世界戦史に燦然と輝くアートオブウォーを決めるスレ。
3 :
世界@名無史さん:2009/01/26(月) 17:13:41 0
桶狭間の戦い
信長は天才すぎる
アウステルリッツ三帝会戦といって欲しいのか
カンネーの戦い?
ナチス・ドイツのフランス占領
7 :
世界@名無史さん:2009/01/26(月) 17:19:14 0
まじで信長天才
マンジケルトの戦い
9 :
世界@名無史さん:2009/01/26(月) 17:22:44 0
邪道だが戦争を芸術の観点から見てしまう俺。
巷ではアウステルリッツが戦争芸術の傑作と言われてるが、他にいろいろある。
個人的にはフリードリヒ大王のロイテン会戦がもっとも好き。
倍する敵の前面で斜行変換・軌道する姿はさぞや美しかったことだろうと思う。
桶狭間なんかも今川本陣に一直線に直進する織田主力とか俯瞰したら
さぞ芸術的で涙すると思う。
>>9 現代以前の戦争はロマンがあるし、なんかスポーツみたいだよな。
不謹慎だが。
11 :
世界@名無史さん:2009/01/26(月) 17:36:07 0
秀吉の北条攻めこそ秀吉の戦略思想を表してる芸術はない
12 :
世界@名無史さん:2009/01/26(月) 17:39:13 0
小田原大包囲なんて、どっかの山から眺めたら壮観だぞ。
13 :
世界@名無史さん:2009/01/26(月) 17:39:58 0
太閤殿下は日本で一番の知恵者だからな
ほんとにあったら赤壁とか
南京大屠殺かな
俺って闇属性だし
そっちもありかw
17 :
世界@名無史さん:2009/01/26(月) 18:55:17 0
桶狭間の戦い
桶狭間の山の上に陣を引いた今川勢の主力に一撃を加え、うまく講和にもちこむ
戦略だったという説がありますな。
たまたま義元の首が取れたと言う点で、信長の強運が開けたと言う解釈。
誰の説だったかなぁ...
18 :
世界@名無史さん:2009/01/26(月) 19:24:35 0
日本海海戦が挙がらないなんて・・・
19 :
世界@名無史さん:2009/01/26(月) 19:59:43 0
サルフの戦いだな
美しいかどうかは別として
最もきれいな戦いは、富士川の戦い
誰も死んでないし
21 :
世界@名無史さん:2009/01/26(月) 23:54:28 O
長平の戦いかな。
300だよ。300。
カンナエの戦いですかね。アウステルリッツも捨てがたいですが。
淝水の戦いも挙げておきたいところですが、どうも状況が分かりにくい。
24 :
世界@名無史さん:2009/01/27(火) 00:56:50 O
馬陵の戦い
25 :
世界@名無史さん:2009/01/27(火) 01:48:21 0
ロズバッハ
美しいっていったら別の意味で男と男の愛と友情で勝利した
レ ウ ク ト ラ の 戦 い
響きもいい。
規模と歴史的重要性を考慮して "オーバーロード作戦" (ノルマンディー上陸)
電撃という言葉がこれ程似合う戦いもそうは無い。
名誉革命だろ
戦ってないが
文句なしで
ス タ ー リ ン グ ラ ー ド
バルチック艦隊が
全員一糸まとわぬ姿で戦ったテルモピュレーの戦いこそ至高
32 :
世界@名無史さん:2009/01/28(水) 14:19:49 0
テルモピュレーでいくと、サラミス海戦とかもいいな。
33 :
世界@名無史さん:2009/01/28(水) 15:04:56 0
日本海海戦で東郷艦隊が一糸乱れずに動き、丁字戦法で一斉に火を噴き、驚異的命中率で一方的にバルチック艦隊を撃沈するのを生で見たかった。
34 :
世界@名無史さん:2009/01/28(水) 15:08:31 0
バカ小沢が指揮したマリアナ沖開戦だろw
レイモンド・スプルーアンス中将が「かつて、これほど一方的な勝利を収めた戦闘はなかった」と報告してる。
35 :
世界@名無史さん:2009/01/28(水) 15:18:34 0
タラス湖畔の戦い
36 :
世界@名無史さん:2009/01/28(水) 15:20:18 0
やっぱコンスタティノープルの陥落で
37 :
世界@名無史さん:2009/01/28(水) 15:25:41 0
>>33 1000%芸術。 あらゆる意味で日本海海戦は海戦史上の完全ゲームだわ。
38 :
世界@名無史さん:2009/01/28(水) 15:26:31 0
× 後世長く語り継がれる名戦闘だと思う。
○ 後世長く語り継がれる迷戦闘だと思う。
× 後世長く語り継がれる迷戦闘だと思う。
○ 後世長く語り継がれる夢戦闘だと思う。
41 :
世界@名無史さん:2009/01/28(水) 23:55:23 0
× 後世長く語り継がれる夢戦闘だと思う。
○ 後世長く語り継がれる御嘉賞サギだと思う。
西洋の軍事教練書はカンネーが模範で載ってるらしいね。
あとはアウステルリッツ。
芸術的じゃないが、ドラマ性ではスターリングラード。
43 :
世界@名無史さん:2009/01/29(木) 15:22:00 0
田母神「身内の恥戦果は隠すもの」
44 :
世界@名無史さん:2009/01/30(金) 12:08:56 0
45 :
世界@名無史さん:2009/01/30(金) 14:18:31 0
カンナエVSアウステルリッツ
戦争に美しさなんかないだろ
あるのは殺戮のみ
47 :
世界@名無史さん:2009/01/30(金) 14:47:17 0
戦史に残る名将達は結構ロマンチストだと思う。
一ノ谷の戦い
史上最高の着上陸作戦は、朝鮮戦争での仁川上陸作戦。
50 :
世界@名無史さん:2009/02/01(日) 21:07:03 0
イッソスの戦い。
斜線陣の使用と、河川を利用した防御を巧みに利用し敵左翼を崩壊・包囲。
地形利用と斜線陣・騎兵突撃をミックスした完全にして無比な戦術。
まさしく神。
アウステルリッツに一票
52 :
世界@名無史さん:2009/02/02(月) 00:35:02 O
白村江かな
新羅かこいい
かっこいいのは唐だろ
54 :
世界@名無史さん:2009/02/03(火) 01:02:36 0
戦術的傑作とされる西欧四大会戦
アレクサンドロス大王 ガウガメラの戦い
ハンニバル・バルカ カンナエの戦い
フリードリヒ大王 ロイテン会戦
ナポレオン・ボナパルト アウステルリッツ三帝会戦
サルフの戦い(ヌルハチ満州八旗軍 vs 明・朝鮮連合軍)
数に劣る満州八旗軍だが、
持前の統御を生かして砂塵にまみれ、紅夷大砲と烏銃で武装した連合軍を騎馬で各個撃破
56 :
世界@名無史さん:2009/02/03(火) 12:56:33 O
ツールポワティエ間の戦い。でもコンスタンティノープルの陥落かな?
カルタゴの最後も捨てがたい。
57 :
世界@名無史さん:2009/02/03(火) 13:19:17 O
インパール作戦だろ
ほとんど戦火を交えていないのにかかわらずあの損害は歴史上稀
そんなことないよ
少年十字軍なんてもっとすごい。
59 :
世界@名無史さん:2009/02/03(火) 14:05:59 0
けっこう良スレっぽいね。
戦場から騎士道や武士道が消えてしまったのは、ひとえに兵器が
進歩した悪弊。航空機での爆撃なんてもってのほか。だから、20世紀
の戦争なんて美しくも何ともない。本当に美しい戦闘は、鉄砲以前
に限られると思う。
これは必見ですな。歴史上最も重要な戦闘と言える。そして美しい。
ギリシャ文明の時代からの流れを受け、現代にも大きな影響を与えて
いる。ただの単発の戦闘ではない。世界史上最も重要な瞬間として
今後も忘れられることはないだろう。
http://www.geocities.jp/whis_shosin/bizan.html
60 :
世界@名無史さん:2009/02/03(火) 14:08:17 0
月並みだけど、
カンナエの戦いだな。
あそこまで鮮やかに、包囲殲滅し戦いはないだろ。
61 :
世界@名無史さん:2009/02/03(火) 16:07:28 0
いやいや、包囲殲滅といえばタンネンベルク会戦もコルスン会戦もすごいぞ。
まあ、近代会戦は包囲殲滅を目指すもんでしょ?
総力戦では古代戦みたいに兵を追い出すだけじゃ意味がない。
包囲して文字通り兵士を殲滅して人口を減らすしかない。
63 :
世界@名無史さん:2009/02/03(火) 18:35:34 0
土木の乱
偶然とはいえ鮮やかな奇襲
義和団の乱
英米露仏独伊墺日の八ヶ国連合とか凄い面子だわ・・・
65 :
世界@名無史さん:2009/02/03(火) 20:35:51 O
プロイセン=フランス戦争かな
ガチで大国同士で戦って40日前後で済んだ戦争はそうない。
原爆とかね、ぴかっ、ぶわーっとなって美しいですよ。
テルモピュライの戦い
玉砕こそ男の美学だぜ
殺し合いに美しいもくそもあるかいw
まぁ強いてあげるなら日本海海戦
戦術が見事にはまった好例でしょ
69 :
世界@名無史さん:2009/02/03(火) 23:20:09 0
>>67 映画『300』、2回も見たよ あれは傑作
史実をだいぶ脚色してるけど、実際にスパルタ軍は多勢に無勢にもかかわらず
すさまじい奮戦を繰り広げてペルシャ軍に大損害を与えた
男のロマンだよなあ 昔の戦争は飛び道具が弓くらいしかない分、格闘技の延長みたいな
感じでフェアだし美学があってよかった まあ捕虜皆殺しはどうかと思うけど・・
サルフの戦いは、まさに内線作戦の極致、模範例とでも言うべきもの
欧米の士官学校でも教えられるらしい>サルフの戦い
お手本として
サッカーで20-0で全負けしたエルサルバドル
73 :
世界@名無史さん:2009/02/04(水) 08:22:28 0
逆に清々しいw
>>67 じゃあ、太平洋戦争の日本軍が一番美しいってことになるね。
太平洋戦争における日本軍とアメリカ軍の戦死者
日本軍(アメリカ軍)
陸軍 1,450,000(41,322)
海軍 437,394(31,485)
海兵隊 ― (19,733)
合計 1,887,934(92,540)
「実録太平洋戦争史・慟哭編」
短期間で多くの成果(被害)を出したのは原爆が最高?
硫黄島の戦いは美しかったね
栗林中将の最後の突撃、負傷米兵を手当てしたバロン西の男気、市丸のルーズベルトに当てた手紙
敵側も騎士道精神に溢れた聖将ニミッツ、ネイティブアメリカンの権利のために戦ったナバホ族の人たち
銃が登場して以降の戦いはイマイチ。
日本の戦国時代辺りまではまだ許容範囲だが。
79 :
世界@名無史さん:2009/02/04(水) 21:59:07 O
銃が登場するまでは、戦争は美しいものも多かったんだぜ。根絶やしにする恐ろしい
ものもあったが。
「スターウォーズ」のジョージ・ルーカスが銃を野蛮なものと言うわけだわな。
81 :
世界@名無史さん:2009/02/05(木) 02:22:38 0
モンゴル軍の都市殲滅。
完全略奪後、都市を完全破壊。
跡地を騎馬軍団で走り回って完全整地。
そして大量の塩をまいて、二度と復興できなくする。
少し前まで都市の栄えた場所が、完全なるただの「地面」に。
美しい。
82 :
世界@名無史さん:2009/02/05(木) 03:37:24 0
>>79 同意 ちなみにバットマンはアメリカなのに絶対に銃を使わず殺人をしないところが
好きだな スレチだがダークナイトは近年の最高傑作
俺も銃と大砲などの飛び道具は当たれば即死亡だから本人の身体能力より運しか
生き残る要素ないから卑怯だし汚い兵器だとおもうよ 大嫌い
ブレイブハートとかキングダムオブヘブン、トロイなどの古代中世の戦いを描いた映画見ると
不謹慎だけど「美しい戦場」だなあとつくづく感じる
あと『パトリオット』見てアメリカ独立戦争に興味もったんだけど
ゲチスバーグの戦いはすさまじいね
83 :
世界@名無史さん:2009/02/05(木) 04:36:32 0
昔の戦争から飛び道具が有効なのは変わらんよ、モンゴルも馬から弓撃ってかってたんだし
銃弾をくらっても生きてる人はそれこそルネサンス頃から結構居た
85 :
世界@名無史さん:2009/02/05(木) 13:27:12 0
まあ銃までは許してもいいと思う。
あれは無差別じゃないからね。第一次大戦からが、兵器が非人道的に
なってきたようだから、それまではギリギリ戦場に騎士道が残っていた
といえるかな?それ以降は全くダメ、核兵器が開発された時点でもう
おしまいじゃないか?美しい戦いはこれからはもう期待できない。
つまらない世界になったものだ。
屋島
銃というよりも、機関銃や自動銃が出てきてからじゃなかろうか。
戦争が糞化したのは。
フランス人は機関銃の発明者を縛り首にしようとしたんだっけ?
非人道と美しさは比例するような気もする。
美しさは、残酷。
89 :
世界@名無史さん:2009/02/06(金) 04:06:24 0
『パトリオット』見てみな 独立戦争の光景が非常によく描かれてる
あの当時は銃は単発式で一回撃ったら再装填に時間かかったため、
乱射戦というより、双方の軍隊が隊列を組んで行進しながら交互に順番に射撃しあう
ゆっくりとして整然としたものだったらしい
ガトリングガンで瞬時に皆殺しよりは美学があったと思う
あといつも思うのが、戦場での旗持ちやラッパ係 あれって相当勇気ないと
務まらないよな
>>89 あー、あの並んで射ち合うやつか。
あれホント意味わからんよな。
ボーっと突っ立っててアホちゃうかと思う。
平安時代の武士の戦いよりも形式的に見える。
武器の発達に戦争の形式が追いついてなかっただけじゃないのかな。
91 :
世界@名無史さん:2009/02/06(金) 05:57:25 0
マウリッツ最高
92 :
世界@名無史さん:2009/02/06(金) 06:12:18 0
チャンセラービィルの分散して包囲するという気迫。
ゲティスバーグの芸術的機動。
戦争は芸術。
93 :
世界@名無史さん:2009/02/06(金) 13:25:50 0
銃は良いとして
機関銃や自動銃が出てきてからは悲惨
>>79 アホ抜かせ
銃が生まれたから、野蛮な略奪馬賊を
善良な農民や町民がタイマンでぶっ殺せるようになったんだよ。
マシンガンが普及したらまたパワーバランスが変わるけどな
まあ、西部劇もあるしな。
湾岸戦争
ここまで一方的に戦いが進むと清々しい
ゲームみたいな戦争だった
97 :
世界@名無史さん:2009/02/07(土) 00:22:45 0
虎牢の戦い
美しい戦闘とか言うと
ウンコと竹で作った落とし穴にやられた米兵を想像してしまう
99 :
世界@名無史さん:2009/02/07(土) 01:09:45 O
アウステルリッツの蒼い空
これに尽きます。
100 :
世界@名無史さん:2009/02/07(土) 01:52:40 0
>>90そうそう アレ意味わからんよねwwぼっと立ってないでしゃがんで
装填すれば相手に撃たれても無事に済むはずなのに
「レディファイア!」の指揮官の掛け声で一斉射撃ってのも戦国時代の信長軍みたいだし
独立戦争はすごく牧歌的な戦闘だったのかも
あの映画はこの独特な戦闘シーンが興味深くて5回くらい見た
とにかくも、相手の射撃や砲撃をどんなに食らっても意地でも隊列を崩さずに
行進してくって相当勇気あるよなあと感じる 最後は騎兵の突撃くらって
壊走しちゃうけど
101 :
世界@名無史さん:2009/02/07(土) 02:33:57 0
いちいちしゃがんでると行進できないからだろう。
102 :
世界@名無史さん:2009/02/07(土) 02:46:58 0
>>100それで立ったまま装填したのかな でも装填中にほぼ確実に相手に
射撃されてバタバタ倒れてた 確実に一発込める間に一発射撃されてしまう
映画だと何よりも隊列の維持が戦闘の最優先事項にされてた
第一次大戦から空襲や機関銃が実用されて戦争が一挙に虐殺大会になってしまった
第一次大戦の独仏戦線は『ロングエンゲージメント』って映画が詳細に描いてて面白かった
塹壕ほって機関銃で待ち構えてる相手に銃剣突撃なんて自殺行為だよな・・・
でもまだ突撃信仰は当時は根強かったとか しかも作戦に抗議したり逃げたら即銃殺だし
103 :
世界@名無史さん:2009/02/07(土) 02:54:00 0
誰も機関銃構えてる塹壕に突撃なんてしたくないよな。
まあ早くやっちまわないと、別軍が集結したりとか切羽詰まった状況なんではなかろうか。
隊列維持して白兵戦に持ち込んで敵軍殲滅したいんだろな。
まあ戦争に美醜が語られるのはナポレオンまでだな。
ナポレオンの時代までは総大将が戦場にいて指揮を取り
勝てば英雄、負ければ生き恥晒して敗走しなくてはならなかった。
今の戦争は盤上にそもそもキングがいないからな。
105 :
世界@名無史さん:2009/02/07(土) 03:10:34 0
キューブリックの突撃とかシンレッドラインとかでもそういうシーンあったな。
早く死ににいけ!と言われてるに等しいw
ナポレオンやアレクサンダーみたいのが先につっこんでいったら死んでもいいかと
思えんでもないが。
日本海海戦は芸術的戦闘だよ。
>>106 日露戦争って明治天皇やロシア皇帝が戦場に赴いてないだろw
109 :
世界@名無史さん:2009/02/07(土) 04:06:11 0
別に昔から皇帝や元首が戦争するとは限らんけど
ナポレオンは兵隊の上手さだけで皇帝になったんだし
有史以来、王や皇帝自ら親征する例の方が少ないだろ。
大抵は将軍が指揮をとる。
天皇は今、東京に来てるよ
さっさと京に帰ればいいのにね(笑)
113 :
世界@名無史さん:2009/02/07(土) 04:38:53 0
天皇陛下は神だから直接軍隊指揮なぞとるはずないやん
114 :
世界@名無史さん:2009/02/07(土) 04:40:40 0
一億総火の玉ってやったら、やっぱり最後の一人になるのかね?
115 :
世界@名無史さん:2009/02/07(土) 04:43:49 0
天皇陛下が一億火の玉なんぞ求めるはずねーだろが
>>102 いやあれは、練度や戦術稚拙だったというより
すでに指摘のとおり銃の性能によるところが大きい。
当時のマスケットじゃ実際ほとんど死なない。死ぬのは白兵戦とか砦攻略とか。
火力自体が貧弱なんで、火力を上げようと思うと人数集めることが正解になる
陣地を築いていない平野で、下手に散開しても前装式じゃあ火力が貧弱すぎて
それぞれ集団にひき殺されるだけなのは分かるよな?
あの隊列の重視の戦術は、戦闘の主力武器が刀から銃に変わったとは言え
銃器火力がまだ貧弱だったので火力より効率的に発揮するには集団を維持するしかないと言うところから来てる。
また兵士の意識も練度低いので散開したら勝手に逃げる奴もかなり多いだろうとは思うが。
そして白兵戦で勝負を決めるので近づいていくしかない。なのであのお間抜けな前進となる。
歩兵に歩兵ひきつけて側面から狩猟騎兵で突き崩すこともあるが
当然相手の側面の守りをまず無力化すなきゃいけないわけです
戦争が醜くなったのは日露戦争からと言われている
アレ以来機関銃を乱射しまくるだけになったからな
司馬は戦いに騎士道や美しさが有った最後の戦争と言ってるな>日露戦争
モルトケが節目か
シュリーフェンプランには夢がある。
北の戦争はきれいかもしれない
熱帯で戦争したら、臭いとか大変だろうな
123 :
世界@名無史さん:2009/02/07(土) 16:22:33 0
日露戦争こそ人間が勝敗を分けた最後の戦争だろうな
児玉や東郷がいなかったらどうなってた事か
フォントノアの戦いのような、中世の最後の名残を残しつつ、ほとんど両脚近世に突っ込んでるような
アンバランスな美しさがいい。
125 :
世界@名無史さん:2009/02/08(日) 06:43:07 0
チェリニョーラの戦い。
ヨーロッパの長篠。
>>118 それを言うなら旋条銃が登場してからだろう。
本格的に主力になった南北戦争あたりから悲惨度が格段に増した。
127 :
世界@名無史さん:2009/02/08(日) 11:34:50 0
でもロバート・エドワード・リーとか美しいよな。
リーはサムライ
ボイン川の戦い
130 :
世界@名無史さん:2009/02/11(水) 16:34:13 0
鄱陽湖の戦い
131 :
世界@名無史さん:2009/02/12(木) 07:35:22 O
銃の登場で雑魚でも人を殺せるようになったから、
兵士に戦士・武士・騎士としての心構えを持たせる力が弱くなったんだろうきっと。
133 :
世界@名無史さん:2009/02/15(日) 21:32:26 0
戦史に詳しい皆に聞きたいんだけど、映画とかみていつも思うんだけど
混戦、乱戦になったときって間違って同士打ちしたりとか
敵と味方が見分けつかなくなったりとかしないのかな
あと、将軍や王様にはなぜ弾も弓も当たらないのか不思議
アレクサンダー大王や項羽なんて先陣きって行ったのにいつも自分だけ無事
やはりとんでもない武運があるのかな
ヒント:誇張
同士打ちあるよ。夜なんてほんと危ない。 目印・合図は基本。
弾・矢にもあたるよ。もちろん当たらんようにするだろし、無茶しても部下が
盾になったりするだろうけど。
ネルソンとか撃たれて死んだし、アレクサンダーも一人乗り込んで矢に打たれて
死にかかったって東征記にあるぞ。
>>133 歴史に名を残す前に戦場で死んでいった無数の将軍たちがいるんだ
映画に出てくるようなのは一握りの幸運な連中だ
あと現代でも3割はフレンドリーファイアによる戦死といわれている
ぱっと思いついた戦死した大物
シャルル突進公、グスタフ・アドルフ、テュレンヌ
チャイニーズ・ゴードン
139 :
133:2009/02/16(月) 01:11:40 0
どうもありがとう ちょうど今、WOWOWで浅野忠信主演の『モンゴル』
というフビライハン描いた映画やってたんだけど、騎馬での戦いのシーンは
かなり迫力あったよ ハンは二刀流で戦ってた 馬に乗りながら2本の剣でなんて
戦えるのかな・・・
夜間は確かに友軍攻撃いまでも有りそう
あと、昔読んだ漢文で、中国の戦争で、砂塵がすごく巻き上がって視界が奪われて
敵か味方かも見分けつかない混乱状態で戦いが進んだ とかいう文章読んだんだけど
何の戦いか分かる?かなり有名な戦らしいんだけど
>>139 >敵か味方かも見分けつかない混乱状態で戦いが進んだ とかいう文章読んだんだけど
>何の戦いか分かる?かなり有名な戦らしいんだけど
紀元前632年の城濮の戦いなんじゃないの?
141 :
世界@名無史さん:2009/02/16(月) 12:24:39 O
スパルタVS?
のテルモピュライの戦い
スパルタ兵300対100万(実際は50万ほど)
スパルタは地形を利用し、戦った!
142 :
世界@名無史さん:2009/02/16(月) 17:13:53 0
最後は迂回されてあっさり負けてるけどな。
しかも大半は迂回が発覚した時点で
即刻ベロポネソス地峡までの後退に予定どおり成功しているのに
無駄な抵抗して戦力をすり減らした。
まあ300人プラスαくらいなら、玉砕して全軍の士気に貢献してくれた事実のほうが大きいかもしれんが
まあ同じ文化間とか、先進国同士で、大将の優れた戦略・戦術で勝ったってのがやっぱいいねえ。
いくら数の差があっても、蛮族をぼこぼこにしましたwwwwwwwとかじゃちょっとケチがついちゃう。
あとザマの戦いみたいに、ハンニバルが得意とした騎兵戦術を使えなかったってのもやっぱりケチがつく。
そりゃ戦争なんだし、相手が本気で戦えないようにもって行く戦略ってのは、
孫子の言うところの闘わずしてかつってな具合で素晴らしいには素晴らしいんだが、
美しい戦闘とか至高の戦闘みたいなのだとスポーツライクに
お互い万全の体制で挑んだのにってのが求められるきがする。
あるいは不利だったはずなのに勝ってるとか。
144 :
世界@名無史さん:2009/02/17(火) 21:32:40 0
>>139どうもありがとう 多分それかな
同士打ちで殺されたら本当に空しいなあ
ナポレオンのときも、2割くらいの兵士が後方から援護射撃する友軍の弾に
当たって死んだとか聞いたことある
145 :
世界@名無史さん:2009/02/18(水) 18:25:17 0
孫子は、負けたやつに敵を知り己しれば100戦危うからずって斬って捨てれば、
全部片がつくからなw
146 :
世界@名無史さん:2009/03/01(日) 03:25:29 0
みんなに聞きたいんだけど、激戦乱戦で同士討ちを防ぐために
軍隊はどんなアイデアを使うの?朝鮮戦争だと北は帽子、南はヘルメットだったから
同じ顔の民族でもすぐ『見分けついたみたいだけど
戦国時代みたいに同じ民族で同じような鎧かぶとだと誤爆多かった気がするんだが
>>146 戦国時代なら旗指物は皆持ってるだろうし、夜間戦闘ならば合言葉の一つぐらいは決めとくもんだ。
148 :
世界@名無史さん:2009/03/01(日) 10:45:32 0
日本海海戦
リーグニッツの戦い
カンネーの戦い
ガウガメラ川の戦い
だから、特に乱戦だと同士討ちも少なくなかっただろうし、
>>147の言うように、ジャパンなら旗などの何かしら見分けがつくもので見分けるのは大事なことだろう。
合言葉で答えられなかったり言いよどんだヤツは味方でも殺したとかなんとか。
俺もFPSやったりするけど、味方の見分けが難しいぜ……結構味方撃っちゃう。
150 :
世界@名無史さん:2009/03/11(水) 05:57:42 0
あげ
歴史上屈指の名将と言われる割に、カエサルの指揮した戦場ってこういう場で上がりにくいよね。
アレクサンダーのイッソス・ガウガメラ、ハンニバルのカンナエ、ナポレオンのアウステルリッツみたく
これがカエサルの戦いの決定版! 的なものがないせいなのか?
152 :
世界@名無史さん:2009/03/18(水) 04:21:16 0
カンナエ会戦の包囲殲滅は素晴らしいが、ハンニバルのローマ攻略自体は微妙だったな。
本国が頼りにならない中、ろくな補給もなく戦い続けた点はスゴイけど。
局地的な戦いの美しさが語られてるが、戦略面で美しかった戦争ってある?
ガウガメラの戦いってすげーよな。よくあんな博打じみた戦術やろうと思ったもんだ。
154 :
世界@名無史さん:2009/03/18(水) 10:46:33 0
一番悲惨な戦闘はインパール?
>>152 ローマの実態を、同盟において、同盟間の離間戦略を取ったのは見事だった気もするな。
失敗したけど。
ガリア諸部族を味方につけながらのアルプス越えも悪くはなかったかなあと。
まあ元々本国との連携が無い状態で出撃して、本国の補給頼みだったのは
ちょい浅はかかもしれん。
>>152 >>65でも挙がってるけどね、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン戦争から
普仏戦争までのプロイセンの戦略なんかどう?
一国の戦争指導としては最高レベルじゃないかと思う。
157 :
世界@名無史さん:2009/05/03(日) 17:08:25 0
独ソ戦
人がゴミのように死んでいく・・・
ヒトラーもスターリンも文民だが、軍事に優れた指導者同士の戦争を
格闘技の試合とするなら、こっちはヤクザの殺し合いみたいなもんか。
>>157 な、なるほどね。そういう見方もあるかな。
格闘家同士が喧嘩したら、KOや一本での華麗な決着がつくかもしれないけど、
素人同士だと血みどろの揉み合い圧し合いになるだろうからな・・・。
ただ、現場の指揮官はプロフェッショナルだと思うんだが?
159 :
世界@名無史さん:2009/05/03(日) 19:52:49 0
>>158 末端の現場はともかく、大きい作戦にはヒトラーもスターリンもかなり口出ししてた。
ソ連は軍の将校を監督する政治将校がいたし、ナチはゲーリングとか側近も作戦に関与し足引っ張っている。
逆にあまり重要じゃない戦線ではロンメルとか優秀な将軍は才能を発揮できた。
やっぱ偉大な英雄は軍事も優れてるってイメージもあるから、
スターリンもヒトラーも口出ししたがるんだろうな。
特にスターリンなんて軍隊大好きだし。
161 :
世界@名無史さん:2009/05/04(月) 16:13:11 0
ピラミッドの戦い
あれほどの完全勝利はなかなかない
>>158-160 「戦闘」はともかく、大きな「戦略的作戦」は、そもそも政略に従って行うべきものでは?
政治家が戦争の指揮を執るのが、言い方に問題はあるだろうが、あるべき姿でしょ?
日本のように軍人が暴走する方が、世界史的には異常です。
ヒトラーやスターリンが「戦争」に口を出すのは当然でしょうな。
戦争を理解していないのに口を出しすぎたことで、問題はあるけどね。
>>159 優秀な将軍の例として上げるなら、ロンメルはどうかな。
彼は歩兵の戦闘指揮官としてはかなり優秀だけど、大軍を率いる司令官としては及第点は出しにくい。
ヒトラーに足を引っ張られた一番よい例を上げるなら、マンシュタインあたりを出して欲しいなぁ。
マンシュタインは米国のTIME誌の表紙になったことがあるわりには、
日本じゃ全然無名だよな。
彼がヒトラーに希望した通り、東部戦線の参謀総長になってりゃ
また違っただろうがな
孫子も言ってるけど、軍隊のことにゃ王様は口を出すべきじゃないんじゃね。
問題は軍隊が政治まで掌握しようとすることで、
王様は戦略として、軍長官の意見も聞きながら軍隊をどうすべきかってことを決定するが、
実際の戦争面では軍人にやらしたほうがいいと思う。
167 :
世界@名無史さん:2009/05/07(木) 00:39:32 0
今も昔も戦争なんてやること変わってないのに
銃が無かったころは美しかったとか言ってるやつアホだな
>>167 チャーチルはアホ
ですね。わかります。
第一次大戦だと、戦車の集中に対して浸透戦術でカウンターかけるカンブレーもかっこいいが、アミアンの戦いは美しすぎる
カンブレーのときよりさらに発展させた、機械仕掛けのように整然とした計画と戦車航空機の集中を持って突っ走る連合軍
それに対し、手元に残るなけなしの戦略予備をはたききって応答するドイツ軍。
>>167 戦争は変わってないが、戦闘、合戦の美しさは変わってるよ
戦争の美学っぽいのは機械化が進むほど失われてるんじゃないかねえ
人対人の戦いだと、そこに物語を想像しちゃうけれど
機械対機械だと想像しにくいよね
剣で殺すのは綺麗
ミサイルで殺すのは汚い
そんなことはあるめえ
そんな事あるだろ。
女じゃなかったとしたらオカマだな、お前。
人が死ぬことに限っていえば同じ死に違いはないかもしれないが、
剣で殺すには自らを鍛え、相手に殺されることもある戦場でヤルもの。
目の前には自らが殺した相手の死体が残るし、返り血も浴びる。
ミサイルは安全なところから指先ひとーつでダウンさー
鍛え上げた鋼の肉体と魂を持った漢達が、互いの命と誇りをかけて斬り合い、
真っ赤な血潮を飛び散らせる戦いこそ、男の本懐。
銃やミサイルなんて邪道だ。
核ミサイルのボタンなんて、鍛えた兵士どころか、チンパンジーのアイちゃんだって押せる。
軌道設定誰がやるんだよw
そもそも発射に必要な発射許可は誰が出すんだ?w
>>155 普通あそこまでいったら同盟はとっくに崩壊するからな
ローマが驚異的だったと評価すべき。
何年たっても崩壊しない同盟に対しそれならと半島に居座り続けたハンニバル