23(木) 22:20
ソ連に資本主義の精神がありませんから、どんなに恵まれた状況に
あっても資本主義国の物量・資金・技術に対抗は出来ないでしょう。
変な話ですが共産主義こそ資本主義国よりも「資本主義の精神」が
要求されます。
なぜなら、共産主義は資本主義の進化として考えられたからです。
(ピカチューがライチューになるみたいに)

もし勝つとしたら「共産主義の精神」が必要になりますが、
どのようなものか、私にはわかりません。
近いもので考えられるとしたら、LINUXのような
オープンソース活動が「共産主義の精神」に一番近いと
思います.
34世界@名無史さん:2000/11/23(木) 22:43
>33
そもそもマルクスは「社会主義革命は先進国で起こる必然がある」と
連呼したんだったね〜。結果大ハズレ。
バブル期の金余り日本なんて共産主義体制にすんなり移行できたんじゃない?
もしその気になったらという前提ですが(その気になる訳ないか)

ところで33は社会主義と共産主義を混同してないか??
35世界@名無史さん:2000/11/23(木) 23:04
日本型資本主義が勝利しておれば社会主義そして共産主義へと移行できたものを!
36世界@名無史さん:2000/11/23(木) 23:45
そもそも「俺達が不幸なのは貧乏が有るからだ、だから
みんなで富を分配しようね」つーのは金持ちの発想だよな。
だから真の共産主義とはみんなが金持ちになり、結果として貧富の差が
無くなった理想社会だ。スゲ〜発想だ。
したがって35は一理あるな。
37世界@名無史さん:2000/11/24(金) 08:03
私有財産制度を廃止した経済体制では成長は見込めないでしょう。
適当にさぼって楽に暮らして行けるなら、私は絶対働かない(笑。
38世界@名無史さん:2000/11/27(月) 11:42
>>37
それは共産主義への批判として、一番よく聞くんだけど
たぶん誤解だと思うんだよね。
よく知らないんだけど、心理学的動機等に類する考察は
当然、経済学に含まれているんじゃない?

権力を握った人間が持つマキャベリズムを統御する考察
が共産主義に欠けていたものだろう。だから個人崇拝を
生み出したんだと思う。性善説過ぎたということか?

イスラムのように開祖を徹底的に世俗視し、自ら品格を
おとしめて個人崇拝を防ぐ、その精神があればよかった。
そうすれば議論を重視し、議決等でことを進める雰囲気が
残って、成功したかもしれない。
39世界@名無史さん:2000/11/27(月) 11:54
>>17
>人類は火星くらいは行ってたんじゃなかろうか。

火星と言わず、当然のように海王星くらいまで行っていたんじゃないかな。。
木星基地、小惑星基地もできあがって、人が定住し鉱工業が建設されていたと思います。
政治犯はシベリア収容所送りではなくて、小惑星基地送りですね。
2000年の現代には太陽系植民が、誰の目にも見える形で後戻りできない動きとして、
軌道に乗り始めていたことでしょう。冷戦にアメリカが勝ったことによって、
代わりにIT革命とゲノム解読がその位置に置かれることになりました。

40日本@名無史さん:2000/11/27(月) 12:17
以前に指摘したように、ソ連はV2号レベルのロケットを多数束ねて
打ち上げることにより、初期に宇宙開発をリードしただけで、
アメリカで干されていたドイツ人のフォンブラウンを登用すると
一気にアメリカがリードしたわけで、ソ連は大型ロケットとエレクトロニクスが
大きなネックであって、惑星探査は不得意で、そうなったとは考え難い。
現に、金星と火星にしか探査ロケットを送っていない。
41世界@名無史さん:2000/11/27(月) 12:29
ドイツの影響はすみやかに薄れていったのではないか?
ロシア人は重化学工業や物理学、数学等で進歩に貢献しており
科学で主導権を握る素地を持っていた。したがって
潤沢な資金と平和と安定を基盤にした大衆の支持があれば
第2次大戦とは別次元の科学技術を建設できたことだろう。
アメリカのITとゲノムのようなものである。そういう
ソ連の底力が垣間見えたのが、宇宙開発であった。
42世界@名無史さん:2000/11/27(月) 12:33
40の言う一気にアメリカがリードしたにも語弊がある。
アポロ計画は単発的な成功である。それまでは完全に
ソ連が開発した技術で進められていた。またアメリカは
アポロ以降は技術的にはスペースシャトルしかやってない。
競争に勝つ目的があっただけで、本気で宇宙に取り組む
意思は見られないと言えよう。
43日本@名無史さん:2000/11/27(月) 14:19
>アポロ計画は単発的な成功である。
アポロ計画で開発された技術で、軍事衛星・民生衛星・科学衛星は、
継続して打ち上げられており、その後も技術を着実に向上させている。

>それまでは完全にソ連が開発した技術で進められていた。
そんなことはない。ソ連が一見進んでいたように見えたのは、
V2号レベルのロケットを多数束ねて、推進力が大きかったから。
しかし、既存技術の延長に過ぎず、大型ロケットの開発には成功せず、
燃料にしても、アメリカは燃焼効率が良い、酸素・水素を用いたのに対して、
ソ連は石油燃料から脱却できなかったように、技術的には未熟。

>競争に勝つ目的があっただけで、
フルシチョフが、宇宙競争をプロパガンダに使ったのが最初で、
アメリカはそれに呼応したもの。

ソ連の技術を過大評価して宣伝したのは、当時のサヨクだけど、
ソ連崩壊後に明らかになった事実を見ると、張り子の虎が現実でしょう。
44世界@名無史さん:2000/11/27(月) 14:41
会話になってないような気がしてきたな。

>V2号レベルのロケットを多数束ねて、推進力が大きかったから。
これで説得力あると思ってますか?
45日本@名無史さん:2000/11/27(月) 15:07
>>V2号レベルのロケットを多数束ねて、推進力が大きかったから。
>これで説得力あると思ってますか?

こう言う事実を知らないのですか? 発言を読むと、技術に暗そうですが。
宇宙開発関係の書籍やビデオを見ると良く分かります。
アメリカに比べて、ソ連の宇宙技術を高く主張するのはナンセンスです。
46名無しさん@1周年:2000/11/27(月) 15:30
ソ連の軍事パレードはハリボテだったしな。
47世界@名無史さん:2000/11/27(月) 18:42
冷戦でソ連が勝つシナリオとしては
ソ連が分権的な市場経済の要素を中心とする経済体制に路線変更する
(いかなる大義名分のもとにこの路線修正を実施するかが問題ですが)
というのぐらいしか考えられない.

教義としてのマルクス・レーニンを温存し,政治権力が共産党独裁のままで
経済システムの根幹だけを資本主義的運営という改革の可能性は少なくとも
思考の俎上に乗せてみる価値ぐらいはあろう.
公共部門の資源配分については,アメリカや日本のシステムも市場原理とは
別の原理で動いている以上,共産党独裁が腐敗をうまくまぬかれるなら(非現実的?)
優劣は自明ではないだろう.
48世界@名無史さん:2000/11/29(水) 22:32
もう冷戦で勝ったら、という条件は無理のような気がする。
でもソ連が勝った世界は興味深い。
49世界@名無史さん:2000/11/29(水) 23:08
勝つ条件、環境を考えずに夢見るしかありませんな。
悪夢かもしれんけど。
50世界@名無史さん:2000/11/29(水) 23:24
佐藤大輔の作品で中途半端に勝ってたな、ソ連。
51世界@名無史さん:2000/11/30(木) 13:22
共産圏ユーモアもまだまだ安泰でした。
52世界@名無史さん:2000/11/30(木) 13:58
洗脳技術を発達させることによって、共産主義が正しいと国民に
心のそこから信じ込ませる。労働が快楽であり怠惰は悪であると
心のそこから信じ込ませる。国家に尽くすことが快楽であると
心のそこから信じ込ませる。民俗意識、共産主義以外の宗教感を
完全に消しさってしまう。

これで、生産性は飛躍的に向上。衛星国もこの方法で支配すれば
共産圏は安泰。
53世界@名無史さん:2000/11/30(木) 18:06
 冷戦まっただ中で思春期を育った者としては、今のソ連=張り子の虎
的な評価には時代の流れを感じるなぁ。
 70年末〜80年代初期の、ソ連脅威論最盛期の頃なんて、ワルシャワ
条約機構が西ヨーロッパに侵攻したら、NATOは物量的に対抗できない、
なんて言われてたものですが。

 現代の目で見ると、これって被害妄想だったんでしょうか?
54世界@名無史さん:2000/11/30(木) 18:26
新冷戦(1979〜1985年くらい)の頃のレーガン米大統領の「悪の帝国ソ連」批判が懐かしい。
55世界@名無史さん:2000/11/30(木) 18:58
IFシナリオ、
ノルマンジー上陸作戦を迎え撃つべくドイツ軍は西部戦線に
戦力を集中。連合軍の上陸阻止に成功。しかしその結果東部防衛線は
事実上崩壊。ソ連軍がドイツ本土を席巻し、フランス・スペイン国境
までを占領下に。フランス、ドイツ、イタリア北部、デンマーク
がソ連の衛星国化。そうなればその後の世界史はどうなっただろうか?


56世界@名無史さん:2000/11/30(木) 21:34
>>53
あの当時の軍事力で本気で戦争を始めたらどうなったかは分からない。
57世界@名無史さん:2000/12/01(金) 01:04
>55
フランス・ドイツ国境線で恐らくソ連が停止するよう、米英が要請し、
全面的に米英と対峙する気のない(と思われる)スターリンは、その
提案を受けるんじゃ。フランスまではやはりムリだろう 
5855:2000/12/01(金) 12:39
>57 同感です。それが一番ありそうなシナリオですね。
なんでこんなIFを思いついたかというと、「スターリン小伝」(国民文庫)
にスターリン自身の言葉で、「(米英が第二戦線を開かないならば)我々
は独力でベルリン否パリまでを解放するつもりだ」という一節があるのです。
これはもちろん米英に第二戦線開始を促すための言葉でしょうが、
そこから妄想が膨らみました次第。
59世界@名無史さん:2000/12/01(金) 18:01
>>58
 ただ、当時のフランスにはナチと妥協したヴィシー政権が
あった訳だし、英米の上陸作戦が阻止されてしまったのなら、
再上陸できるのは半年や一年くらい先になってしまうだろうし、
英米の発言権は、そこまでデカくならない気がするな。

 それに、仏降伏時に、英国は仏艦隊が独に接収されるのを
恐れて仏艦隊を攻撃したこともあって、対英感情もそんなに
芳しくなかったはず。

 ソ連が直接占領するのは独まででも、仏には親ソ政権の樹立
を画策したりするんでない?

 まぁ、IFの話なんで、あんまり追求しても不毛だけど。
60世界@名無史さん:2000/12/01(金) 18:25
いつのまに「冷戦」の話がが「熱戦」にすり替わっている・・・。
61世界@名無史さん:2000/12/01(金) 19:47
市場経済を導入して、一党独裁を止めて
アメリカと張り合わなければ勝てたかもしれない。
62世界@名無史さん:2000/12/01(金) 20:05
>>60
それだけソ連が「冷戦」で勝利するのは難しいと言う事でしょう。
63世界@名無史さん:2000/12/01(金) 21:31
「冷戦」は結局経済戦争だから....  かな?
64世界@名無史さん:2000/12/01(金) 23:04
「熱戦」も結局は経済戦争。
65世界@名無史さん:2000/12/02(土) 00:23
117 名前: 勇者ライディーン 投稿日: 2000/12/01(金) 23:06

ロシアが国後・択捉島返還を拒否した!
今こそ、この歌を高らかに歌いあげよう!!


勇者自衛隊

眩しい空を 輝く海を
渡せるもんか ロシアの手には
皆の願い 体に受けて
さあ再軍備 自衛隊自衛隊
消費税消費税 忽ち溢れる軍備の力
行け行け勇者 自衛隊自衛隊


心ある人達、コピペし周知してくれ!!
66亀井:2000/12/02(土) 02:14
確かに。でもジャングルないから本土決戦やってもベトナムほど粘れ
なかっただろう。
67ポン:2000/12/02(土) 02:15
確かに。でもジャングルないから本土決戦やってもベトナムほど粘れ
なかっただろう。
68名無しさん@そうだ選挙にいこう:2000/12/04(月) 22:50

いまNHK教育でスターリン特集やってた。
スターリンは家庭でも独裁者で、妻を「おい、お前」と
呼んでいたので、妻は反抗したんだそうだ。
俺はスターリンが正しいと思う。
そもそも家庭を持つ目的は独裁者たるがためではないか。
それを支えるのが妻の勤めなのに、スターリンの妻は
何をやってるんだろうね。馬鹿ものめ。

妻は耐えられなくなって自殺したんだそうだ。
スターリンは面子を潰されたと感じて、葬儀を欠席したそうだ。
俺はその気持ち分かるな。
自分の勤めを捨てて自殺するような人間には
「だらしない」の一言しか無いよ。女だからと甘やかすな。
男が上司に虐められて自殺したって誰も同情なんかしてくれない。

妻の自殺以後、スターリンは公の場に出なくなったそうだ。
気持ち分かるよ。「妻に反逆された男」として公衆の面前に立つツラさ。
俺がその立場ならどうだろうと思うと本当に気持ちがわかる。

この番組、近いうちに再放送あるだろうね。
69考える名無しさん:2000/12/16(土) 23:04
89年の時点で核戦争が起こらなかったのは奇跡だな。
結果、軍事技術を民生に転用してIT革命につなげたアメリカ。バブル元禄に浮かれて空威張りした挙句不況に苦しむ日本。
日本はある意味で集産的な経済体制をうまく利用して発展した唯一の国だな。
もしソ連が和平的に日本を属国化していたならば、日米安保条約万歳!な保守派は、掌をかえしたようにソビエト万歳!ってな感じで親ソ化していっただろうな。
ソ連は自由主義世界第二の経済力を無傷のまま接収して、全世界を支配する、と。
70名無しの21世紀:2001/01/11(木) 03:06
自由主義社会と切り離された日本経済は
とてもじゃ無いが“無傷”とは呼べんだろう・・・
でもまあ今度は共産圏と結びついて発展する可能性はあるけどな
71名無し:2001/01/18(木) 19:39
アメリカがベトナム戦争の後遺症でメロメロだった1970年代後半くらいなら、
それに便乗して更に西進してドイツの西半分とフランスも強引に制圧しちまったら?
72世界@名無史さん:2001/01/18(木) 20:15
1979年にアフガンに侵攻して大いにてこずったのはどこでしたっけ?
1980年代初頭のポーランドににらみがきかなかったのはどこでしたっけ?

1970年代後半はアメリカという敵失があったが、
それでも中ソ対立で極東ソ連軍に重装備したのがひびいて、
とても西ヨーロッパまで軍隊は送れなかったであろう。
73世界@名無史さん:2001/01/18(木) 20:30
1960〜70年代の中ソ論争を忘れてはならない。
世界一長い国境線をもつ両国の対立がデタントと多極化を促したのだ。
ソ連が中国を押さえ、その上で冷戦の覇者となるという想定は難しい。

ところで中ソ論争はタブーなのかこのスレッドでは出てこないね。
当時の中国の言い分はトンデモだからよく記録しておいた方がいいよ。
資本主義の核兵器は悪だが、共産主義の核兵器は善だ、とかね。

74世界@名無史さん:2001/01/18(木) 21:04
>当時の中国の言い分はトンデモだから

http://members.tripod.co.uk/jcia/utopia/index.html
75トミー:2001/01/19(金) 17:29
冷戦でソ連が勝っていたら、少なくとも2chは無い。
こんな言いたい放題のメディアは存在できない。
インターネットもたぶんない。(少なくとも一般市民の利用はできない。)
76ヨシフ=ヴィサリオーノヴィッチ=ジュガシヴィリ:2001/01/22(月) 11:18
 75のいうとおり!
77世界@名無史さん:2001/01/22(月) 15:50
なんかおもろい。>76(実はスターリンだろ。陰険な奴)
78インターネット不在説:2001/02/07(水) 07:06
ビル・ゲイツは、いまごろデトロイトの<アメリカ革命記念赤い自動車工場>で
会計課長などしているころでしょうな。

むろん、マッキントッシュを発明したティンエイジャーは、その創作意欲をエレクトロニクス市場がない以上、
カリフォルニアのピオネール・ジャズ喫茶あたりでたむろして朽ち果たしてたでしょう。

したがって、パソコンは存在しません
79名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/02/07(水) 09:46
>>63
ふと思ったんだけど今の中国と同じような経済体制に持ちこんでいたら、ソ連って
まだ存在しただろうね。結局経済体制の崩壊があの国の崩壊に繋がったわけだから。
80世界@名無史さん:2001/02/07(水) 10:40
似たようなことしてたよ。集団農場オンリーが建前のソ連だけど、
個人農場とか家庭菜園で作った作物を市場で売ることを認める
とかね。

ただ、私有否定の共産主義ではこういう「開放」政策は必ず
矛盾する。実際ソ連でも矛盾した。全農地の一割にも満たない
個人農地が全農業生産の半分以上をたたき出してしまったり。
現在でもロシアのじゃがいも生産の九割以上は家庭菜園らしい。

そりゃそうだよな、自分で稼いだ分がまるごと自分の儲けになるなら
気張って耕すさ。で、市場でどんどん売る。大儲けだ。

すると新たな富農が出現する。つまり貧富の差が生じる。となれば、
共産主義社会は存続の意味を失って瓦解するぞ。ここが痛いところだな。
実際中国でも経済特区のある沿岸部と内陸部の貧富の差が激化して、
下手したら広東省とか独立するんじゃって言われてきてるだろ。
現在うまくいってるように見えるのは、綱渡りに過ぎないよ。
81世界@名無史さん:2001/02/19(月) 13:54
今考えるとこりゃかなり非現実的だけど、米ソ冷戦時代ならそういう仮定もあったろうね。
まあ第二次世界大戦でナチ独が勝利していたらってのと同じ次元だが。でも面白いからage。
82世界@名無史さん:2001/02/19(月) 14:32
スターリン・ドクトリンであるところの一国社会主義理論の崩壊
全世界における社会主義革命の成功、民主化への移行
民主的な「共産主義世界」の到来

と、いうのが歴史的必然とのことです
83世界@名無史さん:2001/02/19(月) 14:44
アメリカが死んでも日仏西独英連邦の集団指導体制で冷戦第二ラウンドになるだけでは?
84世界@名無史さん:2001/02/19(月) 16:49
>>83
そんなことしたら第三世界は全部共産側に付いてしまい、
その「連邦」とやらは四面楚歌になるね。
85世界@名無史さん:2001/02/19(月) 18:18
>>84 「英連邦」で1単語。
86匿名氏:2001/02/19(月) 19:47
えと、このスレずっと読んでるんですが、一つ提出されてない要素があるような気が
するんですね。
ヴェトナム反戦運動とか68年5月革命とかイタリア共産党の政権参画構想とか、
西側世論が非常に容共化/対ソ融和化した時期があったわけでしょ? それに第3
世界はソ連派が多数だったし、日本だってつい20年くらい前まで教壇と論壇は赤色
勢力が占拠してたし(笑)。
そこらへんのアセット(政治的資産)をもうちょっと上手く使ってたら、ソ連が
ヘゲモニーを維持・伸張することも可能だったんではないか?と思うんですがどう
でしょうかダメでしょうか?
87世界@名無史さん:2001/02/19(月) 19:54
今から考えると単なるハッタリだったとしても、当時はそれも本気で恐れられた。
内実がわからんだけに何をされるかわからへんからなあ。
88世界@名無史さん:2001/02/20(火) 16:10
旧ソ連はアメリカと互角だったかのように過大評価されてたよなー。
89世界@名無史さん:2001/02/20(火) 16:19
>>88
いまもロシアはアメリカとは互角。
戦略核兵器の存在が大きい。
90名無しさん:2001/02/20(火) 16:38
>89
>戦略核兵器の存在が大きい。
<大きい>つーか<それのみ>だろ?
しかもその点だけでも<互角>なんかじゃないと思うぞ。

91世界@名無史さん:2001/02/20(火) 16:59
>>86

世界の共産党はお互いにいがみ合っていた(いる)ので、
ある国に共産党のシンパがいるとしても他の国の共産党が
それを勢力拡大に利用できはしません。

近親憎悪だったのか、世界が赤化した暁の主導権をにらんだ
争いだったのか、よくわかりませんがね。

それと、日本において朝日がいかに赤かろうと、教師がいかに
アカ揃いであろうと、結局日本人の多数派が保守的であり、
自民党政権が冷戦を通して続いたことからもわかるように、
論壇や教師が内輪で多少赤くなろうと大多数の一般大衆は
そんなこと気にかけもせんのです。少なくとも先進各国のように
国民の多数が中産階級化していれば、その国において共産主義
政権を暴力によらずして実現することは無理です。みんな
失うものが多すぎますから。そういった国民が共産主義に示す
ある程度の理解は、せいぜい保守政権がぐーたらせんように
御目付けとして共産党にがんばってもらおう、ぐらいでしょ。

というわけで、一見共産主義に理解のある大衆が各国で増えた
ように見えたころでも、ソ連や中国が実際にツバつけることが
できたのは貧しいアフリカ程度だったわけですよ。それらの
国々も経済政策の失敗で次々つぶれましたがね。単純な理屈じゃ
ないですかね。
92名無し:2001/02/20(火) 20:45
ソ連という言うのは、共産主義といっているが、実態はロシア民族主義
と恐怖政治、専制独裁政治のゴッタ煮だった。
それが政権についた共産主義といってもよいのだが。
階級制度は帝政ロシアどころではなく、子孫までが差別されていた。
差別社会だった。
幹部は国民に隠れて美味いものを食っていた。腐った社会だったのだ。
他の共産主義国家も皆同じだ。

日本は、言葉ができないので、欧米の最新の情報が分からず、
戦前のイメージで共産主義を捉えていた。しかし国民は、胡散臭い
ことを感じていた。健全な警戒心だ。

共産主義経済は、市場情報が無いから、巨大な無駄をした。市場は
需給の調節ができるからね。市場情報なしに経済を運営するのは、
盲目の運転手がバスを運転するようなものだ。当然ぶつかって
終わりだ。要するに成立しない政権がテロである期間支配したが、
のたれ死にしたというわけだ。
93世界@名無史さん:2001/02/20(火) 21:02
なるほど、大変わかりづらかったよ。
94世界@名無史さん:2001/02/23(金) 01:17
そもそも、冷戦に勝てない国が熱戦で勝てるだろうか?
95世界@名無史さん:2001/02/23(金) 02:19
ハッタリでも大軍備増産でアメリカを脅かしたブレジネフは凄いぞ。
96世界@名無史さん:2001/02/23(金) 06:11
そのしたで途方もないロシア人が餓えて死んだのですが、、、
左翼って都合の良い時だけ「人民の悲劇」を忘れるんだよね。
97名無しさん:2001/02/23(金) 06:42
そうね。
このスレッドにゃもともと親ソ派左翼はおらんだろうけどね。
98世界@名無史さん
所詮いくら強い軍事力を誇ってもあんな非道な国はいつかは滅ぶ。ヒトラー・ドイツと同じ。