女装の歴史

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120世界@名無史さん:05/03/07 23:28:56 ID:htSPp0C2 BE:27821827-#
ケレンスキーは女装ダイスキー
121世界@名無史さん:05/03/13 23:53:21 0
イスラム女性のベールは、男性が正体を隠すのに利用できそうだが、
追われている者などは女に変装して難を逃れたりしたのだろうか?

イランでは満員女性バスに乗りたい一心でチャドルで全身を隠した青年が
乗車中にバレて女性客に引きずり降ろされて宗教警察へ突き出されたそうな(笑)
その後の彼の行方ははてさてどうなったやら。
122山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :05/03/13 23:57:59 0
日本でも、17〜18世紀頃までは女性が外出の際に布を被いていたので、
『義経記』の牛若は、稚児の姿が女性とそう変わらなかった事もあり、何度
も女性と間違われていますね。
落城時に扮した「女装」というのも、布被き込みと考えると分かり易い。
123世界@名無史さん:05/03/14 00:10:43 O
春秋末期の斉の景公は女官に男装させる趣味があって、それが庶民の間でもブームになって一国総男装時代到来。晏子が羊頭狗肉で公自ら規範を示すよう諫めた故事があったような。
124世界@名無史さん:05/03/19 23:09:39 0
ルイ十五世に「死ぬまで女装しとれ」といわれた、
シャルル・ジュヌヴィエーヴ・ルイ・オーギュスト・アンドレ=ティモテ・ド・ボーモン
125世界@名無史さん:2005/03/24(木) 16:07:08 0
女装ハアハアのルイ15世素敵!
126世界@名無史さん:2005/03/24(木) 21:46:16 0
セシールの安いセーラー服、半袖の販売が始まった。 2,079円(税込)
http://www.cecile.co.jp/p/p325TW-143
127世界@名無史さん:2005/03/25(金) 02:01:34 0
>>126
セーラー服って安いんだなぁー。
128あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/03/26(土) 23:42:47 0
>>124
ここでエオン-ド-ボーモンの肖像が見れます。中年になってからのだから二重顎になっちゃって、
色気は感じられません。下の方にはドレス引きずってフェンシング試合してるとこもあります。
http://www.geocities.com/Paris/Arc/8639/deon.html
129あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/03/26(土) 23:54:41 0
こういう絵もありますが「冗談」だということなので信用はできません。
http://freemasonry.bcy.ca/biography/deon_c/deon_c.html
130あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/04/23(土) 15:56:19 0
エオン-ド-ボーモンは政治学者でもあったんですが、窪田般弥さんの御本ではあまり
その方面の情報が載ってません。10年くらい前に古書市で岩波の「西洋人名事典」の
初版を見かけ、手にとって少しめくったら偶然ボーモンの項目が目に留まり、読んだら
末尾に彼の主要著作が挙げてありました。殆どは忘却してしまいましたが今でも記憶に
残ってるのは、英仏両国のインドにおける植民政策の比較論というもので、意外な方面の
関心を持っていたことに感銘しました。
131あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/04/23(土) 15:59:12 0
因みに岩波の「西洋人名事典」のその後の版ではボーモンの項目は削除されたようです。
132世界@名無史さん:2005/04/26(火) 00:10:16 0
ちなみにボーモンが主人公の漫画が月刊少年マガジンZで今、連載されてたりする。
シュヴァリエ−CHEVALIER d'EON−
ttp://www.kodansha.co.jp/zhp/hymanga/cheva.htm
133世界@名無史さん:2005/05/08(日) 06:51:54 0
日本武尊が大和の大蛇を退治するとき。
生贄の女性に化けてた。
日本最初の女装では。
134世界@名無史さん:2005/05/08(日) 07:25:30 0
133さんへ。それはスサノオノミコトではありませんか。オロチは出雲では。
135世界@名無史さん:2005/05/08(日) 12:05:03 0
133を正しく直すと、
--------------------
スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治するとき。
生贄の女性に化けてた。
日本最初の女装では。
--------------------
かな。

記録に残る最古のものはそれであっても、女装巫女のほうが年代はもっと古そうな
気がしますが。
136世界@名無史さん:2005/05/29(日) 16:36:23 0
アーネスト・ヘミングウェイは幼い頃、女の子の
格好をさせられてたんだっけ
137世界@名無史さん:2005/06/01(水) 23:48:54 0
ラスプーチンを暗殺したフェリクス・ユスポフ。
美形の彼は小さいころから女装させられ、成人してからもそれを好んだ。
そのカマっぽさでラスプーチンに可愛がられ、
それゆえ実行犯に推されたとか。
138世界@名無史さん:2005/06/02(木) 04:27:16 0
>>133
日本武尊の熊襲退治と須佐之男尊の大蛇退治がごっちゃになってる。
どちらも女装したのは同じだが。
139世界@名無史さん:2005/06/02(木) 21:29:08 0
記紀の神代の記述は非常にあやふや。
個人的な想像だけど、ヤマトタケルとスサノオの話は、
記紀の成立段階から「ごっちゃ」だったのではないか?
140世界@名無史さん:2005/06/02(木) 22:31:21 0
というか、元々同じ人格を別の神格に分けたイメージがある。
記紀の記述ってのは基本的に一部の人間しか読者として認めていないんだから
それに応じた表現であると推測すべきだろう。
141世界@名無史さん:2005/06/03(金) 05:52:21 0
ごっちゃになったのは中世からです。
あしからず。
142世界@名無史さん:2005/06/03(金) 15:37:38 0
そうかなあ、記紀の原文もかなり混乱しているように思えるけど?

二人の基本的人格は明確に差異があるけど、
挿話部分は原文がすでにごっちゃにしているとおもいます。

どちらかというと中世以降は、この混乱をなんとか整理する努力が払われたと見る方がいいのではないでしょうか?
先代旧事本紀や神風和記などは、記紀に比べるとだいぶ整理されている印象があります。
143世界@名無史さん:2005/06/03(金) 15:40:42 0
ここ、世界史板でしたね。しかも女装スレだし、ちょっとはずれすぎ。
ごめんなさい。

ところで、このスレ、かなりマニアックなのですが、
書き込んでいる人で、女装する人はいるのでしょうか?
私はたまにしてます。
144世界@名無史さん:2005/06/08(水) 22:32:26 0
>143
自分は性別:女性なので異性装をしてもそれほど奇異の目でみられることはありませんが…
それも、現代日本だからでしょうね
145世界@名無史さん:2005/06/09(木) 01:34:26 0
男性→女性という普通の女装の場合、現代でも奇異の目で見られます。
特に男性は生理的嫌悪を抱く人が多いです。

歴史的にも、女装者の性的対象って、必ずしも男性とは限らないのですが、
一般的には女装者=男性好きのイメージが強いですね。
私は女装しますが、恋愛対象は女性です。
146世界@名無史さん:2005/06/09(木) 04:34:34 0
女性の服装というのが、そもそも男性を意識したものだから
わざわざそれを着る男性=男性を意識した男性とみられるのもしょうがなかろう。
本人がどう思っていようと、それはしょうがない。
147世界@名無史さん:2005/06/09(木) 16:50:26 0
>>138
は?スサノオは女装してないけど?
記紀にも先代旧事本紀にも中世日本紀にもそんなことかかれてない。
148世界@名無史さん:2005/06/09(木) 16:52:04 0
>女性の服装というのが、そもそも男性を意識したものだから

それは服によるのではないでしょうか?
ドレスやワンピースなどは、その通りだと思いますが、
婦人服でも、性的アピールではなく、機能性を追求している服も多いと思います。

男性の目から見れば、婦人服の存在は、そういうふうに映るのかもしれませんが。

たぶん、男性が、女性服をセクシーと思うことと、
女性が男性を意識して、服を選ぶこととは、必ずしも一致しないと思います。
149世界@名無史さん:2005/06/09(木) 23:07:34 0
>>148
>婦人服でも、性的アピールではなく、機能性を追求している服も多いと思います。
>男性の目から見れば、婦人服の存在は、そういうふうに映るのかもしれませんが。

制服美少女とか軍服の女性萌えなんかはまさにそれ。
本来機能性一点張りの服のはずだが、その禁欲的な雰囲気に萌えてしまう。
尼僧萌えとか喪服萌えってのもそれに近いかも知れぬ。
男心も結構複雑である。
150世界@名無史さん:2005/06/10(金) 02:40:46 0
>男心も結構複雑である。

確かに。
男性のそういう気持ちも一方で理解できるので、あまり責めたくはないけど、
やっぱり、「男を欲しがっている」と思われるのはつらいなあ。

奇異の目で見られるのもいやですが、
女装好き男性から、「どうせ男とやりたいんだろう〜」と迫られるのも、つらい。

まあ、世間に理解してもらえないのは、もともと覚悟の上なんですけどね。

ちなみに私はワンピース好きなので、よけいにそう思われるのも、しかたないのです…。
151世界@名無史さん:2005/06/10(金) 05:34:59 0
>>148
あくまで昨日一点張りの女性服なんかもあるにはある。女の着るジャージとか、
男女兼用の服とかね。
でも、あなたたちはそういう服に興味はないでしょう。
スカートや、「女性特有」の服に憧れているとすれば
それはその服によって導かれる自分の女性的な魅力を期待している、ということになる。
152世界@名無史さん:2005/06/10(金) 12:12:02 0
>>151
“お姉さま”が欲しいのかもしれない。
153女装史研究家:2005/06/25(土) 03:15:45 0
こんなのは、単なるシャラポワ・ファンだということでしょうか?

http://proxy.f2.ymdb.yahoofs.jp/users/5628d784/bc/%a5%de%a5%a4%a5%d5%a5%a9%a5%c8/kana2005.05.01-1.jpg?bcK_a7CBz77znoGM
154世界@名無史さん:2005/06/25(土) 16:11:24 0
>151
うーん、男女兼用もしくはユニセックスの服を愛用している、女装やGIDも多いですよ。
私もそうですし。
女性服を着る男性の人の半分くらいは、「女性的魅力のアピール」とかは気にしてなくて、
ごく自然な感じで服を選んでいます。

世間的では、マスメディアにでてくるような、極端に女性を意識した人が
イメージの中心でしょうけど、実際の女装の世界はだいぶ違います。

おかま言葉をしゃべる人もほとんどいないですしね。
155あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/06/30(木) 17:25:36 0
>>135
スサノオが大蛇退治の際に女装してたなんてことは「日本書紀」にも「古事記」にも書いてないはずです。
クシナダ姫を櫛に変身させてミズラに差したというだけのことです。ミズラに櫛を挿すのも格別の
異装でもなく、ヤマトタケルのように女装したわけではありません。
156あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/06/30(木) 17:55:50 0
>>154
GIDではなく全くの趣味で女装してる方は多いです。ジェンダーオリエンテーションが
女性に向かっていて(つまりメジャーな男性感覚)、女性が好きだから女性の優れた属性を
身に着けたいということから、一時的にでも女性的な美しさ優しさ柔らかさなどを自身の
生活に取り入れたいと女装の世界に入ったと語っている方もしばしば見かけます。また
男性としてのテンションとストレスに満ちた日常から逃避する方便として、或いは婦人服の
自由さやヴァラエティが感覚にフィットするなどの理由を挙げる方もいます。
性同一性障害の方でさえ性対象ではヘテロである場合も珍しくありません。
また女装者の趣味性向も意外に男性的だったりします。バイクマニアも多くオフロードを
マウンテンバイクで突っ走ったり、フリークライミングに凝ったり、古武道の修練に打込む
人もいます。ドイツ装甲車フリークの方が女子高生コスプレしたり、女装世界の様相は実に
多様でグラデーショナルと言うよりモザイキーといった感じです。
157あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/06/30(木) 18:07:06 0
それと理系−殊に情報処理系の人が多いみたい。メカや情報処理言語の話題など
やたら飛び交ってる世界です。
158あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/06/30(木) 18:13:22 0
思想的にも意外に右翼というか硬派な言説を展開したりする傾向も見られます。
159世界@名無史さん:2005/06/30(木) 22:18:42 0
女装より武装を!!!!!!!!!
160世界@名無史さん:2005/06/30(木) 23:33:58 0
ううっ、スサノオ女装デマを流した厨房が謝罪に参りましたペコリ

ヤマトタケルの女装ばなしと孫悟空の生け贄女装ばなしを混同して
ヤマタノオロチ、スサノオ女装生け贄娘という虚偽の記憶が脳内に発生
してしまったようです。

スサノオの命とその子孫の方々に深くお詫びいたしまつ
161あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/07/01(金) 10:38:30 0
そう言えば岩見重太郎のヒヒ退治の講談にも、人身御供の娘の身代わりになった重太郎が、
長持の中から赤い内掛けを羽織って現われる挿絵なんかがありましたね。その辺の連想から
スサノオも娘の服装で大蛇をごまかすというイメージに導かれたのかも。
162世界@名無史さん:2005/07/01(金) 11:18:03 0
岩見重太郎のヒヒ退治の原型のような話は「今昔物語」にもあるし、説話のパターンの一つ。
絵本が発達して、人身御供の身代わりを絵で表そうとすると女装になるかも。
163山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/07/01(金) 13:04:28 0
『今昔物語集』では、箱に入ってはいるものの、女装はしておりませんね。
(しかし、岩見重太郎とは懐かしい。今は知名度が低くて・・・)
164あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/07/02(土) 13:16:59 0
えっ!岩見重太郎が「今昔物語」に??? 彼は薄田隼人と称して大坂陣に参加してるはずですが。
娼家にしけこんでるとこを東軍に襲われ赤恥かいたりもしたらしい。
165あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/07/02(土) 13:21:03 0
よく読んだら「原型」の話なんですね、早とちり御免なさい(ペコリ)
166山野野衾 ◆a/lHDs2vKA :2005/07/02(土) 13:35:41 0
岩見重太郎=薄田隼人は後世言われ始めた話だった気が。
まあ、薄田について、信用出来る史料がいくらあるのか知りませんが。
167世界@名無史さん:2005/07/02(土) 18:07:47 0
>>166
出所は「立川文庫」あたりではないかと思いますが。それ以前は、多分講談。
168あやめ ◆C0.O2CxIMg :2005/07/03(日) 13:28:28 0
父は子供時分に「立川文庫」を愛読してたそうです。あやめの場合は小学生高学年時に
お友達に株屋さんの娘がいて、そこのお宅には大衆小説や講談本が揃ってて「子供は
こういうの読んじゃいけないってお父さんに言われてる」という友達の制止を押切り、
こっそり耽読させてもらってました。当時は講談のお陰で徳川のタヌキ爺を憎むこと
肉親の仇の如くでした。それにしても忍術で姿を隠している猿飛や霧隠がせっかく
家康の傍まで接近してるのに、彼や徳川四天王の連中の頭を叩くなんて子供みたいな
悪戯しかやらず、暗殺を実行しなかったのかマジで残念がってたものでした。戦前の
忍術映画(お婆ちゃんに言わせると「カツドオ」)なんかでは忍術使いが巻物を口に咥え、
両手の指で印を結んで呪文を唱えると白煙が足元から起こって、フィルム編集による
トリックで姿が消えるというシーンが子供ばかりか大人にも受けてたようです。これも
お婆ちゃんは「宿り(いわゆる薮入り)に帰ったオタナモン(商家の奉公人)がカツドオを
楽しみにしてたからだよ」ということでした。
169世界@名無史さん
グアンタナモ:尋問で女性用下着の着用など3件の虐待確認
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050715k0000m030018000c.html
 【ワシントン及川正也】キューバ・グアンタナモ米海軍基地拘束者収容所での虐待尋問問題
を調査していた国防総省調査チームのシュミット空軍中将は13日、上院軍事委員会の公聴会
で証言し、戦争捕虜の扱いを定めたジュネーブ条約や米軍規律に違反した尋問が3件確認され
たことを明らかにした。