国別・時代別ベストセラー列伝

以前NHKでやってたカズオ・イシグロの番組を見たところ、日本人としての
意識は無いが、故郷としての長崎に対する意識は強くに残っているということらしい。

自分の心中に故郷に対する独自の世界が出来てしまっていて、
恐らく現実の日本とはかなりずれているものの、その世界が創作には
大きな意味を持っているらしい。

>>179
＞意識はされるそうですが、知識としては一般の英国人と大差ないでしょう。

ただ両親共日本人なんで、一般のイギリス人の知識と比べると、かなり違うと思いますけどね。

ダルビッシュをイラン人が誇るよりは、日本人がカズオ・イシグロを誇る方がまだ妥当ってとこかな。

あげ

過疎ってるなぁ

1558年出版の、ポルタの『自然魔術』がまだ出て無いな。
タイトルに入っている魔術は、当時は科学的知識、術のこと。

エリザベス1世の治世に売られた
ジョン・フォックスの『殉教者列伝』
価格がべらぼうに高い当時の本としては異例の第7版を数えたとか

メアリー1世女王治世の火刑にされるプロテスタントの挿絵入りで
当時の人々の耆虐心も満足させた
ちなみにメアリー女王が「血のメアリー」として忌み嫌われるようになったのは、
この本がイングランド人の愛読書だったことが大きいそうな

>>185
＞タイトルに入っている魔術は、当時は科学的知識、術のこと。

分かったようでよく分からないんだけど、良かったら解説してください。

中世、魔女に関する本は必ずと言っていいほどベストセラーになった

グレゴリオ暦の暦が西洋最初のベストセラーだったとか何かで読んだ覚えがあるな

デカメロン読んでみたいんだけど、どこから出てる訳がお薦めでしょうか？

「聖書」の海外アマゾンのレビューがあまりに斬新だと人気に
http://labaq.com/archives/51758682.html

聖書の次によく読まれたと言われる、天路歴程がまだ出てないとは

ヤコブス・デ・ウォラギネの『黄金伝説』
聖人伝を網羅した内容
中世以降のヨーロッパ大陸において、印刷技術の無い時代に、
おそらく最も筆写によって広められ、人々に読まれた書物の1つと言われている

古い童話の本を切り抜いた幻想的なアート作品いろいろ
http://labaq.com/archives/51762763.html

16世紀ぐらいの西洋人で、多少教養がある人の
本棚に並んでいる本を10冊ピックアップするとしたら、
何になるだろう？

まずアリストテレスが一冊は入るな

ポルタ：『自然魔術』
タッソ：『エルサレム解放』
アリオスト：『狂えるオルランド』
オウィディウス：『恋の技法』、『変身物語』

この辺りは堅い。

アリストテレスは、どの本が一般には人気＆よく読まれていたの？

16Cなら、騎士物語は結構盛んに読まれていたはず

この50年間に世界で最も読まれた本ベスト10
http://labaq.com/archives/51744622.html

>>108
海外在住の漫画家が自分の見たことを元に書いてるエッセイ漫画なら
一次史料だろう。

まあエッセイ漫画じゃなくても、将来史料とされる可能性はあるが

重箱の隅をつつくつもりは無いのだが、あえて、「史料」という文字を選んだ？

岩波文庫の『レオナルド・ダ・ヴィンチの手記』って、誰か読んだ人います？

ルソーの「エミール」とか「社会契約論」って、当時からバカ売れしてたの？

そもそも、バカ売れしたことなど後の時代にもあったか？

「エミール」「新エロイーズ」はどこのサロンでも話題になって
読んでない人がバカにされるくらいには読まれてたらしい

70年代日本のマルクスみたいなもんか。
内容を理解しているわけではないが、とりあえず買って目を通しておかないとカッコがつかないというか

>>201
意味がまったく分からん。
なんのこっちゃ？

ＴＶゲームの攻略本は、一時期、日本のベストセラーを占めていたけど、
今やネットで、じり貧。

教育の世界史
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/whis/1353159193/l50

「芳一 」堀川 アサコが良かったお。
やまだ ないとの装画もオサレ。

あげ

バカ売れした本と言えば、ジョージ・デュ・モーリアの『トリルビー』を最近知った
本国イギリスだとそこそこだったけど、
アメリカ合衆国で爆発的に人気が出て、イギリスでも逆輸入みたいな形で人気がでた作品
「トリルビー帽子」を始め、ヒロインの名前の付いた各種商品が勝手に売られる事態も発生、著作権が甘い時代ならでは

しかも悪役のラ・スヴェンガリは色欲・金銭欲にまみれたユダヤ人という設定で、反ユダヤ主義の片棒も担いだという旨味たっぷり小説

1970年代〜1999年までの日本のベストセラー作家、五島勉。

>>24
確かに「聖書の次に読まれた書物」ってのはたくさんあるね。
誰か調べた人が居さそうなものだけど、実際のランク付けが知りたいものだ。

とりあえずトマス・ア・ケンピスの『キリストに倣いて』はベスト3に入ると思う。

wikiの「ベストセラー本の一覧」て項目にそれらしきものがあるね
不詳ながら、2位は毛沢東語録っぽいな・・・瞬発力だけだがそれで9億冊overとかいかれるとな

千葉県松戸市六高台2-78-3

トータルの刊行部数なら、「宇宙英雄ペリー・ローダン」が、いずれ毛沢東語録を抜いて
聖書に次ぐ第二位につけると思うが・・・3000巻ちかく出ているシリーズものを
トータルで数えてよいものかどうか。

ありざとう

最古のベストセラーはギルガメシュ？

ごく一部の人間しか閲覧できないものがなんでベストセラーやねん

2年間で12レスしか付いてない

ギルガメッシュといえばビッグブリッヂの死闘

>>179
＞本人には日本人という自覚はおありでないとか。

多分それは日本という国家に対する帰属意識について。
子供の頃に過ごした長崎という特定の空間と自分の繋がりに関しては、
また別の感情があるようです。

世界文学全集に入っているような本って、そのほとんどは発表された当時ベストセラーだったんだろうか？

関連スレ

シェイクスピアの英語
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/english/1382085617/

海外文学が消滅する！？
http://togetter.com/li/746772

下がり過ぎ挙げ

>>227
一昔前は日本語読めたら(訳があるので)世界中の本が読めるって言われてたのにな。
没落のスピード速すぎるだろ。行き着く先は中世ジャップランドかヤプーズか