2 :
世界@名無史さん:2008/07/12(土) 20:04:50 0
東アジアも、発展しないのか、でいいのか?
4 :
世界@名無史さん:2008/07/13(日) 14:34:47 0
東アジアは中国・モンゴル・北朝鮮が貧困国でしょ
日本人・韓国人なんか東アジアの人口的には少数派なんだし
北朝鮮は"別枠"だし、中国は「なぜ発展しないのか」とは言いにくいでしょう
さまざまな問題や格差を孕みながらも今後はそれなりに発展していくだろうから
6 :
世界@名無史さん:2008/07/13(日) 15:29:55 0
それならどこのアジアもアフリカもそうだね
内戦してたら別枠、独裁なら別枠、経済成長率も途上国はどこも高いしね
資本主義は常に経済成長を必要としている。国内が成長しないのなら
アジアの成長を取り込もうと日本企業が動いているように。
アジアの次は南米とアフリカが成長をはじめるだろう。
とにかく成長する市場がないと資本主義は回らない。
資源と食料と足りなくなり、地球環境が破壊しつくされるまでこれが続く。
8 :
世界@名無史さん:2008/07/13(日) 18:07:11 0
中国はもう貧困国とはいえないんでね?
一人当たり所得10000ドル越えの地域もかなり増えてきた
9 :
世界@名無史さん:2008/07/13(日) 18:27:54 0
中国の1人あたりGDPは僅かに2,485ドル
世界平均の8,219ドルより遥かに劣る
ちなみにEU平均が$28,213、ASEAN平均が5,962ドル、
アフリカ連合平均が1,896ドル、インドが977ドルだ
アジア・アフリカは経済成長率が高いからEUとの差は埋まっていくだろうが
少なくとも現時点で、東ア・アフリカは貧困地帯、南アジアは最貧地帯だ
10 :
世界@名無史さん:2008/07/13(日) 19:52:59 0
中国って社会主義なのに格差スゲーよ
インドや中国は発展するでしょ
12 :
世界@名無史さん:2008/07/13(日) 20:03:11 0
wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
南米の場合は一見もっと発展する要素があったような気がするのに
なぜそこまで発展しなかったかということでないかな
例えば北米と比較して
移民したのがスペイン・ポルトガルの二流白人だったからだろ。
北米のように、アングロサクソンやアイリッシュが移民していたら全く違っていた。
15 :
世界@名無史さん:2008/07/13(日) 22:45:02 0
アイルランドは戦後まもないころはスペインより貧乏な西欧の最貧国だったが今では北欧や米国にならぶ世界有数の高所得国
人種の優劣ではないのは明らか
>>9 いくら経済成長を続けても中国で貧困層が消えることはない。
それほど膨大な貧困層が存在している。
南米にしろアフリカにしろ古代や原始時代から近代化しようなど、
土台無理な話なのである。
むしろ、余計文化や秩序を乱すだけなのである。
18 :
世界@名無史さん:2008/07/14(月) 12:32:10 O
>>13 アメリカ合衆国は南北戦争まで奴隷制プランテーションで生産される綿花が輸出の半分近くを占める国だったわけで、
これはラテンアメリカのアシエンダ、ファゼンダに代表される従属的プランテーション農業を基盤とする経済構造と実は余り変わらなかったりする。
そして、その構造は、むしろ植民地時代から独立を経て強化される方向に向かっていった。
ラテンアメリカで「大掛かりな工業的幼児殺し」と呼ばれる一連のマニュファクチュア崩壊が起きた時に、
合衆国の北部では緩慢ながらも手工業が維持され、工業化が進んだ。
19世紀初めから半ばまでのアメリカ大陸で曲がりなりとも工業化が進んだのは、
北米じゃニューイングランド、南米じゃパラグアイのみだった。
アメリカ合衆国南部やラテンアメリカ諸国は自由貿易の採用と共に工業化を放棄し、
イギリスやアメリカ北部の資本に依存的な経済構造を固定化した。
当然反動は起きた。しかし、北米と南米の勝者は違った。
1865年にリー将軍が合衆国に降伏を認めたとき、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイは
パラグアイのロペスに対する三国同盟を結成したが
1860年代の二つの戦争は、北米では従属的構造に対して自立的構造が勝利したが、南米ではその逆だった。
南北戦争は自由貿易に対する保護貿易の勝利であり、パラグアイ戦争はその逆だった。
これによりアメリカ大陸の北と南はその運命を規定することとなった。
またこの手のゴミスレっすか
20 :
世界@名無史さん:2008/08/03(日) 08:47:49 0
2ちゃんと世界はゴミスレに満ちている
21 :
世界@名無史さん:2008/08/03(日) 15:04:41 0
北半球の経済大国に搾取されてるから
22 :
世界@名無史さん:2008/08/03(日) 15:06:20 0
資本主義は成長し続けないと成り立たないっていう理屈教えてください
23 :
世界@名無史さん:2008/08/03(日) 15:15:36 O
暑いから頭が働かない
24 :
世界@名無史さん:2008/08/05(火) 19:45:31 0
デーヴィット・アイクの英文週刊ニューズレター、二〇〇八年七月二十七日。
「アフリカに対する新しい征服……そして全世界の(征服)」
http://www.davidicke.jp/blog/nl0124/#extended イルミナティのアフリカ大陸侵略と征服は、三つの段階、三つの局面を
経過している、とアイクは言う。
即ち、第一の段階は、十五世紀末に始まるヨーロッパ白人による植民地支配
である。かくして、二十世紀前半までに、アフリカ大陸はほぼ完全にヨーロッパ
白人帝国主義列強によって分割占領植民地化された。
第二の段階は、第二次世界大戦終戦後。この次期にイルミナティはアフリカ
の植民地を「独立」させた、かくして、アフリカには、何十もの「独立国」が出現
した。しかし、この「独立」はぺテンである。独立国と言う形でのイルミナティの
より強力且つ有効なアフリカ征服が進行した。
第三の段階は、ごく最近、開始された。それはイルミナティの手先としての
中共をしてアフリカを征服せしめる、と言う。
アイク曰く。中共は、何億人単位の中国人をアフリカ大陸に移住させる計画
であると。この中国人は、イルミナティの手先として、アフリカに送り込まれる。
そしてこうした、莫大な数の中国人は、ヨーロッパ白人の植民地主義者には
決して出来なかったほどにアフリカ大陸の歴史的伝統と生態学的豊かさを、
根底的に壊滅させることが出来る、と。 アイクのこの指摘は正しい。
イルミナティは中共を使って、アフリカのみならず、全世界の征服を深化
させようとしている。アイクは、現在の世界の反陰謀論グループ、反陰謀
研究者の中に存在する、中共に対する誤まった見方を批判する。
ここでの「誤まった見方」は、概略、次の如く整理出来る。
(1)中共は欧米西洋イルミナティ陣営と戦って居る、と評価する見方。
(2)中共は、イルミナティのライバルとしての新興帝国主義勢力であるとする見方。
(3)中共は反民主主義的独裁勢力であるとして、西洋的価値観に基いて批判する見方。
>>24 フリーメーソンって本文にあるのをちゃんと使えよ
27 :
ウーゴ ◆eaYqa3SeLE :2008/10/10(金) 10:26:32 O
コンゴ民主辺りの惨状を見てると、世界のどの地域でも主権国家が成り立つって考え方に疑問を抱かざるを得ない
アフリカはコンゴ王国みたいな小国が分立してる方が良かったんじゃないか
ブラ汁はブリッ糞の一員ですw
独立時に人口の半分が奴隷だったような国が、185年ぐらいでよく露中印みたいな歴史の大国に並ぶまで成り上がったと思うよ。
痛みに耐えた。よく頑張った。感動した。
30 :
世界@名無史さん:2008/10/22(水) 09:32:24 0
639 名前:ロボ-7c7c ◆Robo.gBH9M [sage] 投稿日:2008/10/21(火) 23:22:22 ID:???
>>638 スーダン、ダルフール地方を除いて発展してますしねぇ。南スーダンも、皆さんご存知の通り
ローンとは言えT-72輸入できるくらいまでになりましたし、首都ジェバも自動車が増え、道路
事情も急速に良くなってるそうです。
31 :
世界@名無史さん:2008/12/22(月) 18:36:10 0
メキシコ ブラジル コロンビア
32 :
世界@名無史さん:2008/12/22(月) 18:47:07 0
中南米の多くの国が経済的に停滞を続けたのはスペイン、ポルトガルの土地制度が
封建時代のままであったことが大きい理由らしい。つまり本国の衰退と同一の理由。
33 :
世界@名無史さん:2008/12/22(月) 20:28:09 0
既に指摘されてるけど中南米とアフリカを同列にするのはダメだろやっぱり・・・・
確かにコロンビアやニカラグアのような最貧国で治安が悪い国はあるがやっぱりアフリカの暗黒度に比べればマシな部類
34 :
辺無宇々悟 ◆eaYqa3SeLE :2008/12/22(月) 22:07:40 O
コロンビアはコカインと製造業で域内中進国ですお( ´ω`)
で、アフリカに未来がなさそうなのはHIVの蔓延か。
ボツワナとか上手く行ってる国でさえあんなにHIV蔓延してたら絶対未来がなさそうな気がする。
35 :
世界@名無史さん:2008/12/22(月) 22:26:52 0
中南米の麻薬組織やギャングなんてアフリカの民兵や暴徒に比べればまだ可愛い
36 :
世界@名無史さん:2008/12/25(木) 21:39:52 0
アフリカの仲間達
アフリカ睡眠病
ツェツェハエによって媒介。人畜共通感染症。中部アフリカで猖獗を極め家畜生産を壊滅させる。
脳に侵入すると眠り続け飢えて死ぬ。
マラリア
ハマダラ蚊によって媒介。中部アフリカで猖獗を極める。慢性的な発熱を起こす。
脳に侵入すると脳マラリアを起こす。
HIV
体液の接触によって媒介。アフリカ全土で猖獗を極める。地域社会の崩壊を引き起こしている。
処女とやると治るなどという無責任な治療法が事態をさらに悪化させている。
ギニアワーム
スウィーティなミジンコ水によって感染。アフリカ中部で流行。とても痛い。成熟すると足の皮膚を食い破って
水中に泳ぎ出す。
コレラ
排泄物が飲料水に混ざることによって流行。アフリカの一部の都市で大流行。
社会基盤が崩壊するととたんに感染力・致死率がアップ
エボラ
体液の接触によって感染。誇張されているほど感染力は強くない。中部アフリカのごく一部でたまに発生。
致命的だがメディアによって誇張されすぎているきらいがある。
人食いハエ
皮膚に産卵して、人の真皮組織を食い荒らす。中部アフリカに普遍的に存在。
致命的ではないが気持ち悪い。
黄熱病
ネッタイシマカによって媒介。中部アフリカも流行地帯。
ワクチンで予防可能。
>>22 > 資本主義は成長し続けないと成り立たないっていう理屈教えてください
あらゆる企業が利益を追求しても経済全体が破綻しないためには成長が必要。
39 :
世界@名無史さん:2009/01/08(木) 02:14:45 0
南米とアフリカといっても全然ちがうんじゃないかな
アフリカに比べれば南米はぜんぜんマシ
独立後のハイチが工業化するためにはどうすれば良かったんだろうか。
41 :
辺無宇叫 ◆eaYqa3SeLE :2009/01/08(木) 02:41:52 O
>>38 こういうの見てるとアフリカで人口密度上げたら危険だって思うよね。
アフリカ大陸を五つに分けた際に、気候的に見て北アフリカ以外で未来がありそうな地域は東アフリカだと思うけど、大ソマリア主義がうざいな。
>>40 独立1804の時点?日本と同時期?WW2後?現在?
>>82 お久しぶりです。1804年直後を想定してます。この時期の状況を簡単におさらいすると
史実ではナポレオン軍の侵攻により、トゥーサンが追放され、
さらに戦争によって回復軌道に乗っていた砂糖とコーヒーの生産が再び壊滅したところからハイチの独立は始まります。
しかし、独立に当たってデサリーヌが残留白人をほぼ抹殺してしまったことでヨーロッパ諸国との関係は悪化し、
アメリカ大陸からも奴隷制を堅持する合衆国とブラジル帝国からは政治的事情によって承認されず、
イスパノアメリカにおいてもボリーバルの解放軍を援助したものの、グラン・コロンビアからさえも承認はなされませんでした。
こうしたインフラ、産業の壊滅、外交的孤立、さらには内部の黒人とムラートの対立に加えて結局ハイチは、
同年の輸出総額の10倍に当たる独立認めてもらう代を払ってフランスに承認されますが、
この負担は間接的にドミ共の独立を招き、更に19世紀後半に入る頃には、18世紀にはほぼ独占と言っても
良かったコーヒー、砂糖業は新興のラ米諸国にシェアを完全に奪われてしまいます。
もしナポレオンがサン・ドマングをトゥーサンを介した間接統治にして満足していれば、
ひょっとしたら今頃もサン・ドマングはフランス語ジャマイカのような立場だったかもしれませんが、
史実ではサン・ドマングはハイチとして独立してしまい、こんな悲惨な状況の中で独立国として歩まざるを得ませんでした。
死んだ子の歳を数えてもどうにもなりませんが、せめてどこまで歴史の針を戻せば
ハイチの運命は変わったのか、何が転換点だったのかを見極めてみたいのですよね。
鍵は主産業だったコーヒー、砂糖産業の決定的衰退であり、その要因たる新興ラ米諸国の競争力の強化と、
ハイチ内での不適切な農地利用だったと思うんですが、何をどうすればこれら諸問題を解決できたんでしょうか。
独立しないでトゥーサンが自治政府統治するのが一番だったんだろうけど、ナポレオンがなあ。
>>43 その記述を読後、Wikiでハイチの歴史を覗いてきたのですが、中々の苦難の旅をしてきていますね。
初の黒人国家、それもリベリアみたいに後ろ盾があるどころか、敵だらけ状態。借金てんこもり。
確かに「独立しないでトゥーサンが自治政府統治するのが一番」と思います。実現できればですが・・・
IF01:1915米占領時に第ニのプエルトリコ化。米・南米との中間貿易拠点として香港化、軽工業発展、で独立。
IF02:1957デュバリエの「ルック・ノース」w第ニのシンガポール!
難しいですねw
ですがハイチ工業化のモデルは香港orシンガポールが近いような気がします。
私の、一般常識に産毛が生えたくらいの歴史知識ではこの程度です。
45 :
世界@名無史さん:2009/01/14(水) 02:28:04 O
南米が発展しないのは、
他ならぬアメリカが、現在進行形で南に侵略中だから。
はい、そういう国です。
大陸ではがんがん内戦やってます。領土的野心もたっぷり持ってます。
中国となんら変わんないっすね。
アフリカは知らん。
47 :
世界@名無史さん:2009/01/18(日) 03:16:19 0
中・南アフリカ …… カトリックがはびこった
北・東アフリカ …… イスラム教がはびこった
エチオピア …… カトリックが荒らした
中南米 カトリックがはびこった
台湾や韓国が発展したのは、一時的にでも神道が浸透したから。
49 :
世界@名無史さん:2009/02/04(水) 10:35:54 0
南米やアフリカが発展しない理由は、従属論や世界システム論で説明
できるんじゃないの?
結局
工業製品>一次産品
の関係にあるうちはプランテーションや鉱山主体のとこは収奪され続ける運命にあるんだよなあ
一次産業は雇用や経済の波及効果が工業に比べて低いから所得格差や教育格差も凄いのが発生してしまう。
よっぽど肥沃で現地土民を虐殺したようなとこでなきゃ、農業は労働力を馬鹿食いするし
しかも一次産品>工業製品なんて関係は世界戦争や異常相場時以外は成立しにくいし
そしてこれからは人権や環境も守れと先進国様はおっしゃるw
もうお手上げですなw
一定期間、一種の経済的・文化的鎖国を行い、すべてを自前でやっていき、
対等に競争できるところまで来たときに、だんだんと諸外国に門戸を開いて
いけばいい。
もちろん、圧倒的多数の餓死者を出す覚悟で。
>>52 やっぱり、19世紀に近代化できなかった国はもう手遅れなんじゃ。
なぜ玄米は発展しないのか
56 :
世界@名無史さん:2009/02/12(木) 09:40:54 0
ラテンアメリカ諸国とアフリカを同列に扱うのはどうかと。
ラテンアメリカ諸国は、パクス・ブリタニカのもとに形成された全世界的な
貿易・決済システムがもっとも円滑に機能した19世紀末から第一次世界大戦に
かけての時期を、独立国として、しかも国内政治がかなり安定した状態で迎える
ことができた。
この点で当時植民地であるか、あるいはそうなりつつあったアジア・アフリカ
諸国に比べれば格段に恵まれていた。
ついでに指摘すると、ラテンアメリカ諸国が独立時に欧米各国と締結した通商条約は
中国や日本とは違い、領事裁判権や協定関税率制度を含まない平等条約だった。
57 :
世界@名無史さん:2009/02/12(木) 23:39:46 0
>>1 働かなくても野性のバナナやイモを食っていれば生きていけるんで、暑い所で働く気が起こらないんだろう。
Wikipediaにウルグアイの歴史をうpしました。少し前に北アフリカ三国(チュニジア、アルジェリア、リビア)の歴史
も加筆改変したり、新設したりしたんで興味あれば見てください。間違ってたら直してください。
>>50 前スレで従属論の立場からああだこうだ言ってみたら結構好評でした。
従属論はそれ自体でも結構面白いですが、キューバ映画の『低開発の記憶』(1961年)や、
エドゥアルド・ガレアーノの『ラテンアメリカの切り開かれた血管』(1970年)のような文化絵の影響が大きかったり、
あるいはペルー革命もブラジル型軍事政権も、採用した政治スタンスは全く逆とはいえ
軍部が従属論の影響を受けた結果なわけですから、従属論の与えた影響って話題だけで本作れそうなのが面白いです。
世界システム論も面白い。クレオール理論(グリッサンとかシャモワゾーとかのマルチニーク関連)は多分
世界システム論の影響なかったら今みたいな形になってないでしょうし(って先生が言ってただけですw)。
どっちが正しかったのは僕にはわかりませんがw近代化論でラテンアメリカを見るのは限界があるとは思います。
>>51 初代スレは見てました。確か15レス目ぐらいで「ニカラグアって結局ソモサ派が勝った』とか書いた気がするからFSLNの再選前ですね。
今のオルテガは腐敗した党官僚って感じなんであんまり好きではないですが、当時はサンディーノとかFSLNがまだ好きでした。
初代スレの冒頭は歴史難民板のラテンアメリカ史スレの冒頭コピペしちゃうぐらい好きでした。ここでお礼申し上げます。
結構マイナー地域の情報を得るために軍事板に出入りしてましたが、自分で調べたりWikipediaを編集したりするのと同じころに
part2以降のどうにも知識のない人がシニカルぶってああだこうだ言ってる雰囲気が気持ち悪くなって最近は見てませんが、
最近も軍事情勢の名を冠しながらも大串和雄も高橋均も松下洋(は政治とか歴史だけど)
が参照されてないことや、各国の軍の制度化とか冷戦期の国家開発ドクトリンの話が出てこない、
あるいは上のレスにあるような従属論と軍部の関わり方とかの話も出てこないって状況は続いてるのでしょうか?
去年この板のスレで「サンタクルス県の住民の半分はインディオだ」って強弁した挙句に消えちゃった人と
同じような匂いがするとでもいうか。ロボさん自身があまりニュース以外に興味無い人みたいだから仕方ないのかもしれませんが、
資料や史料に当たらずに馴れ合うことが、情勢を語ることだと思ってる人が増えたのは残念なことではあります。
>>52-54 先進国への離陸は無理でも、中進国ぐらいになるぐらいの方法はあるんじゃないでしょうか?
よく揶揄されるようにコスタリカは20世紀を丸々使ってバナナ共和国からパジャマ共和国への飛躍を達成しましたし、
最近じゃチリがOECD加盟国候補になってるなんて話もありますし。
狭き門な上に、確実に周辺の貧しい国々に渡るかもしれないパイを押しつぶすことになるわけですが、
全く可能性がないわけじゃないと。で、やるとしたら
>そしてこれからは人権や環境も守れと先進国様はおっしゃるw
ここら辺がネックなわけですが、どうしようか。フェアトレードなんて言っても実効性は微妙。
でも、この原則が徹底して外資系の果物企業や鉱山企業が先進国のNGOの言うこと聞いて人権や環境守ってくれれば
わざわざ頑張って高所得国になろうとする必要はない?かも。
新自由主義って積極国家政策への対抗政策だったはずだけど、環境とか人権とか言われたらもう採りようがない方策だし、
これからどんな対抗政策が出てくるのか気になるところではあります。
>>56 ウォーラーステインもラテン・アメリカ問題なんて感じで似たようなこと言ってましたけど、
ラ米、アジア、アフリカをひとまとめにして考えるのは第三世界って言い出したフランツ・ファノンがカリブ海出身だったことに由来するのかな?
さっきカルドーゾがマリファナ解禁って言いだしたってニュースが報じられたけど、
カルドーゾが学者時代に、従属論研究の後従属論からはみ出す形でやってたブラジルの民族資本家が、
如何にしてブラジルを裏切った(というと言い方悪いけど)かって研究は、
今でも途上国全般の国家と民族資本家の関係に応用出来る気がするけど、これをやってる方はどなたかいないのかな。
ちょっと前やってた南アの新興黒人資本家層が貧乏黒人に襲撃されてるってドキュメンタリーを見る際に、
このカルドーゾの理論で見てみたら結構面白い気がする。
モウコネェヨ!と言って消えた人は誰だったっけ?
63 :
世界@名無史さん:2009/02/13(金) 13:19:44 0
暑いところはやっぱダメだろ。
アフリカ諸国の場合、アジアと違って、血みどろの独立戦争を経て独立した
わけではないというのが影響しているんじゃないのかな。
第二次世界大戦後、アジアの国々が次々と独立し、世界的に植民地=悪という
風潮になってから、宗主国の側も独立を付与することにした。
そして「アフリカの年」(1960年)には一気に17カ国が独立。
道徳の問題より維持コストの問題じゃないかな。
まあ以前のように奴隷同然に植民地人を扱えなくなったってのはあるだろうけど。
66 :
世界@名無史さん:2009/02/14(土) 13:30:10 0
ブラジル インド発展してる
そのうち抜かれる
67 :
世界@名無史さん:2009/02/14(土) 22:02:34 0
そもそも、なぜ現代人は、
「すべての国が発展(近代化)しなければならない」
と考えるのか?
68 :
世界@名無史さん:2009/02/14(土) 22:28:34 0
8世紀くらいの発展段階だった土地が
いきなり20世紀に引っ張り出されたとすれば
21世紀に進むんじゃなく
8世紀に戻る選択肢があってもいいような気がする
それには奴隷制度も認めなくてはならんが・・・
この奴隷は労働要員じゃなくて神様に捧げる生贄ね
ダオメー王国じゃ1度に200人くらい殺してたらしい
69 :
世界@名無史さん:2009/02/14(土) 22:40:27 0
>>68 ダオメーの王様は、どうせ生け贄を殺すなら売り飛ばして稼いだほうが
いいと、ポルトガル人の奴隷貿易に協力し始めたわけね。
ヨーロッパだと、ゲルマン人の部族国家レベルか。
それからローマ文明に触れて、キリスト教化して中世に移行したわけだが。
未来世紀ブラジル見たり生サンバやってるとこを見るとこう、進歩とか秩序とかどうでもよくなる。
今のアフリカでは、キリスト教はけっこう広まっている。
でも、キリスト教徒になっても一夫多妻をやめないというケースが多い。
さらに、キリスト教とイスラームが融合して、"Chrislam"という宗教が
できているらすぃ。
19世紀以降、西欧人のみならず世界中の人間が、「進歩しなければならない」
「発展しなければならない」という強迫観念に取り憑かれたように思える。
73 :
世界@名無史さん:2009/03/07(土) 22:53:23 0
だって今テレビ見てるんだけどさ、子供の目の前で親が殺されたり
病気で足が動かないのにお金なくて治せない(こちらも子供)とか、
見たり聞いたりしてるだけでもつらいじゃない。
同じ時代に日本で生きてればそんなことにならなかったんだ…と思うと…。
しかもこの子供達、みんなそろって「お母さんを助けたい。家族を養いたい」
って言うんだ。
お金の稼ぎ方くらい教えたくなるじゃない…。
豊かになってほしいと思うよ。
74 :
世界@名無史さん:2009/03/30(月) 21:06:31 0
みなさん、こんにちは。
私は南アフリカ共和国でこれを書いている。この10年間何度もここに来ている。
14年前のネルソン・マンデラの大統領当選に続いた大いなる希望と夢は、
ほとんどの人にとって久しい過去の話である。そう言っていい。
彼の「虹の国家」という構想は、かつて存在したとしても、もはや影も形もない。
この国とこの大陸には深刻な諸問題がある。その非はすべて植民地支配と
多国籍企業による搾取にあるというわけではない。多くの問題はそうだ。
しかし、すべてと言うには程遠い。
アフリカの陵辱はヨーロッパ列強の占領から始まり、近年ではアメリカや
中国などによるものだ。しかしアフリカ全土の黒人指導者の驚くべき腐敗と
無能さを考慮しなければ全体像は見えてこない。彼らは自分が人民の代表
であると主張するが、その民を言い知れぬ惨めさへと追いやってきたのだ。
これらの「指導者たち」は、しばしば自選のリーダーたちであり、国家に奉仕
する事が目的ではない。権力を冷酷に追求する最終的な動機は、まさにこれ
なのだ。海外援助を含むお金の流れを操り、極貧の民を犠牲にして私腹を
肥やすのである。欧米の企業と政府の自国民への搾取を許して得る「報酬」を
手にする事、権力欲と支配欲を満たす事、そして部族の、しばしば何世紀にも
遡る怨恨を晴らす事が動機なのである。
アフリカに来た事のない人、あるいは写真撮影のために来るような人に
とってのアフリカのイメージは、植民地支配のもたらした問題や、天候、
お金や食料などの資源の不足と格闘する抑圧された人々というものだ。
哀れなアフリカ、なんと悲惨な。これが一般的なイメージだろう。
これにも一定の真実はあるが、全体像からは全くかけ離れている。
“ とてつもなく ”。
そもそもアフリカは資源が不足などしていない。資源の豊かな大陸だ。
全大陸を潤しすべてのアフリカ人にかなりいい生活、あるいは素晴らしい
生活さえさせる事ができるほどなのだ。
宗主国の植民地政府による支配から、企業や銀行、深く深く腐敗した
アフリカの「指導者たち」とその腐臭のする官僚による支配に単に変えた
からそうなったという訳ではない。実際には「指導者たち」は、より腐敗
すれば、より良いのである。富と「地位」を引き換えに、人民にどんな
おぞましい行為や不正を働く事も許すだろうからだ。
国境の向こう側の国ジンバブエの真に邪悪な狂人、大統領ロバート・
ムガベは明白で極端な例だ。ムガベはアフリカの穀倉地帯を手に入れ、
それを不毛の地に変えてしまった。そこはかつてローデシアと呼ばれ、
ジンバブエと呼ばれるようになった最初の頃も豊かな土地だったのだ。
この不毛の地ではその土地の人々、そう“黒人”が今では文字通り
飢えており、コレラなどの病気で死んでゆく。そして自分たちの糞尿に
まみれて暮らしているのだ。
ムガベの暴力と恐怖とファシズムで人民が地獄に追いやられてきた
一方で、彼自身は途方もない金持ちになったのである。それは苦しみに
喘ぐ人民を犠牲にしたものだ。そしてサハラ砂漠以南のアフリカ諸国は
それに対し何もしないのである。ジンバブエのインフレ率は2億3100万%
に達しているが、ムガベは特権生活を続け海外に莫大な富を蓄えている。
彼はグローバル・エリートによってその権力の座に置かれた。
とりわけヘンリー・キッシンジャーとその親友のキャリントン卿の手引きに
よるものだ。キャリントン卿は長年ビルダーバーグ会議議長であった。
また英国外相も務めたが在任中の1980年にムガベは独裁者、いや失礼、
「最初の黒人大統領」になっている。
ムガベを押し付けるためキャンペーンとして、以前の少数白人支配の政府は
人種差別主義者であると非難されていた。しかし人種差別はどちらの政権でも
横行したのだ。いわゆる左翼のリベラルの人種差別についての認識の甘さは、
まさに子供じみている。彼らのルールは単純で“白人しか人種差別主義者に
成り得ない”、というものだ。
だからユダヤ人過激派が自分達は「神に選ばれし者」で他の“人種”全てを
優越すると主張できる。こう言うことは是認され受け入れられるのだ。しかし
もし白人の誰かが人種について“同じ事を”言ったら「白人至上主義者」と
いたるところで非難されるのだ。何が違うのだろう?“何も違わない”。
理解と普及のされ方が違うだけなのだ。
ユダヤ人至上主義者であろうと白人至上主義者であろうと、黒人、アジア人、
空色赤ピンク色、何人至上主義者であろうと、同じ事だ…“くだらない”。
みんな大人になれ。そう言いたい。
しかし何故白人が世界で唯一の人種差別主義者なのだろうか?
例えば、カナダ「人権」委員会は信じがたい程人種差別主義組織であるが、
その馬鹿げたほど極端な「人種差別」法で非“白人”を起訴した事がないの
だろうか?カナダのイスラム過激派は好き勝手なことを言い、その委員会は
逆に見える。彼らは両耳を塞いでいる。しかしもし白人なら一言一句に注意
しなければならない。さもないと逮捕されてしまうだろう。
人種差別は人種差別であり「白人」と呼ばれる一つの色合いにだけ出現
するのではない。このアフリカ大陸は信じ難いほど人種差別のはびこる
場所である。まさに部族同士が殺し合い、政治的な闘争を繰り広げる。
ここでは政治的「指導者」がほとんど人民の代表でないが、その理由の
一つはアフリカが依然として極端な部族社会であるという事だ。
この上なく“人種差別主義者”なのである。
関わっている部族が全て黒人のものだからといって、人種差別主義者
でなくなるわけではない。家系や出身地などという、同じ気の触れた
基準を根拠にしているのである。
ヨーロッパ人が来るまで、アフリカと北アメリカはのどかな場所であった
というイメージがある。多少は(ほんの少しだけ)正しいのかもしれないが、
都合よく忘れ去られたのは、アフリカ人やネイティブ・アメリカンは、かつて
部族が違うというだけの理由で互いを虐殺していたということだ。事実、
部族間の敵愾心と暴力があったからこそ、ヨーロッパ列強が容易に入り
込み支配する事ができたのだ。そして部族間の戦争と政治的紛争は
今日でも続いている。
かつてジンバブエの黒人がムガベの圧制から逃れ越境して南アフリカに
来たとき、多くの人々が襲撃を受け、虐待されたが、それは欧米のリベラル
が考える「自由の国」南アフリカの「黒人の兄弟」によるものだったのだ。
しかし「黒人の兄弟」などという考え方は、部族意識の黒人の人種差別
主義者はしないのである。そうした人種差別主義者は、今私が居るこの
場所の道のすぐ向いにいる。ジンバブエの難民は異なる部族出身であり、
ズールー族やその他の過激派が彼らを敵として扱ったのだ。
そして今もそれが続いている。
友人のズールー族、クレド・ムトワと電話でこの話をしたのを思い出す。
彼はこうした狂気に絶望していた。彼は戦闘員たちに、標的は実は元々は
ズールー族だと理解させようとした。ズールー族は昔、現在ジンバブエと
呼ばれる場所に移住したのであると。そしたら彼らはこう言ったそうだ。
「えっ本当か?おい、お前ら、あいつらはズールー族だ。撃つのをやめろ!」
なんと痛ましい話だろう。この状態は一言に要約できる。つまり「馬鹿」なのだ。
南アフリカのアパルトヘイト体制の時代、白人の支配階級があり、多数を
占める黒人(および反アパルトヘイトの白人)を専制支配し虐げていた。
アパルトヘイトが終わり南アフリカが「自由」になった14年後の今日では、
黒人の支配階級が多数の黒人と少数の白人を専制支配している。
権力者の肌の色は変わったが、“意識”は変わらない。
南アフリカは少数派の白人の独裁権力とANC(アフリカ民族会議)の
独裁権力を交換したのである。事実ANCはあまりに腐敗したため
メンバーが集団離脱し、新勢力のCOPE(国民会議)を作ったほどだ。
独裁権力を維持しようとするANCの権力と富を貪る輩たちは強大なので、
次の選挙では無法で広範な暴力沙汰が起きる可能性もある。
南アフリカはネルソン・マンデラの笑顔に象徴される「自由民主主義国家」
として称えられている。しかし今日の南アフリカは、アパルトヘイト時代と
同じく民主主義ではない。ANC一党しか政権となる可能性がないからだ。
投票が何の役に立つというのだろう?この国の大統領になるにはANCの
リーダーの座を冷酷に手に入れる事がすべてだ。国民などどうでもいいし、
国民の「指導者」選びに国民は不在なのだ。
こうして前大統領タボ・ムベキのようなリーダーたちが出てくる事になる。
彼らは、手段を選ばず政治的目的を達しようとする無節操な輩や悪党や、
世界中の同類が動いている同じプログラムでそうなるのである。次に登場
を待っているのはジェイコブ・ ズマというもう一人の同類だ。
しかしこのような輩の腐敗や不正が白人の国民によって暴かれると、
たとえ彼らが自らを犠牲にしてアパルトヘイトに反対したという
非の打ちどころがない経歴の持ち主であっても、白人というだけで
「人種差別主義者」として糾弾されるのだ。こうした事は頻繁に悪党と
いかさま師の最後の避難所にされているのである。
手段を選ばず政治的目的を達しようとする無節操さ、権力志向、異常な
支配欲は“肌の色”とは関係ない。よって、白人の上部階層は黒人の
上部階層になったが、ほとんど何も変わらないのである。変わったのは、
その見かけと幻想を売る世界のメディアの伝え方だけなのである。
白人による多数派黒人の専制支配=人種差別主義的専制政治。
黒人による多数派黒人の専制支配=自由な民主主義。
これが南アフリカ中の夥しい数の黒人が悲惨な貧困の内に生きながら、
一方で黒人支配層が富と特権に囲まれ暮らしている一つの理由である。
アパルトヘイトの時代、ヨハネスブルグ近郊の黒人居住区のソウェト
という酷いスラムが、人種差別という不正の象徴として毎晩ニュースに
登場したようだ。しかし2年前そこを訪れたが、そこにはまだスラムとトタン
の波板の家が有り、強烈に気分が悪くなった。国中がこの有り様なのだ。
夥しい数の黒人スラム居住者がANC独裁権力によって強制移転させ
られたが、これはANCが勝てると確信できない選挙区で票数を増やす
ためだった。こういった事例が複数あり、私自身90年代の終わりに
その一つを目撃していている。
マンデラが「虹の国家」をつくろうと権力の座についてから約15年になる
「自由の国」南アフリカでは今日、現実は次のようになっている。
・エイズで荒廃している南アフリカでは12分に1人の割合で女性が強姦
されている(政府の不正な“統計”でなく民間の数字では、はるかに高い
数字になるが)。この国の一流の犯罪学者たちで南アフリカの犯罪統計
を常に取り巻く「秘密主義のヴェール」を「民主主義を脅かすもの」として
非難してきた人々もいる。だが“どの”民主主義の話なのだろう?
・当局の発表では一日に50人殺害されているが、 医学研究評議会の
数字によれば89人まで膨れ上がる。ネドコール・プロジェクトの報告書は
「南アフリカ共和国とアフリカ南部は地球上でもっとも殺人の多い社会で、
調査は現状に追いついていないが確かな報告書から推定してそうだと
言える。」と結論づけている。
・世界経済フォーラムの報告書によれば南アフリカの組織犯罪数はコロン
ビアに次いで第2位で、警察によれば資金が非常に潤沢で豪勢に武装した
犯罪組織が約1,200存在し、国内外で活動している。また南アフリカで活動
するこの1,200の犯罪組織のリーダーは誰一人として逮捕されていない。
他の統計によれば実はすべての犯罪区分において調査報告書が途方も
なく不足している。警察がますます訓練不足となり何もできないからだ。
南アフリカの新聞タイムズ紙によれば、
「427,319件という膨大な数の未解決事件があり、大半はDNA、弾道検査や
血液テストなどの重要な証拠、他の科学捜査の物証の収集作業がなされ
ないため容疑者の犯罪を立証できないからなのだ。
この数字には183,988件の殺人、殺人未遂、強姦、暴行事件が含まれる。
さらに780,000件については起訴するために必要な科学捜査に1年もかかり、
起訴は延期され、リストから除外される事すらある。」
昨年南アフリカの有名なレゲエスター、ラッキー・デューベが射殺される
という事件があった。この国で毎年信じられない数起きているカージャックに
遭ったのだ。ラッキー・デューベは黒人で犯人も黒人だった。確かに少数派
である白人は広く絶え間なく犯罪と暴力の標的にされているが、多くの殺人
事件は“黒人”が“黒人”を殺すものなのである。
アフリカ大陸中に部族間紛争によって、終わりのないコンゴ内戦やスーダン
北部の邪悪なダルフール紛争と同様、驚くべき規模で黒人が黒人を虐殺して
いる。我々は子供が兵士として利用され殺し合いを強要されるのを見た。
バラバラにするぞと脅し人々に無理強いする、狂った人々による仕業である。
1994年にルワンダで100万人もの人々が殺害され、その前年にはブルンジ
では何十万人が殺されたのは、アフリカの部族間の大量虐殺である。ブル
ンジは世界の最貧国10位内に位置しているが、だから何だというのだろう?
部族間の大量虐殺は存在する。人種差別は白人だけの病気だなどと
言わないで欲しい。
アフリカではそう、良い事も起きている。あらゆる人種の沢山の善良な人々が
それに努めている。しかし今は悪い面を知らしめなければならない。そうしな
ければ刻々とこの大陸が破壊されてゆくのだ。
無意識的な黒人支配階級は、貪欲と腐敗という自分達の政策をアフリカ中で
実施している。これは奴隷貿易を影で操った世界の支配者であるグローバル・
エリートの命令によるものが殆どだ。私は奴隷制度を糾弾する声を耳にする、
これは尤もだ。しかしたびたび黒人支配層からこのような非難が発せられるが、
その彼らは奴隷貿易を”営んだ”グローバル・エリートに隷属する事で富と地位
と称するものを手に入れているのである。
忘れないように言っておくが、アフリカから船積みされた奴隷たちの多くが、
奴隷商人のために働く、他の村や部族出身の黒人によってかり集められた
のである。今も昔も事実は、繰り返し語られる白人と黒人の物語ではない。
大人になってこの事実に直面する時だ。
83 :
世界@名無史さん:2009/04/04(土) 16:32:41 0
いくらブラジルが2050年に世界のトップの国の一つになると言われてても
40年後のことなんか誰もわからないし、それにブラジルの国民見てると
発展する気がしない・・・・・。頭がいいのは日系人ばかり。その日系人も
日本に帰ってきてるし。
84 :
世界@名無史さん:2009/04/05(日) 02:00:12 0
>>83 お前はブラジルの白人エリート層を無視している
国民の大半はヨーロッパ系だ
85 :
世界@名無史さん:2009/04/05(日) 16:18:14 0
いくら未来があるといってもな40年後は国が分裂したりなくなったりしてる
かもしれないし。さきのこと考えてもしょうがないよな。
ラテンアメリカ躍進って何か永遠に言われ続けてる感が
発展するする詐欺
87 :
世界@名無史さん:2009/04/06(月) 17:38:36 0
◆Robo.gBH9M @ロボ-7c7cφ ★:2009/03/31(火) 21:43:14 ID:???0
ロンドンで開催されているヒューマン・ライト・ワッチ国際映画祭で、ルワンダ大虐殺の
その後を追ったドキュメンタリー映画『マイ・ネイバー、マイ・キラー』(原題)のワールド
プレミアが開催された。
10年近くルワンダを撮り続けているアンヌ・アギヨン監督は、エミー賞なども受賞している
質の高いドキュメンタリー作品を世に送り出し続けている。アギヨン監督のルワンダ
4作目となる本作では、刑期を終え近隣に帰ってくる、自分の家族を殺したツチ族の
人々を迎えるフツ族の生き残りの人々がメインとなっている。
家に火を放ち、飛び出してきた子らをなたでたたき切った、もげた手足を豚に放ったなど
虐殺の様子の凄惨さと、それを語るフツ族の人々の心の動きにまで迫っている。
アギヨン監督は、ルワンダは変わったかという質問に対し、「変わってきている。変わろうと
している」と答え、生き残りの人々への補償はじめ問題は山積みながら、前へ進もうと
しているルワンダの様子を伝えた。
(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)
http://cinematoday.jp/page/N0017511
>>83 あの国は北アメリカと一緒でエリートにはマジパねえ人も多いんで、
今までみたいに勘違いせず上手いこと舵取り出来れば何とかなりそうな気もします
>>86 資金集めのためには常に発展するって言わなきゃなんですよ・・・
89 :
世界@名無史さん:2009/04/06(月) 21:34:30 0
結局、国民としての一体感がないから、
ラテンアメリカはいつまでたってもダメ。
40年来のファンの俺ですらそう思う。
そりゃおめえ 東北から九州に行くだけでも糞あついのに
南米だのアフリカまで南下しちゃったら、超熱すぎで発展どころじゃないっての
>>87 あれ?
虐殺されたのってツチ族じゃなかったっけ?
フツ族への報復か。
>>91 861 名前:ロボ-7c7c ◆Robo.gBH9M [sage] 投稿日:2009/04/06(月) 19:01:31 ID:???
>>859 ┏┫ ̄皿 ̄┣┛<たぶん。
スレ立てした段階で気が付いたんですが、気にする奴ぁミスだと直ぐ判んだろと
そのままコピーしましたんでw
94 :
世界@名無史さん:2009/05/10(日) 18:26:49 0
1、第一次コジャスーユ使節団がラパスに到着したちょうどその頃、ペルーでは、
センデロルミノーソが復活して大量の地域住民を殺した。との報道がなされた。
2、センデロルミノーソとは、太陽の輝ける道と言う意味である。
センデロルミノーソは、赤色テロリストと通称された。
3、原住民の思想家ワンカールは、この赤色テロリストの思想的起源をマリアテギに
求めている。マリアテギの社会的中心は、クリオージョである。
4、コミンテルン(共産主義インターナショナル)は、一九二〇年代前後、マリアテギを
コミンテルン、ラテンアメリカ総局の最高指導者として任命した。ラテンアメリカに
おける、左翼、共産主義はここから始まる。
5、一九五〇年代、中ソ決裂の後、ラテンアメリカの共産主義運動にも毛沢東派が
出現した。つまり、マリアテギの系統から、センドロルミノーソ(赤色テロリスト)が
出現したわけである。
6、この共産党左翼、毛沢東派のセンドロルミノーソは、ペルーのアンデス山脈地域、
そしてリマ、その他の都市地域で、驚くべき規模でのインディオ原住民に対する
大量殺戮を起こした。しかし、更に奇怪な事は、英米を主体とする世界権力が、
この毛沢東主義赤色ロリストの原住民に対する殺戮を100%支持したことである。
7、センドロルミノーソを一掃した日系人のフジモリ大統領は、禁固二十五年。
8、二〇〇五年十二月、インディオ出身の大統領エボ・モラレス政権誕生。
二〇〇九年一月モラレス政権によって、新憲法が可決される。
9、焦点は、西洋帝国主義に対するインカ五百年史を継続するか、否かという所に存在する。
10、世界権力によって支配されている日本のマスコミにもてはやされている太田昌国。
この人物は、スペイン帝国主義による、アンデス文明、500年戦争をスペインの
側から継続することを承認したサタニスト以外の何者でもない。
95 :
世界@名無史さん:2009/05/10(日) 18:28:12 0
ここでの最大の問題は、日本の左翼である。
ラテンアメリカの、北米、中南米、インディオ原住民問題に対するもっとも
悪魔的な敵は、日本の左翼である。
一九六〇年代以降、東京外語大学、大阪外語大学、スペイン語学科、
及びその学生たち等から生まれた太田昌国。この人物は四〇年以上に
亘って、ワンカール(ラミロ・レイナガ)を代表とする勢力と、徹底的に敵対
している。従って、我々は、「太田昌国」を、改めて全面的、原理的、深刻な
全面的思想闘争を開始しなければならない時にある。
にもかかわらず、我々は現時点において、スペイン語を理解する研究者の
人口をほとんど一人も持たないことも、自明の事実である。この問題を解
すること無しに、それは空文句に過ぎないだろう。
ワンカール(ラミロ・レイナガ)著「タワインティスーユの闘い―インカの抵抗
五百年史」復刻、第二版、二千部を出版して、そのうち三百部をワンカールに
贈呈した。そして我々は、この日本語版、復刻第二版を、ボリビアの日本人会
の人々に贈呈する方針を実行した。
現代の日本人は、そして、とりわけ日本人の左翼、日本人のリベラル派、
日本人のグローバルリストは、我々の実行したこの行動について、何一つ
理解することは出来ないであろう。
我々は、この布石が日本民族の思想と、文化と、精神と、社会システムと、
根本的に変革する第一歩となることを信ずる。
太田昌国さんのHPより
http://www.jca.apc.org/gendai/20-21/2006/515.html 八二年、ひとりのボリビア人が来日した。ラミーロ・レイナガ。ゲバラのゲリラ部隊の一員だった人物だ。
彼は、ゲバラ敗北の原因は、白人である彼にはアンデス先住民の世界がまったく分からなかったからだと言った。
そして、核文明にまで行き着いた白人文明一般を批判し、これに代わって世界を救い得るのは、インカの先住民文明だと断言した。
私は彼と討論する機会があり、従来の歴史観(ヨーロッパ中心主義)を単に百%裏返した歴史観にすがるのは間違いだと主張した。
思考方法そのものを変えない限り、同じ過ちを繰り返すだけだ、と。彼は、論理的には同意しつつ、
「だが白人が今まで自分たちに行なってきた仕打ちを考えると――」と言って、白人に対する徹底した憎悪と不信の言葉を吐き続けるのだった(註4)。
私はラミーロと対話しながら、日本におけるアイヌ民族や在日朝鮮人との激烈な対話のいくつかを思い出していた。
つまり、日本人一般のあり方に関して、ラミーロ的な物言いをする人が、ここにもいることを思っていた。
ラミーロがたどり着いた結論には同意しないが、この関係性が変わるためには、
まず抑圧している側の考え方と態度の変革が必要だという思いは、当時も今も変わることはない。
太田昌国さんと現代企画室による数々の良著の翻訳出版や、
ボリビアの映画人(ウカマウ=ホルヘ・サンヒネス)との協力関係を考えた時に、
「ラテンアメリカの、北米、中南米、インディオ原住民問題に対するもっとも
悪魔的な敵は、日本の左翼である。」
なんてどの口が言えるんだろうね。
どうにも、ワンカールを持ち出してああだこうだ言ってる太田龍が、
時代遅れかつ理論的に決定的に誤った左翼思想をテコに、
先住民の非主流派のワンカールを持ち出して太田昌国さんを非難(建設的な批判にすらなってない)
する様は、「良いインディアン」をたぶらかす悪徳な白人植民地主義者のカリカチュアにしか見えない。
「現時点において、スペイン語を理解する研究者の人口をほとんど一人も持たない」
(そしてこれからも永遠に持たないであろう)
日本人とラ米人が苦心して築いた細い友好の絆を粉々にしようとする太田龍一派こそが、
彼の言葉で言うところの「サタニスト」(つくづく頭の弱そうな言葉だと思う)に他ならない。
98 :
世界@名無史さん:2009/05/10(日) 19:09:11 0
フリーメイソンが興味持たないから
発展しない
>>98 実はボリーバルもベニート・フアレスも、確かホセ・マルティもフリーメーソンだったりする。
エンクルマとかもよく調べてみれば実はメーソンだったりしそう。
100 :
世界@名無史さん:2009/05/10(日) 19:41:20 0
>スペイン語を理解する研究者の人口をほとんど一人も持たない
んなアフォなw
101 :
世界@名無史さん:2009/05/11(月) 03:35:25 0
ウーゴ=太田昌国さんと現代企画室
フリーメーソンってまるでカルトか世界的な陰謀結社の類だと勘違いしてそうだが、
その手の発想は2chならともかくも、見識うたがわれるぞ
103 :
世界@名無史さん:2009/05/11(月) 06:46:52 0
>>102 1$札の裏見てごらん
フリーメイソンのマークだから
104 :
世界@名無史さん:2009/05/11(月) 06:48:26 0
アメリカのお札は民間企業が作ってる
分るよな・・・
何をもって秘密結社と呼ぶべきか。フリーメイソンは存在も入会者も場所も
秘密とは言いかねる有様だし。儀式とかもばれちゃってるようだし。
106 :
世界@名無史さん:2009/05/12(火) 02:58:01 0
元KGBの資料見てごらん
今金さえあればダダ漏れ
ローマ法王の暗殺一杯
1970年代まで・・・
最短33日で暗殺
最終目的はローマ法王の傀儡だからな
107 :
世界@名無史さん:2009/05/12(火) 03:03:46 0
>>105 今は自由なアメリカだからでしょ
会員の半分はアメリカ人
隠す必要無くなったからね
独立戦争 南北戦争も資金援助してるし
基本は建築業だけどね
陰謀論者ばかりだな いちおうここ学問板なんだ 電波な人は他の板で自説披露してくれ・・・・
109 :
世界@名無史さん:2009/05/12(火) 05:45:00 0
そんなもの見ない、陰謀厨の妄想の産物などどうでも良い・・・・オカルト板か、国際情勢板あたりの巣に帰ってほしい。
111 :
世界@名無史さん:2009/05/17(日) 16:07:16 0
アフリカはどうにかならんもんかね。子供がライオンを目の前で見てこの
動物はなに?と母親に聞くくらい教養がない。
112 :
世界@名無史さん:2009/05/17(日) 18:44:22 0
一番怖いのはカバ
どっちもO型が多いからじゃね?
黒人は、猿と人間が枝分かれして最初に生まれた人種なんだから、
後から出現して枝分かれした白人や他の有色人種よりも知能が劣るのが当然。
猿により近い存在なんだから。
115 :
世界@名無史さん:2009/05/18(月) 21:08:50 0
アンデスのマルクス主義はアンデスの諸問題を省察することから生まれたもの
ではない。植民地主義的貿易の枠組みの中で、遠いヨーロッパから旅をして
やってきた。ヨーロッパは我々の鉱物資源を持ち去り、我々に宗教、武器、流行、
音楽、イデオロギーを送った。侵略的押しつけの最新の力である。
アンデスに着くやいなや、マルクス主義は人間が二つのグループに分裂している
のを見出だした。ひとつは少数のクリオージョとスペイン人のグループで、もう一つ
は巨大な奴隷化されたケスワマイラ人民衆のグループであった。
二つのグループに直面してマルクス主義は抑圧的少数者を選んだ。アンデスの
現代封建制の青年の革命的な理論に変貌した。プロレタリアートのイデオロギーは
プロレタリアートも工業も賃金も労働組合も無しに起き上がった。それはインディオ
の土地では疎外された小征服者の、悪意と嫉妬に満ちた、完全にスペイン人の
反ヤンキー主義として現れた。
マルクス主義は植民地的過去を破壊せず、その意図も持たず、それを継続した。
それはクリオージョの外国崇拝に何の脅威も与えず、それを近代化し拡大した。
金持ちの諸家族は、マルクス主義を迎え入れたあと、これを変えず、成長させ、
かくしてもう一つの政治的変種を獲得した。
異端審問官の高祖父、百科全書派の曾祖父、実証主義的な祖父、自由主義者で
資本主義の父親、社会主義者の息子にマルクス主義者の孫、というわけである。
ひい孫はヨーロッパのどのようなイデオロギーをコピーするのだろうか?
大西洋の向こう側で流行していた諸教義が、彼ら全てに人種的抑圧の上に化石化
された残虐なピラミッドを維持するのに役立っているのである。
金持ちの諸家族はヨーロッパから到着するもの全てが、彼らに呼び起こした熱情を
もってマルクス主義を勉強した。そして以前にキリスト教やフランス革命に対して
行ったようにこれを封建化した。マルクス主義の青年同盟は革命的に見え、もし
暴力的なら急進的に見える。しかし実際には彼らは保守主義である。
116 :
世界@名無史さん:2009/05/18(月) 21:10:04 0
全ての政治家と同じようにヨーロッパを崇拝している。彼らの頭脳は植民地主義
的伝統、インディオに対する継承された増悪で導かれている。アンデスにおける
ヨーロッパの支配を継続し、尊敬し、宣伝している。外国の思想が彼らの固有の
地域的現実を彼らのために描く。彼らにはそのように捉え創造するのは不可能
なのである。それゆえ無自覚に人種的に少数派の鉄の規則に従う。
その開放的反乱は、植民地主義の見えない網の中に捉えられ中立化されている。
ある若者はバレー、フランス語、音楽のあとで、マルクス主義の授業に出席する。
搾取されている労働者は主人の息子が大学生でかつ共産主義者であること、
にもかかわらずオリガルキーの一員として食べ、着、楽しんでいるのを目の当たり
にしている。そしてマルクス主義とは白人の青年の間で流行しているドクトリンに
すぎないことを知ってる。
マルクス主義は急速に大学や高校のキャンパスを占拠した。これは理解できない
ことではない。そもそもアンデスの諸大学から独立が芽生えたことはなかった。
その創設の初めからアンデスに背を向け、ヨーロッパにひざまずいてきた。
普遍的であったことは一度もない。決定的に地中海の文化から遠く離れた歪んだ
影であり続けてきた。アンデスの諸大学はアンデスの環境の変化を無視している。
何年か遅れてヨーロッパの諸変化に反応するのみである。
どの大学も外国の文化的侵略からインディオの人々を守ろうとはしない。
反対に大学は国民的精神を歪ませるための重要な武器となっている。
学生は大学でアンデスに属していることを忘れることを学んでいる。
白人世界から到着するもの全ては植民地主義が運んでくる。
キリスト教的あるいはマルクス主義的解放の教義は、大西洋を横断しアンデスで
コピーされると、たちまちにして侵略的虚偽に変貌する。自由という言葉で飽和
したその言葉使いにもかかわらずである。
117 :
世界@名無史さん:2009/05/18(月) 21:10:50 0
フランス革命の精神である百科全書を携えた共和主義者は、ケスワイマラ人に
対する抑圧を拒否し、その外国の思想を勝利させるために、ケスワイマラ人を
兵隊として使った。今日、ロシア革命の精神であるマルクス主義を携えた革命的
なクリオージョが、ケスワイマラ人に対する抑圧を拒否し、彼らの外国の思想を
勝利させるための力として使いたがっている。
ヨーロッパは右の手で反対勢力を掌握し、左の手に政府を持っていれば必ず
勝つことができる。この両勢力は植民地化されたアンデス人のエネルギーで
強固なものとされたのである。少数の正直な独立のイデオロギーはヨーロッパ
をモデルとして選ぶやいなやそれを駄目にした。今日、かの悲劇的な経験の後
では、もう誰もヨーロッパ・モデルによる独立を正直に期待することはできない。
アンデスのマルクス主義者は、共和主義者のクリオージョを象徴的に解放者
であるとしている。その英雄で最も古いのはボリーバルであり、彼は奴隷の
所有者であったが大地主によって神話化され、現在のスペインの君主制に
よって多数の銅像を建てられて顕彰されている。
自国ではなく宗主国と関係を持ちたがるのは全ての植民地に固有のことである。
白人の革命的戦略を分析せず、躊躇もせずに受け入れるのも同じである。
植民地化された者にとっては、解放がキリスト教の聖なる光のように、やはり
海外から自分を文明化するヨーロッパのもうひとつの産物として小包みのように
して届くのを見るのは当たり前のことに映る。
キリスト教はアンデスに一括して押しつけられた。なにか完全なドグマの如くで
これを改良することは不可能である。分析も、批判も、創造性も、独立も調査も
無いようになっている。植民地主義的な承認があるだけである。マルクス主義は
アンデスから解放思想が生じることなどまったく考えていない。ただ白人世界
からの真実を待っているだけである。その諸古典からの引用を繰り返す時に
考えているのだと思い込んでいる。
118 :
世界@名無史さん:2009/05/18(月) 21:11:51 0
たとえどんなに無知だとしても否定できないものがある。それは彼の固有の
人々である。抑圧された自分の人々を知らず、また知りたくないと思っている
者はすべての軽蔑を正当化する。我々の諸問題を省察することなしに我々は
それらを解決できないであろう。我々でなくて誰がするであろうか。我々を解放
する戦術を造り出すことは外国のイデオロギーの任務ではなく、ましてや
ヨーロッパのイデオロギーの任務ではない。
すべての革命はひとつの文化から生まれ、また属している。
しかし、アンデス人の革命家がアンデスの現実を勉強するときは破門される。
マルクス主義者は彼らを『ナショナリスト的』『民族主義的』『インディヘニスタ的
(原住民主義的)』偏向だと攻撃する。このドグマはただ西洋の文化の研究を
奨励する。外国の非文化化に反対する、インディオの人々の苦しい日々の
抵抗を無視している。
マルクス主義は、その侵略を促進するためにインターナショナルであり普遍的
であると偽装できるほど広げられ拡大された、ヨーロッパの道の延長である。
マルクス主義のマニュアルを読むことは植民地化を駆逐しない。ただ屈伏する。
5世紀間成長したその反インディオ的偏見を破壊しない。その飼い慣らしを革命的
と偽装する。ヨーロッパ的ビジョン、すなわちアンデスの現実やその独立とは異質の、
不誠実なビジョンを獲得する。
人々は自らの神々の中に自分の諸資質や世界に関するビジョンを崇拝する。
ヨーロッパ人でない民族をキリスト教化することは彼らの地域化で、ユニークで、
創造的な宗教に対する攻撃である。それゆえ、アンデスにおけるキリスト教は
ケスワイマラ人の血を流しながらその道を切り開いた。
119 :
世界@名無史さん:2009/05/18(月) 21:13:04 0
アフリカ人、インディオ、アジア人のマルクス主義化は、やはり彼らの地域的で、
ユニークで、創造的な解放的解決に対する攻撃である。ヨーロッパを世界の中心
と想定する者は、アンデスその他の諸地域でヨーロッパ的な思想と方法を持って
いる者を解放者だと信じる。その人自身と仲間だけをよく知っている者を革命的とは
見做さず、19世紀にヨーロッパの精神で創られた理論を革命的だと見做している。
ヨーロッパの機械の文化はケスワイマラ人の自然の文化を反乱の中でも攻撃する。
ヨーロッパの革命はアンデスでアンデス人の革命を押し潰す。植民地主義の鎖を
破壊せず、逆に最近の植民地主義(マルクス主義)の環、すなわちヨーロッパの
イデオロギーでヨーロッパをの抑圧を克服することを計画しつつ円を閉じようとする
環をつけくわえる。それは我々を数千年に及ぶ宇宙的な根から引き離そうとする。
我々を短く血生臭いヨーロッパの歴史に連結させたいのである。
革命的ヨーロッパの諸思想は、従属を近代化させ、深化させるだけである。
アンデスの共産主義者は、明かな真実を認識するのをますます困難にしている。
侵略者の抑圧に対する闘争の手段は、侵略者の設定した革命に追従すること
ではないという事に。
120 :
世界@名無史さん:2009/05/18(月) 21:51:10 O
アフリカ人は無知じゃねぇよ!
単に教育を受けてないだけ
121 :
世界@名無史さん:2009/05/20(水) 16:19:00 0
ブラジルなんて日本では問題児扱いされている日系人が優秀とか言われてる国だろ。
人材不足だから、50年後も今とまったく同じだな。
>>88 ブラジルに限らずエリートはどこの国でも頭がいい。
122 :
世界@名無史さん:2009/05/20(水) 18:26:38 0
アフリカは教育をうけた優秀な人材は欧米に永住するから
ますます悪化していく、黒人差別をどうにかするよりアフリカ発展に力をいれたほうが・・・・
123 :
世界@名無史さん:2009/05/20(水) 18:32:02 0
我が国のニート問題の解決策は、彼らを南米に強制移住させること。
生きるか死ぬかの瀬戸際に立たせれば彼らも必死に働き、
労働の喜びを見いだすこともあるだろう。
124 :
世界@名無史さん:2009/05/22(金) 13:43:20 0
昔新天地を夢見てアルゼンチンに渡った日本人たちがいたが
そこでただで散々こき使われて今も貧しく暮らしている
南米が発展しないのは貧しく、ギャングが力をもち国として統率をとれない
アフリカは人口爆発による資源不足や民族問題が原因か
125 :
世界@名無史さん:2009/05/22(金) 14:05:34 0
アルゼンチン日系人はいまも勝ち組上昇していないのですか?
126 :
世界@名無史さん:2009/05/25(月) 11:29:00 0
人口もそんなに多くないし、ほとんど高齢者ばっかり
いずれアルゼンチンから日系人は消えるだろうな
そのほうが自然だが
127 :
世界@名無史さん:2009/05/25(月) 17:52:06 0
メンタリティの問題もあるんだよね
アジアで成功した方式がアフリカでは通用しない
現地人の経済的自立を図るプログラムを組んでも
説明を聞いてる時にはウンウン言うし
労働に必要な物を配る時はワンサカ群れるけど
これから仕事だと決められた時刻には誰も来ない
大規模農地所有禁止、日本人移住者の不安募る ボリビア
南米ボリビアで先住民出身のモラレス大統領が大規模農園主の所有地を接収し、
先住民に配分する政策を進めている。56年に結ばれた政府間協定にもとづく
日本人移住者らは、この政策が先住民の土地回復要求を勢いづけ、自分たちの
土地や権利が脅かされないかと不安を募らせている。
「今日をもって大土地所有を禁止する。大土地所有者は土地を手放し、土地のない
人々に譲るべきだ」。大統領は3月中旬、外国人移住者らの多い東部サンタクルス県で、
まず米国人らの大地主から没収した3万8千ヘクタールの土地を先住民に譲り渡すと
宣言した。
大統領は「(合憲の)土地所有権は尊重する」としているが、東部では1月以降、
新憲法を拡大解釈した先住民らが集団で農地を占拠、所有権を主張する事件が
相次いだ。
新憲法をめぐる対立が激化した昨年9月、地元ラジオで先住民指導者が「外国人を
移住地から追い出そう」と演説したこともあったという。
一方、沖縄出身の入植者約800人が生活する「オキナワ移住地」。屋良朝英(やら・
ちょうえい)さん(64)は05年から土地を先住民に占拠され、いつも銃を枕元に置いて
寝るという。「移住者の命や土地をボリビア政府が保証してくれるよう日本政府に動いて
もらいたいが、らちがあかない」と訴える。
さらに新憲法は、外国人は国家の土地を取得できないと定めるが、「外国人」や
「国家の土地」の定義があいまいで、過去に取得した土地の所有権の有効性など
にも言及していないため、日本人移住者らに不安が広がっている。
ボリビアには両移住地の日本人計1600人ほか、戦前に移住した人たちの子孫ら
約1万4千人の日系人が住む。
写真:日本人移住者の吉永克則さん「先住民も同じ黄色人種、仲良くやっていきたい」と話す。
http://www.asahi.com/international/update/0527/images/TKY200905260392.jpg 地図:日本人移住地の場所
http://www.asahi.com/international/update/0527/images/TKY200905260391.jpg
合法的に土地を買って、現地人のねたみをさそって土地をうばわれる
結局金を貢いだだけっていう戦前と同じパターンになってるな
日系資産凍結って戦争になってもおかしくないぞ
まぁ、最初に狙われたのはアメリカみたいだけどね。他の
奪われそうな国と協調するしかなさそうだが、最近のアメリカ
じゃあ、カントリーリスクだからってことで放置プレイかも。
それにしても、21世紀にもなってこんなことすんのって、
ジンバブエくらいかと思ってた。
まあ、他の国家の土地を買うってのは個人の良識を問われるよな
対馬の問題もあるし
問題のある悪質な土地買いは恨みをかって当然だったりする。
でも、だからこそ普通は、悪質な土地買いをする外国人を警戒した土地売買
の法をつくらないといけないよな
性善説にのっとって頭ん中お花畑の状態で平和、平等やってたら
国が亡くなっても泣き寝入りか、上の記事みたいに相手国に喧嘩売るつもりで
身勝手な態度をとらなきゃいけなくなる。
難しい問題だねぇ。結局、カントリーリスクあるいは自己責任に
帰結する可能性(と言うか、そう言う解決しかできない場合)も
あるかもしれないけど、国家間の協定で50年もの間、合法的に
居住していた訳だし。
対馬だって、これからはともかく、遡及的に土地を無償で接収
したら、対韓国だけでなく国際的な信用力は落ちると思う。
ボリビアって、チャコ戦争やクーデターなんかの経緯を見ても、
もともとイタイ国でしょ…。大体、一度農地改革やって失敗してる
のにまたやるのかって感じ。
ボリビアの簡単な解説
今まで白人の地主が権勢を誇ってきたが、革命で左派政権成立
↓
白人地主に対し「インディオに土地を分け与えなくてはならない」法案提出
↓
土地の耕し方が分からない、経営ができない、零細になりすぎて競争力
のある作物が作れないなどの問題が起きる
↓
かえって困窮化したインディオ達は外国資本に土地を買い叩かれる
↓
農地の90%近くが外資のものに
↓
インディオ初の大統領が選挙で当選
↓
今度は外資に対し「買い上げた土地を無償でインディオに返しなさい」法案提出
↓
別に、どこの国も政治勢力も支援してないのに、暴徒による土地の占拠や関係ない
農民の農地まで攻撃を受け、革命が始まったのと同じ状況になる←今、ココ
↓
以下繰り返し
>>130 合衆国は去年の9月11日暴動の扇動を裏でしてたって話があるから、
そこら辺で狙われたのでしょう。
というかインディオ運動を抑えられず、かといって軍に頼れるかも怪しいモラレス政権が、
とりあえず政権の大きな不安定要素となってる合衆国を狙おうと。
>>134 >かえって困窮化したインディオ達は外国資本に土地を買い叩かれる
ここはサンヒネスの映画にあるように、平和部隊とか宣教師と結んだ軍に
半ば追い出される形で村を出なければならない集団とかも結構あって、
正当な取引って感じでは必ずしもないです。新自由主義モデルも
市場は自由でも公正でもないからどんな値段で買いたたかれたかわかりませんが、
今の土地接収の裏にはそういう事情(不当な値段だった)があるかもしれません。
あと、ボリビア革命の農地の零細分与は、当のインディオ達から
「インディオ勢力の取り込み工作だった」的な批判が80年代には既に出てたりします。
>別に、どこの国も政治勢力も支援してないのに
ここは合衆国やベネズエラ、ブラジルと色んな国の利害が錯綜しています。
農地以外の天然ガスの国有化なんかは、
2005年にモラレスと争った新自由主義系のキロガも人気取りのために
婉曲に主張してたことで、実はポピュリスティックな主張をしなければ
政権を取れないって点でボリビアの政治は左右で極端な差はなかったとも。
一番の問題は当選した時からMASとインディオ系の住民運動の距離が元からかなりあったこと、
ボリビアにて新自由主義モデルが破綻した2005年の段階で、
そうした市民運動を抑えてボリビアの一体性を保てそうなのがモラレスぐらいしかいなかったことで、
過去の例を引けばまさにペルーのベラスコは今のモラレスみたいなところがありますが、
ベラスコが軍に頼り切ってまたIMF再管理化に置かれたようにならないために、
どこまで市民運動と妥協できるか。今の段階で評価はできませんが、
とりあえずこれで合衆国の攻撃は弱まるのかな?
136 :
世界@名無史さん:2009/05/31(日) 15:38:18 0
ブラジルが100年前から発展すると言われていながら100年間同じことを
繰り返すのはなぜ??
>>136 まあ自前で飛行機とか自動車を作れるようになりましたし、
哲学者や音楽家も出るようになったから、そうそう悲観することもないのでは
大国主義は100年前と一緒ですが
ブラジルは世界最大シェアを占めるバイオエタノール輸出国でもあることだし。
139 :
世界@名無史さん:2009/05/31(日) 16:24:16 0
>>137 なんだ哲学者が出てきたじゃ意味ないし。そんなもんは中国やインドには
何千年も前からいる。やっぱブラジルはダメじゃん。日系人だって日本じゃたいして
働かないし。結局100年前から何も変わってないね。それにエリートが頭がいいのは
どこの国でも同じ。
140 :
世界@名無史さん:2009/05/31(日) 16:36:48 0
結局いくら資源があっても人材がヘボが国は発展しないってことだな。
141 :
世界@名無史さん:2009/05/31(日) 16:38:42 0
食えない植物繊維(セルロース)のアルコール化技術でも先進的だね。
ブラジルはバイオエネルギー大国への階段を駆け上がりつつある。
これがラテンアメリカ全体の経済を押し上げるかもしれない。
押し上げるわけないだろ。
バイオ関係のごく限られた奴らが、利益を一族の豪邸と欧米の土地売買にまわしておしまいだ。
143 :
世界@名無史さん:2009/05/31(日) 16:49:53 0
だいたいそんなにブラジルが将来有望ならなんで日本に日系ブラジル人が
30万人もいるんだよ。ブラジル国籍の日系人は120万人しかいないんだぞ。
30万人はあまりにも多すぎる・・・・・・。ブラジルが将来有望じゃないのは、
日系人を見てればわかること。ブラジルでは優秀な日系人は、日本では
トラブルメーカーとしてしか見られていないし・・・・。
144 :
世界@名無史さん:2009/05/31(日) 16:54:08 0
結局、南米人は自分勝手だから国全体の経済発展は無理ってこと。
145 :
世界@名無史さん:2009/05/31(日) 16:54:36 0
まあ所詮、
>>142や
>>143には時代の流れが見えてないのよ。
技術先進国日本のブランドにぶら下がっているだけの無能者には、
職安でブラジルへ出稼ぎ口を紹介される未来が待っているのさ。
日系人のことは
国家が企業の自由な活動のために、地域共同体の免疫作用を薄めてきた結果、
逆に、共同体の摂取作用も破壊して、新参者を一から教育する一連の儀礼などを
なくしてしまったために社会にうまくとけこめなくなる人が出てきたことに問題があるのだとおもう。
例えば、昔は地域の集会があれば、近所のおっさんが
ちょっとむりやりにでも強引につれていったが
今は、個人の自由じゃんとか、うざいとかで、なるべく関わることを避ける。
それが昔からのお隣さんの気むずかしい子供のセリフなら、
親の信用を担保とすることである程度の身勝手は黙認されるゆとりがあったが
今じゃ、その親もいなくなり、集会へのあつまりも悪くなるいっぽうで
まったくどこから来たか分からない新参者が、集まりってなんなの?、
ここでうまく生活するにはどうすればいいの?という惨状になっている。
それで、うまくとけこめないまま社会に対するマイナスイメージが大きくなり
差別されているといういっぽう思いこみがおこり、「ではどうするんだ」という
方法論のさがした結果、安易に外国人同士の互助組織をつくろうということになった。
こういった外国人同士の裏のつながりが日本人の不信を招いているのは例にいとまがないが
日系人はなまじ、自分が日本人だと思っているだけに
日系人互助組織会なんかつくることはプライドが許さないだろうし
まわりは、こいつら、同じ日本人なのに日系人だけでまとまりやがって
気持ち悪いなあ、とか、また差別利権いいだしそうだなと警戒している。
おれは、外国人だろうが、日本人だろうが、あるていど、個人の自由を
制限させて、日本人がかつてそこにつくっていた町や共同体に敬意を払う義務があると思う。
そして、義務を払わなければならないという倫理を持った人たちの受け皿となる
共同体をもう一度構築するべきだと思う。
そうしなければ、新しい血を受け入れるといっても混ざらない。
混ざらない人が排斥されるのは目に見えている
>>143 日本政府、外務省が少子化になることを見込んで
欧米先進国の例を見ていたから、労働力、とりわけ安い労働力の供給をなんとかしようと
まず、移民問題にならない日系人を帰国させようと世界を行脚していたことをしらないのか?
148 :
世界@名無史さん:2009/05/31(日) 17:21:10 0
ブラジルの日系人はは現在180万人(偽日系人を含む)
ブラジル一の工科大学を卒業して、トヨタの期間工をしている人もいる。
でも、そういう優秀な人はすぐ認められて正社員になりマーケティング部門で活躍してたりもする。
やはり、日本の給料は魅力だそうだ。日本で金をためてブラジルで楽な暮らしをする。
それが多くのブラジル日系人の考え。日本に定住しようと考えている人は少ない。
BRICSがもてはやされているが、本当に自前で全てやっていけるのは中国だけ。
次にブラジル、ブラジルは南米では差別が少ない国としてしられ労働者のモチベーションも高いほうだし
南米のセンターとして発展していくと思われる。
ロシアは資源だけだし、インドのITといってもただの下請けでいったい人口の何%がそれに関わっているのか?
このスレ覗いている90%以上は南米行ったことないだろうから教えてやるが
南米行ったら、東洋人の日本人なんか虫けら扱いだぞ。
南米人の脳みその中では世界は以下のような成り立ちになっている。
ヨーロッパ人一番偉い
ヨーロッパの伝統を受け継ぐ南米の白人が次に偉い
白人と現地人の混血がだいぶ落ちるがその次
純粋のインディヘナは、まあ先住民だし一定の勢力があるのでその次
黒人、中国人、インド人は同レベルで最下層で、そこには日本人も含まれているのよ、トホホ・・・
>>148 基本的に認識がまちがっていると思うんだが。
そういう職業を斡旋しているのは、日本の企業だろ。
おれの見たの中国人だったが、日本の底辺企業が外国人にCADを教えて
大企業からの下請けをさせていたのを見たことがある。
質問したら、どうも、彼らは日本の技術を手に入れると自国で箔がつくらしく、
帰ってもっと雇用条件がいい企業に就職するつもりだと言っていた。
日本でこいつらを雇い続けるつもりがそもそも日本企業側にないんだよ。
おれは、技術を垂れ流すことで、中国の日資系企業に日本の下請けをする
依存構造をつくるつもりなのか、国を売っているのか真意は分からなかったが、
この会社になんらかの見返りがなければ、こんな無駄な人材づくりはしないだろうと思ったよ。
それはともかく多くの場合、国内の安い労働現場で日系人が働いているのは
日本人の身代わりであることはまちがいないよ
ただ、その非難を避けるために、一部のジャパンドリームの実現者が演出されている。
>>139 とりあえずダメだという前に、100年前と現在の経済指標や、
輸出品目の変化を比べてみてください。
>>144 チリ辺りはOECDに加盟するなど明るいニュースも
>南米行ったら、東洋人の日本人なんか虫けら扱いだぞ。
虫けら扱いだったらペルーにフヒモリスタが多いことの説明ができませんし、
ブラジルのシンヤシキ現象って何?って話にもなるわけですが。
確かに一時期の「人種民主主義」ってのは嘘だし言うような序列もあるけど、
皮膚感覚では北アメリカとかよりは絶対マシ。
中国人の移民や観光客が東洋人への評価を下げてるのは否定できませんが
>151
フジモリ人気は多数派であるインディヘナが少数白人の支配にNO!と言ったまでのこと。
ブラジルは南米では珍しく差別の少ない国で日系人も一定の地位を築いている。
パラグアイも珍しく親日国で陸海空軍の一番偉い人(統合参謀長?)が日系人だった。
まあ、とにかく南米にかかわらず
日本人=東洋人なんて相当低く見られているよ。
韓国人が、南米で自分らは日系人とくらべて差別されていると訴えてたけどな
>>153 フヒモリスタの基盤はインディオ(農村に住んでる人のみを指す)ってよりは
チョロ(都市の先住民)ですね。
いやでも北米とかヨーロッパであからさまに一段低い人間に見られるのは
南米でチーノチーノ言われるよりもきついし、
差別は南米だけじゃなくて世界中にあるって話はつくづくそう思います。
なんだかんだでたとえ外国で成功しても
一番過ごしやすいのは祖国というか自分のnationですからね。
南米で問題なのは、特にボリビアなどでは少なからぬインディオが
ボリビアを自分のnationだとみなしていないことで、
それは住民全てを包括する結局nationを築けなかった歴代の白人、メスティーソ政権の
負の遺産なわけですが、モラレスはどうするんでしょう。
156 :
世界@名無史さん:2009/05/31(日) 18:25:14 O
南米は南米だよ
北米と南米じゃ差別の質が違うからね。
北米は白人>>>>>(越えられない壁)>>>>>その他(混血含む)が大前提だけど、
南米は混血含め連続的・流動的な序列だから差別が目立ちにくい。
南米は少数白人がその他大勢を支配する歪んだ構造だから
反乱や革命を恐れてその他大勢に「良い教育」を与えようなんて考えは無い。
いまのままでも支配層は充分リッチだし、国全体の経済力をあげようなんて思っていない。
金持ち白人は2重国籍もしくはアメリカ等の永住権(5000万円くらい投資すれば貰える)を持っているし
子弟は海外留学で、地元でもヨーロッパのファッション誌を読むような生活。
こんな国が発展するわけが無い。
そもそも発展させようと思っていないし。
国がデフォルトしたって、プールつきの豪邸に住み続けるのよ。
被援助国になれば、その援助利権を自分の懐に入れればいいだけだからね。
>>158 だからこそルーラとかモラレスとかチャベス(嫌いだけど)が出てきてるわけで、
60年代から70年代の諸政権みたいにまたクーデターでなくなるか、
経済運営に失敗するのか、それとも今度こそ南米ブロックのようなものを
制度的に実現するのか、全く未知数ですがどうなるのかもう少し見守りましょう。
アフリカも発展しようなんて思っていないでしょ。
被援助国のままで援助金ピンはねしたほうが手っ取り早いし、
欧米企業と結託して資源利権のおこぼれに与ったほうがラクだもんね。
アメリカのインディアンや
オーストラリアのアボリジニ対策といっしょだよ。
援助金補助金をばらまいて彼らの自立心を無くする作戦ね。
>>159 >南米ブロック
難しいと思うなぁ…。先進国並の市場がある国って、ブラジル
くらいだし。
163 :
世界@名無史さん:2009/05/31(日) 20:48:50 0
愛国心てものがあったなら、別のかたちで発展できたかも
もっと正確には愛国心(national-ism)を持つに足るnationが必要ですね。
アフリカは知らないけど、ラ米人は結構どこでも国旗を掲げます。
nationの伝統の薄さなどに理由はあるんだろうけど、それでも良い文化ですよね。
165 :
世界@名無史さん:2009/05/31(日) 22:11:34 0
日本が農村の感覚で会社をやってるみたいに、
ラテンアメリカはサッカーの感覚で会社をやればいいんよ。
どこをどうやればいいかは分からんけど、何かしらやり方はあると思う。
人類の祖先はアフリカ アフリカから離れるほど、遺伝子の多様性が低くなる
研究チームはまず、世界各地の男性の頭蓋(ずがい)骨4500個について遺伝的多様性の分析を行った。
その結果、アフリカから距離が離れるにつれて、その集団の遺伝的多様性が低くなることが分かった。
これは「ボトルネック効果」、つまり他の土地に移住した種族が戦争や疫病などによって
一時的に人口が減少し近親婚を行った結果とみられる。
また、頭蓋骨のさまざまな特徴を比較したところ、アフリカ南東部の頭蓋骨が最も多様性に富む一方、
アフリカから遠ざかるほど多様性は減少していった。
この2つの結果から、研究チームは「人類がサハラ以南のアフリカのある1地域から発生したことは明らか」
だと結論づけている。ちなみに同チームは「多地域進化説」も検証したが「納得のいく結果は得られなかった」としている。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2256004/1796210
167 :
世界@名無史さん:2009/06/01(月) 20:51:36 0
アメリカの思想家ヘンリー・メイコウは、ベネズエラのチャベス大統領もまた、
イルミナティによって操作された人物であると言う。チャベスの「メンター(先生)」は
ノーム・チョムスキーであると、メイコウは言う。チョムスキーは、ジョン・コールマンに
よれば、列記としたイルミナティ=三百人委員会の工作員である。
チャベスは、ボリバール革命を継承発展させると称している。しかし、ボリバール
革命なるものは、フリーメーソン起源であるとメイコウは言う。これは全くその通り。
「ボリバール」とは、十九世紀初葉、中南米をスペインから解放するために行動した
「革命家」である、とされている。ボリビアの国名は、この「ボリバール」に由来する。
ボリビア史上最初のインディオ出身のモラレス大統領も、チャベスのこの「ボリ
バール革命継承」の路線に同調している。
ちなみにここで一言、述べて置く。ボリビア、インディオ出身の革命家、ラミロ・
レイナガ・ワンカール(一九三九年〜)は、モラレスを「二つの顔を持った人物」、
と批評した。即ち、一つの顔は、インディオ独立派。もう一つの顔は、マルクス
主義的階級闘争的農民運動家。と。
ラミロ・レイナガ・ワンカールは、ボリビアと言う国家それ自体をこの地上から
一掃して、インカの時代のコジャスーユを復活させなければならない、としている。
168 :
世界@名無史さん:2009/06/01(月) 20:54:24 0
ラミロによれば、最近のボリビアの状況は次の如くである。
(1)モラレス政権のインディオ的性格の政策が、少しづつ現実化する
につれて、ボリビアのスペイン植民地主義占領者の権力は、全国的に、
全戦に亘って反撃に出て居る。
(2)それにともなって、ボリビア人口の多数を占めるインディオもまた、
改良主義的モラレス政権の水準を越えて進む傾向が生まれて来る。
(3)ラミロは、今、2005年秋に発生した刑事事件によって、裁判にかけられ
て居る。この事件の概略は、ずっと以前から、ラミロの著書「インカの
スペインに対する五百年の戦争」の海賊版が広く出回って居り、首都
ラパスの街頭へも公然とこの本の海賊版を売る泥棒がのさばっていた。
2005年秋、ラミロがその一団を見付けて抗議すると、彼らは集団でラミロ
を襲った。ラミロは生命の危険を感じて、正当防衛のために発砲した。
スペイン植民地占領者権力は、ラミロを逮捕して、これを機会として、
ラミロを永久に牢獄の中に閉じ込めようとして居る、と言うのである。
(4)しかし、ごく最近ボリビアのインディオ社会の中に、ラミロを再評価する
動きが出て来て居ると。
今、ボリビアの治安は険悪化して居ると言う。これは、一方では、インディオが
改良主義モラレス政権の水準を乗り越え、他方では、スペイン占領者権力は
インディオの運動を粉砕すべく進出する、この公然たる衝突の前兆である。
ラミロは内戦が地平線上に見えているという。ラミロが記述した如く、スペイン
侵略者に対し、インディオは五百年の間、大中小、無数の民族自衛の戦争を
遂行した。改めて、筆者は、日本民族有志が、ラミロのこの古典的名著を
発見されるよう要請する。
なんでBolívarがボリバールになるんだよ。
íにアクセントついてんだろが。
「ボリバル」って表記よりひでーぞ
単純に土地の肥痩、地形・気候の不良、植生や生態系の問題で
ユーラシアや北米より手間掛けなきゃ農業生産できないってだけ
171 :
世界@名無史さん:2009/06/02(火) 16:22:37 0
南米の経済に期待して海を渡った日本人が何人いただろうか・・・・・・・。
172 :
世界@名無史さん:2009/06/02(火) 21:10:34 0
これから増えるだろうね多分。
173 :
世界@名無史さん:2009/06/03(水) 22:24:23 0
ペルーなんかうんと発展しててもおかしくないんだけどね
リマは1年中雨が降らないし気温も20度前後で安定してる
アンデスの雪解け水があるから水にも困らないし
インカ時代には長さ1キロで15センチ下る超絶技巧の灌漑施設もあった
チリのバルパライソあたりもその名の通り天国みたいな気候
ボリビアってもうすこしがんばれば海につながるのに
175 :
世界@名無史さん:2009/06/04(木) 15:43:55 0
100年も前から発展するする詐欺の南米にいく日本人がいるっていうのは
驚きだよな。こいつらはマジでアホ。ブラジルなんてろくな人材がいない。
かつて、ブラジル人で日本人に影響をあたえるくらい頭のよい人物がいたか??
アメリカにいるユダヤ人なら腐るほどいるが。
カルロス・ゴーンはレバノン系でブラジル生まれのフランス育ち
サッカーに関するトレーニング理論なら
肉体的・生理学的なこと含めてブラジル人が一番だよ!
>>174 チリ「だが断る」(太平洋戦争でボリビアの沿海部を奪った張本人)
チチカカ湖やアマゾン河ではボリビア海軍(水軍?)が活躍してるが
生半可な援助がアフリカをだめにしてると思うのですが・・
小さな子がワクチンを接種できず死んだり
ミルクが飲めず死んだりしてるけど
これを援助によって殆どの子を助けたら
今度は援助する側はとてつもない人口を援助しないといけなくなりますよね
見殺しにしろとは言いませんが、もう生むなと言うべきだと思います
181 :
世界@名無史さん:2009/06/06(土) 19:40:47 0
アフリカでよく呪術が原因の殺人というのが起きているが、南米にも似たような
話がある。
あるカボクロ(ブラジルの奥地に住む、先住民の血を引く人々)の幼女がひどい
下痢に襲われたので、呪術師に拝んでもらったところ、下痢の原因は隣家の
日本人が井戸に毒を入れたからだとお告げが出た。
そのカボクロは警察に隣家の日本人を訴え、さらに近所の仲間にこのことを
触れ回ったので、怒りに駆られた群衆が警察署に押しかけ、
「ジャポネースを殺せ!」
「ジャポネースをリンチしろ!」
と叫んだ。
カボクロは一人一人は無知なお人よしだが、こういう怖さも併せ持っているのだとのこと。
182 :
世界@名無史さん:2009/06/07(日) 02:05:42 O
チリ、アルゼンチン、ブラジル南部の
ドイツ人居住州が分離独立すれば
十分先進国だろ
183 :
世界@名無史さん:2009/06/07(日) 15:38:33 0
ブラジルってユダヤ人少ないんだよな。ナチスの幹部とかが逃げてきた国だということも
あって。優秀なユダヤ人が少ないのもブラジルが発展しない理由の一つだと思う。
それと、日系人が優秀だというけどこんなのアメリカやカナダにいけば沢山いると思う。
日系人は北米でも人種別平均所得一位みたいよ。
人種どうこうより国民平均の底上げができるかどうかじゃないかな。
国土の気候や地形があんまり向いてなかったり、戦後の各国の政策の影響のが大きいと思われ
まあ日系は他のアジア系に比べてニューカマーが少ないからな
186 :
世界@名無史さん:2009/06/07(日) 16:25:18 0
アメリカの場合は移民だらけだけどその移民の中にも、優秀な奴が入ってきてるからね。
移民だから殆どが、低学歴の低収入だけどね。そこがブラジルとの違い。
それにアメリカが発展したのは、ユダヤ人の力が大きいのも事実。アメリカ国民の殆どの
人間は馬鹿でも、一部の連中はほんとに頭がいい。それと何だかんだいってもアメリカ人は
勤勉だと思う。昔は寒い国が発展すると言われていたのは、寒いと働かざるえない
状況だから。暑い国で発展した古代エジプトは、働かざるえない状況だったから。
働かなくても食料が確保できる国は、どうしてもその状況に甘えてしまう・・・・・。
187 :
世界@名無史さん:2009/06/07(日) 16:39:17 0
そういえば東欧系の嫁をもらった人のサイトで連れ子を日本語学校に入れて
日本語を学ばせたところウクライナとかの子供は日本語を覚えるのがはやいのに、
南米系の子供は日本語を覚えるのが遅くてイライラするみたいな話を
してたな。そういえば、ジーコも何年も日本にいて日本語の単語一つ話すことが
出来なかったな・・・・・・。南米の子供は東欧に比べて物覚えが悪いのかも
しれないね。
そういえば、日本にはユダヤ人がいないのに何で発展したんだろう。不思議だ。
日本人がユダヤ系だったからだろ。有名だぜ
>>186 そんなこと言ったら、エジプト以上に厳しい国なんてたくさんあるし、
エジプトもメソポタミアも農業に関しては「簡単に食糧が手に入る」
方だったんじゃねぇ?他の同時代の地域に比べて。
>>187 昔、フランスに留学してた人が書いた本でも
米国人や英国人に比べて、東欧出身者は言葉を覚えるのが早かったとかあったな
192 :
世界@名無史さん:2009/06/07(日) 20:08:12 O
ロシアパブのロシア人は通訳できるくらい
日本語が上手い人沢山いる。しかも、学歴があるし。
というか日本人の水商売も大学生だらけだったり
>>193 大学生がそういう商売に手を出すのは、実は
日本だけではなかったりする。
南米は旧宗主国であるスペイン、ポルトガルの影響で、いまだに中世的な
価値観・社会構造が続いているからでは?
エンジェーニョと呼ばれる大農場では家父長的、保守的、中世的性格を強く
持っている。
価値観・社会構造が続くのは、それが環境に適合してるからだろ
ブラジルの地形・気候じゃ、アメリカと人間をそっくり入れ替えても発展度合いは大して変わらない
>>196 南北戦争後の混乱で、合衆国から南米に渡った人たちが
いるが、それで南米的(?)になったかと言うとそうでもない。
どれだけディスられようとも、きっと僕は未来永劫、
気楽に過ごせる南米が好きなんだろう。
>>196 合衆国もニューイングランドの産業発達がなければ、
ヨーロッパ資本の草刈り場だったかもしれなかったわけで、
ニューイングランドやパラグアイのように、19世紀中に
工業が特殊な発展を遂げた地域を重点的に研究した方がよさそうな気がします。
合衆国人もバイトとかだと結構働きませんし
199 :
世界@名無史さん:2009/06/09(火) 15:18:24 0
合衆国は普通の労働者は8時半から4時半まで働いて夕方からエンジョイ
しかしエグゼクティヴは夜明けから夜更けまで猛烈に働く
日本人が多く住むNJ州サマーヴィルの駅のパーク&ライドには
勤勉な日本人が車を停める前に停められたエリート連中の車がズラリ
そういう車は日本人が帰る時にもまだ停まっている
>>198 それは無いな、あれだけ良質で広大な土地が広がってるのだから
何れ制御不能な国力を付けるのは必然だった。
合衆国も北部と南部ではカナーリ文化が違っていた。
俺の伯父さんが1960年代-70年代にウォールストリートの銀行で働いていたが
当時のNYは、共産圏から亡命してきたハンガリー人・ウクライナ人・チェコ人とかが
多かったそうだが、彼等は無茶苦茶に働くって言ってたな。日本人にも負けないそうだ。
天下のチェースやモルガンも、実態は、亡命者でもってるって言ってた。
アメリカは移民や亡命者が支えている国だなあ。
>>200 ボリビアやメキシコやベネズエラ、ナイジェリアみたいに、資源はあるのに、
というか下手に豊富に資源があるからこそ酷いことになってる国も多いわけでありまして。
幾ら地下資源や地味に恵まれた土地があるといっても、
自前で回転できる資本や技術と市場、及びそれを使いこなせるエリート層が無ければ、
いずれアルゼンチンみたいにジリ貧になるのも必然だったと思います。
204 :
世界@名無史さん:2009/06/10(水) 03:22:58 0
>>203 例に挙げた全ての国がアメリカと比較して農業生産や交易
工場立地、用水確保の面で圧倒的に不利じゃん
>>204 少なくとも合衆国の産業資本の発達の基盤となったニューイングランドの条件とは離れていますし、
前述したアルゼンチンのように、国土のポテンシャルとしては、
上記の条件を満たすような国がありながらも、政策的に工業化に失敗した国があることからも、
単純に良い条件が揃うことが、即座に国力の拡充に繋がるとは言い難いと思います。
こう書くと、余りにもニューイングランドを重視過ぎてるきらいがあるように見えるかもしれませんが、
もし植民地時代から資本蓄積が続けられたニューイングランドの産業資本がなければ、
幾ら豊かなカリフォルニアや五大湖があろうとも、全土が南部やラテンアメリカのように、
イギリスやヨーロッパ資本による単一品目の生産場になっていたかもしれないとの可能性を否定できないのです。
それに、もしカリフォルニアがメキシコ領で、あるいは五大湖周辺がイギリス領であり続けた場合に、
両地域が今日と同じ発達のあり方を辿ってるかと問えば、恐らく全く違うと言わざるを得ないでしょうし。
>>205 どこが離れてるんだよw
ニューイングランドも相当に恵まれた環境
>>206 農業生産でいえば、良くいわれるようにニューイングランドの土地は痩せて地下資源もないことが、
却ってイングランド本国と同様の農業生産(カブなど)を実現し、
そのことが結果的に輸出産品の早期多角化をもたらしたことがあるなど、
とりあえず農業面で恵まれているとは言い難いと思います。
交易にしても、三角貿易の一角を占めていたとはいえ、19世紀までの北アメリカの人口を考えれば、
ポトシの市場を軸にしていたラ・プラタやチリにも劣るとは言えずとも、
南北アメリカ大陸とヨーロッパを結ぶ正当なルートに属し、
背後にイスパノアメリカ市場を有していたハバナ(キューバ)や、
カルタヘナ(コロンビア)以上のものがあったとは思えません。
工場立地に関しては、ニューイングランドで工場が建設されたのは、
「自由な労働者」足り得る白人人口増の後なので、
これについては何とも言えず、用水確保についてもよく分かりません。
が、「農業生産や交易」に関しては
>ニューイングランドも相当に恵まれた環境
とは経験的にはとても言えないでしょう。
むしろニューイングランド(そしておそらくパラグアイも)における、
産業資本の発達を達成した「相当に恵まれた環境」は、あなたが仰ることとは正反対に、
地味や資源や交易のための立地が全く良くなかったこと、要するに「不運という幸運を持っていた」
ことに起因するとの、従来通りの見方をすべきだと思いますが。
発展しないのは資本主義の精神が無いからだろ。常識だろ。
>>208 ウェーバーは素晴らしいけど、俗流に解釈される
上部構造のみを議論の対象にする議論に繋がりがちなので(「ブルジョワジーのマルクス」)、
マルクスを使って多少唯物的にものを見ても良いのでは。
どこも発展の担い手が沿岸都市だったのでは中南米も北米も変わりないが、そこで生まれる富がどこに向かったかだよな。
政府が没収や略奪されたりとか悲惨なとこもあるけどねw
211 :
世界@名無史さん:2009/06/11(木) 03:50:01 0
>>207 農業生産で言えば、そのニューイングランドの南に肥沃で水利がある広大な土地が広がり
交易に関しては港湾や河川に恵まれ
さらには奥地や南方へ向かえば広大無辺な地形・気候・植生・資源に恵まれた土地
気候・地質・植生の関係で用地の確保が簡単にはできなかった南米とはあまりにも違いすぎる
とりあえずこの議論の前提としては、アメリカ史を多少なりとも知っているなら
周知の論である、「ニューイングランドの産業資本こそが、19世紀以降の合衆国の工業化を達成した」
との説があり、その前提に基づいて、
「いくら領内に豊かな土地があろうとも、ニューイングランドがなければ
合衆国の産業化はありえず、豊かな合衆国の領土も先進国資本の農場となっていだろう」
との仮説や、アルゼンチンなどの例に基づいて、
>それは無いな、あれだけ良質で広大な土地が広がってるのだから
>何れ制御不能な国力を付けるのは必然だった。
との命題を否定しようとする議論であることは、見ていれば当然分かるはずです。
>農業生産で言えば、そのニューイングランドの南に肥沃で水利がある広大な土地が広がり
>交易に関しては港湾や河川に恵まれ
>さらには奥地や南方へ向かえば広大無辺な地形・気候・植生・資源に恵まれた土地
で、
>>211には三つおかしなところがあるんで、そこについて突っ込むと、
まず、そもそもニューイングランド自体の話をせず、周辺地域に対する言及
しかしていないという点で、
>>206の「ニューイングランドも相当に恵まれた環境」
との命題への反論として提出された、
>>207の反論になっておらず、
次に、ニューイングランドの周辺が仮に豊かであろうとも、
それはラ・プラタのような地域との比較で考えれば、合衆国の産業化
を「必然的」に規定するとする
>>200の命題を参照するものには到底なり得ず、
>気候・地質・植生の関係で用地の確保が簡単にはできなかった南米とはあまりにも違いすぎる
最後に、経験則的にいえば、植民地時代のアルゼンチン中部や、
戦前のパラグアイに工場あったのに、違いって具体的には何?って話になるからこの命題も相当に疑わしい。
大体南米が、本当に「気候・地質・植生の関係で用地の確保が簡単にはできなかった」なら、
ブラジルでフォルクスワーゲン作ってることとか、中央アメリカのマキラドーラについてはどういう言い訳すんのさ?
一世紀ぐらいじゃ気功も地質も植生も変わらないわけだよねえ?
で、まとめると、オブジェクトレベルでもメタレベルでも
酷い反応だなーって感想しか残らないわけですが、
まだ若いなら無理に議論しようとするポーズを取らずとも構いません。
もしまだやる気なら徹底的に相手しますが。
黒いヤツは愚鈍だから
215 :
世界@名無史さん:2009/06/11(木) 16:27:37 0
ブラジル人なんて仕事やらせても何をやらせてもいい加減にこなしそう・・・・・。
こういう国民性の国は、発展できないと思う。きめ細かさがないから。
マジでブラジル人って糞じゃん。ブラジル人にものを頼むとなんでも適当に
こなしそう。
>>213 パラグアイとニューイングランドを比較した場合の差
まずパラグアイそれ自体が港湾を持てない上に
余剰の土地的に発展する余地が非常に乏しい
アルゼンチンの場合、宗主国がアメリカと比べ資本に乏しく
工業化・産業化したとしても輸出の余地が少なかった上に
恵まれた港湾が少なく、立地が南に偏り輸送コストが高かった
領内に豊かな土地があり、またイギリスが宗主国なのだから
合衆国の産業化はあまりにも必然だったと言える。
217 :
世界@名無史さん:2009/06/11(木) 16:53:06 0
>>216 南米はスペイン、ポルトガルといった2流の国から独立しかたらダメなんだろうな。
宗主国のシステムを引き継ぐわけだし。
資本が集積しイギリスが宗主国なら産業が発達するというなら
インドのマハラジャが大財閥を形成して世界を席巻するわな。
実際はタタやビルラのような成り上がり商人に抗すべくもなかったわけだが。
ブラックアフリカが苦しんでるのは白人のせいなんだよっ!
毛沢東は立派な人だよっ!
>>218 原住民を千万単位で虐殺し更地の上に立てた好き勝手できる植民地と
現地勢力を分断統治しつつイスラム諸国が本国との間に挟まるインドじゃ大違い
しかもインドは元々、地形・気候からして中々統一王朝の生まれなかった土地
>>220 それでは資本を蓄積したマハラジャがタタの後塵を拝した説明にはなるまい。
イスラム藩王は商売しにくいかもしれんが、ヒンドゥー藩王も少なくないからな。
222 :
世界@名無史さん:2009/06/11(木) 21:51:05 0
>>221 アメリカの宗主国がイギリスな事とインドの征服国がイギリスな事は似ても似付かないケース
インドの場合は家畜よろしく収奪されるだけの存在、政治・行政的に遅れた西欧人の統治じゃ
日本やモンゴル・イスラム系諸王朝統治下のような発展など論外だしね
200年も前に独立している国に宗主国もヘッタクレもないだろうて。
>>216 パラグアイ、アルゼンチンの分析は共に1/4ぐらい正しいけれど、
>余剰の土地的に発展する余地が非常に乏しい
にも関わらず一時的に国内市場を充足させるような形で産業化を、
達成したのは何故なんでしょう?
それと、19世紀の時点では、開墾の労力さえ惜しまなければ、
いくらでも農地になった原野が幾らでもあったことを忘れずに。
日系人が入植して成功したのはそういった土地です。ついでに、
>工業化・産業化したとしても輸出の余地が少なかった上に
なんで19世紀の時点での話をしてるのに、輸出志向工業化が念頭にあるんですか?
合衆国が19世紀に産業化した時、実際は国内市場に頼っていたことをお忘れですか?
>立地が南に偏り輸送コストが高かった
けれども、小麦や牛肉の輸出では、他のライバルとの競争に勝利して
ヨーロッパ市場を充足したのはアルゼンチンだったわけですよねえ?
>領内に豊かな土地があり、またイギリスが宗主国なのだから
>合衆国の産業化はあまりにも必然だったと言える。
それで導かれるのが結局この程度の結論だというのが全くの驚き。
何度も言ってるように、ポテンシャルがあることと、
産業化の達成は必然的な関係では結ばれませんからね。
226 :
世界@名無史さん:2009/06/12(金) 04:27:09 0
国土が外国との交易を行い難い立地なのだから、自足に力点が置かれるのは当然。
開墾の労を惜しまなければと言うが、同じ量の農地開発なり工業化を行うにあたって
1の労力で実行できる国と2の労力が掛かる国じゃ
同じ程度の規模・発達段階までに掛かる時間が指数的に差が開くのは自明。
バラグアイの国土はアメリカと比較して、どう頑張っても同等の人口は養えないし
また同等の労力で農業生産可能のほど風土に恵まれていない分
仮にアメリカの様に産業化しても、国内で需給が噛み合うほど簡単には資本の蓄積や
経済発展が進まない環境、となれば仮に無理に工業化するなら輸出先は必要不可欠でしょ。
そりゃアルゼンチンは農業するなら、アメリカの足下に及ぶくらいの良好な環境だからね
かと言って工業化・産業化が成立する条件が整っていたかというと、話はまた別で
資源、貿易立地、宗主国の産業化がどの程度進展してるか、とか色々影響あるし。
石器時代に戦車が産まれるわきゃないが、前提条件が同程度なら
成長余力の多い、労少なくして行える国がより発展するのは必然
それに加えて、前提条件はアメリカ有利だからね。
ユダヤが逃げてきてたから資金繰りが上手ってのもあるだろうな
極端に金が足りない社会だと、店はじめようと思ってもはじめられないからな
ほとんど自己資本だけで南米はやってたんだろう
それだけお互い信用のない関係だったんだろうな
白人コミュニティは一応キリスト教徒だから契約概念は発達してるもんな
自己資本を国内で調達できる投資って考えるなら、アメリカは地方銀行がかなりあってその点でも有利だな
なんかもう全然話がかみ合ってないので
(というか見たところ何で19世紀のアメリカ各国がヨーロッパ移民を導入したのかが
全くわかっておらず、さらに開発経済学の基礎も全くないようなので)、
とりあえずこれだけ書いておきます。
>石器時代に戦車が産まれるわきゃないが、前提条件が同程度なら
>成長余力の多い、労少なくして行える国がより発展するのは必然
>それに加えて、前提条件はアメリカ有利だからね。
自然環境などの前提条件で、合衆国は確かにどのアメリカ諸国よりも有利ではあったけど、
それでももし合衆国人のエリートが、豊かな土地をひたすら使い潰すような耕作法のプランテーションを経済基盤とし、
得た利益を海外の銀行口座に送ることと、奢侈に消費してしまう南部のプランターみたいなのだけだったら、
どれだけ恵まれた条件があろうとも、現在のような発展は「必然」でもなんでもないと思いますよ。
とまあ、流石にこれだけじゃちょっと可哀想なので
>そりゃアルゼンチンは農業するなら、アメリカの足下に及ぶくらいの良好な環境だからね
と農業に関する自然条件があることを認めた上で
>かと言って工業化・産業化が成立する条件が整っていたかというと、話はまた別で
>資源、貿易立地、宗主国の産業化がどの程度進展してるか、とか色々影響あるし。
「話はまた別で」となって、アルゼンチンは産業化に関する自然条件がないことを書こうとするのに、
やっぱりここにも色々おかしいところが。というのも、資源に関してはまあ良いとしても、
ヨーロッパ以外に市場がないのに、輸出品目が農産品か工業製品かで、
貿易立地が大きな条件になるのか?という疑問や(当然、いや、出てこないと繋がります)
さらには独立してるのに宗主国って何?って疑問が出てきます(まあもうこれは完全に意地悪だけど)。
で、19世紀アルゼンチン経済の方向性を決定づけたサルミエントやアルベルディが、
あえてリカードの比較優位論に基づいて農産品の輸出国としての立場を、
アルゼンチンに固める決断をしたからこそ、現在のアルゼンチンの経済構造があるわけですが、
彼等に敗北したオルタナティブ路線の提唱者として、アルティーガスという政治家がいました。
多分「話はまた別で」とか書いちゃえるのは、古典派経済学の基礎がないからだと思うので
是非19世紀前半のラ・プラタのエリートの経済政策を巡る主導権抗争を簡単にまとめてみることをお勧めします。
開発経済学に触れるためなら、こことブラジルとコンゴは必須の地域研究だと思ってるので。おしまい。
231 :
世界@名無史さん:2009/06/14(日) 13:09:42 0
ブラジルの首都ブラジリアなんて完全な失敗都市だけな。江戸なんてよくできた
都市だったし。わざと渦巻きじょうに都市をつくったんだったかな。
やっぱ、ブラジル人はダメだわ・・・・。計画性がない・・・・・。
ブラジリアに限らず50〜70年代にかけてできた計画都市って全部駄目だと思う。
コルビジェがインドに造った計画都市も恐ろしい出来のようだし、俺はそもそも
現代建築が嫌い。明治大正昭和と時代を下るごとに出来が悪くなっている気がする。
煉瓦造りが日本の土地風土にそぐわなかっただけ
234 :
世界@名無史さん:2009/06/15(月) 03:36:11 0
土地風土にそぐわないのに煉瓦造りしちゃったのが問題
何をもって失敗都市と呼ぶかと言う問題もある。なにしろ南米アフリカやインドなどでは
計画都市であれ無計画都市であれ膨れ上がる一方なので。
無論ブラジリアもコルビュジェのチャンディーガルも予定よりはるかに膨れ上がっている。
236 :
世界@名無史さん:2009/06/15(月) 23:04:54 0
【サッカー】観客が少ないコンフェデ杯 W杯組織委員会、南アフリカ国民の観戦求める
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1245073682/1 2009年06月15日21時49分 / 提供:FOOTBALL WEEKLY
組織委員会が、南ア国民の観戦を求める
W杯組織委員会は、コンフェデレーションズカップ開幕戦の観客動員が芳しくなかったことから、
南アフリカの国民に対しさらなる参加を求めた。組織委員会のスポークスマンは15日にヨハネスブルグで、
「馬を水場に連れて行くことはできるが、無理やり飲ませることはできない。我々は何度も、
これは一生に一度のチャンスだと話してきた。我々の仕事はイベントを開催することだが、
それに参加するかどうかは南アフリカの国全体に任せられている」と話した。
来年のW杯の予行演習とも位置づけられるコンフェデレーションズカップは、
アフリカ大陸では初めての大規模なサッカーの大会にもかかわらず、初日の2試合とも会場は満員とならなかった。
南アフリカ対イラク戦は、6万1000人収容のヨハネスブルグのエリス・スタジアムで行われたが、観客動員は5万人弱。
一方、スペインが登場したルステンブルグのロイヤル・バフォケン・スタジアムは4万2000人収容にもかかわらず、
2万1649人しか入らなかった。
チケットは、最も安いものでも70ランド(約856円)で、南アフリカリーグのチケットの3倍の値段という。
http://news.livedoor.com/article/detail/4203500/
日本てグランドホテルないよな
大名だって参勤交代の際には宿場町に泊まってたんだもの
庶民感覚だよな
>「馬を水場に連れて行くことはできるが、無理やり飲ませることはできない。我々は何度も、
>これは一生に一度のチャンスだと話してきた。我々の仕事はイベントを開催することだが、
>それに参加するかどうかは南アフリカの国全体に任せられている」
サヨクが我々は馬ではないと大騒ぎしそうな記事だな
239 :
世界@名無史さん:2009/06/16(火) 00:35:02 0
240 :
世界@名無史さん:2009/06/16(火) 08:21:09 0
>>237 欧州にはあったのか?
ルネサンスの頃のイタリアでは旅館はなく、裕福な商人の邸宅に泊まらせていたようだが。
何をもって発展するしないを判断しているのかよく解らないが、
おそらく現地の偉い人に限定すれば発展していると思う
多分、「発展している」という状態は庶民に利益が還元されていることだと思う
そうだとすると戦前の日本は「発展していない」状態だった
一人当たりGDPではメキシコやアルゼンチンに負けていたらしい
どうやって日本は中南米より発展したのか?
理由の一つとして上げられるのがアメリカだと思う
戦後、アメリカの偉い人はこう考えた
「日本は封建的な物が多く残っている
封建的な抑圧のために国民は生活水準が低い
その生活水準の低さゆえに国内市場が狭い
だから外国市場を求めて戦争を始めたのだ
封建的な地主から土地を取り上げて農民にあげよう
そうすれば日本の国内市場は拡大し、日本は平和への道を進むだろう」
正直、
>>128のボリビア大統領と考えは大差ないと思う
日本とボリビアの差は、地主がアメリカ人であったかどうかにすぎないような気がするな
>>241 その戦前国力で先進国に匹敵する海軍力を維持していたんだから
軍事負担を取り除けばそりゃ発展するだろうよ。
>>241 このネタなんどもでてるやつじゃん。あほくさ
アメ公がとったやり方は戦前満洲で日本が予行演習していた経済案で
日本の経済人の助言で実行しただけっつうなんともアメリカ信仰の強い人にはかなしいお話だね。
しかも、おまえらがパン食になったのもアメリカであまった不良小麦粉の処理のために
給食という名目をつくり、日本に高く売りつけたっていうこれまたアメリカの自国にやさし〜い
経済対策のおかげ。これでゴウリ的なアメリカ様の占領政策に感謝しているサヨクはアホまるだしというか
単なるマゾ以外の何物でもないゴミ
大地主制を廃止しても、南米では豊かにならないのはボリビア
見ても明らかだと思うが。日本が特殊過ぎるし、本当に農地改革が
よかったのかはまた別の議論が必要。
245 :
世界@名無史さん:2009/06/17(水) 01:37:46 0
日本は戦前から人口や生産力で世界トップクラスだし
経済成長もいまの中国と同じかそれ以上だったからな
戦争なんて起こらずとも、遠からず経済大国にはなった。
246 :
世界@名無史さん:2009/06/19(金) 09:17:17 0
ボリビアでは電気、航空、炭化水素、鉱業、森林資源、電気通信など、ほとんどの
公営企業や公営サービスが民営化された。
1999年、世界銀行はボリビア政府にコチャバンバの市営水道会社を民営化するよう
勧めた。民営化すれば効率的な運用が可能になり、適切な料金で適切なサービスが
提供されるという理由だった。おまけに民営化を実施すれば600万ドルの多国間債務を
免除するという好条件付きである。
ボリビア政府は『飲料水および衛生法』という法律をつくり、補助金も打ち切って、
水道は民営化された。
新しい水道会社は米国最大の建設企業ベクテル社の子会社だったが、すぐに
水道料金を200%以上も値上げした。最低月額給与が100ドルに満たない町で、
水道の請求書は月額20ドルに達した。20ドルは5人家族が2週間食べる食費に
相当する金額。
当然、支払えない人たちが大勢出てきたが、その支払不能者には容赦なく供給を
停止した。
世界銀行とIMFのいうことを素直に聞いた国にはこういう末路が待っていた。
>>237 宿場町でも本陣という格式の高い宿屋に泊まったんじゃないか。
その上旅行には格式を示すために
馬鹿みたいな大がかりな供揃え。
>>243 脱脂粉乳も!
一生発展しないままでいいよ
249 :
世界@名無史さん:2009/06/19(金) 16:23:32 0
250 :
世界@名無史さん:2009/06/19(金) 18:14:19 0
先住民を弾圧しなければ、フジモリのように投獄されてしまう。
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/090619-062343.html 先住民系のリーダーがニカラグアへ亡命−ペルー
【サンパウロ17日綾村悟】アマゾン地域(ペルー北部)での資源開発に反対するデモを
行っていた先住民族系住民と警官隊が衝突し、双方で30人以上の死者を出した事件で、
ニカラグアへの亡命の希望していた先住民指導者のアルベルト・ピサンゴ氏が17日、
ニカラグアの亡命申請許可を受けて同国へ到着した。
ピサンゴ氏は、先住民族系住民を扇動した罪などでペルー政府から訴追されていた。
ペルーでは、アマゾン地域での外資参加による資源開発法案の成立を進めようとした
ガルシア政権に対して、同地域に住む先住民系住民が「先祖代々の土地を外資を通じて
開発することは許せない」と反発、それに呼応した先住民ら5000人が集まって道路封鎖
などのデモ活動を行っていた。
今月5日には、道路封鎖を強制的に排除しようとした警官隊とデモ隊が衝突、警官隊に
24人の犠牲者がでた(ペルー治安当局発表)。ペルー政府側は先住民族側を非難して
いるが、先住民族側は「警察側が先に発砲した」と反発、先住民側の犠牲者は30人を
超えていると非難の応酬になっている。
アマゾン地域の開発法案をめぐっては、事態を重く見たペルー政府が方向を修正、
この法案を廃止する方向で進んでいるという。また、同国のシモン首相は16日、
同案が廃止された後に辞任するとの声明を発表している。
2009/6/19 6:23
251 :
世界@名無史さん:2009/06/20(土) 02:22:16 0
>>246 これって植民地支配でも使われ続けた古臭い手法だよな
そんな事して発展できるわけは無いが
本気で発展すると信じてた愚かな日本人もいるのかね?
252 :
世界@名無史さん:2009/06/20(土) 10:56:42 0
黒人は都市生活に向かないと指摘する人もいる。
253 :
世界@名無史さん:2009/06/20(土) 11:10:15 0
>>251本国のライフラインも国際金融資本が担っておりますw
>>246 普通、この手の公共サービスはガチガチに法律で固められるし、補助金以外でも個人補助や減税で手が打てるだろうに。
助言した世銀も額面しか実行しない政府は想定外だったんじゃね。
それにあっさり暴騰許したなら賄賂の匂いもするわw
255 :
世界@名無史さん:2009/06/20(土) 13:01:21 0
ラテン・アメリカ人の遺伝子を調べたら
女系だけのミトコンドリア遺伝子はアジアからベーリング海峡を渡って広まったのが解かったんだけれど
男系だけに継承されるY染色体を調べたら80%近くが近年置き換わったのが解かったんだって
つまり、原住民の男はほとんど絶滅して後から来たスペイン人やなんやからが種付けしたのが解かったんだって。
自由経済では必ず貧富の差が出現する
よって世界経済でも下層を担うやつは必要なのである
アフリカが今から技術力や経済力を身につけようとしても、あと100年は
世界で一番貧乏で遅れた地域としてのポジションを抜け出せないだろう
アフリカは白人のサーバントをやって白人の一番弟子としてアジア人を見下す
といういやしい性根で生きていったほうがはるかに楽でプライドも傷まない
南米人もアジア人(黄色人種)を蔑視しているけどな。
政府の”民主化”、および公共事業の”民営化”によって、ボリビア国内の
富はアメリカを中心とした西欧諸国へと流出を続けている。独立国家とはいえ、
ボリビア政府にはアメリカからの強い圧力がかかっているため、その状況を
変えることは容易ではない。外資系企業から流れる巨額の賄賂や、コカイン
製造の取り締まりを建前としたアメリカ政府の弾圧行為などを背景として、
アメリカ大使の承諾なしには国政の判断が下せないという状況に陥っているのだ。
260 :
世界@名無史さん:2009/06/20(土) 21:09:41 0
>>254 債権破棄とアメリカ企業による水道部門強奪、法規制の回避はセットに決まってるだろ低脳
262 :
世界@名無史さん:2009/06/20(土) 21:44:40 0
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ゲーヲタ消えろよw
263 :
世界@名無史さん:2009/06/20(土) 21:55:07 0
流石白豚ヲタ、その程度のことすら思い至らなかったのかw
ゲーヲタのうえにレシイスト?
戦後、アメリカの偉い人はこう考えた
「世界の平和を乱した日本に許されるのは平和産業だけだ
軍需生産はもちろん、軍需に寄与する鉄鋼、アルミニウム、自動車、鉄道、
船舶、発電設備、化学工業、通信機器などの生産も禁止する」
もしアメリカの偉い人の考えがこのままだったら日本は中南米と同じになったと思う
考えを変えさせたのはソ連の軍事的脅威に対抗するために
日本に軍需生産をさせようとしたかららしい
こうしてみるとアジアはパワーバランスが良かった気がする
バランスがアメリカに傾きっぱなしの中南米では平和産業しか許されなかったんじゃあないだろうか
266 :
世界@名無史さん:2009/06/22(月) 08:57:00 0
>>265 おいおい、日本がアメリカの航空産業のほとんどの部品をつくっているのに
なぜ、日本は航空産業に参入できないのか、とか、ジェットエンジンを国産できないのか、とか
国内戦しか想定していないのでは?海防は?と思われる、
戦車に特化した国防思想とか、抑止につながる軍需産業の禁止だとか、考えたことあるのかよ
中国が貧困国だってw?
何を基準に言ってるんだ
269 :
世界@名無史さん:2009/06/22(月) 18:28:24 0
>>267 しかしまあ、米人が中ソと敵対してなかったら
日本がもっと虐待されていたのは確かだな
>>268 中国は一人当たりのGDPなら南米並だよ。それでも、
貧困国って訳でもないし、その基準だと日本がイタリア
よりも下になってしまうが。
でも、生活の質なら、イタリアの方が上なのかなぁ…。
>>270 一人当たりのGDPに全く意味がないとは言わないが、
かなりヨーロッパ優位に見せる偏った統計だと思う。
国家破たん寸前のアイスランドが7位になっちゃうし。
272 :
世界@名無史さん:2009/06/22(月) 21:23:26 0
>>271 そりゃ破綻前の話でしょ。
アイスランドは1年前はそりゃあリッチだったよ。日本なんぞ足下にも及ばない素晴らしい国だった。
今の日本をじっくり考えるに、生活の質はイタリアよりも下じゃない。失われた20年になるのは
確実だし。もう何かいろいろ・・・
>>257 良く聞くけど、南米は黒人差別も先住民差別も少ないのに何ででしょう?
つーか、イタリア人と日本人の生活の質って全く違うしね。
この前の地震の時も「耐震基準を満たしてない住宅なんて」
って言う日本人に対し「伝統も美しさもない住宅なんて」って
イタリア人が言ってた。
ただ、物価や為替レートで左右される部分はあるし、かと
言って購買力では正確な国力は測れないから、何をもって
豊とするかは難しい。
一人当たりのGDPが高いから安定してる訳じゃないって
ことでしょ。さすがに、アイスランドは極端な例だけど、
経済的な指標以外の不安要素だって挙げればキリがない。
>>272 奴隷商人がアフリカの奴隷を獲り尽くしてしまって、
次に中国人を奴隷として南米の農園や鉱山に送り込んだんだよ。
特にベネズエラじゃ、アジアン=奴隷 だから、露骨に差別される
276 :
世界@名無史さん:2009/06/25(木) 22:38:10 0
世界史板住人的には非常に過酷な現実かもしれないけれども、
生活の質と幸福度を基準に見るならば、残念ながら欧州は上位には来ない。
トップは太平洋諸島(トンガ、サモア、etc) ストレス指数も世界最低。
277 :
世界@名無史さん:2009/06/25(木) 23:42:02 0
カハウアンカ「アラン・ガルシアはペルー・アマゾンを私有物化する意図を持っていた」
http://www.telesurtv.net/noticias/secciones/nota/52194-NN/cajahuanca-alan-garcia-tenia-intenciones-de-privatizar-amazonia-peruana/ ペルー国民党の国会議員であるジャネツ・カハウアンカは火曜日に、アラン・
ガルシア政府がアマゾン地域を私有物化し、それによってこの地域に住む
インディオたちの先祖伝来の権利を侵害しようとしている、と非難した。
TeleSURとのインタビューの中で、カハウアンカは、この国家指導者が
「アマゾンを私有物化してその地に住むインディオ諸族が持つ先祖伝来の
権利をぶち壊そうという意図を持っていた」と断言した。同議員は、このような
ことはペルー国民と議会が決して許さない事態であると明確に主張した。
同議員は、インタビューの中でその他に、法令1090つまり森林・野生動物法
は憲法違反であり、原住民たちの財産を守る権利に干渉する場合には同意が
得られなければならないと定められている一連の取り決めを飛び越えて
推し進められたものであると明言した。議員は、これらの法令が「共同体の
中で起こる法令実施の結果に苦しめられている原住民たち」の利益を傷つけ
ていることが基本的な問題であると語った。
多くの地域で鉱山開発企業群がアマゾンの鉱物資源採掘に投資し、森林と
水を汚染し、そして「住民たちが病気になってその多くが死亡するという結果を
もたらして、原住民達の土地に回復不可能な打撃を与えています。原住民は
そこに住み、自然の恵みを食料にしているのです」と、同議員は述べた。
この観点から彼女は、森林・野生動物・水資源法がインディオたちの権利を
侵害し生活権を傷つけていることを、繰り返し強調した。
加えて次のように説明した。ペルーの先住民諸族は「政府に圧力をかける
計画と変革に参加することを望んでいます。これが、彼らの社会がペルーの
当局者たちに送ったメッセージです」。
近代文明は、はたして人類を幸福にしたのか?
279 :
世界@名無史さん:2009/06/25(木) 23:51:39 0
カハウアンカは、これらの政令がアメリカ合衆国と結んだ自由貿易協定の
コンテキストの中でもたらされた合意の一部として作成された際に、適切とは
とうてい言えない形で練り上げられたものであると語った。
「政令1090は、アマゾン地域の膨大な面積の土地での伐採を認めており、
それによってペルー政府は単に環境保護の規則に違反するばかりでなく
生物多様性を破壊するものです」。このことは、地球温暖化の見地からも、
単に国家的な利害だけではなく環境保全にもつながるものである。
同議員は、ペルー国民がアラン・ガルシア大統領の強硬姿勢を変えさせる
ことに成功したと説明した。同時にまた、今まで無視されてきた対話を行う
機会を回復させる時が来ていることを強調した。
「国民はこの政府とネオリベラル政策に対して平和的な闘いを通して
方向転換を行う能力を持っています。それは対話を再開させるためです。
この火曜日からだけでも、我々は、法令を廃止しよう、対話を行おうという
首相の声を聞いています。」
議員は、ペルーの権威者達は一級国民と二級国民という差別を行っては
ならず、「私たちはみなペルー人であり(等しく)我が国土の所有権を持って
いるのです」と語った。
「民主主義は流血と銃火で強制するもの」ではなくペルーの国に生きる
全ての人々が参加する誠実な対話を通して作られるものであることを、
ペルー議会の国民主義グループはたびたびの機会に語ってきた、
と議員は主張する。
ジャネット・カハウアンカら4人の議員たちは、さる6月10日に、この法令
に関する議論の抑圧に抗議し原住民の抵抗を擁護する手段としてハンスト
を開始した。ペルー国会はこの行動への制裁措置として、彼らに対し
120日間の活動停止、および給与の支給停止を決めた。
>>276 町に一軒くらい行きつけの店があって、そこで飲んだり食ったり
するのが幸せな国もあれば、24時間やってる全国均一の店が
あるのが幸せな国もあるでしょ。
ただ、後者はもう限界なのかなぁと思う。
>>276 その幸福度やストレス指数の統計というのはどこにあるのか?
たとえば、一日のカロリーをとるための労働時間やカロリーを
計算すると、キリンなどを狩って生活するカラハリ・サンの方が
欧米のブルーカラーよりも効率的なそうだ。しかし、それで
幸せかと言うと別だろう。
江戸時代の職人は一日数時間働けばいいほうだったし、宵越しの銭
など持たなくとも物価も安く、長屋の家賃などあってなきが如し。
そういういい加減な前近代の江戸にあこがれる。
欧米の圧力により日本は開国を余儀なくされ新しい生活様式を吸収する
ことに躍起になってきたが、第二次大戦後のヨーロッパは旧大陸として
新大陸と正面から張り合うことをやめ、近代から一歩後退した立場でアメリカ
や日本の興隆を小馬鹿にした態度で眺めていたように思われる。
それがなにを意味したのかと言えば、人間性の回復、前近代への回帰、
20世紀ルネサンスなのではなかろうか。彼らは働きづめの日米エリートを
嘲笑うかのように夏休みは30日以上取って人生をエンジョイしている。
近代化経済成長本当にくだらない強迫観念だった。21世紀22世紀この先
世界はどんどん江戸時代へ近づいていくだろう。
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>>283 まあ、なんだ
江戸時代は車はないし、選択も板でごしごししてただけだし、ご飯だって朝早くおきてつくらないといけない
人付き合いで近所となかよくしないといけないし、本だって田舎じゃ本貸しがくるまで新しいものを読めない
そんなひまじゃないよ
生きるために必死だった人たちを、楽に生きていける人がうらやましがっても
おこるだけだ。おまえら何甘えてんだってな
現実みなよ
286 :
世界@名無史さん:2009/06/26(金) 11:41:58 O
つかいくら他の国に比べ衛生状態が良かったとはいえ
現代人なら、余裕で感染症にかかって死ねるレベルだと思う。
287 :
世界@名無史さん:2009/06/26(金) 12:16:23 0
江戸時代に圧倒的多数を占めていたのは農民ね。町人だったのは極々一部。
で、一般農民の生活はね・・・、20・21世紀生まれの人間に
勤まるようなもんじゃないね。今の目からみれば悲惨だよ
一般農民ってどこの農民だよ。農民といったって貧農から豪農までピンきりだ。
江戸時代は飢饉で餓死者が出ることが何度もあったが、江戸市中で餓死者が
出たという話は聞かない。
江戸町民など平壌市民と一緒の特権階級。
江戸時代の日本は今の北朝鮮より豊かだよ
>>289,290
推測だけで物を言っているでしょう
共和国には修学旅行で行ったことがあるけど、成分が低い人も親切で
よっぽど日本より暮らしやすいと感じましたよ。
朝鮮学校の方ですか?
>>291 >成分が低い人も親切で
共和国で成分ですかい。
294 :
世界@名無史さん:2009/06/27(土) 02:15:49 0
>>287>>289 超絶ド低脳乙 書いてる事の全てが事実と真逆だw
農民と町人の数は詳しく解らんけど、少なくとも農民比1/3以上はいた、んで
農民の暮らしはむしろ裕福で、今の物価に換算すると大手企業のリーマンと同等か少し上の収入
逆に町人はワープアもいいとこで生涯未婚の男女が過半数、平均寿命は40以下
飢饉が起きても農村人口はほとんど変動せず、都市人口は大幅現象。
町人なんて農家の三男坊がなるもんだよな
まあ、町人になれるだけ才能あるってもんだ
江戸時代は一代の栄華なんてはじめからない
一代で丁稚にいき、二代で身代をかせぎ、3代かけてやっとまともな商家になる
そのあとは郷士株でも買えれば武家にもなれるし
江戸時代は頑張ればそれなりに報われる
今みたいに教育が不十分だなんだ言ってるやつらは甘すぎるよ
本気で勉強しようとおもえば、図書館いけばいくらでも本よめるだろ
返さなきゃ行けないから不便だっていうなら写せよ
まあ、不効率な社会は全体に資さないから教育への投資は必要だが
クレーマーの根腐りきった性は叩き直したい
江戸時代と一口に言っても、時代や地域によって全然違う。
米の価格が高くて、町で作らないといけない製品がそんなに
ない初期なら農村の方が上。米の価格が下がり続け、消費
が増える中期だと農村の疲弊が進んで町の方が豊になる。
>>294 飢餓が起きても農村人口が減ってないのは、餓死や逃散が
発覚すると役人の責任問題になるし、あまり酷いと藩の存亡
にも関わるから。実際の数字と藩が認めた数字とはかけ離れ
てる可能性がある。実際、天保の飢饉では大量の難民が発生
したことが「申年がしん」伝承として鳥取で語り継がれてる。
298 :
世界@名無史さん:2009/06/27(土) 07:41:28 0
農村が豊かだったらあんなに一揆が頻発しないと思うけどね。確か3000件くらい
の一揆が起きてたはず。年平均10件近く起こってたことになる。
一揆=ストとしても、今の日本ですら年10件もストってないと思う。しかも、一揆の
首謀者は首が飛ぶ危険が大きい。
また元和、寛永、延宝、天和、元禄、享保、宝暦、天明、天保と何度も大飢饉が
襲来してるし、そのたびに全国で餓死者続出。江戸時代の中に住んでる一般農民らは
とても豊かだなんて思えんだろうさ。
299 :
世界@名無史さん:2009/06/27(土) 08:57:31 O
300 :
世界@名無史さん:2009/06/27(土) 09:08:14 0
貧農史観の呪縛
>>298 一揆は飢饉と関係あるとは一概にいえない。
江戸初期は農村は苦しく貧しさから一揆が多発したが
後期は街道の整備と貨幣の流通によって米の価値の低下により米経済が破綻したため
農民がのこった米だけで生活できず一揆を起こした。
飢饉ではなく、藩財政からの抗議。
302 :
世界@名無史さん:2009/06/27(土) 14:09:05 0
>>296 製品を造るような職人や商人は極一部で、大多数は蛸壷に入った労働者
農民にしても商品作物や農産物由来の手工業品を生産してたりする
小作人も難儀だが、町人はもっと悲惨だったらしいよ。
>>297-298 その飢饉で真っ先に死ぬのは当然に町人から、少し考えりゃ解るだろw
あと一揆は暴動の側面もあるけど、基本的には労働闘争
>>299 建前上な、一応は身分や居住の移動禁止が建前だから。早期に形骸化したが
地域によって差はあるけど、農民の2〜5割は街で奉公
>>302 まず、町人と言っても江戸の町人と藩の城下町の町人
では全く違う。城下町は江戸時代中期以降、藩財政の
行き詰まりで完全に衰退する。従って、飢饉になれば
あなたが言う通り真っ先に餓死か逃散。一方、江戸は
大阪を経由して全国から食糧が入って来てる状態。
東北や関西で飢餓が発生しているのに、そこから江戸に
運ばれてるなんてのもザラ。つまり、今でいう飢餓輸出が
起きてる。大塩平八郎の乱もこれが原因の一つ。
それと、農村での生産業がうまくいっていたのも初期まで。
農村での工業製品の競争力がなくなることが、米価格の
下落とダブルパンチになって農村を崩壊させてる。
農村の収奪により豊かになった豪商が起こした市民革命が明治維新。
明治維新はブルジョワ革命。
>>275ほか
どこの地域でもやっぱり東アジア人は黒人の下の層ですなw
306 :
世界@名無史さん:2009/06/27(土) 22:58:22 0
307 :
世界@名無史さん:2009/06/28(日) 00:03:17 0
>>303 城下町の繁栄衰退と藩財政は関係ないw
確かに東北は農村部でも飢饉が起きてるけど、それは
他地域と比べて生産条件が極端に悪く生産性が低かったから。
そのせいで、人口密度が低いまま目星い都市が成立しなかったため
口減らしに都市へ町民として捨てる選択肢が無かったのもある。
飢餓輸出が起きてる?何の根拠も無く思い付きで書いたとしか思えん
ちなみに、農村は崩壊なんてしてませんので悪しからずw
308 :
世界@名無史さん:2009/06/28(日) 03:12:18 0
>>305-305 いつも思うんだけどさ、お前ら、
同じ「アジア人」(笑)ってだけで竹野内豊とか金城と自分が「全く同じ」だとでも思ってんの?
ちなみに現在チリで最も人気のある、チャートにまで入っている外国芸能人が誰なのか知ってますか?
ある意味とてつもない自信家だな。
309 :
世界@名無史さん:2009/06/28(日) 03:15:09 0
宝島社新書から出ている「これが正しい海外個人旅行」を書いた西本健一郎氏がこんなことを書いてますよ。
“本人が「人種差別だ」と思っていても、それはただの醜人差別であることがよくある。
そしてもちろん格好いい日本人に至っては、世界中どこでもモテることになる。
これは僕が、ボリビアのラパスのホットドッグ屋台で実際に体験したんだけどね。
知り合った日本人旅行者二人と僕の三人グループで、あるホットドッグ屋台に行ったら、
そこにはかわいい娘さん二人とそのお母さんがいた。適当なスペイン語でからかって親しくなって、
そのあとも結構通ってたんだけども、別々に行ったところ、他の若者二人には、ホットドッグが一本多かったんだってさ。
僕は普通だったんだけど…(涙)。
その二人は、僕から見ても、背も高いし、顔の彫りも深くて、モデルか映画俳優になれそうな美男子だったんだ。
僕はもちろん、歳を食っていて、背も低く、ただ冗談好きのおじさんだし、ただスペイン語がしゃべれるというだけだったもんな(涙)”
>>308 芸能人やルックスのことを言ってるわけじゃないのでw
>>308 おいおい、かわいそうだろ
ほっといてやれ
自分が現実世界で存在価値がないなら、現実世界そのものの価値を低くすればいい
防衛規制なんだよ
>>307 藩の財政が厳しくなれば当然に献金や御用金の名目で
税が取られる。江戸時代の城下町の衰退の背景には、
はっきりと藩財政の悪化がある。
飢餓輸出は「大名貸」で図書館に行けばいくらでもその
手の本がある。つまり、藩の財政は商人からの借金や
米手形などで賄っており、不渡りを出すと今の銀行と
同様に普通に取引が停止された。これを避けるために
飢餓状態でも収奪をやってる。
(特に下級)武士の貧窮を無視しているようだが町人農民だけでなく武士の生活も
苦しい。幕府だって貨幣の改鋳、藩にしても藩札の発行を見れば分かるように財政は苦しい。
>>307 なんかまだ唯物史観がはびこってるんだな
街道整備されて米の価格は下がったが、農村は特産物をつくるようになって逆にうるおったというのに。
しかも、後期の一揆は、生活苦からの一揆、抗議であって、餓死の心配などなかった。
農村が衰退するほど自由な出入りは許されていなかったが
農民は商売やったりに舟にのったり、伊勢参りへいったり比較的自由に動いている。
>>314 >街道整備されて米の価格は下がったが、農村は特産物をつくるようになって逆にうるおったというのに。
そういう考えを唯物史観って言うんだよ。言葉はマルクスのもの
だが、使う側が左とは限らない。
特産物生産については、投機の一種で米沢藩の初期改革を
見ても成功した部分と失敗した部分がある。
>>314 天明の大飢饉とか、天保の大飢饉とか、江戸後期でも大量の餓死者が出てるじゃないか。
そんな時は農村でも死んでるぞ。天明の大飢饉の時は農村から大量の難民が都市部へ
流出したことが記録されてる。杉田玄白の残した記録では数万の餓死、弘前藩の記録では
弘前藩内だけで8万とかの餓死が出て逃散も合わせると藩内の人口半減、多分全国で見れば数十万単位での餓死だ。
餓死の心配なんて常にあったはず。
天保の大飢饉とかでも「申年がしん」の伝説とかは有名だね。
左は武士階級への反発から、やたら町民階級を称賛して農民を
一方的な被害者にしたがる。右は当然、逆の主張をする。当人
たちが聞いたら、怒るか大笑いかのどちらかだね。
>>318 それ一揆じゃねえじゃん
何いってんだ
藩が圧政を布いたわけでなく天災。
インドネシアで大地震おきたがあればインドネシア政府のせいか
>>320 おこらないだろ
左は頭がおかしい連中の集まりだから
昔の人が左をみたら、ガキのたわごとだと思うよ
>>321 >>318は別に圧政の話や責任の問題はしてないが…。
まぁ、当時の感覚からすると逃散も一種の抵抗だと見ら
れてたみたいだし、飢饉の時は一揆よりも打ちこわしを
やる印象がある。江戸時代の抵抗方法は何も一揆だけ
じゃないし。
正直、左や唯物史観を教条的に振りかざす奴に碌な人間が
いないのも事実だが、反論もせずにレッテルを貼る奴にも
碌な人間はいない。しかも、そう言う奴に限って
>>314のように
換骨奪胎を平気でやる。
325 :
世界@名無史さん:2009/06/28(日) 09:44:11 0
>>312 やるわけないない、そういう事例があったとしても少数例
年貢取立は村役人がするんだから、無理難題を押し通せば飢饉の前に一揆が起こる。
>>318 流石に1世紀に一度クラスの飢饉が起これば農村部でも餓死者は出るが
より以上に都市部での人口減少幅は大きい。
あと弘前藩って東北だよねw 東北は町人の存在自体数が少ない
326 :
世界@名無史さん:2009/06/28(日) 09:52:47 0
http://www.jimmin.com/doc/1164.htm キューバ現地ルポ/食住職を無差別、無条件に保証 不労所得、他人の労働の搾取は禁止
はじめに
ハバナは中心街でも、どことなくゆったりした気分に浸れる。「首都」というものは、世界中どこへ行っても、同じ様な広告や車が溢れていて、セカセカとした雰囲気を醸し出している。
ハバナのこの独特の雰囲気は何だろう?と考えた。そうだ、ビジネススーツで闊歩する人種がいないのだ。首都の中心街に行くと、必ずこうした人種が風を切って歩いているものだ。
ところがハバナで2週間の滞在中、ついぞスーツ族にお目にかかることはなかった。皆ほとんどが、カラフルなTシャツに、男性ならGパンか綿パン、
女性ならボディラインを強調したピチピチのスパッツを着ている。制服らしきものを着ているのは、レストラン・ホテルの従業員くらいなのだ。
「制服」や似たり寄ったりのブランド物を持ち歩く人が少なく、ラフで個性的なのだ。(編集部・山田)
住居費無料 交換して転居
前号で、労働生活について紹介した。最低限の生活資源は、国家が保証。教育・医療も無料。そのかわり高級乗用車などの外国製贅沢品には、高い税金をかける。
金をもっている人から税金をとって、みんなに分配している。それは、「貧乏人優遇、金持ち冷遇社会」と紹介した。
では、そうした庶民の日常生活とは?
まず食料だが、配給制度(有料だが、100円程度と格安)が採用されている。米・油・塩・砂糖・豆など基礎食料の他に、卵・鳥肉・ハム・挽肉もある。石鹸などの日用品の他に、
子供・老人がいる家庭には、牛乳も配られる。
配給は、家族単位だ。結婚しても、住民登録は実家に置いて、配給品は実家で受けとる若者も多いという。
ただし、配給品だけで暮らすのは無理。不足分は市場などで購入するが、低価格で、200円で両手に余る程の食料が買えた。また、各職場には、食堂が付属しており、格安で昼食が食べられる。
衣料品の配給はないが、住居費も格安だ。4〜5ペソ/月で、ほとんど無料と言ってよい。修理は自前で、当事者どうしの合意による「交換」は可能だが、金銭の授受は禁止されている。
居住している限りにおいて、住居は保証されるのである。
http://www.jimmin.com/doc/1153.htm キューバ/貧乏人にやさしい高福祉社会
【現地ルポ】「もう一つの世界」としてのキューバ
4月24日から約2週間、キューバを訪問した。「完璧な政治・社会制度など、あるわけがない」こうした確信は私の中で今も揺るがない。
社会は常に変化し、進化すべきものだからだ。しかし、「福祉国家」としての、あるいは「貧乏人にとって」のキューバの社会制度は、
わずか2週間でその欠点を見つけるのが難しいほど貧乏人にやさしい社会だった。(編集部・山田)
短時間労働で仕事を分け合い、賃金格差も極小
キューバは、別な言い方をすると「金持ちに厳しい国家」である。そもそも金持ち=格差が生まれることを常に警戒している。
経済の自由化で恩恵を受ける観光関連の営業には、登録を義務づけ、会計帳簿を提出させてきっちり税金をとる。税金を払う人が
少ないこともあって、常に国家財政は赤字なので、とれる所からとるというのが、実状かもしれない。それでも不満が生まれにくいのは、
そうした税金が何に使われ、どういう恩恵(無料の医療・教育・福祉)を受けているかがはっきりしているからだろう。
全ての人への無差別・無条件の食・住・職の保障。これを維持するために、金を稼いでいるところからしっかり税金をとる。教育費が
大学まで無料の代わりに、2年間の「社会サービス(有給だが低額)」を学生に課す。特に教育費がかさむ医学部卒業者=医師には、
一般労働者並みの賃金での労働を求め、報酬の代わりに、高い社会的賞賛や海外派遣という「特典」がある。このため比較的低賃金
にもかかわらず医学部は高い人気を誇り、農山村地域でも日本のような「医師不足」に悩むことはないのである。
ハバナ大学キャンパスで学生3人に「最も高い給料の職業は何か?」と聞いた。少し考えて返ってきた答えが、「大学教授か掃除のおじさんだろう」
という。金融ディーラーや大企業経営者が、数億円という途方もない所得を得ているセイヨウ的常識からは、信じがたい答えだ。
328 :
世界@名無史さん:2009/06/28(日) 09:55:04 0
こうした証言は、街角で聞いた全ての人の一致する意見だ。キューバで証券トレーダー・大企業経営者はあり得ないにしても、キューバの
高額所得者は医者でもIT技術者でもなく、政治家や官僚でもなく、地味な大学教授か掃除のおじさん・おばさんなのだ。その金額も平均賃金の3倍に満たない。
こうした賃金の設定は、「国家」がすべてを決めている。なにせ労働者はすべて公務員なのだから。この賃金政策の基礎となっている「価値観」こそが、
資本主義とは根本的に違うものだ。
街角インタビューを試みたのは、せいぜい20人くらい。半分位の人には断られた。たかだか10人程度に話を聞いただけなので、極めて部分的な見聞に
過ぎないことは、言うまでもない。しかし、キューバが、世界から注目を集め、「もう一つの世界」を構想する上で、選択肢のひとつに成りうる社会であるとの
確信は得た。物質的には決して「豊か」とは言えないキューバだが、ゆったりとした時間の流れの中で、様々な工夫を凝らしながら、
持続可能な経済・社会を創りあげつつある。
「豊か」と言われる米国や日本で失業者やワーキングプアが溢れ、一方、「貧困」といわれるキューバでは、求めさえすれば仕事と教育は用意されており、
病気・高齢そして失業の恐怖もない。
人が幸せに暮らすために必要な「経済成長」は、思ったより低くて大丈夫。むしろ、限られたエネルギーや資源をいかに効率よく使い、
広く分配するかにさえ気を配り、工夫を怠らなければ、持続可能でゆったりとした生活は十分可能。要するに、我々の選択次第なのである。
貧しいけれど豊かな社会
労働者の生活はどうなっているのだろうか?WEBデザイナーのミゲルさん(33才)は、美術系大学卒業後、UCI(情報科学大学)で専門教育を受け、
現在の職場に就職した。キューバで今、IT関連の仕事は、憧れの職種だ。
現在、@子どもたちの環境教育に用いるWEBページ制作とAチェ・ゲバラの歴史に関するWEBページを並行して進めている。いずれも政府が発注者で、環
境教育HPは、地域のリサイクル活動などにも活用される予定だという。
>>327 なんだこの人民新聞って。カルトっぽい。
キューバ人はそろそろアメリカに野球でかせぎにいくの辞めようぜ
>>311 世界の中で見たアジア人の境遇から
どうしても目をそらしたいわけですなw
332 :
世界@名無史さん:2009/06/28(日) 15:45:13 0
キューバでは医薬品も不足している現実を知らんのか・・・
南米ってのは今でも植民地体制でそ。
違いは体制を維持する支配者が、スペインやポルトガルの王室個人から、
現地を直接支配する封建土地貴族に移っただけの話で。
南米の支配層だって、国の停滞の原因が所得配分の不公平なこと、農地解放を
しないこと、教育制度・社会制度の改革を怠っていること、および汚職や
利権、特権あさりを含めた自らの腐敗構造にあることぐらい知っている。
わかってはいるのだが、長年、植民地の収奪体制のなかで旨味を享受していた
連中は、おいそれとその特権を放棄するようなことはしない。
>>325 やってますよwこの辺の事情は森泰博・今井修平・中川すがねなどの
本を見てください。
>>334 俺、左翼学者の妄言、妄説には興味ないんでね。
したがってあんたの主張は同じく妄言、妄説に過ぎないんだ。
>>334-335 中川すがね氏は部落問題での著作があるけど、あとの
人はそんなに極端だとは聞いていない。憶測でものを
言うのはやめましょう。
ようするにあんた自身が調べた研究成果でもなんでも
ないと言うこと。
うん、だって文献を出せって言われたんだもん。
>>307で。もうスレチだから、何も言わない。自分で
書いた研究じゃなきゃダメって言うなら、別に君らの
勝ちでいいよ。人には憶測でモノを言うなって言い
ながら、一揆が怖いから収奪なんてないはずと言う
願望論を展開。唯物史観はクソと言った舌の根も
乾かぬうちに自分はちゃっかり唯物論的な思考。
研究者紹介すれば、左翼だの妄言だの…終わりが
なさそうだし。
>>333 アフリカや南米の指導層だって馬鹿じゃないもんな。
そりゃ当然わかってるに違いないわなwww
>>335 ではお勧めの著者著作を教えてください。
341 :
世界@名無史さん:2009/06/28(日) 21:39:02 0
>>334 やってませんよ、宗門改帳の記録では飢饉時に農村部の人口減は見られず
都市部で人口減が確認されてる、飢餓輸出とやらが行われていたのなら
何がどうしてそんな事になったんだろうねw
それと古い時代の研究は今から見ると分野によってはかなり稚拙
その3人がどんな人物か知らないが、どうせ小和田哲男の亜種だろ
>>341 だから、
>>297が言ってるように宗門人別改張はその時の
政治的な意思や庄屋・村役人の意思でいくらでも改ざん
できちゃうの。しかも、逃散の場合は手続きが煩雑で、記録
することはあまりなかった。
研究者にいちいち文句つけるなら、自分で文献しめしたら?
それと、当時の宗門人別改張はおおむね六年おき。
今の国勢調査もそうだが、決してリアルタイムの人口
統計じゃない。農村の方が多産なんだから、そりゃあ
回復だって早いし、飢餓がおさまれば帰って来ますよ。
344 :
世界@名無史さん:2009/06/28(日) 22:34:23 0
アセアン諸国で成功した後進国ランディングモデルって大方
@軍政による軍部独裁体制の確立
A反政府組織(共産ゲリラ)の徹底討伐
B産業育成計画の策定
C外資導入
D労組の厳重統制、労働規律の徹底
E外資系企業により育成された人材をもとに民族資本企業の立ち上げ
っていうプロセスなんだけど
南米もアフリカも@で止まってるんだよな
>>344 わいろで潰されそうだね。ASEAN諸国はそれでもマシには
なったのかも。
346 :
世界@名無史さん:2009/06/29(月) 00:14:13 0
今の南米に軍事独裁政権なんてあったか?もう何十年も前の過去の話でしょ。
前世紀半ばの頃なら、南米は確かに独裁者の牧場とは言われていたけどさ。
そして、ブラジルは経済的に成功してるでしょ。
アフリカだってボツワナとかケニアとかナイジェリアとか地味に伸びてきてるんじゃない?
347 :
世界@名無史さん:2009/06/29(月) 00:59:32 0
南米のエリート白人は未だにスペイン人意識が強くて
自分はペルー人あるいはボリビア人だと言う国民意識が薄く
国家建設の意志も弱い。国家と国民は公のものではなく私物だと思っている
フジモリの開発独裁に真っ向から反対したのもこのエリート白人層だった
348 :
世界@名無史さん:2009/06/29(月) 02:18:01 0
>>342-343 思い付きで「いくらでも改竄してた」とかウソ書くのはどうなんだろうねw
記録の仕方の不備・未整備で奉公等で村から出ていった人間を
そのまま記録し続けることはあっても、改竄が普遍的に行われた形跡はなし
改竄しても負担は変わらないかむしろ増えるから
メリットもなく発覚したら重罪、進んでやる意味がない。
それに都市部の宗門改張では明瞭に人口の減少が確認されてますよ
当時の宗門人別改張の記載は病死の多い幼児期以降で
一番早くて5才、平均は10才前後、回復する余地は全く無いよ。
あと逃散を記録しないのは勿論あるが
飢餓が収まったあと逃散した農民が帰ってくる?
それは経済的にも法律的にも社会的にも、あまりにもありえない
>>348 餓死者や逃散が記録されないのは、天明の飢饉でも
当時から指摘されていますが、何か?それと、逃散は
建前としては罪とされていたけど、労働力確保のため、
帰ってきた人間は不問にされるケースが多かった。
人返令に従った人間に至っては、農地や農具まで与え
られてる。幕府は法律的にはむしろ送還する立場だし、
はっきりとそれを命じてる。経済的には、債権債務の
帳消しもあって、十分にメリットがあった。
>建前としては罪とされていたけど、労働力確保のため、
>帰ってきた人間は不問にされるケースが多かった。
なんだそれwww
都市まで電車でいくんじゃねーぞwww
そこまで元気ならすでに飢餓がじゃない証拠だ
藩が救援しても餓死者がでるのはそのためでもあるんだが
何か都市派と農村派が闘っているようだが、江戸時代については
速水融「歴史人口学で見た日本」が詳しい。結論から言えば、
農村派に軍配があがる。衛生概念が乏しい当時の都市では、
どうしても平均寿命が低くなりがちだし、農家から出た奉公人の
ほとんどは若死にしてる。餓死はあまり聞かないが、副食不足に
よる脚気が知られてる。
ただ、農村も藩によっては
>>312のような状態になってる地域も
あって、そうなれば土地を捨てざるをえない人間も出てくる。飢饉に
ついては、江戸・大阪に人間が流れて来てるのがいくつもの文献から
もはっきりしてる。記録に残る最初の打ちこわしは彼らによるもの。
あと、都市人口についてはカラクリがあって、江戸の記録というのは
あくまで町奉行の管轄にある町人記録なので、無宿人や管轄外地域
までいれてしまうと正確な数字は難しい。
あと、逃散についてはこれも各藩の思惑があって一概には
言えない。農耕人口を増やしたい藩は優遇した例もあるが、
有名な申年がしんでは逃散した人間が他の地域にまで
入り込んで悪影響を及ぼしてる。農村から都市というより、
とにかく食糧がありそうなところへと言うイナゴのような感覚。
こうなると、もうどうにもならない状況。ただ、幕府の建前と
しては元の居場所に送還。その究極の例が人返令。土地から
離れた人間が帰ってきた場合の刑罰については、高柳真三の
「江戸時代の罪と刑罰抄説」を参照。全般的には、農民は
武家・商家のような財産没収を受けることはなかったようだ。ただし、
当然に元の生活に戻るのは人返令の失敗から見ても難しかったことは
想像できる。
354 :
世界@名無史さん:2009/06/29(月) 08:12:13 0
>>350 逃散を記録しないことは利益不利益両面あるから、あるにしても
餓死者の未記載は意図的にやる意味がないし
煩雑さから対応しきれない以外の理由で聞いたこともない。
それに不問といっても罪に問われないだけで財産は没収されたままだぞw
農村から都市への人口移動については、確かに飢餓の時も
あるが、はっきり言っちゃえば恒常的に口減らしのために
農家の次男・三男を送ってる。
>>352で挙げた速水融の本で
言えば江戸は「人口を減らすための蟻地獄」。そして、統計上は
江戸の人口は中期から幕末まで増えてない。つまり、相当数が
送られれば死ぬし、飢餓でたどり着いても死ぬ。
ただ、統計の内訳をみると、男女比が極端な男性優位から
段々と同等の比率になってることが分かる。これは移住した人間が
妻帯者だったり郷里から妻や母を呼び寄せたためと言われている。
全般的に言えば、江戸は発展してはいたのかも。誇張された
きらいが大きいが。
人別帳については藩や役人の思惑があったのは間違い
ないだろうが、大々的な改ざんがあったケースは知らない。
藩の資料や幕府への報告における、餓死者の記録のねつ造
と混同しているのでは?こちらについては、失政の責任を
問われるなどの理由もあるし、よく俎上に上がる。
357 :
世界@名無史さん:2009/06/29(月) 13:34:03 0
南米が成功しないのは南米自体が一部のエリート層が金持ちになるために
あるようなものだからだろ。んでエリートは欧米でリッチな生活をしてると。
いや、アメリカと比べると自然環境が格段に悪いからだろ
ブラジルに関して言えばアメリカと並ぶほど豊かな自然環境がある。
アメリカ人は森を切り開きバッファローを皆殺しにしながら西進したが、
ブラジル人がアマゾンのジャングルを切り開くと自然破壊だとして
非難が集まる。
360 :
世界@名無史さん:2009/06/29(月) 20:52:29 0
アマゾンは切り開いても、もの凄〜く土地が痩せてんですがww
その他地域の土壌や地形も、同等の仕事するのにアメリカと比べて格段に手間が掛かるし
>>359 アメリカは世界のマスゴミをコントロールしているからね・・・・
アメリカこそが正義ということにしないとイラク侵略を正当化できなかったし。
>>360 アメリカの農業は地下水汲み上げに頼っているが、その
地下水が濫用で枯渇しかけている。
ブラジルとパラグアイ?の間には膨大な量の地下水がいまだ使われずに眠っている。
南米大陸はアンデス山脈の東側、ブラジルの中西部と南部、パラグアイ全土、
アルゼンチン北部、それにウルグアイにかけて広大な地下水脈が横たわっている。
ここに貯められている淡水の量は文句無く世界最大、とてつもない規模の滞水層で
ある。ポルトガル人とスペイン人が侵入するまで、この地に住んでいた原住民インヂ
ィオの主要部族の名をとって、「グアラ二」地下水脈と呼ばれる。この水脈のほぼ
60%はブラジル領にある。「グアラ二水脈」に重なる地浮ノは、大豆・小麦・トウモロ
コシ・砂糖きび・綿花といった作物が延々と栽培されている。広大な牧場もある。
つい40年程前まではうっそうとした原生林で覆われていた地域が多くを占めており、
まだ若い穀倉地帯である。そしてこの地下水はまだ殆ど手付かずの状態にあり、
巨大な水がめにはあふれるほどの水がたたえられている。ラプラタ河に至る多くの
支流が豊かな水量を保っているうえに降雨量も多いので、これまで作物を作るのに
地下水を汲み上げる必要がなかったからである。世界の穀倉地帯のあちこちで地下
水の枯渇が進んでいる中で、「グアラニ水脈」の豊かさがひときわ目立つ。ここには
食糧増産のために、必要とあらばいつでも汲み上げることができる膨大な量の水が
溜められている。その水の臭いを嗅ぎつけた穀物メジャーが、密かに南の国のプラ
ンテーションに手を伸ばしてきた。穀物の種と肥料と作付け資金をセットで供給し、
見返りに生産された穀物を受け取る。生産物を貯蔵するためのサイロも提供する。
農業生産者抱え込みのための伝統的な攻め方である。
http://40anos.nikkeybrasil.com.br/jp/biografia.php?cod=714
364 :
世界@名無史さん:2009/06/30(火) 01:33:59 0
>>362-363 そりゃ再生性を一切考えず、塩害・荒地化も無視して
乾燥地で野放図に大量の水撒いて同一作物を大量生産してりゃ
中国の10倍の速度で土地が荒廃するのも当然だよなww
水が豊富なのは好条件、つっても土地の肥痩とは関係ない
熱帯雨林やタイガは降水量多くても土地は痩せてるし
数十年で使い捨てにするつもりが無いなら、アメリカのが断然自然環境に恵まれてる
こつこつやればいいと思うんだが
大農園は地下水くみあげてやってるんだからすぐだめんなるよ
366 :
世界@名無史さん:2009/06/30(火) 14:44:56 0
サハラ砂漠の地下には世界最大の地下水脈がある
>>366 サハラ砂漠始まったな、世界最大とか肥沃すぎる
>>346 >そして、ブラジルは経済的に成功してるでしょ。
猪木の自伝読んでみなよ。彼はブラジル移民一世だが、
経済危機(多くは外貨不足が原因)のたびに、クーデターが起きて
折角育てた牛を軍事政権に召し上げられてしまう。
昨年までのブラジルは、サトウキビが石油代替のエチルアルコール原料になるのと
豊富な鉄鉱石生産で経済成長を続けていたが、既に鉄鉱石価格が暴落し、
石油価格が下がればエチルアルコールが採算に合わなくなるのは目に見えている。
ここ3年の経済成長で国民生活は贅沢になっていて、輸入は急拡大しているし、
ヤバい状況だぜ。どんなに豊富な帯水層があっても、石油価格暴落には勝てない。
さて、どうするのやら。。
370 :
世界@名無史さん:2009/07/01(水) 12:36:32 0
キューバでは医薬品も不足しているのが現実・・・
日本もちょっと地方に行くと医薬品が不足している。
規制した先でリタリンとモディオダールの処方箋を出したら、ないと言われた。
地方はここまで疲弊しているのかと愕然とした。
>>371 リタリンはどこの地も不足してて問題になってる。
19世紀の半ばからアマゾンでゴム景気、ゴム・ブームが始まった。
このブームの凄まじさは、1860年に人口3500人だったマナウスが、1910年には
8万人に急成長したことに端的にあらわれている。
ブラジルのゴム成金たちは、未開の地であるマナウスに贅を尽くしたオペラハウスを
建て、キューバから取り寄せた最高級の葉巻ハバナに500ミル・レイス紙幣で
火をつけた。
ゴム景気時代、ブラジル商人の貪欲さも相当なものだったが、外国商社の凄腕には
遥かに及ばなかった。ブラジル商人は海外市場も輸出ルートも持っておらず、
彼ら自身では1キロのゴムも輸出できなかった。アマゾンのゴム輸出は英米独など、
少数の外国商社に完全に握られていた。
ゴム・ブームの時代、コーヒーを上回る輸出がありながら、ゴムはブラジル経済に
さっぱり貢献しなかった。オペラハウスや気違いじみた浪費のほかに、なんの
建設的な投資もされず、利益の大部分は外国商社が自国に持ち帰り、ゴム・ブームは
槿花一朝の夢で、荒廃だけしか残らなかった。
このエピソードに南米諸国の哀しさがあらわれているなあ・・・
なんだかおかしいな
日本だってたいした違いはなかったと思う
自分が詳しい玩具の話ですまんが
日本の玩具は昔、輸出額が世界一だった
しかし欧米のバイヤーに販路を独占されていて
安く買い叩かれていた
バンダイの人が言うには人種差別の壁があって
日本独自の販売ルートを築くのは困難だったらしい
欧米のバイヤーに販路を握られているという点では
日本の工業製品もブラジルのゴムも大差がなかったと思う
どうやって日本の製造業は自分の販売ルートを手に入れたんだろう
>どうやって日本の製造業は自分の販売ルートを手に入れたんだろう
同じく欧米社会で差別されていたユダヤ人とくっついて販売ルートを手に入れた、
という話を聞いたことがある。(本当かどうか知らんが)
英米独の外国商社は、買いつけ資金すらも必要でなかった。自国の銀行がベレンや
マナウスに支店を開けたから。
外国商社がブラジル商人からゴムを買う場合、自国の銀行が保証した90日の手形を渡す。
商人はその手形を割ってもよいし、90日待ってもよい。一方、ゴムの現物は、
90日経つころにはとっくに欧米に着き、売買され、銀行との決済も終わっている。
結局、1857年にイギリス人がアマゾンからパラゴムノキの種子を秘かに持ち出して
英領マラヤでの栽培に成功すると、低賃金と高効率を武器にしてブラジルから市場を
奪い、ゴム・ブームは終焉。
戦前日本の海運会社が日支路線など重要な海運権益を手に入れたのは
第一次大戦後。それまではイギリスに握られていた。今で言えば航空輸送
や航空機製造がそれに当たると思う。
独立後の南米諸国って、経済だけではなく、政治的にもイギリスの意向によって
たびたび揺すぶられている。
ブラジルのラ・プラタ進出が起こり、アルゼンチンとの間に軋轢が激しくなったとき、
イギリスはラ・プラタ地方における通商が妨害されるのを好まず、政治介入して、
両国間に緩衝地帯を設けるため、人口8万人の小国ウルグアイをラ・プラタの
左岸につくらせた。
さらに1832年、イギリスは南大西洋とマゼラン海峡の安全を確保するために
マルビナス(フォークランド)諸島の領有を宣言。
1838年には、フォークランド諸島のフランス系住民の扱いをめぐって英仏間に
紛争が起こり、アルゼンチン沿岸が封鎖されている。
また1845年には、今度はウルグアイへの干渉とパラナ河への外国船出入禁止の
問題を巡って再び英仏両国が対立し、ラ・プラタ地方は約700日間にわたって
英仏艦隊によって封鎖された。
イギリスが衰退すると、今度は北の巨人アンクル・サムが乗り出してくる。
やっぱ欧米諸国が衰退しない限り、この地域の発展は無理じゃないのかなあ。
378 :
世界@名無史さん:2009/07/02(木) 20:38:52 0
地形的に統合の簡単な北アメリカとは違うしな
>>373の例も南米が1・2国によって統治されてたなら、違う展開だったろうし
379 :
世界@名無史さん:2009/07/02(木) 20:51:14 0
南米の大半がポルトガル領ブラジル、
スペインのペルー副王領とラプラタ副王領に
3分割されていた時代もあるのだが
>>377 そこら辺の歴史の流れが分かる本はないだろうか?
スペイン植民地において、ブエノス・アイレスおよびラ・プラタ地方は、
ペルー副王領の辺境だった。
ブエノス・アイレスとスペイン、およびスペイン植民地の他港との貿易は
禁止されていた。だから、スペインからの人も商品も、すべてパナマから
ペルーのカヤオを経て、アンデスの険しい道を通り、パンパを縦断して、
やっとブエノス・アイレスに着くという有様だった。
しかし比較への需要が高まり、パンパの重要性が認識されると、港としての
ブエノス・アイレスを利用したいという要望が高まり、1735年に、スペインの
登録船がそこに直航することが許可された。これは18世紀初めから激しく
なってきた密輸船対策の意味もあった。
ブラジル人もラ・プラタ地方の皮革貿易に目をつけ、1680年、ラ・プラタ河の
左岸に、コロニア・デ・サクラメントという港を建設し、そこから革の
輸出を開始した。そしてその革の大部分は、スペイン領のラ・プラタ地方から
密輸されたものだった。
コロニア・デ・サクラメントにはポルトガル船だけでなく、イギリスの
もぐり業者の船もやってきた。例えば、1735年1月から10月の間に、
約30隻の船が入港したが、そのうちの4隻はイギリス船だった。1726年から
1734年の間に、毎年40万から50万枚の牛皮がそこから輸出されたことが
わかっている。
382 :
世界@名無史さん:2009/07/02(木) 22:35:15 0
>>379 ブラジル、ラプラタ領が一体となっても
耕作に適した土地、資源、物産はアメリカに及ばんけどな
シモン・ボリーバルはアングロサクソンのモンロー宣言に対抗するために、
ラテンアメリカ共同体構想を提唱した。
北のリオ・グランデ川から南のチリのフェゴ島へと及ぶ広大な大地に、起源、
言語、習慣、宗教を共通の土台とする気宇壮大なラテンアメリカ連合体の建設を
説いたのである。ボリーバルはアングロサクソンの進出を予見し、その対抗
アイデンティティとして各共和国から構成されるラテンアメリカ連合体構想を
提唱した。彼の構想は「グラン・コロンビア共和国」の誕生によって実現された
かにみえたが、この共和国は誕生10年余で地域のエゴを優先させた地域間紛争の
混乱のなかで3国に分裂してしまった。ボリーバルは晩年「ラテンアメリカは
々の手に負えない。革命に奉仕する者は海を耕すようなものである」1と述懐し、
この地域の連帯の難しさを嘆いた。
アメリカ合衆国が連邦制を維持し続けてきたのに対し、ラテンアメリカ諸国が
すぐに分裂してしまった違いは何なんだろう?
384 :
383:2009/07/03(金) 07:53:48 0
×「ラテンアメリカは々の手に負えない。革命に奉仕する者は海を耕すような
ものである」1と述懐し
○「ラテンアメリカは我々の手に負えない。革命に奉仕する者は海を耕すような
ものである」と述懐し
>>383 血族・地域などの結びつきがなくとも互いに信用し利害を共有できるか否か
の差ではないでしょうか。これがあるかないかが近代に適応できるかを
決める気がしますが。近代において北ヨーロッパが南ヨーロッパに対して概して
優位に立っているのもこの違いだと思いますが。
>どうやって日本の製造業は自分の販売ルートを手に入れたんだろう
そりゃ、日本の総合商社の商社マンの地道な努力の賜物だよ。
俺の伯父さんは1960年代-70年代にNYのウォールストリートで銀行員してたんだが
休暇時にメキシコやカリブを回ったそうだが、まだ移民以外の日本人は珍しい時代だった。
しかし「どこに行っても、物産や商事の営業マンがスーツケースに日本製品のカタログを
詰め込んで、住んでるホテルをオフィス代わりにして、たった一人で、日本製品を
売り込んでいる。日本は彼等に支えられている。頭が下がる」としみじみ言ってたなあ。
商社ルートで販売を始めても、販売好調でブランドが浸透すれば、メーカーが販社を置いて
直販に切り替えるケースも多いから、商社マンの努力が余り報われない事も多いんだけど
それでも彼等は、スーツケースに商品カタログ入れて売り続ける。大したもんだ。
>>385 >血族・地域などの結びつきがなくとも互いに信用し利害を共有できるか否か
中国・韓国は今でもこの問題で悩んでいるね。
南米でも家父長的農場主が政治家や高級官僚になれば、コネ社会、アミーゴ・ベースが
基本にあるために、個人的利益、一族、友人の利益のほうが国家や公共の利益より
優先してしまう。
何が正しい政治なのかについての規範がないから、権力を握った為政者の個人的な
思考や行動が正義になる。これがいわゆるペルソナリズム(権力者の人格主義)で、
アングロサクソン流のレガリズム(法治主義)とは対極をなす。
>>386 南米人にはそういうやり方は向かないだろうな。
昔から支配階級の怠惰、労働蔑視、一攫千金のの風潮が根強いしね。
>>387 そういった暢気な気風があるからこそ、キューバがああいった体制でもまあまあ安定してやっていけてるってことなんだろうか
【経済コラム】中国が米国に代わって「悪役」を演じる−A・マリニス
ttp://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003013&sid=atQKcB_zbkPA&refer=jp_us 中南米諸国は、域内の社会的不均衡と経済発展の立ち遅れは先進国による大規模な
天然資源の搾取が大きく影響しているという根深い信念を共有している。まず
欧州諸国が、そして第二次世界大戦後は米国が利己的に略奪に走ったというものだ。
ベネズエラのチャベス大統領が4月のOAS首脳会議(米州サミット)でオバマ
米大統領に、ウルグアイの作家エドゥアルド・ガレアーノ氏の著作「収奪された大地−
ラテンアメリカ500年」をプレゼントしたのも合点がいく。
だが、チャベス大統領が米大統領ではなく中国の国家主席に同じ本を贈呈したら
目も当てられない。中国は、中南米にとって最大にして最も恐れられる投資家、
かつ貿易相手国に浮上しつつある。中国は既に米国を抜き、ブラジルにとって
最大の輸出市場だ。世界的な信用収縮の機会をとらえて、中国は中南米企業への
出資を拡大するとともに、自国の持続的な経済成長に必要な石油や鉄鉱石などの
原材料供給の確保と引き換えに中南米諸国に融資を提供している。
391 :
世界@名無史さん:2009/07/03(金) 20:40:40 0
>>387 でもそういうのが世界標準というか日本が特殊な希ガス
中国では誰かが科挙に合格すると一族郎党百人が徒食できたと言われる
役人の俸給は安いが権限がめちゃくちゃ強いから袖の下が溜まりまくり
周恩来が日本に留学できたのも伯父さんが科挙に受かったからだし
でも処刑される時も、巻き添え食らうんだよな。
日本では「中南米=反米」というステレオタイプで語られることが多いが、ブラジルは
それほど反米感情は強くない。
1910年にリオデジャネイロで開かれた第4回汎米会議では、合衆国のモンロー主義を
称賛する決議案を提出し(さすがにこれは通らなかった)、第二次世界大戦中も、
フェルナンド・デ・ノロニャ島を米軍基地として提供している。
メキシコはNAFTAに加盟しているし、コスタリカはNAFTAの準メンバーとして
加わり、経済発展をしてフルメンバーとして加盟したいという願いを持っている。
反米感情が強い国とそうでない国との違いを分けたものはなんだったのか?
欧米と繋りの強い上流階級への反感が、反米感情の大きな原因になってるってことじゃない?
395 :
世界@名無史さん:2009/07/03(金) 23:42:53 0
中南米では被支配者だけでなく支配者階級にも反米感情がある
俺たちはスペインから独立し合衆国はイギリスから独立したんだから
対等なはずなのに合衆国だけえらく成長して大きな顔するばかりか
民主主義を押しつけたりしてうざったいことこの上ない
独立直後の中南米諸国は、経済面ではイギリス、文化面ではフランスの
ほうを向いていた。
文学でもフランスの影響が強いし、富裕層はヨーロッパから大理石や家具、
調度品を輸入して大邸宅をつくり、子弟を競ってヨーロッパに留学させた。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは「南米のパリ」と呼ばれる
ヨーロッパ風の街並み。
ブラジルのマナウスにあるオペラハウスは、鉄骨はイギリス、白大理石は
イタリア、ドームの瓦は当時ドイツ領だったアルザスに特別注文した。
初演のオペラは当時ヨーロッパで人気だったポンチリニの『ジュアンダ』で、
ヨーロッパから一流オペラ歌手がやってきた。
中南米の支配層は、日本を初めとするアジア諸国に経済面で追い抜かれたことに
ついてどう思ってんの?
アジアの国々なんてアウト・オブ・眼中?
>アジアの国々なんてアウト・オブ・眼中?
当たり前だ。地球の裏の話なんて興味ないのが当たり前。
ただ日本が先進国になって、地元の日系人の地位が向上したのは間違いない
399 :
世界@名無史さん:2009/07/05(日) 18:47:51 0
ペルーの原住民虐殺を指示したのは、やっぱりオバマだった。
資源を手に入れるためなら何でもするような人達が居る限り、
南米の安寧は無い。
>>397 アウト・オブ・眼中なんていう言い方はみっともない...
ttp://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2618963/4338678 ナイジェリアで子どもの誘拐・殺害が急増、「体の一部をお守りにするため」
2009年07月07日 23:25 発信地:カノ/ナイジェリア
【7月7日 AFP】ナイジェリア第2の都市である北部のカノ(Kano)では、
体の一部を切り取ってお守りを作ろうと、子どもが誘拐・殺害される事件が増加傾向にあると、
地元政府や人権団体が警鐘を鳴らしている。
背景には、こうしたお守りを身につけると金持ちになれる、
または出世できるという迷信と、人々の「欲」があるという。
地元政府のある役人によると、カノでは、子どもが行方不明になったと
親が警察に通報するケースが過去3か月で2倍以上増加した。
誘拐される子どもの年齢は通常2歳から5歳だという。
ラジオでも、子どもが行方不明になったというニュースが頻繁に流れている。
フリーダム・ラジオ局によると、行方不明の子どもについての
情報提供の呼びかけを流す親は過去3か月で、週に平均50人。
それ以前は週に平均20人だったというから、大幅な増加だ。
カノにある子どもの福祉に関する団体のアリユ・マシ(Aliyu Mashi)氏は、
「人々は富や権力を手に入れようと必死になっており、目的を達成するには、
黒魔術に使用するために子どもを殺すしかないと考えている」と説明する。
アフリカのほかの社会では、アルビノ(先天性白皮症の人)が同様の理由で
ターゲットにされているが、カノでは子どもが狙われやすいという。
地元の呪術師たちがお守りとして子どもの体の一部を好むのと同時に、
貧困にあえぐ親たちがしばしば子どもに構わずほったらかしにするという事情もある。
誘拐犯は、こうした子どもたちをキャンディーやビスケット、
ときには手品を使って、おびき寄せているという。
(c)AFP/Aminu Abubakar
>>400 というかガキのころ使った言葉だから聞いてる方が恥ずかしくなる
403 :
世界@名無史さん:2009/07/14(火) 22:45:01 0
E・H・カーは、『歴史とは何か』で、19世紀ヨーロッパのアジア・アフリカ
植民地支配はその長期的な結果が進歩的だったという理由付けによって許される
という趣旨のことを書いているが、これは「強者の論理」だと思わね?
今、南米やアフリカの現状を見ていると、ヨーロッパ諸国による植民地支配が
先住民や現地の人々に幸福をもたらしたとは思えないんだが。
404 :
世界@名無史さん:2009/07/15(水) 04:16:35 0
自分達の与えた多大な損害に対する罪から逃げる言い訳に決まってんだろww
本気でそんな事信じてるのは底辺無能なキチガイだけ
405 :
世界@名無史さん:2009/07/15(水) 05:08:47 0
406 :
世界@名無史さん:2009/07/15(水) 09:42:34 0
18〜19世紀イギリスの工業化は、農民の土地からの追放、劣悪な労働条件、
児童労働の搾取などといった犠牲を伴いつつ、進歩を実現した。
西欧諸国によるアジア・アフリカの植民地化は、植民地住民の犠牲において、
本国の経済発展のみならず植民地におけるその後の進歩をも準備した。
しかし、植民地時代に苦難をこうむった人たちは、今日の進歩の果実を
味わう前に死んでしまった。こうして、歴史における進歩は、その苦難を
こうむった人たちに間に合うように報いをもたらしてくれるものではない。
にもかかわらず、それらはやはり「偉大で進歩的な達成」だったのであり、
進歩を押しとどめて、工業化をしなかった方がよかったなどという歴史家はいない。
こーゆーのが、進歩マンセーの人たちの考え方。
西欧諸国の植民地は特定インフラしか整備されてないし
工業化もされてないんだよね
西洋人のいう「進歩」は、白人のためだけの「進歩」。
エンゲルスは、民族は「歴史を担うことのできる」民族と、そうでない「歴史なき」
民族とに分類され、劣勢民族は優勢な民族が作る国家の中に吸収されて消えてゆく
と主張した。
こういう考え方からすれば、アメリカ大陸の先住民やアフリカ人は、西洋諸国の
植民地になって、土着の文化や言語を失うのが歴史の必然。
イスラエルって不自然過ぎだよな
ユダヤ人が全員死ねば何の問題もなかったのに
242 :地球の裏側 ◆/lYVcP7um2 :2009/07/14(火) 21:31:53 ID:4KX171UX
さてはて、アフリカに飛び火したウイグル騒動なんですがね・・・・・
これ、アフリカだけじゃ済みませんから。
まぁ、先進国で端からぶっ殺される、なんて事は起きないと思いますが、
居にくくなるのは確かでしょう。
南米でも左翼と言われる政権に接近を計ってますが、反米とイデオローグ
だけじゃ無理。左翼政権を支えているのは低所得層。この連中はほぼ完璧な
民族主義ですな。理論とか、云々じゃなくて、知識欠如からくる自国過信
とでも言えば良いのか?
こういうところへ、大量に中華大貧民を送り込めば、当然ですが軋轢が・・・
アフリカじゃ、もろにそれが自国貧民とかぶっちゃった。
南米では、まだ中華料理屋みたいな「独立」した仕事ができますが、アフリカ
だと、中華料理屋へ飯を食いに行く、なんてのは一生の夢だったりする。
とーぜんですが、一定数以上は儲けになんかなりません。で、本来なら
現地住人あこがれの職業である、油田での肉体労働とか、道路建設の現場
とかに流れる。それも援助事業や投資案件(もちろん中国の)にコネで入り
込む。こりゃ、ぶっ殺されますわな。
まぁ、今回の話も、その流れでありますが、実はこの飽和現象が南米でも
起きつつあるんですね。そりゃ、週間中華料理屋開店なんて状況じゃ当たり
前ですけれど、今すでに現地貧民様あこがれの職業に進出しつつあったり
します。それも組織的に(こう言えばどんな職業かお判りになるかと。)。
まぁ、貧民様が一発でお金ザクザクになれるのは、それくらいしか無いんで。
っつーわけで、彼らが上手く行けば、本国に流れたブツで本国gdgd、失敗
すれば、アフリカ同等かそれ以上の状態、ってことですね。もっとも、こっち
の業者さん情報では、アフリカのそれも、アフガンからのブツ絡みという話
という話すら聞こえてきてますから、本国は結局gdgdって事かも・・・・・
ま、チラ裏ってことで。
チラシがもったいないから使用済み便所紙の裏に書いとけ
413 :
世界@名無史さん:2009/07/23(木) 20:53:02 O
ブラジルなんて学問も芸術も糞だろ。こんな国に期待して
どうするんだ。
414 :
世界@名無史さん:2009/07/23(木) 23:44:59 0
確かにな
415 :
世界@名無史さん:2009/07/24(金) 00:04:16 O
ブラジルなんて100年も前から発展すると言われてこのざま。
アルゼンチンすら、ノーベル賞をとってるのにゼロだもんな。
マジで国民が糞としか思えん。
416 :
世界@名無史さん:2009/07/24(金) 00:06:56 0
417 :
世界@名無史さん:2009/07/24(金) 00:08:26 0
ブラジルは犯罪が多すぎ。
日本でも出稼ぎブラジル人の犯罪増えてるし
マジで糞土人じゃないかと
418 :
世界@名無史さん:2009/07/24(金) 17:41:09 0
ブラジルが親米なのはポルトガルの植民地だからじゃ?
スペインと英米は不仲だよな。
スペインとポルトガルも不仲。
ということで「敵の敵は味方」理論で、ポルトガルとブラジルは親英米なんでしょ。
419 :
世界@名無史さん:2009/07/24(金) 20:15:07 0
ブラジルの芸術はたくさんあるぞ。
ボサノバは一世を風靡した。アントニオ・カルロス・ジョビンを聞け!
また、カエターノ・ヴェローゾやエグベルト・ジスモンチ、エルメート・パスコアル、
エイトール・ヴィラ=ロボスなどなど。
20世紀音楽を切り開いた巨匠がいくらでもいるぞ。
420 :
世界@名無史さん:2009/07/24(金) 20:27:45 O
なんだ芸術といってもクラシックや文学じゃないのか。
つまらん。
421 :
世界@名無史さん:2009/07/24(金) 20:28:26 0
南米は社会に安定と求心力がない。
これが致命傷。
>>413 軍政前のサンパウロ社会学派は結構凄かった。
カルドーゾは開発経済学の文脈で未だに参照されるべき人物の一人だし、
人類学関連でも羅生門的手法なんて言いだした面白い人もいる。
日本には紹介されてないけどね。
>>420 シティーオブゴッドやセントラルステーションはわかりやすいよ
95年ぐらいからブラジル映画は面白くなってきた。
分かり易く、説教臭くないのに、普遍的なテーマを料理できてる。
かつてのハリウッドみたいになれるかはわかんないけど、
南米映画はこれから熱くなるだろう。
>>421 サッカーがあるじゃないか!
>>418 ブラジルが中南米最大の大国だからってのが大きいのかも。
ABC以外は小国ばかりでアメリカに圧倒されてて反米になりやすい。
その点、ブラジルはでかいからその分余裕持てる。
メキシコはアメリカと隣国だから、近過ぎて意識しすぎてるきらいがある
424 :
世界@名無史さん:2009/07/25(土) 22:53:14 0
エイトール・ヴィラ=ロボスはクラシックの巨匠だよ。
また、クラシックかどうかに拘るのはもう古い。
ぶっちゃけ、20世紀音楽の中でクラシックなんてほとんど忘れ去られつつあるでしょ。
ストラビンスキーとかは別にして、ジョン・ケージなんて誰も演奏しないし、誰も聞かないし
ひょっとしたらビートルズの足下にも及ばないのかもしれん。
ブラジルの音楽は庶民性と芸術性と個性と革新性と共同体の伝統とが調和した、凄く高水準の音楽世界を
築き上げている。
425 :
世界@名無史さん:2009/07/25(土) 23:17:17 O
誰それ知らん。
>>425 とりあえずセルジオ・メンデスでも聴いときなさい。
売り方は少しガツガツしてていやらしいが、世界に通じる
ブラジル産のポップスであることは間違いない。
427 :
世界@名無史さん:2009/07/26(日) 06:33:45 0
白人に搾取されてるから。
国家レベルでのワーキングプア。
428 :
世界@名無史さん:2009/07/26(日) 07:14:57 0
白人がいなかったら何もできないニート状態
むしろ土人がいなくなればすぐ先進国になれるだろう
結局また白人が諸悪の根源って話かよ
ワーキングプアってのは、言いえて妙かもねw
一見対等なように見せて、その実甚だ不公正・不公平な
植民地主義時代から変わらない伝統的手法で雁字搦めに縛ってるからな
白人がいなかったらすぐ先進国になれるだろう
432 :
世界@名無史さん:2009/08/14(金) 03:12:45 0
お前ら黒人と話してみろ
アフリカが発展しない理由がわかるから
馬鹿
感情的
とにかく知性がない
脳みその構造も違うと思うよ
暑いとこは発展しないよ。
ものを深く考える気がしないからな。
アフリカが発展しなかったのは農作物が簡単に育たないため
余剰労働力がなかなか産まれ難い環境だったからじゃね〜の
435 :
世界@名無史さん:2009/08/15(土) 00:01:50 0
アフリカでも南部と北部は農作物育つ環境だよw
それでも発展しない
土人の知能が猿並みなんだよ
あいつらを同じ人間だと思うな
436 :
世界@名無史さん:2009/08/15(土) 00:09:09 0
最近ジンバブエのひどさが喧伝されてるが
あれは指導者がメチャクチャやってるから
モザンビークは指導者が横暴でもないのに
ジンバブエを上回る悲惨な状況になってる
首都にあるビルは全部ポンプが壊れて水が上がらず
エレベーターも壊れてるから歩いて水汲みに行く
はげしい内戦してた国と比べられる時点でおかしい
>>435 何という作物がどういう耕方でどれだけ手間を掛ければ育つのか書いてくれないと
話にならないよ
439 :
世界@名無史さん:2009/08/15(土) 00:35:14 0
ヨーロッパも新大陸原産のジャガイモ、トウモロコシ(家畜を太らせるいい餌)がない頃は、
アジア人なみに小柄で、人口も少なかった。
中世の鎧から推定するに、かなり小柄だったそう。
>>435 北部は地中海沿岸でエジプトやカルタゴがあったし、南部はなんでもツェツェバエラインを家畜や農耕技術を持った民族が超えられなかったのが原因と聞いたことがある
宗教の種類が原因。
産業革命以前にキリスト教やイスラム教が広まらなかった地域は停滞している。
日本はその唯一の例外。
確かに。文明国で高等宗教が浸透しなかった唯一の地域が日本。
>>442 逆だよ逆、キリスト教と儒教が広まった地域と時代は停滞している。
>>442 サヘル地帯、ニジェール流域やエチオピアでどちらもすでにそうとう広まってる
>>443 日本って外国のものは何でも取り入れているような気がするけど、
キリスト教のようにどうしても普及しないものがある。
そこら辺をおそらく日本人は無意識のうちに取捨選択している。
その基準って何なのだろう?
先に神道も仏教もあったから
中国も仏道儒があったからそれほど広まってないだろ
しかし日本の場合、神道があった所に儒教がきても、仏教がきても受け入れた
キリスト教が駄目な理由がよく解らん
政府の支援がなかったからじゃね
キリスト教は一神教だからだろ
451 :
世界@名無史さん:2009/08/17(月) 01:20:55 0
>>448 >>450が結論を言ってしまったが、要するに多神教なら後から来た外来宗教を
既存宗教に取り込んで、既存の神に列することが可能だが、
一神教だとそれが不可能なので、神儒道仏に迎合できなかったから。
キリスト教より一歩先、室町時代中期に伝わったイスラム教が日本に普及しなかったのも同じ理由。
ちなみにイエズス会の宣教師は布教の際にゼウスを大日如来と訳したりして
それなりに努力したが、日本の仏教勢力によってすぐに教義が解読され、反撃された。
仏教徒にとってキリスト教の教義など薄っぺらい証拠。
ゆえにキリスト教は土人にも容易に理解できて布教も簡単だが、
古来からある程度の文明を享受している中国人や日本人の改宗は困難だった。
452 :
世界@名無史さん:2009/09/22(火) 20:19:01 0
アフリカの原住民の家ってハエが凄くいっぱいいるよね。
453 :
世界@名無史さん:2009/09/22(火) 21:32:53 0
>>448 日本は神に選ばれなかったから。布教したのに広まらないのはその証拠。
プロテスタントの教義ではそうなってしまう。
>>448 仏教や儒教には外国の軍事力は特になかったけど、キリスト教には欧州諸国が背景にあったからね。
天罰は信仰した上での恐怖でしかないけど、スペインの船長の法螺は現実問題だからな
>>448 おそらく敷居が高いと思っているのでは?日本の木の文化と西洋の石の文化の違いも関係してそう。
456 :
世界@名無史さん:2009/10/03(土) 12:02:15 0
祝リオデジャネイロ!
2016年オリンピック開催決定
457 :
世界@名無史さん:2009/10/03(土) 19:50:11 0
ブラジルは超大国になりそうだ
アフリカ全土の一人当たりGDPはインドのそれよりも大きい件
それでも暗黒大陸なのか?
中国超えも10カ国近くあるぞ
459 :
世界@名無史さん:2009/10/12(月) 06:05:49 0
主権が無かったアフリカ諸国は論外としても、南米が、近代以降に工業化できなかったのは、国内市場(人口、経済力)で技術力、資本力を培い海外輸出に転化できるほどの規模が無かった点だよなぁ。
結果、輸出規模の拡大ができない、一次産品しか、品質、価格競争力が無くなる。
WWU前の1930年代に、国内人口が1000万人を超えていた、南米の国は、
ブラジル4411万人、アルゼンチン1296万人ぐらい・・・ 軽工業から重工業に戦時シフトさせ始めていた日本本土が7288万人、当時、最強の工業国アメリカが13021万人。
ブラジルがオイルショック前に、南半球の国で最初の工業国になりかけた下地はこれからも説明できる。
ポルトガル=740万人や、独立間もない、教育水準、治安ともまあまあな、東欧の小国が工業化できなかったのもこれが原因。国際市場で競うには、国内市場か自国語圏が2500万人ぐらい繋がって広がってないと無理。
スペイン2500万人、ポーランド3509万人がこの基準をクリアしているが、国内内乱、独ソに蹂躙され、工業化できなかった。ダメなケース。
当時の先進工業技術を持っていた、チェコスロバキア=1473万人はどうなんだって突っ込まれそうだけど、チェコはフランスとGNPが等しかったオーストリア=ハンガリー帝国の工業地域だけが分離した結果だから工業化に成功のケースとは違うと思う。
そんなこんなで、アフリカ諸国は、世界人口会議の勧告に耳を貸さず、労働力増、国内市場拡大を目的に、人口政策を行ってきたわけだが・・・
>>459 その理屈だと中国(1936年、4億6千万人)が「最強の工業国」にならなかった理由が説明がつかないかと
461 :
世界@名無史さん:2009/10/12(月) 20:32:53 0
中国は開放路線をとってからは世界の工場になっているじゃないか。
人口は、一つの指標であって、巨大市場を持つ国が成功するとは必ずしも限らないし、それを下回っている場合でも、
立地、技術水準、原材料資源、政治的要因等で工業化に成功する場合もある。
ただし、アィデンティティー云々とかより、客観的に認識できる数字で、相当の因果関係を持っていることは確か。
中国はインドと並び実質的に半植民地状態だったし、統一後も大躍進政策だとか、文化大革命を起こし自分で大コケしたせいだろう。
あと、あまりにも国内人口、労働力が巨大すぎる場合、ルイスの転換点が起こらず中産階級が成長せず、政治的に安定できない。
17047万人の人口大国であったロシアがコケたのはこれが原因の一つ。
462 :
世界@名無史さん:2009/10/30(金) 15:08:33 0
>>460 20世紀初頭の清朝崩壊後、軍閥が割拠する内乱状態が続いたから、ただそれだけ
アヘン戦争の直前でも英中の貿易は英国の輸入超過
軍事産業を除けば清の方が優れていたんだよ
アフリカも14世紀頃までは欧州のどの国よりも先進的で高度な国家がいくつもあったのにな
やはり西欧植民地下での破壊、収奪、解体、虐殺が、あまりに長い時間かつ過酷過ぎた
464 :
世界@名無史さん:2009/11/10(火) 07:29:20 0
復刊ドットコムで172票もの熱いリクエスト投票をいただいていた
『ルワンダ中央銀行総裁日記』の復刊が決定いたしました!
http://www.fukkan.com/fk/CartSearchDetail?i_no=68313047&tr=s 敏腕日銀マンであった著者の服部正也が、国際通貨基金(IMF)の誘いを
受けて、アフリカの発展途上国「ルワンダ」の中央銀行総裁に就任。
経済的な自立とはほど遠い状態にあった当時のルワンダを、積極的な経済
改革をもって発展へと導く姿を克明に描いたのが本書『ルワンダ中央銀行
総裁日記』です。
滞在6年を通じて絶えず襲いかかる苦難と現状を打破するために試行錯誤
を繰り返す様から、服部の誠実な人柄が浮き彫りになります。日々のたゆ
まぬ努力の積み重ねが、やがてルワンダの発展という形で実を結ぶ姿は、
圧巻! 読者に深い感動と熱い気持ちを呼び起こさせる、まさに傑作中の
傑作となっております。
困難の時代を生きるすべての人たちにお読みいただきたい、最高の人生指
南書が増補版となって堂々の復刊決定です!
921 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/11/09(月) 23:18:19
増補版も中公新書のようだ。新刊と一緒に11/25発売。
http://www.chuko.co.jp/shinsho/
465 :
世界@名無史さん:2009/11/16(月) 23:59:22 0
ブラジルはイルミナティの手の中に堅く握られている
http://www.henrymakow.com/brazil_also_in_illuminati_camp.html ルーラ大統領はブラジルを新世界秩序の腕の中に連れていっている、
共産主義政党の労働党の一員だ。
労働とはサオ・パウロ・フォーラムのメンバーである。同フォーラムは
コロンビアのFARCのようなテロ組織までも含んでいる共産主義者の
団体の連合会だ。同フォーラムの目的は、南アメリカにマルクス主義
革命を起こすことで、それは統一ヒスパニック南アメリカの実現を
求めていた歴史上の人物シモン・ボリヴィエールのボリヴァリアン運動
である。フィデル・カストロが中心になって鼓舞している。
Gramsci and Marcuseの教えに従って、共産主義者は既に、大学、
新聞やメディアの大半を支配下に置いている。ポリティカル・コレクトネス、
ゲイの権利などすべての左翼的アジェンダの波が襲っている。
ルーラはまた、コペンハーゲンに乗り込んで、世界で2020年までに
40パーセントの二酸化炭素の削減という大胆な提案をするだろう。
この政策は経済を殺してしまうだろう。サンパウロ州は既に二酸化炭素
の排出を20パーセント削減する法律を認めている。
リオでは毎年5万人の人が麻薬取引の関係で殺されている。
イルミナティはブラジルが手の中になったことで、一流国として認められる。
オリンピックやワールドカップが与えられ、G10にも入れて貰える事になるだろう。
466 :
世界@名無史さん:2010/01/09(土) 20:03:33 0
ラテン・アメリカ諸国はアメリカ合衆国の支援があったのか早くに独立を果たしているけど
アジア諸国の独立は第二次世界大戦後だよね。
467 :
世界@名無史さん:2010/01/13(水) 14:33:57 0
てすと
469 :
459 461:2010/01/16(土) 02:09:59 0
>>463 アフリカも14世紀頃までは欧州のどの国よりも先進的で高度な国家がいくつもあったのにな
ブラックアフリカにそんな国家が存在していたのなら国名だけでも教えてください。
あとアヘン戦争時点で清王朝は、GNPの合計で英国を上回っているけど英国を上回っていた産業なんて伝統産業を除き殆どない。
植民地時代に敷かれた鉄道を引っぺがして売ってしまうアフリカ人という現実
>>469 一部の製品を除くほぼ全ての日用品の品質と価格で勝てなかったから
イギリスは対清貿易で大幅輸入超過だったんだよ
472 :
世界@名無史さん:2010/01/27(水) 03:11:01 0
>>471 イギリス側の輸入超過=清朝側の産業が優れていた ではない。
清王朝下の中国が持っていたのは、あくまで低賃金労働による比較優位。
輸出競争力でいうなら、アメリカの奴隷労働の南部経済、産業が格段に優れていたっていうことになってしまう。
茶葉、手芸品、陶磁器等の一次産品や伝統産業を除き、品質の面で中国製品をヨーロッパ側が有難がったというお話は殆ど聞かない。
産業効率、生産性では決定的に劣っており、中国からの技術移転が皆無に近かったことからも裏付けられていると思う。
>手芸品、陶磁器等の一次産品
手芸品や陶磁器が一次産品だとは知らなかったwww
中国の畑では手芸品や陶磁器が生えてくるんだなwww
なんという驚くべき超先進バイオ技術であろうか。
イギリス側の輸入超過=清朝側の産業が優れていた。
清が持っていたのは、優れた産業技術と合理性による価格と品質両面での優位
鉄鋼製品や軍事関連を除くと、品質の面でも中国製品を西欧側が有難がったのが現実
現実を否定し自分の思い込みを正当化するのは妄想w
475 :
世界@名無史さん:2010/01/28(木) 18:06:18 O
ロシアやアメリカやEUのような大国が、自国内に途上国の首都機能を持った都市をつくり、途上国の高学歴者を集めれば、共に発展、世界平和に?!一都市一国家10万人から30万人ぐらいで数十ヶ国。日本も10ヶ国ぐらい。
亡命政府じゃあるまいしそんなことしてどんな利点が?
477 :
世界@名無史さん:2010/01/29(金) 00:36:33 O
途上国の支配層は、内戦とか、様々な危険から身内を守れるし、日本は、別として、国連常任理事国と、つながっておくのは後々いい。
いや、そんなことしたらすぐに本当の亡命政府になってしまうだろ。
479 :
世界@名無史さん:2010/02/11(木) 11:39:22 0
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100207 アフリカが発展しない理由
アフリカでは子供のHIV検査は行わないほうがいい。なぜならHIVポジティブ
だとわかると親はもうその子にミルクを与えない。つまり検査をすると子供は
エイズで死ぬ前に餓死させられる。
HIVポジティブの人に治療薬を渡したら、家族はその薬を(病気の家族には
飲ませず)密売人に売り払って食費にあてる。だから薬は家に持ち帰らせず、
必ずその場で飲ませないといけない。
有為で有能な少女がいて学校に行きたいというから教育費を援助することに
なった。親に渡すと教育費に使わない可能性があるので、学校に直接払い込んだ。
そしたら・・学校の先生がその学費を引き出していなくなった。
480 :
世界@名無史さん:2010/02/12(金) 06:45:12 0
481 :
世界@名無史さん:2010/02/12(金) 06:47:35 0
482 :
世界@名無史さん:2010/02/27(土) 14:20:45 0
鉱物・天然資源をたっぷり持ってるので
白人どもは現地地域や国家を腐敗させて
資源を搾取しているから
483 :
世界@名無史さん:2010/03/13(土) 19:23:15 0
>>473 >手芸品、陶磁器等の一次産品
>手芸品や陶磁器が一次産品だとは知らなかったwww
>中国の畑では手芸品や陶磁器が生えてくるんだなwww
>なんという驚くべき超先進バイオ技術であろうか。
鬼の首を取ったように喜んでいるところ悪いけど、私が書いたのは、「茶葉、手芸品、陶磁器等の一次産品や伝統産業」 手芸品、陶磁器は文面から伝統産業に分類して読み取ってください。
>清が持っていたのは、優れた産業技術と合理性による価格と品質両面での優位
>現実を否定し自分の思い込みを正当化するのは妄想w
だから、具体的に西欧側が、優れた産業技術、合理性を持っていると見なしたソースを出してくださいよ。
484 :
世界@名無史さん:2010/03/21(日) 23:29:19 0
485 :
世界@名無史さん:2010/03/22(月) 14:57:47 O
487 :
世界@名無史さん:2010/04/22(木) 19:52:12 0
488 :
世界@名無史さん:2010/04/22(木) 20:08:55 O
清側の輸出製品は磁器と茶
イギリスは綿製品だろ?
日本にイギリス綿布が大量流入した話は聞かないし、単に購買力が無かったか需要が無かったんじゃないの?
489 :
世界@名無史さん:2010/04/22(木) 20:59:43 0
いや、開国で自由貿易がスタートすると、
大量生産のイギリス綿布が流入してきたおかげで、
日本の在来の綿業は壊滅的打撃を受けている。
開国で北関東の製糸業者や養蚕農家は潤ったが、
摂津・河内や尾張の綿織物業者や綿作農家は没落した。
490 :
世界@名無史さん:2010/04/22(木) 21:18:04 0
1860年代に攘夷運動が過激化するのは、観念的な思想によるのではなく、
貿易開始による経済の混乱、物価高騰で下級武士の生活が直撃されたから。
.
493 :
世界@名無史さん:2010/05/09(日) 09:54:57 0
ガーナの初代大統領エンクルマは、「カカオ・モノカルチャーからの離陸」、
「社会主義型経済への移行」をスローガンに掲げ、急速な工業化と外国企業の
国有化を推進。
彼はガーナ東部を北から南に流れるボルタ川と地下に眠っていたボーキサイトに
目をつけ、その二つの資源を結合させてアルミニウム工業を発展させ、その製品を
有力な輸出品にしようとした。しかし、独立まもないガーナにはそのための
資金も技術も蓄積されていなかったため、アメリカの多国籍企業カイザー社に、
計画立案の段階からアルミニウム製造・販売までを任せることにした。
また、不足する資金の半分は、アメリカとイギリス、世界銀行から借りることにした。
(資金の返済には、アルミニウムとカカオからの政府収入をあてるつもりだった)
ガーナは、このボルタ川総合開発計画によってアルミニウムの輸出国になった。
しかし、カカオの国際価格が独立後に急落し、外貨と政府収入も期待したほどには
増えなかった。
>>493 「モノカルチャーからの脱却」っていうテーマは、
独立後のアフリカや第三世界諸国の急務として捉えられてたし、
特に革命後のキューバは急速にそういった経済構造を変革しようと
重工業化を推進したけど、結果的にそれが成功したのは日本+NIESと、外資導入で
満身創痍になったブラジルとメキシコぐらいしかないのはなんでだったのかと思う。
興味深いのは、第三世界の多くは農業国でありながら、工業化のみならず農業化(食糧自給)にも失敗してるんだよね。
ガーナやエクアドルみたいな輸出作物の国は、輸出品目の長期的な価格下落でトドメをさされ、
かといって自給自足的な零細農業を社会主義的に統合し、大規模農業で食料生産を行うこともできなかった。
構造学派のラウル・プレビッシュ(奇妙なことにこの人もアルゼンチン人だった)が予測したことは、
かなりのところ現実になったわけだけど、かといってその処方箋は結果的には成功しなかった。
495 :
世界@名無史さん:2010/05/09(日) 10:24:04 0
>>494 >結果的にそれが成功したのは日本+NIESと、外資導入で満身創痍に
>なったブラジルとメキシコぐらいしかないのはなんでだったのかと思う。
ブラジルとメキシコについてはよく知らないんだが、NIES諸国の場合、
アメリカに輸出する傍ら、日本を媒介に資本や技術を導入した。
この媒介項があるからこそ、NIESが浮上したという説がある。
二国が単純に取引するのではなく、もうひとつの国が関わって、
ちょうどトライアングルのようになって交易していくのが経済発展の
ための非常に重要なポイントだと。
同じアジアの国でもフィリピンは結局、このトライアングルに乗っかれずに
低迷したまま。ここはアメリカとの関係が強すぎたのがマイナスに
なったのではないかと。
ttp://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2005/2005honbun/html/H2340000.html 2.高度化する三角貿易
(1)生産工程別に見た東アジアと世界の貿易構造
南米はともかくアフリカは当分無理だろな
497 :
世界@名無史さん:2010/05/10(月) 08:52:48 0
かつてコーヒー豆の産地といえば、南米やアフリカ諸国が有名だったが、今や
ベトナムがブラジルに次ぐ世界第二位のコーヒー豆生産国に躍り出て、さらに
四位にはインドネシアがランキングされているというのだから驚かされる。
(90年代以降、スターバックス、ドトールなど、安いコーヒーを飲める店が
世界中に広がった)
その一方、外貨を稼げる輸出農産物として途上国が次々に飛びついた結果、
コーヒー豆は供給過剰に陥り、国際市場での取引価格は80年代の半分近くに下落。
多くの途上国で、コーヒー農家は生産コスト以下の収入しか得られない状況に陥っている。
コーヒー豆だけでなく、バナナ、綿花など他の農産物でも、過剰生産による
“勝者なき競争”が起き、途上国の経済を弱体化させている。
498 :
世界@名無史さん:2010/05/10(月) 10:04:01 0
その恩恵のおかげで先進諸国は格安でサービスを受けられる
南北格差万々歳だな
499 :
世界@名無史さん:2010/05/11(火) 12:48:01 0
国債の評価は日本より上だったボツワナも、資源輸出依存型かな?
南アフリカの今後しだいかな?
ナイジェリアの場合、欧米に来た移民はかなり活躍しているようだね
詐欺とか高知能の犯罪も手がけている
>>498 ヴィクトリア朝のイギリスでは労働者階級にまで砂糖入り紅茶を飲む習慣が
広がった。
砂糖はカリブ海域から、茶は中国から輸入されたもの。つまりイギリスの
工場労働者の朝食は、インドのライオット農民や中国の農民、カリブ海や
ブラジルの黒人奴隷の労働の上に成立していた。
そして21世紀の日本では、新疆綿のTシャツ、モロッコ産のタコ、
ガーナ産のカカオ豆で作られたチョコレートなどの商品があふれている。
ブラジルみたいな混血国家はまだしも
アフリカが第一次産業から先に進めるとは思えない・・・
彼らは百年後も資源や農作物を輸出して飯食ってる気がする
というより車を開発したり工業を発展させて先進国と競争させてまですら行けない気がする
海外からまねてまでならいけるか?程度
ワールドカップが開かれるというので
新聞で南アフリカの特集が組まれた
それによると南アフリカには
ドイツの自動車メーカーの工場が建っているらしい
ドイツのメーカーは南ア製の自動車を日本に輸出していて
日本で売られているドイツ車は南ア製が多いらしい
503 :
世界@名無史さん:2010/06/14(月) 18:00:15 0
現在、朝鮮半島情勢がヤバくなってますが、第二次朝鮮戦争が起こり、全面核戦争になったら、
日本が核攻撃を受けなくても放射能が国境を越えて広がり、日本列島が核汚染され暮らしていけなくなり、
19世紀のジャガイモ飢饉の時に大量の人口が、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどに人口流出したアイルランドみたいに、
日本人がディアスポラしたら、過去に日系移民を受け入れた歴史があり、
日本のカネや技術を欲しがっている親日的であり経済が貧しい南米の国あたりは受け入れてくれそうですよね?
504 :
世界@名無史さん:2010/06/15(火) 14:43:46 0
エジプト日本科学技術大 開校 NHKニュース 2010年6月4日
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100604/t10014894201000.html プロジェクト概要 | エジプト日本科学技術大学設立プロジェクト | 技術協力プロジェクト - JICA
http://www.jica.go.jp/project/egypt/0604392/01/index.html エジプトで日本・エジプト両国政府の協力によるエジプト日本科学技術大学が設立された。
この大学には、日本側からは文部科学省・外務省・経済産業省、独立行政法人日本貿易
振興機構(JETRO)・独立行政法人国際協力機構(JICA)・東京商工会議所・財団法人
中東協力センター、日本の主要大学12校(旧帝大7校+東工大・京都工芸繊維大+
早稲田大・慶応大・立命館大)が協力しており、文字通り産官学一体の支援である。
他のエジプトの欧米系大学と異なり私立ではなく国立であることは、授業料が安く
富裕層以外の学生も進学可能である点で注目され、エジプト側がこのプロジェクトに
かける意気込みがわかる。
エジプトはアラブ世界の中央に位置し、アラブ世界で最大の人口を有する、アラブの
中核国家である。近未来にアラブ諸国が統一されるか、あるいは統一されなくても
ASEANのように団結して一大勢力となるならば、エジプトは間違いなくその中心になる
ことであろう。アラブ世界との友好関係樹立のためにも、日本政府は国家の総力を
挙げてエジプト日本科学技術大学を支援し、アラブ世界の最高峰教育機関の一つ
として評価されるようにせねばならない。
505 :
軍板アフリカ情勢スレから転載1:2010/06/16(水) 21:25:59 0
アフリカについてよく知ってる人に話を聞くか自分でボランティアとしてアフリカに行ってみれば
アフリカの問題の元凶が欧米などではないのはすぐにわかる。
アフリカで農場を作っても収穫する事はまず出来ない。
その理由は欧米なんかではなくアフリカ人の伝統的なモノの考え方にあることがわかる。
農場に作物が実ればすぐに他の部族がそこを襲撃する。
作物を守る為には戦わなければならず農業どころではなく局地的な内戦に突入する事になる。
他人のものを盗んだり力づくで奪い穫る事が伝統的に悪い事とはあまり思われていないアフリカで、
農場や工場などの事業を興すのは、生き死にの掛かった内戦を覚悟する必要がある大変な事だと
先進国の人間らはまず知る必要があるし、それを知らなければ援助などしても何の効果もないだろう。
豊かになることそれ自体が殺される原因になることをよく知ってるアフリカ人は豊かになるなら戦う準備を
しなければならない事を経験的によく知っている。
平和に経済活動ができる先進国の社会を当たり前だと思っている人間がアフリカについて
勘違いしてるのがアフリカに対する理解を遅らせている一番の原因。
506 :
軍板アフリカ情勢スレから転載2:2010/06/16(水) 21:26:40 0
フリカヤバイ
なんで女子供が飢えてるかって、むこうは男がまずたらふく食う。
余ったら女(母)→子の順。
だから、父母子が飢えずにに暮らして行ける量の援助だと、父-満腹 母-腹八分目 子-飢餓状態 になる。
子供を飢餓状態から救うには、父母が食べきれない量の食料を援助する必要がある。
けどそうすると、いまでさえタダメシもらって、アピール程度に井戸掘って麦植えてる連中なんか絶対に働かなくなる。
だって1穴に5粒種を蒔けと言ってるのに、再度状況を見に行くと穴すら開けずにばらまいてる。
知能が無いんじゃない。たんに働くのが嫌なだけ。
あげく種もみまで食べておかわり要求。
食料系を補おうとすると種もみまで食うから、こんどは外貨獲得のためのバイオエタノールの原料になる植物を植えさせた。
その植物は現地でも生息していて、食べられないからだれも見向きもしなかったんだけどバイオエタノールの燃料になる。
ものすごい生命力だからどこでもいくらでも育つ。
しかし、あの馬鹿共は「そんなの食べられない」といって嘲笑し放棄、
支援者を信じてその作物を作っている数少ない働き者の畑に入り、
「こんなもん育てても食えないよバーカ」と言って引っこ抜いてしまう。
文化として、寝たいときに寝る、先がわからない原始時代の生活を望んでいるんだからはっきり言って、
文明国の人間の感性で「かわいそう」とか言って支援しても無駄。
我々の「幸福な生活、生活の質」と価値観が根本的に違う。
507 :
軍板アフリカ情勢スレから転載3:2010/06/16(水) 21:27:22 0
たぶん栄養不良な傾向が強いから、それで脳みそが発達しないんで
原始的な略奪経済に終始するんだと思う。脳みそに先進国並みの十分な
栄養が行き届けば話は別だけど、食糧増産の問題とか経済の問題とか
複雑に絡むので即効薬はちょっと見当たらない部分もある。
まあ最近の日本人も魚とか食わずに(魚には脳細胞の構築に欠かせない
ヨウ素が多量に含まれている)肉とかしか食わない人間が増えてるみたいで、
それで日本人の知能水準も全体的に低減傾向だけどね。
>>496 徹底的に全ての蓄積と社会基盤を破壊されたからな
西ローマ地域が1000年近く復興できなかったのと同じく難しい
509 :
世界@名無史さん:2010/06/18(金) 21:15:41 0
クロンボを文字通り家畜にした白人はすごいということだよね。
次にインディアンを大虐殺し、心まで折り、次に解放戦争した
ニホンジンを原爆でバーベキューにして、強制連行された大韓人や
中国の同胞を日本と敵対させる。
すべてユダヤの陰謀だろうな。
510 :
世界@名無史さん:2010/06/18(金) 22:58:26 0
>>509 なにが解放戦争だwww
火事場泥棒だろw
511 :
世界@名無史さん:2010/06/18(金) 22:59:50 0
黒人国家が近代化できない理由の一つとして民族と言語が統一されていないことがある。
ナイジェリアは人口は日本とほぼ同じだが、民族数は250以上で
400種類以上もの言語があるそうだ。人口1400万人のカメルーンですら
200の言葉があって、1人の人が3,4言語を使い分けることも
珍しくない。だが考えてみれば日本のほうが稀な国なのかもしれない。
1億人以上もいて民族・言語が統一されている国なんて日本だけだ。
0528 コロンビア代表数人、五つ星ホテルで盗難被害。被害総額2800ドル(約25万円)
0603 韓国人ディレクター、トイレで首を絞められ失神。その間現金1500ドル(約13万円)、パスポート盗まれる
0603 韓国人ディレクター、信号待ち停車中に強盗に遭う。急発進したため未遂に終わるが、ドア破損
0608 中国人記者4人、信号待ち停車中に強盗に遭う。窓を割られ、一眼レフカメラ、財布奪われる
0609 ポルトガル人カメラマン2人、四つ星ホテルで武装強盗に遭う。うち1人は頭に拳銃を突きつけられる。315万円相当の撮影機器などが奪われる
0609 スペイン人記者、上記と同じ四つ星ホテルで盗難に遭う(犯人は同一)。パスポート、現金3000ユーロ(約33万円)、その他持物全て奪われる
0610 観光客11人(カナダ、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、タンザニア)、盗難被害。デジカメ、現金500ドル(約4万円)など盗まれる
0610 ギリシャ代表3人、ホテルで盗難被害。1600ユーロ(約18万円)盗まれる
0612 ニュージーランド人カメラマン、FIFA指定ホテルで盗難被害。550万円(900万円とも)相当の撮影機材盗まれる
0613 ウルグアイ協会スタッフ、ホテルで強盗被害。ウルグアイの試合中に、協会の資金など約1万ユーロ(約111万円)奪われる
0614 日本人カメラマン、路上で強盗被害。道を尋ねられて足をとめたところ、背後から襲われる。カメラ、現金14万円など奪われる
0616 バティストゥータ、高級ホテルで盗難被害。留守中に現金、クレジットカード盗まれる
北アフリカはヨーロッパに近いからキリスト教が普及して発展しそうな気もするが…
白人支配層?
知り合いのコロンビア人の白人青年は、日本の武士と忍者が大好きで、
歴史にも詳しい。もちろん、神風も知っている。で、アメリカが好きで、
「僕は、スペイン語じゃない、コロンビア語を話しているんだよ」とも言う。
侍は、なにしろカッコイイらしい。ラストサムライも見たし、PCの壁紙は
7人の侍だ。
なんなんだろー。
わしらのコロンビアのイメージは麻薬王国で外国人がいったら、すぐにマフィアに拉致られて惨殺死体にされるというイメージなんだが。