そもそも、あれは現地で使われてるからついた名前ではないと思ってたが。
940 :
世界@名無史さん:2007/06/22(金) 14:47:51 0
マヨルカ島のマヨネーズと、所謂マヨネーズとでは、共通するのは玉子を使ってる
ことくらいだしなー。
マヨラーは味音痴、味覚異常、食文化破壊者
しかし、遭難した時には有利という罠
誤爆?
まあまて。マヨネーズは高カロリーだ。要は食料代わりになると言うこと
ではないか?・・・・まあ常時携帯していて、かつチューブからそのまま
ためらいなく食えるのもマヨラーだけかもしれんがw
遭難してマユネーズでしのいで生還した登山者がいたような。結構なお年だったが。
モンゴルでは、ソ連の影響が強かった時代にジャガイモをマヨネーズであえたポテトサラダが伝わった。
ソ連でこのサラダを「首都サラダ」と呼んでいたので、モンゴルでもそう呼ぶ。
しかし腐った卵を使ったマヨネーズが流通して、それを知らずに使ったサラダ食って
死んだ例もあるとか。
卵と言えばサルモネラ菌か。腐ってるかどうかじゃなくて、
保菌してるかどうかだったような。
食中毒の季節だね。自然界最強の毒素ボツリヌス毒素は500g
で全人類を絶滅出来るらしい。気をつけましょう。
純度の高いボツリヌス毒素500gを用意できたところで、
全人類を滅亡させることなんて、どうあがいたって、出来ないんだがな。
「〜なんだが」
「〜なのだが」
「が」の字を語尾につける香具師は、話が面白くない。
あっそ
ぬるぽ
>>953 作りたての手作りマヨネーズは旨いよね。
って言っても自分で作ったわけではなく、居酒屋で食わせてもらったんだが。
>>952 ガッ
昔何かのテレビ番組で「パキスタンの農家の朝食風景」を見た。
メニューは焼きたてナンとバター茶。父親が麻袋から玉ねぎを
一個取り出して、拳骨でゴンゴン叩いてから茶色い皮を剥くと、
粉々に砕けた白い身が現れた。末っ子の五、六歳の男の子が
真っ先に手を出して、1p角ぐらいの生の玉ねぎの砕片を口に
入れてボリボリかじりだした。それを見て、古代には玉ねぎを
生食したという話は本当なんだなと実感した。
丸かじりはアレだけど、サラダにだって入ってるぜ?
>>956 つまり古代でも薄切りを水に晒したスライスオニオンで食べていたと。
別に古代でなくても、近代まで船乗りはタマネギを生で食ってたぞ。
今は趣味人だけだが。
ギリシャのアトス山に行った観光客の体験記に、僧院の食事で玉葱を一個生のままで出され、
ゲンナリした、という記述がある。
現代の話。
>>955 玉葱、エシャロット、大蒜のようなものを、生で齧るというようなことは、世界中
結構広い地域でやっていて、皮を剥くときに軽く叩いて向きしろを作るということも
やはり広い範囲でやっている。
概ね、韃靼人に支配されたことのあるところではやっていて、東は朝鮮から、西は
東欧・ロシア、地中海を南に回って、モロッコ、イベリアあたりまで。
支那人も生の野菜は殆ど食べないが、例外的に、大蒜は生で、しかも、拳で叩いて
皮を剥いて食べる。(野菜は他に大根を生で食べる)
玉ねぎスライスやサラダに多少混ぜる位なら誰でもどこでもやるだろ。
エシャロット(ほとんどの場合らっきょうらしいが)とか生で食うし、
日本在来でもノビルとかもあるし、南西諸島では生や、軽く塩漬けした
らっきょうを食べる。
中世フランス史の本を読んでいたら、王様が巡幸に来るので
百姓たちが玉ねぎを食うのを控えるよう申し合わせる件があった。
玉ねぎを食うと息が臭くなるから…つまり生で齧っていた訳だな。
大蒜だと煮炊きして食べても息が臭くなるし
尾崎豊の妻は、尾崎が「あやしい外出」をするときは無理やりニンニクを食わせたという。
こうすれば浮気されない!
965 :
世界@名無史さん:2007/06/23(土) 23:43:13 0
『ドン・キホーテの食卓』(荻内勝之(著) 新潮選書)によると
スペインには「あなたとならば、パンとタマネギ」という慣用句があって、
日本語の「手鍋さげても」に相当するそうな。
パンにスライスしたタマネギをそのまま乗せてかじるのが
一番安価な昼食のとりかたかんだとか。
その場合のタマネギは、日本で一般に流通している種類よりも、
刺激の少ない、生食に適した味のものを使う。
エラスムスの「対話集」(中央公論社『世界の名著17』エラスムスの巻に所収)の314ページに
「肉屋 (司教が―引用者注―)何人も玉葱を食っちゃならねえと命令したらどうだ?
魚屋 そりゃいったい、信仰となんの関係があるってんだ!」
肉屋 玉葱は性欲を昂進させるじゃねえか!それじゃいま玉葱について言ったことを、
キャベツに当てはめてみろ。
魚屋 なんとも言えねえな。
肉屋 なんとも言えねえとはなんだ?人間の作った法律の拘束力は、どこからくるんだ?」
ルネッサンスですなあ。しかし、タマネギに催淫作用があると考えられていたとは。
形が○玉に似ているからですかねえ?
しかし、ニンニクには滋養強壮、肉体疲労に効果があるという事になっている。
であるならば、ニンニクほどではなくても、同属のネギ属の全般に多少は
そういう効果があるのではないか?
967 :
世界@名無史さん:2007/06/24(日) 01:00:09 0
968 :
世界@名無史さん:2007/06/24(日) 02:54:35 0
>パンにスライスしたタマネギをそのまま乗せてかじるのが
>一番安価な昼食のとりかたかんだとか。
「ゲド戦記」(映画)にそんな場面がありましたね。
>>954 手作りマヨネーズはとても美味しいと聞いたんで、一度挑戦したことあります。
一所懸命にかき混ぜたのですが、全然ねっとりしてくれない。
しかたがないので、サラダにかけて出したら、美味しいドレッシングだと
好評でした・・・とほほ
>>966 ねぎ類に強壮作用があるから、昔の坊さんは食べるの禁止されていたでしょ。
>>970 おいしいから、だよ。
強壮とは関係の無い生姜だって禁止されてるが、強壮作用のある牛蒡や銀杏は食べる。
>>955 >拳骨でゴンゴン叩いてから茶色い皮を剥くと、
>粉々に砕けた白い身が現れた。
石やすりこ木で打ち付けたほうが早くて楽だろうに、何故ゲンコツで玉葱を潰したのか?
オヤジにしてみれば
「親の言うこと聞かない子は、ゲンコツで玉葱みたいにしちゃうよ。」
みたいな見せしめ効果もあったのだろうか。
974 :
世界@名無史さん:2007/06/24(日) 19:50:35 0
手は大抵の人に付いている。
すりこぎは「擂り粉木」なんだね。
子供の頃は「擂り漕ぎ」だと思ってた。
パキスタンのすりこぎ…
すりこぎには、サンショウの木が一番なんだそうだ。
すり鉢でする時に、すりこぎが削れて薬味になる・・・と。
香りもあるけど強度もあるからな>山椒の木
うちにある山椒の擂り粉木はだいぶ短くなったよ。
程よい太さで程よい大きさの瘤がいくつももあるからな。
浮気の抑止には若干役立つだろう。
江戸時代の本を見ると、よくすり鉢で味噌を摺るという事が
出て来るがよくわからん。出来たての味噌って粒々だったりするの?
茹で上げた後に完全に潰すのでなければ、当然大豆の形が残るよ。
作ってみればわかるけど、売ってるものでも大豆の形を残したもの
があるんじゃないの。地方というか土地にも依るかな。
>>982 なるほど多謝。専門の味噌屋に行っても、摺った味噌しか
見かけないから不思議に思っていた。漬物は家で漬けても
さすがに手前味噌までは難しい。梅干しも失敗したしねぇ。
おかず味噌には穀物の形が残ってるもの多いよね。
味噌仕込みに機械が導入される以前は、半日かけて柔らかく煮た大豆は臼で搗き潰すか、
タライにあけてから藁靴履いた足で踏みつぶしていたんだよ。
どうしても豆の形が残ってしまう。だから使うときには磨るのが当たり前。
笑い話に
「うちの旦那のケチときたらあきれるばかり。毎日の味噌汁と来たら、実が入っていないどころか
顔が映るような薄い味噌汁なんだ。この前ヒョッと見たら中にタニシが入っている。
やれうれしやと思って箸でつついたがこれがつかめない。よく見たら自分の目ン玉映ってた。」
これを聞きとがめた旦那が、
「何をいうんですか!毎日身の入ったおみおつけ食べさせてるじゃありませんか。
毎日の味噌はきちんと磨っているんですよ!すりこ木が磨れて味噌に混じって、
立派なおみおつけの身になるじゃありませんか!」
木屑が実・・・
986 :
世界@名無史さん:2007/06/26(火) 10:20:13 0
>>985 鰹節を擂粉木に使ったら、さぞ、美味い味噌汁が出来そうだがな。
(唯一の欠点は、鰹節が湿気てしまう事だろうが)
江戸期の江戸料理では、味噌汁を作る際には、摺った味噌に
削り節を混ぜ込んで寝かせて、旨味を移した味噌を用いたと
いう。しかし、こうした江戸風の料理法は、明治になって流入
した上方風の鰹昆布出汁に駆逐され湮滅した。
>>987 今のインスタント味噌汁には風味付けに鰹節の粉が混ぜてあるが、
それは、江戸料理の復活ではないのか?
インスタント味噌汁を出している会社は、京阪神圏に本社をおいている
ところはなくて、東京や横浜ばかりだぞ。