各社の『世界の歴史』シリーズ3

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1世界@名無史さん
あれこれの出版社が出してる『世界の歴史』シリーズの
シリーズ構成、筆者、執筆内容やら何やらをあれこれ月旦するスレ。
過去スレ
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1125933051/
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1061375498/
2中公旧版:2008/03/03(月) 16:04:54 0
1 古代文明の発見 貝塚茂樹
2 ギリシアとローマ 村川堅太郎
3 中世ヨーロッパ 堀米庸三
4 唐とインド 塚本善隆
5 西域とイスラム 岩村忍
6 宋と元 宮崎市定
7 近代への序曲 松田智雄
8 絶対君主と人民 大野真弓
9 最期の東洋的社会 田村実造
10 フランス革命とナポレオン 桑原武夫
11 新大陸と太平洋 中屋健一
12 ブルジョワの世紀 井上幸治
13 帝国主義の時代 中山治一
14 第一次大戦後の世界 江口朴郎
15 ファシズムと第二次大戦 村瀬興雄
16 現代―人類の岐路 松本重治
3中公新版:2008/03/03(月) 16:05:22 0
1 人類の起源と古代オリエント 大貫良夫/屋形禎亮/前川和也/渡辺和子
2 中華文明の誕生 平勢隆郎/尾形勇
3 古代インドの文明と社会 山崎元一
4 オリエント世界の発展 小川英雄/山本由美子
5 ギリシャとローマ 桜井万里子/本村凌二
6 隋唐帝国と古代朝鮮 礪波護/武田幸男
7 宋代社会と周辺の民族 伊原弘/梅村坦
8 イスラーム世界の興隆 砂糖次高
9 大モンゴルの時代 杉山正明/北川誠一
10 西ヨーロッパ世界の形成 佐藤彰一/池上俊一
4中公新版:2008/03/03(月) 16:05:42 0
11 ビザンツとスラヴ 井上浩一/栗生澤猛夫
12 明清と李朝の時代 岸本美緒/宮嶋博史
13 東南アジア史のあけぼの 石澤良明/生田滋
14 ムガル帝国から英領インドへ 佐藤正哲/中里成章/水島司
15 オスマン帝国とイラン 永田雄三/羽田正
16 ルネサンスと地中海 樺山紘一
17 ヨーロッパ近世の開花 長谷川輝夫/大久保桂子/土肥恒之
18 ラテンアメリカ文明の興亡 高橋均/網野徹哉
19 中華帝国の危機 並木頼寿/井上裕正
20 近代イスラームの挑戦 山内昌之
5中公新版:2008/03/03(月) 16:06:24 0
21 アメリカとフランスの革命 五十嵐武士/福井憲彦
22 近代西欧の市民社会 谷川稔/村岡健次
23 アメリカ合衆国の膨張 紀平英作/亀井俊介
24 アフリカの民族と社会 福井勝義/大塚和夫/赤坂賢
25 アジアと欧米世界 加藤祐三/川北稔
26 ファシズムと社会主義 柴宜弘/木村靖二/長沼英世
27 自立へ向かうアジア 狭間直樹/長崎暢子
28 第二次世界大戦から米ソ対立へ 油井大三郎/古田元夫
29 冷戦と経済繁栄 高橋進/猪木武徳
30 新世紀の世界と日本 下斗米伸夫/北岡伸一
6河出書房:2008/03/03(月) 16:06:45 0
1 人類の誕生 今西錦司
2 古代オリエント 岸本通夫
3 中国のあけぼの 貝塚茂樹
4 ギリシア 村田数之
5 ローマ帝国とキリスト教 弓削達
6 古代インド 佐藤圭四郎
7 大唐帝国 宮崎市定
8 イスラム世界 前嶋信次
9 ヨーロッパ中世 鯖田豊之
10 西域 羽田明
7河出書房:2008/03/03(月) 16:07:08 0
11 アジアの征服王朝 愛宕松男
12 ルネサンス 会田雄次
13 絶対君主の時代 今井宏
14 明と清 三田村泰助
15 フランス革命 河野健二
16 ヨーロッパの栄光 岩間徹
17 アメリカ大陸の明暗 今津晃
18 東南アジア 河部利夫
19 インドと中近東 岩村忍
20 中国の近代 市古寅三
8河出書房:2008/03/03(月) 16:07:50 0
21 帝国主義の開幕 中山浩一
22 ロシア革命 松田道雄
23 第二次世界大戦 上山春平
24 今日の世界 桑原武夫
別巻 年表 日比野文夫
9講談社:2008/03/03(月) 16:08:42 0
1 古代オリエント 杉勇
2 ギリシャとヘレニズム 秀村欣二 伊藤貞夫
3 永遠のローマ 弓削達
4 古代の中国 堀敏一
5 ガンジスの文明 中村元
6 黒い大陸の栄光と悲惨 山口昌男
7 インディオ文明の興亡 増田義郎
8 ヨーロッパ世界の成立 堀米庸三、堀越孝一
9 ペルシア帝国 足利惇氏
10 イスラムの時代 前嶋信次
11 中華帝国 増井経夫
12 中央アジアの遊牧民族 岩村忍
13 アジアの多島海 永積昭
14 インドシナ文明の世界 石井米雄
10世界@名無史さん:2008/03/03(月) 16:27:04 0
アレコレノシュッパンシャガダシテル「セカイノレキシ」シリーズノ しリーズ構成、筆者、執筆内容やら何やらをあれこれ月旦するスレ。
カコスレ 
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/whis/1125933051/
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/whis/1061375498/
11講談社:2008/03/03(月) 16:36:45 0
15 近代ヨーロッパへの道 成瀬治
16 ヨーロッパの世紀 前川貞次郎 望田幸男
17 アメリカ合衆国の発展 清水博
18 ロシアとソ連邦 外川継男
19 ビザンツと東欧世界 鳥山成人
20 二つの世界大戦 岡部健彦
21 中国の革命 市古宙三
22 アラブの覚醒 護雅夫 牟田口義郎
23 ラテンアメリカの独立 加茂雄三
24 変貌のインド亜大陸 田中汪之 荒松雄 中村平治 小谷於莵彌
25 現代の世界 猪木正道 佐瀬昌盛
12世界文化社:2008/03/03(月) 16:37:13 0
1 文明誕生
2 古代ギリシア
3 古代中国
4 ヘレニズム
5 ローマ帝国
6 インド文化圏
7 大唐の繁栄
8 ビザンツとスラブ
9 イスラム世界
10 法王の時代
11 ルネサンス
12 モンゴル帝国
13世界文化社:2008/03/03(月) 16:37:35 0
13 中国文化の成熟
14 大探検時代
15 近代国家の成立
16 市民革命
17 合衆国の発展
18 産業革命
19 植民地時代
20 中華帝国の崩壊
21 第一次大戦前後
22 第二次世界大戦
23 現代
14講談社ビジュアル版:2008/03/03(月) 16:38:06 0
1. 文明の誕生 江坂輝彌・大貫良夫
2. 古代のオリエント 小川英雄
3. ギリシア・ローマの世界 馬場恵二
4. 悠久のインド 山崎利男
5. 中国文明の成立 松丸道雄・永田英正
6. イスラム世界の発展 本田實信
7. ヨーロッパの出現 樺山紘一
8. 東アジアの世界帝国 尾形勇
9. ビサンツとロシア・東欧 森安達也
10.草原とオアシス 山田信夫
15講談社ビジュアル版:2008/03/03(月) 16:38:30 0
11.東アジアの変貌 小山正明
12.東南アジア世界の形成 石井米雄・桜井由躬雄
13.大航海時代 増田義郎
14.ヨーロッパの革命 遅塚忠躬
15.近代のアメリカ大陸 清水知久
16.アジアの民族運動 伊藤秀一
17.東アジアの近代 加藤祐三
18.帝国主義の時代 西川正雄・南塚信吾
19.第二次世界大戦 荒井信一
20.現代の世界 武者小路公秀
16大世界史(文芸春秋社):2008/03/03(月) 16:39:34 0
1.ここに歴史はじまる / 三笠宮崇仁著
2.古典古代の市民たち / 村川堅太郎著
3.万里の長城 / 植村清二著
4.大唐の春 / 石田幹之助,田中克己著
5.日本の登場 / 井上光貞等著
6.ガンジスと三日月 / 中村元,三橋富治男著
7.中世の光と影 / 堀米庸三著
8.蒼き狼の国 / 村上正二著
9.絹の道と香料の島 / 護雅夫,別枝達夫著
10.神の国から地上の国へ / 西村貞二著
11.紫禁城の栄光 / 神田信夫著
12.日本の開花 / 石田一良著
13.朕は国家なり / 成瀬治著
17大世界史(文芸春秋社):2008/03/03(月) 16:40:02 0
14.革命と皇帝 / 柴田三千雄著
15.スラヴの発展 / 鳥山成人著
16.閉ざされた日本 / 尾藤正英著
17.自由と統一をめざして / 矢田俊隆著
18.偉大なるフロンティア / 中屋健一著
19.カイゼルの髭 / 尾鍋輝彦著
20.眠れる獅子 / 衛藤瀋吉著
21.明治百年の序幕 / 芳賀徹著
22.二つの大戦の谷間 / 林健太郎著
23.祖父と父の日本 / 鳥海靖著
24.独裁者の道 / 野田宣雄著
25.冷戦と共存 / 猪木正道著
26.一億の日本人 / 高坂正尭著
18図説 世界の歴史:2008/03/03(月) 16:40:23 0
第1巻 「歴史の始まり」と古代文明(監修:青柳正規 東京大学教授)
第2巻 古代ギリシアとアジアの文明(監修:桜井万里子 東京大学教授)
第3巻 古代ローマとキリスト教社会(監修:本村凌ニ 東京大学教授)
第4巻 ビザンツ帝国とイスラーム文明(監修:後藤明 東洋大学教授)
第5巻 東アジアと中世ヨーロッパ(監修:池上俊一 東京大学教授)
第6巻 近代ヨーロッパ文明の成立(監修:鈴木薫 東京大学教授)
第7巻 革命の時代(監修:見市雅俊 中央大学教授)
第8巻 帝国の時代(監修:福井憲彦 学習院大学教授)
第9巻 第2次世界大戦と第三世界(監修:五百旗頭真 神戸大学教授)
第10巻 新しい世界秩序をめざして(監修:立花隆 評論家)
19社会思想社:2008/03/03(月) 21:41:19 0
1「文明のあけぼの」 江上波夫・三浦一郎
2「古代ヨーロッパ」 秀村欣二・三浦一郎
3「東洋の古典文明」 松本雅明・山口修
4「六朝と隋唐帝国」 布目潮楓・山口修
5「中世ヨーロッパ」 堀越孝一・三浦一郎
6「宋朝とモンゴル」 栗原益男・山口修
7「文芸復興の時代」 赤井彰・山上正太郎
8「アジア先制帝国」 山上達郎・山口修
9「絶対主義の盛衰」 大野真弓・山上正太郎
10「市民革命の時代」 清水博・山上正太郎
11「帝国主義への道」 石橋秀雄・山上正太郎
12「20世紀の世界」 宍戸寛・山上正太郎
20生活の世界歴史(河出書房新社):2008/03/03(月) 21:41:47 0
1.古代オリエントの生活(三笠宮崇仁・編)
2.黄土を拓いた人びと(三田村泰助)
3.ポリスの市民生活(太田秀通)
4.素顔のローマ人(弓削達)
5.インドの顔(辛島昇・奈良康明)
6.中世の森の中で(堀米庸三・編)
7.イスラムの蔭に(前嶋信次)
8.王権と貴族の宴(金沢誠)
9.新大陸に生きる(猿谷要)
10.産業革命と民衆(角山栄・村岡健次・川北稔)
21岩波講座 世界歴史 (旧版):2008/03/03(月) 21:42:13 0
1 古代1 古代オリエント世界 地中海世界1
2 古代2 地中海世界2
3 古代3 地中海世界3 南アジア世界の形成
4 古代4 東アジア世界の形成1
5 古代5 東アジア世界の形成2
6 古代6 東アジア世界の形成3 内陸アジア世界の形成
7 中世1 中世ヨーロッパ世界1
8 中世2 西アジア世界
9 中世3 内陸アジア世界の展開1 東アジア世界の展開1
10 中世4 中世ヨーロッパ世界2
11 中世5 中世ヨーロッパ世界3
12 中世6 東アジア世界の展開2
13 中世7 内陸アジア世界の展開2 南アジア世界の展開
14 近代1 近代世界の形成1
15 近代2 近代世界の形成2
22岩波講座 世界歴史 (旧版):2008/03/03(月) 21:42:35 0
16 近代3 近代世界の形成3
17 近代4 近代世界の展開1
18 近代5 近代世界の展開2
19 近代6 近代世界の展開3
20 近代7 近代世界の展開4
21 近代8 近代世界の展開5
22 近代9 帝国主義時代1
23 近代10 帝国主義時代2
24 現代1 第一次世界大戦
25 現代2 第一次世界大戦直後
26 現代3 1920年代
27 現代4 世界恐慌期
28 現代5 1930年代
29 現代6 第二次世界大戦
30 別巻 現代歴史学の課題
31 総目次 総索引
23岩波講座 世界歴史(新版):2008/03/03(月) 21:43:17 0
1 世界史へのアプローチ
2 オリエント世界
3 中華の形成と東方世界
4 地中海世界と古典文明
5 帝国と支配ー古代の遺産
6 南アジア世界・東南アジア世界の形成と発展
7 ヨーロッパの誕生
8 ヨーロッパの成長
9 中華の分裂と再生
10 イスラーム世界の発展
11 中央ユーラシアの統合
12 遭遇と発見ー異文化への視野
13 東アジア・東南アジア伝統社会の形成
14 イスラーム・環インド洋世界
15 商人と市場ーネットワークの中の国家
24岩波講座 世界歴史(新版):2008/03/03(月) 21:43:40 0
16 主権国家と啓蒙
17 環大西洋革命
18 工業化と国民形成
19 移動と移民ー地域を結ぶダイナミズム
20 アジアの<近代>
21 イスラーム世界とアフリカ
22 産業と革新ー資本主義の発展と変容
23 アジアとヨーロッパ
24 解放の光と影
25 戦争と平和ー未来へのメッセージ
26 経済成長と国際緊張
27 ポスト冷戦から21世紀へ
28 普遍と多元ー現代文化へむけて
別巻 総目次・総索引
25中国の歴史(講談社旧版):2008/03/03(月) 21:44:06 0
1.原始から春秋戦国 貝塚茂樹・伊藤道治 → 文庫版『古代中国;原始・殷周・春秋戦国』
2.秦漢帝国 西嶋定生 → 文庫版『秦漢帝国;中国古代帝国の興亡』
3.魏晋南北朝 川勝義雄 → 文庫版タイトル同じ
4.隋唐帝国 布目潮フウ(*)・栗原益男 → 同上
5.五代・宋 周藤吉之・中嶋敏 → 文庫版『五代と宋の興亡』
6.元・明 愛宕松男・寺田隆信 → 文庫版『モンゴルと大明帝国』
7.清帝国 増井経夫 → 文庫版『大清帝国』
8.近代中国 佐伯有一<アヘン戦争〜辛亥革命> → 未文庫化
9.人民中国の誕生 野村浩一<五四運動〜> → 文庫版タイトル同じ(品切)
10.目で見る中国の歴史 日比野丈夫 → 未文庫化
*フウは「さんずい+風」
26中国の歴史(講談社新版):2008/03/03(月) 21:44:30 0
1.神話から歴史へ(神話時代 夏王朝) 宮本一夫
2.都市国家から中華へ(殷周 春秋戦国) 平勢隆郎
3.ファーストエンペラーの遺産(秦漢帝国) 鶴間和幸
4.三国志の世界(後漢 三国時代) 金文京
5.中華の崩壊と再生(魏晋南北朝) 川本芳昭
6.絢爛たる世界帝国(隋唐時代) 氣賀澤保規
7.中国思想と宗教の奔流(宋朝) 小島毅
8.疾駆する草原の征服者(遼 西夏 金 元) 杉山正明
9.海と帝国(明清時代) 上田信
10.ラストエンペラーと近代中国(清末 中華民国) 菊池秀明
11.巨龍の胎動(毛沢東vsケ小平) 天児慧
12.日本にとって中国とは何か
 <1>環境・開発・人口の中国史 尾形勇
 <2>中国文明論−その多様性と多元性 鶴間和幸
 <3>中国人の思想と思考法 上田信
 <4>世界史の中の中国 葛剣雄
 <5>中国史の中の日本 王勇
 <6>日本にとって中国とは何か 礪波護
27図説 中国文明史(創元社):2008/03/03(月) 21:49:50 0
稲畑耕一郎:監修 劉イ[火ヘン+韋]:編 予価\3,000〜3,500
@先史 文明への胎動
A殷周 文明の原点
B春秋戦国 争覇する文明
C秦漢 雄偉なる文明
D魏晋南北朝 融合する文明
E隋唐 開かれた文明
F宋 成熟する文明
G遼金元 草原の文明
H明 在野の文明
I清 文明の極地
1.中国文化の成立 水野清一(責任編集)
2.春秋戦国 貝塚茂樹(責任編集)
3.秦漢帝国 日比野丈夫(責任編集)
4.分裂の時代 魏晋南北朝 森鹿三・外山軍治(責任編集)
5.隋唐世界帝国 外山軍治(責任編集)
6.宋の新文化 佐伯富(責任編集)
7.大モンゴル帝国 田村実造(責任編集)
8.明帝国と倭寇 三田村泰助(責任編集)
9.清帝国の繁栄 宮崎市定(責任編集)
10.東アジアの開国 波多野善大(責任編集)
11.中国のめざめ 宮崎市定(責任編集)
12.人民共和国の成立へ 内藤戊申(責任編集)
13.人名事典 付・総年表 外山軍治・日比野丈夫(責任編集)
29新版世界各国史:2008/03/03(月) 21:51:03 0
1 ギリシア史 桜井万里子
2 南アジア史 辛島昇
3 西アジア史 2(イラン・トルコ)
4 ロシア史 和田春樹
5 西アジア史 1(アラブ) 佐藤次高
6 ドイツ史 木村靖二
7 フランス史 福井憲彦
8 中央ユ−ラシア史 小松久男
9 朝鮮史 武田幸男
10 オセアニア史 山本真鳥
11 ラテン・アメリカ史 2(南アメリカ) 増田義郎
12 東南アジア史 1(大陸部) 石井米雄
13 東南アジア史 2(島嶼部) 池端雪浦
14 ドナウ・ヨ−ロッパ史 南塚信吾
15 ポ−ランド・ウクライナ・バルト史
16 バルカン史 柴宜弘
17 北欧史 百瀬宏
18 中国史 尾形勇
19 スイス・ベネルクス史 森田安一
20 スペイン・ポルトガル史 立石博高
21 アメリカ史 紀平英作 山川出版社
22 ラテン・アメリカ史1(メキシコ・中央アメリカ・カリブ海) 増田義郎
23 カナダ史 木村和男
24 イギリス史 川北稔
30世界歴史大系(山川出版):2008/03/03(月) 21:51:42 0
1 アメリカ史1 有賀貞
2 アメリカ史2 有賀貞
3 イギリス史1
4 イギリス史2
5 イギリス史3
6 中国史1(先史〜後漢) 松丸道雄
7 中国史2 松丸道雄
8 中国史3 松丸道雄
9 中国史4(明〜清) 松丸道雄
10 中国史5(清末〜現在) 松丸道雄
11 ドイツ史1 成瀬治
12 ドイツ史2 成瀬治
13 ドイツ史3 成瀬治
14 フランス史1 柴田三千雄
15 フランス史2 柴田三千雄
16 フランス史3 柴田三千雄
17 ロシア史1 田中陽児
18 ロシア史2 田中陽児
19 ロシア史3 田中陽児
31世界の戦史(人物往来社):2008/03/03(月) 21:52:05 0
監修/大類伸 編集/林健太郎・堀米庸三
1 古代オリエントの興亡
2 ダリウスとアレキサンダー大王
3 シーザーとローマ帝国
4 十字軍と騎士
5 ルネッサンスと宗教戦争
6 ルイ14世とフリードリヒ大王
7 ナポレオンと国民戦争
8 ビスマルクとリンカーン
9 第1次世界大戦
10 第2次世界大戦
32中国の歴史 陳舜臣著 講談社:2008/03/03(月) 21:52:52 0

1 神話から歴史へ(古代〜春秋)
2 大統一時代(前漢)
3 動乱の群像(三国六朝)
4 隋唐の興亡・宋の創業(隋〜宋)
5 草原からの疾風(元明)
6 明から清へ(明清)
7 斜陽と黎明・辛亥の風(清・民国)
”Aldus Encyclopedia of Discovery and Exploration”というシリーズの日本語訳

1.大航海時代 生田滋[訳] (マゼランまでの大航海時代史)
2.海洋の神秘 日下実男[訳] (海洋探検)
3.神と黄金と栄光と 増田義郎[訳] (アステカ・インカ征服史)
4.世界の屋根に挑む 近藤等[訳] (ヒマラヤ探検史?)
5.最初の探検家たち 水口志計男[訳] (前近代の探検史)
6.宇宙への挑戦 小尾信彌・長沢光男[訳] (宇宙探検の歴史)
7.南米の謎をさぐる 大貫良夫[訳] (南米内陸部の探検)
8.極地の世界 村山雅美[訳] (北極・南極探検史)
9.大西部の開拓者たち 亀井俊介[訳] (アメリカ西部開拓)
10.秘められたアジア内陸 後藤冨男[訳 (内陸アジア探検史)
11.ナイルの彼方へ 長島信弘[訳] (サハラ以南のアフリカ探検史)
12.砂漠への挑戦 矢島文夫[訳] (中東・サハラ探検史)
13.南十字星の国ぐに 沢崎順之助[訳] (オーストラリア探検史?)
14.太平洋の航跡 日下実男[訳] (太平洋探検史)
15.香料と財宝を求めて 別枝達夫[訳] (インド洋探検史)
16.北アメリカの幕あき 平野敬一[訳] (北米探検史)
17.地のはて海の彼方へ 山田信夫[訳] (ヴァイキング・モンゴルの探検活動)
18.新しい世界へ;手引きと索引 瀬川昌男
34興亡の世界史:2008/03/03(月) 21:56:38 0
00 人類文明の黎明と暮れ方  青柳正規
01 アレクサンドロスの征服と神話  森谷公俊
02 スキタイと匈奴 遊牧の文明  林俊雄
03 通商国家カルタゴ  栗田伸子/佐藤育子
04 地中海世界とローマ帝国  本村凌二
05 シルクロードと唐帝国  森安孝夫
06 イスラーム帝国のジハード  小杉泰
07 ケルトの水脈  原聖
08 イタリア海洋都市の精神  陣内秀信
09 モンゴル帝国と長いその後  杉山正明
10 オスマン帝国500年の平和  林佳世子
11 東南アジア 多文明世界の発見  石澤良昭
12 インカとスペイン 帝国の交錯  網野徹哉
13 近代ヨーロッパの覇権  福井憲彦
14 ロシア・ロマノフ王朝の大地  土肥恒之
15 東インド会社とアジアの海  羽田正
16 大英帝国という経験  井野瀬久美恵
17 大清帝国と中華の混迷  平野聡
18 大日本・満州帝国の遺産  姜尚中
19 空の帝国 アメリカの20世紀  生井英考
20 人類はどこへ行くのか  編集委員
35世界@名無史さん:2008/03/03(月) 22:03:51 0
このスレのテンプレもうずっと多杉です
誰か何とかして
36世界@名無史さん:2008/03/04(火) 00:02:16 0
お疲れさんです。
ホント凄い量だね。
37世界@名無史さん:2008/03/04(火) 01:48:34 0
前スレは1000までいったの?
おれ990までしか取り込めなかった。
38世界@名無史さん:2008/03/04(火) 19:04:04 0
>>37
行ったよ。
素人向きはどれ?って話を軽くして1000到達。
39世界@名無史さん:2008/03/05(水) 00:40:30 0
学校の世界史の教科書がいかに無理があるかがよくわかる。
単語と説明の羅列に過ぎない。
40世界@名無史さん:2008/03/05(水) 01:20:02 0
全員が納得する歴史観なんて存在しないから
偏向を悪と規定すれば無味乾燥にならざるを得ない
41世界@名無史さん:2008/03/05(水) 04:53:11 0
それもあるけど、教科書は値段がきまってるからページ数を増やせないのもある。
42世界@名無史さん:2008/03/05(水) 09:29:02 0
山川の世界歴史大系第二期の詳細マダー?(チンチン
43世界@名無史さん:2008/03/06(木) 00:32:29 0
講談社のおすすめはどの巻でしょうか?
44世界@名無史さん:2008/03/06(木) 03:58:03 0
真っ当な一般向け通史という意味で、ロシア巻がお薦めかな。
文章も頗る読みやすいし、旧中公に近い読後感。
45世界@名無史さん:2008/03/06(木) 20:54:55 0
てんきゅう。
46世界@名無史さん:2008/03/08(土) 09:26:04 0
そういえば、何かと話題になっていた東大某先生の担当巻が出たようですが。
この出来はいかがでしたか?
47世界@名無史さん:2008/03/08(土) 18:04:28 0
「混迷」してるような内容だった。
外野の野次に下手に遠慮したんでああいう内容になったのだろうか。
前著に較べて独自色が薄くなった。
研究書ではなく、概説書だからかもしれんが。
48世界@名無史さん:2008/03/08(土) 18:06:34 0
誰のなんと言う本の話をしてるの?
49世界@名無史さん:2008/03/08(土) 19:19:43 O
こういう本って何に使うんだろう
研究のとっかかりになるのかな
50世界@名無史さん:2008/03/08(土) 20:50:45 0
一応高校で教えているので最新の研究動向くらいは押さえていたい。
先日、凶頭が「モンゴル人民共和国は朝青龍の出身国で〜」とか生徒に話してて
びっくりした。まこれは研究動向というより一般常識だが。
51世界@名無史さん:2008/03/08(土) 23:29:19 0
>>46
知り合い(専門上、読まざるを得ない)に聞いたところ、
「無茶苦茶。」
と一刀両断だった。あまりに一刀両断だったので、
どの辺が無茶苦茶なのか聞けなかった。
52世界@名無史さん:2008/03/08(土) 23:30:11 0
出た出た
53世界@名無史さん:2008/03/09(日) 05:20:52 0
>大清帝国と中華の混迷

のこと話題にしてるのか。
専門違うんで判断できないが、従来の概説書とは違う切り口で新鮮だったぞ。
あくまで素人判断なんで、できれば詳しい人にどこが駄目なのか解説して欲しい。
54世界@名無史さん:2008/03/09(日) 08:57:32 0
盛り上がってまいりました
55世界@名無史さん:2008/03/09(日) 12:43:17 0
ラインナップみたけど、姜尚中がいろいろな意味で楽しみだw
56世界@名無史さん:2008/03/09(日) 13:09:30 0
>>55
杉サマが声掛けたのかね?
そういや杉サマの巻が意外と出来がよくてびっくりした。

57世界@名無史さん:2008/03/09(日) 15:15:11 0
全部読んだわけじゃないが「興亡シリーズ」は微妙な出来。
読物としても最新成果の反映としても中途半端。
救いは概説書初めて書く人が多いのでフレッシュな点か。
ま、、カンさんは期待より不安が大きいが、、、
58世界@名無史さん:2008/03/09(日) 15:45:11 0
杉サマは流石にあきた。
でもまああと10年はこの人かな。
おもしろいことはおもしろいけど。
59世界@名無史さん:2008/03/09(日) 16:05:11 O
興亡の、インカとスペインを書いている人は日本史の網野さんの息子だっけ
60世界@名無史さん:2008/03/09(日) 18:35:25 0
>>59
インカ史の大御所の増田義郎は増田四郎の息子?
61世界@名無史さん:2008/03/09(日) 18:36:05 0
富山県では違法マフラーとか改造車バイク乗ってる男は
喧嘩上等の証っていう地元の暗黙のルールだよ。いつでも喧嘩上等らしいけどなにか?
62世界@名無史さん:2008/03/09(日) 18:57:48 0
>>57
なんで姜が日本の担当なんだろう・・・
近代日本政治史のまともな研究者はいくらでもいるのに、日本を舐めてるとしか思えない。
63世界@名無史さん:2008/03/09(日) 19:12:47 0
12を荒そう有名人だろ
売り上げが伸びそうじゃないか
64世界@名無史さん:2008/03/09(日) 20:02:06 0
>>62
>日韓の戦後を形成した帝国の「鬼胎」たち。二人の人物を中心に描く
>韓国の高度成長を達成した朴正熙、A級戦犯から首相の座に登りつめた岸
>信介。戦前、この二人は一度も出会うことはなかったのですが、朴は満州軍官
>学校卒の帝国陸軍少尉・高木正雄として、岸は革新官僚として、ともに満州
>で生死を賭けたのです。そして今も、両者の末裔が権力を握りつつあるという現
>実。彼らの生涯を通して帝国の実態と遺産を見つめ直し、東北アジアの現在
>と将来を考え直します。

戦後の日本と韓国は満州でつながってましたってテーマだし、彼しかいないでしょうな
65世界@名無史さん:2008/03/09(日) 21:23:14 0
カンサンジュンって、これまで歴史学の本か論文書いてたっけ。
66世界@名無史さん:2008/03/09(日) 21:30:35 0
オマイラ、著者じゃなくて著書について話せよ。
67世界@名無史さん:2008/03/09(日) 21:40:40 0
>7.中国思想と宗教の奔流(宋朝) 小島毅]

最近は源義経とか足利義満とか書いてるが、どうしちゃったんだ。
68世界@名無史さん:2008/03/09(日) 21:59:38 0
義経は大陸に渡ってチンギスカンになったし、
義満は明から国王に任命されたからでしょう。
再来年の大河という噂もあるが・・・・
69世界@名無史さん:2008/03/09(日) 23:42:02 0
>>67 日本陽明学や靖国問題にも手を出してるような…(´・ω・`)
70世界@名無史さん:2008/03/09(日) 23:53:34 0
えっ、あれ同一人物なの?
71世界@名無史さん:2008/03/10(月) 00:13:22 0
高校の時世界史を全くやらなかったんですが
このスレで挙げられている書籍でもいけますか?
それとも教科書を読んでからのほうが良いですか?
72世界@名無史さん:2008/03/10(月) 00:15:50 0
>>71 中公旧版で準備体操してから。
73世界@名無史さん:2008/03/10(月) 00:24:07 0
>>71
中公文庫でシリーズ刊行開始したから月一冊ずつ読めばおk
分からない単語はウィキで調べる
74世界@名無史さん:2008/03/10(月) 00:48:18 0
今文庫で刊行中のは冊数があるから初心者には枝葉が多すぎる
古本でしか手に入らないが社会思想社のシリーズは初学者向けだとおもう
75世界@名無史さん:2008/03/10(月) 00:54:00 0
月1冊なんてペースじゃ全体像掴むまでにどんだけかかるんだって話なので、
1冊で世界史の流れを見通せる本を読んでおくのがいいと思う。

そんな本は、たとえつまらなくて時間を浪費したと感じてもせいぜい1週間なわけだから、
なんでもいい。本屋で数冊立ち読みした中から選ぼう。

私からひとつだけあげるなら、『ビジュアル版 世界史物語』
76世界@名無史さん:2008/03/10(月) 00:56:29 0
ちなみに、このスレで何度も挙がってるマクニールは推薦しませんw
>>71のような人には向かないと思うから。
7771:2008/03/10(月) 01:07:53 0
>>72 >>73 >>74 >>75
即レスありがとうございます。
とりあえず始めは全体像を把握するのに広く浅いやつを一冊と
各分野で一冊ずつ勉強してみようと思います。(学生なんで時間はたっぷりあるんで)


あと質問なのですが
学校教科書でしたら山川出版の「詳説世界史B」が有名らしいんですが
始めに勉強するには適しているんでしょうか?
78世界@名無史さん:2008/03/10(月) 01:10:19 0
>>77
そうゆう普通の学校教科書ははしょりすぎのきらいがあるから
同じ山川の『詳説世界史研究』がいい
79世界@名無史さん:2008/03/10(月) 01:40:13 0
>>78
ざっくり概略つかみたい人には面白みがなく量ありすぎ
あれは高校教科書を補うものだしそれ以上ではない
80世界@名無史さん:2008/03/10(月) 04:45:08 0
>>70
そうだよ。
中哲の人だから陽明学とかの方が本業。
※中哲でに日本儒学に手を出している人は多い。
81世界@名無史さん:2008/03/10(月) 05:15:48 0
島田虔次が明清の歴史を書くようなものか
82世界@名無史さん:2008/03/10(月) 10:42:14 0
詳説世界史研究はマクニールと並んでNGワードだなw
83世界@名無史さん:2008/03/10(月) 11:24:53 0
中国史限定なら中公新書の『物語中国の歴史』をすすめる。
大御所級の先生だから文章はそこそこ上手いし。

これで中国史がおもしろくなったら、あとは時代ごとに深めていけばいい。
84世界@名無史さん:2008/03/10(月) 12:07:19 0
新しい時代はよくわからんが、こんな感じかな。
通史→宮崎市定・寺田隆信・陳舜臣

春秋戦国→小説
秦漢→  西嶋さだお(講談社学術文庫)
魏晋南北朝→川勝義雄(講談社学術文庫)か川本芳昭(講談社)
隋唐→宮崎市定
宋→宮崎市定
元→杉山正明(講談社現代新書)

明清→
近代以降→
85世界@名無史さん:2008/03/10(月) 12:49:00 0
岩波から出てる「ドイツ史10講」とかはどうか。
一章完結風で読みやすいと思うが。
シリーズ化されてるんだっけ。
86世界@名無史さん:2008/03/10(月) 13:22:33 0
手軽というだけなら鳥山喜一の『黄河の水』なんてものもある
87世界@名無史さん:2008/03/10(月) 14:33:15 0
>>84
明清→
近代以降→

つ「大清帝国と中華の混迷」
88世界@名無史さん:2008/03/10(月) 21:02:28 0
ユーラシア関係を加えると、
「北アジア」(山川旧版)と講談社現代新書の間野英二かなあ。
89世界@名無史さん:2008/03/11(火) 00:26:18 0
増田経夫の『大清帝国』は?

中公旧版の明清の巻もなかなか読ませると思うが。
90世界@名無史さん:2008/03/11(火) 00:31:34 0
個人的には大世界史叢書の『紫禁城の栄光』だが、絶版だからなあ。

91世界@名無史さん:2008/03/11(火) 00:32:33 0
文庫化されてるってばよ>紫禁城の栄光
92世界@名無史さん:2008/03/11(火) 20:53:23 0
>>91
ぐぐったらその通りだった。
93世界@名無史さん:2008/03/11(火) 23:00:20 0
ロシア史の入門的通史は何がいいでしょうか。
94世界@名無史さん:2008/03/12(水) 07:31:55 0
>>93
近刊だと、土肥恒之「「興亡の世界史14 ロシア・ロマノフ王朝の大地」  
文庫だと、学術文庫で復刊された外川継男「ロシアとソ連邦」あたりがいいんじゃない?
外川本は文庫も絶版になったみたいだけど
95世界@名無史さん:2008/03/13(木) 00:29:22 0
興亡のロシア史は中学生でも問題なく読めそうな代物。
入門用にはちょうどいいと思うな。

その分、他書を読んだ人などからすれば薄味過ぎるだろうけど。
96世界@名無史さん:2008/03/13(木) 00:37:23 O
詳説世界史研究がゆとり仕様に改訂・・・。近現代史が厚くなんのか?
97世界@名無史さん:2008/03/14(金) 01:02:15 0
アジア中心史観になるんじゃ
98世界@名無史さん:2008/03/14(金) 16:12:37 0
改訂されたのか。また実物は見てないけど。前の版は大体十年前ぐらいの史観だった感じだね。
9993:2008/03/14(金) 18:37:06 0
>>94 95さん

レスありがとうございます。
ほんとに入門編が読みたかったので、それいきます。
100世界@名無史さん:2008/03/15(土) 02:10:40 O
小学館の世界の歴史(マンガ)は素晴らしい出来だよ。
101世界@名無史さん:2008/03/16(日) 10:19:34 0
日本のチベット史研究者は、現在のチベット支配をどうみてるんだろう。
やっぱり共産党政権寄りの立場なのかな。
概説書読んだ人おしえて。
102世界@名無史さん:2008/03/16(日) 13:26:02 0
日本の場合だと仏教研究の立場からチベットを扱う人が多いだろうね。
チベットでは固有のボン教というシャーマニズムと大乗仏教が融合しているが、
ボン教を研究している人はいるね。
103世界@名無史さん:2008/03/16(日) 17:58:41 0
興亡のダイチン・グルン史はチベットに詳しいらしいんで、今度読んでみるかな。
104世界@名無史さん:2008/03/16(日) 20:39:28 0
■「巨大な中国」を実現したのは、「中華文明」ではなく、チベット仏教だった!
清は「東アジアの帝国」であるより先に、「内陸アジアの帝国」でした。
そして、彼らがチベットやモンゴル、さらに今日の新疆ウイグル自治区を治めた原理は、
「漢字と儒学」に代表される「中華文明」や「中華思想(華夷思想)」ではなかったのです。
従来の中国史や現代中国論では見落とされがちだった、
いまの中国が抱える「最大の矛盾」を、歴史的に解き明かします。

なるほど、まさに直球っぽい。
現代的な問題から歴史を照射する興亡シリーズを象徴するのかも。
105世界@名無史さん:2008/03/16(日) 20:39:33 0
>>102 日本のチベット史研究者って佐藤長と今枝由郎しか知らない。
106世界@名無史さん:2008/03/17(月) 08:17:20 0
>>105
すぐ上をみよ!!!
107世界@名無史さん:2008/03/17(月) 08:59:20 0
>>105
ちょw、佐藤と来れば少なくとも山口瑞鳳は外せんだろ。

>>106
それはギャグで言っているのか?
108世界@名無史さん:2008/03/17(月) 15:36:33 0
>>107
あれ?『清帝国とチベット問題』ってサントリー賞とったんじゃなかったっけ?
109世界@名無史さん:2008/03/17(月) 15:50:18 0
>>100
小学館て世界の歴史の漫画も出してたんだ
110世界@名無史さん:2008/03/17(月) 22:37:06 0
山口瑞鳳って人は一度も現地へ行かずして
チベット語を研究したってんだろ。
111世界@名無史さん:2008/03/17(月) 23:04:13 0
>>106 平野センセってチベット史というよりは清朝史の人じゃないの?
112世界@名無史さん:2008/03/17(月) 23:30:56 0
>110
文献学者だからしゃべれなくても平気、という理屈らしい。
そもそも師匠のスタンからしてチベットへは行ったことない
(シッキムはかなりいたらしいが)。佐藤長先生も行ったこと
ないんじゃない?(チベット語は北京在住のラマに習ったらしい)。

1980年代後半までは学者といえどもチベットにはほとんど
入れなかったから(1950年以降は全く駄目)、それを
責めるのは酷というもの。

山口氏は、1990年頃にラサに一度行ったらしいよ。
その頃には彼の歴史研究はほぼ完結してたけど。
113世界@名無史さん:2008/03/17(月) 23:47:44 0
>>108
平野さんは政治学出身の政治史研究者。研究対象が清朝(少なくとも現在は)。
チベット語はできない。中国語訳を使っている。

で、その受賞作はチベット研究者から、ちょっとかわいそうなくらい批判された。
114世界@名無史さん:2008/03/18(火) 00:35:05 0
>>112 白川静たんも中国に行ったことないらしいですね。カワイソス(´・ω・)
115世界@名無史さん:2008/03/18(火) 18:15:37 0
清巻は様相がなんか違うと思ったら、政治学出身の人だからなのか。
116世界@名無史さん:2008/03/19(水) 15:22:49 0
>>113
ま、共産党の公式コメントだけで
現在のチベットの情況を解説するようなものだしなあ。
117世界@名無史さん:2008/03/20(木) 05:44:11 0
2chを一次史料に大阪の文化を論じるようなものだな。
118世界@名無史さん:2008/03/20(木) 09:10:24 0
それは実情に近いものができあがるのでは・・w
119世界@名無史さん:2008/03/20(木) 12:44:50 0
117涙目w
120世界@名無史さん:2008/03/20(木) 17:10:10 0
いやいや本物のオオサカ文化はそれ以上でっせw
121世界@名無史さん:2008/03/20(木) 20:47:34 O
>>60
調べたらやっぱり網野善彦の息子やないけボケカスおどれいわしてまうぞコラ
122世界@名無史さん:2008/03/20(木) 23:01:14 0
>116
ところがそういう輩が書いた本がかつては
たくさん出てたんだから驚くよ。

島田政雄『チベット その歴史と現代』(三省堂)とか
A.L.ストロング『チベット』(岩波新書)とかね。

特徴は全部内容が中共公式声明のお追従でしかなく、
どれ読んでも同じ、という点。

中共に移住したストロングの最期は、中共の実態を
知って嫌気をさして帰国したがったが、許されず
そのまま中共で悶死。
123世界@名無史さん:2008/03/20(木) 23:02:05 0
ストロングの書名は『チベット日記』でした。
124世界@名無史さん:2008/03/21(金) 01:17:46 0
『チベット』は多田等観だっけ。
岩波新書ってその種の「歴史的迷著」が多いね。
125世界@名無史さん:2008/03/22(土) 17:04:44 0
>>113
チベットに詳しい学者さんたちは今回のチベット騒乱をどう思ってるのかね。
誰一人、意見を表明してないような気がする。
学者同士の非難はすごーく熱心なくせに。
126世界@名無史さん:2008/03/22(土) 19:14:31 0
今後の研究に支障がきたすおそれがあるからか
127世界@名無史さん:2008/03/22(土) 19:49:34 0
こういうときこそ歴史学者より政治学者がコメント出すべきだよなあ。
なんのためのチベット学者だよ。
128世界@名無史さん:2008/03/22(土) 21:21:38 0
>>113
専門ではないけど、具体的にどこが批判されたのか興味があるなあ。
出来れば詳しく。
129世界@名無史さん:2008/03/22(土) 22:39:30 0
>>125 
>>112じゃないけど「チベットの現状」と「歴史」を完全に切り離して考えてるからじゃない?

>>127
「チベットの現在の政治」を研究してる人って皆無に近いんじゃ…
「中国の現代政治」をやってる人ならいくらでも居るだろうけど。
130世界@名無史さん:2008/03/22(土) 22:46:05 0
>>125
「気がする」とか言われても、私にはどうしようもありません。
心当たりのある人を検索でもしてみてはいかがですか。
ブログとかやってる人もいますから。
131世界@名無史さん:2008/03/22(土) 23:14:46 0
125にそんな知恵や労力を求めてもムダだよ・・・
そもそもチベット専門家の名前もロクに知らないだろうしw
132世界@名無史さん:2008/03/22(土) 23:18:43 0
そもそもチベット研究者って中国入国できるのか?
133世界@名無史さん:2008/03/23(日) 00:00:25 O
宮崎御大が東風西雅の中でチベット問題を扱っていた希ガス
毛里和子や王柯あたりの著作ではねらー的には不満なんだろうなあ
134世界@名無史さん:2008/03/23(日) 03:46:16 0
あれはあくまで「中国の民族問題」研究者って気がする。
135世界@名無史さん:2008/03/23(日) 05:32:41 0
現役のチベット史専門家というのは実は日本には今少ない。

大半は仏教・印哲の人、中国史・モンゴル史の人が自分の
研究周辺でチベット史を扱ってるケースが多い。

特にチベット近・現代史は日本に専門家はいないんじゃないかな。

グシハン〜ダライラマ政権成立あたりを扱ってる近世史
(こういう区分もチベット史にその程度適用できるか疑問だけど)
の人は、近・現代の領有問題まで関わってくるから近・現代にも
触れるケースが多いけど。

歴史学者とはいえないけど、阿部治平さんの論文・著作はチベット
(特に今まで忘れられていたカム・アムドの)近・現代史を
取り上げたものが多い。近著のプツォク・ワンギェルの伝記は
力作。
136世界@名無史さん:2008/03/23(日) 12:05:47 0
それにしても125ってアホだな
137世界@名無史さん:2008/03/23(日) 20:01:55 O
そんなに125を非難するなよ
スレタイ見てみろ、世界史初学者だって来るかも知れないんだぞ
チベットの話で人をけなしたいならニュー即+にでも逝って短絡馬鹿ウヨを論破してきたらいいじゃん
138世界@名無史さん:2008/03/23(日) 20:41:20 0
>>137
その呼び方はまじめな右翼に失礼すぎる

ただの馬鹿でいいだろ
139世界@名無史さん:2008/03/23(日) 21:25:08 0
明治時代ならともかく今どき「真面目な右翼」っているのか?
140世界@名無史さん:2008/03/23(日) 21:28:52 0
右翼も左翼も主観的には大真面目だろ
だからタチが悪いんじゃねーか
141世界@名無史さん:2008/03/23(日) 21:37:07 0
この前渋谷のスクランブル交差点で街頭演説してたよ。はちまきした右翼
142世界@名無史さん:2008/03/23(日) 21:42:27 O
三島由紀夫は真面目な左翼でしたね
真面目過ぎて面白いことになっちゃった
143世界@名無史さん:2008/04/03(木) 18:11:25 0
「興亡の世界史」は、プロから見るとどうか知らんが素人の自分からするとおもしろい。
「アレクサンドロス」「ロシア帝国」「東インド会社」の巻しか読んでないが。
144世界@名無史さん:2008/04/03(木) 19:27:55 O
>>135
石濱裕美子早稲田大学教育学部教授はチベット専門家らしいよ
145世界@名無史さん:2008/04/04(金) 03:10:05 0
八巻佳子って人もチベット専門家というよりはチベット系民族専門家なんでしょうね。

まぁ専門外の北朝鮮問題をTVでコメントしてる韓国研究者も多いことだし。
146世界@名無史さん:2008/04/05(土) 00:10:58 0
>>144
石濱さんは近現代について知らない訳じゃないけど、本領は清代前期・中期くらい。
147世界@名無史さん:2008/04/05(土) 05:26:11 0
いつの間にか「日本のチベット問題専門家を探せ」スレになっててワロス
148世界@名無史さん:2008/04/05(土) 16:20:46 0
>>143
俺が読んだのでは、モンゴル、ロシア、清が面白かった。
あとはイスラームがそれなり。

腐す人もいるけど、結構いいシリーズだと思う。
蛸壺過ぎたり、平板過ぎたり、文章酷かったりで
とてもじゃないけど読んでられんってが、あまりない。
要求レベルが低すぎだろ、と言う人もいるかもしれんが。
149世界@名無史さん:2008/04/06(日) 03:37:23 0
唐代のはレヴューとか見るとすごく評価高いんだが、
期待が大きすぎたせいかイマイチだったなあ。
自分だけか?
150世界@名無史さん:2008/04/06(日) 03:58:12 0
人それぞれでいいんじゃないの。
万人を納得させる本なんて誰にも書けないんだし、逆にどれだけ世上で名作とされるものでもくだらないと思う人はいる。
151世界@名無史さん:2008/04/06(日) 21:43:35 0
宮台真司が出てるネットの有料番組で、平野聡がチベット絡みで長々と歴史の講義してた。
152世界@名無史さん:2008/04/07(月) 17:29:44 0
>>149
『史林』最新号を嫁
153世界@名無史さん:2008/04/07(月) 20:56:50 0
平野氏はチベット語史料読まずに、あんまりチベットに深入りすると
恥かくことになるだけだと思うけどな。
154世界@名無史さん:2008/04/07(月) 21:18:22 0
てか前作をあれだけ徹底的に否定されたんだから、何らかの形でそれに対する回答を書かなきゃ。
このままほっかむりするつもりだろうか?
155世界@名無史さん:2008/04/08(火) 00:49:28 0
>>153
前作への批判では,チベット語史料が読めないばかりか漢文史料の扱いも滅茶苦茶だって言われてた。
中国からも撤退した方がいいんじゃない。
156世界@名無史さん:2008/04/08(火) 21:37:58 0
その批判、ネットで読めるようになってる。。。
tp://tibet.que.ne.jp/okamenomori/qing.html
157世界@名無史さん:2008/04/08(火) 23:02:22 0
今ちょうどNHK教育に出てるやん
熱弁してるで
158世界@名無史さん:2008/04/09(水) 18:56:03 0
>>152
大御所が著者の森安さんをこき下ろしてたなね。
門外漢だが、あの書評の通りだとちょっと分が悪いかな。
159世界@名無史さん:2008/04/09(水) 21:30:59 0
工房の世界史は今のところ東インド会社の巻くらいかな。
160世界@名無史さん:2008/04/09(水) 23:03:22 0
>>158
痛烈だったね。再々反論が見たい。
161世界@名無史さん:2008/04/10(木) 19:32:10 O
平野聡先生ついにNHKニュース7に登場
顔が少し赤かった。緊張してた?
162世界@名無史さん:2008/04/10(木) 23:54:13 0
翌日の斎藤環たんが落ち着き払ってたので一層緊張してたのが目立ってたな。
163世界@名無史さん:2008/04/12(土) 15:28:16 0
新説はあんまり盛り込まなくていいから、安心して読めるシリーズをお願いしますよ、
出版社さん。オーソドックスなのは中公の新版でいいのかな?
164世界@名無史さん:2008/04/12(土) 18:12:06 0
講談社は著者にかなり自由に書かせるんだが、その分当たりはずれの落差が大きいな。
メチエなんかもそんな感じ。
165世界@名無史さん:2008/04/12(土) 20:23:47 0
中公は
最近変わったよね、
読め売れの影響か
166世界@名無史さん:2008/04/13(日) 04:25:51 0
それならそれで『天皇の昭和史』を中公文庫で出せや。
167世界@名無史さん:2008/04/13(日) 20:28:46 0
そういや講談杜って、少年の供述調書引用の件でも問題を起こしてたな。
たぶんあそこの編集者って、原稿を組版して印刷所に運ぶだけの仕事なんだろうね。
168世界@名無史さん:2008/04/22(火) 13:40:38 0
>>34
16 大英帝国という経験  井野瀬久美恵

今読んでるこれ。作者の写真からして左翼っぽい。
男女同権とか言いそうな顔、中身もそんな雰囲気がときどきする。
ビクトリア女王時代を色んな角度から検証していて面白い。
帝国というものが、いかに国民の心に形作られていくか、
つまり、移民や侵略によって、国内の矛盾、内紛の危険を、
いかに海外に押し付けていくかが描かれている。
169世界@名無史さん:2008/04/22(火) 13:45:39 0
>>2 16 現代―人類の岐路 松本重治
「永久革命」からの、毛沢東の中国革命、大躍進などのくだり。
冒頭からして、ほめちぎりで気色悪いんだけど。関口宏みたいに。

実際、滅茶苦茶だったと思うんですけど??
170世界@名無史さん:2008/04/25(金) 16:56:45 0
中公の旧版世界の歴史で今更ながら世界史にハマリ始めた素人ですが質問です。
古本屋でデュラントという人が書いた全32巻の世界の歴史がありましたが
これはどういう評価なのでしょうか?今まで話題に出ていないようなので。
外見が小洒落れていて欲しくなりました。素人には難しいですかね?

171世界@名無史さん:2008/04/26(土) 14:00:37 0
>>170
あれはいまいちだな。他の買いなさい
172世界@名無史さん:2008/04/26(土) 17:38:18 0
出来ればどういまいちなのか教えて欲しかったです。
向こうの学者が書いたものだから日本の学者とはまた違った歴史観などが伺えるのではないかなぁと。
なんで話題に出ないのでしょうか?
173世界@名無史さん:2008/05/05(月) 19:22:54 0
中公旧版の世界の歴史って、アマゾンとかで売ってるのだろうか?
7巻から読み始めたら面白かったから、全巻集めてみようと思ったんだが、
家の近くの古本屋に売ってたのは、3、7、8、9巻だけだった。
今度駅前の古本屋も見てみようとは思うけど、全部売ってるとは思えないなぁ。
174世界@名無史さん:2008/05/05(月) 19:30:21 O
俺はヤフオクで全巻まとめて買った
175世界@名無史さん:2008/05/06(火) 00:40:10 0
旧版は物語としても秀逸だからな。
176世界@名無史さん:2008/05/06(火) 02:07:32 0
堀米センセの中世ヨーロッパの巻は浪人中に何度も読んだ。
177世界@名無史さん:2008/05/06(火) 17:00:49 0
堀越センセの本は通史というよりエッセイで読みづらかった。
178世界@名無史さん:2008/05/06(火) 23:50:18 0
堀越センセはあの独特の文体が…('A`)
179世界@名無史さん:2008/05/07(水) 23:00:49 0
味がある。

だが、俺の口には合わない。
180世界@名無史さん:2008/05/10(土) 01:12:37 0
そもそも堀米であって堀越ではない。
大野真弓先生は女性ではない。
181世界@名無史さん:2008/05/10(土) 22:22:12 0
>>180
>大野真弓先生は女性ではない。

ガ━━━━━━('A`)━━━━━━ン!!!
182世界@名無史さん:2008/05/11(日) 17:21:25 0
中公旧版ヤフオクで出ているね。でも1万6千は出したくないな。
もうバラで揃えるしかないのか・・トホホ
183世界@名無史さん:2008/05/11(日) 19:12:13 0
>>182
ヤフオクでバラなら、一冊500円くらいで売ってたと思うよ
184世界@名無史さん:2008/05/12(月) 00:39:50 0
>>180
独特な文体で読者を泣かせるのは、堀米の弟子の堀越だ。
185世界@名無史さん:2008/05/12(月) 01:49:10 0
>>368
いわゆる中公旧版といわれるシリーズか?
貝塚茂樹とか宮崎市定とか堀米庸三とかの
186世界@名無史さん:2008/05/12(月) 01:49:31 0
誤爆
187世界@名無史さん:2008/05/13(火) 14:11:07 0
>>170
デュラントの世界の歴史は中公旧版をも上回るくらい読み易く面白い。
翻訳も素晴らしく、初心者にはかなりお勧め。今まで話題に出なかったのが私も不思議です
確かに中公旧版以上に古いし、時代はバスティーユ襲撃でストップしている。(あまりの大作のために未完に終わる)

だけど読み物としてかなりの高みにあることは間違いないと思う。
ただ全巻持っている人はあまりいないかもね。図書館等で拾い読みするくらいじゃないかな?


188世界@名無史さん:2008/05/14(水) 00:36:21 0
きっと、『歴史の品格』というシリーズがでるにちがいない
189世界@名無史さん:2008/05/15(木) 22:27:39 0
>>182

中公旧版は爆発的に売れたこともあって、
そこらの古本屋の100円コーナーにあることが多い。

もし文庫しか探していないのなら、ハードカバーを探すのもあり。


あと、このサイトで検索してみた?
http://sgenji.jp/index.html
190世界@名無史さん:2008/05/21(水) 20:55:29 0
網野ジュニアのインカ&スペイン帝国史の巻が出ましたよ。
191世界@名無史さん:2008/05/27(火) 02:05:29 O
あげ
192世界@名無史さん:2008/05/27(火) 02:57:15 0
講談社「東インド会社とアジアの海:興亡の世界史(15」:羽田正.
近所の本屋にあったんで、根性出して全部立ち読みしてやったw

英仏蘭の東インド会社からインド、タイ史まで包括的に叙述した本書は珍しい。
17〜18世紀にインド洋を中心に西洋と東洋が結ばれ初めて「世界史」が始まったと
思えば価値のある本だと思った。
オランダで訴訟を起こした日系人女性とかイェール大学の由来となった東インド会社総督
エライヒュー・イェールとか面白いエピソードも結構あった。

今度、ボーナスが出たら買うわw
193世界@名無史さん:2008/05/27(火) 22:36:20 0
そこまでするなら図書館で借りればいいのに。
194世界@名無史さん:2008/05/28(水) 14:04:33 0
フランス革命の無い17〜18世紀史って
どうなんでしょうかね
195世界@名無史さん:2008/06/01(日) 00:08:55 0
「フェリペ2世の出てこない16世紀の地中海」みたいになるんじゃないですかね。
196世界@名無史さん:2008/06/01(日) 02:00:33 0
啓蒙思想からアメリカ独立の流れとからめて18世紀史に組み込むか
19世紀史に繰り込んで国民国家の時代の入り口とするかで
話が変わってくるんじゃないの?
197世界@名無史さん:2008/06/14(土) 21:52:13 0
中公新版(文庫)の中間報告。

16「ルネサンスと地中海」樺山紘一先生
きゃあきゃあ騒いだあと、ふつーの家庭の主婦になる
女子大に行って講義してください。
絶対受ける。内容も、ソフトな語り口も。

20「近代イスラームの挑戦」山内昌之先生
イスラムがなぜ時代に遅れたのか、わかりませんでした。
日本のサムライにこだわってるけど、蛇足。
書くなら、サムライとの違いになぜ言及しない?
イスラム社会がわからない。

6「隋唐帝国と古代朝鮮」
礪波護先生
中国で続々発掘される文物を盛り込めたと自負している(あとがき)?
展示品の紹介よりも、通史の責任を果たしてくれなきゃ。
武田幸男先生
これくらい、ごく普通。誰でも書いてる。

21「アメリカとフランスの革命」
五十嵐武士先生
知識を詰め込んだはいいが、ダイナミズムに欠ける。
先生がどこにいるのかわからない。
高校世界史の詳密版か。
福井憲彦先生
なるほど。よくわかった。

総じて、一般読者を相手に通史を書くという意気込みが、
感じられない。
情報は新しいけど。
198世界@名無史さん:2008/06/14(土) 21:57:22 0
一般読者向けの通史として不適というのには同意だが、家庭の主婦ってなんだ
199世界@名無史さん:2008/06/14(土) 22:00:16 0
もう中公は世界史も日本史も旧版の増補・改訂版だけ出してりゃいいよ
200世界@名無史さん:2008/06/15(日) 00:14:42 0
そういうわけにもいくまい。

問題は新しい酒は出来あがってるんだけど
それを盛るための新しい革袋がまだ出来てないってことだ。
201世界@名無史さん:2008/06/15(日) 09:41:18 0
欧米ではこういう企画物はいまでも盛んなんでしょうかね?
202世界@名無史さん:2008/06/15(日) 15:03:32 0
中公新版(文庫)の中間報告。

16「ルネサンスと地中海」樺山紘一
きゃあきゃあ騒いだあと、家庭の主婦になる女子大に行って講義してください。

20「近代イスラームの挑戦」山内昌之
イスラムがなぜ時代に遅れたのか、わかりませんでした。
日本のサムライにこだわってるけど、そんなの蛇足。

6「隋唐帝国と古代朝鮮」
礪波護
中国で続々発掘される文物を盛り込めたと自負している(あとがき)?
博物館の紹介よりも、通史の責任を果たしてくれなきゃ。
武田幸男
これくらい、普通。

21「アメリカとフランスの革命」
五十嵐武士
知識を詰め込んだはいいが、ダイナミズムに欠ける。歴史じゃない。
福井憲彦
なるほど。これはよかった。

総じて、一般読者を相手に通史を書くという意気込みが感じられない。
203世界@名無史さん:2008/06/15(日) 16:53:16 0
実は朝寝鼻貝塚からは6000年前の小麦とハトムギのプラントオパールも
稲と同時に検出されていて、小麦が中国よりも数千年も前から、江戸期に
伝来したハトムギが5500年以上も前から栽培されていた事になってしまい、
改めてプラントオパールの調査自体が極めて疑わしいと言わざるを得ない。


岡山市の縄文時代の貝塚「朝寝鼻(あさねばな)」を調査している岡山理科大の
考古学チームが1999年4月21日、「縄文前期の土壌から稲の細胞に含まれる
プラントオパールが見つかった」と、発表。約6000年前に「米作り」が
行なわれていたとする発見で、稲作の歴史が縄文前期にまでさかのぼることになった。
このプラントオパールはイネ科の葉の細胞内に含まれるケイ酸体の粒子で、同貝塚の
下層(深さ2メートルの土壌)からのサンプルを採り調査したところ、356点の
サンプルから10点、形状からジャポニカ(短粒種)とみられる稲のプラントオパール
が検出された。また、稲のほか小麦とハトムギのプラントオパールも見つかった。
http://www.local.co.jp/news-drift/agri-99kome.html
204世界@名無史さん:2008/06/15(日) 20:29:56 0
ありゃりゃ
カキコしたのに出ないから、
もう一回書いたら、2つとも出た。
ごめんね。
205世界@名無史さん:2008/06/15(日) 20:46:20 0
中公文庫版日本の歴史。全26巻。
半年で読んだ。

著者によるばらつきは仕方ないが、
ほぼ高水準。
単なる知識ではなく、自分が見たその時代の歴史を語ってる。
偏りがあるというなら、自分で研究してみろ。
それくらいの意気込みが感じられるから、許せる。

そのつもりで、中公新版の世界の歴史を読んだんだが、
今のところ、トホホです。
このまま毎月買うべきですかね?
206世界@名無史さん:2008/06/15(日) 21:53:57 0
その程度のことは自分で決めろ
207世界@名無史さん:2008/06/15(日) 22:49:36 0
中公旧版の世界の歴史を読むほうが先
興味ある時代だけ新版を読む
208世界@名無史さん:2008/06/16(月) 03:46:01 0
でも旧版では東欧・アフリカ・東南アジア・ラテンアメリカに独立した巻を与えてないよね。
イスラム世界(ムガル帝国含む)も西域の巻や明清の巻の付け足し程度。
当時の研究水準がそうだって言ってしまえばそれまでだが今となってはかなり不十分の
感は否めないね。

というわけで講談社版世界の歴史の完全文庫化をおながいします(´・ω・`)
209世界@名無史さん:2008/06/22(日) 11:28:26 0
西洋史や中国史の基本は中公旧版でアウトラインを押さえ、
足りない部分(中南米、東南アジアなど)は70年代の講談社版を読む。
これでけっこう基礎知識は身につく。

中国史オンリーなら、中公文庫で出てる旧「東洋の歴史」で前近代はOK。
興味が出れば80年代に出た陳舜臣の「中国の歴史」を通読。

90年代以降の通史は、それから先でいい。
210世界@名無史さん:2008/06/22(日) 12:55:05 0
インドの歴史―多様の統一世界 (講談社現代新書 456 新書東洋史 6): 近藤 治

カースト、ヴァルナ、ジャーティの身分制度、
インドの地政学的地理、軍事的限界点というのか?、インド3分割はよく分かった。
でも、
のっけから、インド史は分からない分からない連呼で呆れた。
学者同士で愚痴られてるような、素人には優しくなかった。
時代区分にこだわりすぎて、紙幅を使いすぎている。
しかも、近代史は、ほとんど以下省略なのはいただけない。

で、中世インド3重南北朝時代の、
「インド統一の正統性」ってのの説明がもっと欲しかった。


211世界@名無史さん:2008/06/22(日) 20:39:19 0
新書1冊でインド史全般を満遍なく、というのは無理だよね。
せめて『アフリカ史』くらいの厚さがないと。
212世界@名無史さん:2008/06/22(日) 23:48:07 0
講談社現代新書の
西洋史シリーズとか
新しい執筆者でまたやってほしい…

新書だと、やっぱり現代史を体系的に
5冊とか10冊のシリーズでやってもらえたらと思うことがある
岩波か講談社かでやってくれたら…と
中公は新版・世界の歴史文庫化でとりあえずいい
213世界@名無史さん:2008/06/29(日) 22:21:43 0
講談社は古代オリエント・イスラーム圏・東南アジア・南アジア・中南米・東欧
アフリカの巻をとりあえず全部文庫化して欲しいね。
214世界@名無史さん:2008/07/01(火) 01:33:28 0
蒲生礼一ってイラン学の大家が昔『イラン史』ってハイレベルの概説書を書いてて
わりと早くに品切れになって「幻の名著」みたいに呼ばれていたのですが
こういうのを文庫化(勿論最近30年の動きと研究動向を増補して)すれば
現在でもかなり需要があると思うんですが、どうして復刊しないかな(´・ω・`)
215世界@名無史さん:2008/07/01(火) 15:42:44 0
イスラム革命以前に出た古い本にわざわざ増補してくださるありがたい著者がいるかよ
216世界@名無史さん:2008/07/01(火) 22:41:28 0
世界史って、何なんだろうね?
お互いが理解できることが、究極の目標ですかね。
217世界@名無史さん:2008/07/01(火) 22:42:06 0
世界史って、何なんだろうね?
お互いが理解できることが、究極の目標ですかね。
218世界@名無史さん:2008/07/02(水) 00:41:43 0
>>215 逆にイスラム革命以後を扱った同時代史の本は
山ほど出てるので前近代中心の本は類書もなく需要が大きいかな
と思ったんですが…
219世界@名無史さん:2008/07/05(土) 20:20:10 0
お互いに理解できれば、戦争はなくなるんだろうね。
でも、やっぱりオレの歴史の方がすごい、
っていう感性のヤツがいるから、
お互いは理解できないだろうね。

世界史、いくらやっても。
220世界@名無史さん:2008/07/05(土) 20:20:48 0
「歴史体験」シリーズってのがあるけど、
あれはどう?
221世界@名無史さん:2008/07/05(土) 21:58:05 0
>>219
特亜の連中への理解が深まったら、「やっぱこいつら滅ぼさないと平和は来ない」って
結論になるよ
222世界@名無史さん:2008/07/06(日) 00:34:31 0
>>221
おまえの理解が浅はかなのは分かった。
敬して遠ざけるって日本語知ってるか?
223世界@名無史さん:2008/07/06(日) 00:39:18 0
低劣な書き込みでageるな屑
224世界@名無史さん:2008/07/06(日) 03:22:51 0
低劣?ファビョッて冷静さを失うのはよくないぞw。

>>221みたいなこといって大陸情勢に引きずり込まれたあげく、大変なことになった
極東の島国があったよね。

ここは試験に出るから線ひいといた方がいいぞw。
225世界@名無史さん:2008/07/06(日) 10:52:29 0
なんだ在日がファビョってるのか
226世界@名無史さん:2008/07/06(日) 20:06:09 0
世界史シリーズの話をしろよ
せっかく中公のが文庫化中なんだから
227世界@名無史さん:2008/07/06(日) 21:24:14 0
早くチャンコロやチョンコロが絶滅して平和な世界が来るといいね。
228世界@名無史さん:2008/07/08(火) 21:11:18 0
河出書房新社の21巻「帝国主義の開幕」だけ持ってる。
WW1に興味を持って本を買い漁ってた高校時代に買ったけど
数年後に全巻買い揃えようかと思った頃には近所の本屋から消えてた。
ベルリン会議〜WW1開戦までの複雑な国際情勢がなかなか詳しく解説されていて
良書だと当時は思ったんだけど(WW1の軍事面に関してはさすがに薄いが)
ここの皆さんの評価はどうか。
あと、河出書房の他の巻はどんな感じなの?
229世界@名無史さん:2008/07/09(水) 02:39:57 P
「イスラム世界」と「大唐帝国」は名著。安心してオススメできる。
230世界@名無史さん:2008/07/09(水) 19:23:01 O
>>228
各国史的記述を付け加えれば最強>「帝国主義の開幕」
社会史に3章もさいてるのもエラい。
231世界@名無史さん :2008/07/09(水) 20:34:49 0
中公のシリーズ、26以降はいつ出るの?
232世界@名無史さん:2008/07/12(土) 08:34:33 0
中公旧版第7巻の「近代への序曲」前半は会田雄次が執筆したらしいが
ひどいもんだ。間違いだらけじゃないのだろうか。
233世界@名無史さん:2008/07/15(火) 17:38:24 0
17〜19世紀あたりのヨーロッパならどこのがいいんだろう。
旧中公が無難なのかな?
234世界@名無史さん:2008/07/17(木) 22:38:48 0
>>232 kwsk
235世界@名無史さん:2008/07/19(土) 09:24:28 0
中公旧版世界の歴史第七巻『近代への序曲』(文庫版)p27からの引用

(ロレンツォ・デ・メディチは)良き助言者であった弟と共同統治者としてトスカナ共和国を支配していたが、1478年、ミサに行ったとき暗殺隊に襲われた。
彼自身は単身数人を倒し、血路を開いて帰還できたが、彼より剣の妙手であるといわれた弟は行方不明となり、数日後、市中を縦貫するアルノー川に一九か所も切り裂かれた惨殺死体が浮かび上がった。
(以上引用)

複数の暗殺者から狙われたのに、生還しただけでなく、暗殺者を何人も倒すとはロレンツォは神技の持ち主だったんだろうか。
というか、例えば最近の秋葉原の事件などを考えれば、そもそもそんなことが可能なのか。
つまり、改竄されたストーリーが歴史として残っているのではないかと。

共同統治者である弟を除去するために、暗殺事件を仕組んだのかもとも読める。
執筆者自身はそういう疑いは持っていなかったらしいが。
236世界@名無史さん:2008/07/19(土) 09:26:39 0
そこで、他の文献も調べてみた。この暗殺未遂事件は「パッツィ家の陰謀」と言われる、ルネサンス史の中では有名な事件。
しかし、「単身数人を倒し」という記述はどこにも見つけることは出来ない。
多くの文献は、「かすり傷を負ったが逃げおおせた」という記述で一致しているようだ。
暗殺された弟(ジュリアーノ・デ・メディチ)の死体がアルノー川から浮かび上がったというところもまったくの間違いだろう。

すると、ストーリーを改竄したのは執筆者自身で、自分の想像の中で歴史を膨らませて剣豪小説の世界にしてしまったということなんだろうか。
塩野七生や井沢元彦でさえ、こんな書き方をすれば叩かれるだろうが、本職の歴史家の行為としては、「筆がすべった」で許されるものではないだろう。
237世界@名無史さん:2008/07/19(土) 12:59:07 0
中公の日本の歴史のほうだが、「王朝の貴族」を著した土田直鎮は、
歴史は日記類などの古記録を中心に調べて書くべきで、王朝物語の
類に頼ってはいけないと常々言っておきながら、実際は王朝物語から
断りなしにいっぱい引用してたらしい。学術論文と一般向けの歴史読み物
では態度が違って当然という空気だったんだろう、当時は。
238世界@名無史さん:2008/07/19(土) 20:38:30 0
お前はアーロン収容所送りだ
239世界@名無史さん:2008/07/19(土) 21:02:26 0
女の裸見れるじゃん。
うらやましいやつめ。
240世界@名無史さん:2008/07/21(月) 18:41:16 0
興亡の世界史は、今刊行されてるやつでは
『地中海世界とローマ帝国』と『ロシア・ロマノフ王朝の大地』の二冊が収穫だと思うんだ。
企画の趣旨からはずれてるかもしれないけど、上質の通史になってて実に良いと思う。
特にロシアの通史は手薄だったから功績十分。
アレクサンドロスのもよかったけど。
あとはカルタゴとオスマンの巻に期待。

姜尚中氏の書く巻も別の意味で興味あるな。
日本の満蒙政策を岸と朴に絡めて書くのだろうか?
241世界@名無史さん:2008/07/29(火) 00:15:08 0
>>240
同感。ロシアの巻はよかった。スラブ方面は記述のとっつきやすさに優れたのが
案外少なくて困ってたし。西スラブや南スラブ方面でもいいのが出んだろうか。
242世界@名無史さん:2008/08/16(土) 23:33:29 0
>>235

中公旧版世界の歴史が執筆された時代を鑑みると、
当時の日本の史学界の先生方が自信を持ってカバーできる範囲は、
東アジア(伝統的に東洋と呼ばれている世界)だけだったのかなぁと
思えなくもない。

当時の東洋史学を専門とする先生が、現状においては、インド以西の歴史の
研究が十分になされていない、今後の研究の進展に期待したいといったことが
書かれているんだから・・・。
243世界@名無史さん:2008/08/21(木) 00:15:50 0
>>216
> 世界史って、何なんだろうね?
> お互いが理解できることが、究極の目標ですかね。

→ お互いに決して理解しあえないことをお互いに分かり合うことが、究極の目標です。

244世界@名無史さん:2008/08/23(土) 14:02:59 O
今月の中公新版文庫化は杉様だったのか
245世界@名無史さん:2008/09/06(土) 09:14:28 0
佐藤優が岩波講座の旧版を激賞してる。
246世界@名無史さん:2008/09/06(土) 13:11:23 0
>>245
外交政策か一般書籍板の佐藤スレに閉じこもっててくれないかな?
247世界@名無史さん:2008/09/11(木) 18:58:07 0
それにしても山川はやる気無さ過ぎだよ。
「歴史の山川」と歌っていながらなんだよ。
各国史シリーズもあの程度の分け方。

つーか今は地域史より各国史の時代。
他社で小国の歴史も1冊で出る時代に「東南アジア史」とか何よ
タイ、ミャンマー、ベトナム、カンボジア、インドネシア、フィリピン
シンガポール、マレーシアなんかは1冊で出せるだろ。

「歴史の山川」を名乗る資格なしだよ<山川出版社
248世界@名無史さん:2008/09/11(木) 20:23:33 0
単に売れないと思われたからじゃね?
249世界@名無史さん:2008/09/11(木) 20:57:41 0
>>247に禿同
ポーランド、オーストリア、スペインは単体で出せると思うし
北欧とバルト三国で「北欧史」とするならせめて分けろ。
デンマークやノルウェーですら単体で通史が出ているんだし。
あとアフリカも「アフリカ」とするんじゃなくて東西南北中で
分けてもらいたかったものだ。

だから山川には期待はいないよ。
山川は教科書だけ出してればいいんだ
250世界@名無史さん:2008/09/11(木) 22:32:08 O
山川に期待してるやつなんていたんだ
251世界@名無史さん:2008/09/12(金) 03:23:16 0
>>247
>インドネシア、フィリピン
>シンガポール、マレーシアなんかは1冊で出せるだろ。

大陸部東南アジアはわりと古い時代から現在につながる国の枠組みが
できてるから各国別通史はある程度可能かもしれない。
そのうち世界史大系で『タイ史』が出るはず。
(でもチャンパとか扶南とかドヴァーラヴァティとかは現在の国の枠組みで
考えるのはちと無理がある)

でも島嶼部東南アジアについていえば、少なくとも19世紀以前は
「マレー文化圏」で渾然一体となってたから各国別通史は無理でしょ。
フィリピンはスペインの植民地支配で早くから他の島嶼部地域とは
切り離されてたとも言えるけど、南部のムスリム地域なんかは
ムスリム的マレー文化圏の周辺部と考えた方が無理がない。
252世界@名無史さん:2008/09/12(金) 07:30:53 O
山川は大国メインで小国や大国の間にある中小国は
価値無しとバッサリ切る思考で尚且教科書需要で
儲けてるから昔の国鉄役所体質だから山川にタイやポーランドやアフリカ出せと
要望したところでスルーか踏み潰されるだけ
まだ中公親書の物語シリーズや明石の歴史教科書シリーズのほうがマシ
253世界@名無史さん:2008/09/12(金) 08:58:09 0
>>251
ただしブルネイだけははわりと古い時代から現在につながる国の枠組みが
できてた。しかし今のところブルネイ史を書いた本は日本では0だね。
それと>>252の言うように山川の体質からするとブルネイはおろかタイや
スペインすら望めないな
254世界@名無史さん:2008/09/12(金) 10:52:09 O
大国以外は扱う価値が無いというのが山川出版社の本心
255名無し募集中。。。:2008/09/12(金) 12:23:17 O
世界宗教史叢書はゲッツしておきたい
256世界@名無史さん:2008/09/12(金) 16:26:59 0
中央ユーラシアも昔は「北アジア」「中央アジア」の2冊で
非常に充実していた(江上波夫の分量が多いだけでまとまりのない
序論だけは邪魔だったが)が、今は「中央ユーラシア」1冊。

チベット史なんかページ数が極端に圧縮されて、吐蕃は存在
しなかったことにされ、仕方なく石濱センセはいつもの
ダライ・ラマ礼賛だけ書いて終わり。チベット通史としては
ほとんど使い物にならない。
257世界@名無史さん:2008/09/12(金) 19:42:08 O
世界歴史大系でタイもポーランドもイタリアもスペインも出るじゃん…。
叩くなら別の国取り上げりゃーいいのに、わざとか?
258世界@名無史さん:2008/09/12(金) 21:23:23 0
ようやくスペインとポーランドを単独で出す気になったんだ。
山川は遅れているねww
歴史の山川なんてお笑いだねwww
山川はもういい加減に読者無視・偏重主義はやめたほうがいいと思うが
259世界@名無史さん:2008/09/12(金) 22:04:39 0
そもそも山川に期待するのがおかしいんだよ。
山川に電話で新各国史の16巻目の「スペイン・ポルトガル史」は
分けて「スペイン史」「ポルトガル史」としたほうがいいと言ったら
「ポルトガルは1冊で出す価値がありません」と言ってのけたからなw
たいした出版社だよ山川さんは。

「ポルトガルは1冊で出す価値がありません」なるほどね

>>252
>山川は大国メインで小国や大国の間にある中小国は
>価値無しとバッサリ切る思考で尚且教科書需要で
>儲けてるから昔の国鉄役所体質だから山川にタイやポーランドやアフリカ出せと
>要望したところでスルーか踏み潰されるだけ
これ事実だねw


260Ryuju ◆RlujhF6VrA :2008/09/12(金) 22:37:47 0
>>247,>>251
岩波で東南アジア史が10巻くらい出てるから、
詳しく知りたい奴はそっち買ってくれってことじゃないかと思う。
とは言え岩波のも今となってはちょっと古いし、
「インドシナとフィリピン」「タイとミャンマー」
「マレーシアとシンガポールとインドネシアとブルネイ」の
三分割くらいが丁度いいかも。

ドナウ・ヨーロッパ史に関しては、地域史からすれば
あの枠組みも妥当だと思う。
というか山川のあのシリーズで「オーストリア史」という形で一冊出したら、
ハンガリー史とチェコ史とスロバキア史を別々に出さないと収まりがつかなくなる。
どっちかというと後者が難だ。

261世界@名無史さん:2008/09/12(金) 22:59:37 0
山川の不思議なところは、なぜ自社HPをあんな閉鎖的にするんだろうってこと。
いちいち会員登録しないと出版物検索も十分にできないし。そう思いません?
262世界@名無史さん:2008/09/12(金) 23:07:53 O
教科書で儲けてるから読者なんてクソとしか思ってないだけ
ちょうど昔の国鉄だよ。国鉄使わなきゃ通勤も出来ない新幹線にも乗れない
その上にあぐらをかいて乗客を上から下に見下してる
それと同じなのが山川出版社なんだよ
263世界@名無史さん:2008/09/12(金) 23:12:46 0
脳内でこしらえた敵と必死に闘ってる奴が2chには多いね
264世界@名無史さん:2008/09/12(金) 23:32:39 O
確かに山川の世界各国史は区分がヘボだが
ギリシア史は評価出来るんじゃないかな?
だってあれが出るまではギリシア通史ってなかった
265世界@名無史さん:2008/09/13(土) 00:09:31 O
物語タイの歴史のあとがき読むと、山川各国史の東南アジアTのタイ部分をつなげるとちょうど新書一冊分になって、しかも通史として過不足がないからオリジナリティ出すのに苦労したと書いてある。
区分分けで随分叩かれてるけど、肝心の中身の評価はどうなんよ。
266世界@名無史さん:2008/09/13(土) 02:20:14 0
>>262
教科書で儲けているというのは間違い。用語集や資料集、ノートといった受験周辺機器で儲けている。

>>265
ttp://wwwsoc.nii.ac.jp/jssah/seminar/ksreport/ks000715.html
ttp://wwwsoc.nii.ac.jp/jssah/seminar/ksreport/ks001118.html
267世界@名無史さん:2008/09/13(土) 09:21:22 0
>>265
内容的には>>264の上げるギリシア史もそうだが悪くは無いと思うし
歴史体系のスペイン史2巻読んでみたけど日本語で読める最高水準の
スペイン史だと思う。特にギリシア史は古代と中世が断絶しているのを
一般読者にわかりやすく書いているし内容も多義にわたっている。
あと世界各国史シリーズのいい点は参考文献欄がわかりやすくしかも
いい本ばかりが紹介されている。

区分けについては>>260のように難しい部分もあるのもわかります。
自分は中東に興味があるけどここも区切るのは難しいけど
個人的にはトルコ、イラン、マグレブ、アラビア半島、
パレスチナ〜イラクをバラで出して欲しかったな。
まぁこれはあくまでも僕の趣味。

しかし山川は>>262のいうような体質はわからないけど大国偏重主義はある。
大国周辺地域の歴史の研究家も増えているのにそれは時代遅れ感は事実だと思う。
タイを出す点を見ればまあ今後その辺も改まって行くのかな?

いずれにせよせっかく歴史専門図書を標榜して出せば世界歴史体系のような
名著も出せるんだからもう少し読者ニーズを汲んだり視野を広げれば
いいのにと思う。
268世界@名無史さん:2008/09/13(土) 15:24:52 0
でも>>262の言うのは正しいと思う。あの山川出版社よく見てご覧よ
269世界@名無史さん:2008/09/14(日) 04:59:00 0
中公旧読もうか文庫化された中公新読もうか、興亡読もうか迷っています

誰か決定打をください。
270世界@名無史さん:2008/09/14(日) 11:21:31 0
バカの選択につきあってるヒマねえよ
271世界@名無史さん:2008/09/14(日) 18:28:14 O
>>269
目が見えて読めるから迷うんじゃないかしら?
いい方法があるわよ!それはね…


おまえの目玉をくりぬくこと
見えなきゃ読めない
272世界@名無史さん:2008/09/14(日) 20:59:25 0
>>271

こいつ何?キチガイ?アキバの大加藤?早く死ねよ
273世界@名無史さん:2008/09/15(月) 17:49:53 O
世界歴史体系のタイとポーランド楽しみだな
山川はもう少し大国の周辺国やマイナー国に目を向けてくれないものか
例えば北欧はデノスとバルトで分ける
中米はメキシコとグアテマラ〜パナマとカリブ。
南米はブラジルと他で分けてオセアニアもミクロ、ポリ、メラ、オーストラリア、ニュージーランドで分ける
カフカスも一冊でやって欲しい。
274世界@名無史さん:2008/09/15(月) 20:13:10 0
>>273
過去スレ嫁
山川の体質、思考を考えりゃ山川に何望んでも無駄!
275世界@名無史さん:2008/09/15(月) 20:14:04 0
脳内でこしらえた敵と必死に闘ってる奴が2chには多いね
276世界@名無史さん:2008/09/15(月) 21:01:55 0
それ、おまえだよばか
277世界@名無史さん:2008/09/16(火) 07:32:46 0
事実を述べれば脳内の敵と戦っているとか言われるんだなwwwww
278世界@名無史さん:2008/09/19(金) 00:28:52 O
タイは期待したいね。
どんなんだろ。
ちなみにスペイン史は良かった
279世界@名無史さん:2008/09/21(日) 02:00:26 0
「世界歴史体系 スペイン史」はなあ、確かに画期的なんだが・・・・・
地域史に目配りしてカタルーニャやガリシアには章を割いている割には、
ポルトガルを全くネグってるのがな。
近世以前の「スペイン」はポルトガルと不可分の関係だからな。

アイルランド史に相当配慮している「体系 イギリス史」みたいにはいかんかったもんかね。
280世界@名無史さん:2008/09/21(日) 16:07:53 0
>>279
個人的には前評判で地域史も入れるというから
アンドラも一つの章立てで書いてくれないかなぁと
期待しましたがさすがに英語でも文献が無いくらいの
マイナーさだからね仕方ないかな。

そんで上で山川の地域史各国史軽視を批判している人
いるけど今回のように世界歴史体系でスペイン、タイ、ポーランド
が出ているのでポルトガルは別枠で出してくるのを期待しています。

確かに西ゴートやイスラーム治下やアヴィシュ朝とブラカンサ朝の
間のスペイン支配下時代などあるけどスペイン史の中の章として
語るには逆に「スペインとは異なるポルトガルの独自性」を消しかねないし
やはり1冊にして語るほど濃いものだと思いますけど。
281世界@名無史さん:2008/09/21(日) 18:00:24 O
みんなスペイン史ほめてるけどあの薄さはなんだ。
南アジアはもっとひどいけど。

スペイン史ならドイツやフランスと同じくらいの厚さで3分冊に出来る内容があるはずだろ。
282世界@名無史さん:2008/09/21(日) 22:18:01 0
タイ史は執筆者の層の薄さが心配だなぁ。
(東南アジアって(ある程度漢文でいけるベトナムを除いて)どこもそうだけど)

たぶん現状では全1巻ってところでしょうね。 カワイソス(´・ω・)
283世界@名無史さん:2008/09/22(月) 01:21:09 0
山川のサイトに行ってもここで話題になってる世界歴史大系の
タイの巻についての情報が出てこないんだけど、みんなどこで知ったの?
284世界@名無史さん:2008/09/22(月) 02:36:35 0
それ最初に書いたのたぶん漏れだと思うけど
歴史書通信(歴史書関連出版社の共同PR誌)に広告が掲載されてたような希ガス。

目にしてすぐここに書き込んだので間違いはないと思うが
いま手元にないので詳細不明
285世界@名無史さん:2008/09/22(月) 07:55:40 0
>>281
スペイン史なら2冊が妥当じゃない?
しかも地域史も入っているんだし。

>>282
タイ史をだすならベトナム史も出せそうな気がするね。
286Ryuju ◆RlujhF6VrA :2008/09/22(月) 11:12:05 0
>>282
タイ史の研究層が薄いってことはないと思うが・・・
近現代史に偏る可能性はあるが、日本の東南アジア研究はそれなりに層あるし。

東南アジアじゃ歴史的にインドネシアと並んで日本(企業)にとっての
重要国だからね、タイは。
ベトナムはここ数年注目され出したレベルだから、研究層の厚さじゃ
タイの方がベトナムより上だろうよ。

287世界@名無史さん:2008/09/22(月) 18:43:32 0
んじゃカンボジアはどうなんだろう?
アンコールとポルポトを含めた近現代史は
あるけどまともな通史(タイ・ベトナム半支配下時代や広く中世)を
含めたものが日本語では未だに無い。何でだ?
1冊で良いから世界歴史体系でカンボジア史は出ないのか?
288世界@名無史さん:2008/09/23(火) 00:15:12 0
>>286
歴史に関しては研究蓄積も現役研究者の層もベトナム>>>タイだよ。
石井先生以外に、一次史料に基づいて前近代史を書ける人がいない。
先史なら新田先生がいるが。
289世界@名無史さん:2008/09/23(火) 04:00:49 0
>>287 石澤良昭センセを過労死させないでください。
290世界@名無史さん:2008/09/23(火) 04:05:01 0
>>286>>288 タイ専門の地域研究者は確かに多いけど
歴史学者はホントに少ないよね。

石井センセの専攻も基本はアユタヤ朝あたりだったと思う。
現状では石井センセが専門外の時代の章も書かないと通史は難しいんじゃ?
291世界@名無史さん:2008/09/23(火) 05:33:55 0
>>289
あれはアンコール朝期を弟子に書かせない出版社のが悪い。ポストアンコール〜植民地期は北川さんがいる。
292世界@名無史さん:2008/09/23(火) 10:32:55 0
つか、カンボジア通史はめこんで出るとか言っていたのどうなったんだ?
もう十年以上たつよね?
293世界@名無史さん:2008/09/23(火) 11:27:48 0
土人のことなんざどうでもいいよ
294世界@名無史さん:2008/09/23(火) 12:56:37 0
>>293
おまえの存在がどうでもいいよ。鼻糞野郎!死ね
295世界@名無史さん:2008/09/23(火) 15:47:13 0
>>294
土人に歴史がありますか?豚に歴史がありますか?
296世界@名無史さん:2008/09/23(火) 16:46:27 0
>>295
たとえば文字による記録はなくても、どんな土人にも歩んできた歴史はちゃんとあるよ
それを解き明かすのも歴史学者の仕事の一つなわけだが。
馬鹿じゃないの?
297世界@名無史さん:2008/09/23(火) 18:22:48 0
>>295
土人や豚の歴史云々語るよりテメーの歩んできたヘボ人生の歴史を省みてろボケ!
298世界@名無史さん:2008/09/23(火) 19:15:59 O
>>295
今の若い連中は平泉澄を知らなくても不思議じゃないぞ。
それにその話の流れで平泉のパロディなんて冗談でも叩かれるに決まってるだろ。

上の二人が平泉澄を知ってるかどうか知らんけどさ。
299世界@名無史さん:2008/09/23(火) 20:53:07 0
世界歴史体系でトルコ史希望。
もちろん古代アッシリアから現代まで。
出来れば・・・
1巻:古代からオスマントルコ成立まで
2巻:オスマントルコ時代
3巻:ポストオスマン、現代
300世界@名無史さん:2008/09/23(火) 21:26:24 0
確かにアングロサクソン土人の歴史はもう食傷気味だな。
301世界@名無史さん:2008/09/24(水) 07:59:42 0
>>299
トルコで3巻はいくらなんでも厳しいだろw
302世界@名無史さん:2008/09/24(水) 11:31:26 0
>>301
トルコはオスマンだけで1冊かけるし現代史も1冊書ける。
だからページ数を調整すれば3巻は可能じゃない?
303世界@名無史さん:2008/09/24(水) 14:23:49 0
編集部員が気張ってそんな企画出しても諭されて
厚めの1冊くらいに落ち着くのがオチ
304世界@名無史さん:2008/09/24(水) 18:54:09 0
大国以外の歴史や文化はクソという考えの山川出版社はトルコなんか出しません。
305世界@名無史さん:2008/09/24(水) 19:23:43 0
脳内でこしらえた敵と必死に闘ってる奴が2chには多いね
306世界@名無史さん:2008/09/25(木) 08:52:03 0
>>303
厚めの1冊でもまとまったトルコ史を出してもらえるだけ感謝だ。

>>304
しかし山川はどうして大国の間のスキマ国や、中小規模の国には
目を向けないんだろう。タイとかポーランドとか出るみたいだけど。
307世界@名無史さん:2008/09/25(木) 10:26:29 0
>>306

数が売れないからに決まってるだろ、バカかお前はw
308世界@名無史さん:2008/09/25(木) 11:48:13 0
>>306
>山川はどうして大国の間のスキマ国や、中小規模の国には目を向けないんだろう。
朝鮮なんか元気に出してるじゃんか
309世界@名無史さん:2008/09/25(木) 15:11:43 0
>>306
他の出版社ではスキマや中小国出してるだろが。
おまえの理論ならどこの出版社も出さないことになるなw
馬鹿はおまえなんだよ。さっさと死ねよ。カス
310世界@名無史さん:2008/09/25(木) 15:39:12 0
>>307
>数が売れないからに決まってるだろ
ならタイやポーランドなんかなんで出すんだろうな
しかも4〜500ページになるらしいじゃん。

要するに山川は翻訳ではなく日本人研究者の手によるものを
出すのが考えなんだよ。そうすると>>308の朝鮮は豊富にいる。
しかしマイナー国となるいない。いても研究者が成育途上。
だから1冊や数冊にまとめあげて本にするまでに行かない。
傍目から見れば山川が「小国ないがしろ主義」と批判的に
見られてしまうのはそういう理由なんだよ。

>>307よ。おまえ、まともそうな事を吼えている割には馬鹿丸出しだなwww
311世界@名無史さん:2008/09/25(木) 16:23:33 0
しかしなんだかんだ言ってオセアニア史は世界各国史とオセアニア現代史が一番出来がいい。
初心者でも読める貴重なギリシア通史もある。
現代史シリーズでアフリカを5分冊にしいまでも資料として価値が高い。
312世界@名無史さん:2008/09/25(木) 18:05:09 0
>>307
数が売れないと決めてかかるおまえが一番バカだよ。

おまえなんかさっさと死んじまえ
313世界@名無史さん:2008/09/25(木) 19:22:00 0
各国史は装丁カバーの配色がださい
314世界@名無史さん:2008/09/25(木) 20:20:00 0
と、顔も風体もださい大馬鹿が申しております
315世界@名無史さん:2008/09/25(木) 23:33:59 0
俺の脳内世界歴史体系
カンボジア史1巻

ベトナム史1巻古代〜フランス植民地化前夜
ベトナム史2巻植民地期以降

中東史1巻古代〜イスラム勃興
中東史2巻イスラム〜近代
中東史3巻現代史

アフリカ史1巻東
アフリカ史2巻南
アフリカ史3巻中
アフリカ史4巻西

小国史1巻世界各地の面積の小さな国を1章ずつ(本編だけで600ページ)
316315:2008/09/25(木) 23:46:02 0
追加
朝鮮史1巻古朝鮮〜高麗統一
朝鮮史2巻高麗
朝鮮史3巻李氏朝鮮
朝鮮史4巻日帝〜現代

インドネシア史1巻古代
インドネシア史2巻イスラム時代
インドネシア史3巻西欧との接触〜現代

ポルトガル史1巻

スイス史1巻

オセアニア史1巻オーストラリア
オセアニア史2巻ニュージーランド
オセアニア史3巻島しょう諸国

ブラジル史1巻古代(アマゾン文明も触れる。白人来航)〜独立
ブラジル史2巻独立後
317世界@名無史さん:2008/09/26(金) 02:34:19 0
今時「一国史」だなんて、発想が古すぎなんじゃないの?
318世界@名無史さん:2008/09/26(金) 08:56:29 0
むしろ今は地域→国単位に研究も細分化されている。
319世界@名無史さん:2008/09/26(金) 18:38:39 0
>>315-316
カンボジアは1冊なら研究者がそろってきてるからいけそうだけど
インドネシア全3巻は厳しいだろうよ。

スペインですら全2巻だぜw
320世界@名無史さん:2008/09/27(土) 00:13:18 O
来年夏に世界歴史体系にジブチ史が出るらしい
321世界@名無史さん:2008/09/27(土) 01:32:56 0
>>295
平泉澄先生 乙です
322Ryuju ◆RlujhF6VrA :2008/09/27(土) 11:51:38 0
>>316,319

インドネシア史は、どっちかというとドイツ史みたいに古代〜中世で一冊、
オランダの植民地化が進む時代で一冊、20世紀以降で一冊がいいと思う。
1900年代初頭以降の独立運動〜現代で、十分一冊書ける。
323世界@名無史さん:2008/09/27(土) 16:13:53 0
話ぶったぎってスマン

アルゼンチンといえばサッカー、タンゴ、エビータ、移民と日本でお馴染み
なのに日本語でアルゼンチンの通史はないよね。ブラジル、ペルー、チリ、
ベネズエラはあるのに。何でだろ?

そこで山川の世界歴史体系や各国史なんかでアルゼンチン史は出せないものか?

ちなみにボリビア史は創土社がケンブリッジ版各国史の翻訳を出しているから
出るかもしれない。というか出してほしいな<ボリビア史も
324世界@名無史さん:2008/09/27(土) 16:23:51 0
アルゼチンチン史
325世界@名無史さん:2008/09/27(土) 18:11:39 0
>>323
んなこと言ったらコロンビア史もないだろうよ。
そもそも南米関係は文化的交流は盛んで日本でも
紹介されているけどこと歴史研究となると未開エリア。
しかもその各国史となると辛くなる。
326世界@名無史さん:2008/09/27(土) 18:48:01 0
ザ・ドキュメンタリー
「博士たちのワーキングプア ひとコマ2万5千円」
2008年9月27日(土)
午後1時55分−午後2時25分
ttp://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/17690_200809271355.html
あらすじ

医学部から文系に転じ、京都大学大学院でニカラグア史を研究し、
偉そうなしゃべり方をしている髭面のS氏(34歳)は、
非常勤講師を10コマ掛け持ちし、博士論文を書き上げようとしていた。
住む場所は月400円の京大の寮を出て、元病院の一室を月3万円弱の格安で借りている。

数多くの非常勤講師をしているS氏は、
高速バスを使って東京の法政大学へも教えに行っている。
しかし、後期から4コマしかなく、生活は厳しくなる。
(中略)
S氏の両親は北海道で喫茶店を経営しており、早く仙人になって欲しいと願う。
また、S氏を高く評価し、酒を奢ってくれ、暖かく応援する立命館大学教授もいる。

日本では数人しか研究者がいないニカラグアの歴史研究では第一人者であるS氏は、
文科省の補助金で海外の学会へ自分探しに出かけた。
そして帰国後、締め切りが3ヶ月後に迫った博士論文を書き上げるため、
オークションで購入した6500円で大型のパソコンモニターが届いた。
S氏はうれしそうに早速、開けてセットアップするが、表示されない。
「まじかよ」と呟き、接続コードをいじるS氏の前のディスプレイは、
S氏の将来を暗示するかのように真っ暗で、まったく光もしなかった。
327世界@名無史さん:2008/09/28(日) 18:43:51 0
アルゼンチン史もボリビア史もコロンビア史も英語でズバリな奴があるからそれ読め。
山川みたいに日本史と一部の大国にしか目が無い出版社に期待しても無駄。

だいたい世界史板にいて世界史やそんなマイナー国に興味があるんなら英語くらいは
読めるだろ。
328世界@名無史さん:2008/09/30(火) 18:41:49 0
>>327
みんながみんな英語が読めるわけではない
329世界@名無史さん:2008/09/30(火) 18:53:22 0
>>326
ちょwwwwパソコンくらいまともなの買えwww
330世界@名無史さん:2008/10/05(日) 00:39:00 0
杉山正明先生の『モンゴル帝国と大元ウルス』は不滅の名著だと思う。
331Ryuju ◆RlujhF6VrA :2008/10/05(日) 01:27:25 0
南米辺りの歴史が難しいのは、インカ帝国やプレインカの諸文明/諸文化を
どう書くかという問題があると思う。
文字のない文明だけに、生活習慣は考古学的発掘で分かっても
政治体制や事件は意外と分かりにくい。今言われている政治体制は、
大まかに言って旧大陸やインカの類推だし。
植民地化された後の時代だけを書くならそれもアリだが、
それでは通史とは言い難い。
332世界@名無史さん:2008/10/05(日) 08:16:21 0
>>331
それはペルーとかあたりのはなしでしょ。
アルゼンチンなんか西欧人が来るまでは
これといって文化・文明はなかったし
考古学的に「○○族の集落があって」
くらいしか書けないだろ。
ペルー、エクアドル、メキシコと
その南部一部をのぞけば白人来航
→植民地化と言う記述になっくる。
333Ryuju ◆RlujhF6VrA :2008/10/05(日) 14:50:27 0
>>332
ボリビアとかチリとかもインカ帝国の領域にかなり入ってるから、
太平洋岸〜アンデス山脈周辺地域って感じかね。
今調べたらアルゼンチンも北西部はインカ帝国の領内だった。
334世界@名無史さん:2008/10/05(日) 21:19:28 0
アルゼンチンなんて住みやすそうなのに
なんで大文明が発展しなかったんだろう?
335世界@名無史さん:2008/10/09(木) 13:40:00 O
今度講談社版日本の歴史が学術文庫入りするそうだけど
この調子だと興亡の世界史もあと5、6年で文庫化するのかな?
336世界@名無史さん:2008/10/09(木) 22:42:38 0
その前に世界の歴史を完全文庫化しろや。
337世界@名無史さん:2008/10/09(木) 22:56:42 0
>>335
文庫入りが早すぎだろ・・・ 完結してからまだ5年ぐらいしか経ってないのに・・・ 
338世界@名無史さん:2008/10/10(金) 02:09:22 0
中国の歴史もあと数年で文庫化しそうだなぁ
339世界@名無史さん:2008/10/11(土) 00:35:26 0
>>338 旧版の文庫化も完結してないのに…
340世界@名無史さん:2008/10/11(土) 22:38:47 0
このスレッドでは中公旧版が神聖化されてるけど、
まだ絶版になってないやつでお勧めなのって無いの?

>>334
銃病原菌鉄
341世界@名無史さん:2008/10/15(水) 19:00:24 0
明石の歴史シリーズでフィンランドが出るね。
あとインドネシアの歴史教科書が出たが案外インドネシア通史は
日本語でないものだ。
342世界@名無史さん:2008/10/16(木) 18:14:50 0
スウェーデン、アルゼンチン、カンボジアの通史が日本語で出ていないのが不思議だ
343世界@名無史さん:2008/10/16(木) 18:31:17 0
>>342
「物語スウェーデン史」じゃダメか?
344世界@名無史さん:2008/10/16(木) 18:41:20 0
>>343
それは通史じゃないだろ。
345世界@名無史さん:2008/10/23(木) 11:17:11 0
講談社の旧版中国の歴史
近所のブクオフで、五代・宋の奴と、近代中国、それと目で見る中国史(だったかな?)を350円程度で見つけたんだが
文庫化されていたっけ?
されていなかったら、買いかね?
346世界@名無史さん:2008/10/24(金) 10:47:28 0
講談社のシリーズは講談社学術文庫に入ってるんじゃなかったっけ?
347世界@名無史さん:2008/10/24(金) 20:20:31 O
348世界@名無史さん:2008/10/25(土) 00:30:01 0
中公旧版てもう再販されないのかなぁ…
349世界@名無史さん:2008/10/25(土) 00:54:36 0
>>345 >>347の通り『五代・宋』のみ文庫化されているので
『近代中国』をとりあえず押さえとけば?

何であの巻だけ文庫化されてないのか謎だが。
350世界@名無史さん:2008/10/25(土) 01:17:07 0
>>347
>>349
トンクス
早速『近代中国』だけ確保してくるわ
351世界@名無史さん:2008/10/25(土) 11:57:19 0
創土社のケンブリッジ板世界各国史はどうなん?
何気に原著でガイシュツのボリビア史を和訳してほしいけど。
352世界@名無史さん:2008/10/26(日) 11:47:54 O
中国近代史(清末〜民国時代)は講談社中国の歴史新旧版に中公新旧
と中国文明の歴史ならどれがいいだろう?
353世界@名無史さん:2008/10/26(日) 11:48:33 0
全部読んでから判断すればヨシ
354世界@名無史さん:2008/10/26(日) 14:33:33 0
>>352
お前にとって、2chの住人は自分の手間を省くために
利用するための存在でしかないんだな。氏ねよクズ
355世界@名無史さん:2008/10/27(月) 00:14:24 0
手間って一次資料とかまであさらないと評価できないだろ?
数学と違って論理的に考えればだまされないってもんじゃねえんだから。
お前ら研究者は俺らの税金で食ってる面もあるんだから、それくらいの社会貢献してもいいだろ。
356世界@名無史さん:2008/10/27(月) 00:17:46 0
読み本くらいざざっと全部読もう
357世界@名無史さん:2008/10/27(月) 00:29:52 0
>>354
おめーは2chで手当たり次第叩いてストレス解消してるだけだろw
おめーが死ねよ
358世界@名無史さん:2008/10/28(火) 19:06:21 0
>>354
貴様は今すぐ死ね
359世界@名無史さん:2008/10/28(火) 19:26:55 0
>>352
俺は親切だから答えてやるよ。

近代史限定なら、中公旧版はあんまり役に立たない。
もともと中公旧版は中国関係は、たいして詳しくない。ホントの初心者向け入門書。
(ただしヨーロッパの17〜19世紀の内容は異様に詳しく面白い)

講談社旧版(ハードカバーの青表紙)の近代の分は、けっこう詳しくて面白かったが、
70年代の人民中国マンセーの空気を反映しているのが難点だ。

中公新版とか講談社新版は旧版に比べたら、マニアックで予備知識がないとキツイな。
とくに講談社旧版の明清の巻なんて無駄に分厚く、素人お断りみたいな感じ。

個人的には、古くても「東洋の歴史(現・中国文明の歴史)」がお勧めだ。
どうせ読み物として読むだけなら、これが一番面白い。
360世界@名無史さん:2008/10/28(火) 19:32:58 0
要するに、高校の教科書レベルの知識(軽く習った程度)しかないなら、これだな。

1.中公「中国文明の歴史」(中国メインの通史であり、どの巻も読みやすく詳しい)
2.講談社「世界の歴史」旧版(中国近代史の巻は時系列に沿ってて、読みやすい)

どちらもマニア向けのタコツボ本ではないので、中高生でも普通に読める。
361世界@名無史さん:2008/10/28(火) 20:51:14 0
>>359にミスがあったので訂正
>とくに講談社旧版の明清の巻なんて無駄に分厚く、素人お断りみたいな感じ。

× 講談社旧版
○ 講談社新版

新版「中国の歴史」の「海と帝国」とかいうタイトルの、やたら分厚い本のことね。
362世界@名無史さん:2008/10/30(木) 20:37:56 0
中公「中国文明の歴史」と講談社新版「中国の歴史」を読み比べたら、
前者がものすごく読みやすいサクサク読める文章なのに対して、
後者は学者の論文みたいで硬すぎる印象がある。正直、読み通す気にならない。
363世界@名無史さん:2008/10/30(木) 23:21:07 0
>>361 
講談社旧版は元明がセットで明清がセットにはなってないよね。
当時としてはかなり斬新な区分だったらしいがあとに続く猛者はいませんでしたね。
364世界@名無史さん:2008/10/31(金) 17:35:06 0
唐宋、元明、清〜近現代 で括って、現代中国を宋や明と比較する
そんな視点も当然あっていい。
365世界@名無史さん:2008/10/31(金) 19:10:20 0
中公旧版が再販されますように(-∧-;) ナムー
366世界@名無史さん:2008/11/02(日) 11:01:39 0
なんで最近の学者は、マニアックで小難しい文章ばかり書いて、
昔の学者のように中高生でもサクサク読める本を書かないの?

啓蒙書や一般向け通史の趣旨に反してるだろ。
367世界@名無史さん:2008/11/02(日) 12:24:42 0
疫病と世界史

・・・まだ読んでないや
だってイラストとかなくて文章ばっかりだもん
368世界@名無史さん:2008/11/02(日) 13:07:31 0
講談社「中国の歴史」新版は確かにちょっと高校世界史なんかかじった位じゃワケワカランのがあるけど、
魏晋南北朝とか宋代のやつなんかは、一般向けでありつつ最新の問題や情報が適当に盛り込んで
あって、なかなか役に立った。
369世界@名無史さん:2008/11/06(木) 09:48:00 0
興亡シリーズはなんで出版止まってるの?
370世界@名無史さん:2008/11/06(木) 18:45:41 0
こないだオスマン帝国の巻が出てたけど?
371世界@名無史さん:2008/11/08(土) 22:55:06 0
>>18

創元社が出版している世界史シリーズ、「図説 世界の歴史」(全10巻)は、
J.M.ロバーツ著の“The illustrated history of the world”の邦訳ですよね?

ペーパーバックにされた洋書で、これと同じ著者が書いている
“The New Penguin History of the World”
っていう本があるらしいんですけど、内容の方も同じですか?
372世界@名無史さん:2008/11/10(月) 10:46:49 0
>>182
一年前ぐらいにヤフオクで全巻で3000円で売ってたぞ。
373世界@名無史さん:2008/11/10(月) 11:44:04 0
>>255
意外と図書館にあったりするよ。
読むだけならそれで済ますのもありかと。
374世界@名無史さん:2008/11/15(土) 19:10:47 0
中公旧版は「日本の歴史」も面白いなぁ
375世界@名無史さん:2008/11/16(日) 20:30:15 O
講談社が文庫で出してる日本の歴史は地雷?
376世界@名無史さん:2008/11/18(火) 17:03:54 0
日本史板に姉妹スレ立てました

各社の『日本の歴史』シリーズ
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/history/1226924059/
377世界@名無史さん:2008/11/22(土) 00:38:33 0
いいかげん、付録で小冊子挟むのやめてくれ
無くしてしまいそうで怖い
普通に本文の後に付ければいいじゃん
378世界@名無史さん:2008/11/22(土) 00:59:43 0
あの小冊子は帯ほどじゃないけど
古本の価値を上げるアイテムだろ
379世界@名無史さん:2008/12/02(火) 05:23:36 0
創元社の「図説 世界の歴史」が欲しいんだけど、
さすがに新刊で全部を揃えるのは高くつきそうだし、
中古も出回ってないから、途方に暮れるほかない。
380世界@名無史さん:2008/12/02(火) 17:45:04 0
いっそのこと英語の原書で揃えるとか。
普通の高校卒業してるなら頑張れば読めるレベル。
381世界@名無史さん:2008/12/02(火) 23:25:59 0
その「普通の高校」ってのは偏差値60くらいか。
俺の高校はそれ以下だったが、卒業当時は全然英語読めなかったぜ。
382世界@名無史さん:2008/12/03(水) 18:51:31 0
頑張りが足らんな
383世界@名無史さん:2008/12/05(金) 10:13:55 0
テンプレまとめておいた

各社の「世界の歴史」シリーズ (中公・講談社・河出)
http://tinyurl.com/6dwsfp
各社の「世界の歴史」シリーズ2 (山川・岩波)
http://tinyurl.com/67y2qd
各社の「世界の歴史」シリーズ3 (各社・図説)
http://tinyurl.com/5ft54t
各社の「中国の歴史」シリーズ
http://tinyurl.com/57n8gs
384世界@名無史さん:2008/12/09(火) 03:25:31 0
>>383 乙
385世界@名無史さん:2008/12/10(水) 21:35:42 0
何が乙なのか分からん。
日本史板でも同じことやってるみたいだし。
何が目的なんだか。
386383:2008/12/25(木) 14:59:45 0
鯖不調のため移転しました
http://tinyurl.com/8sfeal

>>385
たんなる個人的なまとめです
387世界@名無史さん:2008/12/28(日) 13:12:35 0
講談社の旧版全25冊を古本屋で買ってきたよ。2000円だった
388世界@名無史さん:2009/01/06(火) 15:41:20 0
おまけの小冊子対談が結構好きだ
それと著者の住所が載ってて、意外と団地暮らしなんだな〜とか
思ったり
389世界@名無史さん:2009/01/07(水) 17:30:23 0
教養文庫(社会思想社)の世界の歴史が読み物として
面白くて読んでるんですが(西洋史のみ)
ダメですかね。
別に受験のためじゃなくて、
大学に入ってから読んでるんですが。
390世界@名無史さん:2009/01/07(水) 18:51:11 0
歴史はすべて「編集」されてるわけだから、どうせなら面白いのを読むのが良いだろうね。
一次史料にしたって編集されてないとは限らない。政府の公式文書とか。
391世界@名無史さん:2009/01/09(金) 19:42:54 0
>>387
うお安っ。裏山鹿
392世界@名無史さん:2009/01/26(月) 12:51:02 0
>>383
旧サイトを削除、以下に移動しました

各社の「世界の歴史」シリーズ (中公・講談社・河出)
http://tinyurl.com/bamlm2
各社の「世界の歴史」シリーズ2
http://tinyurl.com/sekai2
各社の「世界の歴史」シリーズ3 (各社・図説)
http://tinyurl.com/sekai3
各社の「中国の歴史」シリーズ
http://tinyurl.com/andcka
393世界@名無史さん:2009/03/12(木) 14:35:55 0
学生だから買えないから文庫になってる奴でヨーロッパ史、
中国史の通史でまともなやつはどれ?
中国史は講談社学術文庫と宮崎市定が書いた奴を読んでみようかと思うんだけど・・・
394世界@名無史さん:2009/03/13(金) 23:31:01 0
河出文庫の『ヨーロッパ中世』なんか読みやすかったけどな。
かなりふるい本だが、おれは都市人口の意外なすくなさの指摘のとこで、
「知らんかったがなー」と思ったり、教えられるところがおおかった。
「騎士道精神」の章は、今ではあたり前の内容なのかもしれないが、
はじめて読んだときは驚いたものだ。

宮崎市定の本はおもしろい。おすすめ。
ただ、考古学的な面ではだいぶ内容がふるいし、文献重視のかたなので、
たしか「西周はなかった」だったかの間違いもあるはず。
ちなみに伝記やエッセイなんかもすごくおもしろいものを書くかたなので、
いろいろ読んでみるといいと思う。
395世界@名無史さん:2009/03/13(金) 23:32:21 0
やっぱり、中公文庫が最強だよ
396世界@名無史さん:2009/03/15(日) 12:13:19 0
こっちのスレにもきてください。お願いします
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1226147953/
397世界@名無史さん:2009/03/17(火) 23:35:00 0
>>394
サンクス。他にヨーロッパ史と中国史でおすすめのやつはないかな?
宮崎市定の本は面白いですよね。古いのに凄く読みやすくてびっくりした
398世界@名無史さん:2009/03/17(火) 23:42:11 0
>>84の言う講談社学術文庫シリーズが一番無難ですかね?
399世界@名無史さん:2009/03/22(日) 16:19:13 0
宮崎市定は小説家になっていたら
大作家にもなったこと間違いなし
400世界@名無史さん:2009/03/22(日) 16:30:44 0
大学者に向かってあんた小説家になれたよ、なんて
侮辱もいいとこだな
401世界@名無史さん:2009/03/22(日) 16:44:16 0
>>399
鹿洲公案の最初の創作部分とかも相当面白いからな
402世界@名無史さん:2009/03/29(日) 00:26:44 0
中公旧版って絶版でしょ?
ヤフオクとかブックオフ巡ってまで読む価値あるの?
403世界@名無史さん:2009/03/30(月) 14:17:46 0
>>84のはおかしいよ
普通に中国文明の歴史もすべておすすめだし、
講談社学術文庫とどっこいどっこいだよ
404世界@名無史さん:2009/03/30(月) 14:35:20 0
中国史は中国文明の歴史読んだら、紫禁城の栄光とか、
杉山正明の本とか宮崎市定の本を拾いあさればいいと思う
405世界@名無史さん:2009/03/30(月) 23:15:16 0
元だけは杉山正明の本だろ
406世界@名無史さん:2009/04/02(木) 14:03:52 0
世界の歴史シリーズで文庫で手に入るやつで一番いいやつはどれ?
中公旧版はいいのかもしれないけど、売ってないんですねorz
407世界@名無史さん:2009/04/03(金) 10:12:40 0
中国の歴史はそのうち学術文庫で出ないかな?
揃えようか迷ってるんだが・・・
408世界@名無史さん:2009/04/03(金) 17:54:48 0
>>406
中公旧版はとりあえず図書館で借りて読んじゃうのがおすすめ
本を揃えるのはゆっくりでいい
409世界@名無史さん:2009/04/06(月) 14:36:59 0
中公新版って評価定まった?
やっぱり、微妙なのかな?
410世界@名無史さん:2009/04/06(月) 20:59:32 0
お前の聞きかじりの評価のことなんか知らんが、別に微妙じゃないだろ。
巻によって評価が違うってだけだ。
411世界@名無史さん:2009/04/07(火) 22:21:17 0
>>410
じゃ評価の高い巻は何巻なの?
412世界@名無史さん:2009/04/09(木) 12:43:41 0
中公新版はどれも駄作
413世界@名無史さん:2009/04/11(土) 04:18:00 0
概ね歴史全集の新しい版のは最新の研究成果を取り入れてはいるんだけど
全体のバランスが悪くなって一般向け通史としては読みにくくなってるというか
414世界@名無史さん:2009/04/14(火) 21:23:35 0
大世界史のおすすめ巻おしえてくれ
415世界@名無史さん:2009/04/15(水) 20:04:00 0
あえて『祖父と父の日本』を。
てか大世界史の近代日本史は文春的にずいぶん豪華な面々だな。
416世界@名無史さん:2009/04/16(木) 20:49:38 0
>>412
第11巻「ビザンツとスラヴ」は普通に面白かった
……でも、それ以外は正直いまいち
417世界@名無史さん:2009/04/25(土) 13:32:16 0
中公はたしかにおもしろいな。みなさんが出版社の世界史シリーズの企画担当
だったら、どんな構成のシリーズにしますか?
418世界@名無史さん:2009/04/25(土) 23:37:05 0
列伝スタイルのがいい。史記に帰れ。
419世界@名無史さん:2009/04/29(水) 22:29:27 0
宮崎市定が執筆した秦漢、明清の通史ってあるんですか?
中国文明の歴史みたけど、
あれって編集だけであって本人が執筆したわけじゃないんですよね?
420世界@名無史さん:2009/05/02(土) 11:15:27 0
興亡の世界史11
近代ヨーロッパの覇権

巻末に和書しか紹介してないけど、これしか読んでないのではと
疑うような薄い出来
421世界@名無史さん:2009/05/02(土) 11:17:44 0
>>420
13巻だった
422世界@名無史さん:2009/05/02(土) 13:55:58 0
宮崎市定が晩年に史記を執筆していたと聞いて、それが未完で終わってしまったのがとても残念。
423世界@名無史さん:2009/05/05(火) 14:21:10 0
このスレって過疎ってるけど、他の人はどうやって通史勉強してんの?
そんなに世界の歴史シリーズはマイナーな本なのかな?
424世界@名無史さん:2009/05/05(火) 14:28:20 0
2ちゃんのスレが過疎っている≠世間一般にも人気がない

だと思い込む。これを2ちゃん脳と呼ぶ。
425世界@名無史さん:2009/05/05(火) 14:35:29 0
>>424
そう?
大体の指標にはなるかなって
426世界@名無史さん:2009/05/05(火) 15:28:14 0
通史シリーズを一冊も読んだことのない奴は少ない。
だが、あれこれ比較して物が言えるほどたくさん読んだことのある奴はもっと少ない

そういうことだ。せいぜいお前ががんばって読んで書き込んでくれ。
427世界@名無史さん:2009/05/05(火) 15:57:32 0
世界史板が最盛期を過ぎた
3スレ目で話題枯渇
428世界@名無史さん:2009/05/05(火) 16:08:55 0
住人全員がお前みたいに何年も2ちゃんに張り付いてる奴ばかりじゃないから。
429世界@名無史さん:2009/05/07(木) 16:13:02 0
興亡の世界史
10 オスマン帝国500年の平和  林佳世子

これはけっこう良かった。
日本語で読めるオスマントルコの通史は少ないので貴重。
430世界@名無史さん:2009/05/07(木) 22:31:34 0
俺は90年代に講談社で出た世界の歴史を全部購入した。
で、苦労して全巻読破した。もちろん収穫もあったが、徒労に終わった部分もあった。なにしろすごい時間がかかった。
もっと早く読むべきだったし、エッセンスだけを真っ先に吸い取るべきであると思った。


よって、今回出た講談社の興亡の世界史についてはやや読み方を変えた。図書館とかでまず「はじめに」と「終わりに」
を読んじまう。そうすると、その著者の意図とか史学の最も重要な点を真っ先に吸収できる。

その上で本論の部分をぱらぱらとつまみ食いのように読む。これは堪えられんほど美味である。
時には思いついたように索引を引いて思い当たった言葉を捜して参照する。

これだと、一日もあれば全巻を概観し、大事な部分だけをおおまかに吸収できる。
431世界@名無史さん:2009/05/07(木) 22:45:32 0
アイザックアシモフの愛読書だよね
432世界@名無史さん:2009/05/08(金) 19:38:53 0
興亡の世界史はなんでペルシア世界で1巻出なかったんだろうか
433世界@名無史さん:2009/05/10(日) 01:12:57 0
興亡はどの民族にもあるが、ペルシアの場合、古代には興だったが、
イスラームに征服され、中世以降は、亡という状態でもないが、現在に至るまでイスラーム色が
ペルシア独自の文化よりも上位概念にされてきたっぽい。今もペルシア独自のものが世界でどれだけ重視されて
いるだろうか? ゾロアスター教とかあまり重視されてなさげだし。

巻として成り立つためには、世界史全体の中でその民族の興亡が高い意味を持つことが求められると思う。
その民族の現在の世界における影響力というのも重要だろう。
であるとすると、今のペルシアの世界における重要度はあまり高げでない。
434世界@名無史さん:2009/05/10(日) 03:14:17 0
歴史のエッセンス

−2 銀河すごいよ
−1 太陽系すごいよ
0 地球すごいよ
1 人間すごいよ
2 〜すごいよ
3 俺すごくないよ

こんなとこか
435世界@名無史さん:2009/05/10(日) 03:20:27 0
>>434
−3 ビッグバンすごいよ
436世界@名無史さん:2009/05/10(日) 06:51:32 0
>>433
さすがにケルトやカルタゴよりは重要じゃね?
437世界@名無史さん:2009/05/10(日) 13:01:33 0
今後イスラム教に変革があるとすればイランからしかないと思う
438世界@名無史さん:2009/05/10(日) 19:26:22 0
>>436
そういやそうだ。
教科書でもわずかだし。

結局、新進気鋭の旬の人を出すということなんだろ。
439世界@名無史さん:2009/05/11(月) 03:54:25 0
興亡シリーズはアレクとローマ巻を統合して、
「ローマとペルシア〜1000年の闘争〜」でも良かった気がする。
アレク巻は一人の人物に一巻当てるなんて酷いことしてるし、
ローマについては歴史本かなり出てるからね。
「アッシリアとペルシア〜世界帝国の誕生〜」でもやっぱりアレクを回収できる。
>>433
アメリカやヨーロッパが今一番叩いてるのがイランじゃん。アクシズ扱いまでしてさ。
重要じゃないどころか、今一番重要な地域の一つじゃね?

440世界@名無史さん:2009/05/13(水) 22:15:24 0
>>436
ケルトはヨーロッパ文明に影響を与えたし、
カルタゴはローマと派手に戦って滅びたから印象が強い
ペルシアは、気付いたらイスラム化してたイメージがある。
441世界@名無史さん:2009/05/16(土) 16:58:58 0
それって一昔前のヨーロッパ中心史観にどっぷり嵌まった人のイメージじゃない?
もう俺らの世代だと学校の世界史で東方もたっぷりやるからそれに共感するの無理。
古代ペルシアはダレイオス3世とヤズデギルド3世で、二回も滅亡したし、
相手はアレクサンドロスだのムハンマドの後継者たちだので、印象はかなり強い。
442世界@名無史さん:2009/05/16(土) 17:16:23 0
アレクサンドロス大王の巻なんぞを読むと、ヘレニズム文化がガンダーラ仏だの正倉院御物に影響を与えた
という従来の見方は誤りらしい。なんでも、ヘレニズム時代とガンダーラ時代との間に500年ぐらいの隔たりがある
からだというのだが、こうした知見が教科書に反映されるのはいつになるのだろう?
443世界@名無史さん:2009/05/16(土) 18:55:05 0
>>442
古代ギリシアとルネサンス期ヨーロッパとの間に2000年近い
隔たりがあるのだが、ギリシア文明がルネサンス文化に影響を
与えたという見解は誤りかね?
444世界@名無史さん:2009/05/17(日) 19:21:46 0
http://www10.atpages.jp/~whitedeerpark/index.php?%E5%90%84%E7%A4%BE%E3%81%AE%E3%80%8C%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%80%8D%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA#wf04e716

>イスラーム世界の興隆 砂糖次高

これが本当の砂糖の世界史ですwwwってやかましいわ!
445世界@名無史さん:2009/05/17(日) 20:02:20 0
>>444
'`,、('∀`) '`,、
446世界@名無史さん:2009/05/19(火) 13:50:07 O
興亡の世界史で、ビザンツ帝国とフランク王国も1巻ずつ欲しかった
447世界@名無史さん:2009/05/19(火) 13:57:42 0
なんで陳舜臣が出てんだよ。

井沢とか田中芳樹とか司馬遼とか出すようなもんだぞ。
448世界@名無史さん:2009/05/19(火) 15:22:12 P
はぁ?陳舜臣は宮崎市定翁の孫弟子だぜ?
そのへんの大衆小説家と同列にすんなよ。
449世界@名無史さん:2009/05/19(火) 15:47:43 O
>>443
間にビザンツ、イスラムを入れないとおかしい
西欧ではほとんど廃れてた時代に古代ギリシャ文化を継承してたのは、ギリシャ
語圏のビザンツと、イスラムだ。
450世界@名無史さん:2009/05/19(火) 19:19:07 0
>>448
ファンタジー作家に毛の生えたようなもんだな。
ラノベ板で十分だ。
451世界@名無史さん:2009/05/19(火) 19:34:10 0
ビザンツとかフランクとかは、興亡とするには地味すぎる。
イスラムとかに押されつつ窮屈に生き延びたという感じはするが、
とても世界史を動かした原動力とはいいがたい。

各巻にメリハリがないと全集として成り立たないから、
なんてもかんでも盛り込むわけにはいかんでしょ。

歴史は価値による選択が全て。
何を選ぶかは重要だが、大方妥当じゃね?
452世界@名無史さん:2009/05/19(火) 21:39:41 O
>>451
フランクは西欧史への影響大だし、ビザンツのロシア・東欧への影響力、イタリア・ルネサンスへの文化的
影響の大きさがわかってたら絶対に出てこない発言だな。物を知らな過ぎだよ。

まあ、興亡の世界史には要らんかもしれんが。
453世界@名無史さん:2009/05/20(水) 00:47:31 0
>>452
そんあデカイ釣り針にかかるなよw
454452:2009/05/20(水) 10:30:25 0
余計なお世話。
釣られるのを恐れてバカを放置するわけにはいかない。
455世界@名無史さん:2009/05/20(水) 10:34:52 0
そういや近代ドイツないね
456世界@名無史さん:2009/05/20(水) 13:04:22 O
>>452-453
まあビザンツは日本では理解するのにハードルが高めだからバカ発言があるのもわかるが、フランク
の影響力の大きさは高校世界史レベルだよなぁ。

やっぱり釣りかね。
457452:2009/05/20(水) 13:24:06 0
釣りかどうかいちいち確認しながらレスしてる奴きもい
458世界@名無史さん:2009/05/20(水) 14:50:31 O
>>457
他人に成り済ましてる奴もな
459452:2009/05/20(水) 17:00:33 0
すぐスレが脱線するのな。
俺が四六時中見張ってないとダメなのか。
460世界@名無史さん:2009/05/21(木) 01:28:47 0
ビザンツは影響が大きかった割りに、
今現在、そのidenntityを受け継ぐ国、都市がないのが惜しいね
461世界@名無史さん:2009/05/24(日) 06:11:30 O
欲を言えばきりがないけど、興亡シリーズにあったらいいなと思えるテーマ

・フランク(ビザンツは最近脚光を浴びつつあるけどフランクはまだまだマイナー。発掘の価値があるんじゃないかな)

・ビザンツ

・近代ドイツ(現代の国際関係に大きな影響を与えた)
462世界@名無史さん:2009/05/24(日) 09:10:17 0
ドイツイデオロギーが世界中に振り撒いた起源捏造、エセ科学の数々は
歴史に嫌というほど刻みつけとくべきだな。
463世界@名無史さん:2009/05/24(日) 20:58:26 0
ドイツ史学の功績、すなわち物語的、通俗的な実用歴史から離れた
学術的「実証史学」を樹ち立て、世界的に影響を与えたことは歴史上に不朽かつ永遠の功績なんだから、
これは歴史に刻み付けておくべきだろう。

当時の時代的な制約があるにしろ、ただの神がかり的、物語的自国マンセーではなく、
「学術」として「史学」となる端緒を作った。
それ無しには近代史学とそれを支える史学者も生まれず、引いては
この「世界の歴史」シリーズも成立しえなかった。
464世界@名無史さん:2009/05/25(月) 01:40:34 0
河出書房(文庫)の世界の歴史シリーズの評価はどんなもん?
465世界@名無史さん:2009/05/26(火) 02:36:00 0
>>464
俺の読んだのは以下のやつ

7 大唐帝国 宮崎市定
評価:◎
コメント:もはや説明不要の名著

8 イスラム世界 前嶋信次
評価:○
コメント:小話が良く挿入された物語風の叙述で面白い

9 ヨーロッパ中世 鯖田豊之
評価:◎
コメント:メチャメチャわかりやすい。著者に感謝の念が生じた

12 ルネサンス 会田雄次
評価:△
コメント:歴史的事実と伝統的解釈に対する著者のスタンスがぐちゃぐちゃで、
記憶には残るけどわけがわかんない。会田雄次はこの手の本を書くには
向いてないと思う。別の著者(中村氏)が書いたらしい後半の宗教改革の部分は普通。
466世界@名無史さん:2009/05/26(火) 02:37:27 0
続き

21 帝国主義の開幕 中山治一
評価:○
コメント:各国の内情や外交の意図がきちんと示されていて、
複雑なビスマルク外交などが実にわかりやすい。

23 第二次世界大戦 上山春平
評価:△
コメント:戦争の経過は軽く流す程度にとどめ、ラーテナウや近衛に焦点を
合わせて戦争の原因および戦後体制を中心に叙述。ドイツと日本にやや同情的な
内容。少しマニアックで初心者はわかりにくいか。と言うか、第二次世界大戦に
ついては、みんなある程度は知っているという前提で書いたのかも。
「次はイタリア抜きでやろうぜ」のエピソードにワラタ

22 ロシア革命 松田道雄
評価:×
コメント:どのページを紐解いてみても、「〜だった」「〜した」「〜た」ばかり
出てくる素人みたいな文章。こんなの読んでられるか。当然挫折。
467世界@名無史さん:2009/05/27(水) 22:36:18 O
>>461
まあビザンツは、中央公論のが井上浩一という学会トップクラスの書き手に書か
せてるから、興亡シリーズにはいいかな。実際はめちゃくちゃ興亡を繰り返して
るんだが
468世界@名無史さん:2009/05/30(土) 02:04:56 0
松田道雄って医者で育児評論家だよな。歴史の本も書いてたんだな。
469世界@名無史さん:2009/05/30(土) 04:11:59 0
てゆうか松田道雄はアカデミストでないだけで戦前から同時代の
ロシア語の文献をバリバリ読んでた革命史の研究者。
渓内謙みたいなもの(彼も大学の先生ではないはず)って言ったら
異論があるかも知れないが。
470世界@名無史さん:2009/05/30(土) 11:34:25 0
松田氏はあとがきで
「本来ならマルクス主義の学者が書くべきものだが、みんな逃げやがったので仕方なく私が書いた」
みたいなことを述べてたぞ
471世界@名無史さん:2009/06/02(火) 12:15:07 O
さては、自説に都合の悪い事実があるのを書きたくなかったんだな
472世界@名無史さん:2009/06/10(水) 13:24:48 0
大唐帝国って宮崎市定が中公文庫と河出文庫から出してるけど、同一の本なの?
それとも、中身は全然違うもの?
473世界@名無史さん:2009/06/10(水) 16:51:02 0
>>84
宮崎市定って宋の時代を著した著作ってあるの?
474世界@名無史さん:2009/06/10(水) 18:53:10 0
一般向けなら
『水滸伝』
中公旧版の『宋と元』
あたりじゃね

あと『五代宋初の通貨問題』とか
475世界@名無史さん:2009/06/10(水) 20:43:34 0
>>474
>>473もお願いします
ちなみに、大唐帝国って隋は扱ってないんだよね?
476世界@名無史さん:2009/06/10(水) 22:22:17 P

> >>473もお願いします

どう読んでも473に対するレスだと思うんだけど。

> ちなみに、大唐帝国って隋は扱ってないんだよね?

漢末から五代まで扱ってる。
477475:2009/06/10(水) 23:26:32 0
間違えたwww
>>473じゃなくて>>472だった
河出文庫と中公文庫の奴は同一の内容なの?
大唐帝国は隋と唐の通史として使えるの?
478世界@名無史さん:2009/06/10(水) 23:31:11 0
大唐帝国ってあるから、
唐を重点として扱っててあくまで隋はちょっとしか触れられてないのかな?
479世界@名無史さん:2009/06/11(木) 00:06:42 0
前スレにあったカキコ

886 名前: 世界@名無史さん [age] 投稿日: 2007/12/22(土) 16:02:32 0
河出文庫版・世界の歴史
宮崎市定「大唐帝国」は中公文庫と同じなんだね。
奥付見ると、中公文庫1988年、河出文庫1989年
ひょっとしたら中公文庫化が河出文庫化の契機になったのかも?
全24巻で他に文庫化されてるの見当たらないし。
480世界@名無史さん:2009/06/11(木) 12:00:06 P
> 大唐帝国は隋と唐の通史として使えるの?

> 唐を重点として扱っててあくまで隋はちょっとしか触れられてないのかな?

京都学派のいうところの中国中世史を扱ってる。
別に唐がメインってわけじゃない。

と476に書いたつもりだが。
481世界@名無史さん:2009/06/12(金) 22:04:49 0
jklo
482世界@名無史さん:2009/06/15(月) 14:07:41 0
中公旧版の世界の歴史シリーズで一番の名著ってどれ?
483世界@名無史さん:2009/06/26(金) 22:09:40 0
中公旧版で名著っていったら堀米の3巻だろ
484世界@名無史さん:2009/06/26(金) 22:58:30 0
中公は旧の方が評判がいいようですが、
私は新を購入して何冊か読みましたが、
正直、つまらなかったのですが、
岩波にも、旧と新があるようですが、
どちらの方が良くできていますか?
485世界@名無史さん:2009/06/28(日) 18:31:28 P
「が」が多いと思うのですが、
486世界@名無史さん:2009/06/28(日) 22:27:31 0
「が」を頻繁に使ってしまうのはよくわかる
487世界@名無史さん:2009/06/29(月) 10:28:43 0
接続の「が」は逆説の「が」と区別が付きにくいから
あまりつかっちゃいけないって何かで読んだな。
488世界@名無史さん:2009/06/30(火) 13:05:51 0
だがそれがいいが
489世界@名無史さん:2009/06/30(火) 16:08:38 0
なんか”が”でもりあがってしまった”が”、
古本屋で中公の旧”が”2500円だったので、
買ってしまいました。ついでに岩波のもあったので、
ちょっとのぞいてみました”が”、私には難しすぎ、
論文集の集まりって言う感じだったかな。
今のところまだ4回しか”が”が使えていない・・・
それにしても中公の新、焦点が定まってないって言うのか、
だらだらと小さいことを述べているって言うのか、
与えられた課題を自分のものにできてないっていうか、自らの
歴史観を持っていないというか。。くだらん叢書(中にはいいのも
あるんだろうが、どれがよさげ?)。
最近の歴史学者ってたいしたのがいないの?
読売に買収される前の中公だったから買ったのに損した、
結構高いもんな。
490世界@名無史さん:2009/07/01(水) 21:53:40 0
>>489
中公旧で一番良い出来なのは何巻?
491世界@名無史さん:2009/07/10(金) 03:49:55 0
やはり旧版刊行時と新版刊行時の研究の進展は違うので
一概に比較は出来ないと思うが、読み物としてみる場合は
旧版の方が読み安いんじゃない?

ただ新版になって新たに追加された巻は大体出来はいいと思う。
『ビザンツとスラヴ』に面白く読めた。
492世界@名無史さん:2009/07/10(金) 13:41:38 0
優秀な人は歴史じゃなくて地域研究に流れてるのかね?
493世界@名無史さん:2009/07/21(火) 00:41:58 0
文庫でも値段が高いよな。歴史が好きな人はともかく、
一般人は、手を出さないんじゃないのと思えるのが
多い。
494世界@名無史さん:2009/07/22(水) 01:05:53 0
お茶
495世界@名無史さん:2009/07/30(木) 01:04:05 0
中公文庫新版は今のところ全巻集めてるが
このシリーズはホントにその巻の分野について興味とかなりの知識が無いと読んでて辛いな
詳しいと自認してる範囲の巻はかなり面白かったんだが、あまり知らない範囲の巻になるとなに言ってるかわからんときがある
世界史を全く知らない人や高校レベルの知識しかない人が読むには全く向いてないね

読んでおもしろいなら河出版だなぁ、個人的には
496世界@名無史さん:2009/08/11(火) 13:09:10 0
おーい、誰かいる?
497世界@名無史さん:2009/08/11(火) 13:38:57 0
最近の本は通史シリーズといいつつ、
当該地域の基礎知識がないと理解できないような無駄に詳しいのが多い。
初心者や一般人のためというより、上級者やマニア向けって感じなんだよな。
498世界@名無史さん:2009/08/11(火) 14:32:09 0
昔と比べて研究が進んだからってのは言い訳にはならない。
学者向けの研究論文と一般読者や趣味人向けの本は区別して書くべき。

自分の専門分野だけやたら細かく詳しく書いてる、
大学の講義みたいな本は通史向けではない。
499世界@名無史さん:2009/08/11(火) 15:10:49 0
教養主義の時代はとっくに過ぎ去ったからなぁ
もはや趣味人向けに書かないと売れないんじゃないのかなぁ
500世界@名無史さん:2009/08/11(火) 15:27:00 0
いや、趣味人向けにしても文章や叙述が面白くないし、無駄に細部が詳しすぎて、
大学の講義や研究論文を薄めたような本ばかりになってるのが問題なんだろ。

趣味人ってのは、要するに一般人の歴史愛好者だからな。
501世界@名無史さん:2009/08/11(火) 17:30:58 O
興亡の世界史シリーズは各巻の面白さがまちまちすぎるよなあ
出来がいいのと悪いのをよく見分けないで買うと悲惨なことになりますよ
502世界@名無史さん:2009/08/11(火) 21:28:09 0
俺は別に大学の講義を受けてるような本でもいいけどな
503世界@名無史さん:2009/08/11(火) 21:41:26 0
>>501
興亡の世界史シリーズで良い巻と悪い巻を教えてくれ
504世界@名無史さん:2009/08/12(水) 12:21:53 0
中公の旧版で良い巻はどこ?
下のサイトとかでは後ろの巻の方は批判されてたけど、お前らも同じ感想なの?
ttp://flavius.cocolog-nifty.com/blog/

貝塚茂樹『世界の歴史1 古代文明の発見』(中公文庫)  4 易
村川堅太郎『世界の歴史2 ギリシアとローマ』(中公文庫)  4 易
堀米庸三『世界の歴史3 中世ヨーロッパ』(中公文庫)  4 易
塚本善隆『世界の歴史4 唐とインド』(中公文庫)  2 中
岩村忍『世界の歴史5 西域とイスラム』(中公文庫)  2 易
宮崎市定『世界の歴史6 宋と元』(中公文庫)  5 易
松田智雄『世界の歴史7 近代への序曲』(中公文庫)  2 易
大野真弓『世界の歴史8 絶対君主と人民』(中公文庫)  2 易
田村実造『世界の歴史9 最後の東洋的社会』(中公文庫)  3 易
桑原武夫『世界の歴史10 フランス革命とナポレオン』(中公文庫)  1 易
中屋健一『世界の歴史11 新大陸と太平洋』(中公文庫)  2 易
井上幸治『世界の歴史12 ブルジョワの世紀』(中公文庫)  1 易
中山治一『世界の歴史13 帝国主義の時代』(中公文庫)  2 易
江口朴郎『世界の歴史14 第一次大戦後の世界』(中公文庫)  2 易
村瀬興雄『世界の歴史15 ファシズムと第二次大戦』(中公文庫)  3 易
松本重治『世界の歴史16 現代 人類の岐路』(中公文庫)  2 易
505世界@名無史さん:2009/08/12(水) 18:03:34 0
桑原武夫ってかなり有名な人だよね。大家じゃないの、あの人って
その人に評価1つける何て・・・
506世界@名無史さん:2009/08/12(水) 18:13:51 0
トップページにリンクしたってわかりにくいだろ
ttp://flavius.cocolog-nifty.com/blog/list2.html
507世界@名無史さん:2009/08/13(木) 05:52:09 0
>>505
名前だけ有名で無能だったから
共産中国にハエはいないとか書いてたバカ
508世界@名無史さん:2009/08/13(木) 07:39:18 0
>>505
点数だけじゃなくて、レビューを読んでみればわかるよ。
509世界@名無史さん:2009/08/13(木) 09:08:16 0
山川の世界歴史体系、世界各国史ものはどう?
ちょっと高いけど。
510世界@名無史さん:2009/08/13(木) 09:45:59 0
>>504
世界の歴史10が一番楽しめた俺って…
511世界@名無史さん:2009/08/13(木) 10:22:43 0
>>504の評価って妥当?
512世界@名無史さん:2009/08/13(木) 10:51:36 0
レビューなんて書き手の主観だからな。
俺は桑原武夫のフランス革命の巻、普通に面白かった。

俺がその巻を読んだのは高校生のときだったけど、
文章は読みやすいし、内容も事件や人物中心で面白かった記憶がある。
叙述が革命派寄りで左がかってるのは時代性もあるから仕方ない。
513世界@名無史さん:2009/08/13(木) 11:04:39 0
しかも、この書き手は井上幸治のブルジョアの世紀も1なんだなw

左がかった内容に反発するっていのはわかる。俺もそうだったから。
でも、このシリーズの編集方針で、中高生でもサクサク読める叙述だったから、
面白く読めたけどな。

別に、その本を読んだからって、著者の歴史観に丸々従う必要はないんだから、
入門書や肩のこらない読み物としては十分だろう。
514世界@名無史さん:2009/08/13(木) 12:12:08 0
本の評価はどの時期にどういう順番で読んだかにも影響されるからね。
この人は「フランス革命 歴史における劇薬」のレビューを先にやってるし、
その後で人民闘争史観丸出しで革命礼賛のフランス革命の本を読めば、評価が低くなるのは仕方がない面はある。
515世界@名無史さん:2009/08/13(木) 12:28:07 0
世界の歴史と日本の歴史読んでるけど、サクサク読めません><
516世界@名無史さん:2009/08/13(木) 12:31:14 0
何で>>504の人は近代史、現代史にいくにつれてそんなに評価してないんだ
7巻から全部ほとんど2と1じゃん
517世界@名無史さん:2009/08/13(木) 16:00:45 0
>>515
それは基礎知識が足りないからだろう。
何か別の簡単な本でいいから、通史を一冊読んで先に全体の流れを押さえた方がいい。
518世界@名無史さん:2009/08/13(木) 20:51:53 O
中公の旧版、小学生ん時よく読んでたなあ
「ブルジョワの世紀」に載ってるミュッセの「世紀児の告白」からの引用、対応してる新版の「近代ヨーロッパの情熱と苦悩」にも出てくるんだよな
519世界@名無史さん:2009/08/13(木) 21:40:10 0
俺は中公旧版を幼稚園児のとき読んでたわ
520世界@名無史さん:2009/08/13(木) 21:45:20 O
>>519
小5くらいなら読んでたって普通だろw
521世界@名無史さん:2009/08/13(木) 21:50:29 0
幼稚園児は小5じゃないよ
522世界@名無史さん:2009/08/13(木) 21:56:46 0
多分基礎知識が足りないとかいってるやつは中公旧版をまともに読めてない証拠
523世界@名無史さん:2009/08/13(木) 23:18:17 0
たとえば、「絶対君主と人民」とか、気楽に寝転がって読める歴史読み物って感じだからな。
基礎知識なんかなくても、いろんな王様の生涯と逸話で面白く読める。
524世界@名無史さん:2009/08/14(金) 00:52:14 0
中学生、高校生で中公旧版読んでる奴何て本当に少数だろw
525世界@名無史さん:2009/08/14(金) 00:55:09 O
歴史好きなら普通読んでるだろ
小難しい専門書じゃあるまいし
526世界@名無史さん:2009/08/14(金) 01:08:06 0
俺自称東大だけど、赤ちゃんのときから読んでた
527世界@名無史さん:2009/08/14(金) 01:09:05 0
中公旧は、13巻が突き抜けて面白かった。

っで、第二次世界大戦は、正直面白くなかった。
日本人スパイかなんかの話に終始して、「っで?」って感じ。
528世界@名無史さん:2009/08/14(金) 01:47:35 0
文藝春秋「大世界史」で育った俺
中公の人気に嫉妬
529世界@名無史さん:2009/08/14(金) 03:08:39 O
中公の世界の歴史と日本の歴史、昔から家の本棚にあったなあ
530世界@名無史さん:2009/08/14(金) 10:25:59 0
70年代に出た講談社の本は、中南米とかアフリカとか東南アジアとか、
中公旧版がカバーしてない地域を扱ってるのはよかったが、その分西洋史が薄かった。

中公が4冊を費やしてた絶対王政〜帝国主義を、たった2冊ですませていた。
当然、個々の人物や事件や逸話を取りあげる紙幅もなく、あんまり面白くなかった。
531世界@名無史さん:2009/08/14(金) 12:33:26 0
アフリカ史何ていいんだよ、あんな奴隷の歴史
532世界@名無史さん:2009/08/14(金) 12:39:35 0
だが、アフリカのナポレオン、シャカ・ズールーの話は面白かった。
533世界@名無史さん:2009/08/14(金) 12:46:10 0
>>531

奴隷三角貿易で、アフリカ側の人間も利益を上げていた所なんて、
必要よ。
534世界@名無史さん:2009/08/14(金) 16:33:54 0
中公旧版だと、

7 近代への序曲 松田智雄
8 絶対君主と人民 大野真弓
10 フランス革命とナポレオン 桑原武夫
12 ブルジョワの世紀 井上幸治
13 帝国主義の時代 中山治一

で扱ってる内容が、講談社(70年代)だと

15 近代ヨーロッパへの道 成瀬治
16 ヨーロッパの世紀 前川貞次郎 望田幸男

の2冊に圧縮されてるんだよな。その分、物語的・逸話的な部分が割愛されてる。
まあ、その分、ロシアは

18 ロシアとソ連邦 外川継男

で一冊立ててもらってるけど。
535世界@名無史さん:2009/08/15(土) 13:20:55 0
中公旧の8はヨーロッパ各国の絶対君主の銘々伝みたいな感じで、読みやすい。
同じく旧の12も、前半は王政復古期のフランスをルイ18世とかシャルル10世を、
批判的にではあるがけっこう詳しく書いてて面白かった。
536世界@名無史さん:2009/08/16(日) 18:16:20 P
>>501
個人的に『興亡の世界史』で、特に良かったのは、

01 『アレクサンドロスの征服と神話』 森谷公俊
02 『スキタイと匈奴 遊牧の文明』 林 俊雄
05 『シルクロードと唐帝国』 森安孝夫
10 『オスマン帝国500年の平和』 林佳世子
12 『インカとスペイン 帝国の交錯』 網野徹哉
15 『東インド会社とアジアの海』 羽田 正
こんなものかな?
なんというか、西洋史の先生よりも、それ以外の研究者の方が面白く読めた傾向がある
特にヨーロッパ史は、砕けた「読み物」を読んでいる気がしてしまう・・・・
もう少し堅苦しくてもいいんだけねぇ〜


まぁ出来は様々だけど、面白いアプローチなんで、第二期とかやって欲しい
ペルシャ帝国(アケメネス〜ササン)、ビザンツ帝国
フランク王国、ムガル帝国とか目立ちそうな奴でも、まだまだいるし
他に、世俗権力としてのカトリック教会とか、特定の勢力でなく地域に焦点を当てても、面白そう
537世界@名無史さん:2009/08/17(月) 12:24:26 0
>>527
13巻は面白いね!!
538世界@名無史さん:2009/08/18(火) 18:38:14 0
>>504の評価ってむちゃくちゃじゃね?
539世界@名無史さん:2009/08/18(火) 23:04:52 0
>>537

友達になれそうだ。
540世界@名無史さん:2009/08/20(木) 06:58:57 0
>>538
このブログ主は、大学時代にヨーロッパ近代史を専攻してたんじゃないかな。
この分野に関してはかなり基本的知識があると見た。
それで、ヨーロッパ近代史に関しては、
初心者向けの入門書では物足りないと感じてるんじゃないだろうか。

↓この辺りの評価も低いし
矢田俊隆『自由と統一をめざして (大世界史17)』(文芸春秋)  2 易
尾鍋輝彦『カイゼルの髭 (大世界史19)』(文芸春秋)  2 易
江村洋『ハプスブルク家』(講談社現代新書)  3 易

↓この辺りは高校世界史の教科書読んだぐらいじゃちょっときついと思うけど、評価は高い
坂井栄八郎『ドイツ史10講』(岩波新書)  5 易
菊池良生『神聖ローマ帝国』(講談社現代新書)  4 易
ハフナー『ドイツ帝国の興亡』(平凡社)  5 易
541世界@名無史さん:2009/08/25(火) 22:06:29 0
>>538のブログの主は基本的知識も何もないね。ひどいよ、こりゃ
542世界@名無史さん:2009/08/25(火) 23:45:22 0
興亡の世界史by講談社 またまた配本延期 いい加減にしろや
鋭意執筆中って、どこまで本当なんだか
543世界@名無史さん:2009/08/26(水) 01:09:03 P
ブログ主の感想は読み流してるから問題ない。
自分が知らなかった本を紹介してくれてるのが単純にありがたい。
少なくとも何も発信しない俺やオマエよりマシ。
544世界@名無史さん:2009/08/26(水) 09:37:59 0
でも、世界史の本を読んでるブログって
ホント少ないんだよなぁ
545世界@名無史さん:2009/08/28(金) 13:27:11 0
中公旧版の世界の歴史は面白いね
これで君も歴史マスターだ!
546世界@名無史さん:2009/08/28(金) 16:50:29 0
マスターということは修士号ですか?
547世界@名無史さん:2009/08/29(土) 16:27:57 P
いいえ、歴史マスターベーションです。
548世界@名無史さん:2009/08/29(土) 22:46:12 0
マスター・オブ・マスターベーション
549世界@名無史さん:2009/10/11(日) 21:25:27 0
スレ違いかもしれないが山川のブックレット新シリーズ『イスラームを知る』が
面白そう。ロシアやフィリピンのイスラームや中東のキリスト教徒のことも
一巻割いてるし。

ただ難は一冊\1,200程度と割高なところなんですが。
550世界@名無史さん:2010/01/10(日) 21:51:22 0
山川から出てる「宗教の世界史」って『ユダヤ教の歴史』は面白そうだけど
他の巻はどうなの?

東方キリスト教の巻を楽しみにしてるけど刊行はまだ先みたいだね…
551世界@名無史さん:2010/01/10(日) 22:16:51 0
山川の世界歴史体系第二期は南アジアとスペインで終わりなのか?
552世界@名無史さん:2010/01/12(火) 03:46:49 0
>>551 『タイ史』が出るんじゃないの?中止?

大系『南アジア史』は「南インド」にまるまる1巻宛てるという蛮勇?に拍手。
553世界@名無史さん:2010/05/11(火) 16:29:45 0
>>536
イスラムのジハード、モンゴル帝国と長いその後が好き
02と05は読みにくかった。儀礼とか遺跡の状況とか羅列してるのは苦手

個人的なワーストは、イタリア海洋都市の精神か、東南アジア
前者はタイトルと内容が一致してない(建築史専門家が建築のことばかり)
後者は特定の遺跡の話しに終始してて、「多文明世界」って感じがしなかった
後書きとか前文で、ステロタイプな日本批判してる人も多いね
554世界@名無史さん:2010/05/19(水) 11:32:17 0
岩波新書から『シリーズ中国近現代史』ってのが出るらしいですが
555世界@名無史さん:2010/06/02(水) 20:12:10 0
講談社の『興亡の世界史』がついに完結!
556世界@名無史さん:2010/08/01(日) 22:54:39 0
あげ。大学卒業してだいぶ経つけど、今更ながらに世界史勉強してみたいと思うようになった。
で、まずはここで評判のいい中公旧版を読み始めてる。
新版のさわりも読んだけど、そんなに悪くなさそうな感じ。
557世界@名無史さん:2010/08/16(月) 07:38:14 0
ここでは三省堂の『人間の世界歴史 全15巻』は論外?
558世界@名無史さん:2010/08/16(月) 19:55:31 0
>>557
失礼だが聴いたことも見たこともない
どんな本なの?
559世界@名無史さん:2010/08/17(火) 19:21:30 0
>>558
この中にあります

http://www.sanseido-publ.co.jp/sinagire/series_sinagire.html

「中世のコンスタンティノープル」だけ流し読みしました
(これは後になって講談社学術文庫から出た)
アンナ・コムネナに関して色々書かれていたのが自分にはツボでしたw
民衆の生活とか宗教、教育の記述が多く、通史という感じではないと思います

他のも読んでる人がいればなあと思ったのですが。。。
560世界@名無史さん:2010/08/17(火) 19:48:34 0
世界史ちゃんねる
ttp://jbbs.livedoor.jp/study/10701/

将来、2chが無くなってしまった時にはこちらへ避難してください。
561世界@名無史さん:2010/08/19(木) 06:46:57 0
中公の旧版第1巻をブクオフで発見。
このスレを見ていなかったらスルーしていましたが
たまたま見ていたので迷わず買い…

…なるほど、おもしろいわ…
ありがとうございました!

ついでにライフ人間世界史という本も見つけたので購入
こちらはまだ読んでいませんが、ぱらぱらとめくってみたところ
これはこれでなかなか、なかなか…参考までに各巻

1巻/古代ギリシア
2巻/ローマ帝国
3巻/蛮族の侵入
4巻/信仰の時代
5巻/ルネサンス
6巻/探検の時代
7巻/宗教改革 
8巻/啓蒙の時代
9巻/王政の時代
10巻/近代ヨーロッパ
11巻/ビザンティン
12巻/イスラム
13巻/メソポタミア
14巻/古代エジプト 
15巻/アフリカ
16巻/ロシア
17巻/古代アメリカ
18巻/インド
19巻/中国
20巻/日本
21巻二十世紀 
562世界@名無史さん:2010/08/27(金) 07:24:38 0
中公旧版で基礎知識をつかんで、新版でほりさげるってのがいいよな。
さすがに旧版だけじゃボリュームがなさすぎる。
563世界@名無史さん:2010/08/27(金) 19:41:11 0
中公の旧版のは基礎知識っていうレベルじゃないだろ
564世界@名無史さん
中公旧版で十分