世界史に記されている超常現象

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356,第4種接近遭遇









ほかの惑星の知的生物と接触しようとする科学的試みは、これまでのところまだ成功して
いない。すると、異星人に出会ったと主張する人々は、どんな証拠を持っているだろうか。
ジェニー・ランドルズが彼らの報告を検証する。

1980年11月の風の強い雨の夜、マリオ・ルイジは、イングランドの湖水地方のバーンザイド村から少
し離れた川沿いの湿地を歩いていた。そのとき暗闇の中に何かが見えた。最初牛かと思っ
たが、やがて粗末な造りの羊小屋かもしれないと思い直した。しかし、そのとき、どうみ
ても飛行機には見えないその物体が、地面から1mほどのところに浮き上がっているのに気
づいた。大きさはヘリコプターほどあり、水平尾翼らしいものがついていたが、主翼はな
かった。その機体には、ルイジが見たことのないような奇妙なマークがついていた。

357,:2008/08/15(金) 21:18:55 0


彼はランタンの光を反射してちかちかと輝くその不気味な物体を見つめていたが、そのとき、
ピチャピチャという水音がした。何者かが水浸しの地面を歩いて近づいてくることを知り、彼
はランタンの光を音のするほうへ向けた。すると、2mほど離れた古いオークの木のそばに、人間
らしい2つの人影が見えた。2人は、黒っぽい革のぴったりしたスーツを身に着けていた。
その瞬間、彼らのうち女性らしい人影のほうが手に持った小さな鉛筆のような勿体を差し
上げた。物体から閃光が発射され、ルイジのランタンに命中した。前面のガラスが砕け散り、金属
の反射鏡が捻じ曲がった。

マリオ・ルイジの遭遇体験は、川の反対側の製紙工場の明かりの下で継続した。女性の人影が彼
に話しかけてきた。彼女が言うには、自分たちは何の危害も加えるつもりはなく、平和目
的で地球にやってきたのだそうだ(ということは、彼らの攻撃は、ランタンを武器と勘違いし
て、それに対する防御措置だということなのだろう)。ルイジは、彼らの船のマークや、2人がつ
けている襟章のマークについて、だれにも口外してはならないといわれた。彼はただ膝をガタ
ガタ震わせながら、白い肌をしたその2人の人影が船から下げられた梯子を上がって中に
入るのを見守るばかりだった。やがて、その物体は猛スピードで上空へ舞い上がり、夜空
にまばゆい閃光を残して消えた。

この遭遇事件は、マリオ・ルイジに彼の人生観を一変させる記憶を残した。少なくとも彼にとっ
てはもはや疑いの余地はなかった。人類が宇宙に存在する唯一の知的生物なのかどうか、
そんな疑問を抱く必要はなくなったのだ。地球人以外の存在を、彼は知ったのである。
358,:2008/08/15(金) 21:24:02 0

この問題は、長い間人類を魅了してきた。これは、16世紀に惑星が別の世界であり、星が
別の太陽であってそれぞれが惑星を持っているかもしれないという事実が判明して以来、
人々が抱き続けてきた夢なのである。人類は、この広大無辺の宇宙の中で自分が一人ぼっ
ちだとは考えたくないようだ。こうした感傷は、1977年に封切られたスティーブン・スピルバーグ
の大作映画「未知との遭遇」によって大いにかきたてられた。スピルバーグの映画は、この発
想を生き生きとした現実感のあるものとしてよみがえらせた。彼自身UFOに多大の興味を
持ち、「ジ・アンエクスプレインド」のコンサルタントJ・アレン・ハイネックが創設したアメリカのイリノイ州エバンスタン
にあるUFO研究センターとも交流がある。

異星人の存在の有無に関する最も特異な証拠は、マリオ・ルイジのような第4種接近遭遇事件の
無数の報告である。これは、単に異星人の姿を見たいという第3種接近遭遇をさらに上回
る体験である。目撃者が地球外生物とあって話したり、UFOでいっしょに旅をしたり、あ
るいは彼らに誘拐された、というのがこの第4種接近遭遇なのである。
359,:2008/08/17(日) 09:52:17 0
第4種接近遭遇は、4つのタイプに分類される。マリオ・ルイジのような体験は、典型的なタイプ
Aのケースである。タイプAとは、目撃者が事件の一部始終を記憶している正真正銘の遭遇
事件を指す。タイプAには、記憶喪失や、目撃者の記憶の途絶を示す時間の脱落などではな
く、その体験が間違えなく現実の出来事であることを疑うような明確な論拠は何もない。
その日の朝起床してからずっと連続している体験の一部なのである。

タイプAの事件は、異星人の現実性を示す最も冷厳な証拠である。しかもこうしたケースは決し
て珍しいものではない。第4種接近遭遇は、すべてのタイプを合計しても、毎年報告される
UFO事件の総数の1〜2%に過ぎないが、第二次世界大戦以来すでに何百件というケースが
報告されている。こうした報告は、世界中のあらゆる国の、あらゆる社会の人々から寄せ
られている。そして、この遭遇体験の半数以上がタイプAに属するケースである。こうした事件
は、その数字が示す以上にもっと頻繁に起きている可能性もある。というのも、明らかに
目撃者はこの種の体験を進んで話したがらないからだ。空に正体不明の光が見えたという
体験は、最近では日常茶飯事のようになり、以前に比べると人々は喜んでこうした事件を
報告してくる。しかし別の惑星からやってきた生き物と話をしたという体験は、多くの人
にとって話したくない出来事なのだ。このため、残念ながら、研究者にはこうした現象の
実際の規模を知ることができない。しかし、勇気ある目撃者たちから寄せられた情報は、
まぎれもない異常な何かが起きているということを十分に示している。



360,:2008/08/17(日) 09:53:28 0


しかし、一見論理的なタイプAの証言でさえ、重大な問題が持ち上がる。この点で、マリオ・ルイ
ジの体験は典型的なケースである。彼は、自分のランタンを科学的検査のため進んで差し出し
た。別々に行われた2つの分析の結果は、まったく同じものだった。専門家の見解は、ランタ
ンの損傷はごくありふれたもの、おそらくブロートーチ(衝風燈)が原因だというものだった。
もしマリオ・ルイジがうそのでっち上げ、自分でランタンを壊したのだとしたら、彼の協力的な態度
は奇妙である。ランタンは異星人の武器から発射された光線によって壊されたのだという、彼
の断固たる主張を覆すことはできない。



マリオ・ルイジの証言のそのほかの点も、彼の主張を裏書している。しかし、裏書は証拠そのも
のではないだから、第4種接近遭遇において、目撃者がうそをついていないという証拠は
まったくない。もちろん、仮に目撃者が真実を語っているとしても、目撃者の接触した異
星人が、われわれ地球人と大して違わないような物質や技術を使っていないとは限らない。
しかしながら、証拠として差し出されたものが地球上のものとまったく区別がつかないと
なると、どうしても疑惑を持たざるを得なくなる。





361,:2008/08/17(日) 09:57:16 0

科学と異星人


かなりの研究者が第4種接近遭遇の研究に従事しそうした体験談の特徴を詳細に分析して
いる。タイプAの事件は、多くの点でほかの報告と際立っている。例えば、タイプAはたいて
い目撃者の日常の生活環境以外の場所(野原などの野外)で起きている。UFOの目撃が圧
倒的に夜間が多いのに対して、タイプAは事件発生の時刻が一定していない。タイプAの事件
一見当たりの平均目撃者数は、すべてのUFO事件の平均をかなり下回るが第四種接近遭遇
のすべてのタイプを合計した平均とほぼ等しい。

異星人の姿をとったという写真は、残念ながらめったにない。この点はUFOを撮影した写
真が無数にあることを考えてみると、重要な意味を含んでいるように思われる。もし異星
人の写真がコンタクト(接触)事件の件数と同率(1〜2%)の数だけであれば、実に豊富な研
究資材となるはずだ。実際には2,3枚の写真しかなく、UFOと異星人を確実に結びつけ
る写真となると皆無である。

しかし、こうした現象を幻としてあっさり片付けてしまうわけにいかない。というのは、、
何人もの目撃者が同時に異星人を見たという例もあるからだ。その一例が、1980年3月に
プエルトリコのリオ・ピエドラスで起きた事件である。2人の10代の子供ピビアンとホセ・ロドリゲスは、下
前3時30分に犬のほえる声で目を覚ました。窓越しに外を見ると、5人の奇妙な生き物が
いた。耳がとがり足に水かきのあるその生き物は、身体にぴったりとした服を着ていた。
この異星人たちは、2人の家で飼っているニワトリに興味があるようだった。子供たちは、UFO
は目撃しなかった。
362,:2008/08/17(日) 09:59:02 0

翌日になって、その同じ時刻に、近くにいた2人の男が同じ生き物を目撃したことが分か
った。この2人は、長い道中の疲れを取るため、止めた車の中で仮眠をとっていた。彼ら
が目を覚ますと、地面の上に大きなドーム型の物体があった。その物体の中から、例の子
供たちの説明とぴったり一致する生き物が現れ、ロドリゲスの農場のほうへ向かった。
こうした話がもし本当だとしたら、実際に物理的事件があったと考える以外に、説明の仕
様がない。タイプAのケースにおける目撃者の主観性は、取り立てて注目すべきではない。

2番目のタイプBのコンタクト・ケースは、これとまったく違う。このタイプの異星人は、その多くが寝
室に姿を現すため、しばしば寝室の訪問者と呼ばれる。たいていの目撃者は、遭遇事件を体験
したとき自分は完全に目が覚めていたと主張する。このタイプの遭遇体験には、寝室に
現れる幽霊と多くの共通点がある。

タイプBとタイプAとの明確な違いは、タイプBのケースには明らかに現実の歪曲が見られる点である。
事件のところどころの記憶が完全に抜け落ち、まるで映画化夢のように、ある場面から別の
場面へ話しが飛んでしまうのだ。こうしたケースの現実性は、タイプAと比べてはるかに疑わしい。

1980年1月5日、イングランド南部のウィルトシャー州トローブリッジに住む33歳の家屋塗装業者が、午
前5時自宅の寝室で目を覚ました。ベッドの足元のほうに、身長2mほどもある緑色の光り
輝く人影がたっていた。その姿は、現実の肉体を持つものというより、投射された映像の
ように見えた。その異星人は彼にこう語った。彼らは、地球人を別の惑星へ移住させるた
めに定期的に宇宙船で人間を輸送しているようだ。また、惑星状の人口が増えすぎると、k
れらは人口を減らすために戦争を起こすのだとも言った。こうした行為は、彼らが我々地
球人を守るために努力している別の活動とは、まったく矛盾するように思われる。異星人
の話によると、地球はいつ真っ二つに分裂するか分からない常態なので、彼らは遠隔操縦
の宇宙船を使ってセメントを注入し亀裂をふさごうと必死の努力を続けているのだ!
363,:2008/08/17(日) 10:00:17 0



興味深いことは、事件の間ずっと目撃者の横で彼の妻が寝ていたことだ。しかし彼女は目
を覚まさなかったし、彼も妻を起こそうとは思わなかった。こんな話をでっち上げて、人
に信じてもらえると思う人間はまさかいないだろう。目撃者の誠実さを疑う必要はないが、
かといって、こうした不可思議な話を真に受ける必要もない。

タイプBは、タイプAより発生件数が少ない。報告されたコンタクト事件全体の4分の一程度である
ほどんどのケースで目撃者がひとりしかいないため、証言内容ははるかに主観的である。事件
の圧倒的多数が、目撃者の自宅やその周辺で、しかもその3分の2が寝室で起きている。そして大部分が早朝の出来事である。
このことから、タイプBとタイプAはまったく異質のケースのように思われる。タイプAは、物理的な実体を持つ何かと現実に接触した
事件のようだ。それに引き換え、タイプBは一種の厳格のようである。そう考えるのがつじつまの合う解釈である。
コンタクト事件の3番目のタイプCは、記憶喪失を伴うケースである。こうした事件が目撃者にとって以下に不快なものか、
イギリス人のデイ一家の体験がこれを如実に物語っている。

364,:2008/08/17(日) 10:02:53 0
深夜の遭遇


1974年10月のある日の夜、ジョンとスーのデイ夫妻は、エセックス州アベレーの自宅へ向かって車を走
らせていた。彼らは親戚を訪問した帰りで、テレビの深夜映画を見ようと家路を急いでいた。
3人の子供は、道中の間に眠り込んでいた。そのとき二人は、車の前方に飛ぶ青い光に気づ
いた。しばらくその光を見つめていたが、光の正体は分からなかった。

やがて光は姿を消した。そして車は、カーブを曲がると同時に、くっきりそれとわかる不気
味な緑色の霧の層へと突っ込んだ。車が霧の中を通過する本の数秒の間に、カーラジオがパリパ
リと火花を飛ばした。ジョンは、火事を防ぐためにあわててコードを引き抜いた。彼らは何と
か落ち着きを取り戻して、自宅まであと数百メートルの道のりを進んだ。

彼らは家に帰ると、テレビのスイッチをつけた。が、いつまで待ってもテレビの画面には何も映ら
なかった。時刻は、いつの間にか、彼らが思っていたより2時間も先に進んでおり、テレビ
の放送はすでに終了していたのだ。誰かがあるいは何かが、彼らの人生の一部を盗み取っ
たのである。

一家は当然、この不思議な時間の脱落に当惑し、おびえた。それから数ヶ月にわたって、
彼らはこの夜の体験を何度も夢に見た。不気味な顔が一瞬目の前に浮かんだり、肉食や飲
酒を控えようという奇妙な衝動を覚えたりした。遂に、2人のUFO研究家アンディー・コリンズ
とバリー・キングがこの事件を聞きつけた。彼らは、ロンドンの歯科医レナード・ワイルダーに催眠術師
としての腕を借りることにした。デイ一家は、例の失われた時間の記憶を取り戻すために
逆行催眠を受けた。すると記憶がよみがえったのである。

催眠術下でジョンとスーが語った話は、大部分が一致した。しかし、いくつか一致しない
点もあった。彼らは、失われた時間の大部分を別々の場所で過ごしたと断言しました。子
供たちも、連続した夢の中の体験を思い出したようだった。
365,:2008/08/17(日) 10:04:22 0

あのときUFOが着陸して、一家はその中に連れ込まれたのだった。彼らは身体検査をさ
れ、UFOの中を見せられた。そして、UFOの推進機関の仕組みや、この異星からの訪問
者の生活様式や目的について教えられた。やがて、彼らは幽体投射そっくりの方法で車に
戻され、再び家路に着いた。しかし、彼らの人生は、二度と再び元には戻らなかった。

彼らにインタヴューした人々の印象では、ディ一家はみな感じのよい正直なたちで、自分たちの
体験談を他人に無理やり信じ込ませたり、その体験をネタにして金を稼ごうとは決してし
なかった。あの夜、彼らのみに何かが起きたのは、紛れもない事実である。だが、それは
いったいなんだったのか。

タイプCのケースでは、何らかの作用によって目撃者の記憶が閉ざされている。時折普通の出来
事が引き金になって、失われた時間の記憶がよみがえることもある。目撃者が、失われた
数十分、あるいは数時間、ごくまれに数日間の出来事を暗示するような夢を見るのは、珍
しいことではない。しかし、彼らの記憶の水門を開く最も一般的な手段は、逆行催眠なの
である。
366,:2008/08/17(日) 10:09:25 0

タイプCの誘拐事件には、驚くほどの共通点がある。異星人とのコンタクト・ケースの5件のうち
一件が、記憶喪失の誘拐を伴うものだ。タイプCは通常のUFO目撃事件と比べて目撃者の数
が少ないため、体験の内容はより主観的である。しかし、一件あたりの平均目撃者数はタイプ
Bより多く、驚くべきことに、タイプAさえも上回っている。異星人はたいてい人間のよく
似た姿で、体の大きさは普通の人間と同じくらいか、それよりも大きい。タイプAに特徴的
な小柄な異星人は、ほとんどいない。タイプAに特徴的な小柄な異星人は、ほとんどいない。
タイプCの事件が発生する最も一般的な時間帯は、午後10時〜12時の間である。そしてか
なり多くの割合で、若い夫婦が(しばしば子連れで)静かな道路を車で走っているときに
事件に当たっている。しかも、それ以前に不思議な体験、例えば、幽霊やポルターガイス
トを見た体験などをした事のある人が目撃者の中に含まれている場合が多い。そして、目
撃者の生き方が一変してしまう場合もある。

第4種接近遭遇の4番目のカテゴリーは、きわめて事例が少ない。これには、実際の物理
的コンタクトをともなわない遭遇体験が含まれているようだ。すなわち、テレパシーや自動初期など
の手段を通して、意志の伝達が行われるらしい。こうしたケースについては、ここでは扱わな
い。そのかわり、タイプA、B、C、に属するケースをつぶさに研究し、原因を知る手がかりが
あるかどうかを検討していく。

第4種接近遭遇の4番目のカテゴリー http://etc7.2ch.net/test/read.cgi/esp/1199580812/92-110 ユリ・ゲラー
367,:2008/08/17(日) 10:10:16 0

何でもスレッド保管スレ [電波・お花畑]
 超常現象関係ぶっちゃけスレッド [超能力]
ほんまかいな !?  事実検証スレッド  [噂話]
あらゆる野生生物と共栄共存を追及するスレ [野生生物]
368世界@名無史さん:2008/08/18(月) 20:50:49 0
下らんすれ違いをコピペしている馬鹿ってナンなの?
369,:2008/08/19(火) 14:59:50 0
1975〜1979年にイギリス国内で報告されたufo事件の分析。明確度の低いケースとは、
細部の状況が不明で、はっきり説明できる要素がUFOの明るさや色や動きだけに
限られているものをさす。明確度の中程度のケースとは、目撃された物体が明確な物理的
実在性を持ち、その形状がはっきりと解るものである。それ以外のケースは、第4種接近遭遇(CE)
に分類される。さらに第4種接近遭遇自体も4つのカテゴリーに分類される。


明確度の低いケース42%  明確度の中程度のケース45%  CE1 7%  CE2 2.5%  CE3 2.5%   CE4 1%
  

               UFOのみの目撃(異星人との接触なし)

一件あたりの平均目撃者数     2.19

目撃者の性別           68%男

最も多い事件発生の場所     自宅およびその周辺

最も多い事件発生時刻      午後9時ごろ


                コンタクト・ケース(CE4)

タイプA   タイプB   タイプc

1・28    1.16    1・62

75%男    51%男   60%男  

野外    室内   車で走行中の田舎道

一定せず   午後3時ごろ  午後11頃
370,潜在意識に住む生物:2008/08/20(水) 19:20:04 0




果たして本当に、ほかの惑星からやってきた異星人が地球人と会って話をしたのだろうか。
それとも、そうした異星人は、人間の潜在意識が生み出した空想の産物なのだろうか。






催眠術自体、議論を呼ぶ一つの問題である。Ufoのコンタクト・ケースにおいて催眠術を使って目撃
者の閉ざされた記憶を取り戻そうとするが、果たして催眠術がどれほどの効力を発揮する
ものなのか怪しい。催眠性トランス状態でそうした人々の心に浮かぶイメージがそもそも何に起因
するものなのかは、専門家の間でも意見がまちまちなのだ。催眠によって、目撃者の超能
力の素質が目覚めるのだろうか。集合的無意識の中からすべての情報を漏らさずかき集め、
いままでにあらゆる場所で起きた出来事が何もかもわかるようになるのだろうか。それと
も目撃者が思い出す誘拐事件とは、彼らが昔読んで今は忘れてしまった物語を再び心の中
でつむぎなおしたものに過ぎないのだろうか。というのは、その裏に潜む本質が何であれ、
異星人とその宇宙船が現代の神話として堂々たる地位を築いてしまっているからだ。( p
426参照)。あるいは、本当の逆行催眠によって記憶の障壁が取り除かれ、失われた時間
がよみがえるのだろうか。タイプCのケースの目撃者が記憶を取り戻した後には、必ずその評価
に関する困難な問題がつきまとう。こうした記憶の真の意味はなんなのだろうか。
371,:2008/08/20(水) 19:23:42 0

ディ一家のケースとよく似た事件が、1978年6月に再びイングランドで起きた。この事件に巻き
込まれたのは、若い夫婦とその子供たちと、もうひとり別の大人だった。この誘拐ケースは、
オックスフォードシャー州を車で走っているときに起きた。ここでも、ほかの誘拐ケースとの類似点が数
多くあった。例えば、目撃者はホログラフィー(立体映画)を見せられた。しかし、事件全体は、
UFO学者たちも、まったく異なるものだった。その異星人はジョンとスーのデイ夫妻が見た異
星人とそっくりのヒューマノイド(人間の姿をしたもの)で、彼らがそもそも地球で生まれた種
族であったことや、彼らが惑星ジャノスへ移住したことについて語った。彼らは、恐るべき天
災によって突然地球に引き上げなければならなくなった。彼らは、地球に戻ってわれわれ
地球人と共存したいと願っている。彼らとは、宇宙的規模の災厄を逃れてきた何百万もの
避難民のことである。

このケースで興味深い点は、1つには、デイ一家の事件(マスコミによってすでに有名になってい
た)などと話の大筋が実によく似ていることである。しかし、もっと重要なことは、調査
にあった研究者の関心や態度や質問の仕方が、目撃者の証言を方向付けている点である。
まるで、催眠状態の目撃者が研究者の言葉から手がかりを拾い上げ、自分の証言の中にう
まく組み入れているかのようだ。

この興味深い問題をよくあらわしている好例が、ウェールズ北部のオーケンホルトに住む少女ゲイナー・
サンダーランドの体験である。彼女と彼女の家族は、何度も不気味な遭遇事件を体験した。この
家族が接触した異星人というのが、同様の体験を報告しているほかの目撃者が出会った異
星人と、やはり同じような姿をしているのである。
372,:2008/08/20(水) 19:27:53 0

あるときゲイナーは、2人の異星人(1人は男、もう一人は女)と接触を繰り返したために催
眠障害に陥った(後に彼女は2人の名前がバースとアーナだと知った)。当時、このケースを調査し
ていた筆者は、彼女の母親メアリアン・サンダーランドに、ゲイナーにたわいないうそをついてみること
を勧めた。母親はゲイナーにこういった。「フィルムを入れたカメラを寝室においておけば、異星人は
こないよ。彼らは、写真を取られるのを嫌うからね」2日後の夜、ゲイナーはまた別の惑星へ
連れて行かれ、バースとアーナの付き添いで、その惑星上にある街へ旅行したというのである。
このとき彼女は、本当にその惑星に来ているのではないといわれた。つまり、この体験は
潜在意識の中のもので、一種の夢のようなものだというのだ。ところが異星人はこう主張
したのである。「私たちは、カメラがあったから君のところへは行かなかったんだよ」

異星人が自ら無意識の産物であることを認めた後で、写真に撮られたくないと主張するの
は、ずいぶん矛盾した話である。ゲイナーの心は、ほかの惑星へ旅した自分の体験に、どうい
うわけかカメラに関連した考えを混ぜてしまったようだ。しかし、それでもなお彼女はその体
験が現実のものだったと確信し、夢よりはるかに鮮烈な印象だったと語った。
373,:2008/08/20(水) 19:31:14 0

時として、誘拐ケースの引き金になったものが明快に言い当てられるものもある。これは、目
撃者の証言そのほかの部分に疑問を投げかけられるものである。最も有名なタイプCのケースに、
アメリカのベティーとバーニーのヒル夫妻の話がある。1961年9月、夫妻はバカンスからの帰り道、ちょ
うどニューイングランドの山岳地帯を車で走っていた。このとき、不思議な飛行機が彼らの跡をつ
けてきた。しかもだんだん近づいてくる。双眼鏡でこの飛行機を見たバーニー・ヒルはびっくり
仰天し、車を飛ばして一目散に逃げた。こうした事件の標準的な特徴のすべてが、このケース
に含まれている。まず目撃者に超能力の素質があること(ベティーはそれ以前にもさまざまな
タイプの超自然現象を体験していた)、そして事件の記憶に空白があること、事件後に奇妙
な夢を見ていること、そして最後に、UFOにさらわれ船内で身体検査を受けたことを催
眠術下で思い出したこと、などの点である。しかし、事件の一連の出来事の発端になった
空飛ぶ光の正体は木星に間違いない、というかなり確かな説もある。

何らかの事件を思い出すとき、目撃者はしばしば、まったく関係のない別々の出来事を、
単にそれがほぼ同時に起きたという理由だけで、結び付けていることがある。しかしこれ
は、人間が事実を誤認し、その記憶を歪曲し、、後にそうした出来事について誤った結論に
至るというプロセスの一部にほかならない。報告された異星人や彼らの乗り物の外見を検討す
る際には、人の心の中で解釈や誤解が生じるこうした複雑なプロセスを考慮に入れる必要があ
る。
374,:2008/08/20(水) 19:34:47 0
、、、、この手の話は、


     医療上、刑事上、軍事上、


     避けがたい問題となってくる話なんです、、、。






375,:2008/08/20(水) 19:39:21 0

地球外生物の形態についてどういう推論が可能だろうか。これは難しい問題である。われ
われが知っている生物の標本は、たった一つの惑星である地球のものしかないからだ。し
かし、地球の一つを例にとっても、生息する種は驚くほど多彩である。そして、人類は、
多種多様な形態の生物が存在した長い進化の連鎖の一つの環に過ぎない。こうした点を考
えると、異星人の姿がわれわれ地球人に似ていると仮定する必要的根拠はほとんどない。
周知のように、人間という形態の生物は、地球上のさまざまな環境に対して実にうまく適
応しており、銀河系内の地球型の惑星上に同じ姿の生物が発生していたとしてもおかしく
はない。しかし、人間の形態は、おそらく最先端としての必要条件ではないだろう。惑星
によってさまざまな環境が存在するだろうし、同じ惑星上でも地球によってずいぶん条件
が違うはずだから、きっとその星の生物も同様に多様な形態を持つことだろう。著名な天
文学者カール・セーガンは、木星で存在可能な架空の生物の形態を仮定してみた。それは、永遠
に凍結した雲の下に存在するかもしれない木星の深奥の温暖な水をたたえた海に住む風船
のような姿の生物である。

最も可能性の低いものが、人間に似た異星人の種族である。にもかかわらず、コンタクティー(被
接触者)の話に登場する異星人の中で最も多いタイプは、ほかならぬこの人間型の種族なの
である。

異星人の中で、ヒューマノイド以外の生物はわずか7%に過ぎない。1960年のUFO目撃事件の
最中に、フランスのイサンドンの道路の上をはって横切った巨大な白いウジに似た生物などは、珍し
いケースである。
376,:2008/08/20(水) 19:42:20 0

膨大な報告例に見られるヒューマノイド型異星人は、大別して3種類に分けられる。身長1・5
m以下(主として1m前後)の小型、1・5〜1・8mの中型、さらに、2・1〜2・4
mにも達する大型の3種類である。タイプB(寝室の訪問者)の遭遇事件で目撃された異星
人は大柄ではあるが、地球人に近い姿をしている。タイプAのケースでは、41%もの異星人が
小型に属するものである。その他、大きな目、白い肌、角張った顔立ちなど、かなり共通
した特徴もある。しかし、衣服などのほかの要素は多種多様である。

この点がなぜ問題なのかと疑問に思う人もいるかもしれない。なるほど、地球人が身につ
ける衣装も多種多様であり、年齢や人種や性別の違いによって様々な人間が存在している。
だが,報告の中で説明されている異星人は、あまりにも地球人に似すぎている。異星人たち
は一般に、英語であろうとセルボクロチア語であろうと、コンタクティーと同じ言葉を話す。ほとんどの
場合、目立ったなまりもなく、完璧な言葉をしゃべっている。これはもちろん、異星人が
コンタクティー本人と同じアクセントで話しているという意味だ(これはきわめて重要だが一般に
見逃されている問題である)。

彼らの服装も、地球人のものとよく似ている。何千年もかなたの惑星からやってきた異星
人が、襟元をボタンで留めるケープをまとっていたり、ジャンプスーツのような胸の服にバッジをつ
けているという話は、想像するもばかげている。しかし、これこそコンタクティーたちが語る話な
のである。
377,:2008/08/20(水) 19:45:17 0

目撃者が異星人に、どこからやってきたのか質問すると、必ずといっていいほど、宇宙か
らやってきた彼らは答える。最も初期に現れた異星人の母星はわれわれの太陽系内の火星
や金星や土星などの惑星だった。いまでは、こうした惑星上でヒューマノイド型の生物は生存で
きないことが分かっており、最近現れる異星人は、遠く離れた恒星の周りを回る惑星から
やってきた、というようになった。もちろん現在の科学では、そうした惑星上で生物が存
在する可能性はおろか、その惑星が本当に存在するかどうかさえ、まだほとんど分かって
いない。

異星人の宇宙船の内部はどんな様子なのか。この質問に対する目撃者の答えもまた、異星
人の存在に関して重大な問題を提起するものである。旧石器時代の人間をタイム・スリップさせ
て、コンコルド旅客機の操縦室に乗せたと想像してみよう計器や操縦装置など、石器人にはま
ったくわけの分からない代物のはずだ。自分が見たものについて、その目的や重要性を何
も理解できないまま、彼はいったいどうやって明快な説明ができるだろうか。異星人の宇
宙船に乗せられた地球人は、だれであろうとこれと同じ状況に立たされるわけである。

気軽に惑星間飛行ができる驚異的か学力を持つ異星人は、地球の技術博物館にあってもお
かしくないような宇宙船に乗って地球にやってくる。異星人はレバーやバルブや電線や、時代
遅れの図体のでかいコンピュータを使っている。彼らは、「スター・トレック」や「ドクター・フー」と同じ
ような光線銃を使う。異星人たちは、地球の過去の技術に追いつくのがやっとのようだ。
彼らはようやくレーザーやホログラムを使える段階になったようだし(われわれが使うようになる
までは彼らも使ってはいなかった)、いま地球の腕時計や計測器に一般的に使われている 
液晶を、異星人はまだ持っていない。おまけに、異星人の宇宙船はしょっちゅう故障する。

異星人が、自分たちのトラブル解決のために地球人に助けを求める例は珍しくない。彼らは、
8歳の少年に宇宙船の推進装置を修理して欲しいと頼んだこともあった。
378:2008/08/20(水) 19:49:03 0


,異星人の監視の下で








コンタクティーをUFOに乗せると、異星人はたいてい身体検査を行う。ここで血液サンプルの採取は、
不可欠の要素である。アイルランドのUFO研究家ジョン・ハインドは、医者という存在が、多くの人
の生活の中で重要な役割を演じる権威の象徴であると指摘している。異性人による検査と、
コンタクティーがそれまでに受けた医療の経験の間には、重大な類似点があるようだ。カナダで起き
たある誘拐ケースには、目撃者が依然受けたことのある虫垂切除の手術を再現したような特徴
が見られる。

タイプCの記憶の途絶は、興味不快問題を提供してくれる。もし異星人が人間の記憶を遮断
できるなら、彼らはなぜこんな中途半端な処置をするのだろうか。目撃者に催眠術を掛け
ると、通例、事件の体験はたちまち呼び起こされ、たやすく記憶を取り戻すことができる。
いったいなぜ記憶を閉ざす必要があるのだろうか。まさか、実際にはほとんどのケースで
記憶の遮断が成功している、つまり何千人という人々が誘拐され、その後の事件の事をす
っかり忘れてしまっている、とでもいうのだろうか。
379:2008/08/20(水) 19:51:07 0

記憶の途絶の原因が何であれ、事件がおきてからそれを思い出すまでの時間の経過は、時
間を調査する上で深刻な障害となる。そして、もちろんこれは、記憶喪失の作用がもつ最
も重要な効用なのかもしれない。

異星人が地球人に送ってくるメッセージは、そのほとんどが判で押したように同じ内容で、核
戦争や切迫した滅亡の危機をにおわせた地球の未来に対する警告である。もし異星人が、
われわれがあっと驚くような新しい科学理論や便利な発明品やガンの治療法などを時折に
でも見せてくれればいいのだが、実際にそういうことはない。ただ、地球人の核実験が宇
宙のバランスを危うくしているといったメッセージくらいしか与えてくれないのである。

異星人のメッセージの中にも、時には、楽天的な内容のものもある。1978年の春、あるソ連軍
軍空仕官が、ソ連国内のピロゴフスコエ湖の湖畔でUFOにさらわれる事件があった。やがてUFO
搭乗者のヒューマノイド型異星人と打ち解けた空軍士官は、この異文化間のコンタクトを記念して何か
ふさわしい飲み物で乾杯しようと提案した。異星人たちには、彼の言うことが理解できな
かった。そこで彼はアルコールの化学構造を書いて見せた。異星人は部屋を出て行くと、
すぐに酒を作って持ってきた。「君たちのように高度に発達したぶんめぢに、なぜこういう
飲み物がないのだろう」とこのソ連人が尋ねた。異星人の答えはこうだった。「たぶん、こ
ういうものを飲んでいたら、われわれはこれほど高度に発達しなかったろうにね」

冗談めかした禁酒の勧めは、聞き飽きた異星からのメッセージとは一風変わった小気味よいメッセ
ージともいえる。
380:2008/08/21(木) 08:55:57 0


目撃者が報告した異性人の6つのタイプ。(人間型、ヒューマノイド型 動物型 ロボット型 奇形型 幽霊型 )は

さまざまない異星人を象徴化したものであり、ある目撃者が遭遇した特定の異性人を正確に描写した物ではない。

報告の大半を占めるのが、人間またはヒューマノイドである。彼らの衣服や技術も驚くほど地球人に近い。怪物の類は稀である。こういった

イメージは、SF映画やSFコミックによって一般の人々の意識に強く刻み込まれており、それが目撃者の知覚に

影響を及ぼす事も考えられる。
381:2008/08/21(木) 09:04:02 0

彼方の恒星系からやってきた宇宙船の中で、うつぶせに横たわった人間を前にして、巨大なロボットが立っている。

1951年の映画the day earth stood still(地球が静かになった日)の1シーンがある。これはゴートという名の

ロボットが死んだ主人クラーツを蘇生させようとしている場面である。

この映画の強力なイメージは、様々な異星人の接触ケースの報告に大きな影響を及ぼしてきた可能性もある。

つまり、誘拐された目撃者が異星人の宇宙船の中で身体検査されるというイメージは、

この映画がもとになっているのではないだろうか。
382、事実は、小説よりも奇なり:2008/08/21(木) 09:51:47 0


異星人の宇宙船は実在するのか、それとも幻覚なのか?あるいはペテンなのか?UFOコンタクト
(接触)・ケースに関する解釈は無数にある。ここでは、それぞれの解釈の評価を行う。













異星人はどんな姿かはわからないが、この宇宙のどこかに必ず存在する。この点について
は、疑いの証拠によって、こうした異星人が現在地球にやって来ている事を証明できるか
どうかということである。こうした異星人が現在地球にやってきていることを証明できる
かどうかということである。しかし、われわれの手元には、異星人の姿をとらえた写真も
映画フィルムもなければ、異星人の声を録音したテープもなく、ほかの惑星で製造された加工品
もない。つまり、たんなる証言以上のものは何一つないのだ。このようにハード・エビデンス(物
証などの確かな証拠)が不足しているため、異星人が地球に来ているとも来ていないとも、
はっきりしたことは何もいえない。われわれにできるのは、事実についての論理的な評価
だけである。
383:2008/08/21(木) 09:58:17 0

第4種接近遭遇が生み出すこのジレンマは、1980年11月28日にイングランド北部で起きた事件
の中に如実に映し出されている。アラン・ゴッドフリー巡査は、住宅団地をうろついているという
数等の牛の追跡を命じられて出勤していた。午前5時15分になっても牛は見つからず、彼
は捜索をあきらめかけていた。勤務交代の時間も近づき、パトカーで最後の巡回をしていたと
き、前方の道路上に光が見えた。彼は一瞬、通勤バスだと思ったが、なぜこんな早くから
走っているのだろうとなんとなく不思議に思った。やがて光に近づいていくに連れて、自
分の考えが間違いだったことがはっきりした。

ゴッドフリー巡査が出くわしたのは、窓のついた回転するこまのような物体だった。道の両脇
に立つ2本の街頭柱の間隔をいっぱいに占めるほどの幅があった。それは、路面よりもや
や上方に浮かんで回転していた。彼のパトカーのヘッドライトの光が物体の金属の表面に反射して
いた。そして、物体の反転によって生じる旋風で、道路わきの茂みの葉が揺れていた。道
路はぬれていたが、物体の真下の路面だけがところどころ乾いていた。もはや何の疑いの
余地もなかった。この物体は間違いなく本物だ。

イギリスのボビー(警官)の伝統ある沈着さを失わず、彼はクリップボードをフロントガラスに立てかけ
てその物体を注意深くスケッチした。しかしそのとき、不可解なことが起きた。ふと気がつく
と、彼はいつのまにか現場を通り過ぎた道路のはるか先を走っていたのだ。何がなにやら
分からぬまま、彼は車をUターンさせて引き返した。先ほど物体が浮かんでいたあたりは、今
はもう何事もなかったように静まり返っていた。彼はそこからすぐ近くの町まで戻り、同
僚に応援を求めた。このときになって初めて、この時刻のことに気がついた。彼がUFOを
見た瞬間から、いつの間にか、10分間という時間が消えていたのだ。
384:2008/08/24(日) 07:31:04 0


しかし、ゴットフリ-巡査にはかすかな記憶があった。その記憶の中で、不思議な声が彼にこう
告げていた。これはお前の目の迷いではない。お前はこのことを忘れてしまうのだ」この
ほかにも、断片的な記憶が徐々によみがえってきた。そして事件から9ヵ月後、彼はUFO
研究家の助力を得て、逆行催眠を受けるようになった。そして、事件と密接に関連すると
思われる記憶がよみがえったのである。




彼の話は、ごく一般的な異星人との接触ケースと同じものだった。この警官はUFOに乗せら
れ、2人のヒュ-マノイド型の生き物(一人は長身でもう一人は背が低く、やや醜悪な容姿だった)
の手で身体検査された。驚くべきことに、彼の話は、エセックス州のアベレーに住むデイ一家が体
験した誘拐ケースとほとんどそっくりだった。事実、イギリス国内で報告されるケースは、このよう
に多くの特徴が類似している。一方、ほかの国で報告される接触ケースにはそれぞれ特徴があ
る。この巡査の身に何がおきたのだろうか。それとも、彼はうそをついているのだろうか?
もしそうでないとしたら、彼は幻を見たのだろうか、それとも、自ら語ったとおりの出来
事を体験したのだろうか?あるいは、幻と現実の体験との中間(何らかの異常な事件に関
する歪曲と誤解)なのだろうか?

385:2008/08/24(日) 07:32:15 0


こうした問題に直面すると、大部分の人は対照的な態度をとる。ある人は、異星人が絡ん
でいると信じようとする。その反対に、ある人は異星人の可能性を否定し、幻覚説に固執
する。そこで、様々な解釈に伴う問題点について検討してみよう。



なぜ異星人の姿は、われわれ地球人と似ているのか?なぜ彼らは、われわれの社会や科学
の発達段階を反映しているのか?なぜ彼らは、われわれがまだ知らないような貴重な物事
について何も教えてくれないのか?こうした問題は、前世の記憶や霊のお告げやそのほか
の死後の世界の証明などに伴う問題と、面白いほどによく似ている。こうしたケースに共通の
要素が逆行催眠の多用と人間の心の働きであることは、軽視できない問題である。



386:2008/08/24(日) 07:35:29 0








   /ー- __....!
    /│       >‐- 、
  <   ヽー----- '"  /
   `ー- ....____....ィi
    {^:| く.( ・」 l・ ノ|/
    l.h| r' "^. l.^" 〉i       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
__,.─/ヽ| |   `ー'  |l\─,    |  
  /   | |∠ニ三i三i>lゞ \ ~^ヽ<   、、、、事件だ、事件だ、大変だ、、、!
 \   ~V        〉   > 〈  |  
  _>  ヽ.........へ- '  /  |  \___



387:2008/08/24(日) 07:39:00 0

夢と現のはざまに






この種の証拠に加えて、明晰な夢に関する研究にも目を向ける必要がある。明晰な夢とは、
自分が夢を見ていることを本人がしっかりと自覚している夢のことである。明晰な夢では、
しばしば意識的な努力によって夢の筋書きを自由にできる。だが、こうした夢はまれで、
入眠次幻覚(覚醒と睡眠の中間の状態の時に見る現実的な幻覚)と呼ばれる現象と重なり
合う部分がありそうだ。

そのときどれほど現実的であろうと、明晰な夢や入眠幻覚には、様々な非現実性が見られ
る。例えば、本人の反応の仕方が正常ではない。不気味な体験をしていながら、本人はま
ったく恐怖を感じないこともある。ある男はこんな体験をした。彼は自分の家の庭でたっ
たいま原子爆弾が爆発したと思った。このときの彼の反応は、あくびをして再び眠りにつ
いただけだった。異星人との接触ケースにおける目撃者の行動は、しばしばこういうものなの
である。

おもしろいことに、こうした症候は幻覚の中でも生じる。人間は、まったく音の聞こえな
い暗闇に置かれ、特殊な手袋を手にはめられて正常な触覚を奪われると、独自の知覚(幻
視、幻聴、幻触)を作り出すようになる。タイプCのコンタクト(接触)・ケースの一般的な状況、す
なわち夜、さびしい田舎道を車で走っているとき、疲れた運転者があまり見慣れないもの
を突然目撃する、といった状況を考えると、こうした体験は近く刺激の欠如によって生じ
る幻覚なのかもしれない。
388:2008/08/24(日) 07:41:31 0

アメリカのカリフォルニア大学の英文学教授アルビン・ローソン博士は、幻覚説に関連する実験を行っている。
博士は、不特定の実験に参加してくれる創造的精神の持ち主を広告で募集した。博士は、
応募者の中から、UFOに関して知識や興味を持っていると思われる人間をすべて除外した。
そして、残った人々を催眠術にかけ、自分が異星人に誘拐されていると想像するように指
示を与えた。要点となる質問をしてみると、被接触者の話の内容は、誘拐ケースで語られる証
言とあまりにもよく似ていた。この顕著な類似性は、誘拐ケースが潜在意識の中の幻想である
可能性を暗示していた。

こうした様々なタイプの証拠は、異星人との接触が幻想であるという主張に対して肯定的
な心証を与える。しかしあいにく、これと反対の証拠もずいぶんある。接触ケースの中には、
複数の目撃者が含まれているものもある。集団幻覚という現象が存在するのも事実だが、
こうした現象は必ずしも十分に解明されてはおらず、一部の遭遇事件にはこの仮説を当て
はめることが極めて困難なものもある。イタリアのタイプAに属するあるケースでは、目撃者が7人
いた。イギリスのタイプAのあるケースは4人の目撃者がいた。プルエトリコのケースなどの事件には、少
なくともある程度の確証がある。

アルビン・ローソンの実権は、彼自身も気づいているように、実際に起きたとされる誘拐ケースと想
像上の誘拐ケースの類似性とともに、両者の重要な相違点をも示している。Ufoとの接触ケース
で、目撃者が催眠術によって記憶を取り戻すとき、その証拠は必ずといっていいほど目撃
者のきわめて強烈な感情を伴い、現実の出来事のときと同じくらいである。実験室内で被
験者が想像した誘拐ケースではこうした結果は見られないし、通例この実験の被験者は、催眠
術を解いた後には自分の体験が想像上のものであったことを理解している。接触ケースの目撃
者は、逆行催眠でよみがえったものは自分が現実に体験した出来事の記憶であると信じて
いる。だが、いかにリアルでも、その記憶そのものが精神的なもの(幻覚か夢)であるこ
とは強調されなければならない。
389:2008/08/24(日) 07:46:32 0



          /         ` 、
             / ,  ,ィ \         \
   ()     / /  /__|_,イ\   ヽ \  ヽ
  ( )    / r| / _ヽ「  `ー辷‐、_\_l
        ,' { |l |'´ fひ、    _`ヽ.|/ ̄「
        | ハ.|代 じ'     'fひ ヽ/ ,/ /
         |   |          じ′厶イ /
         |  ハ     ′    /_ノ/
        | {  ヽ  r-、     /´ /   、、、大丈夫かしら、、、?
       ノイ レ|  }\ `   , イ  /   
          | || 〈  `ー¬7 丿 l {
390:2008/08/24(日) 07:48:00 0
また、しばしば報告される目撃者の身体的影響、例えば皮膚のやけどなどについても考慮
しなければならない。時には、地面の着陸の跡が残されているケースもある。しかしその反面、
目撃者の証言を裏付けるような写真などはほとんどない。そして身体的影響は、心身医学
的原因によって生じる場合もある。

目撃者にお説明のもっと細かい特徴を見てみると、かなりの一貫性と一種の明快な統一性
が、タイプBの寝室の訪問者を除くすべてのケースに見られる。これは、UFO研究家にとって
、自分の研究対象が現実よりも夢に近い体験なのではないかという疑念を抱かせるもので
ある。

こうした相矛盾する数々の要素を解説するのは極めて困難である。おそらく、現時点で下
せる最も公正な判断は、まず、タイプBの体験は現実のできごとというよりも鮮明な幻覚で
あるらしいという推論であるタイプCの(記憶と途絶を伴う)ケースは、幻覚を暗示する要素を
含んではいるが、タイプBとは異なり、幻覚説に疑問を投げかけるいくつかのデータも提供し
てくれている。もしタイプCのケースがまったくの幻覚だとしたら、きわめてまれなタイプ(夢と
現実との複合)と言えよう。最も一般的な接触ケースであるタイプAは、幻覚とは一番考えにく
いケースである。
391:2008/08/24(日) 07:50:50 0

まったく別の観点から考察してみよう。こうした接触ケースは、本当に異星人と遭遇した事件
なのだろうか。この額面どおりの仮説は、数多くのさまざまな惑星からやってきた何百と
いう別の種族が、地球に多大な関心を持っているということを意味している。彼らはいつ
までも人間の身体検査に明け暮れ、永久に土やいわのサンプルを採取し続けている。。地球が
銀河系有数の幼少だと考えるようなこれといった根拠が何かあるだろうか?

懐疑主義者の変わらぬ疑問は、なぜ異星人は地球の要人と接触しようとしないのかという
ことである。なぜかれらはホワイトハウスの庭に着陸して、すべての疑念を晴らそうとしないの
か?

ゲイナー・サンダーランドは、彼女がであったという異星人のアーナに、まさにこの点を質問してみた。
異星人が言うには、彼らはこれまでに2,3度要人との接触を試みたことはあるが、権力者
は失うにはあまりにも大きな信用を背負っているため、彼らに接触しても無駄だというこ
とだった。権力者たちは、結果を恐れて沈黙を守った。そこで権力者たちは、結果を恐れ
て沈黙を守った。そこで異星人たちは、子供や純朴な一般の人々と接触する方針を貫いた。
こうした人たちの中には他人の嘲笑を気にしないで、堂々と事実をしゃべる人間がいるこ
とを、異性人たちは知っているからだ。

392世界@名無史さん:2008/08/24(日) 08:37:53 0




なるほどこの主張は筋が通っている。ほかの星に生命が存在すると世間一般に信じられて
いるのは、数十年にわたる数々のUFO報告が生んだ結果にほかならない。世論操作によっ
て、地球外から訪問者がやってくるという発想を世間に浸透させるには、好奇心をそそら
れるが不確実な証拠をばら撒くのが得策だ。確実な証拠というものは、押収され、秘匿さ
れ、あるいは無条件に否定されるはずだ。その反対に、思わせぶりなヒントは、権威筋の
関心を交わしながら、人々の尽きることのない好奇心を交わしながら、人々の尽きること
のない好奇心を刺激し、長期にわたって緩やかに進行を作り上げるのに役立つ。異星人の
混乱しばかげた言動さえ、こう考えれば納得がいく。やがて最後には、異星人が宇宙から
やってきていることを確信していない唯一の人間は、UFO研究家本人だけということに
なるのだろう!

優れた知的生物が地球人と接触したことを示すハード・エビデンスは何もないが、もしかしたら
そうかもしれないと思わせるものはある。そして世の人々の大部分は、宇宙からUFOが飛
来することを期待している。その強い感情的先入観によって正しい判断ができないでいる
のだ。

393ミジンコ:2008/08/24(日) 08:55:34 0




UFOコンタクティーの中には、遭遇した後は、あえて捏造したりするような、情報操作を

あからさまに為すようになるものも多い。少なからず、そこには人体実験の要素が絡んでいる。

例え、それが、警察沙汰でマスコミを騒がすような事態に至っても、、、である。(ケネディー暗殺事件で

魔法の弾丸と言うでっちあげの見解がまかり通ったり、何でもあり。)


  、、、しかし、>>382-392 の事例は、でっち上げによる損傷の少ない(あるいは無い)稀な

     報告事例であるといえるだろう。



394ミジンコ ↓読み飛ばしてヨロシ:2008/08/28(木) 10:59:28 0
395ミジンコ :2008/08/28(木) 11:01:49 0

>>394

のホームページ  >>  ギチギチに詰めたけど掲載して貰えなかったものでしてね、、、。


396ミジンコ :2008/08/30(土) 10:17:28 0
>>340の話を進めてみると、

UFOの情報が提供された時に、

それが誤解によって生じた混乱による誤った情報である場合、

初めから何らかの目的のために捏造された悪質な意図により作成された偽造の証拠の情報の場合、

本物の事実が損傷無く伝わった性質の情報であるが、人間の知力の現状では理解し難い情報の場合、

本物の事実が損傷無く伝わった性質の情報であるが、人間の知力の現状では理解し難い情報に対し、
政治的事情の類等の背景による影響によって、歪曲されたり、隠蔽されたりして、実態の掴めない 曖昧な情報、

等、様々なケースがあるが、大まかに分類すると、

混乱による曖昧なケースの病的カテゴリーのものと、

隠蔽や歪曲や捏造などのペテンや操作を目的とした物によるケースの犯罪的カテゴリーなものと、

本物の事実が損傷無く伝わった性質の情報であるが、人間の知力の現状では理解し難い情報

であるがそれなりの範囲での仕方で人それぞれのある範囲における結論に至る事の可能な事実報告のカテゴリー

の分類が為される事になる。

このとき、それらの情報に対し、http://changi.2ch.net/test/read.cgi/uwasa/1178845673/647 に見られる
               (ウィリアム・バッティのペテンの処世術の系譜)
ペテンの処世術が適応される事が起こりうると言えるだろう。
397ミジンコ :2008/08/30(土) 10:19:50 0
このようにして、様々な事態のバリエーションが生まれる事が明らかになる。(恐らく、50通りくらいは分類される事になるはず)

人それぞれが、それぞれの見解に解れるようになっていて、それ自体が異なる世界観に生きている事の証明にも
         (↑互いに意思疎通や伝達の成立しにくい意味での)
なっている事がここから明らかになる(つまり、相対的という扱いの話であるが、量子論的確率の世界認識の扱いも含まれる)

このことによって、いかに異なったそれぞれの運命の人間が、一つの現実においてぶつかり合うようになっているかの、

必然と偶然のカラクリも見渡す事が可能となり明らかになってくる。(平行世界論)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E8%AB%96 相対論
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E5%AD%A6 量子論
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8D%E7%A2%BA%E5%AE%9A%E6%80%A7%E5%8E%9F%E7%90%86 不確定性原理
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89 平行世界(パラレルワールド)

それらの、話のやり取りなどの問題は、支配圏と言う扱いの問題と言う話しにも繋がりますよね、、、。
398 ,:2008/08/30(土) 10:32:09 0




















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