>>950 タラとニシンをどう食べるんだろう
煮付けにするかスープにでもするのかな?
もとは、中国からもらった金肥だろw
たらは干しだらを唐辛子味噌漬けにしたり
切り身を鍋にした朝鮮料理は」くったことある
955 :
世界@名無史さん:2011/12/25(日) 03:31:51.11 0
いま、平凡社の『韓国料理文化史』李盛雨 1999年
を借りて読んでる。
それによれば、やはり朝鮮半島では古来から魚をさかんに食っていたようだ。
ソウルあたりでは、チャンオ(ニシン)をピウッと呼ぶ。
「肥儒魚」(ピウオ)が訛った言葉で、安くて美味いので、貧乏儒者がよく買っていたことにちなむ。
ニシンの燻製「クァンメギ」はそのまま毟って食うか、ヨモギと一緒にスープにする。
ミョンテ(スケトウダラ)は高麗時代の記録にプゴ(北魚)の名で登場する。
冬の寒さで凍結乾燥させたミョンテをトンテ(凍太)といい、細かく裂いてスープにするか、
水で戻してから腹に豆腐や野菜を詰めて蒸したりする。
『韓国料理文化史』李盛雨 1999年 そのあたりはもう捏造こてこての頃だから信用するな。
読むのなら石毛直道あたりの本にしろ。
しばらく前に騒ぎになったユッケも朝鮮の伝統料理だと言われるが、本当なのかねえ。
獣肉を生で食うというのは文明史上二次的なものだと思えるんだが。
伝統ってうさんくさいからな
たとえば、日本の正月の初もうでだって、明治以後だ
>>957 明の記録に、中国東北地方では生肉を刺身にする、って記述がある
今の韓国は「大朝鮮主義」であの辺りも”朝鮮”扱いだからねぇ
>>959 だって、あの辺りは昔の高句麗だろ
高句麗を朝鮮とみるか中国の地方政権とみるかで変わってくる
そのあたりは、国によって違ってくる
まあ、中国と韓国で仲良く歴史論争して喧嘩してな、ってところだw
ところで、田舎から餅を送ってきた
スーパーの切り餅より美味そうだ
冷凍保存しながら食べるつもりだが、
漫画の「仁」(テレビドラマの方は知らない)で、仁がペニシリンを作るため、
カビを探して、厄介になっている家の奥さんから「この家にカビなどあると思っておられるのですか」
と怒られるシーンがあったが、昔の家の台所なんて、カビを防ぐことなんかできなかったんじゃないか
昭和時代なんて、カビの生えた餅なんて、カビ部分を削って食べていたんじゃないの?
もっとも、餅のカビは、カビ部分を削っても菌糸が這っているから、カビの生えた餅は食べてはいけないらしいけど
961 :
961:2011/12/25(日) 12:32:32.49 0
それで、餅の美味い食べ方についての話題になってくれたらうれしい
961じゃない 960だ
回線切手逝期末
>>959 それは、「蛮族は獣肉をナント生で食う(ウェエ)」とかいうコンテクストの記述じゃないのかい?
満州でメジャーな料理なら清朝で生肉料理が中華圏に広がっても良かったと思う。
964 :
955:2011/12/25(日) 13:15:48.02 0
同じく平凡社の『韓国料理文化史』李盛雨 1999年からの抜書きで申し訳ないが、
秀吉の朝鮮の役の折、半島には明国からの援軍がやってきた。
彼らは朝鮮人が膾(フェ・肉なます)を食うのを見て汚いと言って唾を吐いた。
これを聞きつけた朝鮮人は「孔子様も好んだ膾を、汚いと言うのか!」と反論した。
また、レア状態の焼肉を美味そうに食い、肉汁をすする朝鮮人を見た漢人が
「お前らは野蛮人だ!」などと罵る。
それを聞いた朝鮮人は
「膾や炙り肉は古人が好むものだ。『人口に膾炙す』という言葉を知らないのか!」
と言い返した。という話が載っている。
つまり、明時代には、すでに漢族から生食文化がなくなっていたのだ。
>>960 昔は「水餅」といって、餅を水に漬けて(空気を遮断して)保存したというが、
そんな方法で腐らなかったのだろうか。
水の中は水の中で、また別の菌やら微生物やら居るからねえ
綺麗な水を使えばそこらに置いておくよりは比較的もつ、というだけだろ
冷蔵庫や保存料添加と同様にいくわけもない当たり前
967 :
世界@名無史さん:2011/12/25(日) 13:57:25.80 O
>>964 流水なら腐らない。例えば井戸から水を引く樋とかで冷やすとか。
968 :
世界@名無史さん:2011/12/25(日) 14:33:59.90 0
969 :
世界@名無史さん:2011/12/25(日) 14:35:44.11 0
あと、餅を長期保存するなら揚げ餅やかき餅にしてしまうこと。
寒い地方なら、凍結乾燥させた「凍み餅」がベストなんだがな。
972 :
世界@名無史さん:2011/12/25(日) 19:55:30.23 0
昔はインド人のそれもバラモンたちも牛肉食っていたという説あるそうだね
973 :
世界@名無史さん:2011/12/25(日) 20:12:42.53 0
>>953 金肥っていうのは人糞尿の事なんだが。
江戸時代、都市近郊の農家は収穫した農産物を城下に持って行き
都市住民に農作物を渡し、代わりに糞尿を回収し肥料として使った。
中でも栄養価の高い食生活を送っていた大名・旗本屋敷から回収される
糞尿は市場で売った野菜の代金を出してまで購入したそうだ。
そこから「人糞=黄金」という比喩が生まれ、糞尿の肥料を金肥と言うようになった。
出典:大江戸秘話 第二章「黄金様はかくして運ばれた」より
>>973 確か、滝沢馬琴なんか、農家が契約通りの大根を持ってこないって怒っているって?
975 :
世界@名無史さん:2011/12/25(日) 21:49:49.02 0
>>953がいっているのは干し鰯だとおもう。
しかし時々いいことするジャイアンだねw
>>972 説ではなくて確実。
バラモン教は元々神聖なる牛を殺して神に捧げる宗教だから。お供えした後は人がそれを口にする。
金肥って、文字通り金を払って買い入れる肥料じゃないのか?
干鰯だの油粕だの鰊粕だの。
でも、国字である「鰯」の字に「か」という音読みがあるのが以外だな。
どこから出てきたのだろうか。
978 :
sage:2011/12/26(月) 00:55:34.10 0
かという音読みがあるんだろうか
「干鰯」と書いて「ほしか」と読むだけではないだろうか
誰か調べてくれ
干粕(ほしかす)→ほしか→干鰯(ほしか)だと書いてあった
後々、北海道だと沢山取れたから鰊粕(にしんかす)もあったとさ
国字の鰯に音読みはないが、漢字のいわし(魚へんに温のつくり)はウン・オン
面白い事知るきっかけをくれてありがとう
国字といえば、
中国に中華丼という料理がないのは当然としても、「丼」という感じそのものもないそうだな
感じじゃなくて、漢字
漢字はある。dan3/jing3。
意味は「井戸にものを投げ込んだときの音。どん」
大碗を表す意味はない。
ちなみに国字には点の代わりに「石」を書いて
「ざんぶり」と読ませる字もある。
香港の人なんかは御飯にオカズをぶっかけて食べるの大好きだけどね、
>>985 うん ご飯におかずを乗っけて食べるのはあるらしいんだけど、「中華丼」はないって
987 :
世界@名無史さん:2011/12/27(火) 00:38:43.06 0
>>976 やっぱりそーなのか どの辺りから牛食タブーになったんかね シャカの頃とかはまだ牛肉食ってたんかね
>>987 ゴータマ・シッダルタが出家する前は食っていた。ちなみにゴータマの意味は「牛」。
ただし、この時代こそまさしくヒンズー文明総体が衰亡へ突き進んでいた大転換期。
人口増加と急速な耕地拡張、それによる国土の荒廃と戦乱。
新興大宗教が登場したゆえん。
同時代に生まれたジャイナ教と仏教ほか当時の新興宗教はこの危機回避手段として
いずれも同じ回答を為す。殺生の禁止だ。
いずれの宗教も、バラモン制を打ち崩すことは出来ず、衰退・包摂されていくことになるが、
その回答自体は、バラモン教義の改変(神聖な牛を殺して神に捧げるバラモン→神聖な牛は
殺してはならない。牛の守護者としてのバラモン)によって受容され、牛殺しが主要な業務だった
バラモン階層、政治軍事権力の担い手であるクシャトリア階層など食肉の主要需要層が
菜食主義者に転換してゆく。
これにより当時の主要税であった牛の納入がなくなり、耕地拡張圧力が減り、社会的緊張が緩和される。
つまり「殺生禁止」とは(牛など高くて食えない)貧乏人の重税反対闘争だったということ。
>>988 インドの殺生戒や牛の神聖化が牛肉の資源問題、経済問題から来ていたというのは
はじめて知ったわ。
牛肉の食料としての環境、エネルギー、資源効率の悪さって、
今のアメリカが抱えてる問題の根本と全く同じで、凄く興味深い話だな。
逆に究極の効率と環境保全性を持つ米を食ってるところはその点は強い。
990 :
世界@名無史さん:2011/12/27(火) 11:11:09.02 0
え""ーっ!!!
インド人って昔は牛食ってたのおおおおお!!??
>>985 ケンタッキーが初進出した時、「揚げ鶏だっつうからご飯に乗せたら合わねーじゃねーかゴルァ」
とソッポ向かれたらしいな
「どんぶり」の語源は、朝鮮語でスープを入れる器を意味する湯鉢(タンバル)。
もっとも、タンバルの形状は
「小料理屋で、最後に飯を出すときに使う蓋付きの小さな器」のようなもので、
日本のどんぶりには似ていない。
一方、砂鉢(サバル)という大型の椀は、まさにどんぶりの形状をしている。
形と名前が取り違えられて、日本に伝わったのだろうか。
朝鮮の思いつき嘘の一例紹介乙(from神戸)w
慳貪振り鉢説とかもあるが、けっきょく
「汁を無造作に(どんぶりと)汲み入れる鉢」
っていうのが語源みたいね。
どんぶりの語源は、江戸時代の屋台サービスの締まり屋ぐあいからきてる。
慳貪屋(けんどんや)と呼ばれた、1品小鉢切り売り提供の屋台が出てきて、
それまでは飯屋などのように『飯 汁物 香の物』セットな食事提供から
安いが料理1鉢しか提供しない新サービスが話題になりその慳貪さが話題になった。
(慳貪とは、無愛想とか出し惜しみするというような意味)
今でいうディスカウント提供な食品屋台の始まり。
その慳貪屋で使われた鉢のことを『けんどんぶり(無愛想)』から
→『けんどんぶり(慳貪屋の器)』 → 『どんぶり(大きいどんぶり鉢の総称)』と変遷した。
ちなみに居酒屋も元々は『居残っても飲める 量り売りの酒屋』の事で、
小売りの酒屋が飲む場所も提供したのが始まり。元々は新形態の酒屋の事で、
現在のような飲食店サービスの居酒屋とは違う商いだった。
新形態の酒屋が庶民に受けて 次第に簡素な料理も提供していくように変遷した。
>>993 こっちの語源は知りませんでした。勉強になります
ドンブリの語源は、「タイのトンブリ王朝で作られた器だから」とのトンデモ説もあるね。
現在でも、小売りの酒屋で飲ませる店はある
俗に言う「角打ち」か。
>>997 あれは飲ませてるお店じゃなくて、『客が買った酒を勝手に飲んでる』ことになってる、
飲食店の認可がない酒屋さんではそういう建前な
1000ゲット 宝くじ一等もこの調子で当てたい
1001 :
1001:
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