もし第一次大戦があの時回避された場合、20世紀の歴史はどうなったか。
8列強、イギリス連合王国、ドイツ第二帝国、アメリカ合衆国、ロシア帝国、フランス共和国、オーストリアハンガリー二重帝国、イタリア王国、大日本帝国、の地位はどう変化したか。
もしかしたらロシア帝国とアメリカ合衆国の2大国が他の列強を圧倒し亜米利加対露西亜の冷戦か。
日本は日露戦争の借金返済してイタリア王国やオーストリア二重帝国を追い越す可能性は、ドイツは何処まで成長出来たか、世界大恐慌が起こる可能性は。
1914年に回避された場合、海軍軍縮条約はどうなるか国際連盟はいつ出来るか。
2 :
世界@名無史さん:2008/04/30(水) 02:33:23 0
8列強に世界の後進国大日本帝国を含まないでくださいw
大日本帝国は8列強でもイタリア以下のオマケだけど。
一応スペイン王国、オスマントルコ帝国、を国力で追付き追い越しているし、大清帝国よりは近代化しているし、何とか軍艦を国産出来たから。
ロシアがソ連にどっちにしろなりそうなんだが
日本の明石さんのせいで
ソ連が強くなると日英同盟は維持されるだろうから日本は安泰かもね
あとはドイツなんだが大人しく英国に屈するようなタイプじゃないしなあ
植民地欲しがるでしょ
大戦は避けられないよ
いや1914年に巧く回避出来た場合、ロシア帝国が強大化かまた革命か。
オーストリアハンガリー二重帝国のフランツヨーゼフ二世が崩御して民族問題で分裂するかで内容が変わるはず、いずれドイツはシュリーフェン計画廃止せざるを得まい。
それに最近植民地争奪戦は日清戦争、日露戦争、米西戦争、アドワの戦い、伊土戦争だし一応モロッコ事件では妥協出来たし、ポルトガル植民地を英独で分割かの噂がある。
いずれにせよ1914年に回避出来た場合でもオーストリアハンガリー二重帝国やロシア帝国辺りが民族問題に悩まされるし、対外債務ではロシア帝国が一番多い。
後外交で孤立ならアメリカも日英同盟に包囲されてるからな1914年に回避された場合、アメリカはどうするかだなあの言い掛かりで米西戦争起こしたり、ハワイ併合したりだし。
航空機が十分に発達し、核爆弾が実用化されてから開戦していれば、
あの悲惨な塹壕戦は回避出来たと思う。
短期決戦で、クリスマスの頃には片が付いたであろう。
あえて何もいうまい
10 :
世界@名無史さん:2008/05/01(木) 13:36:23 0
1914年にはロシアが海軍の大拡張に乗り出していた(1914年の海軍費は1位が
イギリス、2位がロシア)。
もし開戦が回避さえていたなら、数年後にはイギリスはロシアの大海軍を既得
権益に対する脅威と見なして、また敵視し出した可能性が高い。
開戦は回避した方がいいな、第二次大戦より第一次大戦の方が回避の可能性は高いからな。
12 :
世界@名無史さん:2008/05/03(土) 19:28:58 0
回避ってことは英独がぶつからず英仏対立が続くってことか?
単に戦争にならず英仏が組んで英独が対立してるってことか?
冷戦構造は変わらないから帝国主義は1930年代には結局じわじわ崩壊するんじゃないか。
13 :
世界@名無史さん:2008/05/03(土) 19:30:46 0
悲劇がおきないと国連は出来ないだろうな。
米ソが核戦争になってたらきっと残り少ない人口で世界連邦的平和組織ができてたろうよ。w
今もニュースで、ドイツ大使なんとか伯が・・ロシア駐在武官なんとか男爵をスパイ容疑で・・とか流れるくらい、
普通に政界が貴族だらけだった。
欧州番の皇国の守護者みたいな世界だな、佐藤大輔、横山信義辺りは喜びそうだ。
第一次大戦回避出来れば世界大恐慌までは安心だな、但し日本は日露戦争の借款や借金返済出来るか、オスマン帝国みたいに財政破綻するか未知数だな、アルゼンチン、チリ、ブラジルの発展が早まりそうだな。
<ヽ`∀´>や(`ハ´ )には悪いが人種差別を我慢すれば特亜の<ヽ`∀´>や(`ハ´ )がおとなしいからなオスマントルコ帝国ならいずれ石油がオスマン領アラビア、イラク辺りで出るから以外にキャッチアップ出来そうかどうかだ。
アラブの馬鹿王族よりはオスマントルコ帝国の方がマシだわ。
>但し日本は日露戦争の借款や借金返済出来るか.
まずできない。
緊張状態が続行して英国が日本を味方につけるための日本よりの政策をとっても利息に押しつぶされるかどうかの瀬戸際。
一次大戦が天佑とか言ってたくらいだからな。
大陸に武力進出してなかったら租借地が出来てたのは間違いない。
結果はその路線で破滅していくのが皮肉なんだが
第一次大戦回避出来た場合、大恐慌が起こるまでは安泰だな、(`ハ´ )、<ヽ`∀´>が大人しくなるかイギリスやアメリカ相手に謝罪と賠償と抜かしてヌッ殺されるかだな。
排日移民法が無ければ日本人の北米移民が出来る訳で例え長崎、神戸、横浜、沖縄に祖界が出来ようが、外国資本注入の開放政策で祖界を経済特区にすればいいし。
世界恐慌てのはアメリカが戦争で儲けすぎた反動なんだよ。
アメリカだけが儲けてたので、当然欧州が回復すれば元に戻る力が働く。
それを無理矢理儲けようと小細工を続けたので一気に破綻した。
今の状況とかなり近いw
ヒトラーは偉大な画家となった
イエローモンキーがおとなしくなる事は確かだ。
悪いが第一次大戦が回避された場合日本は日露戦争の借款と借金と利息に関東大震災のダメ押しで一旦挫折と地獄を味わう必要があるな。
大正バブル無しで地獄を経験して大人の国と産業革命のスピードを早めて工業国に脱皮して、メイド・イン・インペリアルジャパンのブランドを造る必要がある。
例え外国資本や借款が入ろうが、満州や朝鮮にハリマン先生の外国資本の鐵道になろうが、アメリカのハゲタカ資本に国内資産が荒されようが、臥薪嘗胆が日露戦争後の日本には必要だ。
<ヽ`∀´> (`ハ´ )
いいすれ
この時代辺りで一旦イエローモンキージャップには挫折と借金と震災の試練が必要だ。
ビスマルクが長生きしてたら大戦自体起こらないだろうよ
その仮定におけるビスマルクは不死なのか?
生涯現役
てか、史実でもビスマルクは相当長生きなんだな。
長生きと言えば徳川慶喜もそうだな、年齢から考えると新政府に参加できるはずだが、薩摩と長州の陰謀だよ。
29 :
世界@名無史さん:2008/06/14(土) 07:15:38 O
ビスマルク80くらい生きてるし70まで現役だろ
ビスマルクじゃなくてもフリードリヒ3世が早世しなければドイツはずいぶん変わった
31 :
世界@名無史さん:2008/06/20(金) 00:25:46 0
お前ら、そんなにヴィルヘルムが悪いというのか
実際その通りだが
そういや黄禍論広めたのもヴィルヘルムUだったな・・・
33 :
世界@名無史さん:2008/06/23(月) 23:15:41 0
ヴィルヘルム…
南アフリカでイギリスと、モロッコでフランスと、そしてバルカン半島でロシアと
確かにkの路線じゃいずれ戦争だよな
イギリスを敵に回したのは馬鹿としか言いようがない。
産業界の要望があったとはいえ、あんなに海軍増強せんでも。
ロシアについては、再保障条約の延長を拒否したのは何故なの?
>>34 再保障条約 - 教えて!goo
ttp://oshiete1.goo.ne.jp/qa1218384.html によると、
一般には、再保障条約の破棄(更新拒否)やそれに伴う露仏同盟の締結、
すなわちフランス孤立化政策の終焉をビスマルク体制の崩壊といいます。ご質問とは前後関係が逆になります。
ビスマルクが引退したのは、ドイツの新皇帝ヴィルヘルム2世との意見の相違からです。
「ドイツの将来は海上にあり」とし、積極的な世界進出(すなわち帝国主義政策)
をとるヴィルヘルム2世は、ロシアとの対決も辞さないと考えていましたので、お互いの中立を約束した再保障条約は
邪魔なものでした。また、国内の社会主義者対策でも両者の意見は相違し、ビスマルクが引退したわけです。
保守
37 :
世界@名無史さん:2008/07/01(火) 12:01:03 O
ウィルヘルムU世があまりにも害悪すぎる 世界史上最悪の人物だろこいつ
38 :
世界@名無史さん:2008/07/01(火) 15:43:18 0
最悪の一人ではある
日本にこういう天皇が出なくて良かった
日本は軍部が最悪でした
個人的にはヴィルヘルム2世好きだけどな
見た目がかっこいいし、
41 :
世界@名無史さん:2008/09/06(土) 10:57:05 0
回避するも何も、起こった原因を知っているか?
墺太利皇太子妃が夫に訪セルビアを迫ったからだ。つまり唯一の原因は
この女にある。
天災
1901-1914年のドイツのGDPはアメリカ・イギリスはおろか
ロシアやフランス以下です。
ソースはOECDが出版した推計。
まだWWII時代の地位のほうがマシです。
参考までに1900年のGDP推計値(植民地を含まない。単位は100万ゲアリー=ケイミス・ドル)
米 312866
英 176504
露 154049
仏 115645
独 99227
墺(含ハンガリー・チェコ・スロバキア) 50272
日 50045
(Monitoring The World Economy 1820-1992 OECDより)
この力関係は、WWIまで大きくは変わらない。
基本的にドイツの総生産はアメリカの1/3未満(1915-1918年は1/4未満)、
イギリス本国の6割未満(1916-1918年は半分未満)、
フランス本国と同程度(1915・1916年あたりはフランスの完勝)、
1917年にはイタリアにも追い抜かれる。
オーストリア・ハンガリー帝国は、そのドイツよりも更にずっと下。
>>41 当時のサラエボはセルビア領じゃなかったよ。
オーストリアが併合していたしね。
>>39 軍部というより明治以降の教育と制度だな。
それがアホな軍人とその専横を産み出した。
45 :
世界@名無史さん:2008/10/11(土) 19:38:04 O
近代にもなって積極的に政策決める権限持った天皇なんざいない。
ドイツみたいなガチ親政国家と日本は違う
46 :
世界@名無史さん:2008/10/11(土) 19:52:58 0
ヒトラーは乞食になって路上で頓死
スターリンは合法化されたロシア社民党の国会議員
チャーチルは首相にはなるだろう
ムッソリーニは泡沫右翼政党の党首兼作家
フランコはスペイン軍の参謀総長どまり
47 :
世界@名無史さん:2008/10/12(日) 03:48:57 0
オーストリア・ハンガリー・チェコ・スロバキア・スロベニア・クロアチア・トランシルバニア・ボスニア・ヘルツェゴビナ帝国
第一次大戦が回避されたら…
当然、第二次大戦も起きず、人類は核と総力戦の恐怖を知らないまま
20世紀末か21世紀始めに結局世界大戦が起きて全面核戦争になり滅亡。
もし第二次世界大戦がおこらなかったら?
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1175330741/ なんだかんだでアメリカ合衆国と革命かなんかはあるがロシアの経済発展は止まらず第一次大戦回避でも20世紀中盤くらいにはアメリカ、ロシアの2超大国になったと思う。
第一次大戦回避の場合の1950年代の大国予想図
経済力
アメリカ>ロシア(?共和国、帝国)≧大英帝国(全部)>ドイツ第二帝国>(一流の壁)>フランス共和国>オーストリア二重帝国≧イタリア王国≧大日本帝国、
こんな感じ、日本は日露戦争の借金返済に大戦特需無しで関東大震災食らって米英外国資本導入でやっと復興してイタリア王国、オーストリアハンガリー二重帝国に追いつこうとしている感じを予想。
50:世界@名無史さん :2008/10/07(火) 14:21:45 O [sage]
―第一次世界大戦前の工業製品輸出額とその割合の伊日比較―
・1901-5年の年平均
世界全体 3990(100%)
イタリア 87(2.2%)
日本 41(1.1%)
・1913年
世界全体 7450(100%)
イタリア 194(2.6%)
日本 102(1.4%)
ちなみに1913年度の粗鋼生産量を例にとっても
日本の粗鋼生産量はイタリアの粗鋼生産量の約4分の1に過ぎない
また日本の粗鋼生産量はロシアの粗鋼生産量の約14分の1に過ぎない
当時の露伊日の周辺工業国は米独英仏の中心工業国にあらゆる面でかなり水を開けられている
従って周辺工業国の日本が先進国であったということは幻想であり
同じ周辺工業国のイタリアよりも下位に位置する軽工業主力の今で言えば単なる中進国に過ぎないのである
戦争バカの気違いじみた理論を除けば近代経済史においては統一された意見であろう
16:名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/13(日) 15:41:36 ID:j8RaNHjT0
もともと戦前の日本は革命前の露伊とともに周辺工業国である
周辺工業国は米独英仏の主要工業国などに対し繊維製品など軽工業製品を輸出し
主要工業国から重工業製品等資本財を輸入していた
また資本もまた主要工業国から輸入していた
日本は日清戦争後、大陸侵略の足掛かりにより他国民の犠牲のもとに工業化が進
展始め、1897年に清国の賠償金をもとに銀本位制から金本位制にようやく移行し
国際金融市場と連結、為替相場を安定化し、資本輸入を容易にした
米独英からの技術など資本財輸入も日露戦争後、急速に拡大するが、自国の資本
財生産の低位性は払拭できずWW?前の粗鋼生産は伊の4分の1、露の14分の1で
国内消費の47%しかまかなえず、経常収支も赤字、他国からの借款も激増した
WW?前はついに金準備が枯渇し、返済が滞りった
大戦により食糧缶に石を詰め欧州に輸出するなど悪徳商法や戦後、独からの多大
な借財を踏み倒し危機を回避するなど現代の中国よりかなり悪質な国家だった
日本が金本位制に復帰したのは1930年だが、恐慌によりすぐ放棄
農業不況により小作人に打撃、労働者の失業率も他国に比し高水準だった
54 :
世界@名無史さん:2008/10/12(日) 11:46:47 0
WW2が無くても日本の経済発展は加速してたように思う。
恐慌時日本経済はソ連に次ぐ立ち直りの早さを見せたし(ソ連はそもそも恐慌の影響を何ら受けなかった)
戦中には既に軍需とは言えさまざまな指標でイタリア・フランスを凌駕していた。
戦後の高度成長の萌芽は戦前の時点で見られる。
WW2が無い歴史でも60年代までにイギリスは抜けると思う。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5215/ww1/ww1.htm 1914年の国力データ
国名 国民所得 一人あたり所得 国名 国民所得 一人あたり所得
合衆国 37(10億ドル) 377(ドル) イタリア 4 108
イギリス 11 244 ロシア 7 41
フランス 6 153 オーストリア=ハンガリー 3 57
ドイツ 12 184 日本 2 36
各国の総人口(100万人)
国名 1890 1900 1910 1913 1920
ロシア 116.8 135.6 159.3 175.1 126.6
合衆国 62.6 75.9 91.9 97.3 105.3
ドイツ 49.2 56.0 64.5 66.9 42.8
オーストリア=ハンガリー 42.6 46.7 50.8 52.1 -
日本 39.9 43.8 49.1 51.3 55.9
フランス 38.3 38.9 39.5 39.7 39.0
イギリス 37.4 41.1 44.9 45.6 44.4
イタリア 30.0 32.2 34.4 35.1 37.7
各国の鉄鋼生産(100万トン)
1900 1913 1920 1930 1938
英 5.0 7.7 9.2 7.4 10.5 3位→3位→2位
米 10.3 31.8 . 42.3 41.3 . 28.8 1位→1位→1位→1位→1位
独 6.3 . 17.6 7.6 11.3 . 23.2 2位→2位→3位→2位→2位
仏 1.5 4.6 2.7 . 9.4 6.1 3位
露 2.2 4.8 0.16 5.7 . 18.0 3位
墺 1.1 2.6 - - -
伊 0.11 0.93 0.73 1.7 . 2.3
日 -. 0.25 0.84 2.3 . 7.0
保有軍艦数量(万トン)
1880年 1900年 1914年
英 65.0 106.5 271.4
米 16.9 33.3 98.5
独. 8.8 28.5 130.5
仏 27.1 49.9 90.0
露 20.0 38.3 67.9
墺 6.0 8.7 37.2
伊 10.0 24.5 49.8
日 1.5 . 18.7 70.0
各国の工業力(1900年イギリス=100)
1880年 1900年 1913年 1938年
英 73.3 100.0 127.2 181
米 46.9 127.8 298.1 528
独 27.4 . 71.2 137.7 214
仏 25.1 . 36.8 . 57.3 . 74
露 24.5 . 47.5 . 76.6 152
墺 14.0 . 25.6 . 40.7 -
伊. 8.1 . 13.6 . 22.5 . 46
日. 7.6 . 13.0 . 25.1 . 88
イメージで言うと、こんな感じ?
1880年:英>>米>>独=仏=露>墺>伊=日
1900年:米>英>独>露>仏>墺>伊=日
1913年:米>>>独>英>>露>仏>墺>日>伊 ←WW1
1938年:米>>>>独>英>露>>日>仏>伊 ←WW2
59 :
世界@名無史さん:2008/10/12(日) 13:53:00 0
>>55 すまん、読み間違えてた
ロシアはどの道強大国になる運命だと思う。
第一次大戦が無ければドイツはイギリスを史実よりも引き離してたんじゃないだろうか?
40年ごろ
アメリカ>ロシア≧ドイツ>>イギリス(本国)>>フランス>オーストリア>イタリア=日本
三強態勢になってるかもしれない(史実より独露が米にいささか近い)
60 :
世界@名無史さん:2008/11/16(日) 19:28:28 0
age
第一次世界大戦がなかった場合
米→鉄鋼、発電気、工作機械等で世界シェアを独と分け合い
自動車では独占的シェアを占めると思われる
連邦中央銀行設立が他国に遅れたため、資本輸出では遅れを取るか
市場進出方向は中南米、英領自治領、アジアで英と競合する部分が多くなるだろう
英→旧来の施設・技術革新に失敗し米・独に各産業面で遅れを取るが
広大な植民地による保護貿易圏を堅持し、資本輸出に重点を置き
ポンドが国際基軸通貨とする英中心のスターリング体制は維持されるであろうが、米独との深刻な貿易摩擦に陥ることは必至
独→米と各産業でシェアを争い、米同様独占的大企業が興隆続け
とくに化学・薬品では世界的に圧倒的シェアを独占するだろう
既に20世紀初頭に東欧、東南欧でマルク経済圏が形成されつつあり
さらにカナダへの市場進出も著しく、大戦がなくとも英との貿易摩擦は避けられない
世界初の強制加入の社会保険諸制度導入は他国の見本となった
仏→1873年恐慌によりラテン系欧州諸国を経済圏としようとするラテン通貨同盟の野望が崩壊
仏農業が堅実であり、他国のような農民の工業労働者化が思うように増加せず、重工業発展に必要な労働力不足に悩む
高級衣料など高級品、ワイン、酪農製品で圧倒的シェアをほこり
資本輸出は英に次ぎ、特に世紀初頭には露の各産業に資本支配が及んでいた
>>54 それはないと思う
日本は第一次大戦の特需がなければ農業国から中進国へ脱皮できなかった
戦後も軍需、大陸への侵略、海外企業・技術の援助、国家の過度の輸入規制、円安がなければ日本重工業の発展は苦しい
第一次大戦前、日本は莫大な海外資本と資本財の輸入により弱体な工業を支えていた
日本は増税に次ぐ増税を行っても外債の元利支払に苦しんでいたが、大戦勃発により回避された
大戦後、回復した欧州諸国の良質な製品が流入すると直ぐに日本の各工業部門は危機に晒された
特に造船業、工作機械での凋落は酷く、辛うじて軍需により生きながらえた
電気機械はもともと日本電気が米ウエスタン・エレクトリックとの合弁会社
東京電気は米GEの子会社だった
大戦後も富士電気が独ジーメンスと古河の合弁で設立され
日立は英独から大量の技術を導入していた
繊維も英仏伊からの技術援助を受けていた
自動車に至っては米企業に太刀打ちできず悪名高い自動車製造事業法を1936年に施行し事実上海外企業を半ば強制的に排除した
航空機もエンジン、プロペラをはじめ海外技術の導入模倣に専念した
鉄鋼は20年代に至ってもなんとインドで生産された銑鉄を輸入して国内不足分を賄った
30年代でも輸入依存度は30%
化学では日本窒素肥料が伊からアンモニア合成技術の導入援助を得た
>>62むしろ大戦がなければ帝政ロシアの方が日本よりも先進工業国になれる可能性が高いと思うが。
1914年当時、戦艦を国産できる国は、列強とみなされていたようであります。
清国、トルコ、ブラジル、チリ、アルゼンチン等は、戦艦を保有していたよう
ですが、戦艦を建造する工業力をもたなかったので、列強に数えられなかった
ようであります。
1914年当時の戦艦建造国=列強
イギリス、フランス、ドイツ、オーストリア、イタリア、ロシア、アメリカ、日本
列強=先進国であるならば、ロシアは先進国であります
・ロシアは大陸国のため本国(現在のウラル山脈より西のロシア、
ウクライナ、ベラルーシ付近)と植民地(中央アジア、シベリア)が
つながっているので、中央アジアやシベリアを見てロシアと誤解しやすい。
本国部分は19世紀末から高度な工業化が行われている。またウクライナ
は温帯のため快適な気候で農産物も豊富。
ロシアの問題は政治体制のほう、いずれ大反乱が起こるだろうが成功せず国内経済にダメージを与えるだけの結果になる可能性大。
あと植民地のでかい国ほどその維持に国力を吸われて疲弊するから英、仏より米、独のほうがはっきり優位。
変な話だが日本もろくな植民地がないお陰で列強のケツに喰らいつけられる。
大戦前の状況下では英米独仏の四大主要国と露伊、北・中欧諸国、オーストリア・ハンガリー、日本の中進国との格差は大きいが
中進国のトップは露で間違いないないだろう
広大な国土と大きな人口、莫大な農業生産力、豊富な資源は何よりの力であり、潜在性がある
しかし(伊日も同じだが)人口の多くは貧しい農民であり国内市場としての価値が四大主要国に比しかなり落ちる
露の場合は重工業生産は当時の伊日より比し遥かに上だが仏などの海外資本に支配されており
大土地所有者などに資金が滞留していながら民族資本の成長が伊日に比べ劣るのが欠点
ある程度までの成長は期待できるが主要国に及ばないだろう。だが中進国トップの地位も変わらないだろう
>>65まんま革命後の史実ソビエト連邦だな中進国トップで一時は工業で先進国に追い付いていたが最近中国が発展して中新国トップは中国に変ったみたいだけど。
アルゼンチン、メキシコ、みたいに先進国になれなかった事例もあるしな。
意外だな土地や資源、国内資金や資本、国内や植民地、勢力圏の独占市場が経済発展や工業基盤発展に必ず不可欠とネット仮想戦記サイトでも断言したのも多いのに。
世界布武、日生ずる国、太陽帝国、いずれも植民地や資源、勢力圏、土地が国力の源の意見なのに。
>植民地や資源、勢力圏、土地が国力の源の意見
なるほど前提が間違ってるからその手の架空歴史は碌なものにならなかったんだな。
68 :
世界@名無史さん:2008/11/29(土) 22:07:16 0
>>66 スターリン時代に重工業化は加速度的に促進されるが
それには農業ファンドの大規模投入という大きな犠牲があったということを忘れてはならない
強制的集団化、農民から土地、労働手段を収奪し、さらに課税した
結果、ネップにより興隆していたクスターリ(農村小工業)は事実上消滅し
20年代末から30年代初めにかけウクライナを中心に1000万人以上の餓死者を出したのである
保守
72 :
世界@名無史さん:2009/02/14(土) 18:20:52 0
>>72 オスマンとセルビアの戦死者が酷いだぜ。
人口比的な意味で。全滅しても降伏しなかったセルビアはわかるけど
オスマンってそんな超激戦だったのか。
76 :
世界@名無史さん:2009/03/06(金) 22:06:54 0
何もしてないのに犠牲者だけやたら多いイタリアとルーマニアww
確かにイタリアの戦死者がイギリスより多いってどうよ?と思わされるなw
イギリス軍と違ってドイツ軍にボロ負けして大敗走したんだから
それぐらい死んでてもいいんじゃね?ルーマニアも。
79 :
世界@名無史さん:2009/03/09(月) 02:57:25 O
史実では大戦の武器輸で日露戦争時の外債を或る程度償却、しかしロシアは革命でデフォルト、戦後はアメリカに欧州市場を食われ設備過剰・不況に
欧州が復興すると農産物が過剰生産となり全世界で農産物価格が暴落、農村は羅生門もかくやという状態に陥る
その後ブロック市場が形成され輸出が止まったため設備投資と技術革新が進まず、大陸進出による恒常的軍需支出と新市場の開拓で重工業を支える事になったが
結局中国市場の独占は、不況を脱出出来ないアメリカの反発を受け一敗地にまみえる、と
世界大戦が起きなければ世界恐慌も起こらないだろうから、ある程度の勢力圏を認める緩やかな自由貿易体制が維持されると
日本では20年代以降の重工業化は起きず、緩やかな工業化しか不可能になる
ただWWIIが無ければ絨毯爆撃も無いから、60年代には史実と同じような水準に到達したかもしれない
東アフリカには、ダイヤ、石炭、鉄鉱石。
南西アフリカには、ダイヤモンド、ウラン、銅、亜鉛、スズが採掘されています。
ドイツ帝国が資本投下を継続できれば、近代化し、
アフリカに近代国家が誕生する可能性もあるようです。
81 :
世界@名無史さん:2009/05/08(金) 20:07:55 0
浮上
83 :
世界@名無史さん:2009/06/01(月) 15:50:43 0
よし、燃料投下でIFで語ろうぜ!
@ サラエボでオーストリア皇太子夫妻が暗殺されなかった。
(視察中が中止、日にち変更など)
A ドイツはオーストリアのセルビア宣戦布告に対して、セルビアへの融和論を説いた。
B ドイツはオーストリア・イタリアの三国同盟から脱退。
(2日のロシアに対して宣戦布告、3日のフランスに宣戦布告しない)
この三通りでIFしようぜ!
ドイツは三国同盟から脱退、ロシアもフランスも宣戦布告しなかった。
ロシアに対して電報交渉成功!
さあ、次は?
英独融和
独露融和
独、対仏孤立政策に成功
英仏が不穏に
85 :
世界@名無史さん:2009/06/01(月) 19:33:56 O
>>83 3はロシアがセルビア問題で独墺へ先制開戦の際は、露仏同盟発動せずと
フランス政府が明言すれば可能かも
>>80 他の植民地みたく不良債権化がせきの山じゃね?
そもそも投資するだけで近代化するなら今のアフリカなんて存在してない。
>>83 シュリーフェンプランどうするかだよな。
小モルトケをクビしちゃえよ、カイザーw
87 :
世界@名無史さん:2009/06/02(火) 17:09:34 0
小モルトケ、シュリーフェンプランを実行したいだけに、やってしまったからな。
皇帝ヴィルヘルム2世の強い推挙で参謀総長になったけど、ドイツ軍部には不評な人事であった。
小モルトケが同盟国オーストリア=ハンガリー帝国の対セルビア軍事行動を無条件で支持することを表明したから、
ドイツ外交はオーストリアが希望する戦争以外の選択肢を選ぶ権利を失ってしまった。
しまもシェリーフォンプランによるマルヌの戦いでドイツ軍の攻勢は頓挫。
そのときモルトケは「陛下、この戦争は負けです!」という電報を送ったといわれる。
その責を負って、1914年9月に参謀総長を辞任した。
開戦させてときながら一ヶ月で辞職とは、なんて身勝手な参謀総長w
小モルトケは第一次大戦勃発の最大の責任者の一人とみなされている。
>>84 英露両方と融和は、英の均衡外交の方針からして難しくね?
>83の中で一番可能性があるのは1かな?
暗殺も偶然成功したようなもんだし。
でも、あの時のオーストリアの強引さを考えれば未遂でも同じようなものか。
3は、フランスの不干渉宣言をドイツが信じるとは思えないし、あの中では2が一番か。
皇帝がヤヌシュケヴィッチを抑え切って、部分動員にとどめるのが一番現実的な気がする。
小モルトケがますますやる気になるだけの希ガス。
それに、もしも史実通りにドイツ・オーストリアが総動員で開戦したらロシアどうしようもなくね?
>>89 確かにそうかも。
でも、ドイツは東部に一個軍しか置いてないから、あとの展開は史実とそう変わらない気がする。
でも、タンネンベルクはなくなるだろうから、
ルーデンドルフの躍進がなくなる→ヒンデンブルクも大統領にならない→ヒトラー総統になれない。
って展開は飛びすぎか。
終戦の仕方も多少変わるだろうし、戦後の世界は結構変わるかもしれない。
戦争回避は暗殺が発生しないか、オーストリアの暴走を止めるかのどっちかか。
オーストリアの外相がベルヒトルトじゃなければ、
それだけで大規模な戦争は避けられたんじゃないか。
「大戦」にはならなかったかもしれないな>ベルヒトルトじゃない場合
93 :
世界@名無史さん:2009/06/06(土) 10:14:13 0
一番、第一次大戦が回避されそうな実現案は、
オーストリア皇太子夫妻がサラエボ視察をしない!ことだ。
サラエボ視察が何らかの理由で中止されること。
ただ、小モルトケも解雇させないといけないが。
おい、誰かタイムマシンでヴィルヘルム2世に忠告しに行ってくれ。
小モルトケはドイツ帝国を崩壊させる計画を練ってますと!
即解雇しないとドイツ帝国は1918年に終ります!と。
ついでにイギリスと関係回復しないと孤立しますよと。
>>62 特需経済史観はナンセンスだな。
書いているように、変動の大きい需要の発生はかえってマイナスだ。
戦禍なき欧州に相対的に追いつきにくくなるというなら分かるが。
小モルトケを解任したらもっと酷いシェリーフェンの原案に近い形で作戦が実行されるからもっと早くにドイツは敗戦しただろう。
そのほうが被害そのものは少なく済んだ可能性はあるが。
根源的な問題はシェリーフェンプラン、さらにはそれを金科玉条とした参謀本部の体質にあり小モルトケ一人でどうにかなる話ではない。
それこそ大モルトケに失敗させて「参謀本部は無謬」という伝説から破壊する必要がある。
>93
個人的にはヤヌシュケヴィッチもクビにしてほしいところ。
97 :
世界@名無史さん:2009/06/09(火) 15:12:11 0
>>95 西部戦線の位置がドイツよりに変更になるだけの希ガス。
>>95 シュリーフェンプランがなければ、それこそ開戦自体ないんじゃないか?
どこも攻め込まなければ戦わないってとこばかりだし、オーストリアがセルビアをぼこにするか。
ロシアがセルビアのために開戦するだけの覚悟持ってるかだよなぁ
浮上
100 :
世界@名無史さん:
>>99 Das Boot
/ /へハ.ゝ、 `丶、
/ ,iゞ-i, j"ユl ̄`ヽ、 \
/ /l、T 广fア├- 、 \ ゙:、
l ! /ゞミ_公ツ:::::::::::\ ', !
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\l.|_,.、-''"¨ ̄____工「
|-="三ュ r‐_三ニ-テト、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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ヽ! (__丿 r′ | 深度30cmで着底せよ
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