梅棹忠夫「文明の生態史観序説」を語るスレ

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1世界@名無史さん
957年に書かれた本論は西欧と日本を過大評価しており
かつての文明の十字路であった地域を過小評価しているのではないだろうか

本論が書かれた時代背景を考えるとまだまだ日本が戦後貧しい時期であり
西欧コンプレックスを克服するために書かれたような気もする
2世界@名無史さん:2011/01/16(日) 14:03:16 0
過去スレ
梅棹忠夫「文明の生態史観」をマターリと復習する
http://mentai.2ch.net/whis/kako/984/984146210.html

文明の生態史観について
http://mentai.2ch.net/whis/kako/985/985577241.html

まったく伸びてませんでしたな
3世界@名無史さん:2011/01/16(日) 14:05:20 0
封建社会が日本と西欧だけで成功したっていう初出は
本著なのかな?
ビザンツでもイスラム圏でも封建社会だったんだがな
4世界@名無史さん:2011/01/16(日) 14:10:49 0
本著の概要はここが一番わかりやすいかな
http://stockkabusiki.blog90.fc2.com/blog-entry-1138.html

http://blog-imgs-43-origin.fc2.com/s/t/o/stockkabusiki/2010081423012833e.png
梅棹氏のいう「文明の生態史観」はこれ一枚で説明できます。
5世界@名無史さん:2011/01/16(日) 14:31:35 0
6世界@名無史さん:2011/01/16(日) 14:48:30 0
>>5
初めて知りましたこれは
7山野野衾 ◆m6VSXsNcBYte :2011/01/16(日) 20:09:29 0
>>3
>封建社会が日本と西欧だけで成功したっていう初出は
明治期から日本史家も含めて言われていたと思いますよ。
>西欧コンプレックスを克服するために書かれたような気もする
コンプレックスというか、日本は歴史的必然によって西欧に追いつけるとい
う掛け声の需要は、戦前から存在したのでしょう。

全く同一でないのは勿論とはいえ、似通った点を指摘する声もありますが。
面倒臭いので、どこが似通っているかというのは無しで。
8 ◆axCVsGomao :2011/01/16(日) 20:50:23 0
梅棹忠夫でwikiには一言語しかないなあ
日本人向けに書かれたという解釈でいいのかな
9 ◆axCVsGomao :2011/01/16(日) 20:51:05 0
失礼3言語だったが
中国語とエスペラント語か
10世界@名無史さん:2011/01/17(月) 08:37:32 0
この説を語ると「じゃ、インカ文明はどうなんだ?」が必ず返される。
11世界@名無史さん:2011/01/17(月) 08:41:12 0
>>9
梅棹忠夫はエスペランティストだったのです。
12世界@名無史さん:2011/01/17(月) 08:43:11 0
それはあんまり考えなくてもいいんじゃなインか
13世界@名無史さん:2011/01/17(月) 13:34:53 0
>>12
エスペラント版に梅棹忠夫の項目がある理由を言っただけです。
14世界@名無史さん:2011/01/20(木) 09:55:15 0
日本と西欧って古いものが世界で最も良く保存された地域だよね
事業体や宗教施設を始め、1000年前から現在まで当主がその土地に
居住してるなんていう家がたくさん残ってる
戦乱に明け暮れたヨーロッパなんていう俗説はウソなんだろうな

15 ◆axCVsGomao :2011/01/20(木) 21:11:41 0
西欧ってどこのことをいってんの?
16 ◆axCVsGomao :2011/01/20(木) 21:13:55 0
1000年前の当主がその土地にのこっているってどこの話?

孔子の末裔のこと?
それともムハンマドの末裔?
サラディンの部下の末裔もシリアにいるけど
17 ◆axCVsGomao :2011/01/20(木) 21:16:49 0
メッカやメディナやエルサレムには巡礼してそのまま居着いた人の末裔いっぱいいるし
18世界@名無史さん:2011/01/20(木) 23:12:56 0
ドイツや日本は
長い期間、封建諸侯や大名が自立してたせいか
歴史の長い名家がたくさん残ってるとは思うね
フランスとか王権が強いところは王家以外のきなみ没落したけど
19世界@名無史さん:2011/01/21(金) 00:26:03 0
関東近郊でも源頼朝に土地を安堵してもらって
それ以来現在まで当主がその土地に住んでいるなんていう家は結構ある
20世界@名無史さん:2011/01/21(金) 00:41:07 0
>>14
最近NHKに出てたけど
マントヴァ公国のゴンザーガ家がまだ続いていて今もマントヴァに居住してる
ハーブ研究家のベニシアさんの実家のカーゾン侯爵家も
1000年同じ所に居住してるってさ
21 ◆axCVsGomao :2011/01/21(金) 07:14:08 0
そりゃ1000年前は僻地だったんだからだろ
1000年前のローマやコンスタンティノープルの末裔はいまでも
そこに住んでるの?
22世界@名無史さん:2011/01/21(金) 12:58:28 0
僻地僻地って中世では世界中どこでも大都市以外は僻地だろうよ
23世界@名無史さん:2011/01/21(金) 17:13:08 0
◆axCVsGomao氏はイスラム好きだからな
欧州に古いものがあると気にくわないんだろ
24 ◆axCVsGomao :2011/01/21(金) 18:46:27 0
>日本と西欧って古いものが世界で最も良く保存された地域だよね

 日本は社会や歴史が西欧と似ているから西欧と同じレベルで
先進国の一等国だと思いたいんだよね
日本は西欧文明に追いつけずに原子爆弾を2発も投下されて国家神道を解体されて
天皇は人間宣言をして統治のために天皇制は残されたがアメリカの植民地に等しい状態になっているね 

 日本と西欧は全然違う
 日本は文明から外れた地域で文明との接触がまるで無かったのに対し
西欧世界は古代ローマに征服されて文明の薫陶を最初から経験している
 日本はアメリカに征服されてようやく文明の薫陶を経験したんだよ
25オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/21(金) 18:53:11 0
>>24
西欧文明だけが文明じゃないからね。先進地域との交流だったら日本も、
中国とかとは古くから交流してるし。日本が西欧と同じという意見には、
確かに僕も反対だけど。日本の文明との接触がアメリカに征服されるまで、
なかったというのはいくらなんでも極論だよ。西欧だけが「文明」じゃないよ。
26 ◆axCVsGomao :2011/01/21(金) 18:53:12 0
経済発展をしたことで日本は古代から優れた文明を築いたと勘違いしている人が増えたけど
それは全くちがうとおもう

経済発展をした理由だって東西冷戦の兵站基地として利用するために
アメリカが経済支援したに過ぎない だから民主主義とした
韓国は前線基地だから軍政だったわけだ

日本の衰退が明確になった今
こういう日本人の自尊心を満足させる本が増えるのかね
27 ◆axCVsGomao :2011/01/21(金) 18:54:13 0
>>25
西欧だけが文明じゃないよ
西欧はイスラームから文明を学んだのだからね
28 ◆axCVsGomao :2011/01/21(金) 18:57:40 0
日本だって倭寇をやって文明地域を荒らした側じゃないか
自分たちは西欧と同じ文明人だと勘違いをしているのか
29 ◆axCVsGomao :2011/01/21(金) 18:59:30 0
古いものなら中東地域にいくらでもあるだろ
アズハル大学に匹敵する歴史ある大学が日本にあるのか?
30世界@名無史さん:2011/01/22(土) 11:20:27 0
日本に現存する伝統工芸は世界でも珍しいんじゃないか
ダマスカス鋼は製法失われてるだろう?
31世界@名無史さん:2011/01/26(水) 17:03:48 0
カール・ウィットフォーゲルの考えも梅棹の生態史観につながっているのだろうか。
32世界@名無史さん:2011/01/26(水) 22:31:31 0
>>31
そういうことを書いている本がある。

今谷明著「封建制の文明史観」PHP新書
33世界@名無史さん:2011/01/26(水) 22:48:43 0
今谷は極限られた専門範囲だけを話す分には問題ないが
某コテと同じで専門から一歩外れると…
34世界@名無史さん:2011/01/28(金) 11:14:27 0
西欧と日本だけに早くからいわゆる近代文明につながるような社会が発展したのは、
なぜなのだろうかという課題は、多くの日本人にとっても興味があるテーマでしょうね。
ウィットフォ−ゲルや梅棹が開拓した分析をさらに深めた研究が続くことを期待したいですね。
35世界@名無史さん:2011/01/28(金) 11:37:02 0
川勝センセエの海洋史観をもっと論じてやれよw
36世界@名無史さん:2011/01/28(金) 12:30:08 0
最近出た日本社会論で、
池上英子『名誉と順応 サムライ精神の歴史社会学』(NTT出版)がある。

ttp://www.bk1.jp/review/465115
本書はまず、問題設定が鮮烈である。欧米において個性のない集団主義の国とされる日本が、
なぜ個人主義の結果である工業化と企業経営で成功したのか。マックス・ヴェーバーのいう
資本主義の精神を推進したプロテスタンティズムを欠いている日本がいち早く近代化を
成功させたのはなぜか。この問題設定からして、私たち読者は本書に引きずり込まれてしまう。
確かに、明治維新をなしとげ、先の大戦では壊滅的な敗戦の瓦礫の中から経済大国の一角へと
甦った日本という歴史を顧みれば、ただ受身の従順な日本人というイメージから理解することは
不可能であろう。著者はそこに集団主義だけでなく個人主義の文化の存在を見て取り、
その源泉をサムライの文化の中に求める。サムライが誕生した中世にさかのぼって
その文化を掘り起こし、どのように形成され、どのように変容してきたか、
説得力ある説明を展開する。
ここに析出される個人主義は西洋の近代個人主義とは異なる「名誉型個人主義」であるということは
大変興味深い。西洋型の近代化が唯一の道であるとすると、西洋以外の国々の近代化が相次ぐ現在、
それが納得のいくものでないことは明らかであろう。この概念は今後、日本以外の近代化研究に
おいても大いに寄与するのではないであろうか。このように、日本史を社会学的手法で理論的にとらえ、
さらに西洋や中国・朝鮮と比較するという方法は、非常に新鮮で興味の尽きないものを感じる。



37世界@名無史さん:2011/01/28(金) 17:38:16 0
>>36
武士階級の精神構造や社会性を研究することは、
日本の中近世社会を分析するための切り口としては、
有力で魅力的な視点であり研究テーマであると思います。

しかし、日本の中近世の社会の発展に独自の地位を占めていた、
商人、職人などのいわゆる町人たちの精神や社会構造こそが、
他のアジア諸国とは際立って違う社会発展を遂げた要因と考えられ、

これからは、これらの町人階級の社会構造の研究を深めることで、
西欧やアジア諸国との共通性や違いを比較、分析することにより、
日本や海外諸国の近代化の研究に活かすことを期待したいですね。
38 ◆axCVsGomao :2011/01/29(土) 19:30:06 0
労働の歴史
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/whis/1295785715/

勤勉性というのは面白いテーマだと思いますね
39 ◆axCVsGomao :2011/01/29(土) 19:34:01 0
日本は戦後の経済発展で美化されすぎた感じがするんだよなあ
40 ◆axCVsGomao :2011/01/29(土) 19:43:30 0
そもそも戦後の経済発展って特殊な事情が存在しただろう
中国が共産化して朝鮮半島も半分共産化した
韓国は軍政を強いて前線基地として
日本は東アジアの共産化に対する兵站基地とした
兵站基地として機能させるために民主主義国家になった

製造業に関していっても戦前の日本は品質管理手法がメチャクチャだったけど
アメリカが統計的な手法を教えてくれた
合弁企業つくって高度な技術もバンバン供与してくれた

そういうの無視して江戸時代に社会が成熟していたから
民主主義国家になったというのは滑稽に思える
41世界@名無史さん:2011/01/29(土) 19:51:43 0
>製造業に関していっても戦前の日本は品質管理手法がメチャクチャだったけどアメリカが統計的な手法を教えてくれた
枯れた技術も含めて日本の経営陣が到底飲めない金や契約を押し付けてな

>合弁企業つくって高度な技術もバンバン供与してくれた
「ジャパンアズナンバーワン」と言われて以降に日本がアメリカに僅かな金額若しくは無償でな



前段の認識も一昔前に喧伝されていたもののようだが歳は幾つなんだおまいさん?
42 ◆axCVsGomao :2011/01/29(土) 20:13:16 0
技術供与や合弁企業の設立は戦後すぐのことを指しています
少し勘違いされているような感じがしますが

日本の経済発展はアメリカと東西冷戦なしには成立しなかった
明治維新の結末が日本の実力だろうと思っている
43世界@名無史さん:2011/01/29(土) 20:25:47 0
何故松下は米企業では無くフィリップスと技術提携したのかggrks

おまいさんの書いていることは俺の小中学生だった頃の二種類の教師の言っていた事にクリソツ
質問スレのバカコテが今書いている中東情勢の認識の浅さに通低している
もしかして同一人物かい?
44世界@名無史さん:2011/01/29(土) 20:27:06 0
中東情勢

北アフリカ情勢
45 ◆axCVsGomao :2011/01/29(土) 20:41:46 0
>>43
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000483969/
論文ありますからご一読くださいよ
46オツガイ ◆EAbyJft1LY :2011/01/29(土) 20:45:41 0
>>45
>質問スレのバカコテが今書いている中東情勢の認識の浅さに通低している
ちょ、ムバラクが開発独裁じゃないとか言ってた人?まぁ、確かにそれだけが、
特徴ではないけどさぁ、あながち間違いじゃないでしょ。僕だってそれなりに、
エジプトの現代政治は認識深めてるつもりだけどなぁ。スレチだからsageるけど。
47世界@名無史さん:2011/01/29(土) 20:55:37 0
>45
悪いが壷のリンクは踏まない主義なんだよな
この先もそのコテ使い続けていれば読んでみようかという気になるかもしれんが
現状は無理むしろコテをNGワードに登録する可能性の方が高い
君のカキコミは評価に値しない
48世界@名無史さん:2011/01/29(土) 20:56:19 0
コテ

トリップ
49 ◆axCVsGomao :2011/01/29(土) 21:02:12 0
それはどうもNGワード登録してください
50世界@名無史さん:2011/01/29(土) 21:10:58 0
労働スレで叩くかどうか保留中なのでNGワード指定にはまだしないよ
51 ◆axCVsGomao :2011/01/29(土) 21:13:30 0
それと私はオツガイ氏ではありませんので
私はオツガイ氏をすでにNG登録してますしw
52世界@名無史さん:2011/02/10(木) 13:12:14 0
>>37
日本の中近世にいわゆる町人社会が存在したのは、鎌倉時代以降に全国に城下町と言う地方都市が出現したためで、
城下町の存在は当時のヨーロッパのそれと比べても、はるかにその規模が大きかったと推定されています。

日本の近代化の要因として江戸時代の幕藩体制による地方ごとの発展と、参勤交代による交通網の整備を上げる意見が多いけど、
その遠因は、鎌倉時代にさかのぼるいわゆる封建性の発展によるところが大きいと見るのが妥当ではないだろうか。
53世界@名無史さん:2011/02/11(金) 01:19:58 0
!ninja
冒険の書(Lv=1,xxxP)
54世界@名無史さん:2011/02/11(金) 01:27:26 0
test
55世界@名無史さん:2011/02/11(金) 01:30:28 0
>鎌倉時代以降に全国に城下町

城下町→門前町・寺内町
56 ◆axCVsGomao :2011/02/11(金) 01:30:52 0
封建制度ってイスラム世界にも存在したんだけど
西欧と日本が封建社会を経験したから発展したっていう論理はちと理解出来ない
57世界@名無史さん:2011/02/11(金) 01:39:54 0
朝日新聞には書いていないからな(藁
オマエは労働スレでオナってろ!
58!ninja:2011/02/11(金) 08:09:22 O
冒険の書(Lv=1,xxxP)
59世界@名無史さん:2011/02/11(金) 08:38:17 0
>>56
イスラムの封建制度についてはよく知らないけど、ヨーロッパや日本と似た農地制度だったのだろうか。
60世界@名無史さん:2011/02/11(金) 10:18:28 0
>封建制度ってイスラム世界にも存在したんだけど
  西欧と日本が封建社会を経験したから発展したっていう論理はちと理解出来ない

わざわざイスラムなんか引っ張り出さなくても、中国に「元祖」封建制があったことなど誰でも知っておるがな。
「封建制があったから」ではなく
「封建制が『自家発酵』して次の段階(表面的には絶対王制として出現)になったから」と言っておるのだよ。
例えば朝鮮にも(それも日本のと)類似した封建制があった(しかも日本と大体同じ時代に)。
が、その制度は外部圧力により崩壊してしまった。

梅棹説が正しいかはどうかは自分には解らん。
が、梅棹説をちゃんと理解してない人が、梅棹説をちゃんと批判できるわけがない。
61 ◆axCVsGomao :2011/02/11(金) 11:13:46 0
封建制から絶対王政に移行したのはどこの社会でも同じだろ?
62世界@名無史さん:2011/02/11(金) 12:27:53 0
ここは梅棹忠夫「文明の生態史観序説」を語るスレであって、
梅棹忠夫「文明の生態史観序説」に何が書いてあるかを語るスレじゃない。

だいたい梅棹忠夫「文明の生態史観序説」を語るスレなのか、梅棹忠夫『文明の生態史観』を語るスレなのか区別できる香具師が何人いることやら。
『文明の生態史観』に書いてあることをバカコテに一一説明していうスレにでもしたいのか?


63 ◆axCVsGomao :2011/02/11(金) 13:04:07 0
日本人の西欧コンプレックスを語るスレかと思っていました。
64世界@名無史さん:2011/02/11(金) 13:41:03 0
まずはスレタイを確認して実際に読んでからこのスレに書き込め。
ここは中国の願望を書き込むスレでもなければ朝日新聞の正義を語るスレでもない。

>東アジア人ってお世辞にも美しいといえない容姿だから

別スレでこのような醜悪な文言を曝していたオマエが自己の言動を棚にあげて
故人を罵る事柄が『文明の生態史観』にはタクサン書いてあるぞ。
65 ◆axCVsGomao :2011/02/11(金) 13:48:49 0
中国の願望とか朝日新聞の正義ってなんですかそれ?
思想は時代背景に影響されるのが常だから
日本は西欧に近くて繁栄できる運命なのだという論文が戦後すぐに
出版されていたのは非常に興味深いと思うのですよ
66世界@名無史さん:2011/02/11(金) 14:25:56 0
>>28
西欧も古代末期の民族大移動や十字軍で文明地域のローマやイスラム圏を荒らした件
67 ◆axCVsGomao :2011/02/11(金) 14:31:29 0
十字軍は宗教的情熱があったが
倭寇はたんなる盗賊
68世界@名無史さん:2011/02/11(金) 15:37:02 0
西欧と日本が類似したフューダリズムの歴史を有していたので、
両地域が近代化の素地を有していたのだと考えるのは本末転倒で、
両者が共通して近代化したという歴史的事実の説明の手段として、
両地域の発展の歴史的過程の中から共通性を見い出すものだろう。
69世界@名無史さん:2011/02/11(金) 18:17:47 0
西欧の土地を媒介にした封建制に比較的似ているの日本、東南アジア、インドの一部とかブロxツクの「封建社会」に書かれてたな
イスラムのイクター、ビザンツのプロノイア制の場合は一代限りで世襲できないからな
ただイスラムの場合、セルジュークのように実質世襲化して半独立状態になってるケースもある
中国の封建制は周が諸侯を封建したことではじまるが、土地制度は自分は全然わからん
宗族制ともいわれるよね、中世に世界的に発展した封建制と名前が同じだけで実態は全然別物でしょ

70世界@名無史さん:2011/02/11(金) 23:08:34 0
>>18
イギリスの方がドイツより古いものが残ってるね
恐らく数百年続く封建時代の権利が世襲されて現在でも
国家公務員として身分が保障されてる一族がいる国なんて
日本とイギリスだけだと思う
71世界@名無史さん:2011/02/12(土) 08:06:07 0
>>68
それは梅棹の生態史観から離れて、新たな観点から西欧と日本の共通点を探ることになるな
72世界@名無史さん:2011/02/12(土) 10:40:14 0
今谷明「封建制の文明史観」のカバー範囲じゃね?
73世界@名無史さん:2011/02/28(月) 00:06:09.39 0
地政学の焼き直しじゃねーの?
74世界@名無史さん:2011/03/23(水) 10:59:41.56 0
特別展「ウメサオタダオ展」開催中
http://www.minpaku.ac.jp/
75世界@名無史さん:2011/03/23(水) 12:31:49.73 O
李朝のヤンバンは封建領主じゃないの?
76世界@名無史さん:2011/03/23(水) 13:49:50.55 0
>>67
イスラム側は単なる蛮族の侵入としか認識していなかったらしいが
77世界@名無史さん:2011/03/23(水) 15:04:24.94 0
>>75
朝鮮の歴史は文献が少なく不明なところが多いが、
両班は日本の封建領主のように地方を支配したものではなく、
身分的に最上位の階級で、官職を独占していたと考えられます。
78世界@名無史さん:2011/03/23(水) 17:02:29.23 O
いや、地方両班に関する文献はかなり残っているらしい。
79世界@名無史さん:2011/03/23(水) 17:09:39.20 0
李朝時代の朝鮮は平安時代のような状況だったと言うのが福田徳三なんかの見解ですね。
80世界@名無史さん:2011/03/23(水) 18:16:42.44 O
中世武士と地方両班の最大の違いは武装の有無か?
81世界@名無史さん:2011/03/23(水) 18:22:32.34 0
武装はしていただろう。
百姓一揆の鎮圧とか「民兵」自体は必要だった。
両班には武官もあり、弓矢の試験があった。
82世界@名無史さん:2011/03/23(水) 19:44:25.40 0
朝鮮の発展が停滞していた最大の要因が李朝時代の両班制度だとされているのだから、
日本と西洋の近代化の要因とされるフューダリズムとは違うものであることは確かだろう。
83世界@名無史さん:2011/03/23(水) 20:15:32.91 O
両班は農業や治水にはら関心があったが、
商業にはまるで無関心だったのだ。
奴隷の方がまだ商業活動をやってた。
84世界@名無史さん:2011/03/23(水) 22:40:52.74 0
1429 世宗11年12月3日 日本の水車が凄いと報告。(渡航前に世宗から「倭の紙、
堅籾、造作の法また宜しく伝習すべし」と、日本の技術を導入するように命じら
れていた 朴端生は、「日本の農人、水車の設けあり」として、学生の金慎に「
造車の法」を精査させて模型を作らせ、復命した。)
1430 世宗12年9月27日 水車を造ろうとする
1431 世宗13年5月17日 中国も日本も水車の利を得ているが我が国(朝鮮)にはそ
れがない。
1431 世宗13年12月25日 水車導入を試みる。
1451 文宗元年11月18日 どうやら水車の導入に失敗。
1488 成宗19年6月24年 水車導入の試みがあります
(そして音沙汰無し・・・。)
1502 燕山君8年3月4日 水車導入の試みが書かれています
(そして音沙汰無し・・・。)
1546 明宗元年2月1日 水車導入の試みが書かれています。琉球(沖縄)と中国で教
わった福建式の水車の様です。 ここから100年間水車の記述が有りません。消滅
したようです。
1650 孝宗元年5月15日 水車導入の試み そして30年記述無し。
1679 肅宗5年3月3日 水車を造らせたと記述。 そして70年記述無し。
1740 英祖16年4月5日 水車など無くなりました。『孝宗大王嘗頒遼瀋水車之制於
外方, 今無見存者』
1740 英祖16年11月20日 また水車を造らせたと記述。一向に普及する様子が有り
ません。
1764 1763-1764年 の朝鮮通信使の「日東壮遊歌」に(淀城の水汲み水車の感想)
「その仕組みの巧妙さ見習って作りたいくらいだ」と記述有り。 上の通り。
1795 正祖19年2月18日 水車之制について盛んに出てくる。普及している感じは
しない。
1811 純祖11年3月30日 ここの記述でも水車なんか必要なのか?と書かれており
全く普及していない事が読み取れる。
85世界@名無史さん:2011/03/25(金) 00:43:02.35 0
安田喜憲『文明の環境史観』のほうが面白いと思う。
86世界@名無史さん:2011/04/14(木) 19:48:33.85 0
発行日 2011.04.30
KAWADE夢ムック
ウメサオタダオ
梅棹忠夫
地球時代の知の巨人
定価1,260円(本体1,200円)
民族学・文明学に新たな視野を拓いた知の巨人。著作集未収録原稿ほか、幻の「世界の歴史 人類の未来」目次を紹介。知的生産の現場・梅棹研究室をイラストで再現。梅棹忠夫論、対談も多数。
87世界@名無史さん:2011/04/14(木) 19:55:35.62 0
こんないい加減なオッサンもいないよな
88世界@名無史さん:2011/04/16(土) 23:48:47.11 0
kwsk
89世界@名無史さん:2011/04/17(日) 01:17:29.07 0
>>87
ラノベやSF作家だと思えば問題なし
90世界@名無史さん:2011/04/20(水) 09:40:24.71 0
NHK取材上げ
91世界@名無史さん:2011/05/21(土) 17:54:22.69 O
知の巨人

ポカ━━(゚Д゚)━━ン
92世界@名無史さん:2011/05/21(土) 21:05:30.66 O
人類史上最古の文明と言えばスンダランドと琉球古陸文明。
93世界@名無史さん:2011/05/21(土) 21:32:22.87 0
しょせん、史観なぞ後づけ論としてしか成立しえず、
実証不可能な時点で、どこまでいっても究極的にはホラ話だからな。
時代のニーズでいくらでも変わる。
今はやりのグローバル・ヒストリーも、将来みると恥ずかしくなるだろ。
94世界@名無史さん:2011/05/21(土) 23:31:10.53 0
空中戦やる人って、一過性の運命だよ
95世界@名無史さん:2011/05/22(日) 21:59:38.29 O
いまだに語られてるけどな。得意げに忠夫を持ち出す奴は少なくない。
96世界@名無史さん:2011/05/22(日) 22:22:27.64 0
あれ、恥ずかしいよな〜。
逆に、一生懸命に生態史観を否定する本があったんだけど、
いったい何と戦ってるのか・・・orz って読んでて気の毒だった。
97世界@名無史さん:2011/05/23(月) 18:01:38.96 0
2011年6月5日(日)ETV特集

「人類の未来」はいま
〜文明学者 梅棹忠夫からの問いかけ〜
98世界@名無史さん:2011/05/23(月) 20:21:56.95 0
KAWADE夢ムック 文芸別冊
「梅棹忠夫 地球時代の地の巨人」
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309977522
99世界@名無史さん:2011/05/23(月) 20:22:57.85 0
あれっ、>86にあった・・・
100世界@名無史さん:2011/05/28(土) 01:37:42.31 0
>>3
少なくともマルク・ブロックにはそういう記述を見かけたから、
初出ではないと思う
101世界@名無史さん:2011/06/09(木) 18:26:03.30 0
>>97
ETV特集「暗黒のかなたの光明〜文明学者 梅棹忠夫がみた未来〜」
https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20110605-31-01555

勿論ここの住人はこの番組見たよね?

感想を聞きたい

特に>>91とかw
102世界@名無史さん:2011/06/10(金) 14:21:19.20 0
>>100
日本に封建制があったことは既に日本史学界の定説で、梅棹は
それを無批判に前提にしてこの著を書いた。
103世界@名無史さん:2011/06/10(金) 19:25:32.33 0
>>102
無批判に前提っていうか、ほかの地域の封建制について無知だったんだろうなぁ。
どちらかといえば、あの時代に取得可能な知識で、彼の論理が妥当だったか?
という点に焦点を絞って批判してやったほうが公平かな。
104世界@名無史さん:2011/06/10(金) 20:45:17.88 0
日本と西洋以外の地域の封建制に無関心なのは日本史学界の特徴。
105世界@名無史さん:2011/06/10(金) 23:43:06.43 0
ここは自分自身のことを梅棹に置き換えてくさすオナスレ?
106世界@名無史さん:2011/06/11(土) 08:23:24.50 0
日本と西欧の発展を封建制に求めるだけでは、梅棹忠夫を乗り越えられないだろう。
107世界@名無史さん:2011/06/11(土) 14:48:07.92 0
日本と西欧の並行発展は梅棹ほオリジナルじゃないよ。
梅棹は歴史学者じゃないし「文明の生態史観」は学術書じゃないから
露骨に極端に言い過ぎたんだね。
108世界@名無史さん:2011/06/11(土) 15:22:05.63 0
>>107
ちなみに、学術的な意味でのオリジナルはどなたですか?
(※複数いるようなら、その中の最も有名なのでお願い。)
109世界@名無史さん:2011/06/12(日) 04:14:12.60 0
>>108
井上章一『日本に「古代」はあったのか』角川選書)
これを読んでみなさい。
110世界@名無史さん:2011/06/12(日) 04:26:40.13 0
タイトル間違えた
『日本に古代はあったのか』です。
111世界@名無史さん:2011/06/12(日) 09:01:00.57 0
>>107
>梅棹は歴史学者じゃないし「文明の生態史観」は学術書じゃないから
ムーミンに楯突不逞の輩ハケーン

樺山紘一編「新・現代歴史学の名著 普遍から多様へ」
http://www.chuko.co.jp/shinsho/2010/03/102050.html
112世界@名無史さん:2011/06/12(日) 14:04:49.97 0
>>109  dd
113世界@名無史さん:2011/06/14(火) 18:26:25.60 O
忠夫は連鎖推理が過ぎる
114世界@名無史さん:2011/06/14(火) 19:40:19.46 0
一族の人ですか?ww
115世界@名無史さん:2011/06/14(火) 22:12:50.43 O
草林馬鹿太郎ハケーン!
116世界@名無史さん:2011/06/22(水) 09:01:47.06 0
梅棹は京大の生え抜きなのに、井上章一の分類では
梅棹史観は東大系になっちゃうんだね。
117世界@名無史さん:2011/06/27(月) 00:42:51.37 0
梅棹はおもしろい。俺は好きだなw
118世界@名無史さん:2011/06/30(木) 17:30:33.48 0
『遊牧の起源』は面白いね。
119世界@名無史さん:2011/10/03(月) 20:39:29.49 0
120世界@名無史さん:2011/10/03(月) 23:04:10.94 0
モンゴル人の末裔がインドネシアだかに
住んでる話はどうなったんだ?
121世界@名無史さん:2011/10/25(火) 19:28:28.75 0
122世界@名無史さん:2011/10/25(火) 21:02:04.31 0
梅棹って、青年時代はかなり本気の登山家だったんだな。
それが転じて学術探検に入り、生態史観序説かいたら有名になったなんて、
なんだかいい人生だなぁ。
123世界@名無史さん:2012/02/17(金) 01:17:43.83 0
>>109
おまえあんなぺらぺらスカスカの本を根拠に
よくもまぁ>>107みたいな偉そうなこといえたなw 恥ずかしいw
124世界@名無史さん:2012/02/18(土) 18:53:59.75 0
>>123
井上章一ってこんな本まで出してるのか(´・ω・`)
125世界@名無史さん:2012/02/21(火) 21:37:32.16 0
>>123
いつのレスに噛み付いてんだよ。どっちが恥ずかしいんだww
126世界@名無史さん:2012/02/22(水) 00:45:23.17 0
>>125
時期? 明らかに内容を指摘されたほうが恥ずかしいだろ
127世界@名無史さん:2012/02/22(水) 22:38:28.02 0
文明の生態史観を読んで、平行発展がメインであると勘違いするほうが恥ずかしいような。
128世界@名無史さん:2012/02/24(金) 01:52:07.31 0
平行発展がメイン? メインってどういう意味でよ?

なんのことを言ってるんだ?
129世界@名無史さん:2012/04/27(金) 12:40:50.84 0
エマニュエル トッドの家族形態史観は、
生態史観とは全く別の原理で説明してるけど、
「ユーラシアの両端にある日本と西欧が妙に似ている」
という前提認識だけは共通しているな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%89
130世界@名無史さん:2012/04/27(金) 20:03:24.26 0
梅棹ちゃんは頭悪かったけどトッドもハンティントンもただの馬鹿だからなー
131世界@名無史さん:2012/05/05(土) 16:05:52.79 0
民博って壮大な税金の無駄遣いやわ
132世界@名無史さん:2012/05/05(土) 16:43:34.47 0
大学共同利用機関法人の人間文化研究機構って次の6つだよな。
 1.国立歴史民俗博物館
 2.国文学研究資料館
 3.国立国語研究所
 4.国際日本文化研究センター
 5.総合地球環境学研究所
 6.国立民族学博物館
どれが一番ダメで、どれが一番ちゃんとした業績を残してるのかね。
133世界@名無史さん:2012/05/15(火) 16:44:21.92 0
>>129
西欧と日本の類似というか並行発展という認識は梅棹などかより大分前から一部の西欧側知識人にあったようだよ。
梅棹のやったことは、それを中央ユーラシアの遊牧民国家の暴力を原動力とする旧世界大のダイナミズムで説明したこと。
大味なモデルだから細部は色々問題あるけど、全体を俯瞰するためには単純なモデルだからこその良さもある。
134世界@名無史さん:2012/05/27(日) 22:58:11.59 0
内容ずれるけど梅棹ってかなり早い時期からソ連崩壊を予期してたの?
135世界@名無史さん:2012/07/28(土) 01:58:29.14 0
基本的にこの話は「文明を『進化論』の比喩」で議論しているメインの潮流に対し、
「そうじゃなくて、文明はむしろ『生態学』の比喩で議論したほうが良いですよ」という異議申し立てでしかない。

生態学での「仮装大陸」と同じ方法論で、大陸を簡易化してみたけれども、本来そっちは全然本筋
とは関係ない。……関係ないはずなんだけれども、それがあまりに鮮やか過ぎたんで、勘違いされ
てしまったのが彼の不幸なんだろうか。

「文明の変化は『進化』ではなく『遷移』のアナロジーで捉えたほうがむしろ適切」、というだけの主張が、
生態学を学んない人にピンと来ないのは当然の話ではあるんだが。
136世界@名無史さん:2012/07/28(土) 01:59:06.52 0
失礼。仮装→仮想
137世界@名無史さん:2012/11/05(月) 00:58:28.97 0
ほしゆ
138世界@名無史さん:2012/11/05(月) 01:00:21.30 0
関連スレ

【ユーラシア】西洋vs.中洋vs.東洋
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/whis/1351803246/l50
139世界@名無史さん:2012/11/10(土) 12:40:54.14 0
ネトウヨの似非学者版だよな、こいつ(笑
140世界@名無史さん:2012/11/10(土) 22:54:10.39 0
なんでネトが付くんだ
141世界@名無史さん:2012/11/11(日) 03:28:57.54 0
最近は、「文明の生態史観」みたいな本は、流行しないね。
ネットのおかげで情報収集が広がり、東洋はXXX、一方、西洋はXXXと
単純に区分けできなくなって、すぐに反論・反証が成立するようになったからだろうか。
142世界@名無史さん:2012/11/11(日) 04:32:45.06 0
なんか意味不明だな。
そもそもネットなんて関係ないと思うが。
143世界@名無史さん:2012/11/16(金) 10:42:19.50 0
梅棹忠夫の「文明の生態史観」は、まだ社会主義が権威のあったころの本でしたが、
世界文明の発展を広範囲の地理的条件から考察したカール・ウィットf-ゲルから、
さらに気象条件まで考慮した生態史観にまで広げたスケールの大きな理論で、
多くの人に世界を自由に且つ柔軟に思考する視点を啓発した画期的な本でしたね。
144世界@名無史さん:2012/11/16(金) 18:51:18.90 0
>>143
今我々が求めているのは現今の世界を踏まえ、
なおかつ梅棹の史観を超える新たな史観の創設だろう。
145世界@名無史さん:2012/11/16(金) 19:01:42.98 0
誰も相手にしてないけどな www
146世界@名無史さん:2012/11/16(金) 19:48:51.05 0
そもそも一世を風靡していたのか?
147世界@名無史さん:2012/11/16(金) 20:11:23.38 0
>多くの人に世界を自由に且つ柔軟に思考する視点を啓発した画期的な本でしたね。

なんか嫌味にもきこえるが www
たいがいのとんでも理論にこの「賞賛」使えるよな。
148世界@名無史さん:2012/11/16(金) 21:19:21.95 0
>>144
「史観」の需要なんてもうあるのかね。
149世界@名無史さん:2012/11/17(土) 09:19:30.51 0
>>148
世界中で多くの人が今の世界が読めなくて困っている時代なのだから、
世界の今後を読み解く画期的な史観が示されるなら受け入れるだろう。
150世界@名無史さん:2012/11/17(土) 10:41:41.16 0
民族紛争の歴史的考察は考えていきたい。イスラム教徒と異教徒だけでなく、パシュトゥン人とハザラ人、スーダンアラブ人とフール人との対立も重要だな。
イスラム教と言えば、イランとその周辺のイラク南部、レバノンとパキスタンの一部、ハザラ人だけがシーア派で、後のイスラム教徒はほとんどスンナ派だから
シーア派はほとんどイラン人の民族宗教だな。スンナ派以外の教派はほとんどシーア派の分派だし。
また、中国だけが何故アジアで異様に周辺諸国とトラブルを起こし続けるのか、中国共産党の論理は中国大陸でも漢族だけに通用し、
陸続きでも明らかモンゴル、ウイグル、チベットの遊牧民とも、東南アジアや日本とも合わない価値観である事も探りたい。
漢族とチベット族とタイ族は漢チベット語族で、日本人と朝鮮人とモンゴル人はアルタイ語族だから
民族的に近いからと言って民族気質が本質的に近い訳ではない事が分かる。
(スラブ系諸民族を見ても言語系統的に近い民族ほどむしろネトウヨ的に対立する傾向が強い)
151世界@名無史さん:2012/11/17(土) 10:53:13.90 0
世界史を大雑把に捉えた場合、中東の砂漠化と文明成立からスタートして
遊牧民と農耕民:内モンゴル、チベット、ダルフール、ナイジェリア等
農耕民と狩猟民:蝦夷征伐、北方十字軍、新大陸と豪州、アマゾンや東南アジア、アフリカの熱帯雨林
この二つの紛争を中心に世界史が動いてきたと言えるのではないか。
152世界@名無史さん:2012/11/17(土) 14:26:12.04 0
 
「遊牧・騎馬の成立、インド洋航海の成立」
の以前以後でくくったほうが梅棹の思想に近いだろう
153世界@名無史さん:2012/11/17(土) 20:21:26.38 0
>>147
笑った。たしかに、そこまでの本じゃない。
ただ、西洋と東洋比較文明論の走りになった気がする。
154世界@名無史さん:2012/11/17(土) 23:00:11.46 0
>>152
時代が時代だからしょうがないけど、今からみればヨーロッパ・日本を「第一地域」、それ以外を「第二地域」
と呼んでいるのと、乾燥地帯をエッジとしてしか扱ってなくて、その重要性をあんまり取り上げてないのが不
満点。

世界史的な重要性から言えば、四共同体が「第一地域」、乾燥地帯が「第二地域」、ヨーロッパ・日本が
「第三地域」、であるとしたほうがしっくりあう。

古代が「第一地域」が最重要だった時代、中世〜近世が「第二地域」が最重要だった時代、近代が「第三
地域」が最重要だった(※過去形)時代、と整理もつくし。

『(ヤスパースのいう)枢軸時代』、『イスラム/チベット仏教の成立』、『宗教革命/国民国家の成立』、から
それぞれの時代がスタートしている、と考えると分かりやすい。
155世界@名無史さん:2012/11/18(日) 08:32:52.12 0
「比較」すると、
同レベルたてたって気になるから、
気分がいいんだよね。
冷戦前はそのレベルで満足できた。

冷戦がおわると、保守的になってきて、
「同等」レベルでは満足できなくなって、
国力がおとろえていってるにもかかわらず、
「日本が世界一!」みたいなのを匂わせるようになった。

アホだよな。
156世界@名無史さん:2012/11/18(日) 08:50:45.41 0
この手の内容は、
西洋型は限界が来た。
これから東洋型しかない。
と主張することが多いから。
数十年後に読むとちっともそうなっていないので非常に笑える。
157世界@名無史さん:2012/11/18(日) 08:55:20.25 0
一時期話題になったサミュエル・ハンティントンの「文明の衝突」よりは史観としてしっかりしているね。
158世界@名無史さん:2012/11/18(日) 10:31:47.96 0
環境による文明論=生態史観?
159世界@名無史さん:2012/11/18(日) 11:31:50.59 0
>>155-156 >>158
どうでも良いけどまずは読もうな。
160世界@名無史さん:2012/11/18(日) 15:41:44.42 0
インテリはだいたい革新系だし、
右派は常に自分が馬鹿だというコンプレックスがあるから(実際そうだが)
右派のインテリを異様にあがめる。
三島とかハイデガーなんかがそう。
このおっさんもその一人。
古臭い妄想なのに擁護者がつく www
161世界@名無史さん:2012/11/18(日) 16:13:58.68 0
昔、読んだけど、よく覚えていない。
まぁ、その程度の内容だったんだろうな。
162世界@名無史さん:2012/11/18(日) 17:04:13.46 0
ユーラシア大陸の周辺から、
世界の覇権を握る予定が、
中国に飲み込まれそうな気配です(笑
163世界@名無史さん:2012/11/18(日) 18:12:02.42 0
>インテリはだいたい革新系だし、
思い込み乙
164世界@名無史さん:2012/11/19(月) 05:46:40.23 0
あわれだなネトウヨ。
保守的な哲学者、文学者で、まともな奴がいたためしはない。
三島は糞。
165世界@名無史さん:2012/11/21(水) 23:06:48.75 0
「文明のXX史観」の結論のほとんどがウヨ感動の内容。
166世界@名無史さん:2012/11/22(木) 13:22:49.13 0
wwwwww
167世界@名無史さん:2012/11/22(木) 15:16:49.21 0
過去の解釈をさんざん都合よく変えても、
現実は結局ナニも都合よく変わらなかったな w
168世界@名無史さん:2012/11/22(木) 16:24:59.27 0
反日侮日のブサヨがムキになって貶してるんだから
きっと面白いんだろう
169世界@名無史さん:2012/11/22(木) 18:27:59.57 0
それをネトウヨは我慢出来ない wwwww
170世界@名無史さん:2012/11/22(木) 21:01:02.83 0
文明の何とか史観って、バブル期に流行したんじゃなかったけ?
このまま行けば、日本は世界一になれる。
イギリス->アメリカ->日本
間違いないよ。世界の中心は徐々に西に進むんだよw
171世界@名無史さん:2012/11/22(木) 21:31:26.26 0
文明の海洋史観:1997年
文明の技術史観:1998年
文明の多系史観:1998年
文明の環境史観:2004年

バブル期ってなんかあったっけ?
172世界@名無史さん:2012/11/22(木) 23:38:25.34 0
バブル崩壊後に希望を見いだしたかったということか?
173世界@名無史さん:2012/11/23(金) 17:42:40.94 0
例によって、とりあえず特に何もせんでも日本はすごい!
ないし、すごくなる!みたいな奴かね。
174世界@名無史さん:2012/11/23(金) 23:55:12.32 0
 
これは敗戦後自信を失っていた日本が
経済的に復興してきて自信を取り戻していいんじゃないか
という流れで出てきた著述でしかない。
マイナスからゼロへの復帰が趣旨だから、
何もしなくてもいいってのとはちがうだろう。

学問的には西洋中心史観から脱するのが目的で、
むしろイスラム中心史観で世界史を捉えなおして、
欧州・ロシア・インド・中国・東南アジア・アフリカを二次円、
南北アメリカ・オセアニアそして日本を三次円
としてとらえなおす。

イスラム(インド洋圏)⇔二次円(三大陸)⇔三次円(大西洋・太平洋圏)
くらいに考えるのが世界史として公平だろう。
175世界@名無史さん:2012/11/24(土) 03:03:19.14 0
イスラムなんかオワコンだからいらないよ。
シェールガスでさらに地位が落ちるし。
176世界@名無史さん:2012/11/24(土) 03:44:54.28 0
成長が予想されて列強が虎視眈々と狙う東南アジアはイスラム多いんだがな
177世界@名無史さん:2012/11/24(土) 05:54:58.91 0
>>175みたいなのが、事情を全然知らない一般日本人の典型的な認識だろうな
178世界@名無史さん:2012/11/24(土) 08:06:55.93 0
日本の企業が多く進出するわけだ。
179世界@名無史さん:2012/11/25(日) 00:48:39.63 0
こいつの妄説を受け入れたまともな学者なんていないだろ www
180世界@名無史さん:2012/11/25(日) 09:38:31.51 0
Aの原因は、Bですキリ
C,D,E,Fの可能性が否定できる根拠は?
・・・・

もともと直接的な理由・原因じゃないから反例や反証はいっぱいで、
より適合するかしないかのレベルに過ぎないし、その適合度も時代によって
異なる。

よって、学者受けしないけど、
牽強付会でも、反例を見つけたりすることができない一般人受けしやすい。


和辻哲郎の『風土』が走りだろうか?
181世界@名無史さん:2012/11/25(日) 20:38:13.72 0
>>180
生態史観において、Aは何、Bは何に相当するの?
182世界@名無史さん:2012/11/27(火) 18:31:26.03 0
古典時代の大帝国(第一地域)と帝国主義時代の国民国家(第二地域)という対比で
19世紀から20世紀前半の歴史を概観すればこうなるという例

実際には古典期の大文明の後裔も成員・経済システムとも更新が可能で
発展できるのではないか、というのが中国・インドの発展など最近の変化を反映した反論

あとは、インドやペルシアなどが発展した第二地域を持たなかったことや、
新大陸移民国家や東南アジア諸国のその後の発展が視野に入っていないことなどが
反論の論拠だろうか

どちらにしても今の時勢に当てはまらないというだけで、このスレでヒステリックに罵倒するほど
ひどいものではないと思う
183世界@名無史さん:2012/11/27(火) 18:54:12.84 0
梅棹忠夫の功績はそれまでのマルクスやトインビーなどの硬直した世界観とは無縁の、
新たな史観を構築し、過去に囚われない独自の世界観があることを提示したことだろう。
184世界@名無史さん:2012/11/27(火) 20:43:52.32 0
あってりゃ意味もあったけどね www
185世界@名無史さん:2012/11/27(火) 21:42:19.81 0
マルクスやトインビーよりはいいだろうな
186世界@名無史さん:2012/11/27(火) 23:48:03.14 0
いっしょにするな!失礼な wwww
無学は無敵だね www
187世界@名無史さん:2012/11/28(水) 07:25:07.75 0
マルクスはあたっていただろう
188世界@名無史さん:2012/11/28(水) 08:44:50.11 0
>>182
第一と第二が逆かな。

生態史観においては、第二地域(古典時代の大帝国)の停滞原因を乾燥地域からの過度の撹乱としているので、
それが消失した現代においては第二地域も“遷移”を開始するという事実は、反論といよりむしろ賛同に見える。

(第二地域の現代における勃興は、本文中でもろに予告されてるし)

インドとロシアが第一地域(帝国主義時代の国民国家)を持たないのは地理的な関係、
ペルシアは生態史観の分類的には乾燥地帯に包括されるので第一地域は当然持たない。

新大陸移民国家がヨーロッパと一まとめにしてしか考慮に入れることが出来ていないのは確かに問題……
だけど概略的には切り離す必要があるかどうかについては疑問。

東南アジア及び東欧は「東南アジアの旅から」記載の通り。

自分も随分忘れてること多いな。
189世界@名無史さん:2012/11/30(金) 07:19:16.23 0
わざわざ擁護する価値があるとも思えんがな www
190世界@名無史さん:2012/11/30(金) 17:28:37.74 0
マルクスを擁護する人はまだいるようだね。
191世界@名無史さん:2012/12/01(土) 03:15:31.15 0
なんだ煽ってるの一人だけなのか。
なんか突っ込みポイントがずれてるんだよなぁ。
192世界@名無史さん:2012/12/01(土) 04:22:02.18 0
梅棹なんかのカスにくらべりゃ、
そりゃ、マルクスのほうがマシだろ。
こんなもん中学生にも分かることだ www
193世界@名無史さん:2012/12/01(土) 08:30:53.47 0
マルクス・アウレリウス・アントニヌスのことか?
194世界@名無史さん:2012/12/01(土) 10:14:35.80 0
止めとけ、どうせ知らないから
195世界@名無史さん:2012/12/01(土) 22:15:28.00 0
ネトウヨの脳内には「愛国」の二文字しかないからな w
いや、「嫌韓」だった、すまん ww
196世界@名無史さん:2012/12/01(土) 22:47:09.12 0
煽ってるやつは、ネトウヨともまたちょっと違うようだが。
197世界@名無史さん:2012/12/01(土) 23:21:10.90 0
まあこんな馬鹿でも必死に弁護したくなるネトウヨの哀れさだわな www
198世界@名無史さん:2012/12/01(土) 23:25:34.58 0
>>196
ネトサヨなのかな?
なんか妙に日本をdisる書き込みが最近目立つな。
多分、犯人は2、3人なんだろうが。
199世界@名無史さん:2012/12/07(金) 06:53:39.44 0
愛国か否かですべてを判断する
単細胞のクソウヨがこんなとこまで湧いてきて、
過去のくだらん妄説を必死になって弁護してんのは笑えるな。

おまえらの現実をほうをとっとと変えろよ www
200世界@名無史さん:2012/12/07(金) 06:55:15.65 0
そもそもネトウヨどもは、
朝鮮半島を介して中国か伝わってきた
文字を読んで切れないのか?
あ、読めない w
こりゃ、失礼ーしました wwwwwww
201世界@名無史さん:2012/12/07(金) 06:57:06.19 0
くそウヨどもは自分が馬鹿だというコンプレックスがあるから、
ウヨ学者に乞食みたいに哀れにすがるんだよね。

おれの幼稚な妄想、希望に、正当性を与えてください!!!!!

ってなもんで。

自分が馬鹿だって自覚があるなら、
クソウヨとっとと卒業しろよ wwww
202世界@名無史さん:2012/12/07(金) 06:58:16.80 0
で、現実は首都圏が放射能で、居住不可能な負けっぷり。wwwww




世界の日本?






永遠にオナニーしてろよ wwwwwwwwwww
203世界@名無史さん:2012/12/07(金) 06:59:09.75 0
ない頭をしぼったネトウヨ必死の反論(潰されるのが怖くて書き込めんか w)
 ↓
204世界@名無史さん:2012/12/07(金) 08:06:54.69 0
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205世界@名無史さん:2012/12/13(木) 00:10:07.05 0
ネトウヨ哀れ
206世界@名無史さん:2013/07/16(火) NY:AN:NY.AN 0
チョン氏ね
207世界@名無史さん:2014/03/17(月) 21:15:27.31 0
ところで梅棹って梅の木で作った駕籠かき棒のこと?
208世界@名無史さん:2014/05/01(木) 16:21:21.27 0
>>192
マルクス以下のわけないだろ
209世界@名無史さん:2014/07/05(土) 08:52:38.51 0
最近は外国の研究者も日本の影響を受けたのか
西洋と日本の似てる点を上げてる
210世界@名無史さん:2014/10/13(月) 16:40:28.91 0
『近年ノーベル賞を取った日本人』

南部陽一郎 1921年生
小柴昌俊 1926年生
下村脩  1928年生
赤崎勇 1929年生
鈴木章 1930年生
根岸英一・大江健三郎  1935年生
白川英樹 1936年生
野依良治 1938年生
利根川進 1939年生
益川 敏英 1940年生
小林誠 1944年生
中村修二 1954年生
田中耕一 1959年生
天野浩 1960年生
山中伸弥 1962年生
211世界@名無史さん:2015/01/15(木) 18:25:12.75 0
ためし
212世界@名無史さん
 
エマニュエル・トッドの家族型同心円構造と重なるものがある