ここは世界における奴隷の歴史を語るスレッドです
古代から現代まで
白人、黄色人種、黒人など
はたまたいかに増やしていったか、管理したかなど
それぞれ分け隔てなく話し合っていきましょう
2 :
|ω・`):2010/05/20(木) 10:45:06 0
わかった
3 :
世界@名無史さん:2010/05/20(木) 22:02:20 0
カリブ海のサトウキビプランテーションで働かされた奴隷の話
奴隷主たちは反乱や逃亡をさせないため規則や監視によって奴隷たちをしばりつけ、
また逆に報償などによってなだめすかした。
そのために奴隷の身分から解放するケースをいろいろとつくった。
奴隷の陰謀を告発したもの、白人の命を助けたもの、30年間忠実に仕えたものは
奴隷の身分から解放するという法律もあった。
また奴隷主に金を払って自由を手に入れることもできたが、たいていの場合
奴隷にとってその額は高額で、支払いのためには結局農場で長期間の労働を
しなくてはならず、自由を買い戻すのは容易なことではなかった。
黒人奴隷の場合、昔ながらでアフリカ人だけの血の奴って一割程度しか残ってないんだな
ってことは常に3、4世代の中で白人にやられてるってことなんだろう
融和が始まったのが4、50年程度だから主人に犯されて妊娠って言うのが普通なんだね
アメリカン・アフリカンは先祖がレイプされて作られた人種なわけだ
>>4 中南米のメスティーソ、ムラートもそうだわな。
ブラジルのバンデランテス(辺境開発者)は労働力を求めて先住民狩りを
行ったが、それは同時に自分の欲求を満たす“女狩り”でもあった。
さらにブラジルには「白人女は妻にして飾っておくもの、黒人女は仕事を
するもの、モレーナ(混血女)は抱いて寝るもの」という諺があった。
6 :
世界@名無史さん:2010/05/20(木) 22:53:21 0
しっかし奴隷や先住民の女見て発情できるのかな?www
あの当時の性欲って動物並みだな
>>6 そりゃおめぇ想像力が足りねぇよ。
AVもエロ本もない時代だぜ。
そんな時代に1年も居れば動物並みに発情してるよおめぇも。
>>6 ポルトガルやスペインはイスラーム支配の時代が長かったから、アラブ人・
ベルベル人・黒人といった異人種を見慣れていたのも原因の一つかもな。
M・ターリビーはアル・アンダルスについて、
「黒人のジャーリヤ(奴隷身分の妻)は他の奴隷と同じように高く評価されており、
黒人の血をひく混血の子は、いかなるコンプレックスも抱くことなく、
社会的階層のどんなレベルにも自由に移動することができた」
>>6 イギリス人はスペイン人のことを馬鹿にしてたよ
先住民に手を出すラテン人は犬や獣のごとくなり、と言ってた
まあ、これはスペイン、ポルトガルへのライバル意識があったからだろうね
第一、イギリス白人も黒人奴隷には遠慮なく手を出してたし
あとやはり色白のほうが良く売れるのは古代から変わらないのよね
黒人二人=白人一人っていうのが昔からの奴隷価格
ペルーで、自分たちは純粋のインディヘナだと思っているパスコーとリマの
住民の遺伝子調査を行ったところ。彼らの95%のmtDNAが明らかにインディヘナの
末裔である一方で、Y染色体の半分がヨーロッパのものであることが判明。
コロンビアのメデリン近郊のアンティオクイアで行われた別の調査では、
Y染色体の94%がヨーロッパのもの、5%がアフリカのもの、そしてたった
1%がインディヘナのものであることがわかっている。
また、また、両親か祖父母がカリブからイギリスに移住してきた200人の
男性の、ミトコンドリアとY染色体を調査すると、その98%のmtDNAは、
アフリカの母系祖先から受け継がれたものだったが、Y染色体のほうは
4分の一がヨーロッパのものだった。
>>6 エマニュエル・トッドによると、
フランス人やスペイン人にとっては、慣れてしまうと肌の色は気にならなくなるらしい。
カリブ海のプランテーションで、反乱が企図されると、反乱を知った家つき奴隷が、
奴隷の仲間たちを裏切り、反乱計画を主人に密告した。
家つき奴隷は、畑で働く奴隷たちから分離され、主人の家で寝食をし、主人の
求める模範的で従順な奴隷になるよう訓練された。
そして家つき奴隷は自分が家つき召使奴隷であることを誇りに思うようになり、
畑で働く奴隷たちに対して優越感を抱くのであった。
家つき奴隷は、その心性が主人に傾いていたので、主人のスパイとして行動した。
家つき奴隷は、畑奴隷たちが互いに反目しあうように仕向けたり、反乱の計画を
主人に密告したりして、仲間を裏切っていた。
そのため、反乱計画のほとんどは、実現される前に主人の耳に入り、それが反故となり、
それを企図した奴隷たちはひどい虐待を受けて見せしめにされ、いっそう過酷な環境での
労働に連れ戻されるか、奴隷商人や他の奴隷主に売られた。一方密告をした家つき奴隷は
主人から報酬をもらい、いっそう「かわいがられ」、他の奴隷たちよりも待遇が恵まれていた。
>>12 まあ、そんなもんだろうな
奴隷じゃなくなっても飯が食えなくなったり宿なしになったら意味がないもん
餓死しそうな自由人より奴隷を選んでもおかしくない(ローマ、ギリシャ時代の奴隷も似た思考だったろうし)
それに大事にされたってことはそれなりに扱いされてたわけだし
農園の黒人側は部族バラバラで集められてることが多かったから民族意識皆無だろ、協力し合うということのほうが珍しい
>>4 それに加えてアフリカ系まんまであっても同じ農園出身者なら父系がどこかで共通してる可能性もある。
こういっちゃなんだが種馬が一人、二人いたら十分なわけで競馬におけるサンデーサイレンスみたいな有能なやつがいれば
農園同士で共用、種付けに利用で何百人も農園用に作っておけるし、現実ではそういう風に運用されたんだろうな。
運搬用には力のあるこいつ、労働用に持久力のあるこいつ、みたいに選んで繁殖させるわけだ。
古代の奴隷と違って大量生産や農業が整ってきたが故にまさに「家畜化」を強いられたアメリカ、南米黒人ってすごい存在だな。
>>13 実際、奴隷が逃亡して自由の身になっても、生きる術がないということにすぐに
気づいたらすぃ。
奴隷として暮らしていたときは、「物」ないしは「動物」扱いされながらも、
生きるために「最低限の」衣食住が与えられていたが、そこから逃亡すると、
その「最低限の」生活すら保障されなくなる。
逃亡奴隷の中にも自らもといた主人の所へ戻った者もいたが、その多くは森に
隠れたり、仲間のところで匿ってもらったりしながら暮らしていた。彼らの多くは、
森の中やプランテーションの目立たないところで掘立小屋を建て、畑をつくったり、
鶏を飼ったりして食料を自給し、もといたところの奴隷主から与えられた服や
拾ってきた襤褸を着てしのいでいた。
また逃亡奴隷たちは、しばしば森を抜けだし、食料や必要な物資を獲得するために
プランテーションを襲い、女性を誘拐するなどして奴隷制社会に脅威を与えていた。
それに対して白人農園主側は、新たな逃亡奴隷を引き渡すことと、反乱の情報を
得たら白人農園主に報告することを条件に、互いに干渉しないという「暗黙の了解」
を逃亡奴隷と交わしていた。
時々、ローマ時代とかの話で美人の女奴隷とか出てくるけど
これはSEX用の奴隷って認識で良いの?
18 :
世界@名無史さん:2010/05/22(土) 11:57:02 0
>>16 酒宴で客のお酒の相手もさせてなかったかな。
その後部屋にお持ち帰りだったかもしれないが。
19 :
世界@名無史さん:2010/05/22(土) 12:04:35 0
奴隷スレならマムルークも語っていいか
彼らはそもそも純粋な奴隷なのかそれとも傭兵なのかそれとも争いで落ち延びてきた難民なのか・・・
>>19 いいんじゃね?マムルークスレも落ちたことだし。
スペインは南米で現地の民族を奴隷化してたが
その残虐さに耐えきれずに坊主が国王に辞めさせてくれって直訴したんだよな
だから国王は代わりに黒人を入れて奴隷化させた
少なくとも当時のスペイン人は原住民は人間だったが、黒人は人間じゃなかった風に見てる
先住民の中でも、いまだに狩猟・採集生活にとどまっていた連中は奴隷に向かなかったらしい。
組織や社会のルールに対する訓練や理解がまったくないから当然のことだが。
ブラジルのバンデランテスは、内陸部のグアラニー族のレドゥソン(イエズス会による
教化部落≫を執拗に襲い、捕えた先住民を奴隷にした。グアラニー族は熱帯低地の
先住民の中では最も文化的に進んだ部族であり、狩猟・採集から16世紀の半ばには
農耕も開始しており、トウモロコシ・マンジョカ・サツマイモ・フェイジョン・
カボチャ・綿などの栽培を焼畑農業で行っていた。原始的な道具ではあるが土を耕す
鍬に似た道具もあり、種蒔きは女の仕事というような分担も一応決まっていたのである。
バンデランテスがグあらニー族を狙ったのも、彼らなら砂糖きび栽培の労働者として
仕えると考えたからにほかならない。
>>24 へえ、だからインディアンは奴隷にならなかったのね
でも黒人も終了専門部族も連れて行かれたりしただろうに
黒人側のほうが奴隷適応したのは何故なんだろう
>>25 西アフリカの部族は、農業を生業にしていたのが多かったからじゃねえの?
狩猟・採集生活をやっていたのは中央アフリカに多そう。
ちなみに東アフリカは牧畜が多い。
奴隷って恵まれてる存在だと最近思い始めた
いや、最底辺から見たらだけど普通に飯食えるし、古代じゃ科学者や家庭教師にさえなれた奴もいた
今は一日に一ドル未満で過ごす奴が二十億ぐらいだろ?
明らかに奴隷以下じゃないの、奴隷って貧困の救済側面あったよ絶対
その後の
>>27は鉱山で一日20時間労働に従事していたが
落盤事故に巻き込まれ怪我をして労働力にならなくなったので
円形闘技場でライオンの餌になりましたとさ。
29 :
世界@名無史さん:2010/06/06(日) 19:56:58 O
>>23 その坊主てラス・カサスですよね。
でも、あの時代にあんな良心的人物が登場できた
ことに驚嘆する。キリスト教に内在する大矛盾を
体現してますね。
>>29 スペインは本国でもユダヤ教徒やイスラム教徒を弾圧してたしな。
改宗した人間ですら穢れた血の者ども扱いにしていて
少しでも異教の癖が見つけたら裁判にかけて有罪になれば火炙りにされた。
こんな国情でなら嫌気がさす人が一人や二人出てこないほうがおかしいわい
31 :
世界@名無史さん:2010/06/07(月) 23:32:39 0
「わたしはいつも、人間が家畜の持ち主であるよりも家畜のほうが人間の主人であり、家畜のほうが
ずっとより自由であると考えている。人間と牡牛は仕事を交換する。けれども必要な仕事だけを考えてみれば、
牡牛のほうがずっと有利な立場にあり、かれらの畠ははるかに一層大きいことがわかるであろう。
人は交換仕事の自分の部分を六週間の乾し草つくりという形でするがそれは生やさしい仕事ではない。」
ソロー 「森の生活」
>>3 プロテスタントは選民思想が強いから、原住民を虐殺してもなんとも
おもわなかっただけじゃね?
白人の奴隷所有者が、奴隷の女性に自分の子を産ませる。
その自分の子を奴隷として扱うというのが、現代人からすると人でなしに映るなぁ。
奴隷である我が子の内に、自分に似ているところを見つけた時には、
なにかしらの感情が湧いたのだろうか。
この手の話では、トーマス・ジェファーソンとその混血の子たちのエピソードが一番有名?
34 :
世界@名無史さん:2010/06/09(水) 17:59:00 0
>>33 徳川将軍のハーレム運営と同じ感覚じゃないのかな
徳川将軍の場合は、男でも女でもあまれば大名や公家にどんどん子供を
押し付けて、統治を完璧にしようとしたけど、
それと同じで、他所から奴隷を買わなくて住むから自分に似た顔の連中が
完璧に農園を支配できると思ったのではないかな。
35 :
世界@名無史さん:2010/06/09(水) 18:30:49 0
奴隷に愛着を持っても不思議じゃないだろ。
まあペット的な愛情だろうが。
>>33 ロシアの貴族も、農奴の女に手をつけて産ませた子を農奴にしていた。
37 :
世界@名無史さん:2010/06/09(水) 20:11:14 0
マムルークって、奴隷市場で半裸で鎖につながれてるのを、
主人が吟味して買っていくのかな。
38 :
世界@名無史さん:2010/06/09(水) 21:34:04 0
1
39 :
世界@名無史さん:2010/06/10(木) 08:59:59 0
奴隷が高齢や障害で働けなくなった場合ってどうなるの?
やっぱり殺処分?
働かざるもの食うべからず
奴隷に限ったことではありません
役に立たなくなったからといってわざわざ殺す必要もないだろうから
はした金渡して解放するんじゃね?
42 :
世界@名無史さん:2010/06/12(土) 00:48:51 0
>>40 自由民なら障害持ちでも保護されそうじゃん。
奴隷王朝の第三代君主、シャムスッディーン・イルトゥミシュは幼いころ、
その才能のために兄弟からねたまれ、ブハラの奴隷市場に売り払われた。
だがその結果、彼は学識豊かな貴族の家で育ち、当時アッバース朝の首都であり、
信仰上の中心地でもあったバグダードで青春時代の一時期を過ごすことになった。
このことが、彼の人生にとって有利に働くことになる。そのあとクトゥブッディーンの
軍に売り渡され、インド北部のバダーウーンの総督になったのだが、このバダーウーン
もまた、学問や聖職者で名高い土地だった。
>>42 社会的な保護はそうそうないだろ
家族が扶養するゆとりがあればいいが、無ければ口減らし
45 :
世界@名無史さん:2010/06/15(火) 14:20:10 0
奴隷に質権などの他物権を設定することは可能だったのだろうか?
47 :
世界@名無史さん:2010/06/15(火) 15:47:20 0
昔のアメリカの奴隷業者は女奴隷を何人か買ってきて自分の種つけて繁殖させながら、自分の息子を売って、娘に種つけるような
それ何てエロゲなことを実際にやっていたそうだね。 まさしく極楽な生活! ヨメなんかいらんかったんや!
奴隷と自由民の子は奴隷になっちゃうんだな。
ヨーロッパの植民地支配では、白人と現地人の子は本国人として扱われたらしいが。
俺も黒人女じゃ興奮しないなあ。
白人と混血するとそれなりにかわいくなる。
52 :
世界@名無史さん:2010/06/18(金) 19:38:33 O
ハル・ベリーが生まれるのに何世代かかったのやら
53 :
世界@名無史さん:2010/06/18(金) 22:30:17 0
主人が奴隷を自由民にすることはどの時代でもできたのか
55 :
世界@名無史さん:2010/07/21(水) 22:56:42 0
奴隷といえども人間の形をしているわけだから情が移ることもあったんだろうか?
乳母だった奴隷が死んで、育てられた坊ちゃんが号泣、みたいな
お涙頂戴的なエピソードはなかったわけだろうか。
それは普通にあるだろ
現代だって従業員を家族同然に気にかける工場主もいれば
使い捨てにする経営者もいる
そんだけのこと、労基法に相当するものがあるかどうかはその国次第
海外から来た研修生を奴隷並みの待遇でこき使う経営者がいることも、現代日本の一側面だし。
59 :
世界@名無史さん:2010/07/24(土) 16:50:11 0
良スレだな
ロシアって結構綺麗な若い娘がいるけど、農奴時代は領主がやっちゃってたのかね
トルストイの話しかい?
63 :
世界@名無史さん:
アラブの奴隷制はヨーロッパよりすごいかも、オスマンもしかり