乙嫁語りの世界について語ろう。
時:19世紀
場:中央アジアのカスピ海周辺
刺繍が現代日本人とは違って文化的に色濃い意味を持っていることにカルチャーショックを感じた。
資本主義原理によって分業化された現代において、この作品世界に見られるような個人と個人をつ
なげるようなデザインと言うものはありえない。産業革命以後、工業化された服、衣類の産業は個人
の生活そのものを変えてしまう力があるのだなーと思った。
スレタイに【中央アジア】って入れるべきだったかもしれん
あれはこれからロシアに征服されていくのかな?
それともロシアに支配されていても現地の住民は何の関係もなく生きているのかな?
類似スレが、4つくらいあるだろ・・・
6 :
世界@名無史さん:2011/04/20(水) 19:11:27.78 0
乙嫁好きだけど、当時の生活がすげー美化されてるんじゃないかと思ってしまう。
そりゃそうだ。
日本の戦国時代劇で、戦国最強武田の騎馬軍団が、
ポニー見たいな馬に、身長160cmの兵士だったら
萎えるだろ。
>>4いちおう、旅人とロシアの話するコマがあったね。草原はひどいなんて言ってた。
>>6確かに気になる。自由に行き来できるコミュニティの存在は本当にあったのか確かめたくなる。
例えばイギリス植民地以前のアフリカコミュニティのような緩やかな共同体社会で、国境も民族
も無かったのだろうかとか・・・。
「エマ」のときも、美化されてるとさわいでいたやつがいたな。
一口にカスピ海周辺と言っても広いが、カザフ・ハン国の小ジュズは1820年代には
ロシア帝国直接統治下に入ったという
その南のトルクメン人は抵抗したが1880年以降支配下に入ったという
11 :
◆axCVsGomao :2011/04/24(日) 08:31:29.74 0
チェチェンとかの人も昔はこんな感じだったんだろな
>>8 あの辺は19世紀にもなると遊牧民も都市民もテュルク系だから
親戚づきあいや行き来もあるのだろう。
>>10 と言うことは、この物語は20年〜80年内にはロシアに取り込まれてしまうと言う事か・・・
アミルとカルルクが可愛そうになってきた・・・
>>12 なんという理想郷・・・
人と人が繋がり、交じり合う民族ってなんか好きだ。
ギリシャのアレクサンドロス大王が死ぬ間際に行おうとした各地域間の婚姻政策は失敗に終わったけど、
歴史上どんな民族でも最終的融和をもたらすのはいつも人と人の結びつきだった。
しかもこの作品のカルルクの家ではそういったつながりが一つの美意識として完成されていて、
ますます魅力的っ・・・!
14 :
世界@名無史さん:2011/04/26(火) 22:07:39.84 0
>>10、
>>13 カザフには清朝も関係している。
カザフと清朝の関係や、清朝の西北については、
野田仁や小沼孝博の一連の研究を参照。
・小沼孝博「19世紀前半「西北辺疆」における清朝の領域とその収縮」
『内陸アジア史研究』16号 2001年
・野田仁「露清の狭間のカザフ・ハーン国―スルタンと清朝の関係を中心に―」
『東洋学報』87巻2号 2005年
・野田仁「18世紀中央アジアにおける露清関係
―ジューンガル政権崩壊からカザフ、アルタイ諸族の帰属問題へ―」
『史学雑誌』116編9号 2007年
清朝とロシアとの関係については、
野田仁や柳澤明の一連の研究を参照。
・野田仁「露清関係とカザフ草原―帝国支配と外交の中の地域認識―」
宇山智彦編『地域認識論:多民族空間の構造と表象』(講座スラブ・ユーラシア学2)
講談社 2008年
・柳澤明「キャフタ条約への道程―清の通商停止政策とイズマイロフ使節団」
『東洋学報』69巻1・2号 1988年
露清関係は現在、研究が盛んにすすめられている分野である。
理想郷だとか勝手に美化して、そして勝手に失望するのだろう。
なぜそう思うのか?
経験者は語るんだろ
失望した経験がないんなら触れてやるな
で?
これヨコハマ買い出し紀行の人の絵に似てるけどなんか関係あったりするの?
20 :
世界@名無史さん:2011/06/03(金) 21:14:40.56 0
大丈夫だよ
21 :
世界@名無史さん:2011/06/08(水) 01:28:33.27 0
22 :
世界@名無史さん:2011/06/14(火) 20:24:50.91 0
明日第3巻発売だよ。
24 :
世界@名無史さん:2011/06/14(火) 23:56:57.95 0
こういうマイナーな地域と時代に目をつけた作者、ただ者ではないな。
関岡英之氏の「帝国陸軍の防共回廊」とか大谷探検隊の本も参考になるよ
これ今でいうとどの国のあたりなんだろう?
1.カスピ海周辺・2.テュルク系、
なのでカザフスタン西部からトルクメニスタン西部の可能性が高いか
カフカズ側にもアゼルバイジャンとかテュルク系はいるけど中央アジア
ということだし前者じゃねえかな?
ザカスピ鉄道が敷かれる辺りかな
3巻の地図的に、ウズベキスタン辺りかな?
30 :
世界@名無史さん:2011/06/28(火) 00:08:07.55 0
>>19 内容的にも雰囲気を楽しむ中身の無い感じで似てるんじゃない?
読んだことないけどw
31 :
世界@名無史さん:2011/06/28(火) 04:16:56.40 0
刺繍が細かいな
32 :
世界@名無史さん:2011/06/28(火) 10:06:07.68 0
この作者ぜんぜん知らなかったけど
1巻の表紙見て綺麗で衝動買いした後悔はしていない
3巻読んだけどスミスとタラスの話あれで終わり?
すごく後味悪いんだけど…
よく知らんけどこの作者のマンガって、終わったような仲でも
何巻も過ぎてからヨリが戻ったりするんでしょ?
たぶん6巻か7巻くらいでまた出てくるんじゃない
35 :
世界@名無史さん:2011/06/29(水) 00:54:44.70 0
たぶん奇跡的に?時計が彼女の手に戻ってくるんじゃないかな?
驚きなのはスレがまったり進んでたこと
ああだこうだと賑わっているのかと思ったが
ID見えないしもうちょっとはっちゃけても良いと思うのだけれど…
はぁあの二人が
>>34の言うように先生お得意の展開でうまく行く事を願う
原作のペースが(巻数はともかく)こんななんだからいいんじゃないの
漫画スレで蘊蓄披露したい変なのが湧いてるからねえ
ああいうのはこっちに来ないよ
こっちで思う存分語れば?って誘導されたのに
気に入らないレスはスルーすればいい 気に入らないならお前が出て行け
って注意されるとファビっていた人ね
人が少ないのが嫌なんだな 自己顕示欲の塊って感じ
ここで生半可なうんちく語ったら詳しい奴に論破されて終了だからな
まったりにならざるを得ない
なんの話題に限らずスレ違いの蘊蓄語りが痛いヤツは
専門板で論破されて逃げていった連中だと思う
この時代のいい資料ってある?
民族服とか興味ある
43 :
世界@名無史さん:2011/07/07(木) 01:05:12.29 0
たぶん作者の家に世界一そろってると思うよw
通貨(銀?)はどこの通貨を使ってたんでしょ?
跡継ぎってさー
長子から順に結婚の度に財産分けされて最終的に残った財産は末子の物…なんだけど
これが遊牧してる一族を率いていく家督の相続って事になると実力主義だったらしいと読んだ
>>44 当時あのあたりをまとめていた国に貨幣鋳造技術はあったらしいけどな
そういや宗教的にはどこなのかよくわからんかったなあw
宗教色はかなり薄目に描いてるのかな。
そーいやカザフスタン辺りではイスラム教の本格的な浸透が
わりと遅かったらしいな
タジク、カザフはディナール、ディルハム圏?
宗教色は薄目どころか全く無いね
ホルキア廟・・・
民間信仰ですね
52 :
世界@名無史さん:2011/07/10(日) 18:30:35.04 0
ああいう廟ってイスラム信仰に反しないの?
素朴に思った。カトリックの聖人崇敬に近いのかな。
普通にアウト
キリスト教の聖人信仰も土着の信仰対象を取り込んだ一種の方便だからね
カザフとかのホジャがコーランを現地語に変えたり、現地の歌にしたりしてるし
ウズベクには動物の模様の入ったモスクまである
そこら辺を考えると、あの辺のイスラムは基本、薄いんだろうな
民族衣装って、普段(ケ)きなくて、特別な場合(ハレ)だけ着る衣装じゃなかったけ?
マンガだと、いつも普段着で着ていることになっているような。
地域の習慣に合わせるのが賢い布教の仕方
>>56 江戸時代の日本人は普段は何を着ていたの?
59 :
世界@名無史さん:2011/07/12(火) 00:15:56.10 0
60 :
世界@名無史さん:2011/07/12(火) 00:41:27.56 0
関西でも着てたの?
61 :
世界@名無史さん:2011/07/12(火) 00:57:24.19 0
なんでそんな画像ホイホイ出てくんのw
これを見た瞬間笑い飯を思い出したのは俺だけではないはず。
すずしそう。
おもったんだけど、乙嫁の人たちって暑くないのかな?
もっと薄着したほうが楽なんじゃない?
寒暖の差が激しい
そして暑いと言っても湿度は高くないから
日焼けとか脱水症状の方が怖い
むしろ長袖の方が良い
汗の吸収や日よけの意味では日本でも長袖の方がいいよ
冷房が効きすぎのところとかもあるし長袖はまくれるし
ある意味寒暖の差は激しいな
節電で冷房控えめになったのは体には優しくなったと思う
67 :
世界@名無史さん:2011/07/14(木) 11:40:02.26 0
私長袖着てる職場の制服が半袖だし
休憩中とかは長くして暑くなったらまくれる
日本と違って乾燥した地域は汗かいてもそのまま
外で風に当たってれば乾くし臭くないらしいw
1着しかなさそうでも大丈夫らしい
68 :
世界@名無史さん:2011/07/14(木) 12:18:23.04 0
乾燥した気候では汗をかいたことに気付かないレベル
かいたそばから乾くから
カリフォルニアで1年過ごして日本に帰ったら
成田に着くと同時に顔じゅうから汗吹き出した
10月だったのに
たまに気付くと塩ふいてるらしいぞ
70 :
世界@名無史さん:2011/07/15(金) 01:58:53.86 0
>>68 そんなに違うんだ・・
のどが異常に渇いたりしないの?
>>68いいなー。
でも日本がカルフォルニアみたいな(いったことないけど)
気候になるのはちょっと嫌かもしれない。
浴衣可愛いよ浴衣。
72 :
世界@名無史さん:2011/07/15(金) 19:41:21.80 0
汗が流れないから、乾いてる感じがしにくいんだと思う
気づいたら、脱水症状一歩手前てことがあった
乾燥・砂漠地帯では時間を決めて絶対に水分を取るようににしている
73 :
世界@名無史さん:2011/07/16(土) 09:34:53.78 0
空気が乾いてると真夏でも直射日光だけ避ければ十分涼しい
日陰にさえいればエアコン不要
砂漠に近い気候では夜は寒いくらいになり逆に注意がいるくらい
ハワイも空気は乾燥してて日陰は涼しいと行った人が言っていた
75 :
世界@名無史さん:2011/07/16(土) 14:14:32.72 0
日本とか、東南アジアみたいに高温多湿な所がキツイんだよな
砂漠地帯の日陰は快適
ブドウ棚、最高!
ああいう民族衣装を間近で見てみたい。
刺繍や飾りでとても重そうだったよ
78 :
世界@名無史さん:2011/07/17(日) 00:49:10.47 0
重そうだよね
思い服は嫌だなぁ・・・
北海道も涼しいって聞いたけど
海に近い小樽だったせいか日陰でも暑かった・・
北海道でも小樽、札幌、岩見沢、旭川あたりは普通に30℃越えるからね。
同じ日の晩に根室や稚内じゃストーブ焚くぐらい冷え込んだりするんだが…
アンカラに行くっていうから、そういやどの辺だったかと思ったがサマルカンドの北の方、今のカザフスタン辺りからなのかあ。
ラクダに乗ってとはいえ、かなり日にちがかかりそうだなあ。
読んでないがカスピ海の南通ってくのか?
舟で渡ろか泳いで渡ろか
>>81 予定ではイラン方面を通るそのルートっぽいですな。
乙嫁語りを読んでると嫁さん欲しくなるよな
羊や馬はもってるかい?
>>84 素直で優しくて可愛くて、料理や裁縫が得意で、自分を慕ってくれて信頼の眼差しで見てくれる、自分にもそんなそんな嫁さんがいたらいいなと思ってしまう。
…女ですがw
エロパロスレかと思った
乙婿語……
国が国有林貸してくれるなら考えてやってもいい
90 :
世界@名無史さん:2011/08/19(金) 16:24:22.04 0
コミック読んでるんだが、パリヤの声が井上麻里奈で脳内再生される・・・
91 :
世界@名無史さん:2011/08/19(金) 21:58:17.97 0
>>86 素直で優しくて可愛くて
たまに鳥や狐を狩ってきてくれる
そんな嫁が欲しい
ポリス沙汰になってしまう
アライグマを狩ってくれば表彰されるんじゃないかな
94 :
世界@名無史さん:2011/08/19(金) 22:56:23.92 0
合法的に?轢かれた動物を食べてる人のブログ思い出した
だんだん知り合いから連絡とか増えて頻度が上がるらしい
嫌な知り合いだなw
うちの方でも鹿との事故が多いのでそういう人がいる
現代日本人の肥えた舌が耐えられる味でもないと思うがw>野生動物の肉
シカとか臭いし、イノシシとかもブタとかわらんはずなのにあんまり美味いものとは思わんかった。
あくまでも俺個人の意見だから異論反論OKだけどねー。
シルクロード中継の中東は泥沼状態や悪の枢軸だし、中国とは年々関係が悪化するし
中央アジア史なんて盛り上がる要素何にもなかったから、関係者はこんな漫画が出てよかったな
是非とも塩婆のようになって頂きたい。まあ塩婆はもう向こうに移住してしまったが。
>>98 スレチになるといけないので単発レス
英米は海洋国家だから意図的に陸上の交易路を撹乱して治安悪くしてるよね
ホントならシルクロードに鉄道と石油パイプラインひいて
イラクはバグダッドから東は北京までひとつの経済圏になれるよね
でも、そうなると海軍の価値無くなっちゃうもんね
悲しいよ
>>100 触るな
それより、サニラ婆とカルルクの父ちゃんのなれ初めとか想像しようぜ
サニラ婆はやっぱり結構遠くの土地の人なのかな。目がほそいし。
サニラさん美人だよな、バルキルシュさんと一世代しか違わないのにすごい差w
結婚早い&末子相続だとあんなもんなのか。まだ40代くらい?
嫁心ついたってやっちゃったの?
サニラ婆は孫が同居だけで4人
よその家に嫁いだ娘や独立した息子の子はもっとたくさん
なのにまだ40代でアクンベクぱぱともラブラブ
羨ましい限りだのう
宗教関連の話題は今後出てくるかしら
雰囲気的に出しにくいか?
>>105 今までも描かなかったしこれからも一切描かないと思うよ
作者的にも興味ないだろうしそれに今の日本人におおよそ理解出来ないと思うし
107 :
世界@名無史さん:2011/09/02(金) 00:17:25.23 0
着るものと食い物しか興味ないよなw
建築にも興味があります
理解できないから面白い部分もあると思うが興味がないなら仕方ない
この作者は自分の好みで描く人だしそう言う描写はウザい程クドく描く人じゃん
今まで連載でこの地域で有って当然っつうか絶対的に存在するモスクの描写が皆無な時点で知るべしだよ
パラレルワールドだからなくても気にしない
おい!今回の台風の名前見たか?!
アイリーンだろ
アイリーンはハリケーンのほうじゃなかったか
気になって調べたらタラスさんだった
116 :
世界@名無史さん:2011/09/02(金) 22:09:03.23 0
俺は宗教関連めちゃくちゃ興味あるけどな。
平成日本の宗教アレルギー強すぎ。
読んでてワクワクする漫画だけど
女が着てる服はどう考えても普段着じゃない
変にイスラム出して抗議うけまくるよりはよっぽどいいよ
エマだって実際のメイドは掃除のような汚れ仕事は着替えてたらしいけど作品上では全部黒のお仕着せでやってる。
考証よりも見栄えを優先させる場合もあるし、フィクションなんだからそれが間違ってるということではない。
>>120 作業に合わせてエプロンは変えてたらしい
>>118 財産は女性の服とかに全部じゃらじゃら付けるそうだから、
あながち普段着じゃないとも言いきれないぞ。
男は戦争とかで死ぬかもしれないから財産の類は全部女に持たせておくとか。
途中で出てきた軍関係者らしき人たちはどういう存在なの。
ロシアの現地出先?それともイランの出先?あるいは別の存在?
この辺の地域の知識がまったくないんで教えてほしい。
>>123 3巻に出てきた軍関係者かな。俺もそれ気になった。
ただ、セリフから考えるとロシア関係者では無さそう
125 :
世界@名無史さん:2011/09/08(木) 17:31:48.55 0
>>123 最新号によれば、スミスさんは西に進んでアラル海に出てきたので、
おそらくトランスオクシアナのハン国が舞台じゃないかな。
>>123 自警団みたいなものじゃないのかな
とりあえず地元の長老より権限は下だね
ここって国の枠組みはないのか
国軍に属さない地方軍閥とか
>>126 自警団にしては武装が良過ぎる。大砲を何丁も揃えてる絵が出てきたからね。
国軍に準じる組織であることは間違いない。
おまけにセリフから見るとイギリスとも経常的に敵対関係にあるようだ(奴らもしつこいな、というセリフあり)
ただし、ロシアとは一定の関係がありそう。
やっぱり、何らかの国じゃないのかな?描写から見て中央集権的な権力は期待できないけど。候国とかそういうレベルなのか?
時代的にグレートゲームの時だよね。
128 :
世界@名無史さん:2011/09/08(木) 20:09:38.23 0
スルタンの私兵か
ロシアの国境警備隊から外国人を見かけたら引き渡せと要求されてたので、敵対というより不承不承の服従に近いようにも見えるけどね。
「時代はいつか?」という問題については本スレでは頑固な人がいて荒れたからあまり細かくは言えないけど。
131 :
世界@名無史さん:2011/09/08(木) 22:26:48.94 0
>>128 にしては西洋化(ロシア化?)した軍装なのが不思議です。
ほとんど全員が銃器を所持してるし、隊員には英語が読めるものまでいるし、
車輪付きの大砲らしきものまで持ってるようですし、帽子がロシアの帽子みたい
ですし、本当にロシアとどういう関係なのでしょう。
武器とかはロシア軍が供与してるようにも思えます。
>>130のような描写もあるので、ロシア軍の駐屯地の現地雇い兵とかではないでしょうか。
>>130 本スレでは君のように「頑なに」主張をすれば荒れるけど
確定はできないだろうが世界史的に考証できるのならここですればいい
細かく徹底的に
そのためのスレだし、ここでせずにどこでするのか
>>132 >>本スレでは君のように「頑なに」主張をすれば荒れるけど
一体誰のことを言ってるんだ?
134 :
世界@名無史さん:2011/09/09(金) 08:07:29.68 0
>>131 なるほど。ヒヴァ・ハン国は1873年にロシアの保護国になってるから、ロシア化されたハン国
の兵士ってことかな。
心まではロシアに売りはせぬッ!
>>129 スルタンの私兵だったら軽装弓騎兵だろう。武装からして違う
このあたりの地勢ならイランのガージャール朝(=多分、作中のペルシャ)
が距離的に近いし、勢力を伸ばしそうだがどうなんだろうな
>>136 スルタンも近代化してんじゃね?w
つーかあの帽子見ると条件反射的にロシアと思っちゃうよな
あるいはコサックならありえるんじゃない?
>>137 コサックはもっと西の南ロシアやウクライナの人々で人種的にはスラブ人で正教徒。
物語で出てくるとしたらロシア側としてだろう。
>>134 このあたりのハン国(君主がハーン位を名乗ってた)って、ヒヴァ・ハン国
だけじゃないよね。なんかいくつもあった気がする。ブハラ・ハン国とか。
後にはまとめて露助に一飲みされちまうが。
>>136 ガージャール朝は19世紀初頭にロシアに連敗して、19世紀半ばにはイギリスが
海上から進出してきて青息吐息だったから、あえて北方にちょっかいを出す余裕はないと思う。
>>136 ガージャール朝は1860年に軍を率いてメルヴの町に攻め込んだが、
トルコ系遊牧民のテケ族にフルボッコにされて撤退している。
ちなみにその20年後には、そのテケ族がロシア軍によって爆殺されて全滅している。
141 :
世界@名無史さん:2011/09/09(金) 23:27:50.97 0
まあどちらにしろ、トランスオクシアナのハン国のどこかってことだね。
「カスピ海周辺」じゃなくてじつは「アラル海周辺」だったんだね。
3汗国(ブハラ、ヒヴァ、コーカンド)以外に該当する存在はないような気がする。
漫画中のセリフが3汗国の保護国化を意味してるのなら、時代は19世紀も後半〜末と
特定できる。
しかし、1〜2巻では国家組織の影も形も見当たらなかったが、実は3汗国内での
事件だったわけだ。役人はどこにいて、徴税とかはどうしてるんだろうなw
また、草原では各部族が勝手にドンパチやってるようだが、ハンの統治力はどれ位の
もんだったんだろう?史実でもどうだったのか気になるところ。
>>142 作者にそんな政治的&歴史的な事に興味は無いので
恐らく適当にうやむやにして終わるだけだと思う
>>142 スミスの目的地はトルコのアンカラだが、1892年にイスタンブールからの鉄道が開通し駅が置かれてる。
ここで受け取る「荷物」がヨーロッパからのものとしたら、1892年以降ならそれを受け取るのに都合がいい場所ということになる。
アンカラにつくまでを描くかどうかわからないし、それがいつになるかもわからないからまだなんとも言えないが。
その辺が好きな人なら、
わかる奴にはわかる的な歴史的事件を絡めてくるか、
場所が特定可能な歴史的建造物を作品内に登場させる、
・・・とかそういうのがありそうなものだけど。
>>145 作品内にモスクとか全く無い時点でそう言うの描く気ないだろ
舞台が1890年代頃ってのはどっかで作者が言ってたとは思うが
作者が描きたいのはあくまでもファンタジーで
現実っぽい味付けを都合良く見せるだけで充分だし
>>145 インタビューで作者が「19世紀後半から第一次大戦の前くらい」と非常に大雑把なことしか言ってないんで、その辺を明確にする気はないのかも。
金属薬莢でボルトアクションの銃が出てきたりスミスや女性旅行家の服装とかで、時代はかなり後の方では?という推測はできるけどね。
タラスの伯父が持ちだした叉状の二脚の付いた銃はフリントロック式のジェザイルぽいんで、銃の描写はちゃんとしてると思うけど。
英露協商前なのは確実?
>>149 第一話P7では物語の時代とカルルク達の住んでいる街は「19世紀 中央アジア カスピ海周辺の地方都市」となってる。
ただ最近の話ではカスピ海というよりアラル海のさらに東という感じになってきているので、時代についてもはっきりしない。
出てくる文物だけ見ると19世紀末〜20世紀初頭でもおかしくはないし。
スミスは、エイホン家から出た後、案内人との待ち合わせ場所まで結構な距離を移動してますよね。
エイホン家はかなり北方側にあり、カスピ海とアラル海との中間地点にあったと
仮定すれば、行程の最初に北方回りでアラル海の東方に抜けたと考えれば一応矛盾はないです。
遠回りになりますけど、案内人アリの働き場所がそこだったんだと考えて納得してます。
>>142 エイホン家から案内人との待ち合わせ場所まで結構な距離を移動してると思うんで、
1〜2巻の事件は3汗国内のことと考える必要はないかと。
現代においても遊牧民にとって国境なんて無いようなものですし。国が違っても
ここら辺は皆テュルク系なんで言葉も通じるし、習俗も似てる(少しづつ異なっていくが)。
草原でドンパチやってる連中は汗国の支配領域外の部族で、それが噂話として伝わってきてる
だけとも読み取れます。
152 :
世界@名無史さん:2011/09/11(日) 13:23:51.83 0
>>151 >エイホン家はかなり北方側にあり、カスピ海とアラル海との中間地点にあったと
仮定すれば、
ところが、最新号の巻頭にはスミスが移動してきた地図があり、スミスはキジル・クム砂漠
を通過してアラル海にたどり着いたことになってるんだよね。まずその仮定からして間違い。
やはり3汗国と考えるのが妥当だよ。
>>150 一般人にアラル海って言ってもピンとこないのでかろうじて判りそうなカスピ海周辺ってざっくりした説明にしたんじゃなかろうか?
カスピ海だったらカスピ海ヨーグルトとか、ある程度は知名度あるしね。
ところで作中で、ロシアの南下の最前線となりそうなアミルの実家=山のほう、
とはどのあたりでしょう。
山=コーカサス山脈だったら実家があるにしても遠過ぎるし。
>>153 なんせ、物理的に消滅する寸前だしなぁ、アラル海。
GoogleMapを見て驚いた、衛星写真と地図じゃアラル海が全然違う。
湖岸線が300km後退とか報道されているけど、湖が無くなる寸前
って感じですね。
157 :
世界@名無史さん:2011/09/17(土) 09:37:20.73 0
さっきTV観てたら、サマルカンド名物のピラフが紹介されてた。この漫画の市場のシーンに
出てくるピラフとまったく同じだったよ。
158 :
世界@名無史さん:2011/09/17(土) 10:59:20.94 0
そりゃあ取材でもしたんだろうさ
159 :
世界@名無史さん:2011/09/17(土) 11:25:35.67 0
なんでアラル海なくなってしまうん?
社会主義国家による悪政と環境破壊
162 :
世界@名無史さん:2011/09/18(日) 16:06:26.51 0
>>161 そうなのか。なんつうもったいない。
アラル海周辺住民は困っていることだろうな。
帝政ロシア時代から知識階層は、自然は「屈服させ人間に馴化させるもの」という指向だったがな。
ただ、ガイア理論のような生物地球化学の祖が、ヴェルナツキーつうロシア人だったのは皮肉な話だ。
ひとまずwikiでアラル海を読んできたがびびった。
共産政府の硬直ぶりにあきれるが、日本も上が決めた決定はとりあえずすすめてしまうトップダウン方式の結果が今の状況なのは同じかもしれないな。
東日本大震災の海外での報道見てたら
我々は自然を征服してきたが日本人は自然を受け入れて共生しているなんたらかんたら…
と言ってた
フランス人だったけど
他人の家の庭の芝生は青く見える的な法則のひとつに、
余所の国は一枚岩のひとつに纏まっている国に見える。
うちの国はバラバラなんだけどさ。
・・・・・・というのがあるとか無いとか。
168 :
世界@名無史さん:2011/10/13(木) 12:22:33.55 0
>>164 帝政ロシア時代の知識人って都市マンセーの西欧化された奴ばかりでしょ
むしろロシア人って都市居住を嫌って猫も杓子も地方に別荘を持ちたがるし
民族的には自然大好きなイメージなんだが
169 :
世界@名無史さん:2011/10/15(土) 10:54:42.53 0
>>154 俺も気になる>山の方
アミルの実家があるのはどの地方なんだろう?
漫画スレ立てる奴が多すぎていい加減うぜーよ
スミスに手紙渡してた女性って誰?イザベラバード?
それにしても読み直すたびに2話がいきなり番外編っぽいのが違和感ある
まあ、市場の買い食い日記の次位に好きな話じゃあるんだけどさ
双子がかわいすぎて生きるのが辛い
>>173 描きたいものを描いてるから作者的にはすべてが本編だと思う
176 :
世界@名無史さん:2011/10/29(土) 13:40:51.34 0
民族衣装で遊牧生活をするユーラシアの暮らしは
昔の日本が文化を保ったまま繁栄している姿と重なって見えて、
そのままの姿で列強の上に君臨していたオスマンの存在は
日本にとってとても励みになる。
177 :
世界@名無史さん:2011/10/29(土) 16:09:45.49 0
夢を壊すようだが、ああいう水が貴重な地域に住んでいる人々は滅多に湯浴みや水浴びしないから、
平安時代のお姫様なみに臭く、おまえら日本人にはマジで耐えられない。
まさに100年の恋も冷めるというやつだ。 漫湖なめようものなら、アンモニアやら月のものやら、いろいろな匂いで
吐きそうになるどころか病気になる可能性もある。
衛生状態が悪い時代は不浄の女子の漫湖舐めるなどマジありえなかったね。
別に舐めなきゃいいんじゃね?
お前はなにを言っとるんじゃ。
結婚すれば嫁との性生活で嫁の漫湖を普通舐めるだろ。 おまえこそ嫁を語るスレで何いってんだよw
そんなルールは別にねえだろ。
別に人類全てが排泄口に興味持ってるわけじゃあるまいし。
でも、性交時に限らず、おまえら臭い女房と共同生活できんの?
よく第三世界のドキュメンタリーあるけどさ、あれは映像だけで、
匂いは何も伝わってこないからね。 アフリカのサバンナの原住民なんか、
冗談抜きでものすごく臭いんだよ。こないだ世界ふしぎ発見でやっていたけどさ、
家畜のションベンで髪や体洗うんだぜ・・・・。
満州でもいわゆる野人女真という部族は尿で洗顔したり、チベットでは乾燥を防ぐために
家畜のクソを塗りたくり、風呂に入らないというし、おまえら、耐えられるのか?
マンガだからいろいろとと夢持てるけどさ、リアルだと匂いという要素が入るからな。
その辺理解していない人多いよね。
マンガだからでいいんじゃねえの?
香水くらいあるだろその時代だって。
日本だってマンコやチンコをベロベロなめる習慣は昔は無いと思うぞお前。
マジで
必ずしもクンニとかしなくてもいいわけで。
アラブ系では対面座位がメジャーだと聞いたことがあるが本当だろうか。
184 :
世界@名無史さん:2011/10/29(土) 16:41:57.26 0
香水は19世紀でもあるだろうが、アラル海近辺の部族に交易で伝わっていたか疑問だね。
まあ暑い国はいろいろ大変だろうから
なんか工夫はあるだろうけど。
香水はなくてもお香があるのでは。
日本の気候だって世界的にみれば決して快適な方ではない
そもそも、日本人は水がふんだんに使えるという環境が当たり前になっているが、
あのアメリカですら、内陸部の庶民がふんだんに水が使えるようになったのはこの100年ほどの話で、
孤立した集落では何ヶ月も風呂に入らず、雨降った時に体を洗うような暮らししている人が珍しくなかったんだよね。
ローマ時代や日本の江戸時代の玉川上水みたいに水道管なんか引いているような地域はごくわずかで
公衆衛生の概念すらなかったのが19世紀という世界の大勢なんだぜ。
その日本も公衆衛生の概念が入ってきたのは明治つまり、1870年代以降の話でそれまでは疥癬などの皮膚病が
珍しくなかったんだよね。種痘などの予防注射もずっと後世に普及したからあばた面のお嬢様なんか腐るほどいた。
あばたがないだけで美人といわれたものなんだよね。歴史板の住民ならそれぐらいの前提条件で見て欲しいものだね。
マンガ板ならFANTASYで俺の嫁といっても自由だけどね。 実際はそんなに綺麗なものじゃないの。
リアルの19世紀のあの辺なんか英国人学者が入ってきたとはいえ、日本同様に公衆衛生の公の字すら怪しいよね。
わかったわかった。実際は結構汚かった。これでいいか?
水がなくても湿気も少ないから新陳代謝は少ないでしょ。
昔は人間同士の距離感だって今より離れて行動するし、
身体を接することの身の危険には今より敏感だっただろ。いろんな意味で。
状況に応じた範囲で清潔に暮らしてたと思うよ。
離れて生活していたか? 一族固まって大家族スペシャルもとい、大家族で暮らしているパターン多かったはず。
伝染病なんかかかったら水なども同じもの使っているから一族全滅のリスクも相当あったと思うぜ。
対人距離のことだよ。
お前性器をなめる話から集落規模の話まで極端だな。
武士も日常で相手と密着しなかったでしょ。斬られるから。
なんかスレのびてると思ったらマンコ舐めれない舐めなくていいだのwww
普段の生活で舐めれないやつのひがみだろw
正直、結婚生活1年超えたらサービス精神以外で舐めたいなんて思うことも無い。
イスラム世界でいえば、乳香やお香たいて閨を共にすれば、十分やっていけるわ。
>>186 それはそうだが、外国人は基本的に現代日本人より体臭にアバウト。
つーか体臭がある程度あったほうがセクシーとする場合も多い。
「今日はエッチするから洗わないでおいてくれ」つう手紙があるだろ。
そのあたりの潔癖好きは現代日本人がある意味いきすぎ。
水は硬水軟水の違いもあるな。
細かい点はぐぐってみるなり、それ系の本読むなりして調べてくれりゃいいが、大雑把な話をすると硬水の風呂は肌荒れの原因となる。
で、大陸部は硬度の高い水が大半。
毎日入浴、肌はガサガサ。
現代の日本人には臭くて耐えられないかもしらんが
あの世界の嫁さんが臭いときは夫の方もそれ以上に臭いはずなので
なんの問題もないな
あーもうやだやだ。
可愛いお嫁さん娶って羊飼って暮らしたいよ。
4巻まだ?
当時の遊牧民の生活ってマッタリしたものだったか?北からロシア、南からイギリスが着ている最中で
支配に抵抗すると部族ごと族滅しかねない時代だったんだぜ。
意外とまったりしてたんだよ
そうかー? 乙嫁語りの中でもおっさんらの情報交換の中で結構剣呑な話していたじゃないか。
全部が全部そうじゃないじゃんw
みんな抵抗して滅ぼされてたら誰も残ってないよ
つーか興亡を繰り返してきたのはたのはロシア以前からあったことだし
スペインの南米支配ほどでないにせよ、イギリスやロシアもかなりの強面支配だったろ。
ボクロムとか首都焼いたような話ばかりじゃん。
201 :
世界@名無史さん:2011/11/03(木) 16:52:13.30 0
アミルとカルルクって何歳ぐらいで「初夜」を迎えるんだろう?
もうとっくに迎えてます
嫁心がつきはじめたという話の前後で2人が素っ裸で寝ていた描写があったが、つまり、そういうことだ。
204 :
世界@名無史さん:2011/11/04(金) 15:01:21.24 0
森薫総合スレッド-69-
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/comic/1317902755/ 426 名前:忍法帖導入議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2011/11/01(火) 23:02:28.96 ID:Q5t9+z+i0
靴も履かずに素足で床の上に座るなんてとても清潔とはいえないしなぁ
▼ 430 名前:忍法帖導入議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2011/11/02(水) 02:47:34.90 ID:Xfh56iej0
>426
街中だと外出て建物に入る前に必ず足を洗って拭いたから意外ときれいだよ
そんで持参した足袋などあればそれを履いて建物に入る
▼ 431 名前:忍法帖導入議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2011/11/02(水) 10:06:45.66 ID:Kt6sHR290
>>430 マジレスで返されると困るぜw
しばらく前にいた不潔だとか言っていた人、リンク先のスレでまだいってたわw
つか足を洗う(この場合は文字通りの意味で)ってのってこの辺に限らず
確か中東全域でそう言うもんだったはずだし
聖書とかの描写でもイエスが弟子の足を洗って拭いてる話も有ったくらいだし
♡♥
♡♡
♡♡
♡
>203
そ、そうだったのか…orz
それ以前からあっただろうけどな
「精通は嫁の中」だと萌えるな。
カルルク『我が人生に無駄射ちなし!』キリッ
自慰の良さを知らないとは…
俺はそれしか知らんけど
嫁より先に姉の中、かもしれん。
カルルク「自慰ってどんなものでしょうか?おいしいんですか?」
アミル「あの…。私たちの場合は、違うので…(ポッ)」
"鞍擦れ"って隠語があるな
毛雪駄をはく?
>>214 そういや、鞍擦れ云々で処女膜が云々と聞いたことがあるが、そう言うことも効いたのかな
ただ20歳前後まで遊牧民で独り者って、なんかあったのだろうか。
嫁心云々からみて、いろんな意味で盥回しされたわけでもないようだが
祖父さんのお眼鏡にかなう相手がいなかったので嫁き遅れたと番外編でアミルが語ってた
日本でも昭和20年代頃は二十歳過ぎの独身女性は「嫁かず後家」とか陰口叩かれていたとかだし、
バブル期頃までは25過ぎたら叩き売りのクリスマスケーキに例えられていたりと・・・。
戦前でも二十歳すぎて嫁に行くのは珍しくも何ともないし
クリスマスケーキとかメディアの煽りにすぎない
ムキになって反論するようなことか?w>アウトレットさん
わりとほいほい離婚・死別・再婚してるな。
だから親の代は、1回だけしか会ったことのない
種違いの兄さんがいるんだとかざらだった。
ばあちゃんやひいばあちゃんやおおおばさんの世代の苦労話聞くと。
結核のこともあるから、それで嫁にいけなかったけど生き残った人やら。
父の姉は、父の進学を応援してくれたけど祖父が聞いてくれず、
父の姉も結核で死んで嫁にいけずって昔話も聞いた。
「いけず後家」という言葉は昔からあるけど、
クリスマスケーキは70〜80年代の短期間限定だよ。
一家の大黒柱と専業主婦と子供の核家族は、
田舎から都会の企業に集団就職した人がおおかった時代の話で、
企業に就職しない人やそれ以前の時代の結婚は多種多様だよ。
自分らの先祖は上流でも中流でもないから、
(お手伝いさんがいないと「中流」とは言えなかった)
あとつぎでなければ、10代は奉公に出て
貯金できて年季があけてから実家に帰って嫁に行ってたらしいし。
実話で当人から聞くようなことはないけど、
奉公先で手込めにされても泣き寝入りとかは本には書いてある。
そういう面もあるだろうけど、
89歳の人が東京に奉公に出てた時がよかった、とか話してくれる。
考えてみれば太平洋戦争直前なんだけどねえ。
> 89歳の人が東京に奉公に出てた時がよかった、とか話してくれる。
> 考えてみれば太平洋戦争直前なんだけどねえ。
いまみたいにTVもネットもないから、繁華な都市の体験は夢見心地だったんだろう。
奉公の合間に浅草とか歓楽街に行けたかどうかはわからんけど。
交通の便が悪かった時代、田舎から見れば地方の人口10万人以下の街でもそれなりの「繁華な都市」だったかと。
東京や大阪あたりはもう異世界別世界だろうね。
メイドさん・女中さんって、身分や生活水準の格差があっての産物だったんだろうなあ。
「住み込み店員」がどんどん通いになっていくには、
住居費が出せるようになる=家賃の安い遠くから通えるようになる
ってことなのかな。
>>225 格差はあったけど雑用の女子店員は交通費をかけて勤める仕事じゃない
すべてが手作業でやってた時代に8時出勤ではなにもかも間に合わない
遠くから通うといっても快速電車もないだろう
住み込みである必要があった
女中奉公が無くなっていったのは
もちろん戦後経済が豊かになり社会や生活様式も変わったというのがある
そういう意味では女性が社会進出し通勤することにもなったけれど
法整備が大きな要因(労働基準法、児童福祉法)
口減らしのための「奉公」もあったけど
上流の家庭では行儀作法もきっちりしていたので
そこそこの家庭から「花嫁修業」として勤めるという面もあった
「○○さんのお屋敷で働いていたのなら心配ない」という具合に
縁談の斡旋も見込まれるので必ずしも貧困に結びつくものではなかった
227 :
世界@名無史さん:2012/01/24(火) 22:45:59.67 0
メイド・女中のみならず、下男やフットマン、家老や家令に至るまで、
使用人は住み込みが当たり前だったってのはあるだろうね。
通いで仕事する形態の方が珍しいだろう。
228 :
世界@名無史さん:2012/01/25(水) 08:53:00.59 0
>>226 奉公先に気に入られたら、ふさわしい結婚相手を見つけてもらってそこの家の娘並みの扱いで
祝言をあげてもらうことも結構あったらしいからね。もちろん金は奉公先持ち。
その最たるものが奉公先の坊ちゃんに見初められ玉の輿
エイホン家には使用人はいないの?
いないっつーか要らないだろ
家庭内は嫁さん達がやってくれてるが
ヒツジを扱ってるのなら牧童とか雇ってそうな気がする
カスピ海って淡水湖なのかな
琵琶湖よりも大きな湖なんて想像もつかない
滋賀県民だった俺。
カスピもアラルも塩湖だよ
森さんはイギリス贔屓だからロシアが悪役みたいになるのはしょうがないが、
イギリスもグレートゲーム繰り広げて、色々ろくでもないことやってるんだよな
それ言い出したら日本だって乗っかってるし
>228
ケリーさん長生きしたら、エマさんがそのパターンかな。
ケリーさんは結構長生きした方だと思ったけど、そうでもないのかな
雑役女中のエマが同居人相当(コンパニオン?)までランクアップするには
他に女中をやる使用人を雇わなければいけないわけで
ケリーさんの収入じゃ無理な気がする
>>233-234 付け加えるとカスピ海の塩濃度は海の1/3ぐらいでカラポガスゴル湾とかは
濃度が高いそうです
もしかしてスミスさんて
英国のスパイなんだろうか
ロシア軍に捕まったら
命が無いみたいだし。
スパイかどうかは別として、地域住民に密着して地域の情報を集めてるんだからロシアはスパイとみなすかもしれない。
たとえ本人にそういう意識がなくてもイギリスは地勢や現地の政情や住民の意識に関する情報を報告させる諜報員として扱ってるのかもしれない。
というか嫌疑はどうでもイギリス人というだけでスパッと処刑されそう
戦争してるわけじゃないんだが
スミスさんの話しとは全く別だが、維新直後の日本に英国人の仕立て屋が開店して…ってなのもあったね。
こっちのは史実のスパイの話しだから物語のとは違うけど、やり方としてはロシア側も知っているかも知れないから、スミスさんがそうだと疑われる展開もアリかも。
アミルさんがカルルクにアヘアヘいわされてると思うと滾る
「あ、アヒィ!年下の旦那様の!子供チンポに負けてイきますぅ!!イグゥ!!」
カルルクがアミルさんにアヘアヘいわされてると思うと滾る
「アミルさん、変になります。何か出ます。出る、出る、うっ」
スミスさん「おっ、大学の友達から手紙だ。どれどれ……
ええっ、ジョセフ・ジョースターが幼馴染と結婚?
アメリカへ新婚旅行に出かけただと?
俺は女でひどい目に遭ったばかりなのに……リア銃爆発しろ!!!」
248 :
世界@名無史さん:2012/02/07(火) 10:39:26.02 0
>>243 世界史板とは思えないほど愚かな書き込み
なんか変なのが来てるな。
こんな過疎スレにも馬鹿な荒らしが来るんだな。
252 :
世界@名無史さん:2012/02/07(火) 21:50:13.42 0
第4巻は何時出るんだ・・・。
全然予告もない。
一年に一冊というペースだし
夏には出るはず。
スミスさんに幸せはくるのかな・・・くるといいねぇ・・・
玄奘の『大唐西域記』関連の本を読んでるけど
色々とイメージが膨らむ
しかし玄奘って天才で超人だな
で、三蔵法師がカスピ海で双子の女の子に襲われる、と?
有り得そうだから恐い
と思ったがお坊様にはお嫁に行けないわ
258 :
世界@名無史さん:2012/02/12(日) 22:37:27.63 0
>>258 舞台や民族はチャンポンになってて特定できないようになってる
モデルはなくフィクション、と作者が明言してる
実に賢明だ
描きたいもの彼是を彼方此方から引っ張ってきて混ぜ合わせたってな感じもするがw
そこが大事ですから
263 :
世界@名無史さん:2012/02/13(月) 15:42:12.49 0
トルクメニスタン住民だったら、当時ペルシャ女性を誘拐し妻妾にしていた。だから白人風の美人がけっこういる。
特定のモデルはないフィクションだと作者が断定しているというのに
何故わざわざ仮定してまでドヤ顔で語り始める
265 :
世界@名無史さん:2012/02/13(月) 17:33:22.28 0
カルルクと言う人名があったのか?
現在の東トルキスタンの「ウイグル」は、古代ウイグル末裔というよりも、むしろカルルクという集団の末裔らしい。
見なおしてみるとハルガル家の人達やアミルはみな二重瞼に描かれてるんでコーカソイドの血が濃いんだろうね。
でもサニラは娘や夫ともまた違うから、もっとコーカソイドの血の濃い(イラン系?)家から嫁いできたんだろう。
メガネを外したスミスや2巻のイギリス人女性旅行家はもっと目鼻立ちがくっきりした容貌として描かれてるんで、西欧人と区別がつくくらいには違うんだろうけど。
タラスは黒髪じゃないしその義母は瞳の色が薄いから、カラザ周辺の住民はハルガル家やアミルの実家一族ともまた違う出自なんだろう。
まあそんな感じで作者は文化や習俗だけじゃなく人種や民族も入り混じった地域の話として描いてるんで、どの民族とか特定はできないし意味もない。
268 :
世界@名無史さん:2012/02/13(月) 19:29:56.34 0
アミルは羊何頭でもらったの?
269 :
世界@名無史さん:2012/02/13(月) 19:31:15.46 0
実はカルルクの部族が強いときに脅して差し出させた。
270 :
世界@名無史さん:2012/02/13(月) 19:33:49.60 0
そもそもチュルク語を話してるのか?
「トュルク語の古い文献があれば」というスミスのセリフはあるが、彼らが現在喋ってる言葉もそうかどうかは不明。
過去にその地域でテュルク語が使われたって事かも知れんしね
273 :
世界@名無史さん:2012/02/14(火) 02:02:45.19 0
今もテュルク語でそ
何語を喋ってるか明示されてないからわかりませんって話が理解できない人がいる。
モンゴル〜中央アジアは日本人と顔立ちが似ているのが多いよね。
遺伝子的にはお隣りの支那朝鮮の方が近いらしいが、見た目はそちらよりもこちらの方がw
日本人は遺伝子の坩堝だからいろんな顔がいる
あっちはあっちで人種の十字路だしね
278 :
世界@名無史さん:2012/02/15(水) 11:32:16.42 0
この漫画は完になったの?
雰囲気がやっぱいいよな
イギリスロシアとかの話よりも作者が知ってる民族の話を一、二話完結でやってほしい
刺繍やら木の細工みてるだけで俺、楽しいわ
>278
2月15日発売された、Fellows! volume21に掲載。
>>279 1巻は木彫、2巻は刺繍、3巻は料理
さて4巻は何が来るのかなとwktkです
住、衣、食、と来たら次は?
あ、ほんとだ
衣食住だ
個人的には家畜かなと思っていたが
展開が展開だし装身具かな
結婚式だからね
ヒツジが次々と…
衣食住と来たら生活か風習じゃないあ
でもイスラム色は排除して
>284
衣食住の次は睡眠欲を描くのかと…
でなけりゃ、結婚式なんだし、性欲…
おっとこんな時間に山羊がべえべえ
次は祭り関係とかやってほしいな、なんか祭りありますよって作中でかかれてるし
祭か
お祝いだからね
ヒツジが次々と…
3巻読んだけど胸糞悪すぎる
上げて上げて叩き落とされた気分だわ
義母は自分勝手すぎるし、叔父はクズ過ぎるw
悲恋話よりもっと仄仄を期待してたのに残念
当時の大映帝国とイランでは常識とか価値観がまるで違うんだから
しょうがない。
中央アジア・インド・中東などでは名誉殺人とかがいまだに行われているぐらいだから、
グレート・ゲーム時代だと本当に価値観違いすぎるよなぁ
現代なら情報化が進んだおかげで理解も若干進んだが
当時は本当に未知の価値観だっただろうからね。
ロレンスが如何に異色の存在だったか解ろうってもんだw
未知はお互い様
欧州がよっぽど文明が進んだ理性的な世界と言いたげだが
異教徒が互いを尊重した歴史もあるんだし
現代の方が理解が進んでるとも思えない
むしろ偏った情報が混乱を増幅させているとも
カラカルパクスタン共和国のカラカルパク人の衣装って、
第三巻表紙の衣装にかなり似てる。
http://karakalpak.com/images/sawmarriage.jpg こっちはなんとなく、タラスさんの母親の衣装に似てる。
http://karakalpak.com/images/femalecostume.jpg このマンガが無ければ、ウズベキスタンの中にカラカルパクスタン共和国などという
自治共和国があることなど永久に知らないで終わったかも。
あと第三巻終わり頃に、スミスがいる場所の地図が出てくるけど、
18ー19世紀の中央アジア地図とかでは、アラル海の東はヒヴァ汗国かと
思っていたら、統一政権の無い空白地域なんだね。マンガ読んでて
中央・地方政府らしきものが出てこないのが疑問だったけど、意外と
マンガのような状況だったのかも。
作者は相当調べて書いているような印象があったけど、なんとなく中央アジア
一括りにミックスして書いているのかとの先入観があったけど、かなり
地域差を書き分けているのかも。
>>294 ネットとかで逐一調べてるって言ってたしそのカラカルパクの衣装はモロまんまだったな
>>294 その衣装は思う資料が見つからず手持ちの書籍から引用
297 :
世界@名無史さん:2012/02/26(日) 23:19:28.22 0
3巻はスミスもあの美人の未亡人も互いに裏切ったわけじゃないから
気の毒には違いないが不快感はなかったな。
物分りの全くない連中はどの国、時代にもいる。
不快感と言うかやり切れなさを感じた
299 :
世界@名無史さん:2012/02/27(月) 06:46:28.26 O
それでも森薫なら…森薫ならきっとなんとかしてくれる
一転して丸く収まるより
今のまま終わった方が物語として好き
ドンデン有る方が面白いけどね
あの金時計は伏線に成るのか成らないのかとか
第三巻の帯を見ると「運命の人」と書いてある。今後二人が結ばれなくても、
スミスの運命に影響を与える人になる筈。と森さんにお願い。
あと、スミス氏は、確か、最初にいこうとしたところに行けなくて、
エイホン家の町に居候していた、ということだったと思うけど、彼が
最初にいこうとしていた目的地ってアンカラだったの?なんか、アラル海の
東なんかよりはるかにアンカラの方が行きやすいと思うんだけど。
オビやハシラのアオリはアテにならない
運命と言っても色々あるからね
破滅に導く女神もいるのだよ
いや、そういう意味も含めて「運命の人」という意味。
運命の女と書いてファム・ファタールですねわかります
エッチなシーンまだ〜?
マチクタビレタ-
もう森さんの目を盗んで、双子たちはやりまくってるのかも?!
乙嫁語り4巻
6月15日 発売!
崖の山羊かわいいよ崖の山羊
やっと4巻か
312 :
世界@名無史さん:2012/03/18(日) 03:27:57.28 0
313 :
世界@名無史さん:2012/03/25(日) 06:50:29.48 0
イスラム教が出てこないような
実は仏教です
315 :
世界@名無史さん:2012/03/25(日) 18:08:09.31 0
イスラム教が無ければスミス氏と結婚できただろう
316 :
世界@名無史さん:2012/03/30(金) 10:03:43.31 0
あれはイスラムどうこうじゃなく部族的な家族・結婚制度の問題でしょ
宗教とか人種の問題じゃないわな
強欲禿の奸計
むかついたから密告するは()
パリヤさんに汚物のような俺精子を飲ませたい
アミルさん分の欠乏が激しい
サニラさん寝取りてぇ
一族の名誉にかけてアクンベクが地の果てまでも追ってきますが
その覚悟はありますか?
羊と馬を何頭用意すれば、ティレケを嫁にできますか?
エイホンさん家は相当豊かなようだから
とりあえず羊300と馬200で
グラムじゃないよ
ティレケは諦めて、パリヤさんで手を打つか……
パリヤさんは売約済み
アミルさんが頼まれて花嫁の心得を…とか?
花嫁の心得つっても、まずはアミルさん自身が子供を産まないことには説得力が……
普通に考えてその辺は母親や親族女性が婚姻前に教えるもんであって
知人が諭すほどオープンな社会じゃないだろ
鬼女板のスレの流れについて行けないパリヤさん
それでもタラスさんなら…タラスさんならきっと(ry
立てたスレがことごとく落ちるタラスさん
遊牧民は常にラジオを持ち歩いて、世界情勢とかに驚くほど詳しい。
現代なら愛パッドを携帯して遊牧してるんだろうな。
へー
>333
このスレ読んで笑ってる遊牧民を想像してしまったw
336 :
世界@名無史さん:2012/04/16(月) 21:03:19.95 0
本編もよかったが付録が秀逸
ヴォルフラム部下をあっさりのしちゃう乙嫁一家ワロタw
タラスさんが髪を見られて動揺するシーン
ありゃどのくらい恥ずかしいのかなぁ
自分の髪が男に引っかかるとか、
きっともんのすごく性的な恥ずかしさなんだろうなぁ
地方・民族が特定されてないから何とも言えんが
髪1本たりとも見せてはいけない辺りを旅した女性のレポートで
シモの毛と同じぐらい見えてはいけないものって例えがあった
なるほどうまいことを言うと思ったもんだ
(ヘアヌード解禁以前の話。確かに1本でも見えたらえらいこっちゃだった)
西洋じゃはだしを男に見せるのは日本とは比較にならぬ
性的なイメージと聞く。
生足も恥ずかしいらしい。
だが胸元は、さらすさらす
つけ乳首ってほんとに流行っているのだろうか?
>>340 西洋ってどこだよ?
サンダルとホットパンツで外出してる金髪のねーちゃんは西洋人じゃないのか?
いや、そういうねーちゃんが近所に住んでたんだよ
ホットパンツで長めのTシャツ着てたから
パッと見で裸Tシャツに見えてドキッとしたことがある
ジオスの講師だったけど
クェーカー教徒のいる土地とかをイメージしてるんじゃまいか?
ステマか…(’A`)
乙嫁の4巻宣伝PV?がほとんどネタバレでショックだったわ。見せ過ぎだろあれw
ところで雑誌読んでる方に聞きたいんだけどアミルさんは最近出てきてないの?
4巻収録分は双子のストーリーだけ?
今月号がアミルとカルルクのいちゃラブな一日ですよ
まあ予定外の掲載なんだけど
何で世界史板にw
ここは漫画の話して良いんですか?
作品世界を歴史的に考察するスレです
本スレは作品世界の背景範囲外での
歴史・地理考察は歓迎されないからここでね
背景範囲外とはなんぞや?
作中で明らかにされている文化について語るのは歓迎されるんだが、
あえて「特定モデルねーから」と念押しされているのを押して
「こういう文化って事は舞台はどこ。で民族がどーで歴史がこーで」と
蘊蓄語る奴が繰り返し繰り返し繰り返しわいて、ウザがった漫画板住人に
「作者がモデルねえっつってんだろーがそんなに語りたけりゃ世界史板池」っつって
ここのスレへ誘導されてんのよ。
この板じゃ常識的に割り出せる歴史考察でも
漫画板じゃ本気でウザがられるからやめておけって意味。
考察する能力の問題ではなく
空気が読めないからウザがられる
まあその一言に尽きるな
つまりは蘊蓄オナニー
歴史系というか、そういうネタの漫画で長々歴史を語るのはNGって空気がある
史バレもそうだけど、蘊蓄オナニーは見ていて不快だからね
かといってほんの少しでも触れるとキレてわめかれるのも不快だけど
>蘊蓄オナニー
○○民族は姉が弟の筆おろしを…
とかの蘊蓄を書いてくれたら、
セイレケさんがじと目のカルルクきゅんにくぱぁしてるところ想像しておかずにするけど。
オグズ族の間ではホモは即死刑、ってのは聞いたことがありますが
トリビア的なのはネタとしてもいいと思うけど
「この時期では有り得ない」「この地域には存在しない」「こういう風習は存在しない」
という決めつけ系も困るな
で、「こういう例もありますよ」と言われて消えていくことも多いけど
>>355 エロパロ板にちゃんとスレがあってリンク貼られてるからそっち行ってやれ
隔離スレもいろいろあるんだな
4巻発売なのに誰も触れないのか
今日買って来たよ
スミスさんがヤバイ
スミスさんもついに童貞卒業k?
アラル海ってどんな魚が捕れたの?塩湖だよね。チョウザメは淡水魚だから捕れないか。
漫画の中でチョウザメ取ってたよ
海水、汽水に棲むのもいるそうだ
ちなみにチョウザメは鮫じゃないよ
今回の話面白かった
この時代の結婚が本人同士の意思より親の事情が最優先されるのは前回のスミスさんの件でもわかってたけど
最初は気に入らない相手でもお互いの思いやりで夫婦として成長していくってのはいいね
長男の「お互い様なんだからせめて大事にしてやりたい」って言葉にグッときた
>>364 そうだった。4巻ちゃんと読んだら出てきてたね。チョウザメやマス。エビや貝。
もう今は海そのものがないかと思うと哀しい
双子と兄弟って歳は幾つくらいなのかな
13歳と14〜15歳くらい?
お婆さんが「お前の年頃にはお前の父親を膿んでた」って言ってるし15歳前後だろうね
双子は13くらいじゃなかろうか
兄弟は15、16くらい
双子の村の人たちが皆色黒なのは漁で日に焼けるから?
それともカルルクたちとは民族が違う?
民族の違いもあるかもだけど
漁で日に焼けてるってイメージだと思う
厳密に言えばスミスと並んだらアミル達もトーンを貼らなくちゃならない
厳密に言えばって、肌色が濃いなんて描写もないのに。
そうだね
彼らはアーリア民族なのだから
>>368 双子のひとりが「背が伸びたら胸も大きく」とか言ってるから
15歳ってことはないと思う 双子のお母さんだって結婚したのが12歳くらいなんじゃ
カルルクきゅんだって12歳なのに!
12歳頃だと女の方が背が高かったり体格がいいんじゃないっけ
その後男は一気に背が伸びる
個人差があります
あくまで日本の場合だけど女の子は中2まで男の子は高2までだ、っていうな背が伸びるのは
栄養良いわけじゃないから途上国の国の子は年齢より小さいこともあるし
背が伸びる年齢も遅そう
>>383 中央アジアはいろんな民族が混在してるから言語が通じるからと言って出自が同じとは限らない。
エイホン家でもよそから嫁いできただろうサニラさんはイラン風の鼻筋の通った容貌で娘や義父母とも違うしね。
アミルの実家のハルガル一族やエイホン家の町の住民は黒髪だけど、タラスやその義母は髪や瞳の色が薄くてよりコーカソイド寄りの容貌をしてるようだし。
>>380 しかし作中のあの豊富な食材を見ると
今の我々よりよっぽど栄養価の高い食事だな
日本の食卓はけっこう人工的になっちゃったからなw
パウチやレトルト・ファーストフードが入り込んだ食卓見慣れると
まっとうに作ったスローフードは美味しそうに見えるよね。
ニワトリしめて料理しろとは言わないがせめて魚くらい捌いて欲しい・・・
知り合いの30代の奥さんがまな板ほとんど使わないって聞いて驚愕した 一応三児の母なんだが
まな板のない家が多いと聞くけど…
刺身も野菜も切って売ってるからな
まあそういうのは一部なんだろけど
極端なのは子供に菓子パンしか与えてない親とかね
コンビニ感覚
なんかアメリカのビジネスマンの取材で
「ボクは20数年夕食はポテトチップスとコーラとアイスクリームさ」
とか笑顔で話していた青年がいた いや極端な例だと思うけどさ
しかし魚を三枚におろせるうちのかーちゃんは
余所からもらった鴨(冷凍・まるごと)の頭が落とせずに立ち往生したぞw
料理が進まない気配で見に行って、頭落としてあげたら後はすらすら進んだが
つくづく日本人の食卓って第一次産業から遠いところへ来ちゃったなとしみじみ
それはいいんじゃね?
鳥の頭が落とせないってのくらいは
50代の母親に魚のさばき方教えてって言ったら、切り身買えって返された
魚さばけないのは最近の人とか関係なく、料理好きかどうかなんじゃないかと思う
よく考えると自分は野菜と豆腐と卵で育ってきて、魚と肉あまり食べてない
漫画には話戻して、wikiのアラル海の項目でこの地域のその後を読むと切ないな
帯見て3巻に引き続きスミスさん主役かとwktkしたのに…
ゲストの双子が可愛くないわぁ
風俗的にも特に見所なかったしストーリーも動かないし
人それぞれってやつですね
双子のお母さんがなんかツボだったしお見合い話は面白かったし
前巻がちょっと鬱話だったので明るい話が読めてよかったわ
これで風俗的に見どころがないって…
3巻のスミスさんの恋愛話のほうが見所があったというのがよくわからん
この手の悲恋物語が好きならわざわざ乙嫁じゃなくてもいいのに・・・
人の好みはそれぞれとは言え
乙嫁にどういうストーリー性求めてんだろうなーと素で疑問
米びつに砂入れるようなレスするより、
3巻の良かったところを全力で語りゃいいのに
叩きたいだけの人で三巻発売日も微妙だのなんのと言っていた人と同一人物では
じゃあ三巻の見所挙げてみろといわれてもきっと答えられない
まさかと言いたいがマジでいるからなあそういうの
何が楽しいんだか
本スレで粘着してる人と同じかな
4巻は収録内容の構成が悪いと一人でがんばってたけど
399 :
世界@名無史さん:2012/05/20(日) 00:20:00.11 0
昔の日本人女もあんなだったんだよ。
今のような糞カスビッチ怠け役立たず性悪女が標準的になったのは、
だいたい1970年に入る頃から。60年代は、まだ糞ビッチではなかった、らしい。
いつの時代でも女に相手にされない男っているんだよ
時代のせいにしちゃいかんよ
カルルク「近所にスーパーが建ってから、嫁が全く狩りに行かなくなりました。
家に帰っても、TVの前で寝転がったまま『あ、帰ったの?夕飯は
冷蔵庫にあるからレンジでチンしてね』と言われる毎日です。
どうしたらいいでしょうか」
>401
一緒にモンスターハンターをすればいいのではないでしょうか。
「ヌマジのところへやるぞと言ってやれ」
>>401 回答S氏「結婚して5〜6年経つご夫婦にはよく見られる事です。何もあなたの所に限った
話ではありません。解決法としては発想を転換して、家政婦を雇いそちらに家事を
任せるというのは如何でしょうか?
近頃では、色恋ざたを起こして本国に居られなくなった英国人メイドが安く雇えます。
私にも心当たりがありますので、よろしければご紹介しましょう」
4巻は、親が結婚相手を決める世界での恋愛結婚(双子のママ)と、結婚前の時間の過ごし方(双子と兄弟)、結納金の交渉、見合いの様子(パリヤさん)と、
結婚前のあれこれが描かれたのが特徴だったと思う。
キャラや生活萌えと同時に、結婚や家にまつわる物語集として、よくまとまった構成になってる。
それだけに、別サイドで進んでるアミル実家の話がどう絡んでくるのか気になる。
漫画読みのプロに尋ねたい
あのオオカミは何を示唆してるの??
子どもに聞かれたが「なんか不穏な雰囲気とかそんな感じかなあ」と答えたら不服そうだった
漫画読みのプロではないが
共倒れを狙っている勢力がいるって事を示唆してるんだと思った
この辺の歴史知らないからそれがロシアなのかよく分からないけど
雰囲気でいいんじゃない?
長兄が強く歯をかみ締める怒りの表現を受け継ぐ形で、
不穏な雰囲気を二匹の狼の争いに例え、
それを見守る狼と不安そうなアミルと重ね合わせる演出がなされてるいる。
長兄の怒りからアミルの不安へと感情線をつなげるとともに、緊張感を高める演出を担っていると思う。
次に山のほうで争いがあったという話がなされて、
それが実家とは無関係であると伝えられ緊張が解消された後、
カルルクとアミルを暗喩する二匹の狼が戯れる描写がされて緊張を緩和する。
古典的な緊張と緩和の雰囲気作りじゃないかな?
オオカミは森さんがオオカミを描きたかっただけではなのか
理由はそれで充分な気がする
それじゃあ
>>406の子は納得せんじゃろ。
もっともらしい理由を捏造してあげなされ。
「ほら、オオカミさんかわいいでしょ^^」
って言ったやった方が子供は納得するかも
しないしないw
にくそいガキやの
馬鹿よりはいい
415 :
世界@名無史さん:2012/05/21(月) 19:08:03.67 0
四巻読んだが、あれだな。
ライラとレイリって現代日本に生まれてたら確実にスイーツ(笑)になってそうだなと思ったのだが、どうなんだろう。
あと、現代日本に生まれたとして、あれだけ男に対する要求が多いと中々結婚できずにいる感じになりそう。
現代の娘だって理想は「富豪のイケメン」だろう
だけど結局は「自分を大切にしてくれる」「真面目に働く」「実家がメンドクサクナイ」あたりが揃えば手を打つもんだ
417 :
世界@名無史さん:2012/05/21(月) 20:18:58.70 0
そういうもんか。
いや、あきらめないよっ
>>418 もうメイド付きの亭主を待つのはあきらめるんだ!
あの双子は分かった上で夢見てたんだよ。かわいいじゃない?
現代の女子もそういう子多いよ。
ま、中には例外もありますが。
421 :
世界@名無史さん:2012/05/21(月) 21:47:48.38 0
サーミがレイリに真珠を渡して、レイリのサーミに対する見方が変わるシーンがあったけど、あれを読んだ瞬間こいつはなんて現金な女だと思ってしまった俺は精神がひねくれているのかな・・・・
正しい解釈は、素敵なものをくれる位に自分を大切に思ってくれている事に対する反応なんだろうけど。
あと、真珠が随分綺麗な球体だったけど、あんな綺麗な球体の真珠が出来るのは御木本幸吉が人工真珠を作ってからだったように思うのだが・・・
>>423 あんたの変わり者自慢はどうでもいいので次からは後半だけ書いてね。
>>207 それがきっかけになれば現金な女でもいいと思うw
真円真珠は天然で出来ないわけではない
それだけ貴重なお宝ということで
>>423に期待
乙女なんて夢見てなんぼだ、洋の東西を問わず、昔っからあんなんだ
きっと有史以前からあんなんだったに違いない
今さらだけど4巻読んだ。あの双子も今頃はアラル海と一緒に干上がっているのか。
可哀相に。
427 :
世界@名無史さん:2012/05/21(月) 22:59:26.23 0
>>424 それで、俺のようなモテない野郎が影で女はバカだと見下したりしてたのかな。
「女子と小人は駄目ぼ」と言った孔子様は
イケメン武人だったらしいけどな
429 :
世界@名無史さん:2012/05/22(火) 09:54:53.28 O
あれは「俺様以外は全部バカ」て厨二病だと。
太宰治もイケメンインテリだったが妻宛の遺書に「四人の子ども達はそろって凡庸だがしっかり育ててくれ」ウンタラ残して
自分は愛人と入水自殺という・・・普通に家族大切にしてくれる男がいいよな
非凡なダメ男より平凡で誠実な男がいい、と気付いたらもう大人だわな
赤毛のアンで、若い頃不良っぽい男の人かっこいいよねー!と言ってたダイアナが
平凡な農夫と結婚してぽっちゃりしたおばちゃんになり、
アンと共に若い頃を述懐しながら体重を気にしつつ甘いものをつまむシーンがあるw
年月の経過ってのは残酷なもんだが
その一方で得るものも大きいと、大人になってから気がつくんだよね
レイリとライラはどんなふうに成長していくんだろうな
>>421 同じように感じてる奴多そうなんで、ちょっとマジレス
今のように男女を問わずアクセサリーが気軽に買えるものになるまでは
日本でも、結婚前の女性がろくなアクセサリー持ってないのが普通だったんだよ
ファッションの縛りも厳しかったし、アクセサリー自体そんな豊富に流通してなかった
だからプレゼントされて「これ好みじゃない」なんて事はまずありえなかった
だから若い女性へアクセサリーをプレゼントするのは効果があったし
プレゼントで愛を確信してうっかり結婚詐欺にひっかかっちゃう女性なんてのもいた
レイリのあのリアクションは、「自分が男性から素敵なものをプレゼントされる」
なんて事態を今まで考えてみた事もなかった、スレてない純朴な娘だって表現だと思う
433 :
世界@名無史さん:2012/05/22(火) 21:15:01.09 0
>>432 解説有難う。
皆結構色々アクセサリーを持ってそうな地域に思えたけどそうでもないのね。
>>433 財産として身につけて歩く貴金属はまた別だろう
これかわいーい!とキャッキャしながらアクセサリー選ぶような
消費型生活が身についてない時代のうぶな女の子は
「男の子からプレゼントされる」事で感激できた、って話
同じ森薫作品のエマに、リボン全部1ペニー特売で大喜びするメイドたちが登場してるが
それくらいのささやかな贅沢はできる彼女たちだって
好ましく思える男性からレースのハンカチ贈られれば感激する、そういう感じ
普通の女の子が男にホイホイプレゼント貰い、挙げ句に「これ趣味じゃなーい」なんていうなんて
日本ですら、バブル以前は「どんなスレた女だよ」ってぐらいにはありえなかったんだぜ…
435 :
世界@名無史さん:2012/05/22(火) 23:03:51.69 0
>>434 そんな時代にダイヤより価値があったと言われる真珠を貰えばそりゃ惚れてまうなぁ・・・。
双子は初夜も同じ日になるのだろうか
身につけてる装身具のほとんどは財産として伝わってきたものをつけてるんだよね。それは親からの愛情だけど。個人として、おまえだけにこれをやりたいって差し出された真珠の感激は単なる高価な財産って意味にとどまらないと思うよ
この世界、というよりこの時代&地域って、馬は毛色で値段が違ってたんでしょうか?
3巻で「(金時計1個で)芦毛の馬が5頭は買える」と言ってたけど、なんで単純に馬5頭じゃないんだろう?
あと4巻の番外でトルカンが馬を宛がわれたけど、白馬はまだ早いと言われてたし。毛色=能力の側面もあるとか?
白馬って主人公が乗るものだから
しかしサーミも真珠を売ればなかなかの財産になったろうに
未来の嫁さんにあげようという結論になるあたり意外にロマンチスト
441 :
世界@名無史さん:2012/05/25(金) 09:35:24.26 O
真珠売って財を得たらどこが出所か家族から怪しまれるだろ
家族に話さなくても現金の隠し場所に困るだろうな
真珠も小さいとは言えターバンに隠し持ってるんだし(常時かは知らんが)
そういう不労所得みたいなものは分不相応に持たないという考えもあるのではないか
登場人物は、みんな着飾って清潔感があって、食べ物はおいしそうで、
絨毯や調度品も手が込んでいるんだが、実際は着替えなんて滅多にしなくて
ドロドロで、体はほこりまみれで、食べ物は貧しくまずく、手の込んでいる調度品を
持っているのは一部の人だけ。
そんな感じなのかな。
>実際は着替えなんて滅多にしなくて ドロドロ
>>443が自分の常識から一歩も出られないのはよく解った
本スレで湿度無視したレス繰り返して突っ込まれまくってたのお前だろ
マンガやアニメになんで主人公のバックに花が咲いてるんだとか、なんで髪の毛が緑や黄色なんだとかドヤ顔でツッコミを入れる馬鹿っているよね。
やたら攻撃的だな。ヲタクって怖い。
フィクションに「実際は」なんて無意味なことを持ち出すのはバカ以外の何者でもない。
歴オタなら歴オタらしく語るべき蘊蓄はあるだろうに
前々から臭いはず臭いはず連発してウザがられてるんだよなこいつ
そんなに臭いフェチアピールしたけりゃPINKへ行けと
ロシアに住んでいる。
毎日毎日、市場に来ているテュルク系のおっちゃんから買った果物を食べている。
日本には無い、リンゴと杏と桃とスモモとサクランボの
中間みたいなのが何種類も置いてあって、どれも美味しい。
バラ科の果物っちゅうのはあの辺が原産なんかね。
おっちゃんはカザフのようだが、
日本で流行ってるんだと、このマンガを見せたら喜ぶかな。
明日やってみよう。
是非とも感想を頼むw
『エマ』もそうだけど、海外でも売れるような気がするけど、海外版とかどうなんだろ。
海外の感想の話は過去スレで出てる。
amazon.comをA bride's Storyで検索すればカスタマーレビューが読める。
449だが、昨日見せてみた。
えらく喜んでたよ。
おいらのロシア語じゃ伝わったのか分からないし、
何を言っているのか分からなかったけど。
ハーブシカがなんとかと言ってから、
ウチのバーちゃんはまだこんなカッコしとる、
とか言ってたんだろう。
市場のおっちゃんは、
カザフじゃなくてアゼルバイジャンだった。
>>452 感想より、ハードカバーで定価16ドルというのに驚いた。
ペーパーバックだったりハードカバーだったり
むこうの出版事情はよくわからん
456 :
世界@名無史さん:2012/05/30(水) 22:34:16.56 O
アミルのあたりは餃子は食べ無いのかな。
マントゥかペリメニか包子でもいいが。
外国人が時代劇描くようなもんだからピンとこないとこもあるかもね
むかし阪大の国際交流サークルの人が現地から来た人にこのマンガのについて聞いてたサイトがあったけど
あんまり食いついてない感があったな
3巻の「みんなで買い食い」では、具をパンで包んで焼いたものが出てた。
それを食べながらパリヤが「揚げパンに似てる。自分でも作れそう」と言ってたから、作中に出てないだけで、
主食と主菜を合わせた食べ物は普通にあるんじゃないか?
梅干しのおにぎりとか
ウイグル料理の写真とかググってたらこれこれ、市場にこれあった!それも!ってなった
揚げ餃子みたいなのとか、もうちょっとまるっこくてピロシキみたいなやつとかいろいろあるね
パリヤさんが興味もってアミルが買ってあげたやつは特定できそう
あの揚げ菓子、どっかのレシピ集で見た事あるんだが思い出せない…
タネを細い糸状にしてあの形状に揚げたものだったんだが
462 :
世界@名無史さん:2012/06/01(金) 18:45:20.36 0
>>453 ロシア語版出してあの辺で出版してみてほしいよね
それだ!ありがとう。
>>462 流石にそれはちょっと…
外国人が描いたなんちゃってジャパンもの輸入するようなもんじゃん。
描き込みは確かに観賞に堪えるだろうけど、
なんちゃって中央アジアですよファンタジーですよと強調して売り込まないと
森さんが不勉強なんだろうと思われてやるせない。
昨日、大学図書館に行ったんで中央アジア料理が分かる本がないかと探したが、
ウイグル女性の生活 みたいな本1冊しか参考になるのがなかった
トルコとか中国とか大きなくくりの本はあるけど、それだとその国の中心的な
ものになっちゃうからちょっと違うーというのしかない
織物なら写真充実してれば英語やロシア語でも本見るだろうけど
森さんが地域限定してない、混ぜてますというのは、各地域ごとに資料がふんだん
にないからそうするしかない、という面もあるかもしれないと思った
そして「ウイグル女性の生活」に出てきた木彫りの家がロステムの話をすごく
思わせたり、ウイグル少女の髪型がパリヤさんそっくりだったりでとても楽しめました
既に持ってたりしてなw
今年5月に出た本なんだな
シリーズだから予約してるかもねw
あの辺ってお米がごちそうなの?
あの辺りは、米はほとんど食わないんじゃないの。
食べるとしたらパン−麦だな。作中でもパンを焼く話があったし。
中国大陸では(…ってか世界的にも)だいたい北の方では麦を食べて、
南の方では米を食べる。
カルルク達も普段はパンか。
スミスさんが捕まった町では焼き飯を売っていたな。
ロシアだけど普通にご飯出てくるよ。
日本と同じように炊いて、
辛くないカレーみたいな感じのスープをかけて食べたりする。
ライスは、グルジアとかウズベクとか南のほうの食習慣。
余談だが、この辺(モスクワの北)は蕎麦が多いな。
ソバもご飯と同じように炊いて食べる。
蕎麦は日本より消費量が多いらしい。
ちなみにライスもソバも穀物を炊いたものはすべてカーシャという。
カーシャは西アジア共通のお袋の味。
北のほうはソバのカーシャ、西のほうは麦のカーシャ、
南のほうは米のカーシャというわけ。
ピラフの語源は中世ペルシア語の「ピラーヴ」で、トルコのピラウはそこから浸透したものだね。
とはいえ、
>>473の文中にもある通り一般的なライスの食べ方は肉料理皿に添えてって感じだな。
蕎麦が世界中で食べられてると知って驚く日本人は多い
カーシャ!ロシア児童文学でおなじみの食い物だw
まさかこのスレで再開しようとは
主食が食事を意味する語に転化するのはどの国も同じだね
日本なら「ごはん」、インドなら「カリー」、ロシアは「カーシャ」か。
東南アジアのライスはインディカ米主流と聞いたんだけど
日本以外でジャポニカ米ってどのくらい作られてんだろ。
六本木のウクライナ料理屋で出たことあるわー<蕎麦のカーシャ
チキンソテーかなんかについてきた
ネパールでも蕎麦を麺にするけど、生地を道具に入れて搾り出すんだそうな
茹で方が日本と違うらしくて麺汁で食べようとしたらえぐくて口かぶれるらしい
現地ではバターやチーズと合えるって
カーシャってイデオンに出て来たな
>>477 ロシアのスーパーの陳列を見てると半々くらいかな。
カーシャのお米はインディカ米のことが多い。
ジャポニカ米は、ピラフ(ナシゴレンにそっくり。土着の食べ物かは知らない。)
やスープに入れて使う。ライスプリンのお米もジャポニカ米かな。
でもなんといっても、スシがジャポニカ米の一番の用途だろう。
喫茶店でもスシを出すからねえ。
(香川のうどんみたい。)
しかし双子話はつまんねえな
まるで日本の恋愛物とやってる事変わんねえ
もういいわこのマンガ
いちばんつまんないレスをしてるのは
>>481っていうね
4巻が出た時本スレで必死になってdisってたアホだろ。
日本の恋愛物とどこが一緒か全然わからん
背景に「親の意向が絶対」のがある時点で日本の高校生の恋愛とは全く違うだろ
486 :
世界@名無史さん:2012/06/04(月) 09:52:31.95 0
双子は3Pするの?
>>486 つまんないレスって言われて相当悔しいのかw
ジャポニカ米って基本的に日本でしか流通してないんじゃないの?
朝鮮の米で既に日本の米と違うそうだし
490 :
世界@名無史さん:2012/06/04(月) 16:50:25.15 0
ふーん日本以外にもあるのかなんかガッカリだな
日本米は日本内だけで有って欲しいわ
バカがいる。
ま、すきにしたら?
このころのモンゴルも気になるな
中国は清帝国でチベットは平和だったね
その当時はむしろチベットが上位だったりする
皇帝が法王の弟子と言うスタイルだったね
漢民族の孔子教に対抗するためにチベット仏教を援用した形
というか女真族の首長がたまたま同時に中原の皇帝とチベット仏教のパトロンやってただけだよね、建前としては
実際は帝国としかいいようがないが
上位といっても支配領域をごっそり削ってたりもするから言葉どおりとはいかないけど
498 :
世界@名無史さん:2012/06/07(木) 00:32:28.54 O
乙嫁の社会が末子相続というのはわかるが、
ではなぜセイレケとヨシフがエイホン家にいるのかな。
>>498 ヨシフじゃなくてユスフね。
アクンベクは家長だからそうそう家から離れる訳にはいかない。
カルルクは次期家長だけど商売などで遠出したり出先で交渉するにはまだ若すぎる。
ユスフのように外から婿入りしてきた家の一員で若くて体力もあって世間慣れもある程度している男ならそういう仕事を安心して任せられる。
セリフによるとペルシャまで行ったりとかしばしば遠出してるようだし。
カルルクがいずれ成人すればユスフ一家は暖簾分けみたいな形で財産や家業のいくらかを分与されて独立って形になるんじゃないの。
500 :
世界@名無史さん:2012/06/07(木) 00:56:26.34 O
ユスフはなんで子供みたいに帽子だけなんだろ。
なんでわざわざageて書くんだろうか。
大変失礼しました。
末子相続とは断定できないだろ
何言ってんだこの人。
末子相続って弟が兄貴を殺して家督を相続するんだよな
俺が長男ならさっさと隠居するわ
歯を抜いて子孫に残す
ストゥーパでも建てるか
末子相続だって作者がはっきり言ってるのに断定できないとか調べもしないでデタラメを書いてる人たち。
単行本巻末の記述だし、知らなくても仕方なくないか
>>505 どこでそんなでたらめ吹き込まれたw
神話か何かと混同してないか?
上の子たちが独立するたびに財産を分けて
最後に残った子が親の面倒みる→家督を継ぐ
ってだけの話だと思うが
考えようによっては長子相続よりいいんじゃないの?
長男ってだけで弟妹全員を独立まで養って面倒見るより
さっさと財産分与してもらって嫁さん貰う方が嬉しい
>>505が何をどうとちくるってそう思ったのかをむしろ知りたいw
>>510 農民の末子相続だと大変そうだけど(たわけ)、
遊牧民なら増える羊を少しずつ分けていけばいいんだろうね
単行本巻末を読まないとは森薫作品を語る資格なし
資格なしとまでは思わないけど、
森さんの巻末は挨拶とかフリートークだけじゃなくて、裏話とか設定みたいな事も書いてあるからねえ
四巻に魚ばかりであきたから早よ出発すまいかという描写に対してスミスが結婚式をみたいんですといって出発を延ばしてもらっていたよな
結婚式→宴会→御馳走→肉っつー単純にうまい物が食えるからと言うだけで出発を一ヶ月(双子の花嫁修業を一ヶ月で終わらせるわよ!の描写から)も延ばしたりする物なのだろうか
馬でアンカラまで行く当時の時間観がようわからん
というか目的地の到着の期限とか無いみたいだしなあw
その目的がなんなのかが明らかにされてないけど
今やってるお医者さんごっこだって予定外のことだろうし
アンカラへ行くだけならとっくに用事は済んでるでしょ
まあ当時の時間観というか彼らの生活観でしょ
現代人、都会人とは時間の流れや感じ方使い方は確実に違うわな
そういう彼らの生活観はスミスの性分とは合ってるようだからいいんじゃない?
googlemapでアラル海の南にあるモイナク(Moy'naq)という町からトルコのアンカラまでのルートを検索するとイラン経由の陸路で約3900km。
現在地点はもっと東なので4000kmくらいはある。
アリが示した2つ目の陸路よりもカフカス寄りのルートなので、山道が多いという3つ目のルートはこれに近いだろう。
1日の走行距離をかなり多めに50kmとして80日。
経路の困難さや休養を考えると3〜4ヶ月くらいの行程になる。
アンカラ行く用事があって、アラル海の東側で寄り道していたって、出発地点は
インド辺りなの?
>>518 スミスはインドに実家の別荘があるって言ってたし、英領インドから中央アジアに入ってカルルク達の町にしばらく逗留してたところでは。
スミスさんってのはそもそも何者
スミスはスミスだ
たまにスメスになるよ
スミスさんのインドの別荘って小作人やら使用人やらおおぜい留守番して居そう
留守番もいるだろうがそこで奴隷のように働く人達もいるだろうね
だから何
幼い頃、子守に冒険記を読んでもらって、インドに別荘があるっていうんだから、
貴族階級とはいかなくともかなり裕福な身分じゃね?
エマに出てきたネイボッブ(インド成金)に連なる人間だと思う。
遊牧だと財産増えるのが前提でなかなかいいな。農民のが労働大変かも
農家の嫁は睡眠時間2時間だったというし
>>499 じゃらじゃらな本を読んできたよ
ウイグルの例だと、末子以外の子ども夫婦は生まれた子どもが結婚して子どもが生まれるころに
ようやく新居を建てて出て行くそうだ
基本、すべての家に3世代以上暮らしてる形みたい。布じたくの話みたいに子どもの教育も家でやるから
両親だけで子育ては無理がありそうだね
だからセイレケ、カルルク以外のきょうだいは結婚相手の家に住んでそう
>>527 ちょっと干ばつになったりするとあっという間に減るよ。
牧草地や水飲み場を巡って他の部族といさかいが起きることもあるし、家畜が盗まれたり狼に襲われたりも心配しなきゃいけない。
タラスの伯父がよそ者であるスミスにあれほど敵対的なのもそういう下地があるから。
>>467の本の実物を見れた
裏表紙が表表紙の美人の後姿で面白かった
カスピ海周辺の人々の衣装がとってもアミルっぽかった。あんなジャラジャラだ
結婚式の風習で「夫側の女衆が花嫁を迎えに行って、嫁側の女衆と掴み合いの大喧嘩
して奪ってくる」と言うのが面白かった。けっこう全編wktkだたw
531 :
世界@名無史さん:2012/06/09(土) 21:30:38.28 O
アミルはどういう手違いで、馬で5日もかけて嫁に来たのかな。
そのへん番外編でいいから描いていただきたいわ。
「手違い」ってのは連れ帰るいいわけみたいなものだと思う。
アゼルの服と、アミルがカルルクに作った服がおそろいだな
アゼルの服もアミルが作ったとすると切ない
結婚式に親族も来ない(そもそもやってない?)ってあるのかね。
結婚話は小さい頃からあったのに、結局行き遅れてあの扱いは途中で何があったんだろう。
若くないから道具として使えない→お払い箱に体よく捨てられた
それだけのこと
で、道具としての弾が無くなったからなりふり構わず取り返しに来た
536 :
世界@名無史さん:2012/06/09(土) 23:32:17.61 O
でも第一話でたしかエイホン家の人々が
ビックリしたり困惑したり騒いでる様子があったよね。
カルルクも驚いてたし。
本当は15,6の娘が嫁に来るはずだったのかな。
亡くなった大爺さまとやらがアミルの嫁ぎ先を
こだわってたんじゃないかな
で、大爺が亡くなった途端、親父が適齢期すぎた
娘を厄介払いしたとか。
葛邏禄と書いてカルルクと読むと今日知ったので記念カキコ
「13歳の時から嫁入りの話はあった。
母は早く嫁がせたかったが父の気に入る相手ではなかった」
それで嫁き遅れてこの歳になったと
番外編4コマでアミルは言っています
道具の使い道を選んでるうちに機を逸したか
エイホン家とハルガル家は結納金の額を話し合ったりしてないのかな。
父が今の親父殿と同一人物なのか、それくらいははっきり知りたいねえ
母が健在なのかも気になる
アミルの両親は嫁ぎ先を決める前に亡くなって
その後だれが一族の長になるかもめてる間に年月がたって
アミルが嫁き遅れたのかと思ってた
カルルクはタラス川に住んでいたんですね
>>542 そうそう。実は裏切り者
まあ名前は適当にそれっぽいのつけてるような
話は変わるが、ウチの実家にザクロの木があるが、昭和の始めに大叔父が貰ってきたアフガニスタンのザクロなんだ。
公園とかに生えてる日本のザクロの二倍近い大きさで、秋にそれはそれは美しい実が大量になる。
……生ごみでださないといけないぐらいorz
毎年なんとか消費しようと食べたり絞ってジュースにしたり煮詰めてシロップにしたりするが処理が追い付かない。
アミルに食べに来てほしいよ(´・ω・`)
いいなあ、大きいザクロ。
昔実家の近くにもあったけど、木が古くなったそうで実がつかなくなった。
いいなあ。送って欲しい。
ネットショップを開いたらどうだろう
自家製栽培であるだけ販売
>>541 嫁ぎ遅れにしても間があきすぎじゃね?とは思っていたが
それなら納得いくな、その発想はなかったわ
>>544 地元情報誌の「もらって下さい」コーナーでアピールしてみたら?
キロ単位で持ってっておk、って条件なら食いつく主婦がいると思うぞ
>>547 中国でそれやったら大量に人が押しかけ他の作物も根こそぎ持ってかれたという悲劇があったな
流石に日本でそれはないとおもうがずうずうしいのはいるので不特定多数は危険だよ
>>544 激しくうらやましい話だ
「取れたてのザクロが食べたいの店のは輸入品だから違うの」というおばあちゃんの
ために公園のザクロが落ちてくるのを毎年見張っているわ自分w
着払いでばあちゃんの駄菓子屋に送りつけてくれんかのう?w
そして在日アフガン人は泣いて喜ぶだろうね。中央アジア人全般か。
溜まり場に無料で送ったら大歓迎されるだろうな。溜まり場になりそうなとこないかな?
大使館に送ったら表彰されたりしてw
大使館にメール
セシウム臭くないザクロなら食べてあげてもいい
セシウムとか言い出すバカ
553 :
ザクロ家:2012/06/11(月) 22:48:54.90 O
欲しいていってくる人にはいつもあげるんだか、
なんせ完全無農薬で完熟するまで(落ちてくるまで)ほったらかしなもんで、
結構虫もわいたりするんだわ。ショウジョウバエとか。
だからあんまりリピーターが無いんだよ。
しかも赤い汁がジュクジュク出て、服とかタオルについたら取れないしなー。
結構厄介な果物。
虫なんてぺって追い払ったり洗い流したら終いだ
うちの周辺の店じゃ出回ってるのを見たことないから羨ましい…
>>ザクロ家
アフガンで何十年も支援活動してる日本人医師に連絡だ!
農民のために井戸掘ってるんだし、アフガンにそのザクロの種まいたらすてきじゃないか
挿し木はどう?
挿し木にはとっても向いてるらしいな!
でもザクロ家が厄介だと言う気持ちもわかる
職場周辺にザクロの木がいくつかあるんだけど、駐車場の屋根に実が落ちるのを
長年放置した結果、腐った実で屋根が穴だらけになってる家があった
今は家もザクロの木も更地にされて小さい家が3つ建てられている
日本人的には種をぺっぺするのがアレなんかね
屋根が穴だらけワロタ
いや笑ってる場合じゃないが
堅いもんなザクロ
風とともに去りぬでレッドバトラーがスカーレットの頭を
「ざくろのほうに割ってやることも出来る」とかいう場面なかったっけ
胡桃だったかな
ほう
561 :
世界@名無史さん:2012/06/13(水) 08:55:02.07 0
562 :
ザクロ家:2012/06/13(水) 10:08:54.06 O
ザクロ好きな人多いんだな。
なるのは秋になるからマジで覚えとくよ。
ザクロはあの透明感のある赤色がきれいなんだよな
まさに「宝石みたい!」
触手にしか見えん
それでも好きで食べるけど味が薄いと思う
565 :
世界@名無史さん:2012/06/13(水) 11:11:43.14 O
触手だのイチジク浣腸だのいやらしい
, -,、_ _,-‐' ̄ ̄`−、_、,-'( ̄(`l、
l' l´/, -`、-、_ /´ _( |llllll| `|lllト、_
`l、|' (lllllllノ /` ̄フ φ _, -<lllll、 `|llllll|、 Vノ( /`― 、
,イllll>‐-‐'|_ し| /| ' _,-‐'´ _ノlllllノ`ヽフ`〉、'ー'`-、| /⌒l
/lllllllノ `-、`ー/|/ _,-'_,-‐==''´ ̄ |::::;;|`l、_/、 | |
/llllll/ `ヽ|l _,_'´=''´ ̄´ _ |::::;;;〉 l、 `- ゝ- '
/llllll/ 、'´|y‐'´-―'´フら二 `l |:::;;;;|--==―--i-''´
/llll/ |、l`、l--―'ニl、/|lllll`| | l:::;;;;| ̄llllllllllllllllll|
/lllll/ `リ'`l--―┴ 、_,-'´Y | |:::;;;;|llllMA-04Xllll|_-、― 、_
/llll/ |`'´ニ|`l―-―| l-ソ | . |:::;;;|lllllllllllllllll彡lllll|ゝ、llll`ヽ、ヽ
|lll/ `ヽ二- ̄ ̄´E3 ノ |::;;|llllllllllllllllllllllllllllll`<>、lllllll|ll|
|/ (ミ三≡┬―'´ ̄ノミノ二ニ|:;;|::::.`l、llllllllllll)ニ|lllll|llノ
`l、川ミノ-' ̄ ̄ ̄´ |:;|:::::::|lllllllllllノニノllllノノ
 ̄ |:|:::::::|llllllllノソ-―'´
||\::::ノ-'´ ̄
|
568 :
世界@名無史さん:2012/06/13(水) 17:38:37.46 O
クリミヤ戦争のころだっけ?
569 :
世界@名無史さん:2012/06/13(水) 17:56:40.14 0
570 :
第20軍団兵:2012/06/13(水) 20:58:08.02 0
>>551 すごい,放射性物質を嗅ぎ分けられるなんて。ぜひその人外の能力を検査機関で生かしてください。
なめると微かな塩味を楽しめるかもしれませんね。
...と煽りにマジレス。
この時期って,イギリスは南下政策をとるロシアとアフガニスタン辺りで対峙していて,アフガニスタンには,かのワトソン博士がいる時期で無かったっけ?
チェルノブイリは舞台の北方にあるけれど,東西だけでなく,コサックとの交易とかでユスフには南北方向でも活躍してほしい。
時代についてはこのスレの前半で検討されてるのでそれを読んでね。
>>562 おー、駄菓子屋のばあちゃんのためにまじ期待してるよ!柘榴大明神〜
少し東にずれるけど、今週末から渋谷オーディトリウムでチベット映画特集状態だそうだ。
モンゴル映画も一つある
時代は現代物ばっかのようだけどなんか観てみようかな
双子の結婚式の回は、今日発売?
575 :
世界@名無史さん:2012/06/15(金) 14:59:19.72 O
もう出てる
576 :
世界@名無史さん:2012/06/15(金) 22:22:08.50 O
京都にアゼルバイジャン料理の店があるらしい。
ザクロ使った料理もあるって。
行きたいなあ。
地元で地味にラムステーキ見つけた.今度食べてみよう
羊の解体シーンがなんとも
579 :
世界@名無史さん:2012/06/16(土) 00:59:27.01 O
コミックス派なんで楽しみにしとくよ。
でも婚礼のご馳走シーンが美味しそうなら買っちゃうかもな。
今回のメインは羊の解体
今月号を読めば誰でも羊の解体が出来るようになります
そういやタラスさんが嫁に来たときは
羊の他に雌馬も出したってあってびっくりしたな。
なんかあんだけ馬を大事にしてるから食べないと思ってた。
>>581 馬はお金持ちしか食べない贅沢品みたいだよ。
583 :
世界@名無史さん:2012/06/18(月) 00:27:20.73 O
贅沢品でも食べるのか…
老いて人や荷物を載せられなくなったとか虚弱で働けなそうとか事故死した馬を食べるという話でなくて?
元々食用目的で飼育してる馬がいるって事?
>>585 わーありがとう!
割と率先して食べる事もあったんだね
骨と皮と尻尾で馬頭琴を作ります
地域にもよるけど北の方に行くほど馬肉の比重が高くなるみたいよ
カザフ、クルグズみたいな地域だと馬肉もよく食べるし
ヤクートに至っては肉と言ったら馬肉がメインとか
ウイグル、ウズベクはそれより頻度落ちるけど一応馬肉も食べたりするし
寄生虫が少なくて当たりにくいと別の漫画
で読んだことがあるし、栄養価も高いと
聞いているので、「たくさん食べて子供
いっぱい産んでくれ」みたいな意味合いも
あったんだろうなと想像してみる
591 :
世界@名無史さん:2012/06/18(月) 08:29:30.05 O
馬を食べる部族と食べない部族は仲が悪いだろうなあ。
うまくいかないものだな
馬が合わないのは、どうにもならんね
うまいこと言ったつもりか
チベタンは馬が屠殺されると非常に悲しむ
日本に来ると馬刺しがショックなようだ。一度「日本人てほんとに馬食べるの?
みんな食べるの?」と聞かれたことある
自分は食べたことないし食べる気もないと正直に答えた。普通に食べると答えた
人もいてチベタンが結局どう思ったかはわからない
596 :
世界@名無史さん:2012/06/18(月) 20:34:46.22 O
アメリカも西部開拓時代の名残で
「馬を食べてはいけない」
という法律があると聞いたな。
それ以前に馬はヨーロッパでもずいぶん愛されてるんじゃない?
馬肉消費量世界一位はフランスだった気がする。
>それこそイスラムの豚を嫌悪する以上の拒否感
この言い方変な言い方だな
寧ろヒンドゥーの牛の価値観に近いか
馬は大切な友人で有って食べるなど野蛮の極みってのが英語圏の連中の理屈
アホな理屈だとしか思わんけど
じゃらじゃらな写真集を見ていたら、「カスピ海のカザフ族」と言うフレーズがあった
ソ連の南下と強制農業から逃げてきた人々だそうだ。もともと裕福な遊牧者が多かった
けど土地も家畜も持ち出せずに身一つで来た。でも誇り高くて元気いっぱいで、高度な
専門職に転じた人が多いと
そして「男性のアルミさん」がいたwネタでも誤植でもないぞこれww
馬肉ね アルタイ山脈20世紀前半の誰かの旅行記でモウコノウマは
家畜の馬より美味しいとか読んだ記憶 嫁語りFT世界では
タラスさん近在にまだたくさん野生で繁殖してたりして
宗教を含めた食肉のタブーの大元ってのは、だいたいその辺りを発祥としてるみたいだからな。
箇条書きにすると
・移動、運搬、軍事、農耕などで家畜を使用するので、食用として使用消耗するのを
禁止した。
・上記使用等で家畜に愛着がわき、食用にするのが忍びなくなる。
・家畜として飼育すると飼料や餌の損耗で、結局人間の口にする食料が減る為に
禁止した。(豚など)
鳥なんかはこれに当てはまらないから、世界のほとんどの箇所でタブーに
なってなかったりする。
>>600 自分の価値観だけで相手をアホ扱いしてるあんたはどうなんだろうね。
そういや乙嫁の馬ってナニウマだろう。かっこいいからモウコウマとは違うか
伝説の汗血馬かな
606 :
世界@名無史さん:2012/06/18(月) 22:47:03.33 O
豚は飼うのに水が大量にいるから、砂漠では禁止と聞いたな。
羊肉も宗教タブーのない肉やそうで。
タルタルステーキも本当は馬肉なんだよね。
結局人間の都合、というわけですね
608 :
世界@名無史さん:2012/06/19(火) 06:57:47.43 0
609 :
世界@名無史さん:2012/06/19(火) 08:26:17.66 O
ハルガル家も山の方だし魚は食べなさそう。
「ご馳走」で米が出ますが、この辺の人が食べる米はどこで作った米だろう。
インド?
611 :
世界@名無史さん:2012/06/19(火) 14:07:55.08 O
イランで米作ってるとは!
タラスさんはインドに馴染みがなかったみたいだし、
米はイランから来てるんだろな。
市場で買い食いの時のピラフ作りたい…羊肉かな?
できたらハミウリいれて作りたいわ…
よく食べに行ってる焼き肉屋が
牛肉のレバ刺しやユッケを完全にやめて、
代わりに馬刺や馬肉のユッケをメニューに追加してた(さすがに馬のレバ刺しは無い)。
週刊少年サンデーでやってる「銀の匙」って漫画が
食肉にされる家畜を世話する生活や、
捕らえた動物を捌く話なんかを描いてるね。
たとえ競馬の競走馬でも大した成績も残せず引退すれば、
乗馬用等の使われ方が見つからず、
馬主が特段の思い入れももって無ければ、
殺処分されて食肉に回されるんだってね。
現代日本でさえああいう環境があるんだから、
遊牧民で食用にしてる部族なんかだったら
馬でも普通に食べてるんだろうなって思った。
「供養」ってやつか<食肉に
中近東で米作るってピンとこないな
稲作と言えば豊富な水のある土地って印象だ
>>589 北の馬はドカーンとでかくて重いのが多い気がするが
やっぱり食える部分が多いと食肉としての価値が増すのかな
日本における鯨みたいに、一頭屠ればわんさか食える
>>615 日本でも「陸稲・おかぼ」という水が少なくても一応育つ種がある
単位面積当たりの収穫量は水稲に比べて段違いで低いので、出来るなら水稲を育てた方がいい
高度な灌漑設備(カレーズ)はイスラムのおはこ。カレーズには嫁までいるんだぜ
中央アジアの南寄りには米があるようだ。チンギス・ハンの軍は「米を食うやつは皆殺し」
言うてたな。南下して征服だ
ウイグルのポロもインドのビリヤーニもトルコのピラウもスペインのパエリヤも同じ言葉
イスラムのライスロードだ
カレーズ!単語だけは覚えてたが意味忘れてたよ
シルクロード・シリーズ懐かしす
日本人医師とその仲間たちは、アフガンでカレーズの再生をこつこつとやってるわ
ザクロ家ー、ザクロ送ってやってください
と思ったらアフガンはザクロ畑やブドウ畑が遺体置き場状態だと・・・・
でもザクロ家の話のおかげで、アフガンは本来美しい庭園と果樹園でいっぱいだった
という話をリアルに感じられたわ
>>613 ウイグルのポロ(ピラフ)もウイグルの人曰く代表的な民族食だそうで
どうやらピラフの類はどこの地域も自分のピラフが一番って言う誇りと自負心が有る様だ
特に祝いの席で絶対に出るって言う料理だと言うし
ピラフにまつわる話は色々有ってアレキサンダー大王が中央アジアまで遠征に出向いた際
現地の料理人からピラフを振舞われてその余りの美味しさに感動して
料理人とレシピと材料をわざわざ本国まで持ち帰ったって言う逸話も有るそうな
あと、ウズベキスタンでは国民的大英雄のティムールも戦勝祝いには常にピラフを食べて
それを配下の兵隊や直轄領の住民にも盛大に振舞ったって言う話も有るんだと
そう言うのも有ってピラフは特に重要かつ最高の料理って言う認識が有るみたい
馬のヤク版て感じだな
624 :
世界@名無史さん:2012/06/19(火) 21:01:57.00 O
昔、何かで読んだけど、モンゴルから来たお客を歓ばそうと
ジンギスカン鍋したんだって(悪気なく)
ところが一番喜んだのは白米の熱々ご飯だったらしい。
肉は普段の食事だけど、米はご馳走だし、やっぱり日本の米は旨いらしい。
ある大学の教授が東南アジアからの留学生を自宅に呼んで日本のごはんをご馳走したら
「すみません、このごはんはベタベタし過ぎて食べられません」
と言われたそうな
インディカ米に慣れてるとそう感じるんだなw
インド人の旦那実家へ米持参した流水りんこが
主食米としてはウケなかったが、デザート米(甘いおかゆ)の食材としてウケたって描いてた
東南アジアから畜産の勉強に来てた学生が
牛に飼料の豆をやるところを見て急に泣き出した
びっくりしてわけを聞くと
「実家ではこれが主食なんです…」
と言う話もある (´;ω;`)
629 :
世界@名無史さん:2012/06/19(火) 22:32:48.78 O
>>619 その日本人医師はアフガニスタンにいるの?
ザクロ家のザクロは庭木で農薬も撒いてないし、
生の果実は検疫通らないのでは?
日本で支えてる支部や関係者はいるでしょ。日本にこういうザクロがあるのって
こういう人たちには嬉しいと思う
まあほんとに送るのは難しいだろしノリの部分もあるよ。在日アフガン人の口に
入ったらとても素敵だと勝手に思ってるよ
手で食べる米だもんね
エイホン家は兎のスープもスプーンなしか。スミスさんだけ使ってる
ラグメンは一皿が一本のうどんらしい。手でどうやて食べるんだ
北海道開拓時代もすごかったらしいね。ソースは百姓貴族2
豚の餌だと思ったら主食だったという…
635 :
世界@名無史さん:2012/06/20(水) 00:07:35.82 O
市場で買い食いのピラフはウイグルのポロなのかな?
鶏で作ってみるわ!調べたら味付けは塩だけらしいし!
>>633 戦前の北海道はね〜。米が出来ないし、当時の趣向では
イモより穀物なんで、基本が雑穀。
田沼意次は最後の仕事として北海道開拓を計画してたらしいね
ジャガイモやとうもろこしは本当に偉大だな
>>637 田沼意次の時代では無理だろうねい。
なんせ、さらに時代が下った幕末に八王子千人同心が
苫小牧開拓しようとして、失敗したのだし。
八王子とかじゃなくて、岩手とか青森から入植させろよ
640 :
世界@名無史さん:2012/06/20(水) 01:05:01.89 O
641 :
世界@名無史さん:2012/06/20(水) 10:45:54.12 O
旧会津藩も開拓にいかされたんですよね。
>>635 インディカ米買うまでが大変そうだなw
がんばれ
>>625 「カオニャイ(モチ米)だ」と言って振る舞えば良かったかも
>>631 適当な所でちぎって。右手の親指、人指し指、中指の三本で結構なんでも出来る
輸入食材はカルディが買いやすい。たいていのスパイスが手に入るしいろんな種類の小麦粉や
米粉も売ってる。
ジャスミンライスてすごいいいにおいだよね〜
646 :
世界@名無史さん:2012/06/20(水) 23:40:51.57 O
え、ポロてインディカ米なのかorz
道は遠いな。
炊きあがったコマをよーく見てみ。
森さんの鬼描き込みで、ちゃんとインディカ米に描かれてる。
途中送信しちまった
そもそもジャポニカ米であの調理法をやると、米の水気多すぎてべちゃべちゃになると思う。
ありがとう!
ジャポニカ米でもいけるんだな。
ウチは年寄りがいて、インディカ米は大嫌いだから助かるわ。
羊肉も無いから鶏肉になるけどやってみる!
>>648 いや、水加減を間違えなければ、そんなにベチャッとはならんだろう。
似たような料理のスペインのパエリアを食べた事があるけど、ご飯よりは
若干ベチャッとしたやわらかい食感だったが、旨かったな。
パエリアでは米を研がないのがコツって話だったが、
>>649では研いでるな。
研いでよかったんだろうか?
1巻ちらっと立ち読みして3巻まで買ってさっき読み終えた
パリヤめっちゃ可愛いんだけど こんな子が婿を貰えないなんてありえない
婿候補みたいのが出てきたけど4巻からそっちの話は進展するの?
ほんの少し進展したよ〜。
あの向こうのお父さんがパリヤさん気に入ったのは
奥さんに似てたせいじゃないかと推測してます。
婿候補の目元とパリヤさんの目元が似てる気がするし。
次の乙嫁はパリヤさんかなあ(*´∇`)
アミルダイスキ
うーん、本スレから来てみて一通り目を通したが、米と屠殺以外全く付いていけないぜ
ただまぁこういう話題は傍から見てるだけでも結構面白いもんだな
>>656 その子はティレケだよ!結婚するにはまだ早いよ!
そりゃカルルクの姉セイレケと婿ユスフの長女のティレケ
>>650 もはや別物になってないかそれw
でも美味しくできるといいね、じじばばも喜んでくれるといいね
ティレケーーー
ティレケーーーーーー
マイルドーーーーー
ティレケーーー
>>657 すまんw
未だに顔と名前が合わないことがあるw
ジャポニカ米とシチュー用牛肉で作ってみた<ポロ
うまいんだけど肉が出がらしっぽくなってしまった。この肉は濃い味のスープが合うわけか(たぶん)
今度は鶏モモでやってみよう
ティレケさんはまだ10歳
10歳の子がもう2,3年で嫁候補なんてサイクル早すぎgkbr
パエリヤと言えば日本に来たフランス人が深川飯食べて
「日本にはアサリのパエリヤあるんだ、うまーい」と言ったのを思い出した
高木澪もスペインにウルルン滞在した時にキノコの炊き込みご飯作ってたな。
パエリヤコンテストに出してた
>>662 子作りの為だけを考えれば、思春期ごろに結婚しておいて
心身の準備ができたらとっとと子作り開始ってのは効率いいんだろうね
逆算すると、あの歳からもう準備はスタートしなけりゃいけない、と
カルルクの母さんは40歳くらい?で孫が四人かもっといるんだな。
666 :
世界@名無史さん:2012/06/21(木) 22:43:05.64 O
カルルクが12歳で、ティレケは10歳ぐらいかな?
それならセイレケ姉さんは26,7歳ぐらい。
まだ上にメルタ姉さんて人がいて、お祝いの壁掛けくれてはるし、
サニラ母さんは44,5歳かなあと推測する。
パリヤさんは焦ってるという設定だから16ぐらいかな。
バルキルシュ祖母様はマハトベク祖父様より歳上な気がする。
>>664 思春期だったらもう準備OK臨戦状態ですよ
サニラさんは40前の可能性もあるね
当時の女性の初潮は14〜5歳。それが子作りできる=結婚可能年齢と認識されてるから、
子供がたくさんほしい=妊娠できるから結婚って考えだと思う。
日本の童謡にも「ねえやは15で嫁にいき」って歌詞あるし。
ライラとレイリも、祖母が「私があなたくらいの時は、あなたたちの父を産んでた」て
いってるから、やっぱり16くらい?
基本、15,6才で結婚
↓
第一子出産は16,7才
↓
ティレケは10才
↓
じゃあセイレケ姉さんは26,7才
↓
メルタ姉さん(名前だけでてくる)は27〜9才?
↓
メルタがサニラ母さんの第一子なら、サニラは43〜5才。
↓
それにしてはサニラさんは見た目若くて色っぽい。
>>670 16はないでしょ
16なら立派な大人だ
もっと若いはず
>「ねえやは15で嫁にいき」
これも数え年
12、13で結婚
14、15で出産てところだね
まあそりゃ授かり物だから個人差あるだろうけど
家康の両親も家康生まれた時の年齢が凄く早かったよな
確か父が数えで17で母が数えで15だったはずなんで
今の時代の基準なら父は15〜6、母は13〜4って事になるか
家康っつうか家康の先祖の家系はなんか揃いも揃って早出産ばっかりって感じ
674 :
世界@名無史さん:2012/06/22(金) 13:00:24.96 O
一巻の後書きで適齢期が15,6とある。
森先生がかぞえで書くとは思えないので。
まぁ、現代日本でも14で出産は普通に事例があるからできないわけじゃないんだよね
まあ生理さえ来れば産めるもんね
骨盤未発達だったら母体が危険
途上国だとそういう危険なことが行われてるけどね
思春期ってやりたい盛りだしな。
思春期同士で子供作っても一族が
それを奨励して支えてるんだから何も問題ないと。
予後不良で母親の体重が戻らない
乳幼児死亡率が高い
いろいろとリスクが高い社会
日本でも高度経済成長前は6人兄弟とか普通だったよなあ
沖縄なんかだと貧困の再生産とか言われてる
10年くらい前の娯楽番組だけど、12歳の経産婦が出てた。
東南アジアの少数民族で、結婚は9歳(夫は当時14歳)だった。
日本人からすれば嘘臭いけど、当地の習俗までは分からないから、新生児死亡率が高いほど早婚の傾向があるのだろうか?
というより多産の必要性でしょ。できるだけたくさん産もうとするから早婚になるってのは作品に言われてた
日本でも乳幼児死亡率があまりにも高かったせいで大正時代ですら平均寿命は約43歳。
> 沖縄なんかだと貧困の再生産とか言われてる
いや初耳だし。
確かに所得が高い地域ではないけど、合計特殊出生率は
それほど高くないし、言い過ぎだと思うのだが。
十代の出産が多い地域
で、「沖縄なんかだと貧困の再生産とか言われてる」って誰がどこで発言してんの?
周知の発言のごとく書いてあんだけどさ。
板違いでスレ違いの主張にいちいち食い付くな。
>合計特殊出生率はそれほど高くないし
ロミオとジュリエットの原作設定が13歳と17歳前後
当時の貴族の子女はそれが適齢期らしいが
>>691 3日間続いただけで6人の死者を出した刹那的な関係で、当時の婚姻を語られてもな
>>676 × 生理さえ来れば産めるもんね
○ 排卵があれば妊娠できるもんね
実際問題、初産はともかく第二子以降からは年齢そんなに関係ないんだよね
多産の場合、産むほど肉体が成熟して出産に適した状態になるから
現代日本は、出産一回あたりのリスクが軽減している反面
多産によるメリットがほとんど享受されていない状態なんだよなあ…
妊娠すれば回避できる症状や婦人病とも、出産しなけりゃ一生の付き合いだしな
>>691 しかも出会って実質的に結婚して死ぬまで三日だっけ
ジェットコースタードラマも目じゃないなw
初産が早ければ40代くらいまでポンポン産んじゃうもんなあ
だから昔は兄弟の歳の差が大きかったり
従兄弟が叔父さんくらい歳が離れたりってのは珍しくなかった
先進諸国は、一人当たりの養育コストがかさむからな
幼子が病死する悲しみが少なくなった代わり
沢山の兄弟や幼馴染みと団子になって遊ぶ幸せや
生き物の生死を肌身で感じる経験は失われたわけか
カルルクとティレケは2歳違いの叔父姪か
エイホン家は歳が近くても世代差がなんとなく出てるね。カルルクがとりわけ立派な
子なんだろうけど
20歳差の兄弟といえば、南方熊楠の親友兄弟のエピソードが好きだ
(熊楠がアメリカに行く時に挨拶に行った日にその家に女の子が生まれる。親友兄弟の妹。
親友兄弟はその5年後くらいに亡くなりこの女の子が跡継ぎになる。30年後熊楠が会いに行くと、
あなたが来てくださったので幼いころに死んでしまった兄たちにも会えたような気持ちですと泣いて喜んだ)
698 :
世界@名無史さん:2012/06/23(土) 01:21:27.51 O
安産の条件は3つ。
1 若いこと
2 背が高いこと
3 痩せていること
しかし1を真に受けて初潮がきてすぐ性交して妊娠すると
たいていまだ身体が成長しきってないで2にひっかかる。
結果、ものすごい難産で苦しんだあげく母子共に死亡することもあった。
なんで痩せてる必要あるものかアミルやパリヤも
安産しそう 弓稽古で筋肉きたえてるし
700 :
世界@名無史さん:2012/06/23(土) 01:49:39.99 O
パリヤさんは背が低いからもう少し大きくなってから。
アミルは安産三条件完璧だ。早くどんどん産んでほしいな。
太っている=栄養状態のいい生活を送れている
ということで、未開の地ほど太った女性が魅力的と見られてたと思った。
実際当時の女性の結婚は女性は男性に尽くすものとして女性は抑圧されていたんだろうか。それが普通すぎて抑圧されているという概念そのものがない?
一度そういう時代に生まれてみたかったが、そういう時代は得てして男性の責任も酷く重大なんだろうな…
イスラムでは尽くされる以前に守らなきゃならん
男は通りすがりの女性の頼みごとを断っちゃいけないんだぜ
脇の窓から「パン買ってきてよ」と知らない女の人に言われたら買ってこなきゃならん
日本でも恋愛結婚やフェミニズム()な概念がなかった時代は抑圧とかの感覚は特になさそう
極端に虐待される場合でない限りは
逆にグンマーとかの一部地域はかかあ天下文化が昔からあってむしろ旦那が抑圧されてないか心配
一番強いメスがオスを選ぶと言うあの…
単純な男性優位って意外に少ないようだ。年齢や身分や関係性が複雑に作用する
パキスタンあたりの報復林間だの名誉殺人だの、アフリカの性器切除が極端にひどい例に見える
アテルイみたいなケースみると、族長が女をどう扱っても許される素地があると周りの
まともな男も地獄だぬ
アゼル兄さんはアテルイ死んで自分でアミルを同じ目に遭わせる役になるまでは、妹たち
に対して対スルキークみたいにデレてたと思うんだー
女性に財力があって自立していれば男性には従わないという傾向もあるけどね
708 :
世界@名無史さん:2012/06/23(土) 19:13:12.85 O
安産3条件の、痩せていることというのは
どっちかというと「肥りすぎてない」ことだな。
痩せすぎはもちろんだめだ。
極端な痩せぎすや肥満でないかぎり体型と安産は関係ないよ
大柄の人は大きな赤ちゃん産むし小柄な人はそれなりに小さめの赤ちゃんが生まれる
結局それなりに大変なんだよ
710 :
世界@名無史さん:2012/06/23(土) 20:02:33.15 O
>>709そんなことないよ。
人間の赤ん坊は人種違ってもだいたい2500〜3500g。
身長140cmのモンゴロイドも180cmのコーカソイドもなー、そんなにちがわない。
身長は高いほうが妊娠中も出産もかなり楽だよ。
生まれていきなり天上天下唯我独尊とか言い出したら普通は〆て無かった事にするよねっと。
そこまでイッたら腰抜かしてしめる間が無いと思うわwww
資料つきの話ってここではおk?
本スレだと嫌がる人がいるみたいなんで、ここでズボン話やっていいですか?
>>714 中央アジアのズボンって何か特殊なの?
気になるから書いて。
そのためのスレです
そんなに子供作って、相続する耕地とか牧草地あるの?
無けりゃ奪ってきます♪
そうして歴代の遊牧民族の帝国は生まれたのです。
719 :
世界@名無史さん:2012/06/24(日) 07:40:16.58 O
子供たくさん作ってもたくさん死ぬしな。
ソースは昔見た大スキタイ展だが、ズボン自体中央アジア遊牧民の発明じゃなかったっけ
出土品の黄金のバックル(ベルトの)が今の普通のバックルと形も仕組みもまったく同じで
何千年も昔のやつなのに今とおなじだ!となんだかやたらと興奮下の覚えてる
日本も古代はズボンだな
2巻に出てきた女性探険家の服装がちょっと疑問だったので調べてみた
町の人は「あれ女の人?」「股引はいてた」というから異装扱いのようだが、
同国人のスミスさんは特に驚いていない。レディートラベラーはレディ衣装
を崩さなかったと言うのでちょっと引っかかってた
女性の乗馬服としては1840年代からズボンがあったそうなので(文化社の「服飾史大辞典」より)
乗馬服だったのかと納得した。日常着として広まりだすのは1910年ころから。シャネルもがんばった
だが1895年にニューヨークのコニーイランドで、アイレン・クラークという女性が男装を理由に逮捕
されている(理論社の「服装の歴史」)
そして彼女が現地の人に招く隙も与えずさっさと行ってしまった理由を想像
御呼ばれされたら、乗馬服からレディ衣装に着替えないといけない(多分)
着替えるためにはテント建てて設営しないといけない
そんな暇はない(多分)
スミスさんに家族の手紙を持ってきたのが現地の人に同化できる「お客さん」で、
旅立たせる謎の手紙を持ってきたのが現地で不思議がられる女性だったのは対比になってると思った
あれ、じゃあアニメのベルばらでアントワネットやデュバリー夫人が履いてた乗馬ズボンは男性用だったのか
原作ではドレスのままだったけど
いつ頃までだったか知らないが、大昔のキリスト教社会では、女性が男性に間違われる
格好をするだけで死罪相当と聞いたことがある。
だからジャンヌダルクも女性と分かるよう格好をしていたような?
ベルサイユ宮時代はどうだったか知らないけれど、まあ多分に創作じゃないか?
上流階級の社交場にも女性ズボンは今も厳しいような
アニメのベルバラはそういう事情知らないでやっちまったに一票
まあドレスコードなんてものがあるくらいだからな
べるばらは乙嫁の中央アジアから時空的に遠いわ
船と馬と良い案内人を雇い何千キロも西へ旅し
タイムマシンで何十年か遡って18世紀フランスの
名高い服の装飾デザイナーのベルタン嬢に意見をきいてみるのがいいね
ペルシャの上流階級てどんな衣装なんだろ
グーグル先生に聞いてくるわ
>>726 20年くらい前に某女子大の教授がジーンズはいてきた女生徒には講義を受けさせない、って騒動があったな
冷戦時代
東側のある学校でモンゴルからの留学生がズボンで登校して騒動になったとか
ググってたらザクロ柄の布や衣装がけっこう多いな
アミルがざくろの刺繍しないのは食べたくなって困るからかな
そういや自分もザクロ柄の羽織持ってる。カーネーションの時代に作られたっぽい
ザクロは多産豊穣のシンボルとして吉祥紋様だからね
洋の東西を問わず多く用いられてる
ペルシャの服って今のチュニックとして使えそう
このザクロ柄の服欲しくなってきたw
>>732 ありそうw
あの時代あの地域、女性がズボン姿の民族ってないのかな
金瓶梅時代の中国のシルクズボンのセクシーさが好きなんで
乙嫁にもあんな感じの風俗登場しないかなーと期待してるんだけど
サービスサービス的な意味じゃないよ、
森さんの描き込みでキュートなシルクズボンスタイルを見たいってだけ
アミルやパリヤだって「ズボンも」穿いてるけど、
頻繁にそのまま乗馬するあのズボンの素材はウールかな木綿かな。
シルクだと腹が冷えそう。ペルシャへ南下すると
嫁様や乙女の胴着や上着ワンピは長いか短いか?。その下の
女ズボンの模様や刺繍をスミス氏は、じっくりメモれるかしらw
服でも作ったらどうかと思ったのよの所のアミルさんの顔真っ赤下着姿パッツンパッツンせくしーすぎぃ。いいなあカルルク
ちょっとデブってね?
実際に会ってみると画面で見るより細いよ
棒きれに乳が付いたような体よりあれぐらいの方がいいだろうが
女性の下着はあれでわかったけど男性のはどんなだろ
前掛けみたいのが無いだけかな?
>>738 森さんは女体を実在するものとして描いてるからな
萌え絵の女体はモデル体型すぎ
普通あの年頃の娘はあんなに腹ぺったんこじゃないよ
そういや昔読んだ「ハジババの冒険」の訳注に
「ペルシャ人はやせた女を好むがトルコ系遊牧民は太った女を好む」
とか書いてたような
やせた、太ったの基準も細部で微妙に現代人感覚とはズレていそうだな
森さんが熱く描き込みまくったコルセット特集の当時の美貌解説で
腹は尻同様たっぷりと肉がついていて、手は小さいのがいいってのにへーってなった
衣服の下から肉体の張りがむちむちと感じられる描写が好きだ
ハジババ面白そうだな
ハジは巡礼遂行者のあのハジかな
>>745 ロココ絵画の女神たちなんかが理想像なんだろうね>肉付きぽっちゃり
でも貧乳が上品なんだよ
料理についてまとまった本がないと思ってたが、いいの見つけたw
美味しい中央アジア
なんてドンぴしゃり・800円だし買ってしまいそう
750 :
世界@名無史さん:2012/06/26(火) 23:32:14.10 O
751 :
世界@名無史さん:2012/06/27(水) 00:17:24.71 O
タイトルだけで欲しくなるな
>>745>>748 ヴィクトリア朝のファッションか何かについての本で
タイトレーシングのコルセットを着けた娘たちが古代の裸婦像を囲んで
「信じられない太いウエスト!」とかいってる風刺画が紹介されてたので
当時はそんなもんかと思っていた。
つまり過度にウエストを締めるコルセットを風刺してるんだよね
ギリシャは基本自然美だっけ
ナポレオンの頃は古代ファッションが流行してるが
スタイルの基準も自然美だったのかな
あのスッケスケのスタイルじゃどう考えてもコルセットは不可能だし
「イワンの戦争」と言う本をちら見した。ソ連の第二次世界大戦の兵士たちの群像
ロシアのいろんな技術者たちが、用があるからとタシケントだトルクメニスタンだと
家族ぐるみで移住させられてた
わやくちゃシャッフルはこのころにもう始まってたんだな。伝統的な生活基盤はこれ
だけでもだいぶ失われる
756 :
世界@名無史さん:2012/06/29(金) 13:42:15.30 O
子供の頃はみんなソ連で、いっしょくただと思ってたなあ。
子供の頃はまだ冷戦時代だったっけな
西欧諸国の名前はひととおりさらったが
東側なんてソ連と中国以外教わらなかったw
>>757 小学生当時、ソビエトのほかにウクライナとベラルーシが国連加盟国ってところが何故がずるいと思ってた
遊牧地を無理に畑にして定住させたりなあ
カザフスタンにも抑留日本人いたな。どんな仕事させられてたんだろう
カルルク達がいる辺りには沿岸州から高麗人が移されてくるんだっけ。
現在のウズベク人は「どれが伝統的な料理なのかわからない」んだそうだ
シャッフル後に2代ぐらい経過すればそうなるか
今現在はチベットが強制定住やらされて中国語で「定住素晴らしいこの恩を忘れるな」とか
看板立っててなんかいたたまれない気持ちになる
子どもの頃は中国はパンダくれるいい国だと思っていたな
まあ新興国だからな
>>762 不謹慎だがクッソワロタ
多分同世代だろう自分にはわからんでもないwww
無類のパンダフェチ・スチール星人を知っている世代か。
>>762 くれるわけじゃないからな。
レンタルして外貨を稼ぐ貴重な手段。
子供はそんなこと知らんでしょ
768 :
世界@名無史さん:2012/07/02(月) 08:09:29.25 O
カンカン・ランランもレンタルやったんか?
>>766,768
ワシントン条約が厳しくなる前はパンダ外交て形でソ連やアメリカとか、
いろんな国に送ってたんだよ
カンカン、ランランはその前だから日本籍だけど、
今は中国籍のレンタルしか国外に出せなくなってる。
ちなみにパンダ外交の歴史は結構古く、
武則天が天武天皇につがいの2頭と毛皮70枚を送ったとか記録されてる。
共産党以前にも、国民党の時代にアメリカとイギリスに送ったりと、
珍獣を利用したアピールてのは、今も昔も有効みたいね。
770 :
世界@名無史さん:2012/07/02(月) 09:39:22.28 O
いま漫画の旅の舞台はキジルクム砂漠よりも西、竹が育つ地域とはちがうよ。
動物に関するスレ、この世界史板に前から別にあるやん。
パンダの続きは、そちらで。
たぶん笹
>>762 1980年の「気分はもう戦争」では中ソ戦争が始まった途端
「今こそ我々はパンダのお返しをする時だ!」って義勇兵集めてたなw
ソ連が戦争始めた真の動機が「新疆の大掃除」ってのも面白かった
あの世界は、顔がいいのと、裁縫が上手いのと、持参金が多いのは、
どれが一番なんだろう。
775 :
世界@名無史さん:2012/07/02(月) 21:05:49.29 0
うわああああ、ウイグル・・・・・
>>774 刺繍じゃないかな
持参金は妻の財産で自由にならないが、刺繍上手だと自分や子どもが立派な
服装になれるし、売ると生活費のたしになる
ウイグルとか、あの辺を舞台にした漫画って最初に見たのは
マスターキートンの砂漠のカーリマンだったなぁ
775の「うわああああ、ウイグル・・・・・ 」みて思い出した
遺跡発掘したら族長がショック死して
族長の息子に砂漠の真ん中に放り出される話だっけ?
そうそう、で、罠でネズミ捕まえて生き血を吸う奴
本当にあれだったのか
石をしゃぶったら水分が採れるとか妙に記憶に残ってるわw
780 :
世界@名無史さん:2012/07/02(月) 21:49:57.52 0
在日チベタンがふるさとの「紙のように薄いパン」をなつかしんでピタパンを食べていた
なんかかわいい
チベットは大麦(グルテンなし)を主食にする唯一の民族だそうだが、そんな薄パンなら
小麦使ってもコシや食感はあまり求めないのかな
アミルやパリヤさんのパンは発酵してないらしいね。固いのか
保存にはいいが食べる時はどうなんだろう
>>781 現地人がスープに浸しながら食べていたので、汁物と食うのが一般的だと思う
肉焼いた汁を吸った奴も旨い
そのまま食べると口中の、いや体中の水分を持ってかれる気がするw
そして顎が強くなる
>>782 あんがと
柔らかいものを食うようになると、顎が華奢になるって言ううしね
肉汁はうまそうだな
近年若い子の顎が細くなった気はしていたが…
昔と違って食い物軒並み柔らかいもんな
これから日本人はもっと細長い顔になっていくのか・・・
親に顎が丈夫になるからと、堅いものを食わされていた。
顎が大きくなった所為か分からんが、
歯並びはすごくよくなっている。
>>786 やわらかい物を食べる→顎が細くなる→歯が収まりきらなくなる→歯並び悪くなる
ただでさえ、収まりきれないから「親知らず」なんて状態になるのに
現状 土地がないと自分たちが死ぬ ←4巻P7「いずれ冬になる〜このままではヒツジも我々も飢え死にだ」
解決法 武力でヌマジから土地を奪う ←4巻P7「ヌマジの連中から土地を奪い返してやる」
解決法の対策 ヌマジと戦う為にバダンと同盟 ←4巻P7「いいかアゼル〜申し入れろ」
対策の問題点 軍事同盟を結べばロシアが介入してくる心配がある ←4巻P7「親父殿、あそこはロシアの」
問題点の認識 ロシアを軽視していて、バダンと手を組めば追い出せると考えてる ←4巻P7「大体ロシアが〜野蛮人」
バダンの思惑 ハルガルこれから起こす大きな戦争の兵として使いたい ←4巻P12「兵は使うと減る。多いほうがいい」
ここからわかること
ロシアと同盟を結んでいるバダンは、これから大きな戦を起こそうと目論んでいる。
そこにハルガルが同盟を申し込んできたので、手をかしてやる代償として駒として使おうと思っている。
つまりこれから起きる戦争は、ハルガルとヌマジの諍いなどは些細と言える程の大規模になる目算がある。
アゼルはロシアが介入してきて大きな一族に禍根を残すと心配しているが、族長はロシアを軽視している。
おまえ露土戦争し蘭の
>>787 あるある
うちの姪っ子、親戚随一の細面できれいな子なんだが
歯並び悪くて矯正しなきゃならんそうだ、かわいそうに
顎が細くても収納せにゃならん歯の数は変わらないから、
収納スペースが足りないんだろうな
791 :
世界@名無史さん:2012/07/03(火) 19:45:30.19 0
甥に生にんじん食べさすとするか・・・・
おおがんばるわ
富山県民見習って、昆布入りクラッカーでも作ってやろう
ザクロは種を噛みつつ吸うからよさそうだな
スルメとか煎餅もいいぞ、ソースは自分。
母が歯医者の叔父に勧められてた。
おかげで二十歳まで虫歯知らず。
>>793 このまえ園芸店のカタログ見てたら「種無しザクロ」というのがあったよ
それはどうよと思ったがこうやってアゴが退化していくんだな
未来の地球人は極端にアゴが退化していると予想されてるそうだし
赤ちゃんに「歯固めの儀」てのがあるけど
昔々は固いものも噛み砕けなきゃ生きてはいけなかったという意味では
非常に重要で意義深いものだと最近思うようになった
正確な年号はないけど、描写的に1877年-1878年のやつに絡んでそう。
その時はロシアが勝ってるから、ハルガルもバダンも、悲惨な結果を迎えそうな予感。
4巻のカルルク達の町の寄合?でもロシアの侵攻が議題だったね。
その中で「ペルシャも黙っちゃいない」というような発言があったけど
やっぱりペルシャは大国と思われているんだね。もう英露にやられるばっかりな印象があるけど。
結果を知ってる俺らと違って、当事者たちはその時点での常識で考えるしかないわけで
>>797 まぁ世界史で後から外から見る分にゃもう当時のペルシャは衰退しきった老大国ってイメージだろうけど
あの当時の周囲からすれば今でも過去の威光が充分通じる大国なイメージだったんだろうし
クリミア戦争の後軍事的近代化が進んだという点では、
英仏〉 独土〉露
ぐらい?
超大国の清とロシアをやっつけちゃった日本
清も当時のアジアじゃ乙嫁当時のペルシャ同様に見られてたもんね
トルコはさすがにもうヨーロッパの病人呼ばわりされてる頃か?
エルトゥールル号事件は1890年か。19世紀ぎりぎりだから作中ではまだかな
双子の地域の人々があの事件について語る姿が見たい。なんとなく。
知らんでしょ
アミル、ハルガルVS祝融
807 :
世界@名無史さん:2012/07/18(水) 23:40:26.88 O
バルキルシュばあちゃんとアミルの祖母が従姉妹同士とかだったのかなあ。
刺繍の話の時「祖母のものに似てる」て言ってるし。
さっき、市場でアゼルのおっちゃんからやはりアゼル産のザクロを買うた。
200ルーブル。この辺の物価ではなかなかの高級食材。
トルコ製の搾り機でジュースにする。
小さいメロンくらいの大きさでも、100CCくらいしか取れないが美味い。
さて、アミルちゃんはこれがずいぶん好物だったようだが、
こんなものどうやって食べたんだろう?
そのままでは実を掘り出すのが大変。
一つ一つ掘り出しても種はでかいし。
潰して飲んだのか、上手な食べ方があるのか、品種が違うのか。
809 :
世界@名無史さん:2012/07/19(木) 08:25:53.82 O
なんで今ごろザクロ?
秋になるのに?冷凍?
よく熟れてパックリ割れたやつならちょっと触ると実がポロポロはずれてくる。
それをまとめて口にほうりこんで、しがんで汁吸ったら種を吐き出す。
>>809 普通その食べ方だね
アミルが種を吹き出すカットがあったようななかったような…
>>809 この辺(モスクワ)では年中売ってるよ。
アゼルバイジャンかカザフスタン産が多い。
あの辺りでは1年中採れるのだと思ってた。
ばっくり割れたのは見たこと無い。
お店で売っているのはジュース用てことなのかな。
そういえばトルコとかカザフでは、
実が小さくて割れたやつを道端で売っていてたが、あれが食用か。
>>791 生の人参は、ビタミンCを破壊する成分が含まれているから食べない方がいい。
813 :
世界@名無史さん:2012/07/19(木) 12:59:00.48 O
>>811 じゃあ割れない種類なんかなあ。長期保存効くんだろう。
割れるとあっというまにショウジョウバエがやってくる。
何かの映画で、どっかの国からアメリカに入国するおじさんが「生の果物をもちこんじゃいかん」
と空港で没収されそうになって、その場でナイフで開けて食べ始めたのを思い出した
「幸運を祈って毎日食べるんだ」って。今思うと中央アジアからの移民希望者かなおじさん
東欧の方にもザクロはあるみたいだな。
「我が名はアラム」って小説は、主にアルメニアからカリフォルニアに移住した人の
話だが、その中でザクロをカリフォルニアで育てて出荷しても誰も買わず、仲買人も
大した味じゃないっていうような短編があったな。
なにそのかわいそうなアラム
817 :
世界@名無史さん:2012/07/19(木) 20:54:21.59 O
日本で秋になったら売ってるザクロはカリフォルニア産らしいから
アラムのザクロだと思おう。
美味しいのに傷みやすいので売れにくい日系人の桃という短編を思い出したぜ
それは「この桃にふさわしい消費者を見つけるのがおれの仕事」な明るい終わりだったが
1巻をねちっこく読み返してたら、ティレケが後ろにチャルグ乗せて馬の手綱繰ってるのに気がついた。
確かにティレケはトルカンより何歳か上っぽいけど、女の子でも年齢順に乗馬教わるんだね。
大人しい馬なんだろうけど、なんか意外。
あと、ウマクおじさんちのごちそうに山羊の頭が乗ってる事に今更気がついたw
カルルクが来たから一頭潰して料理したのかな。
>808
一瞬「!?」ってなった。アゼルバイジャンかw
歩く前から手綱を覚えるって聞いたことある。
求婚の儀式で騎馬で競争して好きな女の子を捕まえるとこもあるようだ。
ティレケも自分の馬持ってるのかな。アミルにはいるね。
アミルの馬は嫁入りの時乗ってきた馬かな?
そしてティレケの自分の馬に乗って嫁に行くんだろうか
遊牧民の生活を表すのに『馬上で生まれ馬上に死す』とか言うね
824 :
世界@名無史さん:2012/07/20(金) 08:03:25.87 O
馬は子供を馬鹿にしたりしないのかな?
賢い動物は人を見るからな
象に見くびられたら命はない
泣いたり怖がったりすると馬鹿にされるって持統天皇が言ってた(by「天上の虹」)
持統天皇って洗濯好きのお母さんでしょ
>>827 持統天皇が天の香具山で洗濯したわけじゃないぞw
犬も家族にランクつけてるよな
ランクじゃなくて命令系統を把握している
最終的に自分は誰の命令を最優先すればいいのか調べてる
結果的に最高権力者が自分(犬)になっているところも多い
それうちじゃんw
>>831 w生やしてないでしつけ直さんかい
犬にとっても人間にとっても不幸の種だ
だな。
犬が群れ(家族)のトップと勘違いしてると、飼い主の指示に従わなくなるし、
犬自身が飼い主に命令しだすし、命令を聞かないと怒って噛んでくることもあるしで
いいことないからな。
犬よりも飼い主の方が上だとハッキリさせとかないと、犬も飼い主もストレスたまるばかりだ。
躾けられてないから躾けることが出来ないんだな
俺、カルルクになってアミルさんにしつけられたい…
性的な意味で
しつけー野郎だな
アミルのどこがいいんだろう・・・
オレなら
アミルになってカルルクを攻めたいわ
*ここは世界史板ですよ*
あの時代の中央アジアのコンドームとか避妊具ってどうなってたんだ?
最新号で腸詰め作ってるの見ただろ
*ここは世界史板ですよ*
>>841 別に歴史と関連してると思うが・・・
>>840 あんな中途半端なのでちゃんと避妊できるものなの
そりゃ化学的に作られたものは無理だろうけどさ
>>839 マジレスすると、そもそも避妊という概念がなさそうな気が…。
結婚したら産めよ増やせよだし、未婚だったらまあセクロスまでいくのは
多くなさそうだし、できちゃったら出来ちゃった婚?
次
すごい潔癖な人が一人いるな・・・
真面目な話でも性が少しでも絡むと追い出すのか
結婚したのに避妊なんかするわけないでしょ?
子孫を残すために結婚するのに。
避妊するのは遊女だけでしょう。それも避妊というより堕胎や間引きだと。
アミルを見た親戚が「あれじゃあ何人も産めん」って心配するくらいだから
子どもは多ければ多いほどいいんでしょ 全員無事に育つわけではなし 避妊なんかするわけない
アミルの実家では政略結婚に差し出す娘が足りんと嘆いていたわけだし
繁殖期はメスとオスの蹴り飛ばしあいにオス同士の喧嘩でそれはもうカオスらしいが
地平線が埋まるくらいの家畜はそんなときどうなる。ちとコワイ
イスラム圏の娼婦のシステムってどんなのがあるの?
>>849 単純な例では「ヒヤル」かな。イスラームの女性はイスラム教徒としか結婚できないが、これを逆手にとったもの。
相手をイスラム教徒に改宗させる(最初からイスラム教徒の時は、この手順を省略)→二人だけで結婚の儀式をする
→夫婦となったので問題なく性交する→終わったあとに離婚する、という流れ。
実はイスラムには離婚と再婚には規定(タブー)がないので、結婚してすぐ離婚しても、離婚してすぐ別の相手と
結婚しても、罪に問われない。
娼婦に身を貶とす人間としては、自分を保護する地位にある男性(タラスの、叔父まで全て死んだ感じ)が全て死亡して、
金のために娼婦になるとか、部族抗争で奴隷として捕えられて主に売春するよう命じられた場合とか。
調べてみると楽しいかもね。
封建社会だと自分の意思に反してのパターンが多そうで痛ましい気がする
852 :
世界@名無史さん:2012/07/21(土) 20:37:09.52 0
>>843 トゥバ共和国の遊牧民の女は結婚してないにも関らず子どもがいるなんて
ことがざらにあったそうで、かなり貞操観念は低かったようだ。夫の方も
妻が自分と結婚する前に何人子どもが生まれてようが気にしないらしい。
そもそも、なりたくて娼婦になる女性なんていないでしょ。古代バビロニアみたいに宗教上の理由で外国人に抱かれるならともかく。
親の命令であれ、恋愛の末であれ、納得のいく男性と結ばれるのが女としては最低限じゃないの?
だから、サームとサーミの言葉、「二人にとって俺たちは理想じゃないだろうけど、だからこそ大事にしてやりたい」っていうのが
l心に残るよね。恋愛という過程がないからこそ、後悔しない男になろうっていう決心っていうか。
女って、そういうのに弱いと思うよ。
>>853 女に幻想抱きすぎ・・・
普通にやりたくて売春してる奴いくらでもいるっての
>>854 女に幻想抱きすぎって・・・。
自分を基準にしてるだけだってば。
856 :
世界@名無史さん:2012/07/21(土) 20:47:06.35 0
>>853 裕福な家の生まれの女学生が好奇心から売春に手を染めるなんて戦前にはよくあったこと
だが。また、1997年の東京文化調査局が行ったアンケートによると都内の女子生徒の
内、援助交際(売春)の経験ありと答えたものは全体で4%、高3のみに限定すると7・
6%あるが、少なくともこれらの女子高生が貧困から売春に手を染めているとは思えない
。バブル期でも夏休みの間だけ風俗のアルバイトをする女子大生が後を絶たなかった。
日本でもうしわけないけど、祭りって集って騒ぐ場であると同時に、男女の出会いの場であり、集団子作りの場でもあったんだよね。
でもそれも、宗教や習俗にのっとたもので、性に関して開放的だったと認められる文献は乏しい。
858 :
世界@名無史さん:2012/07/21(土) 20:55:04.59 0
集団子作りの場であったわけではないと思うが・・・・・
現代の祭りでも人目につかない所で乱交してた中高生が補導されることが、しばしば
あるけど、別に何か慣習や宗教的な目的でやっているわけじゃないし。
貞操観念のある女性もいれば進んで娼婦になるビッチも共に
どの国にもどの時代にもいる、そうとしか言いようが無いなあ。
俺はキリスト教徒だからどうしても「性に開放的」ってのには
否定的になる。
日本が「性に開放的」だってのは一種の詐欺だと思ってる。
「夜這い」だって村の外の男が来たら村の皆で半殺しだろ?
「男女共に自主決定権があった」とかじゃなくて
「女は村の男たちの共有財産だった」って言うほうが正しくないか?
>>858 世界史板でする話題じゃないが、古代日本の祭りについて調べてみような。
キリスト教徒って、アシュタルテ信徒やヴィーナス信徒の教義を否定したがるよね。
>>861 そりゃ否定するよ。
「なんでも受け容れる多神教」とかいうのも幻想そのものだしね。
>>861 そりゃ異教徒は殺して
無理やりでも自分の教義を推し進めようとする奴らだからな
>>859 実は同じ宗教で
基本も同じなのに
解釈が多少違うという理由だけで
イスラム教と争ってむなしくない?
いや、興味本位で
>>863 ところがそれだけでもないんだな。正確なところは忘れたけど、ドイツ(地域)の土着の神を「キリスト教の聖人」だとして民衆が
崇め続けるのを認めたこともある。あと、イギリスの神ブリギットを同じように聖人ブリジットとして信仰するのを認めてもいる。
結局キリスト教って、大筋でキリスト教を崇めて寄進を差し出すなら細かい信仰対象は問わないってスタンスだよね。
イエスの母であるマリアへの信仰も、バチカンが認めたのは19世紀になってからだし。
>>864 あれは欧米の人たちが殺戮し合ってるだけで
日本人キリスト教徒としてはイスラムへの敵意なんてほぼ皆無だけどなあ。
そりゃパキスタンでキリスト教徒が圧倒的大多数のムスリムの中
息をひそめて信仰している、とか聞けば腹は立つよ。
でも戦争なんか全くする気ないし。
「なんで三位一体の一位格が聖母マリアになっているの?
三位一体の理解の根幹からしておかしくない?」
って疑問はあるけどね。
859は別に争ってないと思う
その通り。日本人のキリスト教徒としてはイスラムなんてどうでもいい。
それより敵はローマの淫売、カトリックだ。
>>866 いや、だから欧米の人らがね
同じ宗教で争ってるのなんで?
頭悪くね?
率直に言って「日本人が寛容」ってのも幻想だと思ってる。
島国で異民族と接触が少なかっただけで
本格的に「グローバル社会」になれば
欧米の比ではなく排外に奔るんじゃないか?
「お前ポークハム食えないんだって?アホじゃねえの?
アッラーなんてカミサマ信じてんの?ばっかみてえ〜!!!」
とかでの移民の子へのいじめなんて既に各地で続出してそうだけどな。
>>869 「お前仏教徒でしょ?スリランカでの内戦どう思う?
仏教徒ってひどくね?」って聞かれたら君はどう答える?
それと同じだよ。
872 :
世界@名無史さん:2012/07/21(土) 21:19:09.14 0
>>859 >「夜這い」だって村の外の男が来たら村の皆で半殺しだろ?
別にそういうわけでもなかったようだけど。
日本育ちのアフガンのテロリンは別に差別されたことはないと言ってたな
田舎だといろいろあるかもしれないが
是々非々で読んでいるけど
曽野綾子が
「生活さえ充足できれば他宗教の人たちとも共存できるのが人間。
(それができなければ理由がなんであれ殺し合う)」って言ったのは正しいと思う。
>>868 俺はプロテスタントだけどカトリックに敵対意識なんて無いよ。
>同じ宗教で
これ言い出したら日本史なんて一体何だ、ってなるなあ。
今現在イスラムはラマダン中だが、エジプト出身力士も断食するんだと
肉体労働者は免除されるはずだがなあ?
日没後は土地のお金持ちが広場にご馳走並べて大盤振る舞い誰が食べても
歓迎と言うのは素敵な習慣だと思う
877 :
世界@名無史さん:2012/07/21(土) 21:35:27.31 0
>>873 テロりんどうなってんの?AKもってアフガン走り回ってんの?
テロりん心配だよね
日本語しか出来ないんじゃ平和な祖国でも居場所ないよ
>>875 別に同じ宗教が宗教上の理由で対立なんてほとんど無いしなぁ
第一目的の政治のためにそれを利用はあっても
イスラム対キリストとはわけが違う
イスラム対キリストも政治利用がほとんどじゃない?
十字軍は「異教徒殺せば天国行けるよキャンペーン」であわよくばのエルサレム奪取を狙ったわけだし
別に異教徒を殺すことは悪い事じゃない。
生活に満足して宗教対立しなくなるって美談みたいだが、要するに堕落しているだけだ。
それどころか、無神論者の悪質なプロパガンダだろう。
イスラムとの和解共存をはかった神聖ローマ皇帝いるよね
保守派に憎悪されたそうだけど
>>883 フリードリヒ2世のこと?
フリードリヒ2世の場合は、和解共存を計ったんじゃなくて、
個人的にイスラム好きなだけだと思うが
イスラム側からも、皇帝は無神論者だ、と書かれていた位だし
亀だが
>>819見てそのコマ読み返してみたけど、いってきますってどこに行ってるの?
寺子屋的な学校?
しかし今まで何を見てたんだ?ってぐらい見落としてた物があってびっくりした
ティレケが鷹のお守りしてるのとか
フリードリヒ2世は15歳で10歳上の王女と結婚かw翌年に皇子誕生
エイホン家もきっと大丈夫
887 :
世界@名無史さん:2012/07/22(日) 21:44:35.54 O
カルルクがひょろんと成長して
アミルが「カルルクさん背が伸びましたね」
「もうすぐアミルを追い抜かすね」
……なんて想像したら萌。
同い年のカップルの話だけど、最初は身長おなじくらいだったのが成長期である時
「背中を丸めなくても相手の腕にすっぽり入ってる!」
と気づく瞬間があってもえた
カルルクって一族の中でも期待されてないから、親族が結婚式来ないような
行き遅れの売れ残りをあてがわれたの?
>>889 あっちの世襲方式だと、カルルクが家の跡取りだぞ?
抜歯相続
わかんねーから聞いてるんじゃん。何で跡取りの結婚式に新婦の家族も来ないような
年増貰うの? 漫画だから?
>>893 2巻あたりでおじいちゃんが言ってるじゃん
「亡くなった大爺どのはちゃんとした人だったんだけどね」
アミルんちの先代の家長の信用で縁組しちゃったんだよ
そしたら嫁だけやってきてしかも年上だった
でもアミル自体はいい娘だったので、家族として受け入れられた
いくらカルルクんちでもアミルが働かなくて性格悪い女だったら
「話が違う」と早々に追い返してるよ
色々推測は出来るが…それを考えるのも楽しみの一つな気もする
後書きまできっちり読め、2巻ともだ
>>893 貰ったんじゃなくて押し付けられたの
こんなBBAいらねーって
新郎側は当然困惑(第1話冒頭)
新婦側はそんなところへのこのこ顔出したら文句の百遍も聞かされるのが解ってるから
式には出席せず知らん顔っちゅーことです
そういや日本も昔は似たようなもんだったが
(結婚まで顔も知らない、山ひとつ越えて嫁が来る)
こういう事故はなかったんだろうかね
さすがに仲人が下見はしたんだろうか
>>894 "自"が抜けて見えた
俺の心は汚れている
>>898 はあ、押しつけられた? 何か弱みでも握られているんですかね。
今と違って家と家、部族と部族の利害関係が絡み合う世界で、
実際にアミルの実家は婚姻に失敗して飢え死だ戦いだって騒いでいるのに、
随分とのんきな話ですね。
大事な跡取りの結婚に親戚も来なくて年増が送り込まれて、アミルさんは
いい人で良かった-ですかあ。へー、頭が悪い一家なんですかね。
今の日本でもお見合い結婚で相手の両親・親族が結婚式に出ないとかなったら
余裕で破談です。
たぶん、
>>901には絶対に理解できないだろうと思う
「人柄が良い」「人に好かれる資質」っていうのは
生きていく上でものすごい資産なんだよ
家と家の結婚でも、子供だけ作ればいい政略結婚じゃないんだから
一緒に生活できる人じゃないと無理。
何世帯も同居して、その上あんな結束強い街でうまくやってくには
コミュニケーション能力がないとだめなんだよ。
クソ嫁一人のせいで村八分だってあり得るんだよ。
ハルガル家はエイホン家が嫁を突き返すなんて可哀相だと妥協してくれる
だろうって目論んでアミルを押し付け、実際その通りになったんだけど
トータルで見たらエイホン家そんなに損してないよ。
持参金だってちゃんとあるし、あと2年もすれば子作りできるだろうし。
赤毛のアンだって初老の兄妹は働き手になる男の子が欲しいって言ってたのに
「手違い」で痩せたおしゃべりな女の子が来てしまった 子どもを貰うというのに他人に任せきりで
一度も面会もせず大人の付き添いもなく見知らぬ土地まで女の子一人で来させてる
そりゃ現代日本の感覚じゃ到底理解できないがその時代の英国の養子事情はそんなもんだと解釈して先に読み続けるだろう
いつまでもアミルみたいな年上が間違いで親族の付き添いもなく嫁入りするなんておかしい、ってそこばっかり気にしてたら
ちっとも物語が楽しめないだろうに 阿呆ですかい
そうそう、所詮は萌え漫画でブヒブヒするしか取り柄がないのだがら、
堅苦しい考察は辞めよう。アミルたん萌え〜。
これが正しい楽しみ方なのですね。理解出来ました。
ひとつ賢くなったな
あぁ、二度と来ないわ
910 :
世界@名無史さん:2012/07/24(火) 06:13:05.17 O
てっきり、妹の方かと思ってたら姉(アミル)の方だった、とかそういうのかと思ってた
ファニー・ヒルか
>>899 婿は妹が欲しかったのに親が勘違いして姉をもらってきた
宮尾登美子の「蔵」の両親
予想どおりの人が来て、だとドラマの導入には弱いが
予想以外のプラスアルファがあると、まずそこで引き込まれるもんなw
ちょっとそこまで晩御飯のオカズを調達してくる手段が
弓矢で鳥やなんかを射落としてくるとか?
918 :
世界@名無史さん:2012/07/25(水) 18:04:32.53 O
眉毛つながりが美人の国って中央アジア?
オセアニアにもなかったかな
体毛の濃さ=フェロモンになってる辺り
私見だが、太ってるのが美女の条件なエリアと若干かぶっていそうだ
無論、柳型の細眉がいいってエリアもあるだろうけど
>>848 繁殖期はメスとオスの蹴り飛ばしあいにオス同士の喧嘩でそれはもうカオスらしいが
簡単な話。
遊牧民は子孫を残すのにふさわしい一部のオス以外はすべて去勢する。
そのほうが貴重なメスのうちの一頭に
(たとえば肉体的な大きさ・頑丈さ・健康度で)
劣ったオスの仔を妊娠させてしまうリスクを回避できるし、
そのオス自体の普段の気性もおとなしくなって飼い易くなる。
すげえええええええええええええええ
目から鱗とはこのことだ
繁殖本意で最適化するとそうなるんだな
確かに効率がいい
人間もそうすれば
優秀な人間だけが残って効率がいいのに・・・
一夫多妻制アリの国では実質そうなってるな
権力と財産は子を守るために必要なものだ
シングルマザーが許される国でもそうなりつつある場合がある
イケメンは子孫を残すために必須の要素だ
あうあうあう
>>922 それを突き詰めると、
障害者を劣等種として
バシバシ“駆除”したナチスドイツと同じになる。
昆虫のアリでさえ、
働かず怠けているものがある程度の割合存在し、
それは集団の維持には必要であるらしい。
不要・無用に思える者でも許容できる社会こそが健全といえよう。
>>925 そのアリの集団説、ドラゴン桜で知った
成程な〜と思ったけど昆虫の世界の話を人間社会にそのまま当てはめるのは詭弁だな
家畜でさえ、効率化を突き詰めすぎるとどっか歪になるからね。
病気で全滅にはじまって、ブロイラーや末は狂牛病まで。
今の日本はその怠け者の割合が高すぎるから
ある程度は駆除しないと
あうあうあうあうー
だが、その怠け者も日本人だったらまだ「いつか日本の国益にかなう労働をしてくれるかも」と考えることができるけど、
怠け者(生活保護や特定控除の受給者)の大多数が特定アジアの永住者だからな。
奴らの本性を暴いたうえで駆除するならそれは国益にかなうと思うぞ。
コメントでもしようものなら激昂されそう
怠け者が働かなくて政府からお金もらってるくらいがいいんだよ
金に困って職業的な犯罪者になるとか、テロに走るとか行き詰まって通り魔とかならないだけ
捨て扶持で身の回りの安全を保証してると思えば安いモンだろ
>>932 そうなる人間を
殺処分していったほうが良い社会にならないか?
>>933 暑さでいらいらしてるからかも知れないけど、ちょっと考えて欲しい
だれがそれをやるの?
だれがそれを指示するの? それを誰が支持する?
そんなことするより小銭ばらまいて見ない振りする方が気楽だし気苦労少ないよね
>>933 自分の気苦労なんて些細なものじゃなくて
社会をよりよくするために
全ての苦難を自分の中だけに背負い込む覚悟が
良い政治家には必要だと思うが・・・
保護の行き過ぎもまずいからバランスの問題だろうけど
劣った者の排除とか殺処分とかでうまくいかないのは、それこそ歴史が証明してるんじゃないの
>>936 うまくいってたよ
ただ戦争で負けたという他の要因で失脚したのがほとんど
話にならんな
ここまで完全にスレ違いな流れになっても許容してしまう世界史板が好きだw
しかし、劣った者排除がうまくいってたって人は、
何を根拠にそう言い切れるのやら。
自身がその劣った者と判定
(つまり実質的に劣っているかどうかとは別問題)
されない自信でもあるのだろうか?
劣っているどころか有能な者たちを
物凄い勢いで粛清していった、
ソ連、中国、カンボジアといった共産国家もあったわけだし。
>>939 板違いの演説をドヤ顔でしてるバカな人たちに触らないようにしてるだけだよ。
ウザいからさっさと消えてね。
>>940 せっかくスルーしてたのに、
わざわざそうやって煽って荒れるような真似するなんて、
おまえの仕事は詰めが甘いっていつも言われてるだろ?
>>939 大体このスレ自体、この板に相応しくないだろ
900以上レスが続いてきて、
ちゃんと世界史に関連した話題を話しているから問題ないだろう。
次スレのスレタイには
>>3が言ったように、
「中央アジア」って入れたほうがいいだろうが。
一つの創作作品に着目して、その背景や風俗を歴史的見地で語るというのは
この板の趣旨にあっていると思うが?
パッと見てみたら、同趣旨のスレが10弱ぐらいあった。
>>939みたいな誰も注意しないからと調子こいたバカはいらんけどな。
この季節に涌く見るからにガキっちいのは、真面目に相手してやるより
黙ってマルチン・ニーメラ牧師の詩でも貼っておいた方が早い気がするけどね。
>>932で、最近友人になった中央アジアの兄ちゃん(出稼ぎ中)との会話を思い出したわ
識字率が男子で50%を切る国から(女子は論外)英語のみ身につけて早々と出国、
あちこちの国を足がかりに日本まで辿り着いて真面目に働いてるが、まだカタコト
日本語教えてたら、毎月保険料を納めているが、これは後で返してくれるのか?と聞かれた
掛け捨てで返してくれない、日本国のストックになるが、その代わり、万一病気で
どうにもこうにもならなくなった時は、日本政府が死なない程度に手を差し伸べてくれる、
と説明しつつ、がっかりされるかなとひやひやしていたが、返ってきた答えは
「それはよい事だ、私の国は政府が貧しい、病気や弱い者を助ける力がない。
国が豊かになって、弱い者を助けてくれる方がいい」だった。
どこからどこまでを弱者とみなすかって話とはまた別に、
弱者ですと言ってくる奴全員を国が助けられるって、ものすごく豊かな事なんだなと。
外国人も保険料や年金払ってるんだよね
年金は受け取れる可能性が低い(支払い期間が短い)から気の毒
真面目に働いて日本のルールも守ってる外国人には親切にしたいよ
ところで西アジア写真集の表紙の女性(カスピ海のカザフ人)が自分の友達に似てるんだぜw
その友達は日本人なのか外国人なのか小一時間(ry
日本人も遡ればけっこう色々ミックスされてできた民族だから
たまに面白い感じで先祖返りしたりするしなあ
払った上で権利を要求してるならまだいいさ。どこかの国の国籍を有する不法滞在者たちは保険料も年金も払わないくせに
「ウリたちは強制連行されたニダ!謝罪と賠償と日本人以上の年金と政治権力を要求するニダ!」とかぬかすから
日本人から嫌われるんだ。
それはさておき、この時代・地域の寡婦ってやっぱり夫に従属して生きるんだろうか?
町には、ある程度だけど、「身寄りのない老人を助けるコミュニティ」がありそうな感じだけど。
タラスさん達の暮らし向きを見ると、そうでもなさそうな。
街住まいだとまた違うのかな。
あ、よく見たら
>>949は「町には」って限定してたな。ごめん。
年金も保険料も払わず日本人であるというだけで
くどい
>>949 なあ、寡婦って夫が死んでるんだが・・・・。
ハレムは寡婦や夫に追い出された妻を実家やその筋の一族が保護する役割もある。
ハレムは本来大家族制度の女部屋で、一族のそれぞれの男性の妻や娘や姉妹や
追い出された女性や小さい子供たちがいる。男部屋と女寝やが分かれてるので、
追い出されてきて保護されてる女性もその家の男性に手を出される心配はない。(一応)
寡婦を「カレーズの妻」にするとこがあるって昔「世界ふしぎ発見で見た。役割を与えて
生活の面倒を村や町がみるってことかな
流れを変えるために質問
カルルクたちが住んでた町の、成立の経緯ってイメージできる?
中央アジアで、たぶん遊牧民しかいない(定住する積極的理由がない)地域で、
町を作る(町という組織が成立する)理由ってどんなのだろう?
いくつか考えてみたけど、ほかにありそうなら補足してほしい。
1 シルクロードの行路上にあり、行商人たちの宿泊場として自然発生・発展した
2 モンゴルなどの襲撃から身を守るために地域の部族が結束、それが町と変化した
3 単純に、ローマなどの定住民族から家に関しての技術を仕入れて集まって暮らし始めた
>>955 スマソ・・・
× 寡婦ってやっぱり夫に従属して
○ 寡婦ってやっぱり夫の一族に従属して
こういうことでヨロシク
>>957 ドンマイ
大家族制で、男の住むエリア、女の住むエリアが別れている文化圏は
そういう保護方法も取りやすいだろうね、なるほど
>>956 水場周りに人が集まったんじゃね
中央アジアの遊牧民も同じような感じだと思うが、
狭い天幕暮らしのモンゴルだとセクースは野外でこっそりやってた(今でも?)らしいね。
さすがに子どもや爺さん婆さんもいるところじゃできんわなw
元々遊牧民だったけど家畜ももてない貧乏人が集まって農耕を始めた村とかあったらしい
>959
ヨーロッパでもそうだな
冬はどうすんだよって話だが
江戸時代の日本の長屋では普通に屋内でやってたから、
近所の人がのぞいたりしてたって聞いたような。
一方で当時の頃からラブホみたいな商売も成り立ってたらしいね。
出会い茶屋ですな
連れ込み宿ともいうな。
金はあるが持久力が怪しくなった旦那衆は、四ツ目屋で薬を買って色里で遊んだという記録があるけど、
19世紀中央アジアの性に関する知識・迷信ってどんなのがあったのか知りたい。
>>961 国によるとも思うが、中世、庶民は裸で寝てるんで(多分南欧)
夫婦が一つベッドをシェアする結果、子供がじゃんじゃん増えたというのをどっかで読んだ
当然、同じ部屋に子供もいて、寝てるのもいるけど寝てない事もあるんで
性教育の必要なかったらしい
>>956 およそ見当違い。
まず「遊牧民しかいない」ということがあり得ない。
遊牧民という生活様式が、物質的に完結していない。自前調達できる物品だけでは生活が成り立たず、穀物や金属器やなんかの
農耕圏の産品を必要とする。
前近代の大陸では、農業は都市の産業。水の便の良いところに人が集まり、土地を耕し、集まって住む人や収穫した農産物を防衛する
目的で城壁を築いて密集し都市を形成する。
農家は町の中にあって、朝、城門を出て市外の畑を耕して、夕方また町にある家に帰ってきて眠るというのが、農民の標準スタイル。
もともと農家ぱっかりでも、人が大勢密集して住むから、自然発生的に商工業が発展する。
農耕民が集まって住んでる町に、その産品を必要とする遊牧民が交易目的で定期的にやってくる、という状況になる。
エイホン家は農業はやってなさそうだな
馬や鳥小屋やちょっといる羊は自家消費用が主に見える
そして12歳のカルルクがいろんな本読めるのってかなりの高等教育と、それができる
家の余裕がありそうだ
サニラが孫のティレケを「さん」づけで呼ぶのは、良家の出身を示しているかもしれない。
よそから来た嫁は、生まれた自分の子どもや孫を生まれながらのその家の人間として自分より
高位とみなす考え方がある。身分のある家に多い考えだ。
サニラの母は伝説まで持ってるし、ペルシャの上流出身かもしれない。
と想像してみたがエイホン家のなりわいはやっぱりまだわからんね
やってたとしたら農業や牧畜は小作にさせてるかも知れんね
だったら自分達は働く必要がない
することは帳簿管理
知らんけど
>968
確かにサニラさんの言動は良家のマダムって感じだ
ティレケの布支度のときに男衆が「ケチケチすんな、つぎ込め」って言ってたのも
かなりいいとこの思考回路ってイメージ
カネない下流のうちではとかく女子どもは二の次になるか売り飛ばされるものだからな
女子供を粗末にするのは下流ってことか
おいハルガル家!やばいぞ
>>968 馬がいるということは、農業やってるからではないのか。
犂を曳かせるために居る。
オアシス都市の農業は、田んぼの真ん中に家というわけではなくて、水路の泉源に町、
下流の水路沿いに耕地があって、町に住んでるお百姓さんが耕しに出向くという形だから、
家の周りは他の家だよ。
1話の食事シーンで羊を売る話をしてたから町に定住してるけど牧畜をやってるんじゃないか。
羊飼いは人を雇ってやらせて、家長のアクンベクと娘婿のユスフはその管理と市場での売買をしてるという感じで。
町の有力者でもあるようだし、かなり裕福そうだからそれだけじゃなくて他にも収入源があるのかもしれないが。
孫の布支度に金を惜しむなって言えるくらいだからなあ
メール便の人はほんとに疲れ切ってた感じだったが
遊牧から定住に生活をシフトしたという設定だから
その名残で牧畜もやってて
都市生活者としては規模はわからないけど商業、交易をしているというところかな
仲買みたいなのかも知れん
十年ほど前モンゴルドキュメンタリーで、アパートで定住してるのにその室内で家畜飼ってるの見たな
じーさんばーさんは、生活習慣どこかに残すから
>>975 それでも全員嫁がせただけすごいよね
作中でも言われていたが
>>976 ペット可のアパートですか?
>>977 経済的にどれだけすごいのかよくわからんが
その場の人たの表情から深刻さが伝わってきた
あのお父さん、あんな歳になって、愛想いいわけでもないのに外国人の使い走り
なんかして・・・・。
本当に何も残らなかったんだな
今日電車で隣に座ったおじいさんが印刷した求人票を手に持って眺めてたゼ・・・・
五人も?そりゃすげえって共感するくらいだから
エイホン家もどっこいどっこいの経済事情じゃないかな?
>>979 普通に旅商人だったんじゃないの?
恰幅よくて身なりも悪くなかったし。
カスピ海の方に行くならついでにって
頼まれたんだと思った
>>979 使い走りするにはマケドニアからってのは遠すぎるだろ
単に通り道だから頼まれただけじゃね?
本当に困窮してればもっと違う職がありそうなもんだが
困窮まではしてないだろうけど、楽隠居もできない感じか
経済規模は違っても財産を削る率と手間は変わらなそう
そろそろ新スレが必要じゃの。
このスレもじき流砂に沈む…
乙