1 :
世界@名無史さん :
2010/03/24(水) 23:49:21 0 東洋史について話し合うスレです。 ・東洋史学に進学したいと考える高校生、学部1・2年生による 質問。 ・卒業論文、修士論文、博士論文、雑誌論文、研究書刊行に 至るまで、自らの研究をまとめる上でのご相談。 ・東アジア史、東南アジア史、南アジア史、内陸アジア史、 西アジア史と広範にわたる東洋史の研究についての議論。 ・中々表じゃ言えないような裏事情について。 こうしたことについて話し合いましょう。
2 :
世界@名無史さん :2010/03/24(水) 23:50:41 0
3 :
世界@名無史さん :2010/03/24(水) 23:51:39 0
前スレで持ち上がった議題というか提案。 ・各大学各学科にどんな先生がいて何をやってる人なのかを リスト化する。
4 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 00:13:36 0
このスレが研究者の間でこんなに人気と注目を集めるとは思いませんでしたね。 特に前スレに登場した、モンスター留学生には、ある意味で感謝しています。
5 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 00:36:33 0
三人掲示板の匿名版みたいなもんでしょ。 名前を出して書くのは嫌だけど、匿名なら書きやすい的な。
前スレでも登場した、京大の天下り先として有名な私大のもんだけど、 60過ぎた大先生の知識やご講義は確かに貴重であり、また有りがたいのだが、 なにぶんにもお年を召されて恐らくはかなり人間が丸くなっておられるように見受けられる。 三流私大といえども、叩けば伸びる学生は確実にいると思うんだ。しかしあのように丸いお方ばかりだと、発奮するような学生も現れにくい現状がある。 もちろん、自分自身でやればいいという批判は甘受するしかないのは百も承知。だが一方で、若い先生方は学生相手にも 積極的に議論しているという現実もある。しかしそんな先生は御大に阻まれて大学院ゼミにはノータッチなのがうちの大学だ。 もっとこう、天下ってきた先生方も厳しさを持ってやっていただきたい。 または我が三流私大生を徹底的にバカにしていただきたい。今の現状では、無駄に信者ばかり増やすだけだから。
7 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 09:19:46 0
講義はいくらやってもだめ。 史料一行の解釈に延々数時間も費やした議論ができるようなゼミを数年間かけて作るしかないでしょうな。
8 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 10:41:07 0
何の役に立つのかわからなかった「清末の外交文書を読む会」と、 これに対応する隣接諸科学の知識をまとめた『現代外交の分析』に匹敵できる研究会を おれの職場で組織発展させること。これが今の俺にできる細々とした教育研究活動。
9 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 10:41:44 0
前スレッドは埋めないで生かしておき、こっちで続けよう。 なので、あげ。
10 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 10:45:50 0
賛成。あの東大ゴキブリ留学生の書き込みを保存するためにも、それがいいでしょう。 あの恐るべき発言を、紙媒体で公開してみたい。『世界』で公開したら、頭のおかしい 進歩的文化人の末裔も、少しは目が覚めるんじゃないでしょうか。
11 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 10:51:52 0
12 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 10:55:35 0
こういうゼミをやればいいんだよ。 3限・史料講読 4限・史料講読 5限・史料講読 6限・史料講読をふまえた議論 7限・史料講読をふまえた議論 始まりは13時で終わりは23時。 これをやれば学生の能力は物凄く上がる。 漢語大詞典と大漢和辞典に囲まれて10時間連続史料講読だ。
13 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 10:57:00 0
>>前スレ991 >清々しいけど、泣きついてくるか、逆恨みしてきたでしょ。 ええ、「まだ間に合うでしょうか」と、後輩女子学生通じて頼み込み、それがだめだと e-mail攻勢かけてきました。迷惑メール扱いにして一切無視。最後に自主退学に追い込まみました。 その後、日本人のおばかな男見つけて結婚したって風の便りに聞いています。 >あー、無理無理。数年前に、こっちの大学院で歴史学方法論的な導入授業で、 >そういったことを言ったら、出席レポートの大半が、「小難しいこと言うな。歴史学が科学な >わけねーだろ。科学ってのは実験とかだろ。」とか、「権力者がどうとか わけわかんない。 >歴史は好きな人がやるもの。」とか、「歴史研究に 意義なんていらない。 >自分が好きなことを好きなように分析すること。」 >とか、こんなコメントばっかだった。 さすがに、ここまでひどくはないですね。っていうよりか、大学院に来るのは「対外開放ワンスイ」でこりかたまった ゴキブリばっかりですから。でも、学部生対象の入門、概論講義で明末の宣教師以来の外国学研究としての中国史研究を 数回やって、「中国研究がこれほど重要なのに、なんでお前ら勉強したがらないのか」を課題とした、中間テスト実施したら、 大体これと似たような反応でしたね。 >中国人留学生でアメリカでポストってあんま聞かないね。 ですから、徐小群(Xu Xiaoqun)が例外的存在なんですよ。彼は、Madeleine Zelineの愛弟子です。
14 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 11:03:19 0
>>12 かつて、東京大学大学院人文科学研究科で田中正俊先生がなさっていらっしゃいました。
朝一〇時半開講で、昼食挟んで午後五時まで。
その後夕食とってから、午後九時まで研究会。
大学院入って半年間、朝一〇時から午後五時までの報告させられましたっけ。
史料講読は、事前に試訳はもとより、参考にした史料も含めてコピーを何枚も作って
全員に配布。それが、ものの数時間で、全部やり直しに追い込まれました。何度作っても
何度作っても、先輩方の厳しいおしかり受けましたね。悔し涙で繰り返したのを覚えています。
当時の情景は、『田中正俊歴史論集』(汲古書院)のあとがきに、詳しく書かれています。
これに匹敵するのは、伝説となった宮崎市定の『雍正朱批諭旨』や、人文研の『民報』研究班
それから坂野正高先生の「清末の外交文書を読む会」くらいだと思います。
清末の外交文書を読む会」
また近代中国関係の叢書が出るんだって?
16 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 11:08:01 0
>>11 正直言ってよくわかりません。大学教員の前では猫かぶっていることが多いから。
でも、レベルの低い私立大学だと、少なくないと思います。
17 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 11:09:11 0
>>15 岩波から出ている『原典中国近代思想史』の焼き直し版のこと?
それとも、『岩波講座東アジア近現代史』のこと?
それ以外にも企画があるの?
18 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 11:10:27 0
>>15 もういらねーよ。
飯島・村田・久保の20世紀中国史、
村田・並木の新編原典中国近代思想史、
これに続いてまだなんかやんのか。
19 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 11:16:17 0
「近現代中国人物叢書」なら買ってやらんこともない。
20 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 11:17:54 0
ゴキブリ留学生を大量に集めてゼミをやってみたいw
>>19 そういえば15年位前に白帝社から出た中国人物叢書(?)は、
西晋の武帝とか北宋の范仲淹とか、一般的には有名でない人物とりあげてたね。
ああいうのを近代史でやればいいのに。
22 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 11:26:36 0
村田・並木の新編原典中国近代思想史ってナンセンスだよね。 どうせ、増補版だすなら、毛沢東が乱心した文化大革命や、中ソ対立を経て 四人組逮捕、それになんと言っても「天安門事件」の時の反体制派の主張や 趙紫陽回顧録の抜粋、それからケ小平の「南巡講話」まで含めるべきだったでしょうが。 英語圏諸国での出版だったら、ここまでやっている筈だ。 あいつらどうしてあそこまで中国共産党に及び腰になるんだろうね。 俺、あんな本、絶対買わない。
23 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 11:27:48 0
>>20 文化大革命の時の大衆断交よろしく、白い三角帽子被されて、
旨には「軍国右翼教師」って書かれたプラカードつる下げられて、
学内引き回しにされますって。
24 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 11:30:29 0
>>3 これはやめてください。中国人ゴキブリ留学生スパイ団が利用して、
ゼミに入って来られて授業めちゃくちゃにされたり、大使館密告に利用される。
冗談抜きで、生命の危険さえ感じるから。
25 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 11:33:30 0
>>20 その部屋ごと隔離して中国に送り返したい。
>>22 買わないとか言ってても送られてくるでしょ。(笑)
いらなくてもさ。
あなたの意見には全く同意。
中国の暗部を隠して何が中国研究なんだよ、と。
もっと農村を虐げて、共産党幹部が民衆弾圧やってるような
実態をはっきりあばけばいいんだよ、と思う。
下放世代の聞き取りとかも載せてやればいい。
>>23 自己批判ですな。(笑)
27 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 11:42:12 0
全力でいくかwww
29 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 12:28:25 0
>>11 日本にいる時は異様なまでに教員に媚びたりするが、潜在的には多い。
俺は「中国と台湾が、、、」と言ったら即座に「台湾は中国ですよ」
と言われた。自由に話ができない。
坊主憎けりゃ袈裟までも。俺は簡体字見るだけでおぞましい。
簡体字の本は真面目に読まない。さ〜っと斜め読み。大したこと書いてないし。
30 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 12:37:50 0
おつwww またあの留学生来ないかなwww
32 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 13:04:41 0
>>25 >買わないとか言ってても送られてくるでしょ。(笑)
>いらなくてもさ。
だといいんですけれどね(笑)。今回は、送ってきませんね。
送ってくれたら、全部そろったところで、古書店に売り飛ばして、それで
好きなCD買う足しにしいますけど、
>>29 私のところは、まだそこまで言っていませんね。高校時代の漢文の教科書(1972年印刷)の
末尾に付けられていた地図に、まだ「中華民国」って印刷されているのを見せても、珍しがっていましたし。
簡体字は、確かに、見ていてアグリーですよね。台湾で、簡体字が使われるようになったのが残念なんだけど。
>>31 もう、結構ですよ。www こっちもしなくちゃならない仕事があるんだし。伝統的な王朝士大夫官僚の
メンタリティーが中国で甦っているんだってことと、民国期以上の社会崩壊が進んでいるんだってことが
分かっただけで、もう十分です。
33 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 13:05:49 0
さて、前スレ以来、ここを見ている一七世紀以降の中国史専攻を志す学部生、院生、そして大学教員のみなさん。 私が昨日やった論争をお読みになっておわかりだと思います。中国の奴隷知識人の言いがかりを論破する ための学識を培うためには、中国史だけを勉強していてはだめです。 現代中国分析、そして同時代の日本史、ヨーロッパ史、そして二〇世紀以降を勉強するならばアメリカ史の知識が不可欠です。 また、史料を読み抜くためには、法学、政治学、経済学、社会学といった社会科学の基礎理論だけでなく、 西洋の哲学や文学の素養が重要です。徳川幕藩体制後期以来、中国の国家体制のあり方に疑問を抱き、 キリスト教文化圏との一体化を至上命令として歩んできたこの国を、中華帝国の奴隷知識人の言いがかりから守り、安泰させること。 これこそが、私たち、21世紀日本に生きる東洋史研究者の共通目的なのです。これが、今度のつたない論争で 私が言いたかったことです。私は、神道原理主義者ではありません。またマルクス主義、共産主義者でもありません。 幕末の洋楽の系譜と明治以来の自由民権運動思想に強く惹かれる一学徒にすぎません。それでも、こうまで祖国の国家体制、 文化をおとしめられることに、深い憂慮と憤りを覚えるものです。今後とも、中国の奴隷知識人や、これに迎合する輩とは、 厳しく立ち向かっていく所存です。
軍国右翼教員による軍靴の音が聞こえてきそうだな。
35 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 13:54:16 0
前から聞いてみたかったんだけど、中国史のプロパーからすると、 日本史側の日中関係史研究ってどう映るの?最近では史料の面でも 日本語に限らず、かなり手広く調べているけど、何か違和感とか あったりするの?
36 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 14:25:26 0
>>34 それって、小熊英二流の発想だと思う。日本人が信奉しているのは、人は神と法の下に平等っていう観念。
どこの国でも対外戦争はあるし、日本に第二次世界大戦を引き起こした責任があるのは免れないが、だからといって
日本人が、中国人(といっても人種は単一じゃないけれど)よりも人種的に劣っていることにならない。
それを言ったら、ウィグル人やチベット人を虐待する漢族ってどこが「優秀」なんだよ。
こういう考えにもとづいた意見を主張したら、なんで「軍国右翼教員」ってレッテル貼られるの?
昔のべ平連や新左翼みたい。
>>35 軍事領土外交問題か、経済文化交流に限定しすぎているように思えますね。
日中戦争に至る過程も、東京のエリート社会に限定した、憲法論議に限定されすぎ。
中国側で見ていると、東北地方以外の中国で暮らしていた日本人居留民社会が、
中国社会でどんな社会的役割を果たしていたのか、ってことが問題になっています。
神奈川大学が拠点になって中国、韓国と進めてきた、租界研究なんていうのは、
中国史側から見て、飽き足りないなって思える分野を埋める試みだと思います。
37 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 14:29:21 0
あと、もう一つ付け加えておくと、 在華外国人社会が中国社会の中で果たしていた機能的役割って問題が、 日本史側からだと十分見えてこないと思う。 中国歴代権力は、中国で中国人権力者集団が果たした役割の記録だけが正史だと信じているけれど、 実際の中国の歴史は、中国大陸で暮らした異民族の足跡を考慮することなしにはあり得ない。 これは、宋代から元代までの歴史、あるいは清朝時代を見れば理解できると思う。
38 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 15:43:33 0
>>36-37 ありがとう。
最近の国際関係史研究(実態として日本がメイン)って史料はいろいろ使うけど
いまひとつ中国自体に対する突込みが物足りないように思うので、ちょっと
聞いてみました。
その視点でいくと、Y澤氏の研究とも重なっていくのかな。たしかに、
日本史研究者はそういう問題意識にかけるね。
39 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 15:56:24 0
>>38 っていうよりか、Y澤さんや小N寺S郎さんの研究って言うのは、
王朝社会の士大夫官僚が、軍閥時代を経て党官僚に変身する過程を、
支配する側から見た研究なんだと思います。発想の起源は二つあって、
一つは、K本さんの「『老爺』と『相公』」に描かれた、18世紀を頂点とした
士大夫層の威厳の没落。それと、彼らがよりどころにしていた、儒教理念による統治が
科挙制度廃止によって消滅すると、これに代わって新しい統治の正当性を裏付けるメルクマールとして
「愛国」概念が重視されるようになったこと。これが、もう一つの起源です。これについては、
イギリスの(今はアメリカに移りましたけど)、ヘンリエッタ・ハリソンの一連の研究が影響していると
思います。彼女の著作リストは、ここをごらんください。
http://history.fas.harvard.edu/people/faculty/harrison.php
40 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 17:10:22 0
大学で職を得たい院生のみなさん。 どこの大学で働きたいとか、研究の展望とかあるとお思いますが、 IMEでもATOKでも漢字変換に苦労する大学で、 歴史を教える仕事で採用されて、なぜか中国語を教える仕事をしていて、 その中国語の講義では、日本人に日本語を教えるのが本当の仕事で、 講義のない平日は、営業車に乗って各地の高校をグールグル。 それでも田舎の教養人としての地位と、 田舎の同年代では破格の収入を貰えば(都会での破格ではない。) 結構楽しいものです。
41 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 17:29:48 0
40を書いたのが、誰だかわかった。www
軍国右翼教員による軍靴の音が聞こえてきそうだな。
43 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 18:17:28 0
「軍国右翼教員」の定義って何? 議論で勝てないと、こういう書き込みしかできないのかね。
軍国右翼教員による軍靴の音が聞こえてきそうだな。
私は日本人です。昨日のレスを見て書きこみます。 軍国右翼教員というのは、 >それでも、こうまで祖国の国家体制、文化をおとしめられることに、 >深い憂慮と憤りを覚えるものです。今後とも、中国の奴隷知識人や、これに迎合する輩とは、 >厳しく立ち向かっていく所存です。 上のようなことを言ってる人のことです。 戦争犯罪から目をそらし、自国の愛国心を異常にかきたてる 人のことです。こういう人間が大学教員をやり、 中国に対する不信感を植え付け、中日関係を悪化させることが 中国人にとって何より可哀想なことです。 日本人はもっと謙虚な気持ちになって中国人に謝罪して、 歴史の真実を受け止めるべきです。
46 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 20:27:18 0
47 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 20:33:16 0
>>27 全力で特定してお前のゼミに優秀な中国人が大量参加してやるから
覚悟しとけ。大学の教員は、向学心に燃える学生の参加は
拒否できないんだからな。中国の歴史は中国人が最もよく
知っているということを思い知れ日本人は。
48 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 20:35:26 0
>>45 >戦争犯罪から目をそらし、自国の愛国心を異常にかきたてる 人のことです。
>こういう人間が大学教員をやり、 中国に対する不信感を植え付け、
>中日関係を悪化させることが
>中国人にとって何より可哀想なことです。
私は、日本軍が犯した戦争犯罪を否定する書き込みなんかどこにもしていません。
過去スレ全部目を通してくださいな。
それに、私は、前スレにも書いたように、1937年12月9日以降の日本の行動については弁解の余地はないことも、
ちゃんと断っています。ただし、1930年9月18日に至るまでのいきさつ、それから、1937年12月9日に
至るまでの事実経過は、中国側が思っているよりももっと複雑だということを強調しているだけです。
それが、どうして「軍国右翼教員」というレッテルにつながるのでしょうか。
「中国に対する不信感」は、数多くの中国人留学生から植え付けられたものです。何しろ、中国近代史、19世紀の
世界史についての基礎知識があまりにありませんから。あれほどひどい歴史知識水準の人間から、とやかくは
言われたくありません。これは、私に限らず、多くの日本の大学教員が体験していることだということは、
前スレでの議論をお読みになればおわかりのはずです。
>日本人はもっと謙虚な気持ちになって中国人に謝罪して、 歴史の真実を受け止めるべきです。
ええ。この議論に異論はありませんが、事実認識(たとえば、田中上奏文をめぐる議論など)について、
不正確なものは不正確だと言ったら、なぜいけないのでしょうか。あなたのいう「歴史の真実」って
一体何なのでしょうか。
不当な言いがかりはやめてください。
49 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 20:37:24 0
>>47 ええ、どうぞお待ちしております。ただ、ゼミ参入に当たっては、個人面接試験があり、
これに合格しなければ、参入は認められませんけれど。
50 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 20:38:18 0
>中国の歴史は中国人が最もよく 知っている とは限りません。
51 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 20:42:48 0
>>49 そんなことは関係ない。大学の教員は、聴講したい学生を阻むことは
できないのだ。真の中日関係を考える中国人学生、日本人学生が
20人くらいお前のゼミに参加して、お前の歪んだ反中蔑視史観を
叩きなおしてやる。
>ええ。この議論に異論はありませんが、事実認識(たとえば、田中上奏文をめぐる議論など)について、
>不正確なものは不正確だと言ったら、なぜいけないのでしょうか。
お前は卑怯者だ。「異論はない」→「でも」というのは卑怯者がすることだ。
そもそも、田中上奏文の問題などは、取るに足らない瑣末な小さな歴史
事項だ。こうした記述はどういう史料に基づいて語っているのだ。
どうせ日本側の捏造した史料によるものだろう。こうした史料を使って
過剰に日本政府の軍事侵略を正当化すること自体が軍国主義的愛国右翼
教員だと言っているのだ。同じ日本人として大変恥ずかしい。
52 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 20:42:54 0
>>47 言い忘れていた。学部にせよ、大学院にせよ、
正式の入学試験を受けて合格してからにしてください。
今まで、合格できた学生がほとんどいません。
53 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 20:46:35 0
蒲地典子先生って何者?ジョン・キング・フェアバンクとかの 翻訳してるけど、日本の大学を出た人なの?それとも入江昭みたいに アメリカの大学を出た人なの?教えて偉い人。
54 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 20:47:19 0
55 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 20:48:10 0
>>53 彼女はお茶大出身だよ。それからアメリカのミシガン大学に渡った。
56 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 20:49:37 0
>>55 お茶の水女子大ってことは市古先生門下?
アメリカのミシガン大学の名誉教授ってことは、アメリカで
常勤教員になったってことか。すごいですね。
57 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 20:53:02 0
>>52 そうやって拒絶しても、ゼミをやってる教室まで押しかければ
拒絶することはできまい。我々は、ともに真の中日関係について
語り合いたいだけなのだ。そして、それをお前に理解させたい
だけなのだ。
>>54 この服部某というのはどうせ軍国主義者なのだろう。
こういう軍国主義者の例を持って来てはいけない。
58 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 20:57:53 0
59 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 21:01:10 0
>>58 真の中日関係というのは、日本は過去の侵略行為を
未来永劫反省し続け、その謝罪を、様々な形で
実行していくことだ。そんなことは常識だろう。
日本の民主党もそうしようとしているだろう。
60 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 21:01:30 0
>この服部某というのはどうせ軍国主義者なのだろう。 >こういう軍国主義者の例を持って来てはいけない。 まず、彼の著作を読んでみてから言ってくださいね。 少し、1930年代の日本政治外交勉強してからにしてくださいな。
61 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 21:02:51 0
62 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 21:07:09 0
>>59 >真の中日関係というのは、日本は過去の侵略行為を 未来永劫反省し続け、
>その謝罪を、様々な形で 実行していくことだ。そんなことは常識だろう。
いえ、常識じゃないと思いますが。日中平和友好条約締結に至るまでの外交交渉で
この問題は、けりがついたはずですけれど。
63 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 21:17:28 0
>>51 >こうした史料を使って 過剰に日本政府の軍事侵略を正当化すること
失礼ですが、「田中上奏文」って何だかご存じなんですか?
>こうした史料を使って 過剰に日本政府の軍事侵略を正当化すること
私は、そんなことは一度もしておりませんが。
64 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 21:29:36 0
47と51は同じ人物が書き込んでいるんでしょうが、47では自分が中国人であるかのごとく書いていて、 51では「同じ日本人として大変恥ずかしい」と書いています。 それでいて、田中上奏文を「どうせ日本側の捏造した史料によるものだろう」と書いてあるのには 少々驚きました。日中戦争史を少し勉強していれば、こんな基本的なミスは犯さないはずです。 これは、中国側がねつ造した史料でして、ねつ造と言われる根拠、ねつ造者の正体も、とっくに解明されているのに、 なんで、こんなこと書くんですかね?この人って本当は中国人なんでしょ。
65 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 21:52:14 0
>>62 今でもなお、日中両国に戦争の被害を受けた人々が生きていることを考えれば、
簡単に「終わった」と言い切れないだろう。
条約のような国家レヴェルの事柄だけでなく、
民衆レヴェルの事柄にも目を向ける姿勢が大切だ。
66 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 21:56:57 0
いま東大には史学科出身のチベット史の専任いないね♪ 院生でみると、東大の柳(ゆ?やなぎ?)さんが史学雑誌にのせた研究ノートよりも、 モンゴル語の档案つかった筑波大のグループが「紀要」に載せた論文のほうがレベル高い。 みんな頑張りつづけて欲しいものだ。
68 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 22:22:47 0
>アメリカで 常勤教員になったってことか。すごいですね。 あほか。ハーバードなんて、しょーもない博士いっぱい出してるし しょーもない教員をいっぱい生んでるぞ。
69 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 22:25:40 0
>>68 いえ、あの時代にアメリカの大学の教員になれたっていうのは、やはりすごいことです。
ミシガン大学の教員は、そんなに簡単に就任できるものじゃないです。
70 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 22:40:20 0
>>51 は前スレッドのキチガイだな。
日本人にしては、言葉づかいが激し過ぎる。日本人なら極左過激派と思われる。
中国人だとすれば、一般の大学院の中国人の平均的日本語よりもかなりうまい。
数人で共謀して、一番日本語のうまい奴を選んで議論のために送り込んで来た可能性がある。
たまに日本語がおかしいから、やっぱり中国人だろうと思う。
71 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 22:55:42 0
>>70 だとしても、この日中戦争認識はひどすぎるよ。服部さんを「軍国主義者」だなんて。
最近まで続いていた日中歴史共同研究の日本側代表委員の一人だし、
『広田弘毅』(中央公論新書)によって城山三郎の作ったイメージを破壊したりする
優れた日本外交史研究者なのにね。
でも、笑ったのは、
>大学の教員は、聴講したい学生を阻むことは できないのだ。
って一節。正規の手続きなしに、ゼミ室に入り込んだりすれば、その時点で、つまみ出されるし、
これだけ基礎学力がないんだから、kick out する権利はこっちには当然ある。それ以外の乱暴狼藉に
及んだら、それこそガードマン出動、警察沙汰だ。それに、私は、日本軍の戦争犯罪を一つも否定していない。
未だに45みたいな日中友好屋の残党がいるのには驚いた。
33にもはっきり書いたけど、
>私は、神道原理主義者ではありません。またマルクス主義、共産主義者でもありません。
>幕末の洋学の系譜と明治以来の自由民権運動思想に強く惹かれる一学徒にすぎません。
が、思想的立場だよ。あと、これに大正デモクラシーや日本国憲法と、日米安全保障条約体制も
追加しておきますけど。
こういう政治信条を誇りに思って何がいけないんだ?
日本は政治思想信条が憲法で保障されているんじゃないのか?これが私の愛国心のよりどころなのに、どうして
>戦争犯罪から目をそらし、自国の愛国心を異常にかきたてる 人のことです。
なんて言われなくちゃいけないんだ?
>こういう人間が大学教員をやり、 中国に対する不信感を植え付け、
>中日関係を悪化させることが 中国人にとって何より可哀想なことです。
近代西洋国民国家文明をよりどころに、中国史を批判的に考察するからといって、こんな中傷されるとは
思わなかったな。日本人の対中国不信感を決定的にしたのは、1989年6月4日の天安門事件以降の
中国共産党の苛政なのに。なんで、こんな批判されるんだ?
72 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 23:05:20 0
後で思いついたが、45もなりすまし日本人じゃないかな?
73 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 23:14:27 0
日本人か中国人か知らんけど、どっちにしろただの愉快犯だろ。 中国人かどうか確かめたければ、中国語でレスしてやればいい。 それであくまで日本語で返してくるようなら日本人だ。中国語で 返してきたとしても、その中国語見ればだいたい中国人かどうかは 分かるだろう。 もし、中国人の英語のクセが分かる人なら英語でレスしてやればいい。
74 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 23:16:50 0
>>51 >同じ日本人として大変恥ずかしい。
このロジックて笑うね。「日本人なら贅沢はできないはずだ」っていう標語は、
「軍国主義」時代の有名な標語で、「貴様、それでも日本人か」っていうのも、
「軍国主義」時代にはやった有名な表現。
戦後生まれの日本人は、この時の体験に懲りて、日本人っていう範疇をできるだけ
使わず、個人の思想信条、義務と責任ってことを小学校以来、憲法と共に教わっているはずなんだがな。
「日本人」とか「中国人」って範疇使って、個人の行動、言動制限するのは、戦後日本ではやってはいけない
ことなんですけどねえ。この「軍国主義」時代そのもののような価値観ふりかざす人って、どういう人なんですか。
>>73 同意。
まあ、可能性としては、
@・日本語のうまい反日中国人留学生
A・日本人過激派左翼による中国人が起こっているという偽装工作
B・ただの愉快犯
こんなもんか。@とAの連合という可能性もあるか。
そもそも、日本人で、「中日関係」っていうか? 「日中関係」だろ。中国人が中文で書くなる、 「中日関係」って書くけどさ。
78 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 23:29:43 0
でも、不良中国人留学生って恐ろしいね。 自分たちの基礎学力の無さ、不勉強で傲慢な態度故に、「ゴキブリ留学生」って皮肉られ、 正面から挑んだ議論で論破できないとかかると他人の「歴史認識」捏造して、 「軍国右翼教員」なんてレッテル貼り付けるんだもの。 中華人民共和国建国初期に起こった「百家争鳴」→「反右派闘争」や「文化大革命」の時の 大衆運動っていうのも、これと同じスタイルだったんだろうな。 俺が大学院生だったころ、一緒に勉強した台湾人留学生には、こんなひどいのいなかったな。
中堅以下の私大に、問題のある中国人留学生がたくさん いるのはわかるが、東大法学部にもあんなのがいるって、 どうやって審査してんだ。東大文学部東洋史にも、東文研の 先生方ともめて入れるか入れまいか迷ったような学生が いるらしいし、どういう審査体制になってんだよ。 というか、中国人留学生は日本になんで中国史を学びに来る。 日本史とかならともかく。
>>74 わたくし腐れ大学院生ですが、その解釈はたいへん勉強になります。
81 :
世界@名無史さん :2010/03/25(木) 23:44:52 0
東大でどんな審査しているのかは、こっちも知りたいですね。 ただ、外国まで来て中国史を学ぶ中国人っていうのは、台湾人は別として、 たいてい、くずばかりです。どこで見分けるか。まず、古典漢文の史料や 日本語、英語の史料を使う時代を専攻するかどうか。 都の西北大学で日中戦争を教える北京大学出身の劉○だって、日本語は堪能だったけど、 英語がだめだったんで、東大の大学院落ちて、筑波の大学院に行ったのは有名な話。 同じく、都の西北で中国語を教えている徽州商人研究者の熊○○さんは、英語も日本語も堪能。 でもって、岸本ゼミのしごきに耐え抜いたんで、日本の東洋史研究者の仲間入りしていられるんです。 でも、彼らは研究者として大成したからまだいいの。 たいていは、日本語や英語史料なんてまず無理。だから、歴史専攻早々とあきらめて、「対外開放万歳」ができる論文ばかり書きたがるんです。 こういうことを専攻したがっている留学生っていうのは、まず信用できないですね。そもそも、中国での権力ある地位が 欲しさに留学しているだけで、専攻分野選ぶ知恵なんてないですから、手っ取り早い歴史専攻を目指すんです。 でも、才能ないから、まず通用しません。そこを揶揄されたんで頭に来ているんでしょ。
>>79 日本留学には、研究そのものとは関係ないところでいろんなウマミがあるからねえ。
ましてや「留学生30万人計画」なんていう悪夢の時代だから、今後ますますひどいのが増えてくるのは間違いないよ。
>>81 へえ、劉○さんってそうだったんだ。筑波ってことは
中井先生かなんかに習ってたのかな。
熊遠○さんって、都の西北の理工学部あたりにいるよね。
変わったとこに就職したんだなとずっと思ってたんだけど。
結局、学位が手っ取り早く取れるから日本に来る。
でも漢文訓読はおろか、英語も、そして日本語すらも出来ないから
中国語だけでなんとかなりそうな現代中国研究をやりたがるわけなんだ
よなあ。すごく不思議なのは、わざわざ留学してきて、日本語すらも
習得しようとしないことかな。まあ小日本の言語なんて学びたくない
かもしれないけど、中国人留学生コミュニティで中国人だけで
固まってても仕方なかろうに。
>>82 中堅私大以下だとそれはわかるんだよね。
出稼ぎ労働者みたいなのがたくさん入ってきて、
いなくなるみたいなことが多いじゃない。
城○国○大学じゃないけどさ。
それが、仮にも旧帝国大学でもこんな出稼ぎ労働者が
主流になるようだとホントに末恐ろしい。
>>81 >ただ、外国まで来て中国史を学ぶ中国人っていうのは、台湾人は別として、
>たいてい、くずばかりです。
同意。日本人で言えば、わざわざ中国まで行って日本史やるような
もんだもんな。こんなやつ絶対おらんでしょ。中国人は、外国で
自国史をやりたがるからなあ。孫江とか黄東蘭みたいに、物凄く
優秀で、しっかりした博士論文を書いて著書として刊行して
日本で就職したりする人がいる一方で、下は限りなく酷い。
一つ質問。都の西北大学の ・文化構想学部 ・社会科学部 ・国際教養学部 ってなんなの?まあ、社会科学部は、昔からあるけどさ、 文化構想学部と国際教養学部って何がしたいのか さっぱりわからん。特に、東洋史の先生は、 文学部と文化構想学部のどっちの所属になってるわけ? ちょっとスレチかもしれんけど。
88 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 00:02:34 0
>>32 あたりで、中国は崩壊するとか言ってるけど、
俺はこのままでは崩壊しないと思うぞ。
民族情緒を刺激されると、ゴキブリの群れが群衆行動をとって巨大な危険生物になる。
民族情緒を刺激する材料が無くなった時こそが、崩壊の時だと思う。
当面は崩壊しない。
国際教養学部には A子先生がいるのか。知らんかった。
90 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 00:10:10 0
91 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 00:13:01 0
92 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 00:15:58 0
93 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 00:19:29 0
>>93 東大→筑波大院修士→東大院博士
ってアクロバットだな。
早稲田ってのは中国研究をするにはいい環境だね。 政経にはM野先生、 法にはK口先生、 国際教養にはA子先生、 社会科学にはR傑先生、 理工には熊EH先生、 文学部には東洋史学専攻、 この先生方を全員集めて、大東亜学部とか作ればいいのに。
中国史だけで「大東亜」?
軍国右翼教員学部とかつくったら、中国人留学生が たくさん集まりそうだなwww
軍国右翼学部支那歴史分析学科 軍国右翼学部現代支那分析学科 附属研究所として、 軍国右翼学部附属支那文化研究所 誰を学部長にするか。
>>76 もし日本人が中国人を騙るならその辺は基本だろ。
それすら出来ないなら愉快犯としても失格。
>>90 となると中国語の出来ないアホの騙りだな。
101 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 02:51:35 0
最近の学生は中央アジア史をやろうというのに、 ドイツ語、フランス語すらできないやつばかりで 本当に困る。
>というか、中国人留学生は日本になんで中国史を学びに来る。 >日本史とかならともかく。 中国の大学は史料収集のレベルがひくいから。 カネがないから、中国で出版された史料や研究所がろくにそろってない 出版社のほうも、カネモチ日本の大学あたりに売りつける値段設定 してるから、中国の地方の貧乏大学ではまず購入できない。 重点大学でも、ちょっとましなくらい。 ということで、東京とか京都なら、幾つかの大学をうろつくだけで、 中国で出版された自分の研究テーマについての刊行史料や研究所をコンプリートできる。 「マジメに史学を研究する中国人」が「日本に学びにくる」理由は、以上のとおり。
おれが聞いたら「アメリカの大学はレベル高いのでムリだった」と言われた。
>>79 別に中国人・中国史に限らず、先進国でそれぞれ研究の伝統があるから、
現地や旧植民地宗主国以外の国に留学するなんて普通だよ。
アセアン研究するためにオーストラリアに行くとかざら。まだ少ないけど、
前近代日本史専攻の日本人ででアメリカに留学する人だっているよ。
サイデンステッカーのとこに日本文学勉強しに行く日本人がいたかどうかは知らんけどw
105 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 13:31:14 0
真の日中交流って随分簡単なことを議論してるんだな。 それは、日本がいつまでも謝罪の気持ちを忘れずに、 その謝罪を形で示すことに尽きるだろ。 歴史事実が日本語史料などで明らかになっても、 それはそれ、謝罪は謝罪。日中侵略戦争関係の論文を 書く場合は、最後に、「侵略について深く謝罪の気持ちを もっています」とつけるくらいはするべき。 それが日本人として我々が最低限やるべきことじゃないか? 東洋史学というのは、東洋の歴史を学ぶ学問だ。 中国・日本は東洋の中でも重要な国だ。だとすれば、 この両国がしっかり手を携えて歩んでいくためにも、 いつまでも過去の”記憶”を風化させることなく、 100年後、1000年後と伝えて行かなくてはならないだろう。
>>105 愚かな意見だ。
そこには常に中国が日本よりも優位に立つという前提が無批判にある。
しかしまあ、対等とか尊重という概念を理解できない中国人の意見としては模範回答だよ。
107 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 15:24:37 0
>>105 あんまり釣れませんねえ。
もう少し不自然な日本語にするといいですよ。助詞の使い方とか。
あと単語の選び方も重要です。例えば、「日中戦争」じゃなくて
「抗日戦争」の方が様になるでしょう。形容詞の語尾に「だ」を
付けたりするのもよくある間違いで、なお結構です。
>>106 >>105 は 「中国人の意見」としては4/100点くらい。
中国語で書いてくれたら、まったく同じ内容でも42/100点
くらいつけてあげてもいいんだけどね。
109 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 21:26:47 0
東洋史学って名前がダメだよね。東大なんて、アジア史に 名前変えたら、毎年2・3人くらいしか進学者がいなかったのが 20人くらいまで増えたよ。
東ユーラシア史でよくね? なんかあの先生みたいな感じがするけど
111 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 21:34:41 0
それだと、西アジアとかどうすんの的なことにならない? 東大だと、西アジア系多いし。
西ユーラシア 中央ユーラシア 東ユーラシア これでいいよ、もう ついでに環インド洋を担当する南ユーラシアでも入れればいい・・・・
113 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 21:44:59 0
じゃあ、まとめてユーラシア史学科でいいんじゃない。 んで、細かい専攻分けは無し。 もしくは、早稲田みたいに、アジア太平洋研究科的なものを つくって、 東洋史学、中国思想、中国文学、駒場の地域文化、国際関係、 社会科学研究所、東洋文化研究所の先生を集めてくりゃいい。
114 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 21:55:06 0
>>105 一昨日以来、ここに引用しておいた北岡伸一『国連の政治力学』(中央公論新書)第9章を一向に参照して
くださらないようなので、ここに引用しておきます。長くなるので、数回に分けます。
「日本は責任を認めていないか。まず、日本は戦争について謝罪しておらず、歴史をゆがめているという非難についてである。
戦争は、遺憾ながら、昔からあったし、現在でも起こっており、将来もなくならないだろう。
しかし、起こった戦争は終わらせなければならない。そのために、通常、一、領土の再確定、二、責任者の処罰、三、賠償金の支払いが行われる。
それで戦争は終わる。
日本の場合、台湾、朝鮮、樺太、千島列島などの領土を放棄した。
東京裁判において、戦争犯罪容疑者がさばかれた。ビルマ、インドネシア、フィリピン、ヴェトナムなどに賠償金を払い、
交戦関係にはなかったタイに対しては準賠償金を支払った。
さて、中国との間では、日本は一九五二年、中華民国との間に条約を結んで国交を回復した。
当時の日本政府は、一九四九年に成立していた中華人民共和国との国交の余地を残そうと、条約の範囲を中華民国の
施政権の及ぶ範囲(つまり台湾)に限定しようとしたが、アメリカの主張を受け入れて、中華民国政府を認め、
条約を結んだ。そのとき、もちろん賠償は議論されたが、中華民国は賠償を法規した。それは、何よりも、蒋介石政府が、
中国の政党政府という地位を、重視したからである。つまり、国民政府は政治的な利益をより重視して、経済的な
利益を断念したのである。(以下に続く)」(同書214〜5頁)
115 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:02:57 0
西アジア史はたいてい、北アフリカ史とセットになってる。 ユーラシアで区切ること自体、古い発想から抜け出てない。
116 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:03:32 0
>>105 続きです。「日本は一九七二年になって中華人民講和国と国交を正常化した。
そのとき中華人民共和国は賠償を放棄した。毛沢東と周恩来は、戦争は一部の軍国主義者が
起こしたものであり、民衆に責任はない。賠償を課すことによって、日本の民衆を苦しめることを
欲しないと述べた。その寛大さに、日本人は強く印象づけられた。そして、中華人民共和国は日本から
正統政府としての承認を獲得した。これも、政治的な利益のために経済tけいな利益を放棄した例である。
このように、賠償は行われなかったが、一九七八年、日中平和友好条約締結以来、日本は中国に経済援助を
始めた。その額は合計三兆円にのぼる。それは賠償ではないが、通常の経済援助でもなかった。日本にとって、
核兵器を持つ軍事大国に対する援助は初めてだったし、共産主義国への援助にも反対があった。
国民の間に贖罪の意識がなければ、こうした経済援助は困難だっただろう。
この経済援助は、中国の発展にとってきわめて有効であった。現在の中国は、外資主導であるが、外資の流入は、
インフラなしにはありえなかった。そのインフラのかなりの部分に、日本は資金を提供したのである。(中略)
援助の成功とは、援助を受けた国がそれを経済発展に結びつけ、かつ適切に返済できるかどうかによって判断すべき
ものである。その二つの点において、日本の中国への経済援助はきわめて成功したものであった。」(同書215〜6頁)
117 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:11:58 0
>>105 次に謝罪について。北岡教授は、次のように述べておられます。
「日本は適切に謝罪していないのだろうか。
しかし、そもそも東京裁判と経済協力は、すでに謝罪ではないだろうか。その他のメッセージに
おいてはどうか。日本は何度も謝罪をしている。日中共同声明においても、日中平和友好条約においても、
また、九八年の日中共同宣言においても、謝罪はなされており、中国はそれを受け入れている。
また、戦後五十周年に出された村山首相談話には、次のようにある。
わが国は、遠くない過去の一時期、国策を謝り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、、植民地支配と
侵略によって、多くの国々、とりわけアジアの諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に過ち
無からっしめんとするが故に、疑うべくもないこの歴史の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて
痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。また、この歴史がもたらした内外すべての犠牲者に深い
哀悼の念を捧げます。
これは謝罪ではないだろうか。いったい、どういう謝罪なら、明白な謝罪になるのだろうか。(中略)
その他の国々、たとえば中国は一九七九年にヴェトナムを懲らしめるとして攻め込んだが、何か謝罪をしたのだろうか。
アメリカは、イギリスは、ソ連は、過去の戦争でどのような謝罪をしているのだろうか。勝った国、強い国は謝罪をする必要が
ないということはないだろう。」(同書217〜8頁)
私も、この意見には全く同意見であります。これが「軍国右翼教員」の歴史認識です。
あなたは、東京大学法学部大学院の留学生なのだそうですから、この意見が気にくわないのであれば
まず、北岡教授に強烈抗議をしていただけないでしょうか。
118 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:23:19 0
>>105 >真の日中交流
について。高等教育関係での歴史教育に従事する教員としての私の貢献について述べておきます。
私の任務の一つは、歴史学、中国史の基礎知識や基本方法もろくに身につけず、日本近現代史の勉強もろくに
しないくせに、自分の不備を棚に上げて、単位や学位だけをよこせと、声高に要求する
不埒千万な中国人を私の勤務先の教室、研究室、大学から追い出すことにあります。
こういう学生に学位を授与せば最後、中国に帰って、これを利用して貪官汚吏になるのが関の山ですし、
その権力の犠牲者になる老百姓の対日憎悪を醸成させるだけだからです。
学生時代に翻訳で読んだ、趙樹理『李家荘の変遷』にも、京都大学留学帰りの悪辣な地主が描かれていたのを記憶しております。
私の教育者としての義務は、前スレで、日本の人文科学方法論や戦後日本国家体制から、果ては魯迅や自国の虐げられた立場にある人々に対して
それこそ信じられないような暴言を吐く、あなたのような
陋劣な人格の留学生をこれ以上のさばらせないようにしなければならない、と愚考いたしております。
それが私が「真の日中関係」に対してできる貢献だと信じております。
今後ともゴキブリ学生退治は続けます。やめるつもりは毛頭ありません。
これが、「軍国右翼教員」の信念です。ご返事お待ちしております。
119 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:37:28 0
軍国右翼教員やるじゃん。
120 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:40:14 0
>>88 なかなか鋭い観察と指摘ですね。
>民族情緒を刺激されると、ゴキブリの群れが群衆行動をとって巨大な危険生物になる。
これはかつて実際に起こりました。義和団事変がそれです。
>民族情緒を刺激する材料が無くなった時こそが、崩壊の時だと思う。
これも、その後にありました。日本軍を主体とする八カ国連合軍による公使館員救出作戦の後、
民衆の怒りが、時の清朝政府に向けられるようになったからです。
以上の解釈は、この論文集の序章に述べられています。たかが、序章と言うなかれ。辛亥革命期の
中国について勉強するためにまず読まなくてはならない基本文献ですから。1968年にイェール大学で
開かれた国際シンポジウムに提出された論文集で、日本からは市古宙三、波多野善大教授が論文を寄せています。
http://yalepress.yale.edu/yupbooks/book.asp?isbn=9780300014600 >当面は崩壊しない。
歴史研究者が未来を占うのは禁じられているのですが、中国が、外資依存の経済成長しかできなくなった
明代末期以降の経済成長は、1,1590年代から1662年まで、2,1730年代〜1795年、3,1870年代〜1937年
4,1979年以降、にかけて起こっています。いずれも大動乱で終わっています。1は、王朝交代で、
2は白蓮教徒の乱、アヘン戦争、太平天国の乱、3は世界大恐慌と日中戦争でおしまい。なぜそうなるのか。
これを説明するのが、私の研究テーマの一つなのですし、とても説明しきれませんが、いずれも半世紀くらいしか続いていません
2だけ長かったのは、国内フロンティア開拓ができたから。でも、その結果自然環境が崩壊して今日に至っているから、
この手は二度と使えません。ですから、それ以外のフロンティアとして、世界中の資源乱獲を始めたと考えれば
説明がつくと思います。それにしても、この人口構成、生態環境の崩壊度から見て、繁栄が続くのは2030年代
あたりで、終わるだろうと推測しています。したがいまして、
>当面は崩壊しない。
という、あなたの意見に私も賛成です。
121 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 22:51:23 0
>>119 五年前に私のゼミに出席した2匹のゴキブリについて紹介しておきます。
使ったテキストは、この本でした。数年かけて読んでいました。
http://www.cornellpress.cornell.edu/cup_detail.taf?ti_id=3041 出席者は五名前後で、一回の授業で三頁が目標だったのですが、このゴキブリのおかげで
一頁も行かないことがしばしばでした。驚かされたのは、この2人の基礎知識のなさです。
何度注意しても、次の二つの単語をこんな風に訳すのです。
Republic of China=共産中国、
People's Republic of China=人民の共産中国
たまりかねて、「Repulican Partyってどんな意味?」と訊ねると、「共産党」と答えます。
仕方がないから、「当時アメリカ大統領だった、George Bushは何党党員?」と問うと
これがわからない。だから、「Republican Partyだろ。これって何党のこと?」と再度問うと、
「共産党」と答える始末でした。待ってましたとばかりに、「じゃ。ブッシュ大統領は共産党員?」
と訊ねてみて、はじめてこのゴキブリは何か間違ったことを言っているらしいことに気がつきました。
もう1人はもっとひどくて、「国共合作」という事実はおろか、国民党の存在を知らなかったし、
従って1927年4月12日クーデターと「第一次南京事件」「第二次南京事件」の区別はおろか、最初の
二つの事件についても全く知識がなかったのです。2人とも上海育ちだそうでした。
私はこういう連中をゴキブリと呼び、単位をやらないことにしています。それを「中国蔑視」だとは
思いません。それから、こんな連中から歴史認識で言いがかりをつけられたいとも思いません。
122 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 23:04:04 0
>>102 それって、研究ではなくて、史料集めにすぎないんじゃないでしょうか。
>>104 究極の理由は、自分の研究を発展指導してくれるのに、最も適したすぐれた研究者がそこにいるから、
じゃないでしょうか。
>>113 それ、海外の大学ではもうやっています。
オーストラリア国立大学は、アジア太平洋学部を設立していますし、
オックスフォード大学は、近代史学部を創設しています。
日本の大学でも、率先してこれをしてくれるところがあればよいのですが。
123 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 23:22:03 0
>>121 大学院のゼミで英語の研究書3ページとか
それもコケにした話だな。普通は少なくとも10ページくらい
読まないとまとまった量読めないじゃん。
というか、1章ないしは1論文ずつくらい読まないと
意味ねーよ、と言おうとして、どうせそんなことしても
ついてこれないよね、と思った。
124 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 23:23:10 0
>いつまでも過去の”記憶”を風化させることなく、 >100年後、1000年後と伝えて行かなくてはならないだろう。 そんなら、モンゴル王朝が日本に対して行った侵略の記憶も風化させないでくださいね。 榎本渉さんが、この時期こそが、日中関係が今のように悪くなった真の発端だったってこと実証した 学術書出していますから。あの時のことについては、モンゴル人民共和国政府といっしょに、中華人民共和国も 謝罪してくださいね。 もちろん高麗王朝に攻め込んだことや、金日成の軍隊を支援して、 国連軍を追って、韓国に攻め込んだことに対しても、韓国政府に対してだけでなく、 国際連合総会、安全保障理事会の場で、正式に謝罪してくださいね。 それから、一九七〇年代にポル・ポト政権を間接的に支援して、カンボジアをこの世の地獄に変えたことへの 謝罪も、一九七九年に、何の落ち度もないヴェトナムに「制裁」を加えたことも、謝罪して、責任者処罰するよう 中華人民共和国政府に働きかけてくださいね。
125 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 23:24:47 0
>>123 これは、学部学生対象の授業でした。小生もあなたと同じようにしたかったのですが、
うちの学生のレベルじゃとてもそうは行きませんでしたね。
126 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 23:28:12 0
>>121 質問。私は今東洋史専攻で院生やらせてもらってるんですが、
そんなやつがよく大学院に入れますね。
例えば、私が入った院の東洋史専攻ですと、
小論文的な問題(東洋史の重要トピックが何個か並んでいて、
それについて1000字くらいで自由に論じろ的な問題)という、
専門論述問題が2題。
漢文の訓読問題が1題、東洋史学関係の基礎単語的なものが
並んでいて(古代から現代まで満遍なく)それに簡潔に答える
ような問題が10個前後。それに外国語が二科目(たいていの人は、
英語と中国語?)でした。こういう試験を課せば、
よもや、「国共合作」を知りませんとか、「国民党」を知りません
とはならないんじゃないでしょうか?
127 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 23:31:09 0
>>125 なんだ、学部のゼミか、と言おうとして、
でも、それなりに上位大学の連中だったら、
せめて英語くらいまともにできるんじゃないかと
思ってしまう。でも東洋史だと、英語嫌いな人も
多いか。政治史、経済史、国際関係史関係だとそれじゃ話に
ならないと思うからそんなこと言わないと思うけど。
128 :
世界@名無史さん :2010/03/26(金) 23:35:43 0
>>121 さすがにそれは無いだろ。
だって、Republic of Chinaで共産中国って、自分たちが仮想的に
してるようなものを共産中国とか言ってるようならキチガイだろ。
だいたい、それでよく中国史のゼミに参加しようとするな。
歴史を知らないというか教養がないのレベルでしょ。
日本人で犬養毅を知らないとかそういう話になるよ。
そんな馬鹿そうそう会えないんじゃない。貴重な体験ですね。
129 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 00:08:30 0
>>124 そういや、なんでさ、太平洋戦争だけ過剰に謝罪が
求められるわけ?
あなたの言うとおり、前近代までさかのぼれば、
元寇・モンゴル・漢人連合軍→日本
元朝による高麗侵攻・元朝→高麗
豊臣秀吉の朝鮮出兵・日本→中国・朝鮮連合軍
日清戦争・日本→李氏朝鮮←清朝
と大きな戦争が何個かあるのにさ。
なんか軍国右翼教員が言ってることが正しく思えてきた。
>>126 そんな大量に問題出したら受験生が死ぬ。というより
受けに来ない。そういう試験が可能なのは、旧帝くらいな
もん。
というかさ、東洋史の教員で英語の出来ないやつ多すぎだろ。 特に中国史組。漢文と中国語だけ出来ればいいです みたいな顔したやつは全滅しろ。こいつらこそ真の東洋史の害虫。 東南アジア史、南アジア史、内陸アジア史、西アジア史じゃ ありえない。
133 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 00:23:47 0
>>129 ここの偉いセンセイがずっとおっしゃってるじゃないですか。
現代を知ることにこそ価値があるからですよ。
より直接的に関係しているのが先の大戦なのです。
これがいやだったらもう一度戦争して、それに勝って、
新たな価値観を打ち立てるしかありません。
134 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 00:47:18 0
他の大学の講義ってこっそりもぐりこんで聴いてもいいのかな。 ゼミは顔で分かるけど、講義だったらバレないかなとか 思うんだけどどうでしょう?
135 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 00:51:51 0
この授業は、清末民国期中国経済史、中国の対外関係史を専攻する学生を対象としている。 それ以外の大学院生が参加を希望する場合は、小生が学部学生を対象に行っている経済史入門、 アジア経済史のいずれかの単位を取得済みであることが絶対条件。 単に「教養をつけたいから」とか、「面白そうだから」といった 興味本位での受講は堅くご遠慮いただきたい。 ワロタ。攻撃的だなwww
136 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 00:58:22 0
歴史と文化 / 20世紀前半の中国 History and Culture / 20th Century China I 平成19年度以前の授業科目:『歴史と文化』 平成16年度以前 (医保は17年度以前) の授業科目: 『歴史と文化 / 20世紀前半の中国』 准教授・○○ ○○ 2単位 月(1・2) 全(全) 授業の目的 本授業では20世紀前半の中国史,帝政の崩壊から中華人民共和国成立 までを講義する.歴史事項の暗記につとめるのではなく,個々の歴史事項が 歴史的文脈の中でどういう意味を持っているのかを「考察」していきたい. 授業の概要 下の授業の計画を見よ. 受講者へのメッセージ 授業開始直後などに出席をとる.睡眠や内職は認めない. 携帯電話の使用はもってのほかである.遠慮無く叱り付けるので, 心して授業に取り組まれたい. なお,近年ノートすらもとらない学生がいるが, このような態度で単位を得ることは出来ない. 例年,登録者の3割は単位を取得できない. 何か嫌なことでもあったのかwww
137 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 01:37:36 0
>>124 東アジア海域と日中交流 : 九〜一四世紀 / 榎本渉著
ですか。あんまりそういう本に見えなかったけど。
俺に読みきれない深いものがあるのかな。
138 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 01:48:16 0
139 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 01:52:46 0
>>126 >>131 大学院(博士前期課程/修士課程)入試で外国人留学生に
専門性の高い試験を課すことはほとんど無いのでは?
日本人(学部卒)が日本の大学院に進学する試験と
外国からの留学生が日本の大学院に進学する試験は、
一般に別枠で用意されているはず(特に国立大)。
外国人留学生は主として日本語運用能力を問われ、
一般的な教養や専門性を二の次にしている傾向があります。
もちろん博士後期課程の場合は違うと信じていますが。。。
140 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 02:09:57 0
>>139 東大は、日本語・母国語以外の外国語と専門科目
だったはず。
141 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 02:16:35 0
>>132 しかも漢文の読みは間違いだらけ、崩し字も読めない、
カントン語ぐらいちょっと出来るわけでもない。
何の技も持ってないでよく給料もらってるな、そんなのが多いよな。
142 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 02:26:13 0
>>141 ほんとその通りだ。
東南アジア史系の人は、英語・宗主国言語・在地語は最低限やらなきゃ
ならない。(ヴェトナムとかだと時代によっては漢文も)
内陸アジア史系の人は、英語・中国語・欧米圏言語(独・仏・露)と
漢文に内陸アジアの諸言語をやらなきゃならない。
南アジア史系の人は、英語・欧米圏言語と在地語は最低限やらなきゃ
ならない。
西アジア史系の人は、英語・欧米圏言語(独・仏)・中東諸言語
(アラビア語・ペルシア語・トルコ語・ヘブライ語)なんかを
やらなきゃならない。
それに比べて中国史なんぞ、
中国語・漢文だろ。なぜ英語すらやれないのか不思議。
広東語なんて、O大のK山さんとか、T女子大のH刈さんくらいしか
できないだろ。そのくせポストは沢山持ってくからな。
143 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 04:17:18 0
>>142 それどころか、中国文学や中国語学でも広東語は希少価値だったりする。
144 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 09:17:52 0
>>144 必ずしも広東語ではないけれど、ICUのKさんは、
広西壮族の言葉だったか、方言を話すってうわさだよ。
145 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 09:31:18 0
>>127-128 >それなりに上位大学の連中だったら、 せめて英語くらいまともにできるんじゃないかと
>思ってしまう。
私もこの授業を担当していたときには、そう期待していました。大学院受験をめざす学生もいたので、
アメリカの大学受験用の単語問題集(知りたいという方がいらしたら、レスつけてください。ご紹介します。)
や、CPE用の英文法問題集をコピーして配布していたんです。
これをゴキブリがどこかで聞きつけ、この教材欲しさに「単位は要らないから、もぐりで聴講させろ」と
言ってねじこんできたのです。そこから後は、さながら「悪貨は良貨を駆逐する」を地で行くものでしたね。
121に紹介したゴキブリは、私が外国書講読を担当していた最後の年に入ってきた奴らです。2人とも
上海の高校を卒業していて、「Republic of China, People's Republic of Chinaの意味も、高校で教わらなかった」と、
平然と言いのけていました。もちろん、国民党のことも、国民革命のことも、です。
あの国じゃどういう歴史教育しているんでしょうか。
146 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 09:42:22 0
>>129 中国が、王朝国家に回帰していることを示す一つの証拠だと思います。
その尻馬に乗っているのが、かつての朝貢国だと思います。
でも、相手がどう言おうと、忍の一字を貫き通したために、2005年の反日暴動の時は、
国際世論がこぞって日本支援に回ったでしょうが。
すでにニュルンベルグ裁判と東京裁判が国際法の判例として定着したのですし、
ポツダム宣言を受け入れるのが、講和会議の条件なのですから、これはどうしようもないと思います。
ただ、ポツダム宣言に記された、対中国講和は、カイロ宣言に従うことになっており、それには中華民国政府との
講和だけしか、記されていません。従いまして、国際法上は、講和談判は、全て台湾の国民党政府としかできないことに
なっています。でも、それじゃあんまりだし、誰がどう考えても、1949〜72年までの中国大陸と日本との関係は不正常だったから、
「不正常な」国交を「正常」に戻すってことで「国交正常化」って言葉が生まれたんだって、中江要介元中国大使の講演で
うかがった記憶がありますが。なお、東京裁判が判例として定着した意義については、色々な研究が出ていますが、
中国との関係に関する限り、
http://www.msz.co.jp/book/detail/07406.html が一番有益なんじゃないでしょうか。
147 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 09:56:33 0
>>131 ですから、最近は、受験前に「科目等履修生」にしてもらって、研究室に入り込み、
大学院受験問題を聞き出そうとするゴキブリ留学生が出てくるんです。毎年、秋以降になると、
そういった手合いのe-mailでの問い合わせがたくさんきます。
一律に「入試に合格してから、委細面談」という返事を出しています。今のところ、
「委細面談」に至った事例はないです。
>>134 原則だめです。事務に正式に申し込んで、授業料支払って「科目等履修生」にならなくてはなりません。
ゼミの場合は、他大学、他大学院の場合、単位互換協定がある大学院ならOKですが、それ以外ですと、
私は、学生証のコピーと、指導教授の紹介状と推薦状を持参して来ない限り、原則として参加認めていません。
これも、ゴキブリ対策です。
>>41 >>51 >>57 のような事態を起こさせないためにも、この手続きは大切です。筑波大学の秋野大作教授みたいな
目にも遭いたくないですから。
148 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 10:17:20 0
>>132 昭和異学の禁はなやかなりし頃、時流に迎合し、いい加減な勉強しかしなかった連中の残党でしょ。
時世が変わって、お荷物になったんでしょうね。誰か、学部長に言って辞めさせたら。
149 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 10:57:28 0
中国史じゃないけれど、俺の大学の同級に、中国語学を専攻していた中国人留学生がいた。 中国語学の教授が「中国から日本に来て中国語を勉強するなんて正気かね」と皮肉られていた。 余り親しくなかったので、彼女が卒業後どうなったかは知らない。
150 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 11:33:15 0
151 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 12:55:59 0
>>149 日本で中国語学を学んで日本の大学の中国語教員になった中国人は沢山いるよ。
ついでにアメリカやオーストラリアやニュージーランドで日本語学を学んで
現地の日本語教員になった日本人(主にハイミスの女)もいっぱいいる。
152 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 13:07:11 0
よ〜し俺も30年ぶりに英語勉強するか〜
153 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 13:20:35 0
なんかゴキブリ留学生ゴキブリ留学生って可哀想だな。 そういうゴキブリ留学生がいるからこそ、日本の大学が 成り立っているということを忘れている。 彼らは言うなれば、日本の大学教員の貴重な給料源なのだ。 そう考えたら、今の採用事情もよくわかる。オタクな研究だけを やってるやつなんかいらないのだ。ある程度の実証能力が あり、最低限博士論文を出し、査読ありの雑誌論文に1・2本論文 があり、留学経験があって中国語がそれなりに出来ていれば、 それで十分。単著があるかないかなどはどうでもいいのだ。 だから、日本の教員は、そうしたゴキブリ留学生にしっかり 教育を出来る能力が求められてることを忘れてはいけない。 英語英語を言う前に中国語を磨きなさい。上のほうで、 英語がどうだこうだ言ってるやつはどうせ中国語はカラキシ に違いないのだから。
154 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 13:22:44 0
>>147 日本人で科目等履修生になりたいとかいう人はいないわけ?
155 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 13:26:11 0
>>145 へえ、まともな指導もしてる人なんだ。
てっきり「学生はバカだ。カスだ。ゴキブリだ」とけなしまくって、
旧帝とか以外の学生なんてクズだと最初から相手にしないタイプかと
思ってた。
156 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 13:28:32 0
>>126 今時、そんな量の問題出す大学院がまだあんのか。
東大か京大?それなくても人気のない東洋史でそんなこと
したら学生がもっと来なくなるから入学試験くらいは
軽くしてそうなもんだが。
157 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 13:33:50 0
>>156 仏師養成学科みたいなところだから、よほどの能力と意思がなけりゃできないのよ。
素人さん、お断りなんですから。
158 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 13:34:00 0
159 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 13:35:20 0
>>157 この時代の学生にこんな量こなせる学生はそんないないんじゃないの
と思うんだけど。まあ、これくらいこなせれば、最低限の能力は
確認できるけどさ。
160 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 13:35:45 0
>>153 こんないいかげんな大学院教育ばっかりしているから、
博士課程終わってワーキングプアに陥る人間が増えているんだろ。
161 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 13:50:03 0
>>153 仕方ないでしょ。修士号、博士号っていうのはね、本来乱発しちゃいけないものなんですよ。
特に大学の専任教員定員枠には、限りがあるんですから。単純総生産でなきゃいけないはずなの。
それを文科省が何を勘違いしたのか、大学院拡充政策なんかとった上に、質より量優先の留学生
受け入れなんかしたから、こんな事態になったんでしょ。
大学の専任教員枠確保までにたどりつけるのは、大変な試練をかいくぐらなくちゃいけないの。
その試練に耐えらる能力がないくせに、単位よこせ、学位よこせ、って権利だけは要求し、
あげくのはては、戦争責任問題まで持ち出す不埒千万な態度っていうのはね。
とりあえず何でも言ってみよう、っていう明清時代以来の訴訟テクニックと同じです。
T田○明さんが、「満員電車のモデル」っていう譬え使って説明しているでしょ。
162 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 13:52:58 0
>>158 悲しいけれど、明清史を中心とした中国史研究には、
もう新たに開拓できる分野ってあまりないと思います。
清末民国期だと、まだあると思いますし、文化大革命に至る時期だと
もっとあると思いますけど。
163 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 13:54:07 0
>>160 どこがいいかげんなの?
ほとんどの博士号取得者は旧帝の教員になんかなれないんだよ。
そいつらに求められてるのは、後進の育成なんかじゃない。
大量に入ってくる中国人留学生のお相手をすることなんだから。
そう考えれば、上の方で「軍国右翼教員」扱いされてた先生が
言うとおり、中国人留学生は英語も日本語もやりたくない
わけだから中国語で教育できないとまずいでしょ。
別に英語とか、もっと言えば漢文だって本当は出来なくていいし、
中国語だけしっかり勉強して、読解力、発信力、聴覚力を
鍛えれば、それで十分。旧帝以外の大学の教員に求められてるのは、
中国語と分かりなさい。
164 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 13:58:15 0
>>162 清代中国における森林政策史の研究
清代中葉台湾における米と銀―「台運」と「台餉」を中心として
清朝の対チベット政策―雍正年間を中心に―
清代中国の民間度量衡問題と社会秩序
清朝同行年間の塩政改革―湖北省の四川隣接地域の事例
明末清初における紳士と地方社会 ―王時敏と陸世儀を中心に―
清朝による海賊案件処理のパラダイムと政治状況の変容 ―乾隆・嘉慶年間の「艇盗の乱」を中心に―
なんかどれもこれも、どっかで見たことのあるようなテーマばかり。
しかも「同行年間」て・・・・
166 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 14:04:36 0
まるで、清末の留学生ブームみたいだな。あのころも、入学者数激増にびっくりして、 一年間速習コースを創設した当時の法政大学みたいな大学があったっけ。 当時も、大勢の留日学生があちこちで、色々な政治活動騒ぎを繰り返していたことを、 永井算巳の研究で読んだことがある。 でも、こちとらとしては、日本語も英語もできない留学生に学位は出せないよ。 そんなのは、もう、相手にできないね。一流の大学院の学位欲しかったら、まして そこの専任教員ポストに就きたかったら、勉強するしかないでしょうが。 >最低限博士論文を出し、査読ありの雑誌論文に1・2本論文 があり、 これって規定条件を正反対にとらえていないか?査読雑誌論文1,2本で貰える博士論文なんか 出してみろ。そいつは、研究者として三流の烙印押されたことになるんだぞ。
167 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 14:09:03 0
>>163 なんかお前、伽羅を変えて再出没て感じだな。
168 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 14:13:22 0
>>158 外で公刊した論文ゼロでも博士号もらっちゃうって
羨ましいなあ。
30あまりも論文書いてるのに博士のない俺に、東大が論文博士号くれないかな。
169 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 14:16:34 0
>>166 あなたは本当に教員か?そんなやつ今山のようにいるよ。
博士論文に査読論文無し、せいぜいが紀要があるのみ、とかね。
東大東洋史の博士論文取得者の雑誌論文掲載先調べて見れば
わかるが、ほとんどのやつが、まともに論文出せてないよ。
170 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 14:20:44 0
>>169 本当ですか?信じられない話ですね。
私の職場で審査した博士論文は、もう少しまともですよ。
私が東大の大学院生だった頃には、考えられない事態の出現だ。
恐ろしい時代になったもんだ。Y澤はこの事態を一体どう考えているの?
171 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 14:28:29 0
>>166 確かに
>>158 の中で敦煌の牧羊とか研究してる人はどうやらそのまま
三流の烙印で消えたのだろうか。
172 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 14:29:00 0
>>170 そりゃ1990年代後半くらいまではまだ、査読誌に最低2・3本
論文載せないと博士論文なんて書けなかったわけだけど、
最近じゃ、中国人留学生を中心に、日本の査読誌に論文を
全く載せられず博士論文だけさっさと受理してほしいって
やつが多いの。『史学雑誌』なんてほとんど載せられない。
日本人学生はまだそれなりに査読誌にのせてるけど、
それもピンキリ。『史学雑誌』に掲載できる人とできない人が
はっきり分かれる。後者が多いでしょ。それどころか、
『東洋学報』とか『歴史学研究』とかにも載せられない人も
いる。後、危険なのは、学術振興会の特任研究員に採択されて
さぼり始めるやつ。これは危険。論文も出せずに三年終わったりね。
琉球史やってる人はよく名前を見かける。 というより、大活躍じゃん。
174 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 14:32:02 0
>>171 だいたい、東大でそういうテーマ選ぶこと自体ハンデじゃない。
敦煌とかやりたいなら大阪大とか早稲田大に行け。
>>173 例外でしょ。そもそももう助手やってるよ。
175 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 14:36:40 0
阪大早稲田みたいなお受験二流大学に行くのはイヤダ〜〜 といってももうそんな時代じゃないか。
Kさんの灯台時代の一番弟子(一番の遺産)は、 琉球史の助手さんということでいいのかな。
177 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 14:39:17 0
>>175 まあ、そういうことなんだろうけど、内陸アジア史とかで
まともな教育受けたければ、M安・A川ペアのいる大阪大
とか、I見のいる早稲田大くらいしかないだろうに。
後は京大のM部くらいか。内陸アジア諸言語は東大じゃ
学べないでしょ。K松は近現代だし。
178 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 14:47:46 0
内陸アジア史なんて、本来一人や二人のスタッフでカバーできる分野じゃないんだけどな。 ただでさえ多くの言語が必要なのに、その上時代によって必要な言語が変わってくるからね。 その割に、研究者は狭い専門分野に閉じこもってるのばかり。
179 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 15:01:35 0
内陸アジアっていうのは、ロシア史研究との関連が近いから、ドイツ、ロシア語もできなくちゃならないでしょ。
大変ですよねえ。でもって、外務省とか防衛省あたりで研究している人っていないの?
>>176 彼女は、T 岡君を買っているみたいでしたがね。
180 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 15:31:10 0
京大にM部なんて教員いたっけ。
寛大の唐代史の先生のことじゃないの。
182 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 15:52:41 0
>>179 いないよ。
東大東洋史のK本さん最後の弟子はT岡君だしね。
彼くらいのもんじゃないの。毎年まともな査読誌に
論文発表し続けてるのは。他は、とてもとても…。
183 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 15:54:33 0
そういや、最近東大生え抜きで優秀な学生がいないって よく話に上がるんだが。 地域のM田門下とかでも、上の方で話に出てた O野寺君とかも学部は東北だし。東大から学者に なろうとするやつなんかもういないんかね。
184 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 16:02:09 0
ここで偉そうにがたがたぬかしてるやつらは、 そもそも院生の時に査読雑誌にのせたんかよ。
なんで東大の博士課程まで進んで教員になれないの? 日本一の大学院なんでしょ?
需給関係ってのはうまくできたもので、本来教員のポスト数は研究者の数と同じだけあるんですよ。 でも研究者とは言えない無能な人間がなぜか教員のポストについてるので、教員になってしかるべき人間が教員になれないんです。
187 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 16:28:25 0
まあ一部正しい。 ただ、無能な教員がポストを占有しているのと同時に、 大学院重点化の結果、無能な学生が大量に生産されるように なったこともまた事実。こういうアンバランスな状況改善が 必要だよね。手始めに、旧帝以外の大学院の博士課程を 閉鎖するところから始めよう。
188 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 18:10:11 0
ちょっとまった。そしたら国立や当該大、安芸なんていう、無視できない存在もなくなってしまうよ。 それから、今のところ、研究者として生きていけるポストにありつけるか否かを決める最後のラインってのは、 博士論文を著書として出版できるかどうかってところなんだな。 汲古書院あたりで出版できるかどうかが、運命の分かれ道なのか?
189 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 18:20:49 0
>>184 修士論文を査読雑誌に載せた人→K山(阪大)、K林(清正大)、N村(岡大)、U井(当該大)、M野(壮大)
k原(唐女)、H刈(K学園)、K田(党文献)
卒論を査読雑誌に載せた人→T内(G大)、U田(R大)、H島(元阪大)、K勝(対象大)、えっちした(R大)
学部ゼミレポートを載せた人→K本(OC大)
学部在籍中に懸賞論文で福田恒存に認められた人→H勢(党文献)
>>189 その人たちのうち、ここに書き込んでるのは何人いるの?
191 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 18:23:47 0
追加 修士論文査読雑誌に載せた人→S山(H大)、F市(K大) 卒論査読雑誌に載せた人→M上(ブルーライト国立大)、Y澤(T大)
192 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 18:23:48 0
博士論文を著書として出版することが過大視されすぎ。H野クンを見なよ。
193 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 18:28:11 0
著書出版も二三十年前ならそれなりの価値があったけど、 今じゃ出版社が出版助成金を吸い上げるためのパイプにすぎないからねえ。
日本史とかだと、博論出版は当たり前だけど。
195 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 18:48:40 0
少し前まで、博論を出版するために指導教員のツテで出版社に口をきいてもらったりする方が普通だったけど、 最近じゃ出版社の方が若手研究者に営業をかけてくる。 売れない学術書でも助成金でペイできるし、版下はパソコン原稿をちょっといじるだけで作れるし、 出版社にとっては結構うまみのある商売なんだろうなあ。
196 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 18:58:41 0
>>189 Y澤のは研究ノートレベルじゃなかった?
あとK本の学部レポートってどの論文よ。
ついでに90年代以前の学生なら、修士論文を査読誌に
載せるって当たり前だったでしょ。
むしろそれくらいの論文書けないと上に上がれなかった。
197 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 18:58:42 0
「若手研究者」って性格の悪い奴ばっかりなんだろうな。 このスレ見てると、マジでそう思うわ。
198 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 19:00:45 0
>>189 >学部在籍中に懸賞論文で福田恒存に認められた人→H勢(党文献)
福田恒在とH勢の接点がわかんね。
>>197 若手もそうだが、老人も中々どうして。
199 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 19:13:14 0
>>189 の卒論を載せた人たちってさ、お年寄りが多いよね。
こういう時代って査読のチェックとか物凄く
甘かったからあんまり信用できないね。
手書き世代は、今みたいに論文量産できなかった。 修正ヶ所があると丸ごと書き直したり。
201 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 19:28:52 0
>>196 K本さんのデビュー作だった、『恒産左舷』に関する『東洋学報』掲載論文のこと。
Y澤さんに限らず、1990年代以降のの東洋史生え抜きの『史学雑誌』デビューは研究ノートからなの。
>>198 福田恒存が評価したのは、H勢が書いた日本語論に関する論文のことです。1976年くらいの話。
>>199 とんでもない。昔の編集委員は、投稿した史料の原典全て当たり直し、入手できなければ、投稿者に
直接、史料提供を要求していたくらいでしたよ。
202 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 19:31:44 0
今の東洋史関係の図書出版で、一番評価高いのってどこ? みゃー大出版会は、個人的には高く評価していたんだけど、 H野のチベット本っていう大ポカやらかしちゃったでしょ? すると、汲古書院当たりが、いいのかしらん。
九個は装丁が地味だからな・・・
204 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 19:51:26 0
>>201 ああ、恒産左舷が学部レポートだったんだ。
>>202 名大はコンスタントにいい本出すよね。
民国外交史のK島さん、海関制度と通商のO本さん、
中英関係史のM野さん、移住民秩序史のY田さん、
天津都市史のY澤さん、清代市場経済史のY本さん。
編集者に見る目があるってのもあるんだろうけど。
H野さんのあの糞本以外の中国関係の研究書はどれも
そのテーマでやるなら見なきゃならない基本文献に
なってる。
205 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 19:55:52 0
ミャー大出版会みたいに自分の所の大学関係者以外の著作も積極的に出す姿勢は 初めのうち評価してたが、最近少し疑問に感じるようになってきた。 あれじゃ大学出版会の意味ないじゃん。
206 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 19:59:10 0
>>205 でもさ、東大出版会みたいに糞本乱発になるよりいいんじゃない?
東大出版会で一番やめるべきは、法学部の助手論文の刊行。
あれが一番紙の無駄遣い。
208 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 20:16:13 0
>>206 編集者の人員少なくて、毎月出せる本の数が少ないでしょ。
だから、必ず当たるって本しか出せないんで、どうしてもああなるのよ。
209 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 20:18:02 0
今後は中国史での博士号取得要件をこうすればいい。 @・最高でも博士課程進学後5年以内(留学期間を除く)に書く。 A・博士論文執筆中に、『史学雑誌』、『歴史学研究』、『歴史評論』、 『東洋学報』、『社会経済史学』、『東洋史研究』、『史林』、 『東方学』、『中国〜社会と文化〜』の中から、最低でも2本の 論文を掲載すること。 B・Aにプラスして、最低でも1本は、英語ないしは中国語、 分野によっては日本語以外の外国語での論文を掲載すること。 これくらいやれ。
>『史林』 京大の院生とOBしか書いてないような印象があるが。 『歴史評論』をそこに加えるのも違和感あるなあ。
211 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 20:24:45 0
>>210 比較的優秀な関西圏より西の学生は結構論文掲載してるよ。
212 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 20:26:31 0
>>209 大学教員の中にも、いい年して未だにAもBも満たしていない人間は多い。
まずそいつらを何とかしろ。
213 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 20:27:58 0
そんな大学教員なんているの?
一昔前なら普通にいらっしゃるよ。 当然博士号なし。
215 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 20:33:45 0
>>212 イニシャルで名前上げろ。そういうゴミこそが一番最初に
淘汰されるべき。
後、東南アジア史で多いんだが、雑誌論文に1本も論文
掲載しないで博士論文書いて就職できないとかぬかすの
やめろ。論文を書かないお前が悪い。
216 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 20:43:05 0
東京大学のアジア学関係再編構想。 アジア・太平洋学部 ・アジア・太平洋歴史社会学科 東洋史系(前近代)・中国文学系・中国思想系 ・アジア・太平洋現代社会学科 東洋史系(近現代)・地域研究系・現代中国系 こうすりゃいい。
べつに紀要に高水準の論文載せてるならいいでしょう。 就職したら雑用が忙しくて、どうしても紀要に出すことになるし。
218 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 20:54:17 0
>>217 じゃ、メジャー誌には全然論文を書いてないけど紀要には
高水準の論文を書いてるって人を一人でいいから挙げてくれよ。
219 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 20:56:26 0
納得した。
221 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 21:06:32 0
>>206 東大出版会の助手論文出版って、英語圏大学出版会のPh. D改訂版出版をモデルにしているんじゃないのかな。
でも、あちらの出版会で博士論文を本にするまでの審査も結構大変だよ。
一番、厳しいのは、ClarendonとOxfordで、原稿持ち込んでから、編集者が読んで、これなら大丈夫そうとなると、
匿名審査員五名が読んで、全員が合格と判断しないと出版にならない。
Yaleも同じくらい厳しいっていう噂。
その次が、Stanfordで審査委員が三名。Cambridge , Californiaだと匿名審査委員が二名鑑定する。
S山が本だしたHarvardのことはよくわからない。ただ、最近あそこから出た本を読んだ印象だと、
日本の汲古書院で出る本と同じくらいの水準だという印象だね。
院生の博士論文出版だと、ご祝儀相場のため、少し甘くなって、指導教授と審査委員の推薦があれば、
わりとスムーズに行く。
でも、そうやって博士論文出版したら、その後に続けてコンスタントに学術書出すことが要求される。
俺の知る限り、博士論文出した後も、コンスタントに重厚な学術書出しているのは、 現役だと、
Timothy Brook (British Columbia University)と、William Rowe (Johns Hopkins)、Philip Huang (UCLA),
Peter Perdue (Yale), Madeleine Zeline(Columbia)くらいかしらん。みんな超大物だけどさ。
>日本の汲古書院で出る本と同じくらいの水準だという印象だね それってどういう評価? 誉めてるのか貶してるのかいまいちわからん。
223 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 21:18:15 0
他の出版社から出ている学術書を色々読み比べてみればわかるようになります。 これが、わからないっていうんじゃあ、まだ修業が足りていない。
224 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 21:29:36 0
>>221 あとエシェリックとかランキンも付け加えといて。
東大の助手論文って正直外国の制度だけ真似して
質がついてきてないと思う。H政で中国近現代史教えてる
やつの著書なんぞ、S玉のS川さんの論文と比べると
内容が酷すぎる。
なんで東大の博士課程まで進んで教員になれないの? 日本一の大学院なんでしょ?
226 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 21:39:57 0
それも、坂野ー滋賀両巨頭体制後の後継者選びがうまくいかなかったことが原因で、 まっとうな指導できる人がいなかったことに派生しているんでしょうな。 日本政治外交史は、吉野作造→岡義武→三谷太一郎→北岡伸一と、うまくバトンタッチができているけど、 アジア政治外交史と中国法制史の後継人事っていうのは、遠くから見ているとクビかしげるようなことが 起きているでしょ。その影響で、きちんと指導できる人がいなかったからじゃないでしょうか。 おかげで、彼、その後、何も論文発表していないでしょ。方正って忙しすぎるのかな。いったん就職すると、 まともな論文発表する人いなくなるもんね。
227 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 21:42:57 0
>>225 その考えは甘い。東大の博士課程在籍期限過ぎても、『史学雑誌』はもちろん、
他の雑誌に発表できる論文出せずに、むなしく消えていく人間は昔から多いよ。
ものすごい、刻苦勉励を要求されるんだ。在籍中は、奨学金なんかもらい放題だけど、
そのぬるま湯的な境遇に慣れきって、気づいてみれば、プライドだけ高い、能なしになって
しまう人間がものすごくいるの。ある意味、怖いところよ。
滋賀さんのあとって、誰だっけ。
229 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 21:49:09 0
M原けんちゃん。これもOxford帰り。
>>226 なんで、アジア政治外交史と中国法制史はまともな後継人事が
できなかったんだろうね。前任者が偉大すぎるのはわかる。
でも日本政治外交史だって、偉大な前任者から偉大な後任が
生まれた。中国法制史に関しては、T田浩Aがいたわけだから、
彼を千葉から戻せばよかったのにと思うよ。今、東大の
中国法制史ってM原K太郎でしょ。ぱっとしないよね。
アジア政治外交史なんて坂野正高先生に比べるのが
失礼っていうレベルのゴミが闖入してしまってるわけで。
坂野・滋賀両先生のお弟子さんでもいくらでも優秀な
人間はいたはずだと思うと、今の東大法の壊滅っぷりは
あまりに酷い。
>おかげで、彼、その後、何も論文発表していないでしょ。方正って忙しすぎるのかな。いったん就職すると、
>まともな論文発表する人いなくなるもんね。
同意。法政も他の私大と同じくらい忙しいと思いますけどね。
他の私大で論文を発表し続けてる先生と比べて、発表できない
要因如何????????
あんなのを助手にしたやつは一体誰なのだろうか。なんか多いよね、
ポスト得たら、論文全く書けなくなるやつ。まだ、後進育成とかに
励んでいるとかならともかく、そういうこともしないで、細々
ポストにしがみついてるようなやつはとっととやめてしまえ。
>>227 最近さ、DC1とかDC2をとったはいいが、全然勉強しなくなる
糞学生が増えてるという話を聞くんだがどう思う?
232 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 21:55:18 0
>>188 何だそれは。じゃあインドネシア語とかで書いた論文は出版できないから
低評価になっちゃうわけ。
すげえ島国根性の考え方だな。
出版できるできないは関係ないだろ。
233 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 21:57:05 0
>>189 おいおい、今の査読誌だって当時は査読制度なんか無かっただろ。
234 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 22:07:26 0
>>201 >福田恒存が評価したのは、H勢が書いた日本語論に関する論文のことです。1976年くらいの話。
それネットの業績一覧にもciniiにも全然出ないね。
自分にとっては暗い過去なんじゃないの。
235 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 22:22:43 0
>>188 インドネシアが世界でも最高レベルの学術水準を誇るようになれば、話はちがってくるけれど、
人文科学、特に東洋史だと、西洋言語か日本語で博士論文ださなくちゃだめ。
昔から、大学教授になるためには、単独著書の学術書が一冊はなくちゃだめだって規定が、先進国の
高等教育機関にはあるの。これって結構厳しいハードルなのよ。いくら新書たくさん書いても、
博士論文踏まえた著書出してなければ、講師どまりなの。あるいは、教授になれても、専門を同じくする大学院生を
教える資格(俗には、「丸合教授」って言うんだけど)を与えられないの。これになれないで定年迎える
無能教授ってたくさんいらっしゃいます。
でもって、昨今の大学院生供給過剰の結果、単独著書出して、やっと専任講師、助教授になれました、っていうのが
増えてしまっているのよ。でも、博論を提出受理されてもね、英語圏だと、221に書いたような匿名審査委員制度に
よって、ここでまたハードルがかかるようになっているの。東大出版会は、そこのところをきっちり締めないから、
こんな風に悪く言われるのよ。言われても仕方ない本が、東洋史に限らずいろんな分野で出ていますよね。
事情はあちらも同じでね。特に凋落が著しいのが、Cambridgeだったいうのは、事情通なら誰でも知っています。
>>233 いいえ、昔もありましたよ。『史学雑誌』、『歴史学研究』、『東洋学報』、『社会経済史学』なんて
みんな、昔から掲載がとても厳しかったですよ。
いまでも、田舎の三流大学史学科あたりだと、「彼は学問確かです。
なぜって、あの『史学雑誌』に論文が一本掲載されたことがあるほどなんですから。」
なんていう、信じられないこと言う教授がいるほどですよ。
236 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 22:25:09 0
>>234 いえ、ちっとも。日本語論に関する懸賞論文で、三位入選でした。
読んだことありますが、よくできた論文です。
五月祭のパンフレットにガリ版だったか、ゼロックスコピーだったかで、当時の学生さんが、
配っていたのを今でも持っています。
237 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 22:30:39 0
>>230 あくまで噂ですけれど、あのPaul Chenが法学部の教授になってからだと取りざたされています。
坂野さんの後継は、一番弟子だった、千葉大のU本さんだし、滋賀さんの高弟が洛北大の
T田さんなのは、衆目の一致するところ。それが、あんな結果になったのは、
前者は、K部が悪いんだし、
後者は、Paul Chenが選択屋のけんちゃん、じゃなかった、
愛弟子のけんちゃんを付けたからじゃないでしょうかね。
>千葉大のU本 一瞬、上本って誰だっけ?って思ったじゃないかw
>>237 千葉大のU本さん→Y本さんじゃない?
やっぱり彼が坂野後継候補だったんでしょ。
結局東大に戻らず今年退官するようだけど。
というか、また軽部のゴミが暗躍してたのか。
あいつろくなことしないね。あげくのはてに、
空席後のアジア政治外交史をH野みたいなろくでもない
やつにくれてやるなんて異常すぎる。
前々から、なんでY本さんが千葉大にいるのか
不思議だったんだが長年の疑問が氷解した。
Y本さんが東大のアジア政治外交史の後継になってたら、
東大法も今よりずっと良かっただろうに。
まあ、中国法制史は、T田さんには及ばないにしても、
まだM原クラスでよかったのかもな。ここまで、H野
みたいなのが入りこんでたら東大法学部中国関係は
壊滅だったな。
240 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 22:43:15 0
そもそもなんで、東大法学部はPaul Chenみたいなやつを 呼んじまったんだよ。
241 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 22:50:15 0
>>240 さあ、そこら辺の事情は、私にもわかりません。
ただ、東大法学部の中国研究者の著作は、これからの四半世紀、無視していても問題ないことだけは
確かだと思います。
242 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 22:54:54 0
ブルマンの先生。
244 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 22:58:40 0
>>242 モンゴル王朝時代の法制史研究がご専門の台湾出身の華人教授です。
息子さんを イートン校に入れたりと、大変なイギリスびいきの方でいらっしゃいます。
漢文訓読ばかりでなく、英語もできる法制史研究者を、国外から採用した、
ってふれこみで、一九八〇年代当初のマスコミで取り上げられていましたね。
でも、法学部に来てからは、ちっとも研究していませんでした。
もう、辞められたんじゃないでしょうかね。
245 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 23:00:27 0
>>244 漢文訓読もできるんだ?
滋賀秀三の後任はこの人ってことになるわけだ。
246 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 23:08:26 0
お前ら平野先生馬鹿にしすぎだろ。 そりゃあの本をボコボコに叩かれてから反論もできず、論文も 出せないけど、彼だって頑張ってるんだよ。
247 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 23:11:36 0
>>245 いえ、ちがいます。Paul Chenは、比較法制史の講座の教授で、
滋賀先生は、中国法制史講座の教授でした。中国法制史講座って
就任したら、在職中に学士院賞受賞してナンボのものすごい責任背負うんですよ。
前任者が二人ともそうだったんですから。
さて、今度は、どうなりますかね。
>>134 関西では、学校を超えたチベット語学習のネットワークが成立していて、チベット語をなまびたい人はその恩恵に良くすることができます。
コアにいるのは西チベットのトェ地方出身のS先生。
事務をとおさずに、コネをつかってS先生またはS先生の周りにいる院生に接触すると、
ゼミに出席する了解をうることができます。
S先生の学恩を受けて大学の教員になった人々も10数人おり、
かれらも一般向けに勉強会を組織したり、ゼミに潜りたいと希望する人に、
潜りを許可しています。
関東のほうの先生たちも、チベット屋(史とか語とか)のみなさんは
一般向けにいろいろやっていて、そこで接触してやる気をみとめてもらえると、
私的な濃い勉強会にさそってもらえる。
関西のS先生とか、関東だと、東洋文庫の「チベット研究委員会」が招聘した、
チベット仏教の高僧でもある碩学たちの人徳の薫風を受けての傾向でしょう。
249 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 23:12:52 0
>>246 で、チベット語学習、満州語学習は進んでいらっしゃるのでしょうか?
>>246 へんなデマながすな。しっかり活動してるよ。
「人民」という語がチベット語でいかに約されていたか、
の変遷を追う論考をよんだぞ。
よく知らないけれど、政治学の方法論の人を、史学のモノサシで批判するってどうなの? 政治学側からの書評とかは出てないのかな。
>>251 方法論や視角の違いとかいうはるか以前の問題なのよ。あの人の場合。
253 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 23:36:32 0
>>247 仁井田→滋賀→松原
だから松原も在職中に学士院賞とらないとね。
254 :
世界@名無史さん :2010/03/27(土) 23:49:03 0
中国法制史って全然やってる人が少ないな。 案外ちょろく一山あてられる分野なんじゃないのか。 俺も今から近現代の法制史で一山あててやろうかな。
255 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 01:31:36 0
学士院賞なんてそんな大したものじゃないだろ。 俺が東大か京大に勤めてれば取れるよ。 そもそも東大京大の東洋研究で学士院賞比率は元々高いだろ。
256 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 01:41:47 0
確かにな。しかもマイナー分野でやるやつが少なければ、 物珍しいってことで評価されそうだしね。 みんなで中国法制史やろうぜ。そうすれば、 やられてない分野が沢山あるから、誰でも 学士院賞とかサントリー学芸賞とか狙い放題だぞ。 東京大学法学部東洋法制史講座教授、とか中々 偉そうでかっこいいしな。
自演乙
258 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 03:43:17 0
馬の合う意見が二三通ならぶとすぐ自演認定。 すべての「自演乙」をお前の書き込みと認定しよう。
259 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 04:11:04 0
サントリー学芸賞は評論賞だろ。
さすがに学士院賞と一緒にするな。
>>235 >インドネシアが世界でも最高レベルの学術水準を誇るようになれば、話はちがってくるけれど、
>人文科学、特に東洋史だと、西洋言語か日本語で博士論文ださなくちゃだめ。
つまり西洋の学者も日本の学者も自国語だけしか読めないわけね。
確かにそれが凡人たちの現実。
>>251 重要な先行研究をゴッソリと参照しないとか、
史料をよむにあたって、テクニカルタームに対していまだかつてない斬新な独自解釈をおこない、
その独自解釈によって立論することは、
「政治学の方法論」ではゆるされるの?
「斬新」ならあり得るんじゃね。政治学に限らず。岡田英弘の中国皇帝商人王説とか。 件の著作は斬新というよりもトンデモとか無知な解釈なワケだが。
262 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 08:09:09 0
前スレからそうだけど、このスレって他人の悪口ばっかりだな。 よほどストレスや怨念がたまってるんだな。
263 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 09:44:50 0
>>254-256 >案外ちょろく一山あてられる分野なんじゃないのか。
>俺も今から近現代の法制史で一山あててやろうかな。
怖いモノ知らずのお坊ちゃまって、こういうこと書く奴のことをを言うんだろうねえ。
仁井田陞、滋賀修三の受賞作がどんなものだか、あれが生まれるまでの経緯調べて見てから言いなよね。
そんな生やさしいもんじゃない、っていうことがよく分かる。
君の抱いているイメージそのものこそ「嫌中蔑視史観」だってことも分かるよ。
>マイナー分野ねえ。
これも、仁井田陞『東洋とは何か』(UP選書)に書かれてある、彼の研究回顧録読みなさいよねえ。
>学士院賞なんてそんな大したものじゃないだろ。
>俺が東大か京大に勤めてれば取れるよ。
じゃあ、まず採用されてみてごらん。このセリフに対して言えることは、
「なりとうないは、なってからいえ」(『サクラン』)くらいしか、思いつかないな。
264 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 09:47:37 0
>>インドネシアが世界でも最高レベルの学術水準を誇るようになれば、話はちがってくるけれど、 >>人文科学、特に東洋史だと、西洋言語か日本語で博士論文ださなくちゃだめ。 >つまり西洋の学者も日本の学者も自国語だけしか読めないわけね。 >確かにそれが凡人たちの現実。 この奇想天外な論理にはあきれてものが言えない。ゴキブリは、中国人留学生だけじゃない。 こういう悪辣な日本人にもいることがよくわかる。
265 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 10:00:59 0
世界の英雄 金玉
266 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 10:03:54 0
このスレに充満してるものすごい負のエネルギーをもっと実用的で現実的なことに使ってれば、 君たちもこんなところでグダグダ文句言わずにすんでたのにね。 マトモな職について、妻子を持って、趣味で歴史の本読むていどにとどめておけばよかったのに。
267 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 10:05:11 0
>>250 ええ、それが平野の最近の研究テーマなの!
つくづく情けない男だって言うことがわかるな。
東大法学部アジア政治外交史っていうのは、駒場の相関社会科学とならんで、
外務省の中国、朝鮮半島専門外交官を養成する責任背負うんだぞ。
外交官試験が廃止になっちまったんで、その存在意魏が薄らいでいるとはいえ、
あの講義受講者からじゃないと、中国、朝鮮半島の政治外交の基礎を理解した外交官なんか
でないんだよ。あいつの前任者のゼミや講義受講者から、数多くの外務省キャリア外交官が
輩出しているんだ。
その責任考えるんだったら、史料使った実証研究なら、
民国期(袁世凱政権から蒋介石政権まで)の対日、対英米外交を真っ正面から論じられるか、
そうでなければ、石井明先生みたいに中ソ関係史できなきゃうそだろ。
百歩譲ってチベットをめぐる外交やるんだったら、インド・ネパールを相手とする外交やジュネーブ
協議まで論じていなくちゃならないのに。それが、こんな情けないテーマ論じているのかよ。
つくづくあきれるな。
268 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 10:20:05 0
また悪口ややっかみか。ホントにここは陰口スレだな。
269 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 10:25:25 0
>>250 もう一つ追加。平野の前任者は、自分が現役外交官養成の責任背負っていることをよく知っていたから
フランス語もものすごく堪能だったの。
それは、岩波文庫に入っているフランソワ・カリエール『外交談判法』(ルイ14世時代のフランス外交官の著作)や、
ルシアン・ビアンコの中国近現代史の概説書の翻訳見ればわかる。実際、俺は、ジャン・ジャック・ルソーの研究者で
知られる小林善彦先生からも、あの前任者のフランス語がいかに凄いレベルか聞かされたことがあるし、
また、彼のゼミ生だった現職外交官からも聞いたことがある。翻訳前の段階で、カリエールを原文で読むゼミだったそうだけど、
なんと、フランス語の辞書を引くしかできない学生に、ある単語のラテン語段階の語源まで(辞書引かずに
即興で)さかのぼって、語義の注釈やって、そいつの解釈の間違い訂正させていたっていう話だよ。
俺は、あの人の政治学講義ノートをまとめた『現代外交の分析』(東大出版会)巻末の文献解題手がかりにして、
やっとウォルター・リップマン『世論』(岩波文庫)、E・H・カー『危機の二十年』(岩波文庫)や、
名だたる日本外交官の回想録を手に入れて手当たり次第に読んだことがある。
他にも、ケネス・ボールディングのイメージの理論その他まだ読んでいない本もたくさんあるよ。
平野にあのまねができて、たまるもんけえ。
270 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 10:26:28 0
>>268 学者の世界の常だよ。トーシローはお呼びでないよ。
271 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 10:28:43 0
>>266 私は、マトモな研究職についてて、
妻を持って、
趣味でも歴史の本読む東洋史研究者ですが。
272 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 10:47:29 0
>>266 ここで負のエネルギーを発散して、日頃は自身の研究や教育に
いそしんでいるんでしょう。私みたいな専業が吐けばただの
恨み節だけど、実際、ほとんどはちゃんとした研究者による
書き込みみたいだから、結構面白い内容だし、勉強になるよ。
273 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 10:52:08 0
>>268 研究者の間では、ごく普通になされている会話ですけれど。
こういう話は、荻生狙来の昔から、日常茶飯事です。
その地位にふさわしくない研究や学内行政、人事なんかやったら、たちどころにこういう批判が出るのが
当たり前な世界です。
274 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 11:07:18 0
他人のことを気にするより、自分の研究に専念したらいいのに。 他人の悪口言いたいがために歴史の研究を志したわけじゃないだろうに。
275 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 11:15:20 0
276 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 11:42:29 0
>>267 ウソつくなよwww
坂野某のころだってどうせ受講者なんてほとんどいなかっただろwww
277 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 11:45:02 0
>>269 またまた御冗談をwww
中国史研究者がフランス語なんて出来るわけないでしょwww
というか、東大法学部のアジア政治外交史講座なんて
今や日本人受講者0なんだから、昔もそうなんだってwww
278 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 11:48:25 0
>>268 悪口というかね、大体みんなが思ってることが具現化されたもの
なんだよここの書き込みは。例えば、東大法の教員なんかに
なっちゃったH野なんぞは、東洋史研究者、現代中国研究者、
中国地域研究者の全てから、「こんな頭悪くてかわいそう。
そのくせずるがしこくて(論文の史料操作の酷さなど)汚いやつ」と
思われてるんだって。あの著書とその後の批評に対するだんまりとか
見れば人となりが分かるでしょ。
279 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 11:49:41 0
>>263 東大法学部の東洋法制史の講義受講者は今や一ケタ
ですが何か?
281 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 11:53:35 0
276と277書いた人って、 無知と無責任で、中国と中国を対象とする研究者に対する嫌悪と偏見むき出しな人ですね。 まず、現物読んでから、意見書いてよ。
282 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 11:54:30 0
>>279 よくある、権威が若手研究者でフランス語のできるやつに翻訳
させて、監訳的位置におさまっただけじゃないの。
というか、昔からアジア政治外交史受講者多かったとか
さすがにないおwww
283 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 11:55:04 0
>>280 それは、講義する本人の力量の問題でしょう。
滋賀先生の講義は、潜りで出たことがあるけれど、50人以上の受講者がいましたね。
1970年代の話です。
>>283 上のほうで名前のあがってた先生が講義してたけど、
少ない受講生の半分は寝てたけど、これは講義してる
人間の能力が著しく低いってことになるよね。
285 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 11:57:21 0
>>282 いえ、仮に、あなたの仰るような翻訳でしたならば、
「監訳」という風に表示されます。
あなたって研究者に対するどうしようもない偏見の持ち主ですね。
アジア政治外交史って講座も今は全然人気ないですよ。 昔はそんなに人が集まってたのかと驚きました。 日本政治外交史は人気ですけど。
287 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 11:59:20 0
どこの授業でも同じです。 私の授業でもいますし、学生だった頃の私もよく寝ていました。 今の学生の大半は、どの講義も面白くないようで、それは嫌そうな顔して授業聴いています。
288 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 12:01:21 0
>>285 だから、権威が力にものを言わせて、フランス語のできるやつに
訳させて、それを自分で訳したようにふるまってるんだおwww
第一、あんたは坂野某がフランス語ペラペーラなとこ
みたことあるわけかおwww そのアジア政治外交史とか
そんな講座が満員になるわけないおwww
289 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 12:01:31 0
>アジア政治外交史って講座も今は全然人気ないですよ。 前スレで、M木さんの「逆風の中の東洋史学」って『史学雑誌』のコラム紹介してあったでしょ。 今の学生がなぜ、こうもアジアにそっぽ向くようになったのか。 かつては、こんなじゃなかったのに、っていうのが、日本中のアジア研究者の危機感を 引き起こしているんですよ。
290 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 12:03:08 0
>第一、あんたは坂野某がフランス語ペラペーラなとこ >みたことあるわけかおwww はい、あります。フランスのマリアンヌ・バスティード先生とフランス語で話していた 現場に同席していました。
>>289 もうアジア系講座はいらないんじゃないですか。
どっかに専門研究所をつくってそこで研究してもらえばいい。
292 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 12:15:26 0
>>290 だいたい、中国史をやるのにフランスの研究を引く
意味がわからないおwww
中国の研究をやるのに必要なのは、中国の研究だおwww
坂野某は、多分格好つけてフランス語勉強したに違いないおwww
ボンジュールとかいいながらナンパしまくったにちがいないおwww
293 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 12:17:28 0
>>271 お前みたいなやつが結婚しててポストにつけてることが
信じられないおwww
どうせ、中々ポストにつけなくてヒモでもやってた口だおwww
そのポストってのもFラン私大とかだおwww
294 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 12:22:53 0
>>292 脳みそ腐ってるな。
>>269 の書き込みを読みなおせ。
>もう一つ追加。平野の前任者は、自分が現役外交官養成の責任背負っていることをよく知っていたから
>フランス語もものすごく堪能だったの。
政治外交史なんて教える人は、本来、アジア政治外交史だろうが、
日本政治外交史だろうが、欧米圏言語の一つや二つくらい堪能で
当たり前だったの(当たり前というのは簡単ってことじゃないぞ。
こういう高い水準が求められて然るべき分野だったってことな)。
今でこそ、それすらこなせないゴロツキみたいなのが沢山
教員になっちまって、さながら明末清初なみの秩序崩壊が
起こってるが、1980年代初頭ぐらいまではまだまだ東大法学部の
政治史と言えばやはり権威であり、その権威も実力の
ともなったものだったと思うよ。最近の外交のおそまつさも、
こうした政治外交史の崩壊っぷりが少しは影響してんじゃない。
295 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 12:28:12 0
>>292 あと、カリエールとかルシアン=ビアンコの翻訳だけどさ、
カリエールが何者か知ってる?別にカリエールって東洋史学者
じゃないよ。まあ調べてごらんなさいな。東洋史学者の本を
東洋史学者が翻訳するってのは分かるし、東洋の人間の話に
ついて東洋史学者が翻訳することもあるけど、フランスの外交官の
文を東洋史学者が訳すってのは未だ前例後例無いでしょ。
本来は、ヨーロッパ政治外交史の人間がやってもいいような
仕事を坂野先生がやった意味は分かる?こんなこと、自民党で
新党立ち上げるとか騒いでるネズミにはできないんだよ。
296 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 12:29:08 0
>>290 >坂野某は、多分格好つけてフランス語勉強したに違いないおwww
一時代前の外交官志望者は、フランス語の素養が不可欠でした。
夏目漱石『虞美人草』をお読みになっていただければおわかりですし、
外交論の基礎も、 カリエール他、フランス外交官とイギリス外交官が築いたものです。
それから、前スレでも話題になっていましたが、先生の晩年の研究テーマは、李鴻章の懐刀だった
外交官、馬建忠でして、彼のフランス留学時代のことを調べたりするのに、フランス語の素養は欠かせませんが。
>>中国史をやるのにフランスの研究を引く 意味がわからないおwww
一七世紀に中国に派遣されたカトリック宣教師の報告を読んで、社会科学的な中国研究を
発展させた最初の国は、フランスです。あの国には、ケネー、モンテスキュー、テュルゴー以来、独特の
中国史研究の素養があります。
坂野先生は、中国近代史と政治学の二足のわらじを履いていらした方でした。
フランス語、ドイツ語の素養があることは、あの頃の東大法学部教授なら当然です。いまがひどすぎるんです。
>中国の研究をやるのに必要なのは、中国の研究だおwww
日本語の意味がわかりませんが。現代中国語と漢文の勉強だということでしょうか。
それならば、後者は多少問題がある(というか、清末の外交文書を読むのは大変な修業がいりますけど)そうですが、
私が、東洋文庫での研究会で教わっていた頃に先生から伺った素養は、どちらも見事なものでした。
297 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 12:36:09 0
298 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 13:03:37 0
>>292 あと、先生の修業時代の体験その他については、
『イメジの万華鏡:私の米国・日本・中国体験』(筑摩書房、1982年)をご参照なさってください。
先生のフランス語修業が、
>多分格好つけてフランス語勉強したに違いないおwww
とはほど遠いものがわかりますから。
ただ、残念なことに、この本は現在絶版中でして、日本の古本屋サイトで探しても見つかりません。
図書館で探して見てください。
299 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 13:17:53 0
>>291 それじゃ困るんですよ。
これだけ中国やアジア諸国の経済的影響力が大きくなってしまって、
アジアとの交易、交流なくしては、日本企業の存続はありえないし、
今までのように、日本海に背を向けてアメリカ一辺倒、
脱亜入欧(国家制度だけは、そうでなきゃなりませんけれど)だけでいられなくなったでしょ。
これまた、重版未定の本だけど、
http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/qsearch この本にそういう状況がよく描かれているじゃないですか。
語学は別として、アジアを勉強するなんて「役に立たない」どころか、
これからは西洋諸国の社会科学、語学と同じくらい重要になってくるんです。
歴史といっても、さっきからここにくだらない言いがかりを書き込んでいる292みたいな愚か者や、
先日の東大法学部留学中のゴキブリみたいな認識でいられたら困るんです。
現に、今の日本の政治家、外交官が北朝鮮、韓国、中国相手にどれだけ苦心しているのか見てみなさい。あいつら、学生時代に「アジアなんか
勉強したって、出世の役に立たない」とでも、思いこんでいた罰があたっているんですよ。
300 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 13:47:23 0
301 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 14:00:23 0
>>282 >昔からアジア政治外交史受講者多かったとか さすがにないおwww
これは、真っ赤なウソですね。先生の東大法学部でのアジア政治外交史講義をまとめた概説書、
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-032013-9.html は、1973年刊行ですが、当時から大変な反響を呼び、いまだに重版が出ているこの分野の古典です。
特に、巻末の文献解題のものすごさに圧倒されない人間はいないと思います。こういう学術書が
当時も今も読み継がれ、絶版にならないこと事態が、当時の東京大学法学部アジア政治外交史講義の
人気の高さ、レベルの高さを物語る何よりの証拠です。
ちなみに、この本は、台湾商務院書館からもつい数年前に翻訳が出ています。大陸側は、いまだに
この学術書の存在を無視し続けていますけれど。
302 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 14:20:05 0
>>292 >坂野某は、多分格好つけてフランス語勉強したに違いないおwww
>ボンジュールとかいいながらナンパしまくったにちがいないおwww
先生は、1916年ニューヨーク生まれの、今でいう帰国子女です。
旧制第一高校在学中にから東京大学在学中は、日中戦争から第二次世界大戦期でしたし、
党文献助手時代は、アメリカの占領統治時代です。あなたが、ご想像なさるような、いい加減な
雰囲気ではありませんでした。この時期に田付辰子さんの下でフランス語を修得なさったそうです。
しかも、東京大学在学時代に肋膜炎を患って入院中の折りに、ドイツ語をマスターなさいました。
そういう真剣な思いで勉強し、講義をしていた碩学の生き方を、このような不謹慎な言い方で冒涜しないで
ください。
303 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 15:59:57 0
>>280 >>286 現代中国との関連性を説得力を持って説明できる力量が教える側にないからなんでしょう。
自分が論文書くために必要な史料の解釈にばかりこだわって、独自の史料解釈を確立するために必要な
隣接諸科学を身につける修業を怠った教員が講義すると、えてしてこういうことになるんです。
あと、もう一つは、外交官試験を廃止して、外交史、国際政治っていう科目全体の重要性をなくしてしまったこと。
これは今後、日本の将来に大きな禍根を残すことになります。
304 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 16:05:22 0
>>263 >仁井田陞、滋賀修三の受賞作
別に知らないけど多分そんなに大したことないと思うよ。
他の学者の著作でも、絶賛されてても実際読んでみると間違いだらけだし。
たとえこの両名のが優れてるとしても、学士院賞中の底辺はかな〜り低いレベルだぞ。
村上哲美・杉山正明・沼本克明・夫馬進・三根谷徹・田仲一成・小林芳規
絶賛してみて下さいな。
305 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 16:09:14 0
>>264 なに言ってるんだ。インドネシア研究の博士論文を
インドネシア語で書けないようではどうにもならんだろ。
お前ずっと内陸アジアの多言語どうのこうのとほざいてたくせに。
お前の言う多言語習得って要するに生かじり程度に多種学んでおけって話か。
それって習得種類の数を自慢して実際どれも役に立たない素人研究家と同じじゃん。
306 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 16:27:54 0
>>269 >ある単語のラテン語段階の語源まで(辞書引かずに即興で)さかのぼって、
>語義の注釈やって、そいつの解釈の間違い訂正させていた
これってお前がこけおどしに使うほどのことかね。
俺たちが漢文の古注・旧注に対して日常的にやってることだろ。
フランス語ぺ〜らぺらが本当なら一応偉いけど、
坂Nとやらは漢文きちんと読めてるのかね。俺は坂Nのこと知らないが、
坂N以上の権威を誇る大物はだいたい漢文読めてない奴らが多いから、
類推すれば坂Nも同類だろ。あの世代ってフランス語が中心で、
漢文読めない中国語もできないっていうのが多かった。
坂Nの漢文読解も多分平Nと同レベルだと想像するよ俺は。
307 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 16:29:50 0
>>290 >フランス語で話していた 現場に同席していました。
笑。
あの世代ではよくあること。
お前ってまさか北京大学教授と中国語を流暢に話してるのを見ると恐れ入っちゃう部類か。
308 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 16:33:50 0
それで、坂N某はフランス語の著書か中国語の著書一冊でもあるのかよ。 日本語ばっかり書いちゃって、一つぐらい英語著書あるのが自慢で。 こけおどしはつまらないよ。
309 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 16:43:53 0
>>304 へええ、そうだったんですか。知りませんでしたね。
この中で実際に読んでみたのは、夫馬進と田仲一成先生の著作くらいですが、
あれだけ浩瀚な史料をよくまとめられたものだな、と感心した覚えはあります。
村上哲美先生のは、講談社現代新書の『科挙』しか読んだことないので、何もいう資格はないです。
>絶賛されてても実際読んでみると間違いだらけだし。
これは、どんな著作にもあります。後に続くものが、これを踏まえて、また新しい著作を書けばいいだけの
話で、百点満点でなくっちゃだめ、ていうことにはならないです。アダム・スミスの著作だって、
後代の経済学者がその理論のあいまいな点をたくさん指摘しているでしょう。それでも、『諸国民の富』の
価値がなくなるものではないのと同じです。それに、あなたが名前を挙げられた研究者、私もいつかはこの
列に入りたいけれど、私たち、後に続く世代の任務は、その著作の批判的克服にあります。
「絶賛して」みるだけじゃだめです。
310 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 16:46:53 0
>>296 >漢文の勉強だということでしょうか。
>清末の外交文書を読むのは大変な修業がいります
>先生から伺った素養は、どちらも見事なものでした。
あんたのレベルには見事に見えるかもね。
清末の外交文書みたいなアマチュア漢文の読解に大変な修行がいっちゃうレベルだもんね。
くだらん先行研究とやら乱読してないで、ちっとは漢文とインドネシア語を読め。
なんあら、あんたが難しいと考える清末の外交漢文の例を一つ引用してみな。
でその訓読つけて見な。もちろん今まで誰も訳してないものをね。
俺が直してやるから。
それができないならすっこんでろ。
311 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 16:48:20 0
>>309 >あれだけ浩瀚な史料をよくまとめられたものだな
笑。
浩瀚自慢はアマチュア。
312 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 16:49:25 0
>>305 >お前の言う多言語習得って要するに生かじり程度に多種学んでおけって話か。
研究者一人一人の力量の問題だから、一般的には言えないと思いますけど。
>インドネシア研究の博士論文を インドネシア語で書けないようではどうにもならんだろ。
寡聞にしてそこまでの水準に行き着いた研究者を知りませんが、中国に関する限り、まだ、
中国語で著作を出したって日本人はいませんね。
ただ、漢詩の世界でなら、吉川幸次郎先生くらいだと、漢詩人としても、作品を残しているみたいですが、
これがどの程度の水準なのかは、私にもわかりません。
313 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 16:53:02 0
>寡聞にしてそこまでの水準に行き着いた研究者を知りませんが、 いるよ。さすがにマイナーだけどな。 >中国に関する限り、まだ、中国語で著作を出したって日本人はいませんね。 そらほんま寡聞やな。
314 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 16:54:13 0
>>307 >>308 いえ、あの世代でもそうはなかったと思います。戦争体験世代ですから、外国語は読めても、
話せる人は少数派でした。
>お前ってまさか北京大学教授と中国語を流暢に話してるのを見ると恐れ入っちゃう部類か。
はい、その部類です。話す内容にもよりますけど。
>坂N某はフランス語の著書か中国語の著書一冊でもあるのかよ。
>日本語ばっかり書いちゃって、一つぐらい英語著書あるのが自慢で。
>こけおどしはつまらないよ。
外国語で学術書を出すことがどんなに大変なのか、やってみてから言ってくださいな。
ちっとも「こけおどし」ではないです。Harvard University Press, Asian StudiesとMonographの
レベルの違いを分かれば、そんな大口とてもたたけません。
315 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 16:56:38 0
>>314 理系では英語で出すのがデフォルト。
笑われるよ、そんなこと言ってると。
316 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 16:58:30 0
>>310 >ちっとは漢文とインドネシア語を読め。
どういう研究テーマだと、この二つの言語を読まなくてはならないのか、私には
わかりませんが。
>くだらん先行研究とやら乱読してないで、
と分かっていても、一応読むのが、論文書くための手続きですので。
317 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 16:59:51 0
インドネシア語と漢文は一例だよ。 自慢の内陸アジア言語とやらを縦横に読解せよ。
318 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 17:06:31 0
インドネシア語自慢君は当然アラビア語も読めるんだろうね?
319 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 17:32:43 0
320 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 17:42:40 0
>>317 私の正体を割り出そうとしての挑発なんでしょうが、
誘導尋問に答える木はないです。
>>311 309をよく読み直してみてください。
自慢しているのは著者ではなくて、読んでいる私が感心しているのです。
日本語でOK
321 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 18:03:24 0
M野さん 前スレから色々人事のことなの述べられてるようですが、 某国立大人事で自分が競り負けたからって、競り勝った側を 逆恨みするのはおかしくないですかね。
322 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 18:06:02 0
>>306 坂野正高がどれほど能力が高かったかは、
直接指導を受けたわけではないから、
教育能力という点ではわからないけど、
著作を見る限り、H野さんじゃちょっと相手に
ならないレベルであることは間違いない。
H野さんは漢文すらできないわけだし。
中国法制史という分野に人が少ない理由は、 まあアジア学全般の不人気というのもあるが、 とりわけ法制史という分野が難しいということが あると思うんだけどね。仁井田先生、滋賀先生クラスの 研究者って中々出てこないと思うよ。 中国法制史にとって不幸なことは、法学部全般の、 「実学」(カギカッコつきね)重視もあって、 法制史みたいな分野からどんどん人が補充されなくなってること かな。法学部で中国法制史を勉強できるのって、今となっては、 東都大のM原さん、洛北大のT田さん、都の西北大のK口さん くらいのもんかな。思ったより、滋賀門下って少ないのかな。
324 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 18:18:37 0
>>321 某国立大人事で競り勝った、競り負けたという事実はなかったはずです。
同じポストに人事書類を出して、正々堂々勝負して負けたのならいざしらず、
あの事件は、そんな形で起きたのではなかったのですから。
それに、彼の今の地位は、そんな次元を超越してしまっています。
逆恨みをする必要のないことは、あの男の今の地位を見ればあきらかでしょ。
325 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 18:27:26 0
首都圏国立大から首都圏私立大にわざわざ行く神経がわからない。 地方国立からとかならわかるけどさ。 首都圏国立大から首都圏私大とか理解不能。
326 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 18:28:23 0
>>308 >一つぐらい英語著書あるのが自慢で。 こけおどしはつまらないよ。
これも根拠のないいいがかりです。漢文史料を英訳することがどんなに難しいことだと
思っているのですか。
「清末の外交文書みたいなアマチュア漢文」は、訓読は比較的易しくても、その英訳って
難行苦行なんですよ。まだ、ワープロも何もなかったあの時代にやってのけて、しかもそれが
通常のMonographではない、Asian Seriesで出せたっていうところに、意味があるんです。
なお、中国語の著作ですが、著書ではありませんが、
先生は最晩年に『辛亥革命七十周年記念学術検討会論文集』に中国語の論文を寄稿しておられます。
もっとも、これはあちらの方の翻訳でしょうけど。
327 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 18:38:51 0
漢文訓読の英文訳なんてちょろいじゃん。なんか問題出してみろよ コラ。
328 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 18:56:46 0
>>324 それほど大した地位だとも思いませんがね。
329 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 19:12:38 0
誰のこと話してるかと思えば、またIさんのことか。 普通によく出来る人だと思うけどね。 H下先生絡みで坊主憎けりゃ袈裟まで憎し的なことに なってんな。
330 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 19:21:21 0
>>311 >浩瀚自慢はアマチュア。
ちっともアマチュアじゃないと思います。彼らがすごいのは、今まで誰も見向きもしなかった史料に
価値を見つけて、そこに新しい意味を見いだしたからです。訓読一つ覚えのあなたにはできないことです。
>>327 >>328 浅はかな素人考えだと思います。
331 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 19:22:49 0
法制史、法哲学に関することだが、イスラーム法の講義の人気はどうなんだ? 東大だと、両角先生(法学部)、柳橋先生(文学部)がいるよね。
332 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 19:27:44 0
>>304 >他の学者の著作でも、絶賛されてても実際読んでみると間違いだらけだし。
ではお訊ねいたします。あなたは彼らがその著作を構想し、書き下ろしていた時に、
何をなさっていましたか?それと同じ著作を思いつくことすらできなかったじゃないですか。
彼らの苦悩の末の思索の結晶が、著書という形をとって現れると、あわてて、あら探しばかりするだけじゃないですか。
それを批判的に乗り越える研究をなさいましたか。せいぜいが、漢文訓読の読み間違いを見つけて騒ぎたてるだけじゃないですか。
それでは、この世界に入れないんですよ。人文社会科学研究者を打ち負かす方法は、ただ一つ。
より高い見地に立った方法論を提示できる構想力なんですよ。最近は、これもできない出来損ないが大学に多すぎるんです。
333 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 19:36:50 0
>>325 >首都圏国立大から首都圏私立大にわざわざ行く神経がわからない
職階も給料も上がるならば迷わず移るよ。
もう国立が良くて私立がダメダメという時代は終わってるから。
むしろ法人化後は文系の場合、国立はもうダメポな状態だからね。
首都圏内での移動だったら願ったり叶ったり。
334 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 19:38:09 0
ここで他人をあれこれ叩いたり、陰口言ってる人たちは、 他人のことをとやかく言えるほど、ご立派な業績や人格の持ち主なのかね。
335 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 19:39:07 0
>>325 これも浅はかな素人考え。
同僚の教授の知能教養水準。
学生の知的レベルの高さで、移動するかしないかが決まるんです。
給与その他の待遇はその次に考えます。
336 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 19:44:31 0
>>310 >清末の外交文書みたいなアマチュア漢文の読解に大変な修行がいっちゃうレベルだもんね。
問われているのは、史料訓読だけではないです。
これを大量に使うことで、現代中国理解の深化に貢献できる
歴史像を再構成する能力ではないでしょうか。
あなたの議論を拝見していますと、この点に関する意見が全く出てきませんが、それはどうしてでしょうか。
337 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 20:02:12 0
>>330 どこが浅はかなの?
別に、実力に伴った地位じゃない、と言ってるだけだが。
338 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 20:14:16 0
339 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 20:31:06 0
>>335 じゃあ、あなたは、同僚教員及び学生の知的水準が
物凄く高い所に異動したわけですね。
340 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 20:35:17 0
341 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 20:37:04 0
342 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 20:43:30 0
343 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 20:46:35 0
外交官になりたいやつは全員、政治史、外交史を受講してることを 必須にすればいい。 東大なら、 日本政治外交史 アジア政治外交史 ヨーロッパ政治外交史 アメリカ政治外交史 は必須で、残りの諸地域の政治外交史は選択。
344 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 20:52:06 0
>>342 ご想像にお任せします。
>>343 確か、外務省は、採用したキャリア外交官全員を、あちらの一流大学大学院で、政治学、行政学、国際関係論やら
外交史専攻させられる筈です。そこで学位取得の際の最終成績が、その後の経歴に大きく
響くと伝え聞いております。
345 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:01:21 0
>>337 ご自分でこの世界の研究者になる道を選んでから仰ってください。
それしか言えません。340さんが書き込んでいらっしゃる情報が、
参考になると思います。
346 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:03:37 0
>>343 東大で政治外交史を受講ねえ・・・誰が教えてるか、知ってるでしょ?
347 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:15:33 0
助手って一番悲惨な立場だと思うよ。 上の教授からは奴隷のごとくこき使われる。 下手すると、自分の論文を書く時間が全く取れなくなる。 おまけに学内行政にも部分部分で時間を取られる。 さらに、院生の管理までやり、学部生までまとめなきゃ ならない。そして、学内や学外での授業までやったり すれば、業績なんかつくれない。 東大東文研とか京大人文研の助手なんかだと別な苦労も あるが、一般の研究室を持つ東洋史の助手なんかだと こんな感じ。早稲田の助手の半分以上が消えて行ったのは、 こういうことだと思うよ。後、意外と東大の助手も 消えて行くことが多い。
>>261 サンスクリット語からの訳語である仏教哲学をさすタームに
対し、原語とはまったくかけ離れた独自の解釈を勝手につくりあげて
立論することを、「政治学」のほうでは「斬新」としてゆるすの?
ぬるい学問だなww
>>267 おまいのはひでえ中傷だな。歪曲に捏造にw
「自分タチのもの」と思ってたポストがチベット屋にとられてよっぽどくやしいんだな。
ルサンチマン臭ぷんぷん。
ざまあみろ。
かれの著述は東洋史的にみたらツッコミどころは多々あるが、
チベット学陣営が獲得した偉大な勝利である。
地球は球体であるから、チベットもまた世界の中心であり、その他の各地は「周辺地域」であるw
彼が定年までのあいだ、タップリ悔し泪をたれながして池でもつくってろ♪
349 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:16:48 0
だんだん、おかしな方向にスレが向かってるな。 外交官のことなんかどうでもいいわい。
350 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:18:19 0
>チベット学陣営が獲得した偉大な勝利である。 おいおい、チベット学者が怒るぞw
351 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:21:18 0
>>348 平野キタ━━━━━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━━━━━!!!!!!
352 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:23:46 0
>>340 早稲田の東洋史の助手ってほとんど消えてるんだな。
残ってるのは、石見さん、岡さんくらいのもんか。
これほど悲惨な助手ポストも中々あるまい。
先生方も少しはこいつらが就職できるように
努力してやれよ。
353 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:28:13 0
でも酷い話だよね。「助手やらない?」とか言って誘っといてさ、 こいつらの助手の任期が切れたら知らん顔してんだろ。 極悪非道の集まりだな。早稲田の東洋史の教員どもは。 お前らがやめてポストをやれよ。
てか、ほとんどの人が研究業績少なすぎ。就職できなくても仕方ないよそれじゃ。
355 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:39:01 0
>>306 >坂Nとやらは漢文きちんと読めてるのかね。俺は坂Nのこと知らないが、
>坂N以上の権威を誇る大物はだいたい漢文読めてない奴らが多いから、
>類推すれば坂Nも同類だろ。あの世代ってフランス語が中心で、
>漢文読めない中国語もできないっていうのが多かった。
『筹辦夷務始末』『清季外交史料』『李文忠公全集訳署函稿』程度でしたらば、一通り
正確にご理解なさっていらっしゃいました。
ただ、晩年に取り組んでおられた馬建忠の著作となると必ずしもそうではなく、遺稿を直接検討された
O本さんによれば、「正確に理解できていない」部分がある、と伺ったこともあります。
でも、後続世代が先学の限界を見つけ、これを批判的に継承していくのは、当然じゃないでしょうか。
別なスレッドにも書きましたが、要は史料の一点一点の訓読を正確にすることもさることながら、
それを取捨選択し、現代という時代状況に即して、専攻する時代に起こった出来事が現代に対して持つ
重要性を見いだすことにあります。その点、先生の著作は、今読み直しても、示唆を得るものがたくさんあります。
現代中国語の発音ですが、私も中国語は話せますし、書けますが、その私から見ても、先生の中国語の実力は、
「あの世代の、あの年齢で、よくぞここまで」と思うほど立派なものでした。
356 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:41:41 0
>>355 えっ?軍国右翼教員のくせに外国語できるの?
しかも中国語を話せたり書いたりできるの?????????????
>>352 金子さん、井上さん、赤坂さんあたりは残ってる、というか現役バリバリでしょ。
本も出してるし。水間さんも本出して、今は湖北で研究中。
358 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:48:54 0
>>357 K子って人はアカポスにはたどりつけなかったでしょ。
A坂って人は長年非常勤講師やってるけどまだ常勤に至らず。
M間って人は今B漢大学に行ってるんだっけ。まだ可能性はある。
359 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:50:21 0
>>347 そうかしら。なれなかった私としては、助手に採用されたかったな。
うらやましいと思える境遇だよ。
360 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:50:49 0
高学歴ワーキングプアを読んだら、東洋史の教員になりたい なんて思わなくなる。
361 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:55:47 0
そういや数年前に東海の上位国立に就職した人もケーオーだったかな。
363 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:58:10 0
>>354 業績が増えるために裏で査読誌に掲載されるよう
とりはからってやれよ。クソ教員ども。
364 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 21:59:45 0
>>362 最近Y本門下は業績いいよね。
一橋と静岡だっけ。あともう一人有望株の
学術振興会特任研究員がいるからさらに伸びるかもね。
>>344 >確か、外務省は、採用したキャリア外交官全員を、あちらの一流大学大学院で、政治学、行政学、国際関係論やら
>外交史専攻させられる筈です。そこで学位取得の際の最終成績が、その後の経歴に大きく響くと伝え聞いております。
皇太子妃になった人は留学先のイギリスで学位を取れずに帰国した、というのを何かで読んだ記憶がある。
だから外務省での出世を諦めて皇室に永久就職したのか?
>有望株の >学術振興会特任研究員がいるから 誰だっけ。時代だけでもいいので教えて。
367 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 22:04:01 0
>>356 ええ、留学経験ありますから。中国語なら、この頃だいぶさびつきましたけど、
それでも日常会話に不自由しませんし、論文書いて、あちらで報告したことも一度ならずありますよ。
中国映画だと『覇王別姫』『活着』『山の郵便配達』くらいなら、字幕無しでも理解できます。
留学当初の頃、教室で音読させられた基礎例文の中で印象に残ったものを
ご紹介します。
快把他打死了。
按照毛主席最新指示、我們今天打倒了反動派。などなど。
一番好きだった文章は、「『克己復礼』是林彪妄図復辟資本主義的反動綱領」でした。
>>365 オックソフォードなんかケンブリッジに比べれば学位乱発してるでしょ。
369 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 22:06:47 0
>>366 民国の経済史やってる人。
以前研究会で発表を聴かせてもらって、
その後抜き刷りもらったんだが、
結構面白い研究やってた。
370 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 22:06:53 0
>>364 それだけ厳しい修業させられているんですよ。
371 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 22:09:17 0
>>367 時代がかった例文ですね。
質問なんですが、先生は、イギリスにも留学してたんですよね?
そっちのほうの話も沢山されていたと思うんですが。
中国とイギリスに留学したんですか?
372 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 22:14:50 0
助手って意外と地雷ポストなんだよなあ。 そこで終わってしまう人が結構いるからね。 ○○研究所助手とかだとまだいいんだがね。
373 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 22:15:35 0
>>371 私が誰だかばればれね。www
私の学部専門演習、もしくは大学院のゼミ生になってくださったかただけにお話しています。
>>369 どうも。
いま学振研究員のページみたけど、いろいろ面白かった。
375 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 22:24:30 0
本来中国史をやるやつは、中国圏と英語圏に留学すべき。 今なんて、英語と中国語を使いこなせるマルチリンガルな人が ほんと少ない。特に東洋史出身者でマルチリンガルの中国史学者 なんて片手で数えられるくらいだろう。あと、中国語圏ないし、 英語圏で、自分の研究を中国語ないしは英語で刊行できたやつも ほとんどいない。こういう現状を改善するところから始めるべきだ。 そもそも教育システムが悪い。東洋史学のカリキュラムじゃ、 発信力がつかないし、下手したら聴き取り能力もつかない。 上の方で新修士生がアメリカ留学したいからどっかいい外国語 学校ないかみたいなことを聞いてたが、こういうことを大学で できるようにすればいいんだ。
376 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 22:31:55 0
中国のgoogleににんじんって入れて検索しようとすると、 コキントウをイメージさせるからって検索できないらしい。 相変わらずの情報統制っぷりに安心しました。(笑)
377 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 22:32:25 0
>>375 大賛成ですが、そういうカリキュラム組んでも、志望してくださる学生、院生さんはまずいらっしゃいません。
これが、悲しいかな、現状なんですよ。
それに、英語圏の大学の有望な研究者だって、中国語の習得だけで手一杯。日本にも併せて
足をのばして留学してくださったのは、Joseph McDermott, Helen Dunstan, Peter Perdue, Timothy Brook,
Richard von Glahn くらいなんです。あちらでも、王朝時代の研究はそろそろ種切れで、環境史でもやらない限り、
たいていは、二〇世紀以降の研究に集中するようになっていますね。
さいきん民国史が隆盛のわけを教えてください。 優秀な研究者が出てきたからなのか、 なんらかの状況の変化によって、優秀な研究者が集っているのか。
379 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 22:41:37 0
>>377 でも、上の方で、修士入ったら外国語学校行って、
アメリカ留学したいとかいう若者もたまにはいるわけだし、
そういう超マイノリティにだけ目をやるようにすれば
いいんじゃないのか。もう、徹底的に大学院入学の
ハードルを上げてやって、
入学のためには、
英語・中国語・漢文の三カ国語+中国史のテーマ小論文を数題
+中国史の基礎知識問題
これくらい課して(「ゴキブリ留学生」には中国語を日本語に)、
徹底的に選抜すればいい。旧帝・国立・安芸・当該・都の西・福澤
くらいまでならこういうハードルでも乗り越えて入ろうとする
やつが一人か二人はくるだろう。そこで入ってきたやつを
徹底的に教育すればいいよ。
380 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 22:43:10 0
>>378 相対的に王朝時代の研究でやれることが減ってきた、
清末以降の史料、さらにはオーラルヒストリーなんかが
やれるようになった、
こんなとこじゃない。
381 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 22:44:38 0
>>378 最大の理由は、「対外開放」体制になって見えてきた、中国社会の諸矛盾が、この時期と非常によく
似ているからだと思います。特に、光緒新政期から満州事変ぐらいまでの様々な法制度、
社会経済史上の問題を追いかけていると、「歴史はくりかえす」っていう言葉は本当だって思えてきますね。
それから、史料の整理公開が進んだこと。研究者の側で、語学教育、海外取材が容易になったことも
あるんじゃないでしょうか。このチャンスを積極的に活かしたいと願う野心的な院生さんって本当にいないですね。
今の現役世代の研究者が「優秀」かどうかは、次の世代を担うみなさんが、判断なさってください。
私自身は、坂野先生や、その他恩師に比べてその足下にも及ばないと思っていますけど。
382 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 22:47:25 0
なんかこのスレって、 建設的な意見(論文作成・学会展望・勉強指南)・40% 嫉妬と憎悪(学会展望・裏事情)・30% 無知蒙昧な書き込み(愚か者・「ゴキブリ留学生」)・20% その他・10% バランスよく構成されてんのねwww
383 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 22:47:39 0
>>377 あと一人追加。Carl Gerthです。詳しくは、ぐぐって調べてみてください。
>>381 具体的にどう、
「このチャンスを積極的に活か」すことが、
「野心的」な活動につながるの。
385 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 23:02:17 0
今の時代状況に照らして、民国期(っていうよりも清末民初に限定させていただきますけれど) 中国史研究の何について、いかなる手法を用いると、 「対外開放」体制下の中国の国家と社会の動向をより大局的に理解でき、 この不安定な大国といかにうまく付き合うのかを考える上で、有益な歴史解釈が できるか。この大問題を自分が解決しなくて、他の誰がやる。って気概を持つことが「野心」の定義。 でも、これを持ち続けて生きる道は、茨の道だよ。 今は、中国でも英語圏諸国でも、留学しようと思えばチャンスはいくらだってあるでしょうが。 これをやれ、っていくら言っても、漢文訓読がうまくなくっちゃだとか、今日一日、くだらない いちゃもんつけていた香具師みたいなのとか、昭和異学の禁時代の主流派残党みたいなのに未練感じる のばっかりしかいないんだもの。 私が出かけた時だって、そうでしたよ。あの体験で、私はもう、母校に愛想尽かしていますけどね。
386 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 23:04:07 0
>>332 >>336 構想構想って空虚だな。俺だって学士院賞取るぐらいの構想は既に世に出してるよ。
でも俺の売りは構想ではない。構想は一過程に過ぎなくて、目的ではない。
構想が自己目的化するほど空しいことはない。共産主義の巨大な構想なんか
単なる歴史のあだ花だったでしょ。
訓読ひとつ満足に出来ずに学士院賞なんて、50年後にはただのゴミくずだよ。
歴史上の状元の何割が歴史に足跡を残したことか。ほぼ無意味なんだよ。
>>367 ずいぶん年寄りなんだな。若者相手に青筋立てて。年寄りの知識自慢ほど醜いことはない。
それとさ、帰国子女がフランス語出来たって別に自慢にならないでしょ。
387 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 23:10:33 0
>>386 上の「軍国右翼教員」さんは、まだ年寄りというほど年寄り
じゃないと思うけど。若くはないが、年を取っているわけでも
ない。
388 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 23:11:46 0
>>382 ということは、約半分は怨念とかストレスとかの充満した腐臭の漂うレスかよw
東洋史なんかやってる奴らはロクなもんじゃないな。
389 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 23:12:32 0
>>386 できもしない大ぼら吹くのやめなさいよね。もう、つきあいきれないや。
この口ぶりって、無能教授によく見かけます。
>訓読ひとつ満足に出来ずに学士院賞なんて、50年後にはただのゴミくずだよ。
>歴史上の状元の何割が歴史に足跡を残したことか。ほぼ無意味なんだよ。
そんなニヒリズムに同調する気はないです。
390 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 23:13:40 0
さてと、明日から出張で明後日まで自宅を留守にします。ここらで失礼します。
391 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 23:15:35 0
392 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 23:29:40 O
「できもしない大ぼら吹くのやめなさいよね。もう、つきあいきれないや。 この口ぶりって、無能教授によく見かけます。 」 ちょいと傲慢が過ぎるようですなこの発言は。
393 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 23:33:09 0
てゆうか、こいつみたいに自分の身分までばらして議論するのはいやだから、 自分の専門の具体的な事は語らない。 すると抽象的になって、無能教授の口ぶりに似てくる。 それだけのことさ。
394 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 23:40:17 0
395 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 23:44:54 0
なんだかんだで、 ・英語、中国語、そして日本語を正しく使うことが出来る。 ・英語or中国語で著書がある。 ・日本語で著書がある。 ・著書が、そのテーマの基本文献になってる。 ・ある意味正しい教育を行っている。 こういう条件を満たせている「軍国右翼教員」先生は 学生にとっても教員にとっても重要な存在だと思うよ。 こういうレベルの先生がいないと東洋史学は衰退する。 まあ、こういうレベルの先生はほとんどいないけどね。
396 :
世界@名無史さん :2010/03/28(日) 23:54:53 0
清末民初の経済史を勉強してる院生にとっては、 「軍国右翼」教員が教えてくれる本とか、勉強方法は 物凄く参考になる。
397 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 01:36:28 0
>>389 すっと大法螺を吹いて来たのは君の方じゃないか。
君の場合は自分の師事した教員についての法螺だけどさ。
398 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 15:28:54 0
普通の東洋学ではさ、隋唐までが大事でそれ以後は付け足しか物好きって感じ。 ここの先生は清朝以後が大事で特に近代からが大事と。 要するに価値観の違いでしょ。だから若い頃迫害されたんでしょ。 俺は古典が大事だけど、ここの先生みたいな人が 悪の帝国と戦ってくれるのは実に頼もしいと思うよ。
399 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 19:10:47 0
部外者の目で見ると、世間一般での需要は、それこそ三戦板じゃないけど、 春秋戦国、秦漢、三国、隋唐って感じだな。 でも、いくつかの大学のシラバスのぞいたら、明清を扱ってる人が多いね。 こういう一般の需要と研究者の指向との乖離が大きい気がする。
>普通の東洋学ではさ、隋唐までが大事でそれ以後は付け足しか物好きって感じ。 >世間一般での需要は、それこそ三戦板じゃないけど、春秋戦国、秦漢、三国、隋唐って感じだな。 それ、釣りなのか? それとも、お前は馬鹿なのか?
401 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 19:38:40 0
>>399 と
>>398 は別人だと前置きした上で、
>>400 の反応は史学科の内部にドップリ浸かった人間の反応だよな。
完全な「一般人」=史学科と関係のない人の視点に立って考えてみなよ。
清朝史なんて西太后とか溥儀以外は誰も興味ないから。
そういう史学科の人間が「馬鹿」と見下してる「一般人」がいるから、
世間の中国史ブーム(ブームといえるかどうかしらんが)があり、
一般向けの新書やら啓蒙書やら通史やらの仕事もあるわけだろう。
研究者の世界にドップリ浸かって、一般世間の感覚から乖離してるから、
安易に「馬鹿」呼ばわりするんだろうな。
正解は「馬鹿」だったようだね。
>>402 いや。
お前みたいなのがいるところ見ると「釣り」だろ。
404 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 23:01:13 0
> 一般の需要 娯楽の需要に応えるのは娯楽を提供する作家とかゲーム制作者であって、研究者じゃないから。 そういうのを「乖離」とは言わない。 秦漢や三国が人気と言っても、睡虎地秦簡や走馬楼呉簡の訳注なんぞ絶対に売れない。 それを使って作家やゲーム制作者が面白いものを作るかも知れないが、それは研究者の関知 するところではない。
405 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 23:21:01 0
737 :世界@名無史さん:2010/03/20(土) 22:59:08 0 ◎中国史(明清史) 岸本美緒(お茶の水女子大・人間)・明清江南地域社会史 上田信(立教大・文):明清江南地域社会史・中国環境史 山田賢(千葉大・文):清代地域社会史 ◎中国史(近現代) 笹川裕史(埼玉大・教養・教授):民国農村社会史 茂木敏夫(東京女子大・教養・教授):中国近現代史 奥村哲(首都大学東京・教養・教授):中国近現代史 本野英一(早稲田大・政経・教授):中国近現代史(国際関係・経済) 吉澤誠一郎(東大・文・准教授):中国近現代史 並木頼寿(東大・教養・教授→逝去):中国近現代史 坂元ひろ子(一橋・社・教授):中国近現代思想文化史 佐藤仁史(一橋・社・准教授):中国近現代社会史 高嶋航(京大・文・准教授):中国近代史 山本真(筑波・比較文化学類・准教授):中国現代史、台湾現代史 緒形康(神戸・文・教授):中国近現代史、中国思想史 石川禎浩(京大・人文科学研究所・准教授):中国近現代史 田中仁(大阪大・法・教授):中国共産党史 西村成雄(放送大・教養・教授):中国近現代史
406 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 23:28:06 0
>睡虎地秦簡や走馬楼呉簡の訳注なんぞ絶対に売れない。 あたりまえだろ。 で、それと明清史の人数の多さとどう関係あるわけ
407 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 23:35:10 0
何言ってんの。 中国古代史の研究者、すごく多いぞ。 どう考えてもこんなにいらんだろ、っていうくらい。
408 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 23:40:45 0
どうして中国の人は必要以上に日本にこだわるのかな。 日本の呪縛から解き放たれないと、いつまでたっても日本を追い越せないよ。 早いところ、日本人は無視するようにしなさいね。
409 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 23:43:13 0
410 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 23:47:20 0
日本の本だと中国近代史の詳細な通史が存在しないよね。
411 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 23:49:38 0
◎中国史(古代) 工藤元男(早稲田・文・教授):中国古代史 桐本東太(慶応・文・教授):中国古代史、中国民俗学 吉本道雅(京大・文・教授):中国古代史 村井恭子(神戸・文・講師):中国古代史 吉開将人(北大・文・准教授):中国古代史、中国、ベトナム関係史、中国近代学術史 川本芳昭(九大・文・教授):東アジア古代中世の政治史、民族問題、国際交流 阿部幸信(中央・文・教授):中国古代史 これこれ
412 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 23:50:26 0
413 :
世界@名無史さん :2010/03/29(月) 23:58:20 0
>>412 出しても売れないから、中国近代史の通史なんて誰も出さないよ。
414 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 00:02:09 0
415 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 00:11:31 0
通史を書いてるほど研究者も暇ではないよ 通史は、お年寄り用だ
416 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 00:15:19 0
◎中国史(古代) 工藤元男(早稲田・文・教授):中国古代史 桐本東太(慶応・文・教授):中国古代史、中国民俗学 吉本道雅(京大・文・教授):中国古代史 村井恭子(神戸・文・講師):中国古代史 吉開将人(北大・文・准教授):中国古代史、中国、ベトナム関係史、中国近代学術史 川本芳昭(九大・文・教授):東アジア古代中世の政治史、民族問題、国際交流 阿部幸信(中央・文・教授):中国古代史 江村治樹(名大・文・教授):中国古代史 鷹取祐司(立命大・文・准教授):中国古代史 木村秀海(関学大・文・教授):中国古代史 佐藤達郎(関学大・文・教授):中国古代史 藤田高夫(関大・文・教授):中国古代史 飯尾秀幸(専大・文・教授):中国古代史 藤田忠(国士舘大・文・教授):中国古代史 鶴間和幸(学習院大・文・教授):中国古代史 渡辺信一郎(京都府大・文・教授):中国古代史 谷口満(東北学院大・文・教授):中国古代史 藤田勝久(愛媛大・法文・教授):中国古代史 重近啓樹(静大・人文・教授):中国古代史 紙屋正和(福岡大・人文・教授):中国古代史 西川利文(佛大・人文・教授):中国古代史 ・・・まだまだいるけど、もう面倒くさいや。誰か代わって。
417 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 00:17:43 0
>>416 いや〜、将来に希望が持てる顔ぶれだね!!
418 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 00:20:29 0
チベット史の先生リストはないのかよwww
持井康孝(金沢・文・教授):金石 古畑徹(金沢・文・教授):唐・渤海・新羅 安部聡一郎(金沢・文・准教授):後漢・魏晋南北朝 小嶋茂稔(学芸・教育・准教授):漢
420 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 00:23:27 0
421 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 00:24:54 0
>>415 >通史は、お年寄り用だ
ってひどいけど、正しい
422 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 00:28:04 0
>>413 しかし、最近の民国史研究の成果を、ぜひまとめておいてほしいナット
423 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 00:29:28 0
調べるだけ調べて、そのまま埋もらせてしまえばいいのさ。
424 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 00:30:33 0
>>412 「中国近代史 全10巻」
夢のようだ。
425 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 00:33:34 0
>>406 関係なんかないよ。つかそう書いてるだろ。
魚屋さんの数と自転車屋さんの数に全く関係がないように、
中国史を娯楽の対象としている人の需要と研究者の分野別・
時代別分布は無関係。別の論理で動いてるんだから当たり前。
426 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 22:17:53 O
今日、回顧と展望を流し読みしていて気になったのだが、 ひとつの論文をべた褒めしてある記事がいくつかあること。 説明というよりは感情的に褒めてる感じの文もあった。 なぜそこまで?
そんなこと書いた人に聞けよ
428 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 22:46:49 0
>>426 よくあること。
おや?と思ってネット検索すると両者の関係が露骨に師弟関係だったり。
429 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 23:25:50 0
特定の人を褒めるどころか、最初から最後まで批判的なことを一切書いてない回顧と展望を見て驚いたことがある。 余程非の打ちどころがない一年だったのか、それとも担当者が批判能力ゼロなのか。
430 :
世界@名無史さん :2010/03/30(火) 23:43:35 0
>>426 スンマセン。
でも,枚数が絶対的に足りないんです。
できるだけ若い人を紹介してあげようとすれば。
もともとの原稿にはいっぱい批判点書いていても,
結局,削るしかないんです。
ヘンに一部だけ批判すると,特に若い人の論文だったりすると,
顧みられなくなるかもしれないからね。
回顧と展望は,特に東洋史の場合,
もう「こういう論文がありました」的なものでしかないです。
70年代以前の回顧と展望とは,状況が違うと言わざるをえません。
431 :
430 :2010/03/30(火) 23:53:37 0
あ,ちなみにベタ褒めはよくないと思う。
>>428 氏の言うとおり,いろんな関係を疑われるからね。
432 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 00:17:20 0
最近の回顧と展望は、前年の研究について知る場というよりは、担当者の力量をはかる場になってるな。 ここ二三年の東洋史関係でも、評判の出鱈目本を絶賛して笑い物になった人や、批判ゼロの駄文を書いて呆れられた人がいる。
433 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 01:35:56 0
回顧と展望って1976年以後はciniiで全部pdfになってるな。 適当に拾ってきてここでからかったら面白いぞ。
うむ、確かに面白そうだな。 よもやここまできてそういう"おふざけ"に異議を唱える野暮野郎はおるまい。
「平野の糞本」って興亡の世界史のこと?
ここで面白半分に取り上げられたせいで一生就職出来なかったら、 真剣に恨みますから。
2ちゃんねるに書くようなセリフじゃねぇな。 どんだけ純粋な奴なんだ?w
ここで面白半分に取り上げられたせいで一生就職出来なかったら、 真剣に恨みますから。
439 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 10:34:57 0
じゃ、もう就職してる人を心おきなく晒すことにする。
ここで面白半分に取り上げられたせいで一生移籍出来なかったら、 真剣に恨みますから。
君がこの学界の外に移籍できるよう、全力を尽くすよ。
自分の無能を棚に上げて、就職できないことや移籍できないことを他人のせいにできるから、ちょうどいいじゃないか。
443 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 12:28:08 0
相変わらず、陰湿だな、どいつもこいつも。
444 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 15:20:55 0
タコツボ研究ばっかりやって、他人の悪口言うしか能のない連中だからな。 世間に背を向けて高尚なことやってるつもりなんだろうけどw
多分
>>444 は「タコツボ」の意味が分かってないw
↑なるほど、こういうのが「陰湿」「悪口」の見本か。
447 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 22:25:08 0
>>386 >構想構想って空虚だな。俺だって学士院賞取るぐらいの構想は既に世に出してるよ。
>でも俺の売りは構想ではない。構想は一過程に過ぎなくて、目的ではない。
これが事実で、それが著書となっているのでしたら、あなたは、学界からまるで認められていないという
ことになります。著書にも論文にもなっていない「構想」なら、たんなるホラにすぎません。
>訓読ひとつ満足に出来ずに学士院賞なんて、50年後にはただのゴミくずだよ。
50年も学界関係者の間で読み継がれているならば、それは一流だと思います。それに、いつかは
後継世代によって乗り越えられるのは、学術研究書の宿命であることは、
マックス・ウェーバー『職業としての学問』が夙に指摘していることで、この世界の常識です。
ですから、この一文は、中傷でも批判でもない、ただの無意味な事実叙述にすぎません。
>歴史上の状元の何割が歴史に足跡を残したことか。ほぼ無意味なんだよ。
まず、この一文は、日本語になっていませんね。歴代の状元合格者のうち、歴史にその名を残した人が、
何人いたことか。で、しょうが。ほぼ無意味かどうかは、後代の人間が決めることで、私たちではありません。
それに、学士院賞にせよ、ノーベル賞にせよ、その受賞者は、現段階で、それが相対的に最高峰だという認定にすぎません。
ですが、この学界関係者の規模の小ささと過去の事例に鑑みて、そう認定された著作は、半世紀近くは読み継がれると思います。
それに、漢文訓読は、古典中国語読解の必要条件ではあっても、それで古典中国語が完全に理解できるものでは
ないと思います。
448 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 22:35:56 0
>>397 >君の場合は自分の師事した教員についての法螺だけどさ。
いえ、私としては、伝導事業の一種で述べています。
私が大学に入学した年に受講した授業で、衛藤○吉先生が
仁井田陞や坂野先生の偉大さを縷々説明されて、
「あんな風になりたかった。でも、なりそこねた」としみじみ述懐していました。
当時の私も、皆さん同様、「何言っているんだろう、あのおっさん。嫌みなやつだな」と思って、聴いていましたね。
でも、今になってみると、偉大な先学とその業績について語ることは大切だって思います。
同じ事は、私よりがとても及ばない、立派な人たちが古代からやっています。マタイ、ヨハネ、パウロ、ルカが
書いた師匠の生涯と言葉をまとめた伝記、プラトンがまとめた師匠とその論的の対話編、仏陀の弟子がまとめた言行録、
同じく、『論語』『孟子』『荀子』だって、そうでしょうが。これを自分の師匠についての法螺と片付けて顧みないか、
その人たちの言行、業績の偉大さを素直に認め(完全無欠だと言っているわけではありません)、その境地に
一歩でも近づきたい、と思って努力するか。それが、その人のその後の人生航路を大きく変えて行くのだと
思うのですが、いかがでしょうか。
449 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 22:38:33 0
>>293 >お前みたいなやつが結婚しててポストにつけてることが 信じられないおwww
事実は小説よりも奇なりです。
>どうせ、中々ポストにつけなくてヒモでもやってた口だおwww
ざんねんですが、私は女性に全く持てませんでした。
>そのポストってのもFラン私大とかだおwww
ご想像にお任せいたします。
450 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 22:45:08 0
>>327 英訳ではありませんが、手始めにこれを訓読してみてください。誰でも知っている『論語』の一節です。
これは、私が、専門課程に進学したばかりの頃、漢文訓読を盲進することの怖さの一例として、
教わった例題で、東洋史関係者なら、誰でも知っているものです。
業界関係者のみなさんは、静粛に願います。
(1)「朝聞道、夕死可矣」
(2)「四十而不惑」
451 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 22:51:05 0
>>448 訂正1: 伝導事業の一種で→伝導事業の一環として
訂正2:私よりがとても及ばない、→私などとても及ばない
訂正3:師匠とその論的の対話編→師匠とその論敵との対話編
452 :
世界@名無史さん :2010/03/31(水) 22:52:16 0
453 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 00:18:25 0
>>448 >私が大学に入学した年に受講した授業で、衛藤○吉先生が
>仁井田陞や坂野先生の偉大さを縷々説明されて、
>「あんな風になりたかった。でも、なりそこねた」としみじみ述懐していました。
>当時の私も、皆さん同様、「何言っているんだろう、あのおっさん。嫌みなやつだな」と思って、聴いていましたね。
ワロスwww そりゃかなわないよねwww
454 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 00:19:44 0
455 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 00:22:31 0
456 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 00:34:58 0
中国人留学生が日本にきてやることは勉強ではない。 男漁りである。ゼミでまじめに発表などはしない。 これは真理である。
先日、アメリカ留学について相談した今度修士課程に入学 する学生です。 大変具体的な指導ありがとうございました。 早速4月中に受講案内などを入手してみようと思います。 本当に、都内に残れてよかったです。 史料入手の面でも、かなり有利ですし、語学学校なども ありますし、これからまずは2年ないし3年、色々頑張ってみます。 厚かましいかもしれませんが、これからも先生のお暇な時で 構いませんので、御相談にのっていただけると助かります。 宜しくお願いします。
458 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 00:57:49 0
459 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 01:16:07 0
>業界関係者のみなさんは、静粛に願います。 私は業界関係者ですが、普通に (1)朝に道を聞かば、夕べに死して可なり (2)四十にして惑わず で駄目でしょうか。出題の意図やいかに。
460 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 01:32:09 0
>>459 東大大学院を出た俺が来ましたよ。
(1)朝に道を聞けば、夕(ゆうべ)に死すとも可なり。
(2)四十にして惑わず。
ですな。完璧。
461 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 01:35:55 0
>>459 (1)朝に道を聞けば、夕に死すとも可なり。
と訓ずるんじゃないの?流派によって違いもあるのかも知れないけど。
現代語じゃないと思うよ。 「聞く」の已然形だ。しかしこの場合はやや不適当かと。
>>463 >「聞く」の已然形だ。しかしこの場合はやや不適当かと。
「やや」所ではない、全く不適当だ。意味が違うものになる。
465 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 13:17:43 0
「聞かば」って訓読しろってこと? 宮ア先生は「聞けば」と読んで「朝、真理を聞いて満足したなら」 と訳してるし。加地さんは「聞かば」と読んでいたと思う。 已然は完了、未然は不確定、仮定は「ば」と考えれば、 「聞くかどうか分からないが、もし聞いたならば」という未然とするのは 句末の矣を考えると弱いかも。 だから「聞けば」と読んで、「聞いて満足していれば」と敢えてしているのか、 単なる頓珍漢か。 教えて下され詳しいお方。
>>465 「聞けば」は現代文なら仮定形であり、意味は文語の未然形の「聞かば」と大差ない。
「聞けば」を文語の已然形として解釈するなら、「聞いたので」と云う意味になる。
書き下し文は文語調を基本とする伝統があるから、「聞かば」と訓ずるべきである。
現代語訳文であるなら、「聞けば」としても良いが、その場合、口調は揃えなければいけない。
467 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 15:01:04 0
>>459-466 (1)の訓読は、。「朝に道あることを聞かば、夕に死すとも可なり」と読むのだそうです。
これは魏の何晏に始まって、我が国では荻生狙来の『論語徴』にも受け継がれてきた古学派の解釈にもとづくものです。
その言わんとするところは、「この世に道理が支配しているということを聞き、信ずることができれば、
死んでも満足だというのであって、道を聞き知ったりなんぞできはしません」ということです。
旧制第一高等学校の漢文教諭だった、阿藤伯海という方の教えだそうです。
ところが明治以来の儒学者のつくった漢和辞典(とりわけ『諸橋大漢和辞典』)などには、
「道理をきき知る。道を開く」としか説明されていません。
世の漢和辞典なるものの説明自身が、こうもいい加減なのだということを教えてくれる、格好の事例です。
この例からもお分かりな通り、漢文訓読に頼ることは、危険この上ないことなのです。
「道」とは何か。これを「聞」とはどういうことか。もっと自分の頭で考え抜く必要があるんです。
他の中国語の史料についても同じことが言えます。一見、「アマチュア漢文」に見えるものの中に、
とんでもない落とし穴が潜んでいるんです。
ここまでは、私が教わったことですが、私自身は、この問題についてもう少し考えるところがあります。
でも、それは、皆さん方のご意見を聞いてから書くことにします。
ところで、次に(2)はいかがでしょうか。
468 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 15:04:36 O
「若・如(もし)」などの語が付けば確実に未然形だが、 そうでなければすべて已然扱いでもよい。
469 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 15:08:36 0
>>459-460 (2) は、「四十にして惑えず」と読むべきではないでしょうか。これは、人文地理学者だった
飯塚浩二先生の提起する読み方です。四十代にもなって、仕事上のつきあい酒くらいなら
やむを得なくても、パチスロに競輪競馬、あるいはキャバクラやソープ、ホストクラブに惑っていたら
家族や家庭がどんなことになってしまうのか。だから、この年齢に達したら、惑いたくても惑えない。
そういう意味合いを込めて、こう訓読するべきだ。これが飯塚浩二先生の解釈です。こちらは
比較的新しい、20世紀後半に問題提起された解釈に基づく、訓読です。
さて、(1)(2)の訓読の違いは、さらにもっと大きな問題を提起してきます。それは、
こういう文句を残した孔子とは、一体どういう人間であったのか。この人物をどのように解釈するのか、という
問題です。私の意見は、みなさんのご意見を拝見してから、述べさせていただきます。
>>467 >道を聞き知ったりなんぞできはしません」ということです。
無根拠の拡大解釈に見える。少なくとも断定的な表現は相応しくない。
道を切実に求めている事の感情的かつ誇張した表現と云うべきである。
論理的には、あまり期待していないと云う含みがあろう。
>>468 已然形とすれば、「朝道を聞いたので、もう夕べに死んでも良い」
もしくは「朝、せっかく道を聞いたけど、夕べに死んでも良い」
となり、孔子の他の言動に合わない。
>>469 >(2) は、「四十にして惑えず」と読むべきではない
これも無根拠で、孔子の他の言動に合わない。
471 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 18:35:12 0
>>470 ここまで来ると、いずれの訓読が正しいか正しくないかの問題ではなくて、
孔子にいかなる人間像を投影するのがふさわしいかをめぐる学説の対立です。
(1)(2) で示したのは、前者は、魏以来の解釈を踏まえたものだし、
後者は、有名な碩学の冗談めいた述懐を紹介したのですから、
>これも無根拠で、孔子の他の言動に合わない。
なのは、当たり前です。
大事なことは、「朝聞道、夕死可矣」 、「四十而不惑」 という言葉の訓読に反映したか読み手の孔子観ではないでしょうか。
私は寧ろ、こうした言葉を最初に述べた孔子を、完全無欠なスーパーマンであると解釈するのか。
それとも、生身の人間ゆえに、苦悩しながら人間の理想型を追求し続けた努力の人、と解釈するのか、
という問題を設定することの方がより重要だと愚考いたします。
次に、過去に遡って、漢王朝以降の歴代王朝権力者は、いずれの解釈に近い立場をとっていたのか。
その結果、あの国の国家統治機構、社会経済はどのような変容を遂げた結果、光緒新政期の大崩壊に至ったか。
このことの意味を論じるべきなのはないのでしょうか。これが儒教文明国家中国の形成と崩壊という、東洋史研究の
大テーマを必然化させる考え方なのですが。
東洋史研究とは、このような発想で行っているのであって、470さんのようなご意見は、枝葉末節のみに注意が
集中させて、ものごとの本質から目をそらそうとする考え方だと愚考いたします。
472 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 19:48:21 0
>>470 >道を切実に求めている事の感情的かつ誇張した表現と云うべきである。
そうじゃないでしょ。そもそも「道」っていう言葉が意味するものは何なの?
それから、「聞」っていう動作の意味するものは何なの?
これを、もっとわかりやすい言葉できちんと説明することが、後世の注釈者の任務でしょ。
473 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 22:28:29 0
>>457 どういたしまして。お役に立てて光栄です。
あと、英語を読む際の訓練として、名文家として知られる歴史学者、あるいは作家の作品を日頃から
たくさん読んでおくことをお薦めいたします。
小生が薦められたのは、オーウェル、ラッセルといった
大御所(特に前者)の原文ですが、中国史研究に限らず、歴史研究者の大家のエッセイを読むことが大切です。
John King Fairbank, Johathan Spence、それから日中戦争時の蒋介石顧問だったスティルウェル将軍の伝記を書いた、
Barbara Tuchmanの三人は、名文家だと思います。
それから、中国史とは直接関係がないけれど、ヨーロッパ史のA. J. P. Taylorのヨーロッパ近現代史に関するエッセイ集。
Hugh Trevor-Roperのエッセイ集, Robert Rhoads Jamesによる若き日のチャーチルやイーデン首相の伝記など、
結構読みやすいと思います。他にも色々とあると思います。ご自分で積極的に開拓なさってください。
>>472 「道」の原義は人が歩む為にできた踏み代であり、むやみに深読みするべきではない。
人としての正しい生き方ぐらいのの事だ。命と引き換えでもよいと云う気持ちで求めているから
聖人君子としての理想的生き方と捉えるのが自然だ。
聞くの対象は人の声、乃至天の声であり、それには自身の心の声も含まれよう。
475 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 22:51:39 0
>>474 そもそもこの論争の争点は、漢文訓読の有益性についてだったんじゃないのでしょうか。
論点をここに戻したいと思います。
>>310 『論語』の中の言葉をどう解釈するかだけで、これだけ、意見が多様化するということは、
古典中国語の意味概念が、それだけ曖昧模糊としている証拠です。訓読は、古典中国語で
書かれた公文書の意味を取るための便利な手法ではあるけれど、それだけでは解決できない問題が
あるという事例として、『論語』の中の有名な語句を引いたまでです。私の立場は、訓読を否定は
しないけれど、それには、大きな限界があるから、これに頼りきるべきではない。
特に、19世紀後半から日中戦争前夜にかけての場合、中国語史料だけを読めば
それで万事解決するわけではない(内陸アジアの場合は、前近代史であってもそうですけれど)。
「アマチュア漢文」と、他の外国語(私の場合は英語、日本語、時たまフランス語だけですけど)
との対比分析の方がはるかに重要なんです。
この意見を証明する証拠が、『論語』の語句の訓読の多義性なんですよ。お分かりいただけたでしょうか。
476 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 22:53:25 0
さて、これらのヒントを踏まえて
>>327 はどのような英訳を披露してくれるのだろう。
477 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 23:19:58 0
>>467-475 もったいつけて、何を言い出すかと思ったら。
あまりにも下らない。あまりにも小さな男。
これが日本のW大のレベル。支那に負けるよそりゃ。
478 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 23:33:50 0
>>477 漢文訓読なんかナンセンスだということの事例として紹介しただけでしょ。
今まで黙っていておいて、最後になったら、そんな中傷でごまかすんですか。
卑怯な人ですね。
繰り返して言うけれど、漢文訓読は無用ではないけれど、決定的に重要な手法ではないです。
これは、漢詩の翻訳の世界になると、もっとものを言うでしょ。
W大出身の井伏鱒二、K大出身の佐藤春夫の訳詩を見てご覧なさいな。
>これが日本のW大のレベル。支那に負けるよそりゃ。
どういう根拠でそう言えるんですか?「負ける」ってどういう点がですか?
>>475 >曖昧模糊としている証拠です。
現代語でも変らない。字句に拘る様な文章であっても、人が考えを他に伝える手段としては
言葉の羅列であり、そこから受ける刺激で心に描かれるものがあれば、それが一つの理解だ。
理解とは、数ある誤解の一つに過ぎず、同じ人間がいく通りもの理解をする事がある。
他人の理解を言葉を通して把握できたとき、別の理解があり得る事述べたくなるのも、よくある事だ。
訓読は字句の意味から和訳する表記法の一つで、極めて優れた手法で、日本語表現の進化発達を促し
古代の漢文の解釈を最も良く保存できていると考えられる。
今となっては、現代中国人よりも日本人の方が古代の漢文に近しいとさえ云えよう。
480 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 23:56:39 0
>>478 ちっとも訓読ナンセンスの例になってない。
あまりにレベル低くて何も言えねえ。
あんたは最近の流行語「自我感覚良好」な男だな。
481 :
世界@名無史さん :2010/04/01(木) 23:58:25 0
>ことを教えてくれる、格好の事例です。 恰好な。
482 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 00:21:07 0
一体どういう特殊な訓み方があるのだろうと思ったら、 こんな訓み方、高校の漢文の授業で教わったぞ。 なに勿体つけてんだか。 大学の東洋史ってこんな程度なの?
カッコー
484 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 02:26:35 0
じゃあ葉適の「財総論二」から出題。 「蔡京専国柄、託以為其策出於王安石・曽布・吕恵卿之所未工。 故変鈔法、走商賈、窮地之宝、以佐上用。不幸党与異同、屡復屡変。」 書き下し文を、あるpdfより引用させて頂きます。 まあ名前は出さないほうがいいだろう。絶賛してたし。 「蔡京、国柄を専らにし、託するに以て其の策の王安石・曽布・吕恵卿の 未だ工みならざる所より出だすと為し、故に鈔法を変じ、商賈を走らせ、 窮地の宝、以て上用を佐く。不幸にして党は与に異同し、屡々復し屡々変ず。」 問題。この書き下し文から間違っているところを直せ。
485 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 08:55:37 0
>>480 475にも書きましたけど、「私の立場は、訓読を否定は
しないけれど、それには、大きな限界があるから、これに頼りきるべきではない。
特に、19世紀後半から日中戦争前夜にかけての場合、中国語史料だけを読めば
それで万事解決するわけではない」を読み直してくださいね。
それから、
>>477 に、
>漢文訓読なんかナンセンスだということの事例>
と述べたのも、翻訳論としてです。これは、
すでに漢詩の翻訳、『水滸伝』『今古寄観』など口語体小説の翻訳の世界では現実のものとなっています。
漢文訓読の効用と限界について、私が知る限り、最もまとまっているのは、
http://www.chuko.co.jp/bunko/1995/11/202466.html の第三,四章くらいです。
486 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 08:57:16 0
>>482 >こんな訓み方、高校の漢文の授業で教わったぞ。
>なに勿体つけてんだか。
>大学の東洋史ってこんな程度なの?
なら、なぜ私が答えを書き込む前に、ご自分で書き込まなかったのでしょうか?
あなたの書き込みは、「後出しじゃんけん」「出し遅れの証文」そのものじゃないですか。
487 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 09:01:56 0
>>479 >訓読は字句の意味から和訳する表記法の一つで、極めて優れた手法で、
>日本語表現の進化発達を促し
>古代の漢文の解釈を最も良く保存できていると考えられる。
これは、日本語論として極めて有意魏な議論ですし、私も全く同意見ですが、
中国近現代史研究に必要な、中国語史料の読解作業に、
訓読が万能の効力を発揮しうるか否かという論争とは
無関係だと思います。
488 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 09:07:56 0
>>484 前スレから引き続いて私にけしかけてくる議論は、明末以降の中国史研究の史料読解は、
訓読ができていなければ話にならないということの是非だったんじゃないのでしょうか。
なのに、何で、ご自分の研究領域である宋代史の史料なんか引いてくるのですか?
なら、何で『論語』を引くんだと、逆に問われるでしょうが、これは、私が学部の頃の教科書だった
『近代中国研究入門』143〜4頁に書かれてあったことと、坂野正高『近代中国外交史研究』のあとがきに
書かれていた冗談めいたエピソードを引いただけの話です。19世紀後半から20世紀前半の中国は、
同時代の日本と同じで文語体と口語体が入り交じった表記が氾濫していました。この時代に書かれた公文書は、
漢文訓読の手法だけで、正確に読み切れるとは限りませんし、また、そこに書かれてあることだけを
読めば、歴史研究になるというものじゃありません。
489 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 09:10:45 0
>>480 >繰り返して言うけれど、漢文訓読は無用ではないけれど、決定的に重要な手法ではないです。
と
>>478 に書いたのに、なんで、
>ちっとも訓読ナンセンスの例になってない。
っていう結論になるのですか?
490 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 09:33:13 0
あんたの口数の多さについていけない。 まあこんな奴がいるから2chは賑やかで楽しいんだが。 にしても粘着質だな。 訓読否定肯定どっちかだなんて誰も言ってないのに、脳内で勝手に議論の相手を作り上げて。
491 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 09:42:27 0
業界の噂に疎い俺もようやくこの人が誰だか分かったわけだが、 ciniiで調べると、この人やたらと書評ばっかり書いてるね。 それが得意技なんだね。得意技を2chでも発揮してるわけだ。
492 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 09:54:13 0
>>484 宋代史が専門じゃないので、正確に読める自信はないのですが、私がゼミの報告を命じられたら、
まず、辞書その他を使って徹底的に調べる、という箇所だけ書き込みます。
(1)最初のセンテンスにある「託以為」を「託するに以て」と訓読するのはおかしいのじゃないですか
だって、蔡京は国家権力の行政機関を全て掌握していたんでしょう。だったら、(他人に)託するもへったくれもないはずです。
従って、ここは、「託」を「たのみて」とか「かこつけて」と訓読して、「以為」は「おもえらく」としなくては、
前の節の内容とつじつまがあわなくなると思いますけどねえ。
(2)次に、「未工」ですが、清代以降だったら、「未だ工みならざる」なんて読まないです。「未だ工(な)さざる」
あるいは、「未だ工(つくら)ざる」と読みますけど。
どちらが正解かは、この時点までに、王安石・曽布・吕恵卿が何をしていたのかを調べて見ないことには、何とも言えませんが。
493 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 09:58:00 0
>>484 続きです。
(3)2番目のセンテンスに移ります。「故変鈔法、走商賈」のうち、「故に鈔法(紙幣政策)を変じ」は
よしとして、「商賈を走らせ」って何を意味しているんですかね。デフレ政策、あるいはハイパーインフレーションを
引き起こさせた結果、商人をあわてふためかせたって意味なんでしょうか。
それならば「商賈を走らしめ」と訓読することになりますが、宋代に、「走」って動詞にそんな意味があったのか?
私なら、この点を、辞書を引いて徹底的に調べます。
(4)もっとわからないのは、「窮地之宝」って言葉の意味ですね。前の二句が。「動詞+目的語」から
なる熟語(変+鈔法、走+商賈)なのに、ここだけ名詞一つっていうのは、文体のリズムから言っておかしいな。
まず、これが第一印象。私なら、「窮+地之宝」じゃないかと見当つけて、「地之宝」って言葉が
あるのかどうか、『ぼろはし大漢和』(島田虔次先生の命名だそうですけど)や、『宋史食貨史』『中国社会経済史語彙』
その他を調べてみるでしょうね。いずれも手元にないので何ともいえませんけれど。
494 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 10:17:25 0
>>484 (5)最後のセンテンス。この訓読は、それこそ何を言っているんだか、ちんぷんかんぷんですね。
後半は、「屡々復し屡々変ず」で間違いないとは思いますがね。
主語である「党」っていうのは、「旧法党」のことでしょうか。それとも「新法党」のことでしょうか。
まず、ここを確認する必要がありますね。次に「与党」なら分かりますけれど、「党与」って名詞があるのかないのか。これが
ないとしたら、「与」を「与に」と訓読しているけれど、「ともに」なのか「つねに」なのか?
仮に「ともに」と訓読しているのなら、「異同」と読み合わせると意味が通じませんね。
そう推理してから、手元にある『漢語林』(大修館書店)で「与党」を引くと「党与」とも
同じ意味(『漢語林』22頁)にあるから、「党与の異同、屡々復し屡々変ず。」と訓読するので
しょうかね。当時の旧法党の状況がどうなっているのか、よく分かりませんので、何とも言えません。
ここまで見当つけてから、北宋末期の政治史に関する基本論文を読みあさりますね。
以上が、私なら、こう調べて見る、という調査メモです。
495 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 10:33:32 0
>>484 (4)の補足。「地之宝」っていうのは、貨幣素材に相当する貴金属のことかもしれませんね。
だとしたら、「地之宝を窮めしむ」とでも、訓読しなくちゃならないように思いますが。
この推理、正確なんでしょうか。
仮にこの推理が正しいとしたら、蔡京っていうのは、重税を課して、流通する貴金属貨幣の市場流通量を激減させ、
逆に紙幣を市場に氾濫させ、経済を混乱に陥れたってことになりますが、当時の事実関係はどうだったのでしょうか。
紙幣インフレーションを引き起こしたっていうことでしょうか。宋代の貨幣政策っていうのは、
高橋弘臣の著書で南宋王朝以降なら勉強したことがありますが、
北宋末期っていうのは、よく知らないので、
この点も調べてみなくちゃなりませんね。
496 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 10:42:36 0
>>484 以上、492から495にかけて書いたのは、あなたが出題なさった問題に答えるために、
私がこれから調査しなくてはならない項目リストと、それに関連した推理メモです。
私は、宋代史を専門としていないので、当時の時代状況が全くわかりませんから、これだけの
情報量で正確な訓読なんてできません。一応目を通しましたが、Whikipediaに記されている程度の宋代の政治史に
関する記述なんて、何の役にも立ちませんでした。これだけの調査項目について、それこそ
しらみつぶしに工具署や、関連文献読みあさってからあなたの主催なさる演習に出席いたしますけど。
今は、手元に工具書を置いていないし、宋代関係の工具書は、全く持っていないので、勤務先の図書館か
東洋文庫にでも行く必要がありますね。
これが私の推理メモです。ご返事お待ちしています。
497 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 10:49:40 0
>>490 >訓読否定肯定どっちかだなんて誰も言ってないのに、脳内で勝手に議論の相手を作り上げて。
前スレからの議論見ていれば、お分かりだと思います。私が勝手に作り上げた議論じゃないです。
>>491 今日でおしまいにします。来週から授業やれって事務から要求されましたから、その準備しなくちゃなりません。これからまた
7月まで、ゴキブリ留学生より嫌いなシリツブンカケー(私立大学の劣等生のこと。いしいひさいち
の初期のマンガに、この用例が出ています。彼の母校、関西学院大学の劣等生のことみたいです)を相手に、
何食わぬ顔して教壇に立たなくちゃならないのは気が滅入ります。
498 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 11:08:58 0
>>484 そうそう。2番目のセンテンスの「以佐上用」について書くのを忘れていました。
Whikipediaで調べた蔡京の伝記によると、土木工事を盛んに行って徽宗皇帝を喜ばせたそうですから、
「上用」っていうのは、「以って[皇}上の用(公共土木工事)を佐(たす)く」と訓読するのでしょうか。
だとすると、前半の意味が少し分かってきました。土木工事の財源調達のために、「故に(その財源調達のために)、
鈔法を変ぜしめ(紙幣政策を大きく改変し)、
商賈を走らしめ(商人を慌てさせ、あるいは商人を動員して、でしょうか。これだけだとどちらの意味にとって
よいのかわかりませんが)、
地の宝(貨幣素材となる貴金属資源、具体的には銀と銅)を窮めしめ(市中流通量を激減させ)
以て、[皇}上の用を佐(たす)く」とすれば、意味が通じると思いますがね。
これでいかがでしょうか。
499 :
世界@名無史さん :2010/04/02(金) 14:45:15 0
>>484 すると、暫定的な仮説に基づく訓読と暫定的な試訳は、次のようになります。
「蔡京、国柄(国家権力機関)を専らにし、(権力を)託(たの)みて以為(おもえ)らく、
其の策は、王安石・曽布・吕恵卿の 未だ工(な)さざる所より出でる、と。
故に、鈔法(紙幣政策)を変ぜしめ(支払い手段としての紙幣の大量発行、
商賈を走らしめ(「慌てさせる」とか「動員する」といった意味ではないかと推測していますが、正確にはよく分かりません)、
(おそらくは重税を課し、その支払い手段としてすることで)地の宝(つまり銀や銅銭)を窮(=市場流通量を激減)せしめ、
以て(徽宗)[皇]上の用(土木工事他、彼の道楽一般でしょうか?)を佐(たす)く。
不幸にして、党与(権力集団の意見)異同(分裂したのでしょうか?ここは推測)し、
屡々復し屡々変ず(昔廃止した法令が頻繁に復活したり、
発せられた法令がた頻繁に改変されるようになった)。」
最後の1行ですが、蔡京一派が朝令暮改を行うようになったのか、それともこの時期の朝廷主流派が分裂したのか、
これは、別に関連二次文献を当たってみないと、はっきりした試訳はできないと思います。南宋段階に至っての
蔡京批判ですから、果たしてこの記述が真実かどうかも、定かではありませんけれど。
この史料を正確に訓読するためには、調査しなくてはならないことが、たくさんありますね。
ところで、冒頭のでたらめな訓読を施したのは、あの悪名高い梅○郁ですか?
500 :
世界@名無史さん :2010/04/03(土) 00:14:56 0
日東駒専以下の大学院で中国前近代史で博士論文書いて 博士号取ったけど就職先無くてワロタ。 博士号取れば誰でも就職できると思ってた。 経歴 マーチの学部(文学部) 大学院入試で東大からマーチの大学院まで受けまくるが全落ち。 法制史とか経済史とか、大学院名で受けられるところを受けられる 限り受けたが全部落とされる。法制史とか経済史の先生からは、 「この研究でなんでここを受けにきたの?」とか言われる。 9月1週目・東大院経済× 9月2週目・東大院法× 9月3週目・京大院法× 9月4週目・阪大院文× 11月・東外大院地域× 1月3週目・東大院文× 1月4週目・京大院文× 2月1週目・慶大院文× 2月2週目・阪大院文× 2月3週目・マーチの院文× 3月3週目・日東駒専以下の院文の追加募集◎ よもやの母校のマーチの院の歴史系からも落とされる。 試験後に指導教員に話を聞いたら、何も言ってくれない。 そして、日東駒専以下の院の歴史系へ。 日東駒専以下の院の歴史系の修士課程を3年かけて修了。 博士課程で逆襲してやろうと、 東大院文博士、京大院文博士、阪大院文博士、一橋大院社会博士など、 日程調整出来る限りの大学院博士課程を受けるも玉砕。 3月末まで試験をやってた同じ大学院の博士へ。 査読史に次々に論文を出すも、相手の見る目がなく、全く掲載されない。 コメントみたいなものもいいがかりみたいなコメントばかりで 返ってくる。指導教員から「どっかに留学してきたら?」と言われる。 日本から出たくないから断る。結局、わけのわからない紀要的な ものに、研究論文が二本のっただけで、博士論文を書かされる。 博士課程に休学も含めて8年在籍する。 そして、今ここである。
ちくしょう。 楽しそうだなお前ら。
>478 名前:世界@名無史さん 投稿日:2010/04/01(木) 23:33:50 0
>
>>477 >漢文訓読なんかナンセンスだということの事例として紹介しただけ
史料としての漢文を訓読することの「ナンセンス性」をしめす事例として
(1)「朝聞道、夕死可矣」
(2)「四十而不惑」
こんな文面を挙げるのは、あほ丸出し。
503 :
502 :2010/04/03(土) 10:04:51 0
ごめん、「あほ」は475だった。 >この意見を証明する証拠が、『論語』の語句の訓読の多義性なんですよ。お分かりいただけたでしょうか。 『論語』の語句のなかに「多義」な部分がある。 これは原文のその語句自体が多義なのであって、訓読するときのみ「多義」になるわけではない。 あほはそれを「訓読」の多義にすり替えている。 トーダイ出て教員やってるような人が、こんな低レベルの詭弁しかこねられないとわ、日本の歴史学の未来も暗澹たるものですな。
504 :
502 :2010/04/03(土) 10:10:38 0
原文が多義だから、訓読も多義になるのであって、「訓読」という手法が「多義」の原因なのではない。 あほに質問。 下記の文章を訓読とそれ以外の手法で読解し、「訓読」という手法の多義性を示せ。 陝甘総督行川陝総督事尹継善奏。(中略) 得旨。
505 :
502 :2010/04/03(土) 10:16:09 0
480以下で、もっとハイレベルなツッコミはいってたなOTL
506 :
世界@名無史さん :2010/04/03(土) 12:48:55 0
j
507 :
世界@名無史さん :2010/04/03(土) 13:28:40 0
このスレは、 東京大学 早稲田大学 青山学院大学 京都府立大学 の提供でお送りしております。
508 :
世界@名無史さん :2010/04/03(土) 20:22:34 0
また査読誌に掲載不許可とか言われた。死ね。
実際のところ、査読雑誌の掲載可否基準てなに? 大学名とか所属・出身ゼミとかのコネ要素なんぞも考慮されてんのかな?
510 :
世界@名無史さん :2010/04/04(日) 00:13:13 0
meiyou
明らかに大学名とか所属・出身ゼミとかコネで差別してるよ。 私は、某有名査読雑誌の古代史の論文の査読やってるけど、 東京大学大学院と専修大学大学院とかだと、 間違いなく東京大学大学院を取る。 まあ、仕事だから一応中身も見るけど、やっぱり、 底辺大学の大学院のやつが書く論文って酷いんだよ。 内容が糞というのもあるんだけど、日本語として 成り立ってないとか、日本人としてどうなんこれ みたいなものが多い。だから、最近じゃ、中身は 見ないで大学名とか所属・出身ゼミで論文を載せるか 決めてるよ。
512 :
世界@名無史さん :2010/04/04(日) 17:19:18 0
有名査読誌だとリジェクトするにもいちおう編集委員会で概要くらいは 報告しないといけないから「中身は見ないで」なんて出来ないだろ、低能君w
教員陣が仕事始めになった四月になったら、ぱったり書き込みの 勢いが落ちたね。
某国立大学院の東洋史学専攻に進んだら、 修士の学生が私を含めて二人しかいなかったで ござるの巻。博士の学生も十人だけ。 どうしてこうなったwww
515 :
502 :2010/04/05(月) 23:37:33 0
博士号とっても喰えないから。 それにつきる。 京大出の博士でも野良化しちゃうんだから。
>>515 京都大学の東洋史学でも?
じゃあ私の行くとこなんて、同じ旧帝でも京都大学より
下だから全然ダメですね…。
ちなみに、野良化した人たちはどうなるんですか?
517 :
世界@名無史さん :2010/04/06(火) 12:42:51 O
大学の非常勤か高校中学の非常勤やりながら研究続けて、 あとはせっせと就職活動。
518 :
世界@名無史さん :2010/04/06(火) 12:46:33 0
>>516 京都大学東洋史学のネームバリューでどうにかなる
時代は終わった。普通に、博士課程に6・7年在籍して、
博士論文出しても就職できず、人文研の助手の口も
まわってこず、文学研究科の研究員とかをお情けで
3年くらいあてがわれて、その後非常勤講師化して、
それでも就職できず、40代になって専業非常勤講師化
するか、非常勤講師の口すらなく、予備校教師に
なってしまうか、というような人も多い。
地方旧帝だと、地方旧帝が囲ってる(内々にお話がくる)
私大とかがあるだろうから、学生数が少ないなら、
そういうとこの話がまわってくるだけマシじゃない。
杜の都大とか鎮西大あたりはそういう話をよく聞くけど。
高専に就職するのはどうか。
520 :
世界@名無史さん :2010/04/06(火) 15:26:20 0
上の方で話題になってた伊勢大学のヒューマンとエデュケーションの 新任は古代史と近代史か。ヒューマンのほうは、それなりに業績のある 有名な若手がついたみたいだが、エデュケーションは30代半ばで論文2本 しかないというのは努力不足な人がついたみたいだね。 古代史で論文数が少ないとかならわかるんだが、近代史で論文が少ないと いうのはまずかろうに。
521 :
世界@名無史さん :2010/04/06(火) 22:17:04 0
>>520 >30代半ばで論文2本 しかないというのは努力不足
どのレベルの雑誌に掲載したかにもよるんじゃないの?『史学雑誌』クラスで、
斯界で注目を浴びたものだったら、不思議じゃないよ。
522 :
世界@名無史さん :2010/04/06(火) 22:33:22 0
>>521 歴史学研究と東洋学報だった。手元にその巻があったから
読んでみたがそんなパっとした研究じゃなかったな。
注目を浴びてるというものでもないし。
ただ、美点を挙げるなら、精緻な実証論文だった、という点
かな。失礼な言い方をするなら、もう少しいい人材が
いたんじゃないのかなあ、と思えるような感じがする。
523 :
世界@名無史さん :2010/04/06(火) 22:41:09 0
>>522 だったら、その人が書いた、研究構想、講義計画腹案が、雇う側の思惑と一致する点が
他の候補者よりも多かった、ということか、あるいは模擬講義が他の候補者よりも
うまかったことで採用になったのでしょうね。論文の質もさることながら、
学生を惹きつける授業ができることが、最後の決めてですから。
524 :
世界@名無史さん :2010/04/07(水) 00:01:48 0
525 :
世界@名無史さん :2010/04/07(水) 06:52:58 0
>>520-524 待兼山大学の研究室にその人のホームページが出ているね。
業績一覧を見る限り、歴史学研究と東洋学報の論文がコアとなり、その他の諸々の業績がそれを固めている。
これらが東洋史以外の人間にもわかりやすかった可能性がある。それと523さんが言うように模擬授業の出来ぐあいも大事かな。
中国近代史しか出来ない人と、それ以外にも発展の可能性がある人。どちらが地方で活躍できるだろうか?
526 :
世界@名無史さん :2010/04/07(水) 08:48:29 0
そうだね。 「俺様は○○を専門とする研究者だから、○○の研究史かしないし、研究以外のことは最低限したしない」と宣言してるようなもんだものね。 買い手市場の昨今、そんな売り手市場の学生みたいな発想と態度でいると、いつまでたっても就職できないで、2chでくだを巻くようなことになるんだろうね。
×古典中国語の意味概念が、それだけ曖昧模糊としている証拠 ○中国語そのものの持つ構造的欠陥と古人の文章スタイル並びに意味概念が曖昧模糊としている証拠 「フランス語やドイツ語に比べて英語は曖昧すぎる。これで哲学できるか?」 とイギリスの知識人が言ったのが思い起こされる。
支那世界は漢字の「意味」を正す「正字運動」が何度も起きています。 現在のようにある言葉の定義に対して同じ用途の漢字を並べ、文章として くどくなってきたのは最近になってからです。そんなことも知らないのでしょう、 白人の狗は。
529 :
世界@名無史さん :2010/04/07(水) 15:17:09 0
>>520 論文は二本しかないが、二本とも一流査読史だし、
それ以外の研究報告書とかで色々やってるみたいだから、
地方大学とかだと、専門性ゴリゴリの人より柔軟に色々
できそうな人を取りたい可能性はあるから意外ではない。
手元に彼の論文があるから読んでみたが、確かに、
学会を揺るがすような論文というわけではないが、
実証面での緻密さは見るべきものがあると思う。
適当な論文を10本とか出して、それをまとめて著書とかに
するくらいなら、ピンポイントで2・3本一流査読誌に
載せたほうがよほど評価されるよ。
某大学で教員公募を出すとさ、若いくせにいい加減な
論文を何本も出して、それを業績としてるやつが
沢山くるんだけど、そういうのはばっさり落とす。
上の方でも書かれてたが、一流準一流国公立大とか
一流私立大とかならともかく、ほとんどの大学で求められる
のは研究者養成とかより、バカ学生をどう教育するか
という点なんだよね。そこを勘違いして、俺は専門研究
しかできない、とかいうやつは残念ながら必要とされない。
模擬授業、シラバス作成なんかをさせるのにはそういう
意味があると理解してもらいたい。
530 :
世界@名無史さん :2010/04/07(水) 15:23:08 0
>>526 それをわかってないやつは意外と多いと思うよ。
特に、東都、洛北の東西両横綱系はそういうのが
多い気がする。適当な論文しか書いてない癖に、
俺は研究しかできない、とかぬかせる神経がわからない。
まず、真面目にバカ学生を根気強く教育出来るか、
学内行政をしっかりやれるか、そして、その合間をぬって
研究を出来るか、という三本が基本なのにさ、
失礼なことを言えば、研究をするってのは質量差異はあれ、
一応できて当たり前のファクターなのに、それしかしませんとか
いうやつはそれだけで他になんの魅力もない人間ってことに
なるんだよな。教育だって、中国語も一応持てるくらいの
人が重要なのに、中国語もやってくれとかいうと嫌な顔する
やつが多いし。
531 :
世界@名無史さん :2010/04/07(水) 18:51:21 0
鉄道史のCさんは就職できたのか?
532 :
世界@名無史さん :2010/04/07(水) 19:24:35 0
>>529 =
>>530 2ちゃんで虚空に向かって説教垂れる前に、
そんな教育大学にしか就職できなかった手前のバカさ加減を恥じろよw
>>532 ごめんなさいね。私は今、地方国立大からそこそこ優秀学生が
ゼミにさんかする大学に移ったから。
君も頑張ってしっかりアピールして就職できるといいですね。www
がんば。www
534 :
世界@名無史さん :2010/04/07(水) 21:42:40 0
>>533 ま、学生が「ゼミにさんか」する大学とやらでせいぜい頑張れや、バカ教師w
にしても、一流査読雑誌に精緻な実証的論文載せても無名ということは、 やはり論文は独自性を主張したもん勝ちということなのかねぇ? ○邉○浩があれだけ有名になったのは、史料解釈の不備を補って余りある自説の斬新さの賜物と俺は理解しているが。
536 :
世界@名無史さん :2010/04/07(水) 23:18:09 0
>>529 =レベル低い大学のダメ教員
>>532 =ポストからあぶれて2chで叫ぶことしかできない無能PD
ってとこか。両方とも哀れだな。
537 :
世界@名無史さん :2010/04/07(水) 23:23:01 0
>>535 三重の人の論文は、坂野正高とかが明らかにしてたことを
より細かいところまで分析したもんだったんだが、
別にそれ自体がインパクトのある内容じゃないんだよね。
日記史料とかから外交政策決定過程の裏を見る、ってのも
別に新しい手法でも無いし、特に面白い結論というわけでもない。
面白い結論を出せなくても手堅く実証に終始するか、
それとも、ちょっといい加減でも斬新な自説を展開するかは
難しいとこだな…。個人的な感覚では、前者のほうが重要
だと思うが…。
538 :
世界@名無史さん :2010/04/08(木) 08:54:17 0
>面白い結論を出せなくても手堅く実証に終始するか、 そりゃ単なるクソ実証っていうんだよ
539 :
世界@名無史さん :2010/04/09(金) 00:48:48 0
>>492-499 なんか可哀相になってきた。学問するタマじゃないことは分かった。
いくら色んな辞書やら本やら調べても的外れでは無意味。溜息。
こんな文章は宋代専門にしか読めないって種類のものじゃないし。
もう新学期だから武士の情けで何も指摘しないほうが良さそうだ。
ちなみにciniiでこの文の作者を調べれば論文作者もすぐ分かる。
あと戴裔煊「宋代鈔塩制度研究」(ciniiに和訳あり)にもこの文章が載ってるけど
和訳の中に訓読はないな。
ゴキブリ説は完全に同意するけど、この体たらくではゴキブリ呼ばわりする資格ないね。
>>539 武士の情けを口実にして個別の指摘無しに、全面否定で逃げているのは
けんか慣れした政治屋、二ちゃん工作員並みだ。
541 :
世界@名無史さん :2010/04/09(金) 03:18:26 0
>>540 そういう批判はそりゃ出るだろう確かに。
じゃあ一つ一つ指摘するかっていうと、なあ。
542 :
世界@名無史さん :2010/04/09(金) 03:21:51 0
>>540 に同意。
自分からふっかけておいて回答(分野違いなのでその是非巧拙は分からん)が
来たら「武士の情け」とかアホすぎ。ヘタレにもほどがある。
いったん口火切ったからには、前々スレの
>>983 見習って徹底的にやるべし。
543 :
世界@名無史さん :2010/04/09(金) 03:31:39 0
>>541 「一つ一つ指摘する」必要など無い。君は自分が最初に出した問題の解答
を書けばよい。
すなわち、
>>484 の正しい書き下し文と、例文のどこが間違っているかの理由を書けばいい。
ただそれだけ。いつも演習でやってることだ。
544 :
世界@名無史さん :2010/04/09(金) 09:46:01 0
>>543 いや、結果として訓読自体に大きな間違いはない。
だから
>>539 にも不正解とは書いてない。そこに至る過程が的はずれであって。
それよりお前らもこいつの的はずれっぷり馬鹿っぷりを感じないのか。
感じないとすればお前らもまとめて一緒に阿呆だ。
とりあえず
>>484 の正しい書き下しは、
「蔡京、国柄を専らにし、託して以て其の策、王安石・曽布・呂恵卿の
未だ工みならざる所に出ずと為し、故に鈔法を変じ、商賈を走らせ、
地の宝を窮め、以て上の用を佐く。不幸にして党与異同し、屡々復し屡々変ず。」
>>544 >訓読自体に大きな間違いはない。
これを言わず、否定的言辞だけ書いて、いまさら何を言うか。と云う印象だ。
>至る過程が的はずれ
なら、そこを論じないのはなぜか?
546 :
世界@名無史さん :2010/04/09(金) 12:11:38 0
>>545 面倒だから一々指導してあげられない。今度また指導して差し上げます。
にしても、何で宋代専攻と勝手に決め付けるのかな。
宋史の話題は前スレッドで出てただろうに。
> 故に これ「ゆえに」でいいの?
548 :
世界@名無史さん :2010/04/09(金) 12:54:11 0
>>546 「面倒だから」とかいって自分が広げた風呂敷始末できなくて嗤われるのはあなただから、
それはそれでいいけど、そもそも何のためにあんな問題出したの?
550 :
世界@名無史さん :2010/04/09(金) 21:01:14 0
>>548 嗤われてもいいよ。嗤う奴がレベル低いだけのことだから。
何のためって、レベル低ければ笑ってやり、レベル高ければ認めてやるためかな。
ところが書き下し文自体にあまり問題なくても、あれほど的はずれな馬鹿語を
書き連ねるとは予想外だった。
>>549 械闘は太古の昔からあるが。何か特殊語彙だと勘違いしてないか。
>>550 毎日、戦っていないと落ち着かないんだ。あわれ。
552 :
世界@名無史さん :2010/04/09(金) 23:02:57 0
要するに、勉強したらいいんじゃないの?
553 :
世界@名無史さん :2010/04/10(土) 14:37:23 0
>>550 能書きはいいから、訓読の過程について指摘しなさい。
それができない時点で二流どころか三流だな。
>>535 古代史は多かれ少なかれ、そんな感じじゃないの。
史料だって多くないだろうし。
でも、最近読んだある一般向けの本は、まったく鋭さも斬新さも感じなかったなあ。
その人の専門の論文は評価高いのかもしれんが、紀要論文ばかりの人。
うちの図書館には所蔵されてないのですぐには確認できない。
わざわざ取り寄せるほど興味があるわけでもないし。
一般向けの本ならそう言うもんだろ。 むしろ変に奇を衒っても著者の自己満足になるだけだし。
556 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 10:44:25 0
>>492 >(他人に)託するもへったくれもないはずです。従ってここは「託」を「たのみて」
>とか「かこつけて」と訓読して、
「託する」が「他人に」だなんて誰が決めたの。「託す」は単に「字音+す」。
「託す」の中に「たのむ」も「かこつける」も含まれている。大学一年生レベル。
「頼む」は何を頼むか、常識的には「かこつける」と同じではない。
>「託するに以て」と訓読するのはおかしいのじゃないですか
「じゃないですか」は不要。おかしい理由は託するの意味ではなくて、
「するに以て」は「託以」で一組とする用法で、以と為の間が切れるので不正解。
>「以為」は「おもえらく」としなくては、 前の節の内容とつじつまがあわなくなると
「以為」は中身を外に出せば「もってなす」。外に出さないなら「おもえらく」。
ただし境界線は曖昧。ここは外に対してかこつけて見せるんだから前者。基本。
557 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 10:50:33 0
>>492 >思いますけどねえ。
いちいち変な語尾をつけなくて宜しい。
>清代以降だったら、「未だ工みならざる」なんて読まないです。
読みます。トンデモ説やめなさい。
>「未だ工(な)さざる」 あるいは、「未だ工(つくら)ざる」と読みますけど。
そんな読みは古代でもほぼ無い。まして清朝であるはずがない。
>どちらが正解かは、この時点までに、王安石・曽布・呂恵卿が何をしていたのかを調べて
考え過ぎ。読めない奴ほど余計なことを考える。(以下次回)
558 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 21:37:16 0
東大東洋史の新しい中国前近代史の人事ワロタwww あんなのとっちゃってどうすんのwww 西嶋帝政、尾形勇の事実上の後任にしちゃレベル低すぎwww
559 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 21:58:01 0
>>558 ん?この四月からか?助教に前近代史の人が来るの?
いま東大HPみてびっくりした。 思い切った人事だなー 研究者としては優秀な人なんだろうけど、 まったく東大と縁もゆかりもない人みたいだね。
O大(学部)→OI大(院)→O大(准教授)→灯台(准教授) すごい出世魚。素直におめでとう。
562 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 22:14:45 0
また他人の悪口か。 人のこととやかく言えるほど、おまえらはエライのか?
563 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 22:16:51 0
>>562 は
>>558 みたいな連中に向けてのレス。
素直におめでとうとか言える度量の広さのない連中に対するレス。
西横綱にもK大のKさんが移籍したのか。
565 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 22:22:39 0
>>561 佐川英治って人は有名なの?
全く聞いたことがないんだけど。
著書無しで東大に縁も無い人で東大東洋史に
入りこんだって快挙だな。学部もFラン国立だし。
これは凄い。
S県立大から関東の私大のK大に数年前に移籍したひと。
>>567 わかった。近現代中国史の人だよね?へぇ、西横綱って
東洋史じゃないよね?
そういえば10月採用でO大の公募出てたな。そういうことか。
>>569 確かにあれ気になってたんだよな。
なんで、古代史の人いるのに古代史で誰か取ろうと
するんだろう、って。Sさんの後任は誰になったんだろう。
これも興味深い。
ちょっと前に話題になった琉球史の灯台助教がK大助教に。
西横綱に移動したKさんの後任が、 東大東洋史の助教だったWさんなわけか。 今年の東大東洋史は随分色々異動があったみたいだね。
業績的には講師くらいでもおかしくないのになんで助教なのかは 不思議。 東大東洋史の後任助教は誰になるのかしら。
マーチの一角H大も去年公募出てたが、あっちはどうなった?
人事異動 S先生(中国古代史)・O山大学文学部→T京大学文学部 K先生(中国近現代史)・K奈川大学経営学部→K都大学地域情報センター N先生(中国近現代史)・N山大学外国語学部→T田塾大学学芸学部 A先生(中国中世史)・O阪大学文学部→A山学院大学文学部 W先生(台湾近現代史)・T京大学教養学部→W稲田大学政治経済学部 W先生(琉球史)・T京大学文学部→K奈川大学経営学部 今年の主だった異動はこんなとこか。
>>573 ジン大に「講師」はないのでは? 特任助教とかいるし。
>>575 Nさん、東京に戻ったか。思ったより早かったな。
早速、新しい職場の方が研究環境がよいとブログで報告している先生もいらっしゃる。 つまり元の職場は・・・
>>575 あれっ、Kさんは経営学部だったか。
琉球史の人は外国語学部だったような?
>>576 そういうことか。なら助教になるな。
Nさんの地方出講は終わりってことだな。
将来的にはT大でM先生の後任になるんじゃないんかね。
>>577 へえ、もうそんなこと書いてる人いるんだ。
>>578 悪い。ミス。Wさんは外国語学部でした。
H大は、ホームページが更新されないし、シラバスも掲載されていないので、 採用されたのがだれか、分からない。だれか情報ある人ヒント頂戴。 茗渓も、OBを採用したよね
東大古代史の新任先生については論文読んだことないし顔も知らないが、 どういう政治力学がはたらいて声がかかったのか、純粋に興味ある。 個人的にはがんばってほしい。
西嶋御大ってO県出身だったか?
東大古代史の人事について、おそらく関係ないとは思われるが、情報としては、 S先生の学部時代の指導教授が西嶋門下の、これまたS先生だったよ。 東大との関係はこの一点以外にもあるのかしら。あとは史学雑誌に論文載せてるとかくらい。 補足あればよろしく。
585 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 23:28:26 0
>>583 その通り、岡山県の出身。よって最後のご奉公が岡山の就実大。
蔵書も就実に寄贈。
Sさんて、R大の? さすがにそこらへんとは縁切れてるんじゃないの??
587 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 23:32:35 0
>>583 そうだよ。それもあって退官後に就実に招かれた。
実家は地主ならぬ牛主だったそうな。
わはは。もう既に政治人事っていう前提になってる。 研究者としての能力の面からこの人事の妥当性を語る人はいないのかい? 史学雑誌や東洋史研究くらい手元にある人もいるだろ?
Nさんが着任した津田塾って、前任者誰だっけ?
590 :
世界@名無史さん :2010/04/11(日) 23:39:28 0
【捕鯨】 「人間も獲るのか!」 捕鯨抗議で来日の豪女性、肥満のせいで改札機にはまって身動きとれず…JRを提訴か [4/8]
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/parksports/1217581664/l50 先月、都内のJR駅改札で、オーストラリアから来日していた女性が改札機に挟まれるという事故があった。
幸い怪我などはなかったものの、レスキュー隊が駆けつけて改札機をこじ開ける30分程度の間、多数の利用者の好奇の視線にさらされて精神的苦痛を受けたとして、JRを相手取って訴訟を起こす予定だという。
女性はオーストラリアの環境保護団体のメンバーで、日本の捕鯨に抗議するために来日した。
都内の抗議集会場に向かう途中、JRの改札から出ようとしたところ、駅を乗り越していたため自動改札の扉が閉じた。
女性は勢い余って通り越そうとしたが、駅員から注意を受け、戻ろうとしたらしい。
そのとき、扉が女性の腹部にめり込んでしまい、身動きが取れなくなった。
女性は肥満気味で体重250キロを超えているという。改札機はぎりぎり通れる幅だった。
レスキュー隊が到着するまでの間、駅員が濡らしたタオルで頭や身体など冷やすなどしたが、女性は吐き気などをもよおしたという。
・女性のコメント:
「日本人はクジラどころか、人間も捕獲するのですか。JRは誠意をもって償ってもらいたいです」
>>588 手元にあるが、
魏晋南北朝時代で40代で優秀な人間という
枠で考えたときどう考えてもSは妥当じゃないと
思うけどね。この年になって著書の1冊も無い
中堅、若手ってだけでも問題だろ。
地方国立大ならばともかくとして。
じゃあ誰なら妥当なの?
593 :
世界@名無史さん :2010/04/12(月) 00:07:19 0
O山大学文学部卒業 O阪市立大学大学院文学研究科修了 こんな低学歴なやつがT大のエリート学生を 教えられるのか?www 東大東洋史最大の汚点人事になりそうだな。
でも東大生え抜きならいいってもんでもないでしょう。 これまで東大と無縁なのに呼ばれたってことは、 研究者としては有能ということだと逆に思えるんだが。
この人が有能だとかダメだとか言う人は、もう少し具体的な点について語ってほしいな。 例えば上の方でやってるみたいに、論文中の訓読や解釈を批判するとか。
O帝大の先生が都内の大学に移籍するって聞いてたんで、 てっきり灯台帰還かと思い込んでいたが。 いったいどこに移籍したのか知ってる人教えて。
597 :
世界@名無史さん :2010/04/12(月) 00:18:15 0
>>596 A木さんのこと?A山G院大学じゃなかった?
>>594 前近代史で人材取るんだったら、A山に行った
A木さんでよかったんじゃなかったと思う。
彼は博学だから、宋代だけじゃなく、魏晋南北朝随唐
くらいまでがんばってフォローしてくれただろうに。
そもそも昔北魏研究やろうとしてたくらいなんだから。
ありがとう。 旧帝からマーチに移ったのか。この人も以前O大にいたよね。
そういや西洋史人事でも灯台と縁のない西国の人を招聘してたな。 生え抜き主義から脱却しつつあるのかな。
あそこの東洋史はこれまでも生え抜きじゃない人を採ってるよ。 それは好意的に解釈すれば実力主義ってことだから、健全だと思う。 でも裏返せば自前ではトップクラスの研究者を養成できない、ともいえる。 まあ、あそこからは一流の人間はたくさん出てくるが、 超一流の人間はなかなか出てこない、ってことかね。
602 :
世界@名無史さん :2010/04/12(月) 01:11:27 0
>>601 えっ?例えば誰?
任期付きできてた中国だか韓国の人はもちろん外して。
603 :
世界@名無史さん :2010/04/12(月) 03:51:24 0
604 :
世界@名無史さん :2010/04/12(月) 21:21:19 0
新准教授さん、通典のどの版本を使ったのか知らないけど、 関東風俗伝は普通は連畛亙陌じゃないかな。 どうしても連畛互陌で訓読するとしても 「互いにす」では互い違いにするってことで意味ちょっと変だよ。 それとも池田温さんが確証もって連畛互陌って書いてたのかな。そうは思えないな。 同じ論文で周書・蘇綽伝の 「今逆寇未平、軍用資廣、雖未遑減省、以恤民瘼、然宜令平均、使下無匱」 正解は、未だ減省して以て民瘼を恤するに遑あらずと雖も、 然れども宜しく平均ならしめ、下をして匱無からしむべし。 地方帝大なら学部生レベル。わざわざ校訂して「宜」を補うくらいなら きちんと読まないと。ciniiのpdfを使ってゴメンね。 「またか」とか言われても初歩的に読めない人がいけないんだよ。
数百円とはいえ金払ってまでネットからpdfとってきてやってるんだkら、たいしたもんだよあんたはw
606 :
世界@名無史さん :2010/04/12(月) 22:22:41 0
没有
608 :
604 :2010/04/12(月) 22:42:26 0
>>606 いや、大学教員でも知らない場合がある。俺も去年か一昨年ぐらいに知った。
609 :
世界@名無史さん :2010/04/12(月) 23:17:18 0
>>604 皮肉で行ってるんだろうけど、どの版本使ったって富有連畛亙陌はあまりに有名な一文。
ましてや池田温さんが間違えるなんてとても思えないけど。
畛陌を連亙す(どっちも「つらねる」)という具合に置き換えができなければ
この四字熟語の意味が無いし。互いにすなんて論外。
610 :
世界@名無史さん :2010/04/12(月) 23:41:15 0
>>609 皮肉って、新准教授さんが論文で皮肉を書いてるってことですか。
まあciniiのpdfを見て下さい。
611 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 01:00:34 0
>>610 言い方がまずかった?
>>604 が新准教授さんに対して「新准教授さんが通典のどの版本を使ったか知らないけど」
とか皮肉って書いてるという意味です。
むしろ
>>604 の書き方は「連畛亙陌じゃないかな」とか「ちょっと変だよ」
とか表現が優し過ぎるくらい。
どう考えても「連畛亙陌」だし、ちょっとどころか「完全に変」。
612 :
世界@名無史さん :2010/04/13(火) 01:40:27 0
>>611 もちろん常識的にはそうなんだけど、W大の先生みたいに揚げ足取ったり
口うるさい人がいるから慎重に書いたわけです。
たとえ本当に「互」の版本が存在して、四字成語的感覚をぬきに無理に「互」で
読むにしても、「互いにす」って読まれると、「陌を交錯させる」ってことに
なるから、大耕地の富の形容詞というより山水画の中の入り組んだ田畑みたいで
ちょっとおかしい。でも「錯畛互陌」のような言葉が存在し得ないかというと
存在はしても良いと思う。意味は富から遠くなるものの。
それと、この言葉が階級闘争の形容みたいに有名になったのは後からの話であって
当初は有名かどうかを抜きに考えるべきだから、成語的感覚はむしろ排除するのが
厳密な読解だ。
613 :
世界@名無史さん :2010/04/14(水) 02:36:19 0
>>604-612 新任さんもいいけど、甘存の書評で漢文の読みをぼこぼこに批判されていた先生がT文献にいますよね。
あの先生は東横ラインでどんなふうに評価されているんでしょうか?
614 :
世界@名無史さん :2010/04/14(水) 09:09:09 0
ビーケーワンの書評でも同じ人(?)がより詳しく批判してるね。
615 :
世界@名無史さん :2010/04/14(水) 09:51:29 0
>>614 くっそ〜ググっても誰のことか分からん。
勤務先確定、分野は支那史、清朝以前で、新任でなくて、
で一冊の著書について恐らく一人による批判が2社のネット書店に出てると。
探したが見つからない。
616 :
世界@名無史さん :2010/04/14(水) 09:57:01 0
別に誹謗中傷してるわけじゃないんだからはっきり言えばいいじゃん。 平勢隆郎『都市国家から中華へ』講談社、2005でしょ。
へー、東大の先生も「都市国家論」を主張するんだ。
618 :
世界@名無史さん :2010/04/14(水) 19:21:07 0
ここに書き込んでる連中って、他人の仕事をとやかく言えるほどご立派な人間なのか? どうせ職なしのフリーターみたいな境遇の連中なんだろ。 他人の悪口書いて、そんなに楽しいか?
とんでもない。みな一家をなした研究者ですよ。他のスレと同じにされても 困るよ。
620 :
世界@名無史さん :2010/04/14(水) 20:15:36 O
2ちゃんねらー相手にマジレスする人って無くならないね。
621 :
世界@名無史さん :2010/04/14(水) 20:39:47 0
BK1では史記と砂田が批評されてるけど、中国人にやらせたっぽい誤訳だな。 それより、翻訳や訓読のない逸周書は、Hの手には負えないだろう。 Hごときのレベルでは無理。新任准教授>>>>>>H
Hをクビにして新任准教授を東文研に入れた方がよかったんじゃないの? つかHはよく東文研に闖入できたな。
新任准教授ってどなたですか?
624 :
世界@名無史さん :2010/04/14(水) 23:52:21 0
平勢隆男も佐川英治もどちらもいらん。もっとまともな先生を よこしてほしかった。
626 :
世界@名無史さん :2010/04/15(木) 16:28:17 0
両方まともな先生だよ。
ところで東文研てなんで英語名称変更したのかしら。 Institute of Oriental Culture → Institute for Advanced Studies on Asia まあ何か考えがあるんだろうけど、英語名だけ変える意味がよくわからない。
>>628 え、その理由ならすぐに思い当たるけど。
この投稿、いわゆるツリですね。つられてしまいました。
恥ずかしながら、マジで思い当たらない。 聞くは一時の恥。教えてくれない?
東大東洋史はこうなるべきだ。 学科長兼アジア海域史・濱S武S 中国古代史(宋以前)・青K敦 中国中世史(元〜明初期)・伊T正H 中国近世史(明中期〜清後期)・山M進 中国近現代史(清末以降)・本N英I 東南アジア史・桃K至R 南アジア史・辛S昇 中央アジア史・間N英Zor森Y孝O 西アジア史・S木董 こういう実力のある人格者たちを集めれば、 東洋史を学ぶ学生も人格と学問両方がすばらしいものと なるだろう。
いろんな意味で大胆な釣りだよな。
633 :
世界@名無史さん :2010/04/16(金) 00:35:24 0
>中国古代史(宋以前)・青K敦 >中国中世史(元〜明初期)・伊T正H >中国近世史(明中期〜清後期)・山M進 >中国近現代史(清末以降)・本N英I ワロタwww 癖者ぞろいの東洋史の中でもとりわけ問題児 をかき集めたって感じじゃないかwww 山Mさんとか今どこでなにしてんの? 最近、K本さん、Y田さん、T田さんとかに 対する激しい攻撃がないけどwww
>>630 オリエンタリズムと呼ばれたくないからだと思う。
まぁ、E・サイードが生きてたときならともかく、何で今更?って感じはする。
>>635 もしそうだとしたら、オリエンタリズム批判を曲解してるな。
「言葉狩り」の悪い例だよ。
アジア荒唐研究所
638 :
世界@名無史さん :2010/04/17(土) 13:19:05 0
アジアもオリエントも西洋から見て近東以東だから同じなのに。 オリエントよりアジアが流行してるからかな。流行を追う軽い大学。 それより「東洋」を変更すべきだろ。西アジアまで含んで東洋っていうのは それこそオリエンタリズムじゃん。
639 :
世界@名無史さん :2010/04/17(土) 13:26:48 0
そもそも支那史学者に「中央アジア言語も学べ」というのはオリエンタリズムだな。 勝手に「アジアはみんな一緒だから学べ」と言うこと。 もちろん博学は良いことだが、それが正義ではないし、他の種類の博学もある。 例えば数学や工学をかなり高いレベルで学んだ上で東洋科学史をやるとか。 実技の技法を学んで美術史やるとか。そういう博学は言語より一段上。
639がいいことをいった。
641 :
世界@名無史さん :2010/04/17(土) 14:42:12 0
事林広記の学校類訳注の1をciniiで開いたら、 7職掌のところの「凡斎衆納同置器皿」を 「すべて斎の学生がともにお金を納めて買った器皿」と訳してた。 これだと書き下しは「凡そ斎衆の納めてともに置ける器皿」になる。 正しくは「凡そ衆衲を斎するには、同じく(ひとしく)器皿を置く」。 きちんと訓読せず現代語訳で誤魔化すからこういう誤訳をするんだな。 わざわざ研究会を開いて作成した訳文だろうに。 pdfテキトーに開いた途端にこれだから、他にも多々ありそう。
642 :
世界@名無史さん :2010/04/17(土) 15:52:44 0
639はただの語学コンプ。
>>639 中国史研究者全員が学べとは誰も言ってないよ。
勿論分野による。
漢語以外にも読まなきゃいけない史料がある分野で
漢語史料しか使えない奴がいるのが問題なの。
そういう奴はかなり多いし、
そういう分野も結構多い。
>>631 中国古代史(宋以前)・青K敦
中国中世史(元〜明初期)・伊T正H
この二人は、関心や時代がかぶりすぎだな。
・・宋代は古代なのか(これは釣られたな。)
個人の業績などについてはあまりいいたくない。(人のことはいえないと思っているので)
誰か言ってやって。
645 :
世界@名無史さん :2010/04/17(土) 23:04:37 0
後漢末までを古代、唐末までを中世、宋から近世にしとけばポストが増えるのに・・・。
646 :
世界@名無史さん :2010/04/17(土) 23:54:25 0
>>642 の読める中央アジア言語は何。
ただの数学コンプじゃないの
647 :
世界@名無史さん :2010/04/18(日) 04:28:02 0
> 勝手に「アジアはみんな一緒だから学べ」と言うこと。 こんなこと言ってるやつどこにもいねーよ。
648 :
世界@名無史さん :2010/04/18(日) 14:32:33 0
>>647 いっぱいいるよ。
支那史に中央アジア言語が必須なら、
ヨーロッパ史にはスラブ語アラビア語ペルシア語エジプト語必須だ。
なぜならユーラシアの西半分はみんな一緒だから。
もちろんそれが可能ならそれが良い。
しかしラテン語も満足に読めない奴がそんなもの学ぶのは本末転倒。
649 :
世界@名無史さん :2010/04/18(日) 15:29:38 0
>いっぱいいるよ。 いないよ。いるというなら具体的な名前を挙げな。
>スラブ語アラビア語ペルシア語エジプト語 君が言語に無知であることはよくわかったよ。 それで言語を語るなアホ。
651 :
世界@名無史さん :2010/04/19(月) 01:25:01 0
>>649 揚げ足とっても意味なし。アジアは互いに関連が深い=アジアはみんな一緒。
>>650 具体的に。
エジプト語って・・・
653 :
世界@名無史さん :2010/04/19(月) 12:45:09 0
>>652 じゃあお前はエジプト史上の言語を一言で表わすなら
何と呼ぶわけ。
エジプト史上の言語は一言で表さないに決まってるじゃん。 何言ってんの?
イスラームによる征服をみとめたくないんじゃないのかな。
656 :
世界@名無史さん :2010/04/19(月) 20:11:39 0
>>653 じゃあお前はアメリカ史上の言語を一言で表わすなら
何と呼ぶわけ。
歴史学の方法論というものは、教授たちの間で、もはや論議されることはないのか? もう自分の中で確立されていて、語る余地がないとか?
今はグランドセオリーがないから、議論がかみ合わないんだよ。
659 :
世界@名無史さん :2010/04/21(水) 04:27:46 0
>>656 「欧文」って言葉の存在知ってる?
英語だろうがラテン語だろうが全部ひっくるめてる言い方。
言い訳がどんどん苦しくなってくるね。もういいよ。
661 :
世界@名無史さん :2010/04/21(水) 08:51:41 0
結局、視野も知識も狭いからそんなトンチンカンな例えしか出てこないんだよね。 あれこれ語学に手を出さずに漢語史料にだけ集中すればいいと主張するつもりが、 かえって自らそれじゃダメだと証明することになっちゃったね。
>>659 ほー、インディアンやマヤの言語も欧文なんだw
663 :
世界@名無史さん :2010/04/21(水) 19:21:51 0
お前ら、揚げ足取りに必死過ぎるぞ。 縄文語・沖縄語・アイヌ語を含めて取りあえず「日本語」と呼ぶことは 世間一般的には許容範囲に決まってるだろ。
664 :
世界@名無史さん :2010/04/21(水) 20:50:57 0
>>663 釣りか?まさか本当にそこまで無知なのか?
665 :
世界@名無史さん :2010/04/21(水) 22:43:29 0
>>664 釣りではない。何について無知なのか。お前はそれを書こうとしないのは何故。
古代エジプト語と現代語との関係は知識としては元々知ってるが、
そんなのを厳密に書くのは変だろ。エジプト語で問題なし。
ちなみに俺は研究者としてはお前より遥かに上を行く人間だ。
お前を特定しなくても分かる。
リアルで十分に相手にされていないのに 掲示板でまで相手にされないのってアワレだよ みんなでもっと遊んでやろうよ
>ちなみに俺は研究者としてはお前より遥かに上を行く人間だ。 論文名あげてみろ。できないだろ。www
アイヌ語を日本語に含めるなんて、ウイグル語やチベット語を中国語に含めるようなもの。 君にはここで研究者を騙るのは無理。もうちょっと勉強してからおいで。
669 :
世界@名無史さん :2010/04/22(木) 00:38:15 0
>>667 馬鹿者!無礼なことを聞くでない。
尋ねるならご著書を尋ねたまえ。文芸社辺りから出てるはずだ。
670 :
世界@名無史さん :2010/04/22(木) 00:47:39 0
細かく分類したければ言語板でやれ。
>>668 あんたの「日本語」の定義は。
「中国語」の定義は。
> 古代エジプト語と現代語との関係は知識としては元々知ってるが、 はいはい後出しじゃんけん乙 一生懸命うぃきぺでぃあでも調べたんですねw
672 :
世界@名無史さん :2010/04/22(木) 00:55:24 0
>>671 後だしジャンケンするぐらいなら、もう少し早めに知ったかぶりするだろ。
俺は基本的に他人と会話するとき、自分の知ってることについては言及しないし
相手が言及しても無視。
知識にもとづく議論をしないのが俺の主義。
673 :
世界@名無史さん :2010/04/22(木) 01:02:54 0
>>672 意味不明。語れば語るほど頭の悪さをさらけ出してるなw
> 後だしジャンケンするぐらいなら、もう少し早めに知ったかぶりするだろ。 普通の人はそうするかも知れないが、君はバカだからやっちゃうんだよ。 > 自分の知ってることについては言及しない つまり、これまでのレスでは自分が知らないことについて言及していたんですね。 知らないことをどうやって言及するのか論理的に矛盾しており、大変不思議ですが、 バカも突き抜けると不可能も可能になるのでしょう。素晴らしいですねw 結論として、 > 支那史学者に「中央アジア言語も学べ」というのはオリエンタリズムだな。 > 勝手に「アジアはみんな一緒だから学べ」と言うこと。 ↑みたいな大馬鹿者はいないんだ。そりゃーよかったよかったw
675 :
世界@名無史さん :2010/04/22(木) 02:12:52 0
>>669 自分の言動が正しくないと批判されると、「権威」で黙らせようとする。
痛すぎ・・・
それはそうと、
新しく院生が入ってきた。
中国近代史研究したいらし。
「いやあ、まだ中国一度も言った事ないけど、」
大学院行くくらいなら留学すべし。
最初は台湾で慣れて、次に中国本土が一番いいパターン。
今は昔と違って誰でも留学できる時代。
東京に一人暮らししているなら、中国で一人暮らしした方が安い。
語学も半年もいれば十分身に付く。
あと大学院生の語学力はやばいなあ。
中国史専攻しているのに中国語わからないのは痛い。
それ以前に英語がだめだ。
少なくとも英語ができてから中国語を習い始めるべきだ。
Fランクならなおさらで、入試英語さえできていないのに大学印とは情けない。
676 :
世界@名無史さん :2010/04/22(木) 13:52:03 O
2005年に出版された「中国史研究入門」(だっけ?)に研究動向が網羅されてるけど、 あれに名前のない論文・著者はダメの烙印を押されたのかい?
某旧帝の東洋史学に院進学したら進学者が私一人だった件について。
678 :
世界@名無史さん :2010/04/22(木) 18:23:29 0
>>677 東洋史や西洋史はそんなもの、いつも少数派。
ここは日本だから、日本史が多いのは必然。
とはいえ、旧帝大でぼっちとはさびしいですな・・・
たくさんきたところでそんなに沢山ポストないのだからある意味 正常ですよ。ただ、無能なのがきても育たないけれど。ある程度は 競争してもらわないとね。
研究者として全く育っていない無能な人間が大学教員のポストにはついている例はいくらでもあるから、 あなたでも研究職につける可能性はあります。どうぞ希望を捨てずに頑張ってください。
>>678 >>679 学部生も3年と4年あわせて3人って酷すぎませんか?
院生も修士が私をいれて2名、博士が行方不明者も入れると5・6名くらい?
これくらいです。
682 :
世界@名無史さん :2010/04/22(木) 23:05:17 0
>>681 それって東京のFランク私大や中堅私大の方が人員の数で言えばマシじゃないか?
683 :
世界@名無史さん :2010/04/23(金) 00:09:19 0
>>675 権威って何。文芸社って権威なのか。
もちろん俺は文芸社とやらから出版したことなどない。
>>674 ここでは論理で話してるんじゃなくて常識で話してるんだよ。
「知ってること」とは「元から普通に知ってること」。話題にしない。
人生の途中で「新たに知ったこと」は話題にする。
これが普通の常識人の態度だよ。
>>682 私立大のことは分からないですがそうかもしれないですね。
2年生・0、3年生・1、4年生・2、修士1年・1、修士2年・1
博士1・0、博士2・1、博士3以上・5、で、4年生は
就活で今年はほとんど授業にも出ないようです。
博士の人も、ほとんどの人が紀要論文ばかりで
査読誌に論文載せてる人はいないみたいです。
なんでこんなとこ来ちゃったんだろう。
685 :
世界@名無史さん :2010/04/23(金) 08:06:54 0
>>684 老婆心から言うけど、特定されるデータ出しすぎ。
君の大学はもうわかったし、HPが更新されれば君が誰かもわかる。
それに、君が馬鹿にしてる博士課程の先輩たちもここを見てるかもしれないよ。
院生ライフが始まったばかりなのに、研究室に居辛くなりそうだね。御愁傷様。
686 :
世界@名無史さん :2010/04/23(金) 14:28:28 0
>>684 そんなに今の環境が嫌なら、中国に留学しCHINA、YO!!
中国は生活費が安くていいぞ!!
ところで法政とか岡山は誰が後任になったの? 全然情報出てないけど。 東大、京大、三重、青学、津田塾以外も新任情報ギボンヌ。
岡山は10月採用で公募が出てた記憶。
岡山は、締め切られて、1ヶ月がたったが、何にも連絡がない。逝ってくる。
690 :
世界@名無史さん :2010/04/24(土) 15:06:07 0
TH大も大変だね。学部新入生ゼロ、おまけに院にただ一人入って来たのは、 2ちゃんにせっせと内部事情を書き込んで自分の研究室のダメぶりを宣伝するような人間。
阪大の後任人事はどうなるの? あそこは出身者をパーマネント職で採用しないんだっけ?
北大や広大も、ポスト減で対応ということか。 悔しいの。
北大のT氏、広大のO氏の後任無しとは酷いな。
>>691 阪大ってそうなん?A氏が青学に行ったし、
そろそろ内陸アジアの大物M氏も退官じゃない?
誰かとらないと3人でまわすの大変そうだけど。
上の方で、東大の新任さんが少し文句言われてたけど、 人材配置的にはよかったんじゃないかな。 少なくとも、中国古代史の先生は尾形先生以来空席だった わけだし、これで東大東洋史の古代史もさらに活性化 するんじゃないかね。
なんかさ、もう、大学院重点化したとこはどんどん閉鎖してけば いいと思うんだよね。みんな思ってると思うけどさ。 東大とか一部の旧帝とかだけが大学院を持てばいいんだよ。 むだむだ。
696 :
世界@名無史さん :2010/04/24(土) 23:30:00 0
質問です。 今、高校3年生なんですが、大学に入学した後、中国の銀貿易とか 流通について勉強したいと思っています。岸本美緒先生の 『東アジアの「近世」』という本を読んで、この先生に習いたい と思ったのですが、お茶の水女子大学に所属しているらしく、 性別的に無理なので、他にこうしたテーマについて勉強させて もらえそうで、かつ女子大じゃない大学をご紹介頂けない でしょうか?
>>696 いい本を読んだね。
貿易とか流通とかそういうことを考えたいなら、
関東圏なら、
一橋大学経済のS山さん、横浜国立大学経済のM上さん、
早稲田大学政経のM野さん、あたりがいいんじゃないかな。
関西圏なら、
京都府立大文のO本さんとかかな。
>>696 ああ、あと東大でもいいかもしれない。東大東文研には
K田さんがいるし。
あまり話題に上らないけど、 大阪市立大って、いい人材を時代満遍なくそろえてるよね。 東大に就職した先生とか、ちらほら中堅〜若手も出てきてるし。
>>699 同意。
最近のポスト獲得だと、東大、神大と重要大学に
人材送り込んでるし、目立ってるね。
N村先生はそろそろ退官だろうけど、I上さん、
H田さんあたりがしっかり引き継いでいけそうだし、
安定感があるように見える。
>>699 神戸も取ったしね。
N村先生の研究室が開花しているのだな。
その前年は仏大に1人入れた。
仙人になったら、雑用が忙しくなるとか言ってないで、学会をリードして欲しい。(一般論ですよ)
そこらへんの人材は宮廷からお呼びがかかるんでない?
>>696 銀とか流通とかやるのも良いかも知れないが、
いまやっている人が沢山いる分野は余り有望ではないよ。
野党的な私大出身なので、そんな考え方になってしまっている。
銀とか流通とかいま流行ってるかな??
まあ、広大・大阪・北大の3ポストは、みんな宋代だったわけで、 宋代の人間は、我こそはと思っている所なんだろうけど。 また、宋代研究者の養成の場がすくなくなったことは困る。 早稲田のK先生も年齢の関係から、そろそろ、弟子を取りづらくなる。 とすると、話題の市大の、H田研究室が中心とならざるをえない。 そもそも仙台をのぞき宮廷で、宋代史の専門家がいなくなってしまった。 仙台も前にレスがあったような状況。
市大の宋代史の先生は、仙台宮廷出身なんだっけ? 同門の先生に誰がいるのかよく知らないけど・・・
宋代のスタッフが今一番そろってるのは仙台でしょうね。
ベテラン・中堅・若手とバランスがいい。
>>706 土佐の先生も仙台休廷のご出身だったと思います。
>>706 市大の宋代史H氏は、仙台宮廷出身。
あの世代の、仙台宮廷は3名の宋代史の専任教員を出しており、現在、ジミに活躍中。
開封史の人?
さくらんぼ大学の北京城史の先生じゃないかな?
711 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 01:21:47 0
橋大の言G社K学はえらく中途半端な奴を採用したな。 てゆーかこいつ文学か。道理で半端なわけだ。 同じ分野の教授がいるから、研究内容が理解できたんで採用されたんだな。 分野が違うとそもそも論文を読んでもらえないから不利。
その人は明代がご専門では。
>>701 佛教は知らなかったな。准教授で就任してたのか。
やっぱり大阪市立大は最近人材放出がうまくいってるみたいだね。
>>705 そう考えると、ここ1・2年での、
津田先生、岡さんを失ったことと、
Aさんが関東に帰ったことがやっぱり打撃かもね。
旧帝、準旧帝クラスの宋代史研究者がほとんどいないなんて、
ちょっと厳しいよね。東大は古代史の先生に続いて、
宋代史からも一人とればいいとか無理を承知で
言ってみる。
>仙台宮廷は3名の宋代史の専任教員を出しており、 えっと、誰だっけ? Hさん、Eさんはわかるけど。 ほんとうに度忘れした。
718 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 01:35:26 0
>>715 しろうと考えだと、優秀でしかも出身者であるAさんとればいいのに・・
と思うが、まあ、いろいろタイミングとかあるんでしょうね。
721 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 01:40:36 0
>>715 宋代も明も清もいらん。全体に古代中世を充実させるべき。
もちろん東大の新任みたいな奴でなく、もっと実力ある奴を有名大学に入れるべき。
例えば誰を入れるべきか、、、て話になると、実力ありながら不遇の人を挙げる
って話になるわけだが。
>>716 今見てきた。確かに、経歴諸々含めて首をかしげたくなる
人事な気がする。
724 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 02:30:55 0
>>723 経歴と別に、ほぼ碌な論文書いてないよな。
しかもああいう学部は文学取らずに歴史学や文化史文明論なんかも採用できるはずだが
なんであんな凡庸な文学を取るのかな。
725 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 02:38:35 0
>>722 まあ国史のほうだが森公章さんてなにも東洋大学にいなくていいんじゃないか
百万石大学って独特なポジションだよね・・・
あそこはよほど居心地がいいのか、腰掛けのつもりで(?) 就職した人が定年まで勤め上げたりするからなぁ ある意味人材の墓場
728 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 06:55:16 0
>>683 東洋史学界の常識を知っている人は
> 支那史学者に「中央アジア言語も学べ」というのはオリエンタリズムだな。
> 勝手に「アジアはみんな一緒だから学べ」と言うこと。
> 縄文語・沖縄語・アイヌ語を含めて取りあえず「日本語」と呼ぶことは
> 世間一般的には許容範囲に決まってるだろ。
> 古代エジプト語と現代語との関係は知識としては元々知ってるが、
> そんなのを厳密に書くのは変だろ。エジプト語で問題なし。
こんな非常識なことは言わない。また、一般人としても2ちゃんねるなり
匿名掲示板についての常識を持っているのであれば
> ちなみに俺は研究者としてはお前より遥かに上を行く人間だ。
などというお笑いな言い訳はしない。
ようするに君は非常識な人間なのです。かてて加えて論理的なお話も出来ない。
まずはそれを自覚することから始めましょう。
729 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 17:10:26 0
>>728 「学界」の常識でなく一般常識。
「匿名掲示板」の常識でなく一般常識。
百万石大学には有望な若手が二人いるんだよな。 古代史の人を東大に戻すってのもありだったのではないだろうか。
731 :
世界@名無史さん :2010/04/25(日) 19:29:29 0
蔵経洞っていうサイトを開いてる唐代敦煌の研究者は 中々良いのではないか
K西大学は金持ってるねえw しかし古代史?のH田さんはいつも良い笑顔だ あの人は普通にサラリーマンになったら幸せだったと思う
>>730 新任の人はべつに出身が東大じゃないだけで、
研究者としては全く問題ないと思うけどねえ・・・
生え抜きに拘るのも分かるけど。
734 :
世界@名無史さん :2010/04/26(月) 00:05:09 0
>>733 そうそう。チベット専門の法学部の先生も、その基準なら大きな問題があるわけではない。
小さな問題は山盛りだが。
>>734 灯台の新任の先生が先行研究をすっ飛ばしたり、一次史料を使ってなかったりということですか?
737 :
世界@名無史さん :2010/04/27(火) 19:52:33 0
>>696 優れた研究者が優れた教育者とは限らないよ。
話にも出ている浪速市大のN村先生はキチンと指導をしていると断言できる。
浪速帝大も、転出した人を除いて、まあ指導をしている。
そういうところからはそれなりに就職する人が出てきている。
高校生だと難しいかもしれないが、その研究室の院生がどういうところに就職しているかを見ておくといいと思う。
20年前だったら、みゃー大のMM夫先生なんか、よかったね。貨幣史のK田先生や、逝去されたT田先生、Y田・Y本両先生、I上徹先生、I田先生もいたと聞く。
指導力はすごかったのではないかと思う。
浪速市大も浪速大もあれには及ばない。提示されている諸先生の研究室に指導力があるか、これは要確認だ。
738 :
世界@名無史さん :2010/04/28(水) 00:02:19 0
>>696 試しに各大学の東洋史研究室のホームページを見てごらん。
開設されていないのは一つの見識。
でも開設したはいいが、ずーっと更新されていないのは、研究室に何か問題があると思っていいのでは。
よどんでいる研究室に行くと、つらいよ。マジで。
またいい先生がいても、たった独りでは何も出来ないのが大学というところ。
複数の先生がそれなりのレベルで勉強を教えてくれるところがいいよ。
739 :
世界@名無史さん :2010/04/28(水) 02:25:01 0
東大をわざわざ灯台とか書いたり、 阪大を浪速帝大なんて書いたりする必要ないだろ。 2chだからって、変な当て字や仮名にすることはない。 誹謗中傷や悪口でない自信があるなら、普通に書けよ。
740 :
世界@名無史さん :2010/04/28(水) 03:30:57 0
>>729 どっちでも一緒だ。
一般常識があれば
>>728 で指摘されたようなことは言わない、もしくは言えない。
>>731 何がどう良いのか言わないと、本人あるいは関係者の売名行為と思われるよ。
742 :
世界@名無史さん :2010/04/28(水) 14:26:52 0
>>739 ピンポイントで気に障った? ゴメンなさいね
743 :
世界@名無史さん :2010/04/29(木) 00:12:42 0
>>741 全く無関係の人間だよ。
たまたま探したら出て来て、ちょっといいかも、と思った。
でも本当にいいか知らないので、みんなの評価を聞きたいと思った。
なので、何がどう良いか、俺には分からなくて、逆にみんなに聞きたい。
744 :
世界@名無史さん :2010/04/30(金) 18:19:21 0
歴史の専門家には、知識やイデオロギーはあっても、ロジックはない
745 :
世界@名無史さん :2010/05/01(土) 22:32:00 0
冗談言うなよ。ロジックのない史料解釈、時代解釈なんてありえない。
それができる奴がいない、という批判だろ、たぶんww。
747 :
世界@名無史さん :2010/05/02(日) 09:15:25 0
>>744 それを言うなら、知識やロジックはあっても、イデオロギーはない、と言うべきじゃないのか。
今の時点で歴史研究をやる意味は何か。課題は何か、を誰にでも分かるように説明できる奴が
いないもの。
>>747 去年出た桃木さんの『わかる歴史,役に立つ歴史』は,その説明に成功していると思うが。
あと,西洋経済史だが小田中さんの『歴史学って何だ』とか。
現実に役立たなきゃ歴史学なんて無意味、という思い込みは歴史の解明への妨げだろうな。
750 :
世界@名無史さん :2010/05/02(日) 10:34:43 0
桃木さんの新著のことは知らなかった。 小田中の本は読んだけど、駄作だと思う。 ただ、この手の本は、英語圏でもけっこう出ている。 冷戦時代史研究のジョン・ルイス・ギャディス『歴史の風景』(大月書店)以外にも、 これからどしどし翻訳が出てくる筈だよ。英語圏でも、歴史学研究に意魏が問われているし、 今度の社会経済史学会でも、社会経済史の意魏をめぐるパネルが開かれるくらいだものな。
歴史学の有用性なんていう「高尚な」議論ができる状態かい? デタラメな研究が大手を振って跋扈してる今の東洋史学界が。 東洋史の研究はそりゃ意味があるだろうし役に立つだろう。 しかし、今いる東洋史研究者のほとんどは東洋史の研究に役立ってない。
>>748 桃木本は小谷野敦がボロクソに貶してたな。
小田中さんのは『歴史学のアポリア』もそうだけど、分かる人にしか分からない本だな。 ポストモダンチックな問題設定を衒学だと鼻で笑う人には伝わらないと思う。 ま、全員を納得させる本なんて誰も書けないだろうけど。
754 :
世界@名無史さん :2010/05/02(日) 15:21:37 0
小谷野敦の書くことなら、なおさら当てにならない。 751の言うことは、確かに当たっていると思う。
>>754 HさんとかH快感さんは、ここんとこさんざん話題になったからよくわかったんだけど、他に「跋扈してる」ほどの大物で、デタラメな研究の代表って誰?
ちょっと自分の分野から離れるとわからなくなるから、ぜひ教えてください。
>桃木本は小谷野敦が どこで批評してたっけ?
小谷野なら一般誌か新聞じゃないのか
758 :
世界@名無史さん :2010/05/02(日) 22:59:18 0
歴史学の意義とか、そういう法螺吹き論議ばかり話題になるな。 歴史学に意義も思想もいらないよ。 そのことをきちんと説いてくれる人がいるなら読んで差し上げよう。
759 :
世界@名無史さん :2010/05/02(日) 23:50:25 0
760 :
世界@名無史さん :2010/05/03(月) 21:32:22 0
この業界、歴史学の意義とかいう以前の研究者が多すぎ。 研究会でよく一緒になるある地方私大准教授さんは、 就職してから十年近く一切論文を書かず、去年ようやく紀要論文を一本書いた。 抜刷をもらったから読んでみたら、もうひどいのなんの。 出来の悪い院生レベルの「一考察」論文。 歴史学の存在意義と歴史学者の存在意義は区別するべきだと、心底思う。
Kさん?
そう、Kさんだよ。あの人、学会発表も全然してないでしょ。 十年くらい前の大恥発表がトラウマになってるのかね。 私は直接聞いてないけど、そのひどさはもう伝説になってるよね。
そういや、上の方で話題になってた、鉄道史のCさんはムーミン大学に
就職したみたいですな。よかったよかった。
>>762 専門の時代と地域は?
むーみん大てどこ?
ニットウコマセンのひとつ。
公募でてたっけ?
767 :
世界@名無史さん :2010/05/04(火) 09:44:43 0
>>767 地方に若くして専任で行って、その後、論文が出せなくなった人って、
どのどの時代にも少なからずいるのでは。
うちの時代にも、思いつくだけで3人いるよ。
ちなみ六代になりそこねた時代だけど。
でもイニシャルが違うな。
就職後約二十年間ほとんど論文を書いてない地方私大教授Sさんなら知ってるけどな。 まあいずれにせよ、そんなのがいくらでも思いつくような業界なんだよ。 そういう連中の業績表片手にレンホー先生に問い詰められたら、反論する自信ないよ。
その地方の旧帝出身というだけで、近隣私大にもぐりこめた時代があったからなあ。
771 :
世界@名無史さん :2010/05/04(火) 15:53:12 0
「れんぽー」ね。 就職後早々と衰えた人なら東大京大の教授にもいるよ。
就職後衰えた人ならまだマシなんだよなあ。 就職前から大した業績上げてなくて、就職後は全く沈黙なんて人もいるよ。
773 :
世界@名無史さん :2010/05/04(火) 16:48:03 0
歴史学なんてただでさえ世間的には存在意義が微妙だしな。 ましてや外国史である東洋史なんて、一番の研究をしてようやく認められる分野だろ。 それが、二番三番どころかそもそも研究すらしてないんじゃ、話になんないよ。 まずそいつらを排除しなきゃ、歴史学の意義なんていくら主張しても無駄。
774 :
世界@名無史さん :2010/05/04(火) 17:53:07 0
一般人は東洋史の研究者になんの期待もしとらんよ。 教科書や参考書書いたり、一般向けの概説書やムック本書いたりしてくれるのが、 一般社会にとっては一番有益な仕事だろ。
775 :
世界@名無史さん :2010/05/05(水) 10:43:17 0
>>774 そうそう
だから、学者である必要も、ましてや有名大学の人である必要もない。
新聞記者、アナウンサー、ジャーナリスト、なんでもいい。
タレントでもいい。
歴史って、そういう分野だよね。
連休で厨房がわいてきてるね。
院生とか若手研究者は理屈っぽすぎるんだよ。 理屈ばっかり言ってて、いつもイライラしてて、誰かの陰口や人身攻撃ばかり。 だから、この手のスレってものすごく陰湿でギスギスしてるだろ。
> 誰かの陰口や人身攻撃ばかり 全然理屈じゃないじゃん
>>775 素人が本を書くことができて、それが受け入れられる分野というか
一番タチが悪いのは、歴史学者じゃない学者が書いた「歴史書」。 最近、政治学者が書いたのと宗教学者が書いたのを続けて読んだが、どっちもひどいもんだった。 そんなのが、専門家が書いた歴史書であるかのように売られてるんだからねえ。ほとんど詐欺だよ。
781 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 12:04:03 0
>>780 素人でもOKなら、専門が違っても「学者」なら余計信頼できるからな(笑)
>>780 違うよ。
いちばんタチが悪いのは、「真の」歴史学者が書いたトンデモ「歴史書」。
783 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 12:43:40 0
理系の研究者が書いた歴史書は特にタチが悪いな。 専門の歴史研究者ですら、自然科学的手法と聞いただけで思考停止しちゃって コロっと騙されることが多い。
784 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 13:05:54 0
しかし、理系の学者なら素直にすごいと思うが、 文系の歴史とか文学の研究やってるような学者は全然すごいとは思わない。 本人たちは一般人や他分野の学者を馬鹿にし、蔑視してるけど、 実は一般社会から一番軽視されてるのが文系の歴史とか文学の研究者。
別に、一般人や他分野の学者全員を馬鹿にしたり蔑視したりしてるわけじゃないよ。
俺たちが蔑視してるのは、何も知らないくせに分かったつもりになってる
>>784 みたいな馬鹿だけ。
786 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 14:15:59 0
困るのは、素人にはひどい本なのかどうかの識別が難しいということ 売れちゃうと、それだけでいい本と評価されるようになる可能性すらある
「面白ければいい」byシロウト
788 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 15:11:43 0
専門家はあまり素人の本を批判しないからねえ。 そういうことは「大人気ない」とでも思ってるのかしら。 その不作為が、変な本がはびこるのを助長してるんだよ。 ダメな本は著者が誰であれ徹底的に批判してくれなきゃ。 それが専門家の社会的責任だよ。
789 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 15:23:54 0
>>785 も含め、その「俺たち」というのが、
他人を蔑視することしかできない連中だっていうのは、
同業者同士の罵倒で埋め尽くされてるこのスレを見ればよくわかるわ。
君みたいな馬鹿にはそう見えるかもね。 馬鹿は蔑視され罵倒されても仕方がないよ。
理系と比べると社会に対する影響がね 皆無ですから
「専門家にしかそのよさがよくわからない専門家の本」ていうのが実際あるからなあ
売れればいい本、売れなければ悪い本、という考え方がシロウトの陥りやすい間違い
ここの連中みたいに東洋史の意義とかなんとか偉そうなこと言ってるから、 だんだん社会のニーズからかけ離れていくんだよな。
文章に長けてる人と組んででも面白い本書けよ
>>793 ああ、やっぱりそういう「シロウト」蔑視の考えにドップリ浸かってるわけね。
狭い研究者や院生の世界で愚痴ったり、陰口きいたり、ネットで他人を罵倒したり、
そうやって俺たちは一般人のシロウトとはちがう高尚な人間だって悦に入ってるんだ。
素人でも刊行できるというのは、この分野の許容性を示しているのでは?
てか理系は社会のニーズに沿ったことをやってるという幻想、 本気で信じてるとしたら今時かなり痛い奴だなw
だいたい、歴史の専門家はみんな素人を馬鹿にしてるよね。 反論できないよな。
>>794 学者である限り、社会のニーズなどわかるわけがない。
だいたい、本名をわざわざアルファベットに置き換えて陰口というのが、 高尚な専門家のやり方なんだよな。
だいたい「シロウト」蔑視なんだよな。
>>801 「社会のニーズ」が何なのかを明確にしてくれ
>>789 他業種の人間の罵倒よりはましだと思うがね
>>796 ああ、やっぱりそういう「シロウト」迎合の考えにドップリ浸かってるわけね。
そうやって俺は一般の専門家とはちがう高尚な人間だって悦に入ってるんだ。
面白くなければいかん、という発想はそもそも間違い
面白くないのに何でやってるの?
>>811 いや、ここでの面白さとは、テレビドラマ化されるくらい一般受けする、例えば、東野圭吾とか山崎豊子とかの面白さのこと
813 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 20:14:08 0
具体的に考えよう。 素人の代表として、半藤一利や池上彰はどう評価されるの?
>>812 でも、歴史にもそういう要素はあるでしょ
そこをプロがアピールできれば良い事だと思うんだけど
とりあえず陳舜臣のシリーズをなんとかしてください
816 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 22:32:18 0
陳舜臣の小説は、高校生に手っ取り早く中国史に興味持ってもらうには最良。
818 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 23:44:16 0
陳舜臣のは全然面白くない。司馬遼太郎より数段落ちる。 てゆうか中国史で面白い作家いないよ。 宮城谷なんぜ全然だめ
819 :
世界@名無史さん :2010/05/08(土) 23:54:48 0
面白くないということは、専門家の本と同じということね
このスレ、実名が出ると鈍るな
所詮、陰口スレだからな。 不遇をかこっている院生やら若手がガス抜きに使ってるスレだし。
>>818 ローズマリー・サトクリフの様な中国歴史小説家っているのかねぇ?
824 :
世界@名無史さん :2010/05/09(日) 19:47:53 0
そういえば、陳舜臣の小説をもとに卒論書いて提出した学生がいたなあ。 就職先決まってたから、受理されたようだけど。
825 :
世界@名無史さん :2010/05/09(日) 19:55:03 0
普通のサラリーマンになる人なんだから、それでいいじゃないの。
826 :
世界@名無史さん :2010/05/09(日) 21:53:26 0
<整理> 半藤一利:否定的な評価なし 池上彰:否定的な評価なし 陳舜臣:面白くない 司馬遼太郎:否定的な評価なし 宮城谷昌光:全然だめ 評価はなるべく具体的にお願いします。
う〜ん、そういう整理の仕方が、そもそもこのスレに合わない気がする。
828 :
世界@名無史さん :2010/05/09(日) 22:24:23 0
だいたい、一口に面白いと言っても、 「史実からはかけ離れてるけど小説として面白い」 「小説としての評価はともかく、傾聴すべき面白い解釈を提示してる」 などなど、無数のかたちがある。 ただ単に面白いか面白くないかなんて分け方、まーーーーったく無意味。
829 :
世界@名無史さん :2010/05/09(日) 23:04:12 0
>>826 小林よしのり:政治的に正しい
黄文雄:政治的に正しい
田母神俊雄:政治的に正しい
桜井誠:少し間違ってるけど正しい
ていうか歴史を創造するのは俺らwww
研究者じゃ歴史は作れない。
830 :
世界@名無史さん :2010/05/09(日) 23:57:27 0
誰か『歴史研究という不幸』という新書を書かないか。 実名入り、人名索引付きで。
831 :
世界@名無史さん :2010/05/10(月) 01:18:57 0
>>830 水月昭道さんの『高学歴ワーキングプア』の二番煎じか?
832 :
世界@名無史さん :2010/05/11(火) 21:06:55 0
あんな奴の書いた本と同じレベルの議論するなよ。
お知り合いで?
834 :
世界@名無史さん :2010/05/12(水) 22:07:53 0
なわけないだろ。
835 :
世界@名無史さん :2010/05/13(木) 10:04:47 0
>>歴史を創造するのは俺ら 極悪人やっても、歴史は創造できるよWWW
836 :
世界@名無史さん :2010/05/15(土) 02:33:23 0
>>828 陳舜臣は、どっちの評価でも駄目だと思う。そろそろ忘れ去られつつある作家。
でも他に面白いのが遼太郎ぐらいしかいないので、たまに話題になるだけ。
837 :
世界@名無史さん :2010/05/15(土) 20:37:50 0
面白い面白くないの具体例を求む
838 :
世界@名無史さん :2010/05/15(土) 21:17:36 0
<整理2> 半藤一利:否定的な評価なし 池上彰:否定的な評価なし 陳舜臣:面白くない 司馬遼太郎:否定的な評価なし 宮城谷昌光:全然だめ 小林よしのり:政治的に正しい 黄文雄:政治的に正しい 田母神俊雄:政治的に正しい 桜井誠:少し間違ってるけど正しい 評価はなるべく具体的にお願いします。 (注)ここで「面白い」とは、少なくとも次の2つを含みます。 「史実からはかけ離れてるけど小説として面白い」 「小説としての評価はともかく、傾聴すべき面白い解釈を提示してる」
>>838 ここを見る奴は俺も含めて、素人の本などはじめから馬鹿にして目を通してないww
840 :
世界@名無史さん :2010/05/16(日) 11:09:06 0
漢文訓読金科玉条馬鹿の次は、歴史エンターテイメント愛好家の書き込みか。 いやになっちゃうな。もう。
841 :
世界@名無史さん :2010/05/16(日) 11:41:47 0
>>838 こういった著作の評価は,他のスレッドの方がより相応しいんじゃないかな。
歴史学は多かれ少なかれ「述べて作らず」を重視する学問だから。
>>839 私はどちらかというと,馬鹿にして読まないというよりは,
史料を読んだほうが面白いと思ったからこういう仕事をしていますけどね。
結局、歴史研究者と歴史愛好家の溝は深まるばかり(笑
843 :
世界@名無史さん :2010/05/16(日) 15:50:07 0
歴史研究者が研究してる「歴史」と歴史愛好家が愛好してる「歴史」は別物だからね。 同音異義語といっていい。一緒にして語ろうとするのがそもそも間違い。
小説はフィクションと銘打ってるからまだいいんだが、 性質が悪いのは単なる妄想なのに研究したつもりになってる本。 専門家はそんなの相手にしないから表立って批判しないし、 一般の読書人は判断能力がないから信じちゃう。 まあ愛好家さんたちが歴史にどんな妄想を抱こうと結構なんだが、 困るのは歴史専攻の学生の中にその類のを信じちゃう奴がいることかな。。。
たいていの歴史愛好家はタチが悪い この人なら信頼できるっていう愛好家がいればいいんだがねwww
846 :
世界@名無史さん :2010/05/16(日) 17:51:09 0
>>844 そうそう、研究者のふりをしている偽者も多い。
出版社の編集者すらだまされていることが多い。
愛好家を個別に批判したってきりがないし、逆切れされても面倒だ。 そんな無意味なことに時間をかけるくらいならば、自分の研究分野の文献を渉猟するよ。
>>847 素人としては、それでも、手間のかからない範囲で教えてほしいと思うのですが、、、、
849 :
世界@名無史さん :2010/05/16(日) 18:07:30 0
>>838 ここで書かれている作家は、概して吹けば飛ぶような存在ですね。
陳舜臣は忘れかけられているとはいえ、中公新書で出した、『アヘン戦争』や日清戦争を
扱った『江は流れず』なんかは、まだ面白い方だと思います。
でも、東洋史というか、中国や朝鮮の歴史を扱った小説で面白いものなんてないな。
841さんが書いていらっしゃるように、史料を丹念に読んで、あれこれ想像をめぐらし、
真実はこういうことだったんじゃないのか、と新しい時代像を提起する方がずっと面白い作業ですから。
ただ、史料解釈を説得力ある文章にまとめる表現力が、最近の歴史研究者に不足しているという批判は
当たっていると思います。小生も含め、精進が必要です。
850 :
世界@名無史さん :2010/05/16(日) 18:13:12 0
>>848 スレ違い
すくなくとも、ここでの回答は期待できない
専門家は専門家の陰口しか言わない
>>849 いわゆる歴史愛好家の書いた本が「売れる」ということが、どれだけ意味のないことかをみんな知ってほしいね。
売れたり話題になることと価値があるということとは、ほとんど関係がないんだ。
852 :
世界@名無史さん :2010/05/16(日) 18:23:01 0
ということで歴史愛好家の本は読まないほうがいいという結論。 高校生は特に気をつけて。
それって、歴史愛好家全員?
854 :
世界@名無史さん :2010/05/16(日) 19:16:32 0
高校生から大学学部生あたりが夢中になって読みたがるような歴史書を 東洋史の研究者が書かなくなったことについては、我々東洋史研究者も 大いに反省しなくてはならないんじゃないでしょうか。 あと、歴史を扱った小説ですけど、中国や朝鮮の近現代史については、 これからを期待するほかなさそうですね。当分は、西洋、とりわけドイツの大文豪 シュテファン・ツヴァイクの『マリー・アントワネット』『ジョセフ・フーシェ』 『メアリ・スチュアート』『バルザック』や、トーマス・マンの『ヨーゼフとその兄弟』といった 作品と肩を並べる小説はないでしょう。 ノンフィクションなら、第一次世界大戦前後のヨーロッパ史を扱った、アメリカのバーバラ・タックマンの『八月の砲声』 『誇り高き塔』でしょうか。 あ、あと、日中戦争を扱った彼女の『風に逆らう砂』もいいかもしれない。 でも、どれも大作だから、読書嫌いでネットとゲームしかやらない「ゆとり教育」世代の頭で理解できるとは思えませんけどねえ。 何を言いたいのかよくわからなくなってしまってすみません。
855 :
世界@名無史さん :2010/05/16(日) 19:25:50 0
グレシャムの法則は歴史書にもあてはまる。 「売れてるけど学術的に無意味な本」の悪影響について、 研究者はもっと意識すべきだと思うね。 あんな本は無価値だといって冷笑してればいいというもんじゃないよ。
857 :
世界@名無史さん :2010/05/16(日) 19:54:59 0
>>855 だから、前スレのような議論が盛んになされたんでしょうが。
近世史あたりだと、新書にも面白いものがあるけれど、
近代史となると少なくなるね。日本史だとそういうことはないのに、
中国、朝鮮、だとなぜそうなるのかしら。
漢文訓読に神経すり減らし過ぎて、
文学的なストーリーテリングの技法を学ばないからなのだろうか。
>>846 > 出版社の編集者すらだまされていることが多い。
出版社の節穴ぶりは目に余るな。編集者「すら」なんて言える状況じゃないよ。
最近、わずか二〜三年のうちに四冊も単著を出した若手研究者がいて、
すごいなあと感心しながら続けて読んでみたんだが、驚いた。全部ひどい出鱈目本。
もう出版社は良書悪書の選別機能を全く果たしてないよ。少なくとも歴史書の分野では。
一般的には研究者のレベルは下がっていて、 編集者のレベルも下がっていて、 歴史愛好家のレベルは上がるわけないし、 一般の読者のレベルは低いのが当たり前で、 どこにレベルの高い人間がいるのか、まったくわからない世の中。
860 :
世界@名無史さん :2010/05/16(日) 21:01:17 0
それって学術成果公開促進費による出版?まさか、そうじゃないよね。
>>854 「ゆとり」で、耐えうる人間の数は間違いなく減ってきているはずだけど、
たぶん、理解できる奴はかならずいるんだよな。
862 :
世界@名無史さん :2010/05/16(日) 22:23:45 0
>>861 大学で歴史を教えている者にとって、これは勇気づけられる発言ですな。
863 :
世界@名無史さん :2010/05/17(月) 00:03:10 0
「ゆとり」のせいにするのはどうなんでしょう? 私は80年代以降の地域社会の完全崩壊とネットの普及が原因だと思うのですが。 とにかく本を読まなくなった。「答え」だけ知ればいいと思っているから。 一度ネットで調べて自分に(ある意味都合のいい)「答え」を見つけると, もう他人がどんなことを言ってもその考えを曲げない。 対話できない(正しくは時間のかかる)学生が増えて大変だと思うことしきり。
> 私は80年代以降の地域社会の完全崩壊とネットの普及が原因だと思うのですが。 違うだろ。ゆとりのせいとも思わんけど。 > 一度ネットで調べて自分に(ある意味都合のいい)「答え」を見つけると, > もう他人がどんなことを言ってもその考えを曲げない。 > 対話できない(正しくは時間のかかる)学生が増えて大変だと思うことしきり。 これも前の世代の場合は「ネット」の部分が適当な本や作家に置き換わるだけ。
昨年、法政大文学部東洋史で、公募があったのだが、一行に新人教員の名前が分からない。前近代だけど。 ホームページも昨年のママ。 まさか流したってこと無いよね。
おおいにありうる
>>838 >宮城谷昌光:全然だめ
これは、他の評価と比べて納得がいかない。なぜ嫌う?
インテリに好まれ、支那史、支那文化の知らなかった部分が多く、
史実に関係ない部分の人情の機微などの補完には見るべきものがある。
孟嘗君、楽器などは読んだか?
868 :
世界@名無史さん :2010/05/17(月) 21:32:16 0
>>864 若い世代が歴史、といっても外国の歴史を勉強することを厭うのは、日本に限らない。
「適当な本や作家」でもいい。何か依拠できる理論や描写力を持つ思想家や作家がいれば。
でもそんなものに関心を抱く大学生なんて本当にまれ。
みんな子供の頃から携帯、ツウィッター、インターネットにはまって、
自分の頭で本を読み、ものを考える訓練をしなくなったことが原因だ。
英語圏諸国、中国、韓国も事情はどこも同じだよ。何かとてつもない大変動でも発生してまた
人がたくさん死なない限り、歴史への関心なんて起きないと思う。
わかったかね。漢文訓読ばかちゃん。
>>867 基本的に『十八史略』で扱われた時代の中国しか書けない作家はだめ。
手元にある史料で、適当にごまかせるから。
869 :
世界@名無史さん :2010/05/17(月) 22:16:17 0
>>868 > 「適当な本や作家」でもいい。何か依拠できる理論や描写力を持つ思想家や作家がいれば。
その理論やら思想家やら作家ってのが「携帯、ツウィッター、インターネット」で接する情報と
同レベルだという話。日本語読めないのかな。
ジジババどもが嬉々として『国家の品格』とか屑本買ってるんだから、世代の問題じゃないでしょ。
870 :
世界@名無史さん :2010/05/18(火) 21:14:45 0
868です。私は、「ジジババども」の世代に属しますがね、 その頃の理論や思想家っていうと、マルクスに集大成された「アジア的生産様式論」や、 最近湯浅赳夫その他が再評価しているウィットフォーゲルの「オリエンタル・デスポティズム論」に 象徴される、所有論や、モンテスキュー『法の精神』あたりまで遡る、地理学的条件の 影響だったの。こういう理論を >「携帯、ツウィッター、インターネット」で接する情報と 同レベルだという話 なんて切り捨てられると、こっちはびっくりしてしまいます。日本語読めませんので。 ここまで言い切るあなた。博学でいらっしゃるようですから、 とっくに、こういう著作はお読みになったことがあるんでしょうね。 小生、恥ずかしながら、最近ようやく『法の精神』や『オリエンタル・デスポティズム』 (漢文訓読もおぼつかないので、もちろん日本語訳でですけれど)買いそろえたばかりです。 この二冊の書物についてのご高説お聞かせいただけないでしょうか。
871 :
世界@名無史さん :2010/05/19(水) 00:21:45 0
>>870 864と869をちゃんと読んでくれたのかな。そんな難解な日本語じゃない筈だが。
最近の若者は本を読まないでネットに堕落してるとか言われてるけど、
ジジババ世代は、ネットの代わりに本読んでたとしても、その大半は
ネット情報とたいして変わらないくだらない本だったでしょ、というだけの話。
だから、そこで言う「適当な本や作家」ってのは、「マルクスに集大成された」云々
ではない。もっと低レベルなもの。『国家の品格』とか引き合いに出したんだから、
ホンカツやワタショーレベルのものを指してる。それくらい読み取ってほしい。
で、その人たちの態度も
> 一度ネットで調べて自分に(ある意味都合のいい)「答え」を見つけると,
> もう他人がどんなことを言ってもその考えを曲げない。
> 対話できない(正しくは時間のかかる)学生
↑とたいして変わらないでしょ。別にジジババ叩きしてるんじゃなくて大半の人間
は今も昔もそういうものだと言うこと。大学進学率が高くなったから見かけ上バカ
大学生が多くなったように見えるだけ。
だいたい、ジジババ世代の大半が「自分の頭で本を読み、ものを考える訓練を」
受けてそれらを身につけてたんなら、みのもんたの番組で紹介した食品が即日
売れまくってスーパーから消えるとかありえねーだろ。
「適当じゃない」理論や思想家を読んでる若者は今でもいるが、昔からごく少数だった。
それだけの話だよ。
873 :
世界@名無史さん :2010/05/20(木) 00:25:23 0
>>870 ウィットフォーゲルの水の理論に関しては、環境決定論と言われようが、
まだ捉え直しの余地もあるかも知れません。
それはさておき、「アジア的生産様式論」については、小谷ひろ(氵に王)之さんが
『マルクスとアジアーアジア的生産様式論争批判』青木書店 1979
を参照されると良いかと思います。
マルクスが本源的所有のアジア的形態をインド=アジア的村落共同体における土地所有に
求める発想自体が間違いだ。インドの「土地共有の村落共同体」という認識が事実誤認だ。
と一刀両断です。
もっとも、当時の東京ではほとんど評価されなっかたのですが(ご本人曰く)、京都では
一部に高評価でした。
>>872 わかるわかる。
図書館においてある昭和20〜30年代の岩波新書は今となっては屑が大半。
岩波文庫は古典だからまあ今でも価値があるのが多いけど。
その当時も岩波新書を書くような「進歩的知識人」は真面目な学究からは
馬鹿にされていたんだろうなあ。
875 :
世界@名無史さん :2010/05/20(木) 09:49:34 0
>>873 19世紀西欧の左翼系知識人が言及していたアジアは、大抵インドまでで、
中国、朝鮮はまだあまり視野に入っていなかったんですよね。
小谷さんの議論は、学生時代に読んだことがあるけど、ちんぷんかんぷんでした。
西欧知識人のインド社会論についてはともかく、
ただ、最近、思うところあって、中国の環境史を勉強したり、
「対外開放」体制の実態を歴史的視野から把握する試みをしていると、
ウィットフォーゲルの「オリエンタル・ディスポティズム」論や
柏祐賢(かしわ すけかた)の「『包』的経済秩序」論の洞察の深さには
あらためて驚かされますね。
876 :
世界@名無史さん :2010/05/20(木) 10:27:59 0
>>874 もっと面白いのは、1970年代以前の岩波講座その他に付けられていた月報ですよ。
あれには抱腹絶倒のコラムがあります。
一番傑作だったのは、1950年代に刊行されていた、『スターリン全集』に付いていた
羽仁五郎のコラム。「これほど人民を愛した政治家がいただろうか」なんて書いてあった。
877 :
世界@名無史さん :2010/05/20(木) 15:54:31 0
>>875 『経済秩序個性論』Tは哲学で難しいのでUから読み始めればば良いのだと、
先年鬼籍に入られた先生から教わったことがあります。併せて『企業者』も是非読むようにと。
柏先生は政治的な立場が鮮明でしたから、その学説も80年代くらいまでは不当に評価されていました。
また村松祐次『中国経済の社会態制』も良書だと思います。
アジア的生産様式論の立場としては、やはり森谷克己で、秋沢修二までは遡らなくても良いと思います。
ウィットフォーゲルの『解体過程にある支那の社会と経済』は幾多の問題を含んでいるとは言うものの、
今なお生きていると思います。
878 :
世界@名無史さん :2010/05/20(木) 16:02:43 0
史学科を4年間卒業すると、思想的には多少左傾化するのはデフォ。 そして、田母神論文と普通の論文のどっちが科学的か似非ものか区別できるようになる。 もし、4年間卒業しても区別できなかったらかなりやばい。 しかし、田母神俊雄や桜井誠は歴史家・思想家としては3流かもしれないが、活動家としては一流。 『スターリン全集』の話が出ていたが、スターリンは思想家としては3流だが、政治家としては一流だった。
一流だの三流だのあやふやな基準で人を評価してる奴って、頭が悪いと思う。 大学を卒業してもそんな議論しかできないようじゃ、かなりやばい。
880 :
世界@名無史さん :2010/05/20(木) 18:53:23 0
>>877 あの二人の著作や村松裕次、根岸佶の著作をきちんと読めば、
清代から現在に至る時期の中国社会の構造なんて大体理解できるし、
「対外開放」政策が、中国お得意の粉飾決算であるのも理解できるようになる。
中国史専攻の学部生、院生の研究テーマも自ずと決まってくると思うのに、
どうしてあんなに、あんななの。
『スターリン全集』は2巻の民族問題についての考察論文のみは、 今でもホブズボウムやアンダーソンなどと併せて読む価値があるとコメント。
> 清代から現在に至る時期の中国社会の構造なんて大体理解できるし んじゃ、その概説と講読を必修にして近代中国研究なんて全部仕分けちゃえばいいねw
883 :
世界@名無史さん :2010/05/20(木) 22:07:06 0
>>882 現実にそういう方向になっているでしょ。
> その概説と講読を必修にして ここはそういう方向になってないと思われ。 そこに現代中国にかかわる研究と教育の問題があるんだろうし。
885 :
世界@名無史さん :2010/05/21(金) 00:10:29 0
>>880 確かに、どうしてあんなに、あんなんなんでしょうね・・・。
『経済秩序個性論』も京都産業大学から出た著作集に入ってはいますが、
だから余計に古本でももうなかなか入手出来ないしょうし、全巻買えというのもねえ。
松村祐次さんのももう古本でたまに入手出来るくらいでしょう。
読めというのも酷な話かも。
886 :
世界@名無史さん :2010/05/21(金) 20:15:47 0
大学院生ってやっぱり親が金持ちだったりするの? たまに新入生の大学院生が親が貧乏なのに院に進んできて泣ける。 M野さんは金持ちだから研究に専念できたんだよね、留学もできたし。
887 :
世界@名無史さん :2010/05/21(金) 21:22:00 0
みんな、研究も留学も、奨学金とアルバイト、それから自分の意志と情熱だけが頼り。
旧育英会奨学金、全然研究してない奴が常勤職に就いてるってことだけで免除になり、 次々と論文を発表してる若手研究者がまだ常勤職に就いてないって理由だけで返還させられてる。 虚しくなる。意志も情熱も消えていくよ。
889 :
世界@名無史さん :2010/05/21(金) 21:36:41 0
>>887 でも、やっぱり親が金持ちの院生の方が有利なのは否定できないよね。
院生A「俺たちはだめだよなあ、○○教授は家が金持ちだから、俺たちとは違うよな」
とかいう話をよく聞きます。
でも、みんなが金持ちなわけじゃないから、あとは個々の努力(バイト、奨学金)ってことですか。
私の知り合いの博士課程在籍者は「わはは、奨学金の借金1000万超えたよ」って言っていました。
890 :
世界@名無史さん :2010/05/21(金) 21:50:19 0
>>888 常勤職につけばあとは教授職は占めたものですね。
常勤職につけるかつけないかで、1000万近い奨学金の借金を返さないでいいか、返すかが決まるのか・・・
まるでクジ引くみたいだな。
突然ですが、中華民国の「北京政府」って誰がつけた名前ですか? 講学上の名称?
892 :
世界@名無史さん :2010/05/21(金) 22:19:06 0
免除の制度ができた時は、常勤職についてない研究者なんて想定してなかったんだろうね。 だから今みたいに、人一倍研究して論文を書いてる研究者が研究者と見なされず、 事実上研究者とは言えない人間が研究者として返済免除になるなんて矛盾が生まれる。
常勤職勤続20年で返還免除って制度自体もうないので、 今借りてる院生連中はM2orD3段階で全額/半額免除申請が通らない限りは皆返さなきゃいけない。 おまけに免除対象のセレクションは大体どこも学内でするから、 鶏口と牛後では客観的に後者の業績が上でも免除を得られるのは前者だったりする。 あと業績評価はポイント制で「ボランティア活動」1つが査読論文1つ相当とされるという禄でもない話も聞いた。 ほんとかうそかは知らないけどね。 まあとにかく、今は貧乏人が軽々に進学していい時代じゃないよ。
>>890 まあ、そういう制度だって納得して借りるわけだから、あとで不公平だなんだ言われてもなぁ。
895 :
世界@名無史さん :2010/05/22(土) 18:53:12 0
>>891 自分たちの政府が唯一正当だと思っている「北京政府」が、自分たちをわざわざ「北京政府」などと呼ぶわけがない
少し考えればすぐわかること
そしたら南京政府側が言い出したのか?
>>893 今の制度、酷いね。
3流大学で博士課程になってから一本も論文書いてないのが、
学内雑用引き受けまくって返還全額免除にしてもらったりしてる。
3流大は免除枠いらないだろ。どうせこれからも学術界には何の貢献もしないんだから。
そうゆうやつは教授の便利屋として飼い殺されて、そのまま年限過ぎて消えていくんだろうな
昔のも今のも、返還免除制度は優秀な研究者の選別に役立ってないな。 院修了後十年くらい返還猶予期間をおいて、その間の研究業績に応じて免除額を決めればいいんだよ。
・てまひまかかる ・基準が不明確で、恣意的になりがち なかなかむずかしい。。。
大学院を途中でやめた奴って今どうしてるんだろ? がんばって一般企業に就職した奴(ある意味伝説になっている)もわずかながらいるけど、ことごどく「行方不明」なんだ。
知っている限りでは、高校教師、公務員、報道制作会社勤務、 陶芸家、旅行会社勤務などがいるな。 行方不明になっている知り合いは幸いなことにいない。
日本で博士取り損ねたのが留学の名目で海外に渡って、そのまま大陸浪人になっている例をいくつか見かけたことがある。 本人は海外の大学で博士とっていずれ日本に戻って故郷に錦を飾るつもりなんだろうが、 日本の大学でも博士取れなかった奴が、海外で博士なんてまず無理。 簡単に取らせてくれるような大学の博士だったら日本じゃ通用しないし。 そのまま現地の女とくっついたり、サイドビジネスで小商いしているうちに そっちが本業にっなるっていうパターンが多い。
904 :
世界@名無史さん :2010/05/22(土) 22:18:18 0
>>902 大抵は、予備校・学習塾の先生、うまくいって高校の先生か学芸員。
>>903 かの有名なヴェトナム史のT井先生も、パリで皿洗い、観光ガイド、ギャルソンしながら
博士号書いていましたっけ。書けずに落第になった彼の元同僚だったか、ライバルは、
先頃、自民党を飛び出して、元ニョーが週刊誌に悪口書きまくっていましたよね。
実際のところ、海外の博士号ってどの程度通用するの? 海外で博士とって捲土重来をはたした人ってどれくらいいるの? 有名どころっている?
906 :
世界@名無史さん :2010/05/22(土) 22:35:43 0
前スレで出ていただろ。国内、海外を問わず 要するに、名のある出版社から単著の学術書として出せる程度の博士号論文なら、 道は開ける。
中国は自国の大学に入れなかった韓国人、日本人の本科学生と 自国の大学院で失敗した韓国人、日本人の院生の掃き溜めになっている。 特に質の悪い韓国人の多さに辟易した。 毎日酒飲んで騒いでいるだけ。
908 :
世界@名無史さん :2010/05/22(土) 23:03:41 0
へええ、ずいぶん変わったんですねえ。 私が留学していた頃は、各国一流企業のエリート社員や外交官が 勉強していましたよ。もちろん、彼らだって酒は飲みましたし、 まだ紅灯青楼の巷もなかったから、紙媒体ポルノのお世話になるか、 上司が見てみないふりをしているのを尻目に、香港から東南アジアに 休暇旅行に出ていましたけど。 でも、彼らは最終的には責任ある地位につきましたけどね。 これからは、中国でも名の通った大学に留学するのでなければ、 帰国後通用しないでしょうね。
留学は猿でもできる。 特に一人暮らしの場合、東京・大阪で住むよりも中国・台湾などの海外で住む方が安い。 そんな感じで留学がたやすくなったから、留学する奴が増えた。 結果として、学歴インフレーションと同様に、留学インフレーションが起こっている。 そして、そんな状況下にありつつ留学しなかった奴は漢文訓読「的」な研究で終わってしまう。 60代以上の研究者は中国が封鎖されていたので、行きたくてもいけなかった、あるいは日本全体の所得が少なくていけなかった。
留学するとしても最低どこかの奨学金がとれるようでないと殆ど 意味がない。
912 :
世界@名無史さん :2010/05/23(日) 10:21:11 0
中国(台湾、香港も含むけど)留学は、言語の習得と生活感覚を身につければそれで十分。 問題なのは、帰国してからで、中国での生活体験を生かして、独自の研究テーマを見つけ、 新たな史料解釈に結びつけることだと思う。これができない香具師が多すぎる。 要は、そいつの感性の問題だ。
913 :
世界@名無史さん :2010/05/23(日) 16:32:41 0
>60代以上の研究者は中国が封鎖されていたので、行きたくてもいけなかった、 >あるいは日本全体の所得が少なくていけなかった。 その分、日本で入手可能な限られた史料から、可能な限り多くの情報を引き出そうと、それは 涙ぐましい努力をしていらっしゃいましたよ。眼光紙背に徹する読み方とは、こういうものだという ことをあの世代の人からは、それはたくさん教わりましたね。
914 :
世界@名無史さん :2010/05/23(日) 17:25:58 0
>>904 ヴェトナム政治史なんてぱっとしない分野を研究するよりは、
舛添みたいに発信力のある一生を送った方が絶対いいよ。
金にもなるしね。衒学をちまちまやるより、
社会に貢献しないとね。本野君。
915 :
世界@名無史さん :2010/05/23(日) 17:30:07 0
というかさ、俺はいつも思うんだが、 歴史学という分野は「どれほど」社会に貢献できてるの? 例えば、清末の開港場の商人だとか、宋代の江西の訴訟だとか、 こういうもんを研究して、つきつめていく行為自体は 尊いとは思うけど、これは、「どう言う風に」社会に直結して 役に立ってるわけ?よくこういうことを言うと、 「社会に直結して役に立たないものは意味がないと言うのか!!!」 とか歴史学者様はブチキレたり、シニカルな顔して回答しないで 逃げていくやつばっかだが、実際に現実に相当程度役に立たない 学問に研究費を補助してやるくらいなら、法学とか自然科学に もっと研究費をやったほうがいい。
916 :
世界@名無史さん :2010/05/23(日) 18:01:25 0
歴史学って、結局、実社会との関わりは学校教育や受験産業のネタの提供であり、 あとはTV番組とか一般向けの歴史の本のネタの提供くらいしかないんだよな。 だが、それだけ実社会との関わりがあれば、まあ存在理由はあるんじゃないか? 「清末の開港場の商人だとか、宋代の江西の訴訟だとか」は、それ自体は一般人にはどうでもいいが、 そういう研究の蓄積が背景にあって、教科書や参考書や入試問題も作成されるわけだし。
917 :
世界@名無史さん :2010/05/23(日) 18:08:30 0
>>915 >>916 生物学の世界で、ショウジョウバエやらフンコロガシの生態を一生懸命研究して、
遺伝子の存在やら、本能のメカニズムを立証するための材料にするのと同じだと思います。
今後の中国や、ヴェトナムの動向を巨視的に見ていくのに役立つとものなのですが、
世間様は、そういう価値が一向理解できていないですね。
あと、日本政治史のパターンを見ていると、今のサンケイや右翼ジャーナリズムと自民党の
与党批判っていうのも、政友会の民政党批判とそっくり。これも、歴史学研究の蓄積があって
初めて気づくことだけど、舛添みたいな人には、このことがお分かりにならないみたいです。
結局、歴史研究者としては、「昔も同じようなことがあったんだ」と気づいていただければ、
それで満足するしかないんじゃないでしょうか。
918 :
世界@名無史さん :2010/05/23(日) 18:11:00 0
実際、実社会のビジネスにおいて、「歴史」で利益を生み出してるのは、 教育・受験産業、出版・放送などマスコミ関係を除けば、観光業くらいか。
919 :
世界@名無史さん :2010/05/23(日) 18:26:44 0
>>914-6 , 918
「発明発見で利益を得ようとするのは、しばしば最も賤しい、最も浅ましい人間である。」
マルクスが『資本論』のどこかで書いていましたっけ。
実学だけが
>社会に貢献
するという人生観の持ち主なら、このスレはお呼びじゃないと思います。
920 :
世界@名無史さん :2010/05/23(日) 19:26:22 0
そういえば、その昔、東京大学創立百周年記念百億円募金反対を叫んでいた 文学部東洋史学科の学生の一人に、916さんととそっくりなことを言うろくでなしが いましたね。卒業後は、予備校講師になって、某学園校長になった途端、 東大大好き人間になって、かつて自分たちがつるし上げた歴史学者 (といっても西洋史ですけど)とにこやかにインタビューしていた人がいますよね。 まさか、あなたがその人じゃないでしょうね。914-916さん。
921 :
世界@名無史さん :2010/05/23(日) 19:28:13 0
「社会に貢献」をどうとらえるかだよね いろいろ考えうるからね 人によって差も大きいね
923 :
世界@名無史さん :2010/05/23(日) 22:09:12 0
利潤獲得、国民所得増大という統計数字を単調増加にするだけが、 「貢献」ではないと思います。 921は、これだけを基準に当てはめ、「役に立たない」からつぶしてしまえ、 と、学生時代は盛んに叫んでおきながら、立場が変わると、自分の懐具合を豊かにするものだから、 かつて胸ぐらつかんだ西洋史の教授とにこやかに談笑もします。 これも「社会に貢献」なのでしょうか。私は、「私利私欲のため」にしている行為に思えます。 ここの議論に参加するのは、こういう唾棄すべき生き方とは正反対の立場の人間に限りたいと思います。
社会的制裁、、、、
925 :
世界@名無史さん :2010/05/23(日) 22:58:27 0
大体、金にならない学問をする人間を「役立たず」呼ばわりする人間は、 えてして金銭欲と権力の亡者ですよ。 なんなら、あなたが東大在学中にしていらしたことの顛末をもっと具体的に書いてあげましょうか。
926 :
世界@名無史さん :2010/05/23(日) 23:24:47 0
西の方からごめんなさい。 役に立たない学問に血の道を上げていられるほど 贅沢なことは無いと思うけど。 「役立たず」大いに結構。 役に立てなきゃって思うと何処かに欲とか色気が入るから。 例え邪馬台国が発見されても、別に今更景気も良くならんしね。 道楽息子のバカ息子でつくづく有り難いと思った。 父ちゃん母ちゃん有り難う。
927 :
世界@名無史さん :2010/05/24(月) 02:33:44 0
まあ、
>>915 みたいなお子様は、とりあえず
ニユートリノの研究がどう社会に直結して役に立つのか、説明してくれ。
それができないなら、歴史学「だけ」にイチャモンをつけるのやめれ。
ノーベル化学賞をとった下村さんの研究は、「クラゲがなぜ光るのか?」という、 どう考えても社会のニーズとは直結しない、趣味的なマニアックな研究だった。 しかしずーーーーっと後になって、その発見は医療分野などに欠かせない研究へと発展した。 研究ってそんなもの。まあ、 「社会に直結」とかいってるお馬鹿さんには理解できないだろうね。
>>926 > 例え邪馬台国が発見されても、別に今更景気も良くならんしね。
日本の景気は良くならないかも知れないが、その場所の景気は
少なくとも一時的には良くなるよ。一時期、愛知県だけ景気が良い時期が
あったでしょ。
>>927 ああいう人は歴史学「だけ」にいちゃもん付けてるわけじゃない。ここが
世界史板だから歴史学に文句付けてるんだよ。
930 :
世界@名無史さん :2010/05/24(月) 03:45:45 0
>>857 単に中国の近代が価値有る時代じゃないと認識されてるから。
だから研究者のオタク研究ばっかりで一般書は売れないし書かれない。
931 :
世界@名無史さん :2010/05/24(月) 03:50:20 0
>>870 >マルクスに集大成された「アジア的生産様式論」
それ単なるトンデモです。ネットオタクが自分で開設してるホームページと大差ない。
こんなものを今なお持ち出す研究者がいることに驚き
932 :
世界@名無史さん :2010/05/24(月) 03:54:17 0
>>874 >図書館においてある昭和20〜30年代の岩波新書は今となっては屑が大半
激しく同意。
ついでに明治の東京帝大の博士論文とかもクズ。
明治にクズ書が大量に流通していたことは国会図書館近代デジタルライブラリーでよく分かる。
933 :
世界@名無史さん :2010/05/24(月) 03:59:10 0
934 :
世界@名無史さん :2010/05/24(月) 18:18:21 0
>>925 何を知ってるのか知らんが私に書かれて困ることなんか
無いですけどね。まったく、一族のコネで
W大のポストに闖入したくせに偉そうに。
935 :
世界@名無史さん :2010/05/24(月) 18:52:09 0
人間に過去を知りたいという欲求がある以上、歴史学が存在する意義は なくならないよ。研究者の仕事なんて、一般の人に伝わりづらくても いいんだよ。 学問というのは奥行きが深いんだ、ということが分かるだけで、一般の 人たちは安心するんだから。
936 :
世界@名無史さん :2010/05/24(月) 20:28:58 0
食うのに直結してないんて、そんな卑下したもんでもねんじゃねえか? 少なくともわしの仕事(アクティブ・ファンドマネージャーだが)にゃ 歴史家の提供物はすんごく役に立ってるぞ。 わしらの標準的な仕事やり方は、近い将来の世界(業界単位の場合も、 国際的規模の場合もあるが)のマクロ・ストーリーストーリーを作って、 自分の抱えるアセットクラスでの相場の張り方に落とし込んで、それが 当たれば勝ちになる訳だが、あり得そうなマクロ・ストーリーを作る (妄想する?)のに最適な参考材料って、歴史家の供給物くらいしか ないと思うんだがな。 ま、わしみたいなコッパファンマネの言うこと信じられなくても、 わしらの業界の大物(ウィリアム・バーンスタイン)が歴史大好き オヤジで、『「豊かさ」の誕生―成長と発展の文明史』なんて グローバル・ヒストリーの真似事みたいな本まで出しってこと考えてみ。 歴史家のカルトな供給物無しに、金の亡者(笑)がそんな本書けんだろ?
937 :
世界@名無史さん :2010/05/24(月) 20:30:33 0
なんか、誤字だらけで説得力なかったか?
938 :
世界@名無史さん :2010/05/24(月) 20:59:09 0
>>929 無い無い。
三国志いじってあーでもないこーでもない、ってやってる限り一生見つからん。
内田吟風先生なんて邪馬台国はジャワ島だって言ったのに。
とんでもとも、そうでないとも断言出来んしね。
仮にジャワでみつかったら日本経済には何の影響も無し。
旅行代理店がちょこっと儲かるか・・・。
939 :
世界@名無史さん :2010/05/24(月) 23:06:22 0
> とんでもとも、そうでないとも断言出来んしね。 蓋然性というものが理解できず、史料にその通りの文言が載ってないと 「実証できたとは言えない」とか言い出すお子様にとってはそうかもね。
940 :
世界@名無史さん :2010/05/24(月) 23:40:51 0
>>914 >>934 そうですか。それなら書かせていただきます。
あなたは、学生時代に宇井純の感化を受けて東大批判に血道をあげ、
「東京大学創立百周年記念事業」反対を叫んで、1977年の入学式会場に仲間を率い、
垂れ幕掲げて壇上に駆け上がって入学式を妨害し、
ガードマンにつまみ出される一部始終がNHKをはじめとする
全国ネットのニュース番組で放映されたのを皮切りに、文学部をはじめ、東大全学で教授への恐喝暴行で明け暮れましたよね。
今道友信学部長を筆頭に、多くの教授をつるし上げて、哲学者の山本真教授を病院送りにしましたよね。
極めつけは1978年9月に文学部長室を不法占拠して、そこから失火火事を起こし、責任を追及されると、
あべこべに、「どういう立場でそんなことを言えるのか」と開き直っておられましたよね。
この事件は、その後、時の総長の衆議院本会議証人喚問、有力国会議員団の視察に発展し、遂に
機動隊導入による強制排除に至りましたよね。
こんな恐ろしいことをする人間が、今では、人の命を預かる職業に携わる人間を養成する機関に
金持ちの子供を送り込む準教育機関の長になって、権力風を吹かし、処世訓を垂れるなんて、お笑いぐさも
いいところに思うのですが。
なんか、同業者同士のちょっとピンボケしたグロい罵り合いはヤメレ
940の話が本当だとしたら酷い話だな。犯罪者じゃないか!
>>940 ドロップアウトした崩れの悪行なんぞどうでもいいです。
せっかくのスレだから、現役で(といってももうすぐ退官か)ふんぞりかえっている教授様たちの旧悪を聞きたいです。
ただし、快感先生は前スレにさんざん出たから、他の先生ということで、どうぞよろしくお願いします。
944 :
世界@名無史さん :2010/05/25(火) 04:07:48 0
グロい連中ばっかだな
945 :
世界@名無史さん :2010/05/25(火) 04:15:51 0
やっぱ早稲田の本野って流石に偏屈もんだの
946 :
世界@名無史さん :2010/05/25(火) 12:46:08 0
>>940 クソワロタ。ただの犯罪者じゃねえかwww
つか、今の60代、70代の教員なんてうさんくさいのが沢山いるだろ。
一歩間違えたら活動家で一生終えてそうなのがwww
>>945 個人的には、M野さんの外部記憶を借りて騙り勝手にカキコしているM野さんのところの院生ではないかと思うのだが。
院生は暇だからな。
ちゃんとした議論の出来る東洋史スレがほしい。
M野の院生がM野のふりして変なこと書いてたら、M野本人が黙っちゃいないだろう。 ゼミ内で犯人探しして血祭りに上げるだろうから、そんなこと恐ろしくてできないだろ。
950 :
世界@名無史さん :2010/05/25(火) 20:17:41 0
立命館、愛知大学、南山大学で公募が出ましたね。 院生の皆さん。頑張れ!!
立命館のは教授または准教授だから年齢としては40前後、職歴のある即戦力が ほしいのだと思うな。南山は○村氏の後任人事ですかね。
公募条件見ると、絶命はどうも出来くさい。。。。 でも出さないことには始まらないな。
そもそもフィールドワークの得意な明清史研究者なんているか?
954 :
世界@名無史さん :2010/05/25(火) 21:22:02 0
もう、誰を採用したいのか、みえみえだな。
955 :
世界@名無史さん :2010/05/25(火) 21:24:32 0
南山は、前の公募の時、うちの指導教官が向こうの知り合いの先生にデキかどうか尋ねた。 指導教官が電話した段階では決まっていなかったそうだ。今回も可能性あるかも。トライしたい。 愛知大学の現代中国はいまの学生は敬遠するが、なかなかいいカリキュラムを組んでると思う。 フィールドワークの経験が求められるとなると、候補者は絞られてくるなぁ。僕は対象外か。 立命は、もっとピンポイントだよね。
956 :
世界@名無史さん :2010/05/25(火) 21:28:48 0
もっと体力がないと、、、立命では絶命しちゃうかも。
立命の公募条件、担当科目だと常勤歴のない人は取らないと思う。また、 明清+フィールドワークって実質的な候補者10人もいないでしょ。 南山はわからんけれど、近現代史の若手は多いし、狭き門だよね。
それにしても、もうちょっとマシな日本語を書ける人が公募情報を書けよなあ。
959 :
世界@名無史さん :2010/05/25(火) 21:41:31 0
公募はこれからが本番。来週からもっと増えてくると思う。
960 :
世界@名無史さん :2010/05/25(火) 21:44:26 0
そう。南山は偏差値的にも悪くないから、今の常勤研究者も大いにねらっていると思う。 大学院生の入り込むすきまはあるだろうか。 一度行ったことあるけど、閑静な住宅街の中にあり、名古屋大学まで徒歩10分(=資料はそこで見ることができる)。 名古屋駅まで30分で行けた。 おまけに学生さんが東海地方の良家の子女がおおくて教えやすい。 すぐ近くに、名古屋名物のマウンテンがあった。
南山周辺は大変良い環境だよね。あそこだったら理想的な職場だと思う。給料たいしたこと ないらしいけれど。
962 :
世界@名無史さん :2010/05/25(火) 21:52:28 0
教育環境も給料のうちだよ。 出来のいい、やる気のある学生を教えられるっていうのは、 その研究者のステータスだもの。
963 :
世界@名無史さん :2010/05/25(火) 21:56:15 0
そう思う。 月50万もらって、頭キンキンの学生の愚痴を聞いていたら気が狂うよ。 国立の、「○○県の東大」の学生さんの方がずっとよかった。 おっと、これ以上は言えん。
南山が雇ってくれるなら悪魔に魂を売ってもいい。骨も埋める。山本屋総本家の 味噌煮込みを毎日食べてもいい。うそじゃない。
965 :
世界@名無史さん :2010/05/25(火) 22:31:49 0
キリスト教系の大学で悪魔に魂を売る。
966 :
世界@名無史さん :2010/05/25(火) 23:12:48 0
>>951 絶命はH田さんの公認だろうから教授じゃないかな?
近代史のMさんは既に特任教授だし、中世史のMさんと古代史の准教授Tさん、
現代史のKさんだけでは大学院の指導や論文の審査が・・・。
もっともH田さんが特任で残ればしばらくは准教授でいくかも知れないけど、
それこそ体力的にどーかと・・・。
>>966 それにしてもひっかかるのが明清史かつフィールドワークってことなんだよね。
近現代史+フィールドワークならいくらでもいるだろうけれど。どんな人材が
ほしいのろう。まさか研修に引率できるか否かをフィールドワーク能力で判断
するわけはあるまい。
今年の東大で近現代史中国史で卒論出した奴がいなかったそうだね。 これは危機かもしれないが、下位大学出身者にとってはチャンスかもしれん、競争相手が減る。
てか東洋史の学生自体、ほとんどいないんでしょ。 近現代史の危機というより、東洋史の危機。
一時期増えすぎたのもよく考えればおかしいし、いつか揺り戻しがきて 落ち着くところに落ち着くと思います。とはいえ、今までのように旧態依然 とした歴史学ではだめで、もっと現代的意義をしっかりとアピールする 必要があるとは思いますが。
前任者が比較的短期間で転出した場合、採用する側としては、 長くいてくれそうな人材を採用しようと思うのだろうか。
>>957 H田先生(宋代)の後任に、明清。
またまた、宋代史のポストが、新しい時代に食われたか・・・・
北大・広大・阪大に続いて、立命でも宋代史が無くなりました。
宋代史の研究指導がある大学って、浪速市大とw大、(龍谷・仏大もできるか)くらいになったではないか。
975 :
世界@名無史さん :2010/05/26(水) 11:40:16 0
>>974 ウルトラ問題児A木敦君のA山学I大学文学部史学科を
忘れてはいけない。
つか、宋代史なんて時代遅れ。京大の人文研かなんかで
細々やらせとけばいい。
清なんてやっても意味ないよ。 だって清の次代の日本は鎖国していて、両国の関係は細々としたもの。 日本が開国した時は既に欧米列強の半植民地。 清の研究しても国益にならんわな。
そんなこと言ったら改革開放期までの中華人民共和国史も 殆ど意味がないと言うことになるが。
なんでウルトラ問題児なの?
古代史枠が減らされたからって清に当り散らすなよw 現在の中華人民共和国の領域は清朝の領域だぜ。 現在の民族問題に直結する問題を含んでいる。
>>976 >だって清の次代の日本は鎖国していて、両国の関係は細々としたもの。
高校生さんでしょうか。
いまどきの研究状況をご存じないようで。
>>980 >だって清の次代の日本は鎖国していて、両国の関係は細々としたもの。
それ以前にこの論理ならヨーロッパ中世史とか無意味なことになる。
そもそも「国益」のために歴史学って、どこの北朝鮮www
>そもそも「国益」のために歴史学って、どこの北朝鮮www そんなことを言ってるから人糞系が肩身の狭い思いをすることに…プ
983 :
世界@名無史さん :2010/05/26(水) 20:28:19 0
>>980 高校生に失礼ですよ。教科書を読めば、
>だって清の次代の日本は鎖国していて、両国の関係は細々としたもの。
という理解で日中関係を語ることはないのだから。
984 :
世界@名無史さん :2010/05/26(水) 21:35:10 0
>>945 >>972 自分が学生時代に、東洋史学科の学部学生に恐怖政治敷いて、
「東大創立百周年記念反対闘争」「東大解体」運動に狩りだそうとした経験があるからと言って、
誰でも同じ事をするとは限らない。「カニは己の甲羅に似せて穴を掘る」。
その典型的な発想。そんなに気になるのなら、聴講に行けば。
985 :
世界@名無史さん :2010/05/26(水) 21:39:47 0
>>484 >>539 ここももうすぐお終いになりそうなので、訊いておきます。
この漢文を正確に訓読すると、宮沢知之の『宋代中国の国家と経済』(創文社、1998年)に
描かれた財政・市場・貨幣論を覆すことに貢献するのでしょうか。そこまでため息つくのなら、
教えてくださいな。近藤先生。
誰だそれ
987 :
世界@名無史さん :2010/05/26(水) 23:19:55 0
近藤一成www
本人が書き込んでいるわけあるまい。
989 :
世界@名無史さん :2010/05/27(木) 00:17:34 0
>>968 何となく既に立命の中に候補がいるような・・・灯台OBのK沢さん・・・。
確信は無いけど。
>>974 >立命でも宋代史が無くなりました。
無くなる訳ではなく、しばらくは特任で指導にあたられるんじゃなかだろうか。
さいきん宋代史の若手が著作出したね。
宋代官僚制
994 :
世界@名無史さん :2010/05/27(木) 11:46:13 0
>>989 あの男、『史学雑誌』の研究ノート以外に最近、何か書いているの?
995 :
世界@名無史さん :2010/05/27(木) 22:48:14 0
中国近代史でいい概説書ある?
996 :
世界@名無史さん :2010/05/27(木) 22:54:25 0
これから岩波新書で刊行されるシリーズに期待しましょうよ。
997 :
世界@名無史さん :2010/05/27(木) 22:55:51 0
>>994 さあ、詳しくは知らないけど、あの大学の人事は教学側よりも
経営側が握ってるんじゃない?
よって学内の体制側の教員の推薦なら理事側がねじ込むかもね。
人事は学内横滑りの可能性あり。近現代史も横滑りだっだし。
998 :
世界@名無史さん :2010/05/27(木) 22:58:24 0
999 :
世界@名無史さん :2010/05/27(木) 22:58:28 0
>>997 あなたの説が正しいとすると、経済学部の日中戦争研究の大家が横滑りする可能性もありってこと?
1000 :
世界@名無史さん :2010/05/27(木) 22:59:44 0
わお
1001 :
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