ホームズ研究も聖典の辻褄合わせから作品背景であるヴィクトリア朝社会の研究へと
その主流が移行してまいりましたが、まだまだ「語られざるテーマ」は尽きません。
ウィスキーのソーダ割りでも一杯やりながら、パイプで三服の間にいろいろと語り合いましょう。
ボヘミア伍長の醜聞。
5 :
世界@名無史さん:2006/11/01(水) 18:00:28 0
ワトソンくん、私が忘れそうになっていたら耳元で
囁いてくれんかね…>1乙と
6 :
世界@名無史さん:2006/11/01(水) 18:38:07 0
ノーベリ
新スレおめでとう! わしゃ、よう立てられなんだよシャーロック!
前スレ途中から海外ドラマ板からの乱入組なんで、新スレ立ては遠慮しつつ
他力本願の流れ者さー。あちらもこちらもそれぞれに面白くて刺激的だね。
いちおグラナダ派ではあるものの、ここんとこは24V騒動もあってそっちに
かかりきりつーか、暴走上等のちんぴらジャック・バウアーと違って、
きちんと手順を踏むホームズさんは紳士だなあ〜。
>7
マイクロフトがスレ立てする姿は確かに想像しにくいw
グラナダって残りの作品を映像化する予定はないの?
前の役者のイメージが定着してると難しいだろう。
ボンドだってコネリー降板の後でレーゼンビーを使って大コケ。
結局コネリーを一回呼び戻してからムーアに移行してる。シリーズモノには良くある事だが。
マイクロフト役だったグレイも死んじゃったしね。そういやこの人もボンド映画に出てたな。
レーゼンビーのボンドは劇中でケコーンしちゃったからなあ。 続きは撮れないよ。
え?
マイクロフト役も死んだのか
しかしあと19話も残ってるんだよな。
個人的には「五つのオレンジの種」「緋色の研究」(宗教や人種がらみで難しい?)を映像化して欲しかった。
獅子のたてがみとか、ドラマにしようがないよな
しかし「這う男」はやったからな
>>15 うむ。確かにあれは後回しEPの筆頭格だよな。
ああいう怪奇系って需要があるのかしらん。
>10
ジェレミー存命中にジェレミーの体調が思わしくないので
シリーズ続行のためにホームズ役を別の俳優に交代するという話があった。
しかし、視聴者が納得しないだろうというのでボツ。
ジェレミーの死後はグラナダTVの経営方針が変わり、お金のかかる歴史物は
製作されない傾向になってしまった。(視聴率は取れるけど制作費が莫大)
同TVの「ホーンブロワー・海の勇者」は久々の歴史ドラマで人気が
あったんだけど打ち切りの話が出ている。
ホーンブロワー作ってるのか!見たい……
>>19 情報ありがとう!
DVDは直ぐに手が出ないので、TV放送を楽しみに待ちます。
「ブレット・ホームズはモリアーティーの別計画を追ってヨーロッパへ行った!
私はブレットに代わってロンドンを守る、ホームズ二号! ・・・お見せしよう!」
前スレでグラナダホームズの御者はみんな女性だってあったけど、
確かに「最後の事件」でワトスンが飛び乗る馬車の御者は、シルエットがもろに女性だな。
>>22 どの馬車だろう?
原作通りの手順で馬車を乗り継いだとしたら、駅に着く馬車の御者は大柄な
マイクロフトの筈。むろんそういう体格の女性だっているだろうけども。
ホームズの指示に従って、走っていって馬車に乗るシーン。 汽車に乗る前。
すごく華奢な体型で、すぐ女性と分かる。
>>25 通りを走りぬけて四厘馬車に飛び乗るところなら2台目の馬車だね。
原作では変装したデブのマイクロフトが御者をやってる。
華奢にみえたって?ばっかも〜ん、そいつがルパンだ!
>>26 わしだって、変装くらい出来るちゅうのを忘れたんか!?
ダイエットに成功したら誰も分からないな>マイクロフト
実際、当時女の御者っていたのかな。 まあいなかったっぽいけど。
さすがに女性の御者はいないよ。
雪が降っても雨が降っても仕事しなけりゃいけないし。
男でも過酷だとおも。
てか、あの頃の女が「屋外で」働くとしたらあまりマトモな職業ではないような。
32 :
世界@名無史さん:2006/11/04(土) 19:48:21 0
33 :
世界@名無史さん:2006/11/04(土) 19:57:43 0
「ジョンブルの誇り」って警察小説があって、貴族の主人公がペーぺーの警官として
ロンドン警察に入ってくる話。主人公と上司の刑事は身分が違うのでいろいろ噛みあわなくて
笑わせられるのが趣向。
舞台はまさにホームズの時代なので、なにかとホームズ好きの人にも楽しめるかも。
>>28 マイクロフト・ダイエット
いや何でもない。
>>28 素行調査をすれば行動パターンでわかる。
自宅→役所→ディオゲネス・クラブ
こんな人間がそこらにゴロゴロしてるとは思えん。
グラナダの「ギリシャ語通訳」でディオゲネス・クラブが映った時、なんかまぬけな絵だなあと思った。家でも出来るやろなんでわざわざそこまで行って新聞読んだりしてんだよ。あとちょっと混み過ぎ・人大杉だろと。
そりゃ帰れば家族がいるってケースもあるだろうけどさ。喫茶店とどう違うのかと。
>37
だからディオゲネスクラブはロンドンでも屈指のヘンなクラブ
なんだってばwww
普通クラブと言うのは仕事以外の友人とのんびり交流する場所を
提供しているところなんだけどね。
(奥さん達へ文句いわれないために、浮気できないように女人禁制にしたし)
今でも家族のことは愛しているけど、一日のうちに自分だけの時間が欲しい
というひともいるでしょ。
ディオゲネス・クラブはシャーロキアンの間でイギリス政府のスパイ等の隠れ蓑だって噂があるよw
マイクロフトも創立発起人の一人だってホームズも言ってたし、ありえなくもない・・・かな?
まぁマイクロフトは本当に人付き合いが嫌いなんだろうけど。
グラナダのドラマだと、ディオゲネスクラブ内で依頼人とマイクロフトが喋りまくってて萎える
>>40 あそこは談話室だか面会室だかで、会話が許されてるエリアなのでいいとして、
マイクロフトは変人ではあるけれど決してお喋りが嫌いだったとは思えないなあ。
相手と内容によるんだろう。
たとえば「バカを相手に一から説明する」とかそういうのはイヤだとか。
あるいは単に弟とだけは仲が良いとか…
兄弟仲いいかねぇ?事件以外であったことが殆どないみたいな感じだが……
仲が悪けりゃ、行方くらませてる間の財産管理を任せられんだろ
グラナダのドラマの「四つの署名」で、警察の水上艇にサーチライト乗せてるけど、
当時あんなものがあったの? 発電機でも乗せてるのかな。
ダークランタンのでかいやつじゃない?
いやあ、あの輝度光量はそんなもんじゃねえど
電球は1878年に英国で発明され、翌年にエジソンが商業的になりそうなものに改良している。
だから1888年に大型電球はありえない、と言い切ることはできない。
もっとも、サーチライトのようなものがあったか?といえば疑問符がつくところだ。
つ「バッテリーの問題」
バッテリーなら当時もうあったよ。
>>46-49 サーチライトに使われたのは白熱球ではなくてアーク灯。
炭素フィラメントを使った白熱球よりも、炭素アーク灯の方が早く実用化された(1870年頃)。
1877年にフランス陸軍大佐のアルフォンス・マンジャンなる人物が
二重に凹面鏡を重ねて反射させる軍用のサーチライトを開発したそうだ。
1885年に更にレンズに改良が加えられたが、
劇的にサーチライトの性能が向上したのは第一次世界大戦以降。
というわけであのサーチライトは当時としては最先端の技術。
現在では小規模のサーチライトには白熱球、水銀灯などが使われるが、
最大規模の明るさを要求するサーチライトは今でも炭素のアーク灯で、
希土類フッ化物・酸化物を添加している。
ちなみにアーク灯は当初はヴォルタの電池でつけていたらしいが、
1870年初頭から蒸気機関駆動のグラム発電機が流通し始めた。
多分四つの著名のあの場面も、石炭か何かを炊いて直流200 Vの発電しているのだと思う。
なるほど、ためになるなあ
56 :
世界@名無史さん:2006/11/16(木) 20:46:18 0
世の中の進展は、目立つ以前からあるもんだ
アセチレン・ランプじゃないの
アセチレンランプの開発は意外と遅く、カナダ人のトーマス・ウィルソンによって1892年に発明された。
というか彼はアルミニウムの精錬法の研究をしている過程で、たまたまカルシウムカーバイドCaC2
(これが水と反応してアセチレンガスC2H2になる)の工業的な合成法開発に運よく成功した。
カルシウムカーバイドは安価に合成できたので、1900年前後には瞬く間に広まった。
1895年には石灰窒素法という、ハーバーボッシュ法に先立つ最初の人工的窒素固定法まで発見された。
アセチレンランプ以前に強烈な白色光を作りだしたのはライムライト(石灰光)で、
こっちは19世紀初頭まで歴史が遡る。ただライムライトは制御が難しかった。
酸素ボンベ、水素ボンベで作りだした炎に石灰を入れて白色光を出すので、随時オペレーターが必要。
てかグラナダの四つの著名に登場したのはどうみても強烈なサーチライトだし、
やっぱり軍用品の最先端の機材ということで登場させたのだと思うよ?
富田耕生声のあの警部は、ホームズをバカにしてるようで実はすごく信頼してるんだな。
でなきゃ素人の情報で、それだけの装備をヤードに申請出来ないよな。
>>59 レストレードか?
グラナダは、聖典のヤードとホームズの関係を改善した感があるな
レストレードじゃないよ。 なんだったか大柄な警部だった。 今DVD手元にない・・・・
四つの署名ならアセルニー・ジョーンズではなかったかな。
http://etext.lib.virginia.edu/toc/modeng/public/DoySign.html 原文の第10章の"The End of the Islander"が該当箇所だな。
"Jones turned our searchlight upon her, so that we could plainly see the figures upon her deck."
原文によるとsearchlightとなっている。
ただもともとsearchlightは、捜索用の明かり全般を指す一般名詞だから断定できない。
"One great yellow lantern in our bows threw a long, flickering funnel of light in front of us."
yellow lanternだと、いわゆる軍用に開発されたsearchlightとは違う感じがするけど、
long flickering funnelを安定して作り出すものとなると、
サーチライト用の炭素アーク灯以外には当時はライムライトぐらいしかない。
"There was no key, but it was of considerable weight, so we transferred it
carefully to our own little cabin. As we steamed slowly upstream again,
we flashed our searchlight in every direction, but there was no sign of
the Islander."
色々な方向へかざすとなると、ライムライトは無理だ。
とか散々考察しておいて、実は単なるオイルのランプというオチもあるけど。
ちなみにチャップリンの映画に「ライムライト」というのがあるけど、
もともとライムライトは舞台のスポットライトとして使われたが、
とにかく取り扱いが難しくて、電気的な明かりが
普及した19世紀末には廃れてしまった。
ただ、"limelight"は舞台のスポットライトを表現する単語として残ったらしい。
>>62 バーソロミュー殺しの現場に甚だ趣味の悪い服でドカドカ乗り込んできて、ホームズをど素人と
嘲って丸で見当違いの見込みを滔々と披瀝。
呆れたホームズはフランス語混じりに「バカのくせに偉ぶる奴ほど始末に悪い」とワトスンに耳打ち。
そんなような経緯でもってホームズの心証をすこぶる悪くしたせいか、のちのパスティシュでは
切り裂きジャックと認定された哀れなジョーンズ警部。
>>65 >>63のChapter 6の最後に乗っているが、ドイツ語だぞ?ゲーテの言葉らしいが。
Wir sind gewohnt dass die Menschen verhohnen was sie nicht verstehen. (多分verhohnenのoにはウムラウトが必要)
We are habituated (to the fact) that the people scorn what they don't understand. <-そのまま語順通りに英語に置き換えるとこんな感じ
直訳すると「人類は判らないことを嘲笑するということに、我々は慣れている。」
ボヘミアの醜聞でも、ドイツ語的な単語の並べ方からドイツ系と類推させているが、
ドイルはオーストリアで教育を受けたし、多分ドイツ語には愛着があるのだろう。
しかし「最後の挨拶」ではホームズはドイツ語を馬鹿にするような発言していたよな?
やはり政治上状況の変化でドイルのドイツに対する心象が悪くなったんだろう。
>>66 おっと書き方がわるかったかな、それは「自分の理解できないものを嘲笑するのは人生の常である」だね。
>>65の「バカのくせに偉ぶる奴ほど始末に悪い」はそこんとこじゃなくて、
"He can find something," remarked Holmes, shrugging his shoulders; "he has occasional glimmerings of reason.
Il n'y a pas de sots si incommodes que ceux qui ont de l'esprit!"
延原訳。
「あんな男でもときには理知の理の字くらい働くこともあるもんだから、どうかすると何か見つけるんだ」
ホームズは冷笑をうかべたが、あとはフランス語でいった。
「ばかのくせにえらがるやつほど始末のわるいものはない」
68 :
世界@名無史さん:2006/11/18(土) 13:37:07 0
延原訳って首をかしげることが多いなあ。
前半の英文の部分は、
「彼は時折、理性のほのかな輝きを見せて何物かを見つけ出すことはできる
んだが」
ホームズは肩をすくめて言った。
って訳した方が正確な気がするが…。いや、「素人のくせに偉ぶる奴ほど始末
が悪い」って言われたらそれまでなんだけどね。
69 :
世界@名無史さん:2006/11/18(土) 13:45:59 0
ドイルは心霊現象の研究に本気でのりだして
インチキな心霊写真を本物だと信じてしまうほどのバカだった
こんなインチキにひっかかるバカに
まともな推理ができると思うか?>バカ
70 :
ワトスン:2006/11/18(土) 14:04:15 0
ホームズ、撃ち殺すか?
それには及ばないよ、ワトスン
>>68 英語が苦手な自分はそういう訳をした。
翻訳ソフトもそんな感じ。
「理知の理の字」と訳す延原氏のは、こなれてるなーと素直に思ったよ。
延原訳は「噛み砕いた日本語」だな。
超訳の元祖だ
いや、元祖超訳といえば黒岩周六だろ。
戦後間もない頃で外来語も理解されにくかったし、延原さん自身も知らない言葉が多くて大変だったんだよ。
「ものまねこざる」の絵本が日本で訳されたときも、スパゲッティをうどんに言い換えたり苦労が多かったらしいし。
78 :
世界@名無史さん:2006/11/20(月) 22:06:34 0
堀口大學さんの訳したホームズも読んでみたかったな
ほとんど創作という大胆な堀口だとどんな風になってたろう。
ドイルの文章は詩のよう、と言われるから韻を踏んだそれこそポエムな
ホームズか。激しく読んでみたい
ところで、ドイル先生はホームズ以外では、科学の先端を描いたような小説も多数残してるんだが、
ホームズでは、あくまで電話も自動車も排除したがってたってのは面白いね。
ホームズ世界は、書割が重要ということでしょう。
ガス灯と馬車と霧のロンドンでこその名探偵。
>78
漱石の訳したホームズも読んでみたかった。
漱石の出会ったホームずなら読めるw
島田のだね? ホームズがいかれてるけどあれは良かった。
その本の漱石に擬した文体が面白かったのが一つ、
漱石が、英国人でも難解と言われる詩人を好んで読んでたというスキルの持ち主だったことが一つ、
漱石がユーモア精神も備えていたこと、そんなこんなで漱石訳が読みたかった。
留学時、ストランドを読んだかな。
>>83 『何探偵?――もってのほかの事である。
およそ世の中に何が賤しい家業だと云って
探偵と高利貸ほど下等な職はないと思っている。』
漱石もホームズに負けず劣らずキテる人間だからなあ。
どっちかっつーと黄色い下宿人の方が――
>>86 おっと、そうだったか。
「趣味の遺伝」では漱石が探偵の真似事をする話で、こういうおかしさの源は、
気っ風のいい江戸っ子漱石のキャラなんだなーと思う。
作者自身が、嫌なんだよ、こんな下賎な話でなく上等な話を書きたいんだよ、と思いつつ
しぶしぶ書いてるからな。
ある意味漱石ぴったりなんじゃね
どの辺までがポーズでどの辺までが本音かよくわからない気もしますが…>作者自身が、嫌
「こんな下賎な話を書くのが楽しいなんて…俺って最低だ…」
とか思いながら書いてたとか言う可能性もあるかも
>>89-90 「趣味の遺伝」のことなら、あれは明らかに面白がって書いてると思うよ。
92 :
世界@名無史さん:2006/11/25(土) 20:26:46 0
93 :
世界@名無史さん:2006/11/25(土) 20:46:46 0
>>84 そういや明治の日本で高利貸しは合法
取立て督促会社も、堂々と新聞に広告出してた
>>93 宮武外骨が明治33年(1901年)に大阪で刊行した月刊誌「滑稽新聞」をみると、太ゴチックで
「ユスリ」や「タカリ」の活字が踊っている。役人、政治家、マスコミから高利貸し、インチキ商人に
至るまで、実名を挙げて面白おかしく書き立て、発禁・投獄は当たり前という抱腹絶倒の反権力
ジャーナリズム的ゴラク雑誌なんだが、ああいうのをみると「ユスリ」が日常茶飯だった時代なの
かなと思う。モラルの揺れ幅も今より大きくて、大悪党もいれば高潔な志士も同数だけいるような時代。
おれは外骨のことを明治の癇癪王と呼んでいるのだが、こういう痛快無比な人物が明治大正期の
日本にいたということと、その仕事の多様さには驚かされる。
「滑稽新聞」、「筆禍史」、「売春婦異名集」、「明治密偵史」などは図書館にもあるだろうから、
未読のひとは是非一読を勧める。
明治こぼれ話みたいなのをきくとさ、明治は遠いなと思うわけよ。
ダイナミックに動いた時代だから、人間もそうなんるんだろうなあ
パワフルっつーか、桁破りっつーか、現代の(ジョークでネタにされるような)「日本人像」
からかけ離れてる。
大正時代の身の上相談なんかは、人々の純朴さに胸打たれつつどこの国のことかと。
遠いイギリスの、ホームズとその時代のほうが、同時期の明治と同胞より近しく感じるのは
その辺にあるんだろうな。
>>95 中村草田男の「降る雪や明治は遠くなりにけり」。
二・二六事件のことですねと丸谷才一が書いてたような気もするけど、あれは間違いで
二・二六事件の勃発した昭和11年に刊行された第一句集収録の、昭和6年作の句というのが
ホントらしい。
昭和維新を標榜した二・二六事件の当時だとしても、え?その時点で明治はもう霞んでいたのか?と
いう驚きがあったなあ。明治が終ってまだ25年ぽっちだというのに、やはり時計の針の進みかたは
一様ではないようだ。
同じ明治でも漱石はちょっと違うけどね。
自分とこは、個<家 が当然の前近代的な社会なので、漱石先生は古典とは思えない。
現代の日本人としてホームズを読むと明治よりとっつきやすい。
でも旧弊なローカルの人間としてみると、ある部分奇異ですらある。
ホームズ兄弟の生活自体がまずありえない自由さ。お前ら家はいいんかと。
作中に出てくる独身(マスグレーブ)とか子どもがいない夫婦とか衝撃的だった。
個人主義が徹底している都会の人からすると普通なんだろうけど。
軒下に薙刀が掛けてあるような家なのだろう
100は頂くよ、ホームズ君
自民党以外に投票すると農協様からお触れが出て村八分にされるような村なんだろう
使用人夫婦に猛犬を飼育させており、最近娘に恋人が出来たので監禁し、
家庭教師を口実に、身代わりの娘を最近雇い入れたような家なのだろう
近くに穴居人の住居跡があって脱獄囚が逃げ込んでくるような土地なのかもしれん
癩病患者をまだ隔離している地域なんだよ。
くらげに刺されて死人が出る土地なんだよ。
兄弟が県外にいるというと、必ず訊かれるのが「いつ帰ってくるのか?」
特に長男は、就職していてもある時点で辞めて帰ってくるのが暗黙の了解。
終身雇用の会社でも、定年までそこにいるなんてのはとんでもない。
帰ってきて、家と仏壇と親の面倒をみるのが当然。
また、長男が事情により面倒をみれない場合は、次男ほかの男子がその任にあたるが
女子が家を継ぐことは許されない。
県外にいる息子に帰れ、といわない開けた親は、よそからは我侭にさせてる、
とか言われる。こういう地方、ほかにもあるよね?
大体こんな風なので、ホームズ家には、話に出てこない長男がいるという説には
激しく納得したよ。
たぶん料理を作る時は畑の開墾から始めて、皿も自分で焼くような土地なんだろうな。
自転車に乗った美しい家庭教師婦人が、毎日仕事の行き帰りに、
自転車に乗ったヒゲ面の男に後をつけられるような田舎なんだろう
おまいらしつこいですよ
ホームズスレだから、みんな推理してるわけだろ
109はホームズ関係ない
116 :
世界@名無史さん:2006/12/03(日) 03:36:50 0
人文書院のフロイト著作集の「技法・症例編」を読んで、後半の解説を
読んでいたら「フロイトはウォルフマン(患者の名前)と治療中にいろいろ
な話をし、コナン・ドイルのショーロック・ホームズものについてまで
話し込んだという」旨のことが書いてあって「へえー」と思った。
フロイト大先生もホームズ読んでいたとは…。
116の訂正です。
×ショーロック・ホームズ→シャーロック・ホームズ
あと、うっかり上げてしまって、ごめんなさい。
107んとこは日本の古典的農村って感じだね。でも農家感覚で見ると
間違うぞ。武家の感覚で見ろ。
当時の英国社会も古典的な部分は多かったろうが、それなりの家だ
と政府の要職に就いてるマイクロフトは家名に恥じぬ自慢の息子だ
ろう。かなり乱暴なたとえだけど日本で言うと旗本「**の守」が所領
は人任せで幕府の要職に就いてるようなもん。
19世紀末のジェントリーあたりだと土地は人任せもありでしょ。
シャーロックはまあ、部屋住みの旗本次男坊以下が好き勝手やって
るとかそんな感じで。
市川右太衛門演ずるシャーロック・ホームズ
>>118 シャーロックはまあ、部屋住みの旗本次男坊以下が好き勝手やって るとかそんな感じで。
徳田新之助かよ!?で、消防署に居候?
グラナダのドラマでは、ワトスンがフロイト談義をする描写があるね。
暴れん坊探偵ww
め組の若い衆がやたら事件の知らせを持ってくるのは
ベーカーストリート・イレギュラーズだったからなのか。。。
>>123 > 暴れん坊探偵ww
やってる事は、大して変わらん。
違う所は、検察に裁判官、ついでに死刑執行まで自分(助手のお庭番だけど)でやってしまう事。
新説・ホームズの正体はヴィクトリア女王だった!?
戦争もあったし現代のように個人の情報が管理されていないから、ある意味ではすごく自由だっただろうなと思うこともある。
長男が家を出ても、周囲にはいくらでも言い訳がたっただろうしなぁ。
素朴な疑問ですが、タクシー馬車とかってバック出来たんですか?
129 :
世界@名無史さん:2006/12/08(金) 23:18:48 0
>128
構造上無理だとおもう。
すると車庫入れとかはどうやるんですかね。馬繋いだまま待機してるシーンよく観るけんど・・・
反対側が開くんだろ。
132 :
世界@名無史さん:2006/12/10(日) 19:52:41 0
630 :名無しんぼ@お腹いっぱい :2006/12/10(日) 19:49:30 ID:uZ6fapzv0
プライパンにバターを溶かして真中をくりぬいたパンを置く
パンの穴に卵を落としてしばらく待つ
頃合いを見計らってバターを追加しパンを裏返す
パンのくりぬき分で穴にフタをしつつこんがりするまで焼く
バターのほのかな塩味&カリカリふわふわのトースト&卵最高
一応イギリスの朝の定番、らしい。
133 :
世界@名無史さん:2006/12/10(日) 21:24:23 0
>132
イギリス人が作るにしては随分こったメニューだなww
イギリスの朝の定番メニューで思い出すのがベークドビーンズトースト。
缶詰のベイクドビーンズをトーストに乗せただけ。
マーマレード・マフィンとかもイギリスの朝食に出るとか、どこかで
読んだことがある。マーマレード・ジャムは小学校の時の給食に出た
のがすごいまずくて、それ以来食べなくなったが、マフィンは好きで
毎朝食べてる。
ホームズものに出てくる朝食って、トーストとか、ゆで卵とか、ハム
エッグとか、シンプルなものが多いなあ…っていつも思ってたなあ。
そりゃまぁ19世紀だし。
現在みたいにガンコンロで簡単に調理が出来るわけではなかったしね。
石炭のオーブンコンロで色々作るほうが大変だわな。
>>132 それ一時期、よく作ってたんだけど、イギリスの定番だとは知らなかった。
明日からまたはまりそう。
>132
卵の上にスライスチーズをのせて焼いてもおいしいよ。
海軍条約事件で、カレー料理が出ていたがあれは客向けに作られた
特別メニューだろうね
139 :
世界@名無史さん:2006/12/11(月) 20:41:05 0
奴はここらで有名な「いざり」ですよ
140 :
世界@名無史さん:2006/12/11(月) 22:40:08 O
羊のカレー料理(アヘン入り)
ホームズ物で、気付にブランデーを飲むor飲ませるって、よく出てくるけど、
今は全然聞かないね。くらげに刺された人を助けるために丸々一本を一気に飲ませた
なんて話を読むと、そっちの方がよっぽど命にかかわるような気がするがなあ。
>>141 今でも日本薬局方には「ブランデー」は所蔵されてるんじゃないか?
「葡萄酒」だってあるかもしれない。禁酒社会の抜け穴的なごりという気もするけど、
「ウイスキー」や「シェリー酒」などもクスリとして流通してたというし。
以前ふるいくすり文献を調べてて驚いたのは「石油」が医薬?として使われてたということ。
いまでいう灯油の類なんだろうけど、何に使うんだったかな?有機リン系中毒の解毒とか
吸着だったかな?全然違うかも知れないので信憑性ナシってことでよろしく。
カレー料理と言うのは冷蔵庫がなかった当時、少々痛んだお肉を
食べるためのものだったよう。
そもそもカレー粉を発明したのは英国人だし。
インドで食べたカレーが美味しくて、本国に帰って再現したかったけど
インド人のように毎度香辛料を合わせるのがまんどくさいので
(あるいは出来なかったW)
最初から色々な香辛料をあわせた「カレー粉」を考え出したそうな。
火傷とかした傷口の化膿を防ぐんじゃなかったっけ? >石油
>ブランデー
当時は、例の拷問のような衣装着てるから、やたら失神する人が多かったわけで。
手近なもので間に合わせなければいけなかったということもあるのでしょう。
>>143 マジすか?
カレー大好物の私にしては、イギリス人超GJ!と申し上げたい。
>>144 それはないとおもう。チンク油と勘違いしてないかな?
外用じゃなくて内服として、有機溶剤として誤飲した異物を取り込むような作用を
期待する用法じゃあなかったかなー?
最近は、インドでもミックススパイス売っているよ。
主婦がおおちゃくになるのは、世界共通。
ただ、それがカレー粉かといえば、ちと違う。
カレー粉は使わないな。なんか給食みたいなチープな味がするから。
イギリス人が発明か…なるほど。
同じく調合スパイスのガラムマサラは使うけどね。
148は主婦がどうこう言う前に日本語を勉強したほうがいいぞw
「次は、おおちゃくにお住まいのラジオネーム『原付ウィリー』さんからのリクエストです」
「たまには趣向を変えて」ってんで、ホームズが語り役になってる短編ワロタ。
当時の読み物でも、マンネリ対策ってのはあったんだねえ
作者自身に対するマンネリ対策だろ。
どっちも推理小説としてはあんまり面白くなかったけど。
水母と癩病ネタか
どっちも常識では推理不能な話だからな
完全三人称のは、なんか戯曲版でも読んでる気になったな
>155
するどいな「マザランの宝石」は元々戯曲だったんだよ。
マザランの宝石、ライオンの鬣、白面の兵士って、どれも不人気な作品だよな。
確かマザランの宝石は、空家の冒険を戯曲用に書いたものを焼き直した作品。
今で言うと、映画化脚本みたいなもんでやんすか
159 :
世界@名無史さん:2006/12/22(金) 06:12:32 0
>>159 決闘の意思表示に手袋を投げるのは何でだろう?
武器を持たず素手で殴り合うぞコラってこと?
手袋をしていない場合はどうするんだろう?
相手に対して無礼な振る舞いってことだろうね
黒人の拳闘家が、ホームズを脅しに来る話があったけど、当時の黒人の地位とか
扱いってどんなもんだったのか気になった。 さすがにアメリカみたいなことはない・・・?
163 :
世界@名無史さん:2006/12/23(土) 05:58:48 0
>>161 手袋は決闘相手に投げつけるだっけ?それともその場に投げ棄てるだっけ?
日本だと抜刀して鞘を捨てるような感じかなあ。
>>162 ガチガチの階級社会だから、あの時代の黒人なんて虫けら同然じゃないかと。
165 :
世界@名無史さん:2006/12/23(土) 12:12:09 O
>>164 > 日本だと抜刀して鞘を捨てるような感じかなあ。
「小次郎敗れたり!」
ストランド編集者「先生、最近トリックが平凡だと評判が…」
ドイル「しゃーねーなぁ、ホームズが書いた設定にしてお茶濁すか」
科学捜査の始祖の1人、フランスのエドモンド・ロカール博士ってシャーロック・ホームズの熱烈なファン
だったようだね。ホームズにならって煙草の灰に関する論文を書いてたりする。
手に入った証拠をもとに、客観的に評価可能な科学的手法で犯人を見つけ出すってのがホームズの推理
だけども、そういう観点から見ると、アメリカのTVドラマのCSIのグリッソムやホレイショ、あるいは
ジェフリー・ディーヴァーの小説のリンカーン・ライムなどの科学捜査官のほうが、今の本格ミステリに
出てくる探偵達よりずっと正統なホームズの後継者なのかもね。
170 :
世界@名無史さん:2006/12/23(土) 18:05:47 0
>>168 ライオンのたてがみ
つまらなかった・・
171 :
世界@名無史さん:2006/12/23(土) 18:07:13 0
>>170 小説でも映画でも漫画でも、シリーズ物が長く続いてネタが
尽きるとよくあるパターン(´・ω・`)
174 :
世界@名無史さん:2006/12/23(土) 21:41:19 0
連載していたのが週刊少年ジャンプならもっと多くの話を連載してくれただろうに。
バリツ対ボクシングの描写で人気に火がつき天下一武闘会開催。
もちろん黒幕は死んだはずのモリアティ。
身代わりにオランウータンに殴り殺されたワトスンの
最後の一言がきっかけになってついに編み出された新必殺技。
刺客のメイドさんのちょっぴりエッチなサービスカットもあるような、
そんなホームズが本当に読みたいのか?
176 :
世界@名無史さん:2006/12/23(土) 22:22:23 0
177 :
世界@名無史さん:2006/12/23(土) 22:30:00 0
しかし、拳銃で壁をぶち抜いて文字を描いたのは、コカイン使用の影響だったかも
>>175 刺客をバリツとフェンシングで倒す武侠ものの方がまだマシだ。
しかし、やはりガン=カタの方がウケるかもしれん。
当時、ホームズに対抗した連載推理小説ってあったの?
ドイルの義理の弟が怪盗ラッフルとかいう話を書いていたな。
ぜ、ぜんぜん知られて無いじゃん・・・・
A Treasury of Victorian Detective Storiesって本のIntroductionから
Doyle and Holmes dominated detective fiction well up into the twentieth century, but other
authors are still remembered today. There was Arthur Morrison(1863-1945), the chronicler
of London slum life, who wrote Martin Hewitt, a suave detective not too dissimilar to Holmes;
L.T.Meade, who collaborated with either Clifford Halifax or Robert Eustance, to produce chains
of stories based on oddities of science or thought; Fergus Hume(1859-1929), author of "The
Mystery of a Hansom Cab", surely one of the least worthy best sellers of the day; Guy Boothby,
B.Fletcher Robinson, Huan Mee, and many others.
Hewittは創元から前事件簿が出てた気がする・・・
でもほかはよく知らんw 魔法医師のガイ・ブースビーくらいかなあ
186 :
世界@名無史さん:2006/12/27(水) 21:12:26 0
187 :
世界@名無史さん:2006/12/27(水) 21:32:14 0
おまえら
まじめにホームズの
謎解きに感心してるとしたら
知的障害だぞ
自殺したほうが得策だと思うがね
188 :
世界@名無史さん:2006/12/27(水) 22:03:33 0
心霊研究にはまって
インチキ写真を信じ込んだドイルが
メンヘルであったことは確実。
その著作を楽しめる神経の持ち主たちもまた
メンヘル臭が強いのは明らか。
つまり
この世には、
メンヘルだけをターゲットにしても
メシを食っていける職業がいくつかあるわけだ。
宗教団体など、いくつかの業者がそれで立派にメシを食っている。
現に西欧世界は、何世紀にもわたって
キリスト教という集団ヒステリーにかかっていたのである。
おお、なんと世界はキチガイで満たされていることであろうwwww
ま、ここにいるやつらは単なるイギリスかぶれかも試練が
>186
ヒストリチャンネルでもヴィクトリア朝時代に起きた保険金目当ての
連続殺人事件を取り上げていた。
犯人は女性で、家族を毒殺しまくっていた。
保険会社が顧客獲得のために調査もせずにガンガンいろんな人を
加入させていたのが原因らしい。
結局、それが余りにも多かったから「保険調査員」という職業が
出来たんだろうね。
日本の保険会社なんて、保険金払わな過ぎて営業停止喰らいまくってるもんなw
192 :
世界@名無史さん:2006/12/28(木) 19:13:01 0
193 :
世界@名無史さん:2006/12/28(木) 19:21:19 0
>>187-188 ボーア戦争を正義の戦争と信じて軍医として従軍した大馬鹿者でもありますなw
それでも、二人の人間の冤罪を晴らし(どちらも警察の捜査は、不都合な証拠を提出しなかったり、
偏見丸出しだったりと、露骨にズサンだった。)、イングランド、スコットランド双方に控訴裁判所が
設置されるきっかけを作った功労者には違いない。
減点法だけで人間の業績判断するのはよしましょう。
別にお宅の職場の従業員じゃないんだからw
>>194 トンクス 今度見つけて読んでみるよ。 どの作家も鼻息荒そうだなw
196 :
世界@名無史さん:2006/12/28(木) 21:40:32 0
>>194 >ソーンダイク・シリーズ
倒叙編の先駆けです
刑事コロンボみたいに犯人の犯行が語られる
法医学者で、鑑識がものを言います。
鑑識を推理の論拠に持ち込んだのはホームズ物が初めて?
198 :
世界@名無史さん:2006/12/29(金) 06:12:35 0
>>195 >>
>>194 トンクス
などと2ch語できわめて自然に対応しているあたりも
メンヘル独自の世界ですな
この気安さこそ、まさに病気である
199 :
世界@名無史さん:2006/12/29(金) 06:25:48 0
>>197 オーギュスト・デュパンは鑑識というほどじゃないかな
動物の毛は見抜いたけど
200 :
世界@名無史さん:2006/12/29(金) 06:33:52 0
201 :
世界@名無史さん:2006/12/29(金) 06:42:52 0
>>196-200 もっとも、このころの鑑識には不十分だったり、欠陥も多かった。
(指紋の検出も成功率はあまり高くなかった。)
ダシール・ハメットは、他人の指紋をメッキか何かで採取して、
犯行現場に押捺する技術が使用されていた
と書いている。
「実際の事件は手がかりが多すぎることが問題なのだ。」
とも。犯行に関係あるのかないのかわからない遺留品の山、
容疑者が大勢いるのに勝手に絞ったりするなど・・
当時から証拠品をどう集めるかではなくてどう分析するかが問題になってたんだな。
203 :
世界@名無史さん:2006/12/29(金) 18:31:36 0
204 :
世界@名無史さん:2006/12/29(金) 18:35:52 0
205 :
世界@名無史さん:2006/12/29(金) 18:47:54 0
明治維新以降
英米にかぶれてるキチガイの歴史というのが
日本にはある
いいかげん死ね
>205
まあ、未だに米国・英国に幻想を抱いているドリーマーは多いよな。
米国が自由と平等の国とか、英国は紳士の国とか。
日本人は全員、侍or忍者であると思い込むのといっしょなんだが。
207 :
世界@名無史さん:2006/12/29(金) 21:13:06 0
「イギリスの人種差別は最高」
本当にそうです。
何年か暮らしてみればいい。
道を歩いてるだけで「FuckNip」と言われて生卵をぶつけられる。
一度や二度じゃない。
生卵ならいいけど、石は洒落にならない。
特に北の方はひどいです。
マンチェスターとかひどいです。
NIPの嵐です。
普通にボコられます。
女の子の留学生が来て一週間で日本に帰りました。
レイプされたからです。
特に日本人は気をつけるに越した事はないです。
イギリスの民度は最高って・・(^^;)
みんな仲良くできたらいいのに。
208 :
世界@名無史さん:2006/12/29(金) 21:16:09 0
すげーぜイギリス人。日本人を日本人と一発で分かるのかwwwwww
中国人と日本人の区別がつくとは中々すすんだ国だなwwwww
頭のおかしいヤツがあちこちのスレで暴れてるな・・・・
211 :
世界@名無史さん:2006/12/30(土) 06:53:09 0
>211
ドイルの凄い所は、ホームズの物語の中に一切オカルティズムを
持ち込まなかったことにある。
あの丹波哲郎だって愉快な映画は作ったけれど、それ以外の出演作では
まともだった。
頭がおかしい人と言うのは、やって良いことと悪いことの区別が
つかなくなったやつことをいうのだよ。
ドイル存命時の大概のシャーロッキアンは、銀英伝ファンが現在の田中芳樹について
どうしようもねえなあと思っているように、オカルトに走るドイルのことを生暖かい目で見ていたのをお忘れなく。
ホームズさえを続けてくれれば、あとのことなんて知らねえーなんだから。
213 :
世界@名無史さん:2006/12/30(土) 08:17:39 0
クイーンとかは、ただの推理マシーンで、もう狂言回しに近いからな
216 :
世界@名無史さん:2006/12/30(土) 15:10:52 0
おいおい
キチガイにメンヘラーと呼ばれるとは心外だぞ
それに、いちいち、ログから他人の言説を拾い出す
その執拗なところが
いかにもキチガイにふさわしい行為であると
おもわんか?
な?キチガイよ
おまえらはいかにドイルを擁護しても
コティングリー妖精事件を見て
あいつが完全なメンヘルであることは明白である
なぜ、おまえらがそんなに否定したがるかといえば
おまえらがほかならぬキチガイだからである
わかったか?
キチガイは死ね
>215
メンヘラーというよりもボダじゃね?
メンヘラは薬を飲めばよくなるけど、ボダは脳味噌の元がいかれてるから
治んない。
だから親戚から総スカンでお年始はどこも呼ばれず、
友達もいないから初詣もいけず、とってもヒマなんだよ。
>216
あのさ、正常な人間は思っていても口に出してキチガイっていわないぜ。
( ´,_ゝ`)プッ
218 :
世界@名無史さん:2006/12/30(土) 15:29:48 0
おいおい
自演するなキチガイ
ボタなんてことばは初耳だ
さすがにキチガイはその道にくわしいようだ
おまえのほうが、本格的なキチガイだというこては
ますます明白だろ?
書けば書くほど、おまえがあっちの人間だということが
ばれるぞ、気をつけろキチガイ
219 :
世界@名無史さん:2006/12/30(土) 15:33:26 0
ボダって
ボーダーか
すまん、キチガイの言葉使いになれてなかった
やはりおまえは本格派だ
まあこんなとこか
冬休み
ちょっと気取って世界史の話題でも、と思ったが知識不足でどこもかけない
あれ、ホームズか、聞いたことある
えっ、でもなんかついていけない
ちくしょー俺のわかる話しやがれ
できないのかじゃあ荒らすか
イギリス人ろくでもないといえばかっこいいかな
文句いうなお前気違いだろ
へっへっーおれかっこいい!
こんな感じのリア厨くんだろ
ゴメン、ゴメン。
キチガイって病識(病気の自覚症状)ないから
あまり自分の病気に詳しくないのか。
でも、この世が生き辛いなら狂ったほうが楽だよな〜〜〜
2ちゃんごときの書き込みで、狂える脳味噌を持ったお前がうらやましいわwwwwwww
222 :
世界@名無史さん:2006/12/30(土) 15:48:53 0
>>220 おいおい
ホームズなんて
ふつう中学生が読むもんだ
何をいきがってるんだこのアホwww
>>221 病識(病気の自覚症状)
などと、さすがに普段から医者にいわれてる言葉を使ってくるな
おまえらが何をどういいつくろってみても
コナン・ドイルがキチガイであることを隠すことはできんのだ
>213
ホームズってキャラ萌え小説の元祖だとおも。
「てっきり死んだと思ってたら生きてました」ってパターンの元祖でもあるな
225 :
世界@名無史さん:2007/01/01(月) 06:39:51 0
当時の煤煙だらけのロンドンに住むのはきつかったろうな
ホームズもときたま田舎で静養したのだろうか?
ねじれた唇の男には、ベッドタウンの住宅街が登場する
中流なら、都心には住みたくないよね
226 :
世界@名無史さん:2007/01/01(月) 06:46:59 0
漱石の日記でも、「痰が真っ黒」て書いている
食卓に並べた食事が、すぐに埃だらけになったそうだ。ホントに。
ホームズ! 新年明けましておめでとう!
おめでとうはいわないよ、ワトスン
倫敦の子供にも、正月の遊びはあるんですか
他人を基地外扱いする基地外は消えたか?
レストレードに連れて行かれたよ
おめでとう、ハドソンさん。
>>212 > ドイルの凄い所は、ホームズの物語の中に一切オカルティズムを
> 持ち込まなかったことにある。
いや「這う人」はちょっと微妙な気が…
まぁ今の目で見るからそう感じるだけで、当時としては一応科学的な内容なのかもだけど
>234
「這う人」は当時欧米世界に衝撃を与えたダーウィンの進化論が
元になってるらしいです。
進化(若返り)を求めて失敗し、退化(猿化)してしまったと。
当時、ロンドンで怪しげな回春薬が流行って、それに警鐘をならす意味で書かれたとも
きいた<「這う人」
「青い紅玉」の、「これだけ頭が大きいなら、頭脳も〜」云々
なにふいてるんだこの電波、と思っちゃう推理も、欧米の研究者によると
当時先鋭の学者の説によるものらしいですよ。
237 :
世界@名無史さん:2007/01/02(火) 18:16:40 0
>>236 ロンブローゾが説く「生来的犯罪者」が類人猿的外観の頭蓋骨という刑法学説が
かなり通用した時代。
スポーツ界だって、ほんの20年ほど前までは「肩を冷やすな」とかいって肘や肩を温めたり、
「水を飲むとばてる」とかいうスポーツ指導してた。今では全く正反対の指導が行われているもんな。
といって、その時代はみんなまじめに実行してたんだから。
あと五十年も経つと「昔の人は冥王星まで惑星にしてたんだぜ」といわれそうだしね。
240 :
世界@名無史さん:2007/01/02(火) 23:29:19 0
241 :
世界@名無史さん:2007/01/02(火) 23:34:02 0
>>236 ヒ素をバイアグラ代わりに飲んでる人間がいたくらい
アヘンもコカインも堂々とやっていた
242 :
世界@名無史さん:2007/01/03(水) 20:53:18 0
カーファックス嬢失踪事件に出てきたけど、この当時のイギリスには外国人登録制度もなかったそうですね?
ロンドンには、インド人やらデンマーク人やらドイツ人やらイタリア人、
もろもろの外国人の悪党が住んでいた。
ドイル自身がインド人やドイツ系ユダヤ人の弁護を買って出たくらいだから、
本当でしょうけど。
243 :
世界@名無史さん:2007/01/03(水) 21:08:01 0
>外国人登録制度もなかったそうですね?
外国人登録制度賛成のひとでつね。
244 :
世界@名無史さん:2007/01/03(水) 21:13:50 0
イギリス人が世界中土足で荒らしまわってたんだもの。そんなものイギリスにあっちゃおかしいじゃん
246 :
世界@名無史さん:2007/01/04(木) 19:10:16 0
>>245 中級国家である現在のイギリスには、外国人登録制度があります
>>247 なんだってー!初出がストランドじゃないなんてぇぇ( ̄□ ̄;)!!
>>247 万年暦で調べてみたけど1895年4月23日は確かに火曜日であってる
そこじゃNEEEEー!!
251 :
世界@名無史さん:2007/01/04(木) 21:01:15 0
252 :
世界@名無史さん:2007/01/04(木) 21:04:32 0
253 :
世界@名無史さん:2007/01/04(木) 21:16:36 0
254 :
世界@名無史さん:2007/01/04(木) 21:20:06 0
ひたすらボケまくるオマイラさすがだ(゚∀゚)アヒャヒャ
しかし「Christmas Annual」を年鑑と訳すのはどうなのか。
これって「年刊誌」だろ?
256 :
世界@名無史さん:2007/01/05(金) 00:44:18 0
>>253 >学校を離れた1875年にキリスト教やカトリシズムを拒絶して不可知論者となった。
>その後1876年から1881年にかけてエディンバラ大学で医学を学んだ。
>このときアストン(現在はバーミンガムの一地域となっている)の町で医師の助手として働いている
カトリックを捨てたのは、ずいぶん早い時期ですな。
>父母ともにアイルランド人のカトリック教徒で、
>ドイル家はアイルランド系で芸術の職につくものが多かった。
カトリックを捨てた分、人一倍愛国者になった気がする。
『最後の挨拶』でも、アイルランド独立派を悪く描いていたはず。
(婦人参政権運動もか。)
つねに浮気しまくっとったからな。キリスト教的な人ではなかったんだよ
>247
安心しろ。強姦云々というのは某夫婦だけ唱えているトンデモ説だ。
(ところで誰だよ。こんなのウィキに書いたの!)
海外のシャーロッキアンにそんなことたずねたら馬鹿にされるだけだ。
ストランドマガジンは女性や子供も読む家庭雑誌。
そんなことやったら非難轟々で廃刊になっちまうよ。
それよりも「ウィステリア荘」のスコット・エクルズが
さりげなく同性愛者ということを示している・・・というのが
海外のシャーロッキアンでは定説となっているようだ。
(北米グラナダ版の小冊子に出てた)
年の離れたスコット・エクルズとガルシアが知り合ってまもないのに
お互いの家に行き会うようになるというのが不自然。ということかららしい。
259 :
247:2007/01/05(金) 10:45:29 0
>>258 おお、やっと真面目に答えてくれる人がw。
thx!ウィキに書いてあるぐらいだから定説なのかと思っちまったよ。
ウィキは自由に添削できるから、削除しちゃえば?
>>258 > 年の離れたスコット・エクルズとガルシアが知り合ってまもないのに
> お互いの家に行き会うようになるというのが不自然。ということかららしい。
趣味の古地図でもって意気投合、年齢差については全く違和感は無いと思うけどなあ。
しかもあれはスコット・エクルズ君が初めてウィステリア荘を訪れた時の話だろう?
もし互いに往き来していたような事実を指摘しているとすると、それは錯誤と思う。
不自然というなら、
互いに一定の収入を得て、独立できるはずなのに相変わらず同居してるのとか、
ワトソンの診療所を(手を回して)買い取ってまで、再び同居しようとするのとか
ホームズも結構不自然。
>ホームズも結構不自然。
だからちゃんと海外のシャーロッキアンの間でも……いやなんでもない
(゚∀゚)ウホッ
265 :
世界@名無史さん:2007/01/06(土) 20:22:13 0
>>242 なぜかチャイナタウン登場しないね
既にあったはずなのに
アメリカのハードボイルド小説では舞台になったこともあるのに
よいこのお約束だ。
中国人を登場させてはいけない。
ノックスよりも早くこの約束に気付いてたドイル先生カコイイ(嘘)
267 :
世界@名無史さん:2007/01/06(土) 23:38:08 0
極東ネタ自身、ホームズの柔道くらいだな
バリツじゃなかったっけ
柔術はルパンだな
「瀕死の探偵」で「クーリーも痛がってやがった」みたいな台詞出て無かったかな。
赤毛の店長が中国に行ったことがあるはず
グロリア・スコットのトレヴァー老が日本に行ってる
まあエキゾチズムはあくまで小道具。ヴィクトリア朝の
ドロドロ世相がメインテーマだし。
274 :
世界@名無史さん:2007/01/07(日) 19:52:19 0
275 :
世界@名無史さん:2007/01/07(日) 20:03:23 0
>>271 トンネル掘って、地下金庫の中身頂戴の手口は今でもやってるね
去年のブラジルとか
276 :
世界@名無史さん:2007/01/07(日) 21:16:59 0
>>271 ここに出てくる詐欺パターン、シリーズで3回繰り返したね。
書き写しだけの仕事に不審を抱かないなんて
タイプライターがまだなかった影響だろうか
花婿失踪事件の依頼人はタイピストじゃなかったか?
278 :
世界@名無史さん:2007/01/07(日) 21:51:59 0
>>277 そうだった。
それじゃ、
>>276の3件の依頼人中2人はどうして怪しまなかったんだろ?
タイピストの方が効率的だし、給料も安かったろうに
279 :
世界@名無史さん:2007/01/07(日) 22:35:32 0
>>271 シティの質屋が流行らない話が出てくるけど、
NYならウォール街みたいなものですね。
質入するにも銀行に行きそう。
場所が悪かったのかな?
280 :
世界@名無史さん:2007/01/08(月) 09:46:55 0
現代のアメリカの質物では、ライフルといった銃器類が一番多い
現在の日本ではブティックか
明治の日本なら、着物、雑貨類
この時代の英国ではどうだったんだろ?
金持ちなら銀行に質入した
古着屋は、別にいたからな
281 :
世界@名無史さん:2007/01/08(月) 14:37:52 0
アイルランド人 の物売りは冬でも野宿 できた
ディクスン・カーも作中でそんなネタ出してるな。
英国人は基本的に、寒さに平気&寒さが好きみたいだな・・・
283 :
世界@名無史さん:2007/01/09(火) 17:06:52 0
>>282 でも、現在ではスペインに移住する人が増えてる
小金持ちはリゾート村に
性犯罪者が音楽学校に(2年前に捕まった)
フロイトとフリースは、ヒステリーなどの病気の原因は鼻にあると考え、
ヒステリー症の女性Emmaの鼻を手術したが、ガーゼを取り残し、
女性が感染症になる。ガーゼを引き抜くと大量出血で女性は死亡した。
285 :
世界@名無史さん:2007/01/09(火) 17:55:38 0
>>284 いかれた手術ですね
鴎外も陸軍将兵に白米食わせて喀血を招いた
喀血と脚気を間違えるとは
287 :
世界@名無史さん:2007/01/09(火) 18:13:51 0
イギリス人は、ジプシーを警戒しますね。
本来のロマ以外にも、放浪生活者が今でもいる。
ホームズものでも、「まだらの紐」や「銀星号」に出てくる。
すりやかっぱらいに多いのは聞くけど、他にどんなトラブルがあったのでしょうか?
阿部僅也さんの著作によると、水晶占いで「あんたの旦那には愛人がいるね」などと
テキトーなことばかり。それで村中大変なことに・・・!
289 :
世界@名無史さん:2007/01/12(金) 20:33:24 O
2ちゃんねるが閉鎖だよ、ホームズ!
290 :
世界@名無史さん:2007/01/12(金) 20:36:39 0
【ネット】 2ちゃんねる、閉鎖か…すでに壷は差し押さえられ★40
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1168601272/ テレビでは顔を引きつらせた大臣が何かを喚き散らしていた
衛守が取り囲む記者から大臣を車まで案内している。制帽を目深に被った顔が少しニヤけているように見えた。
レポーターたちは一様に興奮した様子で、汚職の内容を伝えていた。
この男が何をしたのか僕には余り興味が無いが、とにかく今年の重大ニュースに入るであろうことは間違いなかった。
僕はブラウザを起動する。解っている。
お気に入りの一番上、■2ch BBSを僕はクリックする。
「閉鎖したのです。。。」
解っている。2ちゃんねるは半年前に閉鎖してしまったのだ。
あれから毎日を過ごすのが辛い。
2ちゃんねるさえあれば僕の部屋は世界に繋がっていた。
薄いモニターの向こうにはいつも刺激的なニヒリストたちが熱く語る掲示板があったのだ。
大勢の人が出入りをし、いつも賑わっていた。
そこには、一つの社会があったと僕は思っているし自分は住人の一人だと考えていた。
しかし、あの日全てが消えてしまったのだ。
今ではネットも昔ほど楽しくない。どこに行っても一人ぼっちと感じるのだ。
画面の向こうから聞こえてくる喧騒はもう見つけれない。
昼の室内は静けさに支配されていた―。
291 :
ホームズ:2007/01/13(土) 02:07:52 0
>>289 賭けてもいい、この事件の裏にはモリアーティーがいる!
292 :
世界@名無史さん:2007/01/13(土) 20:17:50 0
悪の帝王が!
悪の帝王が35の会社員とはな・・・
294 :
世界@名無史さん:2007/01/14(日) 09:07:53 0
行こうワトスン。 本当に閉鎖されるか張り込みだ。 ハドスンさん、馬車を呼んでくれっ!
296 :
世界@名無史さん:2007/01/16(火) 20:12:25 0
164 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 18:50:14 ID:IxKHfL3QO
イギリス料理てどんなのがあるんだ?フィッシュオンチップくらいしか思いつかない。
177 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 19:12:29 ID:IPx+E52OO
>>164 ローストビーフ
シェパーズパイ
ステーキ&キドニーパイ
ウマー(´ー`)
185 :名無しさん@七周年:2007/01/16(火) 19:21:19 ID:0j0j5BIm0
>>177 いまじゃケバブ(イスラム)やベーグル(ユダヤ)が主流になってしまった
フィッシュアンドチップスの店はどんどん潰れてほとんど無いよ
まあタラが高すぎるのも原因、でもサンドウィッチはうまいよ
297 :
世界@名無史さん:2007/01/17(水) 10:22:09 0
298 :
世界@名無史さん:2007/01/17(水) 10:29:04 0
299 :
世界@名無史さん:2007/01/17(水) 10:46:57 0
俺も一時期スニってたけどくしゃみとかすると
茶色いタバコの粉末が出てきて微妙な感じになるんだよな。
ニコチンなしのミントみたいなやつもあるんだが、
日本じゃ思いっきり職質モンだしなあ。
そういやホームズは注射器でコカイン摂取してるけど、
当時は鼻腔粘膜から摂取って一般的じゃなかったのかな?
鼻から吸うのは腕の注射痕で常習者とばれるのを避けるためじゃ
なかったっけ?
それもあるけど、粘膜吸収は注射より効きが持続するというのもあったはず。
ワトソン君、僕の粘膜にコカインをアッー!
ホームズは、注射が好みだったんだよ
305 :
世界@名無史さん:2007/01/19(金) 18:06:04 0
>>304 リタイアして養蜂する前から、刺されるのが好きだったとは
当時は、鼻から吸うのは嗅ぎタバコだけだったんでない?
307 :
世界@名無史さん:2007/01/20(土) 06:42:25 0
6時頃から全然接続できなくなって、とうとう閉鎖かと一時は悲嘆に暮れた
よ、ホームズ君。しかし、現在、ほぼ完全に復旧したのは、むろん、君の
尽力によるものなのだろうね。
ホームズさんありがとうございます!あなたのおかげで
ナポレオン金貨三万枚は無事でした!
311 :
世界@名無史さん:2007/01/21(日) 23:18:14 0
312 :
世界@名無史さん:2007/01/21(日) 23:34:44 0
>311
う〜ん。かなしいかな階級が高い=お金持ちじゃないからね。
ホームズだったらサー・ロバート・セントサイモンが代表かな。
身分が低くて低収入より、身分が高くて低収入はほんと辛かったろうね。
それなりの体裁はつくろって生活しないといけないから支出がかさむ。
不動産ばかりあって、動産がないのは最悪。建物など維持費の工面で
頭痛くなるし。
314 :
世界@名無史さん:2007/01/22(月) 07:04:27 0
>>313 フランスのゴーギャンは、株の仲買人していたのに、
パナマ運河の肉体労働者していたことがあった。
一般的にはそういうことはしづらかったのでしょうか?
>>314 フランスはよく分からんが、当時の英国はガチガチの階級社会だから、
中流以上のクラスで労働者階級にまじって働くってのは普通ありえない。
ローゼンバーグか誰かの説で、「赤毛連盟」は金に目がくらんで、質屋のオーナー
という中流(の下層位か?)の座を捨て、下流の、書写の仕事に落ちた男の話である。
これは、医者を捨て作家になったドイル自身をアイロニカルに描いたものとあって、
印象に残ってる。
ドイルの話は余談だけど、「誰かに雇われて働く」というのは、恥ずかしいことだった
と思われ。
目の届かない外国、例えば新大陸で財産作りはまた別かもしれんが。
結局、2ちゃんねる閉鎖ってのはガセネタだったのかい、ホームズ?
はっはっは、ホームズさんは所詮素人ですからな。
あやふやな情報源を信じすぎる嫌いがあるんですよ、ワトスン先生。
319 :
世界@名無史さん:2007/01/25(木) 22:40:16 0
320 :
世界@名無史さん:2007/01/25(木) 23:30:06 0
ホームズ物にはこういう人達は被害者で出てこないね。
ホームズより後の、クリスティやクロフツになってくると、頻繁にでてくるけど
322 :
世界@名無史さん:2007/01/26(金) 06:24:58 0
>>321 依頼人は、地主か役人か政治家、
リタイヤした金持ち
もしくは若い女性
あるいは小さな自営業、若い勤め人
保険金殺人も、ろくに出てこない
>ホームズより後の、クリスティやクロフツになってくると、
頻繁にでてくるけど
第一次大戦以降、英国の政治経済が傾いてきたというのに関係するのかな?
タバコ、ステッキ、シューズにガウン等
ホームズの愛用品ってメーカーが指定されてるものってあるの?
シャーロックホームズ御用達ならヘタ王室御用達並に
ブランドイメージに貢献しそうかも、
とかバーバリーの工場中国移転のニュースを見て思ったり。
>>324 > タバコ、ステッキ、シューズにガウン等
このなかで俺に関りがあるのはタバコのみだが、あの頃のタバコはその筋の専門店で
あつかう○○産のタバコっていう位置づけだったような感じ。
ホームズがよく買うショップもどこかに登場していた筈だし、「金縁の鼻眼鏡」の教授も
どこそこの店にオーダーしてる紙巻き煙草だしね。
ブレンドなどの細かい仕様でもってオーダーメイドしてもらうようなシステム?
専売制や寡占のタバコ業者が登場する前はあんなふうだったのかなと。
日本でも専売公社〜JTのずっと以前は、民間のタバコ業者がごまんといたそうだし。
326 :
世界@名無史さん:2007/01/26(金) 12:41:16 0
>>323 第一次世界大戦で、英国は経済も傾いたけど
大量死(死者は後の第二次世界大戦を上回る)を経験したことが
ミステリも変えた。
WWT前とその後のクリスティらとは決定的に違うとか。
日本で酒の醸造業者が免許制になったのは日清戦争の戦費調達の
名目だったな。もちろん戦争が終わっても解除はされなかったが。
ペルシャ製スリッパにキザミ煙草入れてるんだったよな確か
331 :
325:2007/01/27(土) 23:32:55 0
>>330 俺はフリチンでタバコを吸うのが好きなんだよ、ワトスン君。
ていうか、あの頃の紳士下着ってどんなんだろ?
時代が前後するかもしれないけど、映画やドラマでよく見るのは、ズボン下と長袖シャツが
一体になったツナギ状の肌着。日本だとラクダのももひきとメリヤスのシャツがセパレートに
なったのを年寄りが着用してるけど、あれが上下繋がったやつ。
ああいうのは暖かそうでいいなと思うんだけど、あの下にブリーフみたいのは穿かないのか、
それともトランクスみたいな猿股を着用するんだろうか?
>331
当時の紳士は下着をはいてませんでした。
現在でもYシャツの裾にボタンがあるでしょ?
あれはシャツを着たらボタンで裾を留めて大事な所を
包んでいた名残。
だからパンツははかなかった。
ブリーフやトランクスをはき始めたのは最近なんだよ。
ステテコみたいなのは穿いてたんじゃなかった?
334 :
世界@名無史さん:2007/01/28(日) 13:55:33 0
335 :
世界@名無史さん:2007/01/28(日) 14:11:14 0
郵便局とかでとどいた電報をダイレクトに更新して公開する場所を作って、
それを「2チャンネル」みたいに統一したコードで全国一斉に運営すれば
BBSのようなものは当時でも理論上は運営可能だったのかな?
郵便局に泊り込みでモリアティ一味の暗号化された過去ログを漁るホームズ……。
337 :
世界@名無史さん:2007/01/28(日) 18:52:14 0
338 :
世界@名無史さん:2007/01/28(日) 19:05:32 0
>>337 ギャングと警察の銃撃戦って、アナーキストが最初に始めたのかもしれない。
339 :
世界@名無史さん:2007/01/28(日) 19:11:25 0
340 :
世界@名無史さん:2007/01/28(日) 19:23:28 0
341 :
世界@名無史さん:2007/01/29(月) 02:32:24 0
金縁の鼻眼鏡にでてくるアレクサンドリアのイディアの巻き煙草吸ってみたいな
ホームズは5本くらい気に入って一気に吸ったんだよね
タバコなら何でもいいのかってくらい吸うよなぁ
343 :
世界@名無史さん:2007/01/29(月) 03:22:16 0
ふだんはシャグっていう強いパイプ用のたばこ好んでるよね
344 :
世界@名無史さん:2007/01/29(月) 19:43:40 0
スリークォーター失踪事件のアームストロング博士かなりいいね
345 :
世界@名無史さん:2007/02/02(金) 21:10:13 O
(´・ω・`)2月
ずっと気になってたんだけどKKKから抗議来なかったのかな?
つオレンジの種5つ
347 :
世界@名無史さん:2007/02/05(月) 11:17:17 O
モルモン教はどうなる
ここ最近、IEははじいてるみたいね。
ずっと上に上がっててくれ。
↑こりゃ何の誤爆だいホームズ?
>>349 IEでこのスレを開こうとすると人大杉になるみたいだよ、兄さん。
>>348たんには專ブラをすすめるよ。
わしゃマイクロソフト、いやマイクロフトかい(´・ω・`)
353 :
350:2007/02/07(水) 21:43:37 0
>>352 あ、ほんとだね。全く気付かなかったよ兄さん、さすがだよ兄さん。
うちのかな漢テスト
せんぶら → 專ブラ
せんようぶらうざ → 専用ブラウザ
なんでこうなるの(・_・)?
年度末で本業(?)の会計検査が忙しいマイクロフト。
各省庁からの依頼引き受け窓口兼マイクロフトのパシリとして
出向してくる某海軍青年将校。のちのCである。
マイクロフトって言うと、もうグラナダの俳優しか頭に浮かばんな。ほんとに適役だった
>>355 The Seven-Per-Cent Solution (1976) でもマイクロフトをやってるね。
ところが、グラナダのマイクロフト以前のチャールズ・グレイっていうと、
1971年のOO7等どっちかといえば冷酷な悪役が多かったような気もする。
Charles Gray
http://us.imdb.com/name/nm0336509/ 身長188cmもあるのか。恰幅もいいしブレットよりかなり大柄に見える。
「007は二度死ぬ」じゃボンドの味方(情報提供者)だったのになぁ。
358 :
世界@名無史さん:2007/02/14(水) 18:45:43 O
諸君、林望の「イギリスはおいしい」を読んだかね。「イギリスの
食い物は不味い」というのは定説だが「具体的にどう不味いのか」
を克明に叙述した名著だよ。
説明されるまでもなく実地で経験済みさ・・・あかんわw
「なに、ソーセージにパン粉が混ざってる?
お言葉だが君、それはまちがっとるよ。
イギリスのソーセージにはパン粉しか入っとらんのだからな」
読んでから十年たった今でも忘れられない名言です。
ベーコンはうまくないな
経験的に
362 :
世界@名無史さん:2007/02/17(土) 17:53:45 O
シャーロックホームズ的に歴史を語るスレと、読んでシマタ。
363 :
世界@名無史さん:2007/02/17(土) 21:58:54 0
シャーロックって今ではない名前
古いのか? 二郎兵衛とか大左衛門みたいなものなのか?
本来ファミリーネーム、つまり苗字の方の名前なのでファーストネームにはあまり使わない。
SISを設立した“C”ことマンスフィールド・カミングのことだと思われ。
以下ウィキから
SISの全長官は、書簡及び会議において、「C」(Cummingの頭文字から)と
略して呼ばれることとなった。
マイクロフトって名も変わってるよね
君はジョンなのかいジェームズなのかいワトスン?
ほしゅ
>>358 食感も何もなく野菜は、ただクタクタに煮るだけ、とか
日本的にいうと素材を惨殺する調理法に慄いた。
ホームズ家の料理読本やベーカー街でお食事を等々
気になるものの、今イチ食指が動かないんだよね…
一般的に味付けが薄くて、こんなもんかと思っていたら、
たまに口が曲がるほど塩辛いのに当たって「単に味付けが
いい加減なだけだ」と気付いたとか。
374 :
世界@名無史さん:2007/02/26(月) 21:31:08 0
ロンドンにあるホームズパブ(2Fレストラン)は結構美味しかった。
が、結構味付けが濃くて白いご飯が欲しくなった…
今度行ったらハドスン婦人のキドニーパイが食べたい。
話は変わるけど、ホームズかワトスン、料理の腕はどうだったんだろう。
料理人はともかく、労働者階級、中産階級の男性は料理したのかな?
よくヴィクトリア時代を舞台にした漫画なら、台所を仕切っているのは
カップクの良いおばちゃんだけども。
江戸の町人は男でも家事をこなしたそうだが、ロンドンはどうだろう。
「四つの署名」で、ホームズはジョーンズを食事に誘い、
「三十分で支度ができます。牡蠣とあひるがひとつがい…(中略)
どうだいワトスン君、家政上の僕の手腕については、君だってまだ知らないだろう?」
と言ってるからホームズは料理が出来、そして手早かったと思われる。
牡蠣は生で食べたとして、あひるはグリル?
ただハドスンさんに食事の指示をしただけ、だったりして
377 :
世界@名無史さん:2007/02/27(火) 00:20:23 0
ホームズはかなり食通だったからなトカイワインとか飲んでるし
>>375 あー!確かに牡蠣の話でそういうセリフがあったなー。
そしてホームズは何でもソツなくできそうな気がする。
男やもめは料理くらいするかなーと思ったけど、確かヴィクトリア朝では
労働者階級でもメイドというか女中を雇っていたと何かの本で読んだ記憶が。
だとしたら、職業的料理人(男性)はどうやってシェフの道に進んだのかしら…
と小一時間。
379 :
世界@名無史さん:2007/02/27(火) 01:46:04 0
ホームズて実際にいたの?
家政上の腕前いうなら、まず部屋かたしてくれ…ワトソン心の声
別の本では「家政上」が「料理人」と訳されてる。原書をみると「housekeeper」
=主婦、家政婦。ここはホームズ自身が料理したとみるべきだろう
381 :
世界@名無史さん:2007/02/27(火) 10:40:57 0
>>379 @居る。そして今も養蜂家としてイギリスの片隅で生きている。
Aそんなのフィクションに決まってんじゃーん
@と信じる人が多数なのが、ホームズが今でも愛される理由のひとつ。
・・・ですよね?
382 :
世界@名無史さん:2007/02/27(火) 11:54:14 0
ジェラール物はドラマ化されてないの?
383 :
世界@名無史さん:2007/02/27(火) 14:03:01 0
>>379 私の手元にある「シャーロック・ホームズの履歴書」という文献には
「1989年1月6日、シャーロック・ホームズは135歳の誕生日を英国南部のサセックス州の
イーストボーン近くのバーリングギャップにある海を見おろす丘の上に建つ彼の隠れ家
で迎えた。」
と記述がありますから、1989年までは生存が確実視できると思います。それ以降について
は、詳細は不明です。ただ一説によりますと、ホームズの住所に手紙を出すと「ホームズの
代理人」と称する人から返事が来るそうです。そこには「ホームズ氏はもう俊で捜査はできま
せんが、元気に暮らしています云々」と書いてあるそうです。
ホームズってほとんどサンタクロースだね
でなきゃ妖精
童貞はギリギリ20代後半にワトスンで捨ててるんで妖精化は回避済み
>>385 スレ違い。
companyで話して下さいな。
>>385 ドイルは晩年、妖精を探し求めてた。その彼の手の中に伝説があったということに
感慨をおぼえて384を書いたんだが…… そっちにいくかw
本スレでも度々でるネタ、その流れになったときにでも出してくれ。
388 :
世界@名無史さん:2007/02/27(火) 17:49:10 0
>>238 それが原因で倒れたり死亡する生徒が続出したとか?
389 :
383:2007/02/27(火) 18:49:50 0
タイプミスです。お詫びして訂正します。
×もう俊で捜査はできません→○もう歳で捜査はできません
失礼致しました。
>>388 そういうことがあっても、「気合が足りない」の一言で済まされた
>>390 いやいやいや。済まない済まない;
随分無理言う監督(コーチ)さんだな
19世紀末のイギリスといえば、いろいろ科学教養めいた記事が新聞に載りだして、
「新鮮な空気は身体に良い」っていうから一日中、窓や扉を開けっ放しにする家庭も
あったらしい。 不思議発見で昔やってた。 いまのやらせ健康志向と似てるよね。
>>392 当時のロンドンで窓を開けるのは自殺行為のような気がする…。
田舎なら問題はなかったろうけど。
394 :
世界@名無史さん:2007/03/05(月) 15:41:29 0
>>372 イギリス料理は基本的に不味いとされている由縁
>>392 たしかバスカヴィル家の犬の冒頭でホームズは
「僕は、空気が濃密なほど集中できるという説をとりたいね」とかなんとか言っていたな。
396 :
世界@名無史さん:2007/03/12(月) 16:29:55 0
age
>>378 当時イギリスで料理人と呼ばれる人間は、フランス人かイタリア人である、と言うのが相場。
インド人はどうだったっけ?
インド人は門番
400 :
世界@名無史さん:2007/03/19(月) 22:14:22 0
市電がろくに出てこないのは意外だが、蒸気自動車のバスも出てこないねえ。
グラナダのドラマには、蒸気自動車?みたいなのがチラッと出てたな。
当時のロンドンだから、そういうものが写って当然だろうな。
>>366 遅レスだけど、唯一のfirst nameとされるSherlock Ganzさんは女優で(男じゃない)、
芸名の可能性があるね。
>400
19世紀から20世紀初頭のロンドンの交通は、辻馬車&乗合馬車が主力だった。
で、第一次世界大戦の時に馬たちが軍馬として徴用されてしまったので
馬車から自動車へあっというまに切り替わってしまう。
(ほかにも自動車は馬と違って、糞で道路を汚さないクリーンな乗り物として
喜ばれたということもある)
ホームズは馬車を使っていたけど、第一次大戦後の話であるポアロが自動車に
乗っているのはそれが原因。
>>403 そういや前に「まだら〜」とポアロの初代ワトソンが出てるの連続で見た時、ホームズが本当に昔の人に見えてしまって少し悲しくなった。
特に車でいっぱいの道路とか女性の服。丈が短くなってゴテゴテした飾りがなくなってさっぱりすっきりした感じ。それと女子大生が普通にいたこととかね。
今BSでローハイドやってるけどホームズの学生時代あたりの話みたいなんだよなあ。
405 :
世界@名無史さん:2007/03/21(水) 11:14:54 0
>404
女性のスカートの丈は第一次大戦を境に短くなる一方だわなw
男性が戦争へ行ってしまって、その穴埋めとして女性の社会進出が増えたと。
仕事をするにも戦争で逃げ惑うにも、踝までの綺麗なドレスは不適切だもんね。
406 :
世界@名無史さん:2007/04/01(日) 18:35:01 O
禿げ
ホームズってよく馬車に乗るけど、料金いくらくらいだったのかな。
どこまで行っても同じ料金なのか、距離で料金上がるのか
age
グラナダ制作の「バスヴィル家の犬」のDVDを見たが、すごくよかった。
何がよかったかというと、まず舞台になる湿原をはじめとする自然の風景。ドイルの描写でも
十分な雰囲気があったが、映像で見せられるとさらにすごい。荒涼たる原野、朽ち果てて傾いた
ケルト十字が印象的。バスカヴィル家の屋敷も、黒ずんだり、苔むしたりしてて、いつ建てたのか
と思われるほど古い。
室内の映像もすごい。絨緞やカーテンの材質とか、家具や調度品や食器の古びた感じとか、歴史を
感じさせるものがあった。日本で言ったら昔からの状態が保存されている武家屋敷にでも入らなければ
あれほどの歴史は感じられないかなぁ。馬車を上から写して、その屋根が傷んでいるところまでちゃんと
細工しているのには驚いた。細かいところに気を使っている…。
あんな古い遺跡や古い建物が残っているイギリスは、やっぱりすごい。歴史大国と言ってもいいかな。
ホームズの活躍や物語よりも、遺跡や建物に目が行ってしまったが、まあいいや…。
でも、肝心の魔犬がしょぼすぎるんだよ・・・・・・・・・・・
まあ、あれホームズ活躍してないしな
バスカヴィルの館は、怖!と思ったのはBBC版
412 :
世界@名無史さん:2007/04/14(土) 07:31:36 0
ハロルド・グリーンウッドの事件がまだ記憶に新しい1921年12月31日、ウェールズのもう一人の弁護士が
妻殺しの容疑で逮捕された。グリーンウッドの場合は冤罪だったが、このハーバート・アームストロングが妻を殺したことは
間違いない。それどころか、彼は同業者さえも毒牙にかけようとしていたのだ。
ハーバート・アームストロングはイングランドとウェールズの国境いの町ヘイ・オン・ワイで、
グリーンウッドと同業の事務弁護士をしていた。左の写真だけだとノッポさんのようにも見えるが、
実は150cmそこそこ、体重45kgのチビすけだった。かたや妻のキャサリンは大柄で、
まさにノミの夫婦である。いつも妻の尻に敷かれていたようだ。そんな彼の唯一の自慢は、
第一次大戦に召集されて少佐に昇格したことだ。戦後も好んで軍服を着たが、
彼は戦地には行っていない。国内の補給所で事務をしていただけである。
事務弁護士だからね。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~madison/murder/text2/armstrong.html
「バスカヴィル家の犬」を読み直したが、ワトスンは、昼間はヘンリー卿の護衛と調査・聞き込みを
行い、夜は寝ずの番をしてバリモアの行動を監視し、あげくに夜の沼沢地を脱獄犯を長駆追跡し、
空いた時間はホームズへの長文の報告書作成に費やし、それを自ら徒歩で郵便局まで行って送り、
その上日記までつけている。
本職の探偵でもないのにこんな過酷な労働を強いられるワトスンにひたすら同情の念を禁じえない。
俺だったら断るなあ。
つかワトソンて、奥さんのメアリー・モースタンに死なれた
後は無職?結婚中は開業してたんだよね。でもホームズと
再び同居してからは働いてる様子がない(´・ω・`)
投資してたんだろ
「緋色の研究」を読んでもワトソン君金なさそう。ホームズ
と同居を始めたのも家賃節約のためでしょ。利回りで暮らせる
ほど元手があったとも思えない。
軍の退役恩給がでてたはずワトソン博士
まあスズメの涙ほどだとは
ホームズ物語の執筆
かなりの稼ぎになったんじゃないか?
毎日倶楽部に通って玉突きしてたくらいだし
あの時代のクルマてやっぱそれなりのお値段だったのかなあ
確か最後の方のワトソンて運転できたような
引退する頃には余裕で暮らせたかもね
実はホームズに養われ(ry
<英国料理に就て>
英国のトオストが旨いのは、
パンを扱うのにトオストを作る以外に能がないからではなくて、
パンも本当に旨ければ、これをただ焼いてバタをつけて食べるのが、
一番そのパンという材料に適した食べ方だからなのである。
そして英国の牛肉も牛肉の匂いがする。
食べものというのはまず匂いで決まるものなので、
ただ牛肉を焼くだけの料理が英国で発達したのは、
それ以外のことをするのが勿体ないような上等な牛肉が英国で出来て、
それが国内に普及したからである。
しかし、それが戦争のお蔭で、
一流の料理店でも手に入れることが出来なくなったのである。
というよりも、配給制度になれば誰が手に入れることになるのか解らなくなる。
外国から輸入するのはどうせ二流品だから問題はないとしても、
英国の牛の中でも優秀なショオトホオン種というのが、
今では盛んに輸出されている。
こうなれば外貨獲得の意味で英国人が食べてなどいられない。
一流店の英国料理を食べに出かけたところで何を出されるか解らないわけである。
ロオスト・ビイフがまずい、といって驚くことはないのである。
by 吉田健一
>>416 「緋色の研究」から1888年までのワトスン君はその通り金がない。
傷病軍人の年給だけでダラダラダラダラとニートじみた暮らしをしてた。
趣味は玉突きと競馬。
この時点で発表できたホームズ事件記は「緋色の研究」だけなので、
そっちの収入はまだないし。
1888年にメアリーに会ってからは生活態度をびしっと変えて、仕事と蓄財に励み、
医療所もパディントンから地価の高い場所へ移転できるほど稼いでいたようだ。
奥さん亡くなった後は、また無職になったが、医療所の開業権を売ったお金と
それまで稼いできた貯金やら何やらで、そこそこの元手はあった。
このころにはホームズ事件記もかなり書いていて好評を博していた。
少なくとも、玉突き仲間のサーストンが持ちかけてきた南ア会社の株の話を
考えるほどはあった模様。
ただ、この時期のワトスンはまた競馬にハマって、軍人恩給の半分を競馬に
つぎ込んでいた。そのせいか小切手帳をホームズが預かってる。
つまり、ワトスンは結婚しないと働かない。
ホームズは伝記によると、150歳くらいまで生きたらしいけれども、そんなに長生き
すると、友人や親兄弟もみんな先に逝ってしまって、寂しいものになるだろうね。
ワトスンが亡くなったときにホームズは最大の打撃を受けた…なんて書いてあった。
ホームズ自身は、誰にもみとられることなく、公園だったかどこだったか、外出中に
ベンチに座ったまま亡くなっているところを発見されたらしいし、一説によれば、
アイリーンの名を呼びながら息を引き取ったらしい。名探偵の最期にしては、異様に
寂しいものがある。
ここで言う「伝記」というのは、どこかの作家が作った贋作もので、大作だし、労作では
あるけれども、時間とお金を費やして読む価値があるかと問われれば疑問がある代物。
>>425 グールド本か。俺んちには日本語訳だけど1977年の初版と、ずいぶん後になって
河出文庫になったのと両方あるよ。ホームズ関係のあれこれを書くとき、時系列で
並んだ年譜形式の総覧は便利なんだ。
427 :
世界@名無史さん:2007/04/17(火) 19:20:54 0
たしか生まれが1854年だったはず
ということは死んだの3年前ってか!
おかしいなあ。 このあいだピカデリー公園で見かけたけど、元気そうだったよ。
ワロタ
英国にはオールドパーっていうスコッチウイスキーがあるが
そのモデルになったトーマスパー爺さんは152歳まで生きたっていうしな
ルーベンスも肖像画描いてるし
>>427 グールド本によるとホームズは103歳の誕生日に没してる。
つまり1957年1月6日がホームズの命日だ。ちなみにグールド本は1962年刊。
いまも生きているという話は別にして、さすがにこれ以上長生きしたと主張する者も
いないし、この103歳死亡説に対してまともに異論を挟むのもあほくさいから
スルーしましょうというのがお約束。
少なくともホームズは1926年(『ライオンのたてがみ』発表)、
ワトソンは1927年(『ショスコム荘』発表)までは存命の様子。
おかしいなぁこないだベーカー街221Bシャーロックホーム
ズ様宛てで手紙を出したら返事が来たよ。「ホームズ氏は
大変お元気ですが、お年なので秘書の私が代わりにお返事
を差し上げます」だってさ(^ω^)
きっとそういうことなんだろうね。
ホームズやワトスンはともかく、Baker Street Irregularsの面々はどうしてしまったの
でしょう。彼らはあのまま大人になって、浮浪者にでもなってしまったのでしょうか。
436 :
世界@名無史さん:2007/04/20(金) 07:45:22 0
>420
当時の開業医は往診があったので馬車もしくは自動車は必須です。
で、ワトスンの自動車は流れ作業方式を導入して安価になった
T型フォードです。
グラナダのドラマでは、自転車の愛好家みたいだったな。
クリスマスにホームズからマント?貰って
「自転車乗るのにちょうどいいや」とか言って喜んでた。
そういやあの頃の自転車にはスタンドというものがないんだね。
降車するとその場に立てかけるとか倒しておくのがデフォ。
今でも欧米で見かける自転車ってそういうのが多いような気がする。
もともとがオプションなんだね。
439 :
世界@名無史さん:2007/04/20(金) 19:59:24 0
>>435 実際の浮浪児は早死にするか
収容後里親に送られたのかな?
フランスでは19世紀末以降、国の補助金目当ての里親村まで存在したようだが
「緋色の研究」は売れなくて
同年にロンドンで出版された
「二輪馬車の秘密」は大評判
などと引き合いに出される
「二輪馬車の秘密」は
このスレ的にはどうですか。
英国の植民地時代の
オーストラリアが舞台で
労働者階級の人々の
生態が丹念に描かれています。
江藤淳(!)の訳したのは
まだ絶版のままですけど
横溝正史の訳したのが
扶桑社文庫から出ているので
とりあえずオススメ。
「ホームズは戸棚からオレンジを一つ出して細かく裂き、種をテーブルの上にしぼり出した。
そのなかから五つだけをとって封筒に入れ、蓋の内側に『J・OのためS・H』と書いた」
の部分を読むといつも引っかかるものを感じる。ここはこうしないとイカンのでは…。
「ホームズは戸棚からオレンジを一つ出し、皿を一枚とナイフを取り、ナプキンも携えて
テーブルに運び、皿の上でオレンジを切り、種を五つ取り出すと、ナプキンで丁寧に種を
拭い、封筒に入れ…」
テーブルの上にオレンジの実や種や果汁をぶちまけたり、果汁がついたままの種を平気で
中に放り込んだり、いくら男所帯でも、あまりに野蛮なという気がして…。手紙を受け取った
側でも、封筒に黄色いしみがついていたり、種が封筒の内側にこびりついて落ちてこなかったり
したら、なんかコメディーっぽいし…。
馬車で帰ってきてからの描写でトイレに行ったり
階段でけつまづいて帽子落としたりみたいなことは
特別な意味がない限りくだくだ書いたりしないだろ
少なくとも
>>441が文学がわからない事は了解した。
ところでホームズって瞳の色何色だっけ?
ピーター・カッシングのホームズって、目が青すぎて
そこだけ違和感あるんだよな
>444
灰色っす。
ジェレミーの瞳はヘイゼル(灰色かかった緑)なので合格。
カッシングは瞳と身長以外はホームズそのものなんだよな〜〜。
ドラキュラとホームズの共通点について。
>>445 みんなそれほど大きくないんだな
ヤパーリホームズは痩せた長身であってほしい
若いころのジョン・クリーズくらいの細さと高さがいい
でもシリーウォークで登場は勘弁な
His sketch of Sherlock Holmes became the official logo for
the Northern Musgraves, a British Sherlock Holmes society.
これどういう話?
「カッシングがスケッチしたホームズが、北部マスグレーブの
英国人シャーロキアンの公式ロゴになった」って訳すの?
>>450 「カッシングの描いたシャーロック・ホームズの略図が、英国シャーロック・ホームズ協会で
ある『ノーザン・マズグレーブ』の公式ロゴとなった」
かな? ちょっと苦しいかな。誰か英語得意な人、救援して。
452 :
450:2007/04/23(月) 22:27:30 0
>448
ジョン・クリーズはホームズを演じたことがあるぞW
DVDをもっている。
内容は・・・
「ジョン、金返してくれ!」
imdbの身長ってあっているのかな〜〜。
モンティパイソンで一番背が低いはずのテリー・ジョーンズの身長が
いつのまにかマイケル・ペイリンの身長よりも高くなっているんだよwww
ジョン・クリーズのホームズってのがあるのか・・・
ググったらすごいあごヒゲのワトスンが出てきた・・・・
ホームズ読んでると護身用に火かき棒を家に常備したくなるな
>>454 IMDbの身長表記は虚実様々だと思うな。エージェント側のオフィシャルデータとしては
身長などのフィジカル以外にも実名や年齢、出生地などを希望公表値として提示している
ところもザラにある。身長の場合はたまたま実測値と概ね合致するのもあるだろうけど。
身長でいうと180cmとか6フィートというのがありがちな目安かもしれない。
Roxburghの 5' 11"(1.80m)、24のKiefer Sutherlandも公称5' 11"(1.80m)だけど、
実際はもうちょっと低くて欧米の俳優としては小柄。
Robert De Niro - 5' 10"(1.78m)と並ぶとほぼ同じくらいだと思う。
グラナダでマイクロフトを演じたCharles Grayはホームズ役のブレットよりちょっと高くて
6' 2"(1.88m)。この数字自体はシュワちゃんと同じ。それでもってあの恰幅&威厳だから、
日本でいうと大男の部類だろうなあ。ブレットと並ぶと確かにちょっとだけ背が高い。
なにより肝腎なのは画面や舞台の上でどう見えるか?ということで、視聴する側としては
公称値と見栄えのギャップを 楽しむのも興味深いことかもね。
役回りによっても随分違って見えるけど、等身大に見える人って案外と少ないと思う。
>>448 > 若いころのジョン・クリーズくらいの細さと高さがいい
ちょっと高すぎじゃないかな?あれじゃあのっぽさんだよ。
初期ブレットのスマートさが俺にはちょうどいい按配に見えるな。
John Cleese - 6' 4?" (1.95 m)
http://us.imdb.com/name/nm0000092/bio
いや日本人なら火鉢では?www
火鉢付属の火箸は細くて使えん。曲げても自前にならんし。
×自前
○自慢
蛇足だがシュワちゃんの身長は188よりずっと低いはず。
あれはサイボーグロボットだから
>>462 ダニー・デビートと競演した「ツインズ」とか見ると
そんなに大きくないことがわかるね
>>453 ググってみたら
「John Cleese in The Strange Case of The End of Civillization as We know it」
とかいうのがヒットしたけど、未公開のTVムービーみたいだね
持ってるDVDって字幕なし?
465 :
453:2007/04/26(木) 04:11:07 0
>464
ちょうどジョン・クリーズがモンティ・パイソン・フライングサーカス
から離れた時に製作されたものらしいです。
ワトスン役の俳優は有名なコメディアン、ハドスン夫人は前妻コニー・ブース
だったんで少々期待したんですが、脚本が十分に練られておらずつまらないorz
ジョンはこの作品のシリーズ化を狙っていたけれどダメだったと
求龍堂のNHK版「シャーロック・ホームズの冒険」にも書かれていたけれど
これじゃあ絶対に無理というシロモノでした。
(この本には写真も掲載されてます)
ちなみに字幕はありません。かなりイイカラカンな作りです。
466 :
世界@名無史さん:2007/04/29(日) 07:47:43 0
シュワルツェネッガーは公称188cmなんだが、実際は182cmくらいらしい
>>466 ワトソンにも女性説があるしな
トランスベスタイトだらけのイギリス医学界 (ノ∀`)
>>467 あまり長身だと筋肉を発達させにくいからボディビルダーとして大成するのは難しい。
昔、Windowsにドクター・ワトソンというユーティリティがついててね……
>471
問題を見つけるだけで何もしてくれないというスバラシイ
ソフトだったな。
診察だけで治療はしてくれないのかw
>>470 spotlightが出来てからすっかり影が薄くなってしまってね
「Lestrade」ってソフトはどうかな?
阿知波信介さん(ソガ隊員)のニュースを聞いて、最後の事件を連想したよ・・・・・
なんか今、ウィキのトップに来てる
>>478 それってホレイショーの哲学がどうとかいう遺書のこした人だったっけ?
ホレイショーって聞いたことないが。
それに当時、歩いてあんな高所まで登ったのかな。以前友人の車で行ったときは、
上り坂があまりにも延々と続くのにびびったなあ。
曰く、人生不可解なり
481 :
世界@名無史さん:2007/05/20(日) 12:51:17 0
「美しき自転車乗り」でホームズが「きみが報告の中で、自転車乗りの男が屋敷の門の中
でネクタイを直したといったあの一事で、僕は万事を知らなきゃならなかったんだ」と
ワトスンに言っているが、この一事がどうしてそんなに大きな手がかりになるのかわからない…。
つまりは自転車乗りの男は、品卑しからぬ紳士と推理できる、ということかな?
確かにそういう何気ない行動はその人の人柄を如実に示す。
意識していないからこそ普段の行動が現れる。
にせ花婿事件とか、青い宝玉事件とかの犯人って、その後どうなってるのかな。
あの時代のことだし、他所へ逃げたらもうわからんよな。
ステープルトンだって名前変えて悪事やってるわけだし、解決になってないよね。
偽花婿事件なんて、ガス灯の時代ならではの発想だよな。
この電化照明時代では有り得ん。
487 :
世界@名無史さん:2007/06/05(火) 19:27:29 0
それよりも、サングラスかけっぱなしで素顔も見せない男と婚約するって...
よく目も見えてないんだろ?
母親が加担しているってのも、どうだろう...
だから、例の夫妻に言わせると、「近親相姦の暗示」とか何とかw
ホームズ物の長編を一気に読み返した。
何度読んでも飽きないのが不思議。
通して読むと、「恐怖の谷」の味の濃さがひときわ印象的。トリックの設定も
入念だし、読者にも十分な手がかりを与えているのに最後まで真相がわからないし、
全編にミステリアスな雰囲気が漂っているも非常によい。それに第2部がまた大変に
面白い。
しかし、「いまね。この四つ目の卵を平らげたら…」の部分には目が点。太るぞ…。
>>489 卵は1日2個まで、プリンは1日1個!というのが紳士のオキテです。
きっとウズラの卵なんだよ!
>>489 それ関連だと、「バスカヴィル家の犬」冒頭のシャグ煙草1箱とコーヒー1ポットも喉が死ぬなw
493 :
世界@名無史さん:2007/06/08(金) 15:10:46 0
494 :
世界@名無史さん:2007/06/08(金) 16:31:35 0
>>490-492 白人って快楽を極めるね
飲酒でも、「酒こそ最高の麻薬」を実感できるだけの肝臓が日本人にはないそうだ
495 :
世界@名無史さん:2007/06/08(金) 20:57:19 0
「ねじれた唇の男」では一晩中パイプ吹かして、1オンス吸っちゃうしね。
暇すぎるという苦痛を紛らわすのはコカインだし(←っつーかワトスン止めろ!
ホムズは肺がんで死亡?
496 :
世界@名無史さん:2007/06/08(金) 21:02:01 0
>495
ワトスンはやめろと毎度とめている。
その甲斐あって「空き家の冒険」以後、コカインをやっているシーンはでてこない。
失踪した後のチベットあたりで、ハッシシュかマリファナでも知ったのだろう
498 :
世界@名無史さん:2007/06/09(土) 15:23:01 0
ところでワトスンは名前はジョンなのに、細君に”ジェームズ”って呼ばれ
て不倫がばれてワトスン激ギレ→離婚したって説は、本当なのだろうか?
ワトスン何回も結婚できてウラヤマシス
500 :
d〇メ〇b 大川周明:2007/06/09(土) 16:14:37 O
第十九世紀におけるイギリスの発展は実に世界史的驚異である。
…さりながらイギリスの世界制覇は、なんら徹底雄渾なる理想遂行の賜でない。
アイゼンハルト、ブライ、トライチケ等のドイツ史家がイギリスの膨張をもって
あるいはこれを僥倖に帰し、あるいはこれを譎詐騙取に過ぎずとするのは、
必ずしも国民的偏見にもとづける罵詈とのみ言えぬ。
シーリー教授、その著『英国膨張論』に論じていわく、
「イギリス帝国の発展は、当初より一個雄大なる目的を樹立その遂行を図れるにあらず、
ただ一の功業より自然に他の功業を生み、歩々自然に建設せられたるものである」と。
そういや昔、ホームズがコカイン中毒の治療の為に専門家のとこに出かけて、
そこで事件がおきるってなストーリーの映画を見たことがある気がする。
原作にそんな話なかったと思うから、
ホームズをもとネタにしたオリジナルの話なんだろうが。
多分それは、「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」だと思う。
ニコラス・メイヤーが書いたホームズのパスティシュ(パロディ)小説が
原作になっている。
ちなみに小説の方の邦題はシャーロックホームズ氏の華麗な冒険で
パスティシュものではかなり有名で、欧米ではベストセラーにもなったとか。
なおホームズが無理矢理連れて行かれた専門家というのは、かのフロイト博士。
>>502 これはどうもありがとうございます。
フロイトって心理学のですよね。
なるほど、面白そうなキャスティングだ。
ホームズが汽車の上でチャンバラやってた映画だな。
日曜洋画劇場で観た覚えがある。 DVDは出てないのかな
505 :
世界@名無史さん:2007/06/09(土) 21:28:41 0
>504
アメリカではDVDが発売されたが、日本ではまだ。
(多分発売されないだろう)
フロイト自身もコカイン中毒だった可能性があるのだが、同類同士で治療など
可能なのだろうか。ホームズは注射器を使ったが、フロイトは鼻から吸い込む
方法をとっていた。
今日読んだ本小栗虫太郎の「紅殻駱駝の秘密」
作中にホームズの登場する劇が出てくるんだが、ぶっとんでた
犯人がイエス(の生まれ変わり)で、犯行をあばいたホームズはなぜか最後処刑されちゃう・・・
>>506 確かフロイトは鼻の辺りのガンで亡くなったんだよね。それも原因のひとつだったのかもね。
>508
フロイトはタバコの吸いすぎによる口腔ガンで亡くなってる。
>>506 コカインはあんま依存性ないから、強烈なパーソナリティの持ち主なら
それほど苦労せずに常用を止めることは可能だとか。
そういや、考古学好きな辺りも共通性あるな。
どちらも結果から過程、過程から結果を探る商売だからか。
>>510 コカインは依存性が低い、なんてとんでもない。
精神依存性が最強の部類に属する薬物だよ。
売る側の宣伝文句とか、常用者の自らへの言い訳を鵜呑みにしちゃいけない。
2chでも某板に行くとその手の輩がうようよしてる。
まあ、ホームズのスレでコカインの害を現代の見地からあれこれ言うのも
興ざめだからこの辺で。
フロイトは実はコカインの各種薬理作用を研究して、コカインに関する限り
もっとも早い時期の功労者だといえる。
で、通常の病理に関する作用を研究しているうちは良かったんだが、『精神病理』
に関する『劇的な効果』を自分自身で体験して(要するにヤクでラリって)から、
すっかりアッチに行ってしまい、「ほとんどの精神病はコカインで治る!」という妄想に
取り付かれてしまった。
本人もかなりアブないとこまで行ったんだが、親友を「世界初の」コカイン中毒患者
にしてしまい、その反省から「クスリを使わずに精神病を治す」方法を追い求める
事になった。
「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦」で、ワトソンがフロイトに依頼したのは、
この経験を買ってのこと。
>>512 確か友人のモルヒネ中毒を治そうとコカイン中毒にして、結果その友人は
コカイン中毒で死亡してしまったのだよねw
当時はロンブローゾとか、メチャクチャな学者がたくさんいたんだよな
>>512 フロイトも麻酔作用の方に注目してりゃ、もう一つの功績も作ることが出来たと言われてんなw
516 :
世界@名無史さん:2007/06/17(日) 20:43:04 O
保守派
富山の婦女暴行冤罪事件。「犯人の靴跡が、冤罪者より3センチ大きかった」とか
「犯行時間に冤罪者には電話の通話記録があった」とか、担当刑事はレストレードか?
現代日本の警察はホームズの時代なみだな・・・・
そりゃ流石にレストレードに失礼だろw
ところで、「入院患者」のブレシントンは、なんでいつものパターンで
南米か豪州にトンズラしなかったのかな。
520 :
世界@名無史さん:2007/07/02(月) 00:16:09 0
>519
息をするのも面倒なくらいの面倒屋だったから
司法取引をしたのにアフターケアを怠った、ヤードの失態だよな
当時、あんな司法取引ってあったのかな
523 :
世界@名無史さん:2007/07/14(土) 17:52:56 0
ところでホームズとルパン3世って、どっちが変装うまいのかな?
イメージ的にルパンじゃないの?
なしてルパン三世?
526 :
世界@名無史さん:2007/07/15(日) 22:10:49 0
>>524 でも長年一緒に暮らしてきたワトスンさえ欺かせるぜ、ホームズの変装は。
ルパン三世も銭形警部を欺き…
>>519 当時のロンドンから見ると南米てやっぱ都落ちのイメージあったのかな
どうも身体の具合が悪いの前々から気づいてたみたいだから向こうに腕のいい自分が御しやすい医者がいるか不安だったとか。
そいや今のブラジルて整形大国でしたっけ?
都落ちだし、熱帯性の病気、黄熱病とかマラリアとかがやばかったけど
同時にイギリス人は現地に進出してるイギリス資本と当該国の関係で
色々と優遇されるので特な土地でもあった
ブラジルに限らず、コロンビア、ベネズエラ、ペルーなんかでも美容整形は盛ん
美人コンテストで優勝するため、日本にデカセギしたいので顔を日本人のようにするために
頬骨削ったり、尻を大きくしたり
費用が安いので北アメリカからも手術受けに来てる
向こうの整形の一番人気は、乳輪の縮小だそうです。
まさに「乳輪患者」ですね?
「ワトスン君、ブンブンまでクロスカントリーと洒落こもうじゃないか」
「短パンで北極圏へ行く方がまだマシだよホームズ」
533 :
世界@名無史さん:2007/07/26(木) 23:15:58 0
ロンドン市内って、420万台も監視カメラが設置されてるらしいぞ。
何をしてても筒抜けだ。 えらい時代になったもんだな。
>>533 そうすると、馬車の後ろにしがみついているホームズとか、ワトスンと覆面をして
他人の家に忍び込もうとしているホームズとか、ワトスンに時間稼ぎをさせている
うちに裏から忍び込んで何か物色しているホームズとか全部写っていてホームズ
逮捕か?
535 :
世界@名無史さん:2007/07/27(金) 21:00:47 O
現在のイギリスは、凶悪犯罪は少ないが、コソ泥が異常に多いそうな。
ホームズだけじゃなくて、張り込みの刑事なんかも逆にやりにくいだろな〜
当時の身分制社会においては、仮にホームズがきちんとした証拠をつかんだと
しても、貴族階級は逮捕されずに終わってしまうなんてことはあったのかな。
今の日本でも、政治家がいろんな理屈をこねて逮捕を免れるなんて例もあるし。
>536
張り込みそのものの必要性が、カメラのおかげで薄れてきてるんじゃないか?
カメラの話で思ったんだけど、、写真を捜査に使用するようになったのって、20世紀から?
>>539 切り裂きジャックん時はただ被害者の遺体を写しただけなんだっけ?
犯行現場の写真とかないのかな。
19世紀は新聞も絵で伝えてたしなあ
542 :
世界@名無史さん:2007/08/05(日) 11:02:14 0
>539
あの当時の写真ってシャッター時間がとても長いんじゃなかったけ。
人物の写真が皆しかめっ面なのも長い間笑っていられなかったから
と聞いたことがある。
「ボヘミアの醜聞」でたしか、国王がアドラーの写真を見せてたけど、
警察側が容疑者の写真を用意するってのはなさそうだね。
544 :
世界@名無史さん:2007/08/05(日) 15:25:26 O
ホームズにはレイプもあったね
『美しき自転車乗り』だったかな
>544
あれは某夫妻のタワゴトだよ。
海外のシャーロッキアンはそんなこといってない。
その夫妻の話題なんか出すと、なんかスレの値打ちが下がるような気がするな。
ホームズで夫妻というと、ぶな屋敷に出てくる夫婦かな?
ぶな屋敷に出てくる夫婦というと、主人夫妻か使用人夫妻か?
549 :
世界@名無史さん:2007/08/06(月) 00:42:36 0
>540
犯行現場の写真もあった。
だから写真を捜査で使うのは当時すでに始まっていたよ。
ホームズ自身は引退後のライオンの鬣で使ったりしている。
コナン・ドイル自身も、妖精の写真がどうとか言ってたな。
>>551 あの妖精の写真は、インチキだったのにドイルは真作認定してたし、フーディーニに
頼まれて彼の母親の言葉をドイルの奥さんの自動書記で書いてもらったら、「ハリー」
という呼びかけでインチキだとフーディーニに見抜かれたという話をどこかで読んだな。
フーディーニの本名は「ハリー」ではなく、それを知っているのは母親だけだということ
らしいんだが。で、母親は彼のことを決して「ハリー」とは呼ばなかったらしい。
妖精の写真は1枚だけ「本物とも偽物とも言えない」という分析結果だったな。
ヴラバッキー夫人以降オカルティズム大流行だったものな。
>>553 ダイアン・フォーチュンの著作は読んだことがあるが、当時のイギリスは
あんなことが流行ってたのかと目を丸くしたよ。
555 :
世界@名無史さん:2007/08/11(土) 00:57:07 0
凶悪犯罪のがコソ泥より多い国なんてむしろ聞いたことないよw
北斗の拳の世紀末世界ぐらいなもんだろ。
558 :
世界@名無史さん:2007/08/19(日) 19:04:09 0
>>555-557 日銭稼ぐ程度の泥棒が多いんだろうね
多分、正社員になれない底辺出身が多いと思われ
559 :
世界@名無史さん:2007/08/25(土) 11:49:57 0
昔からイギリスにはみみっちい泥棒が多い
上から下までドロボーだらけ ('A`)
562 :
世界@名無史さん:2007/08/28(火) 22:16:40 0
>>424 この時代、働かない紳士は、何万人いたのだろ?
明治日本の資産家でも、結構いたっぽいな
そういう紳士連中ってのは、軍隊に行くのも純粋に名誉のためだったみたいだな。
>>563 上流階級の子弟の交流の場でもあった>軍隊
565 :
世界@名無史さん:2007/08/31(金) 10:36:37 0
「曲がった男」で冒頭で死んじまうバークレー大佐は
下士官からのたたき上げだったので、将校たちのあいだでは
大変だったと聖典に書いてあったな。
モラン大佐の経歴なんて、イギリス人的には勇猛かもしれんが、現地人にとっては凶悪人だな。
結局イギリス人的にも凶悪になっちゃうけど
モリアーティー教授役 = 天本英世
モラン大佐役 = 宮口二郎
しかしホームズ物って、財産目当ての事件が多いね。
それだけ当時多かったってことなんじゃないかな?
当時の犯罪のトレンドか。 乗っ取りか詐欺がほとんどだよね
当時だと電報でオレオレ詐欺とかされたら案外厄介だったかもなあ。
インドで事業が失敗して不渡り手形だしちゃいそうだからスイス銀行にお金入れてよママン
とかいう電報がロンドン市内から打たれたことを突き止めるホームズ…微妙。
572 :
世界@名無史さん:2007/09/09(日) 21:35:37 0
>568
当時快楽殺人がようやく出だしたころだし、極力残虐な描写は避けたがっていたようだから
金がらみor恋愛問題な事件が無難だったのだろうね。
冒険読んでたんだけど、イギリスってもうこの当時地下鉄あったんだな。スゲー
574 :
世界@名無史さん:2007/09/10(月) 00:33:35 0
>573
SLで煙もこもこだったがな。
ロンドンは珍しく市電より地下鉄が先に開業。
馬車の邪魔だったんだな
馬車が水をはねました。
バシャッ!
でも馬車は自動車が普及するとあっという間になくなっちゃうんだよね。
自動車は道に大量の落し物をしていかないからな。
馬糞は乾くと風に乗って舞い上がり、自動車の排気ガスよりもゲホゲホだったらしいから。
578 :
世界@名無史さん:2007/09/11(火) 21:49:00 0
電話でワトソンを郊外に隠居絵の具屋爺と連れ出す時のホームズ最高
馬糞の掃除係とかいなかったの? 街灯の点灯係とかはいたじゃん。
>579
道路の清掃員はいたが、馬が多過ぎて追いついていないのが現状だった。
日本みたいにお百姓さんが堆肥用に貰って帰るシステムはなかったのかな
日本でも長い間、馬や牛を交通手段として使っていたが、それらの糞の始末に
困ったという話は全然聞かないのだが、これはどうしてだろう。
とりあえず、大学受験に出題される可能性の高い古文の文献は一通り読んだ
経験があるが、そんなことは書いてなかったな。
>>582 牛や馬を移動手段に使う絶対数が少ない。人力が主流。
日本は馬車文化ってなかったからね
あれだけこだわったはずのグラナダのドラマでも、市中は綺麗だな。あれは映像の嘘か。
「ワトスン君、気をつけたまえ、そこに馬糞が落ちているよ!」
「ホームズ、君はもう踏んづけてるじゃないか」
588 :
世界@名無史さん:2007/09/13(木) 19:50:40 0
>>585 メシを食いながら見る人もいるだろうし、そこまで再現されると
お茶の間から苦情がくるんではないかい。
かなり以前、「ザ・ベストテン」で小泉今日子が「せ〜つ〜な〜い〜片思い〜」
と歌っている間にセットにいた子犬が糞をしているのを見て「写すな」と言いたく
なった俺がいる…。
591 :
世界@名無史さん:2007/09/14(金) 11:43:58 0 BE:357422786-2BP(0)
当時は倫敦でも、路地に入れば人糞だらけだろ? まあ犬が食うだろうけど
江戸時代は街道筋に農家の子供が馬糞拾いに出ていた。
戦利品は肥溜め行き。
>592
19世紀には下水道が完備されていたので、道には落ちていない。
1
ただ、汚水はすべてテムズ川に流れていたので、
テムズ川はとても臭かった。
そう言えばパリなんてナポレオン3世のパリ大改造まで、道は汚物だらけセーヌ川はものすごい悪臭と死体がぷかぷか、
と言うのが日常だったそうね。
エデッイト・ピアフの母親もセーヌ川を死体で流れてったそうじゃん。
当のピアフは、母の遺体を引き上げて埋葬してやればと言われても
自分には母親はいなかったといって放置したらしいね。
ひどい母親だったらしいが、悲しい話でおじゃる。
やるなー、ピアフ。
キッド船長とか吊るしたテムズ川の獄門台って、いつ頃まであったのかな。
599 :
世界@名無史さん:2007/09/17(月) 17:53:24 0
スタンリーホプキンス警部のファンです。素直にホームズを尊敬して
いるところが良い。グラナダでは年寄りの俳優使ってたけれど、
若い俳優で撮ってほしかった!
600 :
世界@名無史さん:2007/09/22(土) 19:46:27 0
保守
ありがとう、ワトスン君
火事だーーーーーっ!!!
火事だーーーーーっ!!!
火事だーーーーーっ!!!
火事だーーーーーっ!!!
かじだー(棒
あの建築士って、かなりの老齢のイメージだったけど、
グラナダのは血気盛んな感じでちょっと驚いた
ジェフリー・アーチャーの短編に同じネタのがあったな
それにしたってレストレード舐められてるよな。
いきなり指紋が現場に現れて、それに騙されるだろうと期待する
建築士のオッサンもオッサンなら、まんまと乗せられるレストレードってのも・・・
ホームズはストラディバリウス持ってたんだな・・・
ホームズは一晩中パイプをふかし続けるということがよくあるらしいが、
そんな喫煙の仕方をするとパイプがダメになるんじゃなかったっけ?
ホームズはパイプをコレクションしてなかったっけ。ワトスンとパイプ談義あったような。
>>610 そうなんだけど、パイプは一回喫煙したら、温度が下がるまでパイプホルダーに
置き、温度が下がり湿気が飛んでから分解して中を掃除して再び組み立てると
いう作業が必要らしい。それゆえ、パイプ喫煙者は常に複数のパイプを持ち歩い
ているそうな。また、コレクションが増えるのは趣味の問題の他に、連続して喫煙
するには数が必要だからそうせざるを得ないらしい。
同じパイプで何度も喫煙するとひび割れるという話を聞いて、パイプ喫煙を諦め
葉巻喫煙をしている俺は臆病者でごんす。に、逃げちゃダメだ!
木製のパイプだと割れることがあるんだね。
ホームズ、たしか発泡石パイプを話題にしてたような。
インディアンのパイプは石製だからなー。
613 :
世界@名無史さん:2007/10/04(木) 13:20:47 0 BE:44678232-2BP(0)
>>611 グラナダ版だと葉巻を吸ってるときもある。
ただし消すときは朝食の半熟ゆで卵の食べさしに突っ込んでるが。
>613
あれは紙たばこだとおもたが。
葉巻だと大き過ぎて卵にさせない。
当時の紙巻ってのは、ピースみたいに缶に入ってたんですかね
>>615 木箱じゃないすかね?高級品だと葉巻同様にマホガニ製だったりして。
「金縁の鼻眼鏡」に出てくるロシアの教授がヘビースモーカーで、とあるタバコ屋から
まとめて(100本単位とか?)取り寄せてるというくだりがあったような。
あったね。ホームズは自家巻きはやってないんかなと思ったら、「シャグ煙草」ってのがそうだったんだな
ところで、「19世紀でパイプ喫煙するのは労働者階級」とどこかに記述があったが
>>616 アレキサンドリアのなんとか商会から特注で取り寄せたというアレか。
たしか吸ってなかったと思うが、灰ごとの判別で名前が毎回出るトリチノポリ葉巻はどんなもんなのだろうか。
トリチノポリって、インドの旧地名らしいね。
「指輪物語」でホビットがパイプでタバコを吸うのも
労働者っぽいイメージがベースにあるっていうしな。
あとはかぎタバコも労働者とか火気厳禁の船員っぽいイメージがあるとか。
ムーミン谷のスナフキンは「嗅ぎタバコあんちゃん」だけどパイプ愛用してるよね
労働者っていうか、浮浪者風だけど
日本でパイプタバコというと文人とか学者のイメージがあるが
実際に紙巻や葉巻と比べ灰が机に落ちず長時間嗜めるので考え事をする仕事には向いているのだ。
最近じゃどこの企業も禁煙が多いが、かつては図面描いたりキーボード打つ人はパイプを良く吸っていた。
紙巻だとうっかりすると図面に焦げが出来たり穴が開いたりするからね。
葉巻というとフレンチ警部とかコロンボ刑事がいるな 他の探偵はあんまり喫煙しない?
コロンボの場合はシガーカッター使わないで噛み千切るっていう設定もあるな
それをネタにして最後に犯人から「紳士はカッターを使って吸うものだ」とプレゼントされるも
ラストシーンで「不味い。やっぱこれじゃなきゃダメだな」と言ったのは吹いたw
そういえば80年代あたりからアメリカはテレビなどの喫煙シーンにうるさくなったが、
新シリーズでもコロンボってタバコ吸っていたっけ?
ワトスンは、シップス煙草を吸うそうだが。
安い煙草だと思うが、軍隊で覚えたのか。
627 :
世界@名無史さん:2007/10/07(日) 18:38:30 0
>>621 向こうには、田舎でキャンピングする移動生活者、多いんだっけ?
夏だけでしょ。冬は極寒なのに
もしかしてジプシーのことか?
631 :
世界@名無史さん:2007/10/08(月) 23:39:40 0
噛みタバコ?
いや、指に葉巻を挟んでるけど火が点いてなかったような。どうだったっけ
よく電報が出てきてすげーと思ったけど、日本でも明治にはもう電報あったんだな。
あと関係無いけどハリエニシダってよく出てくるなw
電報どころか電話もあったんだよな。
そして作中には書かれてないけれど、当時のロンドンにもあった。
ちなみに世界で最初に電話で伝わった言葉。
「ワトソン、早く来てくれ!」
アンデルセンが童話で海底ケーブルを題材にしてるんだよな
コブラだって口にくわえているだけでめったに火をつけない。
あれじゃ、香りも飛んじゃうし、湿気も吸っちゃうし、いざ火をつけても
「うえ、まずい」とかいって捨てちゃいそう。
>>636 わりと最近の海外ドラマだとオデッセイ5のタガート船長が葉巻愛用者。
葉巻とパイプは、シガレットなどよりも顔が利くというか、スパスパやれる
領域が広いような気がするな。
こうしてみると、喫煙もコカインもちゃんと描写してるグラナダドラマは偉大だなあ。
639 :
世界@名無史さん:2007/10/09(火) 12:33:05 0
ハリウッドではCG使っても過去の名作から喫煙シーンを全て取り除こう
という動きがあるとかないとか。
>>639 アメリカって、禁酒法といい、喫煙に対する親のカタキみたいな扱いといい、徹底的だね。
まあ、喫煙シーンを削除したいというのは、わからないでもない。というのも、アメリカの
ギャング映画でギャングどもが葉巻を吸うシーンは、例外なく見苦しい。
デブのオッサンが太い葉巻をフガフガいいながら大汗かいて火をつけ、その後も口にくわえた
ままポケットに両手突っ込んでたり、消すときは灰皿にぐりぐりこすりつけてグシャグシャに
しちゃったり、確かにこりゃ、欧州人から見れば野蛮な所作でもみ消したくなるよなあ…と思う。
まず葉巻の香りを楽しみ、シガー・カッターで吸い口を作り、先を均一にあぶり、静かに火をつけ、
ゆったりと落ち着いて煙を吸い、優雅に吐き出す煙を目で追う作法がごくごく自然にできる欧州人
と、かたやデブが大汗でフガフガ…こりゃ確かに国辱ものだよね。アメリカお下品。
ハリウッド映画だと、ハーバート・マーシャルや、ロナルド・コールマンなんかは、
葉巻の似合う紳士だったよ、と言おうと思ったが、二人とも英国人だったな。
アメリカ人でも、ケネディの吸い方は上品だった。
フイルムでしか見たことないけどね。
キル・ビルのどっちかに葉巻を吸う女が出てたような気がする。
日本人で葉巻というと吉田茂くらいしか思いつかん。葉巻女なんて見たこともない。
葉巻を切らしていたのを忘れていた。
うっかりしていた。もう店は閉まっている。
自動販売機で買えないということと、当時のイギリスと違って、タバコ専門店が
遠くて車で買いにいかねばならぬ田舎に住んでいる俺には、ちと不便…。
アメリカ映画で葉巻というと、グルーチョ・マルクスもいるな
>>637 オデッセイ5のタガート船長==24Vのヘンダスン==ロボコップだけど、
ピーター・ウェラーはリアルに葉巻派みたいだね。
まがった男でワトソンは独身時代と同じアーケディアのたばこ吸ってるなってホームズに
いわれてたな
黄色い顔で琥珀の7シリングもするパイプの持ち主を推理するってくだりあったな
649 :
世界@名無史さん:2007/10/12(金) 18:53:37 0
1オンス8ペンスのグロウブナ混合たばこを吸ってるんで金持ちだと
>>616 アレキサンドリアでわざわざ巻かしてるって言ってましたね
>>324 ライオンのたてがみにバーバリーのコートを羽織った青年って記述ありますよ
>>650 「アレキサンドリア」はエジプトの都市名ではなくて、ロンドンにあるであろう
老舗煙草屋の屋号だと思ってるんだけど、違うかな?
653 :
世界@名無史さん:2007/10/12(金) 22:02:25 0
あれだけ食にうるさいホームズ(ワトスンもか)にとってイギリスに住むのは苦痛だっただろうな。
ワインとか酒やら紅茶やらコーヒーやらは満足してただろうね
ホームズ自身料理ふるまったこともあったし
>>653 そう言えばポワロはしょっちゅうイギリスの食に文句言ってるな。
ホームズの時にはまだ少なかったイギリスの食への疑問が、ポワロの頃には一般化したってことじゃ無いかね?
デビット・スーシェの「名探偵ポワロ」で、馬鹿にしてたフィッシュ&チップスを、ラストで
ポワロが食べるシーンがあったが、あれは英国スタッフの意地悪だな
ハドスンさんのチキン・カレーは食べられないと申したかw
シルヴァー・ブレイズ号で出て来る羊肉のカレーが食べたい!
阿片入りじゃないか!
>>641 ピーター・フォークも忘れないであげてください
フィッシュ&チップスって食った人いる? ホームズも食べてたのかな
俺イギリス行ったことないので知らないのだが、イギリスの料理ってそんなに不味いの?
上に出ているフィッシュ&チップスなんて、字面から、なんとなく美味そうな気がするが…
不味いというか味が薄いという評価は一般にされるな。
あと歯ごたえがない、野菜煮過ぎ、似たような料理法ばかりとか。
>>662 イギリス人の場合、おいしい料理を求めようという熱意が無い
(だから作る段になっても努力や工夫が足りない)のがいかんのだ、と誰だっかが言っていたような。
>>655 ポワロは紅茶も好きじゃないんだよね。なんでイギリスにいるんだ。
665 :
世界@名無史さん:2007/10/13(土) 15:45:09 0
>>664 なんでイギリスに
第一次大戦の戦火を逃れて疎開。
疎開している内に根が生えた。
金持ちのイギリスの子は幼い時からお手伝いさんと一緒に食事するんで
まずい飯に慣れてるってきいたことある
667 :
世界@名無史さん:2007/10/13(土) 16:19:32 0
普段は質素だよねホームズ
事件解決したらマッツーィ二に夕食行ったり
ゴルディ二にキュラソー入りコーヒー飲みに行ったり
あのシンプスンインザストランドに行ってロースとビーフとヨークシャープディング
食べたりしてる
668 :
世界@名無史さん:2007/10/13(土) 16:21:24 0
>>658 カレーは基本前の晩の夕食の残りをごまかすために出してたみたいだね
海軍条約文書事件ではハドソンさんチキンカレー朝から出してるし
669 :
世界@名無史さん:2007/10/13(土) 16:22:29 0
>>652 アレクサンドリアのイオデニス?っていうところかとりよせたって原作には
カレーって、今日本で食べてるようなものを想像したらだめだろ
イギリスのカレーと言えば、臭い、辛くない、へんに水っぽい。
>>662 英国というのは、歴史的に見ても、飢饉の少なかった国で、蛙や蝸牛まで食う必要がなかったから、
ソースを発達させるよりも、素材の味を引き出すほうに向かったので、考え方は日本と似てるんだ。
日本に松阪牛や神戸牛があるように、英国でもショートホーン種の牛とか、サウスウォルドの羊とか、
食材のブランドが細分化されていたのが、第二次大戦で完全配給制になって、すべて駄目になった。
「英国の料理が不味い」というのは、フランス人やイタリー人にとっての、定番の冗談だったわけだが、
良い食材を輸出に回し始めた戦後の英国に、観光客が押し寄せて、「世界的に有名な真理」になった。
>>662 ・油っぽい
・水っぽい
・味がないor濃すぎ
・素材の味、風味皆無
ただ単にくたくたになるまで煮るとか焼くとか
日本人の感覚からすると素材を皆殺しにするような料理法。
3年位前にイギリスの大臣が「蝸牛や蛙を食べるような隣国があると困る」と発言した次の日に
フランスの大臣が「食文化というものを持たない隣国があると本当に困る」とやり返してたなw
>>671 C&Bのカレー粉を使ってなぜそうなるんだろう…
安いんでカレー風味のスープとパサパサのライスだと思えばそんなに腹も立たない。
フィッシュ%チップスとかオニオンリングとかは塩とオリーブオイルがあればまあ、食える
ここでイギリス人からの反論があればもっと勉強になるんだが・・・
>>676 イギリス人「不味いものが嫌ならブレックファーストを三食食え!」
>>672 > 英国というのは、歴史的に見ても、飢饉の少なかった国で、蛙や蝸牛まで食う必要がなかったから、
しょっちゅう飢饉のあったアイルランドでも全く料理が発展しなかったのは何ででしょうな?
魚も含めて海の幸もほとんど活用しないし。
>>673 シラク大統領がハギス(羊の内臓の腸詰)のことを
「あんなものを食っている人間は信用できない」
と言ったという話も有ったな。
そんなすごいのかなハギスって。
>>678 こういうものらしい
ハ ギ ス を 食 べ、 食 に つ い て 考 え る
http://homepage2.nifty.com/aquarian/Essay/Es011031.htm > それがあまりに美味だったので、げてもの好みのアクにはこたえられない。大枚をはたいて、缶詰の
> ハギスを持ち帰った。ところが、みやは食べ物にはきわめて保守的。見たこともないハギスなる獣の肉など
> 食えるかと、見向きだにしない。食べようよ、いやよ、の問答を繰り返して、2年間。そろそろ缶詰の賞味期限が切れる。
> せっかく大枚を投じ、税関と検疫所の目をかいくぐり持ち帰った貴重な食材。むざむざ無に帰すわけにはいかぬ。
> ハギスを食するのに必ず添えるべきマッシュドポテトを、みやに用意してもらい、貴重なハギスを缶から取り出し、
> 暖めて食べてみた。
>
> 褐色でぶつぶつし、ちょっと獣くさく、ひなびた穀物の香ばしさもある。ハギスなるものは、あらためて
> 味わってみると、なるほど珍味だ。だが、ちょっと脂っこい。英語でいえばグリージー。ぎとぎとした後味が残る。
> ジンギスカンを食べると羊肉の脂っこさが後まで残る。それよりもっと重厚な感じである。スコットランド人が、
> これを食するのに、添え物(マッシュドポテトのほか、マッシュドターニップを添えるのが通例。これは蕪を
> すりつぶしたもの。大根おろしを煮たようなものか)を工夫し、スコッチウィスキーまで振りかけるというのが理解できる。
> 胃に重いこの食材の消化を助けるためなのだ。食後、皿洗いをして(これは近頃私の仕事である)、グリージーな油が、
> ちょっとやそっとの洗剤では落ちないことで、この食材の特殊性を確認した。
ケーキは? 甘いお菓子は向こうにはないのか
そう言えば今のイギリス人の自虐ジョークで、「中華料理やインド料理が無い時代、我々の先祖は
何を食べていたんだろう?」ってのがあるな。
ロビン・フッドの物語には、鹿肉の炙り焼きとか肉のパイとか、
美味そうなものが出てくるが・・・
>>680 「恋人と甘い話をしている時に、菓子まで甘くする必要はない」
>680
昔、ファンロードの英国ゲゲボツアーでレポートされていたお菓子で
箸が折れそうなほど、カチンカチンに砂糖でコーティングされたスポンジケーキが
紹介されていた。
あと、カスタードクリームは日本やフランスだとちゃんと卵、牛乳、砂糖、コーンスターチで
作るが、英国だとイースタントで済ませる。
一度、食べてみたが縁日で売られている今川焼きのカスタードクリームだった・・・
>>678 フランス人vsイギリス人という対決構図の中でのハギス忌避は定番だね。
あれはスコットランドの料理であってイングランドのものではない!と反論しても、
「同じイギリス人のくせに!やかましいわボケ」と泥仕合になるのがお約束。
ベーカー街の近くのメリルボーンにある
有名なフィッシュ&チップス屋はおいしかったよ。
あと、たっぷりのクロテッドクリームとジャムを載せたスコーン。
素朴な焼き菓子系はまあまあかな。
自分は、スーパーで安く買えるショートブレッドが好きだ。
687 :
678:2007/10/14(日) 00:36:20 0
>>679 むう、ちょっと食べてみたくなってきたな。
輸入品の通販は…と思ったら輸入規制かかってんのか!
解除されるまで頭の片隅においておくとしよう。
うーむ、ここまで大変勉強になった。
しかし、酒ならどうだろう。
ワイン→フランス、イタリア、アメリカ
ビール→ドイツ
スコッチウイスキー→スコットランド
バーボン→アメリカ
あれっ? イギリス名物の酒は? ないの?
>>688 > あれっ? イギリス名物の酒は? ないの?
ギネスビール
ギネスはアイルランドじゃなかったっけ?
ホームズはクラレットとモンラッシュとトカイと
かなりのワイン好きだね
ブランデーはよく患者に使ってるよね
阿片も当時は治療薬としてよく使用されていた。
ぐずる乳幼児に阿片を飲ませて眠らせるというのも良くあったし。
乳幼児、ロンドンではウイスキーで眠らせてたって「ふしぎ発見!」っで言ってたね。
さすがに阿片を飲ませてたってのはやばいと思ったんだろうか。
乳母が乳房に阿片を塗って、なんて話はちょっと調べれば出てくるんだけどな。
ウィスキーじゃなくてジンじゃない?
赤ん坊を無理やり寝かせつけなければならないのは、労働階級の母親。
ウィスキーは高いから彼らには買えないととおも。
ナニーの中には散歩と称して子供を公園に連れてゆき
阿片チンキや酒や睡眠薬で眠らせて、自分は恋人との逢瀬を楽しんだ、
なんて悪いのもいたらしい。
いや、「ふしぎ発見!」っで言ってたのは、ロンドンの労働者・貧民の話。
なんかあやしい安ウイスキーがあったみたいよ。
>>695 >>696 かなり昔の放送だと思うけど、自分の記憶でも、
ジンを赤ん坊に飲ませて寝かしつけたと紹介されていた。
>>688 ヨーロッパの良質の酒といえば、フランスのワイン、
スペインのシェリーに、ポルトガルのポルトであるが、
英国は、この3つを最も大量に買い付ける国である。
フランスにワインが無い年でも、関税協定の関係で、
英国では、安くて美味いフランスのワインが飲める。
でもさ、健全にワインに舌鼓をうつなら
当然一緒に食べる食い物のことも考えるのにねえ。
料理に手間隙愛情込めなさ過ぎっていうか、
あと一手間掛ければ見違えるほどおいしくなるのに
そこで手抜くんすか、見たいのが多すぎる
食に対する根本的な意識がイギリスの連中は違うとしか思えない。
インドから香辛料の買い付けとかどのぐらいしてたんだろうね。
なんとなくイギリスが出張ってからお茶や綿花の買い付けばっかで
スパイスの影が薄いような気さえするw
そこでウスターソースはどういう立場なんだ?
食に関心がないから非常時には強い。
砂漠の真ん中でママの味を再現するためパスタを茹で、
ドイツ軍に水が無くなったので助けて〜〜とほざくヘタリア軍とは対照的だ。
>>703 待て。その逸話はデマだったという説の方が近年は有力だぞ。
>>684 そんな硬いケーキ、どうやって食うの!?
>>705 人間の歯の方が箸より頑丈なんだよ!
というのはまあさておき、異様に硬いケーキというのはロシアの方とかでも見られるらしい。
>>696 坂田保子の「バジル氏の優雅な生活」の中のオマケ漫画で、英国人の酒びたり時代について
描かれていたが、そこにも赤ちゃんにスプーンで酒を飲ませるという話が出てきてたな
ところで昨日のアルマゲドンで太っちょ男がハギスについて話すシーンがあったね
「マイルズ卿ものがたり」じゃなかった?
>>704 しかし「まあ、やりそうだな」と思われちゃうのがヘタリアクォリティー
ちょw そのイタリー軍のはネタだろ?wwww
中国軍は、日本で言う日の丸弁当か!?
713 :
世界@名無史さん:2007/10/16(火) 11:46:31 0
カナダ軍、キットカット食べてるのか。
そういえばホームズとかの時代ヨーロッパでは、特に都市では水の質が悪いので、
孤児院などの施設でも子供達に「水より衛生的」という理由でアルコールのたぐいを
飲ませたりしてたらしいな。当然アル中少年少女の出来上がり。
ホームズの頃は、紅茶が労働階級にも広まっていたからアルコールよりも
水(お茶)を飲んでいるよ〜〜。
もっとも今の中国並に偽者紅茶が大量に出回っていたらしいがなww
(出がらしに色をつけて又売るなど)
718 :
世界@名無史さん:2007/10/16(火) 20:42:43 0
水は、よく煮沸すればいいからな
水道水飲むと象の足になってしまうから娘さんたちはボトルの水飲むってなんかのマンガで見た。
あれはボコボコ沸かしてもダメみたいだなあ。
当時、都市部の水道はどこから引いてたのかな。
>>720 川。ロンドンで言えばテムズ川じゃなかったっけ?
えええ〜〜 ぎだね〜〜〜
チャレンジャー教授と一緒に、ホームズもブラジル探検に行って欲しかったなあ
チベットで我慢しろ。
725 :
世界@名無史さん:2007/10/19(金) 10:16:43 0
そういやハドスン夫人の料理の本にもわざわざ
新鮮な雨水で〜みたいな断り書きしてあった箇所があったような気がする
雨樋とドラム缶貯水槽みたいなものがあったのかね?
でも、スモッグで街が包まれたぐらいなんだから、酸性雨だったんじゃね。
有名な倫敦の霧は、実はスモッグだったって言うね。
喘息患者とか多かったろうな。ワトスンも景気いいはずだ
石炭を使わなくなって、ロンドン名物の霧も、ほとんど消滅したが。
霧が見たかったら、週末の夜、テムズ河畔の遊歩道に行くといい。
昔ながらの夜霧が、恋人たちを包んでいるのを、見ることができる。
そして、あなたが、ホームズ氏のような観察力を備えていたならば、
街路樹の枝に、小さなガス・ボンベを発見することができるだろう。
730 :
世界@名無史さん:2007/10/21(日) 12:39:49 0
ロンドンも四日市も本質的には同じものか
テムズ川のヘドロから現れ硫酸ミストを撒き散らす大怪獣
732 :
世界@名無史さん:2007/10/21(日) 14:26:55 0
イギリス版のゴジラはあるんだけどね
>>609-612 知り合いのパイプ使いいわく、パイプには寿命があるそうで
表面的には何の傷もなくてまだまだ使えそうでも「こいつはもう死んだ」と言って取り替える
パイプはタバコと一緒にパイプの木材も味わうんだそうです
その知り合いは石製のパイプは嫌いだと言ってますな
味がしないからと
>>676 かれらはもう耳にタコ出来てアフォらしいから反論しないようですよ
そのかわり他国人(主に英独)をボロクソに言ってやり返す
>>682 鹿肉 (Venison) うまいよ スーパーにも売っている シチューにする
>>684 >カチンカチンに砂糖でコーティングされたスポンジケーキ
バースデーケーキは皆そんなんです
カスタードインスタントはフランスにもあるよ
ちなみに自家製カスタードはイングランドとフランスでは製法が違い
フランス人はイギリス流に Anglaise とつけて呼ぶ
ジェフリー・アーチャーの短編で、イギリス人の青年がひょんなことから
ホテルのフランス人シェフに才能を見初められ、やがてパリで大人気の
五つ星レストラン・シェフになるって話があるんだが、
やっぱり悔しかったんだろうなあ
ホームズも議論用と思索用とつかいわけてましたね
陶製の奴と桜製のやつとあとブライヤー?でしたっけ
グラナダのドラマに出てくるパイプは、時代考証ではちょっとおかしいんだとか
>>736 そんなことは関係ない。
あのホームズが良いんじゃないか…
ま、確かにアヘンやられたら困るけどw
>>734 それ、映画化したら最高のコメディになりそうだな
ワトソン君、これは不倫事件だ!
http://courrier.hitomedia.jp/contents/2007/10/post_202.html 名探偵シャーロック・ホームズの産みの親、コナン・ドイル。彼が遺した書簡や資料が死後70年以上経って突然、
競売にかけられた。幸いにしてそのほとんどは大英図書館によって買い取られ、貴重な歴史的文物の散逸は
免(まぬが)れたが、資料を調べたホームズ研究家のアンドリュー・ライセットによって、ドイルの知られざる一面が
明らかになった。
ライセットによると、ドイルは結核に冒された妻ルイーズを尻目に、妻より若く美しい女性ジーンと不倫していたという。
ルイーズが死の床についた頃に、ドイルはジーンと出会う。周囲には「プラトニックな関係」だと公言していたが、
旅行先の記録などから、ホームズの著者らしくない「証拠」がいくつか見つかっている。
ドイルは妻の死後、ジーンと結婚することになる。新生活に向けて妻の死を待つドイルからは、やや冷酷な印象を
受けないだろうか。
ガーディアン(UK)より
ドイルも、前の奥さんが息を引き取るまでは面倒見たんだし、奥さんも
本当にドイルを愛していたとすれば、自分の死後のドイルの幸せを願う
気持ちもあっただろうし、ええんでないかい?
それよりも、資料の中にホームズ物の新作はなかったのか? 推敲が
してなくても、不完全でも、一部未完でも、なんでもいいから、とにかく発表
してくれたまえ。そうしたら英露戦争になったらイギリスを支持してやる。
てか、最後の事件で滝に投げ込みたかったのはモリアーティじゃなくてゲフンゲフン
というのは昔から言われてなかったか?
ワトソンも四つの署名で結婚した女と死別してまた再婚してたな
それより、水木しげるセンセが描いたドイル伝は読んだかい? おもしろいよ
どちらかといえば、水木しげるが描いたノストラダムスものが、あまりにも
ぶっとんでいて、読むと困ってしまう。ノストラダムスが朝食にコーヒーと
トーストを要求する場面にはおいて、ちと困ってしまった。
せめてカフェオレとクロワッサンなら、まだ許せたのだが…。
「俺はこのコーヒーに入ってるカフェインってやつがねえと、どうもやる気が起きねえんだ」
>>724 へい。 早速「シャーロック・ホームズ 東洋の冒険」ってのを
古本市場で買ってきました。 面白いんか? これ
何篇か拾い読みして、面白かった記憶がある。
科学万能のヴィクトリア時代の風潮に対する、
アンチテーゼのような仕掛けもあったような。
748 :
世界@名無史さん:2007/10/23(火) 23:08:22 0
>>706 現在のアメリカのパンも、固いね
意図的の、よくかませるように仕向けているそうだ
頭脳の発達と食いすぎ防止?
>>726 まるで難破したときの漂流ボートや無人島のよう
一応煮沸して飲んだんでしょうね
749 :
世界@名無史さん:2007/10/23(火) 23:49:03 0
河出からでてるシャーロック・ホームズのSF大冒険はかなりわらたw
フランスパンを買って来て二日置いたら石みたいに硬くなってしまった。
もったいないから食べたが、あごが痛くなった。欧州のパンは固いのが
多いというわけでもないだろうけど、フランスパンはかてえ…。
752 :
世界@名無史さん:2007/10/24(水) 12:15:05 0
そもそもフランスパンは、固いのをノコギリみたいなパンナイフでうすーくカットして、カリカリに焼いて食うものだろ。
754 :
世界@名無史さん:2007/10/24(水) 12:55:41 0
今日のアメリカのパンも、意図的に、固めに作られているそうな
>>751 ミネストローネとかに浸して食べるといいよ
>>753 >うすーくカットして
分厚く切る。2-3cmにきるのが普通。少なくともフランスではそう。
>カリカリに焼いて食う
焼かない。少なくともフランス人は。
フランスパン、横からオピネルとかノントロンみたいな安いナイフで切り込み入れて
サラミとかオイルサーディンを挟んで食うのが定番じゃないか?
中のもっちり感は正直ベーグルとかよりソースや肉汁にあうと思う
柔らかくしたいなら霧吹きで少しだけ水かけてレンジにかけるとしっとり柔らかくなるよ
もともとスープに入れる具材だったり、器代わりだったんだっけ?
759 :
世界@名無史さん:2007/10/24(水) 20:29:25 0
硬いのは、パスタ同様、保存食ってこと?
どんどんピントがずれていくな
そもそもフランスパンってのが話題違いなんだ。英国式ブレッドパンの話じゃないとね
ブレッドパンってw
イギリス式朝食=コーヒー、食パン、バター、卵
フランス式朝食=カフェオーレ、クロワッサン でおk?
じゃあ「ホームズはベーグルを食べたことがあるのか」でどうよ?
ベーグル・アンド・ロックスは20世紀にアメリカに入ってから普及した食べ方らしいから
バターを塗っただけのベーグルを食べるような環境にいくには
それこそユダヤ人に変装でもして食卓にお呼ばれしないといけなかったかも。
でもホームズ関連のユダヤ人といえば
ストラディバリウスを55シリングで売っちゃった
お人よしな質屋のおっさんぐらいしか思いつかん
>>751 フレンチトーストはそんなパンを救済する手段の一つ。
本家フランスでは「だめになったパン」という微妙な名前で呼ばれている。
ホームズの話でパンの種類をどうこう言ってるところはあまり思い出せないなあ。
覚えていることといえば、浮浪者に変装した上で牛肉のサンドイッチを
ポケットに直に突っ込んで出て行った時があったような気がする。
すごい神経だ、というかその服は一応清潔なんだろうか…
>762
ジェレミー・ブレッドのブランドがついてるパンなんだよw
「イギリスは美味しい」かなんかで読んだが、イギリスであえて日本のご飯に
あたるものはパンではなくて、ジャガイモなんだそうな。
フィッシュ・アンド・チップスもそうだし、あと料理には必ずフライドポテトや
マッシュポテトがついてくるww
ジェレミーはパンじゃねえ〜〜〜〜
769 :
世界@名無史さん:2007/10/25(木) 01:56:55 0
すっかり食事会スレと化しているな
>>765 フレンチトーストに関しては「本家フランス」と表現するのは微妙なような。
帝政ローマ時代のアピキウスのレシピ集に既に記載されているらしいし。
てか知り合いのフランス人が、「フレンチ・トースト」という英語の呼称に腹を立てていた。
ダッチ・ロールとかダッチ・ワイフよりはましだろ
12月が近づくと、ある漫画の次のセリフをいつも思い出す。
「クリスマスは?」
「ロンドンで」
ホームズ君、クリスマスの頃には吸血鬼の少年が二人ロンドンに
出没するから警戒してくれたまえ。
774 :
世界@名無史さん:2007/11/02(金) 09:29:20 0
>>765 ゴミ箱の残飯アサリが大勢いた時代です
ついでに、ロンドンの空気は、痰が黒くなるほどの煤煙
窓を開けると「健康に悪いから閉めろ」と言われた街がロンドンw
>>773 ワトスン君、ポリスター卿の屋敷での窃盗犯殺害と卿の謎の失踪は、実に奇妙な事件だ
何か人知を超えた者の存在を感じるよ
778 :
世界@名無史さん:2007/11/03(土) 21:46:42 0
これはホームズさんのお手を煩わすほどのものでもありませんな
ワトスンぶんぶん怒りんぼ〜 ワトスン怒ればケムが出る〜
781 :
ワトスン:2007/11/12(月) 22:59:47 0
ホームズ、なんだかやけに煙たいんだが
ロンドン煙まみれ
>>781 理論的に考え給えワトソン君。今私はパイプを吸っていない。そしてもうもうたる煙。
つまり、階下が火事だ。
(慌ただしく飛び出してきて)・・・・げほげほごほん!
レストレイド君、行方不明の重要証人ジョナス・オールデカー氏を紹介します。
おや、先生どこへ消えたのかな?
↑それは誰のセリフなんだ
ところで、ロンドンの大火災ではネズミが大量に死んで、おかげで結果的にペストが沈静化したそうだね。
789 :
世界@名無史さん:2007/11/15(木) 09:32:30 0
人間万事塞翁が馬
九歳の少女を刺殺:犯人不明の不可解な犯行
聖市北部のこぢんまりした二階家に住む九歳の少女が、表戸も窓も閉め切った屋内で胸を一突きされ
死亡している事件が二十五日発生、犯人不明の不可解な事件として注目を集めている。
被害者ベアトリスちゃんの両親は共に金属工で毎朝四時に起床、カンポ・リンポ・パウリスタにある工場で
働いている。一人娘のベアトリスちゃんは毎朝九時に起床、正午まで裏通りにある祖父母の家で過ごし、
その後近くにある州立小学校に通うのを日課にしていた。
同日午前十時、ベアトリスちゃんは祖父母の家に現われず心配した祖母のイレネさんが孫の様子を見に
行っている。祖母は大声で孫の名を呼んだが返事がなく、携帯電話で親戚に問い合わせたがどこにも
現われていなかった。祖父が孫の家の塀によじ登り屋内の様子を垣間見たところ、両親のダブル・ベッドの
上に寝ている孫を発見、表戸をこじ開け中に入った。孫の名を呼んだが返事がなく毛布を取ると乾いた血が
べっとりとまつわりついていた。ベアトリスちゃんと両親の携帯電話はともに盗まれていた。
事件担当のフレゲジア・ド・オー第二十八警察は近くに住む十九歳の男とベアトリスちゃんの叔父を容疑者
として署に連行したがいずれも容疑が張れ釈放されている。同署は「捜査はまだ初期の段階だ。参考人を招請、
情報収集に勤めている」と確認。捜査主任のルシアーノ署長は「現在、殺人課の刑事と犯行現場鑑定人が
捜査中で結果はここ十五日から三十日の間に出るものと思う」と語った。
州立小学校三年生のベアトリスちゃんは模範的な生徒で、祖母のマリア・アパレシーダさんによると、
読み書きがじょうずで、すべての課目に優秀な成績を修めていた。(二十六日付JT紙より)
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=12&DO_N_ID=19752 おや?ベーカー街にデストレード警部が…。
それ、デストラーデとごっちゃになっとるよ
普通に両親か祖父母の中の誰かだろ
>祖父はベアトリスちゃんをこじ開け中に入った
まで読んだ
まずくはなさそうだけど大味ですぐ飽きそう
そしてイギリス人は平気でふざけた火加減で素材を台無しにし
適量を守らず香草をぶちこみ
料理のかわりにふやけたダンボール紙に似たなにかを
皿にぶっ掛けるようにのせるんだ・・・
ふやけたダンボールに似たなにか・・・ 何だそれは!?
Yorkshire Puddingのことではw>ふやけた
pudding つながりでむりやりChristomas Puddingに話をふるとw
今スーパーの棚に並ぶChristmas Puddingは一体いつ作ったものだろう
去年のを容器入れ替えて売っていてもぜんぜん驚かない
本場じゃ一年くらい熟成させるっていうな。
ていうか、日本のスーパーにそんなもん並んでんの?
いやイギリスのスーパーです
今はすっかりクリスマス用食品ばかりになっとるよ
イギリスの料理と言えば、ウナギパイなんて気持ち悪いくらい不味い物が何故に名物なのかが謎だ。
>800
私が以前ディスカバリーチャンネルで見たのはウナギゼリーだった。
ウナギのぶつ切りをゼリーで固めたもんだったが、ウナギが生っぽくてレポーターの
お兄さんは涙目になってたわw
そのうなぎ関連はロンドンのかなり限られた地域発祥じゃなかったかな
うなぎを魚屋で売ってるのは見たことないですねえ
売ってない以上家庭では加工してないと思うが
ウナギパイって夜のお菓子やなあ
何この良スレ。引き続きROMるわ。
>805
ダイエットにぴったりな食べ物だね
∧__∧
( ´・ω・)∧∧l||l オエー
/⌒ ,つ⌒ヽ)
(___ ( __)
"''"" "'゙''` '゙ ゙゚' ''' '' ''' ゚`
しかし日本人シェフの手にかかれば、煮こごり風のなにかになりそうな可能性を秘めていますね。
>>807 いやまさにウナギのぶつ切りの煮こごり固めなんですけどね、これw
イングランドのフットボール・クラブのマスコットにもなってたな>ウナギ
何の事件だったか、村に潜入したホームズの触れ込みはたしかマス釣りだったな。
向こうはマスはどう料理するんですかね?
ショスコム荘ですな
当時ならハラだけきれいにして丸ごとオーブンに突っ込んで焼いたんじゃないかな
Fish Kettle で検索してください
やかんとは似ても似つかないものが釣れますw
>810
グラナダ版だとスープにそのままぶち込んでいたお。
なんじゃこりゃーと鍋を覗き込むホームズとワトスンの表情が笑えるww
ウナギゼリーの体験記発見
ttp://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Desert/9736/eel/eel1.html > 《感想》
> 口に入れた瞬間猛烈な吐き気に教われてぇー、飲み下そうとしてんけどぉ、背骨と小骨が全然噛み砕けへんからぁ、
> 飲み込めへんねんやんかぁ。味はぁ、当然塩辛いねんけどぉ、と言うか、生臭いぃ?皮のな、何かヌメットした感触と、
> 寒天のプルプルって感じが何かミスマッチやねんてぇ。しかもさぁ、煮過ぎて”モロモロって”なりかけの鰻の身がぁ、
> 気持ち悪いねんって。目を白黒させるって言葉有るやん?あれを実感できるって感じぃ?
> と、思い出しただけで、少々、関西のアホの女子高生の喋り方のようになってしまいました。
> しかし、人間時には危険に立ち向かわねばならない時が有ります。幾ら不味かろうと、良薬口に苦し。ピーマン・人参・
> ほうれん草でさえ子供の頃は苦くて食べれなくとも、大人に成ればある程度は食べれるようになるものです。
> 私は好き嫌いがそれほど無いのが自慢で、嫌いな物と言えば、パセリぐらいのものです。(パセリはきっと料理の飾り
> なので、好き嫌いには入らないとは思います。)男児たるものこの程度でへこたれてなるものか。(何せ£1.70も払ったの
> ですから)食べ物を無駄にしては、もったいないお化けに呪われます。
> そして何より、横に居る老人は何事も無く、それどころか美味そうに食っているではないですか。(化け物か?イギリス人は)
> もう一切れ・・・嘘です。すいません嘘付きました。もう一かけらです。もう一かけら食してみました。
> 致死量!!!!
> これは凄まじいばかりの毒薬に違い有りません。たかが2g程度の肉片が吐き気を激しくもよおさせ、口の中を塩味で
> 一杯にし、鼻腔内を生臭さが駆け回るのです。こ、これをどうしたものか。その後5分ほど、カップを持ったまま意識も
> 朦朧と彷徨う日本人がマーケット内で確認されております。
> その後彼は、そのカップをどうしたのか記憶に無いそうですが、目撃者の話では四角い大きなポリ容器のような物の
> 中へ投入したそうです。
腹抱えてワラッタw
まずい料理と、さらにそれをドラマでセルフ・ギャグにするイギリス人の味覚って・・・
このスレの食い物の話に固執する馬鹿は海外旅行板にも出張中。
ライヘンバッハあたりに?
ところで、某ドラマのホームズのセリフ「紳士は常にストレートだ」って、
ドラマオリジナルなんだね。そういうセリフがあるのかと思ってた
そういう押し付けがましいところが皆無なのがホームズの魅力だと思う
>>815 最近のジョンブルギャクで
「インド料理と中華料理を知らない頃、我々の祖先はなに喰ってたんだ?」というのが。
フランスのTVシリーズのルパンDVDが出てるね。「ルパン対ホームズ」借りてきて
観たけど、なかなかホームズかっこいい。ウィルソンはただのピザだけど。
ダイソーでホームズのコーヒーカップ売ってたから買ってきた。
横顔のシルエットになっててオサレなんだけど・・・ なぜかパイプを咥えてない!
つまり、煙草は体に悪いから止めて、
コーヒーをガブ飲みして暮らせ、と。
ここは落ちてない?
825 :
世界@名無史さん:2007/12/12(水) 21:21:37 0
イギリスで大卒の警官は、いつごろから?
ホームズ! ついにOCN規制が解除されたよ! ああ、ホームズ! やっとだよ!
さあ、明日は行きつけの店で積み立てたガチョウを受け取る日だな。
毎年、腹の中から宝石が出てくることを期待している俺w
829 :
世界@名無史さん:2007/12/24(月) 21:42:01 0
俺は読んでいて、アガサ・クリスティのミステリーのほうが、頭よさげに思える
伏線の引き方にセンスを感じる
肝心なのは、クリスティがドイルのあとに出てきた人ってこと
ワトスン君、新年おめでとう!
グリニッジ標準時・・・
835 :
世界@名無史さん:2008/01/05(土) 20:43:06 0
もうすぐお誕生日。
シャー
そういえばペルシア皇帝に事件依頼されたこともあったような。
ホームズって、(高貴な方面からの)お得意さん自慢は結構してるよな
基本的にヴィクトリア朝当時のイギリス人らしい、いやらしいスノビズムにあふれた人だからなw
ところで、当時は軍隊は自由志願制だったの? ホームズって徴兵されてないよね
イギリスは伝統的に志願制だったのが、
第一次世界大戦で徴兵制に変わった。
842 :
世界@名無史さん:2008/01/07(月) 07:41:49 0
>838
それを褒めて上げないと、臍を曲げるからワトスンは大変ですww
徴兵制に変わった頃はもう養蜂業に転向してたんだな。志願はしなかったんか
第一次大戦中、前線を訪問したドイルにフランスのジョルジュ・ルイ・アンベール将軍が「ホームズ氏は軍では何を?」
と真顔で聞いたもんだから「志願するには歳をとり過ぎていまして」と答えたという逸話があったな。
>>96 大正から昭和初期にかけては今に残る西洋風の堅牢な建築物も多く建てられてるから
街並みも明治の頃に比べて相当変わってたんじゃないかな。
846 :
世界@名無史さん:2008/01/11(金) 23:20:24 0
乞食という職業は今日の英国でもあるのかな?
職業かどうか知らんが日本でいう孤立したネカフェ難民みたいな層が
一文無しになってガンガン路上ホームレスになって社会問題化してる
少なくともホームズの世界のような雅な存在はもういないな>乞食
まああれも創作上のものだが。
ノートン一世みたいな人もいたじゃないか。
あのひとは国債を売っていたのであって、乞食ではないのでは
ホームズ君、我が大英帝国の同盟国のジャパンだが、
奇怪な事件が頻繁に起こって困っているみたいだ。
GAHAKUが犯人だとか、いや、そうじゃないとかもめたり、
大学の探検隊の洞窟探検にまつわる行方不明事件とか、
君、行ってやったらどうだい?
>>851 画伯の無実は容疑者逮捕で証明されただろ?
どうやらジャパンにもモリアーティの手が伸びているようだよ、ワトスン。
何でホームズの余生は養蜂業ってなったのかな。今で言う憧れの田舎暮らし?
養蜂ってすごく不安定で大変って聞いたけどな。
>>855 なんとなくだが、集合体としての「群知能」に興味あったんじゃないかと思う。
人間社会のそれと、蜂の社会のそれは比較対象としてかなり興味深い筈。
それだと養蜂家になってもパスティーシュで探偵やらされそうだな。
ひょっとするともうあるのかな・・・
あるよ。
19世紀の階級差別や格差社会が書かれてる話ってありますか?
ほぼ全部。
乞食少年達ってのがそもそも・・・
>>857-858 女性探偵が養峰家やってたホームズに学んで
どうとかいうのがあったなあ。
オチとかすっかり忘れたけど。
864 :
世界@名無史さん:2008/01/25(金) 08:26:50 0
>863
ローリー・キングの「シャーロック・ホームズの愛弟子」シリーズな。
あれは1巻はまだいいんだが、2巻で二人が親子に近い歳の差結婚しちゃうんだよ。
ホームズが結婚するわけねーだろって言うんで、途中で投げ出したわ。
ファンサイトもあるんだけど、少女小説が大好きな人たちぽかったな。
865 :
863:2008/01/25(金) 12:00:27 0
>>864 ああ!それだそれ。ローリー・キング!
そっか、一作目のホームズは結構抑制が効いたキャラクター表現
だったけど、二作目はそんな残念な事になってたか。
でもちょっと恐い物見たさ……
光文社文庫の新訳ホームズ、とうとう完結したねー。
個人的にはこの新訳は凄い好きだ。
女の書いたパスティーシュはホモにしたり女とくっ付けたりするのでダメだな。
創元で出ていたトムスンのやつくらいか。まともに読めるのは。
まともにトリック使ったパスティーシュってあるんかな?
869 :
世界@名無史さん:2008/01/26(土) 07:24:56 0
>867
ベアリング・グールドの「ガス燈に浮かぶその生涯」のラストも
ダメダメだと思うぞww
何でホームズの最後の言葉が「アイリーン!」なんだ。
>868
ドイルの息子とカーとの共著「シャーロック・ホームズの功績」は
なかなかの良いでき。
ただ、後半はカーがアル中で倒れたので、ドイルの息子が一人で書かなければ
ならなかったので、トリックは親父の2番煎じでよくない。
(話はいいのでお勧めな作品ではあるが)
>>870 へえ。是非読んでみます。 ほとんどのが身元調査みたいなのばっかりなんだよな。
>>869 やっぱ最期の言葉なら「シャグ煙草とってくれ〜!」とか
64 名前:名無しのオプ[sage] 投稿日:2008/01/21(月) 22:05:57 ID:+Cgg6CJs
ハヤカワのルパンはもう出ないらしいぞ
売上不振で中止だって
ライバルのルパンは・・・ つらいのう
873 :
世界@名無史さん:2008/01/27(日) 11:32:08 0
臨終の言葉は
「elementary(初歩さ)」だろうな。
いや。聖典では使ってない「針を!」かもしれんぞw
いや、最期の言葉はやはり「コカイン…」
そこはあえて
「ワトスン君、大西洋の牡蠣はなぜ
海底のすべてを覆い尽くしてしまわないのだろうねぇ!」
ではないのか
>>872 リュパンはいい意味でも悪い意味でもマニアックだからなあ。
878 :
世界@名無史さん:2008/01/27(日) 21:22:27 0
popura-sya ga arusa
toubun nakunarannyo
tosyokan nimo aru
「ハドスンさん…」ガクッ。
「ま、まだらの紐が・・・」ガクッ。
「なまら牡蠣がいっぱい……」
「死ぬ前に葉巻を一服…おやすみ」ガクッ。
>>882 朝になると何事もなかったように「ハドソンさん! お湯持ってきて!」って言いそう
そしてチキンのカレー煮を食べる。
イギリスは中国ともかなり深く関係を持っていたにしては、中国料理は
インド料理ほどには当時のイギリスには広まらなかった感じだね。
少なくともホームズの物語の中には中国製陶器は出てきても、中国
料理は出てこなかったと思うが。
苦力はロンドンでも粥とか食ってたんだろうか?
今俺らが想像する中華料理も点心系以外は
けっこう手の込んだ士大夫以上の食い物っぽいのが多いよな。
>885
当時の料理のレシピを見ればわかるけど、イギリスにおけるインド料理って、
シチューや肉料理にカレー粉を入れただけだぞ。
本格的なインド料理は一からスパイスを調合するわけだが、イギリス人にはどだい無理なので、
最初から調合されているカレー粉が発明され発売されてた。
中華料理は手を抜く方法がなかったから、広まらなかったんだろな。
あと自分達で作るよりも、中国人の店から買ったほうがうまいしw
>>885 ポアロの頃になると中華街で中華料理を食べるシーンなんてのも出てきますな
イギリス人の仏教徒、中華料理店、こういうのは第一次大戦前後頃からのものみたいだな
英仏が労働力不足を補うために民国からの出稼ぎ労働者を結構雇ったという話を
「映像の20世紀」でやってたから、その辺が絡んでいるのかもしれないね。
当時、海外出稼ぎを積極的に行った国は、シナ(中国)とインドだな
ホームズ最近読み出した新米ですが、質問です。
ホームズの作品は出版順に時間進行するのでしょうか?
それとも違うのでしょうか?
WEBサイト調べたのですが、なかなかいいサイトが無いもので。。。(自分の検索不足です)
よろしければ、出版順に教えていただけないでしょうか?お願いします。
(いいサイトもあればご紹介ねがいます)
>>892 出版順と作品上の事件発生年月は無関係でバラバラです。
各々の事件においても、その発生年代が本文中に明記されていなかったり、敢えて変更
されてたりするケースもあるようだし、短編集のなかには一部で隣りあってる事件もあるけど、
基本的に並びは無秩序です。
ホームズ譚は長短編あわせてつごう9冊、この全60編を綿密に精査して年代順に並べ替えたうえ、
空白部分を大胆に補完してホームズの伝記に仕立てたのが、
W.S.ベアリング=グールド 小林司他訳
『シャーロック・ホームズ/ガス燈に浮かぶその生涯』 というものです。
文庫版もあるけれど、もしかすると既に絶版かも。とりあえずホームズまにやとしては
必携の副読本のひとつでしょう。
出版順は以下のとおりです。
A Study in Scarlet - 緋色の研究 (1887) 長編
The Sign of Four - 四つの署名 (1890) 長編
The Adventures of Sherlock Holmes - シャーロック・ホームズの冒険 (1892) 短編集
The Memoirs of Sherlock Holmes - シャーロック・ホームズの思い出 (1894) 短編集
The hound of the Baskervilles - バスカヴィル家の犬 (1902) 長編
The Return of Sherlock Holmes - シャーロック・ホームズの帰還 (1905) 短編集
The Vally of Fear - 恐怖の谷 (1915) 長編
His Last Bow - 最後の挨拶 (1917) 短編集
The Case-Book of Sherlock Holmes - シャーロック・ホームズの事件簿 (1927) 短編集
初出時の挿絵や装丁なども含め、ここで全部のテキスト(原文)が読めます
Camden House - THE COMPLETE SHERLOCK HOLMES
http://168.144.50.205/221bcollection/canon/index.htm
ちなみに、日本語訳文庫版でポピュラーな新潮文庫版では、各巻に収まらなかった
短編をまとめて、オリジナルにはない「シャーロック・ホームズの叡智」という題名の
短編集になってます。
例えば「冒険」からは2話が「叡智」に収録されてたりするので、新潮文庫版だと
全10巻でコンプリートです。まずは発表順に読み進むとしたら、
「緋色」→「署名」→「冒険」&「叡智」という段取りですね。
「諸般の事情で、この事件の人名や年月日は変えてある」とか
ワトスンが断りいれてるのもあったよね。
みなさま、濃い内容ありがとうございます。常識かもしれませんが。。。
早速、893さんの順で買っていきたいと思います。
この順で買うにあたって、どこ出版のものを買えばいいのでしょうか?
質問ばかりですみません。
一番手に入りやすいものから
新潮>創元>ハヤカワ>講談社=ちくま=河出 かな?
アマゾンなら全部手に入るが
できれば原文で読んだ方がいいかと…。
原文ではものすごくもってまわった言い方をしたり、うわっ、気取ってる…
って言いたくなるような言い方していたり、新しい発見がありますよ。
たとえば「最後の事件」のホームズのセリフ
「My dear Watson, Professor Moriarty is not a man who lets the grass grow under his feet.」
これが新潮文庫の翻訳だと
「モリアティ教授は決して怠けてなんかいる男じゃないからねえ」
となって、これで正しいのだけれども、原文の凝った言い回しが生かされない
きらいがどうしても出てくるので、翻訳を読んで内容が頭に入ったらぜひ原文
を…。
>>899 マジすか?
明日休みだし、早速本屋に行ってみます。
教えてくれてありがとう。
原文ならネットで公開されてるぞ
>>896,897
今なら899の言ってる光文社版が全部発行終わったばかりで
手に入りやすいと思う。
翻訳も初心者向けでよいのでは。
みなさま、ありがとうございます。
原文を読むのは今の私にはおそらく辞書が必要なのでやめときます。笑
もう少し上達したら考えます。
光文社を読んでみようと思います。ありがとうございました。
英国人の4人に1人がチャーチルは架空の人物=6割がホームズは実在
4日明らかにされた英国のテレビ局の調査で、同国民の約4分の1が
ウィンストン・チャーチル元首相を架空の人物だと考え、
シャーロック・ホームズを実存の人物だと信じている人が約6割に
達していることが分かった。
調査によると、12世紀のイングランドのリチャード獅子王が想像上の人物だと
思っている人は47%に上った。23%が第2次世界大戦でナチス・ドイツと戦った
チャーチル元首相は想像上の人だと考え、同じ割合の人がクリミア戦争で
活躍した看護婦のフローレンス・ナイチンゲールは実存しなかったと答えている。
英国で最も有名な文豪の一人、チャールズ・ディケンズがその小説と同様に
想像の産物だとした人も3%いた。
また、インドの政治指導者マハトマ・ガンジーやワーテルローの戦いで
ナポレオン軍を撃退したウェリントン公も、架空の人物と思われている
10位以内に入っている。
一方で、サー・アーサー・コナン・ドイルが生み出した名探偵、
シャーロック・ホームズが実在の人物だと答えた人は58%に上り、
W・E・ジョンズの航空冒険物語の主人公ビグルスが実際にいたと
思っている人が33%いた。
調査はUKTVゴールドが3000人を対象に実施した。
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_cul&k=20080204016343a
ジョンブル
これだから英国人はw
まあ、半分ぐらい分った上でのジョークだろうけどさ
とりあえず俺も頭の悪そうなレポーターや電話リサーチに聞かれたら
「吉良吉影」は実在の人物ですとか答えるとおもう
ホームズが実在するってのは、本人の願望込みの回答でしょうね。
まあ、勘違いということもあるだろうな。
かえってホームズに詳しくない人の方が、間違える可能性が高そうだし。
あと、例えば下記は時代劇に良く出てくるお奉行だが、
これなんかも実在とフィクションがごっちゃになりそうじゃね?
・大岡忠相
・遠山金四郎
・長谷川平蔵
ちょっと待てw
暴れん坊将軍も実在しないのか
しかし辰五郎は実在した。
火消の親方・を組の新門辰五郎と、
とび職だが親方じゃなく新門でもないめ組の辰五郎。
め組の辰五郎は力士と火消の喧嘩騒動です。
ホームズ君、わが同盟国のジャパンでまた事件だ。
バスまでのわずか300メートルの見通しのいい場所で64歳の女性が
行方不明だそうだ。ジャパンもプライムミニスターFUKUDAという名宰相
が統治していながら、おかしな事件が連発しているが、大丈夫なのかね。
そんなことよりロンドンも火事で大変じゃないか
ホームズ君、小麦価格の高騰で我々の家計も苦しくなってきたよ。
君、葉巻とパイプを少し控えてその分、食費に回してくれんかね。
当時のイギリスで手に入るタバコって、税金はどういう風にかかってたんだろ?
気になってググってみても、手持ちの本にも、さっぱり出てこない。
本屋か図書館で、専門書を探すしかないなあ。>税金
てか、現代イギリスではタバコの値段がとんでもないことになっておるな。
ホームズ君、日本で毒餃子が出回っているようだ。
やはり犯人はシナ人かね?
証拠が足りないのだよ、証拠が!土がなくてレンガが焼けるかね!?
そういえば、ハドスンさんが今夜の夕食はシナの餃子とか言っていた
よ、ホームズ。
…グロテスクな話だよ、ワトソン…
922 :
世界@名無史さん:2008/02/25(月) 23:47:41 0
このころはロス疑惑みたいな劇場型犯罪がようやく出だしたんだな。
ホームズ、このシナ製の餃子けっこういけるぞ。
君も食べてみたま…ウッ!
無事だよな、ワトソン。後生だ、大したことないと言ってくれたまえ!
劇場型犯罪と言えば、やはり嚆矢は切り裂きジャック、ということになるのかな。
切り裂きジャックとホームズを絡ませたり、対決させるパスティーシュも沢山あるよね。
時代がちょうど重なってるもんね。ドイル先生も犯人推理してるし。
今でも推理作家が連続殺人の犯人予想やってるが、当たったためしがない・・・
「赤毛連盟」事件は「劇団型犯罪」だよね。
大じかけな嘘で儲け話、っていうのは、詐欺の手段として現代にも例があふれてるし、
そういえば実際に穴掘って銀行襲撃、っていう事件もどっかであったような。
そう考えれば、現実に十分あり得る話なのかな。
「ソア橋」のトリックも、当時の事件に取材してると聞いたことがあるな。
ホームズ、わが植民地のアメリカでは喫煙の規制が鬼のようにやかましいらしいぜ。
君がアメリカに一度も捜査に行かないのはそれが理由だな?
…僕が夢見ている小さな農園に、早く引っ込んじまったほうが良さそうだ…
>>928 >>929 近頃ではおタバコは流行りませんものねえ。
ホームズせんせ、この際禁煙なさいませ。
農園には、喜んでご一緒させていただきますよ。
いえ、ハドスンさんは来なくていいです。
代わりにマサミ・ナガサワに来てもらいますから。
それでいいかい? ワトスン君。
貴方の名を騙るとは、931は太い輩ですな。
しかし、ご安心ください。わがロンドン警視庁がしっかりと捕えておきましたからな!
実際あの家政婦さんはハドソン夫人じゃ無かったって説もあるけどどうなんだろ?
フォン・ボルクのところの家政婦のことか?
> 三人ガリデブ
太ってるのと痩せてるのの混成部隊って、小学生なら普通思うよな。
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 思う、思う!! |
|_________|
∧∧ ||
( ゚д゚)||
/ づΦ
940 :
世界@名無史さん:2008/03/16(日) 21:20:22 0
ちくま文庫のなんで絶版にしてんだよ。
古本探しても全然無い。
1巻しか見つかってない。
普通に密林で出てるけど?
942 :
世界@名無史さん:2008/03/17(月) 21:50:06 0
私、潔癖症なのでネットの古本は駄目。
ブックオフで実物見て我慢出来るか判断するから。
しかもクレジットカード無いので買いたくても買えないのさ。
着払いならクレカいらんよ。 ところでちくま文庫って独自解釈で年代別にしてるってヤツ?
なんか注釈がうるさいらしいね。
あれをうるさいと考えるなら必要ないよ
うるさいも何も本文より注釈の方が分量が多いものな。
シャーロッキアンの妄想が中心な注釈が受け付けないなら、
作品の歴史的背景などの注釈が中心の河出版のほうがいいかな?
やっぱり新潮社版が一番!
>>898>>899 前後の文脈うろ覚えだけど、それって
「ワトスン君、モリアーティ教授というのは通った跡には草一つ生やさない男だよ」
みたいな感じ?
草が「一つ」はないね
失礼w
近江商人かよw
怪獣図鑑のバルタン星人みたいだな。
951 :
世界@名無史さん:2008/04/03(木) 00:43:09 0
モリアーティ足とかモリアーティ脳とかあるのかよw
952 :
世界@名無史さん:2008/04/03(木) 00:53:29 0
>>764 世紀末でも良いストラディヴァリは高かったけど、あまり出来のよくないストラディ
ヴァリは今の価値で100万くらいで買えたそうだよ。そんなには高くなかった。
初めて1000万を越えたのが1960年代くらい。
953 :
世界@名無史さん:2008/04/04(金) 00:37:39 0
>>952 いやいやいや、55シリングと40ポンド(1ポンド2.5マソ換算)じゃ違いすぎるだろw
てか半年前のレスになにをw
警察犬がいれば解決できそうな話が多い気がする。
この頃はまだいなかったのかな
955 :
世界@名無史さん:2008/04/04(金) 22:22:39 0
ホームズは先見の明があって、犬の嗅覚を捜査の助けにしたこともあるし、
主人を見分けさせるのに使ったこともあるけど…、
警察犬の制度や組織はなかったんじゃないかな、たしか。
まだ指紋捜査法も確立していなかった頃だしな。
956 :
世界@名無史さん:2008/04/04(金) 22:39:47 0
>>953 今の人は1億のものを1万で買ったと誤解しやすい。
100万くらいのものを1万で買ったってこと。
以前から常々疑問に思ってたんだが…ユダヤ人の古物商の見立ての方が正確だろ、常考…って解釈は無いのだろうか?>ストラディヴァリ
古物商とは言え、楽器は話が別だろう。
鳴り物は、むずかしいんだよ、へたをするとオジャンになるから。
ヴァイオリンの音色の良し悪しは、ヴァイオリニスト、それもストラディヴァリを
何回か弾いたことのある人でないと分からないだろうしね。
>>956 でもそのころの庶民の年収の低さを考えると、100万円でも( ゚Д゚)ポカーン な金額だっただろうな。
つーか、今よりもずっと通貨の価値自体が高かった時代だからなあ。
なんせ兌換紙幣だかんなぁ。
962 :
世界@名無史さん:2008/04/05(土) 20:22:43 0
なんか似てる話ってあるよね。
「三人ガリデブ」と「赤毛連盟」とか
>>962 つーか、ホームズの話は基本的にはほとんどが、遺産や財産の係わるゴタゴタ話ばかりだよな。
964 :
世界@名無史さん:2008/04/06(日) 00:38:49 0
>>959 駆け出しの新聞記者の年収が120ポンドだから、40ポンドはきついだろうね。でも乞食すれば1ヶ月で買えるが(唇のねじれた男)。
>>962 ネタは冒険あたりで出尽くしていて、後はどれかに似にている気がするね。
実際、意欲減衰してた状態で書いてたわけだから積極的に新ネタ取材とかする気にならなかっただろうしな。
>>964 あの乞食は、ちょっと特別だけどね。普通はあんなに稼げないw
967 :
世界@名無史さん:2008/04/06(日) 01:50:32 0
ホームズものは本人が書きたいからではなくて書けという要求が強くて
渋々書いてたっぽいからね。
ドラゴンボールみたいなもんか
ドイル本人が自分の本領だと信じてた歴史小説は売れ行き
さっぱりだったからやむなし。
ドイルってSF作家の走りみたいな人かと思ってた。
売れない歴史作家だったんだな。
ドイル先生は本領は怪奇小説家だとおも
ある日、ドイル先生の所へ税務署からおてまみが・・・
税務署曰く「医師で年収0というのは、ありえない。きちんと申告されたし!」
ドイル先生お返事をしたためて曰く「本人の申告が正確であり、貴方の指摘は
失当なり!」
ホームズはちゃんと税金納めてたのか?
あのホームズが脱税すると思うか?
というより、収入あったのか?
ついつい、いしいひさいちの漫画がかぶるんだが・・・・
ホームズの2大高額報酬
・経費1000ポンド+憧れの白紙小切手(ボヘミア王)
・6000ポンド(プライオリスクールの公爵)
これ以外にも最後の事件には、スカンジナビア王室やフランス政府の
事件を解決して多額の報酬を得たような記述がある。
6000ポンドも現在の貨幣価値に換算したら、億円単位の報酬だからねぇ〜。
>>976 あれはおもろいけど、いっしょにしたらあかんw
下宿代の払いも、あの家を買い取れる程の額を気前よく支払ってたり、
ワトソンにこっそり援助してたり、実はホームズは金持ち。
(探偵業で有名になってからは)
マイクロフトがいるから、節税対策はバッチリだろうな
永久機関とかタイムマシンだとか怪しげな技術に投資してそうだな
>>980 交霊術やら妖精探しやらにはかなり出費していたそうだがw
愛息を亡くしたんだ。わかってやれ
ホームズは文学の知識、哲学の知識なしってことだけど、作中で「○○」を
読んでいるってのがわかるものってありましたっけ。化学系のものは読ん
でるだろうけど。
やっぱ最初の設定どおりにそのへんはあまりでてこない?
ポーのデュパン探偵とかの名は出てくるけど、あれは実在の人物扱いなんだろうな
まがった男でウリアとパテシバの旧約聖書を引き出した
「空き家の冒険」で古本屋に化けているが、実は一冊も目を通していないホームズ
ボスコム渓谷のときは移動列車の中でペトラルカ詩集読んでたよ
>>978 スイスの滝から生還した後ワトソンとまた共同生活する為にケンジントンの開業権を
友人の若い医者ヴァーナーに金だして買い取らせてたよね
ホームズがモリアーティと心中試みたのは
ワトソンが結婚してベーカー街去って寂しかったから?