1 :
世界@名無史さん:
広く国際的に共通語として用いられてきた言語につてい語りましょう。
ラテン語、漢語、フランス語、英語・・・
アラビア語、スペイン語、ロシア語、中国語?・・・
ドイツ語、日本語・・・
2 :
世界@名無史さん:2007/06/24(日) 23:08:11 0
エスペラントと聞いてとんできますた
3 :
世界@名無史さん:2007/06/24(日) 23:24:33 0
現在でも学術用語に使われるラテン語。
東アジアの語彙の基本になった漢語。
王侯貴族の共通語だったフランス語。
東アジアへの西洋文明の語彙の入口となった日本語。
現在の世界共通語である英語。
4 :
世界@名無史さん:2007/06/24(日) 23:58:54 0
漫画のお陰で今西洋では日本語を学ぶ人が急増中
中世のリンガフランカ(地中海語)は具体的にどういう言葉遣いだったのかって残ってる?
ギリシャ、ラテン、アラブの混成語なのは知ってるが。
中東・北アフリカ・中央アジアを席巻したイスラム教に関わり深いアラビア語
交易のための共通語なら、有名どころでアラム語、スワヒリ語、マレー語……
マレー語は日本との関わりも深いですね。江戸時代初期に、日本人とイギリス人がマレー語で会話してたり。
広島弁を国際語にしよう
10 :
世界@名無史さん:2007/06/26(火) 16:25:28 0
11 :
世界@名無史さん:2007/06/26(火) 18:01:05 0
フランス語が王室共通といわれるのは英王室がフランス語を使っていたから。
英王室自体がもともとフランスの地方政権だしな。
12 :
世界@名無史さん:2007/06/26(火) 23:08:57 0
英王室以外でもフランス語使ってたでしょ
13 :
世界@名無史さん:2007/06/29(金) 22:24:01 0
一時期ヨーロッパの宮廷ではフランス語を使ってフランスから料理人を迎えて・・・
って時代があったんじゃない?
14 :
世界@名無史さん:2007/07/03(火) 10:40:03 O
ナショナリズムによってフランス語の国際共通語としての地位は後退したのかな?
中近世のヨーロッパ共通語はまずラテン語だろ。
その後でフランス語が台頭してきて、第一次世界大戦あたりまでは国際条約の原文はフランス語で書かれるのが慣行だったはず。
16 :
世界@名無史さん:2007/08/06(月) 05:45:19 0
ずっとラテン語系がヨーロッパの国際語だったんだよね。
英語もフランス語と現地の言葉が混ざって出来た言葉ではあるが。
17 :
世界@名無史さん:2007/08/27(月) 23:04:53 0
今でも学術用語はラテン語
古典語は過去には実際に国際語として通用していたが、
近代ナショナリズムによって排斥されてしまった。
民族語は民族を代表する言語でしかないが、
古典語は各文明圏を代表する言語であった。
アラビア語(フスハー)は今もイスラム世界で国際語として通用している。
漢文、サンスクリット語、ラテン語は国際語として滅びてしまった。
古典語の中でフスハーだけが現代でも残っているのは
これがイスラムの言語であるだけでなく、
アラブナショナリズムからも支持されるからだろう。
19 :
世界@名無史さん:2007/10/06(土) 22:08:21 0
18世紀に、イギリスの国王として、ジョージ一世が即位したが、彼はドイツ人で英語がしゃべれなかったが、フランス語に堪能だったようだ。 つまり、フランス語を使えば、イギリスの官僚達と意思疎通できたはずだが・・・・。
当時、まだ英語よりフランス語の方が優勢だったんだね。
20 :
世界@名無史さん:2007/10/06(土) 22:18:37 0
>>3 >東アジアへの西洋文明の語彙の入口となった日本語。
これは、大嘘。
日本語には中華起源の単語は何万個もあるが、中国語に存在する日本起源の単語は880個だけ
科学技術分野に存在する日本由来の単語は93個だけだ
>>19 > 18世紀に、イギリスの国王として、ジョージ一世が即位したが、彼はドイツ人で英語がしゃべれなかったが、フランス語
> に堪能だったようだ。 つまり、フランス語を使えば、イギリスの官僚達と意思疎通できたはずだが・・・・。
実際ジョージ1世は大臣達とはフランス語で会話をしていたそうですよ。
>>20 その880語がほとんど近代社会文化用語だから中国語における使用頻度が非常に高いのよ。
> 第三に、 日本来源の語は、 現代中国語における使用頻度が非常に高い。 一九六〇年、 中国の
『文字改革』 という雑誌に 『二音節基本語の出現頻度統計表』 が載っているが、 それは中国で
広く読まれている刊行物 『紅旗』 『人民日報』 『光明日報』 及び高校の国語教科書などを対象に
調査した結果である。 それによると、 二二八五の二音節基本語のなかで出現頻度五〇〇以上の語は
八八語あるが、 そのうち日本語から来たものは二八語で、 三一・八%、 およそ三分の一を占めている
というわけである。
「中国語の中の日本語(Chinese Borrowings from the Japanese Language)」
陳 生保(Chen Sheng Bao) 上海外国語大学教授
ttp://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/forum/text/fn091.html
23 :
世界@名無史さん:2007/10/11(木) 22:36:48 0
>>22 「頻出語彙の30%は日本起源である」といえば、あたかも近代中国語で書かれた文章には日本起源の単語が溢れているように錯覚するが
実際、中国の新聞を調べてみると、日本起源の単語は「出現回数」で、全体の10%未満である
ちなみに、日本の新聞を調べると、語彙の出現回数で、中国起源の単語が全体の75%を超えている
http://books.google.com/books?id=sD-MFTUiPYgC 日本起源の単語の一部が、出現頻度の高い単語であることは事実だろうが、
それをもってしても、日本が「近代(現代)中国語」に与えた影響は極めて小さく、
その小さい影響力をもって、「日本の語彙が東アジアに近代を開いた」なんていうのは妄想
「中国の語彙が近代の日本・韓国を支えている」というなら、紛れもない事実だが、その逆は存在しない。
小中華主義的な妄想にすぎない。
漢語に「日本語」も「中国語」もない。
漢語は漢語だ。
日本人だろうが支那人だろうが朝鮮人だろうが越南人だろうが
漢字漢語を理解し使っている限りは同等の資格がある。
漢字漢語は支那人だけのものではない。
たとえ西洋人だろうとアラブ人だろうと、
漢字漢語の知識が充分にあってそれを使いこなしている人なら
やはり同等の資格を持つ。
漢語は国際語なのだ。
25 :
世界@名無史さん:2007/10/17(水) 02:04:28 0
漢語はラテン語や、ほかの言語に入り込んでるフランス語の語彙に近いものがあるね。
>>23 >日本が「近代(現代)中国語」に与えた影響は極めて小さく、
言語学的に漢語やラテン語や英語のような国際語でもないでもない一国からの借用語が10%近く頻出するのって
「異常に多い」ていうんじゃね?
てか中国人の方が「漢語に日本語の影響が多い」といい日本人の方が「漢語に日本語の影響が少ない」て
主張するというのもおもしれーなw
スペイン語が国際語だったなら日本人は外国語が得意な国民といわれていただろう。
なにしろかなかな発音するだけで、ネイティブからいい発音とほめられるのがスペイン語。
こんな外国語は他にない。
語学で力を上げるのに時間がかかるのは単語力と聞き取り能力だが、
日本人の聞き取りの難しさで言えば
英語>>>>>フランス語>>中国語>>>ポルトガル語>>イタリア語>≒スペイン語
これくらいの開きがある。とにかく英語ほど日本人が聞き取るのが難しい言語はない。
他にないといいつつイタリア語がほぼ同レベルだと書いてる点について
29 :
世界@名無史さん:2007/11/11(日) 02:51:11 0
漢字の統一化を検討するらしいね。
>>29 旧字体(繁体字)中心に統一される見通しらしい。
寳(宝)・實(実)・竇みたいに旧字体では見分けにくい漢字が結構あるから困るなぁ。
政治的な動きだから漢字統一なんて期待しないほうがいいぞ。
むしろ日本は迷惑するだけ。
統一ではなく、旧字への復古ととらえたいね。
中共が存在する限り毛沢東が指示した簡体字が変わることはないのに、
中国がなぜ漢字統一に積極的になったのか?
漢字は中国発祥ということで漢字による影響力拡大をもくろみ始めたのだろう。
そもそもなぜ漢字を捨てた韓国が漢字統一の旗を振っているのか。
これも極めて政治的な思惑があるに違いない。
34 :
世界@名無史さん:2007/11/12(月) 17:23:10 0
35 :
世界@名無史さん:2007/11/18(日) 03:11:22 0
韓国が捏造しようとして失敗したのか
36 :
世界@名無史さん:2007/11/20(火) 15:10:50 0
エスペラントは何処へ
エスペラントはユダヤの陰謀
アラム語やシュメール語のことも忘れないであげて下さい
39 :
世界@名無史さん:2007/12/07(金) 01:55:13 0
欧米人が中国語を使うようになるのかなぁ?
40 :
世界@名無史さん:2007/12/07(金) 02:59:41 0
中国語は聴き取りに不便な気がする。
言語リズムにバリエーションが少ないように思う。
シャン・チー・チャン・チョンみたいな感じで
ちょこちょこと違うだけの音がトントントントンと
一定のリズムで発せられる言語。
それはお前がアホなだけ
中国語は文字で書くと同じでも抑揚で意味が変わるから
慣れれば聞き取った方が簡単
42 :
世界@名無史さん:2007/12/08(土) 21:47:17 0
漢字で書くと同じ
じゃないよな、表音文字だと同じってことか?
方言はバラバラだけど、書きことばはそれなりに統一されてるってことなのでは
44 :
世界@名無史さん:2007/12/15(土) 01:10:07 0
文法が明確なフランス語はやはり強いんじゃないか?
話者人口の割りに学ばれている・使われている割合高いと思うぞ。
45 :
世界@名無史さん:2007/12/15(土) 06:55:37 0
教養語・国際語の格付け(by俺)
〜世界三大教養語〜
サンスクリット :インド亜大陸・チベット・インドシナ(ベトナム除く)・インドネシアなどの
インド文化圏で絶大な影響を与えてきたインドの教養語。
シベリア・モンゴル・東アジア(+ベトナム)などの仏教圏でも重要な言語であり、
学術語としてはイスラム・ヨーロッパ世界にも影響を与えた。
ラテン語 :現在の主流であるヨーロッパ世界の教養語。ヨーロッパ世界で長く使われてきた教養語。
今現在、世界でもっとも影響力のある古典語。ヨーロッパ・アメリカ、その他でも利用されている。
アラビア語 :アラブ圏・イスラム圏での教養語。10億人を超えるムスリムにとっての教養語であり
今現在も話者が2億人を超える。歴史上の意義も大きい。宗教関係であるため求心力が強い。
〜その他重要な教養語〜
ギリシャ語 :ラテン語につぐヨーロッパ世界での教養語。
タミル語 :南インド・スリランカ・東南アジアへの影響は大きいがタミル語自体サンスクリットの影響が強い。
古典中国語 :中華文化圏での教養語。日本・朝鮮・琉球・越南に絶大な影響を与えてきた。
ペルシャ語 :時代によって言語としては大きく変容するが、古代から重要な言語。
46 :
世界@名無史さん:2007/12/15(土) 07:36:30 0
ラテン語はローマ帝国の言葉
教養語〜というのがあるなら
それは教養文化を内包した言語ということだろ
47 :
世界@名無史さん:2007/12/15(土) 09:15:17 0
ルネサンスどころか近代のフランスでは数学の論文すらラテン語で書かれたって知らないのか
48 :
世界@名無史さん:2007/12/15(土) 10:04:55 0
頓珍漢なレスするな
>45
ラテン語:現在の主流であるヨーロッパ世界の教養語。ヨーロッパ世界で長く使われてきた教養語。<
にレスした
49 :
世界@名無史さん:2007/12/15(土) 10:05:26 0
また見えない敵と戦っているのか
50 :
世界@名無史さん:2007/12/16(日) 22:56:09 0
ラテン語
漢語
フランス語
英語
>40〜
中国は春秋戦国時代の頃には既に"雅言"と言う共通語があったとの記述が
『論語』に見られるが、実際は『孟子』に「南蛮鴂舌」とあるように地方や
国ごとに全く言葉が違っていた。
また、漢字と言われる文字も秦の始皇帝が"小篆"による文字統一をするまでは
非常に多種多様な「漢字のような文字」が使われていた。
『十三經』が「雅言」で書かれていたため、儒教の確立と伝播によって「雅言」
が広く共通語として広まった。日本でも書き言葉としての漢文は「雅言」。
今中国、台湾で使われているのは「白話」を基本としたもので「雅言」とは
全く違う。
しかし、あくまで"書き言葉"であって口語はいまだに地方ごと、国ごとで全く
違い41の言うようなことはありえない。
『雅言』でも方言間で漢字の発音がかなり異なり、色々の時代の文献に記述がある。
口語にいたっては漢代の『揚雄方言』をはじめ色々な文献に記述があるとおり、
激しく異なり、方言で書かれた文献で物によってはいまだに解読不能な文書すら存在する。
今でも場所によっては意思の疎通が困難なほど差異が大きい。
中国、香港、台湾、シンガポールの中国系テレビ局、ラジオ局は主要方言による
番組や放送局を持っているし、テレビドラマ、アニメ、ビデオなどは少なくとも
「北京語」をベースにした"普通話"、"国語"の字幕が付いている。場合によっては
英語や方言の字幕付。
"普通話"や"国語"にしても一応国の「標準語」とされているが方言地域の人が話す
と通じにくいことが多い。
そういや昔、「電波少年」の企画で香港出身のチューヤンと台湾出身のビビアン・スーが
一緒にロケしたんだが、お互い言葉がまるっきり通じず、しかたなく日本語で会話してた。
ちなみにビビアン・スーは台湾アミ族の出身だがアミ語が話せないので、アミ族の祖母とは
日本語で会話しているとか。
つまり何が言いたいかというと日本語は国際語であ(ry
53 :
世界@名無史さん:2007/12/19(水) 01:16:14 0
結局、植民地をたくさん持っていたりした国の母国語なんだよな〜
54 :
【大吉】 【312円】 :2008/01/01(火) 00:46:15 0
フランス語 英語 中国語?
55 :
世界@名無史さん:2008/01/02(水) 04:24:37 0
学術語のラテン語って、日本語の中の漢字語彙のようなもので、もはや、新たな
論文がラテン語で発行されような分野は、それこそ、カトリックの教義くらいしか
ないでよ。
生物の名称なんかはラテン語で云々とかいう19世紀の取り決めも、もはや、死文化
していて、ラテン文字で表記する統一名称を先願制で決めるというのが実情。
属名を名詞単数主格、小種名を名詞属格か形容詞、というような形式すらもはや
なんとなくでしかやっていなくて、すばり、発見者や発見地の名をラテン語風味に
せずにそのままで使う例も増えてきている。
56 :
世界@名無史さん:2008/01/02(水) 12:49:20 0
古代ギリシャ語とそう変わらないのかもね。>ラテン語
やっぱり英語の時代なのか。
>52
台湾の山間では部族間での会話で日本語が使われることがまだある。
同じ部族でも方言差が激しい上中高年以上の人は中国語の教育を満足に
受けられなかったので日本語が共通語となっている。
またその子供たちも親の影響で日本語を少し話せると言った状況が残っている。
今は、中国語、主要部族語での教育が受けられるようになって日本語を
話す世代もどんどん減っているので爺さん婆さんは部族語か日本語、
父母は中国語(国語)かカタコトの日本語、子供は中国語(国語、台湾語)かカタコト
の部族語(学校で習う標準化された主要部族語)と言う世代間で異なる二重言語の生活に
なって来ている。
58 :
世界@名無史さん:2008/01/11(金) 03:41:15 O
ヨーロッパは英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語などの有力な言語が集まっているところだが、
極東も中国語、ロシア語、日本語などが集まっているな。
収録語で世界一になるニダということだけを目指していたんちゃうんか。
おそらく他の辞書からパクリまくりだろう。
世界最大の漢字辞典、5月までに韓国で全巻刊行へ
全15巻(索引を除く)ある『漢韓大辞典』は、韓国・中国・日本などの漢字文化圏で
使用される約6万字の漢字と、固有名詞を含む約50万個の漢字語を収録した、
200字詰め原稿用紙にして224万枚分の漢字辞典だ。これは「3大漢字辞典」と
いわれる、漢字4万9000字と漢字語40万個を収録した日本の『大漢和辞典』
(諸橋轍次著、1960年)、漢字5万字と漢字語40万個を収録した台湾の『中文大辞典』
(1962年)、漢字5万6000字と漢字語37 万個を収録した中国の『漢語大詞典』(1994年)
を上回るものだ。
『漢韓大辞典』は1978年、近隣諸国の漢字辞典編さんに刺激を受けたという李熙昇
(イ・ヒギュ)博士(1896‐1989)を所長に招いた檀国大東洋学研究所が編さん作業に
着手した。これまでに要した経費は200億ウォン(約23億1900万円)を超える。漢字辞典
の編さんは韓国で初の試みだったため、その進行には長い歳月を要し、第1巻を刊行
したのは約20年後の99年のことだった。
http://www.chosunonline.com/article/20080109000049
60 :
世界@名無史さん:2008/01/12(土) 01:12:13 0
韓?(笑)
61 :
世界@名無史さん:2008/01/17(木) 05:46:27 0
21世紀は英語、中国語、スペイン語、ロシア語の時代。
62 :
世界@名無史さん:2008/01/18(金) 19:52:40 0
興味深い話をきいた。
国境線と言語境界線が完全に一致しているのは、日本の周囲だけだそうだ。
本当だろうか?
鴨緑江と豆満江には中国と北朝鮮の国境線があるが、言語境界線はない。
両岸ともに朝鮮語を使っている。
中国の朝鮮族自治区の周囲には言語境界線があるが、そこには国境線はない。
フランスでは、地中海に面している部分には国境線があるが言語境界線はない。
対岸のアルジェリアでもフランス語を使う。
東南アジアの国々は、国内に言語境界線がある。
言うまでもないが、国内だから、そこには国境線はない。
日本のように、周囲を100%完全に国境線と言語境界線で取り囲まれていて、
かつ、国内に言語境界線のないという国は、他にあるだろうか?
63 :
世界@名無史さん:2008/01/18(金) 19:59:46 O
>>62 言語の境界そのものがあいまいで、境界線と呼ぶにふさわしくない
島一個だけの国なら、国境=言語境界だろ。
マダガスカルとか、セイシェルとか、ナウルとか。
>>62 現在アルジェリア在住のフランス人はごく少数で、他のアラブ系アルジェリア人にとって
フランス語はネイティブではない第二言語に過ぎない。
これは、朝鮮人や台湾人(特に先住民)の特に高齢者が、
日本語を第二言語として使う状況と全く同じ。
フランスあたりの地中海沿岸方面においても、各国語の共通語の通用範囲は、
若干の例外はあるがほぼ国境線に準ずるようになっている。
(内陸になるが、アオスタなどでも仏語はかなり廃れているようだ)
方言はグラデーション的に変わるがね。
ただ、日本語は一語族まるまる一国家言語になるので、
日本語族内の変異は全部方言扱いになるから、
フランス語とイタリア語とスペイン語のようなタイプの境界線が生じないというのはあるが、
日本・日本語がそんなに特殊な例だとは思えないがねえ。
66 :
世界@名無史さん:2008/01/18(金) 20:50:43 O
英語、中国語、スペイン語、日本語、ドイツ語、…
インターネットでの順位
67 :
世界@名無史さん:2008/01/18(金) 23:48:38 0
>>65 ノルウェイ、スウェーデン、デンマークなんか国境で分かれているような気がするよ
もっともスウェーデン語とデンマーク語は日本でいう方言の差みたいなもんだが
68 :
世界@名無史さん:2008/01/19(土) 02:36:31 O
ハンガリー
ハンガリー語
ルーマニア
ルーマニア語
69 :
世界@名無史さん:2008/01/20(日) 16:01:37 0
70 :
世界@名無史さん:2008/03/02(日) 20:35:40 0
ロシア語盛り返せるかな?
>62
今は亡き柴田武先生から各言語の話されている地域と母語の人口比率の授業
を受けたことがあるが日本語がダントツで母語話者の集中率が高く90%以上
だった。アイスランド語、デンマーク語なども母語の集中率は高いが、国内に
バイリンガルの話者も多く日本語ほど集中率は高くない。
島嶼国は母語集中率も高いが、複数の言語が使われているところがほとんどで
国内で単一言語の母語集中率が90%を越える国は全く無い。
64で挙げている国も公用語が2つ以上あり、国内での言語単一性を欠いている。
67でいう北欧諸語も微妙に国外に母語話者の集団が分散しており、スウェーデン語
にいたってはフィンランドの南西部に話者が非常に多く、フィンランド・スウェーデン
語のバイリンガルのメディアがあるくらい。
ノルウェー語はブークモール、ニーノシュクなどノルウェー語内での分派が激しく公的にも
2言語(方言)併記することが決められている。
68の挙げたルーマニアはハンガリーやモルドヴァなどにも多くの話者を持っていて話者の
約15%がルーマニア国外に住んでいる。ハンガリー語もセルビア北部のボイボディナ自治
州などに多くの話者がいて話者の30近くがハンガリー国外の話者である。
72 :
世界@名無史さん:2008/03/02(日) 23:47:33 O
ざめんほふユダヤぢんユダヤ語国際化は嬉しい
73 :
世界@名無史さん:2008/03/03(月) 00:03:50 0
パラオの一州では日本語が公用語となっている。
74 :
世界@名無史さん:2008/03/03(月) 08:30:29 0
>>68 ハンガリーの中央にはドイツ語地域があり、
ルーマニアの中央にはハンガリー語地域があり、
ルーマニア語地域はルーマニアとモルドバにまたがっている。
>>72 エスペラントは理想主義者の識者の道楽に留まるなあ。
現実の政治経済関係が日常使用語としての言語の普及を決定する
>>73 但し、殆ど使われていない
>>74 近代史からすれば、オーストリア=ハンガリー帝国が中欧の
覇権国家だった事を思えば当たり前。モルドバはソ連邦がルーマニア
より割譲。ソ連邦崩壊後も返還の話は無いね。
76 :
世界@名無史さん:2008/03/03(月) 09:17:14 0
エスペラント
極端な語彙不足で、中世か!というよな古臭いイタリア語のようだけどな〜んか変! というのが欧州人の印象らしい
>>71 世界で唯一中華街がなかった朝鮮はどうなのか?
78 :
世界@名無史さん:2008/03/03(月) 13:25:32 0
これから、英語の地位も次第に落ちて行くんだろうか?
79 :
世界@名無史さん:2008/03/03(月) 13:58:47 0
>>18 何を以って古典語とするかの定義、が多重基準になってないかい?
古典文学や宗教やらの担い手になっものを古典言語とするならば、フスハーは、
漢文やサンスクリット語やラテン語と同じ基準を以って古典語だろう。
現代に於ける口語の有無という基準では、漢語やサンスクリット語やラテン語は
古典語、フスハーは現代語だ。
80 :
世界@名無史さん:2008/03/03(月) 14:15:10 0
スウェーデン・スコーネ地方←→デンマーク・コペンハーゲン地方
すんげぇよく解る。どこが違うの?
スウェーデン・スコーネ地方←→スウェーデン・他の地方
何言ってるだか解んねぇよ。
デンマーク・コペンハーゲン地方(話方)→デンマーク・他の地方(聞方)
言ってることは解るよ。でも、あんなふうに喋るのは面倒だ。
デンマーク・コペンハーゲン地方(聞方)←デンマーク・他の地方(話方)
何言ってるだ理かんねぇよ。
81 :
世界@名無史さん:2008/04/12(土) 04:06:04 0
EUでの重要性は、
1 英語
2 ドイツ語
3 フランス語
の順番になりつつあるようだね。
82 :
世界@名無史さん:2008/04/13(日) 14:46:32 0
ドイツ語は中世以来中欧の共通語だよね。
はぁ?
中世もラテン語だろう。
84 :
世界@名無史さん:2008/04/17(木) 17:35:07 0
ヒント: 中欧
85 :
世界@名無史さん:2008/04/17(木) 18:44:13 0
北米での重要性は、
1 英語
2 スペイン語
の順番になりつつあるようだ。
86 :
世界@名無史さん:2008/04/17(木) 18:48:28 0
>>82 いや、中欧でもポーランド=リトアニア連合王国の共通語はポーランド語とラテン語。
87 :
世界@名無史さん:2008/04/17(木) 19:01:55 0
>>52 香港人ならみんな学校で北京語習ってるはずなんだけどね。
年配者は別だけどチューヤンくらいの世代なら北京語は必須科目のはず。
香港人の友人何人かいるけど広東語、英語、マンダリンはみんな話せるけどね。
チューヤンは学校行ってなかったのか?
なんかTVのヤラセっぽいな。
88 :
世界@名無史さん:2008/04/18(金) 00:24:31 0
>>87 教育を受けたのがまだイギリス領時代だったろ
日本のテレビに出たのが中国返還直後だし
>>85 そのうち、
1 スペイン語
2 中国語
3 英語
バチカンでは今もラテン語が公用語のひとつ。
各国から来ている聖職者が意思挿通をするのに
共通の言葉として機能するようだ。
90 :
世界@名無史さん:2008/04/18(金) 01:53:45 0
よく誤解されているが日本語改革(漢字制限や簡易化)は日本語を
日本の植民地に広めるために計画された。
91 :
世界@名無史さん:2008/04/18(金) 02:20:25 0
このバカチンがー
92 :
世界@名無史さん:2008/04/18(金) 03:07:53 0
>>88 チューヤン世代の香港人ならイギリス領時代から学校で北京語を学んでますよ
返還と同時に急に言葉がしゃべれるようにはならないんだから
それに備えてみんな準備してたんですよ。
93 :
世界@名無史さん:2008/04/20(日) 16:38:12 0
確か香港って、英語で授業行うスクールと、北京語で授業行うスクールに分かれてて、
大学もそうじゃなかったっけ。
95 :
世界@名無史さん:2008/04/21(月) 00:18:17 0
英語で授業行うスクールでも北京語の授業がある
>>89 バチカンのラテン語ってイタリア語訛りが強いと聴くが。
表音文字で言文一致の言語とは言え、変遷がありそう
>>94 >>95 でも、北京官話の学校でも、英語教育は必須かと
国連公用語って
英・仏・西・中・露・アラビア語か
日本語は一億人以上が使っていて、
>>22の言うように、
アジア各国に入り込んでいるなら、十分、公用語の資格あるんじゃね?
常任入りもいいが、日本語の公用語採用の運動でもしたらいいのにw
98 :
世界@名無史さん:2008/04/22(火) 16:50:17 0
>>89 >>96 訛りもなにも、現代のラテン語はその話し手の母国語流の発音
Caesar シーザー(英)、ケーザル(独)、セザール(仏)
Augutus オーガスタス(英)、アウグストゥス(独)、オーギュストゥス(仏)
et cetra エトセトラ(英)、エトケトラ(独)、エセトラ(仏)
99 :
世界@名無史さん:2008/04/22(火) 16:57:30 0
100 :
世界@名無史さん:2008/04/22(火) 17:36:15 0
>>97 韓国台湾満州あたりでの統治がもっと長くて今も常用的に日本語使われてたら公用語になってたかもしれないね。
残念ながら現在日本語を日常的に話してる国は日本(パラオ台湾は年寄りに通じるけど)しかないからまず無理だね。
それよりドイツ語が可能性ある。
ドイツ、オーストリア、スイスのドイツ語圏の国が3つあるし、
オランダ、ポーランド、チェコあたりはドイツ語がかなり通じる。
>>98 そんな発音でラテン語話す奴はさすがにラテン語の授業で落第するよ
102 :
世界@名無史さん:2008/04/25(金) 22:23:40 0
官話が世界最大の言語。
103 :
世界@名無史さん:2008/04/28(月) 01:05:48 0
中国語 英語
アラビア語 フランス語 ロシア語 日本語
>>92 中共は民族浄化のようなことを平気でやるし、返還前には自らイギリスやカナダへ
大挙して逃げて行ったりしていたので、殺したり追い出したりして減った分を、
北京語を喋る連中で補ったんだろう。
105 :
世界@名無史さん:2008/05/03(土) 23:29:46 0
中国語とスペイン語は話者人口は多いけど、学習しなければならない言語にはなってないね。
106 :
世界@名無史さん:2008/05/05(月) 11:08:15 0
まあアメリカ大陸限定なら必修だろうなあ>スペイン語
北京官話って満州族でも喋りやすいように
本来の漢族の発音から相当改変されたものだと聞いたことがあるが
108 :
世界@名無史さん:2008/05/05(月) 17:03:26 0
発音が、か。
疑問文の「〜ロ馬?」は、明らかに膠着語方面の影響だろうけど。
109 :
世界@名無史さん:2008/05/05(月) 17:38:47 0
広東語の方は濁音っぽいのに対し、北京語は「チャ」「チュ」とかの発音が多いね
北京の方の奴はアホなので、カ・キ・ク・ケ・コといえず、チャ・チ・チュ・ヘ・ホだし、
入声もなくなるは、清濁も区別できなくなるは、殆ど中国語ではなくなってるし。
111 :
世界@名無史さん:2008/05/06(火) 22:26:26 0
満州語の単語は混ざっていないようだ
>>110 北京の方では南の方の連中の喋る官話ほど恐ろしいものは無いって
南方出身者の官話の訛りをあざけり笑ってたみたいだけどな
食べ物以外は北京の連中の方がよっぽど野蛮なわけで。
114 :
世界@名無史さん:2008/05/11(日) 18:31:52 0
>>110 日本人もRとLの区別つかないんだから同じだろ。
RA RI RU RE RO
LA LI LU LE LO
の違いを聞き分けられるか?
>109
広東語にも基本的に濁音は無い。ただ破裂音の発音が北方と異なり内破音という
東南アジアから長江以南に共通する発音になっているから響きが異なる。
濁音がはっきりしているのは福建周辺の閩(門+虫)ビン語、上海語を代表とした
呉語。他の方言でも濁音が現れるものがあるが、それは濁音と無声無気音が同じ
音として認識されているか、二重子音の異音であるかである。
>107
109、110が言っている口蓋化については満洲語では起こっていない。
そのため、清朝で流行った京劇の台本「十三轍」ではkiとtsiを区別するよう
になっている。
>110
清濁の区別は元代には消滅し始めているし、入声も明代には消滅している。
満洲語の借用語では清濁の区別は残っているし、と言うよりも満洲語には
有気、無気の区別は無かった。入声については満洲語でもほとんど見られない・
>111
姐姐、爺爺などの親族名称、蛤蟆などの動物名、一部の胡同の名前など満洲語の
単語が入っている。
>>114 へー。
じゃあ、鉄道を敷き、近代的な法制度を導入し、教育を施し、産業を興し、優秀な日本人を
沢山送り込んだ満州国は、認めるんだね?
中共がチベット自治区に対して行ってると賞していることも、同じだろ。漢族が優秀か
どうかは大いに疑問だけれど……
誤爆・・・だよな?
118 :
世界@名無史さん:2008/05/12(月) 16:05:50 0
官話の喋れない南方中国などの地方人は、都に数年くらい滞在し官話のスピーキングを習得してから出仕?
>>118 科挙では漢字の読みはその地方の方言で良かったのだそうだ。
古典の用法を覚えていれば、意思疎通は発音が違ってもある程度可能。
120 :
世界@名無史さん:2008/05/12(月) 22:33:52 0
でも宮中での会話は出来なかっただろう。
同郷人で固まってたのかも。?
>>120 そこまでは分からんが、中華圏は漢字のおかげでヨーロッパのように
別の言語に分化しなかっただけなので、読みはどうでも良かった、というか
そんなことをしたら統一など維持できなかったのではないか。
122 :
世界@名無史さん:2008/05/13(火) 23:58:41 0
そもそも録音技術も無いし、移動に膨大な時間がかかるところで
発音を統一化するのは無理だろう。
表音文字も無いしw
123 :
世界@名無史さん:2008/05/14(水) 00:17:16 0
せめて元代にパスパ文字が定着してれば……。
古代には、貴人は直接話さず、会話は必ず奴隷身分の者が間に入って話した。
支那の場合は、専ら宦官がこの役割を担っていた。
「官話」だから清朝の時代で……ところがどっこい、支那は20世紀頭まで、モンゴル帝国元朝
支配期の100年ほどの期間を除いて、社会制度や人間の意識は古代のまま律令時代だった。
>>118 ヨーロッパではローマ帝国の時期から軍閥の割拠という中世化の傾向があり、また、民主主義・共和制の
ギリシャの文化を尊んだため、上位の者が自ら弁舌を振るうことに抵抗が少なかった。
日本では8世紀末には律令制が崩壊し脱古代化する。その過程で、奴隷が間に入って用件を伝えるという
形は廃れ、代わりに貴人は貴人とのみ直接話すという慣習が出てくる。
天皇に対する謁見は四位以上とか、江戸将軍へのお目通は大名もしくは旗本格以上とかいうのが、それだ。
ただ、身分の低い者が取次を行うという習慣は完全にはなくならず、政治に参与できないが昇殿の許される
六位蔵人とか、武家ならば小姓・側用人というものがそれにあたる。それも、時代が下るにつれ、有力家門の
子弟から選出され出世の登竜門のように変質してくる。
126 :
世界@名無史さん:2008/05/15(木) 02:23:26 0
けっきょく出世できるやつというのは上の人の言葉を解する人が第一だったってことでしょ。
有力家門の子弟を蔵人や側用人にするんだから、出世できない訳が無いじゃんよ?
>119
科挙で問われる漢字の音韻は宋代は『廣韻』、明代は『洪武正韻』後に平水韻、
清代も平水韻と呼ばれる隋・唐代の発音を再構成したどの方言とも合わない音韻。
明代の科挙の際には実際の音韻と全く異なる分類のために「該死的十三元!」と
言う言葉が残っている。(元は明代の音韻では"-an"系の音だが『洪武正韻』では
十三番目の"-in"系の音韻が当てられていた。)
清代の科挙で福建の挙人が詩の押韻を福建の方言で当ててしまったが、たまたま
試験官も福建出身だったので科挙を通ってしまった。と言う逸話があるがそれは
例外中の例外。
先にも挙げた京劇の『十三轍』のように実際の発音とは異なる音韻で文語を操る
と言うことが今でも行われている。
宮中での会話は文言文を平水韻を用いて話すという実際の言語生活と全く違う言語が
使われていた。また上奏文なども八股文と言う独特の書き方で特別な教育を受けている
挙人でないと使いこなせなかった。そのため明治期の中国語教科書などには尺牘と言う
文言文の文例集が多く採用されている。
129 :
世界@名無史さん:2008/05/18(日) 22:52:43 0
↑
それは、当時の北京上流階級の会話の発音に近いものだったのですか?
130 :
世界@名無史さん:2008/05/19(月) 01:05:03 0
もう落ちそうだが、最後かもしれないので一つネタを
アウストロネシア語族に詳しいやついるかね
あれって台湾発だとして、散らばった年代と言葉の違いの地理的な分布って
対応してるのかな
964 :世界@名無史さん:2008/05/06(火) 17:42:12 0
アウストロネシア語族ってアジア大陸発祥でしょ?
発祥地にいちばん近いのがチャンパ王国のあったベトナム中部の内陸部に残っている言語なんでしょ?
132 :
世界@名無史さん:2008/05/19(月) 13:47:36 0
けっきょく「上に取り入って出世する官僚」つーのは「宮中の方言」にまず通じているというのが第一だったのでわ?
科挙が額面どおりの試験だったと思っていたら大間違いだで
134 :
世界@名無史さん:2008/05/19(月) 19:02:00 0
ペーパー試験の科挙に受かっても、
宮中で話せる自信ないものは、免税特権?の合格証書?もって帰郷?
士大夫は直接話さない。宦官が間に入って話す。
136 :
世界@名無史さん:2008/05/19(月) 23:15:50 0
古代から中世の国際語であるアラム語が、今滅亡寸前になっているそうな。
シリアの山岳地帯の、3つの村でしかもう話されていないんだと。
137 :
世界@名無史さん:2008/05/19(月) 23:37:36 0
宦官が賄賂もらって鉛のあることばを「よきに」通訳してたの?
138 :
世界@名無史さん:2008/05/20(火) 00:03:44 0
>>136 ところがどっこい、シリア正教会の典礼用語としてはしっかり残ってるらしいよ。
参考サイト:シリア正教とは何か ―その波乱万丈の歴史と豊かな文化―
ttp://www.syrian.jp/index.html >シリア及びメソポタミア地域では歴史的にアラム語の様々な方言が使われており、
>その中でも北メソポタミアのエデッサのアラム語方言であったシリア語が、アラム語形式の最も有力な書き言葉でした。
>私たちが「シリア正教徒」という呼称を用いる時には、母語がシリア語か、典礼にシリア語を採用しているキリスト教徒を指しています。
>シリア正教会の信徒は多民族で構成されており、(中略)例えばヨーロッパやアメリカのあなたの地域にあるシリア正教会を訪れてみれば、
>装飾や聖職者の祭服にオリエンタル世界とインドの文化の混合を見出すことができるでしょう。
>今日のシリア正教徒の多くは中東諸国やインドのケララ州、及び移民のコミュニティに住んでいます。
イエス・キリストが喋っていた言葉もおそらくアラム語じゃないかって説もあったな
140 :
世界@名無史さん:2008/05/20(火) 04:51:39 O
エスペラントですか?
141 :
世界@名無史さん:2008/05/21(水) 01:43:44 0
日本も似たようなものだし。
古来の雅文の直系の言葉が、政治・人口の中心を持っていかれて、喋り言葉だけではなく
書き言葉までえららくかいつまんだ東日本のものにとって代わられていて、今では、
祝詞か和歌ぐらいしか出番がなくなっている。
古代アッシリアのアラム語に対して、アラビア語が、セム語でのそういうものなんだよ。
>>142 安易に日本のそういう事例と重ねるのも、実態の把握を歪ませるだけだと思うが。
144 :
世界@名無史さん:2008/05/27(火) 20:40:55 0
アラム語に対して、アラビア語が、セム語の方言
名古屋弁が東京弁によって消えたような者
145 :
世界@名無史さん:2008/06/02(月) 00:24:22 0
>名古屋弁が東京弁によって消えた
たーけらしい!
何いうとらーせるがな。
そんなことありゃーせんでよ。
147 :
世界@名無史さん:2008/06/02(月) 21:56:26 0
サンスクリット語
ギリシャ語
漢語
ラテン語
アラビア語
フランス語
英語
148 :
世界@名無史さん:2008/06/11(水) 00:30:25 0
英語 フランス語 ドイツ語 日本語 ロシア語 中国語
149 :
世界@名無史さん:2008/06/27(金) 23:53:02 0
フランス語は文法も発音もスッキリしてるから
国際語に向いてる。
中国語の普通話に入声が残っていれば良かったのに
151 :
世界@名無史さん:2008/07/02(水) 23:13:37 0
入声て?
よく使われる例えだけど
日本語で「仏(佛)」「国」を音読みで「ブツ」「コク」って読むだろ。
漢字の音読みは元々の中国の発音を日本風に改変したモノなんだけど、
元々アッチの言葉では「but」「kok」に近い音で発音した。この最後の子音「-t」「-k」が入声。
日本人は子音のみで発音するのがヘタッピなので母音が付いた。
音読みで二つの子音がある漢字の大抵は入声の変化したもの。
入声の影響がある言語はほかにヴェトナム語がある。
154 :
世界@名無史さん:2008/08/19(火) 01:10:39 0
中国語ってそこまで伸びるかな?
155 :
世界@名無史さん:2008/09/07(日) 10:01:56 0
中国は少子化を強制してる国家だから
あっという間に衰退するよ。
156 :
世界@名無史さん:2008/09/07(日) 10:21:40 0
とりあえず国際共通語には英語と中国語とヒンディー語とスペイン語を指定しておけば、
現時点でも地球の全人口の半分くらいはカバーできるはず。
これらの話者人口はいずれも右肩上がりだし。
157 :
世界@名無史さん:2008/09/07(日) 10:48:49 0
ロシア語の話題がまったく無いな。
まぁ話者数で言えばドイツ語に劣るが。
ドイツ語はヨーロッパ(西欧)で一番、
母国語としての使用者が多い言語なのは異論ないよな。
昔はフランス語のネイティブが多かったんだけど
フランス革命によって激減。
158 :
世界@名無史さん:2008/09/07(日) 10:57:47 0
英語がここまで普及した理由として考えられるのは植民地以外にも
英語が欧州言語の中で一番、簡素かつ簡単であるからだと思う。
・名詞その他の性別が無い
・格変化が無い
・時勢の変化がフランス語ほど複雑ではない
・ゲルマン系諸語(ドイツ語、オランダ語)ネイティブにとっては簡単。
・ラテン語系(フランス語、スペイン語その他)の要素もある。
・西欧言語2系統(フランス・イタリアvsドイツ・オランダ)の中間的存在。
・スイスなど多言語国家が共通して言語を話すときはちょうどいい。
その他。
ドイツ人曰く「英語は1、2年ぐらいやれば余裕。単語が似ている、文法簡単」。
欠点はフランス語同様に文字と発音が一致しないこと。
(severe→シビアみたいに)
>>157 ドイツ語よりロシア語のほうがやる価値あるだろう。
ドイツ人には英語が通じるがロシア人には通じない。
スラヴ語圏なら言葉が似ているので意思疎通は可能らしい。
>欠点はフランス語同様に文字と発音が一致しないこと
その点は「同様」どころでなく英語の方が最悪だと思うが。
仏語は読みの規則が特殊ってだけで、規則性自体は結構あると思うが、
英語はスッチャカメッチャカじゃん。
もっとも英語の発音がメチャクチャなのは、英語の簡素性と歴史的に表裏一体なのだろうか。
フランス語の発音は規則覚えればOK。
英語はスペルと発音が一致しないので学習障害の発症率も高い。
>>160 イギリスのジョークの定番で
「こう言うものです」って、名刺を渡されたら、そこに
『Adaadhhknfklwfjpiwvm;nkggspaicl;saflsfshfgjklnk;sjfsfhjs』
とか書かれてて、渡されたほうも「なんて読むの?」って聞くのも失礼だと思って
あーでもないこーでも無いと色々読んでみるんだけど、そのたびに怪訝な顔をされて
困り果てたところに、向こうから名刺渡した人間の知り合いがやってきて「やあジョージ」
『ジョージ!?』
とかいうのがあるなw
英語にイタリア語並みの発音の規則性があれば、日本人の学習もかなりしやすくなると思うが。
(意味が解らなくても読めはするってのは精神的に強力だ。)
天は二物を与えないってか。
>>163 ボンジョルノとカタカナ発音でも十分通じるが、グッドアフタヌーンとカタカナ発音で
言っても通じづらい。規則性の問題というより発音の問題ではないか。
165 :
世界@名無史さん:2008/09/08(月) 17:09:00 0
>>163 イタリア語はほとんどローマ字読みだもんな。
ドイツ語も例外のぞいてローマ字読みだが。
グーテンタークとか。
すべて大母音推移とかいうやつのせいだ。
feel(フェール)がフィールになったりもうめちゃくちゃ。
166 :
世界@名無史さん:2008/09/08(月) 17:15:30 0
そういえばスラブ系言語同士ってほとんど
話の内容がつかめるってマジなのかな。
ロシア語が公用語…ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス
話者2億8500万。(東欧一)
ドイツ語が公用語…ドイツ、オーストリア、
スイスの60%、ベルギーの一地域、リヒテンシュタイン、
ルクセンブルク(ルクセンブルク語はドイツ語の一方言)…その他地域。
話者1億1000人。(西欧一)
ロシア語の方が需要あるか。
スラヴ民族の特徴としては、言語の均質性が高いということがあります。実際、スラヴ人
同士であれば通訳なしでもかなり意志疎通ができるようです。スラヴ諸国での国際会議
などがあると、一応通訳もつくのですが、みんな無視して直接議論を始めるという話すら
あるくらいです。これはスラヴ人が比較的後代まで分裂せず、また地理的にもそれほど
広範囲に拡散しなかったからだと言われています。
英語はもちろん、お隣の韓国語や中国語などともあまり互換性のない日本語の使い手
から見ると、ずいぶんうらやましい話ではあります。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/5870/hosetu1.html
168 :
世界@名無史さん:2008/09/13(土) 20:48:07 0
>>167 やっぱりマジだったのか。サンクス。
英語の発音の不規則性は…何とかならんのか。
169 :
世界@名無史さん:2008/09/14(日) 01:00:48 0
>>167 スラブ圏ぜんぶ共産圏になって、ソビエトにおべっか使ってないと、プラハの春とか
ワルシャワ蜂起とかみたいに、すぐソビエト軍が来るくらいに、ソビエトの影響が
強かったじゃん。
国なんて名目だけど、実質、ロシア語圏に飲み込まれていたようなものだし。
英語の発音の規則性を問題にするなら、イギリス英語はサイアクに思える。
オーストラリアのほうがまだまし。
171 :
世界@名無史さん:2008/09/14(日) 22:36:03 0
>>170 オーストラリア英語ってほとんどローマ字読みだよなw
「Today is monday」(トゥダイ イズ マンダイ)みたいに。
どんな歴史であんな発音になるんだろうか。
英語もこんな事に
【イギリス】 子どもたちの話す言葉がわからない親必見!10代英語のオンライン辞書 [08/09/14]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1221399653/1 ■ 子どもたちの話す言葉がわからない親必見、10代英語のオンライン辞書登場 英国
【ロンドン 9月11日 IANS】
子どもたちの使う「ティーングリッシュ(10代の若者が使う英語の意味)」が分からない
という親たちのために、オンライン辞書「GotATeenager.org.uk」が誕生した。現時点で
約100のティーングリッシュについて、その定義が掲載されている。
「親子のコミュニケーションを円滑化するためのひとつ」と説明するのは、同ウェブサイトを
開設した英慈善団体「Parentline Plus」。子どもを持つ親のために、24時間体制で電話相談
サービスを提供する団体だ。最新の“用語”を同ウェブサイトに掲載するため、関係者らは
数か月にわたって親子インタビューを実施したという。
掲載されている用語は、10代の若者が普段の会話で使用するものだ―
「bare(たくさん)」、「wagwaan(最近どう?)」、「phat(クール)」、「bluds(友達)」、「rents(両親)」、
「chirps(おしゃべり)」、「dry(退屈)」、「feds(警察)」…。
「教材」はほかにもある―eラーニングモジュールやオンラインコミックなどが掲載されており、
薬物やアルコールなどの問題について、10代の若者たちによくある状況を解説している。
同じ悩みを持つ親同士が相談し合うことができるチャットのほか、ブログや掲示板なども
充実したこのウェブサイト。Parenting Plusの関係者は「10代の子どもを持つ大人たちの
オンラインコミュニティー」と説明している。
(2008/09/14-16:00)
* Web-Tab
http://www.web-tab.jp/article/4244 * 記事に出てきたのは多分ここ
http://www.gotateenager.org.uk/default.aspx?page=jargonbuster
俺は初めて聞いたときこれが分からなかったな。
Tight
Close
Meaning really cool!!
Example: Those pants are "tight"
Or 'She's tight'...
想像だけどブリテン島の英語って、寒い地域にありがちな
口を短い時間小さく開いてごにょごにょ言う習慣があって、音をどんどん
省略したり変質させたりしてきて、綴りにある字をはっきり発音しなくなって
いったように思う。英語のリズムって詰屈してるし。
理念より伝統を重んじる島国では、語の個々の変質が人工的に矯正されずに
そのまま継承されていく。
オーストラリア英語や米西海岸英語って気温は暑いしお互い知らないもの同士、
口を大きく開けて大量に息をしながら大声で話す言葉って感じ。
175 :
世界@名無史さん:2008/09/16(火) 13:53:50 0
>>172 日本も例外じゃないけど。
若者言葉はわからんだろ。
176 :
世界@名無史さん:2008/09/16(火) 15:34:15 0
それは………。
>>171 初期にスコットランドからの移民が多かったから。
スコットランドな、ゲール語あんまし喋らないからな。
スコットランド語というと、西ゲルマン系アングロ系の、英語の訛ったような言葉。
スコットランド英語という、書き言葉はかなりロンドンの英語に近いけれども、
スコットランドの発音で喋るのもあるよ。
179 :
世界@名無史さん:2008/09/17(水) 18:51:09 0
>>177-178 スコットランド英語ってオーストラリア英語みたいな感じなのか?
それともイングランド英語とかと混ざったりしたとか?
それと個人的に英語が国際語として認められるのはかまわないが
それが故に英語圏以外の国(東欧らへん)に観光にいって
「あいつらには英語使えなかった」とか文句言うやつを昔見たことがあるが…
何か無性に腹が立った。
いくら欧州といえどもその国にいくならその国の言葉を少しは覚えてから行くのが当然だろうが。
スイスみたいに共通会話のための英語とかならぜんぜん構わないね。
発音がめちゃくちゃな点を除けば英語は欧州言語の中でも簡素だから。
>>179 こないだの北京オリンピックで、イスラエルのメダリストが、帰国後の記者会見で
「中国人どもには英語全然通じないんだよ!あれは最低の国だ!」みたいな事言って、ちょっとした
問題になってた。
19世紀の欧州大陸人がアジア旅行して、
「アジアってこんなに英語が通じるのか、すごい」って感想を
書きのこしていることがある。船での旅行はその頃から英語が
支配していたんかな。
>>180 オリンピックの作業語は英語とフランス語だからな、どこへ行っても、前置なしに
選手が運営関係者に英語での応対を求めて当然なんよ。
それを選手が不便を感じるようなことしてどうするんよ。
183 :
世界@名無史さん:2008/09/19(金) 23:51:18 0
中国語は漢字を使ってることもあってまだまだ伸ばすだろうな。
ヒンディ語なんてインドがいくら経済発展しても、そこまで広がらないんじゃないか?
184 :
世界@名無史さん:2008/09/20(土) 04:29:15 0
文旨不明
185 :
世界@名無史さん:2008/09/20(土) 09:31:33 O
吉田松陰は英語が全く分からなかったが、
聾唖者の弟・敏三郎との意思疎通の体験が役に立って、
アメリカ軍艦乗員に渡航の意志を伝えることが出来た。
186 :
世界@名無史さん:2008/09/20(土) 10:16:05 0
>>183 漢字はアルファベット圏にとって厄介しかないけどな。
特に日本の場合はひらがな、カタカナいれて文字数は
3000を超えるし。
そして記号や疑問符、算用数字、アルファべット
挙句の果てにはギリシャ文字まで使う言語だし
いや、ギリシア文字は学術記号としてどの言語でも使うだろ。
188 :
世界@名無史さん:2008/09/20(土) 16:01:07 0
>>186 3001でも8000でも確かに「3000を超えてる」わな
アジアで漢字を統一すべき。
スペイン語ですらまともに統一できていないというのに
>>185 むしろアメリカ側のコミュニケーション能力なんではないの?
アングロ圏の人間は、石器時代の首狩族だった、当然言葉も通じない、北米や
ハワイやニュージーランドでの初接触のときから土地売買だの水や食料の
購入とかイギリスの保護国・領土となる交渉とかやってんじゃん。
キャプテンクックなんか、ハワイで鉄釘2本で女一晩とかいう価格交渉まで
やってるし。
192 :
世界@名無史さん:2008/10/10(金) 00:40:03 0
韓国が漢字教育を始めたりしてるらしいね。
英語教育は盛んだが、漢字は中国を意識してる部分もあるらしい。
欧米でも中国語学習者は増えてるのかな?
意思疎通のための国際語は現実考えて英語でいいんジャマイカ?
「ソレハアングロ・サクソンヘンコウノアヤマッタカンガエカタデ」云々ならば
今更普及は困難だとは思うけどエスペラントでもいいし。
「エスペラントハコクサイユダヤノコトバダシ、トロツキストトアナーキストガコノムモノ。ダイイチ、アジモソッケモナイカラ」云々と反対ならば、知らんけど(笑)
194 :
世界@名無史さん:2008/10/11(土) 02:23:11 0
インドが英語を捨てきれないんじゃないかな?
いくら中国がボリュームがあると言っても、アングロ・サクソン+インドには敵わんだろう。
195 :
世界@名無史さん:2008/10/11(土) 09:01:45 0
AAは世界語になるかな
日本人からすれば、英語もエスペラント変わらん。
エスペラントは世界共通語なんかじゃない。印欧語族共通語にしか過ぎん。
197 :
世界@名無史さん:2008/10/11(土) 23:57:08 0
中国語の普通話も人口的な共通語の要素は大きいんだよな。
アラビア語もそういったものがあるね。
198 :
世界@名無史さん:2008/10/12(日) 01:52:38 0
インドはヨーロッパ全体が1つの国になってるようなものだからな
数百の言語があって最大のヒンディー語でさえ実態は地域語に過ぎない
英語が事実上の共通語になってる
印欧語の中では英語が一番文法が単純なんじゃないかね。
↑のサイト。興味深いことも書いてるがDQN内容も多い(笑)。
僧「英語には深い言葉がありません,白か黒かだけであまりにも単純すぎます。
その点日本語は、広くて、細かくて、大変深いです。」
逆に言えば日本語はファジーって事。言語にはそれぞれ特徴がある。
自分のトコに無いモンが、優れているように見えるってだけ。まあ、自国の言葉は世界一!よりはいいが・・・
僧「学の図書館で仏教資料だけでは無しに,共産主義から資本主義のイデオロギーまで
目を通しました、日本語さえ知っていれば世界の国の歴史から思想まで
全て分かります、インド、中国、ヨーロッパの聖典に目を通しました。
日本は資料の宝庫です。」
これは日本が翻訳大国だってだけで、日本語のチカラとはあまし関係無い。
それに学術用語をホイホイ日本語訳できるのは、日本語でなく漢字のチカラだ。
まあ外国文字の漢字を自家薬籠中の物にしたのは日本語だが。
僧「1400年前に既に憲法を持っているような国は日本だけです。
日本は最近近代化したのではなく、1400年前から既に先進国です」
十七条憲法ってのはな・・・この板の住人には説明不要だな。
管理人「大昔から中国や韓国では新王朝が誕生すると旧王朝がしたことを全否定
して 以前の資料を廃棄して、古い歴史が消滅してしまいます。
すなわち歴史が継続されず、歴史から学ぶことが出来ません。」
おい、あんた全然中韓知ってないじゃん。
「日出ずる国の天子」の隋書が編纂されたのは次の唐の・・・もーいーや。
管理人「僧正の日常語はシンハリ語と英語です。
僧正は日本に留学して日本語を知り、その膨大な仏教資料に目を通して
初めて仏教の真髄に触れました。」
そりゃ、スリランカには大乗経典あましないだろう。大乗仏教が栄えた日本に
膨大な大乗経典あるのが不思議か?
コメント「英語で仏教の教えを説くには、限りなく単語が限られてくると思います。
特に『煩悩』や『執着』という言葉は、キリスト教圏の人間には理解しづらいのでは?」
サンスクリット語やパーリ語は印欧語族なんだがな。
仏教経典って初めから漢字で書いてると思ってる??
>>201 正史というのはあるが、それ意外の歴史の見方を認めていないのでは?
その上儒教の前例主義で途中から発展が無くなった。
ナンチャラ語族が同じだからって、言葉の発想が同じとはかぎらんで。
たとえば地理的に、スリランカとイギリスのちょうど中間にある、ロシア。
(頭の中、メルカトル図を追い出して、球体の地球で考えろよ)
ロシアの言語もイギリスの育んだ英語と同じインドヨーロッパ語族。
でも、定冠詞や不定冠詞やbe動詞のある英語に対して、ロシア語には定冠詞も不定冠詞も無く、
be動詞に相当する語はあるにはあっても、まるで用法は違い、添え物としては必要無い。
ロシア語には、ある・いるの区別(いるで表す活動体とあるで表す不活動体との違い)、
やる・やってるの差(完了体と不完了体)、肯定・否定の言い方(述語のnotの有無による
英語のNo/Yesに対して、相手の期待を読み取ってのロシア語のнет/да)というように、
大陸の反対側の海上の島のインドヨーロッパ語族とおよそ無縁の日本語の方にロシア語は
発想が近かったりするし。
205 :
世界@名無史さん:2008/10/24(金) 23:43:31 0
>>204 やり終える・やっている
じゃね?
たしかに話す時に英語との距離は感じる。
ロシアの教科書では日本語を格変化が11もある世界で最も難解な言語
なんて紹介してあるらしいが、日本語の助詞に近いかもな>ロシア語の格変化
そしてやっぱり漢字で日本語に取り込んでいる中国語も話す時の発想は日本語に近いと感じる。
性・数なんて基本的に考えないしな。
そもそも比較言語学の始まりは、ヨーロッパの人がサンスクリット語がラテン語とか古典ヨーロッパ言語に
非常によく似ているのにピックらしたことから始まる。
印欧語族は共通の祖語であるインド・ヨーロッパ祖語も再構築されている。
サンスクリットの文章が英語より日本語話者の方が理解しやすいとは思えないが。
↑ちょっと誤解を招く表現だった。
一般イギリス人と一般日本人が仏教の経典をそれぞれ現代英語・日本語訳で読んだとすれば
理解は日本人の方が高いだろう。
当然だ。日本人は仏教徒(無宗教だという人も挨拶、我慢、旦那、億劫、安心、外道・・・本来仏教用語を日常で使ってるし、
仏教の思想、特に禅の思想は今では日本人の行動規範のペースにもなってる)だから、今まで仏教に慣れ親しんだ人より理解が優れてるのは当たり前。
日本語云々の問題ではない。
208 :
世界@名無史さん:2008/10/27(月) 23:40:37 0
日本語は東洋の文明も西洋の文明も漢字を用いて取り込んでいるから
その点で幅広く理解することが可能な言葉ではあるかもな。
>>199 その代わり発音はメチャクチャだけどな
アルファベットの読み方と一致しない単語だらけ
210 :
世界@名無史さん:2008/10/28(火) 10:26:39 0
英語の欠点
1,発音が不規則
2,関連するはずの単語が無関係なスペル
3,語順規則が固すぎる
4,単数・複数規則が面倒
長所
1,性別活用がほぼ滅亡
2,他品詞の名詞化に鷹揚
211 :
世界@名無史さん:2008/10/28(火) 11:28:10 0
文法上の性があるというのは、言語のシステムが合理的なものになるたんがなあ。
日本語の場合には、性というよりも、生き物かそうでないものかという区別しかないけれど、
それでも、その区別がある方が便利だろう。
それが、スワヒリ語なんかでは15種類くらいあるんだけれど、そのおかげでスワヒリ語の文法
構造はとても美しく合理的なものになっている。
区別があれば複雑な文は読解しやすいけど
性に限らず区別が必ずしも合理的とは限らないから学習は面倒だね。
ちょっとした商売に英語は向いていたんだろうな。
ところで日本語で、一神教の神は「いる」か「ある」か問題になるらしい。
「いる」だと永遠かつ普遍の存在でないような意味合いになり、
「ある」だと意思と人格をもつ存在でないような含みがある。
>>210 なんかずれている気がする。中国語畑の人?
英語の欠点
1,長母音の音価が変化しすぎて非ネイティブにはついていけない。
2,関連するはずの単語が無関係なスペルだったりすることも
3,語順規則が固すぎる
4,語尾変化無しの品詞間での融通大杉で、品詞の確定さえ文脈依存
5,法(mood,mode)語尾が壊滅したため、微妙な主観状態を表すことができない
6,主語と主題を分離する表現が全く無い(仏語にさえあるのに)
7,非人称表現がないため、好悪などにも無理矢理主語を立てなければならない
8,語彙が整理統合されておらず、莫大なボキャブラリーを備えないと一人前に使えない
長所
1,性別活用がほぼ滅亡したため、性を覚える必要が無い
2,語彙がラテン系とゲルマン系に跨るため、双方の話者にとって覚えやすい
3,ラテン語の語尾をよく残しているため、単語の視認性が高い。
1,性別活用がほぼ滅亡したため、性別の確定さえ文脈依存
2,語彙がラテン系とゲルマン系に跨るため、双方の話者にとって覚えにくい
3,ゲルマン語系なのに、ラテン語の語尾をよく残しているため、単語の視認性が低い
英語ってすごいね。
ヨーロッパのピジン語だね。
218 :
世界@名無史さん:2008/11/03(月) 03:52:01 0
アメリカでの中国語の学習者(学校でかな?)はついに5万人に達したそうな。
ちなみに日本語学習者は6万人だとか。
219 :
世界@名無史さん:2008/11/03(月) 04:00:57 0
サンスクリットやラテン語・アラビア語でさえ広範囲とはいえ南米から日本まで学ばれていた言語ではない
世界中で学ばれてる言語は史上アメリカ英語だけ
ヨーロッパではイギリス英語の方が優勢なんじゃないの
中国でもイギリス英語を教えてるようだ
英語の長所は、
本国の経済力・政治力に衰えがまだ無く圧倒的に強いことだうろ。
言語はどれも人の口と耳との音声と、手と目とを使う文字だろ。所詮、人語だ、人の体の
構造に大差はないんだから、文法だの表記だの語彙の発音だのの難しい難しくないの差は、
五十歩百歩、ドングリの背比べのようなものだ。
対して、経済力・生産力、政治力・軍事力というものは、集団ごとに大きな差がある。
ネットの普及によって、英語の聴取発音だめな俺でも
毎日英語を読み書きするようになりました。
英語は綴りの問題のほか、やはり発音が難しい。
今、ラテン語って綴りは統一されているけど
発音はヨーロッパ各国で訛って読まれていて標準ラテン語発音って
ないようなものらしい。それでも文字を類推して何をいいたいかは
互いにわかる。
英語もネット上で文字情報のみで通じ、標準発音がない言語に
なっていくかもしれない。
こんだけ動画配信が容易になってるのに、文字情報だけとか時代錯誤すぎるでよ。
試しに、cnnとかReutersとか見てみろよ。
まあ、映像で「英語」を話しているはずなのに英語字幕がついたりするでしょ。
それがなくなるときが来るかどうか。
>>214 今昔物語の大半の段で書き出しは、「むかし をとこ ありけり」
>>224 ニュース番組だもの。
ちなみに、本邦でも、事件・事故のおこった場所が青森県や新潟県や宮崎県なら
ほぼ100%地元民のインタビューに字幕が付きます。
227 :
世界@名無史さん:2008/12/11(木) 02:34:51 0
英語以外の論文で読む価値があるのって日本語くらいになっていくんじゃないかな。
ノーベル賞での益川先生を見ていてふと思った。
228 :
世界@名無史さん:2008/12/11(木) 04:18:03 0
50年後地球の上層・中産階級公用語は英語・スペイン語・中国語・アラビア語・フランス語あたりだろうな。
下層は各々の現地語。
229 :
世界@名無史さん:2008/12/11(木) 07:06:39 0
230 :
世界@名無史さん:2008/12/11(木) 07:07:31 0
上で何で英語は綴りと発音がスッチャカメッチャカなんだ!とブータれていた者だが、
何やらチマタではフォニックスなるものがあって、英単語の75%は規則通りに読めるんだとか。
今じゃ学校でも教えてるとか。
だったらもっと速くそれで教えろや!さっそくアマゾンで文庫本のヤツ注文した。
英会話なんて全然用がないので、綴りをカタカナに脳内変換できれば十分。
ホントに75%も規則通りになってんのかね?半信半疑・・・
232 :
世界@名無史さん:2008/12/12(金) 09:49:04 0
ピンインの普通話がよい。
233 :
世界@名無史さん:2008/12/12(金) 10:28:36 0
>>231 その規則とやらが一律ではないんだよな。
だいたい25%も例外がある規則なんて、もはや規則とは言えないだろう。
いや。規則性ある方が25%ぐらいと思ってたから十分高い(笑)。
まあ日常的な使用頻度からすればあながち間違ってないんじゃないか。
236 :
世界@名無史さん:2008/12/14(日) 23:15:46 0
>>227 授賞式では異例の日本語での紹介だったね。
>>228 二強は英語と中国語?
中国人は自分の文化を主張する上に何より人数が多い。影響力は強いね。
上流ではラテン語の流れのフランス語は消えないんじゃないかな。
ヨーロッパではドイツ語の方が学習者が多いようだが。
日本語は一定の興味は持たれるかもな。あくまで特殊性で。
ロシア語やドイツ語と比べるとどうだろう?
第二言語の修得には限界がある。
俺の英語なんて以前の職種に関係のある類の単語をまぁまぁ知っている以外は中学一年生並み(苦笑)
頭の良い人以外、普段使ってない(or勉強しなくなる)とホントそうなるよ。
どうせなら、エスペラントを国際補助語にしなさい>国連。語彙も何ももっと簡略化してね。
情緒が無かろうが何だろうが、あくまで補助語なんだから構わない。
英語がこれだけ普及しているのに今更エスペラントなんて・・・
ならば、小学校低学年から英語を必修科目にしないと駄目だ。
いや、必要な人だけでいいだろ。
239 :
世界@名無史さん:2008/12/15(月) 06:49:59 0
エスペラントのヨーロッパでの評価を知ってるの。
語彙不足で幼稚で古くさくてまどろっこしい中世イタリア語の崩れたようなもの。
既にフランス語が現地語のレベルに落ちている。
国際会議での公用語の立場も、書面は作っても、実際の作業には使わない、というレベルにまで
落ちている。
綴りの規則性が無いとか難しいとかはあまり関係無いんではないの?
英語でも、綴りと発音の規則性の見えにくい単語は、使用頻度の多いものに限られていて、
使用頻度の低い単語は割と綴りから同発音するかが見え易いものばかり。
242 :
世界@名無史さん:2008/12/16(火) 18:45:02 0
日本語の表記がひどいな。漢字があると。まさに、アクロバットなつづりかた。
243 :
世界@名無史さん:2008/12/16(火) 19:50:17 0
にっぽんごのひょうきがひどいな。かんじがあると。まさに、あくろばっとなつづりかた。
フォニックスの本届いた。一通り読んだけどコリャいーわ。
何でSKY LINE はスクイリーネじゃないのか、小5以来持ち続けた屈辱が晴れた。
規則の例外は日常語の方が比率が高いらしい。1〜10の数詞で4つある。
規則通りに読むと、one オゥン、two トゥォ、four ファゥァー、eight エァイト。
まあ、オネとかエイハトと読むよっかは近い。
245 :
世界@名無史さん:2008/12/18(木) 20:22:27 0
>>242 しかし慣れると読みやすい表記法なんだよな。
246 :
世界@名無史さん:2008/12/18(木) 23:49:31 0
>>240 EUでも旧ソ連圏(のヨーロッパ周縁部)でも、フランス語やロシア語より
ドイツ語の学習者が多いみたい。
もちろん英語がトップだけど。
247 :
世界@名無史さん:2008/12/20(土) 19:25:52 0
>>222 俺も似た状況。メールではそれなりの文章を書くのに、会話だとしどろ
もどろになるギャップにアメ人に驚かれてしまった。勤務先がTOEICの
点数を管理職への登用基準にしているので、猛勉してなんとかスコア
800取ったが、普通に800台取れる奴の数倍の集中力で臨まないと
ダメ。だから、試験の後はヘトヘトになる。
ただ、仕事の関係で韓国語を覚える必要あって会話学校通ったが、
こっちは2年で日常会話にはついて行けるようになった。じゃあ、
アジアの言葉なら向いているのかと思って中国語も習ってみたが、
コッチはダメだ。俺の場合、文法を理解し易い言語じゃないと身につか
ないみたいだ。
自己分析乙
249 :
株価【42】 :2009/01/03(土) 00:35:32 0
あけおめ
250 :
世界@名無史さん:2009/01/04(日) 23:35:13 O
日本語を特亜以外のアジアの国際語として広げよう!
251 :
世界@名無史さん:2009/01/04(日) 23:51:06 0
日本語はアジアの公用語にはなれない。
1 文字を2種類使用する
2 漢字を使う
3 日本でしか使用されない
4 日本は移民を受け入れてない
特に日本語の特徴として漢字を使用する上に
文字を2種類使うなんて世界のほかの言語では見られないような
不便な側面を持ってる
その上、日本でしか使われないし
日本は移民を受け入れてない
同じアジアの言語ではアラビア語やインド語の方が上だろ
倭寇は日本人や中国人や朝鮮人、さらには東南アジアの連中まで加わっていた
ハイブリットな集団だったが、共通語は日本語だったそうな。
253 :
世界@名無史さん:2009/01/05(月) 01:58:27 0
話し言葉としては使いやすい言葉だと思うよ。
簡単な会話ならね。
いやさ、その前に今時「アジアの公用語」に何か意味あるの?
「世界の公用語」の方が何十倍も意味あるじゃん。
で「世界の公用語」覚えれば当然アジア内でも通用する。
255 :
世界@名無史さん:2009/01/18(日) 21:36:47 0
じゃあ、航空英語だな。
256 :
世界@名無史さん:2009/01/24(土) 23:57:42 0
江戸時代に日本に来た朝鮮通信使は、日本人が漢字かな交じり文を使っているのを見て、
将軍や大名、武士に至るまで、誰一人として「文」〔注:漢文のこと〕を解する
者がいない、文化の遅れた、あるいは文化の乱れた国だと感じたらしい。
おまけに、日本人は漢字を読む場合にも、平上去入という四声の法則を知らず、
自分たちの「方言の釈」(訓読み)をもってこれを読んでいる。
日本人はそんなふうに何時までも自分たちの「俗」になずんでいるから、漢詩を
作るにも、なかなか韻をきちんと踏むことができない。漢文を読む場合にも、
返り点などという符号をつけて、「下を指し、上を指し」ながら、ようやく字義を
察するという、手間のかかることをやっている。これでは、文人韻士が、世を
閲しても聞えてくるわけがないと考えていた。
今でも、外国人には日本人の英語下手を貶す人間が多いが、その原型はこの
時代にまで遡ることができるんだな。
>>256 > 今でも、外国人には日本人の英語下手を貶す人間が多いが、その原型はこの
> 時代にまで遡ることができるんだな。
そこは日本人の工夫に感心すべきところだろうに
いまや英語が世界を席巻しているが、最近は欧州の学界でも人文・社会科学の
論文を英語で書くようになっている。
さらに、人文・社会科学の留学には二種類ある。
欧州人の学者がアジアの研究をする上で、資料等を集めるためにアジアの国に
留学する場合と、アメリカへ留学、あるいは滞在し、自分の英語能力に
磨きをかけたり、アメリカのアジア研究者たちと交流を図るという傾向である。
こうして、だんだん欧州の多様性というのが痩せ細っていくんだな。
ユーロビジョン・ソング・コンテストにはバルカン、バルト、北欧の
歌手が参加しているので、バルカンやバルトの民族色が強い歌が聞けるかと
いうと、全然そんなことはない。すっかりあくぬきされたのっぺりとした
どうでもいい歌ばっかりになってしまった。
>>258 英語一極集中の「弊害」が最も激しいのは、実は大陸ヨーロッパだからなあ。
日本を除く非欧米諸国では、高度な社会構造を担うのは宗主国言語で、
これが旧宗主国言語から英語に平行移動するだけで、実害は少ない。
これは、旧フランス語圏の西アフリカから、旧日本語圏の韓国まで同じ。
日本は、「自称世界一の英語下手」で、英語そのものはちっとも浸透しない。
日本語に英語由来のカタカナ語が浸透しているだけで、
これが近代漢語を置き換えている状況で、これも実害は思うほど大きくない。
問題は大陸ヨーロッパなんだな。作業言語は完全に英語化している。
そういう意味では、フランス語もドイツ語も、日本語などよりよほどヤバい状況にある。
この「戦犯」はEUそのものだから、統合がさらに深化すると、
土語の地方語と共通語の英語に挟まれて、国家語が消える可能性さえある。
周藤芳幸氏いわく、日本人で古代ギリシア史を研究する大学院生には、多少
後ろめたい思いはしながらも、イギリスやアメリカの研究機関に留学することを
勧めているそうで。
澤柳大五郎氏の世代なんぞは、もっぱらドイツ語文献に頼って古代ギリシア研究を
したらしいけど、今ではもっぱら英語圏の大学に留学するからなあ。
南川高志氏によると、
「西洋古代史の研究は、まずルネサンスの時代にその基礎がつくられ、そして
19世紀から今日に続くような本格的な発展が始まった。・・・また、古代史の
研究は、中世以降のヨーロッパ史研究と異なり、1国民国家を単位として、いわば
各国史的になされているわけではなく、ヨーロッパの各国で共通のものとして
なされてきたが、実際にはそれぞれの国の事情が反映されている」
のだそうで。「普遍」と「個別」のバランスを失った場合、ヨーロッパの学問は
どうなってしまうんだろう。
261 :
世界@名無史さん:2009/01/25(日) 01:43:36 0
フランスはフランス語教育の実施を条件に経済援助をする
カンボジアでは英語教育を求める学生がデモをかけたが断固拒否
>>260 現代の「中世ラテン語」に英語が昇格する、にしても。
イングランドは、欧州の中でも辺境でかつ特殊なところだった。
たとえば、ローマ法の直接適用を拒否し、コモン・ローに拘り続けた。
ところがこのコモン・ロー、ゲルマン以来のイングランドの伝統とは言うが、
教壇から教えられた「体系だった」大陸のローマ法より
ある意味共和政ローマのローマ法の動態に、よほど似たところがある。
さらに、アメリカ合衆国は、意図的にローマの国制を真似した面がある。
これが政治用語に濃密に反映されている。
言語と言うのはこういう特殊性を必ず背負っているものなんだよね。
大陸ヨーロッパに持ち込まれた時に、英語がどんな属性を発揮しているのか、
未だによく分からないところがある。おそらく大陸人には使いこなせないだろう。
こうなったとき、言語概念の使い手として、大陸欧州は英米の下僕になってしまう。
本場の者より上手には使えないから。これがどうでるのかなあ。
>>261 カンボジアがまさにそうだが、別にフランスじゃなくてもいいんだよ。
シアヌークはフランスに未練と恩義があるが、
フン・センは完全な「日本派」だったりする。
世界史上珍しい明確な「日本派」の国家首脳なんだな。
日本は、別に日本語を教えるなんてことは全く一言も言わずに援助をする。
まあこれも珍しいがw
フランス語としては、ゲルマン圏・スラブ圏への急激なEU拡大が致命傷だったな。
特に70年代のECまでは、作業言語はフランス語だったんだから。
フランス語支配を嫌い、かつドイツ語を広める確実な目算を持たずに
EU東方拡大を進展させたドイツこそが、「欧州全面英語化」の戦犯なのかもしれないw
264 :
世界@名無史さん:2009/01/25(日) 02:52:45 0
EUではエスペラントのエの字も話題にならないんだろうな。
>>264 以前、ラテン語をEUの共通語にしようという案があったんだが、みんな
拒否したらしい。
266 :
世界@名無史さん:2009/01/25(日) 09:21:59 0
以拉丁語為EU共通語如以漢文為東亜共通語
塩野七生の『神の代理人』という小説の中で、法王レオーネ10世が、
ルターのラテン語のことをひどいものだと貶し、修道士ならヨーロッパの
共通語であるラテン語をもっと使いこなせないものか、と言う場面が
出てくるんだが、中世・ルネサンス時代は、イタリア人のほうがドイツ人より
ラテン語がうまかったの?
文学史を習うと、イタリアは古代ローマのお膝元だけにラテン語の伝統が
より堅固に保たれ、ラテン語と俗語の隔たりが小さかったので、アルプス
以北の国々よりも俗語による文学の出現が遅れたなんて書いてあるけど。
>>267 都人(関西人)が、東北人の「文語使い」を可笑しいというようなものだよ。
古語の正しい用法が実は蝸牛的に東北に残っていたとしても、
東京遷都までは、文語の使い方・読み方の模範は京都にあったはず。
文語と言っても生きているものだったから、
本当の千年前の用法よりも、今の「都」での使われ方のほうが重要となる。
塩野がCaesarは「チェザールだ」と力説するのは、この成れの果ての感覚。
まだイタリアではこのいわば「畿内感覚」が生きているんだな。
それから、近代語の確立は、イタリア語が欧州最初だよ。
アルプス以北で「俗語の文学が確立した」というのは、
あまりに訛っていて矯正不可能なので、
文芸活動をする際に口頭で使う方言をそのまま書き付けるしかなかっただけの話。
特にロマンス圏では、「ラテン語」と「近代語」を別言語と考えるから、
「アルプス以北のほうが近代語文学の初見が早い」という、おかしな話になる。
日本だって、「古典語」と「近代語=口語方言」を「別言語」と考えるなら、
「近代語」文学の初見は、日本だって「雑兵物語」が完全な方言で書かれた関東のほうが、
元禄文学に至っても古典語の呪縛が強い畿内より、ずっと早いことになる。
269 :
世界@名無史さん:2009/01/25(日) 12:29:25 O
フランス、ドイツと共同で国際語を創設して英語を絶滅すべき。
三国が協力すれば世界はオセロのように変わる。
270 :
世界@名無史さん:2009/01/25(日) 12:58:42 0
>三国が協力すれば世界はオセロのように変わる。
フランスなら……フランスなら絶対協力しない。
「なんで国際語を『創設』するの? フランス語使えばいいじゃん」と言い出してぶち壊しにするのは必定
国際連盟が創設された当時、エスペラント語をその共通語にする案が持ち上がった。
多くの国の代表がその案を支持し、議長の新渡戸稲造も乗り気だったのに、
フランスが猛反対して白紙撤回させた経緯がある。
フランス語を世界に広めるためなら手段を選ばない、それがフランスクオリティー
17〜18世紀のヨーロッパでは、普遍言語をつくろうという熱狂的な
運動が起こった。
バベルの塔が築かれた際、神は人間の傲慢に怒って言葉(アダムの言語)
をばらばらにしたが、それを再興しようとした知識人たちがいた。
普遍言語さえ完成すれば、人間はふたたび一致団結と調和を果たし、
争いのない世界が訪れるはずだと彼らは考えたわけ。
デカルト、ライプニッツ、ジョン・ウィルキンスなどもこの運動に
関わっている。
ちなみにこの時代には世界中の言語の統一を画策する運動のほかに、
世界中の宗教を統合しようという試みもあった。
イエズス会士のアタナシウス・キルヒャーが、その代表的な人物。
272 :
世界@名無史さん:2009/01/25(日) 20:41:25 0
実はその普遍言語&普遍宗教運動には、カトリックの中国宣教が微妙にからんでいたらしい。
宣教師たちは、中国において日本人や安南(ベトナム)人などの非中国人までが
漢文の筆談で中国人と外国人、あるいは外国人同士が意思疎通している事実を知った。
さらにイエズス会はマテオ・リッチ以来適応政策をとり、
西洋の自然科学を紹介する一方、キリスト教と儒教の一致を説くことで
中国の知識人や官僚層の好感を得て、彼らの一部を改宗させるのに成功しつつあった。
宣教師から以上のような報告をうけると、
新教旧教の対立と異端審問の恐怖にさらされていたヨーロッパの知識人の多くが、
慣習や超越的権威でなく、理性にもとづく普遍的な言語・宗教・科学を確立することで、
民族や宗派の対立を超え、世界の人類を再統一できるのではないかと考えるに至った。
273 :
世界@名無史さん:2009/01/25(日) 21:12:21 0
ボラピュークマンセー
>世界の人類を再統一
生物の進化とは多様化の方向を指し、退化というのは単一化の方向を指す。
したがって英語がグローバル・スタンダードあるいはデ・ファクト・スタンダードに
なったという事実は、人類文化史上において退化が始まったことを意味するのかもしれない。
爆発した超新星が壮大な規模で四方へ拡散を遂げ、つぎに中心に向けて
逆転収斂しはじめ、ついにブラックホールに至る現象にこれをたとえれば、
ヒト宇宙はついに破局へ向けて負のモーメントをもったのだ。
275 :
世界@名無史さん:2009/01/26(月) 00:30:03 0
>>261 中国も経済援助と引き換えに中国語教育をさせてるな。
フランスと中国は似たところがあるが、フランスはアングロ・サクソンに完敗しそうだが
中国はアングロ・サクソンと渡り合えそうだな。
>>275 中国経済がポシャッたら、中国語熱も冷める。
中国だけじゃなんもできんし・・・劣化コピーくらい?
>>275 東ティモールで、ブラジルとポルトガルが同じことをやっている。
東ティモールは独立を果たした2002年に、ポルトガル語諸国共同体(CPLP)に
加盟しているしな。
280 :
世界@名無史さん:2009/01/27(火) 00:48:12 0
東ティモールってポルトガル領ティモールだったのか
>>275 孔子学院を通して中国語や中国文化を広めようとしている。
282 :
世界@名無史さん:2009/01/27(火) 12:53:33 0
>>281 孔子学園というからには儒教でも教えるつもりなんだろうな。シナは宗教を広めたいのか。
それではキリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、神道国には浸透しないだろうな。
>>263 東欧では高校大学とほとんどの国でロシア語必修となったが、それでもロシア語は
東欧共通語としてのドイツ語の地位を奪えなかった、と東欧の歴史(原著者フランス人)
という本に書いてあった。
欧州人の序列意識では、
英仏>>>>>>独>>>>>>露だから、ドイツ語が英語に共通語の
座を奪われるのはむべなるかな。
>>283 その中東欧で、90年代に「鉄のカーテン」が開いてみれば、
ドイツ語は英語に為す術なく120%完全惨敗のコールドゲームだった
というのが歴史的真実であったわけで。
ドイツが音頭を取った拙速なEU東方拡大こそが、
欧州の極端な英語一極集中の原因だったことに変わりはないよ。
>>275 そりゃ実を結ばないのは火を見るより明らか。
80年代の日本語ブームが壁にぶちあたったのと同じく
「漢字の壁」にぶち当たるだけだから。
よほどの才能の持ち主でないかぎり、
漢字というのは、ネイティブが幼少期から覚えないと
まったく使いこなせないものなんだよ。
まして、中国語はかな文字相当の文字を持たない。
ピンインはあくまで漢字を覚えるための記号だからな。
英語ってさあ日本で言えば平仮名ばっかの文章なワケだろ。
幼稚wwwwwww
分かち書きなんて小1の教科書レベルwwwwww
朝鮮通信使は日本人の漢文を貶したが、その一方で、大阪の出版文化がさかんで、
『退渓集』など朝鮮人の著作も多いことに驚いている。
たとえば、秀吉の侵略前年の日本紀行である金誠一の『海槎録』や姜の『看羊録』、
侵略の経験をふまえ後世への警告として書かれた柳成龍の『懲録』といった
本までが出版されていることを危惧していた。
「賊のことを調べて、それを賊に報告するようなものではないか」とこれを見た
朝鮮通信使は、国家機密が流出していると本国に報告し、李氏朝鮮では流通が
制限された。
まあ、「彼を知り、己を知れば百戦殆うからず」と孫子もいっているからね。
そうやって出版や書物の流通を制限して所為で、李朝の文明レベルが律令時代未満に後退。
明治初期に英語を国語にしようという意見があったが、馬場辰猪が、
「日本で英語を採用したらどうなる。上流階級と下流階級では全く言葉が違う国になってしまう」
と反対した。
つまりインドのように支配階級が英語を話し、下層階級は土俗語を話すことが
階級断絶になってしまうことを彼はもうこの時点で気づいていたのだ。
>>290 さすがに日本人の場合は、どんな地方(沖縄を含む)であっても
英語よりは東京語のほうが学びやすいだろうからね。
それに、参勤交代制度のおかげで、
全国三百余藩の藩士の半数は江戸詰めで、江戸山手語を話せたことが大きい。
江戸詰め武士がおらず、皆国詰めで戦国時代と同じ状況だったら、
日本語「標準語」の普及は、東京語ベースにしても京都語ベースにしても
困難をきわめたかも知れないな。
富山の薬売り言葉や、堺の鉄砲鍛冶の言葉が、東アフリカのスワヒリ語の普及のような感じで
標準語化したかもな。
商業を通して普及するとしたら、上方の言葉じゃないの。
>>291 江戸時代の幕藩体制は、集権と分権の微妙なバランスの上に成り立っていたんだな。
度量衡や通貨もしだいに標準化の方向に向かったし、庶民の間でも、商業の発展、
寺子屋や出版の拡大によってゆるやかな「日本」意識が生まれつつあった。
>>292 アフリカの場合、スワヒリ語、ハウサ語、ウォロフ語、リンガラ語は各地域の
共通語になっているな。
アフリカの多くの地域では、都市と農村の間での人の行き来も多いし、農村で
使われている言葉が都市居住者の間で死に絶えるということはなく、また、
農村でも出稼ぎ経験者が多いため、複数の言語を理解する人がいる。
地域共通語といえばマレー語も。
ところで、マレーシアとブルネイは英語が優位なのに対し、インドネシアは
あくまでインドネシア語を教育言語とし、今後も更に高度なインドネシア語の
普及に努める方針を打ち出している。
また翻訳に関して、マレーシアとブルネイはグローバルな科学技術に追いつくべく
一部教育に英語を導入しているが、インドネシアはマレーシアやブルネイより
翻訳技術が進み、両国よりはるかに大量で良質の翻訳本が出版されている。
296 :
世界@名無史さん:2009/01/29(木) 22:43:14 0
インドネシア人が全員インドネシア語を話すと日本語より話者人口が多くなるんだよな。
日本語も何だかんだでベスト10には入るんだけど。
明治政府の翻訳局で、明治20年ごろまでに訳された書物は、『万国史』、
『英国開化史』、『ヨーロッパ文明史』、『ローマ盛衰記』などの歴史書が多い。
日本人の歴史好きはこのころも同じだったのか。
>>297 それは好みの問題でなく必要性の問題だと思うがw
翻訳文化という手段は文化的「一方通行」であり、日本の文化的な自己主張が
必要であると主張する人がよくいるが、いくら日本人が自己主張しても、相手が
興味を持たなかったら意味がないわけで。
明清代の中国でイエズス会士が活躍し、西洋の文化をもたらしたが、結局、
実を結ばずに終わってしまった。
あの時代の中国は中華思想に凝り固まっていたから、外国の文化などに関心が
なかったのだ。
>>298 中体西用などといっていた国も存在したわけだが。
>>294 日本全国の文化が急激に均質化したのは、元禄時代頃。
東日本に拠点を置く最大の政治集団が、上方びいきだったため。乳母(春日局)の影響で家光が特に上方文化を
好み、その上方嗜好が家綱・綱吉に引き継がれた。同時に、参勤制が確立して、街道の整備が進み、副次的に
商業活動が盛んになる。家光は、上洛に際して、京、大坂、伏見の町を整備してたため、産品や習俗が江戸に
流入し、更にそこから全国に広まるという構造ができていた。
要は、東日本の江戸幕府の権力が日本の全土に及んでいなければ、日本の文化的な均質性は実現できなかった
ということだ。
一番強いところが、力の上で二番手の文化を尊重したということが、全国的に文化的斉一を為しえたということも
大きいわな。
>>301 >>1に即して言えば、元禄では早過ぎる。
江戸語が安定して確立したのは下町山手ともに18世紀末のこと。
元禄期の江戸語は、滅茶苦茶なちゃんぽん状態だった。
公家ベースの最も由緒ある上方語、室町公方以来の武家上方語、
都市伝説的なステータスを持っていた16世紀の三河弁、
徳川家臣団の事実上の共通語だった東海甲信のちゃんぽんの方言、
在郷の西関東土着の方言、各藩の御国言葉がそれぞれの屋敷に持ち込まれた変形物、
上層町人が必死で真似した上方町人語、諸国からの丁稚奉公が持ち込んだ御国言葉、
下層町人の土着の西関東方言、
江戸に数代暮らすことにより、在郷方言から離脱しつつあった下町語、
これらが、まだ安定することなく入り乱れていた。
越後屋が、「接客」のステータスのために、
従業員に「上品な」上方の町人語を真似させたという記録があるが、
果たしてどこまで出来ていたことやら。
太宰春台が「当世の江戸の言葉は上方式だ」と言っているが、
当時と今で、東京と関西のアクセント体系はそれほどの大変化はないので、
通用していたのは、それはおかしい似非関西弁だったんだろうと思われる。
>>298 でも中国では昔から「経」(永遠の真理)が一番大事であって、「史」はその次
という態度だった。
中国人の価値順序からすると、「経」は永遠の真理なのだから、「経」に精通
していれば現代のこともわかる、という態度。
日本人はすべてを時間の相においてとらえる傾向が強くて、永遠とか恒常の相に
おいてという考え方はあまりない。
中国は天という、歴史を超えたある究極のものがある。
日本の場合、歴史中心だから実証主義が非常に発達するけれど、あまり形而上学とか、
歴史を超えて真なるものとか、そういうものに対する関心は低い。
西洋人の中でも古代ギリシア人やアメリカ人は、中国人に似たところがあるかな。
>>297>>298 西欧本家の近代は、文芸、哲学、政治学、歴史学、法律学の
文系分野の復興から始まった。
哲学の批判精神から、理系の自然科学が分化していった。
ところが日本の近代化は医学と工学から始まり、
文系分野は開国までお預けとなった。
しかも開国直後にまず必要だったのは国際公法で、
とにかく実用的なものから、全力疾走でマスターしなければならなかった。
だが、明らかにそれだと空洞になる「ルネッサンスの本体」があることは明白で、
それを補おうとする意識があったのは、明治人の聡明さとも言える。
>>304 古典古代全盛の時期は、ギリシアもローマもプラグマティックでカディスティックだよ。
形而上学に溺れるのは、実はオリエント的発想。
世界最強は、本質論に拘りすぎて釈迦の生年さえ忘れられた古代インドだが。
ギリシア人が形而上学に溺れるようになったのは、ポリス体制が崩壊し軒並み僭主制化してから。
ローマも帝政後期になってから、形而上的な哲学や思想が溢れるようになった。
イスラーム圏も、中国と似たような状況。
イスラーム共同体は、クルアーンに見られるように元来非歴史的な意識を
持っていた。
イスラーム共同体がアイデンティティーを形成するため、そして支配を正当化
するために歴史意識、歴史叙述が発展していった。
神の意思が「主」で歴史は「副」。
聖書のバベルの塔の神話に表現されているように、世界の言語の多様化は人類に
科された罰であり、その逆のことが起これば、もとのまったき姿を回復することができる。
理想的な世界ではただ一つの言語のみが存在し、それが相互理解と啓発と平和を
保障することになる。
日本人の外国語下手は昔からのもので、別に近代になって突然始まったわけではない。
江戸時代には「和習」「和臭」という言葉があったぐらい。
309 :
世界@名無史さん:2009/02/01(日) 00:58:37 0
>>308 でも、大伴古麻呂や空海は当時の唐語の会話も漢文も同じ時期に唐に居た新羅の連中よりも
はるかに上手かったらしいが。
>>308 荻生徂徠と長崎の通訳を除いて、中国語音も全く知らず、
日本語の字音は声調が全部飛び、
そのまま読んでも、呪術的な音が並ぶお経読みになるだけ、
返り点をつけて「同時翻訳」で日本語として読み下すことが当たり前だったんだから
漢文習得は、外国語習得でも何でもないよ。
それでも李鴻章と筆談できるほどの「漢作文」ができた明治の元勲は異常。
>>308 知らずに和臭なる場合もあるだろうが、
読みやすいようにあえて日本式漢文にする場合も多い。頼山陽が名人。
返り点とか全然なく、確かに読みやすい。
もっとも現代の見地からすれば「だったら素直に漢字カナ交じり文で書けや」となるわけだが。
日本人は昔から、不利を有利に一変することが得意な民族なのでは。
自分たちではっきり意識していたかどうかはわからんけど。
荻生徂徠は、日本の漢文式の読み方を批判しながら、すべて否定はしていない。
ひっくり返して読むのを弱点と見るのではなく、構造の違うものを違うとわかるには、
一度ひっくり返して読む必要もある、と主張している。
中国人はなまじ自分の言葉だから、かえって中国語の構造を理解できないが、
もし日本人が翻訳だということを意識して読めば、それがかえってプラスになる。
>>310 大久保利通は、ふだんは自分で無学だといっていたが、台湾出兵の後、9月14日に
戦後処理のため全権弁理大使として清に渡った際、交渉の席ですらすら漢文を
使って返答していたらすぃ。
陸奥宗光は山形監獄に投獄されていた間、ジェレミー・ベンサムの著作を翻訳
したが、あれも漢文の素養がものをいったのかな。
あと、陸奥の言葉に、
「政治はアートなり。サイエンスにあらず。巧みに政治を行い、巧みに人心を
治めるのは、実学を持ち、広く世の中のことに習熟している人ができるのである。
決して、机上の空論をもてあそぶ人間ではない」
というのがあるが、いまだにこのことがよくわかっていない人間は多い。
>>309 当時の世界的な常識だと、外交使節は行った先で殺されることが多々あるし、また、寝返るのも
普通だったので、取られても惜しくない人、中央政治から外された人を、遣るもの
だった。
しかも、漢人の食人の習俗は周辺によく知られていたから、どちらかというと、役割は押し付け合い。
ところが何をトチ狂ったのか、日本は、背が高く頭のキレるやつばっかり集めて送り込んだ。
珍しいもの好きで希望者殺到とうこともあって、簡単に、賢くて見栄えも良いのが揃った。
遣隋使が「日の没する天子」とかいう国書で咎めだてされなかったり、席次が吐蕃より下なのは
イヤだとゴネたりした言い分が通ってしまったのも、カス人材でもこれだけ優秀なんだから、下手
な扱いして攻められたら負けるかもしれないと、隋・唐がビビったため。
>>290 実際、韓国がそういう国だからな。
上流層が日本語、下層が韓国語オンリー。
だから、出版なんか振るわない。本買って読む人は日本から直送、下層はそもそも本なんか読まないから
韓国語の出版市場は人口の割にとても小さい。
>>315 やっぱり漢字を廃止したのがいけなかったんじゃね?
韓国は(まあ北朝鮮もだが)言語にまでナショナリズムを追求しちゃったからな。
漢字が分からなきゃ自分たちの歴史書すら読めないのに。
セルビア語とクロアチア語はほとんど同じ言語だが、分離した後は人工的に
「差異」を作り出そうとしている。
ttp://www.news.janjan.jp/world/0504/0503315200/1.php クロアチアの映画配給会社は、今やハリウッドやフランス映画と同様、セルビア
映画に対しても字幕を付けるようになっている。ザグレブ(クロアチアの首都)の
映画館では、「こんにちは」といった表現に対してさえ字幕が付けられる始末で、
このような字幕がスクリーンに映し出される度に、観客の失笑を買っている。
今日、クロアチアの言語学者は、クロアチア語の独自性を出すために新たな
単語の導入を試みているが、ほとんどのクロアチア人に理解されていないのが
現状だ。例えば、FAXは新表現では“dalekoumnozitelj(長距離コピー用機械)”となる。
森有礼は、日本語を廃止して英語を採用しようとして、アメリカの詩人、
ホイットニーにたしなめられている。
ほかにも日本語ローマ字化論というのがあったな。
320 :
世界@名無史さん:2009/02/02(月) 17:05:23 0
>>317 北朝鮮で山腹にハングルで「チョンチュルジャングン、キムイルソン」と書いてあるの
を韓国の代表団が、「『賤出将軍、金日成』ニダ」とニヤニヤしてるのを見た、北朝鮮の政府代表団が、「パーボーセッキ、『天出将軍、金日成』ニダ!!出てくニダ」と激怒
したことがあった。賤と天は、中国語と日本語では発音が異なるのに、朝鮮漢字音
では同じ。
他に、軍隊で歩兵と砲兵も同音になる。いくら漢字一文字をハングル一文字に置き
換えられるから、文字数が増えないといっても、日本語よりも同音異義語が増えて
は、不便だよな。
ベトナムは漢字を廃止したので、昔の石碑に一字一字、振り仮名のように
ローマ字が振ってある。
森有礼は、当時の西洋文明を支える自然科学やそれを育んだ人文・社会科学の
膨大な概念を表現する語彙が日本語に欠如していたので、英語国語化論を唱えたらしい。
>>320 韓国の場合、漢字だけではなく、縦書きを捨てて横書きに移行した。
アラビア語の場合、フスハーはニュース報道や演説、あらたまった場面での
会話で使われるだけ。
アラブ世界の民衆にとっての日常語はアーンミーヤである。
かつてレーニンは、
「ローマ字の採用は東洋民族の一革命であり、民主主義革命の一構成分子である」
と述べた。
>>323 日本でも、端っこのほうでは、そういう状況。
佐賀弁とか富山弁とか、日本語の一種だろうとは判別できても、素で喋られると何言ってるか
会話の内容が解らない。
弘前弁とか都城弁とか日本語に聞こえすらしない。
選挙活動とか、儀礼の挨拶とか、県議会の議場とかでは、多少の訛は合っても、標準語な。
昔、文字が発展したときの文化の違いで縦書きと横書きができたそうな。
縦書きは紙(軟らかい)文化、横書きは粘土(硬い)文化で、書く時の力の
入れ方が紙は右から左、粘土は左から右というように違ったから。
ハングルを横書きにしたのは、周時経という人物。
彼によって、横書きの他に、文章記号、パッチム整理、分かち書きなどが決められた。
数学や幾何学、物理学の本は横書きだから、ハングルも横書きにしたんじゃなかろうか。
韓国の場合、日本に比べて文学や社会思想の文献が少ないから、変更にも抵抗が
少なかったんじゃなかろうか。
そもそも、韓国には文献そのものが少ない。
ハングルで最初に出された社会思想の文献なんて、主体思想だけだし。
物理や数学だって振るわない、ハングルで最初に出された自然科学の論文なんてあるか?
捏造ES細胞の論文くらいだろ。
冷戦時代とは、平和と安全、そして人種差別の少なさが保証された特殊な時代だった。
冷戦が終結すると、民族・人種差別――これこそが力の世界の本質に直結している
――が復活してきた。
そんな中で明治の先人が書いたものを読み直してみると、現代にも通じるものがあって
驚かされる。
アメリカの国際法学者のホイートンの著作の中で、"all civilized nations"
というのが方々に出てきて、これをあえて「耶蘇同宗ノ国」と翻訳している。
福沢諭吉なんぞ、国際法なんて、いかにも世界中で通用するようにいうが、西洋人が
東洋人にどんな扱いをするかを見るがいい、と。
あれはキリスト教国の間でだけ通用するのだと力説している。
>>320 残念ながら歩兵(bobeong, 보병)と砲兵(pobeong, 포병)はハングルでも綴りが違うし
発音も違う。
朝鮮の歴史を調べてみると、“モノカルチャー精神”という言葉がぴったり。
334 :
世界@名無史さん:2009/02/09(月) 08:31:47 0
よく日本人でハングルは見た目が美しくないという人がいるよね。
あの文字はほとんど直線と円で構成されているからそう見えるのかな?
たいていの文字は、人間の手で書きやすいように曲線で構成されているもの。
筆記体や草書体だと、なおさらくねくねと曲線を描くようになる。
335 :
世界@名無史さん:2009/02/09(月) 09:16:03 0
ハングルは連書ができないのだ
>>334 書体が美しくない。日本語には明朝体ゴシック体だとかいろいろあるが、
ハングルにはコンピューターで使う書体がひとつしかないしそれがまた美しくない。
発音記号であるハングルで書くことなど想定されていないからだろう。
スレタイ読まずに脳内ハングルについて語っている人がいますね。
338 :
世界@名無史さん:2009/04/23(木) 03:04:33 0
フランス語はどんどん地位を下げてるね
339 :
世界@名無史さん:2009/04/23(木) 03:34:59 O
一時は欧米のエリートの公用語だったのにね
340 :
世界@名無史さん:2009/04/24(金) 21:59:31 0
ただ英語の基になった言語ということと、
>>339のように欧米各国の言葉の
基礎になる部分に入り込んでいるから強みはあるよね。
東アジアの漢語や和製漢語のように。
341 :
世界@名無史さん:2009/04/24(金) 22:04:59 0
和製漢語wwwwwwwwww
342 :
世界@名無史さん:2009/04/24(金) 22:49:31 0
英語は法則性最悪っていうけど西側諸国の空軍はみんな英語だよ
慣れれば短い語句だけで意味が伝わる
バンデッド・トゥエルブ・オクロック・ハイ
敵戦闘機が十二時の方角上方から攻撃してきます!になって
日本語の方が不便
343 :
世界@名無史さん:2009/04/25(土) 08:42:36 0
ハングル語やアルファベットのように子音と母音が区別された言語と比べて
思うんだけど母音主体言語と仮名文字の組み合わせで
書き言葉に問題が少なくなったと思う。
例えば英語で夜はnightだけど日本語ではナイトこれ一つだけど
読み方ではnite,naite,naytなどもありうる。
だから英単語は発音では凄く難しいところを持ち合わせていると思う。
しかし、これが日本語と同じ母音主体のポリネシア語のようにアルファベット主体にするとすると
例えば背中という単語これをアルファベットで書き表すとsenaka,cenakaなどになり
歴史の経過で後者のcenakaが主体になったとすると読み方では解からないから電子辞書のお世話にならなくっちゃならない
これから母音主体の言語と仮名文字の組み合わせは言文一致が楽なのではと思う。
344 :
世界@名無史さん:2009/04/25(土) 12:20:49 0
>>325 かつてレーニンは、
「ローマ字の採用は東洋民族の一革命であり、民主主義革命の一構成分子である」
と述べた。
・・・ローマ字を表音文字に変えると日本は奈良時代、朝鮮はハングル発明で民主主義革命を始めたことになるな。
アジアで民主革命をやっていないのはシナだけになる。
345 :
世界@名無史さん:2009/05/10(日) 17:53:10 0
>>343 英語は、Norman Conquestの時代に、庶民の言葉になっている時代に
発音が変化したところに、Norman Frenchの単語とNorman French式の
発音表記が混入して、しっちゃかめっちゃかになった。本来は、オランダ語
とドイツ語の中間くらい言語だった。
346 :
世界@名無史さん:2009/06/22(月) 00:39:35 0
ドイツ語はフランス語の語彙を入れつつ表記をドイツ語の発音に忠実に変えたから
違う風味の言語になったね。
347 :
世界@名無史さん:2009/07/15(水) 00:28:22 0
フランス語は影響力大きいね。
348 :
世界@名無史さん:2009/07/15(水) 03:19:18 0
発音や文法の簡便さはともかく、英語の「綴り字と発音の不一致」は大問題
skyと書いて、何故「スカイ」と読むとわかる?
大母音推移でiの[i:]が[ai]になったからかな?
語末のyはiの単なる書き換えだと思うけど
俺としてはcolonelをカーネルって読むのが不可解だ
350 :
世界@名無史さん:2009/07/17(金) 05:41:47 0
国際語としての英語は大母音推移をキャンセルしたほうがいい。
英米人のネイティブは今のままの発音すればいいが、
今の英語の珍妙な発音は国際語としては不適格だ。
352 :
世界@名無史さん:2009/09/05(土) 02:56:04 0
>>342 日本語だって「敵機十二時上方」で充分だと思うが?
あなたの挙げた例は英語では要件の単語を並べただけのちゃんとした「文」になってないものを挙げて、
日本語では主語述語助動詞まで揃ったきちんとした文を挙げている。
353 :
世界@名無史さん:2009/12/03(木) 03:59:45 0
効率で言えば中国語が一番だろうが、発音の聞き分けの問題はあるかもな。
354 :
世界@名無史さん:2009/12/03(木) 09:35:59 0
中国語、同音同声調の文字が多すぎ。
おかげで駄洒落の言い回し多すぎ。
日本もエリート層は英語を母語にしたほうがよくね?
最近は人文系の学問でも英語で論文を発表するようになった。
356 :
世界@名無史さん:2009/12/03(木) 23:02:48 0
>>355 母語というほどではないけど、普通に英語を操れる人は多いよ。
ただ植民地じゃないんだから、わざわざネイティブでもない言語をメインにする必要はないかと。
357 :
世界@名無史さん:2009/12/03(木) 23:04:55 0
それにこれから中国語が伸びるとしても、漢語が割と共通している日本語を使うことには意味があると思うが。
中国語で使われている7割は日本から輸入された和製漢語らしいし。
アルチュセールは、
「ギリシアと西洋のなかにしかフィロゾフィーの問題はない。科学との本質的
関係こそがフィロゾフィーを出現させるからだ。非西洋でもフィロゾフィーに
類する思考がありうるが、科学との本質的関係がないのだから、本来の意味での
哲学問題はそこにはない」
と主張している。
「いまや科学は世界中のどこでも行われている」と考える人もいるだろう。
だがアルチュセールは、そのような「科学」は、第一に科学の技術への応用で
あって科学そのものではないか、第二に科学者個人が生まれ育った言葉の世界と
断絶して西洋語世界のなかに入って行っているに過ぎないか、いずれかであり
それ以外にはない、といっている。大学で学術研究に従事する人は「そんなことはない」
というかもしれない。だが、例えば、たとえ新しい優れた内容をもっていても
日本語で書かれた学術論文は西洋語で書かれたものより位置づけが低いという
今日の大学の事実が、アルチュセールの言葉の真実性を示している。
359 :
世界@名無史さん:2009/12/04(金) 12:01:51 0
ニッポン語のローマ字化もしくはカナ文字化が必要だ。
360 :
世界@名無史さん:2009/12/04(金) 12:04:40 0
もちろん今までの表記法に愛着を持つものがいるのはしってる。
よって、文学とそれに類する文章は従来どおりの表記にして、
無味乾燥な書類、役所の文書、理系の論文・書籍についてローマ字化もしくはカナ文字化するのだ。
361 :
世界@名無史さん:2009/12/05(土) 04:51:24 0
トルコ語も意外にトルコ〜中央アジア〜ウイグルの広範囲で系統の言葉が使われているから
この辺りの人には日本語も理解しやすいんだろうな。
362 :
世界@名無史さん:2009/12/05(土) 09:54:45 O
ローマ字やかな文字にするなんて、意味の把握に時間がかかるだけ。最悪の選択。
エリートは英語、庶民は今までどおり日本語を使えばいい。
ローマ字化・かな文字化は不必要。
364 :
世界@名無史さん:2009/12/05(土) 18:41:15 0
表音文字のみでの表記だと今のベトナム語や朝鮮語と同じこと。
漢字文化圏の利点を捨てるだけ。
エリートはもうちょっと英語頑張らないといけないけどねw
365 :
世界@名無史さん:2009/12/05(土) 19:31:22 0
つまり中国と朝鮮のハイブリッドってところか、日本語
>>364 ベトナム語はハングルやひらがなとはちょっと違ってて、
漢字単位で区切るから、英語が単語単位で認識するように、
漢字的な思考を保持してる。
だから文を理解するパターンが日本と同じ。
日本がひらがなだけになったら、異文化になる。
367 :
世界@名無史さん:2009/12/07(月) 18:32:16 0
漢字文化圏の「利点」などない。
368 :
♪:2009/12/07(月) 19:11:08 0
ローマ人もインテリは,ギリシア語で書く (マルクス・アウレニウスの日記)
フランス人も,インテリは,ラテン語で書く. (デカルト,省察)
ドイツ人も,インテリは,フランス語で書く. (ライプニッツ,モナド)
しかし,ドイツ語はつぎの時代のインテリ語になりそこねた.
その前に英語の時代が始まってしまったのであった.
369 :
世界@名無史さん:2009/12/07(月) 20:43:59 0
>>367 筆談で、最も多くの人とコミュニケーションできる
書道がカッコいい
アメリカ人の勘違いTシャツの意味が解る
370 :
世界@名無史さん:2009/12/07(月) 22:57:01 0
米國の進駐が終わって漸く独立したといふのに、
昨今の連中を見ていると、われから「植民地人間」に成り度がって居る者共が
多すぎるやうだぞ。
恥知らずに下手くそなアメリカ訛りの英語を遣ひたがったり、
日本語で表現出来ることを態々、アメリカ訛りの英語で換言してみたり、等々。
少しは恥を知れーイッ!!! と云ってやりたいものぢゃ!
下手くそなアメリカ訛りの英語と上手なそれの違いがわからない。
若者が言ってるYO!ってのがそれなのかYO
>>370 まったく、ひらがなでもことたりるものを
しなのもじをつかうなどとははじをしれといいたいものだよね
日本語の有利な点は、十数億の人口を抱えて、世界第2位の経済大国である
中国と漢字を共有しているので、中国語の習得が容易なところです。
374 :
世界@名無史さん:2009/12/10(木) 10:06:16 0
>>373 確かに漢字で意味をつかみやすいので、中国語文の「読み」は日本人に有利です。
ですが、漢字を見て理解した気になってしまい、それ以上の進歩を怠る傾向があるように思います。
実際の中国語会話になると、圧倒的に漢字を知らない西洋人の方が上達が早かったりします。
おまけに中国人も必死で英語を学習しているので、
中国語初心者の日本人が中国に行っても、
コミュニケーションに役立つのは英語だったりします。
下手な中国語発音で話されるより、英語の方が通じるのです。
375 :
世界@名無史さん:2009/12/10(木) 16:09:54 0
キャセイパシフィック航空の飛行機に乗ったりすると、広東語と英語で表記されているから
ついつい漢字に引きずられて広東語の方に目が行くけど、実際にちゃんと意味が取れるのは
英語の方なんだよな。
当たり前の話だろうけど。
376 :
世界@名無史さん:2009/12/10(木) 17:58:11 0
某大手中国企業の役員に米国人がいて、
会議は英語で行います。
もちろん幹部級の中国人社員はみんな英語に堪能なはずです。
そうでないと幹部に採用されません。
中国企業というより、多国籍企業みたいなもんです。
幹部になると、同じ会社でも収入は10倍以上、違ってきます。
だから中国の子供たちは一生懸命、寝る間を惜しんで、
英語を勉強します。
英語が出来ないやつは、一生、低収入のままでしょう。
中国が世界一の経済大国になっても、
国際語は英語のままでしょう。
>>374 逆に考えれば直ぐ解る
日本在住の中国人と同じだ
>>376 その環境での米国人が一番悲惨だな。
周囲が合わせてくれてるから、逆に周囲を理解できないまま。
378 :
世界@名無史さん:2009/12/10(木) 20:20:26 0
英語というかアングロ・サクソンは香港での影響力もあるから、強いよね。
香港を足がかりに英語でビジネスができる。
北京や上海で普通話が強くなっても、香港は英語と広東語だから
結局は英語を使うんだろうな。
379 :
世界@名無史さん:2009/12/11(金) 08:59:44 0
中国共産党指導部の子供等は、好んで米国に留学する。
米国留学はエリートへの近道。
全て英語で授業が行われる香港大学も人気。
但し、入試はかなりの難関だが。
反米国家イランの宗教指導者の子供等だって、結局は米国留学がお好き。
従って、英語の覇権はゆるぎない。
380 :
世界@名無史さん:2009/12/11(金) 16:47:34 0
シンガポールや香港だけでなく、最近では韓国や台湾、メインランドチャイナ
(上海、北京)など非英語圏の富裕層も、子供はアメリカの大学に行かせる
というのが一つのパターンとして定着している。
日本人だけが、いまだに東大、京大、あとは世界ランキングにも入らない
ような私大へと子供を行かせようと小学校から受験させたり必死。
あのラサール学園でさえ、ハーバードやケンブリッジに進学するのは
年間1人いるかいないか。親も教師も勧めない。日本は確実にアジアで
取り残されている。
グローバル化の波に、完全に乗り遅れてしまった感じ。
381 :
世界@名無史さん:2009/12/11(金) 22:22:11 O
アジアの旧植民地国や途上国みたいな自地域で学問を完遂できないようなところと比べられてもなw大体非英語圏先進国という日本と似たような境遇にあるフランスやドイツも国内指向は比較的強いし。
382 :
世界@名無史さん:2009/12/12(土) 00:14:56 0
>>381 それが大きいよね。
ただ、世界的にルールを決める場では英語で教育訓練受けた人と交渉力で
大きな差が出てしまうこともあるよね。
まぁ、日本人もエリートならせめて大学院あたりでは留学して英語を磨いておくべき。
383 :
世界@名無史さん:2009/12/12(土) 00:17:58 0
>>380 アメリカの有名大学も学部はそこまでのレベルではなかったりするんじゃないかな。
学費も馬鹿高いし。
アジアンエステの中国人のネーチャンが言ってたが、日本に来て日本語が全く分からなくても独りで電車に乗って
降りる駅も分かるが、アメリカだとちゃんと英語を身につけないと身動きが取れないんだと。だから、日本に来て売春
するのも困るのだが。
漢字でなんとなくわかるらしいね。
うーむ、昔の漢字のママだったらもっと互いに解るんだがな。
今はワープロがあるから昔の漢字でも構わんと思うがな。
台湾(ついでに韓国も)が昔の漢字のママなんだから、結局日中だってそのママの字で大丈夫だったろ。
387 :
世界@名無史さん:2009/12/29(火) 18:32:47 0
>>386 漢字の読み書きというのは国際語だったのだ。
バカな文字改革のおかげで国際語が国際語でなくなってしまった。
GHQと毛沢東の罪は重い。
ついでに韓国のハングル専用主義者と、
越南を支配したフランスも同罪。
台湾と香港で正体字を維持した蒋介石と英国は
他のことはさておきこの点については賞賛されるべきである。
英国は何もしなかっただけだろ。
公的な言葉は英語を通用させてたんだろうし。
>>387 いや、それでも越南のフランスと違って
アルファベットを押しつけはしなかったわけで。
390 :
世界@名無史さん:2010/01/29(金) 20:46:16 0
シリコンバレーでコンサルティングをやっている才媛が、日本人が英語下手なのは
政府の陰謀だと主張している。
http://manabi.st/n/watanabe.php 大塚 : 「そう考えるといい時代になりました。しかし日本の英語教育はひどい。
大学を含めると 10 年も英語を勉強させられてきているにもかかわらず、大部分が
十分な英語力を身につけていません。」
渡辺 : 「私はこれを日本政府の陰謀だと思っています (笑)。」
大塚 : 「陰謀と言いますと?」
渡辺 : 「英語が出来るようになりますと優秀な日本人がどんどん海外へ出て
しまうのであえて英語力を身につけさせないようにしていると (笑)。」
外国語が一番苦手なのはアメリカ人なんだが。
それは日本語を習得せずに日本に来るアメリカ人が多いから
そういう印象があるだけで、実は間違い
・英語話者には印欧語の習得が楽だというアドバンテージがある
・親・祖父母の母語が英語でなければそれを習得する人間が多い
(特にユダヤ系ならヘブライ語はデフォで使う)
という理由から、二ヶ国語を使える人間の割合はかなり高い
393 :
世界@名無史さん:2010/01/30(土) 16:18:38 0
日本が英語教育をもっと行って、シンガポール人やフィリピン人並みになれば
よかったのかな。
アジアには日本語と似た言語がきわめて少ないうえに、習得してもあまり
メリットがないからな。
英語が出来るといっても英語で命令を理解できるレベルで、
それ以上の教育を施されなければ結局(r
というアメリカ属領の原住民の意見があった。
日本の文献読解用英語教育は便利な人間を作れないがそれはそれでいいのかな。
しかし実生活やモチベーションが伴わないせいか全然面白くない教育だった。
>しかし実生活やモチベーションが伴わないせいか全然面白くない教育だった。
台湾とかのオタクは日本のエロゲーをやるために一生懸命に日本語を勉強するそうだ。
日本でも英語版のエロゲー(声優は日本人←ここ重要)を作ってそれを教材にすりゃ一発だ。
欠点・・・大学・短大でしか使えない。
洋画や洋楽が好きでそこから外国語が得意になるってケースも多い。
語学の上達って何よりモチベーションだよな。無ければ学習は無意味。
英語や日本語は巨大な消費文化が魅力で外国語として学ばれている面もあるが、
アラビア語などは文献用の古典語扱いなのかな。
>>396 韓流ドラマとやらでおばさん達が韓国語を習い始めたようにな
>>396 毛唐のヲタクは日本語勉強するよ。
漢字はさすがに無理でもひらがなカタカナくらいは読める人が多い。
400 :
世界@名無史さん:2010/02/11(木) 21:19:05 0
400ゲット
401 :
世界@名無史さん:2010/03/10(水) 20:52:51 0
オイルダラーの当然の帰結だな。使わない器官は退化するw
403 :
世界@名無史さん:2010/06/06(日) 22:01:29 0
lojban!
404 :
世界@名無史さん:2010/06/07(月) 13:49:24 0
今日泊亜蘭(きょうどまり あらん)というSF作家の人がいる。
先頃お亡くなりになってしまったのだが、
明治生まれの日本人最長老SF作家として有名な人だった。
この人は、在野の言語学者としても知られ、
或る程度読めるという範囲を含めると、数十ヶ国語に通じていたという。
SF板にはこの人の関連の単独スレもある。
この人の多言語能力が最も存分に発揮された作品は、
昭和末期からSFマガジンに連載されていた長編、
「我が月は緑」であろう。
この「我が月は緑」には、主要な言語だけでも、
日本語、インテルリングア(無屈折ラテン語)、古典ラテン語、古典ギリシア語、スウェーデン語、英語、仏語、独語、露語、
サンスクリット語、中国北京語が登場する。
簡単な挨拶ことばや単語レベルの登場のものも含めれば、この作品に使用されている言語はさらに多い。
405 :
世界@名無史さん:2010/06/07(月) 16:41:35 0
衰退国家である日本語だけは無いと断言できる
今現在世界言語として機能しているのは
英語 フランス語 中国語 ポルトガル語 ドイツ語 韓国語だけである
406 :
世界@名無史さん:2010/06/07(月) 18:50:16 0
アメリカでセンター試験に相当するSAT Subject Testsに存在する語学科目は
フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語・中国語・韓国語・日本語・現代ヘブライ語
407 :
世界@名無史さん:2010/06/24(木) 03:15:29 0
408 :
世界@名無史さん:2010/06/26(土) 02:18:12 0
ヘブライ語が入ってるのがユダヤの力の強いアメリカらしいなw
>>384 いい加減にしろよってくらいアナウンスあるからなー。
最近の電車は降りるときに扉のところに駅名が横文字併記で出てくるし。
410 :
世界@名無史さん:2010/07/16(金) 00:55:47 0
英語 フランス語 ロシア語 スペイン語 中国語 アラビア語 の国連の公用語に
敗戦国で入らなかったドイツ語と日本語を足したくらいが20世紀の有力な言葉だったけど、
21世紀はどうなるんだろうね?
英語と中国語は確定として、あとは人口の多いスペイン語?
フランス語は役割を英語に取られて衰退。ロシア語・ドイツ語・日本語・ポルトガル語は国力によるのかね?
411 :
世界@名無史さん:2010/07/16(金) 03:01:20 0
リンガ・フランカ
漢文、ギリシャ語、ラテン語 スワヒリ語、マレー語?
↓
フランス語
↓
英語、ロシア語
↓
英語 ←今ここ
↓
英語、中国語?
中国で言語革命:北京、全市民に英語推進 広州、広東語放送中止に市民猛反発(大紀元)
http://www.epochtimes.jp/jp/2010/07/html/d12613.html かつてのように東アジアでの漢文文化の隆盛は二度とないだろうね。
周辺の民族言語の発達が未熟だった時に公的な扱いよく使われていたけど、
既に古代で日本みたいに独立心旺盛な国だとさっさと「日本語」を使う用途として
転換させてたし。
一番中国に忠実だった朝鮮でさえ漢字自体でさえ排斥が激しく、衰える一方。
中国自体が新体化して自国の漢籍読めない知らない普通だし、
若いエリートだと英語を主になり始めてるし。
ビジネス上の便宜から中国語学ぶ人間増えてくるだろうけど、世界の中の言語のただ一つ扱いで
古代の東アジアの主役扱いのような状態とは程遠い。
人口は多いけど漢字の難易度も高いし英語に取って代わる状態は難しいだろうね。
413 :
世界@名無史さん:2010/07/16(金) 03:22:02 0
結局英語ほど簡単でよく使われる言葉って無いからな
414 :
世界@名無史さん:2010/07/16(金) 04:14:32 0
>>412 今の中国語は漢文とは別物と思った方がいいしね。
それに中国語は発音が難しい。
古代のようにアバウトな意味をお互いに言い合う程度のコミュニケーションなら
漢文の筆談も意味があっただろうが、現代の政治やビジネスでそれは無理だからなw
まぁ中小企業の小さな取引だと超テキトーな英語でやってるところもあるが。
その前に、中国語は中国国内と華僑社会のリンガ・フランカと思った方がいいのかも。
かつて、地球の陸地の三分の一の面積を支配した大英帝国、最も話者の多い言語は
ヒンドゥスタン語だったし、オランダにしても本国の15倍ものマレー語の話者を支配して
いたけれども、所詮、後進地帯の言語なんて主要言語にとりたてられることはなかった。
直接的な支配はないが、人口が多く、産業植民地の呈をなしている中国にしても
おなじこと。結局は人口の多いだけの後進地帯、そこの言語が重用されることも無い。、
いくらGDP2位とか言っても先進国の数分の1のチープレバーが売りなだけで、
科学技術が進んでるワケじゃない。
昔なら列強が力づくでやったはずのことを、
中国が自ら自国民をこき使ってやってるワケだから世話はない。
英語は現代社会のあらゆるシステムの根幹であり発信源であり世界共通の標準語みたいなもんだからね
これは既に他の言語とは違う存在
『日本語が亡びるとき』という論考が最近流行ったが、英語は現在進行形で
亡びつつある。「英語」がグローバルな言語になるにつれて、本来のイギリス人や
アメリカ人が話す英語はどんどん衰退し、世界中の人が共有できる簡単な表現の
英語になっているらしい。
http://bit.ly/bu79dh
419 :
世界@名無史さん:2010/07/18(日) 02:44:02 0
日本語は漢字を包含しておけば古代中国にも近代欧米にも合わせられる能力があるからなぁ。
中国よりも漢字をうまく使っているのかも。
有用な技術とか学問とか、面白い映画とか本とか、そういうものが
最初に出てくる言語が強いよ。
421 :
世界@名無史さん:2010/07/19(月) 22:54:10 0
>>418 アメリカは国土も広大でいろんな民族が集まった国だから
昔から単純化が進んでいたけど、イギリスもEUでの英語の普及なんかが
影響してんの?
ちょっと前まではアメリカと違ってイギリス英語って難解だったりしたけど。
銃は西暦感じ込みに伽羅でやる。
423 :
世界@名無史さん:2010/07/26(月) 16:52:07 0
英語を社内公用語にすれば、日本流の縦社会が崩壊する。
424 :
世界@名無史さん:2010/07/26(月) 18:45:46 0
じゃあとっくにインドのカースト制度は忘れられているな
425 :
世界@名無史さん:2010/07/27(火) 03:25:37 0
日本人が他人に対して気軽に話しかけられないのは、敬語が存在しているのが
大きな部分を占めているからだと思います。
何を話すのにもかしこまらないといけないなんて、息苦しくて仕方がないですよね。
社畜環境もその辺から生まれたのではないかと。学校のクラブのように、
敬語というもので上下関係がはっきりとわかれてしまっては、そのような
意識無しでは生活できなくなりますもんね。
英語で話してる時が一番リラックスできるのは確かです。
426 :
世界@名無史さん:2010/08/13(金) 09:50:23 0
世界の一流エンジニアの間では大韓言語が標準言語とされている
427 :
世界@名無史さん:
ほんとかよ