東の海の中に小さな人々が住む島がある
彼らには、青年期と壮年期がなく少年の姿と大きさのまま成長が止まり
年をとるとそのまま老いて、老人になっていく
彼らは肉も乳も口にすることを嫌い、代わりに豆ばかり食すためこのような奇妙な成長をたどる
宗教は、カミとホトケという二つの神に大きく人気が集まる
カミは太陽と豊穣を司る女神であり、山の上などに簡素な祠が建てらている これはデーメテールが間違って伝わったものだろう
ホトケは死後の世界を司り、珍妙な呪文を捧げることで幸福な死後が与えられる 街中に立派な神殿がたくさん建っている これはハーデスのことであろう
他には、ジゾウ、テング、ゴセンゾサマなどの神も崇められている
ヘロドトス風か
3 :
世界@名無史さん:2012/04/03(火) 02:18:01.37 0
朝鮮人犯罪があまり報道されない、そしてテレビが日常的に嘘を吐く理由。
韓国文化放送(MBC) 〒135-0091 東京都港区台場2-4-8 18F
フジテレビジョン 、、 〒137-8088 東京都港区台場2-4-8
韓国聯合TVNEWS(YTN) 〒105-0000 東京都港区赤坂5-3-6
TBSテレビ 、 、、 .〒107-8006 東京都港区赤坂5-3-6 ←オウムに坂本弁護士の自宅の住所を教えて殺させた犯罪幇助のテレビ局
大韓毎日 、、、、、、、、、、、、 〒108-0075 東京都港区港南2-3-13 4F
東京新聞(中日新聞社東京本社) 〒108-8010 東京都港区港南2-3-13
京郷新聞 、、、、、、〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-2
産経新聞東京本社 〒100-8077 東京都千代田区大手町1-7-2
(サンケイスポーツ、夕刊フジ、日本工業新聞社)
朝鮮日報 、、、 〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1 4F
毎日新聞東京本社 〒100-8051 東京都千代田区一ツ橋1-1-1
韓国日報 、、、、 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-1 8F
読売新聞東京本社 〒100-8055 東京都千代田区大手町1-7-1
東亜日報 、、、 〒104-0045 東京都中央区築地5-3-2
朝日新聞東京本社 〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2(AFP、NYT)
日本放送協会 、、 〒150-8001 東京都渋谷区神南2-2-1
韓国放送公社(KBS) 〒150-0041 東京都渋谷区神南2-2-1NHK東館710-C ←NHKの社員がよくチカンやヤクで捕まるのはここの工作員
640 名前:名無しさん@12周年[] 投稿日:2012/02/18(土) 15:05:47.13 ID:sskgsjsc0 [2/2]
『平清盛』プロデューサー在日朝鮮人 磯智明(反日・天皇制度廃止論者)のプロデュース作品
@『監査法人 (2008)』反体制・反社会
A『最後の戦犯 (2008)』反日・天皇制度廃止・反体制・反社会
B『リミット -刑事の現場2- (2009)』反体制・反社会
>>3 こういうところ固められると
どうにもならないよね
東に大きな陸地があり、その北の果てに南に突き出た半島がある
住民は老若男女を問わず誰しもが糸のように細い目をしている
これは余りにも頻繁に嘘をつくためにそのように骨格が変化したとされている
食べ物は変わっていて何から何まで唐辛子で味付けする
辛い物の食べ過ぎから住人は誰しもが異常な人格になっいている
少しでも思う通りにならないとすぐに激昂し泣き喚く
住人は辛さ以外の味覚を感じないが、唯一の例外として嗜好さのが人糞である
住人は人糞を酒に混ぜたり、エイの一種を人糞に漬け込んだり
鰻の一種に人糞をぬって焼いたり、狗の肉を人糞で煮込んだりする
これらが最高の珍味とされる
道徳も変わっていて住人は「公平」を何よりも尊重している自認しているが
実際には極端な身内贔屓以外でしかない振る舞いを「公平」と呼んでいる
特に両親と祖父母に対して常軌を逸した忠誠を迫られる
両親と祖父母の欲望を満たすために子はありとあらゆる嘘と裏切りを要求される
住人の男性はよく強姦をするが男性器が極端に小さく小指程度の大きさしかない
住人の女性はよく強姦被害者を自称するが大概は売女である
6 :
世界@名無史さん:2012/04/03(火) 14:54:39.81 0
竹島に韓国軍を置かせるように言ったのも朝鮮人だらけの民主党だからな
未だに勝手に侵犯しているなんて考えの人は居ないよな
もちろんJAL、エルピーダは民主党による国策倒産
ここら辺は新聞読んでちゃ判らない
「オウムは統一教会をラジカルにしたもの」
「オウムが行く前に統一教会が、ロシアに進出していました。ところが、そういう連中が、どうも何時の間にかオウム信者とすりかわってしまった。」
【殺された石井こうきの発言から】
そうか、統一教会、オウム、朝鮮総連、民団→朝鮮人だらけの民主党
すべて繋がっている
北の果て ソグディアナの更に北に巨大な氷の国がある。
彼らは若い頃は非常に美しい姿をしているのだが、寒さのために常に強い酒を煽って酔っ払っており、
成長と共にだんだんと厚い体毛と脂肪に覆われていくので、やがて若いころとは似ても似つかない獣のような姿になる。
さらに年を経ると、完全に人ではなくなり、冬に穴蔵で寝起きしたり、海際に集まって寝転がって吠えるようになる。
彼らは貴種と富を憎み、みなが等しく卑しく貧しくなること望んだので、王を倒して国民全員が国家の奴隷となった。
そのようなことから彼らは他の蛮族からは奴隷人と呼ばれている。
王の代わりに立った奴隷の長は、意のままに他の奴隷を殺し、酷使し、あるいは怠けさせたので、望みどおり皆が貧しく不幸になった。
長は、頭髪のあるものと失ったものが代々交代で選ばれるという変わった風習がある。
彼らは奴隷ゆえに彼らの神を持たず、ただ赤い色と星々を崇めるのみである。
かつて、何度がガリアやゲルマニアの侵攻を受けるが、あまりにも貧しく寒いので
異民族は誰一人この地にとどまる事は出来なかったという。
火薬を発明したのはヨーロッパ人だと主張するものがいるがそれは間違いだ。
遠くインドの更に東の果て、カタイ人が発明したものである。
彼らはまた紙を発明した人々でもあり、鼻かみや書き物として用いるだけでなく衣服として纏う。
のみならず、丁度我々が皮を用いるように厚紙を重ねて鎧にさえ用いる。
この紙の鎧は頑丈で軽いが火に弱く、わずかな火の粉が命取りになる。
カタイ人は自らが発明した鎧に対抗するため火薬を生み出したのである。
9 :
世界@名無史さん:2012/04/03(火) 22:14:47.67 O
とりあえず面白いからもっと続けろw
インドの東にある大海を超えると、インドよりも更に大きな国があるという。
そこの北の国境には長大な防壁がそびえ立っていて、
なんとその長さはアテナイとマラトンを1000度往復する距離よりも長いという。
彼らは常にスキタイの盗賊に悩まされており、その侵攻を防ぐために、王の命令でこのような巨大な防壁を建築した。
しかし、あまりにも巨大なため誰もすべての範囲を守ることが出来ず、スキタイは守備兵がいないところを悠々と通過する。
また近隣の住民が家を建てるために、そのレンガを盗むので、壁の周囲にはたくさんの都市ができた。
もちろん、そこはスキタイの格好の略奪場となっており、住民は自分たちの浅はかな行為で自らを苦しめている。
しかし、レンガを盗むものは一向に後を絶たない。
いくら巨大なものを作っても、持て余してしまえば何の意味もないという好例である。
11 :
世界@名無史さん:2012/04/04(水) 00:47:16.60 0
サラセン人の地を離れて北東に百日行程、何者も住まぬ
砂漠の地を超えてさらに北に六十日行程の道を行くと、
そこには 大都市があり、住民は自らを「モナー人」と名乗っている
彼らには猫のような耳があり、 みな「オマエモナー」という挨拶を交わしている。
これは、 「あなたはモナー人の資格がある人だ」という意味である。
この国では祭りが盛んであるが、住民は神を崇めている訳でも、
偶像崇拝者でもない。
住民は正直ではあるが、単純であり、騙され易い。
また他国では「炊事場」を意味する言葉が相手に対する最大の
侮辱とされており、これを口にする者は冷静な傍観者であるか、
または彼自身が「炊事場」であるかのどちらかである。
12 :
世界@名無史さん:2012/04/04(水) 00:57:26.69 O
良スレage
モナー人の地より東に50日行程ほど進むと「やる王」の国がある。
ここの王「やる王」は何事もやるといってはすぐ失敗する。
民は王の面前では笑わぬが、影では笑っている。
王は気づいていないが方々から聞こえる笑い声を不思議がる。
セリカより東にはオケアノスが広がるばかりであるが、
その中の島々の住民は大いに空気を崇め、これに仕えている。
彼らは空気の中に様々な文字を見出し、それを自在に読み取ると称している。
この空気の中の文字を読み取れない人間は、たいへん軽蔑される。
しかし、その住民のほかには誰もそれを読み取ることはできず、
いまだかつて書かれたこともないので、真偽のほどはわからない。
15 :
世界@名無史さん:2012/04/04(水) 06:57:27.88 0
小アジア、オリエント、インド、を超えさらにシーナを超えたところに
半島あり。わがギリシャの民と精神構造が全く同じでいつまでも
過去にイスラム国家に侵略されたことを恨み、世界のありとあらゆる起源を
主張する国があるという。その名はコレア。
16 :
世界@名無史さん:2012/04/04(水) 07:03:25.14 0
彼らはチンギスハーンはコレア人だといい、彼の西洋遠征によって
コレア文明が世界に広まったという(コレニズム)。これはまさに
われらがアレクサンドロス大帝が「ギリシャ人」であり、かれの
遠征によってギリシャ文明が東洋にもたらされたという「ヘレニズム」
伝説とおなじ主張である。
17 :
世界@名無史さん:2012/04/04(水) 11:03:00.70 0
僅かながら選挙の匂いが漂ってまいりました。
_____________
|| |
|| ちょっと待て . . .|
|| . |
|| その民主党員 . |
|l -――- |
'"´: : : : : : : : :`丶 . 帰化鮮人|
':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ______|
/.::.::./.::.::.::.:j.::.::.:|.:ム;ヘ.::.:ハ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,'.::.::.::i.::.::.::.:/|.::.:: l/ `|.::./7
:.::.::.::j:|.:!.:_:/´|_.::_」 くV <|
|:ハ_::_ル'´ /⌒丶 j//V|
|:::::::::i x==ミ _ 〈/.:|.::|
|:::::::::i:'" ´ ゙̄Y}!.::.l.::|
八:::::::圦 、' _ "/_ノ.::,'.::j
/⌒ヽ::::ト{\ _,.ィ__/.::/l:./
/ 丶∧::| 丶 `ニ´ 彡// :厶|∧
{/ 丶ヘ| ノ / |:/ (こ ハ
/ }ヽ、 ∧ / 'x┴〈 }_ゝ、
/ \∨ ∨ / ニW } )
〈 _ノ∧ 厶=7 ,.-、) 人ノ
}⌒ヽ `<__,>イ |__ノ| |/∨
/ ヘ / │ 丶ノ.| | \
/ ヽ \__/ | | ノ
/ >'"⌒\ 〃⌒\| ト、__/
その年、カルタゴ、リビア、エジプトなどでは民衆の反乱が起こり、
各地の僭主は殺されたり追放されたりした。ただ僭主の世襲に成功した国もあった。
全世界では大雨が降り続き、東方の島々は大きな地震によって海中に沈み、西方では貧民たちが暴動を起こした。
しかし、わがヘラスだけは平和であり、西方の国々が莫大な貢物を持って挨拶にやってきたのである。
西方の蛮族は他の何よりも戦を好み、
千年以上にわたって終わりのない部族闘争を続けているのは多くの人が知るとおりである。
彼らはいつもどこかを攻めており、いつもどこかを防いでいる。
平和や友好というものを知らず、戦争が終わるのはただそのための食料と資金が尽きた時のみである。
そして、その資金を得るために、海や砂漠を越えて戦争に出かける始末である。
長きにわたる飽くなき戦争の結果、部族間の恨みはオリンポスの山より高く積もり積もっているので、彼らはいつも他の部族を殺すことしか頭にない。
そのため、戦争に使える武器がどんどん発達し、剣や斧ばかりか、鉄の牛に砲を積んで打たせたり、毒の霧を撒き散らす魔術などが発達した。
そしてついには、たった数発敵陣に打ち込んだだけで勝負が決するほどの弾を作り出した。
いまでは、もっぱらその弾を蹴り込み合う戦争が主流となり、様々な部族の間で年に何度も戦争が勃発している。
蛮族は弾が敵の陣地に放り込まれるたびに熱狂し、弾が自陣に突き刺さるごとに絶望している。
このようなことをしていては、遠からず滅亡するのは目に見えているのだが、蛮族は戦争をますます好み日夜戦力の増強に励み、敵の部族を罵っているのだ。
20 :
世界@名無史さん:2012/04/04(水) 22:36:38.50 O
いいぞ、もっとやれw
21 :
世界@名無史さん:2012/04/04(水) 23:07:56.27 0
1 名無しさんにズームイン! [] Date:2012/03/28(水) 08:28:15.02 ?ID:NWYs/2ZP Be:
やらなけゃいけない
電○の各局への圧力が半端ないんです
昨日、一昨日前田AKB卒業ネタやった情報番組全てが前田AKB卒業ネタ中の毎分で視聴率がダダ下がりしました。
各局本音では毎分視聴率ダダ下がりするこのネタははやりたくなかったけど原子力村以上に電○からの圧力が凄いんです
ブーム捏造、枕営業、自社買い、サクラの動員そして
AKBの捏造ブームのために税金が大量に使われている証拠がこちら
やっと気付いた「AKBに電通が絡んでる」ではなく「AKBの正体が電通」な件 その124
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1333533082/ テレビの捏造ブームに騙されるな
ルシタニアではかつてアントニウスという優れた学者が哲人政治を行なっていた。
アントニウスはラケダイモン人のように質素を愛し、ふしだらなことも行わず、子供を可愛がるのみであった。
隣国ヒスパニアの将軍フランシスコと和を結び長く平和が続いた。
だが、ルシタニアの属領ではかの男の名声を妬み、反乱が起きた。
反乱軍に騙された愚かな民は属領がない方が平和になると信じ、ガリファロの花を持って家に押し寄せ、彼を寝室から突き落として殺した。
ルシタニアは属領を失ったため一層貧しくなり、民は過ちを悔やんだ。
以来ルシタニアの民はガリファロの花を見るたびに悲しむという。
チーナの文字は、われわれの用いる文字とは大きく異なり、エジプト人たちが用いる絵文字に近い。
彼らのいうところでは、昔ヘルメス神がエジプトから海を越えてこの地に渡来し、
初めて定住生活を教え、文字や農耕、商売、機織など諸々の技芸を教え込んだ。
またヘルメスは、その地の川のニンフであるチーナエーを娶ってチーノスという男児を儲け、
彼がこの地の最初の王になったので、この国をチーナと呼ぶのだという。
チーナの住民はみな黄色い肌をしているが、これは土地も川もその産物も、みな黄色いためである。
彼らはこうして豊かな土地と高度な技術を保有し、非常に富み栄えるようになったのであるが、
かのヘルメスは盗みの神でもあったため、チーナ人はそちらの才能も受け継いでしまった。
それでチーナ人の王位は、最も優れた盗賊が実力で奪い取るべしと定められている。
西南に遥か進んだ地に大陸があり、2つの国があってそれぞれイアネスとジェトリウスという男が執政となっていた。
そのころ世界で大戦争があったが、彼の地には戦火は及ばず、糧と鉱石を売って財をなした。
そこで手に入れた財をどう分けるかで言い争いになった。
イアネスは麗しいエヴァという妻がいて、彼女に配らせた。
人々は彼女の美しさに惹かれ、文句を言わなかった。
しかしエヴァが死ぬと民は怒りイアネスは執政の座を追われ、海の彼方に逃げた。
イアネスは懲りずにエリザベスという美女と結婚して舞い戻り、彼女に配らせるといって執政の座を取り戻した。
だが天罰があたり、イアネスは死んでしまった。
ジェトリウスは兵を集め、民会を閉鎖して自分の思うままに配った。
人々は兵を恐れ、逆らわなかったが、ジェトリウスは横暴を見かねた兵と争いになって追い出された。
するとジェトリウスは民会を開こうといって民や奴隷を煽り、民会で執政に選ばせた。
ジェトリウスは逆らうものを次々と殺したが、あまりの酷さに神の怒りに触れ、魂を病んで自殺してしまった。
こうしてかの2つの国は主を失いもとの貧しい国に戻ってしまった。
アルプスの北に住むフランク族と、海の向こうに住むアングロ族は特に仲が悪く
百年に及ぶ戦争をひたすらに戦っていた。
フランク族は弱い上に仲間割ればかりしていたので、いつもアングロ族に土地を奪われ蹂躙されていた。
あるとき、フランク族の農夫の娘が、熱心に神とその見使いのニケーに部族の勝利を祈っていた。
娘を哀れに思ったアテーナーは娘に、アマゾネスの女王でもかなわないようなたくましい力を与え給う。
娘はたちまちに大軍を率いて進軍し、アングロ族を幾度も降し、勝利を重ねた。
まさに女ヘーラクレースといった強さであったという。
しかし、娘の力を疎ましく思っていた王は、娘をアングロ族に売り渡してしまう。
アングロ族は、娘を処刑したがったが、娘は強くだれもそのような事は出来なかったので、
アングロ族は一計を案じ、娘を騙して男の格好をさせる。
そのことがアテーナーの怒りに触れ、娘は神の力を失い、とうとう火刑に処されてしまった。
娘は、死後双方の国から忘れ去られていたが、後に同じく神の力をえた男によって英雄の一人とされ
かれらの神話に組み込まれることになる。
リビア大陸の南の果てには、イオアノスポリスという大きな都市があるという。
なんでも、むかしカルデア人に滅ぼされたユダイアの遺民たちが、
イオアノスという賢者に導かれて次々と世界の南の果てへ行き、建設したとのことである。
非常に強い陽射しのため、今や彼らはエチオピア人よりも黒い肌をしているが、赤い肌の人もなお存在する。
このポリスは砂漠と大海によって全世界から孤立しており、
住民の先祖は同じであるのに、肌の色によって階級が定められている。
黒い肌の人は古くから住んでいるので偉く、赤い肌の人は新参者なので卑しいとされる。
それで黒い者は赤い者を奴隷として扱い、彼らの物品や身柄を自由に持ち去ってよい。
こうした厳しい身分制度のゆえか、ポリス内部の治安は安定しているが、
異邦人に対しては全ての住民が獰猛な強盗と化し、あらゆるものを奪い取るという。
27 :
世界@名無史さん:2012/04/05(木) 23:50:43.95 0
「オウムは統一教会をラジカルにしたもの」
「オウムが行く前に統一教会が、ロシアに進出していました。ところが、そういう連中が、どうも何時の間にかオウム信者とすりかわってしまった。」
【殺された石井こうきの発言から】
そうか、統一教会、オウム、朝鮮総連、民団→朝鮮人だらけの民主党
そして低視聴率反日大河ドラマ
すべて繋がっている
ヘルヴェティアの地は傭兵で知られる。
昔ネアポリスに傭兵に出た男がおり、喧嘩で相手を殺して故郷に隠棲していたが、東方の地で玉打ちの競技団がその腕を聞きつけて仲間にしようと誘った。
男は自分を倒せば仲間になろうといって競技団と対戦したが、競技団は散々に打ち負かされた。あまりの負けぶりに団長が競技場で衝撃のあまり立ちすくんで死んでしまうほどであった。
これに憤慨した東方の国は軍艦に海軍を全員載せて報復に送り込んだが、これもまた男に返り討ちにされて船は沈められ、艦長はほうほうの体で本国に泳ぎ帰ったという。
以来ヘルヴェティアに手を出すものは東方の国ではいなくなったそうである。
ヘルヴェティアといえばこのような話がある。
ライン川の支流であるマイン川のほとりには、フランク族の大きな集落があるが、
そこに住む有力な家の男に足萎えの娘が生まれた。
呪い師は、、娘が歩かないのは体の異常ではなく、ナメクジの悪霊がとりついているので足の使い方がわからないからだと言った。
娘の父はしばらくの間育てたが、やがて不吉に思い、奴隷達に言って娘をアルプスの山深くに捨てさせてしまった。
奴隷の一人は、娘と同じような年頃であり、ヘルヴェティアの出身だったので、
今後、娘の世話をするかわりに、自分を解放するよう要求しそれは受け入れられた。
奴隷の娘は、はじめ足萎えの娘を哀れに思い甲斐甲斐しく世話をするが、
娘があまりに歩かないので、やがて腹を立ておまえなどもう知らぬと娘を山の中に置き去りしてしまう。
一人、取り残された娘は途方にくれて這いずりまわり、狼に食われることを覚悟したが、
一頭の飼い牛が戯れに、娘を舐めた時、奇跡は起こった。
娘はたちまちに立てるようになり、歩けるようになったのだ。
牛は娘を舐める前に岩塩をなめていたので、その舌に残る塩気を嫌ってナメクジの悪霊が消え去ったからだという。
歩けるようになった娘は、故郷から父と奴隷たちを呼び寄せ、約束違えたヘルヴェティアの娘に復讐を果たそうとするが
娘は誰も入れないような山奥に隠れたので、ついには復讐を諦めて家路についた。
30 :
世界@名無史さん:2012/04/06(金) 01:42:01.14 0
クララが立った!
堕スレが立った!
その国では、非常に古くから貴族による寡頭政が続いていたのだが、
隣国の支援によりこの体制は打倒され、ついに民主政が行われるようになった。
ところが彼らは寡頭政に慣れきっていたこともあり、民主政をうまく機能させることができず、
たちまち衆愚政を通り越して無政府状態に陥った。
混乱した人々は、一羽の鳩を最高執政官に任命し、これに全権を委ねることにした。
鳩は女神アフロディーテの使いであり、また平和の象徴であるとの理由であった。
驚くべきことに、この鳩はたちまち人間のような言葉を話し始めたので、
鳩の言うことは全て国の方針として行われることになった。
だが鳩に政治ができるはずもなく、その国はでたらめな政治によって滅んでしまったという。
32 :
世界@名無史さん:2012/04/06(金) 01:55:15.86 0
モナー人の都より北に歩くこと2日の距離に、サイタマ人の国がある。
彼らの容姿はモナー人と酷似しているが、
瘋癲病者のごとく常に白目をむいている。
彼らは南方にあるモナー人の都に一方的な対抗心を抱いている。
それでいて、住まいをサイタマの地に持ち、モナー人の地に出稼ぎに出る者も多い。
そんな彼らは、サイマタの前に「ダ」の語をつけられることを極端に忌み嫌う。
不用意にその語を発した他国者は、死を覚悟しなければならない。
彼らの言語はすべて「サイタマ」という単語の羅列によって構成されており、
他国者は彼らの言わんとしていることを探るのは試練の技である。
彼らはヘリオスを唯一の神として崇拝するが、その礼拝は一風変わっている。
毎日、ヘリオスの馬車が天の頂点に達する時刻になれば、
みな諸手を挙げて
「サイタマ!サイタマ!サイタマ!」と斉唱するのである。
他国者は彼らの宗教を面白がり、
ヘリオスを崇拝するサイタマ人の得姿を陶器や掲示板に張り付けて喜んでいた。
モナー王朝のスレあったな・・・。なつかしい
ヘーリオスの恵み薄き北方では、麦も葡萄もろくに育たないので、
その地に住む蛮族は、羊や山羊を増やしては追って暮らしている。そのため、皆が馬の名手である。
我らには、スキュティアやマッサゲタイが有名であるが、
遊牧民の部族は他にもたくさんいて、東方に行くほど精強なものが住んでおり、東が終わり、西がはじめる土地には最も強力な部族が跋扈している。
その部族は、皆が金や赤、青などの派手な髪色をしており、それを鳥のトサカのように盛り上げたり、一部を剃り上げたりして、自らを強く見せる。
彼らの駆る馬は非常に小さいのだが、鉄の鱗と光る眼を持っており、従順で疲れを知らず、大きな声でいななきながら駆ける。
いななく声がカミナリのようであるから、かつてゼウスの戦車をひいた天馬の末裔であるともいわれる。
かれらは羊を飼ったりはせず、夜毎、大集団で馬をかり近隣の町を荒らしては遊び呆けており、
盗んだ鉄馬で走りまわったり、アカデミアのヒュアロスを割って回ったりする事を讃えた詩が伝わっている。
また、かれら部族は、小さな集団にわかれて、縄張りをめぐって互いに争うことも好む。
意外なことに、彼らの集団や子供の名は西方の言葉を、東方の国の絵文字だけで表記するのが慣例であるというから、
彼らは皆三カ国の言葉と文字を操る知能的な面を持つ。これは鉄の馬を活かして多くの国で交易している証であろうか。
彼らの寿命は太く短く、その多くが18歳の春を迎えるとどこかに消えてしまうという。
稀に20や30を超えても生き続ける人物もおり、若いものからは大変に畏れられ、また疎まれてもいるという。
西方 突厥の地を越えた先 古き都ありて名を亜鉄那夷という
彼の地の丘に 大きな廟ありて 名を波縷鉄農という
廟は戦の女神を祀る物で、凡そ西王母のことである
廟は白い巨石でのみ建ち 大小様々な石像で飾られる
一見立派であるが 柱と屋根があるばかりで 壁はなし
廟が大き過ぎて 壁を建つる石が不足し 遂には完成せず
なんとも画竜点睛を大いに欠く話である
これほど大きな廟を建てるからには それは始皇帝のような暴君の命であろう
それでも、始皇は人々に役立つものを建てたのだからまだ良いといえる
壁が建たず 役にも立たず このようなものを作るくらいなら、建築の計画を立てないほうが良かった
これでは、ただ人民の恨みが立つばかりである
36 :
世界@名無史さん:2012/04/06(金) 20:10:18.42 0
-----朝日新聞やNHKが煽る「国の借金」について
日頃メディアや、反日工作員が必死になって「国の借金」という単語を使い
財政破綻論を展開させていますが、現実、現在の日本には「政府の借金」1000兆円近く存在いたしますが、
「国の借金」は存在いたしません。
朝日新聞やNHKは、雇い主である中国共産党より日本人に対して不安や政府に対する不信を持たせ、煽るために
局内の共産党員を使用して既に数十年間、「国の借金」を連呼し続けております。
<違和感なく「国の借金が1000兆円もある」という幻想に浸ってしまっている一般の方々は、朝日新聞やNHKに見事に騙されて続けている訳です>
数十年もテレビや新聞から情報を得てきた方々の中には、「メディアが嘘を付く訳ない」と思う、そう思いたい方もいるでしょう。
しかし、長い目で見れば、もともと戦前から日本を転覆させるために存在してきた報道機関ですから、
これくらいの嘘は朝飯前で御座います。
それでも、「国の借金は1000兆円ある」と考えをお持ちの方は、複式簿記の勉強をしてから、日本のバランスシートをご覧ください。
実質中国共産党の持ち物でありますNHK、朝日新聞は、これからも嘘を付き続けます。デマを流し続けます。捏造し続けます。
-------そのニュース、核心はデマだ。 長文失礼いたしました。----------
>>35 そろそろ史記や山海経チックなレスが来るころだと思っていた
しかし、レス毎に出来がずいぶん違うから困る
立てないとアテナイをかけているのかw
北方の荒地に住むスクラブ人は、長らく西のゲルマニア人に隷属していた。
スクラブ人の一奴隷であったヒュドロスは、貧窮の末に自分をゲルマニア人だと思い込み、
仲間たちに傲慢に振舞うようになったので、気が触れたとして故郷を追放されてしまった。
そこでヒュドロスはゲルマニアへ行き、何度も雄弁をふるってゲルマニア人の王に立候補した。
ヒュドロスは多くの策謀をめぐらして首尾よく王位につくと、自分の故郷へ復讐のために攻め込んだが、
スクラブ人は近隣のスキタイに援軍を求め、ゲルマニアの軍勢はたちまち打ち破られた。
ヒュドロスは進退窮まって自殺し、こうしてゲルマニアはスキタイの支配を受けることになったのである。
インディアよりさらに東の密林が茂る沼地にクメル人という民がいた。
クメル人は神殿作りに精を出したが財を使いすぎて国が傾き、隣国に侵攻され、その属国となった。
国土は荒れ果て、今は密林の中に崩れた神殿の跡が虚しく残っている。
もうひとひねり
42 :
世界@名無史さん:2012/04/07(土) 15:06:22.47 0
「国の借金」について
日頃メディアや、反日工作員が必死になって「国の借金」という単語を使い
財政破綻論を展開させていますが、現実、現在の日本には「政府の借金」1000兆円近く存在いたしますが、
「国の借金」は存在いたしません。
朝日新聞やNHKは、雇い主である中国共産党より日本人に対して不安や政府に対する不信を持たせ、煽るために
局内の共産党員を使用して既に数十年間、「国の借金」を連呼し続けております。
<違和感なく「国の借金が1000兆円もある」という幻想に浸ってしまっている一般の方々は、朝日新聞やNHKに見事に騙されて続けている訳です>
数十年もテレビや新聞から情報を得てきた方々の中には、「メディアが嘘を付く訳ない」と思う、そう思いたい方もいるでしょう。
しかし、長い目で見れば、もともと戦前から日本を転覆させるために存在してきた報道機関ですから、
これくらいの嘘は朝飯前で御座います。
それでも、「国の借金は1000兆円ある」と考えをお持ちの方は、複式簿記の勉強をしてから、日本のバランスシートをご覧ください。
実質中国共産党の持ち物でありますNHK、朝日新聞は、これからも嘘を付き続けます。デマを流し続けます。捏造し続けます。
---そのニュース 核心は”デマ”だ。 長文失礼いたしました。---
春分が過ぎ、アーモンドの(あるいはそれに似た)花が山に咲き乱れる頃になると、
彼らはディオニュソスの祭礼を行うため、急いでその花の下に集まる。
そこでは一人の若者が神の化身に選ばれ、大杯で何杯も濃い酒を飲まされる。
彼が酔いつぶれて死に至ると、人々は死体を木の下に埋め、酒を注いで祝福する。
それからその上に敷物を広げて車座となり、乱痴気騒ぎの酒宴を繰り広げるという。
辺境マケドニアから北へいき、西に向かい更に進むと深い森林がある。
そこには髪が金色で瞳が青いゲルマン族が住んでいる。彼らは文字を持たずに
生活し、イリアスのキュクロプスのように凶暴で巨大であり、森のひらけた
所では多数の家畜、すなわち牛、山羊、羊、ケルト人を飼っている。ケルト人は
小人であり、金髪ではない。稀に紅毛である。ゲルマン族は彼らの王である。
かつてエウメネスに分配された地、カッパドキアには有名な奇岩群があるが、
それよりも更に奇妙で大きい巨石の立ち並び、砂嵐の吹きすさぶ荒野がある。
巨岩は真四角で、無数の穴が開いており、奇妙なことに整然と道にそって並んでいる。
その地は極度に水が少なく、雨が降らず、川もオアシスもなく、海すら赤く汚れている。
畑や家畜にやる水どころか、人々が日夜の飲水にも事欠く有様で、ただの水が金よりも高価で取引されている。
にもかかわらず、その地には多くの人が住み着き暮らしているというから不思議である。
この地の蛮族は、平民、騎士、王族の3つの階級にわかれている。
王族はケンポーカと呼ばれ、元来は拳闘の技を修めし者という意味である。つまり、獣の群れのごとく、最も武勇に秀でた者が長となることを示している。
我々ギリシア人なら指導者を選ぶ時、名声や実績、人柄や家名などを重視するが、ただ拳闘が上手いというだけで王になれるので、その統治能力は皆無である。
豚を将軍に任命したり、美女の像を飾り立て愛でる奇行王や、子供を使役してピラミッドを建てるエジプトかぶれの王、牛よりも大きな黒馬にまたがり、頭に角の生えた偽アレクサンドロスなど
どれもこれも王としての資格を欠く者ばかりなので、平民は常に納税を拒否しており、王はいちいち騎士を派遣しては税を無理やり徴収している。
その際、騎士は「ヒャッハー」と叫んで人民を追い回すが、これはおとなしく税を納めよという意味である。
このような絶望的な地であるから、人々の考え方も絶望的で、世界はすでに終末を迎えており、人間は滅亡する寸前であると皆が信じている。
また、巨石群は自然物ではなく、自分たちの先祖が建築したものだとも考えているが、
動物のような社会しか持たない蛮族がいかにしてこのような巨大なものを造り上げる事ができるというのであろう?迷信にしてもあまりに図々しい。
一部では、全てを浄化してくれる救世主が現れて、皆を導いてくれるという伝説も流布している。これはユダヤ人の宗教の影響であろう。
我々ギリシア人は自由を愛するあまり、時に法を疎み役を厭うが、行き過ぎるとこのような獣の世となり、結局は皆が不幸になる。
幸福な自由を得るためには、世を乱れさぜず皆が法を尊ぶことこそ寛容である。
スキタイの北方、アンドロパゴイが生息するあたりに、巨大な黒い岩山がある。
そこからは常に毒気が噴出し、冥界へ通じる穴があるのだと信じられていて、
周囲の蛮人たちは非常にこの山を恐れ、決して近づくことはない。
ボリュステネス川の支流が山の近くを流れているが、この川にも毒があり、土も草もみな黒い。
人が近づかないので獣や鳥は多いが、みな毒気のために異様な姿をしている。
神話によると、プロメテウスが天へのぼり火を盗んだとき、火の粉がこの地に降ってきた。
それは大地を貫いて冥界に達し、硫黄を含んだ激しい炎となって立ち昇った。
やがてパンドラがやってきて燃えさしを拾い、壷の中に入れて火種としたが、
煌々と太陽のように輝いて熱すぎるので手に負えず、川に流してしまった。
その後、この壷はクロノスが貰い受け、海の彼方の「浄福の島」へもたらされたという。
50 :
世界@名無史さん:2012/04/10(火) 21:57:53.41 0
あげ
>>28、ハイジのおんじのことだってとこまでは分かるけど、後の玉打ちの競技団が
わかんないんだよなあ…なんなんだろう。
ガリア人の戦士は長身で、多くが髪を金色に染めて高く逆立て、耳環をつけている。
常に剣を身に帯び、勇猛果敢で友情に篤いが下品かつ好色で、女と見ればすぐ声をかける。
生活は不潔であり、糞便を食うブタと共に暮らし、時に糞便をなめることさえある。
また彼らは、なにか自分の理解できないことを見聞すると、
顔に汗をにじませながら、仲間にありのままの体験を話すのを常とする。
しかし彼らの頭は理解力が足りないため、年がら年じゅう万事に驚き続けており、
精神をすり減らして死んでしまう者もいるほどである。
セリカとローミとヤポニカの王がハゲ具合を競うことになった。
3国は審判をアメリキの王に委ねたが彼はセリカを選んだ。
ローミとヤポニカはこれに怒り、セリカとアメリキへと攻め入った。
世界は2つの陣営に分かれ、戦いは長く続いたが、最後にはセリカとアメリキが勝ち、ローミとヤポニカの王は吊るされて殺された。
だが、原因の情けなさに怒ったセリカの民は王を追い出し、毛だくさんの王を新たに選んだのであった。
この戦いをハゲ戦争と呼び、アルビオンのレンガ職人が歌った叙事詩で知られる。
道士は様々な怪奇な術を使うが 其の中でも蟲毒は博く知られる
壷中に多種の毒蟲を入り混じらせて、互いに喰らい合わせ最後に残った蟲の毒を使う技術ある
我が国では皇帝の命で固く禁じられ 使ったものは処罰されるが
これが倭国に伝来し、大変な人気を得ているというから なんと野蛮な話である
島を壷と見立て、国中でそれぞれの毒蟲を祀り、それを殺しあわせてはその様を見て皆が喜んでいるという
使われている蟲はそれぞれ、兎、燕、海星、大蛇、虎、鯉と定められている
これでは、虎か大蛇の勝利の他なしと思うのだが、意外にも兎が最も強いのだという
かつては兎ではなく、巨漢が参加していたのだが九年連続で勝ってしまった時があり 強すぎるので兎に変わった しかしそれでもまだ強いという
また、海星はかつて鯨が使われていたが弱かったらしい おそらく海からあげて陸で戦わせていたからだろう 馬鹿なことである 勿論鯉も弱い
最後に生き残った蟲には一旦栄誉が与えられるが、戦いは終わりではない
人知れず行われた裏蟲毒に勝ち得た蟲と 最後の決戦に挑むことになる
相手は大抵、獅子か鷹となり、多くの場合表蟲毒の蟲は殺されて食われてしまう。
自らの国の蟲が生き残ると、地元の民は大いに喜び、其の肉を皆に安価で振る舞うという
南方に細長い国があり、その幅は1日で横断できるほどである。
しかし長さは1年かかるほどの長さである。
銅とイワシで潤うが、国土が細いのは古より銅を掘り過ぎたのとイワシを引く地引網で海岸が削れすぎたたためという。
狭いにもかかわらず国土には砂漠から氷河まであり、民は休みになるとワインと奇妙な茶を飲んで国土を旅する。
また沖合には巨大な石像が並ぶ島があり、旅人を和ませる。
ガリアのさらに北方、荒れる海を渡るとブリタニアと呼ばれる地がある。
その地に住むバルバロイは航海術に長けていると自負し、巨大な船を建造し、
巨人族の名を取ってタイタン号と命名した。この船は決して沈むことなく、
神々でさえ沈めることはできぬと豪語するほどであった。
身の程知らずにもヘラクレスの柱の彼方、霧深き氷の海に船出したが、
オデュッセウスも赤面するほどの船乗りどもの傲慢に怒ったポセイドンは
氷の山を海原に浮かべて待った。タイタン号は深夜その一つに衝突し、
まことにあっけなく沈没してしまったという。
深き海の藻屑と消えたタイタン号だが、ブリタニア人はこれを惜しみ
その後何十年も船のことを語り継ぎ、悲劇にして演じ、嘆き悲しむのを
常としたという。
・・・ってまんまやんw
ガンジスより遙か遠く、大地の果てからさらに東方の沖合に、四つの大きな島があり、
「平たい顔族」と呼ばれる黄色い肌の人間が住んでいる。
いつの頃からか、この民は冥界の王ハデスを崇めるようになり、壮大な神殿を建立して
その恵みを乞い願うようになった。
ゼウスの祖父神ウラーノスにちなんで命名された摩訶不思議な金属をその神殿に祀ると、
いかなる仕掛けによるのか、高熱と蒸気を生じ、その蒸気で好きな風呂を沸かしたり、
アレキサンドリアのヘロンの車輪を回して動力を得たりできるのだという。
さらに驚くべきことに、「ウラーノスの金属」は使用後にもっと強力な「ハデスの金属」
に変わるので、消耗することなく何倍にも使えるのだという。
ハデスを崇めることを不吉として反対する者どももいたが、結局は押し切られ、全国に
五十を超える神殿が建設され、平たい顔族は大いに富み栄えた。
ハデス神殿の最高神官はカツマータスという名前で、鋭く冷ややかな眼で反対者を
睨め回して沈黙させたという。その娘婿のシミーズが神殿の日常業務を取り仕切った。
しかし、弟のハデスが自分より信仰されていることに怒ったポセイドンは大地を揺るがし、
巨大な津波をその島に送った。
神殿は壊れて地獄の毒気を吐き出し、付近一帯は半永久的に住めなくなり、平たい顔族は
ポセイドンの怒りとハデスの祟りに戦々恐々、夜も眠れぬほどになってしまったという。
しかし驚くべきことに、ハデス信仰はまだ止むことなく、まもなく再開されると聞く。
・・・これもまんまやんけw
かの島々では、ハデスを崇拝するより遥か前から、大いなる暗黒の神が崇められていた。
その神は、神代にこの島々を支配した偉大な王であり、幾度も死んでは復活した。
また生きながら冥界に下り、古き神の娘と宝物を奪って帰還し、海の彼方から来た妖精を手なづけ、ともに国土を開拓した。
しかし西方から太陽神を崇める人々が襲来すると、彼は国土を譲り渡して冥界へ引退し、
人々から最も巨大な神殿を捧げられ、大いなる暗黒の神として祭られるようになった。
その神像は恰幅のいい老人で、穀物を詰めた袋の上に立ち、背中に大きな袋を担ぎ、手には大きな木槌を持っている。
ヘラクレスやテセウスの怪物退治は我々の知るところであるが、現在でも、かの英雄たちを模範として肉弾相打つ戦いに身を捧げる屈強な戦士たちがいる。
少数ではあるが、アマゾネスもいる。アマゾネスはアマゾネス同士でしか戦わない。
彼らは質素な衣服で局部を隠し、ある者は仮面をつけ、殴る蹴るの掴み合いを演じるのである。武器を用いるのは禁止されているが、興奮すると椅子や鎖を
振り回して流血沙汰に及ぶことがある。しかし死者が出ることは希れであり、もし戦いで命を落とす者がいると、敵味方の区別なく、嘆き悲しんで
トロイアのヘクトルのような盛大な葬儀を営む。
彼らは同盟を組んで戦うが、しばしば仲間割れして新たな戦士団を立ち上げる。その経緯はあまりに頻繁かつ複雑で、全部を把握している者は
ごく僅かしかいない。
なお彼らの戦いには裏で筋書きがあり、善悪の役割もあらかじめ決まっているとの噂であるが、それを咎める者はいない。
この戦士たちはかつては大変な人気があったが、今日では偉大な英雄の多くが死んだり引退してしまい、人材不足に陥っている。
インドの北方、かのアレクサンドロス王が征服し、のちにバクトリア王国が建設された地。
そこは雪を頂く山々が連なり、不毛の砂漠が広がる見捨てられた荒地である。
住民は反抗的かつ狂信的で、たがいに殺し合い、戦乱が止むことがない。
ところがなぜか世界中から、この地を征服せんとする軍勢が押し寄せてくる。
彼らは自由や平和や正義を説くが、本当は何のために戦うのか、自分でも知っていない。
そして数ヶ月で大部分を占領するが、そのあと10年以上たっても支配を確立できず、
最後は不名誉な撤退を余儀なくされるであろう。
だが異国の軍が去った後はまた住民の殺し合いが始まることは目に見えている。
自業自得ともいえるが、まことに哀れな蛮族である。
遠くブリタニアの地に神が宿った凄腕の占い師がいる。
はじめて会った相手の素性や性格、行動までも瞬時に占い、その的中率は極めて高い。
神の力によりたちどころに姿を変え、瞬時に元に戻ることができる。
また行方知れずになったものの居場所、盗難品のありか、盗賊の名前をも言い当てる。
ブリタニアでは市井の民から王まで世話になったもの数知れない。
なお神が宿らぬ時は極めて怠け者で、煙を吸う、壁に穴を開けるなどの奇行を重ねるため、万一に備えて医師が面倒を見ているとの話である。
ある国に王子がいたが、彼は跡を継ぐのを煩わしく思い、
自ら王位を弟に譲り、諸国を流浪するようになった。
近隣の国は彼を利用しようと手を差し伸べ、多くの金品を贈ったが、
彼は自分の国へ帰ろうとはせず、遥か南の国で手広く商売を行って、たちまち富豪となった。
また人々を集めて酒宴を催すなど悠々と遊び暮らし、
その自由気ままな有様は国王にも勝るほどであったので、人々はみな羨望した。
やがて父王が死に、かの弟が即位すると、新しい王は兄が王位を狙っていると思い込み、
兄のいる南へ向けて強力な投石機を発射し、彼を殺そうと図った。
だが届くはずもなく石は海へ落ち、物笑いの種になったという。
×自ら王位を弟に譲り
↓
○自ら世継ぎの位を弟に譲り
まさおとまさおんか
>>57 南米チリとイースター島のことなのね。
でもモアイについてもっとオドロオドロしく書いてほしかったな。
空の果てにヘパイストスの星と呼ばれる星があった。
彼の地に住んでいた民はヘパイストスに技を授けられている。
それは空を飛び回り、ケシ粒より小さくも山のように大きくもなれ、分身し、敵を凍らせ、障壁を築いて攻撃を防ぐなど、我らからすると魔法のようである。
しかし、狂人が爆発の実験をしたところヘパイストスの星は粉々に吹き飛んで消えた。
生き延びたものは地球へと逃げてきたがヘリオスの巨人に太陽の光を浴びせられたり刃で切りつけられるなどして殺された。
今はかろうじて少数が空のどこかに隠れていて、思い出したようにヘリオスの巨人に復讐するのみである。
こうして見るとギリシャ人って昔も今も無知と偏見のかたまりだな。
70 :
世界@名無史さん:2012/04/17(火) 13:20:45.41 0
>>69 書いているのは日本人です。ギリシャ人に会ったことあります?
古い文化を持っていた土地では、人々は過去を誇るあまり傲慢になりがちである。
たとえばエジプトやアジア、アッシリアやバビロニアの民が挙げられよう。
これらの土地で偉大な文明を築いた人々は、遥か昔に衰退して滅んでしまい、
今その土地にいるのは後から侵入してきた者たちの子孫で、かつて文明国から蛮族と呼ばれた人々に過ぎず、
言語も文化も宗教も、顔つきや肌の色まで先住民族とは違うことさえある。
それなのに彼らは、彼らが滅ぼした民の末裔であると僭称し、その手柄を我が物にしている。
これは真の歴史を知らないせいであって、まことに哀れむべき虚栄心、あるいは無学さから来ているのだ。
だがわれわれギリシャ人は、神代からこの土地に根付き、蛮人の血が混じることなき純血民族であって、
ソクラテスやプラトン、アレクサンドロス、アルキメデス、コンスタンティヌスやユスティニアヌスといった、
偉大なギリシャ人の末裔であることを決して忘れてはならない。
スフィンクスの謎掛けの話は古くより伝わっているが、
世界中に旅に出ては、その地の謎掛けを収集し、その答えを人々に問いかけ続ける女がいる
女は週に3.4つの謎掛けを用意し、選ばれた賢者衆がそれに対して様々な答えをひねり出す。
賢者衆の中では、数千年も生きるという不死の老婆が最も知恵深く、かつて競技会で皮の弾を投げていた男がそれに次ぐ
一人愚者も混じっており、わざと珍妙な解答をしては戯けてみせ、人々に嘲られている。
女はその下僕である、たくましき老人を介して難題を投げかける。
賢者衆は、老人に謎掛けをとく足がかりを必死で求めるが、いつも冷たく無視されてしまう。
もし解答をまちがうと、恐ろしい音と共にその賢者の立つ床が崩れ落ち、大穴が開いてタルタロスへと落ちていく 赤い帽子を被った賢者が落とされると人々は特に大きい嗚咽を漏らす
まさに命をかけた謎掛けである おそらく奈落に落ちた賢者は、その後、スフィンクスと同じく出題者の女に食われているのだろう
ただし、先の三人だけは奈落に落ちても、次の週にはまた現れるので、人々はこの三人は、出題する女の手先ではないかと疑っている。
命がけの謎掛けであるが、勝利の褒美は見窄らしいもので、出題された当地の安い土産物が慣例である。
にもかかわらず、参加希望者が続出するのは、この謎掛けが名誉ある知恵比べであると人々に讃えられているからである。
73 :
世界@名無史さん:2012/04/17(火) 20:24:16.46 0
世界ふしぎ発見か…
以前にも書いたとおり、大海も凍りつく北の果てで奴隷の反乱があった。
奴隷達は王を倒し、人々の全てを国の奴隷とし、個人的な富の所有や自由を禁じた。
奴隷反乱の扇動者が死ぬと、奴隷たちは次の長を決めるために話し合い、やがて奴隷の中で唯一字が書けるカルトリ人の男が長についた。
以来、この国では書記がもっとも偉大な位とされ、代々文字を修めたものが長となることとなる。
カルトリの奴隷は、長につくと先ず、世界中の民全てを奴隷にしようとする夢想家達を叩きだした。
次に、多くの優秀な人材を東の果てに送ってその地の開拓に励ました。
開拓させたあとで氷しかない地を捨て、皆で移住する計画であったが、
不意に西からゲルマン人の侵入を受けたので、計画を変えてゲルマン人を打ち負かしたあと、その地に逆侵攻をかけることにした。
(一説には、奴隷たちが金品ほしさにゲルマンの王墓を暴いたため怒ったゲルマンが復讐しにやってきたともいう)
ゲルマン人は冬までにこの地を征服する予定だったが、この地には冬以外の季節がなかったので
たちまちに飢えてしまい、さらに奴隷軍の将軍が氷や吹雪を自由に呼び込んだのでゲルマン人は皆凍りついてしまった。
奴隷たちはその後西方になだれ込み、その半分を支配し国境に防壁をもうけたが、やがて再び力を盛り返したゲルマン人に破壊された
75 :
世界@名無史さん:2012/04/17(火) 22:12:06.58 0 BE:3881623878-2BP(123)
ケルト人に皇帝が生まれた、そもそものはじめは彼らが王を殺してデモクラティアを持ち込んだことだ。
民衆が処刑の興奮から冷めたとき、彼らは思い出したように王族の報復に恐怖した。議論の末、くじで代表者を選んで祖国の防衛を委ねた。
このときオリガルキアに変容したことがケルト人には分からなかったのである。
代表者たちは言う「今、内に潜み外に扇動する王族から祖国を守るためには独裁と弾圧の恐怖こそが必要である」
代表者たちは疑わしきものを残酷に罰し、権力におぼれ、政治は腐敗した。
人々はこれでは王政の方がマシだとつぶやく。ある時ついに民衆は武器を持って立ち上がった。
「彼ら、代表達はまだ自分がデモクラティアの代表だと主張する。それだけは耐え難い」
街路は怒れる暴徒にあふれ、人々は階上の窓から歓喜する。デモクラティアを取り戻せとの怒号に代表者たちは恐怖し責任をなすりつけあった。
彼らは一人の男に鎮圧を委ねた。そのすきに自分達は逃げるつもりだったのである。
「人の群れは、剣と弓では防げない。だが彼らが密集し街路に並ぶなら、まとめてカタパルトで討ち取れよう」
男は残酷にそれを命じ、民衆の怒号はたちまち悲鳴となった。
彼がゆっくりと前に進むと人々は我先にと逃げ帰り、街路には血しぶきと肉隗だけが残った。
76 :
世界@名無史さん:2012/04/17(火) 22:15:42.52 0 BE:1663553164-2BP(123)
代表者たちはこの思わぬ幸運に喜び、彼に軍隊の指揮権を預けた。
すると男は水を得た魚のように天才を発揮しイタリア、ゲルマニアに遠征しては、たちまち征服者として入城し絶大な戦果を挙げた。
祖国をにぎわす勝利の報に代表者たちが浮かれる間、彼は手に入れた略奪品をばら撒いて民衆によって成り立つ軍隊を懐けた。
そして剣によって自国の議会に乱入し、代表者たちを追い出してついにヨーロッパの大王を僭称したのである。
奇妙なことだがこの大王もまた、デモクラティアの代表を自認していた。あるとき彼が西に遠征したとき、言った「イベリア人には、デモクラティアは早すぎた」
また、北に遠征したとき言った「スキュタイ人はなぜ、ケルト人のようにデモクラティアを求めないのか」
あるとき皇帝はアレクサンドロスの偉業を知って自分もまたエジプト、インドの征服を企ててみせようと豪語した。
飽くなき征服欲に怯えた臣下は、密かに集まり、誓い合った。
「この国から青年が消えようとしているのにいつまで戦争は続くのか。もう、大王の狂気には付き合いきれない。我らは新しい王を擁立し、その庇護のもとで安楽に暮らそう」
よく晴れた日、大王は気球に乗って地中海を望見しようとした。そのとき、彼の最も親しい友が彼を刺したと言われる。
「大王よ、あなたはヨーロッパに自由ではなく隷属を与え、今また東方のみならず同胞ケルト人すべてを奴隷の身に落とそうとしている」
「マルモンよ」と彼は答えた、これが友の名である「どのみちそれは遅いか早いかの違いだけなのだ」
神話ではかつてプロメーテウスが、ゼウスから火を盗んで人間に教えたことを今に伝えているが、
ならば、人間に火を得る前 我々の先祖はどのような暮らしをしてきたのだろう?
老人は他愛の無いことを考えるものだが、私もその一人であり、こういったことに思いを馳せずにはいられないのだ。
私は、そういった夢想の導きとなる話を知っている。
はるか遠くの異郷には、プロメーテウスの恵みがもたらされず、未だ火の使い方を知らない人々がいるという。
彼らは火がないので金も銀も青銅も持たない。それどころか矢も盾もないので、戦争はもっぱら石と木の棒だけで行われるらしい。
戦争と言っても殺し合いではない。彼らは命をかけるに値する、名誉や国や富もまた持たないからだ。
ちょうど牡牛が争うとき、角をぶつけあっても突き刺したりはしないように、痛めつけられた相手が逃げるだけで決着をつける。
彼らの争いも牛のように単純だ。部族の代表がひとりずつ前に出て、石を投げてぶつけるか、その石を棍棒で打ち返して投げたものを痛めつけるかで勝負を決める。
石を投げる部族と打ち返す部族が交互に役割を変えならが争うが、
臆病な蛮族らしく、多くの場合は石を投げても敵には当たらず、また打ち返そうとしても石には当たらない。
故に決着はなかなかつくことはなく、だらだらと退屈な争いを続けている。
稀に、投げた石が人に当たることがあるが、そうなると当てられた者は敵の部族の奴隷となることとされ、すごすごと敵の陣営に歩いて行く。
また打ち返した石が敵に当たらない場合も同様で、彼らも奴隷となるべく自ら敵の群れに行くが、この時は味方の罵りを恐れて素早く敵の部族の中へ逃げていく。
ただし、打ち返した石が誰も届かないほど遠くに飛べば敵の石を無くした勇者として讃えられ、自分の陣営に歓迎される。
結局、ただの奴隷の交換会のようなもので、殺しあうどころか痛めつけ合うことすらまともに出来ない茶番の戦争なのだ。
闘いの場には多くの人間が集まるが、そのほとんどは傍観して自分の部族を煽るだけである。
このような児戯でも、下等な人々は痛みを恐れて戦いに加わらず、ただ勇気のある数人だけが争いに参加する。
多くの場合、十代の血気盛んな若者だけが戦いに興じるが、その多くは奴隷でありその証として髪を短く刈り込まている。
いまでこそ我がローマは強大で豊かだが、かつては貧しい小国だった。
そんな国がなぜ地中海の覇者になれたのか?それは質実剛健の精神のおかげである。
貧しいものよりも富める者ほど 卑しいものよりも貴きものこそ 快楽に溺れず、努力を怠らなかった。
だから、あのハンニバルに勝利し、キンブリの大群を滅ぼすことができたのである。
しかるに最近の最近の若いもんはなっとらん。父祖の積み上げた栄光と富を無駄に浪費している。
東方の派手な染物を纏い、エジプトの装飾を女に送り、奇怪な魚を何度も食す。
なんとローマは堕落したことか!このようなことでは、やがて僭主に支配され、軍は軟弱になり、蛮族に滅ぼされるのは目に見えておる。
強大で広大な国は数々あったが、みな滅亡してしまった。堕落ゆえである。父祖が心血注ぎしこのローマに同じ道を辿らせてはならない。
例えば、このような話がある。堕落しきった軟弱者の国の話だ。
その国もかつては強大で周囲の全てを支配していたが、今は富のせいで見る影もなく堕落している。
男は女のことしか頭になく、女は男の事しか考えない。しかも快楽のみを求めるから子供を全く育てようとしない。
工人は剣を打たず贈り物の宝飾品や絵付け壺ばかり作り、職人は鎧も兜も作らないで、豪奢な衣装ばかりを縫っている。
食い物の工夫はいき過ぎており、水よりも多くワインを飲み、真っ赤な毒々しい実や茹でたラガーナを贅沢に食す。しかも砂漠であろうが美食を求め、湯水を浪費する。
規律や愛国をしらず、誰もがギリシア人のように好き勝手するから、軍は絶望的に弱く負け続けで、隣国にこれ以上ないほど見下されている。
馬は毛色も鞍も真っ赤に染め上げたものを乗っており、派手で目立つので敵の的である。
政治は一応は共和制だが、その実それは神官と破落戸共に好き勝手されている。街の治安を破落戸が管理し、国の独裁官も破落戸の親玉がやっている有様だ。
このような国はすぐに富を使い果たし、どこぞに滅ぼされるのは目に見えておる。
よいか若者よ 決してローマをこの様な堕落した国にしてはならない。この国を教訓として快楽に溺れることを止め、
偉大な父祖の精神と偉大な共和国をしっかりと受け継いでいくのだ。
奴隷・・・・ 自由のない彼らを哀れむ輩もいるがそれは一面的な見方であり、多くはポリスの城壁を一歩も出たことがない女子供の戯言だ
私のように世界中で蛮族を捕え、多くの奴隷を送り出した経験豊かな人間からすれば、奴隷は幸福であると断言できる。
彼らが蛮地で暮らしていた時は、動物と変わらぬまさに哀れな生活であったが、奴隷として我らに仕えることで立派な文明都市の中を生きることができるからだ。
仮に、我らが神々に召され天上で美しい男神や女神に仕えることが出来るとしたらどうであろう?誰もがその喜びに打ち震えるだろう。
奴隷はそういうものである。本来なら、我らギリシアが生み出す知と美と力に仕えられることに喜び感謝するのが道理あるが、
その道理を弁えないところが、蛮族が蛮族である所以であるので仕方ない。まことに無明なことである。
仮に奴隷を皆解放すればどうなるか?その愚かな選択をした国がある。
その国にアブラームという男がいた。名前の通りあの忌々しい傲慢なユダヤ人である。
アブラームは貧しい家の生まれで、奴隷を買うことができなかったため、奴隷がするような仕事を自分でやるしかなかった。
そのため奴隷を持つ家を妬みながら育った。
アブラームはは家は貧しかったが頭は悪くなかったので、大きくなると法を学び、やがて政治の道に進んだ。
はじめはまったく当選できなかったが、だんだんと力を伸ばし、遂には国の最高権力者に選ばれる。
その途端、かれらは幼い頃の恨みを満足させるため、すべての民に奴隷の所持を禁止する法を立てる暴挙に出た。
当然多くの人間が反発する。奴隷を持つ権利と奴隷を買った資金を捨てろと強制されたのだから、自分の家を燃やせと国に命じられたようなものである。
そして、国はアブラームに従うものと反発するものの2つに分かれて互いに争った。アブラームの小さな妬みが、同じ国の人間で殺しあう大きな戦争にまで育ったのだ。
このまったく無意味な戦いは、意外にもアブラームの勝利で終わる。勝てば解放されると信じた奴隷達が奮戦したからである。
そしてその後、当然のように国は大きく荒廃した。解放され働く場所を無くした奴隷が街に溢れ、略奪や盗みを働くこととなったからである。
多くの人間は、街にすめなくなり、皆郊外に逃げ出して新しい家を建てざるを得なかった。奴隷ばかりか家も失ったのである。
命をかけて奴隷のために戦ったはずの人間が、その奴隷に家を奪われる。皮肉ではない。少し考えればわかる当然の事態である。奴隷とはそういう連中なのだから。
おかげで人々はみなアブラームを恨んだが、かれは一向に気にせず毎日劇場に出かけては享楽を得ていたが、遂には民の一人に暗殺された。
この国の末路は伝わっていないが、この混乱のために衰退し滅亡したことは想像に難くない。
奴隷制とは、何百年もかけて培われてきた適材適所のための知恵である。我ら優れたギリシア人が哀れな蛮族を活かす効率良い社会制度なのだ。
その先進的な制度を、一時の感情のためにかなぐり捨てては、過去の無知な時代に後退するだけである。
父祖たちがだんだんと大きくしていった家を打ち壊すようなものである。アブラームが滅ぼした愚かな国のような道を辿ってはならないのだ。
この世で最も古い民族はなんであろう?
最初の人間が生まれた地はどこであろう?
あるものはエジプトだといい、ある者はメソポタミアであると曰う。
プサンメティコスは残酷な実験によってプリュギア人こそ最古の人類だと主張した。
私は考える。すべての人間の父祖となる民族なら、あらゆる民族となにかしらの共通点を持つのではないか?
ちょうどのそのような民族の話を聞いたことがある。
東の小さな半島に暮らす民族で、かれらは隣国にゲルマン人は彼らのようだ。彼らはケルト人のようだ。イタリアに住む人間とよく似ている。ユダイヤ人の性質と瓜二つだ。
とよく言われている。
そして我らギリシア人とも似通っている部分があると讃えられている。
このように多くの民族と共通するものを持っている民族は他にない。
彼らこそ我らの父祖であり、彼らのすむ地こそ全ての人間の故郷なのではないか?
それどころか、世のあらゆる道具や文化の元々は彼らが生み出したと、彼らと彼らの隣国は賞賛している。
いやこの世の始まり自体が彼の地からであると隣国は声を大きくして主張する。
隣国はこうも言う。彼は人間ではなくもっと別の何かである と畏れていさえいるのだ。
私は彼らと隣国の言うこと全てを頭から信じるきはないが、彼らが偉大で非常に古い民族であるのは間違いないようである。
世界の人類とその文明はギリシャで生まれ、世界中に広まったことは、今では定説となっている。
神話を紐解いてみても明らかなように、アルゴスの河神イナコスの子孫にイオがいた。
彼女はナイル川のほとりに来てイシス女神となり、息子エパポスはメンピスに都を定め、
その子孫がエジプト、リビア、フェニキア、エチオピア、アラビア、アッシリアの王となったという。
また、メディア人はイアソンがコルキスの王女メディアに生ませたメドスの子孫であるし、
ペルシア人はペルセウスとアンドロメダの息子ペルセースの子孫である。
さらにリュディア人とスキタイ人、インド南部のパンダイヤ人は、ヘラクレスの末裔である。
西方に目を転ずれば、イリュリア人の祖はカドモスであるし、テュルセノイ人はリュディアから移住したもので、
ラテン人はオデュッセウスの子孫、ローマ人はアイネイアスの子孫と称している。
ガラティア人とケルト人は、ガラテイアとポリュペモスの子孫である。
その他にも多くの民族が、ギリシャ人の子孫だと彼ら自ら認めているのだ。
物質を分けていくと原子になるがそれを分ければどうなるのかを知りたくなるのが人情である。
アルプスの北、ゲルマン人の地にミアペトラというヘブライ人がいて、原子を分けるととてつもない力が生じることを突き止めた。
それを聞いた人々ははじめ馬鹿にしていたが、試してみると船でも街でも粉微塵に出来る事が分かった。
諸国は競って原子を分ける仕掛けを作り、弓矢につけて飛ばせるようにもしたが、あまりにもその力が大きすぎて戦いに使うと世界が滅びることがわかり、実験を見せて自国の力を誇示するのに使うようになった。
ヘラクレスの柱を過ぎて数十日の海路、遠い西の海の彼方に大きな国がある。
この地にはさまざまな民族がおり、珍奇な信仰や蛮族文化を発展させているが、
その中でもディオニュソスの祭祀が盛んである。
最もよく知られ、人気がある遊女(ヘタイラ)は、珍妙な衣服をまとい、
忘我の踊りに狂うバッコスの信女である。歌よりも扇情的な衣服の方に注目
が集まる。この遊女はどの男にも属しておらず、レスボスの女たちの一人
ではないかとも噂される。
もう一人、これは髭も生えていない十代の若者であるが、甲高い声で歌うと
少女たちが絶叫し涙を流す。ヘラスであればアルキビアデスのように年長の
念者たちにさぞかし言い寄られるだろうが、この国では娘たちが金と力を
持っているので、男どもはなかなか近づけない。
その憂さ晴らしかどうか知らないが、一部にはたいへん不評である。
そのほかにも数え切れないほどの遊び女や「スピントリア」の類がいる
のであるが、この辺でやめておこう。
J・ビーバー、レディ・ガガですな
>>84 ミアペトラ…
アインシュタインでつな。
アインシュタインというドイツ語は、訳せば「ひとつの石」。
88 :
世界@名無史さん:2012/05/05(土) 17:04:42.26 0
上げ
奇怪な秘密結社があった。捕虜を改宗させ、妖術で奇妙な手術を施し、醜い獣の
格好をした強力な重装歩兵を作り上げたのである。戦士は火を吹いたり、毒を
撒いたり、あらゆる奇抜な攻撃法を編み出していた。それに黒づくめの衣装と
覆面をつけた軽装の補助兵が従った。
結社の長は人前に姿を現さず、ただ僭主のような威厳ある声で命令を下した。
その前ではすべての将軍や戦士が震え恐れたといわれている。
なぜか子供を目の敵にし、襲って誘拐し、人質に取ったりしたが、ほとんどは
奪い返された。そして組織を裏切って離脱した少数の戦士に敗れ、最後は
崩壊してしまったのである。彼らの決め技は、高く飛び上がり、落下の勢いを
加えて相手に蹴りつけるというものであった。なお彼らはかけ声とともに一瞬で
甲冑をまとう早業も身につけていた。
不思議なことに、この組織と戦いは誰でも知っているのだが、公式の歴史には
全く残っておらず、ただ民間の伝説としてのみ伝えられている。
東の海に四つの大きな島と無数の小島からなる国があった
その四島で最も西に位置する島の北方に巨大な大陸から南に突き出た半島があった
この群島の住民と半島の住民はとても仲が悪い
揉めごとが起こるときには落ち度はほとんど全てが半島の住人側にある
半島の住人は群島の住人に対し嘘をつき無礼な態度を取り金を無心する
この半島の住人の悪行は他の国にも伝わっていた
気がつくと半島の住人は周囲の全ての国から蛇蝎のごとく嫌われていた
半島の住人は周囲の国の歓心を買う方法はないかと考えた
自分たちの振る舞いを反省し、率直に謝罪することなど思いもつかなかったようだ
そうして半島の住人は若い男女に歌と踊りの訓練を施し周囲の国に使節として送った
しかし半島は世界有数の醜男醜女の産地だった
歌と踊りも他国に見せるような水準のものは存在しなかった
それらの対応策として半島の住民はどうしたか
群島から美形の住人を攫って顔を剥がし、使節の男女に奇術で新しい顔を貼り付けた
また海の向こうの歌と踊りの盛んな国から歌舞の粋を盗用して創作したと主張した
こんな有様であるので周囲の国の住民は使節の虚構を見抜いて全く相手にしなかった
ところが奇妙なことが起こった
本来は最も半島の住民を忌み嫌っているはずの群島の住人がなぜか使節を歓迎した
この群島はそれからほどなくして歴史から消えた
歌舞も国の守りの一部であることを忘れた民の末路は哀れである
>>89 仮面ライダー?
>>90 「日本人的な顔」が美形とされるニダー半島…
整形大国…
さてニダー半島の神話では、
天帝と「熊女」の間に生まれた子供こそ、
朝鮮民族の先祖・檀君であるという。
ゼウスとカリストの間に生まれたアルカスのようなものか。
92 :
世界@名無史さん:2012/05/15(火) 19:27:07.88 0
93 :
世界@名無史さん:2012/05/16(水) 01:09:25.62 0
和風、朝鮮風、中華風、インド風、アラブ風、マヤ風の記述もよろ
條支の北西に丙羅があり、大秦に服属している。また阿隗、夷温ともいう。
阿填、酪代門、抵吠、斡豪などの小国が数十ほど分立し、大秦の将軍がその上に立って治めている。
東には亜細国があり、北には摩掲頓国があり、西には委陀離国があり、南に大秦の都がある。
各々の間は海で隔てられているが、ただ北だけは地続きで、大海に突出している。
また南の海中には狗栗国があり、東西に長く伸び、山々が連なっている。
丙羅の田土はおおむね貧しく痩せ、僅かな粟麦や果樹を植えるが、腹を満たすに足りない。
それで他国から粟麦を買い、舟で運んで来て食する。自国は油や壷を売り出す。
民は商売に長じ、わずかな利益を巡って論争する。
その言葉は勇壮であるが、臆病で戦を嫌い、これもまた他国に頼る。
古来安息、摩掲頓、大秦に次々と服属して、商利をわがものとしたので、
條支より西では言語も文書も丙羅のものを多く用いている。
95 :
世界@名無史さん:2012/05/16(水) 02:50:55.82 0
東の最果て、小さな島国ではパソコン内の疑似女性を崇拝し、時折数万人が集まる大規模な儀式をを行う。
彼らは「みっくみくにしてやんよ」という呪文を唱えて臭気を発する植物を手に踊り狂う。
彼らの宗教にはいるには、まず服装から整えねばならない。
なるだけ風呂に入らず臭気を発するのを基本とし、肥満気味の体型を理想とする。
全員がメガネをかけ、チェックのシャツ、ジーパン、リュックサックという具合である。
疑似空間においての彼らの武勇はヘラクレスも及ばず、アポロンですらたじろぐ。
その舌鋒は鋭く、時に興奮のあまり自らも刺貫く事がしばしばであるが、[doqon]と呼ばれる生命を特に忌み嫌い、攻撃する。
稀に訪れる街角などで、彼らは「エヴァ」などの意味不明な呪文を唱えながら練り歩くが、
[doqon]に遭遇すると、そっと自身の気配を周囲に埋没させ巧みに建物の陰に音も無く移動し
[doqon]に自身の存在を気づかせない驚くべき能力を持っている。
96 :
世界@名無史さん:2012/05/16(水) 09:30:45.47 0
>>94 サンクスです。
板の常連さんと違って基礎的な知識がないので、なかなかヘラスが相争い、パルティア、マケドニア、ローマに服属した
と解する事ができませんでした。やっぱり世界史住民以外は古代ギリシャ極めた奴でないとすぐ読めない。
私はまだアテネとテーベくらしか分からない。世界史住民の多くは初歩的な知識があるからもっとすらすら読める。
東がアラビアではなくアジアだからフェニキアや古代ユダヤの事ではない事は理解できたが、エジプトのアテン神とか思い浮かべたりして、
最初はギリシャと特定する事さえ難しかった。世界史板入門テストみたいなものだ。
>>95 最高ですねw
東方のスキュタイ人らの住む平原の果てには、大洋が広がっており、
その大洋から船でさらに東方へゆくと、比較的大きな島々が連なっているという。
神々の黄金時代以来、平原の果てに住む部族と島々に住む部族との間には往来が多く、
毎日、互いの部族の者らが、アルゴを想起させるほどの大船に乗り込んだり、ダイダロスが製作した翼を身に着けたりして、
交易や勉学や行楽のため、また、歌唱と舞踊に優れた神官や巫女としてアポロンやムーサの神託を伝えるため、
互いに大洋を渡っているという。
彼ら東方の部族のうち、特に若者の間には、奇妙な儀式を伴う習俗があるという。
琥珀(エレクトラ)が詰められた箱を、多くの若者が持っており、
彼らは、己の思いを書き記したオストラコンを、神託を求める章句を唱えながら、琥珀の箱に投げ入れるという。
島々の部族の者の章句には「二つめの水路へ」という文言が多く使われており、
平原の果ての部族の者の章句には「デルタとカッパの内側へ」という文言が多く使われているという。
すると、世界のどこかに隠し置かれたパンドラの箱の蓋が開き、
彼らがオストラコンに記した願望が、ガイアの統べるところ全てに遍く広がってゆき、
それからしばらく待っていると、同じく琥珀の箱を持っていて神託を受けた者たちからの言葉が、
そのオストラコンに書き記されるのだという。
しかし、彼らが開こうとするものは、かのパンドラの箱であり、
彼らが世に広めようとする願いは、過剰な欲望や悪徳にとらわれたものであることも数多く、
しばしば、危険な神託が下されるという。
また一説には、彼らの琥珀の箱には、琥珀とともにヒュドラの血が注がれているのだともいい、
彼らがオストラコンを投ずるたび、箱から飛び散ったヒュドラの血が彼らに降りかかって、
オストラコンを投じた者の正気を次第に奪っていくのだともいう。
>>97の記述に続く。
それゆえ、彼らの間では「降りかかる血を避ける分別を持たねば、正しき神託は得られない」という言い伝えがあるとされるが、
琥珀の箱が次第に部族の間で数多く出回るようになり、
年端もいかない子供や、何らかの強い不満を抱えた者たちまでもが、この習俗にたびたび浸るようになったため、
マルスやディオニュソスやパンの神託を受けた者たちが、そのまま行うと危険極まりない章句を返して来たり、
ヒュドラの血を浴び過ぎた者たちや、アクタイオンやピュグマリオンのような者たちが、
神託の意味を取り違えたり行動の中庸を失ったりして、
様々な騒ぎを起こすことも少なくないという。
そうした危険な神託が下るときには、
ゼウス、アポロン、ヘラあるいはアテナやヘラクレスから下された神託によって、
その内容や意味するところが或る程度抑制されたりもするが、
ヒュドラの血を浴び過ぎてしまった者は、特にマルスからの神託こそがこの世を動かす全てであると思うようになってしまったり、
その琥珀の箱こそが神々の与えたもうた絶対至上の宝物であると思い込んだりしてしまうのだという。
既に述べたように、交易や勉学や行楽などで彼ら部族間の往来は毎日行われているため、
実際に対岸の部族の者たちと接したことのある者の間では、
好意的で穏健な付き合い方ができることが、互いに充分に知られているうえ、
また、対岸の部族の芸術や飲食物などを愛好する者も互いに非常に多く、
また、互いに交易をしなければ部族が立ち行かなくなることも、双方で充分に認識されているのであるが、
琥珀の箱からヒュドラの血を浴び過ぎた者たちは、琥珀の箱から下されるマルスの神託に記された、
「対岸に住んでいる者たちはテューポンやメデューサの類ばかりで、対岸から渡ってくる巫女どもはみな人をたぶらかすセイレーンだ」
という章句にとらわれ、
家族や己の部族の中で、また対岸の部族との間で、
数多くの者たちをたいへんに困惑させているのだという。
>>97を訂正す。
琥珀(エレクトラ)
↓
琥珀(エレクトロン)
ネトウヨ、ネトサヨでありますかw。
>>95 >パソコン内の疑似女性を崇拝し、時折数万人が集まる大規模な儀式をを行う。
>彼らは「みっくみくにしてやんよ」という呪文を唱えて
>全員がメガネをかけ、チェックのシャツ、ジーパン、リュックサックという具合である。
せめて
「カラクリ箱の中に住まうイコンを崇拝する、堕落したピグマリオン」
「魅苦魅苦にして進ぜよう」
「すべての者が目にレンズを掲げ、格子縞の上着を纏い、藍染めの綿布の股引を穿く。
なお、この股引は石で擦り上げて色を落としたものが最上とされる。」
これくらい「高尚」に書いてほしかったなぁ。
クレストスの信者が説くエウアンゲリオーン(よき知らせ)なるものは、
われわれ常人にとっては忌まわしき知らせであって、神々を冒涜する野蛮な教えに他ならない。
彼らの神殿の地下には、十字架にかけられた血まみれの魔神が祭られており、
「人の肉を喰らい血を飲めば、不死の生命を得る」という魔神の教えに従い、野蛮な祭礼が催される。
彼らは年端もいかぬ少年少女を、その母親にまたがらせ、これを担いで練り歩く。
母子同士が行き当たると戦いとなり、互いに雄たけびをあげながら殺しあう。
どちらかの母子が死ぬと、その屍はばらばらに引き裂かれ、みなで生のまま食べてしまうという。
このような邪教の信者どもは、互いに喰らいあって滅びるのが正しい神の裁きであろう。
東の海に四つの大きな島からなる国があった
その四島から南西の方角に数百の島からなる群島があった
この群島は古代より紛れもなく四島の一部であるが
古代は別の国であったとの古文書を勝手に作って
群島の独立を謀ろうとする現地の土人たちが後を絶たない
またそのような謀に加担する四島の住民も後を絶たなかった
四島の領主は四島の住民からかき集めた税を使って
ほとんど生産性のない群島に道路や病院や港や学校を作った
群島の土人たちは四島のお陰で皆が読み書きと数字を覚え
毎日のように白米と豚肉が食べられ人生が二十年ほど延びたが
むしろ四島から虐げられているという妄想に取り憑かれている
>>5 >>90 で書き記された四島の対岸の半島の住人たちとこの群島の土人たちは
逆恨みからなる四島への怨恨を持つことで双子のように心持ちが似ている
また四島の一番北にある島のみに暮らす眉毛や胸毛の濃い土人たちも
半島の住人や群島の住人と似た心持ちであるがそのことは別の場所で記す
>>102の記述に続く
四島と群島の西には盗賊集団が支配する大国があり
この西の大国が唐突に群島は自分たちの縄張りだと言い始めた
西の大国に男を全て殺され女を全て犯され瘴気で土地を汚され
寺院を燃やされ言葉を奪われた小国の例は枚挙に暇がない
四島の領主たちは東の彼方にある大国に相談を持ちかけた
東の大国の僭主と兵は独特の理屈の善意にあふれていた
東の大国の僭主は自国の利益を省みず群島に兵を遣わすことを約束した
四島の領主たちは群島に兵を住まわすための砦の建てた
ところが群島の土人たちにはこのことの意味が全く理解ができなかった
そして砦の前に群れて座り込んだり四島から狂人を呼んで歌い踊って大騒ぎしたり
東の大国の兵に土人の下女が無理に迫って契ったのを兵のみが悪いといきり立ったり
東の大国の兵が溺れた四島の住民を助けたことを罵る紙をばらまいたり
東の大国の官吏の土人たちへの全うな諫言に怒り狂って官吏を群島から追い出したりした
そして揉めている最中に四島の領主が新しく代わった
西の大国贔屓の新領主は東の大国の恩に糞尿を投げつけて返す狂人であった
東の大国は呆れ果てて群島からの兵を引き四島との付き合いも控えるようにした
四島の住民は新領主の狂気を察して慌てて領主をまた新しく代えたが手遅れであった
程なくして群島どころか四島までも西の大国の一部になった
男は殺され女は犯され土地は奪われ四島独特の絵物語も全て燃やされた
「頼りにする国を間違えてると国が滅びる」
「蒙昧な土人たちを甘やかすと国が滅びる」
この二つがこの話より読み取るべき教訓である
ギリシア風に無知と偏見に満ちた歴史を記述するスレであって
日本風に無知と偏見に満ちた歴史を記述するスレじゃねえだろw
>>95の人の内容を少し直すなら、こんな感じかな。
東方の果てにあるという小さな島国では、
その国の北方に産する琥珀で作られた、
少女の姿の操り人形を崇める信者が多いといわれる。
その操り人形は、まさに我らが知るところのピグマリオンのそれのごとく、
音楽神アポロンの力により、みずから歌を唱いつつ舞い踊るものとなったのである。
一方、別の伝承によれば、この操り人形は、実は古の戦において、
ヘラスからバルバロイが奪い去った、勝利(ニケ)女神の像だったのだともいわれる。
そのため、この操り人形の信者らは、この操り人形が好んで唱う「勝利 勝利(ニケ ニケ)」という歌詞を、
自分たちの信仰のしるしとして、常に口ずさんでいるといわれる。
また、奇妙なことに、この操り人形は、常に長葱を手に取り、これを振って舞い踊るといわれる。
これについては、バルバロイたちがニケ女神像を略奪して東方へ帰還する際、
長旅において精力を保ち続けるために葱類を常食としていたものなのかどうか、詳らかとしない。
しかしながら、このニケ女神と思しき琥珀の操り人形の信者にとって、
この操り人形が葱を手に取って舞い踊るということが、何らかの非常に重要な意義または経緯を表していることは、
ほぼ間違い無いものと思われる。
>>100 ラテン語の lens(レンス)という言葉は、実は豆のほうが先。
いわゆる凸レンズが発明されたとき、豆の形に似ているからということで、
lens と呼ぶようになったんだよ。
ちなみにいわゆるレンズマメの標準和名は、ヒラマメ。
だから、この場合だと、
「目の前にヒラマメのかたちをした硝子を置いて」
のほうがいいのかな。
(ただし、史実の上では、いわゆるレンズの発明は9世紀で、イブン・フィルナスによるもの。
レンズ理論が含まれる現存最古の研究書は、11世紀にイブン・アル・ハイサムが著した「光学の書」)
107 :
世界@名無史さん:2012/05/20(日) 09:39:06.61 0
ヘラネスでは包茎は恥ではないがバルバロイの中にはこれを恥じてむき出しにするものがいる。
西の彼方、アメリカにもそのようなものがあり、生まれてすぐ包皮をすべて切り取るようにしていたところ感じにくくなって困ってしまったとのこと。
また、東の彼方、コリアでもそのようにしたところ、陰茎の育ちが悪くなり、満足しなくなったという。
偉大なギリシャも今は昔
ピスパニアからはるか西へと渡った先に、アメリカという国がある。アメリカはペルシアに匹敵するほどの広大な領土を持ち、
地上で最も豊かな国であるという。
彼らは我々ヘラス、特にアテナイの影響を強く受けており、その政は民主制であり、長は投票によって選ばれている。
さらに長の宮殿や、民会の建物、歴代の長を祭る霊廟までがヘラス風である。
彼らは年に一度、オリンピアを真似てスウパアボウル、ワアルドカツプという球技大会をおこなうが、
その規模と熱狂ぶりは本家のオリンピアを遥かにしのぐと言われ、競技者は神のごとく崇拝される。
このようにアメリカの民はヘラスの文明を崇拝しているのだが彼らの神は我々とは異なり、ユダヤの民の影響を受けた一神教である。
中には蝙蝠男や蜘蛛男、雷の剣を持つ戦士を崇める者もいるが、彼らはギイクと呼ばれ邪教徒として扱われる。
近年は配管工、雷鼠などの異国の宗教が入り込み、問題は深刻化している。
アメリカの民は戦いに勝つことを重んじ、彼等は自分達の軍隊は史上最強の軍隊であると豪語している。
信じがたいことであるが、彼等の軍はペルシア王の軍隊の10倍の規模でありさらに10年に一度、アレクサンドロスの大業を
遥かにしのぐ大規模な遠征をおこない日々、その武力に磨きをかけている。
彼等は戦争に負けたことがなく、ゲルマン人や東方の太陽崇拝者を征服し、鎌と金槌を崇める民の国を破綻に追い込んだという。
111 :
世界@名無史さん:2012/06/18(月) 23:20:06.47 0
ヘロヘロドトス
112 :
世界@名無史さん:2012/06/19(火) 10:07:47.90 0
ただしそのアメリカ帝国もローマがゲルマン人傭兵に頼りすぎ、やがてゲルマン人に
滅ぼされたようにヒスパニックの兵隊に頼りすぎてやがてヒスパニックに滅ぼされるであろう。
チーナの南、インディアの東にウェトナミアという小さな国がある。
この国はタルタリアやアメリカの襲撃を撃退したことで有名である。
114 :
世界@名無史さん:2012/06/20(水) 19:55:28.12 0
ゼウスにより地の底に追放されていたキュプロクスどもが再び力を取り戻し、
大地だけでなく天上までも我が物顔で暴れた時
アングロ族やフランク族、ライン川のほとりに住むものや、ローマの民、
ウラル山脈以東よりやってきた北にすむ蛮族やヘラクレスの柱より西にいる部族
そしてガンジスより遙か東のいやはてに住むものたちから11人の巫女が選ばれた
彼女達は怪しげな魔術により強力な矢を放ち、
スキタイ族の進行するグリフォンが如く空を飛ぶ。あまつさえキメラのように耳や尻尾をはやしている
また、彼女達は半裸の姿で男たちを惑わすが、
「下帯では無いので、羞恥には至らず」と言って一向に気にとめない
ミュケナイに残された鋼の動く巨神像をある日ゲルマニアの学者ハデスが見つけ出した。
ハデスは像を再現し海底に潜る船と空飛ぶ船とに乗せて世界制覇に乗り出したが、ヤポニアの学者コリュスは光の金属の巨神像を作ってこれに挑み、打ち負かした。
これを祝い、ヤポニアでは巨神像の模型を作って子供に授けるという。
116 :
世界@名無史さん:2012/06/21(木) 00:09:45.99 0
ガンダムでつか?
解説・読解不要
西方の蛮族は、我らギリシャの理と知と美と勇を崇拝しており、
敬愛の念を表すために、時折、貢物を捧げに来る。
しかし、蛮族から物を贈られるのは体裁が良くないので、建前上は彼らの財をわれらが永久に預かっておくという形をとっていた。
だが、この建前を逆手に取った蛮族は、ある年、厚顔無恥にも今までの贈り物を返すよう要求してきたのだ。
さすがは、蛮族である。常識というものがない。返せといってももう使ってしまった。
彼らは神々に牛を捧げたあとで、やはり腹が空いたからといって神に牛の返還を求めたりしているに違いない。
私は彼らなんぞに信仰される彼らの神々に同情を禁じ得ない。
蛮族の法外な要求に対し、我々は返す返しはするという約束だけして、返す時と場所は明示しないという文明人らしい交渉術で対応した。
彼らは一度は納得して帰路についたものの、やがて再びやってきて返す日取りと金額の決定を求めてきた。
彼らが軍勢を率いてこの要求をしたならば、我らの剣と盾でもって彼らを追い払うことも出来るのだが、
蛮族は代表者のみでやってきて、哀れな顔で懇願するのだからそうもいかない。
かくて、我らギリシャは、蛮族には知恵や美術を施してやっているのに、これ以上金をくれてやる必要はないという常識派と
哀れな蛮族に返還という名の施しをしてやるべきだという寛大派の2つに割かれて鳴動した。
選挙が行われ、大いに議論が盛り上がったが、寛大派が多数を得ることとなった。
これにより、蛮族はあらためて我らギリシャの偉大さと恩情を噛み締めることとなり、この決定は世界に永遠に讃えられることとなった。
ローマもイベリアも我らに倣うこととなるであろう。
119 :
世界@名無史さん:2012/06/25(月) 20:24:32.34 0
こういうスレが世界史板の醍醐味だよね
120 :
世界@名無史さん:2012/06/25(月) 21:14:56.71 0
アルビオン人が観光客をロンドニウムに集めようと町外れにスタディオンを築いてオリンピアの祭を開いたところ、祭りに人が殺到し、かえってロンドニウムは廃墟のようになってしまったという。
122 :
世界@名無史さん:2012/10/21(日) 15:02:12.18 0
あげ
123 :
世界@名無史さん:2013/06/01(土) 01:06:20.17 0
弁舌家あがりの総督の発言が話題となっている
軍人に売春婦をあてがい、強姦や略奪を抑制すべしと主張したのだ
この意見に世界は非難轟々である。当然だ。
古来より、略奪や強姦は勝者の権利であり、その褒美があるからこそ勇者は剣の前に身を晒すである。
それがなくては、奴隷商人もおおくが失業してしまう。
そうなれば、だれが家の細かな仕事をするというのか?
そもそも、奴隷娼婦もすぐに奴隷娼婦となる敗者の女達とで何ほどの違いがあろう。
そういったことにまで、頭がまわらない者が総督など務まるのは驚きである。
また、軍人の情事をただの消費される劣情としか見なさいのも愚の骨頂である。
互いに命を預け合う戦友との夜幕での慰めや、戦のイロハもしらぬ少年兵への愛おしき指導
これらの高尚な愛を、売春婦になどが真似できようか?
124 :
世界@名無史さん:2013/06/03(月) 12:41:50.64 0
125 :
世界@名無史さん:2013/06/10(月) 00:36:41.49 0
東方の教師は林の中で学を修め、学ぼうとする若者が躊躇していると「今でしょ」と促すと聞く。
126 :
世界@名無史さん:2013/06/20(木) 21:54:14.47 0
海を隔てたところの小島に多くの人々がいた。
小島をたどると次々に小島が現れ、
次から次へと人々が現れた。
人々はすべて衣を小麦を入れる袋のようにまとい、
笑ってばかりいる。
われわれを見ると最初は警戒の仕草をしたが、すぐに向き直ってそばに来た
笑いながらあちこちを指差している
この小島の連なりの人々との交流が少し続くと、はっきりと分かったことがあった。
かれらは皆、何も考えていないということである。
ただただわれらが言うことを聞き、かれらが遠い祖先から言い伝えられてきた事柄、
そして、今、村の首長から言われていること(この首長もまた祖先の言い伝えの忠実な伝承者であるのだが)
を口移しに言うだけであり、そのようにふるまうだけである。
この小島の人々は余りに警戒心に欠け、無邪気にすぎるのである。
もし、われらの子孫が力を蓄えたなら、少しの兵士によってこの豊かな小島をわがものにすることができるであろう。
このこと、子々孫々に伝えよ。
127 :
世界@名無史さん:2013/06/22(土) 00:15:14.21 0
土地が違えば、そこに住む人間の姿も違ってくるものだ。
ギリシアの外には、夜の闇より黒い肌や、黄色い髪をもつ野蛮な民族が暮らしている。
東方アジアの大陸の果ての先の島には、とくに変わった容姿をもつ連中がいる。、
まるで、下手くそな絵付け師や彫刻師の失敗作のような顔立ちをしており
なんと、彼らの髪や目尻、鼻、顎先が剣のように尖っているという。顔に近づくだけで非常に危険である。
この民族は成人すると、決して他人の質問に答えたり、本当のことを言わなくなる欺瞞に満ちた民族であり
彼らとなにか約束はしても、その履行は10年後、20年後であったりするのが常なので、交渉には充分な注意が必要である。
その通貨は、彼らの生命より重量のあるものらしく、鉄銭の持ち運びで鍛えたスパルタでも叶わない石銭で日々その肉体を鍛えている。
彼らは何よりも賭け事を好み、皆が年中何からしらの賭博を楽しんでいる。
その賭けざまはあまりに大胆で、100年働いても返せない程の高額や、切られても死なない程度の身体の一部、市民権でも平気で賭けにだす。
賭けが始まると、周囲の人間がよってたかって見物におしかけ ざわ・・・・・という独特の感嘆の声をあげるのが習慣だ。
賭けに負けたものは多くが奴隷とされるが、戦いもしない腰抜けは樹木の下に埋められ養分にされるという。
そのような欺瞞や賭け事好きの民族なら、さぞや欲深い連中だとおもいきや
賭け事の欲望以外は実に質素であり、地面に立ってるだけで幸福を感じたり、
焼いた鳥と麦酒を食せば、うれしさのあまり落涙し、地面に伏して手足をジタバタさせて歓喜するほどである。
なんとも欲望の開放の仕方の下手くそな連中である。
>>127 >なんと、彼らの髪や目尻、鼻、顎先が剣のように尖っているという。顔に近づくだけで非常に危険である。
思わずハァ?だったが、ザワザワで納得したw
129 :
世界@名無史さん:2013/07/06(土) NY:AN:NY.AN 0
地底人の王は約束しても時期を話さなかった。
問うと実行は10年、20年後にすることもあるからだと答える。
そうやって約束を逃れつづけたようだ。
だがあまりにも逃れ続けたので、地底人の神が罰として鉄板で焼いたそうである。
130 :
世界@名無史さん:2013/08/12(月) NY:AN:NY.AN 0
かの国では女神アフロディーテーを主神として祭り、毎年夏と冬に大規模な祭礼が催される。
彼らはそこで自作の詩文や絵画・春画を売買し、あるいは英雄や神々の仮装を行い、愛の女神を賛美する。
海辺の神殿に集まる人々は毎回数十万人に及び、夏はその熱気で神殿の中に雲が生じるほどであるという。
131 :
福島第一原発での公表されていない放射能汚染が酷い件:2013/08/12(月) NY:AN:NY.AN 0
このスレはおもしろすぎるw
132 :
世界@名無史さん:2013/08/24(土) NY:AN:NY.AN 0
>>130 まるで芸術家系のリア充の文化的な集いに!
133 :
世界@名無史さん:2013/08/26(月) NY:AN:NY.AN 0
世界一巨大な海の西の端にある島では
巨大なツボを焼いて、そこに庶民が日々の愚痴や猫の絵を書いてまわる習慣があった
ツボは豪商や金貸し、あるいは職を持たぬものが自費で提供していたので、庶民は無料でツボに落書きができた
こういう場合、寄付者はその行為を宣伝して名誉を得ようとするのが常である。
事実、豪商や金貸しは、提供したツボに大いにその名を記して商売に利用したが
無職の人間は、ツボへの資金を提供したことを非常に隠したがった。
ツボへの落書きは女も抱けない貧民のする行為だとさげすまれていたので
自分がそうであることが周囲に知れるのが怖かったからである。
しかし、ある時、ツボの焼いていた職人が、費用を負担していた無職の寄付者たちの秘密を
あらいざらい暴露してしまった 職人は非常に酩酊していたという。
このことに憤慨した職なき提供者は、職人を弾劾し、手当たり次第にツボを割って回ったので、
ツボに落書きする習慣はすっかり絶えてしまったという。
134 :
世界@名無史さん:2013/08/27(火) NY:AN:NY.AN 0
今では、時々見つかるツボの破片を見て当時を懐かしむのみである。
ー終わりー
135 :
世界@名無史さん:2013/09/01(日) 05:33:25.51 0
インドの先にあるヌサンタロスの島々の初代の王は、嘗て北の島へ行幸の際、かの地で晩餐の給仕に来た娘を見初め、自らの妻の一人とした。
やがて王は失脚し、妻たちは多くは島にとどまったが、異国から来た花嫁は遠くへ逃げた。その娘はその後世界各地を転々とし、齢70を超えた今も時折世界の果てへと従者を従えて行っているという。
また、故郷の北の島にも豪邸を構えるという。最後になるが、この女の名は「デヴィ」という。我が国の言葉で神を指す「テオス」と何らかの関係があるというのは
発想の飛躍に過ぎようか。
イッテQかよ。
ギリシアの男ならば、だれでも石の円盤や槍を投擲する競技に夢中になり
競技場のみならず、戦場で華々しくその腕を披露したいと願うものである。
鍛え上げた腕ではなく、スリングや弓矢などの卑劣な武器を使う蛮族もいるが
東方の大海の沿岸に住む蛮族は、木の棒で石を激しく叩きつけることで、遠くまで飛ばして敵を攻撃する
これもまた戦場のみならず、競技として楽しまれているのであるが
この蛮族の遊びはとても危険であり、石が遠くまで飛び過ぎて、まれに観客席にまで石が届くことがある
観客は大怪我を負うのは必至であろうが、人々はそんなことはまったく気にしないで、
そこまで遠くまで石を飛ばせたものを勇者として賞賛するという。
ある年、何度も石を遠くに飛ばし、50人以上の観客を殺傷した屈強な男が現れた。
彼は数百年前の偉大な王が一年に55人の観客を殺害した偉業に迫ったが
観客は、それを喜ばなかった。
男は外国人の傭兵であり、彼が偉大な王の記録を抜き去るのを面白くは思わなかったのである。
傭兵の活躍は、偉大な王の栄光への侮辱であるととらえられしまい、
傭兵は巨人や虎や龍をけしかけれてついには燕のように食い殺されてしまったという。
138 :
世界@名無史さん:2013/09/02(月) 03:16:32.74 0
鯉、入り江の星=ヒトデもけしかけたという記録が残っていたと思うが
ヒトデは鯨という異説もあるか
インドというところは野や畑は少なく、代わりに木ばかりはえている鬱蒼とした国である。
木の上にはサルというケダモノが住んでいて、姿は人に似ているが、子供よりも小さく顔は醜く浅ましい。
インドのある地方では、そのサルと呼ばれる獣を、神の使いとして崇める地方があるという。
ある時、白い毛と赤い顔をした非常に珍しい猿が現れ、特に大事にされた。
ところが、その猿は神の使いどころか非常に品性が下劣で、酒と人間の若い女が好きでたまらない。
それでも、猿は民衆に人気があったので、神官たちは猿が望むまま酒と若い女を与えていた。
白毛の猿は、毎日正午になると神殿の舞台に現れて、おどけて人々を笑わせていたが、最近は年を取り早朝に姿を見せるようになった
さる夏の日、猿はいつものように神殿で、芸を披露する予定であり、いつものように幕が開くまで若い女の尻を撫でまわしていた。
ところがその日は、奴隷がいつもより早く幕を開けてしまったので、集まった衆人の前で獣が堂々と人間の若い女を陵辱する姿を晒してしまった。
その見るに耐えない醜態に、信者たちは憤慨し、猿を打ち殺すように声を上げたが、
神官たちは猿を庇い立てし、陵辱そのものが無かったことにしようと工作を繰り返した。
挙句、猿に体を撫で回される時に、嫌がっていた素振りを見せた女が悪いと決めつけ
生贄の女を追放することにした。その際、秘密が漏れないように女の舌をヌキ、指を切り落としたという。
140 :
世界@名無史さん:2013/09/11(水) 17:58:15.90 0
>>113 ガリアにもしばらく支配されたが撃退した
最後の戦いの地を『ディン・ビエン・フー』という
141 :
世界@名無史さん:2013/09/11(水) 22:03:54.63 0
かの地では我が国のガルムと同様の、魚を塩漬けにして発酵させた調味料を作り、日々の食事に用いている。
ノクムムと言う。
142 :
コピペしてきます:2013/09/12(木) 19:08:33.07 0
いいっすね
143 :
世界@名無史さん:2013/09/14(土) 01:07:03.42 0
139が何のことなのか気になる。E○ILEメンバーの将来起こす事件とか?
>>143 みのを身につけたその猿は、年中太陽の光で肌を焼き、達者な口をもちいて中年以上の婦人をも
「お嬢さん」と呼んで愛嬌を振りまいていたため、一部の愚かな婦人たちからは神官どころか彼らの王をも
さしおいて、神のごとく崇められていたのである。
このような不遜はやはり彼らの神の怒りを招いた。彼らの神は一計を案じ、使者を使わせて神官の判断を
狂わせ、奴隷が幕を引く時の指示を早まらせたのである。
そのために猿の醜態は衆目にさらされることとなったが、慌てた猿は身を隠し、ほとぼりがさめるのを
待つ事にした。しかし猿には不肖の息子がおり、この息子が悪事を働いて衛士に捕らえられたため、猿は
申し開きの為に呼び返されることとなったのである。
145 :
世界@名無史さん:2013/09/14(土) 20:38:27.86 0
やっとわかったw
その昔、ローマ軍を苦しめたアルミニウスは、今もゲルマニア人の間では英雄として語り継がれ、半ば神話化されている。
ある民話では、アルミニウスは巨人であり、ローマ軍が破城槌で城門を破壊した時、巨大な岩を担いで運び門を塞いだという。
異説では、アルミニウス自身は小柄な男だが狡猾な魔術師で、魔法で巨人たちを使役し、岩を運ばせて堅固な城塞を築いたという。
さらに、アルミニウスやその仲間が魔法で空を飛んだ、魔法で巨人に変身した、敵は南から来た人食い巨人だったなど、彼に関する法螺話は多くある。
147 :
GREEのアニメは悪いアニメ、LINEのアニメはきらいなアニメ:2013/09/17(火) 10:20:12.29 0
セクハラ問題が長男から次男まで巻き込んだ大騒動になるとは・・・
しかも、2chの●流失問題もグリーの顧客データ流失問題と刷りかえられてるし・・・
我らが4年毎にオリュンピアで行っている祭典に参加できない蛮族たちが
浅ましくも我らを真似て勝手に始めた競技会がある。
我らのように四年後に各地から選手が集まり、その技を競うのだが
彼らは形ばかり真似ただけで、神への敬意や競技者同士の友情などの美徳がない。
選手たちは、名声と褒賞の金貨、銀貨、銅貨につられて、獣のように醜く争い
開催者は、奴隷たちを集めて大規模な競技場を建てて、己の威光を示すことに夢中である。
商人たちは、競技者や観覧者にその商品を高値で売りつけられる独占権を得ようと、競って神官達に賄賂を送る。
蛮族達はそれぞれの王たちの談合で、開催地を毎回変えているのだが
ある年の大会では、三人の王が名乗りを上げた。
一人は、イベリアで最も力のある王であるが、その時は民が飢饉に苦しんでいた。
一人は、ペルシャ王であり、ビュザンティオンでの開催を望んだが、シリアでの激しい反乱に苦しんでいた。
一人は、インドの東の島の王であったが、噴火した山から毒が吹き出していた。
インドの島は、世界有数の駿馬と戦車の産地であり、この地の奴隷は家事や演奏の巧みなものが多いので、それを各地に出荷して潤っていた。
故に、他の二王より豊かであり、巨大な競技場を作れる財力があった。
それでも、みなはこの地に訪れて毒の霧や水を口にしやしないかと心配したが、インドの王は毒の山は開催地から遠くはなれており
毒は完全に制御してると、堂々と嘘をついたので他の王たちはすっかり騙されて、その島での開催を決定したという。
テスト
150 :
世界@名無史さん:2013/09/27(金) 18:37:21.79 0
151 :
世界@名無史さん:2013/11/10(日) 23:47:03.14 0
もう1ヶ月以上誰も来ないな‥
152 :
世界@名無史さん:2013/11/11(月) 03:55:20.64 0
アメリカ政府機関閉鎖とか誰か作ってくれないかな...文才がないもので
153 :
政党を より強くするための 女性のエンパワーメント:2013/11/11(月) 06:35:01.73 0
ギリシア風が学べる文献があれば朝鮮したいものだが・・・・
154 :
世界@名無史さん:2013/11/11(月) 17:50:12.61 0
京都大学出版の『西洋古典学事典』が推奨できる唯一の作品だ。
155 :
ではひとつ:2013/11/12(火) 00:57:24.22 0
ケルトの地では、毎年秋の終わりと冬の始まリの中間の時期になると
恐ろしい風土病が流行りだす。
この病気にかかってしまうと、頭が大きく膨れ上がって醜いオレンジ色に変色し、
目は逆三角の形に大きく広がって虚ろになり、口はひん曲がって常に不気味な笑顔をたたえ、歯は鮫や鰐の牙のようにギザギザのボロボロになる。
哀れにも、この病にかかるの者の多くは子供であるという。
この病を患ったものは、猛烈に甘味を欲するようになり、病人は家々を回っては菓子を乞い
菓子をよこさない家には、悪事を行って報復をするぞと脅迫する。
人々は、この病人のために、用意していた甘い玉や焼いた小麦のせんべいなどを渡して追い払う。
しかし、病人が近づくのを嫌う家は、この病人の首を切り落として、中をくりぬいて火を灯し
家の前に晒して、病人が恐れて近づけないようにするという。
恐ろしいことに近年、この病気はケルトの地だけではとどまらず、世界中に伝染しはじめているという。
156 :
世界@名無史さん:2013/11/12(火) 02:06:53.20 0
カエサル「ゲルマン人の世界は冬と夏しかない。農耕をしないから
春と秋が必要ないのだ」
157 :
世界@名無史さん:2013/11/16(土) 21:13:10.52 O
ここのレスって一体何文字まで書き込めるの?
書いて投下してるんだが長文すぎて撥ねられてばっかり‥orz
158 :
ではひとつ:2013/11/16(土) 21:15:25.85 0
専ブラを使え
そして推敲して分割投稿
どうせ過疎だから割り込まれる確率は0
159 :
世界@名無史さん:2013/11/16(土) 22:39:41.82 O
>>158 早速ありがとーです
しかし、ここも見てる事は見てるんだねw
160 :
世界@名無史さん:2013/11/16(土) 23:22:19.57 O
ここより東。インドより向こうのカタイの国のまだ東、海の彼方に四つの大きな島からなる辺境の邦がある
四つのうちの一番ちいさな島にはパスタの一種を異様に好むサヌーキ人と呼ばれる民が棲み昼夜を分かたずパスタを茹でるために常に水が不足しているという
161 :
世界@名無史さん:2013/11/16(土) 23:46:08.34 O
>>160続き
島の山中奥深くには且つて黒く大きな魚の神が自らの聖所とすべく巨人族に造らせた湖がある
サヌーキ人達はそこを水源としているのだが、近年あまりにもパスタを昼夜を分かたず茹で続けるために毎年夏になるとほとんど干上がり、しばしば古の神殿が湖の底から姿を現わすほどだという
162 :
世界@名無史さん:2013/11/16(土) 23:51:13.81 O
>>161続き
だが傲慢なサヌーキ人達は「タイフーンの神にパスタの茹で汁を捧げれば湖の水など一晩で満杯になる」と常々豪語しており、また恐ろしい事には現実にしばしばそうなるのだという
163 :
世界@名無史さん:2013/11/17(日) 00:16:37.38 O
>>162 だが時としてタイフーンの神も動いてくれぬ時、サヌーキの民は常々もっとも害を被るアッワ人を始めイーヨ、トンサ、オカヤンマなど周辺諸国はおろか遥か南の囚人の地たるノヴァ・ブリタニアからすら必要とする用水や食料、資材等を思うがままに調達あるいは強奪してくるのだ
164 :
世界@名無史さん:2013/11/17(日) 00:28:00.46 O
>>163 ろくな戦軍の力も技もなく引き替えにする財宝の類いも持たぬサヌーキの民に何故それほどの“権威”があるのかは不明なれど、サヌーキの地から南にあるトンサの地にその秘密があるかも知れない‥続く?
165 :
世界@名無史さん:2013/12/20(金) 01:18:29.89 0
ある有力者が不治の難病に罹り、体も動かせず口もきけぬようになってしまった。
しかし目を動かすことはできたため、彼は文字を並べた板を用意させると、
視線で文字を指すことで意志を部下に伝え、そのまま権力を保ち続けた。
息子や娘、その一族は奴隷のように彼に仕え、その命令を実行するだけであった。
その後、彼はある僭主に多額の献金を行ったが、それがもとで二人とも罪に問われた。
人々が家に詰めかけると、彼はいつものように文字盤で意志を伝えて「やっていない」と答えたが、
父の世話にうんざりしていた息子は「父は『やっている』と言っています」と答え、あらいざらい父の罪を告発してしまった。
人々は僭主を国外へ追放し、その有力者を投獄すると、彼の息子を次の僭主に擁立したという。
166 :
世界@名無史さん:2013/12/20(金) 03:42:16.65 0
南プントの国はかつてバタビア人に長きにわたって支配されるも、一人のプント人の英雄が長きにわたる闘争の末に、ついにバタビア人に妥協を引き出させ、プント人とバタビア人が共に手を取り合い国づくりをすることになった。
英雄は王となり、名君と讃えられるも、即位の時点で高齢であったため、その治世はさほど長くなかった。
英雄の同志がその後を継ぐが、国内で猛威を振るう死の病に対して無策であることに対して、問題を軽視するなど、問題の多い男であった。
退位後14年して、英雄は死去するが、その葬儀において、身振り言語の通訳と称する男が、実際には全く意味を成さない身振りを繰り返した。この男は現王の縁故者とも、前科者とも言われる。
167 :
ではひとつ:2014/03/30(日) 20:10:50.60 0
黒海の北の端から突き出た半島タウリカは、長く西方の蛮族に支配されてきたが、
住民のほとんどは飢餓の時に東方から移住してきた者達だったので、長くそれを不服と感じていた。
ある年、西方のスキタイに内乱が起こると、タウリカの民はその混乱の隙に独立を目論んだが、
西方の周辺部族は皆それをよしとはしなかった。
タウリカは若く美しい女王をたてて、自分たちの国を承認するよう求めたが誰もが女王を軽んじた。
ある国などは、彼女がまるで子供であるかのように、女王を幼く描いた絵を記して配った。
しかし、その絵の女王があまりに愛らしかったので、世界の人々は女王を気に入り賛美した。
検事総長は女王か?
インド地方のある島では、二つの民族が相争っている。
一方は愛欲の神を信奉する民で、地下神殿に巨大な神像を立てて祭っており、
男女の聖婚(ヒエロス・ガモス)の儀式によって豊饒と戦勝を祈願している。
他方は南方から漂着した民族で、常に股間を屹立させ、自らを海鳥の子孫と称している。
先住民である前者は、後者を野蛮で迷惑をなす者たちであるとし、常に戦いを挑んでいるが、
その軍勢が出陣するときは必ず周囲の家屋をなぎ倒すので、付近の住民はむしろ彼らを迷惑がっているという。
あめの多いかの国は、多くのが住んでいた大国であったが
隣の小国を支配する男が、手下たちに命じてその地を荒らさせると
住民たちは争いを疎い、そのほとんどが襲った男の治める国に移住した。
小国の王には手腕があり、みるみるその国を強大にさせ、ついにその大陸で最も強い国となり帝王を名乗った。
しかし、彼の征服と統治は強引であり、彼の手下は国外でもやりたい放題であったので、多くの周辺部族が怒り狂い謝罪と賠償を要求した。
それらの要求を受けることも、反故にすることもできなかった帝王は責任を一心にうけ、退位することで賠償を逃れた。
しかし、退位し気ままに振舞っていた帝王も、実際は裏で実験を握り続けており、民の人気を離れささずその支配力は衰えることはなかった。
帝国は、国家管理の巧みて理知にとんだ異民族(おそらくギリシア系と思われる)を雇い彼らに統治を任せていたが、
あるとき、異民族の長がクーデターを起こし、帝国の実権を乗っ取った。
元帝王は激怒し、引退したことも忘れて自分こそに帝国の統治権があると主張しながらも、
なぜか同時に新国家を建設し国民にそこへの移住を訴えたが、国民は住み慣れた都市から動こうとしなかった。
腹に据えかねた元帝王は、かつてと同じ手を自分の帝国にも使うことにし、自分の帝国に激しい攻撃を加えて移住を促した。
しかし、これは逆効果であり、これに激怒した国民は、かえって反帝王のものが増えて移住を拒絶してしまったという。
171 :
世界@名無史さん:2014/05/05(月) 16:14:55.92 0
172 :
世界@名無史さん:2014/05/05(月) 16:55:20.52 0
ダイミダラーってやつと2chってとこだな
173 :
世界@名無史さん:2014/06/16(月) 22:32:48.83 0
リビア大陸の西部には、象牙の積出港として発展したポリスがある。
このポリスは内外での戦争に悩まされていたが、ある英雄が現れて内戦を終わらせた。
彼は他国との戦争に出陣する前、民衆の前に跪き、恥ずべき内輪揉めをやめて一つの国民に戻ろうと呼びかけたのである。
この行動に感銘を受けた民衆は団結の精神を取り戻し、他国との戦争にも次々と勝利をおさめたのであった。
174 :
世界@名無史さん:2014/10/10(金) 23:27:41.09 0
コートジボワール?
175 :
世界@名無史さん:2014/12/25(木) 01:11:03.93 0
夜明けのエーオース
177 :
世界@名無史さん:2015/02/03(火) 20:58:25.40 0
>>176 最も勤勉 → ギリシア
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
178 :
世界@名無史さん:2015/02/03(火) 21:11:59.90 0
自国を最も不信に選ぶ国もたいがいだなw
179 :
世界@名無史さん:2015/02/04(水) 00:57:23.77 0
>>177 この間のテレビ番組で、ギリシャ人レストランオーナー「ギリシャには福の神なんていたことないよ」
番組は神話の神々は人間臭く愛憎にまみれて争いを続けてたから、と説明してたけど、絶対この発言は今の社会情勢を皮肉ったんだろうな
エジプトの神官たちの話によれば、アッシリアに文明が出現したのは次のような次第であった。
昔、ホルス神は東方へ文明を伝えようと思い、寵愛する宦官をアッシリアへ遣わした。
ところが当時アッシリアには王権が存在せず、多数の盗賊がいたので、宦官は捕らえられてしまった。
宦官がホルスに祈りを捧げると、ホルスは自ら救援に向かったが、
武装するのを忘れていたので、盗賊たちは難なくホルスをも捕らえた。
そしてユーフラテス河の神に生贄として捧げるため、彼らの首を切断した。
その時、ホルスの母神イシスが出現し、天から火を放って盗賊たちを焼き滅ぼした。
イシスは二人を蘇らせると、アッシリア人に自らさまざまな文明を伝え、
互いに争うことをやめさせるため、九つの条文からなる法律を制定した。
また二人の血は盗賊たちの遺灰と混ざり合って大地に染み込み、黒い油となって噴き出した。
そこでアッシリア人は、日干し煉瓦とこの油を用いてイシスの神殿を建設し、その周りに都市を築いた。
これはイシドーロス(イシスの賜物)と呼ばれ、後に訛ってアッシュールになったという。
181 :
世界@名無史さん:
地の上で最も強大な獣と言えばまず象であるが
西の海の彼方では、この巨獣と肩を並べる獣がいる
それは巨大なロバであり、その大きさは象と肩を並べるほど大きいという
その大ロバがすむ島では、象とロバはいつも地の覇をかけて争っており
4年ごとに、種族の最も大きいものが代表となって決闘をしているという
不思議なことに、どちらかが二回連続で勝つことが一番多く
三回連続で勝つのはごく稀であるという
象が勝つと、象は大きな木々の葉は食さず、弱い草ばかり食うので木が生い茂り
大ロバが勝利すると、ロバは草よりも木々の葉を食うので、木は弱り背の高い草が増えるという
このように交代で、木と草を食うので、その地の植物はうまくバランスが保てているという